このページでは永井孝信衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。永井孝信衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○永井委員 私は、国鉄問題が国の交通安全対策を進める上において非常に重要な関連を持っておりますので、そういう立場から幾つかの質問をしてみたいと考えます。
まず初めに、国鉄再建案というものが過去四回策定されてきたわけでありますが、そのいずれもが事実上失敗に終わってしまった。短い時間で質問するのでありますから簡単で結構なんですが、ずばり言ってそういうことが達成できなかった原因は何なのか、今回の法案によって再建できるとする根拠は何なのか、これをひとつ簡単に大臣お答え願います。
【次の発言】 国鉄の再建対策というものがずっと叫ばれてきましていままでうまくいかなかったのは、国鉄を初めとする関係者の意欲……
○永井委員 まず最初に、行政改革に関連した問題でお尋ねしてみたいと思いますが、政府は財政再建を進めるということから行政の見直しを関係各省庁にわたって行っているようでありますが、労働関係に係る事柄についても出されていると聞いているところであります。そこで具体的な問題をまず一つ、最初にお伺いしておきたいと思います。 公共企業体の労働者は御承知のように公労法によってスト権が禁止をされておりますが、この公共企業体労働者が長い年月にわたって要求してきましたスト権問題は、実体的には、その解決に向けて具体的な作業が進んでおりません。そういう現状の中で、さまざまな問題を公労委、いわゆる調停委員会において扱う……
○永井委員 私は、この臨時国会で前回、この社会労働委員会におきまして身体障害者問題などを中心にいたしまして質問をいたしましたが、その質問の中で、さらに掘り下げた問題について幾つか御質問を申し上げてみたいと思います。 もうすでに午前中の質疑の中で、わが党の池端委員からも、一つは雇用率の問題について国や地方機関、地方公共団体、これらの問題について質問がされました。そこで私は、それに少し補足的に質問をしてみたいと思うのであります。 この前、私が雇用率の達成問題について質問をいたしましたときに労働省側から、たとえば一般企業については昨年の一・一二から一・一三に雇用率が上昇しているということが回答さ……
○永井委員 今度かけられているこの議案について集中的に質問してみたいと思うのであります。 まず初めに運輸大臣に対してお聞き申し上げますが、第二次の総合対策、踏切道改良促進法の改正は、昭和五十一年から五十五年までの五カ年間に連続立体交差化三百キロメートル、そうして単独立体交差化五百カ所の改良を行うことを目標に掲げて整備してきたのですね。その目標もある程度成果が得られたように思うのでありますが、しかし、五十四年度においては事故件数も千三百十七件、国鉄では八百三十九件、民鉄で四百七十八件、これだけ事故件数が出ているわけです。これに伴う死者は二百九十六人、負傷者が六百四十一人、死傷者の合計は全部で九……
○永井委員 今度の運輸省が提案してきました自動車事故対策センター法の一部改正案でありますが、自動車事故による重度後遺障害者の療養施設を整備するということになっているんですね。運輸省がこの法案を提出する、いわゆるこの施策を立てるに至った経緯と理由について、改めて運輸大臣の方から簡単に説明していただきたいと思います。
【次の発言】 厚生省にお聞きいたしますけれども、本来この医療行政に責任を持つという立場からしまして、この改正案の策定に至る経過の中で、厚生省としてはどのようにこの問題に対応されてきたのか。提案は運輸省でありますけれども、厚生省としてどうなのか、ひとつお聞かせください。
○永井委員 今回の運輸省が提案してまいりました事故対策センター法の一部改正案について、いままでの審議を通して、自民党を除いて各野党の先生方から質問をされましたその内容を踏まえまして、その御意見も承りながら質問をしていきたい、このように考えるわけでありますが、まず初めに、大臣に療護施設の用地の取得問題についてお聞きをしておきたいと思います。 国が用地を取得するに当たっていささかも国民から指弾されることがあってはならないと考えるわけであります。したがって、この施設の用地というのは可能な限り国有財産を利用することが望ましいのではないか、このように考えるのでありますが、どうしても国有財産を利用するこ……
