このページでは高木義明衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。高木義明衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○高木委員 昨日の運輸大臣の所信表明を受けまして若干の質問をいたします。 まず、海運造船対策についてお尋ねいたします。 今日の我が国外航海運の厳しい環境につきましては御案内のとおりでございますが、特に内外の船員コスト格差の拡大によってフラッギングアウト、いわゆる日本船の海外流出、この動きが極めて顕著になっております。現在、労使の合意によりまして外国人船員との混乗が実施されております。しかし、将来において日本人船員の職場の縮小とともに、我が国は貿易立国でありまして、我が国の日本人船員の海運存続に大きな不安が抱かれておるのもまた事実でございます。 そこで、最近では世界的な景気の拡大ということ……
○高木委員 ただいま各お立場の中で本法案についての関連した御質問があっております。 私も今回の法律改正に当たりまして、これまでも海運行政の推進に努力をされております大臣初め関係者の皆さん方には敬意を表しながら、しかし昭和六十一年から六十三年にかけて見ましても、約一万人の船員が減少するという極めて憂うべき状況にある中で、今回この法律の改正によって少しでもその歯どめがかかり、船員の海上職域の確保ができれば、そういうことで努力をされた経緯につきましては私は十分承知をいたしております。関係者の合意の中で行われたわけでありますが、そういう意味では大筋的には十分理解をするわけであります。 なおかつ、今……
○高木委員 私は今回、バス交通政策について若干の質問をいたします。時間も限られておりますので、焦点を四点に絞りましてお尋ねをしてまいりたいと思います。 昨今言われております交通渋滞あるいは都市部における駐車場不足、こういった問題もあるわけでありますけれども、ここで大きく見直されておるのが公共輸送機関であります。公共輸送機関の中でのバスの役割は、今日までそれなりの成果と意義を果たしてきたわけでありますけれども、このところ約二十年間、バス交通というのは大変じり貧といいますか、だんだんとその分担率というのも低下をしてまいりました。今日では大体一一%と言われております。 もちろん、その要因につきま……
○高木委員 発議者の皆さん方には、連日の御論議、本当にお疲れでございます。心から敬意を表します。 これまでの多くの論議の中でほとんどの問題は出尽くしておるわけでありまして、多くを申す必要もないかと思いますが、与えられた時間に私の意見を交えながらお尋ねをしてまいりたいと思います。 消費税の欠陥やらあるいはまた不信感につきましては、たくさんのものが指摘されておるわけでありますが、私はその一つとして、多くの新聞投書の中あるいは世論の声の中から、次のような声をどうしても大切にしたい。避けて通れないと思いまして、ちょっと紹介をしたいわけであります。 愛知県の自営業者、六十一歳の方でございます。 ……
○高木委員 今回の南大夕張炭鉱の閉山提案につきましては、大変厳しい、そして私たちにとっても寂しい限りであり、深刻な問題と受けとめております。特に、現地での関係者の皆様方の実情を考えるとき、本当に言葉もないくらいでございまして、ただただその御労苦に対しまして深く敬意を表する次第でございます。この際、政府に対し可能な限りの適切な対応をよろしく要請するものでございます。 私は、今回の閉山問題につきましては、南大夕張炭鉱にとどまらず、石炭産業全体の各方面の方々に大きな波紋を投げておるものではないかと考えております。最近でも昭和六十一年十一月に三菱高島、六十二年七月に三井砂川、六十二年十月に北炭真谷地……
○高木委員 本日は、両大臣の所信に対する質問でございまして、私の立場からも、ごく焦点を絞りましてお尋ねをしていきたいと思います。 まず第一に、第八次石炭政策の評価についてでございます。 いわゆる第八次石炭政策につきましては残り一年有余となりまして、この間の進捗状況につきましてはおおむね順調に推移をしておる、このように政府も言っておるようでございます。ただ私は、ここで問題にしたいのは、地域振興策あるいは雇用対策につきましてはいまだ多くの課題が残っておるのではないか。いわば閉山ないしは縮小、またこれに伴う合理化につきましては順調に進んでおるわけでありますけれども、反面において、地域の振興対策あ……
○高木委員 私は、これまで地方議会の場でそれぞれの課題に取り組んでまいりまして、今回新しくこのような場で大臣を前にいたしまして御論議ができることに対して大変光栄に存ずる次第でございます。今でも地方に光を、ふるさとに活力を、こういう気概はさらに高まるものがございます。よく八〇年代は地方の時代、こういうことで言われておりましたけれども、十年経過をいたしまして果たしてそうであったのかということを考えてみますと、ほとんどの改革は行われていなかったのではなかろうか、こういうふうに私なりに感想を持つわけであります。したがいまして、何とか真の意味で地方の時代が来ることを願って、私たちの立場から以下お尋ねをし……
○高木委員 私は、日米構造協議をめぐる問題につきまして質問をいたします。 ただいま中間評価の真っ最中でございますが、まず総理にお伺いをいたします。 私は、今回の構造協議が、アメリカから本来我が国自身がやるべきことをいろいろ指摘をされ、要求をされておること、これまでのいきさつから見ますと大変異常な協議だと思っております。しかし、事態がここまで来た以上、これを契機にお互いに痛みを分かち合う、そして必要な改革は推進をしていくべきである、このように考えるわけであります。その基本は、何といっても消費者の利益と中小企業の近代化、流通の合理化、こういったことを促進することであろうと思っております。 総……
○高木委員 まず冒頭に、恐縮ですが、国連平和協力隊の編成について待機部隊とすべきであることとして、派遣部隊の編成のあり方について、去る十月三十一日の本委員会における我が党中野寛成委員の要求に対し外務省から中間報告をする旨理事会で話し合われたようですが、その報告を求めます。
【次の発言】 ぜひ委員長におかれましては、例の件につきましては理事会で取り計らっていただきますようにお願いを申し上げます。
【次の発言】 私は、中東における紛争の平和的解決とすべての身柄拘束者の、いわゆる人質の早期解放を求める立場から、総理並びに関係大臣に質問をいたします。
まず、御案内のとおり、イラクのクウェート侵攻の結……
○高木委員 参考人の皆さん方には大変お疲れでございます。今後の委員会活動におきまして私なりに貴重な御意見を聞いたと思っております。心からこれまでのいろいろな御意見に対しまして感謝を申し上げながら、私は、時間もございませんのでまとめて御質問をしていきたいと思います。実はすべての方々に御質問をしたいわけでございますが、限って御三方にお尋ねをしたいと思います。 まず、石鉱審の生田部会長にお尋ねします。 先ほどのお話では、既に政策部会のスケジュールについてもお話がされております。それぞれ意見は出尽くした感がある、したがって、今後は部会長さんとしてのたたき台を示して議論を進めていくことが来年の六月に……
○高木委員 私は、海運行政について質問をいたします。 なお、今長期化が憂慮されております湾岸問題に関連をして、主にペルシャ湾における日本船舶の安全航行についてお尋ねしたいわけであります。 いきさつは今さら言うまでもありませんけれども、御承知のとおり、一月十七日に湾岸戦争は勃発をしたわけであります。海運労使はこれに対応して種々の安全対策を講じておるわけであります。勃発の十七日にさかのぼりまして、まず一月十四日には海運労使として協議会を開催いたしております。すなわち、十五日以降の安全対策、緊急事態発生時の対応について、一つは、在湾船舶は東経五十二度以東の安全水域に移動するかまたは出湾するという……
○高木委員 私は、新幹線関係三法案につきまして質問をいたします。時間が限られておりますので、簡潔にお尋ねをいたしますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 私たち国民一人一人の日常の活動は日増しに広域化あるいは情報化、そしてまた国際化、こういう人、物、それらを含めての交流が大きく広がっております。より安全に、より快適に、より速く、こういう大きなニーズにこたえることもこれからの一つの政治の使命だと私は考えておるわけであります。 そこで、まず冒頭、運輸大臣にお伺いいたしますが、いわゆる二十一世紀を展望した交通政策のあり方の基本方向についてはいかがお考えであるのか、お尋ねをしておきたいと……
○高木委員 新幹線の関係三法案につきまして、前回に引き続き質問をいたします。 前回は鉄道整備基金の法案に言う「大都市」とはどの範囲を言うのか、こういうところまで終わりました。 この新幹線関係法案の大きな目玉は何といっても今後の新幹線の整備にあるわけでありますが、基金法に言うもう一つの大切な趣旨、目的というのは、新幹線鉄道を初めとして主要幹線鉄道及び都市鉄道の計画的かつ着実な整備を促進する、これも忘れてはならない重要な案件だろうと私は思っております。そういう意味で、今後ますます都市鉄道、大都市鉄道の整備におきましても、特に通勤通学の混雑解消という意味で公共投資をさらにつぎ込み、あるいはまた既……
○高木委員 港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案に関しまして質問をいたします。 我が国は港から栄えたとも言われております。戦後の港湾整備の時代的イメージといいますか、その移り変わりを見ますときに、十年ごとに大きな節があるように私は思えてなりません。 まず第一期の昭和二十年代、文字どおりの戦災復興の期でありまして、とりわけ埠頭の整備が急がれました。次いで第二期は昭和三十年代、大量輸送、大量生産の時代でございまして、いわゆる高度成長時代に向かっての臨海工業地帯の港の建設期であったと思っております。続く第三期は昭和四十年代でございます。このころになりますと、輸送革新への対応として、新しくコン……
○高木委員 国鉄清算事業団法の一部を改正する法律案につきまして若干のお尋ねをいたします。 まず、今回の改正の趣旨は、いわゆる国鉄改革の一環といたしまして、国鉄の長期債務そして資産の処分を適切に行うということは極めて大切なことでありますし、同時に、私は、国民の負担をできるだけ少なくして、しかも地域振興に大きく寄与する、こういう土地の処分、これが最も留意される点ではないかと思っております。 私たちよく地方都市に行きまして旧国鉄の跡地を見るわけでありますが、なかなかにして貴重な土地がそのままになっておるという光景をよく見かけるわけでございます。今回はとりわけ大都市圏の汐留等ということで焦点になっ……
○高木委員 船舶安全法及び船舶職員法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問をいたします。 まず初めに、船員の労働時間短縮に係る点からお尋ねをしてまいりたいと思います。 御承知のとおり、現在の船員状況は、外航船、内航船ともに高齢化が著しい、同時に若年労働者の確保が大変必要になっておる、こういうことでございまして、とにかく魅力ある船員職業、こういう観点から、労働時間の短縮というのは陸上とともに海上の分野においても私は大切なことだと思っておりますが、とりわけ内航海運業界を中心にしまして船員不足が深刻でございます。そういう意味で、時短の緊急性は高いと思っておりますが、その点についてどうなの……
○高木委員 まず初めに、信楽高原鉄道の事故についてお尋ねをいたします。 私も、今回この事故によりまして亡くなられました四十二名のとうとい犠牲者の方々の御冥福を謹んでお祈り申し上げますとともに、負傷をされました四百四十九名の方々、そしてまた御家族に対しましても心よりお見舞いを申し上げたいと思うわけでございます。 重複する点もございますけれども、この問題の重要性によりましてお許しをいただきまして、私たちの立場からも若干のお尋ねをしてまいりたいと思います。 日ごろの、例えば新幹線を初めといたしまして都心におけるJR、民間鉄道あるいはまた地下鉄、こういった目まぐるしいほどのダイヤのスケジュールの……
○高木委員 質問に入ります前に、私は民社党を代表いたしまして、改めて雲仙・普賢岳火砕流災害によって亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、負傷された方々そして遺家族の方々にも心からお見舞いを申し上げる次第でございます。 まず私は、地元の一人といたしまして、今次災害に多くの方々の関心が寄せられております。同時に今、県市町一体となって災害の復旧あるいはまた行方不明者の捜索等々の活動に取り組んでおられます。心から敬意を表する次第でございますし、同時に、県や国や市町村が一体となった防災体制の大切さを今痛感をしておるわけであります。 質問に入りますけれども、政府は、御案内のとおり雲仙……
○高木委員 商標法の一部を改正する法案につきましてお尋ねをいたしますが、私は主に三つのポイントからお尋ねをしてまいります。 まず今回のサービスマークでありますが、いわゆるサービスを識別するサービスマークを登録をして法的に保護をする制度をつくる、このことがサービス産業の発展あるいは需要者利益の擁護、こういうことにつながるものでありますので、私はその点、理解を示すものでございます。とりわけ、情報化社会あるいは国際化社会と言われておる今日、このことは特に要請をされることだろうと考えておるわけでございます。 そこで、まず大臣にお伺いをしておきますけれども、今回のサービスマークの登録制度の導入という……
○高木委員 私は、さきに行われました各大臣の所信を受けまして、以下お尋ねをしていきたいと思います。 昨年の夏以降に示されましたが、総合エネルギー調査会は石炭の位置づけにつきまして次のように提言をしておるわけであります。まず第一に、石油とか天然ガスに比べて供給の安定性あるいはまた経済性ですぐれたエネルギーである。二つには、ばいじんとか硫黄酸化物、窒素酸化物への環境対策が進められておる結果、我が国においては世界最高レベルのクリーンコールである。三つ目には、CO2いわゆる二酸化炭素排出面で問題があるが、このCO2抑制策に不断の努力をすれば石油代替エネルギーの重要な柱の一つである。こういうことを言っ……
○高木委員 参考人の皆様方には、貴重な御意見をお聞かせいただきまして大変参考になりました。心から敬意を表する次第でございます。 私は、時間も限られておりますので、お二方の御意見をさらにお聞かせいただきたいと思うわけであります。 まず初めは、笹生小委員長のお話の中で、産炭地域振興対策の取りまとめをされたその責任者というお立場でお伺いしたいわけでありますが、この取りまとめに当たりましては、特に八次策の影響地域が重点地域とされておること、あるいは実施計画の原案を地元知事が策定するということ、あるいは鉱工業以外の職種についても振興策が講じられること、そういったいろいろな面で非常に画期的な施策が講じ……
○高木委員 先ほどから論議もかなり深まっておりますし、一部重複した点もあるかと思いますけれども、確認の意味を含めて、あるいはまた要請の意味合いを含めまして以下お尋ねをしてまいりたいと思います。 まず質問の第一は、この法律の十年延長の意義と法の役割は一体何か、こういうことについて通産大臣のお気持ちを率直にお聞かせいただきたいと思うわけであります。 まず、これまで全国の産炭地におきましては、御承知のとおり山の閉山とかあるいは合理化によりまして多くの離職者あるいはまた地元経済の沈滞あるいはまた自治体の財政危機、こういった影響が出てきたわけでありますが、そういう中にありまして、国を初め地方自治体あ……
○高木委員 労働大臣、御多忙のようでございますので、冒頭雇用問題からお尋ねをさせていただきます。 来年度以降の石炭政策につきましては、これまでいろいろ述べられておりますように、石炭鉱業審議会の答申、これにつきましては今後さらに検討される部分が多い、そういう意味でまだまだわかりにくい、見えない部分はあるかと思いますけれども、しかし同時に、最もこの答申にそしてまた今後の政府の施策にかかわり合いが深くて、そしてまた重大な関心を寄せておられるのは、ほかでもありません、石炭企業で働く約八千人に上る働く者、そして家族、私はこのように思うわけです。 九〇年代が構造調整の最終段階である、こういう答申でござ……
○高木委員 山田参考人にお尋ねをいたします。 御承知のとおり、主要先進国では例を見ない土地問題が深刻化をしておりますが、この異常な土地高騰に対しては特にサラリーマンが苦しんでおられる。だからこの苦しみを何とか救うためには、今かかっております土地保有税の税制改革あるいはまた都市計画の再構築、そしてまたいわゆる土地本位と言われる金融の是正、こういう三位一体となった対策が、このサラリーマンの願いをかなえる大きな課題であろうと思っております。同時に、サラリーマンの年収の四倍から五倍で良好な住宅が持てる、こういうことをかなえるのが今の私たちの政治的な一つの責務であろう、こう考えておるのですけれども、現……
○高木委員 私は、先ほどからも論議になっておりますが、固定資産税について質問をしてまいりたいと思います。 御承知のとおり、昨今の異常な地価高騰は重要な政治問題でございます。とりわけ東京圏を中心とした大都市の地価高騰は激しくて、五年間で商業地で二・八倍、住宅地でも二・五倍、こういうことにはね上がっておるわけであります。こういう背景には、いろいろありますけれども、一般的にバブル現象と言われるこのような異常な地価値上がりに対して、そのまま固定資産税に反映されるならば、これは、地価上昇の直接的な原因者でもなく、あるいはまた受益者でもない住民や事業者が多大な税負担を求められることになるわけでございます……
○高木委員 私は、学位授与機構の新設に関連をしてお伺いをいたします。 今回の改正は、国立学校設置法を一部改正して学位授与機構をつくり、あわせて学校教育法を一部改正をして、一つ、学士を学位とする、二つ、短大卒や高専卒の者にも、大学などの一定の単位を修得した場合に学士の学位を授与する、三つ目は、各省大学校のうち大学と同水準の学校にも水準に応じ学士、修士などの学位を授与する、こういう内容でございます。 この学校の学位授与機構の創設につきましては、御案内のとおり、臨教審の第二次答申、すなわち昭和六十一年四月に出されましたこの答申の中に、単位累積加算制度の導入とあわせ学位授与機関の創設を検討する、こ……
○高木委員 私は、準学士の称号の創設に関連をいたしまして、質問をいたします。 まず、今回の改正案でありますけれども、短大卒、高専卒に準学士という称号を与えるというふうになっておるわけであります。これはさきの委員会でも、四年制大学の学士という称号に学位を与えるというふうな法案が出たわけでございますけれども、そのときも若干述べましたけれども、この準学士という称号が一体社会的にどういう意味を持っていくのか、私はこのような称号自体余り意味を持たないのではないかと思っておりますが、なぜこういう時期にこういうものが出てきて、そしてこの称号自体どういう意味を持っていくのか、この点につきましてお考えを明らか……
○高木委員 私は、雲仙・普賢岳災害につきまして若干の質問をいたします。 まず冒頭には、国土庁長官にお伺いをいたします。 御承知のとおり、五月の半ばから雲仙・普賢岳におきましては土石流の危険性が叫ばれ、そして六月三日には火砕流の大惨事となったわけであります。今日まで四カ月間が経過をしようとしておりますが、この間、大きな災害ということで、総理を初め各大臣あるいは政府関係者、また各党首、幹部、それぞれに多くの方々が現地を見舞われ、視察をされたわけであります。そして、政府におかれては、非常災害対策本部を設置をされまして、国土庁長官を中心にしてその対策に当たられてこられました。今日までの御努力につき……
○高木委員 私は、石炭鉱業の構造調整についての支援策と、それから産炭地振興についての二つの件についてお尋ねをしてまいります。もちろん、私は国内炭鉱には評価をする立場については変わっておりませんが、時間の関係もございますので、以下、質問をいたしたいと思います。 まず、新分野開拓、経営の多角化に取り組む石炭企業の姿勢についてでございます。 昨年十月十八日の石鉱害の政策部会、第二回の政策部会でございますが、石炭協会の河原崎会長は、構造調整の基調は八次策のときと変わらず、九〇年代がその最終段階となる、業界みずからが産炭地での新規事業分野への進出や海外炭開発を行い、職域の拡大を図る、また経営多角化に……
○高木委員 先ほどから、地方分権なり、あるいはまた東京一極集中是正なり、それぞれ地方に活性化を求める立場からの議論があっておりますが、私も今回、地方分権に合わせたテーマからお尋ねをしてまいりたいと思います。 現在、地方財政は、私が言うまでもなく大変厳しい状況にあります。また、財源配分がどうしても国に偏り過ぎておりますために、地方自治体の自立は大変弱体化する一方であります。さらに政府は地方に対して、行政事務配分を増大させながら、地方自主財源の拡充というのは大枠ではしないというふうな考え方をとっておるわけでございます。こういう状況の中で、私は何としても地方が自由に自律的に使えるための自主財源の確……
○高木委員 私は、民社党の高木義明でございます。 各参考人の方々には、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。時間も限られておりますので、本来ならばそれぞれの参考人の方々にお答えをいただきたいわけでありますが、均衡を欠く点もあるかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。 まず、小川参考人にお伺いをいたします。これはすべての参考人の方々の御意見もお聞きしたいのでございますけれども、あえて経営者側という立場でお尋ねをするわけであります。 御承知のとおり、政府計画では一九九二年度中に千八百時間を達成、連合におきましては一九九三年、こういうことでありまして、政府計画からし……
○高木委員 私は四つのテーマについてお尋ねをいたします。 一つは空港問題でございます。 御承知のとおり、航空審議会が十一月二十八日、第六次空港整備五カ年計画を答申をいたしました。二十九日には閣議決定がなされております。この内容を見てみます失特に、まず第一点で成田、羽田、関西の三大プロジェクトを推進をしていく、二つ目には中部新国際空港については調査に着手をする、三つ目は既設の新広島、仙台などこういった空港の拡張整備を行う。そして大館能代、小笠原、静岡、びわこ、神戸、新石垣、こういったいわゆる地方空港につきましては条件つきで新設をする、こういうことになっておる点であります。 特に私が注目した……
○高木委員 高木義明でございます。 陳述人の皆さん方には、大変お忙しい中でございましょうけれども、今承りまして、それぞれ大変貴重な御意見を受けました。私たちも十分に参考にさしていただきたいと思います。心からお礼を申し上げます。 まず、大屋先生にお伺いをいたします。また、同趣旨のお尋ねを香西先生にもお尋ねをします。 実は、お尋ねする前に、質問をする者の立場として簡単にスタンスを明確にしておきたいわけでありますが、私どもは、PKOの活動については憲法の精神に合致をしておる、その協力については世界の要請にこたえる第一歩だ。このように考えております。私も、この五月に党の訪米団の一員としまして国連……
○高木委員 私は、雲仙・普賢岳災害に絞りまして、国土庁長官初め関係政府委員の皆さん方にお尋ねをしてまいりたいと思うわけであります。 島原大変、肥後迷惑と言われまして、約二百年前に雲仙・普賢岳の噴火あるいは眉山の崩壊によりまして、地元島原市ではもちろんでございますが、長官の地元であります熊本県に大変御迷惑をかけた、約一万五千人の方々が亡くなった、こういう歴史も既に御承知でありますけれども、そういう中で、熊本からはよく雲仙・普賢岳の状況が晴れた日には見えますので、長官としましてもかなり深い関心がおありではないか、このように思います。今なお噴火、火山活動は衰えを見せておりませんで、もう六月七日以来……
○高木委員 私は、国内問題の一つの課題であります雲仙・普賢岳噴火災害に関する件につきまして、総理初め関係大臣にお尋ねをいたします。 質問に入る前に、これは私たちの地元の皆さん方の手づくりで雲仙・普賢岳の模型をつくりました。ぜひ総理に見ていただきまして、二万五千分の一の縮尺模型でございまして、色の変わったところがいわゆる火砕流の地域であります。どうぞ、どうぞ、見ていてください。 さて、六月三日の大火砕流惨事以来、既に六カ月が経過をいたしました。この雲仙の問題につきましては、日々の報道でも御承知かと思いますが、今なおその終息の兆しは見えずに、今後年も越すのではなかろうか。十二月六日に火山予知連……
○高木委員 私は、運輸大臣の所信表明に対しまして若干の質問をいたします。 一連の佐川関連の問題につきましては、我が党におきましても既に関係者の証人喚問を要求しておりますし、今後予算委員会等で真相究明に向けて最大限の取り組みを進めていくことにしておりますので、今回は大臣所信表明に対しての運輸行政全般にわたる質問といたしまして、本問題は差し控えさしていただきたいと思います。 ただ、大臣に一言ぜひお伺いをしたいのは、先ほどからいろいろ出ておりますように、私は、国民の暮らしやあるいは仕事に大きくかかわっておる運送業、これらにつきましては、その社会的使命を受けて真剣に汗を流しておられる方々、あるいは……
