このページでは佐々木秀典衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。佐々木秀典衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○佐々木委員 佐々木秀典でございます。
まず最初にお伺いをいたしたいと思いますけれども、昭和三十八年の粗糖の輸入の自由化に対処するものとして昭和四十年にこの糖価安定法が制定されまして、その後五十七年に法改正が行われて現行法が運用されているわけでありますけれども、この現行の糖価安定法が国内糖価の安定と甘味資源作物の保護育成に対して果たしている役割、その実情、先ほども改正の趣旨説明の中で一応の御説明があったようには思いますけれども、もう一度この辺について補足的な御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 現行法の制度の仕組みは関係者によって非常に御工夫をいただいて、御配慮されていることはよく……
○佐々木委員 私は、本日は木材の問題、それから森林の問題についてお尋ねをしたいと思います。 我が国が農産物あるいは食糧、これの輸入についてはもう世界の中で最も多い国だということはつとに明らかなところですけれども、農産物、食糧だけに限らず木材についても大変な輸入国であるということ、これもまた明らかなところであります。我が国の木材の需要は、外材に依存しておる度合いというものはもう七〇%に達しているわけでありまして、六十二年七月二十四日に閣議決定された政府が策定された長期見通しでは、西暦二〇〇四年で自給率を四三%から四八%を目標にしているということですけれども、しかしなお外材の依存度というのは多い……
○佐々木委員 昨日、この市民農園法の御提案がございまして、大臣から提案の趣旨についてお伺いをいたしました。 この趣旨とするところは、率直に申し上げまして、私どもとしても賛意を表したい。この趣旨に盛り込まれたところも十分理解できるわけでありまして、言ってみれば、表現は悪いかもしれませんけれども、いい法律じゃないかというように評価をしております。 ただ、そうは申しましても、先ほども中川委員からの御質問の中でのお話がありましたように、さまざまな問題がやはりあると思います。特に、農地法あるいは都市計画法との関係での特例措置が考えられる。これは両刃の剣的な意味合いを持つおそれもあるわけでありまして、……
○佐々木委員 私は、今御審議の最中であります水協法の問題と、それから後段では、漁業、それから漁場、あるいは漁民の安全性の問題、これは最近起きましたいわゆる海難事故との関係でお尋ねをしたい、こういうふうに思っております。 まず初めに、水協法の関係につきましては、もう昨日来の同僚委員による御質問、それから水産庁を中心にした御答弁でかなり突っ込んだ応答があったと思いますので、補足的になろうかと思いますけれども、お尋ねをしておきたいと思います。 そして、その前提として、これはもう申し上げるまでもないことですけれども、何といっても我が国は世界有数の水産国であります。とりわけ私の出身地であります北海道……
○佐々木委員 今回の米価の諮問について、午前中からずっと質疑がございました。時間の関係もございますので、余り重複しないようにお伺いをしたいと思いますが、それにしても、なぜ今年度の生産者米価を引き下げなければならないのかということについて種々御説明がありましたものの、どうも私は納得ができないわけであります。まして、営々として稲作に努力をされている生産者の皆さんにとってみれば、午前中から大臣も意を尽くしての御説明がありましたし、食糧庁次長からも誠意を持った御答弁と私はお伺いしますけれども、あったにもかかわらず、やはり何とも納得できない、吹っ切れない思いをしておられるのではないだろうか。きょうも全国……
○佐々木委員 私は、本日はいわゆる国会決議の問題をまず第一に取り上げて質問をさせていただきたいと思います。 初めに、我が事を申し上げて大変恐縮なんですけれども、私は弁護士の仕事をしております。そして、実は私の父親は、もう亡くなりましたけれども、長く自民党の国会議員でもありました。その息子である私が、自民党に行かないで社会党からこうして出させていただいているというのは、実は憲法にこだわり続けてきたからだと言ってもいいのではないかなと考えております。 戦争中、私たちはいわば軍国少年としてまさに軍国主義の教育を受けてまいりましたけれども、あの悲惨な戦争が終わってみたら、今まで私たちが学んでいたこ……
○佐々木委員 いよいよガット交渉は大詰めを迎えまして、十二月三日から関係閣僚会議がブリュッセルで開かれる。大臣にひとつ頑張っていただかなければならないところでございます。本日も各委員から、このガット閣僚会議あるいはガットの交渉の大詰めを迎えての政府の御見解、いろいろとお伺いをしておりますので、多少重複するところもあろうかと思いますけれども、極めて大事な問題だと考えますので、お尋ねをさせていただきたいと思います。 それで、まず最初に、これは本日も冒頭大原委員からも御質問がありましたし、また先ほど辻委員からも御質問があったところでございますけれども、このガット交渉に向けて、アメリカとEC、あるい……
○佐々木委員 佐々木でございます。当委員会では初めての質問になりますが、よろしくお願い申し上げます。 私は、北海道の最も寒いと言われる旭川市の生まれ育ちでございまして、子供のとき、少年時代というのは、私どもの生活あるいは学校でも、暖房というのはもう石炭一つでございました。石炭とは切っても切れないような生活をしてまいったわけであります。 申し上げるまでもなく、石炭はかっては黒いダイヤなどとも呼ばれたことがあり、戦争中はもちろんのこと、戦後も、我が国における最も重要なエネルギー資源として私どもの生活あるいは産業に重要な役割を担ってきたわけであります。殊に国内の炭鉱業というものが戦後の日本の経済……
○佐々木委員 大臣初め政府委員の皆さんには、もう休憩時間返上で熱心に御答弁いただいて大変敬意を表しますと同時に恐縮に存じますが、おつき合いをいただきたいと存じます。 同僚議員からいろいろ質問がございましたので、既にお尋ねのあった質問については補充的にお聞きをすることにして、なるべく重複は避けるようにしたいと思いますが、今回の法改正のポイントは、一つは売上金の活用の問題がございますが、もう一つはやはり競馬が非常に大衆レジャーとして発展をしてきている、ファン層も広がっているというようなところから、特に公正性の確保ということも重点にされておられる。そこで、馬主の登録要件などについても、いろいろと御……
○佐々木委員 参考人の皆さんには、本日はわざわざおいでをいただきまして本当にありがとうございます。特に、渡邊参考人と大場参考人は昨日の質問以来でございまして、きのうも本当に御丁寧に御答弁いただいたことを感謝しております。 昨日もいろいろお伺いをさせていただきましたので、ほぼお答えは出ているのですけれども、念のために、きのうも私は地方競馬を中心にしていろいろお伺いをさせていただきました。何といっても、日本の競馬全体の発展のためには、中央競馬の方がどうしても何かにつけて話題になったり目につくわけです。しかし、地方競馬の関係者は非常に多いわけでありまして、また入場者の点も、先ほどもお話があったよう……
○佐々木委員 土地改良法の改正は以前にも行われておるわけでございますけれども、昭和六十一年の法改正のときにも当委員会で熱心な御審議があったようです。そこで改正に当たって附帯決議がございます。八項目にわたって附帯決議がつけられております。それについてのお尋ねです。 その第一項では、「第三次土地改良長期計画」、これは昭和五十八年から平成四年までということですけれども、この第三次の「計画事業量が達成されるよう必要な予算の確保に努めること。」ということがあるわけですが、その後この附帯決議第一項の要請がどういうふうに達成されたのか、その工事の進捗状況、事業量とか予算の面ですね、これについてどうなってい……
○佐々木委員 先ほど三番町の方にも行ってまいりましたけれども、もう青空対話ということで、農林水産大臣もお集まりになった生産農家の方の御質問に答えておられました。しかし、本年度のこの米価は、けさほどだそうですけれども、政府と自民党の方々との間で大体打ち合わせが済んで、答申がそれに従って出されるということで、恐らくほどなく正式にそのとおり決まるのだろうと思うと、ここで審議をしていることも何かむなしい感じもするわけであります。しかし、ことしだけで終わる問題ではないということで、委員の皆さんがこうして熱心に議論をされている、このことをお互いに肝に銘じながらやっていかなければならないのだろうと思っており……
○佐々木議員 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、我が党が提出いたしました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由と内容の概要を御説明申し上げます。 今回の政治改革の基本テーマは、一つには定数是正の課題であり、一つには政治倫理の確立、政治資金の明朗化、選挙に伴う腐敗行為の追放という課題であります。これは、繰り返し提起されました違憲訴訟に代表される国民の意思が一票の価値の格差是正にあったことに基づいておりますし、他方でロッキード疑獄、リクルート疑獄と相次いだ疑獄事件の反省に基づくものであります。 さて、御案内のとおり、最高裁判所の違憲判決を受けた一九八六年の定数是正が、緊急……
○佐々木委員 簡単に御質問をし、簡単にお答えをいただきたいと思います。 幸い、私の地元の北海道の方はこの間の台風がそれましたものですから、その点では助かっております。被害地の皆さんには本当にお気の毒だと思いますし、きょう御議論のありましたような救助策は、至急にしかも大胆にとっていただきたいということを御要請をしたいと思います。 ところで、本年度の畑作の価格が決定されました。これは私どももかねてから、北海道は主要な作目が大変多いものですから、農民の皆さんと一緒に大臣初め各方面に御要請をして、何とか価格を引き下げないように、できることならば価格をそれぞれについて引き上げてもらいたいという御要請……
○佐々木委員 けさから同僚議員よりガットをめぐるさまざまな動きについての御質問が既にあります。私も、きょうの質問はこのガットをめぐる問題、特に米を中心にした問題、集中的にお尋ねしたいと思います。 とりあえずですけれども、実は私の最も新しくお聞きした情報として、けさほど出がけにNHKのテレビのニュースを見ておりましたところ、二十日からジュネーブ現地においてこの農業分野での主要国、これは八カ国だろうと思いますけれども、いわゆる次官級クラスによる農業交渉、これは非公式交渉と言われているようですけれども、これが始まっている。その中で昨日、日本時間でいえば昨夜からきょうの未明にかけて二日間にわたっての……
○佐々木委員 時間が限られておりますので、なるべく同僚議員のお尋ねになったことなどについては割愛をさせていただいて質問させていただきたいと思います。 まず大臣にお尋ねをいたしますが、本法の趣旨は、さらっと見たところ大変結構だとは思うのです。ただ、本法については大変長たらしい名前がついているのですが、俗称でお祭り法案と聞いておるのですけれども、お祭りを大事にし、それを地域の活性化につなげようとして全国各地いろいろ創意工夫を凝らしながら、そしてまた地域の方々の活力を出してそれでお祭りづくりをしよう、あるいは伝統芸能を伝承しこれを発展させよう、それぞれに努力をしていることは言うをまたないわけであり……
○佐々木委員 私は、このたびの治山治水緊急措置法の一部改正に絡んで質問をさせていただきます。 申し上げるまでもなく、日本は火山列島とも言われます。長い日本列島を縦断いたしましてたくさんの火山がある、それに伴って河川も多いということから、自然災害、特に山地災害、これは頻発しておるわけであります。また加えて、台風も必ず来るわけでありまして、これによる被害も昨年は大変大きかった。わけても雲仙の普賢岳の大爆発による被害、これは一向におさまらないわけでありまして、先般予算委員会でも、また各委員会、恐らくこちらの委員会でも審議されておりますでしょうし、それからまた災害対策委員会でも集中的にこの雲仙の救済……
○佐々木委員 私は冒頭、昨日ガットに関連して関係閣僚の協議が行われたようですが、これについて大臣にお尋ねをしたいと思います。 報道によりますと、昨日、二十六日の夕方、宮澤総理大臣が官邸に渡辺副総理・外務大臣、それから田名部農林大臣をお呼びになって、このガットの問題について、特に米の扱いについて協議をした、こういう報道がなされております。これは、来る三月一日がいわゆる国別リスト、これの提出の一つの期限になっているというか、そういうことを意識してのことだったろうと思われます。 報道によりますと、例外なき関税化は受け入れられないという従来からの政府の方針が改めて確認されたんだ、国別表のうち、米の……
○佐々木委員 午前中からの御質問で、どうも農林水産省は、この畜産の動向についてという御報告もあるけれども、現状の認識が甘いのではないか、また先行きについての見通しについても楽観的なのではないかという御指摘があったけれども、私も本当にそう思います。これはもう、私も北海道のたくさんの酪農畜産農家の方とお話をし、あるいはお訪ねをして現状を見ておりますけれども、まさに切実な現状であります。そして、悲鳴にも似た声が聞こえできます。これをひとつ農水省としてもしっかり受けとめていただかなければ、この酪農、畜産というのはまさに危殆に瀕することになるのではないかと思っております。 ところで、昨年の四月から乳製……
○佐々木委員 私は、自由民主党、正本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党及び進歩民主連合を代表して、森林組合合併助成法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読いたします。 森林組合合併助成法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は本法の施行に当たり、最近においても我が国森林及び林業をめぐる諸情勢が依然として厳しいことにかんがみ、流域林業の中核的担い手としての森林組合の組織経営基盤を強化するため、左記事項の実現に遺憾なきを期すべきである。 記 一 森林組合の合併の促進に当たっては、組合の実態、地域の実情等に基づ……
○佐々木委員 時間の制限もございますので、質問を予定しておりましたうちで、例えば本農業改良資金制度の果たしてきた役割やこれまでの運用の実情、あるいは資金ごとの問題点などについては先ほど金子委員からもお尋ねがありましたので、この辺は少しはしょっておきたいと思います。 それから、今度の改正の一番の眼目とされておりますのは、多様な担い手をどうやってふやし、確保していくかということでありますけれども、この担い手が少なくなっているということについてのやりとりも今志賀委員の方からございましたのでこれも少しくはしょりたいのですが、しかし、これはやはり触れておかないわけにはいかないと思っております。 全国……
○佐々木委員 先ほど辻委員からも、昨日の予算委員会で渡辺外務大臣が我が党の水田委員の質問にお答えになっている、その中で田名部農林大臣のお答えとややニュアンスが違うのじゃないかという御指摘がありました。私もそれを大変懸念するのですけれども、速記録を見せていただいて検 討させていただいたのですが、とにかく渡辺外務大臣、このガット・ウルグアイ・ラウンドの問題に対してよくしゃべっているんですね。農水大臣がお話しになっておるよりも三倍ぐらい、いるいろいろいろしゃべっておられる。 この間の予算委員会のときには、これは我が党の山花書記長の質問に対してですけれども、これは閣内一致して事に当たるんだというよう……
○佐々木委員 佐々木です。 このたび十一年ぶりに北海道で大きな地震が起きた、私も、この被害の大きかった地域の者ではありませんけれども、同じく北海道に住まいをする者として本当に心を痛めております。先ほど委員長から調査の結果の御報告がありまして、被害の概要についてお聞かせをいただきました。亡くなった方を初め随分多くの方が重軽傷を負われた、そしてまたさまざまな損害を負われた、この方々に対して心からお見舞いを申し上げます。そしてまた、復旧作業に本当に日夜を分かたず御努力なさり、そして現にまた努力を続けている皆さんの御労苦に対して心から御慰労申し上げますとともに、深く感謝の意を表したいと思っております……
○佐々木委員 時間に制限がありますので、できるだけ手短にと思っております。同僚議員のお尋ねになった質問となるべく重複を避けたいと思います。端的にお答えをいただければありがたいと思います。 先ほど来の質問、お答えのように、いずれにしても今酪農家あるいは畜産農家が大変に苦境に立たされているというのは、とりもなおさず牛肉の輸入の自由化、これの影響がすこぶる大きい。恐らくだれしもが予測していたよりももっと大きな影響あるいはダメージというものが現実のものになってきたということにあるのではなかろうか、こんなふうに思われます。 そこで、平成三年に自由化されたときには関税率は七〇%だったわけですけれども、……
