このページでは石原伸晃衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。石原伸晃衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○石原(伸)委員 本日は、日米構造協議でも主要なテーマとなっております内外価格差につきまして当委員会で取り上げ、また、自民党の新人議員であります私、石原伸晃に質問のお時間をいただきましたことに対し、委員長初め与野党の理事の先生方に御礼申し上げたいと思っております。 さて、我が国の経済は岩戸景気を抜き、戦後最大でありましたイザナギ景気に匹敵する大型景気になる、こんな声すら出ております。しかしながら、実際に国民の皆様方の生活実感というものを考えてみますと、大型景気に対応した豊かさを享受しているとは言いがたい状態にある。一人当たりのGNPの名目を見ましても、日本は二万三千三十一ドル、アメリカは二万……
○石原(伸)委員 本日は、大蔵省が提出しております国際関係三法につきまして、国の内外の経済状況並びに対外経済関係を中心に質問をさせていただきたいと思います。
まず初めに、昨日二万円の大台を日経平均株価がおよそ五年ぶりでございますけれども割り、本日もまた、八十円ほど戻しておりますが一万九千九百十七円となっているこの株式市況の現状認識と、そしてこれに対します大蔵省の対応についてお尋ね申し上げます。
【次の発言】 次官にもう一つお聞きしたいのですが、大蔵省といたしまして今回の状況に関して特別に何か対策を考えていらっしゃるのか、あるいは今御答弁ございましたように投資家に対して冷静な対応を望む、そうい……
○石原(伸)委員 自民党の石原伸晃でございます。 武藤大臣、就任おめでとうございます。ただいま大臣の所信を聞かせていただきまして、大臣がいらっしゃる間に二、三質問をさせていただきたいと思います。 今も大臣の表明の中にございましたように、先日、宮澤総理がアメリカに行かれ、クリントン大統領と会談をされました。そんな中で、クリントン大統領は、これまでの冷戦時代の日米パートナー関係というものは既に時代おくれである、ここまで言い切られ、私も昨日外務省の方のブリーフィングを受けたのでございますが、新しいパートナーシップの三本柱といたしまして、政治、安全保障、ここの部分については、大臣のお話の中にありま……
○石原(伸)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 租税特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 公平・公正な税制を確立し、税制に対する国民の信頼を確保するため、引き続き、不公平税制是正の取り組みについて格段の努力を行うとともに、資産に対する適正な課税を推進すること。 一 政策目的を終えた、又は、政策効果の少ない各種準備金・特別償却等の租税特別措置については、今後とも徹底した整理合理化を進めるとともに、引当金のあり方等について引き続……
○石原(伸)委員 当委員会の目的は、与野党の案の互いにいい点、悪い点、そして歩み寄るべきところは歩み寄って成案を得る、そして議論の中で明らかになった不明瞭な点、そういうものをただしていく、また質疑の中で見過ごしている点があれはこれからも明らかにしてただしていく、これが当委員会の目的であると思いますが、山花大臣、いかがでしょうか。
【次の発言】 大臣、不明瞭な点並びに質疑で見過ごしている点が私多々あると思うのです。これからじっくり質問をさせていただこうと思うのですけれども、同僚議員が行いましたいわゆる公的助成の問題、そしてそれに絡んで無所属議員の問題、また三%条項の問題、日本の民主主義、これから……
○石原(伸)委員 自由民主党の石原伸晃でございます。 今の齋藤参考人のお話を聞かせていただ名まして、地価税を廃止すべきだという御説を御説明されたと思うのでございますが、先ほど譲渡益課税についても見直していただきたい、そういうお話があったと思うのです。土地税制というものは、理論的に言えば、保有税を強化して譲渡益課税を軽くするか、あるいは保有税を軽くして譲渡益課税を重くするか、そのどちらかによって土地の値段の適正化を図るべきものではないかと考えるのでございますが、保有税も軽くして譲渡益課税も軽くした方がいいとお考えになっているのか、その辺のところをもう少しお聞かせ願いたいと思います。 それとも……
○石原(伸)委員 大臣、自民党二人目で、あとしばらくでございますので、どうぞ頑張っていただきたいと思います。 先ほど同僚の塩崎議員より日本経済の現状についてお話があり、大臣からいろいろ御答弁があって、なるほどなと思うこともありましたが、私の認識と若干違う点がありますので、その点からお話をさせていただければと思っております。 大臣は、重大な局面に差しかかっておる、またこれは構造的なもの、循環的なものの複合不況である、こういうことをおっしゃられておりました。その点については、私もまさに同感の至りでございます。 しかし、九二年度の成長が〇・八%、そして今年度の成長ですけれども、この七―九が大変……
○石原(伸)委員 先週の金曜日に五分間質問を留保させていただきました。 本日は、本会議が予定されておりますので、平成五年度における国債整理基金に充てるべき資金の繰入れの特例に関する法律案、また農業共済再保険特別会計の農業勘定における平成五年度の再保険金の支払財源の不足に対処するための特別措置に関する法律案、両案につきまして自民党は賛成をさせていただきます。 しかし、補正予算の審議におきまして、現下のこの不況にかんがみ、今回の補正予算案の規模が十分ではないということで組み替え動議を提出させていただいているところでもございます。政府におかれましては、より一段の景気対策並びにこの不況を克服するた……
○石原(伸)委員 大臣の趣旨説明を聞かせていただきまして、関税定率法等の一部を改正する法律案並びに相続税法の一部を改正する法律案、御趣旨は理解をさせていただいたところでございます。 それではまず、純粋に、この委員会でこれまでも日切れ法案として扱ってまいりました関税定率法等の一部を改正する法律案について、二、三質問をさせていただきたいと思います。 趣旨説明を聞かせていただきます限り、昨年九月の緊急経済対策で検討を約束しておりました関税率の見直し、粗糖あるいは自動車部品、これらが含まれておりますし、また、減免税還付制度の対象品目の見直し等が今回の関税定率法等の一部を改正する法律案の骨子ではない……
○石原(伸)委員 ただいま御説明のございました証券取引法の一部を改正する法律案並びに平成六年度における財政運営のための国債整理基金に充てるべき資金の繰入れの特例等に関する法律案につきまして、暫特質問をさせていただきたいと思います。 それではまず、六年度の繰り入れ特例等に関する法律案等につきまして御質問をさせていただきたいと思います。 大臣の趣旨説明の中にございましたように、現下のまことに深刻な財政事情という御指摘がございましたが、まず財政事情が一体どういうふうになっているのか。昨今言われておりますのは、アメリカよりも日本の財政事情は悪化している、こういう話を聞くわけでございます。御説明を願……
○石原(伸)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、高鳥修君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
委員の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○石原(伸)委員 同僚の町村委員の持ち時間で関連の御質問をさせていただきたいと思います。 ただいま総理の答弁の中で、行政改革に対する力強い決意と、そしてまた地方分権に対する具体化の実現、こういうお話があったわけでございますけれども、私は、今回の税制改革に当たりまして、その裏にあるもう一つの特殊な事情、この日本が抱えております財政事情について総理がどのように御見解をお持ちか。 と申しますのも、今回の法律案の中では、租税収入の減少を補うために、平成六年度から平成八年度にかけて公債の発行の特例に関する法律案というものも出させていただいているわけでございます。これは、言ってみるならば公債を増発する……
○石原(伸)委員 第一班、福島班の派遣委員を代表いたしまして、団長にかわり私からその概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、高鳥修委員長を団長として、津島雄二君、村井仁君、北沢清功君、田中甲君、佐々木陸海君、それに私、石原伸晃の七名でございましたが、現地参加委員として穂積良行君が参加されました。 会議は、ウェディングエルティにおいて開催し、現地各界の意見陳述者の方々から、現在本委員会で審査中の税制改革関連四法案について意見を聴取し、これに対して熱心な質疑が行われました。 意見陳述者は、須賀川市長高木博君、協三工業株式会社代表取締役社長齋藤俊雄君、福島県商工会議所連合会会長坪井孚夫君、福島……
○石原(伸)委員 自由民主党を代表いたしまして、村山総理大臣をお迎えして、税制改革関連法案について締めくくり的な総括質疑を行わせていただきたいと思います。 私、けさ起きまして、新聞の各紙を読ませていただきました。ここに何組か持ってまいりました。 「与党きょう採決「改革」再び欠席の構え」。改革が審議をボイコットした衆院税制特別委員会は断続的に理事会を開いた、しかし、今後の日程をめぐる協議は決裂した。あるいは「“違い”出せぬ「改革」「日程で駆け引き」限界に」また、「与党、採決の構え きょう税特委「改革」は拒む方針」「与党、採決の構え「改革」ボイコットで緊迫」。 そしてまた、今同僚の理事の方々……
○石原(伸)委員 ただいま議題となりました国家公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、提案の趣旨及びその内容を御説明申し上げます。 まず、政府原案におきましては、退職共済年金等の受給権者が組合員である間に受給する年金と当該組合員の給付との併給調整の基準額を二十万円としておりますのを、高齢者の就業促進の観点から、本修正案では、二十二万円に引き上げることとしております。 次に、政府原案におきましては、六十五歳未満の退職共済年金の受給権者が、雇用保険法に基づく失業給付を受けている間の支給の調整は平成八年四月一日から、高年齢者雇用継続給付を受けている……
○石原(伸)委員 自由民主党を代表いたしまして、大臣の所信に対する質疑を行わせていただきたいと思います。
大臣が冒頭述べられておりました兵庫県南部地震につきまして主に質問をさせていただきます。
まず、兵庫県南部地震の現在の被害状況について警察庁の方から報告を願いたいと思います。
【次の発言】 まだ七十名近い方が行方不明となっておりますので、この行方不明者の方の捜索、救出というものに全力を挙げていただきたいと思います。
また、ただいまの御報告の中に、建物の被害が八万軒に及ぶという驚くべき数字が報告されておりました。この被害も日に日にふえているような気がいたします。
そこで問題になってまい……
○石原(伸)委員 大臣、連日お忙しいところ恐縮でございます。 きょうは当委員会で、私は、昨今の円高問題を中心に大臣と論議をさせていただきたいと思っております。 今回の為替相場の急変でございますけれども、きっかけは、メキシコあるいはスペイン、ポルトガルといったような通貨の不安にあるということでございますけれども、その背景としては、日本の貿易黒字の拡大基調、それと、それに相反しまして、アメリカ、ドル経済のいわゆる双子の赤字、こんなものがあると思いますが、今回の円高につきまして、その要因並びにこの基調というものを、大蔵大臣、どのようにお考えになっているのか、お話を伺いたいと思います。
○石原(伸)委員 それでは、この保険業法につきまして質問をさせていただきたいと思います。 現在の保険業法は、もう皆様御承知のように、昭和十四年に制定されまして、五十五年間という年月がたち、その間多少の改正はあったものの、基本的な枠組みが変わらないまま今日に至っているものと認識しております。 このような法律のままでは、二十一世紀に向けてますます今後高度化、複雑化する経済社会に対しまして、あるいは間近にすぐそこまで来た。もう始まったとも言える高齢化社会に我が国の保険業法が適切に対応していけるのか、あるいは消費者への保険サービスの提供という保険事業本来の役割を十分に発揮することができるのか、ある……
○石原委員長代理 次に、若松謙維君。
○石原委員長代理 次に、青木宏之君。
○石原委員長代理 次に、宮本一三君。
○石原委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 租税特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 現下の厳しい財政状況を考慮し、歳出の削減に一層努めるとともに、歳入の根幹をなす税制に対する国民の理解と信頼を確保するため、引き続き、公平・公正・中立・簡素の見地から税制全般にわたる不断の見直しを進めること。 一 租税特別措置については、政策目的、政策効果、利用状況等を勘案しつつ、今後とも一層の整理・合理化を推進すること。 一 変動する納税環……
○石原(伸)政府委員 このたび通商産業政務次官を拝命いたしました石原伸晃でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 佐藤大臣を補佐いたしまして、上野政務次官ともども通商産業行政の遂行に全力で当たる決意でございます。 武部委員長初め委員各位の皆様方の御支持、御指導、御鞭撻を賜りますように心からお願いを申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○石原(伸)政府委員 このたび通商産業政務次官を拝命いたしました石原伸晃でございます。 佐藤大臣を補佐いたしまして、こちらにいらっしゃいます上野政務次官ともども石炭行政推進のために全力を挙げる覚悟でございます。 鉢呂委員長様を初め委員各位の格段の御支援、御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、簡単ではございますが、ごあいさつにかえさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
○石原委員長代理 次に、西川太一郎君。
○石原委員 自由民主党の石原伸晃でございます。五名の参考人の皆様には、貴重なお時間、貴重な御意見を賜り、心から感謝を申し上げたいと思います。限られた時間でございますので、適宜質問をさせていただきたいと思います。 私は、三村参考人がお述べになりました言葉が大変印象に残りました。中小商店が保護される時代は終わったが、人口の高齢化あるいは車のない人など、泣いている消費者の方がたくさんいる。 私ども政治に携わる人間は、やはり社会的に弱者と言われる人たちに対して十分な配慮をなしていかなければならない。そして、三村参考人が最後に申されたように、身近な商店街は守っていきたい、私もまさに同感であります。そ……
○石原委員 ただいま、伺僚の保岡議員より危機管理のお話がございました。 日本経済、あるいはロシアのルーブル危機、また隣国であります中国の洪水に端を発した経済の不安定化並びに人民元の切り下げ懸念の高まり、あるいは東南アジアのエマージングカントリーの国々の中での金融破綻あるいは不良債権問題、数々の難問が今世界に覆いかぶさってきているような気がしてなりません。 そして、どこの国々の問題も、金融システムの不安定、いわゆる銀行の経営のあり方の失敗に端を発し、多くの不良債権問題を生んでいる。先ほど与謝野通産大臣が御指摘されたように、この不良債権問題の解決なくして、経済の回復、金融の安定化というものは私……
○石原委員長代理 後日、理事会で協議をさせていただきます。
○石原委員 自由民主党の石原伸晃でございます。 きょうは、野党の皆様が御苦労されてまとめました金融関連法案につきまして質問をさせていただきたいと思います。 質問の冒頭、私は、先日の、同僚の渡辺喜美議員の話の中で、福島県あるいは栃木県を襲った集中豪雨、未曾有の集中豪雨、まさに今、日本の金融システムに襲いかかっている問題と非常に似ているような気がしてならないわけであります。だれもが予想しなかった雨が、一年間に降る雨の三分の二の量が三日間のうちに降ってしまう、このような危機が起こったとき、政治家はこれまで何をしていたかといいますと、大体まず視察に参ります。視察に行って、善後策、将来こういうことが……
○石原委員長代理 小池君に申し上げます。
質疑時間が終了しておりますので、御協力くださいますようお願い申し上げます。
【次の発言】 これにて小池君の質疑は終了いたしました。
次に、佐々木憲昭君。
○石原委員 先ほど西田委員御指摘いただきましたように、新法の三十六条と三十七条が大きく違いがあるところでございます。 個別行がどの法律案に適用されるかということを一委員の立場で言うことは慎ませていただきたいと思いますけれども、個人的な見解として言えば、この三十七条というものは、いわゆる破綻の周辺で事態が発生したときに、もう委員既に読んでいただいていると思いますけれども、ちょっと詳しく御説明をさせていただきますと、三十七条の一項の一に、「当該銀行について営業譲渡等が行われることなく、当該銀行の業務の全部の廃止又は解散が行われる場合には、前条第一項第一号イ」、確認させていただきますと、これはいわ……
○石原委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、相沢英之君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を九名とし、委員長において指名されることを望みます。
○石原議員 上田委員にお答えいたします。 まさに、ここは与野党とも問題点の共有という部分では一緒ではないかと思います。今回のいわゆる商工ローン問題、債務者の方が保証人の方に黙って根保証額まで借りていて、借りた方の人がいなくなってしまって、保証人の方が追っかけ回される。 それともう一つ、今回の商工ローンの問題で大きな点は、個社の名前を出してしまいますけれども、日栄が、子会社の日本信用保証でございますか、ここに保証業者が本体の方に弁済をしてしまって、求償権に基づいて取り立てをして、その取り立てをする人が、目玉を出せとか腎臓を出せとか非常に悪質な取り立てを行う。ここの部分について、実はこれまで保……
○石原委員 委員の皆様、また宮澤大臣、谷垣大臣を初め、皆様、お疲れのところでございますが、もうしばらくおつき合いを願いたいと思います。 預保法の改正案、また保険業法、金融機関等の更生手続の特例に関する法律の改正案等の質疑も終盤を迎えてまいりましたが、冒頭、先週末からの株価の動向等を含めて、日本の経済のファンダメンタルズ等につきまして、若干宮澤大臣にG7のお話等もお聞かせ願いたいと考えております。 けさ、ニュースで、ニューヨークのマーケットが非常に安定していて、先週末に比べて二百七十六ドルアップの一万五百八十二ドルというダウ平均、そしてナスダックの方も、これは過去最大の上げ幅の二一七ポイント……
○石原議員 山田委員御指摘のとおり、私どもも、本法律案を発議するに当たりまして、以上の点には大変留意していかなければならないという基本的な立場は同じでございます。そして、九十一条で御指摘されましたような点につきまして今私どもで一応調べてはまいりましたが、私どもの答弁で不十分でありましたら行政の側が詳しくお答えになると思いますが、知り得る限り、現状につきまして、マン管センターと高層住宅管理業協会の実態について御報告をさせていただきたいと思うんです。 いわゆる財団のマン管センターには、理事長さんのほかに、先ほども答弁ありましたように十二名の理事の方と二名の監事がいて、そのほかに学識経験者とか民間……
○石原国務大臣 公務員の給与水準は、今委員御指摘のとおり、人事院勧告に基づいて、法律によって定められているところでございますが、平成十一年度と十二年度を見ますと、基本給の据え置きあるいはボーナスの引き下げが行われたところで、平成十一年度職員一人当たりの平均年間給与額でいいますと九万五千円、平成十二年度は六万九千円ほど、戦後初めての減少となったところでございます。 さらにまた、国家公務員の削減につきましても、中央省庁基本法に定められておりますように、定員削減で十年間に一〇%、また行革大綱において、平成二十二年度までに独立行政法人への移管等の問題とあわせまして、二五%の純減を目指した定員削減とい……
○石原国務大臣 行政改革・規制改革担当大臣として、一言ごあいさつを申し述べさせていただきたいと思います。 本年実施されました中央省庁の再編は、行政改革の始まりにすぎません。行政すべてのあり方について、ゼロから見直し、改革を断行していく必要があります。小泉内閣では、国の事業について、その合理性、必要性を徹底的に検証し、民間にできることは民間にゆだね、地方に任せられることは地方に任せるとの原則に基づき、行政の構造改革に取り組むこととしております。私といたしましても、行政改革・規制改革担当大臣として、二十一世紀のこの国の形を改革により実現すべく、全力を尽くしてまいる所存でございます。 政府は、昨……
○石原国務大臣 逢沢委員の御質問にお答えさせていただきたいと思うんですけれども、今、村井大臣との討論の中で、やはり質の問題も言及されておりましたし、単位人口当たりの公務員の数は諸外国と比べると決して多くはないということも事実だと思います。しかし、やはり行政改革を進める上で目指すべき政府というものはスリムで効率的な政府であるわけでございますので、そのような観点からも、やはりさらなる公務員の方の削減問題というものも重要ですし、公務員の方の質を高くしていくということも必要だと私は思っております。 もう委員御存じのことだと思いますけれども、昨年七月に閣議決定されました定員削減計画で、この一月の六日に……
○石原国務大臣 山元委員の御質問にお答えさせていただきます。 先ほど、本議員立法と行革大綱の関係につきましては提案者の太田議員の方から御説明がございましたが、私どもの考えとしては、特殊法人改革が行革大綱の中で重要な位置に位置づけられているという認識のもと、その大枠、具体的には、これももう何度も、前回もお答えさせていただきましたけれども、平成十三年度中に大綱に示された見直し基準に沿って個々の特殊法人ごとに事業の一つ一つを見直しさせていただいて、廃止すべきものは廃止する、整理縮小・合理化等の整理合理化計画を図るとともに、それができましたら、特殊法人の組織形態のあり方、これも廃止できるものは廃止す……
○石原国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨を踏まえまして配慮させていただきたいと考えております。
【次の発言】 渡辺委員の御質問にお答えしたいと思います。
今渡辺委員が示されました表を見まして、本当にないがしろにされているなと、数字を見まして率直な印象を持ったところでもございます。
もう委員既に御承知のことだと思いますが、一九九〇年の冷戦の崩壊によりまして、ボーダーレス、グローバル化が社会、経済を通じて世界の潮流となってきている中で、行政の側も、そのニーズにこたえるべき高度の知識、またそういうことにこたえられるテクノロジーを持った人材が非常に……
○石原国務大臣 中沢委員の御質問にお答えいたしたいと思います。 中沢委員御指摘の問題点の認識は共有いたしておりますし、前回も内閣委員会だったかと存じますが、私もこれからも、改革を志向する勢力であるならば誠心誠意、とことんおつき合いをさせていただくとこの場で御答弁させていただいたことに何ら変わりはございません。 また、ただいま委員御指摘のILOの条約勧告適用委員会での議論でございますが、きょうの未明にアルゼンチンの議長さんが口頭で集約されたということで、私どもが認識しております問題意識は、今委員御指摘の労働基本権の問題については、従来から条約勧告専門家委員会において審議が行われており、これを……
○石原国務大臣 筒井委員にお答え申し上げます。 本当に、一九九〇年ごろ政治改革を一緒に議論していたことが非常に懐かしく思いますが、今も筒井委員の議論を聞かせていただきまして、相通ずる部分が多々あったと思います。 そんな観点でこのお話をさせていただきますと、私はやはり、私的整理、公的整理、そしてもう一つの方法と三つあるわけでございますけれども、私的整理と言われるいわゆる損切りがその都度その都度、ゼネコンで二兆二千億円の債権放棄を行いましたけれども、完全な損切りになっていない。ここに私的整理の問題点がある。荷物がちょっと軽くなっただけで、本当はもっとその企業が傷んでいるというようなこともあった……
