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小渕正義 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

小渕正義[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
579位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
406位

35期委員会発言TOP100
55位
35期委員会出席(無役)TOP100
75位
35期委員会発言(非役職)TOP50
38位
36期委員会発言TOP50
43位
36期委員会発言(非役職)TOP50
32位
37期委員会発言TOP100
60位
37期委員会発言(非役職)TOP100
51位
38期委員会出席(幹部)TOP50
48位

このページでは小渕正義衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小渕正義衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

35期(1979/10/07〜)

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1980/05/07、35期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 わが国はエネルギーの資源小国であることは、いまさら論をまたないと思いますが、そういう中で現在国を挙げて石油代替エネルギーの開発のために取り組んでいると思います。  そういう中において政府としては、これからのこれらの石油代替エネルギーの開発に関してどのような考え方を持って対処されようとしておるのか、特に科学技術庁の関係からそういった基本的な考え方についてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 いまのそういった基本姿勢は理解いたしますが、特にわが国は、いまさら申し上げるまでもなく、海外の貿易に大きく、すべてが依存しているというのは論をまたないことでありまして、そういう意味では、安……

第91回国会 決算委員会 第6号(1980/02/22、35期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 まず最初に、これは数字的なものですが、雇用保険法による国家支出の五十三年度の分の総額、できればこれは五十一年ごろから傾向的な状況を知りたいので、その状況をひとつお願いしたいと思います。  あわせて、雇用保険法の中で事業主負担分がありますが、これが総額年間幾らで、しかもこの場合にはいろいろの形に配分されていると思いますが、その配分の状況等についてひとつお知らせいただきたい、かように思います。
【次の発言】 それでは、その総額、それぞれ配分された中において全体の何割の比率を占めているか、それもでき得ればあわせてお願いしたいと思います。  それが出されるまで次の質問に移りたいと思い……

第91回国会 社会労働委員会 第3号(1980/03/04、35期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 予定の質問の前に、ただいまの質疑の関係から緊急に御質問申し上げます。  ただいま質疑が交わされた中で、三菱重工神戸造船所での代休制度は好ましくないと労働基準局長は答弁されましたが、いかなる根拠でそのようなことを言われて曲るのか。私も同じく労働組合の役員をしてきた立場から申し上げますならば、労働者としては生活設計上、休日出勤してそのまま引き続き代休をとりたくない気持ちもあることもあります。しかし私たちは、どちらかというと長時間労働を避けるということから極力代休を活用することを指導することもその状況の中ではあり得るわけです。しかるにまた、基準法の中にも代休を与えなければならないと……

第91回国会 社会労働委員会 第6号(1980/03/25、35期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 私の日程の関係で休憩時間をとるという配慮をしていただいて申しわけございませんでした。  早速御質問いたしますが、この中退制度が発足してから満二十年を経過しているわけです。当局から出された資料を拝見いたしましても、対象事業所の推計が二百二十一万五千社くらいある。その中で加入企業が二十一万何がししかない。要するに加入率からいきますと九・五%程度だというのが資料にも出されているわけであります。いろいろの方の質問の中にも普及率の低さというものが指摘されたと思いますけれども、五年ごとに制度の見直しをやっていくということであるならば、なおのこと加入率がなぜこんなに低いのか、このあたりにつ……

第91回国会 社会労働委員会 第7号(1980/03/27、35期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 私は、本日は、被爆者援護対策についてのいろいろ考え方その他についての論議はもう申し上げるつもりではございません。ただしかし、先ほどからいろいろお話を承っておりまして、どうしても基本懇といいますか、七人委員会といいますか、これの結論待ちのような印象を受けざるを得ないわけなんです。したがいまして、私としては、この原爆被爆者対策というものが戦後処理の中でいまだにこういう関係の中に置かれている。これはやはり、国が平和憲法下の中において戦後処理をどのような形でどういうふうにしていくかという一つの系統的な整理がされてないままにそういった問題を個別にいろいろと処理してきた結果が、いまこうい……

第91回国会 社会労働委員会 第9号(1980/04/08、35期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 もう時間もかなりたっておりますので、できるだけ要点をしぼって簡単にやりたいと思いますが、早速ですが、定年延長問題で、雇用審議会においての定年延長の審議状況でございますが、この前、去る二月十八日の予算委員会において、現在の審議状況は毎月一回程度業種別のヒヤリングを進めておる、こういうふうな答弁があったわけでありますが、それ以後も現在そのとおり実施されているかどうかということと、あわせて今秋末までにヒヤリングを終える予定であるということがあったようでありますが、そういうことから、答申のめどをどこに置いているのか。昨年の当時の栗原労働大臣のときの状況から考えますと、あとまだ一年先の……

第91回国会 社会労働委員会 第14号(1980/04/22、35期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 今回の法改正の一番論議の中心になっているのは、要するに俗に言う調整措置だと思います。したがって、この調整措置の内容についてそれぞれ各委員からも集中的に私はこれの質問がされたと思うのでありますが、私も今回の提案されている、そういう調整措置をやろうとしているものについては本質的には理解するものでありますが、ただ問題は、これが具体的な実施基準については、これがまだ持ち越されておるわけですね。したがって、これから何といいますか、調整規定の施行に当たっては労災審議会の議を経た上で定めるということになっているわけでありまして、問題は、初めてこういう形で取り上げられてやるわけでありますから……

第91回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1980/03/07、35期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 二月十三日の石炭特別委員会において労働大臣の所信表明が行われたわけであります。それに対して、問題をしぼって御質問したいと思うわけでありますが、その前に、石炭対策についての労働省関係となりますと、どうしても焦点が、ほぼ共通的なものがございますので、若干質疑の関係での重複の面があるかと思いますが、その点ひとつお許しいただきたいと思うのであります。  特に労働大臣の所信表明の中で、石炭産業の重要性が一層高まり、そうして石炭産業の経営の安定を図るためのということで、いろいろと述べられているわけであります。そういう中で石炭政策を推進していくためには、まず石炭産業の経営の安定を図る、保安……

第91回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1980/04/03、35期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 民社党の小渕ですけれども、きょうは参考人の方は大変長時間御苦労さんですが、余り時間をとらせませんで端的にお尋ねいたしますので、ひとつ端的なお答えをいただきたいと思います。  まず、先ほどから特に問題になっておられた電力業界の件でございます。田尻さんにお尋ねいたしますが、先ほども御説明の中で十年後石炭火力の割合を現在の四%から一一%に引き上げていく、こういうことでのいろいろ数字があったわけでありますが、そういうことでありますと、それだけ石炭火力の発電所の能力を上げるわけですが、この中における既設のものを改造してやる分と新設されてそういう石炭火力をふやしていくという分とあるのじゃ……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 運輸委員会 第2号(1980/10/15、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 昨日、運輸大臣から運輸行政全般についての所見が発表されたわけでありますが、運輸行政については、非常に多岐にわたって広範囲であります。空、陸、海、当面運輸行政の最大の焦点は国鉄再建法案だと思いますけれども、その他航空関係でとってみますと、第四次空港整備問題、特に関西新空港または成田の二期工事の問題等、いろいろと大きなプロジェクトがあるわけでありますし、陸運関係でとってみましても、道路運送法の問題一つ取り上げてみましても、昭和二十六年度に制定されたままの現在の実態で果たして妥当なのかどうか、そういったいろいろな問題点がありますけれども、きょうは私は焦点をしぼりまして、海運関係、特……

第93回国会 運輸委員会 第5号(1980/10/22、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 今回の国鉄再建計画を要約いたしますと、まず第一に、国鉄自身がみずからの経営責任において再建を図っていく、いわゆる三十五万人体制の中でみずからがやるべき分野を明らかにして再建を図るというのが一つ。次に、構造的要因に帰するものについてはきちっとそれを整理して、国として公的助成を行ってもらおう。三つ目に、俗に言われている地方線、赤字ローカル線の整理を行う。要約すると私はこの三つだと思うのであります。要するに、国鉄自身が責任を持ってはっきりとみずからの経営の中でやろうとする部分と、国としてめんどうを見てもらう部分とにすっきりするということでありますが、問題は、非常に公共性の強い地方線……