○佐々木委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、日本共産党及び民社党を代表して、沿岸漁業改善資金助成法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 沿岸漁業改善資金助成法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 国際的な漁業規制の強化に伴い、我が国沿岸漁業の果たす役割がますます重要となっている一方、周辺水域の漁場環境は悪化し、漁業資源は総じて減少傾向にある。 このような中で、沿岸漁業の就業者の減少と老齢化は、漁村社会の維持や漁場の総合的・合理的利用に重大な影響を及ぼすものと懸念されており、水……
○佐々木委員 きょうは、本会議が大変長引きまして、予定の時間から大幅におくれております。皆さん大変お疲れだろうと思いますし、それからまた、午前中の審議で同僚議員から非常に的を射たかなり厳しい質問がございまして、問題点は浮かび上がっていると思いますので、なるべく重複は避けて時間を節約したい、こんなふうに思いますので、お答えいただく方も、大臣、局長、審議官、できるだけ端的にお答えいただきたいと思います。概要については私ども大体了解しておるわけですから、その辺で御協力をお願いしたいと思います。 そこで、今回の改正で共済掛金の国庫負担が見直されることになった、ここが一番大きな問題であるわけです。そし……
○佐々木委員 大分きょうは時間が過ぎましてお疲れだろうと思いますけれども、最後の質問でございますので、おつき合いをいただきたいと思います。 まず最初に、新政策に関連してお尋ねをいたします。 そもそも、今回提案になっております三つの法案も、いわばこの新政策を具体化するものである、こういうように私どもとしても承っております。構造改善局長のお話によると、さまざまこれから新政策を具体化する手だてあるいは法律をつくってこの集大成を図っていかなければならない、いわば構造改善局がこの構造改善に関する法案について、他に先駆けてトップランナーとして走り出したんだ、こういうように聞いておるわけであります。 ……
○佐々木委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議及び民社党を代表して、農業経営基盤の強化のための関係法律の整備に関する法律案に対する修正案及び特定農山村地域における農林業等の活性化のための基盤整備の促進に関する法律案に対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。 修正案は、それぞれお手元に配付したとおりでありますので、ごらんをいただきたいと存じます。 最初に、農業経営基盤の強化のための関係法律の整備に関する法律案に対する修正案について申し上げます。 修正の第一点は、都道府県知事が農業経営基盤強化促進基本方針において定める事項は、地域の特性に即したものとすることとした……
○佐々木委員 社会党・護憲民主連合の佐々木でございます。 きょうは、参考人のお二人、お忙しい中をお越しをいただきまして、本当にありがとうございます。大変貴重な御意見をいただきまして、私ども随分参考になりましたわけですが、ただいまの御意見に関連をいたしまして、若干のお尋ねをさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 今、お二人のお話を伺いました。また、今星野委員からもお尋ねがございましたけれども、お二人のお話の中で、これからの農産物の生産の方法としてのいわゆる有機農産物の位置づけ、これについては大変評価されておられて、これをこれからの基本に据えていくべきだということ……
○佐々木委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議及び民社党を代表して、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。 修正案は、お手元に配付したとおりであります。 修正の第一点は、生産の方法に特色があり、これにより価値が高まると認められる農林物資の規格の新設に対応し、農林物資規格調査会の専門委員の選任に当たっては、現場の農業生産者、流通業者、消費者などの意向が反映されるよう、その構成をさらに明確化したことであります。 修正の第二点は、日本農林規格の制定に関する規定に「当該規格に係る農林物資の品質、……
○佐々木説明員 このたび、法務政務次官に就任いたしました佐々木秀典でございます。 時局柄大任ではございますが、法務大臣のもとに、よき補佐役として、時代に即応した法務行政 の推進のため、微力ではありますが、誠心誠意努力したいと考えております。 何とぞよろしく御指導、御支援をお願い申し上げます。 簡単ではございますが、ごあいさつとさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○佐々木(秀)委員 日本社会党の佐々木秀典でございます。当委員会での質問はこれが初めてでございます。よろしくお願い申し上げます。 初めに、中井法務大臣、御就任まことにおめでとうございます。私は、元法務大臣になられました三ケ月法務大臣のもとで、昨年の八月から四月まで、法務の政務次官を務めさせていただきました。その間に、きょうもお見えの法務省の各部局の方々、本当に御尽力されている様子をつぶさに見ることができまして、私にとっては大変貴重な経験になりました。今後は、この経験をこれからの国民のためになる法務行政あるいは司法のために生かしてまいりたい、こんなふうに思っているところでございます。 三ケ月……
○佐々木(秀)委員 裁判官の介護休暇に関する法律案について質問をさせていただきます。 社会党・護憲民主連合の佐々木でございます。 もう随分古くなってしまいましたが、私が司法修習生として実務の修習をしたのはもう今から三十年も前になります。東京地方裁判所で民事四カ月、刑事四カ月、八カ月間お世話になりましたけれども、その間に第一線の裁判官の皆さんの仕事ぶりを直接に見聞し勉強させていただいたことを今感慨深く思い出しております。恐らく当時も今も変わらないのだろうと思いますけれども、聞いておりましたよりも、実際に日常をともにいたしまして、裁判官の職務がいかに厳しいものであるか、そしてその中での心身の疲……
○佐々木(秀)委員 永井部長、ずうっとお疲れだろうと思いますけれども、もうしばらくおつき合いをいただきたいと思います。 今回のいわゆる外弁法の改正問題、その中身それから背景などについては、同僚委員から午前中からしばしお尋ねがあって、大体明らかになっていると思います。そしてまた本法案も、実は、私の法務政務次官在任中に皆さんと御協議の上で出させていただいたものでありますので、もちろんこれをどうしても通す必要があるという思いでございます。 しかし、何といってもこの問題は、午前中の同僚委員、特に宮里委員の指摘されましたような経過も踏まえて、国際的な関係、特に日米交渉あるいは日米の経済問題としての観……
○佐々木(秀)委員 日本社会党・護憲民主連合の佐々木です。私は、十月四日に発生いたしました北海道東方沖地震に集中して質問をさせていただきたいと存じます。 まずもって、昨年の一月の釧路沖地震に続いて同地域で、マグニチュードは八・一と修正報告されましたから、それよりも規模的には大きいということになる地震が起こりました。同地区で昨年に続いて災害に遭われた方々、幸い死者は出ませんでしたけれども、かなりの方々が重軽傷も負っておられます。そうした方々に対して心からお見舞いをいたしますとともに、一日も早い御快癒をお願いし、そしてまた、復興のために全力を挙げて頑張っておられる地域の自治体の方々や関係者の皆様……
○佐々木(秀)委員 質問の御通知を差し上げております順序を、恐縮ですけれどもちょっと変えさせていただいて、三番目からいきたいのですけれども、答弁側よろしいですか。 それで、法務大臣、実は大変残念なことなんですけれども、昨年からことしにかけて、検察官、検事が取り調べ中に被疑者に暴力を振るったということの事件が三件続きましたね。これはいずれも国家賠償請求をされ、法務省、検察庁でもその事実を確かめて、それが事実であることを残念ながら認めて、それぞれに被害者の方におわびをし、そしてそれなりの賠償金を払って事を済ませたという不祥事件が相次いだわけですね。 これについては法務大臣も、大変遺憾なことだ、……
○佐々木(秀)委員 社会党・護憲民主連合の佐々木です。 きょうは午前中から、検察官の不祥事件それから弁護士をめぐる不祥事件についてのお話でしたけれども、今小森委員御指摘のように、法曹三者の中には最も主要な裁判官の問題もある、裁判所の問題もあります。私はきょうは、裁判所あるいは裁判官の問題について集中的に質問させていただく、こう思っております。 法曹三者いずれも、その資格を得るためには司法試験という難関の試験を通って二年間の司法修習を受けて、その間にさまざまな訓練も経ながら、裁判官、検察官、弁護士として実社会において仕事をしていく。それぞれが非常に重要な役割を持っていることは言うまでもありま……
○佐々木(秀)委員 総理大臣を初め閣僚の皆さん、本当に御苦労さまでございます。同僚の皆さんも御苦労さまでございますが、大分予定より三十分ほどおくれましたけれども、あと一時間ですから御辛抱をいただきたいと思います。 大分同じような質問が繰り返されましたので、少し目先を変えて、国内問題について質問をさせていただきたいと思います。 御承知のように、昨年の十二月、細川連立内閣のもとで、政府はガットのウルグアイ・ラウンド交渉について苦渋の合意をいたしました。この中には農業合意も含まれております。これについて、総理も、当時は総理じゃありませんでしたけれども、社会党の委員長として、あの十二月の十三日から……
○佐々木(秀)委員 短時間でございますので、私は法人破産、会社の最低資本金特例法に絞ってお尋ねをしたいと存じます。 今度の震災に関しまして、法務省、さまざまな御配慮の上で今度の特例措置を考えられてこの法案を提出された、その御努力に対して敬意を表したいと思います。 まず第一条関係ですけれども、債務超過法人、債務超過というのは法人にとっては破産原因になるわけですけれども、しかし、今度の債務超過になった原因が今回の震災によるものだということが明らかな法人については、自己破産の申し立てたとかあるいは支払い不能のある場合を除いては破産宣告を留保する決定をすることができるということで、法人の再建を期す……
○佐々木(秀)委員 社会党の佐々木秀典でございます。 参考人のお三人の先生方には、お忙しい中を、きょうはいろいろ御教示を賜りまして大変参考になりました。ありがとうございます。幾つか質問をさせていただきたいと思います。 松尾先生は、特に、今度の作業については大変な御尽力をいただきまして、試案もおつくりになっていらっしゃいます。拝見をさせていただいて、いろいろ私も勉強させていただきましたけれども、ただ、先ほども飯室参考人がおっしゃったように、細かく見てまいりますと、確かに問題はあろうと思います。しかし、全体的には、本当によくここまでなすったなという思いが私などはひとしおいたします。 私たちも……
○佐々木(秀)委員 今オウム真理教をめぐって、宗教法人のあり方、認証、あるいはその監督官庁としての監督のあり方など、いろいろ問題になっております。 それに引きかえて、この更生保護会、これは、特別な法体による特別な法人化というのは今までできなかったわけで、現在全国に九十八の更生保護会がありますけれども、そのうちの九十六が財団法人、二つが社団法人、これはいずれも民法の三十四条を根拠にしている。そこで、さきの国会で私どもは更生緊急保護法を改正いたしまして、国の更生保護事業に対する責任というものをかなり明確にした。しかし、この際抜本的な改正をして、これに対する国の支援の仕方というか、国の事業としての……
○佐々木(秀)委員 日本社会党の佐々木秀典です。 昨日、麻原こと松本ほかの被疑者が起訴されまして、被告人になりました。三月の二十日の地下鉄のサリン事件から五十日を経てということになりますけれども、この犯罪の異常性、あるいはその性質から見ての困難性からしますと、これだけの起訴ができたということは、私は、これは警察、検察、大変な御努力があったのだろうと思います。その御努力に対して、心から敬意を表したいと存じます。 またほかの余罪関係もあるでしょうから、御苦労が多いことと思いますけれども、警察、検察、連携をとり合いながら、御努力をぜひお願いしたいと思います。時間がありませんので、本当は公訴事実関……
○佐々木(秀)委員 日本社会党・護憲民主連合の佐々木秀典であります。 ことしは戦争を終えて五十年の年に当たります。しかし、その年の正月冒頭に阪神大震災が起こりまして、五十年前の空襲とも見まごうような大変な大災害になり、それに匹敵するような犠牲者の方々が出られたことは本当に残念でなりません。この場から改めまして亡くなられた多くの方々にお悔やみを申し上げますとともに、遺族の方々にも弔意の意を表したいと思います。そして、日夜を分かたず頑張っておられる皆さんにどうか頑張ってもらいたい。そして、救援のために懸命の努力をされておられるすべての皆さんに感謝と敬意の意を表したいと思います。 そこで、昨年の……
○佐々木(秀)委員 日本社会党・護憲民主連合の佐々木秀典です。 私は、東京共同銀行の問題につきましては、この後、同僚の議員に質問をゆだねることにいたしまして、特殊法人問題を中心にした行政改革の問題についてお尋ねをしてまいりたいと思います。 村山内閣は昨年の六月末に発足をいたしましたけれども、このときに、与党三党の合意として、行財政改革、これを最重要の課題として取り組むということで合意をされておられます。その後、与党各党の中にはこの行政改革についてのプロジェクトのチームができて、鋭意検討してこられましたし、それからまた政府におかれましても、その決意を表明されるように、具体的な行政改革の作業に……
○佐々木(秀)委員 日本社会党・護憲民主連合の佐々木でございます。 三つの項目を予定いたしましたけれども、最初にやはりオウム真理教の関連について質問をさせていただきたいと思います。 御承知のように、昨日、オウム真理教の教祖であります麻原彰晃こと本名松本智津夫容疑者が逮捕されました。先ほど同僚議員からもお話がございましたけれども、このいわば教祖の逮捕によって、国民の随分多くの方々がある意味では胸をなでおろしているというのが実情ではないかと存じます。 正直申し上げて、私などは実は、彼が素直に逮捕に応じるであろうか。逮捕令状をとるところまではいった、恐らくあの上九一色村の第六サティアンの中に所……
○佐々木(秀)委員 社会党の佐々木です。 今回の宗教法人法の一部改正が、ただいまの山口委員の質問にもあらわれておりましたし、また他からもそういう御意見があるわけですけれども、現行法の基本構造を改変するものだ、あるいはこれらの改正が国の宗教法人に対する指導だとか監督を強化することになる、信教の自由が侵されかねないというような御批判があることは御承知のとおりだと思います。 こうした危機意識の背景には、先ほど総理も述べられたような、戦前の我が国における忌まわしいというか悲劇的な、あるいは誤った宗教弾圧の歴史というものがあった、このことは否めない事実であろうと思います。 明治政府になりましてから……
○佐々木(秀)委員 私は、自由民主党・自由連合、日本社会党・護憲民主連合及び新党さきがけ、以上三党を代表して、本案に賛成の立場から討論を行います。 宗教法人法は昭和二十六年に制定され、憲法にうたわれた信教の自由と政教分離の原則を基本とし、宗教法人の責任を明確にするとともに、その公共性に配慮するという趣旨のもとにその体系が組み立てられております。制定以来、本法は、多くの宗教団体に法人格を与え、その物的基礎を確保することによって、宗教団体の自由かつ自主的な活動を支えてまいりました。 しかしながら、その後我が国においては、都市化、情報化の進展、核家族の急増、交通手段の発達など、私どもを取り巻く社……
○佐々木(秀)委員 持ち時間が大変短うございますので、きょう私は、司法試験制度の改正問題と法曹養成制度に絞ってお伺いをいたします。 この問題が、単なる司法試験、試験そのものを変えるというだけではなしに、これからの我が国の司法がどうなるかということと、司法制度の問題と非常にかかわりを持っている重要な問題だろうと心得ております。 去る十月十九日の当委員会における審議でも各委員からその旨の御指摘があり、質問がございました。その後、法務省においても裁判所においても御承知だろうと思いますけれども、去る十一月二日に日本弁護士連合会は臨時総会を開催いたしまして、法曹養成制度等改革協議会に対する具体的提案……
○佐々木(秀)委員 社会民主党・護憲連合の佐々木です。 きょうは、久しぶりに新進党の皆さんも御出席いただいて、山田委員からの御質問がありました。大変結構なことだと思います。予算委員会も早くこのように開かれて、新進党の皆さんとも御一緒の上で予算の成立を早く図りたいものだ、こう考えております。 そこで、私の質問予定の中で、最近の裁判事件の傾向と処理の状況などについては先ほど山田委員からも御質問がありましたので、重複する分は割愛したいと思います。ただ、例えば昨年一年を例にとった場合に、一昨年と比べて民事事件、刑事事件その他裁判所に係属するさまざまな事件で何か去年は特徴的なことがあったかどうか。刑……