○永井委員 参考人の皆さんには大変お忙しいところをありがとうございます。限られた時間でありますので端的に御質問申し上げ、またお答えの方も端的にお答えをいただきたいと思うのであります。 まず初めに、きょうの参考人の方々に対する質問の中でも触れられておることでありますが、一般に損保協会の商品として売っている保険は高い、共済は安いという問題が一つは提起をされているわけであります。現に自動車保険と自動車共済連の売っている商品の価格差というものが現実に五〇%近くある、このように承知をしているわけでありますが、この保険料率を決める場合、算定会が決めていくということになっているわけでありますが、これが公正……
○永井委員 警察庁の交通局長にお伺いいたしますが、全国交通損害保険協会というものが存在しているようでありますが、その実態を御承知ですか。
【次の発言】 運輸省の方はどうですか。
【次の発言】 いま御答弁があったように、この全国交通損害保険協会なるものが国会に対しまして交通損害保険士の制度化を図れという請願を出していらっしゃる。もちろん国民の権利として請願を出すことは当然認められているわけでありますので、そのことは私いいのでありますが、しかし最近、請願を出して、その請願書が特別のある委員会に付託をされたことをとらえて、大々的にキャンペーンを張ってきているわけであります。
この請願書の中身を私も……
○永井委員 まず初めに、労働大臣にお伺いしたいと思うのであります。
この前大臣が所信表明をなされた中にいろいろなことが書かれておりまして、たとえば前国会で問題になりました障害者年対策とか高齢者対策はそれなりに入っていて、とりわけ労使関係の問題について触れられておるのでありますが、どうも抽象的過ぎて、どこまで本当にこの労使関係を改善させるためにがんばるのかということがいま一つ伝わってこないので、この問題について一言でいいですから大臣の本当の決意をまず冒頭にお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 いま日本のたくさんある企業の中で、労働省として、たとえば一般的な春闘は別に置いて、いわゆる労使関……
○永井委員 この雇用に係る給付金関係の法律案に関連をして、若干の問題点を質問してみたいと思います。
まず最初に、今回の政府が提出した改正案は「雇用に係る給付金等の整備充実を図るため」云々、こう表記されているわけですね。この資料を見る限りでは、制度自体が多岐多様にわたっているために単なる統合を目的としたという感じは私たちから見た場合否めないわけです。整備充実を図るという基本的な考え方、具体的に一体どうするのか、これを冒頭に大臣にひとつ明らかにしていただきたい。
【次の発言】 それではお聞きいたしますが、雇用調整事業について、景気の変動による場合とそれから事業転換を余儀なくされていくという場合、……
○永井議員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました労働基準法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 いまや完全失業者は恒常的に百二十万人を超え、景気が回復してからもなお増加傾向にあります。 そればかりではありません。事実上の失業者、あるいは半失業者ともいうべき人々がこの何倍もおります。総理府の就業構造基本調査によると、十五歳以上の人口八千八百三十万人のうち、不就業者つまり無業者は、三千三百五十六万人おりますが、そのうち千三十五万人は就業を希望している人々であります。また、有業者であっても、きわめて不安定でしかも劣悪な労働条件にあるため……
○永井委員 まず冒頭に、過去何回かにわたって、労使間で決定する賃金については政府は一切介入をしないということを繰り返し御答弁をなさってきているわけであります。これは歴代の労働大臣がそういう答弁をなさってきているわけです。そこで私は、介入ではなく正しい労働者の生活を守るための賃金、それにふさわしいものにさせるための指導というものは一面必要になってくると思うのでありますが、しかしここに日本経済新聞の三月三十一日号に経済企画庁の審議官の赤羽隆夫さん、この方が「もう一度節度ある賃上げ望む」ということで、大変膨大な投稿を日本経済新聞にされているわけであります。これで見ますと、「私自身、政府の物価政策の担……
○永井委員 私は、いま議題になっております医師法等の一部改正案の審議に当たりまして、差別用語あるいは不快用語、こういうものを直すことは非常に有意義だと思います。また、いままでこういうものが、国際障害者年であることしになってこれを直していくということで、この時期まで実はこのまま残ってきたのが不思議なくらいでありまして、これは非常にいいことでありますが、この不快用語などをなくすることとその関連で、現実の問題について少し問題を提起をしてみたい、このように考えるわけであります。 現実の問題というのは、一つは心身障害者の皆さんの生活が向上させられなければならない、差別がなくならなければならない、こうい……
