このページでは岡田正勝衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。岡田正勝衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○岡田(正)委員 私は、まず第一番に委員長に苦言を呈したいと思うのです。 大体、理事懇談会といいますか、まだ理事ができていなかったときですが、そのときの打ち合わせによりまして、政府・与党の約束で、あいさつをするのではなくて釈明をするということを了解をいたしまして、この席に入ったわけであります。ところが、あにはからんや大臣はそんなことは知らぬ顔して、いけしゃあしゃあと就任のごあいさつをまず冒頭にはっきりされました。その後で釈明らしきものをごくわずか言われましたが、私は憤慨してよほどのことで退席をしようと思いました。それは余りにも大人げないと思って席に踏みとどまっておりましたが、この際委員長に対……
○岡田(正)委員 お許しを得ましたので質問をさせていただきますが、その前に、議題外にわたりまして恐縮でありますけれども、去る十一月十五日の法務委員会におきまして大臣に対する質問を留保しておりました問題について、けりをつけておきたいと思います。 私どもは、大臣御就任の直後の法務省内におきます記者会見の際、ロッキード事件関係の裁判について記者から感想を求められたときの大臣の例の青天白日問題の発言につきまして、軽率のそしりは免れないということでその責任を追及してまいりましたが、そのお答えが納得できませんでしたので、その質問を留保してまいりました。しかし、昨日の本会議におきまして、大臣から本件に関す……
○岡田(正)委員 同士の青山先生、永江先生の御好意によりまして、これから一時間、運輸大臣の所信表明に関しまして質問を行います。 運輸大臣は、所信表明の中の第三の柱といたしまして、航空輸送網の整備について述べておられます。またその中で、関西新空港の建設推進についても述べておられますので、そのことに関連をいたしまして以下お尋ねをいたしたいと思うのであります。 さて、その前にちょっと大臣にお尋ねをしておきたいと思うのでありますが、昨晩のテレビ並びに本日の各新聞にでかでかと載っております銚子沖二百キロメートルにあります高さが三千メートルから四千メートルの富士山クラスの第一鹿島海山というものが、この……
○岡田(正)委員 倉石法務大臣にお尋ねをいたしますが、その前に、倉石法務大臣は、言葉は適当でないかもわかりませんが、並みの大臣であるとは私は思っておりません。その証拠に、本会議で大臣が左右にお並びになっておりますが、議場の方へ向かいますと右側の、まさに最右翼にいらっしゃるわけでございまして、副総理の席にお着きになっておる大臣でありますから、並みの大臣のような返事をなさらぬように、前もってお断りをしておきたいと思うのであります。 さて、本論に入らせていただきますが、私はただいまから、朝鮮民主主義人民共和国、以下、北朝鮮と呼ばせていただくことにいたしますが、約六千人とも言われております北朝鮮の日……
○岡田(正)委員 大臣の所信表明につきまして、二点にわたって質問をいたします。 まずその第一点は、所信表明の第一に、わが国の国民生活が安定している原因の一つは、その基盤とも言うべき法秩序が揺るぎなく維持され、国民の権利がよく保全されているからだと胸を張っていらっしゃいます。続いて、この法秩序の維持と国民の権利の保全に情熱を傾けるという大臣の姿勢は、私は大きく評価するものであります。 しかしながら、わが国は大臣が自慢するような法治国でありながら、国民にとっては難解にして膨大な法律はまさに近くて遠い存在ではないでしょうか。国民が法律になじみ、これを理解し、自分たちの法律とすることは、明るく住み……
○岡田(正)委員 まず総務局長さんにお尋ねをいたしますが、現在国民の感覚といたしましては、裁判といいますと金と暇のある者しか用事はないわいというような感覚ではないでしょうか。その一因というのは一体何だろうかと考えてみますと、やはり裁判には金と時間がものすごくかかる。たとえば民事なんかだったら、まず二、三年はどうもならぬというようなあきらめがあるからではないでしょうか。私は、むしろ今回御提案に相なりました増員案については好意を持って実は考えておるのです。 そこでお尋ねするのでありますが、今回出されましたこの判事と職員の増員計画でありますが、これで現在の裁判所の機能は十分に満たされるのかどうか、……
○岡田(正)委員 質問に入ります前に、法務大臣並びに政府委員の皆さん方に注文があります。 この刑法一部改正はロッキード事件再発防止対策の一環として五十一年十一月十二日のロッキード問題閣僚協議会以来の懸案事項でありまして、何回政府が御提案になりましても、野党が賛成をしておりながら不思議なことにこの法案は成立をしないのであります。まことに奇妙きてれつなことであります。この刑法の一部改正というのは、社会正義の上から見ましても全国民が特に注目をいたしておる問題でありますから、私は五つにしぼって質問をいたしますから、答弁は国民の理解が得られるように親切丁寧にお願いをしておきたいと思うのであります。 ……
○岡田(正)委員 大臣、倉石さん、日本における婦人の立場、特に妻の立場というのは弱いものですね。(「強いよ」と呼ぶ者あり)強いというやじがありますが、私は弱いと思っているのです。 特に昔からよく言われております、幼くしては親に従い、嫁いでは夫に従い、老いては子に従うという、三従といいますか、こういうのが日本婦人の美徳というようなことを言われておりますが、そのように常にその立場は弱いわけであります。そして不安定であります。また御承知のとおり、昨今の男女の平均寿命の関係から言いましても、男性の方が女性より約五年早く亡くなるというような状態でありまして、その比率というのは約七割だそうであります。し……
○岡田(正)委員 大臣がいまおくれてこられますので、その方面を省いて、順序不同になりますがお尋ねをいたします。
まず第一にお尋ねしたいと思いますのは、永住権を与えられた在日韓国人の人が、たとえばふろへ行くのにでもその証明書を携帯しなければならないという問題は非常に不合理ではないかというふうに思うのでありますが、その点についてお答えを願います。
【次の発言】 いまお答えがありましたとおりに実際は執行されているでしょうかね。たとえば本当に共同浴場へ行くためにぶらぶらと散歩がてらのような形で歩いていた。身分証明書はあるか、持っておりませんと言った場合に、警官はどういう措置をとっておりますか。
○岡田(正)委員 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっております昭和五十四年度補正予算三案に対し、一括して反対の討論を行います。 特に私は、多くの反対理由のうち、税収見積もりの誤りと行政改革への不徹底な対応の二点にしぼって、この際申し述べたいと存じます。 私は、今回提案された補正予算を見てまずびっくりしたことは、私たち国民の税金である租税及び印紙収入が当初予算に比べて二兆円近くも増収になっていることであります。 一般庶民には二兆円という金額は想像もできませんが、これを一万円札で積み上げてみますと、富士山の約五倍の高さになるほどのものと言われております。そこで思い出しますと……
