このページでは増田敏男衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。増田敏男衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○増田委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党を代表いたしまして、ただいま議題となりました地方自治法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、その趣旨と内容を御説明申し上げます。 その一は、職務執行命令訴訟制度についてであります。 政府原案におきましては、主務大臣は、知事の処理する国の機関委任事務の管理、執行について、法令、主務大臣の処分に対する違反または懈怠があり、他の方法でその是正を図ることが困難で、それを放置することにより著しく公益を害することが明らかである場合に、知事に対する勧告、知事に対する命令及び知事の不履行の事実を確認する内閣告示を経て……
○増田委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党及び民社党の五党を代表し、銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案に対しまして、次の附帯決議を付したいと思います。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点に留意し、その実効に遺憾なきを期すべきである。 一 暴力団が密輸入によって大量の銃器を隠匿保有していると見込まれる現状にかんがみ、けん銃等の銃器の密輸入ルートの解明及び撲滅に全力を挙げること。 二 暴力団による銃器発砲……
○増田委員 自由民主党の増田敏男でございます。文部大臣の所信に対して質問をいたしますが、大臣への文教委員会での初めての質問者でもあるわけであります。まず、井上文部大臣の大臣御就任に対し心からお祝いを申し上げます。 それでは、早速質問に入らせていただきますが、急激に変貌する社会にあって、子供の教育はまさに社会の基盤であり、国民の信頼にこたえ、不断の検討を行うとともに、積極的に取り組んでいく必要があります。子供たち一人一人が生き生きと個性豊かに成長するためには、教育諸条件の整備を図ることが重要であります。我が党においては、子供一人一人に行き届いた教育ができるよう四十人学級の推進に取り組んできたと……
○増田委員 自由民主党の増田敏男でございます。私は、この際、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党の四党を代表し、地方公務員の育児休業等に関する法律案に対しまして、次の附帯決議を付したいと思います。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 地方公務員の育児休業等に関する法律案に対する附帯決議(案) 育児休業制度は、職員がその身分を失うことなく職業生活と家庭生活を充実して営むことができる極めて重要な制度であり、その整備充実が社会的に求められていることにかんがみ、政府は、本法の施行に当たり、制度が活用されるよう環境整備に十分配慮するとともに、「継続……
○増田委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党の四会派を代表し、地方税法の一部を改正する法律案に対しまして、次の附帯決議を付したいと思います。 案文の朗読により、趣旨の説明にかえさせていただきます。 地方税法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、国際化・高齢化社会等に対応する行政需要の増大、引き続き厳しい地方財政の状況等にかんがみ、左の諸点についてその実現に努めるべきである。 一 地方団体の自主的で責任ある行政運営を推進するに重要な自主財源である地方税源の拡充を図るため、国と地方の税源配分の見直しを検討するとともに、総合課……
○増田委員 発言のお許しをいただきましたので、これから三十分間いただいた時間に御質問を申し上げるわけでありますが、要領よく簡明にお答えをいただきたい。欲をかいていっぱい並べましたので、初めにお願いを申し上げたいと思います。塩川大臣を初め関係の皆さんには引き続いて御苦労さまでございます。 それでは質問に入ります。 現在、地方団体においては、地域の特色を生かした自主的、主体的な地域づくりの推進や、多極分散型国土形成のための諸施策の推進、住民の生活に関連をした社会資本の整備、あるいは地域福祉の充実、快適な生活環境の整備等の施策を積極的、総合的に展開しており、豊かさの実感できる地域社会をつくろう、……
○増田委員 本日は、参考人のそれぞれの方々には大変お忙しい時間を当委員会のためにおいでをいただきまして、まことに御苦労さまでございます。日ごろの御活躍に敬意を表しながら、時間に限りがありますので簡明にお尋ねを申し上げ、また簡明に御答弁をお願い申し上げたい、こういうことで直ちに質問に入らせていただきます。 地域づくりと財源についての関係なんですが、これは田尻参考人と奥田参考人にお伺いしたいと思います。 意見陳述の中で、公共投資基本計画に基づく社会資本の整備や、高齢化社会に対応した施策の推進や、活力と魅力ある地域づくり等、いろいろの住民のニーズにこたえ御努力をいただいている様子をお伺いいたしま……
○増田委員 私は、自由民主党を代表して、政府提出の地方交付税法等の一部を改正する法律案に賛成の意見を表明するものであります。 今回提出された法律案は、平成四年度補正予算における所得税及び法人税の減額補正に伴い、地方交付税においても、当初予算計上額に対して、一兆五千六百八十二億二千三百万円の落ち込みを生ずることとなったため、同額を交付税及び譲与税配付金特別会計において借り入れることにより、地方交付税の総額を確保しようとするものであります。 なお、当該借入金の利子相当額については、その発生年度において、一般会計より精算不要の特例措置として交付税及び譲与税配付金特別会計に繰り入れるものとし、実質……
○増田委員 自由民主党の増田敏男です。 初めに、時代の大きな転換の時期であり、なかんずく景気が低迷、不透明なときに、村田自治大臣には、地域住民の幸せを願って、地方自治の振興、地域の活性化の推進に日夜大変御努力をいただいております。心から敬意を表します。 それでは早速入らせていただきますが、昨年来のバブルの崩壊と景気の循環による不況が世界同時不況と相まって、まことに先行き不透明な状況が続いております。最近の経済情勢を反映して、法人関係税や利子割の税収が落ち込んでおるところであります。このような経済情勢の中で、地方税財源の確保はまことに重要な課題であります。また、平成三年度における土地税制の抜……
○増田委員 自由民主党の増田敏男です。 私は、自由民主党を代表して、政府提出の地方交付税法等の一部を改正する法律案に賛成の討論を行うものであります。 今回提出された地方交付税法等の一部を改正する法律案は、平成五年度分の地方交付税の総額について特例措置を講ずるとともに、地方交付税の単位費用を改正することなどを内容とするものであります。 まず、地方交付税の総額については、地方交付税法第六条第二項の額に三百七十億円を加算した額から、特例措置額四千億円及び交付税特別会計借入金元利償還額千八百二十四億円を控除した額とすることとしております。このうち特例措置額四千億円に相当する額については、平成六年……
○増田委員 自由民主党の増田敏男でございます。 自由民主党を代表して、地方分権の推進に関して見解を申し上げます。 我が国は、国民のたゆまぬ努力により、戦後の混乱を乗り越え、荒廃から立ち上がり、世界をリードする経済的繁栄を実現するとともに、我が国の地方自治も着実な発展を遂げてまいりました。 しかしながら、我が国の現状を見ると、政治、経済、文化等の中枢機能が東京へ一極集中したことに伴うもろもろの問題や、また急速に進展しつつある高齢化、国際化、情報化などに対する対応が急がれており、さらには、地域文化の創造、ゆとりと豊かさを実感できる生活大国の実現、国際貢献の強化、政治への信頼の回復などを求める……
○増田説明員 ごあいさつを申し上げます。 国土政務次官の増田敏男でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 微力ではございますが、上原国土庁長官をお助けをしながら、国土行政の推進のため全力で取り組んでまいる所存であります。 委員長を初め委員各位の御指導、御協力を心よりお願い申し上げまして、私のごあいさつとさせていただきます。(拍手)
○増田説明員 ごあいさつを申し上げます。 去る八月十二日に国土政務次官を命ぜられました増田敏男でございます。 本年は特に豪雨災害、あるいは地震災害、あるいは噴火災害など、大きな災害が続いておりまして、私も、これらの災害で亡くなられました方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。 災害を受けやすい我が国においては、国土を保全し、国民の生命財産を守ることは国政の基本であります。上原国土庁長官を補佐し、災害対策に全力を尽くしてまいる所存であります。 微力ではありますが、一生懸命努めますので、委員長を初め委員各位の格別の御指導、御協力をお願い申し上げまして……
