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福田康夫 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

福田康夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(衆)
376位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
903位
委員会発言(政府)歴代TOP100
69位
各種会議出席(幹部)歴代TOP100
91位
各種会議発言(政府)歴代TOP250
159位

40期委員会出席(幹部)TOP100
92位
42期委員会発言TOP50
12位
42期委員会発言(政府)TOP10
7位
42期各種会議発言(政府)TOP10
6位
43期各種会議出席(幹部)TOP10
9位
44期委員会発言TOP100
92位
44期委員会発言(政府)TOP25
22位

このページでは福田康夫衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。福田康夫衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

39期(1990/02/18〜)

第118回国会 外務委員会 第9号(1990/06/13、39期、自由民主党)

○福田委員 最近大変目覚ましい、目まぐるしいというべきでしょうか、世界情勢が変化して、また、これに対応される外務省の当局の方々、大変御苦労されていらっしゃると思うわけでございまして、まず心から敬意を表したい、こういうふうに思う次第でございます。  さて、ことしは安保三十周年、こういうふうな節目になりまして、日米安保、この意義につきましてあらゆる面からの検討が今各面でなされている、こういう状況でございます。いわゆる東西対立の冷戦構造の中から今の安保が生まれたのでありますけれども、冷戦が終えんした、こういうふうに言われております今、これから日米関係を考えるときに、日米安保条約の意義というのは既に変……

第120回国会 外務委員会 第9号(1991/04/12、39期、自由民主党)

○福田委員 あと四日たちますと、いよいよ待望のと申しますか、ゴルバチョフ大統領が訪日をされるわけであります。ソ連首脳の初めての訪日ということで大変注目をされる、また歴史的な意味も大いにある、こういう訪日でございます。歴史的にと申しましたのは、日本にとりましても戦後四十五年間、長期にわたる懸案問題というふうなことで解決がつかなかった問題について話し合おう、こういうことでありますから、我が国にとりましてもまことに歴史的でありかつ画期的である、こういうふうに思っております。  これは大統領の方にしましても、ほかの西側先進諸国にはもう既に全部行っているわけでありますけれども、日本だけまだ行っていない、……

第121回国会 外務委員会 第3号(1991/10/02、39期、自由民主党)

○福田委員 先般、外務大臣が第四十六回の国連総会で行われました一般演説は、いわゆる国連演説でございますけれども、内容の充実した格調の高い演説であるというふうに私まず評価を申し上げます。  具体的な提案も数多く見られました。例えば湾岸紛争の教訓として、ただいま原田委員からも御指摘ありました、紛争を未然に防ぐための紛争予防システムの確立とか、また通常兵器の国際移転の国連報告制度の創設、またそのためのデータベースシステムを整備するというふうな構想が示されたわけでありまして、そのほか、提案やら決意の表明とともに、平和を望む、そのために日本が全力を挙げて努力をするというふうな姿勢が鮮明にあらわれていると……

第121回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号(1991/09/30、39期、自由民主党)

○福田委員 現在の日本のシステムが国際社会の秩序に合わない、こういうふうなことは湾岸戦争を通してだれの目にも明らかになってきた、こういうふうな状況であります。したがいまして、我が国は、日本のシステムを国際、世界のシステムに合わせるべくいろいろな努力を湾岸紛争のさなかから続けてまいったのでありますけれども、例えば医療活動それから物資の輸送とかそういうふうな後方支援、これを実現するべく国連平和協力法案を提出するというふうなこともございましたし、また避難民の移送、これを実現するための自衛隊機の派遣、こういうことも努力をいたしました。また、資金協力、これは実現ができたわけでありますけれども、そのほかの……

第126回国会 内閣委員会 第5号(1993/04/22、39期、自由民主党)

○福田委員 皇太子徳仁親王殿下が小和田雅子さんと来る六月九日、いよいよ御結婚をなさるということでございます。まずもって、このことにつきまして、国民の一人として心からお喜びを申し上げたいと思います。  個人的な感想を申し上げますと、七年前にお妃候補として小和田雅子さんのお名前が世に出たわけでございます。以来、私は、皇太子妃としましてはこの人以外にすぐれた方はいないのではないか、このように確信をいたしておりました。長い年月がたちまして、この間に昭和天皇の御崩御というふうなこともございました。時間はかかりましたけれども、最終決定がおくれたとは申せ、このようなすばらしい決着を見たことは、私はこの上もな……


40期(1993/07/18〜)

第129回国会 外務委員会 第1号(1994/03/04、40期、自由民主党・自由国民会議)

○福田委員 児童の権利条約を批准・承認するに当たりまして、二、三お答えをいただきたいと思います。ただし、この条約は百二十六国会で我が党も相当時間を割いて議論をいたしておりますので、簡略にさせていただきます。  まず、本条約の締結国は百五十四カ国に上りました。国連の加盟国の約八割に当たっております。  条約の前文、本文五十四カ条を通して読みますと、世界じゅうの十八歳未満の児童に対しまして、日本国憲法に明記してある基本的な人権に関する諸規定を適用させよう、あるいは児童福祉法、学校教育法、また労働基準法に記載されているような趣旨や目的が世界各国にあまねく行き渡るようにしようというのがこの条約であると……

第129回国会 外務委員会 第4号(1994/06/08、40期、自由民主党)

○福田委員 航空協定のことにつきまして質問をいたします。  今般、ブルネイ、モンゴル、ハンガリー、南ア、ジョルダン、ベトナム、六カ国との航空協定が締結されまして、その承認をする、こういうふうな段階になりました。  たまたま昨日ですか、観光白書が出まして、それによりますと、昨年の海外旅行者数、これは日本人で外国に行った者が千百九十三万人、これは史上最高の人数であった、こういうふうに報告がなされたようでございます。また外国からの訪問者は三百四十一万人、合計しますと千五百万人を超える多くの人たちが国際旅行をしておる、こういうふうなことでございます。また、本年の九月四日に関西国際空港がオープンするとい……

第132回国会 外務委員会 第2号(1995/02/07、40期、自由民主党・自由連合)

○福田委員 外務大臣におかれましては、予算審議もさることながら、この大地震対策で日夜奔走されていらっしゃいまして、大変御苦労さまでございます。そういうことで、きょうはまず、予算委員会でも随分質問がございましたけれども、当方といたしましても兵庫県の南部地震につきまして若干質問させていただきたいと思います。  この兵庫県南部地震に対する各国からの支援、それに対する我が国の対応について、まず質問いたします。  それに先立ちまして、この地震により亡くなられました方々と御遺族に対しまして深い哀悼の意を表します。また、負傷者、避難生活を続けておられる被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。  この災害……

第132回国会 外務委員会 第13号(1995/04/14、40期、自由民主党・自由連合)

○福田委員 本日議題となっております国際熱帯木材協定と油汚染に関する国際条約は、ともに環境保全を内容としております。  環境問題については、一九九二年六月にブラジルのリオデジャネイロで開催されました地球サミットで採択された環境と開発に関するリオ宣言、アジェンダ21を柱とする世界規模での環境問題に対する取り組みの中で、同年、我が国も環境基本法を制定し、より具体的に環境問題に対処する枠組みができつつあります。  熱帯木材協定もそのような流れの中で生まれたものでありますけれども、この協定については、特に我が国は、世界の熱帯木材貿易量のおよそ四割を輸入する世界最大の熱帯木材輸入国でありまして、熱帯木材……

第132回国会 外務委員会 第16号(1995/05/10、40期、自由民主党・自由連合)【議会役職】

○福田委員長代理 上原康助君。
【次の発言】 前原誠司君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時四分休憩

第134回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1995/12/06、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○福田(康)政府委員 このたび外務政務次官に就任いたしました福田康夫でございます。  河野外務大臣を補佐いたしまして、微力ではありますが、職務を全うするため全力を傾ける所存であります。  北方問題につきましてはさらに粘り強く対ロ外交を進め、また、沖縄問題の解決のため努力してまいる所存でございます。  宮里委員長を初め本特別委員会の各委員の御指導、御鞭撻と御協力をお願い申し上げまして、就任のごあいさつとさせていただきます。(拍手)

第134回国会 外務委員会 第1号(1995/10/20、40期、自由民主党・自由連合)【政府役職】

○福田(康)政府委員 このたび外務政務次官に就任いたしました福田でございます。(拍手)  私が政務次官に就任いたしましてから二カ月余り経過いたしましたけれども、本年我が国は戦後五十年という一つの節目の年に当たっております。これまでの我が国の歩みを振り返りつつ、我が国がこれからの世界において果たすべき役割を思うとき、外交の責任の重さは今まで以上であると考えております。  とりわけ、国家間の相互依存関係を背景に、我が国の安全と繁栄は国際社会全体の平和と繁栄の中でしか実現できない状況となっており、我が国は、政治経済両面での諸課題、環境問題、人口問題といった地球規模の諸課題に積極的に取り組んでまいらな……

第136回国会 決算委員会 第5号(1996/06/13、40期、自由民主党)

○福田委員 私は、今大変重要な問題でございます財政問題、これについて質問をさせていただこう、こういうふうに思っておったのでありますけれども、若干稲垣委員からも御指摘、御質問がございましたし、時間のことがございますので、まず最初にODAのことについて質問をさせていただきたい、このように考えております。  ODAにつきましては、私なりにその意義というものを考えて、そしてそれを御披露申し上げたいと思うのでありますけれども、日本のこれからの社会を見通しました場合に、これからは、高齢化がピークを迎えるという二〇二五年、これに向かって邁進をしておるところでありますけれども、高齢化に伴います貯蓄率の低下、そ……


41期(1996/10/20〜)

第140回国会 外務委員会 第4号(1997/03/17、41期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長代理 濱田健一君。

第140回国会 外務委員会 第13号(1997/05/14、41期、自由民主党)

○福田委員 本日は、日本と香港の航空協定、またパプアニューギニアの航空協定、日本・南ア租税条約、この三件でございますけれども、順次、また一緒になるかもしれませんけれども、質問させていただきます。  まず、航空協定でありますけれども、パプアニューギニアと香港の二カ国が今回選定されまして、協定の締結に至ったわけであります。申し込みは現在たくさんあるのではないかと思いますけれども、何カ国あるのか。また、日本側の要望というのは現在幾つあるのか。  こういうふうな選考については、我が国とそれぞれの国との交流状況、政治、経済、文化、さまざまな交流関係、また両国間の航空需要、これは極めて大事なことであります……

第140回国会 外務委員会 第14号(1997/05/16、41期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長代理 松本善明君。

第140回国会 外務委員会 第19号(1997/06/11、41期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長代理 河野太郎君。

第141回国会 外務委員会 第4号(1997/11/26、41期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長代理 午後二時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午前十一時四十分休憩
【次の発言】 秋葉忠利君。

第141回国会 外務委員会 第5号(1997/11/28、41期、自由民主党)

○福田委員 外務大臣は、九月中旬に御就任されたわけですね。二カ月半になろうかと思うわけでありますけれども、その間、随分いろいろと外交活動、お忙しくやっていらしたようでございまして、私の記憶するところでも、九月の下旬には国連総会に出席され、そして演説もされましたけれども、米中ロを初めとして各国首脳と会談をされる、こういうことがございました。また十月になりますと、沖縄に飛びまして大田知事にお会いになる、これはもう外交か内政か、その両方にまたがっていることでありますけれども。また十一月には、橋本・エリツィン会談を受けてロシアのプリマコフ外相と会談をされる、その詰めをなされるというようなこともされたわ……

第141回国会 大蔵委員会 第9号(1997/12/03、41期、自由民主党)【政府役職】

○福田政府委員 お答えいたします。  特定の銀行の個別具体的な案件に係ることにつきましては答弁を差し控えさせていただいておりますが、個人年金保険の加入に際しまして、一部の契約者が保険料ローンを利用されたことは承知しております。一般論でございますが、提携ローンそのものは、保険会社と金融機関があらかじめ所要の提携時期を定め金融機関が保険料の融資を行うものと承知をしておりまして、そのこと自体は問題となるものではないと考えております。また、銀行員が行った行為がどの程度の事実行為があったかというような点も、個別の具体的な事実認定があって判断すべきものと考えております。  個別的な事項については申し上げら……

第142回国会 外務委員会 第6号(1998/04/01、41期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長代理 松本善明君。

第142回国会 外務委員会 第10号(1998/04/24、41期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長代理 丸谷佳織君。

第142回国会 外務委員会 第11号(1998/05/13、41期、自由民主党)

○福田委員 本日は、ただいま委員長が申された航空関係の議定書二件、そして航空協定四件の審議をすることになっておりますが、インドが核実験をしたという報道が昨日なされました。そのことについて、これは我が国にとっては極めて重大な案件である、また緊急を要する内容も含まれておる、こういうことでございますので、このインドの核実験について、まずお尋ねをしたいと思っております。  そこで、最初に、この核実験は何か唐突に行われたという感じがいたすのでありますけれども、実験以前に予兆、情報というものはなかったのかどうか、外務省はそういうふうな情報を把握していなかったのかどうか。  例えば、四月六日にパキスタンで新……

第142回国会 外務委員会 第16号(1998/06/01、41期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長代理 松本善明君。

第143回国会 外務委員会 第3号(1998/09/09、41期、自由民主党)

○福田委員 前当委員会におきまして、北朝鮮のミサイル発射、この直後だったものですから、かなり突っ込んだ議論が交わされました。私も大変感心して聞いていたのですけれども、なお若干、私自身納得をしたい、こう思うところがありまして、前回に引き続き、しつこいようでありますけれども、北朝鮮のミサイル発射事件、このことをしばらくテーマにさせていただきたいと思っております。  まず私の方から、また繰り返しで恐縮でありますけれども、今回、北朝鮮のミサイル発射、これは先月三十一日の十二時七分起こったわけでありますけれども、これに至る前、相当長い期間にわたりまして、北朝鮮が何かちょっとおかしいというような、そういう……

第145回国会 外務委員会 第8号(1999/06/02、41期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長代理 次に、松本善明君。

第145回国会 外務委員会 第13号(1999/08/06、41期、自由民主党)

○福田委員 外務大臣も、いろいろと外交日程立て込んで、本当に御苦労さまでございます。  きょうは、広島の平和記念式典にちょうど当たります。先ほど、私もテレビでちょっと出がけに見てきたのですけれども、かつてこの委員会で活躍をされておられた秋葉市長が平和宣言をしていました。世界に対する呼びかけと同時に、被爆体験がない、そういう若い世代の人たちが平和の理念を引き継いでくれ、こういうようなことをメッセージで呼びかけをしておられましたけれども、私は、秋葉市長は所を得てそういう発言をされていらっしゃる、こう思いまして、本当に頼もしく思ったのであります。これから、世界の平和センターとして、日本国内のみならず……


42期(2000/06/25〜)

第150回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(2000/11/07、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 沖縄開発庁長官を拝命いたしました福田康夫でございます。北村委員長を初め理事、委員各位の御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。  皆様御承知のとおり、沖縄は、さきの大戦で焦土と化し、その後も二十七年間にわたり米国の施政権下に置かれるなど、まことに多難な道を歩んでまいりました。  沖縄が昭和四十七年五月に本土に復帰して以来、政府は三次にわたる振興開発計画を策定し、これに基づきまして総額六兆円を超える国費を投入し、各般の施策を積極的に講じてまいりました。その結果、県民の皆様のたゆまざる御努力と相まって、社会資本の整備は大きく前進し、沖縄の経済社会は総体として着実に発展してきたところでご……

第150回国会 内閣委員会 第3号(2000/10/31、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 このたび、内閣官房長官を拝命することになりました福田康夫でございます。  私は、内閣官房長官として、各大臣と緊密な連携を図りつつ、森総理を補佐し、内閣官房の責任者としてみずからに課せられた職責を果たすべく、全力を傾注してまいる所存であります。  また、私は、総理府本府を担当するとともに、男女共同参画、沖縄についてもそれぞれ担当することとなっております。  まず、男女共同参画社会の形成につきましては、男女共同参画社会基本法及び男女共同参画二〇〇〇年プランにのっとり、総合的な施策の推進に引き続き努めてまいります。また、同法に基づく男女共同参画基本計画の策定に向けて取り組んでまいりま……

第150回国会 内閣委員会 第9号(2000/11/16、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 おっしゃるとおり、総理の御指示に基づきまして、今、民間人登用ということについていろいろと作業しておるところでございますけれども、これは、内閣官房におきまして、内閣府を構成する関係省庁の人事担当者と随時会議を開催しながら相談をしておる、こういうことでございます。基本は、適材適所の考え方に立って民間人の積極的登用を行う、こういうことを指示いたしておるところでございます。  古川官房副長官に総理から指示というお話でございますけれども、私も指示を受けている者の一人でございまして、そういう意味において、今申し上げました手順に従いまして一緒になってやっておる、こういうふうにお考えいただきた……

第150回国会 予算委員会 第3号(2000/11/20、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 内閣は、辞表を受理したものはございません。
【次の発言】 科学技術政務次官と自治政務次官が所管の大臣に出しているということを承知しております。

第151回国会 決算行政監視委員会 第2号(2001/03/28、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 これまで国会答弁で申し上げましたとおりでございまして、委員のおっしゃるとおりの金額が松尾元室長に渡されております。  今回の犯罪容疑の対象になったのは、内閣官房から支払った訪問団全体の宿泊費差額と内閣官房職員についての規定分の宿泊費です。
【次の発言】 御請求の資料につきましては、既に書類の保存期間を過ぎた期間が含まれておりまして、すべてを把握することは困難でございます。保存期間は五年ということでございまして、これは文書管理規程により定められていることでございます。  あえて申し上げれば、意図的にその立証にかかわる書類、資料を破棄する、そういうことはしていないということだけ申し……

第151回国会 決算行政監視委員会 第3号(2001/04/04、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 そういう御要請、また必要性があればもちろん積極的に協力を申し上げるというか、当然の義務としてさせていただきます。
【次の発言】 その報道がどういう種類のものかわかりません。わかりませんので、そのことについてお答えすることはできませんけれども、ただいま委員も御指摘のとおり、そもそも内閣官房の報償費というのは、内政、外交を円滑に遂行するため、責任者である官房長官のその都度の判断で機動的かつ効果的に使用されるものである、こういうことでありまして、具体的使途を明らかにすることは、報償費の性質上差し控えさせていただいております。  歴代の官房長官がこうした報償費の目的に従って厳正な運用に……

