このページでは辻一彦衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。辻一彦衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○辻(一)委員 私は、しばらくこの国会論議に参加はしてなかったのですが、久しぶりにいろんなお話を聞きまして、原子力開発も五、六年に随分と進んでいったという感じがします。そこで、科学技術のあり方について長官に一言伺いたいと思いましたが、皆さんかなりなお話もありましたので、時間があれば後にお伺いいたしたいと思います。 端的に具体的な問題に入りますが、原子力発電は一つのネックとして、トイレなきマンションとも言われて、放射性廃棄物をどう処理するかということが大変大きな課題でありました。大分いろいろ進んでおるとは思いますが、この専門部会の報告書を見ると、このまま推移をするならば、六十五年にはドラム缶百……
○辻政府委員 日中の交渉につきましてはただいま大臣から御説明したとおりでございますが、御承知のように、中国はIAEAには最近加盟いたしましたけれども、核防条約についてはまだ批准するという段階に至っておりませんし、現在のところ中国の国論としては、これに反対するプロポーションをとっておるわけでございます。 また、IAEAの査察の問題につきましても、現状においては中国の国論として、これを受け入れるという段階ではございません。したがいまして、今後日中交渉に行きます場合に、これらの問題が議論の一つとなるということは間違いないことであろうかと思います。 ただ、秦山の発電所に関します日中協力の問題につき……
○辻政府委員 お答え申し上げます。
昨年十月にオーストラリアの議員団が日豪議員交流のために来日いたしました。その際、科学技術庁も関与したことがございます。私、その受け入れ側のヘッドといたしまして関係課長とともに対応したわけでございますが、御指摘のような、ウランが平和目的以外に使われるなら輸出を減らすといったような発言はございませんでした。しかしながら、核拡散防止についてはかなり関心を示しておりましたので、私どもの方から、我が国の平和利用担保の措置でございます保障措置とか核物質防護の体制についての現状説明を行ったわけでございます。
【次の発言】 我が国の原子力の利用に当たりましての核物質防護の……
○辻(一)委員 最初に、アメリカとドイツにおける原子力船開発の現状についてちょっとお伺いします。
【次の発言】 ちょうど十年前ですが、私は参議院の国会派遣で一カ月ほど欧米の原子力施設、政府の責任者にずっと会ったことがあります。四十九年の九月ですが、当時西ドイツでは日本の「むつ」の扱いがどうなるかということに非常に深い関心を持っておりました。帰ってから科技特で「むつ」についての放射線、高速中性子の遮へい問題について論議をした覚えがありますが、あれからちょうど十年たっております。今御説明のように、アメリカはもちろん、ドイツのオット・ハーンは既に実験船としての成果を上げて五十四年には運航停止をしてお……
○辻(一)委員 私は、将来を見ればやはり原子力船は必要であると思うし、また、それには自前の技術を確立しなければいけない、そういう前提で参考人に二、三の御意見を伺いたいと思います。 一つは、この「むつ」の、結果論的にこうなるのですが、やはり当初の陸上における実験が十分でなかったということを思いますが、それは四十九年九月に、これは参議院の科技特でありましたが、当時高速中性子の振る舞いについて論議をしたことがあります。そのときに山田原子力委員また宮坂原研遮蔽研究室長の答弁等を見ますと、やはり高速中性子の振る舞いについては一部予測できなかった点があったということ、もう一つは、もう少し実験をやればよか……
○辻(一)委員 中曽根内閣はさきに発足したときに、がん対策に非常に力を入れる、こういう発言がありましたが、政府としてがん対策にどういう取り組みを重点的にやっているか、一言だけ伺っておきたい。
【次の発言】 科学技術庁でがん問題に取り組んでいる論議については、また別の機会に時間をかけたいと思いますが、きょう私は、食品添加物の中でBHA、これについていろいろな問題がありますので、しばらくの時間ですが、若干お伺いいたしたいと思います。
さきに発がん性があると告示をされて認定をされたブチルヒドロキシアニソール、BHAと言っておりますが、これは五十八年の二月一日の使用禁止の適用が延期をされて今日に及ん……
○辻(一)委員 私、四十九年の九月、当時現地を訪れたこともありますし、その後一、二回行ったことがあるのですが、両参考人が現地におきまして、県当局また市当局として非常な御苦労をされていることに心から敬意を表したいと思います。 既に多くの委員から質疑が行われまして、ほとんど論議を尽くしたわけですが、大まかに一つだけまず最初に伺いたいのです。それは、原子力船「むつ」は今存廃の岐路にあるというか、この夏までに一定の結論がいずれにしても出るという大変大事な時期に来ております。県当局も市長さんにしても、「むつ」とともに歩んでこられたような非常な苦労をされたわけでありますが、そういう体験を踏まえて、日本の……