○高木委員 私は、特定船舶製造業経営安定臨時措置法を廃止する法律案に対しまして、ただいまから若干のお尋ねを申し上げます。 この法律案につきましては、既に海運造船合理化審議会におきまして各界のそれぞれの意見を踏まえたものでありまして、私はこの法案に対しましては賛成の立場を明らかにするものであります。 二回のオイルショックを中に挟みながら、いわゆる造船構造不況というのがこの間続いたわけでありまして、第二次にわたる設備削減、操業規制、雇用調整、こういったものと同時に、いわゆるグループ化と言われております事業提携などもこの法律によって進めてまいりました。この間、関係業界におかれましては、労使一体と……
○高木委員 ただいま議題となっております法律案につきまして若干のお尋ねをいたします。 法案の性格上、一部重複の点もありますけれども、さらに確認の意味を含めまして御答弁をいただければ幸いでございます。 まず、海洋の汚染の問題、油の流出事故防止につきましては、諸外国との協力が不可欠であることは言うまでもありません。現在特に油流出事故の可能性の高いマラッカ海峡を中心としたところのASEAN海域、こういったところが国際協力においては重要な課題になるということから、いわゆるOSPAR計画というのが検討されております。 この計画自体私は大変意義あるものであろうと思いますし、何よりも中身を充実して今後……
○高木委員 私は、陸運あるいは海運また航空路にかかわる諸問題につきまして、お尋ねをいたします。 まず、陸運にかかわる問題としまして、佐川問題に触れてみたいと思います。私は、貨物自動車運送事業の健全な発展を守る立場から、これまでも国会の中で議論がございましたけれども、その後の対応についてただしてみたいのであります。 去る三月十八日の参議院予算委員会でも、我が党同僚議員が行政当局の対応をただしたわけであります。それは、佐川急便グループの違法行為、すなわち貨物自動車運送事業法、労働基準法、道路交通法等を無視した事業活動、これは今日に至ってもなお是正されていない部分があるのではないかという懸念があ……
○高木委員 船員法の一部改正に関連をいたしましてお尋ねをいたしますが、まず、内航船員の抱えておる諸課題についてでございます。 今、内航船員と言われる方々は約五万人と言われております。しかも五十歳以上の方々が実に三五%、一万七千名以上いる、こういうふうに統計でも出ておるのであります。単純計算でありますけれども、もしこの人たちが今後十年間にそれぞれ退職をしていくとしますと年間一千七百名という船員の方々の補充が必要になってくる、これはもう全く単純な計算でございますがそういうことが言われておりまして、こういう中で、先ほどからも話があっておりますように若年層の海離れあるいはまた船員離れというのも大変深……
○高木委員 私は民社党の立場で若干の質問をいたしますが、それぞれポイントにつきましては朝の方から議論がされておりますので、確認あるいはまた念のために重要な点につきましてお尋ねをいたしてまいります。 まず第一点ですけれども、今回の法改正によります、現在既に登録されておるホテル、旅館と法改正後の登録ホテル・旅館との差異についてお尋ねをいたします。 現在二千数百の登録ホテル・旅館があるわけですが、これが法改正によりますと約五千にふえることになります。しかも、その際の基準というものが大幅に緩和されるということになりますと、現在までに登録をされておるホテル、旅館と新規の登録ホテル・旅館との間にどうい……
○高木委員 最初に、我が党は、本法案が持つ地域の伝統芸能を積極的に活用していく、そしてまた育成していくという意義にかんがみまして、賛成の立場を明らかにしたいと思います。その上で以下幾つかのお尋ねをしてまいりたいと思います。 まず、政教分離の点についてでございます。この法案で支援するとされている地域の伝統芸能につき、例えばその中で神事など宗教と関連があると見られるようなものがございます。しかしながら我が党は、一部で言われておりますように、このことに対して政教分離というような憲法上の疑義があるという立場はとりません。 といいますのも、最高裁の判例であります目的効果論を引くまでもございませんで、……
○高木委員 私は、関西国際空港の問題につきまして、以下お尋ねをしてまいります。 なお、午前中の質疑の中にも若干の重複点がございますが、極めて重要な課題でありますし、私どもの立場を踏まえてお尋ねをしてまいります。 この空港問題につきましては、何といいましても近年の航空需要の急速な伸びというものが大きな柱になるわけでありまして、資料におきましても、一九九〇年実績、旅客につきましては九千六百二十六万人、これが二〇〇〇年、予測でありますけれども一億六千万人へ増加をするであろう。貨物におきましては、一九九〇年の実績二百二十七万トンが、二〇〇〇年の予測によりますと四百三十五万トンに増加をするということ……
○高木委員 私は、さきの特別委員会におきましての現地調査を踏まえ、雲仙・普賢岳災害、そして大分県を中心にしましたところの林野関係災害について質問をいたします。 まず冒頭に、国土庁長官に御所見を賜りたいわけであります。 本日の新聞報道等によりますと、普賢岳噴火活動に伴い、避難住民が自殺をするという見出しで、悲しい出来事が起こりました。全国の皆さん方から大きな支援をいただいており、これにこたえて地元関係者も挙げて懸命の努力をしておる中で、まことに残念なニュースでございました。その真相については定かではございませんが、仮設住宅に居住をしていること、あるいは、本来の仕事が農業であり、警戒区域の中に……
○高木委員 両大臣におかれましては、連日の御審議で敬意を表しております。私も両大臣にお尋ねするのは初めてでございますので、どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。 新しい石炭政策に向けての幾つかのお尋ねをいたします。 実は、このようなところに立ちますと、やはり何といっても私は、我が国がこれまで歩んできた戦前戦後の歴史、その中で石炭産業が果たした役割ということをどうしても忘れるわけにはまいりません。私たちの暮らしの中におきましても、鉄だあるいはセメントだ、電気だ、暮らしにおいても町づくりにおいても、衣食住とともに切っても切り離せないそれぞれの分野を支えてきたのが、言うまでもない、石炭で……
○高木委員 参考人の河原崎さん、藤原さん、親松さん、それぞれの立場で石炭関係につきまして特にいろいろな御尽力、立場、持ち場によりましてお力をいただいておりますことのまず敬意を表しております。 同時に、先ほどからそれぞれの御意見をお聞きしまして大変参考になりました。赤平市長さんにつきましては遠路お越しいただきまして大変お疲れでございます。時間も経過しておりますので、私の方から石炭協会と石炭労協それぞれに質問をしてみたいと思います。 質問の要旨は、海外炭事業についてでございますけれども、昨年の十月には石炭各社が構造調整についての基本的考え方をそれぞれ発表しております。この考え方の中を見てみます……
○高木委員 私は、石炭対策関連法案につきまして、以下若干の御質問をいたします。 これまでの八次策の総括をしながら、今回の法改正に当たりましては、石炭鉱業審議会の答申を十分に踏まえたものであり、構造調整を円滑に進めるものであると私は思っております。そういうことから、一部に先行きの不透明さとかあるいはまた不足する点も残るものもありますけれども、大筋におきましては妥当な措置ではないかと考えるものであります。 お尋ねの第一は、重複はお許しをいただきまして、やはり基本でありますのでお答えをいただきたいのですが、政府は今後の石炭政策を総合的に推進するため、石炭関係八法について一括改正法により所要の改正……
○高木委員 時間も限られておりますので、私は石炭鉱業年金基金についてお尋ねをしてみたいと思います。 先ほども御議論があっておりましたけれども、この年金の趣旨につきましては、言うまでもなく本制度は昭和四十二年十月、炭鉱に働く人々の老後の生活の安定と福祉の向上を図るため特別に法律が定められ、一定の年限以上炭鉱に勤務した人に、現行の厚生年金保険とは別に、老齢年金等を支給するため創設されたわけであります。なお、昭和五十三年四月からは、この制度の内容が大幅に改定をされました。この年金制度に必要な費用につきましては、全額石炭鉱業事業主が石炭鉱業年金基金へ納める掛金で賄われるということになっており、従業員……
○高木委員 私は、二、三の問題につきましてお尋ねをします。先ほどからの議論と重複する点もございます。しかし、立場を変え、しかも確認の意味も含めてさらにお尋ねするわけでございます。 まず、市街化区域内農地の宅地並み課税についてお伺いをいたします。 御承知のとおり第百二十回国会におきまして成立をしました地方税法等改正法におきましては、三大都市圏の特定市内の市街化区域内農地に対する課税が見直されております。原則として平成四年度以降宅地並み課税を行うこととされましたが、いわゆる生産緑地法に基づく生産緑地内の農地とされたものについては、一般農地として課税されることになっております。農地としていずれか……
○高木委員 まず私は、地方交付税の総額の特例措置についてお伺いをいたします。 この問題につきましてはもう先ほど来から繰り返し繰り返し取り上げられておりまして、私としては重複を避けて言いたくはないのでございますけれども、非常な重要な問題でございますので、私たちの立場といたしまして一言お聞きをしたいと思っております。 今回のいきさつは、既に御承知のとおり、国は、地方公共団体の強い反対にもかかわらず、地方固有の一般財源であるこの地方交付税交付金を、平成三年度の五千億円に引き続き、平成四年度八千五百億円減額をするという措置をとりました。これは地方公共団体に与える影響は私は大きいものと思いますし、規……
○高木委員 参考人の皆様方には貴重な御意見をいただきまして、大変ありがとうございます。 結論的には、それぞれ本法案については早期成立ということでお伺いいたしました。そこで、せっかくの機会でございますので、私は率直に、それぞれ自治体の責任者たる市長さん、県知事さんがおられますので、お伺いしてみたいわけです。 今、国・地方を通じまして陳情政治ということが言われております。これにつきましてはこれまでの長い経過の中でそれなりのことはいろいろあるわけでありますけれども、実際に熊本市長さんにおかれましては一年のうちに何回ぐらい、まあ会議は別にいたしまして、陳情という活動をおやりになっておられるのか、お……
○高木委員 私は、民社党の立場からただいまから若干の質問をいたしますが、まず、地方交付税の件につきましてはかなりの議論がなされておりまして、私たちは地方固有の財源である、こういう主張をしておりますけれども、こういう立場を明確にしながら、今回は地方交付税につきましては割愛をさせていただきます。 そこで、最近地方におきまして第三セクターによる事業等が活発に行われておりまして、私はこの第三セクターの問題を取り上げてみたいと思います。 地方公共団体が提供する行政サービスの拡大あるいは多様化、こういったことに伴いまして、それを効率的かつ機動的に仕事をするため、事業実施に当たっては第三セクター方式とい……
○高木委員 私は、学校五日制並びに高等教育につきまして、時間の範囲内で質問をいたします。 まず、学校五日制でございます。私は、国民にゆとりと豊かさを実現するために、生活先進国づくりは何としても今の大きな政治課題でありまして、その中で学校五日制の早期導入につきましても賛同をするわけです。本年の九月から月一度のペースで導入することということで、政府でも平成四年度予算案で実験校をふやすなどの措置を講じております。また、昨年十二月十九日に調査研究協力者会議が示した中間まとめに引き続き、去る二月の二十日には「学校運営等の在り方について」、続いて二十六日には「青少年の学校外活動の充実について」を発表して……
○高木委員 私は、まず環境問題についてお尋ねをいたします。 環境には自然浄化作用があり、多少の負荷の増加は環境の状況に影響を与えない。しかし、ある一定のレベルを超える上、自浄作用を発揮する間もなく破壊され、健康被害や生態系の破壊、そのような大規模な破壊を生み出す。これが環境を考える一つの基本であろうと私は思います。 言うまでもなく、産業革命以降の技術革新は人類に大きな福祉の拡大をもたらしました。しかし、今やそのことによって、環境の自浄作用を超え、フロンガス等によるオゾン層の破壊、二酸化炭素などの排出増による地球の温暖化、酸性雨、海洋汚染、熱帯林の減少等々、地球規模での環境破壊をもたらしてお……
○高木委員 私は、佐川問題につきまして一言触れさせていただきます。 この問題は、今や今国会の最重要課題でありますし、大きな社会問題となっております。私どもはかねてから、物流については、国民の生活と産業活動を支える重要な基盤といたしまして、この健全な活動については日常的に敬意を表しておりますし、また、そういったものを支援するための最善の策を国に求めてきたところでございます。 しかし今、問題は例えば多くの献金の問題あるいは褒め殺しの問題等々の政治課題が大きな注目を集めておりますけれども、本来よって立つ問題点はやはり運輸行政にかかわる問題ということから、私たちは看過できないわけであります。 し……
○高木委員 地方交付税法等の一部を改正する法案に関連をいたしまして、まず地方交付税の総額の特例措置についてお尋ねをしておきます。 この問題につきましては、本日も他党の議員からも繰り返し取り上げられております。私としては重複を避けたいところでありますが、予算編成を前にして非常に重要な問題でありますので、一言お尋ねをしておきます。 御承知のとおり、政府は、地方公共団体の強い反対にもかかわらず、これまで地方固有の財源であります地方交付税交付金を、平成三年度には五千億円、引き続き四年度には八千五百億円減額する措置をとってまいりました。国が財源不足という理由をもってこういった特例措置、特例減額が今後……
○高木委員 大臣に質問をいたします。 まず、お尋ねの前に、去る二月二十一日の未明に、長崎県五島沖で漁船の海難事故がございました。今懸命な捜索活動がなされておるわけでございます。私たちにとりましては大変衝撃的なニュースでございました。」一日も早い救助を望むところでございます。 これに当たられております海上保安庁におかれましては、大変気象状態の悪い中で、しかも荒波の中で懸命の捜索活動を行っておられますことに敬意を表します。どうか今後とも全員救助目がけてさらに奮闘されますようにお願いしておきます。 さて、具体的な質問に入ります。 私どもは、昭和六十三年、まだバブルがはじける前でございますけれ……
○高木委員 私は、まずJCIの受け入れ態勢についてお尋ねをいたします。 現在、検査機構で検査されております長さ十二メートル未満の船舶、そして国直轄で検査されております長さ十二メートル以上かつ二十トン未満の船舶、これらの検査方法は、航行区域にかかわらずほぼ同じようなものとなっております。私は、最近の小型船舶の構造あるいは技術等を考えますと、もはや二十トン未満の船舶については国の直轄で検査する必然性はなくなってきておる、こういう状況であると思っております。 この意味におきまして、今回の船舶安全法の一部改正により基本的に約八千隻が国の検査対象から民間法人である小型船舶検査機構、いわゆるJCIに検……
○高木委員 私は、気象業務法の一部を改正する法律案につきまして、先日も現地調査をいたしましたが、これらのことを踏まえましてお尋ねをいたしたいと思います。 まず、気象審議会の答申と本法律案の関係についてお尋ねをします。 変化の時代、ゆとり社会、こういうことが言われておりまして、まさに国民のニーズは多様化しておりますし、当然気象業務の分野でも例外ではございませんで、画一的な気象情報から、多様でまた詳細な気象情報というのが今求められておるわけでありまして、こういう背景の中で、平成三年の三月、気象審議会への諮問がなされました。平成四年三月二十三日に「社会の高度情報化に適合する気象サービスのあり方に……
○高木委員 私は、整備新幹線初め地方鉄道の整備についてお尋ねします。 その前に、先般からの花巻空港ほか一連の航空機事故については、せんだっても羽田の方に調査に出向きましたが、私は、徹底的な原因の究明と分析を行っていただき、その上でこれらの教訓が十分フォローされ、今後に生かされるように強く願うものでございます。航空機は今や国民の重要な交通機関として暮らしに欠かせないものでございます。したがいまして、航空機の整備、乗員あるいは整備士の健康管理あるいは訓練、研修、これらにつきましては、不断の努力で万全を期していただくとともに、関係者に対しまして改めて綱紀の粛正と、そして安全管理の充実に努められるよ……
○高木委員 道路交通法の改正案につきまして若干のお尋ねをいたします。 私どもも、この法案につきましては真剣な議論をいたしております。既にお尋ねがありました件につきまして重複する点もあるかと思いますが、その点についてはあらかじめよろしくお願いを申し上げたいと思います。 まずは、運転免許証の有効期限でございます。この点につきましては、昨年五月の第三次行革審、世界の中の日本部会の答申、いわゆる国民負担の軽減と国民利便の増大を図るため、運転免許証の有効期間にメリット制を導入し、優良運転者については更新時に五年に延長すべきとの報告をいたしております。この議論の中身はいろいろな立場から行われておると思……
○高木委員 雲仙・普賢岳災害についてお尋ねを申し上げます。 災害以来、国土庁初め政府各省庁並びに国会、その他多くの関係者、国民の皆さん方の深い関心とお力添えを賜り、私は地元の一人として心から感謝を申し上げる次第であります。 さて、火砕流惨事からやがて二年目を迎えようといたしております。ことしに入りまして、現地の九大地震火山観測所の太田所長が普賢岳の終息宣言なるものを発表し、地元関係者は大変喜んでいたわけでありますが、今なお火山活動は終息に至らず、事態はさらに長期化されることが予想されるわけであります。 最近の状況につきまして、地元の新聞では次のような報道をしております。一昨日の「六日、火……
○高木委員 ただいまから、割り当て時間の範囲内で御質問をいたします。 まず、冒頭、あれから九二年がたちました。二年前の六月三日に大火砕流惨事が発生をいたしました。はや二年になります。本日は地元におきまして慰霊祭がとり行われておりますが、私は、この場から改めて、犠牲者の皆さん方に心からなる御冥福をお祈り申し上げたいと思いますし、また、被災者の方々にお見舞いをいたす次第でございます。 今回私は、さきの五月二十四日の本特別委員会の現地調査を踏まえて、お尋ねをしてまいります。 なお、委員長初め各委員の先生方の力強い御激励あるいはまた日ごろの御支援、地元の一人といたしましても、深く感謝を申し上げる……
○高木委員 私は、政治改革の背景についてまずお尋ねを申し上げます。 今日までの一連の政治腐敗事件の続発によりまして、今我が国は未曾有の政治不信に陥っていることは言うまでもありません。こうした政治不信を何とか払拭すべく、政治改革に関する法案を今回まとめ上げられました自民党、社会党、公明党に対しまして、法案の内容についての評価は別といたしまして、まずもって私はその姿勢と真摯なる審議に敬意を表する次第でございます。特に本日は、社会党、公明党案について質問することになっておりますので、あしからず御了承をいただきたいと思います。 社公案につきましては、各法案の中で我が民社党案と共通している部分も多う……
○高木委員 先ほど来からそれぞれ議論があっておりますが、私は我が党の立場から、通産大臣初め政府委員に若干のお尋ねをしてまいりたいと思います。 御案内のとおり、新しい石炭政策は平成四年度からスタートされました。本年度も、石炭鉱業構造調整対策、産炭地振興対策、鉱害対策、炭鉱労働者対策、そして新しい石炭エネルギー対策、これらの各事項が柱とされて推進されておるわけであります。しかし、今日の現状を考えると、国内の石炭産業を取り巻く情勢はかなり厳しくなっております。例えば、円高の進展はまさにその一つであります。今日一ドル百六円という状況でございまして、内外炭価格差は広がる一方でございます。また、石炭各企……
○高木委員 民社党の高木でございます。 参考人のお三方には、大変お忙しい折にこの委員会の席上に出席されまして、貴重な御意見をいただきました。大変参考になりました。先ほどからもかなり議論が尽くされておるかと思いますが、そういう意味では一部重複の点もあろうかと思いますが、お許しをいただきたいと思う次第であります。 特に、私はせっかくの場でありますから、地方税を基本にした地方財政の分野にわたってお尋ねをしてみたいと思います。そういう意味では、ある意味では基本論、抽象論、そういうことにならざるを得ませんが、その点については御理解をいただきたいと思います。 特に今、国の財政におきましても、景気の低……
○高木委員 日ごろより、社会正義を貫くための諸活動を進めておられる当局の皆さん方には敬意を表する次第でございます。 これまでの質疑と若干重複する点もございますが、お許しをいただきまして、我が党の立場から基本的な点について質問を申し上げます。 まずは、何と申し上げましても、暴力団対策の総合的、効果的な推進を図ることを目的とした暴力団新法が施行されましたが、一年経過をするわけであります。国家公安委員会の資料によりますと、この一年間、全暴力団の構成員数が約七千二百入減少した、平成四年末には約五万六千六百人という状況である。また、重点対象の三団体の構成員数は、これは前者に比べますと極めて減少率は低……
○高木(義)委員 民社党の高木義明でございます。 民社党・新党クラブを代表いたしまして、総理並びに関係大臣にお尋ねを申し上げます。 私ども民社党は、先般、景気の活性化と雇用の確保のための総合政策を発表いたしました。その主な柱は、五兆円規模の所得税減税、また雇用対策の一層の充実、住宅建設の促進等々でございます。私どもは、今この深刻な景気の中で、とりわけ生活者の立場からこの問題をとらえ、以下、不況対策についてお尋ねをしてまいりたいと思います。 昨日の新聞報道によりますと、失業率、十月の有効求人倍率が○・六七になった、これは労働省の調査でございます。これは円高不況だった八七年の七月以来の水準、……
○高木(義)委員 私は、自衛隊法を一部改正する法律案に関連をいたしまして、時間の範囲内で、総理並びに関係大臣にお尋ねをしてまいります。 先月の末に私は韓国に行く機会がございました。もちろん、朝鮮半島情勢について、あるいはまた我が国の安全保障問題について関係の深い国でございますから、そういう気持ちで臨時国会を前にして調査をさせていただきました。したがって、私は今、米朝会談のその後については、やや不透明な部分はございますが、この会談が合意を見て平和裏に解決することを強く望むものでございます。 しかし、私どもは、国民の生命と財産を守るという重要な国政の役割もあります。また、防衛に対しては、不測の……
○高木(義)委員 私は、運輸行政に関しまして、海運、造船問題、自動車問題、さらには整備新幹線の件につきまして、以下お尋ねをしてまいりたいと思っております。 一九九〇年の国際海事機関、IMO統計によりますと、世界の重大海難事故七十隻のうち五十七隻が開発途上国の船舶である。いわゆる便宜置籍船が今かなり進んでおりますが、重大海難事故防止のためには、今私たちが取り組むべき課題、それはいわゆるポートステートコントロールの強化ではないか、私はこのように思っておりますし、またそれが求められておると私は認識をしております。 最近におきましても、例えば一九九三年、シェトランド諸島におきましてのブレア号の座礁……
○高木(義)議員 山本議員にお答えをいたしますが、私どもはこの五十周年に向けまして、とにかくこれまでも参議院で二回可決を見ておる、また衆議院におきましても、審議はされませんでしたけれども、否決を見ていない、こういう長年の経過を踏まえて、何とかこの時期に被爆者援護法、いわゆる今の原爆二法を拡充強化する、このことが大切ではないかと思っております。 特に、被爆者という立場から見ても、あるいは国民の立場から見ても、原爆という一般戦災被害に類を見ない被害に我々は着目をしなければならぬと思っておりますし、同時に、政府案におきましては、生存者の対策として二重の苦しみということが言われておりますが、原爆投下……
○高木(義)議員 お答えをいたします。 私どもがこの問題に取り組むに当たりましては、四つの大切な要件があったと思っております。 まず一つは、これまでも、委員御指摘のとおりに、この議論は今日まで長い間続いておるわけであります。参議院においては二回可決を見た、衆議院においても、議論はされておりませんが否決という事態ではない。そういう議論に加え、今日、来年は被爆五十周年を迎えるわけです。被爆者は高齢化をしております。したがって、この節目を外すと恐らくこの議論はもうまとまっていかないであろう、こういう切実な気持ちがございます。したがって、何としてもこの五十周年を決着の年にしたい、こういう強い願いで……
○高木(義)委員 民社党の高木でございます。統一会派改革の皆さん方のお許しをいただきまして、以下、渇水対策、雲仙・普賢岳災害対策、二点に絞りましてお尋ねをしてまいりたいと思っております。 災害が起こりますと、国土庁は大変忙しくなってまいります。国土庁長官も就任以来、ことしの異常気象、あるいは地震災害等発生をいたしておりまして、日夜大変なことと思っておりますが、きょうはひとつ元気な御答弁を賜りたいと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 まずは、さきの北海道東方沖地震で災害に見舞われました方々に、またそれぞれの地域の皆さん方に心からお見舞いを申し上げる次第でございます。 ことし……