第151回国会 内閣委員会 第2号(2001/02/23、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 初めに、このたび、米国原子力潜水艦との衝突事故により、我が国宇和島水産高校の練習船えひめ丸が沈没した事故につきましては、被災された方々及びその御家族に対しまして、衷心よりお見舞いを申し上げます。  政府においては、外務省等に対策本部を設けるほか、えひめ丸引き揚げ問題に関する関係省庁連絡会議を開催し、関係省庁を挙げ、御家族の御意向を踏まえて対処できるよう努めてまいります。  次に、内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、所信の一端を申し上げます。  去る一月六日、中央省庁等改革が実行に移されました。二十世紀の発展を支えてきた我が国の社会経済システムが内外の情勢変化に的確に対……

第151回国会 内閣委員会 第3号(2001/02/28、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 委員御指摘の情報集約、これは、官邸内に情報集約センターというものを今設けております。委員の御指摘のとおりでございます。  ここは最低四人、二十四時間体制ということで勤務をいたしておりまして、どういう時間であろうともいち早く情報を入手できるという体制、また、それに対応して連絡をとれるという体制はとっておるわけでございます。その上で、今、どうして早く情報をとれないかというような御指摘がございました。  ああいう事件が起こりまして、私は、集約センターに入ってきた情報というのは、えひめ丸というときを考えましても、やはり一番早かったというふうに思っておりますけれども、その後いろいろな事態……

第151回国会 内閣委員会 第6号(2001/03/21、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま議題となりました宮内庁法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  改正の第一点は、香淳皇后崩御に伴い、皇太后に関する事務をつかさどる皇太后宮職を存置しておく必要がなくなりましたので、同職を廃止することであります。  改正の第二点は、皇太后宮職の廃止により、同職に置かれる皇太后宮大夫を廃止することであります。  以上が、この法律案の提案理由及びその内容の概要であります。  何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願いいたします。

第151回国会 内閣委員会 第7号(2001/03/28、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 私もけさそういう新聞報道を見て知ったことなんですけれども、ノルウェー国王が天皇陛下への答礼のレセプションをされる、一昨晩に天皇陛下が招宴をされたわけでございます、それの陛下への答礼の意味でノルウェーの国王がなされたということでございまして、主賓はもちろん天皇陛下ということになっておりまして、それに総理が出席されるということは、それに陪席をされるという意味合いだったのだろうと思います。  そんなことで、総理秘書官とも相談をされたと思うのですけれども、これは天皇陛下をお呼びになるということが主ですから、総理は場合によったらというような話が、やりとりがあったのではないかと私は想像して……

第151回国会 内閣委員会 第10号(2001/05/16、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。  今次内閣の最重要課題は、経済を立て直し、自信と誇りに満ちた日本社会を築くことであり、同時に、地球社会の一員として、日本が建設的な責任を果たしていくことであります。  私は、内閣官房の責任者として、また、内閣府の事務全般を取りまとめる立場から、総理のリーダーシップのもと、各大臣と緊密な連携を図りつつ、経済、財政、行政、社会などの分野における構造改革を進め、新世紀維新ともいうべき改革の断行に全力で取り組んでまいります。  また、タウンミーティング、小泉内閣の国民対話を早急に実施するほか、小泉内閣メールマ……

第151回国会 内閣委員会 第11号(2001/05/18、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 このたび、皇太子妃殿下が御懐妊されました。本当に国民の一人としてもうれしく思っております。  御質問のことでございます。これと関係のない立場でお答え申し上げる次第でございます。  まず第一の皇統に属する男系の男子が皇位を継承する、これは皇室典範の第一条に明記されておるわけでございますから、このものが変更されていることはないわけでございますので、この考え方に基づいて今物事が進んでいる、このように考えていいというように思っております。  それから、憲法との関係ですね。憲法第二条、これは皇位の世襲のことを規定しているわけでございますけれども、これは世襲という日本の古来の伝統を総じて世……

第151回国会 内閣委員会 第16号(2001/06/08、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 過分なねぎらいのお言葉をいただきまして大変ありがとうございます。  先般来、報償費についてお尋ねがございまして、委員の御満足をいただいていないというので、これはまことに私の不徳のいたすところだ、こう思っておりますが、誠心誠意答えておるつもりでございますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。  今、報償費の具体的な使途のことについてお尋ねがあったわけです。こういうことはもう以前も何回もございまして、その都度お答えしているのと同じでございますけれども、報償費の性格上、これは申し上げるわけにいかない、こういうことで一切お話をしていないということでございます。ただ、執行に当たりま……

第151回国会 内閣委員会 第17号(2001/06/13、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 たしか前回の委員会でもお答えしたんじゃないかと思うんですけれども、その方針であります。
【次の発言】 閣議においての話だと思いますけれども、憲法において、内閣は、行政権の行使について、国会に対して連帯して責任を負う、こういうふうに書いてあるわけです。ですから、連帯して責任を負うという意味はどういうことかといえば、これは内閣の構成員すべてが一体として統一的な行動をとる、こういうことであります。ですから、その中で一人でもそうでない行動をとるというようなことがあれば、それはそのときどうするかということでありますけれども、これはもう絶対的に全体が一致してその発議に賛成するということでな……

第151回国会 予算委員会 第2号(2001/02/08、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま財務大臣の答弁されたことは、私どもも確認をいたしております。そのような事実は全くないということを私からも申し上げます。  今回の事件につきましては、総理大臣が外国出張する、そして首脳外交を展開する、そういう機会を利用して外務省の一室長が起こした事件であります。しかしながら、このことにつきまして、税金が使われているということでございますので、私どもは監督するという立場においては大変大きな責任を感じているというように思っておりまして、政府全体として気を引き締めてやらなければいけない、このように思っているところでございます。

第151回国会 予算委員会 第3号(2001/02/09、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 昨日も答弁申し上げたのですけれども、被害届は捜査当局に対して提出されたものでございまして、これを公開するということは、いろいろと証拠と思われるような資料が添付されているというような事情によりまして、捜査の支障になる可能性があるということでもって、提出することは差し控えたい、こういうことでございます。
【次の発言】 そのことにつきましては、理事会の御判断にお任せしたいと思います。
【次の発言】 このことはまさに問題の点ではあるのですけれども、しかし、我々サイドからしますと、まず宿泊差額ということでございますけれども、これは外務省が海外出張の前に見積書を提出してくるわけですね。見積……

第151回国会 予算委員会 第4号(2001/02/13、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 現場から直ちにブッシュ大統領に電話連絡をするというお話がございました。  確かに、今御指摘を受けまして、なるほど、そういうこともあったかな、こういうようには思いますけれども、しかし、そのときの判断は、一義的には、やはりこれは外交ルートを通じて指示をするということが一番適切であろうかということを総理もお考えになられまして、そして、それは直ちにしたわけです。また、原潜ということでございますので、防衛庁ルート、そういうルートで向こうの軍に連絡をする、このこともあわせて指示をしております。この指示は、その連絡がありまして直後に、直ちにやっておられるわけでございます。  その指示をしたこ……

第151回国会 予算委員会 第5号(2001/02/14、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 今回の事故発生後、伊吹危機管理担当大臣及び河野外務大臣それぞれの立場から米国に対して申し入れを指示されまして、米国においては現在に至るまで大規模な捜索活動を継続しておる、こういうことでございます。また、外務大臣は、桜田外務政務官をすぐさま現地に派遣するというようなこともいたしておりまして、私は、今回、内閣全体としてしっかり取り組んでいる、こういうふうに思っております。  また、委員御指摘のとおり、昨晩はブッシュ大統領から森総理に対しまして電話がございました。その中で、今回ハワイ沖で起きた悲劇事件について謝罪を申し上げたい、こういうことを申しておられましたけれども、それにつけ加え……

第151回国会 予算委員会 第6号(2001/02/15、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 私も、けさその新聞を見て、そういうことがあるということを知ったわけでございまして、総理と事実関係を確認するという時間もございませんでしたので、今何もお答えできないということでございます。
【次の発言】 事実関係を調べて、お知らせできるところはしたいと思います。
【次の発言】 努力いたします。
【次の発言】 総理の一連の行動について御説明するということになりますと、また繰り返しになりますのでそれは省略させていただきますけれども、私は、総理の対応として適切であったかどうかということを問われれば、ゴルフのプレーを一時中断してしかるべき処置をとったというふうに思っております。それは、ま……

第151回国会 予算委員会 第7号(2001/02/16、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 松尾元室長に渡したお金は、内閣官房職員の規定分の宿泊費と内閣官房職員、外務省職員及び他省庁職員の宿泊費差額であります。  松尾元室長在任期間中の内閣官房職員の規定分の宿泊費は、平成七年度から十一年度分で約二千八百万円であります。宿泊費差額は内閣官房の報償費から支出されており、松尾元室長に渡した額は約九億六千五百万円であります。  以上、以前にもそのように答弁いたしております。
【次の発言】 通常、出発日の数日前に、外務省から内閣官房の担当窓口に宿泊費についての見積書が届けられ、担当窓口から見積書を受け取った首席内閣参事官は、この見積書に基づいて必要経費を内閣官房長官に説明し、そ……

第151回国会 予算委員会 第8号(2001/02/19、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 いろいろなことがありますので、そういうこともあるかもしれませんけれども、私は、そうしょっちゅう聞く話ではないという意味で申し上げたのです。
【次の発言】 それを私が申し上げたのは、私の考えで申し上げたわけでございますので、じゃ何件あったらよくあるのかとか、そういったような話じゃないので、まあ、言葉のあやですね。
【次の発言】 まあ、たくさんあるかどうかといえば、そんなにたくさんある話ではないと思います。
【次の発言】 何を見られたんですか、それは。新聞記事ですか。(池田(元)委員「そうですよ」と呼ぶ)私はそういうことを言った覚えはありません。

第151回国会 予算委員会 第9号(2001/02/20、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 委員が今おっしゃられたことについて、議員立法を目指して一生懸命やっていらっしゃるということはかねがね伺っておりますけれども、今おっしゃるように、公務員に対しては公務員倫理法という一つの例がございますけれども、あれも細かい規則を、内規と申しましょうか、つくっていったらば、もう本当のすき間もないというようなことになりまして、今公務員の中でも評判が悪いというのはこれは当然かもしれぬけれども、しかし、我々が見てもちょっとやり過ぎかなという感じがなきにしもあらずということでございますので、私、その辺のことはこれからいろいろと議論をしていかなければいけない問題だろうと思っております。  政……

第151回国会 予算委員会 第10号(2001/02/22、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 私は、前回この予算委員会で、あの報道にあるようなことは申していない、こういうふうに申し上げました。私、きょうもそういうふうに申し上げます。それ以外のことはございませんので、申しわけありません。
【次の発言】 いつでしたか、前にもそのような御質問がございまして、古川現副長官に確認いたしました。しかし、本人は、そういうことはないということを断言しておりました。
【次の発言】 鑑定人の話は聞きませんでしたけれども、今、逃げるように、こういうふうにおっしゃられた。それはどうも事実と違うようでございますので、御訂正を御本人の名誉のためにしていただきたいな、こんなふうに思っております。  ……

第151回国会 予算委員会 第11号(2001/02/23、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ゴルフのスコアということでございますけれども、ゴルフのスコアが動揺したらすべて悪くなる、スコアを崩すということなのか、逆のこともあるということでございます。  参考になるかどうかわかりませんが、いずれにしても、このことは委員会の方の御判断にお任せしたいと思います。
【次の発言】 まずはまことに遺憾なことであるというように思っております。その辞任をされたという原因が今委員の指摘されたことに起因することであるということは皆さん御案内のことだというような、そういう前提に立ちまして、私ども、特に自民党の中にあって極めて重要な仕事をされてこられた、そういう議員でございますから、その方がお……

第151回国会 予算委員会 第12号(2001/02/26、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 委員おっしゃいますように、政府もバリアフリーについては大変力を入れているテーマでございます。  お尋ねの関係閣僚会議でございますけれども、これは、実は昨年三月にしまして以来していないのです。していないのでありますけれども、こういう関係につきましては、このたびの省庁再編を機にしまして、新たに閣僚を構成員として障害者施策推進本部とか高齢社会対策会議というものを立ち上げまして、そこでも積極的に取り上げていこう、こういうようなことになっております。  おっしゃるとおり、関係閣僚会議は、これは随時開催するということになっておりますけれども、そのようなことでしておりませんが、しかし、ただい……

第151回国会 予算委員会 第13号(2001/02/28、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 経済浮揚のためにも、活性化のためにも、雇用対策というのは極めて大事なテーマだというふうに考えております。そういう意味合いで、今御答弁申し上げた経済財政担当大臣が主宰しております経済財政諮問会議、詳細は担当大臣からお聞きいただきたいんですけれども、この中でもこの問題を解消するための方策を考えようということで重視をいたしております。  いずれにしましても、厚生労働省とか経済産業省、こういう一番責任を持つべき省庁が緊密な連携をとってやるということでありますけれども、内閣を挙げてこれは取り組んでまいりたい、このように思っております。今の経済を活性化するという観点からもやらせていただきた……

第151回国会 予算委員会 第14号(2001/03/01、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ちょっと誤解を招く可能性があるので、取り消しを申し上げました。
【次の発言】 請求書は、今のその分ですね……(保坂委員「これに見覚えがおありですか」と呼ぶ)これは、内閣府の会計課で事務的につくっております。  訂正します。内閣総務官室です、現在。
【次の発言】 これは、私の方から事務方に指示をしてつくってもらう、こういうことになっております。
【次の発言】 それは、その後で私が判こを押しております。それで確認しております。
【次の発言】 実物をまじまじと見たことはないのですけれども、恐らくこんなものだと思います。
【次の発言】 いや、これは、この上の方にこういうのが書いてありま……

第151回国会 予算委員会 第15号(2001/03/02、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 前にもこれは答弁しておりますけれども、今回の差額、旅費差額と申しますのは、おっしゃいますように、内閣官房職員の規定分の宿泊費と内閣官房職員、また外務省職員及び他省庁職員の宿泊費差額、こういうふうに答弁をいたしております。これは松尾元室長に渡したものでございます。
【次の発言】 そこで、お答えいたしますけれども、本件につきましては既に捜査が開始されているところでございまして、その中で真相解明がなされていくもの、こういうふうに考えております。  各省の公式随員一人一人について、実際に宿泊費差額が手渡されているかどうか、こういう調査につきましては、現時点で正確に把握することは非常に困……

第151回国会 予算委員会 第16号(2001/05/14、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 報償費のことでございますので、私からお答えいたします。  報償費につきましては、国政の円滑な遂行という目的にかなうものでなければならないということ、また、真に目的にかなうものであるかどうか、すべてについて再点検を行う上で執行する、そしてまた、執行及び管理の一層の適正化のための体制を整備する、こういうふうな考え方のもとで厳正かつ効果的に使用すべきであると考えております。  そして、この考え方のもとで、平成十三年度につきましては、執行に当たっての方針を明確にし、効率的な使用への努力の徹底を図る、そういう中でもって減額も含めた具体的な対応を検討しているところでございます。

第151回国会 予算委員会 第18号(2001/05/28、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お答えいたします。  今の御質問は、各省庁に対してどういうことかということだと思いますけれども、これは実態はわかりません。今まさに捜査をしている最中でございますから、その結論を待ちたい、こう思っておりますけれども、私どもが聞いている限りにおいては、各省庁でその辺はばらばらであるというように聞いております。自分のところで出している分もあるし、官房機密費で差額を出しているというものもあるというように聞いております。
【次の発言】 今の私の答弁、もう少し正確に言いますと、各省庁も首脳外交で行っていただいた方にはすべて官房機密費で出している、こういう認識でおったわけです。実際にこの事件……

第153回国会 安全保障委員会 第4号(2001/11/27、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 私、今委員のおっしゃるような中谷防衛庁長官のお話であれば、そういうことである、こういうふうに思っております。  私自身といたしましても、これはかねがね思っておったところでございますけれども、せっかく十年前にPKO活動ができるということになったんでありますけれども、一時はカンボジアに多人数参りました。しかし、その後は極めて眇々たる人数のPKO隊が派遣される、こういうふうなことでございます。今現在も全世界で四万数千人活躍している、そのうち四十人ちょっとでございますかね、率でいえば〇・一%。  それは何でそういうことになるか。やはりその活動範囲が限定をされているんだということによるも……

第153回国会 安全保障委員会 第5号(2001/11/29、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 委員はPKO、PKFの活動、日本の国際平和協力等について大変前向きなお考えをされていらっしゃるように、先ほど来の御議論を伺っておりまして、そのような感じを持ったわけでございます。  やはり日本が今後国際社会の中で生きていくために何をすべきか、経済大国といいながら、その大国にふさわしいことをしているのかどうか、本当に世界の平和のために役に立てるような国になるかどうかということは、これから我々は深刻に考えていかなければいけない問題だというように思っております。  そういう観点から考えますと、国際平和協力と申しますか、国際平和の維持、こういうような仕事について、今回この改正がされます……

第153回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号(2001/10/10、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 十月八日未明、米軍は英国軍とともにアフガニスタンに所在するタリバンの軍事訓練施設等に対する爆撃を開始しました。政府としては、テロリズムと闘う米国等の今回の行動を強く支持しております。  このような政府の立場を申し述べた上で、ただいま議題となりました平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、平成十三年九月十一日にアメリカ合衆国……

第153回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号(2001/10/11、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 一般論として申し上げますと、今回のように国外においてハイジャックが敢行された場合、これは犯人の国籍いかんにかかわらず、我が国も管轄権を持っております。これは航空機の強取等の処罰に関する法律第五条に基づいておるわけであります。ほかの国で管轄権を有するというそういう場合、その場合には、我が国が引き渡しを求めるか否かは、証拠収集の容易さなどの裁判手続上の問題などがございまして、そういう事情等を総合的に判断して決めるものであるということになっております。
【次の発言】 今、国家公安委員長からお話ございましたけれども、補足をさせていただきます。  生物化学テロでございます。これは特に、昨……