○岡田(正)委員 まず冒頭に、原子力船「むつ」の問題につきまして科学技術庁長官にお尋ねをいたします。 佐世保重工業のあのすさまじい人権闘争が、去る十三日組合側の全面的な勝利に終わりましたことはまことに喜ばしいことでございまして、今後速やかに労使の信頼関係を回復いたしまして、再建が軌道に乗ることを祈るものでありますが、この佐世保重工で一つだけぽつんと置き忘れられておるものがあります。それは御承知の原子力船「むつ」でございます。昭和四十七年八月に七十三億円の巨費を投じましてつくられたこの「むつ」は、一体現状はどうなっておるのであろうか。また、うわさで聞くところによりますと、契約すらまだできてない……
○岡田(正)委員 大臣、先に一言申し上げておきますが、私は、人間としては大臣のような思ったことをずけずけ言われる、たくまない、そういうお人柄は非常に好きであります。これからもそれはずっと続けていただきたいと思いますが、ただ一つだけ御注意願いたいことは、奥野さんはいま大臣という最高の地位におられるわけです。昔から綸言汗のごとしという言葉がありますように、大臣のようなお立場になりますと、一たん吐いた言葉は額から出た汗と一緒でありまして、もうもとへ戻すことはできません。そういう非常に重要な立場にあるということもお考えの上で御発言をいただきたいと思うのであります。しかし人柄としては、私は、ずけずけお互……
○岡田(正)委員 是は是、非は非とその主張を明らかにする民社党でございますから、大臣の耳には少々痛いことがあるかもしれませんが、まあこれも職務の中の一つと心得ていただきまして、よろしくお願いしたいと思います。 まず冒頭に、私は奥野さんにお礼を申し上げなければならぬと思うのであります。それは、行きずり殺人など犯罪被害者等給付金のことについてでありますが、去る八月二十七日のこの委員会におきまして、私は、あのむごい、痛ましい新宿バス放火事件の被害者救済につきまして御質問をいたしました。そして、この法律は一月一日からということになっておるけれども、それにこだわらないで、むしろその法を遡及してでも救済……
○岡田(正)委員 インドシナ三国の難民の問題につきましては大臣はよく御承知だと思いますけれども、一応質問をいたします前にその経過をお話をしておきたいと思うのであります。 一九七五年にラオス、ベトナム、カンボジア、俗に言うインドシナ三国は社会主義に変貌してまいりました。それ以後ベトナムにおきまして約六十万人、ラオスにおきまして約二十二万人、カンボジアにおきまして十数万人の方々が祖国を捨てておられます。一九七五年、俗にボートピープルと呼ばれるベトナム難民の人が日本に仮上陸をいたしましたが、一九七八年の四月三十日まで日本は難民に対しての定住を認めていませんでした。同年四月三十日に発表されました三条……
○岡田(正)委員 いままでの行管庁の歴史と五十三年度の決算を踏まえまして、当面問題となっております行革全般につきまして質問を申し上げたいと思うのであります。 長官は、この行革の問題に非常に真剣に取り組んでいらっしゃる。その姿を見まして、最近とみに次の総理・総裁ではないかという呼び声も非常に高くなっておりますし、長官の答弁を聞いておりましても、何となくいままでよりはめり張りが大変よく効いてきているように思うのであります。そういう長官に期待を込めて質問をいたしますので、ひとつ明快な御回答をいただきたいと思う次第であります。 ただいま私が長官のお手元に差し上げました、三月二十三日にわが民社党が土……
○岡田(正)委員 まだ、わが党は意見を詰めておりませんけれども、当面疑問に思っておりますことにつきまして種々質問をさせていただきたいと思います。一部重複する点がありますが、お許しをいただきます。 まず第一に、先ほどの質疑応答の繰り返しの中で大変気にかかる問題が一つありますので、本案に直接関係のないことでありますけれども、お尋ねをしておきたいと思います。 参議院の全国区制度の問題につきまして、比例代表制度を自民党におきましては総会にかけるところまで現在立ち至っておるというお話でございました。しからば、それを提案するつもりか、こういう質問に対しまして、いまのところ、ありませんということじゃなか……
○岡田(正)委員 今回の寒害につきまして、大変速やかに対応をしていただきましたことにつきましては、あらかじめお礼を申し上げておく次第であります。
さて、時間の関係がありますので早速質問に入らしていただきますが、まず第一点は、今回のこの寒害の全国的な被害、その中で広島県の被害というふうに分けていただきまして、簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
そういう被害に対しまして、農水省はどういう救済の手だてを講じておられるか、大まかなところをお示しください。
【次の発言】 そこで、先ほどからのお尋ねの中ともダブるのでありますが、自作農維持資金、この関係におきま……
○岡田(正)委員 できましたら大臣から、なんでしたら局長さんでも結構でございます。 今回の法案で一番目玉になったといいますか一番争点、争点といってもおかしいのでありますが、業界の中で対立関係を生んでおります一番大きな問題というのは、監査を受ける対象の会社を資本金十億円以上で暫定措置できておりましたものを、今度は本法へ戻して五億円以上の会社ということにいたしますことについて、業界においてずいぶん論議を呼んでおりましたことは御承知のとおりであります。 さてそこで、こういう日本の経済にかかわりの非常に深い商法の改正などにありましては、できるだけトラブルがない方がいい、できるだけお互いの理解の中で……
○岡田(正)委員 私は、四月二十一日の質問のときに、二時間の時間をかけまして六点にわたりまして、法務省、大蔵省、警察庁に質問をしたわけでございます。その中で残りました質問点を、労働省の関係がずいぶん残っておりますので、質問をさしていただくわけでございますけれども、先般六点質問いたしました中の一つである株主の提案権という問題について、労働省に関連して、本日質問する六つのうち四つが関連して質問として出ますので、そのいきさつをちょっと聞いておいていただきませんと何のことやらさっぱりわけがわからぬ、こういうことになりますから、質問の内容は簡単でありますが、株主の提案権の問題について、ちょっと前知識とし……
○岡田(正)委員 三参考人の皆様には大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。心から厚くお礼を申し上げます。 さて、質問でありますが、一番巷間うわさに上り問題になっておりました監査対象会社の資本金十億円から五億円にという問題でありますが、この問題について先ほど来からずっとお二方の答弁を伺っておるのでありますけれども、どうもいま一つすっきりといたしませんので、重ねて質問をするようでありますが、この十億円の会社から五億円ということに資本金を落とすことによりまして、一体公認会計士協会としては何社ぐらい監査対象会社がふえるとお考えでしょうか、それから、税理士会の方としては何社ぐらい減ると……
○岡田(正)委員 ただいまから民社党といたしましては締めくくりの質問をさしていただきたいと思います。簡潔にお答えを願いたいと思います。
質問の第一は、法務省に対してでありますが、従来は監査人というものは取締役会で選任されるということになっておりまして、取締役への従属性というのが非常に強く印象づけられておりました。そこで監査の妥当性が疑われるというような状態でありましたが、今回の改正ではどういうふうに改善されるかということについて、簡単にお答えください。
