このページでは柳田稔衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。柳田稔衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○柳田委員 民社党の柳田でございます。きょうは超電導について御質問させていただきたいと思います。 もう少ししますと二十一世紀が参るわけでございますけれども、これからも我が国は発展をしていかなければならない。ところが日本という国は、土地は狭い、さらには資源が乏しい、そういうことを考えますと、科学技術の振興というのは今後ますます重要になってくるのではないかな、その中でもとりわけ欧米とともにしのぎを削っておる先端分野、この分野に関しては将来の我が国を左右してしまうのではないかな、そういう気がいたしております。きょうは先ほど申しましたように、このような分野として超電導――超電導技術になりますか、につ……
○柳田委員 民社党の柳田稔でございます。 本日は、当委員会におきまして初めての質問をさせていただきます機会を与えていただきましたことを、委員長初め先輩委員各位に感謝申し上げます。また、大臣初め政府委員各位におきましては、今後とも厚生行政につきましていろいろと御指導を賜りたいというふうに思います。 さて、私に与えられた時間は十九分という限られた時間でございますので、早速質問に入らせていただきたいのですけれども、高齢化社会にどう対応していくかという観点から数点質問をさせていただきたいと思います。 何といっても、今我が国の抱える諸課題、いろいろなことがあるかというふうに思いますが、その中でも一……
○柳田委員 民社党の柳田でございます。きょう朝、党大会に出席しておりまして欠席いたしまして申しわけございませんでした。 最初に、労働時間短縮についてお伺いをしたいというふうに思います。 先日発表されました「国民生活指標」、経企庁のものでございますけれども、これを見ておりまして、「勤労生活」という項目があるわけですが、そこの総合化指数を見ておりまして上昇の一途ということで、多分これは労働省さんが頑張ったおかげじゃないかなというふうには思います。これからも一生懸命頑張っていただきたいというふうに思うわけですけれども、ただ、今の日本、私たち働く者を見ておりまして、欧米の主要国と比較して勤労者のゆ……
○柳田委員 大臣に、国保の問題も含めた医療保険制度全般について最初に質問させていただきたいと思います。 まず、国保の負担面についてですけれども、厚生省の資料によりますと、国保の保険料は昭和六十三年度一世帯当たり平均で十三万八千円、政管健保の場合が十一万四千円。これを比べますと二割高くなっております。特にその中でも所得三百万円前後の中堅所得者層、この保険料が限度額の四十二万に達している市町村も数多く出ているという非常に厳しい現状に今なっております。これは被用者保険の同所得の人の約二倍の保険料ということになっておりまして、この所得階層でももう負担の限界に来ているのではないかなという気がいたしてお……
○柳田委員 いろいろと審議を伺っておりまして、私の質問したいことはほぼ出尽くしたような感じがいたしておるわけです。ダブりは避けたいと思うのですけれども、ちょっと私の頭の中の整理の意味も含めましてお伺いをしたいと思います。
今回のこの労災保険法改正の基本的な考え方というのはどういうものなのか、教えていただきたいと思います。
【次の発言】 今、労災保険審議会の建議に基づいてということがありました。この労災保険法もまだまだこれから改正しなければならない点が多々あると思うわけです。これからこの労災保険法のどの辺を手直ししていって、どういうふうな姿にしたいというビジョンといいますか考えがおありになると……
○柳田委員 現在非常にいい景気の中で世の中推移しているわけでございますが、一番の問題点の一つとして、人手不足というのが今表に出ております。特にその中でも、中小企業が人手不足で悩んでいるというふうに聞いているわけです。我が国の経済の構造を見てみますと、事業所の中で九九%が中小企業、労働者でいきますと八一%が中小企業、こういうふうな非常に重要な位置を占めている中小企業が今人手難であえいでいる。この人手難というのはすぐ解決しないで、多分まだまだ続くだろう。これから中小企業の振興も考えますと、人手不足も解消していかなければならないわけですけれども、この辺について労働省としてはどのように取り組むのか、教……
○柳田委員 麻薬に関することについて質問をさせていただきます。 先ほど来から大分麻薬の話、海外においてはひどい状況にあるという話も聞かされておりまして、これから本当に大変な問題だなという気がいたしております。最近、特にアメリカと南米ですか、その辺も大分話題に上ったようなこともありまして、海外においては日本で考える以上に大問題になっているのだろう、そういう気がするわけですけれども、まずその辺についてお尋ねをしたいというふうに思います。 海外、特にアメリカが中心になるかと思うのですが、今どのような状況にあるのか教えていただきたいと思います。
○柳田委員 先ほど来、朝からずっと質問の中にあるわけですけれども、先日公表されました人口動態、合計特殊出生率、この件を最初質問させていただきたいというふうに思います。 ひのえうまの年である昭和四十一年の一・五八を下回り、戦後最低の一・五七となった、非常にゆゆしき事態だというふうに私も思っております。こういう状況にあって、今後急速に高齢化が進み、二十一世紀初頭の二〇二〇年には六十五歳以上の人口比率が二三・六%と、先進国の中では最も高齢化の進んだ国になるというふうに予想されております。が、しかし、この高齢化社会というのは、先ほどもございましたように、高齢者が多い社会というだけではなくて、子供、若……
○柳田委員 質問したいことはほとんど出てしまいまして、最後になりますので、この鶏肉に関する食肉の法案は非常に評価をしたいというふうに思います。輸入の件、先ほども話が出まして、ちょっとお聞かせ願いたいと思ったのですが、そういうことでありますので、水際でとめていただくように努力をしていただきたいというふうに思います。 さらには、梅雨にもなりましたので、これからが食中毒のシーズンということになりますので、その辺の方にも目を配っていただきまして、発生しないように努力をしていただきたいというふうに思います。 何かございましたら、よろしくお願いします。
○柳田委員 こういう場で質問をするのは二度目なんですけれども、非常に緊張しております。国会議員になりましてまだ期間もないわけですから、いろいろと詳しいことは質問できないわけですけれども、素朴な質問と、またはもう一回確認をするようなことを質問することになるかと思うのですが、丁寧にお答え願えればというふうに思います。 今回の消費税ですけれども、民社党は、消費税のような新設する税制、消費税という名前といいますか仕組みについては、いろいろな面で問題があったので反対をしてまいりましたが、最初の段階からでもやはり間接税論議といいますか、直間比率の見直しは必要だという主張をしてまいりました。 ただ、この……
○柳田委員 民社党の柳田稔でございます。 きょうの質問、最後になりましたのですけれども、私、実は国会に参りまして初めて質問させていただきます。こういう質問の機会を与えていただきました委員長初め先輩議員各位にお礼を申し上げたいと思います。また、大臣初め政府委員の皆様におきましては、今後とも御指導をよろしくお願いしたいと思います。 時間も限られておりますので、早速質問させていただきたいと思うのですけれども、長官の所信の中に触れられておりました内外価格差の問題についてですけれども、経企庁の物価レポートにも報告がありますが、御存じのとおりに我が国の物価はほかの国に比べると非常に高い。そういうことで……
○柳田委員 最初に、物価についてお尋ねをしたいというふうに思います。先ほど来から多分お答えになっていることかと思うのですけれども、二度目だったら御勘弁願いたいと思っております。
最近の物価ですけれども、今長官がお答えになりましたように、いろいろな不安定要因も聞かれるようになりました。最近の物価動向を長官はどのようにごらんになっているか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 最近公共料金が改定をされました。値上げばかりではありません。値下げもありましたので、値下げの方は非常に歓迎をいたすわけです。値上げは、最近でいいますとタクシーが約一割近い値上げをいたしました。こういうことがあるわけで……
○柳田委員 私は民社党の柳田でございます。本日は質問の機会を与えていただきましたことを委員長初め先輩議員各位に感謝申し上げます。 私は、さきの総選挙において初当選をさしていただきました。ですから、当選以前は国会を一人の国民として外から見てまいりました。当選後は、期間はまだ三カ月たっていないんですけれども、短いわけですけれども、国会を国会議員として中から現在勉強さしていただいています。まだまだ国会の中でわからないことが多いわけなんですけれども、今一生懸命理解をしようと努力しているところでありまして、きょうはその中でも、最近話題になっております政治改革について御質問をさしていただきたいというふう……