第153回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号(2001/10/12、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 今回の米国また英国、このとった行動というのは、国連憲章第五十一条に基づきます個別的及び集団的自衛権の行使、こういうことで安保理に報告をされております。  これは、一般国際法上は、自衛権というのは、御案内のとおりでありますけれども、国家または国民に対する外部からの急迫不正の侵害に対し、これを排除するのにほかに適当な手段がない場合に、当該国家が必要最小限の実力を行使する権利である、こういうことになっております。  我が国としましては、米国から得た情報その他各種情報をもとに、今回の同時多発テロに対して米軍、英軍がとった軍事行動が自衛権の行使に当たると判断しております。いずれにしても、……

第153回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号(2001/10/15、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 二つ言っておられましたので、最初のことを簡単に申し上げます。  今回のテロ対策、お諮りいたしておりますこの法律案につきましては、これは、あくまでも自衛隊が実施する活動、それは武力行使はしない、こういう前提に立っておるわけであります。ですから、米軍などの武力の行使と一体化するものではなくて、集団的自衛権には当たらない、そういう範囲のもとでもって必要最小限の武器使用権限を規定いたしております。  また、自衛隊の武器を防護するための武器使用を規定した自衛隊法第九十五条、これも適用することになっておりますので、自衛隊員及び活動の安全は、そういう範囲の中においては十分に確保されている、こ……

第153回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号(2001/10/16、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 昨晩遅くまでいろいろと野党の方々と協議をいたしたのでございますけれども、残念ながら合意に至らなかったのであります。与党としても、野党の御希望を極力取り入れたい、そういう気持ちを持って臨んだのでありますけれども、また総理も、清水の舞台から飛びおりた気持ちで修正をして、御理解いただきたい、こういうことも述べられたほどであったのでありますけれども、そういうことにならなかった、まことに残念でございます。  もともと政府提出の法案は、先般のテロ攻撃の対応に目的を限定した特別措置法でございまして、対応措置の必要がなくなれば廃止するということが前提となっております。また、自衛隊の派遣も含めた……

第153回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第9号(2001/11/01、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 この件は、各省大臣秘書官任免については、主任の大臣の申し出により内閣総理大臣が行う、こういうことになっております。  それで、外務大臣秘書官につきましては、私はちょっと確認しておりませんけれども、連絡ございまして、先ほど外務大臣から申し出が出てきたということでございます。本日中に発令の手続を行う、こういうことになっております。
【次の発言】 前にも同趣旨の御質問をいただいたように記憶いたしておりますけれども、今回、この法案を通していただきまして、テロ攻撃の脅威の除去に努める米軍等に対し、自衛隊が協力を行うための法的根拠を憲法の範囲内で与えるものである、こういうことなんであります……

第153回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第10号(2001/11/26、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 どのような状況でそのような国会の議決がされるか、それはちょっとわかりません。しかし、そのような状況になる前に何らかの措置を政府としてとっているんじゃないかな、このようなことも考えられると思います。
【次の発言】 私もそういう事態がどういう事態なのかなと思って今一生懸命考えているんですけれども、そこまでのことである。要するに、議決されるほどの重大事だということであれば、当然そういうことになるんだろうというふうに今ちょっと考えているところですけれどもね。
【次の発言】 米国が今後いかなる行動をとるかということを予断するのは、これはなかなか難しいことでございます。イラクに行くのかどう……

第153回国会 内閣委員会 第2号(2001/11/21、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 正直申しまして報道によって私も知ったんでありまして、その程度のことでもって大変申しわけないんでありますが、報道に出ておりましたのは、総理が、そういうような総理のリーダーシップを発揮するということのためによい方法はないか、こういうことを党の幹部の一人に尋ねられた、こういうことで、それを受けて、それでは少し勉強してみましょう、こういうような程度の話だったというふうに私は理解いたしております。  議院内閣制でございますので、内閣と与党が一体化して連携を密にして、そして政策決定をし、その実現を図っていく、これはもう当然のことでございます。ですから、国会でもって御審議をいただくときに、与……

第153回国会 内閣委員会 第3号(2001/11/28、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 御指摘のとおりでございまして、この行政改革推進本部というのは、行政改革大綱に基づく行政改革推進本部の設置について、これは閣議決定が昨年の十二月になされておりますけれども、それに基づいていろいろとこういう公務員制度等の検討を進めているところでございまして、これは御指摘のとおりでございます。

第153回国会 予算委員会 第1号(2001/10/04、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 委員のおっしゃるように、ただいま政府としてどういうことがこの問題に対処してとり得る方策かということについて真剣に議論をし、でき得ることは進めていくということで作業を進行中でございます。  この諸外国のテロ撲滅、根絶というために活動する我が国が実施する処置、これは要するに国際的なテロリズムの防止、こういうことでございますので、これに対して、我が国としても、総理もおっしゃっておられますけれども、主体的に、かつ積極的に行う、こういう性質のものである、そして、国際社会にいかに貢献できるかということであろうかと思っております。  なお、申し上げれば、これは米国国内に起こったテロ事件でござ……

第153回国会 予算委員会 第2号(2001/10/05、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 今度提出させていただきます法案におきましては、九月十一日のテロ攻撃への対応にその目的を限定しております。したがいまして、性格上、目的を達成した時点で廃止されることが予定をされております。(中井委員「その目的は何ですかと具体的に聞いているんです」と呼ぶ)ですから、これは、これからどういうことがどういう事態になるか、今予測ができないんですよ。ですから、その事態に至って、その都度判断をしていくということ以外にはないと思います。
【次の発言】 中井委員のおっしゃられることは、私、正論だと思います。  私ども、いろいろなケース、反省しながらよりよい危機管理体制をつくらなければいけないとい……

第153回国会 予算委員会 第5号(2001/11/13、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 現在、特殊法人等改革につきましては、年末の特殊法人等整理合理化計画策定に向けましていよいよ詰めの段階に来ておるところでございます。石原行政改革担当大臣を中心にしまして、各大臣にも御協力をいただきまして、精力的な検討を進めているところでございます。  総理からも、各大臣に対しましては、特殊法人等改革推進本部とか閣議、また個別に所管の特殊法人の見直しについて精力的に取り組むよう、これは幾たびか指示をされているところでございまして、各大臣におかれましても、この指示に基づいて徹底した見直しを図り、年末の整理合理化計画策定に向けて、さらに踏み込んだ改革を進めてくださることを期待いたしてお……

第154回国会 決算行政監視委員会 第2号(2002/02/20、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 栄典制度につきましては、現在、どのようにあるべきかということについて見直しを行っているところでございます。この見直しにつきましては、内閣総理大臣の懇談会でございます栄典制度の在り方に関する懇談会におきまして御議論をいただきまして、昨年十月末にその報告書が総理に提出されたところでございます。  報告書は、栄典制度について、歴史と伝統ある勲章等を活用した上で、勲章の名称について、一等、二等などの数字による表示は改めるということ、そしてまた、等級区分を簡素化することなどによりまして、そのような運用の見直しを求めるものとなっております。  また、政府といたしましても、報告書の内容を踏ま……

第154回国会 決算行政監視委員会 第3号(2002/03/13、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 私も、加藤議員の元秘書が逮捕されて間もないので、よく内容を承知しておりません。ですから、断定的に言うことはできないのでありますけれども、国会議員の事務所の中心的な立場にあったという人が、一億円を超えるという脱税事件で逮捕されたということでございますので、政治に対する国民の信頼を失わせるという意味で、これは議員本人に監督責任があったのではないかというように思っております。ですから、加藤議員の責任のあり方とかいうことになれば、これは一般論でありますけれども、国民に対する説明責任を果たした上で、最終的には議員本人において判断をされるべきものだというように考えております。

第154回国会 決算行政監視委員会 第5号(2002/04/17、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 新聞報道で見ました。
【次の発言】 そのときの加藤氏の発言は、政府は官房機密費の具体的使途は一貫して公表していない、今回の指摘にもコメントは差し控える、こういう談話を出したのですね。しかし、その意味合いがどんなようなものなのか、これは正直申しましてはかりがたいというのが私の感想でございます。
【次の発言】 一言で申し上げれば、調査する必要もないし、また、そのつもりもございません。  あえて申し上げれば、あの資料を見まして、現に報償費の執行の責任に当たっている私といたしましては、この資料が、内容から見ましても、とても報償費の会計資料というようには見えません。

第154回国会 決算行政監視委員会 第7号(2002/05/08、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま決議のありました内閣官房報償費に係る事項につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、今後とも、一つ一つ吟味の上、厳正かつ効果的な内閣官房報償費の執行に努めてまいる所存であります。

第154回国会 決算行政監視委員会 第8号(2002/05/22、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 御指摘のとおり、政府として院のことについて意見を申し述べるということは、これは差し出がましいことでございまして、お答えしにくいことでありますけれども、政府といたしましても、決算の国会審議の重要性を十分認識して、決算の国会への早期提出に努力するなど最大限の協力をしてまいりたい、こう思っております。  私もこの決算委員会で監視される立場で、三年、四年前の審査を受けるというのは初めて知りまして、実はびっくりしたところでありますけれども、私ども精いっぱい努力をしてまいりたいと思っております。
【次の発言】 端的に申し上げれば、だんだんそのよさが定着しつつあるのではないかな、こんなふうに……

第154回国会 決算行政監視委員会 第12号(2002/07/03、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 この松尾元室長の事件につきましては、御指摘のとおり、内閣官房の債権として把握している額は約四億五千万円でございます。これは、平成九年以降の総理外国訪問十九回分についてのものでございます。  そして、松尾元室長在任中の残る二十七回の総理外国訪問につきましても、これはまだ確認されておりません。実は、相当な時間の経過もありまして損害額の把握が困難な面もありますけれども、かねてより外務省等に協力をお願いして、松尾元室長が実際にホテルに支払った宿泊費の把握に努めておるところでございまして、引き続き、可能な限り損害額の把握に努めてまいりたいと考えているところでございます。

第154回国会 決算行政監視委員会 第13号(2002/07/10、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 そもそもジェンダーフリーという言葉ですけれども、この言葉はくせ者でもあるんだろうというふうに思うのです。この理解の仕方、これは主張する方々により、またそれを使う人、いろいろな場合にその意味が違ってとられることもあり得るんだろうというふうに思っております。  先ほど地方分権という話がございましたけれども、やはり地方も、地方によってこの考え方が違うかもしれぬということはありますね。私の県だと、かかあ天下なんという言葉、もう最近はそういう言葉は使いませんけれども、そういう言葉もあった。それで、そういう言葉を使わない県もあったわけでございまして、それは女性の立場というか、そういうものに……

第154回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号(2002/03/29、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 委員御指摘のとおり、先般、アフガニスタンで発生した地震、これはナハリン地区の約九〇%の建物が崩壊した、また数千人規模の死傷者が生じたという、極めて甚大な被害が生じておるという現状がございます。  現在、外務省またJICAの職員が現地へ派遣されておりますが、これ以外にも、アフガニスタン暫定政権も調査団を現地に派遣しておりまして、さらに、関連する国際機関、NGOも支援活動を実施しております。今回の地震災害対策にアフガニスタン暫定政権が最大限の努力を傾注しておりまして、カルザイ議長も二十七日には現地入りをいたしております。  現状下で重要なことは、一刻も早く緊急支援が実施され、被災民……

第154回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号(2002/05/17、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 この法律の目的がいかなる場合に達成されたと判断するかということは、現在の状況においてこれは予断はできるものではございません。具体的なお答えは困難でございます。  ただ、一般論として申し上げれば、先般のテロ攻撃を行った者などによる同様の攻撃が再発する蓋然性が高い状態が継続していると認められなくなった場合に、この法律に言う脅威が除去されたということが認められ、対応措置を終了させることと考えております。
【次の発言】 米国がイラクに対して軍事行動をとることを予断するということは、これは今現在において考えることは適当でないというように考えております。特定の国の名前を挙げて申し上げるとい……

第154回国会 青少年問題に関する特別委員会 第2号(2002/03/13、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 青少年問題に関する特別委員会の開催に当たりまして、内閣府において青少年の健全育成に関する事務を担当する大臣として、所信の一端を申し上げます。  二十一世紀を迎え、少子化、都市化、情報化等の進展や価値観の多様化など、我が国社会は大きな変革の時期にございます。小泉内閣総理大臣は、本国会における施政方針演説において、子供たちの夢と希望をはぐくむ社会を実現し、新たなる国づくりを担うことのできる人間の育成に全力を尽くすことを表明したところでございます。未来の我が国を担う青少年の健全な育成は、政府はもちろんのこと、社会を挙げてこれに取り組むべき国政上の最重要課題の一つであります。  昨今は……

第154回国会 青少年問題に関する特別委員会 第3号(2002/04/11、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 私は、男女共同参画担当大臣、男女共同参画社会をつくらなきゃいかぬ、そういう責任のある立場にあるんですけれども、御指摘の問題もありますけれども、要するに、社会的活動においてジェンダーの差別があってはいけないということはそのとおりだと思いますね。ですから、今、公務員も女性をふやそうというようなことで努力しておりますし、また、政府関係の審議会委員なんかも三〇%目標、三〇%は平成十七年に達成しようということで、今二十何%まで行きましたけれども、そういう努力はしているわけであります。  それで、最初に御指摘になったのは、これをつくっているのは文科省ですか、要するに、育てるときの段階からの……

第154回国会 内閣委員会 第2号(2002/02/27、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  二十一世紀の我が国にふさわしい新たな行政システムの構築を目指した中央省庁改革から一年が過ぎました。小泉内閣におきましては、総理の改革断行に向けた強い意思とリーダーシップのもと、聖域なき構造改革に取り組んでいるところでございます。昨年は、内閣を直接支える内閣官房、内閣府を中心に、いわゆる骨太の方針、特殊法人等整理合理化計画等を取りまとめ、構造改革が着実に動き出した年でありました。本年は、動き出した改革を軌道に乗せ、さらに大きな流れをつくり出す改革本番の年であり、内閣の総力を挙げてその実現に力を注いでいかな……

第154回国会 内閣委員会 第3号(2002/02/28、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま委員から御説明ありましたように、世論調査でも、若い世代を中心としてこの制度は考え方が進んできているというように思います。  また、昨年の十月に、男女共同参画会議でも、基本問題調査会で中間まとめをいたしたのでありますが、そこでも、これは公表いたしておりますけれども、個人の多様な生き方を認め合う男女共同参画社会の実現に向けて、選択的夫婦別氏制度を導入する民法改正が進められることを心から期待する、こういう提言だったのは御案内のとおりでございます。  そういうような状況でございますので、政府としても、できるだけ早期に本制度を導入するということを目指して具体的な検討を進めていく必……

第154回国会 内閣委員会 第4号(2002/04/05、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 拉致問題は国民の生命にかかわる重要な問題である、こういう認識を政府として有しておるわけでございまして、従来から、日朝国交正常化交渉などの場においては、北朝鮮に対しまして、日朝関係を改善していくに当たりまして拉致問題を決して避けて通ることはできない、そういう問題だということを繰り返し説明し、その解決を強く求めてきておるところでございます。  しかしながら、北朝鮮は、国交もない、そしてまた国家体制も異なる国家でございます。そういうようなことで、この交渉には大変困難も伴うわけでございますが、政府としては、今後、日朝国交正常化交渉の進展に粘り強く取り組みながら、拉致問題を初めとする人道……

第154回国会 内閣委員会 第9号(2002/04/24、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 そういうことで御理解いただければよろしいかと思っております。
【次の発言】 先般、博鰲フォーラムにおける小泉総理と朱鎔基首相の対話では、引き揚げについては今後お互いに対話をして話を進めていこう、こういうようなことを言われたわけでございます。それをもってして見方はいろいろあります。否定的な見方もあるし、肯定的な見方もある。しかし、基本的には、朱鎔基首相も引き揚げの方向というものは御理解を示されているものというように私は理解いたしております。
【次の発言】 ただいま議題となりました障害者等に係る欠格事由の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律案につきまして、その提案の理由及……

第154回国会 内閣委員会 第10号(2002/04/26、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 工藤委員の御指摘のとおりでございまして、大事なことであります。障害のある人が不利とならないように教育や雇用などの環境整備をあわせて進める必要があると考えております。  そこで、政府におきましては、障害者施策推進本部、これは内閣総理大臣が本部長でございますけれども、ここでもっていろいろ議論いたしております。手話通訳、それから介助者の配置、職場のバリアフリー化というような、教育、就業環境などの整備に努めておりますし、また、関係団体に対しましても協力を要請するということを昨年の六月に申し合わせを行っております。  また、この申し合わせに沿って、例えば今国会では、民間企業などに課します……

第154回国会 内閣委員会 第11号(2002/05/17、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま竹中大臣からも答弁ございましたけれども、この個人情報保護法案を含みます関係五法案、これは、コンピューターやネットワークを利用して大量な個人情報が処理されておりまして、個人情報の大量流出とか個人上の情報が売買される、そういうようなことが社会問題となっているわけでございます。そういう社会の不安感が広がっている中で、個人情報の取り扱いのルールを定めるということによって個人の権利利益を侵害することを未然に防止する、これが一番の目的なんであります。  御懸念の官庁と申しますか、公の、公権力の裁量権が広がるのではないかというようなことを御指摘なさったのでありますけれども、このことに……

第154回国会 内閣委員会 第12号(2002/05/22、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 まず申し上げたいのは、この個人情報保護法案というのは、メディアに不当な公権力行使を及ばさないように万全の措置を講じております。メディアを規制するというものではなくて、そして、国民を管理しようという考えがあるものではございません。  特に、この必要性を申し上げれば、近年、民間企業や行政機関全般にわたりましてコンピューターやネットワークを利用して大量の個人情報を処理している。そうした個人情報の取り扱いは今後ますます拡大していくということであります。個人情報は一たん誤った取り扱いをされますと、これは個人にとりまして取り返しのつかないことになるということもございます。  実際、企業の顧……