【次の発言】 そこで、監査人を総会で選任するというのでありますけれども、現実の総会というのがこの法改正があったためにがらっと変わるとはちょっ……
○岡田(正)委員 外務省はお見えになっていますか。――まず、外務省の方に先にお尋ねをしておきたいと思います。 また、質問の前にあらかじめ御了解を得ておきたいと思いますが、今回の入管令の改正、これをとりあえずA案、こういうふうにして、難民関係の改正の分をB案というふうに略称させていただきますが、私は、質問の都合上、二十七日には質問ができませんので、本日はA案とB案とまぜこぜで質問をさせていただきますことを、あらかじめ御了解を得ておきたいと思うのであります。 さて、外務省へのお尋ねのものは、難民という定義ですね。これがいろいろとうわさをされております。案外期待すべきものではないのではないかなん……
○岡田(正)委員 まず一番最初に、刑事局長さんにお尋ねをしたいと思うのであります。 去る五月二十二日のこの法務委員会におきまして、私の方から大鷹入管局長さんに対しまして流民対策について質問をしたわけです。今度の難民条約を批准するに当たりましての整備もありますので、流民に対する新方針を策定したということを明瞭にされたわけであります。 内容といたしましては、簡単に言いますと、次のようなケースには特別在留許可を与えることを決めたということを言われたのであります。その主なものは、インドシナ三国の旧旅券で入国し、不法残留となったが帰る国がない者、それから、台湾、タイなどの第三国で他人名義の旅券を不正……
○岡田(正)委員 いま、行政改革のことにつきまして慎重な論議が繰り広げられておるのでありますが、いかに制度をいじりましても、機構をいじってみましても、肝心かなめのことは、やはりそれを取り扱う人間であろうと思うのであります。しかして、国の財政は税金がなければやっていけないことも当然であります。そこで、行政改革にまつわりまして増税か増税でないかという問題も繰り返されておりますので、私は、以下、行政の基本的な問題と、それに付随をいたしまして、北鮮におります日本人姿の安否調査の関係と里帰りの実現の問題について、所信をただしたいと思うのであります。 まず最初に、素朴な質問からさせていただきますが、大蔵……
○岡田(正)委員 どうも圓城寺さん、大変御苦労でございます。言うならば、日本の行政の大掃除役を仰せつけられたようなものでございまして、三月から始まってまる二年間、長丁場でございますが、私ども民社党は大変な期待をかけておるわけであります。しっかりがんばっていただきたいと思います。 さて、当面問題になっておりますことからお尋ねをしたいと思うのでありますが、御承知のとおり、答申の中に、十ページと二十一ページに明瞭に「公務員等の定数の縮減、給与等の合理化により、総人件費の抑制を図る。」という意味のことが書いてあるのです。これが意外な力を発揮しておりまして、いま出ております公務員の諸君のいわゆる人事院……
○岡田(正)委員 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、ただいま議題となっております行革関連特例法案に対し、賛成の討論を行います。 わが民社党は、すでに御承知のとおり、昭和五十二年に第一次行革三カ年計画を提唱し、五十四年には第一一次提言を行い、昨年は行革中道四党合意をまとめるなど、絶えず行財政改革断行の先頭に立ってきたところであります。 行財政の改革は、第一に、増税なき再建を行うために、第二に、社会保障、住宅など、より高度の社会福祉推進のために、第三に、簡素かつ効率的な行財政システムを確立するために、万難を排して断行しなければならない国民的緊急課題と言わなければなりません。 この意味……
○岡田(正)委員 大臣、冒頭に大臣の確認を得ておきたいことがあるのであります。それは去る五月二十二日に法務委員会が開かれまして、そのときに、大変困っている流民の諸君の取り扱いの問題についてお尋ねをいたしましたところ、大臣の指示を受けましてと前置きをして、大鷹局長の方からお答えのあった三つの新しい方針であります。 その中身というのは、もう御存じのとおり、「第一に、インドシナ三国の旧旅券で本邦に入国し、そのまま不法残留となっている者については、帰る国がないという事情を考慮して在留を特別許可する。」 それから「第二に、台湾、タイ等の第三国旅券を所持していても、それが他人名義の旅券を不正入手するな……
○岡田(正)委員 私は実はこの法案に対しましては反対の意思を持っておるのであります。なぜならば、参議院においても十分に審議を尽くされたはずでありますが、肝心の憲法問題におきましても、十四条一項、さらに十五条、二十一条の一項、四十三条、四十四条と数多くの点におきまして憲法学者の間においてすら賛否両論に分かれましてなかなか決着がつかない。中には、十四条一項のごときは大方の学者が限りなくクロに近いという判断を示しておるのにかかわりませず、参議院におきましては参考人を含めてわずか四十時間の審議をもって委員会を強行採決なさいました。このことについていまでも私は憤激をしておるのでありますが、議長裁定により……
○岡田(正)委員 冒頭に大臣にお尋ねをいたしますが、あらかじめお手元に差し上げてありますように、私どもは今回のこの法案に対しましては反対の立場をとっております。その理由も先日申し上げた次第でございますが、その理由と全く同じような意味のことがきょうの朝日新聞にも出ておりまして、お手元にありますように、憲法学者有志二十一名から、まず第一点は、この法案が通ってしまったら政党強化を促進してしまうではないか。そうなると第二院としての参議院の存在理由はなくなってしまいますよということ。第二点は、有権者の権利を制限することになりませんか。少数派の占め出しということは大変問題があります。第三点は、表現の自由と……
○岡田(正)委員 五人の先生方、貴重な御意見をどうもありがとうございます。大変御苦労かけておりますが、私も質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 私は民社党の岡田でありますけれども、私は、今回のこの改正案に対して、栗林先生ではございませんが、憲法違反の疑いがまことに濃厚、限りなく黒に近い、こういう観点から実は反対の意思を持っておるものでございます。 さてそこで、冒頭にお伺いしたいと思いますが、栗林先生のきょうのお話の中で、参議院改革小委員会の作業をついにやめることにしました。非常に悲しいことを聞いたのでありますが、その主な理由は何でありましょうか。
○岡田(正)委員 小杉先生、よく似合うじゃないですか。新自連の方々の中で大臣席に座ったというのは先生が初めてじゃないですか、よく似合いますよ。しかも総理大臣席ですからね。いや実にすばらしいです。いぶし銀のような重厚な大臣も結構ですが、あなたのような若い大臣が出てくることも私どもは大変期待をしております。 それでは智頭に小杉先生の方から質問をさせていただきますが、細かい点につきましては先ほどすでに堀先生から御質問がありましたので、その他の大まかな点でお考えをただしておきたいと思うのであります。 全国区採用の国というのは、百六十六カ国あります中で三つだけですね。それで、グアテマラとオランダとイ……
