このページでは玄葉光一郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。玄葉光一郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○玄葉委員 玄葉光一郎と申します。新党さきがけに所属しておりますが、きょうはさきがけ・青雲・民主の風の一員として質問をさせていただきます。 きょうは本当にありがとうございます。大分重なっておりますから、どうしても申し上げたい点、あるいは重ねて強調して質問をさせていただきたい点、二、三絞って感想ともども申し上げたいなというふうに思います。 まず、この中間報告を読ませていただきました。最初にございますとおり、この中間報告の趣旨というかねらいそのものが序章にございますが、いかにして多数の人々の理解を得て首都機能移転を推進することができるかについて、何らかの答えを出そうとするものであるというふうに……
○玄葉委員 さきがけの玄葉光一郎です。 本日は御苦労さまでございます。お疲れだと思いますが、二、三質問をさせていただきたいと思います。 私も若輩ながら三党協議に時折出させていただきまして、今回交渉させていただきました。我々は、先ほどからお話がございますとおり情のある米価ということを主張し、また大臣は理のある米価ということをおっしゃっておられました。先ほど社会党の辻先生からもお話があったようでございますが、私はこのことについて、本当に理があるのかなということが一つどうしてもまだ理解できない点がございますから、一点、これは今後のこともありますから、御指摘をさせていただきたいなというふうに思って……
○玄葉委員 大変限られた時間でありますから、具体的なお答えをいただくために、住宅政策を例に挙げて行政のあり方や進め方について質問をさせていただきたいと思います。 まず、行政の総合化、縦割り行政の弊害の除去の問題についてでございます。 申し上げるまでもなく、より快適な国民生活の実現のためにはさまざまな行政の連携が必要だと思いますけれども、どうも実際には縦割り行政の弊害が今きわみに来ているかなどいう思いがございます。住宅政策についても同様に言えることでございまして、特に住宅に対しての国民の不満というのは、住宅の大きさとか価格はもちろんでありますけれども、ショッピングヘの利便性とか地域の雰囲気と……
○玄葉委員 新党さきがけの玄葉光一郎です。 冒頭、今回の大震災でお亡くなりになられた方々に対して心からお悔やみを申し上げたいと思いますし、また、被災された方々に対してお見舞いを申し上げたいというふうに思います。また、両大臣、両省庁の皆さん大変御苦労されておられて、ともに頑張りたいなというふうに思います。 阪神大震災の復旧並びに復興の問題に関しましては、大分お聞きしたい点について既に答弁もございましたし、また、私自身も連立与党の対策本部で政府と密に連絡をとり合っておりますから、今回の質問の中では、前半は国土政策について、あとは時間の関係もありますが、住都公団の今後のあり方について御質問をさせ……
○玄葉委員 さきがけの玄葉光一郎です。
大分順番が入れかわることになりますが、お許しをいただきたいと思います。
それでは、都心居住関係の二法案について、まずお尋ねをいたしたいと思います。
まず、この都心居住政策の推進によって、住宅価格や地価に対しての影響をどう予測をされておられるか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 私も、うまくいけば住宅価格や地価は下がるのではないかというふうに思っております。
適正な価格とか家賃で住宅を供給をするために、最近盛んに活用されておりますけれども定期借地権、これを今回新しく創設をする都心共同住宅供給事業において有効に活用できないものかというふうに思……
○玄葉委員 ちょっと時間があるみたいですから、半分感想になるかもしれませんが。 今回の震災で私も考えさせられたことの一つは、まさに先ほどおっしゃったような、地震が人を殺したのじゃなくて、建物が人を殺したのだというふうに思います。ですから、その意味では、建物の耐震性という問題にはどうしても注意を払わなきゃいけないというふうに思います。 そこで、きょうずっと注意をしてお聞きしたかった、また聞いていたのですけれども、全国どこでもどんな建物も全部建物を丈夫にするということになれば、大変なマネーコストがかかるのだろうなという気持ちがありましたから、さあ、どこを、しかもそのどこのどの建物をという気持ち……
○玄葉委員 東京で、特に霞が関や国会周辺と言ってもいいのかもしれませんが、東京で地震が起こる可能性というのを考えたときに、先ほど国府津―松田断層あるいはプレート型の話なんかがありましたけれども、かつてある本で、例えば江東デルタのようなところは地盤が脆弱だから恐らく震度も大きいものになるぞというようなことを読んだことがあるのですが、そういういわゆる岩盤の強さと断層の関係というか、その点ほどうなっているのか。 また、そういうことも含めて総合的に見て、この国会周辺とか霞が関周辺で地震が起こる可能性というのはどんなものなのか。断層だけじゃなくて、先ほどおっしゃったようなプレート型あるいは岩盤の強さ、……
○玄葉委員 一点だけ。 大変参考になったのですけれども、先ほど新官邸建設の委員をされておられるということをお聞きしたのですけれども、俗に、官邸を建設するとある意味で移転の意義とか熱意が薄れてしまうのではないかというちまたの意見もございますけれども、参考人はこの新官邸建設と国会移転についてどう整理されておられるのか。 先ほど両立するものだ、両方必要なんだというふうにおっしゃられたわけでありますけれども、この点についてどう整理されておられるか、もう少し膨らませて御意見をお伺いできればなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○玄葉委員 さきがけの玄葉光一郎です。宇野会長、いつも御苦労さまでございます。 今の中島委員とは逆の立場になります。つまり、率直に申し上げて、早期移転の必要性というのを強く感じております。 それは、先ほど宇野会長もおっしゃられたように、二つのメカニズムとかシステムを断ち切る、政官民の癒着構造とかあるいは東京一極集中の問題、いわゆる「集中が集中を呼ぶメカニズム」と前のレポートで出されたように、そういうことがまず一つはあるのだろう。先ほど中島委員は分権をやればいいじゃないかとかいろいろおっしゃったのですけれども、どうして同時並行で悪いのか。あるいは東京のような情報発信能力を持つような都市がもう……
○玄葉委員 さきがけの玄葉光一郎です。 今回の質問で伺う点は主に二つあります。一つは、米の検査制度における検査の必要性及びそのあり方について。そして二つ目は、食糧庁の合理化及び米などの検査体制のあり方についてであります。 まず、米の検査制度における検査の必要性についてでありますけれども、改正案第三条は、米の生産者は、その生産した米を新食糧法の計画出荷米として売り渡す等のときは、その前に国の検査を受けなければならないとしております。つまり検査を義務づけているわけでありますけれども、計画内流通米について検査を義務づけた理由はどのようなものなのか、まずお伺いをしたいと思います。
○玄葉委員 さきがけの玄葉光一郎です。 私も、去年に続いて農林水産調整会議のメンバーとして、今回夜通しで政府・与党の調整のメンバーに若輩ながら加わらせていただいていたわけでありますけれども、この間の、ここに至るまでの大臣初め食糧庁長官そして食糧庁の皆さん、もちろん次官の御労苦に心から敬意を表したいというふうに思います。 この中で、先ほどもお話がありましたけれども、米価の算定値のサンプルのとり方とか、私もいろいろ疑問があるところではありますけれども、もう既に質問がありましたし、せっかくの大臣への質問の機会でもありますから、より根本的な問題について、つまりは農業基本法の見直しの問題、時間があれ……
○玄葉委員 私は、島田先生のおっしゃることは全面的に賛成であります。国会移転は政治改革の第二弾だと思っていますし、今の諸課題というのは政官財の関係に帰着すると私は思っていますから、その意味でも全く賛成するわけです。 せっかくなので時間があれば、経済の先生でありますので、一つは、景気、経済あるいは財政負担の問題についてももう一言おっしゃっていただければありがたいということと、それからもう一つは、先ほど村田先生からも、また中山先生からもお話が出た次の一手の問題で、先ほど来先生がおっしやられた、まさに調査機関をつくったらどうだ、あるいは調査機関を速やかにつくって、具体的なシミュレーションを始めるべ……
○玄葉委員 それでは、今回の質問は与党で三十分ということでありますが、代表してやらせていただきたいと思います。 まず、何より一般国道の二百二十九号線の豊浜トンネルの崩落事故についてお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。 今回事故に巻き込まれた家族の方々あるいは負傷された方々、これらの方々に対して心からお見舞いを申し上げるところでございます。現在も救出作業が進行中であるということであります。一刻も早い救出作業を望むばかりでありますけれども、さきがけの方でも現地の対策本部をつくって、現地に派遣をしたりさせていただいております。その報告によりますと、現場の作業をされている方々、本当に一……
○玄葉委員 玄葉光一郎でございます。 宇野会長には、取りまとめ役として、これまでの御功績に対しまして、心から敬意を申し上げたいと思います。 この問題については、戦後、浮かんでは消え、浮かんでは消えしてきた問題であります。しかし、やっと現実的な話題に上がってきたのには、二つ理由があるのかなと思っています。 一つは、先ほど来先輩方の御質問がありましたけれども、その御功績にもよって、平成二年十一月七日に国会決議をして、新しい政治の都を国会の意思としてつくるんだよということを決めた。それで、その決議によって法律をつくって、平成四年に調査会をつくって、御案内のような選定基準を出されたということが一……
○玄葉委員 前回の特別委員会での質疑におきましては、私は三十分ぐらいかけて、改めて国会移転の意義と効果、さらに選定基準の問題、そして今後の進め方、中でも国民的な合意形成の方法について、また現地調査などをする選定機関の中身の問題、とりわけ選定機関の人選、また選定機関は一つに絞って候補地を答申するのかあるいは複数出すべきなのか、そんなこと等々の質疑を、また論議を宇野会長とさせていただいたところでございます。 今、予算委員会の審議が空転をしておりますけれども、私たちとしては、改めて決意を申し上げさせていただければ、これまでお二人の方から出ましたように、議員が立法していく、その中で選定機関をつくり上……
○玄葉議員 ただいま御質問ございましたけれども、政治課題としての行財政改革の重要性については言うまでもございません。総理からも関連の御答弁があったかと思います。
そこで、今回の改正では、この国会等移転と行財政改革を的確に関連づけるために、条文にこのことについて書き込ませていただきました。すなわち、第四条に、「行財政の抜本的な改革と的確に関連付けるものとする。」そのように書き込ませていただいて、その趣旨を一層明確化させるとともに、今日的な意義を強調させていただいたところであります。
【次の発言】 お答えをしたいと思います。
恐らく、今の御質問の趣旨は、それぞれ各党が検討してくる中で、もともと……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 この中東開銀、アフリカ開発銀行とか世銀とかと重複しているという指摘もあり、私もそのとおりだと思うんですが、今小池委員の質問を聞いていて私と質問が重複するものですから、通告した質問と変える場面がかなりあるかもしれませんから、御了解をいただきたいというふうに思います。 まず、あえてお聞きをしたいと思います。 四百六十八億円出資をし、また百十七億円払い込むこの中東開銀に我が国が加盟をしようとしている理由はなぜなのか。先ほど御答弁の中で和平プロセスを下支えをするという御答弁がありましたけれども、なぜ和平プロセスが我が国にとって大切なのか。私も実は非常に大切だ……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。よろしくお願いいたします。 本日は、付託法案として在外公館名称位置法改正案ということでありますけれども、理事会におきまして一般質疑でもいいということでありましたから、お許しをいただいて、ODAの問題と、沖縄基地問題、特に海兵隊の問題について御質問をさせていただきたいと思いますので、外務大臣、よろしくお願いをいたします。 まずODAの問題であります。 これは総選挙が終わってからまだ一度も取り上げられていないということもありましたから、あえて取り上げたいという思いもあるのでありますが、私は、先日の月曜日の中東開銀の質問のときに、ODAを含めて日本の援助全般……
○玄葉委員 玄葉光一郎と申します。 まずペルーの人質事件について、危機管理と責任という問いかけをさせていただきたい、そのように思います。 昨日、青木大使が辞任をされました。昨日の青木大使の参考人質疑の中で、大使は、情勢認識の甘さ等々についていわば過失をお認めになられ、また同時に、結果責任を負われるという形で辞任をされたわけでございます。私は、基本的に、この行為は評価をしたいというふうに考えております。 きょうの新聞報道、幾つかの社説とか読みましたらば、責任の問題というのは本質論ではないという、そういう議論がございました。本質というのは、まさに在外公館の警備強化のあり方であるとかそういった……
○玄葉委員 私は、自由民主党、新進党、民主党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び平野博文君を代表いたしまして、ただいま議題となりました動議につきまして、その趣旨を御説明申し上げますが、以下申し上げる案文をもって趣旨の説明にかえさせていただきたいと思います。 特定通常兵器使用禁止制限条約改正議定書Uに関する件(案) 対人地雷禁止は、今や世界共通の政治的・人道的・環境的課題である。一般市民に多大の被害をもたらす対人地雷は、紛争終結後の平和構築と復興開発のための国際的な努力にとって大きな障害となっている。 本議定書の批准に際し、政府は次の事項につき誠実に努力すべきである。 一 リ……
○玄葉委員 民主党の玄葉でございます。 きょうはガイドラインの見直し作業について質問をさせていただきたいと思いますけれども、冒頭、これは漢とした質問になりますけれども、日ごろ集団的自衛権ということについて何となく私自身が感じていることを申し上げて、両閣僚に感想を求めたいというふうに思います。 それは、先ほど来からございますように、このガイドラインの見直し作業は憲法の枠内で行う、つまりは集団的自衛権の行使にならない範囲で行うということでありますから、当然、この国会の議論で、その集団的自衛権の行使、不行使という議論というのは避けられない。また同時に、丁寧にやらなければならないというふうには思っ……
○玄葉委員 両先生、大変参考になりました。ありがとうございました。 私は、賛成の立場から月尾先生に反論を時間内でさせていただいて、同時に、堺屋先生にも御意見をいただきたい部分がございます。 まず一つは、月尾先生の御説明をお聞きしていて、特に最初に説明をされた、東京一極集中の是正という観点は今や説得力を持たない、そういう御説明でございましたけれども、しかし、確かに東京の社会減はあるけれども、最初に堺屋先生もちょっと触れておられたけれども、人口というのはある意味ではサイクルがあって、確かに少子化の方向というのは間違いない方向ではあるけれども、かつてだって、昭和三十七、八年ごろからずっと昭和五十……
○玄葉委員 どうしても同じような質問になってしまうのですけれども、国会移転の委員会ですから、今の根本委員と同じような質問になってしまうと思います。 玄葉と申しますが、時間軸と空間軸で考えなければならない、グローバルとリージョナルとローカルという話がありましたが、ローカルな質問になってしまいますね。 今お話がいろいろありましたけれども、それでも起こりそうなところと起こりにくいところというのはどうしても存在するんだろうなというふうに思うのです。これは先ほど申されたように、空間軸と時間軸と総合して、これはまだしっかりとした蓄積されたデータはありませんというお話でありましたけれども、これはっくつて……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 国土庁長官の今の御説明あるいは御答弁をお聞きしていて、私は、時代認識が違うのかなという感じがしております。つまり、本当に長官は心から今のこの時代を転換点だと思っていらっしゃるかどうかということでございます。あるいは、そのスピードの問題でございます。 東京の言葉はきれいだとか、あるいは、東京から、すべての情報といったら語弊がありますけれども、九割以上の情報が実際に発信している、そういう現状がございます。そういう東京中心社会を、国会の移転を活用して変えていこうじゃないか、あるいは、官から民へ、そういう動きを大きく加速させようじゃないか、そういう大きな変わり……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 昨日、同僚議員の前原議員から、民主党としては具体的に海兵隊の問題あるいは周辺環境、それらを検証していきたい、そういうお話がありました。きょうは、私からは沖縄の海兵隊の問題、そしてもう一つは北朝鮮の戦力分析、それらを中心に質疑をさせていただきたい、そう思っております。 その前に、私の日米安保についての認識を一言申し上げておきたい。 先般外務大臣には申し上げたことがありましたけれども、私は基本的に、冷戦後の日米安保はアジア・太平洋のかなめであるという、そういう認識には賛成であります。きのう菅代表が、冷戦後の日米安保、いつの間にかアジア・太平洋から中東まで……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 在外公館に勤務する職員に対しましては、それぞれの地域において適切な給与と待遇を保障していくということは必要不可欠なことであるということを、この在勤法改正案を審議するに当たって冒頭申し上げて、関連質問をさせていただきたいと思います。 日本人は私は大変忘れっぽい国民じゃないかなというふうに思います。ある大事件が起きると、その大事件に向かってみんなわあっと騒いで、それが解決されると潮引くように、忘れたかのような、そんな状況が生まれる。今回、この在外公館の法律案でありますから、ペルーの人質事件の教訓をこれからどう生かしていくのかという観点から、最初、二、三質問……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎でございます。 まず、インドの地下核実験の問題について質問をさせていただきたいと思います。 今回、極めて残念な事態に陥ったわけでございますけれども、首相の会見の内容なんかをお聞きをすると、まさに核兵器保有国であるということを宣言したような形になっていて、また人民党のコメントなんかをお聞きしても、まさに確信犯的なところが今回あるわけでございます。 中国とかフランスとかと比較論というのが当然出てくるわけでありますけれども、ただ、私は今回非常に心配をしているのは、特に、核保有国というのが紛争を抱える地域の国々に拡散をしていくということに対して非常に心配をしているわ……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 本日佳 一つはインドネシア情勢について、もう一つは周辺事態法関連の問題、そして、時間がありますれば核実験の問題に触れさせていただきたいというふうに思います。 まず最初に、インドネシア情勢でございますけれども、昨日、スハルト大統領が辞任をしてハビビ副大統領が昇格をいたしました。三十二年間にわたるいわばスハルト体制、ある意味で経済成長をもたらした功の部分と、それと同時に、政治的な矛盾あるいは経済的な矛盾というものをある意味で抱えてきた罪の部分のスハルト体制だったと思いますが、そのいわば罪の部分に対する声が国民からあふれ出て、その拒否の声に抗し切れない、そん……
○玄葉委員 先ほど外務大臣の方から、国際社会はパキスタンに対して核実験を行わないよう最大限の自制を求めてきたというような御発言があったわけでありますが、私が考えるに、少なくとも、総括的には、国際社会全体として最大限の努力が払われたかといえば、私は必ずしもそうではなかったのかなというふうに思います。 それはバーミンガム・サミットを振り返れば明らかでありますし、またパキスタンの核実験直後のシャリフ首相の演説を聞けば、それがさらに明らかになります。それはつまり、世界各国のインドに対する措置について注視してきたけれども、残念ながら満足のいくものではなかった、あるいは国連安保理においてもインドに対する……
○玄葉委員 御苦労さまでございます。 今審議会の方では、まさにいただいた資料の第ータームが終了して第二タームに入る、すなわち現地調査の方法を確定をして、実際に現地に審議会の方々が行かれるということになるのだというふうに認識をしていますけれども、そこで、そろそろ本格的に検討しなくてはいけないということが土地投機対策、土地対策だと思うのです。 法律の二十四条に「監視区域の指定の特例」等々の、私も実は提案者でありましたけれども、規定がございますけれども、審議会の方ではこの土地の問題などについてはどのような議論がされておられるのか、あるいは、さらに事務方でも突っ込んだ検討がなされ始めているのかどう……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 きょうは、周辺事態法案、ガイドラインと、KEDOの問題、そして関連して、時間があれば日韓の問題で質問をさせていただきたいと思います。 まず、周辺事態法案でありますけれども、きょう少し議論させていただいて整理しておきたいというふうに考えているのは、周辺事態法案と日米安保の問題、特に三条一項の二号、三号、後方地域捜索救助活動と船舶検査活動についてでございます。 まず、前置きで聞いておきたいと思いますけれども、新ガイドラインというのは日米安保条約の実効性を確保するために制定されたものであるという認識に立つかどうか、この点について、まずお伺いをいたします。
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。私は、八月末豪雨による災害について質問をさせていただきたいと思います。 まず、この場をおかりして、今回の災害でお亡くなりになられた方に心からお悔やみを申し上げたいと思います。 先ほどから自民党の委員の方お二人、被災地の状況を克明におっしゃっていただいたわけでございます。私も二十七日から毎日のように現場に出かけております。まさに目を覆うばかりの状況でございます。ある人の言葉をかりれば、若干語弊があるかもしれませんけれども、その方は福島県でありましたけれども、福島県サラエボ村だというような表現をその方はされていまして、つまり、内戦であるいは戦争で荒れ果てた地……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 きょうは、イラクの問題で質問を用意させていただいたのでありますが、急遽、昨晩遅くだと思いますけれども、自民党と自由党両党によって安全保障政策についての最終合意が成立をしたというふうに聞いております。昨晩のことでありますから質問通告もけさになってしまったわけでありますが、非常に重要な問題でありますから、この合意について外務大臣のお考えをお尋ねしたいと思います。 けさのことでありますから、恐らくお読みいただいていないという可能性もありますから、私の方から、全文が手元にありますので読ませていただいて、それについてまず御感想をいただきたいと思います。 五項目……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 ただいま外務大臣から御説明のございました五条約について質問をさせていただきたいと思います。ただ、その前に幾つかお尋ねをしておきたいと思います。 というのは、アメリカにおいて、当時の国防長官であろうと思いますが、一九七二年における書簡、レアード国防長官からロジャーズ国務長官への書簡というものが公表されて、その中につづられた一九六三年四月の大平外務大臣の口頭了解、つまり核兵器を積んだアメリカ艦船の日本への寄港や領海通過は事前協議の対象としないということの了解をしていたという内容でありますけれども、そのことについて、参議院のガイドライン特別委員会でも、民主党……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 お時間が余りありませんけれども、きょうは、APECの問題と、核廃絶、核軍縮、核不拡散の問題について、少し外務大臣と議論させていただきたい、お考えをお伺いしたいと思っております。 APECについてお尋ねをしたいと思ったのは、先般サミットがございました。私にとっては、改めてサミットというのは一体何だろうということを考えさせられる機会でありました。ASEMというマルチの会合がございます。なかなか機能していないというふうにも聞いております。最近、APECの問題が出てきております。特に、APECについては日本がリーダーシップをとられたということもあるものですから……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎と申します。 私からは、民主党のODAについての議論の若干の紹介と、私の幾つかの意見を言わせていただいて、それに対する御意見をいただければありがたいと思っております。 民主党では、きょう中野政調会長もいらっしゃっておりますが、外務部会の中にODA小委員会というのを設置しまして、今まで六回ぐらい議論したのですが、秋を目途にODA改革案というのを出すということで、ODAを全面的に、洗い直すと言うと語弊があるかもしれませんけれども、見直しているという状況でございます。特に、ODAの理念、目的という観点、さらに透明性、効率性という観点、さらに自治体、NGOとの連携とい……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 きょうは、福田先生の言われるところの高邁な核不拡散・核軍縮の問題について、特に核の先制不使用の問題について高村外務大臣のお考えをお尋ねしたいと思います。 その前にまず、先月の末になると思いますけれども、核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラムの報告書が公表をされたところでございます。言うまでもなく、東京フォーラムは小渕外務大臣の、当時でありますけれども、指示によって発足をしたというふうに聞いております。このフォーラムの報告書に対しての政府の受けとめ方についてお尋ねをしたいと思います。 なお、民主党は、報告書が出されたその日に談話を発表しておりまして、こ……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 本委員会が始まって、私にとりましては最初の質問でありますから、日米安保条約あるいは日米安保体制の総論について議論したいと思っておりますが、きょう午前中聞いておりますと、大分総論の話が出てきましたから、各論から入らせていただきたいと思っております。整理すべきと思われる点がまだ多々あろうと思いますから、そのことについて質問をいたします。 ガイドラインは日米の取り決めであることは言うまでもありませんけれども、実際の周辺事態という問題を考えたときに、実際は、何らかの形での多国籍軍とか国際社会全体で対応する可能性があると思います。そういう意味で、まず朝鮮国連軍の……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎と申します。 本日は、まことにありがとうございました。さらに今後の審議に参考にさせていただくために質問をさせていただきたいと思います。 お二人の参考人の方から出ましたように、日本の防衛というものを考えたときに、大きく分ければ確かに選択肢は二つだろうと思いますし、私は、いつも自分の中では、自主防衛と非同盟中立と日米同盟と他の国との同盟、バイの同盟とマルチの同盟をどうするかというふうにいつも心の中で問うているわけでありますけれども、今の、残念ながらアジアに脅威が残っているという状況においては、同時に、マルチの同盟が育っていないという状況においては、日米安保というも……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 まず、周辺事態の認定についてお伺いをいたしたいと思います。 防衛庁長官が、周辺事態の認定について日米による認識の違いが生ずることがあるかないかといった問いに対して、米国が周辺事態が発生したと日本に協力要請をする、それに対して日本政府がノーと言うことは実態上ないとそうおっしゃっているわけでありますが、周辺事態の認定については、まさに日本政府が主体的に日本の平和と安全に重要な影響を与えるかどうかで判断をするわけであります。主体的にということは、違いが生ずるということにもつながるのではないかというふうに思いますけれども、そう言い切るゆえんをお聞かせいただきた……