○柳田委員 きょうは、先般来日されましたゴルバチョフ大統領との日ソ最高首脳協議について御質問さしていただきます。
深夜遅くまで何回も何回も協議をされましたこ
と、その努力に対してまず敬意を表したいと思います。
いろいろと御協議をされたその結果、日ソ共同声明というふうなものを発表されたわけでありますけれども、この共同声明に対して政府としてどう評価していらっしゃるのか、まずお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 今厳しいというお言葉もありましたし、全力を挙げていきたいというお話もありまししたけれども、率直に言って北方領土問題解決、前進があったのかどうなのか、再度お答えをお願いしたいと思い……
○柳田委員 いろいろとお尋ねをしたいのですけれども、私に与えられた時間は二十分でございますので、年金に絞ってお伺いをしたいと思います。それで時間が余れば、これから来る高齢化社会に向けて少し若者の気持ちも聞いてもらえればなというふうに思っております。 一昨年の国会で国民年金法等が改正され、年金額の改善や鉄道共済年金の救済が行われたのは御存じのとおりでございます。民社党は、厚生年金の六十五歳支給開始の規定の削除や保険料率の引き上げ幅を抑制するなど一定の修正を行っていただいたということで、この改正案には賛成の態度をとりました。その制度改正の際の一つの大きな柱が国民年金基金制度の創設であったというふ……
○柳田委員 今回の財形法の改正、いろいろなところで前進があるというふうに思うわけであります。少し要望をさせていただきたいと思いますので、御答弁の方もできるだけ前向きな御答弁をお願いしたいと思います。
まず、共同社宅用住宅融資制度の対象地域といいますか、大都市圏、どういうところか、まずお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 勤労者が住宅を持ちにくいというのは、特に顕著に三大都市圏というのは理解ができるのですが、地方の大都市、広島県でいいますと広島市、私がおります福山の方もそう簡単に持ち家ができるような状況にはございません。三大都市圏ということで限っておるわけなんですが、地方の土地の値上がり……
○柳田委員 今の児玉先生の方からもありましたけれども、合計特殊出生率が一・五七と下がった、非常にゆゆしき事態だ、こういう背景があってこの児童手当の改正が出たとは私は思っていないわけですけれども、一つの要因にはなっているなというふうには感じております。また、子供を産み育てる環境、これも女性の社会進出や家庭環境、非常に変わってきたなという感じがしているわけでありますが、こうした中で児童手当や保育サービスの充実など、総合的な児童対策を展開することが私も重要だと考えております。このような総合的な児童対策の一環として今回の児童手当制度の改正が行われたものというふうには理解をしているわけでありますが、今回……
○柳田委員 質問に入る前に、私も広島県選出の議員として一員強く要望をしたいと思います。平成六年のアジア大会に向けて、この成功が広島県民にとっては大変な夢だと思っております。ただ、残念なことに今回の事件が起こった、非常に残念に思うわけであります。今回の事故の徹底した原因の究明、さらには適切な、的確な処理、また、今後の対策を強く要望をしたいと思います。よろしくお願いします。 法案についてでございますけれども、まず現行の地域対策、その推進体制及び実情についてお尋 ねをしたいと思います。 地域雇用開発を効果的に推進するために、まず地域内のコンセンサスづくりが必要であろう、そのため雇用開発促進地域ご……
○柳田委員 今回、児童手当法の改正ということで、第一子さらには増額ということで私どもも評価したいと思っております。ただ、期間を三歳未満に区切ったということは、大分不満が残ったわけでありますが、先ほど各党に対する答弁の中で、給付及び費用負担のあり方を含め全般的に検討しますという御答弁でありました。時期については定かではないようではありますけれども、先ほどの答弁、実際に実行できるように強くお願いをしたいと思います。 用意してきた質問はほとんど出尽くしたわけでありますけれども、若干またほかの方を聞かしていただきたいと思います。 今回、厚生省といたしまして、この児童手当と同時に保育の問題についても……
○柳田委員 この中小企業労働力確保法案、非常にいい法案ということで評価をまずしたいと思います。きょうは特に労働時間の短縮を中心に質問をさせていただきたいと思います。 中小企業、我が国で全事業所の九九・三%、そして従業員ベースでいきますと八〇%を超えるという人が中小企業で働いていらっしゃる。また、日本のこれまで来ました発展に対しても相当の寄与をしているというふうに私は思っているわけなのですが、この労働力不足、非常に大きな声が中小企業から聞かれるわけでありますけれども、この中小企業の人手不足について、現状、そしてその原因、さらには今後の見通しについて、まずお答えください。
○柳田委員 まず、この老人医療費を支えております患者負担、被用者保険による拠出金、公費負担、この三者のバランスについてお伺いをしたいと思います。 御存じのとおりに高齢化が急ピッチで進んでおりまして、老人医療費も相当増大をいたしております。このまま二十一世紀に入ってしまって本当に大丈夫なのかなというぐらいの心配もしておるわけでありますが、これは政府も同じ気持ちであろうというふうに思います。先ほど申しましたこの三者、私はこのバランスをとって老人医療費を賄うべきだという立場に立っておるわけでありますけれども、その中の特に被用者保険サイド、これに大分大きく偏っているのではないかなという気がいたしてお……
○柳田委員 きょうは、ありがとうございます。
最初に、皆さんにお尋ねをしたいのですけれども、二〇二〇年に二・五人に一人がお年寄りになるというお話がございます。私もちょうど二〇二〇年に六十五になるので、その一人かなと思いつつもあるわけなんですけれども、こういう時代が来るというのははっきりしているわけですけれども、その将来を考えて、今の老人保健制度、納得がいくものなのか、安心できるものなのか、一言ずつ御感想を教えてください。
【次の発言】 ありがとうございました。一様に今のままじゃ不安ですよというふうなお答えだったかと思います。
今山崎先生の方からも、森を見ずに木だけ見て議論すべきではないとい……
○柳田委員 今回の法案には、我々が出してきた共同法案の中に盛り込んできた休業期間中の所得保障措置、不利益取り扱いの禁止、罰則規定、休業期間の勤務期間への通算など、安心して休業できる実効ある育児休業制度の確立のための重要な規定がなく、不満に思うわけでありますけれども、大枠の制度化ができるということでそれなりの評価はしたいと存じます。 育児休業制度の目的は、勤労者が職業生活と家庭の調和を図り、雇用を継続しつつ安心して子供を生み育てる環境づくりを進めることにあります。そして、女性が主に担っている家族的責任を軽減し、男女がともに社会参加できるようにして実質的男女平等を確立していくことにあると考えます……
○柳田委員 きょうはお忙しいところおいでいただきまして、ありがとうございました。 最初に高丘参考人に御質問させていただきたいと思います。 大型店舗がいろいろな地域に出てくるということで、私もそれなりの評価はしたいと思っているのですけれども、一方、地元といいますと、いろいろな特徴もありますし、また文化や伝統があるかと思うのです。今までの大型店を見ておりますと、大体物を売るというのが中心だったと思うのですが、先ほど申しましたような特徴や文化や伝統、この辺もこれから出店する大型店に生かしてもらえればいいなというふうな感じを持っているのですけれども、このことについて何かお考えがあれば教えていただき……
○柳田委員 女性同士の議論とお答えでさわやかな後に、締めが男性ということで恐縮をしておるのですが、手短に的確に御答弁を願いたいと思います。先日、湾岸戦争も終了いたしまして、非常にいいことだというふうに思っております。また、それと同時に、ことしの景気がどうなるのかなという不安も一抹ありますので、その辺を中心にして御質問をさせていただきたいと思います。 まず最初ですけれども、昨年の長官のごあいさつの中に、見通しは一・六%ですとおっしゃいまして、いかがなものですか、自信ございますかと言ったら、ありますとおっしゃいました。結果、実績見通しを見ますと三・一%ということでございました。どうしてこう狂った……
○柳田委員 私は、経済企画庁に質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
まず最初ですけれども、経済計画について質問させていただきます。
