このページでは杉浦正健衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。杉浦正健衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○杉浦委員 杉浦でございます。御関係の方に御無理をお願いして、質問する機会を与えていただきまして本当にありがとうございました。片岡議員の質問に関連して、新幹線のスピードアップに伴う騒音、振動の問題についてお伺いいたします。 最近、私の地元愛知県の岡崎市でございますが、その下三ッ木町という、農村地帯ではございますけれども、その集落の真ん中を新幹線が貫通している地域の総代さんから、このたびの新幹線のスピードアップに伴う騒音、振動が著しく増大しておるという陳情がございまして、私も見てまいりましたが相当ひどいという印象を受けたわけでございます。この地域では、スピードアップ前後の騒音、振動について公の……
○杉浦委員 杉浦でございます。 政府御提案の、絶滅のおそれのある野生動植物の譲渡の規制等に関する法律につきまして、あるいは若干時間がございましたら関連する事項につきまして、幾つか御質問をさしていただきます。 この法律は、いわゆるワシントン条約の実施に関連する法律でございますが、そのワシントン条約の前文には、野生動植物は「地球の自然の系のかけがえのない一部をなすものである」というふうな認識が示されているところでございますが、私はもっと広く、人類も地球の自然の系の一部である、そういう意味で人類と野生動植物の世界が共存していかなければいけない、そういう地球であるべきだと考えているものでございます……
○杉浦委員 御紹介いただきました杉浦でございます。時間が限られておりますので、単刀直入に質疑に入らせていただきます。 実は、私は、去る八月二十六日から三十一日まで院のお許しを得まして、ジャカルタでこの八月二十七日から二十九日まで開催されましたASCOJAと略称されております元日本留学生アセアン評議会、エーシアン・カウンシル・オブ・ジャパン・アラムニの十周年記念第七回総会に、福田赳夫先生の随員として参加して帰ってきたばかりでございます。三百人を超える元留学生が参加しました大変な盛会でございまして、実に深い感銘を受けて帰ってまいったわけでございます。塩川文部大臣はこのASCOJAができましたとき……
○杉浦委員 杉浦でございます。 本日は、四人の参考人の方、お忙しいところを御出席いただきまして大変貴重な御意見を賜りまして本当にありがとうございました。 お四方とも基本的には賛成の立場で、またいろいろと御意見を賜ったわけでございますが、導入する工業等の中にソフト等第三次産業的なものをもっと加えなければいけないのじゃないかとか、あるいは道路等インフラの整備が必要ではないかとか貴重な御意見を賜りました。これらの点は我が党の総合農政調査会でも相当議論されたところでございまして、貴重な御意見をもとにしてこれからも研究、検討してまいらなければならないと思っております。 以下、参考人の方々に若干御質……
○杉浦委員 杉浦正健でございます。中島文部大臣には、臨教審の答申を受けまして教育改革を推進しなければならない、国民各界各層からも大変求められている重大な責任を遂行しなければならない時期に文部大臣に御就任なされたわけで、大変御苦労様でございます。しかしながら、中島先生はお人柄も極めて清潔、文部大臣たるに最もふさわしいお方の一人、先輩であろうと思われ、また承るところによれば、若い時代には芸術活動にも携われたという芸術、文化に大変理解の深いお方と承っております。さらにまた、船田次官は育英事業の出で、若い時代から我が党文教族の一人として活躍された方が配されておるわけでございますので、この重責を担われて……
○杉浦委員 杉浦正健でございます。 ただいまは三人の参考人の方から、二法についていずれも賛成のお立場での御意見、実情のお話を承りました。大変貴重なお話を承りまして、ありがたく存じている次第でございます。 大体お伺いしたいと思っておりました大半が皆さんの意見陳述で語られたようでございますが、特に現場で御苦労なさっておられます群馬県の松村村長さんからいろいろお話がございましたが、まことに参考になった次第であります。松村さんおっしゃられましたとおり、日本の農業の将来にとって最も大事なことは、若い人たちに農業をやろうという気持ちになってもらうことが大事である、足腰の強い農業とかなんとか言われますが……
○杉浦委員長代理 武田一夫君。
【次の発言】 川端達夫君。
【次の発言】 串原義直君。
【次の発言】 御苦労さまでございました。
本日は、これにて散会いたします。
午後七時二十四分散会
○杉浦委員 お許しをいただきまして、左藤先輩に関連して若干質問させていただきたいと存じます。 質問に入ります前に、海部総理大臣に対しまして、同郷愛知県の後輩といたしまして御就任を心からお祝い申し上げる次第でございます。 憲政史上、愛知県からはお二人目の総理でございます。県民ひとしく慶賀をいたしておるところであります。内外ともに情勢厳しい折でございますが、日本丸の船長として御奮闘あらんことを県民皆願っておるところでございます。切にお願いする次第でございます。 ODAを中心にしてお伺いをさせていただきます。 ODAにつきましては、近年、諸外国からの要請もあり、一大事業として発展してまいって……
○杉浦委員 大変長い名前でございますので省略させていただきますが、法律案につきまして、大臣初め関係者にお伺いをさせていただきます。 まず初めに、中山外務大臣、このたび御再任になられたわけでございます。非常に国際情勢が流動的であり、また、日米構造協議等難問山積の我が国外交を再び担っていただくわけでございますが、有数の政策マンとしての先生のすばらしいかじ取りを心から御期待、御祈念申し上げるところでございます。御活躍のほどをお祈り申し上げる次第でございます。 大臣も御出席のことでございますし、せっかくの機会でございますので、まず、国際関係全般につきましてお伺いをさせていただきたいと思います。 ……
○杉浦委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文はお手元に配付いたしておりますので、朗読は省略させていただき、その要旨を申し上げます。 施行期日について、原案では、「平成二年四月一日」といたしておりますが、既にその日が経過いたしておりますので、これを「公布の日」に改め、本年四月一日から適用しようとするものであります。 よろしく御賛成くださいますようお願い申し上げます。
○杉浦委員 穂積委員の方から、今後の農政のあり方について、また平成二年産米の政府買い入れ諮問価格についての基本的な考え方について質問がありましたので、私からは重ならないように補足をして若干お尋ねをさせていただきたいと思います。時間が足りなくて、聞きたいことはまことにたくさんあるわけでありますが、要領よくお答えを願いたいと存じます。 まず、基本的に米の需給均衡への取り組みについてでございますが、昭和六十二年度から水田農業確立対策が行われ、農林省、生産者初め皆様の御協力で一定の成果を上げてまいっておる、これは御承知のとおりでございます。私は、米づくりということを一つの産業としてとらえた場合、本当……
○杉浦委員 このイラク侵攻という緊急事態で、降ってわいたようなことから世界的に大問題になっておるわけでありますが、総理初め内閣閣僚、関係政府当局者、大変な御苦労をなさっていることにまず敬意を表したいと思います。 ともかく戦後四十五年、平和な時代に生きて一生懸命みんなで努力をして繁栄を重ねてきた。そういった中でこういうふうに世界情勢が流動化するとか、あるいはこんな事態が起こるということはついこの間まで予想されなかったことでありまして、どなたが政治の衝に当たられようとも極めて難しい困難な事態である。国民も心の準備もできていない。本件は政府・与党から提起されておるわけでありますけれども、こういう準……
○杉浦(正)政府委員 このたび農林水産政務次官を拝命いたしました杉浦正健でございます。 我が国の農林水産行政は、大臣の申されたとおり、幾多の重要な課題を抱えておりますが、近藤大臣を補佐いたしまして、全力を傾けて諸課題に当たりたいと存じております。 委員各位の御指導、御支援のほどをお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
○杉浦(正)政府委員 平成三年度農林水産予算について、その概要を御説明申し上げます。 平成三年度一般会計予算における農林水産予算の総額は、総理府など他省庁所管分を含めて、三兆二千六百五十八億円であり、その内訳は、公共事業費が一兆六千九百六億円、非公共事業費のうちの一般事業費が一兆二千二十億円、食糧管理費が三千七百三十二億円となっております。 予算の編成に当たりましては、財政及び行政の改革の推進方向に則し、予算の重点的かつ効率的な配分により各種施策の充実を図り、農林水産行政を着実かつ的確に展開できるよう努めたところであります。 以下、予算の重点事項について御説明いたします。 まず、農業施……
○杉浦(正)政府委員 大臣が予算委員会に出席しておりますので、私からお答えすることをお許しいただきたいと思います。 穂積委員、林業にお詳しく、ライフワークとしてお取り組みいただいている委員の御意見、御指摘、大変謹聴させていただいておりましたが、そういう方向で林政のさまざまな施策を展開していくものというふうに私も思っております。 今おっしゃられました国有林、民有林を問わず国の負うべき責任、財政上の負担を十分すべきじゃないかという点については、むしろ大蔵大臣をここへ呼んでしっかり答弁してもらうことが大切じゃないかと思うわけでございます。我が省としても、おっしゃられるとおり全力を挙げて取り組んで……
○杉浦(正)政府委員 本日は、大切な畜産物価格につきましての委員会審議でございますが、御承知のとおり近藤農林水産大臣は、本日から参議院の方で予算委員会が始まりましたもので、そちらの方に出席するのを余儀なくされております。そういった関係で、政務次官から答弁させていただくことをお許し願いたいと思います。 御質問のとおり、いよいよ四月一日から、自由化の中でも大変大きな影響を持つと思われます牛肉の輸入自由化を迎えるわけでございます。先生初め各委員の方々、生産農家の皆さん、非常に心配しながらこの事実を迎えようとしているわけでございます。もとより、先生御指摘のとおり、我が国の肉用牛生産が我が国農業にとっ……
○杉浦(正)政府委員 大臣がゴルバチョフ大統領の歓迎式典に出席いたしましたので、私から御答弁することをお許しいただきたいと思います。 委員御指摘のように、食品流通の分野が、生産者である農業者と消費者との間をつなぐものとして大変重要な役割を担っておることは御指摘のとおりであり、生産者、流通、消費者の三つをいわばだんごのようにくし刺しにして全体を考えていくという法律がなかった、そういう意味では遅きに失したという表現も決して不当ではない状態だったことは御指摘のとおりでございます。 近年におきましては、食品流通を取り巻く情勢は大変著しく変化をいたしております。御承知のとおり、日本は世界一の農産物輸……
○杉浦(正)政府委員 大臣が参議院本会議に出席のため中座しておりますので、私から御答弁することをお許しいただきたいと思います。 私の出身は雪のない国でございますので、正直申して、雪国の問題については余り詳しく存じ上げているわけではございませんが、大臣は雪国でございますし、その点では大変理解が深いと存じます。先生も雪国の御出身でございます。裏日本、東北、北海道、雪の多い地域の農業地域たくさんございます。先生の長年の行政経験をもとに、ひとつ雪国のお立場でいろいろと御指導、御示唆を賜ればありがたいというふうに思っております。 農業用水は、かんがい用水としてだけでなく農村生活に密着した地域用水とし……
○杉浦説明員 大臣が、米審、それから参議院の方へ参りますので、この時間の質疑、私がかわってやらせていただくことをお許しいただきたいと思います。 答弁に入ります前に、大原委員長を初め委員の各位におかれましては、農政各般にわたりまして、いろいろと御指導、御鞭撻を賜っておりますことをまずもって厚く御礼申し上げる次第でございます。米価問題につきましても、それぞれのお立場から地元農民の御意向を御代弁いただきまして、私どもを叱咤激励いただきまして、いろいろ紆余曲折はございましたけれども、本日米審に米価の諮問をさせていただくというような事態になったわけでございまして、諸先生方の御指導、御鞭撻に心から感謝申……
○杉浦委員 おくれて参りましたし、途中で不在しましたので重複しているところがあるかもしれませんが、一、二点所見を伺いたいと思います。 私、個人的に、今まで遷都論は数あるわけでございます。村田先生も御所見をお持ちですし、両手で数えられるくらい遷都論、もっとあるかもしれません。その中で、関経連がつとに提唱されていた三点セットと申しますか、小さな中央政府、それから道州制、権限移譲、この三点セットで提唱された考え方というのは、私は別に関経連さんにごまするつもりはありませんけれども、最もわかりやすくて卓見だというふうに思っている一人でございます。そのお考えはまだ変わっていないということでございますが、……
○杉浦委員 我が党の基本的な問題については大臣御臨席の上で東氏等の方からまたございますので、私はその前座と申しますか、前提としての基本的な問題について幾つかお尋ねをさせていただきたいと思います。 まず農水省にお伺いをいたしますが、今まで長い間農業交渉を続けてまいったわけでございますけれども、今までの農業分野における我が国の基本的な主張はどういうことであったのか、改めて概略をお伺いしたいと存じます。また次に、その主張を、いろいろございましたけれども、今後とも変えられることはないのかどうか、この基本的な点についてまずお伺いしたいと存じます。
○杉浦委員 二点ほどお伺いいたしますが、先生の御所見は、遷都について積極的なお立場での御意見と拝聴させていただいたのですけれども、遷都を行う場合に土地対策というのが大切だろうと思います。地価高騰対策と申しましょうか、東京の二の舞を繰り返さないということが大切だと思いますが、その点について先生のお考えをまずお伺いしたいと思います。 それから第二は、この間の中間報告では、首都圏から六十キロ離れたところということで、具体的な地名の言及はなかったわけでありますが、遷都を行うとすれば、先生の御意見としては、どこが適当とお考えか、率直にお伺いしたいと思っております。
○杉浦委員 二、三御質問させていただきます。 私も、村田先生の驥尾に付しまして、新首都は早期に建設されるべきである、首都移転については積極論者の一人でございます。日本がこれから世界の中で果たす役割が大きくなり、それが期待されている新しい時代に、古代の人は平城京、平安京という立派な都をつくったわけでありますが、時代は平成でありますので、雄大な平成京を建設すべきだと思っておる一人でございます。 その意味で、先生の大変な御指導力のもとに審議会が、今までの総論から一歩も二歩も踏み込んでいただいて具体的な御答申を願ったということは、大変ありがたいことだと思っておりますし、これによりまして、マスコミ等……
○杉浦委員長代理 よろしいですか、藤原房雄君。――質問を終わりました。 〔杉浦委員長代理退席、金子(徳)委員長 代理着席〕
○杉浦委員 参考人におかれましては、御多忙のところ当委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございました。また、二法の改正につきまして、系統それぞれの段階の第一線で御活躍のお立場で貴重な御意見を賜りまして、まことにありがとうございました。 農業、農村をめぐる情勢は、まさしく変革といっていいほど激しい過程の中にございます。そういった中で、政府といたしましても検討本部を設けまして新しい農業のあり方を検討を始めておるわけでございますし、また、皆様方におかれましては、昨年秋の大会におかれまして名前もJAと改める、三系統三段階を二段階に改める、抜本的な農協のあり方について検討を進められるという……
○杉浦委員長代理 藤原房雄君。
○杉浦(正)政府委員 国土政務次官を拝命いたしました杉浦正健でございます。 井上大臣の御指導をいただきながら、大臣が申されたとおり、近時その重要性を増しております国土行政の推進のため、微力ではございますが、全力を尽くしてまいる決意でございます。 委員長を初め委員各位の御指導、御鞭撻、御協力を心よりお願い申し上げまして、私のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○杉浦(正)政府委員 総理府所管のうち、国土庁の平成五年度予算につきまして、その概要を御説明いたします。 国土庁の一般会計歳出予算は、三千二百十二億二千万円余を予定いたしております。 また、大蔵省所管の産業投資特別会計に計上の日本電信電話株式会社の株式の売払収入の活用による社会資本の整備の促進に関する特別措置法に該当する事業のうち、国土庁に係る無利子貸付金について、歳出六千二百万円を予定いたしております。 その主要な内容は、 第一に、第四次全国総合開発計画の総合的推進等の国土計画の推進 第二に、適正な地価水準の実現、適正かつ合理的な土地利用の確保等の総合的土地対策の推進 第三に、水……
○杉浦(正)政府委員 国土政務次官を拝命いたしました杉浦正健でございます。 微力ではございますが、井上国土庁長官のもとで、御指導いただきながら災害対策に全力を尽くしてまいる所存でございます。 委員長を初め委員各位の御指導、御協力を心からお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
○杉浦委員 理事の杉浦正健でございます。本来ですと、自民党の質問としては筆頭理事がするのが慣例でありますけれども、持永先生から、おまえは環境部会長だからおまえがやれという御下令がございましたので、お許しをいただきまして、私からまず大臣に質疑をさせていただきたいと思います。 大変な時期に大臣御就任で本当に御苦労さまでありますが、また重油流出事故という未曾有の大災害が起こりまして、大臣も環境当局も大変御苦労いただいているところであります。また、本格的な環境調査がこれから始まりますし、あそこは国定公園もたくさんある、風光明媚な海水浴場もあるということで、原状の回復等、いろいろと取り組むべき課題が出……
○杉浦委員 杉浦正健でございます。 この環境アセスメント法案の審議に入りまして、もう二十時間近く審議が進んでおるわけであります。申すまでもなく、この環境アセスメント法案が成立すればと申しますか、ぜひとも成立させたいと願っておりますし、そうなると信じておりますが、そうなりますと、これまでの我が国の環境アセスメントの歴史の一つの大きな区切りとなるものであることは申すまでもございません。また、我が国の環境行政、環境を守っていく、よくしていくという歴史の中でも画期的なものになるだろう、第一歩になるというふうに確信いたしておるところでございます。これは議論に参加されている同僚各議員が異口同音に申されて……
○杉浦委員 自由民主党を代表させていただきまして、若干質問をさせていただきます。 今国会において環境アセスメント法案が成立を見ることに相なりましたことは御高承のとおりでございます。大臣初め関係者、皆様方の御尽力のたまものでございますが、環境行政の前進にとりまして画期的な出来事であったと評価できると思います。そういう時期の環境委員会にめぐり合わせ、そして、自民党の中では環境部会長を仰せつかった。余り役に立ちませんでしたが、そういう立場にならせていただいたことを本当にうれしく、光栄に存ずる次第であります。同僚の議員とともに、この点は次の世代に誇っていいのではないか、こう存じておる次第であります。……
○杉浦委員 皆さん、おはようございます。 質疑をしてもいいよと谷津先生に申し上げておいたら、いきなりやれということになりましたので、若干当惑いたしておりますが、金融問題についてはまことにずぶの素人でございまして、御質問申し上げることも、見当外れのこともあるし、あるいは間違っている部分もあるかもしれませんが、そこのところはお許しをいただいて、意のあるところをお酌み取りいただきましてお答えいただければありがたい、まずもってお願い申し上げる次第でございます。 最初に、質問に入ります前に、正直な感想から三点ほど申させていただきたいと思っております。 まず第一点ですが、こういうふうなことになってき……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。 昨日、委員会終了後の理事会におきまして、我が党がきょうの委員会終了後採決させていただきたいというお申し出をさせていただきましたのに対しまして、日本共産党を除く各党の御了解をいただきまして終了後採決を願うことになりました。 昨日とけさの理事会における各党の対応は、共産党は反対、社民党は遺憾ながら賛成しがたい、以外は全各党会派とも賛成との御意向でございます。これによりまして、危惧されておりました沖縄における現下の事態が回避せられる、安保条約によります我が国のアメリカに対する義務、約束が円滑に履行される見通しがついたことに相なるわけであります。 ……
○杉浦委員 御指名いただきました杉浦でございます。引き続き、若干角度を変えまして、若干の点についてお伺いをいたします。 あなたの人生、とりわけ後半生は、非常に豊富な、ある意味ではきらびやかな人間関係、人脈で彩られております。あなたが文芸春秋その他のマスコミに話されたお名前、週刊誌が報道した記事等から主な方だけ拾ってみますと、例えば、あなたサッカーの選手だったわけですが、サッカー界では、Jリーグチェアマンの川淵三郎さん、鹿島アントラーズの元監督の宮本さん、そんなお名前が出てきますし、相撲界は多いですね。二子山親方。貴乃花関、横綱。若乃花関、大関。貴ノ浪関、大関。北勝海関、失礼、武双山関ですか。……
