このページでは辻第一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。辻第一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○辻(第)委員 まず、人事院勧告、給与改定に関連して何点か質問をいたします。大変時間も遅くなってお疲れだと思います。すでにお答えになったことを再度お尋ねするかもしれませんが、御了承いただきたいと思います。 わが党はすでに、本年の人事院勧告及び定年制についての書簡に関して、定年制の導入の方向は公務員労働者の生活と雇用に重大な不安をもたらすものであること、勧告は、昨年をも下回るアップ率とともに、高齢職員の昇給停止や調整額の定額化など一連の賃金改悪を打ち出していることなどを批判し、高級官僚優遇にメスを入れることを要求してきたところであります。 ところが政府は、今回の人勧実施に当たり、人勧実施と引……
○辻(第)委員 いわゆる明日香立法について質問いたします。 明日香村はいわゆる飛鳥朝、六世紀から七世紀にかけてわが国の律令国家体制が初めて形成された時代の政治、文化の中心地域でございます。そして今日、宮跡あるいは寺の跡、古墳などの地下遺跡を主とした歴史的文化遺産が周辺の自然環境と一体をなしたすばらしい歴史的風土が、明日香村の全域にわたって良好に保存、維持されてまいったわけでございます。明日香村は、私もう何回も訪問をし、調査をさしていただいたわけでありますが、その中で婦人会長さんその他の方々から、この先祖が残してくれたすばらしい歴史的な文化遺産や歴史的風土に誇りを持って、この保存、維持のために……
○辻(第)委員 きょうは、参考人の先生方、お忙しいところを御苦労さまでございます。ありがとうございます。 私は、まず最初に末永先生にお尋ねをいたしたいと思います。 先生は、本当に長い間埋蔵文化財を守るために、また飛鳥古京を守るために御尽力をいただいておりますこと、まず最初に感謝を申し上げる次第でございます。 先ほど大変貴重なお話を聞かしていただいたのですけれども、松本先生がお尋ねになりましたことと同じようなことで恐縮なんですが、いま、奈良県で、飛鳥の埋蔵文化財を守っていくその対策、体制といいましょうか、そのようなものが奈良県としてはどのような状態になっているのか、先生のお考えをお聞かせい……
○辻(第)委員 私は、陵墓の問題についてお尋ねをいたします。
すでに昭和五十一年の四月に参議院でわが党の河田議員が取り上げた問題でありますが、改めてその後の経過を含めてお尋ねをいたします。
まず最初に、陵墓の総数は八百九十二と聞いております。その内訳及びその数をお教えいただきたいと思います。
そして陵墓参考地とはどのような内容なのか、簡単にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 いま陵墓参考地とはどんな内容なのかということもお尋ねしたわけですが、お答えをいただけませんか。
【次の発言】 それで結構でございます。
次に、書陵部に考古学の専門家がお勤めになっているように聞いておりま……
○辻(第)委員 恩給法等の一部を改正する法律案に関連をして質問をいたします。
まず、旧軍人一時恩給についてでありますけれども、旧軍人一時恩給は昭和二十八年当時の俸給月額に在職年数を乗じた額を支給をいたしております。たとえば在職年三年の場合、兵、伍長、軍曹、曹長の階級ごとにその金額をお教えいただきたいと思うわけでございます。
【次の発言】 いま三年の場合、六年の場合をお教えいただいたわけでございますが、兵は六年の場合でも三万三百円、大変わずかな金額でございます。しかもこの六年という人の中には、恩給受給資格の年限十二年に一年足りないとか、あるいはもっと極端な人になりますと一月足りないとかというた……
○辻(第)委員 私は、いわゆるKDDとの関連で質問をいたしたいと思います。
まず最初に、いわゆる電気通信監理官室の業務内容について、簡明にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 KDDに対しては、事業計画だとか利益金の処分、さらに役員の人事など、そのほかに国際電話料金の改定の認可などの権限を持っていらっしゃるわけでありますけれども、一般的に言って大変な権限だというふうに思うわけでございますが、その点についてどのように思われますか。
【次の発言】 一般的に言って大変な権限だと私は思ったわけですが、その点についてどう思われるのかということをいまお尋ねしたわけですけれども。
○辻(第)委員 私は、行政管理庁設置法一部改正案について質問をいたします。
まず、行政監察の対象の拡大という問題については、昭和四十九年五月二十三日の衆議院内閣委員会で、当時の保利長官が対象の拡大は当然検討する旨の答弁を行っていらっしゃるわけですが、それ以来今日まで具体化されませんでした。その具体化のおくれは、各省庁の異論やあるいは抵抗があったというふうに聞いておるわけでありますが、実際のところ、今日まで具体化されなかったのはどういう理由なのか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 そういうことだったようですが、今回の改正では、行政監察の対象が公社、公団、事業団、公庫、これで合計四十八だったの……
○辻(第)委員 私は、関西新空港問題並びに大阪国際空港の問題について質問をいたします。時間が限られておりますので、大変はしょった質問になること、また御回答はできるだけ簡明にお願いをしたいということをお願いをして質問に入りたいと思います。 まず最初に、関西新空港の計画は、これまでの経過、約束によりまして、地元自治体の合意を得て初めて決定をされるということになっていると思います。そういうことですから、それ以前におきましては正式な決定はない――あたりまえの話ですけれども、もっと言えば白紙の状態であると言っていいと思うわけですが、その点はどうでしょうか。
○辻(第)委員 私は、富士見病院の問題について質問をいたします。 この問題は医療の分野で起こった深刻にして重大な事件であります。単なる診療ミスだあるいは誤診だ、薬づけ、検査づけ医療だというような問題ではなしに、患者の信頼を裏切って、患者の不安につけ込んで医師でない者が診療行為を行う、そして手術の必要でない子宮だとか卵巣だとかの臓器にメスを入れて取り去る、そしてこれで利潤の追求を図る、このようなことが長期にわたって行われてきた、このようなきわめて重大な事件であったと思います。去る九日の予算委員会で厚生大臣は犯罪以上の犯罪などと言われているようでありますが、私も現地に調査に参りまして、被害者から……
○辻(第)委員 私は、憲法問題について総理にお尋ねをいたします。 総理は、総理や十九人の閣僚を含む二百五十余人の自民党国会議員が参加をされております自主憲法期成議員同盟の趣意書や規約はよく御存じだと思います。その趣意書には「日本国憲法は過去八ケ年実施されてきた。そしてわれわれの伝統と国情とに符合しない個所があることも明らかになった。」、このように述べております。 また、ことしの三月に議員同盟が岸信介会長名で全国の三千三百個所余りの地方議会に送られた「新しい憲法を制定して時代を一新する運動に御協力頂きたき御願い」、大変長い名前の書類と一緒に決議のひな型が送られておるわけであります。その決議の……