○岡田(正)委員 まず、冒頭に大臣に質問いたしたいと思うのですが、午前中に説明がありました大臣の所信表明というのはつくづくよくできているなと、実は感心しているのです。りっぱなものであります。 そこで、私のことにわたりますが、私は法律は全く素人でございますから、何を質問いたしましてもわなも仕掛けもございませんから、どうぞ安心してお答えをいただきたいと思います。ただ、国民が聞きたいと思っていることを聞くわけですから、はぐらかすというようなことだけは絶対にやらないように、これだけはお願いをしておきたいと思います。 さて、大臣に一番最初にお尋ねしたいのは、いま日本の国民には、法治国家というのは何か……
○岡田(正)委員 予算委員会の関係がありますので、時間をごく短く切り詰めますので、お答えの方も明瞭にひとつお願いしたいと思うのであります。
まず第一に質問いたしますのは、三名の有名な非行判事がおりますね。最近問題になりました谷合さん、板垣さん、安川さん、この三名の方々の事件後における身分上の処分は一体どういうふうになったか。それから、それぞれ三名の年齢をお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 この裁判官を八名ふやすという提案、それからその他の職員を一名ふやすというただいまの御提案については、私は賛成であります。賛成でありますが、世間を騒がし、裁判官としての判事としての品位を著しく失墜せ……
○岡田(正)委員 ただいまから私は、朝鮮国籍の二世であります向こう名で読みますとチャン・ミョン・スさん、漢字で書きますと張明秀さんでありますが、当年とって三十二歳の方の強制送還をめぐる問題について質問をさせていただきます。 この人は、昭和二十四年の四月十九日に広島市で生まれた人でありますが、お父さんは、二十歳のころに戦前徴用といたしまして強制的に日本に連れてこられた人でございます。昭和二十七年、御承知のとおりサンフランシスコ講和条約の締結によりまして日本の国籍を離脱いたしまして、法律第百二十六号の二条六項によりまして朝鮮籍を取得をした方でございます。この人の子供に生まれたのでありますが、本人……
○岡田(正)委員 まずお尋ねいたしますが、この法律で言いますところの「船舶」の範囲というのは、どこからどこまでですか。
【次の発言】 関連いたしましてお尋ねをいたしますが、この「航海の用に供する」というのは、どういう範囲でしょう。
【次の発言】 ということになりますと、小さな問題を出しまして恐縮でありますが、たとえば釣り舟なんてありますね。内海じゃありませんよ、内航の関係ではなくて、釣り舟を借りてあるいは釣り舟を出してお客さんを乗せて外洋で豪快な釣りを楽しむというようなことがよくありますね。ああいうことはこの中に入るのでしょうか。
【次の発言】 次にお尋ねいたしますが、たとえば軍艦ですね。軍艦……
○岡田(正)委員 大臣、最初にいまから私が申し上げますことをちょっと聞いておいていただきたいと思うのです。これは韓国の現役の国会議員の皆さんがつい最近私どもとともに話し合いをしましたときに、法務委員会で質問があるんならそのチャンスにこういうことをぜひ大臣にお伝え願いたいという御要望がありましたので、質問の内容に大体ラップしておりますので申し上げておきたいと思うのであります。 これは外国人といわゆる住民という問題点についての語り合いでありますが、韓国の国会議員さんがおっしゃっていますから、そういう意味でお聞き取りください。 韓国籍でありましても、もちろんこれは外人ということでありますが、日本……
○岡田(正)委員 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして討論をさせていただきます。 今回の提案につきまして今日までいろいろと質疑を重ねてまいりましたが、大臣の考え方も十分理解ができますし、当局の姿勢もずいぶん前進があるというふうに評価をいたしておりますので、私どもの党といたしましては、以下申し述べますようないろいろな意見を持っておりますが、修正案は提出することなく、本案について賛成をいたしたいと思っておるものであります。 そこで、意見でございますが、重複をいたしまして恐縮でありますけれども、一応申し上げておきますと、まず第一番は、新規登録、それから常時携帯の義務年齢につきまして十四歳から……
○岡田(正)委員 私は、今回のこのIBMにまつわる事件が、日米間の貿易摩擦の激化につながったり、あるいは日米友好関係にひびを入れたりしなければよいがと心配をいたしておりますし、さらに、このことが日本企業の海外進出に対する意欲を減退させるようなことにならなければよいがということをあわせて心配をしながら、質問をするものであります。 いままで私が新聞等で知り得ましたわずかな情報によって見ますと、本件は、八〇年の十一月ごろから本年の六月までの間のことだと聞いております。IBMから盗まれたというその情報が一番のもとでございますけれども、その盗まれたという肝心の物の盗まれた日時も犯人もいまだにわからない……
○岡田(正)委員 両先生にお伺いいたします。
大変的の外れたことを一番最初にお尋ねするようになるかと思いますが、先生方のお耳には、私もこれははっきりわからぬことでありますが、FBIの秘密捜査官がもうずいぶん前から日本に入って、日立や三菱と接触をしておったのではないかという疑いがありはしないかということは聞いていらっしゃいませんか。
【次の発言】 私も確証があるわけでございませんから、どうも余りはっきりはよう言わぬのでありますが、もしさようなことがあるとするならば、主権の侵害という問題が起きてくるのではないかと思いますが、いかがでありましょうか。
○岡田(正)委員 警察庁の方、お越しいただいておりますか。それでは、警察庁の方から先にちょっとお尋ねをいたしますが、犯罪被害者等給付金支給法というのができまして、五十六年の一月から実施をされておるわけでありますが、その実施の状況につきまして御説明願いたいと思います。
【次の発言】 続いてお尋ねをいたしますが、この給付金の給付額ですね、これを引き上げるというような御計画はございませんか。
【次の発言】 次に、いままでの実績の中におきまして、最高の支払い額といいますか給付額といいますか、それの実例をひとつ御披露いただきたいと思います。
【次の発言】 一部、これは私の聞き違いかわかりませんが、何か千……
○岡田(正)委員 時間が大分超過しておりますので、簡潔にお伺いしますので、簡潔にお答えいただきたいと思います。 まず第一点は、今回の送達の方法を変えることにつきまして、プライバシーの侵害になりはせぬかということが中心にいろいろと問題になっておりますが、今度の送達の手続を変えなければならないという事情が出たその事情ですね、送達に支障があるという場合というのはどんな場合なのか。いわゆる本人の住所がわからぬという場合、あるいは住所は一応表示してあってもなかなか本人に届かないという場合だけなのかどうか、あるいはそれ以外に支障のある場合というのがあるのか。それぞれパーセンテージでいいですから、その実態……
○岡田(正)委員 まず冒頭に、総理からひとつお教えをいただきたいと思うのでありますが、綸言汗のごとしということわざ、格言が昔からありますね。あの意味はどういう意味でしょうか。
【次の発言】 これは総理の行政改革にかける情熱のあらわれと見て、そのまま受け取りますが、昔から、綸言汗のごとしという言葉の意味は、その国の最高の責任者が一たん吐いた言葉は二度と後返りはできませんよ。これはなぜ汗のごとしと言うかといえば、額から出た汗は、しまったと思ってももう一遍毛穴の中へ押し込むということは不可能であるという意味で、綸言、いわゆる最高責任者の絶対的な言葉、そのことを指しておるのであります。