○佐々木(秀)委員 社会民主党の佐々木秀典です。 けさからの本民事訴訟法の改正審議に当たっては、いわゆる公務員の秘密文書に関する問題、これがこれまで中心的に論議をされてまいりました。私もここのところは大変重要なところだと思っておりますので、後ほど触れたいと思いますが、一応総括質問でございますので、全般的なことについてもまずお伺いをしてみたいと思います。 そこで、この改正に当たって長尾法務大臣から提案理由の説明がございました。その趣旨を拝見する中で、まず今度のこの七十年ぶりの民事訴訟法の改正の趣旨、眼目ということが幾つか強調されておりますけれども、その一つとしては、現在の民事訴訟法の規律につ……
○佐々木(秀)委員 今回の改正案につきまして、大変熱心な討議が今日まで行われてまいりました。途中では参考人の方々にもおいでをいただいたり、また、私は参りませんでしたけれども、理事を初めとする皆さん、名古屋までお出向きいただいて、公聴会も行われて、広く国民の皆さんからの御意見もお伺いしている。また、これをめぐって報道機関、マスコミなどからもさまざまな御意見が寄せられているということで、この七十年ぶりの民事訴訟法の改正は今大変注目をされております。 国民の皆さん一般からは、民事訴訟法などというとなじみがない法律なわけですけれども、しかし、公務秘密文書、文書提出命令に関してということに集約されては……
○佐々木(秀)委員 社会民主党の佐々木です。坂上委員の持ち時間の範囲内で参考人にお尋ねをいたしたいと思います。 坂上委員が冒頭、一番最初に末野参考人にお尋ねをいたしましたけれども、どうも末野参考人のお答えがはっきりいたしませんでしたので、私の方からも重ねて質問をさせていただきたいと思います。 坂上委員のお尋ねは、あなたのグループ、末野興産グループの会社約十社が、木津信組の破綻の直前、前日というように報じられておりますけれども、このグループ合わせて三百八十億円、これは大変なお金なんですけれども、預金をしてあったのを引き出したということに関してでありました。あなたは、国税局の調査が入っているか……
○佐々木(秀)委員 細田委員の御質問、少し早まったようでございます。早速に始めさせていただきたいと思います。 本日は、住専問題、特に母体行などの紹介融資をめぐっての集中審議ということでございますので、私もそれに集中して質問をしたいと思います。 先ほど銀行局長の方から、一概に紹介が悪いというのではないというお話がありました。それは私も理解をいたします。しかしながら、今問題にされて、ここでも集中して審議が行われているというのは、実は、紹介そのものを一概に否定するわけにはいかないけれども、本件の場合に、この住専をめぐっての融資、それについて母体行などが主になった紹介融資、そのうちの何と九割ぐらい……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。法案を中心に質問をさせていただきます。 まず、人権擁護施策推進法案ですけれども、この法案が、同和問題を経緯といたしまして、地域改善対策協議会の意見具申を踏まえたものとされている。このことは法務省が作成されました本法案の概要によっても明らかなところだろうと思います。それとまた同時に、これまでも御質問の中で明らかにされておられますように、いわゆる「人権教育のための国連十年」、これに伴いまして、去る十二月六日に国内行動計画、これがつくられている。これも踏まえたものだというように理解されるわけです。 そこで、地対協の意見具申、これのどういうような内容を軸……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 先日伺いました大臣の所信の中に、「国民生活に密着した科学技術の推進」の項目の中で、「健康の維持・増進、生活環境の向上などを図るために、がん関連研究、ヒトゲノム解析などを総合的に推進して」いくという条項がございます。それで、本年度の科学技術庁の予算を拝見いたしますと、この趣旨に沿うものとして、健康の維持・増進の費目の中でがん関連の研究について百二十四億四百万円の予算づけがなされている。それに関連して、重粒子線等がん治療について八十六億五千五百万円、また粒子線高度がん治療促進研究施設、これは重点化枠の要望となっておりますけれども、九億円という予算づけ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 時間が限られておりますので、端的に質問に入りたいと思いますし、通告してありました順序を多少変更させていただくことをお許しいただきたいと思います。 同僚委員からお尋ねがありましたことの関連ですけれども、このCTBT条約について、現在未署各国が所要の諸国四十四カ国中三カ国、インド、パキスタン、いわゆる北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国。この未署名の事情について、さきにインドについてはお話がございました。インドについては明確に反対の意思を表示されておる。ただ、お聞きをいたしますと、内容そのものというか条約の本旨そのものに反対しているとも受け取れない節がありま……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木でございます。 きょうは、先生方、御苦労さまでございます。 時間が限られておりますので、端的に質問に入らせていただきたいと思います。 先ほど三人の先生のお話を承りまして、いずれも原子力の推進といいますか、その位置については積極的に見ておられて、今後も日本のエネルギーを考える場合にはどうしても原子力に頼らざるを得ないということのようにお聞きいたしました。また、政府の方で決定をしておりますいわゆるプルサーマル計画についても、茅先生もこれは肯定なさっておられるわけですね。 ところが、私どもがいろいろ見聞しておりますところでは、むしろ外国の諸国、例えばアメリカ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 初めに、お断りをして御理解いただきたいと思いますが、御通告してあります質問ですが、順序をちょっと変えさせていただいて、これも一応そのことをもうお伝えしてはございますけれども、四番目の、いわゆる赤軍派の問題について一番最初に質問させていただきたいと思いますので、どうか御理解ください。 最近、レバノンの治安当局が日本赤軍関係者八人の身柄を拘束した、こういうことが報じられております。この八人のうちの五人は、国際手配中のいわゆる日本赤軍派の幹部、この中には、一九七二年の五月、イスラエルのテルアビブ空港、ロッド空港ですね、ここで自動小銃を乱射して二十四人……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 私は、きょうは二つの点、裁判の現状の問題と対策、それからオウム真理教関連事件の訴訟その他の問題についてお伺いをしようと思っておりますが、最初の問題については、同僚の議員からもかなりお話が出たようでございます。特に、私もここに手にしております、日本弁護士連合会がシンポジウムを開いて、現在働いている裁判官が忙し過ぎるんじゃないかという指摘、これについても同僚議員からいろいろお話あるいは質問があったようでございますので、できるだけダブらない範囲で質問したいと思います。 まず、裁判所にお尋ねをいたしますが、ことしの司法研修所を終了される方々の中から、判事補……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 本法案の関係では一点だけお尋ねをしたいと思います。今漆原委員からも七十四条の関係についてのお尋ねがあったようですが、私は、七十四条の二の関係でちょっとお尋ねをしてみたいと思います。七十四条の二、「自己の支配又は管理の下にある集団密航者を本邦に向けて輸送した者」云々、その他ありますけれども、これが新しく加えられております。 それで、新聞報道その他によりますと、今度のこの改正というのは、今も話に出た蛇頭その他、中国だとか香港だとか、こういうところで暗躍をしているグループといいますか、こういう者たちにも焦点を当てているんだということが言われているわけです……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 我が党の坂上委員も本案の提案者になっておるわけでございます。しかし、この改正案は、商法といういわば商事関係の基本法の改正、これが閣法ではなくて、内閣が提出するのではなくて、議員立法によって提出される。基本法の改正がこのような形で行われるというのは、私は極めて異例なことだと思っております。 御案内のように、平成六年に商法の一部改正で、自社株の取得についての改正を行いました。このときには、かなり私どもとしては時間をかけて、慎重な審議の上であの一部改正を実現したと思います。このときの改正の論議の中でもストックオプションの問題も議論されたけれども、そのとき……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 事前にお知らせをしてありました質問の順序ですけれども、恐縮ですが変えさせていただいて、最初に野村証券の今度の一連の不祥事に関する関係についてまずお尋ねをしたいと思います。 実は、私は当法務委員会のほかに科学技術委員会にも属しております。昨日も科学技術委員会が開かれましたけれども、御案内のように、動燃の例の東海村の爆発火災事故、あるいはそれに続いて「ふげん」での重水漏れなどが続いております。一昨年の十二月には「もんじゅ」のナトリウム漏れという事故もあって、その調査報告書がこの間できたばかりなのですけれども、それに加えてこの一連の事故、加えて、それ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木ですけれども、私は、きょうは、限られた時間ですが、民事、刑事の裁判の判決原本、それから、その記録の保管だとか保存の問題についてお尋ねをしたいと思います。 御案内のように、裁判の判決、それから裁判の記録というものは、もちろん事件についての生の記録でありまして、その裁判の経過、それから判決は、その結果を示したものとして大変な重要な意義を持つものですけれども、しかし、この裁判、事件が一件落着をして確定をして後、それらはまた一つの、この司法の上での財産だけにとどまるものではなくて、いわば国民の文化的な遺産という側面も持っているのではないかと思うわけです。 つまり、……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 提案者の皆さん、ここまで御努力いただいたことに心から敬意を表します。 考えてみますと、今夫婦が婚姻に際してどういう氏を選択するかということがこうして議論になったということには大変大きな意味があると思っております。しかも、きょうは自民党の太田委員が冒頭質問をされまして、さまざまな問題を提起されましたけれども、しかし自民党の皆さんとしても全面的にこれに反対をしているふうでもなさそうだし、先ほど御紹介がありましたように、自民党の中でもさまざまな意見があるけれども、大体三分されているというふうなお話もある。そしてまた、太田委員によれば、通称名で何とかこ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 先ほど大臣あるいは林野庁長官、会計検査院長から財務状況についてのお話を承って、まことに深刻だなという思いをさらに深くいたしております。これについては、原因などについても先ほど御説明がございました。こうなったについては原因が幾つか重なっているわけですけれども、その中の一つとしては、やはり外材の輸入が多くなって、そのシェアがさっきのお話だと八〇%にも及んでいる。農産物についても非常に輸入が多くなってシェアが多くなってきているとはいいながら、それよりもこの外材のシェアというのは大きいですね。輸入量といいますか、比率的にはこれはけたたましいものだと思うわ……
○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました自由民主党、新進党、民主党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び太陽党の各派共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 一般職の職員の給与に関する法律及び一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、人事院勧告制度が労働基本権制約の代償措置であることにかんがみ、公務員の給与改定については、人事院勧告を尊重する姿勢を堅持し、完全実施するよう努めること。 本案の趣旨につきましては、当委員会における……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 昨日発表されました行政改革の最終報告、これを中心にして三大臣にお尋ねをさせていただきたいと思います。 けさほどから議論が行われておりますけれども、昨年の十一月に行政改革会議が設置をされました。もちろん、その前にも、行政改革のあり方をめぐっては何次にもわたる臨調もあったわけですけれども、昨年からちょうど一年間、この設置された行革会議で検討されて、ここに一応の形が発表された。これについては、私としても関係者の御努力に敬意を表したいと思います。とりわけ小里総務庁長官、最終段階でこの担当大臣として、また橋本会長の代理的な役割もあって、本当に御苦労だったろう……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木でございます。 商法の改正に絡んでお尋ねをしたり、私の意見も述べさせていただきたいと存じます。 今回の改正は昭和五十六年のいわゆる大改正以来の改正になるわけでございますけれども、先ほど同僚の委員からも、この改正が少し拙速ではないか、あるいは、処罰を重くするあるいは犯罪構成要件を新設するなどについて法制審議会の議を経てないではないかという御指摘もございました。 また、昭和五十六年の改正のときには、先ほども御紹介がありましたように、衆議院の当法務委員会での熱心な議論があって、そしてその採決の際には、十三項目にわたる附帯決議もつけられて、総会屋の根絶を図るとと……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 きょうは、佐高先生、前田先生、本当に御苦労さまでございます。また、貴重な御意見をちょうだいいたしましてありがとうございました。 実は、私も一昨日この委員会で法務省あるいは警察などにも質問させていただいたのですけれども、きょうの先生方のお話を聞いて、本当にそうだと思うことが幾つもございました。 今、一番最後に佐高先生のお話がございましたけれども、私もこれを見てなるほどなと思ったのですが、今週売り出されております。ある週刊誌が、総会屋に意見を聞いたりして、その中で、今度の法改正で総会屋たちは確かにますます生きにくくなるということを言っているのです……
○佐々木(秀)委員 民友連の佐々木秀典です。 まず、官房長官にお伺いをしたいと思います。 実は、去る二月二十五日、お隣の国の韓国で、新しい大統領金大中さんの大統領就任式がございまして、私は、お招きをいただきまして初めて韓国に赴きまして、この就任式に参列をさせていただきました。大変感動的な就任式でございましたし、大統領の演説も本当に格調の高いもので、感銘を受けてまいりました。 実は私ごとになりますけれども、私、一九七三年の八月八日、金大中さんが日本に来ておられて、あの千代田区のホテルグランドパレスというところに泊まっておられたわけですが、そこから拉致されて、これが後では、いわゆる韓国の公的……
○佐々木(秀)委員 民友連の佐々木秀典です。 ただいま議題となりました、自由民主党、民友連、平和・改革、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合の各派共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表してその趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 附帯決議(案) 特定非営利活動の健全な発展に資するため、次の事項について、それぞれ所要の措置を講ずるものとする。 一、この法律の施行及び運用に当たっては、憲法に規定する信教、結社及び表現の自由が侵害されることがないように配慮し、特定非営利活動法人の自主性を十分尊重するとともに、法律の趣旨、国会における議論を踏まえ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木でございます。 本法案につきましては、去る四月二十八日、本会議の趣旨説明に続いて、私、民主党を代表して質問をさせていただきました。その際、総務庁長官にも御丁寧に御答弁をいただいて感謝を申し上げますが、なおいろいろと聞きたい点がございます。 それと、私は大変残念に思ったのは、実は四月二十八日の代表質問のときに、アメリカが一九六六年に情報公開法を施行いたしましたけれども、そのときに司法長官のラムゼイ・クラーク氏が非常に感動的なステートメントを発表しておられます。 私は、この情報公開法が、さまざまな事情があり、それからまた、そのときにも申し上げ、きょうも同僚委……