○永井委員 通産大臣にお聞きをいたしたいと思うのでありますが、中小企業、とりわけ地域の特需の中で育ってきたいわゆる地場産業ですね、この地場産業に対する政府の基本姿勢について、まずお伺いをしてみたいと思います。
まず最初に、全国に存在するそれぞれの地域の中で育ってきた地場産業は、そこの地域において発展してきたという経過があるだけに、その地域の経済活動にとって非常に大きな役割りを果たしてきていると思うのでありますが、大臣の基本認識はいかがでございましょうか。
【次の発言】 その地場産業の業者の団体で利工連というのがあるのでございます。全国の利器工匠具連合会ですか、この利工連というのがあるのでござ……
○永井委員 まず初めに、私は、交通事故の大きな原因にもなっております過積載の問題について質問をいたしたいと思います。 昭和五十三年に道交法が改正されまして過積載の規制が強化されているわけでありますが、そのことによってこの過積載ということが一時かなり減少してまいりました。これはいろいろな統計資料でも出ているわけでありますが、最近再びこの過積載の問題がずいぶん多くなってきた、そういう傾向にあると私は見ているわけであります。 警察による昨年度の取り締まり状況を見ますと、対前年比で三三・二%の増加になっていると指摘がされているわけであります。しかもその超過割合別で見ましても、本来の定められた積載量……
○永井委員 今回、厚生省が老人保健法案の提案に当たりまして、その理念の中で健やかな長寿のためにこの法制化が必要であるということを言っているわけですね。この健やかなということがどうも言葉のとおりちょっとわかりにくいわけでありますが、現在のいわゆるお年寄りの医療の無料制度の適用を受けている七十歳以上の方々のたとえば有病率、病気を持っていらっしゃる方ですね、そうして現に治療を受けられている方々の数、これを大づかみでよろしいのでございますが、ちょっと初めにお聞きをしておきたいと思います。
【次の発言】 いまお答えいただきましたように、厚生省の調査ではざっと百人中四十人の方が病気を持っていらっしゃって、……
○永井委員 きょう午前中の委員会の冒頭に、運輸大臣と日本航空の社長から、今回不幸にして起きましたあの羽田沖の事件について、一応陳謝の意思が表明されました。そうして、この委員会でも黙祷をささげるということで厳粛に行われたわけでありますが、私も冒頭に、お亡くなりになりました方々の御冥福を祈るとともに、いまそのけがのために苦しんでいらっしゃる方々の、一日も早い御回復を心から御祈念申し上げていることを表明しておきたいと思います。 そこで、もうすでにこの事故の調査について具体的な活動に入っているわけでありますが、午前中の質疑を通して出てきました問題も含めまして、幾つか問題を提起してみたいと考えるわけで……
○永井委員 公安委員長が時間の都合もあるようでございますので、公安委員長の方から先にお尋ねをしていきたいと思います。 この前の当委員会において所信表明がなされたわけでありますが、その中で、交通事故の発生件数が五十三年度以降増加の一途を続けているということに触れられまして、それをきわめて憂慮されるという立場からの所信表明がございました。もちろんこれは社会的な大きな問題でありますので、あらゆる面からこの交通事故をなくしていくという努力はお互いにしていかなければならないのですが、その中で、一つは免許証の問題に触れて、大臣は、「四千五百万人に及ぶ運転者の免許証更新時における負担軽減を図るため、その更……
○永井委員長代理 次に、三浦隆君。
○永井委員 まず初めに、ちょっと苦言を呈しておきます。 私の質問時間が十一時五分ということにはなっておったのでありますけれども、委員会の都合で若干時間が早まりました。やはり出席していただく側は、少なくとも十五分や三十分くらい早く来ておいてもらいたいということを国鉄に苦言を呈しておきます。十分間質問時間が空白を起こしました。時間が早まったのはこちらの責任でありますけれども、苦言を呈しておきたいと思います。 初めに、最前も太田委員から質問がありましたけれども、今回の集中豪雨でかなり大きな被害を及ぼしました。国鉄関係についてもきょうの報告によりますとずいぶんと被害が出ているようでありますが、これ……