さてそこで、……
○岡田(正)委員 民社党の岡田でございますが、参考人の皆さんには、貴重な御意見をいただきまして大変ありがとうございます。 順次お伺いをさせていただきますが、まず吉田さんと星さんにお伺いをいたしたいと思います。 農業改良研究員制度の廃止についてでございますが、今回の改正によりまして農業改良研究員にかかる規定が廃止をされることになりますが、これによって試験研究機関と普及組織との連携が薄まっていきまして、普及事業に関する試験研究が弱まるのではないかという懸念をする向きがあるのであります。今後、試験研究機関と普及組織がどのように連絡調整をし、このような懸念が現実化しないように努めるべきであるかとい……
○岡田(正)委員 まず最初にお尋ねをいたしたいと思いますことは、最高裁がこれまでに違憲立法審査権を行使したというのは三件ほどあると伺っておるのであります。どういうものがありましたか、まず御報告を承りたいと思います。
【次の発言】 一番最後に述べられました五十一年四月十四日の衆議院の定数の問題につきまして違憲判決をお出しになりましたが、その後どういうふうに推移しておるかということは御存じでありますか。
【次の発言】 そういう経過をたどりまして、いま大法廷でさらに係属しております問題がなかなか結論が出てこないというのはどういうことなんでしょうか。
○岡田(正)委員 参考人の皆様大変ありがとうございました。結構なお話でございます。 一、二お尋ねをいたしますが、坂本さんのおっしゃいました内容というのは非常に私は共感を覚えまして、八〇%が家庭の欠陥だろう、そして手抜きのない子育てというのがやはり一番必要ではないだろうか、幼児期の六歳までにきちっとした人間にするようにしつけが必要ではないだろうか、問題は、とにかく非行少年をつくらぬことだ、後で立ち直りをするといっても、それは全く何分の一かですよ、こういう御経験も含めたお話がありました。 実は、私は私立の六十名の定員の保育所を経営いたしておりまして、ことしがちょうど満十年目でございますが、私は……
○岡田(正)委員 冒頭に大臣にちょっとお尋ねいたしますが、今回の法改正は、所有権というものが多数者によりまして非常に影響を受けるという特徴のある法案でありますが、この点に関しまして基本的な考え方を大臣はどのように持っていらっしゃいますか。
【次の発言】 局長さんの方にお尋ねいたします。
区分所有者の住居をめぐる法律関係に直接影響を及ぼす重要な改正がたくさんあるわけですね。この問題に関しまして、法制審議会の審議並びに立案に当たりまして、居住者の意思というものをどういうふうに把握をし、反映をされたかということについて説明願います。
【次の発言】 次に、この問題で日ごろ一番大事なと言っては言葉が適……
○岡田(正)委員 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、ただいまより一般質問に入らしていただきます。 まず冒頭に、先般来、減税問題、人勧問題等をめぐりまして、五日間にわたって国会がストップしたような状態にありました。そこで、各党の代表者の皆さん、また、委員長初め各党の理事の皆さん、そして政府関係者の各位の努力によりまして、本日再開の運びになったわけでありますが、私は、いまその結論ともいうべき政府の見解を官房長官が読み上げられましたので、そのことにつきまして、若干の疑問がありますのでお尋ねをしておきたいと思うのであります。 そこで、まず第一は、政府見解、これ全体が議長見解を尊重する、こう……
○岡田(正)委員 まず、冒頭に総理にお尋ねをしたいと思うのでありますが、今回提案をされました各種の行革法案は、これは行革の一里塚である、国民にいろいろな御意見がありまして、内容は余り大したものがないではないかというような御意見が多い中で、政府の答弁としては、これはもうほんの一里塚である、これからが胸突き八丁に差しかかっていくんだというような御説明がありました。それはそれでわかるのでありますけれども、しかし、そういうことになるならば、行革のスケジュールは、タイムスケジュールと申しますか、そういうものは一体どうなるのだろうかという、いわゆる全容が国民にわかりません。これが非常に国民の聞きたがってお……
○岡田(正)委員 瀬島参考人におかれましては大変貴重な御意見をいただきますが、私ども民社党は、行政改革を推進しなければもはや日本も国民も救われない大変な事態が来るのではないかという危機感を非常に持っておりまして、私どもは、党を挙げて行政改革を推進すべきであるという立場をとっております。また、瀬島さん個人につきまして評論するのは大変失礼だと思いますが、瀬島さん御自身のことにつきましても、わが党は、大東亜戦争のあの終戦の当時から今日に至りますまでの間、非常に烈々とした国を愛する心持ち、そして国民の将来を憂うるその気持ちに対しまして、私どもは実際党を挙げて尊敬を申し上げておるのであります。 さて、……
○岡田(正)委員 私は、民社党・国民連合を代表し、国家行政組織法の一部を改正する修正部分を除く法律案及び同法に対する四党共同提出の修正案に賛成すると同時に、総務庁設置法及びその他の法律案に対し一括して賛成するとともに、党提出の行政事務の簡素合理化及び整理に関する法律案に対する修正案に反対の討論を行うものであります。 私ども民社党は、今日の未曾有の財政危機を克服し、活力ある福祉社会の基盤を確立することは、次代を担う国民に対するわれわれの当然の責任であり、義務であると考え、行政改革の断行を叫び続けてまいりました。このような基本的な立場から、今回政府より提出された法律案に対しても、これに真剣に取り……
○岡田(正)委員 私は、この委員会は初めてでありますので、全く素人に立ち返りまして初歩的な質問からさせていただきたいと思うのであります。
まず、地方交付税というのが今問題になっておるわけでありますが、これは一体何ですか。
【次の発言】 今の御説明では、地方自治団体の計画的な財政運営を保障するということがやはり大きな目的の一つになっておりますね。これを確認しておきますが、間違いありませんね。――間違いありません。
そこで、この地方交付税の総額は酒、所得、法人という三税の三二%ということで決まっております。これを普通交付税と特交に九四対六に分けておりますが、これは一体どういう理由ですか。
○岡田(正)委員 今回のこの法案の審査に当たりまして、国民は白けた気持ちで見ているのではないかと私は心配をしておる一人であります。内容を見てみますと、まさに減税はちょっぴりで増税はたっぷりということであります。 そのことについてはたくさんの質問者からそれぞれ御質問がありましたので、私はちょっと観点を変えまして、不公平税制を正すという意味から、個人企業と法人企業の税負担の公平のために、正直者がばかを見ないで済むように、青色申告制度につきまして質問をいたしたいと思うのであります。 御承知のように、戦前の賦課制度から、戦後は昭和二十二年に民主的な申告制度に変わりました。その中で、青色申告制度とい……
○岡田(正)委員 冒頭に大臣にちょっとお尋ねをしたいと思います、やっぱり気になることがあるものですから。
御承知のとおり、二階堂さんが副総裁に御就任というような段階になりました。現在このことを大臣としてはどのように受け取っていらっしゃるか、感想をお聞きしたいと思うのであります。