○玄葉委員 御指名をいただきました民主党の玄葉光一郎です。本日は、河野外務大臣、東総括政務次官と議論をさせていただくことを大変うれしく思います。 実は、六年前初めて私が当選をしたとき、無所属の議員でございました。新聞記者に尋ねても、玄葉は与野党のどちらに行くのかわからない。そういう中で、私にとりましては第一回の首相指名選挙があって、そのとき細川さんと河野外務大臣の選挙になって、河野外務大臣は御存じないかもしれませんけれども、そのとき私は河野洋平と名前を書かせていただいた。そういう意味で、非常に楽しみにしておりましたし、それだけ期待が大きいということでもございます。 あわせて、その後、私はさ……
○玄葉委員 御指名をいただきました民主党の玄葉光一郎です。食糧援助規約とコーヒー協定について質問をさせていただきます。特に、日本の政府米が適正な備蓄を超える中での日本の食糧援助のあり方ということについてお尋ねをしたい、そう思っております。 我々、選挙区あるいは選挙区外であっても、特に農家の方々を中心にこういう疑問が時々寄せられます。つまり、世界では多くの人たちが飢えている、また栄養不足に悩んでいる人たちが多い、一方我が国ではお米が余っているではないか、余っているのならそのお米を送ってあげればよいではないか、そういう素朴な疑問を耳にすることが多々ございます。 きょうは、食糧援助規約であります……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 一月、二月、それぞれ、衆議院の外務委員会、民主党の訪問団で沖縄に行ってまいりました。その調査を踏まえて、普天間の移設問題、特に使用期限問題についてお伺いをしたいと思います。 言うまでもなく、使用期限問題というのは、沖縄県や名護市が、普天間の飛行場は受け入れるけれども使用期限を十五年にという、いわば受け入れのために要求した条件をめぐる問題であります。この点について、今国会における外交演説で、河野外務大臣は、昨年十二月二十八日の閣議決定に基づき、適切な対応をすべく、全力で取り組んでいく、そうおっしゃっておられます。 それでは、閣議決定とはどんな閣議決定だ……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 ただいま委員長からお話のありました三つの協定について質問をさせていただきたいと思います。 まず、著作権に関する世界知的所有権機関条約の締結についてでありますけれども、知的所有権、あるいは知的財産権と申し上げてもよいだろうというふうに思いますけれども、この知的創造の成果ともいうべき知的財産権あるいは知的所有権についての外務大臣のお考えをまずお尋ねしたいと思うんです。 というのは、問題意識の一つとして、この知的財産権、知的所有権というものに対する取り組みのおくれというのが、いわばこの国の昨今の産業競争力の低下の一因になっているのではないだろうか、そういう……
○玄葉委員 御指名をいただきました民主党の玄葉光一郎です。十分でありますので、端的に質問をさせていただきたいと思います。 まず冒頭、私は、国会等移転審議会をつくるための法律、その提案者の一人でございました。審議会に立派な答申をつくっていただいたことに、この場をおかりして感謝を申し上げたいと思います。 そこで、この報告で国会等移転の問題は新たな段階に入ったわけでございます。国会決議があって、議員立法があって、そして審議会ができて、また国会に戻ってきたということで、基本的には、これからの取り扱いは国会が中心になるのかなというふうに考えておりますけれども、とはいっても、担当の長官は中山先生であり……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 きょうは、朝鮮半島情勢の質問をさせていただきたいと思いますが、その前に、時間があったらと思っておりましたけれども、鈴木委員や伊藤委員の議論を聞いて、また河野外務大臣の答弁を聞いて、ロシアの問題についてよくわからないから、冒頭、ロシアの問題に一言触れさせていただきたいと思います。 というのは、これまでの一連の発言、政府と与党が一体化していない弊害が出ているのか、それとも逃げに入るための役割分担をしているのか、よくわからない。別の聞き方を改めてしたいと思いますけれども、先ほどから出ているクラスノヤルスクの合意、つまりは二〇〇〇年までに領土問題を解決して平和友好条約……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。両知事、本日はまことにありがとうございます。そして冒頭、北川知事、國松知事の常日ごろの行政手腕に敬意を表したいと思います。 たくさんお聞きをしたいことがあるのでありますが、私は、この国会の移転の問題は、今から五年ぐらい前だったと思いますが、候補地を選定するための審議会をつくるための法律の提案者の一人でありまして、そのときに答弁をした記憶があります。私は、どこに決まっても国会の移転は賛成するつもりであります。それは、なぜならば、先ほどお二人がおっしゃっていただいたように、この国を改革するためにはこのぐらいのことをやらないとだめだ、こう思っているからであります……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 提案者の皆様に二、三質問をさせていただきたいと思います。 この非拘束の改正案、党利党略という批判がきのうから出ております。なかなかやまないわけであります。どうして党利党略というふうに言われるんだろうか。 私は、一つは、青木自民党参議院幹事長の言葉が新聞報道された、率直に言ってこれはあると思いますね。どういうふうにおっしゃったかといえば、自民党比例選出議員からの意見聴取の冒頭での発言だということで各紙に紹介をされておりましたけれども、来年の参議院選挙は党の運命をかけた戦いだ、負ければ大変なことになる、前回の衆議院選挙でも小選挙区の候補者名と比例代表での……
○玄葉議員 ただいま議題となりました民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党並びに社会民主党・市民連合の四会派共同提案の公職にある者等による特定の者に利益を得させる目的でのあっせん行為に係る収賄等の処罰に関する法律案につきまして、提案の趣旨及びその内容の概略を御説明申し上げます。 国会議員を初めおよそ政治家たる者は、高度な倫理観、正義感に基づき職務を遂行すべき責務があることは言うまでもありません。選挙によって選ばれた者は、主権者たる国民、住民から政治に関する厳粛な信託を受けているのであり、国民全体、住民全体の奉仕者として行動すべき責務を負っていることもまた当然であります。特定の者の利益のため……
○玄葉議員 今日的意義ということであります。 まさに西野委員がおっしゃったように、今日の日本の状況を考えたときに、官主導ということでの制度疲労というのは確かに出ているんだろう、官僚主導という制度疲労は出ているんだろうというふうに思います。特に、なかなか解決が容易でない課題に対して解決を図る、そういう政治が求められているということを考えたときに、まさに政治的なリーダーシップが求められるし、それに対応する政治の仕組みが求められるんだろうというふうに思っております。そういうことから、例えば政治主導、あるいは中央省庁の再編、政務官、政治的補佐体制の充実、そういう問題が出てきたのだろうというふうに思い……
○玄葉議員 すべてを警察に任せている、こういう御指摘であります。 ある意味では改めて申し上げるわけでありますけれども、私たちは、不特定多数のために政治活動を行うことを、あっせん行為を行うことを否定しているわけではありません。同時に、特定の者の利益のためにあっせん行為を行う、このこと自体を禁じているわけでもありません。もっと言えば、政治献金、浄財を集めること、そのこと自体を規制しているわけでもありません。御指摘でもありますけれども、まさにわいろを否定しているということであります。 では、わいろとは一体何なんだ、こういうことなんだろうというふうに思いますけれども、まさにここは対価性の議論であり……
○玄葉議員 西川先生のお尋ねにお答えをしたいと思います。 先生から、議員を罰する、あるいはマスコミ受けを、あるいは世論受けを、そういう言葉があったわけであります。確かに、議員を罰する法案を作成するということ自体、率直に申し上げて、自分自身、作成に携わって寂しい思いがいたしました。ただ、なかなか待っても改善されない、政治あるいは公務員とお金という問題についての国民からの信頼がどうも保てないということから、これらの法案を作成した次第であります。 さらに言えば、与党案より厳しいものになっているではないかということでありますけれども、それは、我々の意思の中に、確かに、いわゆる民意の吸収という名のも……
○玄葉議員 刑法にお詳しい大野先生の御指摘でございますけれども、まず、今回の罪は法定犯なので刑法の概念になじまないのではないか、こういう指摘だと思います。 御案内のとおり、わいろ罪もしかしながら刑法に入っているわけであります。この特定の者の利益を図るためにあっせん行為をして対価を得るということについて、もちろん例えば殺人みたいな行為と同等だとは申し上げませんけれども、私たちは、これはこれで反社会性の強いものではないか、そう考えておりますので、刑法の概念になじまないということにはならないのではないかというふうに考えております。 また、政治資金規正法の御指摘がございましたけれども、政治資金規正……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 民主党としての最初の質問者であるということもありますので、簡単な民主党としての経緯を若干申し上げたいと思いますけれども、実は民主党は、永住外国人の地方選挙権付与については結党の基本政策に既に入っております。同時に、選挙公約でもこれを掲げて、九八年から法案を提出し続けているという状況でございます。 この間、私の知る限り、大変失礼ですが公明さんのことはわからないので、民主党だけ申し上げますが、そちらにお座りになられている中野先生や北橋先生が中心になられて、正直これはいろいろな意見があります、ですけれども、困難を乗り越えてまとめてこられた。こういう経緯であり……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。小泉内閣がよい仕事をするならば、私たちは応援をしたい、そう思っています。足を引っ張るんじゃなくて、頭を引っ張る、こういう姿勢であります。 ただ、いかんせん準備不足だなと思われるテーマが幾つかある。例えば、これから議論する国と地方の関係における改革、これも準備不足の典型の一つだ、率直に言ってそう思っている。小泉さんのこの問題に対する発言を聞いていても、すべてフォローしています。すべてフォローしても、地方分権、全体の改革の、まさに全体像とか手順とかタイムスケジュールとか全然見えない。はっきり言って準備不足だ、そう言わざるを得ない、そう思うわけです。 きょうは、交付税……
○玄葉委員 玄葉です。きょう初めて石原都知事の話を聞かせていただきました。二、三御質問を申し上げたいと思うのです。 一つは、集中、集積というのは文明の趨勢であるということであります。歴史的な集中なんだというお話でありますから、ぜひお聞きをしたいなと思うのは、これまでの日本における遷都と言われるものについて、知事としてどのように評価をされておられるかというのを、まず一つはお尋ねをしたいというふうに思います。 もう一つは、政経不可分という問題でありますけれども、なぜ政経不可分であることが望ましいのかということであります。これは一つの大事な論点だというふうに思います。例えば、アメリカはもう御承知……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 意見の陳述、まことにありがとうございました。 私も、お上意識を何とかしたいということが一つと、あと一番大きいのは、情報発信量の九割以上が東京だというこの状況は変わらなければならないと私自身は思っておりますので、賛成の立場なんです。ですから、なかなか対立する激論にはなり得ないかもしれませんけれども、二、三お尋ねをしたいと思います。 一つは、梶原知事が最後にお話しされた、国会等移転が実現しなかったら補償を求めようというお話でありますけれども、ここについてもう少しお話しいただければということが一つでございます。 もう一つは、前回、石原知事がおいでになられ……
○玄葉委員 参考人の皆様、まことにありがとうございました。 私も、どこに決まっても国会の移転は行うべきだという立場でございます。特に、お上意識を日本人からなくさなければいけない、それにとって国会の移転はとても有効だ、そういう立場でございます。 それで、委員長のお話にも、既に東京都との比較考量に入っているということでございますので、石原都知事が何とおっしゃっているかということと関連して少しお尋ねをしたい、お話を伺いたいというふうに思います。 二つございますが、一つは、先般石原都知事がこの委員会にいらっしゃって、基本的に国会の移転というのは全くナンセンスだということをおっしゃっておられました……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 これまで民主党の、特に党内の意見集約に当たられてきた方々が、大体十時間ぐらい、特に民主党としての論陣を張ってくださったというふうに思っています。私は少し自由に話をさせていただきたい、そう考えております。 私は、かなり早い段階で、新法が必要だというふうに党内で声を上げた一人でございます。それは、まずテロというのが、いかなる理由があれ、悪だ。そして、これまでも議論がございましたけれども、テロの温床となる根本原因の除去がとても大切であることは言うまでもありませんけれども、残念ながら、妥協が通じる相手でないことも冷厳な事実として押さえなくてはいけないだろう。テロ行為を……
○玄葉委員 ただいま議題となりました民主党提案に係る修正案につきまして、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。 本年九月十一日に米国で発生した同時多発テロは、多くの罪なき人々を巻き込んだ卑劣かつ残虐な行為であり、安全で民主的な社会を希求する私たち人類への挑戦であると考えます。よって、私たちの平和と安全にとってこれまでにない全く新しい形の脅威ととらえ、新たな対応措置が必要であるとの認識を持っていることをまず申し上げたいと思います。 与党は、テロ対策特別措置法案に定める基本計画に関して、国会報告事項から、防衛庁長官が対応措置の実施を自衛隊等に命じた日から二十日以内に国会の事後承認事項とする旨の……
○玄葉委員 三点申し上げたいと思います。 その前に、今、大島さんから参考人の意見がすっきりしていないという話でありましたけれども、石原さんは反対、あるいは候補地になっている知事は賛成、うちに来てくださいということで、そういう意味では、私、はっきりはしているんじゃないかというふうには思います。 その上で、三点申し上げたいと思います。 一つは、国会の移転そのものは、私はもう何度もこの場で発言していますが、お上依存、情報発信がほとんど九割以上東京発信だということの一点において、移転はなされなければならないというのが私の立場であります。 二点目でありますけれども、先ほどから話が出ていますけれど……
○玄葉委員 玄葉です。 今のお話がありましたから、ぜひ私は、委員長、きちっとされたらいいんじゃないかというふうに思うんです。 私は、この委員会にかなりの期間在籍をしていますけれども、一貫して国会等の移転だというふうに理解をして、変わったことは一切ないんです。 では、国会等の移転というのは一体何なんだと言ったときに、先ほどお話がありましたように、政府の中枢機能であったり司法の中枢機能であったり国会だということなので、では政府の中枢機能というのは一体何なんですか、政府の中枢機能の定義は何なんですかということだから、今回、国会とともに移転地に移転をする省庁をある意味で明らかにした、こういう理解……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 今回の国会等移転の委員会、五月を目途に委員会として絞り込みをするという決議を踏まえた委員会だというふうに聞いております。 私は、かねてから、本日メディアの方々がいらっしゃっておられますけれども、この国は情報の発信がほとんど東京からなされている、九割以上ではないかというふうに思うんですね。これはとても異常なことで、それが同時に、東京中心主義やお上依存という日本人の体質を生んでしまっているというふうに思っていますし、ずっとこれまでも指摘をしてまいりました。 私は、候補地は、審議会が客観的にごらんになって最適地だというふうに答申をした北東地域が一番いいと思いますけ……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 きょうは、地方分権の話と放送行政の話をメーンにして議論をさせていただきたいと思いますけれども、冒頭、政治と官僚、政と官の関係について整理をしておきたいといいますか、大臣のお考えを聞いておきたいというふうに思っています。 それは、御案内のとおり、予算委員会で鈴木宗男さんの問題が取りざたされています。具体的には、北方四島支援事業への入札疑惑であるとか、あるいは外務省人事に介入したとか、そういった問題が取りざたされているわけであります。 私は、個人的には、予算委員会がこの問題に終始するのはいかがかと思う側面もなきにしもあらずだけれども、でも、本質的な問いをこの問題……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。私は、民主党の総務部門の責任者でもありますので、冒頭、基本的な私たちの党内の議論あるいは考え方を申し上げたいというふうに思っています。 私たちの党内も、自民党も恐らくそうであるかもしれませんけれども、さまざまな意見があるのは事実であります。ただ、比較すれば、民営化するべきだという人たちがほかの政党よりは多いだろう、そう思います。一方、それはあってはいけない、そういう意見があるのも事実であります。 ただ、これから少し申し上げることについては、既に昨年の十一月あるいは十二月ぐらいの時点で党内のコンセンサスとして決めたことであります。端的に、六点だけ申し上げたいという……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 私は、緊急事態に備える法整備は必要だというふうに思っています。ただ問題は、できばえだということだと思います。実効性が余りになかったり、あるいは過度のあいまいさとかごまかしがあったりするならば、つくり直して出し直してもらった方がよいのではないか、そう考えています。率直な御答弁をこれからお願いしたいというふうに思います。 各論に入る前に、総論を一つだけ聞いておきたいというふうに思うんです。 それは内閣の情報体制という課題であります。 これは、この有事関連法制に密接に関連をすると同時に、ある意味ではそれ以前の最重要課題だと言っても過言ではないというふうに……
○玄葉委員 御紹介をいただきました民主党の玄葉光一郎です。 意見陳述者の皆様に、心からきょうは御礼を申し上げたいというふうに思います。それぞれの陳述がとても大事な指摘をされておられたのではないかというふうに思います。 冒頭、簡単に、私たちの立場といいますか、考えを端的に申し上げたいと思うのですけれども、緊急事態における法制というのは、私たちは必要だというふうに思っています。さまざまな議論もありますけれども、党内のコンセンサスとして、緊急事態における法整備は必要だというふうに思っています。私自身は強く思っている一人でもあります。 問題は二つありまして、一つは中身ですね、法案の中身、そしても……
○玄葉委員 玄葉ですが、先ほどの八代委員の御意見に対する若干の私の認識と、あと質問をさせていただきたいというふうに思います。 基本的に今我々はどの位置にいるのかということだと思いますけれども、私は、今まだ移転法があって、審議会報告がそれに基づいてあって、基本的にそれがまだ生きているという状況だというふうに理解をしなければならないんだろうというふうに思います。 ただ、その法律の中に、国会で移転先について決めるし、決めるに当たっては社会経済情勢をかんがみるということが書いてございますから、社会経済情勢にかんがみたときに、どうも若干の見直しの検討が必要ではないかということになって、この間この場で……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 とりあえず一点だけお聞きをしたいと思うんですけれども、先ほど蓮実理事からも出ていたんですが、前国会の当委員会におきまして申し合わせをさせていただきました。それは、繰り返す必要はないかもしれませんけれども、現下の厳しい社会経済情勢を踏まえて、移転の規模であるとかあるいは形態であるとかについて見直しの検討をしていこうではないかということがその一つになっているわけであります。 先ほど中馬副大臣がおっしゃいましたけれども、その検討については衆議院の調査室に委員長から指示があり、同時に国交省にも指示があったわけであります。その意味では、政府の参考人でも結構でございますが……
○玄葉委員 大変参考になりました。 若干繰り返すような質問になります。今回のこの委員会の趣旨は、結局、その一つは、一括移転と分散型移転の比較といいますか、優劣だと思うんですね。 そこで、お二人の先生から、分散型移転の方がむしろ望ましいのではないかというアイデアというか、整理がなされたわけでありますけれども、何ゆえに一括移転よりも分散型移転の方がすぐれているのかということを、今大分、堺屋先生に話をしていただいたんですけれども、大西先生もここに若干書いてございますね。そもそも、分散型であっても、国政全般の改革の契機には差し支えないし、地方都市の活力といいますか、雇用拡大によりつながるではないか……
○玄葉委員 とりあえず、二、三お尋ねをしたいと思うんですけれども、市川先生にお尋ねをしたいと思います。 多分私と見解が違うんですけれども、その理由は、一つは、危機感と時代認識の違いというのがあるのではないかというふうに思っています。もう一つは、いわば政治への信頼度の違いというか、改革に対する政治への信頼度の違い。市川先生は大変政治を信頼しておられる、私は余り信頼していない、この違いがあるのではないかというふうに思っています。 それで、一つお尋ねをしたいなと思っているのは、政治と経済、政経の近接性の再評価というのが必要だとおっしゃっていますけれども、これは一体何なのか、なぜ政経不可分でなけれ……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。
本日は、事前に申し上げましたとおり、分権の問題、あるいは市町村合併の問題、あるいは放送メディア等々について、私たちのあるいは私の考え方も御紹介申し上げながら質問をさせていただきたいというふうに思っています。
その前に、小泉内閣のいわば主要閣僚で、重鎮でもあられる片山大臣にお聞きしたいことがあります。
小泉構造改革の構造改革という定義を教えていただきたい。
【次の発言】 国から地方に、あるいは官から民に、こういうキャッチフレーズ的な説明でもありますけれども、この定義は私はとても大事だと思いますよ。今の定義で本当にいいのかどうか、内閣として統一された定義……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 三人の先生方、ありがとうございました。 まず、田原さんに、ひとつぜひ御見解をといいますか、どういうふうにごらんになっているかお尋ねをしたいと思うんです。 イラク攻撃が始まりました。我々はイラク攻撃を大体、映像を通して見るわけです。率直に言って、映像が戦争の成否を決めるという側面があるのではないかというふうに思います。そして、米国もイラクも、情報操作といいますか、メディア操作に懸命になっているはずだというふうに私は思うわけでありますけれども、これまでの日本のこのイラク攻撃に対する放送メディアの報道のあり方、もちろん、いろいろな番組をどこまでごらんになっ……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 昨年、この委員会の初日に、私は質問に立たせていただきました。そのときに、冒頭申し上げたのは、緊急事態に関する法整備は必要だ、ただ問題は、政府案のできばえだ、こういうことをあのときに申し上げたわけであります。政府案を見ますと、例えば基本的人権に関する規定が十分でなかったり、あるいは民主的統制に関する規定が十分でなかったり、さまざまな問題点があったわけであります。同時に、質疑、審議の中でもそういうことが浮き彫りになってきたわけであります。 そこで、今回、私たち民主党としては、具体的に対案という形でお示しをいたしました。今回、与党三党と民主党が修正案で合意を……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 国から地方へ、小泉政権が発足したときのいわばスローガンでもあります。しかし、発足後二年間、ほとんど何も手つかずの状態だったと思います。ただ、ここへ来てやっと動き出して、最近一応の決着が図られたのかな、こういうふうに見ています。 有事法制の締めくくり総括のときの議論を総理は覚えておられるかわかりませんけれども、私はあのときに、修正された有事法案は率直な評価として八十点だ、こうこの場で言いました。今回の三位一体案、私の率直な評価は三十点です。 中身については後で議論をいたしますけれども、冒頭、総理、分権改革、この三位一体改革の目的は何なのか、どんな社会を……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 麻生大臣の就任のあいさつに対して、特に地方分権、後で武正議員からも議論があろうかと思いますけれども、時間があれば少し郵政の話をさせていただきたいというふうに思います。 まず冒頭、麻生大臣は、ことしの八月二十七日、二十一世紀臨調の知事・市長連合会議という、岩手県知事を初めとする方々が国庫補助負担金の見直しに関する緊急提言というのを出された、それを恐らく読まれたと思いますし、直接要請を受けたのではないかというふうに思います。 簡単に内容を申し上げれば、平成十五年度予算では、都道府県に対しては国庫補助負担金の総額が約十一兆円だ、その十一兆円を精査したところ、九兆円……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 先ほど来から総理が何度もおっしゃっている、国から地方へ、あるいは官から民へ、こういったいわば改革スローガンといいますか、小泉政権のスローガンに直結をするテーマを議論させていただきたいというふうに思っております。 特に三位一体改革は、結果として財務省のためだけの分権になってしまっているのではないか、あるいは単に地方切り捨てに終わってしまっているのではないか。我々は地方発展のための分権改革というものを考えているということを含めて、議論をさせていただきたいというふうに思っております。 ちなみに、知事会の知事会長さんは、今回の三位一体改革の姿を見て、三位ばら……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 締めくくりということで、六つのテーマをこちらでも用意させていただきました。できるだけ端的に聞いていきたいというふうに思います。 まず最初に、今、長妻委員からも話が出ました年金資金のむだ遣い。 これは、総理がいらっしゃらない間も、この一カ月間の衆議院の予算委員会の審議で、本当に数多く出されました。池田委員や海江田委員や生方委員中心に、何度も何度も繰り返し出されました。繰り返す必要はないと思いますけれども、給付以外で五・六兆円支出をしている。グリーンピア、サンピア、あるいは金融市場でも大変な損失が出た。 こういったことに対しての再発防止策というのは、一……
○玄葉委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責を担うことになりました。 近年の青少年を取り巻く有害な環境、いじめや児童虐待、また青少年を対象とした犯罪の増加、これらは依然として大きな社会問題でございます。これらの問題に対する総合的な対策を確立することが求められているところでございます。 次代を担う青少年の健全育成のために、この委員会に課せられた使命は大変大きいものというふうに存じます。 甚だ微力ではございますけれども、皆様の御指導と御協力を賜りまして、委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
この際、上川国務大臣、中川内閣府副大臣及び西村内閣府大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。上川国務大臣。
【次の発言】 次に、中川内閣府副大臣。
【次の発言】 次に、西村内閣府大臣政務官。
【次の発言】 青少年問題に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官荒木二郎君、内閣府食育推進室長齋藤敦君、内閣府政策統括官柴田雅人君、警察庁長官官房審議官井上美昭君、総務省総合通信基盤局電気通信事業部長武内信博君、法務省大臣官房審議官三浦守君、文部……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。 青少年問題に関する件、特に子どもとインターネットをめぐる諸問題について調査を進めます。 本日は、参考人として、教育評論家・法政大学キャリアデザイン学部教授尾木直樹君、NPO法人ジェントルハートプロジェクト理事小森美登里さん、財団法人インターネット協会副理事長国分明男君、“ののいちっ子を育てる”町民会議事務局桝谷泰裕君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 参考人の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。 それぞれの参考人の皆さん、本日は、御出席を賜りまして、心から御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。 特に、尾木参考人におかれ……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
