このページでは大口善徳衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。大口善徳衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○大口委員 公明党の大口と申します。東海地震が予想されております静岡一区選出の議員でございます。 質問に入ります前に、去る七月十二日、北海道の南西沖地震、また一連の台風、そしてまた鹿児島を中心といたしました集中豪雨により亡くなられた皆様に謹んで御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災者の方に心よりお見舞い申し上げます。 また、長官におかれましては、早速現地に行かれまして、迅速に対応されておることを本当に評価したいと思います。 また、現地の方々が昼夜を分かたず働かれておられる、そのとうとい作業につきましても、心から敬意を表したいと思います。 今回、九月十六日の閣議決定における緊急経済対策に……
○大口委員 公明党の大口善徳と申します。 今回、中井大臣、御就任大変おめでとうございます。先ほどの答弁を聞かせていただきまして、非常に意欲的な、前向きな、わかりやすい答弁をお伺いいたしまして、非常に感激しております。よろしくお願いいたします。 時間もありませんので、早速お聞きしたいと思います。 インドシナ難民問題について聞いてまいりたいと思います。 我が国は、昭和五十年五月十二日にベトナムのボートピープルが九名千葉港に到着しまして、現在まで一万三千七百六十八人のボートピープルが到着しておるわけでございますが、昭和五十二年、閣議によりまして、このボートピープルについては定住を受け入れる、……
○大口委員 公明党の大口善徳です。改新、さきがけ・青雲・民主の風の御了解を得まして、質問したいと思います。 まず、戸籍に関する事務は、国の機関委任事務と言われております。この機関委任事務につきましては、地方自治の観点から整理合理化し地方公共団体の事務とするということが、つまり機関委任事務から団体委任事務にということが臨調、行革審答申においても非常に主要課題になっております。行財政改革、地方分権を推進するため、国と地方の関係、あり方についてこれを考えていかなければいけない、そういう観点からいきますと、現行の機関委任事務というものは原則として廃止して団体委任事務でいくべきだ、こういう有力な考え方……
○大口委員 改革を代表いたしまして、短い時間ですが質問させていただきたいと思います。 まず、大臣にお伺いいたします。 大臣、日本海新聞で、昨年の衆議院選挙におきまして、いろいろとアンケートにお答えをされておられます。その中で、政治改革につきまして、「自民党長期一党支配による金権腐敗政治の打破と、政官財の癒着構造を断ち切ることによって、政治への国民の信頼を回復することが政治改革の基本です。」ということで、自民党の一党支配と、それから政官財の癒着の構造を断ち切る、これをまず政治改革の第一番と言っておられます。 それから、いろいろなことをおっしゃっているのですが、二番目に「政治家の収入と資産公……
○大口委員 改革の大口でございます。
今回の裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案の両案につきましては、賛成でございます。一日も早い支給をと考えているものでございますが、一点だけお伺いいたします。
昨年、改定アップ率が一・七から二・二%であり、司法修習生は最も高い二・二%でありました。今回、改定アップ率が一・一から一・四%ですが、司法修習生についてどうなっているか、予定をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、最近、週刊誌等のマスコミ報道や、週刊誌等を引用した国会質問によって、目に余る私人の名誉、プライバシーを害……
○大口委員 新進党を代表いたしまして、質問に立たせていただきます。 まず、今回の阪神大震災に対しましては、五千名以上を超える死者が出、また、たくさんの方々が今もなお避難をされておる、また負傷者の方々もたくさんおられまして、そのことにつきまして心より、衷心より哀悼の意を表しますとともに、お見舞いの意を表したいと思います。 ところで、私たち新進党におきましても、十七日に明日の内閣国土・交通政策の担当代表である二階代議士がまず現地に参りました。十八日は海部党首初め、私も十七、十八と現場に行ってまいりました。そして、その現場の状況をつぶさに見てまいりまして、これはただごとではないな、私が今三十九歳……
○大口委員 新進党の大口善徳でございます。 まず、今回の阪神大震災に対しましては、五千名を超える死者が出、また、遺族の方々のことを思いますと、深く哀悼の意を表したいと思います。また、避難所で生活されている方、たくさんいらっしゃいます。こういう方々に対して心からお見舞いを申し上げたいと思います。 私の方から、まず第一に、仮設住宅の件について考えてみたいと思います。 私も一月の十七、十八日あるいは一月三十一日、二月の一日、二月の八日、九日と三回現地を見てまいりました。直近の二月の八日、九日に行ったときも、小学校の廊下にお年寄りが毛布を敷いていらっしゃる、こういう姿を見ますと、非常に胸の痛む思……
○大口委員 新進党の大口でございます。 今回の大震災においてたくさんの教訓がございます。この教訓を大事にして、私も静岡県出身でございますので大変地震については、これは県民とともに日々考えておるわけでございますけれども、しっかり対処していきたいと思います。 そういう中におきまして、今回総理が何回も答弁されておりました、平成七年二月二十一日の閣議決定、そこで要するに第一次情報の収集体制をつくった、こういうことでございます。そして、収集体制をつくって、ある一定の規模の地震については、副長官あるいは内調室長、警察庁警備局長、防衛局長、防災局長等々のメンバーが参集をする、こういうことなわけですね。そ……
○大口委員 新進党・民主会議を代表いたしまして質問をさせていただきます。 最近、群発地震等、地震が各地で発生をしております。今回の阪神・淡路大震災、五千五百人を超える方が亡くなられた、そのうち九割ぐらいの方が建物倒壊によって亡くなった、こういうことでございますので、この建築物についての耐震の強化は非常に緊急の課題である、そう考えるわけでございます。 そういう点で、今回この法案が提出されましたことは、対策の一部として価値のあることではございますが、ではこれで全部十分かといえば、まだまだやらなければいけないことがあります。むしろ不十分である、そういう気がしてなりません。 この阪神・淡路大震災……
○大口議員 総理府及び内閣官房に総合防災室を設ける趣旨、またその理由ということを問われたわけでございますけれども、今回の防災の問題というのは最も政治的なリーダーシップが求められるわけでございまして、内閣総理大臣がしっかりとこのリーダーシップを発揮しなければいけないと思うわけでございます。 そういうことを考えますと、本来内閣総理大臣の直属の組織、そこに防災に関する組織をきちっと置く、これが大事でございます。国民の生命とそれから財産を守る、そういう重要な役割につきましては、やはりこれは総理の直属に置くべきである、そう思うわけでございます。とにかく、縦割りということもございます、防災行政というのは……
○大口委員 新進党・民主会議を代表いたしまして質問をさしていただきたいと思います。 今回の災害対策基本法の一部を改正する法律を新進党におきまして提出さしていただいたわけでございますけれども、今回の五千五百名を超える死者を出した阪神・淡路大震災、この犠牲者に報いるためにも、やは力抜本的に国の制度というものを考えていかなきゃいけない。特に、内閣総理大臣のリーダーシップをしっかりと発揮すべきであったんでありますが発揮できなかったということもありますので、法的な改正もしっかりとしていきたい、そう思うわけでございます。 特に、国土庁の防災局のあり方といいますか見直しといいますか、これをやはり真剣に考……
○大口委員 ただいまの山口議員のお話の中で、総会屋あるいは暴力団が入り込んでくる余地が閲覧請求権の中である、また、事務処理簿とか議事録だとかこういうものも利害関係人が見られるということで、私は、今回の法案というのは、むしろ暴力団とかテロ集団が入りやすいようなそういう法律をつくったのじゃないか、そういうことでこれは非常に問題である、そういうふうに今の山口議員の質問を聞いておりまして感じた次第でございます。 私の方からは、まず今回の所轄庁の問題について少し議論をしたいと思うのですが、今回、二つ以上の都道府県で活動を行う宗教法人については、これは所轄以外の都道府県で問題が生じた場合の対応など一都道……
○大口委員 新進党の大口善徳です。 今回の改正について、また住宅政策一般につきましてお伺いしたいと思います。 昨年の六月に、二十一世紀に向けた住宅・宅地政策基本体系というものが住宅宅地審議会から答申をされました。その中で、住宅供給における公的な役割あるいは民間の役割、これのあり方ということが非常に大きなテーマになったわけでございます。そういう点で、公的な賃貸住宅についていろいろ見直しをしていかなければいけない。これは、公営住宅、特優賃、そしてまた公社そして公団、このすべてについて見直しをして、そしてそれぞれの目的を明確にして、生かされていかなければいけない、そう思うわけでございます。 今……
○大口委員 新進党の大口です。
大臣、就任されて、一月十三、十七日と阪神入りをされたということでございます。そしてまた総理も、二月十八日に現地入りをされて、そして、十九日に大臣に対して指示をされた、こういうことでございます。
そこで、総理から具体的にどういう指示をされたのかということと、大臣も就任後二回にわたって現地の方に行かれて、復興対策についての大臣の抱負を、首相の指示等も踏まえながら御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 今大臣からもお話がありましたように、住宅の問題というのは非常に深刻でございます。そのことにつきましては、過日、石井一代議士の方から予算委員会の方でも質問がありまし……
○大口委員 新進党の大口でございます。今回の改正案について質問をしたいと思います。 まず、今回の改正案の中で、五十五条、七十七条に関して、債務者のほかに不動産の占有者という形で範囲を広げたということなわけですが、これにつきましては、判例理論におきまして債務者、所有者の関与ということと、それから執行妨害目的ということ等の要件、しかもかなり広く解して判例実務では対応していると思います。 そこで、この提案理由にもありますように、新しい事態に対して対応しなきゃいけない、こういうことでございますが、今回の改正によって判例実務においては保全命令を出せなかったものが出せるようになるという具体的な例を提示……
○大口委員 新進党の大口でございます。 先ほどの梶山官房長官の御答弁、ちょっと私、腑に落ちないものですから、お伺いしたいと思います。 同僚議員である山田宏議員が、総理に対して、住専の貸出先の政治献金について聞きましたところ、総理は、 私自身、この問題が発生をいたしましたとき、自分の政治資金団体に住専から寄附を受けているかどうかは非常に気になりました。そして、調べてみましたが、それはございませんでした。 そして、先日、国会に資料の御請求をいただきました段階で、たしか上位百行を提出させていただきました時点で――百行ではありません。失礼しました。貸し先上位百社を公表いたしました時点で改めて、……
○大口委員 新進党の大口でございます。 今回の厚生省の不祥事につきましては、これからの高齢化社会を考えてみましても、安心できる老後という国民の期待をこれは裏切るものである。これは非常に深刻な問題でございます。そして今回、厚生省につきまして処分が行われたわけでありますけれども、政治家もこのことについては深刻に考えていかなければならない、こう思っておるわけでございます。 そこで、大臣にお伺いをしたいのです。 大臣は、これまで、政治献金につきましていろいろな答弁をされております。基本的には政治資金規正法の届け出を出せばいい、こうおっしゃっておるわけでございますが、ワタキューセイモアにおいては二……
○大口委員 私も食糧費についてお伺いをしたいのですが、会計検査院が各都道府県に、昨年十月末時点における内部調査を文書で報告するようにということで、六都道府県から報告があった。その後また、東京あるいは群馬県から出てきたということなんですが、これは、文書で報告するようにということについて、期限はいつまで、また今後も出てくるのかということをまずお伺いをしたいと思います。 それから、今若松委員の方からも話がありましたけれども、市民オンブズマンとの連携という点について、中立性だとかあるいは守秘義務というお話がございましたけれども、情報公開法がこれから制定をされていくと言われますと、非常に全国民が目を光……
○大口委員 今回の予備費につきましては、今、さきの委員からも御指摘がありましたように、当初三千五百億、それが実際補正予算に回されて一千五百億になる、こういうことで、昭和五十四年から三千五百億という形で計上されていますが、この金額につきましてはやはりこれからきちっと議論をしていかなければいけない、そういうことを一つ指摘しておきたいと思います。 そしてまた、特別会計の予備費につきましては、平成六年二兆七千、そしてまた平成七年二兆五千、かなり大きな金額なわけですが、実際に使用する額というのは非常に少ないわけです。このあたりにつきましても、この規模に対して使用額が余りにも少ないということについて、こ……
○大口委員 新進党の大口善徳でございます。 きょうは、大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。 私の方からは、要介護認定につきまして、その認定の委員になられております市村様と赤倉様にお伺いをさせていただきたいと思います。 今の法案でございますと、まずその利用者から申請があって、そしてそれによって市町村の方でアセスメント、調査員を派遣して調査をする。そしてその調査の結果、かかりつけのお医者さんの意見というものがその審査会に上げられる。そして審査会でもってその要介護度等について判定をして、そしてケアプランの作成を希望する方は作成をする。そこでまたそのアセスメントが行われる。しか……
○大口委員 新進党の大口でございます。 きょうは、この介護保険法、まだまだ審議が不十分であると思いますし、地方公聴会に行きまして、地方の現場の声というものは相当いろいろとこれに対してはあるということを体験いたしました。そういう点でもっともっと現場の声を聞いていかなければいけないなと痛感しております。 今回、三月十八日に、財政構造改革会議におきまして財政構造改革五原則というものが出されたわけでございます。その中で、さきの委員もお話がありましたように、一定の収入、所得を持っている人について給付を受けられない可能性もあるということを大臣も示唆されております。 そういう中で、今、医療保険制度の改……
○大口委員 新進党の大口でございます。 今回の臓器移植法案につきまして、議員立法ということで、一生懸命努力をされている、そういうことに対して、非常に敬意を表したいと思います。 最近も、八歳の少女がアメリカに心臓の移植を受けに行かれたという報道もございました。この臓器移植の問題につきましては、国民に大きな関心のあることでございますので、徹底的な論議が必要であろう、こう思っておるわけでございます。 私は、基本的なスタンスといたしましては、臓器移植を一切認めないという立場ではございません。臓器移植を認めるということにつきましてはそういうことでございますが、ただ、これは人の生命にかかわることでご……
○大口委員 新進党の大口でございます。きょうは大変勉強させていただいて、ありがとうございます。
そこで、お伺いしたいのですが、今回の法案につきまして、臓器摘出についてのドナーの書面による同意、これが必要である、こういう形になっております。このことにつきまして、野本先生、移植学会としましてどうお考えなのか。また、魚住先生、このことについて、やはり臓器摘出は書面による同意が必ず必要である、こういうふうにお考えになるのか、この点についてお伺いします。
それともう一点……
【次の発言】 あと、低温療法につきまして、これは患者の方からしますと、ぜひともこの低温療法はやってほしいという気持ちはすごくあ……
○大口委員 今回の健保法の改正につきましては、医保審の答申書も、「時的な財政対策との色彩が濃い。制度の総合的な改革に向けての取り組みが十分でなく誠に遺憾である。」と異例のコメントを出しているわけであります。今回、モデルケース一つとってみましても、サラリーマンの外来は二倍以上、七十歳以上の高齢者については二.四五倍以上ということで、これは非常に大きな負担を国民に強いるものであります。 でありますから、私は、これは順序が逆ではないか、こう思うのですね。厚生省は、まず赤字を埋めてください、その後で制度改正をやりますと。しかし、それではただ食いされる可能性があるわけです。まずは改正をして、そして、こ……
○大口委員 新進党の大口でございます。 今、前の宵山委員からも御質問がありましたが、大臣の答弁にちょっと私は疑問に思うところがありましたので、そこからまずお伺いをさせていただきたいと思います。 私たちは、この抜本的な改革というのは、やはり財政的な危機、これが改革への圧力になる、こういうふうに考えております。今、非常に大変な状況であるということは、これは否定するものではありません。ですから、この財政的な危機というものを改革の圧力にして、そして抜本的改革を今やらなければ、またこの財政的な危機を一時しのぎ、三年間一時しのぎをしてということで抜本的改革がなされないのじゃないか。朝日新聞等でも指摘を……
○大口委員 私は、新進党を代表いたしまして、本日提出の修正案及び修正案を除く原案に対し反対の討論を行うものであります。 まず、今回の改正案及び修正案提出に至る過程におきまして、与党三党は、厚生委員会の審議をよそに与党三党の協議が行われ、国民の見えないところで合意をし、修正案を提出したことは、これは議会制民主主義の根底を覆す暴挙であるわけでございます。 我々は、国民生活に広く深く重くかかわる医療改革の重要性にかんがみ、審議してまいりました。しかし、与党三党は、国会以外の国民の見えない場で密室の協議を行い、国会審議の形骸化をさせたのでございます。 本日、外来時の薬剤負担、高齢者入院負担、また……
○大口委員 新進党の大口でございます。 今回、特に安田病院等の問題がありまして、週刊誌等でもかなりセンセーショナルに報道がされている。まじめにやっておられるお医者さんも非常にこの点については迷惑をこうむっている、こう思うわけですね。そういう点で、不正請求等の内訳についてきちっとやるということは非常に大事である、私はこういうふうに思うわけです。 そういう中で、レセプト請求について電算化をする、こういうことをたびたび答弁されていたわけであります。確かに三秒から五秒でレセプト審査ができるわけはないわけであります。かといって、基金の職員をふやすわけにもいかないわけです。そうなってきますと、やはり電……
○大口委員 新進の大口でございます。 今お伺いした中で、この四社について、取引停止処分が日本工機それから藤倉。それからニコーとあるわけですが、取引停止処分あるいは入札参加の留保ということは行政処分でありますので、これはペナルティーを科した、こういうことではないかと思うのですね。 そういうことからいきますと、特に過大額の処置の状況についての中で、契約の変更による減額という形ではなくて、やはり返還という形にするのが本来のあり方である、そういうふうに行政処分をしているわけですからある程度返還ということもやるべきである、こう思います。 そしてまた、二番目に、その場合に、やはり今後、一般確定契約と……
○大口委員 私からは、まず、動燃のウラン廃棄物貯蔵ピットの予算執行の問題についてお伺いをしたいと思います。 この問題については、科学技術庁長官も現地に行かれまして、そしてまた、その中でも施設に収納したドラム缶が腐食したり破損したりということを現実に見てこられたということで、いまだに全然抜本的な解決がなされていないということであるわけです。ところが、この問題については、科学技術庁の方におきましても、これについて、業務状況調査結果ということで報告書を十月三日付で原子力局から出しておるわけでございますけれども、これを一読させていただきますと、非常にまだまだ調査が不十分である、またポイントを突いてい……
○大口委員 新進党の大口でございます。
それでは、時間もありませんので早速本題に入りたいと思いますが、本年五月十三日、本会議におきまして、私は重症心身障害児の教育現場での医療のバックアップ体制について質問をさせていただきました。それに対して、橋本総理また小泉大臣から、「重症心身障害児の方々が地域において安心して暮らすことができるための施策の充実に努めていきたいと思います。」こういう答弁をしていただきました。これを受けまして、文部省、厚生省でどのような対応をされているか。まず、文部省からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この医療ケアを必要とする児童の数というのは千六百四十六名とも言われて……
○大口委員 平和・改革の大口でございます。
きょうは、特に社会保障関係について小泉大臣にお話をお伺いしたい、こう思っております。
まず、今回の財構法の改正等につきまして財政構造改革会議がございました。小泉大臣がその中で、公共事業だけ上積みして社会保障関係費だけそのままなら私は承知できない、こういうことをおっしゃった。財構法に対するこういうおっしゃり方をされたその中身は、どういう意図でこういう発言をされたのか、これをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 確かに、八千億増のところを三千億に抑えるとかいうこともあるし、それから、社会保障関係費と公共事業関係費を見ますと、公共事業の方は、当初予算……
○大口委員 新党平和・改革を代表しまして、御質問させていただきます。 きょうは、院長、簡潔に答えていただきたいと思うのです、時間がもったいないですから。お願いします。 まず、今回、会計検査院法の改正がございました。その中で、二十条の三項で「会計検査院は、正確性、合規性、経済性、効率性及び有効性の観点その他会計検査上必要な観点から検査を行うものとする。」こういうことで明確に、正確性、合規性のほかに経済性、効率性、そして有効性、この観点について法文上明記をされました。 そこで、この有効性の評価、これは非常に大事である、こう思うわけでございます。そのことはもちろん会計検査院も認識はございます。……
○大口委員 新党、平和・改革の大口でございます。 きょうは、平成の目安箱ということで、その中でも公務員の倫理問題、そして天下り問題、これにつきましては大変声が大きいということで、それを受けました形の委員会であると考えております。私も、そういう点でこの平成の目安箱に寄せていただいた中で、ちょっと御紹介をさせていただきたいと思います。 ボランティア参加により大蔵省クリーンアップを 大蔵省では、金融汚染により大臣や事務次官が辞任しました。「綱紀粛正の連呼」や「倫理法の制定」で、汚染は除去できるのでしょうか。大蔵省職員の方々の意識改革が必要だと思います。 接待が無くなり、時間的余裕もでき……
○大口委員 新党平和の大口でございます。 きょうは、この法案の審議におきまして非常に時間が短い。これはもう大変重要な問題でございますので、本来もっと審議時間をたくさんとってしっかりと議論をしていきたい、そういう点では、我が党は一時間しかないということで非常に残念に思っておるわけでございます。ですから、やはり五年間の方向性を決める、あるいは二十一世紀への交通の一つの大きな柱を決める、こういう段階でございますので、これは本当にもっとしっかりと審議時間をとっていただきたい、そのことをまずお願いしておきたいと思います。 今回、公共事業の問題でいろいろと言われておりますが、では社会的な資本整備という……
○大口委員 平和・改革の大口でございます。きょうは、建築基準法の改正につきまして質問をさせていただきたいと思います。
私も、平成七年一月十七日の阪神・淡路大震災の発生いたしましたときに、その日の夕方現地に入りまして、そして被害の実態をつぶさに見てまいりました。対策本部を党としても立てまして、そして私も泊まりがけでいろいろと活動させていただきました。そういうことで、この阪神・淡路の大震災、三年以上たったわけでございますけれども、これの教訓について、大臣はいかがお考えでしょうか。
【次の発言】 今大臣から、教訓について、また建築行政の取り組み方についてお話がございました。
私も、平成七年の十月……
○大口委員 平和・改革の大口善徳でございます。 時間もございませんので、簡潔に答弁はしていただきたいと思っております。 まず、昭和三十八年に名神高速道路が開通以来、高速道路の果たしてきた役割は多大なものがある、本格的なハイウエーライフ定着の時代を迎えています。今回の改正によって新たな民間事業の機会が創出される、二十一世紀にふさわしい心豊かな高速道路づくりにおいて、新事業展開の基本理念、基本方針について大臣にお伺いしたいと思います。 それともう一つ、高速自動車国道活用施設に係る連結許可、利便増進施設に係る占用許可に当たって、地域経済、産業の振興、しかも文化の発展また環境との関係、そのように……
○大口委員 平和・改革の大口でございます。 行革の議論、実は、自民党が野党時代、総理が「政権奪回論」という御本を書かれております。早速、私、当時与党でありましたが、この本を読んでおります。 ときに、この中から一つお伺いをさせていただきます。 総理は、この二百四十七ページにおきまして、 この減税措置は一年度限りなどという限定されたものではなくて、ある程度長いスパンを考慮したものであることが必要なのだ。 これは、「所得税減税に話を戻そう。」というところですね。 内需中心の経済の拡大を目指す以上、国民の消費が伸びていかなくてはならない。個人消費を伸ばす手段として、所得税減税は必要だと思う……
○大口委員 新党平和の大口でございます。 きょうは、六人の先生方、大変お忙しいところをありがとうございます。連休明けということで、連休をつぶしてこちらの方に来ていただいたことに、心から感謝を申し上げます。 私の方からは、もう先生方お話をされておりますが、今回の省庁再編ということの順序のあり方でございます。 行政改革というと省庁再編が先行してしまいまして、官民の役割のあり方あるいは地方分権、規制緩和、こういうものがセットになっていない。地方分権推進委員会の方においても、規制緩和においても、現在の行政の組織というものを前提にしてやっている。また、省庁再編の方は、地方と国の権限だとか官民のあり……
○大口委員 ただいま議題となりました中央省庁等改革基本法案に対する修正案について、提案の趣旨と概要について説明いたします。 中央省庁等の再編成に当たっては、言うまでもなく、権力を中央から地方へ、そして官から民へと分権化していく理念が不可欠であります。また、その上で、中央省庁の再編を行う場合、これまでの各省庁間において存在してきた権力のアンバランスを修正することが求められております。 言うまでもなく既存の中央省庁において強大な権力を保持してきたのが、官庁の中の官庁とも言われる大蔵省であります。戦後の内務省解体の際にも大蔵省だけが無傷で生き残り、予算編成、徴税、財政、金融という枢要な権限を有し……
○大口委員 平和・改革の大口でございます。 きょうは、有料老人ホームについてお伺いしたいのです。それから介護保険の適用との関係、それから消費者保護との関係、そしてまた建設省の高齢者のための住宅政策についてお伺いをしたいと思います。 有料老人ホームというのは、今、入居一時金が、一人の場合は二千七百十三万円、あるいは二人入居の場合は三千七百四十八万円、多額の入居一時金というものを出しまして、老後のすべてをかけて入居する、こういうようなことでございます。そういう点で、非常に消費者の保護という観点から大事だろう。また、高齢社会ということを考えますと、民間の活力、そしていろいろな選択肢を用意する、そ……
○大口委員 平和・改革の大口善徳でございます。
まず、東急百貨店について、初めてこの問題を認識したのはいつですか。
【次の発言】 あなたは、九一年八月二十四日の会議、あるいは九一年十一月二十四日の会議、そしてそこで、山一が引き取るか引き取るべきでないか、その仕分けがあったわけですね。そして、九一年八月二十四日から九一年十一月二十四日の間も、あなたはたびたびこの会議にも出ております。そういう点で、そのときに東急百貨店のことは全然認識されなかったのですか。
【次の発言】 九一年十一月二十四日、かなりのものを簿外債務で処理する、こういうことは行平社長は了承したわけですけれども、あなたはそのとき反対……
○大口委員 新党平和の大口でございます。平和・改革を代表いたしまして、質疑に入らせていただきます。 本日、一万四千円を日経平均株価は割りました。非常に私は深刻に受けとめておりますし、非常にこれは政治家としてやはり責任を感じます。一番感じていただかなければいけないのは小渕総理であろうと思いますが、我々も政治家として、これを何とかしなければいけない、そういう危機感でいっぱいでございます。そういう中で、我々、平和・改革、民主、そして自由でもって三党の合意をさせていただきました。 この案は、今法案化されておりますが、特に私、アメリカのシードマンさん、これはRTCの初代の総裁であり、そしてまた連邦保……
○大口委員 平和の大口でございます。平和・改革を代表いたしまして、質問をさせていただきます。 まず、私がいろいろ自衛隊の皆さんの会合にお伺いをするときに言っていることは、本当に、災害においてもPKOにおいても、そしてまた日本の国民の財産と生命を守っていただける、そしてまた防衛庁には不祥事というのはない、大蔵省の不祥事があったときに、防衛庁は一番国民から信頼されている、自衛隊員の皆さんは役人不信という中で本当に国民から信頼されている、そういうあいさつをさせていただいているわけです。 ところが、本当に現場で一生懸命任務についておられる自衛隊員の方々ではなくて、その中枢でこういう問題、背任の問題……
○大口委員 公明党・改革クラブを代表して、質問させていただきます。 まず、両参考人、お忙しいところをありがとうございます。皆さんの御説明は非常に参考になります。 そこで私からは、まず一つは、今古川委員からもお話がございましたように、JCIFで報告書を出す、サマリーを出す、それで国内の会社に、三百社に対してアンケート調査をやられている。そこに、格付産業の問題点について三つ、丸で囲んでください、問題点として囲んでください、こういう項目があります。ここに格付会社の問題点というものが出ているわけですね。 一つは、二大格付会社の影響力が過度に強まっている、格付会社間に健全な競争原理が働いていないの……
○大口委員 公明・改革を代表しまして質問をさせていただきたいと思います。 海岸は、白砂青松、なぎさとか、優雅な言葉で文学の世界では表現されており、我が国の文化、歴史、風土を形成した国民共有の財産である、また地球上の共有財産である、こういうふうに思います。まず、そういう海岸に対する大臣の御認識をお伺いしたいと思います。 さらに、今回の改正は四十三年ぶりの抜本的な改正である。その第一条、目的に、防護にさらに環境整備、保全、そして適切な利用というのが加わったわけで、これまで何回もこの委員会で議論がされたわけですが、この防護と環境、利用との関係ですけれども、調和をさせていくということはよくわかるの……
○大口委員 公明党の大口でございます。 公明・改革クラブを代表いたしまして、質問をさせていただきます。 まず、平成九年に「特殊法人等の整理合理化について」という閣議決定がありまして、それを受けて、今回、都市基盤整備公団法案が提出されたわけであります。先ほどから、行革の中の特殊法人の整理合理化というのは非常に大事だということがずっと指摘されてきているわけでございます。そしてまた、大臣からもPFIというようなお話もございましたけれども、そういう点で、どう民間の力というものを活用していくかというような時代でもございます。そういう点で、今回、役員については理事十四名から十名、四名削減ということでご……
○大口委員 公明・改革クラブを代表いたしまして質問させていただきます。大口善徳です。 欠陥住宅の問題につきましては一刻も早い対策が必要であります。私自身も、阪神・淡路大震災以来、再三にわたって指摘をさせていただきましたし、昨年の五月の建築基準法改正の建設委員会での審議におきましても、いろいろと質問をさせていただきました。今回の住宅品質確保法案は、一年前の私の質問に対する建設省からの回答であると考えております。それで、そのことに対して、私としては評価をさせていただきたい、こう思っておるわけでございます。 まず、前通常国会、一年前に指摘した事項と、また、今回提出されたこの法案の内容について確認……
○大口委員 公明・改革を代表して質問をさせていただきます。 今回、地方分権一括法、中央省庁の再編法につきまして、特にきょうは教育行政について質問をさせていただきたいと思います。 昨年の九月に、中教審、今後の地方教育行政のあり方についての答申が出ました。そして、その中で、地方分権を推進し、より地域に根差した主体的かつ積極的な教育行政を展開できるよう、関連する諸制度の多様化、弾力化を進めるとともに、国、都道府県及び市町村の役割分担を見直し、国、都道府県の関与を縮減する、こういうことで、さまざまな地方分権、要するに、国と地方公共団体の関係、また都道府県と市町村の関係、教育委員会と学校の関係という……