八八年度から九二年度まで、現在そうですけれども、「世界とともに生きる日本」ということで経済計画が実施をされているわけであります。先日新聞に「新経済計画一年前倒し 政府、九二年度スタート「地球へ貢献」柱に」という見出しで、あたかも来年から新しい経済計画が実施されるという記事が載っておったのですけれども、そういうことが今後行われるかどうなのか、まず最初にそこをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 わかりました。
では、今現在実施されておりま……
○柳田委員 昨年末発表されました中教審の学校制度小委員会の報告に関連して、幾つか質問したいと思います。 第十四期中教審の諮問事項は、後期中等教育及びその高等教育との接続のあり方でございます。つまりは、日本の高校教育の改革が主な事項でありましたけれども、この報告書では、現在の高校教育を取り巻く諸問題の背景としての根本原因を考えるに当たり、大学受験の問題を考えざるを得ず、大学受験問題に相当のページ数を充て、そのよって来る歴史的要因から現在の問題を分析し、その改善の方向を示唆しているものと私は受けとめております。もとよりこれは中間報告であり、ことしの四月に本答申がなされるものと聞いておりますけれど……
○柳田委員 きょうは大蔵省の方にもおいで願っておりますので、まず大蔵省の方にお聞きをしたいと思います。
消費税を導入されたときに、高齢化社会が参る、大変な時代だ、この高齢化社会は国民全員で賄っていくものだというふうな主張をされたと私は記憶しておるわけでありますけれども、大蔵省はそのように判断をされておるのですか。
【次の発言】 目的税とはしない。ただ、高齢化社会、これで一番重要な問題は、いろいろあるかもしれませんが、お年寄りの医療だというふうに感じるわけなんです。これだけ目的税化しないということだったわけですけれども、いろいろ現在行われているのを見ますと、公費負担という問題については一向に拡……
○柳田委員 今回の老健法の改正、大きな柱として一部負担増がございます。その引き上げの理由ということで、説明でありますけれども、病院の一部負担が老人保健施設等に比べると低い、同じような近いレベルまで持っていきたいという御説明がございました。ところが、患者さんが実際に負担するお金、総額というものを念頭に置いて、この一部負担の増額も考えていかなければたらたいのではないかというふうに思うわけであります。 ただ、今回一部負担の値上げがあるわけでありますけれども、実際患者さんの支払いの中で大きなウエートを占めております保険外負担については何ら是正措置が盛られていない。この問題についても大きなメスを入れる……
○柳田委員 先月の三十日に我々野党が共同修正要求を出しまして、昨日自民党さんから御回答をいただきました。その御回答の内容について、限られた時間ではありますけれども、確認をさせていただきたいと思います。
まず最初に、公費負担についてでございますけれども、老人医療における公費負担の拡大、このことについての具体的な方策と道筋を示すべきではないかと思っております。そのことについて御回答をお願いします。
【次の発言】 今のお答えですと、老人保健施設の整備、介護力強化病院等の拡充ということで、施設の方については推進をしていく、さらに老人訪問看護制度の推進も積極的に図っていくというお答えでございました。お……
○柳田委員 時間が短いので、簡単な御答弁をお願いしたいと思います。さらに、何度も何度も質問されたことの再確認になるかもわかりませんけれども、御返答をお願いいたします。 まず、マニフェスト制度についてでございますけれども、今回政府案の中では、爆発性、毒性、感染性の特別管理産業廃棄物についてのみマニフェスト制度を適用する、その他の産業廃棄物については適用しないということになっております。しかし、マニフェスト制度は産業廃棄物の適正処理に極めて効果的であるということは明らかでありまして、このことは厚生省の方も認識をされていると思うわけであります。このマニフェスト制度について、限定するというのが今回の……
○柳田委員 まず最初に、ごみ処理場建設について質問をさせていただきます。
現在、全国で二百三十カ所余りのごみ焼却場、粗大ごみ処理施設、埋立地などのごみ処理場が建設中であります。これらの施設の建設に対して国の補助金は総額で幾らなのか、まず最初にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 いろいろな地方自治体から声が出ておるのですけれども、要望も多分厚生省の方にいっておるかと思うのですが、その要望の額をトータルするとどれぐらい今あるのですか。
【次の発言】 そうしますと、予算が八百八十億円で各自治体からの要望合計が千二百七十七億円、その差が大分あるような気がいたします、ざっと見て二対三ということで……
○柳田委員 今回のごみ法案は、我が民社党といたしましては、一歩前進だということで評価をさせていただいております。きょうもいろいろと確認質問がございました。またこれで十分だというふうには思えないわけであります。今後いろいろと解決していかなければならない問題も多々あるかというふうに思っております。この法案、中身そのとおり実施されることをまた望みますし、今後の厚生省のいろいろなごみ問題に関する姿勢も望みたいと思っております。
もう私の質問で最後でございますので、最後に大臣のこのごみに対するお考えをお聞かせ願いたいと思っております。
【次の発言】 そのように努力をしていただきたいと思います。
おと……
○柳田委員 今、看護職員のことが議題となって、いろいろ議論が進められたようでありますけれども、私もこの看護職員に絞って質問をさせていただきます。 政府が決めておりますゴールドプラン、「高齢者保健福祉推進十か年戦略」、十分だとは思いませんが、このゴールドプランを進めなければ将来の高齢化社会を支えられないという気もいたしております。このゴールドプランを進めるに当たって一番大きな問題というのは、やはり人材の確保、その人材も、患者さん並びにいろいろな人と、お年寄りと接するわけでありますから、やさしいといいますか、人の心の通う人材を多数確保していかなければならないということが大きな課題になるんではない……
○柳田委員 まず最初に、シビリアンコントロールについてお尋ねをしたいと思います。 民社党が資料を要求しまして、昨日付で政府が提出をしていただきました「政府のシビリアン・コントロールについての考え方」という文書がございます。この文書の中で質問をさしていただきたいんでございますけれども、まず第一に、「政府のシビリアン・コントロールに対する基本方針」、まずこれが書いてございます。次に、「防衛出動、治安出動とPKOのシビリアン・コントロールの考え方」ということが書いてございます。 この2の中に(1)というところで「防衛出動及び命令による治安活動について」「防衛出動については、自衛隊法第七十六条によ……
○柳田委員 まず最初に、今後の景気見通し、経済政策のあり方について質問をさせていただきたいと思います。 経企庁が十九日に発表しました国民所得統計速報によりますと、ことし四月から六月期の国民総支出は、物価上昇分を差し引いた実質で前期比〇・五%増となっておりました。これは、年率換算で二・〇%という低い数字だというふうに感じております。〇・五%の内訳は、内需プラス、外需マイナス、そして〇・五%増という結果だ。 今年度の政府経済見通しは、実質成長率が三・八%ということでございまして、経企庁としては、三・八%を達成するためには、ことし七月から来年三月までの平均成長率が〇・四五%でいけばまあ到達できる……
○柳田委員 まず、証券問題について御質問をさしていただきたいと思います。
けさの新聞に、公立学校共済組合本部が損失補てんを受けておったという記事が載っておりました。このことについて、文部省としてどれぐらい調査して――いるのか、まずお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 今回の損失補てん、私も大変残念であり遺憾だというふうに思うわけであります。特に今回出た分の時期が悪いのではないかな、通達が出た後の損失補てんですね。残念だなとなおさらのこと思うわけであります。
前回の分は別として、今回発表された分、通達があった後なのですが、このことは共済組合が証券会社に対して強要をしたというわけではなく……
○柳田委員 きょうは視点を人材確保、それから年金に絞って、二点だけ質問をさせていただきます。 まず最初に人材確保でありますけれども、私ども民社党は、去る十月二十三日付で保健医療・福祉人材確保法の制定を提唱いたしました。その中でも述べておりますように、二十一世紀を展望した「高齢者保健福祉推進十か年戦略」の成否のかぎを握っておるのは、何といってもまずは人材確保、マンパワーの問題であろうというふうに思うわけであります。このことについては厚生省の方も十分認識をされているというふうに思うわけでありますけれども、保健医療・福祉マンパワーの必要性をどのように認識されているのか、また、どのような観点から対策……