○佐々木(秀)委員 民友連の佐々木秀典です。 提案者と法務省に対して御質問を申し上げます。大蔵省も見えているんですね。場合によりましたら、大蔵省にもお聞きすることになるかもしれません。 今回のこの議員立法、午前中には、土地の再評価のための法律も議員立法として本件と一緒に提案をされました。いずれも、目的とするところ、趣旨とするところをこれからお伺いをいたしますけれども、どうも、いわば現在の経済事情などの中の御要請を受けてというか、御要請などを考慮しての緊急的な対策として、議員立法として御提案になったんだということのようでございます。土地再評価の方は、提案者のお話によりますと、いわゆる金融機関……
○佐々木(秀)委員 民友連の佐々木秀典でございます。きょうは、上村先生、長谷川先生、お忙しい中をお越しいただきまして貴重な御意見を拝聴させていただきましたこと、心からお礼を申し上げます。時間が限られておりますので、端的にお尋ねをしたいと思います。 私も、実は、今回のこの法改正、それから土地再評価法につきましても、非常に拙速に過ぎるのではないかという疑問を抱いております。特に、自己株の消却の問題は、お話がありましたように、我が国の商法では自己株の取得については原則として、大原則として禁止をしていた。しかし、その後さまざまな経緯の中で、法制審議会でもあらゆる角度からの御審議などもあって、平成六年……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。両先生、きょうはありがとうございます。時間が限られておりますので、早速質問に入らせていただきたいと思います。 まず、吉村先生は、修習の期間の問題ですけれども、基本的には二年であった方がいい、ただし、現状では、この三者協の中でも検討された結果としての一年半というのは、これはやむを得ない、しかし再検討の要があるのじゃないか、こういうお話でございました。私も、自分の経験に照らしてみて、二年間の司法修習というのは非常に有意義だったと思うし、これを短縮するということになると、いろいろな点でやはり問題が出てくるのではなかろうかとも思ったりしております。 そこ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 この外国法事務弁護士の制度ですけれども、昭和六十二年にこの法律が制定されまして、受け入れを決めました。これを受け入れるに際して、それまでは大変な議論があったところでございました。私どもも記憶に新しいんですけれども、これがいわゆる貿易自由化の論議の一環として、かねてのガット交渉の中で論点に上げられていた。また、それを受けて我が国でも、行政改革本部の中の規制緩和小委員会などで規制緩和の一環としてこの問題が取り上げられてきたというのは、御承知のとおりであります。 私どもも、今同僚委員からもお話がありましたように、我が国の弁護士というのは、弁護士法によって……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 ただいまの同僚議員からお話がありました最後の点などは、私も共感をしているところでございます。今回、組織犯罪をめぐって、しばしばサミットを初めとする国際会議でも問題にされて、各国においてこうした組織的に行われる犯罪を根絶しなければならないという協議などが行われていることは、私どももよく承知をしております。そのことはそのこととして必要だとは思いますけれども、しかし、今回のこのような法律案をつくることによって、それに大きな効果が上げられるのかなということになると、いささか疑問なしとしないわけであります。 先ほど同僚議員の御質問に対して、国際的な協力の実情……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木ですが、山元委員に続きまして質問させていただきます。 人事院勧告の問題については、今山元委員から大変詳細に御主張も交えて質問がございまして、私も、両長官の御答弁を聞きながら、真摯な対応をしていただけるものだと期待をしております。 私からも、今回の人事院勧告については、さまざまな御苦労の中でいろいろな点での御配慮があった、そういう点では評価できる。ただし、これまでの人事院勧告の歴史の中では恐らく最低の給与水準だということ、しかしこれも、現在我が国を取り巻く経済状況だとかあるいは民間の雇用状況などからするとやむを得ないものがあるのかな、そんな思いであります。し……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 けさの新聞各紙でも報じられておりますように、金融対策関連法案、これも今最後の一本がいよいよ上程をされようとしております。委員会の議を経て、本会議でも衆議院通過するのではないかと言われておりますけれども、このことに関連して、やはり金融機関においても情報をしっかりと公開すべきだということが言われている。 また、先ほどの質問にもお話がありましたけれども、ここのところ各省庁、特に幹部職員がさまざまな不祥事を行ってきている。これは、本当にまじめに働いている公務員の皆さんから見ると耐えがたい思いではないかと思うんですけれども、特に、さきの防衛庁の背任事件を……
○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合の各派共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 行政機関の保有する情報の公開に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点に留意し、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一 開示・不開示の決定について行政機関の長の恣意的な運用が行われないようにするため、各行政機関において開示・不開示の判断をする際の審査基準の策定及び公表並びに不開示決定をする際の理……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 恩給法に関連をして質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、恩給という制度ですけれども、我が国では、随分古くからですけれども、大正十二年に恩給法が制定をされて、それが今日まで機能している。 もっとも戦後の一時期、これは一九四五年、昭和二十年、日本は第二次大戦に敗れたわけですけれども、その後GHQの指導、これはたしか一九四五年十一月にGHQが覚書を出しておりまして、軍人恩給については、軍人またはその遺族であることにより一般の困窮者と差別して優遇される制度は好ましくないという指摘があって、それを受けて一九四六年の一月に軍人恩給が廃止をされ……
○佐々木(秀)委員 おはようございます。民主党の佐々木です。 待望のというか、大変多くの皆さんから待たれており成立を求められていた男女共同参画社会基本法案が、本日の審議を終えて、いよいよこの委員会で採決ということになりました。恐らく今国会中に、参議院の御協力もいただいて、成立の運びになるかどうか、大変多くの方が注目されておられると思います。画期的なことであろうと思います。 参議院の方では全会一致でこれがもう可決されておりますので、当委員会でこれが可決をされ、衆議院の本会議でも可決をされますと、いよいよ成立ということになるわけで、このことは、私は大変すばらしいことではないかと思います。そして……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 いわゆる国旗・国歌法が提案をされるに当たって、そしてされてから、我が党では、民主党の中に国旗・国歌問題のプロジェクトチームをつくりました。私もそのメンバーでありますけれども、プロジェクトチームでは六回にわたって討議を行っております。真剣な討議が行われております。 率直に言って、我が党ではこの法案に対して、党としてどうするのかということについてはまだ最終的な結論を得ておりません。きのうも報道されましたけれども、私どもの党では法案に対する対応の機関として総務会がございます。これは、与党の自民党さんにもおありになることと思いますけれども、昨日夕方から……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典でございます。 先生方、きょうは大変御苦労さまでございます。 中田先生から音楽家としてのお立場でのお話を伺って、大変感銘深く思いました。中田先生のおつくりになった「夏の思い出」「雪のふるまちを」「めだかの学校」「ちいさい秋みつけた」、みんな私の好きな歌で、しかも大変歌いやすくて、メロディーと言葉がまさにぴったり一致している。 私なんかは北海道の旭川なものですから、「雪のふるまちを」なんというのがNHKで放送されたときには本当にうれしくて感激して、私の持ち歌にもなっております。 それで、先生のおっしゃったようなこととくしくも同じようなことがきょうの毎……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 ただいま同僚の河村議員から提起のありました問題については、この委員会審議中にも理事の間で協議をする、そして責任のある対処をしてもらうということにしたいと思いますので、そのことを申し上げて、限られた時間ですけれども、質問いたします。 私は、前回一時間ほど質問いたしまして、かなりの部分が残っておりますが、きょうも時間が制限されておりますので、限られた中で端的に御質問をします。 法務省、来ていますか、法務省。御承知のように、現在、刑法の中には自国の国旗を損壊する罪というのはありません。しかし、刑法の九十二条で、外国の国旗に対してこれを壊したり、あるいは……
○佐々木(秀)委員 おはようございます。民主党の佐々木秀典です。 本日は、定員法に関連して、あるいはそれを外れることもあるかもしれませんけれども、主として裁判所にお伺いをしたいと思います。 実は、当委員会の審議を経て新しい民事訴訟法が、一昨年でしたか、成立をいたしまして、昨年一月から施行されたわけです。ちょうど一年余が経過いたしました。この民事訴訟法のねらいは、一つは、何とか裁判を迅速に進めたいということが大きな眼目だったと思いますけれども、その実効性あらしめるためにということで幾つかの要綱が立てられたわけですね。 その一つは、裁判における争点あるいは証拠の整理手続を整備する。そのために……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 両先生、きょうは御苦労さまです。ありがとうございます。時間の制約がございますから、早速、質問に入らせていただきます。 実は、きょう両先生においでいただいたのは、御案内のとおり、司法制度の改革審議会を内閣に設置したいという法案を政府がつくりまして、それで提出をしてきている、このことに関連してということになるわけでございます。 先ほど来、先生方のお話にも出、あるいは今の同僚の質問の中にも出ておりますように、確かに、我が国の司法は司法の機能を十分に果たしているかというと、そうではないのではないかというのが皆さんの見るところではないかと思うわけです。……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 きょうは、前段、今退席されましたけれども、総理大臣がお見えになりました。お聞きをいたしましたら二十年ぶりぐらいだそうでございまして、そういう意味では、当法務委員会に総理大臣がお見えになって司法問題についての議論をしたということは、非常に私は意義あることだし、今度の司法改革ということについて国民の皆さんの関心を喚起する意味でも大変きょうはよかったと思っております。 さらに、私の質問に関連して、きょうは最高裁判所事務総長にお越しをいただきました。事務総長にお越しいただくのも相当しばらくぶりじゃないかと思うのです。形式的には、司法行政のトップは最高裁……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。お昼の時間までおつき合いをいただきたいと思います。
子供たちを性的な被害から守ろうという国際運動として、ECPATキャンペーンという運動があると聞いております。日本でも、この趣旨に賛同する方々が少なからずいて、そして、この方々の運動などがこの法案をつくるきっかけにもなっているというように聞いておりますけれども、この国際運動の概要、それから、この種の世界各国の取り組みの代表的な事例などについて御説明をいただけるとありがたいと思います。
【次の発言】 お昼になりましたので、これで一応中断をいたします。
午後からまたお願いいたします。
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 ただいまは同僚の福岡委員から大変格調の高い質問がありまして、刑事局長とのやりとりで、何十年ぶりに大学の法学部の教室に戻ったような感慨を催しまして、これまた感慨ひとしおでございます。 私は、なかなかそこまで格調高くはいきませんけれども、しかし、このいわゆる三法については非常に大きな問題が含まれていると思っておりますので、きょうは時間が一時間しかございませんから、いわゆる通信傍受法についてもたくさんお聞きをしたいことがありますけれども、また議論をしたいことがありますけれども、きょうは、そちらには触れないで、組対法あるいはマネーロンダリングなどなどを中心……
○佐々木委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を負うことになりました民主党の佐々木秀典でございます。 沖縄問題に関しましては、沖縄が本土に復帰いたしまして二十七年を経過し、この間、各般の施策が推進されてまいりましたが、第三次振興開発計画のさらなる推進に加えて、新たな振興策の策定など、なお解決を要する多くの課題を抱えております。中でも、米軍基地の問題は最も重要な課題の一つでもあります。また、来年七月の沖縄サミットの開催に対しては、国民の関心が高まっております。 北方問題に関しましては、長年にわたる全国民の悲願である北方領土返還の実……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
この際、河野外務大臣、続総務庁長官及び青木沖縄開発庁長官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。河野外務大臣。
【次の発言】 それでは、続総務庁長官。
【次の発言】 次に、青木沖縄開発庁長官。
【次の発言】 次に、東外務政務次官、山本外務政務次官、持永総務政務次官及び白保沖縄開発政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。東外務政務次官。
【次の発言】 山本外務政務次官。
【次の発言】 持永総務政務次官。
【次の発言】 白保沖縄開発政務次官。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴いまして、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に丸谷佳織君を指名いたします。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣内政審議室内閣審議官安達俊雄君、防衛施設庁長官大森敬治君、沖縄開発庁総務局長玉城一夫君、沖縄開発庁振興局長襲田正徳君、外務省欧亜局長東郷和彦君、……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
本委員会に参考のため送付されております陳情書は、北方領土返還に関する陳情書一件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
次に、閉会中の委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中審査案件が付託になり、その審査のため委員派遣の必要が生じました際には、議長に対し、委員派遣の承認申請をいたした……
○佐々木委員長 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
何分にも微力ではございますけれども、委員各位の御支援と御協力をいただきまして、円満な委員会運営に努める所存でございます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの望月義夫君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
嘉数 知賢君 鈴木 宗男君
望月 義夫君 森田 健作君
上原 康助……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りをいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に亀井善之君を指名いたします。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
沖縄及び北方問題に関する政府の施策について、河野外務大臣、続総務庁長官及び青木沖縄開発庁長官から順次説明を求めます。河野外務大臣。
【次の発言】 続総務庁長官。