○増田委員 新進党の増田敏男でございます。 御質問を申し上げますが、まず初めに、本法の成立に向けた基本姿勢と質問に対する考え方を先に申し上げたいと思います。 提案者の一人としてまずもって申し上げておきたいことは、我が党の対案提出は、いたずらに対立をあおり、ましてや政争の具に供しようとする考えなどはみじんもないのであります。 地方分権の国会決議以来、また私どもは、昨年六月、当時統一会派改革の折にも十数回の議論を重ね、地方分権についての基本的考え方を整理してきたのでありますが、このたびの政府案を見ますと、地方分権の実効性を考えるとき、必ずしも十分ではないとの判断に立たざるを得ないのであります……
○増田議員 畠山委員の御質問にお答え申し上げます。 今お話がございましたが、一番大きな相違点というのは出発の地点、スタートの地点であります。したがって、政府案と私たちが出した対案とを比較ができるような、そういった体裁を整え、判断しやすいようにということで提案を申し上げました。 基本に流れているものは、思い切った地方分権を進める必要がある。これは政党だけではない、経団連あるいは民間政治臨調の再度の緊急提言、地方六団体の意見書、内閣総理大臣に対する行革審あるいは地方制度調査会等の答申、これらをしっかりと土台といたしまして、十分たたかれて きた。したがって、その上に立って政府案が出されればな、こ……
○増田委員 新進党の増田敏男でございます。 質問に入ります前に、阪神・淡路大震災に対して、まず亡くなられた方、それからまた行方不明の方々にそれぞれ哀悼の意を表したいと思います。被災をこうむった方々には、一日も早い立ち上がりを心から念ずるものであります。 そこで、農林水産省としては、十九日に災害対策本部を設け、二十日には現地の対策本部を設けたと聞いております。担当の衝に当たられる職員の皆さんには御苦労さまでございます。引き続いて頑張るように激励を申し上げたいと思います。 そこで、要望をお願いしておくのですが、ここまで来ますると、生活も仕事も立ち上がり資金がどうかというようなことにかかわって……
○増田委員 私は、自由民主党、新進党、社会民主党・護憲連合及び新党さきがけを代表して、平成八年度畜産物価格等に関する件の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 平成八年度畜産物価格等に関する件(案) 我が国農業の基幹的部門である畜産業は、ガット・ウルグァイ・ラウンド農業合意による乳製品の関税化、牛肉、豚肉の関税の引下げ等厳しい情勢下にある。 よって政府は、国産畜産物の需要拡大、生産基盤の強化、流通の合理化、食肉処理施設の再編整備、金融支援の推進等の総合的対策を講ずるとともに、平成八年度畜産物価格の決定に当たっては、左記事項の実現に万全を期すべきである。 ……
○増田委員 新進党の増田敏男です。 私は、自由民主党、新進党、社会民主党・護憲連合、新党さきがけ及び日本共産党を代表して、林業労働力の確保の促進に関する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 林業労働力の確保の促進に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、左記事項の実現に努め、林業労働力の確保の促進に遺憾なきを期すべきである。 記 一 都道府県知事は、基本計画を策定するに当たり、地域の林業労働力の状況及び問題点に的確に対処するため、幅広く林業関係者の意見を聴取して策定すること。 二 林業労働力確保支……
○増田委員 新進党の増田敏男です。 私は、自由民主党、新進党、社会民主党・護憲連合及び新党さきがけを代表して、農畜産業振興事業団法案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 農畜産業振興事業団法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、左記事項の実現に万遺憾なきを期すべきである。 記 一 畜産振興事業団と蚕糸砂糖類価格安定事業団との統合が行政改革の一環として行われることにかんがみ、管理部門の一本化等組織の合理化を適切に実施し、従来の業務に支障を来さぬよう配意しつつ可能な限りの効率的な運営に努めること。 二 畜産物・……
○増田委員 増田敏男です。河川法の一部改正に関連をしてお尋ねをいたします。 まず、亀井大臣にお尋ねをいたします。 私は、このままいくと、二十一世紀初頭、恐らく二〇一〇年前後にはこの国に三つの大きな問題が起きるだろう。その一つが水不足です。そして、もう一つは食糧難であり、もう一つは石油、すなわちエネルギー問題であると考えています。 そこで、現行の河川法は昭和三十九年にできました。それから、以来我が国の高度経済成長時代の河川行政を支えながら、四十七年の流況調整河川制度の創設から準用河川制度の拡大、スーパー堤防の関係だと思いますが、高規格堤防特別区域制度の創設、それから平成七年の河川立体区域制……
○増田委員 増田敏男でございます。 大蔵大臣、官房長官、そして答弁に当たられる皆さんには、御苦労さまであります。 私も、金融に対しては素人であります。したがって、大部分の国民が素人であろう、こう考えて、その観点から、今日までいろいろなされた質疑の中で、要約をしながら、なお詰め、どうしてもお尋ねをしていきたい、こういうことでお尋ねを申し上げたいと思います。 まず初めに、預金、貯金の国家保護についてであります。 申し上げるまでもなく、昨年六月十九日、定例会最終日ですが、金融三法が通りました。そこで、預貯金に対しては国家が保護する、その期間は二〇〇一年三月三十一日までだというふうに私は認識を……
○増田委員 私は、新進党を代表して、ただいま議題となりました新進党提出の金融委員会設置法案、日本銀行法案の二法案に賛成し、政府提出の金融監督庁設置法案並びに同法案に対する民主党提出の修正案に対し反対の立場から討論を行います。 急速に進展する金融技術の革新や規制緩和等を背景とする金融のグローバル化を踏まえれば、我が国は、証券、保険等を含め、金融サービス業全体を視野に入れた抜本的な金融改革の断行が急務であります。 とりわけ今求められていることは、数々の失敗を繰り返し、限界を露呈しているこれまでの密室の行政指導による裁量性の高い護送船団行政から脱却して、預金者や投資家の保護と自己責任に基づく公正……
○増田説明員 国土総括政務次官の増田敏男でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。
この夏以来全国各地で相次いだ豪雨や台風による災害でお亡くなりになられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。あわせまして、先般の原子力事故災害による被災者の方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。
総括政務次官として、中山長官を補佐し、災害対策に全力を尽くしてまいる所存であります。
委員長初め委員各位の御指導、御鞭撻をお願いいたしまして、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 御指名をいただきまして恐縮しております。
ただいま……
○増田委員 お許しをいただきましたので、これから質疑に入るわけですが、三十分の時間ですので、要領よくお尋ねを申し上げ、同時にまた、実のあるお答えをお願い申し上げたいと思います。 私は埼玉県の出身ですから、現在の所沢地方に起きているダイオキシンの問題、これを離れて質問に入るわけにいきませんので、順を狂わして、これを一番初めに持ってきたいと思います。 申し上げるまでもなく、生産者、消費者双方にとって大変な不安が高まっているこの状況は、既に皆さんが御案内のとおりであります。いろいろの数値やあるいは議論、同時にまたマスコミ等を通していろいろの情報が伝わってきておりますが、どうしても我々がはっきりし……
○増田委員 自由民主党の増田敏男です。 私は、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表して、平成十一年度畜産物価格等に関する件の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 平成十一年度畜産物価格等に関する件(案) 我が国の畜産を取り巻く最近の情勢は、ウルグァイ・ラウンド農業合意に基づく関税の引下げ等による畜産物輸入の増大、担い手の減少・高齢化、畜産環境問題の発生等極めて厳しいものがある。 よって政府は、平成十一年度畜産物価格の決定に当たっては、左記事項の実現に万全を期すべきである。 記 一 我が国酪……
○増田委員 第一班として島根県に派遣された委員を代表して、団長にかわり私から概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、穂積良行委員長を団長として、木幡弘道君、宮地正介君、一川保夫君、今村雅弘君、熊谷市雄君、安住淳君、中林よし子君と私、増田敏男であります。このほか、現地参加議員として石橋大吉君が出席されました。 会議は、五月二十四日午後二時より松江市内のホテル一畑において開催し、意見陳述者の方々から、現在本委員会で審査中の食料・農業・農村基本法案について意見を聴取し、これに対して各委員より質疑が行われました。 意見陳述者は、島根大学生物資源科学部教授平塚貴彦君、鳥取県農業会議会長・東伯町農業……
○増田委員 私は、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表して、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、左記事項の実現に努め、消費者の合理的な商品選択等に万全を期すべきである。 記 一 有機農業の今後の展開方向を明確にするとともに、有機農業への取組みを助長するための振興方策を講じること。 二……
○増田委員長代理 次に、松浪健四郎君。
【次の発言】 次に、田中甲君。