○高木(義)委員 新進党の高木でございます。 質問に入ります前に、改めまして阪神大震災で亡くなられた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、被災された多くの方々にお見舞いを申し上げる次第でございます。 なおまた、復旧に向けて日夜御尽力をされております地元の関係者あるいは各界のボランティアを含めた方々に、心から敬意を表する次第でございます。 さて、時間の関係もありますから、大震災関連、また整備新幹線問題、行政改革、この三本柱に絞りまして、以下お尋ねをしてみたいと思っております。 この災害を通じまして、我々は、備えあれば憂いなし、また一方では、災害は忘れたころにやってくる、こういう言葉……
○高木(義)委員 新進党の高木でございます。 私は、時間の許す限り、海運、造船、港湾に関する課題について、大臣以下政府の関係者にお尋ねをしたいと思います。 ことし、今国会におきまして、国民の祝日、海の日が制定をされました。いよいよ来年の七月二十日からそれが施行されるわけでございます。このことは、海洋国日本としての未来に向かった新たな選択が迫られる、そういう意義ある日だと位置づけております。 資源の少ない我が国としては、今日まで貿易立国ということからそれぞれの関係者の血のにじむような努力の中で経済大国に成長した。そして、国民生活の豊かさへつながっていった。そういうことから考えますと、まさに……
○高木(義)委員長代理 鳩山由紀夫君。
○高木(義)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長の指名により、私が委員長の職務を行います。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしましたとおり、石炭鉱業の安定並びに産炭地域の振興に関する陳情書外二件であります。念のため御報告いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
石炭対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸……
○高木(義)委員 おはようございます。新進党の高木義明でございます。私は、災害対策を中心にしまして、若干のお尋ねをいたします。 災害対策の前に、当面の問題でございます、一つはNPT、いわゆる核不拡散条約問題について総理の御見解を賜りたいと思います。 四月の十七日に国連本部で開催をされましたNPT再検討・延長会議におきまして、御案内のとおり無期限延長が決まったわけでございます。五月十一日でございました。当然ながら、日本は無期限延長の立場をとっておるわけでございます。しかし、これまでも多くの議論があっておりますように、NPTの問題点は、核保有五カ国を容認をしておる、こういうところにございまして……
○高木(義)議員 松下委員にお答えをいたしますが、質問は、どのような場合に緊急災害対策本部が設置をされるのか、その基準は具体的には何か、こういうことでございます。 私たちの案におきましては、この緊急災害対策本部が設置されるのは、委員御指摘のとおり、非常災害が発生した場合において、当該災害の規模及び他の状況から見て、非常災害対策本部によっては災害応急対策の推進が極めて困難である場合であります。 松下議員が先ほど挙げられました長崎大水害あるいは鹿児島豪雨災害あるいは雲仙・普賢岳災害は既に過去の事例でございまして、まだ雲仙におきましては今もなお継続されておりますが、政府の答弁と同様に、緊急災害対……
○高木(義)議員 穀田議員にお答えをいたします。 御承知のとおり、警戒区域を設定をいたしますと当然立入禁止になるわけでございまして、本当に厳しい規制がかかります。雲仙・普賢岳災害の例でも明らかなとおりに、その区域内に住居やあるいは仕事場、事業所、工場あるいは農地、こういうのがあった場合に、その警戒区域の設定期間中は居住並びに生産が失われることになりますので、住民には大変な不安を招きます。また、住居の中にも入れませんので、当然ながら住民の生活あるいは就労の確保について大変な問題と要望が出てきます。そういった意味の自治体としての政策的な経費が当然発生することになります。また、この規制を行うために……
○高木(義)委員 新進党の高木義明でございます。 ただいま議題となっております海上保安官に協力援助した者等の災害給付に関する法律の一部を改正する法律案に対する質疑をいたします。 質疑に入る前に、若干意見を申し上げたいと思います。 実は、本運輸委員会の委員会運営についてでございます。 衆議院が、御承知のとおり不幸にも大変不正常な状況になっておりまして、そういう中で、去る三月十三日、運輸委員会において一般質疑が行われました。まだ本日の法案も含めて委員会におりていない状況の中で、我々は、早く平成八年度予算案の審議をし、その成立が緊急課題という認識は、今なお心の中にかたく持っておるわけでござい……
○高木(義)委員 新進党の高木義明でございます。 ただいま上程をされております外国船舶製造事業者による船舶の不当廉価建造契約の防止に関する法律案について、お尋ねをしてまいりたいと思っております。 この法律案につきましては、各業界やあるいは労働諸団体等におきましても、長い間議論を重ねてこられたところでございます。 平成六年、一九九四年の十二月二十一日に、パリのOECDにおきまして、日本、米国、欧州共同体、韓国、ノルウェーにより、商業的造船事業における正常な競争条件に関する協定、いわゆるOECD造船協定が、五年間に及ぶ長い協議の中で採択をされたわけでございます。そして、翌年の平成七年、一九九……
○高木(義)委員 新進党の高木義明でございます。 海上運送法の一部を改正する法律案、船員法及び海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案に対して、ただいまから質問をさせていただきます。 法案の質問に入る前に、この際、ぜひ運輸大臣にお尋ねしておきたいことがございます。 先週の一部報道によりますと、「大蔵省は国鉄清算事業団が抱える約二十七兆六千億円の旧国鉄長期債務について、処理財源は増税か運輸関連予算の大幅な歳出削減で確保せざるを得ないとの方針を固め、運輸省に伝えた。」、こういうことを目にいたしました。これが本当ならば極めて大変な問題ではないかと思っております。運輸大臣とし……
○高木委員 新進党の高木義明でございます。 貴重な時間をお与えいただきまして、ありがとうございます。私は、本四架橋、いわゆる明石海峡大橋の建設問題、雇用の問題についてお尋ねいたします。 質問に入る前に、この地区のことを考えますと、どうしても忘れてはならないのは阪神・淡路大震災でございます。改めて私は被災者の皆さん方に心からお見舞いを申し上げたい、このように思います。 亀井大臣は、瀬戸内海のことは極めて明るく、詳しいわけでありまして、しかも運輸大臣も歴任をされております。したがって、この問題についての今日までの経過、よく存じておると私は承知をいたしておりますし、今回の問題につきましてもかな……
○高木委員 新進党の高木義明でございます。石炭政策について、三池炭鉱の閉山問題、また今後の石炭政策、エネルギー政策のあり方についてお尋ねをしてまいりたいと思います。 去る三月三十日、三池炭鉱は、明治政府の官営炭鉱として創業されて百二十四年、民営化されて百八年の歴史に幕を閉じたのでございました。今日まで三池炭鉱は我が国のエネルギー産業、石炭産業の中核として、その役割は、我が国産業、経済に大きな貢献を果たしたわけでございます。炭坑節として親しまれておりますように、まさに我々のふるさとの歴史の中にも、このエネルギー革命の中で大きなあらしが吹いて、喜びも悲しみも、それはまさしく我が国の栄光と苦悩の歴……
○高木委員 甚だ僭越でございますが、委員各位のお許しを得まして、一同を代表して、前委員長並びに新委員長に対しまして、一言ごあいさつを申し上げます。 平沼前委員長は、昨年十一月に御就任以来、その円満なるお人柄と強い信念をもって当委員会の円滑なる運営と国会の権威の向上に御尽力されてこられました。私たち一同深く敬意を表しますとともに、その御苦労に対し深甚なる謝意を表するものであります。 今後の御活躍と御発展を心からお祈りするとともに、当委員会に対し格別な御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。 簡単ではございますが、平沼前委員長に対し感謝の意を表しまして、ごあいさつといたします。ありが……
○高木委員 新進党の高木でございます。 限られた時間ではございますが、私は、石炭政策、とりわけ国内炭鉱並びに国内炭の役割と必要性について、この際政府の考え方をお伺いをしておきたいと思っております。 御承知のとおり、本年三月、国内最大の炭鉱でありました三池炭鉱が閉山をいたしました。平成八年実績では二百十九万トンの生産規模を誇っておりましたが、あと、我が国には、長崎県の松島炭鉱、年間生産量百二十万トン、そして北海道の太平洋炭鉱、年間生産量二百十三万トン、この二つの炭鉱が残るだけとなりました。 この炭鉱の今後のこと、あるいは国内炭そのものの意義について、今石構審で慎重な議論がなされていることを……
○高木委員 民主党の高木義明でございます。 わずかな限られた時間でございますが、私は、既に報告をされております石鉱審の企画小委員会の報告についてお尋ねをしてまいります。 私は、国内炭あるいは国内炭鉱の位置づけにつきましては、量的なセキュリティーは少なくなったといっても、質的なセキュリティーはかなり重いものがあろう、こういう認識でございます。また、今日まで石炭産業が貢献をしてきた社会的な功績、そしてまた地域への雇用等経済の振興、こういうことから見ましても、国内炭鉱の存続は、今このような状況であればあるほど重要なことでなかろうか、このように私は思っております。 まずそういうスタンスを明確にし……
○高木委員 私は、民友連を代表し、政府提出の平成九年度一般会計補正予算案外二案について撤回のうえ編成替えを求める民友連、平和・改革の共同動議に賛成し、政府案に反対する立場で討論を行います。 今日の我が国経済は、深刻な金融不安、株価の低迷に見舞われ、景気は一向に回復する兆しを見せません。このような状況に陥ったのも、橋本内閣が官僚主導で経済見通しを誤ったことと、九兆円もの国民負担増を押しつけたことにあります。 橋本総理は、景気の落ち込みが金融不安につながる今となって、慌てて二兆円の特別減税を決定し、財政構造改革は中長期的なスパンであり、経済の状況に応じて臨機応変に対処するのは当然と、財政構造改……
○高木委員 民友連の高木義明でございます。 質問通告に基づきまして、総理初め関係閣僚に若干の質問をさせていただきます。 私は、橋本総理が満二年を経過して、今この国会に臨んでおるわけでございます。質問の冒頭でありますが、一言申し上げたいのは、言うまでもありませんが、国会という場は、それぞれの政党の政策をお互いにぶつけ合いながら、議論を十分にしながら、これを通じて国民の、国家の利益を一歩でも二歩でも前進をしていく、こういうところであろうと思っておるわけであります。 その中で、野党の意見も十分に耳を傾けて、取り入れるものは取り入れる、そのことによって少しでも物事の解決が早くはかどり、そして一つ……
○高木委員 民友連の高木でございます。 連日のように相次ぐ大蔵省の不祥事あるいは日銀の不祥事等が議論をされておりまして、私は、この際、改めて大蔵大臣に政治責任の重みをしっかりと受けとめていただきたいと要請をしておきたいと思います。 きょうは視点を変えまして、懸案の課題の中から、本四架橋建設に伴う雇用問題からお尋ねをしてまいりたいと思っております。 いよいよ四月五日、本四架橋、世界で最長のつり橋、明石海峡大橋が開通する運びになっております。昭和六十一年四月の起工式から十二年目を迎え、昭和三十年の調査開始から何と四十三年、総工費五千億という半世紀に及ぶ国家プロジェクトでございます。 今、こ……
○高木委員 私は、民友連を代表し、政府提出の平成十年度一般会計予算外二案に反対し、民友連の撤回のうえ編成替えを求める動議に賛成する立場で討論を行います。 言うまでもなく、安心とゆとりを実感できる国民生活を実現するためには、我が国の社会経済が民間中心の自律的体質に移行できるかどうかにかかっており、景気の動向に十分に配慮し、持続的な経済成長を維持することが最も重要であります。 しかるに、橋本内閣は、昨年、国民に九兆円の負担増を強いるデフレ予算を強行し、景気回復の腰を折ってしまいました。さらに、近視眼的な財政均衡を優先させる財政構造改革法を拙速に成立させました。 官僚の思惑や誤った経済認識をう……
○高木委員 私は、民主党を代表し、政府提出の平成十年度補正予算外二案に反対する立場で討論を行います。 今ここで求められているのは、日本を立て直す予算であります。つまり、予算を通して景気を回復し、我が国の経済や国民生活を立て直すということであります。 完全失業率は毎月最悪を記録し、経営や暮らしを苦にした自殺者が激増しております。また、市場では、円安、株安が進行し、債券相場も急落するという事態が起こっています。これらは、橋本内閣の政策の失敗が引き起こしたことは明白であり、その結果、国民に金融不安、雇用不安、将来への不安をもたらしているのであります。 補正予算は、こうした状態から抜け出し、国民……
○高木委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙を賜りまして、私が当委員会の委員長の重責を担うことになりました。 御承知のとおり、石炭は、我が国の貴重な資源であり、産業、経済の発展及び国民生活の安定、向上に大きく寄与してまいりました。 しかしながら、我が国の石炭鉱業、産炭地域等を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあります。 幸いにして、委員の皆様方は石炭対策に御造詣の深い先生ばかりでございますので、御支援、御協力を賜りまして、公正、円滑な委員会運営に努めてまいる所存でございます。 何とぞよろしくお願いします。(拍手)
○高木委員長 これより会議を開きます。
この際、新たに就任された通商産業大臣及び労働大臣並びに政務次官より、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。与謝野通商産業大臣。
【次の発言】 甘利労働大臣。
【次の発言】 次に、高市通商産業政務次官。
【次の発言】 保坂通商産業政務次官。
【次の発言】 小山労働政務次官。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時七分散会
○高木委員長 これより会議を開きます。
石炭対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。吉川貴盛君。
【次の発言】 島津尚純君。
【次の発言】 白保台一君。
【次の発言】 鰐淵俊之君。
【次の発言】 児玉健次君。
【次の発言】 中西績介君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時九分散会
○高木委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしましたとおり、石炭鉱業の安定及び産炭地域の振興に関する陳情書の一件であります。念のため御報告いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
石炭対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必……
○高木委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の多大なる御推挙によりまして、引き続き本委員会の委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御指導、御協力を賜りまして、その職責を果たしてまいりたいと思います。
何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの吉川貴盛君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
それでは、委員長は、理事に
金田 英行君 佐藤 静雄君
山本 幸三君 吉川 貴盛君
坂上……
○高木委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしましたとおり、炭鉱離職者等の就労事業の存続活用に関する陳情書外一件であります。念のため御報告いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
石炭対策に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要……
○高木委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き本委員会の委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御指導、御協力を賜りまして、その職責を全うしたいと存じます。
何とぞよろしくお願いします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの吉川貴盛君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
それでは、委員長は、理事に
金田 英行君 佐藤 静雄君
山本 幸三君 吉川 貴盛君
池端 清一君 島津……
○高木委員長 これより会議を開きます。
石炭対策に関する件について調査を進めます。
この際、与謝野通商産業大臣及び甘利労働大臣から、順次石炭対策の基本施策について所信を聴取いたします。与謝野通商産業大臣。
【次の発言】 甘利労働大臣。
【次の発言】 次に、平成十一年度通商産業省所管及び労働省所管中、石炭関係予算の概要について、政府からそれぞれ説明を聴取いたします。高市通商産業政務次官。
【次の発言】 小山労働政務次官。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後二時二十分散会
○高木委員長 これより会議を開きます。
石炭対策に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として財団法人石炭エネルギーセンター理事長安藤勝良君、電気事業連合会副会長外門一直君、九州大学工学部資源工学科教授内野健一君、武蔵野女子大学現代社会学部教授高村寿一君、以上四名の方々の出席を求め、意見を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
【次の発言】 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。
本日は、御多用中のところ本委員会に御出……
○高木委員長 これより会議を開きます。
石炭対策に関する件について調査を進めます。
石炭対策の基本施策について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島津尚純君。
【次の発言】 古賀一成君。
【次の発言】 渡辺博道君。
【次の発言】 東順治君。
【次の発言】 鰐淵俊之君。
【次の発言】 児玉健次君。
【次の発言】 中西績介君。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
石炭対策に関する件について調査のため、来る二十六日水曜日、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか……
○高木委員長 これより会議を開きます。 石炭対策に関する件について調査を進めます。 本日は、参考人といたしまして北海道知事堀達也君、福岡県知事麻生渡君、全国鉱業市町村連合会会長・福岡県添田町長山本文男君、北海道釧路市長綿貫健輔君、長崎県外海町長山道幸雄君、石炭労働組合協議会会長安永嗣君に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席いただき、大変ありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見を開陳いただきたいと思います。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 次に、議事の……
○高木委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴いまして、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に小平忠正君を指名いたします。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時四十七分散会
○高木委員長 これより会議を開きます。
石炭対策に関する件、特に石炭鉱業審議会及び産炭地域振興審議会の答申に関する問題について調査を進めます。
石炭鉱業審議会及び産炭地域振興審議会の答申に関し、政府から説明を聴取いたします。与謝野通商産業大臣。
【次の発言】 稲川資源エネルギー庁長官。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小平忠正君。
【次の発言】 古賀一成君。
【次の発言】 鰐淵俊之君。
【次の発言】 児玉健次君。
【次の発言】 北村直人君。
【次の発言】 山本幸三君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零……
○高木政府委員 新しい基本法案の中では、食料自給率の目標を明示するということになっております。食料自給率の目標というのは、消費サイドの問題とあわせて生産サイドで、要すれば、品目ごとに、何をどのくらいつくっていくのかということをはっきりさせるということを考えております。 その場合に、品目ごとの、例えば麦なら麦、大豆なら大豆何万トン、そのために必要な作付面積は何かということを基本計画の中で明らかにしていくということでございますが、何せその一番の大もとが食料自給率の目標ということでございますから、それに必要な手段ということとしての農地面積ということで、条文自体には明示をしておりませんが、基本計画の……
○高木委員 民主党の高木でございます。 二階大臣の所管事項であります海運、造船問題を中心にして、お尋ねをいたしてまいります。 まず、外航海運の問題でありますが、冒頭に、実は昨日の報道でも出ておりましたが、アロンドラ・レインボー号の海賊事件について、その対応についてお伺いをしておきます。 実は、私はかねてからこの問題については非常に憂慮いたしておりまして、今回の質問の準備もいたしておりましたが、昨日無事であったことが明らかになっております。すなわち、昨日の十六時、東京船舶株式会社から運輸省に対し連絡があっております。アロンドラ・レインボー号船長池野氏本人から電話があって、現在タイのプーケッ……
○高木委員 民主党の高木義明でございます。 コンクリート剥落事故につきまして、参考人の皆さん方に若干のお尋ねをしてまいりたいと思います。 今回のこの参考人招致ということにつきましては、六月二十七日の山陽新幹線福岡トンネル、これのコンクリート剥落事故がございまして、その原因究明、現場視察、国会での審議等々がございました。しかし、この後に相次ぐ剥落事故が続きまして、一体安全宣言はどうなっておるのか、まさにその信頼性が国民に問われておるわけです。したがいまして、そういう関係官庁に対する質疑はもとより、ここで一回、本当に、今日現在、新幹線あるいは各種鉄道が運行しておりますけれども、安全だろうか、そ……
○高木委員 民主党の高木義明です。 大臣の所信表明に対しまして、総論、各論を含め、時間の許す限りお尋ねをしてまいりたいと思います。 まず冒頭なんですけれども、最近の出来事の中で、外形標準課税で今世の中を動かしております東京都の石原知事が、いわゆるディーゼル車NO作戦というのを打ち出したのは御承知のとおりであります。東京都のディーゼル車規制の考え方は、二〇〇六年までにすべてのディーゼル車にフィルターを義務づける、これを装備するわけですね。そして、乗らない、買わない、売らない、こういうことを打ち上げたのでございます。 このディーゼル車の排ガスにつきましては、言うまでもなく、窒素酸化物、NOx……
○高木委員 民主党の高木義明でございます。 きょうは港湾法の一部改正につきましてお尋ねをしてまいりたいと思いますが、まず冒頭、先ほども大臣の方から営団地下鉄日比谷線の脱線衝突事故の件について御報告がございました。私は、この際、亡くなられた四名の方々の御冥福を心からお祈りしたいと思います。また、あわせて、三十四名の負傷者の方々の一日も早い御快癒を心からお祈りする次第でございます。まさに、安全はすべてに優先をする、このことを私たちは肝に銘じなければならないのではないかとこの時期に特に感じた次第でございます。 今回の脱線衝突事故の原因究明が早く望まれるわけでございます。しかし、今この場において、……
○高木委員 おはようございます。民主党の高木義明でございます。 運輸施設整備事業団法の一部を改正する法律案について、時間の範囲内でただいまからお尋ねをしてまいりたいと思います。 まず初めは、行政改革の観点から若干のお尋ねをしてみたいと思います。 特殊法人の整理合理化等につきましては、平成五年の十月二十七日、臨時行政改革推進審議会、いわゆる第三次行革審の答申において、行政の減量化と効率化を図る、そして、時代的な要請にこたえるために総合的かつ全般的に行政を見直していく、こういうことで、これに基づいて、平成七年の二月に、運輸省関連の鉄道整備基金と船舶整備公団の統合が閣議決定をされまして、平成九……