○杉浦委員 杉浦でございます。 先日の大臣の所信表明につきまして、若干御質疑をさせていただきます。 まず、大木長官におかれましては、昨年の御就任以来、年末のCOP3の開催に向けて直ちに準備作業のトップとして業務につかれまして、大変な御苦労をいただきました。COP3は、御案内のとおり、二十一世紀の温暖化対策のあり方について、全世界の注目のもとで、国内でももとよりでありましたが、大変白熱した議論が闘わされた。延長戦にもなった。我が国は議長国としてその採択に挙げて努力したわけですが、大木長官がその先頭に立って御努力を賜ったわけであります。 大木先生の外交官としての御経歴に基づく巧みな采配により……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。甘利先生の御質問に関連いたしまして、二、三点、総理にお伺いしたいと存じます。 本題に入ります前に、甘利先生がお触れになりませんでしたので、ぜひ触れなければならぬと思うのですが、インドの核実験の問題でございます。 これにつきましては、政府も無償新規停止という措置をとられたということでありますが、重ねて、実験を強行したインドに対しまして、私は、断固たる態度を、総理、政府としておとり賜りたいとお願い申し上げる次第であります。 日本は唯一の被爆国であって、国際社会に対して核兵器の廃絶を主張し得る権利を有しておりますし、また、将来の国際社会に対して崇高……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。 今度の大蔵省の事件は、まことにゆゆしい、残念きわまりない事件であります。私は、今自由民主党の財政部会長を拝命いたしまして、微力ながら全力を挙げて取り組ませていただいておるわけでありますが、心の奥底と申しますか心境を申し上げれば、非常に暗たんたる気持ちと、同時に深い憂慮と申しますか、これからどうなるんだろうか、日本の将来はどうなるのかという念でいっぱいであります。恐らく、ここにおられる同僚議員の先生方は、政党を問わずそういうお気持ちでいらっしゃるのではなかろうか、こう思っておるわけであります。 今度の大蔵省で発覚いたしました不祥事は、申し上げる……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。 本件についての質問に入る前に、いわゆる大蔵省を初めとする不祥事について一言申し上げさせていただきたいと存じます。 今国会半ばでございましたか、大蔵大臣の所信表明に対する質疑の際、刑事捜査が始まったばかりの段階でございましたが、所感の一端を申し述べさせていただきました。その後、大蔵省の内部における逮捕者もふえ、キャリアと言われる方の逮捕者も出る、日銀にも広がるという事態になったことは御高承のとおりでございます。先回のときに申し上げましたが、事態の推移につきましては、まことに憂慮にたえないところでございます。 そういった過程の中で明らかになって……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。 きょうは、参考人の方々、大変お忙しいところお見えいただき、貴重な御意見をありがとうございました。 まず、岸参考人に三点ほどお伺いいたしたいと存じますが、質問する前に、中西さんがおっしゃいましたが、銀行の貸し渋りがひどい、しかも、大蔵省の三月の調査によりますと、大手都銀ほどひどいという結果が出ております。公的資金の資本注入を受けた後若干変わっておるようでありますが、この点は、特に全銀協として、いろいろ事情はあるのでありましょうが、貸し渋りに厳しく対応されるようにお願いを申し上げておきたいと思います。 質問は三点ございますが、第一点は、金融シス……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。 ただいま大臣から処分の御発表がありましたが、きょうは、それとは関連いたしますけれども、別の件を質問しようと思って立たせていただいた次第であります。 大臣の御所見につきましては後ほど触れますが、まず、当初質疑させていただく予定でありました、産経新聞に載った「大蔵接待に元検事同席」という記事の内容について、法務当局に御質問させていただきたいと思います。 あわせまして、これは今自民党の中で大きな問題になっておるのですが、検察官のリークについても基本的な考えをお伺いしたいと思います。 検察官のリークにつきましては、今、政府・与党内部で国家公務員倫……
○杉浦議員 濱田先生の御質問にお答えいたします。 初めてとおっしゃいましたが、サービサーについては先例がございます。いわゆる住専、中坊さんが社長をやっておられる、あれは特殊な会社でありますが、会社組織で債権回収を業としておるところでございます。それから、整理回収銀行というのがございますが、これも債権回収を業といたしております。ただ、対象債権は、住専の場合は住専の五兆でしたか、あの不良債権の回収に限る。それから、整理回収銀行は破綻した金融機関の債権回収に限っておるわけでございます。 同様なことが、つまり破綻金融機関あるいは住専以外の一般の金融機関、多額の不良債権を抱えておるわけでございますが……
○杉浦議員 北村先生の御質問にお答え申し上げます。 先生が御指摘のとおり、この立法の第一の動機と申しますか、スタートは、私ども先回答弁いたしましたし、先生おっしゃったとおりでございます。 ただ、ほかにも幾つか理由がございます。一つは、不法、黒い世界の人たちですね、そういう人たちが現実に、日本の場合長い歴史的背景があるわけですけれども、特にバブルがはじけて以降そういう人たちが、それまではずっと経済関係のところに浸透して、正業とすれすれのものを営みながら犯罪行為と密接に関連のある金を稼ぐという傾向があったわけですが、バブルがはじけて以降いろいろ出てきておる。明治時代は三百代言とか、昭和に入って……
○杉浦議員 上田委員にこういう公式の場で意見を申し上げる機会をお与えいただいて、感謝いたしております。 この野党修正案を拝見して、一言で言いますと、びっくりしたといいますか、驚いたわけであります。日本語には適切なボキャブラリーがないわけですが、英語でいえばフライトゥンド、跳び上がって喜んだ、二語になっちゃうわけですが、びっくりしたわけでございます。 と申しますのは、この野党の修正案、サービサーだけでなくてほかの競売等の部分にも出されておりますが、これらの修正案の内容は、日弁連さんの、統一した見解と言えるかどうかは別ですが、日弁連案の中で私どもの中に取り入れられなかった、この原案の中に入って……
○杉浦議員 福岡先生の御質問にお答えを申し上げます。 先生は、弁護士としても私の大先輩でございますし、我がふるさと愛知県、名古屋弁護士会の会長もお務めになるなど、長年にわたっていろいろな御貢献もなさっておられた。御高名はかねがね伺っておるところでございまして、先生がこのたび国政の場でいろいろと御活躍いただけることは、後輩の一人として大変喜んでおるところでございます。 先生の今の御質問でございますが、今度のいわゆるサービサー法の目的と申しますか出発点が、目下喫緊の課題になっております金融機関の不良債権の処理からスタートしていることは事実でございます。と同時にもう一つ、債権の流動化、不良債権の……
○杉浦委員 債権管理回収業に関する特別措置法案に対する修正案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、金融機関等が有する不良債権の実質的処理の促進等を図るため、弁護士法の特例として、一定の条件を満たす会社が業として債権の管理及び回収を行う制度を設けるとともに、必要な規制を行おうとするものとして自由民主党が提出いたしたものでありますが、自由民主党並びに民主党、平和・改革及び自由党の四会派による協議の結果、金融機関等の有する不良債権の処理が現下喫緊の課題であることにかんがみ、その点に焦点を当てた立法であることを明確にするとともに、債権回収過程の適正化をさらに徹底させるなどの所要の……
○杉浦委員長 これより会議を開きます。 このたび、法務委員長の重責を担うことになりました杉浦正健でございます。まことに光栄に存ずる次第でございます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 我が国経済の再生といわゆるグローバルスタンダードとの整合性が内外から強く求められている中で、健全な法秩序維持と国民の権利の保全を使命とする当委員会の職責はまことに重大でござい ます。 とりわけ、金融機関の破綻が相次ぎ、預金者保護と金融システムの安定のため公的資金が投入される一方で、破綻に至った金融機関の経営責任の追及が不十分であるという国民の厳しい批判があることは委員諸兄御案内のとおりであり、当委員……
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
本日は、大変おくれましたが、中村法務大臣及び北岡政務次官からごあいさつをお受けすることになっております。それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。中村法務大臣。
【次の発言】 次に、北岡法務政務次官。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十六分散会
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所金築人事局長、石垣民事局長から出席説明の要求がございますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 内閣提出、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
まず、趣旨の説明を聴取いたします。中村法務大臣。
裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する
法律案
検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する
法律案
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
この際、申し上げます。
本会期中、本委員会に付託されました請願は八十三件であります。その取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において慎重に協議いたしましたが、委員会の採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり二十件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
まず、第百四十二回国会、内閣提出組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案の各……
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
この際、申し上げます。
本会期中、本委員会に付託されました請願は十件であります。その取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において慎重に協議いたしましたが、委員会の採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり六件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
まず、第百四十二回国会、内閣提出
組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関
する法律案
犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案
及び
刑事訴訟法の一部を改正……
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
まず、理事の辞任の件についてお諮りいたします。
理事枝野幸男君から、理事辞任の申し出がございます。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事の辞任並びに委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に
坂上 富男君 日野 市朗君
を指名いたします。
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。
この際、法務行政等の当面する諸問題について、法務大臣から説明を聴取いたします。中村法務大臣。
【次の発言】 平成十一年度法務省関係予算及び平成十一年度裁判所関係予算につきましては、お手元に配付いたしております関係資料をもって説明にかえさせていただきますので、御了承をお願いいたします。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。坂上富男君。
【次の発言】 福岡宗也君。
【次の発言】 午後一時より委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後……
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
この際、陣内法務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。陣内法務大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所浜野総務局長、竹崎経理局長、安倍家庭局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。坂上富男君。
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所浜野総務局長、金築人事局長、千葉民事局長、白木刑事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 内閣提出、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。佐々木秀典君。
【次の発言】 上田勇君。
【次の発言】 木島日出夫君。
【次の発言】 保坂展人君。
○杉浦委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、司法制度改革審議会設置法案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、まず午前の参考人といたしまして大阪大学法学部教授池田辰夫君、九州大学法学部教授大出良知君の両名の方に御出席いただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。 両参考人におかれましては、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお聞かせいただき、審査の参考にいたしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 次に、議事の順序について……
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所浜野総務局長、金築人事局長、千葉民事局長兼行政局長、白木刑事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 内閣提出、司法制度改革審議会設置法案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。福岡宗也君。
【次の発言】 次に、漆原良夫君。
【次の発言】 次に、西川知雄君。
【次の発言】 午後一時三十分から委員会を再開することとし、この際、休憩いた……
○杉浦委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、司法制度改革審議会設置法案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、まず午前の参考人として日本労働組合総連合会政策委員逢見直人君、弁理士会会長幸田全弘君、弁護士高橋融君、ノンフィクション作家松永憲生君、以上四名の方々に御出席いただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。 参考人各位におかれましては、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお聞かせいただき、審査の参考にいたしたいと存じますので、よろしくお願いをいたし……
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。
この際、前東京高等検察庁検事長に関する調査結果について報告を求めることといたします。陣内法務大臣。
【次の発言】 以上で報告は終了いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。日野市朗君。
【次の発言】 次に、上田勇君。
【次の発言】 次に、木島日出夫君。
【次の発言】 次に、保坂展人君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時十一分休憩
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
第百四十二回国会、内閣提出、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案の三案を一括して議題といたします。
お諮りいたします。
各案につきましては、第百四十二回国会におきまして既に趣旨の説明を聴取いたしておりますので、これを省略するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 本日は、各案審査のため、まず午前の参考人として中央大学総合政策学部教授渥美東洋君、國學院大學法学部教授新倉修君、弁護士田中伸君、以……
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
参議院提出、児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。参議院議員清水嘉与子君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時六分散会
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
参議院提出、児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。枝野幸男君。
【次の発言】 次に、上田勇君。
【次の発言】 次に、木島日出夫君。
【次の発言】 次に、保坂展人君。
【次の発言】 次回は、来る十四日金曜日委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十一時五十九分散会
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
参議院提出、児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。笹川堯君。
【次の発言】 次に、池坊保子君。
【次の発言】 次に、福岡宗也君。
【次の発言】 次に、佐々木秀典君。
【次の発言】 午後一時二十分から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所白木刑事局長、安倍家庭局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ご……
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所白木刑事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 第百四十二回国会、内閣提出、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案の三案を一括して議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山本有二君。
【次の発言】 次に、上田勇君。
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
第百四十二回国会、内閣提出、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案の三案を一括して議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山本有二君。
【次の発言】 次に、福岡宗也君。
【次の発言】 午後三時三十分より委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所金築人事局長、白木刑事局長から出席説明の要求がありますので、こ……
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
第百四十二回国会、内閣提出、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案の三案を一括して議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。日野市朗君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午前十時四十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。日野市朗君。
【次の発言】 午後一時三十分より委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時八分休憩
○杉浦委員長 これより会議を開きます。 第百四十二回国会、内閣提出、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案の三案を一括して議題といたします。 本日は、各案審査のため、参考人として中央大学法学部教授椎橋隆幸君、弁護士海渡雄一君、弁護士山田齊君、日本国民救援会会長山田善二郎君、北海道大学法学部教授白取祐司君、以上五名の方々に御出席いただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。 参考人各位におかれましては、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まこと……
○杉浦委員長 これより会議を開きます。(発言する者、離席する者あり)委員の方々、御着席をお願いいたします。――御着席をお願いいたします。――御着席をお願いします。 第百四十二回国会、内閣提出、組織的な犯罪の処罰及び犯罪……(発言する者多く、聴取不能)等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案の三案を一括して議題といたします。 この際、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案及び犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案の両案に対して、それぞれ、上田勇君外九名から、自由民主党、公明党・改革クラブ及び自由党の三会派共同提案による修正案が……
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
第百四十二回国会、内閣提出、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案並びに上田勇君外九名提出の組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案及び犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案に対する両修正案を一括して議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。安倍基雄君。