青少年問題に関する件、特に子どもとインターネットをめぐる諸問題について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官荒木二郎君、警察庁生活安全局長片桐裕君、総務省総合通信基盤局電気通信事業部長武内信博君、文部科学省大臣官房審議官布村幸彦君、文部科学省大臣官房審議官前川喜平君、文部科学省大臣官房審議官田中敏君及び厚生労働省職業安定局次長大槻勝啓君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしておりますとおり、青少年健全育成対策の充実強化に関する陳情書一件であります。
また、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、「子どもの権利条約」に基づいた子どもの権利保障を求める意見書外一件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
青少年問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 きょうは、地方分権改革、そして地方の再生、さらには、先ほど橋本委員もお尋ねになりましたけれども、特に子供とインターネット、この三点についてお尋ねをしたいというふうに思います。増田大臣には、特に、地方の再生あるいは地方の分権改革、これについては感動するくらいの進捗を期待したいというふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 まず、地方分権改革の基本的なポイント、大枠について、きょうは議論をしておきたいというふうに思います。 まず、そもそもこの分権改革はなぜ必要なんだというそもそも論、目的についてお尋ねをしたいんです。それは、目的によって……
○玄葉委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。
ただいま皆様の御推挙によりまして、臨時国会に引き続いて委員長の職責を担うことになりました。
皆様の御指導、御協力を賜りまして、委員会運営に努めてまいりたいと思いますので、今国会もよろしくお願い申し上げたいと思います。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの萩生田光一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
江崎洋一郎君 後藤田正純君
実川 幸夫君 菅原 一秀君
萩生田光一君 笹木 竜……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
青少年問題に関する件について調査を進めます。
上川国務大臣から所信を聴取いたします。上川国務大臣。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十九分散会
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
青少年問題に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官柴田雅人君、警察庁長官官房審議官井上美昭君、総務省総合通信基盤局電気通信事業部長武内信博君、外務省大臣官房審議官秋元義孝君、文部科学省大臣官房審議官布村幸彦君、文部科学省大臣官房審議官田中敏君、厚生労働省大臣官房審議官中尾昭弘君及び厚生労働省大臣官房審議官村木厚子さんの出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。泉国家公安委員会委員長。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、明十八日金曜日委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前九時三十五分散会
○玄葉委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣参事官南俊行君、内閣法制局第二部長横畠裕介君、警察庁生活安全局長片桐裕君、総務省総合通信基盤局電気通信事業部長武内信博君、法務省大臣官房司法法制部長深山卓也君、外務省大臣官房審議官秋元義孝君、文部科学省大臣官房審議官関口幸一君、文部科学省大臣官房審議官前川喜平君、文部科学省大臣官房審議官田中敏君及び厚生労働省大臣官房審議官黒川達夫君の出席を求め、……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
青少年問題に関する件の調査のため、参考人の出席を求め、意見を聴取することとさせていただきたいと思います。その日時、人選等につきましては、委員長に御一任いただきたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
本日は、これにて散会いたします。
午後零時五十四分散会
○玄葉委員長 これより会議を開きます。 青少年問題に関する件、特にネット上の有害情報から子どもを守るための対策について調査を進めます。 本日は、参考人として、群馬大学社会情報学部大学院研究科教授下田博次君、財団法人インターネット協会副理事長国分明男君、全国webカウンセリング協議会理事長安川雅史君及びソフトバンクモバイル株式会社代表取締役社長兼CEO孫正義君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 参考人の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席を賜りまして、ありがとうございました。参考人の皆様には、それぞれの立場から忌憚のない御意見を賜りたい……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
青少年問題に関する件、特にネット上の有害情報から子どもを守るための対策について調査のため、来る二十八日水曜日、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次回は、来る二十八日水曜日午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時二十一分散会
○玄葉委員長 これより会議を開きます。 青少年問題に関する件、特にネット上の有害情報から子どもを守るための対策について調査を進めます。 本日は、参考人として、筑波大学大学院教授藤原靜雄君、首都大学東京法科大学院教授前田雅英君、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ取締役執行役員経営企画部長伊東則昭君及び財団法人インターネット協会副理事長国分明男君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 参考人の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人の皆様には、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をおっしゃってい……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。 青少年問題に関する件について調査を進めます。 青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、先般来各会派間で御協議いただいておりましたが、理事会等において協議いたしました結果、お手元に配付いたしておりますとおりの起草案を得ました。 本起草案の趣旨及びその内容につきまして、委員長から説明いたします。 まず、本起草案の趣旨について申し上げます。 インターネットは、既に我々の生活に深く結びつき、また、将来にわたって、我々の生活をより豊かにすると期待されています。 一……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に付託されました請願は二十八件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会において慎重に協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、子どもたちの携帯電話利用に関する意見書外十六件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
青少年問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 今、ねじれ国会というふうに言われておりますけれども、私は、ねじれというのは力だと思います。それは、例えばねじり鉢巻きというのがありますけれども、あれもねじっているから力になる、あるいは、ばねだってねじってあるわけです。だから、ねじれというのは力だというふうに私は考えております。 その意味では、今回の道路特定財源の問題について、それぞれが余りしゃくし定規の議論ではなくて、同時に、それぞれのもともとの考え方に固執するのではなくて、建設的で柔軟な議論をこういう場で展開することが大切だ、そういう観点で質問をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 民主党の質問のトップバッターでございますので、やや総論的に質問をさせていただいて、意見も申し上げたいと思います。 NHKの中立性そしてメディアリテラシー、業務の効率化、こういった点について申し上げたいと思います。 テレビは神様だ、こういう見方をする方がいらっしゃいます。つまりは、テレビの特性、一つは、視聴率主義というのがあると思います。もう一つは、わかりやすくする、わかりやすくするがゆえに、あえて黒白、二項対立を演出する、そういう傾向がテレビにはあると私は考えています。 本来は多様な意見を有する日本の社会でありますけれども、テレビの場合は、今申し上げたよう……
○玄葉委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。
ただいま御推挙によりまして、図らずも引き続き委員長の職責を担うことになりました。
皆様の御指導、御協力をよろしくお願い申し上げたいと思います。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの菅原一秀君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
江崎洋一郎君 後藤田正純君
佐藤 錬君 実川 幸夫君
菅原 一秀君 笹木 竜三君
吉田 泉君 古屋 範子さん
以上八名の方々を指名いた……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
この際、小渕国務大臣、増原内閣府副大臣及び並木内閣府大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。小渕国務大臣。
【次の発言】 次に、増原内閣府副大臣。
【次の発言】 次に、並木内閣府大臣政務官。
【次の発言】 青少年問題に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官松田敏明君、警察庁長官官房審議官井上美昭君、警察庁刑事局長米田壯君、総務省総合通信基盤局電気通信事業部長武内信博君、法務省大臣官房審議官三浦守君、文部科学省大臣官房審議官徳久治彦君、文部……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしておりますとおり、青少年に有害なサイト(携帯電話)の規制に関する陳情書一件であります。
また、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、インターネットにおける有害情報から、子どもを守るための法整備の早期実現を求める意見書外十七件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
青少年問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○玄葉委員 今国会の最大の焦点は、この関連法案、特に関連法案の中の給付金問題にあるわけです。したがって、この給付金の問題について、総理大臣に本会議に出ていただいて国民の前で堂々と論争するということが国民から求められている議会のありようだというふうに考えておりますので、現在、本会議で説明を聞かずにつるしをおろすということには絶対反対であります。
【次の発言】 ちょっと待ってください。委員長、この動議の扱いでありますけれども、ここで採決をするというのではなくて、もう少し話し合いをさせてもらいたい、こう思います。
【次の発言】 委員長、もう一言。
きのうのきょうでは、さすがに準備ができにくい。した……
○玄葉委員 私どもは、再三理事会でも申し上げましたけれども、本会議での採決は、一言で申し上げれば時期尚早である。つまりは、給付金以外の部分については速やかに採決をしても結構だというふうに考えておりますが、給付金については、論争があるところであり、衆議院においてもさらに論議を深めるべきだというふうに考えておりますので、私どもは本日の日程には基本的には反対だということを申し上げたいと思います。
○玄葉委員 国立国会図書館の平成二十一年度歳出予算の要求について、図書館運営小委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、平成二十一年度歳出予算の要求について御説明申し上げます。 平成二十一年度の国立国会図書館予定経費要求額は、二百十五億八千四百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、二億百万円余の減額となっております。 次に、その概要を御説明申し上げます。 第一は、運営に必要な経費でありまして、人件費等として九十五億八千九百万円余を計上しております。これを前年度予算額と比較いたしますと、一億五千万円余の増額となっております。 第二は、業務に必要な……
○玄葉委員 予算委員会の質疑の状況を見ておりますけれども、基本的質疑が三日間行われた後、集中審議一日、一般質疑一日という段階での十六日の中央公聴会の設定であります。 余りに性急過ぎる、早過ぎるというふうに我々は思っていたところでありますけれども、案の定、本日、予算委員長が午後二時の予算委員会開会冒頭で、早過ぎる、こういう発言をみずからされておられます。 過ちは改めるにはばかることなかれという言葉もありますけれども、まさに、予算委員長御自身がお感じになったように、早過ぎると要求書を送られた御本人がおっしゃっているわけですから、この議運の委員会では差し戻すというぐらいのことがあっていい。我々は……
○玄葉委員 御説明いたします。 第一に、国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件でありますが、これは、本年四月一日から、国立国会図書館の職員の定員を十人減らし、八百九十六人としようとするものであります。 第二に、国立国会図書館組織規程の一部改正の件でありますが、これは、本年三月三十一日を限りとして支部東洋文庫を廃止することに伴い、支部東洋文庫に関する規定を削除しようとするものであります。 第三に、国立国会図書館職員倫理規程の一部改正の件でありますが、これは、課長補佐級以上の職員の定義に、行政職給料表(一)五級以上の職員をすべて含むこととするものであり、本年四月一日から施行することとしてお……
○玄葉委員 まず申し上げたいことは、今、渡辺さんからお話がありましたけれども、民主党は、憲法審査会の規程の制定について反対だということを申し上げたことは一言もございません。誤解のないようにしていただきたいと思います。 私からは、理事会の場でも、機が熟することをしっかり待つべきだということを申し上げてきた、あるいは、規程がないことそれ自体は遺憾であるということを申し上げてきたわけでございます。 今回、与野党の合意がないままこうして委員会でこの規程が取り扱われるということに対して、大変残念な思いがございます。 特に、私からは、理事会の場でも、今国会中に規程が衆議院ではできるように努力したいん……
○玄葉委員 先般、規程案の動議が出されたときにも申し上げましたけれども、本日とても残念なのは、中山元会長がせっかくおいでをいただくというときに、与野党の合意が得られなかったことでございます。それは、委員長の進め方も含めて問題がある、こういう認識だからでございます。 今回、中山元会長もおっしゃっておられたとおり、この憲法論議は、まさに政権を相争う与野党対峙の論議とは一線を画した、全国民的な論議であるべきである、さらには超党派的論議であるべきであるということを、いみじくもこの場で元会長もおっしゃっておられたわけでございます。 先般、理事会で、私は、規程がないということは遺憾であるという認識に立……
○玄葉委員 発言の予定はありませんでしたけれども、今、私の方のある意味御指名もございましたので、一言だけ申し上げます。 これまで、規程をつくりたいということを委員長が何回もおっしゃったことは事実でございます。それに対して民主党は無反応だった、こういう聞き捨てならないお話がございましたので、一言だけ申し上げますけれども、我々は、それに対しては、基本的に、政治的なけじめが必要である、それと参議院での附帯決議の問題のクリアが必要だということはたびたび申し上げてきたわけでございまして、決して無反応ということではございません。 ただいまも、枝野会長代理から、まさに、もともと憲法の性質あるいは趣旨を体……
○玄葉委員 ちょっと一言だけ、誤解を与えるといけませんので。 民主党は、規程はいずれ必要だというふうに思っております。 ただ、繰り返し申し上げましたけれども、壊された与野党間の信頼、これを取り戻すための政治的けじめというものに対する真摯な答えがないということと、全般的に考えたときにタイミングではないというふうに思っておりますので、私どもとしては、いわゆる本会議で採決することに反対ということであります。
○玄葉委員 この憲法審査会規程を委員会提出の規程案にすることについて、あるいは本会議に緊急上程することについて反対でございます。 というのは、この憲法の改正は、言うまでもないことでありますけれども、与野党の広範な合意が必要であります。共同作業でないと、あり得ないあるいはなし得ない話でございます。にもかかわらず、信頼関係を崩したまま政治的けじめがない、そのことが一つ。総合的に見てタイミングでない。三つ目は、参議院で十八項目にわたって附帯決議がつきましたけれども、それについて明確な回答がない。 そういった点を踏まえると、私たちとしては、委員会提出規程案とすることについて反対でございます。
○玄葉委員 第一に、国立国会図書館法の一部改正の件でありますけれども、これは、国、地方公共団体、独立行政法人等の提供するインターネット資料がこれらの機関による国民への情報伝達の手段として主要な地位を占めるに至っている状況にかんがみ、国立国会図書館が図書館資料の収集をより一層適正に行うため、これらのインターネット資料を収集するための制度を設けようとするものであります。 この法律は、平成二十二年四月一日から施行することといたしておりますが、インターネット資料の収集のための複製に係る著作権法の一部改正もあわせて行うことといたしております。 第二に、国立国会図書館法によるインターネット資料の記録に……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、財務金融委員長を務めることになりました玄葉光一郎です。 皆様御承知のとおり、我が国の財政、税制のあり方、金融危機への対応、健全な金融市場の育成など、昨今の財政金融経済情勢の重要性にかんがみますと、当委員会に課せられた使命はまことに重大なものがあります。 私といたしましても、その責務の重大さを十分に認識し、国会審議における政府と与党、与党と野党の新たなる関係も見据えながら、微力ではございますけれども、委員各位の御理解、御協力をいただきまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でございますので……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めますが、財務大臣、次回からは時間厳守でお願いをいたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中塚一宏君。
【次の発言】 次に、佐々木憲昭君。
【次の発言】 次に、竹本直一君。
【次の発言】 次に、野田毅君。
【次の発言】 次に、後藤田正純君。
【次の発言】 次に、山本幸三君。
【次の発言】 もう一回、山本君。
【次の発言】 財務大臣、質疑時間が過ぎておりますので、簡潔明瞭に最後、御答弁ください。
【次の発言】 次に、石井啓一君。
【次の発言】 次回は、明十八日水曜日に委員会を開会することとし、本……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。金融担当大臣亀井静香君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として金融庁総務企画局長内藤純一君、検査局長森本学君、監督局長畑中龍太郎君、中小企業庁事業環境部長伊藤仁君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、自由民主党・改革クラブ、公明党所属委員に対し、御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。
再度理事をして御出席を要請いたさせますので、もうしばらくお待ちをいただきたいと思います。よろしくお願いします。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしていただけますか。
理事をして再度御出席を要請いたさせましたが、自由民主党・改革クラブ、公明党所属委員の御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
内閣提出、中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律案を議題といたします。
本日は、本案審査……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。 この際、一言申し上げます。 去る十九日の委員会において、政党間の協議がまとまらず、やむを得ず開会に至ったことについて、まことに不本意でありましたこと、そして、今後はこのたびの出来事を委員会運営に十二分に生かしていく所存であることを申し上げておきたいと思います。 さらに、日程の駆け引きに多くのエネルギーを費やされる現状の国会について、改革していく必要性を痛切に感じていることも付言しておきたいと思います。 財政及び金融に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 両件調査のため、本日、政府参考人として金融庁総務企画局長内藤純一君……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。 開会に先立ちまして、自由民主党・改革クラブ所属委員に対し、御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。 この際、御報告いたします。 本会期中、当委員会に付託されました請願は十五種二百八件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等におきまして慎重に検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしましたとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書は、改正貸金業法の完全実施を求めることに関する陳情書外四件、また、地方自治法第九十九条の規定……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、自由民主党・改革クラブ所属委員に対し御出席を要請いたしましたけれども、御出席が得られません。
再度理事をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事をして再度御出席を要請いたさせましたが、自由民主党・改革クラブ所属委員の御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事池田元久君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として金融庁総務企画局長内藤純一君、監督局長畑中龍太郎君、総務省大臣官房審議官宮島守男君、自治行政局選挙部長田口尚文君、国税庁次長岡本佳郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石井啓一君。
【次の発言】 菅財務大臣、時間が過ぎておりますので、簡潔にお願いいたします。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、自由民主党・改革クラブ所属委員に対し、御出席を要請いたしましたけれども、御出席が得られません。
再度理事をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしていただけますか。
理事をして再度御出席を要請いたさせましたけれども、自由民主党・改革クラブ所属委員の御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
内閣提出、平成二十二年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案、所得税法等の一部を改正する法律案、租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、平成二十二年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案、所得税法等の一部を改正する法律案、租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案の各案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として内閣法制局第三部長外山秀行君、財務省主税局長古谷一之君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小林興起君。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、平成二十二年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案、所得税法等の一部を改正する法律案、租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案の各案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、参考人として日本銀行総裁白川方明君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として財務省主税局長古谷一之君、国税庁次長岡本佳郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、平成二十二年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案、所得税法等の一部を改正する法律案、租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案の各案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として財務省主税局長古谷一之君、国税庁次長岡本佳郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより内閣総理大臣出席のもと質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。竹……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、関税法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。財務大臣菅直人君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る十六日火曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十二分散会