○増田委員 自由民主党の増田敏男でございます。時間が三十分ですので、簡明にお尋ねをいたしますので、よろしくお願いしたいと思います。 まず初めに、教育改革の推進についてであります。 明治以降、我が国の発展の歴史を振り返れば、その根本には、国民の教育に対する熱意はもちろん、官民ともに挙げて教育には熱心だったな、こういう実感を私は持っております。教育の普及と充実のためにたゆまざる努力が続けられて今日まで来ているというのが姿だろう。戦後においても、六・三・三・四制の学校教育制度を確立し、教育の機会均等の理念のもとで教育条件を整備し、教育水準の向上を図り、国民の知識、社会的能力のアップに努めてきたわ……
○増田政務次官 国土総括政務次官の増田敏男でございます。 微力ではございますが、中山国土庁長官を補佐して全力を尽くして取り組んでまいる所存であります。 平田委員長を初め委員各位にはよろしく御指導のほどをお願い申し上げます。ごあいさつといたします。(拍手)
○増田政務次官 原田委員さんのお尋ねにお答えを申し上げます。お地元のこともありましたが、一括してお答えをさせていただきます。 まず、基本的な考え方と施策の方向でありますが、二十一世紀の国土のグランドデザインにおいては、多軸型国土構造の形成によりまして、国土の均衡ある発展を図って実現をしていきたい。多様な主体の参加と地域間の連携により自立的な地域づくりを進めることを提示いたしてきております。 そういう中で、国土構造形成の基礎を築くために、生活環境施設の地域間不均衡を是正することや、高次な都市機能等を享受する機会を広域的に整えることを進めるとともに、各地域の特色ある発展を目指した投資を図ること……
○増田政務次官 このたび国土総括政務次官を拝命をいたしました増田敏男でございます。一言ごあいさつを申し上げます。 国会等の移転につきましては、中山長官のごあいさつにありましたとおり、国会等の移転に関する法律に基づき検討を進めているところでありますが、私がかつて国土政務次官を務めておりました平成五年当時は、国会等移転調査会において移転の意義、効果等について調査審議を開始したばかりの時期でありました。それから約六年が経過して、その調査会報告を踏まえ、国会等移転審議会において移転先候補地の選定作業が進められ、現在、山場を迎えるに至っているところであります。 この重要な時期において、私といたしまし……
○増田政務次官 御質疑をいただきまして、前置きが大変お褒めが入っていましたので、光栄であり恐縮です。 簡単に申し上げますが、私自身、質疑者の宮地先生にはよく御存じのところかと思います。その上に立ってのお答えですが、平成二年、国会決議がなされました。平成四年、今度は法律ができました。平成七年、調査会の報告がありました。平成八年、その国会移転の法律が改正になりました。そして現在に至っているわけであります。 私たちの職柄、積極的にこれに取り組むというのが私たちの職柄であります。これを離れて決意はどうだといいましたら、ただいままでの大臣のお答えのとおり、一生懸命大臣を補佐して取り組んでまいりたい、……
○増田政務次官 木村委員のお尋ねにお答え申し上げます。 大臣からもお話がございましたが、十月二十七日の大被害では、死者、行方不明者、負傷者、大変だったと思います。 それでは、お答えに入りますが、大規模災害が発生した場合には、政府、地方公共団体等が一丸となって的確かつ迅速に災害情報の収集・連絡を行うことが何よりも肝要であると認識をいたしております。 被害状況等に関しましては、消防庁、警察庁また関係機関から国土庁に伝達が参ります。それを踏まえて、国土庁から内閣情報集約センター及び関係の省庁へ連絡することとなっております。また、必要に応じて収集、集約した情報を迅速に内閣総理大臣へ報告をいたしま……
○増田政務次官 国土庁関係の平成十二年度予算について、その概要を御説明いたします。 国土庁関係の一般会計歳出予算は、四千六百三十五億六千百万円を計上しております。 国土庁といたしましては、以上の予算によりまして、二十一世紀の展望を開く国土政策を積極的に推進してまいる所存であります。 具体的には、 一、二十一世紀の国土のグランドデザインの戦略的推進等の国土計画の推進 二、地域戦略プランの推進 三、土地の有効利用を図るための総合的な土地対策の推進 四、健全な水循環系の確立を目指した総合的な水資源対策の推進 五、新たな基本計画等に基づく三大都市圏の整備の推進及び首都機能移転に向けた検……
○増田政務次官 上田先生のお尋ねにお答えをいたします。 まず、地籍調査の進捗率が大変伸びないけれどもどこに原因があるんだ、このようなお尋ねであったと思います。 先ほど大臣がお答え申し上げましたとおり、進捗率は全国的に四三で、都市部に関しては一七というお答えがございましたが、おっしゃるとおり、都市部の方が大変おくれている状況にあります。都市部の地籍調査が特に立ちおくれている理由といたしましては、まず、土地が細分化され筆数が多いこと、土地の異動が大量である、あるいはまた土地の権利関係が大変にふくそうしていること、こういうような理由があり、大変多くの時間と労力を要しているというのが実際の姿であり……
○増田政務次官 お答えを申し上げます。 声がちょっと風邪で悪いので、おわび申し上げます。 この法案の適用を受ける具体的な事業はどのようなものがあるかというお尋ねでございますが、この法案は、大深度地下の適正かつ合理的な使用とともに、公共の利益となる事業の円滑な遂行を目的といたしております。 現在でも、大深度地下に相当するような深い地下が、超高圧送電線それからまた上下水道、それ以外にも地下の河川とか地下鉄とかいろいろあるわけでございますが、生活に密着したライフライン施設を中心に利用されているというのが実情であります。 通常、道路の地下に設置されるために、曲がりくねったルート、そういう設定を……
○増田政務次官 佐藤先生のお尋ねにお答えをいたしてまいります。 先生がおっしゃいましたように、平成二年に国会決議がなされ、平成四年に法律が議員立法でできまして、平成八年六月に一部改正がありました。その後、平成八年十二月に審議会ができまして、今お話がございましたように、昨年の十二月に答申が出た、こういう経緯でございます。 時間を気になさっておられるようですから簡明に申し上げますが、地方公共団体の取り組みも含めて、各方面でさまざまな議論を積み重ねてこられましたが、もちろん首都機能移転の問題は我が国全体、国民一人一人にかかわる問題であります。議論の一層の盛り上げが重要だ、同じように私たちも認識を……
○増田政務次官 平成十二年度における防災関係予算案の概要につきまして、お手元にお配りしてあります資料に沿って御説明をいたします。 この資料は、一ページが総括表、二ページ以降が各論となっております。 一ページの総括表から御説明申し上げます。この表は、関係省庁の防災関係予算を国土庁において取りまとめたものでございます。 科学技術の研究関係が六百八億円余、災害予防関係が一兆七百十五億円余、国土保全関係が一兆八千七百七十億円余、災害復旧等関係が二千七百二十七億円余となっております。これらを合計いたしますと、三兆二千八百二十一億円余となっております。 次に、二ページ以降の各論について、主要なもの……
○増田政務次官 お答えを申し上げます。 基本的には大臣からお答えがございましたとおりでありまして、それらを踏まえながら、関係省庁の連絡会議の具体的な役割はどうか、このようなお尋ねであったと思います。 阪神・淡路地域におきましては、これまでの政府、地元地方公共団体、地元住民等の一体となった努力によりまして復興は着実に進展してきていますが、現在もなお、心のケア対策などの被災者の支援、産業の本格的復興と安定した雇用の確保、また、市街地整備等の安全な地域づくりなどの残された課題が存在していると認識をいたしております。 こうした課題については、原則として関係各省庁がそれぞれ個別課題ごとに適切に対応……
○増田政務次官 お答えを申し上げますが、先生には、地元出身の議員ということももちろんおありかと思いますが、早速に現地対策本部においでをいただきまして、今回の噴火対策にいろいろと御尽力をいただいておりました。特に、数多くの御助言には感謝をいたしております。 御承知のとおり、実施に移した施策は、すべて現地の合同会議におきまして地元の市、町との協議を行った上で、国の支援として実施してきたところであります。 今お尋ねの観光あるいは商工業、農林漁業等の生業対策につきましては、政府系金融機関による低利のつなぎ資金の融資、既往債務の返済猶予等、返済条件の緩和などを行ってきておるところであります。 先生……
○増田委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、地方行政委員長の重責を担うことになりました増田敏男でございます。
本委員会は、地方自治の発展と地方財政の充実を推進し、また警察及び消防の健全な運営を図るため、極めて重要な任務を果たす委員会であり、その委員長たる職責はまことに重大であると痛感いたしております。
甚だ微力ではありますが、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営を図ってまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
理事の員数は、議院運営委員会……
○増田委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件につきましてお諮りいたします。
理事桝屋敬悟君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴うその補欠選任につきましては、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に若松謙維君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
