このページでは筒井信隆衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。筒井信隆衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○筒井委員 幾つか消費税についてお聞きをしたいと思います。 まず、今の自民党政府がつくってきた現行税制についての評価ですが、非常に自民党は国際化だとかそういうことを強調しておられるのですが、最も国際的な常識に反した、世界の流れに反した税制をつくってきたのが自民党である。現行税制はそうであるというふうに言わざるを得ないだろうと思います。 その第一番目がこの消費税でございまして、世界でも例を見ない堕落型である。これは武藤さんも指摘されましたが、社会党が言っているのではなくて、政府税調の小倉会長でさえ堕落型であると強調されている。あのアメリカが大型間接税を導入するかどうか検討いたしましたが、その……
○筒井委員 端的に具体的にお聞きしたいと思いますので、端的にかつ具体的にお答えをいただきたいと思います。 まず最初に、今度の政府案の個人住民税の所得割の非課税限度額についての質問から入ります。 三十二万円から三十四万円に引き上げたということでございますが、これは前年の生活保護基準を非課税限度額が下回らないように設定したんだろうとお聞きをしておりまして、最低生活費を非課税にするという趣旨から生活保護基準よりも上回るようにした。その場合に夫婦子供二人の生活保護費は一級地で二百二十八万八千円というふうに聞いておりますが、夫婦子供二人の場合の非課税限度額は幾らになるのかをお答えいただきたいと思いま……
○筒井委員 何点かお聞きをしたいと思います。交付税、譲与税、いずれも消費税に係る点、さらには地方税の問題についての質問でございます。
まず前提問題として確認をしておきたいのです。平成二年度の現行消費税見込み額が六兆七千三百七十五億円、そして見直しによる減収額が八百七十五億円、差し引きが六兆六千五百億円となるわけですが、譲与税はそれに二〇%を掛けた一兆三千三百億円、交付税がそれの八割に二四%を掛けた一兆二千七百六十八億円。当たり前の話ですが、こういう数字の理解でよろしいですね。
【次の発言】 この見直しによる減収額を八百七十五億円見込んでいるわけですが、この見直し案については、参議院がああいう……
○筒井委員 筒井信隆です。 まず、補助率の問題、補助金等の問題について大蔵大臣にお聞きをしたいと思います。 現行の、特に公共事業の補助率、負担率、これが余りにも複雑多岐にわたっていて整合性が全くない、こう言わざるを得ない現状であること、これは大蔵大臣もお認めになるかと思いますが、この責任が大蔵省にあるのか、自治省にあるのか、あるいはそれ以外にあるのか、それはわかりませんけれども、余りにもその実態はひど過ぎるのではないか、この点に関する認識をまずお聞きしたい。 と同時に、現行の補助負担率が一体何種類あるのか。物すごく複雑多岐にわたっていて、数が多いものですから、わけがわからない状況になって……
○筒井委員 今回の地価税、税率が低過ぎる、それから基礎控除が高過ぎる、非課税が多過ぎる、こういういろいろな問題点があるわけでございますが、しかし、ベストでなければ反対であるという立場をとるべきではない、ベターとまでは言えないかもしれませんけれども、ないよりいいというか、ベターである限り基本的にその方向を目指して、それに賛成すべきであるというふうな考え方を前提にしながら、幾つかお聞きをしたいと思います。 低過ぎるとか高過ぎるとか多過ぎるとかこういう点、いろいろな考え方や政治的な配慮があると思いますが、今ちょうど質問に出ました非課税の範囲の問題については、そういう点以上に筋が通らない、そういう点……
○筒井委員 まず最初に、大蔵大臣に今度の証券疑惑についての決意、これを確認をしたいと思います。 今度の証券疑惑に関して、私たちは次の三点をはっきりと要求したいと考えております。 一つ目は、この証券疑惑、今まで起こったことの真相を明らかにするという点、そして二つ目 は、十分なる再発防止策を講ずるという点、そして三つ目が、責任ある者がしかるべく責任をとるという点、この三つでございまして、いずれも一体となっているので、真相を明らかにせずして再発防止策は十分なものを講ずることができない、責任をとったからといって幕引きをすることは許されない、そういう意味でこの三つは三位一体、これで追及をしていかなけ……
○筒井委員 筒井信隆でございますけれども、地方財政の問題と固定資産税の問題、二点についてお聞きをしたいと思います。 最初に、地方財政の問題についてですが、先ほど中沢委員からも指摘がありましたように、今この地方財源の全面的な見直しを求めて大蔵省の方と自治省の方が折衝に入っているということをお聞きしております。その際に、もちろん国と地方の財源配分の見直し問題というのはこれから大きな問題になっていくことは事実だろうと思います。特に、先ほどやはり中沢委員からも指摘がありましたように、高齢化の進展による福祉の関係が地方の財政需要を非常に強めているわけでございますし、逆にまた、国の方でも国際化の進展によ……
○筒井委員 大蔵委員会の閉会中審査では、すべての真相を明らかにすること、そしてはっきりとした再発防止策をとること、そして責任ある者がちゃんとした、きちんとした責任をとること、この三位一体を要請して質問をいたしました。その責任というのは、もちろん大蔵省、それから証券会社、補てん先の企業、この三位一体の責任も追及しなければならないわけでございまして、田邊委員長が七日の衆院代表質問でこういう発言をいたしました。大蔵省は監督官庁として全く無能力であったと認めるのか、さもなければ、あしき慣行を黙認した共犯者としての責任を問わざるを得ない、この点を明確に浮き彫りにしたいというふうに考えます。 まず最初に……
○筒井委員 先ほどから、委員会即時付託と押しボタン式投票というのが出されておりますけれども、これは本会議の審議をますます形骸化する結果になる、そういうふうに思いますので、強く反対でございます。ただ、手続は合理的、効率的にやって、勝負は内容でやる、こういう態度に関しては賛成でございます。それをどういうふうな形で実現できるかが問題だと思っております。今は、どちらかというと、やはり手続面の、日程上の争いが前面に出てしまって、内容的な問題での争いが前面に出ていない。これが非常に大きな問題だろうと思うのです。それを逆に、法案が出たら委員会に即時付託して、それで戻ってきたら押しボタン式でやる。手続の争いさ……
○筒井委員 まず、きょうの委員会の採決が無効であることは、今まで委員からもるる述べられました。きょうのPKO特別委員会の審議の前提になっているのが、今出されました九日のこの委員会におけるPKO法案の即時PKO特別委員会への付託の強行採決でございます。この強行採決自体が無効であるならば、そもそも委員会の審議自体が全面的にもう前提が無効になるわけでございまして、その無効の理由の話をしたいと思います。 まず一つは、あの九日の議院運営委員会が開かれるためには事前の招集手続が前提になるわけでございまして、事前の招集手続がなければそもそもこの委員会が無効である、これもはっきりしているわけでございます。 ……
○筒井委員 共和事件との関連を中心に、まず政治改革の問題についてお聞きをしたいと思います。 政治活動あるいは選挙活動にかかる費用と比べて議員報酬の額が極めて少ない、極めて大きなギャップがある。私自身は極めて少ない、そういう費用しか使っておりませんが、それでもまだ足りない、大きなギャップがある。自民党議員の皆さんはその十倍、二十倍と言われておりますから物すごい大きなギャップになる。そこで団体献金とか個人献金を求めることになる。そこまでは現行制度上、何の問題もないわけでございまして、わいろでも裏金でもなくて、ちゃんと届け出を出している正当な献金まで私は非難しているのでは全くございません。正当な献……
○筒井委員 前回の総括質問の際には、主に平和外交の問題、外交の問題でいえば平和外交の問題をお聞きいたしました。きょうは人権の問題、人権外交の問題を主にお聞きをしたいと思います。 先ほども外務大臣、地球は一つ、世界共生、この考え方を述べられました。そして、国際貢献の問題について種々お答えをされました。地球は一つ、世界の共生、そして国際貢献といった場合に、当然この地元の日本にいる外国人に対していろいろな形で差別的な扱いをしない、これが前提になるというふうに考えるわけでございまして、日本在住の外国人を対等に扱わないで、それで国際貢献とかあるいは地球は一つと言ったところで、これは自己矛盾だし、信用さ……
○筒井委員 時間が十五分しかありませんので、きょうは大蔵大臣に最初、預かり金あるいは預託金についていろいろ教えていただきたい、御見解をお聞かせいただきたい、こういうふうに思います。 預託金、預かり金に関して、もちろん一般論の形ですが、三つの形がいろいろな形で問題になっておりまして、一つは、口ききあるいは仲介の謝礼として例えば二千万円を受領した、この場合の税制上の取り扱い、それから二つ目は、指導、援助を受けたからお納め願いたいとして持ってきた一千万円を例えば受領した場合、この場合の税制上の取り扱い、それからもう一つは、ゴルフ場を建設してゴルフ会員権販売収入が一千二百億円ほどあった、この場合の税……
○筒井委員 最初に、質問に入る前に、先ほどウルグアイ・ラウンドのことについてお聞きしていますと、通産大臣、外務大臣初め、自由貿易ということを物すごく強調されておりました。しかし、自由貿易という原則、これを例えば農業に他の産業と同じようにそのまま適用してしまえば、中山間地農業を初めとして成り立たなくなってくることがはっきりしている。自由貿易原則というのは、もちろん原則として市場経済ですから言っていいと思うのですが、食糧、農業とか医療とか教育とか、自由貿易の原則はそのままの形では適用されない分野というのがやはりあるのじゃないか。 大体自由貿易という原則は、アダム・スミス以来、第二次産業革命以来、……
○筒井委員 民主党の筒井信隆です。 何点か総合対策について質問させていただきます。 ことしの三月に、米穀の需給に関する基本計画というのが策定をされました。その内容は、政府米と自主流通米、合計して二百十九万トンが十月末で在庫として残る、こういう予定でございましたが、結果として二百八十万トンという大幅な狂いが生ずることになったわけでございまして、これほどの狂いが今までも生じたことがあったかどうか、そして今回のこの狂いがどうして生じてしまったのか、この点について質問をしたいと思います。 この内容を見ますと、供給量に関しては、これは実績ですから、狂いとか何かのものでは起こらない。需要量が、九百三……
○筒井議員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました農業者年金基金法の一部を改正する法律案について、なぜ政府案に反対をして対案を提出しているのか、その趣旨と主な内容を御説明申し上げます。 本会議における趣旨説明のとおりでございますが、そこで御説明申し上げたこと以外に特に強調したい点が二つございます。 一つ目は、政府案の新しい政策年金は政策年金として成立していない、こういう点でございます。 若い担い手がたくさんいるが、しかし、高齢者がなかなか経営移譲しない場合に、高齢者に対し経営移譲すればメリットがあるという年金制度を創設することによって経営移譲を推進する、これが現行……
○筒井議員 今政府の方から生の声という話がありました。民主党の方は、各団体、総合して聞くということはしませんでしたが、各議員が各農家から直接いろいろな意見を聴取したわけでございます。 その結果、全体としては、支給額のカットはもちろん望まない、それから、農業者年金制度を望むどころか、逆に不信感の方が強い、そういう結果でございました。その結果は、また今までの農林省の調査結果とも合っているわけでして、農林省も、農業者のこの制度に対する不信が高まっている、信頼が低下している、これは認めているわけでございまして、その具体的な事実として、保険料の収納率が大幅に低下をしている、こういう事実がございます。 ……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 きょうは四人の参考人の皆さん、貴重な意見を大変ありがとうございました。 最初に中村専務さんにお聞きをしたいと思います。 担い手の確保を政策目的とする新しい年金制度、この効果があるのかという点についてお聞きをします。 効果として考えられるものは二つございます。経営移譲して年金を支給するよという点と、保険料の二割から五割を十年から二十年間補助するよ、国庫助成するよ、この二つが考えられるわけでございます。 現行農業者年金に関して言えば、確かに、現行農業者年金制度が創設された当時は若い担い手がたくさんいた、しかし高齢者がなかなか経営移譲しない、そう……
○筒井委員 今の三村さんの質問に関連して確認したい点がございます。質問通告しておりませんが、今の質問に関連しておりますので、ちょっとお聞きをしたいと思います。 一つは、今多面的機能を大臣も極めて重視されているという答弁をされました。この多面的機能については、農業においても林業においてもまさに強調されていて、新農業基本法、食料・農業・農村基本法においても、また今提案をされております森林・林業基本法においても、この多面的機能を基本的理念として明確に掲げております。だけれども、今度の水産基本法においては基本的理念として全く挙げられておりません。それほど重視されているなら、なぜそういう区別をしたので……
○筒井委員 最初に、条文のことについてお聞きしますが、二条の「多面的機能の発揮」という見出しの条文、この条文、ちょっとおかしな書き方ではないか、訂正をするべきではないかというふうに考えますので、お聞きをいたします。
この二条の見出しは、「多面的機能の発揮」ということになっております。しかし、条文の結論は、森林については「適正な整備及び保全が図られなければならない。」つまり、森林の整備及び保全を図る、こういう条文になっていて、多面的機能はそう図らなければならない理由づけとして書かれている。この条文はまずおかしいのじゃないですか。
【次の発言】 全然答弁になっていないのだけれども、この二条は、森……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 きょうは、土地改良区、土地改良法の改正問題についてお聞きをします。 最初に、土地改良区が自民党に協力をして、自民党の党費を違法に支出していた、この問題についてお聞きをいたします。 これは、自民党にとってもきちんと追及すべき問題だと思います。このような、自民党に違法に協力することによって補助金をたくさんもらうという行動に出る、これはやはり政策決定をゆがめますし、大体、土地改良区の側でも政策判断によるいろいろな政治行動もできなくなる。今、小泉さんが改革しなければいけないと言っている政官業の癒着構造、それによって政府の政策決定がゆがめられる、この既得……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 最初に、外交問題についてお聞きをします。 私は、中国やあるいは朝鮮半島というアジア諸国、極めて大切だと思いますし、日本の国益のためにも仲よくしていかなければいけないというふうに考えております。日本はどうもアメリカ一本やり過ぎる。日米基軸そのものは間違いではありませんが、しかし、アジア基軸との二本立てぐらいを考えて、そういう外交の転換も必要ではないかというふうに思っております。 しかし、同時にまた、そういうアジアに対しても、基本的に、言うべきことは言う、筋を通すべきことは筋を通す、そういう姿勢が必要だろうというふうに思っておりますし、田中外務大臣……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。きょうは、狂牛病の問題に限って質問をいたします。 先ほどから安全宣言の話が出ております。安全宣言は一日も早く出したい、これはもう全部が一致していると思うのですが、きちんとした体制をとらないで安全宣言を出しても、消費者は一切信用しないと思います。前に坂口大臣と農林水産大臣が食肉を食べる会をテレビで放映されておりましたが、あれは事実上の安全宣言だと思いますが、しかし、あれは残念ながらだれも信用しなかった、あの後さらに牛肉の消費量は大幅に下がったわけでございますから。 やはり、どういう体制をつくったら安全宣言を出せるのか、この問題が重要な問題だろうと思う……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 予定していた以外に、今の楢崎議員の質問に対する答えで、さらに確かめておきたい点がございます。 十月十八日以前、感染牛が市場に出回った可能性は否定できない、しかし牛肉は安全だと断定されましたが、十月十八日以前とそれ以降と、屠殺の方法についても大幅な変更をいたしましたね。その前に、ワイヤを使用する、そのワイヤ使用について、本当は中止するのが望ましいということを言いながら、厚生省、それを今度は水できれいに洗浄するとかいろいろな大幅な変更を十月十八日以降にやった。 だから、その以前は、感染牛が出たならば、感染牛であったならば、屠殺方法の変更前で、改善前……