第154回国会 内閣委員会 第13号(2002/05/29、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 個人情報保護法案の成立と住民基本台帳ネットワークシステムの実施との関係について、政府としての考えを御説明させていただきます。  平成十一年の改正住民基本台帳法案の国会審議の過程において、十分な個人情報保護措置が講じられているものの、なおプライバシー保護に対する漠然とした不安、懸念が残っていることを踏まえ、議員修正により、附則第一条第二項において、「この法律の施行に当たっては、政府は、個人情報の保護に万全を期するため、速やかに、所要の措置を講ずるものとする。」との規定がなされたところであります。  また、この際の国会審議において、当時の小渕総理から、住民基本台帳ネットワークシステ……

第154回国会 内閣委員会 第15号(2002/06/26、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 私が、今の、これまた記者会見ですけれども、やりとりをいたしましたのは五月二十八日でございますけれども、このときは、たしか朝刊でもって、この防衛庁のリスト漏えい問題というか、リスト問題というものは報じられたと思うのであります。ですから、その直後のことで、内容のことについてはよく承知していないという状況のことでありました。  私は、今おっしゃったように、行政機関というのはそんな悪いことをするものじゃないんだ、こういうふうに申しましたのは、私の願望も込めてそういうふうに言ったのでありまして、実際にはいろいろ問題があるわけですね。でありますので、したがいまして、そういうことがないような……

第154回国会 内閣委員会 第16号(2002/06/28、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 内閣として、憲法に書いてあることを遵守するということであります。
【次の発言】 今お話を伺っておりました。  業務上どうしても必要だということについてその情報をとるということについて、すべて個人にかかわることはだめということになるのかどうかということもあろうかと思います。  本件につきまして経済産業省で、今お話をしているように、調査を行いました。これまでのところは直ちに問題ということではないようでありますけれども、個人的な情報の取り扱いという観点から、必要最小限の情報にとどめるというような、万全を期していたのかどうか、さらに調査し、必要があれば検討していきたいというような報告を……

第154回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第2号(2002/04/26、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま議題となりました安全保障会議設置法の一部を改正する法律案及び武力攻撃事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  初めに、安全保障会議設置法の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  この法律案は、武力攻撃事態等に際して、政府が、事態の認定、対処に関する基本的な方針の策定等の重大な判断を行うに際しての安全保障会議の重要性にかんがみ、内閣総理大臣の諮問事項及び同会議の議員に関する規定を改めるとともに、会議に専門的な補佐組織を設けることにより、事態対処に係る安全保障会議の役割を明……

第154回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号(2002/05/07、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 今回提案されております三法案、これは武力攻撃事態への対処を中心に国全体としての基本的な危機管理体制の整備を図る、こういうものでございまして、国民の保護などのための法整備についても、この法案に示された枠組みのもとで整備の方針、項目を示しながら包括的に実施していく、こういうことになっております。  国民の保護のための法制の整備につきましては、関係機関の意見のほか、国民的議論の動向を踏まえながら、十分な国民の理解を得られるような仕組みをつくる必要があるというように考えておりまして、政府といたしましても、こういう法制の重要性にかんがみまして、今後、法案の定める二年という目標期間内に法案……

第154回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第4号(2002/05/08、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 御指摘のとおりでございまして、今回の法案は、いわゆる戦争準備法案なんという、そういうものではございませんで、武力攻撃事態という国及び国民の安全にとって最も緊急かつ重大な事態への対処を中心として、国全体としての基本的な危機管理体制の整備を図っているものでございます。  昨日も、小泉総理からも再三御説明を申し上げているところでございますけれども、平和なときにこそこうした体制準備を進めておくということが重要でございまして、その意味で、いわゆる有事法制というのは国家存立の基本であるということで準備をしなければいけないと考えているものであります。  武力攻撃事態への対処におきましては、国……

第154回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第5号(2002/05/09、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 今委員の御質問にございます点につきましては、なかなか、表現を的確にわかりやすく、こういうことは難しい、そういうこともございまして、その点御理解をいただけていないということもあるのは十分承知をいたしております。  そういうことで、今現在、具体的にどのような事態を武力攻撃事態というようにするかとかいうことにつきまして、認定の問題も含めまして、先般来この委員会においてもそういう御要請もございますので、どういう形でもってお示しできるかどうか、これを今検討しておるところでございますので、できるだけ早くそれを示したいというように思っております。  ただ、認定の基準と申しまして、果たして、数……

第154回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第6号(2002/05/16、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 先日の委員会で岡田委員からお求めのありました武力攻撃事態の定義等及び指定公共機関の範囲について御説明申し上げます。  まず、「武力攻撃事態対処法案にいう「武力攻撃事態」について」、  一 武力攻撃事態について   (1)武力攻撃事態とは、    1「事態が緊迫し、武力攻撃が予測されるに至った事態」と、    2「武力攻撃(武力攻撃のおそれのある場合を含む。)が発生した事態」を指すものである。   (2)ここで、武力攻撃とは、我が国に対する外部からの組織的、計画的な武力の行使をいうものである。また、武力攻撃を加えてくる主体としては、国だけでなく、国に準ずる者もあり、攻撃の規模の大……

第154回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第7号(2002/05/20、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 それでは、まず私の方から概念的なことを申し上げますけれども、まず、委員の御指摘の今後の戦争の形態という、いろいろ例示いただきましたけれども、この法律でもって考えております武力攻撃もしくは武力攻撃事態、こういうものは、我が国が外部から組織的、計画的な武力の行使を受けるに至った事態というものを考えております。武力攻撃事態というものにつきましては、まさに委員御指摘のことでございますけれども、態様の面で特に限定はございません。およそあらゆる事態を含むものであり、ある事態が武力攻撃事態に該当するか否かについては個別具体的な状況を踏まえて判断すべきもの、このように考えておるところでございま……

第154回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第8号(2002/05/21、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 小泉総理のリーダーシップということについてお尋ねがございましたけれども、そもそも小泉総理は、百五十四回国会におきます小泉総理の施政方針に明確に述べておるわけでございますけれども、平素から、日本国憲法のもと、国の独立と主権、国民の安全を確保するため、必要な体制を整えておくことは、国としての責務である。どのような理念と方針のもとで具体的な制度をつくっていくのかを明らかにし、国民の十分な理解を得ることが必要不可欠である。国民の安全を確保し、有事に強い国づくりを進めるため、有事への対応に関する法制について取りまとめを急ぐという基本的考え方に立って、法制整備を指示をいたしておるところでご……

第154回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第10号(2002/05/23、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 私もけさテレビを見ていまして、ソウルの空港で五人の方がうれしそうな顔をしておられた。そしてまた、もう一つは、韓国でそれを迎えた親戚の方々、これは本当にうれしそうな顔をしていましたね。心から歓迎するというあの姿を見て、私は本当によかったなと思っております。  今回、この事件につきまして、人道的な観点から中国政府も我が国の要請した方向で解決をしてくれたということについては、これは評価をしたいというように思っております。  ただ、問題も残ったわけですね。国際法上の問題が残った。こういうことでございまして、このことについては、我が国としては、我が国の立場、考え方、これを今後も主張してい……

第154回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第12号(2002/05/29、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 これは、今回は中国で起こりました。数年前にはペルーで起こりました。ペルーで起こったときには、大公使館の警備ということについて見直しをするということになりまして、これはひとえに、接受国の政治情勢、治安情勢等々いろいろな、そういう国によって事情が違うということがあるわけでございまして、私は、中国の場合には、これは安全な国の方に分類されるんじゃないかと思うんですね、どちらかというと。  そういう意味において、接受国の責任で警備をするというようなことが、今外務大臣からも答弁ございましたけれども、そういう中で、今回のように、その警備をかいくぐるか、もしくは強引に飛び込んでしまった、しかし……

第154回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第14号(2002/06/10、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 御指摘の私の発言でございますけれども、先々週末の記者会見でもって、これはその会見の後の懇談でございますけれども、ざっくばらんな意見交換の中でのものでございましたが、そしてまた正確に一字一句記憶しているわけではございませんけれども、国の安全保障のあり方にはそれぞれの時代状況、国際情勢などを踏まえたさまざまな国民的議論があり得ることを述べたことでございまして、そういうことは申し上げたけれども、いかなる意味においても、政府としての今後の方向性を示すとか、そういうような趣旨の発言ではこれはございませんでした。  しかし、こうした自分の発言が、将来、政府としての非核三原則見直しとかいった……

第154回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第15号(2002/06/24、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 国家公務員は、情報公開法及び個人情報保護法を含む法令に従いまして行政を遂行する義務を負っておるわけであります。このことは、国家公務員法の法令遵守義務に対する懲戒処分ということがございます。それによって担保されているところでございます。また、個人の秘密を漏らした場合には守秘義務違反ということもございまして、これは国家公務員法の対象でございます。  そのほか、犯罪として刑罰を科すべきものとしては、職権濫用罪とかそれから公用文書の毀棄罪等という、刑法によりまして、必要なものについては既に刑罰の対象となっております。  それから、情報公開法や個人情報保護法の運用の適正性の確保ということ……

第154回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第17号(2002/07/03、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 委員がいわゆる有事法制についての必要性というものを重要と考えていらっしゃるというお話でございまして、大変そのことについて私どもの考えていることを御理解いただいているというように考えて、ありがたく思っております。  ただいまの、二年以内、こういうことでございますけれども、国民の保護のための法制におきましては、避難のための警報の発令とか、また被災者の救助、施設及び設備の応急の復旧等の諸措置につきまして、国とか地方公共団体、また公共機関等の各機関の役割を具体的に定めていく、こういうことが必要になるわけでございます。そのために、法制の整備に当たりましては、関係機関の意見や国民的な議論を……

第154回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第18号(2002/07/24、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 先日の委員会で前原委員からお求めのありました武力攻撃事態における憲法で保障している国民の自由と権利についてを御説明申し上げます。     武力攻撃事態における憲法で保障している国民の自由と権利について  一 武力攻撃事態対処法案(以下「法案」という。)第三条第四項において、「武力攻撃事態への対処においては、日本国憲法の保障する国民の自由と権利が尊重されなければならず、これに制限が加えられる場合は、その制限は武力攻撃事態に対処するため必要最小限のものであり、かつ、公正かつ適正な手続の下に行われなければならない」と明記し、武力攻撃事態への対処と国民の自由と権利との関係に関する基本理……

第154回国会 予算委員会 第3号(2002/01/24、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 危機管理に関連する問題でございますので、私から答弁をさせていただきます。  今回の事件につきましては、関係当局において現在鋭意捜査をしている、犯罪捜査の部分もございますので、捜査を進めておりまして、引き続き今後とも事実関係の解明ということに全力を尽くす、こういう考え方をしておるところでございます。  これまで船体の引き揚げ、船体調査は行っておりません。まず、この季節、荒天でございまして、相当な波浪があって、この冬場、とてもそういうような捜査はできないのではないかというような、そういう当局の考え方、見方もございますし、実際問題言って、ダイバーを入れるにしても、本当に安全かどうかと……

第154回国会 予算委員会 第4号(2002/01/25、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 昨日、午前中の予算委員会で、菅委員だったと思いますけれども、田中大臣の答弁がございました。そこで野上次官から、NGOの出席の不許可の決定、こういうことについて、特定の政治家から圧力を受けた事実があったのかないのかというようなことで質疑があったわけでございます。そのような報告を田中大臣に対して行った事実はないという報告を私は野上次官から受けました。それは昨日の昼だったと思います。
【次の発言】 はい、そのとおりでございます。
【次の発言】 田中外務大臣の発言がございましたので、その真実を確かめるために呼んだわけでございます。

第154回国会 予算委員会 第5号(2002/01/28、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま御指摘の点につきましては、会計検査院の報告に、内閣官房と外務省で事務と経費の分担が明確になっていない、この指摘についてであろうかと存じますけれども、これは、これまで総理の外国訪問に際しましては、現地で必要となる自動車や会場借り上げ等に関する契約などの事務は、外務省が通常の外交政策を遂行していく、こういう上で必要となるものも含め、実質的に外務省が一括して行うということになっておりました。  その費用分担については、個々の使用目的に応じ内閣官房と外務省が分担を行ってきたということでございまして、その範囲の取り決めが明確でないということはございました。また、支払いに関して内閣……

第154回国会 予算委員会 第6号(2002/02/04、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま総理が御答弁されたように、このNGOのアフガン会議に出席するかしないかということについて、特定の議員からサジェスチョンがあってそれに従った、そういうことはない、こういう意味でございまして、これは前の委員会でも御説明申し上げたのでありますけれども、昨年の十二月にいろいろそういう関係でやりとりがあった、それはこの一月のアフガン会議のことではなかった、こういうことでありまして、そういう一般的な議論はいろいろあったというような話は伺っております。
【次の発言】 政府見解は私が最終的に責任を持って、最終的には総理ですけれども、私が取りまとめをいたしましたので、私からお答えいたしま……

第154回国会 予算委員会 第8号(2002/02/12、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 政府見解としてお出ししたものがございまして、この政府見解は、田中大臣も了承した上で出しておるわけでございます。
【次の発言】 政府見解でもって述べているとおり、特定の議員の主張に従ったことはない、こういうことでありまして、本件に関して、これは一月二十四日、問題の起こった予算委員会において、田中外務大臣の答弁と外務省事務当局の答弁との間に相違がある、したがって、「政府としては、引き続き関係者の申述等を聴取し、事実関係の確認に努める。」こういうふうになったわけでございます。その後、申述書を提出したということでございます。
【次の発言】 官房機密費は、総理外国訪問に伴う宿泊費差額、こ……

第154回国会 予算委員会 第9号(2002/02/13、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 二十八日の段階で政府見解を出しました。ここでは、一月二十四日の予算委員会の田中外務大臣の答弁とそれから外務省事務当局の答弁との間に相違がある、こういうことでございまして、「政府としては、引き続き関係者の申述等を聴取し、事実関係の確認に努める。」こういうふうにしたわけですね。それで、たしか翌日だったと思いますけれども、申述をいたしました。これは役所関係です。  大臣の方はとおっしゃいますが、これは、国会で答弁されていらっしゃいますので、その答弁が、これは公のものでございますから、これでもって大臣の答えというように理解しております。  大西氏のことにつきましては、私どもは大西氏まで……

第154回国会 予算委員会 第10号(2002/02/14、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 諸事多難なときでございますけれども、国のまた政府の本当に究極的な仕事、やはり国の安全を守る、国民の安全を守るということについて、これは瞬時も忘れることはできないことであります。  しかしながら、この分野のことにつきまして検討がかなりおくれているのではないかという御指摘は、もうこれはいろいろなところから指摘をされているところでございます。国の独立と主権、国民の安全を確保するために、平素から備えあれば憂いなし、こういう考え方があるわけでございまして、これは当然のことながら、日本国の憲法というものがございまして、そういう憲法のもとに、我が国に対する武力攻撃に対処する体制を整えておくと……

第154回国会 予算委員会 第11号(2002/02/15、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 いろいろと御指摘のようなことも私も伺っておりますので、これは、よく実態を調べて、対応は考えるべき問題も多いのだろうというふうに思っております。

第154回国会 予算委員会 第12号(2002/02/18、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 今、新官邸を建築中でございまして、もうじき完成をするということでございまして、その関係の費用が多かったのではないかというように思っております。  ちょっと私はその明細を承知しておりませんけれども、ほとんどはそれではないかというように思っております。
【次の発言】 明細をここに持ち合わせていないので、正確なことは申し上げられませんけれども、上納とかそういうものと絡み合わせて考えていただきたくないと思っております。
【次の発言】 よろしいと思います。
【次の発言】 その点も私、ここでちょっと断言できないのでありますけれども、来年度に新しい大きい官邸になったというようなことでどういう……

第154回国会 予算委員会 第13号(2002/02/19、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 点数だけ申し上げれば、謙虚に、謙虚に見積もって、八十点と思っております。
【次の発言】 今回、ブッシュ大統領がおいでになるというところで、大統領側からいろいろ要望がございました。  その中で、我が国の歴史的な建造物とか伝統的な文化を視察したい、こういうふうなことがありまして、そしてまた、あれはたしか上海のAPECか何かのときに、総理が流鏑馬の矢を差し上げたというようなことがあったもので、そのことを覚えていらして、向こうから流鏑馬を見たい、こんなふうな話がございました。そういうことで、じゃ、流鏑馬を見ていただこう、こういうことになったわけでございます。そのときにブッシュ大統領の方……

第154回国会 予算委員会 第14号(2002/02/20、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 私も、御招待をしたかしないかという問題でこんな予算委員会で問題になるとは夢にも思っていなかったのでありますけれども、記者会見で私聞かれましたので、そのときに要点のみ申し上げておりました。すべての前、元外務大臣、外務大臣経験者には御案内をしておるということで、このことについては、再度よく官邸の事務局とも確認をいたしております。  そしてまた、事実関係のことでございますので、経緯を申し上げるしかないと思いますので申し上げます。  時系列的に申し上げますけれども、二月十二日、外務省北米局より議員会館田中事務所の上野秘書に対し、電話にてレセプションの日時、場所について御案内を行った。 ……

第154回国会 予算委員会 第15号(2002/02/21、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 委員御指摘のとおり、昨年の十二月に、内閣に、総理大臣を本部長といたしまして全閣僚を構成員といたします司法制度改革推進本部を設置いたしました。この推進本部を設置しましたのは、司法制度改革というものが、明確なルールと自己責任原則に貫かれた事後チェック・救済型社会への転換に不可欠な、そしてまた重要かつ緊急の課題である、こういうような認識を持ちまして、国民の視点から司法の基本的制度を抜本的に見直す、こういうことを目指しております。大変大きな改革であると思っております。  今後、そういうことでございますので、総理大臣のリーダーシップのもとに、政府全体で、この新しい時代にふさわしい、国民に……

第154回国会 予算委員会 第17号(2002/02/25、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 閣僚の任命権者の総理大臣ではございませんので、その御質問にはお答えできませんけれども。  今委員からいろいろ御指摘ありましたそういうような一連の経緯を踏まえまして、政府といたしましては、生産現場とか消費者の意見もしっかり踏まえて、BSE対策に遺漏のないように全力を尽くしてまいりたい、そのように思っているところでございます。