○永井委員 いま同僚の池端議員からも質問がございましたけれども、春闘の大きな山場を迎えまして、もちろん賃上げ闘争そのものも大きな問題でありますけれども、この春闘の時期に集中して、いまもお話がございましたように労働者の労働基本権にかかわる部分について幾つかの侵害事件といいますか不当労働行為というものが起きてくる、これは毎年のことであります。私は、そういうことを踏まえながら質問をしていきたいと考えるわけであります。 まず一つは、いまの春闘の状況の中で景気がきわめて不況な状態にある、俗な言葉で申し上げますと、景気に深いかげりが出てきている、こう言われているし、私たちもそう見ているわけであります。そ……
○永井委員 年金の質問に入る前に一つだけ、別の問題でありますけれども、申し上げておきたいことがございます。 それは実は、私の出身地でありますけれども、市の市街地の中にいわゆるラブホテルの建設計画が出てまいりまして、地元で住宅地にそういうものを建設されては困るということから反対運動が起きまして、当該の自治体の市長あるいは議会挙げて反対に立ち上がるということが起きてきたのであります。それは兵庫県の高砂市でありますけれども、その高砂市では昨年の十二月に実はそういうラブホテルの建設を規制する市の条例をつくったわけですね。そうして市長を先頭にいたしまして地元の人たち、三千二百人の周囲の住民の署名を集め……
○永井委員 農水省が全国で進めております農業振興の問題について、具体的な中身について一つ、二つ聞いてみたいと思うのであります。 まず一つは、国営の灌漑排水事業が各地で行われているわけであります。その中で兵庫県八千代町に糀屋ダムというのがいま建設をされているわけでありますが、この問題について具体的にお聞きをいたします。 まずその一つは、この糀屋ダムは国営灌漑排水事業ということで施行されているわけでありますが、この計画をなされたのが昭和三十七年であります。そしてこの国の計画が決定をしてから、その受け皿として加古川西部土地改良組合というものが結成をされたわけでありますが、そこで具体的にこの計画の……
○永井委員 前の委員会で、それぞれ関係の大臣から交通安全施策に対する所信表明がなされましたので、その関係について冒頭にお伺いをしておきたいと思うのであります。 総務長官の所信表明の中で、事故防止の万全を期すること、そして被害者の救済には全力を挙げて努めたい、こういうふうに述べていらっしゃるわけですね。しかしながら、実態はなかなかうまく事が運んでいきませんで、ことしの四月十日現在では、すでに御案内のように交通事故の死亡者数は二千三百六十六人にもなっている。前の年と比べますと百五十九人ふえているわけですね。率にして七・二%増。この状況から判断いたしますと、五十八年末には、昨年を大きく上回って恐ら……
○永井委員 運輸大臣に、この前の所信表明の関係からお聞きをしたいと思うのでありますが、昨年成立いたしました道路運送車両法の改正がこの七月から施行されることになっているわけでありますけれども、運輸大臣は、所信表明の中で、この法律の円滑な施行に努力するということを述べられていらっしゃるわけですね。そのことを受けとめて御質問申し上げるわけであります。 この道路運送車両法が改正をされる時点で幾つかの問題がありまして、衆議院の場合でも参議院の場合でもずいぶん議論がありまして、附帯決議もつけられているわけですね。たとえば、車両の点検について申し上げますと、六カ月点検あるいは十二カ月点検、二十四カ月点検と……
○永井委員 いまの野中先生の御質問に関連をし、あるいは重複する部分もあるかもわかりませんけれども、自動車の保険料の料率改定の問題に限って質問をしてみたいと思うわけであります。
まず初めに、きょうのこの委員会で、いろいろな委員長の御判断もあったわけでありますが、こういう質問の時間を設定をするに至ったその理由というものをどのように受けとめておられますか。
【次の発言】 最前の野中先生の質問に対する答弁を聞いておって感ずるわけでありますけれども、田中保険第二課長の答弁を聞いておりますと、申請を受けて値上げの認可をする側が認可することを前提とし、あるいは認可する立場に立って、その認可の必要性といいま……
○永井委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、北側義一君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○永井委員 まず初めに、総理府総務長官にお伺いいたしたいと思います。 最前も質問の中で出ておりましたが、最近の交通事故の死者数は、残念なことでありますけれども年ごとに増加をしてきているわけであります。五十六年度から第三次交通安全基本計画というものが策定されまして推進をされてきているわけでありますが、その中では交通弱者が安心をして通行できるような環境をつくっていこう、そして交通安全意識の高揚も図っていこう、あるいは被害者の救済対策の推進なども、いろいろな面で総合的にかつ強力に実施をしていこうというふうにうたわれているわけですね。しかし、それでも五十七年にはそれだけでは足りないということから、基……