【次の発言】 これより民主党の質疑時間に入ります。
委員の方々は、恐縮ですが、自席にてお待ちいただくようお願いをいたします。
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
理事の辞任についてお諮りいたします。
理事佐々木秀典君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に日野市朗君を指名いたします。
【次の発言】 内閣提出、民法の一部を改正する法律案、任意後見契約に関する法律案、民法の一部を改正する法律の施行に伴……
○杉浦委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、民法の一部を改正する法律案、任意後見契約に関する法律案、民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及び後見登記等に関する法律案の各案を一括して議題といたします。 本日は、各案審査のため、まず午前の参考人として千葉大学法経学部教授新井誠君、日本弁護士連合会理事久保井一匡君、全国精神障害者家族会連合会専務理事荒井元傳君、障害者インターナショナル日本会議権利擁護センター所長金政玉君、以上四名の方々に御出席いただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。 参考人各位におかれましては……
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所浜野総務局長、安倍家庭局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 内閣提出、民法の一部を改正する法律案、任意後見契約に関する法律案、民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及び後見登記等に関する法律案の各案を一括して議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。日野市朗君。
【次の発言】 日野議員、ちょっとお待ちください。
速記をとめてくださ……
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、商法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。陣内法務大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。渡辺喜美君。
【次の発言】 次に、達増拓也君。
【次の発言】 次に、上田勇君。
【次の発言】 午後一時より委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午前十一時五十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。福岡宗也君。
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、商法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山本幸三君。
【次の発言】 次に、達増拓也君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午前十一時五十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所金築人事局長、千葉民事局長、白木刑事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所金築人事局長、白木刑事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 内閣提出、商法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。枝野幸男君。
【次の発言】 一般質疑もございますし、理事会でよく御相談したいと思います。
【次の発言】 次に、北村哲男君。
【次の発言】 次に、保坂展人君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、外国人登録法の一部を改正する法律案及び出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案の両案を議題とし、順次趣旨の説明を聴取いたします。
なお、外国人登録法の一部を改正する法律案につきましては、参議院で修正議決の上送付されたものでありますので、まず政府から趣旨の説明を聴取し、引き続き参議院から修正の趣旨について説明を聴取いたします。陣内法務大臣。
【次の発言】 次に、参議院法務委員会における修正案の提出者、参議院議員服部三男雄君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
○杉浦委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、参議院送付、外国人登録法の一部を改正する法律案及び出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。 本日は、両案審査のため、まず午前は、外国人登録法の一部を改正する法律案を中心に、参考人として財団法人国際研修協力機構参事黒木忠正君、弁護士床井茂君、指紋カードをなくせ一九九〇年協議会朴容福君、株式会社香科舎代表辛淑玉さん、以上四名の方々に御出席いただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。 参考人各位には、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとう……
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所白木刑事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 内閣提出、参議院送付、外国人登録法の一部を改正する法律案及び出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。漆原良夫君。
【次の発言】 次に、上田勇君。
【次の発言】 次に、木島日出夫君。
【次の発言】 納得できるまでお聞きください。
○杉浦委員長 これより会議を開きます。
ただいま、坂上富男君外六名より、成規の賛成を得て、委員長に対する不信任の動議が提出されました。
本動議は先決問題でありますので、本動議について直ちに議事を進めます。
私の一身上のことでありますので、理事八代英太君に本席を譲ります。
【次の発言】 ただいま委員各位の御理解と良識をもちまして信任をしていただき、まことにありがとうございました。
【次の発言】 内閣提出、参議院送付、外国人登録法の一部を改正する法律案及び出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。
これより民……
○杉浦議員 特定破産法人の破産財団に属すべき財産の回復に関する特別措置法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、無差別大量殺人行為に基づく損害賠償責任を負う法人が破産宣告を受けた場合につき、その被害者の救済に資するため、破産管財人による破産財団に属すべき財産の回復を容易にする特別の措置を講じようとするものでありまして、法律案の要点は、次のとおりでございます。 第一は、破産法人で無差別大量殺人行為に基づく損害賠償責任を負うものを特定破産法人と名づけ、この特定破産法人と一定の密接な関係にある特別関係者が有する財産につき、その価額は、不当利得として、特定破産法人の破産管財人に……
○杉浦議員 提案者としてお答えをさせていただきます。 おっしゃいましたとおりの目的でこの法律を提案するに至ったわけですけれども、一般論なんですが、法人が破産宣告を受けますと、裁判所が破産管財人を選任する、その破産管財人がその法人の全財産を掌握するわけであります。そして、換価いたしまして、債権者に優先順位に従って配当する、配当といいますか配分する、こういうふうになるわけなんです。 したがいまして、通常ですと、破産宣告は、団体として活動する財産がなくなるわけですから、基盤を失ってしまうわけでありまして、その法人は消滅するのが普通の運命であります。 本法の最初の適用を受けるということが予定され……
○杉浦委員 杉浦正健でございます。 まず、臼井法務大臣、山本政務次官におかれましては、このところ法務委員会、法務行政、課題が山積しておるわけでありますが、その中で御就任いただきまして本当に御苦労さまでございます。人格、識見ともに我ら自民党が胸を張って誇れるお二方を法務行政に送り込めたということで、喜んでおる次第であります。 また、委員長は我が同僚の中で敬愛してやまない武部先生が御就任くださいました。法務委員会も、オウム問題を初め、重要課題がたくさんあるわけでありますが、大いに御尽力いただけることを期待申し上げている次第でございます。 きょうは一般質疑ということでございますが、現在、我が国……
○杉浦委員 杉浦でございます。 まず、本格的な質問に入る前に、きょうは大蔵省の方から来ておられますか。――国税の方、御多忙のところ来ていただいておりますので、まず国税の方にお伺いしたいと思います。 この制度が有効に機能するかどうかは、一番主要な点において、税金の問題がかかわっております。つまり、この制度によって切り捨てられる債権が貸し倒れとして損金算入できるかどうかという点が肝心な点でございます。和議法にかわって導入される制度であり、裁判所がかかわっておられるということなので、例の国税通達で和議法による切り捨て分については認めるということになっていますが、当然この通達が変更になって、本手続……
○杉浦委員長代理 次に、安倍基雄君。
【次の発言】 次に、北村哲男君。
○杉浦委員長代理 先ほど武部委員長が申したとおりでありますが、社民党の御意向もお伝えをさせていただきます。
【次の発言】 以上で委員の質疑は終了いたしました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時五十五分散会
○杉浦委員長代理 次に、漆原良夫君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめていただけますか。
【次の発言】 自民党の杉浦でございます。
御案内のとおり、司法制度改革審議会ができまして、司法改革に関する議論もいろいろな分野で、政府内外で進み始めております。まだ改革審議会の方で本格的な論議に入っていないようですが、各界で進んでおることは御案内のとおりでございます。
我が党におきましても、審議会を生みっぱなしではいけないということで、保岡先生いらっしゃいませんが、保岡先生を会長といたしまして司法制度調査会というものを、前からあったものをさらに強化いたしまして、司法制度改革審議会の論点整理が出されてお……
○杉浦委員 三人の参考人におかれましては、貴重な御意見をありがとうございました。自由民主党の杉浦正健でございます。 まず、いろいろ前向きの御意見でありながら、しかもいろいろな問題点、将来の課題の御指摘があったわけですが、それにつきましては、今、司法制度改革審議会というのが内閣にできておって、そこで多方面にわたって審議が進められておるということ、そして、自由民主党としても、その審議会をつくれと言ったのは我が党ですから、そういう立場で、審議会の論点整理に基づきまして五つの小委員会を立ち上げまして、この法律扶助制度の改革を含む国民の争訟支援に関する小委員会というのがあるわけでありますが、私が小委員……
○杉浦委員長代理 次に、西村眞悟君。
○杉浦委員 自由民主党の杉浦でございます。 民主党北村哲男君外三名御提出の犯罪被害者基本法案について、若干お伺いさせていただきます。 まず、我々立法府に所属する人間ですから、我々は立法権を専有しているという趣旨で、こういう基本法案を出されたことについては、議員の一人として敬意を表したいと思います。 我々、正直に申して、後ほど何点か御質問しますが、賛成はできないわけなんです。ただ、この問題について国連の宣言がありという状況でございますので、今、基本法案が民主党から提出されてやっておりますが、基本法があってもいいのではないかという点では考えを共有いたしておることだけは申し添えさせていただきた……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。
両参考人におかれましては、御多忙のところおいでいただきまして、貴重な御意見を拝聴させていただきまして、本当にありがとうございました。
順次お伺いしてまいりますが、まず松浦参考人にお伺いいたします。
お話をお伺いしておりまして、今度の修正を含めたこの委員会を通過しようとしている案について、御賛成なのか反対なのかちょっとはっきりしなかったところがあるんですが、その点、もう少し明確にお述べいただければありがたいと思います。
【次の発言】 よくわかりました。おっしゃられた点、あるいは鈴木参考人の申された条件等については、これから我々しっかりやってい……
○杉浦委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 商法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 分割の当事者となる会社の株主及び債権者等の保護並びに企業経営の健全化を図るため、分割に際しての備置き書面に透明性のある情報開示がされるよう指導に努めるとともに、反対株主の株式買取請求権及び債権者保護手続並びに分割無効の訴えの制度等の趣旨の周知に努めること。 二 会社分割に伴う労働契約の承継に関して、会社が労働者と事前協議をす……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。 自由民主党としても、いろいろな新しい時代に対しまして、少年法問題を根本的に考え直そうということで、少年法に関する小委員会を立ち上げることに相なっております。その小委員長代理を仰せつかったばかりでございますが、まだ小委員会で検討しているわけではございませんので、以下申し上げる点は党を代表しての意見ではないことはあらかじめ申させていただきますが、日ごろ考えていることを申し上げ、最後に大臣の所信をお伺いしたいと思っておる次第でございます。 今度提案された少年法の改正内容につきましては、きのうの本会議における審議でもいろいろ御議論あったとおり、手続面……
○杉浦委員 自民党の杉浦正健でございます。 本日も野党の御出席が得られない状態でございますが、まことに残念至極に存ずる次第でございます。漏れ聞くところによりますと、正常化の機運が盛り上がっているというふうにも伺うところでございますので、一刻も早く国会が正常化することを願いながら質問に入らせていただきます。 きょうは、一般質問の初めでございますので、時間も限られております関係上、当面の財政金融政策についてと、それから後半の一部分を、私のふるさとで開かれます万国博覧会の交通アクセス、大変心配しておるわけですが、その問題について質問をさせていただきます。 まず、財政金融政策の問題についてですが……
○杉浦議員 提案者の杉浦でございます。 お答えに入る前に、まずもって河村委員の、これまでの少年法改正についての我が党、国会の取り組みの中で、大変熱心にお取り組みをいただき重要な役割を果たしてこられましたその御努力に対しまして、心から敬意を表する次第でございます。 本を持ってきたのですが、私は法務委員長をやって、河村先生のところの小委員会の委員でもあったのですが、先生のお名前で、土師さんの「淳」が配付されました。この本の配付を契機にして、自民党の中の議論も非常に活発になったように記憶しております。党内にもさまざまな議論がございましたが、そういった議論を集約されまして、政府提案の少年法改正案に……
○杉浦委員長代理 次に、池坊保子君。
○杉浦議員 条文にのっとっていけば、現行の場合は刑事処分相当と認める場合は逆送、こういう構造になっていますし、私どもは、さまざまな事由に基づいて逆送せずに保護処分相当という場合はそうできるという構造にしておるわけで、その違いがあると思います。
【次の発言】 見方の違いかもしれませんが、原則逆送については谷垣さんから申し上げたとおりなんですが、私ども、与党三党でさまざま議論をいたしました。
その背景を御説明するのがいいと思うのですが、まず、現在の少年法のもとでも逆送は大幅に可能であります。そして、五十五条でしたか、刑事裁判所で保護処分相当と認める場合は戻せるという規定になっておりますが、この五……
○杉浦議員 原則逆送を導入すべしという議論は自民党の少年法対策小委員会の議論の中から出てまいったものであります。家裁の運用が間違っているとかそういうことではないわけでありますが、戦後五十年、家庭裁判所を中心にして機能してきた司法システムが、一言で申しますと、現在のような少年の問題、犯罪の傾向に十分対応し切れていないんじゃないかというのが、非常に激しい議論があったのですが、その全体の中の基調だったと思います。 具体的には、被害者の方々がきょう傍聴にお見えになっていますが、被害者の方々で声を大にして言っておられる方々のほとんどがお子さんを死に至らしめられた方々であります。事件の内容を知りたい。家……
○杉浦委員長代理 次に、藤島正之君。
【次の発言】 次に、木島日出夫君。
【次の発言】 次に、北川れん子君。
【次の発言】 以上で午前中の参考人に対する質疑は終了いたしました。
この際、参考人各位に一言御礼を申し上げます。
参考人各位には、貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。
午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時五分休憩
○杉浦議員 今の点については、民主党の修正案の中に、十四歳、十五歳は刑務所で処遇すべしという趣旨の修正案が出ておりますので、それについては今後協議されていくと思いますけれども、まだ具体的な議論はいたしておりません。
【次の発言】 私ども与党は、先生のおっしゃった前段の意味においては同じ意見でございます。つまり、監獄、刑務所に収容するよりも、十四歳、十五歳は少年院で矯正教育をした方がいいという考えでございます。ただ、十四歳、十五歳の受刑者が少年院にいることによって性格が変わるのかという点については、そうは思っておりません。今度の私どもの案でも、十四歳、十五歳は少年院に収容して矯正教育をするという……
○杉浦委員長代理 次に、木島日出夫君。
○杉浦委員 杉浦でございます。 この両法案は参議院先議の法律案なんでございますが、私は、参議院の法務委員会における審議結果を踏まえまして、さらに突っ込んだ質疑をやらせていただきます。そして、今回提案されている個人債務者の民事再生手続が、債権者の利益を十分確保するものであることを確認するという観点から質問させていただきます。若干細かくなりますが、よろしくお願いいたします。 まず、通常の民事再生手続には、債務者の財産に設定されている担保権を強制的に消滅させる担保権消滅制度が設けられているわけですが、それに対して、この住宅資金貸付債権に関する特則では、住宅ローン関係の抵当権を消滅させるのではなく……
○杉浦副大臣 今般、外務副大臣を拝命いたしました杉浦正健でございます。川端委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。 田中大臣からも御発言がございましたし、今また植竹副大臣もお触れになりましたが、我が国の安全と繁栄を維持し、確保し、国民の皆様の生命と財産を守ることは、政府が取り組むべき最優先の課題でございます。私は、これらの課題に取り組むに当たりまして、田中外務大臣を補佐し、外務副大臣としての職務を全うするため、全身全霊を注いでまいります。 なお、副大臣としては私が特に本委員会を担当いたすことに相なっております。川端委員長を初め委員各位の御指導、御鞭撻のほどを心からお願い申し上……
○杉浦副大臣 大臣の状況がちょっと、ああいう状況でございますので、私から答弁させていただきます。 その前に戻るのですけれども、アーミテージ論文は非常に私は高く評価しますし、重要な問題も提起しておると思います。 集団的自衛権については先生のおっしゃるとおりでございますが、あの論文でアーミテージ氏たちが言っておることは、その問題については日本人のみが決定できる問題だというふうに十分に認めた上で、日本人の間で検討されることを期待しておると思うのです。 さまざまな議論がこの委員会でもされてまいりましたし、政府部内でも、小泉総理が言われまして、研究をしようというふうに相なっておるわけでございますが……
○杉浦副大臣 外務大臣がお触れになりましたように、改革要綱を二人の副大臣、三人の政務官が中心になりまして、作成、決定いたしました。それに従いまして、既に粛々と静かに仕事を進めております。 大臣を先頭にして、私ども言っておりますのは、全員野球でやろうと、外務省挙げて。いろいろな人たちと接する機会は多いんですけれども、外務省内も、この事件を契機に変わらなきゃいかぬ、改革していこうという機運は横溢しているように思います。 皆さんに参加をしてもらって、一言言うだけでもいい、いろいろこれからプロジェクトチームをつくってまいりますが、それにもできる限り、みんな忙しいわけですけれども、参加してもらってや……
○杉浦副大臣 このたび外務副大臣を拝命いたしました杉浦正健でございます。同郷の先輩の大木委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。 まず、沖縄の問題でございますが、先ほど田中大臣からも言及があったとおり、私としても、米軍の存在は今後とも不可欠であると考えますが、我が国の平和と安全のために沖縄県の方々が背負ってこられた多大な御負担を十分認識しており、この御負担の軽減に最大限努力してまいる所存でございます。 先般も、植竹副大臣とともに、訪米に先立って上京されました稲嶺知事にお目にかかり、意見交換を行わせていただきました。今後とも、機会をとらえて沖縄の方々の御意見を伺い、米側とも密接……
○杉浦副大臣 先生御指摘のとおり、昨年十二月、韓ロ間でそういう協議を行って、我が国の、我が国と申しますか北方四島の二百海里水域を含めているということが判明したわけでございます。 私どもの立場は、先生のおっしゃるとおり、北方四島は我が国固有の領土であるという立場から、その周辺水域においてロシアが韓国に漁獲割り当てを行うことは認めないという立場でございまして、ことしの二月以来、水産庁と緊密に連携をとりまして、必要ならば詳細を申し上げますが、ハイレベルを含めまして何回となくロシア及び韓国に対して抗議をしてきておるところでございます。一番新しいのは、外務大臣から、この十九日、イワノフ外相あてに、ロシ……