○辻(第)委員 私は、まず防衛庁の修理契約の問題について質問をいたします。 今日、自民党政府のもとでの大企業本位の政治や経済の中で深刻な財政危機に陥っております。しかも自民党鈴木内閣は、来年度の予算の編成に当たっても軍事費のみは別枠で大幅にふやそう、そして日米安保条約を再編強化をしようという道を進めております。一方ではこの数カ月実質賃金が低下をするなど、国民の生活はきわめて厳しい状況にあります。そして、福祉や教育は見直しと称して切り下げる、さらには公共料金を引き上げ、さらに大増税を推し進めようというような状況になっているわけであります。このような状況に対し、軍事費を削減して福祉や教育、生活の……
○辻(第)委員 私は、まず物価問題、年末年始の物価対策についてお尋ねをいたします。 労働省の勤労統計調査によりますと、九月の実質賃金は、前年同月比で二・八%の減少になっております。ことし春以来、一時金に助けられた七月を除いて、四月には一・三%、五月には一・二%、六月は一・八%、八月は史上四番目の三・五%、それぞれ減少したわけでございます。これは言うまでもなく消費者物価の上昇が大きく影響したものにほかならないと思うわけでございます。 九月末に経済企画庁が発表された国民生活白書を見てみましても、物価上昇による家計の圧迫、労働者の実質収入の伸び率の鈍化を指摘しております。また、家計のゆとりがさら……
○辻(第)委員 私は、国営十津川紀の川土地改良事業について質問いたします。 奈良県と和歌山県の農民の切実な要求や申請あるいは運動にこたえて、昭和二十七年に始まり今日まで二十八年間かかっております。総事業費が三百三十二億という大事業でございます。そのうち十津川紀の川農業水利事業、大和平野農業水利事業、この奈良県の関係分については昭和四十九年に工事が完了しているわけでございます。そして現在奈良県には吉野川の分水が、本当に美しい良質な水が大和平野を流れているというのが現状でありまして、奈良県の大和平野の農民は大変喜んでおるというのが現状でございます。農林省、国に対してもまたこれに大変な理解や協力を……
○辻(第)委員 私は、国民金融公庫など政府系金融機関の融資業務のあり方に関して質問いたします。まず最初に、年末融資の問題について質問いたします。 この十月度の企業倒産は千六百六十八件、今年最高、過去四番目の記録となっておるわけであります。そして新日鉄や電力会社など大企業の多くが戦後最高というような莫大な利潤を上げている一方で中小企業、零細企業は深刻な不況の中で倒産がどんどんふえておるという状況であろうと思います。しかもことしの春闘で賃上げ率が低く抑えられた。その一方で公共料金の大幅な値上げなど物価の上昇がこれを上回って実質所得の低下、購買力の低下というような状況、さらに冷夏だとかあるいは西日……
○辻(第)委員 私は、国立試験研究機関の研究費の問題についてまず質問いたします。 国立試験研究機関の基礎研究を担う経常研究の研究員当たり積算庁費、いわゆる人当研究費は、名目では年々伸びておるわけでありますけれども、実質では逆に年々減少傾向にあります。たとえば一つの目安として実験系Iの人当研究費単価を研究所の研究費デフレーターで補正をしてみますと、実質指数は四十五年度を一〇〇として四十八年度は八七、五十年度は七七・三、五十三年度は七三・四、このように確実に低下をしているわけであります。このように実質的に年々減少の傾向にあったというふうに私は認識をしているわけでございますが、その当否について簡単……
○辻(第)委員 十一月四日の当委員会で、私は肩越し検査では検査の目的を十分達成できないという会計検査院の判断についてそれを否定する根拠が政府にあるかどうかをただしました。官房長官はそれを否定するほどの十分な知識がないとお答えになりましたけれども、もう四カ月たっております。現在はどのように考えておられるのか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 肩越し検査では検査の目的を十分達成できないという会計検査院の判断、これを否定する根拠が政府にあるのかどうかと尋ねたら、十分な知識がないと答えられたので……。
【次の発言】 しかし、肩越し検査で十分検査の目的が達成できるかどうかということは、やはり独立検査機……
○辻(第)委員 私は、まず最初に、同和対策特別措置法の問題について質問をいたします。 この同和対策特別措置法は暫定延長からもう二年を経過いたしました。期限切れを約一年後に控えておるというような時期になってきております。全国の部落解放運動連合会などの関係者やあるいは自治体関係者は同法の延長を強く求めています。そして、緊急かつ重要な問題でございます。 この問題については、昨年の七月にわが党の三谷議員が質問主意書を出しているところでございますが、もうあと一年という時点におきまして、同和行政のあり方の検討を任務とする同和対策協議会が再開されていないばかりか、三項目の附帯決議も何ら具体化されておらず……
○辻(第)委員 私は、過疎の問題について質問をいたします。 過疎の問題というのは、旧過疎法が十年、そして新過疎法で一年たったわけであります。人口の流出というのは一定度減りまして、また、道路の問題とか交通の問題、その他一定の対策がとられたわけでありますけれども、いまなお深刻な問題であります。その旧過疎法は、過疎地域対策緊急措置法という名前でしたが、新過疎法は、過疎地域振興特別措置法、このように移ったわけであります。新法では法律の名称に振興という文字が入っているように、過疎化した地域の振興が主眼であるというふうに思うわけでありますが、そのためには何が必要なのか、大臣に答えをいただきたいと思います……
○辻(第)委員 私は、奈良市で焼却灰、鉄分を除いた破砕不燃物、土砂、瓦れきの埋め立て処分をする事業を進めているわけでありますが、これに関連をして質問をいたします。 この事業は、奈良市の東南の山間である米谷というところに、第一工区、第二工区に分けて十年間にわたって一般廃棄物の焼却灰を埋め立てるというものであります。廃棄物容量は第一工区で二十五万五千立方メートル、第二工区で七十五万立方メートルと説明されています。第一工区は菩提仙川、第二工区は高瀬川の上流に当たるところであります。この問題に関連して本年の三月十日、第二工区の真下にある天理市岩屋地区の区長さんであります増田和義さんほか二百三十七名が……
○辻(第)委員 私は、まず国籍法の改正についてお尋ねをいたします。 男女平等の精神に基づく国籍法の改正は、いまや国際的趨勢になっております。フランス、西ドイツに続いて、最近スイス、デンマーク、スウェーデンにおいても父系優先血統主義を改め、子供の国籍取得について男女平等が実現をしておるところでございます。さらに一昨年十二月の国連総会で採択をされた婦人に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約、その第九条第二項で「締約国は、婦人に対し、子の国籍に関して男子と同等の権利を与える。」このように規定をいたしております。日本政府は昨年七月、コペンハーゲンにおいてこの条約に署名したことにより同条約の批准……
○辻(第)委員 私は、行政改革の問題についてお尋ねをいたします。 いま国民は、国民本位の民主的な行政改革を心から願っております。それは行政の全分野からむだと浪費をなくし、利権と汚職、腐敗を一掃し、簡素で効率的な行政機構をつくり上げること、これを強く望んでおります。それと同時に、大衆増税なしの財政再建を望んでいるところでございます。 ところで、鈴木総理は最近、行政改革に政治生命をかけると述べておられます。また、長官も政治生命をかける、このように述べておられるようでございます。また、土光第二臨調会長も並々ならぬ決意をされているようであります。しかし、政府、財界の行革構想というのは、拡大する軍事……
○辻(第)委員 私は、国立病院と国立療養所の問題について質問をいたしたいと思います。