○筒井委員 引き続いてなので、もう答えが出たら、今鮫島議員が質問した事務次官の退職金、答えてください。
【次の発言】 今、規定どおりで八千八百と言われましたっけ。一切の、何の減額もなしということですね。その点だけ確認。
【次の発言】 先ほどから聞いているのは、満額支給であって、一切減額はなかったのかという確認なんですよ。こっちは、これは責任をとって引責辞任だと思っていますから、本来なら減額するべきですよ。だけれども、それが満額で、一切の減額はなかったのかということの確認を聞いているのです、さっきから。
【次の発言】 大臣は、満額で減額一切なしということについて何の指示も出さなかったのですか。要……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。
きょうは、最初に、ロシア水産物の密輸に対して日本の政府が事実上容認をしている、この問題についてお聞きをしたいと思います。
まず最初に、ロシアの水産物について、日本の財務省の統計、これが、例えば一九九九年が二十二万トンでございました。しかし、ロシアの方の輸出の統計は三万トンでございました。金額についても大幅な、ほぼ九百億円近い差が出ているわけでございますが、こういう状況がこの十年間ほど続いていたこと、これは間違いないですね、水産庁。
【次の発言】 今、私は、十年間ほどそういう大幅な違いが生じている、この傾向は間違いないですねというふうにお聞きしたん……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。
きのう出されました調査検討委員会の報告書、それからそれに続いて出されました懲戒処分等について、集中して質問をしたいと思います。
最初に懲戒処分の方ですが、武部大臣が六カ月、それから副大臣が三カ月、熊澤前次官が二〇%の六カ月というふうなことが出されております。
そこで、大臣にお聞きしたいのですが、農林水産省から支給される給与月額、これは、議員報酬と農林水産省から支給される全体の公的な報酬のうちの何%を占めるんでしょうか。それと絶対額と。
【次の発言】 そうしますと、熊澤前次官に対して二〇%六カ月返上ということと、中身的には一緒の内容でございます。……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。
本問に入る前に、大臣に一点確認をさせてください。
五月十七日ですか、閣議で大臣は、テロ支援法に基づく日本の自衛隊の艦船の派遣、半年間延長に賛成をいたしました。しかし、アフガン状況は、もう事実上戦争状況が終結しておりまして、こういう状況の中で、今なぜ半年間延長に大臣は賛成されたんでしょうか。
【次の発言】 一部山岳地帯でまだ残っているようですが、大勢はもう既に決着はついた、こういう判断は賛成かどうか。それから、大体派遣艦船は何そう行っているんですか、今。
この二点だけお答えください。
【次の発言】 本論に入りますが、BSE調査検討委員会の報告書で……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。
きょうは、農林水産業の廃棄物、バイオマス資源の活用について主にお聞きをしたいと思うんですが、その前に、きのう、おとといあたりからまた報道をされております問題について確かめたいと思います。
九八年の六月十七日ですが、やまりんという北海道の大手製材会社、このグループの二社が林野庁の営林支局の公売に応募、入札をして落札をした、まず、この事実はありますね。しかし、その公売、落札したんだけれども、営林署の説得によりそれを辞退させた、こういう事実があることはどうですか、林野庁。
【次の発言】 その後、七月はどうでしたか。七月の公売はあったのかどうか。あったと……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 きょうは、短い時間ですが、やまりん事件を中心にお聞きをしたいと思います。 今の政治の最大の問題点は政官業の癒着構造にある、こう考えております。鈴木宗男問題の本質は、この政官業の癒着問題でございます。鈴木宗男さんが逮捕された直接の理由はやまりん事件でございますが、このやまりんにまさに政官業の癒着構造が典型的にあらわれている、そういう観点から農水省、林野庁にお聞きをしたいと思います。 まず、やまりん自身結構大手の木材関連業の会社でございますが、なぜ急激に伸びたかというと、国有林の大量盗伐、これでのし上がったわけでございます。前例のない大規模な盗伐行……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 海上自衛隊に行政情報の公開請求をした百四十二人について、身元調査のリストをつくっていたことが判明をいたしました。本来の質問に入る前に、その点について防衛庁長官に質問をしたいと思います。 このリストは、行政文書の開示請求書では、氏名と住所、電話番号、連絡先しか本来ないはずなんですが、それにプラスして、それをもとに調査をして、職業とか、あるいは思想信条にかかわる、反基地運動の象徴だとか反戦自衛官だとか、あるいは生年月日、それから住所の転居先、さらに女性に関しては旧姓に及ぶまで、そういうリストで項目を整備していた。 これは極めて大きな問題でございまし……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 外国からの武力攻撃の可能性、将来も絶対ない、一〇〇%ないとはだれも断言できません。ほんの少しでもその可能性がある、そして国民もそう思っているとすれば、私は、やはりそれに対する自衛隊が必要だ、そして自衛隊が行動する条件あるいは範囲を決める有事法制も必要だ、こう思っております。しかし、その自衛隊も有事法制も必要なんですが、一回も発動されない、宝の持ちぐされに終わるというのが一番理想的だ、そういう点が一つ。だから、それを一回も発動しないという方向性での努力を最優先しなければいけないというふうに思っています。 それともう一つは、その有事法制はまさに非常事……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。
きょうは狂牛病、BSE問題に集中して質問する予定でございましたが、その前に、田中外務大臣に一言確認をさせていただきたいと思います。
きょう午前中、鈴木宗男議員が関与したということを明確にここで証言されましたが、その後、鈴木議員が記者会見で、外務大臣、外相はうそを言っている、非常に不愉快だ、こう明言したそうでございます。
田中外務大臣、うそを言っているのでしょうか。その点を確認します。
【次の発言】 そうしますと、鈴木議員が逆に明確なうそを言っていることになります。これは、同じ自民党議員の中でそういう形が公に出されてきている。
議運の委員長、こ……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 BSE問題に入る前に、一点、別の問題をお聞きいたします。 北方四島周辺でロシア漁船による大量の密輸が行われておって、その魚が大量に日本に輸出をされている、こういう状況について水産庁と外務省にお聞きをいたします。 こういう状況を防ぐために、五七年に外国人漁業規制に関する法律というのが制定をされました。その法律によって、ロシア政府の積み出し証明書、これがない限り日本では輸入できない、こういう規制になりました。これが守られている限りは問題ないのですが、その積み出し証明書がどうも偽造されている。その偽造されていることを水産庁も外務省も知りながら黙認をし……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 私は、大島農水大臣の口きき疑惑の問題に集中して質問をしていきたいと思います。(発言する者あり)まさに、こういう問題を起こす農水大臣のもとで、それをあやふやなままにしながら法案の中身の審議に入れない。極めて前提条件ですよ、これは。こういう問題を解決しないで具体的な中身の審議には入れないから、それを聞くわけです。 もう単刀直入に聞きますが、私の方で今お配りしました資料の一の一、農水大臣、見ていただきたいと思います。 私は、いわゆるA氏、コンサルタント会社社長とお会いをしまして、その国会手帳に詳しくメモしてあった、金をA氏が宮内氏に渡した日を、この紙……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 きょうは、大島農水大臣の秘書の口きき疑惑問題、これに集中してお聞きをしたいと思います。 特にそのうち、A企画のA社長、コンサルタント会社社長、このメモに基づく証言が大きく報道されております。ほぼ二十回にわたって五千万円を宮内秘書に渡した、こういう内容でございます。これが、私は事実と思いますが、事実であれば、大臣秘書官を辞任するどころか、秘書も辞任して、さらに私は、農水大臣自身が辞任すべきである、こういうことははっきりしていると思っております。 しかし、それに対して、大臣も宮内秘書も、一切そういうことはない、あいさつ程度の紹介はしたことはあるけれ……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 先ほどから話が出ておりますように、今回の無登録農薬の販売事件、この犯人というのは、販売業者、そして輸入業者、さらには生産者団体、これらが総合して参加をしているわけでございます。例えば、山形県の農協においては、係長が販売業者と生産者の間を口ききをしている。そして、生産者からその販売代金をみずから集めて業者に渡している。 こういう実態を見てみますと、まさにこの農薬取締法の強化をやっても、さらに必要なことがある。販売業者、輸入業者あるいは生産者団体、これと政官の癒着がそのまま残されていたならば、やはり全くチェック機能が働かない。金をもらったりいろいろな……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 午前中に鮫島議員の方から質問したことについて関連して質問しますので、ちょっと順序が変わります。 午前中、鮫島議員は、政府備蓄米の制度について、米の生産量の減少、つまり不作に対応するだけのこんなみみっちい政策ではなくて、食料安全保障の観点あるいは調整保管の観点、こういう観点からも備蓄をすべきだ、こういう極めて正しい指摘をされました。 それに対しての答えなんですが、食料安全保障の観点からも備蓄をしておりますという答えだったかというふうに私は記憶しているんですが、そういうふうに聞いたんですが、それで間違いないですか。
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 きょうは、基本的な点、有事法制についてお聞きをしたいと思います。 有事法のすべての出発点は、武力攻撃事態の認定でございます。武力攻撃事態の認定がなされてから、政府の対応、自衛隊の対応が始まる。さらには地方自治体の対応、国民の対応、すべてその認定から始まるわけでございまして、どういう場合を武力攻撃事態とするのか、これは極めて重要な問題でございまして、その点で今政府から出されているこの法案、極めてあいまいかつ非常な危険性を持っている。 特に、この二点についてそう言えるというふうに考えておりまして、一点目は、前国会でもいろいろ議論されましたが、この武……
○筒井委員 それでは、私の方から、局長及び次長にお聞きいたします。
大臣の国会想定問答を作成することは衆議院法制局としてはあり得ない、そういう要請があってもお断りする、こう予算委員会で述べられておりますが、それは間違いありませんね。
【次の発言】 だから、私の質問に端的に答えていただきたいのですが、大臣から国会の想定問答作成の依頼があったとしても、それはお断りする、それに応じて作成することはあり得ない、こう予算委員会で局長は答弁されているのです。それは間違いないですね。
【次の発言】 大臣が予算委員会で大臣として答弁する、そういう大臣の想定問答と先ほどから私は限定して聞いているのですよ。
……
○筒井委員 私は、きょうは、米政策の大きな変更といいますか改革の問題について、お聞きをいたします。しかし、三十分でございますので、一点の問題だけについて絞ってお聞きします。 我が民主党としては、補助金行政から所得補償政策への転換ということを訴えております。米の生産調整に関係して、共補償とか稲作経営安定対策とか、今までいろいろな補助金制度、体制があったわけでございますが、これが非常にわかりにくい、複雑なものになっている、これらを全部整理して所得補償政策一本にすべきである、こういう主張でございます。 私は余りアメリカの農政に関しては賛成の部分は少ないんですが、アメリカもこの点では、五年ほど前で……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。
今審議されております食の安全に関して、一つは抗生物質の問題がございます。まず、その関連でお聞きをいたします。
抗生物質を使いますと、薬剤耐性菌といいますか、抗生物質に耐えて生き延びる、そういう菌が生まれてくるんだ、こういう指摘が学者からもされております。農水省もその薬剤耐性菌の発生の状況について調査をしていると思いますが、その調査の中身と調査結果、これをまず教えてください。
【次の発言】 いろいろな菌が言われているわけで、黄色ブドウ球菌とか、私は素人でよくわかりませんが、そういうものは抗生物質にも耐えて生き延びることができるという、抗生物質を使用……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。参考人の皆さん、きょうは大変御苦労さまです。 私は、一つの大きな問題は、生産調整、減反の問題にあるというふうに思っております。先ほど生源寺参考人が減反の深刻な弊害という表現をされました。私もそれが非常に大きいと思っておりますし、今、宮田参考人も一部そのことについて言及をされました。 深刻な弊害があるんですが、しかし同時にまた、今まで三十年以上減反を続けてきて、今度も生産者団体等による自主的減反にゆだねるとはいいながら、国の認定制度や産地づくり推進交付金、あるいは担い手経営安定対策、あるいは過剰米対策等についてのメリット措置を国の方も設けているわけで……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 最初に、今の法的なものについてちょっと教えてほしいのですが、減反配分の問題が三段階にこれから変わっていくというか、現行の減反配分の問題がありますね、それから、今度の法律が、政府案が通った場合に、来年、平成十六年四月一日から施行になる、それから、さらにその後二年以内四年を超えない範囲で国による減反配分がなくなるという三段階なんですが、この違いをちょっと確定したいのです。 現行の法制度上は、国が各農家の減反面積を配分する、そうなっていますね。そして来年度、平成十六年四月一日からは、国は都道府県ごとの生産数量を配分する、こうなっていますね。その点だけま……