第154回国会 予算委員会 第21号(2002/03/06、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 私は、凍結というふうには申していません。この事実関係をまず調査しなければいけない、そういう調査を見た上で判断すべき問題だ、こういう答弁をしたつもりでございます。

第155回国会 安全保障委員会 第4号(2002/11/19、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 これは、意図しておくらせたとかそういうことではございません。  先ほど来お話に出ております、十一月十二日の日米調整委員会で米側から寄せられたニーズについていろいろ検討した結果、その結果我が国の自主的な判断として、本日の閣議で基本計画を変更する、こういうことで決定になったわけでございます。それに先立ちまして、昨日は安全保障会議を開いて、このことについての決定をいたしております。  手順を踏んでやっておりまして、その結果、こういう時期になったということでございます。
【次の発言】 今回の基本計画の変更というのは、これは派遣期間の延長と、それから輸送艦の派遣に伴う部隊の規模、構成、装……

第155回国会 決算行政監視委員会 第2号(2002/11/14、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 この事実関係につきましては厚生労働省の方で把握しておりますので、もし数字等についてのお尋ねであれば、厚生労働省の方からお答えをさせていただきます。
【次の発言】 ただいま厚生労働省からお答えしたことにつきまして、その方々の個人名を公開できるかどうか、こういうことではなかろうかと思いますけれども、これは、そういう方々のプライバシーの問題がございますので、プライバシー保護、そういう観点でもって公表していないところでございます。
【次の発言】 今、最初の方で、この戦後処理の窓口をどうするか、こういう問題がございました。これは先般も、御指摘のとおり、検討する、こういうことを言っておりま……

第155回国会 決算行政監視委員会 第3号(2002/11/27、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 遺棄化学剤とかそういうものが発見された場合、政府としてどういうふうにするか、こういうことでありますけれども、その場合に、発見された場所、状況等の態様はさまざまであるということもございまして、その都度、必要に応じて、内閣官房を中心に関係省庁連絡会議を開催するなどをいたしまして、関係省庁間で連携して、補償問題等も含め、政府として適切なる対応を行ってきているところでございます。
【次の発言】 ただいま私が答弁いたしたとおりでございます。
【次の発言】 神奈川県の寒川町の件ですね。これは、関係省庁と連携しながら国土交通省で主体的に今進めているところでございまして、必要に応じて、今後とも……

第155回国会 決算行政監視委員会 第4号(2002/12/06、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 御指摘のとおりの懇談会を今開催して、いろいろと検討していただいております。  何人もわだかまりなく戦没者等に追悼の誠をささげ、平和を祈念することのできるような記念碑などの国の施設のあり方、こういうことについて幅広い御議論をいただく、こういうことでございます。  今までに七回懇談会を開催いたしました。そして、それ以外に五回の有識者委員による勉強会をしておるのでありますけれども、そういう懇談会並びに勉強会におきまして、議論の整理を行いまして、そして追悼の対象、理念、また新しい国の施設の必要性の有無等についてこれからも議論を続けていくということになります。  今後のスケジュールは、お……

第155回国会 青少年問題に関する特別委員会 第2号(2002/11/21、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 青少年の教育問題等に大変熱心に取り組んでいらっしゃることは、よく事務所で調査などされてわかりました。  今お示しいただきました土曜日の子供の状況、これを拝見しまして気がつきましたことは、三年間経過しまして、どうも何かマイナスのメリットというか、評価しない部分がふえているんじゃないか、そういう感じがしまして、これは私もちょっと意外に思ったんですけれども、もしこういうふうなことであるならば、これはちょっと考えなきゃいけないことがあるのかなと。教育、社会全体の問題として、また、家庭の問題としても大事だと思います。  例えば、家族の触れ合いが、これが減っているんですね。深まっているんじ……

第155回国会 特殊法人等改革に関する特別委員会 第5号(2002/11/13、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 天下りにつきましては、これは今委員からお示しいただきましたこの世論調査におきましても大変強い批判がある、そういうことは、かねがね私もいろいろなところで、その世論調査ばかりでなくて聞いておりまして、この問題は真剣に受けとめて、再就職に係る承認制度などについて見直しを行っていく、この必要は絶対にあるというふうに考えております。  政府は、昨年末に、公務員制度改革大綱、これを閣議決定いたしました。営利企業への再就職については、「内閣の責任において、政府全体の行政の公正な運営等を確保するため、再就職の承認基準については政令で定める」ということも書いてございますし、それから「職員の再就職……

第155回国会 内閣委員会 第2号(2002/10/30、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。  小泉内閣は発足以来聖域なき構造改革の断行に取り組んできたところであり、この路線を確固たる軌道に乗せるため、内閣官房の責任者として、また、内閣府の事務全般を取りまとめる立場から、各大臣と緊密な連携を図りつつ、断固たる決意で改革の実現に向けて全力を尽くす所存であります。  現在直面する最重点の課題は日本経済の再生であり、早急に総合的な対応策を取りまとめます。  今般開始された日朝国交正常化交渉においては、本交渉に関する閣僚会議において決定された基本方針に従い、拉致問題を日朝間の諸懸案の最優先事項として取……

第155回国会 内閣委員会 第4号(2002/11/06、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 いろいろな御意見もあろうかと思います。国の形、これはいろいろな考え方があると思いますけれども、やはり歴史、伝統、風俗、習慣、そういうものがすべて総合されて形となっているというように思っております。そういう意味において、天皇の存在というものは、これは大きな中心的な立場である。  ただ、憲法にもありますとおり、天皇は国家の象徴であるということでございますので、我々は国家の象徴として天皇を今考えておるわけでございます。私は、それはそれで大変立派な考え方だと思っておりまして、そのことで形が崩れることもないし、この形を維持することは十分可能である、こう思っております。

第155回国会 内閣委員会 第11号(2002/12/04、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 本法案に定めますこの義務規定は、事業活動に伴う個人情報の取り扱いを規定する、こういうことでございます。したがいまして、各事業を所管している大臣等がこれに伴う個人情報の保護に関する事務についても一体的に行っていくことが合理的かつ実効的であるというように考えております。  それで、新たな第三者機関、これを設置いたしますと、既存の行政機関と事務が競合しまして責任関係が不明確になる、こういうおそれがあります。さらには、地方組織を含む膨大な組織の整備、これは行政改革の流れにも反する、言葉をかえれば屋上屋を架する、こういうことになるのではなかろうかと考えております。

第155回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第2号(2002/11/11、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 第百五十五回国会、衆議院武力攻撃事態への対処に関する特別委員会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  武力攻撃事態を含め、国家の緊急事態に対処し得るよう必要な備えをしておくことは、独立国としての当然の重要な課題であります。また、我が国をめぐる安全保障環境が依然として不透明、不確実な中で、昨年の米国同時多発テロや武装不審船事案は、国民に大きな不安を与えるとともに、新たな危機に備えることの重要性を再認識させることとなりました。  このような昨今の情勢を踏まえ、いかなる事態にも対処できる安全な国づくりを平素から総合的、計画的に進めておくことが必要であり、とりわけ武力攻撃事態……

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第1号(2003/06/24、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま議題となりましたイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、国際連合安全保障理事会決議第六百七十八号、第六百八十七号及び第千四百四十一号並びにこれらに関連する同理事会決議に基づき国際連合加盟国によりイラクに対して行われた武力行使並びにこれに引き続く事態を受けて、国家の速やかな再建を図るためにイラクにおいて行われている国民生活の安定と向上、民主的な手段による統治組織の設立等に向けたイラクの国民による自主的な努力を支援し、促進しようとする国際社会の取り組みに対して、我が……

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号(2003/06/25、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 大量破壊兵器の脅威に対する認識、これは、私も全く委員と考えを共有する立場にございます。  この法案におきまして、安保理決議一四八三を踏まえて、国際協調を保ちながらイラクの復興のために我が国にふさわしい貢献を行う、こういうことをこの法案は目的といたしております。  イラクは、現在、復興のための国際社会の支援を必要とする状況にございます。そして、そういうような状況になったというのは、今委員御指摘の、また法案に明記されております国連決議六七八、六八七、一四四一、こういう一連の国連決議に基づきまして、米英軍を中心とするイラクへの武力行使、こういうことに至らざるを得なかった、逆に言えば、……

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号(2003/06/26、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 まず、お答えする前に、急に調査団として行って、幅広く、委員の皆様方の目でもって、また耳で聞いてきた、そういう最新の情報を提供していただきまして、大変御苦労さまでございました。お礼を申し上げたいと思います。  今、いろいろ御説明いただきました。要約いたしますと、戦争は、戦闘状態というものは終結をしているというように見ていいのではないか。そしてまた、治安は日に日に改善をされているという、そういう状況であるということ。  これは、私どもも今まで政府関係で調査に行っておりまして、その報告のたびごとに、治安情勢は改善されている、こういう報告は聞いておりますので、その方向、改善されていると……

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号(2003/06/27、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 五月二十三日のクロフォードの日米首脳会談におきまして、小泉総理が、自衛隊の出動、これをブッシュ大統領に約束をしたとか、今千人規模とおっしゃったけれども、これは全く根拠のないことでありまして、小泉総理の言われたのは、これはあくまでも、現行法に基づいてできることは今すぐでもやろうということで考えております、そのことによってイラクの復興に少しでも役に立つようにしたいんだと。  イラクの国内に行くことは、特に自衛隊が行くことについては、これは現行法では許されていない、こういう観点から、周辺国において活動しよう、こういうことを申し上げたのでありまして、しかし、今後、イラクの状態を見ながら……

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号(2003/06/30、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 いろいろ新聞報道なんかがございまして、誤ったイメージをお持ちになっていただいては困るのでありまして、まだ具体的に、自衛隊員も千人規模とかいうのが先行していますけれども、そういうことを考えているわけじゃありません。もう少し地道な積み上げをしていかなければいけないと思っております。  今御指摘の復興支援職員につきましては、これも、具体的な活動内容とか規模、派遣時期、人選、こういうことは今具体的な考えというのはございません。ですから、これはいろいろな調査をした上で決定をしていくわけでありますけれども、いずれにしても、安全な地域に派遣をするということが前提でありますので、そういう時期が……

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号(2003/07/02、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま委員からお話をいろいろ伺いまして、今回の自衛隊のイラクへの派遣、また、自衛隊だけでない、文民も派遣するのでありますけれども、そのことについての意義、また、それが日本としてのどういう考え方に基づいて派遣をするのかといったようなことについて、総括的にお話をいただきました。私、全く同感でございます。  ですから、そういう考え方の上に立ってお答えをするわけでありますけれども、ニーズということがございました。これは、今まさにイラクというのは困窮のどん底にあるというように言っても過言でないと思います。過去十年間にGDPも半分になってしまったという状況の中でこの戦闘は行われたというこ……

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第8号(2003/07/03、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 九・一一のテロが発生しまして、もう一年半以上たつわけでございます。我が国も、アフガニスタンにおけるテロの根源となるアルカイダの撲滅という国際社会の活動に協力をする、こういうような立場で諸外国と行動をともにしているということであります。ただ、我が国としては、当然のことながら、我が国のできる範囲ということがございますので、自衛隊を中心でありますけれども、懸命な努力をしておるということであります。  実際問題、申し上げまして、アフガニスタンにおけるアルカイダの残存勢力、これがいまだに各地で相当程度の活動をしているということで、それに対する掃討作戦というのは引き続き行われている。もちろ……

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第9号(2003/07/16、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 現在のアフガニスタンの状況については今外務大臣から答弁申し上げたとおりでございまして、その状況というのはしばらく続くだろうというように思っております。その上で、将来どうなるか、これは今推測をするのはなかなか難しいということは委員もおわかりいただけるというふうに思っております。  そういうような状況の上で、ではいつやめるのか、やめられるのか、こういった話になりますと、これも正直申しまして、そういう状況がいつ来るか、またどういう状況になればやめられるのか、やめてもいいのか、こういうことでありますが、これもなかなか説明は難しいと思うんですよ。その状況というものがどういうことでやめて当……

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第10号(2003/07/18、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 今まで外務大臣が答弁をされたとおりでございます。  次官補というのは、向こうでは、やはり大きな権限を持っている、対外的にも大変責任を持つ立場にあります。私は、決して低い立場の人ではないというように思います。  また、今外務大臣から説明いたしました中身について、これは御理解いただけるんではないかというふうに思います。やはり、安全保障上の問題とか軍事的な問題については言えないことはあるんですね。それから、全体のオペレーションというか、作戦行動の中で一部を公表するということが全体にどういう影響を与えるかといったようなこともあわせ考えなければいけないわけですから。ですから、そういう意味……

第156回国会 安全保障委員会 第6号(2003/05/16、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 いろいろな情報がございまして、委員も御案内のとおりであるかと思います。  テロ対策特措法は、平成十三年九月十一日の米国におきますテロ攻撃にかんがみまして、我が国が国際的テロリズムの防止及び根絶のための国際社会の取り組みに積極的かつ主体的に寄与して、我が国を含む国際社会の平和及び安全の確保に資することを目的とする、こういうものであります。  したがいまして、このようなテロ攻撃によってもたらされている脅威が除去されることがテロ対策特措法の目的の達成である、こういうふうに考えております。  これまでの米軍等の活動によりまして、百カ国以上において三千人のアルカイダ関係者が拘束され、三分……

第156回国会 経済産業委員会 第8号(2003/03/19、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま議題となりました公正取引委員会を内閣府の外局に移行させるための関係法律の整備に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公正取引委員会の位置づけについては、平成十三年六月に閣議決定した「今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針」等において、「よりふさわしい体制に移行することを検討する。」としていたところでありますが、このたび、中央省庁等再編後の状況の変化等を踏まえ、公正取引委員会を総務省の外局から内閣府の外局に移行させることとし、ここにこの法律案を提出した次第であります。  この法律案は、内閣府設置法に基づいて公正取引委員……

第156回国会 経済産業委員会 第9号(2003/03/26、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 確かに、十三年の一月に、一月六日ですか、中央省庁の改革で、その際には総務省の外局、こういうことになっておったわけでございます。それはそれで独立性を損なうものではなかった、こういうように理解いたしておりましたけれども、その後、より競争環境の整備、そういうものが問われるというような状況、それから市場の監視機能とか体制を充実させるとか、要するに競争政策を強力に実施する、このことは、十三年六月の二十六日に閣議決定いたしました「今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針」というものがございますけれども、そういう中でも公正取引委員会の位置というものが議論をされたわけでございま……

第156回国会 経済産業委員会 第11号(2003/04/15、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま議題となりました不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年の食品等における虚偽表示の続発により、表示に対する一般消費者の不信感が根強いことから、不当表示に対して迅速かつ厳正に対処し、表示の適正化を図ることによって、一般消費者の信頼を回復することが重要な課題となっております。このような表示をめぐる状況を踏まえ、公正な競争の確保による一般消費者の利益の一層の保護を図る観点から、商品または役務の内容について実際のものよりも著しく優良であると示す表示等について、事業者が合理的な根拠を有さない場合の措置を講……

第156回国会 経済産業委員会 第19号(2003/05/30、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま議題となりました下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現行の下請代金支払遅延等防止法、いわゆる下請法は、物品の製造及び修理に係る下請取引の公正化及び下請事業者の利益の保護を図るため、下請代金の支払い遅延等の親事業者の不当な行為を規制すること等を内容としておりますが、近年の経済のサービス化、ソフト化の進展に伴い、役務の委託に係る下請取引についても取引の公正化を図ることが重要な課題となっております。  このような下請取引をめぐる状況を踏まえ、役務の委託に係る下請取引の公正化を図る観点から、プログラムの作成……

第156回国会 経済産業委員会 第22号(2003/06/11、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。(拍手)

第156回国会 個人情報の保護に関する特別委員会 第4号(2003/04/16、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 一般論として申し上げれば、行政府内の最高かつ最終調整というのは内閣官房で行います。しかし、今回は片山大臣の調整で十分行ってまいった次第でございます。
【次の発言】 一般論として言えば先ほどの答弁でございますけれども、今回の法案の主務大臣、これは総務大臣でございます。  この法案を策定する過程において、総務省が、全省庁による連絡会議を開催の上、法令協議を行い、内閣官房、防衛庁を含め、各省庁と十分調整を行った上で提案したもの、こういうように承知しております。
【次の発言】 その程度の問題かどうかということは別として、十分なる調整は行った上で提案はしております。

第156回国会 個人情報の保護に関する特別委員会 第6号(2003/04/18、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お言葉でございますけれども、総理を支えているのは私だけじゃないんですよ。片山大臣も細田大臣も、みんな支えているんです。ただ、この法案の担当大臣は片山大臣それから細田大臣、こういうことになっておりますので、ですから、そういう多少言いがかり的な感じでもって私にお尋ねになるのはいかがかな、こういうふうに思っております。  先ほど来のお話を伺っておりまして、これは法案担当大臣でございます片山大臣が十分答弁をなさっていらっしゃるというように思います。そういうことでありますので、これをもって内閣としての正式な答弁とお考えいただきたいというように思っております。

第156回国会 個人情報の保護に関する特別委員会 第8号(2003/04/22、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま細田大臣からも答弁がございましたけれども、個人情報の適正な取り扱いを十分に確保するためには、事業ごとのきめ細かい判断が不可欠である、そしてまた、当該事業に関する事務と一体的に処理することが実効的であるということから、各事業の発達、改善を図るべき大臣を主務大臣と、こういうふうにしているところでございます。
【次の発言】 これも今細田大臣が申されたとおりでございますけれども、人権擁護委員会というふうにおっしゃったので、そのことで申し上げれば、人権擁護法案の人権委員会は主として個別事案に係る救済を目的としているのに対しまして、本法案は個人の権利利益の侵害の未然防止を図ることを……