国政に関する調査を行うため……
○増田委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告を申し上げます。
お手元に配付してありますとおり、今会期中に本委員会に参考送付されました陳情書は、地方議会の機能の強化に関する陳情書外四件、また、意見書は、行政書士法の一部改正に関する意見書外四件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
地方自治に関する件
地方財政に関する件
警察に関する件
及び
消防に関する件
以上各件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中……
○増田委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事中川正春君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴うその補欠選任につきましては、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に松崎公昭君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
国政に関する調査を行うため、本会……
○増田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、警察法の一部を改正する法律案及び桑原豊君外四名提出、警察法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として警察庁長官田中節夫君、警察庁長官官房長石川重明君及び総務庁行政監察局長塚本壽雄君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松島みどり君。
【次の発言】 答弁を簡明に願います。
○増田委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、警察法の一部を改正する法律案及び桑原豊君外四名提出、警察法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。 本日は、両案審査のため、参考人として、学習院大学法学部教授高木光君、東京女子大学教授林道義君、日本弁護士連合会刑事法制委員会委員長岩村智文君、ジャーナリスト寺澤有君、以上四名の方々の御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ当委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べい……
○増田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、警察法の一部を改正する法律案及び桑原豊君外四名提出、警察法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
両案につきましては、去る十月三十一日質疑を終局いたしております。
この際、内閣提出、警察法の一部を改正する法律案に対し、重野安正君から、社会民主党・市民連合の提案による修正案が提出されております。
提出者より趣旨の説明を求めます。重野安正君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
この際、桑原豊君外四名提出、警察法の一部を改正する法律案及び重野安正君提出の修正案について、国会法第五十七条の三の規定により、内閣……
○増田委員長 これより会議を開きます。
警察に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長楢崎憲安君、警察庁生活安全局長黒澤正和君、総務庁行政管理局長坂野泰治君、大蔵大臣官房審議官竹内洋君、大蔵省理財局たばこ塩事業審議官飯島健司君、国税庁長官官房国税審議官塚原治君及び厚生省保健医療局長篠崎英夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
【次の発言】 未成年者喫煙禁止法及び未成年者飲酒禁止法の一部を改……
○増田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、地方交付税法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。西田自治大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として経済企画庁調整局長河出英治君、大蔵大臣官房審議官竹内洋君、大蔵省主計局次長津田広喜君、自治省財政局長嶋津昭君及び自治省税務局長石井隆一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
○増田委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告を申し上げます。
今会期中、本委員会に付託になりました請願は八件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会において検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、お手元に配付してありますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、広域行政の推進に関する陳情書外九件、また、意見書は、警察官の増員に関する意見書外五十七件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
地方自治に関する件
地方財政に関する件
警察に関する件
及び
消……
○増田副大臣 お手元の資料に基づきまして、平成十三年度厚生労働省関係予算案の概要について御説明申し上げます。 まず、平成十三年度の厚生労働省所管一般会計予算の規模は、総額十八兆四百二十一億円、対前年度七千七百七十六億円、四・五%の増加となっております。 平成十三年度の厚生労働省予算案は、地域の子育て支援機能の強化を初め、厚生行政と労働行政の施策の融合化を推進するとともに、メディカル・フロンティア戦略、IT化のための職業能力開発等、当面の施策課題に対応するという考え方のもとに編成したところであります。 続きまして、予算の主要事項について御説明申し上げます。 第一は、一ページから五ページに……
○増田副大臣 谷畑先生の御質問にお答えをしてまいりたいと思いますが、先生の御質問をお聞きいたしまして、私、零細企業の出身者なんですが、先生も中小企業の姿、実態はよく御案内のとおりだな、こういう印象を持って実は伺いました。御指摘のように、日本経済を支える重要な役割を担っており、同時にまた我が国の景気回復にも不可欠な役割を果たしていく、私はこういうとらえ方をいたしております。 そして、経営者の福利厚生については、お話もございましたが、おっしゃるとおり、労働災害の発生率が中小企業はどうしても高うございます。その労働者のみならず経営者も一緒になって中小企業は働いている方が多うございますから、災害防止……
○増田副大臣 お答えをいたします。 確かに、八つの基本的条約の中で三つがまだ批准をされておりません。中核的労働基準について規定した八本の基本条約、今御発言のとおりでありますが、これまでに五本は批准をしております。 そこで、未批准の条約のうち、最悪の形態の児童労働条約につきましては、百八十二号ですが、今国会に提出すべく検討を進めているところであります。どうぞよろしくお願いいたします。 それから、強制労働の廃止に関する条約、第百五号でございます、及び雇用及び職業についての差別待遇に関する条約、百十一号ですが、については、国内法制との整合性などにつきましてさらに検討する必要がありますので、現在……
○増田副大臣 お答えを申し上げます。 なおまた、数字その他大変細かくおっしゃっておられましたが、ありがとうございます。 それでは、お答えを申し上げます。 今お話にもございましたように、平成十四年度中には何でもかんでも終わらせたいという総理の意向並びにまた戦後処理問題の重要性、遺族の高齢化、こういうことを考えまして、その方針で現在動いているところであります。 そこで、結論なんですが、どういうふうにやるか、できるか、このことでありますけれども、厚生労働省としては、平成十三年度中に、未調査の埋葬地について、七十二カ所とおっしゃいましたが、調査を終了することとして、十三年度及び平成十四年度にお……
○増田副大臣 お答えをいたします。
労働時間の短縮については、労使による真摯な努力とこれに対する行政の指導援助により年間総実労働時間は減少しているものの、ただいま御発言がありましたように、政府目標である年間総実労働時間千八百時間は依然として未達成の状況にあります。
これまで、週休二日制の普及促進については一定の成果が見られるものの、年次有給休暇の取得や時間外労働の削減については十分な成果が上がっていないことから、今後、時短促進法に基づき、年次有給休暇の取得促進と所定外労働の削減に重点を置いて施策を講じてまいりたいと思います。
【次の発言】 少し具体的なことを幾つかお答え申し上げたいと思いま……