○辻(一)委員 まず最初に、長官にお伺いします。
既にこの委員会で随分と「むつ」問題について論議をされてきまして、恐らくきょうあたりがその締めくくりになるのじゃないかと思うのでありますが、長い論議を通して、今存廃が問われているこの原子力船「むつ」について行政の責任者として長官はどういう決意を持つか、考えを持つか、このことをまず初めに一言伺いたいと思います。
【次の発言】 時間の点から、私はこの問題はそれをお伺いするのにとめて、今、米中原子力協定が大変難航しているということがここ数日報道されております。核拡散防止に対する追加保障をアメリカは求めてそれが難航している、こう言われておりますが、これ……
○辻(一)委員 二点お伺いします。 今のにも関連があるのですが、原子力発電所は大体早くやったのは二十年ぐらいたって、いま十年もすれば廃炉にしなくちゃならないという時期が来るのですが、廃炉にするときの解体作業等はなかなか人間がやれることではないので、その面ではロボットを生かすことができればうんと変わってくると思うのですが、それがどれくらい開発というか研究されておるか。当面アメリカのスリーマイル島で起こった事故で格納容器のふたを外そうとしておるのですが、あそこについては現実にはロボットが中に入って作業できるような状況なんですか。そこらはどうなんでしょうか。
○辻(一)委員 私、時間が限られておりますが、一つは、北京でついこの間交渉がされておりました日中原子力協定の交渉経過等について若干伺いたいと思います。
まず、七月二十六日から二、三日行われた北京の日中原子力協定の交渉経緯等について伺いたいと思います。
【次の発言】 極めて抽象的な経過でありますが、いろいろ難航している点もあろうと思うのだが、何が今交渉の問題点になっておるか、この点について伺いたい。
【次の発言】 この種の問題は、交渉中の点については詳しく触れることができないという制約があることは理解します。しかし、この間私ちょっと質問したのですが、米中の原子力協定がアメリカの意向によっていろ……
○辻(一)委員 私、きょうは、全般の原子力発電の状況と、それから最近のスリーマイル島の発表の問題と、今問題になっております軽水炉のプルサーマルの問題、ほか一、二点についてお尋ねしたいと思います。 まず第一に、我が国の原子力発電の利用度、稼働率がかなり高くなっておるということが過日の新聞にも発表されております。また私も、この間三日間開かれた第十八回の原産会議に国会の合間を縫ってずっと行ってみまして、そこでいろいろな報告も聞きまして、我が国の状況はかなり高くなっておるということも聞きましたので、その実態についてどういう状況であるか、またそれがほかの国と対比してどうであるか、こういうことについてま……
○辻(一)委員 きょう私は、主としてウラン濃縮のアメリカの政策決定、それに伴う我が国の対応、この点について二、三お尋ねしたいと思います。 その前に、私は前長官のときにも、たばこを吸うきせる、きせる論ということを言ったことがあるのですが、水力以外のエネルギー源を外国にほとんど頼っている我が国は、石油、石炭、原子力等々バランスのあるエネルギー源を求めていくということが大事であると思います。 最近、原子力発電の分野が電力関係では非常に大きくなって、ウエートが増しつつありますが、廃棄物の将来等々展望すると、余りにも原子力に重きを置き過ぎるということもまた避けなくてはならない、こう思っております。そ……
○辻(一)委員 私は、社会党並びに護憲共同を代表して、雪の問題について二十分間御質問いたします。 まず第一に、長官にお尋ねしたいのですが、雪というものに対してどういうお考えを持っていらっしゃるかということでありますが、豪雪、雪がかなり降ったときにその災害が随分出ますが、感じが非常に違う。火事があればすぐ被害が出るし、台風は直ちにわかるし、地震もあっという間に来る。雪の被害というのは、場合によれば一晩に一メートルも降る場合もありますが、一度ではなしに徐々に雪が積もって非常に大きな被害になる場合がある。したがって、豪雪とか雪害は、災害という観念から言うとやや薄い感じを持たれる場合が多いのですが、……
○辻(一)分科員 私、学校給食の問題と中国の留学生や日本語教師派遣の問題等について、限られた時間ですが質問したいと思います。 まず第一に、学校給食の問題でありますが、これは大臣にひとつお尋ねしたいのです。 学校給食の歴史を見ると、戦前は貧困とか欠食児童を救済していくというようなところからこの給食が出発したと思うのです。そして戦後は食糧不足という中でアメリカの農産物、小麦等が入って、パンがそういう意味でずっと普及しましたね。それからだんだんと状況が整備をされて、これは文部省もいろいろ法令的にも努力をいただいて、そしてようやく学校で給食をするようになる、調理をして生徒に食べさすことになる。そう……