第156回国会 青少年問題に関する特別委員会 第2号(2003/04/18、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 青少年問題に関する特別委員会の開催に当たり、内閣府において青少年の健全育成に関する事務を担当する大臣として、所信の一端を申し上げます。  現在、我が国社会は、少子化、都市化、情報化等の進展や価値観の多様化などの社会情勢の変化を踏まえた国づくりが求められており、大きな改革の時期にあります。  小泉内閣総理大臣の本国会における施政方針演説にあるように、「新しい時代を切り開くのは、いつの時代でも、自助自律の精神のもと、他者への思いやりと高い志を持つ青年たち」です。長期的な視野で我が国の未来を考えるならば、青少年の健全な育成は、政府はもちろんのこと、社会を挙げて取り組むべき国政上の最重……

第156回国会 青少年問題に関する特別委員会 第3号(2003/04/23、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 マスコミというのは、書いて関心を引くようなことを、その部分だけを誇張して書くということはよくあることなんですよね。昨日でしたか、記者会見でそういうような質問がございました。要するに、松浪議員と暴力団とのかかわり合いということで、これが政治的にどういうことかといったようなことですけれども、私も正直申しまして、このかかわりについては、松浪委員もまだ十分説明していないと思うんですね。ですから、政治倫理審査会でこれから説明しよう、こういうふうにも言っているわけですから、それを見ないと何とも言いようがない。  ですから、私は、前提として、このことについては、そういう質問は出るんじゃないか……

第156回国会 内閣委員会 第1号(2003/02/21、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  現在、内閣に課せられた最重要課題は、日本の経済と社会の再生であります。小泉内閣は発足以来、聖域なき構造改革を推進するとの考えのもと、経済社会のあらゆる面において、二十一世紀にふさわしい仕組みの創造に取り組んでまいりました。構造改革特区の四月からのスタートや、今国会に関連法案を提出しております産業再生機構、食品安全委員会の設立を初めとして、動き出した改革の流れをさらに加速させ、確固たる軌道に乗せていくことにより、我が国経済社会の発展に着実に結びつけていかなければなりません。  私は、内閣官房の責任者として……

第156回国会 内閣委員会 第2号(2003/02/26、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 結論を申し上げれば、私も委員と同じ考え方でございます。地方公共団体におきまして、男女共同参画基本計画の趣旨を踏まえて、また各地域の特性に応じて住民の意向などを踏まえ条例を作成している、こういうように認識しております。  そもそも共同参画基本計画は、平成十二年、これはもう御案内のとおりでございますけれども、この計画の中において、基本的施策の一つとして「生涯を通じた女性の健康支援」というものを掲げまして、「女性も男性も、各人がそれぞれの身体の特徴を十分に理解し合い、思いやりを持って生きていくことは、男女共同参画社会の形成に当たっての前提」である、そしてまた、「女性が自らの身体につい……

第156回国会 内閣委員会 第15号(2003/06/06、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 少子化問題というのは、これは大変深刻な今の日本の現状でございまして、このことについて、今回、法案を議員の先生方が用意された、そしてまた、今大変真摯なる議論がなされているということについて、私は大変敬意を表したいと思っております。  この問題については、今御指摘がありましたように、リプロダクティブヘルス・ライツというような視点、これは私から申し上げることでもございません、委員のよく御案内のことでございますけれども、要するに、カイロの国際人口・開発会議において提唱された概念、これは現在、女性の重要な人権の一つ、こういう認識があるわけでございます。その中心課題は何かと申し上げますと、……

第156回国会 内閣委員会 第16号(2003/06/11、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、政府といたしましても十分にその趣旨を尊重し、努力してまいります。

第156回国会 内閣委員会 第18号(2003/07/16、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 祝日というのは、国民こぞって祝い、そしてまた感謝し、または記念する日として定められているものであるというように承知しておりまして、政府といたしましても、この改正案は、国権の最高機関であり、国民の意思を最も直接に代表する機関である国会で御議論をいただいておるわけでありまして、国会において決定をされていただくことについて、全く異存はないというように承知をいたしております。
【次の発言】 四月二十九日をみどりの日としたことにつきましては、これは有識者の懇談会において御意見を伺いまして、「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。」こういうことを趣旨とする祝日にするとい……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号(2003/04/18、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 国民の保護のための法制について御説明申し上げます。  国民の保護のための法制については、十分な国民の理解を得つつ整備を進めていくべきものであり、武力攻撃事態対処法案の成立後、法案づくりや関係団体との調整に本格的に着手することとしております。  今般、昨年取りまとめた国民の保護のための法制の輪郭について、地方公共団体や関係する民間機関等に対する説明を実施して、意見を聴取し、その結果を踏まえ、再度資料として取りまとめたところであります。  以下、その概要を御説明いたします。  国民の保護のための法制は、国、地方公共団体その他の機関の実施すべき措置を明確化するとともに、国全体として万……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第4号(2003/04/24、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいまの件につきましては、原子力災害というそういう観点から原子力災害法、これを適用するということが考えられるんですけれども、いずれにしましても、今後検討いたします国民保護法制の中で対応策を考えていく、こういうことにしたいと思っております。
【次の発言】 国民の保護の法制におきまして、武力攻撃事態においても国民生活の安定が確保される、こういうための規定を整備する、これは考えておるところでございます。例えば、電気、ガス、水道というようなライフラインの確保、それから物価の安定とか生活関連物資の確保、また生活関連施設の安全確保というようなことが的確に行われるために必要な規定を整備する……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第7号(2003/05/09、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 危機に対してどういう体制をとるかということでありますけれども、いろいろな形というのはあるんだろうと思いますね。その国々の今までやってきたやり方、そういうこともありますし、また、アメリカのように思い切って災害から何から何までひっくるめてというような、もう大規模な、またこれは、その体制を整備するために時間もかかるでしょう、お金も相当かかっているというような話も聞いております、そういうやり方もあるかもしれません。  我が国においては、関係省庁が所掌業務に応じて的確に対処し、事態によって関係省庁間の協力連携を図り、組織の持つ能力を十二分に発揮する、そういう体制というものを考えているので……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第8号(2003/05/12、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 武力攻撃事態におきまして、政府が国会や国民に対して適切な情報提供を行うということは、これは極めて重要なことでございます。ですから、政府案でも、第九条に対処基本方針の国会承認、第十条に対策本部の設置に係る国会への報告の規定を設けておりまして、行政府と立法府の統一的な意思のもとで武力攻撃事態に対処していくという考えを明らかにしております。  また、先日の委員会で御説明もいたしました国民の保護のための法制につきましての中で、武力攻撃事態等の状況や被災状況の公表、安否情報の提供など、国民に対する情報の提供についても政府として積極的に取り組むということを明らかにいたしております。  こう……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号(2003/05/13、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 武力攻撃事態対処法案におきましては、指定公共機関については、公共的機関として独立行政法人、日本銀行とか日本赤十字社とか日本放送協会を、また公益的な事業を営む法人として電気、ガス、輸送または通信を営む事業者を、こういうものを例示しておるわけでございます。  また、先日御説明しました国民の保護のための法制についての中では放送事業者、それから今言われている医療の日本赤十字社、御指摘ありませんけれども電気事業者、ガス事業者、日本銀行、運送事業者、電気通信事業者などにかかわります対処措置を指定公共機関の対処措置として想定しております。  これらの業種は、指定公共機関として想定される主なも……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第10号(2003/05/14、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 御指摘のとおり、情報というのは極めて大事である、こう思います。したがいまして、内閣の情報収集、分析、伝達の体制につきましては、その責任部署であります内閣情報調査室の体制強化を図ってまいりました。  また、情報を担当する各機関、これは政府の機関でございます、例えば防衛庁とか外務省とか、そういうところの情報を内閣のもとで相互に連携を保つようにするということについて大変意を用いてまいりました。  そういうような情報を収集、分析いたしまして、内閣情報会議または合同情報会議等におきまして総合的な評価、分析を行って、重要なものについてはその結果を直ちに官邸に報告する、そういうような体制をと……

第156回国会 予算委員会 第4号(2003/01/24、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 アフガニスタンの問題が起こったときに、あのころよく、イラクにビンラディンが逃げるんだとか、アルカイダが逃亡するんじゃないか、かくまわれるんじゃないか、また何らかの密接な連絡をとっているんじゃないかというような議論が随分あったように思われます。あのときも、あの時点においても、そういう兆候というのはあの時点においてはない、憶測であったんだろうと思います。  そういう状況でありましたけれども、今、ではどうかと申しますと、今も関連があるというようには考えられていない、もしくは関連があるという証拠のようなものはない、こういうように考えております。

第156回国会 予算委員会 第7号(2003/02/06、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 委員御指摘のとおりでございまして、各関係省庁でこれを取りまとめていくということは大事なことでございます。  したがいまして、そういう考え方のもとに、昨年このFTA問題を研究する懇談会をつくりました。また、その答えも出していただきまして、その作業を進める過程において、関係省庁に集まりまして、私が主宰しまして連絡会議を行う、こういうような体制をとったところでございます。  今後、さらに強力にこれを推進していくという観点から、今御指摘のような体制も視野に入れまして、具体化について考えていきたいと思います。

第156回国会 予算委員会 第9号(2003/02/12、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 戦後処理問題ということで、窓口としては外務省でありますけれども、一般的にどういう援護措置をするかというようなことになりますと、厚生省、厚生労働省ですね、そういうことになるんだろうと思います。ただ、いろいろな経緯がございますので、そのケースごとに対応の仕方が違ってくる、こういうようにも理解いたしております。
【次の発言】 この問題も、これは以前にこの問題についての対応については、政府としての考え方というものは、これは考え方というのは決めておりまして、したがいまして、その問題についてどこが窓口になっているかということはわかりません、しかし、昭和六十三年に平和祈念事業特別基金等に関す……

第156回国会 予算委員会 第10号(2003/02/13、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 安保理に付託されたというそのことについては、今、副大臣から説明申し上げたとおりでありますけれども、今後これがどうなるかということについて、これはやはり安保理、国連でもってどのような協議がなされるか、こういうことになるわけであります。  ただ、今ちょっと制裁というようにお話ございましたけれども、直ちに制裁にいくことはない、そういうようなことも言われておるわけでございまして、私もそれはそれでよろしいのではないか、その方がよろしいのではないかというふうに思っております。  今後、いかにしてこの問題を平和的に解決するかということに力点を置いて、いろいろな交渉はあるだろうと思います。そう……

第156回国会 予算委員会 第11号(2003/02/14、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 今、平壌宣言についていろいろ御意見ございましたけれども、そんな軽いことではない、極めて重い文書だと私は思っております。  拉致のことについて書いていないというふうにおっしゃるけれども、それはもうそういうことを含めて、また、安全保障上の問題も含めて両首脳が合意をしたということでございまして、その中身は極めて重いものがある。具体的に書くか書かないか、具体的に書き出しますと、あらゆることを書かなければいけないということになります。また、我々も、日本側としましても、北朝鮮の実態をすべて承知しているわけじゃございません。ですから、そういうような状況も判断して、すべてを対象にして北朝鮮側の……

第156回国会 予算委員会 第12号(2003/02/17、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 陳情というふうにおっしゃいましたけれども、そもそも政治家というのは、民意を代表する、そういう立場の職務がございますので、広くいろいろな意見を聞くということはすべきことであろうと思います。  ただ、何というんですか、予算シーズンになりますと、恒例のようにグループで押しかけてくる、こういうたぐいのものは、これは決して、そういう趣旨に沿っているかどうか、ある特定の団体のいわゆる陳情というものは一時期集中する、特に予算の時期に集中する、こういうものは考えていただかなければいけないものではなかろうか、こう思っております。  ただ、国民の意見をたくさん聞くということは、我々にとって極めて大……

第156回国会 予算委員会 第13号(2003/02/18、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 平壌宣言は、日朝間の諸懸案を解決して国交正常化を実現する、そしてまたそのことが日朝双方の利益になる、そういう基本認識を確認すると同時に、これらの諸懸案の解決の方向性を示したものである。今後の日朝関係を進める上で基盤となるものであります。  これは基本なんです。そして、その基本は何かといったら、平和的な解決なんですよね。ですから、そういうことでこの平壌宣言をお読みいただければ、そういう方向に沿ったものがきちんと書いてあるわけでございます。  経済援助についてはいろいろ書いてあると。これは、書いてあるということは、逆に言えば、経済援助というものはこういうものだということを明確に示し……

第156回国会 予算委員会 第14号(2003/02/19、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 これは今まで何度も御説明申し上げていますのでもう御案内のことかもしれませんけれども、この経緯というものは、宮内庁が、地元で保存運動を行っている関係者の一人に連絡をして、正田家の御遺族の一人である皇后陛下が、旧正田邸の保存を望む人々の気持ちを本当にありがたく思われながらも、御自身にはこれを残してほしいとのお気持ちがないことを伝えました。これを客観的な事実として御承知いただくためでございまして、国有財産である旧正田邸の処分の決定に介入するような趣旨ではなかったんです。  このような趣旨につきましては、その連絡に際しても十分に説明したところでございまして、御指摘のように皇后陛下を政治……

第156回国会 予算委員会 第23号(2003/03/24、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 衛星の打ち上げについては先生も大変御熱心でございまして、もう五年ぐらい前でしょうか、そういう提案をされておられたわけで、ようやくそれが実りまして、今週の金曜日、二十八日に打ち上げの予定、こういうことになりました。まだ予定でございまして、何かあれば、天候とかそういうような問題があればまた延期もございますが、予定どおり上がることを私も期待いたしているところでございます。  そこで、これは情報収集衛星。これは、情報と申しましてもいろいろな情報がございます。安全保障上のこともあるかもしれぬけれども、我が国の場合には防災という観点からも大いに活用できるのではないかというようなことでござい……

第156回国会 予算委員会 第25号(2003/06/23、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 それほどたくさん集めていないと思いますので、ないと思います。

第157回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号(2003/09/30、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 現在までに、この法律及びその基本計画に基づきまして、被災民救援活動や補給それから輸送等の協力支援活動を実施してまいりました。テロ対策特措法に基づく自衛隊のこれらの活動につきましては、テロとの闘いに対する我が国の積極的かつ主体的な取り組みを内外に示す、こういうことでございまして、国際協調の観点からも極めて重要であり、そしてこのことは今後とも継続していく、こういうふうに考えております。  具体的に今後の対応措置の内容につきまして、これはテロ対策特措法期間延長後に、これまでの活動実績等を踏まえて具体的に判断していくということでありますが、基本的には、今までの活動を基本に今後もその活動……

第157回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号(2003/10/01、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 九・一一テロ、これを起こした原因、それを脅威というように言っておりますけれども、それを除去するということは、これは国際社会における共通した認識であるというように考えております。  この、テロを撲滅と申しますか、テロとの闘いですね、撲滅に向けての闘い、こういうことが今行われている活動の中心であるわけでございますけれども、そういう脅威が除去されればこのテロ特措法の目的が達成された、こういうことになりますので、そういう判断がされた時点において対応措置を終了する、こういうことになります。  では、どういうような状況になればそういう脅威が除去されたというように判断されるか、こういうふうな……

第157回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号(2003/10/02、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 おっしゃるとおりなんですけれどもね。  我々は、情報として、いろいろな情報を入手しております。しかし、まだこれを公にしていいという状況じゃないというふうに聞いておりますので、ですから、今現在、私どもとしても、その情報限りというように申し上げるしかないんです。そういうようなことでありますので、御理解をいただきたいと思っております。
【次の発言】 お褒めをいただいてありがとうございます。こういうときは余計気をつけなきゃいけないんですけれどもね。  私も、事実関係、これは承知しておりません。しかし、一年前ですか、安倍官房副長官が、当時、これが虚偽の答弁をしたというふうには私は思ってお……

第157回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号(2003/10/03、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 基本計画は、これは閣議決定し国会報告をするということでありますけれども、対応措置の内容につきましては、これは事後承認を求める、こういうことであります。  ただ、今回のことにつきましては、これは対応措置の内容は変わっていないんです。ただこの法律に基づいて二年延長できるという、その法律に基づいて今回二年を延長させていただく、こういうことでありまして、その二年延長以外の条件については一切変わらない。こういうことでございますので、今申し上げているとおりでやらせていただきたいと思っておるわけであります。

第157回国会 予算委員会 第1号(2003/10/01、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 戦後処理の問題について総括的に担当しておりますので、私からお答えします。  今回の判決につきましては、これは政府にとっては厳しい判決であったというように承知いたしております。  いわゆる旧日本軍の毒ガス訴訟というものは、これは実はもうワングループあるんです、訴訟が。それは、本年五月に東京地裁判決で、これは国側が勝っているんです。今回は敗訴なんですね。そういうことで、判決が同じような問題で分かれておる、こういうような難しい問題がございまして、今後の対応につきましては、判決の内容を十分検討した上で決めることとしたいというか、そうせざるを得ない、こういう状況にございます。  いずれに……


43期(2003/11/09〜)

第158回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号(2003/12/15、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 昨日は大変大きなニュースがございました。私ども、大量破壊兵器の捜査も、調査と申しますか、それもはかどらない、そしてまたフセイン元大統領もなかなか捕まらない、こういうことでもって、一体どうなっているのかな、こういう気持ちも実はないではなかった。こういう状況の中で、昨晩、フセイン逮捕、拘束、こういうようなニュースを受けまして、私ども、大変これはよかったなという思いを強くいたしております。  イラク・フセインのこの悪行、残虐、そしてまた非道の政治をもう二十年以上にわたって続けてきた、彼が治政をとってからずっとやってきたんだというように言っても過言ではないと思いますけれども、その間の悪……

第158回国会 予算委員会 第1号(2003/11/25、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 調査団というのは何回か送っております。いろいろな形でもって、その時々の必要に応じてやっているということでございます。  調査の報告を、じゃ、その都度国会に報告しているかどうか、こういうお尋ねでございますけれども、それは、できるものについてはしなければいけない、こういうふうに思っておりますけれども、この調査の内容につきましては、その内容が、自衛隊員の安全の問題、また文民もございますけれども、安全の問題とか、それから現地にいる各国部隊との協議とかいうようなことがございますから、そういう観点から、相手との話の内容を申し上げるわけにいかないといったようなことがございますので、これは、で……