まず、国立療養所並びに国立病院の職員の数をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いまおっしゃられた賃金職員というのは、定員見合い賃金職員というのと一緒ですか。まずそのことと、それからこの賃金職員というのはいわゆる定員の職員の方と同じ仕事を恒常的にやっておられる方、私は大体大まかにおいでそういうことだと理解しておるわけですが、いかがでしょう。
【次の発言】 そういうふうに定員職員と同じような恒常的な仕事をなさっている方が賃金職員ということで、身分は昭和三十六年閣議決定があったのですね。「定員外職員の……
○辻(第)委員 私は、敦賀原発の放射能漏れの問題と、もう一つは会計検査院の指摘事項に関しての問題、この二つをお尋ねしたいと思っておりますが、通産大臣の御都合もありまして、最初に会計検査院の指摘事項についての問題からお尋ねをいたします。 私どもは、会計検査院の指摘事項について約十年間ほど検討をしてみたわけでありますが、そこで幾つかの問題が明らかになりました。 一つは、昭和五十二年度から五十四年度の検査報告で、補助金以外の工事の積算ミスの不当指摘八件、九工事がありました。その事業主体名と工事名をまず申し述べたいと思います。 昭和五十二年の建設省大分の顕徳町宿舎建築工事、五十二年、日本国有鉄道……
○辻(第)委員 私は、予備費の執行の問題について質問をしたいと思います。 予備費制度は、目的と金額を定めた予算の国会議決を経て予算執行を行うという原則の一つの例外規定であります。したがって、その運用は厳格でなければならないということであろうと思います。 そこで大臣にお尋ねをしたいのですが、予備費の使用については憲法、財政法の規定のほかに、昭和二十九年の閣議決定で予備費の使用についてというのが定められております。その第二項で、国会開会中の予備費使用について制限をしているのでございますが、その理由はどういうことなのか、お尋ねをしたいと思います。
○辻(第)委員 私は、タクシー労働者の問題についてまず質問をいたします。 私は昨年の三月の予算委員会で、タクシー労働者の問題について運輸省、労働省に対して、その劣悪な労働条件の改善、車両の整備や管理の問題を取り上げ、改善を求めました。 それまでの奈良県のタクシー労働者の状態、本当に厳しい、劣悪な労働条件でありました。ことに一カ月の総労働時間が三百時間を超えるというのがざらにある。ひどいのは四百時間も働いたというケースがありました。当然その賃金制度はいわゆる累進歩合制度がほとんどであります。また、車両の整備に関してもあるいは管理に関しても非常に不備な状態でありました。こういう状況の中で新しく……
○辻(第)委員 私は最初に、電電公社の不正経理の問題について質問をいたします。 電電公社の不正経理の指摘額は十三億三千三百万、そのうち近畿通信局管内は十二億二千七百万です。そうして近畿管内の会議費の支出は十六億円、うち九億二千七百万円が不正支出であります。実に五七%が不正であります。また、旅費で見てみますと、近畿電気通信局のみ見てみますと四億一千三百万、架空旅費、いわゆる空出張というものが二億六千八百万、これでは六五%ですね。また、旅費で言えば名古屋だとか東北の電気通信局、会議費で言えば神奈川でもこういう問題が起こっているのですね。本当にひどい話でありまして、山内郵政大臣もこの事件を聞いて遺……
○辻(第)委員 私は、公団が団地サービスに経営させている賃貸住宅団地内の有料駐車場の料金について質問をいたします。 五十三年度の、会計検査院が改善要求の指摘をしております、そこでは、利用料金の公団の算定基準の減価償却費と修繕費が実態よりも著しく高く見込まれているということであります。会計検査院の報告を見てみますと、簡単に言いますと、減価償却費を年額約一億三千七百万円としているわけでありますが、会計検査院の計算によりますと約八千百万円であります。結局その間に五千五百万円の開差があるということでありますし、もう一つの修繕費相当額で計算をしておりますのは、年額約四億五千三百万円と算定されているわけ……
○辻(第)委員 私は、最初に平城京の西市跡保存について質問をいたします。 この問題については、ことしの三月二日、わが党の市川正一参議院議員がいわゆる質問主意書でもって質問をし、三月十日付で内閣総理大臣から答弁書をいただいておるということでありますが、さらに質問をしたいと思うわけでございます。 この高度成長というような状況、その後の状況の中で開発がどんどん進められる、いわゆる無秩序な乱開発というような状況の中で、美しい自然やあるいは歴史的な景観あるいは埋蔵文化財がどんどん破壊をされるというような状況が続いてきたわけでありますが、私のおります奈良県も本当に美しい自然や歴史的な景観あるいは埋蔵文……
○辻(第)委員 私は、第二臨調の第一次答申について質問をいたします。 午前中からの同僚議員の質問と重複をすることがあろうと思いますが、了としていただきたいと思います。 まず初めに大臣にお尋ねをいたします。 第二臨調の第一次答申については地方自治関係者からさまざまな意見が述べられていること、御存じだと思います。これらの多くは第二臨調の答申が地方自治体住民に与える影響について問題点を指摘したものであると思います。 ことに全国知事会は、七月二十日の全国知事会議の決議の中で五項目の決議をされているわけでありますが、その三番目、「行政の減量を図らず、単なる補助率の引下げ、負担区分の変更等によって……
○辻(第)委員 私は、まず最初にいわゆる大店法、スーパーの問題に関して質問をいたします。
まず最初に、五十五年の中小企業の倒産件数、それから負債金額、それから前年比、これについてお尋ねをいたします。
【次の発言】 五十五年度のいわゆる中小企業白書というのですか、これで見てみますと、負債総額は二兆四千九百六十九億、それで前年比は、件数では一一・五%増、それから負債金額では二九・一河増、こういうふうに理解をしているわけです。
そして、いわゆる中小企業の中を建設業、製造業、商業、サービス業・その他と、このように四つに分類をいたしますと、前年比で建設業は九・五%、製造業は七・四%、商業は一二・五%……
○辻(第)委員 外務大臣はきのうの外務委員会で、国連包括交渉に賛成するようアメリカを説得する旨答弁をされておるところでありますが、けさのテレビ報道によりますと、レーガン大統領は改めて包括交渉には冷たい態度を示したというふうに言われております。簡単なことではないようであります。そこで、アメリカに対して一層強い働きかけをする必要があるというふうに思います。どのようにされるのか。また、アメリカ以外の先進国は包括交渉に賛成をしているようでございます。アメリカに対してこれらの先進国が連係をして働きかけるということが必要であろうと思います。そのための努力をすべきであると思いますが、いかがでございますか。
○辻(第)委員 私は、営業保証金の問題について質問したいと思います。
主催旅行の営業保証金の算定は、どのような基準をもとにして行われたのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 営業保証金の引き上げは、旅行者の保護が目的とされているわけでありますが、国内旅行業者で組織されております全国旅行業協会で、旅行者に対する弁済認証額はどのくらいだったのか、お伺いをいたします。
【次の発言】 それでは、旅行者からの苦情の申し立てはJATAと全旅協、それぞれどのくらいあったのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 いまの答弁にありましたように、全旅協で旅行者に対する弁済認証額はほとんどない、また旅行者からの……