○石原国務大臣 中塚議員の御質問の中で規制改革がございましたので。 本日の閣議の中で、もう既に七月二十四日の中間取りまとめの中で各省庁で話がついているものにつきましても、十三年度中の措置と書いてあるものも前倒してすぐにやれ、また、十四年度措置というものを一年前倒して今年度に措置しろ、そして、そんな中で予算措置が発生するものがあるのであれば補正予算の中で取り組んでいくということを小泉内閣では決定をさせていただいたところでございます。
○石原国務大臣 枝野委員御指摘の点は、道路公団への出資金を総理大臣が、日曜日のタウンミーティングで、来年度からゼロにするという発言を指されてのものと存じますが、私も内閣を構成する一員といたしまして、総理のこの発言を重く重く受けとめて、その方向で現在鋭意検討させていただいております。
【次の発言】 前段のお話も若干させていただきたいのです。すぐ済みますので、ちょっと聞いていただきたいんですが、私は、特命大臣としての規制改革担当大臣と無任所大臣としての行政改革担当大臣を現在任命されております。そして、規制改革大臣は内閣府設置法に基づく所掌事務と権限を与えられているんですが、実は行革大臣というのは、……
○石原国務大臣 金子委員の御指摘が十一月二十六日、二十八日のどの新聞の何を指しているのか必ずしも理解できておりませんけれども、確定したような事実というものは現段階ではなく、すべての問題につきまして鋭意検討させていただいているということでございます。
【次の発言】 これは、金子委員も自治省の幹部職員としてお仕事をされた経験からいきまして、当時、与党と野党、どちらの側に御説明に行かれたのかというような問題点、当方といたしましては、詳細が決定次第、与党でございますので、与党の皆様にお計らいいただき、そして、新聞報道とは違って、本当にかっちりとした形になった段階で民主党の皆様にもお示しさせていただきた……
○石原国務大臣 白熱する議論を聞かせていただきました。 ちょっとだけ整理をさせていただきますと、菅委員御指摘の行革断行評議会というのは、あくまで私の私的な諮問機関でございまして、アドバイザリーグループでございます。その案をまとめられたというものを菅委員が意見の開陳としてお示しされ、小泉総理、また扇大臣も、メニューの一つだ、アイデアの一つだというお話をされたんだと思います。 私どもは、効率化の観点からむだがあるんじゃないか、特に道路四公団、菅委員御指摘されましたように、本四架橋公団をそのまま債務の処理を行いますと、地元負担等もございますが、国民の負担が大ざっぱな計算として二兆円から三兆円出て……
○石原国務大臣 横光委員がもう既に御指摘されましたように、むだを省いて効率のいい社会をつくっていこうということでは、大筋でお考えは一緒だと思うんですし、総理の指示を受けまして、民間に任せられることは民間に、地方にゆだねられることは地方にという原則にのっとって、ゼロベースから事業を見直させていただいております。 ですから、この日本育英会の事業につきましても、大きく言って二つの事業がございます。有利子の貸し付け、無利子の貸し付け。無利子の方につきましては、法律をもう横光委員も読まれていると思いますが、「特に優れた学生」であって「経済的理由により著しく修学に困難がある」者にというふうに書いてあるん……
○石原国務大臣 野田委員にお答え申し上げます。 野田委員御指摘のとおり、佐藤内閣当時、昭和四十二年だったと思いますけれども、特殊法人の数は百十二ございました。そして、昨今の改革では、平成八年四月の九十二法人から七十八法人に削減するということで、数においては一定の成果は出ておりますけれども、その業務内容、看板のかけかえ、たしか廃止になったと思われるものが名前を変えて同じ仕事をしている、さらには事業を肥大化させている、そういう問題も指摘されていることは委員御指摘のとおりだと思います。 今回、こういう仕事をさせていただくに当たりまして、やはり特殊法人の抱える問題は大きく言って四つぐらいあるんじゃ……
○石原国務大臣 達増委員にお答えいたします。 直接の関係というのはあるようでないというような感じがいたすのですけれども、なぜ行革をやっているかというところからお話をさせていただきますと、世の中が大きく変わりまして、冷戦が終わりまして、ボーダーレスの時代になってグローバル化した、そしてITの進歩によって情報も世界を一瞬のうちに回るようになった。そんな中で、これまでの国は、もう達増委員が一番御存じのことだと思いますが、どちらかといいますと中央の主導型の、官主導国家として、経済からいろいろな分野まで指導してきた、主導してきた。そういうものが結果として、俗な言葉で言いますと行政の肥大化を起こしてきた……
○石原国務大臣 ただいま大村委員が意見の開陳の中で示された部分と私の評価というものは非常に一致してしまうと思うのですけれども、委員も御指摘されましたように、昨年の十二月に整理合理化計画をまとめまして、その中で、道路四公団の民営化、委員も触れられました住宅金融公庫あるいは石油公団の廃止、従来では考えられなかった特殊法人改革で、これまでなかったような踏み込んだ内容の案を示すことができたと思っております。 その中で、この委員会の審議に先駆けまして、内閣委員会で道路四公団の民営化推進委員会設置法が成立いたしまして、もう既に活発な議論が四回行われております。 今委員がトップバッターと言われましたよう……
○石原国務大臣 ただいま決議のありました公益法人制度の抜本的改革につきましては、三月に公益法人制度の抜本的改革に向けた取り組みについて閣議決定したところであり、御決議の趣旨を踏まえ、平成十四年中を目途に、公益法人制度改革大綱の策定に取り組んでまいる所存でございます。
○石原国務大臣 ただいま桜田委員が御指摘されましたのは、国家公務員の人事管理でございますけれども、これは各府省ごとに1種、2種、あるいは事務官、技官の別を基礎にして行われております。 委員からの御質問があるということで、どこかにまとまったデータがないかと調べたんですが、人事院も含めまして、まとまったデータというものはないんですけれども、ヒアリングをさせていただきました感じからいたしますと、1種の事務官、要するにキャリアの事務官を見ると、ただいま委員が御指摘されましたように、一年ないし二年のインターバルで異動していることが多いように見られております。また一方、2種、3種の職員の場合ですけれども……
○石原国務大臣 ただいま楢崎委員御指摘の公務員制度改革に関する緊急提言が、いわゆる二十一世紀臨調、ICUの西尾先生あるいは慶応大学の曽根先生等々の皆様方からなされたということは承知しておりますし、総理がそのお話を聞かれたということも承知しております。
また私も、きょう午前中かけまして、西尾先生、曽根先生とディスカッションをさせていただいたところでもございます。
【次の発言】 ただいま楢崎委員が御指摘されましたように、おごり、高ぶり、勘違いというものがいわゆるキャリアと言われる官僚の方々にさまざまな事件であったということは、私は承知をしているところでございます。その一方で、やはりこの国をマネジ……
○石原国務大臣 山口委員にお答え申し上げます。 現在の採用試験、もう委員御承知のことだと思いますが、試験自体が知識を非常に偏重したもの、あるいは試験に受かるために予備校がはびこって、大学二年、三年のときからその勉強をしなきゃいけない、すなわちテクニカルになっている、こういう批判があることは御存じのことだと思います。 この結果どういうことが起こっているかというと、今人事院総裁が地方大学の方々の受験のお話をされましたけれども、せっかく大学に入って勉強しようと思っているのに、次は公務員になるためにまた受験勉強にかなりの労力がかかってしまう、そしてその結果、それだったらというようなこと、そしてまた……
○石原国務大臣 行政改革・規制改革担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 行政改革、規制改革は、小泉内閣の進める聖域なき構造改革の中でも最も重要課題の一つでございます。 この課題に取り組むに当たって、競争の導入を一つのキーワードにしたいと考えております。競争は、できるだけむだを省き、効率性を高めよう、商品やサービスの水準をできるだけ高めようといった取り組みを導き出す原動力となるものです。公的分野、民間分野に広く競争を導入し、効率的な行政、活力ある経済社会を実現すべく、引き続き行政改革、規制改革に取り組んでまいります。 政府は、平成十七年度までの集中改革期間に各般の行政改革を実施するこ……
○石原国務大臣 ただいま野田委員が御指摘されました記事は、私昨日読ませていただいたわけでございますが、どなたがどんなことを言っているのかというところまでは実は書いてありませんので、詳細についてはコメントできる立場にございませんが、一般論として言わせていただくならば、何で七十年、八十年という数字が出てくるのかな。一つ考えられる数字としたら、国債の償還期間が六十年ですから、六十年という数字が出ると、何かそういうことを言っている人がいるかなというような想像もできますが、もう想像の域を超えているというふうに思っております。
【次の発言】 この点につきましては、予算委員会等でも御議論を委員とさせていただ……
○石原国務大臣 工藤委員にお答え申し上げます。 委員が御指摘されましたように、二つの空港、また名古屋に建設されます空港、国際ハブ三空港の経営形態のあり方については、従来の航空行政を厳密に検討した上で、上下分離方式を含め、民営化に向け、平成十四年中、二〇〇二年中に政府において結論を得るという方針を示させていただいたところでございます。 この整理合理化計画に基づきまして、両法人の民営化に向けて、上下分離方式も含めて具体的な経営形態のあり方について検討し、今年中に結論を得ることとしておりますが、この上下分離方式を含めましてもメリット、デメリットありますので、幅広い検討というものをさせていただける……
○石原国務大臣 斉藤委員にお答え申し上げたいと思います。 高速自動車道路の個別路線の整備というものは、今御審議をいただいております本委員会ができまして、そこで採算性の確保なり基準を決めていただきまして、その意見を踏まえて、高速自動車国道法に基づいて、国土交通大臣が今委員御指摘の国幹会議の議を経て政府で最終的に決定するということになります。 では、今御審議をいただいているこの推進委員会においては、整理合理化計画に基本的なものを明示させていただいたわけですけれども、これまでは国費が投入されておりましたけれども、国費は投入しない、償還期限は五十年を上限として短縮を目指す、これが基本方針なんですけ……
○石原国務大臣 整理合理化計画は、閣議決定いたしました道路公団改革等を含む特殊法人改革の指針でございます。
【次の発言】 御同様な御質問はもう既にちょうだいしておりますが、もう委員御承知のことだと思いますが、道路公団を初めとする四公団の民営化の推進によりまして、コスト意識の徹底、あるいは民間でございますので採算性の重視というような事業運営が行われることによってメリットが生じられる、そのような観点に着目いたしまして、委員御指摘の特殊法人等改革基本法に基づいて閣議決定された整理合理化計画の中で、新たな組織は民営化を前提とする、国費を投入しないとの基本方針のもと、今御議論をいただいております本法律案……
○石原国務大臣 阪上委員にお答え申し上げたいと思います。 阪上委員が御指摘されましたように、私も、本来、道路はフリーウエー、すなわち無料で一般の交通に供されるものであると考えております。 しかしながら、これも当委員会で再三再四御議論されてきた点でもございますけれども、厳しい財政制約の中で、モータリゼーションの急速な発展に伴って早期に高速道路網を整備する必要があるということで、無料が原則でありますけれども、例外として、日本道路公団、あるいは本四架橋も同じだと思うんですけれども、借入金で道路を建設して、料金収入で管理費や金利を補いつつ建設費を償還するという有料道路制度が設けられたことは言うまで……
○石原国務大臣 総理から御答弁をされましたように、建設コストの問題、規格の問題、調達コストの問題等々、さまざまな要素の変化によって今委員御指摘の点は変化をしていくものだと今も認識しております。
【次の発言】 道路関係四公団民営化推進委員会設置法案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことを深く感謝申し上げます。
ただいま委員長からの御要望については、誠意を持って適切に対処いたしたいと存じます。
ここに改めまして委員長初め委員各位の御指導、御協力に対し深く感謝の意を表し、ごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。
○石原国務大臣 横路委員が御指摘のとおり、総合規制改革会議の事務スタッフは二十八名中十名が企業からおいでいただいております。委員が既に御指摘されましたように、民間の方々の意見を聞く、また経験を聞くということは、規制改革を進めていく上で非常に私も重要だと思っています。 そこで、委員のような御懸念が提示されたわけですけれども、すべて民間から来ていらっしゃる方は非常勤の一般職国家公務員として起用されておりますので、国家公務員法が適用されます。すなわち、国民全体の奉仕者として、公共の利益に勤務し、服務規程に従事する、そういうふうになっておりますので、委員の御指摘も十分踏まえさせていただきまして、そう……
○石原国務大臣 野田委員にお答え申し上げます。 規制改革は、言うまでもなく、小泉構造改革の最重要分野であるという認識のもと取り組ませていただいてまいりました。その発言については、どなたが申しているかは存じませんけれども、私は、やはり今回の総合規制改革会議の答申を見ていただいてもわかりますように、実は、これまで大変手のつかなかったいわゆる社会的規制分野、すなわち、生活に関連しております環境とか、あるいは労働とか、雇用とか、そういう分野を中心的に取り組んでいただいてまいったと思います。そんな中で、これまで手つかずであっただけに、どんなに小さなテーマであっても積み重ねることによって、その一つ一つ実……
○石原国務大臣 麻生委員御指摘のとおり、やはりこれからの世界経済あるいは日本の経済を活性化していく上で一つの重要なキーワードはコンペティティブ、いわゆる競争という分野だと思います。いかに競争的であるかということだと思います。 先ほど総理が行財政改革という言い方をされて、行政改革があって財政改革がある、特殊法人改革があり、公益法人改革が今回小泉内閣の中で一つの重点課題になっているとかは、まさに委員御指摘のとおり、公的なパブリックカンパニーも、民間、先ほど委員は金融の話もされましたけれども、同じ土俵で競争する、そこに新たなビジネスチャンスも生まれますし、競争することによって、今まで保護されてきた……
○石原国務大臣 整理合理化計画の中の質問でございますので、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。 三十八法人につきまして、独立行政法人ということを整理合理化計画の中でうたわせていただいておりますが、御理解いただきたいのは、独立行政法人というものは、もともと特殊法人の抱えている弊害を克服する制度として、二年前の行革大綱の中でうたわせていただいた、独立行政法人は特殊法人とは違うものでございます。 何が違うかということは、もう山岡委員も既に御承知のとおりだと思いますが、特殊法人は一本一本設立法があります。独立行政法人は、そんな中で目標管理を行いますし、あるいは第三者機関において、その業……
○石原国務大臣 五十嵐委員にお答え申し上げますが、組織論が最初にあってというのは誤りだと思います。と申しますのは、今回の特殊法人改革は事務事業の見直しからスタートをさせていただいております。 そしてまた、住宅金融公庫、もう委員も御承知のことだと思いますが、融資残高が七十五兆円と、民間すべての、日本全国の総融資残高、与信が八百兆円弱の中で一割、この住宅金融公庫が占めているという割合はかなりいびつであります。 もちろん、住宅金融公庫が、民間金融機関が住宅ローンを手がけないときから、国民の皆さん方が住宅を取得する上で大変役に立ってきたことは事実だと思います。そして、新しい時代になって、環境の時代……
○石原国務大臣 天下りの問題につきましては、先般も御同僚の五十嵐委員から御質問をいただきましたので重複は避けたいと思いますが、やはり権限や予算を背景に天下って、世間から見ていかがかなと思われるようなことが行われているというのが第一点と、あるいは、特殊法人改革でも話題になりましたけれども、わたりなんという言葉があるように、ぽんぽんぽんと五つぐらいの天下りを繰り返すことによりまして、世間一般の常識から考えてびっくりするような退職金や生涯賃金が多くなっている。その一方で、公務員の皆さん方に対する信頼ということがさまざまな面で問題になっている。 このようなことから、国民の皆さん方の御批判があり、政治……
○石原国務大臣 ただいま御質問のありました点は所管外ではございますけれども、小泉総理の強いリーダーシップのもと、公社化された後、速やかな組織変更というものがなされていくと私は承知しております。 また、限度額の問題については、川上川下議論に実はなっておりまして、私の所管しております特殊法人改革は、郵貯のお金等が財投に流れて、真ん中でございますが、それが使われていく川下に特殊法人があり、さらにこの特殊法人の中で、経済財政諮問会議で御議論を今いただいて年内に結論を出す政府系金融機関があるわけでございます。政府系金融機関の総与信の残高というものは、八つの政府系金融機関でおよそ百七十兆ぐらい、これにあ……
○石原国務大臣 ただいま中沢委員から御指摘いただきましたように、労働基本権の問題をめぐって当委員会あるいは内閣委員会で委員とかなりのディスカッションをしたということは十分承知しておりますし、改革を行う意欲のある方々であるならばとことんおつき合いをさせていただくというような趣旨の発言をしたということも事実でございます。 職員団体との交渉、協議については、私も、私自身これまで誠心誠意行ってきたと自分では考えておりますし、ちょっと言葉が足りなかったのかもしれませんが、昨年末に連合官公部門連絡会から、労働基本権の制約についての結論を私から直接示すようの申し入れがありました。私から、これは組織でござい……
○石原国務大臣 栗原委員に、最終意見書の概要、長くなりますので簡単にお話しをさせていただきたいと思います。 骨子なんですけれども、改革の意義と目的、基本認識及び民営化の基本方針のほかに、新たな組織のあり方として、高速道路の管理運営などを行う新会社並びに債務の返済及び道路の資産保有を行う保有・債務返済機構の設置、これが一応根幹になっております。 そして、新会社でございますけれども、地域分割を行うということで、首都圏、阪神圏、現在は首都高、阪高でございますが、首都高、阪高のネットワークを核に、首都圏、阪神圏及びそのほか全国を三分割した五社体制といたしまして、現在独立しております本四連絡橋関係の……
○石原国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人国民生活センター法案など三十九件の独立行政法人個別法案等及び地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案など七件の特殊法人等の民営化等に関する法律案、すなわち特殊法人等改革法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 特殊法人等改革につきましては、第百五十一回通常国会において昨年六月に成立した特殊法人等改革基本法に基づき設置された特殊法人等改革推進本部において推進しているところでありますが、同基本法にのっとり、同本部では昨年十二月に特殊法人等整理合理化計画を策定し、内閣総理大臣より国会に御報告申し上げたところであります。 ……
○石原国務大臣 この問題につきましては、ただいま委員が御意見として御開陳されましたように、政府としてコメントをするのは差し控えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 冒頭、木で鼻をくくったような御答弁と言われたんですが、実は、委員がその問題は院で決める問題だともう御自分で言われたので、質問時間を侵すことになると思いましたので、簡潔に答弁をさせていただいたということを謝らせていただきたいと思います。
そして、総理が御答弁されましたように、御党提出の法律案を私も拝見させていただきましたが、三年以内に独法も含めて廃止すると。政府案は、事務事業の見直し、あるいは、委員御指摘のように特殊法人の設……
○石原国務大臣 質問の御趣旨がちょっとわからないのでございますが、内閣の行革本部並びに与党の方で検討させていただきました。
【次の発言】 質問の御趣旨が明確になったのでございますが、整理合理化計画は、内閣が中心になりまして、行革本部の中でどのように事務事業を見直していくのか、これは、きょうは厚労省の坂口大臣がおいででございますが、厚労省に関係する法人の中で重複している部分あるいは時代に合わなかったものをこういうふうに変えてください、そういうことを決めさせていただき、現在御審議いただいている四十六本の個別法は各省が取りまとめたものでございます。
その取りまとめの段階で、各省と行革事務局の方で、……
○石原国務大臣 ただいま松崎委員が御言及された石井紘基議員は、私の選挙区の隣ということもあり、また東京の同じ議員ということで、実は、党派を超えまして親しくおつき合いをさせていただき、また、今般の特殊法人改革をめぐりましては個人的なアドバイス等々もちょうだいしておりました。 先日、お亡くなりになられた後、秘書をお嬢様がされておりまして、議員会館もお近くだということでお話をさせていただいたのでございますが、お嬢様に本当にかける言葉もない、まさに卑劣なテロによりまして優秀な人材があのように一瞬にして去っていくということに対し、私は、石井紘基議員の特殊法人改革、なかんずく、特にまた天下り問題、子会社……
○石原国務大臣 佐藤委員が御指摘されました趣旨については、私も理解はさせていただいていると思います。 しかし、今回提出させていただいている独立行政法人等に関する法律案四十六本でございますが、ただいまの文部科学省との御議論の中でも、事業をスリム化している、こういうことが遠山大臣の方から指摘をされているわけであります。 すなわち、事務事業を見直した上で、やはり国が何らかの関与をしていかざるを得ない分野というものがあるわけでございます。あったからこそ、特殊法人としてこれまで仕事をしてきました。しかしながら、時代の変遷とともに、また組織の見直し規定がない中で、また外部からの評価にさらされることもな……
○石原国務大臣 ただいま永田委員が御指摘されましたように、五十二、三歳で肩をたたかれてやめることによりまして、六十歳が定年だとしても八年間あるわけですから、どこかで仕事をしなければならない、そこで、民間企業ではない、その関連府省庁が持っております特殊法人あるいは認可法人等々に、ですから、関連府省庁にとりましては自分の子会社のような気持ちを持っていると思われても仕方がないような形で天下っていく、ここに大きな問題があるというのは、まさに永田委員と同じ認識でございます。
【次の発言】 お答え申し上げます。
合理的であるか非合理であるかは御判断いただきたいと思うんですが、基本的に、公務員の世界はピラ……
○石原国務大臣 この点につきましてはいろいろな御議論が、ただいま金子委員が御指摘されましたように、当委員会で、改善すべき点もるる御指摘をいただいたと思っております。 しかしながら、今回の改革というものは、特殊法人等を廃止いたしまして独立行政法人を設立する際、委員は不十分であるというような御指摘をちょうだいしたわけでございますけれども、組織形態の見直しにとどまらず、事業の内容あるいは仕組み、そして子会社をも含む事務事業の方法等にさかのぼりまして実は見直しをさせていただき、その結果として組織の変更になったわけでございます。 しかしながら、本委員会の議論の中でいろいろな意見が出てきたということも……