○辻(一)分科員 私、幼保一元化の問題と、それから中国残留孤児の問題について二点お伺いしたいと思います。 まず第一に、幼保一元化の問題がここ数年ずっと論議をされてきました。特に臨教審を設置するその初めの話が、厚生省は保育所、それから文部省は幼稚園、そういう問題を広く論議するんだというようなところから臨教審の論議が始まったようにも記憶しております。 そこで、この問題は随分と国会でも論議をされてまいりましたが、現場へ行ってみますと、私も保育所に縁があって参ったり、それから保育所の研究大会あるいは保育所の保護者の大会等々に出てみますと、大部分は幼保一元化には賛成をしていないというように見ておりま……
○辻(一)分科員 国鉄がモータリゼーションの中で大きな赤字を抱えて、このままではなかなか成り立たない、抜本的な対策が必要であるという点ではそれぞれの立場からの理解があると思うのです。しかし、赤字であるからといって、地方のローカル線は特定地交線がありますが、ローカル線をまた単純に切り捨てていくという方法もなかなか納得できないと思うのです。そういう意味で、たとえ赤字であっても、地方には非常に特徴を持った大事な路線がそれぞれあるので、京都府の舞鶴から福井県の敦賀に至る小浜線を一つ例に挙げて問題点を指摘して、大臣と総裁ほか皆さんの見解をいろいろとただしたいと思います。 まず第一に、若狭湾というのは御……
○辻(一)分科員 私はきょうは日中の青年交流と、そのシンボルとしての日中青年交流の友好センター、この二つの点について少しお尋ねをいたしたいと思います。 まず第一に、日中関係は戦後かつてないほど友好的な空気にあると思いますが、特に昨年、一昨年、日本の中曽根総理が北京に、そして胡耀邦総書記が東京に、こういうふうにして日中間の首脳交流、また外相もそれぞれ交流されております。 それらをもとにし、また長年のいろいろな積み上げをもとにしまして、去年の九月の終わりから十月にかけまして日本から三千名の若い青年の皆さんが中国を訪ねました。いろいろな縁で十名ほど国会議員団が同行をいたしまして、参加をしました。そ……
○辻(一)分科員 私は、きょうはコンクリートの早期劣化問題と、最後の方に一点、高規格道について御質問いたしたいと思います。 まず、経済高成長の中で建築建造が急速に進んで、そのために大量の川砂利、砂等が使用され、だんだん少なくなった。また、ダム建設等に伴って砂が流れてくる量もだんだん少なくなる。そんな中で、砂の需要等によって砕石やあるいは浜砂等の使用もあって、コンクリートの早期劣化の心配が出てまいりました。我が国では今まで余りないと言われておったのでありますが、最近一、二そういう問題が橋梁、道路あるいは原子力発電所の建屋等々に出ておりますので、アルカリ骨材反応並びに塩害の実態等について簡潔に建……
○辻(一)分科員 私、きょうは、北陸繊維産地の不況問題対策とそれから中核工業団地問題について二、三質問いたしていきます。 まず第一に、いろいろな繊維がありますが、その中で長繊維、合成繊維の産地としては、日本の繊維産地の中で北陸産地が大部分を占めている、輸出も大きな割合を占めているという意味で、合化繊の産地としては日本第一、言うならば世界第一の産地であると思いますが、非常に長い間深刻な不況に見舞われておりました。その中で何とか構造不況を乗り切りたいということで、産地もまた政府の方もいろいろと努力をしていただきました。今見てみますと、何といっても中近東とアメリカへの繊維製品の輸出がなかなか伸びな……
○辻(一)委員 私、きょうは大蔵大臣、自治大臣、農林大臣臨時代理の出席をいただいて、土地改良の問題を中心にして、国と地方の分担、また受益者農家等との分担についていろいろと今問題があるように思いますので、それらの点について二、三お尋ねをしたいと思います。 一般的にいろいろと論議がありましたので、私は具体的な土地改良区の地区の例を引いてこの問題について触れてみたい、かように思っております。 農林省の方は、今までしばしば説明をしておりますが、大蔵、自治両省の方にはそういう機会が余りないので、農林省見えておりますから、後でごく簡単に説明をいただきたいと思います。 坂井北部という特別会計による国営……
○辻(一)分科員 私はきょう、国立病院の統廃合問題について少しお尋ねをいたしたいと思います。 厚生省の方から国立医療機関の統廃合問題が一月の上旬に出されて、案といいますか構想でありますが、地域では多くの関心というか非常に問題を呼んでおります。 例えば私の福井県においても四つ国立病院がありますが、いずれも非常に長い歴史があり、地域と相当密接に結びついているという事実があります。鯖江、敦賀の病院は陸軍病院の後でありますし、福井病院と北潟病院はいずれも陸軍の療養所であって、そして北潟湖、三方湖という非常に景勝の湖のところに設けられておる。したがって、それが設置されて以来自治体にとってもいろいろな……
○辻(一)分科員 私は、昨年の七月に起こりました能登線の脱線事故、論議をする時間が残念ながらなかったものですから、ここで少し問題点をお伺いいたしたい、そして北陸新幹線の問題も一、二触れて見解をお尋ねしたい、こう思っております。 第一に、昨年の七月に石川県の能登で能登線の脱線事故がありまして、私も数日後に社会党・護憲共同の調査団としまして現地に早速参りまして、状況をかなり詳しくいろいろと調べてみました。 この問題に入る前に、七人の方がとうとい生命を失われた犠牲がありまして、心から弔意を表したいと思います。それからまた、二十六人の重軽傷者が出ましたので、既に回復された方も多いとは思いますが、な……