○辻(第)委員 三日前の三月二十一日に、北海道の日高地域を中心としてマグニチュード七・三、そして浦河地域では震度六という地震が発生しました。大変な被害が出たわけでありますけれども、私は、まず最初に、負傷された方、被害を受けられた方に心からのお見舞いを申し上げて、質問に入りたいと思います。 この地震は、実際のところ予知できなかったようでございますが、マグニチュード七程度の地震というのは、しかも内陸直下型の地震というものは、現在の時点では学問的にも技術的にも予知できないようにも聞いております。また一方では、あの東海地震を予知するような体制ならば予知できるかもわからないという意見も聞いておるわけで……
○辻(第)委員 私は、日本共産党を代表し、船員法及び船舶職員法の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。 第一に、船舶の航行の安全を図ることを目的にして、現在、法律で定めている船舶職員の配乗表を、改正案では政令に全面的に委任しようとしていることであります。 近年、船舶の大型化が著しく進み、しかも、これらの巨大タンカーを初めとする大型船が、狭水道や船舶のふくそうする海域を頻繁に航行しております。何十万トンという巨大タンカーが一たび事故を起こすならば、船員はもちろん、多くの国民の生命と財産に甚大な被害をもたらし、海洋の環境の保全という点でも取り返しのつかない事態を引き起こすことは火を……
○辻(第)委員 道路運送車両法の一部改正案について質問をいたします。
まず最初に、今度の法律の改正案の目的と申しましょうか趣旨と申しましょうか、その点について簡単に言っていただきたいと思います。
【次の発言】 次に、昭和三十八年につくられた定期点検、整備制度、その新設をされたときの趣旨と目的についてお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 昭和三十八年に定期点検、整備制度を設けられた。その当時、その改正の際は、罰則の適用で定期点検の実施を図るということが行われなかったということだと思うのですね。ユーザー、使用者の自主性を本当に尊重するという立場が非常に貫かれていたというふうに考えるわけ……
○辻(第)委員 参考人の皆さん、本日は御苦労さんでございます。また午前中は、それぞれのお立場での御意見をお聞かせいただきましてありがとうございました。二十五分間で皆さん方に幾つかの点をお尋ねしたいと思います。 まず最初に、自動車連盟の遠間さん、自動車工業会の高橋さん、整備振興会の堀山さん、このお三方は運輸技術審議会自動車部会の特別委員として参加をしておられたわけでございますが、さきの運輸技術審議会の答申をどのように御評価をされておられるのか、またどこに問題点があるとお考えになっているのか、遠間さん、高橋さん、堀山さんの順でお答えをいただきたいと思います。
○辻(第)委員 四月二十四日に小坂運輸大臣は閣議後の記者会見で、国鉄問題について運輸省が独自にまとめた改革案、いわゆる国鉄再建方策というものを発表されたわけでありますが、これはあたかも抜本的な改革案のように見せながら、膨大な赤字や債務をつくり出してきた原因であります借金による設備投資、この政策は全く改めようとしていない。結局、赤字がたまれば一部を棚上げするだけで、あとは五割前後の値上げを見込んだ運賃収入に借料と名前を変えた利子負担を押しつける、長期債務の償還は債券発行で先へ延ばす、一層利子負担を増大させるというようなものではないか、とても責任ある再建策と言えるものではないと私ども考えるところで……
○辻(第)委員 私は、今回の日航機の墜落事故について質問いたします。 まず最初に、今回の事故で亡くなられた方々に心からの御冥福、またけがをされた方々の一刻も早い回復を祈るものでございます。 それでは質問に入ります。 今回の事故後、一定の日にちがたちました。その中で、その原因は機長の異常行動というようなことがだんだん明らかになってまいりました。また、その機長の病歴も明らかになってまいりました。そのような状況の中から、なぜこのような機長を乗務させたのか、また、なぜ乗務停止中や精神科医の要観察判定というような状況の中で航空身体検査証明をパスしたのかということ。さらに言えば、日航の乗員管理や健康……
○辻(第)委員 私は、障害者の自動車免許の問題について質問をいたします。
障害者、中でもいわゆる車いす障害者が社会へ参加されるについては、乗用車を使用されるということが重大な役割りを占めていると思うわけでございます。
そこで、障害者の自動車運転免許取得についてどのような便宜を図っておられるのか、この点についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 ところで、指定自動車教習所が全国で千四百六十四カ所、ところが障害者用の教習車両を備えているのは三百十七カ所、二二%、こういうふうに聞いております。障害者が本当に身近な教習所で講習や検定が受けられる、このことが大切だと思うわけでありますが、そういう点で……
○辻(第)委員 住宅地における通過交通の問題について質問いたします。
住宅地域で交通事故や交通公害を除いて、安全で快適な居住地区にするためには、通過交通の流入を防ぐということが大変重要な問題と考えるわけでありますが、建設省のお考えをお尋ねいたします。
【次の発言】 通過交通の流入を防ぐのは大変重要な問題だ、私はこのように考えるわけであります。
ところで、新住宅市街地開発法というのがございます。これをもとにした住宅地域というのがたくさんできているわけでありますが、その目的として第一条に「この法律は、人口の集中の著しい市街地の周辺の地域における住宅市街地の開発に関し、新住宅市街地開発事業の施行……
○辻(第)委員 私は、まず最初に、羽田沖の日航機墜落事故に関して質問をいたします。 けさ、片桐機長を東京警察病院多摩分院に鑑定留置をする措置がとられたということで、新しい段階に入ったということでありますが、運輸省の事故調査委員会の調査もかなり進んでいるのではないか、このように思うわけであります。 さて、片桐機長がいわゆる心身症だとか、あるいは抑うつ状態だとか、あるいは慢性胃炎だとかいう状況の中で治療を当然受ける。その中でかなり長期間、いわゆる精神安定剤に属するドグマテール、トリプタノール、セルシン、あるいはまた不眠症治療剤と言われるダルメートだとか、あるいは抗うつ剤というスルモンチール、こ……
○辻(第)委員 私は、今回の台風十号及びその直後の豪雨の災害に関連して、質問をいたします。 質問の前に、犠牲を受けられた方の冥福を心から祈り、また被災をされた方に心からお見舞いを申し上げます。 まず、国鉄の問題でお尋ねをいたしますが、今度の台風十号並びに豪雨による国鉄の被害というのは、本当に甚大なものがあると思うわけであります。そのことは、国民の通勤だとか、通学だとか、あるいは旅行だとか、貨物の問題で深刻な事態になったわけでありますが、その上、いわゆるお盆ラッシュを目前に控えているという状況であります。どうしてもここで国民の足を守っていただきたいと思うわけでありますが、安全対策を十分やって……
○辻(第)委員 私は、今回の引き続く豪雨による災害について質問をいたします。 まず最初に、犠牲になられた方々の御冥福を祈り、また、被災者に心からのお見舞いを出し上げて、質問に入りたいと思います。 今回の十号台風で、引き続く豪雨により近畿では奈良県、大阪府にまたがる大和川水系、そして、もう一カ所は三重県に大きな被害が集中をしたということであります。私は、これらの現地に調査に入ってまいりましたが、その被害の深刻なこと、大変な状態であったわけであります。被害地は緊急対策と抜本的な対策、その他いろいろ要望があったわけでありますけれども、その強い要望の一つは、一刻も早く激甚災害に指定されたいという要……