○杉浦副大臣 皆さん、おはようございます。外務副大臣に就任いたしました杉浦正健でございます。土肥委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。 我が国は、国際社会の重要なメンバーとして、二十一世紀にふさわしい国際システムの構築に努力していかなければならないことは、申すまでもございません。また、田中大臣がただいま申し上げましたとおり、改革断行内閣として発足した小泉政権にとりましては、外務省の改革も重要な課題の一つであります。私としても、大臣に協力いたしまして外務省の改革に全力で取り組んでまいります。 種々の外交案件が山積する中、私は、田中外務大臣を補佐し、外務副大臣としての職責を全う……
○杉浦副大臣 公金ではなくて、大使館で、皆さんが認知しておるわけですが、例えて言えば、某代議士がお見えになって、使ってくださいと言って置いていかれたお金だとか、あるいは皆さんが会費のような形で福利厚生のために積み立てておられるお金であるとか、そういう公的といえば公的ではあるのですが、いわゆる公金ではない種類のお金だという調査結果が出ております。
【次の発言】 おっしゃるとおり、公金ではありませんが、大使の了承のもと、大使館の館員とかもろもろの、半ば公的なお金を管理されていたわけですが、そこから一時的に流用したことは間違いないと荒木先生の報告に出ております。そして、調査が入る直前に全額返済されて……
○杉浦副大臣 えひめ丸の事故が極めて遺憾なものであることは申し上げるまでもございません。 先生御指摘のえひめ丸事件被害者の会の要望書は私どもちょうだいいたしております。事故に関する資料の公開、原因究明に必要な調査の実施、再発防止策の確立、被害実態の把握と回復への努力、損害賠償請求の支援等が内容となっております。 えひめ丸事故については、これはアメリカの領土、領海内で起こったことでございまして、アメリカの法律、制度のもとで原因究明、審判等の手続がとられたわけでございますが、事故原因等につきましては、審問委員会というアメリカの中でも透明性の高い場において究明が行われまして、報告書が提出されまし……
○杉浦副大臣 大臣が別の委員会に出ておりますので、私から御答弁するのをお許し賜りたいと思います。 私ども就任して一月ちょっとになるわけでありますが、この外務省機能改革会議の御提言、私ども非常に高く評価しておりますし、また、先生いろいろおっしゃいましたが、報償費の問題についても実に適切な方向を打ち出されておられると拝察しております。外務省も全体としてこれを真摯に受けとめ、その提言に基づいて改革をやっていこうという姿勢であることはまずもって申し上げておきたいと思うのです。 私ども、当初、河野大臣のときにこの提言が出て、両副大臣が事務方と検討を始められた、五月中に結論を出すという目標でやっておら……
○杉浦副大臣 世間では、外務省の報償費の問題と内閣の報償費の問題と混同されているところがあると思うんです。(松本(善)委員「いや、聞いたことに答えてください。あなたの言いたいことを勝手に言うんじゃなくて」と呼ぶ)いや、言いたいことを言ってからお答え申し上げていいんじゃないですか。 外務省の報償費については福田長官も今申されたし、外務大臣も、それから前の大臣、それから福田先生はまたそのときも官房長官でいらっしゃいましたが、国会で外務省の報償費を官邸に上納させたということはないと再三再四申されておりますし、田中外務大臣も関係者の話をし、内閣官房に上納されているということはないと確認したということ……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦でございます。 高村大臣の所信表明につきまして質疑をさせていただきます。 その前に、高村先生におかれましては、このたび法務大臣に御就任をなされ、おめでとうございますと申し上げますとともに、まことに御苦労に存ずる次第であります。 高村先生にお目にかかると、いつも思い出すシーンがございます。先生にもお話ししたことがあるかと思いますが、先生が初当選されたとき、二十年ぐらい前ですか、当時私は弁護士でございまして、たまたまうちへ帰って、あれはNHKだったですか、テレビを見ておりましたら、選挙の直後であります、当時の初当選議員の若手の方々が各党から選ばれまして、テレビに映……
○杉浦議員 ただいま議題となりました金融機関等が有する根抵当権により担保される債権の譲渡の円滑化のための臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表いたしまして、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。 この法律は、平成十年八月のいわゆる金融国会におきまして、金融再生トータルプランに関する議員提出立法、四法あったわけでございますが、その一つとして提出されまして、同年十月に成立した法律でございます。 この一部を改正する今回の御提案は、その法律の有効期限が本年の三月三十一日までとなっておるわけでございますが、これを現下の状況にかんがみまして、あと二年間、平成十五年三月三十……
○杉浦議員 今松田さんから御報告があったのは、特定債権回収機関、二条二項の一、二でございますが、そのほか二つあります。三、これはサービサー法によるサービサー、それから四、これは民間債権買い取り機関なのです。 サービサーの方は、今改正の作業をしておりますが、その途中で聞きましたところ、現在十三兆円程度を四十何社で取り扱っておるわけですが、その中にも、預保、整理回収機構ほどではないけれども、これを利用させていただいている債権があるということを言っております。 四号の民間の方は、現状はほとんどワークしていないというふうに聞いております。
○杉浦副大臣 今調査いたしましたところ、けさほど、熊谷国対委員長が記者会見のブリーフで、外務省に対しては、二日の金曜日に四回院内控室に電話をしたが、だれも電話に出ず、対応してくれなかった、つまり外務大臣の出張に関して。外務省がそういう対応をするのは、省として民主党と国交を断絶するつもりだと思われるので、我が党もそのつもりで臨むつもりであるという旨のブリーフを記者会見でされていることを指しておられるのだと思うのですが、当方で調査したところ、当日、熊谷国対委員長は、八時半から九時ごろの間にお電話いただいたようでございます。だれもおりませんでしたので、電話がつながらなかったということでございます。 ……
○杉浦副大臣 先生は外務省に御在勤になったこともございますし、ODA初め、非常に幅広い御理解をいただいて活動されておるわけでありますから、御質問の趣旨も確認のためになさったと存じます。 いわゆるPKO要員、これはPKO要員といってもいろいろございますが、一応自衛官を派遣するという前提で、いわゆる国際的には軍人の資格を持った者のというところに限定して答えさせていただきますが、そういう方々が派遣される、派遣地においての裁判管轄権についてのお尋ねでございますけれども、これは個々のPKO、さまざまなPKOございますけれども、そのPKOにおける国連とその受け入れ国、受け入れ国といいますか、受け入れ地域……
○杉浦副大臣 今大臣が申されたとおり、私が陳情をお受けいたしました。岡崎知事御自身お見えになりましたし、横浜市初め七市ですか、市長、市議会議長の方がお見えになりまして、お話を伺って、ある意味ではびっくりした面もあるんです。 というのは、デモンストレーションフライトというのは、普通地元が要望して、曲技飛行ですから、軍の方からサービスでやるということなんですね、映画とかテレビでよく出てきますが。地元が困ると。お伺いしたらなるほどとわかったんですが、騒音もさることながら、事故があったら困ると。昔の厚木と違って家が密集したようですから、事故があったら困るとか、あるいは、デモンストレーションフライトは……
○杉浦副大臣 上納につきましては、大臣も述べられましたが、官房長官あるいは私の承知している限り、河野大臣は国会で、ないと累次述べられているものと承知しておるところです。 手を挙げさせていただきましたのは、実は、外務省改革要綱の一つの中心的な課題として、報償費の大臣の責任による支出というのがございまして、これは、私どもの要綱の中で、私は大臣から推進委員長を仰せつかっておるのですが、大臣決裁にしようということでお諮りをして、現実に七月から報償費の大臣決裁を始めております。 その手続については、十万円を超える報償費の支出については、十万円以下は事務方に委任するけれども、十万円を超えるものについて……
○杉浦副大臣 お答え申し上げます。 委員、お話をお伺いしておりますと、よく事情を御存じのようでございますが、政府としては、もう御案内のとおり、本件は我が国の領土主権にかかわる重要な問題だという認識のもとでずっと一貫して対応しておりまして、総理からも外務大臣からも累次にわたって抗議を行い、各レベルで協議し、誠意ある対応を求めてきたところでございます。 委員ちょっとおっしゃいましたように、九月十日、十一日の日ロ協議、これはハイレベル協議でございましたが、この問題について、相互に受け入れ可能な解決策を早急に見出すことで一致いたしました。大筋で見通しが立ったと私は認識しておりますが、十月九日の次官……
○杉浦副大臣 御指摘の松尾事件以降、御案内のとおりの事件が続々出てまいりまして、国民の皆さんに大変な不信を抱かせた、御指摘の点はそのとおりでございまして、外務省として本当に申しわけないと思っておる次第でございます。 ホームページに外務省改革に対する提言とか私どもがつくりました改革要綱を載せまして、私ども、改革のいろいろな案もホームページを通じて、特別に外務省改革ということで、どなたでも見られるようにいたしておるわけなんですが、Eメールが殺到しておりまして、タクシー・ハイヤー事件とか起こるたびに、毎日、通数は数えておりませんが、こんなにたくさん参る。それは大臣、副大臣、政務官には必ず配付するよ……
○杉浦副大臣 先日の委員会における先生の御指摘を受けまして、外務省としても三越本店とも十分打ち合わせ、調査をいたしましたし、内部においても調査をいたしまして、その点については先生の方にも御報告が行っておると思うんですが、この委員会に臨んでおります。
今の御質問の点については、官房長から答弁させます。
【次の発言】 照合した上で御説明申し上げていると思うんですが、もし資料をつけて御説明する必要があるということであれば、きょう用意いたしておりません。委員会で御検討いただいて、私ども、会計監査等を受けておりますのであれなんですが、必要とあれば委員会へ資料をつけて提出させていただくことにいささかもや……
○杉浦副大臣 内閣報償費については、外務省で一切取り扱わないことといたしておりますので、そちらの方は内閣府の方から御要求があると思います。
それと同時に、総理大臣の外遊に伴う諸経費は、今まで内閣府に計上されておりましたが、財務当局と話し合いまして、執行段階で全部外務省が引き取りまして、外務省の儀典官室で総理、外務大臣の外遊については一切取り扱うということもいたしております。
【次の発言】 お答えいたします。
報償費は、六月から大臣決裁ということでスタートいたしまして、中身は、原則として植竹副大臣と私は全部見る、二人の意見が一致して、これはじかに大臣の御決裁をいただいた方がいいと判断したもの……
○杉浦副大臣 まことに恐縮ですが、パキスタンへ行って帰ってまいったばかりでございまして、二日間の滞在でございましたが、ムシャラフ大統領、向こうの外務省、日本でいえば大蔵省、向こうの外務省のOB、歴代大臣、次官等、それから在留邦人、パキスタンの経済界の方々等から詳しく事情をお伺いしてまいりましたので、その受けた印象、二日間の滞在で間違っている点があるかと思いますが、若干申し上げさせていただきます。 先生御指摘のとおり、大臣がお答えになったように、今、秩序は、マスコミの報道がいろいろありますけれども、平穏を維持しておることは間違いございませんが、内情は非常に複雑であります。 私は、先生おっしゃ……
○杉浦副大臣 パキスタンの状況について、私の発言がいささか誤解されている部分があるんじゃないかと思うのでございますが、パキスタンの状況は予断を許さない部分があるという意味で申し上げたわけでございます、非常に複雑でございますが。 ただ、今のところは民間航空機も全く普通のとおり飛んでおりますし、またムシャラフ大統領を初め軍関係者も実は十分コントロールされていると、一部テロ分子と通じている勢力がおりますが、ただそれはごく一部であって、十分コントロールしているというふうに当局は言っておられますし、事態は現在のところ平穏に推移している、ただし、予断を許さない状況である、国内状況であることは間違いないと……
○杉浦副大臣 お答えいたします。 本件事故は、十一日午後八時ごろ、通常訓練に参加中の在韓米軍のヘリコプターが国頭村の牧草地に予防着陸した、計器の一部部品にふぐあいが生じたと。事故と申しますか、緊急着陸のようでございました。人身、財産には被害がなかったということでございます。同機は、十二日午後四時ごろ、所要の修理を終えて出発いたしまして、嘉手納飛行場に戻っております。 この事故につきましては、外務省沖縄事務所が沖縄県警と米軍に十二日の夜半に確認をいたしました。そして、その通報を受けまして、外務省から在京米大使館に対しまして原因究明及び再発の防止を申し入れております。政府としては、米軍が訓練等……
○杉浦副大臣 お答えいたします。 アフガン復興の問題については、日本がかねてから東京で会議を開こうということを提唱してまいったことは御案内のとおりだと思います。先ほど先生が申されたように、急速に事態が進展をいたしまして、そして今まさにこの復興の問題と和平プロセスの問題が、片っ方ではまだ軍事作戦が継続中なんですが、並行して進行する段階となったわけでございます。 そして先日、御承知のとおり、日本とアメリカが呼びかけまして、復興会議をワシントンでやろうということで呼びかけたわけでございますが、先生がおっしゃるようにさまざまな利害が絡んだのですが、しかし、状況は急速に進展しているということで、一応……
○杉浦副大臣 御指摘の点でございますが、テロ資金供与防止条約は国連総会で成立したわけでございますが、我が国はまだ署名を済ませておりません。G8の中で我が国が最後になったというわけで、その点では、ある意味では不名誉なことなんですけれども、関係省庁で協議して、検討しているところでございます。 先生御案内のとおり、条約を署名するに際しましては、国内措置が必要なものについては国内措置をきちっと固めてから署名をする、そして、署名と同時に、例えば法律改正が必要なものについては法律を国会に御提案するということでやってまいっております。今、署名をでき得れば年内に、できるだけ早い時期に済ませたいということで、……
○杉浦副大臣 国連及び関係機関における日本人職員の数が少ないのは御指摘のとおりでございます。 その理由なんですけれども、今、局長が御説明いたしましたように、国連の給与は外務公務員に比べて相対的に低いということがございます。日本の場合、名目賃金がバブルと同時にずっと上がりまして、国連職員になるためには語学力初め相当の能力が要るわけなんですけれども、国連に勤めるとすると、民間で働いていたときよりもうんと給料が下がるということがございまして、優秀な方々は行きたがらない。 また雇用慣行、日本の場合は終身雇用が前提なところでございますが、そういう雇用慣行も違う。言葉の問題もあると思います。資格要件も……
○杉浦副大臣 私からお答え申し上げます。 今委員御指摘の点は、いわゆるプール金問題で、省内で調査を進めておるわけですが、各課ごとに蓄積しておいたお金がある、それを返還しなければならない、今調査をやっておるところでございます。(岩國委員「調査だけですか、お金は集めていないのですか」と呼ぶ)お金はまだ集めておりません。どなたがどれだけ負担するかも、まだこれから、御相談をしている段階でございまして、現実に集めてはおりません。結論が出てからでございます。
○杉浦副大臣 私もPTの一員でございまして、明日、第二回のPTを開催することになっております。(平沢委員「いや、この働きかけがあったのは事実かどうか、田中局長から」と呼ぶ)私は聞いておりません。安倍先生にも確認しましたが、聞いておりません。
【次の発言】 総理は、自衛隊派遣を決めたときから、励ましにいつか行きたいと強い意欲を持っておられます。大型連休中のあれについては検討中でまだ決まっておりませんが、いずれ総理は激励に行かれるというふうに私は思っております。
【次の発言】 先生は私の新聞記事をあれされておりますので、大臣がお答えになる前に、私から一言言わせていただきますが、実は、自民党の外交三……
○杉浦副大臣 私が拉致問題PTのメンバーでございますので、私からお答えするのがよろしいかと思います。 今、田中均局長のことが出ましたが、その記事が出た直後に第二回のPTを開催いたしております。過去二回行っておりますが、第三回目も状況を見て行おうということになっておりまして、私ども、副大臣会議は割合閣議と違って自由な議論をして、いろいろな問題について、省庁をまたがることはPTをつくって、私も三つ四つPTに出ておりますが、拉致問題も真剣に取り組むべきだという意見が前々からございまして、PTができたわけでございます。 今後とも副大臣PTで拉致問題を取り上げて検討していこう。私どもとしては、第一回……
○杉浦副大臣 外務大臣が外交日程のために、かわりで大変申しわけございません。 まず、小池先生におかれましては、カイロ大学を御卒業ということもございまして、アラブ、イスラエル、あのあたりの問題については大変な理解者であり権威でいらっしゃるわけですし、また、日米議員交流でも御一緒させていただいておりますが、アメリカを初め広く知己を持っておられる方でございまして、この間もイスラエルへ行っていただいて御尽力賜った。大変私どもも感謝しておるところでございます。 お尋ねの点でございますが、パウエル国務長官が本当に非常な困難な状況の中で調停をしてくださった、双方に対しまして停戦すべしということで多大の御……
○杉浦副大臣 よく調査いたします。
【次の発言】 確かに、常識では考えられない事態だと思っております。
【次の発言】 改革推進委員会の方でタスクフォースをつくりまして調査をいたしました。その結果、プール金の問題、解明したわけでありますが、その一つの結論として、特に会計担当者ですが、長く務めているのはよくないということで、人事の方で在職三年原則という方針を打ち出したわけでございます。
それぞれの処分も、田中大臣のもとでございますが、その関係で相当多数の、三百人ぐらいでしたか、処分したことも御案内のとおりでございます。一々の関係は申し上げませんが、そういうことでございます。
今後、人事の方針に……
○杉浦副大臣 予算委員会の御質疑、拝聴いたしておりました。 まず、お答えする前に、公明党としても、自自公政権の成立の際に、この問題を重大な関心を持ってお取り上げになった。とりわけ先生が、沖縄御出身でもあり、また沖縄開発政務次官も歴任されたわけでありますけれども、熱心にこの問題を取り上げられ、御指導賜ったという経緯があることはよくわかっておりまして、まずもって心から敬意を表し、感謝申し上げる次第でございます。先生の御鞭撻、御指導のおかげをもちまして、やっと先週の土曜日、川口大臣が現地であのような方針を発表することができるようになったわけでございます。 御案内のとおり、この問題は、森総理が一昨……
○杉浦副大臣 外務大臣が外務委員会に出ておりますので、私が対応することでお許しを賜りたいと思います。 有事法制と沖縄の負担、地位協定の絡んだお尋ねでございます。 この特別委員会ができているわけでございますので、そこで十分に御審議いただくべき問題だとは思いますが。私は、個人的には、沖縄がまだ占領下のときにも伺ったことがありますし、復帰後も公私にわたって何回となく沖縄を訪問しておりまして、沖縄に米軍施設が集中している、大変な御負担をいただいている、その御負担をともかく軽減しなければいかぬということを思う点においては人後に落ちませんし、また、政府もそういう線で努力してきた。今は、普天間の問題を含……
○杉浦副大臣 一般論でございますが、国内の請負事業でも元請が下請を使うのはもうほとんど見られるケースなんですが、元請者と下請者の間がどういう契約で、金額が幾らでというのは、それは元請業者と下請業者の契約関係に基づくものであって、発注者がそこまで踏み込んでチェックできるというふうには、一般論としては聞いておりません。
【次の発言】 委員会の御指示で調査しろということであれば、協力が得られるかどうかは別にして、調査するのはやぶさかではないとは思うんですが、これも一般論ですが、御調査なさって、渡辺とか犬飼が四億円の契約で利益がないと言っておることも、一般論としては信用できませんね。本体契約四億円で下……
○杉浦副大臣 認識しております。
【次の発言】 本件疑惑について司直の捜査の手が伸びたということは、ある意味では当事者でございます外務省としても、まことに遺憾だと思っておる次第でございます。
ただ、今度は検察庁が捜査に入っておられますし、事態の解明が行われていくと思います。私どもとしては、先生御指摘のように、先生が挙げられたのは園部報告でございますが、事件が表ざたになって、直ちに調査を行い、国会の御審議の経過を経て、今度は第三者に依頼した方がいいということで、新日本監査法人という、これは経理のプロでございますが、入ってもらって、調査を詳細にいたしました。
先生も法律家でございますからよくお……
○杉浦副大臣 私が外務省から報告を受けて事実を掌握したのは、夜半と申しますか十時半ごろだったと記憶しております。
○杉浦副大臣 山田先生、この関係はお詳しいわけですから先生に対してあれするのはまさに釈迦に説法ですし、御指摘の点は、私も政治家として外務省へ入っていろいろ感じておるところでございます。 シンガポール自由貿易協定の締結については、これは通産省初め各省と協力してやったのですけれども、日本全体、政府全体として、これを一つのモメンタムにして、最初の協定ですから、FTAだけじゃなくて、そのほかのさまざまな広範な経済連携協定という形で結実させたわけなんですが、私は、明らかに日本政府全体としてかじを切ろうという意図は働いていたと思います。 外務省は、おっしゃるとおり、言ってみますと調整役、コーディネータ……
○杉浦副大臣 当事者としてやっておりました私から御回答申し上げるのがよろしいと思います。 木下先生初め、何人かの先生から御指摘があったわけでございますが、あの時点、つまり昨年十一月三十日の調査報告書を出した、その一月ぐらい前ごろになりますと、大体、プール金の残額それから費消額を合計すると二億円、あるいはちょっと超えるのじゃないかという実情が調査の結果わかってまいっておりました。 そして、その金額の中で、個人が個人の責任で費消したものもございます。これはこれできちっと個人にけじめをつけさせる。しかし、その金額はそんなに多額ではなくて、大部分が、一人一人の責任が不明確だという実情がわかってまい……