○筒井議員 今、前提として修正案でもよかったのではないかということがありましたが、確かに主要食糧法の法案規定に限ればその可能性はあったかと思います。ただ、一番大きな違いは、補助金行政を続けるのか、それとも所得補償政策に大転換するのか、これが政府の今度の改革案と一番大きな違いでございました。 それからもう一点は、主要食糧法の法案の中でも過剰米対策としての短期融資制度、これが、政府案の場合にはまさに豊作の時点しか対象にしておりません。基本的に需給調整は生産の段階、自主的な減反配分でやるということを大前提にしておりますから、そういう点で短期融資制度が非常に小さなものになっている。私たちの案は、これ……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 有事法制、これは、自衛隊が必要であるのと同じ意味において私も必要だ、こう考えております。しかし、もちろん有事法制、日本の防衛の基本方針であります専守防衛の原則を否定するようなものであってはならないし、専守防衛に適合したものでなければならない、これは大前提だというふうに考えております。 その関係で、まず福田長官の方にお聞きをしたいと思います。 二〇〇一年ですか、インド洋に自衛隊の護衛艦が派遣をされましたし、その前の九一年にはペルシャ湾に自衛隊の艦船が派遣されました。このときは掃海艇でございましたが、こういう具体的な事例を例としてお聞きをいたします……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 きょうは、農水大臣が予算委員会において農水大臣として答弁する、この想定問答を法制局がつくっていた、こういう事実が明らかになりましたので、その事実についてお聞きをしたいと思います。 具体的には、その想定問答を作成した日は二月十九日、つまり、予算委員会の集中審議が二月二十日に行われましたから、その前日でございます。 農水大臣から直接頼まれて、夜の六時から八時過ぎまでの間に、法制局次長郡山さん、企画調整部長も兼ねている人でございますが、この人がつくりまして、ワープロ打ちをしたのは課員の笠井さんでございます。そこに参加していたのは、やはり調整部でござい……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 この前に引き続いて、大島農水大臣の想定問答を衆議院の法制局がつくった、この問題について質問をいたします。 大臣の答弁の想定問答をつくることは、これはあり得ないし、必ず断る、これは窪田法制局長がこの予算委員会でも明確に答えたことでございます。これは、あのときも申し上げましたが、当たり前のことで、大臣は行政府の長でございまして、その行政府の長の金銭スキャンダルの問題について、衆議院の、立法府の法制局が想定問答をつくるなんというのは、まさに三権分立の否定であって、また、衆議院法制局の公正不偏、公正中立、これに明確に反する重大問題でございます。 そして……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 雪印、日本食品、それから日本ハムの輸入牛肉の偽装事件について、府肉連を舞台とした、浅田満容疑者を初めとした牛肉偽装事件が起こりました。これはまさに政官業癒着構造から出てくる典型的な事件でございまして、この政官業の癒着構造をぶち壊さなきゃいかぬ、だから政権交代をしなきゃいかぬ、我が民主党は今それで戦っているわけでございます。 この政官業の癒着構造の視点から、輸入牛肉の偽装事件、これについてきょうはお聞きをしたいと思います。 最初に、農林水産大臣の諮問機関でありますBSE調査検討委員会、この報告書で、今の政官業の癒着構造の問題が、政策の不透明性の問……
○筒井委員 民主党の筒井信隆です。 きょうは、まず、国際人道法の重大な違反行為の処罰に関する法律、これについてお聞きをいたします。 この法律は、結論を言いますと、必要ない、こう言わざるを得ない内容だというふうに判断をしております。そもそも、日本においてあり得ないことを規定している、あるいは、あり得たとしても現在の刑法典等の規定で十分対処が可能である、だからこの法律は必要ない。それを今度提出しているわけでございまして、その内容について、一つ一つその点を明らかにしていきたいと思います。 最初に、この法案に、占領地域に入植させる罪というのが規定をされております。しかし、日本が一時的にしろ外国の……
○筒井委員 前回、整理して法務省の方で答弁されるということでしたので、まず最初に、それを整理した答弁をお願いいたします。
【次の発言】 それが一つ目ですが、それについてこれから聞きますが、もう一つ、正規の軍隊云々の問題については、これは特に答弁は……。法務省の方は、この前のときにはその点に関してはっきりしませんでしたが。
【次の発言】 そうしますと、それはもちろん間違いをするときもあるので訂正されればいいんですが、このときにおいても、当初、法務省の統一見解だと答弁されていた。しかし、その後に、それが統一見解ではなくて、四十三年以来、刑事局長が一貫して答弁しているものであるというふうに答弁を変え……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 イラクにおける大規模戦争終結宣言以降において、米軍だけでも三百四十人死亡という悲惨な結果が出ております。戦争終結宣言以前はほぼ百四十人ぐらいでございましたから、それよりずっと多い米軍の死者が出ている。 これはやはり、もうはっきりしているわけですが、戦争終結宣言がなされた以降においてもイラクにおいては戦闘行為が継続している、これはもうだれから見ても明白な事実でございまして、戦闘行為が継続している地域において非戦闘地域なんというのはあり得ない、フィクションでございます。 現に戦闘行為がない、そういう地域はここにあるでしょう。しかし、イラク特措法で言……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 きょうは、年金問題等の集中審議でもございますし、国民の関心が強い年金問題についてお聞きをいたします。 今回、政府の方から年金改革案と称して提案されたもの、これは、要するに、保険料を一八・三%に大幅に上げる、年金の支給額を五〇%に大幅に下げる、こういう中身に集約されるわけでございます。これは、要するに、国民からもらう金を多くして国民に払う金を少なくする、最も簡単な国民転嫁の方式でございまして、もちろん抜本改革なんて到底言えない代物でございます。 制度、仕組みそのものには一切手をつけない、ただ国民からたくさん負担をしてもらって国民に払う金を少なくす……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 締めくくり総括質疑に入る前に、参考人の招致問題で強く抗議と要請をしておきたいと思います。 民主党は、参考人として、たくさんの参考人をぜひここに、予算委員会に呼んで事実関係を国民の前に明らかにすべきだ、こういう要請をやってまいりました。 その中身は、新生銀行問題あるいはグリーンピア津南の問題を初めとした年金資金の運用問題に限りません。日本歯科医師政治連盟の問題や道路公団の問題あるいは政官業癒着の問題、さらにはUFJ銀行の問題、北海道警の裏金疑惑の問題、これら合計しますと、人数だけで二十人を超える参考人招致を要求してまいりました。 しかし、その結……
○筒井委員 今、自民党筆頭の山口さんが言われました法案等々だけではなくて、今最も国民の関心が強い政治と金の問題、あるいはイラク問題、さらには年金問題、まさに難問が山積みとなっておりまして、これを慎重に十分に審議しなければいけない。これは国民の要求でもございますから、五十三日間というのは到底短過ぎる。しかも、日曜祭日を除けばこれがさらに短くなるし、首相の外遊日程等を除けばさらに短くなる。やはり最低でも二カ月以上の会期を強く要求いたします。
【次の発言】 甚だ僣越ではございますが、委員の皆様方のお許しを得まして、一同を代表して、新委員長に対しまして一言ごあいさつを申し上げます。
このたび議院運営……
○筒井委員 図書館運営小委員会において協議決定いたしました案件について御報告いたします。 第一に、国立国会図書館法の一部改正の件でありますが、これは、従来、国や地方公共団体の仕事とされてきた事務が独立行政法人、地方独立行政法人等に移っていることから、これらの法人や一定の特殊法人等が、国、地方公共団体と同様に、その出版物を国立国会図書館に納入する制度を設けようとするものであります。 この法律は、平成十七年一月一日から施行することといたしておりますが、同日以降予定されている特殊法人の新設、廃止に伴う規定の整備もあわせて行うことといたしております。 第二に、国立国会図書館法による出版物の納入に……
○筒井委員 今の会期延長の申し入れは、まさに国民が求めていることでございますので、ぜひ延長していただきたいと思います。今国会の目的は全く達せられていない、多くの国民がそう考えていると思います。 一つは、ちょうどきのう政倫審が開かれた、政治と金の問題でございます。 橋本元総理がきのう政倫審で述べられましたが、しかし、疑惑が解明されたなどとは全く言えない、それどころか疑惑はますます深まった。これは、与党さんを含めて、国民の多くが持つ共通した感覚だろうというふうに確信をしております。予算委員会での証人喚問を初めとして、さらにもっと徹底した国会での審議が絶対に必要である、強くそう思っております。 ……
○筒井委員 国立国会図書館の平成十七年度歳出予算の要求について、図書館運営小委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、平成十七年度歳出予算の要求について御説明申し上げます。 平成十七年度国立国会図書館関係の歳出予算要求の総額は、二百三十九億四千百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、一億二千七百万円余の減額となっております。 次に、その概要を御説明申し上げます。 第一は、管理運営に必要な経費、すなわち人件費及び事務費等であります。その総額は二百五億五千五百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、二億九千六百万円余の減額となってお……
○筒井委員 図書館運営小委員会において協議決定いたしました国立国会図書館法の一部改正の件について御報告いたします。 第一に、館長等の待遇に関する規定を削る改正でありますが、これは、国会職員法等の給与に関する規定との関係を整理しようとするものでありまして、館長等の職責、国立国会図書館の任務・位置づけを変更するものではありません。 第二に、別表第一の改正でありますが、これは、核燃料サイクル開発機構及び日本原子力研究所が平成十七年十月一日に解散することに伴う所要の規定の整理を行おうとするものであります。 この法律は、別表第一の改正部分を除き、平成十七年四月一日から施行することといたしております……
○筒井委員 私たちは、今度の郵政民営化法案そのものに強く反対をしておりますが、その詳しい理由は述べません。 ただ、今度の法案のようになされれば、まさに民業圧迫であり、また地方の社会を崩壊させる、こういう中身になっているから反対でございます。 そして、その審議は、やるとすれば総務委員会でやるべきである。しかも、総務委員会で既に審議をした実績があるわけでございますから、総務委員会でやれない理由はないどころか、まさに総務委員会の担当の問題であるというふうに考えておりますから、特別委員会設置にも強く反対でございます。特別委員会を設置する必要は全くない。 しかし、今私たちが強調しているのは、そもそ……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 今、岡田代表からは、ひとりよがりという表現がありましたが、自民党の中ではもっと何か露骨に、ヒトラーとか独裁者という言葉が行き交っているように最近聞いております。 独裁者というのはどういう特徴を持っているかというと、法の無視というのがまず第一だと思うんですね、法律を無視する。そして、議会を軽視あるいは無視する。これが独裁の大きな特徴だと思います。今度の郵政民営化法案を見ますと、それらの条件に合っているんですよね。 まず、法律違反がある。郵政民営化は将来しないという規定があるのに、それに何にも手をつけずに、それを無視して民営化法案を出した。 そし……
○筒井委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 決算行政監視常任委員長に選任されました筒井信隆でございます。まことに光栄に存じますと同時に、その職責の重大さを痛感しております。 国の予算が効率的かつ適正に執行されているかどうか、これを審査し、その審査の結果を将来の予算編成、執行に反映させ、さらに、国民からの苦情や要望等に的確に対応する、これらの職責を有します本委員会、行財政改革を目指しております我が国において、ますますその重要性が増しているところでございます。 委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じます。 ぜひ……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
歳入歳出の実況に関する件及び行政監視に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、参考人として食品安全委員会プリオン専門調査会座長吉川泰弘君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
引き続き、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として内閣府食品安全委員会事務局長齊藤登君、警察庁警備局長小林武仁君、財務省国際局長井戸清人君、文部科学省大臣官房文教施設企画部長大島寛君、厚生労働省医政局長松谷有……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
去る十月二十八日、議長より本委員会に送付されました、議員松本剛明君外四十五名からの中央省庁の事務事業の精査に関する予備的調査の要請につきましては、理事会の協議により、衆議院規則第五十六条の三第三項によって、本日、調査局長に対し、予備的調査を命ずることといたしましたので、御報告いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
すなわち、決算の適正を期し、行政監視の機能を果たすため、お手元の印刷物にありますとおり
平成十六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書外二件の承諾を求め……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 高見先生、高橋先生、きょうは貴重な意見を大変ありがとうございました。 順不同でございますが、最初に、投票者の範囲、これについてお聞きをしたいと思います。 選挙人名簿と国民投票名簿は全然別なんですから私は別でいいというふうに考えておりますし、先ほどの高見参考人の意見は別でいいという結果だったろうというふうに思います。そして、十八歳というのが高見参考人の意見だと思います。 それで、私も十八歳でいいと思うんですけれども、ただ、先ほど高見参考人からも言われました韓国民法の改正で十九歳ということもある。この十八歳がいい根拠、あるいは十七歳、十九歳も考え……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
まず、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事佐藤茂樹君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
引き続き、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事の辞任及び委員の異動に伴い、現在理事が四名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは
伊藤 達也君 北村 誠吾君
……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
平成十六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(承諾を求めるの件)、平成十六年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(承諾を求めるの件)、平成十六年度特別会計予算総則第十四条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(承諾を求めるの件)、以上の各件を一括して議題といたします。
財務大臣から各件について説明を求めます。谷垣財務大臣。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 次に、平成十六年度一般会計歳入歳出決算、平成十六年度特別会計歳入歳出決算、平成十六年度国税収納金整理資金受払計算書及び平成十六年度……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
平成十六年度決算外二件を一括して議題といたします。
総括質疑を行います。
この際、お諮りいたします。
各件審査のため、本日、政府参考人として内閣法制局第一部長梶田信一郎君、財務省主計局次長鈴木正規君、経済産業省商務情報政策局消費経済部長谷みどり君、国土交通省自動車交通局次長松尾庄一君及び環境省水・大気環境局長竹本和彦君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。平田耕一君。
