このページでは、中林佳子衆議院議員が提出した質問主意書に関する情報をまとめています。質問主意書の提出数、質問主意書の件名、質問と政府からの答弁の冒頭部分を一覧にしています。質問と答弁については衆議院ウェブサイトの本文に飛ぶことができます。
41期(1996/10/20〜)
「子どもの権利に関する条約」についての質問主意書(共同提出)
第142回国会 衆議院 質問主意書 第33号(1998/05/08提出、41期、会派情報無し)
質問内容「子どもの権利に関する条約」(以下本条約)は一九八九年に国際連合総会において採択され、我が国は一九九四年に締約国となった。本条約締結後四年が経過し、また本年五月下旬には政府によって九六年五月に国際連合を通じて子どもの権利委員会に提出された本条約の第一回報告書(以下政府報告書)の審査がジュネーブにおいて行われることになっている。このような時期に当たり、以下質問する。
一 本条約の意義について
文…
答弁内容一について
児童の権利に関する条約(平成六年条約第二号。以下「条約」という。)は、先進国、開発途上国の別を問わず全世界的な観点から、児童の権利の尊重及び保護の促進を目指して作成されたものであり、開発途上国のみならず先進国を含めた全世界において、児童の権利の尊重及び保護の促進に重要な役割を果たしているものと考えている。
二の(1)について
政府としては、これまでも児童の健全な育成を目的とした各…
い草産地救済に関する質問主意書(共同提出)
第144回国会 衆議院 質問主意書 第2号(1998/12/01提出、41期、会派情報無し)
質問内容熊本県のい草生産量は全国の約九割を占め、各農家で生産される畳表が日本の気候風土にあった畳文化を支えてきた。
しかし、今、この日本のい草生産が重大な事態に直面し、このままではい草産地の存続さえ危ぶまれる状況となっている。
現在、い草・い製品(畳表)の価格は、一九九七年以来急速に下落し続け、九七年四月同月と比較して約半値となり、九八年一〇月末現在の年間平均値は、大暴落した昨年同期の年間平均をさらに…
答弁内容一について
い草を原料とする畳表については、近年、住宅における和室の減少等により需要が減少傾向で推移する中で、平成九年六月以降、新規住宅着工戸数の大幅な減少等により需要が大きく減少し、これに伴いその価格が低落しており、原料であるい草の生産を取り巻く情勢は厳しいと認識している。
二について
畳表の原料であるい草は、大部分が熊本県で生産されており、畳は我が国の住宅等において広く用いられているとと…
42期(2000/06/25〜)
西日本旅客鉄道株式会社をはじめとするJRグループの公共性に関する質問主意書
第156回国会 衆議院 質問主意書 第105号(2003/06/20提出、42期、日本共産党)
質問内容西日本旅客鉄道株式会社は、小郡町関係者の強い要望であった小郡駅への「のぞみ」停車に関して、関係者に対して「『新山口駅』へ駅名改称しないと、『のぞみ』停車はできない。今回『のぞみ』停車ができないと、今後二〇年は小郡駅へは停まらない」との趣旨の発言をし、住民の望まない駅名改称を強制するという傲慢な態度に終始している。それだけではなく、この問題に関して、関係する地方議員などの申し入れ要求に対しても、一切…
答弁内容一及び二について
北海道旅客鉄道株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、東海旅客鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、四国旅客鉄道株式会社、九州旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社(以下「JR各社」という。)の行っている鉄道輸送は、他の鉄道事業者による鉄道輸送と同様に、多くの国民に日常的に利用され、地域の経済や住民の生活を支える重要な社会基盤であるという意味において、公共性を有するものであると認識…
JRグループなど鉄道事業者が設置するトイレに関する質問主意書
第156回国会 衆議院 質問主意書 第152号(2003/07/28提出、42期、日本共産党)
質問内容昨年十月、西日本旅客鉄道株式会社岡山支社管内のJR西大寺駅で、エレベーター設置やバリアフリー化工事にあわせて、約二メートルの壁を設け、これまでは改札の外からもトイレを使えていたものを、改札の内側からしか使えないようにした。利用者や地域住民からの声が相次ぎ混乱したため、「鉄道をご利用のお客様以外はご利用できません」という張り紙を一時掲示するなど、岡山市西大寺地区の観光スポットである駅前広場を訪れる観…
答弁内容一及び二について
駅は、不特定多数の旅客の乗降等のために使用される鉄道施設であるという意味において公共性を有すると認識している。また、駅に便所を設置する必要があるか否か、駅に設置された便所を鉄道施設を利用しない者にもその使用を認めるか否か等については、駅が鉄道事業の用に供される鉄道施設であることにかんがみ、基本的には鉄道事業者自らが判断すべきものと考える。
三について
高齢者、身体障害者等の…
肺炎球菌ワクチン接種に関する質問主意書
第157回国会 衆議院 質問主意書 第4号(2003/09/26提出、42期、日本共産党)
質問内容肺炎は日本の死亡原因の第四位で、二〇〇一年の一年間、日本では、約八万五千人が肺炎で亡くなっており、そのほとんどが六十五歳以上のお年よりである。石田直氏らが行った二〇〇〇年の調査によれば、六十歳以上のお年よりの肺炎の半分以上は肺炎球菌によるものである。
肺炎球菌に対してはワクチンがあり、一度接種すれば、五年間は効果が持続する。アメリカにおける調査では、インフルエンザワクチンと併用した場合、全く接種…
答弁内容一について
平成十三年の予防接種法(昭和二十三年法律第六十八号)の改正に当たっては、平成十年五月二十二日、公衆衛生審議会伝染病予防部会に予防接種検討小委員会を設置し、平成六年の同法改正後の予防接種制度を取り巻く諸問題について、総合的に検討を行ったところである。
肺炎球菌ワクチンについては、同小委員会において副反応の事例、予防接種の効果に係る学術研究の成果等を踏まえて検討が行われ、平成十一年七月…
国営岡山南部土地改良事業に関する質問主意書
第157回国会 衆議院 質問主意書 第16号(2003/09/29提出、42期、日本共産党)
質問内容「国営岡山南部土地改良事業」は、「高梁川合同堰及び湛井十二ヶ郷用水路を改修及び幹線用水路の新設を行い、併せて関連事業として、末端用水施設の改修及び区画整理を行うことにより、経農の合理化と農業経営の安定化を図る」(中国四国農政局・事業計画書)ことを目的としている。この事業に関して、幹線用水路(パイプライン)が敷設される地域の多くの農家が反対の声をあげている。
足守川のパイプライン化に反対する農家の…
答弁内容(1)について
足守川は、河川の水位が周辺の地下水位より高く、河床の地質が砂礫層であることから、伏流が生じており、この性質に着目して、「岡山県大百科事典」(株式会社山陽新聞社発行)の記述も参考とし、国営岡山南部土地改良事業(以下「本事業」という。)の土地改良事業計画書において、「砂質の天井川であるため、伏流等により効率的な取水が困難な状況にある」との表現を用いたものである。伏流の事実を確認するた…