○大口委員 公明党・改革クラブを代表しまして、質問をさせていただきたいと思います。 時間もありませんので、早速本題に参ります。 まず、経企庁長官は、テレビ等で非常に表現豊かに最近の景況につきましてお述べになっておられます。そしてその中で、景気は昨年九月の末から十月くらいに底に到着し、定着したという感じは持っている、あるいは底入れの感はあるが、そこをもって反騰すると見るのは尚早だ、こういうようなこと。そしてまた、昨年秋底入れして、十月以降底ばいが続いている。こういう、底入れ、底ばいというお言葉を非常に使われているわけであります。 これに対して、通産事務次官が、これも新聞で見たわけであります……
○大口委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 中小企業総合事業団法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 新事業団の設立にあたっては、統合によるメリットを十分発揮できるよう、業務の整理合理化を着実に推進するとともに、機動的、効率的な事業運営が確保されるよう配慮すること。 二 統合に伴う職員の処遇については、不利益が生ずることのないよう特段に配慮すること。 三 新事業団の設立後、三年を経過した時期に、運営状況を勘案し、事業……
○大口委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 ものづくり基盤技術振興基本法案に対する附帯決議(案) 政府は本法施行に当たり、次の事項について特段の配慮をすべきである。 一 ものづくり基盤技術基本計画を関係省庁の緊密な連携の下で速やかに策定し、ものづくり基盤技術の振興に向けた施策の確立とその具体化に努めること。 二 ものづくり基盤技術の振興に大きく寄与する各種催しについては、国民の理解と関心を深める上での貴重な機会であることにかんがみ、関係機関はその開催に当たり積極的な支援を行うこと。 以上……
○大口委員 公明・改革クラブを代表しまして、質問をさせていただきます。 訪販法の改正法案、そしてまた割賦法の改正法案について、まずお伺いをします。 今回の改正につきましては、賛成は賛成でありますが、こんなに遅くなってやっとできたのか、こういう感じがいたします。もう十数年前からこういうサービス形態における苦情というのも出てきておりますし、また、弁護士会ですとか消費者団体でもこういうことがいろいろ叫ばれ、そしてまた、これは平成四年ですか、総務庁の行政監察局がそれについて一つの意見を出しており、そしてまた、そういう中で、通産省においてもこれを検討して、結局は業界の自主規制にゆだねた。 ところが……
○大口委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 国際協力銀行法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 日本輸出入銀行及び海外経済協力基金の二つの機関の統合に当たり、その効率的な事業推進に努めること。 二 国際協力銀行の組織及び業務については、統合の実をあげるため、積極的な人材育成と内部登用の促進を図り、併せて民間からの有能な人材の登用等を通じて、経済協力に関する役職員の専門的な知見とノウハウが組織及び業務の運営に充分反映される……
○大口委員 明改の大口でございます。電気・ガス事業法改正につきまして、質問させていただきたいと思います。 まず、大臣にお伺いしたいと思います。 今回、電事審において答申が出まして、そしてその中で、二〇〇一年までに国際的に遜色のないコスト水準を目指す、こういうことであるわけです。そういう電力コストの削減ということと、それに対して、ユニバーサルサービス、供給信頼度維持、エネルギーセキュリティーの確保、そして環境保全、こういう公益的な課題との両立、これが大きな課題であるわけです。そういう中で、大臣にお伺いしたいのは、こういう両立させなければいけない課題に対して、今後の電気事業改革のあり方について……
○大口委員 明改の大口でございます。 私の方からは、まずバイオの問題について。今、日本においてこのバイオテクノロジーの問題は特許戦略も含めまして極めて重要である、こう思うわけです。 それで、特にゲノムの塩基配列解析については、当初、アメリカ、イギリスは二〇〇三年に詳細なシークエンスを完成する、こういうことであったわけですが、それを二〇〇〇年の春までにヒトゲノムのドラフトの九〇%を作成するということで、このゲノム解析がすごく進んでいるわけです。こういう状況について、非常に危機意識を日本の研究家も持っております。 と申しますのは、遺伝子というのは数が有限で、かつ特許化が可能なことから、遺伝子……
○大口委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、公明党・改革クラブを代表して、その趣旨を御説明いたします。 まず、本修正案の提案理由について申し上げます。 御承知のとおり、PRTR制度の構築及びその運用につきましては、参考人質疑、環境委員会との連合審査会及び当委員会における審議を通じ、都道府県の果たす役割の重要性、対象となる化学物質の考え方、国際的な科学技術の進歩に迅速に対応することの必要性等につきまして、さまざまな論議が交わされたところであります。 このような点につきまして、私どもは、基本的には政府案に対して一定の評価を与えつつ、かつ、よりよいPRTR制度の構築に向けて検討を重……
○大口委員 公明・改革クラブを代表いたしまして、本案について質問をさせていただきます。 まず、日本の産業競争力は今どうなっているのか。スイスのローザンヌにありますIMD、そこで世界競争力報告というリポートが出ております。その中で、八九年から九三年までは一位である。それが九九年には十六位である。その中で、起業家精神、これは民主党さんもおっしゃっておりますが、四十七カ国中四十七位、こういうことであります。 しかしながら、一方、日本が一貫して優位に立っている項目がございます。まず、GDPが二位である。それから、小売市場の売り上げの大きさ、これは一位。識字率一位。それから、世界で使用されているコン……
○大口委員 公明・改革の大口でございます。 本日は、五人の参考人、お忙しいところを来ていただきまして、非常に貴重な御意見をいただきました。大変勉強になりました。この御意見をこれからの施策にしっかりと組み込んでいきたい、こう思っておるわけでございます。 そこでまず、現在の景気の状況というのは、確かに一―三月期一・九%、年率七・九%ということで成長率はいい数字が出ておりますが、四―六の時期において果たしてどうなるのか。私どもは、これに加えて失業率についても心配でございますし、また雇用不安というのも高まっておりますので、消費に対するマイナスの影響もあるということで、中途半端な景気対策というのはだ……
○大口委員 公明党・改革クラブを代表いたしまして質問をさせていただきたいと思います。 まず、中川委員も質問されました国債の長期金利に関連して質問をさせていただきたいと思います。 大蔵省の方で一兆八千億の十年物の長期国債の発行の予定を四千億圧縮した。それから二千億、資金運用部で国債を買っていた、それをもう一度、二月、三月再開する。こういうようなことと因果関係があるのでしょうか、長期金利が昨日二%台を割った。こういうことで、中川委員の方から、資金運用部がなぜ十二月までは続け、そしてそれが中止をし、また再開をしたのかということについて議論があったわけであります。 その中で、大蔵大臣は、この資金……
○大口委員 公明党・改革クラブを代表しまして、質問をさせていただきます。
生活者の政治ということが言われて久しいわけでございますが、特に衣食住の住という問題につきましては、特に都市部等におきまして非常にひずみが出てまいっております。その中で、特にマンションと言われる形態の居住者、これが非常に多くなっているということでございまして、今回マンションということに視点を当てて質問をしてまいりたい、こう思っております。
そこで、建設省におきましてのマンションの定義をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 賃貸マンション、分譲マンション、マンションの定義はというふうに私は聞いたわけですが、そういう……
○大口委員 公明党・改革クラブを代表いたしまして、質問をさせていただきます。
まず、人間にとって水の果たす役割というのは非常に大きいです。成人の男子の体重の約六〇%、そして女性の五〇%を占めており、最も大きな構成成分であります。
体内における水の役割というのは、各種の生体反応の場を提供する、各種の物質の運搬の媒体として働いている、生命維持の必須条件である体温調節に大きな役割を果たしているなどあり、水は、直接的に人間の生命維持に必要であります。人間にとって水の果たす役割は大変重要と認識しますが、厚生大臣の認識を問います。
【次の発言】 現在、厚生省が所管している遊泳用のプールが平成八年の時点……
○大口委員 公明党・改革クラブを代表しまして、大口が質問に立たせていただきます。 きょうは、四人の参考人、大変ありがとうございます。お忙しい中、よく来ていただきました。そしてまた、今、四人の参考人からすばらしい示唆に富んだお話をいただきまして、今回の基本法の審議に非常にプラスになることであろうと深く感謝しております。どうかよろしくお願いします。 私、地元を歩いておりますと、例えば商店街の商店主さんあるいは町工場の方、本当に現場の方々が今十年続いた不況の中で一生懸命頑張っておられる。そして、努力していないところというのはもう既にないわけでして、既存の中小企業の皆さん、小企業の皆さんは本当に努……
○大口委員 公明党・改革クラブを代表いたしまして、基本法の総括質疑をさせていただきます。 今回、この中小企業国会の中で、やはり、商工ローンの問題というのが非常に大きな話題になったわけでございます。そして、その商工ローンというものがなぜこういう形で出てくるのか、三〇%払ってもいいということがなぜ出てくるのか、こう思いますときに、やはり中小企業にとって、ある程度金利は高くても短期の資金が欲しい、こういう需要がかなりあると私は思うわけです。そういう点で、今回の商工ローンの貸し付け実態、どういう需要に対して商工ローンが対応しているのか、この貸し付け実態というのをしっかりと見きわめまして、そして中小企……
○大口委員 公明党・改革クラブを代表しまして、質問させていただきます。 本日は、大変お忙しいところ、また急なお願いにもかかわらず、こうやって来ていただきましてありがとうございます。現場からの声、あるいは中小企業基本法等を含めてずっと審議をされてこられた方々、あるいはベンチャー教育について非常に一生懸命先駆的にかかわっておられる方々、非常に貴重な御意見をありがとうございます。 中小企業、ベンチャー企業にとって、一つは資金の調達、これが非常に大事だと思います。もう一つは、やはり税制、これが大事であります。この金融と税制、これを私ども政治家としまして責任を持ってやっていかなければいけない、こうい……
○大口委員 公明党・改革クラブを代表いたしまして、質問させていただきたいと思います。 まず、中小企業向けの融資が、なかなか貸し渋りがうまく改善しない。これは、資本注入を受けた大手十五行は、来年の三月三十一日までに三兆七千億が目標の経営改善計画がなされているにもかかわらず、ことしの九月末で合計で六千八百七十三億円しかまだ中小企業向けの融資が実行されていない、あと三兆残っている、こういうことでございます。個別行におきましては、十五行のうち一部は達成しているところもありますが、達成していないところがかなりある、こういう状況なわけです。 今回の商工ローンの問題に当たりましても、きょう実は大蔵委員会……
○大口委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、建設委員長に就任いたしました大口善徳でございます。 御承知のとおり、住宅・社会資本の整備など活力ある経済社会を実現するのが当委員会に課せられた使命であります。 二十一世紀を迎えるに当たり、少子高齢化など急速に変化する経済社会に対応するため、また、景気回復を推進するため、真に豊かでゆとりある国民生活と活力ある経済社会の実現に向けた国土づくりが重要な課題となっております。 このような時期に本委員会の委員長に就任し、改めてその職責の重さを痛感しておる次第であります。 委員各位の御協力を賜りまして、公……
○大口委員長 これより会議を開きます。
建設行政の基本施策に関する件及び国土行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として建設省建設経済局長風岡典之君及び住宅局長那珂正君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、参考人として都市基盤整備公団荒田建君及び日本道路公団小笠原常資君の出席を求め、意見を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
○大口委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法の一部を改正する法律案、国土調査促進特別措置法の一部を改正する法律案、農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案及び特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案の審査のため、本日、政府参考人として建設事務次官小野邦久君、建設省建設経済局長風岡典之君、都市局長山本正堯君、住宅局長那珂正君、国土庁土地局長小林新一君、内閣総理大臣官房管理室長坂……
○大口委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として建設省住宅局長那珂正君、住宅金融公庫総裁望月薫雄君、同理事五十嵐健之君及び同理事江口秀機君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りをいたします。
本案審査のため、本日、参考人として都市基盤整備公団理事荒田建君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○大口委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、河川法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として建設省河川局長竹村公太郎君、農林水産省構造改善局次長佐藤準君、水産庁長官中須勇雄君、資源エネルギー庁公益事業部長大井篤君、自治省財政局長嶋津昭君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。林田彪君。
○大口委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、大深度地下の公共的使用に関する特別措置法案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として国土庁大都市圏整備局長板倉英則君、環境庁水質保全局長遠藤保雄君、資源エネルギー庁公益事業部長大井篤君、運輸大臣官房技術審議官藤森泰明君、消防庁次長細野光弘君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。吉田公一君。
○大口委員長 これより会議を開きます。
建設行政の基本施策に関する件及び国土行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として建設省建設経済局長風岡典之君、都市局長山本正堯君、河川局長竹村公太郎君、道路局長大石久和君、住宅局長那珂正君、国土庁土地局長小林新一君、防災局長生田長人君、大蔵大臣官房審議官木村幸俊君及び厚生省生活衛生局水道環境部長岡澤和好君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
両件……
○大口委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として横浜国立大学教授小林重敬君、財団法人社会開発総合研究所理事長宮澤美智雄君、福島県福島市長吉田修一君及び東京都立大学都市研究所客員研究教授石田頼房君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。本案につきまして、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。よろしくお願いし……
○大口委員長 これより会議を開きます。
この際、去る七日の議院運営委員会における理事の各会派割当基準の変更に伴う理事の辞任及び補欠選任を行います。
まず、理事の辞任についてお諮りいたします。
理事青木宏之君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う理事の補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、……
○大口委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として建設省建設経済局長風岡典之君、都市局長山本正堯君、住宅局長那珂正君、国土庁防災局長生田長人君及び農林水産省構造改善局計画部長加藤孝君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。平野博文君。
【次の発言】 吉田公一君。
○大口委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として建設省建設経済局長風岡典之君、道路局長大石久和君、厚生省生活衛生局長西本至君及び生活衛生局水道環境部産業廃棄物対策室長由田秀人君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上義久君。
○大口委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として建設省建設経済局長風岡典之君、河川局長竹村公太郎君、道路局長大石久和君、住宅局長那珂正君、厚生省社会・援護局施設人材課長森山幹夫君、林野庁長官伴次雄君、水産庁次長川本省自君及び消防庁次長細野光弘君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
本案審査のため……
○大口委員長 これより会議を開きます。
本日付託になりました内閣提出、地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、地方整備局の設置に関し承認を求めるの件を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。建設大臣中山正暉君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入るのでありますが、質疑の申し出がありませんので、本件を討論に付します。
討論の申し出がありますので、順次これを許します。田中慶秋君。
【次の発言】 中島武敏君。
【次の発言】 中西績介君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
○大口委員 公明党の大口でございます。 きょう、やっとこうやって審議ができる。本当に国会議員としてこういう審議ができることの喜びを感じさせていただいております。そういう点で、よく民主党さんもこれに応じられたな、どういう理由で応じられたのかわかりませんが、本当によく応じていただいたな、そういうことを感謝しております。 それで、私はこの民主党の案を見せていただいておりますが、ビラができているんですね、こういうビラ、号外ができております。その中で、私、やはり一般の方々が知りたいことがあります。一般の方は、なかなか民主党の答弁者のように難しい理屈というのはわからないんですね。やはり、そういう点では……
○大口委員 公明党の大口でございます。 私は今、党の治安対策プロジェクトの事務局長をやっております。かつて日本は世界一安全な国と評価されたわけでございますけれども、昨今、ひったくり、あるいは児童の連れ去り、連日報道されています。あるいは学校の乱入殺傷事件等の頻発、街頭犯罪とか侵入犯罪等によって地域の安全が非常に不安を増している。まさしく国民の体感治安が大幅に悪化している、こういう状況でございます。 そういう中で、戦後初めて、昨年の九月に犯罪対策閣僚会議、これが開催されて、犯罪に強い社会の実現のための行動計画、これが十二月十八日に策定されたわけでございます。 一点は、立派な行動計画ができた……
○大口委員 公明党の大口でございます。
まず、会計検査院にお話を聞きたいと思います。
これまで捜査費について指摘したことがない、これは、今大畠議員の方からもありましたが、一カ月前に検査を通知し、そしてまた警察本部の担当者が事前に準備をしたり、また末端の職員に対する面接調査などをしなかった、こういうことが原因で捜査費について指摘事項がないということなんでしょうか。その原因、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 末端の職員に面接等はやっていないんですか。
【次の発言】 いずれにしましても、捜査費また捜査報償費の問題、それからまた静岡県におきましても旅費の問題等がありました。そういう点で、今後……
○大口委員 小幡先生、市川先生、前田先生、きょうは本当に御苦労さまでございます。 私からは、まず、前田先生、こういう「日本の治安は再生できるか」という御本があります。 その中で、検挙率が低下しているという理由について、昭和の時代は六〇%、それが平成に入って四〇%、平成八年ぐらいから二〇%ということで、非常に検挙率が下がっている。それは、先生がおっしゃるには、平成元年に警察庁の政策転換があった。警察庁次長通達によって、職務質問の適正化の指示があって、軽微な事案の検挙よりも重要な犯罪の摘発に力を入れるように指示した。これが検挙率の低下につながった。ただ、限られた警察の数の中においてはそういうこ……
○大口委員 私は、自由民主党及び公明党を代表して、障害者基本法の改正に当たって発言をいたします。 本法律の改正については、昨年、通常国会において、八代英太先生を初めとする自由民主党の議員の方々と公明党も協議を進めさせていただき、一つ一つの条文について検討し、法案提出に至ったものの、衆議院総選挙で廃案となり、改めて今国会で提出された経緯を振り返りますと、ようやく当委員会で採決する運びとなったことに万感の思いを抱くものであります。同時に、関係者の方々の御努力に心より敬意を表する次第であります。 障害者の福祉施策は、平成十四年十二月に新たな障害者基本計画が策定され、十五年度から新障害者プランが進……
○大口委員 公明党の大口でございます。 四先生方、きょうは本当にありがとうございます。大変勉強になる御意見でございました。 時間もないものですから、私の方から早速御質問させていただきますが、まず落合参考人にお伺いをしたいんです。 これは、一橋の松本恒雄先生が、この公益通報者制度のイメージについて、二つの側面があると。 一つは、告発イメージと言えるものですね。悪事についての、個人的法益はもとより国家的法益や社会的法益を守る立場からも、これを侵害する違法行為についての告発を奨励し、国民の知る権利にこたえ、透明性確保に努めることを目的とする、こういう告発イメージ。それと、通報イメージとして、……
○大口委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、自由民主党及び公明党を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 公益通報者保護法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たっては、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 本法の立法趣旨や各条項の解釈等について、労働者、事業者、地方公共団体等に十分周知徹底すること。 特に、本法の保護の対象とならない通報については、従来どおり一般法理が適用されるものであって、いやしくも本法の制定により反対解釈がなされてはならないとの趣旨及び本法によって通報者の保護が拡充・強化されるものであるとの趣旨を周知徹……
○大口委員 公明党の大口でございます。 五月二十二日の小泉総理と金正日国防委員長との首脳会談の結果、日朝平壌宣言が日朝関係の基礎であることが再確認された。総理の大局的な見地に立った行動を評価します。 総理のリスクを覚悟の決断によって、蓮池、地村両家の御家族五名の帰国が実現したことは大変喜ばしいことであり、長い間この日の来ることを待ち続けてこられた御家族の皆様に対し、心からお喜び申し上げたいと思います。曽我さん御一家については胸の痛む思いでありますが、第三国での再会について政府を挙げてバックアップを行い、早期に実現していくべきだと考えます。 また、これまで北朝鮮側が解決済みとしていた十名の……
○大口委員 公明党の大口でございます。 今、学校も通学路も地域も大変犯罪というものに脅かされている。そういう点で、治安の回復というのが喫緊の課題である。私ども、マニフェストにおいても、あるいは基本方針二〇〇四においても、治安の回復ということを強く要求しておるところでございます。 そういう中にあって、やはり治安の回復の主軸が警察でありますから、警察がもっとしっかりやってもらいたい、これは国民の願いでありまして、ぜひとも、この審議を通して、反省するところは反省して、警察の改革に邁進していただきたい、まずそのことを要望しておきたいと思います。 今大臣からも御答弁ありましたが、今回の会計文書の亡……
○大口委員 公明党を代表して御質問させていただきます。 まず、今回、三名の方、そしてまた引き続き二名の方が解放されまして、非常に御本人も、また御家族にとっても大変喜ばしいことであると思いますし、また、国民の皆さんが御心配しておった、皆さんにとっても朗報であった、こういうふうに考えております。 そういう中で、総理のリーダーシップ、また、チェイニー副大統領ともいろいろ会談された、また川口大臣初め政府関係者の方々、そして現地対策本部、また現地の外交官の方々、あるいは関係各国の方々、またイラクの地元の指導者の方々、こういう方々の御努力によって今回の結果を得たと思います。ただ、日本ではなくてさまざま……
○大口委員 公明党の大口でございます。 また野党の中で民主党さん、社民党さんが欠席ということで、大変重要な法案であるにもかかわらず欠席されるのは非常に残念なわけでございますが、私はしっかりと質問をさせていただきたいと思います。 まず、これは昨年十二月の十三日ですか、福井県で「有事の際の国民保護に関するフォーラム」、あるいはパネルディスカッションで、有事下における住民と行政の役割、こういうものが行われたわけです。 御案内のとおり、福井県というのは原子力発電所が集中している場所でありまして、そういう点で、今回の国民保護法制を考える上におきましても、原発立地県の立場といいますか、これは非常に考……
○大口委員 私からは、三点お伺いしたいと思います。 私は、公明党の治安対策プロジェクトチームの事務局長をやっております。その関係で、治安関係についてお伺いをしたいと思います。 まず、法務大臣が所信でも述べられておりますように、犯罪の認知件数、これは、三十年前は百四十万前後であったものが今二百八十五万と倍になっておるわけですね。そしてまた、一般刑法犯、これの検挙率が、昭和の時代は六〇%、それが平成に入って四〇%、今二〇%前後、こういうふうに検挙率も非常に下がっている、こういう状況でございます。 それで、どうも平成に入って、警察も人員が非常に限られた人員の中で、軽微な事案よりも重い事案に重点……
○大口大臣政務官 台風の常襲地域であります、白保議員の災害に対する危機感、特にことしの一連の台風等について非常に危惧されている面、本当に私どもも共有してまいりたいと思うわけでございます。 そういう中で、一連の台風等によりお亡くなりになった方々が、二十四名の外国の方を含めて百十一名の方がお亡くなりになられた。衷心より哀悼の意を表したいと思います。また、被災された方には、心よりお見舞い申し上げたいと思います。 七月以降、梅雨前線による豪雨や相次ぐ台風の来襲、計八個ですか、上陸があったところであります。農林水産業関係の被害、農作物、農地、農業用施設、林地、林道、漁港等への被害は、現在把握している……
○大口大臣政務官 先般、農林水産大臣政務官を拝命いたしました大口善徳でございます。 島村大臣のもと、岩永、常田両副大臣の御指導をいただき、加治屋政務官ともども、農林水産行政、山積する重要諸課題につきまして、全力を挙げて頑張ってまいる決意でございます。 委員長初め委員各位の御指導、御支援を何とぞよろしくお願いいたしたいと思います。よろしくお願いします。 ありがとうございます。(拍手)
○大口大臣政務官 委員御案内のように、本年四月から改正食糧法が施行され、生産者はさまざまな販路を開拓して、さまざまな需要者と自由に直接取引できるようになっておるわけでございまして、この改正食糧法の趣旨を地方農政局や農政事務所において十分理解されていないような事例を把握した場合には、生産者の自由な選択に基づく販売が阻害されないように、同法の趣旨を関係団体にさらに周知徹底するよう努めてまいりたいと思います。 また、今委員御指摘の岡山の件がございましたが、仮にこの農協系統組織がその組合員、会員に対し、その意思に反して系統利用を強制するような場合は、独占禁止法等の関係で不公正な取引方法となるおそれが……
○大口大臣政務官 石田委員にお答えいたします。 今大臣から答弁がありましたように、大臣のもと、野菜の価格の高騰、これをきちっと対処しなきゃいけないということで、幹部会等でも連日議論をして、大臣からいろいろな矢継ぎ早の指示がございました。そういう中で緊急野菜供給対策を講じているわけでございます。 これまで取りまとめたところによりますと、十一月上旬から中旬にかけて、キャベツ、白菜、大根など三品目、三千百トンの出荷の前倒しが行われています。それから、ホウレンソウなどの軟弱野菜、生育期間の短い野菜の生育の促進について、十一月中旬に約九百トンの出荷の増加でございます。また、曲がったキュウリ等規格外の……
○大口大臣政務官 今、白保議員から大変重要なる御指摘があったわけでございますけれども、まず、我が国におきますジーンバンクにつきましては、これは二十三万点でございます。そして、FAO、国連食糧農業機関の調査によりますと、全世界で約六百万点の植物遺伝資源が保存されている、こういうことでございます。そして、ランキングにつきましては、委員御指摘のとおり、アメリカが一番でございまして五十五万点、中国が三十五万点、インドが三十四万二千点、ロシアが三十三万三千点、フランスが二十四万九千点でございまして、日本は二十三万点で六位、こういうようになっておるわけでございます。やはり国の責任として、遺伝資源の収集と、……
○大口大臣政務官 今委員が御指摘のとおり、魚価の低迷また資源の悪化、そういうものによる漁業経営の不振が続いていく中で、漁業者に対し必要な資金を確保するということは極めて重要な課題だ、こういうふうに認識しております。 このため、漁業経営の改善及び再建整備に関する特別措置法、漁特法に基づき、漁業経営の改善に取り組む漁業者が、低利で、漁船などの設備資金や、長期、短期の運転資金などの融通を受けられるよう措置しているところでございます。 また、今回の三位一体の改革に伴い税源移譲を行うこととしたこの漁業近代化資金や漁業経営維持安定資金については、都道府県へのモニタリングの実施により、引き続き漁業者に対……
○大口大臣政務官 女性は農業就業人口の約六割を占めておるわけでございまして、農業、農村の担い手として重要な役割を果たしておるということは委員御指摘のとおりでございます。 このため、新たな基本計画の中でも、女性の農業経営や地域社会への一層の参画を促進することとしております。 農林水産省においては、新たな基本計画に基づき、家族経営協定の締結の促進などを通じた女性認定農業者の拡大、集落営農の重要な一員として女性グループの参画の促進、研修、交流会の開催、情報提供など女性の経営参画促進のための環境づくりなど、女性農業者に対する各種支援策を積極的に講じてまいる考えでございます。 また、農協の女性役員……
○大口大臣政務官 まず、麦というものについては、これはやはり食料自給率の向上にとって重要な作物である、こういう認識に立っております。そして、農林水産省といたしましては、麦の生産条件を改善するために、汎用化水田の整備、新品種や栽培技術の開発普及、また麦作農業者の経営安定対策などの施策を積極的に講じてきたところであります。 また、その結果、小麦につきましては、平成二十二年度を目標年次とする前基本計画の目標を超える水準まで生産が拡大したわけでございます。しかし、需用者が希望する品質や安定供給にこたえられていない、また生産性の向上がおくれている、こういうことで、依然その生産構造が脆弱であり、当面はこ……
○大口大臣政務官 お答えさせていただきます。 コイヘルペスの根絶、これにつきましては、自然水系でそれをさらうというようなことは非常に困難である、こういうことが現実としてはあるわけですね。このコイヘルペスウイルス病につきましては、平成十五年の十一月に我が国で初めて確認されて以来、平成十七年三月まで、全国のコイの養殖経営体一千六百経営体のうち百二経営体、そしてまた、一級、二級河川二千八百三十一のうち七十五水系、約三%において発生が確認されているわけでございます。都道府県でいきますと、四十七都道府県のうち三十九都道府県なわけですね。でありますけれども、パーセントで言いますと、こういうところでござい……