第93回国会 運輸委員会 第6号(1980/10/24、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 民社党の小渕です。  お忙しい中、参考人の皆さん方、大変御苦労さまでございます。  今回の再建案については、いまさら私が申し上げるまでもなく、参考人の皆さん方は十分御承知の上で御意見を述べられているわけでありますので、あえて端的に御質問申し上げます。  これは高屋参考人から一つのはっきりした御意見が出されておりましたが、要するに、最も根本的に大事な問題として、本気で国鉄当局がやる気構えがまだ見えない、そういう意味のことを一つポイントにして言われておったわけであります。そういう点で考えてみました場合に、本当に国鉄自身が特権的なものをすべて吐き出して、真に裸になって、いまから本当……

第93回国会 運輸委員会 第8号(1980/10/31、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、日本国有鉄道経営再建促進特別措置法案並びに久保、加藤両修正案に対し、反対の立場での討論を行います。  まず申し上げたいのは、今日の国鉄の再建に対するわが民社党の姿勢について申し上げたいと思います。  私ども民社党は、終始一貫今日まで国鉄の現状を憂え、真剣に取り組んできたのであります。しかしながら、残念ながら今回の再建計画を見ます場合においては、ただただ運賃値上げだけでこれからの国鉄を再建する、そのような姿勢しか見られないということであります。もちろん今回の再建計画は、国鉄が持つ外的や構造的な要因を排除し、国鉄自身が独立採算制による公共……

第93回国会 科学技術委員会 第3号(1980/10/23、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 総理が御出席でございますので、非常にいい機会でございますので、わが国の原子力行政の問題について、基本的な考え方を一、二点ただしたい、所見をお伺いしたいと思うのであります。  私もこの原子力船「むつ」に関係する長崎であります。また、私は原爆被爆者でもあります。しかし、わが民社党は、原子力の平和利用については推進すべきだという実は立場をとっておるわけであります。もちろん原子力というものが人類と共存するのかどうかという意味では、いろいろな見方もございます。エネルギー危機その他の関係からいろいろな論もあるわけでありますが、少なくとも私は、当面、資源小国であるわが国においては、何といい……

第93回国会 科学技術委員会 第4号(1980/10/28、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 原子力船「むつ」問題に対しましては、前回も鈴木総理にお尋ねいたしまして、修理期間の厳守、新母港の早期決定、こういう立場で、それなりの見解も表明されたわけでありますが、この「むつ」関係については、あと一、二点お尋ねしたいと思います。  現在、「むつ」の改修工事はたしか一期、二期というふうに分けてやられているのじゃないかと思います。いまきわめて順調に修理、改修工事が進んでいるということでございますが、現在の一期工事は全改修計画の工事の中で何割部分に相当するのか。現在、それぞれ一期、二期というような形で分割してずっと契約をしながら改修工事をやっている、こういうようなお話であったわけ……

第93回国会 社会労働委員会 第9号(1980/11/18、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 国連障害者の年で、いろいろ焦点がしぼられて質問されておりますが、私も四、五点を中心にして、主に行動計画、そういったものを中心に御質問したいと思います。  まず国際障害者年の行動計画について「障害者のための日」ということを宣言するということが一つ挙げられているわけでありますが、具体的に計画としては大体いつ行うのか、そこらあたりの状況をひとつ御説明いただきたい、かように思います。
【次の発言】 じゃ現在のところ、まだ成案がないということですね。そうしますと成案ができるような作業のスケジュールといいますか、日程からいって大体めどを、どこらあたりをお持ちですか。

第93回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1980/10/16、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 私は、きょう通産大臣も所見の中で言われておりました、要するに新しい環境に対応するための今後の、石炭政策のあり方について、俗に言う第七次石炭政策ですか、これらの問題を中心に御質問をしたいと思うわけでございます。  八月六日ですか、通産大臣が石炭鉱業審議会にいま申し上げたような新しい石炭政策のあり方についての諮問をしておるわけであります。きょうのお話によりますと、明年の半ば答申を目途に現在審議中だということでありますが、通産大臣として、今回この石炭鉱業審議会に諮問をした主な内容、考え方、そういうものをでき得ればここで明らかにしていただきたい。  あと一つは、来年の半ばごろを一応目……

第93回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1980/11/06、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 炭鉱の今回の災害を中心にした内容でございますので、専門的な用語が入るのはやむを得ないと思うのですが、われわれ部外者は聞いておって何のことかわからないようなことが再々ありました。  端的に一つだけ特にお尋ねいたしますが、石掘進というようなことを言われて、これが最大のポイントだ、そのための労働人員の確保と労働密度はどうということを言われたのですが、私の取り方、聞き方が悪いのかもしれませんが、石掘進というのはどういうことですか。専門的なことで、われわれさっぱりわかりません。
【次の発言】 そこに、北炭の生産体制の中に一つの問題があったということですね。わかりました。  それから、素……

第93回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1980/11/13、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 私は長崎なんですけれども、長崎で産炭地として私の周辺を見ますと、主に島になりますが、伊王島とか香焼とか大島、崎戸、大体こういうふうな地域があるわけでありますが、その炭鉱が閉山されてから今日までの経緯を見ますと、大島だけは大阪造船の誘致に成功いたしまして、過疎化現象から脱しておるわけでありますが、端的に言いますと崎戸とか伊王島とかは全然状況は変化なしで、過疎現象の中で今日まで推移しておる、こういう実情であります。したがいまして、私は、産炭地域振興対策の法律の効果によって地域振興が図られたというようなことは、私の周辺で見る限りにおいてはほとんど考えられない。  そういう点から考え……

第93回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1980/11/20、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 先ほどからの質問の中でも参考人の方が述べられておったのでありますが、今回の場合の答申案も単純なる現行法の十年間の延長だ、こういうようなお答えをされておったようでありますが、私これを拝見いたしまして、必ずしもただ単なるそういったものだけではなしに、ある程度新たな考え方が盛られているような気もするわけであります。  端的に御質問いたしますが、今回の答申案の一番特徴的なものは何なのか、どういうところなのか、そういう点についてひとつお聞かせいただきたい、かように思います。
【次の発言】 要するに、それぞれ自立、自助努力の点を特に強く出したということと、あわせて、そういった経済圏の中で……

第94回国会 運輸委員会 第4号(1981/03/24、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 それでは、補足して質問をさせていただきたいと思います。  これは先日も公明党の理事の方からの御質問、また、ただいま中村先生からの御質問でも触れられておりましたが、今回日航法を改正するに当たりまして、民間としての機能、活力が十分発揮できるように、弾力的運営ができるようにということで、一方非常に自主的な運営が図られるという意味で前進だということで、提案の中でも触れられまして、またそういうことが言われているわけでありますが、もともとこの日航法の関係の審議を私も過去の例を議事録などで読ましていただいたのでありますが、三十年七月の参議院の運輸委員会の中においても、民営企業形態に対して過……

第94回国会 運輸委員会 第9号(1981/04/14、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 若干前日の質疑と重複する部分があるかと思いますが、その点は御容赦いただきたいと思うわけであります。  まず最初に、このたびの広域臨海環境整備センター設立の趣旨でございますが、現在の状況から判断されて、廃棄物の処理について広域的な視点からとらえて問題を処理せねばいかぬような状況に来ているということで、今回のこの事業センターの方式で事業を行う、こういうことが設立の趣旨だと思います。したがいまして、そういう点では一応設立の趣旨は確かに理解できるわけでありますが、広域といいますと、そういう意味では少なくとも地方自治体が二都道府県以上にまたがるものではないかという感じがするわけでありま……

第94回国会 社会労働委員会 第13号(1981/05/07、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 私はまず最初に、昨年の暮れ基本懇から答申されました内容について、若干ただしたいと思うわけであります。  要するに、この前の基本懇の答申の中では、原爆被爆者については特別の犠牲という意味においては十分認めておるわけでありますが、結果的には、一般戦災者との対比の中で、国家補償的な立場で取り組むことについては国民的合意を得るのが非常にむずかしい、困難だ、こういうことが結論じゃないかと思います。  したがって、その意味で考えてみますならば、しからば国民的合意というものは何かということになるわけでありますが、その前提としては、一般戦災者というものが大体どのような状態に置かれているのか、……