○辻(一)分科員 私は、内需拡大と住宅対策ということについて質問したいのですが、その前に大臣に少し考え方を伺いたいことがあります。それは日米貿易摩擦の中で内需拡大、この中で公共投資であるとかさらに住宅投資等々がどういう役割を果たし得るかというようなことについてひとつ考え方をお伺いしたい。 その前に、実は私、昨年の九月に六名で超党派の議員なのでありますが、日米貿易摩擦の問題で九月の上旬から十日間ほどアメリカに参りましていろいろな階層と随分と論議をしたのでありますが、ちょっとそれを紹介して、それについてひとつ大臣の考えを伺いたい、こう思うわけであります。 これはワシントン州のスポーケンという穀……
○辻(一)分科員 私、円高対策、特に中小企業の中での繊維の不況問題に触れたいと思います。 まずその前に、ちょっと大臣に一つ基本的な点でお尋ねしたいことがあります。それは、本来ならドル高を是正する道筋は、今までの考え方では、アメリカの財政赤字を圧縮しなさい、それから金利を下げなさい、そしてドル高を是正しなさい、こういう段取りで、かなり時間がかかるだろう、こういう考え方があったのですが、5G会議以降、通貨当局、財政当局の強力な介入によって急速に円高が実現してきた、ドル安が実現した。これは、ある意味では非常にタイミングな点がありますが、ある意味ではいろいろな陰りがまた出てきたとも言えますが、非常に……
○辻(一)分科員 一般質問に続いて、ちょっと防災のことをもう二、三点伺いたいのですが、その前に、非常にローカルな問題になりますが、分科会ですので、二、三点お伺いしたいと思います、
まず第一は整備新幹線の問題ですが、四全総は、国土の均衡ある発展、それから東京一極主義を排して地方分散、多極主義をうたっている。このために高速交通網の整備がどうしても必要だとしております。こういう点から、既に策定された整備新幹線の建設は不可欠と考えられるが、地方の発展、自治体の発展に一番関係の深い自治大臣の見解をまずお伺いしたい。
【次の発言】 基本的には、自治大臣ですからそういうお考えはわかります。
そこで、整備……
○辻(一)委員 まず消費税、それから農業問題、年金という順序でお尋ねしたいと思います。 富岡公述人のおっしゃった点、大筋としては私も共鳴するところが多いと思うのですが、なお二、三意見を伺いたいと思います。 先ほどもお話がありましたが、消費税がああいう強行採決という形で決められて四月一日から導入ということになっておりますが、現場では、実態を聞けば聞くほどなかなか難しいというか、いろんな混乱が起きておると思います。そういう中で、まず今回の消費税は、その仕組みがいわゆる抜け穴や矛盾が非常に多いと思うのですが、第一点として、なぜそういうふうになってしまったのか、そういう欠陥的な税制ができ上がった理……
○辻(一)分科員 きょうは米の市場開放問題、自由化問題について二、三お尋ねしたいと思います。 私、今まで農水と予算の方におったのですが、ことしはほかの委員会にかわっておりますので米論議をやる機会がなかったので、この機会に若干お尋ねしたいと思います。 まず第一に、政府は対外的に日本の食糧自給率を説明するときにカロリーベースで説明している場合が多いのですが、穀物ベース、カロリーベース、総合ベースと三つの表現がありますけれども、日本の食糧安全保障論を展開するときにどういう表現、それのうちのどれが一番適切なものであると考えていらっしゃるか、お尋ねいたしたい。
○辻(一)分科員 私、きょうは、勤労青年の、ILOで前に採択をした有給教育休暇制というのがあるのですが、その問題について若干質問いたしたいと思います。それからもう一つは青年海外協力隊の問題について、その二点で伺いたいと思います。 青年期にサークルであるとか青年団体等の集団活動に参加することが青年の人間形成に大きな影響をもたらす、これは言うまでもないことです。生涯教育にかかわりがあるので私まずちょっと文部省の方から伺いたいと思いますけれども、文部省は今、幼年から老人に至るまで全生涯の教育に力点を置いておる、いわゆる生涯教育ということに力を入れておりますが、生涯教育という観点から見た場合に、青年……
○辻(一)分科員 きょうは私、外務大臣に、米に対する考え方、それから中国の第三次円借款に対する考え方、これについてしばらくお尋ねしたいと思います。
まず第一に、予算委員会等でも論議をされたようでありますが、過日の外相の米問題に関する発言、新聞の報ずるところを見ますと、輸入一部やむを得ないのじゃないかというようにも受け取れるような読み方もできたのでありますので、非常に大事なことでありますから、これについてまず真意をお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 今の御発言は、それは当然ですね。日本の代表として主張すべきを主張していらっしゃったと思います。
問題は、その帰りかに、記者との懇談といい……