○筒井委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ち、一言申し上げます。
本日は、昨年のJR西日本福知山線列車脱線事故から一年となります。
ここに、お亡くなりになられた方々に対し、衷心より哀悼の意を表し、黙祷をささげたいと存じます。
全員御起立をお願いいたします。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 歳入歳出の実況に関する件及び行政監視に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官中村吉夫君、総務省大臣官房審議官岡本保君、総務省行政評価局長福井良次君、総務省政策統……
○筒井委員長 これより会議を開きます。 平成十六年度決算外二件を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各件審査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房遺棄化学兵器処理担当室長高松明君、内閣府政策統括官榊正剛君、総務省大臣官房審議官大谷泰夫君、外務省大臣官房審議官佐渡島志郎君、外務省大臣官房審議官杉田伸樹君、財務省主計局次長鈴木正規君、厚生労働省大臣官房審議官岡島敦子君、厚生労働省大臣官房審議官宮島俊彦君、厚生労働省医薬食品局食品安全部長松本義幸君、厚生労働省職業安定局長鈴木直和君、厚生労働省政策統括官太田俊明君、農林水産省大臣官房審議官高橋直人君、国土交通省大臣官房……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
平成十六年度決算外二件を一括して議題といたします。
第一分科会ないし第四分科会の各分科会は、去る五日、六日の二日間にわたり審査を行いました。
この際、各分科会主査より、それぞれの分科会における審査の報告を求めます。
第一分科会主査伊藤達也君。
【次の発言】 次に、第二分科会主査松本龍君。
【次の発言】 次に、第三分科会主査平田耕一君。
【次の発言】 次に、第四分科会主査斉藤鉄夫君。
【次の発言】 以上をもちまして分科会主査の報告は終了いたしました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
各件審査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
平成十六年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、各件について締めくくり総括質疑を行います。
この際、お諮りいたします。
各件審査のため、本日、政府参考人として外務省領事局長谷崎泰明君及び厚生労働省健康局長中島正治君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。柴山昌彦君。
【次の発言】 次に、斉藤鉄夫君。
【次の発言】 次に、菅直人君。
○筒井委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
すなわち、決算の適正を期し、行政監視の機能を果たすため、お手元の印刷物にありますとおり
平成十七年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外四件の承諾を求めるの件
歳入歳出の実況に関する件外五件
以上の各件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 もちろん、今度の憲法改正の国民投票は憲法九十六条に基づいて考えているわけでございますが、憲法九十六条の規定を見てみますと、もう御存じのとおり、特別の国民投票あるいは国政選挙の際の投票のいずれかで行うというふうに規定がされているわけでございまして、特別の国民投票にかわるものとして国政選挙の際の投票を考えている。そのいずれも、国政選挙の際の投票も広い意味で言えば国民投票の中に入るわけでございまして、今ここでは国民投票制度をどうするかという議論をしているわけでございますから、国民投票法案をつくる際には、憲法改正についての国民投票と、そうじゃない一般の諮問……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 今、二田先生、民主党に対してはトラのごとく迫力のある質問をされました。ぜひ政府案に対してもそういう厳しい質問をしていただきたいというふうに思うわけでございます。 民主党案は、これは四本の柱といいますか、以前からの民主党の主張でございました、一兆円規模の直接支払い制度、そして減反をやめる、さらには減反をやめることに伴う過剰米対策をきちんとする、過剰米対策の一つとして棚上げ備蓄制度を充実させて、その備蓄の役割を終わった米に関してはバイオマス活用等々含めた活用を図る、こういうものを今度の法案でも出しているところでございまして、これは、二田先生御存じのと……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 三十分しか時間ありませんので、柳澤大臣の就任を心からお祝いしながら、直ちに質問に入っていきたいと思います。 年金の積立金についてでございますが、もう御存じのとおり、厚生年金が百三十八兆円、国家公務員共済が約九兆円、地方公務員共済が三十九兆円、私学共済が三兆円余り、国民年金が十兆円ぐらい、合計すると二百兆円ぐらいの積立金になっているわけでございまして、この多くが市場で運用され、あるいは、さらにその運用の率が多くなるという状況でございまして、世界的に見ても最大の、第一位の年金ファンドになっているわけでございます。それも、第二位の国と比べてちょっと上だ……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。
柳澤大臣にお聞きをしたいと思います。
先月の、十一月十日の経済財政諮問会議で柳澤大臣が年金について、少子化が進んでいるために現役収入の五〇%支給の約束、保障、この維持が困難になったというふうな発言をされたという報道がございました。この前の、二年前のあの年金改革は、百年もつと言って小泉首相がだんびらを切って改革したのに、二年で、もうそのときの主要な約束の一つが実行できなくなったというふうな報道なものですから驚いたわけでございますが、柳澤大臣、こういうふうな趣旨の発言をされたんでしょうか。
【次の発言】 その経済財政諮問会議の議事録自体はまだできてい……
○筒井委員 民主党の筒井信隆です。 与党案について質問をいたします。 公務員等、教育者の地位利用による国民投票運動を禁止して、罰するとしております。ただ、これは国民投票運動というのが極めて漠然としているだけでなくて、地位利用も極めて漠然としているんです。これで刑罰を科すならば、これはもう罪刑法定主義に反するんじゃないかと思うわけでございまして、国民投票運動を、投票するよう、あるいはしないよう勧誘する、こういったところで、例えばこの条文のまま裁判所に行った場合に、今の場合は黙示の行為、明示の行為、両方含めて大体判断しているわけですから、直接、投票という言葉を出して投票しないようにと、あるいは……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。
今採決された法案にも関係をいたしますが、環境省の施策としても、脱炭素社会、あるいはバイオマスエネルギー、再生可能エネルギーの導入加速化、これが重点項目として挙げられているわけでございますが、その点の関連でお聞きをしたいと思います。
この再生可能エネルギー、新エネルギー、その二つの概念は違うという解釈もございますが、これらを、環境省としては、一次エネルギーの次元で結構ですが、どういう導入目標を掲げておられるんでしょうか。それをまずお聞きします。
【次の発言】 原油換算で千九百十万キロリットル、これは、水力を含まない、新エネルギーに限定しての目標でご……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 大臣に、今細川委員が質問したうちの労働契約法について特にお聞きをいたします。 労働者の労働条件、これはやはり労使の合意で決める、これが今までの我が国の法律の一貫した大原則。これを使用者側が一方的に決めることができる、こういうふうに変えるということは、今までの法理念を根本から変えることにつながる。それを今度の労働契約法はやろうとしている。これはやはり撤回してもらわなきゃいかぬ。こういう観点から質問をいたします。 先ほど細川議員の質問に対して大臣も答えられましたが、労使合意の原則、これがいかに大前提であり重要なものであるか、どう認識されておられるか……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 今までの質問を聞いていて、当たり前のことだと思ったことをちょっと最初に確認したいと思います。 今度の改正法案は、同一価値労働同一報酬の原則の立場に立った改正法案なのか、それともそれを否定した改正法案なのか、この点を最初に確認して質問に入りたいと思います。 もう今まで何回も出されておりますILO百号条約等々で、同一価値労働同一報酬の原則、これは日本政府も批准しているわけでございますから、当たり前とは思っていたんですが、それを言葉として法制化していないにしろ、その原則の立場に立っていることは当たり前と思っていたんですが、いろいろな答弁から見るとどう……
○筒井委員 民主党の筒井信隆です。
今の最後の質問を引き続いて少し聞きます。
今度の、年齢にかかわらない均等な雇用機会の保障について公務員を除外している、この除外をしている理由として、国家公務員法二十七条で平等取り扱いを規定している、国家公務員法でもう規定しているから必要ないんだという答弁でございました。それをもう一度確認しますが、公務員適用除外の理由は、国家公務員法二十七条で枠組みがもう定められているからでございますね、大臣。
【次の発言】 そうしますと、国家公務員法二十七条の規定と同じ趣旨の規定が労働基準法に第三条としてあることは御存じですね。
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。
今の長妻議員の質問の最後の方で、支給漏れ二十二万件についての答弁について一つ確認しておきたいことがございます。
この支給漏れがわかって、支給額が修正になったのは、二〇〇一年から二〇〇七年までの最近のことですね、大臣。
【次の発言】 二〇〇一年から二〇〇七年、ことしは二〇〇七年ですから、つい最近の修正ですね。その修正の理由がわからないというのがそれこそわからないんですが、どうしてですか。
【次の発言】 そうすると、修正された理由は、すべて現在もわかるわけですね。今、代表的なものを言われましたが、わかりますね。
○筒井委員 民主党の筒井信隆です。 年金納付記録の消失、これはまさにひどい話でございまして、絶対心配ないから、あなたに有利だから、将来色をつけて返すから年金の保険料を払ってくれ、そして、保険料をずっと長年納付したら、あなたの納付した記録はないから、あなたに年金を支払うことはできない、納付した記録が出てきたら、今度は時効であなたにやはり支給できない。こういう論理は、詐欺罪の被告人の論理構造と似ていると言わざるを得ない。こういうことを国が行ってきたこと自体、私は、国として反省が全く見えない、これは強く言わなければいけないと思います。 そして今度は、時効に関する議員立法を検討中だ、こういう報道も……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 今、質問の中にも出ていましたし、今までもずっと出ていましたが、余りにもずさんな記録の管理、これがひど過ぎる、これはもうだれから見てもはっきりしております。 そして、私が今最初に確認したいのは、金の管理はどうなっていたのか、どうなっているのか。年金保険料の積立金、例えば厚生年金でいえば、現在百三十二兆四千億円ある、こう言われております。これらの積立金は、全部、だれが払ったもので、運用収入が幾らで、こういう内訳は厳密に、今帳簿上もはっきりしているんでしょうね、大臣。その点をまず確認します。 郵便貯金にしても銀行にしても、すごい多額の額になりますが、……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 民主党は、先日、農業者戸別補償法案を国会に提出いたしました。これとの比較をしながら、今の品目横断的経営安定対策を中心に、政府の農政について質問をしていきたいと思います。 この経営安定対策、基本が間違い、原則が間違いだと考えております。この基本というのは、先ほどから出ておりますように、四町歩以上、二十ヘクタール以上、これに限定しているところが間違いだ、こう言えるだろうと思います。 どうしてこれに限定するんですか。意欲のある農家というのは、決して四町歩以上、二十町歩以上に限定されない、それ以外でもいろいろな形で一生懸命取り組んでおられる農家はある。……
○筒井委員 私の方から、井上議員が聞いた最後のところも関係するわけですが、戦後農政の大転換と言われた、旧名称で言うと品目横断的経営安定対策、それに米改革も含めた形でのものが昨年の四月から始まったわけですが、その直後に、その大転換がまた大転換されてしまった。これはやはり、当初から設計ミス、こう言えるのではないか。当初から間違いだったということが直ちに明確になった、私はその実例だというふうに思っています。 そして、その関係でお聞きするんですが、今も大臣ちょっと言われましたが、理念それから基本、原則は変えていないと。いろいろな言い方があるんですけれども、きょうは方向性という言葉もちょっとプラスされ……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。
西委員が先ほど聞かれました調査捕鯨に対するシーシェパード等の犯罪行為、そこからお聞きをいたします。
最初に水産庁に確認をしたいんですが、このシーシェパードの行為は、テロ行為、犯罪行為であり、厳しく糾弾されなければならない、こういう認識に立っておられますね。
【次の発言】 私は今、限定してお聞きをしております。
テロ行為、犯罪行為である、厳しく糾弾されるべきである、こういう認識をされておりますねという質問です。
【次の発言】 海上保安庁にも確認いたしますが、今の認識と同じ認識だというふうにお聞きしてよろしいですか。
○筒井委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、農業者戸別所得補償法案に賛成の討論を行います。 法案に賛成する第一の理由は、農業、農村の多様性に富んだ現場実態に即した制度設計となっていることです。 農業、農村の現場では、多種多様な農業者が有機的に結びついて生産活動と集落活動を行っています。これらの多様な農業者は、ひとしく農業、農村維持発展のために欠くことのできない貴重な担い手となっているのです。戸別所得補償法案は、多様な農業者を幅広く支援対象とし、農村地域全体の底上げを図ろうとしています。 これに対し、品目横断的経営安定対策のように、基本として、原則としてであっても、大規模農家のみを担……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 最初に、太田大臣にお聞きをいたしますが、先ほども、しばらく前からも、事故米、汚染米の流通を断つ、こう約束をされております。しかし、この流通を断たないで、断つことが容易にできるのに断たないでずっと流通させてきた。この張本人はだれかといえば、まさに農水省ですよね。そして、食用への流用を容易に発見することができるのに、内部告発があった以降も発見せず見逃してきた。この張本人もまさに農水省ですよね。まさに容易に食用に転換できるようなその体制をつくったのが農水省。これははっきりしているわけです。 だから、何か次官が一義的には三笠フーズ等々に責任がある、農水省……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 米は、日本人の大事な大事な主食です。これに農薬毒やカビ毒が入った輸入米、これは国内流通を全面的に断つべきです。しかも、容易に断つことができるのに流通に回してしまった。その張本人はだれですか。農水省であり政府じゃないですか。 そして、その毒入りの米が食用の方に横流しされている。通常の簡単な検査をすれば直ちに発見できるのに、絶対に発見できないような八百長検査をしてずっと見逃してきた。告発があった以降においても見逃してきた。この張本人はだれですか。やはり農水省であり政府じゃないですか。三笠フーズ等の四社が犯罪行為の直接当事者ですが、しかし、その体制をつ……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。