○増田副大臣 お答えを申し上げます。 実は、その前に、私も仕事をしておりましたが、やはり十人足らずの乾めん業者でした。余計なことですが、後のお答えにつながっていきますので簡明に申し上げますが、初め、私の埼玉県熊谷市に三十軒ぐらいの大きな一つの業界でありました。戦前日本で一番小麦のとれたところです。そこで乾めんを始めました。だんだん時の流れで対応ができなくなり、そしてついに一番小さい従業員七、八人の私のうちだけが今一軒残っております。それが時の流れと大きな転換です。そこで、中小企業のことを考えていますよということをまず御理解いただきたいな。 お答えに入ります。 新たな再就職援助計画制度にお……
○増田副大臣 高失業率の原因につきましてはさまざまな議論があるところでありまして、それらを背景に先生がお尋ねだと思います。 雇用保険制度においては、制度の安定的運営を図る観点から、積立金と失業等給付の額を比較して、一定の場合には保険料率を引き上げることができるものとされております。このような場合には、給付費が増加しているので、それに応じて国庫負担も増額された状態となっているところであります。したがって、それらを踏まえて、よく見据えながら、一生懸命努力をしてそういうふうにならぬように頑張っていく、ミスマッチがなくなるように頑張っていくという姿勢で貫いてまいりたい、このように考えています。
○増田副大臣 厚生労働副大臣の増田敏男でございます。 坂口厚生労働大臣を支え、炭鉱労働者の雇用対策に全力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、委員各位を初め国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。 お手元にお配りしております資料に即しまして、平成十三年度石炭勘定予算のうち、厚生労働省関係部分の概要について御説明申し上げます。 一の炭鉱離職者就職促進手当につきましては、これに係る経費として約四億円を計上いたしております。 二の炭鉱離職者等職業転換特別給付金につきましては、これに係る経費として約二億円を計上いたしております。 三の炭鉱離職者等援護事業費補助金につきま……
○増田副大臣 私も埼玉でございます。 それでは、お答えをいたします。 国際技能工芸大学設立推進議員連盟の呼びかけで開催をされたという六省会議は、平成九年二月に開催された会議であると承知をいたしております。先生がお時間の関係を心配なさりますので要点だけで恐縮ですが、また重ねて尋ねてください。 現在残っている記録では、議員連盟の呼びかけにより六省庁が集まった、このときだけだったというふうに承知をいたしております。この会議の場で、旧労働省からいわゆる職人大学構想に関する検討状況についての説明を行ったと承知をしております。詳細については、残念ながら議事録が残っておりません。 以上です。
○増田委員 平成二年の二月に国会へ出てまいりました。十一月ごろからこの話は始まったと覚えております。そして、十年を超える歳月をかけて今日があります。 そこで、初めのころは、諮問の審議会でそれなりのもっと具体的なものを出してくるだろう、国会へ持ってこられたら、国会議員の先生方がそれぞれの地域の背景を背中にしっかりしょって大変な動きになるだろう、こういうような懸念を持ちながら眺めておりましたが、ついに本日が来てしまったわけであります。 そこで、私としては、市長もやってまいりましたから、そういう立場に立つと、早く結論を出してくれないと関係の地方自治体は大変で、ますます参ってしまうだろう、このよう……
○増田委員 与えられた質問が三十分であります。遠山大臣には初めてのお尋ねですが、時間が限られていますので、要領よくお答えをいただきたいな、こう思います。 そこで、質問に入ります前に、二日ほどの新聞の記事を眺めまして、そのことから要請をひとつしておきたい、こう思います。 一つは、東京新聞でありましたが、「「新指導要領はよくない」 大臣就任前に発言 「今は支持」と強調」こういうふうに書かれてあります。そこで、このことに関しては、述べられた所信に自信を持って今後この答えをしっかりと出してもらいたい、頑張ってもらいたい、このように申し上げます。 もう一点は、これはけさの産経新聞であります。「教師……
○増田副大臣 田中先生のお尋ねにお答えを申し上げたいと思います。 特許権等に関する訴訟の迅速化の観点から主にお尋ねがあったと思います。同時に、本会議で御発言なさったのを記憶いたしております。 そこで、特許権等に関する訴訟事件につきましては、東京、大阪両地方裁判所の知的財産権を取り扱う専門部を実質的に特許裁判所として機能させるため、制度面において、特許権等に関する訴訟事件について、東京、大阪両地方裁判所への専属管轄化や、いわゆる専門員制度を導入するなどの手当てを講ずることを検討いたしております。 また、裁判所におかれましても、東京、大阪両地方裁判所の専門部に専門性を備えた裁判官や技術専門家……
○増田副大臣 大森委員のお尋ねにお答え申し上げておきます。それと、私、考え方も多少申し上げます。 法制審議会におきます審議におきまして、建てかえ決議の要件について、中間試案では、五分の四以上の多数決に年数要件を加えた案が掲げられていたもので、先生のおっしゃるとおりであります。最終的な法務大臣に対する答申では、五分の四以上の多数決のみの案になっております。この点については、中間試案について行った意見照会に対する意見や規制改革会議の委員に対するヒアリングの結果等を踏まえ、法制審議会において慎重な審議をしていただいた結果のことであると考えております。 また、団地の一括建てかえ決議については、御発……
○増田副大臣 私へのお尋ねでございますが、武正先生の問いにお答えをしていきたいと思います。 二つあったと思いますが、まず一つは、中間試案において築後三十年、四十年という要件があったがなくなった、理由はどうだという点が一点だと思います。 こちらからお答えをしていきますが、法制審議会建物区分所有法部会が本年三月に取りまとめた中間試案では、建てかえ決議の要件として、区分所有者及び議決権の各五分の四以上の多数決を得ることのほか、建物が新築された日から三十年または四十年を経過したことなどを要件に付加した案をお示しをして、一般からの意見等をお聞きをしております。その後、寄せられた意見や総合規制改革会議……
○増田副大臣 お答えをいたします。 建てかえ要件の関係でございますが、法制審議会における審議におきまして、建てかえ決議の要件について、中間試案では、五分の四以上の多数決に年数要件を加えた案が掲げられておりましたが、最終的な答申では、五分の四以上の多数決のみとし、年数要件は削除されております。これは、中間試案について行った意見照会に対する意見や、規制改革会議の委員に対するヒアリングの結果等を踏まえ、法制審議会において慎重な審議をしていただいた結果であると考えております。 法務省といたしましても、建てかえ決議の要件を五分の四以上の多数決のみとすることが相当であると考え、本改正法案を提出させてい……
○増田副大臣 このたび、法務副大臣に就任をいたしました増田敏男でございます。 内外に重要な問題が山積しておりますこの時期に法務行政を担当することとなり、その重責に身が引き締まる思いがいたしております。もとより浅学非才でありますので、全力を尽くしまして森山法務大臣を補佐して、中野大臣政務官とともに、国民の期待にこたえる法務行政の実現に全力を尽くしてまいりたいと思っております。 委員長を初め委員の皆様方からより一層の御指導また御支援を賜りまして、重責が果たせますようによろしくお願いを申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。(拍手)
○増田副大臣 漆原先生のお尋ねにお答えを申し上げていきます。
お尋ねの北朝鮮による拉致事件は、我が国の国民の生命や安全にかかわる重大な問題であります。国交のない国にかかわる事件ですので種々の問題もあろうかと思いますが、検察においても、警察等の関係機関と密接に連携し、刑事事件にかかわるものについては法と証拠に基づき適切に対処するものと考えております。
【次の発言】 国交がありませんので、原則を先ほど申し上げたとおりであります。
そこで、重ねてのお答えに入りますが、我が国に管轄権がある刑事事件に関し犯罪人引き渡し請求や捜査共助要請を行うか否かは我が国において決定すべきものであり、北朝鮮に対して……
○増田副大臣 左藤委員の御質問にお答えを申し上げます。
現行司法試験につきましては、受験者の大量かつ長期間の滞留によるいろいろの弊害が指摘されているところであります。このような弊害が新司法試験にも受け継がれた場合には新たな法曹養成制度の趣旨が損なわれる、こういうおそれがあるために、法科大学院修了後五年間に三回に限って司法試験の受験を認めることとして、そのような弊害を可能な限り防止しようとしたものであります。
以上です。
【次の発言】 予備試験についてのお尋ねでありますが、法科大学院修了者と同等の学識、能力及び法律に関する実務の基礎的素養を有するかどうかを判定することを目的としまして、短答式……
○増田副大臣 お答えを申し上げます。 民事再生法、民事再生手続は、無担保で、かつ優先権のない債権のみを手続に取り込み、企業の組織再編、こういうものを原則として手続外で行うものとされるなど、比較的単純で簡易な手続構造となっております。そのために、迅速に手続が進行し、手続費用も会社更生手続に比較をいたしまして低額であることから、中小企業を中心に幅広く利用されております。 これに対しまして、会社更生手続は、担保権つきの債権、労働債権、租税債権等の優先権がある債権、また株主の権利をも手続に取り込み、株式会社の組織再編行為も行うことができるものとするなど、法的効力が強力である反面、厳格で複雑な手続構……