○大口大臣政務官 先生、青年就農について、昭和六十年、三十九歳以下が二万人台だったんですね。それが平成二年に四千三百人、平成七年は七千六百人、こういうことだったんですが、平成十二年から今度は一万一千人台になりまして、平成十五年一万一千九百人、こういうふうになってきているところでございます。 今お話がございましたように、昨年、青年就農促進法の改正法案を国会へ提出いたしたわけでございますけれども、そこで、一に、まず新規就農者を雇用する農業法人などに対する就農支援資金の貸し付け、そしてまた、都道府県青年農業者等育成センターにおける無料職業紹介、これができるようにしていただいたわけですね。 そして……
○大口大臣政務官 今先生御指摘がありました、遊休農地対策が機能していなかったのではないか、これはどこに問題があったのかということでございますが、耕作放棄地の面積は、先生も御指摘がありましたように、三十四万ヘクタール、いや、それ以上だということでございますけれども、東京都の一・五倍。昭和六十年の十三万ヘクタールから二十一万ヘクタール増加している。また、今後も、農業者の高齢化の進展等によって遊休農地の増加が懸念されております。限りある農地の有効活用ということから考えて、耕作放棄地対策というのは喫緊の課題である、こういうふうに考えております。 そして、どこにその問題点があるかということでございます……
○大口大臣政務官 では、私の方からお答えさせていただきます。 アメリカにおける確認検査法は、免疫組織化学検査が用いられております。検査材料が融解するなど免疫組織化学的検査に適さない、そういう場合に限ってウエスタンブロット法が用いられる、要するに、先生がおっしゃる、すりつぶしてやるというものですね。 アメリカがこの検査方法を採用するに当たっては、国際獣疫事務局、OIEが定める診断マニュアル等を考慮したと説明を受けておりますが、OIE基準によれば、確定検査の方法といたしまして、ウエスタンブロット法と免疫組織化学的検査とのいずれも用いることができる、こういうふうにもなっております。日本の場合は、……
○大口大臣政務官 先生いろいろ市民農園について御関心が高い。私も全くそうでございまして、練馬の市民農園にも行ってまいりました。 これは、都市住民が、これから団塊の世代が、七百万人ぐらい、今五十六から五十八ぐらいの方ですけれども、こういう方が第二の人生ということになりますと、やはり、その中でこういう農作物の栽培だとかあるいは収穫を通じて、みずからの体を動かしたり、土と触れ合ったり、そこでいろいろな人々と交流を深めたりということで、私は非常に重要な役割を果たすと思うんです。また、若い人たちも、こういうのをやってみたいという場合に、市民農園というのが需要もあると私は思うんですね。 そういうことだ……
○大口大臣政務官 ただいま松木委員からの御指摘、前回の委員会でもそうでございますけれども、これだけ、六回も業務改善命令を受け、さらにまた今回のこういう事件が発覚したということで、これはもう、一言で言うならば、モラルの高い組織倫理が末端の職員まで浸透、確立していなかった、こういうことの一言に尽きる、こういうふうに思うんですね。 全農というものの使命は、これはやはり組合員への便益の供与、組合員の利益を最大化するということであるわけでございますけれども、やっていることは本当に、全農自体の利益の追求ですとか、あるいはみずからの保身だとか、そういうふうに農家の現場からも言われている、こういう現状である……
○大口大臣政務官 西村委員にお答えいたします。 平成十四年の三月に、閣議決定によりまして、公益法人に対する行政の関与の在り方の改革実施計画が決定されたわけでございます。その公益法人改革において、登録認証機関の登録基準について、行政の裁量の余地のない明確なものとすることが求められているわけでございます。 このような観点から、認証機関に求められる一般的な要件について網羅的に定められ、国際的な整合性のあるISOガイド65を採用し、これを登録基準として法律上明記したところでございます。 なお、既に現行法のもとにおいても、この登録認定機関の業務規程の認可に当たって、ISOガイド65を参考にしながら……
○大口大臣政務官 先生、知財立国ということで、先生の御指摘は非常に現場の声がありまして、そのとおりであると思うんですね。 品種の登録の審査に当たっては、願書等の書類審査、これに加えて、実際にその植物を栽培してその特性を調査する必要があることから、平成十六年度で平均三・一年の審査期間を要しております。これは、平成十二年度に平均三・九年であったものを、審査官の増員、平成四年十名であるところを平成十六年二十二名と、データベースの整備等によって審査事務の効率化を進め、短縮してきておるところでございます。 品種登録の出願件数も、平成二年に比べて平成十六年は倍ぐらいになっておりまして、ここのところ一千……
○大口大臣政務官 今委員からの御質問でございますけれども、漁協、農協、これは民間の法人でございますので、まず、強制をするということはないわけであります。しかも、当事者である農協あるいは漁協の役員あるいは組合員が十分な論議を行った上で、総会で組合員の三分の二の決議を経てこれは行われるものでありまして、あくまでその農協あるいは漁協の判断で行っているものと承知しております。 また、合併当事者の組合の一方に不良債権がある場合に、両組合の間で合意があれば不良債権を持ち込むこともありますが、合併までに処理することが条件となっている場合には、資産の売却や償却等により処理されるものと考えております。
○大口大臣政務官 木村先生、この問題につきましても、四月の十四日に大臣に対して御質問をされております。そういう先生の御提案等も踏まえまして、今回、ことしは特に記録的な豪雪でありますので、しっかり対応してまいってきているわけでございます。 新潟、青森、それから山形、福島、長野、富山、石川、鳥取と、全国八県で四十一億円の被害額の査定になっております。この雪解けによる災害の復旧については、暫定法、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律に基づいて国費補助の支援がなされることになります。 農林水産省といたしましても、できる限り迅速な災害査定に努めてきたところでございまして、通常二……
○大口大臣政務官 御質問にお答えいたします。 七つ、特別会計がございます。これは、国民への食料の安定供給の確保や、あるいは多様で健全な森林の整備保全のために、さまざまな農林水産施策が講じられているわけでございまして、このような農林水産施策を遂行するため、特別会計を設けることが適当な場合に特別会計が設けられてきております。 具体的には、主要食糧である米麦の需給や価格の安定のため、米の買い入れ、売り渡しを行う食糧管理特別会計、農業の足腰を強くするため、農地の担い手への利用集積などに必要な資金の貸し付けを行う農業経営基盤強化措置特別会計、農業の生産性の向上のため、農業の生産基盤の整備を行う国営土……
○大口議員 我々が議員になる目的は、やはり我々が目指そうとする政策を実現するために議員になったわけでございます。ですから、年金をもらうために政治家になったという方はいない、私はこう信じたいと思います。
【次の発言】 民主党案では、合計額が七百万円を超える場合、超える額を全額支給停止にする、こうしているわけでございますが、これでは、OB議員が働いて収入を上げていった場合、その上がった収入の分だけ年金が停止されて、結果として七百万円を超えた場合はトータルで収入が変わらない、こういうことになってしまうわけでございます。そのように、民主党の案というのは、OB議員の働く意欲ということとの関係で、私は問題……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 ただいま議題となりました議員西村真悟君の議員辞職勧告決議案につきまして、自由民主党並びに公明党を代表いたしまして、賛成の立場から討論をさせていただきます。 近年、我が国唯一の立法機関であり、国権の最高機関である国会において、その構成員たる国会議員が、あろうことか国法を公然と破り、司直の手を煩わせる事案が頻発し、にせメール問題もあり、国会の権威を著しく傷つけ、国民の政治不信を一層深刻なものにしていることは極めてゆゆしき事態であると言わざるを得ません。 今、議題に上がりました元民主党の西村真悟君は、平成十年六月ごろから平成十六年七月ごろまでの約六年……
○大口委員 公明党の大口でございます。 私の方から質問させていただきます。 まず、昨年の十二月の十八日、千葉県八千代市にある永田議員の事務所において国政報告会がありました。そこで、あなたは、耐震偽装問題に触れ、火事が起こって全焼しました、火災保険は出るのかって言ったら、出るんです、そうするとですね、住民は火をつけたくてしようがないんですよと発言。また、阪神・淡路大震災のことにも触れ、あの兵庫県で例の神戸地震が起こったときですね、被害者が少ないと激甚災指定が受けられないのです、みんな火をつけて回ったんですよ、それで本当に激甚災指定がとれたんですね、こういう発言をこの国政報告会というところでな……
○大口議員 いつも、赤羽委員、公務員のあるべき姿、行政のあるべき姿に対して非常に厳しい御提言をされておられるということで、非常に注目をしているわけでございます。 今回、今委員御指摘の件につきましては、こういう発注機関の職員の談合関与行為、これにつきましては、今委員が御指摘されましたように、刑法九十六条の三の第一項の競売入札妨害罪、これは二年以下の懲役、それから刑法九十六条の三の第二項、談合罪の共同正犯または幇助犯等、これも二年以下の懲役、そして独禁法違反の共同正犯あるいは幇助犯、これにつきましても三年以下の懲役、こういうことであるわけです。 先生今御指摘されました旧道路公団の場合は、これで……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 きょうは、菅大臣、安倍内閣の有力な大臣として改革を大いに進めていただいておるわけでございますけれども、大臣を含めて御答弁を賜りたいと思っております。 まず、今回の統一地方選挙臨時特例法において、平成十九年四月一日に政令指定都市に移行する新潟市と浜松市の選挙について、告示日時点では指定都市ではないが指定都市として選挙を実施できるよう措置を講ずることとし、さらに、両市の区域における新潟県と静岡県の県議会議員選挙についても行政区を選挙区として選挙を実施できるように特例措置を講ずることとした理由が一点。 それからもう一つ、この統一地方選挙については、近……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。
まず、国民投票の運動規制の中で、選挙運動とそれから国民投票運動ですね、これに対して、どう違うという認識を持っておられるのか。そしてそこから国民投票運動の規制の考え方、これもやはり選挙運動とは違うんだろう。まずその基本についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういうことからいきますと、公選法と国民投票法をパラレルに考えるというのは私はいかがなものかなと。やはり、国民投票は国民投票法の中でその運動というもののあり方を考えていくべきではないかと思います。
そういう点で、与党案の百一条に、表現の自由、学問の自由、政治活動の自由、その他日本国憲法の……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 長勢法務大臣、水野法務副大臣、そして奥野法務大臣政務官、特に法務大臣は、司法制度改革の推進に当たって、本当に中心的な役割をされていた。また、水野副大臣、奥野政務官も非常に強力な体制を組まれておる。そういうことで、これから司法制度改革が実施段階へ進んでまいりますが、そういう点で、ぜひとも団結をされて、強力に推進していただきたい、こう思っております。 また、国民は、やはり治安といいますか、このことが一番今、町においても大きな課題になっております。そういう点で、世界一安全な国日本の復活、これを目指して、法務大臣を中心にして、ぜひともよろしくお願いしたい……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 本日から、八十年ぶりの信託法の全面改正案を審議することになりました。信託銀行等が取り扱う信託財産の総額は五百兆円を超え、信託の我が国の経済活動における重要性は極めて高く、また、障害者、高齢者、被扶養者の福祉のためにも有力なツールとなるものであります。今回の改正は信託制度の活用範囲を飛躍的に増大させるものであり、大変意義のあるものである、こう考えます。 今回提案されております信託法案あるいは整備法案等の目的は信託の多様な発展を促進することであり、その際に最も大切なのはユーザーの視点であると考えます。信託という制度を利用する者の立場から見て利用しやす……
○大口委員 公明党の大口でございます。 きょうは、能見先生、小野先生、橋上先生、新井先生、本当に貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。全員にお伺いしたいところではございますけれども、時間の関係で一部の方にお話をお伺いさせていただきたい、こういうふうに考えております。 一つは、今、橋上先生の方から、自己信託、事業信託における会計上、開示上、監督上の懸念点、こういうものが提示されたわけでございます。これにつきましては、十月二十四日、ASBJ、企業会計基準委員会、ここで会計基準の明確化等をやっていくということでございますので、その御懸念も十分配慮した企業会計基準がこれから整備されていく……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 本日は、梶田先生、高倉先生、嶺井先生、勝野先生、本当に貴重なお時間を、また貴重な御意見を賜りまして、心から感謝申し上げます。 私も弁護士であるわけですけれども、自分の職業を決めるときに、高校の教師から、法律の知識がなくて、実は自分の友人がこういう状況になっているんだ、この中で、そのことを感じてくれた人の中に法曹を目指す人が育ってほしい、こういうお話を聞いて非常に感激いたしまして、それで法曹を志した、こういうことでございまして、ある意味では私の人生を決定づけるそういう話を授業の中で聞いた、こういう経験がございます。 そういう点で、教師というのは、……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。
本日は、田村参考人、植木参考人、藤田参考人、佐貫参考人、大変有意義なお話をいただきまして、また、貴重なお時間を賜りまして、本当にありがとうございます。
それでは、早速、質問をさせていただきたいと思います。
一つは、今回、義務教育の目標という形で、九年間の目標を一体として規定していますね。小学校と中学校というものを義務教育という一くくりにして、そして、その目標を決めている。このことの意義について田村参考人にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そして、義務教育という枠組みで目標を立てられた、このことについての意義もお伺いしたいんですが。
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 きょうは、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 伊吹大臣、原理原則をしっかり踏まえながら非常にバランスのとれた御答弁をずっと私拝聴しておりまして、大変成熟した政治家であるな、こう思っております。 きょうは、まず、魅力ある教員の養成ということについてでございますけれども、今、教員の資質向上の総合施策として、養成、免許、採用、そして研修等々あるわけですね。そして、資質の保持と向上を図っていく。教員の免許更新制の導入もそういうことであると。 先日の参考人の質疑の中で、梶田参考人が、教員について、「師であるということをお互い考えよ……
○大口委員 公明党の大口でございます。 今般、海洋基本法が提出されるということで、海洋政策についてお伺いをしたいと思います。 我が国は、四方を海に囲まれ、海上交通、海洋資源を初めとする多くの恩恵を海から受け、海に守られて発展してきました。その海洋では今、国連海洋法条約、リオ地球サミットの行動計画、アジェンダ21などにより新しい法秩序及び政策が導入され、各国が自国沿岸の広大な地域をそれぞれ管理しつつ、人類全体の利益のために協調して海洋環境の保全、海洋全体の持続可能な開発、平和的管理に取り組む時代が来ています。 我が国は、この条約のもとで認められた資源豊かな、世界で六番目に広い四百四十七万平……
○大口議員 高木委員に御答弁申し上げます。 今委員からもありました、そしてまた自民党の先生からもあったわけでございますけれども、政治団体の中には政治結社でありますとか、あるいは業界団体の政治連盟とか、あるいは労働組合の政治委員会ですとか、さまざまな政治団体があるわけです。そして、そういう政治団体は、安定的な活動拠点を確保することも非常に必要であるということが一方にあるわけですね。そういう点で、これを全面的に禁止するということになりますと、その政治団体の政治活動の自由とか、あるいは財産権に対する過度の制約、こういうふうになってくるわけでございます。 そこで、私ども与党案は、資金管理団体に限っ……
○大口議員 先生のこの質問に答える前に、今の五万円について言えば、税金を原資とする政党交付金については、これは民主党さんも五万円でいいとおっしゃっているわけでございますね。やはり最も厳格であるべき政党交付金について五万円ということも与党案の大きな根拠でございます。 それから、有価証券をなぜ対象にしなかったかということでございますけれども、これにつきましては、政治資金規正法の八条の三で政治資金を投機的なものに運用として使ってはいけないということで非常に厳格に規定しております。株式等の場合、その種類とか銘柄を見れば大体その目的というものは判定ができるわけでございまして、そういう点では、この八条の……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。早速質問させていただきたいと思います。 百六十四回国会において、与党、民主党、それぞれから法案が提出され、本委員会において精力的に議論が行われてきたわけであります。そして、一昨日、併合修正案という形で、与党案と民主党案を尊重した形の修正案が出されたわけでございます。 そこで、具体的にお伺いをしてまいりたいと思います。 三月二十二日に、江橋公述人が、「私は、憲法改正に際しては、早い段階で、改憲作業に入ることの是非と、その場合にどの部分をどのような方向で改正するべきなのか、一度は国民の意向を聞くべきであろうと考えております。こうした最初の段階の手続を……
○大口委員 公明党の大口でございます。 今回、二本の法律が審議されるわけでございます。執行官法の一部を改正する法律案、これにつきましては、今回、恩給の受給者の実情、そして執行官は手数料制である、そういう特別の公務員である、そしてまた年金制度の官民格差等の状況を踏まえて、暫定措置である恩給を廃止する、こういうことになったわけでありまして、これで単年度で五億円の削減、こういう大きな改革をされたということで、私、評価をしたいと思っております。ただ、執行官の人材確保に対する影響等もしっかり考えていただきたい、このことを指摘しておきたいと思います。 次に、裁判所職員定員法の法律案について質問をさせて……
○大口委員 少年法等の改正の審議がいよいよ始まるわけでございますけれども、今回の少年法等改正は、触法少年及び虞犯少年に係る警察による調査手続、十四歳未満の少年の少年院送致、保護観察中の少年が遵守事項を守らなかった場合の措置等に関する規定を少年法等に整備すること等をその内容としているわけでございますが、政府は、その提案理由として、少年人口に占める刑法犯の検挙人員の割合が増加し、強盗等の凶悪犯の検挙人員が高水準で推移していること、いわゆる触法少年による凶悪重大な事件が発生していることなどを示し、少年非行は深刻な状況にあり、法整備が必要である、こういうふうに説明をしているわけでございます。 そこで……
○大口委員 きょうは、四人の参考人の皆さん、大変貴重な御意見を賜りまして、この法案を審議する中で十分役に立ちますし、今、修正論議もいろいろやっておりますけれども、本当にしっかりと参考にしてまいりたい、こういうふうに思っております。 そういう中で、一つは、これは廣瀬参考人にお伺いしたいんです。 廣瀬参考人は、特に少年関係で十数年の実務の経験がおありだということでございますけれども、触法少年と虞犯少年、これは、ある意味では同じ部分もあるかもしれませんが、構成要件に該当した行為をやるかやらないかということで、かなり違うと思うんですね。 そういうことで、触法少年と虞犯少年で、警察の調査のあり方と……
○大口委員 この虞犯少年に係る事件については、警察法第二条に基づき、現在でも、相手方の協力が得られる範囲で警察により調査が行われているところでございます。法律上の根拠が明確でないとして相手方の協力が得られず、あるいは協力を得る上で困難な場合があって、事実解明に支障があるとの指摘がなされていたため、政府提出案においては虞犯少年に係る事件に関する調査手続を整備することとされたわけでございます。 しかし、当委員会における真剣な審議がありまして、そして、政府提出法案については、警察による調査権限の及ぶ範囲が不明確で調査対象の範囲が過度に拡大するおそれがあるなど、懸念が指摘されたわけでございます。 ……
○大口委員 平成十七年二月に、愛知県安城市で、仮出所直後の保護観察中の男がスーパーマーケットで乳児らを殺傷する事件が起きたほか、同年五月には、保護観察つき執行猶予の有罪判決を受け、保護観察中に所在不明になった男が少女を監禁したとして逮捕された事件がありました。 これらの保護観察中の者による凶悪犯罪が短期間に連続して発生したことから、保護観察制度が機能不全に陥りかけており、その目的を十分に果たせていないのではないか、こういう国民の批判が高まったことは記憶に新しいところでございます。本法律案の目的、第一条に新たに再犯の防止が明記されたのは、このような事件が発生した社会的な状況を受けてのことと理解……
○大口委員 公明党の大口でございます。 きょうは、瀬川先生、森本先生、海渡先生、近藤先生、四人の先生方、貴重なお時間を賜って、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。時間も十五分ということでございますので、早速質問をさせていただきたいと思います。 まず、瀬川参考人でございます。 更生保護というのが社会内の治安のとりでだ、こういうお話もいただきました。今回、再犯の防止ということが明記されたわけでありますけれども、やはり改善更生と再犯の防止というのをバランスよく考えていかなきゃいけない、私も本当にそのとおりだ、こういうふうに思っております。有識者会議の報告書、私もその方向で……
○大口委員 私は、ただいま議題となりました平岡秀夫君提出の法務委員長七条明君不信任に関する動議に対し、公明党を代表して、断固反対の討論を行うものであります。 野党は、七条委員長に対して不信任動議を提出した主な理由として、少年法改正案及び更生保護法案の強行採決を挙げております。しかし、この主張には全く理由がありません。 両法律案は、いずれも国民にとって重要な法案であります。 少年法改正案は、近年、少年人口比の刑法犯の検挙人員の割合が増加し、強盗等の凶悪犯の検挙人員が高い水準で推移している上、社会に大きな衝撃を与える、いわゆる触法少年による凶悪重大な事件も発生しており、このような深刻な少年非……
○大口委員 公明党の大口でございます。 犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法等の一部を改正する法律案について、質疑をしてまいりたいと思います。 我が国における犯罪被害者施策は、新宿西口バス放火事件を契機に、昭和五十五年の犯罪被害者等給付法の制定によって始まり、平成十二年には犯罪被害者保護二法が制定され、同十六年十二月には、犯罪被害者等の強い声を受けて、議員立法により犯罪被害者等基本法が制定され、平成十七年十二月、犯罪被害者等基本計画が閣議決定され、これにより、省庁横断的な犯罪被害者等のための施策が着実に進み、これまで行われてきた犯罪被害者等への支援について、国が配慮するものか……
○大口委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、提案者を代表いたしまして、その提案の趣旨及び内容を御説明いたします。 政府の提出に係る本法律案は、犯罪の被害に遭われた方々やその遺族の方々が刑事裁判に参加する制度、あるいは損害賠償請求に関し刑事手続の成果を利用する制度といった新たな制度の創設をその内容とするものであります。 また、ほぼ同時期には裁判員の参加する刑事裁判制度の導入が予定されており、刑事裁判が大きく変わろうとしているところでもあります。 こうした状況を踏まえた上での委員会での審議の結果、本修正案を提出することとした次第であります。 次に、本修正案の内容について申し上げ……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 私は、安倍総理は、どのようなあらしがあっても暴風雨があっても、この日本丸、このかじを絶対放さない、そして本当に責任感を持って引っ張っていく、国民が乗っているわけですから、そういうことを大いに期待させていただきたいと思います。 また、安倍総理は、昨年の十月、真っ先に中国そして韓国を訪問されました。我が党の太田代表が一月の七日、八日と訪中しまして、八日には胡錦濤主席と会いました。胡錦濤主席が、安倍総理が訪中して劇的に変わった、関係は改善された、こういうことを太田代表にも伝え、そして、この四月には温家宝首相、そしてまた胡錦濤主席も来日される、こういうこ……
○大口議員 ただいまの御質問についてお答えをさせていただきます。 まず、本法案におきましては遡及をしないということにつきましては、本制度が、将来の災害に備え全国の都道府県が基金を拠出して、そしてその支援金を支給するものである、その性格上、遡及になじまない、こういうことでございます。 本法制度の制定は平成十年でありますけれども、阪神・淡路大震災等もあったわけでありますが、それ以前の災害については遡及適用していない、こういうことでもありますし、平成十六年の改正時においても遡及適用はしておりません。阪神・淡路の大震災につきましては、阪神・淡路大震災復興基金により、支援法の生活再建支援に相当する程……
○大口議員 関芳弘議員にお答えをいたします。 今御質問ありましたように、与党案におきましては、預金等に係る債権の失権手続と被害者に対する被害回復分配金の支払い手続、この二つの手続がございます。そして、今、前者につきまして関議員から御質問があったわけであります。これにつきましては、預金等債権の消滅手続における口座名義人等の権利行使の届け出等に係る期間について、三点、視点がございます。 一点目は、預金等債権が消滅させられることとなる口座名義人等へ周知することによって、振り込み利用犯罪行為と無関係の口座名義人等の預金等債権が消滅することを防止する、この必要性があるということで、ある一定の期間が必……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 今回、政治資金規正法の改正案がこの委員会で起草されまして審議をされる、大変感慨無量な思いがいたします。 参議院選挙がありまして、国民からやはり政治と金についてしっかりすべきである、こういう審判を真摯に受けとめさせていただきまして、我が党といたしまして、八月の七日、党の政治改革本部におきまして、政治資金につきましては一円以上すべての支出の領収書を公開すべき、こういう方針を立てさせていただいたわけでございます。 そして、九月の二十五日、自公連立政権の合意、この中におきまして、「政治資金については、一円以上の全ての支出に領収書等添付を義務付け、その公……
○大口委員 公明党の大口でございます。 鳩山大臣、御就任おめでとうございます。今、福田内閣で最もその発言が注目されている大臣なんだ、こう思っておりまして、ますます頑張っていただきたいと思います。ただし、発言には慎重な面もよろしくお願いしたいと思います。 それでは、まず裁判員制度についてお伺いをさせていただきたいと思います。 二〇〇九年五月までに実施されます裁判員制度でございますが、この裁判員制度を導入することによりまして、審理のあり方が変わっていくということが学者あるいは裁判官から言われております。従来の刑事裁判については、精密司法と評している。それは、被疑者の取り調べを中心とする徹底し……
○大口委員 公明党の大口でございます。 まず、今回の二法案につきまして、裁判官、検察官、これは司法の担い手であります、そしてその地位にふさわしい適正な給与水準を保つことが大事であります、また、これから司法制度改革ということになりますと、ますますよりよい人材を確保していかなきゃならない、そういう点で、今回の改定がそれにふさわしいのかということはしっかり議論しなきゃいけないと思います。 その上で、今回は若い人たちについて給与改定をするということであります。予算的に見ますと、本年度の採用の人数で計算すると、裁判官で大体百三十万、検察官で約百万の予算規模だと聞いております。それから、今回、期末特別……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 きょうは、総理に主に聞かせていただきます。 私は、二〇〇四年、党の消費者問題のプロジェクトチームの座長をしておりまして、消費者基本法の抜本改正にかかわらせていただきました。消費者というのは保護の対象であって、権利の主体である、こういう理念に基づいて抜本改革、改正をしたわけでございます。 総理は、生活者、消費者主役の政治を主張されたのはまことに私は画期的なことである、こう思うわけであります。国民生活審議会で生活安全プロジェクトを立ち上げられ、さらに、消費者行政推進会議において、消費者行政を一元化するための強い権限を持った新組織、これの創設の検討を……
○大口委員 公明党の大口でございます。あと一時間ということでございますけれども、充実した審議をよろしくお願いしたいと思います。 私、資料を配付しております。資料一を見ていただきながら御質問させていただきたいと思います。 まず、道路特定財源につきまして議論をさせていただきたいと思いますが、この道路整備費の財源等特例法改正法、これが今までも何回も出てきているわけであります。この第三条の一項ただし書きの規定によれば、道路特定財源の一般財源化に関する今回の政府案は、揮発油税それから石油ガス税の全額を道路整備に充てなくてはならないとするこれまでの仕組み、これを改めて、毎年度真に必要な道路整備を見きわ……
○大口委員 公明党の大口でございます。 きょうは、中里参考人、中林参考人、高木参考人、安藤参考人、本当にお忙しいところ、急なお話だったと思うのですが、来ていただきまして本当にありがとうございます。今、先生方から大変示唆に富むお話を聞かせていただいたわけでございます。 まず、中林参考人にお伺いをしたいと思いますが、今、財政再建ということで政府を挙げて努力をしておるという状況で、二〇一一年度にプライマリーバランスの黒字化を目指している、こういうことでございます。 昨年の一月は、この二〇一一年のプライマリーバランスの黒字化の見通しとして、もちろん高い成長シナリオで、十四・三兆円の歳出削減を最大……
○大口委員 公明党の大口でございます。早速質問させていただきます。 大臣、「金融商品取引法」、こういう書物まで著されておられまして、やはり非常に政治家らしく、一般の方にわかりやすいように工夫されて書かれていて、私も読ませていただきました。そういう中で、今回、タイムリーにも、この法案の改正法案を審議、答弁をされる、こういうことでございます。 それで、シティー・オブ・ロンドンの「ザ・グローバル・フィナンシャル・センターズ・インデックス3」に国際金融センターとしての競争力の比較というのがありまして、日本が、ロンドン、ニューヨーク、香港、シンガポール、チューリヒ、フランクフルト、ジュネーブ、シカゴ……
○大口委員 公明党の大口でございます。 来年の五月には裁判員裁判制度を実施する、こういうような段階に入ってまいりました。 判例タイムズに、今崎幸彦司法研修所の教官が、「司法研修所における裁判官共同研究の概要」ということを発表されております。そして、その裁判員裁判の審理に求められる理念というのは、法廷で目で見て耳で聞いてわかる審理、これがキーワードになるわけでございます。大型否認事件、それから難解な法律概念、正当防衛でありますとか責任能力、心神喪失、心神耗弱、殺意、共同正犯と従犯、こういう難解な法律概念、そしてまた量刑のあり方、こういうことを審理、評議していくことになるわけです。 今回、そ……
○大口委員 公明党の大口でございます。 今回の法案につきまして、質疑をさせていただきたいと思います。 昨年の六月に、犯罪被害者等基本法あるいは基本計画を受けまして、被害者参加制度、この法律ができたんです。そして、この十二月にもこれが実施されるということであります。 これは、被害者等が参加の申し出をして裁判所がそれを許可する、そして証人尋問について言えば、情状についての証言の証明力を争うための尋問をすることができる、また被告人質問につきましては、意見陳述をするために必要な質問ができる、そして訴因の範囲内でありますが、事実または法律の適用について意見の陳述ができる、こういうことで、私ども、犯……