○柳田委員 質問に入ります前に、同じ選挙区の者といたしまして宮澤総理に一言申し上げたいと思うのですが、広島県、私も広島市に住んでおるのですけれども、総理になられたということ、大変光栄だというふうに存じております。ただ、国内外大変な時期に来たと、そういうことでありますので、今後も宮澤総理・総裁、高い見識を持ちまして、間違いのないように日本を引っ張っていただきたいなというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 では、質問をさせていただきます。 冷戦後の世界が既に動き始めました。ソビエト共産党は解党し、連邦と称しつつもその実は強固な中央集権国家であったソ連は、各民族共和国の主権を大幅に……
○柳田委員 まず最初に、長官の決意をお伺いしたいと思うのですけれども、私も国会に参りまして、最初は前の越智長官でございました。今回は野田長官。経済企画庁でございますから、トップがかわろうともすべてが変わるとは思ってないのですけれども、やはりトップがかわれば、その独自性といいますか、長官がこうしたいというものがあるのではないかと思うのですが、その辺も含めて最初に御決意をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 従来の自民党さんの考えと変わったと言うと怒られるかもしれませんけれども、大分方向転換をされてきたのかなあ、私どももやはり働く人たちがまず中心である、そういう基本に立っていろいろと政策を打って……
○柳田委員 大臣の所信に対して数点御質問をさせていただきたいと思います。
まず最初に、「生活大国の実現に全力を傾注してまいりたいと存じます。」ということでございました。その前に「健康で心豊かに暮らせる長寿・福祉社会の建設に向けたきめ細かな施策を推進しこというのがございますけれども、具体的にどういうことをお考えなのか、お願いいたします。
【次の発言】 今、二十一世紀に向けてということで、保健や福祉、子供、障害者、年金、廃棄物、項目は教えていただいたわけであります。さらに確実に一歩一歩進めるという御答弁もございましたけれども、二十一世紀、もう目の前に来ておる
わけでありまして、進めなければならな……
○柳田委員 今回の健保法改正は、かつて三Kと言われて赤字財政の代表のような感じでございましたけれども、今回財政が立ち直りまして財政が安定した。さらにその基盤を確立していこうということで行われているというふうに理解をしているわけであります。すなわち、これまでは単年度ごとの収支均衡を前提としておりました政管健保の財政を中期的事業運営資金に切りかえて、その一層の安定を図るというのが今回の改正の大きな理由というふうに思っております。 そこでお尋ねしたいのですけれども、今回政管健保について中期的財政運営方式を採用するということでございますけれども、具体的な運営方法はどのようにお考えになっていらっしゃる……
○柳田委員 今回、分娩費が二十万から二十四万に引き上がること、さらには出産手当金の支給期間の改善が行われています。評価したいと思います。ただ、根本問題としては、やはり出生率が低下をしておる。これをいかにとめて、生めよふやせよではありませんけれども、子供を多く生む環境をいかにしてつくるかということが一番大事な根本問題だと思います。その一つとして評価はしたいと思うのですが、それ以外に、子供を生み育てやすい環境をつくるために厚生省は今後どのような対策を打っていくのかいまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 私も子育てをしておるところでありますし、大臣も四人のお子さんを育てたということでありますが……
○柳田委員 まず、特定施設の整備についてお伺いをしたいと思います。
今回のこの法案によりまして特定施設の整備が推進されることになりますけれども、この特定施設はほかの都道府県の産廃、産業廃棄物も受け入れることが可能なのか、まず御質問したいと思います。
【次の発言】 今、公共性が高いということで受け入れは可能だという御答弁がありましたけれども、都道府県または市町村においては、他県の産業廃棄物の流入を規制する条例や要綱があるというふうに聞いておるのですけれども、この条例や要綱、この分と法案との関連というのはどういうように考えればよろしいでしょうか。
○柳田委員 振興財団についてお尋ねを申し上げます。 この振興財団設立のために五年間で国が十億円、そして地方公共団体が三十億円拠出することになっておりまして、これにプラスしまして民間事業者が百二十から百二十五億円余りを拠出するということになっております。この基金の大部分、今数字を申し上げましたけれども、大部分を事業者が拠出して設立されますけれども、実際に債務保証等を実施される場合に、資金を出した事業者の系列といいますかグループ、それと資金を出さなかったところのグループと申しますか、このグループに対して差が出るのかどうなのか。具体的に申し上げますと、資金を出してないところの事業者が計画をした場合……
○柳田委員 きょうはどうもありがとうございました。一番最後でございますので、一点か二点ほど、時間もございませんのでお聞かせ願いたいと思うのですが、大輪先生、福島先生、馬嶋先生にお聞きしたいと思うのです。 今回、特定機能病院を初めとして機能の体系化が進むわけであります。これは第一歩だろうというふうに思うのですが、今後もいろいろな面で進んでくると思うのです。先ほど来お答えの中で、高額な医療機器の購入もしなくちゃならない、また難しい技術料も評価してほしいというふうなお話もあったわけでありますが、この体系化が進むと同時に、診療報酬も体系化していかなきゃならないのではないかなという気がしておるのですけ……
○柳田委員 けさの理事会におきまして、この審議しております医療法の改正に対する我が党の見解をお出ししました。いろいろな項目にわたって要望を書いておるわけでありますけれども、きょうはこの要望に沿って質問をさせていただきたいと思います。 今回の改正、私が生まれる前にできたのがやっと大幅な改正ということでありまして、いろいろな事情があるのかなと思いつつ、もう少し早目にできたのではないかなという気もするわけであります。また、医療法を国会に提出されたのが初めて当選をしてすぐの特別国会、そしてやっと二年目にしてここまでたどり着いた。いろいろ御苦労もお察ししたいと思っております。 医療というのは、国民に……
○柳田委員 まず最初に、確認質問を一つさせていただきます。
老人病院、老人保健施設、特別養護老人ホームの費用負担、サービスのレベル、これについて整合性をとるよう努めるべきだと思いますけれども、いかがでございましょうか。
【次の発言】 対応をよろしくお願いをしたいと思います。
次に、特定機能病院の制度化に関係して、紹介率について御質問をさせていただきたいと思います。
この紹介外来制の制度、それなりに私どもとしては理解をしておるつもりであります。また、患者の流れをつくるためには、これも必要なことだし、進めなければならないことだろうというふうに考えておるわけであります。
しかし、今回これを進……
○柳田委員 きょうは、保育についてお尋ねをしたいと思います。 午前中の質問でもございましたけれども、出生率が大分減ってきておる。平成三年では一・五三ぐらいにまで落ち込むのではないかというふうに言われております。こうなりますと二十一世紀を支える子供たちが大幅に減少する。このことはいろいろなことに波及をしてくるんではないかな。今厚生大臣は、御答弁で福祉の大事さを説かれたわけでありますが、高齢化社会に対する福祉も厳しくなるだろうし、さらには費用負担についても難しくなるだろう。そして、二十一世紀の初頭には労働力も減る方向に転じると言われておりますので、経済の方も活力がだんだん低下をしてくるんではない……
○柳田委員 今までの御質問が看護婦さんの方が中心でございましたので、私の方は社会福祉事業法の方についてできるだけ質問をさせていただきたいと思います。 平成元年の十二月に高齢者の保健福祉分野における公共サービスの基盤整備を進めるためということで、平成二年度を初年度としますゴールドプラン、「高齢者保健福祉推進十か年戦略」なるものを策定をいたしました。この中身についてはいろいろと御意見もあるかと思いますが、政府が内容、量、そして目標年度を定めたということで、それなりの評価はしたいと思っております。一方、これをまた策定した以上は、ぜひとも実現をしていただきたいというふうに思うのです。 今回のこの法……
○柳田委員 昭和五十二年に松くい虫防除特別措置法が制定されまして、十五年にわたり国、都道府県、市町村が積極的に防除対策を講じてきた結果、松くい虫被害は昭和五十四年度の二百四十三万立方メートルから平成二年の九十五万立方メートルまで約四割の水準に下がっておる。このことは、我が党は従来から一貫して松くい虫被害対策特別措置法の必要性、存続を主張しており、今回の法改正も適切な措置として評価いたしております。がしかし、松くい虫被害の外延的拡大はほぼ停止したと言われても、被害状況は終息には至らず、いまだ百万立方メートルに近い被害が発生していることを参酌したとき、今回の松くい虫法の継続は当然行うべきものだとい……