第94回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1981/03/26、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 私は、石炭利用技術の中の石炭液化、ガス化その他いろいろありますが、先ほどかなりの点が触れられましたので、一部重複しない面についてお尋ねしたいと思います。  石炭の液化技術については先ほどから御説明があっておりましたが、ガス化については現在どの程度進んでおるのか。その現在の大体の状況と、あわせて、先ほど液化で三種類の方式で現在やられて、ある程度基礎的なデータができ上がったということでございましたが、一応三つの中で、パイロットプラントですか、実証プラントの方向まで行って、いよいよ実用化まで行こうというそういう意味で見た場合に、大体同じようなぺースで行っているのか、どの方式のものが……

第94回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1981/04/02、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 参考人の方、長時間大変御苦労さまでございます。限られた時間でございますのでできる限り、多方面の角度からの御質問がございましたので、私は端的な点について二、三お伺いいたします。  今回の産炭地振興法の十年延長、過去二十年間経過した現在でなおこれから十年間延長をしようということでありますが、当然、これからの十年間というものは今日までの二十年間の単なる延長線上であってはいけない、かように私は思うわけであります。そういう点で考えました場合に、これからの十年というのはいよいよこれで最後だということが言われているわけでありますが、過去二十年間の産振法の経過の上に立って、これからの十年間一……

第94回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1981/04/09、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 この産振法の質疑については、前国会から、答申が出された直後からも質疑をやっておりましたので、私は、主にこれから十年間の産振法をどのようにやっていくかということを中心にして、二、三お尋ねしたいと思うわけであります。  今回の答申の中では、特に従来の経験にかんがみて、一つの経済生活圏といいますか、そういうものを設定して、一つのブロックごとにものを考えながらやるべきである、こういうようなことが新しく盛られておるわけであります。そういう意味では、地方自治のそれぞれの市町村ごとでなしに、一つの大きな経済生活圏といいますか、そういう関係の中でこれから考えていくということについては、これは……

第94回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1981/05/14、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 参考人の方、長い間大変御苦労さまですが、できる限り重複を避けて端的に御質問をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  今回の石炭産業の問題では、大口需要家が電力事業になるものですから、そういう意味で、大垣さんに質問が集中して大変恐縮でございますけれども、その点お許しをいただきたいと思います。  先ほどのお話の中で、石油から石炭へかわっていく、そういったものでいろいろ計面的な御説明がありましたが、特にこれから、現在九百万トン近くの石炭を消費しているのを六十年度は二千万トン、六十五年度は四千百万トンぐらいの消費に変えていくのだ、そういう関係の御説明がありましたが、そうい……

第94回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1981/05/28、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 かなりの部分、ほとんど広範囲にもう午前中から質疑が交わされておりますので、ポイントをしぼってお尋ねをしたいと思います。  まず最初に、先ほど鍛冶委員からも質問がございまして、要するに、一昨日も報道されました「日米独の「石炭液化」中止」の報道記事に対しましての現在の状況の御説明がございました。この問題は、実は過日の二月の予算委員会の中でもこの種の問題が取り上げられて、政府が予算措置を講じておるにもかかわらず、レーガン政権においてはこれをやめるという動きをしておるが、そういう関係でどうなのかということが論議になったと思います。その当時の大臣の説明では、政府同士の一つの協議、協定の……

第94回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1981/08/07、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 第七次答申に対しましては、また別の機会に、いろいろとこれらの具体化についての行政当局の考え方、その他いろいろとそういった面については質疑を交わす機会があろうかと思いますので、本日はとりあえずきょう説明を受けた中で二、三点にしぼりまして御質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、石炭部長の方からも、先ほどの質問の中で触れられておりましたが、今次第七次答申の大きな特徴として六つくらい触れられておったわけであります。その中で私なりに要約してみますと、特に、従来斜陽化している石炭産業をどう食いとめていくかという意味では、どちらかというと後ろ向きの答申でありましたが、今回はこれから……

第94回国会 予算委員会 第14号(1981/02/21、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 まず、運輸大臣にお尋ねいたします。  磁気浮上方式、要するにリニアモーターカーが現在国鉄を中心に宮崎でずっと開発が研究されておる。それからあと一つ、日航を中心にしてHSST方式といいますか日航方式と言われているものについてその開発研究がずっと進められているが、この状況については運輸大臣は承知されておるのかどうか、まずその点からお尋ねいたします。
【次の発言】 その中で、日航方式といいますか、日航が開発しておるHSST方式ですか、これで昭和五十四年度に国の補助として六億円が予算化されている。しかも、これが五十四年度全然使われないで五十五年度に繰り越されたが、現在もう五十五年度を……

第95回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1981/10/29、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 大臣にお尋ねいたしますが、大臣は災害発生後いち早く現地に赴かれ、いろいろと指示、指導されたわけでありまして、その点に対しましては心から敬意を表する次第でございます。  そういう立場で、特に大臣は福岡県出身でございますし、事炭鉱のことに関しては、私ら以上に、そういう意味では豊富な知識と経験をお持ちだと思いますが、今次この災害発生に対しまして大臣としてはどのようなお考えをお持ちなのか、この災害発生の報を聞いて大臣としてはこれからどうしなければならないというふうにお考えになったのか、所管大臣という立場から率直に、この今次災害発生に伴う大臣としての見解をひとつお聞かせいただきたい、か……

第95回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1981/11/13、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 本日の質疑はほとんど北炭夕張新鉱の災害を中心にしたものが議論されたのでありますが、その点についても私なりに御質問したいと思うわけであります。  今回の北炭夕張新鉱の炭鉱災害が、改めて国民の前にわが国の石炭産業のあり方という点にまで大きな関心を持たせたと思います。いろいろマスコミからの報道がされておりますし、極論を申し上げますならば、わが国の石炭政策の結果がこういうものをもたらしたという見方もあるし、またそんなにしてまで、そういう危険な状態の中でまであえて国内炭に力を入れていかなければいかぬのかどうかという問題提起、いろいろな角度から大きな関心を呼んでマスコミからのいろいろな論……

第96回国会 運輸委員会 第6号(1982/03/23、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 初めにお断りしておきますが、若干重複する部分もあるかとも思いますので、その点ひとつ御了承をいただきたいと思います。  まず、今回の旅行業法の一部を改正する内容でありますが、その一つは、主催旅行の確実、安全な実施のための対策、そのための営業保証金制度を拡充強化する、それから二つ目として、不健全旅行等への関与の禁止、三つ目に、旅行業者の業務運営をより適正化していく、こういうことが大きな柱であるようでありますが、まず、その前提といたしまして、今日まで主催旅行というものの現状が一体どうなっているのか。五十五年における件数、また取り扱い旅行者数、国内、国外の状況、そういった内容の実態に……

第96回国会 運輸委員会 第7号(1982/03/24、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 まず最初に、私は、去る十八日に発生いたしました佐世保重工のタンカー火災事故についてお尋ねいたします。  本工、下請工合わせて十名の犠牲者が出たわけでありますが、これらの犠牲者の方に対しての御冥福をお祈りするとともに、早急なる補償対策等が実施されることを強く望むものであります。  まず最初に、今回の佐世保重工の災害の発生状況について、発生原因、発生時の状況、それからこれらの災害発生に対して運輸省としてどのような形で取り組まれたか、そういった一連の経緯についてお尋ねいたします。
【次の発言】 いまのお話の中に、事故が発生した発生現場についての御説明がなかったわけでありますが、エン……

第96回国会 運輸委員会 第8号(1982/03/30、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 今回の船員法及び船舶職員法の一部を改正する法律案の中では、一つの柱として船員制度の近代化を図り、それによって船員の快適な労働条件の確保並びに新しい職務体制を確立する、そのことによって日本船舶の国際競争力がもっと比重を増していくというようなことが提案の趣旨で言われているわけでありますが、この船員制度の近代化という言葉、非常に聞こえがいい言葉でございますが、この船員制度の近代化の大きな柱となるものは何か、端的にひとつその点について当局の御見解を示していただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまのお話、職場の確保並びに地位の向上、特に社会的地位の向上ということが大きな柱であると……