○辻(第)委員 私は、最初に、今回の法案が第二臨調の分割、民営化という答申を受けて、全国一貫の大量公共輸送機関であり、国民の足、国民の財産であります国鉄をずたずたに分割をする、そして国鉄法の第一条にあります、公共の福祉の増進を目的とするこのような国鉄、その国鉄の公共性を無視し、さらに、民営化によって財界の利益に奉仕をする、また、国民や労働者を犠牲にする国鉄解体法案というべきものであり、許されざる悪法だ、私は強く強く反対をし、この法案を撤回すべきであることをまず表明をいたしまして、質問に入りたいと思います。 最初に、法案に関連をして、大臣にお尋ねをいたします。 大臣、この法案は臨調答申尊重と……
○辻(第)委員 私は、まず最初に臨調答申の言う分割、民営化という問題に関して総理に質問をいたします。 私は三月二十五日の運輸委員会におきまして、分割された会社の採算制の問題、経営の困難な問題、そして列車ダイヤ、車両運用あるいは運賃の問題など具体的に指摘をいたしました。また、分割、民営が実際上困難であるということを示したのでございます。そして政府の考え方をただしたわけでありますが、これに対する政府の答弁の中で、「分割、民営化と申しましても具体的にどうするのかということについて、まだ臨調答申はその基本的な考え方だけであって、具体的なその内容を示しておりません。実施可能性についての検証もまだなされ……
○辻(第)委員 いま船特法を五年間延長する法案が審議をされているのでございますが、現在の船員の雇用事情はどのようになっているのか、説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 船員の雇用事情が大変厳しいということがよくわかりました。本法の対象は近海等でありますが、外航についても同じような状況だと私は思うわけでございます。雇用の拡大ということが非常に重要な問題になろうと思うわけであります。いま、少し技術を云々というようなことを含めて対策を進めておる、このようにおっしゃったわけですが、もう少し具体的な雇用拡大の対策というものを説明いただきたいと思うのです。
○辻(第)委員 昭和五十二年の海上衝突予防法制定の際、狭い水道における漁労船と他の船舶との優先関係について、条約と法文との表現の違いが問題になりました。政府は、実質的内容は違いがないというような見解でありましたが、法施行後、この問題に関係するトラブルが起こっているのかいないのか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 それでは、海上交通安全法の、航路においては、巨大船は、海上衝突予防法の規定にもかかわらず優先権を持っております。その他の船は、漁労船も含めて、巨大船を避ける義務があるということであります。海上保安庁は、漁労船等に対し、必要な場合は、巨大船通過の情報提供だけではなしに、巡視船から航路外……
○辻(第)委員 私は、交通事故問題について質問いたします。
交通事故死者数は、昭和四十五年をピークにして減少しておりましたが、昨年、十二年ぶりに増加をした。ことしはさらに速いペースで増加をしておる。その状況はどのような状況なのか。それともう一つ、特に昨年上半期には、自動二輪と原付の死亡事故が急増いたしました。その後の状況はどうなのか、そしてどのような対策をとっておられるのか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 五十六年度の事故統計で見ますと、状態別年齢別死者数によりますと、十六歳、十七歳の自動二輪運転中の死者数は、他の年齢と比べても、また原付と比べても、明らかに有意差がありますね。自動二輪で……
○辻(第)委員 私は、まず最初に、昨年二月の日航機の羽田沖の墜落事故に関して質問をいたします。
この事故で露呈されたあるいは投げかけられた問題、あるいは遺族や被災者の補償の問題など、未解決の問題がまだ非常に多いというふうに考えるわけでありますが、この間、事故の再発防止など運輸省がとられた措置についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 これまでの日航に対する勧告だとか指導だとかあるいはその確認、そういうことをされてきたわけてありますが、それでは現在の時点で、日航がとってきた措置で大体運輸省の指導、勧告、こういうものがクリアされているというふうに考えておられるのでしょうか。もう一度お尋ねをいたし……
○辻(第)委員 自賠責保険の保険金の支払い最高限度額は死亡の場合二千万ですね。昭和五十三年七月に改定されてからもう五年たつわけですが、据え置かれている、こういうことですが、今日、死亡事故補償額算出基準として裁判所などが採用している逸失利益に慰謝料、葬儀負担なんかを加える方法、たとえば年収六百万程度の一家の主人だと、逸失利益が六千五百万程度、慰謝料がほぼ一千四百万円、それに葬儀負担を加えると約八千万円、こういうことになるわけですね。 ところが、現在自賠責だけという人が二〇%ほどある、こういう状況になっているわけです。こういうふうに見てまいりますと、やはり二千万円ではいささか低いのではないかとい……
○辻(第)委員 まず最初に、三宅島の火山噴火の問題でお尋ねをいたします。 三宅島は普通観測の常時観測火山でございまして、地震計は一点だけということを聞いているわけでありますが、噴火前の有感地震は阿古では四、五回感じられた。しかし、地震計でとらえられたのは二回だけ。火山情報の第一回発表は噴火後というような状況だったと聞いているわけであります。もし人家のあるところで噴火をしたら大惨事になったのではないか。幸いにして今度はそのような人身の被害はなかったということは大変喜ばしいことでありますが、しかし、後から考えてみると、本当に大変なことであったのではないかというふうに思うわけでございます。地震計一……
○辻(第)委員 私は、今度の関西国際空港株式会社法案について、この法案が大きな問題を持っている、航空政策や国民生活への影響、公共事業のあり方でも新しい問題を引き起こすものであるというふうに考えるものであります。空港整備法の中で国が設置、管理するという第一種空港を民間の資本を入れた株式会社方式で設置をし管理をする、世界で初めての方式をとるということであります。臨調路線の公共事業第一号であります。本来国が直接責任を持たなければならない国際空港の設置、運営を大規模の営利追求を前提とする特殊会社に任せることを意味する内容であります。このような国際空港を設置し管理する場合には、だれの手で、どのように建設……
○辻(第)委員 夜も大分更けてまいりまして、大臣も総裁初め皆さん方、大変お疲れだと思いますが、二十五分間質問いたします。 きょうの審議の中心は国鉄運賃改定問題だということでございますので、国鉄運賃の問題について質問をしたいと思います。 昭和五十二年の国有鉄道運賃法の改正以来、国鉄運賃は大臣認可によって値上げが繰り返されてまいりました。五十三年、五十四年、五十五年、五十六年、五十七年、そして今回の五十九年ということであります。殊に今回の運賃改定は、単に値上げだけではなしに、明治以来八十年続いてきた全国一律運賃制を崩すなど、重大な問題を持っていることが一つの特徴であります。時間も短うございます……
