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中林佳子 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

中林佳子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(衆)
363位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
829位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
250位

35期委員会出席TOP100
59位
35期委員会発言TOP50
35位
35期委員会発言(非役職)TOP50
21位
37期委員会発言TOP50
29位
37期委員会出席(無役)TOP100
72位
37期委員会発言(非役職)TOP50
22位
41期委員会発言TOP100
67位
41期委員会発言(非役職)TOP50
49位
42期委員会発言TOP50
36位
42期委員会出席(無役)TOP100
74位
42期委員会発言(非役職)TOP50
25位

このページでは中林佳子衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。中林佳子衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

35期(1979/10/07〜)

第90回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1979/12/05、35期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 私は、まず原子力発電の安全性について質問したいと思います。  ことしの三月二十八日に起きたアメリカのTMIの二号炉の事故は、原子力安全委員会の調査特別委員会の第二次報告書で、炉心上部の約三分の一はデブリ状になっているものと考えられると指摘するほど、かつてない大事故だったわけです。国内でもスリーマイルの事故にかんがみて、運転中の大飯一号機をとめまして安全点検をし、運転再開後間もなくECCSが作動するという事故を含めて、ことしになりまして、電気事業法あるいは原子炉等規制法による報告を拾っただけでも、二十三件も事故やトラブルが発生しているのです。しかも、これはBWR、PWRのいずれのタイ……

第90回国会 農林水産委員会 第3号(1979/12/06、35期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 それでは、私は豚肉の問題に限って質問させていただきます。  御承知のように、豚肉は食肉需要の四割を供給しており、重要な食糧供給源となっているのですが、豚肉の安定的生産は養豚農家だけではなくて、消費者にとっても必要なことです。最近の豚肉の卸売価格の暴落は、生産農家に深刻な影響を与えております。効果的な価格対策が強く求められているわけですが、そこでお伺いいたします。  指定食肉の卸売価格の動向、最近の動向でよろしゅうございますから、どうなっているかお答え願います。
【次の発言】 上向きになっているというようなお話、若干ですけれども。しかしながら、五十四年度の豚肉の安定基準価格は一キログ……

第90回国会 農林水産委員会 第5号(1979/12/10、35期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 私は、日本共産党・革新共同を代表いたしまして、昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対して反対の討論をいたします。  既裁定年金額の引き上げにつきましては、額はわずか三・六%という今日の物価高、生活苦の中できわめて不満ではございますが、農林年金受給者八万数千人の方々が待ち望んでおられるものでありますから、一日も早く実現しなければならないものであると考えております。また、退職年金等の最低保障額の引き上げ、寡婦加算の額の引き上げ等につきましても、申すまでもなく当然必要な措置であると考えております。しかしながら、今回の……

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1980/02/20、35期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 科学技術庁長官の所信表明によりますと、まず第一に、原子力研究開発の推進を挙げていらっしゃるわけですが、その中で「昭和五十五年度におきましては、特に原子力の安全確保に関しまして、米国スリーマイルアイランド原子力発電所事故の教訓を踏まえ、原子力安全規制行政の充実、安全研究の一層の推進、放射線障害防止対策の強化など安全対策の強力な展開を図るとともに万一の事故に備えた防災対策の充実を図ってまいります。」、このように述べていらっしゃるわけです。  そこで、昨年スリーマイル島の事故発生以後、ケメニー委員会、これは昨年十月三十日、六カ月にわたる調査の結果をカーター大統領あてに報告書を提出している……

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1980/03/26、35期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 本日は、参考人の先生方、お忙しいところをどうもありがとうございました。  いま日本は、一九七三年の暮れ以来の石油ショック以後第二次の石油ショックを迎えた、だからこそエネルギー問題が国家的な問題として論議されているわけなんですが、このエネルギー問題を論ずる場合、エネルギー危機をもたらした原因、これをよく分析して、そしてエネルギー政策の見直しをし、反省をした上でなければならない、私は、このように思っているわけなんです。  中島先生も先ほど陳述の中でおっしゃったわけですが、一部の先進工業国の資源の乱掘、破壊、浪費の結果として生じたということを根本的に反省し、再検討する必要がある、このよう……