【次の発言】 よくわかりました。
そこで、いま一つ気になりますのでお尋ねしておきますが、田中氏の影響力を排除するという声明でございますけれども、それは中曽根さんが言ったんだからおれは知らない、こう言ったらまあそれまでですが、大臣といたしましては、やっぱり中曽根内閣の閣僚の一人でありますので、この田中氏の影響力の排除……
○岡田(正)委員 参考人の先生方、お忙しいところを貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。民社党・国民連合を代表いたしまして、若干の質問をさせていただきます。
まず第一番に、牛嶋先生にお尋ねするのでありますが、今回の改正で資金運用部からの借り入れというあのやり方をやめまして、これからは毎年一般会計から、協議の上で特例措置としてその不足を持ってくるという大改正があるわけであります。こういう改正をすることによって、今後交付税総額の安定的な確保が可能であろうかと疑問に思っておるのでありますが、先生はいかがでございましょうか。
【次の発言】 次に、服部市長さんにちょっとお尋ねをいたしますが……
○岡田(正)委員 農水省と厚生省の方、お見えになっていますか。――両省の方には、先般の質問のときに説明を要求しておきながら、時間が超過してしまいまして待ちぼうけを食わしまして大変申しわけないことをいたしました。きょうは、罪滅ぼしのために一番最初に質問いたしまして、しかも一問ずっということにさせていただいて、済み次第お引き取りをいただきたいと思います。 それでは、まず国庫補助金制度に関連をして質問をするのでありますが、農水省の方にお答えをいただきたいと思います。 臨調の答申で人件費補助の整理がうたわれまして、五十八年度は農業改良普及員等に係る補助負担金が一括して定額の交付金に組みかえられまし……
○岡田(正)委員 今回のこの風営法の改正というのはまさに大改正でありまして、法の目的にも書いてありますように、「善良の風俗と清浄な風俗環境を保持し、及び少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するため、」というのが大きな目的になっております。 このことにつきまして、国家公安委員長という立場からどう考えられるかということについて、冒頭に二、三質問させていただきたいと思います。仰せこの風営法の審議に入って私の発言が九人目でございます。野球でいいますと九番バッターでありまして、当たることを余り期待されておらぬバッターでありますので、ダブるところが大変多くてさぞかし退屈であろうと思いますが、質問の中……
○岡田(正)委員 先般も私申し上げたのでありますが、今度の風俗営業法の改正というのは、まさしく文字どおりの大改正であります。数の上からいいましても莫大な条項が追加になっておるわけでありまして、非常に重要な法案だという認識のもとに質疑を続行したいと思うのであります。 一般の国民が警察に対してどういう感じをしているかというのは先般申し上げましたが、国民の生命と財産を守ってくれる頼もしい機関である、ありがたい存在であるという感謝の気持ちとともに、いま一つは、ぞっとする、やれ恐ろしいという感覚があることもまた事実であります。町を歩いておる市民が、例えば警察官においと言われたら、気の小さい人だったら飛……
○岡田(正)委員 冒頭に、今業界で大変心配をしておられます一、二の点を確認させていただきたいと思います。 第三十七条の「立入検査等」というところでございますが、一行目にあります「その業務に関し報告若しくは資料の提出を求めことありますが、先般私が質問いたしましたとき、その「報告」とは一体どういう意味ですかということをお尋ねしましたら、それは運用の状況であり、青少年等の立ち入りがどうなっておるか、募集の関係はどうなっておるか、教育の関係はどうなっておるかということの報告を求めるものであります、こういうお答えがありました。 それから「資料の提出」の「資料」というのは一体何ですかということをお尋ね……
○岡田(正)委員 私は、自由民主党・新自由国民連合、公明党・国民会議、民社党・国民連合、以上三党を代表いたしまして、ただいま上程中の風営法に対する三党共同修正案並びに修正部分を除く原案に対し賛成、他の修正案に対しては反対の討論を行うものであります。 少年非行は連続四年にわたり記録を更新し、また、大人が少年少女を食い物にする福祉犯も戦後最悪の記録を樹立した今日、あからさまに性を売り物とする野放し同然のはんらんする性産業は目に余るものがあります。これに法の網をかぶせて少年の非行化を少しでも食いとめようとするのが、三十六年ぶりの大改正と言われるこの風営法であります。 この種の問題は、本来なら健全……
○岡田(正)委員 まず自治省の方からお尋ねをさせていただきたいと思います。私は、地方行政委員会の委員としての立場からお尋ねをしてまいります。
第一番目は、これまでの公社形態のもとにおける市町村納付金制度のもとにおきましては、固定資産として課税されるすべての固定資産については、その価額の二分の一を算定標準額とする特例措置が講じられておりました。今回の制度改正によりまして、償却資産のみ、それも基幹的なものに限定する、こういうことに相なっておりますが、その基幹的なものに限定をした理由というのは一体何でありましょうか。
【次の発言】 今御説明のありました基幹的な部分に限ってということの大まかな意味は……
○岡田(正)委員 官房長官にお尋ねしますが、今までの論議を聞いておりまして、官房長官は、政府といたしましては日本国憲法を守るんだという気持ちがありますか。
【次の発言】 十分あるのであれば、定数是正ができないままに例えば解散する、こういう事態に立ち至ったとしても、解散権の行使は法理論上何ら制約されることはないということを何遍も何遍も繰り返しておっしゃっておりますね。だけれども、今度のあの判決は、現在の選挙法、別表のことでありますが、選挙法は違憲だと言っているんですか、違憲の疑いありと言っているんですか、どっちですか。
【次の発言】 しからば、現在の選挙法は違憲である、こういうことがはっきり判決……
○岡田(正)委員 市瀬さんたちの長年の運動が世論を喚起いたしまして、国といたしましても、その情に打たれて提案の運びになった。ただいま御提案になっております犯罪被害者等給付金支給法案は、その提案が私どもから言いましたらむしろ遅きに失したという感があるのであります。しかし、中身につきましてはなかなか問題のある法案でありますので、以下若干の質問をさせていただきます。 まず第一番目でありますが、加害者にかわって国が補償することの根拠でありますが、いろいろと言われておりますのに、まず一つには、国の保護義務違反を根拠とするか、二つには、被害者援護義務に基づくとするか、三つには、被害者分散責任による保険論……
○岡田(正)分科員 大臣にお尋ねいたしますが、現在わが国におきます二大プロジェクトとでもいいますか、東北新幹線あるいは上越新幹線と並びまして、本四架橋の三ルートが大変大きな国民的課題であろうと存ずる次第であります。 さてそこで、大臣御承知のとおり財政が非常に厳しくなりまして、公共事業も抑制というような風向に流れておる今日の時点におきまして、神戸―鳴門ルート、それから児島―坂出ルート、それから尾道―今治ルートの三本のルートにつきまして、それぞれの完成の御予定、それから全体の建設費の見込み、それから現在の進捗度の状況というものについて御説明をいただきたいと思います。