○大口委員 公明党の大口でございます。 本日は、山下参考人、筒井参考人、柄澤参考人、今尾参考人、坂参考人、各参考人の先生方、本当に御苦労さまでございます。 まず、山下参考人にお伺いをしたいと思いますけれども、山下参考人が「アクチュアリージャーナル」というところで、保険法の改革の基本的な視点ということで、保険契約者の保護、将来的な視野で考えること、契約法と監督法の守備範囲をどう見るか、そしてモラルリスクにばかり目を向けないということ、この四点を論文で発表されておられます。 今、各生保、損保等が支払い漏れあるいは不適切な不払い、それは説明義務ということもありますし、いろいろ管理が不適切であっ……
○大口委員 公明党の大口でございます。 まず、民法七百七十二条の嫡出推定規定をめぐる、いわゆる離婚後三百日問題についてお伺いをいたしたいと思います。 この問題については、子の福祉を図る観点から、これまで公明党としても、また与党としてもさまざまな検討を重ねてまいりました。そうした中で、離婚後三百日以内に生まれた子のうち、懐胎した時期が離婚後であることが医師の作成した証明書により証明された場合には、嫡出でない子、または現在の夫、後夫の嫡出子としての出生の届け出を受理する、こういう取り扱いをするとの民事局長通達が昨年の五月七日に発出され、約一年が経過いたしました。 法務省に問い合わせいたしまし……
○大口委員 公明党の大口でございます。 いよいよ少年法改正の審議が始まりました。 昨日、あすの会の岡村代表を初め、今、それこそ早川先生からも御紹介のありました鈴木八恵子様、最愛の息子さんを本当に残虐な方法で亡くされた、そういう思いのつづられた手紙も読ませていただきました。あるいは、茨城県の岡崎様からも、最愛の息子さんの件について、本当に切々とした文面をいただきました。 平成十六年に成立した犯罪被害者等基本法三条一項には、「すべて犯罪被害者等は、個人の尊厳が重んぜられ、その尊厳にふさわしい処遇を保障される権利を有する。」こう規定されております。この基本理念に基づき、平成十七年十二月、犯罪被……
○大口委員 公明党の大口でございます。 きょうは、酒巻参考人、斎藤参考人、土師参考人、原参考人、お忙しいところありがとうございます。 土師参考人については、私も著書を読ませていただきました。被害者の側の思いというものを述べていただきまして、本当にありがとうございます。また、原参考人は、みずから見事に更生された、そういう体験もお持ちになってここに来られたことに対して敬意を表したいと思います。 酒巻参考人にお伺いします。 まず、少年法の目的、少年の健全育成がある、そのことから、審判の形式について、二十二条の第一項で、審判は懇切を旨とし和やかに行うものとする、こういうことで決められているとい……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 それでは早速この法案について質問させていただきますが、森大臣、また副大臣、政務官、御就任おめでとうございます。きょうはしっかり質問させていただきたいと思います。 本年六月の四日、最高裁判所大法廷で、日本の父と外国人の母から生まれ、父に出生後認知された子が、父母の婚姻がないため日本国籍の取得を認められない、国籍法三条第一項について、憲法第十四条の法のもとの平等に反する、こういう画期的な判断がなされたわけであります。 最高裁が法律を違憲と判断したのは今回を含めて八件、こういうふうに聞いておるわけでございまして、昨日の長官のお話も重く受けとめた次第で……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 総理初め野田大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。 さて、ことし一月五日の本会議でこの特別委員会が設置されまして、今回ようやく審議が始まったわけでございます。 その中でございますけれども、例えば、中国の冷凍ギョーザの事件がありました。保健所、地方自治体、関係省庁との情報連絡が不十分であった、あるいは、食品に関する全体的なリスク管理が問題があった、司令塔がなかった、安全基準は適切であったか、こういう問題点があります。 あるいは、ガス機器一酸化炭素中毒事故につきましても、これは、事業者から報告徴収が不十分であったんじゃないか、あるいは、経産……
○大口委員 公明党の大口でございます。 きょうは、原参考人、郷原参考人、ありがとうございます。 両先生のお話を聞かせていただきまして、原先生は、もうこの道ウン十年ということで、専門家であられますし、今回の法案をつくられた生みの親でもあるのかなということで、本当に敬意を表したいと思います。また、郷原参考人は、やはり法曹として冷静なお考えを持っておられる、それから不二家の件についてもかかわっておられるということで、きょうは、お二人の御経験に即してお話をお伺いしたい、こういうふうに思っております。 まず、今回の消費者庁という組織、そして地方消費者行政というもののあり方、政府案がこれがあるわけで……
○大口委員 公明党の大口でございます。 下谷内参考人、国府参考人、きょうは、お忙しいところありがとうございます。 また、下谷内参考人は相談員を長年やられて、本当に一番よく実情をわかっておられます。きょうもしっかり聞いていきたいと思います。あるいは国府参考人も、この消費者問題について弁護士の活動を通して多角的に仕事をされているということで、しっかりお伺いしてまいりたいと思います。 まず、国府参考人の御発言の中で、消費者庁は今、二百四名で予算を九十三億ということなんですが、それで、今回そのほかに補正予算で二百五十五億ということで、大体三百五十億ぐらいになります。観光庁は定員が百三名で予算が六……
○大口委員 公明党の大口でございます。
きょうは野田大臣、そして金子大臣、さらに民主党の先生方、よろしくお願いをしたいと思います。
まず、消費者政策委員会は、内閣府の主任の大臣たる内閣総理大臣、消費者政策担当大臣及び消費者庁との関係において独立性を有するか。消費者政策委員会と消費者庁長官は対等なのか。また、金融庁設置法第九条には、証券取引等監視委員会の委員長及び委員は独立してその職務を行うとありますが、消費者政策委員会の委員長及び委員等は、権限を行使する上で独立性を有するか。野田大臣にお答え願います。
【次の発言】 私の問いに対しては、独立、そして対等、それから権限の行使も独立性がある、こ……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 本日は、齋藤参考人、圓山参考人、中村参考人、お忙しいところ、ありがとうございます。 この委員会も四十時間を超える審議をやってきたわけでございますけれども、やはりその中で論点がかなり明確になってまいりました。そのことにつきまして、これから御質問をさせていただきたいと思います。 まず、日弁連の中村参考人からお伺いしたいんですが、消費者政策委員会のことにつきましては、今、付与すべき権限につきましてはお伺いさせていただきました。やはり消費者の目線でしっかりと監督、チェックをしていくということでございますので、そういう御提案の権限というものは今回非常に参……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 四人の公述人の皆さん、それぞれがこの消費者問題に対して一生懸命仕事をしていただいたということで、大変貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございます。 そして、皆さん一様に、この霞が関に中央組織を一日も早くつくることを望んでおられる。消費者行政の一元化、それからやはり地方行政の充実、特に相談員につきましてもっと充実をするように、こういうことで一致しているのではないかなと思います。 それでは、個別に聞かせていただきます。 まず、妹尾委員、よろしくお願いいたします。 消費者政策委員会、これがこれから中央の行政についてチェック機能として非常に……
○大口委員 公明党の大口でございます。 二度にわたって総理も御出席される、きょうを入れますと五十八時間の審議になる、そして、総理、担当大臣ほか八名の大臣にも出席していただく、さらに、与野党本当に目的が一つということで、十時間以上ですか、修正協議もやって、今ここに至った。感慨深いものがあると思います。また、ユニカねっとの皆さんとか日弁連の方々も本当に毎日のように傍聴していただきましたので、皆さんと一緒に今回つくらせていただいたんだな、こういう思いがいたします。 そういう精力的な議論を踏まえて、消費者政策委員会改め消費者委員会を内閣総理大臣直轄の組織として位置づけ、消費者庁のもとではなく内閣府……
○大口議員 菅原委員にお答えをいたします。 本改正により、今後、解散時の返納逃れのような脱法行為は、マネロンのようなこういうものは禁止されることになるわけであります。ただ、残念ながら、この改正後の法律の規定を、法改正前になされた寄附について、さかのぼって遡及的に適用するということは、これは不利益の遡及ということで、できないわけでございます。これは法律の原則でございます。 しかし、政党交付金が国民の貴重な税金を原資とするものであるということにかんがみますと、本改正により禁止されることとなる、この返納逃れの脱法行為と言わざるを得ないような寄附を過去に受けた者の中には、政治家の良心に基づいて、お……
○大口議員 鳩山代表の会見は、弁護士がついているということでありますけれども、やはり非常に何かはっきりしないといいますか、いろいろと法的な問題点もあるのではないか、それとの整合性を極めて気にしながら、また、みずからの責任が追及されるのではないかというようなことで、すべて事務担当者任せ、そこに責任を負わせるというものになっておりまして、非常に傍観者的な印象を受けました。 そこからいきますと、大臣等の事務所費について、平成十九年ですか、鳩山幹事長が厳しく、資金管理団体や政党支部は代表者である政治家が責任があるということとは大きな乖離がある。そういう点で、ここまで態度が豹変されるのかな、やはり自分……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 きょうは質問をさせていただきますけれども、私は、今回、四十四問の質問をつくったわけであります。そのかなりの部分が岡田幹事長に対しての質問なんです。なぜ岡田幹事長が筆頭の提出者であるにもかかわらず出席されないのか。私も政治資金規正法の問題、いろいろやらせていただきましたけれども、岡田幹事長は政治の改革本部の本部長でもあるわけでありまして、そういう点では、一番先頭に立って質疑に対して答えるべき責任があるし、また、民主党のそこが立法府を重視する立場ではないか、私はこう思っているんです。 なぜきょう岡田幹事長がここに出席されないのか、そのことについてまず……
○大口委員 公明党の大口でございます。 本日議題となりました裁判所職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、同法第一条の関係では、民事訴訟事件及び刑事訴訟事件の適正かつ迅速な処理を図るとともに、裁判員制度導入の態勢整備を図る等のため、判事の員数を四十人及び判事補の員数を三十五人増加すること、並びに、第二条関係の、民事訴訟事件、刑事訴訟事件及び家庭事件の適正かつ迅速な処理を図るとともに、裁判員制度導入の態勢整備を図る等のため、裁判所書記官等を百三十人増員するとともに、他方において、裁判所の事務を簡素化、合理化、効率化すること等に伴い、技能労務職員等を百二十七人減員し、以上の増減を通じて、裁……
○大口委員 公明党の大口でございます。
それでは、質問をさせていただきたいと思います。
きょうは、公訴時効の問題と、裁判員制度の中で障害者の皆さんに対する配慮、この二点についてお伺いしたいと思います。
まず、過去二十年間、昭和六十三年から平成十九年、公訴時効を迎えた殺人事件は何件か。これに対応する認知件数、昭和四十八年から平成四年のうちどれくらいの割合になるか。認知件数も含めて、御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、計算しますと、大体二・九%、認知件数の二・九%が時効を迎えている、これが殺人事件の場合であるということでございます。
当委員会におきましても、昨年の十一月……
○大口委員 公明党の大口でございます。 それでは、早速質問をさせていただきたいと思います。 今回の改正案は、法務大臣が我が国に在留する外国人の在留管理に必要な最新の情報を一元的に正確かつ継続的に把握する制度というものを構築しているわけでございます。この制度の構築によって把握した正確な情報を、不法滞在者、不法就労者対策を含め、入管行政に有効に活用することによって、入管行政に対する国民の信頼が高まるということが期待できます。と同時に、適法に在留する外国人が、より安定的で活動しやすくなるための諸方策を講じることができるようになる。 今回の改正法案は、このように、新たな在留管理制度を導入して情報……
○大口委員 公明党の大口でございます。 本日は、清水参考人、市川参考人、徐参考人、鳥井参考人、お忙しいところ、ありがとうございます。 それでは、時間もございませんので、まず、清水参考人からお伺いをさせていただきたいと思います。 清水参考人、太田市の市長を長年やられて、集住都市会議でも座長ということで、私は静岡県なものですから、浜松とかが加わっておるわけであります。最近非常に雇用が大変な状況の中で、日系人の方は大変な状況になっている。特に子供にしわ寄せが来ているということで、私ども、これは国がもっと対応すべきだという市長の、また集住会議の本当に強い御意見がある、このように聞いております。 ……
○大口委員 お答えをさせていただきます。 神崎委員もこの問題に熱心に取り組まれて、ことしの二月、森法務大臣に要望をされたわけでございますけれども、特別永住者につきましては、御案内のように、一九五二年、サンフランシスコ講和条約で国籍を離脱された方、そのまた子孫であるわけでございます。こういう歴史的な経緯、それから、今や四世、五世もいらっしゃる、日本に生まれ、育った方であるということで、定着性もあります。そういう特別の配慮が必要であるということで、平成十一年、外登法の改正のとき、今から十年前、このときも、こういう歴史的経緯とか定着性ということをとらまえて、衆参で附帯決議がなされたわけであります。……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 与謝野大臣、通告しておりませんが、ちょっとお伺いしたいと思います。 財務大臣、金融担当大臣、そして経済財政担当大臣、三つのポストを本当に一身に背負われて、これからの難局を乗り越えていただくことになるわけでございます。体力はもちろんありますが、能力も十分あると私は思っておるわけであります。 そういう中で、アメリカは金融危機の震源地でした。それがQEでは、前期比三・八であったわけですね。そしてまた日本は、それに対して一二・七マイナス、G7中最悪、こういうことでございます。これはやはり、大臣が金融の円滑化と総需要の喚起が大事だと、そのとおりだと思うわ……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 千葉大臣、御就任おめでとうございます。また、副大臣、政務官、御就任おめでとうございます。 今、千葉大臣のお顔を拝見しておりますと、私、前政権の与党の時代、この法務委員会では、少年法を初め、あるいは犯罪被害者の問題等さまざまな問題について、政府の案に対していろいろな議論をした、やはりその議論を尊重しなきゃいけないということで相当修正をさせていただきました。そして、その修正の提案者ということで私も参議院にもしょっちゅうお伺いをさせていただきまして、法務委員会で大臣が非常に的確な御質問をされておられたことが印象に残っております。 委員会におけるこうい……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 まず、司法制度改革審議会の「二十一世紀の日本を支える司法制度」、この中に「裁判官の報酬の進級制(昇給制)について、現在の報酬の段階の簡素化を含め、その在り方について検討すべきである。」「また、裁判官の報酬の進級制(昇給制)について、従来から指摘されているように、昇進の有無、遅速がその職権行使の独立性に影響を及ぼさないようにする必要があること、また、裁判官の職務の複雑、困難及び責任の度は、その職務の性質上判然と分類し難いものであることにかんがみ、現在の報酬の段階の簡素化を含め、その在り方について検討すべきである。」これは平成十三年六月でございますね、……
○大口議員 ただいま議題となりました政治資金規正法及び政党助成法の一部を改正する法律案につきまして、公明党を代表して、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政治資金規正法は、政治資金の流れを透明にして、政治団体及び公職の候補者により行われる政治活動が国民の不断の監視のもとに行われるようにすることにより、政治活動の公明と公正を確保し、もって民主政治の健全な発達に寄与することを目的とするものです。したがいまして、政治資金収支報告書に正しく政治資金の入りと出を記載し、国民の前に政治団体及び公職の候補者の政治活動を明らかにするということは、民主主義のインフラ、根幹であります。このような政治資……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 きょうは、総務委員会で質問させていただく機会を与えていただきましてありがとうございます。 それでは、放送法改正についてお伺いをさせていただきたいと思います。 まず、この放送法改正等については、例えば毎日新聞では「電監審の機能強化」、そして「NHK会長に議決権」、「表現の自由に懸念」、こういう記事が出ております。これは五月十日の毎日新聞であります。また、五月十二日には朝日新聞に、「番組内容まで介入の恐れ?」、「審議会強化を盛る」等々の見出しが出ております。 そこで、今回の一つの論点といたしまして、電波監理審議会が従前の、総務大臣の諮問に答えると……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 きょうは、各参考人の先生の皆さん、大変中身のある御意見を賜りまして、ありがとうございます。 私の方からは、まず、今回、幹部人事の弾力化についてお伺いをさせていただきたいと思います。 やはり、幹部人事というのは国民から理解されるものでなければならない。そういう点では、情実人事でありますとか、政治的な中立性、公正性、これがいかに国民の目から見て納得できるか、ここが大事ではないかな、こう思っております。 その点、政府案におきましては、次官、局長そして部長級、これが一つのバスケットになるわけであります。そして、この名簿に登載されれば、これは相当裁量に……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 今回の裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に公明党としては賛成をいたします。 その上で、平成十三年の四月に、最高裁判所事務総局で、司法制度改革審議会からの照会ということでこの増員の計画が出されたわけですね。平成十四年から十年かけて裁判官四百五十人の増員、これは裁判の迅速、専門化への対応ということでありました。着実にこれが進んでいる、九年で四百十二人でありますから、来年度やれば四百五十人程度に達するということであります。そして、平成十七年から平成二十一年の五年間で、この四百五十とは別に、裁判員制度の導入ということで百五十人の増員、これも今、二十一……
○大口委員 公明党の大口でございます。質問させていただきます。 まず、平成十八年の一月に最高裁の判決がありまして、貸金業についてのいわゆるグレーゾーン金利を実質認めない判決が出た。 過払い金返還請求というのは、多重債務者の救済の切り札ということがあるんですが、一方、多重債務者の債務整理を手がける弁護士もふえ、貸金業者に対する過払い金返還請求が急増した。過払い金の返還バブルと言われています。一部の弁護士それから司法書士と依頼者である多重債務者との間で、意思疎通の有無や報酬の額などトラブルが生じています。 こうしたトラブルについて、多重債務者からは、広告を出して大量に依頼を受けたが事件を処理……
○大口委員 公明党の大口でございます。 きょうは、まず足利事件に関してお伺いをしたいと思います。 三月二十六日、再審無罪判決で、本件確定審で主な証拠とされた二つの証拠について、本件DNA型鑑定には証拠能力が認められず、自白についても信用性が認められず虚偽のものであることが明らかになったのであるから、菅家氏が本件の犯人でないことはだれの目にも明らかになったというべきである、こういうことで無罪判決が言い渡されました。そして、さらに裁判長は、この言い渡しのときに、二度とこのようなことを起こしてはならないという思いを強くしていますと、異例のことですが、謝罪をされたわけでございます。 私も法曹の一……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 最後、聞かせていただきますが、かなり論点、同じようなことが聞かれております。ただ、私も公明党の代表として聞くべきところは聞いていかなければなりませんので、重複になるかもしれませんが、よろしくお願いしたいと思います。 我が党も、法務部会で公訴時効に関する検討をいろいろさせていただきました。ヒアリングも、それこそ二〇〇九年の一月十六日から、もちろん、法務省からもそうでありますが、あすの会、全国犯罪被害者の会あるいは宙の会の方々、きょうは傍聴に小林代表幹事も来ておられましたが、あるいは全国交通事故遺族の会の方からもヒアリングをさせていただきました。また……
○大口委員 公明党の衆議院議員の大口でございます。 きょうは、四人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。これまでも被害者の会の方々からはいろいろお伺いをさせていただいたりして、ようやっとここまで来たというふうに思います。 それでは、まずお伺いをさせていただきたいと思いますけれども、大澤参考人、よろしくお願いいたします。 今回の公訴時効の趣旨の中で、証拠の散逸という問題が一つあると思います。これにつきましては、特に日弁連の皆さんから、非常にこの証拠の散逸ということに対して、これが冤罪になるのではないか、こういう危惧がなされているわけであります。 特に、長い期間経過しますと、先ほども……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 先週、私は、公訴時効の趣旨と今回の廃止、延長の関係性、それから、被疑者、被告人になろうとする人の防御権の問題、そしてこの廃止等の対象の事件についての問題、さらに、進行中の事件への適用について憲法三十九条あるいは平成十六年の改正との関係をお伺いさせていただいたわけです。 そして、四月二十三日は参考人質疑をいただきまして、学識経験者や被害者の団体の方からも貴重な御意見をいただきました。本日は、特にこの参考人の皆さんからいただいた御意見、こういうものを中心にお伺いをさせていただきたいと思います。 前回、ちょっと積み残しになっていたところからお伺いした……
○大口委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十一年度第二次補正予算二案に対し、賛成の立場から討論をいたします。 本補正予算案に賛成する理由は、ただ一つ、国民生活を守るという観点でございます。 補正予算案に盛り込まれた施策については、エコポイントやエコカー補助金の継続、さらには中小企業の資金繰り対策など、私たちの政権下で実施してきた対策の継続が並んでおります。また、地方支援として三・五兆円弱が計上されていますが、税収減に伴う交付税減少額の補てんがその大半であるものの、この補てんがおくれればおくれるほど、地域経済に与える影響は深刻なものとなってしまいます。 国民の皆様の……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 今回、政治と金の問題を中心に質問させていただきます。 その前に、昨年の八月三十日、選挙がありました。私、いろいろな現場に回らせていただいたんです。その中で、やはり事業仕分け等、本当に税金の無駄遣いをなくすべし、非常に国民の皆さんの声というものをいただきました。 その中で、非常にいろいろなところで、大口さん、これはどう考えたっておかしいね、こういうお話をいただいたんです。それが、八月三十日と八月三十一日というこの二日間の衆議院の在任、これで歳費の月額が百三十万一千円と文書通信交通滞在費が百万円、二日で二百三十万と。このことは、四百八十人の議員全員……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 四人の陳述者の方々、大変お忙しいところありがとうございます。 それでは、私の方から、まず小西先生にお伺いしたいんですけれども、二十三年度、今二十二年度の審議ですが、二十三年度については非常に心配だ、こういうお話をいただきました。 確かに、一般会計、特別会計、二百七兆円を組み替えて十分その財源を確保できるということで、七・一兆円のマニフェスト予算ということであったんですが、現実には三・ちょっとということになったわけですね。そういう点では、今回も、暫定税率も含めてマニフェストをなかなか実行できなかったり、あるいは子ども手当の財源として地方税の増税が……
○大口委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十二年度一般会計予算など三案に対して、反対の立場から討論を行います。 以下、主な理由を述べさせていただきます。 第一には、経済立て直しに向けた視点を欠く予算案であるという点でございます。 鳩山内閣は、平成二十一年度第一次補正予算を執行停止し、一度は景気にブレーキをかけたかと思えば、その後慌てて二次補正予算を編成するなど、経済政策の方針が定まっていません。 特に、明確な成長戦略もなく、具体案の策定は今後六月に向けて作業するという、その経済認識と経済政策に関する感度の鈍さは極めて深刻であります。 本予算案は、雇用不安、今後……
○大口議員 ただいま手塚委員から御質問ありました点について御答弁申し上げます。 その前に、この法案は昨年の十一月十一日に提出をさせていただきました。そして、本年五月二十五日に趣旨説明をさせていただきまして、今、手塚委員から冒頭ございましたようなことがあって、ようやく、一年を越えてこういう機会を与えていただいた。委員長並びに理事、委員各位の皆さんの御努力に対して心から感謝を申し上げますとともに、ぜひとも、この法案につきましては精力的な御審議を賜りたいと思います。 さて、今手塚委員からお話がございましたが、実はこの政治資金規正法というのは、政治資金の流れを透明化して、そして、政治団体あるいは公……
○大口委員 先ほどの法務大臣の答弁を聞いて、私は唖然としました。というのは、この可視化の問題、これは副大臣に任せてあるから副大臣に答えさせる、とんでもないことじゃないですか。今回の大阪地検の問題、村木さんの問題、捜査のあり方が一番の問題になっているんですよ。それを副大臣に任せるということはおかしいと思いますが、いかがですか、大臣。
【次の発言】 今質問をされたことは基本的なことですから、細かいことじゃないんですよ。大筋のことはやはり大臣が、こういう村木事件、しっかりこれは受けとめる。そして、大阪地検の犯罪の証拠隠滅あるいは犯人隠避罪、こういうことが起こっているわけですから、そして村木さんについ……
○大口委員 公明党の大口でございます。質問の機会を与えていただきました。 まず冒頭、きょう、岡崎国家公安委員長にも通告をさせていただきました。内閣委員会の方は十一時三十分まで岡崎国家公安委員長に対する通告はないんです。ですから、来ていただこうと思えば来られるわけですけれども、来ていただけない。 可視化の問題、今回、大阪の事件で極めて大変な問題でございまして、どうしてここに国家公安委員長が時間があるにもかかわらず出席できないのか、私は強く抗議したい、こういうふうに思います。 委員長、本当にしっかり受けとめていただきたいと思います。
○大口委員 公明党の大口でございます。 ちょっと海保の長官の関係で質問順序を入れかえますので、よろしくお願いいたします。 まず、民事訴訟法、民事保全法の一部を改正する法案、これにつきましては、私どもも賛成をしております。また今回同じものが出されましたので、賛成をいたします。 そういうことでございますけれども、これは、平成八年の民事訴訟法の改正がありましたが、そのときに今回と同じようなことも検討されたようでありますけれども、ヘーグの国際私法会議での国際裁判管轄に関する国際的な統一ルールを定める条約が協議されているということもあって、待っていた。しかし、なかなかそれがまとまらないということで……
○大口委員 公明党の大口でございます。
裁判官の報酬等に関する法律等の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律等の一部改正案について質問をさせていただきます。
きょうの答弁の状況も踏まえてこの賛否については決めたいと思っておりますので、どうか実のある御答弁をよろしくお願いいたします。
まず、省庁の事務次官に相当する検事一号俸以上の俸給を受けている検察官の役職とそれぞれの人数、またそれぞれの俸給の年額について、どのような状況でありますか。法務省、お伺いします。
【次の発言】 次に、省庁の事務次官に相当する判事一号以上の報酬を受けている裁判官の役職、それぞれの人数、またそれぞれの報酬……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 まず、東日本大震災によりお亡くなりになられた方、いまだ行方不明の方々がいらっしゃいます。御遺族の方に哀悼の意を表したいと思います。また、十数万人の方がまだ避難生活を余儀なくされているということでございまして、お見舞い申し上げたいと思います。 また、自衛隊あるいは警察、消防、消防団、そして現場の役場の方や、さらには自治体の方、避難所を運営する方々、不眠不休で、それこそ身を削って闘われています。その方々に対して敬意を表したいと思う次第でございます。 さて、今回、東京電力福島第一原発の問題が非常に深刻である。それこそINESのレベル7まで公表された。……
○大口委員 公明党の大口でございます。 大臣、就任おめでとうございます。そして、大臣には、法律家でございますから、やはり法律家としての見識をしっかり答弁していただきたい、こう思っておりますので、よろしくお願いいたします。 さて、最高検は、昨年十二月の二十四日、「いわゆる厚労省元局長無罪事件における捜査・公判活動の問題点等について」という検証報告を出されました。しかし、私、この検証報告を読ませていただきましたけれども、非常に問題点がある。そして、このことは、今、検察の在り方検討会議、ここでも委員から厳しい評価が出ているわけであります。 例えば検面調書、この特信性を否定した件についての記述で……
○大口委員 公明党の大口でございます。 法案の方は後ほどお伺いさせていただきたいと思いますが、まず初めに、東北地方太平洋沖地震についてお伺いをさせていただきます。 その前に、まず冒頭、このたび本当に多くのとうとい人命が失われました。そして多くの遺族の方が悲しんでおられます。心から哀悼の意を表したいと思います。そしてまた、行方不明の方々、そしてその御親族の方々、被災地の方、そして避難所の方、あるいは原発で避難をされ、また本当に不安にさいなまれている方々に対して、心からお見舞いを申し上げたいと思う次第でございます。 私も、この二十六日、二十七日、現地へ行ってまいりました。宮城県の、それこそ仙……
○大口委員 公明党の大口でございます。 最後の質問者になりますので、よろしくお願いいたします。 東日本大震災から一カ月と一日たったわけでございます。本当に、現場の被災者、避難者の皆さんには心からお見舞い申し上げたいと思います。 そういう中で、現場に弁護士会等、法律相談で駆けつけておられます。そういう中で、本当に、被災者の方から、今後の生活や事業をどう再建していくのかということ、いろいろな悩みがございまして、その相談もあるわけです。そういうことについてピックアップして、まずはお伺いさせていただきたいと思います。 まず、被災地においては、多重債務を抱える被災者もありますが、被災者生活再建支……
○大口委員 公明党の大口でございます。 民法の一部を改正する法律案につきまして、御質問させていただきたいと思います。 今回の法改正、これはやはり、児童虐待の防止を図り、児童の権利利益を擁護する観点から、親権制度に大きく切り込み、また未成年後見制度を強化する、こういう内容であって、私は評価をすべきことであると思いますし、もう十年前からこの親権の停止については叫ばれていたことでございますので、これにつきましては早期の成立ということを私どもも望みたい、こう思っております。 また、児童相談所における児童虐待相談対応件数が平成二十一年度で四万四千二百十一件と、十年前に比べて約四倍に増加している。 ……
○大口委員 公明党の大口でございます。 吉田参考人、大村参考人、磯谷参考人、きょうはありがとうございます。 それでは、まずお伺いをさせていただきたいと思うんですが、親権について子供の利益のために行使をしなければならないという点は八百二十条で明確にされた、大変意義のあることであるわけでございます。 そういう中で、吉田参考人、子供の権利の観点で、これをどう解するのか。今回も親責任のことですとか親権の概念についていろいろと議論があったと思うんです。その中で、子供の権利との関係で、この規定でいいのか、あるいはもう少しこう考えた方がいいという御意見がございましたら、お願いしたいと思います。