○高木委員 民主党の高木義明でございます。 参考人の方々には、貴重な御意見、御提言をいただきまして、審議の参考にするためには非常に貴重なものばかりだと思っております。なお、発言の時間が大変制約をされておりまして、まだまだ言い足りない面がたくさんあろうかと思いますが、私の質問の中でできるだけ反映をいただければと思っております。 まず私は、川内参考人、松尾参考人、村谷参考人、御三方にお尋ねをしてみたいと思います。 言うまでもなく、高齢者、障害者の皆さん方、健常者も、すべて人間として普通の生活を送るためにともに生きる、こういう社会がノーマルでございます。そういう意味で、バリアフリーを進めるため……
○高木委員 民主党の高木義明でございます。連日の審議で、大臣初め皆さん方、大変御苦労さまでございます。 いよいよ議論も煮詰まってまいりまして、私も、これまでの議論を踏まえ、また、各界の参考人の皆さん方の専門的な意見をお聞きいたしました。また、先日は羽田から品川まで委員会としての現場視察もしてまいりました。こういうものを踏まえまして、ある意味では確認も含めてお尋ねをしてまいりたいと思っております。 この法案の審議に当たりまして、先ほどからも出ておりますように、まさに心のバリアフリー、欧米では荷物を持ったお年寄りがあるいは障害者がバスや電車からおりようといたしますと、見ず知らずの人でもさっと手……
○高木委員 民主党の高木義明でございます。 道路運送法につきまして、たくさんの議論が出ておりますが、大切なテーマでもございますし、一部重複する点もございますけれども、改めて確認の意味でお尋ねをさせていただきたいと思います。 いわゆる規制緩和という時代の大きな流れの中で、一つの節目に私は当たっておると思っております。みずから振り返ってみても、いわゆる九〇年代、この話は長く語られそしてまた議論をされてきたわけですけれども、今回こういう形で法案が提出をされ審議されるということは、一つの時代の重要な節目だと私は認識をいたしております。 九〇年代初めに、この規制緩和につきましても、いわゆる公正取引……
○高木委員 民主党の高木義明でございます。 質問の前に、さきに起こりましたバスジャック事件で、亡くなられた方に心からお悔やみを申し上げます。負傷された方々には、一日も早い御回復をお見舞い申し上げたいと思います。 既に当局といたしましても、バス関係の皆さん方にはそれぞれの対応を要請しておるところでございますが、この機会に、私は、海におけるいわゆるシージャック、かつて私は海賊対策についてこの場で質問させていただきましたけれども、海賊対策はもとより、国内の旅客航路における安全ということについても、この際、ひとつ関係当局は万全を期していただきたい、このことを強く要請しておきたいと思います。 では……
○高木(義)委員 民主党の高木義明でございます。 新しく大臣に御就任されましたこの委員会におきまして、時間の限りがありますから、所信の中から絞って、関空の地盤沈下の問題、また整備新幹線に臨む姿勢についてお尋ねをしてまいりたいと思います。 今まさに我が国の時代的要請の中で、財政の再建あるいは景気の立て直し、こういう命題の中、そして同時に、公共事業について、その評価をしっかりとしていく、より効率化をしていく、また公共事業の信頼性を高めていくということが、何よりも大事な政治的な課題であろうと私は思います。特に最近でも、公共事業の抜本的な見直しがうたわれておりますけれども、その一環として、私はどう……
○高木委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、安全保障委員長に就任いたしました高木義明でございます。まことに光栄に存じますとともに、その職責の重大さを痛感しておる次第であります。
今日においても依然として不透明な国際情勢のもと、我が国の平和と安全を確保するため、当委員会に課せられた責務は重大であります。
ここに、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満なる委員会運営に努めてまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴いまして、現在理……
○高木委員長 これより会議を開きます。
本日付託になりました内閣提出、周辺事態に際して実施する船舶検査活動に関する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を求めます。虎島防衛庁長官。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、明十日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時二十三分散会
○高木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、周辺事態に際して実施する船舶検査活動に関する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として防衛庁防衛局長首藤新悟君、防衛庁運用局長北原巖男君、外務省総合外交政策局長竹内行夫君、外務省北米局長藤崎一郎君及び海上保安庁警備救難監久保田勝君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松浪健四郎君。
○高木委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、周辺事態に際して実施する船舶検査活動に関する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁長官田中節夫君、防衛庁防衛局長首藤新悟君、防衛庁運用局長北原巖男君、防衛庁人事教育局長柳澤協二君、防衛庁装備局長中村薫君、国土庁防災局長吉井一弥君、法務大臣官房審議官渡邉一弘君、外務省総合外交政策局長竹内行夫君、外務省条約局長谷内正太郎君、外務省アジア局長槙田邦彦君及び大蔵省理財局次長白須光美君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○高木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、周辺事態に際して実施する船舶検査活動に関する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として防衛庁防衛局長首藤新悟君、防衛庁運用局長北原巖男君、防衛庁人事教育局長柳澤協二君、防衛庁装備局長中村薫君及び外務省総合外交政策局長竹内行夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伊藤英成君。
○高木委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
本会期中、当委員会に付託になりました請願は三件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会において検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付しておりますとおり、TMDの開発に関する陳情書外一件、陸上自衛隊の再編に関する意見書外十件であります。念のため御報告いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
国の安全保障に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審……
○高木(義)委員 民主党の高木です。大臣の所信及び中期防報告に対し、質問をいたしてまいります。 まず、冒頭、一言私も米原潜の衝突事故について申し上げたいと思います。 私は、この件に対して、まさに日米の信頼関係がいささかも揺るぐことがあってはと、大変残念に思いました。去る二月の十三日でございますが、海で働く者のユニオンであります全日本海員組合が、河野外務大臣並びに米国フォーリー大使あてに申し入れをいたしております。これは、先ほどもお話がありましたように一九八一年の四月に鹿児島沖で、我が国商船日昇丸、これが急浮上した米原潜ジョージ・ワシントンに衝突されて沈没したのでございました。残念ながら、二……
○高木(義)委員 民主党の高木義明でございます。 限られた時間でありますが、当面する諸問題についてお尋ねをしてまいります。大臣の勇気ある、また元気な答弁を期待しております。 まず冒頭、どうしてもお尋ねをしておきたいのは、米海軍の偵察機と中国軍戦闘機の南シナ海上空での接触事故についてでございます。 私は、この問題は米中双方の冷静な対応をもって米中関係の悪化を避けてほしいと強く希望するのでございます。この米中関係の悪化とか南シナ海周辺あるいは両国の緊張の事態は、我が国日本にとっても決して人ごとではない、まさに我が国の平和と安全に重要なかかわり合いがあると私は思います。同時に、米国とは当然、日……
○高木(義)委員 民主党の高木でございます。 防衛庁長官並びに外務大臣にお尋ねをしてまいります。 中谷防衛庁長官は、防衛問題には極めて専門的な御見識があることを承知いたしておりますし、いわゆる自衛隊出身ということで、これまでの我が国の防衛政策あるいは自衛隊の組織、運営等々については大変な御関心があると思っております。 先ほどお話が出ておりますように、小泉内閣は、まさに聖域なき構造改革、こういうことを言っております。そういう意味では、最近、ややもしますと自衛隊の綱紀粛正という問題が話題になります。それぞれの部隊の中で不祥事なるものが新聞報道に出てくるような状況において、我が国の自衛隊への信……
○高木(義)委員長代理 次に、今川正美君。
○高木(義)委員 民主党の高木義明でございます。 石炭政策について、若干の質問をいたしたいと思います。 先ほど大臣の所信、ごあいさつがございました。この中から何点かお尋ねをしますが、その前に、冒頭に、地球温暖化防止、いわゆる京都議定書にかかわる問題について、考え方を聞いておきたいと思います。 もちろん、最近のエネルギーの国際情勢、そういった中で重要な柱はやはり環境問題であるということは、私が今さら言うまでもないと思います。 一昨日、六月十八日に、田中外相とパウエル米国国務長官が会談をされまして、田中外務大臣は、去る三月の米国の京都議定書の離脱問題ついて、米国の立場は理解するが共感はでき……
○高木(義)委員 民主党の高木義明です。私どもは、この決議に賛成の立場でありますことを表明いたしたいと思います。 国会の決議ですから、その重みを考えるときに、全会一致ですべきだ、こういう決意のもと、私どもは昨日の夕刻までぎりぎりその調整に努力をしましたけれども、また、されましたけれども、そういうことに至らなかったのは極めて遺憾であり、残念に思っております。 私どもは、当初出されました与党からの原案について、例えば法と正義のもとにテロ行為については裁かれるべきだという言葉を初め、また危機管理という言葉、そのこと自体大切な要件でございますが、この言葉から懸念されるもろもろの問題について、我々と……
○高木(義)委員 この件につきまして、委員長の御努力に敬意を表します。 永年勤続は、二十五年在職ということをもって表彰されるものでありますけれども、私どもは、平成十三年五月十八日の議運委員会におきまして、民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合が共同して議員辞職勧告決議案を提出いたしました。一審、二審とも実刑判決を受けてのことでございます。みずから進んで政治的道義的な責任を明らかにするような勧告でありました。こういう経過もございます。 係争中でございますけれども、将来、判決次第では、衆議院、本院の権威が傷つけられるおそれもなきにしもありません。この時期は適切ではない、……
○高木(義)委員 国立国会図書館の平成十四年度歳出予算の要求について、図書館運営小委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、平成十四年度歳出予算の要求について御説明申し上げます。 平成十四年度国立国会図書館関係の歳出予算要求の総額は、二百六十二億六千七百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、四十一億一千百万円余の減額となっております。 次に、その概要を御説明申し上げます。 第一は、管理運営に必要な経費であります。その総額は、二百十二億一千万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、三十一億七千六百万円余の増額となっております。 こ……
○高木(義)委員 民主党の高木義明でございます。 私は、限られた三十分の時間でありますが、新たな事件といたしまして池島鉱の閉山問題に絞って、大臣初め政府の皆さん方にお伺いしてまいりたいと思います。質問通告をいたしておりますが、若干、質問通告にもないものがございますが、どうぞ率直にそのケースではお答えいただきますようにお願い申し上げます。 私は、この委員会において、過去幾度となく、我が国の国内炭鉱の存続について主張してまいりました。 まさに今、市場原理のもとで内外価格差、我が国の石炭は約三倍の価格差があると言われておりまして、このままでは我が国の炭鉱はすべて閉山やむなしに追い込まれる、こう……
○高木(義)委員 甚だ僣越でございますが、委員の皆様方のお許しをいただきまして、一同を代表して、前委員長並びに新委員長に対しまして、一言ごあいさつを申し上げます。 藤井孝男前委員長は、一昨年七月に御就任以来、その円満なるお人柄と強い信念を持たれまして、当委員会の円滑な運営と国会の権威の向上に御尽力されてこられました。私たち一同、深く敬意を表しますとともに、その御労苦に対しまして深甚なる謝意を表するものでございます。ありがとうございます。 今後の御活躍と御発展を心からお祈り申し上げますとともに、当委員会に対し格別な御理解と御協力をお願い申し上げる次第でございます。 簡単ではございますが、藤……
○高木(義)委員 私は、今の動議に反対いたします。 いわゆるNTT株売却益活用特別措置法、この法律は、これまでの中でも質、量的に極めて重要な法案だと我々は認識をしております。 例えば、NTT活用の過去の事業の収益性あるいは償還のめど、とりわけ、ちまたではやみ財投とも言われておる、いわゆる特殊法人等の天下りあるいは不透明な運営、こういったものに対して、私どもは今きちっと検証すべきだと思います。 また、財政規律を崩壊させるから、九四年以降、補助金型の凍結をされました。この二次補正財源というのは、まさにその再現、復活ではないか、こういう疑問もあります。 また、現時点で国債発行三十兆円の枠が維……
○高木(義)委員 甚だ僣越でございますが、委員の皆様方のお許しを得まして、一同を代表して、前委員長並びに新委員長に対しまして、一言ごあいさつを申し上げます。 鈴木宗男前委員長は、短い期間ではございましたが、当委員会の運営に当たられ、大変御苦労さまでございました。 今後とも、当委員会に対し格別な御理解と御協力をお願い申し上げる次第でございます。 簡単でございますが、鈴木前委員長に対するごあいさつといたします。(拍手) また、このたび委員長に御就任されました鳩山邦夫委員長は、文教委員長、文部大臣、労働大臣を歴任されるなど、豊富な経験と高い見識をお持ちの方でございます。 今回、国会運営の中……
○高木(義)委員 承認に対して反対の意見を申し上げます。 昨日、二月二十日の時点で、今国会で第二次補正、十四年度本予算、この予算審議の重要な問題点として、外務省にかかわる問題が議論をされ、昨日は集中審議がございました。この集中審議において、なお解明すべき問題が出ておりますし、さらに、昨日は、それを踏まえて野党からも新たな証人喚問要求もしております。 なおまた、経済、金融、雇用あるいは政治倫理等々の課題を抱えておる、そういう時期、一般的には、公聴会は予算審議の出口を決めるということも言われておりますが、こういう時期に公聴会の日程をセットするのは、審議をある意味では形骸化することになるのではな……
○高木(義)議員 私は、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合並びに民主党・無所属クラブを代表して、議員鈴木宗男君の議員辞職勧告決議案について、提案の趣旨を説明いたします。 最初に、決議案の本文を朗読いたします。 なお、あわせて、その理由を申し述べます。 議員鈴木宗男君の議員辞職勧告に関する決議案 本院は、議員鈴木宗男君の議員辞職を勧告する。 右決議する。 以下、その理由を申し述べます。 今、我が国を取り巻く内外情勢は殊のほか厳しく、政治的にも経済的にも重要課題が山積をしております。当然のことながら、本院の任務は極めて重大であります。このような中で噴出した鈴木宗男議員……
○高木(義)委員 ただいまの件につきまして、一言意見を申し上げます。 先ほど述べられましたように、国会議員の歳費というものは、憲法四十九条あるいは国会法に規定をされ、私は、その額は国会議員の活動、職責を果たすという意味での水準だろうと思います。したがって、これは尊重されなければなりません。 ただ、この際、今我が国が抱えておる経済的、社会的動向も重視するならば、ここは私どもとして、国会の意思を表明するという意味で、これについて賛成をするものでございます。 なお、日割りの支給につきましても、今後とも協議を続けていくことを強く望んでおきたいと思います。 以上です。
○高木(義)委員 本件に対する民主党・無所属クラブの態度を申し上げます。 私ども民主党は、鈴木宗男君に対する逮捕許諾請求について、許諾を与えることに賛成いたします。 本件鈴木宗男君に対する逮捕許諾請求はあっせん収賄容疑であり、被疑事実として、一つ、林野庁より七カ月の林産物販売に関する競争参加資格を停止されたやまりん株式会社より、行政処分を受けなかった場合に購入し得たと同量の林産物を同停止期間終了後に購入し得る旨の請託を受けた、一つ、不正なあっせんの報酬であることを承知しながら現金五百万円を収受したとされています。 昨日は、当委員会において、森山法務大臣、古田刑事局長からの説明並びに鈴木宗……
○高木(義)委員 今議題になりました、本日の日本郵政公社法案及び同施行法案につきまして、私どもとして、ぜひ本会議の場において、原案についても意見の表明、採決をしていただきたいということをお願いしておきます。 この郵政公社法案につきましては、国民生活の安心、安定、そのインフラの整備、また地域コミュニティーの拠点、こういう意味合いにおいて、今後、郵政事業が本当の意味で国民にとってそのサービスが充実するという意味で大変大切なものでございます。 小泉総理は、郵政改革にはかなり物事をはっきり申してまいりましたし、特に公社法案については、修正はしない、こういうことを明言してまいっておりました。私どもと……
○高木(義)委員 ただいま議題になりました有明海及び八代海を再生するための特別措置に関する法律案についてでございますが、私どもは、有明海の環境保全についてはとても重要なことだと認識をいたしております。そういう意味で、この法案審議手続におきましても、与野党の合意を踏むということが適切であろうと思っております。 五月二十八日に、自民党、公明党、保守党三党の議員提案として国会に提出をされておりまして、私どもとしましても真摯にこの問題を受けとめておりますが、何せ有明海にかかわる問題は大変多岐にわたっておりまして、調査、協議すべき論点がまことに多いわけであります。 したがって、私どもとして検討の結果……
○高木(義)委員 甚だ僣越でございますが、委員の皆様方のお許しを得まして、一同を代表して、前委員長並びに新委員長に対しまして一言ごあいさつを申し上げます。 鳩山邦夫前委員長は、本年二月に御就任以来、その円満なるお人柄と強い信念を持って、当委員会の円滑なる運営と国会の権威の向上に御尽力をされてこられました。私たち一同、深く敬意を表しますとともに、その御労苦に対し深甚なる謝意を表するものでございます。 今後の御活躍と御発展を心からお祈り申し上げますとともに、当委員会に対し格別なる御理解と御協力をお願い申し上げる次第でございます。 簡単でございますが、鳩山前委員長に対し感謝の意を表しまして、ご……
○高木(義)委員 国立国会図書館の平成十五年度歳出予算の要求について、図書館運営小委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、平成十五年度歳出予算の要求について御説明申し上げます。 平成十五年度国立国会図書館関係の歳出予算要求の総額は、二百三十八億七千五百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、二十三億九千二百万円余の減額となっております。 次に、その概要を御説明申し上げます。 第一は、管理運営に必要な経費であります。その総額は、二百六億四千三百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、五億六千六百万円余の減額となっております。 こ……
○高木(義)委員 今の動議には反対でございます。 私どもの主張は、充実した国会論戦のため、政府四演説と代表質問の間には、休日を含まず、最低一日を通告日としてあけること。その理由、背景を申し上げます。 今、私ども国会が果たすべき使命は重大であることは、言うまでもありません。とりわけ、昨今の異例という事態を看過することはできません。 まず、その第一は、綿貫衆議院議長は、一月二十日、与野党国対委員長に、各党とも国民の信託にこたえるべく緊張感を持って国会運営に臨まれたいとの要請を行っております。これは、会期延長問題や衆議院の解散など、正常なる与野党協議や充実すべき国会審議に水を差す発言に対する警……
○高木(義)委員 端的に。今、筒井委員の質問に対してのお答えは全く釈然としない。答弁も明確でありません。藤井予算委員長にして、常識では考えられない答弁と、こういうことであります。したがって、私は、議運委員会の立場から、三つ、端的にお答えいただきたい。 まず一つは、これは公私混同ではないかということ。大島大臣は、議員であると同時に行政府の長、閣僚、現職の大臣です。この現職の大臣のお尋ねにこのような形で対応するということはいかがなものか。これが一つ。 もう一つは、三権分立、全く緊張感がない。本院の綿貫議長が、本国会の開会に、緊張感を持って国民の負託にこたえるべく皆さん頑張ってくださいと、各党の……
○高木(義)委員 民主党の高木義明です。 本件に関する民主党・無所属クラブの態度を申し上げます。 私ども民主党・無所属クラブは、坂井隆憲君に対する逮捕許諾請求について、許諾を与えることに賛成をいたします。 本件、坂井隆憲君に対する逮捕許諾請求は、政治資金規正法違反容疑であり、被疑事実として、一、一億二千万円余の虚偽記入は政治資金規正法の趣旨に著しく反する、一、資金隠しに直接主体的に関与している、一、不正処理した裏献金の一部が今月中に時効を迎える、一、積極的に証拠隠滅を行っている、などが挙げられています。 昨日は、当委員会において、森山法務大臣、樋渡刑事局長からの説明を受けましたが、坂井……
○高木(義)委員 御説明いたします。 第一に、国立国会図書館法の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律の一部改正の件でありますが、これは、郵政事業庁の廃止に伴い、国立国会図書館支部郵政事業庁図書館を平成十五年三月三十一日をもって廃止しようとするものであります。 第二に、国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件でありますが、これは、調査及び立法考査局の事務の強化のため、国立国会図書館職員の定員を平成十五年四月一日から一人ふやし、九百十九人としようとするものであります。 以上でございます。
○高木(義)委員 民主党・無所属クラブの高木義明です。 動議を提出いたします。 枝野幸男君外七名提出の健康保険法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、すなわち、現下の社会経済情勢にかんがみ、早期に医療保険制度の抜本的改革を実現するため、被保険者の療養の給付に係る一部負担金の割合及び被扶養者の自己負担割合を二割から三割に引き上げる等の改正を別に法律で定める日まで凍結する必要がある、いわゆる野党共同提案の凍結法案については、本会議において趣旨説明を聴取しないこととし、議長において委員会に付託されることを望みます。
○高木(義)委員 甚だ僣越でございますが、委員の皆様方のお許しを得まして、一同を代表して、前委員長並びに新委員長に対しまして、一言ごあいさつを申し上げます。 大野前委員長は、昨年十月に御就任以来、その卓越した豊かな御見識と強い信念を持って、当委員会の円滑なる運営と国会の権威の向上に尽力されてこられました。私たち一同、深く敬意を表しますとともに、その御労苦に対し深甚なる謝意を表するものでございます。 今後の御活躍と御発展を心からお祈りするとともに、当委員会に対し格別な御理解と御協力をお願い申し上げる次第でございます。 簡単ではございますが、大野前委員長に対し感謝の意を表しまして、ごあいさつ……
○高木委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、農林水産委員長に就任をいたしました高木義明でございます。 御承知のとおり、農林水産業は、食料の安定供給の確保はもちろんのこと、国土、自然環境の保全を初めとした多面的な機能の発揮など、各般にわたり大変重要な役割を持っております。特に、食の安全と安心の確保、国際的な貿易体制への対応、農業の構造改革などの課題が山積をいたしております。これら国民の関心の高い諸問題に対して、的確に迅速な対応が求められております。 このような状況のもとで、本委員会に課せられた使命はまことに重大なものがございます。改めてその職……