○柳田委員 我が民社党は、平成四年度予算修正大綱を発表いたしました。ここには、公定歩合の引き下げ、さらには公共事業の前倒し発注等を柱にした景気対策も盛り込んでおります。また、これまでの代表質問や各委員会の質問においてもこれに沿って同じような主張を続けてまいりました。 先日、政府の方で総合経済対策ということで発表されまして、この中に私どもの主張も入っておるということで評価をしたいと思うわけであります。その中の一つが政府系金融機関による省力化・合理化投資の推進、二つ目が四年度予算の公共事業前倒し、三つ目が電力、ガス会社などの設備投資繰り上げ、四つ目が下請中小企業の仕事量確保など中小企業対策、五つ……
○柳田委員 この法案では、国立大学の学部再編と施設整備のための施策が盛り込まれております。私は、この法案の具体的中身に入る前に、高等教育の充実について、まず政府の姿勢をただしたいと思います。 昨年の十二月十二日公表されました臨時行政改革推進審議会の第二次答申の中で、大学の将来あるべき姿として、特に地域社会や地域産業との共同研究・共同活動の推進、大学と地方自治体との協議機関の設置、地域住民への生涯学習サービスの提供という方向を示しております。このことにつきまして、政府は十二月二十八日の閣議で決定を行っておりますけれども、この方向性については私どもは積極的に評価したいと存じております。しかしその……
○柳田委員 この長野オリンピック、いろいろと御質問がありましたけれども、私は別な観点から御質問させていただきたいと思います。 国民はいろいろなスポーツをやっているわけでありますが、反面、大分体の弱いといいますか、骨が弱くなったとか、体力がなくなったとかいう子供たちもふえているということを考えれば、スポーツをもっとしてほしい、そして体を強くしてほしい、将来の日本を支える子供たちですから。そういうふうに考えますと、ちょうどこのオリンピックで日本選手が頑張って日の丸を上げるということにでもなれば、お、我々もやろうか、子供たちがそういうふうに思うんじゃないかと思うのですけれども、オリンピックは参加す……
○柳田委員 まず最初に、廃棄物の輸出入の実態についてお尋ねをいたします。
現在の廃棄物の輸出入の実態はどのようになっているか、まず御説明をしてください。
【次の発言】 今、したいという御要望だというお話でありましたけれども、現実的には廃棄物の輸出入は一切行われていないというふうに理解してよろしいんでしょうか。
【次の発言】 現実的にされているのかいないのか、イエスかノーか、お願いします。
【次の発言】 把握してないというお答えであれば、じゃ今まで何ら問題がなかったと、要するに廃棄物の輸出入において。輸出においても輸入においても今まで一切問題なかったということなんでしょうか。
○柳田委員 まず、予算についてお願い、御要望させていただきたいと存じます。 先ほど来から各党から出ておりますけれども、学校の事務職、栄養職の給与を国庫補助から除外しようというふうな報道もあるわけでありますが、これは従来どおり教育水準の維持向上を図るという観点からも引き続き行っていただきたいと思うことと、さらには第六次教職員配置改善計画、平成五年度概算要求に計上されておりますが、これも推進をしていただきたいし、人材確保を考えた場合には教員の給与の改善も必要だろうというふうに思いますので、先ほどの御決意どおり、我々も一生懸命頑張りますから、文部省としても頑張っていただきたいと存じます。 与えら……
○柳田委員 冒頭、カンボジアのUNTACについて、私の個人的な考えを述べさせていただければと思います。 今回お亡くなりになった方々、大変残念なことであり、心から哀悼の意を表したいと思います。 ただ、一昨年、カナダであり、そしてスウェーデンであり、西ドイツ、ドイツになっていましたけれども、そして国連に行ってPKO、国連平和維持活動の話をいろいろな方にお伺いをいたしました。そのときに、皆さんの一致した御意見は、自分の国だけが平和であってはいけない、世界の国々が平和になるように我々は努力をしたい、精いっぱいの努力をするのが今平和である自分たちの国の責任である、そういうふうなお話でありました。 ……
○柳田委員 まず最初に、救急バイクについてお尋ねをしたいと思います。 消防庁、日ごろ昼夜問わず、数の少ない中と言ったら語弊があるかもわかりませんけれども、大変頑張っていられること、心から敬意を表したいし、我々としてもいろいろな面で協力をしたいというふうに思っているわけであります。 最近、救急バイクというものが出てまいりました。患者さん、けが人とかさらには病人、一分でも一秒でも早く行ってそれなりの知識を持った人が冷静に適切に処置してあげるということは、人命を守るという立場からも大変必要なことだろう。そのために救急車、いろいろなところに整備をしながら、できるだけ早く着こうという努力をしていると……
○柳田委員 きょうは年金問題について御質問をしたいと思います。また、質問すると同時に提案もさせていただければと思います。 平成六年、来年には財政再計算が行われる。そのことで厚生年金の大幅な見直しが行われるというふうなことを新聞紙上で目で見たり、耳にするわけであります。地元に帰ってサラリーマンの皆さんといろいろ話をしますと、この厚生年金の大幅な改正というのが一番大きなテーマとして我々には話をしてくるわけですね。簡単に言いますと、六十から六十五歳になるのか、我々としてはその間仕事もできぬけれども、本当に食べていけるのかというふうな話を大分聞くような御時世に相なりました。 ということで、この厚生……
○柳田委員 今回の法案の中身、読まさせていただきました。制度間調整事業、平成二年度から六年度までの五年間の措置、当初三年間で実施し、残った平成五年度、六年度、この間についても制度間調整をしようという案でございます。
将来の見通しについてでありますけれども、厚生年金等は今後三十年先の財政見通し、それなりのものを立てているというふうに思うのですが、この鉄道共済の今後の見通しはどのように考えていらっしゃるのか、教えていただきたいと思います。
【次の発言】 ことしこの法案が通らなければ、一年間で二千八百二十億円赤字だということでございました。これを単純計算してですけれども、二十年間続くということを考……
○柳田委員 まず最初に、医療費の地域間格差についてお尋ねをしたいと思います。
今も議論がありましたように、国民健康保険は、高齢者、さらには低所得者の加入割合が大変高い、財政的に厳しいものがあるという問題もありましたけれども、国民健康保険の構造的な問題として、一つは医療費の地域間格差があるのではないかと思う次第であります。この国民健康保険の医療費の格差の現状について、都道府県レベル、そして市町村レベルで今どのような状況にあるのか、御説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 今、都道府県レベルでは二・一倍、市町村レベルでは九・二倍格差が生じておる。この原因であり背景について厚生省としてど……
○柳田委員 午前中からの審議の中にも、薬価差の問題がいろいろと出ております。この時期ですと確定申告ということで、よく高額所得者とかが新聞に出る時期でもあるのですけれども、新聞を見ておりますと、高額所得者の一番上にお医者さんが来ておる。一方、脱税の上にも病院の人も多い。しかし、最近そう言うと、政治家が一番脱税しているんじゃないかと言われる時代になりました。 そういうふうな病院の状態にあるわけなんですが、逆に病院自体の経営が苦しくなってきたという声もよく聞かれるように相なりました。何で苦しいのかというふうにお尋ねをしますと、薬価差の縮小が経営を圧迫しておるというふうな理由でございます。だから、あ……
○柳田委員 朝の質疑の中からもう出てしまったという点もございますので、重複は避けたいと思うのでありますけれども、二点だけ要望させていただきまして、最後に大臣の決意をお伺いしたいと思います。 要望のその一つというのは、先ほど来から出ておりますけれども、福祉用具についての国民の認識がまだ浅いのではないかということで、福祉用具の便利さを国民がもっと認識し、気軽に福祉用具を用い、自立した生活を営んでいくためには、国民が福祉用具に身近なところで触れ、その存在をもっと知るということが大事なのではないか。そのためにも、福祉用具の使用方法を相談できる、また適切な利用の手助けを受けられる拠点の整備も重要だと思……
○柳田委員 きょうは年金についていろいろとお尋ねをしたいと思います。 今、日本も大分長寿社会を迎えて、退職された後、年金生活も大分長くなってまいりました。年金受給者の生活の財源といいますか、一番大きな柱が年金である。この年金をしっかりしていかなければ年金受給者の生活も困るわけでありますから、この年金制度をしっかりしていく重要性もあると思います。しかし一方、大変な速度で高齢化社会が進行しておる。年金を支えていく現役世代も数年先、十年先でしたか、だんだん減少の方に転じていく。現役世代の負担も徐々に重くなっていく、こういうことが推測できるわけであります。 ということで、厚生省も平成六年に年金制度……