○辻(一)分科員 きょうは大蔵大臣に、第三次円借款問題と中国に対するいろいろな考え方をこの機会に若干伺いたいと思います。 私は、日中間の友好というのはアジアの安定、平和の基本でないか、こういう認識を持っておりますが、そういう点で、私と中国のかかわり合いを初めにちょっとだけ紹介しておきたいと思います。 随分前でありますが、昭和三十一年、青年時代に、日本から戦後初めて青年を二十二名中国に送った。三カ月、七十五日間、二万五千キロ、昆明、重慶から東北までずっと回って、恐らく戦後日本人が初めて行ったところが大多数であったのですが、そういうところで日本と中国の青年は、もう二度と戦争してはいかぬという意……
○辻(一)分科員 きょうは多少細かい問題にもなりますが、一つは、今、北陸の非常に大きな川の九頭竜の堰堤、中流ぜき問題がありますので、これと、それからかねがね建設省には、大臣初め皆さんに要請をずっと地元の方はやっておりますが、近畿自動車道敦賀線の問題、もう一つ、越前海岸から岐阜県の方に抜ける冠山の峠を今どうするかという問題がありますので、多少地元にかかわる問題もありますが、その三点について若干お尋ねしたいと思います。 第一に、北陸の非常に大きな川であります九頭竜川の鳴鹿堰堤というのがあって、今度は中流ぜきという名前になるようであります。いろいろな経緯があったようでありますが、建設省が担当という……
○辻(一)分科員 きょうは私、整備新幹線問題と湾岸の原抽汚染に絡んで、将来日本としては原油汚染に対する防災基地的なものを東南アジア等につくる必要があるのじゃないか、この二点を若干問題を提起しながら、要望もかなりありますが、申し上げたいと思います。 第一に、この新幹線の整備のねらいというものは、これはもう言うまでもなく東京一点の集中から国土の分散、均衡ある発展ということをねらいにしていると私は思いますが、特に私たちに縁の深い北陸新幹線につきましては、日本の政治都市東京と経済都市大阪、この二つを直結するというところに非常に大きな意義があるというふうに自分たちは考えております。大臣のこれに対する認……
○辻(一)分科員 私、きょうは、北陸産地の繊維問題と美浜の原発の調査委員会、それから非立地市町村の要望点二、三点を質問したいと思います。 まず第一に繊維の問題ですが、北陸の繊維産地は、合化繊では今までも日本の輸出の大部分を占めておりました。それから産地としても、世界的にまた日本の産地であったと思っておりますが、この状態は今も余り変わらないのでありますが、内部を見ると、設備投資、こういう点で非常に変化が来ている。それは、大事な日本の繊維産地にとってやはり心配な点が一つあるのです。それをちょっと指摘をしたいのです。 一番代表的なのは、何といってもいわゆる自動織機、革新織機と言われるウオータージ……
○辻(一)分科員 原子力関係等々につきまして若干質問したいと思います。
まず第一に一美浜原発二号炉の事故について通産の報告があり、それのダブルチェックという意味で原子力安全委員会から報告書がおととい出されました。それについて二、三伺いたいと思います。
まだ私も詳しくは読んではいないんですが、抽象的ではあるがかなり率直な提言もなされている、そういう感じも受けております。まずあの中で、審査基準等の見直し、それから過去の事故の例から学ぶべき点等々が出されているんですが、具体的にどういうことを指していらっしゃるのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 一般的な御見解は伺いましたが、せっかくですから……
○辻(一)分科員 短い時間でありますが、米の問題とウルグアイ・ラウンドの問題、それから前回ちょっと論議をした中国の三江平原の農業開発の二点についてお尋ねしたいと思います。
まず大臣にお尋ねしますが、経済協力開発機構、OECDでは三月の二十六、二十七日の農相会議の共同声明に地球環境と共存する農業政策の転換が盛り込まれることになったと新聞は報じているわけであります。これは私は大変よい方向であるというように思っておりますが、この考え方を農相はどのように受けとめていらっしゃるか、お尋ねしたい。
【次の発言】 まず、農相はこの会議に出席しますか、いかがですか。
○辻(一)分科員 きょうは私、自治大臣に原子力防災の問題について少しお尋ねしたいと思います。 その前に、ちょっと私の周辺の原子力関係のことを参考までに申し上げておきますが、福井県の若狭湾は、御承知のように現在原子力発電所が十三カ所動いております。その容量は一千二十万キロワット。それからあともう二つ近く稼動する。その場合に、十五基で千二百万キロワット、日本では第一でありますし、また世界的にも最大の容量を一定の地域に持っている地区になると思います。そういう点で、原子力の安全性というものと同時に防災について非常に深い関心を私も持っております。 ここ二、三年、東京電力の福島原子力発電所の事故あるい……
○辻(一)分科員 きょうは主として北陸新幹線問題について二、三お尋ねをしたいと思います。