○永井委員 運輸大臣にまず冒頭にお尋ねをいたしたいと思います。
大臣は、当委員会における所信表明の中で、運輸行政というものは経済、社会の進展の変化に的確に対応して進める必要がある、そして「それらの施策の基本に安全の確保を置き、利用者が安心して交通機関を利用できる条件を整えることが肝要である」、こう述べられているわけですが、その整えなければならない「安心して交通機関を利用できる条件」とは、大臣は何を指していらっしゃいますか。
【次の発言】 そこで、最近の交通状況から若干気になる面にちょっと触れてみたいと思うわけであります。
例えば、国鉄とか私鉄とか国内にたくさんの軌道があるわけですが、最近も……
○永井委員 最近の交通事故の現状というのは非常に深刻な社会問題となっているわけであります。幸いにして、死者数もあるいは負傷者数もことしに入っては若干減少をしてきているわけでありますが、これについては関係機関の方々の努力を多としたい、このように実は考えるわけであります。しかし、高速道路やあるいは自動車専用道路における死亡事故の原因については、大型トラックの無暴運転によることが非常に多うございますので、これについては答弁は要りませんけれども、私の持論でありますが、単なるスピード違反の取り締まりよりも、重大事故防止の視点から、これからも十分に関係当局において対応してもらいたいということをまず冒頭に御……
○永井委員 ただいま私の同僚である池端議員から、労働行政全般について大臣にお尋ねがされました。私も同じような視点から、若干の具体的な問題を含めてお聞きをしてみたいと思うわけであります。 まず、今のこの未曽有の不況下において、今も指摘されておりましたように失業率が極めて高い、そういう状況の中で不当労働行為も頻発をする、いわば労働者にとってはまさに受難の時代だと言っても過言ではないと思うのでありますが、その時に当たって、地方における出先機関、いわゆる労働基準監督局あるいは職業安定所など出先機関を通して労働行政が十分に機能していると大臣は認識をされているかどうか、初めにお答えをいただきたいと思いま……
○永井委員 まず初めに、労働大臣に、経済の見通しについて若干お尋ねをしてみたいと思うわけでありますが、政府の五十九年度の経済見通しによりますと、経済成長率は実質四・一%、五十八年度は三・四%だったわけですね。名目で五十九年度は五・九%だというふうに政府はその見通しを述べているわけでありますが、その中身として、内需が三・六%、外需が〇・五%、このように示されているわけでありますが、これについて果たして達成できるということが断言できますか。どうですか。
【次の発言】 今労政局長から説明があったのですが、五十八年度の経済成長率のうち、いわゆる内需と外需の関係では内需がしり上がりによくなってきた、こう……
○永井委員 労働省は、雇用保険法の改正の理由に、「高齢化社会の進展その他最近における経済社会情勢の変化に伴い雇用構造が著しく変化していること等にかんがみ、失業者の生活の安定及びその就職の促進を図りつつ」雇用保険制度の効率的な運営を進める見地から、所要の改正を行う、このように言っているわけであります。
そこで、まず初めに大臣にお尋ねをするわけでありますが、単純に申し上げまして、失業している労働猪の生活保障という視点からの改正なのか、あるいは保険財政の節減が目的なのか、ここのところをひとつ明確にしてもらいたいと思います。
【次の発言】 どうももう一つすっきりと理解をしにくいわけでありますが、再度……
○永井委員 まず最初に、今も大臣発言の問題が我が党の理事から厳しく提起をされたわけでありますが、私からも、これから重要な段階に入る審議でありますから、十分に大臣の職責を認識をして、これからのいろんな発言については留意をいただきたいということを冒頭に強く申し上げておきたいと思います。
さて、去る五月二十三日に「健保法等改正法案の早期成立の必要性について」という文書が厚生省から配付をされているわけです。この配付をした先ほどこなのか、どこを対象にこの文書を配付したのか、まず冒頭に事務当局からお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 この健保法の一部改正案がこの国会に提出されましてから各党の対応……