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、関税法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として財務省関税局長大藤俊行君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。福嶋健一郎君。
【次の発言】 次に、竹下亘君。
【次の発言】 この際、休憩いたします。
午前九時四十分休憩
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、株式会社日本政策金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として財務省国際局長中尾武彦君、国土交通省鉄道局長本田勝君、株式会社日本政策金融公庫代表取締役副総裁渡辺博史君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山本有二君。
【次の発言】 次に、山本幸三君。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として国税庁次長岡本佳郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岡田康裕君。
【次の発言】 次に、近藤和也君。
【次の発言】 次に、加藤紘一君。
【次の発言】 次に、石井啓一君。
【次の発言】 次回は、来る六日火曜日午前九時二十分理事会、午前九時三十分委員会を開会することとし、本日は……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。徳田毅君。
【次の発言】 答弁中だから、委員長の指示に従ってください。
【次の発言】 次に、小泉進次郎君。
【次の発言】 次回は、来る九日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時三十四分散会
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
金融に関する件について調査を進めます。
去る平成二十一年六月十二日及び十二月十一日、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条の規定に基づき、それぞれ国会に提出されました破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告につきまして、概要の説明を求めます。金融担当大臣亀井静香君。
【次の発言】 これにて概要の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として日本銀行理事中曽宏君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として金融庁監督局長畑中龍太郎君の出席を求め、説明を聴取いた……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事鈴木克昌君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、池田元久君を理事に指名いたします。
【次の発言】 内閣提出、金融商品取引法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、金融商品取引法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として金融庁総務企画局長内藤純一君、監督局長畑中龍太郎君、法務省大臣官房司法法制部長深山卓也君、厚生労働省社会・援護局長清水美智夫君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田中和徳君。
【次の発言】 次に、後藤田正純君。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁白川方明君、副総裁西村清彦君、審議委員宮尾龍蔵君、理事水野創君、理事山本謙三君、理事中曽宏君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 去る平成二十一年六月十二日及び十二月十一日、日本銀行法第五十四条第一項の規定に基づき、それぞれ国会に提出されました通貨及び金融の調節に関する報告書につきまして、概要の説明を求めます。日本銀行総裁白……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として株式会社日本政策金融公庫代表取締役総裁安居祥策君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小山展弘君。
【次の発言】 次に、福嶋健一郎君。
【次の発言】 次に、竹本直一君。
【次の発言】 次に、徳田毅君。
【次の発言】 次に、石井啓一君。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
本日付託になりました内閣提出、保険業法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。金融担当大臣亀井静香君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、これを許します。小野塚勝俊君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時二十七分散会
○玄葉国務大臣 公務員制度改革担当大臣及び「新しい公共」、少子化対策、男女共同参画を担当する内閣府特命担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。 公務員制度改革は、縦割り行政を排除し、政治主導による行政運営を実現することにより、国民のニーズに合致した効率的で質の高い行政サービスの実現を図るとともに、公務員の天下りに対する国民からの厳しい批判にこたえていく上で、大変重要な課題であります。 このため、幹部人事の内閣一元管理や退職管理の一層の適正化を図るとともに、労働基本権のあり方の検討や定年まで勤務できる環境の整備など、公務員制度の全般的かつ抜本的な改革に取り組んでまいります。 鳩山前総……
○玄葉国務大臣 石破政調会長と同様、私たちも、日本の政治のあるべき政策決定プロセスを追求しています。 つまり、私たちから見たときに、自民党政権時代の政策決定プロセス、メリットもデメリットもあったと思います。私たちから見たときのデメリットは大きく分けて三つあって、一つは、部会、政調会、総務会で決まらなければ意思決定ができないというスピード感のなさ、二つ目は、責任の所在が政府にあるのか与党にあるのかわからない、三つ目は、やや言葉は過ぎるかもしれませんけれども、いわゆる利害関係といいますか、族議員がばっこしやすい、こういう問題があるので、私たちとしては、一元化しよう、政策決定を政府に一元化しようと……
○玄葉国務大臣 まず、天下りのあっせんは、既に年二千五百人、民主党政権になって禁止をしています。
それと、再就職のいわばあっせん規制、再就職規制というのは、もう既に国家公務員法に定められております。今おっしゃったような話は百六条二、三、四と定められていて、それを当然我々は実現をしていくということでございます。
【次の発言】 まず、民主党政権になって、先ほども申し上げましたけれども、天下りのあっせんをやめたんです、年二千五百人。これは、率直に申し上げて、民主党政権でなければできなかったことだというふうに思っています。そして、いわゆるわたり、こういうものも今や存在しないというふうに申し上げてもい……
○玄葉国務大臣 国家戦略担当大臣及び「新しい公共」を担当する内閣府特命担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。 国家戦略室は、国の重要政策の司令塔として、税財政の骨格、経済運営の基本方針、その他総理大臣が特に命じた内閣の重要政策に関する基本的な方針の企画及び立案並びに総合調整の機能を担うこととされております。 例えば、新成長戦略について、新成長戦略実現会議を司令塔として、民間の知恵も活用しつつ、政治主導でその着実な実現を図ってまいります。特に、EPAを戦略的に推進するため、関係大臣と協力し、基本方針の取りまとめに向けた総合調整を行うほか、地球温暖化対策にかかわる総合調整に関する事務等……
○玄葉国務大臣 森山委員から、よい指摘というか御質問があったと思います。 これからの新しい社会をあらわす一つの言葉としての新しい公共。私も、この新しい公共という言葉は鳩山前総理がある意味提唱されたというところがありますけれども、これは民主主義を新しくつくり直すくらいの大きな概念ではないかというふうに考えています。 つまりは、先ほど寺子屋という話が委員からありました。寺子屋というのは、恐らく、今の小学校とか中学校の数の間くらいあったんですってね、あの江戸時代の人口で。しかし、それは藩のお金でつくったわけじゃない。それぞれの地域の皆さんが、ある意味、篤志家がお金を出し、つくられた。しかし、明治……
○玄葉国務大臣 今の長島委員の御質問の趣旨は、特に、参議院選マニフェストで見直した部分と衆議院選挙のマニフェストはどういう関係になるのかということも含めてだと思うんですね。 一言で申し上げれば、参議院選挙のマニフェストは見直しを一部いたしました、つまりは衆議院選挙のマニフェストについて。ですから、参議院選挙のマニフェストでは、すべて実は網羅的には書いてございません。つまりは、参議院選挙のマニフェストは、見直しをする部分と強調する部分だけを書いたのが参議院選マニフェストでございますので、一言で申し上げれば、参議院選挙のマニフェスト以外は衆議院選挙のマニフェストを、今官房長官がおっしゃったように……
○玄葉国務大臣 城島委員の御質問でありますけれども、確かに、シンクタンク機能に特化すべきではないか、こういう議論が国家戦略室についてはありましたけれども、ただいまは、総理から指示がございまして、大きく分けると二つございます。一つは、総理の知恵袋、シンクタンク機能になってくれということが一つ。もう一つは、重要政策の企画立案と総合調整をしてほしいと。 重要政策とは何かということになりますけれども、一つは予算編成。これは、官房長官と財務大臣と力を合わせて企画立案、総合調整をしてほしい、あるいは税、財政、経済、特に中長期の部分について責任を担ってほしいということであります。 それ以外にも、いわゆる……
○玄葉国務大臣 石井政調会長から、マニフェストの扱いについて厳しい問いがございます。 総理そして野田大臣とも、〇九年のマニフェストをできる限り誠実に実行する、こういう答弁でございます。そういう思いは私にもありますが、ただ、石井政調会長、これは一緒に考えていただきたいというか、あわせて申し上げたいことがあるのは、先ほど御指摘がありましたように、参議院選挙での我々のマニフェストの扱いということなんですね。 つまり、おっしゃったとおり、一つは、税収が四十六兆入るという前提でのマニフェストが〇九年のマニフェストでした。しかし、実際は三十七兆しか入らなかった。そして同時に、おっしゃるとおり、財源の問……
○玄葉国務大臣 田村委員おっしゃったとおり、新成長戦略では、今お示しになられたジョブカード、今三十一万人、いずれ三百万人にというふうに書いてあるのは間違いのないところであります。 蓮舫大臣のもとで事業仕分けが行われましたけれども、これについては、率直に申し上げて、結果を正式にまだ報告を聞いておりませんけれども、私の見るところ、政策目的そのものは否定をしていないのではないか。つまり、使い方が適切ではないということなのではないかというふうに想像を今しているところでありまして、仮にそういうことであれば、幾ばくかの見直しを行うことは当然やぶさかではない、そう思っております。
○玄葉国務大臣 田中委員から大変鋭い御指摘をいただいたというふうに思いました。 つまりは、TPPについては、今回は交渉参加前の協議なんですね。しかし、今回の基本方針の実は極めて大切なポイントは、おっしゃったとおり、バイラテラル、二国間のEPAについて、その締結を加速化させる、その交渉を加速化させる、ペルー、豪州、あるいは日韓、これが実は最大のポイントと言っても過言ではない。 だからこそ農業構造改革本部を、菅総理が議長、そして鹿野大臣、私が副議長でつくるということになったということでございまして、それらの財源も含めてこれから検討していきますが、当然、一定の財源はかかるものと私も考えております……
○玄葉国務大臣 まず、菅総理の所信表明、参加の検討、こういうふうに確かにおっしゃいました。
ただ、参加するに当たっては、まず検討があって、その上で協議があって、そして本格交渉があって、そして参加に至るというふうに思っていまして、そういう意味では、これから協議に入るということでございます。つまりは検討から協議に入る。
では、その協議、あるいは情報収集というのは一体何なんだというお尋ねだと思いますけれども……(赤澤委員「尋ねていません、済みませんが。撤回したのかと聞いているんです」と呼ぶ)それは、こちらから御説明いたしますと……
【次の発言】 ですから、検討から協議に入っている、そういうことで……
○玄葉国務大臣 取りまとめ責任者として申し上げたいと思いますけれども、結論から申し上げれば、食料自給率の目標というのは、かなりこれはハードル高いんですけれども、目標として掲げ続けたいというふうに思っております。 いつも申し上げますが、農業、農村の持続可能性は日本の懐の深さだというふうに思っております。今、御存じのように、二百六十万人の農業従事者、私が国会に出たころの半分です。農業所得はピーク時の半分です。これからどうするかということで、十年後、このままいったら恐らく百万人減るのではないか。 しかし一方、よく総理がおっしゃいますけれども、例えば十倍の面積で十万人の若者が農業に参入をしていくた……
○玄葉国務大臣 科学技術政策を担当する内閣府特命担当大臣及び宇宙開発担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 初めに、このたびの東日本大震災でお亡くなりになられた方々とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表しますとともに、また、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。 特に、私も、また平野副大臣も被災地の出身でございます。被災者の皆様の悲しみ、苦しみ、そして怒りを全身で受けとめながら、その職務を全うしているところでございます。 科学技術政策担当大臣といたしましては、この事態を乗り越え、我が国が復興し、以前にも増して飛躍をするために、科学技術の成果を十分に活用するとともに、さらに新……
○玄葉国務大臣 平委員のこれまでのプラントの問題あるいは原発の被災者についてのさまざまな御指摘、特にプラントの問題は、専門的な議論を極めて論理的にわかりやすく御指摘をいただいて、お世辞じゃなく本当に、さすが平さんだなと思いながら聞いておりました。 私も災対本部に出させていただいて、班目委員長も恐らく御記憶だと思いますけれども、最初に指摘をさせてもらったのは、複数の選択肢を持って臨んでほしいと。電源喪失の事態だったあの晩でありますけれども、大事なことは、常に複数の選択肢を持って対策に臨む。そしてあとは、私が気をつけたのは、専門家じゃありませんから、私は余り中途半端な口出しを逆にしないで、総力戦……
○玄葉国務大臣 河井委員には、まさに原爆の経験を踏まえたさまざまな提言をいただいて、大変ありがたく思いますし、私自身も、やや私ごとですが、愛する県民の皆さんのことでございますから、今の話を突き刺さる言葉のように聞いたのは、私の今の率直な思いでございます。 この健康被害からどうやって住民の皆さんを守るのかということに関して、何で進まないんだろうということを、私自身も実は関係者の皆さんに尋ねたりしているというのが率直なところでございます。 県の方で、今、中心になってやりたいので、経産と文科と厚労とチームでやらせていただきたい、原発の被災者支援チームの医療班も加味してやらせていただきたいというこ……
○玄葉国務大臣 田村委員がおっしゃっていただきましたけれども、子ども手当は三党で合意したものでございます。 これに至るまでは、きょう御出席の坂口先生、そして鴨下先生、我が党は城島政調会長代理が精力的に、まさに先ほど田村委員がおっしゃっていただいたように、子供に関する政策をいつまでも、いわば政争の具のような扱いに国民から見られるようなまねをしていてはいけないということで、それぞれがある意味妥協するような形で今回の合意がなされた。最後の詰めは、おっしゃるとおり、私が入って、三党の政調会長で行ったものでございます。 そして、そのビラにつきましては、本当のことを言えば、私は全くわからなかったです。……
○玄葉国務大臣 去る二月二十日のテレビ番組での私の発言についてでございますけれども、自民党の石破政調会長から、公債特例法案が通らないと大変なことになってしまうというお話をなさいますが、そんなことにはなりません、ならないことは政府の方々はよく御存じなはずであって、それは、短期の借り入れを回すこと、あるいは税収、それで回っていくはずなのですというお話がございまして、それに対して私から、この公債特例法案が通らないと、例えば株価はどうなるのだろうかとか、長期金利がどうなるのだろうかとか、そういったマーケットの心配というのは、私自身、しているのが事実です、確かに六月とかそういったところまでは既にある税収……
○玄葉国務大臣 近藤委員から常にビジョンの提言を今いただいている最中でありますけれども、三・一一以降、国家戦略の再設計、再強化をしたい、そう考えておりました。 先般、政策推進指針というものを閣議決定したところでございます。その中で、成長戦略については質的転換を図りたい、その中心は革新的エネルギー戦略というものになろうかと思います。 ただいまお話のあった、いわゆる東日本の復興を日本の再生の先駆例、先駆的地域社会というものを想定して進めていくべきだという話は、全くそのとおりでございます。特区もそのとおりでしょう。あるいは特区を含めた、あるいは特区を超えた地域振興法も具体策を検討する必要があるの……
○玄葉国務大臣 国家戦略担当大臣及び「新しい公共」を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 国家戦略室は、国の重要政策の司令塔として、税財政の骨格、経済運営の基本方針、その他総理大臣が特に命じた内閣の重要政策に関する基本的な方針の企画及び立案並びに総合調整の機能を担うこととされております。 新成長戦略について、新成長戦略実現会議を司令塔として、官民学労の知見を取り入れ、政治主導でその着実な実現を図ってまいります。また、高いレベルの包括的経済連携の推進に取り組むとともに、食と農林漁業の再生について、関係大臣と協力し、基本方針及び行動計画の取りまとめに向けた総合調整を行う……
○玄葉国務大臣 今の長島委員の質問は、特にデメリットの方についてどのくらいお示しをするのか、こういうお話だというふうに思います。想定されるデメリットも当然示さなきゃいけないというふうに思います。 ただ、これは、残念ながら交渉に参加していないものですから、交渉の結果、例えば農産物あるいは関税の問題であれば、場合によっては、除外とか例外というのはあり得るわけですよね。あるいは、例外の場合も、例えば十年にするのかとか十五年にということを考えるのかとかいろいろあるものですから、なかなか、明示的にお示しすることができるかという問題はあろうかというふうに思います。 ただ、交渉に入るかどうかの判断前であ……
○玄葉国務大臣 今、平委員がおっしゃいましたけれども、まさに事態はいまだ進行中でありますが、これだけの事態が起きたわけでありますから、我々は、まずは歳出の見直しということについて柔軟性を持って対応していかなければならないというのが基本原則だと思っております。 したがって、事業仕分けも大事だし、また今回も、具体的に第一次補正予算案の編成に当たって、例えば、私たちが提案をしていた子ども手当の上積み分の見直しであるとか高速道路の無料化社会実験の一時凍結であるとか、あるいはマニフェスト関連以外でも、先ほど話が一部出ておりましたが、エネ特などからも歳出見直しによって財源を捻出するとか、そういった提案を……
○玄葉国務大臣 まず、復興財源につきましては、残念ながらまだ、どのくらいの規模になるかというのは見通しはつきにくいと思います。それは、つまりは原発事故の影響がまだ見通せないということに尽きるのではないかと思います。 いずれにしても、財源が必要になるということでありますけれども、まずは、おっしゃったとおり、歳出の見直しというものが必要になる。 ただ、我々が掲げたマニフェストは、今でも掲げた理念は正しいというふうに私は思っております。ただ、これだけの人類史上初めての事態を受けて、柔軟性を持って対応せざるを得ないということです。加えて、先般も御質問がございましたけれども、事業仕分けあるいは特会な……
○玄葉国務大臣 衆議院議員岸本周平君外四名より御提案の特定非営利活動促進法の一部を改正する法律案につきましては、政府としては異存はございません。 議案提案者を初め御尽力をされた議員の皆様に心から敬意を表したいと思います。 以上です。
○玄葉国務大臣 国家戦略担当大臣と同時に、実は科学技術政策の総合調整をさせていただく担当もしているところでございます。 まさに本日、総合科学技術会議を開きまして、第四期の科学技術計画の見直しについて総理と関係閣僚に意見具申をさせていただいたところでございます。 同時に、毎年毎年、科学技術の予算をどう使うかということについて、概算要求前に、こういう方向で使うようにという、いわば重点化の方針を、実は民主党政権になってから、ここにいらっしゃる津村さんなども中心になったんですけれども、事前に示すということで、実はきょうお示しをした、こういう状況にございます。 今のリニアコライダー、ILC、まさに……
○玄葉国務大臣 今、石破政調会長が、参議院選挙後、何をやっていたのか、こういう問い合わせだと思いますけれども、藤井調査会をつくりまして、社会保障と税について議論を重ねてまいりました。それについては一定の中間整理がなされております。さらに申し上げれば、民主党の考え方はもともとないのか、こういう議論がございましたけれども、例えば年金については〇九年のマニフェストで一定のお約束はしております。つまりは、最低保障年金は税でやるけれども、基本的には所得比例年金、これは保険料をベースでやりますよ、こういうベースがございます。 ただ、先ほど来から議論を聞いていまして、少しかみ合わないのは、民主党の考え方あ……
○玄葉国務大臣 委員長おっしゃるとおり、TPPについては、まだどうなるかというのは定かでありません。同時に、私たちは、六月に、総理としてTPPに対して交渉に参加するかどうかを判断するという段階でございます。 その上で、昨年十一月に包括的経済連携に関する基本方針を打ち立てて、私たちは、確かにハイレベルの二国間の経済連携を進めるということは決意をしたところでございます。したがって、新たな開国、このことを奇貨として、農業の再生を目指すという立場でございます。もともと農業の問題については、この経済連携があるなしにかかわらず、どうするのかというのはそもそも待ったなしではないかというふうに思います。 ……
○玄葉国務大臣 社会保障と税の一体改革に限らずそうなんですけれども、ねじれ国会、これは、国民の皆さんが、与野党でよく話し合ってよりよい結論を導いてほしい、こういうことなんだと思います。 その上で、今、大串さんがおっしゃったこの社会保障、少子高齢化社会が世界に先駆けてやってきたこの日本で、抜本的にどうやって持続可能なものにするのか、社会保障制度を維持するのか、機能を強化するのか、その財源をどこに求めるのかというのは、もう言うまでもないことですけれども、国家の最重要テーマでございますから、与野党合意、国民的な合意を得たいと。 ただ、これまで予算委員会、お聞きをしておりますと、まず民主党の案をで……
○玄葉国務大臣 石田先生がおっしゃるとおり、結論を申し上げれば、まだ結論を出しておりません。
結論というのは、参加するかどうか、つまり交渉に参加するかどうかの結論を出していないということでありまして、現在、情報収集そして協議をしております。その情報を多角的に分析、検討している段階で、国民の皆様の理解の深まりぐあいとかそういったことも総合的に勘案しながら、交渉に参加するかどうかを判断する、こういう状況でございます。
【次の発言】 補足をさせていただきますけれども、まさに農林水産省試算は農林水産省独自に行った試算である。一方、GTAPモデルを使って、例えば内閣府なども試算をしている。したがって、……
○玄葉国務大臣 マニフェストにつきましては、まずは、衆議院任期の折り返し地点がことしの九月に参ります。したがって、すべてにおける検証が必要だということでございます。
同時に、社会保障分野につきましては与野党協議を呼びかけているわけでありますので、これらについては、特に社会保障分野は四月までに見直し作業を党の方で基本的には終えたい、そういう基本的な考え方、スケジュールで進んでいるところでございます。
【次の発言】 小川さんがおっしゃることはよくわかりますし、そのとおりだというふうに思います。
したがって、マニフェストについてしっかり検証して、見直すべき点についてはしっかりと説明をしていく。し……
○玄葉国務大臣 結論から申し上げれば、一元化という議論はあきらめておりませんし、生きております。 それは、今働き方が多様化をしています。非正規労働もふえています。雇用も流動化をしています。したがって、この一元化という考え方は非常に大切な考え方だと。ただ、御存じのように時間がかかるし、ある意味ハードルが高いのも事実でございます。したがって、民主党の考え方を今後ベースにしながらも、さまざまな選択肢をこの社会保障制度の検討についてはしっかり考えていきたい、そう考えております。
○玄葉国務大臣 ただいま佐々木委員から、実態を踏まえた味わい深い質問を、あるいは御提言をいただいたというふうに思っております。 私も、自分の選挙区も、市町村合併しても二十市町村あるというような地域をくまなく歩いて十七、八年選挙をしておりますので、十二分に事情は承知をしているつもりでございます。 一言で言えば、農村の豊かさは日本の懐の深さだというふうに私自身は思っております。一方、アジア三十五億人、アジア太平洋四十億人の内需を、日本人の特性、あるいは、日本人のというよりも日本という地理的な特性を踏まえると、しっかり取り込んでいくということも国家戦略として間違いなく必要であるし、私たちは通商国……
○玄葉国務大臣 これは、富田先生いろいろ御指摘をされておられましたが、正式にそれぞれの担当者が整理をさせていただいた結果が、きょう理事会に小宮山副大臣から出させていただいたペーパーということでございますので。 最終的に、子ども手当の趣旨というのは、子供の育ちを支援するという面でやはり児童手当と共通する面があるし、同時に家庭に対する現金給付施策であるということで、今まではどちらかというと、違うという側面を強調し過ぎていたということなんだと思います、これはもう正直に申し上げて。そこを、現実に制度設計するときには児童手当を活用しているのもこれまたファクトとしてあるわけでありますので、ですから、こう……
○玄葉国務大臣 町村先生御指摘の社民党さんとの協議でございますが、社民党さんの方で予算案並びに予算案の関連法案について民主党と協議を行うという方針が出されたということでお会いをしたことは事実でございます。
現在、入り口の段階でございますけれども、ただいま御指摘の要請というか問題意識については私のところに伝えられたところでございますけれども、普天間関連予算については、私としてはかなりハードルが高いというふうに考えております。
【次の発言】 赤澤委員御承知のとおり、昨年十一月に包括的経済連携の基本方針というのが決まったわけです。
今お尋ねは、ハイレベルEPAではなくてTPPだということでござい……
○玄葉国務大臣 金田委員から多岐にわたる御指摘をいただいたところでございます。 先ほど財務大臣からお話をいただきましたように、恒久財源見合いでマニフェストを実施している。三・六兆という話がありましたが、主要事項以外を含めると三・九兆出したかというふうに思います。 同時に、あのマニフェストを私も政調会長になってよく今分析しておりますけれども、埋蔵金等についても、毎年五兆円出すと確かに言っているんですね。実は二年間で、特例法以外で、いわゆる自然体の上乗せ部分、特例法で九兆出しています。でも、その部分は、先ほど御指摘があったように、例えば社会保障の自然増とか等々に充てているものですから、そういっ……
○玄葉国務大臣 たしか日曜日のテレビでの私の発言だと思いますけれども、年度内成立にこだわらないということを申し上げたわけではございません。四月になったら長期金利あるいは株価などのマーケットが心配であるということを申し上げたわけでございまして、きのう、財務金融委員会でその真意を申し上げ、予断を与えたということで、おわびを申し上げた次第でございます。一刻も早い年度内成立を特例公債法案についてお願いをしたいというふうに思います。
【次の発言】 自民党の石破政調会長から、テレビの討論において、いわゆるつなぎなどでしばらくもちますよねというお話を受けて申し上げたわけでございまして、誤解を与えたとすれば、……