時間がありませんので、早速、貴重な意見をいただいたことについて、さらに質問をさせていただきたいと思います。
最初に、阿部さんはエコフィードの提唱者、その第一人者というふうにお聞きをしております。エコフィードというのは食品残渣の飼料利用というふうにお聞きしているんですが、今の飼料米の利用というのはその中に含めた概念なのか、飼料米の利用はそのエコフィードとはどういう関係に立っているのか、それをちょっと教えていただきたいと思います。
【次の発言】 その場合にまさにそれを目指していかなければいけない、私もそう思っておりますが、やはり、飼料米も含めてコスト……
○筒井議員 農林漁業及び農山漁村の再生のための改革に関する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 農林漁業は、米、肉、乳製品、野菜、果物や魚介類などの食料や、生糸、麻等の天然繊維、また、建築資材となる木材を国民に供給するなど、国民が生きていく上で必須の衣食住を賄っている唯一の産業であるとともに、エネルギー及びバイオプラスチック等の原材料も供給しています。農林漁業は、その展開を通じて、空気、水、土壌の維持保全等、国土や自然環境の保全、水源の涵養、災害の防止といった多面的な機能を発揮し、都市生活者の生命、身体、財産の保全に貢献している唯一の産業でもあります。 また、農林漁業が営まれている農山漁……
○筒井議員 今、農業が大変危機的な状況にあることは、これはもう何回強調しても強調し過ぎることはないと思います。高齢化して後継者が入ってこなくて、しかも、五年先、十年先には農業をやる人がいなくなるのではないかという危険性さえ感ずるほどの状況でございます。これは一次産業全体に共通した極めて大きな問題でございまして、これをまず強調するのは極めて当然のことだというふうに思っております。 そして、今、基本法が、食料・農業・農村基本法、林業基本法、それから水産基本法があります。そのもとにおいて、そういう危機的な状況にある一次産業をこれからどういうふうに再生、活用していくのか、これについて全体的な一つの考……
○筒井委員 民主党の筒井信隆です。 先日の本会議場における総理の施政方針演説の中で、ただ一つだけ評価し、賛成した部分があります。小泉・竹中路線との決別を宣言した部分です。 あのアメリカの新大統領オバマさんも、大統領になる前からブッシュ大統領の路線、新自由主義に基づく市場万能主義との決別を宣言して登場をいたしました。あのサブプライムローン、何でもかんでもごちゃまぜにして、破綻することが確実なローンであっても、市場の自由だといって証券化をして、それを広範囲に広げていった、あれがついに破綻をして、まさに総理がいつも強調する百年に一度の世界的な経済危機に陥ったわけです。日本においても、小泉・竹中路……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 私は、今の未曾有の経済危機、これに対する対策として、どうしてもやらなければいけない二つの前提条件がある、こう考えております。 一つは、小泉・竹中路線からの決別でございます。 小泉構造改革の名前のもとで行われたいろいろな改悪、施策、これは国民生活を非常に苦しくして、個人消費が全く冷え切ってしまった。あの分割・民営化の郵政、これは利便性も悪くしたし、また経営も非常に厳しくした。タクシー業界に関する規制緩和は、これもいろいろな弊害を出している。労働者派遣制度についての規制緩和、これこそまさに今全国で、派遣切りで、国民生活が本当に苦しくなって、住む場所……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 最初に、与謝野大臣に確認をしたいと思います。 先ほどの逢坂議員の質問に対して、麻生総理が解散をしなかった、解散を延ばした理由はわからない、こう答弁をされました。しかし、麻生総理は、解散しない理由は、百年に一度の経済危機、この景気対策をしなければならない、一次補正、二次補正、そして本予算、さらには今はその次のまた補正予算まで言っているという、この緊急の経済対策をしなければいけないことが解散をしない理由だと、何回も何回も麻生総理は言っております。 与謝野大臣は、その麻生総理の言っていることは本当の理由じゃないんだ、これは信じていない、こういう答弁だ……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 きょうは、地球温暖化対策の問題を中心にお聞きする予定でございますが、最初に農水大臣に、前回の続きと、農水省の地球温暖化関連の問題について、幾つか確認をしたいと思います。 石破大臣は、最近、ある雑誌でこういうふうなことを言われております。この前の参議院選挙でもって、自民党は品目横断的経営安定対策を出した、それに対して、民主党は農業者戸別所得補償制度、これを出した、その結果、自民党は惨敗をした、こういうことを認めているわけでございます。 そこで言われているように、今、民主党の所得補償制度に対する支持はずっと一貫して高い、自民党の補助金行政といいます……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 今回の世界同時不況、これは供給側に主たる原因があるのではなくて、需要側にある。需要不足が大きなこの不況の原因ですから、需要を創出しなければなりません。政府はそのために有効需要を創出する役割を果たす、今こういう課題が課せられているわけでございます。 しかし、もちろん、その有効需要というのは有効でなければならない。一回限り、二回限りのばらまきとか、あるいは政策効果のない投資とか、こういうことは避けなければならないわけでございます。 しかし、今回の政府の補正予算を見てみますと、民主党の緊急経済対策と全く対極にある、これが明白でございまして、今申し上げ……
○筒井委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、農林水産委員長に就任いたしました筒井信隆です。 農林水産業は、食料の安定供給を含め、衣食住、エネルギー等、人間が生きていく上で最低限必要なものすべてを供給し得る上に、国土や自然環境の保全など、大変重要な多面的機能を果たしている唯一の産業です。 しかしながら、今日、我が国の農林水産業は危機的な状況にあり、取り巻く国内外の諸情勢は極めて厳しく、数々の課題が山積しております。 特に、国民の関心の高い食料自給率の向上、担い手の経営所得の安定、食の安全、安心の確保、国際的な貿易体制への対応などの課題は、農……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房総括審議官針原寿朗君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。宮腰光寛君。
【次の発言】 次に、江藤拓君。
【次の発言】 次に、赤澤亮正君。
【次の発言】 次に、石田祝稔君。
【次の発言】 今のを確認しますが、七十億ではなくて百四十億必要なんだという説明……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。福島伸享君。
【次の発言】 次に、玉木雄一郎君。
【次の発言】 次に、山岡達丸君。
【次の発言】 次に、森本和義君。
【次の発言】 次に、吉泉秀男君。
【次の発言】 次に、山本拓君。
【次の発言】 山本君に申し上げますが、ちゃんと指名を受けてから質問してください。
【次の発言】 次に、伊東良孝君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時五分休憩
○筒井委員長 これより会議を開きます。 開会に先立ちまして、自由民主党・改革クラブ所属委員に対し御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。 この際、御報告申し上げます。 今会期中、本委員会に付託になりました請願は四十二件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等において協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしておりますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、森林・林業施策の推進に関する陳情書外六件であります。 また、本委員会に参考送付されました地方自治……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴いまして、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に石津政雄君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産関係の基本施策に関する事項
食料の安定供給に関する事項
農林水産業の発展に関する事項
農林漁業者の福祉に関する事項
農山漁村の振興に関する事項
以上の各事項に……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房長佐藤正典君、生産局長本川一善君、林野庁長官島田泰助君及び水産庁長官町田勝弘君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。宮腰光寛君。
【次の発言】 後ほど理事会で協議いたします。
【次の発言】 次に、稲田朋美君。
○筒井委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農業経営に関する金融上の措置の改善のための農業改良資金助成法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省経営局長今井敏君、総務省大臣官房審議官滝本純生君及び株式会社日本政策金融公庫代表取締役専務取締役坂野雅敏君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小里泰弘君。
○筒井委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、食料・農業・農村基本計画について政府から説明を聴取いたします。農林水産大臣赤松広隆君。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時三十三分散会
○筒井委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房長佐藤正典君、大臣官房総括審議官針原寿朗君、大臣官房参事官山口英彰君、生産局長本川一善君、農村振興局長吉村馨君及び農村振興局次長齋藤晴美君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石山敬貴君。
【次の発言】 野田財務副大臣、今、鳩山総理の発言についても質……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伊東良孝君。
【次の発言】 時間が終了していますので、要領よくまとめてください。
【次の発言】 続けて三日月政務官にも答弁してもらえますか。それで終わりにしてください。
【次の発言】 次に、石田祝稔君。
【次の発言】 次に、西博義君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時三十七分散会
○筒井委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律案及び竹本直一君外四名提出、地球温暖化の防止等に貢献する木材利用の推進に関する法律案の両案を一括して議題といたします。
これより順次趣旨の説明を聴取いたします。農林水産大臣赤松広隆君。
【次の発言】 次に、提出者竹本直一君。
【次の発言】 これにて両案の趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る二十二日木曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時九分散会
○筒井委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律案及び竹本直一君外四名提出、地球温暖化の防止等に貢献する木材利用の推進に関する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省大臣官房文教施設企画部技術参事官岡誠一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。梶原康弘君。
○筒井委員長 これより会議を開きます。
この際、連合審査会開会に関する件についてお諮りいたします。
ただいま本委員会において審査中の内閣提出、公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律案及び竹本直一君外四名提出、地球温暖化の防止等に貢献する木材利用の推進に関する法律案の両案に対し、国土交通委員会から連合審査会開会の申し入れがありましたので、これを受諾するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
また、連合審査会において、政府参考人から説明を聴取する必要が生じました場合には、その出席を求め、説明を聴取することとし、その取り扱いにつきま……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、口蹄疫の発生状況及びその対応について政府から説明を聴取いたします。農林水産大臣赤松広隆君。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 次に、内閣提出、公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律案及び竹本直一君外四名提出、地球温暖化の防止等に貢献する木材利用の推進に関する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省大臣官房審議官佐々木基君及び大臣官房官庁営繕部長藤田伊織君の出席を求め、説明を……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
竹本直一君外四名提出、地球温暖化の防止等に貢献する木材利用の推進に関する法律案につきまして、提出者全員から撤回の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 内閣提出、公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑は、去る十一日に終局いたしております。
この際、本案に対し、梶原康弘君外五名から、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会、公明党及び社会民主党・市民連合の四派共同提案によ……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件、特に口蹄疫の発生状況及びその対応について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。江藤拓君。
【次の発言】 短くしてください。
【次の発言】 次に、小里泰弘君。
【次の発言】 ちょっと、聞こえませんから静かにしてください。
【次の発言】 次に、東順治君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十一時五分散会
○筒井委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件、特に口蹄疫の発生状況及びその対応について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。道休誠一郎君。
【次の発言】 次に、川村秀三郎君。
【次の発言】 次に、江藤拓君。
【次の発言】 次に、森山裕君。
【次の発言】 次に、谷公一君。
【次の発言】 もう戻られましたね。
では、谷君。
【次の発言】 この際、休憩いたします。
午後零時四分休憩
○筒井委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件、特に口蹄疫の発生状況及びその対応について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。古川禎久君。