○永井委員 きょう意見陳述をされました方々には、大変貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございました。冒頭に厚く御礼を申し上げておきたいと思います。 私、社会党の永井孝信でございますが、まず、意見陳述をしていただきました方々に個々に御質問を申し上げてみたいと思うわけであります。 まず初めに秋山さんでありますが、世界一の高齢化社会を迎えて、これからもさらにその傾向が強まっていく、そのために医療費の増加は避けられない、したがってこの医療費を賄うためには、一応その負担にたえる財政状況の中にはまるようにしていかなくてはいけない、こういう前提で意見を申し述べられたわけであります。 そうして、……
○永井委員 まず労働大臣にお伺いいたしたいと思うのでありますが、最近新聞やテレビでも盛んに書かれておりますように、公務員に対する人勧の問題について大臣の考え方、所信を聞きたいと思うのであります。 既に御承知のように、ことしは仲裁裁定はもう実施をされることは決まっているわけですね。そしてことしの四月四日に、まだ仲裁裁定が出ていない段階で、昨年あるいは一昨年の例もありますので、政労交渉が行われておりますね。政府側からは坂本労働大臣、そして当時の中西総理府総務長官、さらには藤波官房長官、この三人の大臣と労働四団体によって仲裁裁定やあるいは人勧の取り扱いについて四月四日に政労交渉がなされている。その……
○永井委員 私、まず冒頭に、この交通安全委員会として最も心配しておりました大変な犠牲者を出すようなバス転落事故がありましたことについて、今も議論がありましたけれども、その問題からお尋ねをしていきたいと思うわけであります。 もう既に、あのバス転落事故を起こしました三重交通に対しましては、運輸省も労働省も一定の行政処分を行っているわけでありますから、それは当然なことでありまして、そのことについては深く掘り下げて申し上げることはないと思うのでありますが、具体的にこの事故を誘発した問題点について、私も現地に行って調査をしてまいりました。その関係から、このバス転落事故が単に過労運転であるとか、あるいは……
○永井委員 ただいまの同僚の関山議員の質問を受けまして、関連した部分について二、三お伺いしておきたいと思うのであります。 確かにこの交通安全対策特別委員会でシートベルトの着用を促進するという決議をいたしました。むしろ私自身もその提唱者の一人でありますから、そのことはいいのでありますが、立法化する際に強権的にといいますか、強制的に何でもかんでも法律でねじ伏せる、そういうことがあったのではいけないと思うのです。今関山議員もいろいろ聞いておりましたけれども、やはり法律を守らせるためには一定のコンセンサスが必要であると思うのです。ところが、そのコンセンサスを得ないままに法律が施行された場合に、いわば……
○永井委員 今までの三日間にわたる審議を通しまして出されました問題、さらに確認をしておきたいこと、あるいはさらに明確にただしておきたいことなどに絞って簡単に質問を申し上げますので、簡単にお答えいただきたいと思います。
まず第一番に、シートベルト関係について、タクシー運転手など職業運転手が横座席の同乗者にシートベルトを着用させることの限界及び責任の範囲についてどう考えておられるか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 横座席同乗者の義務違反について当分の間処分点数を付加しないとの方針であると聞いておりますが、間違いございませんか。
○永井委員 冒頭に、今回の事故で亡くなられました方々に改めて心から哀悼の意を表するものでありますが、最前運輸大臣と高木社長からも事故の概要説明あるいは陳謝などがございました。私の住んでいる地元で十四名の方が亡くなられておるのであります。その中には本家、新宅の隣同士の御家族が夫婦とそれぞれ子供二人、八人一挙に亡くなられました。この二十五日に合国葬があって私も参列させていただいたわけでございますが、片方の家は母親一人が残り、片方の家はお父さん一人が残りました。まさにそのときの情景というのは言葉で言うことができません。高木社長、その一事をもっても、十分今回のことについては大変なことだということがわか……