○玄葉国務大臣 遠藤委員からの御指摘は、二月二十日のテレビ番組での発言でありますけれども、正確に申し上げたいと思います。 自民党の石破政調会長から、読みます、特例公債法案が通らないと大変なことになってしまうというお話をなさいますが、そんなことにはなりません、ならないことは政府の方々はよく御存じなはずであって、それは短期の借り入れを回すこと、あるいは税収、それで回っていくはずなのですという発言があったんですね。 それに対して私から、この特例公債法案が通らないと、例えば株価はどうなるのだろうかとか、長期金利がどうなるのだろうかとか、そういったマーケットの心配というのは私自身しているのが事実です……
○玄葉国務大臣 部門の方に相談があったかどうかは調べないとわかりませんけれども、少なくとも私には事前にございません。
【次の発言】 TPPというのは、実は吉井委員は御存じでお話をされていると思いますけれども、そもそも……(吉井委員「いや、書いてあったかと聞いているんです」と呼ぶ)マニフェストには書いていません。なぜかといえば、それは二〇〇九年、政権交代以降出てきた課題であるから、当然そういうふうになります。
【次の発言】 今の御質問は直接的な通告がなかったので、若干推測があったら申しわけないんですけれども、恐らく、「締結」というのを「交渉を促進し、」に変えたのではないかと。ただ、「その際、食の……
○玄葉国務大臣 安住国対委員長がおっしゃいますように、私は福島県の出身でございます。したがって、被災地の皆さんの悲しみ、苦しみ、怒り、全身で受けとめております。特に、今おっしゃっていただいた原発問題では、恐怖、緊張、ストレス、不安、これは言葉では表現できないほどのものであることを身にしみて感じております。 先ほどもお話がありましたが、大切なことは、国が最終的に責任を持つ、そして、既存の制度、枠を超えて前代未聞の事態に前代未聞の対応をしっかりやる。 こういった事態の中で福島県民の皆さんは秩序を持って冷静に対応されていることを心から誇りに感じております。必ず福島県民を守って、そして必ず福島県を……
○玄葉国務大臣 開国という基本方針は変えておりません。 それと、今、塩崎元官房長官のお尋ねは、ちょっと通告があれば、党内で国際会計基準について具体的にどういう議論が行われたということは申し上げることはできるんですけれども……(塩崎委員「いやいや、してあるじゃないですか。してありますよ」と呼ぶ)それは、私に対して党内でどういう議論があったかということで御通告いただければよかったんですけれども、現実に調べないと、国際会計基準について党内でどういう議論があったかは正確に申し上げることはできませんので、その点は調べさせていただきたいというふうに思います。
○玄葉国務大臣 ただいま近藤委員が、原子力の位置づけ、こういう問いでございますけれども、私は、一言で申し上げて、減原発という言葉を使っております。これは、もう政府内でもほぼコンセンサスだというふうに申し上げてよいのではないか。今総理がおっしゃったように、原子力の依存度を下げていく、これはコンセンサスではないか。 ただ、最終的にゼロにするかどうかというのは、核燃サイクルも含めてさまざまな議論が必要ですから、これはしっかりと政府の中で十分時間をかけて検討する必要性があるのではないかというふうに考えております。 中長期の方向は、先ほど海江田大臣もおっしゃっていました、あるいは近藤委員もみずから指……
○玄葉国務大臣 ただいまおっしゃった外交文書の公開につきましては、今御自分でもおっしゃっていただきましたが、岡田外務大臣時代に、三十年以上経過した文書について、公開すべき文書について公開をするということを決めたもの、そして、既に約一千五百冊以上の文書が公開をされているというふうに聞きました。 きのう、私、国連の一連の会議から帰ってきまして、最近進んでいない、そういう話について聞きましたので、どうしてかという話を問うたところ、いろいろなテクニカルな話を言っていました。それは、三・一一の問題あるいはマイクロフィルムの問題、さまざま言っておりましたけれども、私の方からけさ、この問題について、作業を……
○玄葉国務大臣 今、沖縄になぜ海兵隊が必要なのかという御質問でございます。 私たちの日本を取り巻く安保環境は、一言で言えば、厳しさを増しているというふうに思います。その上で、我が国の自衛力だけでありとあらゆる事態に対応できるかというと、残念ながらできない、したがって日米同盟を結んでいる。前方展開能力が必要だ、抑止力が必要である、その抑止力を現時点の安保環境の中で低下させるわけにはいかないということだと思います。 そして、沖縄でありますけれども、一つは、やはりその地政学的な位置というのが大きいと思います。つまり、どこよりも東アジアのそれぞれの地域にほぼ等しく近いということがあると思います。同……
○玄葉国務大臣 外務大臣に就任いたしました玄葉光一郎でございます。 衆議院安全保障委員会の開催に当たりまして、委員各位に謹んでごあいさつを申し上げ、安全保障政策について所信を申し述べたいと思います。 初めに、外務大臣として、我が国の安全保障に臨む基本的な考え方について申し述べます。 外交の目的は、国民の生命財産の保護、経済的繁栄を図り、我が国の国益を最大化することであります。日本外交の責任者として、このような認識を常に肝に銘じつつ、職務に邁進する所存です。 我が国周辺地域における安全保障環境は厳しさを増しています。 北朝鮮によるウラン濃縮活動を含む核・ミサイル開発の継続は、六者会合共……
○玄葉国務大臣 沖縄及びパネッタ長官との会談についての問いだというふうに思います。 パネッタ長官との会談は、やはり厳しい安保環境を踏まえて、残念ながら、ありとあらゆる事態に我が国の自衛隊のみで対処できるという状況にないわけでありますから、日米同盟、その在日米軍のプレゼンスというものの重要性というものをしっかりと確認しなきゃいけない。 同時に、沖縄については、私もかつて外務部会長を三年くらいやっていたときがありましたけれども、そのときに頻繁に沖縄を訪問しましたが、改めて、外務大臣になって先般伺ったときの状況を率直にパネッタ長官にもお伝えしようというふうに思っています。同時に、沖縄の負担軽減に……
○玄葉国務大臣 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、謹んでごあいさつを申し上げます。 まず、沖縄に関する事項について述べます。 日米同盟は我が国の外交、安全保障の基軸であり、特に、日米安保体制はその中核をなしております。アジア太平洋地域には依然として不安定、不確実な要素が存在をしており、在沖縄米軍を含む在日米軍は、我が国の安全を確保する上で重要な役割を果たしています。 普天間飛行場の移設問題を含む在日米軍の再編については、昨年五月及び本年六月の日米合意に従って進めていく方針に変わりはありません。同時に、沖縄に集中した負担の軽減についても引き続き最大限の努力を傾け、沖縄の皆様……
○玄葉国務大臣 ただいま委員が、これまでの北方領土問題に関する歴史について一定程度触れられたわけであります。私自身も、外務大臣に就任をしてから、改めてこの間の交渉記録というのを勉強し直したところでございます。 言うまでもないことでございますけれども、北方領土は我が国固有の領土であります。しかし、現在、法的根拠なき占拠が続いているということでありまして、まことに遺憾なことであります。 そして、これまでのロシア側の立場については、北方四島を占拠した後に、領土問題が存在しないという立場をとった時期もございます。しかし同時に、先ほど来からいろいろ御紹介がございましたように、四島の帰属の問題を解決す……
○玄葉国務大臣 衆議院海賊・テロ特別委員会の開催に当たり、委員各位にごあいさつを申し上げ、海賊対策及び国際テロ対策に関する政策について、所信を申し述べたいと思います。 我が国にとって、海上航行の安全確保は極めて重要な課題です。ソマリア沖の海賊事案は、ことしも昨年を上回る件数の被害が発生しています。また、その活動もインド洋西部全体に拡大するなど、我が国だけでなく国際社会にとって引き続き大きな脅威となっています。 自衛隊及び海上保安庁による海賊対処行動は、日本国民の生命及び財産の保護、海上輸送の安全確保の観点から、今後とも継続していくことが必要です。こうした活動は、我が国の海運関係者及び各国か……
○玄葉国務大臣 外務委員会の開催に当たりまして、ごあいさつを申し上げるとともに、所信を申し上げたいと思います。 私は、外交の目的は国益を最大化するということであると考えます。そのためには、第一に我が国及び日本国民の安全を確保し、第二に我が国の成長を実現し、第三に国際社会の平和と繁栄に貢献することが必要です。 まず、当面優先的に取り組まなければならないのは、東日本大震災からの復興のための外交であります。 震災に際して、途上国を含む多くの国々から温かい支援をいただきました。これは、これまで我が国が国際社会の平和と発展のため努力してきた結果でもございます。 私は、就任直後より、国連総会出席、……
○玄葉国務大臣 今、河井委員がおっしゃいましたように、この普天間移設の問題というのは、率直に申し上げると、総選挙のときに最低でも県外と言ったことが、やはりこの普天間問題について非常に問題を複雑化させたというのは率直なところではないかというふうに考えております。 私も、河井委員のように、かつて外務委員会の野党の筆頭理事を三年くらいやっていましたので、沖縄に、特にそのときに頻繁に伺いました。今回は、外務大臣になって初めてお伺いをして、改めて歴史の重みというものをみずからにたたき込むということをしながら、私たちの政府の立場というものを説明させていただいた。 もっと言えば、二つのおわびもいたしまし……
○玄葉国務大臣 今回の沖縄の防衛局長の発言、言語道断の発言であります。それを受けて、おっしゃるとおり、沖縄をめぐる状況というのは厳しさを増したというふうに思います。また同時に、今回のことは、沖縄に関連する閣僚の一人として、私からも県民の皆様に心からおわびを申し上げたいというふうに考えております。 その上で、ただいまの話でありますが、先ほども申し上げましたように、厳しさを増した、同時に、きのう、官房長官も、また防衛大臣も、影響評価書の問題についての見解を変えていないという状況でございます。あくまで、準備を進めているということについては、準備は準備として進めさせていただきたいということでございま……
○玄葉国務大臣 ただいま御質問がございましたように、残念ながら、三・一一の事故が起きたわけであります。この事故に関して、まさにこの経験と教訓を世界全体で共有する、その責務が日本自身にそもそもあるということだろうとまず大前提で思います。そのために、相手国が希望する場合には協力をしていく、そういう基本的な意義というのはやはりあるんだろうと思います。 今お尋ねの話は、協定そのものについて独立した諮問機関でもう一回考えてもらったらどうか、こういう一つの御提案だと思います。 秋葉委員が指摘をされたように、外務省とか経産省だけでこれまで判断をしてきているというよりは、原子力委員会だとか、あるいは知見を……
○玄葉国務大臣 本当に小川さんとは国会に出馬をされるときからの強い縁があって、こうして外務委員会でやりとりができることを大変うれしく思います。 その上で、今の御質疑でありますけれども、私は外務大臣になったときに、余りこれまで使ってきた表現ではないんですけれども、大言壮語するよりも実のある外交をしたいというふうに胸に秘めながら行ってまいりました。 同時に、内向き思考にどうしても今の日本はなりがちでありますので、その内向き思考から私の在任中に脱却できるというような状況をつくりたいと。例えば、具体的に言うと、これからでありますけれどもODA予算の反転とか、そういったことも含めて、胸に秘めながらや……
○玄葉国務大臣 衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。 北朝鮮は、昨年三月に韓国哨戒艦沈没事件を引き起こし、同年十一月には、二〇〇五年九月の六者会合共同声明や国連安保理決議に違反をするウラン濃縮計画の存在を公表し、さらに韓国・延坪島を砲撃いたしました。北朝鮮の動向は我が国を含む地域全体にとって重大な不安定要因であり、朝鮮半島情勢については依然として予断を許しません。 最近になって、国際社会では、北朝鮮との対話に向けた動きも見られています。本年七月以降、南北対話及び米朝対話が実施されました。 これらの南北対話や米朝対話は、対話を通じた……
○玄葉国務大臣 竹本委員から、情報を把握しているかというお話でございます。 これは、当然、次の日に韓国の武藤大使に行ってもらいました。つまりは十一日の日に行ってもらって、しっかりとヒアリングをしたという状況でございます。当然、私自身もその公電についてすべて読んでおります。 ただ、これは御案内だと思いますけれども、朴議員さんがホームページで公表している部分はあるんですけれども、それ以上のことは外に言わないでくれというお話がございまして、したがって、それ以上のことは、今後のこともありますので、なかなか申し上げにくいということは御理解をいただきたい。 情報としては十分に把握をしているということ……
○玄葉国務大臣 今の坂本委員の、サッカーの試合で、ある意味何が起きたのかということでございます。それで、サポーターの口が重いということでありますが、やはり、残念なことも含めてさまざまなことがあったと私自身は承知をしているところでございます。 それで、今、日本サッカー協会から北朝鮮サッカー協会に対して、問題点の指摘を書面で行っているところでございます。それは、今坂本委員が指摘をされた、例えば試合後のチームバスへの投石もございます。さらには、非常に残念な行為だと思いますが、国歌へのブーイング、あるいは日本代表チームの、例えば持ち込み禁止物の問題とか、空港手続の所要時間の話であるとか、ホテルでの食……
○玄葉国務大臣 今おっしゃったこと、いろいろな御提案がありました。一つの進め方であり、考え方なんだろうと思います。 日米合意自体が、まさに、嘉手納以南の土地の返還、あるいはグアムへの移転の問題がパッケージになっている。現時点で日米合意を着実に進展させていく、本当に心苦しいわけでありますけれども、沖縄の皆様、まさに日本全体で負わなければならない御負担、〇・六%の土地に七四%の米軍専用基地が集中している、こういう現状の中で、まことに心苦しいのですけれども、理解を得ていく、そういう方針で、現在のところ、一つ一つ積み重ねていきたい。 同時に、可能な限りにおいて、今おっしゃったことと若干関連するかも……
○玄葉国務大臣 私の答弁であります。
私としては、まさにそういった発言、民主党全体として、また私として、あわせて責任を持たなきゃいけない、そういう思いの中で、沖縄の皆さんに、期待値を高めて、結果として回帰したということに対して謝りたい、そういう思いでございます。
【次の発言】 これは、きのうも下地委員からお話があった部分とも関連をするわけでありますけれども、当時、岡田外務大臣でございましたけれども、鳩山内閣のときの五月の合意は十八年と部分的に違いますので、そういう意味で、鳩山内閣の五月の日米合意、そして菅内閣のときの六月の日米合意、これを引き継いでいるということでございます。
○玄葉国務大臣 今、笠井委員が、P4協定を引き継ぐからという話で、いわば関税の原則撤廃、そして他のルールをもっと緩めるという話がありました。
確かに、TPPというのはより高い水準の自由化というものを目指すという意味では、ある意味そのとおりだというふうに思います。
【次の発言】 できるだけ端的に御説明いたしますが、その前に一言、二言。
先ほどの関税の話でありますが、申し上げたとおり、原則関税撤廃なんですが、長期的かつ段階的撤廃を主張する国が多い、また同時に、中には除外を求める意見も出ていて、まとまっていないというのが現状だということを事実関係として申し上げたいと思います。
それと、カナダの……
○玄葉国務大臣 ただいま紹介された話は、一〇〇%事実無根でございます。そこに同席をされていた方々が全員御存じでございまして、当然ながら、問い合わせが来ましたのでそういう回答をいたしましたが、記事にしたということで、特に領土にかかわる話は許しがたいというふうに考えておりまして、強い抗議をしたいというふうに思っていますし、場合によっては法的措置も考えたい、こう考えております。
【次の発言】 ただいま沖縄の施設・区域の形成過程という問いが赤嶺委員からございましたけれども、おっしゃるとおり、嘉手納とかあるいは読谷補助飛行場などは旧日本軍の飛行場を引き継ぐという形だったと思いますけれども、焦点になってい……
○玄葉国務大臣 全力を尽くして、そしてまた、あのときも申し上げたと思いますが、死力を尽くしてこの問題に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
○玄葉国務大臣 衆議院安全保障委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、安全保障政策について、所信を申し述べます。 我が国の安全と繁栄を維持し、国民の生命と財産を守ることは、政府の最も重要な責務であります。 私は外務大臣として、我が国自身による安全保障面での努力はもとより、アジア太平洋地域に存在するリスクを最小化し、成長の機会を最大化させるため、全力を尽くす所存です。 我が国を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しています。北朝鮮は、ウラン濃縮活動を含む核、弾道ミサイル開発を継続しており、拉致問題についても依然として進展がありません。金正日国防委員長の死去を受けた新しい事態にも適切に……
○玄葉国務大臣 ただいまの御指摘につきましては、私ももう少し配慮すべきであったというふうに考えているところでございます。
十二日の日に、実は外務省主催で復興レセプションを開催させていただいて、駐日の台北経済文化代表事務所関係者の方もいらっしゃっていただいたんですね。そのときに、私からも直接謝意を申し上げたということでございます。
あわせて申し上げると、新聞広告あるいはテレビCMなどで、台湾の方々に、今回の三・一一に対する謝意を、直接国民の皆様に訴える、感謝を申し上げるということをさせていただいているということでございます。
【次の発言】 今、木村委員から最後にTPPの話がありましたが、TP……
○玄葉国務大臣 衆議院安全保障委員会の開催に当たり、四月十三日の北朝鮮による人工衛星と称するミサイルの発射に関して御報告いたします。 我が国を含む関係各国が北朝鮮に対し発射の自制を強く求めてきたにもかかわらず、今回、北朝鮮が発射を強行したことは、我が国を含む地域の平和と安定を損なう安全保障上の重大な挑発行為と言わざるを得ません。また、今回の発射は、弾道ミサイル技術を使用したいかなる発射も行わないことを北朝鮮に義務づけた国連安保理決議第一八七四号を初め、第一六九五号及び一七一八号といった累次の安保理決議に違反するものであり、日朝平壌宣言にも違反し、かつ、二〇〇五年九月の六者会合共同声明の趣旨に……
○玄葉国務大臣 ただいま渡辺委員から、例えば韓国、オーストラリア、あるいはインドなどとどういう形で協力していくのかという御質問がございました。確かに私は、このアジア太平洋を見たときに、まず成長センターである、だけれども安保環境は厳しさを増している、一言で言えば、こういう状況にあるというふうに思っています。 そのときに、まずは我が国自身が適切な形で防衛力の整備をやはりしっかりとしていくこと、そして、基軸である日米同盟というものを深化させていくこと。確かに、計画検討も、ミサイル防衛も、拡大抑止も、情報保全などもそうだと思います、RMCもそうだと思います。そういうことを行いながら、一種、ネットワー……
○玄葉国務大臣 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、所信を申し述べます。 まず、沖縄に関する事項について述べます。 日米同盟は我が国の外交、安全保障の基軸であり、特に、日米安保体制はその中核をなしています。アジア太平洋地域には依然として不安定、不確実な要素が存在しており、在沖縄米軍を含む在日米軍は、我が国に必要な抑止力の確保に不可欠な役割を担っています。 この抑止力を維持しつつ、沖縄の負担をできるだけ早期に軽減していくとの観点から、在沖縄海兵隊のグアム移転及びその結果生ずる嘉手納以南の土地の返還を普天間飛行場の移設の進展から切り離すことについて、……
○玄葉国務大臣 瑞慶覧委員が沖縄の新聞で紹介をされているこのモートン・ハルペリンさん、私も沖縄タイムスと琉球新報と毎日読んでおりますので、これは出た段階で読んでおります。ただ、ちなみに、残した方がいいでしょうと言っていると思いますけれども。ただ、私は、これは一私人としての発言でありますので、やはり政府としてコメントするということは差し控えたいというふうに思っています。 その上で、改めて申し上げることになりますけれども、米国は新しい国防戦略の指針に基づいていわゆる世界的な米軍の体制の見直しを行っているということでありますけれども、アジア太平洋全体を考えてグアムの拠点化ということもありますけれど……
○玄葉国務大臣 海兵隊、特に在沖縄海兵隊員の定員のお尋ねでありますけれども、おっしゃるとおり、〇六年のロードマップのときの在沖縄海兵隊の定員、これは約一万八千人である、うち八千人をグアムに移転する、こういう計画を定めたものであることは御存じのとおりでございます。 その後、昨年行われた日米間の議論の中で、在沖縄海兵隊の人数が約二万一千人になっている、そういう説明を受けたことがありますが、現在の定員数については、まさに今行われている日米協議の中で詳しく議論をしています。 実際は、御案内のとおり、定員、実員あって、その時々の状況でかなり変わりますよね。去年二万一千人、そういう説明を受けたことがあ……
○玄葉国務大臣 衆議院海賊・テロ特別委員会の開催に当たり、委員各位に御挨拶を申し上げ、海賊対策及び国際テロ対策に関する政策について、所信を申し述べたいと思います。 海洋国家である我が国にとって、海上航行の安全確保は極めて重要な課題です。ソマリア沖の海賊事案は、不安定なソマリア情勢や脆弱な周辺国の取り締まり能力、法執行能力の不備を背景に、依然として高い水準で発生しており、その活動もインド洋西部全体に拡大するなど、我が国だけでなく国際社会にとって引き続き大きな脅威となっています。 二〇〇九年から実施されている自衛隊及び海上保安庁による海賊対処行動は、日本国民の生命及び財産の保護、海上輸送の安全……
○玄葉国務大臣 外務委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、主な国際情勢について報告いたします。 北朝鮮については、私は、日中韓外相会議やG8外相会合等の機会を通じて、関係国とともに、北朝鮮が人工衛星と称するミサイルの発射を自制するよう強く求めてきました。しかるに、北朝鮮が発射を強行したことは、地域の平和と安定を損なう安全保障上の重大な挑発行為です。また、累次の安保理決議に違反し、対話を通じた問題解決に向けた動きにも逆行するものです。 このため、今回の発射は我が国として容認できるものではなく、北朝鮮に対して厳重に抗議し、遺憾の意を表明します。 発射後の対応においては、私の提案も……
○玄葉国務大臣 ただいま、内向き志向からの脱却、その象徴としてのODA予算の増額という問いをいただきましたけれども、まさにODAは日本の外交にとっては最重要ツールの一つであるということを、外相になって十カ月目くらいになるんですけれども、実感として感じることが多々ございます。 一つは、日本政府自身、これは先輩方でありますけれども、人間の安全保障という概念をつくり出して、今やこれは世界各国で用いられるようになってきています。こういった人間の安全保障、一人一人の尊厳を大切にする、まず、そういった観点からの日本からの援助に対して、日本への信頼というものが寄せられていることを感じますし、また、これから……
○玄葉国務大臣 安全か危険か、こういう質問でございますけれども、このオスプレー、MV22そしてCV22、よく事故率の議論などもございます。米軍がまさに兵士の命をそのMVに預けているということを踏まえたときに、私は、当然安全というのが前提になっているというふうに思っています。
ただ、安全性に対して、やはりモロッコの事件と、CVではありますけれどもフロリダの事件とがあって、懸念が広がっているということについて、我々として深刻に重く受けとめなければならないんだろうというふうに思っております。
【次の発言】 とすると、安全ということに対する定義の問題というのがあると思います。先ほど、事故率の話をしま……
○玄葉国務大臣 国際法の教授でもある浜本委員は、外交力強化に御理解をいただいて、まず感謝を申し上げたいと思います。 その上で、私も、就任してから改めて、この百五十という一つの目安を置きました。置いた上で、実館というより大使館の数をふやしていく、そのためにどうするかということを具体的に今検討させているところであります。 可能なのかどうかと問われれば、まさに党派を超えて、人員の拡充も含めたバックアップがこの問題については必要であるというふうに率直に思っております。 今、国連加盟国で百九十三、国家承認している国で百九十四、しかし実態は百三十四でございますので、あと十六ふやさないと一つの目安であ……
○玄葉国務大臣 おはようございます。 ただいま議題となりました欧州復興開発銀行を設立する協定の改正の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。 この改正は、平成二十三年九月に欧州復興開発銀行の総務会において承認されたものであります。 この改正は、欧州復興開発銀行の業務の地理的範囲を地中海の南部及び東部の諸国に拡大すること等について定めるものであります。 我が国がこの改正を受諾することは、民主化及び市場指向型経済への移行を進める地中海の南部及び東部の諸国に対する国際協力を一層推進するとの見地から有意義であると認められます。 よって、ここに、この改正の受諾につ……
○玄葉国務大臣 おはようございます。 ただいま大泉委員が、この知的財産権保護に関してはTRIPs協定というのがあるではないか、こういう御指摘でございます。 九五年に既に発効しているわけでありますけれども、この発効以降、デジタル技術の発展、また知的財産権侵害の新たな手法といったものが出現をしてきております。そういった中で、今、偽造品等の知的財産権を侵害する物品が拡散をし被害が増大しているという状況であります。 偽造品の被害というのは、甚大な経済的な損失をもたらすのみならず、消費者の安全の観点からも、やはり取り締まらなければならないというふうに思います。 そういう中で、十数年たつ中で、AC……
○玄葉国務大臣 おはようございます。 衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、北朝鮮をめぐる最近の状況に関して御報告いたします。 北朝鮮は、昨年十二月に金正日国防委員長の死去を発表して以来、新たな指導部の体制固めを続けており、金正恩氏が、四月に党第一書記及び国防委員会第一委員長の役職につき、先月には共和国元帥の称号を得たことが伝えられています。従来から、北朝鮮の動向は我が国を含む地域全体にとって深刻な不安定要因であり、朝鮮半島情勢については依然として予断を許しません。現下の新しい事態に対しても、適切に対応していく必要があります。 国際社会における北朝鮮との対話に向け……
○玄葉国務大臣 町村先生がおっしゃるところはよくわかります。内輪をきちっと固めなさいということだと思います。
それは、私自身も、県連、そして国会議員それぞれの方々に対して、自分なりにやっています。でも、残念ながら、まだ十分な結果が出ていないのは事実でございます。何とか説得をしていきたいと思っておりますし、また同時に、総理が沖縄に訪問される時期、そのための環境整備も私の方でしっかりやっていきたいというふうに思っています。
【次の発言】 おっしゃることはよくわかります。総理も含めて、実質的に関係閣僚がさまざまな今後の見通しも含めて緊密に連携をとり合っているというのが現状でございます。
おっしゃ……
○玄葉国務大臣 まず、このTPPは、マクロと、今おっしゃったようなミクロと、両方をしっかりと見ていかないと誤ってしまうということだと思います。きょうはとうとうと答弁をする時間がありませんから余り申し上げませんけれども、今一億二千八百万人の人口が、先般の統計だと二〇四八年に一億人を切るわけですよね。そういった中で、私たちは、次世代にどうやって豊かさを引き継ぐのかというマクロの視点と、そしてミクロで、今のISD条項なども含めて、しっかり両方見て判断をしていかないと誤ってしまうということを冒頭申し上げます。 その上で、ISD条項というのは、もともと投資関連協定には含まれているものでございます。しか……
○玄葉国務大臣 これは、在中国大使館事務所の移転手続に係る調整の過程で、中国側から在日公館建設、施設の建設について、日本側の協力を得たいというふうに要請があったということです。 我が方は、一貫して、我が方在中国大使館事務所の移転と中国側の在日公館施設の建設とは別問題であるとの立場を維持した上で、中国側の要請に関しては、我が国として、関連の国際法に従い、中国、国内法令の範囲内で協力するという、いわば他国に対するものと同じ立場を表明したということであります。その際、中国側から、日本側の立場を文書にしてもらえないかとの依頼があったため、口上書にして中国側に伝えたということであります。 なお、御存……
○玄葉国務大臣 鳩山総理というよりも、少なくとも民主党全体がやはり反省をしなきゃいけないというふうに思っていまして、選挙のときに、県外あるいは国外、こういったことについて発言があり、その後、結果として、期待感を高めながら、いわばもとに戻ったわけでございますから、そういったことについて、民主党全体として反省をしなければならないし、沖縄の皆様におわびを申し上げなければならない、そういう気持ちでおります。