まず、大変一般論になりますが、運輸大臣から、私は新幹線は国土の均衡ある発展という観点から出発しておると思いますが、新幹線本来のねらいといいますか、そういうことについてまずお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 大臣は御出身が北陸でありますから、そういう一般論の上に立って、北陸新幹線は、昭和四十八年の十一月に整備五線を閣議決定されて、若狭回りとして決定されております。その経緯についても、随分前でありますが、これは何といっても御関心のあったところであると思いますので、北陸新幹線の持つ意義といいますか、……
○辻(一)分科員 私は、きょうは米の問題、そして中国の三江平原の農業開発にかかわる二点について、若干お尋ねしたいと思います。 まず大臣にお尋ねしますが、我が国の食糧自給率は、三十年代の八三%から今三〇%に、非常に低くなっております。もうこれは言うまでもないわけでありますが、サミット参加の国の中で最低は、日本を除けばイタリアの八九、あとは全部一〇〇を超えておる。日本は三〇%。世界に一億以上人口のある国が十ありますが、その中で旧ソ連の八三%が最低で、あとは全部九〇から一〇〇を超えている。こういう中で、依然として我が国は三〇%を切ろうとしておる。世界に例のない食糧自給率の低い国になっておると思いま……
○辻(一)分科員 きょう私、中国の三江平原の農業開発、最終的には円借款にかかわる問題でありますので、それについて二、三質問をして、あと新幹線問題について時間があれば若干触れて、大蔵の所管のみならず、もっと幅広い意味から大臣の御見解も伺いたいと思っております。 私は、昨年の五月に一人で行きまして予備調査をやり、十月に調査団四名で一週間ほど中国の三江平原に参りまして、現地にも入って、また中央政府、それから黒竜江政府等の責任者とも接触をしていろいろ勉強してまいりました。 それで、中国の三江平原は、御承知のようにこれは歴史をさかのぼれば松花江それからウスリー江、黒竜江の三江、三つに挟まれた一千万ヘ……
○辻(一)分科員 私は、きょうは二点、一つは繊維問題について、もう一つは、原子力でも日ごろは安全問題や防災問題をやっておったのですが、きょうは、電力生産基地の立場からちょっと論議をしたいと思っております。よろしくお願いします。 長い歴史を持った織機の設備登録制が段階的に廃止されることになりました。私も昭和四十六年から、参議院以来繊維にはかなり頭を突っ込んできたのでありますが、廃棄の時代それから共同廃棄、産地はいろいろな苦労をずっと続け、今日に来たと思うのです。登録制の廃止は新しい時代が来たということであると同時に、各産地がまたどうなるかという不安がかなりあります。今日においても繊維産業はなお……
○辻分科員 私は、北陸新幹線と小浜線の電化問題について、ちょっと質問いたしたいと思います。
それから、大臣、どうも就任大変御苦労さんです。頑張ってください。
まず、新幹線は、この間連立与党で三大臣の申し合わせ等も行われております。北陸新幹線で若狭回りルートが閣議で決まっておりますが、これは昭和四十八年十一月だと思いますが、この若狭回りの閣議決定の経緯について、簡単にちょっとポイントだけ聞かせてください。
【次の発言】 新幹線はもともと国家プロジェクトとして出発をしており、いろいろな大きな役割を持っておると思います。北陸新幹線の場合には、一つは、東海道新幹線に、東海地方に大地震等があったとき……
○辻分科員 私は辻一彦でございますが、大臣どうも大変御苦労さまでございます。分科会ですので少し地域の具体的な問題、主として国道関係、河川関係等について、二、三点をお尋ねいたしたいと思います。 まず第一に、近畿自動車道の敦賀線の件であります。 私も、昭和四十六年の参議院以来、参議院でも何回か、また衆議院でも建設委員会や予算委員会あるいはこの分科会でしばしば近畿自動車道の問題についてその建設促進の立場から質問してきました。道路局長は前の調査室長でもありましたので、その間の経緯は十分御存じだろうと思っております。 そこで、近畿自動車道の敦賀線は、一つは北陸自動車道とそれから名神に阪神自動車道、……
○辻分科員 長官、御苦労さまです。 この前に続いて、限られた時間ですが、少し地震と原発の安全問題について質問したいと思います。 前回の科学の委員会で論議をしたのですが、非常用の電源になぜ関心を持つかといいますと、外部から水が切れたときに、大事な機械は非常用の電源で電力を起こして動かさなくてはいけない、これがとまれば大変なことになりますから。そこで、神戸の病院が随分やられたのですが、病院に備えている非常用の電源が随分とだめになって使えないとかいう例があるのですが、そういう意味で非常電源がどういう状態にあるかということは大変大事なことだと思いますので、重ねて二、三お尋ねしたいと思います。 ま……
○辻分科員 外相にまずお尋ねいたします。 きょうは、APEC、それから中国の問題、それから環日本海と三江平原開発等について若干お尋ねしたいと思います。 まず最初に、私は戦後の青年時代を青年運動にほとんどかけてきました。そういうことで、昭和三十年に当時の中日友好協会の会長でありました廖承志先生から、五十名代表を三十一年の春中国に招きたいという招請をいただいた。旅券が多分出るだろうというので、全部五十人代表が集まったのですが、当時の鳩山内閣が昭和三十一年の三月二十四日、臨時閣議をもって共産圏渡航制限を決めて、そのために旅券が出なくなって、半年かかって二十二名だけ旅券を手に入れて、昭和三十一年の……