○高木委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、農林水産大臣から所信を聴取いたします。農林水産大臣亀井善之君。
【次の発言】 次に、平成十六年度農林水産関係予算の概要について説明を聴取いたします。農林水産副大臣金田英行君。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十二分散会
○高木委員長 これより会議を開きます。 農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房長小林芳雄君、大臣官房国際部長小西孝蔵君、総合食料局長須賀田菊仁君、消費・安全局長中川坦君、生産局長白須敏朗君、経営局長川村秀三郎君、農村振興局長太田信介君、林野庁長官前田直登君、水産庁長官田原文夫君、内閣府食品安全委員会事務局長梅津準士君、厚生労働省健康局長田中慶司君、医薬食品局食品安全部長遠藤明君及び経済産業省通商政策局通商機構部長田中伸男君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありません……
○高木委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件、特に高病原性鳥インフルエンザ問題について調査を進めます。
この際、政府から説明を聴取いたします。農林水産大臣亀井善之君。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省消費・安全局長中川坦君、生産局長白須敏朗君、内閣府食品安全委員会事務局長梅津準士君、警察庁長官官房審議官関一君、防衛庁運用局長西川徹矢君、総務省自治財政局長瀧野欣彌君、厚生労働省医政局長岩尾總一郎君、健康局長田中慶司君、医薬食品局食品安全部長遠藤明君、職業安定局次長……
○高木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、植物防疫法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。農林水産大臣亀井善之君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十二分散会
○高木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、植物防疫法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房長小林芳雄君、消費・安全局長中川坦君、厚生労働省医薬食品局食品安全部長遠藤明君及び環境省環境管理局水環境部長吉田徳久君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。津島恭一君。
○高木委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房総括審議官村上秀徳君、消費・安全局長中川坦君、生産局畜産部長井出道雄君、経営局長川村秀三郎君、厚生労働省大臣官房審議官鶴田康則君及び健康局疾病対策課長藤井充君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。西村康稔君。
○高木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、森林法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省消費・安全局長中川坦君、林野庁長官前田直登君、財務省主計局次長佐々木豊成君、経済産業省製造産業局次長中嶋誠君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長藤田昌宏君及び環境省地球環境局長小島敏郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許……
○高木委員長 これより会議を開きます。 農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房長小林芳雄君、大臣官房総括審議官村上秀徳君、総合食料局長須賀田菊仁君、消費・安全局長中川坦君、生産局長白須敏朗君、経営局長川村秀三郎君、農村振興局長太田信介君、林野庁長官前田直登君、水産庁長官田原文夫君、外務省大臣官房審議官三輪昭君、大臣官房審議官兒玉和夫君、厚生労働省医薬食品局食品安全部長遠藤明君、経済産業省大臣官房地域経済産業審議官平井敏文君、大臣官房審議官長谷川榮一君及び大臣官房審議官中富道隆君の出席を……
○高木委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、農業委員会等に関する法律の一部を改正する法律案、農業改良助長法の一部を改正する法律案及び青年等の就農促進のための資金の貸付け等に関する特別措置法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省消費・安全局長中川坦君、経営局長川村秀三郎君、農村振興局長太田信介君、総務省自治財政局長瀧野欣彌君、文部科学省大臣官房審議官金森越哉君及び厚生労働省医薬食品局食品安全部長遠藤明君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○高木委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、農業委員会等に関する法律の一部を改正する法律案、農業改良助長法の一部を改正する法律案及び青年等の就農促進のための資金の貸付け等に関する特別措置法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。 各案審査のため、本日、参考人として、全国農業会議所専務理事中村裕君、福島県飯舘村農業委員会会長佐野ハツノ君、女子栄養大学大学院客員教授高橋正郎君、自治労農業改良普及評議会事務局長須之内浩二君、以上四名の方々に御出席をいただき、御意見を承ることにいたしております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙中のところ本委員会……
○高木委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、農業委員会等に関する法律の一部を改正する法律案、農業改良助長法の一部を改正する法律案及び青年等の就農促進のための資金の貸付け等に関する特別措置法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房長小林芳雄君、消費・安全局長中川坦君、生産局長白須敏朗君、経営局長川村秀三郎君、農村振興局長太田信介君、農林水産技術会議事務局長石原一郎君、財務省大臣官房審議官加藤治彦君、厚生労働省大臣官房審議官大石明君、健康局疾病対策課長藤井充君及び環境省自然環境局長小野寺浩君の……
○高木委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案及び菅直人君外六名提出、高病原性鳥インフルエンザ対策緊急措置法案の両案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、参考人として食品安全委員会委員長代理寺尾允男君の出席を求め、意見を聴取し、また、政府参考人として農林水産省消費・安全局長中川坦君、生産局長白須敏朗君、内閣府食品安全委員会事務局長梅津準士君及び厚生労働省医薬食品局食品安全部長遠藤明君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○高木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農業協同組合法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。農林水産大臣亀井善之君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、明十三日木曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時三分散会
○高木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農業協同組合法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省経営局長川村秀三郎君、農村振興局長太田信介君、金融庁総務企画局審議官大久保良夫君及び環境省環境管理局水環境部長吉田徳久君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。西村康稔君。
○高木委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、農業協同組合法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本案審査のため、本日、参考人として、全国農業協同組合中央会会長宮田勇君、全国農業協同組合連合会代表理事理事長田林聰君、全国共済農業協同組合連合会代表理事理事長前田千尋君、とぴあ浜松農業協同組合代表理事組合長松下久君、東北大学大学院農学研究科教授両角和夫君、以上五名の方々に御出席をいただき、御意見を承ることにいたしております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございま……
○高木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、農業協同組合法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房総括審議官村上秀徳君、大臣官房協同組合検査部長船本博昭君、総合食料局長須賀田菊仁君、経営局長川村秀三郎君、農村振興局長太田信介君、水産庁長官田原文夫君、金融庁検査局長佐藤隆文君、外務省大臣官房審議官三輪昭君及び財務省主計局次長佐々木豊成君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○高木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、卸売市場法の一部を改正する法律案及び特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
これより順次趣旨の説明を聴取いたします。農林水産大臣亀井善之君。
【次の発言】 これにて両案の趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時二十七分散会
○高木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、卸売市場法の一部を改正する法律案及び特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省総合食料局長須賀田菊仁君、消費・安全局長中川坦君、生産局長白須敏朗君、農村振興局長太田信介君、公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長山木康孝君及び厚生労働省医薬食品局食品安全部長遠藤明君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○高木委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、競馬法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房技術総括審議官坂野雅敏君、消費・安全局長中川坦君、生産局長白須敏朗君、農村振興局長太田信介君、警察庁生活安全局長伊藤哲朗君、総務省大臣官房審議官山口勝己君、厚生労働省医薬食品局食品安全部長遠藤明君及び職業安定局長青木功君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○高木委員長 これより会議を開きます。 農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、参考人として食品安全委員会委員長寺田雅昭君及び有明海・八代海総合調査評価委員会委員長須藤隆一君の出席を求め、意見を聴取し、また、政府参考人として農林水産省大臣官房協同組合検査部長船本博昭君、消費・安全局長中川坦君、生産局長白須敏朗君、経営局長川村秀三郎君、農村振興局長太田信介君、林野庁長官前田直登君、水産庁長官田原文夫君、内閣府食品安全委員会事務局長梅津準士君、厚生労働省医薬食品局食品安全部長遠藤明君及び環境省環境管理局水環境部長吉田徳久君の……
○高木委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告申し上げます。 今会期中、本委員会に付託になりました請願は二十七件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等において協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしておりますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、新時代に向けた食料・農業・農村政策の推進等に関する陳情書外十五件であります。 また、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、遺伝子組換え農作物の栽培に関する意見書外三百四十六件であります。 念のため……
○高木委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
農林水産関係の基本施策に関する事項
食料の安定供給に関する事項
農林水産業の発展に関する事項
農林漁業者の福祉に関する事項
農山漁村の振興に関する事項
以上の各事項について、実情を調査し、その対策を樹立するため、本会期中調査をいたしたいと存じます。
つきましては、衆議院規則第九十四条により、議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に、農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。……
○高木委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
お手元に配付いたしておりますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、食料・農業・農村基本計画の見直し等に関する陳情書外七件であります。
また、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、新たな食料・農業・農村基本計画の策定及びWTO農業交渉に関する意見書外百六十八件であります。
念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百五十九回国会、鹿野道彦君外五名提出、牛海綿状脳症対策特別措置法の一部を改正する法律案
第百五……
○高木委員長 これより会議を開きます。 農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省消費・安全局長中川坦君、生産局長白須敏朗君、経営局長須賀田菊仁君、農村振興局長川村秀三郎君、農林水産技術会議事務局長西川孝一君、内閣府食品安全委員会事務局長齊藤登君、総務省統計局長大林千一君、外務省大臣官房審議官中富道隆君、厚生労働省大臣官房審議官岡島敦子君及び医薬食品局食品安全部長外口崇君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○高木(義)委員 民主党の高木義明でございます。 きょうの委員会は、第三次小泉内閣が発足をして初めての沖北の委員会だと私は承知をいたしております。極めて限られた時間でございますが、ポイントを絞って、三点お伺いをいたします。まず一点は北方領土の返還、二点は沖縄振興策、三点は米軍基地問題でございます。 その前に、私は、日米同盟の重要性並びに日ロ友好の促進ということについて、これはこれからも重要な課題であるということを、スタンスを明らかにしておきたいと思います。 まず、北方領土の問題ですね。先ほどからお話があっておりますが、プーチン大統領が日本に来られて、十一月の二十一日に日ロ首脳会談があった……
○高木(義)委員 民主党の高木義明でございます。国土交通政策につきまして、ただいまから質問をいたします。
まず、本論に入る前に、北側国土交通大臣にお伺いをいたします。
北側大臣は、小泉内閣に公明党から入閣をしておる貴重な、有為な大臣だと私は思っております。御案内のとおり、昨日、小泉総理は靖国神社に参拝をいたしました。この点につきましての意見は差し控えさせていただきますが、御党の神崎代表は、報道によりますと、不快感を示された、このように言われておりますが、北側大臣におかれてはどのような感想をお持ちか、お聞かせいただきたい。
【次の発言】 この点につきましては、さらには申し上げません。
国土……
○高木(義)委員 民主党の高木義明でございます。 大臣の所信に対して質問をいたします。本日は、沖縄振興並びに米軍再編に伴う基地問題について質疑をしてまいりたいと思います。 去る一月九日、十日の両日、御承知のとおり、本委員会として沖縄に調査、視察に入りました。稲嶺知事初め、岸本前名護市長、そして地元の町長、関係者、嘉手納基地そしてキャンプ・シュワブ、それぞれ足を伸ばして、有意義な懇談、調査をしたところでございました。今回、岸本前市長におかれましては急逝されました。この場をかりまして心から御冥福をお祈り申し上げたいと思っております。 さて、基地問題もさることながら、やはり地域の方に出てまいり……
○高木(義)委員 民主党の高木義明でございます。 当沖縄北方特別委員会で質疑をされておりますが、きょうは特に、米軍再編の最終報告が決まり、そしてそれの閣議決定を受けた形での委員会でございました。今回の委員会は、とりわけ沖縄の皆さん方にとっては非常に注目をされる委員会ではなかったかと思っております。小泉総理は、この米軍再編の問題について、国民に説明責任を十分に果たす、こういうことをよく口にしておりました。私たちも、国会において、安全保障委員会あるいは外務委員会、その他の委員会でもこの問題はたびたび出ておりますけれども、とりわけこの沖縄北方委員会は、沖縄と米軍基地のかかわりというのはこれまでも大……
○高木(義)委員 民主党の高木義明でございます。 今国会におきましても、耐震強度偽装問題等、同僚議員が真相の解明とそして再発防止に向けて熱心な議論が行われておりますことに、私も敬意を表したいと思います。 私は、きょうは観点を変えまして、まずは航空行政についてお尋ねをしてみたいと思います。 去る二月の二十一日です。北側国土交通大臣は、日本航空、JALの件につきまして、閣議後の記者会見で、経営そのものに申し上げることはないとしながらも、安全な航空輸送と安定的経営は無関係ではない、こういうコメントをされております。 昨年から相次いで航空関係のトラブルが続いておりまして、私は経営や企業の中身に……
○高木(義)委員 民主党の高木義明です。 独立行政法人に係る上程された議案について、若干の質問をいたします。 ただいま同僚議員から、独立行政法人の改正案についての多くの問題点、根幹部分について触れられました。私は、今回、海事関係の三法人について、現場の状況も踏まえながら以下質問をしてまいりたいと思います。 その前に、この独立行政法人というのは、御承知のとおり、中央省庁再編等基本法の成立によって制度の創設が盛り込まれたわけでございます。公務員だった人の定数を外に外して公務員の定数が減ったような、いわゆる見せかけの定数減らしであってはなりませんし、また一方で、運営費交付金等、予算、決算、これ……
○高木(義)委員 民主党の高木義明でございます。 きょうは、空の安全について集中審議でございます。以下、お尋ねをしてまいりますが、その前に、同じ安全でも海の安全、実は、御承知のとおり、この四月の九日にも、鹿児島県沖で高速艇が鯨と見られる障害物に衝突をして、約百名以上の方々が重軽傷を負われた、こういう事故がございました。既にことしに入ってこのような同様の事件が五件起きておる、昨年から引き続き七件にも上っておる、このように思っています。 いよいよ行楽期を迎えて、まさに海に親しむ、そして海の安全もこれは極めて重要な話でございます。 したがって、まず冒頭、今回の高速水中翼船トッピー4の事件につい……
○高木(義)委員 民主党の高木義明でございます。 今日、まさに移動の自由を保障するということは大切な課題でございまして、スペシャル・トランスポート・サービス、いわゆるSTSの成熟といいますか、これはまだまだそこには至っておりません。また、公共輸送機関のみでは行き届かない点について、今回の法律改正が提示されたと私は認識をいたしております。 今回の道路運送法等の一部改正では、移動弱者あるいは移動制約者と言われる要介護者、障害者などの地域住民の移動手段を確保する、これをNPO等による自家用車での有償運送を可能にするという制度でございます。 そこで、まずお尋ねしてまいりますが、改正法案の七十九条……
○高木(義)委員 民主党の高木義明でございます。 海上物流の基盤強化のための港湾法等の一部改正について、以下お尋ねをしてまいりたいと思います。 私も、実はこの法案審議に当たりまして、先月東京港の大井コンテナターミナルに足を運んでまいりました。既に整備がなされておりまして、耐震強化岸壁三バースを含めて七バース、総延長が二千三百五十四メートル、まさに高規格のターミナルになっておりました。十八基のコンテナクレーンも備えて、八千TEU級の大型コンテナ船の接岸も可能になっておると言われております。 そういう港湾の状況を見ながら、今スーパー中枢港湾構想が進められておりますけれども、何といいましても、……
○高木(義)委員 民主党の高木義明でございます。 海洋汚染防止法の一部を改正する法律案について質問をいたします。 まず、法案の中身に入る前に、私は、この海洋汚染防止法というのは極めて重要な法案だろうと思っております。何といいましても、日本は海に囲まれ、まさに海洋国家でございます。ふだんはなかなか海に接する機会がない方々もたくさんおられますけれども、今、村上ファンドの問題が大きく言われておる中でも、日々粛々と、外洋において内航において船舶が稼働して、国民の生活に欠かせない物資などを輸送しておる、このことを私たちは忘れてはならないと思います。 そこで、海を大切にし、そして環境を保全し次世代に……
○高木(義)委員 民主党の高木義明でございます。 きょうは、海上運送法並びに船員法の改正案につきまして質問をしてまいりたいと思います。 その質問に入る冒頭に、どうしてもこの際冬柴国土交通大臣にお聞きをしておきたいことがございます。 それは、言うまでもなく道路特定財源の問題でございまして、この特定財源を十年間維持するという改正道路整備財源特例法が、去る五月十三日に本院の本会議におきまして、与党の、三分の二以上の賛成で再可決をされました。今なお、閣議決定は二〇〇九年度から一般財源化をするという方針でございますが、再可決をした法案はそうなってはいない、明らかに矛盾がある、国民はそういう問題点を……
○高木(義)委員 民主党の高木義明でございます。おはようございます。 当委員会におかれましては、連日真摯な御議論がなされております。心から敬意を表したいと思います。 さて、私は、この審議に当たる前にまず申し上げたいことは、一つは、きょう今の時点でも、世界の海で、いわゆる物資輸送、旅客輸送あるいは遠洋漁業などで、しっかり志を持ちながら、国民のため、あるいはみずからの暮らしのために、あるいは地域のために懸命に仕事をされておられる方がおり、そして、これらに従事する方々の安全を何としても確保しなきゃならないということ、その上で、海賊の犯罪に毅然として対処できるような的確な法整備を早くすること、この……
○高木(義)委員 民主党の高木義明です。 大臣の所信に対し、若干の質問をいたします。 きょうは、海賊対策、それと高速道路料金引き下げに伴う影響、モーダルシフトなどについてお尋ねをいたします。 まず、海賊対策です。 改めてこの問題を取り上げますのは、一月二十八日に防衛省は、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処のための準備に関する命令を発出しております。そして、三月中旬、もうすぐ海上警備行動が発令をされて出航されると伝えられております。まさに、自衛隊法の第八十二条、海上における警備行動、「海上における人命若しくは財産の保護」、これを目的としてこのような行動がとられる、こういうことでございま……
○高木(義)委員 民主党の高木義明です。 私は、離島航路の充実、そして支援強化の立場から、以下お尋ねをいたします。 まずは、先ほども話題になっておりましたが、テクノスーパーライナー、TSLについてですが、前回の法改正、平成十六年の五月、国の小笠原諸島振興開発基本方針、そして東京都の振興開発計画、これはいわゆるTSL就航を前提としておりました。しかし、燃油価格の高騰によって事業採算が見込めなくなった小笠原海運が、テクノスーパーライナーの用船契約を解除したため、平成十八年五月二十三日に、国においては振興開発基本方針の変更告示をし、その後、十一月二十八日には、東京都が開発計画の変更公告を行いまし……