○増田副大臣 お答えをいたします。 法務本省及び各施設を監督いたします矯正管区によります定期的な監査がまず実施をされております。不適正な処遇が行われている疑いがある場合には、厳正な調査がもちろん行われております。また、被収容少年から、家族などの面会や部外の民間篤志家との面接の際に、不適正な処遇を受けたことについて申し出を行うことは可能であります。請願やあるいは人権侵犯申告、民事訴訟、告訴、告発などの方法もとることもできることになっております。 少年が不適正な処遇を受けたことについてみずから申し出たような事例ですが、私、保護司をしておりまして、私も観察所で相談を受けたことが何回かあります。そ……
○増田副大臣 お答えをいたします。
難民認定申請が不認定となり、退去強制手続に基づきまして収容されている者につきましては、その大半が旅券等送還要件が整わなかったり、難民不認定処分取り消し請求等の訴訟を提起したことなどの理由から、比較的収容期間が長期となっております。
以上です。
【次の発言】 おっしゃるとおりでございまして、帰る要件が整っていない、このように実はなっております。
【次の発言】 退去強制令書を発付された外国人につきましては、入管法第五十二条第三項の規定により、御発言のとおりであります、速やかに本邦外に送還することとされており、送還することができないときは、同条第五項の規定によ……
○増田副大臣 お答えをいたします。 まず、いろいろと御指摘等を踏まえた御発言がございましたが、大体そのとおりでありまして、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者は、精神障害を有しているというハンディキャップに加えまして、人の生命、身体、財産等に被害を及ぼす重大な他害行為を犯したというハンディキャップをも背負っているものと言えます。 このような者が有する精神障害は、重大な行為と結果を引き起こす原因となるものですから、一般的に手厚い専門的な医療の必要性が高いものであると考えられます上、仮にそのような精神障害が改善されないまま、再びそのために同様の行為が行われるようなこととなりますと、そのよ……
○増田副大臣 先生は、長年法曹界の雄として御活躍でございます。したがって、法曹の制度について逐一述べることは控えますけれども、裁判官は、制度的にも実態においても独立をして職権を行使しているものと、先生がおっしゃるように、私も考えております。 しかしながら、国連の権威を背景とした委員会が具体的事件の裁判に関して一定の判断を示した場合、事実上、裁判官の職権行使について重大な影響を与えるおそれは、やはり全く否定はできないと思います。そのようなおそれがある以上、個人通報制度の採否を判断する上での問題点として考慮していかなければならないというような考え方を実は持っております。
○増田副大臣 お答えをいたします。
検察庁におきまして、捜査、公判等の検察事務を適正に遂行するために犯歴情報を保存しております。他方、市区町村における選挙人名簿の調製や身分証明事務に資するため、検察庁から犯歴情報を当該個人の本籍地の市区町村長に提供いたしております。
【次の発言】 検察庁法第三十二条に基づき定められる法務大臣訓令である犯歴事務規程第三条第四項に基づきまして、犯歴情報を提供いたしております。
【次の発言】 委員御案内のとおりでございますが、今委員がおっしゃいましたように、従前は、地方自治法第二条第三項第十六号において、身分証明事務は地方公共団体の固有事務の一例として規定をされて……
○増田副大臣 お尋ねの関係、お答え申し上げます。 民事執行制度につきましては、本国会に、担保物件及び民事執行制度の改善のための民法等の一部を改正する法律案を提出を予定しているところであります。今後もさらに見直すべき点がないか、検討を続けていくことを考えております。 そこで、民事執行手続におきまして、執行裁判所の権限とされている事項のうち、一定のものを裁判所書記官の権限とすることも、その中での検討課題の一つと認識いたしております。 もとより、制度の改正が手続上の過誤の増加につながるものであってはなりません。全く御指摘のとおりであります。裁判所書記官の権限の拡大についても、手続の適正を確保し……
○増田副大臣 お答えを申し上げてまいります。 非常に難しいという御発言がございましたが、そういう点を踏まえながら、実はこれから、今真剣な取り組みをしております。 そこで、次世代を担う児童を虐待から保護し、その健全な育成を図ることは、今日、国家全体として真剣に取り組むべき重要な課題である、まずこの認識に立っております。そして、親子関係等の家族制度や家事審判制度、これを所管しております法務省としても、児童を虐待から保護するという観点から、これらの制度をどのように活用することができるかを検討すべきは当然であるともちろん認識いたしております。 そこで、法務省としましては、児童の保護及び福祉を第一……
○増田副大臣 裁判所法は、裁判官に法廷の秩序を維持するために必要な事項を明示、また必要な措置をとることができる旨、規定いたしております。ある行為が法廷の秩序を乱すかどうかは、裁判官がその権限の範囲内において個別具体的に判断する事柄であります。政府としてコメントすることは差し控えたいと考えております。
【次の発言】 具体的な事案における裁判官の具体的な権限の行使のあり方につきましては、政府としてコメントすることは差し控えたいと考えております。西村先生も法曹の人ですから、その辺は十分御理解の上、いろいろと思いを込めて御発言なさったと考えております。
なお、そこで、個別の事案や法律論を離れまして、……
○増田副大臣 お答えをいたします。 巡閲は、刑務所等に対して少なくも二年間に一回行うこととされておりまして、御発言の趣旨のとおりであります。その際、被収容者は、巡閲官に対しまして、書面または口頭により情願を行うことができることとされております。 巡閲官情願は大臣情願とは異なりまして、書面のみならず口頭をもって直接不服を申し立てることに意義があると思われますところから、巡閲官情願の頻度を含め、情願制度全体のあり方については、行刑運営のあり方全体を徹底して見直すために設置されました行刑運営に関する調査検討委員会で検討することとされているところであります。 また、昨日発足いたしました民間有識者……
○増田副大臣 お答えをいたします。 死亡帳調査班の目的ですが、先生のお話と私の考えていることと大体同じだと思いますが、過去十年間に行刑施設内で死亡した被収容者につきまして、刑務官等の違法な暴行等により死亡した疑いがないかどうか、これを解明し、その結果を行刑運営に関する調査検討委員会に報告をし、疑いを払拭できない事案については検察庁に通報し、さらなる真相解明を可能とすることにより、国民の行刑に対する信頼回復に資することというのが基本であります。 そして、お尋ねにもございましたが、時効との関係ですが、その関係について、どうなんだ、検事はそのように考えるだろうというようなお話がございましたが、公……
○増田副大臣 むしろ大臣から答えてもらった方が趣があると思いますが、私の考えを申し上げますと、契約の段階できちんとこれは定めておくべきだと思います。学校側としては、法科大学院をつくった、その実績が上がらなかったら、大学の将来はないと思います。したがって、先ほど来委員がお尋ねのように、入るときにそれなりのものをきちんと決めて、そしてスタートをとった方が、自然であり問題がない、私はこういう理解を持っています。
○増田副大臣 お答えをいたします。 訴訟が長期化する原因は多岐にわたります。主なものといたしましては、当事者が多数である、事件の内容が複雑、専門的であるなど、事件の性質、内容に関するものがあります。また、期日の調整が困難で、当事者等が訴訟の進行に協力的でない、あるいは必要以上に詳細な尋問が行われるなど、当事者に関するものもあるかと思います。争点整理の訴訟指揮が不十分、裁判官の手持ち事件数が多過ぎるなど、裁判所に関するものもあるのであろう、このように理解をしております。 指摘されているもの、以上申し上げましたが、心に体して取り組んでいきたいと思います。
○増田副大臣 お尋ねの矯正職員に対しまする人権教育についてでございますが、従前から、被収容者の人権を尊重するとの観点に立ちまして、矯正研修所、そしてまた、全国八カ所にあります同支所における各種の研修課程におきまして、憲法、人権問題、被収容者処遇に対する国際準則といった科目によって、人権の重要性に関する一般的な知識の習得を図らせてまいりました。行刑法や少年院法の科目では、具体的な処遇等の場面における被収容者の人権への配慮等につきまして研修を実施してまいりました。 しかし、今般の一連の名古屋刑務所の事件の経緯を見ますると、その原因の一つとして職員の人権意識の欠落があったことは明らかであります。人……
○増田副大臣 中村委員さんの御質疑にお答えを申し上げます。
まず、御指摘のとおりであります。属地主義は、国家主権の及ぶ領域内で犯された犯罪につきましては、その国は主権に基づきまして刑罰権を行使し、それによって法秩序の維持を図るという考えに基づいております。また、一般的に、犯罪地国では証拠の収集が容易であるという利点があることなどから、属地主義は多くの国で基本原則として採用されているものと承知をいたしております。
【次の発言】 主要諸外国のうち、ドイツ、フランス、イタリア、韓国などは、国外において自国民が一定の犯罪の被害者となった場合に、自国の刑罰法規を適用する旨の規定を有しているもの、このよ……
○増田副大臣 お答えを申し上げます。 現在、法務省内には、お尋ねの調査班に該当するものといたしまして、発足した順に、まず一として矯正局の特別調査チーム、二として行刑運営に関する調査検討委員会、その下に置かれた特別調査班及び四として死亡帳調査班、さらに五として矯正局の矯正医療問題対策プロジェクトチームがございます。 以下、順次御説明いたします。 まず、一としての矯正局の特別調査チームは、昨年十一月、官房審議官をヘッドとして矯正局に設けられたものでして、名古屋刑務所における革手錠による受刑者死傷事件の発生に至った原因や背景事情等の調査を行いました。 二としての行刑運営に関する調査検討委員会……