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1980/04/02、35期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、核原料物質・核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律及び放射性同位元素等による放射綿障害の防止に関する法律の一部を改正する法律案について、賛成の討論を行います。  本改正案が世界的な環境問題の認識の高揚、とりわけ海洋汚染の防止に関する国際協力の機運を背景にして、一九七二年十一月のロンドンにおける国際会議で採決された、廃棄物その他の投棄による海洋汚染の防止に関する条約の精神を取り入れたものであること、そして低レベル放射性廃棄物等の海洋処分について規制を整備強化するものであることがその理由です。  しかし、当面政府が計画している試験的海洋処分について……

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1980/04/10、35期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 私は、まず原子炉施設の保安規定の問題でお伺いしたいと思うわけです。  島根原子力発電所の原子炉施設保安規定は、昨年の六月十九日に第七次改定が行われたわけですが、これは昨年のTMI事故の教訓を反映されたもの、このように思われるわけですが、この島根原発の原子炉施設保安規定のどの部分に主に取り入れられたのか、手短に回答をお願いします。
【次の発言】 いまのように、反映されたとおっしゃるわけですけれども、地元では、これは保安規定ではなくて不安規定だ、こういう声があるわけですね。たとえば、いまおっしゃいました緊急冷却装置の規定の部分、第六節の非常用冷却系の部分の三十一条の二項ですね、「前項の……

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1980/04/16、35期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 四月十日の質問の続きをさせていただきます。  十日の質問では、筑波研究学園都市建設の問題の途中だったわけです。ですから、質問に入る前に若干重複させていただくわけですけれども、筑波研究学園都市は概成にやっとこぎつけ、いよいよ後期の計画のスタートとなったわけです。そこで、これまでの反省点として、筑波研究学園都市建設法に基づく研究学園地区計画、また附帯決議の年次計画が立てられていない、また同法に基づく周辺開発地区整備計画が承認されていないことがこの十日の私の質疑の中で明らかになったわけです。この計画性の問題については、井上室長の方から、十分尊重して検討しますという御答弁もいただいているわ……

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1980/05/07、35期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 原子力船「むつ」が五十二年十月に佐世保港に回航されて以来一年六カ月たって、やつと係船契約ができたという事態になっているわけですが、この事態が象徴するように、「むつ」問題はこじれにこじれているわけです。  その原因は、「むつ」そのものの安全性に重大な欠陥があること、そして政府の原子力行政が国民から全く信頼されていないことにあるわけです。また「むつ」について政府関係者がずいぶんいままで国民をばかにしてきたのではないか、このように私には思えるわけです。  たとえば、森山元科学技術庁長官が、「むつ」の安全性に疑いを持つ者は世界の科学に挑戦するものだ、こういうことを言ったわけですね。また原船……

第91回国会 農林水産委員会 第3号(1980/02/19、35期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 本題に入ります前に、まず大臣の見解を伺っておきたいことと、それから委員長に要望したいことがあります。  実は私、先週の連休明けの十二日に、質問準備に必要だからということを念を押した上で、政府委員室に八点の資料要求をしておきました。途中の経過は省略させていただきますけれども、何度も催促をしているにもかかわらず、資料が届けられたのが十六日、土曜日の午後六時ごろです。しかも、届けられた資料の中には、農水省の独断で一部分のみを抜粋したものなど、不十分なものもありました。その上、八点のうち二点は昨日十八日の午後五時前にやっと届いたというありさまなんです。  大臣、私の要求した資料はマル秘のも……

第91回国会 農林水産委員会 第7号(1980/03/05、35期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 農業者年金基金法一部改正案について質問いたします。  このたびの改正案の審査について、婦人の加入問題が非常に重要な問題になっているわけですが、私もこの婦人の加入問題でまずお伺いしたいと思うわけです。  婦人の農業で果たす役割りは最近非常に増大しております。昭和五十三年一月一日現在の統計で見てみると、就業人口では男性が二百六十七万四千人に対して女性が四百三十八万二千人、実に丁六三倍です。基幹的農業従事者では、男性が二百八万五千人に対し、女性二百四十五万一千人、また年間百五十日以上従事する人では、男性が百六十四万八千人に対して、女性が百七十二万四千人と、いずれも女性の方が多いわけです。……