○高木(義)委員 民主党の高木義明です。 本日は、港則法並びに海上交通安全法について若干のお尋ねをいたしたいと思います。 まず、海上保安庁が出しております平成二十年の「海難の現況と対策について」によりますと、平成二十年には全体で二千四百十四隻の船舶が海難に遭遇をした。そして、船舶事故で百二十四名の方が命を亡くされた。その内訳については、プレジャーボートが最も多く、九百一隻、死亡者が十七名。その次が漁船、七百三十二隻、九十六名の方が亡くなっておられる。三番目は貨物船で、三百五十一隻、六名の方が亡くなっておられる。こういう状況でございます。 このようなことで、今回の法改正については、最近の海……
○高木(義)委員 個々の段取りについて若干申し上げることがありましたけれども、本会議散会後の理事会にそれをゆだねたいと思っております。
○高木(義)委員 動議に賛成の立場で発言をいたします。 本日の本会議の趣旨説明要求、いわゆる給与三法について、自民、公明両党は出席されませんでした。あらかじめ予告をしておりました質問通告も取り消し、こういう実態です。 私どもは、もともと今回の給与関連法案は人事院勧告に基づくもので、これまで、昭和四十五年以来、委員会に付託して実質審議をやってきた法案です。自民、公明は、何としてもこの法案を本会議で趣旨説明して、質疑をすべきだと強く主張してきました。 ところが、どうでしょう。要求をして、我々が譲歩して、本会議趣旨説明をし、質疑をするということにしたにもかかわらず、本会議を欠席して質問もしない……
○高木(義)委員 平成二十二年度の衆議院歳出予算の要求について、庶務小委員会における審議の経過及び結果について御報告申し上げます。 まず、平成二十二年度の衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げます。 平成二十二年度の本院予定経費要求額は、七百八十九億四千五百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較しますと、九十三億五千五百万円余の増額になっております。 その概要を御説明申し上げますと、まず、国会の権能行使に必要な経費として四百五十一億一千三百万円余、衆議院の運営に必要な経費として二百十二億八千万円余を計上いたしております。 これらの経費は、議員関係の諸経費、職員の人件費並びに事……
○高木国務大臣 このたび、菅内閣において文部科学大臣を拝命いたしました高木義明です。 第百七十六回国会において各般の課題を御審議いただくに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 昨年九月の政権交代から約一年が経過いたしました。この間、文部科学政策は、委員の皆様方の格別の御指導と御協力により、着実に改革の歩みを進めてまいりました。昨年、マニフェストで国民の皆様にお約束をした高等学校の実質無償化を実現し、さらに、教員の質と数の充実、幼保一体化、大学や研究機関の教育力、研究力の向上、スポーツ、文化の振興といった重要政策課題について、改革や検討を進めつつあります。 私の使命は、これらの改革をいか……
○高木国務大臣 おはようございます。 石井議員にお伝えをいたします。 今御指摘になられました二つの本は手元にございまして、私としても熟読をしたいのですが、なかなか政治家そんなに時間ございませんが、それなりに目を通させていただきました。 表題は極めて厳しく、「デジタル教育は日本を滅ぼす」あるいは「デジタル教科書はいらない」、このようになっております。私も同感する部分はあるのです。特に教育、学習というのは、フェース・ツー・フェース、人間と人間が顔を突き合わせて、そしてお互いに語り合いながら、説得をし、説明をし、そして理解を得る、こういうことが私は基本だと常々思っておりました。 そういう意味……
○高木国務大臣 おはようございます。 一昨日の本委員会における議論並びにこれまでの衆参両院における議論などを踏まえ、各種学校である外国人学校のうち、高等学校の課程に類する課程を置くものの指定に関する基準等を含む規程について、次のように決めたいと考えております。 各種学校である外国人学校のうち、高等学校の課程に類する課程を置くものの指定に関しては、指定に当たって、満たすべき基準、指定の際の手続、審査方法、指定後のフォローアップの方法等について、文部科学省令に基づく大臣決定で規程を定めることを考えております。 まず、指定教育施設の基準については、専修学校高等課程の基準をベースに、具体的には次……
○高木国務大臣 おはようございます。 このたび、政府から提出いたしました展覧会における美術品損害の補償に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 国民がすぐれた芸術作品を鑑賞し、文化芸術に親しむ環境の中で、豊かで活力ある生活を営むことは極めて重要です。しかし、美術品の評価額の高騰や保険料率の上昇のため、海外のすぐれた美術品を取り扱う大規模展覧会や地方巡回展の開催が困難になっているとともに、展覧会の規模の縮小や開催の断念が現実的な問題として顕在化しております。 また、諸外国では、日本とロシアを除くG8諸国や多くの欧州各国において美術品の国家補償制度を既に導入し……
○高木国務大臣 下村委員にお答えをいたします。 昨日の北朝鮮による韓国砲撃の件については、私も、本当に極めて遺憾な行為である、こういうふうに思っておりますし、まさに世界の平和を脅かすものだ。私は、北朝鮮の自制を強く求めたいと思っております。 一方、これまで我々が取り組んでまいりました、議論をしてまいりました朝鮮高校に対する就学支援については、これはあくまでも受給者である生徒個人に対して支給するものである、こういうことを私も何回も答弁をしてまいりました。また、各種学校である外国人学校の取り扱いについては、外交上の配慮などにより判断すべきものではなくて、教育上の観点から客観的に判断するものであ……
○高木国務大臣 下村委員にお答えをいたします。 今御指摘の点については、これまでもたびたび国会等でも議論がされておると承知をいたしております。 文部科学省としましては、昨年の政権交代以来、ことしの二月から三月にかけて、報道の中でいろいろ議論がありましたし、また国会の中でも予算委員会等で議論がございました。これについて、川端前大臣初め政務三役、強い意思で、任命権者である北海道教育委員会、札幌市教育委員会に厳しい調査を指導したところでございます。 今御指摘のとおりの無回答者を含めた実態調査、いわゆる調査の公平性を確保するためには、さらに調査を確認しなきゃならぬと思っております。我々としても、……
○高木国務大臣 高市委員にお答えをいたします。 御指摘の点について、私の権限、判断において、去る十一月五日に、指定に関する基準、手続を決定させていただきました。今後、朝鮮学校を指定するかどうか、審査を行って決めることになろうかと思っております。 そもそも、この朝鮮学校の採用につきましては、多くの国民の意見があることは承知をしております。私どもは、検討委員会を設けて、八月三十日にその報告を受けたところでございます。この報告を受けて、国会での議論あるいは民主党内の議論、これを踏まえて、総合的に私が決定させていただきました。 具体的に教育内容について問わないのはなぜか、こういうことでございまし……
○高木国務大臣 岡島委員にお答えをいたします。 子供たちが科学技術に興味、関心を持つことは非常に重要でございます。そういう意味で、平成十九年度から、小学校の理科授業における観察、実験活動、このための理科支援員の配置をしたところでございます。 昨年の十一月に事業仕分けの評価をいただきましたが、かなりの多くの国民の方々からの要望が強いものですから、平成二十四年度までに理科支援員配置事業を着実に実施することといたしております。また、あわせて、理科教育自体の重要性は否定されておりませんので、理数教育にすぐれた指導力を持つ教員の養成に対する事業についても、引き続き予算の確保をして頑張ってまいりたいと……
○高木国務大臣 笠井委員にお答えいたします。 新卒者等の就職問題の厳しいのは、大学等の関係者から報告を受けております。私も、就任以来、この問題については経済団体あるいは大学とも面談をし、何とかその改善を求めて努力をしてまいりました。 新卒者をめぐるさまざまな雇用問題について、経済団体、そして大学関係者等の意見交換の場を、来週二十二日にも、関係省庁との連携をとりながら設定したいと思っております。 今後とも改善に向けて努力をしたいと思います。
○高木国務大臣 ただいま御決議のありました医師養成数の増加につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、新成長戦略や厚生労働省の必要医師数実態調査の結果等を踏まえ、必要な取り組みを進めてまいります。 また、質の高い学校教育の推進等につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、教育の機会均等など、教育水準の維持向上が図られますよう、教育環境の整備に努めてまいりたいと思います。
○高木国務大臣 梶山委員にお答えをいたします。 今お話がありました、まさに今回の事故によって被災をされておられる方々の日々の生活、本当に深刻なものがあろうと推察をいたしておりますし、そういう中で、地元としていろいろまたお世話、活動もされておられる委員初め皆さん方には心から敬意を表する次第でありますし、改めてお見舞いを申し上げます。 先ほどの審査会でございますけれども、我々は、一刻も早く被災者の保護、救済に当たらなきゃならぬ、そういう思いで今対応しておるところでございます。 既に出されました第一次指針におきましては、これは、政府の指示によって避難を余儀なくされた方々、あるいは農産物など出荷……
○高木国務大臣 斎藤委員にお答えをいたします。 委員の言葉をかりますと、放射能の見える化、こういうことでございましょう。全くそのとおりだと思っております。我々は、できるだけ、モニタリングをしながら、正しい計測値を速やかに公表していく、それで安心の確保に努めてまいりたいと思っております。 最たるものは、一日も早く原子力発電所の収束、これに全精力をつぎ込むべきだと思っております。 その上で、先日御審議いただきました第一次補正予算の中で、福島県における網羅的な空間放射線量の調査を行う目的で、これまたリアルタイムで線量測定システムの導入に必要な経費を計上させていただきました。 このシステムにつ……
○高木国務大臣 郡委員にお答えをいたします。 災害時には、学校施設というのは重要な防災拠点でございまして、それぞれ皆さん方が役割分担しながら、特に学校の教職員もお世話活動をしておる事例をよく聞いております。 今、調理室が使えなかった、これは教育活動用だからだめだ、こういう御意見もお伺いしましたけれども、私どもとしては、調査をした限りにおいては、そういう事実は把握をしておりません。もし何かの間違いであればと思っておりますが、なお調査をしてみます。 いずれにいたしましても、災害時に、また避難時に、そういう調理場も含めて活用するというのが避難所でございますから、そういうことがないように、私たち……
○高木国務大臣 西村委員にお答えをいたします。 先ほどの御指摘の中で、暫定的な考え方については、既にお話がありましたように、国際放射線防護委員会の勧告に基づいて、原子力安全委員会の助言を踏まえ、そして原子力災害対策本部として取りまとめさせていただいたものです。 この暫定的考え方は、まず、できるだけ放射線を浴びないようにするために設定されたものでありまして、年間二十ミリシーベルトを浴びてもよいということでは決してありません。いまだ福島原子力発電所の事態は収束をしていない、そういう状況の中で、事故後の復旧時における参考レベルである年間一ミリから二十ミリシーベルトの暫定的な目安を置きまして、今後……
○高木国務大臣 橋本委員にお答えをいたします。 私どもは、放射能のリスクを決して甘く見てはならないと思っております。したがいまして、できるだけ放射線量を少なくする、低減をさせる努力は日々怠ってはならないと思っておりますし、根本的には、早く発電所の事態の収束が何よりでございます。しかし、その収束までの間について、我々としてはそのような努力をしておりますが、五月二十七日に、空間線量率が毎時一マイクロシーベルト以上の福島県内の学校については、設置者の希望に応じて財政的な支援を行うことにしたわけでございます。 今お尋ねの福島県以外の学校の校庭などについてでございますが、これは、政府など環境モニタリ……
○高木国務大臣 吉野委員にお答えをいたします。 吉野委員、冒頭に昨日の新聞のことを述べられました。私もそれを読みました。決してそうしてはならない、私は強く決意をさせていただいた一人でございます。大変御心配をかけております。 したがいまして、一日も早いサイトの収束のために全知全能を尽くすべきだ、また我々もそのような決意で臨まなきゃならぬと思っております。 その上で、今お尋ねの平成二十三年度の科学技術戦略推進費、この中で、私どもとしましては、我が国は科学技術立国も宣言をいたしております、残念ながらこのような事故が起きて、そして放射能の防護あるいは除染、こういった面についてもさらなる技術開発を……
○高木国務大臣 後藤委員にお答えをいたします。 今委員御指摘のとおり、また資料も出されておりますが、各国の原子力賠償制度もあります。それぞれの国情の違い、あるいはまた政策判断によって、それぞれまちまちでございます。我が国においても、既に五十年経過をいたしております。 御指摘のとおり、検証すべきはして、そして支援機構法と原賠法はまさに補完の関係にあると思っております。その機構法の中にも附則の中に、原子力損害の賠償の実施の状況や、あるいは原子力損害に係る政府の援助のあり方などについて検討を加える、こういうことも書いておりますので、我々としては必要な検討はしっかりやってまいらなきゃならぬと思って……
○高木国務大臣 河野太郎委員にお答えをいたします。
日本エネルギー法研究所といいますいわゆる電力の研究所でありますが、この件については、先日の本会議で御指摘があって承知をいたしました。
【次の発言】 いや、そのことについては承知をしておりませんでした。
【次の発言】 今、紛争審査会の委員は九名でございまして、御指摘の委員は三名だと承知をいたしております。
委員も御承知のとおり、この紛争審査会については、政令に基づいて、法律関係、医療関係あるいは原子力等の学識経験者を選任することとされておりまして、私が決定をいたしました。
今回の事故については、これまでにない大変な被害者そしてまた分野にわ……
○高木国務大臣 小野寺委員にお答えをいたします。 今、海江田大臣が申されたとおりでございます。いわゆる賠償紛争審査会については、とにかく可能な限り被害者の救済を求めて、今できるものから、そういう指針の策定をしてきたところでございまして、今回御指摘の点については、まず、七月十九日までに、政府による福島県産の肉牛の出荷制限指示、また、福島県や宮城県などによる稲わらの給与の自粛要請、あるいは、福島県や宮城県等による当該稲わらを給与した牛の出荷自粛要請、こういうことがなされたと承知をいたしております。 こういうものでありますので、これまでは、いわゆる政府による出荷制限指示等の対象となった肉牛等に係……
○高木国務大臣 石田委員にお答えをいたします。 いわゆる原子力損害賠償補償契約に基づく補償金の支払いについてでありますが、これは原賠法に基づいて、まず、事故を起こした原子力事業者から補償金の支払い請求が国に対して行われる必要があります。その後、その請求内容を十分に審査の上、補償金が支払われることになっております。 今回事故を起こした東京電力福島第一原子力発電所に係る原子力損害賠償補償契約に基づく補償金につきましては、第二次補正予算に御案内のとおり千二百億円計上しておりますけれども、現時点では東京電力から支払い請求が行われておりませんで、補償金の支払いはなされていない、こういう状況でございま……
○高木国務大臣 佐藤委員にお答えをいたします。 法律にお詳しい委員でございますので、その上で申し上げますけれども、原子力損害賠償に関する法律、いわゆる原賠法の第二条第二項には、「「原子力損害」とは、」やや要約して言いますけれども、「核燃料物質の原子核分裂の過程の作用又は核燃料物質等の放射線の作用若しくは毒性的作用により生じた損害」とされております。すなわち、この原賠法の中での賠償の対象となる原子力損害については、原子力事故のもたらすいわゆる放射線の作用や毒性、こういったものはまさに相当因果関係が認められるということで、損害と考えております。
○高木国務大臣 文部科学大臣の高木義明でございます。 所信に先立ちまして、昨日、ニュージーランドにおいて発生した地震について申し上げます。 このたびの地震により亡くなられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、日本人学生を初め被害に遭われた多くの方々に心からお見舞いを申し上げます。 文部科学省といたしましては、関係府省等との緊密な連携のもと、邦人保護に向け、情報収集等に全力で取り組んでまいります。 続きまして、第百七十七回国会において各般の課題を御審議いただくに当たり、私の所信を申し上げます。 我が国は今、さまざまな課題に直面しています。経済や雇用は依然として厳しい状況にあります。……
○高木国務大臣 下村委員の御指摘でございます。いわゆる海外の美術品に我が国の国民に広く親しんでいただく、そういう意味では、非常に重要なことであろうかと思っております。
今、各会派全会一致で御努力をいただいてきょうの提案の運びになったということ、これまでの経緯も含めて御紹介がございました。
私どもとしましても、これを重く受けとめまして、外務省とも必要な協議もしながら、この法律が成立された暁にはしっかり執行していただけるように、こっちとしても取り組みを進めてまいりたいと思っております。
【次の発言】 北教組の問題については、これまでの委員会でもたびたび御指摘をいただいておるところでございます。……
○高木国務大臣 委員長からのお尋ねでございます。 田中委員長は、お話にもありましたように、閣僚経験もされておりますし、長い間、与党の立場で、とりわけ災害復興に対しては多大なる貢献をされた方でございます。私が今さら言うまでもございませんで、今、私としては、国の緊急事態である、まさに国難である。当面、我々は、教育、科学、文化・スポーツ、こういった行政課題がこれからも着実に推進されるように、いっときも早くこの災害を終息をさせなきゃならぬ。しかし、同時に、今なお被災の中で子供たちが大変な目に遭っておる。こういうことについてもきちっと現状を把握することこそが何よりであろうと思っております。 高木義明……
○高木国務大臣 室井委員にお答えいたします。
御指摘のように、教員が教育に集中できる環境をつくることというのはまことに重要でございます。今回の法改正においては、小学校一年の学級編制の標準を四十人から三十五人に引き下げることによって学級数がふえますので、これに伴って、四千人の教職員定数のうち、事務職員の複数配置分として百人の事務職員定数の改善を措置することにいたしております。
【次の発言】 いわゆる小中一貫校を設置する市町村は、例えば、子供たちから学習上の負担を取り除く、あるいは人間形成上連続性を持たせる、またいわゆる地域社会、地域と一体となった学校づくりを進める、こういう観点から取り組みを進……
○高木国務大臣 石井委員にお答えをいたします。 石井委員も、過去、阪神・淡路大震災という大変な震災にも遭われて、いろいろな御苦労をされておることは承知をいたしております。 今回の東北地方太平洋沖地震・津波、これはまさに、またある意味では阪神・淡路を上回る規模の甚大な災害でございます。まさに国難と言えるこの事態、私どもは、国民の力を総結集して一日も早い復興を遂げなきゃならぬ、このように思っております。そういう意味では、震災対応というのは、当然ながら適切に進めていくことが何より重要であります。 御指摘のこの政策、この法案でありますけれども、私どもとしましては、ある意味では普遍性といいますか、……
○高木国務大臣 御指摘の、義務教育未修了者に対して教育機会を提供することは、まことに重要であると認識をいたしております。 今、これは二年に一回、五月に調査をしておりますが、平成二十一年五月一日現在では、全国で三十五校、二千五百二十六人の在籍者があるということを承知いたしております。 私どもとしましては、この未修了者について、いわば学校教育法施行令第二十五条は二部授業について規定をしております。中学校夜間学級は、この二部授業として設置をされ、現在、教員の給与、また教科書の無償給与、また学校施設設備の整備等について、国によって昼間の中学校と同様の支援が行われておるところでございます。 文部科……
○高木国務大臣 池坊議員にお答えをいたします。 今委員が、昨年からの公明党の皆さん方のお取り組みも紹介がございました。この学校の耐震化というのは、私どもも、この国会においても各党から御議論いただいております。特に今、本震に続いて余震というのがたびたび起こっておりまして、これまた懸念をされておるところでございます。 東日本大震災においても、学校の施設が子供たちを守り、そして今でも避難所として機能しておる、そういう意味では、もちろん学校が壊れたところ、あるいは大きな傷を受けたところ、たくさんございますけれども、大きくは避難所として機能しておるように、耐震化の努力があらわれておると思っております……
○高木国務大臣 ただいま大臣政務官がお答えしたとおりでございますが、私どもとしましては、この災害で大変な悲しい、苦しい事態に遭遇された皆さん方の心を思いますと、今なお、一歩一歩でありますけれども、さらに力を尽くして、とりわけ教育環境の整備については、国の調査を待たずしてそれぞれ着手できる、こういうことについても最大限の努力をしておるところであります。 御承知のとおり、学校施設はその多くが避難所となっておりまして、まだまだ十分な環境に至っていないものもございます。できるだけ仮設住宅の建設を促進させながら、学校においては仮設校舎、そして本格的な耐震設計、こういう段取りを着実に進めてまいりたいと思……
○高木国務大臣 今の委員の御指摘、それはそのとおりでございます。
【次の発言】 先ほどのお尋ねでもございました、いろいろ経過はそのとおりでございまして、特に、条件というものがございます。
改めて、四月十九日付で、私たちが原子力安全委員会の助言を求めた中で、まず一つは、継続的なモニタリングの結果について、少なくとも二週間に一回以上の頻度を目安として、原子力安全委員会に報告をすること、二つ目には、学校などに一台程度ポケット線量計を配付して、生徒の行動を代表するような教職員に着用させ、被曝状況を確認すること、こういうことでございました。
そういうことを私たちとしては今なお十分受け入れながら、配慮……
○高木国務大臣 平山委員にお答えをいたします。 既に原子力損害賠償紛争審査会が審査を行っておりまして、被害者を可能な限り早く救済をするということで、相当因果関係が明らかなものから順次策定をしていくことにしております。 既に出されました第一次指針においては、政府の指示によって避難をされた方々、あるいは、農産物の出荷停止などにより生じた損害に関しては賠償の対象となることが明らかにされております。 いわゆる風評被害やあるいは間接被害については、第一次指針の対象にはなっておりませんけれども、「今後検討する。」ということが第一次指針の「はじめに」において記載をされております。 こうした被害につい……
○高木国務大臣 和嶋委員にお答えをいたします。 今は非常に厳しい状況の中で、特に震災孤児への対応あるいはまた心のケア、これまで家や家族を失っておられる児童生徒、そしてまた、学校施設の損壊のために分散授業を余儀なくされておる児童生徒などの対応のためには、とりわけ教職員の加配の配置というのは、これまでの国会の法案の議論でもございましたように、我々としても、今後とも引き続き、実態の把握をしながら取り組んでいきたいと思っております。 それから、後段に出ておりました、いわゆる放射線についての教育とかあるいはその機器とか、そういうことについては、まさにこのような福島第一原発の事故という現実等をとらまえ……
○高木国務大臣 奥村委員にお答えをいたします。 委員もお話がありましたように、長いこと体育指導委員もなされて、そして、地域スポーツに対する思いは殊のほかお強いものがあるということを承知いたしております。特にこの数年来、スポーツ基本法の制定に深い関心を寄せられておりまして、敬意を表する次第でございます。 先ほども鈴木副大臣からもお話がありましたように、文部科学省としては、昨年の八月にスポーツ立国戦略というものを打ち出しております。現在のスポーツ振興法は、これは議員立法で昭和三十六年の六月に制定をされたものでありまして、半世紀続いてまいりました。この期間にも多くの、さまざまな時代的な変化もあり……
○高木国務大臣 馳委員にお答えをいたします。 委員御指摘のとおり、防火用水ということで水がたまっておるのが普通じゃないかと思っております。この水をまず排出しなきゃなりません。一部は、下水道に行っておるのは、これはまた、今話しました、国土交通省の方で下水処理場との調整がございます。しかし、あと一つは、畑や田んぼに行くような排水の状況、あるいはまたすぐ川に流れる、そういうことも十分考えられます。したがって、今、福島県と連携をとり、しかも関係省庁との調整もあります。 したがって、私どもとしましては、もうすぐ水泳の季節が来ておりますから、それまでに、水の基準も含めて、言われるように、プールを使用す……