○石原国務大臣 行政改革・規制改革担当大臣として、一言ごあいさつを申し述べさせていただきます。 行政改革、規制改革は、小泉内閣の進める聖域なき構造改革の最重要課題の一つであります。政府は、平成十七年度までの集中改革期間に各般の行政改革を実施することとしておりますが、昨年は計画づくりの年であり、ことしからはそれらを着実に実施していく期間であると考えております。 まず、特殊法人等改革については、昨年十二月に閣議決定した特殊法人等整理合理化計画の着実な具体化を進めてまいります。 既に、計画具体化の第一弾として、さきの通常国会において石油公団や簡易保険福祉事業団の廃止のための法律が成立するなど、……
○石原国務大臣 非常に哲学的と申しますか、慣用として使っている元号をどのように考えるのか、あるいはまた、西暦換算している現実とどう整合性を保てるのか、さまざまな示唆に富んだ御質問ではないかと考えておりますが、内閣を組織する一人として、原則西暦そして元号併用と今この場で委員の意見に賛意を示すのはいかがなものかというのが率直な感想でございます。 明治の元年は、実は西暦を使っていたそうでございます。その後、歴史の変遷がございまして、委員御承知のように、五十四年に閣法で元号法というものが制定され、その政令の一つとして平成という新しい元号が使われるように十四年前になった、こういうもの。そして、それがま……
○石原国務大臣 委員が今どの資料をお持ちでお話しされているのか、ちょっとわからないのは、実は、ILOの方の提出資料というものは英語で出させていただいております。その英語の資料のもとになります日本語の資料、かなり詳細で、今ここにあるんですが、これだけ厚いものでございますので、もし御利用でありましたら、これに詳しく各項目ごとに政府の見解を取りまとめさせていただいておりますので、これを全部御紹介するとかなりの時間がかかってしまうので、これを資料として提出させていただければと考えております。
【次の発言】 抜粋もあるんですけれども、ILOの側の六項目につきまして、実はかなり細かく御答弁させていただいて……
○石原国務大臣 もう委員も御存じのことだと思いますが、現在、公務員試験、人事院が実施しております試験というものは筆記試験が中心になっておりまして、内外から、内外というか、受ける方々あるいは外の方々から、知識に偏重しているんじゃないか。実態を聞いてみますと、大学で学んでいる学力というよりも、どちらかと申しますと、公務員に受かるための勉強、すなわち、公務員試験の予備校にほとんどの方が通っているという実態が現実としてございまして、各府省がこれだけグローバル化して多様化している中で、採りたい人材、行政ニーズに即した人材の参考になかなかマッチしていない、こういうことがあるわけでございます。 そして、公……
○石原国務大臣 ただいま御決議のございました公務員制度改革につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、公務員が国民から信頼されるような改革を行うよう最大限努力するとともに、職員団体と十分に意見交換を行ってまいる所存でございます。
○石原国務大臣 行政改革・規制改革担当大臣といたしまして、所信の一端を申し述べさせていただきます。 行政改革、規制改革は、小泉内閣の進める聖域なき構造改革の中でも最重要課題の一つでございます。 言うまでもございませんが、行政改革、規制改革の目的は、簡素で効率的な質の高い政府を構築するとともに、活力ある経済社会を実現し、もって国民の利益を最大化することであります。政府といたしましては、平成十七年度までの集中改革期間に各般の行政改革を実施することとしており、昨年末までに、特殊法人等改革関連法律の成立、公益法人改革や規制改革に関する実施計画の閣議決定など、改革の具体化は大きく進展してまいりました……
○石原国務大臣 ただいま委員の方から公益法人制度をめぐりまして、政府として、スケジュールと、公益法人、実は民法三十四条法人ですけれども、明治以来抜本的改革を行っていなかったので、今回この公益法人のあるべき姿、これからの時代に合ったあるべき姿というべき大綱、仮称でございますけれども、こういうものを来月の末を目途に策定する、そして委員の御質問は、いろいろな意見があるから拙速ではないか、そういう御質問であったと存ずるところでございます。 この点につきましては、もちろん、二万六千公益法人がございますし、そんな中で、今、民間非営利活動を現在の社会経済の中でこれまでよりも積極的に位置づけていこう、その一……
○石原国務大臣 前段の御質問の、坂口大臣のILOのジュネーブでの発言というものは、報道でまず私は承知をいたしました。 それで、坂口大臣は、五月の連休、海外にずっと行っていらっしゃいまして、連休が明けまして、坂口大臣の方から、ILOの方で申し上げたのはいろいろ新聞等々に書かれているけれども、自分の意思は、組合の皆さん方と十分に話し合って、ILOの方々にはその話し合いを温かく見守っていただきたい、こういう趣旨であの発言をしたんですよと坂口大臣の方から私の方に、閣議の始まる前だったと思いますけれども、大臣の方からお話をしてきてくださいました。 私としても、もう再三再四当委員会あるいは予算委員会等……
○石原国務大臣 この問題につきましては、中沢委員とこの場あるいは他の委員会等々でもかなり議論をさせてきていただいております。 委員が今意見の御開陳の中で述べられましたように、政府部内での調整あるいは与党間との調整に時間を割いてまいりましたけれども、正直申しまして、一致できない点が多々あるという現状の中で会期末を迎えつつあるのが現状ではないかと思っております。 きょう、我が党の方の行革本部の総会もございまして、そこで我が党としての意見というものをきょうはお示しされるということもございまして、そういう状態を勘案しつつ、最終的な決断をしなければならない時期に近づいていると認識しております。
○石原国務大臣 個々に……(上田(清)委員「いや、二つ三つ、何も見ないで言えるものだけ言ってください」と呼ぶ)道路公団四公団を民営化いたします。したものは、個別の法人を言いましょうか。(上田(清)委員「見ないで、私も見ないで言えますよ」と呼ぶ)個別法では、石油公団、金属鉱業事業団、特殊会社でありますJR東日本が昨年度完全民営化等々でございます。
【次の発言】 一生懸命働いている人の退職金をゼロにするのがいいのか、どれだけの仕事をした人にどれだけの金額を与えるのか。常識的な線からいって、一遍に退職金をゼロにするとか半分にするとかということはできないと思います。
不断の見直しは行っていかなければ……
○石原国務大臣 ちょっと細かい話なので、閣議決定をしたときの経緯等々も含めて私の方からお話をさせていただきたいと思います。 これは委員御承知のとおり、四十兆円、先ほど総理が言われたような莫大な債務を返還するということを一義的に置いて、そして建設コストの削減とかファミリー企業の問題等々、八割は七人の委員の方が共通した認識を持たれて案をまとめられました。 しかし、御承知のように最後の段階で、道路資産、すなわちこの道路は公共公物なのか、あるいは民間の会社が持っていいのか、さらには、いつ上場するのか。十年後に上場しろ、こう言う方がいらっしゃいますけれども、十年後の債務、調べても三十兆円あるわけです……
○石原国務大臣 もうこれは委員も御承知のことだと思いますけれども、特殊法人等々は営利企業への再就職に関する現行の規制の対象外ですけれども、国民の皆様方は、営利企業に行こうが、特殊法人の総裁に行こうが、公益法人の理事長に行こうが、天下りという大きなカテゴリーの中で見ているという意味でございます。
【次の発言】 実は、営利企業への天下りの問題についてはこれまでもいろいろな取り組みというものがなされてきたんですけれども、どちらかといえば、特殊法人あるいは公益法人への天下り、ここ数年の議論の中で、わたりという言葉、私も初めて聞いたわけですけれども、二年ずつぐらい、理事長、社長あるいは総裁をぽんぽんぽん……
○石原国務大臣 我が国が批准している労働関係に関する条約だと認識しております。
【次の発言】 委員、条約はお持ちだと思いますが、読みましょうか。読みますか、全部。(島委員「読まなくていいですよ。内容だけで」と呼ぶ)全部読みますか。
【次の発言】 要点だけでよろしいですか。はい。
まず、八十七号。結社の自由及び団結権の保護に関する条約、昭和四十年六月十四日登録。「国際労働機関の総会は、 理事会によりサン・フランシスコに招集されて、千九百四十八年六月十七日にその第三十一回会期として会合し、 この会期の議事日程の第七議題である結社の自由及び団結権の保護に関する提案を条約の形式により採択することを決……
○石原国務大臣 ただいま黄川田委員が御指摘されましたことを、実は昨年の三月末にまとめました総合規制改革会議の三カ年計画の改定の中で、ほぼ同じ趣旨で、規制改革を進めるべきであると指摘をさせていただいたわけでございます。 きょうの議論を聞かせていただきまして、委員はエネルギーのセキュリティーの問題また環境問題の両面から切り込まれたわけでございますけれども、環境問題にもこの点は非常に重要であると私どもも認識し、環境のところでも同意見を書かせていただきました。 そして、規制改革と相まちまして重要なことは、先ほど来委員が御指摘されておりますような、全国的なパイプライン網の整備、日本にないものの整備と……
○石原国務大臣 ただいま委員が示されました就業者数の数字を見ても明らかなように、これからの日本の産業はどうしてもサービス分野で就業者数をふやしていく必要があるということを拝見させていただいたわけでございます。 そんな中で、規制がどう意味し、そしてこれからどうあるべきかという御質問であったと思うんでございますが、やはり日本のサービス業も含めて、製造業も含めて、非常に成熟していない段階ではある程度の規制を設けて、ある基準を満たしたものでなければ消費者に提供しない、あるいは生活者に提供しないという意味で、規制というものが機能してきた。 しかしながら、時代の変遷、日本は物づくりの国であったわけです……
○石原国務大臣 事務局長から御答弁させていただきましたように、交通量の伸びにつきましても、国交省の、高位、中位、低位によりまして、全然出てくる数字が違います。すなわち、債務が返済できるかできないのかということも大きく違いますし、仮に十年後に資産を買い取るという形の中で、これは昨年でございますけれども、示された、有利子負債に対する営業キャッシュフローの倍率でございますけれども、それも八兆円から十兆円というような大きな差が出るということは、もう既に委員御指摘のとおりだと思います。 そこで、委員の今の御質問を聞いておりまして、私なりに考えさせていただきますと、十二月の最終に取りまとめた意見書の前提……
○石原国務大臣 私の言った意味は、平成十五年度採用試験の合格者の規模についてはもう一度二・五倍として様子を見てみたいと中島総裁が委員お示しの資料の中で言われておりますね、それを聞きまして、この延長線上のものと思われることから、私のボキャブラリーの中で、経過期間であるので二・五倍を維持した、そういう意味で言ったわけでございます。
【次の発言】 就職浪人という言葉が試験の内定者と採用された人との差を指しているとしたら、それはふえるのは当然ですよね、そういうふうに仕組んだわけですから。
しかし、その一方で、省庁から話を聞いてきたという報告、一・九倍から二・五倍になったことによって多様な人材を採るこ……
○石原国務大臣 ただいま総理からも御答弁がございましたように、これは、見直せるものは見直していかなければならないものでございます。 そして、これまでの特殊法人、認可法人は、一度設立してしまいますと、その法律を廃止あるいは民営化等々の法律を出さない限り、実は見直すことができない仕組みでしたけれども、今回の独立行政法人は、やはり一番のポイントは民間と同じ企業会計原則が導入される。そして、それによりまして経営実態が公になることによって、その経営にうまくいっていないような場合はその責任者の方の経営責任というものも問われる。さらに、三年から五年の見直し期間を設立しておりますので、そのとき、仕事がもう民……
○石原国務大臣 公務員制度改革大綱の見直しについての御言及でございますので、私の方から御答弁をさせていただきたいと思います。 再三再四、この問題につきまして、当委員会あるいは内閣委員会で御議論を賜っておりますが、片山総務大臣の方からも御答弁をさせていただいているILOのこれまでの見解と今回の勧告の内容に、大きく、私の言葉で言いますと百八十度違うものがあり、私も率直に今驚いているという答弁をさせていただいております。二、三例を出させていただきますと、消防の問題等々があるのではないかと思っております。 また、政府としては、そういうようなことではございますけれども、ILOがこのような勧告というも……
○石原国務大臣 今回の総理のリーダーシップのもとで御決断されたものは、安全上問題が特にないものは医薬品のまま、同じ医薬品の成分で薬局、薬店以外でも買えるようにするという踏み込んだものだと私は思っております。私も選挙区で薬屋さんに冷たくされたことがそれを物語っているんだと思っております。 そして、問題は、それでは一体どういうものが売れるのかということでございますが、坂口大臣が申しましたように、その薬を飲むことによって副作用が予想されるようなものを野方図に売るということは、私は反対であります。しかし、コンビニで買う方は一体どういう方だろうということを考えなきゃならないと思います。すなわち、利用者……
○石原国務大臣 斉藤委員にお答え申し上げたいと思います。 ことしの夏、どのぐらいの被害があるのかなと調べてみましたら、あの七月の西日本の梅雨前線の被害で数十人の方が亡くなり、あるいは、記憶に新しいところでは、お盆の前に台風が来まして、北海道の方がかなりの被害を受けたんですけれども、合わせて三十九名の方が亡くなられ、三名の方が行方不明になって、床下、床上浸水合わせて一万軒、しかも床上浸水が四千軒近いというのは、たった二つの災害で日本の社会が自然の猛威に対してまだまだ脆弱であるなということを強く感じました。 ただいま委員はお地元のことを話されましたが、私の住んでいる東京でも、平成五年ですけれど……
○石原国務大臣 ちょっと誤解があると思うんですけれども、自民党の道路に関係する方が、道路をどんどんどんどんただつくればいいというふうなことを私のところに言っていらっしゃる方はいないということを名誉のために申し述べさせていただきたいと思います。 私どもは、むだな道路はつくらない。地方の方々、民主党の方も含めて、無料化という話はされている方が、私、全国回らせていただいて大変少なかったような印象を持ちます。 この問題点については、さきの予算委員会で議論をいたしましたので、御答弁は割愛させていただきますが、後段の御質問は、要するに九千三百四十二キロをつくるかつくらないか。 今、近々、これは近々と……
○石原国務大臣 このたび国土交通大臣を拝命いたしました石原伸晃でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 専門委員の皆様方に申すまでもございませんが、国土交通行政は、国土政策、社会資本整備、交通政策等、幅広い分野にわたり、そのいずれもが国民生活に密着したものでございます。より一層の改革を推進させていただくために、選択と集中を基本とした社会資本の整備などの推進、民間にできることは民間に、地方にゆだねることは地方にを基本とした個性ある地域の発展、地方の主体性、裁量性の向上に全力で取り組んでまいる所存でございます。 赤羽委員長初め委員の皆様方に心から御指導、御協力をお願い申し上げまして、……
○石原国務大臣 国土交通委員会で初めて御答弁をさせていただきます。今村委員の御質問にお答えをさせていただきたいと思っております。 委員御指摘のとおり、国土づくりの中で重要なファクターの二つとして、国際競争力そして少子高齢化にどのようにこれから対応していくのかということが国づくりという意味でも極めて私も重要であると考えております。 国際競争が激しくなる中で、企業が国の内外を問わず、今村委員の御地元でも同じだと思うんですけれども、立地条件で諸機能の配置を国境を越えて選択する時代をもう私たちは経験しているわけであります。この新しい環境の中で、二十一世紀を、この日本という限られた国土の中で、国際競……
○石原国務大臣 室井委員がみずから足を運ばれ、御同僚の中川委員と奄美を見られ、そして、きょうこの奄美特措法の改正につきまして御質問をいただける、専門家であられると思います。 奄美というのは、私が申すまでもございませんが、地理的な要件、そして、やはり私どもが絶対忘れてはならないのは歴史的な米軍の占領下にあった。私も、奄美でお会いした方々とお話をさせていただいて、密航をして本土に来て、本土復帰を強く求めた、奄美群島の皆様方が一丸となってこの悲願を達成する御努力に尽力されたという話を聞きまして、私は涙の出る思いであったわけでございます。 そんな中で、この委員御指摘の特措法、五十年にわたりまして社……
○石原国務大臣 ただいま、中野委員が羽田の国際化に向けて党の運輸部会等々で御尽力されたというお話を聞かせていただきまして、大変頼もしくも、また、歴史のあるこの問題をきょうこうして御議論できることを幸せに存ずるところでございます。 これは委員もう既に御承知のことだと思いますけれども、羽田は現在年間二十八万回の航空機の発着が行われておりまして、地方空港あるいは海外からも乗り入れの御希望があるわけですけれども、既に満杯状態であるという現状がございます。 そこで、この再拡張事業として四本目の滑走路ができますと、発着回数は、現在の二十八万回からおよそ一・四倍の四十一万回にふえることができます。そうし……
○石原国務大臣 ただいま下条委員が、御自身の御経験の中で、テロ等々に対する保安レベルの強化、国としてこの条約からさらに進んだ保安レベルというものを構築して、国民にテロ情報を絶えず発していくという貴重な御提言、また、これは欧米にはある話でございますけれども、罰則等々を入れることによってこの制度を充実していくというような御提言を拝聴させていただいてまいりました。 その中で、委員も御指摘されておりますように、九・一一の米国同時多発テロの後、最近ですと二月六日のモスクワの地下鉄のテロ、さらには三月十一日のマドリッドにおきますスペイン国鉄の爆発テロ等々、テロ対策というものは大変重要であるし、本当に忘れ……
○石原国務大臣 都市再生で、私、ぜひこういう町になってもらいたいというような町としては、やはり震災から十年たった神戸がございます。震災の直後、また整備が行われて町並みが新しく変わった途中、あるいは現在と見ておりますけれども、そんな中で、そこに暮らす方々のさまざまな生活の変化、そういうものに町が変化し、また暮らす人たちに対して町が新しい機能としてその人たちを包み込んでいく、こんなものを一つ、再生といいましても災害からの再生ではございますけれども、頭に思い描いております。 それともう一つ、住宅街で気にしておりますところは、逗子市の小坪にあります住宅街ですけれども、そこは、電柱を地中化いたしまして……
○石原国務大臣 委員の御指摘を待たずとも、私もやはりこの補助金行政というものが限界に達してきているんだと思います。 総合補助金、総合支援事業というのをつくりましたけれども、これもやはり川とか公園とか道路とか個々に分かれていて、委員御指摘のとおり、補助率も決まっているし、全部ひも、足がくっついていてコントロールされている。ですから、川の予算で公園をつくったり道路の予算で川の方に持っていったりすることがなかなかできない。 そして、ニーズとしては町全体を、地方都市全体を考えていくのが、地方都市に暮らす、あるいは、地方都市の行政に携わる方々の視点だと思います。そして、単年度主義ですから、スピーディ……
○石原国務大臣 私も四歳の子供を持つ親として、今回の事件は本当に痛ましく、亡くなられた坊やに対し、また御遺族の皆様方に対し、心から御冥福をお祈り申し上げたいと思っております。 ただいま政府参考人の方から御答弁をさせていただきましたように、緊急に対処できる措置として、このようなものが全国で大体今三百数カ所設置されているということでございますが、運転を中止していただき、安全の確保というものに努めておりますし、さらに、早々に、これは経済産業省と共管でございますが、検討会を起こしましてガイドライン等々を早急に整備することとしたい。 以後このような悲惨な事故が起こらないように、行政としても万全を期し……
○石原国務大臣 ただいま中馬委員が、特殊法人改革に絡んで、歴史的な流れ、また、小泉総理のリーダーシップのもとに行われた特殊法人改革の中で、この民営化の目的についての御質問があったと思います。 私は、これはやはり一番大切なことは、何度も何度も申しておりますけれども、四十兆円に上る債務の確実な返済をどうやって図っていくのか。 そして、真に必要な道路につきまして、今度は民間会社でございますので、民間会社の自主性を尊重しつつ、できる限り少ない国民の皆様方の負担で真に必要な道路を整備していく。 そしてまた、民間会社であることで民間のノウハウというものを十分に発揮していただいて、利用者の国民の皆様方……
○石原国務大臣 ただいま二階委員が御指摘されましたように、三分割の問題、この問題も議論があったということは私承知しておりますが、民営化委員会の答申が三分割、また、民間会社として競争をしていただくという上からも当初から三分割というふうに決めさせていただいたような点は、民営化委員会の答申というものをまさに尊重させていただいた点であると思っております。 その一方で、どうしても民営化委員会の考え方の中で、民営化委員会の議論の中でも主の議論ではなかったものが後半ぱっと出てきたものがございます。そのような二点につきましてのみ、今回の政府・与党で取りまとめました案では大きな相違点となってきているわけでござ……
○石原国務大臣 ただいま森田委員が、江戸時代から明治維新と、船舶そして鉄道の普及が日本の近代化に寄与してきたという御意見の御開陳があり、さらにその中で、西ドイツと並んで、戦後の奇跡、世界の奇跡と言われたこの日本の経済復興に対して高速自動車国道というものがどういう役割を果たしてきたのかという大変根源的な御質問があったと認識をしているところでございます。 数を拾ってみましたら、戦後、ちょうど終戦のときは、車はわずか十四万台しかなかったそうでございます。それが昭和五十一年、私、学生時代ではございますけれども、三千万台を突破した、今のおよそ三分の一弱でございますけれども。昭和三十年代、四十年代は年率……
○石原国務大臣 ただいま、増田委員が四十五年間の政治経験に照らしまして、日本社会の近代化、また道路の有用性等々お話がなされていたと思っております。 そんな中で、今回の御審議の中で、四十兆円の有利子債務をどのように返していくのか、そこについてこの法律案の中でどのようになっているのかという非常に重要な御指摘をいただきましたので、簡潔にお答えさせていただきたいと思っております。 まず、民営化法案なんですけれども、債務の返済期間というものを民営化後四十五年と法律にしっかりと明記いたしました。 さらに、九千三百四十二キロの整備区間のうち、まだ未着工の、すなわち仕掛かり中のものがおよそ二千キロござい……
○石原国務大臣 本日、高木委員がETCを中心に御審議をいただいているということを承知しておりますが、私、ETCの普及促進というのは、ここまで来ました以上、国策として、国土交通省と公団で、全力で取り組むべき重要課題であると認識しております。 ことしの二月には、ETCモニター・リース等支援制度について、その幅をおよそ十五万台分の対象拡大をして、車載器の購入助成を実施しました。 この結果、二月の車載器のセットアップ数、ETC利用率の伸びが実施前のおよそ五割増しになるなど、手だてを加えますとこのETCの普及というものに弾みがつくということが改めて確認されたわけでございます。この結果、十五年度末のE……
○石原国務大臣 手元に政治資金の報告書を持っておりませんので、詳細はわかりませんが、私は、政治資金、パーティー券購入等々ございまして、いずれも政治資金規正法にのっとって適正に処理をさせていただいているところでございます。
【次の発言】 この点につきましては、委員会は違いますけれども、予算委員会で、そのときは質問通告がございましたので、もう既に国会答弁をさせていただいております。
【次の発言】 政治資金等はすべて政治資金規正法にのっとって適正に処理をさせていただいております。
【次の発言】 もう何度も申しておりますように、政治資金等は政治資金規正法にのっとって適正に処理をさせていただいているもの……