○柳田委員 きょうは大変いいお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。 御三方の御意見の中で、この年金問題、お話を聞いておりまして、大変大きな問題であると同時に、できるだけ早く対策を打たなきゃならないな、そういうふうな気持ちがしたわけであります。それと同時に、この国会においても対話と協調を最後まで貫いてほしい、私自身もそういうふうにしたいし、そういうふうにしようと思っております。 いろいろと既に御質問があったので、私としては、小さなことになるかもわかりませんけれども、先ほど山崎先生の方から、出産や育児に対して年金制度の方から手当てができるのではないかというお話がありました。私が……
○柳田委員 まず、社会復帰対策の推進についてお尋ねをいたします。 精神病院、これは精神障害者を非自発的に入院させ、拘束する場合があります。こういうことから、精神障害者の人権を擁護する、そういう目的のためには、医学的に入院の必要のない精神障害者については速やかに退院させることが必要であろうというふうに思います。 一方、精神病院から退院した精神障害者の方がいきなり社会生活に適応していくということは、困難な場合があると思います。ということで、必要に応じて適切な生活訓練、指導等のサービスを提供していくことが必要であろうと思います。 また、精神病院から退院されました精神障害者を引き取る家族は、生活……
○柳田委員 私は、民社党を代表して、心身障害者対策基本法に関する意見を申し上げます。 現在、我が国には約三百万人の障害者がおりますが、その多くは適切な就業の機会や自立した生活の条件を得えられず、福祉施設や家族に依存した生活を余儀なくされています。障害者問題の基本は、障害の種別や軽重を問わず、できる限り自立した社会生活が行える条件を整備し、通常の国民と同様に社会に参加できるようにすることであると考えています。 そのためには、第一に、雇用機会の確保を図り自立のための条件を整えること、第二に、労働の困難な障害者については、年金の拡充など十分な所得保障を行うこと、第三に、すべての障害者に対し、障害……
○柳田委員 民社党の柳田でございます。 三人のお話を聞いておりましていろいろ思うことがあるのですが、私は、今政治に課せられた最大の責任は、今のこの世界の動き、大変急激な動き、どう的確に、よりベターに判断をし、決断をし、実行するかであろうと思います。 これは国の外だけに限らず、国内においても高齢化社会が来るということで大変大きな課題を今我々は持っておるわけであります。国民サイドからいえば、一番いい方向を選択するように国会にお願いするしかない。つまり、間違いのない判断を国会や内閣がしてほしい、その制度がどうあるべきかというのが私は最初の議論ではないかと思っておるのです。 抽象的なことを言うよ……
○柳田委員 本会議の質問以来八十時間がたとうとしておりまして、答弁席に座っている皆様方また委員の皆様方、大変御苦労さまでございます。また、きょう聞いておりますと、大変和やかな雰囲気で審議が行われておりまして、そろそろ選挙制度も政治資金の方ももう決着がつくのかな、そういうふうな気がしておるのですけれども、その辺で若干質問をさせていただければと思います。 先ほどから政党本位、政策本位というふうなことで、比例選挙を行おうということで今回社公さん提案をされておるということなので、若干それについて質問させていただきたいのですけれども、先日、といっても五月十一日、朝新聞を読みましたらば、カンボジアの選挙……
○柳田委員 最近は暗い話題ばかりでございまして、最初から暗い話題に入るとまた暗くなりますから、明るい話題から入りたいと思うのですけれども、バブルが崩壊して二年間、大変下り板といいますか、苦しい景気状況。サラリーマン、勤労者の生活も、残業がなくなったということで、いろんな面での節約が出ておりまして、いつごろ景気が回復するんだろうか、我々の生活はどうなるんだろうかという声が出ておったわけであります。 最近、いろいろな情報を見ておりますと、底を打ち始めたのではないかなというふうな感じも伝わってまいります。午前中、そして午後の審議を聞いておりまして、いろいろな点でそういうふうなことがわかるわけであり……
○柳田委員 まず初めに、学校週五日制のことについて質問させていただきたいと存じます。 昨年の二学期から月に一回のペースで学校週五日制が導入されました。約半年が経過をしようといたしております。我々も、ゆとりある、豊かな教育環境を整えるということで賛成をし、ただし学校、地域社会、家庭がいろいろな面で協力し合いながら受け皿づくりをする、つまり子供が地域に戻る、戻った場合の受け皿をつくらなければならないんじゃないかということで、ボランティア活動を積極的に推進していく必要があるというふうなことを言ってまいりました。 いろいろとこの週五日制について、いい面、悪い面が出てくるようになったわけでありますが……
○柳田委員 先日はいろいろと質問さしていただきまして、指導要録の開示、ぜひともまたしてほしいなという希望を持ちながら、この今回の法案についての質問をさせていただきます。 この法案、うがった見方をしますと、余剰人員対策だという声もなきにしもあらず、もっと昔に戻りますと週五日制、子供たちのためではなくて労働時間のためだ、そういううがった見方もありますけれども、そういう立場からではなくて、できるだけいろいろな提案をしながら文部省のお答えを期待したいと思います。 このチームティーチングでありますけれども、これが導入された場合に、実際具体的にどういうふうな授業の形態になるのか、まずお答えをお願いした……
○柳田委員 きょうはこれから、将来大学は一体どうあるべきだろうかということでいろいろと御質問をさせていただければと思います。 現在も文部省としてはいろいろなことを考えながら大学はこうあるべきだということで頑張っておられるというのは承知をいたしておるわけでありますけれども、これほど高齢化社会が進むと、逆に子供の数が少なくなってくるという時代を考えた場合には、さらに根本から考え直さざるを得ない時代になるのではないかというふうな気がするわけであります。ということで、冒頭に、現段階で大学教育、教育全体、幼稚園からずっとあるわけでありますが、教育全体の中において大学というのはどういうふうな位置づけとい……
○柳田委員 きょうは、陳述人の皆様大変御苦労さまであります。
まず冒頭に、豊田専務理事にお伺いしたいのであります。
宮澤総理が総理になられたときに生活大国を発表いたしました。その中で、年間総労働時間千八百時間を目指すというのがありましたけれども、お話を聞いておりますと大分否定的な御意見をお持ちなのかなと思うのですが、この宮澤総理の千八百時間を目指すということについて、御意見があればお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 政府というと自民党でありますけれども、では、経済界として、千八百時間は無理だよ、総理、直せよというふうな御意見は出ないわけでありますか。
○柳田委員 ようやく待望の政治改革関連法案の審議が始まりました。選挙の前の通常国会、この委員会でも百時間を超える審議を大分されてきた。そのことも考えますと、本当にこの政治改革審議、できてよかったなというのが率直な感じであります。今、与党になって二月半ですが、もし我々が野党だったら、今のこの臨時国会、どう対応していただろうか、そういうことも考えますと、本当に感慨無量な感がいたしております。 細川内閣、マスコミ等の支持率を見てみますと、七〇%を超える、中には八〇%という支持率もあります。大変驚異的な、国民からの大変強い支持だなというふうにも思っておるのですが、この中身は一体何なんだろうかと私自身……
○柳田委員 六人の方、大変お忙しいときにいろいろな示唆に富む御意見を賜りまして、ありがとうございました。あと十五分でありますので、よろしくお願いをしたいと思います。 先ほどお三人の県会議員さんの方から、十分に国民の声を聞いていないのではないか、この政治改革についてでありますが、という御発言がありました。考えてみますと、先ほども今津さんの方からあったのですが、海部総理のときも並立制を提案をされました。この海部さんのときの並立制というのは今の政府案とほぼ似通っておる案でありますが、あのときも議論しました。そしてさらに、宮澤総理になったときに再度百時間を超える議論をした。それには中央公聴会、地方公……
○柳田委員 まず、大臣に御質問をさせていただきます。 大臣の所信の中にもあったわけでありますが、今臨時国会、厚生委員会にとって年金法の成立というのは最大のテーマだろうと思うのです。大臣も御承知のように、老齢福祉年金の支給は十一月十一日、一般の年金の方は十二月十五日ということが既にはっきりしておるのです。 ところが、年金法案は重要法案だと言いながら、この臨時国会の開会は九月三十日でございました。臨時国会が開かれますと、代表質問がある、そして予算委質問がある、そして初めて厚生委員会が開かれて年金法案の審議に入るというのは、もう事前にわかっていたわけであります。きょうは十月十九日。支給が十一月十……