【次の発言】 青木沖縄開発庁長官。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として、内閣内政審議室内閣審議官安達俊雄君、金融再生委員会事務局長森昭治君、金融監督庁監督部長乾文男君、沖縄開発庁総務局長玉城一夫君、沖縄開発庁振興局長襲田正徳君、国税庁課税部長河上信彦君、水産庁長官中須勇雄君、運輸省自動車交通局長縄野克彦君、運輸省海上交通局長高橋朋敬君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
去る四月七日の議院運営委員会における理事の各会派割当基準の変更に伴い、理事の選任を行います。
その選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に古堅実吉君を指名いたします。(拍手)
【次の発言】 次に、江崎外務政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。江崎外務政務次官。
【次の発言】 内閣提出、沖縄振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。青木沖縄開発庁長官。
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 本日は、行政機関の職員の定員に関する法律の改正、いわゆる総定員法の改正問題の討議でございます。もちろんその質問も準備しておりますけれども、総務庁長官、甚だ恐縮なんですが、その問題での質問の通告と若干離れる、そして、具体的な質問事項の通告もしておらないことなのですけれども、長官の御経験になったことなので、思い出していただければお答えいただけるということについて、冒頭若干お尋ねをしたいと思うのです。 と申しますのは、まことに不幸なことでございましたけれども、小渕前総理大臣が、四月の二日の未明とお聞きをしておりますけれども、体調を崩されて入院をなさり……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 委員長の御要望もありますので、心得て質問をさせていただきたいと思います。 私は久しぶりの農林水産委員会での質問でございます。本日は、昨日政府に答申をいたしましたいわゆる食料・農業・農村基本法に基づく基本計画、それを具体化する基本計画、これが具体的になりましたので、この問題。それから、新たな酪農畜産政策の問題。それに絡んで、本日にも決められようとしている、いわゆる加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の改正の問題もありますけれども、これに絡む乳価の問題などについて質問させていただこうと思っております。 その前に、谷津政務次官がいらっしゃいます。谷津……
○佐々木(秀)議員 警察の方でもいろいろと対応しておることについては、私どもも敬意を表するわけです。 ただ、この間の例の新潟の少女監禁事件など、私どもが考えると、また普通の人が考えると、ああいう状態で、犯人が常に一緒に二十四時間ずっといるのを続けているわけでもないんだろうに、たとえ子供であっても、この間十九歳にまでなっているわけですから、なぜ外への連絡ができなかったのだろうかという疑問を持つわけですけれども、ただ、犯罪被害者の方やその御家族の方に私どもいろいろ御意見を聞きましたけれども、やはり心理的に抑圧されると、とてもそれが、そういうことをやったらまた被害を受ける、新たな被害を受けるという……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 きょうは、上村先生、和田先生、お忙しい中をお越しいただきまして、貴重な御意見をちょうだいいたしまして、まことにありがとうございます。限られた時間ですけれども、幾つかお尋ねをしたいと思います。 まず上村先生、これまで我が日本の株式会社に関する法制やシステムあるいは政策、これは金融・証券政策などとも関連しているけれども、本来の株式会社の機能を十全に発揮させるようなものにはなっていなかったのではないかという話がありました。 確かに、商法の規定の上で、企業の再編成の形態として、企業の合併それから営業の譲渡という概念はあった。ところが、分割という概念あ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 商法改正の審議もいよいよ最終の局面を迎えたと認識をしております。 きのう、私どもは、参考人の方々から御意見を拝聴いたしました。今、企業が国際化の中で大きな変革を求められております。そしてまた、きのうの参考人からも御意見がありましたけれども、日本の企業に関する法制、特に株式会社を中心にする企業形態のあり方などが、例えば株式会社の場合に、本来の機能を十全に発揮できるようなものになっているかということについては、考えなければならない要素が多々あるのではないだろうか。また、法制としても、そういう企業の本来あるべき姿、あるいは株式会社の社会的な機能などを……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 第二次森内閣が発足をいたしました。新たに官房長官に御就任の中川長官、御苦労さまでございます。続大臣は、解散前の先国会に引き続きで、これまた本当に御苦労さまでございます。どうぞよろしくお願いいたします。森田長官、退席なさいましたけれども、私も北海道出身なものですから、またこれからもおつき合いを深めていきたいと思っております。 まず、中川官房長官にお尋ねをしたいと思いますけれども、七月四日、第二次森内閣が発足をいたしました。今までの慣例からいっても、一番最初に入閣の御指名があるのが官房長官だと聞いておりまして、恐らく総理大臣は、その他の閣僚の選任、……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典でございます。 かねてからの懸案になっておりました少年法の改正問題、こうして当委員会で審議がなされることになりました。 どなたも御案内のように、少年法ができましてから、その精神、少年については将来のある身であるから、仮に非行を犯した者であるにしても、その更生保護ということを主眼にしながら、そのような再犯がないようにしていく。そして、それを通じて子供たちの健全な育成を図っていくということが主眼になっている少年法。その精神を体して、家庭裁判所での保護処分を中心にしながら、あわせて、起きた事案の真相も解明をしていく。そしてまた、それに応ずる処遇についても、そ……
○佐々木(秀)委員 野田委員の御質問に対して、このたび私たち民主党として修正案を提出しておりますので、提案者の一人としてお答えを申し上げたいと思います。 被害者に対する配慮、これは従来のというか現行の少年法では欠けている点だと承知をしております。このことについては、いわゆる成人の犯罪の場合でも、刑法だとか刑事訴訟法においても配慮の規定というのが確かに設けられていないということがしばしば指摘をされておりました。そういう点で、さきの閣法で被害者に対する少年審判の結果の通知等の規定が設けられておりましたこと、今回の与党提案がそれよりもさらに踏み込んで被害者への配慮規定を置いたということについては、……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木でございます。 参考人の先生方は、きょうは本当にお忙しい中をお差し繰りいただきましてこの場においでいただきまして、貴重な御意見をお聞かせいただきましたことにまずもって心から感謝を申し上げます。限られた時間でございますけれども、今お聞かせいただきましたお話に関連して若干のお尋ねをしたいと思いますので、お許しをいただきたいと思います。 まず塚本さん、本当に遠くからありがとうございました。そして、忌まわしい事件で、本当に思いがけないことでお母様を亡くされたことに心からお悔やみを申し上げます。だれしも、お母様と、そして御遺族の皆様と同じような立場になることはあり得……
○佐々木(秀)委員 修正案の提案者としてお答えをいたします。 ただいまの御質問ですけれども、私どもの修正案では、家庭裁判所が必要があると認めるときは、事実認定裁判所が行う事実認定手続によって非行事実の認定を行うことを可能とする、そして事実認定の適正化を図りたい、こう考えているわけです。 この非行事実の認定を正確に行うということは、少年に対する適切な処置、処分の前提となるものですから、これは大事にしなければいけないと思うのですが、検察官が非行事実の立証を行うなど、刑事訴訟手続に準じた手続で正確に非行事実の認定を行おうとする認定手続というのは、決して少年法の一条に反するものではないのではないだ……
○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表しまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 人権教育及び人権啓発の推進に関する法律案に対する附帯決議(案) この法律の施行に伴い、政府は、次の点につき格段の配慮をされたい。 一 人権教育及び人権啓発に関する基本計画の策定に当たっては、行政の中立性に配慮し、地方自治体や人権にかかわる民間団体等関係各方面の意見を十分に踏まえること。 二 前項の基本計画は、「人権教育のための国連十年」に関する国内行動計画等を踏まえ、充実したものにすること。 三 「人権の二十一世紀」実現に向けて、日本における人権政策確……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 私は、個人再生法のうち、今も山内委員から話が出ましたけれども、特に農業経営者に対するこの再生法の適用、その効果などについてお伺いをしたいと思います。 これは御承知と思いますけれども、私の地元の北海道は、日本のいわば食糧基地と言われまして、あらゆる作目の農業を専業的にやっている方が非常に多いわけですね。北海道から、本州などを内地と言うんですが、内地の方々は兼業農家が割合多い、一種兼、二種兼、二つありますけれども。北海道の場合には、そういう他の職業をやりながらという条件が余りないんですね。むしろ、やる方は専業で一生懸命やっているわけです。ところが、そう……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典でございます。 私は、当委員会の委員ではないのですけれども、機会をいただきまして、この法案審議の最後の質問者ということになりました。恐らく、これまでの同僚委員の質問、いろいろな角度からの御質問があったことと思いますけれども、重複する部分があるとすればお許しをいただきたいと思います。 私がきょう質問の機会を得させていただいたのは、一つには、先般、私の地元は北海道の旭川市という寒冷の地でございますけれども、ここの宅地建物取引業の関係の方々、宅建協会と言っていますけれども、そのセミナーがございまして、そこに参加する機会を得ました。今度の法改正に絡んでと申しま……
○佐々木(秀)議員 私からお答えをいたします。 今もお話がありましたように、従来、ともすれば政府関係の審議会というのはどうも政府の考えにお墨つきを与える傾向、そしてそのために委員の選任も、例えば元官僚の方、官僚のOBだとか、学者の方は当然入れられているわけですけれども、そういう傾向にあったのではないかとよく言われております。 しかし、私どもとしては、こういう犯罪被害者の支援のためということになると、やはりどうしても、その犯罪被害者の気持ちだとか置かれている実情だとか何を求めているのだとか、そういう体験を通して得られたことを基本にして対処していくことが大変大事なことだと考えたわけです。特に、……
○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 一 政府及び最高裁判所は、近時、急増を続ける倒産事件等及び社会・経済情勢の変化に伴い複雑多様化する各種紛争事件の適正・迅速な処理を図るため、また、司法制度改革審議会において行われている審議の動向をも踏まえ、裁判官及びその他の裁判所職員の増加、下級裁判所の施設の充実等裁判所の人的・物的拡充に努めること。 二 最近の福岡における捜査情報の漏えい問題によって、検察官、裁判官に対する国民の信頼が損なわ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 きょうは、法務省と最高裁判所においでいただいておりますので、また、それぞれ調査委員会をつくられて報告書も出しておられますから、それぞれからお答えをいただきたいと思いますが、まず法務省に、山下次席検事問題についてお尋ねをしたいと思います。 本件については、本年の二月五日、最高検察庁において調査チームが設置されている。以来、調査が進められるとともに、関連告発事件の捜査も並行して行ったとされていますね。ですから、調査、それから被疑事件としての捜査、この両方を並行して行われたというんですね。 調査、捜査ですけれども、これは具体的にどのような方法で行われた……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 当委員会には本日二つの衆法がかかっているわけでありまして、土地の再評価法については、今同僚の平岡委員から質疑がなされました。どうもちょっと時間が足りないことと、必ずしも質問と答弁がかみ合っていなかったのじゃないか、聞いていても消化不良の感じがいたしますが、この後また同僚委員から深めていただきたいと思います。 私は、時間の制約もありますので、もう一つの法律について質問をいたしますけれども、これもまた法案の名称が非常に長いものですから、これを言っていたら質問時間がなくなってしまうような感じで、便宜上、根抵当権つき被担保債権譲渡法と私は勝手に略称させてい……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 新任されました森山大臣にいろいろお伺いをしたいと思います。 実は、私は、森山法務大臣の御就任は、亡くなられましたけれども、大臣の御夫君であられた森山欽司先生は天国で大変喜んでおられるのではないか、また期待しておられるのではないかと思います。 実は、今からもう三十二、三年前になりますけれども、あれは昭和四十四年でしたか、夏に、札幌地方裁判所で、長沼町というところに自衛隊がナイキ基地をつくる、それに対して住民が反対をする、そこで馬追山という山に保安林がある、これは農林大臣の管轄になっているわけですけれども、これを基地に転用するためには保安林を解除しな……
○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 債権管理回収業に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、この法律の施行に当たり、次の事項につき格段の配慮をすべきである。 一 サービサー制度が国民経済の健全な発展に資することを目的とするものであることにかんがみ、回収業務に従事する者に対する研修の実施など、制度の趣旨・内容について、関係者等に周知徹底されるよう努めること。 二 サービサーが取り扱う特定金銭債権が、貸金業の規制等に関する法律に規定する登録貸金業者が有するすべ……
○佐々木(秀)委員 おはようございます。 法務大臣初め皆さん、きょうは御苦労さんでございます。大事な民事訴訟法の改正の審議も、きょういよいよ最終日ということになりましたので、私もしっかりお聞かせをいただきたいと思いますので、おつき合いをよろしくお願いいたします。 それで、前回、同僚の委員からも質問が出ておりますけれども、本法の改正の趣旨ですが、森山大臣は提案理由の説明で、この改正案が民事訴訟における証拠収集手続の一層の充実を図るものだということと、いわゆる公務文書関係の文書提出義務の存否を判断するための手続を整備する必要があるんだ、こういう趣旨のことを述べておられます。 実は、民事訴訟法……
○佐々木(秀)委員 改革審の最終意見書が出されました。短い時間で非常に精力的に御検討いただいてこの意見書を出していただいた審議会の会長初め皆さんに心から敬意を表したいと存じます。 それで、最高裁堀籠事務総長お見えでございます。先ほどもこの意見書の受けとめ方についてはお話がございましたけれども、この司法改革、もちろん法曹三者を初めとして、それぞれのところで重く受けとめながら、これをどうやって生かしていくかということに力を尽くさなければならないと思いますけれども、私は、とりわけ裁判所の役割、それから今後のこれを具体化するための仕事は大変重要だろうと思うのですね。 意見書の中では、例えば六ページ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 きょうは皆さん御苦労さまでございます。 時間が限られておりますので、端的に質問に入らせていただきたいと思います。 最初に、日弁連久保井会長にお尋ねをいたしますが、先ほど久保井会長のお答えで、ちょっと誤解を招くのじゃないかなと思いますので申し上げておきますと、法曹人口が千人から三千人にふえるというのは、これは年間ですね。一年間で新しく法曹になる人口が、今大体千人なのが今度は三千人にふえる、こういう趣旨ですね。 そこで、実は今度の司法改革に対して、日本弁護士連合会そして所属する弁護士さんたちも、社会的責務を自覚しながら非常に積極的に取り組む姿勢……