○辻(第)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表し、関西国際空港株式会社法案に対し反対の討論を行います。 第一の反対理由は、本来国の仕事である国際空港の設置、管理を民間資本を導入した株式会社に行わせることは、国の責任を放棄し、経済的効率を理由に安全性、公共性を犠牲にするものであり、到底賛成できないものであります。 なぜなら、今日国際空港は国際、国内輸送の上で大きな役割を果たしており、公共性、安全性の確保こそ空港の第一義的な使命であり、同時に騒音問題など環境対策を初め、アクセス交通など周辺地域整備の大規模な事業となり、したがって、国際空港の設置、管理は国以外の者では責任を果たし得ない特別の性……
○辻(第)委員 私は、まず最初に港湾運送認可料金のいわゆるダンピングの問題についてお尋ねをいたします。 私、先般、横浜港あるいは神戸港へ参りまして、中小零細な業者の方あるいは労働者の方にお会いいたしました。いろいろお話を聞き、実態を見てまいりましたが、非常に深刻な状態でございます。しかも、港湾運送事業では約八割は中小業者という状態というふうにも聞いているわけであります。そして、先般参考人の質疑の中で、森下参考人は、港湾に起こっているさまざまな問題の根底にこの認可料金のダンピングの問題が大きく横たわっているのだ、こういうお話がありました。そのような状況の中で、運輸省は、昭和五十七年十二月の行政……
○辻(第)委員 私は、タクシー労働者の労働条件の改善の問題について、殊に運賃改定に関してタクシー労働者の労働条件の改善の問題について尋ねたいと思います。与えられた時間が二十八分、短うございますので、できるだけ簡明にお答えをいただきたいということを最初に要望しておきます。 六月十五日に大阪の陸運局で、聴聞申請にかわる措置として事情聴取が行われ、そこで三十点の資料が提出をされ、奈良自動車交通労働組合の小林委員長や佐藤眞理弁護士から、一時間、一時間十分の意見陳述が行われた、このことについてはよく御存じだというふうに思います。 さて、タクシー労働者の労働条件でありますが、一九八二年の賃金センサス、……
○辻(第)委員 今回の船員法の一部を改正する法律案は、婦人差別撤廃条約を来年批准するためにいわゆる男女雇用機会均等法というのが今提案をされているわけでありますが、この船員法の改正はこの均等法の労働基準法の改正部分に相当するということだと思うのです。 今回の均等法は、現行労働基準法上の女子の時間外・休日労働の制限、深夜業の禁止、危険有害業務の就労制限、坑内労働の禁止、生理休暇の権利を大幅に後退させるものということになっております。この労働基準法の婦人に対する保護規定というのは日本の具体的な条件のもとでの母性保護の見地から設けられたものである、私はこのように考えておるわけでございます。この規制を……
○辻(第)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、道路運送法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。 本案の主な内容は、第一に自動車の検査、登録関係事務の機関委任の廃止、地方事務官の国家公務員化、第二に輸送監理関係事務の機関委任の廃止、地方事務官の国家公務員化、第三にこれらに伴う関係法律の規定の整理の三点であります。 まず第一点の道路運送車両法等に関する改正部分についてであります。 言うまでもなく、自動車の検査事務は、自動車の安全、保安に係る事務であり、国の責任において全国的、統一的に処理すべきものであります。また、登録事務は所有権を証するための実務であり、コンピューターによ……
○辻(第)委員 交通事故が年々減少しておったのが一昨年から再び増勢に転じて、非常に憂慮すべき事態を迎えていると思うわけであります。近年の交通事故増加の特徴の一つは二輪車の交通事故の増加というふうにも考えているわけでありますが、それに関連をしていわゆる右直事故ですね、右折の四輪車と直進の二輪車の事故についてお尋ねをしたいと思います。 これまで左折時の巻き込み事故が大きな問題となって、各方面からこれに対する検討、対応がされていましたが、今度は右直事故が新たな問題になってきたと言っていいのではないかと思うわけでございます。 さて、右直事故の近年の推移を含めて実態をお尋ねしたいと思います。警察庁、……
○辻(第)委員 私は、航空機の安全運航に関連をして質問をいたします。
きょうは参考人として日航の平沢専務にお越しをいただいていると思います。お尋ねいたします。
まず第一に、日航の外人機長問題についてお尋ねをいたしますが、現在外人機長は何人ですか。また、この七年間ぐらいの変化を教えていただきたいと思うのです。
【次の発言】 昭和五十二年五月二十五日の当委員会で、当時の高木副社長、現在の社長が、できるだけ早く外人機長を日本人によって置きかえたい、このような御答弁がありました。その時期について、当初計画の昭和六十年から二年から二年半繰り上げて、大体五十七年の終わりか五十八年、このように述べておら……
○辻(第)委員 交通事故が一昨年から再び増勢に転じてまいりました。昨年は九千五百人を超えるという大変な状態になりました。私の出身の奈良県でも、昨年は発生件数が五千百二十八件、一四・二%増です。死者は百二十七人で二十二人ふえまして、二一%ふえました。人口十万人当たりの死者数は全国十六位、自動車一万台当たりでは全国三位ということになりました。交通安全対策の重要性をいよいよ痛感をしているところでございます。 警察庁交通局の昭和五十八年中の交通事故発生状況という資料によりますと、交通死亡事故の特徴を五つ挙げておられるわけでございます。 その第一に「都道府県間の事故率の格差が大きいこと。 交通安全施……
○辻(第)委員 昨年三月十一日、北海道の中標津空港で日本近距離航空のYSH型機の墜落事故がありました。この事故調査に関して私は質問をいたします。 運輸省の航空事故調査委員会、これの目的というのは、航空事故を防止する、そのために航空事故の原因を究明する、そのための調査を適確に行うということだと思うわけであります。また、設置法の十三条には、公正に調査を行うということに関係する条文があるわけであります。再発防止のために適確な調査、公正な調査ということが要求をされるというふうに思うわけであります。 ところで、事故調がこの中標津空港での墜落事故の調査について、中間報告であるとかあるいは聴聞会、このよ……
○辻(第)委員 私は、国鉄の問題で質問をしたいと思います。 今、国鉄は深刻な経営危機ということであります。一九六六年、国鉄が累積欠損を生じるようになって以来の国鉄の赤字を発生原因別に調べてまいりますと、合計が十一兆七千四百三十一億円ということであります。旅客は三千八百十一億円、貨物は六兆七千六百九十四億円、特定人件費が二兆三千七百六十六億円、東北・上越新幹線資本費が五千七百四十七億円、ほかに荷物が一兆三千二百五十三億、自動車が三千百六十億、こういうことであります。 これは国鉄の統計をもとに整理をしたもので、国鉄ではこの数字は確認していただけると思うのですが、いかがですか。
○辻(第)委員 許された時間が十五分でございますので、簡潔にお尋ねをいたしますから、恐縮ですが、簡潔にお答えをいただきたいということをまずお願いいたします。 悪質違法な軽貨物自動車によるタクシー類似行為の蔓延というのは本当に重大な問題だと思います。そしてこの法案の重要性、緊急性というものを痛感いたしております。この法律が成立をいたしましたら、運輸省としてはこのような悪質違法の行為を防止するために最大限の努力をしていただきたいと強く求めておきます。 次に、沖縄県と奄美地区の問題についてお尋ねをするわけでありますが、それぞれ特殊な事情があるということは、本日の審議の中でも、また参議院の審議ある……