第96回国会 運輸委員会 第10号(1982/04/06、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 このたびの道路運送車両法の一部改正に当たりまして、大臣には午前中からの御質疑の中で大変御苦労でございますが、やはり焦点は今回の法改正の趣旨が一本何なのか、この点が明らかになり、お互いが理解しないことにはすれ違った議論になるわけでありますので、非常にくどいようですけれども、この点についてはもう少しはっきり、いままでの御質問の中でもいろいろ出されておりましたが、少しただしておきたい、かように思うので、御了承いただきたいと思います。  今回の法改正の提案の説明の中にも、「検査整備制度のあり方等について運輸技術審議会から答申」また「本年二月臨時行政調査会からも同趣旨の答申が提出され」……

第96回国会 運輸委員会 第12号(1982/04/09、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 参考人の方、大変長時間御苦労さまですが、今回の車両法の一部改正は、車がまだ六十万台しかない時代に決められた車両法でございますし、当時の車の性能から言っても、また現在の車社会と言われるような、四千万台に達するようなこういった状況から言っても当然見直されなければならない法律であったことは、これは間違いないと思います。  そういう点で考えてみますならば、今回改正されようとしている法に対して、整備業界の方、ユーザー関係の方、またそれにサービスされるスタンドの方、メーカーとしてつくられている方、それぞれおられるわけでありますが、端的にお尋ねいたします。今回の法の改正は、それぞれの立場か……

第96回国会 運輸委員会 第13号(1982/04/13、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 この道路運送車両法の一部改正につきましては、もうほとんど改正の内容のポイントについてははっきりしていますので、かなり重複することがあろうかと思いますが、あと二、三点、もう少し見解等を承りたいと思います。  まず、先ほどからきょうの午前中の質疑をお聞きしておったわけでありますが、大臣の方で最後に午前中の最終を締めくくられた答弁の中で、今日のようなこういった車社会の中では、今回のこのような規制的な措置はやむを得ぬのである、必要最小限のものであるということで述べておられたわけであります。  私、大臣の御見解はそれなりに理解はいたしますが、あと一つ、しからば、車社会の中でのこういった……

第96回国会 運輸委員会 第14号(1982/04/14、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となりました道路運送車両法の一部を改正する法律案に対し、修正案に賛成し、原案に反対の討論を行うものであります。  今回の改正案は、二月の臨調答申を受け、許認可整理の一環として作成されたものと理解しております。臨調答申においては、車検制度関係の改善は国民負担の軽減の見地から措置される旨を明確に述べるとともに、「定期点検整備及び検査については、自動車技術の進歩等に対応して、今後とも適時に見直しを行う必要がある。」ことを明らかにしているのであります。  すなわち、答申の考え方の基調は、技術の進歩等に対応して検査期間の延長を図るとともに、……

第96回国会 運輸委員会 第16号(1982/05/14、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 まず、海上保安庁にお尋ねいたしますが、長崎県の特に対馬周辺、五島灘を中心にいたしまして、韓国漁船の侵犯問題が毎年発生しておるわけであります。特にここ二、三年来は、韓国漁船の大型化に伴いまして集団的に、定められた専管区域より領海の方に入ってきまして、侵犯しながら漁業を行っておるわけでありまして、そのために長崎県の沿岸漁民、特に零細沿岸漁民が非常に大きな被害を受けておるわけであります。したがいまして、被害を受けると同時に、漁場が底びきによって徹底的に荒らされていく、こういうふうな状況にあるわけでありますが、昨年から本年にかけて、特にここ二カ年間ぐらいのそういった大型化に伴っての韓……

第96回国会 災害対策特別委員会 第8号(1982/08/04、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 このたびの七月二十三日夜半を中心にいたしました長崎地方並びに熊本、大分、このような集中豪雨による災害に対しまして、本委員会を中心に、また政府においては松野国土庁長官が、いち早く調査に参られ、それぞれ機敏な対応をしていただいておるわけでありますが、この点、同じ被災地の出身の者といたしまして、心から感謝申し上げる次第でございます。  そこで、午前中からのそれぞれの御質疑の中でぜひひとつ認識を新たにしておっていただきたいという点で、まず最初に申し上げますが、先ほど来、今回の長崎地方を中心にいたしましたこれらの災害に対しましては、人災か天災か、いろいろな論議が行われているわけでありま……

第96回国会 社会労働委員会 第10号(1982/04/22、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 原爆二法を中心にいたしまして、野党共同提案である援護法制定をめぐりましての質疑がずっと続けられておるわけであります。したがって、焦点はほとんどすべて共通的でありますが、まず最初に私は、先ほどの質疑の中でも若干出ておりましたが、原爆被爆者対策の所管省として大臣にお尋ねいたします。  大臣御承知のように、六月七日から第二回の国連軍縮総会が始まるわけであります。これに対しましては鈴木総理も出かけられる予定になっておるようでありますが、この軍縮総会に臨む政府の基本的な考え方を、所管大臣としてひとつお知らせいただきたい、かように思います。

第96回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1982/02/23、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 本日の参考人の方たちの御意見をお伺いいたしておりますと、ほとんど共通しているわけでありますが、特に最大の課題は、何といいましても基準炭価ですか、適正な基準炭価の確立、そのためのルールをどうするかということが皆さん方共通の一番大きな問題でなかったかと思うわけであります。そういう点で先ほどからの質問もいろいろ出されておりましたが、有吉さんは業界の立場でしょうから、なかなか物が言いにくい面があったので遠慮されたのじゃないかという気もいたしましたが、現在の第七次答申では、私企業における商取引という原則の中ですべてやろうとしているのが考え方でありますから、そういう中で現行の実情は、需要……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1982/02/25、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 昨年の四月、総合エネルギー対策推進閣僚会議で、五十四年八月の長期エネルギー需給暫定見通しについて見直すということが大体決まり、その作業が現在進められていると思うわけでありますが、その進捗状況は一体どういうふうになっておるのか、大体いつごろをめどに取りまとめができるのかということについて、まず第一点お尋ねいたします。
【次の発言】 ただいま大臣からお話しありましたように、いろいろ当時の状況との変化について触れられたわけでありますが、石油の需要供給の状況の変化もありましょうし、エネルギーの需要の変化、特に電力事業の変化等もあるのじゃないかと思うわけであります。特に今回見直す要因の……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1982/02/26、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 参考人の方、大変御苦労さまです。特に産炭地のたくさんのむずかしい問題を抱えられて、その責任者であられる皆さん方のいろいろな御意見、本当にありがたくお聞きしたわけであります。  まず最初にお尋ねいたしますが、鉱害法関係、炭鉱離職者関係、その他これからの問題の処理に当たってのいろいろ要望事項等も出されたわけでありますが、いろいろ御意見が出された中で、石炭鉱業合理化臨時措置法については、法の延長については触れられておりましたが、法の中身について、もっと充実強化するという、何かそういう意味での御意見がなかったような感じがするわけであります。端的にお伺いしますが、そういった点について何……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1982/03/11、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 最初に、前回も長期エネルギーの暫定見通しの件でお尋ねをしたわけでありますが、過日の新聞報道によりますと、これからの長期エネルギー需給見通しの中では、国内炭、海外炭を数量を区別しないで、ただ石炭という形の中で一本化して表示していくというようなことが、実は報道されているわけであります。したがって、この新聞報道によりますれば、国内炭と海外炭を二本立てで数量を併記するということではなしに、ただ石炭という形の中で一本化した数量に変えるということは、わが国における二千万トン体制の看板をおろしたのではないか。現在のわが国の石炭事情からいって、そういった一つの考え方の中で、このように国内炭と……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1982/03/19、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 まず最初に、前回昭和四十七年にこれが改正、延長されたわけでございますが、その後、今回の鉱害復旧について十年間の復旧事業が実施されてきたわけでありますが、今日段階でまだ残存鉱害量が六千億円に達する程度あると言われているわけであります。そういうふうな状況の中で、四十七年当時の残存の鉱害量といたしましては一千億円程度あるということが言われておったわけでありますが、そういう意味で四十七年、前回の改正、延長される場合における当時の状況の中で、四十七年以後に鉱害が発生するものを大体どの程度というふうに推定といいますか考えられて、見込んでおられたのか、そういった点について、まず第一にお伺い……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1982/03/25、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 参考人の方、大変御苦労さまですが、時間も限られておりますので、要点のみ御質問いたしますから、よろしくお願いいたします。  まず、加藤参考人にお尋ねいたしますが、先ほどからのお話の中で、今回の鉱害法の十年延長には、単純延長でありますが、いろいろとそれぞれの関係筋からはかなり法改正についての要望もあったわけでありますが、結果的には、論議の中で法改正は必要ないだろう、ひとつこれからの運用の中で問題の処理を改善していけばいいのではないか、こういうことで議論として落ちついたというお話でございましたが、端的に言いまして、この運用の中で問題を解決するというのは、どういった問題をおおむね考え……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1982/04/22、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 石炭対策については石炭部長が一手販売で大変御苦労さんですけれども、北炭問題について一点だけお尋ねいたします。  この北炭問題というのは、これほどまでに世間の注目を浴びるといいますか、ある意味においては世間を騒がしたといいますか、いずれにいたしましても北炭新鉱がスタートするときからのいろいろな話題をまいた炭鉱でありましたし、そういう点ではこれほど社会的に今日関心を持たれている山はないのじゃないかと思うわけであります。そういう中で、先ほど来質疑が交わされておりますように、やっとのことで管財人が決まったわけでありますが、当初地元財界といいますか地域でもしり込みされ、最終的には業界が……