○佐々木(秀)委員 おはようございます。森山大臣を初めとして、皆さん、御苦労さまでございます。 司法制度改革推進法の審議も、参考人の御意見を伺うことを含めて、きょうで集中的に三日目を迎えることになりました。時間は必ずしも長くありませんけれども、内容濃密な議論が進められておりますことを私は喜んでおります。 ところで、本日は、小泉政権が発足してちょうど半年目を迎えた、こういうことになるわけですね。依然として高い人気を得ている小泉内閣ですけれども、これは一つには、聖域のない、日本の国内のあらゆる分野での改革、日本の社会が閉塞状態にある、これを打ち破ろうという心意気、これに国民の皆さんが期待をして……
○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました修正案について、提出者を代表して、その趣旨及び概要を御説明いたします。 第一は、取締役の会社に対する賠償責任の限度についてであります。 原案は、この限度を一律に報酬等の二年分としておりますところ、社外取締役を除く取締役につき報酬等の四年分、代表取締役につき報酬等の六年分とするものであります。 第二は、取締役の責任免除に係る株主総会決議の方法についてであります。 原案は、「株主総会ノ決議」と規定し、普通決議をもって行うこととしておりますところ、総株主の議決権の過半数を有する株主が出席し、その議決権の三分の二以上に当たる多数、すなわち特別決議をも……
○佐々木(秀)委員 きのうも申し上げたんですけれども、原案の二年というのは、今も太田議員からお話がありました、アメリカのことを参考にしているそうですけれども、率直に言って、松本委員も御指摘のように、我が国の企業において取締役の報酬が必ずしも明確じゃないですよね。特によく言われるのは、金融関係などについては一般の従業員の給与についても公表されておらないじゃないか、まして、取締役なんかもそうなんですね。その点、私ども聞き及んだところによると、アメリカにおいては、大きな企業などでは取締役の報酬、これも公開されている、情報公開が非常に進んでいるというふうに聞いているものですから、そこから割り出す、比較……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 ただいま漆原委員からもお話がありましたように、司法制度改革推進法が成立をいたしまして、これに基づいていよいよ五十年ぶりの司法の大改革作業が始まるわけでございます。十二月一日にこの司法制度改革本部が発足をいたしました。 お聞きをいたしますと、昨日、十二月四日、第一回の本部会議が持たれたとお聞きをしております。本部長は、この法律によって総理大臣、したがって小泉首相ということでございますけれども、森山大臣もこの会議にきのうは御出席だと思います。 本部長からどのようなお話があり、また、それに対して本部員である各閣僚から何か御意見があったかどうか、ある……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典ですけれども、私から、このあっせん利得処罰法、与党案と野党案がそれぞれ議員立法として提案されておりますので、それぞれの提案者に御質問を申し上げたいと思います。 与党案についての提案理由ですけれども、これによりますと、平成十二年の十一月、政治に携わる公務員の政治活動の廉潔性、清廉潔白性を保持し、これによって国民の政治に対する信頼を高めることを目的にして、あっせん行為による利得の禁止と政治活動の自由とのバランスを十分に考慮しつつ、政治公務員の行為に一定の枠をはめ、これに反した場合には厳しいペナルティーを科し、その実効性を担保しようという観点から、あっせん利得……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 きょうは裁判所定員法の審議なんですけれども、それと直接にかかわりがない問題ですが喫緊の重要だと思われる問題がございまして、それから質問をさせていただくことをお許しいただきたいと思います。 まず最初ですけれども、実は、鳥取県の米子にあります少年院、美保学園というところで、これは、初等・中等少年院ですけれども、定員オーバーして少年の収容者がいるようです、ここで、その収容少年たちの指導に当たっている教官が、つまり職員である教官が、反復して、収容されている少年たちに対して暴行を加えていたということが、三月十四日付の地元の新聞、二紙私のところでは把握して……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 きょうは法案審査であるわけですけれども、その前に、大変恐縮ですが、前回、三月の二十日の一般質問のときに私がお尋ねをした事項に関連して、ちょっとお確かめをしておきたいことがございますので、先にその問題に入ることをお許しいただきたいと思います。 まず第一に、先般お尋ねいたしました米子市の初等・中等少年院美保学園における教官の被収容少年に対する暴行事件、これは事実があったことを法務省としても認めておられて、これに対して、矯正管区での調査あるいは検察庁での刑事的な事件としての捜査も行われているということがございました。 そのときには、まだその行為者に……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 きょうは、四人の参考人の皆さん、御苦労さまでございます。 商法については、御指摘がありましたように、ここ数年、いろいろな問題についての改正をその都度行ってまいりました。今回の改正は、そういうことを受けて、これまでの部分的な改正との整合性を図るといいますか、一応の集大成を図ったものだろうと私ども心得ておるんですけれども、それだけに、いろいろな問題もないではないようにも思っております。 そこで、今もお話がございましたけれども、今度の改正というのは、江頭先生御指摘のように、アメリカ流というか、アメリカの企業統制、ガバナンスの方式にどちらかというと非……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 きょうは、いわゆるテロ資金供与防止法案の審議ですけれども、それに先立って、例の大阪高検での検事の不祥事件について若干お確かめなどをさせていただきたいと思います。 四月の二十二日に、大阪高検の前公安部長ということになるのでしょうか、三井環検事が、詐欺あるいは電磁的公正証書原本不実記載、公務員職権乱用というような罪名の被疑事件で逮捕されました。現在、身柄勾留のまま捜査が進んでいると思いますので、まだ捜査の全容ということの御報告はいただけないのかもしれないけれども、少なくとも新聞などで報道されているようなことが事実だとすれば、暴力団とのつき合い、その……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 私、前回もお尋ねをしておるんですけれども、例の大阪高検の元公安部長、三井環元検事ですね。さきに犯罪事実について起訴があった。その後、余罪について、私が前に質問中は捜査中であった、それについて追起訴の決定がなされたということでございます。恐らくこれでこの関連の事件の処理としては終局を迎えたのかなとも思うんですけれども、そうであるのか。そして、三井環、今は被告人ですけれども、被告人に対する、今は被疑事実ではありません、起訴事実ですね、犯罪事実、その件数。 起訴状が、残念ながら本物が私のところになく、見ていないものですから、ここで確認をさせていただき……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび内閣委員長に選任されました佐々木秀典でございます。 御承知のとおり、当委員会は、内閣の重要政策に関する経済財政政策、科学技術政策、少子高齢化の中での男女共同参画社会の形成の促進に関する事項など、国民生活に深くかかわる諸問題を所管いたしますとともに、警察の健全なる運営といった問題をも所管する委員会であります。 また、長引く景気の悪化や治安の悪化に対する対応や、原子力の安全確保の方策等、当委員会に課せられた問題は山積しております。このような状況のもとで、当委員会の使命は極めて重要でございます。 私は……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
この際、福田内閣官房長官・男女共同参画担当大臣、竹中経済財政政策担当大臣、谷垣国家公安委員会委員長・食品安全委員会(仮称)等担当大臣、石原規制改革担当・行政改革担当大臣、鴻池構造改革特区担当大臣及び細田科学技術政策担当・情報通信技術担当大臣から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。福田国務大臣。
【次の発言】 次に、竹中国務大臣。
【次の発言】 次に、谷垣国務大臣。
【次の発言】 次に、石原国務大臣。
【次の発言】 次に、鴻池国務大臣。
【次の発言】 次に、細田国務大臣。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
第百五十四回国会、内閣提出、警備業法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁生活安全局長瀬川勝久君、警察庁刑事局長栗本英雄君、警察庁刑事局暴力団対策部長近石康宏君及び厚生労働省職業安定局高齢・障害者雇用対策部長太田俊明君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石毛えい子さん。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に西村眞悟君を指名いたします。
【次の発言】 内閣の重要政策に関する件、栄典及び公式制度に関する件、男女共同参画社会の形成の促進に関する件、国民生活の安定及び向上に関する件及び警察に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
第百五十四回国会、内閣提出、古物営業法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣法制局第二部長山本庸幸君、内閣府国民生活局長永谷安賢君、警察庁生活安全局長瀬川勝久君及び警察庁刑事局長栗本英雄君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。金子恭之君。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、構造改革特別区域法案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官中城吉郎君、総務省自治行政局長芳山達郎君、法務省入国管理局長増田暢也君、文部科学省高等教育局私学部長玉井日出夫君、厚生労働省医政局長篠崎英夫君、厚生労働省医薬局長小島比登志君、厚生労働省老健局長中村秀一君、経済産業省商務情報政策局消費経済部長小川秀樹君及び国土交通省港湾局長金澤寛君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しまし……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、構造改革特別区域法案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、来る十九日火曜日午前九時から、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官中城吉郎君、人事官佐藤壮郎君、内閣府男女共同参画局長坂東眞理子君、総務省自治行政局長芳山達郎君、法務省大臣官房審議官……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、構造改革特別区域法案を議題といたします。 本案審査のため、本日、参考人として、政策研究大学院大学教授福井秀夫君、北九州市長末吉興一君、日本総研調査部長高橋進君、オリックス株式会社代表取締役会長宮内義彦君、以上四名の方々に御意見を承ることにいたしております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお聞かせいただき、審査の参考にいたしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいた……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、構造改革特別区域法案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官中城吉郎君、内閣府大臣官房審議官加藤裕己君、内閣府国民生活局長永谷安賢君、金融庁総務企画局審議官三國谷勝範君、法務省大臣官房審議官原田晃治君、文部科学省初等中等教育局長矢野重典君、厚生労働省職業安定局次長三沢孝君、厚生労働省雇用均等・児童家庭局長岩田喜美枝君、厚生労働省老健局長中村秀一君、農林水産省農村振興局次長北原悦男君、国土交通省道路局長佐藤信秋君、国土交通省自動車交通局長丸山博君、国土交通省港湾局長金澤寛君……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、構造改革特別区域法案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官中城吉郎君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 この際、本案に対し、山内功君から修正案が提出されております。
提出者から趣旨の説明を聴取いたします。山内功君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより原案及び修正案を一括して質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 第百五十一回国会、内閣提出、個人情報の保護に関する法律案並びに第百五十四回国会、内閣提出、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律案、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律案、情報公開・個人情報保護審査会設置法案及び行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の各案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案につきましては、前国会において既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これを省略いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に西村眞悟君を指名いたします。
【次の発言】 この際、御報告申し上げます。
今会期中、本委員会に付託になりました請願は六種四百三十七件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等において検討いたしましたが、委員会での採否の決定はいずれも保留することになり……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が四名欠員となっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に
星野 行男君 中沢 健次君
山内 功君 及び 遠藤 和良君
を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
国政に関する調査を行うため、本会期中
内閣の重要政策に関する事項
栄……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 内閣の重要政策に関する件、栄典及び公式制度に関する件、男女共同参画社会の形成の促進に関する件、国民生活の安定及び向上に関する件及び警察に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 各件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官小山裕君、内閣官房内閣審議官春田謙君、人事官佐藤壮郎君、人事院事務総局勤務条件局長大村厚至君、内閣府政策統括官山本信一郎君、内閣府男女共同参画局長坂東眞理子君、警察庁長官官房長吉村博人君、警察庁生活安全局長瀬川勝久君、警察庁刑事局長栗本英雄君、総務省自治財政局長林省吾君、外務省大臣官房参事官齋木昭……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、食品安全基本法案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。谷垣食品安全委員会(仮称)等担当大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前八時五十四分散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、食品安全基本法案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官小川洋君、内閣府国民生活局長永谷安賢君、厚生労働省医薬局食品保健部長遠藤明君、農林水産省大臣官房長田原文夫君、農林水産省総合食料局長西藤久三君及び農林水産省生産局長須賀田菊仁君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。金子恭之君。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、食品安全基本法案を議題といたします。