○辻(第)委員 私は、ちょうど一週間前、大阪国際空港へ参りまして、大阪航空局のお世話もいただいて空港の周辺を見せていただきました。また豊中市の住民の方ともお会いをしていろいろお話を聞いてまいりました。空港周辺騒音対策事業についてのなにを振り返ってみたいと思うのですが、とにかくこの間見てきた現状は、大変だなというのが私の偽らざる心境でありました。憲法二十五条を思い出したのですが、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」国民の権利と義務が定義をされているわけでありますが、こ……
○辻(第)委員 最初に、国鉄運賃の値上げについてお尋ねをいたします。
今回の国鉄運賃値上げは旅客平均で四・三%となっております。五十二年の値上げ自由化になって以後今回で七回目、五十八年を除いて五十三年から毎年の連続値上げとなっております。これが国鉄の客離れを引き起こす要因となっておるということであります。
そこで、運輸省にお伺いをするわけですが、三大都市圏で昭和五十年度及び五十七年度の国鉄と民鉄の旅客輸送量の合計を示していただきたいと思います。
【次の発言】 私が調べたのでは、地下鉄を除いて調べたのですが、それでは国鉄が五十年度約五十四億ですね。それが五十七年度には五十三億になる。それから……
○辻(第)委員 仁杉総裁にお尋ねいたしますが、今総裁が辞表を提出されたといううわさといいましょうかニュースを聞いたのですが、事実のほどはいかがですか。
【次の発言】 それでは、国鉄の問題についてお尋ねいたします。
国鉄の現場といいましょうか職場といいましょうか、その中は今もう民主主義が非常に侵害されているというような状況ではないかと私は考えるわけであります。そういう観点できょうは質問してまいりたいと思うわけであります。
私は、先日、党の調査団として北九州に調査に参りました。また地元の奈良の国鉄労働者の皆さん方からいろいろお話も聞いている、また現場も見せていただいているということであります。……
○辻(第)委員 まず最初に、犠牲になられた方々の御冥福、負傷された方の御回復を心からお祈りをして、質問に入ります。 今回の事故は本当に悲惨な事故でありましたけれども、その中の一縷の救いと申しましょうか、それは四名の生存者を救出できたということであったと思います。既に生存者の一人であります落合由美さんの証言の中で、墜落後生きておられた人がおられたという証言があったわけでありますが、今度は川上慶子さんの新たな証言が、墜落時や墜落後のまさに衝撃的な証言として報道されているわけでございます。 その一部は、墜落の急降下のときに、お父さんが私と咲子、それにお母さんの三人を両手を広げて抱えて守ってくれま……
○辻(第)委員 私は、営業用トラックの交通事故について質問をいたします。 営業用トラックの交通事故は年々増加をしている。昭和五十七年には二%、五十八年には四・三%、昨年は大型で五・三%ふえた、このように認識をいたしております。また五十八年度の交通安全白書では、車両一万台当たりの死亡事故発生率は、自動車、原付自転車全体で一・三件ですね。ところが営業用トラックは九・九件、八倍という高さだ。また、同じ交通安全白書の中の「事業種類別重大事故発生状況」によると、これは昭和五十七年度ですが、トラックが四九・二%、ハイヤー、タクシーが三七・二%、バスが一三・六%、毎年このような順番になっているようでありま……
○辻(第)委員 大臣の御都合があるようでございますので、まず最初に大臣にお尋ねをいたします。 今回の改正で、免許等及び道路使用許可等の手数料の限度額法定制をやめ、「政令で定める。」あるいは「都道府県規則で定める。」とする改正が盛り込まれています。この改正については、法律で決定していたものを政令あるいは都道府県規則で決めようとするものであり、国会の審議権を無視するとともに、実際問題として「実費を勘案して」ということで、いわゆる受益者負担の名のもとで住民の負担を増大することになるわけであります。昨年の地方公共団体関係手数料に係る規定の合理化に関する法律と同様に、問題のある改正点であります。 そ……
○辻(第)委員 私は、当委員会で四月十七日に営業トラックの交通事故の問題について質問をいたしました。引き続いて、その問題で質問をしたいと思います。 営業トラックの事故が年々増加をしておる。しかも、重大事故の発生率が高い。また、その起こった事故というのは、非常に悲惨な事故が多いというようなことであります。どうしてもこの問題を解決をする。その原因についていろいろ考えてみるわけでありますが、これは昨年の十一月の運輸白書、「トラック運送事業対策」というところの中に、「約三万五千に上るトラック運送事業者はそのほとんどが経営基盤の脆弱な中小企業であり、荷主に対し取引上弱い立場に置かれることが多い。このた……
○辻(第)委員 私は、まず交通安全施設等整備事業五カ年計画に関連をしてお尋ねをいたします。
きょうは建設省と警察庁にお越しいただいていると思うのですが、第三次計画はことしで終わりですね。来年度から第四次の計画がスタートするものと思うのですが、いかがですか。警察庁と建設省。
【次の発言】 最近の死亡事故の傾向を見てまいりますと、死者の大体四〇%が歩行者や自転車利用者、こういう状況であります。昨年はやや減って三八%ということでありますが、この歩行者、自転車利用者の対策を重点に置いてやっていただきたいということを強く要望するものであります。
そういう観点からも、通学路の整備というのは大変大切な問……
○辻(第)委員 私は、障害者の交通あるいは交通安全の対策についてきょうは質問をいたします。 昭和五十五年の厚生省の調査では、十八歳以上の身体障害者は二百三万人、在宅が百九十七万人、そのうち肢体不自由者が百十二万人、視覚障害者が三十四万人、聴覚言語障害者が三十二万人、内部障害者が二十万人、大変たくさんの障害を持っておられる方がおられるわけであります。そして、国際障害者年を迎えて「完全参加と平等」を目標に運動やいろいろな施策が行われてまいりました。交通安全の対策も一定の前進をしているということでありますが、まだまだ大変な状況であります。私も障害者の方々に交通安全上の問題についていろいろ御要望を聞……
○辻(第)委員 まず最初に、亡くなられた方々に心からの御冥福をお祈りを申し上げ、また負傷された方々の一刻も早い御全快を祈念いたしまして、質問に入りたいと思います。 きょうから捜索救難活動が縮小されたと聞いているわけであります。もう既に十六、七日ほどたっているわけでありますが、なおかつまだ遺体が収容されない方、確認をされない方、それぞれ三十数人いらっしゃるということであります。これらの方々は言うに及ばず、御遺族の皆さん方の今の御苦労、御心労、本当に大変なものだと思うわけであります。御遺族の声や要望を十分聞いて十分な対応をしていただきたい、このことをまず最初にお願いをするわけでございます。もちろ……
○辻(第)分科員 私は、大滝ダムの問題について質問をいたします。
大滝ダムは、建設省河川局長と農林省農地局長が、奈良県と和歌山の両知事に対する「国営十津川・紀の川地区、紀の川筋における洪水調節及び農業用水確保の方針について」と題した通達を出されました。それからもうすでに十八年になるわけであります。当初、昭和五十二年完成予定を昭和五十九年に延期しているが、今日では五十九年にも完成が危ぶまれている状況でございます。建設省の見通しはどうなのか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 見通しというのは大体いつごろに完成するだろうかということをお聞きしているわけですけれども、もうちょっと明確に……