○高木国務大臣 富田委員には、直接現地にも赴かれて調査をされたことに対して、敬意を表したいと思っております。 大川小学校につきましては、津波被害の状況について宮城県の県教育委員会を通じて報告を受けておりまして、委員も御指摘ありましたように、人的な被害については、七月二十六日現在、在籍児童百八名のうち六十八名が死亡、六名が今なお安否不明であります。また、在職職員十三名のうち九名が死亡、一名が安否不明、このような非常に厳しい報告を受けております。 物的被害につきましては、校舎は水没によって半壊、そして屋内運動場は流出されて全壊、こういう状況を報告を受けております。
○高木国務大臣 川口委員にお答えをいたします。 まず初めに、私学関係者におかれては、我が国の教育活動の充実のために何かと御活躍いただいておりますことに敬意を表したいと思っております。 今御指摘ありましたように、十八歳人口は、今後十年間で百二十万人から百十万人台で推移をすると言われております。そして、その後減少していくことが見込まれておりまして、私立大学においては、人口減少期に向けて、それぞれ特色を生かした教育研究の質の向上を図って、そのための経営基盤を強化していくことが重要であろう、このように考えております。 医療系大学においても、建学の精神を生かして教育研究の強化などを進められておりま……
○高木国務大臣 下村委員にお答えをいたします。 まず初めに、田中委員長を初め、先ほど御報告がございました青森県の六ケ所村の視察のお話がありました。大変な多忙な中で現地を視察していただく、本当に敬意を表したいと思っております。 この核燃料サイクルにつきましては、今回の福島原子力発電所の事故を踏まえて、これまでとは違う国民の意識、それから安全性に対する見方、大きく変わったと思っております。 そういう中で、私たちとしては、この事故の原因の究明、検証、これは今既に始めておりますけれども、これを踏まえて、一体、これから我が国の長期的なエネルギーの確保をどうしていくのかというのは、これを一つのベース……
○高木国務大臣 高等学校等就学支援金制度は、我が国において後期中等教育段階の学びに励んでいる生徒をひとしく支援するために、各種学校である外国人学校についても制度の対象としています。これは、教育についてのすべての者の権利をうたっている国際人権A規約の精神に沿うものであります。 昨年十一月末までに申請がなされた朝鮮高級学校に関する審査手続については、昨年十一月の北朝鮮による砲撃を踏まえ、一たん停止をしてきたところであります。 その後、約九カ月が経過しましたが、その間に、北朝鮮が昨年十一月の砲撃に匹敵するような同様の軍事力を用いた行動をとっておらず、また、七月に南北対話が行われ、さらに、米朝対話……
○高木国務大臣 山口委員にお答えをいたします。 国を開くというお尋ねでありますけれども、まさに未来を開く人材の育成、特に今の時代は高度情報化、あるいはグローバル化が進展しております。そういう中で、高い国際感覚を持ち、そしてみずからの主張を、堂々と世界の舞台で物が言える、そういう人材を育てなきゃならぬと思っております。 とりわけ語学力の習得というのも大事ではないかと思っておりまして、文部科学省としては、まず一つは、語学教育の充実。小学校にも語学活動を、外国語活動を導入しますし、若い英語教師の米国への留学もしてまいります。また、高校生、大学生の海外派遣も引き続き充実をしていく。そして、何よりも……
○高木国務大臣 甘利委員にお答えをいたします。 御指摘の点につきましては、我々としては、特に今回の予算については、これまでの反省も踏まえて、我が国がこれからも国際競争力を持つためには、科学研究費の増額というのは極めて重要でございます。したがいまして、文部科学省の予算の中でも、科学研究費補助金については、前年度比六百三十三億円と、大幅の拡充をしたところでございます。 今後とも、例えば再生医療や、あるいはがんの克服、あるいは環境・エネルギー、宇宙開発、そういった分野におきましても、引き続き取り組んでいきたいと思っております。
○高木国務大臣 齋藤委員にお答えをいたします。 まさに、品格を重んじ、正々堂々と力を競い合う相撲、それが我が国の誇るべき文化であると私は思っておりまして、委員御指摘のとおり、私もその報道を知って本当に残念に思い、深刻な問題と受けとめております。 したがいまして、昨日、まず全容の解明が必要であろうということから、早急に調査を指示したところでございます。けさ、放駒理事長から事務方に報告がございました。名前の挙がっておる力士などのうち三名が八百長に関与したことを認めている、また、その中で新たに一名の力士の名前が挙がっておる、現在調査中であるとの報告を受けております。 今、相撲協会としては、弁護……
○高木国務大臣 お答えをいたします。
私どもの私立学校教職員共済制度の加入者証については、平成二十二年の十一月末までに、加入者、家族、全員分について、既にカードに切りかえて終了しております。
【次の発言】 宮本委員にお答えをいたします。
御指摘のように、昨年の十一月二十二日に第一回の会合を開きました。今大きな問題となっております就職、採用の早期化、長期化の是正をどうしていくのか、また、大学の就業力の育成をどうしていくのか、また、大企業志向などのミスマッチ問題をどうしていくのか、また、企業が求める人材とは一体何なのか、こういうことについて、率直な意見交換が行われました。
その第一回の開催以……
○高木国務大臣 そのように思っております。
【次の発言】 教職公務員としては、法律を守ることは当然でございますが、そのようなことについては、今考えておりません。
【次の発言】 いわゆる任命権者、設置権者の北海道あるいは札幌市教育委員会で対応しておりますので、今、そのようなことで私は考えてはおりません。
【次の発言】 山内委員にお答えをいたします。
御指摘の点につきましては、中央教育審議会においては教員の資質向上方策の総合的な検討が今進められております。先日、一月末に審議経過報告が取りまとめられました。
この報告では、まず第一に、現在、学部四年が基本である教員養成については、さらに一年から二……
○高木国務大臣 佐々木委員にお答えいたします。 農林水産大臣政務官をなされておられまして、今、この問題についても非常に熱心に取り組まれたお話がありました。 私たちとしましても、子ども農山漁村交流プロジェクト、これは非常に意義があるものと思っております。特に、子供時代に自然の恵み、そして一方で厳しさ、あるいは生き物という話も出ましたけれども、生き物を見たり触れたりするその経験、あるいは生産現場においての物をつくることのとうとさ、働くことのとうとさ、汗を流すこと、こういうことも体験できるのではないかと思っています。 また、日ごろ住みなれた環境と違った環境において、あるいは親兄弟と離れて生活す……
○高木国務大臣 佐藤委員にお答えいたします。 委員の御指摘の点については、私も同感でございます。先般の教育研究全国集会での発言の内容については、私も具体的には把握をいたしておりません。今、北海道教育委員会において事実関係を確認中でありまして、まずそれを私は待ちたいと思っております。 言わずとも、島の返る日平和の日、これは北海道民の悲願であり、あるいは国民の大きな声であります。私たちとしても、北方領土の一日も早い返還についてはしっかり取り組んでいかなきゃならぬと思って、そういう意味で、現行の中学校の社会科の学習指導要領及びその解説では、北方領土が我が国の固有の領土であることなどについて教える……
○高木国務大臣 昨年の十二月現在の統計でございますが、内定率は六八・八%ということでございます。
【次の発言】 吉泉委員の御指摘は、調査に当たっては、今は抽出調査であります、これを全数調査をしたらどうか、こういう御指摘もあるのではないかと思っております。
いわゆる就職内定状況調査については約二カ月ごとにやっております。その時点の状況を的確につかんで速やかにこれを把握する、そして適時に手を打つ。こういうことからも、地域的なバランスあるいは男女のバランスも考慮しながら、今抽出してやっております。
全数調査については、いわゆる学校基本調査統計というものがありまして、これは五月一日時点で調査をし、……
○高木国務大臣 改めて、お亡くなりになられた皆様、そして御遺族の皆さん方には心からお悔やみを申し上げたいと思っております。安住委員も地元で大変御苦労いただいておることを承知いたしております。 御承知のとおり、学校の管理下における児童生徒の死亡などについては、今、独立行政法人日本スポーツ振興センターの行う災害共済給付制度において、児童生徒の保護者に対して、医療費や障害見舞金あるいは死亡見舞金、これを支給することになっております。被災者の皆さん方の気持ちを考えますと、私も、何とかできないか、何とかしてやりたい、そういう気持ちはございます。 ただ一方、根拠になるセンター法の施行令によりますと、多……
○高木国務大臣 紛争審査会は、一週間に一回のペースで開催をされております。今指摘がありましたように、今回は、政府の指示によって避難をした、あるいは出荷停止をされたところ、そういうところについては速やかに指針を出そう、こういうことで第一次指針が出されました。 なお、今後さらなる検討が必要な項目、例えば、いわゆる精神的苦痛の判定基準とか、あるいはまた算定の要素、こういったもの、あるいはまた迅速な賠償のための支払い方法、例えば交通費を標準単価で計算するかどうか、こういうことについてもなお検討しなきゃなりません。また、言われましたように、今回、指示、制限等対象外の地域、農林水産業でありましょうとか、……
○高木国務大臣 小里委員にお答えをいたします。 放射線について、このリスクについて決して甘く見てはならないと考えております。その上で、私どもとしましては、福島県の子供の皆さん方が、家庭とともにあるいは地域社会とともに暮らしていき、学びを続けていく、そういう環境の中で一体どうしていくのか、一つの目安を示してほしいという地元の声もございましたので、私たちとしては、四月十九日にその暫定的な考え方を示したわけであります。 この考え方については、国際放射線防護委員会の勧告を踏まえておりまして、まずは、事故継続時の参考レベル、年間二十から百ミリシーベルトのうち、最も厳しい値である二十ミリシーベルトを出……
○高木国務大臣 郡委員にお答えをいたします。 さきの予算委員会でも郡委員からも御指摘があっております。今、復興構想会議のお話も出ました。もちろん、それも私たちはしっかり受けとめていかなければなりませんし、文部科学省といたしましても、学校施設の安全性の確保について、あるいは防災機能の向上について、このたび外部の有識者会議を持ちまして、今しっかり検討していただいております。この緊急提言に基づいて我々も対応を図っていきたいと思っております。 学校施設は、御承知のとおり、まさに本来の教育施設であるとともに、災害時には、子供たち、地域の住民の重要なよりどころでございます。原形復旧の考え方も当然ありま……
○高木国務大臣 茂木委員にお答えをいたします。 学校の復旧についてでございました。委員御承知のとおり、学校の復旧については公立、私立を問わず一次補正予算に計上しておりまして、比較的軽い施設の復旧、あるいは応急仮設校舎、こういったものに重点的に計上しておるところでございます。 一方、いわゆる津波による被災をした学校施設の復旧につきましては、これは大型改装、新装になりますけれども、地域の復興計画と関連することから、今後の補正予算に計上する、そしてしっかり対応していきたいと思っております。 文部科学省として承知をしておりますのは、各教育委員会に聞き取りをしたところ、着手率については、いわゆる第……
○高木国務大臣 馳委員にお答えをいたします。
委員御指摘のとおり、昨年の十一月、総理の指示を受けまして、審査を一たん停止したところでございます。いつ、どうするかというお尋ねでございますが、私としては総理の指示、判断によるものだと思っております。
【次の発言】 今振り返っていただければおわかりのように、あの十一月の北朝鮮による韓国への砲撃事件は、極めて重大な事態であったと私は今なお思っております。そういうところにおいて、私どもは、これまで高校無償化について、朝鮮学校の取り扱いについて、しっかりした規定、基準をつくりながら審査をする、そういう意味では教育的見地からやっていく、これはこれで私は今な……
○高木(義)委員長代理 これより会議を開きます。
去る一日、小平委員長が辞任されましたので、後任の委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行うことになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 理事の辞任及び補欠選任についてでありますが、理事山井和則君、松野頼久君、笠浩史君、糸川正晃君、鷲尾英一郎君及び佐藤勉君がそれぞれ委員を辞任されました。
よって、委員長は、後任の理事に、私、高木義明、渡辺周君、大谷信盛君、福田昭夫君、森本哲生君及び坂本哲志君を指名いたしましたので、御了承願います。
【次の発言】 第百八十一回臨時国会は本日召集されました。
これより、お手元に配付いたしてあります協……
○高木委員長 これより会議を開きます。
まず、新議員紹介の件についてでありますが、去る二十八日、鹿児島県第三区において行われました補欠選挙の結果、宮路和明君が当選されました。
慣例によりまして、本日の本会議において議長から同君を紹介されることになります。
【次の発言】 次に、国務大臣の演説に対する質疑についてでありますが、本日の本会議においては、まず自由民主党・無所属の会の安倍晋三君、次に民主党・無所属クラブ・国民新党の仙谷由人君、次に自由民主党・無所属の会の甘利明君、次いで国民の生活が第一・きづなの東祥三君の順序で行います。
なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。……
○高木委員長 これより会議を開きます。
本日の本会議における国務大臣の演説に対する質疑は、まず公明党の井上義久君、次に日本共産党の志位和夫君、次に社会民主党・市民連合の阿部知子君、次にみんなの党の渡辺喜美君、次いで日本維新の会の松野頼久君の順序で行い、本日をもって国務大臣の演説に対する質疑を終了することになっております。
なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議及び委員会は、追って公報をもってお知らせいたします。
本日は、これにて散会いたします。……
○高木委員長 これより会議を開きます。
趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本法律案の趣旨説明は、城島財務大臣が行います。
本法律案の趣旨説明に対し、民主党・無所属クラブ・国民新党の中野寛成君、自由民主党・無所属の会の竹本直一君、国民の生活が第一・きづなの牧義夫君、公明党の竹内譲君、日本共産党の佐々木憲昭君、社会民主党・市民連合……
○高木委員長 これより会議を開きます。
趣旨説明を聴取する議案の件について御協議願います。
渡辺周君。
【次の発言】 穀田恵二君。
【次の発言】 それでは、渡辺周君の動議に賛成の諸君の挙手を求めます。
【次の発言】 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午後六時三十三分散会
○高木委員長 これより会議を開きます。
趣旨説明を聴取する議案の件について御協議願います。
渡辺周君。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 それでは、国会議員の歳費及び期末手当の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案について、渡辺周君の動議に賛成の諸君の挙手を求めます。
【次の発言】 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。
次に、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律及び裁判官弾劾法の一部を改正する法律案について、渡辺周君の動議に賛成の諸君の挙手を求めます。
【次の発言】 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。
この際、休憩いたします。
午後一時三十四分……
○高木委員長 これより会議を開きます。 まず、本日総務委員会の審査を終了した国家公務員の退職給付の給付水準の見直し等のための国家公務員退職手当法等の一部を改正する法律案、地方公務員等共済組合法及び被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、文部科学委員会の審査を終了した私立学校教職員共済法等の一部を改正する法律案、安全保障委員会の審査を終了した自衛隊法等の一部を改正する法律案の各法律案について、それぞれ委員長から緊急上程の申し出があります。 各法律案は、本日の本会議において緊急上程するに賛成の諸君の挙手を求めます。
○高木前議院運営委員長 一言御挨拶を申し上げます。 私は、先月の衆議院解散まで、三週間という短い期間ではありましたけれども、議運委員長としての職責を果たすことができました。 これはひとえに、議長、副議長の格別の御指導はもとより、各会派の理事並びに委員の皆様方の御協力のおかげであると、改めて心から感謝をいたしております。厚くお礼を申し上げます。 今後とも、皆様方には何かとお世話になることも多いと思いますが、よろしく御指導、御鞭撻をいただきますよう、お願いを申し上げます。 簡単でございますが、御礼の御挨拶といたします。ありがとうございました。(拍手)
○高木委員長 これより会議を開きます。
一言御挨拶申し上げます。
去る十五日の本会議におきまして、懲罰委員長に選任されました高木義明でございます。
当委員会は、議院の秩序維持及び規律保持に関し重大なる責務を課せられており、その職責の重大さを痛感している次第であります。
委員各位の御協力と御支援を賜りまして、誠心誠意努めてまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の辞任についてお諮りいたします。
理事遠藤利明君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
○高木委員長 これより会議を開きます。
去る七月二十四日の議院運営委員会理事会における理事の各会派割当基準の変更等に伴い、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、委員長は、理事に
川端 達夫君 松野 頼久君
を指名いたします。
本日は、これにて散会いたします。
午後二時一分散会
○高木(義)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの宮崎岳志君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、木村太郎君が委員長に御当選になりました。
委員長木村太郎君に本席を譲ります。
○高木(義)委員 民進党の高木義明でございます。 我が国の最重要課題である地方の活性化、国会を初め多くの関係者の皆さん方がこれまで大変な御努力をされたことに敬意を表したいと思っております。 二年前に、地方創生関連法が制定されました。今や計画から実行の段階に入った、こういう認識を持っております。 山本大臣におかれましては、前任の石破大臣より重要な職責を引き継がれまして、地方創生が看板倒れにならないよう、持てる手腕を発揮していただきますように期待を申し上げます。 私は、前大臣の所信表明に対する質疑をずっと拝読をさせていただきました。各党からそれぞれ活発な議論がされておりますこと、非常に勉強……
○高木(義)委員 民進党の高木義明でございます。 菊田議員に続きまして、松野大臣にお尋ねをしてまいりたいと思っております。 まずは、松野大臣、馳前大臣を引き継いで我が国の重要な文部科学行政をつかさどる大変なお仕事でありますが、しっかり取り組んでいただきますように心からお願いを申し上げたいと思っています。 きょうの本題は教育公務員特例法でございますが、その前に、ぜひこの際お聞きしておきたいことがございます。 それは、きょうは丸川大臣が内閣委員会で来られませんので副大臣が来られておりますが、御承知のとおり、去る十月の十八日に、国際オリンピック委員会、IOCのバッハ会長と小池東京都知事の会談……
○高木(義)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの宮崎岳志君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、木村太郎君が委員長に御当選になりました。
委員長木村太郎君に本席を譲ります。
○高木(義)委員 民進党の高木義明でございます。 独立行政法人日本学生支援機構法案、いわゆる給付つき奨学金法案についてお尋ねをしてまいりたいと思います。 本題に入る前に、少しただしたいことがございます。 一つは、天下りあっせんについてですが、言うまでもなく、文部科学省というところは、全国の幼稚園、小中高、大学の統括官庁でありまして、今日まで文部科学行政を指導監督してきたところでございます。この文科省が、ことしの一月、組織ぐるみで天下りあっせんを行っておった、大学との口裏合わせをしていた、また隠蔽工作をしていた、こういう報道が流れました。これは文部科学省への信頼を大きく傷つけるものである、……
○高木分科員 委員長初め大臣、そしてまた政府の関係委員の皆さん、大変お疲れのところと思います。最後になりましたけれども、私の質問時間の範囲内でお尋ねをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 私は、これまで地方の立場でいろいろ整備に、あるいはまた道路の問題につきましても、微力ではございますけれども取り組んでまいりましたが、何はさておきましても、地方にあっては国の力が何よりも必要でございます。とりわけ私はしみじみ感じておるわけですが、今日ほど地方と大都市圏の格差は、縮まるどころかますます広がっていくのではないか、とりわけ社会資本という意味では、これは大変な格差があるのではな……
○高木委員 それぞれ公述人の先生方に貴重な御意見をお伺いしまして参考になり、ありがとうございました。せっかくの機会でございますので、若干の御質問をさせていただきたいと思います。 まず、市川先生にお尋ねをいたします。 先生は環境問題を中心にされましてお話がありました。この中で特に地球の温暖化、二酸化炭素問題についてもお触れになりましたが、私たち聞くところによりますと、今世界の中で二酸化炭素の発生量のそれぞれの国の状況を見てみますと、大体アメリカが二四%、ソ連が一八%、中国が一〇%、そして我が国が五%と、こういうのが出されておる資料でございます。とりわけこの中で我が国と最も関係の深い、そして隣……
○高木分科員 大変お疲れさまでございます。私は、道路行政につきましてお尋ねをしてまいりたいと思います。 地方の時代が叫ばれて久しいわけでございます。地方の時代というのは、御承知のとおり地方分権、いわゆる権限、財源を地方に移譲するという一つのそういう大切な要件もございますが、それとともに多極分散型国土の形成、いわゆる四全総の見地からも大切な行政課題であろうと私は思っておりますし、その中で言う全国一日交通圏ということは、鉄道、道路、航路、空路それぞれその役割を生かしつつ、総合的な交通体系の整備が今大きく望まれておるわけであります。特に、東京一極集中の是正ということも、今国政の大きな課題であります……
○高木委員 時間の範囲内でお尋ねをしてまいりますが、今回の法改正の趣旨の一つは、何と申しましても廃棄物の減量化と再生利用というのがございます。そのためにはどうしても大切なのは、何といっても国民の意識の高揚でありますし、また的確な行政指導と思うわけであります。同時に、具体的な廃棄物の処理のための施設の整備も、これに伴って図られることが何よりも肝要だと思うわけであります。 多くの議論がございましたけれども、私はこの際、リサイクルセンター並びにストックヤードの設置につきまして取り上げてみたいと思います。 最近におきましては、住民とか諸団体、ボランティアを含めまして、リサイクルの機運が高まっており……
○高木小委員 私たちといたしましては若干の意見とお尋ねをしてみたいと思いますが、まず、おとといからきのう、またきょうにかけまして、一時小康状態と言われておりましたが、また厳しい変化になっておる、こういうふうに私たちは認識をすることが第一。 それからもう一つは、この雲仙・普賢岳の問題につきましては、かつてないほど本会議においてもあるいは予算委員会においても各党が取り上げて大きな議論を呼びました。そもそも今回の臨時国会の召集の大きな流れをつくったのは、与野党合意をして今回の召集がスムーズにいったのは、何はさておきましても海部総理を初め現地に行かれたそれぞれの政府の代表者を含めて、何とか特別立法、……
○高木委員 地方拠点都市整備法に関連をいたしまして、私は幾つかの質問をいたします。 まず、国土審議会の調査部会での議論の内容についてお伺いをしていきたいと思っております。 東京一極集中を是正をし、国土の均衡ある発展を実現しようということで、昭和六十二年六月、第四次全国総合開発計画、いわゆる四全総が策定をされました。今日まで、そのもとにさまざまな施策が行われてまいっております。しかし、この四全総は必ずしも所期の目的を達成をできていない。今日の一極集中の深刻化、あるいは人口減少地域の拡大、こういうものがその一つのあらわれとして起きておるのであります。 今回の地方拠点都市法も、四全総の趣旨を踏……
○高木委員 公述人の皆様方には大変貴重な御意見をいただきまして、感謝を申し上げます。 時間の関係もありますので、早速河野先生からお尋ねをしてまいりたいと思います。 河野先生は、今後日本が世界に対してどういった役割を果たしていくかという意味の国際貢献についてかなり突っ込んで御意見をいただきました。今の我が国の大きな政治課題は国際貢献と生活大国づくり、こういうふうに言っておられます。私は、この生活大国づくりにつきましては、重要な課題であると思っておりますし、その成果については期待を持つわけでございます。宮澤内閣におかれましても、六つの柱を立てまして生活大国づくりを進めていくということのスローガ……