第159回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号(2004/01/29、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 事実関係、事実の発生、それから、それを日本において、また政府において政策等に反映するというような過程において時間的なギャップができてしまったということもあるかもしれません。  基本的に申し上げれば、やはり政府内でもって情報の伝達がこのことに関しては少し時間がかかり過ぎた、こういうふうに思います。その結果、国会にも大変御迷惑をかけたというようには思っております。  そういうことで、今後、政府が全体一体となって、情報の伝達を含め、政策判断も含め、しっかりとした対応をしてまいりたいというように思っているところでございます。
【次の発言】 先ほど防衛庁長官からもお答えをしたとおりでござ……

第159回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号(2004/01/30、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 私は、記者会見で質問がありまして、可能性が高いというのは、それは振り返ってみてください、開戦前の状況において、イラクがいろんな大量破壊兵器を隠匿している、こういうような情報はあったわけですね。それは国連でも証明していたじゃないですか。それがもとで国連決議もなされ、そして、大量破壊兵器放棄のことについてイラクに迫ったわけですね。  ですから、そういうときのことを考えれば、やはり可能性が強いというのは当然だと思います。
【次の発言】 ケイ博士のことについて聞かれたわけで、ケイ博士は、ないというように断定しているわけじゃないんですよ。ないんですか、それとも、本当に。  ですから、そう……

第159回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号(2004/02/10、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 今委員がおっしゃっていること、大変もっともな話だと思います。  イラクに対する自衛隊の派遣、このことに対する理解というのは、これは少しずつでも理解が進んでいるというふうに思います。大体、イラクに復興支援でもしくは人道支援で行くということについての反対は、恐らく国民の間で非常に少ないんじゃないかと思います。基本的には、イラクの復興に貢献したいという気持ちを日本の国民は、多くの国民は持っているんだというように思います。  ただ、問題は、イラクが危険だというようなことが、実際そういうところはあります。テロという、いつどこで何が起こるかわからぬという、そういう要素もありますので、そのこ……

第159回国会 内閣委員会 第1号(2004/02/20、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  小泉内閣は、構造改革なくして日本の再生と発展はないという方針を堅持し、改革を進めてまいりました。これまで政府が一体となって全力を傾注してきた、地域再生、特殊法人、IT、犯罪対策といった広範な分野の構造改革の推進により、その成果が着実にあらわれてきています。  本年は、日本の再生の歩みを確実にするため、手綱を緩めることなく、郵政事業や道路公団の民営化、地方分権を進める三位一体の改革、年金改革などこれまで困難とされてきた改革の具体化にも取り組んでまいります。  私は、小泉内閣総理大臣の強力なリーダーシップの……

第159回国会 内閣委員会 第2号(2004/02/26、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま北京でもって、六者協議、北朝鮮関係国五カ国並びに北朝鮮が集まりまして協議をしている最中でございます。そういう中で、今委員御指摘の拉致の問題も取り上げられておるところでございます。  これは、北朝鮮につきましては、この地域の安全を脅かす核の問題という極めて重大な案件を抱えているわけでございますけれども、我が国といたしましては、この問題とあわせて拉致の問題、これはもう基本的に極めて重大視しなければいけない、そういう課題であり、これをなるべく早く解決したい、こういうふうな思いでおるわけでございます。そのために、一昨年、小泉総理がピョンヤンに参りまして、日朝平壌宣言というもの、……

第159回国会 予算委員会 第3号(2004/01/27、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいまの委員御指摘の外為法改正、これは現在、各党間においていろいろな協議がなされているというふうに承知をいたしております。その趣旨は、我が国の外交手段として、北朝鮮に働きかけていく際に選択肢を広げる、こういうふうなことになろうかと思っております。  北朝鮮をめぐる問題につきましては、これは、平和的な解決を促す、こういう意味合いにおきまして、もしその立法がされるならば、今申しましたように、いろいろな選択肢を持つ、そういう意味においては私は有意義であるというふうに思っております。  ただ、こういうふうな立法が行われたということを想定した場合にも、立法の趣旨、それから外交的な観点、……

第159回国会 予算委員会 第4号(2004/01/28、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 今、外務大臣から答弁したとおりです。
【次の発言】 予算委員会のこの場で知りました。
【次の発言】 何度も答弁していますけれども、そのときに初めて知ったということですから、それが初めてなんですよ。それまでは情報は来てなかったんです。

第159回国会 予算委員会 第7号(2004/02/10、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 御指摘の件は、これは私人間の民事訴訟に関するものでございまして、本来であれば、そのことに関することについて答弁を差し控えるべきことだというふうには思います。  しかし、ここであえて申し上げれば、官房報償費にかかわる文書、これは、広島地裁から文書送付嘱託があったので、これに応じて提出いたしたところでございます。しかし、この資料が裁判所においてどのように取り扱われるかまだ決まっていないという状況でございまして、その内容については現在お答えすることはできないというのが私のお答えでございます。
【次の発言】 ですから、ただいま申し上げましたように、これは訴訟に関する問題でございますので……

第159回国会 予算委員会 第8号(2004/02/12、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 昨年の秋に、犯罪対策閣僚会議を設置いたしました。これは、総理が議長でございまして、全閣僚が参加いたしております。  先ほど来、委員も御指摘のように、犯罪というのは取り締まるということ、これはもう大変大事なことでありますけれども、しかし、そのよって来る犯罪の原因、そういったようなものまで含めて、予防的な観点というようなことも含めて、これは社会全体の取り組みということもあろうかと思いますが、やはり総合的に考えていくべきものである、こういうふうな観点から、全閣僚でもってこの問題を討議していこう、こういうふうなことになったわけでございます。  第一回は昨年九月に開催しまして、そして、犯……

第159回国会 予算委員会 第9号(2004/02/13、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 私は、私自身も思わざることで欠席しましたので、そういう御質問にお答えする立場にあるのかどうかとも考えますけれども、しかし、今の御質問は党の話でございまして、党のことについて私からとやかく申し上げるそういう立場にはない、このように思っております。
【次の発言】 それは、まことに個人的なことでございますけれども、私自身の勘違いということでございます。
【次の発言】 私のそのような行動について委員に、御質問があったとしても答える必要はないと思っております。この採決に一切関係のないことでございます。
【次の発言】 今、外務大臣から答弁ありましたけれども、やはり私もよくわかりますよ。家族……

第159回国会 予算委員会 第10号(2004/02/16、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 日中関係という、今極めて日本にとっても大きな私はテーマだろうというふうに思っておりますので、日中関係、概略申し上げたいんでありますけれども、今、日中関係をどういうふうに思うか、また、中国に対してどういうふうに考えるかといったようなことで御質問があったんだろうと思いますけれども、確かに中国は、特に経済状況というのは極めて急速に進展しているということであります。  そういうことでもって、中国の産業が発達すると日本から産業がみんな吸い取られてしまうんではないか、特に先生の地域なんかそういうふうに思っておられた方が多いんじゃないかと思う。実際、そういうふうな傾向もあったわけですね。しか……

第159回国会 予算委員会 第11号(2004/02/17、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま委員がおっしゃったとおりでございまして、この官房報償費の性格からいってその使途は明らかにしない、こういうことで御理解をいただこうというふうに考えているところでございます。  実際に、金額、二億二千万というお話がございましたけれども、これはあの年の、二〇〇〇年ですね、この年の報償費の総額が十三億ということでございますから、月平均しますと一億強ということになります。ですから、二億二千万というのは二カ月分というように考えれば、これは大体妥当な線ではなかろうかな、平均的にということであれば、そういうふうに考えております。

第159回国会 予算委員会 第12号(2004/02/18、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 委員おっしゃられるとおり、この問題は、やはり早期解決であると同時に、毅然たる態度で行っていかなければいけない問題だというように考えます。  拉致の認定というお話でございますけれども、これは、どういう手順でもってこれが表面化するかということであり、認定に至る手順でございますが、通常、告発に基づいて、関係者からの告発がございまして、全国の警察に対して一斉にそういう告発が提出される。これは、北朝鮮の拉致容疑事案について、過去十三件告発がございました、先月でございますけれども。そういうような手順をとっております、いろいろなケースがあるんだろうと思いますけれども。  そして、その先どうい……

第159回国会 予算委員会 第13号(2004/02/19、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 経歴詐称であったのかどうか、これは私から申し上げる立場にありません。きちんとした手続でもってこれが明らかにされることだろうというふうに思います。  そのことと歳費返上、これはどういう関係にあるのか、こういうことなんではなかろうかと思います。そういう問題を糊塗することであるなら、もう論をまたないことであります。いずれにしましても、これは今後の状況を見て判断していくべき問題だというふうに思っております。
【次の発言】 国会議員というのは国民から信託を受けた、そういう立場でございますので、このことについてどういうふうに考えるかということになろうかと思います。  いずれにしても、今、こ……

第159回国会 予算委員会 第14号(2004/02/20、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 いろいろ御意見をちょうだいいたしました。そういう御意見、私どももなおしっかりやらなきゃいけないというような部分もあると思います。  しかし、今、経済産業大臣からもお話がございました。エネルギー戦略はしっかりやっておる、こういうことであり、小泉内閣としても今、小泉内閣として非常に大事な構造改革、この点につきましては、これは私どもはしっかりやっているというふうに思っております。ですから、構造改革の工程表なるものも一年半、二年近く前に出しまして、そして、五百項目にわたりましてこれは着実に進めておる、こういうようなこともございますし、またあの工程表も、それをリバイズして、三月めどにまた……

第159回国会 予算委員会 第15号(2004/02/23、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 事実関係で申し上げるしかないんですけれども、私ども、総理もそうですけれども、三十日の午前二時、三時、その時間帯に第一報を聞いておるわけであります。

第159回国会 予算委員会 第16号(2004/02/24、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 これは、これから外務大臣が答弁なさいますが、外務大臣の答弁の方が立場として適切なことではないのかな、こう思っておりますので、あえてそういう御要求でございますから簡単にお答えしますけれども。  今般は、議員立法、議員提案によって成立したものであります。ですけれども、政府としても、その結果、一つの政策手段、これを持つことができた、こういうふうに考えております。  ですから、今後は、立法の趣旨とかそれから外交的な観点、これを踏まえながら、我が国と国際社会の平和と安全のために適切に運用してまいりたい、このように考えておるところでございます。

第159回国会 予算委員会 第18号(2004/03/03、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 今、厚生労働大臣から答弁がございましたけれども、いろいろ御指摘のような問題があるかもしれませんが、今申されたように、今後、厚生労働省において、グリーンピアの廃止とか譲渡、また年金福祉施設の見直し、こういうことに責任を持って取り組んでいく、こういうことが大事なんだというふうに思っております。
【次の発言】 ただいま私が答弁申し上げたとおりでございますけれども、今後、厚生労働省、この問題に真剣に取り組んでほしい、こういうふうに思っております。

第159回国会 予算委員会 第19号(2004/03/04、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 私、前にも答弁したと思います。お答えしていると思います、その疑念について。  三菱マテリアルは民間会社でありますが、当時のあの状況の中で、私は、要請に基づいて、善意で、好意でもってやってくれたことだというふうに思います。プラントメーカーでもありませんから、川崎重工のような。ですから、そういうビジネスには直結しない、セメント会社ですから、セメント製造会社ですから。そういうこともございますし、また、守秘義務云々とおっしゃいましたけれども、そういう守秘義務に当たるような案件でないということでございます。
【次の発言】 二点お尋ねがございました。  御意見を伺いましたけれども、まず、安……

第159回国会 予算委員会 第20号(2004/03/05、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 小泉内閣といたしましては、発足以来、行政のむだを省く、これは最優先課題であるということでございまして、このことについては常時気を配ってまいったということでありますけれども、しかし、なお一層の取り組みを必要とするという観点、これは、実は、ただいま御発言の中にございましたように、神崎代表からも御指摘があったということがございました。そういうようなことも踏まえまして、行政効率化関係省庁連絡会議、これを設置いたしました。  そしてまた、その会合、先般、二月の五日に第一回を開催いたしております。その後で、その翌週、第一回の幹事会、これは課長級でございますけれども、早速開きまして具体的な議……

第162回国会 予算委員会 第21号(2005/05/16、43期、自由民主党)

○福田委員 自民党の福田でございます。  このような形で総理とお話をするのは初体験でございます。よろしくお願いしたいと思います。  まず、今回のJR西日本の事故、このことについて最初に話をさせていただきたいと思います。  今回、お亡くなりになられた方が百七名、また重傷を含めてけがをされた方々が五百四十名、合計六百五十名という、鉄道交通事故とすれば記録的な大事故となってしまいました。改めて、御遺族やけがをされた方、そしてまた御家族の皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思うわけであります。  事故原因につきましては、いろいろと今調査をされておられますし、そのうちに原因も判明するというふうに思い……


44期(2005/09/11〜)

第168回国会 決算行政監視委員会 第2号(2007/10/12、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 私の基本的な考え方というのは、今の内外の情勢を考えますれば、いろいろなことをしていかなければいけない、今までやってきたことがすべていいというわけじゃないんで。それを改革と称して今までずっと続けてきた、そういう改革の方向性そのものは基本的に間違っているというふうには思っておりません。ただ、問題は、その結果、また、その改革のことだけでなくて、内外情勢の変化に伴う必要な措置というものも当然時間がたてば必要なんでありますので、そういうことをあわせて、今後もいろいろな政策を組み立てていかなければいけないと思っています。  その際には、財政ということがありますので、財政について、これは……

第168回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号(2007/10/26、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 私がその官邸のメルマガで申しましたことは、今現在、インド洋で自衛隊の隊員が活躍、活動しているわけですね。その方々のことを思い、その方々がどういう気持ちで仕事をしているのかということを推察しますと、片や、日本の国内ではこんなことが起こっている、防衛省、自分たちの指揮命令をする立場にいる防衛省の幹部がこんなことで疑いを持たれて、そしてまた国民からも大きな批判を受けているというようなことを思ったら、それはもう本当に、自分たちがこんなに身を粉にして活動していることは一体何なのかというようなことを恐らく思うこともあるんじゃないか、瞬間的にも。  そうすると、そういうことが、本当に少し……

第168回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号(2007/10/30、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 実際、見ている時間がなかったものですから、ちらっちらっと断片的に合計して五分ぐらい見たのかな、こういうふうなことでございまして、迫真力とか、そういうものは全然感じなかったんですけれどもね。  しかし、ああいうような形でもって、防衛庁で枢要な立場にある方が疑惑でもって証人喚問を受けたということについては、これはもう本当に残念なことだというふうに思います。  そしてまた、その疑惑が兵器の取扱業者だということもありまして、これはもう本当に実は情けない話だというふうに私は思っております。  また、交友関係等も、その回数の多さということも含めて考えまして、やはり公務員としてあるべき姿……

第168回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第10号(2007/11/07、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 実は、こういう国会状況であるということでございまして、きょう、この数日間、割合と順調な話し合いが行われているというふうなことで大変結構なんでございますけれども、その前の状況というのは、私が総理になりまして、国会が再開されまして、以来、まあ膠着状態というように言ってもよいような状況が続いていた。なかなか法案審議も進まないというようなことでございまして、こういうふうな衆議院、参議院のねじれているような状況というのは、こうなることは、可能性、極めて高いわけですね。不幸にしてそういうふうな状況になってしまった。  この事態を打開するためにはどうしたらいいのか。このような状況が続けば……

第168回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第12号(2007/11/12、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 委員から今御説明いただきました。我が国は世界の中の一国なんですね。国際社会の中で生きている、そういう国であるということでございます。  我が国の経済、今のような世界第二のGDPというように言っておりますものの、これは、国際社会、世界があってこそ、資源を調達し、そしてまた食料までも多くを輸入するというような形で、また、国内で加工したものを海外に輸出する、そういうような利益によって我が国の経済は成り立っているんだというようなことを考えますと、我が国は国際社会の一員である、こういう自覚を強く持たなければいけないんだろうというように思います。  そういうような観点から考えますと、国……

第168回国会 予算委員会 第2号(2007/10/09、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 ただいま委員から御高見承りました。  私は、御指摘の点、まさにそのとおりだというふうに思っておりますが、先般の参議院選挙で与党は大敗をした、特に自民党が大きく敗北をし、その結果、与党全体として過半数を割ってしまった、こういう事態、これは全く新しい局面であり、また、そのことについて我々として大いに反省すべきところは反省していかなければいけない、このように思っております。  その反省すべきところは何なのか、この点でございますけれども、私はやはり、国民の気持ちに沿わなかったという点、国民の気持ちから離れてしまった、そういうことはまず指摘されなければいけないと思います。  その点に……

第168回国会 予算委員会 第3号(2007/10/10、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 最初にお祝いいただきまして、大変恐縮でございます。  私は、お祝いを言っていただくときにはいつも、いや、これはむしろ御苦労さん、実際そうなんです、御苦労さんと言ってくださる方が結構多いんですね。そういうような今時期でございますので、余りお祝いを言っていただくとぴんとこないというのが今の心境でございます。  満を持して昨年は考えておったというふうにおっしゃられますけれども、私は、昨年は満を全然持していなかったんです。満を持しましたのは、やはり総理大臣になってからですね。これはやはりやらなきゃいかぬ、そういう気持ちを持って日々送っておるというところでございます。満を持してやらせ……

第168回国会 予算委員会 第4号(2007/10/11、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 葉梨委員からいろいろな政治活動の実態を御紹介いただきまして、本日は大変勉強になりました。私も、今一番問題になっております政治と金という問題、この問題を解決するということは、やはり国民の皆さんによく理解してもらえるということは、一つ大きな目標なんではなかろうかと思います。  そういう意味におきまして、これからどういうようなルールづくりをしていくのかということが一番大事になると思いますが、そのルールづくりに当たりましては、やはりそういう政治活動の実態を踏まえた検討がなされるべきだというように私は思っております。  そういうふうな観点から、これは、与党だけでない、野党の皆様方にも……