○柳田委員 今回の年金改正に当たりまして、我々としてはベターだなという感じで提出をさせていただきました。やっと国会審議に入っだということは、思い返しますと感慨無量の感がいたします。一般質問でも大分大臣にかみついておったわけでありますが、我々としては全力を挙げて福祉年金の支給に間に合うよう努力をしたいということをまず冒頭申し上げておきたいと思います。ただ、我々も今申し上げましたように、ベターだと思っておりますので、いろいろ議論を通じながら修正すべき点は修正をし、よりよいものにしていきたい、そういう気持ちも持っておりますので、鋭意議論を重ねながらいいものをつくっていければいい、そういうふうにも思っ……
○柳田委員 きょうは、本当にお忙しい時間帯においでをいただきまして、心から感謝を申し上げます。
そこで、まず最初に梅本さんと上西さんにお尋ねをしたいのでありますが、今回の年金の改正の中で、掛金の最高は二九・六、三〇%を超えないということで、我々、それを一つの哲学としてやってまいりました。木下さんの方からは、この哲学についてはよろしかろうというお話があったわけでありますが、梅本さん、そして上西さん、この哲学についてまずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
上西さん今おっしゃったように、共済と厚生、大変な差がある。正直に申し上げて、差別だと私は思っているのですけれ……
○柳田委員 私は、ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、改革を代表して、その趣旨を説明いたします。 まず最初に、国民負担率以外の修正項目の要旨を説明いたします。 第一に、在職老齢年金の併給調整額の水準については、二十万円から二十二万円に引き上げることであります。 第二に、失業給付との併給調整については、実施時期を平成十年四月に、高年齢雇用継続給付との併給調整については、実施時期を平成十年四月にそれぞれ延期することといたしております。 第三に、中国残留邦人の年金については、沖縄復帰後の前例に倣い、昭和二十六年以降の期間について保険料免除期間……
○柳田委員 私は、自由民主党、改革、日本社会党・護憲民主連合、新党さきがけ及び日本共産党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、保健、医療及び福祉にわたる総合的な被爆者援護対策を講じるとの本法案の趣旨を踏まえ、次の諸点について特にその実現に努めるべきである。 一 平成七年度に予定されている原爆被爆者実態調査について、内容の充実に努め、原子爆弾被害の実態及び被爆者の現状の把握に遺漏なきを期すこと。 二 放射線影響研究所の運営及び予算配分について、……
○柳田委員 まず、医療費の動向についてお尋ねいたします。医療保険制度が基本的に医療給付費を保険料等で負担する仕組みである以上、医療費の動向いかんが保険料等の負担水準を決める最大の要因であるということは論をまちません。 この医療費は、私の承知するところでは、年々国民所得の伸びを上回るような勢いで急増しており、最近では毎年約一兆円増加しているような状況にあるとのことでございます。その増加要因としてはいろいろ考えられますが、やはり最大の要因の一つとして考えられるのは、高齢化の影響でありましょう。そうだとすると、今後高齢化の一層の進展により、老人医療費を中心に医療費はますます増大することが予想されま……
○柳田委員 おはようございます。 まず冒頭に、本法案にちょっと関係ないかもわかりませんが、私も広島県出身の代議士でございますし、大臣は広島県選出の大臣でもございますので、まず冒頭に、アメリカの大統領の方からの、日本に投下された原爆、正当であるという発言についてまずお伺いをしたいと思います。 被爆国、世界で唯一の被爆国である日本、さらに広島県ということを考えますと、このアメリカの大統領の発言というものは我々にとっては大変不愉快であるし、また、あってはならないものだ、そういうふうに感じておるのでありますが、大臣はどのようなお考えをお持ちでしょうか。
○柳田委員 きょうは四人の参考人の皆様、お忙しい時間ここにおいでいただきまして、貴重な御意見を賜りましたことを心から感謝を申し上げます。 四人の参考人のお話を聞いておりまして、それぞれの立場に立った御意見を伺えたものだ、そういうふうに思うのでありますが、若干最初に、松本さんに、我々の考えなりを少し理解していただきたいためにちょっと我々の考えを申し上げますと、我々、新進党を結成いたしまして、その綱領に生活者重視という文言が入っております、当然生産者のことも入っておるわけでありますが。その立場に立ったときに、この介護の問題はどうしても生活者重視でやらなきゃならない。先ほど松本さんも樋口さんもおっ……
○柳田委員 私は、新進党を代表して、ただいま議題となりました新進党提出の介護休業法案に対して賛成、政府提出の育児休業法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。 我が国は、他国に例を見ない速さで高齢化が進展していることは周知の事実であり、それに伴って介護を要する高齢者が数多く発生していることは厳然たる事実であります。 介護の需要に対しましては、介護施設の増設・充実等の社会的介護体制の整備によって対応することは当然でありますが、新ゴールドプランの進捗状況は期待に反して大幅におくれているのが実情であります。そして、このような状況のもとで、毎年八万人を超える労働者が介護のために退職せ……
○柳田委員 おはようございます。 きょうは、厚生年金法の一部改正に厚生委員会に御出席いただきまして、どうもありがとうございます。 今、衛藤議員の方からいろいろ質問がございました。大分ダブる点があるので、ダブる点はできるだけ省いて質問させていただければと存じます。 橋本総理に質問するのは、私が初当選したときに予算委員会で質問させてもらいまして、あのときは大変緊張して、どういう御答弁があったのか頭に入らないぐらいだったような感じです。あれから六年ちょっとたちまして、少しはまともな質問ができるのかなと思って、きょうは徹夜に近いぐらい勉強したと言っていいかなと思うのですが、勉強してまいりました。……
○柳田委員 新進党の柳田稔でございます。 まずぬで島先生にお尋ねをしたいのです。 いただきましたこの一枚目、一番最後に、ルールでやればいいじゃないかというお話がございました。 先ほどお話ありましたように、ドイツが内部のルールで臓器移植をやられているわけですけれども、最初、この臓器移植を日本の国内で考えたときにも、ドイツの方法はどんなものだろうかといろいろ検討いたしました。ところが、医学界とか省庁からも、それはちょっと今の段階では日本としては難しい、できれば法律をつくっていただいた方がありがたいのだというお答えもあったわけですね。そういう経過を踏みながら最終的に、学界の中のルールではなくて……
○柳田委員 おはようございます。厚生委員会とちょっとダブっておりまして、戻らなければなりませんので、できるだけ短く私自身はいたしまして、あとは北橋さんにいろいろなことを質問させてもらいたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
大臣、普通のお医者さんと産業医とどう違うのでしょうか。産業医と普通のお医者さんとどう違うのでしょうか。
【次の発言】 今大臣お話しになりましたように、産業医というのは大変重要な役割を帯びておる、私はそう思います。ところが、働く人たちの健康というのは想像以上に悪いのかな、そういう危惧がございますけれども、今の働く人たちの健康をめぐる状況はいかがなものでございましょ……
○柳田分科員 おはようございます。私は民社党の柳田でございます。
私、造船の方をちょっと勉強いたしまして、その方の仕事をやっておりまして、五十二年そして六十年代のあの不況を二回くぐってまいりまして、そろそろ造船業界も朝日が見えてきたのではないかなという気がいたしております。きょうはこの造船の関係に絞って質問をさしていただきたいというふうに思います。
今非常にいいというふうに私も聞いておるのですけれども、今の造船業界の現状について教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
【次の発言】 今のお答えのとおりに、非常にいい状況になってきたということでございます。不況といいますか、非常に……
○柳田委員 きょうは御苦労さまでございます。 私は、野党で一番若うございまして、実を言いますと、ことしも三番目が生まれるということで、子供の顔を見ながらいろんなことを考えているわけなんですけれども、最初、仲村先生にお伺いしたいと思うのです。 お話の中心がほとんど、お年寄りが心豊かに穏やかに生活するためにはこれからどうしていったらいいだろうかというお話が中心になっておりました。国会の中でもそれが中心になっているわけですが、考えてみますと、その社会、高齢化社会を支えていくのはやはり若者であり、これから生まれてくる子供ではないかなというふうに思うわけです。現状、いろいろと施策がありまして、それな……