○大口委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 民法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び関係者は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 親権停止制度については、改正の趣旨の周知、関係機関の体制の整備、家庭裁判所と児童相談所の連携の強化など、制度の円滑な実施に必要な措置を講ずること。 二 親権停止の請求については、児童等の利益の確保のため、児童相談所長による請求が適切に行われるよう努めるとともに、請求に必要な調査への協力など、児童相談所に対する支援体制の……
○大口委員 公明党の大口でございます。 東日本大震災から二カ月が経過いたしまして、いまだに行方不明になっておられる方の捜索ということで、現場は本当に瓦れきの処理等、復旧段階で、復興にまで及ばないというような状況もございます。私も、この連休、沿岸部も回ってまいりましたけれども、そういう点で、被災地の復興ということも考えてみましても、被災地の方あるいは被災中小企業の方々、こういう方々が再生をしていただくために、本当に我々の責任は重いというふうに考えております。 そこで、今、第一次補正が成立したわけでございます。早く執行していただくということでございますけれども、次の第二次を視野に入れますと、法……
○大口委員 公明党の大口でございます。 この三法案につきまして質疑をさせていただきたいと思います。 今回の法律、非訟事件手続法というのは、明治三十一年制定以来、抜本的な見直しがなされていない。そして家事審判法も、昭和二十二年制定、これも抜本的な見直しがされていない。家事審判法は、これを見れば手続がわかるというような改正でございます。 そういう点で、今回の見直しによって、参加制度の創設、記録の閲覧制度の創設、テレビ会議、電話会議システムの導入、また当事者の手続保障、国民にとって利用しやすい制度を創設する、現代社会に適合した内容にしようとする趣旨で、理解ができます。賛成をいたします。 その……
○大口委員 公明党の大口でございます。 三人の先生方、きょうはありがとうございます。 まず、但木参考人からお伺いをさせていただきたいと思います。 但木参考人、二〇〇七年に危機があったということで、志布志事件ですとか、あるいは富山の氷見市で連続婦女暴行の容疑で逮捕された男性が服役後にその真犯人が見つかったあの氷見事件等々ございまして、そして、最高検でも検証の報告書を出されまして、そして、捜査の基本十項目という形でやられたわけですね。その後もやはり、今回の村木事件、そして大阪地検の一連の事件が起こっているということでございますので、私は、本当に今回、検察のあり方ということを抜本的に変えなきゃ……
○大口委員 公明党の大口でございます。 この法案についてお伺いいたすわけでございますけれども、サイバー関係の法整備、それから強制執行妨害関係の罰則の整備等につきましては、組織犯罪の関係、国際組織犯罪防止条約の改正部分を除いた上で今回出されている。平成十六年、十七年に提出されているものからいわゆる条約刑法を除いたものが出されているわけでございます。 私ども、強制執行妨害関係については、これはこういう形で改正をすべきだ、こういうふうに思っております。そして、サイバー関係につきましても、我々、十六年、十七年に出させていただいた上に、さらにいろいろ修正も加えているということでございますので、これに……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 本日は、安冨先生、今井先生、指宿先生、ありがとうございます。 それでは、まず今井先生に、実体法の立場から、この不正指令電磁的記録作成罪の構成要件の解釈についてお伺いをさせていただきたいと思います。 実は前回、大臣に対して、私は、フリーソフトウエアを公開したところ、重大なバグがあるとユーザーからそういう声があって、それを無視してプログラムを公開し続けた場合、それを知った時点で少なくとも未必の故意があって、提供罪が成立するという可能性があるか、こう質問いたしましたところ、大臣から、ある、こういう回答を得たわけでございます。 そこで、そのバグという……
○大口委員 公明党の大口でございます。 まず、今回の法案につきまして、私どもは賛成をしたいと思っておりますし、また、これはもっと早く提出すべきではなかったのかな、こう思っております。 東日本大震災から三カ月以上経過をいたしました。六月十三日時点でも、死者一万五千四百二十四名、また行方不明が七千九百三十一名、相続というのが非常に多く開始をしている、こういう状況でございます。 そういう点で、やはり相続財産の調査をすることは困難ですし、また、家庭裁判所で伸長の手続をするということも困難でございますし、そういう点では、十分な熟慮期間、これが必要だ。そういうことで、一律延長をする今回の法案について……
○大口委員 東日本大震災から五カ月近くになるわけでございます。その中で、八月五日ですか、文科省の原子力賠償紛争審査会、ここが東京電力福島第一原発事故の賠償の範囲の判定等を示す中間指針をまとめられたわけでございます。 これにつきましては、さらにいろいろな解釈も必要でございますし、しっかりまた、さらに具体化をしていかなきゃいけないわけでございますけれども、いずれにしましても、被害者の範囲、それからその数が極めて膨大であります。そして、既存の裁判制度では、これは物理的にも人的にも限界があります。そういう点で、我々も、仮払い法あるいは機構法等が成立したわけでございますけれども、やはり迅速な解決という……
○大口委員 公明党の衆議院議員の大口でございます。これから質問をさせていただきます。 昨日、確定申告の会場へ行ってまいりました。本当に、皆さん、この納税というものの重みをひしひしと感じておられます。そして今、社会保障制度の集中討議がなされております。労使が消費税増税一致、こういう見出しが躍っているわけでございます。 そういうことからいたしますと、まず国会議員から身を切る、非常に大事なことでございまして、私も、昨年二月十二日の予算委員会で、議員歳費の削減と日割り計算、提案をさせていただきました。日割り計算につきましては法案が成立しました。そして、議員歳費につきましては、実は、二月十八日の朝日……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 今回の三・一一の東日本大震災、多くの方々がお亡くなりになり、また、いまだに行方不明でいらっしゃる。お悔やみとお見舞いを申し上げます。そして、十一万人を超える方々が今なお避難をされています。今、将来に対しても見えない、本当にそういう思いで、早く政府として展望を示すように、切実な声でございます。 私も、現場に行かせていただきました。あの沿岸地域の惨たんたる状況、そしてまた、そういう中で立ち上がろうと皆さんが一生懸命闘っておられる。自衛隊の皆さんや警察の皆さん、消防団の皆さん、海上保安庁の皆さん、必死になってやっていただいておるわけでございます。今こそ……
○大口委員 公明党の大口でございます。 山岡大臣、消費者担当大臣としてお仕事されるわけでございますけれども、これまでも何回も指摘がありましたが、七人目の消費者担当大臣。やはり民主党政権というのは、平成二十一年の消費者関連三法の審議のときにも、この消費者の問題については党の一つの非常に大事な部門として一番力を入れようということで、仙谷先生等もあの審議のときは非常に一生懸命されておったわけですよ。それが、しょっちゅうかわる。本当に民主党政権の消費者問題に対する姿勢というのがあらわれていると思うんですね。 こういうことも含めまして、今回御就任なさって、消費者担当大臣として、これまでの民主党のあり……
○大口委員 石田委員にお答えいたします。 今、西田参議院議員からも話がありましたように、当初、この二十三条におきまして、非常に迅速に買い取り価格を出さなきゃいけないということとともに、二項では、やはり総合的な判断ということであったわけであります。しかし、この買い取り価格は非常に重要な論点でございますので、与野党いろいろとしっかり、衆議院で修正協議をしました。 その中で、今回、二十三条の一項の趣旨というのは、迅速かつ適正に買い取り価格の算定を行うということであるわけでありますけれども、震災による被害の状況等は、対象事業者の事業の性質、規模、所在の地域の復興状況等によってさまざまでありまして、……
○大口委員 おはようございます。 平岡大臣とは法務委員会で、私どもその当時は与党でございまして、平岡野党筆頭理事のために最大限協力をさせていただきました。今度は逆になったわけでございますけれども、この法務委員会の運営につきましても、野党の、この委員会、また時間の要求については最大限御協力いただきたい、こういうふうに思っておるところでございます。 さて、まず、大臣がかわるたびに、私ども、この取り調べの録音、録画、可視化についてお伺いをさせていただいております。 平岡大臣、このことについても記者会見等でも積極的に発言をされております。目指すべきところは全過程であり全事件だ、こういうふうに九月……
○大口委員 公明党の大口でございます。きょうは一般質疑をさせていただきます。 まず、近年、著名な大企業の不祥事が相次いでおります。例えば、大王製紙につきましては、井川前会長による子会社からの百億円超の借り入れがなされた、それがカジノ等のギャンブルに使われた、特別背任で逮捕されている。 あるいは、オリンパスにつきましては、内視鏡で世界のシェアの七割を占めている優良企業でありますが、これにつきましても、一九九〇年代の有価証券投資の損失、飛ばし、これを穴埋めするために、イギリスの医療機器メーカー、ジャイラスグループを二千百億円で買収をして、助言会社に対して六百六十億、また国内企業三社に対して七百……
○大口委員 漆原委員、本質的な議論を展開していただいてありがとうございます。まさしく、こういう新憲法との関係からいろいろと議論していくということが大事であると思います。 それで、戦前は、法曹養成は一元化されていなかった。それを、反省の上に立って、新憲法におきましては、やはり人権の尊重、これを基本原理として、三権分立、司法権の独立を定めた。裁判官、検察官、弁護士は、いずれも司法制度の担い手であり、法曹三者の分化は司法に寄与する面の差異によるものであって、法曹三者いずれも、一つの職務の遂行が不十分であっても、どこかが不十分であっても司法の機能は不完全となることが免れないわけであります。そういう点……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 これから質問をさせていただきますけれども、中央公聴会の日程について、やっと協議ができるのかな、こういう状況になってきたようでありますけれども、とにかく総理が、この会期内に採決をする、こういうことをおっしゃっているわけですから、やはり、党もそれを受けて一体でしっかりと決意を持ってやっていただきたい、こういうふうに思います。 きょうは消費税の、特に逆進性対策についてお伺いをしたいと思います。 どうも、この逆進性対策について何も決まっていないということで、やはり国民がこの消費税増税を理解するには、いかなる逆進性対策を打っているのか、これだけ増税になれ……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 民主党政権になって八番目の消費者担当大臣に御就任された松原大臣に、きょうはお伺いをしたいと思っております。 国民生活センターのあり方の見直しについては、いろいろな動きがありました。その中で、国民生活センターの在り方の見直しに関する検証会議、これが昨年十月に発足して、十二月六日に中間取りまとめが決定された。その二日後、十二月八日には政務三役の会議で方針を決められた。そして、それが、昨年十二月二十七日に山岡大臣から、「国民生活センターの在り方の見直しについて」という形で発表された、こういうことなんですね。 そういう点では、この動きが非常に拙速、検証……
○大口委員 公明党の大口でございます。 それでは、家庭用の電気料金の値上げ問題についてお伺いをしたいと思います。 昨日認可をされた。九月一日から値上げをする。三十アンペア、二百九十キロワット時でいきますと、昨年二〇一一年の二月、六千二百三十四円であったものが、この九月には七千五百四十八円と、千三百十四円上がる。非常に生活を圧迫するものである、こういうふうに認識をしております。そしてまた、家族の多い家庭、例えば五十アンペア、四百五十キロワット時でいきますと、一万二千五百五円。千四十円、九・一%上がる。 あるいは、小さな工場ですとか商店、これは十二キロボルトアンペア、九百六十キロワット時、二……
○大口委員 公明党の大口でございます。 それでは、この法案について御質問をさせていただきます。 パロマガス湯沸かし器事件、あるいはコンニャクゼリー窒息事故、シンドラー社エレベーター事件、ジェットコースター死亡事故、こういうことが繰り返されているわけであります。やはり事故原因を徹底的に調査して、そして再発を防止していく、そのために国が事故調査の体制をしっかりやっていかなきゃならない、そういうことから、消費者庁設置法関連三法案のときの附帯決議で、参議院で、この事故調査体制をしっかり構築していくということが大きな流れとなってきたわけでございます。 今回創設される消費者安全調査委員会は、生命身体……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 特定商取引法改正案についてお伺いいたします。 これは参議院で修正をされました。そして、六月二十日に可決をされて、来たわけでございます。私も修正協議にかかわらせていただきましたものですから、それを踏まえましてお伺いをさせていただきたいと思います。 まず、除外物品の指定関係、五十八条の四についてお伺いをいたします。 購入業者による取引の対象となる物品は、貴金属のみならず、価値のあるもの全てとなることが考えられるため、消費者被害の未然防止のため、参議院の修正によって、政府原案で示された指定物品制をとらず、原則として全ての物品を対象とすることにしまし……
○大口委員 お答えをさせていただきたいと思います。 今、高木委員からも御指摘ありましたように、平成十九年に時津風部屋の事件がありました。あれは、解剖をして、犯罪という形になったわけであります。また、パロマ事件でも、もっと早くこの事故の原因、死因が究明されていれば、繰り返されることはなかった。 そういう反省に立ちまして、平成十九年から二十年にかけて、衆議院の法務委員会で、当時、下村委員長でございましたが、勉強会ですとか、あるいは委員の派遣等をさせていただきました。また、自公でもって議連をつくらせていただきまして、異状死死因究明制度の確立を目指す議連、これを設置して、専門家からいろいろヒアリン……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 本日は、小川新大臣、初めての答弁となるわけでございますけれども、この短期間にこれまで何回法務大臣がかわったかわかりません。今度いつおかわりになるのかわかりませんけれども、とにかく、長年副大臣をやっておられましたから、法務省の見解もありますけれども、御自分の御見識をしっかりとここで発言していただいて、実りある法務委員会にしていただきたいと思っております。 また、本来であれば、所信をお伺いして、そしてその質疑をやって、それから閣法、あるいは法律案を審議するということでございます。例外的な扱い。また、給与法でございますから、総務委員会で審議する、同時並……
○大口委員 東日本大震災の被災者に対する援助のための日本司法支援センターの業務の特例に関する法律案の起草案につきまして、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党の提案者を代表して、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。 昨年三月十一日の東日本大震災から一年が経過しました。しかし、その甚大な被害により、多くの被災者の方々はいまだ苦しい状況に置かれています。また、原子力損害賠償紛争解決センターが昨年九月に和解の仲介申し立ての受け付けを開始するなど、被災者の方々の法的サービスに対するニーズは高まっています。 このような状況の中、日本司法支援センター、いわゆる法テラスは被災地に出張所……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 今回、修正案も出させていただきました。 まず、佐藤参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。 佐藤参考人、審議会の会長、また顧問会議の顧問でもあったということで、この司法制度改革の生みの親ということで、きょうはその思いを語っていただいて、その崇高な理想に対して私も感銘を受けた次第でございます。 二〇〇六年の七月ですか、シンポジウムがあって、そこで佐藤参考人は、やはりこの法曹養成についての心配といいますか、それを吐露されたわけです。予想以上の法科大学院が設立されたことに伴う定員と新司法試験の合格者との間に相当なギャップを生じ、法科大学院への……
○大口委員 冒頭、抗議をいたしたいと思います。 昨日の五時半に理事懇がセットされ、そして、けさの理事会で、職権でこういう形でセットされた。私ども、自民、公明、民主で、松野参議院議員、民主、柴山昌彦衆議院議員、自民、そして公明、私が、八回に及ぶ協議をさせていただきまして、これは一緒につくってきたわけであります。ところが、この一方的な職権によるセットによりまして、自民党が出席できない状況にあるということについては、強く抗議をしたいと思います。 ただ、これは、ある意味では三党で合意した事項でございまして、四月十三日に合意しています。それから一カ月以上たっているわけでありますので、これについて私ど……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 大臣、就任をされて、阪神・淡路のときは消防庁長官としてリーダーシップを発揮された、この法務行政におきましてもリーダーシップを発揮していただきたい、そのことを望むものでございます。 ただ、本当に、民主党政権になってから七人目の法務大臣。ついこの間、小川前法務大臣に所信をお伺いした、それからまだ三カ月ぐらいしかたっていない、こういう状況でございます。そういう点で、しっかり腰を据えて法務行政に傾注をしていただきたい、こう思う次第でございます。 まず、人権救済機関の設置についてでございます。 民主党政権になりまして、この人権救済機関の設置については、……
○大口委員 公明党の大口でございます。よろしくお願いいたします。 まず、今回の裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対して、公明党として賛成をいたします。 そこで、最高裁は、平成十四年度から平成二十三年度にかけて、十年計画で四百五十人を増員し、さらに、これとは別に、裁判員制度導入ということで、平成十七年度から二十一年度までの五年間で百五十人の増員をいたしました。裁判の迅速化、専門化への対応等のための増員計画は昨年度までで終えたわけでありますが、これらの増員によって、司法制度改革の目標に対し、審理期間の短縮、充実がどの程度前進したか、数値でお答えいただきたい。また、今後の裁判所の人員の計画……
○大口委員 公明党の大口でございます。 質問をさせていただきます。 悪質な運転の結果、重大な結果が発生した事例について、危険運転致死傷罪が適用できないケースが目立っております。 平成二十三年十月の愛知県、無免許で飲酒ひき逃げ事件。これは、無免許のブラジル人が飲酒運転をする車が一方通行を逆走し、自転車で横断歩道を渡ろうとしていた男性をはね、死なせる。運転手は衝突後、車のヘッドライトを消して逃走した。それで、自動車運転過失致死罪、道路交通法違反、救護義務違反で公訴提起され、求刑は懲役十年、判決は七年でございました。 また、本年四月の京都・亀岡暴走事故。無免許運転の少年が軽自動車の運転中に居……
○大口委員 公明党の大口でございます。 今回、刑法等の一部を改正する法律案、薬物使用等の罪を犯した者に対する刑の一部の執行猶予に関する法律案について審議することになったわけです。これは昨年の十二月一日、参議院で可決をされている。ここに来てやっと衆議院で審議をやるということでございます。 そこで、この一部執行猶予制度の導入全般についてまずお伺いしたいと思います。 非拘禁措置に関する国連の最低基準規則、東京ルールズとの関係において、これは一九九〇年の犯罪防止及び犯罪者の処遇に関する国際連合会議第八回の会議で採択された非拘禁措置に関する国連最低基準規則、東京ルールズがあるわけでありますが、この……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。予算委員会で質問させていただきます。よろしくお願い申し上げます。 まず、福島特別立法についてお伺いをいたします。 未曽有の東日本大震災、原子力発電所の事故災害から間もなく一年を迎えようとしております。本年を復興再生元年として、国会、政府挙げて被災地の復興に取り組まなければなりません。とりわけ、原子力発電所の事故に見舞われた福島県の復旧、復興、再生には、まだ多くの課題が山積しております。 政府は、二月十日、福島復興再生特別措置法案を閣議決定し、国会に提出をいたしました。私たち公明党も、福島県の復興・再生に関する提言を一月二十四日に発表し、二月一日に……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 検査官候補者河戸さん、五十一年に採用されて、会計検査院でずっと仕事をしてこられた。そういう点では、よく、いろいろ会計検査院の問題点ということを知悉していると思います。 三人の検査官のうち民間の方がお二人ということでございまして、やはり、国民の視点あるいは民間の視点というのが非常に大事になってくると思うんですね。そういう点で、よく二人の民間の検査官と協力しながら、国民の目線で仕事をしていただきたい、こういうふうに思っております。それが一つ。 それから、今回、二〇一一年度については、五百十三件、五千二百九十六億円、こういう指摘金額でございますけれど……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 黒田東彦候補にお伺いをさせていただきたいと思います。 我が党は、日銀総裁につきましては、実務的な能力、これは金融政策を適切に遂行するということ、それから、独立性のある日銀の組織運営をしっかりマネジメントすることができるということ、それから二番目に、やはり市場との対話能力、あるいは海外に対する発信力、また海外のさまざまなマフィアとの対話能力、交渉能力、そういうことが大事だろう、こう思っております。そういう点で黒田候補は非常に適切であるな、こういうふうに考えております。 また、日銀は、国内経済に対しても精通していなければなりません。国内経済のメカニ……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。
岩田規久男候補者につきましてお伺いをさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。
今、物価安定目標二%達成、これはマンデートだ、義務だ、こういうお話でございました。
ただ、法的担保がないとなかなか市場の信認は得られないということなんですが、そうしますと、日銀法の改正、法改正をしないとこの二年以内達成というのは難しい、こう思っておられるんですか。
【次の発言】 法改正をした場合としない場合で、どれぐらい期間は違うんでしょうか。
【次の発言】 金融政策、金融緩和でそれこそ二%はできる、こういうことなわけですけれども、マネタリーベース、どれ……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 上林候補には、よろしくお願いしたいと思います。 まず、一連の国家公務員の改革で、四法案というのがございました。今、候補は、よく勉強されているということでございました。 その中で、協約締結権の付与については、慎重なお考えだと思います。 これによって人件費が減少する、こういうことでこれは導入すべきだという考えに対して、どうお考えなのか、お伺いしたいと思います。 それから、人事行政の公正の確保ということも、人事院では述べられているわけであります。 公務員は全体の奉仕者であり、また、職業公務員の政治的中立性ということが大事だと思うんですが、公務員……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 本日は、大変御苦労さまでございます。八人の長官の一人ということで、本当に、女性の裁判官として最先端を走ってこられたと思います。期待をしております。 そういう中で、四十年近く裁判官一筋であられた。組織運営や人事行政を担って、また、人材育成や能力開発をやっておられる。 行政職と裁判官、裁判所の職員とは違うと思うんですね。違いと、同じところと、そこら辺のことについてどう認識されているかが一点。 もう一つは、国家公務員制度の改革が議論されておりますが、その中で、全体の奉仕者あるいは人事行政の政治的中立性、この点との関係でどう考えているのか、お願いしま……
○大口議員 公明党の大口でございます。 成年後見制度、今委員もおっしゃいましたように、大体、認知症の方が三百万人以上、そして精神障害の方も三百万人ぐらい、あるいは知的障害の方、十八歳以上で四十一万人いらっしゃいます。それに比べますと、成年後見制度、保佐、補助等を含めましても、二十六万件ぐらいしか累計では申し立てられていません。非常にその利用が滞っている。 その背景は、成年後見制度自体よく知られていないということもありますし、それから、何といいましても、選挙権を失うということが相当この利用の障害になっている。こういうこともありまして、私ども、二〇一〇年の十二月に、公明党の中に成年後見制度促進……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 谷垣法務大臣には、本当に野党時代からいろいろと御指導いただきまして、また、弁護士資格を持っておられる法務大臣として大いに活躍をしていただきたい、こう思っております。 今回の裁判所職員定員法の一部改正法案、これについても私は賛成をさせていただきます。 そして、その中で、私ども公明党が昨年七月に成年後見制度利用促進法案を策定して、自民党にも提示をしているところでございます。 認知症高齢者の数が平成二十七年に三百四十五万人に達すると推計されています。知的障害者の十八歳以上の方が約四十一万人、精神障害者は二十歳以上の方が約三百五万人あると推計されてい……
○大口委員 公明党の大口でございます。 まず、四月の九日の各朝刊で私も衝撃的な報道を見たわけでありますけれども、砂川事件で、田中耕太郎当時最高裁判所長官が、共通の友人宅で、当時アメリカの首席公使のレンハート公使とやりとりをしている。これが、一九五九年の八月三日、十一月五日、十二月十七日付の三通の公文書が明らかになって、どういうことかというと、田中長官が、砂川事件の最高裁判決が恐らく十二月であろう、それから、実質的な全会一致を生み出し、世論を揺さぶるものとなる少数意見を回避するようなやり方で運ばれることを願っている、こういうことを述べたということが公文書には載っているわけであります。 もしこ……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 ハーグ条約の締結の必要性について、まずお伺いしたいと思います。 ハーグ条約を締結することの意義については、国際的なルールに基づいて子の不法な連れ去り問題を解決するとともに、親子の面会交流の機会を確保することにより、子を有害な影響から保護するとともに、子の利益に資することになると理解しているわけであります。 四月四日の本会議におきましても、外務大臣は、本条約を締結しない状態が継続することは、我が国国民にとって大きな不利益であるとともに、国際社会における我が国の姿勢も問われかねません、こう答弁をされています。 もちろん、国際社会の一員としての我が……
○大口委員 公明党の大口でございます。 各参考人には、大変有意義な御意見、また体験談をお話しいただきまして、ありがとうございます。 各皆様のお話を聞いておりますと、DV被害者の方、虐待を受けている被害者の方、そういう方々の本当に不安な、また命に及ぶ危険、恐怖におののいておる、そういうような状況も学ばせていただきました。 一方、渡辺参考人のお話、要するに、子を連れ去られたことによる苦しみ、そしてまた家庭の全てを破壊されてしまったことに対する怒り、さらにそれが司法に対する不信につながっている、こういう側面もお伺いさせていただきましたし、そういう連れ去られた父親だけじゃなくて母親も多くいらっし……
○大口委員 公明党の大口でございます。 特定秘密保護法案につきまして、お伺いさせていただきます。 この時間をいただきまして、本当に、自民党の理事、皆さん、ありがとうございます。 まず、私も、この特定秘密保護法案、公明党のプロジェクトチームの座長をさせていただきまして、集中的に、十三回、ヒアリング、審査等をやらせていただきまして、そして、政府、また自民党の町村先生初め、皆さんともいろいろと意見を交わさせていただきまして、この法案に相なったわけでございます。 そういう中で、やはりこの特定秘密保護法案の必要性、これにつきまして、いろいろと今報道されているわけでございます。 昨日も、総理が、……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 金曜日に引き続きまして、本日も質問をさせていただきます。 まず谷垣法務大臣、十一月の八日の記者会見におきまして、大臣、若いころ、今も若いわけですけれども、一九八五年、いわゆるスパイ防止法が、反対、こういう意見を出されました。十一月八日の記者会見でそれについてお話をされたわけでございます。構成要件の明確性、情報公開制度の整備、これが重要だ、それから、外交、防衛に関する機微な情報については、政府と野党党首との情報共有のあり方、これも検討しなきゃいけない、国会のコントロールのあり方、これも大切だ、こういうことでございました。 そういう点で、十月二十五……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 本日は、長谷部参考人、田島参考人、また春名参考人、永野参考人、ありがとうございます。 それでは、早速お伺いをさせていただきたいと思います。 まず、特定秘密保護法というものが現在こうやって議論されているわけでありますが、この必要性について、田島参考人は、必要はない、むしろ自衛隊法改正の防衛秘密保護についても必要はない、こういうお考えだ、こういうふうに思っております。それに対して、ほかの御三人の参考人の方は、この特定秘密保護法の必要性については、ある程度必要性を認めておられる、こういうふうに考えております。 国民に、やはりこの特定秘密保護法が必要……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 このたびは、青山参考人、三木参考人、西村参考人そして前田参考人、貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。 まず、青山参考人、もう共同通信で二十年やっておられて、なおかつ、さまざまな、政府のいろいろなお務めを、審議委員等をやられておったということで、今回の特定秘密保護法では、確かに外国との情報の共有ということもあるんですが、もう一つ、例えば、防衛省あるいは自衛隊の情報がなかなか、外務省に渡すと心配だね、また逆の場合もある。あるいは、警察の公安の情報が、外務省に渡すと心配だね、こういうものがあると思うんですね。そのあたりの実態について多分お詳……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 今回の特定秘密保護法案につきましては、やはり、国民の知る権利にしっかりと資するために、報道の自由、取材の自由を守っていく、それと、国家には、国民の生命身体を守るため、あるいは国家の安全のために国家の秘密を保護する、この二つの要請のバランス、これに努めていかなきゃいけない、こういうふうに思っています。 今回、民主党さん、そして日本維新の会さん、みんなの党さんとも、この方向性は一致していると思うんです。そこでいろいろと議論をさせていただきまして、みんなの党さん、そして日本維新の会さんとは修正に合意をさせていただきました。 そして、その中で、今、町村……
○大口議員 西野先生、大阪で頑張っていただいていることは、お父さんのお姿を見ても伺っております。 実は、一つは、この政令市を幾つ以上に分けたらいいのかということで悩みました。 それで、先生がおっしゃったように、政令市を丸ごと一区ということも、それは考えられなくはないんです。ただ、政令市には、横浜市のように三百六十九万人のところもあれば、岡山市のように七十一万人のところもあるんです。余り大きくなり過ぎた場合、やはり恣意的な区割りになるのではないか、こういうお話もありました。 そしてまた、政令市というのは、行政区は一応二つ以上というふうになっているんですね。これは、地方自治法の二百五十二条の……