○石原国務大臣 この点につきましては承知しております。今回の道路公団等々の民営化の最大の目的は、四十兆円の債務を確実にどうやったら返せるのかというところにございます。そうしますと、今委員が御指摘されました阪高の大和川線あるいは淀川左岸線、あるいは首都高にもそういう部分がございます。 こういうものをつくると建設費が非常に高いので、これまでのような施行法でありますと、首都公団あるいは阪神公団、民営化会社になったとしても破産してしまうおそれがある。そういうものをどういうふうに回避するのかということで、もともとこの路線については府道でございますので、阪高と首都高は府、都の出資もあるわけでございます、……
○石原国務大臣 ただいま議題となりました景観法案、景観法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及び都市緑地保全法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 まず、景観法案につきまして申し上げます。 近年、経済社会の成熟化に伴う国民の価値観の変化等により、個性のある美しい町並みや景観の形成が求められるようになっており、各地で、景観条例の制定や景観に配慮した都市整備により、良好な景観の形成に向けた取り組みが進められております。 また、国としても、観光立国を実現するという観点から、地域の個性を磨き、発揮する一地域一観光を推進するための手法として、良好な景観の形成に向……
○石原国務大臣 ただいま岩崎委員が御指摘されましたように、我が国には固有の素材を使った町並みあるいは村落というものがあったわけですけれども、それが近代化に伴いまして、科学的なものに代替されることによって町並みが破壊されたり、あるいは目に余る広告等々が景観を阻害しているということを、自治体の皆さん方、また、あるいはそこにお住みの住民の方々が強く認識し出したのは、多分昭和五十年代の後半あるいは六十年代に入ってからだと思っております。 そんな中で、今回は、こういう大きなターニングポイントを迎えて、良好な景観の形成を国政上の重要課題に位置づけさせていただいたわけでございます。 具体的に申しますと、……
○石原国務大臣 ただいま、岩永委員の初当選以来八年間の取り組み、そしてまた、街並み景観小委員会の委員長として六つの提言を出され、この景観法に六つの提言すべてが入っていることから考えましても、私などよりも格段、景観に対する意識というものを強く持たれ、この法案の取りまとめに当たられたことにまず敬意を表させていただきたいと思います。 私もこの法案を取りまとめさせていただいた一人として感じますことは、戦後の急速な都市化の進展の中で、どうしても画一的な都市基盤の整備というものに重点が置かれまして、そこで重要視されたのは、経済性であり、効率性であり、機能性であり、その中で、美しさへの配慮という人間が本来……
○石原国務大臣 この件につきましては、せんだっても一般論として申し述べさせていただきましたように、政治資金規正法を変えまして、二〇〇〇年だったと思いますけれども、それまでは政治家本人が政治資金管理団体を国、地方二つ持てて、そこに政治献金を政治家個人が集める、こういうスタイルでございました。しかし、小選挙区制の導入によりまして、政党対政党の選挙をやっていこう、そういう中で、政治資金は政党にできる限り集中していこう、こういう改革がなされたわけでございます。 私の所属をさせていただいております自由民主党も、この方向にとりまして、政治献金はできる限り政党に集める、国民政治協会にできる限り政治資金を集……
○石原国務大臣 ただいま寺田委員が御指摘をいただきましたとおり、四番目で御指摘されている規制緩和というものは、今回御議論をいただいております自動車の諸関係手続のワンストップサービスとまさに軌を一にするものだと思いますし、それらのこと以外にも、委員の御指摘にはうなずけるような点が多々あったと思います。 なぜうなずけるかと申しますと、地域再生については、地域みずからが現場の視点から自立的に取り組む、これは国が意欲的な地域の取り組みを御支援させていただくときの基本であるからでございます。 昨年でございますか、十二月に地域再生推進のための基本指針というものを政府で決定させていただいたわけですけれど……
○石原国務大臣 葉梨委員がオールドニュータウンシンドロームという造語をつくられておられますが、そういう地域というものは私も多々目にすることがございます。 委員御指摘のとおり、古く開発された住宅地というものは街路も十分整備されておりませんで、住んでいらっしゃった方の子供さんたちが抜けて高齢者の方ばかりで、安全面や環境面の課題を抱えていて、そんな中で葉梨委員が、消防団の、地元の住民として、まちづくり、そして町を守るという機運を高めていらっしゃるということは非常に重要なポイントではないかと思っております。 今回の法改正によりましても、住宅の改修をしやすくするなど、既存不適格なものについても取り組……
○石原国務大臣 高木委員の質問は、旅行業法の審議で、一番しょっぱなから難しい質問が回ってきたなという印象を持たせていただきました。 私にとりまして、非常に旅行、旅というものを考えさせられた海外旅行が一九七〇年代にございまして、それはネパールのカトマンズに行ったときでございますけれども、そのとき、ある寺院を回っておりましたら、階段を虚無僧の格好をした方が上っていらっしゃるのを見まして、ああ、ネパールというのは日本人に似ている人が多いけれども、お坊さんまで同じなんだ、こんなふうに思ったわけでございます。 そうしましたら、実はその人は、私どもが日本人の仲間で行っておりまして日本語をしゃべっており……
○石原国務大臣 この点につきましては、本会議でも総理が御答弁されておりますように、私は、小泉総理の毅然たる対応によりまして、五名の家族の方々が御帰国される、また、曽我ひとみさんの御家族についても第三国で再会をするということが決まった、さらに、十人の方についても再調査を行うということを確約した、かなりの成果のあった会談であったと認識をしております。
○石原国務大臣 明治維新から百四十年ぐらいたちまして、やはり経済優先、国力を豊かにしていくということで、豊かな自然というものを私たちはあっという間に破壊してきた。その一つの例として、委員は、青葉区の奈良地区の話と大場地区でございますか、この二点のお話をされたと私は今聞かせていただきました。 そんな中で、前段の奈良地区の方の都市公団が行っているものですけれども、これは民間事業者に対して宅地を定借権という形で処分した。やはりこういうときには、近隣住民の皆様方に十分に御説明して調整を図るということは言うまでもございませんし、景観緑三法、当委員会でも御熱心な御議論をいただき、言ってみるならば、百四十……
○石原国務大臣 若干整理をしてお答えさせていただきたいと思いますが、委員御指摘のとおり、新規に建設する道路につきましては、民間、民営会社がみずからの調達の範囲の中でお金を調達してつくる、そういうことによりまして、これまでのように、プール制のもとで、どこの上がりでどこの道路をつくったかというのがわからないことがなくなって、三つに分割される。最初は六つですけれども、道路公団でいいますと三つに分かれる。例えば九州の道路は、九州を持つ会社が自分の責任で、範囲内でお金を借りてつくるということで、これまでのような問題は是正される。総理はそういう意思でおっしゃられております。 それと、持つということをなぜ……
○石原国務大臣 この御議論は前原委員と私の間でもなされたわけでございますけれども、ただいま総理が御説明になりましたように、この残存二千キロの中の事業評価というものを初めて行いました。これは委員もう既に御承知のことだと思いますけれども、費用対効果、あるいは収支率、あるいは基幹病院までの距離といったような外部効果や、これには原発があるとかいったような外部要因のものも含めております。 それで評価をした結果、どういうことが起こったかといいますと、残存区間すべてのBバイCを見ると一を上回った。すなわち、公共事業で一を上回ったということは、必要性がある。しかしながら、有料道路でやった場合に管理費も出ない……
○石原国務大臣 ただいまの御指摘でございますが、基本的な尊重すべき点というものは、やはり、答申の中に示されておりますように、債務の確実な償還であると思います。そこの部分について十分な手当てはさせていただいたところでございます。 それでは、今の御質問でございますが、主要項目十九項目あるわけですけれども、どの点が民営化委員会の意見と違うかという御質問だと思いますが、二点ございます。 それは、民営化推進委員会の答申の中で、十年後に、株式会社になりました民間会社が資産を買い取る、こういういわゆる道路資産の保有につきましては、今回の政府・与党で取りまとめました案の中では、買い取れない、上下をともに持……
○石原国務大臣 中馬委員が副大臣としてこの問題にお取り組みになられたということは十分承知しておりますし、私も初代の観光立国担当大臣でございますので、中国を中心とするアジアの観光市場、韓国、台湾、そしてアメリカ、中国、香港と、これは五大市場でございますので、こちらから観光客の方に大勢来ていただきませんと、総理が提唱されておりますビジット・ジャパン・キャンペーン、二〇一〇年に一千万人の観光客の誘致ということにはおぼつきません。 そんな中で、この中国の問題は、発給元は外務省でございますが、外務省、法務省、また警察庁と十分連携、連帯をとらせていただきまして、良好なやはり治安と公安、こういうものにも配……
○石原国務大臣 木下委員にお答え申し上げます。 私も、昨年の七月でございますか、委員が決算行政委員会でこの問題を御指摘され、私どももちょうど民営化委員会でこの問題を議論しておりまして、扇大臣も厳正に処置するというような御発言をされて今日に至っているということは、私も承知しております。 そこで、どういうふうになっているかという具体的な数字でございますが、これは日本道路公団と本四公団の二つが割引制度をやっているわけですけれども、全組合に対しまして調査を行った結果、全組合、アバウトの数字で千百ございますが、そのうち七十一の組合でいわゆる組合員以外の者がこの別納割引制度を利用して割引を受けていると……
○石原国務大臣 ただいま小杉委員が御指摘されましたように、政府の重要課題として、観光立国、そしてビジット・ジャパン・キャンペーン、二〇一〇年に一千万人の方に海外から日本を訪ねていただこう。今、海外から一番日本を訪ねてくださっている国は、韓国、台湾、アメリカ、中国、香港という順でございます。 私も韓国の方、招聘に行ってまいりましたが、そこでお話を聞きますと、やはり韓国の方々の観光スポットとして人気があるのは、九州あるいは北海道、こちらでゴルフをして温泉に入る、冬場ですとスキーをする、紅葉の季節ですと紅葉を見ながらゴルフをして温泉をする。ゴルフが大変好きだということでございまして、サマータイムが……
○石原国務大臣 ちょっといつだったかは忘れたんですけれども、奥村委員と特殊法人の改革をめぐって、あれはたしか与党のPTか何かの場でかなり御議論をともにさせていただいたことを私も覚えております。 平成九年のお話が出ましたので、今調べてきたわけですけれども、そのとき、道路公団については、十一の建設局、九の管理局を、八つの支社、二つの建設局、一つの管理局に統合する。コストは、建設関係で一四%、管理費等で、平成九年からこれまでですけれども、一四%削減した。そのとき、たしか一番焦点になりましたのは、公益法人がありまして、これが独占的にSA、PAの事業をやっていて競争がないということで、これを二分割した……
○石原国務大臣 委員は、大蔵省にもおいででございますので、国の行政また財政についても御造詣が深いと存じますが、ただいま当委員会等々で御議論されております高速道路につきましては、やはり必要な道路は国民の負担を最小限でつくるということが基本だと思います。 そのために、現在未供用の七十路線二千キロについては、総理もかねがね申しておりますように、大幅にコストを削減して、費用対効果分析を徹底的に行って、これまでないがしろにされがちでありました採算性や、あるいは基幹病院へどのぐらい時間がかかるのかといったような外部効果を評価基準にして順位をつくり、その順位の高いものから原則的につくっていくという客観的な……
○石原国務大臣 ちょっと質問が、政治献金の話あるいは報道ベースの話と、道路の、高速道路建設に関する高コスト化の話とこう一つになっていて、報道ベースのことについて事実であるか事実でないかということを確認もできませんし、コメントをする立場にないんですけれども、一般論として言わせていただきますと、公共工事の入札に関しては実は過去にもいろいろなことが言われてきているわけでございまして、こういう入札に関しては、平成十三年の四月に入札に関する新しい法律、適正化の促進に関する法律というものを施行して、より透明化、より疑惑を招かないようにという立場でありますし、それはより一層進めていかなければならないというの……
○石原国務大臣 今ちょっと数字が、鮫島委員のとこちらの数字がちょっと違ったもので数字のお話をさせていただいたんです。 これは、十七年度に民営化をするということで、詳しくは財務省、財務大臣からもお聞き願いたいと思うんですが、財務省と調整をさせていただきまして、財投にかかわる資金調達というものはやはり市場をかませた方がいいだろう、そういうことで政府保証債ということにいたしまして、今局長から答弁させましたけれども、十五年度は、約三分の一をマーケットから調達して、三分の二を財政融資の方から、いわゆる政府の引受債という形でやってきた。それを、委員御指摘のとおり、十六年度は、三分の一と三分の二がひっくり……
○石原国務大臣 ただいま高木委員が、昭和三十年代にさかのぼりまして日本の高速道路の歴史的変遷について、また、今回の公団の民営化論議を通じての議論の混乱している点についての御指摘がございました。 そんな中で、御質問は、いわゆる国民共有の財産であるところの道路の私有化、別の言葉を使いますと上下一体論とでも言うんでしょうか、こういう点、あるいは、海外の事情についてどのようになっているのかというのが御質問ではなかったかと思うのでございます。 日本では、私思うんですけれども、永久に料金を取り続けていく仕組みとこの上下一体論、一緒に議論されていて、イコールでほぼつながっているように感じるわけでございま……
○石原国務大臣 ただいまの平岡委員の御質問は、当委員会また関連委員会でも私も何度も答弁をさせていただいて、重複するところはお許しいただきたいと思いますが、民主党の予算案が表に出てまいりまして、私なりに検討を加えた現段階の印象につきましてお話をさせていただきたいと思っております。 民主党の御提案と、もう間もなく提出をさせていただきます政府・与党案の根本的な同意点は、無料化するということだと思っております。 しかし、無料化に至る手法でございますが、すなわち、今四十兆円に上る債務をどういうふうに返していくのか。私どもは、やはり利用した方々に御負担をしていただこう、利用者の皆様方の料金で返済しよう……
○石原委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し述べさせていただきたいと思います。 このたび、法務委員長のお役を拝命いたしました石原伸晃でございます。 きょうを迎えるに当たりまして、私が改めて胸に期す法律に関する二つのことを、この場をおかりしまして御紹介申し上げたいと思っております。 福沢諭吉の「学問のすゝめ」の中の二つの説なんでございますが、福沢翁はこのように述べております。 「元来人民と政府との間柄はもと同一体にて、その職分を区別し、政府は人民の名代となりて法を施し、人民は必ずこの法を守るべしと、固く約束したるものなり。」 そしてもう一つ、「政府にて法を立て……
○石原委員長 これより会議を開きます。 裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 各件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官伊佐敷眞一君、警察庁長官官房審議官和田康敬君、警察庁生活安全局長竹花豊君、警察庁情報通信局長武市一幸君、防衛庁防衛局長大古和雄君、総務省総合通信基盤局長須田和博君、法務省大臣官房長小津博司君、法務省大臣官房司法法制部長倉吉敬君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君、法務省保護局長麻生光洋君、法務省人権擁護局長小西秀宣君、法務省入国管理局長三浦正晴君、公安調査庁長……
○石原委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。杉浦法務大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る十日金曜日午前九時二十分理事会、午前九時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時二十一分散会
○石原委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として公正取引委員会事務総局審査局長松山隆英君、警察庁情報通信局長武市一幸君、法務省大臣官房長小津博司君、法務省大臣官房司法法制部長倉吉敬君、法務省刑事局長大林宏君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に、お諮りいたします。
本日、最高裁判所事務総局園尾総務局長、山崎人事局長、高橋民事局長及び大谷刑事局……
○石原委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁生活安全局長竹花豊君、法務省大臣官房長小津博司君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君、法務省保護局長麻生光洋君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。倉田雅年君。
○石原委員長 これより会議を開きます。
裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人として法務省大臣官房長小津博司君、法務省民事局長寺田逸郎君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君、法務省入国管理局長三浦正晴君、財務省主計局次長鈴木正規君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。枝野幸男君。
○石原委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁刑事局組織犯罪対策部長米田壯君、警察庁警備局長小林武仁君、法務省刑事局長大林宏君、法務省入国管理局長三浦正晴君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。平沢勝栄君。
○石原委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として法務省入国管理局長三浦正晴君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石関貴史君。
【次の発言】 次に、平岡秀夫君。
【次の発言】 後日、理事会で協議いたします。
【次の発言】 ちょっと議論を整理するために、その前の入管局長に対する答えで御質問があっ……
○石原委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、千葉大学法経学部教授多賀谷一照君、日本弁護士連合会副会長鹿野哲義君、京都大学大学院情報学研究科研究員(COE)・客員教授鷲見和彦君、神奈川大学大学院法務研究科教授阿部浩己君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙の中、御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきますよう、委員長としてお願……
○石原委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁長官官房総括審議官片桐裕君、警察庁刑事局組織犯罪対策部長米田壯君、警察庁情報通信局長武市一幸君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君、法務省入国管理局長三浦正晴君、公安調査庁長官大泉隆史君、外務省大臣官房審議官木寺昌人君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○石原委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、本案に対し、平岡秀夫君外二名から、民主党・無所属クラブ提案による修正案が提出されております。
提出者から趣旨の説明を求めます。津村啓介君。
【次の発言】 これにて修正案の趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として法務省入国管理局長三浦正晴君、外務省大臣官房審議官木寺昌人君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○石原委員長 これより会議を開きます。
裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人として警察庁刑事局長縄田修君、防衛施設庁建設部長山内正和君、法務省大臣官房長小津博司君、法務省民事局長寺田逸郎君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君、法務省入国管理局長三浦正晴君、厚生労働省医政局長松谷有希雄君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○石原委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁長官官房長安藤隆春君、法務省大臣官房司法法制部長倉吉敬君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。漆原良夫君。
【次の発言】 次に、稲田朋美君。
○石原委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁長官官房長安藤隆春君、警察庁刑事局長縄田修君、警察庁交通局長矢代隆義君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。津村啓介君。
○石原委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、財団法人矯正協会附属中央研究所研究第一部長・中央大学大学院法学研究科兼任講師鴨下守孝君、明治大学名誉教授・弁護士菊田幸一君、慶應義塾大学大学院法務研究科兼法学部教授・弁護士安冨潔君、弁護士・日本弁護士連合会刑事拘禁制度改革実現本部本部長代行西嶋勝彦君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつを申し述べます。 本日は、御多忙中にもかかわらず御出席を賜り、まことにあり……
○石原委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁長官官房長安藤隆春君、警察庁刑事局長縄田修君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に、お諮りいたします。
本日、最高裁判所事務総局大谷刑事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ございませんか。
○石原委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、本案に対し、平岡秀夫君外三名から、民主党・無所属クラブ及び社会民主党・市民連合の共同提案による修正案が提出されております。
提出者から趣旨の説明を求めます。石関貴史君。
【次の発言】 これにて修正案の趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として警察庁長官官房長安藤隆春君、警察庁刑事局長縄田修君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会事務局長……