○杉浦副大臣 スー・チーさんの自宅軟禁解除というのは、ミャンマーの民主化の流れを一層加速するものだというふうに思います。今まで私どもは、民主化を進めてほしい、そして、限られた範囲内ですが、国づくりに積極的に協力するという姿勢でミャンマーとの外交をやってまいったわけでございますが、それがこのスー・チーさんの軟禁解除によって一層前向きに進んでまいることになろうと思います。ただ、基本的に変化はありませんけれども、少なくともODAの分野については前向きにやっていこうということで相談をいたしております。
【次の発言】 今まで私ども日本がやってまいりましたODAは、先生おっしゃったようにベーシック・ヒュー……
○杉浦副大臣 あの事件の直後は、外務省の幹部は、早朝、時には朝七時から幹部が全員オペレーションルームに集まり、各局からは五十人ぐらい若いのを選抜して情報の収集に当たる等、一月ぐらいは非常に充実した、活気のある活動をいたしました。全体としては打ち続く不祥事件で沈滞しておりますけれども、そういった生き生きとしたときを思い出すわけでございます。 テロ資金の流れを断つ、テロ資金を供与する行為を犯罪化するというのは、最初からの国際社会の大きな課題でございました。テロ資金防止条約は、早急に国際社会で立ち上がりまして、昨年十月三十日に署名をし、きょう、批准と同時に関連法の御審議をお願いしておるわけでござい……
○杉浦副大臣 外務省のこの話し合いの場における役割は、わかりやすい表現を使えば、コーディネーターと言っていいと思います。ですから、中身については、今は総務省ですが、中心になって当たるという関係に相なっておると思います。
【次の発言】 規制緩和の問題についての枠組みは、もう先生御案内のとおり、アメリカとの間では、一九九七年から日米規制緩和対話というものを二〇〇一年まで四年間にわたってやる。その後、その対話を発展改組いたしました規制改革及び競争政策イニシアティブというもののもとで、双方の規制改革と競争政策の推進について建設的に対話をしてきたということでございます。そういう枠組みの中でやってまいった……
○杉浦副大臣 法務委員会、久しぶりでございますので緊張しております。 お答えする前に、外務省の当該問題に対する態度が弱腰であるというおしかりをいただきましたが、各方面からおしかりをいただいておりますが、私どもはそのおしかりを謙虚に受けとめさせていただいて、この問題は国民の生命にかかわる問題であると同時に、我が国に加えられた重大な犯罪行為でありますから、きちっと対応していくという姿勢で今後とも頑張ってまいる所存であることを申し上げさせていただきます。 お尋ねの点でございますが、アメリカがテロ支援国家に指定したのはクリントン政権時代でございました、九三年。以来ずっと毎年指定しております。ことし……
○杉浦副大臣 翌日だったと思います、二十五日だと思いますが、大臣から、アフガン問題の関係者が大臣の部屋へ呼び集められまして、幹部、私どもも参りました。あれは大臣室の奥の大会議室ですが、そこで、大臣として、皆さん御苦労さんでしたと、いわば御苦労さん会がなされました。ビールとかつまみぐらい出ておりましたが、開かれております。
【次の発言】 ビールとおつまみ程度が出ておりまして、軽食と申しますか、和やかな会でございました。
【次の発言】 お答えをいたします。(河村(た)委員「大臣でなければいかぬわ」と呼ぶ)
【次の発言】 松岡先生が主催をされたようでありますが、ということは、松岡先生がその問題に関心……
○杉浦副大臣 プール金問題につきましては、例の沖縄のタクシー・ハイヤー問題の事件が起こりました際に、ホテルニューオータニにプール金があることが明らかになりました。それをきっかけにいたしまして、外務省改革推進委員会の中に綱紀粛正タスクフォースというのを立ち上げまして、私が責任者になり、この問題調査のための特別チームを編成いたしました。省内から、各所から、在外からも呼び集めた人もおりますけれども、十人ばかり、若手であります、二十代後半から三十代前半にかけての十人ばかりメンバーを集めまして、調査に入ったわけであります。いずれも会計実務にある程度明るい者ということで集めました。 そして、調査の進め方……
○杉浦副大臣 事務方が参考人として呼ばれておりませんので、私から……(佐々木(憲)委員「呼んでいますよ、新事務次官は」と呼ぶ)
【次の発言】 国後島緊急避難所兼宿泊施設、友好の家でございますが、受注者は渡辺建設・犬飼工務店ジョイントベンチャー、JVでございます。(佐々木(憲)委員「入札は」と呼ぶ)
一般競争入札……(佐々木(憲)委員「いや、入札した会社」と呼ぶ)受注者ですから、ここが受注したんだと。(発言する者あり)入札した会社は、ここには記載されてございません。
【次の発言】 入札説明会には、落札いたしました渡辺建設、犬飼工務店を含め六社が参加しましたが、結局、入札に参加したのは、渡辺建設……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦でございます。 まずもって、法務委員でない私に長時間質疑の時間をお与えいただきました山本委員長その他筆頭を初め理事各位の御配慮に感謝申し上げたいと思います。 既に手続をとっておきましたので、私の第一東京弁護士会における講演録及び一弁会員の野崎幸雄氏の、これは一弁会報に載った巻頭言でございますが、これを質疑の便宜のため配付させていただきます。 私の講演録の冒頭に、相当長時間を割いて司法改革の経緯を話させていただいております。司法改革そのものは、そこで述べておりますとおり、政治主導で始まりました。橋本総理の六大改革と言っておられたころ、当時の山崎政調会長が、司法改……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。 激動する国際社会にございまして、外交問題も多々課題がございます。イラク問題、国連で今焦眉の急を告げております。また、関連して、泥沼化の様相をしているパレスチナ問題も心配であります。テロとの闘いはこれからでございます。二国間関係としては、日ロ関係をどう進めるかという大きな問題もございます。 しかし、時間も限られておりますので、ここでは北朝鮮の問題に絞って、総理初め関係閣僚にお伺いしたいと存じます。 小泉総理がピョンヤンに赴いて金正日と話をしようという御決断をなさったことは、私は大英断だったと思うわけでございます。トップの率直な会談で金正日総書……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦でございます。 私と申しますか、私どもは、きのう、イラクから帰ってまいったばかりでございます。 与党の現地調査団ということで、二十日に成田を立ちまして、アンマンからバグダッドへ、陸路千キロちょっとですが、一日がかりで視察かたがた参りまして、バグダッドでは、後ほど詳しく申し上げますが、さまざまな調査を行い、それから南部のバスラへ、これも車で参りまして、バスラそれからウンムカスル港も見てまいりました。そしてクウェート経由で戻ってまいったんですが、その調査団の調査の御報告を兼ねまして、関係閣僚に御質問申し上げたいと思います。 私ども参加メンバーは、自民党から、私と岩……
○杉浦参考人 自由民主党の杉浦正健でございます。 私は、同席しておられる公明党の斉藤先生、そのほか、自民党の衆議院の岩屋毅君、自民党参議院の阿部正俊君、舛添要一君、公明党参議院議員の山本保君、保守新党参議院議員の泉信也君、そして、外務大臣政務官新藤さん、防衛庁長官政務官の小島さん、以上九名で、与党としてイラクの現地を調査すべしという党の指示に従いまして、六月二十日に出発をして二十五日に成田に帰着したわけでありますけれども、イラクの現地事情を視察いたしてまいりました。 お手元に、与党イラク現地調査団報告書、六月二十六日付の文書を配付させていただいております。この文書、調査団報告書は、私ども調……
○杉浦議員 ただいま議題となりました金融機関等が有する根抵当権により担保される債権の譲渡の円滑化のための臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案について、提出者を代表いたしまして、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。 金融機関等が有する根抵当権により担保される債権の譲渡の円滑化のための臨時措置に関する法律(平成十年法律第百二十七号)は、平成十年八月のいわゆる金融国会におきまして、金融再生トータルプランに関する議員提出四法案の一つとして提出され、同年十月成立した法律であります。 この法律の要点は、次のとおりであります。 第一に、金融機関等が根抵当権により担保される債権を整理回収機構、サ……
○杉浦議員 お答えいたします。 金融再生トータルプランのときには実は五本議員立法を出したんですが、当時成立したのは四本でございました。それは先生御指摘のとおりでございます。もう一本はここにおられる山本さんが執念深く追いかけまして、特定調停法なるものを一年ぐらいかけて成立にこぎつけたんですけれども、今大変役に立っていますが。金融再生トータルプランの中で金融再生法とメーンの周辺の部分を急いで措置しなきゃいかぬということでやったわけでございます。 御指摘でございますが、あとのは消えてなくなったわけじゃございませんで、サービサー法はこれは恒久立法で、サービサーがもう七十社もできて、もう十兆円ぐらい……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦でございます。 我が党の長崎県連事件が契機となってこの集中審議が行われるようになったのはいささか残念ではありますが、しかし、非常に時宜を得た集中審議だと思うわけでございます。 まず、刑事局長にお伺いいたしますが、本件は、二月五日に一次起訴があり、二月十八日に追起訴があって、捜査は終了した、そして被疑者、被疑者といいますか、被告になったわけですが、保釈が認められず、まだ勾留中だと伺っておりますが、それでよろしいかどうか、そして、事案の、それぞれ三つほどあるようですが、概略はどうなのか、御説明願いたいと思います。
○杉浦委員 第三分科会について御報告申し上げます。 本分科会は、法務省、外務省及び財務省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。 その主な質疑事項は、司法制度改革、難民申請者の入管施設への収容問題、名古屋刑務所における特別公務員暴行陵虐致死事件、我が国の難民対策、我が国のODAのあり方、那覇軍港移設問題、イラク問題、大衆課税問題、輸入牛肉に係る関税引き上げの是非、適正な円・ドル交換比率等々でございます。 以上、御報告申し上げます。
○杉浦内閣官房副長官 この問題は、官邸の中で報道室というのがございますから、そこと、本件は外務省ですが、調整して決めることで、最終的には官房長官の責任だと私は理解しております。
【次の発言】 処分が行われたとは聞いておりません。
【次の発言】 この問題は、私は、副長官として補佐する立場におったわけでありますけれども、先生が先ほどおっしゃった、報道の公正、公平という点から見て、報道する側にも考えていただきたいという問題があったと思います。
この事件が起こった当時は、北朝鮮との交渉を控えておりまして、その交渉には厳しいやりとりが予想されておったわけであります。日テレの放送そのものを私は聞いており……
○杉浦内閣官房副長官 杉浦でございます。 先ほど川口大臣が御答弁なさったことは、本来、私が御答弁すべきと思ったんですが、御指名で川口大臣が御答弁いただいたわけですけれども、中身は川口大臣が御答弁なさったとおりでございます。 先生の今の御指摘について、あえて言わせていただければ、六月三十日をもって多国籍軍が国連決議で新たに編成されるわけですが、その前の、いわば占領軍と言っていいと思うんですが、その性格と全く違った、国連決議に基づくいわゆる多国籍軍が誕生するわけであります。CPAもなくなりますし、新しい局面を迎えるわけでございます。 私ども、我が国としては、今まで憲法と特措法に基づいて特措法……
○杉浦内閣官房副長官 おはようございます。 このたび、図らずも内閣官房副長官を拝命いたしました杉浦正健でございます。 山本委員長を初め諸先生方の御指導をいただきながら、細田官房長官を補佐してまいりたいと思っております。 内閣委員会は、私が一期生の最後のころ、初めて理事を仰せつかった委員会でございます。格別思い入れのある委員会でございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。 本日は、大臣の出席要求はしていなかったんですが、御出席をいただきまして恐縮をしております。 私は、今、自民党の憲法改正PTでやっておりますが、その改正項目の中に、憲法の、総理及び国務大臣は求められれば国会に出席しなければならないという部分を削除しようということを提案しまして、大方の議員の賛同をいただいて、野党がいるといいんだけれども、憲法改正の暁には実現してまいりたいと思っております。 大体、大臣が委員会に拘束される。外務大臣なんというのは、外務大臣じゃなくて内務大臣であります。国会があるときは委員会ばかり、朝から夕方まで。総理も物すごく拘……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。 私の担当する質問に入ります前に二点ほど申し上げさせていただきたいと思いますが、道州制の問題については、今、園田委員が触れましたから詳しくは触れませんが、私も道州制推進論者でございまして、これは市町村合併、都道府県再編、道州制、そして小さな政府、三点セットで進めるべき改革だと思います。究極の行財政改革であって、財政、行政経費の節減だけでも十兆から二十兆ぐらい見込めるんじゃないかという私の試算がございます。園田先生のおっしゃったところにつけ加えさせていただきたいと思っております。 それから、私どものふるさとで行われようとしております二大ナショナル……
○杉浦委員長代理 これにて塩川君の質疑は終了いたしました。 次に、東門美津子君。
○杉浦委員 第三分科会について御報告申し上げます。
本分科会は、法務省、外務省及び財務省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。
その主な質疑事項は、中国残留日本人家族の在留資格問題、刑法における法定刑のあり方、土地登記及び借地借家制度等土地政策のあり方、北朝鮮問題、日米地位協定のあり方、竹島及び尖閣諸島等領土問題、外務省改革問題、国債管理政策等財政再建に向けた取り組み等々であります。
以上、御報告申し上げます。
【次の発言】 これにて長勢君の質疑は終了いたしました。
次に、遠藤乙彦君。
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。 私は、自由民主党及び公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております平成十六年度予算三案につきまして、賛成の討論を行います。 昨年十一月に行われました総選挙におきまして改めて国民の信任をいただいた小泉内閣のもと、政府は、構造改革なくして日本の再生と発展はないというこれまでの方針を堅持し、活力ある経済社会の実現を目指し、規制、金融、税制及び歳出の各分野にわたる構造改革を進めてまいりました。 危機的状況にある我が国財政の改革については、財政規律を引き続き維持し、子供や孫の世代に責任を持てる財政を確立するとともに、限られた資源を真に必要な分……
○杉浦内閣官房副長官 委員のおっしゃるとおりだと思います。外交にとっては国益を確保することが主要な目的でございますし、領土の保全、領海の保全、領土問題の解決、排他的経済水域、大陸棚等、権益を確保することは国益のかなめでございますから、非常に重要なことだと思います。 正直に申して、今までの官邸の取り組みは少しおっとりし過ぎておったかなという感じがしないわけでもございませんが、ここのところは積極的に取り組んでおります。例えば調査船を日本海側のところに派遣することもそうですし、大陸棚の調査も、国連への申請に備えてこれから大々的に取り組んでまいります。 関係省庁一体となって、国益の確保のために、し……
○杉浦内閣官房副長官 時間もございませんのであれでございますが、先生の安保問題に対する御見識には常々敬意を表しております。お父様には、私新人議員のころ大変御指導いただきまして、感謝しているところであります。 お尋ねの点でございますが、十一月一日に期限がやってまいります。十一月二日以降の活動について、これは閣議決定をするわけでありますが、先生先ほどおっしゃっておられましたテロとの闘い、まだ続いております。そういう状況のもとで、アルカイダなどはアフガンでも選挙妨害をやっておるし、パキスタンでもインドネシアでもテロ行為をやっております。両国以外でもさまざまなテロ行為に及んでいるわけでございますので……
○杉浦内閣官房副長官 委員のおっしゃられる点でございますが、まず、この領海侵犯事案、潜没潜水艦による領海侵犯事案であって、海上警備行動をとられた事例としては初めて、前に不審船に対してやったのが第一回でありますが、初めてのことでございます。 委員がおっしゃるように、危機管理体制について見直すべき点があるかどうか、初めての事案でありますので、今後とも慎重に検討をしていかなきゃならない問題であると思います。 それから、今回の場合、官邸での対応について申し上げれば、防衛庁からの連絡を受けて、六時五十分に官邸連絡室を立ち上げたわけでございます。官房長官に連絡があったのは午後七時でございます。そして、……
○杉浦内閣官房副長官 まず、本来、細田長官が伺って御答弁申し上げるべきところでありますが、公務が立て込んでおりまして私が参りましたことを御了解いただきたいと思います。 御質問でございますが、本事件発生後、午前七時に外務省に対策本部が設置された、そのとおりですが、実は官邸の対策本部は、この四月の三人の方の事件が起こった際に閣議決定がございまして、「重大テロ等発生時の政府の初動措置について」という閣議決定があの事件の直後出されまして、これに基づいて、これは総理大臣の判断で内閣に官房長官を本部長として設置することができるとしておるものでございますが、そのときに、官房長官を本部長として対策本部が設置……
○杉浦内閣官房副長官 事案の主要な経過を申し上げた方がよろしいと思います。(武正委員「いや、何時ということだけでお願いいたします」と呼ぶ)はい。 六時五十分に事案発生を受けまして官邸連絡室が設置されまして、ここが情報の収集、事実確認に当たり、また防衛庁の発動をする際の閣議決定要件を満たすかどうか等の検討を行い、とり得る措置の検討等を行ったわけであります。七時ごろ内閣官房長官に報告がございました。 そして、八時十分ごろ、総理承認に向けまして、順を追っての所要の説明、検討等が行われたわけでございます。八時半ごろ総理に報告が上がりまして、承認を受け、八時四十五分、海上警備行動が発令されたわけでご……
○杉浦内閣官房副長官 私ども、きのう党首討論を聞いておりましたが、必ずしも否定的だと私は受け取りませんでしたが。 つまり、まず経済制裁ありきということではないんだ、拉致問題を解決する、核、ミサイル等を包括的に解決していく、そういうプロセスを着実に進めることが大事なんだという趣旨で、私は、総理は言っておられたというふうに受け取っております。 政府としては、先生御案内のとおり、拉致に関する閣僚会議があり、そのもとで専門幹事会というのがございます。私議長を務めさせていただいておりますが。そこで今薮中局長が申されたような、政府を挙げて精査を始めております。その結果が出るのを待って幹事会を開きまして……
○杉浦内閣官房副長官 お答えする前に、民主党の、このたびの地震、打ち続く台風被害に対する御対応について敬意を表し、感謝申し上げたいと思います。岡田党首を先頭にされまして月曜日には被災地を視察されまして、党首初め皆さん、官邸にもお見えいただきました。ほかの人たちが所用で私が対応させていただいたんですが、詳細な御報告を聞き、要望を伺い、補正予算が必要ならばこの臨時国会で上げるからというお励ましもいただいたわけでございます。党派を超えて対応しようという強いメッセージをいただきまして、感謝した次第でございます。まずもって敬意を表し、感謝したいと思います。 お尋ねの点ですが、そういう御批判があることは……
○杉浦内閣官房副長官 内閣官房副長官の杉浦正健でございます。 松下委員長を初め諸先生方の御指導、御鞭撻を賜りながら、山崎副長官とともに細田官房長官を補佐してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
○杉浦内閣官房副長官 杉浦でございます。
年金につきましては、国会議員になった昭和六十一年七月以降、国民年金に加入して、未納はございません。
それから、郵政民営化の問題につきましては、当然、賛成の立場で総理大臣を補佐させていただいております。
その余の問題については、ちょっと、たくさん議員連盟に入っておりますので、即答はいたしかねます。
それから、三番目、もう一つは何でしたか。
【次の発言】 ありません。私が知っている限り、ございません。
○杉浦内閣官房副長官 先生は長い間、拉致問題にお取り組みいただいてまいっておりますが、敬意を表する次第でございます。
先生のおっしゃるとおりでございまして、拉致問題は、国家主権の侵害であり、国内法に基づく犯罪行為でもあります。国際不法行為のカテゴリーに属するものでございまして、北朝鮮側が国家も関与して行った犯罪行為でありますので、その点を踏まえて、我が国としては、我が国の国民の生命、財産にかかわることであり、主権にかかわることでありますから、きちっと対応していかなければならない問題だと思っております。
【次の発言】 おっしゃるとおりだと思います。こういうこの問題を許してきた国のあり方、体制の……
○杉浦内閣官房副長官 日朝平壌宣言は、外務大臣が申し上げたとおりの両国間の重要な政治文書でございますが、五月の日朝首脳会談における御指摘の総理の表明も、北朝鮮に対して諸懸案の解決を強く促す趣旨で申されたんだというふうに承知しております。
○杉浦内閣官房副長官 テロ対策でございますが、これは、これまでも内閣官房が主導いたしまして、関係省庁が密接に連携しながら、情報収集、分析を行い、出入国管理、ハイジャック対策、重要施設警備警戒等の各種テロ対策を強化してきたところでございます。 昨年末でございますが、テロの未然防止に関する行動計画を定めました。これは多岐にわたっておりますけれども、人、物、金をチェックしようということなんですが、一言で言いますと、平成十八年度までに、おおむね、米英独仏等、先進国がとっておりますテロ対策に今ちょっと一歩おくれている状況でございますので、追いつくという目標を決めまして、さまざまな取り組みを決めておると……
○杉浦内閣官房副長官 お答え申し上げます。 この件については、一般案件として取り扱われるわけでございます。閣議に付議される事項は、一般案件、法律・条約の公布、法律案、政令、人事、配布等の項目に分かれておりますけれども、一般案件として取り扱われるものは、他の区分に属さない国政に関する基本的重要事項等でございまして、自衛隊法八十二条の二第一項及び第二項に規定する総理の承認は、この一般案件に該当すると考えております。 したがいまして、本件については、総理の承認は、他の一般案件と同様に、付議された閣議において内閣として決定をし、また公表についても内閣が定めるということに相なります。