○大口議員 平沢委員にお答えいたします。 今回、附則の検討事項で、常に調査能力をアップすることを書き加えさせていただいて、その都度その強化をしていくということを附則に書かせていただいたわけでございます。 特に、調査能力の一番大事なところは、スタッフのまさしく調査能力をどう育てていくかという点では、諸外国を見ますと、やはりインテリジェンス関係の方が結構多いわけでございます。本当に、そういう点からいきますと、しっかりここは、中途採用者も含めて、この事務局に、非常にそういうものに精通した人も入れなきゃいけないと思います。そしてまた、新人の教育もしっかりしていかなきゃいけないと思います。それが一つ……
○大口議員 浜地議員に答弁いたします。 午前中の参考人でも、特定秘密のチェックをする国会の機関というのはないと。そういう点では、世界でもこういう制度がないというものをつくるということでありますので、これからしっかり育てていきたい、こういうふうに思っているところでございます。 そして、数十万件の特定秘密、これを全てチェックするというのは不可能だと思うんです。そういう点では、今、森大臣からお話がありましたように、特定秘密保護法十九条の年次報告、それは、ただ単に政府からの報告だけじゃなくて、今、情報保全諮問会議、これは意見もつけるわけですね。そういうものが一つ大きな端緒となると思います。 さら……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 本日は、宮下修一参考人、和田照子参考人、和田吉弘参考人、宮脇淳参考人、お忙しいところ貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。 法曹養成制度の課題につきまして、論点ごとにお伺いをさせていただきたいと思います。 新たな法曹養成制度は、とにかく多様な人材を、そしてさまざまな法的ニーズで活躍していただく、そのためにもしっかりとした法曹養成の仕組みが必要だということであったわけでございますけれども、当初の司法制度改革の精神というものが根底から今崩壊しつつある。そういう点では、法務省や文科省、内閣官房がやっておりますけれども、危機感が余りにもない。……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 きょうは、司法試験法改正法案についてお伺いさせていただきたいと思います。 今回の改正につきましては、受験回数制限を、五年以内三回を五回にする、また、短答式試験の科目を憲、民、刑の三科目に限定する。この改正は、基礎、基本をしっかりするということ、それから、五年以内に三回ということになりますと、受け控えということで、修了者のうち直近の司法試験を受験しなかった割合が二〇%前後、特に法学未修者は三〇%前後ということでありますので、弊害が出ておりますから、そういうことを解消するためにも正しい法改正である、こういうふうに認識をしております。 この司法試験の……
○大口委員 成年後見制度の利用の促進に関する法律案の起草案につきまして、提案者を代表して、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。 本案は、認知症、知的障害その他の精神上の障害があることにより財産の管理または日常生活等に支障がある者を社会全体で支え合うことが高齢社会における喫緊の課題であり、かつ、共生社会の実現に資すること及び成年後見制度がこれらの者を支える重要な手段であるにもかかわらず十分に利用されていないことに鑑み、成年後見制度の利用の促進に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、成年後見制度の利用の促進について、その基本理念等を定めるとともに、成年後見制度利用促進会議を設置する等の措……
○大口副大臣 穀田委員にお答えをいたします。 今、厚労省としましては、外国人労働者は、一般に我が国の雇用環境に関する知識を十分に有していない等の理由から、雇用管理の改善、これはやはり社会保険に入っているかどうかということも含めて、あるいは再就職の促進、それから専門的、技術的分野の就業促進、そして適正な雇用、労働条件の確保ということが課題であるということは認識をしています。 そういうことから、厚生労働省といたしましては、平成五年から、毎年六月を外国人労働者問題啓発月間として、これは一カ月間を定めて、事業者団体などの協力のもと、労働条件などのルールにのっとった外国人雇用や高度外国人材の就職促進……
○大口副大臣 このたび厚生労働副大臣を拝命いたしました大口善徳でございます。 主として、医療、介護、福祉、子育て支援の分野を担当いたします。 急速に少子高齢化が進む中、社会保障制度をしっかりと次世代に引き渡し、現役世代の安心を確保するため、誠実かつ積極的に取り組んでまいります。 厚生労働委員会の皆様方の御理解と御協力を得ながら、高階副大臣、両大臣政務官とともに全力で根本大臣を補佐してまいる所存でありますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○大口副大臣 大隈委員から御指摘ありましたように、十月の二十二日付で米国疾病予防管理センター、CDCが発出した注意喚起、これは勧告でございますが、レベルツーということでありますが、米国民に対し、日本で風疹が流行しているため、予防接種を受けていない等、風疹に対する免疫がない妊婦は日本への渡航を控えるよう勧めているものでございます。 前回、二〇一三年、平成二十五年、注意喚起が発出された時点では患者発生数が約一万人を超えており、今回は比較的早期に発出されていると考えています。我々といたしましても、迅速に対応すべきと認識しているところでございます。 また、現在、国内の風疹の新規患者数は、毎週百五十……
○大口副大臣 桝屋委員にお答え申し上げます。 まず、今般、平成三十年の七月豪雨、平成三十年の北海道胆振東部地震、私も十月十九日に現地に行ってまいりまして、そしてまた、厚真町も、土砂災害、そしてその中で浄水場が被災した、あるいは、むかわ町も、むかわ町厚生病院にも行ってまいりました。そういう災害で断水により国民生活に多大な支障が生じ、水道という重要なライフラインの強靱化の必要性を痛感したところでございます。 こうした災害を受けて、政府全体で、水道施設を含めた重要インフラの緊急点検、これを実施し、その結果を踏まえて、水道においては、大規模な断水につながるおそれのある浄水場等について、自家発電設備……
○大口副大臣 今、本村委員から、現場の声を伝えていただく、御質問をいただきました。 御案内のとおり、委員も指摘されていますように、水道事業は、地方公営企業として、主に市町村ごとに独立採算で経営されております。水道料金については、各市町村等が条例に基づき定めることとされておりまして、災害時の水道料金の減免措置についても、市町村ごとにその必要性と内容を判断した上で必要に応じて実施されているところでございます。 私も北海道胆振東部地震で厚真町に行ってまいりまして、水道施設、浄水場等、被災されたということで、見てきたわけでございますが、このように、厚生労働省としましては、水道料金の減免措置への支援……
○大口副大臣 高木委員の御質問にお答えします。 障害者雇用の促進に当たっては、障害者の方々がそれぞれ意欲と能力を発揮し活躍できるよう、障害特性に応じて働きがいのある職場環境づくりに取り組むことが重要である、こう考えております。 地方自治体においては、例えば大阪府のハートフルオフィスの例もありますように、障害特性に応じた職場づくりの観点から、その省庁内に障害者雇用に特化した部署を設け、郵便物の発送やデータ入力等の業務が行われていることは承知をしております。国においても同様に、各府省において障害特性に応じた業務を選定し、作業室等で当該業務を集中的に行うことは可能であると考えます。 民間におけ……
○大口副大臣 厚労省でございます。 御指摘のとおり、沖縄企業局の北谷浄水場の取水地点である比謝川取水ポンプ場や長田川取水場等においてPFOS、PFOAが検出されているという状況は承知をしております。 このため、沖縄県企業局の北谷浄水場においては、粒状活性炭処理設備により、水道水中に含まれるPFOS等の濃度を低いレベルに処理しているものと承知をしております。そのために、この活性炭の交換頻度が高い、費用もかかっているということも承知しているところであります。 厚生労働省といたしましては、水道法第四十三条において、水道事業者、これは沖縄企業局でありますね、水道事業者等は、水源の汚濁の防止に関し……
○大口副大臣 委員にお答えをさせていただきます。 二〇四〇年を展望して、今、厚生労働省といたしましても、二〇四〇年を展望した社会保障制度改革、働き方改革の本部を立ち上げました。 二〇四〇年ということになりますと、団塊のジュニアの方が六十五歳以上になってくる。要するに、どこに線を引くかということはあれですが、現役世代の人口が減る。 ですから、やはり、寿命は延びているわけですが、健康寿命を、できるだけ元気な状態を続けていただいて、そして就労だとか社会参加にも大いに活躍していただく、そういうことを考えまして、それで、少子高齢化に伴い、医療・介護サービスの担い手の減少ということも進んできますので……
○大口副大臣 厚生労働副大臣の大口でございます。 高階副大臣、新谷、上野両政務官とともに根本大臣を支え、冨岡委員長を始め委員の皆様の御理解と御協力を得ながら、厚生労働行政の推進に邁進していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 平成三十一年度厚生労働省関係予算案の概要について説明いたします。 厚生労働省所管一般会計予算案については、昨年度より二・九%増の三十二兆三百五十八億円となっており、また、厚生労働省所管特別会計予算案については、労働保険特別会計、年金特別会計及び東日本大震災復興特別会計に所要額を計上しています。 以下、平成三十一年度予算案の重点事項について説明い……
○大口副大臣 では、私の方からお答えさせていただきます。 児童相談所の問題点についてでございますけれども、一つは、児童相談所における児童虐待相談件数が、委員御指摘のとおり、平成二十九年度は十三万三千七百七十八件ということで、児童虐待防止施行直前の平成十一年に比べますと、約一一・五倍になります。ところが、支援を担う児童福祉司は、平成三十年三千四百二十六で、平成十一年に比べますと、平成十一年が千二百三十人ですので、二・八倍。それから、児童福祉司一人当たりの業務量の増加でございますが、これは四・三五倍ということでございます。 そういう点で、児童福祉司をしっかり確保していくということが大事だという……
○大口副大臣 お答えさせていただきます。 今、大臣からも答弁がありました、また先生からも御指摘がありましたように、社会的孤立のリスク、これにどう対応していくか。 これは、各地域において地域包括支援センターがございます。介護事業者や医療機関等とのネットワークを構築し、支援が必要な高齢者を早期に発見して対応する取組をしていく、また、民生委員の方々による地域の見守り活動の実施など、地域の関係機関のネットワーク強化や見守り体制の構築が進められております。 また、貧困のリスクということもありますので、それを軽減する観点から、ことし十月の消費税率の引上げを財源として、低所得者に対する介護保険料の軽減……
○大口副大臣 私の方からお答えさせていただきます。 自公連立政権下の経済政策により、雇用環境も大きく改善しております。平成二十四年から六年間で就業者数は三百八十四万人増加しています。 このように所得や雇用の環境が改善されているにもかかわらず、実質賃金は横ばいとなっていることは委員御指摘のとおりでありますが、これは、デフレからの脱却に取り組む中で物価が上昇したことが押し下げ要因となっていること、また、景気が回復し、雇用が増加する過程において、正規雇用労働者などと比較して相対的に賃金水準の低いパートで働く方の比率が上昇したことが、賃金の平均値を押しとどめている要因となっているという背景がありま……
○大口副大臣 委員御指摘のように、高齢者の特性を踏まえたフレイル対策を実施するに当たり、口腔ケアは重要な柱の一つであります。骨太二〇一八にも書かれております。このため、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施を進めるに当たっては、口腔ケアに着目した対策を進めていくことにしております。 具体的には、市町村において、歯科健診の結果をもとにした口腔ケアに関する指導、介護予防の通いの場等において口腔ケアに着目した健康教室を開催、歯科医師への受診勧奨などの取組を地域の実情に応じて進めていただきたいと考えております。 今回、一体的実施に当たっては、市町村が医療専門職を配置する場合に、国の特別調整交付金を……
○大口副大臣 お答えいたします。 高木委員、党のICT社会推進本部長もされて、ICT化を推進していただいているわけでございますけれども、介護現場の負担軽減や生産性向上の観点から、介護事業所のICT化の推進は極めて重要である、こう考えております。 IT導入補助金の活用促進などにつきましては、委員御指摘がありましたように、経済産業省がやっておるわけでありますけれども、経済産業省とも連携をしながら、その推進を図ってまいりました。 実態についてでございますけれども、介護事業所において、報酬請求については電子請求とされて、ほぼ全ての事業所が電子請求はされているわけでありますが、その記録や情報共有に……
○大口副大臣 安藤委員にお答えいたします。 まず、団塊の世代が七十五歳を迎える二〇二五年の地域医療構想の実現に向けて、二次医療圏を基本とする各構想区域では、医療関係者、保険者等幅広い関係者により構成される地域医療構想調整会議において協議を行いながら、地域の実情に応じた効率的な医療提供体制の構築を進めております。ただ、厳しい御意見の御指摘があるということも事実でございます。 特に公立・公的医療機関においては、地域の民間医療機関で担うことができない医療機能に重点化するよう、その医療機能を見直し、具体的対応方針を策定した上で、地域医療構想調整会議において合意形成を図ることを求めてきました。 今……
○大口副大臣 鰐淵委員にお答えをさせていただきます。 今御指摘をいただきました新プランにおきまして、二〇二二年度を目指して二千二十人の増加、そして二〇一九年度には千七十人増加をさせていくということで今進めているところでございます。 これによりまして、現在三千人の児童福祉司を二〇二二年度には五千人体制とすることによって、児童福祉司一人当たり業務量を、児童虐待相談及びそれ以外の相談、非行、養護、障害を合わせ五十ケース相当だった配置基準を四十ケース相当となるよう見直しを行い、児童福祉司の業務量軽減を図ることとしております。 また、自治体における専門的な人材を確保するということを国としても支援す……
○大口副大臣 お答えします。 それこそ今の御要請もいただきまして、平成三十一年、ことしの二月に、厚生労働省及び文科省が連携をして効果的な実施をするために、私とあと浮島文科副大臣をトップとするプロジェクトチーム、これを設置させていただきまして、このプロジェクトチームでは、二月の関係閣僚会議で設定することとされた新たなルールの決定や地方公共団体、学校等への周知、児童相談所や学校等における緊急安全確認などの調査結果のフォローアップなどについて、関係省庁で連携を図りつつ取り組んできておりまして、直近では四月二十六日に五回目の開催をしているところでございます。 その上で、今回、御指摘のように、やはり……
○大口副大臣 高木委員にお答えいたします。 公明党の提言も踏まえて、今回、法案にいろいろ盛り込ませていただいたところでございます。 結愛ちゃん、心愛ちゃんのような痛ましい事件が二度と繰り返されてはいけない、しつけと称して体罰が虐待になる、こういうことを防がなきゃいけないということで、今回、全ての体罰禁止を法定化する趣旨は、子供の健全な心身の育成という観点から、体罰によらない育児を推進するためのものであります。痛みや苦しみを利用して子供の言動を支配するのではなく、子供が健やかに育つことについて、子育て中の親に対する支援も含めて社会全体で啓発していくための取組を進めていくことが重要である。今回……
○大口副大臣 前原委員にお答えをさせていただきます。 今委員からお話がありました、ゼロ歳から二歳については住民税非課税世帯だということでございますので、共働きになりますと所得が上がって無償化の対象外になる可能性が高い。それから、三歳から五歳につきましては、九割が既に幼稚園、保育園、認定こども園を利用しているということが一つ。 それから、市町村が毎年度、計画を見直して、そして、計画の潜在的なニーズを具体化して計画の数を積み重ねているんですね。それで、二〇一八年九月時点で受皿の拡大の見込みが約二十九万三千人ということでございます。これは毎年四月一日の時点で、それで公表が毎年九月ということでござ……
○大口副大臣 岡本委員に御答弁申し上げたいと思います。 子育て安心プランによる必要な受皿、三十二万人分については、二〇二〇年度末までに待機児童を解消するということで、二十五歳から四十四歳までの女性の就業率、これが二〇二二年度末に他の先進国並みの八割まで上昇することを想定して、必要な整備量を推計したものでございます。 したがって、今後さまざまな要因によって保育ニーズの増大があったとしても、二〇二〇年度末までに待機児童を解消するという目標は、十分対応可能なものとなっていると思います。 そして、さらに、この子育て安心プランに基づいて市区町村の計画は毎年度見直しすることとなっておりまして、今、こ……
○大口副大臣 太田委員にお答えいたします。 今般の無償化を契機に、認可外保育施設の質の確保、向上を図ることは重要であると考えております。 このため、児童福祉法に基づく都道府県等の指導監督の充実を図る。 具体的には、指導監督基準の内容についての説明や事故防止に向けた助言などを行う巡回支援指導員、これは、例えば就寝中とか水遊びですとか、食べるものをお食べになるとか、食事ですね、そういうときは非常にリスクが高いわけですから、そういうことなんかについての助言だとか、こういう巡回支援指導員を配置の拡充をしていく。そのために、三十一年度の予算も手当てをしているわけであります。 また、指導監督の手法……
○大口副大臣 お答えいたします。 介護職員の負担の軽減を図り、質の高いサービスを効率的に提供するためには、介護事業所のICT化の推進や介護ロボット等の新しい機器の活用は重要な課題であると考えています。 このため、厚生労働省といたしましては、介護事業所がICT化や介護ロボットの活用に取り組みやすくするために、生産性向上のガイドラインの作成や事業者団体による活用の普及を行っています。また、経済産業省と連携した、介護現場のニーズを踏まえた介護ロボットの開発支援を行っています。さらに、都道府県に設置している地域医療介護総合確保基金を活用した、介護施設への介護ロボットの導入助成などに取り組んでおりま……
○大口副大臣 森田委員にお答えいたしたいと思います。 まず、マイナンバーカードを保険証として利用できるオンライン資格確認については、二〇二一年三月からの導入を目指して、今、健康保険法の一部改正法案が国会に提出され、御審議をいただいているところでございます。引き続きこの成立を目指していきたいと思いますが、医療機関では、オンライン資格確認の導入により、失効した保険証の利用による過誤請求の事務コストが減少し、また、患者の資格情報の登録を手打ちではなくデジタルで効率的にできるようになるなど、医療保険事務の効率化につながることが期待されております。 このため、健康保険法等の一部改正法案では、医療機関……
○大口副大臣 委員御指摘のように、依存症民間団体支援事業におきましては、国が二分の一の補助をすることになっているわけであります。これは地域生活支援促進事業という枠組みでやっているということは、もう御案内のとおりであります。その各地域において、具体的な事業内容は都道府県等においても検討されることになっていまして、補助率も含め、地域の実情を踏まえた支援を行っているものと承知しております。 平成二十九年度の補助実績を見ますと、補助実績十七カ所なんですが、補助率が十分の十の自治体が十四カ所、秋田も含めましてですね、それから、補助率が二分の一の自治体が二カ所、そして補助率が三分の二の自治体が一カ所、ま……
○大口副大臣 利用促進法の第一条に規定されているとおりでございます。先生の御指摘のとおりでありまして、そういう点では、判断能力がなくなって非常に厳しい状況になってから相談があるということなものですから、できるだけ早く対応する、その仕組みをつくらなきゃいけないというふうに思っているところです。 だから、パンフレットで補助、保佐類型とか任意後見の周知を行ったり、早い段階から任意後見とか補助や保佐類型を利用する選択肢を、住民が身近な地域で相談できるような相談窓口、中核機関等でありますが、の整備、そして、後見、保佐、補助の適切に判断するための診断書の見直し、これは四月からになります。診断書では、福祉……
○大口副大臣 お答えいたします。 まず、先生御指摘のとおり、児童虐待と配偶者からの暴力、DVには一定の関連性があるということが、児童相談所の実態に関する調査、三十年度においても、その調査結果からも一定の関連性がある。それから、児童虐待とDVの対応を連携して行っていくことが重要であると認識しています。 児童相談所においては、DVの問題があることに気づき、適切な支援につなげることが重要でありますが、このDV被害者の支援は、児童虐待の対応とは異なるところがあることから、児童虐待の支援を行う家庭にDVの問題が認められる場合、配偶者暴力相談支援センター、配暴センターや婦人相談所等に協力を求め、緊密な……
○大口副大臣 委員御指摘のとおり、北海道札幌において二歳の詩梨ちゃんが死亡し、実母と交際相手が傷害の疑いで逮捕された事案で、このような形でお亡くなりになったことはまことに残念であり、心より御冥福を申し上げます。また、現在、死亡に至った具体的状況については警察が捜査中であり、札幌市においても事実確認を行っておるところであります。 本件では、児童相談所、警察が訪問等を行っており、かかわりがある中でこのような結果になってしまったことは、痛恨のきわみであります。どこに問題があり、救うことができなかったのか、速やかに事実を確認し、必要な対策を講じる必要があると考えています。 今回のケースでは、四月五……
○大口副大臣 森田委員にお答えいたします。 今、鮫島先生のところの例も挙げていただきましたけれども、若年妊婦や経済的に困窮する妊婦など、妊娠に悩む妊婦を早期に発見し、相談や必要な支援につなげることは大変重要だと考えております。 厚生労働省といたしましては、こうした妊娠に悩む妊婦を支援するため、都道府県等が設置している、全国七十三カ所、女性健康支援センターというのがございまして、ここで相談支援を行っています。 また、今年度の予算におきまして、妊婦に早期の産科の受診を促し関係機関等に確実につなげるため、新たに、産科への同行支援を行う際にかかる人件費や、あるいは妊娠判定料を含む産科受診にかかる……
○大口副大臣 お答えをさせていただきます。 がん治療に伴う脱毛、皮膚の障害、また爪などといった外見、アピアランスの変化は、がん患者の療養生活の質に影響を及ぼすことから、その対策が御指摘のとおり大変重要である、こう考えております。 このため、第三期がん対策推進基本計画、平成三十年、昨年の三月に閣議決定されましたが、患者本位のがん医療の実現、そして、尊厳を持って安心して暮らせる社会の構築等を掲げてこの基本計画があるわけですが、この計画に基づいて、さまざまな取組をしているところでございます。 例えば、がん患者にさらなるQOL向上を目指してということで、医療従事者に対するアピアランスケアの研修を……
○大口委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの令和元年台風第十九号による被害でお亡くなりになられた方々とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表します。
また、被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
これより、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。
全員御起立をお願いいたします。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席お願いします。
【次の発言】 この際、一言御挨拶を申し上げます。
このたび、総務委員長の重責を担うことになりました大口善徳でございます。
本委員会は、……
○大口委員長 これより会議を開きます。 行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 各件調査のため、本日、参考人として日本放送協会経営委員会委員長石原進君、日本放送協会会長上田良一君、日本放送協会専務理事木田幸紀君、日本郵政株式会社取締役兼代表執行役社長長門正貢君、日本郵政株式会社取締役兼代表執行役上級副社長鈴木康雄君、日本郵政株式会社取締役池田憲人君、日本郵政株式会社取締役横山邦男君、日本郵政株式会社取締役植平光彦君及び日本郵政株式会……
○大口委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
第百九十八回国会、細田博之君外十二名提出、地域人口の急減に対処するための特定地域づくり事業の推進に関する法律案につきまして、提出者全員から撤回の申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、参考人として日本放送協会……
○大口委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に付託になりました請願は七件であります。各請願の取扱いにつきましては、理事会において検討いたしましたが、委員会での採否の決定は全て保留することになりましたので、御了承願います。
なお、お手元に配付してありますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、新たな過疎対策法の制定に関する陳情書外十一件、また、意見書は、新たな過疎対策法の制定に関する意見書外百五十二件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百九十五回国会、後藤祐一君外十四名提出、行政機関……
○大口委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
国政に関する調査を行うため、本会期中
行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する事項
地方自治及び地方税財政に関する事項
情報通信及び電波に関する事項
郵政事業に関する事項
消防に関する事項
以上の各事項について、衆議院規則第九十四条の規定により、議長に対して承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に、内閣提出、地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
こ……
○大口委員長 これより会議を開きます。
行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。
この際、高市総務大臣から所信を聴取いたします。高市総務大臣。
【次の発言】 次に、令和二年度総務省関係予算の概要について説明を聴取いたします。寺田総務副大臣。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後二時五十三分散会
○大口委員長 これより会議を開きます。
行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、参考人として日本郵政株式会社代表執行役社長増田寛也君、日本郵政株式会社常務執行役加藤進康君、日本郵便株式会社代表取締役社長兼執行役員社長衣川和秀君及び株式会社かんぽ生命保険代表執行役社長千田哲也君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
……
○大口委員長 これより会議を開きます。 開会に先立ちまして、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム及び日本共産党所属委員の御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。 行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 各件調査のため、本日、参考人として日本放送協会会長前田晃伸君及び日本放送協会専務理事木田幸紀君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○大口委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長、内閣府地方創生推進事務局審議官辻庄市君、内閣府大臣官房審議官茨木秀行君、内閣府地方創生推進事務局審議官木村聡君、総務省大臣官房総括審議官奈良俊哉君、大臣官房総括審議官秋本芳徳君、大臣官房地域力創造審議官境勉君、自治行政局長高原剛君、自治行政局公務員部長大村慎一君、自治財政局長内藤尚志君、自治税務局長開出英之君、情報流通行政局長吉田……
○大口委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官藤井敏彦君、内閣官房内閣参事官藤崎雄二郎君、総務省大臣官房総括審議官奈良俊哉君、大臣官房総括審議官秋本芳徳君、大臣官房地域力創造審議官境勉君、自治行政局長高原剛君、自治行政局公務員部長大村慎一君、自治財政局長内藤尚志君、自治税務局長開出英之君、総合通信基盤局長事務取扱谷脇康彦君、出入国在留管理庁出入国管理部長石岡邦章君、外務省大臣官房サイバーセキュリティ・情……
○大口委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣参事官藤崎雄二郎君、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長辻庄市君、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長菅家秀人君、内閣府大臣官房審議官伊藤信君、内閣府大臣官房審議官榎本健太郎君、内閣府地方創生推進事務局審議官木村聡君、総務省大臣官房総括審議官前田一浩君、大臣官房総括審議官奈良俊哉君、大臣官房総括審議官秋本芳徳君、大臣官房地域力創造審議官境勉君、自治……
○大口委員長 これより会議を開きます。
行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、参考人として日本放送協会経営委員会委員長森下俊三君及び日本放送協会専務理事木田幸紀君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官安居徹君、内閣府大臣官……
○大口委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム及び日本共産党所属委員の御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
内閣提出、市町村の合併の特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として日本放送協会経営委員会委員長森下俊三君及び日本放送協会会長前田晃伸君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
本案審……
○大口委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、市町村の合併の特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として総務省大臣官房長横田真二君、大臣官房総括審議官前田一浩君、自治行政局長高原剛君及び自治財政局長内藤尚志君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申出がありますので、順次これを許します。重徳和彦君。
【次の発言】 時間が来ております。
○大口委員長 これより会議を開きます。
放送法第七十条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本件審査のため、本日、政府参考人として総務省情報流通行政局長吉田眞人君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申出がありますので、順次これを許します。足立康史君。
【次の発言】 足立君、時間が来ております。
【次の発言】 次に、古賀篤君。
【次の発言】 次に、吉川元君。
【次の発言】 じゃ、ちょっと整理してください。
とめてくださ……
○大口委員長 これより会議を開きます。
行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、参考人として日本放送協会理事松原洋一君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官杉中淳君、内閣官房内閣審議官安居徹君、内閣府大臣官房審議官伊藤信君、……
○大口委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、電波法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として日本放送協会専務理事木田幸紀君、日本放送協会理事松原洋一君及び日本放送協会理事松坂千尋君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官黒田岳士君、内閣府地方創生推進室次長長谷川周夫君、総務省大臣官房総括審議官前田一浩君、自治財政局長内藤尚志君、情報……