○永井委員 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、政府提出の国民年金法等の一部を改正する法律案並びに修正案に対し、反対の討論を行うものであります。 今日、我が国の人口が急速に高齢化しつつあり、かつ経済が低成長下にあるこのような状況のもとに、高齢化社会における社会保障の根幹をなす年金改革が、緊急的な政治課題であることを否定するものではありません。しかし、問題はどのような視点から改革を行うかということであり、いかなる状況のもとでも安定した年金が確保されるということが肝要であります。言いかえれば、そのために政府、保険者、被保険者間の負担をどのようにするのかが最大の問題であります。 同時に、現在の年……
○永井委員 先日労働大臣から所信の表明を受けたわけでありますけれども、この所信の表明の中で、一番中心は高齢化社会の進展に対応した雇用対策がうたわれているわけですね。例えば六十歳定年制の問題あるいは雇用を確保するための時間短縮の問題、そして失業の予防を中心とした積極的な雇用対策の展開、細かいことはこれから出てくるのでありましょうけれども、言葉としては非常にいいのでありますが、歴代の労働大臣が常にこの所信表明の中では雇用対策というものを一番中心に置かれてきているわけであります。しかし現実に労働省の統計や総務庁の統計を見ましても、五十九年でいいますと、史上最高の失業率になっておるわけですね。百六十一……
○永井委員 今、村山委員から質問がされましたことに関連をしまして、そこから質問をしていきたいと思うのであります。 ことしも春闘の山場が四月の十日前後と言われておるのでありますが、大企業が春闘が妥結をしたとしても、例年中小零細企業というのは五月、六月、七月とずっと延びていくのですね。なかなか労働組合の要求を通すことができない。非常に厳しい条件に置かれているわけでありますが、今、村山委員からも言われましたように、大企業と中小企業の格差問題が触れられました。その同じことは私はあえて重複して申し上げることは避けていきたいと思うのでありますが、まず初めに、公取にお見えいただいておるのでありますけれども……
○永井委員 ただいま議題になっておりますこの法案につきまして、大臣から提案理由の趣旨説明がございました。聞けば聞くほど、聞くだけでは内容がわかちないというほど複雑で多岐にわたっていると思います。それだけにこの法律案の審議に当たってはよほど慎重に審議していきませんと、労働者のいえば期待にこたえることができないのではないか、こういう気がまず最初にすることを申し上げておきたいと思うわけであります。 さて、労働大臣として当然のことでありますが、労働問題全般については大きな責任を持っておられるわけです。もちろんその責任というのは第一義的には労働者の権利を守り、保護するということだと思うのですね。で、労……
○永井委員 ただいま議題となっています政府提案の労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律案及び労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案並びに修正案の採決に当たりまして、私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、反対討論を行うものであります。 私は、まず第一に、この問題をめぐる歴代自民党政府の姿勢、すなわち労働者保護立法の施行に消極的で、現状を容認しあるいは追認しようとする姿勢を問題点として指摘したいと思うのであります。 戦後我が国では、中間搾取の排除を定めた労働基準法や労働……
○永井分科員 防衛庁長官にお尋ねをいたします。
政府は、自衛隊は合憲である、こういう見解をしばしば述べておられるわけでございます。あえて言うなら私は違憲だと考えているのですが、それはさておきまして、自衛隊は当然のこととして、合憲であるという立場で存在している以上、憲法を守る義務を持っていると思うのでありますが、このことについて、まず冒頭に長官の見解を聞きたいと思います。
【次の発言】 それでは、この憲法について、自衛隊の隊員に対して日常の教育というものはどのように実施をされているのか、これをひとつお伺いいたします。
【次の発言】 それでは具体的な問題で聞いてまいりたいと思うのでありますが、い……
○永井分科員 私は、限られた時間でございますので、同和地区出身と言われている方々の雇用差別の問題、これ一つについて集中的に質問をしてみたいと思います。 昨年の十月の第九十三国会でわが党の川本委員が、この雇用差別に関する質問を大臣に行っているわけでありますが、そのときに大臣は、雇用差別は絶滅させるのだというふうに非常に明快に答弁をされているわけです。 十月二十一日でありますが、そのときに川本妻負から問題提起をいたしました、いわゆる安田信託銀行における採用の差別問題、これについて大臣が直ちに信託銀行の幹部を呼び寄せて強く反省を求めた、この反省文が大臣あてに出されているわけです。ここにその反省文の……