○高木分科員 私は、道路整備についてお尋ねをしてまいりたいと思っております。 政府の平成四年度道路整備事業は、御案内のとおり、第十次道路整備五カ年許画の最終年度ととらえて、高規格の幹線道路からいわゆる地方の市町村道に至る道路網の計画的な整備を基本としておりまして、道路整備特別会計におきましては、事業費ベースで二兆三千六百四十八億円、これは対前年度比にしますと一・〇五倍、こういうことになっております。一方、国費ベースでは二兆九千九百六十七億円、対前年度比でいきますと一・〇四倍、こういうふうになっておるわけです。 我が国の道路整備は、いわゆる昭和二十九年に始まりました第一次道路整備五カ年計画、……
○高木分科員 私は、離島の問題についてお尋ねをしてまいりたいと思います。 御承知のとおり、離島振興法は昭和二十八年に制定されまして、今日まで約四十年間の月日がたっておるのでありますが、当時の我が国の社会経済情勢は、私がここで述べるまでもなく、今日とは大きく異なった状態であっただろうということでありまして、そういう中で、どちらかと言えば、離島は本土から離れ、同情的な立場からの政策の確立というのがあったのではないかと思っております。しかし、この四十年間、関係各位の御努力の中で、私は格段に離島の環境は向上していったというふうに思っております。 しかし、今なお地域格差があると言わざるを得ません。そ……
○高木委員 公述人の先生方には、それぞれ貴重な御意見を賜りまして、大変参考になりました。時間の関係もございますが、なお御意見を賜りたくお尋ねをしてみたいと思います。 私は先ほど高木先生からお話があった中で、何といっても社会的道義的義務というのが今から一番大切なことではないか、一人一人の環境に対する倫理、モラル、これに尽きるのではないかというふうに思っておるわけであります。そういう意味で、政治倫理ではございませんが、その倫理だけに頼ることはなかなかできないということから、制度の面でこれを補充していくということになるわけであります。 そういう意味で私は以下お尋ねをいたしますが、特に環境行政の機……
○高木委員 私は、民社党を代表いたしまして、公述人の皆さん方に心から、ただいまの貴重な意見をいただきまして参考になりました、感謝を申し上げます。 さて、私はまず舛添公述人の御見解をお聞きをしたいと思うわけでありますが、私は、政権交代可能な政治基盤をつくる、このことは全く賛同でありまして、何よりもそれが政治改革の大きな眼目であろう、このように存じております。そこで、広い立場からお話がありましたが、その中で、政治と金についてでありますが、私は、政権を目指そうという政党であれば、やはり選挙区に候補者を立てて戦う、まずこれが何よりも最も大切な要件ではなかろうかと思っております。現実大変厳しい面がある……
○高木委員 民社党の高木でございます。 公述人の先生方にはお忙しいところ貴重な御意見をいただきまして、大変ありがとうございました。 私は、特に暮らしの面につきまして我が党がかねてから生活先進国づくりという構想を実現するいろいろな取り組みをいたしておりますので、今年度予算に向けましてもそのようなことが実現できるようにと我々は鋭意取り組んでおるわけでございます。そういう観点から申し上げますけれども、まず島田先生にお尋ねをいたします。 先生は、資料を提示されまして、「逞しく豊かな日本」、こういうテーマでお話をいただきました。先生の言われるいわゆる人材の育成、自己啓発の支援のためには税制上の優遇……
○高木分科員 私は、道路行政並びに災害関連についてお尋ねをいたします。 まず初めに、道路についてであります。 国におかれましては、国民生活のゆとりと豊かさを向上させ国土の均衡ある発展を図るために、第十一次道路整備五カ年計画を推進しようといたしております。私どもも、生活先進国づくりを目指し、その重要な柱であります社会資本としての全国の幹線道路網あるいは都市間、地域内道路の整備をさらに推進すべきものと考えております。とりわけ、地方の活力を引き出して多極分散の地域振興を実現するためには、比較的整備のおくれておると言われる地方の道路建設に今以上の政治の光を当てなければならない、このような考えをいた……
○高木分科員 私は、民間航空機関連産業対策並びに原子力エネルギー問題について、大臣ほか関係省庁の皆さん方にお伺いをいたします。 私どもは今、政治の大きな課題といたしまして、既に言われておりますように、国際貢献と生活大国づくりということに向かって、それぞれの分野で努力がなされておる最中であります。ゆとりと豊かさの実現、いわゆる生活の面で先進国づくりをしようという、その基盤をなす産業の振興あるいは科学技術の向上は、重要な課題であろうというふうに常々私は考えておるわけであります。今日の日本経済の繁栄は、言うまでもなく、勤勉な国民性と絶え間ない技術開発の成果、こういうふうに言えると思います。そして今……
○高木(義)主査代理 これにて中島武敏君の質疑は終了いたしました。 次に、秋葉忠利君。
○高木(義)分科員 新進党の高木義明でございます。 限られた時間でございますが、本年は、御案内のとおり被爆五十周年を迎える年でございます。ただいまも厚生大臣から御説明がありましたように、当局におかれましては、新しい年度もまた被爆者対策の推進に鋭意当たられるという決意でございます。これまでも、被爆者行政におかれましては、格段の御尽力をいただいておりますことに心から敬意を表する次第でございます。 私は、この際、被爆五十周年に向けて、今なお地元長崎県、長崎市におきまして、どうしてもこの被爆五十周年を節目にして解決しなければならない課題としてのいわゆる長崎原爆被爆地域の拡大是正、いわゆる不均衡の是……
○高木(義)分科員 通産大臣、連日の国会の御審議、大変お疲れでございます。 私どもは政権の外におりますので、今の政府・与党の政策決定あるいは平成七年度の予算の細部についてはなかなか知る由はございませんで、この際、短い時間でございますが、我が国の産業の振興のためにという気持ちを私も持ちながら、お尋ねをしてまいりたいと思っております。 先ほども議論があっておりますが、世はまさに成熟社会でございまして、特に通産省にとりましてはある意味では厳しい冬の時代ではないかな。いわゆる経済優先から生活優先の国づくりというのをよく私も耳にしたわけでございます。しかし、少なくとも我が国の国民生活の中で大切にされ……
○高木(義)委員 新進党の高木義明でございます。持ち時間の範囲で総理並びに関係大臣にお尋ねをしてまいりたいと思います。 まず、お尋ねの前に、今回の国連海洋法条約の批准並びに国内関係法律の整備につきましては、我が国において、まさに海洋国家の大きなシンボルとして、ことし七月二十日は海の日、記念日として国民の祝日に制定をされた。このことからいっても、我が国は海に面し、そしてその恩恵をこうむりながら、地理的にも歴史的にも海とともに発展をしてきたその経緯を考えますと、私は、本年このことがこの国会で成立をして、国際社会の中で海洋国の、むしろ海洋先進国として大きな一歩を踏み出す貴重な時期だと考えておるわけ……
○高木(義)分科員 高木義明でございます。 菅厚生大臣には、このような場で質問をさせていただきますのは初めてでございます。おくればせながら、大臣就任に当たりまして心からお祝いを申し上げます。 大臣は、就任早々に、かつて厚生省の中で大きな問題となっておりましたいわゆる薬害エイズの問題について、極めて画期的な判断をされたのであります。私は、このことには大きく評価を率直に申し上げたいと思っております。患者さんあるいは御家族の皆さん方も心から、よくぞこれまでのかたい壁を破って、まさに国民の命と健康、そして政治の究極の目的である国民の福祉に携わる厚生省として、厚生大臣として今後対応していくある意味で……
○高木(義)分科員 新進党の高木義明でございます。限られた時間でありますが、私は、JR問題について運輸大臣ほか政府の皆さん方にお聞きをしていきたいと思います。 今国会は住専国会と言われるほど、いわゆる住宅金融専門会社における不良債権の問題が大きなテーマになっておりますことから、国民の皆さん方の関心は、あの膨大な二十八兆円と言われる債務を抱える国鉄清算事業団のことは一体どうなるのであろうか、こういう心配をされるのがごく当然でございます。 したがって、JRが発足をしましてことしで十年目を迎える貴重な機会でございまして、今国会におきましても、るるこの問題は取り上げておるわけでありますが、私の立場……
○高木委員 新進党の高木義明でございます。 公述人のお三方の先生には大変示唆に富む重要なお話を賜りまして、極めて参考になりました。本当にありがとうございました。 今、我が国の平成九年度の予算審議が最重要局面に至っておるわけでありまして、私どもは、真に国民生活、また当面、経済の再建あるいは行政改革に資する予算にしなければならぬ、こういう気持ちで頑張っておるわけであります。 そこで、貴重な機会でございますから、以下お尋ねをしてまいりたいと思いますが、まず初めに、塩野谷先生にお尋ねをしてまいりたいと思います。先生は、医療保険制度には大変お詳しい立場におられまして、これまで長い間それぞれの審議会……
○高木分科員 新進党の高木義明でございます。 私は、今我が国の平和と安全のかなめとしての我が国における米軍基地の問題、とりわけ佐世保の問題についてお伺いをしたいと思います。 私は、日米安保体制の維持は我が国の平和と安全にとって重要な柱である、このように確信をいたしております。したがって、これを今後とも友好的に維持して我が国を初めアジア太平洋地域の平和を確立していく、このことが今最も肝要ではないかと思っております。 しかし一方で、長官も大変御多忙と思っておりますが、沖縄の米軍基地の問題については今国政の大きな重要課題として、五月の期限切れに向けて今後とも国会で大変な議論があると私は認識をい……
○高木分科員 新進党の高木義明でございます。 自治大臣には大変お疲れでございますが、私は、主としてこの機会に、船員の洋上投票についてお尋ねをしてまいりたいと思います。 その前に、若干確認の事項がございます。一月の二十七日の予算委員会におきまして、山本有二議員の質問に対し、友部某より新進党岩手県連に対し百万円の献金がなされたと自治省選挙部長より答弁がございました。しかし、実は平成八年の十二月十七日、新進党岩手県連より友部某の方へ返却されており、ここに領収証のコピーを私は持っておるわけでございます。 そこで、選挙部長さんに確認をいたしますが、返却されたという事実をあなたは承知しておられるのか……
○高木分科員 おはようございます。民主党の高木義明でございます。 きょうは、日中漁業交渉に関係するテーマについて、大臣にお伺いをいたしたいと思います。 まず、玉沢農林水産大臣におかれましては、一昨日、昨日、中国におきまして、閣僚級の協議、大変お疲れでございました。多くの問題を抱えながら、みずからお運びをいただきまして、懸案の協定の解決に向けて努力をしていただいたことについては、これを多としたいと思っております。 既に御案内のとおりに、日韓におきましては操業ルールが決められておる中でありますが、日中については、新漁業協定が平成九年、一九九七年十一月に署名されておりましたが、二年が過ぎてよう……
○高木(義)分科員 民主党の高木義明でございます。 きょうは、この分科会におきまして、初代の厚生労働大臣に就任をされました坂口大臣に、長崎の原爆被爆地域の問題についてお尋ねをしてまいりたいと思います。これまでの御活躍に心から敬意を表しながら、以下お尋ねを申し上げます。 私の手元に、「聞いて下さい!私たちの心のいたで 長崎原子爆弾被爆未指定地域証言調査報告書」こういうものがございます。この中の内容にも盛られておりますけれども、この被爆地域の拡大、是正の問題については、既に戦後五十五年余り、今なお残る、長崎県そして長崎市、香焼町、伊王島町、時津町、琴海町、多良見町、飯盛町、それぞれの地域社会の……
○高木小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、平成十四年度国立国会図書館予定経費要求の件について審査をいたしたいと存じます。
まず、戸張図書館長の説明を求めます。
【次の発言】 これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。
それでは、平成十四年度国立国会図書館予定経費要求の件につきましては、お手元の印刷物のとおり決定し、議院運営委員会においては、勧告を付さないで議長に送付すべきものとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本日の議院運営委員会において、以上の審査の経過及び結果……
○高木(義)小委員 法文的に不都合はないんですね、確認しますが。
【次の発言】 今、懸念は、やはりどれでもかれでもと、ある程度航空会社のいわゆるチェック、その経営とか安全対策とか、そういうのが一番大事です。
私は、流れとしては、今小坂先生が言われたとおりと思うのですよ、もうこういう大変遷の時代ですから。一つ一つこういうのは、やはり読みづらいし、体裁にしてもよくない。だから、その辺の確認ができるものであれば、今度はどうせ変えるんだから、事務的には大変でしょうけれども、僕はもうそれは具体的にしてもらった方がいいと思うのですよ。
○高木小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、国立国会図書館法の一部改正の件、国立国会図書館複写規程制定の件、国立国会図書館組織規程制定の件、国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件、国立国会図書館職員倫理規程の一部改正の件について御協議をお願いしたいと存じます。
順次、戸張図書館長の説明を求めます。
【次の発言】 これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。
それでは、国立国会図書館法の一部改正の件、国立国会図書館複写規程制定の件、国立国会図書館組織規程制定の件、国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件、国立国会図書館職員倫理規程の一部改正の……
○高木小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、平成十五年度国立国会図書館予算概算要求の件について御協議願うことといたします。
まず、黒澤図書館長の説明を求めます。
【次の発言】 これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。
それでは、平成十五年度国立国会図書館予算概算要求の件につきましては、ただいま御協議いただきました方針に基づいて処理することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午前十時三十四分散会
○高木(義)小委員 結論から申し上げますと、まだ党としての考え方はまとまっておりません。 といいますのは、そもそも首都機能移転という話が我が国の一つの課題として議論されて久しいわけですけれども、その問題が決着せぬ中で、官邸が既にできた。それから、一方で、首都機能移転と同時に、国会移転という話があった。国会移転特別委員会でかなり議論をして、これまたまとまっていない。 そういう中で、一体、国会移転について、どこでどうけじめをつけるのかというのが今まさに不透明だ。もちろん、国会移転が決まったら、そのときはそのときでまた対応できるような、ほかの用途でも使えるじゃないかという議論もありますが、ここに……
○高木(義)小委員 これまで言ってきましたように、この会館建設については、今の議員の活動を充実する、また、その後に政策秘書等の導入、あるいは耐震設計、IT時代への機能充実という意味において、今の会館は手狭だ、したがってこれを改善するという意味で、平成十一年、十二年においては約八千万円、そして平成十三年、十四年には調査経費として、合わせて約四億円の経費が投入されたということは、私どもも合意をしております。 ただ、どうしても解せないのは、四億円もかけて基本設計をしてきて、少なくとも前国会まではそういうことで進んでおったものが、ここに来て、官邸から、その高層案では不都合だという話が出てきた。官邸の……
○高木小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
きょうは、民主党の手塚議員のかわりに鎌田議員が出席いたしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
本日は、平成十五年度国立国会図書館予定経費要求の件について審査をいたしたいと存じます。
まず、黒澤図書館長の説明を求めます。
【次の発言】 これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。
それでは、平成十五年度国立国会図書館予定経費要求の件につきましては、お手元の印刷物のとおり決定し、議院運営委員会においては、勧告を付さないで議長に送付すべきものとするに御異議ありませんか。
○高木小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、平成十六年度国立国会図書館予算概算要求の件について御協議願うことといたします。
まず、黒澤図書館長の説明を求めます。
【次の発言】 これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。
それでは、平成十六年度国立国会図書館予算概算要求の件につきましては、ただいま御協議いただきました方針に基づいて処理することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午前十一時五十五分散会
○高木(義)分科員 民主党の高木義明でございます。 本日は、坂口厚生労働大臣初め、特に被爆者行政に関心の深い副大臣にも、また政務官にもお越しをいただいております。日ごろより被爆者行政に対しまして大変な御尽力をいただいております皆さん方に、心から敬意を表したいと思います。 貴重な機会でございますので、私は、今回、在外被爆者問題、また在韓被爆者の渡日治療、あるいは長崎県内における被爆者の当面の強い要望である案件についてお尋ねをしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 まず、今、御承知のとおり、在外被爆者をめぐる裁判が、既に決着をした福岡高裁を含めて、大阪地裁、また三月十九日に判決……
○高木(義)分科員 民主党の高木義明でございます。 私は、被爆者対策を中心として、限られた時間でありますけれども、大臣初め政府関係者にお尋ねをしてまいりたいと思います。 これまで被爆者対策につきましては、歴代の総理初め担当大臣を先頭にされまして、政府において一定の施策が講じられ、被爆者の皆さん方からも評価をされておることを私はまず申し上げておきたいと思います。敬意を表したいと思います。しかし、問題がすべてなくなったわけでもございません。時代とともにまた新たな問題も提起をされておりますので、そういう意味合いも含めて、この機会に私は諸問題について触れさせていただきたいと思います。 御承知のと……
○高木(義)分科員 民主党の高木義明です。 日ごろより厚生労働行政に尽力をされております大臣初め政府関係者に心から敬意を表します。 貴重な時間でありますので、私は、被爆者対策についてお尋ねをしてまいりたいと思っております。 まず、大臣にお尋ねをいたしますが、昨年は、被爆六十周年という節目の年でございました。人生でいけば還暦になるわけでありましたが、いよいよまた新しい歴史が続いていくわけであります。 言うまでもなく、八月六日は広島、八月九日は長崎、大臣も、許されれば当地に出向かれると思っておりますが、そういう意味で、今日まで被爆者対策についてどのように評価をされておられるのか、総括を含め……
○高木(義)分科員 民主党の高木義明でございます。 大臣は、報道によりますと、みずから後始末専門の大臣だ、こういうことを言われております。年金、医療、介護、障害者、C型肝炎対策等々、御労苦を察します。私がこれから質問をいたします原爆被爆者対策、これも忘れてはならない重要な施策でございます。したがって、私は、改めて、限られた時間でありますけれども、被爆者対策についてお尋ねをしてまいりたいと思っております。 ことしも、あの日から六十三年目の夏が来ます。舛添大臣は昨年の八月二十七日に新しく大臣に就任された、このように承知をしておりますけれども、広島における慰霊祭、長崎での慰霊祭、恐らく、大臣、ず……
○高木(義)分科員 おはようございます。民主党の高木義明です。限られた時間ですが、何点かについて大臣にお尋ねを申し上げます。 まず、原爆被爆者対策についてでございます。 御案内のとおり、既に全国の被爆者の平均年齢は七十五歳に達しておる。毎年約七千人の方々がお亡くなりになっておるという状況にございまして、まさに高齢化が進んでおります。残された時間は少ない。何としても原爆の実相を明らかにしながら被爆者の健康を守っていくということは、まさに国の重要な責任と使命である、このように思っております。 そういうところで、大臣も既に、八月六日、九日、広島、長崎にそれぞれ赴かれておりまして、被爆者の方々と……
○高木小委員長 これより庶務小委員会を開会いたします。
本日は、平成二十二年度本院予算概算要求の件について御協議願うことといたします。
まず、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。
それでは、平成二十二年度本院予算概算要求の件につきましては、ただいま御協議いただきました方針に基づいて処理することとし、小委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午前十一時二十一分散会
○高木小委員長 これより庶務小委員会を開会いたします。 本日は、平成二十二年度本院予定経費要求の件について審査をいたしたいと存じます。 まず、平成二十二年度予算に関しまして、昨年十二月二十二日、いわゆるトップ会談において、財政当局と協議した結果を御報告いたします。 松本議院運営委員長より、「現下の厳しい財政状況については、十分認識しているところであり、衆議院においても、職員定数の純減を図るとともに、調達内容を厳しく吟味するなど、経費の節減に努めている。今後も一層の合理化に努めていく所存である。一方で、国権の最高機関であり、国の唯一の立法機関である国会の一翼を担う衆議院としての職責を十分に……
○高木小委員長 これより庶務小委員会を開会いたします。
本日は、平成二十三年度本院予算概算要求の件について御協議願うことといたします。
まず、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。
それでは、平成二十三年度本院予算概算要求の件につきましては、ただいま御協議いただきました方針に基づいて処理することとし、小委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午前十一時十四分散会
○高木国務大臣 おはようございます。 平成二十三年度文部科学省関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 平成二十三年度予算の編成に当たっては、教育、科学技術・学術、スポーツ、文化の振興についての施策を総合的に展開するため、文部科学予算の確保に努めてきたところであります。 文部科学省所管の一般会計予算額は五兆五千四百二十八億円、エネルギー対策特別会計は一千三百四十九億円となっております。 よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 なお、詳細の説明につきましては、お手元に配付しております資料のとおりでありますが、時間の関係もございますので、主査におかれましては、何と……
○高木(義)分科員 民主党の高木義明でございます。 茂木大臣には、連日の公務、お疲れさまです。敬意を表します。 私は、我が国のものづくり産業の活性化を求めて、きょうは特に、電力をたくさん使う業界、電力多消費産業の窮状について訴え、そして適切な対応を求めて質問に当たりたいと思っております。 言うまでもなく、電炉業界というのは、市況の低迷や、あるいは原料の鉄くずの高騰、こういった問題を抱えてきた業界であります。これに加えて、昨今の電力料金の値上げ、これは経営に大変大きな打撃を及ぼしております。 そういう意味で、例えば、これは電炉業界というだけではなくて、鋳物業、特殊鋼電炉業、そして非鉄精錬……
○高木(義)分科員 民進党の高木義明でございます。 きょうは、官房長官、御多忙のところ御出席いただきました。日ごろの職務に敬意を表したいと思いますし、時間の限り、しっかりお答えをいただければと思っております。 北朝鮮、シリア、国際情勢は緊迫化をしております。この緊張が高まらないように、我々は全ての努力をすべき、このように私も思っております。だからこそ、今、私は核兵器の廃絶について訴えたいわけです。 去る三月の二十七日、国連本部の核兵器禁止条約交渉第一回会議ハイレベルセグメントにおいて、我が国の高見沢軍縮代表部大使は、この交渉会議に参加しないということを表明いたしました。世界で唯一の被爆国……
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