○増田副大臣 お答えを申し上げます。 報酬規定の存在は、弁護士間の公正な競争を阻害し、国民がより品質が高く、より低い価格によるサービスを受ける機会の障害となっている可能性は否定できません。 弁護士業務の合理化努力の成果等も弁護士報酬額に反映されることが必要であり、また国民がサービスの内容とコストを勘案して、ニーズに見合った弁護士を選択する機会を確保する必要もあると思います。 弁護士報酬は、弁護士間の適切な競争と国民の自由な選択にゆだねるのが相当であり、これを阻害する要因となり得る報酬規定を会則の必要的記載事項から削除することとしたものであります。
○増田副大臣 刑務所におきましては、通常、受刑者が居房から工場へ出役をするとき、また、その日の作業を終えて工場から居房に戻るときに、検身場において舎房衣と工場衣を着がえさせていますが、その際、受刑者にすべての着衣を脱がせた状態で、立ち会い職員がその身体等の検査を実施している施設も少なからずあるものと聞いております。 これは、逃走や他人に危害を加えるために用いられる危険物品、不正物品の持ち込み等を防止するために行っているものでありまして、実際にも、この検査により、工場と居房間の往復時に不正に物品を持ち出そうとした事犯が摘発されております。 施設の規律の維持等のためには、着衣を脱がせた上でこの……
○増田副大臣 いろいろ御心配をいただいておりますが、先生が御指摘のように、近年の社会経済情勢がますます悪化であります。雇用情勢が厳しくなっておりますので、特に犯罪歴のある人の就労先の確保は、先生がおっしゃいましたように、とりわけ困難な状況にあるものともちろん認識いたしております。 これに対しまして、犯罪歴があることを承知の上で雇用してくれる事業者、協力雇用主は、現在全国に約五千人ほどおられます。これは、何の見返りもありません。奉仕の精神で面倒見てやろうというような方であります。このような就労先確保が困難な中で五千人ほどやってくださっておる、このような役割はますます重要性を増しております。法務……
○増田副大臣 御質問で、昔を思い出しておりました。 昭和三十四年に熊谷市会議員になりました。三十六年春に年金が施行されました。年金はもらえないだろう、そんなもの当てにならないよ、国民的な背景で、一般国民はほとんど知らなかったと思います。したがって、刑務所の中でどういうようなことがあったか、恐らくなかなか知らなかったんじゃないかという方へ私は想像をいたしております。 そこで、お尋ねの関係なんですが、その問題に対して、年金法自身が私よくわかりませんので、この際、谷間に対して何か手はないのかな、自分でも取り組んでみたい、このように思っております。
○増田副大臣 保護司活動に御理解をいただいておりまして、ありがとうございます。 お答えを申し上げます。 社会を明るくする運動は、犯罪、非行の予防と犯罪者等の更生支援を目的といたしまして、昭和二十六年に法務省の主唱によりまして始められたものでございまして、本年で五十三回を数えるに至ったと思います。この間、昭和三十七年には七月一日を更生保護の日といたしまして、昭和五十年からは広報映画を作製することといたしておりました。また、昭和五十九年からは全国一斉に駅前で広報活動を行うことといたしましたほか、平成五年からは作文コンテストを開催するなど、さまざまな工夫を凝らしてまいりました。 ちょっと一、二……
○増田副大臣 お答えを申し上げます。 大臣のお話のように、指示さえあれば、全力を尽くして取り組みたいと思います。
○増田委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、法務委員長の重責を担うことになりました増田敏男でございます。まことに光栄に存じております。 司法制度の改革、人権擁護、組織犯罪や国際犯罪に係る諸問題など、国民生活に深くかかわる重要な問題が山積している中で、本委員会に課せられた使命はまことに重大であると考えております。 幸いにして、本委員会におきましては、法務関係に練達な方々がおそろいでございますので、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会の運営に努め、職責を果たしてまいりたいと存じます。 何とぞよろしくお願い申し上げます。(……
○増田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として警察庁長官官房長吉村博人君、刑事局長栗本英雄君、法務省大臣官房長大林宏君、大臣官房司法法制部長寺田逸郎君、刑事局長樋渡利秋君、矯正局長横田尤孝君、入国管理局長増田暢也君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○増田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が本委員会の委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存じます。 去る九日、総選挙が行われたところでありますが、さきの臨時国会での公職選挙法の改正により、今回の選挙から政権公約パンフレット、いわゆるマニフェストを頒布するようになり、注目を集めたところでございます。 本委員会は、政治倫理を確立し、選挙制度をより公正で信頼に足るものに改正し、国民の政治意識の向上に寄与することを使命とするまことに重大な責務を担っております。委員長といたしまして、その責務の重さを痛感いたしておりますとともに、委……
○増田委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、参考人から意見を聴取する必要が生じました場合には、その出席を求めることとし、日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○増田委員 自由民主党の増田敏男です。 質問に入ります前に、イラクに大変な事件が起きました。まことに遺憾であります。何しろ三人の御無事を祈りたい。そして、政府としては、引き続いて全力を尽くされて、一刻も早い解決を図るよう、もちろん複雑ですが、頑張っていただきたい、このように期待をいたします。 それでは、三十分ですから、簡明な答弁をお願い申し上げながら、質問に入りたいと思います。 まず初めに、道路関係四公団の課題の解決についてでありますが、時代認識について、このことからまず申し上げたいんです。 我が国の近代化は、江戸から明治に移る、そこに第一歩が始まったと考えております。明治政府は、大名……
○増田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満なる委員会の運営に努めてまいる所存でございます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの加藤公一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
岩崎 忠夫君 江渡 聡徳君
中馬 弘毅君 町村 信孝君
井上 和雄君 加藤 公一君……
○増田委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に辻惠君を指名いたします。
【次の発言】 この際、総務大臣、総務副大臣及び総務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。総務大臣麻生太郎君。
【次の発言】 次に、総務副大臣山口俊一君。
【次の発言】 次に、総務大臣政務官小西理君。
○増田委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告をいたします。
今国会、本委員会に付託になりました請願は十件であります。各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議をいたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、そのように御了承願います。
なお、お手元に配付いたしてありますとおり、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は九件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
まず、中井洽君外五名提出、公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、議長に対し、……
○増田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま、委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満なる委員会の運営に努めてまいる所存であります。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの辻惠君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
岩崎 忠夫君 江渡 聡徳君
中馬 弘毅君 町村 信孝君
井上 和雄君 辻 惠君
……
○増田委員長 これより会議を開きます。
政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として人事院事務総局職員福祉局長関戸秀明君、警察庁刑事局長栗本英雄君、総務省自治行政局選挙部長高部正男君、法務省刑事局長大林宏君及び国税庁次長村上喜堂君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。木村勉君。