【次の発言】 もう中谷先生御存じのとおり、いわば軍人軍属の第一次裁判権は、公務中については米国にある、公務以外は日本側にあるということであったわけであります。
今回起きたことは、米国のいわば軍属……
○玄葉国務大臣 できるだけ端的にというお話でございましたけれども、二〇〇六年のロードマップ、そして日米合意の基本的な構成要素というものを変えるものではございません。現行計画の調整をしている、その進め方について調整をしているということでございます。
【次の発言】 今おっしゃいましたように、先ほど私は、基本的な構成要素は変わっていないんだ、調整をしますと。調整をするということは、いわゆる、今おっしゃったことは確かに二〇〇六年のロードマップに書いてございます、三つのパッケージであることも書いてございますから、そういう意味では、その調整の結果、ロードマップの修正についても検討していくということになろう……
○玄葉国務大臣 西村委員おっしゃるとおり、イスラエルの立場は、外に表明をしている立場として、あらゆるオプションを排除しない、こういうふうに言っている、そういう立場表明があるというふうに承知をしています。 ホルムズ海峡が封鎖をされるというふうになると、日本の場合は、これも御承知のとおり、日本に来る原油の八五%はホルムズ海峡を通過している、LNGはたしか二割弱だったのではないかというふうに思います。したがって、この問題について、アメリカだけではなくて、国際社会全体で深刻な懸念を共有しています。 米国との連携は極めて大事でありますので、まずは効果的な制裁というものを行う。そのために、一つは能動的……
○玄葉国務大臣 確かにロードマップには、八千人、そして家族が九千人というふうに書いてございます。以前もこの委員会で申し上げましたけれども、定員あるいは実員、毎月のように変わっていきますよね。あのロードマップがつくられたときに、たしか一万八千人だったという政府答弁がございます。ですから、残留する沖縄の海兵隊員の数が一万人であるということに変わりはないということを、この間繰り返し私は申し上げてきているというふうに御理解いただければと思います。(服部委員「家族、質問は家族なんですから」と呼ぶ)家族については、まだその辺は、あくまで一万人、再編ロードマップどおり、残る海兵隊員が一万人であるということに……
○玄葉国務大臣 ただいまの坂本委員の御質問は、いわば省庁再編統合の権限の問題でございます。これは、一月十三日にオバマ大統領がそういう意思を持っているということを発表されたということでございます。 私は、省庁再編権限が誰にあるかというのをかつて調べたことがございますけれども、例えば日本と同じような議院内閣制でも、ドイツなどは首相にある。日本はございません。アメリカは、レーガン大統領までは大統領にあった。しかし、今は大統領にない。したがって、オバマ大統領は、そういった省庁再編統合の権限の幾つかの部分について、今議会に対して求めたい、こういう意思を表明されたということです。 ただ、この動向につい……
○玄葉国務大臣 ただいまの御質問でありますけれども、〇六年に確かにパッケージ化というものを行ったということだというふうに思います。そのパッケージを外すということのメリット、デメリットということでございますけれども、現状をやはり直視しなければならないというふうに私は考えております。 その現状というのは、まさに膠着状況、膠着状態というものを打開するということの必要性だというふうに思います。そのために、グアムへの海兵隊移設と普天間の移設、これがともに進む方策について、この間、外務省、防衛省、緊密に意思疎通も行いながらまさに議論を行ってきたところであります。その間には、私とクリントン国務長官の外相会……
○玄葉国務大臣 今、佐々木委員から、まず一つは高いレベル、そして全ての品目とは何か、こういうお話でありますけれども、まず、高いレベルというときに、おっしゃるとおり、物品貿易の市場アクセスのみならず、例えば投資、金融、電気通信あるいは政府調達、さらには知的財産などなど、それぞれのレベルで質の高い内容を目指すという意味で、高いレベルという言葉を使っているということが一つございます。 それと、全ての品目ということでございますけれども、これは通常は、やはり全ての品目という場合は、タリフラインと呼ばれることが普通ではないかと私は考えています。 全ての品目といったときに、全ての品目を交渉のテーブルには……
○玄葉国務大臣 国益とは何かということでございますけれども、国民の安全、これがまず何よりでございます。 それと、今私たちが考えなければならないのは、人口が一億二千七百万、二〇四六年、二〇四八年に一億人を切るという状況の中で、豊かさをどうやって次世代に引き継ぐかということだと私は思っています。 その豊かさとは何かということで、それぞれ見解が分かれるというところはあるのではないかというふうに思っていまして、この豊かさを引き継ぐために、一つは経済成長が必要であるということもあるでしょう、社会保障の持続可能性を高めるということもあるでしょう、また、TPPとの関連でいえば、経済成長を図りながら美しい……
○玄葉国務大臣 まず、竹本委員とは、財政、金融の問題で、党派を超えて非常に建設的な議論をかつてよくしたこと、そのことに対して感謝を申し上げたいと思います。 今のお話は、まさに人口が減る中で、海外で稼いで日本に還元する。おっしゃったとおり、海外で稼いで日本に還元しても、なかなかお金が回りにくい制度になっているものですから、若干の改善はありましたけれども、さらにそのことについて推進をするという発想は、私は全く同感でございます。だからこそ、高いレベルの経済連携を行うということが一つ大切である。 同時に、今、国家資本主義という言葉を使われました。この言葉の定義はなかなか定着はしていないと思いますけ……
○玄葉国務大臣 もう簡潔にお答えをさせていただくとすれば、〇六年のロードマップを着実に実施をするということで、関東地方における再編につきましては変更ございません。
【次の発言】 櫛渕委員がおっしゃった相模総合補給廠につきましては、これは〇六年のロードマップどおり進めていこうというふうに思っています。現実に、十七ヘクタールの返還については、もう既に合同委員会で合意済み、現在、施設の移設工事を実施中。
恐らく、櫛渕委員のおっしゃったのは、三十五ヘクタールの共同使用のところも含めてなのではないかというふうに思いますけれども、今米側と相模原市との間で覚書を締結して、まさに今、日米合同委員会でその協議……
○玄葉国務大臣 岩屋委員から、現地の情勢はどうなのか、こういう話でありますけれども、犯罪はふえているというふうに報告を受けています。ただ、ジュバそのものについては平穏だと。 ただ、今おっしゃったとおり、国境に行きますと、やはりスーダンといわゆる武装勢力との間で衝突が散発的に発生をしている。あわせて、ジュバから離れた一部地域では、今度は部族間の衝突が散発的に起きているというのが現状であります。 ただ、今、自衛隊の施設部隊等々が派遣をされている、汗を流していただいているその地自体は、基本的には現時点において平穏、安定しているというふうに判断をしております。
○玄葉国務大臣 今の浅野委員の、ロシアとの関係でありますが、その前に、おっしゃるように、エネルギーの安定供給の確保というのは、外交目標のまさに重要な柱でございます。供給源の多角化も含めて、戦略的かつ多角的に進めていかなきゃいけないというふうに思いますし、一月に中東を訪問したのもその一環であったということであります。 ロシアでございますけれども、まさに、互恵の原則に従って、天然ガスを含むエネルギー分野での協力を進めていきたいというふうに考えています。一月二十八日、ラブロフ外相と外相会談を行いましたけれども、あのときも、具体的にウラジオストクLNGプラント事業あるいはサハリン3のプロジェクト等々……
○玄葉国務大臣 短くということでございますので、簡潔に申し上げたいと思います。 おっしゃるとおり、沖縄の負担軽減を先行させる、そしてもう一つは、やはり刻々と変わり得る安保環境に日米ともにしっかりと対応する、そういった観点から、今回、在日米軍再編の調整について議論を進めていくということになりました。 できるだけ、特に土地の返還などについて、可能なものから早期に実現できるように議論を進めていきたいというふうに考えております。
○玄葉国務大臣 菊田委員がおっしゃるように、我が国は今、安保理メンバーではありません。ただ、今回の安保理における議長声明については、日本の主張がほとんどと言っても過言ではないくらい取り入れられた、盛り込まれたというふうに考えています。 この間、日本政府としての外交は、とり得る最大限の外交的働きかけを行ってきたというふうに申し上げてもこれまた過言ではないというふうに思います。日中韓の外相会談があって、日中、日韓のバイラテラルの、二国間の外相会談があって、その後G8があって、この北朝鮮の問題について、いわゆる人工衛星と称するミサイル発射、まず自制、仮に発射が強行された場合の安保理対応を含めて、か……
○玄葉国務大臣 まず、山花委員が最初におっしゃった郵政民営化法改正法について一言だけ申し上げれば、米国に、確かにおっしゃるように、この改正法の作成過程におきまして対等な競争条件の確保等が議論されて、かつ、附帯決議でその旨しっかり記してあるということも含めて、正しく理解が進むように、しっかりと説明をしていきたいというふうに思います。 その上で、山花大臣政務官のときに特に御努力をされたこのハーグ条約、子供の立場というものが一番大切だということで、御尽力いただいていることに敬意を表しつつ、その意義ということでありますけれども、今、国際結婚というのが、二〇一〇年の数字が手元にございますけれども、約三……
○玄葉国務大臣 強靱な社会とは何か、そして防災の主流化というのは聞きなれないのではないか、こういうお話でございますけれども、強靱な社会、これは災害の被害を最小化しつつ、迅速な回復を可能とする社会を構築する。そして、主流化というのは、あらゆるレベルの政策決定において防災というものを意識する、そういう必要がある。特に、これは国、自治体、コミュニティー、それぞれなんですけれども、やはり国際協力の中で防災というものを本格的に取り上げていく必要がある。それは、三・一一東日本大震災を経験した私たちの責務でもあるだろうということなんです。 ちなみに、一ドルの防災に対する投資が七ドルの被害を防ぐ、そういう数……
○玄葉国務大臣 尖閣の事案全体となると内閣全体ということだと思いますけれども、私の所掌の範囲で申し上げれば、尖閣諸島は、もう言うまでもないことでありますが、我が国固有の領土、国際法的にも歴史上も疑いのないところで、領有権の問題そのものがまず存在しないということを改めて申し上げたいというふうに思います。 ただ、結果として、香港の活動家が出航した。我が国の領海に入らないように累次の申し入れをしてきましたが、不法に上陸をしてしまった。このことはやはり遺憾と言わざるを得ないというふうに思っています。これは起きた後も、中国側には伝えておりましたけれども、当然ながら、国内法に従って粛々と厳正に対処します……
○玄葉国務大臣 おはようございます。外務大臣の玄葉光一郎でございます。 安全保障委員会の開催に当たりまして、御挨拶を申し上げ、所信を申し述べます。 平和を守り、国民の安全を保障すること、国の主権、そして領土、領海を守ることは国家として当然の責務であり、我が国もそのような責務を国際法にのっとって果たしていきます。また、北方領土や竹島といった領土問題についても粘り強く取り組んでいく決意です。 我が国を取り巻く安全保障環境はかつてなく厳しさを増しています。北朝鮮は、核、弾道ミサイル開発を継続しており、ことしの四月には弾道ミサイルの発射を強行しました。また、中国の透明性を欠いた国防力の強化や海洋……
○玄葉国務大臣 今の岩屋先生の御提言は、一つのあり方だというふうに思います。 御存じのように、PKOは二十年であります。また、国連にPKO局ができて二十年ということでもあります。カンボジアに最初に要員を派遣して、たしか、日本としては約八千人の要員をこれまで派遣してきている。今、四ミッション。ただ、東ティモールとかハイチはこれからだんだん引いてくるということでありますけれども。 これは、おっしゃるとおり、非常に高い評価を得ているというふうに私は考えておりますので、より積極的に日本としてはこの分野において貢献をすべきであるというふうに考えています。その際に、やはり日本が誇る高い技量、そして力量……
○玄葉国務大臣 今、尖閣、竹島とおっしゃったんですが、最終的には竹島の話だろうというふうに思います。
おっしゃるとおり、ICJへの、国際司法裁判所への共同付託、及び日韓の紛争解決交換公文に基づいて韓国側に提案をしたわけでありますけれども、残念ながら、韓国側は応じないという旨、口上書で回答を送ってきましたので、今は、ICJ、国際司法裁判所に対して単独付託をする、そのための準備を淡々と進めているところでございます。
【次の発言】 引き続き調整中でございます。
【次の発言】 有田参議院議員のお話でありますが、渡航自粛が出ているわけですから、行かれたということは大変残念だというふうに思っております。……
○玄葉国務大臣 ちょっと今手元に資料がありませんけれども、私の記憶では、日比谷公園と同じくらいじゃなかったかと思います。
【次の発言】 まず、新藤さんらしくないと思うんですよね。
まず、一九九七年にこの科学基地の建設が発表されました。九七年に接岸施設ができています。有人灯台もできています。
だから、自分たちのときに予算をつけさせなかったとか、そういうことはやめて、外交に与党も野党もなくて、どういうふうに協力をしてこういった工事をストップさせるかということを考えなければなりません。
当然、我々として受け入れられるものではありませんから、あらゆるルートで抗議をしているという状況でございます。
○玄葉委員 四カ月前まで外相をさせていただきましたので、守秘義務もございますし、質問は遠慮しようというふうに考えていたんですけれども、御存じのように、民主党、外務委員会は私を含めて四名でございます。山口さん、菊田さん、長島さん、それぞれ大変優秀な方々ではありますけれども、その負担を考えると私も質問しなければならないということで、きょう、こうして立たせていただいたわけでございます。 一年四カ月務めさせていただきました。思ったようにできたこともあれば、思ったようにできなかったこともございます。外務省の職員には大変よく支えていただいたというふうに思っています。 岸田外務大臣には、この国難にあって……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 日本の外交が長年培ってきたものというのがあるというふうに思います。これは、政権がかわろうがかわるまいが、培ってきた大切なものというのが幾つもあるなというふうに思っています。 最近話題のトピックでいえばミャンマーとの関係でありますけれども、これは、民主党政権になる以前から、自民党政権のときから、欧米が強い制裁に動く中で、日本外交は一定程度パイプを保ち続けてきたというところがあります。 民主党政権になって、ここに座っておられる菊田さんが政務官だったと思いますが、菊田政務官が政府高官としては久方ぶりにミャンマーを訪問して、この日本とミャンマーの関係、もっと言えばミ……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 田中委員長、御苦労は多いと思いますけれども、ぜひ頑張っていただきたいというふうに思っています。特に、この原子力規制委員会、まさに規制庁の実力が問われる場面というのが多々ありますけれども、権威ある機関たり得るかどうか、独立性と透明性を保てるかどうかということが肝要かというふうに思いますので、ぜひ、信念を持って、ぶれずに、体に気をつけて頑張っていただきたいというふうに思っています。 私の実家も福島第一原発から四十キロのところにございまして、この事故は人生観を変える出来事、事態であったわけであります。なぜこの事故が起きたのか。これは、今回の原子力規制委員会、規制庁、……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。
まず、この委員会でもたびたび質問に出ていたと承知しておりますけれども、福島第一原発の廃炉プロセスに関する国の関与のあり方であります。
先般もこの場で申し上げましたけれども、この廃炉プロセスは国家の威信をかけた戦いであります。同時に、復興の大前提はこの廃炉プロセスの安定化かつ加速化されたプロセスにあるわけでありますけれども、どうも経産省あるいは政府、これまでよりも腰が引けているのではないかというのが私の印象でありますけれども、この国の関与はどうなっていますか。
【次の発言】 この程度の国の関与で、先ほど出ておりましたけれども、廃炉に少なくとも三十年から四十年かか……
○玄葉委員 まず、福島の復興について質問をいたします。
総選挙以来、週に三、四日のペースで現地、現場に立っています。現場に神宿るではありませんけれども、いろいろなことが、二カ月間歩いてわかってきました。そこで、冒頭、幾つかお聞きしたいというふうに思います。
まず、安倍総理は、福島の復興がおくれている、加速化させると繰り返しておりますけれども、福島の復興の何がおくれているのか、その要因は何だというふうに考えていますか。
【次の発言】 本質的な話だけで、きょうはいいんです。
一言で言えば、生活再建、そして除染だと思うんですね。除染はなぜおくれているんですか。
○玄葉委員 おはようございます。玄葉光一郎です。 岸田外務大臣におかれましては、国益、そして日本国の歴史、文化を背負って日々職務を遂行されているというふうに想像いたします。 日本外交の基本姿勢についてお伺いをしたいと思うんですけれども、恐らく、日々職務を遂行する中で実感として感じておられるのが、パワーバランスの変化ということではないかと思うんです。 岸田外務大臣もたしか二十年前の初当選ではないかと思います。私も二十年前に初当選して、やはり二十年前と明らかに違うのは、パワーシフトが起きているということです。それを日々、国際場裏で実感するという状況ではないかというふうに想像します。 この間……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 根本大臣にお尋ねをしたいというふうに思います。 まず、せんだって、一カ月くらい前だったと思いますけれども、自民党の対策本部で、福島の復興について、全員帰還という方針から転換をするという類いの提言が出されたわけであります。これは、福島の復興を考える上では最も根本的な、かつ本質的な問題であります。 実は私は、この一月から福島をずっと歩き始めました。週三日から四日歩いたというふうに思います。かつて閣僚のときにも帰りましたけれども、どうしても、日数が少ないということもあってか、また、立場もあってか、残念ながら、今思えば、十分本音の議論が交わせたということではなかった……
○玄葉委員 おはようございます。 本日は、三十五分という時間の中で、一つはTPP交渉につきまして、そしてもう一つは、首相の昨年末の靖国神社参拝、あるいは岸田外相御自身の靖国神社の参拝に対する考え方についてお尋ねをしたいというふうに思います。 まず、TPP交渉については、何点か確認をしておきたい、こういう趣旨でございますけれども、妥結の前に確認をしたいことが幾つかございます。一つは、交渉の現状に対する評価、そして見通しについてまずお伺いをしたいと思いますが、そのときに、せっかくなので、例えば全体のスケジュール感、手続なども御説明いただければと思うんです。例えば、最短で四月に大筋の合意を見たら……
○玄葉委員 おはようございます。玄葉光一郎です。 ICJ、南極における捕鯨訴訟、ショックが走ったというふうに思います。同時に、後ほど今回の厳しい判決を踏まえての反省、教訓をお聞きしたいと思いますが、その前に、けさ、報道あるいはテレビを見ておりましたらば、総理大臣が事務方を厳しく叱責した、こういうふうに報道されていました。 私は違和感がありますね。叱責というのは、他人の失敗を責め立てることです。これは本当に他人の失敗なのかどうかということだと思うんです。 これは、私も含めて、これまでかかわってきた、つまりは、この裁判に何らかの形でかかわってきた政治家がまずはきちっと反省するところは反省をす……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 外務大臣、御苦労さまでございますが、日米首脳会談が昨日行われました。外務大臣も同席をされておられたというふうに思いますので、この日米首脳会談でテーマになった点を中心に議論させていただきたいというふうに思っています。 まず冒頭、共同声明がまだ発出をされていないということでございます。この共同声明発出の状況、まさか出ないということはないのではないかというふうに思いますけれども、その点について、また、澁谷審議官、首脳会談後もTPPの交渉が今なお続いているという報道でありましたけれども、その状況について御説明いただけますか。
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 集団的自衛権の問題について質問したいと思うんですけれども、きのうの晩、日朝の合意が発表されました。通告をしておりませんけれども、一、二、外務大臣にお尋ねをしておきたいというふうに思います。 私も二〇一二年に四年ぶりに政府間協議を再開させたときの責任者の一人であるわけであります。守秘義務もありますから、当時のことを余り申し上げることはできませんけれども、今回の合意の内容について、いわば予測の範囲内というふうに申し上げてよいのだろうというふうに思っています。 素直に期待をしています。全ての特定失踪者を含む拉致被害者の帰国が実現できるように全力を尽くしていただきた……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。おはようございます。 せんだって、集団的自衛権について議論をいたしましたけれども、まだ途中でございましたので、本日は先般の関連で質問をさせていただきたいというふうに思っています。 まず、近隣有事の際の米艦初め他国の船舶による邦人輸送について先日質問をしたわけであります。総理大臣は、どの国の船であれ、邦人が乗っていれば守る、こういうふうに言明をされたわけでありますが、米国以外の他国籍の船舶への攻撃排除というのが集団的自衛権で説明可能なのですかという問いについて、丁寧に質問通告をしたのですが、前回、整理された答弁が返ってこなかったということで、外務委員長預かりになっ……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 きょうは、ため池の除染から質問させていただこうと思ったんですが、ただいまの高木さんの質疑を聞いて、一言だけ申し上げたいというふうに思います。 今議論になった中間貯蔵施設、これは福島の復興に欠かすことのできない大変重要な課題であります。立場を超えて、受け入れていただくための環境整備を整えなければならないというふうに考えております。 その意味で、先ほどお話の出ていた帰還見通しというのは、私も大変気になっているんですね。つまり、地元の方々と話をしたときに、これがいわば受け入れの条件というより、その前段の、住民説明会を開く条件だ、こういうふうに例えば双葉の町長さんな……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 根本大臣、風評被害対策についてお尋ねをしたいと思います。 提案でもありますけれども、私も、この風評被害対策について、この間、さまざまな説明を各省庁から受けてきたのです。現状の評価については、私は決して甘くないというふうに思っています。より改善するためにどうすればよいかということであります。 やはり一つは、根本大臣が、もっと言えば復興庁が、よりトータルで戦略的な風評被害対策を、しっかりと各省庁をグリップして講じることが非常に大切だというふうに強く感じているんですね。 それは恐らく根本大臣も同じように思っている部分もあると思うのですが、例えば食品摂取の問題、い……
○玄葉委員 玄葉です。 先ほど後藤さんが質問をした点、大事な論点だと思うんです。つまり、軍事的な影響あるいは波及、観点、脅威がない中で、自衛隊が地球の裏側まで行って集団的自衛権を行使するのかしないのか、これは詰めていかなければならない論点の一つではないかというふうに思います。 先ほど岸田外務大臣が、九八年の高野北米局長の答弁が維持されている、その答弁について撤回する、しないという議論がありましたが、それは後藤さんにお任せいたしますが、その質問が出たので、その当時の議事録を読んでおりました。ガイドラインは九八年に議論をいたしましたけれども、まさに岸田外務大臣もおっしゃった、法制定のときの議論……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。
次の五年間の復興の事業の規模であるとか財源のフレームであるとか、次のいわばスキームが決定をしたわけでありますけれども、このことについて後で意見を申し上げたいと思いますが、冒頭、概算要求までのいわば延長戦に持ち込まれた企業立地補助金について、大臣の考え方をお聞かせいただきたいというふうに思っています。
これまでの五年間の復興政策の最大のヒット作は、企業立地補助金とグループ補助金だったと私は思っています。この企業立地補助金について、大臣の考え方をお聞かせください。
【次の発言】 これは、このままいくと今年度で終わりということでございます。先ほど来から出ている例えば……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 高木大臣、未曽有の原発事故が起きてしまったわけでありますけれども、この原発事故の影響を絶対に甘く見ないでほしいということを申し上げたくて、この場に、短時間ながら立っております。 というのは、御存じだとは思いますけれども、原発事故でありましたので、福島の場合は、宮城も岩手も一定程度そうなのでありますけれども、日々新たな課題が出てくる、日々正念場であるということなんですね。ですから、また岩手と宮城とは違った過酷な状況がなお続いているということがあるのだということを、これは言葉ではなくて心底理解して向き合ってほしいというふうに思っています。 というのは、前回この場……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 きょうは、貴重なお時間をありがとうございました。 まず、末澤参考人に二、三お尋ねをしたいというふうに思います。 一つは、たしか末澤参考人は、二〇一五年の十月の増税について、八から一〇に、従来どおりというか、方針どおり上げるべきだった、当時は少なくとも上げるべきだというふうにお話をされていたように記憶をしております。現在も上げるべきだったというふうにお考えかどうかということと、結果として延期になったわけでありますけれども、来年四月、予定どおり一〇%に消費税を上げるべきだというふうにお考えかどうか、まずお聞かせいただきたいと思います。
○玄葉委員 おはようございます。玄葉光一郎です。
通告をしていないのですが、映画監督の井上淳一さんがつくった「大地を受け継ぐ」という映画が公開されております。これは、三・一一直後に福島県の須賀川市にある農家の樽川さんという方が絶望されて自殺をされてしまった、そのお子さん、後を継いだ息子さんですね、また奥様が訪問された学生グループに赤裸々に心境を語る、一種のドキュメンタリーなのでありますが、ごらんになりましたでしょうか。
【次の発言】 これはやはり我々は見る責務があるんじゃないかと思います。
私も見てまいりました。結構人が入っておりまして少々驚きましたけれども、心にぐさりと届く言葉をかなり発……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。 この際、一言御挨拶を申し上げます。 このたび、決算行政監視委員長に選任をされました玄葉光一郎です。 本委員会は、決算全般について審査をし、その結果を将来の予算の編成と執行に反映させるとともに、国会が担う行政監視について本院における中核的な機能を果たすことを役割としております。 その意味におきまして、昨今の本委員会、その開催頻度からしても、その果たすべき機能を十全に発揮しているとは言いがたいと言わざるを得ないのではないかと思っております。 今後は、国民の期待に応えられるよう、各会派の御協力を得て審議の活性化を図ってまいりたいと存じます。 委員各……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
平成二十四年度決算外二件及び平成二十五年度決算外二件を議題といたします。
第一分科会ないし第四分科会の各分科会は、去る二十一日審査を行いました。
この際、各分科会主査より、それぞれの分科会における審査の報告を求めます。
第一分科会主査後藤田正純君。
【次の発言】 次に、第二分科会主査石関貴史君。
【次の発言】 次に、第三分科会主査武田良太君。
【次の発言】 次に、第四分科会主査伊藤渉君。
【次の発言】 以上をもちまして分科会主査の報告は終了いたしました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