○辻分科員 私は、きょうは原子力発電所の幾つかの問題についてお尋ねしたいと思います。 大臣も御承知のとおりですが、私の若狭湾、福井県は、現在十五の原子力発電所があります。約千二百万キロワット、その集中度においても容量においても、原発の基地としては世界一、日本一であろうと思っております。 そういう点で、一つは安全性に対する皆さんの不安と関心が非常に高いということと、それから第二は、非常に集中しているものですから、この問題と、そしてもう一つは、これだけ国のエネルギー政策に協力をしておるのであるから地域の振興も考えてもらいたい、この三つの点があるわけであります。 ちょっと申し上げますと、福井の……
○辻委員長 高木義明君。
○辻(一)分科員 私、きょうは官房長官に、主として重油流出に伴う危機管理として油回収船の配置問題と、それから原子力防災の二点について少しお伺いしたいと思います。 まず第一に、ようやく政府当局も、各関係部局非常に努力をいただいて、越前海岸の、三国海岸における重油問題は大体終息という状況になって、現地も災害対策本部を一応解いたわけでありまして、大変努力をいただいたことに敬意を表したいと思います。また、海上保安庁も、三十一名の人命救助という非常な努力をしてもらい、いろいろと努力をいただいたボランティアを含めて、この機会に敬意を表したいと思います。 ただ、あれを振り返ってみますと、初動の時期におい……
○辻主査 これより決算委員会第四分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査を務めることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。 本分科会は、総理府(北海道開発庁所管、北海道東北開発公庫、沖縄開発庁所管、沖縄振興開発金融公庫、国土庁所管)、運輸省、郵政省、建設省所管及び住宅金融公庫についての審査を行うことになっております。 なお、各省庁の審査に当たっては、その冒頭に決算概要説明、会計検査院の検査概要説明及び会計検査院の指摘に基づき講じた措置についての説明を聴取することといたします。 平成六年度決算外二件及び平成七年度決算外二件中、本日は、建設省所管、住宅金融公庫及び運輸省所管につ……
○辻主査 これより決算委員会第四分科会を開会いたします。
平成六年度決算外二件及び平成七年度決算外二件中、本日は、郵政省、国土庁、北海道開発庁所管、北海道東北開発公庫、沖縄開発庁所管及び沖縄振興開発金融公庫について審査を行います。
これより郵政省所管について審査を行います。
まず、概要説明を聴取いたします。堀之内郵政大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院小川第四局長。
【次の発言】 ただいまの会計検査院の指摘に基づき講じた措置について説明を聴取いたします。堀之内郵政大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
お手元に配付いたしております決……
○辻(一)分科員 私は、「もんじゅ」の最終報告書が出されましたので、これについて二、三質問をしたいと思います。 まず、長官、大変無理して出ていただいて恐縮です。体を大事にしてください。 「もんじゅ」の最終報告書が二月二十日に出されて、一応私も説明を受けましたが、確かに技術的な面で温度計等々についてはかなりな解明がされたという点はわかるわけであります。随分といろいろなことが明らかになっておりますが、一番接触をしてはならないナトリウムとコンクリートが、これが間を隔てたライナー、鉄板を通して接触している問題が、なお一つまだ解明されていない感じがします。 その前に、動燃並びに科学技術庁が、フラン……
○辻(一)分科員 私は、きょう二つの問題、一つは、さきの運輸委員会でも随分論議したのですが、重油の被害、事故対策について、主として水産関係でお尋ねしたいのと、それからもう一つは、我が国が、外務省、農林省、非常に力を入れてきました中国黒龍江省の三江平原の開発問題、この二点で、若干私の体験等も踏まえながら質問し、また要請をし、期待をしたい、こう思っております。 第一に、今回のナホトカ号の重油事故は、非常に広範にわたって、相当激しい被害も出しております。これを今、現地一帯、自治体では、激甚災害に指定をして十分な対応をしてほしい、こういう願いが非常に強い。これは、私も国会の調査等含めて三回、一週間ほ……
○辻(一)分科員 どうも御苦労さんです、大臣、皆さん。 私は、ガット交渉の当時、米の問題にもかなり取り組んできましたし、また、その後の六兆百億円の国内対策費の確立等々も、米の問題を軸に随分取り組んだ時期があります。米のことは今も大事でありますが、きょうは、もうちょっと具体的な話で、猿やシカやクマの被害が、なかなか見て回って大変なので、そういうことを国会で論議するような場が今までなかったと思いますので、それをちょっと、見てきたことをお話をして、対策を少し強化をしてほしい、こういう立場からしばらく質問をしたいと思います。よろしくお願いします。 去年の夏七月に、私はいろいろな機会から、東京都に一……