第91回国会 農林水産委員会 第18号(1980/04/15、35期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 日本海ではいよいよ五月一日からイカ漁が解禁を迎えるわけです。当然竹島問題がクローズアップされてくるわけです。日本の主権にとっても、また漁業にとっても非常に大切なこの竹島、私はまず竹島問題についてお尋ねしたいと思います。  一九五五年七月二十五日、参議院の内閣委員会で当時の鳩山一郎首相がこうおっしゃっているわけです。「率直に言えば、竹島は日本の領土です。日本の領土を占領せられたのでありまするから、これは侵略と見るのが妥当で、自衛権の発動はできるわけであります。」竹島はその後兵舎等の建築物がふえたりあるいは韓国兵がふえたということ以外の事態は変わっていない、このように聞いているわけです……

第91回国会 農林水産委員会 第22号(1980/04/22、35期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 私は、まず初めに、農業生産法人について質問させていただきます。  昭和五十三年現在で二千九百八十六の農業生産法人が組織されまして、そのうち構成員三戸以上の法人が千三百七十五法人で、全体の四六%を占めているわけです。この三戸以上の法人のうちで、農民の自主的な協業関係として成立しているのが一体どのくらいあるのか。そして農外資本が、直接的にしろ間接的にしろ出資し、実質的に支配しているのは一体どれだけあるのか、そういうことを農水省はつかんでいらっしゃるのかどうかということ。あわせて、業種別に見てみますと、畜産が最大で九百八十二法人で全体の三二・九%を占めているわけですけれども、この畜産部門……

第91回国会 農林水産委員会 第24号(1980/04/24、35期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、農業委員会法等改正案に対する修正案について御説明申し上げます。  修正案の内容は、公選される農業委員の定数の上限を四十人から三十人に削減するという改正部分を削除するものです。  農民の土地と経営を守るための行政委員会の公選制の廃止や権能の弱体化につながるおそれの強い、また、何よりも農民の利益代表としての農業委員会の民主主義的な性格を弱める定数の削減は、原則的に反対であり、部分的な修正では賛成しがたいものであります。  以上がわが党の修正案の提案理由と内容であります。  委員各位の御賛同をお願いいたします。


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 決算委員会 第3号(1984/03/26、37期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 私は、原子力発電所の安全性の問題について御質問をさせていただきますが、きょうは島根原子力発電所の問題に限ってお尋ねさせていただきたいと思います。  今、島根原発は二号炉の建設許可も徐々におりましていよいよ着工という段階にまで来ているわけですが、県民、とりわけ原発を抱えている鹿島町やその周辺の松江市民は、依然として一号炉を含める安全性の問題で多くの不安を持っております。その一つに、地震に対して一体どういうふうに対処するかという点でございますが、昨年五月十三日と十四日に松江市で第二次公開ヒアリングが行われました。そのときに日本科学者会議原子力問題研究委員長の赤塚夏樹先生が質問をされてい……

第101回国会 農林水産委員会 第2号(1984/03/01、37期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 私は、まず初めに、日米農産物交渉についての大臣の基本的な考え方についてお尋ねしたいと思います。  アメリカのレーガン大統領がことしの二月二日にアメリカ議会に提出しました八四年大統領経済報告の中でこの問題に触れて、日本が農産物輸入を自由化すれば、日本国内で生産するよりもより安く輸入できるようになり、日本自身の利益になる、このように述べているわけですが、大臣自身は農産物の輸入自由化が日本自身の利益になるとお考えなのか、ならないとお考えなのか、その点についての御見解をお伺いします。
【次の発言】 今までの輸入自由化の道を開いてきた経過を見て、決して日本の農業のためにもならないし、日本の利……