この際、連合審査会開会に関する件についてお諮りいたします。
ただいま審査中の本案に対し、厚生労働委員会及び農林水産委員会から連合審査会開会の申し入れがありましたので、これを受諾するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
また、連合審査会において、政府参考人及び参考人から説明または意見を聴取する必要が生じました場合には、出席を求め、説明等を聴取することとし、その取り扱いにつきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、食品安全基本法案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官小川洋君、内閣官房内閣審議官梅津準士君、外務省経済局長佐々江賢一郎君、厚生労働省医薬局食品保健部長遠藤明君及び農林水産省総合食料局長西藤久三君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石毛えい子君。
【次の発言】 簡潔にお願いします。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、自動車安全運転センター法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁刑事局長栗本英雄君及び警察庁交通局長属憲夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。永田寿康君。
【次の発言】 以上で永田寿康君の質疑は終了いたしました。
次に、大畠章宏君。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。谷垣国家公安委員会委員長。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る九日金曜日午前九時二十分理事会、午前九時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時六分散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁長官官房国際部長小田村初男君、警察庁生活安全局長瀬川勝久君、警察庁刑事局長栗本英雄君、警察庁刑事局暴力団対策部長近石康宏君、警察庁警備局長奥村萬壽雄君、法務省大臣官房審議官河村博君、法務省入国管理局長増田暢也君及び海上保安庁次長津野田元直君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、構造改革特別区域法の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官・内閣府大臣官房審議官中城吉郎君、総務省自治行政局公務員部長森清君、文部科学省大臣官房審議官金森越哉君、文部科学省高等教育局私学部長加茂川幸夫君、厚生労働省医政局長篠崎英夫君、厚生労働省職業安定局次長三沢孝君、厚生労働省雇用均等・児童家庭局長岩田喜美枝君、国土交通省大臣官房審議官松本守君、国土交通省大臣官房審議官石井健児君及び国土交通省港湾局長金澤寛君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じま……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、構造改革特別区域法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑は、去る十四日既に終局いたしております。
これより討論に入ります。
討論の申し出がありますので、順次これを許します。吉井英勝君。
【次の発言】 次に、北川れん子君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
【次の発言】 これより採決に入ります。
内閣提出、構造改革特別区域法の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
第百五十一回国会、中山太郎君外八名提出、少子化社会対策基本法案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。中山太郎君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時三十五分散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 第百五十一回国会、中山太郎君外八名提出、少子化社会対策基本法案を議題といたします。 提案者の皆さん、きょうは御苦労さまでございます。長時間でございますが、よろしくお願いいたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府男女共同参画局長坂東眞理子君、文部科学省大臣官房審議官有本建男君、文部科学省大臣官房審議官金森越哉君、厚生労働省大臣官房審議官青木豊君、厚生労働省雇用均等・児童家庭局長岩田喜美枝君、厚生労働省年金局長吉武民樹君及び厚生労働省政策統括官水田邦雄君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 第百五十一回国会、中山太郎君外八名提出、少子化社会対策基本法案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、国立社会保障・人口問題研究所所長阿藤誠君、NPO法人びーのびーの理事長・少子化社会を考える懇談会委員奥山千鶴子君、SOSHIREN女(わたし)のからだからメンバー米津知子君、日本弁護士連合会両性の平等に関する委員会副委員長金澄道子君、以上四名の方々から御意見を承ることにいたしております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。参……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
第百五十一回国会、中山太郎君外八名提出、少子化社会対策基本法案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官山本信一郎君、内閣府男女共同参画局長坂東眞理子君、法務省大臣官房審議官深山卓也君、法務省刑事局長樋渡利秋君、文部科学省大臣官房審議官金森越哉君、厚生労働省大臣官房審議官青木豊君、厚生労働省大臣官房審議官渡辺芳樹君及び厚生労働省老健局長中村秀一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
第百五十一回国会、中山太郎君外八名提出、少子化社会対策基本法案及びこれに対する逢沢一郎君外三名提出の修正案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案及び修正案審査のため、本日、政府参考人として内閣府男女共同参画局長坂東眞理子君、文部科学省大臣官房審議官金森越哉君、厚生労働省大臣官房審議官青木豊君、厚生労働省大臣官房審議官渡辺芳樹君及び厚生労働省政策統括官水田邦雄君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
第百五十四回国会、長勢甚遠君外二名提出、国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。長勢甚遠君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る十六日水曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前九時三十三分散会
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
第百五十四回国会、長勢甚遠君外二名提出、国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房長江利川毅君、文部科学省大臣官房長結城章夫君及び文部科学省初等中等教育局長矢野重典君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。平野博文君。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に都築譲君を指名いたします。
【次の発言】 御報告申し上げます。
今会期中、本委員会に付託になりました請願は十三種六十二件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等において検討いたしましたが、委員会での採否の決定はいずれも保留することになりましたので、御……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 このたび、決算行政監視委員長に選任されました佐々木秀典でございます。まことに光栄に存じますとともに、その職責の重大さを痛感いたしております。 本委員会が、決算全般について審査し、その結果を将来の予算の編成・執行に反映させ、また、行政監視について本院において中核的な役割を果たすことによって、真に国民のための行政を確立し、もって国民生活の健全な発展に資することは、国民の負託にこたえるものであると存じます。 委員各位の御指導、御協力を賜り、公正かつ円滑な委員会運営に努め、審議の充実を図ってまいりたいと存じますので……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 本件について最後の質問者になりますが、ひとつおつき合いをいただきたいと思います。 最初に、先ほども同僚、漆原委員から御質問がございましたけれども、私も、一九九七年の神戸連続児童殺傷事件の犯人の今度の少年院の仮退院措置、これについて若干お尋ねをしておきたいと思います。 何といっても、この事件はもう大変世間に大きな衝撃を与えました。幼児二人が殺されている、そして、関連して、他の幼児二人が大きなけがを負っているという事件であります。それが同一の少年、一人の少年によって起こされた犯罪であった。そしてまた、その犯罪もさまざまな、世間に対するいろいろな表現な……
○佐々木(秀)委員 佐々木です。 労働審判法についてお伺いをすることになりますが、きょうは、せっかく法務大臣がお見えですけれども、余り法務大臣からのお答えが求められていないようで大変恐縮に存じますので、私の方から冒頭少しお確かめをさせていただきたいと思います。 申し上げるまでもなく、この労働審判法案につきましても、これは司法改革の一環として策定されたものだと私は心得ております。 小泉内閣は、聖域なき行政改革を声高に言っておられるわけですけれども、しかし私は、必ずしも、そう言っちゃなんですけれども、小泉内閣のもとでの改革はそう成功している例は少ないのではないかと思っております。その中で、し……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木でございます。 最後の質問でございますので、お疲れだと思いますけれども、おつき合いをいただきたいと思います。貴重な御意見をそれぞれお伺いさせていただきまして、ありがとうございました。 滝鼻参考人とは随分久しぶりにお目にかかりまして、私がまだ東京で、いろいろな司法の問題、特に司法のあらしと言われる時期に渦中にあった者として、現場で司法の記者として第一線で御活躍された滝鼻参考人にいろいろ御示唆をいただいたこと、今懐かしく思い出しています。 そういう長い司法の現場での御経験、特に、いろんな裁判を、法廷も実際に傍聴され、取材をされ、あるいは司法関係者の皆さんとも……
○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました修正案について、提出者を代表して、その主な趣旨及び概要を御説明いたします。 第一は、裁判員等に対する接触規制に係る保釈等の取り消し事由について、原案は、「接触すると疑うに足りる相当な理由があるとき」としておりますところ、本修正案は、「接触したとき」と変更するものであります。 第二は、裁判員等による秘密漏示罪について、原案では「一年以下の懲役」とされている懲役刑の期間を「六月以下の懲役」とするとともに、「裁判員又は補充裁判員の職にあった者」の処罰を、金銭対価を得る等の悪質な場合を除き、罰金刑に限定するものであります。 第三は、裁判員の参加する刑事……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 行政訴訟法、今度の改革が非常に大きな改革であり、また司法制度改革審議会の意見を踏まえてのかなり広範にわたっての改正であることを私どもとしても評価しております。 そういう意味から、この法案については私も賛成いたしますし、できるだけ早い施行を願っているわけですが、しかし、なおいろいろな問題点があることは今の辻委員の質問の中にも出ていて、それに対して今法務大臣から、大事な指摘だ、これに対して政府としてもしっかり対処をしていく、常にこれで終わる問題じゃないという御答弁をいただいて、私も大変心強い思いをしておりますので、どうか、これからまたさまざまな御意見、……
○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 行政事件訴訟法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び最高裁判所は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 本法については、憲法で保障された諸権利に十分に留意し、国民の権利利益の実効的な救済の確保の観点から、国民が多様な権利救済方式を適切に選択することができるように配慮するとともに、行政訴訟の特性を踏まえた当事者の実質的な対等性の確保が図られるよう周知徹底に努めること。 二 第三者の原告適格の拡大については、……
○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 破産法案に対する附帯決議(案) 政府及び最高裁判所は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 倒産時における賃金債権、退職金債権等の労働債権の優先順位については、労働者の生活保持に労働債権の確保が不可欠であることに鑑み、ILO条約や諸外国の法令を勘案し、引き続き検討に努めること。 二 労働債権の保護については、破産管財人による破産手続に関する必要な情報提供が行われるとともに、労働組合等の破産手続への積極的な関与が図られるよ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木でございます。きょうは、参考人の皆さん、御苦労さまでございます。 質問をさせていただきますけれども、山神参考人は法務省におられたときに、私もいろいろ入管関係のことでお尋ねをしたり、またお世話になったこともあることを思い出しております。 今度の法改正についても法務省におられて随分御努力をなすったようでございますけれども、その中で、もちろんこの法案づくりについては山神さんお一人で決めたわけじゃない、審議会もあって、いろいろ皆さんの御検討の上でできたものだと承知をしております。しかし、そんな中で、市川参考人もお話しのように、現行法よりはいろいろな点で改善点が見ら……