○辻(第)分科員 私は、奈良県下のタクシー労働者の問題について質問をいたします。 奈良県のハイ・タク台数は約千二百、労働者数は約千五百七十名という状況であります。大手の近鉄タクシー及び近鉄系列を除きますと、一社十台余りの零細企業であります。業界は家父長的、主従関係的な前近代的な経営が行われ、労働者の労働条件は大変劣悪であります。労働基準法などの法違反は枚挙にいとまがないほどであります。非常に長い間にわたってこのような状態が継続してきたことは、国の許認可の事業であるハイ・タク業の労働者の労働条件が劣悪であるというこのような状態は、行政の責任が少なしとは言えない、いや、責任が重大であるというふう……
○辻(第)分科員 私は、いわゆる西名阪自動車道の香芝高架橋の超低周波空気振動や騒音による公害問題について質問をいたします。 この問題はもうすでに長い期間の問題であります。それから国会の中で何回も質問をされておるという問題で、大臣もよく御存じの問題だというふうに思うわけでありますけれども、実際のところ、現在まで何ら実効のある対策がやられてこなかった、いまだに深刻な被害が続いておるというのが現状であります。私は、本当に国民が健康で文化的な最低限の生活を営む、そのような憲法の権利の問題から見てみましても、また、公害対策の基本理念の面から見てみましても、速やかに解決を図っていただく、このことが政府の……
○辻(第)分科員 私は、奈良県吉野郡大淀町の大淀旭ケ丘小学校に対しての部落解放同盟の不当な教育介入の問題について質問をいたします。 この吉野郡大淀町の大淀旭ケ丘小学校、これは桜で有名な吉野山に数キロというところの農村地帯です。生徒が二百十六名、教員は校長以下十一名、非常に小さい小学校で問題が起こったわけでありますが、この小学校は、自分だけがわかればよいという教育ではなく、仲間づくりを大切にし、子供同士がお互いに励まし合い教え合ってみんなが成長していく、このような教育を目指して班学習などを取り入れてきたわけでございます。 このような学校で、一昨年の十二月、五年生の家庭科の時間における児童の発……
○辻(第)分科員 いま身体障害者の置かれている状況はきわめて厳しいものがございます。昨年は完全参加と平等をテーマとした国際障害者年でございました。ことしはそれを受けての第一年度ということでもございます。どうしても障害者の生活や権利を守る十分な対応をしていただきたい、この立場で質問したいと思います。 まず、身障者の福祉作業所や授産施設などについて質問をいたします。 国が福祉作業所や授産施設に対してどのような施策をされているのか、それとこれらの施設の果たす役割りをどのように考えていらっしゃるのか、時間がありませんので簡単にお答えをいただきたいと思います。
○辻(第)分科員 それでは、先週に引き続いて質問をいたします。 いわゆる福祉作業所や共同作業所の非常に重要な役割りについて先週述べたわけでありますが、授産施設や公立の福祉作業所が、その数からあるいはその地域という問題から見てみましても大変不足をいたしております。 ですから、それらを利用できない人がたくさんあるわけであります。そうなりますと、みずからの手で運営する福祉作業所や共同作業所しかないというのが現状であります。 この福祉作業所や共同作業所の実態、奈良県で私調べたのですが、奈良県下では精神薄弱者の作業所が現在、奈良市、大和郡山市、天理市、五條市の四カ所にあります。来年、生駒市にまたでき……
○辻(第)分科員 私は、いわゆる大規模校の問題について質問をいたします。
まず最初に、適正規模の学級数はどれぐらいなのか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 十二ないし十八学級が適正規模、こういうことですね。
それでは、大体十二から十八学級が適正規模ということですが、十八学級よりかなり上回る三十一クラス以上の学校は全国で小学校、中学校でそれぞれどれぐらいあるのか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 相当の学校でいわゆる適正規模を大きく超えた三十一クラス以上の学校があるわけですね。私、その三十一クラス以上の学校の児童生徒の数はどれぐらいか、きわめて大ざっぱな計算なんですがしたのです。それは小……
○辻(第)分科員 私は、文部省の研究指定校の制度について質問をいたします。この目的は何なのか、簡明にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 ところで、いま非行に走る子供がふえ、しかも低年齢化している、中学校では校内暴力的な問題が起こる、また毎日の授業についていけない子供さん、いわゆる落ちこぼれの子供がふえる、大変深刻な事態が進んでおります。また、昨年私、質問させていただいたのですが、人口急増地域などでは大規模校というような問題があり、教育条件が非常に悪化をしている、こういうこと。さらに言えば、四十人学級が凍結をされる。こういう事態の中で、第一線の教職員の方々が本当に精いっぱい奮闘されて……
○辻(第)分科員 私は大和川の治水対策について質問いたします。 昨年八月一日の台風十号及び八月三日の大雨で奈良県は深刻な水害を受けたわけであります。県の集計でも、死亡者、行方不明が十六名、床上、床下浸水が一万二千三百九十八棟、罹災者は四万二千五百二十六人、このような重大な被害を受けたわけであります。ことに大和川水系では、王寺町の下葛川の逆流、溢水で約千七百戸という床上浸水を二回受けております。田原本町での初瀬川の決壊を初め、大和川全流域でがけ崩れだとか土砂の流出、田畑の冠水など大変な被害を受けました。私は、この水害直後も災害対策特別委員会でこの水害の救済、復旧の抜本的対策についてただしたとこ……
○辻(第)分科員 私は、農林省が畜産総合対策事業の一環として実施をしておられる総合食肉流通体系整備促進事業に関連をして質問をいたします。
この事業はいつから開始をされたのか、現在まで何カ所の施設がつくられたのか、まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 次に、この事業で採択をされたけれども住民の合意が得られなかったというような状況で中止をされたことがあるように聞いているのですが、そのようなことがありましたか。
【次の発言】 次に、その補助対象事業の採択基準に関連をして質問をしたいと思うのですが、このような食肉流通センターを本当に建設をし、運営をスムーズにやっていく場合は、業者であるとか地域の住……
○辻(第)分科員 私は、国道三百八号線バイパス、第二阪奈道路の建設計画に関連をして質問をいたします。
この計画の概要についてお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 この計画では生駒山に五・二キロメートルのトンネルを掘るということでもあるわけてあります。もし建設がされるということになれば、相当の交通量が予想されるということであります。このトンネルの問題だけ見てみましても、そのズリだけでも大型トラックで百万台というような話も聞くわけでありますが、大変な問題です。しかも、この奈良県側には住宅もございますし学校もあるということで、地域の住民の皆さん方大変心配をされているわけであります。この計……
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