第101回国会 農林水産委員会 第7号(1984/04/11、37期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 質問に入る前に、一言大臣を初め農水省の方に御要望しておきたいのは、先ほど社会党の議員の方から資料要求があったわけですが、私もかつて資料要求した際に、非常に苦い経験を持っているわけです。そういう意味で、共産党としても、こういう当然出すべき資料は速やかに出していただくよう強く要望いたしまして、質問に移らしていただきます。  法案審議に入る前に、非常に緊急性のある問題で少しばかり質問さしていただくわけですが、先月末航空貨物で輸入された南米コロンビア産のマンゴーから、果物の大敵でありますミナミアメリカミバエが成田空港で大量に発見されています。今までメキシコ産のマンゴーなどからミナミアメリカ……

第101回国会 農林水産委員会 第9号(1984/04/18、37期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 私は、日本共産党一革新共同を代表して、国有林野事業改善特別措置法の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。  国有林野事業は、国土面積の約二割、全森林面積の約三割を占める国有林野を国民共通の財産として管理経営しており、林産物の計画的、持続的な供給、国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保全形成、保健休養の場の提供等の森林の有する公益的機能の発揮、国有林野の活用、国有林野事業の諸活動等を通ずる農山村地域振興への寄与など国民経済及び国民生活の上で重要な使命を担っています。  国有林野事業の使命を達成していくためには、経営の健全性が確保され、林業の特性を考慮した適切な施業と投資を通……

第101回国会 農林水産委員会 第10号(1984/04/19、37期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 今回の法改正で、災害復旧事業の対象として新たに沿岸漁場整備開発施設と共同利用施設の所有主体として公益法人など営利を目的としない法人を追加すること、また一カ所の工事の範囲を五十メートルから百メートルに拡大することについては、地方自治体などの財政負担の軽減、事務の簡素効率化につながるという点で一定の改善であり、評価ができるわけです。しかし、災害復旧事業の対象とする工事の費用の最低額を十万円から三十万円に引き上げることについては問題があります。  そこで、最初に、この暫定法が農地など個人災害に係るものの復旧についても国庫補助の対象としていることについて伺うわけです。  農地等は、農業の重……

第101回国会 農林水産委員会 第12号(1984/04/25、37期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 この法案を提出する理由に近年における地力低下が挙げられておりますが、この地力低下の原因を農水省としてはどのようにお考えになっていますでしょうか。
【次の発言】 農水省の資料を見ますと、水田は約四割、畑は約七割が不良土壌となっております。また、我が国の場合は米づくりに適した土地だとも言われております。畑の場合は野菜の連作障害の多発ということも指摘され、問題となっております。田畑輪換の重要も言われているところです。こうしたことを考えたときに、地力低下の原因の背景に政府がこれまで行ってこられた水田をなくしていく減反政策、転作政策、こういうことが挙げられると考えられるわけですけれども、この……

第101回国会 農林水産委員会 第15号(1984/05/10、37期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 参考人の先生方、きょうはどうもありがとうございます。  まず最初に、四人の参考人それぞれのお立場からお伺いしたい点がございますので、よろしくお願いします。  今回の農振法の一部改正の趣旨に、構造政策の推進ということが挙げられているわけです。しかし、今日まで国の農業構造改善に基づいてさまざまな施策が果たして本当に成功しているのかどうかという点を、この時点で考えてみなければいけないのじゃないかと私は思うわけです。現在九万二千ヘクタールもの耕作放棄地がございますし、私は島根県が地元でございますけれども、そこなどで取り組んでいる農業構造改善事業が今農家に非常に大変な危機をもたらしているとい……

第101回国会 農林水産委員会 第16号(1984/05/15、37期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 それでは、まず農振法の問題から質問させていただきます。  施設の適切な配置に関する協定についてまずお伺いしますけれども、協定区域の中で施設用に供することを予定する区域は、農振地域整備計画の中の用途区分が農業用施設用地として指定を受けた地域の中に設定されることになっているわけです。そもそも農業用施設用地の指定は、農業生産の効率性や営農環境の確保を念頭において指定されているのだと思うわけです。農用地区域、これは五百六十六万七千ヘクタールの中で、農業用施設用地はわずか二万二千ヘクタール、〇・四%を占めているにすぎないわけです。この中をさらに畜舎などの予定区域とそうでないところを分ける。一……