【次の発言】 時間が余りないので、単刀直入に言ってください、古川さん。
【次の発言】 古川委員、それは各業界全部ですね、全部の業界に対して。
【次の発言】 次に、小里泰弘君。
【次の発言】 副大臣から答弁を求めますか。
【次の発言】 山田副大臣。
【次の発言】 次に、石田祝稔君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後三時一分休憩
○筒井委員長 これより会議を開きます。
この際、農林水産大臣から発言を求められておりますので、これを許します。農林水産大臣山田正彦君。
【次の発言】 農林水産関係の基本施策に関する件、特に口蹄疫の発生状況及びその対応について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。川村秀三郎君。
【次の発言】 次に、道休誠一郎君。
【次の発言】 次に、古川禎久君。
【次の発言】 次に、江藤拓君。
【次の発言】 次に、森山裕君。
【次の発言】 次に、東順治君。
【次の発言】 次に、吉泉秀男君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
……
○筒井委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告申し上げます。 今会期中、本委員会に付託になりました請願は十二件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等において協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしておりますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、MA米の輸入停止と日米FTA交渉の中止を求めることに関する陳情書外十一件であります。 また、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、新たな食料・農業・農村基本計画の策定に関する意見書外七百四件であります……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
この際、篠原農林水産副大臣から発言を求められておりますので、これを許します。農林水産副大臣篠原孝君。
【次の発言】 農林水産関係の基本施策に関する件、特に口蹄疫問題等について調査を進めます。
この際、政府から説明を聴取いたします。農林水産大臣山田正彦君。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。道休誠一郎君。
【次の発言】 次に、宮腰光寛君。
【次の発言】 古川副長官、先ほど、基金についての答弁がなかったので、もし今できればそれを。
○筒井委員長 これより会議を開きます。 この際、理事会の協議に基づき、口蹄疫対策特別措置法第二十三条の基金の設置について、委員長から一言申し上げます。 皆さんに「口蹄疫対策特別措置法第二十三条の「基金の設置」について」と題する書面を机上配付させていただいております。この趣旨をお読みいただければよろしいんですが、基金の設置が必要であるという趣旨、これを明確にしております。 そして、この法律は議員立法で全会一致で成立した法律でございますが、各党、与野党間の協議における共通認識も基金の設置を行うということで進められて、そういう条文になったものでございます。 基金の設置は前提でございますが、し……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
お手元に配付いたしておりますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、漁港・漁場・漁村の整備促進等に関する陳情書外二件であります。
また、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、新たな食料・農業・農村基本計画に関する意見書外四百三十八件であります。
念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百七十四回国会、内閣提出、農林漁業者等による農林漁業の六次産業化の促進に関する法律案
第百七十四回国会、山本拓君外四名提出……
○筒井委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省総合食料局長高橋博君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。福島伸享君。
【次の発言】 次に、皆吉稲生君。
【次の発言】 次に、小里泰弘君。
【次の発言】 次に、江藤拓君。
【次の発言】 これが終わったときに、一緒に答えてください。
はい、続けてください。
○筒井副大臣 おはようございます。 このたび副大臣を拝命いたしました筒井信隆でございます。 鹿野大臣を補佐しながら、篠原副大臣、松木政務官、田名部政務官ともども、一生懸命努力をしながら、日本の農林水産業そして農山漁村の発展のために全力を尽くしていきたい、こう決意をしております。 ぜひ、委員長初め委員の皆さんの御指導と御協力をお寄せいただきますように、心からお願いを申し上げます。ありがとうございます。(拍手)
○筒井副大臣 おっしゃるとおり、自給率五〇%を達成するためには、まさに農地を四百六十万ヘクタールぐらいはきちんと確保しなければいけない。そして、耕作放棄地となることを抑制して、既に耕作放棄地になっている約四十万ヘクタールぐらいを何とか少しずつでも再生していく、この努力が必要であるというふうに思っております。そのために、耕作放棄地の現状というのを農水省は調査いたしました。 当面、まず、その耕作放棄地のうち、もうほとんど森林化して再生不可能な部分もありますが、そうでない部分を何としてでも再生していく、このための支援措置として、一つは、今年度において約五十五億円の予算措置をとっているわけでございま……
○筒井副大臣 おっしゃるとおりで、これをどんどん広げていかなければいけないというふうに思っています。 その際の手段として、今石津委員から話がありました博覧会、あるいは六次産業化奨励賞的なものを創設するとか、そういうことも今後検討していくべきであるというふうに思っております。 ただ、現在、現時点においては、各地の農政局がいろいろな情報を集めて、それをまた逆に発信する、農水省のホームページでもそれを全国に紹介する、こういうことも既にやっているわけでございまして、これらはさらに強化をしていかなければいけない。 そして、来年度の概算要求で、六次産業化プランナーという制度、ここに委託をして、いろい……
○筒井副大臣 新燃岳の噴火被害について、先生の認識、気持ちと全く同じであるというふうに思っております。 そのために、農水省としても、できるものはすべてやるという決意で既に取り組んでおりますし、政務三役の方では、松木政務官に現地に行ってもらいました。森林総合研究所の九州支所の方での調査もやっているところでございます。いろいろな事業を既に始めておりますが、その中身の説明はよろしいですか。(古川(禎)委員「結構です」と呼ぶ)いいですか。はい。 いろいろな事業、先生も御存じだと思いますけれども、それらにこれからも全力を挙げて取り組んでいく、こういうふうに農水省全体として決意をしております。
○筒井副大臣 おっしゃるとおり、今、岩手、宮城、福島三県だけで、津波で海水をかぶったのが二万ヘクタールに上るわけでございまして、この復旧対策としてだけ考えても、水洗いとか客土とか石灰散布とか、そういう作業が必要になるわけでございまして、このためには少なくとも一年から二年かかる。ことしの作付は不可能に近いというふうに考えております。 そして、生活支援も含めまして、その間の補償といいますか補てんをどうするのか今検討中でございまして、所得補償制度をその中で活用できないのかを含めて、早急にその結論を出していかなければいけないというふうに思っております。 そして、もう一点質問がありましたが、所得補償……
○筒井副大臣 先生が今、幾つかの点を質問されました。 一つは、津波被害によって耕作が不可能となった農地。この農地は、先生おっしゃるとおり、今、瓦れきがいろいろ上にあったり、それから、その瓦れきを撤去することが必要だ。瓦れきを撤去した後も除塩措置が必要である。これらの作業をしない限りは耕作が可能にならないわけでございまして、このために一年から二年はかかるだろうというふうな見込みもあるわけでございます。 それらの瓦れき撤去それから除塩作業、それらの作業に農業者の皆さんに仕事をしていただいて、その仕事に対する報酬として支払いをする。この方向性を、あと手続が残っておりますが、決めているわけでござい……
○筒井副大臣 先生がおっしゃるとおりだと思いますが、海へ放出した件に関しましては、鹿野農水大臣も正式にかつ公然と抗議したことは、先生も御存じのことだと思います。 それから、海、魚の問題に関しましては、暫定基準値を決めてモニタリング調査がされているわけでございますが、それらに関して全面的に農水省が協力をしながらやっていること、コウナゴ一種類について暫定基準値を超える結果が出ましたが、それ以外もっと何十倍も、百以上も調査している魚に関しては全部基準値以下であった、その結果について、今水産庁としても農水省としても最大限周知徹底を図っているところでございます。 さらには、卸売市場、加工流通業者、そ……
○筒井副大臣 先生御指摘のダム、アースダム方式というのだそうでございますが、土で堤、堤体をつくっているダムでございまして、これがほぼ満水状態で百五十万トンの水があるところで、あの大地震の直後に決壊をして一挙に流れ出したために、先生がおっしゃったように七名の死亡、そして行方不明者が一人、さらには橋も二つ流されて、農地も九十万ヘクタールほど土砂の堆積という状況になった、ため池としては最大の被害が生じたわけでございます。 今、これに対して検討委員会を設置して、そこには東北農政局の職員も参画をしておりますが、そこでこの原因をはっきりさせるという作業に入ると同時に、先ほどから話がありました、被災された……
○筒井副大臣 途中の経過を省略しまして、規制監督の一元化を農水省も目指しております。しかし、一元化される規制監督機関は、専門性と独立性を備えた証券監視委員会的な機関に一元化すべきであるということを農水省としては主張しているところでございます。 そして、今度、サルコジ大統領の旗振りでG20でもそのことが確認されましたが、一般の金融商品と、食料とか石油とか一次産品、それらの現物に関連する市場とやはり対応が異なるべきであるということが確認をされております。それらの現物を取り扱う市場に直接影響を与える、特に今度米が先物取引として上場されることになったわけでございまして、主食米の市場に大きな影響を与え……
○筒井副大臣 野田先生には釈迦に説法でございますが、農業経営は全国平均で恒常的に赤字経営でございます。赤字だから、当然、若者もなかなか参入してきてくれない、それで高齢化になって耕作放棄地がふえる、こういう状況になっているわけでございます。 この所得補償制度によって生産費と農家の販売価格との差額を補てんする、こういう仕組みをつくったわけでございまして、その生産費までは何とか補てんをして、赤字経営から何とか脱却して持続的な経営をやっていただきたい、こういう観点から所得補償制度を導入したわけでございまして、その中に、今先生がおっしゃった固定払い部分と変動払い部分、二つがあるという形でございます。 ……
○筒井副大臣 おくれたというか、今までまだ仮払いがされていない理由は幾つかあるかと思いますが、ただ、紛争審査会の指針ができるというのを東電は特に待っていたという面もあるかと思います。指針ができまして、そして同時に、指針ができたのが四月二十八日でしたが、各農業団体の請求もそのころから具体的に手続が始まったという経過もございまして、だから、結局は今月中、きょうあすじゅうに東電の仮払いの支払いが始まるというふうに聞いております。
【次の発言】 特に輸出の問題を中心の質問だというふうに理解いたしますが、外国からいろいろな証明を要求されたり、輸入停止の処分を受けたりしているところがあるものですから、日本……
○筒井副大臣 平成二十三年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。 平成二十三年度一般会計予算における農林水産予算の額は、関係府省計上分を含めて、二兆二千七百十二億円となっております。その内訳は、公共事業費が五千百九十四億円、非公共事業費が一兆七千五百十七億円となっております。 農林水産予算の編成に当たっては、既存予算の徹底した見直しを行うとともに、農林漁業者を直接支援する事業に予算を重点的に配分することにより、食と地域の再生を図ることといたしました。 以下、予算の重点項目について御説明いたします。 第一に、戸別所得補償制度の本格実施です。 戸別所得補償制度は、意欲あるすべての農業……
○筒井副大臣 今の先生の言われること、多くがというかほとんどが理解できる御主張だというふうに思っております。 そして、この判決は、防災上やむを得ない場合を除いて三年以内に五年間開門せよというのが主文でございまして、国が直接拘束されるのはその部分でございます。その部分だけでございます。それ以外の判決の理由中に示されたことに法的に拘束されるわけではない。 ただ、その拘束される主文中のものでも、防災上やむを得ない場合というのは具体的にはどういう場合なのか。これを厳密に考えていけば、いろいろな考え方があるわけでございますし、五年間開門といっても、開門の方法もまたいろいろなやり方があるわけでございま……
○筒井副大臣 おっしゃるとおりで、新しい機械を購入した場合だけに限らず、既存の機械等についても、維持管理を超えて少しでも機能を高める点があればそれを対象にするというふうに今取り扱うことにしております。
だから、例えば、先生の方がより詳しいですが、お茶の洗浄機の場合、乗用型の新しい機械を買えば七百万から一千万とか……(江藤委員「それの話はまた後でしますから」と呼ぶ)はい。そういう方向でするということでございます。
【次の発言】 今の点は、できる限り皆さんが集まっていただいて、グループをつくっていただいて対応していただきたいわけでございます。
ただ、活火山特別措置法に基づく事業の中でそういうも……
○筒井副大臣 先生が今指摘されました長野県栄村、これと接する隣の津南町、十日町が私の出身地域でございまして、先生とまず全く同じ感情、同じ認識でございます。 ただ、今先生も言われましたように、激甚災害に東北地方と同じように指定されて、災害救助法の対象にもなっているところでございます。 そして、これも先生が指摘されましたように、今、一部の被害ははっきりしているんですが、まだ雪が消えていない、物すごい豪雪地帯なものですから、多くの災害復旧工事は、雪が消えると同時にはっきり調査する、と同時にまた復旧工事も始めなければいけないという状況でございます。 これはまさに激甚災害に共通して指定されましたよ……
○筒井副大臣 津波の被害を受けた面積が二万四千ヘクタールに及ぶ、こういう状況でございますが、被害の程度は、今先生おっしゃったとおりさまざまでございまして、現在も海水をかぶっているところでは、まさに排水対策から始めなければいけない。さらには、水利施設の損壊があったわけですが、その損壊の程度も非常にさまざまである。そして、除塩措置が必要である。これは全体に共通するわけでございまして、これらの三つの組み合わせで、軽微なところでは、ことしの作付も何とかできるようにという努力をしているところでございます。 そして、来年の作付は少なくとも何とかしていきたいというふうに考えて、期待をしている農家も多いわけ……
○筒井副大臣 済みません、私から答弁させていただきます。 先生おっしゃるとおり、今まで水田農業の振興が生産局で、米麦の需給対策については総合食料局がやっていたわけでございますが、これらの生産、流通問題対策全体を、畜産を含めて生産局の業務としたところでございます。 しかし、そういう形でふやしましたが、同時に、生産局がやっていた、これも今大臣が答弁されたとおりでございますが、地産地消とかあるいは知的財産権とか、これらの重要課題を生産局の業務から外したわけでございます。地産地消は、六次産業化との関係で極めて重要な業務で、非常に多大な責務を伴うわけでございまして、この点では与野党一致していると思う……
○筒井副大臣 今の問題は、全国的な水準と同時に、地域の実情に配慮した、そういう算定方式を考えるべきであるという意見というふうにお聞きをいたしましたが、農水省としてもそう考えておりまして、その双方を考慮した算定で行っていきたいというふうに考えております。