○石原委員長 これより会議を開きます。
裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人として警察庁長官官房長安藤隆春君、警察庁生活安全局長竹花豊君、警察庁刑事局長縄田修君、警察庁交通局長矢代隆義君、警察庁情報通信局長武市一幸君、金融庁総務企画局審議官谷口博文君、法務省民事局長寺田逸郎君、法務省刑事局長大林宏君、厚生労働省大臣官房審議官御園慎一郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。……
○石原委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁刑事局長縄田修君、警察庁交通局長矢代隆義君、法務省大臣官房長小津博司君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君、法務省入国管理局長三浦正晴君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。細川律夫君。
○石原委員長 これより会議を開きます。
ただいま、民主党・無所属クラブ及び社会民主党・市民連合所属委員の御出席が得られません。
理事をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事をして御出席を要請いたさせましたが、民主党・無所属クラブ及び社会民主党・市民連合所属委員の御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
第百六十三回国会、内閣提出、犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案及びこれに対する早川忠孝君外二名提出の修正案を一括して議題とい……
○石原委員長 これより会議を開きます。
第百六十三回国会、内閣提出、犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案及びこれに対する早川忠孝君外二名提出の修正案を一括して議題といたします。
原案に対し、昨二十七日、平岡秀夫君外二名から、民主党・無所属クラブ提案による修正案が提出されております。
提出者から趣旨の説明を求めます。高山智司君。
【次の発言】 これにて修正案の趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として法務省刑事局長大林宏君、外務省大臣官房参事官辻優君の出席を求め、説明を聴……
○石原委員長 これより会議を開きます。 第百六十三回国会、内閣提出、犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案並びにこれに対する早川忠孝君外二名提出の修正案及び平岡秀夫君外二名提出の修正案を一括して議題といたします。 本日は、各案審査のため、参考人として、中央大学法学部教授藤本哲也君、日本労働組合総連合会副事務局長高橋均君、ジャーナリスト櫻井よしこ君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席を賜り、まことにありがとうございました。そ……
○石原委員長 これより会議を開きます。
第百六十三回国会、内閣提出、犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案並びにこれに対する早川忠孝君外二名提出の修正案及び平岡秀夫君外二名提出の修正案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として法務省大臣官房長小津博司君、法務省刑事局長大林宏君、外務省大臣官房参事官辻優君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○石原委員長 これより会議を開きます。
第百六十三回国会、内閣提出、犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案並びにこれに対する早川忠孝君外二名提出の修正案及び平岡秀夫君外二名提出の修正案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として警察庁刑事局長縄田修君、警察庁交通局長矢代隆義君、法務省刑事局長大林宏君、外務省大臣官房参事官辻優君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○石原委員長 これより会議を開きます。
第百六十三回国会、内閣提出、犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案並びにこれに対する早川忠孝君外二名提出の修正案及び平岡秀夫君外二名提出の修正案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として法務省刑事局長大林宏君、外務省大臣官房審議官長嶺安政君、外務省大臣官房参事官辻優君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○石原委員長 これより会議を開きます。 第百六十三回国会、内閣提出、犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案並びにこれに対する早川忠孝君外二名提出の修正案及び平岡秀夫君外二名提出の修正案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 去る四月二十一日、早川忠孝君外二名から提出されました犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案に対する修正案について、提出者全員から撤回の申し出があります。これを許可するに御異議ございませんか。
○石原委員長 これより会議を開きます。
ただいま、民主党・無所属クラブ及び社会民主党・市民連合所属委員の御出席が得られません。
事務局をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
事務局をして御出席を要請いたさせましたが、民主党・無所属クラブ及び社会民主党・市民連合所属委員の御出席が得られません。やむを得ず議事を進めさせていただきたいと思います。
第百六十三回国会、内閣提出、犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案並びにこれに対する早川忠孝君外二名提出の修正……
○石原委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律の一部を改正する法律案並びに犯罪被害財産等による被害回復給付金の支給に関する法律案の両案を一括して議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。杉浦法務大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として警察庁刑事局組織犯罪対策部長米田壯君、法務省刑事局長大林宏君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○石原委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、参議院送付、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律の一部を改正する法律案並びに犯罪被害財産等による被害回復給付金の支給に関する法律案の両案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として内閣府犯罪被害者等施策推進室長荒木二郎君、警察庁長官官房長安藤隆春君、警察庁長官官房審議官和田康敬君、警察庁生活安全局長竹花豊君、警察庁刑事局長縄田修君、法務省大臣官房司法法制部長倉吉敬君、法務省刑事局長大林宏君、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長中谷比呂樹君の出席を求め、説明を聴取いたしたい……
○石原委員長 これより会議を開きます。 裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 各件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣参事官安藤友裕君、警察庁刑事局長縄田修君、警察庁交通局長矢代隆義君、法務省大臣官房長小津博司君、法務省刑事局長大林宏君、法務省矯正局長小貫芳信君、法務省入国管理局長三浦正晴君、国税庁課税部長竹田正樹君、厚生労働省大臣官房審議官岡島敦子君の出席を求め、説明を聴取し、また、会計検査院事務総局第一局長諸澤治郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○石原委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、参議院送付、法の適用に関する通則法案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として成城大学名誉教授鳥居淳子君、日本弁護士連合会国際私法現代化関係及び国際裁判管轄制度に関する検討会議座長鈴木五十三君の両名の方々に御出席いただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙の中、御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。それぞれのお立場から忌憚のない御意見を賜れば幸いに存じます。 次に、議事の順序について申し上げます。 まず、鳥居参考人、鈴木参考人の順に、それぞれ十五……
○石原委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
本会期中、当委員会に付託になりました請願は三百五十五件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等において慎重に協議いたしましたが、委員会の採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、お手元に配付してありますとおり、当委員会に参考送付されました陳情書は二十二件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は四十九件であります。念のため御報告いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
まず、第百六十三回国会、内閣提出、犯罪の国際化及び組織化並びに情報処……
○石原(伸)委員 本日は、中川政調会長の持ち時間の中で、安倍総理を初め閣僚の皆様方に御質問をさせていただきたいと思います。 特に安倍新総理におかれましては、政治家安倍晋三総理としての政治哲学、行動指針、こういうようなものを、テレビを通じまして国民の多くの方々にわかっていただくような質問を中心にさせていただき、また閣僚の皆様には、重要課題で時間の許される限りで御質問をさせていただきたいと思います。 午前中の中川政調会長との御議論の中で、安倍総理の拉致問題に対する熱い思いというものは、多くの国民の方々がテレビを通じてわかられたのではないかと思っております。 そこで、もう一つ気になるニュースが……
○石原(伸)委員 自由民主党の石原伸晃でございます。 本日は、麻生総理大臣を中心に、第二次補正予算、そして、きょうはぜひ、麻生総理、人間麻生太郎、こういうものを国民の皆さん方に見せていただきたい、そんな思いを持っております。 さて、きょう、テレビを朝見ておりましたら、ブッシュ大統領の差配によって、オバマ次期大統領が、歴代の、パパ・ブッシュあるいはクリントン大統領、カーター大統領の顔も見えました、アメリカ発のこの危機に対して、これは単なるジェスチャーではなくて、やはり共和も民主も、アメリカは二大政党でありますけれども、こういうものの垣根を越えて、一致協力してこの難局に臨むということをアメリカ……
○石原(伸)委員 自由民主党の石原伸晃でございます。 本日は、いろいろな理由があるのかもしれませんが、野党の皆様方が欠席をして、言論の府であるならば、この場に来ていただいて疑問をぶつける中で、一日も早くこの二十一年度の予算というものを通すことが、与野党を問わず、国会議員に課せられた重大な使命ではないかと私は考えております。それだけの大きな危機が我が国を襲っているわけであります。 さて、大変言いにくいことではございますけれども、今回のこの集中審議の混乱の一因は、財務大臣御自身の健康管理のまずさに起因しているということは、私が申すまでもないことだと思っております。そんな中で、大臣は、私も会見を……
○石原(伸)委員 自民党の石原伸晃です。 冒頭、総理に、今国会に臨む総理の姿勢についてお伺いさせていただきたいと思います。 総理は、この国会は何と呼ばれたか、熟議の国会。私も辞書を引いてみました。よく意見を交換して相談する国会にするとおっしゃったわけであります。 しかし、残念ながら、総理の御意向は、予算委員会の理事の皆さんあるいは民主党の国会対策委員会の皆さんにはどうも伝わっていないようであります。なぜなら、予算委員会を開会するに当たりまして、基本的質疑は一日でお願いする、こういう話を言ってきたそうでございます。その点、我が党の武部筆頭あるいは塩崎次席、また野党の皆さん方が、それはないだ……
○石原(伸)委員 自民党の石原伸晃です。 きょうは、菅総理を中心に閣僚の皆さん方に、施政方針演説また政策等々について質問をさせていただきたいと思っております。 冒頭でございますけれども、記録的な豪雪を記録されております日本海側の皆様また東北の皆様、日常生活にも大変影響が出ている。国として、予想を上回る豪雪でございますので、予備費等々を活用してこの豪雪対策をしっかりとやっていただきたい、このことを冒頭申し述べさせていただきたいと思います。 また、宮崎県、鹿児島県の県境にございます新燃岳、これも五十数年ぶりの噴火でございます。火山灰、火山弾が飛び、地域の方々の生活にもかなり影響が出ております……
○石原(伸)委員 自民党の石原伸晃です。 きょうは、菅総理、菅内閣の政治姿勢についてお尋ねをさせていただきたいと思います。 きのう、松本復興大臣が辞任をされました。その結果、きょう、この大事な予算委員会の質疑の場には、今私も答弁を聞いておりましたが、平野大臣が座っていらっしゃいます。この事実一つをとってみて、菅内閣の現状というものを物語っているのではないでしょうか。 それは、きょうの朝刊各紙にも明らかであります。朝日新聞「政権弱体化を露呈 仙谷・安住氏の起用断念」、毎日新聞「後任復興相に平野氏 民主幹部「任命責任ある」」、読売新聞「仙谷・安住・亀井氏起用消える 政権の求心力低下」、産経新……
○石原(伸)委員 自民党の石原伸晃です。 質問の冒頭、東日本大震災に遭われた皆様方、また今回の大変大きな台風十二号、追い打ちをかけた十五号等々の被害に遭われた方々に心から、亡くなられた方にはお悔やみ、またお見舞いを申し上げたいと思います。 野田新首相率いられる政府におかれましては、一連の台風被害復興への予算をしっかりと補正予算に盛り込み、素早い対応を本当に心から心からお願い申し上げたいと思います。 では、フリップをよろしいでしょうか。 さて、これは財務大臣、総理大臣、もう御存じのことですが、本日の円・ドルレートは七十六円の四十銭台、九月二十一日につけました七十六円の十銭台に迫らんともす……
○石原(伸)委員 自民党の石原伸晃です。 きょうは、G8からお帰りになった総理に、税と社会保障の一体改革の法律案、並びに、その前にちょっと政治論を議論させていただきたい。 G8も非常に、当初予定されていたように、外交案件、すなわち、北朝鮮のミサイルの問題やシリアの虐殺あるいはイランの核開発、こういう問題よりも、やはり経済セッションがかなり注目を浴びた。すなわち、欧州危機をどうやって再燃させないように食いとめていくか、総理もその中でいろいろ御提案をされたようでございますが、この話の前に、まず政治論、私が今一番気がかりな点についてお話をさせていただきたいと思っています。 総理は、施政方針演説……
○石原(伸)委員 自由民主党の石原伸晃です。 きょうで当委員会での審議は百時間を超えるということでございます。この間、委員会での真摯な御議論、多くの成果を、私も拝見させていただいて、得ることができたのではないかと思っております。 また、きょうは、私ども自民党、公明党そして民主党の共同提案によります法案の集中審議という段階に至りまして、中野委員長を初め、各党の理事の皆様、また多くの委員の先生方、そして、きょうそちらにお座りの法案修正に御尽力をいただいた実務者の皆様方に、冒頭、この席をおかりいたしまして、心から敬意を表させていただきたいと思います。 とはいえ、総理、ここに来るまでの間にはさま……
○石原(伸)委員 自民党の石原伸晃です。無所属の会とあわせて、代表して質問をさせていただきたいと思います。
冒頭、総理、昨日から大変、北日本、日本海側が豪雪で、これまでにもかなりの雪が降りまして、多くの方々が亡くなられる。多分、これは二〇〇六年の大豪雪以来だと思います。雪国の方々にお見舞いを申し上げるとともに、ぜひ、雪おろしあるいは排除で市、町、村の予算も枯渇してきておりますので、万全の体制で臨むようにお願いを申し上げます。決意をお願いいたします。
【次の発言】 総理も触れられたように、亡くなられた方もかなり多くなってきておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
さて、きょうの……
○石原国務大臣 一言御挨拶をさせていただきたいと思います。 環境大臣並びに原子力防災を担当する内閣府特命担当大臣を拝命いたしました石原伸晃でございます。 環境委員会の先生方には、大所高所から御指示、御指導を賜りますように、この場をおかりいたしましてお願いをする次第でございます。 この平成二十五年という年を考えたときに、私は、環境政策にとって二つ大きな意味で正念場ではないかと考えております。 一つ目は、申すまでもございません、震災から一年十カ月が過ぎ、復旧復興の加速化、特に、私も就任以来、福島の地を歩かせていただきまして、福島の復興は除染なくして復興なしと多くの方々からお話をいただいてま……
○石原国務大臣 環境大臣及び原子力防災を担当する内閣府特命担当大臣の石原伸晃です。 第百八十三回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境政策及び原子力防災に関する私の考えを申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。 今、環境政策は、東日本大震災からの復旧復興、低炭素社会の創出、安全、安心な生活環境の確保という三つの課題を抱えています。この三つの課題にどのように現実的な答えを見出し、現場で着実に実行に移していくか。この平成二十五年は、環境省の真価が問われる、まさに正念場の年と考えております。 まず、一つ目の柱、震災からの復旧復興について申し上げます。 大臣に就任し……
○石原国務大臣 ただいまうえの委員が御議論いただきました除染と中間貯蔵施設、除染を進めますと、当然廃棄物が出てまいります。これが仮置き場に置かれている。また、仮置き場をつくることができませんと、除染をしたくてもできない。 そんな中で、三町の皆様、双葉の方は新しい町長さんも御誕生になられまして、まだお会いはしておりませんけれども、副大臣がお会いさせていただいた話の中では、調査を受け入れるというようなお話もいただいておりますので、これで、三町がそろって調査を行い、五月の連休ぐらいまでにはしっかりと調査を終了して、第三者が客観的な安全基準、もちろん、委員が御指摘のとおり、地元の方々の御同意なくして……
○石原国務大臣 ただいま土屋委員が、第一次安倍内閣の御自身の環境副大臣としての取り組みと、また、危機意識を持たれたということ、私も当時、幹事長代理あるいは政調会長として、この問題が本当に全世界的にクローズアップされたのを、本当についこの間のことのように覚えております。 しかし、これもまた委員が御指摘されましたように、発災以降、この話題は埋没しがちであるということも、またその一方で事実なんだと思います。 しかし、目を外に転じますと、地球温暖化の影響というものは、アメリカでのハリケーン・カトリーナ、あるいは、昨年十二月に東南アジアの国々、フィリピンあるいは島嶼諸国を襲った巨大台風、あるいは各地……
○石原国務大臣 ただいま藤原委員が御指摘されたとおりでございまして、エネルギー基本計画の議論の進展を見なければなかなか物は進みませんし、もう一点、本年の七月に予定をされております原発の安全基準の策定後の状況、どれだけの原発を稼働するという申請を事業会社が出してくるのかこないのか、こういうものを勘案しながら検討を進めていくことになると承知をしております。 安倍総理からは、十一月のCOP19までに現行の二五%削減目標をゼロベースで見直すようにとの指示を受けておりますので、これまでに新たな計画を策定させていただきたい、こんなふうに認識をしているところでございます。
○石原国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、環境省として、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力してまいる所存でございます。
○石原国務大臣 ただいまの委員と部長との議論を聞かせていただいておりまして、廃棄物の形状、性質を問わず、どこから出たのか、例えば一般廃棄物の場合も事業系と家庭系とありますけれども、また、レストランから出たものがコンビニエンスストアのところに捨てられるとか、現実では、法律の区分と違う現状も今起こっているということも明らかになったわけでございます。
これらの問題をどう整理していくのがこれからの廃棄物行政にとって望ましいのかということを、事務方にしっかりと検討させていただきたいと思っております。
【次の発言】 おっしゃるとおりで、現行計画の決定から二年を過ぎましたけれども、現実問題としては線量が下……
○石原国務大臣 ただいま議題となりました特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 フロン類の大気中への排出によりもたらされるオゾン層破壊及び地球温暖化は、地球全体の環境に深刻な影響を及ぼす脅威であり、その対策は人類共通の課題であります。 とりわけ地球温暖化は、現在及び将来における国民の生命、身体、財産の安全を保障するため、そして、国際社会における先進国としての責任を果たすため、国を挙げて全力で取り組むべき喫緊の課題であります。 こうした中で、非常に高い温室効果を持つフロン類の排出量……
○石原国務大臣 詳細については局長並びに副大臣から答弁がありましたが、やはり危機意識が薄いんじゃないかというふうに、議論を聞かせていただいて強く思ったところでございます。 私も、代替フロンを入れなきゃいけないというときのモチベーションの一つに、生方委員が御指摘されたとおり、太陽のもとに出ちゃいけない、かなり全国的にも大騒ぎをしたと思うんですが、いざ法律ができても、業務用等々で空調を使っている人たちに対しては、そういうものの喧伝、また、フロンが地球環境にどれだけの悪影響を与えるのか、そこが十分に伝わっていないということもあって、使用している業者の方々も、率先して危機意識を持たずに放置する、ある……
○石原国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、環境省として、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力してまいる所存でございます。
○石原国務大臣 泊まったことも含めて、七回、十日ほど現地に行かせていただいております。
【次の発言】 申すまでもなく、除染は福島復興の大前提でございます。極めて重要な事業、環境省としてもできる限りのことをさせていただく。誠心誠意ということしかないのではないかと思っております。
【次の発言】 空中放射線量については、いろいろな方にお話を地元でお聞きしましても、本当にさまざまな意見があるんだと思っております。