○柳田分科員 きょうは内申書についてお伺いをしたいと思います。時間があればボランティアのことについても若干お伺いしたいと思うのです。
まず内申書、法律上は調査書となっているようでありますけれども、内申書はどういう役割を果たしているのか、教えてください。
【次の発言】 この内申書、いろいろな面が含まれているような気がするわけですが、今大臣がおっしゃったことはいい方の面で、実際子供たちが学校にいて内申書をどう思っているかといいますと、入ったときから、一年生のときから担当の先生にどのように評価されているのだろうかとか、本当のことが記載されているのだろうか、そういうことから伸び伸びした生活ができない……
○柳田分科員 最初に、造船業界の人手不足ということで御質問をさせていただきたいと思います。
造船業界、大手から中小、いろいろとあるわけでありますが、一概に通して見ても、人手不足ということを訴えられております。この現状を認識されておりますでしょうか。
【次の発言】 おっしゃるとおり、今人手不足で非常に困っていらっしゃる。なぜ若い人たちが造船業に入ってこないのか、どういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。
【次の発言】 私も、東京の方の船舶の学校を出まして、友達も一部造船業に勤めまして、大半が自動車産業とか関係のないところに勤めるというのが昭和五十二、三年ぐらいからですか、ずっと続いている……
○柳田分科員 きょうの質問は、広島県の東部の方に限らさせていただきたいと思います。 広島県、高速道路は中国自動車道が走っております。ただ、それは沿岸部の都市から高速道路に入るまでに、早いところで一時間、時間がかかるところで一時間半かかるということで、生活にはちょっと遠いところに中国自動車道路があるということがございます。今日、山陽自動車道を建設中ということで、大変便利にはなりつつあるわけでありますけれども、広島県の東から行きますと、岡山から入ってまいりまして福山東インター、それからなくて河内インター、その間が今高速道路がついておりません。 この間の高速道路が、現状どういうふうな計画で進んで……
○柳田委員 まず、国土庁長官にお尋ねをしたいと思いますが、この法案による施策と従来の地方振興施策との相違についてお尋ねをしたいと思います。 本法案と同じように、地方に拠点となる地域を定め整備を行うという地方振興策、今までいろいろと出てまいりました。新産業都市、工業整備特別地域、テクノポリス、振興拠点地域制度、いろいろと何度となく行われてきたわけでありますけれども、これらの多くは、大分時間がたった後でもなかなかという成果を上げていないのではないかなという気がいたします。特に、人口が減少した都道府県、平成二年度の国勢調査では十八都道府県へと拡大をしておるというのも一つのあらわれではないかと思って……
○柳田分科員 まず、教職員の給与についてお尋ねをしたいと思います。
昭和四十九年に学校教育の水準の維持向上のための義務教育諸学校の教育職員の人材確保に関する特別措置法、いわゆる人材確保法というのができたわけでありますが、これができた背景並びに趣旨を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今御説明ありましたけれども、要は教育というものはこれからの日本を支えるために一番基礎になるものである、そこで学校の先生についてはできるだけいい人材を集めよう、そのためにはこういう手当てをしていこうということでこの法案ができたと思うのですが、そういうふうに理解してよろしいのでしょうか。
○柳田分科員 ことしの四月から社会保険診療報酬が改定されるということでございますので、このことについて御質問をさせていただきます。
まず、この改定の特徴といいますか、基本的考えをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 適正な技術料の評価というふうなことでございまして、大分医療に対する質の評価をそれなりの報酬で、言葉はまた繰り返しになりますが、裏づけをしていこうということであります。
先ほどの厚生委員会でも健康保険法の一部改正も通りまして、財源がこちらに回るということも聞いておるわけであります。看護料を重視して看護婦対策をしていくということも、私自身は大変評価をしているわけなんですが、こ……
○柳田分科員 まず、PKOについてお伺いをしたいと思います。
先日、国連の明石さんが国会にいらっしゃいましていろいろとお話をしたというふうに承っておりますけれども、この明石さんがPKOに対して日本が協力をすべきだというふうな感じで多分お話をしたのじゃないかなと思うのですが、現段階で国連の明石さんは日本のPKOに対する協力、全般的なもの、あとでカンボジアについても特定して聞きたいと思うのですが、何か御説明があったれば教えていただきたいと思います。
【次の発言】 このカンボジアのUNTACですけれども、新聞紙上では大変大きな規模だというふうに報道されております。このUNTACに対する日本の協力に……
○柳田委員 まず冒頭に、リサイクル法について若干お尋ねをしたいと思います。 なぜこれを冒頭へ持ってくるかといいますと、今回のバーゼル条約に関しても、しなければならないことだというふうに思うのですが、やってみるといろいろな条件がちょっと違っておかしな結果になったと。特にバーゼル条約の場合は公害を国の外とか国の中に持ってくるとかいう大きな問題も絡みますので、ちょっと関係ないかもわかりませんけれども、まずリサイクル法についての御見解を賜りたいと思います。 昨年の秋ですか施行されました。リサイクルを進めなければならないという立場で我々も賛同したわけなんですが、二十七日、先週の金曜日の産経新聞の夕刊……
○柳田委員 まず最初に、小沢公述人にお伺いをしたいのでありますけれども、「この法の制定により、環境問題が改善の方向に向かうとは到底考えられない。」だから反対だというふうな結論であります。私は逆に、先生が望んでおるような、ここまでできればと、例えばスウェーデンの先ほど言った環境コードですか、までできればそれはすばらしいものかもわかりませんけれども、現段階でこの環境基本法をつくっていって、さらに、先生も書いてあるとおり「法律には国民を間接的に教育してしまう効果がある」ということですから、国としてもこういうふうに環境に対して大変関心を持って前に進めるんだ、そういうふうなことも出てくるんではないかと思……
○柳田委員 お三方につきましては、大変御苦労さまでございます。 まず、冒頭山田公述人にお聞かせ願いたいのですが、いろいろと今の景気対策、お話を賜りました。私も選挙区に帰りまして、いろいろな人のお話を聞くのですが、ほとんどの方が今もう定時間労働だ、残業ゼロだ。ところが、うちに帰ってくる子供の教育費が大変かかる、もう物を買う金もないし、できれば同僚と一杯食みたいのだけれども、その金もないんだと。さらにひどいところに行きますと、会社が倒産してしまって路頭に迷っているというふうな大変切実な声を聞くようになってきたわけであります。 ところが、政府の対応といいますか、大変おくれているような、そして足り……
○柳田分科員 まず初めに、ロシア問題について質問をさせていただきます。 昨年の九月、訪日予定ということでエリツィン大統領が来られるはずだったのですけれども、四日前になりまして突然中止をされました。私自身は、常識的に見て大変失礼なことだなというふうに強く感じた次第であります。 報道を見ておりますと、なぜ訪日が延期になったのか、日本がクリル諸島の問題を余りにも強く持ち出したからだとか、このような状態でロシアが南クリル、北方領土を日本に引き渡せないのは明らかだ、我々は日本側の問題提起の仕方には応じられない、日本訪問がむだ足になるのでは意味がないという報道がありました。 その真偽についてはいろい……
○柳田委員 きょうはお三方の公述人、本当にお忙しい時間帯においでいただきまして、そして貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。 限られておりますので、質問をさせていただきたいと思うのでありますが、花井公述人にまずお伺いをしたいと思います。 自民党案の中で一票制というのがありまして、このことについての質問なんですが、憲法四十三条の第一項で「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。」と書いてあります。自民党さんの案の場合は、都道府県単位で比例が出るわけでありますけれども、ところが、その比例の人を直接投票できないんですね。小選挙区に出た人に投票すれば、それがおのずと比……
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