第96回国会 石炭対策特別委員会 第13号(1982/08/19、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 先ほど来より、昨日ですか大沢管財人が記者会見で発表された内容等との関係で通産省はどこまでかかわり合いを持っているかという点でのいろいろな質問がなされておるわけでありますが、そういう立場から二、三点お尋ねいたします。  この十三日に管財人の大沢さんが三井観光開発からの資金協力に対する拒否の回答をもらったということで、八月十四日一斉に各マスコミで取り上げられてもう閉山は必至という形ですべて任されたのは御承知のとおりでありますが、そういう中で通産省としては、大沢さんが十八日、昨日記者会見をされるということについては事前に知っておられたのかどうか、その点はいかがですか。

第96回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1982/08/26、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 参考人の方、大変むずかしい問題に直面されておる当事者で、大変御苦労さまでございますが、特に大澤管財人の場合には、管財人を選任するに当たって、ほとんど引受手がなかった、そういう中で業界の大変な努力の中でやっと大洋さんがこのむずかしいお仕事をお引き受けされたわけでありますので、そういう意味で今日までの御労苦に対しまして心から敬意を表するものであります。  先ほどからお話をお伺いしておりまして、端的に言いまして、現在の北炭新夕張鉱では月々約十四億のお金を必要とする、しかしながら実際にお金として入ってくる、要するに生産といいますか、そういった意味で入るお金は七、八億しかない、毎月七億……

第98回国会 運輸委員会 第7号(1983/04/06、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 まず最初に、この委員会の中でたくさんの方から監理委員会の性格というか、任務というか、そういうものについてのお尋ねがいろいろとありました。先ほどもその点について触れられておったわけでありますが、改めて、もう少し気になることがございますので、御質問をいたします。  政府の国鉄再建に対する基本方針は、臨調の答申どおり分割、民営というのが基本方針になるということについては間違いないかどうか、念のためにもう一度お尋ねいたします。
【次の発言】 先ほどからの質疑の中でも、この委員会の法案の中身の中でなぜそこらあたりを明確にしないかということでの御質問がありましたが、答弁としては、万一とい……

第98回国会 運輸委員会 第10号(1983/04/27、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 船員の雇用促進特別措置法関係についてまずお尋ねいたしますが、午前中の質疑の中で、特にわが国の内航海運の現状についてのお話があり、陸上の構造不況業種といいますか、素材産業の不況等の影響を受けて内航海運産業が非常に不況の中にあるということで、四月十三日ですか、運輸省としては勧告を行ったというようなお話が先ほどされておりましたが、その具体的な状況についてもう少し御説明いただきたい、かようにお願いいたします。
【次の発言】 ただいまお話がありましたが、最高限度量を設定して、それによって指導されるということでありますが、その結果、現在の状態で大体どの程度の船腹過剰という形になるのか。ま……

第98回国会 運輸委員会 第11号(1983/05/18、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 私は、造船関係で、特に造船産業に対しまして去る四月十三日、運輸省は造船法第七条に基づいた操業調整勧告を行ったわけでありますが、これらの問題を中心に若干の質問をいたしたいと思います。  まず初めに、御承知のようにわが国は貿易立国でありますし、そういう意味で海運、造船というのはわが国の重要な基幹産業であるわけであります。五十二年、五十三年の構造的な世界的造船不況の中で、設備の四〇%削減という形の中でこれらを切り抜けておるわけでありますが、依然として全世界に占める建造量としては二分の一をはるかに占めるようなシェアを持つ能力を持っているわけでありますが、そういう状況の中で、五十七年、……

第98回国会 社会労働委員会 第4号(1983/03/22、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 今回、二つの法律案を一本化した特別法になったわけでありますが、その主な改正のポイントは、まず一つは、特定不況業種の指定に当たって、産業政策その他が発動されない中においても、雇用量の変動に応じて機動的にそういうものに対応していこうというのが一つ。それから、不況業種指定をされる以前の一定期間の間に生じた関連下請中小企業に対しても、離職者対策を推進していこうというのが二つ目。あと一つは、今回新しく、失業の予防と雇用の安定という立場から、離職前の訓練が特に関連下請企業の中において実施できるようにする。  拝見いたしますと、大体この三つが大きな新しい骨組みではないかと思うわけであります……

第98回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1983/03/25、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 先ほど来、原油価格の値下げに伴うエネルギー事情の変化についてはいろいろな角度から御質問、御答弁がありましたので、多くをお聞きすることはないと思います。ただ一つ、先ほどからの御説明の中で見通しをいろいろ予測されていますが、一バレル二十五ドル程度までは下がるのじゃないだろうかという一つの見方があるようなことをおっしゃられておりました。現在の段階では軽々にいろいろな物事を考えていくということはむずかしいと思いますが、どの程度まで原油事情が変わり、油が値下がった場合にエネルギー暫定需給見通し等についての見直しといいますか手直しといいますか、そういうものを考えるような状況になるのかどう……

第98回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1983/05/24、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 夕張新鉱の再開発の問題は、昨年九月のああいう経緯の中で大沢管財人から一つの考え方といいますか試案が示されまして、そういうものが唯一の足がかりになりながら関係者の皆さんは今回の業界の検討結果について実は重大な関心を持ちながら注視していたわけでありますが、ただいままでのいろいろなやりとりをお聞きいたしまして、まさに企業性といいますか採算性からいってとても再開発は考えられないというような、絶望的にならざるを得ないような説明になっているわけであります。  したがいまして、私も、業界の関係者の皆さん方が長い間専門的な立場から検討された結果でございますので、大変御苦労であったろうと思いま……

第98回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1983/05/25、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 北炭新夕張の再建問題で先ほどから大臣の所信をお伺いしておるわけでありますが、従来の行政のそういったいろいろな枠にとらわれずに、何とか政治というものはどういうものかということで、何らかの再建の道はないものかということで真剣に情熱を傾けられている大臣の御努力には敬意を表する次第であります。そういう中で、いまお話をずっと承っておりまして、大臣の何とか再建の道はないものかということで考えられているその基礎にあるものは、まず新しく新炭鉱としてまたスタートさせるということが考え方のベースになっているように私なりに受けとめたわけでありますが、その点はいかがでございましょうか。

第98回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1983/07/07、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 まず横路知事にお尋ねいたします。  知事に就任されて地域のこういう大きな問題を抱えられて大変御苦労なさっているわけでありますが、端的にお尋ねいたします。山中前通産大臣から、夕張再開の前提は地方自治体としての道もぜひ一枚かんでもらいたい、それがまずすべての前提になるということでのお話から、道として検討された結果、ひとつ新しい会社の出資にも応分に応じていこう、しかしながら新会社が発足したといえども採算性については収支的には見通しはきわめて暗い、そういう問題の解決策として一つの具体的な、電発の海外炭について上乗せのアイデアを出されておるわけですね。  それで私、先ほどからお話をずっ……