放射性物質の安全性については、除染を行うということのほかに、帰還やインフラ整備、あるいは、それで安全なの、大丈夫なのといったような風評など、多くの分野にかかわる課題であると承知をしていると……
○石原国務大臣 ただいま議題となりました二法案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 まず、大気汚染防止法の一部を改正する法律案について申し上げます。 建築物等の解体等に伴う石綿の飛散を防止するため、現在、大気汚染防止法に基づいて、石綿が使用されている建築物等の解体作業等に対して規制措置を講じております。 しかしながら、建築物等に石綿が使用されているかどうかが事前に十分調査されていないため、解体作業等において石綿が飛散したと推測される事例が生じていることや、工事の発注者が石綿の飛散防止措置の必要性を十分に認識しないで施工を求める等により、工事施工者において十分な対応……
○石原国務大臣 専門の江田先生に申すまでもないと思うんですが、環境基本法では、放射性物質による環境汚染を防止するための措置について、原子力基本法等の法律に委ねておったところでございます。 しかし、今委員が御指摘になりましたとおり、東電の福島第一原発の事故によりまして環境汚染が生じたことを契機に、昨年、環境基本法が改正されまして、放射性物質による環境汚染を防止するための措置も環境基本法の対象とさせていただいたという経緯がございます。 本整備法案は、昨年のこの改正を踏まえまして、個別の環境法においても放射性物質を対象とさせていただき、適用除外規定を削除することとさせていただいたところでございま……
○石原国務大臣 この点につきましては、同様な議論がさまざまな委員会でなされているのを私も聞かせていただいております。 私も福島医大は行かせていただきまして、甲状腺の専門の先生あるいは放射線治療の先生方、いろいろお話を聞かせていただいてきたわけでございますけれども、自分たちでぜひ引き続いてやらせていただきたいという熱意が非常に強く、また、施設も充実していると思います。 ですから、これも何度も御答弁させていただいておりますが、国としては、バックアップとして、基金をつくりまして十分な財政的な手当てを行っていく。また、現地の方で、今委員の指摘のような意見が医療関係者の方から出てきたときに、またそう……
○石原国務大臣 ただいま北川委員と政府参考人のやりとりを聞かせていただきまして、まさに委員御指摘のとおり、生物の多様性を守るということは、地球の長い歴史の中で時間をかけて育まれてきた動植物、かけがえのない命のつながりをこれからも次の世代にしっかりと維持していこうということが非常に、私もなるほどなと理解をさせていただいたところでございます。また、これによって、私たちが暮らす、食料とか水とか安定した気候というものをもたらす、実はこの種の保存というものが基盤にあるんじゃないかと認識をしているところでございます。 そしてまた、委員の御指摘のとおり、種の保存法に基づく種の指定の推進の件も含めて、これか……
○石原国務大臣 阪口委員の議論を聞かせていただきまして、一つの見識であるな。 環境省としては、秋野政務官からお話をさせていただきましたとおり、この除染と中間貯蔵施設というのは、コインの裏表の関係にございますので、ともかく地元の方々の御理解を得て、もう間もなくでございますが、中間貯蔵施設のボーリングももう既に始まっておりますので、どこにつくるということが専門家の中でここが適材適地であるということが明らかになった後には、地権者の方々からその土地を買わせていただいて、そこに中間貯蔵施設をつくる。 そんな中で、これも秋野政務官の答弁の中にあったように、帰りたい方、もう帰りたくない、心配だという方が……
○石原国務大臣 ただいま吉田委員が御指摘されました、放射性物質に汚染された農林系の廃棄物、私もいろいろな場所で拝見をさせていただきましたけれども、農家の敷地に置かれていたり、あるいは保管場所に置いてあるんですが、そこに持っていきますと、そこがもういっぱいになりまして、腐敗してにおいがあったり、発火するおそれがある。一日も早く処理をすることが大切だということで、委員御指摘のとおり、福島県鮫川村において、村内の稲わらや牧草などを処理するための焼却炉を環境省が現在建設中でございます。 委員御指摘のとおり、整備に当たりましては、焼却の必要性や施設の安全性について明確に説明、せんだっても住民説明会を開……
○石原国務大臣 鈴木委員にお答えしたいと思います。 行政改革というのは、無駄を省いて効率のいい社会をつくっていく、その一環の中で国の機関を統廃合していくというのは、私は大賛成であります。また、総理も御答弁されましたように、地方の特性を生かすための地方分権、地方分権といいましても権限とお金がなければ絵に描いた餅である、やはり動かせるものは動かしていく。 きょう委員がお配りいただいた表を見せていただきますと、伊豆半島に星があって、これは国立公園の管理事務所だななんて考えたんですが、環境省は国立公園を管理させていただいております。そこで働いていらっしゃるレンジャーと言われる方は、国の役人ですけれ……
○石原国務大臣 大西委員にお答えいたしたいと思います。 除染は、委員も現場を歩かれて御承知のことだと思いますけれども、県民の皆さん方にとりまして、一日も早くふるさとに戻りたい、こういう思いで、今御議論のあったようなことが決してあってはならないことだと思います。 日付がいつかは存じませんけれども、現在でも、雪が降っているところは除染はしておりませんけれども、数百の現場が動いております。また、雪が降っていないところには、この数百がさらに広がった現場で除染作業が行われております。 そして、その除染作業に従事されている方々の八割から九割が地元の福島県民の方々であります。私は、これが委員の御指摘の……
○石原国務大臣 まず、これから幾らかかるかという話でございますが、これは、二十四年、二十五年、今委員が御指摘されましたように、今御審議をいただいている二十四年度の補正予算並びに二十五年度予算、合わせまして一兆五千億が計上されております。 そして、それが達成できるのか達せないのかという御質問だったと思うんですけれども、目標達成に向けて、今は全力で努力をしていくということしか言えないのではないか。また、それをやっていかなければならないという、福島県民の多くの方々の気持ちを体してやっていくということに尽きるんだと思います。 後段は何でございましたでしょうか。(奥野(総)委員「今後幾ら」と呼ぶ)で……
○石原国務大臣 中間貯蔵施設については、専門家である細野委員に私が申すまでもありませんけれども、除染の関係とコインの裏表だと私は考えております。そして、多くの方々が、一日も早く中間貯蔵施設をつくってくれない限り、仮置き場もいっぱいになってきた、仮置き場がいっぱいになってまいりますと除染も進まない、そういうことであるのだと思っております。 そんな中、民主党政権下で、細野委員も御努力をいただき、前大臣の長浜議員も御努力をいただいて、知事の方から昨年の十一月に、中間貯蔵施設の調査をやっていいですよ、こういうお答えをいただき、先週の金曜日ですけれども、調査を行う業者と契約が終わりましたので、速やかに……
○石原国務大臣 ただいま松野委員が御指摘されましたとおりで、福島県では、知事さんの思いもありまして、県が実施主体となりまして、県民の皆様方の健康を長期にわたって見守るための健康管理を行い、そんな中で、二十五年度、来年度でございますけれども、甲状腺がんを発見する等々の甲状腺の検査を行うという計画になっております。 委員の御指摘は、まだ半分であると。これは、御存じのとおり、放射線濃度の高いところ、あるいは、福島、郡山が終わりまして、これからは浜通りの北部、南部、さらに会津というふうな計画になっておりますけれども、福島県でも、既に、予定を前倒しして実施すべく、これはエコーの調査でございますので、会……
○石原国務大臣 もう委員御承知のことだと思いますけれども、福島県では、知事さんの強いお考え、県が主体となりまして、県民の皆様方の健康を長期にわたって見守るための健康管理調査を実施していただいております。国は、それを財政的あるいは技術的にバックアップするということで、七百八十二億円の基金を拠出するなど、取り組んでいるところでございます。 今委員のお尋ねになりました住民の皆様方の被曝線量に関しては、福島県、福島医大を中心に調査していただいておりますけれども、事故後四カ月の外部被曝線量の推計を行っていると承知しております。全県民二百二万人のうち、およそ四十万人についての推計というものが終了しており……
○石原国務大臣 葉梨委員が、懸案となっておりますいわゆる減容化施設、これは特に農業に関係をする稲わらとか堆肥とか、放射性汚染物質を、汚染されてしまったものを焼くこと等によりまして小さくしていく、そのために必要な施設を、今御指摘のとおり、福島県の鮫川村において環境省が建設中ということに端を発した御質問であると認識をさせていただいております。 もう申すまでもありませんけれども、農家の軒先に置かせていただいたり、牧草地の横に置かせていただいたり、時間もたってまいりましたので、それが腐敗したり、乾燥してきたら発火をしたりするおそれがありますので、やはり、中間貯蔵施設に運ぶ前に小さくして、それをコンク……
○石原国務大臣 この問題は、何度も当予算委員会並びに参議院の予算委員会でお話しになられていますが、私の遂行する業務と全く関係ないことでありますし、ただいまの委員の質問は、国民が見ている前で、私が一体何をしていたのか、それだけのことを委員が言われるには、それなりの根拠を持って言われているのであるならば私もお話をさせていただきますけれども、福島の除染についても、あるいは復興についても、何もこの……(発言する者あり)質問者ですか。質問者はどなたなんですか。 そんな話をこの場で延々と繰り返しても、全く生産性がゼロであるということはお話をさせていただきたいと思っております。
○石原国務大臣 西野委員にお答えをさせていただきたいと思います。 航空写真の話というのは、そこでモグラがどう生きているかを見るという話ではなくて、生態系がどうなっているか。森のあるところにしか動物は生息できませんし、あそこは対のヤギがどんどんふえまして、今、数百頭いるんですけれども、これがやはり土壌を食べたり木を食べたりして地形が変わっている。ですから、生態がどういうふうになっているかということを航空写真をもって確認するという話でございます。 専門家の話も聞かせていただいております。どの程度生息しているのか、あるいはその生育状況はどうなっているのか、そういういろいろな専門家の話も聞かせてい……
○石原国務大臣 これも多分、委員御承知の上、御質問されているんだと思うんですけれども、森林の除染よりもまず生活圏の方からやろうということで、平成二十四年、二十五年の二カ年間で除染を行うというふうに決められております。 そうはいいましても、やはり御要望はたくさんあります。しかし、森林だけを除染するというようなことであっては、今委員御指摘のように、福島は本当に森の多いところでございますので、やり方がなかなか定まらない。 やはり、林業と再生するというような形で、今、復興大臣を中心にタスクフォースをつくらせていただきまして、単なる森林だけの除染ではなくて、林業との共生、育成、こういうことも考えて、……
○石原国務大臣 国環研は環境省の所管団体でございますので、私の方から御答弁させていただきますが、いわゆるエコチル調査に必要な経費については、平成二十五年、今委員が御指摘のとおり、二十六億円となっております。
その内訳でございますけれども、およそ二万五千人分の検体の生体分析の経費等々でおよそ十三億円、データ管理のためのシステムの維持管理の経費がおよそ五億円、広報、調査支援等々の経費が四億円などを計上していると承知しております。
【次の発言】 お答えいたします。
国環研の役職員の話でございますが、平成二十五年四月一日におけます役職員数は二百五十七人。退職公務員はおりません。政府からの出向者は三……
○石原国務大臣 環境大臣及び原子力防災を担当する内閣府特命担当大臣の石原伸晃です。 第百八十五回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ちまして、環境政策及び原子力防災に関する私の考え方を申し述べさせていただき、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。 まず、震災からの復旧復興について申し上げます。 除染は、申すまでもなく、福島の復興の大前提でございます。県や市町村とよく相談しながら、復興の動きと連携して、除染の加速化を図ってまいります。 また、中間貯蔵施設については、関係自治体等と相談しつつ現地調査を進め、平成二十七年一月を目途として供用を開始できるよう、政府一丸となって全力……
○石原国務大臣 小宮山委員が、県議会議員の時代、また、国会に籍を置かれてからこの問題に熱心に取り組まれている、また、いろいろな会合で御一緒もさせていただいておりますので、大変承知しております。 もう釈迦に説法でございますが、下水道は人口が集中している都市部、驚かれるんですが、私の住んでおります杉並区でも、最後の下水道の整備が平成七年、私が議員になって五年目にやっと終わったというようなことでございまして、その一方で、浄化槽は分散型の汚水処理施設でございますから、今委員の御開陳の中にございましたとおり、人口が集中していない地域でも比較的安くでき上がる。 そしてまた、私も、あの震災、行かせていた……
○石原国務大臣 あくまで報道ベースで、私も新聞を拝見いたしましたが、この記事の根本は官房長官の講演によるところが大きいと思いますけれども、政府の中で今正式に、原賠法等々を見直す、こういうような動きはまだございません。 その一方で、総理が、前面に出ていく、これは汚染水の話でございますけれども、汚染水の問題で、総理が明確に国会等々でも、前面に出てこの問題の解決に当たっていくという強い決意を示されておりますので、きょうは規制庁の委員長もおいででございますので、規制庁としてどのような尽力がなされているのかという点につきましては、規制委員会の方にお尋ねをいただければと存ずる次第でございます。
○石原国務大臣 ただいま田中委員長の方から、国民の期待にしっかり応えていくというようなお話がございました。 私もまさに同意見でございまして、専門性が高まり、それによりまして、原子力の安全確保に向けて、国民の皆さん方が、規制官庁がしっかりしているから大丈夫だね、こういうふうに思われることがやはり一番肝要だと思いますし、これももう既に御答弁の中にありましたが、国会事故調の指摘の中で、とりこになっているという言葉が書いてあります。規制する側と利用を推進する側が一つのところにあって、それによって、専門性もなく、電力側の言いなりになっていたということはやはり否めない、そういう報告が事故調の中で示されて……
○石原国務大臣 十一月十一日から二十三日までの間、気候変動枠組み条約第十九回締約国会議及び京都議定書第九回締約国会合がポーランド・ワルシャワで開催され、私が出席してまいりました。この会議の結果について御報告いたします。 IPCCが九月に公表した報告書は、人間の経済社会活動により地球温暖化が進行していると明白に示しました。先日の台風三十号によるフィリピンでの被害も記憶に新しいところです。私は、改めて世界全体で地球温暖化対策を一層強化しなければならないという決意を持って会議に臨みました。 私は、会議期間中、全ての国が参加する公平かつ実効性ある二〇二〇年以降の新たな国際枠組みについて、交渉を前進……
○石原国務大臣 ただいま福田委員が御提示された内容につきまして、私、ちょうどCOP19の会議でワルシャワにいるとき聞いたわけでございますが、そこでも同じような質問が出ましたが、そういう事実はございません。
【次の発言】 残念ながら、いまだそういう計画は持ち合わせておりません。
○石原国務大臣 環境大臣及び原子力防災を担当する内閣府特命担当大臣の石原伸晃です。 第百八十六回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境政策及び原子力防災に関する私の考えを申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。 まず、東日本大震災からの復旧復興について申し上げます。 東日本大震災の発生から、この三月で三年を迎えます。環境省は、この三年という期間を一つの目安として災害廃棄物の処理や除染に全力を挙げてきました。私自身も、平成二十四年十二月の就任以来、被災地の皆様の思いを直接伺い、ともに取り組んでいくことが大切という考えから、地元の役場や除染の現場だけではなく、ふく……
○石原国務大臣 ただいま吉田委員が御指摘されました福島県知事からの申し入れ、ちょっと整理をさせていただきたいと思うのでございますが、二月十二日においでになりまして、私と復興大臣、あるいは井上副大臣とともにお話を聞かせていただきました。 その主な内容は二点だと思うんですけれども、当省が示した全体の面積は変えないで、中間貯蔵施設を立地町であるところの双葉町、大熊町に集約するように、また、そのかわりと言ってはなんでございますけれども、エコテック関連の固型化施設は楢葉町に配置する方向で再検討していただきたい、こういう内容であったと思います。 私からは、当日、このように御発言をさせていただきました。……
○石原国務大臣 ただいま議題となりました放射線を発散させて人の生命等に危険を生じさせる行為等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 平成十七年に、核物質及び原子力施設の防護に関する国際的な取り組みを強化するため、核物質の防護に関する条約の改正が採択されました。これを発効させるため、平成二十四年の第二回核セキュリティーサミットにおいて、締約国は平成二十六年までに核物質の防護に関する条約の改正を締結するための手続を加速化することが強く要請されています。 本法律案は、こうした国際的要請を踏まえ、核物質の防護に関する条約の改正内容を……
○石原国務大臣 ただいま田中委員が、一九九〇年代のソビエトの崩壊、東欧社会の混乱に乗じて核テロのおそれが高まったと。こういうものを受けまして、今委員が御指摘をされました核物質の防護に関する条約、これを整備していこう。しかし、残念ながら、発効に必要な九十九カ国のうち、まだそこに至っておりませんし、今回御審議をお願いしております放射線発散処罰法の改正案というものは、この条約を担保する上で必要となる法制上の措置を講ずるもので、一日も早い成立が望まれるところでございます。 これもまた田中委員が御指摘をされましたけれども、二〇〇五年のIAEAにおきまして、国際的な取り組みを原子力施設、核物質等々に強化……
○石原国務大臣 濱村委員がワシントンに行かれて、GLOBE、私もメンバーの一人でございますが、そこで世界各国の方々と、日本の置かれている現状、そして日本の取り組みについてお話をいただいたということは、我が国にとりまして、環境行政をつかさどる者として、本当に感謝を申し上げたいと思います。 委員が冒頭おっしゃいましたとおり、二五と三・八を単純に比べたら、それは小学生でも、何だ、二五から三・八かという話になると思うんですね。しかし、私は、その二五という数字を打ち出した政権のときの積み上げをいろいろ聞いたんですけれども、十分に省庁間で話ができた数字ではないんですね。 一つ例をとりますと、原発は五割……
○石原国務大臣 やはり、盛山先生が最後に御開陳をされたところが今法律案の一番中心だと私は思います。 自然に人間が生かされているということを人間は忘れちゃいけませんし、幾ら管理ということを新しい法体系の中に入れるとしても、やはりその管理を行っていく上で基本となるものを私たちは見失ってはいけない。 この御討議の中の冒頭に盛山委員が御発言されました生物多様性基本法、これはたしか議員立法で、盛山委員も中心になって、平成二十年ぐらいでございましたか、取りまとめられたものと承知しておりますけれども、ここでの考え方、やはりこういうものを基本にしていかなければならないと思います。 種の保存というものがし……
○石原国務大臣 ただいま北川副大臣から詳細について御答弁させていただきましたが、委員御指摘のとおり、一過性のものでなくて、やはり種の保存ということが環境省の主題、目的でありますし、その一環として、他の生態系に影響を及ぼしている悪影響の部分を取り除く、それをしっかりと見守っていく人材の必要性というものは痛感しておりますので、検討させていただきたいと思います。
【次の発言】 当委員会でこの議論が行われたことを大変興味深く実は拝聴しておりました。
成功例としては、イエローストーンの公園の話。ただ、これも、導入にかなりの時間を要し、しかも、地元の方々との調整等々にも本当に時間がかかっている。また、日……
○石原国務大臣 ただいま斉藤委員が御指摘されましたとおり、この案件については、事故当時の状況をできる限り詳細に、隠すことなく、包み隠さずお話しいただくために、原則として非公開を前提に、ヒアリングをされた方々の同意をもとに行われたものでございます。その上では、斉藤委員が前半おっしゃられたとおり、ヒアリング記録というのは不開示の扱いであるんだと思います。 しかし、これも委員がおっしゃられましたとおり、本人の同意があれば、かなり貴重な記録だと私も思います、第三者の権利利益や国の安全に関する部分を除きまして開示するということは、官房長官が申しているとおり、問題はないんだと思います。 七百七十二人の……
○石原国務大臣 私といたしましては、現地を何度か訪ねさせていただき、また、親子二代でこのような職責を全うさせていただいている中で、委員の御指摘のとおり、この問題は過去の問題とは思っておりません。現に多くの方々が苦しんでいられるということは事実でございますし、私の役所としての仕事というものは、こういう方々が安心して暮らせる社会を実現していく、そのことに尽きるのではないかと思っております。 なお、総理の御発言に言及がございました。総理御自身も、水俣病の発生後に我が国が水銀リスクを大きく減らしてきた、水俣の人々がみずから環境先進地域を目指し、努力してきたことを踏まえてこの表現を使った、そういうふう……
○石原国務大臣 原子力規制委員会は、原子力利用における推進と規制を分離するため、専門的知見に基づき、中立公正な立場で独立して職権を行使する組織として、平成二十四年に設置されたところであります。今後とも、原子力規制委員会がその職務を全うできるよう、しっかりとサポートしてまいります。 また、再生可能エネルギーについては、環境省においても導入に対する支援を行うとともに、浮体式洋上風力、地熱発電や蓄電池の技術開発や実証などに取り組んできたところです。 決議を踏まえ、今後は、潮流発電の実証や離島における再生可能エネルギーの導入など、取り組みをさらに強化してまいります。
○石原国務大臣 委員御存じのことだと思いますが、福島第一の教訓等々、あるいはIAEAの定める防護措置の枠組み等を踏まえまして、一挙に全員が急いで逃げるというような形にはなっておりません。 原子力規制委員会が作成いたしました原子力災害対策指針に定める基準に基づきまして、今委員が御指摘されましたように、原子炉の運転中に原子炉への全ての給水機能が喪失した場合において、全ての非常用の炉心冷却装置による注水ができない場合、あるいは、全ての非常用発電機から電力供給が停止して五分以上継続した場合などには、全面緊急事態と判断して、原発の周辺おおむね五キロメートルの住民の避難を行います。 また、これも福島第……
○石原国務大臣 林委員が御指摘になりました指定廃棄物の最終処分問題というのは、非常に重要な案件であると認識しております。ですからこそ、一貫して政治レベルで対応させていただいてまいりました。 平成二十四年、一昨年でございますけれども、十二月の政権交代の後、新体制ができまして、井上副大臣、そして前政務官であります秋野先生、また今は浮島政務官、この皆様方と一緒になって、何でここまで、また委員が御懸念されているように、こんなにこじれてしまったのか、まずその検証作業から入らせていただきました。 その結果、やはり自治体の皆様方の意見を十分に酌み取る、そういうプロセスというものをつくっていかない限り、井……
○石原国務大臣 最終処分については、非常に重要な問題であると私ども認識しております。 また、総理も当委員会等々で昨年来御答弁されておりますとおり、まず、中間貯蔵施設、仮置き場等々に山積した、除染によって出たものを保管していただくところをつくっていただく。私ども、決して上から目線というようなこともございませんし、ともかく、時系列を持って、物には一つ一つ順番を持って取り組ませていただく。 それも、地元の皆さん方に御説明をさせていただく機会を得て、議会で、あるいは住民の方に説明をさせていただいて、御納得がいかない限りそちらに中間貯蔵施設というものはできないわけでございますので、ともかく、中間貯蔵……