○永井分科員 まず初めに、文部大臣に伺いたいと思うのでありますが、最近国会でもずいぶん取り上げておられることでありますけれども、児童の非行問題ですね。学校、家庭それぞれで非行問題について対処しなければならない課題がたくさんある。これは、いまも質疑を聞いておってそのとおりだと思うのでありますけれども、それ以外の環境についてどのように認識を持っていらっしゃるか、大臣の所信を簡単にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 最近こういう話を聞きまして私も答弁に困ったことがあるんですが、テレビが毎日毎日ばったばったと人を切る場面が多い。信賞必罰ということがテレビの番組のドラマの流れにはなっているのですけれ……
○永井分科員 最近の日本の産業の近代化というのは非常に目をみはるものがございまして、それだけに化学産業の発達も非常に激しいわけでありますが、化学産業の発達に伴って出てくる産業廃棄物、これらが国民生活にも非常に大きな影響を及ぼしてきていることは、通産大臣も御承知のとおりであります。 そこで、ひとつ問題をしぼってお聞きをしてみたいと思うのでありますが、かつて昭和四十三年に福岡でカネミ油症事件というものが起きました。ついせんだってもこの問題については一定の判決が出されておりますけれども、そのカネミ油症事件の原因はPCBの混入によるものであったことは御承知のとおりであります。このPCBが実は昭和四十……
○永井分科員 まず初めに、大臣に基本的な考え方をお聞きしたいと思うのでありますが、農業政策がかつての米の増産政策から今減反転作へ変わってきたわけですね。これは、今の食糧需給状況から見てこのまま引き続きそういう政策を維持すべきだとお考えになっていらっしゃいますか。それとも、さらに農業政策そのものを新たな視点から転換させるべきだとお考えですか、お聞きいたします。
【次の発言】 そうすると、今の大臣の所信からいきますと、現在の土地改良政策というのですか、進めていますね、圃場整備、これは今までの政策を踏襲するという立場でこれからも継続されていくわけですか。
○永井分科員 労働大臣に、いわゆる部落差別の問題を中心にしてお聞きをしたいと思うわけであります。 戦後、民主主義ということが叫ばれましてからもう三十八、九年たっているわけですね。それだけの長期にわたって民主主義を根づかせていこうという努力をあらゆる階層、あらゆる国民がしてきたはずでありますけれども、現実にはこの部落差別という問題がいまだになくなっていない。むしろ最近はこの差別問題が非常に陰険化しているのではないかと思うのでありますが、大臣は、労働者の雇用という問題を所管される立場から、その雇用問題について、現状そういう差別問題が依然として続いているという認識をお持ちか、あるいは今改善されてい……
○永井分科員 大蔵省に自賠責の問題についてひとつ問題点を若干御質問してみたいと思うわけであります。 御承知のように、最近の自動車の普及率は非常に目覚ましいものがございまして、自動車の保有台数は大体四千四百万台近くになっているというふうに私どもは承知しているわけであります。そして、自動車の運行が非常に激しくなってきました関係から、交通事故で不幸にして命を落とされる方の数もぐんとふえてまいりました。一年間に一万人近い人が死亡しているわけでありますが、この人たちは当然自賠責の保険によって一定の救済措置を受けておりますし、あるいは任意保険などでも救済措置を受けているわけでありますが、この自賠責の保険……
○永井分科員 道路計画の問題についてお尋ねをしたいと思うのであります。
まず初めに、第九次道路整備五カ年計画が昭和五十九年度は第二年度に当たるわけでありますが、道路整備の方針について概略、大臣から聞きたいと思います。
【次の発言】 三十八兆に及ぶ予算が一応計上されているわけでありますが、道路予算の規模と内容については、ここで詳しくお聞きする時間はございませんけれども、地方で生活を支える道路については、その中でどのように対応されようとしているのか、基本的な考え方を。
【次の発言】 そこで、具体的な問題でお聞きをして恐縮なんでありますが、私が日常常に車で走る実情のわかっているところの問題について……
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