【次の発言】 まず、原賠法三条ただし書きの天災地変それから社会的動乱、これには今度の原発事故は該当しないですよ。政府もそのことは初めから主張しているというふうに判断しております。もしその三条ただし書きに該当するならば、東電の責任は免責されますから。免責されるということを政府の方針として今まで一度も出したことがないわけでございます。それがまず第一……
○筒井副大臣 農水省の今の態度は、交渉参加国九カ国の情報収集を行っているところでございます。
その情報収集によりますと、知的財産とか環境とか労働等の問題で交渉が進展していないというふうな情報をお聞きしております。当初から、この十一月までに大まかな輪郭を固めるという目標が表明されておりましたが、しかし、交渉は来年にも入るのではないかという見方が一般的であるという情報を得ているところでございます。
【次の発言】 この前も申し上げましたから、時間が余りありませんが、簡単に要約して。
三条一項ただし書きに該当すれば、東電の責任は免除されるわけでございます。しかし、政府はこの原発事故の当初から、第一……
○筒井副大臣 先生おっしゃるとおり、確定いたしました高裁判決に従う義務があるわけでございまして、三年以内の開門、これが義務づけられております。そして、その開門を行うためには、あの門の管理運営を委託している長崎県、これは農業上の点からも利害関係が深いわけでございまして、その長崎県の理解を得ることが前提条件になっております。 今、環境アセス素案を公表して、それらの説明等々、長崎県を初めとした関係者の皆さんに一生懸命御説明申し上げて、その理解を何とか得たい、この努力をしているところでございます。 いずれにしても、三年以内の開門は実行する、そういうことを前提に、今いろいろなそれらの理解を求める活動……
○筒井副大臣 先生がおっしゃるように、岩手、宮城、そして福島を中心とした地域は以前から漁業が盛んになされてきたところでございましたが、またその三県を中心にして甚大な被害をこうむった。漁船、漁場、漁港、漁業施設、それらが壊滅的な状況に陥ってしまったことは先生のおっしゃるとおりでございまして、その三県だけに限定しても漁船の損壊が二万隻を超えるという状況でございますから、これの再建、復興というのは極めて大きな課題であると同時に、やはり緊急に取り組んでいかなければいけない課題だというふうに考えております。 そして、今までの制度としては、現在もある制度としては、激甚災害法に基づく共同利用漁船建造費補助……
○筒井副大臣 先生の御質問、先生おっしゃるとおり、農林水産大臣あてのものが農林水産省に来ますので、それをすべて集計しております。そして、これも先生のおっしゃるとおり、昨年の十月から本年の九月までの集計でございます。 都道府県からは四十九件来ております。四十九件というのは、四十四都道府県ですが、中には二件あるいは三件を出されているところがあるものですから、四十九件でございます。そのうち、参加すべきではないというものが十四件でございます。それから、慎重に検討すべきが二十八件でございます。それ以外にも申し上げますか。(笠井委員「それでいいです」と呼ぶ)それでいいですね。 それから、市町村議会の方……
○筒井副大臣 先生がもう御存じのようでございますが、仮復旧工事の着手が十二月初め、そして、その工事終了が、完全終了が六月、今、こういう予定でやっております。
ただし、六月に完成というのは、四カ所全部の排水機場ですから、その前に徐々にその排水機場を復旧して、それは、ただ、個々のものについては、その場、そのときそのときにそれを使いながらやっていきたい、早急にそれに取り組んでやっていきたいというふうに思っております。
【次の発言】 完全に期間を限定することができないわけでございますが、六月復旧が仮復旧工事でございます。今の状況ですと、三年から五年はどうしてもやはりかかる、こういう状況でございます。
○筒井副大臣 米の検査体制につきましては、先生御承知のとおり、三段階プラスワン、合計四段階の検査体制をとりました。 一つ目は、土壌検査をして、五千ベクレル以上の地点は作付制限等をいたしました。二つ目には、予備調査をいたしました。三つ目には、本調査をいたしました。その本調査と予備調査を合計して、十七都県で四千カ所を超えた検査でございました。その予備調査でただ一カ所だけ、福島県の二本松市で二百ベクレルを超える検査結果が出ましたので、その二本松市においては、先生が今まさにおっしゃった十五ヘクタールに二カ所の検査をとったわけでございます。 これらで完全だというふうにはもちろん農水省としても主張して……
○筒井副大臣 まさに先生おっしゃられたとおり、木造住宅の方が景観にも風土にも、それから人の体にも調和するわけでございますから、それを積極的に推し進めることは、農水省としても同じ認識でございます。 この三次補正の中で、復興木材安定供給対策で林業の再生基金一千四百億近くを計上しておりますが、それもそれらの木造住宅の建設を進めるためのものでございます。 それと、公営住宅に関しては、先生も御存じのとおり、公共建築物等における国産木材の利用促進法に基づいて、事実上義務に近い形で国産木材を使うという方向性を進めているものでございますから、これも先生のおっしゃる趣旨の対策だというふうに考えているところで……
○筒井副大臣 副大臣に再度就任いたしました筒井信隆でございます。 大臣を初め政務三役全体で、農政三本柱を中心として、一生懸命取り組んでいく決意でございます。 委員長を初め委員各位の御指導、御鞭撻、よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
○筒井副大臣 今度のTPP、デメリットは、今先生が説明されたのを含めて極めて具体的に出てきているわけでございますが、メリットの方は、そういう具体的なものとしては出てきていない状況だろうというふうに思います。ですから、これに関しては極めて慎重に考えていくべきであるという姿勢を、農水省としては一貫をしているわけでございます。
【次の発言】 所得補償の、今の、関税ゼロになった場合に一・五兆円という計算ですが、今農水省はそういう試算をしておりません。
ただ、この前から発表しておりますように、生産減少額として、全部で、農林水産物三十三品目で四兆五千億というふうに計算を発表、公表しております。そのうちの……
○筒井副大臣 離島においては、もう先生十分御存じのとおり、いろいろな不利な条件を抱えている中で農林水産業を営んでいただいているわけでございまして、特に輸送料、それは出す場合にも、また入れる場合にも輸送料がたくさんかかっている等々、不利な条件があるわけでございます。
したがって、この二十年間ほどで離島の生産額が四割ほど減少している。全国的には三割ほどなのに、全国平均よりもずっと高い比率で減少しているという結果になっているわけでございまして、非常に厳しい状況であることはもう御存じのとおりだというふうに思っております。
【次の発言】 いろいろなものがあるわけでございますが、サトウキビがやはり中心的……
○筒井副大臣 新しい基準値においても、その基準値超えの食品が出ない、これを大前提に取り組みをしておりますが、そのためには、一つは、農業においては、作付制限、基準値超えが出る可能性が高い地域においては作付制限をする、それをまず今取り組んでいるところでございます。 そしてまた、作付をする地域においても、除染やあるいは放射性物質の吸収抑制対策、時間がないでしょうからその具体的な中身は今申し上げませんが、それをやっていく。そして、その上で、生産物に関しては、徹底した検査体制、全袋検査を含めた検査体制をそれぞれにおいて行っていく。これを今取り組んでいるところでございます。 それと、今、先生の質問であ……
○筒井副大臣 先生がおっしゃるように、八月の初めに三党幹事長間の三党合意が成立して、実際に民主党の方で、自民党、公明党に戸別所得補償についての協議を申し入れしたのが三カ月後でございました。代表選等があったにしろ、その間、期間がかかっていることについては、三党協議の初めに、民主党の方から、申しわけなかったという言葉を言われたというふうに聞いております。 そして、その後、十一月の末から十二月に四回ほど三党協議が行われたわけでございますが、二十四年度予算に反映することが時期的に難しくなったとすれば、これは打ち切るべきであるというふうなことから、四回目で打ち切りとなったわけでございます。打ち切りとな……
○筒井副大臣 先生がおっしゃったような事情があることは、農水省としても十分承知をしております。 ただ、予算の単年度主義ということもございまして、その中でそういう漁民の皆さんの要請に何とか応じていきたいということで、二十三年度の補正予算に係る建造に関しましては、それがさらにもう一年延びたとしても対応していく。 二十四年度で今要求しているものもございますが、それに関しても、二十四年度中になかなか、いろいろなそういう事情で延びた場合にもう一年間延長する、これは先生の要請どおり、この場でお約束をしたいというふうに思っております。 さらにその先の延長に関しましては、漁業者の実情等々、状況を見ながら……
○筒井副大臣 おっしゃるとおり、山林の除染が大きな課題となっておりまして、その影響が大きいわけでございます。そして、今、住居地に近いところから取り組むという形で進めているところでございます。 放射性物質の濃度によって、環境省が主体となって取り組むところと、市町村、県が主体となって取り組むところと今区別されておりますが、市町村、県が取り組むところにおいても、森林、特に国有林に関しては、これは国、林野庁が中心となって取り組んでいくということで今やっているところでございます。 そして、国有林と民有林との接している部分や何かがあるわけでございますが、それら全体の除染の計画は市町村においてつくる、作……
○筒井副大臣 平成二十四年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。 平成二十四年度における農林水産予算の総額は、関係府省計上分を含めて、二兆三千二百八十四億円となっております。 まず、東日本大震災からの復旧復興対策に係る予算として、一千五百五十七億円を計上しております。 被災した拠点漁港の流通・防災機能強化、農地の復旧や農業水利施設の耐震性強化、農林漁業者の経営再開に向けた取り組みへの支援、海岸防災林の再生などの被災地の復旧復興対策、農地、森林等の除染技術の確立や農林水産物等に対する放射性物質の検査の実施及びその結果の消費者への適切な情報提供などの原子力災害対策について、万全を期すこと……
○筒井副大臣 本法律案の御提案に当たり、委員長及び委員各位の払われた御努力に深く敬意を表するものであります。 政府としては、特殊土壌地帯の現状に鑑み、本法律案については特に異存はないところであります。この法案が可決された暁には、農林水産省といたしましては、関係府省と連携を図りながら、その適切な運用に努め、特殊土壌地帯対策を一層推進してまいる所存であります。 委員長初め、委員各位の御指導、御協力を引き続きよろしくお願い申し上げます。
○筒井副大臣 地域シンポジウムは、おっしゃるとおり共同通信社の主催。ただ、もう一つ、都道府県が主催の説明会がありまして、さらには国が主催の、関係団体との説明会があります。それらいろいろな多層的な説明会を開くわけでございますが、その中で国が責任を持って情報を公開していく、全面的に公開していく、こういうことをやらなければいけないのは、まさにおっしゃるとおりだというふうに思っております。 ただ、現在のところ、例えば一番重要なアメリカからの情報も、アメリカの方もまだパブリックコメントの分析中だということを言ったりして、完全な情報が来ているとは言えないという状況がある中で、今のところ、情報を国の方とし……
○筒井副大臣 地方競馬を中心とした質問かと思いますが、おっしゃるとおり、雇用効果が非常に大きいものでございまして、今三百人という話がありましたが、全国的に平均を見ますと、一地方競馬で大体千人ぐらいを雇用している。その中身は、もちろん先生御存じのとおりでございますが、騎手とか調教師とか厩務員とかいう競馬そのものに直接関与する者だけではなくて、売店等々に雇用される人を含めて一カ所平均で千人います。今現在十六カ所ありますから、一万六千人の雇用を確保しているという状況でございます。 さらに、それだけではなくて、地方競馬の参加者が延べで四百万人ぐらいになるわけでございまして、周辺の商店街等々の活性化、……
○筒井副大臣 漁業において燃油代が生産コストに占める比重は極めて大きいわけでございますから、今先生の方で言われたように、まさに漁業経営を左右する極めて重要な問題だ、こう認識をしております。
今言われましたセーフティーネットもその観点から始めたところでございまして、それをきちんとやっていかなければいけないというふうに考えているのにプラスして、二十四年度からは、補填基準も変更して、燃油の高騰、そしてその高どまり、それらに対応できるような基準に変更することにしたものでございます。
【次の発言】 原発事故の結果、漁業者の皆さんが、今言われましたように、出荷制限、出荷自粛、さらには操業自粛も余儀なくさ……
○筒井副大臣 農水省は政府全体の範囲に入りますから、農水省としての政府と違った見解はありません。自見大臣等々が今まで答弁されてきたことと全く一緒でございます。 ただ、今言われました、全中を初めとした農業関係団体、漁協関係団体はこういうふうに主張をしております。出資が残っている段階では官業とみなさざるを得ない。だから、民業圧迫をしないように、民業の補完をするように、きちんと対応していくべきだ。特に、預け入れ限度額、保険加入限度額、これらを維持すること。そして、新規業務を規制すること。これらの点を強く主張しているというふうに承知をしております。
○筒井副大臣 見覚えあります。農発食品から日本側の促進協議会に届けられて、促進協議会から私の方に、農水省の方に届けられた、その文書です。
【次の発言】 日本語訳ですと基本合意書ですが、それも存在します。あります。(柴山委員「あるわけですね」と呼ぶ)はい。
【次の発言】 通常の通関、検疫ですと、中国に着いた空港あるいは港で行われます。しかし、ここで言う特別管轄は、この設置予定の展示館の中で通関及び検疫手続が行われる、それを特別管轄というふうに言っていると聞いております。
【次の発言】 基本合意書もそうですが、今の書類も、中国の民間会社であります農発食品がつくったものでございまして、それがこういう……
○筒井分科員 ベテランの質問から突然青二才の質問に移りますが、税制問題について幾つか、特に大臣にお答えをいただきたい。お願いをいたします。 最初に、所得税の人的控除の点ですが、現在、人的控除はいずれも所得控除としてなされております。これをぜひ税額控除方式に変えていただきたい、この点についての質問をさせていただきます。 現在、所得控除方式で人的控除は全部一貫されているわけでございますから、配偶者控除にしても基礎控除にしても医療費控除にしても、すべて一律に所得から引いて、その残った課税所得に税率を乗じる、こういう計算方式になっているわけでございます。この結果どういうふうな事態が生ずるかというと……
○筒井分科員 私は環日本海圏構想、こういう観点から、特に日本海側の海岸保全事業そして港湾整備事業、これらの問題についてお聞きしたいと思います。 まず最初に、環日本海圏構想について農水大臣から一言見解を賜りたいと思うのですが、今太平洋ベルト地帯が偏重されているという状況である。その結果、一極集中、大規模集中型の社会ができ上がってしまってきた。これを是正するためにも環日本海圏構想の必要性が出てきているのではないか。環日本海圏構想によって、これを実現することによって、国土の均衡ある発展とか小規模分散型の社会を実現する、このことが求められているというふうに考えます。 日本の、特に日本海側地方、ソ連……
○筒井分科員 私は、一極集中是正の観点から、環日本海圏構想の推進、こういう問題について、主に国土庁と自治省に見解をお聞きしたいと思います。 今東京を中心とした太平洋ベルト地帯、ここはいろいろな意味で経済的にも文化的にも偏重されている状況、その結果、一極集中、大規模集中あるいは過疎過密、こういうふうな弊害が生じている、さらには中央集権的な日本の社会ができ上がってしまっている、これを是正するためにも、環日本海圏構想の推進の必要性があるというふうに強く考えております。環日本海圏構想を推進することによって、国土の均衡ある発展、小規模分散型で地域自律型の社会を形成しなければならない、こう考えるわけでご……