第99回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1983/08/04、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 約一月ほど前、先月七日、当委員会におきまして宇野新大臣と、この夕張再開発、再建可能かどうかという問題についての質疑をいろいろ交わしたわけであります。今回はもう、一つの結論が出されて、それに追随するような形での質疑になって非常に残念でありますが、この点だけぜひひとつ明らかにしておきたいという意味で御質問申し上げます。  前大臣が一%の可能性でもあればそれをやはり追求していくのが政治だという非常に高邁な理想の中でこの再開発に情熱を燃やされるような形でこの問題がずっと推移してきた直後であっただけに、大臣になられて最終的なやむを得ないと断念せざるを得ないような決断をされるということは……

第100回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1983/10/05、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 新夕張鉱の閉山に伴いましての就労対策ですか、そういうことが当面一番の焦点になっていろいろ質疑が出ております。  率直にお尋ねいたしますが、先ほどからいろいろ政府関係の御説明の中で、求人は約千件程度ある、ただ現在七百二十八人がまだ就職が決まっていないようでありますが、要するに就労しようという意思のある人たちのそういう場所、地理的な条件その他いろいろなものを考慮しないならば、もちろん働く条件等もありましょうけれども、求人としては千件を超えるほどあるのだということを言われておりましたが、どうなんですか、そういうお互いの炭鉱離職者の人たちが結果的には時期がたっていくに従って落ちつくと……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 社会労働委員会 第3号(1984/03/27、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 私は、まず最初に、午前中も質疑の中で出ておりましたが、昨日答申がされました男女雇用平等法の今後の取り扱いの問題についてお尋ねいたします。  先ほど婦人少年局長の方から、何としてでもこの答申を受けて今国会中には法制化して法案として提出したい、こういうふうな見解が示されたわけでありますが、今国会中といいましても、いよいよ四月に入ろうとしているわけでありますが、これからの作業として、国会に法案として提出されるめどを大体どこらあたりに置いて作業を進められようとしておるのか、その点についてのもっと具体的なものをお示しいただきたいと思います。

第101回国会 社会労働委員会 第8号(1984/04/17、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 長時間御苦労さまですけれども、私も担当で質問させていただきます。  このたびの雇用保険法の改正についてでありますが、午前中の論議の中でも指摘されておりましたように、このたびの改正については、かなり短時日の中でこの問題が審議されたということで、審議会の中でも非常にその点に対する意見が提起されておったと思いますが、今回のこの改正の主な理由としては、いろいろ労働省として、労働人口の高齢化とか婦人の職場進出の増加とか、サービス産業または技術革新、産業構造の転換とか、いろいろとこういう新しい、今の社会情勢の中での雇用問題をめぐる環境の変化ということで、今回の改正をしたということで言われ……

第101回国会 社会労働委員会 第9号(1984/04/19、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 私は、本日は、今回の健康保険法の一部改正案に対しまして、制度のごく一般的な問題を中心にいたしまして御質問申し上げたいと思います。  専門的な分野はまた次の機会にお願いすることにいたしまして、まず最初に、このことは本会議の中でも取り上げられた問題でありますが、やはりもう一度ここから出発しなくてはいかぬと思いますのでお尋ねいたしますが、実は昨年の暮れの衆議院の総選挙の中で、中曽根首相は、今回の健康保険法の改正については、広く国民、関係者の意見を聞いて見直しますということを、国民に公約されたのは天下の事実であります。昨年八月、厚生省が概算要求の中で、被用者保険本人二割負担という構想……

第101回国会 社会労働委員会 第10号(1984/04/24、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 私は、前回の委員会で船員関係について若干のお尋ねをいたしまして、時間が不足いたしましたので、その点に限って再度御質問をしたいと思います。  まず、この前の委員会の中でも、運輸省から船員の雇用対策についてのお話しをいろいろなさっておられたわけでありますが、この船員の失業保険の給付数でもわかるように、五十五年には約八万九千件でありましたが、五十七年度にはもう十万四千五百件近くに上り、逐次増大の傾向でありまして、雇用対策はいろいろやられておるにもかかわりませず失業率は依然として高くなっている、こういう現状であります。  前回、陸上については、雇用対策基本計画というものを持ちながら六……

第101回国会 社会労働委員会 第19号(1984/06/28、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 原爆被爆者関係につきましては、先ほど御質問なさった中村先生も長崎の被爆者の一人でありますし、私も当時の被爆者の一人で、被爆手帳を現在持っておるものであります。  ひとつ大臣に率直にお尋ねいたしますが、大臣は御出身は福島の方ですが、原子爆弾の被爆者というものに対しての認識が一般被爆者とどのように違いがあるのか、そういう点について、今は厚生省の所管大臣として専門的なお立場からいろいろと認識なさったと思いますが、そういう点で、厚生大臣として所管なさる前と今とで原爆被爆者に対する御認識に何か違いがございましたかどうか、率直にお尋ねいたしますが、いかがでしょうか。

第101回国会 社会労働委員会 第21号(1984/07/05、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 大臣は、きょうは午前中から、それぞれ質問者から大変な激励を受けて、ひとつ決断を持って対処せよということが言われているわけでありますが、問題を絞りまして、具体的なものについて御質問申し上げたいと思います。  まず冒頭、医療制度の一元化ということでは、厚生省としては六十年代の後半の早い時期、これをめどにして何とか具体化していきたいというようなお話をされておるわけであります。ここ二、三日来修正その他新聞等でいろいろな問題が出ておりますが、いみじくも六十五年度という数字も出ておるようであります。この六十年代後半の早い年度ということは、大体六十五年度あたりが一つのめどだというふうに理解……

第101回国会 社会労働委員会 第23号(1984/07/10、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 まず初めに、この法案の周辺といいますか環境といいますか、そういうものについてお尋ねいたします。  婦人労働者の現在の就業者数については、全体の労働者の中で三四・六%程度占めているというようなお話で、データも出ておるようでありますが、女子就業者の総数の具体的な数字について一番新しいものをひとつお示しいただきたい、かように思います。
【次の発言】 これは政府委員室から出た資料で「社会労働委員会付託法律案参考資料(その七)」ですが、五十七年度までの数字が出されておりますけれども、今のお話からいきますと若干食い違ったようであります。これは統計のとり方に違いがあったのかどうかわかりませ……

第101回国会 社会労働委員会 第24号(1984/07/12、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 まず初めに、中曽根総理にお尋ねいたします。  このたびの健康保険法改正は、今日的には一番大きな国民の関心を呼んだ社会的問題になっていることは御承知のとおりでございます。国会の中でも四月初めから今日まで慎重審議、議論をしているわけでありますが、まだ合意を見るに至らないというような、非常に各方面それぞれの立場からの意見がたくさんある、内容のある問題であるわけであります。そもそもこの問題がこのように発生した要因を考えますならば、総理は、昨年の暮れの衆議院の総選挙の中で、特に当時概算要求で、厚生省が五十九年度の予算編成に際しまして、医療費の中で被用者本人二割負担という大筋を出して、非……

第101回国会 社会労働委員会 第25号(1984/07/17、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 現在審議されているこの雇用均等法案でありますが、それぞれの立場から、非常に不満で不十分な点が論議の中でいろいろ出されております。しかしながら、過去五年有余それぞれの審議会の中で議論されてきた、そういう経過だけはそれなりに尊重されなければならないとは思います。そういう点で、具体的にこの問題についていろいろと入り口的な論争が行われているわけでありますが、今回の法案は、中身はいろいろありますが、結果として我が国の社会的な意識革命に大きな影響を持つ法案だと私は思います。そういう点で、男女差別の制度的なものについては、それが禁止規定であろうと努力規定であろうとも、かなり改善されるのでは……

第101回国会 社会労働委員会 第26号(1984/07/19、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 原爆二法について御質問いたします。  前回の質問の機会に、戦後、いよいよもう来年は被爆四十年を迎えようとしている中において、被爆者の大きな期待であります援護法制定について、いろいろと申し上げてご見解をお聞きしたわけでありますが、なかなか期待にこたえ得るような答弁でなくて非常に残念であります。  そこで、ひとつ端的にお尋ねいたしますが、今日行われているこの原爆二法と言われている二つの法律については、その根拠は一体どこに由来しているのか。単なる社会福祉的な方向の中でこの二法ができ上がっておるのか。少なくとも戦争犠牲に対する国の補償的なそういう一つの考え方の上に成り立ってこの原爆二……