第101回国会 農林水産委員会 第19号(1984/06/25、37期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 韓国から米緊急輸入という事態に、今全国津々浦々から農民のみならず全国民の激しい怒りが政府に対して沸き起こっていることは御存じのとおりだと思います。私の地元は、佐賀県に続いて西日本では米の生産県、島根県なんですが、その島根の農民の方々からも、私にぜひ総理に対してこういう怒りを言ってほしいという声を寄せられております。  減反を無理やりに押しつけて輸入とはもってのほかだ、まさに農業つぶしてはないかとか、あるいは米を精いっぱいつくって不足したなら話がわかるけれども、こんなことでは許せない。また、大変憤慨している。今まで米価値上げも公約だけに終わり、減反も押しつけ、特に中曽根内閣になってそ……

第101回国会 農林水産委員会 第20号(1984/06/27、37期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 まず最初に、大臣にあえて確認をしておきたいと思うわけですけれども、大臣は本委員会の審議の中で、米の供給については国内産で全量自給すべきとの方針は堅持すると再三御答弁をされているわけですが、それは加工用も含めて国内の米需要を国内産で賄うということですね。そしてまた、韓国からの輸入も今回限りで、今後は一切行わないということですね。
【次の発言】 韓国に貸し付けた米を今回十五万トンを返済してもらうという名目で輸入するわけですが、残りが三十七万トンあるわけですね。この三十七万トン分についての返済方法は、現金で返してもらうということですね。

第101回国会 農林水産委員会 第23号(1984/07/10、37期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 まず最初に、年金というものを基本的にどう位置づけているかという点について大臣にお伺いしたいと思います。  私は、年金というものは国民、農林年金で言えば農協などで働く職員の方が退職されても、その老後を生活の不安なく暮らせるためのものでなければならないと思うわけです。つまり年金は、老後を不安なく暮らせる水準のものであるべきだと思うわけですが、この点についての大臣の御見解をお伺いします。
【次の発言】 大臣もおっしゃいましたように、年金というのは老後の生活を保障するものでなければならない。しかも農林年金の場合は、ほかの共済年金と比べて、その給付実態は非常に低い水準にあるわけです。ですから……

第101回国会 農林水産委員会 第24号(1984/07/11、37期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま議題となっております肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案についての反対討論を行います。  反対の第一の理由は、本法律が大手化学肥料メーカーの価格カルテルを容認し、その利益のために奉仕する内容を持っているからであります。  今日、肥料メーカーは総合的な化学工業として発展していますが、これを支えたのが本法による肥料の独占価格の保証であり、政府の金融上、税制上のあらゆる優遇措置の結果であります。石油ショック後、肥料工業が不況産業に陥り、過剰設備の廃棄を迫られていますが、本法に基づく価格カルテルは、肥料価格低落を防ぎ、設備処理をスムー……

第101回国会 農林水産委員会 第25号(1984/07/17、37期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 十四日に韓国産米の輸入についての協議がまとまり、これによって七月末から韓国産米の輸入が始まることになるわけですが、この問題が明らかになってから、韓国産米の輸入に反対する声は農家、消費者問わず今や国民的な世論となってますます広がっているところです。そして、輸入という事態を避けるために農家は農家でぎりぎりの努力をしようと提起もして、実際の行動にも出られました。我が党も、輸入しないで済む手だてをこの委員会でもあるいは申し入れなどにも繰り返し提起をしてまいりました。にもかかわらず輸入を強行するということに、強い憤りを覚えずにはいられないわけです。  改めて大臣にお伺いするわけですが、今回の……

第101回国会 農林水産委員会 第27号(1984/08/02、37期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 生産者米価が七月二十七日に決まりましたが、この二・二%アップというのは、農民、農業団体が要求していた七・七%アップという米作農民のぎりぎりの切実な願いから全くかけ離れたものであると言わなければなりません。昭和五十二年以来七年連続の実質据え置きということになったわけで、今でさえ赤字生産を強いられている大部分の米作農家の経営を一層悪化させるものです。  まず最初に、大臣にお伺いしますが、このわずか二・二%の引き上げで生産費を償う、再生産を保障する米価であると胸を張って言うことができますか。
【次の発言】 大臣は適正だとおっしゃるわけですけれども、大臣もごらんになったと思いますけれども、……