○筒井分科員 きょうは外務大臣に、主に環日本海圏構想との関係での外務省の職務の内容についてお聞きをしたいと思います。 今、東京太平洋ベルト地帯、この太平洋ベルト地帯があらゆる分野にわたって偏重されている結果、いろいろな障害が生じている。一極集中とか過疎過密とか、あるいはさらには中央集権的な日本の害悪といいますか、それもそのことから一つ出てきている。さらには、対外的には輸出依存型との関係もありますが、日米経済摩擦の深刻化というふうな形でも出てきている。やはりこういう状況を正すためには、太平洋側偏重ではなくて、日本海側のところでのあらゆる分野での発展、これを目指さなければならないのではないか。環……
○筒井委員 社会党の筒井信隆でございます。 きょうは忙しいところを三先生方おいでいただきまして、本当にありがとうございました。 最初に、景気と予算の関係についてお聞きをしたいと思いますが、先ほどからのお話を聞いておりますと、丸尾先生と貝塚先生、ややニュアンスの違いがある。その一つの前提として、景気の現状についての認識の点があるのではないかという感じを受けているところでございまして、景気の現状についての認識をまずお聞きをしたいと思います。 平成四年の一月二十四日閣議決定されました「平成四年度の経済見通しと経済運営の基本的態度」、ここでは景気の現状についてこういう判断をしております。「我が国……
○筒井分科員 私はきょうは一極集中是正の問題についてお聞きをしたいと思います。 一極集中是正、これが今、日本全体にとっても、大きな課題となっている。過疎と過密の解消、これも大きな課題となっている。過密の地域は過密で苦しんでいるし、過疎の地域は過疎で苦しんでいる。これを解消するために地方の活性化を実現をすることは、別に過疎の地域のためだけではないし、地方のためだけではない、日本全体のためになる、こう考えるわけでございまして、まず、この一極集中是正に対して郵政省としても全力を挙げていただきたいわけでございますが、できましたら郵政大臣、これに関する決意をお願いしたいと思います。
○筒井主査代理 これにて小森龍邦君の質疑は終了いたしました。
次に、吉一岡賢治君。
【次の発言】 これにて吉岡賢治君の質疑は終了いたしました。
次に、高木義明君。
【次の発言】 これにて高木義明君の質疑は終了いたしました。
次に、佐々木秀典君。
【次の発言】 これにて佐々木秀典君の質疑は終了いたしました。
次に、寺前巖君。
〔筒井主査代理退席、金子(原)主査代理
着席〕
○筒井主査代理 これにて山本有二君の質疑は終了いたしました。
次に、永井孝信君。
【次の発言】 これにて永井孝信君の質疑は終了いたしました。
次に、貝沼次郎君。
【次の発言】 これにて貝沼次郎君の質疑は終了いたしました。
次に、富塚三夫君。
【次の発言】 これにて富塚三夫君の質疑は終了いたしました。
次に、吉井英勝君。
〔筒井主査代理退席、金子(原)主査代理
着席〕
【次の発言】 きょうは、一極集中是正の問題を中心にお聞きをしたいと思います。
過疎過密の解消、過疎の地域はもちろん過疎で苦しんでおりますが、過密の地域もまた過密で苦しんでいる。地方を活性化させて過疎過密を……
○筒井分科員 きょうは一極集中是正の問題についてお聞きをしたいと思います。 最初に経済企画庁にお尋ねをいたします。 経済企画庁が「平成四年度の経済見通しと経済運営の基本的態度」、閣議決定されたものを作成いたしました。その中で「東京への集中の弊害の除去と地方の活性化を図る。」こういう部分がございます。その中身としては「地域の特性と創意を生かした地域づくり」とか、あるいは「地域経済の自立的発展」あるいは「東京からの諸機能の分散」、その他、やや抽象的宣言葉が並んでいるわけでございますが、これをもう一段具体化をして、この一極集中是正のためにどういうことを考えておられるのか、その点答弁をいただきたい……
○筒井委員 民主党の筒井信隆です。貴重な意見を大変ありがとうございました。 先生の御意見を憲法に反映させるとすれば、どういう形になるのかという点から少しお聞きをしたいと思います。 最初に、権利は義務を伴う、義務に関する規定も必要ではないかという御意見についてなんです。 調べてみますと、例えばポーランドの憲法が、他の者と連帯する義務を憲法上規定しておりまして、そして、こういう条項もあるんですね。何人も、人格の発展にふさわしい環境を享受する権利を有し、及びこれを保護する義務を負う。両方とも確かに規定しているわけです。 おもしろいのがインド憲法でして、次に掲げる事項は、すべてのインド公民の義……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 近代の国家は、主権を強化して主権国家として成立する、その過程だったと思います。しかし、現在は、分権化、国際化の時代に入って、逆に主権の一部が移譲される時代に入りました。国家主権の一部は下に、つまり地域に一部移譲され、上に、つまり国際機関、国連やEUが典型でございますが、そこにも一部移譲される、こういう時代に入りました。がちがちの主権国家、主権を強化する、こういう時代は終わったんだという時代認識を持つ必要があると思います。武力の行使とか軍事力の行使は主権の重要な構成要素でございますから、これもやはり武力の行使の時代は終わった。逆に、個別国家としては武……
○筒井分科員 今の鈴木先生と問題意識が共通する点の質問になるかと思いますが、医療、年金、介護、いずれにしても極めて重要な問題で、大きな改革が必要であると同時に、その改革の方向として、わかりやすくすっきりしたものにしなければいけないというふうに思っております。介護保険の導入自体は賛成ですが、これも何かいろいろな政治的な配慮から、いろいろなわかりにくい点を入れているのではないか、その点からまずお聞きをしたいと思います。 介護保険制度の趣旨は、よく言われていることですが、介護はプロに、家族は愛情を、介護の社会化、介護労働というのを家族から引き離す、こういう趣旨でつくられたことは間違いないですね。
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 先生、今、行政制度、官僚制度、特に内閣制度についての意見を述べていただきました。これらの制度、いずれも、明治以来百年を過ぎて、戦後五十年を過ぎて、現実との乖離が生じている。制度的にもう疲労に陥っている、行き詰まっているというふうに思うわけでして、だからまた、これらの制度、システムそのものを根本から変える構造改革が必要である。 ただ、その際に、こういう旧制度あるいは現行制度によって利益を受けている人たちがやはり改革に反対をする。私は、これらの制度について言えば、省庁、官僚あるいは族議員、あるいは特定業界がそういう人たちだと思いますし、さらには、これ……
○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。 今、委員長の許可を得てお配りさせていただいております「農水省・厚労省十五の責任(含四つのウソ・五つの不作為)」、ここで、今度の狂牛病の問題についての行政の責任を整理しております。この中で、特に二重丸をつけたところが大きな責任ではないか、この一つだけでも責任者が責任をとるべき大きな問題ではないかというふうに考えております。 一番最初の、肉骨粉の全面輸入禁止措置が遅過ぎた、あるいは不十分だった。それから、肉骨粉等の全面給与禁止が遅過ぎたし、また、やはり不十分だった。これ、ちょうど千葉県の、今回の当該狂牛病になった牛は九六年の三月に誕生しておりまして、……
○筒井小委員 民主党の筒井信隆です。 きょうは、大変ありがとうございました。きょうお話しされた中で、日本の分権改革についてお聞きをしたいと思います。 前回の改革の三本の柱を言われました。これは実行されたことですが、しかし、実行されてそれが終わったというわけではないんだろうと思うんですね。まだまだその分野でも課題が残されているんだろうと思うんです。 一つ目の機関委任事務の廃止、これはいいとしても、二つ目の、国の関与が薄れたという点、法定受託事務と自治事務の関係、これらの問題とか、三つ目は国地方係争処理委員会でしたか、これらの一応今度改革なされた分野に関して、まだやはり残された課題、また不十……
○筒井小委員 民主党の筒井信隆でございます。きょうは、大変ありがとうございます。
最初に、グローバル化とローカル化、これがともに進んでいるという点についてお聞きをしたいと思います。この二つが一体として進んでいる、グローバル化が進めば進むほどまたローカル化も進む、こういう関係にあるというふうな御説明だったと思うんですが、これがなぜ一体で進むのか。先ほどの中で、地域で生活するんだからという点も一つ挙げられましたが、なぜこの二つが一体として進むのか、この理由について教えていただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
今、最後に言われましたグローバル化、ローカル化によって何が変……
○筒井小委員 市長さん冒頭言われました、憲法上、地方自治体の権能、権限を明確にしてほしいという、その点についてまず最初にお聞きをしたいと思います。 確かに、憲法八章、地方自治の項目を読んでみますと、極めて不明確、地方公共団体の組織と運営は、地方自治の本旨に基づいて法律で定める。地方自治の本旨というのは一体何だ、わけがわからない、こんなの規定がないのと一緒だ。私は、今の地方主権の時代において、これは明治維新以来の中央集権の名残だと思えるものですから、これだけでも、私は、憲法を改正すべきじゃないかというふうに考えている。 地方主権の時代において、地方自治体の権限を明確に憲法上規定するべきだ。外……
○筒井小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、国立国会図書館法の一部改正の件、国立国会図書館法による出版物の納入に関する規程の一部改正の件、国立国会図書館職員倫理規程の一部改正の件について御協議をお願いしたいと存じます。
順次、黒澤図書館長の説明を求めます。
【次の発言】 これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。
それでは、国立国会図書館法の一部改正の件、国立国会図書館法による出版物の納入に関する規程の一部改正の件、国立国会図書館職員倫理規程の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案をそれぞれ小委員会の案と決定するに御異議ありませんか。……
○筒井小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、平成十七年度国立国会図書館予定経費要求の件について審査をいたしたいと存じます。
まず、黒澤図書館長の説明を求めます。
【次の発言】 これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。
それでは、平成十七年度国立国会図書館予定経費要求の件につきましては、お手元の印刷物のとおり決定し、議院運営委員会においては、勧告を付さないで議長に送付すべきものとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本日の議院運営委員会において、以上の審査の経過及び結果……
○筒井小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、国立国会図書館の諸問題、特に、職員の給与是正、図書館発注の調達方法、図書館業務のあり方等につきまして、御協議願うことといたします。
これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。
それでは、本日の議論を踏まえまして、三月中に結論を得るもの、今国会中に結論を得るものに分けまして、今後よく検討していきたいと存じます。
本日は、これにて散会いたします。
午後三時散会
○筒井小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、国立国会図書館の諸問題、特に、職員の給与是正、図書館発注の調達方法、図書館業務のあり方等につきまして、御協議願うことといたします。
これより懇談に入ります。
【次の発言】 それでは、これにて懇談を終わらせていただきます。
それでは、今の議論を踏まえまして、国立国会図書館法の館長、副館長及び専門調査員の待遇に関する規定を削除し、また、館長の給与を是正する方向で私から理事会に御報告することといたします。
なお、図書館の位置づけにつきましても、図書館の位置づけというのは、今、民主党さん、公明党さん、共産党さんからも言われた……
○筒井小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、国立国会図書館法の一部改正の件について御協議をお願いしたいと存じます。
まず、黒澤図書館長の説明を求めます。黒澤図書館長。
【次の発言】 今御説明がありましたが、ここで、各党御意見がありましたらお聞きしたいと思います。最初に自民党。
【次の発言】 民主党。
【次の発言】 公明党。
【次の発言】 共産党。
【次の発言】 今の民主党、共産党の意見、それぞれについて、館長の方で御意見を伺うことがありましたら。
【次の発言】 共産党さんはまだ御意見があるかもしれませんが、オブザーバーとしてもちろん意見は出せますが、議決権はないの……
○筒井委員長 これより農林水産委員会国土交通委員会連合審査会を開会いたします。
先例によりまして、私が委員長の職務を行います。
内閣提出、公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律案及び竹本直一君外四名提出、地球温暖化の防止等に貢献する木材利用の推進に関する法律案の両案を一括して議題といたします。
両案の趣旨の説明につきましては、これを省略し、お手元に配付してあります資料をもって説明にかえさせていただきますので、御了承願います。
これより質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中野渡詔子君。
【次の発言】 次に、川村秀三郎君。
○筒井副大臣 今大臣が答弁しましたように、例えば、今、限界集落等が大きな問題になっておりますが、限界集落に行けば行くほど、間伐材を初めとしたバイオマス資源がたくさんございまして、それらを活用したバイオマス発電事業、これが利益を上げる、もうかる、こういう状況になれば、その発電所は雇用の場所、所得確保の場所になるわけでございまして、限界集落の解消につながるわけでございます。 それらが大きく今期待されているわけでございますが、それらの期待をきちんと実行していくためには、やはり調達価格それから調達期間、これをきちんとした仕組みにする、もうかる事業として存続できる、こういう形にしなければならないわけで……
○筒井副大臣 昨年八月、獣医療の提供体制の整備を図るための基本方針というのを策定して公表しておりますが、それは御存じかと思います。その基本方針に基づいて各都道府県計画をつくるということで、その過程に今入っているところですが、都道府県において都道府県計画をつくる際に、今先生が言われましたような実態調査を、それぞれこういうことでやれということを指導しておりまして、実態調査をやった上での都道府県の基本計画を上げてもらって、それを全体として農水省でまとめていく、これを今は図っているところでございます。 そして、農水省自身も、今先生が言われました実態調査に関しては、一つはアンケート調査、これもホームペ……
○筒井副大臣 委員おっしゃるように、第九次の卸売市場整備基本方針で、中央拠点市場と中央卸売市場、これを区分するということを方針として打ち立てました。その基準は、売上高とか、あるいは区域外部の出荷の割合とか、これらによって定めたものでございます。 そこまではまさに委員のおっしゃるとおりでございますが、中央卸売市場をこれからどういうふうに扱っていくんだ、それについての不安があるという点に関しましては、全く不安を持たないでいただきたいということでございます。 これは、中央拠点市場のもとで、中央卸売市場と全国的なネットワークをつくって、それぞれ任務分担、役割分担をして、それぞれをもっと効率化してき……
○筒井副大臣 基準値以上のものについては、もちろん、問題なく損害賠償の対象である。そして、風評被害と言われるものは、基準値以下のものについて、やはり損害賠償の対象として考えなければならない。これは、審査会の方でその基準を既に出しているわけでございまして、今度の百ベクレルは新しい基準ですから、それ以上のものについては、もちろん、風評被害以上に強い意味で損害賠償の対象になると思います。 そして、その百ベクレル以下、今先生が言われた、数値がもっと低いもの、これもやはり放射性物質を原因として売れなくなった、通常そういうことはあり得るわけでございますから、これも損害賠償の対象として当然請求していくもの……
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