○辻(一)分科員 私は、きょうは繊維問題と、それから原子力にかかわる地域の振興対策の一環について質問したいと思います。 動燃法案の審議でかなり時間をかけてやるつもりでありますから、ハードの方はそこでじっくり安全問題やそういうことは取り組みたいと思うのですが、きょうは、せっかくでありますので、ソフトな面で、少し地元の状況をお話しをして理解を求め、そういういろいろな要望がありますので、反映していきたいと思っております。 まず第一に、繊維問題でありますが、大臣、長官も御承知のとおりでありますが、私のところは北陸産地で、繊維産業としては、合化繊では世界一の生産を持ち、輸出の面でも大きい役割を果たし……
○辻(一)分科員 米の関税化について二、三質問したいと思います。 その前に、中川農相には、その後委員会で論議をする機会がなかったのですが、ガット、米の部分自由化の闘いのときには、まあいろいろな立場でありましたが、ともに随分と取り組んだ思い出があります。そういう意味の同志が農相に就任されて御奮闘いただいておる、今度はカニの刺し網も非常に御苦労いただきましたが、敬意を表し、お礼を申し上げたいと思います。 限られた時間でありますが、若干、米の関税化について。ウルグアイ・ラウンドのその後の交渉で、平成五年にはやむなく苦渋の選択として米の部分自由化を受けたわけですが、当時私は社会党の農林水産部会長を……
○辻(一)分科員 私は、きょうは、国立病院の統廃合、あり方、こういう問題について若干質問したいと思います。 昭和六十一年三月七日衆議院予算委員会のこの分科会において、私は、福井県における四つの国立病院、北潟、鯖江、敦賀、三方の四つの国立病院の統廃合、再編、これからどうするか、こういう問題についてかなり論議をして、当時の厚生省当局からこの四つの病院についての方向というものをかなり伺ったのでありますが、あれからいうと十三年ほど、随分時間がたって、それなりの努力を政府の方はしているわけでありますが、四病院についてどういう状況になっておるかということをまず最初にお尋ねしたい。
○辻(一)委員 民主党の辻一彦です。 公述人の皆さん、大変貴重な意見を伺いまして、ありがとうございました。 まず、村上公述人にお伺いしたいのですが、今回の原子力災害対策特別措置法、新法は、かねがね私たちも国会の中でも随分論議をし、また時には原子力防災特別措置法(仮称)の名で試案等もつくって、自治体の御意見もお伺いしたことがあるのですが、そのとき我々の試案の中にも相当地方の声を取り入れたつもりでおりますし、また、今回の政府案も、我々の試案も含め、地方の声を相当取り入れたというように思います。 そういう中で、一つは国が前面に出るということで地方の声にこたえたという面と、もう一つは、市町村長の……
○辻(一)委員 おはようございます。 きょうは連合審査でありますので、科学委員会の方から申し入れをしました結果でありますので、私の方から質問させていただきたいと思います。 私のところは、御承知の方もあると思いますが、福井県の若狭湾、いわゆる世界一というほど原子力発電所が集中しております。十五基、約千二百万キロワットの容量というのは、世界でも最大、日本でももちろんそうであると思っております。 したがって、この原子力発電所が立地をした昭和四十年代あるいは五十年の初期、かなり集中的に行われましたが、そのときに立地の自治体が一番懸念した問題は、一つは、使用済み燃料がだんだんたまって、そして将来、……
○辻(一)分科員 新幹線が雪でちょっとおくれまして、大変恐縮です。時間内にやるようにしますから。きょうは、大臣は出張中でありますので、政務次官並びに政府委員の方にひとつお尋ねしたいと思います。 第一に、日韓の漁業資源の共同管理のルールを確立することについての問題であります。 一昨年の十一月ごろに、その前からずっと韓国の漁船によるいわゆる刺し網、私たちの方では、漁民の皆さんは地獄網と言っておりますが、これは海中に網を張って、そして根こそぎ資源をとってしまう、そういう意味で地獄網という別名がありますが、これを日本の領海十二海里の外側に張って、日本の漁船自体がもう中に入れない、何重にも網を張って……
○辻(一)分科員 きょうは端的に二、三の点を伺いたいのです。 一つは、私の福井県の南部、南の方に有名な三方五湖という五つの湖がありますが、そこの治水問題なんです。 去年の八月十四日に、三方、美浜地域に約二百ミリといいますか、百数十年ぶりと言われる集中豪雨がありました。そのときに、私もお盆に帰っておったのですが、すぐ、十五日と十八日と二回、現地を見にまいりました。そのときに、三方という町へ参りますと、町長さんが、今現地へ行って美浜の町長と協議中で、不在でしたね。それから美浜町というところへ行くと、同様に町長が現地で三方の町長と、両町長で協議をしているという。中身は何かというと、三方五湖の、い……
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