○石原国務大臣 ただいま議題となりました環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 この法律案は、環太平洋パートナーシップ協定を締結し、これを実施するため、必要な関係法律の規定の整備を総合的、一体的に行うものでございます。 次に、本法律案の要旨を御説明申し上げます。 第一に、関税暫定措置法等を改正し、原産地手続及びセーフガードに係る手続等の規定の整備を行うこととしております。 第二に、知的財産の適切な保護を図るため、著作権法等を改正し、著作物等の保護期間の延長等の規定の整備を行うこととしております。 第……
○石原国務大臣 交渉結果を踏まえて分析をさせていただいたものであるということが第一点でございます。 その上で、今委員が御指摘になりましたとおり、TPPの合意内容が、貿易コストを引き下げる、これは当然でございます。例えばですけれども、原産地規則の統一によって事業者の方の負担というものは緩和される、こういうこともいろいろ含まれているんだと思います。さらに、それによりまして貿易量が輸出入ともふえますので、生産性が向上したり、これに伴いまして労働供給がふえるといったような効果を含めて、より包括的に、森山大臣が説明した、単純に関税撤廃、ゼロ、対策ゼロというようなものではなくて、包括的な分析を行ったもの……
○石原国務大臣 昨日も御答弁させていただいたんですけれども、先ほどの人物評の話もそうですし、建設的な議論を外交交渉で行っていく上で、お互いの内容は開示しないというのが前提であるということは、もう委員は外交のベテランでございますので、御認識をされているんだと思います。 その前提というものを覆すことは、それによりまして信頼関係を大きく損なうだけではなくて、これからの外交交渉というものにも悪影響を及ぼす。この話は、昨日、外務大臣の方から詳しく御説明があったと思います。 そういう基本認識のもとに、私どもはTPP交渉にわたっての、今、委員が御指摘になりました秘密保護に関する書簡については開示をさせて……
○石原国務大臣 冒頭、熊本、大分の地震でお亡くなりになられた方々に心から哀悼の誠をささげさせていただきたいと思いますし、緒方委員のお父様も含めて、避難をされている方々に本当に心からお見舞いを申し上げ、そして一日も早い行方不明者の方の発見というものに政府を挙げて全力で取り組んでいかなければならない、そういう状態にあると認識をさせていただいております。 そんな中で、委員が御指摘のとおり、このTPPの問題は大変重要な問題でございます。今、委員と農林水産大臣との間で御議論のありました農業の問題について多くの方々が不安をいまだに持っていらっしゃるということを、私も素直に認めさせていただきたいと思います……
○石原国務大臣 改めて私からも、熊本、大分の地震におきまして、お亡くなりになられた方々に対してのお悔やみと、そして本当に不自由な御生活をされている避難者の方々にお見舞いを申し上げたいと思っております。 そんな中で、委員がしっかりと与えられた職責を尽くしていくということには、私も敬意を表させていただきたいと思います。 そんな中で、原産地表示制度が変更されるのか、されないのか、これは大変御関心の強いところだと思います。委員の御指摘は、我が国が持っております食品の原料の原産地表示、いわゆる食品表示法に基づく原料原産地表示制度、これがTPPによってどうなるのかというような御質問ではないかと聞かせて……
○石原国務大臣 まさに中川委員が今御指摘されたとおりだと私も認識をさせていただいております。 新たにFTAを結んだときとの関係は、これまで、ここの委員会でも議論になっておりません。初めての論点でございますので、若干御説明をさせていただきたいと思うんです。 関税撤廃に合意しております品目については、物品貿易章、二章に、要請があれば撤廃の時期について再協議するとの規定がございます。ただし、その規定は関税撤廃に合意している品目のみに関するものとなっております。 一方、我が国は、多くの品目につきまして、これまで中川委員と農林水産大臣の間で御議論いただいたようなものにつきましては、関税撤廃の例外と……
○石原国務大臣 これももう既にお話をさせていただいておりますけれども、TPP交渉というのは、今は米のお話だけに御言及をされておりますが、日米の間でも、米だけではなく、さまざまなものが二国間の並行協議あるいは本体の協定協議の中で発せられた。これは、相互主義にのっとって、両方が合意したものがこのサイドレターとして交換をされているというふうに御理解をいただきたいと思います。
【次の発言】 もう既に御答弁させていただいておりますけれども、相互主義でございますので、当然、双方からでございます。
【次の発言】 誤解があるようですけれども、サイドレターは相互主義でございます。そして、双方から提案をする。それ……
○石原国務大臣 経済再生担当大臣、社会保障・税一体改革担当大臣及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 安倍内閣で一体的に推進してきた三本の矢から成る経済財政政策のもと、デフレ脱却・経済再生に向けた取り組みは全体として着実に前進しており、景気は、このところ一部に弱さも見られますが、緩やかな回復基調が続いています。 当面の経済財政運営に当たっては、これまでのアベノミクスの成果の上に、デフレ脱却・経済再生と財政健全化をさらに前進させます。 デフレ脱却・経済再生については、名目GDP六百兆円を二〇二〇年ごろに達成することを目標とし、これまでの三本の矢を束ね……
○石原国務大臣 佐藤委員にお答えしたいと思います。 もう御存じのとおり、第二ステージの第一の矢は、これまでの三本の矢を束ねて一層強化して、名目GDP六百兆円という目標を明確にさせていただきました。そんな中で、今委員が御指摘になりましたように、昨年の十一月に一億総活躍社会実現のための緊急対策というものを加藤大臣を中心に取りまとめられた。 御質問は、この後、第一の矢の部分の担当者としてどんなことを考えているのかということだと思うんですけれども、今、春闘、花盛りでございますけれども、賃金、所得の向上を引き出す供給側の強化ということがやはり一つ重要ではないかと認識しております。 そして、賃金、所……
○石原国務大臣 委員の御質問の問題点は、TPP協定を実施する上で国内法が十分にカバーしているのか、そしてそれのなされたものが提案されているのかという質問だと理解をさせていただいたんですけれども、これは、TPP協定は条約に準ずるものでございますので……(緒方委員「条約に準ずるものじゃなくて、条約です」と呼ぶ)条約に準ずるもの、条約でございますので、要するに国会の批准ではなくて承認を求めるということになっております。そして、協定を実施する上で不可欠なものとして関連する国内法を一括して提出させていただいた。 具体的にどんなものがあるかということは、重立ったものは関税でございますね。それ以外にも、議……
○石原国務大臣 具体的な改正内容でありますけれども、今委員が御指摘されたように、十一本の法律の改正を予定させていただいております。
関税に関し、原産地手続及びセーフガードに関する手続等の規定の整備に関する法律案は、関税暫定措置法、EPA申告原産品法等々でございます。これが主に関税率等々の変更を行っているものでございます。
そのほか、委員が御指摘されましたような、後段のいわゆる対策でございますね、そういうものも法律案として準備をさせていただいているところでございます。
【次の発言】 例えば、農業の経営安定対策に関しまして、牛や豚のマルキンの法制化等、こういうものは対策の重立ったものの一つであ……
○石原国務大臣 言葉足らずで通じていなければ恐縮でございますが、そのとおりでございます。
【次の発言】 この件についても丁寧に答弁をさせていただいてきたつもりでございますし、また、委員からいただきました質問主意書にも、しっかりと答えるようにということで、かなり詳しく書かせていただいたと思っておりますが、委員の問題意識は、違ったら言っていただきたいと思うんです、ニュージーランドに出しました、それで、協定に署名した国からサイドレター、サイドレターも二種類あると思うんですけれども、法的拘束力のあるもの、あるいはないもの等々で、何か新たな要求をされるんじゃないかという認識のもとでの御質問だと思うのでご……
○石原国務大臣 ただいま河野委員が御指摘になりましたとおり、一億総活躍社会の実現に向けた中で、今春に取りまとめますニッポン一億総活躍プランに向けて検討すべき方向性として、イノベーションの創造力を強化するための外国人材の活用を掲げさせていただいております。 これまでの成長戦略におきましても、本格的な人口減少社会への突入を前にして、日本経済が持続的な発展を実現する観点から、外国人材の活用に関するさまざまな取り組みを進めてきたところでございます。 具体的には、若干お話をさせていただきますと、外国人材ポイント制を通じた受け入れの促進や、あるいは神奈川県でございますけれども、国家戦略特区における外国……
○石原国務大臣 お答えさせていただく前に、熊本地震でお亡くなりになられた方に対して私からも哀悼の誠をささげさせていただきたいと思いますし、また御避難を余儀なくされている方々にも心からお見舞いを申し上げたいと思います。 そして、大串委員が御指摘されましたように、月例経済報告で、熊本地震の経済に対する影響というものは注視していかなければならないということを書かせていただきました。長官との御議論の中で規模をめぐって地震の評価の話がございましたけれども、これにはもう少しお時間を頂戴いたしまして、その評価というものを、影響ですね、させていただきたいと思っております。 そんな中で、経済対策のお話が出て……
○石原国務大臣 やはりTPPの一つのポイントは、環太平洋のエリアに二十一世紀型の新しい貿易のルールができる、そして、八億人の人口、三千百兆のGDP、総理がよくおっしゃられる言葉ですけれども、世界全体の四割の経済圏ができていく、日本だけでもGDPの押し上げ効果が十四兆円、こういう見通しも出ているわけです。そんな中で、この質問の前に石田委員が御質問された、アベノミクスの光を中小業者の方にしっかりと浸透していく、そういうこともこのTPPに一つ期待がかかっているのではないかと思います。 私もこれまで、党の中小企業調査会、小規模零細事業調査会の会長として、また総合農政調査会の顧問として、党の提言に、こ……
○石原国務大臣 これは、もう委員御指摘のとおり、経済分析モデルとして定点でやっていて、時間軸がないんですね。一方、世銀が出しましたものは時間軸があって、二〇三〇年。静学モデルだと御理解いただきたいと思います。
【次の発言】 データを積み上げていけば時間軸というものが出てくるんですけれども、今回の試算は、静学、要するにどういう形になるかというものを試算したもので、時期というものは明示できておりません。
【次の発言】 先ほども申しましたように、これは定点の静学モデルなんですよね。
ただし、御理解をいただきたいのは、これもきのう議論になったんですけれども、品目別に積み上げていく手法じゃなくて、マク……
○石原国務大臣 委員が今回、軽井沢でのあの痛ましいバス事故を取り上げ、規制緩和と経済成長の問題の御議論をいただいていることを今ずっと拝聴させていただいてまいりまして、私も行政改革・規制改革担当大臣をさせていただいて、規制緩和の必要性、そして安倍内閣になりまして岩盤規制ですよね。農業、医療あるいはエネルギーといったところで大きな成果を出して、経済の好循環が着実に回り始めていると思います。 一つだけ例を出させていただきますと、私、心筋シート、再生医療品の実用化期間を短縮して、国民の皆様方の健康マーケットが広がるみたいなことがあってプラスに作用している。その一方で、今委員が御指摘になりましたように……
○石原国務大臣 ただいま越智委員と財務大臣の御討論を聞いておりまして、やはり委員御指摘のとおり、経済が発展していく上では人口というものは大変大きなファクターである、そして、それをこの安倍内閣としてどのように取り組んできたのか。 今委員は、経済財政諮問会議の「選択する未来」委員会のお話をされましたけれども、五十年後、一億人程度の人口を保持することを目指すとした理由は、大きく言って二つあるんだと思います。 一つは、今、越智委員は御自身のお嬢さんの例を出されましたけれども、若い方が希望をかなえられる社会の実現がやはり重要で、越智委員が育たれた時代よりもお嬢さんが育たれる時代が目標がないということ……
○石原国務大臣 御質問にお答えする前に、冒頭、株式マーケットについての御言及がございましたが、総理大臣から御答弁させていただきましたけれども、状況についての一般的な認識として言わせていただきますと、今回はやはり、ヨーロッパの金融、すなわち、南欧州、そちらの方に対する融資等々に問題があるんじゃないかということで基幹バンクの株価が下がったところに今回のこの株価局面の原因があるということは、多くのエコノミストが分析しているところでございます。 そしてまた、アメリカの経済が拡大基調にある。すなわち、アメリカでは、ほぼ完全失業率ゼロという状態、これがつくられたからこそ、イエレン議長が昨年ゼロ金利を変え……
○石原国務大臣 今、後藤田先生の、スポーツを産業化していく、そして、物から事へ、また、行政の方も、コストセンターからプロフィットセンターに。そんな中で、後藤田委員がいつも主張されております、国立競技場も、新しくつくるんだったらフットボールとかベースボールに改修費を任せて、民間に使ってもらったらいいんじゃないか。大変斬新なアイデアで、実現したら大変すばらしいことなんだろうなと聞かせていただいております。 安倍内閣は、経済再生なくして財政再建なし、経済の好循環、やっとデフレではない状態をつくることができましたので、そんな中で、やはり一つの成長エネルギーとして、スポーツ、そして、官じゃなくて民間に……
○石原国務大臣 私の過去の発言に対しまして御批判があることは、真摯に受けとめさせていただいております。
これからは、政策と予算を総動員して、日本経済の再生と福島の復興に全力で努めてまいりたいと考えております。
【次の発言】 先ほども御答弁させていただきましたとおり、私の過去の発言について御批判があるということは真摯に受けとめております。
安倍内閣は、全ての大臣が復興大臣の気持ちで、福島の復興のために全力で取り組んでおります。
○石原国務大臣 先ほど総理が、政策を総動員してと。
年央に取りまとめます骨太のときに、成長戦略、これまでも、規制緩和あるいは岩盤規制の撤廃、さまざまな政策をとっておりますけれども、そういうものを積み上げて二〇二〇年ごろ六百兆円を達成していく、そういうふうに御理解をいただきたいと思います。
【次の発言】 松浪委員が御指摘されているとおりの結果になっているんです。
その原因でございますけれども、当時のことを思い出してみますと、消費税が十数年ぶりに引き上げられる、三%上がるということで、駆け込みが非常に大きかった、我々の予想よりもはるかに大きかったというのが一つ挙げられると思います。
それと、……
○石原国務大臣 この表は、松浪議員と議論したことを覚えております。そして、今回修正されたので、モデレートな形になったのかなというのが率直な印象でございます。 総理から御答弁させていただきましたとおり、消費税の五%から八%の増税によりまして、経済への影響ということを見ますと、私どもが予想したよりも消費の減というものが大きいということと、物価上昇による所得効果、これをやはり低く見積もっていた、委員はそういう御指摘をずっとされておりまして、その結果が、二〇一四年一月の政府見通しでは三・三プラスということであったけれども一・五で、ここに一・八%の乖離があるので、もう少しそのデータを小まめにして、今委……
○石原国務大臣 武部委員にお答えを申し上げたいと思います。 日本の人口構造を見たときに、生産年齢人口の減少というものは一九九五年から始まっております。武部委員のお地元の帯広、釧路、北海道の東部においても、すばらしい農業があるわけでございます。漁業もある。乳業もございます。そんなところに従事をする方の数が足りなくなっているということは、お地元を訪ねさせていただいたときにも強く感じたわけであります。 そんなときに、日本が、成長するアジアをどういうふうに取り込んでいくのか。 TPP協定は、世界のGDPのおよそ四割、人口でいいますと八億人の巨大市場をつくりまして、そんな中で、新たな二十一世紀型の……
○石原国務大臣 まず、冒頭のお話でございますが、日本が率先してやるというのは独立国として当然であるという江藤委員の御指摘は、まさに私は意を得たものだと認識をしております。 そして、再交渉についてでございますけれども、これはやはりTPPというのがマルチの交渉で分野が多岐にわたっている、これを一つ変えるということは全体の合意が崩れ去る。ですから、再交渉は行わないということは、さきに十二カ国の大使がケネディ駐日米大使のもとに集まりまして確認をさせていただいた中でもその話が出まして、再交渉は行わないと。 一方の再協議でございますが、これはいろいろなEPAの中に入っております。七年目の再協議という形……
○石原国務大臣 冒頭、佐々木委員のお地元北海道を初め多くの方々が被災され、また総理も力強く支援に対して柔軟に対応されるということに、私も第二のふるさと北海道でございますので、大変心強く思ったところでございます。また、お見舞いを申し上げます。 本質的な問題でございますので、まず私が御答弁させていただいたのは、実は、ルールを共通につくるというところに私どもはこのTPPに価値観を見出しているわけでございます。そして、TPPではなくてバイの交渉は、残念ながら、私どもがアメリカに要求をしたときにも先方から断られている。これからはやはり、今ブロックと言われましたけれども、GDPで四割、人口で八億、大きな……
○石原国務大臣 先ほど松野大臣が御答弁をさせていただきましたとおり、発効をもって十一本の関連法は効力を有するわけでございますが、一般論として言わせていただくならば、著作権法と同じように、他の十本の法律も、その法律が必要であるならば、必要性、タイミングを見て判断されるものになると承知をしております。
【次の発言】 TPPを所管する大臣として、このような事態を招いたことは本当に国民の皆様方に申しわけないと思いますし、冒頭、委員が山本大臣をただしましたように、本来、委員は、もっと著作権の話、それに準ずる他の法律案の中でも、先ほど来私も御答弁させていただきました、松野大臣も御答弁させていただきました、……
○石原国務大臣 村岡委員にお答えいたします。 この間、議論の途中で終わってしまった話ですけれども、WTOの交渉の中にも再協議というものがございます。それは当然、委員の念頭にあるようなことを各国が望むからこそこういうものが入ってくるんだということは私も同意をいたします。 しかしながら、このバイの会議というものは相互主義でございます。どちらかがその再協議によってどちらかの利益を損なうようなことは、何か相対のものがあれば別ですけれども、そういうものがない、その品目について何を協議するというのが再協議でございますので、国益を損なうということについては我が国はノーということを言いますので、そのことが……
○石原国務大臣 篠原委員にお答えいたしますが、委員は本当に御専門家であられて、委員がこのTPPの問題にどういうふうに取り組まれてきたかということについては、実は、さまざまなTPP交渉という本を読みまして、筋金入りの疑問を持つ委員であられるということを、私はある意味では大変すばらしいんじゃないかというふうに思わせていただきました。やはりその根底にあるのはこの試算の問題であるということも、これまでの委員のいろいろな方への御議論を聞かせていただいて、私も承知しております。 多分、もう委員は専門家であられるからわかって御質問されていると思うのでございますが、やはり最初のときは関税がすぐに全て撤廃され……
○石原国務大臣 赤澤委員の御指摘は、まさに的を射ている御質問だと思います。 TPPの協定によりまして、自由で公正なルールによる、規模でいうと四割の経済圏がつくられることになります。中小企業の中には、海外に展開したいと考えておりましても、さまざまなリスク、ルールが変わってしまうんじゃないか、新たに課税を強化されるんじゃないか、こういう懸念がありまして海外展開を踏み切れなかったというケースは、日本全国歩きましても多く聞くわけでございます。そんな中、中小・中堅企業についても、オープンな世界へ果敢に飛び出すチャンスというものがもたらされるわけでございます。 そして、委員が御指摘になりましたように、……
○石原国務大臣 冒頭、中川先生の地元を初め、北海道の多くの方々が、八月、九月の台風で御被災され、また今も大変御苦労いただいている、公共インフラの整備がままならない、他人事ではなく、寄り添って政府として取り組んでいくということをお約束申し上げたいと思います。 さて、TPP協定が生み出す効果を一日も早く実現するために、我が国が率先して動くことで早期発効の機運を高めていくこと、世界に目を転じますと、保護主義やあるいは孤立主義が広がりつつある中で、我が国のこれまでの経済発展を考えますと、自由貿易、この自由貿易体制の維持、そして国際的な枠組みづくり、ルールメーキングに我々が入っていく、主導的な役割を果……
○石原国務大臣 この点につきましては、もう既に御答弁を何度もさせていただいておりますが、食品表示制度の変更に新たな制約を加えるものではない、我が国の判断でできるということでございます。
【次の発言】 ただいま御決議のいただきました事項につきましては、政府として十分尊重させていただきたいと存じます。
○石原国務大臣 経済再生担当大臣、社会保障・税一体改革担当大臣及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。 景気は、このところ弱さも見られますが、緩やかな回復基調が続いています。経済財政運営に当たっては、これまでのアベノミクスの成果の上に、デフレ脱却、経済再生と財政健全化をさらに前進させます。 また、名目GDP六百兆円の実現に向けて、機動的な経済財政運営と潜在成長率を向上させる構造改革に取り組み、成長と分配の好循環を強固なものとしてまいります。本年八月に決定した未来への投資を実現する経済対策を着実に実施し、民需主導の持続的な経済成長と、一億総活躍社会の着実……
○石原国務大臣 岡田委員にお答えしたいと思います。 まず一つは、リニアが東京―大阪間につながることによりまして、一千三百万の東京圏と中京圏と大阪圏、ここが一時間で結ばれるということは、ある意味ではここの一つが大きな経済圏になる。そこには新幹線等々もつながっておりますので、そこが大きなハブとなりまして、地方に時間距離として大変短くなる。そういうことによりまして、東京、大阪、名古屋という、これまでは三大都市圏という言われ方をしておったのでございますけれども、これが一つのハブとなりまして、そこに地方がつながっていく。 そういうことをする上で、このリニアの建設というものに、特に今、低金利でございま……
○石原国務大臣 委員も、この問題について長くフォローされておりますので。 各国が最終合意をする以前につきましても、実はA4で五百ページほどの情報を提供させていただいております。しかし、機微に触れる各国の利害に関するようなやりとりについては公表していない、こういう整理でございまして、最終合意について四千ページにわたりまして公表させていただいております。 使い勝手についても、自分の見たいものがすぐ出てこない、そういう意見を地方の方々からもいただいておりますので、その都度、使用しやすいように整理をさせていただいておりますし、当委員会を含め、TPP特別委員会の皆様にも、千七百ページ、A4版でござい……
○石原国務大臣 茂木政調会長も産業競争力会議をおつくりになられて、先ほども御開陳されていましたけれども、エネルギー分野、ここの岩盤規制の見直しなど、私はすごく成果を出してきたと思います。そして、その延長線で、これは税制調査会で議論されたわけですけれども、高いと言われている法人税の減税についても実現して、六重苦と言われている経済的な困難というものに日本の企業が立ち向かう環境を整備していただいた、大変有意義な会議であったと思っております。 そして、経済の好循環が、先ほど雇用と所得の関係でお示しされたように、回るようになってきた。そんな中で、一つの節目を私は今迎えているような気がいたします。 今……