○岡田(正)分科員 厚生大臣にお尋ねをいたします。 その前にちょっとお断りしておきますが、本日ここに御同席の大原先輩と同じく、私は広島県を地元としておる議員でございます。広島県というのは御承知のとおり、人口におきましても、土地の広さにいたしましても、あるいは経済力にいたしましても、日本四十七都道府県の中でちょっきり十番目という県でございます。それだけでは何の特色もないのでありますが、広島県というのは非常に迷惑なことで非常に有名な県であります。二つございます。その一つは、原爆を落とされた県である。いま一つは、日本でただ一つ毒ガスをつくっておったという県でございます。こういう大きな特色があるので……
○岡田(正)分科員 大臣、私は広島県第三区から出てまいりました。毒ガスで有名な大久野島のすぐ隣の三原というところから出てきたのでありますが、広島県は四十七都道府県の中で人口において面積において生産力において全国第十位です。それ以外の特徴はありません。ところが、非常に不名誉な特徴が二つほどあります。何かと言いますと、一つは、原爆の洗礼を受けた県でありますし、いま一つは、御承知でありましょうが、日本でただ一カ所破廉恥にも毒ガスを製造しておった県ということでございます。この二つはいずれも国の責任によって起こったものでありますが、この二つの大きな災厄によって県民の多数が苦しめられておるという現況は、実……
○岡田(正)委員 まず、全公述人の方から一言ずつ伺いたいのでありますが、いままで、この特別委員会をやっておりまして大変気になっておりましたことは、この行革をやることによって増税はやらないのだ。もう一遍ひっくり返しますと、増税なしの再建をやるのだと言っておりましたのに、大臣答弁を聞いておりますと、五十七年度は保証つきであるけれども、五十八年度からはわからぬよと言わんばかりのにおいがぶんぷんとしておったのであります。 ところが、総理が二十日に成田から飛び立ちましたら大分雲行きが変わってまいりまして、大蔵大臣の答弁も大分ニュアンスが変わりましたし、中曽根さんに至りましては、まことに明確な答弁をされ……
○岡田(正)委員 公述人の皆さん、貴重な御意見をいただきまして大変ありがとうございます。 冒頭に皆さんにお尋ねをしておきたいのでありますが、参議院におきましても、公述人の皆さん方にいろいろと御意見をいただいたようでございます。ところが、賛成の御意見の方、反対の御意見の方、それぞれ仲よく同数が出られたのでありますが、おしなべて共通しておりました御意見というのは、こういう重大な選挙制度の改革、民主主義のルールの変更でありますから、これは大変な大問題でございますから、こういうものの審議というものは十分に時間をかけて国民の意思も問うべきであるし、各党間の合意を得られるように十分練るべきであるというの……
○岡田(正)委員 まず冒頭に大川先生にお尋ねをしたいと思うのでありますが、いま国民の中、なかんずくサラリーマンの諸君にとりましては、一兆円減税というのは大変な課題でございます。それをめぐっていろいろな論議が交わされておるのでありますが、先ほど来先生のお話を聞いておりますと、先生の御意見は、簡単に言いますと、いま言われておる減税は単に景気刺激、しかも短期的なものを求めてやっておられる、これははなはだ疑問である。アメリカの減税とはちょっと様子が違う。アメリカの減税というのは、長期的に生産性を向上していく作用を果たすための減税である、大分意味が違う、こういうような御意見がございましたが、その意見は私……
○岡田(正)委員 公述人の先生方、貴重な御意見をいただきまして大変ありがとうございました。民社党の岡田でございます。 順次お尋ねをいたしたいと思いますが、福武先生の福祉の問題につきまして基本的なお考えを承りましたが、非常にりっぱなものでありまして、私も同感であります。ただ、いま行革がしきりに叫ばれておるときでございます。この行革と福祉という問題は、いま国民的課題ではないかというふうに思っておるのでありますが、福祉のナショナルミニマムにつきまして先生はどういうようなお考えを持っていらっしゃるか、聞かしていただければありがたいと思います。
○岡田(正)委員 森口先生が十二時に退場ということでございますので、森口先生から先にお尋ねをさせていただきたいと思います。また、三人の先生方には大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。民社党の岡田であります。 それでは、先生、三つまとめて質問させていただきますので、お時間の範囲内でよろしくお願いいたします。 まず第一に、国民が大変心配をしております国内の景気の振興策につきまして、経済の安定化と関連をいたしましてお考えをお教えいただければありがたいと思います。 次に、所得税減税が六カ年もない、さらに不公正税制ということについても余り積極的にやっていない、こういうことによります……
○岡田(正)分科員 自分の国は自分で守る、専守防衛、侵略は許さない、備えあれば憂えなしというこの国民的な感情はあたりまえのことであるという立場に私は立っております。しかしながら、軍事ということはあくまでもその手段でありまして、主たる目的はあくまで国民の安全を図る、このことが主目的であろうと私は思います。その国民の安全を達成するためにいろいろな手段がありますね、外交その他いろいろな手段があります。そういうたくさんある手段の中の、軍事というのは一つの手段である、私はこういう理解をしておるのであります。 そこで、日本はこれまで平和憲法、非核三原則、それから武器禁輸政策、こういうものによりまして、今……
○岡田(正)分科員 大臣、まず冒頭に、前任者であられました中曽根総理大臣の御意思を当然引き継いでいらっしゃるものというたてまえにおきまして質問をしてみたいと思うのです。 いろいろ調べてみますと、中曽根さんは行管長官のときに、行政改革について非常に勇ましいといいますか、堂々としているというか、実にりっぱな発言をもう何回も繰り返していらっしゃるのです。そこで、毛語録ではございませんが、中曽根語録とでも言うべき行革の語録ですね、これを拾い上げてみますと、こういうものがあるのですね。 たとえば、「自民党は滅びても行革は断行する」これはりっぱですね。それから、「行革は天の声、国民の声」「行革に反対す……
○岡田(正)分科員 まず冒頭にお尋ねをいたしたいと思いますのは、最近、校内の暴力あるいは非行少年などということがテレビあるいは新聞に出ない日はないというくらいにぎやかな状態であります。この現況と、それからその現状認識と対策についてどのようにお考えになっていらっしゃるか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、けさの新聞にも出ておりましたが、中曽根総理大臣は非常にせっかちでありまして、聞いたことをすぐ矢継ぎ早に言うては、対策を立てい対策を立ていと言うてせかす。事務当局はてんやわんやの大騒ぎで、どうしていいやらさっぱりわからぬ。忙しいばかりだ。こういうようなことがけさの新聞におもし……
○岡田(正)分科員 このたびの予算で厚生年金、国民年金、福祉年金等年金受給者の人たちが、人勧と横並びという趣旨でありましょうか、前年度並みに抑えられておるということがありまして、私は非常にショッキングに思っているのです。