第101回国会 社会労働委員会 第27号(1984/07/24、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 私は、民社党・国民連合を代表して、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合、社会民主連合提出の男女雇用平等法案に賛成、政府提出の雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保を促進するための労働省関係法律の整備等に関する法律案及び自由民主党・新自由国民連合提出の修正案並びに日本共産党・革新共同提出の修正案に反対の立場から、討論を行うものであります。  民社党は、立党以来の理念として、「一切の抑圧と搾取とから社会の全員を解放して、個人の尊厳が重んぜられ、人格の自由な発展ができるような社会の建設」を綱領に掲げ、その実現を目指してまいりました。  今、国連において……

第101回国会 社会労働委員会 第29号(1984/07/26、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 年金の質問をいたします前に、この点についてまずただしたいと思います。  「年金法案は今国会で是非成立を図る必要がある。仮に成立しなかった場合次のような問題がある。」こういう四角囲みで1から3にわたって、成立しなかった場合の問題点を書いたこのビラが、厚生省の封筒に入って配られてきたのですが、これは厚生省の方でお配りになったのですか、どうですか。
【次の発言】 厚生省の方でお願いする、そのかわりにこういうビラをつくってということですが、これは配付対象範囲はどういうところまででしたか。
【次の発言】 全議員じゃないわけですね。

第101回国会 社会労働委員会 第34号(1984/11/20、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 まず初めに、厚生省の基本的な考え方といいますか、そういうものについて若干のお尋ねをいたします。  現在、我が国は人口の高齢化ということで、その内容や速さは、従来の諸外国に見られないようなスピードで進行しつつあるわけでありまして、それに対する対応の仕方が総合的な観点から行われなければならないことになるのは当然でありますが、そういう点で考えますならば、特に、これからのこういう高齢化社会に向かって、ただ単に縦割り的な行政の枠組みの中で行うということでは行き詰まるのではないかという感じもするわけであります。例えば雇用、社会保障の問題、住宅、税制、こういった分野の施策を総合的にやらなけ……

第101回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1984/03/16、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 私も議員に就任して、長崎県は石炭産出県でありますから、この石炭対策特別委員会に籍を置いておるわけであります。御承知のとおりこの石炭対策特別委員会が石炭の災害対策特別委員会の性格を持つような、三年前は北炭の事故で、この委員会としてはかなりの時間を費やしてそれらの問題点についての議論を行ったし、また残念ながら本日は、こうして再度九州の三池の有明鉱の問題でこういう悲惨な災害対策についての議論をせざるを得ない、本当にやり切れない気持ちでいっぱいであります。そういう立場で、非常に残念ですけれども、いろいろ言い尽くされておりますが、いま一度原点に戻って質問してみたいと思うのであります。 ……

第101回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1984/04/20、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 参考人の方、けさ早くから大変御苦労さまですが、時間が限られておりますのでポイントを絞って御質問申し上げます。  まず最初に伊木参考人にお尋ねいたしますが、今回の災害の発生要因について、どうしてまたこういうふうな大きな災害になったかについては三つのポイントで説明をされておったわけでありまして、確かにそういう意味では単純ないろいろな要因が複合的に絡まってああいった災害になったと思います。  それで先ほどから、火源に対しましては何らかの摩擦によって熱が発生したことによって一つのああいった火災になったのではないか、第三調量門近くにおける何らかのものじゃないかということで、動くものとい……

第101回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1984/07/11、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 きょうは午前中より、特にこの鉱害事業団の九州支部に関する汚職事件ですか、不正事件ですか、これを中心にして論議が行われておりますので、話の継続性として、私も一点のみこの点についてお尋ね並びに意見を申し上げたいと思います。  現在の石炭対策予算の約三分の一を使って鉱害復旧工事が行われているわけでありまして、今日までもう五千数百億の国費が投ぜられている鉱害復旧事業でございます。かねてから特にこの筑豊地帯の鉱害復旧についてはとかくのうわさが流れておったわけでありますが、このたび、その氷山の一角と申しますか、そういった一つのうみが一部ようやく司直の手によって白日のもとに出されてきた、こ……

第101回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1984/08/02、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 先ほどの質問の中にも触れられておりましたが、現在の貯炭量について、結果的には、これは前年度ですか、十五万トン増の百二十万トンくらいに落ちつくだろう、こういうふうな説明がありましたが、この百二十万トンの貯炭というのは、ここ最近の三、四年間における数値から見てどういう位置づけになっているのか、ちょっとデータが私の方になかったので、その点、そういった状況についてお尋ねいたします。
【次の発言】 そうしますと、それぞれの前年度同月をどこに見て比較するかということになるわけでしょうから、総量的な比較で一応見詰めておらなくてはいかぬと思いますが、その問題点についてはまた後日御質問いたすこ……

第101回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1984/11/08、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 短時間でありますので焦点を絞って御質問申し上げますが、まず、五十九年度の出炭見通しについてどのように通産省としては見ておられるのか。五十九年度の大体の出炭の見通し、それらについて。  それからあと一つは、大体貯炭量はどの程度に推移するというふうに見ておられるのか。この二点についてまずお尋ねいたします。
【次の発言】 五十九年度は出炭見通しとしておおむね一千七百万トン程度何とか確保できるというようなお話でございますが、五十八年度がどちらかというと一千七百万トンを少し割るというような状況だったと思います。ここ二、三年来の出炭状況を見ますならば、千七百万トン台に何とかいけるかどうか……

第102回国会 社会労働委員会 第5号(1984/12/18、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 このたびの改正案につきましては、基礎年金が導入される、そういう点から見ますと我が党としては前向きに評価できる点もございます。しかしながら、個々の内容に至りますならば、いろいろ修正意見等を出しておりますが、一部分は理解されて取り入れられるような面もございますが、まだまだ不十分な点がございます。したがいまして、私は、そういった点ではいろいろまだありますが、せっかくの時間でございますので、大きな問題として柱を三本に絞りまして、個々のまだまだ不十分な点については参議院段階での議論を待つといたしまして、そういう関係で御質問申し上げる次第であります。  まず第一に、このたびの改正案は、少……

第102回国会 社会労働委員会 第8号(1985/03/07、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 私は最初に、大臣に対しての所見をお伺いいたします。  中曽根首相は、内閣総理大臣になられて以来機会あるたびに、戦後政治の総決算をする、こういうことを絶えず強く言われているわけであります。大臣も中曽根内閣の主要大臣の一人でありますが、この総理が言われる戦後政治の総決算ということは、厚生大臣を担当されるそういう面から見て、このことをどのように意味づけておるのか、それに対して大臣としてはどのような理解の中で行政を進められようとしておるのか、まずこの点についての大臣の所見をお伺いいたします。
【次の発言】 確かに、現在、人生八十年と言われるような高齢化社会へいよいよ入っていくような時……

第102回国会 社会労働委員会 第11号(1985/03/28、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 今回の児童扶養手当法の改正案につきましては、余りにも問題点がもう明確になっているわけですね。もちろん、この法改正に至るまでの手続の問題もありますが、中身としての所得制限導入の問題、特に実効は伴わないのに離婚時の夫の収入を定めてそれ以上の人については支給しないというような問題、また俗に言う未婚の母の子供に対して対象から外す。その他収入制限、また支給期間の変更、それぞれ余りにも問題が明快でありまして、しかも改正されようとなさっているいろいろの理由づけについても極めて納得性が薄い、こういうことで、いとも明快であります。  したがいまして、ほとんど問題は絞られているわけでありますので……

第102回国会 社会労働委員会 第12号(1985/04/02、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 午前中から長時間で関係者の皆さん大変お疲れさまですが、あとしばらくよろしくお願いします。  職業訓練法の一部改正につきましては、我が党においては同僚の塩田議員から総括的な質疑を集中いたしましたので、今回は少し個々に具体的な問題に絞りながら政府の見解をただしていきたいと思います。  まず第一に、技術革新の進展どこれに対応する職業能力の開発向上に関する問題でありますが、言うまでもなく技術は産業社会の活力の基盤であり、また中長期的には我が国が適正な経済成長を達成するための大きな原動力でもあります。また技術開発は国民生活の質的向上にもいろいろな意味で貢献することが期待されているわけで……