【次の発言】 長沢広明君。
○増田委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今国会、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、政治資金の規正、透明化の推進を求める意見書一件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
まず
第百五十九回国会、中井洽君外五名提出、公職選挙法の一部を改正する法律案
及び
第百五十九回国会、中井洽君外五名提出、衆議院議員選挙区画定審議会設置法の一部を改正する法律案
につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をするに賛成の諸君の起立を求めます。
○増田委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの井上和雄君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、遠藤武彦君が委員長に御当選になりました。
委員長遠藤武彦君に本席を譲ります。
○増田委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの中村哲治君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、遠藤武彦君が委員長に御当選になりました。
委員長遠藤武彦君に本席を譲ります。
○増田委員長代理 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
島田久君。
【次の発言】 次に、牧野聖修君。
○増田小委員 自由民主党の増田敏男でございます。 銀行、証券、建設業、そして暴力団との関係で小委員会が持たれているところでありますが、それぞれの皆さんには大変お忙しい中、参考人としてまことに御苦労さまでございます。 時間に限りがありますので、早速お尋ねをしたいと思いますが、まず、全国銀行協会連合会副会長専務理事の藏原さんと全国地方銀行協会副会長専務理事の名本さんに、それぞれお尋ねをいたします。 健全な社会、信頼される社会を築いていくことは、私たちにとりましてまことに重要なことであり、当然のことだ、このように考えております。同時にまた、次の時代にわたってそれぞれが責任を持ってみずからを律し……
○増田主査代理 これにて石井一君の質疑は終了いたしました。
次に、石井啓一君。
【次の発言】 これにて古川元久君の質疑は終了いたしました。
次に、松浪健四郎君。
【次の発言】 これにて松浪健四郎君の質疑は終了いたしました。次に、藤田スミ君。
【次の発言】 これにて石田勝之君の質疑は終了いたしました。
次に、金田誠一君。
【次の発言】 これにて金田誠一君の質疑は終了いたしました。
次に、石垣一夫君。
【次の発言】 これにて石垣一夫君の質疑は終了いたしました。
次に、鉢呂吉雄君。
【次の発言】 これにて鉢呂吉雄君の質疑は終了いたしました。
次に、富田茂之君。
○増田主査代理 これにて藤村修君の質疑は終了いたしました。
次に、木村太郎君。
【次の発言】 これにて木村太郎君の質疑は終了いたしました。
次に、木村隆秀君。
【次の発言】 これにて木村隆秀君の質疑は終了いたしました。
次に、田中和徳君。
○増田小委員長 これより高等教育に関する小委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 高等教育に関する小委員長の増田敏男でございます。小委員の皆様の御協力をいただきまして、公正円満な運営を行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。 高等教育に関する件について調査を進めます。 本日は、高等教育に関して、日本私立学校振興・共済事業団理事長・大学審議会委員戸田修三君から御意見を聴取した後、参考人に対する質疑及び小委員間の自由討議を行いたいと存じます。 この際、戸田参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、大変御多用中のところ本小委員会……
○増田委員 私は、自由民主党の増田敏男です。 公述人の皆様には、きょうは大変御苦労さまでございます。初めに敬意を表します。それから、限られた時間でありますから、それぞれの皆さんにお尋ねが及ばないかもしれませんけれども、あらかじめ御了解を賜りたいと思います。 それでは、早速でございますが、桧垣公述人にお尋ねしたいのですが、食料自給率の関係で何%ぐらいをお考えですか、ずばり、これが一点。 それからその次に、農地の規制を強化するんだ、こういう御意見がございましたが、現行の農業基本法の中のあり方のままの強化を言っておられるのか、あるいはこれから二十一世紀を展望して、強いて言えば農地はこういうふう……
○増田小委員長 これより高等教育に関する小委員会を開会します。 高等教育に関する件について調査を進めます。 本日は、高等教育に関して、評論家立花隆君から御意見を聴取した後、参考人に対する質疑及び小委員間の自由討議を行いたいと存じます。 この際、立花参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、大変お忙しい中、本小委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。立花隆先生にはどうか忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にさせていただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。 次に、議事の順序について申し上げます。 まず、参考人に四十分程度御意見をお述べいただき……
○増田政務次官 お答えを申し上げます。 先生がふるさとに対して大変熱心な御活動をなさっているのはよく存じておりますので、簡明にお答えを申し上げ、御期待に沿いたいと思います。 東京都区部における諸機能の過度の集中を是正いたしまして、東京圏における適正な配置を図るため、業務核都市を育成整備することが重要であります。このようなことから、昨年三月に策定されました第五次首都圏基本計画におきまして、首都圏における地域構造の目標として分散型ネットワーク構造を掲げまして、業務核都市の育成整備を図ることとしたわけであります。 この考え方のもとに、御発言にございました川越及び春日部・越谷について、今回の基本……
○増田政務次官 小林先生のお尋ねにお答えを申し上げます。 先生も地方自治に大変明るい方ですから、ちょっと振り返って思い起こしていただきたいのですが、これは、国の方から文書を持ってこうですよという仕組みの話じゃないのです。市町村の方からいろいろ積み上げ式に県を通して国土庁へ要請してくる、そこの話し合いの結果、準じたものを選んでいく、こういうふうに運ばれているものであります。 過去の例もそうなっておりますので、ぜひこの際、先生にも、地元の問題ですから、誤解のないようにお話をいただいて積み上げてもらいたいなと。要するに、こうこうこうだからどうだ、そしてうちの方はそれを受けて、関係省庁も調整をしな……
○増田副大臣 御指名でございますので、桝屋副大臣とほとんど同じですけれども、お答え申し上げます。 市長を実は二期ほどやりました。そして、こう言うと変ですが、国から出された医療の全施策、それから地方独特のあり方、対応、これらを考えるとどうしてもギャップがあります。 そこで、政策によっては、県単もありますが、市単でもやったことがあります。ペナルティーの話もあります。でも、やはりやるべきときはやって、大きな法改正なり流れなり、できるまでは地方は地方の役割を果たさなければということで来ました。 同じように今の立場から考えたときに、でき得れば全国が平準化できる、同時にその裏づけになる財政、財源なり……
○増田副大臣 赤羽先生のお尋ねにお答え申し上げます。 その前に、体験に基づく、貴重な、しかもまた温かい配慮に、これを一生懸命進めようというようなお考え等も入れましていろいろな御意見を聞かせていただきました。敬意を表したいと思います。 それから、決意はどうだ、こういうことですが、私は、想像以上の住まいに対する苦労をして少年時代を過ごしました。そこで、こう言うと変ですが、実際の運用は国土交通省の方に行くと思います。きょうは扇大臣おいでになりますので、実際の運用に対してはぜひそちらで一生懸命やってもらうんですが、私の方も耳をできるだけ大きくして声を聞いて対応していきたい、このような姿勢を持ってお……
○増田副大臣 先ほど来の御発言、お聞きをいたしておりました。 そこで、まず、御指摘の点につきましては、初めに、大変若年の御子息を失うこととなられた御両親初め御遺族の方々のお気持ちは察するに余りあります。私は子がありませんでしたから、約二十年、神様、仏様、お医者様と、必死になって子供を恵んでくれと頼みました。ついに恵まれませんでした。今、この年になって初めて、子宝という言葉の重みをかみしめているわけであります。したがって、遠藤委員がこの問題を取り上げながらいろいろと詰め寄られている姿は、心からなるほどとうなずくものであります。何しろ、心からまずお悔やみを申し上げます。 検察当局におきましては……
○増田副大臣 私は零細の出身ですから、話を聞きながら、これは考えられるなというふうに受けとめました。
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。