そこで、年金受給者がどのくらいおられるものか、そして抑えたことによってそれぞれの年金で金がどれだけ浮いたものか、それを教えていただきたいと思います。
【次の発言】 人数はわかりましたが、昨年と同じように抑えたことによりまして、それぞれどのくらいずつ金を浮かしたわけでしょうか。その浮かした額と合計です。
【次の発言】 各年金ごとのを教えてください。
○岡田(正)分科員 私は広島県出身でございますので、大変ローカルなことをお尋ねして恐縮に存じますが、現在の広島空港は、大変お世話になりましていい空港になっておるんでありますけれども、現在の広島空港の施設の現況とその利用状況について、まず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま説明がありましたように、おかげさまをもって大変利用者が多い。ところが、空港の関係もありまして、切符を手に入れるのに大変みんなが苦労しているというような状態でございます。
こういう現況に対しまして当局としてはどのような対策を講じていただこうとしておるかということにつきまして、お答えをいただきたいと思います。
○岡田(正)分科員 大臣、三月二日の予算委員会におきまして、時間が非常に短かったのでありますが、大臣にはよく意を酌み取っていただきまして、北鮮におられる皆さん方の日本人妻のことについて、ひとつ窓口を設けて親身に相談に乗ってやろうというお言葉をいただきまして、本当に感謝をしておるものであります。 そこで、大臣は二十分にここを出なければならぬということでありまして、十分間も時間が食い込んでしまっておるものですから、意の足りた質問ができないのでありますけれども、節約をいたしまして要点だけお尋ねをしたいと思うのであります。 先般大臣のお手元へお渡ししておきましたが、代表の池田さんの方から私の方に二……
○岡田(正)分科員 大臣、この新聞、質問通告していないのですけれども、これは五日の毎日新聞なんです。それで、私がちょっと意外な感がしておりますのは、こういうことを書いておるのです。三月五日の毎日新聞でありますが、「課税最低限上げる 五九年度 一世帯三万円弱の減税」という大見出しで、「所得税制、抜本改正へ 大蔵省方針」と、こうあるのですよ。 それでちょっと私がびっくりしますのは、初めの書き出しのところで、「大蔵省は四日、五十八年中の所得税減税実施についての与野党合意を踏まえ、五十九年度税制改正で所得税制の抜本改革を行う方針を固め、近く政府税制調査会に諮問することを明らかにした。」こう出ておるの……
○岡田(正)分科員 大臣、私は広島県の出身でありますが、昨年、中国縦貫道がみごとに供用が開始できまして、県出身の二十一名の議員ひとしく喜んでおるところであります。大変感謝をしております。 そこで、四つばかり質問を申し上げたいと思うのですが、その中国縦貫道と並んでいま一つ、山陽自動車道の建設というのが県民が大変待ち望んでおる工事でございます。大工事でございますが、大まかに言いまして、いま広島の区間、それから久井―尾道の区間、それから福山の区間、こう三つに分けまして、その現況と将来の見通しがどうなるのかということについて、まず第一問お尋ねをしたいのであります。
○岡田(正)分科員 最初に、突拍子もないことをお尋ねいたしますが、よく密貿易ということを言いますね。密貿易というのは一体何でしょうか。
【次の発言】 まことに明快な御答弁でありまして、いや、さすがは山中さんらしいなと思いました。非常によくわかりました。
そこで、何でそんなことを私が聞くかといいますと、ちょっと余談に走りますけれども、朝鮮民主主義人民共和国、略称いたしまして北朝鮮と言わしていただきますが、そこの国のことで、いま日本の国の中におきまして約二千世帯ほどの人たちが大変心配をし、苦しんでおる問題があるのです。
これは大臣には直接関係のないことで恐れ入るのでありますけれども、事情として……
○岡田(正)委員 大蔵大臣がまだお越しになっておりませんので、それに関連する分を除いてまず質問を申し上げたいと思いますが、厚生大臣に冒頭にお尋ねをいたします。 被用者保険、政管健保、それから国民健康保険などの医療費の統一、いわゆる給付率の統一ということが今回大きなテーマになっておるわけであります。この給付率の統一ということも思想としてよくわかるのでありますが、その大前提としては、やはりお互いが負担すべきものは負担するという負担の公平ということはもう絶対に外しちゃいかぬ道だと思うのです。 そこで、実態はどうであるかといいますと、御承知のように国民健康保険にいたしますと均等割、固定資産割、所得……
○岡田(正)委員 先生方、大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。 時間の関係もありますので原先生からお尋ねを申し上げたいと思いますが、原先生は、この予算につきまして積極拡大政策をとるべしという御意見であったと思います。そこで、他の方々の質問とダブらないように注意いたしまして、全然別の感覚から御質問をしたいと思うのであります。 国際経済の動向の中で我が国の経済を考えなければならぬわけでありますが、先進工業諸国の景気の見通し、これをどう見たらいいだろうかということをまずお考えをお示しいただきたいと思うのです。
○岡田(正)分科員 冒頭にお尋ねをいたしたいと思いましたのは、総務庁設置の関係で、七月一日からこれが発足するというので、国民の素朴な声からいったらそれじゃ一人大臣が浮きますねと、こういう声があるのでございますが、ただいま御答弁の中にもいろいろとお話が出ておりましたので、そのことについてはお尋ねをしないことにさしていただきます。 そこで、大臣にお尋ねをいたしたいと思いますのは、総務庁設置以後の中央省庁の統廃合計画というものが一体いつごろ出てくるのかなという素朴な声がありますので、率直にひとつお答えをいただけたらありがたいと思っておるのであります。
○岡田(正)分科員 大臣、きょう私がお尋ねするのは、北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国、略称して北鮮と以下申し上げたいと思いますが、北鮮に在住しております日本人妻の件につきまして、昨年もお願いをしたのでありますが、本日もその件についてのみお願いをしたいと思うのであります。 大臣は御就任になりまして以来、外務大臣としては一つの、一年間なら一年間の間に外国の要人に会うことの数の新記録をおつくりになったほど非常に活躍をされておる人でありまして、私は敬意を込めながら質問をしたいと思うのであります。 さて、大臣も御承知のように、昭和三十四年十二月十四日に日本から北朝鮮へお帰りになる第一次帰還船が始まって……
○岡田(正)分科員 まず冒頭に大臣にお答えをいただきたいと思うのでありますが、三原バイパスのことでございます。 御承知のとおり、山陽道におきましてこの三原というところは昔から海陸の要衝でございます。海陸の要衝でありますだけに、地形が非常に狭隘で、二号国道一本しか実は通っていない。しかもこれが二車線ですね。二車線といいましても上りと下りと一本ずつというような状態でございまして、三原までは上りも下りもうまく来るのでありますけれども、三原のところでのど首絞められたようになりまして、大変な渋滞なんでございます。これは、ひとり三原の発展を妨げておるのみならず、その二号国道を利用なさいますドライバーが全……
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