第102回国会 社会労働委員会 第16号(1985/04/18、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 今、年金関係の方がおられますので、まずそちらの方からお尋ねいたしますが、老人保健法の制定、それから退職者医療制度の創設、いろいろとそういった所得保障面での年金制度の改正、いろいろ紆余曲折ありましたが、こういう形で高齢化社会に備えての福祉政策が進められているわけでありますが、これはいずれもそれぞれの個別制度の中の改革であります。したがって、それぞれの制度と制度との総合的な体系化といいますか、そういう視点から見るならば、まだまだ問題なしとしないというふうに私なりに考えるわけであります。  この際、そういった新しい高齢化社会に向けてのそういう福祉政策のあり方として、総合的な一つのプ……

第102回国会 社会労働委員会 第18号(1985/04/23、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 この労働者派遣事業をいよいよ正式に認知していこうというのが今回の法案の骨子でありますが、確かに現在の産業社会の中での一つのシステムといいますかあり方として、こういう需要が時代の流れとしてあることについては否定できないと思います。しかし、反面、ややもすると労働者供給事業の一つの変形したものでありまして、そういう意味では労働者供給事業をなし崩しにしていくといった面もまたあるわけであります。まさに今回のこの労働者派遣法案はもろ刃の剣といいますか、現実的な対応としては理解するといたしましても、法の運用を一歩誤ると我が国の長い間の雇用慣行が大きく崩されていく、その結果としていろいろなま……

第102回国会 社会労働委員会 第22号(1985/05/23、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 私は、与えられた時間ですが、後のスケジュールの関係で短縮しなくちゃいけませんので、要点だけ、ポイントを絞って二、三点御質問申し上げます。  原子爆弾の被爆者援護法につきましては、午前中から各委員それぞれの立場から強く主張されておるわけでありますので多くを語ることもないと思いますが、やはりポイントだけははっきりさせたいと思いますので申し上げます。  大体一貫して大臣の御答弁をお聞きしますと、援護法制定については一般戦災者との関係でやはり問題がある、無理があるんだ、要約するとこういうことではないかと思います。要するに、原子爆弾被爆者の人たちに対する特殊性については十分理解するけれ……


各種会議発言一覧

35期(1979/10/07〜)

第91回国会 商工委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第1号(1980/04/16、35期、民社党・国民連合)

○小渕(正)委員 私は、まず新エネルギー開発という問題の基本的な考え方といいますか、そういうものについて少しお尋ねしたいと思うのでありますが、要するに新しいエネルギーの開発という仕事は、その内容から見まして総合的な見地から推進されなければならないと思うわけでありますし、わが国の経済が一体どういう形の中でいくのか、それに関連してエネルギー計画をどういうように立てていくのか、そういうことの中で、具体的になりますと環境問題等もまたいろいろこれに絡んで出てくるわけでありますし、そういうことをいろいろ総合的に考えますと、たとえば経済企画庁または環境庁、資源エネルギー庁、科学技術庁、こういったいろいろなも……

第91回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1980/03/06、35期、民社党・国民連合)

○小渕(正)分科員 私は、現在国家的プロジェクトとして大きな関心を呼んでいる関西新空港問題について御質問申し上げたいと思います。  というのは、御承知のように成田空港開港までに多額の経費を使い、しかも多年の期日を要しながらやっと開港したわけでありますが、いまだにたくさんの問題を抱えておるわけであります。少なくとも今回行われようとしているナショナルプロジェクトであるこの関西新空港問題については成田の二の舞をやらしてはいけない、そのように実は考えておるわけであります。したがいまして、そういう立場からまず御質問申し上げますが、実は四十九年の航空審議会の中で、新空港建設の基本問題についていろいろと論議……

第91回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1980/03/04、35期、民社党・国民連合)

○小渕(正)分科員 私は、特にきょうは厚生省の所管である原子爆弾被爆者対策について御質問したいと思います。  今日まで厚生省当局を中心にいたしまして、原子爆弾被爆者対策について、従来よりもかなり前向きにいろいろな諸施策がとられておることについては、私も長崎での特別被爆者の一人として感謝を申し上げます。  それで、端的に質問するわけでありますが、現在、長崎では市、県挙げて原子爆弾被爆地域の拡大に対する切なる要望を再三行政当局に実はお願いしているのは、厚生大臣として御承知かどうかということがまず第一でございますが、その点についていかがでしょうか。


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第1号(1980/11/05、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)小委員 私は、工業技術院の山中審議官ですか、この方が四十五分には退席されるということでありますので、まず一つだけ早く質問したいと思うのです。  先ほどの御説明の中で、五十六年度のエネルギー関係予算要求の御説明がいろいろあったわけでありますが、この中に、項目的に見ていきますと、原子力開発ということで六百七億が五十六年度要求の中に一応数字として入っておるわけであります。これは要するに新しい原子力開発ということで、たとえば新型炉のふげんとか高速増殖炉の常陽とか、ああいった次のタイプのもの、そういうものを中心にした開発費なのか、それとも現在いろいろ稼働している軽水炉中心の原子炉、ああいった……

第96回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1982/03/01、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)分科員 私は、原爆被爆者地域の不均衡是正の問題をまず第一に取り上げまして、関係当局の御意見を伺いたいと思うわけであります。  今日まで原爆被爆者の諸対策がそれなりに政府の取り組みが前進されておることについては、心から敬意を表する次第でありますが、私、昨年の社会労働委員会の中でもこの問題を提起いたしまして関係当局の決断をお願いしたわけでありますが、その後一年間、まだ長崎における原爆被爆地域の不均衡の是正については何ら前進が見られないような感じがするわけであります。この問題について、担当所管大臣である厚生大臣は、この問題がどういうものかということについて十分御理解されておるかどうか、ま……

第98回国会 予算委員会第七分科会 第3号(1983/03/07、36期、民社党・国民連合)

○小渕(正)分科員 私は、ただいま郵政省所管の五十八年度予算の概略説明があったわけでありますが、その中で、特に電電公社関係の中の電話料金問題について質疑を申し上げたいと思います。  特に、私は長崎県出身でありますが、長崎は全国一の離島を抱えた県でございます。それだけに、離島関係では、県民生活の安定向上という点でいきますと地理的に非常にいろいろなふぐあいな面がございまして、いまだ島民の生活環境は必ずしもよろしいというわけにいかない状況であります。  そういう関係からお尋ねするわけでありますが、今次国会の中に、電話料金の変更といいますか、遠距離料金の値下げという問題を中心とした改正案が提案されてい……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1984/03/10、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)分科員 私は、厚生省の行政の中における内容について、特にビル管理関係の行政指導等についてちょっとお尋ねいたします。  これは、五十八年七月二十六日厚生省の環境衛生局長のお名前で通達が出されておるわけであります。「建築物における衛生的環境の確保に関する事業の登録に係る監督者等の再講習の指定基準について」、こういう形でビル管理関係の仕事をなさっている人たちの再登録についての通達が出されておるわけであります。これでいきますと、五十六年五月より新しい形で発足した関係から、三年目の今年度が再登録をするこういうところに来ているような状態だと思いますが、このたびのこういった対象になる登録者は全国……

第101回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1984/03/10、37期、民社党・国民連合)

○小渕(正)分科員 通産省の関係では、特定業種関連地域中小企業対策臨時排置法または特定不況業種・特定不況地域関係労働者の雇用の安定に関する特別措置法、こういった両法案でいろいろと対策を講じられていることについては大変敬意を表する次第であります。  工業再配置促進法というのが昭和四十七年ですか制定せられて、もう約十年経過したわけでありますが、工業再配置促進法について、一つの区切りとして改めて現状との比較の中で見出すべきじゃないかという感じもするわけであります。その点についての通産省としての見解を承りたいと思います。
【次の発言】 六十年度を目指しての計画であったわけで、新しい見直しということで五……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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