第101回国会 農林水産委員会 第29号(1984/10/03、37期、日本共産党・革新共同)

○中林委員 去る八月の二十日に「宍道湖中海淡水湖化に関連する水理水質及び生態の挙動について」の中間報告が島根県、鳥取県両知事に説明され、公表と相なりました。  そこで、この中間報告についてお伺いするわけですけれども、この調査は何年かけて行われたのか、また、この調査、中間報告に至るまでの予算は幾らかかったのか、そしてこれは何と何を明らかにするための調査であったのか、その点についてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 明らかになったとされている水質の問題についてまずお伺いするわけですけれども、この水質の将来予測ですね、淡水化した後どうなるかという予測はどういう方法で測定をされたのですか。


各種会議発言一覧

35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1980/03/04、35期、日本共産党・革新共同)

○中林分科員 私は、一級河川江の川の問題でいろいろお伺いしたいことがあります。  御承知のように、一級河川江の川は、広島県の阿佐山、これは広島県と島根県の県境になるわけですが、そこに源を発して、広島県の三次市を通って中国山脈を越え、島根県側の邑智郡を経て江津市に至り日本海に注ぐ、中国地方最大の河川でございます。これは古くから農業用水あるいは漁業、特にアユ漁ですけれども、それに利用されてきましたし、今日では発電にあるいは工業用水に、そして上水にと利用されるという状況で、住民の暮らしと非常に深く結びついている河川なわけです。それだけにこの河川の管理は非常に大切だと私は思うわけです。特に、その下流の……

第91回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1980/03/05、35期、日本共産党・革新共同)

○中林分科員 私は、僻地教育の問題で質問させていただきます。  大臣にお伺いするのですが、現在の僻地教育の実態をどのようにお考えなのか、その御所見をお伺いします。
【次の発言】 数字的なものは結構ですので、一般的な大臣の、現在の僻地教育についてどのようにお考えなのか、その点をまずお伺いしたいのです。
【次の発言】 それでは、僻地教育の文部省としての施策、とりわけ五十五年度はどのように改善をなさっていくのか、その点についてお伺いします。
【次の発言】 五十五年度から十二年間で教員もふやしていくのだというお話だったのですが、特に五十五年度に限って、教員定数の関係はどのようになるわけですか。


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本共産党・革新共同)

○中林分科員 中曽根総理も、来年六十年には婦人差別撤廃条約の批准を約束していらっしゃるわけですが、それだけに今、婦人の労働条件の整備、改善が特に緊急に求められているときだと思います。  そこで私は、まず初めに、最近農村部で特にふえてまいりました建設現場で働く婦人の労働問題について御質問したいと思います。  私は島根県出身でございますので、島根県の例を出してお伺いしたいと思いますが、婦人の建設労働者は島根県の場合、昭和四十五年には二千八百六十四人、昭和五十五年には五千八百六十三人と十年間で二倍に上がっています。こうした建設現場で働く婦人が、どんな労働条件や作業環境で働いているかということを労働省……

第101回国会 予算委員会第七分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本共産党・革新共同)

○中林分科員 昨年の八月に国鉄監理委員会が内閣に提言を提出されましたが、これによりますと、ローカル線の廃止だとかあるいは貨物部門の縮小や切り捨ての促進、また国鉄労働者への大合理化などを強調しているわけです。これは国鉄の公共性を踏みにじって国民生活と地域経済に一層深刻な犠牲を強いるもので、私も許すことができないと思っているわけですが、今全国の多くのところで生活の足を守れという地域ぐるみのローカル線廃止反対運動が展開されておりますし、また地域ぐるみの自主的な乗車運動も進められているところです。今国民的な要求としてぜひ国鉄を存続してほしいという大きな声が出ているところですが、ここに大臣の著書でありま……


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