○大口委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、電気通信事業法及び日本電信電話株式会社等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。高市総務大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官山内智生君、内閣府大臣官房審議官海老原諭君、内閣府規制改革推進室次長彦谷直克君、内閣府地方創生推進室次長長谷川周夫君、総務省大臣官房総括審議官前田一浩君、大臣官房総括審議官奈良俊哉君、大臣官房総括審議官秋本芳徳君、行政管理局長三宅俊光君、自治行政局……
○大口委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に重徳和彦君を指名いたします。
【次の発言】 内閣提出、地方税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。高市総務大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人……
○大口委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、地方税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑は、昨二十八日に終了いたしております。
これより討論に入るのでありますが、討論の申出がありませんので、直ちに採決に入ります。
地方税法等の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
お諮りいたします。
ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○大口委員長 これより会議を開きます。
行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、参考人として日本郵政株式会社常務執行役諫山親君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官向井治紀君、内閣官房内閣審議官武田博之君、人事院事務総局職員……
○大口委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として日本放送協会副会長正籬聡君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官向井治紀君、内閣府大臣官房審議官田中俊恵君、内閣府地方創生推進室次長長谷川周夫君、警察庁長官官房審議官小柳誠二君、金融庁総合政策局審議官伊藤豊君、総務省大臣……
○大口委員長 これより会議を開きます。
請願の審査を行います。
請願日程第一から第二四の各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の内容につきましては、文書表等で既に御承知のことと存じます。また、理事会で慎重に御検討願いましたので、各請願についての紹介議員の説明はこの際省略し、直ちに採否の決定に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
これより採決いたします。
本日の請願日程中、新たな過疎対策法の制定に関する請願は、採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませ……
○大口委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に小倉將信君を指名いたします。
【次の発言】 この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付してありますとおり、新たな過疎対策法の制定を求める意見書外二百七件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第二……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 昨年は令和元年東日本台風、ことしも、令和二年七月豪雨を始め、台風、豪雨等による災害が発生しております。こうした災害によりお亡くなりになられた方に深く哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた方々へ心からお見舞いを申し上げます。 政府におかれましては、被災された方の生活、なりわいの再建や被災地の復旧復興に向けて、引き続き全力で取り組んでいただきますようお願い申し上げます。 私ども公明党といたしましても、与党の一員として協力をしてまいります。 また、小此木大臣におかれましては、国対でもいろいろお世話になりました。そして、二度目の防災担当大臣、国土……
○大口委員 公明党の大口でございます。 上川大臣、三度目の法務大臣就任、非常に安定感のお仕事ぶり、期待をしております。また、来年、京都コングレスが開催される、大臣が主導してこられたことである。また、SDGsの誰一人取り残さない社会の実現を目指していく、司法外交を展開していく、非常に期待をしております。さらには、やはり今新型コロナ感染症が、また第三波ということも言われております。感染予防、感染拡大対策のさらなるレベルアップを法務省関連施設においてもしていかなきゃいけない。また、法務行政のデジタル化、IT化を力強く推進するということも決意をされているということでございます。私ども、全面的に協力を……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 生殖補助医療につきましては、行為規制は、厚労省の厚生科学審議会生殖補助医療部会で議論されて、平成十五年ですか、報告書が出ております。また、親子法制については、法務省の法制審議会の生殖補助医療親子法制部会で議論されていて、この民法の特例の要綱中間試案、これが平成十五年七月に出ている。ただ、それ以降、議論が進んでいない。 そういう中で、やはり親子関係を法律にしっかり明記するということは非常に大事なことでありまして、本当に発議者の御努力によってこういう形で法案が提出されたことに対して敬意を表したい、こういうふうに考えております。 法案について質問させ……
○大口委員 公明党の大口でございます。 東日本大震災から十年、また、熊本地震から、四月十四日と十六日でございますが、五年の節目を迎えました。そうした大きな節目の本年、近年の台風災害等の教訓等を踏まえ、災害対策基本法等の改正案が今国会に提出された意義は大きいと考えます。 昨年、我が党は、全国ネットワークを駆使して、近年の台風や地震災害の被災地の関連する都道府県本部に対し防災対策に関する聞き取り調査を実施し、主な被災地に赴きました。また、未曽有のコロナ禍は、我が国の災害対応の在り方を大きく変えています。我が党は、前後して、避難所の総点検や分散避難の取組など、コロナ禍を踏まえた防災対策についても……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 上川大臣、第十四回国連犯罪防止刑事司法会議、京都コングレス、大臣のリーダーシップで、本当に国内外で注目を集めておられる。非常に成功裏に、この十二日までの会議でありますけれども、期待をしておるところでございます。 また、所信におきまして、大臣は、多様性と包摂性のある、誰一人取り残さない社会の実現を目指すと、力強く決意を述べられました。 無戸籍者の問題につきまして御質問いたします。 無戸籍者は、自らに何らの落ち度がないにもかかわらず、社会生活上の様々な場面で著しい不利益を被り、過酷な状況に置かれております。無戸籍者問題は重大で深刻な人権侵害であっ……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 四人の参考人の先生方、本当に貴重な御意見を賜りまして、心から感謝を申し上げます。 まず、山野目先生におかれましては、法制審の専門部会の部会長で御尽力されたとともに、二〇一八年の発言から一貫して精力的に所有者不明土地問題のことに御尽力いただきまして、今回、所有者不明土地の対策の各法案の中でも一つの到達点ともいうべき法案をこういう形で御提示を、法制審で出していただいた、心から感謝を申し上げたいと思います。そういう中で、今日の御説明で、体系的に分かりやすく理解することができまして、ありがとうございます。 その中で、民法の二百三十九条二項がございます。……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 所有者不明土地問題は、山野目参考人も指摘されていますように、東日本大震災の復旧復興の整備事業推進の妨げになったことから、本格的な見直しの議論が始まったわけでございます。 そして、この問題が大きな経済的損失をもたらすものであり、二〇四〇年にはその損失が推計で約三千百億円、累計では約六兆円にも膨らむおそれがあることを憂慮し、我が党も、二〇一七年の十一月に、私が座長となりまして所有者不明土地問題等対策プロジェクトチームを立ち上げ、課題に向けて対応してきた次第でございます。 この問題の解決のため、平成三十年には所有者不明土地利用円滑化等措置法、令和元年……
○大口委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明に代えさせていただきます。 「民法等の一部を改正する法律案」及び「相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律案」に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 経済価値の乏しい相続土地の国庫帰属については、申請人の負担軽減の必要性も踏まえ、承認要件や申請人の費用負担の在り方を検討するとともに、施行後五年間の運用状況を踏まえ、検討を行うに当たっては、土地所有権の放棄の在り方、承認申……
○大口委員 公明党の大口でございます。 今、我が党の北側からも質問がありましたように、与党PTで、上川座長、また北側座長代理の下で、十四回、この少年法について議論させていただきました。そして、法制審議会は三年半かかったわけでありますけれども、与党合意についても参考にしていただいたんじゃないかな、こう思っております。 そういう中で、法制審議会で全会一致で答申がなされたということが、ここには、法律関係者も、実務の方も、被害者団体の方も、あるいはマスコミの方もいらっしゃったわけでありますけれども、こういう形での答申に基づいて、今回、少年法の改正案が出されてきた、こう思っております。 そして、と……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 本入管法改正法案は、昨年六月に収容・送還に関する専門部会が取りまとめた送還忌避・長期収容問題の解決に向けた提言等を踏まえ、作成されました。 本法律案については、我が党は、法務部会と難民政策PTで合同で外国人支援団体や学者からヒアリングを行うなど検討を行い、昨年九月には当時の法務大臣に申入れをいたしました。また、法務部会におきましても、種々問題点を指摘をさせていただきました。 本日は、党内論議や外国人支援団体からのヒアリングで指摘された事項について質問したいと思います。 まず、昨日の法務委員会でも指摘されました、名古屋入管におけるスリランカ人女……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 まず、この度の新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に衷心より哀悼の意を表しますとともに、闘病中の全ての皆様の一日も早い御回復を心よりお祈り申し上げます。また、最前線で日夜懸命に力を尽くしていただいている医療従事者の皆様、保健所の皆様、介護関係者の皆様、障害福祉サービス施設、事業所等関係者の皆様、全ての関係者の皆様に心より感謝申し上げる次第でございます。 さて、まず、ワクチンの接種について厚労大臣にお伺いしたいと思います。 昨日、予算委員会におきまして、総理は、ワクチンは感染対策の決め手だ、全ての国民に安心して接種をしていただけ……
○大口委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの近藤和也君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、小里泰弘君が委員長に御当選になりました。
委員長小里泰弘君に本席を譲ります。
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 明日で東日本大震災から十一年となりまして、二万二千人を超える死者・行方不明者が出たわけであります。お亡くなりになられた方々の御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、被災された全ての皆様に心からお見舞いを申し上げます。 公明党は、震災の記憶を風化させずに、被災者に寄り添いながら、新しい東北の創造を進め、人間の復興を目指し、全力を尽くしてまいります。 まず最初に、防災・減災、国土強靱化の推進について伺います。 近年、自然災害により、重要なインフラがその機能を喪失し、国民の生活や経済活動に大きな影響を及ぼす事態が発生していることを踏まえ、平成三十……
○大口委員 公明党の大口でございます。 質問をさせていただきます。 大臣は所信で、人類社会は、人間の尊厳が重視され、尊重される社会、そしてまた、自由、基本的人権の尊重、法の支配、そして民主主義は、そうした社会を実現するための原理、そしてまた、きずなを結び、誰もが幸せを享受できる社会を目指す、こういうことを述べられています。 今回のロシアのウクライナへの軍事侵攻、これは、力による一方的な現状変更であり、また、ウクライナの主権と領土の一体性を侵害する明白な国際法違反であり、国際秩序の根幹を揺るがす行為として断じて許されるものではないと強く抗議するものでございます。 そういう中で、昨夜、岸田……
○大口委員 公明党の大口でございます。 今日は、山本参考人、小澤参考人、別所参考人、松森参考人、貴重な御意見を賜りまして、今後の法案審議に資するものである、こういうふうに思っております。 まず、山本参考人、このIT化の議論をずっとリードされてきたわけでございます。著書の中に、IT化は目的ではなく、利用しやすい民事司法を実現する手段にすぎない、そのような観点から、既存の民事訴訟にIT化を単に組み込む守りのIT化ではなく、IT化を契機として利用しやすい民事裁判を積極的に実現する攻めのIT化の発想が不可欠であるということで、今、現時点における技術状況等々、あるいは訴訟環境等とか、今回の改正案とい……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 まず冒頭、ロシアによるウクライナ侵略について断固抗議をしたいと思います。そしてまた、無辜の人々を無差別で殺りくする、国際人道法違反であり、許されない行為であると思います。 また、法務省におきましても、ウクライナの避難民の方が日本に来られています。万全の体制でしっかり対応していただきたいと思っております。 それでは、民事訴訟法改正案についてお伺いをさせていただきます。 今回のこの法案について、訴状等のオンライン提出を一律に可能にし、裁判所からの送達をオンラインによって行うことができる、弁護士、司法書士等についてはオンライン提出等を義務化する、こ……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 今回、刑法の改正法案、非常に重要な中身でございますので、しっかり議論していきたいと思います。 昨日、木村花さんのお母さんである木村響子さんの、参考人としての、本当にもう夜も眠れないという状況で来ていただきまして、そして、木村花さんがお亡くなられた当日のこと、そしてまた、響子さんに対する誹謗中傷、それから、裁判の手続における様々な困難、費用の面も含めてですね、そういうことについてお話ございました。自らNPOを立ち上げられて、そして、インターネット上における誹謗中傷の根絶に向けて、幅広い活動をされておられる。やはりそれに立法府としてもしっかり応えてい……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 今日は、御理解いただきまして質問させていただきます。ありがとうございます。 また、葉梨大臣、また門山副大臣、高見政務官、本当に大変期待をしております。葉梨大臣とはもう長年のおつき合いの仲で、特にこの法務行政に通暁されておりますので、大変期待しております。どうかよろしくお願いいたします。 まず、今回の改正では、もちろん、親権の行使、懲戒権の削除、非常に重要な課題であります。これは同僚議員が聞かせていただきます。そして、無戸籍問題を解消する、そのための嫡出規定の見直し、これを行うということでございます。 本当に無戸籍の問題は、出生届をしなければな……
○大口委員 公明党の大口でございます。 大臣、就任されて四か月、本当に重責を担われておると思いますが、法務委員会、所信の質疑をさせていただきたいと思います。 本年七月の六日、七日、司法外交閣僚フォーラムということで、日・ASEAN特別法務大臣会合とG7司法大臣会合を東京で開催する。まず、ASEANについて言えば、法務、司法分野においてASEAN域外国がASEANとの閣僚級会合を開催することはこれが初めてであると聞いております。 我が国が長年続けてきた法制度整備支援により培った信頼関係をベースに、地政学的要衝に位置し、我が国の平和と安定、成長の鍵となるASEANとの関係を深めるまたとない舞……
○大口委員 公明党の大口でございます。
今回、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。
まず、送還忌避、長期収容問題の解決は喫緊の課題であり、また、人道上の危機に直面し真に保護すべき方々を確実に保護する制度の整備もまた重要な課題であると考えています。
今回の法改正の趣旨について、大臣よりお伺いいたします。
【次の発言】 今回の改正法案について、廃案となった法案とはほぼ同じ内容であるのではないか、こういう批判もございます。法務大臣としてどう考えておられるのか。
また、ウィシュマさんの件がございます。あってはならないことであり、徹底的な再発防止が必要であります。この名古屋事……
○大口委員 四人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見を賜りまして、今回の法案の審議に生かしていきたい、こういうふうに思っております。ありがとうございます。
それでは、まず、早速なんですが、一つは、難民認定率のお話については、それこそ安冨先生、滝澤先生からもお話がございました。難民認定の基準が他国より厳格だと指摘されている立場の方もいらっしゃるわけでありますが、この点についてどうなのかということで、難民審査参与員である、長くやっておられます安冨先生にお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 また、難民審査参与員として橋本参考人も仕事をされておられるわけであります。同じ質問なんですが、いかがでご……
○大口委員 公明党の大口でございます。
まず、ウィシュマさんの悲しい出来事、これはもう二度と繰り返してはいけない。本当に、これはもう法務省、そしてまた入管局も肝に銘じて、再発防止につきましても真剣に取り組んできたわけでございます。
そして、そのためにも、確実にこの改正を、改善をしていかなきゃいけない、そういう決意でございます。(発言する者あり)
【次の発言】 そういう中にありまして、それこそ、今、牧原筆頭からもありましたように、この法案審議、与野党を超えて、もう二度と起こしちゃいけないということの共通認識の中で、誠実に、真摯に取り組んできたわけでございます。
また、法務大臣におきましても……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 本日は、山本参考人、橋爪参考人、SHELLY参考人、齋藤参考人、非常に貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。 今回は、法制審議会でも一年四か月、その前にも、検討会でありますとか、非常に熱心に御議論をされました。 齋藤参考人、橋爪参考人、また山本参考人は、法制審の委員でもありまして、非常にその議論を主導されたという印象がございます。やはり、当事者の方、支援者の方がしっかり入られて、そして、この法制審議会の議論の成果として今回の法律ができたということは、私は非常に意義のあることだ、こういうふうに思っているところでございます。 内閣府が、……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 今日は、この二法につきまして質疑をさせていただきます。 二〇一七年六月に、平成二十九年改正がございました。そのときには、性別を問わない被害者ということで、強姦罪について、また構成要件も変える、非親告罪化する、下限を五年に引き上げる、そしてまた、監護者性交等罪を設ける、この大きな改正がございました。それから、附則によって見直し規定がなされ、今回、被害者団体等からの強い要請もあって、法務省におきまして検討会が持たれ、そして、法制審議会で一年四か月、精力的な審議がなされ、井田部会長、また山本潤さん等、あるいは心理の専門家等、当事者やそういう方々も入って……
○大口議員 提出者の大口でございます。 今、牧原議員からお話がございました、与党案について被害者救済がどういう点で実効性があるのか、そして野党案との比較というお話がございました。 現在、民事保全の申立てや民事訴訟の提起に至る事例が極めて少ない状況が起きております。現在係属中の民事訴訟は数件であり、安倍総理の事件以後、新たに提起された訴訟は把握されている限りは一件、そして、民事保全についても把握されていない、こういう状況でございます。もちろん、弁護団の方々は本当に被害者のために御努力をしていただいてはおりますけれども、現状、こういうことであります。 その原因は、被害者への法律相談体制が十分……
○大口議員 國重委員にお答えをいたします。 今御指摘ありましたように、原案、今の自公国の案におきましては、まず指定法人の指定を受けて、そして要件が整えば特別指定法人の指定を受ける、そこに時間的な間隔がある、もっと個々の被害者の皆さんが自ら権利を実現するため、対象となる宗教法人の財産の状況を適時適切に把握することが不可欠である、そういう点で、御指摘のとおり、指定に当たっても適切なタイミングで行う必要があると。 そこからですね、最初から特別指定宗教法人の要件に該当していると認められる宗教法人については、指定宗教法人に指定してからでないと特別指定宗教法人に指定できないという原案はやや慎重過ぎるの……
○大口議員 青柳委員に対してのお答えをさせていただきます。 日本維新の会の先生方から、保全手続の立担保に係る負担の軽減、そして、指定宗教法人の指定を経ずに特別指定宗教法人に指定することができるようにすること、財産の散逸、隠匿の防止に資するため財産目録等を早期に閲覧できるようにすること、こういう御提案をいただきました。 まず、保全手続の立担保に係る負担でございますが、十二月一日の審議において青柳議員から御指摘があったところ、保全手続の立担保に係る負担について、当初の案においては、被害者が支払う償還金等は必要かつ相当な範囲で免除できるとしておりました。修正案では、その内容を具体的に明記すること……
○大口委員 公明党の大口でございます。 まず冒頭、元旦に発生しました能登半島地震において亡くなられた方、御遺族の方に哀悼の意を表したいと思います。また、被災された全ての皆様に心からお見舞い申し上げます。 今回の能登半島地震においては、多くの住家、建物が被害を受けました。石川県の資料によりますと、石川県の全壊、半壊の被災建物は、能登三市三町で四万六千百九棟、これは二月二十九日の段階ですが、また、石川県全体で五万六百四十四棟となっています。さらに、損壊家屋等の解体想定数は約二万二千棟でございます。 能登半島地震の復旧復興には、倒壊してしまった建物等の解体撤去を円滑に行うことが必要不可欠でござ……
○大口委員 公明党の大口でございます。 今回の民法の改正、父母の離婚が子の養育に与える影響は極めて深刻なものがあります。二〇二一年、約十八万人の未成年の子が父母の離婚に直面している現状を鑑みますと、父母の離婚後の子の養育に関する法制度の見直しは極めて重大な政策課題であります。 我が党も、昨年から法務部会で重ねてこの議論をしてまいりまして、本年の二月の二十九日、法案提出に先立って、小泉法務大臣に対して、父母の離婚後の子の養育に関する提言を出させていただきました。 この提言は、児童の権利条約及びこども基本法を踏まえ、子供を権利の主体と位置づけ、子供の意見、意向等を尊重することを含めて、子の利……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 本日は、犬伏参考人、しばはし参考人、山口参考人、そして斉藤参考人、本当に貴重な機会を与えていただきまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。 そういう中で、今回、民法の改正におきまして、共同親権を導入するという中身が今非常に大きな家族法の改正ということで、国民の皆様が大変な関心を持っております。そこで、皆さんから御意見をお伺いしたいと思います。 まず、犬伏参考人と山口参考人にお伺いをいたします。 昨年十一月の二十日に、離婚後の共同親権導入に伴う法制度整備についての要望書、これを法務大臣に提出をしていただきました。山口亮子参考人がこの四人……
○大口委員 公明党の大口でございます。 一昨日、そして昨日は参考人、そして本日と、連日本当に充実した審議である、こういうふうに思っております。 まず、養育費の関係でございます。 令和三年度全国ひとり親世帯等調査によれば、養育費の取決め率は母子家庭で四六・二%、父子家庭で二八・三%、受給率は母子家庭で二八・一%、父子世帯で八・七%であります。 養育費は、子供の養育ということで極めて大事でございまして、我が党も、令和二年十二月に、公明党不払い養育費問題対策プロジェクトチームにおいて、不払い養育費問題の抜本的解決に向けた提言を取りまとめ、法務大臣へ申入れをいたしました。 この提言では、子供……
○大口委員 まず、この修正案を立憲さん、また維教さん、そして自公、四者、四党で合意ができたということは、非常に、この審議を大事にするということで、成果をつくることができたのではないかと思います。 その上で、父母の離婚に当たって、子の利益を確保するために、養育費や親子交流を含めて子の監護に関する事項を取り決めておくことが重要であるとの認識をしております。これまでの法案審議の中でもおおむね異論はなかったと理解しております。 もっとも、現状では、養育費や親子交流の取決め率や履行率は、御指摘のとおり低い値にとどまっている。その背景には、離婚に当たって、子の監護について必要な事項を取り決めておくこと……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 入管二法の審議、本当に日本の国の今後の在り方について大きな影響を与えるものでございますので、しっかりと審議をしていきたいと思います。 昨年の六月一日、我が党の外国人受入れ対策本部が、働く外国人が活躍できる共生社会を実現するための提言、そして、昨年十二月二十一日には、政府方針策定に向けた提言を出させていただきました。 我が国の労働力不足は深刻であり、経済社会の担い手として外国人は不可欠の存在となっております。我が国の外国人労働者は二百万人を超え、そのうち、技能実習生は四十一万人を超えています。特定技能外国人は二十万人を超えた方が在留をしております……
○大口委員 公明党の衆議院議員の大口でございます。 四人の陳述者の方々には、大変お忙しいところ、貴重な現場の声を聞かせていただきまして、本当にありがとうございます。 私からまず質問をさせていただきたいことは、今回の育成就労制度、そしてまた転籍についての、本人の意向に基づくもの、それと、やむを得ない事情によるものについても拡大をする、こういう形での改正でございます。 このことについて、やはり、それこそ他の地域への流出、特に都市部、また賃金の高いところへということに対して、非常に中小企業また地方の皆様が危機感を持っておられるということで、特定技能の場合も他の地へ移行することがあるわけでありま……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 今日は総理、よろしくお願いいたします。 今、国際的な人材獲得競争は激化しております。そして、我が国が外国人から選ばれる国であり続けるためには不断の努力が必要でございます。 そういう中で、参考人や地方公聴会の御意見というのは、選ばれるのはやはり賃金が一番だ、こういうふうに言われているわけでございます。ですから、外国人労働者を安価な労働力として安価に受け入れることについては問題がある、やはりこれを改革しなきゃいけない、これは一つあります。 それから、やはり今の技能実習制度については、人権保護に欠ける悪質な監理団体だとか受入れ企業を排除することがで……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 能登半島地震から五か月を経過しようとしているところでございます。 令和六年度能登半島地震によって損壊した住家に係る公費解体撤去の実施に当たっては、原則として建物共有者や抵当権者等の全員の同意が求められています。中には、相続が生じた時期が相当以前で、相続が繰り返されて、五十人、百人と多数の法定相続人がおり、その中に海外に在留している人もいます。 建物が倒壊して瓦れきとなっている状態でも、公費解体のために共有者等の全員同意が必要とされ、解体撤去が思うように進んでおりません。所有者不明建物管理制度、あるいはいわゆる宣誓書方式ということも取られておりま……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 まず冒頭、能登半島地震でお亡くなりになられた方、御遺族の方に哀悼の意を表させていただきます。そして、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。また、被災者に寄り添い、復旧復興に本当に御尽力していただいている全ての皆様に心から敬意を表し、感謝申し上げたいと思います。 元旦、公明党も、党本部、そしてまた石川県、新潟県、富山県、福井県に現地対策本部を設置をさせていただきました。地元の議員さんたちがもう連日のごとく、そしてまた国会議員も現地にお伺いさせていただきまして、様々なお話をお伺いさせていただきました。また、現地とのオンライン会議、あるいは……
○大口分科員 私は静岡県選出の大口と申します。きょうは、我が静岡県にとって、また日本にとっても象徴ともいうべき富士山の世界遺産についてまず御質問させていただきたいと思います。 富士山は、多くのすぐれた文芸作品、絵画、版画、写真の題材として古代から現代まで取り上げられ続けております。まさに、万葉の古来より日本人の心情と深くかかわり、今日まで生き続け、日本人の心のふるさとと言われております。静岡県そして日本の象徴ともいうべき、後世に残すべき貴重な財産であります。さらに、美しい景観、豊かな自然、全世界においても知られた存在であり、国民共有、世界共有の財産と考えます。 富士山に対する大臣の御認識を……
○大口分科員 新進党の大口善徳でございます。 本日は、定住外国人の参政権の問題、また銃規制の問題についてお伺いをしたいと思います。 まず、定住外国人の地方参政権の問題につきまして質問をしたいと思います。 定住外国人の地方参政権の問題につきましては、本年の二月二日、予算委員会におきまして、冬柴代議士からも質問がございました。この定住外国人の地方参政権の問題につきましては、学説でもいろいろと新しい動きがあります。伝統的なものとしましては、憲法十五条の国民主権ということとの絡みもありまして、憲法九十三条の「住民」というものは日本国民ということの「住民」であろう、こういう考え方がございます。この……
○大口分科員 新進党の大口でございます。 このたびの阪神大震災におきまして、私も現場を三回ほど見て、また地元の状況を調査してまいりました。お見舞いをしてまいりました。その中で、学校というところが本当に地域住民の方にとって避難所として重要な役割を果たして、その中で、また校長先生を初め学校の先生方が一生懸命に働いておられる。その姿を目にいたしまして、学校の使命というもの、地域社会における役割というものを痛感いたした次第でございます。 そういう中で、学校の建物の耐震性等いろいろと気づいたことがあるわけでございますけれども、今回、この質問におきましては、学校あるいは公民館等が避難施設になっておるわ……
○大口分科員 新進党の大口善徳でございます。きょうは、少子化問題につきまして、その中でも乳幼児の医療問題を特に取り上げてまいりたいと思います。 私も、地元に帰りますと、乳幼児の医療の問題ではお母さん方からいろいろな御相談をいただきます。例えばアトピーの問題ですとかあるいは歯の矯正の問題ですとか、いろいろ乳幼児医療にお金がかかる、そういうようなことが子育てをしていく上において大変経済的な負担である、そのような声をいろいろなところで聞くわけでございます。 少子化につきましては、それこそ平成五年度におきまして出生数が百二十万人を切る、また出生率におきましても合計特殊出生率が一・四六ということにな……