各件審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。 歳入歳出の実況に関する件及び行政監視に関する件、特に二〇二〇年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会に向けた政府の取組みについて調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 両件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官芦立訓君、内閣官房内閣審議官岡西康博君、内閣官房内閣審議官多田健一郎君、内閣官房内閣審議官富山一成君、内閣官房内閣審議官石田高久君、内閣府大臣官房審議官進藤秀夫君、文部科学省高等教育局長常盤豊君、スポーツ庁次長高橋道和君及び国土交通省大臣官房審議官木原亜紀生君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。 閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 決算の適正を期し、行政監視の機能を果たすため、お手元の印刷物にありますとおり 平成二十四年度決算外二件 平成二十五年度決算外二件 平成二十六年度決算外二件 平成二十七年度決算外二件 昭和十九年度朝鮮総督府特別会計等歳入歳出決算及び昭和二十年度朝鮮総督府特別会計等歳入歳出決算 平成二十七年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外一件の承諾を求めるの件 歳入歳出の実況に関する件外五件 以上の各件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありま……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
平成二十七年度一般会計歳入歳出決算、平成二十七年度特別会計歳入歳出決算、平成二十七年度国税収納金整理資金受払計算書及び平成二十七年度政府関係機関決算書並びに平成二十七年度国有財産増減及び現在額総計算書及び平成二十七年度国有財産無償貸付状況総計算書、以上の各件を一括して議題といたします。
まず、財務大臣から各件について概要の説明を求めます。麻生財務大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から各件の検査報告に関する概要の説明を求めます。河戸会計検査院長。
【次の発言】 これにて平成二十七年度決算外二件の概要の説明は終わりました。
この際、財務大臣より……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
平成二十六年度決算外二件、平成二十七年度決算外二件、昭和十九年度朝鮮総督府特別会計等歳入歳出決算及び昭和二十年度朝鮮総督府特別会計等歳入歳出決算を議題といたします。
これより総括質疑を行います。
この際、お諮りいたします。
各件審査のため、本日、政府参考人として、お手元に配付いたしておりますとおり、内閣官房内閣審議官澁谷和久君外十七名の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松木けんこ……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
平成二十四年度決算外二件及び平成二十五年度決算外二件を議題といたします。
本日は、各件について締めくくり総括質疑を行います。
この際、お諮りいたします。
各件審査のため、本日、政府参考人として、お手元に配付いたしておりますとおり、内閣官房内閣審議官永井達也君外十二名の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 質疑に入るに先立ちまして、質疑者各位に申し上げます。質疑時間は申し合わせの時間を厳守されるようお願いいたします。
また、政府に……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
平成二十六年度決算外二件、平成二十七年度決算外二件、昭和十九年度朝鮮総督府特別会計等歳入歳出決算及び昭和二十年度朝鮮総督府特別会計等歳入歳出決算を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各件審査のため、本日、政府参考人として、お手元に配付いたしておりますとおり、総務省自治行政局選挙部長大泉淳一君外七名の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 これより、各件に関し、国の財政等の概況及び行財政の適正・効率化について重点事項審査を行……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
平成二十六年度決算外二件、平成二十七年度決算外二件、昭和十九年度朝鮮総督府特別会計等歳入歳出決算及び昭和二十年度朝鮮総督府特別会計等歳入歳出決算を議題といたします。
これより全般的審査を行います。
この際、お諮りいたします。
各件審査のため、本日、政府参考人として、お手元に配付いたしておりますとおり、内閣府大臣官房審議官緒方俊則君外二十二名の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。赤枝……
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
平成二十六年度決算外二件、平成二十七年度決算外二件、昭和十九年度朝鮮総督府特別会計等歳入歳出決算及び昭和二十年度朝鮮総督府特別会計等歳入歳出決算を議題といたします。
本日は、各件について締めくくり総括質疑を行います。
この際、お諮りいたします。
各件審査のため、本日、政府参考人として、お手元に配付いたしておりますとおり、内閣官房内閣審議官土生栄二君外二十名の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
○玄葉委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
決算の適正を期し、行政監視の機能を果たすため、お手元の印刷物にありますとおり
平成二十八年度一般会計熊本地震復旧等予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外三件の承諾を求めるの件
歳入歳出の実況に関する件外五件
以上の各件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必……
○玄葉委員 民進党の玄葉光一郎です。 まず冒頭、大臣からお話のあった、自主避難者は自己責任という問題でありますけれども、私、追及しようなどとは思っておりませんが、一言だけ申し上げると、私は被災地の国会議員でありますけれども、自主避難者の皆さんにどういうふうに申し上げてきたかといいますと、いつまでも戻るのを待っています、自分が納得できた時点で戻ってきてほしい、ずっと待っているから、そういうメッセージを自分は出し続けようということを心がけてきたんですね。 そういう言い方をしていくのが私はいいんじゃないかというふうに思いますけれども、大臣、いかがですか。
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 六月の十二日に歴史的な米朝の首脳会談を直前に控えておりますので、これに関連して、時間があればですけれども、大きく三つのことを聞こうと思います。一つは、板門店の宣言文にある終戦宣言あるいは平和協定、平和体制といった問題について、二つ目は拉致の問題、そして三つ目は、これまでの対北朝鮮外交における過去の教訓を外務大臣としてどう捉えているのかということについて議論できればというふうに思います。 まず、第一点であります。 終戦宣言、平和協定、平和体制の問題でありますけれども、二〇一八年四月二十七日、文在寅大統領と金正恩委員長との間で行われた南北首脳会談で、板門店宣言文……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。無所属の会に属しております。 本日は、復興庁の後継の体制、さらには平成三十二年以降の財源の確保を中心に、短い時間ですけれども、お尋ねをしたいと思います。 六月と七月、先般、当委員会での視察にも参加をさせていただきましたが、それらの視察地以外も、先月も含めて、私も訪問をしてまいりました。 被災も多様でありましたけれども、同じ避難指示が出た地域の復興も、かなりスピードがそれぞれ違うというか、多様だなというのが私の実感でありました。 例えば、川内なんかは、私が見るところ、部分的には三・一一前よりもよくなっているような姿もかいま見えるんですね。明らかに次のステージに……
○玄葉委員 無所属の会の玄葉光一郎です。 まず、米軍の再編、特に日米同盟の抑止力を維持しながら沖縄の負担を軽減していくということは、大変重要なテーマだというふうに思います。 その関連で、特に、普天間の移設の問題とグアム移転、沖縄にいる海兵隊のグアム移転問題と、嘉手納以南の土地の返還の問題、この三つの相互関連性についてお尋ねをしたいというか、確認をまずしていきたいというふうに思います。というのは、十月だったと思いますけれども、菅官房長官が、この三つがまるでリンクをしているかのような発言があったというふうに記憶をしています。改めて確認をしていきたいというふうに思います。 つまり、二〇一二年四……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。無所属の会に所属をしています。 きょうは、議題となっております日本とEUのEPAと、例の日米の一月から始まるであろう通商協議、そして北方領土の問題について、三十分という限られた時間ではありますが、質問したいと思います。 まず、日欧EPAについては一点だけでございます。データの取扱いについて気になっております。 つまり、EUの規格というのは厳格でありますし、プライバシーの保護が重要視されているわけでありますけれども、今回の日本とEUのEPAの協定におきまして、このデータの扱いはどうなっているのでしょうか。
○玄葉委員 玄葉光一郎です。無所属の会に属しております。 原発事故の深い傷跡の一つは、福島県の森林でございます。前回の質疑で、吉野さんにも申し上げたのですが、新しくなった渡辺大臣にも、ぜひ冒頭申し上げておきたいと思います。 私はいつも、二十五年国会議員をやっていますが、地元に帰るたびに、その季節になるととても印象深かったのは、山のものを、山菜とかキノコをいただく、それをいただいて、すごく地元の豊かさというものを実感いたしました。でも、今それはできません。もっと言うと、今後しばらくできません、長期間にわたって。そのことを心の底からわかってほしい。これは、かなり深い傷跡です。 したがって、そ……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。社会保障を立て直す国民会議に所属をしています。 きょう、何人かからお話がありました、北朝鮮の非核化の問題について議論したいと思います。 特に、米朝首脳会談が二月の下旬にあったわけでありますけれども、この非核化と制裁解除との関係について焦点を当てて、時間も余りありませんので、議論したいと思います。 とりわけ懸念していることが幾つかあるわけです。果たして、米国、トランプ政権は本当に北朝鮮に対してCVIDを求めているのかどうかということが、私は見ていて心配であります。トーンダウンしているんじゃないかということが心配なのでありますけれども、河野外務大臣はどうお考えにな……
○玄葉委員 米国によるゴラン高原におけるイスラエルの主権の承認の問題について質問をいたします。
まず、最近、中東和平の一丁目一番地に関連する大きな出来事があったわけであります。言うまでもなく、三月二十一日のアメリカの大統領布告であります。
三月二十一日、トランプ大統領は、ゴラン高原へのイスラエルの主権を完全に認める日が来たとツイッター上で表明し、二十五日、ゴラン高原をイスラエルの一部であると認める米大統領布告に署名をしたわけでありますけれども、まず、これに対する日本政府の立場をお聞かせください。
【次の発言】 国連安保理は今申し上げるような決議をしています。
二四二の国連安保理決議は、占……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 まず、きょうは北方領土の問題を質問通告をしておりますけれども、冒頭、けさ公表されたWTO紛争解決上級委員会報告書について一言質疑をさせていただきたいと思います。 なぜなら、東日本大震災由来の輸入規制の問題であって、大変日本にとって重要な問題であり、私にとっても地元の大問題になっているからであります。 今回の上級委員会の報告書については、いわばパネルの判断が事実上覆ったような形になっていて、大変残念な事態だというふうに思っております。通常は、いわゆる上級委員会は、第一審の判断について、判断を保留するという例が比較的多かったのかなというふうに思うんです。このよう……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 本日は、北方領土問題について質問をさせていただきたいと思います。 安倍首相の掲げる戦後の外交の総決算の象徴的テーマでもございます。昨年の十一月、リスクをかけて勝負に出たということではないかというふうに思います。 ただ、河野外務大臣は、前回の質疑の中でも、一回、二回とラブロフ外相と外相会談を行って、手応えを感じる、こういうお話でございましたけれども、私などは、雲行きが怪しいのではないかと危惧をしているところであります。 河野外務大臣、五月の日ロ外相会談、連休明けにあるというふうに聞いておりますけれども、その日ロ外相会談での対処方針、並びに、先ほども質問に出て……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。
きょうは、まず日米の貿易交渉について、国会においてくぎを刺しておかなければならない、そういう局面かなというふうに思いますので、まずこのことを取り上げたいというふうに思います。
何人かの方が取り上げておられましたけれども、どうも日本の選挙後に日本側の大きな譲歩が発表されるのではないかという懸念が現在広がっているというふうに思いますけれども、副大臣、今、何がどこまで日米貿易交渉では話し合われているのでしょうか。
【次の発言】 具体的にどんな話合いが行われているのですか。
【次の発言】 今、田中副大臣は、ウイン・ウインになるように交渉する、こういうふうに言っているわ……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 短い時間でございますけれども、復興庁の後継組織について議論したいと思いますが、それに関連して、風評被害の問題、今までも出ておりましたけれども、大変根強いです。この根強い風評被害の背景にあるのは、放射線に対する正しい知識が残念ながら普及していないということだと思います。 正しく恐れるということが大事なのですが、この点について、放射線教育の副読本、あるいはそれを改訂して、小学校一年生から高校三年生まで、全学校に配付をしているというふうに承知をしておりますけれども、これらの活用状況について教えていただけますか。
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 未曽有の原発事故があったゆえにつくられた福島の地域づくりの理念というか目標というのが幾つかあります。とりわけ、原発事故由来というか、ああいうことがあったからこそつくられた分野が医療とエネルギーの分野です。それぞれに立ちはだかる壁があります。そのことを、きょうは特に復興大臣には知っていただいて、強力に後押しをしていただきたい、そういう思いから、二、三質問をいたします。 原発事故の際、私は、福島の出身でございますし、たまたま被災地では唯一の閣僚でもございました。あのときに一番困難な対応をきわめたことの一つは、低線量被曝に対する対応でした。 なぜ困難だったかという……
○玄葉委員 共同会派に所属をしております玄葉光一郎です。 きょうは、いただいた時間、特に、不測の事態が起きた、いわば海上警備行動が発令をされたという場合に、どのようなケースでどのような対応が可能なのかということを中心に質疑をさせていただきたいと思いますけれども、その前に、今、最後に前原さんが質問をされていましたソレイマニ司令官の殺害についての法的評価であります。 私もほぼ同じ思いがあって、やはり日本にとって法の支配というのはいわば生命線だと申し上げても私は過言ではないというふうに思っていて、力による秩序なのかルールによる秩序なのかといったら、力が一定程度必要であることは言うまでもないのであ……
○玄葉委員 共同会派の玄葉光一郎です。
きょうは、日米貿易交渉について、特にWTOとの整合性、さらには今後の交渉等について議論をさせていただきたいというふうに思いますが、その前に、多くの人が関心を持っている事項なので、さわりだけ、我が国の海上自衛隊が中東に派遣をされる、その検討を始めたということがございますので、そのことについて冒頭数分使って、防衛副大臣に来ていただいているので、お話をいただきたいというふうに思います。
この海上自衛隊の中東派遣の検討、この目的、根拠についてお話しいただけますか。
【次の発言】 そうすると、中東地域における情報収集という目的と、我が国に関係する船舶の安全確保……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 立国社共同会派に所属をしております。 福島の出身ということもあって、質問の機会をいただいたということでございます。三・一一のときは被災地の出身では唯一の閣僚でございましたので、そういう意味でも、福島の復興には重い責任があるというふうに考えております。 限られた時間なので、答弁をできるだけ端的にお願いできればというふうに思います。聞きたいことがたくさんあるものですから、よろしくお願いをしたいと思います。 まず、最近特に気になったのは、更田さんが記者会見で、F1の、福島第一原発の廃炉の現場に人が足りているのか、こういう指摘をされたことであります。 言うまでも……
○玄葉委員 共同会派に属しております玄葉光一郎です。 三人の先生方、本日もありがとうございます。 これまでの委員会での議事録、そして、改めて国会事故調の報告書にも目を通してまいりました。 時間がないものですから、きょうは、黒川先生と石橋先生に一問ずつお尋ねをしたいというふうに思います。 黒川先生とは、一年前に、朝河貫一のシンポジウムで、パネラーで御一緒をさせていただきました。私は、福島県選出の国会議員でございます。ちなみに、第一原発から四十キロに家がございます。生まれた家でもあり、今住んでいる家でもありますけれども、朝河貫一は高校の大先輩でございまして、イエールにも、その冠のシンポジウ……
○玄葉委員 立国社共同会派の玄葉光一郎です。 私の地元も、このたびの台風十九号で甚大な被害を受けたところでございます。 まず、武田大臣に、大きな話ではありますけれども、お尋ねをしたい、あるいは提案をしたいと思うんです。 それは、今回改めて実感したのは、雨の降り方、降る量が大きく変わったということであります。温暖化の影響が大きいと言われています。温暖化型の集中豪雨、あるいは流域型の洪水ということでございます。一度でこれだけの事態が起きるわけですから、このままいったら三度あるいは四度上昇するんじゃないかと言われている中で、私は、防災のあり方も、かなりの程度、この視点から考え直していく必要もあ……
○玄葉委員 共同会派に所属をしております玄葉光一郎です。 大臣が新たに就任をされたわけでございます。ぜひともおっしゃるように現場主義で頑張っていただきたいと思いますが、かつて何度かこの場で指摘をさせていただいたテーマでもありますけれども、新たに御就任ということもありますので、重ねてきょうは要請をしたいということが一つございます。それは森林の問題でございます。さらには財源の問題、また放射線の副読本の話を、きょうは限られた時間でありますけれども、させていただければと思います。 まず森林再生事業でございますけれども、これは私も三・一一の深い傷跡についていろいろと考えさせられるのでありますけれども……
○玄葉委員 おはようございます。立国社会派に所属をしております玄葉光一郎です。 きょうは、新型コロナ関連、あるいは日中関係を中心に質問をしたいと思いますけれども、冒頭、忘れたくても忘れられないあの三・一一にあと一週間ぐらいということでございまして、ちょうど九年になるわけでありますが、韓国が、福島あるいは放射能関連に関して嫌がらせ的な言動があります。大変残念なことでありまして、処理水の問題も科学的な根拠に基づかない言動をされたり、あるいは、民間団体だとは思いますけれども、防護服を着た聖火ランナーのポスターをつくって張り出すみたいなですね。はっきり言って、嫌がらせだと思います。 これは、日本の……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 立国社の会派に所属をしております。 きょうは、限られた時間でありますけれども、F1、東京電力福島第一原発の廃炉の状況、さらには、可能なら核燃サイクルについて議論したいと思います。 F1、これはもう、この着実な、かつ安定的な廃炉というのは、福島の復興はもちろんですけれども、日本国にとっても最大の課題、大命題だというふうに思います。この状況をしっかり監視をするというのは、原子力規制委員会の極めて大切な役割だと思いますし、私たち国会議員もしっかり監視をしなきゃいけないと思います。そういうチェックが働かなかったから、あの未曽有の、人類史上初と申し上げてもいい大事故が……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 私、地元でもございます。改めて、あの三・一一のときに犠牲になられた方々の御無念、そして御遺族の悲しみ、強く握り締めて、深く心に刻み込みたいというふうに思います。 その上で、きょうは二、三、田中大臣に質問したいと思います。 一つは、復興財源フレームでございます。 この場でかつても申し上げたことがございますが、たまたま私はその当時、与党第一党の政調会長で、閣僚も兼務をしていて、財源をつくるという作業もいたしました。復興のための二・一%の所得税の上乗せ、あるいは復興法人税等を課すということも行ったわけであります。復興所得税は、御承知のとおり、二十五年間かけていく……
○玄葉委員 おはようございます。玄葉光一郎です。立国社の会派に所属をしております。 本日は、復興庁設置法等の一部を改正する法律案ということでございます。十年間の復興庁の存続というものを柱とする法律案でございます。 私、復興庁ができたときに、その制度設計に直接かかわった者の一人でございます。御承知のように、他の省庁よりも一段高い位置に置こう、総合調整プラス司令塔の役割を復興庁に果たしてもらおうということで設計をしたわけでありますけれども、結論から申し上げると、私、今回、そういった意味で、創設にもかかわり、かつ福島の復興がまだまだ十分じゃないし、これから本格化するということに鑑みれば、復興庁が……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 立国社、立憲民主党、国民民主党、社会保障を立て直す国民会議等でつくる会派に所属をしています。 昨日、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が中東に向け出発をいたしましたので、このテーマから質疑をさせていただきたいと思います。派遣された自衛隊、一体何ができて何ができないのかということについて、まだ国会での議論が十分でないなというふうに感じますので、幾つか質問をさせていただきたいと思います。 まず、私、一月十七日の閉会中審査、安保委員会で質問に立たせていただいたのでありますけれども、そのときに、自衛隊の海警行動、海上警備行動における活動範囲について、ホルムズ海峡は排除さ……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 四人の陳述人の方々に、私からも御礼を申し上げたいと思います。大変参考になりました。 時間の関係で、お二人ずつにそれぞれ一回でお聞きをして、お答えをいただくという形をとりたいと思います。 まず、品川市長、この市長の気候変動対応型という言葉、気候変動対応型にこれからの防災対策をしていくということは、私も大変大事な視点だというふうに思います。残念ながら温暖化が進行している現状を踏まえると、そうせざるを得ないと思います。 台風十九号、私の選挙区も相当被災を受けまして、現場を相当歩きましたけれども、まずは私自身も目の前の対策に全力を挙げています。おっしゃったとおり、……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。立国社会派の最後の質問者となります。 まず最初に、検査の話、一つだけ聞きたいと思うんですけれども、やはり、この間、特効薬がなくても、早期に診断をして早期に治療するというのが何といっても基本だというふうに思います。対象を絞り過ぎたなというふうに私自身も思っているんですね。 ですから、きのうも出ていたんですけれども、保健所経由の医師の判断による検査も、いわゆる、誤解のないように、接触者縛りというのはやはりなくした方がいいと思います。はっきり、なくすということをここで言っていただきたいのと、もう一つは、今、保険適用の話がありました。保険適用になると全くまた別ルートにな……
○玄葉委員 立憲民主党、国民民主党、そして社会保障を立て直す国民会議、無所属フォーラムの会派に所属をしております玄葉光一郎です。 きょうは、主に、せっぱ詰まった目の前の問題について取り上げたいと思いますけれども、その前に、冒頭、少し先を見据えた問題を問いたいというふうに思います。それは、世界保健機関、WHOに対する米国の資金拠出の凍結の問題でございます。 このWHO、世界保健機関の初動あるいは台湾への態度等々、私自身も大変問題だなと思うところがございます。ただ、そういった検証は、一旦この新型コロナウイルスの感染についておさまってからしっかり検証すべきであって、今は、日本もアメリカも、むしろ……
○玄葉委員 立憲民主党、国民民主党、そして社会保障を立て直す国民会議の会派に所属をしております玄葉光一郎です。 今、政府の対策の主眼というのは、感染防止と社会経済活動を両立させるということだと思います。私もそれは正しい方向だというふうに考えています。日本人ならできるというふうにも思っているんです。日本ならではのバランスをつくっていくということが大事かなと思います。 道端に財布を落として交番に届くというのが日本の社会であります。あるいは、電車の発着時刻の正確さ、世界一ではないかと思います。カイゼンという言葉が世界の共通語になっています。私は、こういった日本人のモラルの高さとか器用さとか真面目……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 新しい立憲民主党で復興の本部長をさせていただいております。 十五分しかないので、できる限り端的にお聞きしたいと思いますので、答弁の方も可能な限りポイントのみの御答弁をいただければありがたいというふうに思います。 平沢大臣、特に福島に地の利というか、生まれ育った場所なので、土地カンがあると思いますので、期待をしておりますから、よろしくお願いをしたいと思います。 一番気になっていることの一つは、福島県の原発事故の帰還困難区域における復興拠点以外をどうするかということについて、そろそろ道筋をつけていくというのが、私は平沢大臣の在任中の極めて大事なポイント、問題だ……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。
十九兆円の追加歳出を盛り込んだ第三次補正予算を閣議決定をされたということでございます。
二〇二〇年度、国債発行、百十二兆円に及ぶということのようでございます。御承知のとおり、過去最大のときで、リーマン・ショックのときでありますけれども、約五十二兆円。その二倍以上の国債をことし一年で発行するということになります。
西村大臣、このことを、経済財政を担当する大臣としてどう評価をして、これからどのような財政運営をしていくつもりか、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 歳入に占める国債の割合が六四%だと。まさに緊急時なので全てが仕方がないということで本当によい……
○玄葉委員 立憲民主党・無所属、玄葉光一郎です。 十回目の三・一一を前に、改めて、被災者の方々、そしてその御家族に、特にその無念さに思いをはせたいというふうに思います。 まさに私も、当時、地元であり、また現役の閣僚でおりました。不条理という言葉はこのような出来事を言うんだろうというふうに当時思ったものでありました。進行中の新型感染症の事態もございますけれども、率直に申し上げて、私は、あの三・一一の事態というのは現在起きている事態の数倍、場合によっては数十倍にも及ぶ事態だったと思います。 なぜなら、新型感染症の場合は、歴史という縦軸を見ても、あるいは他国という横軸を見ても、様々な参考事例が……