○杉浦内閣官房副長官 昨日も御答弁申し上げましたとおり、核、ミサイル、拉致といった諸問題の包括的な解決なくして日朝国交の正常化はないというのが政府の基本方針でございます。正常化がなければ、日朝平壌宣言に記載してございます経済協力もないということでございます。
【次の発言】 先ほど御答弁申し上げましたとおり、拉致問題の解決というのは日朝国交正常化の重要な要素でございます。核、ミサイルとともに、その問題の解決がなければ国交正常化はありませんし、それに伴う経済協力というものもないということを重ねて申し上げる次第でございます。
【次の発言】 先生がどういう趣旨で御質問されているか、ちょっとわからないと……
○杉浦内閣官房副長官 前田委員にお答えいたします。 御指摘の朱肉でございますが、朱肉といってもいろいろなものがあるようでございまして、高級品と言われる練り朱肉、それは練り朱肉ですが、スポンジで、ぽんぽんと普通使っておりますスポンジ朱肉と言われるものがあって、安価なものはキロ千円ぐらいからあるし、高級品、高いものはキロ十五万円ぐらいのものがあると言われております。 内閣官房におきましては、最大七・五センチメートルの判を使用しております。使用頻度も高うございます。勲章、位階の授与に係る証明書、勲記、位記、内閣任命に係る辞令、官記などのような、重要性が高くて、また永年的な保存が求められている文書……
○杉浦内閣官房副長官 先生の選挙区でこのような大事故が起こったわけでありまして、先生の深刻な御心痛のほどをお察し申し上げる次第でございます。 国、いわゆる国民の安全に重大な影響を及ぼすさまざまな緊急事態に迅速かつ的確に対処できる体制を構築することは、政府の当然の責務でございます。 国家の緊急事態、さまざまございますが、その対処に当たりましては、関係省庁の機能を十分に生かし、調整しながら、政府全体として総合力を発揮できることが重要でございまして、これまでも内閣官房を中心に、さまざまな緊急事態に対処する体制を整備強化してまいっております。中央省庁再編による防災担当大臣の設置でございますとか、阪……
○杉浦内閣官房副長官 お答え申し上げます。
けさからの問題につきましては、きちっと調査をいたしまして御説明申し上げますので、もうちょっと時間をいただきたいと思います。
今国会の提出法案でございますが、内閣より既に提出した法案及び今後提出を予定している法案は、現段階で計八十三件でございます。本件を初めもう一件提出済み、ただし、郵政民営化関連法案は、今後の検討の中で複数の法案となることが見込まれますが、現時点ではこれを一件と数えております。
【次の発言】 今委員が申された件数は結果として提出された件数でございまして、各常会の冒頭における提出予定法案数は、平成十四年が九十五件、十五年が百十五件、……
○杉浦内閣官房副長官 おはようございます。官房副長官の杉浦でございます。 竹中大臣の本委員会への出席の取り扱いに関し、議院運営委員会理事会における細田内閣官房長官の御説明等の経過について御説明申し上げます。 本件については、去る七日の議運理事会におきまして、私に対して四点御質問をいただいておりました。 第一点は、今回の事態について憲法違反という認識はないのか。 第二点は、竹中大臣は四月五日の本会議において、ドタキャンという事実があったとは認識していない旨答弁しているが、委員会当日、四月五日でございますが、当日の朝に担当審議官のメモが出されたこと、前日、四月四日に出席できないとの話があっ……
○杉浦内閣官房副長官 内閣官房副長官の杉浦正健でございます。 松下委員長を初め諸先生方の御指導、御鞭撻を賜りながら、山崎副長官とともに細田官房長官を補佐してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○杉浦内閣官房副長官 結論から申しまして、必要があれば防衛庁にも参加していただいてやるという仕組みに相なっております。 正規の構成員は、私を議長といたしまして、内閣官房副長官補、警察庁警備局長、法務省大臣官房長、公安調査庁次長、外務省アジア大洋州局長、厚生労働省大臣官房長が一応正規のメンバーでございますが、それ以外にも議長の指名する他の幹事その他関係者と相なっております。 例えば、中山参与はずっと在任中は御参加いただきましたし、それから家族が帰ってこられるようになってからは、例えば、地方自治体と国との連携を図る必要があるということで総務省には局長に出てもらうようになりましたし、住宅関係の支……
○杉浦内閣官房副長官 あの炎天下で、御高齢の方も多かった皆さんが座り込みをされた、私も現場を通りかかりもしましたし、またテレビでも拝見しましたが、そのときに感じた気持ちは漆原委員と同じでございます。皆さんの心中、座り込んでおられた方々の心中は察して余りあるものがございます。 この一年余りの間、拉致問題については進展が見られなかった。努力はいたしておるわけですけれども、現実に進展はなかったわけでありまして、結果として進展が見られなかった政府に対して皆さん方が、叱咤激励といいますか、もっとしっかりしろ、弱腰であるなという強いお気持ちをあらわされたんだと私は理解いたしております。 今度、六カ国協……
○杉浦内閣官房副長官 お答え申し上げます。 その書類は、間違いなく私の事務所から届け出た書類に間違いございません。 そこに記載されているうち、十二年度、選挙のあった年ですね、清和政策研究会からちょうだいした五百万円と二百万円、これは記載の間違いでございます。訂正いたしました。既に訂正をいたしました。そして、その下の一千万円と三百万円は公認料と貸付料として党からちょうだいしたものだ、自由民主党からちょうだいしたものだというふうに記憶いたしております。 その七百万円はなぜ訂正したかと申しますと、自由民主党からの政策活動費として、私は清和研に属しておりますが、清和研の事務局を通して私がちょうだ……
○杉浦内閣官房副長官 お答え申し上げます。 私の政治資金収支報告書に誤った記載があり、二度にわたって修正したということは、もちろんあってはならないことでありますし、まことに申しわけなく思うと同時に、反省をしておるところでございます。 私の政治資金収支報告書の訂正は、二回、御指摘のとおりでございます。 まず、清和政策研究会からの政治資金収支報告書に関する報道などがございましたので、念のために調べてみましたところ、清和政策研究会から受領していないにもかかわらず、政策研究会から寄附がなされておるというふうに届け出られていることが判明いたしまして、これは勘違いによるものでございましたので、これに……
○杉浦内閣官房副長官 お答えを申し上げます。 私の政治資金収支報告書に誤った記載がございまして、二度にわたって修正したわけでございますが、これはあってはならないことでございまして、まことに申しわけなく思うと同時に、反省しているところでございます。 お尋ねの点でございますが、おっしゃいましたのは、私が清和研から受領した旨、党の活動費を、記載した分であると思いますけれども、事務局に確認いたしましたが、領収書はないということでございますし、私も書いた記憶はございません。 党の政策活動費でございますので、自民党の方で法に従って適切に処理をされているものと承知しておるところでございます。
○杉浦内閣官房副長官 お答え申し上げます。
私の政治資金収支報告書に誤った記載がございまして、二度にわたって修正したということは、これはもうあってはならないことでございまして、まことに申しわけなく思うと同時に、反省をしておるところでございます。
清和研の関係でございますが、その後調査をした結果、清和研の方へ領収書は出していない、領収書はないということでございますし、記憶を正確にたどってまいりましても、領収書を書いたという明確な記憶がございません。ということでございます。
【次の発言】 なぜそういう間違い、勘違いあるいは誤解によってそういう間違いが生じたかという経緯については、前回、先生に詳……
○杉浦内閣官房副長官 御指摘を踏まえて調査した結果でございまして、その余、訂正するところはないと承知しております。
【次の発言】 ないとは思いますが、間違いがあった場合には、事情を調べまして、訂正すべきことがあれば訂正させていただきたいと思っております。
【次の発言】 私の政治資金報告書に勘違い等で誤った記載があって、二度にわたって修正したということは、まことに申しわけないと思っております。
私の場合は誤って記載したわけですから議論の問題じゃございませんが、永田議員から御質問があって、通告のない事項について私なりに記憶をたどって、よく調査した上でと申し上げた上でのことでありますが、誤ったあい……
○杉浦内閣官房副長官 議院の証人喚問の問題については、お答えする立場にございません。
【次の発言】 この問題については、総理が既に予算委員会で何回も御答弁なさっておられますが、私の立場からはそれにつけ加えるものはございません。国会においてお決めになられることだと承知しております。
【次の発言】 内閣官房副長官の立場として、お答え申し上げることは差し控えたいと存じます。
【次の発言】 これは院において御検討いただくべきことだと思います。
【次の発言】 総理もお答えになっておりますし、私も先ほど来お答えしておるとおりでございます。これは院においてお計らいいただくべきことだと存じております。
○杉浦内閣官房副長官 前回の委員会でお答え申し上げたことだと思うんですが、お尋ねの事務所の地代につきましては、きちんと支払っているという報告を受けております。なお、政治資金規正法によれば、事務所費の内訳を報告するような義務はないと承知しております。
私の政治団体の活動については、法令に基づいて、報告するべきことはきちんと報告いたしております。
【次の発言】 ただいまお払いしていると申し上げましたが。お聞き及びだと思いますけれども、お支払いいたしておりますと。
【次の発言】 私の政治団体の活動につきましては、法令に従ってきちんと報告をさせていただいております。
○杉浦内閣官房副長官 細野委員の御質問でございますが、今経済産業副大臣が申されたとおり、試掘は民間企業、試掘権者が一義的に行い、許可の条件の中に、行う場合は政府と相談するという条項が入っておりますから、実際、なさる場合には、こちらと相談されることになると思います。 現時点において、そういう試掘の計画があるというふうには伺っておりませんが、将来、試掘をなさるという場合には、当然御相談があると思います。政府としては、その時点の状況を踏まえながら、経産省、外務省、防衛庁、海上保安庁等、政府が一体になって適切に対応していきたいと考えております。 法整備の点ですが、現時点でそれが必要であるという見き……
○杉浦内閣官房副長官 お答え申し上げます。 私、官邸のホームページを見ていないものですから、御指摘の点については、そのホームページについてはお答えしかねるんですけれども、私どもも、イラクにおける自衛隊とかODAによる支援が国民に理解されなきゃいけないという点は先生と同じ考えでありますし、できる限りの努力をしておるつもりでございます。 今、官邸のホームページに触れられましたけれども、外務省、防衛庁でもホームページを開設されていると承知しておりますし、私が編集長ですが、小泉内閣メールマガジンでも、総理、あるいは中で触れるようにしておりますし、定期刊行物、パンフレット、さまざまな媒体を活用しまし……
○杉浦内閣官房副長官 内閣官房副長官の杉浦正健でございます。 佐藤委員長を初め諸先生方の御指導、御鞭撻をいただきながら、細田官房長官を補佐してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
○杉浦内閣官房副長官 お答え申し上げます。
最高裁判事は、憲法第七十九条及び裁判所法第三十九条に基づきまして、内閣が任命し、天皇が認証することとなっております。
任命に当たりましては、極力、客観的かつ公正な見地から人選を行い、最高裁長官の御意見を伺った上で、人格、識見にすぐれた最高裁判事にふさわしい方を内閣として閣議決定しているものでございます。
【次の発言】 その点はおっしゃるとおりだと思います。
【次の発言】 私も先生と同じ法曹界におる者でございまして、弁護士会副会長もやりまして、最高裁判事の人選はいかにあるべきかという議論をした覚えがございます。確かに、事務総局局長、それから人事局長……
○杉浦内閣官房副長官 先日、家族会の方々とお話しする機会がございまして、横田夫妻初め関係者、多くの方とお目にかかったんですが、もう一時間ぐらいですか、一刻も早く経済制裁を発動すべきだという御意見その他伺いまして、拉致問題にしっかり取り組まなきゃいけないという思いを新たにした次第でございます。 先生のおっしゃった点は、基本姿勢としては私も基本的には同じだと思いますが、北朝鮮が拉致問題に真摯に取り組むように、今度は六者協議で約束をし、日朝間で取り組むということを約束したわけでありますから、まだ時期は決まっておりませんが、日朝の協議も再開いたします。六者協議も十一月に行われるということでございます……
○杉浦国務大臣 竹中先生のおっしゃったとおりでございます。
【次の発言】 今度の改革、いわば大幅な規制改革ですが、それによりまして、今回の民法の改正案では公益法人の設立及び組織等に関する規定がすべて削除されました。もうごっそりと条文に穴があきまして、条文を詰めたらどうかと言ったら、民法七百八条とかそういうのが移るんで、まあ仕方がないからあけておくということなんですが、二十何条ですか、穴があいたわけであります。
公益法人については、新しい法律で準則主義、商法等と同じですね、自由に設立できる。自由設立ではありませんが、許可制ではない公益法人が設立される。公益性の認定はまた別途やるという法律ができ……
○杉浦国務大臣 お答えいたします。 祝杯を上げたかどうかは存じませんが、設けた趣旨と申しますか目的は、コンピューター化を進めるということでございまして、実際、本格的にコンピューター化を始めましたのは平成元年からですが、昭和六十年に設置していただいたわけであります。 つまり、登記手数料を上げていって、受益と負担の関係を明確にしようと。コンピューター化は膨大な投資を要します。登記事項証明書とか謄本とかいう手数料を徐々に上げております。当時三百五十円だったのが今は千円になっておりますが、その収入でコンピューター化の投資を進めようという、その受益と負担の関係を明確にした形で登記特別会計を設けさせて……
○杉浦国務大臣 昨年十月、法務大臣に就任いたしました杉浦正健でございます。委員長を初め委員の皆様方には、平素から法務行政につきまして格別の御尽力を賜っており、厚く御礼申し上げる次第でございます。通常国会の冒頭に当たり、一言ごあいさつと所信の一端を申し述べます。 就任に当たり、小泉総理から、一つ、犯罪に強い社会の実現のための行動計画に基づき、各種犯罪対策の充実強化を図り、世界一安全な国日本の復活に向けて全力を挙げて取り組むこと。二つ、犯罪者の矯正処遇の充実などにより、再犯防止対策を積極的に推進すること。三つ、不法滞在者半減の目標の達成に向け、体制の構築など出入国管理対策の強化を進めること。四つ……
○杉浦国務大臣 皆さん、おはようございます。 お答えに入る前に、けさ、金メダルのを私は見ておりました、出勤前で。まことに御同慶にたえないわけですが、暗雲垂れ込めると申しますか、課題山積の法務行政も、いつの日かああいう心境でこの場に立てるようになればいいなと思いながら、うれしそうな荒川さんの顔を見ていた次第であります。 西川先生におかれましては、本当に課題山積、やらなければならないことが山積している法務行政、その法務委員会の筆頭理事をお受けいただきまして御指導いただけるようになったことを、本当に私もうれしく思っている次第であります。 私としても、先生がおっしゃっていただいたのですが、尊敬お……
○杉浦国務大臣 参議院の予算委員会がおくれまして、お待たせして申しわけございませんでした。 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、下級裁判所における事件の適正かつ迅速な処理を図るため、裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、以下、その要点を申し上げます。 第一点は、裁判官につき、判事の員数を四十人及び判事補の員数を三十五人増加しようとするものでございます。これは、民事訴訟事件、労働関係事件及び刑事訴訟事件の適正かつ迅速な処理を図るとともに、裁判員制度導入及び医療観察事件処理の態勢整備を図る等のため、裁判官の員数を増加……
○杉浦国務大臣 メールの存在は、永田議員が質疑をなさったとき、私はおりませんでした、お昼休みだったと思いますが、NHKニュースか何かを見た方から、永田議員がこういう質疑をなさったということを聞きまして初めて知りました。それ以外は全く存じておりません。
【次の発言】 事柄の性質上、正確に申し上げます。
コメントの内容は、メールの存在及び指摘された事実関係について当庁では全く把握していないというものであったと承知しております。
【次の発言】 東京地検の次席検事でございます。次席検事は広報担当で、毎日夕方、定例記者会見をやっておるようでございますが、そこで公表されたというふうに承知しております。
○杉浦国務大臣 先生御指摘のような、保護観察中の者が重大事犯を犯すということが頻発しておりまして、世間の耳目も集める、重大なことだと受けとめております。 安城の事件は、安城のイトーヨーカドーというのは、私の地元のうちから一キロぐらいのところ、ここらの近くの人が買い物に行くところでございまして、地元に与えた衝撃も極めて大きかったわけですが、問題は幾つかあると思います。先生御指摘の仮出獄、仮釈放制度のあり方の問題、出すべきじゃなかったんじゃないかという問題があります。それから、豊橋の更生保護法人におったんですが、所在不明になった。更生保護法人のあり方にも一つ問題があると思います。 あの子の場合……
○杉浦国務大臣 一般論としては、先生のおっしゃるとおりだと思います。
法の支配は国の国是でございますので、法の定めるところに従って職責を果たすのは、一般論として当然のことだと思っております。
【次の発言】 先生のおっしゃるとおりでございまして、適正、適切に対処いたします。
【次の発言】 この問題につきましては、もう先生御案内のとおり、国民の各界各層でさまざまな議論が、はっきり言って割れているというのが実情だと承知しております。民主党の中も必ずしも全員一致じゃないと思いますけれども、特に私の所属する自由民主党では、この問題になりますと議論が白熱して、党議決定に至らないというのが実情でございます……
○杉浦国務大臣 今回の法改正内容は、先生御指摘のとおり、テロ対策、未然防止に大変有意義なものだと思っております。 内容についてはこれから御審議願うわけですが、電磁的方法による本人の同一人性の確認、それによって私どもの保有する要注意人物リストとの照合が容易になります等々の利点がございます。また、これは入国の問題だけじゃなくて、政府全体として取り組んでおります治安対策、外国人犯罪対策及び不法滞在者対策にも資するというふうに考えております。 ただ、これはまだ途中経過で、途中経過といいますか、不断の見直しを行って努力していかなきゃならない問題だと思っております。 ちょっと時間をいただいていいです……
○杉浦国務大臣 お答えいたします。 指紋等の個人識別情報の提供を義務づけるというのは人権上問題ないかどうかという御指摘ですが、それは人道上、人権上全くないということはないと思います。 先生御指摘の外国人登録法で廃止したときの状況については、先生がおっしゃられたこともさまざまございまして、議論になったところでございます。それに先立ってと申しますか、その際に、最高裁が判示してある判例も先生御承知のとおりでございます。そこでは、国家機関が正当な理由もなく指紋の押捺を強制することは、憲法十三条の趣旨に反して許されない、他方、その自由も、国家権力の行使に対して無制限に保護されるものではなく、公共の福……
○杉浦国務大臣 御答弁申し上げます。 上陸審査時に特別永住者等を除く外国人から提供を受ける指紋等の個人識別情報につきましては、出入国の公正な管理に必要である間は保有することになります。したがって、まず、提供者がいまだ出国せず我が国に在留している間は保有いたします。また、出国後も、事後的な確認の必要性や再度の入国の際の審査で利用する可能性に備えて、内部の運用基準で定める一定の期間は保有いたします。具体的な保有期間については、施行後、その結果を踏まえて最終的に決定することとしたいと思います。 少し詳しく説明をさせていただきます。 まず、出入国の公正な管理の典型例でございます、事後的な、つまり……
○杉浦国務大臣 私どもは、毎年のイニシアチブの協議における我が国政府の対応について、その都度、意見を求められております。
私どもが関係するのはUS―VISITの部分でございますが、その部分について意見を求められた際に、我が国が提出した要望事項については、法務省として異存はございませんでした。
【次の発言】 アメリカ政府が入国管理政策についてどういう政策をとるかは、アメリカ政府が決めることでございまして、日本の国民がそれについて影響を受けます。その影響を受ける部分について厳格な管理を要望したのはそういう意味なんですが、要望に入っておりましたから、私どもはそれで異存はなかったわけであります。
○杉浦国務大臣 答弁に入る前に、先生、おめでた、おめでとうございます。
お尋ねの件は、現在公判係属中の事件の具体的な証拠関係にかかわる事柄でございますので、法務大臣としてお答えを差し控えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 判例でございますが、最高裁判所が民事事件におきまして、注意義務の基準となるべきものは診療当時のいわゆる臨床医学の実践における医療水準であると述べておられます。平成七年の判例でございますが。
また、文献によりますと、予見義務の基礎となる予見可能性を判断するに当たっては、医療行為が行われた当時の一般の医師が有している医学的知識、能力が基準とされると述べられております……
○杉浦国務大臣 漆原先生とは、考えますと、長い御縁になりました。少年法もそうですし、通信傍受法と言わなきゃいけないんですが、戦友でございますし、同志でありますし、長い弁護士の経験、豊富な経験をお持ちで、法曹の仲間としても本当に尊敬申し上げているわけでございますが、大体、本法の審議に当たっても同じような思いでいらっしゃるんじゃないかと拝察しておるところでございます。 私どもが、今の代監制度、この新しい法律における代監制度を所与の制度だと考えているわけではございません。御案内のとおり、刑事訴訟は迅速化されておりますし、裁判員制度も導入されます。被疑者の公的弁護制度も導入される。刑事司法制度全体が……