第169回国会 外務委員会 第4号(2008/04/02、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 私の基本的な考え方、これは、やはり、日本がアジアのこういう位置にあるということ、そしてまた周辺をアジアの諸国に囲まれているというふうなこと、そういうような地勢的なことも考えまして我が国が外交的にどうあるべきかということは常々考えているところでありますけれども、基本は、やはり日米同盟と申しますか、安全保障そしてまた文化、経済、いろいろな面で日米関係というものは、深い、また幅広い関係があります。これを基本としながらも、近隣アジア諸国といかに調和していくか、こういうことが極めて大事だというふうに思っております。  日米関係が安定しているということは、とりもなおさず、近隣アジア諸国……

第169回国会 決算行政監視委員会 第6号(2008/06/06、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 気候変動問題、これは今国際的な大きな話題になっており、また各国もそのことを意識して政治を進めなければいけない、そういう状況になってきております。ここ数年そういう高まりがありまして、我が国もこの問題に真剣に立ち向かうということであります。  しかしながら、民間におきましては、それは気候変動問題ということもあるのでありますが、一方、いわゆる省エネルギー、省エネですね、そういうことについてはもう随分前から本当に真剣に取り組んできたということでありまして、例えばテレビなんかにつきましても、今、液晶になって昔のブラウン管の消費電力の半分、そしてさらにそれが最新式はそのまた何分の一かに……

第169回国会 国土交通委員会 第3号(2008/02/22、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 委員の御指摘のとおり、沖縄に限らず、地域にとっては、この暫定税率を廃止する、要するにガソリンを二十五円安くするということが起これば、はかり知れない影響を与えるだろうと思います。  地域は、地域ごとに、地域の自立、活性化のために努力しているわけでありますけれども、そのための基幹的な道路、そしてまた災害に耐えられるような橋梁の維持とか補修、また、緊急病院への交通の利便性の確保、環境対策、そういうような問題に対応することが困難になってくるということは当然でございます。地方財政に深刻な影響が生じるということでございまして、地方公共団体によっては、福祉とか教育といったような住民サービ……

第169回国会 財務金融委員会 第4号(2008/02/20、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 社会保障問題は、これは年金問題もございますけれども、国民の安心という観点から極めて大事な課題である。そこで、今の日本の社会というのは、これは急速に変わりつつありますね。高齢化が進んでいる、そしてまた人口も減少しているというそういう構造変化が起こっているわけですね。ですから、将来安心できるかどうかということについて、今の若い人も大変な心配を持っていらっしゃるかと思います。  ですから、その安心を確保するためにも、社会保障制度全体について今ここで考え直さなければいけないのではないかというように思いまして、先般、社会保障国民会議というものを立ち上げまして、そこで大きな議論をしてい……

第169回国会 総務委員会 第6号(2008/02/22、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 地方の問題、これは私は大変重要な課題と心得ております。  今、委員からいろいろとその事情をお話しございました。その一つ一つが当たっていることがほとんどだというふうに思います。  要は、日本の全体を見た場合にどういう発展を遂げていくのかということが大事なんだというふうに思います。そういう観点からすると、今、地方から大都市圏に人口が流出していくという現象がございます。これは何も日本だけではありません。ほかの国々においても、大都市圏に人が集まっていく、そういう傾向はございまして、日本の特色というわけではないかもしれない。しかし、日本は国土がそんなに広いわけでございません。また、住……

第169回国会 予算委員会 第1号(2008/01/25、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 これから日銀総裁を決める、そういう段階でございますから、余り示唆的なことを申し上げるわけにいかない、今この段階で。それはもうお許しいただきたい。ただ、今こういうような、世界同時株安とかいったような大きな問題が生じてきているということで、その中における日銀の役割というのは非常に大きいだろうというふうに私は思います。ですから、その役割にかなう人物でなければいけないだろうというように思いますので、そういうことを考えながら慎重に決めるということになります。  非常に原則的に申し上げれば、すぐれた識見と、そして経験を有する方ということで、いい日銀総裁が誕生することを私も期待いたしてお……

第169回国会 予算委員会 第2号(2008/01/28、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 私は、一昨日、土曜日に、スイスのダボスというところで開催されます、正式に言うと何と申しましたか、ちょっと正式名称はわからない、いわゆるダボス会議といいまして、もう三十七年間続いているんです。そういう会議でございますが、これはなかなか、世界の首脳の方などもお集まりになるし、政治家以外も、大体経済人が中心となるというような、また先進的な経済人も数多く集まるということでございます。また、市民社会、いわゆるNPOとかそういうような代表の方々とか、また学術界からも出席をされる、そういうような結構国際的には発信力のある、そしてまたオピニオンリーダーたちの集まることですから、世界の潮流を……

第169回国会 予算委員会 第3号(2008/01/29、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 気候変動問題の解決に当たりましては、すべての主要排出国が参加するということが極めて大事なんであります。もう決定的なことですね。そして、世界全体としての排出削減を目指す、そういう枠組みを構築していくことが大事なんであります。私は、このダボス会議でもって、クールアース推進構想というものを提案いたしました。  その提案の中身は、まず第一に、ポスト京都フレームワークということでありまして、温室効果ガス削減に向けて、主要排出国とともに国別の総量削減目標を掲げて取り組むということ。そして、目標の策定に当たっては、エネルギー効率などをセクター別に割り出して、今後活用される技術を基礎として……

第169回国会 予算委員会 第4号(2008/02/07、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 いよいよ本予算の審議が始まるということでございまして、私どもも、日本の経済、そして国民生活といったようなことを考えたときに、予算をきちんと、そして切れ目なく実行できるような状況の中で成立をさせていただくということが極めて大事だというふうに思っておるわけでございますけれども、今の御指摘のとおり、大変難しい国会状況にある、こういうことでございます。私も、こういうような状況というものは総理・総裁をお引き受けするときには覚悟してお引き受けをいたしたのでありますけれども、しかし、実際にその場に立ってみますと、本当に難しい事態だなというように思っております。  しかしながら、お話ござい……

第169回国会 予算委員会 第5号(2008/02/08、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 渡部先生には日ごろ大変御指導をいただきまして、ありがとうございます。御叱正もきょうは賜りまして、心にしみ入るようなお言葉でございました。謙虚にお答え申し上げさせていただきます。  まず、ギョーザの問題でございますけれども、これは、御指摘のとおり、政府の対応が悪かったところはあると思います。特に、そういう事件がありまして、その後の対応と申しますか、時間がかかりましたね。そして、本当に対応をしっかりやらなきゃいけない厚生労働省に連絡が来るのが遅かったといったようなこともございまして、被害の拡大を防ぐことができなかったというような部分がございました。本当にこれは国民に対して申しわ……

第169回国会 予算委員会 第6号(2008/02/12、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 教育問題というのは、だれでも御意見を持っているわけで、いろいろな議論があるわけで、今、最後の方に、少人数よりは少し多い方がいい、こういうお話もございました。  私も、それは両方、利点もあり、そしてまた悪いところもあるんだろうというふうに思いますけれども、本当にさまざまなんです。そういう中から本当に必要な人材を確保していくというのは、これは日本にとっても欠くことのできない大事なことであるということであります。  先生の問題、そしてまた教育委員会とかそういったような組織的な問題もあるかもしれませんけれども、要は、やはり先生が社会の中で尊敬されるような立場というのはとても大事だと……

第169回国会 予算委員会 第12号(2008/02/21、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 今まさに道路というものが問題になっているわけでありますけれども、この道路を今後どうするかということは、これはもう日本の国土をどうするかというグランドデザインに基づくものであるべきであるというように考えております。  現状は、今まで何度か示しているとおり、言ってみればぶつ切り道路というようなところは日本全国に見受けられるということでありまして、そういうことでいいのかどうかといったような議論も含めて考えなければいけないということであります。  そして今、中期計画でお示しをいたしておるこういうような道路が必要だというようなことは、これはやはりその地方の意見、その地域の意見、そうい……

第169回国会 予算委員会 第14号(2008/02/26、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 日本は世界に例を見ないほどの急速な少子高齢化が進んでおりまして、社会経済の大きな変化とともに、昨今、年金記録問題といったような年金制度の信頼を失わせるような不祥事もありまして、若い世代の方はもちろんのこと、国民全般に年金制度の将来に対して不安を抱いている、こういう指摘があるのは当然でございます。  しかしながら、年金制度というのは国民の老後生活を支える柱でありまして、特に、昨今のように、経済の成長は昔と比べて二%、三%というようなことになりますので、将来の生活に不安を覚える方は多いと思います。そういう社会経済の変化の中でも持続可能で皆が安心できるものにしていくということは、……

第169回国会 予算委員会 第15号(2008/02/28、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 先ほど来、委員から、道路の必要性、有用性という御説明がございました。私からそういうことについて繰り返すことは遠慮させていただきますけれども、今の日本の社会、少子高齢化とか、そしてまた外国、特にアジアの発展が非常に早い、そういうような情勢の中で、日本がいかに国力を維持し、また進展させるか、そのためには地方も活性化を図っていく必要があるというようなことも考えると、やはりこの道路の有用性というものは欠くことのできない社会基盤だというふうに思います。  ですから、そういう観点から、今後も着実に道路をつくっていくということは必要でございます。そして、一定の財源が必要だというのは当然で……

第169回国会 予算委員会 第16号(2008/02/29、44期、自由民主党)【政府役職】

○福田内閣総理大臣 まず最初に申し上げなければいけない、このたび、海上自衛艦の事故により吉清治夫さんと哲大さんお二人を遭難させてしまった、このことについて、政府として大変重く、そして責任の大きさ、そういうことを感じておるところでございまして、このことで吉清さんお二人、そしてまた御家族、御関係の皆さんに本当に申しわけない、こういう気持ちを申し上げたいと思います。  海上自衛艦の海上事故ということでございまして、これは事故でございますから、今、原因究明、捜査をしているという段階でございますけれども、しかし、まずは国民の生命財産を守らなければいけない、そういう立場であるということ、そしてまた海上交通……


各種会議発言一覧

40期(1993/07/18〜)

第136回国会 決算委員会第二分科会 第1号(1996/05/30、40期、自由民主党)【議会役職】

○福田主査代理 これにて根本匠君の質疑は終了いたしました。  次に、千葉国男君。
【次の発言】 これにて千葉国男君の質疑は終了いたしました。  次に、荒井広幸君。
【次の発言】 これにて荒井広幸君の質疑は終了いたしました。  次に、佐藤剛男君。
【次の発言】 これにて佐藤剛男君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして厚生省所管、環境衛生金融公庫の質疑は終了いたしました。  午後三時から本分科会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時九分休憩
【次の発言】 これにて栗原博久君の質疑は終了いたしました。  次に、吉田治君。

第136回国会 決算委員会第二分科会 第2号(1996/05/31、40期、自由民主党)【議会役職】

○福田主査代理 これにて前原誠司君の質疑は終了いたしました。  次に、吉田治君。


42期(2000/06/25〜)

第151回国会 予算委員会第一分科会 第1号(2001/03/01、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 平成十三年度の内閣及び内閣府関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  内閣所管の平成十三年度における歳出予算要求額は一千二十三億四千二百万円でありまして、これを前年度当初予算額七百二十六億二千万円に比較しますと、二百九十七億二千二百万円の増額となっております。  要求額の内訳といたしまして、内閣官房には、情報収集衛星のシステム開発、内閣の重要政策に関する総合調整等のための経費として九百億五千万円、内閣法制局には、法令審査等のための経費として十億九千四百万円、人事院には、人事行政等のための経費として百十一億九千八百万円を計上いたしております。  次に、内閣府所管の平成十……

第151回国会 予算委員会第一分科会 第2号(2001/03/02、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 前内閣委員会でそのようなお話がございまして、その文書なるものも、その前の、志位委員がこの予算委員会でお示しをくださったというようなことで、そのことでおっしゃっているんだろうというふうに思いますけれども、私ども、実際、この文書そのものが雑誌やら何かに数年前から出ているというように記憶いたしておりまして、今回初めてというものでないというように私は承知しております。  その出所が、はっきり申しまして、よくわからないんですよ。確かに、便せんに内閣という字が書いてございまして、それらしきものであるように見えますけれども、しかし、あの便せんそのものが極めて特別なところにあるというわけでなく……

第154回国会 決算行政監視委員会第一分科会 第1号(2002/04/08、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 平成十年度における総理府所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  総理府主管の歳入につきまして、歳入予算額は五百五十八億四百四十八万円余でありまして、これを収納済み歳入額五百五十二億六千四百八十二万円余に比較いたしますと、五億三千九百六十六万円余の減少となっております。  次に、総理府所管の歳出につきまして、歳出予算現額は九兆六千八十四億八千二百八十五万円余でありまして、支出済み歳出額は九兆三千二十一億四千六百七十四万円余であります。  この支出済み歳出額を歳出予算現額に比較いたしますと、三千六十三億三千六百十一万円余の差額を生じます。  この差……

第154回国会 決算行政監視委員会第一分科会 第3号(2002/07/22、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 平成十二年度における内閣所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  内閣主管の歳入につきまして、歳入予算額は二千二百十五万円余でありまして、これを収納済み歳入額七千四百三十六万円余に比較いたしますと、五千二百二十万円余の増加となっております。  次に、内閣所管の歳出につきまして、歳出予算現額は千百七十二億一千二万円余でありまして、これを支出済み歳出額九百六十五億七千三十八万円余に比較いたしますと、二百六億三千九百六十三万円余の差額を生じます。  この差額のうち翌年度繰越額は二百一億三千七百二十一万円余であり、不用額は五億二百四十一万円余であります。……

第154回国会 予算委員会第一分科会 第1号(2002/03/01、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 平成十四年度の内閣及び内閣府関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  内閣所管の平成十四年度における歳出予算要求額は九百五十億六千二百万円でありまして、これを前年度当初予算額一千二十三億四千二百万円に比較しますと、七十二億八千万円の減額となっております。  要求額の内訳といたしまして、内閣官房には、情報収集衛星のシステム開発、内閣の重要政策に関する総合調整等のための経費として八百三十七億七千四百万円、内閣法制局には、法令審査等のための経費として十億九千百万円、人事院には、人事行政等のための経費として百一億九千七百万円を計上いたしております。  次に、内閣府所管の平成十……

第156回国会 決算行政監視委員会第一分科会 第1号(2003/05/19、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 平成十三年度における内閣所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  内閣主管の歳入につきまして、歳入予算額は七百五十九万円余でありまして、これを収納済み歳入額六億七千百三十八万円余に比較いたしますと、六億六千三百七十九万円余の増加となっております。  次に、内閣所管の歳出につきまして、歳出予算現額は一千二百十六億八千八百九十五万円余でありまして、これを支出済み歳出額一千百六十三億八千百三万円余に比較いたしますと、五十三億七百九十二万円余の差額を生じます。  この差額のうち翌年度繰越額は三十六億五千六百二万円余であり、不用額は十六億五千百八十九万円余……

第156回国会 予算委員会第一分科会 第1号(2003/02/27、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 平成十五年度の内閣及び内閣府関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  内閣所管の平成十五年度における歳出予算要求額は九百三十一億一千三百万円でありまして、これを前年度当初予算額九百五十億六千二百万円に比較しますと、十九億四千九百万円の減額となっております。  要求額の内訳といたしまして、内閣官房には、情報収集衛星のシステム開発、内閣の重要政策に関する総合調整等のための経費として八百十三億五千六百万円、内閣法制局には、法令審査等のための経費として十億四千六百万円、人事院には、人事行政等のための経費として百七億一千百万円を計上いたしております。  次に、内閣府所管の平成十……

第156回国会 予算委員会第一分科会 第2号(2003/02/28、42期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 以前、私、これは質問を受けたことがあるんですよ、実は、そのとき初めて知ったんですけれども。そういうことでございます。
【次の発言】 委員からさきに御質問がございまして、そのときに安倍官房副長官からお答えしていると思います。その部分は省略いたしますけれども、例えば道路敷地内の安全性の確認につきましては、二月の十七日にボーリング調査を開始いたしまして、今後とも、関係省庁などと連携をしながら、国土交通省において主体的に対策を進めていくことといたしております。  御指摘の道路敷地以外の地区に関しましては、道路敷地内の調査結果等も踏まえ、関係省庁等の間で連携を密にして、検討していく必要が……


43期(2003/11/09〜)

第159回国会 予算委員会第一分科会 第1号(2004/03/01、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 平成十六年度の内閣及び内閣府関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  内閣所管の平成十六年度における歳出予算要求額は九百二十九億三千百万円でありまして、これを前年度当初予算額九百三十一億一千三百万円に比較しますと、一億八千二百万円の減額となっております。  要求額の内訳といたしまして、内閣官房には、情報収集衛星システムの運用・開発等、内閣の重要政策に関する総合調整等のための経費として八百二億二千万円、内閣法制局には、法令審査等のための経費として十億二千六百万円、人事院には、人事行政等のための経費として百十六億八千五百万円を計上いたしております。  次に、内閣府所管の平……

第159回国会 予算委員会第一分科会 第2号(2004/03/02、43期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 行政の福祉化という御提案でございますけれども、福祉もいろいろな部門がございます。きょうは委員は障害者を中心にお話をされたというように思います。  障害者につきましては、基本計画にございますように、障害の有無にかかわらず国民だれもが相互に人格と個性を尊重し合う共生社会、これを目標にしているという、これは基本的な考え方でございます。その共生社会を実現するために、社会のさまざまな構成員が、障害者の社会参加の必要性を認識して、そしてまた主体的に取り組んでいく、こういう必要性があるんだということでございます。  政府も、そういう考え方に基づきまして、この障害者に対する施策を進めております……

第162回国会 憲法調査会 第4号(2005/02/24、43期、自由民主党)

○福田委員 自由民主党の福田でございます。  私は、この憲法調査会に昨年の秋から参加させていただいております。委員の皆様方の話などを伺い、大変熱心に委員の方々取り組んでこられていらっしゃることに、まずは敬意を表したいというふうに思っております。  本日、私は、この調査会の事務局でつくってくださった記録がございます、これは委員の発言が記されているものでございますけれども、それを拝見しながら、本日のテーマでございます前文に対する私見というものを述べたいというふうに思っています。  まず、前文の必要性、これにつきましては多くの委員が必要と認めているということでございます。私も必要であると考えますので……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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