○石原国務大臣 歳入庁の議論は、政府といたしまして、税と社会保険料の性格が基本的に違うということで、一つにまとめることによって徴税率が上がる、保険料の徴収が上がるというふうには必ずしもならない、こういう整理をさせていただいております。 ですから、委員と厚労大臣の間で議論がありましたように、国税庁の法人情報をしっかりと、委員の御指摘のとおり、もっと細かく何度も何度も情報を提供し合うということも御答弁でございました。こういうもので実績を上げて財源をつくっていくということにおいては、御党のお考え方、また先生のお考え方と私どもは軌を一にしているのではないかと、議論を聞かせていただいて感じたところでご……
○石原国務大臣 ただいま御決議のありました財政健全化における歳出改革の推進につきましては、経済再生との両立を図りながら、経済・財政再生計画及び経済・財政再生アクション・プログラム二〇一六にのっとって、歳出全般にわたり、聖域なく徹底した見直しを推進していきます。その際、見える化を徹底、拡大するとともに、改革の点検、評価、政策効果の分析を強化し、PDCAサイクルをしっかりと定着させてまいります。
○石原国務大臣 財務大臣が御答弁の中で、経済規模のお話がございました。アメリカが二四%、日本が七%。当然、残りました十一カ国、TPPの枠組みでは日本の求心力というものは経済規模に応じて大変高うございます。その求心力というものを生かしながら、そのほかの十カ国と連携をして、あらゆる選択肢を本当に排除せず、何がベストなのか主導的な議論を進めていくというのが、これまでお話をさせてきていただいております我が国の立場でございます。 そして、八木委員が御言及されました五月のAPECの貿易担当大臣会合、ハノイで開催されますけれども、そこの開催に合わせまして、TPPの関係閣僚が再度会合を持たせていただいて今後……
○石原国務大臣 経済再生担当、社会保障・税一体改革担当及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 景気は、一部に改善のおくれも見られますが、緩やかな回復基調が続いています。経済財政運営に当たっては、引き続き、経済再生なくして財政健全化なしを基本とし、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響等のリスクに的確に対応しつつ、名目GDP六百兆円経済の実現と二〇二〇年度の財政健全化目標の達成の双方の実現を目指します。 まずは、未来への投資を実現する経済対策を円滑かつ着実に実施し、内需を下支えするとともに、民需主導の持続的な経済成長と一億総活躍社会の着実な実現に……
○石原国務大臣 ただいま岡田委員がおっしゃられましたとおり、二〇二五年というのは、団塊の世代の方々が全て後期高齢者の域に入っていらっしゃる、それに伴いまして医療費の増大あるいは介護費の増大等々が予測されるわけでございます。 そんな中で、安倍内閣のこれまでの取り組みの中で、経済成長をして税収をふやさない限りは、対GDP比の赤字というものを削減していくことはなかなかできないということも明らかになってきた。そんな中で、私ども、十年間の前提を置いて数値をお示しさせていただいているわけでございますけれども、それはあくまでも、前提値というものをどう置くかによってその数字というものは変わってくる。 しか……
○石原国務大臣 今、濱村委員が御指摘されましたとおり、未来投資会議で昨年来、イノベーションとその社会実装、社会に実際に、自分たちの利益になるように使えるようにするということで、あらゆる面で快適で豊かに生活できる、超スマート社会というんでしょうか、ソサエティー五・〇という言い方をさせていただいておりますけれども、それを目指す考えを表明させていただいております。 その中で、今、生産性のお話がございましたけれども、やはり建設現場の生産性をどうやって上げていくか、就業人口、建設業に従事する方々が減っていく中でも事業量をしっかりと確保し、工事の期間を長くすることなくやっていく、あるいはさまざまなインフ……
○石原国務大臣 緒方委員とまた内閣委員会で御質疑をさせていただくことは大変光栄に存じます。
今御指摘のありました件は、私も、正直申しまして、土曜日ですか、新聞を見たら、えっ、俺は聞いていないぞということで、すぐ確認いたしました。
率直に申しまして、現時点で、今委員が御指摘になりましたような一九四七年のガット、あのときは、先進国か何かが切り離したわけですよね。そういう方向性で具体的に検討しているという事実はございません。
【次の発言】 このアンチダンピングを去年の冬、二月ぐらいですか、緒方委員ともたしか御議論をさせていただきましたけれども、もう委員御承知の上で御質問されていると思いますので、……
○石原国務大臣 ただいま池田委員が御指摘いただきましたとおり、安倍内閣といたしましては、成長戦略の柱の一つとして健康・医療戦略というものを位置づけさせていただいております。 そんな中で、基礎から実用化までの一貫した研究開発や、そして何よりもやはり、委員御指摘のとおり、世界に先駆けて超高齢化社会を迎えております。そんな中で、やはり健康寿命をどう延ばしていくのか、健康長寿社会の形成に資するための新産業の育成、こういうことにこれまで取り組んでまいったところでございます。 健康・医療戦略の中では、この内閣委員会でも再三御議論をいただいておりますICT化の柱の一つとして、医療情報というものを広く収集……
○石原国務大臣 茂木委員が委員長として取りまとめられた中で、第四次産業革命を人々の暮らしを豊かにするために活用する、まさにそのとおりだと思います。 今回の二十九年度予算の中では、ロボット、AI、自動走行関連予算、もちろん省庁をまたがりますけれども、三百八十九億円を計上させていただいております。 委員御指摘の三つをちょっと具体的に御説明させていただきますと、質の高い医療の実現を含む幅広い出口に向けたAIの応用研究で七十一億円、ICT活用による建設現場の生産性向上、いわゆるi―Constructionでございますけれども、このほか、自動走行システムの世界最速の社会実装と御指摘をいただいておりま……
○石原国務大臣 所掌外でございますので一般論としてお話をさせていただくならば、委員会で議論をして、採決をするに至らない状態であると判断をさせていただきましたので、採決を見送ったわけでございます。
【次の発言】 所掌外でありますのでその当時のことの事実としてあったことだけしかお話しする立場にないと思うんですが、議場が外部の方も含めて騒然となりまして、私は暴漢に襲われるというような事態も実はございまして、このような状況の中で冷静な議論はできない、そんなようなことを記憶しているところでございます。
○石原国務大臣 委員御指摘の健康・医療戦略室では、今委員が御指摘されましたような企業等々を含めまして、民間における研究開発やグローバルな産業競争の最前線で活躍している方々の専門的な知見を企画立案等に生かす、もちろん山本大臣の御指摘されたような方法でございます、任命しております。 そこで、御質問でございますが、健康・医療戦略室に勤務する民間出身の職員の勤務時間は、月曜日から金曜日まで、午前十時から十二時及び午後一時三十分から五時十五分まで、一日五時間四十五分であると承知をしております。(塩川委員「給与。給与を質問したでしょう」と呼ぶ)
○石原国務大臣 ただいま委員がグラフを示されまして、有効求人倍率が上昇傾向にある。やはり国民生活にとりまして雇用環境をよくしていくということは大変重要でございまして、雇用環境がよくなり、さらに賃金が上昇していくということが望ましいのであると私も考えております。 おかげさまで、税と社会保障を差し引きましたいわゆる可処分所得水準は二年連続で上昇しております。そして、これも新聞に出ていて委員御承知のことだと思いますが、昨年は五年ぶりに実質賃金が増加いたしました。ことし、三年間で六%を超える賃上げ、今世紀に入って初めてでございますが、達成していて、ここでとまってしまっては元も子もない。やはり四巡目、……
○石原国務大臣 委員御承知のとおり、長くなればなるほど指数の変化率がどうなるかということの前提値を置かなければ、先のものは出ないと思います。 委員が御指摘されたとおり、経済がよくなれば間違いなく金利は上がっていくということになる。名目の金利と名目の成長率が逆転すると債務がふえていくということも、そのとおりだと思います。 しかし、逆を見ていただければわかりますように、経済を再生させる、すなわち経済再生をしない限り、実はグロスの借金というものは減らすことができない。これは十年間ということを経済再生計画の中でつくったから十年間であるわけでございまして、これが二〇二〇年になれば、またそこから十年間……
○石原国務大臣 もう既に総理が御答弁させていただきました。我が国としては、あらゆる選択肢を排除しないで関係各国と緊密に連絡をとっていく、こういうことに尽きると思います。
○石原(伸)委員 本日は、伊東委員長を始め委員の皆様には、御質問の機会をいただきまして、心から感謝を申し上げます。 先ほど私が委員会室に入ってまいりましたら、同僚の金子議員が、あ、委員会室を間違ったと言って、出ていかれそうになりましたが、実は、きょう初めて農水委員会で質問をさせていただきます。 私は、自民党の都市農業の振興を図ります都市農業研究会の会長を長く務めさせていただいております。きょうは御同僚の山田参議院議員も傍聴されておりますけれども、都市農業研究会が発足したのは古うございまして、二〇〇五年、当時の会長は、亡くなられましたけれども、亀井善之先生でございます。 当時の農水省、今、……
○石原(伸)委員 御代がわりしました今日、令和の新時代に経産委員会で久しぶりに質問をさせていただけますことを、赤羽委員長、梶山筆頭始め同僚の議員の皆様方に感謝を申し上げたいと思います。 今朝の宮崎の地震でございますが、大きな被害はないと聞いておりますけれども、世耕大臣を始め政府として万全の対策をおとりいただきますように、まずこの場をおかりいたしましてお願いを申し上げたいと思います。 さて、私と中小企業政策との出会いはかなり古くなりまして、橋本内閣で、佐藤信二通産大臣のもと、通産政務次官をさせていただきました。当時の経済状況は、消費税の増税の前でございましたので、まだまだ巡航速度でありました……
○石原(伸)委員 森山委員におかれましては、初代の事務局長として水循環基本法の制定に御尽力いただき、また、今回も役員としてこの改正案にお取り組みいただきましたこと、本当に感謝を申し上げたいと思います。 私も、国土交通大臣、環境大臣等々をやらせていただく中で、この地下水の問題というのは、量の問題、質の問題、さらには最近大変関心のあるところの生態系、あるいは地方創生の観点から、非常にこれは重要だなという認識を持つに至ってきております。 私の前の会長は、御引退されましたけれども、中川秀直先生でございます。水循環改革議員連盟の代表に就きましたけれども、やはり、こんな中で、委員御指摘のとおり、当然、……
○石原(伸)委員 自由民主党の石原伸晃でございます。 本日は、日本の経済界をこれからしょって立たれる諸井公述人のPKO、国連平和維持活動に関します陳述を聞かせていただきまして、心強くも感じた点が多々ございました。限られた時間でございますので、先に質問を三点ほどさせていただきまして、私の質問にかえさせていただきたいと思います。 まず第一点でございますが、公述人は、現況の認識といたしまして、東西冷戦が終結して、この対立軸がなくなって、それとあわせて今度は地域紛争というものが多発してきている。そして、この地域紛争を解決する手段としては、やはり国連を中心とした、国連中心でやっていくことがいい方法で……
○石原(伸)委員 亀井会長を初め三公述人の先生方におかれましては、長時間本当にありがとうございます。 責任野党自民党の立場で質問をさせていただきたい、お話を聞かせていただきたいと思います。 花井公述人からは、先ほど明確に、二大政党制を目指す、これからの日本の政治のあるべき姿は二大政党制であるから、自民党案の方がよりベターであるというお話をちょうだいいたしました。亀井公述人におかれましては、これからの日本の政治のあるべき姿、二大政党制がいいのか、あるいは細川総理がおっしゃってられる穏健な多党制、すなわち連立政権がよろしいのか。まず、亀井公述人、そして坂本公述人に、これからの日本の政治のあるべ……
○石原(伸)政府委員 平成六年度及び平成七年度通商産業省所管の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 初めに、平成六年度の決算の概要でありますが、まず、一般会計について申し上げます。 通商産業省主管の歳入でありますが、歳入予算額百六十七億円余に対し、収納済み歳入額は百八十六億円余であり、差し引き十九億円余の増加となっております。 次に、通商産業省所管の歳出でありますが、歳出予算現額九千七百十七億円余に対し、支出済み歳出額は九千五百三億円余でありまして、その差額二百十四億円余のうち、翌年度へ繰り越しました額は九十三億円余であり、不用となりました額は百二十一億円余であります。 次……
○石原委員 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律案、すなわちPRTRの法律案につきまして、本日、商工委員会並びに環境委員会の両委員長また両筆頭の御尽力をいただきまして連合審査が行われることに、冒頭、感謝を申し述べさせていただきたいと思います。限られた時間でございますので、質問に早速入らせていただきたいと思います。 私は実は、この法律案、いつ出るのか、いつ出るのかと非常に心待ちにしていた感があるわけであります。と申しますのも、もう既に、OECDの勧告が出た後、またその以前に、アメリカ、カナダ、またオーストラリア、そして東欧諸国のチェコなども、またメキシコなども着……
○石原国務大臣 行政改革の観点から、まず私の方からお話を申し述べさせていただきたいと思います。 もう委員も御承知のことと存じますが、小泉内閣では、民間にできることは民間にゆだねるとの基本方針のもと、昨年の十二月に、特殊法人の廃止、民営化を前提とし、事務事業の徹底的な見直しを行うという整理合理化計画を決定したところでございます。 ただいま委員が御指摘されました道路公団を初めとする道路四公団につきましては、民営化の推進によりまして、コスト意識の徹底あるいは採算性の重視ということが行われ、メリットが生じると考えているところでございます。そして、民営化の基本方針を定めました。 この道路関係四公団……
○石原国務大臣 ただいま松島委員が御指摘されました点は、公務員制度の抱える根本的な問題、すなわち、早くやめるから、人生ありますので、特殊法人に天下ったり、先般は、武部大臣が知らないところで農林次官だった方が公益法人に天下ると。 私も今調べておるのですけれども、公益法人はたくさんあるのですね、特殊法人なんかに。そこに一人とか二人とか、人数は少ないのですけれども、公務員の方が天下っている。もちろん、仕事があって、有能で、請われてそこで働いているならばいいのですけれども、退職金あるいは給与を見ましても、世間の常識からかけ離れているものも二、三見かけることができる。その根本にあるのは、ただいま松島委……
○石原国務大臣 先日、先週だったと思うんですが、閣議の後に、この公務員制度改革を所管しております、法案提出は私でございますが、このほかILOの問題等々、結社の自由委員会の中間報告、勧告等々も出ておりますので、厚生労働大臣、また人事・恩給局がございます総務省の総務大臣、そして官房長官と私と集まらせていただきまして、現在、法制面の調整等々準備作業を進めてきて、当初の予定よりはおくれておりますけれども、今国会に国公法の改正等々の関連法案を提出すべく引き続いて努めていくということで一致をいたしたところでございます。
【次の発言】 これは山井委員とも、もう何度も御議論をさせていただいたわけですけれども、……
○石原国務大臣 この点につきましては、先般の予算委員会で永田委員とも御議論をさせていただきましたが、私どもの閣議決定では、最大限ではなくて、「基本的に尊重する」とさせていただいたところでございます。前回の話も重複いたしますが、詳細にということでございますので、若干お時間をいただきましてお話をさせていただきたいと思います。 もう永田委員も御承知のことだと思いますけれども、道路四公団改革につきましては、昨年の十二月に民営化推進委員会の意見が取りまとめられました。 これは、今井委員長が委員長を辞任されるというような不正常な状態ではございましたけれども、七人の委員の方全員が、まず第一義的に考えなけ……
○石原国務大臣 国土交通省所管の平成十四年度歳入歳出決算につきまして、概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計につきまして申し上げます。 収納済み歳入額は四百六十三億八千百万円余、支出済み歳出額は七兆八千二百五十一億三百万円余。 次に、特別会計につきまして申し上げます。 まず第一に、自動車損害賠償保障事業特別会計でありますが、保障、自動車事故対策及び保険料等充当交付金の三勘定を合わせて申し上げますと、収納済み歳入額は八千六百八十二億五千二百万円余、支出済み歳出額は七千六百九億四百万円余。 第二に、道路整備特別会計でありますが、収納済み歳入額は五兆六千四百二十二億三千九百万円余、支出……
○石原国務大臣 吉田委員御指摘のいわき市の再開発、都市再生事業で公団がやったところは、たまたまこの間行ったときに通りがかりまして、外からですけれども見させていただきました。あれは、地方だけに限らず、東京でも公団等々が行っております。 公団は、分譲事業から撤退をいたしまして、賃貸に特化していくというふうに特殊法人改革の中で役割を変えましたし、この七月からは独法に衣がえしていく。そんな中で、基本はやはり、委員御指摘のとおり、民間ができるところは民間に任せていくというのが基本だと思いますが、公団はまちづくり等々でかなりのノウハウを持っております。そういうものは、これまで培ってきたノウハウというもの……
○石原国務大臣 国土交通省関係の平成十六年度予算について、その概要を御説明申し上げます。 平成十六年度一般会計予算に計上しました国土交通省関係の予算額は、六兆七千四百三十六億円です。 このほか、自動車損害賠償保障事業特別会計、道路整備特別会計、治水特別会計、港湾整備特別会計、自動車検査登録特別会計、都市開発資金融通特別会計、空港整備特別会計及び特定国有財産整備特別会計について、それぞれの所要額を計上しております。 なお、北海道、離島及び奄美に係る公共事業予算については、他省関係予算を含めて、国土交通省予算に所要額の一括計上を行っております。 次に、財政投融資計画については、当省関係の公……
○石原国務大臣 中山委員の、空の港また海の港を中心とした国際競争力を保ち、かつ利用者の利便性を向上していくという施策の着実なる実施をという意見には、私も賛成でございますし、国土交通省という役所も、委員の御主張に沿った形で現在施策を推進している。 ただし、まず海の方の港でいいますと、規模とか、地域間のいがみ合いがあったり、委員御地元の阪神は、大阪と神戸とこれまで仲がよいとは言えないところが手を組んで、国のスーパー中枢港湾構想のクリアする、言ってみるならば基準にいち早く到達をした地域ではないかと思っております。行政の側もあるいは地元の民間の皆さん方も協力して、失ってしまった港湾拠点基地としての日……
○石原主査代理 これにて長安豊君の質疑は終了いたしました。 次に、稲見哲男君。
○石原国務大臣 平成二十一年度環境省主管一般会計歳入決算並びに環境省所管の一般会計歳出決算及び特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計の歳入決算について申し上げます。 歳入予算額は五十二億三千百三十六万円余、これに対しまして、収納済み歳入額は五十二億五千百九十四万円余、歳入予算額と収納済み歳入額との差は二千五十七万円余の増加となっております。 次に、一般会計歳出決算について申し上げます。 当初予算額は二千百六十二億八千六百三十万円余でありましたが、これに予算補正追加額三千百五十三億四千二十万円余、予算補正修正減少額七十八億二千四百五十九万円余、予……
○石原国務大臣 平成二十五年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について、その概要を御説明いたします。 まず、予算の基礎となっている環境政策の基本的な考え方について御説明いたします。 今、環境省は、東日本大震災からの復旧復興、低炭素社会の創出、安全、安心な生活環境の確保という三つの課題を抱えております。この三つの課題にどのように現実的な答えを見出し、現場で着実に実行に移していくか。この平成二十五年度は、環境省の真価が問われる、まさに正念場の年と考えております。 一つ目の柱、震災からの復旧復興については、まず、福島復興の大前提となる除染を加速化するとともに、除染を進めるために必要不可欠……
○石原国務大臣 一元化して、防災担当でございますので。
委員の御指摘のとおり、また、SPEEDIが有効に使われなかったということは、私も野党時代、歯がゆい思いをしておりましたので、以後、こういうことのないようにさせていただきたいと考えております。
【次の発言】 アスベストによりまして多くの被害を受けていらっしゃる方々には、本当に当時は、こんな先駆的なものはないということでこのアスベストが使われたという歴史をしっかりと私どもは認識してまいらなければならないと基本的には考えております。
そんな中で、もう御承知のとおり、労災制度は、事業主がそこで働く労働者の健康被害を補償するために掛金を積んでい……
○石原国務大臣 平成二十六年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について、その概要を御説明いたします。 まず、予算の基礎となっている環境政策の基本的な考え方について御説明いたします。 東日本大震災の発生から、この三月で三年を迎えます。除染については、今後とも、復興の動きと連携し、加速化、円滑化のための施策を総動員して事業を実施します。除染を進めるために必要不可欠な中間貯蔵施設の整備や、汚染廃棄物を処分するための処分場の確保についても、政府一丸となって全力を尽くします。また、災害廃棄物の処理、住民の健康管理対策を着実に進めます。さらに、三陸復興国立公園やみちのく潮風トレイルを整備いたしま……
○石原国務大臣 お答えいたします。 その理由は、やはり社会保障制度の資力調査、すなわちストックがどのぐらいあられるのか、また、税務の調査をするときにその実効性を高めるなどの効果があるから、今、トクシゲ委員がおっしゃられたようなことに意味があるんだと私も認識をしております。 それでは将来という御質問であったと思うんですけれども、将来的には、委員御指摘のとおり全ての預貯金口座への付番を目指すというものでなければ意味がないという御指摘でございますが、そこはまさに同感でございますけれども、昨年の法改正では、既存の口座については、銀行が預貯金者と接触する機会というものは実は多いようで少ないということ……
○石原国務大臣 ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきましては、会計検査院の検査の結果を踏まえ、内閣府におきまして、実施及び経理が不当と見られる事業については、既に補助金を返還させるなど、所要の措置を講じたところであります。 今後は、一層適正な会計処理に努めてまいる所存でございます。
○石原国務大臣 高木議員には、環境相時代にも大変お世話になりまして、きょうまた御質問をいただくことを大変恐縮に存ずる次第でございます。 アベノミクスの成果について、高木議員が御指摘されたとおり、名目GDP、実質GDPもプラスに転じ、かなりのボリュームがかさ上げされてきた、リーマン・ショック以後なかったことだと思っております。しかし、今委員が御指摘されましたように、世界経済のリスクをこの中でどう見ていくかということは、一つ非常に重要だと思います。 金融資本市場は、今は為替の方も安定しておりますし、株価も一万九千円台で、上値は若干重い感じはいたしますけれども、堅調に推移している。しかし、やはり……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。