○杉浦国務大臣 今回の法整備は、いわゆる代用監獄、代用刑事施設制度が現実に我が国の刑事司法制度において重要な役割を果たしているということを踏まえまして、この制度の存続を前提として、これに制度的改善を加えまして、代用刑事施設の被収容者の適正な処遇を図ろうとするものでございます。有識者会議での御結論もそういうことだと承知をいたしております。 代替収容制度は、これを所与の制度と考えているわけではございません。刑事訴訟の迅速化、裁判員制度、公的被疑者弁護制度の導入が図られようとしておりますが、これらによって刑事司法制度全体が大きな変革の時代を迎えているということなどを考えますと、今後、刑事司法のあり……
○杉浦国務大臣 先生御指摘のように、代用監獄は冤罪の温床であるという御指摘があることはよく承知しております。先生も一件おありになるようですが、冤罪となった事件の中には虚偽の自白が強要されたものがあるというのも事実でございます。 捜査機関としては、そのような不適正な捜査を行うことがないよう十分に留意すべきだというのは当然でございます。代監、代用刑事施設に収容すること自体の問題ではない、捜査の適正の問題ではあるわけですが、しかし、代用監獄がそれを助長する面があることも、冤罪となった事件から見れば明らかだと思います。 代用監獄、留置場と言われているものも、時代とともに進化しているといいますか、よ……
○杉浦国務大臣 委員の四月十二日付私あての書簡は、ちょうだいしまして、拝読もいたしております。国会議員として正当な活動をされている委員に対しまして、今御指摘になり、書簡にあるような事態が生じているといたしますと、甚だ遺憾な状況であると考えております。
法務省といたしましては、名古屋刑務所事案について、これまでも必要な調査を実施してまいりましたが、今後も、必要に応じ、実施を行ってまいりたいと考えております。
【次の発言】 現在、事案については裁判が行われております。裁判においては、起訴事実に対しまして、事故の可能性も含めて審理が続いていると承知しております。法務省におきましても、可能な範囲で、……
○杉浦国務大臣 そのアンケートでございますが、日本弁護士連合会から矯正局長に送付されてまいったものを拝読しております。
七十九名の確定者にアンケートを出されまして、五十八名から、七割強ですか、回答を得たということでございました。多くの死刑確定者の考え方、感じておられることがよく反映されているというふうに思いました。
このアンケートについては、処遇の参考にさせていただく考えでございます。
【次の発言】 今度、衆議院を通って、参議院に送付されましたが、新法が施行されることになりますと、処遇が変わる部分もございます。できる限り人権上の配慮をしなきゃならないと思いますし、いろいろ御意見ございました……
○杉浦国務大臣 重罰化と言えるかどうか、先生のおっしゃっている意味はわからないわけではありませんが、ちょっと首をひねるわけですけれども、今刑事局長が御答弁したように、これまで自由刑しかありませんから、起訴すべきかどうか判断に困難を伴うような事案について、より適正な処分、科刑の実現が図られるように選択刑としての罰金刑を新設して、刑の選択の幅を広げたということだと思います。 局長が触れましたが、抑止力といいますか、それも期待されていると思います。局長答弁にあったように、刑法犯の八〇%ぐらいが窃盗罪で、そのうちかなりの部分が万引きですね、成年男女による。最近の万引きのケースというのは、いろいろ聞き……
○杉浦国務大臣 この法案が成立するまでは、我が国は、国際組織犯罪防止条約、既に国会で御承認済みでありますが、それに附属する人身取引に関する議定書、それからサイバー犯罪条約、これも国会で御承認いただいておりますが、それを最終的に締結することができません。国際組織犯罪防止条約につきましては、既に百十九カ国もの国々が締結しております。我が国としても、これらの条約を早期に締結して、これらの国々と手を携えて、協力して組織犯罪に立ち向かっていくことが必要であるというふうに考えております。 また、この法案は、我が国におきまして、暴力団による組織的な殺傷事犯、あるいはいわゆる振り込み詐欺、何人かが共謀して振……
○杉浦国務大臣 先生がいろいろと御懸念を持っておられることは承知しております。 今先生、治安維持法の例を出されましたが、戦前の治安維持法は別にして、この法律は、テロ対策で条約を国際的な場でつくったわけですね。そこで日本も参加して条約をつくった。国際間で協調してテロ対策をやろうじゃないかというのが出発点でございまして、その国内法をどう整備するかという点は、治安維持法と比べると根本的に違うと思うんです。この点だけは申し上げさせていただきますが、ただ、先生の御懸念、前々からお伺いしておりますし、今度の与党修正案もそういった懸念を踏まえて出されてきたものだと理解しております。 国会審議も、これは七……
○杉浦国務大臣 お答えする前に、先生が冒頭申されました御認識については、私どもも全く共通でございます。 国際犯罪防止条約を我が国は締結いたしました。そして、それを国会で条約は御承認賜っておるわけであります。その際は、反対は社会民主党だけ、共産党を含めて他の政党に御賛成いただいて承認を賜ったわけであります。 その条約の目的は先生が申されたとおりでありまして、典型的な例は、国際テロ組織あるいは国際犯罪組織。名前が有名なのを挙げたら、中国の蛇頭なんかがそれに当たるんでしょうか。我が国の組織暴力団、国際提携をしているのも一部ございます。そういった国際的な犯罪組織の犯罪からそれぞれの国は国家国民を守……
○杉浦国務大臣 私が指名されているわけじゃないので……(河村(た)委員「杉浦さんに頼んだけれども、やってくれなんだがね、校舎の取り壊し」と呼ぶ)ああ、あの一中のやつね。河村先生は愛知一中、私は愛知二中の出身で、あれは本当に残したかったですけれどもね。私は、柳澤先生も関係しておると思うけれども、歴史的建造物の保存を進める会の会員でございまして、歴史的建造物がなくなっていく、何とかしたいと思っている一人であります。(河村(た)委員「行動せないかぬよ、大臣。会員だけでは何にもなりゃせぬ」と呼ぶ)できるだけのことはしているつもりなんですが。 ただ先生、先生のお話を伺っておって、威力業務妨害罪、場合に……
○杉浦国務大臣 重大な犯罪を行うことを合意することでございます。それが一つの犯罪として処罰される。
【次の発言】 委員のお尋ねは、この規定が、犯罪の実行行為である共謀行為それ自体に適用があることは明らかでありますが、御質問は、このような理解を前提とした上で、共謀等の対象となる犯罪について、国際的な性質と組織的な犯罪集団の関与を要件とすることは禁止されていないのではないかという点にあると理解しております、間違っていたら御指摘願いたいのですが。そのような解釈は、私どもは許されないものと考えております。
すなわち、条約三十四条二項は、ただし書きにおきまして、「第五条の規定により組織的な犯罪集団の関……
○杉浦国務大臣 先生のような御理解でよろしいと思います。
【次の発言】 私は、私が法務委員長時代にかかわった組織犯罪取締法でしたか、その法律がどのように現実に運用されているか、詳細を存じ上げておりませんので、先生の御指摘に対して的確な御答弁をするものを持っておりません。
【次の発言】 これは共謀共同正犯の理論とはちょっと違うと思いますけれども、しかし、先生が前段におっしゃった、この法律の運用が基本的には謙抑的に、それから法律の条項でも、修正者の方でも、思想信条等の活動を、正確な表現はちょっと手元に持っておりませんが、侵してはならないという条項も加えられるとか、厳格に組織犯罪、犯罪集団に対して適……
○杉浦国務大臣 組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律の一部を改正する法律案及び犯罪被害財産等による被害回復給付金の支給に関する法律案につきまして、一括してその趣旨を御説明いたします。 現行の組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律は、詐欺、出資法違反といった、いわゆる財産犯等の犯罪行為によりその被害を受けた者から犯人が得た財産等である犯罪被害財産については、被害者の犯人に対する損害賠償請求権等の実現を優先させるため、その没収、追徴を禁止していますが、そうした損害賠償請求権等を十分に行使することができないような事案においては、結果として、犯人に不法な利益である犯罪収益を……
○杉浦国務大臣 金融行政の現状については所管ではございませんし、最近はとんと離れておりますし、私は銀行にも参りませんのでよくわかりませんが、アイフルの問題ですか、金融庁が営業を停止いたしましたが、ああいうのを拝見していますと、金融システム全体の中でやはり検討すべき問題があるなということは感じます。
【次の発言】 五菱会の事件は、まだ最終的に何人かよくわかりませんが、相当多数だというふうに言われておるわけでございます。そういった方々、被害者に被害を回復するということは、この法律の目的でもございますし、一番重要なことですから、申請資格のある被害者に申請の機会を十分与えるということは極めて大事なこと……
○杉浦国務大臣 検視は大体警察庁がやっておるわけですが、CTを使って検視したことも例としてはあるようでございます。刑訴法二百二十九条一項の解釈のもとにおきましても、その死亡が犯罪に起因するものかどうかを判断するために、医師、病院等にCT検査を依頼することなどを、遺族の承諾を得るなどいたしまして行うことが禁止されているものではないというふうに考えております。 しかしながら、検視は緊急の状況下において迅速に行う必要がございますし、CT検査のように、死体の現存場所では操作が困難な機器による画像検査等の科学的手法を一律に義務づけるということはいかがなものかというふうに思っております。
○杉浦国務大臣 枝野先生は国際私法を選択されたそうですが、私は選択しなかったもので余り詳しくないんですけれども。 先生おっしゃったとおり、法例といいながら、事実上、国際私法についての通則法だという、実質上、中身はそうなっておるわけでございます。この名前をわざわざ長くしたのも、起案する者としては随分悩んだと思います。国際私法の通則以外のものも入っておりますからこうなったんじゃないかと思いますけれども、実質上は国際私法にかかわる部分が大部分でございますので、この名前もやむを得ないかなと思っている次第であります。 お尋ねの点でございますが、本国法というのは、多くの場合は国籍を有する国の法となるわ……
○杉浦国務大臣 お答え申し上げます。 問題意識は中川委員と共通いたしております。政府としては、不法滞在者を、平成十六年から五年間、平成二十年までに半減させるという目標で取り組んでおります。 不法滞在者は外国人犯罪の温床になっておりまして、外国人犯罪はまだふえる傾向にございます。この原因の一つが、外国人労働者受け入れを、単純労働者を拒んでいるところにあるという問題意識は私も持っております。 五年で半減の三年目に入るんですが、十六年のときには二十五万人不法滞在者がおったんですが、二年間で一万人減っただけでございます。この間、重点地域を決めまして取り締まっておるんですけれども、池袋北、西口を見……
○杉浦国務大臣 小池環境大臣と同じ考えであります。
○杉浦国務大臣 お答えいたします。 現在、覚せい剤等、薬物乱用問題が極めて重大な状況だということは委員御指摘のとおりでございます。 現在、刑務所等に収容されている者は七万人おりますけれども、そのうち、薬物関係が二万人、三割ぐらいが薬物犯であります。過剰収容が問題になっておりますが、そういう意味でも大変重要な問題でございます。 薬物乱用対策は、政府全体として取り組むべき重要な課題であると認識いたしております。この問題につきましては、政府としても全体で取り組んでおるところでございます。 平成九年には、内閣に、総理を本部長といたします薬物乱用対策推進本部が設けられ、法務大臣は副本部長としてそ……
○杉浦国務大臣 お答えいたします。
検察当局におきましては、御指摘のメール及び指摘された事実関係について、全く把握していないと聞いております。
【次の発言】 お答えいたします。
一般的に、裁判におきましては、民事、刑事双方におきまして、主張する側が立証責任を負うというのが、大ざっぱに言って大原則でございます。
お尋ねの、真実の、真実性の立証責任ということは、恐らく、刑法の名誉毀損罪にございます真実であることの証明についての立証責任というふうに拝聴いたしたのですが、名誉毀損罪におきましては、刑法二百三十条第一項におきまして、「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかか……
○杉浦国務大臣 お答えいたします。
着手したのは当日の六時過ぎだと思いますが、おっしゃられたような点は私は存じておりませんが、恐らく考慮しないと思います。
【次の発言】 個々の事件については検察官に犯罪捜査権がございますので、それぞれの判断でやります。検察庁、東京地検としてやったことでございまして、東京地検が判断をして捜査に踏み切ったわけでございますので、ということは申し上げられますが、その際に、さまざまなおっしゃられたような事情を考慮するかという点については、私の考えでは、恐らく考慮に入れないだろうと推測を申し上げたわけで、検察庁の判断でやるわけでございます。
○杉浦国務大臣 臼井先生には、法務大臣の先輩として大変御指導をいただき、御協力をいただいておりまして、感謝しておるところでございます。 外国人労働者の受け入れ問題は、実はこれは治安の問題、不法滞在者の問題とも絡んでおりまして、非常にデリケートな問題でもございます。いわゆる専門的、技術的な方は積極的に受け入れる、それ以外の方についても前向きに検討するというのが政府、内閣の方針でございます。 それを受けまして、私、大臣就任後、河野副大臣を長といたします今後の外国人の受け入れ問題等を含むプロジェクトチームを立ち上げまして、さまざまな角度から検討しようということで省内で議論を始めたところでございま……
○杉浦国務大臣 二月二十日に生沢守ほか二名を公判請求いたしましたが、その際に、おっしゃられておるとおり、各工事の談合に加わった民間企業の各営業担当者らにつきまして、いずれも東京簡易裁判所に略式命令請求済みでございます。
【次の発言】 一般論ですが、検察庁は、法と証拠に基づいて、内容を精査の上、公判請求なり略式命令なりを行っておるものと承知しております。
【次の発言】 委員は、組織犯罪処罰法の適用を考えたらどうかというお考えのようでございますが、この組織的犯罪処罰法というのは、典型的な暴力団ですとかあるいは犯罪会社のような、そういう行為を反復、業として繰り返している組織に対する処罰を念頭として、……
○杉浦国務大臣 お答え申し上げます。 犯罪、刑法犯と社会経済情勢とはかなり密接な相関関係がございます。この十年ぐらい刑法犯が激増して治安状況が悪化したのも、バブルの崩壊と、長く続いた低迷が影響しておりますし、ここ二年ぐらい刑法犯が減少しておりますが、これも景気回復基調と無関係ではないと思います。 私どもが目指しております、国民が安心して暮らせる安全な社会の大前提としては、健全な経済活動が行われる社会がなきゃならない。それを確保するためには、刑罰につきましても、社会経済情勢の変化でございますとか国民の規範意識の変化等に応じまして、適時適切に検討してまいることは当然のことでございます。 法務……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。 まず冒頭、昨週の低気圧、台風と言っていいと思うんですが、日本の東方海上を北へ駆け抜けました台風で多くの方々が亡くなられ、被害が出ました。気仙沼の漁船の方が十六名、まだ捜索中ということでありますが、御無事をお祈り申し上げるとともに、被害に遭われた方に心からお見舞いを申し上げる次第でございます。 安倍総理大臣、御就任まことにおめでとうございます。尾身大臣もそうですが、先生の御父君晋太郎先生のじかの御薫陶を受けた一人として、大変うれしいですし、また感慨無量でございます。泉下の晋太郎先生もさぞかしお喜びと思いますが、国内外とも多事多難、難局のさなか、……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。 締め総がこういう形で、野党ボイコットの中で開催される、極めて残念であります。小沢党首は、きのう愛知県へ入りまして、名古屋駅頭で演説されたそうですが、党首自身がここへ来て論戦すると本会議場でおっしゃっていたわけですから、街頭なんかでやらないで、ここでやってほしいと思う次第でございます。 補正予算の締め総をやらせていただけるのは本当に光栄でありますが、まず、この補正予算の前提になっております日本経済の現状認識につきまして、福井総裁もお見えでございますので、財務大臣、福井総裁、それから大田財政経済担当大臣に御認識を伺いたいと思います。 私は、日本……
○杉浦委員長代理 この際、河村建夫君から関連質疑の申し出がございます。丹羽君の持ち時間の範囲内でこれを許します。河村建夫君。
○杉浦委員長代理 日森文尋君、時間が終了しております。
【次の発言】 これにて日森君の質疑は終了いたしました。
次に、糸川正晃君。
○杉浦委員 第七分科会について御報告申し上げます。 本分科会は、経済産業省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。 その主な質疑事項は、中小企業支援策、エネルギー安全保障政策、連鎖販売取引問題、中心市街地活性化対策、経済連携協定(EPA)の取り組み、省エネ対策等々であります。 以上、御報告申し上げます。
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。災害特の貴重なお時間をいただきまして質問できる機会をお与えいただきまして、ありがとうございます。 先ほども皆さんに黙祷していただいたところでありますが、今度の豪雨災害、東北から九州近くまで、全国的に大変な豪雨で災害を起こしたわけであります。三人の方がお亡くなりになりました。うち二人は私のふるさと岡崎市から出たわけでございます。亡くなられた方々に心から御冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた方々に心から御同情申し上げる次第でございます。 林大臣におかれましては、いち早く被害地を御視察いただきました。岡崎市、幸田町にも足をお運びいただきま……
○杉浦委員 皆さん、おはようございます。自由民主党の杉浦正健でございます。貴重なお時間をお与えいただきまして、感謝いたしております。 私、きょう四十五分いただきましたが、民主党のマニフェストに示されました、民主党の経済財政政策について議論をさせていただきたいと思います。(発言する者あり)いや、そう思うんです。本当はここに鳩山さんが座っていただくといいと思うんですが、予算委員会の構造がそうなっていませんし、本当は、民主党と政策協議の場ができて、そこで話し合うのが私は一番いいと思っておりますが、今のところ、そういうことがないようですから、私の所見を交えまして問題点を指摘させていただくという形で進……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。 持ち時間が非常に限られておりますので、前置きを抜きにして質疑に入らせていただきたいと思います。 まず、私どもが直面している経験したことのない危機についての総理の御認識を伺いたいと思います。 アメリカのグリーンスパン、前のFRB議長、日本でいえば日銀のような機関ですが、有名なアラン・グリーンスパン氏が、去る十月二十三日に行いましたアメリカ議会での証言におきまして、我々は現在、百年に一度の信用危機に見舞われていると述べているところであります。 国際的な金融市場の混乱は、今や実体経済にも大きな影響を及ぼしつつあります。総理の現状に対する御認識を……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦でございます。 村田先生のお話を伺いまして、何と言ったらよろしいんでしょうか、目からうろこが落ちるという言葉がありますけれども……(発言する者あり)眠りませんでしたが、一時間緊張させていただきました。 実は、自民党の方でも先生のお話を伺ったんですが、私は、残念ながらそれは議事録でしか拝見しなかったんですけれども、びっくりいたしました。それで、きょう初めて、大体同じ内容を話されたんですが、お話を伺いまして、何という頼もしい若い方がお生まれになったのかなとも思った次第であります。 御経歴を拝見いたしますと、昭和三十九年生まれですから三十五歳ですか、私の娘と同じぐら……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。 きょうは、憲法調査会が始まって以来、初めての委員による自由討議でございます。大先輩や同僚議員の皆様方の御意見を非常に感慨深く拝聴いたしておりました。 憲法問題が、国会の中に常設される機関によって論議されるというのは、我が国憲政史上初めてのことでございます。発議権は持っておりませんが、この論議を通じまして、必ずや、各党の間で改正論が盛り上がりまして、先ほど中曽根元総理が申されましたように、国民憲法と申すべき、我々議会が発議をして国民が国民投票によって承認する、そういう新しい憲法が誕生するということを私は期待しておりますし、信じて疑わないものでご……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦でございます。御指名をいただきましてありがとうございました。 参考人の方々の、多くの専門家の方々の御陳述を拝聴し改めて感じましたことの一つは、資料としてちょうだいいたしましたが、非常に大部なものでございますけれども、政府に設置されました憲法調査会、残念ながら国会ではございませんでしたが、あの調査会で詳細に御調査をされた内容とほぼ一致していると申しますか、制定の経緯、問題点が調べ尽くされているということを発見いたしまして、改めまして、あの政府憲法調査会にかかわられた方々の御努力のほどをしのんだわけでございます。 温故知新という言葉がございますが、それらの先人の努力……
○杉浦小委員 杉浦正健でございます。 去る金曜日の法務委員会におきまして、十八分時間をちょうだいして、質疑というよりも意見表明をさせていただきましたので、繰り返しになることは避けたいと思いますけれども、その後、土曜日、日曜日と地元へ帰りまして、ミニ集会、国政報告会等、時節柄たくさんの会合をやったわけです。そのときに質問を受けますと、この問題についての質問が圧倒的に多うございました。二日間で無慮三十ぐらい会合をやったでしょうか、小さいのを含めまして。 その際に、私が法務委員会で申し述べた考えを申し上げて、参考のために挙手で賛成か反対か言ってもらったのですが、ほぼ一〇〇%と言っていいぐらい、私……
○杉浦小委員 二点ばかり申させていただきたいと思います。 現在提案されている少年法改正は、非常に無理なことをやろうとしている。要するに、今の少年法ですと、家裁の審判は職権主義ですね。それに一般の刑事裁判の対審的構造を持ち込もうとしている。根本的に無理があると思うんです。木に竹を接ごうとしている。反対論もいろいろあるわけですけれども、日弁連の意見の中にも聞くべき点が多々あるわけです。検察官立ち会いも、検察官とか裁判官の恣意に任される面が多々あるわけで、これは基本的に大きい問題を含んでいると思うんですね。 私ども自民党が今検討している中に、必要的逆送という制度を設けるべきだという考えで検討して……