○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 退去強制手続、在留特別許可等の運用に当たっては、当該外国人の在留中に生じた家族的結合等の実情を十分考慮し、画一的な運用とならないよう留意すること。 二 新しい出国命令制度及び在留資格の取消し制度の運用に当たっては、本邦に在留する外国人の生活及び家族関係等に十分配慮すること。 三 難民認定申請者に対する仮滞……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木でございます。 南野法務大臣とは初めてやりとりをさせていただきますが、御就任、とりあえずおめでとうございました。DV法のときには、私が野党の筆頭理事をやっておりまして、御一緒に苦労してあの法案を仕上げた。私どもの民主党の女性議員の皆さんも提案者で、先生と一緒にここで答弁されて、通ったときにはお互いに喜び合って記念撮影までしたということを思い出しますけれども、しかし、今度はお立場がお立場でございます。なかなか大変なお仕事ですけれども、ひとつしっかり取り組んでいただきたいと思います。 私は弁護士ですから、法律家の端くれではありますけれども、大臣は法律家ではいら……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木ですけれども、これから質問させていただきます。 今まで、監獄法という法律によってこの制度が持たれてきたわけですけれども、九十数年ぶりにこの法律が廃止をされて新しい刑事施設法が誕生するということになったわけです。今度のこの法律は、単なる監獄法の改正ではなしに、全く新しい思いで新しい制度をつくるんだということで、政府としてもこの法律を新しい名称のもとに出されたのだろうと思っております。それだけに、きのうも我が同僚の伴野委員の質問にもありましたけれども、大変に重い法律なのだ、それに取り組んでいるということについての緊張感ということも伝わってくるような質問があったわ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 会社法の改正という大変壮大なこの法案の審議も大詰めを迎えてきたように思います。 考えてみますと、会社、つまり、これは世界じゅうどこでも、特に先進国はそうですけれども、企業あるいは会社の存在というのは、その国あるいはその社会にさまざまな意味で大きな大きな意味合いを持っております。もちろん、企業が行う経済活動あるいは生産活動、それがその国、社会、あるいは国際的にもさまざまな利益をもたらすものであることは言うまでもありません。 同時に、会社、特に株式会社の場合には、そのオーナーとされるのは株主と言われているわけですけれども、その株主、あるいは取引をする……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 きょうは、参考人の四人の方々、御苦労さまでございます。お話をじっくりと聞かせていただきました。 まず、井田先生にですけれども、今回の法定刑の引き上げは合理性が認められるというお話でございました。確かに、出口参考人も言われるように、先生もおっしゃいましたけれども、刑罰を重くしたからといって犯罪が必ずしもなくなるあるいは抑止できるというものではないと思うけれども、社会正義その他の、あるいは公平の観点から、やはり反社会的なこれだけの犯罪行為をしたということになればそれ相応の応報もということも、これは一般の通念として、また国民感情としてもやむを得ないのかな……
○佐々木(秀)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、平成十六年度補正予算三案に対し、賛成の立場で討論いたします。 昨年来、国の内外で大規模な災害が続発しております。ここに、亡くなられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。 民主党は、昨年秋の臨時国会において、速やかに災害対策の補正予算を編成するよう求めました。しかし、残念ながら、小泉内閣の対応は遅過ぎたと言わざるを得ません。小泉総理には猛省を促したいと存じます。 また、災害対策の補正予算と言いながら、本補正予算案で災害対策費は全体の三分の一であるという点も大きな問題であ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。
久しぶりの予算委員会の質疑です。いろいろな点が考えとしてはありますので、ひとつしっかりお答えをいただきたいと思います。
まず最初に財務大臣にお答えをいただきたいんですが、毎年の予算、私学に対する国の助成、これは私学もなかなか経営が大変だということで国の助成を期待している、それにこたえて毎年の予算で私学の助成が予算づけされていると思いますけれども、ことしはその点は予算上どうなっておりますか、本予算で。
【次の発言】 この点について文部科学大臣のお考え、私学助成の必要性といいますか重要性、あるいは私学からの要請にこたえる国側の対応、これについてのお……
○佐々木(秀)委員 質問の最初に当たりまして、本日のこの審議の最初の質問者、自民党の馳委員の質問の仕方について、私は一応抗議を申しておきたいと思います。 と申しますのも、彼は、泥仕合にならないようにとか、もっと政策論議が必要だということを言いながら、結局は議員個人の攻撃に終始している。 しかも、許しがたいと思われることは、実はこれが、我が党の永田議員の問題についての質問でありますけれども、永田議員はきょうの午後、この問題について質問を予定されております。非常に限られた時間の中で質問の準備をしているわけですけれども、あらかじめこうしたことについて触れられるということは全く通告されておりません……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 私は、きょうは、最初は司法改革の問題から入りたいと思っております。 去る一月二十一日、この百六十二回国会での小泉内閣総理大臣の施政方針演説の中で、この司法改革について触れておられます。大変短いフレーズでございましたけれども、「国民に身近で頼りがいのある司法を実現するため、裁判の迅速化や刑事裁判に国民が参加する裁判員制度の導入など、我が国の司法制度のあり方を半世紀ぶりに改めました。今後は、制度の着実な実施を図ってまいります。」これだけでありますけれども、非常に私は重い言葉をいただいているんだろうと思います。 言うまでもなく、この司法改革は、ここ……
○佐々木分科員 佐々木でございます。私は、本日、最高裁判所裁判官の国民審査の問題についてお伺いをさせていただきたいと思います。 御案内のように、本年二月十八日に施行されました総選挙とあわせて、私どもはもう一つの選挙と言っておるのですけれども、裁判官の国民審査が実施されまして、最高裁判所裁判官は十五名をもって構成されますが、実にその過半数であります八名という大勢の裁判官が今回は国民審査に付されて行われたわけであります。私どもは、欧米と違いまして陪審員制度あるいは参審制度というものがない我が国において、国民一般が司法に参加する機会はまことに限られていると思われる。そういう中で憲法上の制度とされて……
○佐々木分科員 佐々木でございます。ちょっとのどを痛めておりますので、お聞き苦しいと思います。御勘弁を願いたいと存じます。 私は、きょうは輸入食品の検査の問題を主にしてお尋ねをしたいと存じます。 御案内のように、これは後ほど件数もお伺いしたいと思いますけれども、私どもの食べるもの、日常の口に入る食品の多くが輸入食品に頼るというか、輸入食品の占める割合がますます多くなってきているのは申し上げるまでもないところでございます。 例えば穀物ベースにいたしましても、自給率が年々減ってまいりまして三〇%を割っている。それから、カロリーベースでももう五〇%を割っているということは、つまりその余の分とい……
○佐々木分科員 佐々木でございますけれども、これは速記から外していただいてもいいのですが、ちょっと声帯を痛めておりまして、声がお聞き苦しいと思います。あらかじめおわび申し上げます。 本日の最初の御質問ですけれども、一つは、車両の車検制度と関連いたしまして、私の地元であります北海道の農家の方々から、農業用の大型トラクターについてもこの車検の対象とされておる、しかし、二年に一度の車検のために相当な費用もかかるのだ、このトラクターの使い道といいますか使用状況その他の御配慮から何とか車検の対象から外してもらえまいかというような希望がございます。この問題については、昨年も北海道の農民連盟から運輸省と農……
○佐々木分科員 佐々木でございます。少しくのどを痛めておりますのでお聞き苦しいかと思いますけれども、御勘弁をいただきたいと思います。 昨今、新聞報道あるいは昨日の予算委員会でも、いわゆる在日朝鮮人・韓国人の方々の法的地位に関する問題が取りざたをされております。来月韓国の盧泰愚大統領の来日が予定されているということもあり、それに関連して、韓国の政府からいわゆる九項目要求というものも日本政府に対して出されて、総理大臣、法務大臣、外務大臣それぞれ大変に御苦労されていることはよく承知しております。さまざまな協議もおありになるだろうと思います。 そこで、きょうは余り時間もありませんので、これらの方々……
○佐々木分科員 佐々木でございます。 時間の制約がございますので、ほかにも考えておったのですが、きょうは主として朝鮮人の方を中心にした強制連行の調査の問題についてお尋ねをしたいと思います。前置きなしで端的にお尋ねをしたいと思いますので、できるだけこれまたお答えも端的にお願いできればと思っております。 昨年、韓国の盧泰愚大統領か我が国に来られた。それと相呼応して中山外務大臣と韓国の外務大臣とのお話し合いがあり、そのときの韓国側からの御要望もあって、それを受けて政府は、この戦前の朝鮮の方々の強制連行、あるいは強制労働に従事された方々の名簿、これを収集して韓国側にお渡しをするという調査事業に取り……
○佐々木分科員 私は、本日はいわゆる外国人弁護士、正確には外国法律事務弁護士というのが制度上認められているわけですけれども、この問題についてお尋ねをしてまいりたいと思います。 この外国人弁護士の問題というのは、外国で弁護士の資格を持っている人が日本においても弁護士としての仕事ができるように日本の社会に参入させるという問題として、これは中曽根内閣の時代に、特に日本とアメリカ間の貿易摩擦の解消、これに絡んだ問題として浮上したというように認識をしております。そしてその後、日米間の通商協議、例えば日米貿易委員会ですとか、あるいは構造協議の中でも論議をされてまいりました。私も会員でありますけれども、日……
○佐々木分科員 佐々木でございます。ただいまも道路の問題でのお尋ねでございまして、引き続き私も、北海道なものですから北海道の道路の問題でお尋ねをしたい。大変恐縮に存じますけれども、局長もお疲れだろうと思いますけれども、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 今もお話がありましたけれども、道路というのは本当に大事なものだと思います。特に第四次全国総合開発計画、いわゆる四全総では、これは一極集中傾向、これを見直さなければならない、日本の国づくりで多極分散型の国土形成を目指すのだということが打ち出されているわけですね。そのためには、どうしても交通体系の整備ということが必要だ、これが特に四全総の中……
○佐々木分科員 社会党の佐々木でございますけれども、三つほど質問を用意させていただきました。お疲れだろうと思いますけれども、おつき合いいただきたいと思います。 まず最初に、私は学校給食の問題についてお尋ねをさせていただきたいと思います。 御承知のように、昨年の六月ごろだったと思いますけれども、埼玉県の庄和町という町で町長さんが、学校給食についてはもうその役割を果たしている、あるいは自治体の負担が大きいというようなことから廃止の方向を打ち出したということで大分話題になりました。ただ、正確には、これは見てみますと、廃止というよりも、選択制にするというか、お弁当持参と、それから給食を望む者につい……
○佐々木分科員 佐々木です。 私は、国立医療機関、特に北海道に十五の国立の医療機関がありますけれども、ここに対しまして厚生省が改善命令、それから改善計画というものを出されている。これはいわばこの機関の施設、それからそこの人員などに対する合理化の問題であろうというように把握しておりますけれども、この問題についてお尋ねをしたいと思います。 この問題につきましては、去る二月二十三日の厚生委員会で、私どもの同僚議員であります池端議員からも厚生省、それから厚生大臣に対してもお尋ねをしたところでありますし、それから本日はお昼の大変お忙しい時間を差し繰っていただきましたけれども、厚生大臣にいろいろと御要……
○佐々木(秀)委員 社会党の佐々木でございます。 公述人のお三方の先生方、きょうはお忙しい中をお越しいただきまして、貴重な御意見を聞かせていただきまして、大変参考になりました。ありがとうございました。お話がありました点に関連いたしまして、幾つかお尋ねをさせていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。 最初に、私のお尋ねしたいことを先に申し上げますので、その上で、お三方順にお話をいただければありがたいと思います。 阿部先生から、今度の震災に関連して、現実的な対応、それから、この後に恐らく来るべきさまざまな問題について非常に示唆に富んだ御提言をいただきまして、私ども大変参考になりま……
○佐々木(秀)小委員 民主党の佐々木です。 民事訴訟法の改正の経過、それから最終的な取り決めの中で、これが十分に、それぞれ意見が食い違ったということもありますけれども、抜本的な改正にまで至らなかった、宿題が残っているということはみんなが認識しているわけです。それで、総理府の方から考えておられる情報公開法がいずれ出るだろう、これとの整合性ということも民事訴訟法の改正に当たっては考えなければならない。しかし、それを待ってというのではなくて、それぞれが同時に研究しようやということで、法務省の方も行動を開始されたし、またこの小委員会も設けられた、こういう経過だと思うのですね。 ただ、何といっても、……
○佐々木(秀)分科員 民主党の佐々木秀典でございます。きょうは、中小企業の問題に絞ってお尋ねをしたいと存じます。 御案内のように、我が国で中小企業は、例えば事業所数では、六百四十七万事業所で全体の企業の中で九九・一%を占めております。それからまた、中小企業で働いている従業員の数も、四千二百二十七万人という膨大な数で全企業の七八%を占めるというように、これは通産省でおつくりになった資料の中でも明記されているわけです。 ただ、これまでの我が国の仕組みといいますか、経済的なシステムといいますか、それを通じて見ると、どうも大企業のシステムに偏って、偏ってというか、そちらに重点が置かれていたのではな……
○佐々木(秀)分科員 佐々木秀典でございます。 谷垣長官、きょうは御苦労さまでございます。 私は、北海道の出身でございまして、ただいまの選挙区は北海道の旭川市、北海道六区でございます。それまでは現在の北海道七区、いわゆる道北地域全域も私の選挙区でございました。 この道北の地域に幌延町という町がございます。道北の町はどこも過疎にあえいで、何とか地域の振興を図ろうといろいろな努力をしているわけですけれども、そういうことと絡めてであろうと思いますけれども、実は、一九八一年、今から十七年も前になりましょうか、一月に幌延町議会が原子力関連の施設を誘致したいという決定をいたしました。いわゆる地域振興……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 三人の公述人の先生方、御苦労さまでございます。 時間が限られておりますので、端的に質問に入らせていただきたいと思います。 私は、自分のことを申し上げて恐縮なんですが、実は一九三四年、昭和九年の生まれでございまして、国民学校の一年生で始まって国民学校の六年生で終わった、まさに軍国教育の真っただ中で、小学校と言わない国民学校に行った世代です。百地先生は恐らく私よりはお若いんだろうと思いますけれども、私の先輩である北村先生のお話は、非常にそういうところで体験的に共感を覚えるところが多うございました。 もちろん、そういうときですから、私たちは天皇陛……
○佐々木(秀)小委員 民主党の佐々木でございます。 会長初め委員の先生方、本当に、私どももその都度御報告も受けたり、また資料でも拝見したりしておりますが、精力的にお取り組みをいただいて、しかも核心的な部分についての幅広い御討議をいただいて、御努力いただいていることに心から敬意を表したいと存じます。また、二十日には中間報告が出されるということで、私どもも大変期待をしておりますけれども、ただいまの会長の御報告であらあら了解をさせていただいたところでございます。 それで、今の論点の整理、項目などの立て方についても、ほぼ私は同意はできます。特に、司法の人的基盤の整備、拡充ということを非常に強調して……
○佐々木委員長 これより内閣委員会厚生労働委員会農林水産委員会連合審査会を開会いたします。
先例によりまして、私が委員長の職務を行います。
内閣提出、食品安全基本法案を議題といたします。
本案の趣旨の説明につきましては、これを省略し、お手元に配付の資料をもって説明にかえさせていただきますので、御了承を願います。
これより質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岡下信子君。
【次の発言】 以上で岡下信子君の質疑は終了いたしました。
次に、西川京子君。
【次の発言】 亀井農林水産大臣、時間が来ておりますので、簡潔にお願いします。
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 公述人の皆様、きょうはありがとうございました。限られた時間ですので、端的に少し質問をさせていただきたいと思います。 まず、中川公述人は、この制度について、いろいろ問題はあるけれどもいい制度だ、あるいは、いい制度になることを期待されているというような発言と受け取らせていただきましたけれども、幾つかの懸念事項をお話しになられたと思います。 その中で、一つは辞退の理由ですね。法文の中では、裁判員が辞退できる事由として、十六条の七号で、次に掲げる事項というのが四つありまして、事例が挙がっているんですね。お話がありましたけれども、病気、傷害、それから介護、……
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