○玄葉委員 立憲民主党・無所属の玄葉光一郎です。 この特措法改正案の核心、肝は、いわば三十一条の、緊急事態宣言前の措置にあるというふうに私自身は考えています。つまり、緊急事態宣言の前段の措置、いわば予防的な措置というものを罰則つきで置いたというところに極めて大きな特徴があるのではないかと。うまく使えば、本当にうまく機能すれば、今が第三波だとすれば、いずれ来るであろう第四波を未然に防ぐことができるというふうにも思いますし、他方で、緊急事態宣言も出ていないのに必要以上に私権を制限するというおそれもあるということだと思うんですね。 これはそもそも論でもあるんですけれども、私、この感染症対策を考え……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 順番を変えまして、最初に丸川大臣にお尋ねをしたいというふうに思います。 丸川さんの答弁拒否が気になっています。 かつて、いわゆる選択的夫婦別氏、別姓制度に、いわば反対の署名をしたということであります。私は、かつて一人の議員として反対の署名をしたことをもって、すなわち大臣に不適任であるというふうに思いません。かつて一議員として行ったことなんだから、そのときに、どういう思いでそのような署名をされたのかということは、私はきちっと説明すべきだと思うんです。 今は大臣として、現在の考えについてならまだ答弁拒否は分からないでもないんだけれども、かつて行ったことについて……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 このデジタル改革関連法案のそれぞれの質疑、内閣委員会に座らせていただいて聞いていて、興味深く思っています。それで感じた素朴な疑問を幾つか、ほとんど総論ですけれども、聞かせていただきたいと思っています。 まず一つは、私自身はマイナンバーのときの議論というのは余りコミットしていなかったのですが、座っていて、まず思い出したのが住基ネットのときの議論なんですね。大論争だったというふうに思います。導入したいと思う方々は電子政府の基盤になるということでありましたけれども、他方で、覚えておられると思いますけれども、国民共通番号になるのではないかということで、かなり、イデオロ……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 西村大臣、連日お疲れさまでございます。大変だと思います。御同情申し上げたいと思います。 試行錯誤されておられるということはよく理解をしております。ただ、今回の三府県への蔓延防止措置の適用等、我々見ていると、残念ながら、ちぐはぐ感というか、そういうものは否めないのではないかというふうに思っています。 今日、私が西村大臣に申し上げたいことはただ一つだけでありまして、タイミングということです。タイミングということを今日は申し上げたいと思います。 まず、大阪とか兵庫、今回、蔓延防止措置の適用になったわけでありますけれども、そもそも緊急事態宣言の解除が早過ぎたのでは……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。
関係の皆さん、忙しいのにありがとうございます。
まず冒頭、西村大臣に二、三お聞きをして、終えたら、どうぞ御退室いただければと思います。
大阪に対して緊急事態宣言を発出するということで調整をしているという報道が出ています。この期に及んで宣言の発出についてちゅうちょするということはすべきではないと思いますけれども、その点についてまずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 あわせて、東京そして兵庫も、緊急事態宣言の発出について、その要請をしたいということで知事らがおっしゃっているようでありますけれども、その点についてはいかがお考えですか。
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 本日は、三十分間の時間で、一つは新型コロナの対策、もう一つは、特に中国のワクチン外交の問題、さらには安定的な皇位の継承の話をしたいと思いますので、少し駆け足になるかもしれませんが、可能な限り端的な御答弁をお願いできればというふうに思っています。 まずは、COVID―19でありますけれども、緊急事態宣言あるいは蔓延防止等重点措置が今年になってほとんど継続的に続いている状態でございます。その対策は、これまでの経験を踏まえてということで、去年よりは限定的あるいは集中的なものになっているように思います。 そこでフォーカスされているのが、いわゆる飲食とか人流に関するも……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。
第五波の感染拡大が止まりません。感染者が、東京あるいは埼玉、さらには沖縄等で、昨日、過去最多ということでございます。
西村大臣、まず、この現状の分析と評価。あるいは、陽性率もかなり高いというふうに聞いております。更に申し上げれば、緊急事態宣言の効果というものがどうも薄れてきているんじゃないかという指摘もかなりあるわけでありますけれども、そのことも含めて、分析と評価をまずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 私、若干認識が違うかもしれませんけれども、緊急事態宣言が出て、たしか飲食店に今まで七時まで認めていたものを駄目だよということを緊急事態宣言で言ったんです……
○玄葉委員 立憲民主・無所属の玄葉光一郎です。 今日のメインテーマは外交でございますけれども、その前に、一、二、COVID―19、新型コロナウイルス対策で提案、提言をしたいと思います。 一つは、先ほどの議論を聞いていて、事業者支援が気になりました。それは、先ほど説明がございましたけれども、基本的には宣言の地域の中の話ですよね。関連事業者は四十万を六十万にする、あるいは飲食店は六万円。宣言地域以外は基本的に自治体任せというのは、本当にそれでいいんだろうかということをもう一回検討してもらえないかなと思うんです。 それは、総理も想像していただけるとお分かりになると思うんですけれども、十一都府県……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 時間が限られておりますので、閣僚の皆様には、内容のある答弁を可能な限り端的にお願いを申し上げたいと思います。たくさん聞きたいし、お話もしたいと思います。 まず一つは、福島沖の先般の地震のことであります。 私も、当日、現場におりました。震度六弱の現場で、非常に地盤の弱いところだったものですから、一種の恐怖を感じました。そんな状態でした。もちろん、テレビや冷蔵庫も倒れました。 当然ですけれども、情報収集しながら、我々、癖になっているんですけれども、第一原発の状況が気になって、その次に、未明に気象庁の会見がありました。大変驚きました。何と言ったかというと、御承知……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 本日議題になっております在外邦人等の輸送の要件等の見直しの問題で、まず質問をさせていただきたいというふうに思います。 この見直しが提案をされたというのは、昨年のアフガニスタンにおける邦人及びアフガン人協力者の退避作戦の経験を踏まえてということでございます。 今回の事案につきましては、いろいろな評価はあり得るかもしれませんけれども、少なくとも日本としては、当初、アフガニスタン人の日本への協力者の退避に関して残念ながら失敗をしてしまったということだと思います。結果として影響は最小限で済んでおりますけれども、しかし、日本人への協力者を仮に保護できなくて、その後、協……
○玄葉委員 おはようございます。玄葉です。 今日は、ロシアによるウクライナ侵攻について最初に取り上げて林外務大臣と議論する予定でおりましたが、やむを得ない事情で欠席をされるということでございますので、まず、日米拡大抑止のことについて、岸防衛大臣と議論をさせていただければというふうに思います。 この拡大抑止でございますけれども、オバマ大統領が二〇〇九年に核なき世界というものを提唱をされた。そして、現にトマホークなどを廃棄するなどということがあって、とにかく米国の核の傘というものの信頼性を高めていこうということで始まったと承知をしておりますし、現に二〇一〇年からスタートして、私もその協議の報告……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 十一回目の三・一一、二時四十六分は、福島県の主催する追悼式で手を合わせてまいりました。 私も、二〇一一年の三・一一は、福島県出身かつ選出で、閣僚でかつ与党第一党の政調会長という立場で三・一一と向き合ったものですから、当然ながら今の立場でも与党も野党もなく責任を持った対応をしたいという思いで、この問題に向き合っております。 それで、どうしても、私たちというか私が心配になることがたくさんございます。全体として申し上げると、息切れが心配です。特に、福島の復興の大前提は、言うまでもないことでありますけれども、一F、福島第一原発、事故炉の着実な安定した廃炉ということに……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。今、立憲民主党の復興の本部の本部長をさせていただいております。 この機構の設立、大変重要ですし、期待もしています。そして、ありがたいことだというふうにも思っています。私、福島選出でございますし、あの三・一一当時、唯一の被災地出身の閣僚でもあったかと思います。そういう意味で、まずは、この機構の設立にこれまで努力されてきた全ての方々、また現在も努力されておられる全ての方々に敬意を表したいというふうに思っています。 ただ、問題は、この機構、やるからには必ず成功させなきゃいけないということだと思うんですね。ただ、現段階ではまだ、絶対に将来成功するという確信を抱くにはまだ……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 コロナ禍にあって明確に分かったことの一つは、職種によりますけれども、私たちの仕事の一定部分はリモートであるとかオンラインであるとかで代替できるということだと思います。 こういったことを踏まえて、ポストコロナあるいはアフターコロナということを考えてまいりますと、いわゆる地方分散といった空間的な分散だけではなくて、住まい方、働き方、もっと言えば生き方も含めた分散、そういう意味では、新しく多様な分散型社会というものを私はつくり上げていかなくてはいけないのではないかというふうに考えています。 軌を一にするように、何と、東京二十三区、転出超過になりました、昨年。今まで……
○玄葉委員 おはようございます。玄葉です。
まず、日韓、特に旧朝鮮半島出身労働者問題についてでありますけれども、その前に林外務大臣に、韓国に対する日本の基本的な姿勢、基本的な考え方というものを伺いたいというふうに思います。重要な隣国である、こういうふうに政府は度々おっしゃっているわけでありますけれども、何が具体的に重要だというふうに考えているのか、まずそのことをお聞かせください。
【次の発言】 韓国の、いわば林外務大臣の中での位置づけというか、あるいは日本外交の中の位置づけというのは、やはり、時々の外務大臣、あるいは時々の総理で変わる面があると私は思っています。重要な隣国であることは多分どの……
○玄葉委員 浜田大臣、林大臣、よろしくお願いいたします。 まず冒頭、浜田大臣から御報告のあった陸自第八飛行隊所属のUH60JAヘリの航跡消失でございます。 無事を願って、一刻も早い救出に全力を挙げてもらいたいと思いますけれども、師団長を始め十名というヘリの事故、事故と断定をされておられますけれども、事故としては大変大きい事故だと言えると思います。 その上で、人的要因なのか機体の不具合なのかということで、しっかり原因究明をするということなんだろうと思いますけれども、念のため幾つか、本当に念のためですけれども、確認をしたいと思いますが、UH60JA、これは今訓練飛行を見合わせているということ……
○玄葉委員 玄葉です。よろしくお願いいたします。 冒頭、通告しておりませんけれども、防衛大臣、お答えをいただきたいと思いますが、北朝鮮のミサイル発射に伴う、本来はこれは内閣官房長官かもしれませんけれども、Jアラートとかエムネットの発信の仕方、これについて一言お願いをしたいと思っています。 それは、この問題、度々課題になっております。国民の生命財産を守るためには、念には念を入れるという意味で、空振りも一定程度、私は仕方がないと思っています。ただ、やはり警鐘を鳴らさなきゃいけないのは、またかと思った、あるいは感じた人たちもかなり多いのではないかというふうに思っていて、イソップのオオカミ少年にな……
○玄葉委員 玄葉です。 渡辺大臣、図らずも再度の御就任ということでございます。改めて、再度の御就任ということでありますから、是非それを生かして、リーダーシップを発揮してもらいたいというふうに思います。 まず、F―REI、福島国際研究教育機構について質問をさせてください。 私、このF―REI、大変期待をしているところであります。四月一日から鳴り物入りでスタートするわけであります。何とかよいものに仕上げなきゃいけない、世界に冠たる研究機関にしてみたいと思うのですが、残念ながら現時点では私自身はまだ将来の成功を確信するまでには至っていない、不安があるということなんです。 特に何が不安かという……
○玄葉委員 玄葉です。 帰還困難区域の問題を、今日、この法案で扱っております。この間、同僚の議員の皆さんからも指摘がありましたけれども、帰還困難区域を避難指示解除するに当たっては、御承知のとおり、五年前に、まず、復興再生拠点を設けて、この拠点からスタートしよう、こういうことで始まったわけです。いろいろな心配もありました。全体像が示されないままスタートして大丈夫かとか、様々な指摘があったんですけれども、我々も結果としては、やむを得ないということで賛成をしてスタートしたということだと思います。 この間も御指摘がありましたけれども、帰還困難区域の中の、まずは、今日の議題、この法案の内容とは違いま……
○玄葉委員 玄葉です。 まず、外交であります。 政府は、国家安全保障戦略の中で我が国の国益を定義をしています。主権と独立の維持、開かれ安定した国際経済秩序、そして普遍的価値、国際法に基づく国際秩序、この三つ、端的に言えば。私は、これは基本的に賛同いたします。特に、国際法に基づく国際秩序を擁護することの重要性、これは私も、この間、この場でもそうですし、国会の場で何度も申し上げてきたことであります。 他方で、今日、ある意味、注意喚起というか、一言申し上げておきたいなと思ったのは、やはり時代が変わってきて、冷戦、そしてポスト冷戦、グローバル化、その結果として、どうしても各国、国内で格差が広がっ……
○玄葉委員 両大臣、お疲れさまでございます。特に、上川大臣、連日外国訪問されたり、またG7の外相会合等々で汗をかかれたりということだったと思います。 まずは、今申し上げたこのガザ地区をめぐる中東情勢でございます。 今、連日テレビで、イスラエル側が一千四百人くらい亡くなったと、他方で、パレスチナ側が一万人を超える死者が出ている、子供も多いという報道がございます。 ロシアのウクライナ侵略、これは、いわば白黒がはっきりしている問題だと思います。ロシアが黒です。ですから、ある意味対処の方針は簡単なところがあると思うんですけれども、このガザ地区をめぐる情勢については、二千年来の歴史を持つ問題です。……
○玄葉委員 玄葉です。
まずは、ALPS処理水の放出に伴って中国が暫定的に輸入停止措置というものを取りました。その対中外交の対処方針、特に、振り上げた拳をどうやって下ろさせるかということについてまずは議論したいんですけれども、その前に、実はこのALPS処理水、私、福島なんですけれども、国内でほとんど風評被害は起きていないというふうに私は考えています。
中国の禁輸の問題の前に、国内で風評被害が起きていないことについての理由、分析、評価、これは経産省で結構ですから、お聞かせいただけますか。
【次の発言】 もちろん国内の関係の皆様の御努力に敬意を表したいと思いますが、私が見るところ、大きく二つ理……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 今日は、ガザの問題、そして能動的なサイバー防御、さらには、時間があるだけ、防衛装備移転の見直しの問題について議論をさせていただきたいと思います。 まず、ガザでございますけれども、私は従来から、ハマスのテロがあって、その後イスラエルの反撃があって、この問題はもう即時停戦だということを最初から申し上げてまいりました。 というのは、ハマスのテロは許されませんけれども、イスラエルも明らかに、ある一線を越えてやり過ぎだという状況が生まれ、それは結果として、サポートしている米国に対する反発につながって、中国、ロシアを利するだけだ、だから、即時停戦に向けて日本もでき得るこ……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 今日は法案審議ということでございますので、法案に関連して、冒頭確認をさせていただきたいと思うんですけれども、最近、統合という言葉が躍っているというか、あちこちで使われるようになりました。ここでも、今回の法案でも統合作戦司令部、あるいは統合防空能力、あるいは今回日米首脳会談でもいわゆる統合抑止力、抑止力の統合とか、統合という言葉はこれまで余り使われてこなかったんですけれども、ここへ来て統合という言葉が数多く使われるようになっています。 恐らく、それぞれの定義がきっとあって、一言では言えないものではないかと思うんですけれども、今回の法案に関連したこの統合作戦司令部……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。
まず、大変ショックなことが起きました。護衛艦の空撮でございます。ドローンによる空撮、護衛艦が空撮された、「いずも」が。
まず、お聞かせいただきたいのは、分析結果がどうだったのかということです。どんなドローンだったのか、そのドローンは果たして脅威たり得るものだったのか、捕捉できていたのか、いわゆるレッドゾーンまで飛んだのか。まず、分析結果、お知らせください。事務方で結構です。
【次の発言】 これは、もちろん法律で、いわゆる重要施設とその上空は飛べないということになっているわけですよね。これは、イエローゾーンを越えてレッドゾーンまでドローンに侵入された、これは間違……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。 あの三・一一から十三年がたちました。私も、あのときは、福島県の出身で、原発事故があって、かつ与党の政調会長で、閣僚も兼任するという立場で、夢中で、死に物狂いで対策に当たったわけです。当然、与党も野党もなく、復興の最終的な責任を負うというつもりでこれからも向き合っていきたいというふうに思っておりますが、壁に直面している問題が幾つかございます。 そのうちの一つは、例えば、除染土壌等の最終処分あるいは再生利用であったり、あるいは廃炉の本丸の、いわばデブリの取り出し、これがなかなか思ったようにうまくいかないですね。この問題を取り上げたいと思うんです。 この除染土壌の……
○玄葉分科員 新党さきがけの玄葉光一郎です。本日は、農村整備について、主に三つの分野についてお伺いをさせていただきたいと思います。 一つは農村景観づくりの問題、二つには中山間整備事業の問題、そして三つには森林整備についてでございます。 まず、農村景観づくりへの取り組みでございます。 ある友人が、これはドイツであったわけでありますけれども、ヨーロッパ留学から帰ってきて、ふるさとに帰る車中で涙が出てきたと言うのです。何で久しぶりにふるさとに帰れるのに涙が出てくるんだというふうに彼に聞いたらば、彼いわく、彼の表現ですけれども、農村の風景が汚いという表現をしました。乱れているということだと思うの……
○玄葉分科員 民主党の玄葉光一郎でございます。 きょうは、ODAの構造改革の問題並びにそれに関する情報公開の問題について御質問をさせていただきたいと思います。 最初に、政務次官が御出席でございますから、まず二言いただきたいというふうに思いますが、昨日、政府・与党の財政構造改革会議で歳出削減策の原案の報告がございました。それによれば、ODAは九八年度で思い切って抑制する、中期目標を廃止する、おおよそそんな内容だったのだと新聞報道で読ませていただきました。 基本的に今求められることは、額が減ったとしてもそれを構造改革で補う、その姿勢が基本的に極めて大切だ、そのように考えております。仮に額が減……
○玄葉分科員 二、三質問をさせていただく前に、今武山委員の質疑を聞かせていただいて、通告していませんから一点だけ意見として申し上げたいと思うのは、確かに、私も社会人を先生にするというのは賛成なのです。社会人を先生にすることによって、それは今お話にあったように教育効果もある。と同時に、特に私はこの国をチャンスが二度ある、あるいは三度ある、そういう社会にしたいという思いがあるものですから、そういう意味でも社会人を先生にする、あるいは一定の経験を持った方に先生になっていただく機会を与える、チャンスを与えるというのは極めて大事なことだと思いますので、ぜひ文部省としても積極的に取り組みをお願いしたい。先……
○玄葉委員 民主党の玄葉光一郎です。 各公述人の皆様に、貴重な御意見をいただきましたことを御礼申し上げたいと思います。特に、修正協議の焦点について、それぞれの先生方、公述人の方々がお触れになっていただいたということに対して御礼を申し上げたい、そう思っております。 まず、浜谷先生にお尋ねをしたいと思います。 今お聞きをしていて、アメリカの戦争権限法というものを引き合いに出されて、国会の関与についてお話をされたわけでございます。今お聞きをしていて、基本的な趣旨に私は賛成でありますが、推測ですが、恐らく、戦争権限法の話を政府に対してするとすれば、米国の戦争権限法はいわば米軍の海外における軍事力……
○玄葉委員 きょうのテーマになっている直接民主制に関連して、首相公選論というのが出ておりますので、それについて一言だけ触れさせていただきたいというふうに思います。 私も、国民による直接選択あるいは強いリーダーシップということで、首相公選というものを実は唱え始めたときがありましたけれども、今私が考えているのは、やはり、本筋は議院内閣制の本来の機能を発揮させることだというふうに考えております。 そこで、マニフェストの導入等々も私個人も図ってきた一人でございますが、一言だけ憲法との関連で申し上げておきたいことがございます。 憲法は、第六十六条で、内閣総理大臣の権限を首長というふうに規定している……
○玄葉小委員 民主党の玄葉光一郎です。 オンブズマン制度について一言だけ述べさせていただきたいと思いますけれども、制度設計をよく吟味した上で、基本的には導入の方向で考えたらいいと思います。その際、導入するということで決まれば、憲法に根拠を置いた方がいいというふうに思います。 ただし、今までも議論が出ていましたけれども、こういった行政監視機能等々に、我々は一体どのくらいの税金を使うのか。税金のむだ遣いをチェックするというのも一つの大事な役割なんでしょうけれども、またまたそのために税金を使うということにもなるわけで、改めて、これらと同種あるいは類似の機能を持つ、各種委員会も含めてですけれども、……
○玄葉小委員 民主党の玄葉光一郎です。 お二人の参考人に御意見を伺いたいというふうに思うんですけれども、広井参考人の方からお尋ねをしたいというふうに思います。 一つは、先ほど本会議で年金の議論が実は始まったんですね。広井先生の年金改革案は、きょうはともかくとして、今御存じのように、政府の案は現行制度の延長で保険料と給付を見直す、こういうことなんですね。今回の案で五十年、百年は安心だ、こう言っているわけですけれども、一方で、この法案が通ったら一元化について議論しよう、協議しよう、こういうこともまた言い始めているわけです。私はこのこと自体はどう考えても矛盾すると思いますけれども、その点について……
○玄葉小委員 辻山先生、ありがとうございました。 幾つか申し上げたいと思いますけれども、一つは、今も話が出ておりましたけれども、現在政府が進めているいわゆる三位一体改革の評価についてお伺いをしたいと思います。 知事会長が、異例だと思いますけれども、三位ばらばらの改悪とこれを称し、あるいは、増田岩手県知事は、この改革は国の財政赤字の地方への単なる押しつけだ、こういうふうに言う。正直、これまでの歴史の中ではかなり異例ではないかというふうに思っています。私自身も全く評価をしていない一人でございまして、例えば知事会が、補助金について九兆円廃止して八兆円の税源移譲をというところまで大胆に提言している……
○玄葉小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、平成二十一年度国立国会図書館予定経費要求の件について審査をいたしたいと存じます。
まず、長尾図書館長の説明を求めます。
【次の発言】 これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。
それでは、平成二十一年度国立国会図書館予定経費要求の件につきましては、お手元の印刷物のとおり決定し、議院運営委員会においては、勧告を付さないで議長に送付すべきものとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本日の議院運営委員会において、以上の審査の経過及び……
○玄葉国務大臣 佐藤茂樹委員がおっしゃいましたように、まずは事態の収束でありますけれども、当然、徹底的な検証が必要である。徹底的な検証をするためには、おっしゃったように、やはり第三者で行っていくことが最大のポイントだというふうに思います。 一般論で申し上げますと、この間、日本の原子力政策は、ある意味不幸な歴史だったと思います。一種、二項対立になってきていて、賛成か反対か、中間が余りなかったという思いが私はあるんですね。どうしてもタコつぼ化する、あるいは何とか村になるというのが、これは原子力に限らずございます。 やはり、そういったことを考えると、この機会に、実は原子力に限らないんですけれども……
○玄葉国務大臣 ただいま江端委員からお話がございました民主党政権になってからの新しい公共、これは、大きなことをあえて申し上げれば、新しい民主主義をつくるくらいの、こういう概念だというふうに私自身は思っています。 つまりは、明治になって、中央集権国家になって、あれから日本人はお上依存になっていった、こういうふうに言われてきたわけでありますけれども、しかし、今の江端委員の御紹介にもありましたように、それぞれが自立をし始めているという中で、これからは、私の言葉で申し上げれば活私豊公、昔、滅私奉公という言葉がありましたけれども、今もありますが、私を滅して公に奉る、これも私は崇高な精神だというふうに思……
○玄葉国務大臣 おはようございます。 平成二十四年度外務省所管予算案について、概要を説明いたします。 平成二十四年度一般会計予算案において、外務省は六千百七十二億五千七十三万六千円を計上しています。これを前年度と比較いたしますと、一・四%の減額となっております。また、東日本大震災復興特別会計において、六億七千二百四十三万七千円を計上しています。 他方、ODA予算は、一般会計予算案における外務省所管分として、対前年度比〇・三%の増額の四千百八十億三千二百五十万二千円となっております。また、東日本大震災復興特別会計において、一億三千百九十一万一千円を計上しています。ODA予算反転の端緒を開く……
○玄葉委員 共同会派の玄葉光一郎です。 昨日、外務大臣に四十分間、日米貿易協定について質問させていただきましたけれども、きょうは連合審査ということで、数分だけいただいて、農林水産大臣に質問をさせていただきたいと思います。極めて限られた時間なので、二問ずつ二回聞きますので、できれば端的にお答えをいただければ、しかも前向きなですね、そう思います。 冒頭二問は、かなり甚大な被害だったものですから、台風十九号関連でお聞かせをいただきたいと思います。 河川改修について、改良復旧という言葉がしばしば使われるようになってきたわけであります。よりよいものに改良しながら復旧していく、災害復旧の枠組みでそれ……
○玄葉分科員 玄葉光一郎です。立国社会派に所属をしております。
きょうは、緊急事態宣言、さらには緊急経済対策等々について、西村大臣に質問をいたします。
まず、報道ベースではありますけれども、安倍総理が緊急事態宣言を発出する意向を固めた、そして宣言の準備に着手した、こういう報道がございますけれども、それでよろしいでしょうか。
【次の発言】 よくアメリカのカリフォルニア州とニューヨーク州の例が出されて、五日違って、結果として感染者数が十倍にニューヨーク州がなってしまっている、五日、カリフォルニア州が強い対策をとるのが早かった、こういう報道が出されていますけれども、後に、宣言を出すのが四、五日早……
○玄葉委員 玄葉光一郎です。よろしくお願いいたします。 先ほど防衛大臣から報告がありましたように、北朝鮮ミサイル発射、これまでにない高い頻度、そして新たな発射形態で行われているということでございます。 今の開発状況を見ると、私も、新たな段階の脅威になったなというふうに認識をしているところでありますけれども、まずは、核・ミサイル能力及びサイバー能力の現状に対する政府の評価を聞きたいと思っています。 一つは、二十四時間前に通告しておりますけれども、北朝鮮は既に核を保有し、ノドン、スカッドに搭載可能な弾頭の小型化を実現をして、我が国を攻撃する能力を有しているというふうに考えているかどうか、政府……
○玄葉委員 まず、邦人等保護についてお尋ねをしたいと思います。 スーダンにおける邦人退避のオペレーションでございますけれども、首都ハルツームで希望した在留邦人全員がスーダンから退避したということで、関係者の皆様の御努力に敬意を表したいというふうに思います。 まず、細かいところの確認ですけれども、細かいとは申し上げましたが、大事なことだと思いますが、現地における邦人以外の協力者、例えば、スーダンの日本の大使館で、日本の大使館に協力しているスーダン人で、例えば出国を希望したとか、そういった方々も含めて全員スーダンを脱出した、そういう理解でよろしいですか。
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