○杉浦主査代理 この際、お諮りいたします。
ただいま谷津農林水産政務次官から申し出がありました農林水産省関係予算の重点事項の説明につきましては、これを省略して、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 以上をもちまして農林水産省所管についての説明は終わりました。
【次の発言】 質疑に入るに先立ちまして、分科員各位に申し上げます。
質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力をお願いいたします。
また、政府当局におかれましても、質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いい……
○杉浦主査代理 次に、大畠章宏君。
【次の発言】 これにて大畠章宏君の質疑は終了いたしました。
次に、小沢鋭仁君。
【次の発言】 これにて小沢鋭仁君の質疑は終了いたしました。
午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時二分休憩
【次の発言】 次に、総理府所管環境庁について、前回に引き続き質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山元勉君。
【次の発言】 これにて山元勉君の質疑は終了いたしました。
次に、青山二三君。
【次の発言】 これにて青山二三君の質疑は終了いたしました。
次に、平賀高成君。
○杉浦委員 会長、ありがとうございます。 幹事会におきまして九月以降の調査を二十一世紀の日本のあるべき姿について御調査をなさるということをお決めなされたことについては、全面的に賛意を表する次第でございます。 申すまでもなく、憲法は国家の基本法であります。国家を経営体とするならば、国家経営の基本マニュアルでございます。日本の二十一世紀のあるべき姿、形について調査、議論が行われ、広範な合意が形成されれば、それに沿って憲法を修正すべしとか、そういう論点も出てまいると思いますので、大いに期待しておるところでございます。 目下、来年一月から一府十二省庁、地方分権推進、司法、教育その他、改革へ向けて……
○杉浦小委員 参議院の本会議で、少年法の趣旨説明、質疑に行っておりまして、重なったものですからおくれたことをお許しいただきたいと思います。 両先生、御出席いただきまして、本当にありがとうございました。 私どもと申しますか、自民党としては、平成八年ですか、前々回の選挙の直後に、当時の山崎政調会長が言い出されまして、いわば第七の改革として司法改革を取り上げるべきだということに相なりまして、今の保岡法務大臣が会長として、私は事務局長として参加したのですが、特別調査会を立ち上げたわけであります。その審議の結果、司法制度改革審議会を内閣に設置すべしという提言を当時の橋本総理にした。代がかわって小渕総……
○杉浦副大臣 内部調査のあり方は、今大臣ちょっとお触れになりましたが、今度、監察査察官が四月一日誕生いたしましたので、これから検討すべき課題ではないかと思います。 相次ぐ不祥事の中で、提言が出まして、改革要綱をつくってやってまいったんですが、その中で一貫して言われていたことは、外部のチェックがなかった、内部チェック、外部チェックがきいていなかったというのが不祥事の原因の大きな一つだという指摘をされておりまして、要綱でも、監察査察制度を立ち上げる、本省の監察も査察もやる、在外の査察もやる、それから外部の人を導入する。そして、ちょっと今「変える会」との関係でとまっていますけれども、開かれた外務省……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。 一年五カ月、外務省の方に行っておりましたが、また調査会に戻ってまいりました。そして、地方自治に関する調査小委員会に所属させていただきました。理由は、地方自治について、憲法改正が行われる際には、簡単な四条ほどの規定しかございませんが、これを抜本的に検討する必要があるんじゃないかという立場からでございます。 私は、自由民主党に三年ほど前立ち上がりました道州制を実現する会という、九十三名ほどの議員が参加しておられますが、議員連盟の活動に参加いたしております。新しい国家像、新しい時代を迎える国、地方のあり方を考えるときに、都道府県もその聖域ではないと……
○杉浦委員 民主党の島委員にお尋ねしたいと思いますが、冒頭、島委員が民主党を代表して、民主党の安保政策に基づくイラク問題への対応についての御表明があったわけですが、その後の何人かの民主党の委員の方の御発言を聞いておりますと、民主党の中の議論が一本にまとまっていないのではないかという印象を受けますので、端的にお伺いします。 先制攻撃との関係で、国連の新たな決議が必要だという御表明があったわけですが、仮定の問題だと思って逃げられたらしようがないんですけれども、仮に湾岸のときのような決議が国連の安保理でなされたと、私は、アメリカはそういう方向で努力すると思うんですが、決議がなされた場合、日本として……
○杉浦委員 簡潔に申し上げます。 私は、現在の憲法においては、島委員はテロ等の対処で欠落しているというお話がございましたが、国連憲章のもとにおける安全保障措置、その他の国連の場における国際協力についての部分が全く欠落していると思うわけでございます。 今イラクに対する国連の決議のもとにおける武力行使が問題になっておりますが、ヨーロッパの議論を聞いておりますと、議員の人たちは、決定そのものが若者を戦場に送る、イラクへ送るという前提で、極めて真剣な議論をいたしております。 日本は国是として自衛隊は武力行使の場には派遣しない、はっきりしておりますから、総理も明言しておりますし、イラクについて国連……
○杉浦委員 葉梨先生の問題については後ほど申し上げますが、各党の意見を拝聴しておって感じたことが一つございますので、申し上げます。 共産党、社民党のお二方から、現行憲法、金科玉条のごとき御発言があったわけですが、お伺いしておって、私は学生時代でしたけれども、現行憲法制定の過程で、左派社会党の穂積七郎議員が、国を自衛する武力を持てないような憲法には反対だということを国会で強調されまして、共産党も同調されていたように私は記憶しておりますが、思い起こしました。両党も変わられたのかどうかという感懐でございます。 葉梨先生の点について、私は改めて、安保理がすべてを決定する権限はない、余りにも過大評価……
○杉浦委員 統治機構のあり方に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、三月十三日に会議を開きました。参考人として、新潟県亀田町長阿部學雄君をお呼びいたしまして、地方自治、特に小規模自治体の実態について御意見を聴取いたしました。 会議における参考人の意見陳述の詳細につきましては小委員会の会議録を御参照いただきたいと思いますが、その概要を簡潔に申し上げますと、 まず、亀田町が地理的にも日常生活においても新潟市との関係が密接であるということについて詳しく説明がなされました。 その上で、新潟市等との合併構想の経緯につきまして、当初は市制化を目……
○杉浦委員 統治機構のあり方に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、五月十五日に会議を開きまして、参考人として、前内閣法制局長官・弁護士津野修君及び前最高裁判所長官山口繁君をお呼びいたしまして、憲法の有権解釈権の所在の視点から、司法制度及び憲法裁判所について御意見を聴取いたしました。 会議における参考人の意見陳述の詳細につきましては小委員会の会議録を御参照いただくこととし、その概要を簡潔に申し上げますと、 津野参考人からは、 内閣法制局は、審査事務、意見事務等を通じて憲法解釈等について政府内の解釈を統一することにより、内閣の法律案提……
○杉浦委員 統治機構のあり方に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、六月五日に会議を開き、参考人として、神戸学院大学法学部法律学科助教授窪田好男君及び新潟大学助教授桜内文城君をお呼びし、会計検査制度と国会との関係を中心に、財政について御意見を聴取いたしました。 会議における参考人の意見陳述の詳細につきましては小委員会の会議録を御参照いただくこととし、その概要を簡潔に申し上げますと、 窪田参考人からは、 まず、政策評価が近年注目される背景として、アカウンタビリティーの重視、政策の効果等が不確実な中での政策決定の必要性、行政監視等の重要……
○杉浦委員 統治機構のあり方に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、七月十日に会議を開き、国会と内閣の関係に関して調査を行いました。 まず、国立国会図書館調査及び立法考査局政治議会調査室主任高見勝利君から説明を聴取した後、委員古川元久君及び井上喜一君から基調発言を聴取し、その後、自由討議を行いました。 会議における基調発言等の詳細につきましては小委員会の会議録を御参照いただくことといたしまして、その概要を申し上げますと、 高見主任からは、 まず、議院内閣制について、議院内閣制と大統領制を分かつ本質的基準は、立法府の行政府に対する信……
○杉浦小委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 先般、小委員長に選任されました杉浦正健でございます。 小委員の皆様方の御協力をいただきまして、円満公正な委員会運営に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 統治機構のあり方に関する件、特に地方自治について調査を進めます。 本日は、参考人として岩手県知事増田寛也君に御出席をいただいております。 この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、極めて御多用中にもかかわらず御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調……
○杉浦小委員長 次に、山口富男君。
【次の発言】 次に、北川れん子君。
【次の発言】 次に、井上喜一君。
【次の発言】 次に、佐藤勉君。
【次の発言】 次に、中川正春君。
【次の発言】 次に、伊藤公介君。
【次の発言】 これにて参考人に対する質疑は終了いたしました。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
阿部参考人におかれましては、御多忙のところ御出席をいただきまして、貴重な御意見をお述べいただきまして、ありがとうございました。小委員会を代表いたしまして、心から御礼申し上げる次第でございます。(拍手)
【次の発言】 これより、本日の参考人質疑を踏まえまして、小委員間の自由討議を行います。……
○杉浦小委員長 これより会議を開きます。 統治機構のあり方に関する件、特に司法制度及び憲法裁判所について調査を進めます。 本日は、参考人として前内閣法制局長官・弁護士津野修君及び前最高裁判所長官山口繁君に御出席をいただいております。 この際、両参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人のそれぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。 本日の議事の順序について申し上げます。 まず、津野参考人、山口参考人の順序で、司法制度及び憲法裁判所について、特に憲法の有……
○杉浦小委員長 これより会議を開きます。 統治機構のあり方に関する件、特に財政について調査を進めます。 本日は、参考人として、新進気鋭のお二人の学者、神戸学院大学法学部法律学科助教授窪田好男君及び新潟大学助教授桜内文城君に御出席をいただいております。 この際、両参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。参考人のそれぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にさせていただきたいと存じます。 本日の議事の順序について申し上げます。 まず、窪田参考人、桜内参考人の順序で、財政について、特に会計……
○杉浦小委員長 これより会議を開きます。 統治機構のあり方に関する件、特に国会と内閣の関係について調査を進めます。 本日の議事の進め方について申し上げます。 国会と内閣の関係について、国民主権と政治の基本機構のあり方全般に関し、まず、国立国会図書館当局より論点の説明を聴取いたします。 次に、古川元久君及び井上喜一君から、基調となる御意見を順次二十分以内で述べていただきます。 次に、各会派一名ずつ大会派順に十分以内で基調発言者に対する質疑または発言を行い、その後、小委員間の自由討議を行います。 それでは、まず、国立国会図書館当局より説明を聴取いたします。国立国会図書館調査及び立法考査……
○杉浦主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりましたので、何とぞよろしくお願いいたします。
本分科会は、法務省、外務省及び財務省所管について審査を行うことになっております。
なお、各省所管事項の説明は各省審査の冒頭に聴取いたします。
平成十五年度一般会計予算、平成十五年度特別会計予算及び平成十五年度政府関係機関予算中法務省所管について、政府から説明を聴取いたします。森山法務大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま森山法務大臣から申し出がありましたとおり、法務省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、……
○杉浦主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。
平成十五年度一般会計予算、平成十五年度特別会計予算及び平成十五年度政府関係機関予算中財務省所管について、政府から説明を聴取いたします。塩川財務大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま塩川財務大臣から申し出がありましたとおり、財務省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 以上をもちまして財務省所管についての説明は終わりました。
○杉浦内閣官房副長官 内閣官房副長官に就任してまだ十日たっていないものでございます。委員会は初答弁でございますが、誠心誠意これから努力してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げる次第でございます。 今の御質問ですが、今後においても変わることはないという点はまず申し上げさせていただきます。 ただ、これは先生には釈迦に説法でございますが、戦後処理問題というのは、さまざまな課題があり、それぞれが複雑でございますし、それから、経緯もさまざまでございますので、政府としては、統一的な対応を行う必要があるということで、官房で、具体的には、官房長官のもとで私どもあるいは事務方で総合調整を担……
○杉浦委員 この憲法裁判所の件につきましては、我が党に今設置されております憲法改正プロジェクトチームでも議論をしておるところでございます。 我が党は、先回の選挙の公約で、自民党としての憲法改正草案を、立党五十周年、明年の十一月十五日までに準備するということを公約しておりますので、その趣旨に沿って党の憲法調査会の中に憲法改正PTが設置されておるわけであります。現時点では、参議院選挙までに論点整理を行おうということで、先週までに、前文から始まって百三条の全条章にわたる一応の議論を終えたところでございます。非常に活発に議論されております。 その中で、憲法裁判所については多くの方が発言しておられま……
○杉浦小委員 自由民主党の杉浦でございます。 宇都宮参考人、きょうは本当に御苦労さまでございました。大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。 私、弁護士をしておりまして、昭和六十一年に国会へ出させていただいたんですが、その前、弁護士会にいるときに、このオンブズマン制度について、弁護士会の委員会で真剣に検討した時期がございました。この資料四十二号の十二ページを見ておりますと、ロッキード事件が起こって、行管にオンブズマン制度研究会を設置した昭和五十五年ころじゃないかと思います。そのころ全国各地の弁護士会で取り上げて検討したんじゃないかと思います、正確には覚えておりませんが。それ……
○杉浦委員長代理 次に、吉井英勝君。
○杉浦主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりましたので、よろしくお願いいたします。
本分科会は、法務省、外務省及び財務省所管について審査を行うことになっております。
なお、各省所管事項の説明は、各省審査の冒頭に聴取いたします。
平成十六年度一般会計予算、平成十六年度特別会計予算及び平成十六年度政府関係機関予算中財務省所管について、政府から説明を聴取いたします。谷垣財務大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま谷垣財務大臣から申し出がありましたとおり、財務省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日……
○杉浦国務大臣 平成十六年度法務省所管一般会計及び登記特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 お手元に資料が行っていると思います。 まず、一般会計の決算についてでございます。 歳入につきましては、歳入予算額は千百五十三億四千六百四十一万円余であります。 これに対しまして、収納済み歳入額は千百十九億三千二百二十三万円余であり、歳入予算額に比べますと三十四億一千四百十七万円余の減少となっております。 次に、歳出につきましては、歳出予算現額は七千百十六億九千三百三十六万円余であります。 これに対しまして、支出済み歳出額は六千三百五十九億六千十八万円余であり、翌年……
○杉浦国務大臣 先生におかれましては、障害者問題にお取り組みいただきまして、敬意を表する次第でございます。 司法制度におきましても、障害者の方々の権利は十分に保障されなければならない、当然のことでございます。 障害者の司法アクセスでございますが、先ほど司法法制部長が御答弁申し上げましたように、司法支援センターを活用するということも一つでございます。出張相談なんというのはぜひやってもらいたいと思っております。金平理事長初め役員の方々が就任のあいさつにお見えになったときに、ともかくお役所仕事では困る、国民のニーズにこたえて、親切、丁寧に応対するようにしていただきたいということを申し上げました。……
○杉浦国務大臣 平成十八年度法務省所管の予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 法務省は、治安、法秩序の維持確保、国民の権利保全など国の基盤的業務を遂行するとともに、司法制度改革の実現に取り組んでおり、現下の厳しい財政事情のもとではありますが、適正、円滑な法務行政を推進するため、所要の予算の確保に努めておるところでございます。 法務省所管の一般会計予算額は六千二百七十九億五千万円、登記特別会計予算額は一千六百九十七億七千八百万円、うち、一般会計からの繰入額が七百六億七千百万円でございますので、その純計額は七千二百七十億五千六百万円となっており、前年度当初予算額と比較いたしますと、……
○杉浦国務大臣 林先生におかれましては、法務行政に関心を持っていただきまして、まことにありがたく思っております。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げる次第でございます。 先生が御指摘のように、犯罪がふえる。まあ、ここ二年ぐらいは犯罪件数は減っております。また、ちょっぴり検挙率も上がっておりますが、これは景気がよくなったせいも若干あると思いますけれども、しかし一方において、先生御指摘のように凶悪犯がふえておるということで、治安の状態は赤信号が点滅していると言ってよろしいかと思います。そういう中で刑務所等で過剰収容の問題が起こっておるわけです。 数字については先生御指摘のとおりなんですが、既決……
○杉浦主査 これより予算委員会第七分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりましたので、よろしくお願いいたします。
本分科会は、経済産業省所管について審査を行うことになっております。
平成十九年度一般会計予算、平成十九年度特別会計予算及び平成十九年度政府関係機関予算中経済産業省所管について審査を進めます。
政府から説明を聴取いたします。甘利経済産業大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま甘利経済産業大臣から申し出がございました経済産業省の平成十九年度予算及び財政投融資計画の詳細な説明につきましては、これを省略して、本日の会議録に掲載いたしたいと存……
○杉浦主査 これより予算委員会第七分科会を開会いたします。
平成十九年度一般会計予算、平成十九年度特別会計予算及び平成十九年度政府関係機関予算中経済産業省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。鈴木馨祐君。
【次の発言】 これにて鈴木馨祐君の質疑は終了いたしました。
次に、片山さつき君。
【次の発言】 これにて片山さつき君の質疑は終了いたしました。
次に、菊田真紀子君。
【次の発言】 これにて菊田真紀子君の質疑は終了いたしました。
次に、福田峰之君。
【次の発言】 これにて福田峰之君の質疑は終了いたしました。
次に、高山智司君。
○杉浦主査代理 これにて赤松正雄君の質疑は終了いたしました。 次に、井上義久君。
○杉浦主査代理 これにて馬渡龍治君の質疑は終了いたしました。 次に、阿部俊子君。
○杉浦分科員 自由民主党の杉浦正健でございます。 本来、私の希望としては、予算委員会の一般質疑でやらせていただきたいと思っておった事項なんですが、さまざまな事情から一般質疑の時間をいただけませんで、分科会に回ったわけですけれども、せっかく関係省庁初め皆さんに協力をお願いして質問内容を詰め上げてきたものですから、分科会ではありますが、こういう時間をいただいたことを本当にうれしく思っておる次第でございます。 二問あるわけでございますが、一つは、金融危機に伴うアジア地域内の景気対応策ということで、主としてアジア版のIMF、かなり以前から検討されてきております。この問題について、第一問。それから、……
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