○大口分科員 新進党の大口でございます。私は本日、歯科医療等を中心に質問したいと思います。 阪神・淡路大震災から一年たったわけですけれども、神戸市歯科医師会が発行しております「歯科医師からのレポート 震災でわかった歯と食のはなし」、これを見ておりますと、その中で、入れ歯救急隊ということを結成されて座談会がなされております。その一節にこういうのがあります。義歯をつくってもらった患者さんの反応について、 初回の時は、例外なく皆さん、涙を浮かべて喜んでくれました。僕たちもこんなに感激したことはなかった。二度とあんな体験はできないと思います。それから、回を重ねるごとに患者さんの表情が変わって…。……
○大口分科員 新進党の大口でございます。本日は、コンピューターウイルスあるいはハッカーの対策等につきまして、質問をしたいと思います。 昨年パソコンの出荷台数が五百七十六万台ということでございます。また、行政の情報化ということで、これは昨年ですか、行政の情報化についての五カ年計画ができました。また、今や金融、通信、それから交通管制、道路につきましてもITSとか、そういうインテリジェンス化が進む。あるいは製造の管理、そしてまた物流の管理、それから原子力の管理、ありとあらゆるところにコンピューターが使われておるわけでございます。そういう点で、このコンピューターのセキュリティーというのはコンピュータ……
○大口主査代理 この際、お諮りいたします。
お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 以上をもちまして環境庁所管の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、これを許します。瀬古由起子君。
【次の発言】 これにて瀬古由起子君の質疑は終了いたしました。
以上をもちまして環境庁所管の質疑は終了いたしました。
○大口主査代理 これにて渡辺博道君の質疑は終了いたしました。
次に、平田米男君。
【次の発言】 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院関本審議官。
【次の発言】 ただいまの会計検査院の指摘に基づき講じた措置について説明を聴取いたします。松浦法務大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○大口分科員 新進党の大口善徳でございます。 きょうはまず第一に道路整備の必要性ということにつきまして。大臣も過日、ある総会で大きな声で勢いよくその推進方を訴えておられました。私は静岡県静岡市でございます。昔から、東海道などの七道、これは、並木が植わって、道標があって、一里塚などがあって、人と自然を大切にしながら道づくりがなされてきた。そして、昭和二十九年ごろから本格的な近代的な道路の建設となった。やっとネットワークが形成され、それが地域の活性化、そしてまた広域交流、企業活動、また生活道として非常に重要な機能を果たしている。そういう点で道路整備というのは非常に大事である、私はこう思っておるわ……
○大口分科員 新党平和・改革の大口でございます。
まず、平成七年の六月に容器包装リサイクル法が成立し、平成九年四月より本格的にこれが施行されております。その際対象になったPETボトルの生産量とそれから回収量、回収率及び再商品化の現状はどうなっているのか、まず厚生、通産、お願いいたします。
【次の発言】 住民の協力によって市町村がPETボトルを回収して、そして指定法人が再商品化するというシステムになっているわけであります。指定法人がやらないところもありますが。それが、自治体の担当者は、回収に協力した市民に対して、どのようにリサイクルされたのか、何も説明ができなくて困っているというふうに聞いてお……
○大口分科員 平和・改革の大口でございます。 パラリンピックが長野でありまして、私も見させていただきました。非常に感動いたしました。その方が持っておる機能を最大限発揮して、そしてベストを尽くされるその姿、これは国民に大きな感動を与え、青少年にとっても非常によい効果を与えたと思っておるわけでございます。 そういう点で、障害者プランの七カ年戦略、今その中間点にあるわけでありますけれども、市町村の障害保健福祉計画の策定の率が今一七・九%、こういうような状況でもございまして、これからさらに効果的に、積極的にこれらの推進をしていかなければならない大事なときではないか、こういうように思っております。 ……
○大口委員 平和・改革を代表いたしまして、質問をさせていただきます。 まず、八月二十八日の中小企業等貸し渋り対策大綱によって、二十兆円の特別の保証制度、これが創設されるということになりまして、そして、予算の手当てとして、信用保証協会に国から全額補助の二千億、中小企業信用保険公庫の財政基盤強化ということで八千億、これが出されるという大臣の答弁がございました。 その一兆円を確保する根拠として、事故率を、大体一〇%ぐらいにしよう、今まで二%弱であったものを一〇%ぐらいにしようということで、そして、そのうち求償等を考えると五%ぐらいでいいんじゃないかということで、二十兆の五%ということで一兆円、こ……
○大口分科員 公明党・改革クラブを代表しまして、質問をさせていただきます。 大臣には、昨年、静岡県の地図をお見せいたしまして、建設省所管の課題についていろいろ御要望もさせていただきました。昨年は、八月、九月の集中豪雨あるいは九月、十月の台風等、私のところも中山間地を抱えておりますので、そういうことがありますと、すぐさま現場に行ったりして、そして心配なところを点検して歩いたりしております。 そういう状況の中で、やはり治水事業というのは、国土の保全と開発を図り、国民生活の安定と向上に資するものである、非常に重要な事業である、こういうように認識しておるわけです。治水事業七カ年計画の基本方針で、「……
○大口分科員 公明党の大口でございます。 大臣には、連日、年金改革の審議で大変御努力されていることには敬意を表したいと思います。 私どもは、いろいろ、地域を回っておりますと市民相談を受けます。その中で、特にこれは確認しておかなきゃいけないということをきょうはお伺いさせていただきたいと思います。 一つは、コンタクトレンズの問題につきまして、これは視力矯正に必要不可欠なものでありまして、現在、国内で千三百万人とか千五百万人という方が利用している、こういうふうに聞いておるわけです。最近とみに使用者がふえているソフトコンタクトレンズ、その中でも使い捨てタイプ、こういうものの中に大変不良品が多い、……
○大口分科員 金子大臣、よろしくお願いいたします。 今回、二月二十七日に地域再生推進プログラムが決定されました。これはもう地域においても大変期待をしておることでございまして、我が静岡県におきましても、静岡政令県構想、それと奥大井・南アルプスマウンテン構想、この二点、申請をいたしました。 そして、奥大井・南アルプスマウンテン構想については、国立公園の拡大と三項目を認められたわけでございますけれども、静岡政令県構想、これにつきましては、権限の移譲九十二件あるわけでございますけれども、これが支援措置は全く行われない、こういう回答であったわけでございます。 御案内のとおり、この政令県構想というの……
○大口大臣政務官 私も、実は軽い花粉症でございまして、本当に、皆さん大変苦しんでおられるということについては、これは政治がきちっとやっていかなきゃいけない、こういう認識でございます。 そういう中で、農林水産省といたしましても、平成八年度から花粉の少ない杉の品種の開発に全力を挙げて、そして花粉の量が一%以下のそういうもの、百十二の品種を開発したところでございます。この花粉の少ない杉の品種については、平成十一年度から平成十五年度まで約二十四万本の苗木を供給してきたところでございます。また、今後もこれはしっかりやってまいりたい、こういうことで、今後の五年間で約六十万本を超える供給を見込んでおります……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 本日は、司法、改正、最高法規等について、公明党憲法調査会の昨年六月の論点整理を踏まえ、意見を述べさせていただきます。 日本国憲法は、憲法規範の実効性を担保するため、憲法保障制度を規定しています。権力分立制四十一条、六十五条、七十六条一項、違憲審査制八十一条、硬性憲法としての改正手続九十六条一項、法の支配の原理をあらわす九十七条、前二条の形式的、実質的最高性から導き出される最高法規九十八条一項、そして公務員に対する憲法尊重擁護義務九十九条等です。 我が党は、現行の日本国憲法はすぐれた憲法であり、その憲法保障制度についても基本的には維持すべきものと……
○大口大臣政務官 今委員が環境につきまして大変努力されている、そして、自然との共生社会を実現して、そして地球環境保全にも寄与する、こういう自然再生推進法の提出者の一人としてやってこられたことを私ども承知しております。 そういう中で、農林水産省といたしましては、農林水産業というのは、本来、自然の物質循環機能に依存した持続的な生産活動であり、里地、里山などの二次的自然の形成に寄与しているわけでございます。そういうことで、農林水産省といたしましても、生態系に配慮した農業用の水路の整備、広葉樹の栽培など、自然再生に貢献するための事業を実施しているところでございます。 委員おっしゃいましたように、今……
○大口分科員 公明党の大口でございます。 きょうは、まず、歯の健康と医療費の関係についてお伺いしたいと思うんです。 香川県が、老人医療費適正化に関する検討委員会を設置して、香川県歯科医師会と香川県国民健康保険団体連合会と共同研究をいたしまして、昨年の七月に、高齢者における歯の健康と医療費に関する実態調査、残存歯数及び歯周病の程度からという調査結果を発表いたしました。 この調査結果を見ますと、八十歳以上で二十歯以上となっている割合は一九・七%、約五人に一人の割合でございます。次に、残存歯数と歯周病と診療費の関係を見ますと、残っている歯が多いほど、歯周病では程度が軽いほど、平均診療費が低い傾……
○大口分科員 公明党の大口でございます。 きょうは、地元の諸課題について、大臣並びに局長の皆さんにお伺いをさせていただきたいと思います。 まず、沼津駅周辺鉄道高架事業についてお伺いいたします。 沼津市は、静岡県東部の拠点都市にふさわしい魅力と活力ある町の実現を目指して、沼津駅周辺総合整備事業の推進に取り組んでおります。本事業は、鉄道を一定区間連続して高架化し、道路との立体交差化、踏切除去と、高架下の土地利用を図ることにより、踏切の事故防止、都市内交通の円滑化、都市機能集積を図る土地利用の促進、周辺市街地との一体的、総合的な都市基盤整備などを実現することを目指しております。 そして、事業……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 きょうは、五人の公述人の先生方、大変貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。 きょうは、時間も短いものですから、特に私どもが問題にしておるところについて、全員にお伺いできないかもしれませんが、お伺いしたいと思います。 一つは、今回、教育委員会の責任の体制の明確化ということが地教行法で規定をされたわけでございます。教育委員会というのは、政治的中立性をしっかり確保する、そしてまた教育行政における安定性や継続性を確保するという点において私は存在意義はある、こういうふうに思っております。そして、地方分権という観点、非常に大事でありますので、今回……
○大口委員 公明党の大口でございます。 電子記録債権法につきましてお伺いをさせていただきたいと思います。 先ほど、電子記録債権制度の創設の背景、立法事実についてお話をいただきました。そこで、この電子記録債権制度の創設によって、経済的にどのような活用がされていくのか。特に中小企業にとりましては、これを使い勝手のよいもの、そして安価で安心できる、そういうものにしてもらいたい、こういう要請が強いわけでございます。やはり中小企業がこれを活用できるということは経済的なインパクトも大きいわけでございまして、そのあたりにつきまして金融担当大臣にお伺いしたいと思います。
○大口委員 公明党の大口でございます。 本日は、本田公述人、山花公述人、高田公述人、大変貴重な御意見、ありがとうございます。私の方からお伺いをさせていただきたいと思います。 まず、この国民投票法につきまして、本来であるならばいつごろまでに制定しておくべきことであったのか。例えば本田公述人は立法の不作為であるということでありましたら、憲法は施行して六十周年でございますから、やはり制定して、ある程度の期間にはつくっておくべきであったのではないかというお考えなのかな、こういうふうにもお伺いできるわけですね。あるいは山花公述人は必要だと、本来であればいつごろまでにつくっておくべきであったのかな。そ……
○大口委員 本日は、百地章公述人、庭山正一郎公述人、小林庸平公述人、そして田辺初枝公述人、まことに貴重な御意見を賜りましてありがとうございます。 私の方から質問をさせていただきます。 一つは、まず百地公述人、そして庭山公述人に憲法問題予備的国民投票についてお伺いをしたいと思います。 三月二十二日の公述人であります江橋教授が、 憲法改正に際しては、早い段階で、改憲作業に入ることの是非と、その場合にどの部分をどのような方向で改正するべきなのか、一度は国民の意向を聞くべきであろうと考えております。こうした最初の段階の手続を省略して、国民の意向も聞かずに議会内で改正の作業を始め、改正案ができて……
○大口委員 公明党の大口でございます。 きょうは、四人の公述人の皆さん、お一人お一人すばらしいお話を賜りまして、ありがとうございます。ただ、私は十分しか持ち時間がないものですから、中川恵一公述人に主に聞かせていただきたいと思います。 いずれにしましても、可児商工会議所の会頭さんは、やはり非常に道路が大事だ、それから今回の中小企業の予算あるいは税制についても評価をいただきました。公明党としても、しっかり中小企業対策をやってまいりたいと思います。事業承継税制、これもしっかりやっていきたいと思っております。 また、大野秀之様におかれましては、みずからの体験を語っていただきまして、現場の状況を聞……
○大口分科員 公明党の大口善徳でございます。 きょうは、現場を歩いておりまして、いろいろ地元の要望がございます、そしてまた地元の、私の公明党でございますけれども、県会議員、市会議員からも、ぜひともこれは聞いてもらいたい、こういうことがございまして、地元のことを中心にお話をしたいと思います。 二月一日、予算委員会で、我が党の赤羽委員の質問に対して冬柴大臣は、道路特定財源につきまして、受益と負担の関係をきっちり明確にすると。そして、負担の方は従来の税率を、現行税率を維持するということで、それに対して見合う受益は何か、それは道路、真に必要な道路整備を進めるということでありまして、おっしゃるとおり……
○大口分科員 公明党の大口でございます。 大臣初め、連日、大変御苦労さまでございます。私も財務金融委員会で道路特定財源のことを何回も質問させていただいております。とにかく、今、二〇一一年を目指してプライマリーバランス黒字化という時期に、暫定税率が廃止されますと国、地方で二・六兆円も歳入減になる、これは財政の観点からいっても大変な問題があることだと私は思います。 それから、道路特定財源というのは三つの特徴があります。一つは、油種の中で、それこそ揮発油、軽油にかなり高い税率がかかっている。そして、自動車のユーザーにだけかかっている。また、公共交通機関の発達していないところの方がそうでない方より……
○大口分科員 公明党の大口でございます。 静岡県のことを中心にお伺いさせていただきたいと思います。 まず、静岡市の巴川流域では、昭和四十九年の七夕豪雨を契機として総合治水対策を推進しているわけでありますが、その結果、被害は劇的に軽減されてきたわけであります。ただ、平成十五年、十六年の集中豪雨では大きな浸水被害が生じました。平成十七年の六月に、当時でありますが北側国土交通大臣においでいただきまして、巴川の遊水地である麻機遊水地を視察し、巴川総合治水計画の説明を受けたわけであります。 今回、巴川が特定都市河川浸水被害対策法の適用を受けることになり、県管理の巴川の整備と静岡市管理の下水道の整備……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。三公述人の先生方、大変お忙しいところ、ありがとうございます。また、貴重な御意見、本当にありがとうございます。 まず、子ども手当についてお伺いしたいと思います。 昨日から子ども手当の審議に入りました。ここで、やはり財源の確保ということが一番の問題になっておりまして、その結果、政府内におきましても、満額、月二万六千円を二十三年度からできるのかどうかということが、やはり慎重論もある、こういうふうに言われております。 そして、現金給付だけではなくて、やはり現物給付、保育所サービスあるいは放課後児童クラブ、こういうものも必要であって、これについて政府も、一……
○大口分科員 公明党の大口善徳でございます。 きょうは、いろいろと課題になっていることをお伺いしたいと思います。 まずは、公訴時効制度の見直しにつきまして、昨年十一月十七日、私は法務委員会で、早急な検討が必要という質問をさせていただきまして、この二月の二十四日に法制審議会から法務大臣に対し答申がなされました。そこで、この答申の内容を踏まえて、公訴時効制度について何点かお伺いしたいと思います。 公訴時効制度に関する国民の意識について、法務省が、法制審議会の審議に反映させるべく、昨年十二月から一カ月間、国民からのパブリックコメント手続に準じた意見募集手続を実施されて、四百五十八件の意見が寄せ……
○大口分科員 公明党の大口善徳でございます。 前原大臣には、海洋基本法、基本計画等で一緒にいろいろと勉強してきたわけでございますけれども、命を守るという総理の理念というのはだれも反対する人はいない、そういうことで、その視点からきょうは質問させていただきます。よろしくお願いします。 昨年八月十一日、駿河湾を震源とする最大震度六弱の地震は、静岡県下各地で、ライフラインへの被害を含め、人的、物的各種被害をもたらしました。静岡県の調べでは、昨年十一月二十四日現在で、死者一名、負傷者三百十一名、家屋への被害八千三百九十二戸余りとなっています。犠牲者の御冥福と負傷された方々へお見舞いを申し上げたいと思……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 四年間空白の状態が続いたということにつきましては、我々の責任もある、こういうように思っております。こうやって議論が開始されたということは、これは大変いいことであると思います。 憲法の問題につきましては、我々公明党は、現行憲法が国民主権主義、基本的人権の尊重、恒久平和主義を規定しているということにおきまして、非常に高く評価をしているところでございます。 しかし、時代の変化によりまして、やはり憲法の条項というものをしっかり審査していく、そして、憲法改正が必要であるもの、いや、憲法の改正は必要でなくて現行法の改正で足りるもの等々、吟味をしていく必要が……
○大口委員 御質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 今、柿澤委員から御指摘された論点、私も全く同じでございます。 総務省から、平成二十二年五月までに必要な法令の措置を講ずることができなかったと。四回やったわけでありますけれども、平成二十一年十月の法制審議会の答申で、直ちに十八歳に引き下げということは適当でなく、環境整備が必要だ、こういうことで、そこでストップしてしまった。そしてまた、明日から検討委員会を開くということであるわけです。 法務省は今回、意見として注目すべきことは、民法の成年年齢の引き下げと公選法の選挙年齢の引き下げ、これは切り離して、まず公選法の選挙年齢の引き下……
○大口委員 発言の機会を与えていただき、ありがとうございます。 この法律附則の十一条について、橘さん、いろいろ議論がございました。要するに、選挙、人を選ぶあるいは政党を選ぶものと、それからこういう国民投票法とはやはり性格が異なるということで、憲法の基本秩序についてはできるだけ自由であるべきだ、こういう議論があったと思います。 そこで、この附則第十一条がそういう議論の中で、全面適用除外というものと切り分け論、こういう二つがあって、結局は切り分け論という形に多数決でなったわけでありますけれども、私はできるだけ、確かに国民投票法の場合は自由であるべきだという考えでありますので、そういう点ではもち……
○大口委員 発言の機会をありがとうございます。 私は、公共の福祉についてお話をさせていただきたいと思います。 日本国憲法の三原則、これは基本的人権の尊重、恒久平和主義、そして国民主権主義。この三原則の中で非常に大きな柱は、基本的人権の尊重である。ですから、基本的人権の尊重に対する制約は非常に慎重に考えなきゃならない、こう思っております。 そして、第十一条に、「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。」こういうことで、特に自由権的権利につきましては天賦の人権、こういうふうに言わ……
○大口委員 大口です。 国会に関する論点について、公明党を代表して意見を申し上げます。 最初に、二院制のあり方やこれと関連する両院の選挙制度、役割分担について、次に、国会の議事手続等について述べたいと思います。 最初に、二院制について申し上げます。 昨今、一院制、二院制に関する議論が盛んですが、公明党は、現行憲法で二院制を採用している趣旨、すなわち、議会行動を慎重にして抑制と均衡の機能を果たす、二、先議院の審議を補完し再考を促すという観点は依然重要であり、その意味で二院制を堅持すべきと考えております。 次に、そのような二院制のもとで、両議院の組織、構成、選挙制度のあり方をどのように考……
○大口分科員 公明党の大口でございます。 大臣、いろいろ質問させていただきますが、どうかよろしくお願いいたします。 二月二十三日に、国家公安委員長のもとに、捜査手法、取調べの高度化を図るための研究会が最終報告を発表されました。大臣も熱心に、二回、この研究会におられたということを聞いております。 この報告書の「はじめに」というところに、「近年、真犯人の存在により人違いであることが明らかになるなど、警察の取調べの在り方が厳しく問われる無罪事件等が続き、警察捜査に対する国民の信頼が大きく揺らいでいる。本研究会は、こうした状況を踏まえ、治安水準を落とすことなく取調べの可視化を実現するために、おお……
○大口分科員 公明党の大口善徳でございます。 きょうは、前田大臣、また皆さんよろしくお願いいたします。 三・一一から一年を迎えようとしております。東北整備局を中心に大変頑張っていただきました。大臣の陣頭指揮のもとで、復興につきまして全力を挙げていただきたい、こう思う次第でございます。また、被災地の皆様に心からお見舞いを申し上げたいと思います。 本年四月十四日、新東名高速道路が、御殿場ジャンクションから三ケ日ジャンクション、百六十二キロ、供用が開始される予定でございます。関係者の皆さんの大変な努力によって供用が開始されるということでございます。そして、これは、現東名の渋滞や混雑の解消に大き……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 第一章天皇について、公明党を代表して意見を述べさせていただきます。 まず、天皇を元首と憲法に明記すべきかとの論点についてですが、昨年五月に憲法審査会で議論されました中では、天皇を元首と明記すべきだという意見もございました。しかし私どもは、この点に関して憲法改正が必要とは考えていません。 また、現在の象徴天皇というあり方で何らかの不都合は生じていないと考えています。象徴天皇とは権力なき権威としての存在を示しており、象徴天皇制は広く国民に浸透し、定着しているものであります。 天皇は元首かどうかにつきましては、つまりは元首をどのように定義するかによ……
○大口委員 公明党の大口でございます。 憲法第五章内閣に関する諸論点について、公明党を代表して意見を申し上げたいと思います。 内閣総理大臣のリーダーシップの強化につきましては、近年、我が国の統治のあり方を課題として、内閣総理大臣のリーダーシップ強化が強く主張されています。行政権の主体を内閣総理大臣にすべきとか総理の専権事項をふやすべきといった意見や、後に触れる首相公選制の導入論も、総理の指導力強化という趣旨が基本にあると思われます。 しかしながら、現行憲法でも内閣総理大臣は内閣の首長とされ、国務大臣をみずから任命、罷免、議案の国会提出などについて、内閣を代表する地位を有しています。行政各……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 憲法第八章地方自治に関する諸論点につきまして、公明党を代表して意見を申し述べたいと思います。 まず、地方自治の本旨の明確化等でございます。 現行憲法の規定の充実の必要性についてでありますが、現行憲法は、地方自治について、わずか四カ条しか規定を置いていません。そういうことで抽象的な規定となっているわけであります。 九十二条の地方自治の本旨についても、それが何であるかを憲法は規定しておらず、具体的な内容が曖昧であるとの意見も党内に多くございます。 そこで、地方自治の原則として、国が地方自治体と地域住民の意思を尊重することや、地方自治体が自立と責……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 憲法は、国家権力を制約し、国民の権利、自由を守るものであります。これは立憲主義と言われておりまして、この点は、憲法を考えるに当たって基本とすべきものと私は考えます。 憲法九十六条に定める憲法改正手続を緩和することは、それだけ憲法を改正しやすくする、すなわち、現行憲法に比べて硬性の度合いが低くなるということであります。そうすると、憲法の中身を改正しようとするとき、その時々の多数派の都合によって憲法改正がなされるおそれが現行憲法よりも大きくなるのではないか、ともすれば、国家権力に対する制約が緩くなり、国民の権利、自由が侵害される事態にもつながりかねな……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 第十章最高法規及び前文について、公明党を代表して意見を表明いたします。 まず、第十章の最高法規の論点のうち、基本的人権の由来特質の論点について申し上げます。 九十七条は、「この憲法が」「保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、」「過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。」と規定しています。 基本的人権については、十一条において「侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。」とされ、十二条において「国民の不断の努力によつて、これ……
○大口分科員 公明党の大口善徳でございます。 早速質問に入らせていただきます。 昨年八月二十九日、内閣府で、南海トラフ巨大地震がもたらす津波高・浸水地域等について第二次報告がございました。静岡県沿岸部のほとんどが十メートルを超え、最大は下田市の三十三メートル、浜岡原発がある御前崎市では十九メートルと予想されているわけでございます。 そしてまた、沿岸部に人口や産業が集中しております静岡県内の人的被害は、国全体の被害の三分の一に上る約十一万人、その九割が津波による犠牲者であるということと、それから、津波等による建物の全壊は、国全体の被害の四分の一の約三十二万棟となっております。東日本大震災を……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 この憲法改正国民投票法につきましては、八党が本当に努力していただきまして、七党共同で提出され、また確認書も合意されるということで、大変その努力を多とさせていただきたいと思っておるところでございます。 早速、質問をさせていただきます。 現行法は、附則三条の一項、二項によりまして、国民投票の投票年齢と公選法あるいは民法の改正が法整備ではリンクしていた。立法の、ある意味では不作為によりまして、このリンクされた公選法あるいは民法の改正ができないということで国民投票年齢も動かなかったということでございます。私もこれは反省をしなきゃいけないと思います。 ……
○大口委員 公明党の大口でございます。
質問の順番を変えていただきまして、御理解いただきましてありがとうございます。
水地参考人、松繁参考人、南部参考人、田中参考人、きょうは本当にお忙しいところありがとうございます。非常に貴重な御意見をありがとうございました。
それでは、今から御質問させていただきます。
今回、衆参八党の合意を経て、そして七党共同の形で衆議院に改正案が提出できたわけでございます。この意義につきまして、国民投票法制定当時の事情もよく御存じの南部参考人に、その評価についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
今の先生の御意見をさらに尊重していき……
○大口分科員 公明党の大口でございます。 大臣初め、静岡県のもろもろの問題につきまして質問をさせていただきたいと思います。 二月の二十一日に、今お話がございました東駿河湾環状道路の三島塚原インターから函南塚本インターチェンジまで六・八キロ、皆さんの御努力によりまして供用され、これによって、東名、新東名から天城北道路大平インターチェンジまで一本につながり、伊豆半島の春の観光に大きな追い風になるということで、地元も喜んでいるわけでございます。 そういう中で、今回さらに、伊豆縦貫道路、そしてまた東駿河湾環状道路につきましてお伺いをさせていただきたいと思っております。 まず、東駿河湾環状道路の……
○大口分科員 公明党の大口でございます。 きょうは、太田大臣初め、よろしくお願いいたしたいと思います。 東駿河湾環状道路の西側延伸区間の一日も早い事業化ということで、私も、平成二十年、二十五年、二十六年の二月二十六日、この分科会で質問をさせていただきました。そしてまた、二十五年には二回、また、ついことしの二月十六日、知事や市長とともに太田大臣のところに直接陳情をさせていただきました。 ありがたいことに、今回、二月二十五日に、この東駿河湾環状道路の沼津岡宮インターチェンジ以西の区間の整備について、これは全体区間が七・九キロあるわけでありますが、愛鷹までの二・六キロ区間が平成二十七年度予算に……
○大口分科員 公明党の大口でございます。 今回、道路整備を中心にお伺いをしたいと思います。 大臣、副大臣、政務官、きょうは本当に朝早くからお疲れさまでございます。 それでは、まず、地域高規格道路の静岡南北道路の整備についてお伺いします。 静岡南北道路、主要地方道山脇大谷線でありますが、新東名の新静岡インターチェンジから、途中、国道一号静清バイパス、北街道、北街道バイパス、静岡鉄道、国道一号線、JR東海道本線、南幹線などを交差し、さらに、平成二十九年度に供用予定の東名静岡東スマートインターチェンジを結びながら、静岡市の沿岸部を走る国道百五十号へとつながる、静岡市の南北を結ぶ骨格道路でござ……
○大口分科員 公明党の大口でございます。 石井大臣、昨日、本日と分科会、大変お疲れさまでございます。私の方から質問をさせていただきます。 一月二十九日、静岡市の方を石井大臣に御視察いただきました。その中で、まず、清水港を中心とした物流ネットワークの整備促進ということ等についてお伺いさせていただきたいと思います。 政府は、二〇二〇年に訪日クルーズ旅客数五百万人を目標に掲げて、また、二〇一七年度、来年度の予算では、クルーズ船の受け入れ環境の整備に関する予算百三十七億円が計上され、そして、機能を高度化するための関連費用十億円が計上されているわけであります。この機能高度化の補助事業の対象は、クル……
○大口分科員 公明党の大口善徳でございます。 本日は、この分科会で質問をさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 まず、国道一号静清バイパスの清水立体の整備促進についてお伺いします。 昨年の一月二十九日、石井大臣に御視察をいただきました、この国道一号静清バイパスの清水立体についてお伺いします。 静清バイパスは、県都静岡市の東西交通の大動脈であり、国道一号の渋滞緩和や、国際拠点港湾清水港へのアクセス向上を目的とした道路であります。東名、新東名、中部横断自動車道とも高速道路ネットワークを結び、経済の好循環、災害時の救援活動など、さまざまなストック効果を生み出す社会基盤でございます。……
○大口副大臣 池田委員にお答えいたします。
今、八神官房審議官から答弁ありましたけれども、生活保護基準の検証については、生活保護基準部会において有識者の先生方に公開の場で検証していただいているわけであります。五年ごとの検証ということでございます。
今申し上げましたように、調査票ですとか中間生成物はなかなかこれを出すことはできないんですが、ただ、更にわかりやすい分析、集計データ等を示すことについては検討してまいりたい、こう思っております。
【次の発言】 子育て支援の方もしっかりやっていきたいと思います。
以上です。
○大口副大臣 古屋委員にお答えいたします。 介護保険制度における福祉用具は、利用者が可能な限り居宅において自立した日常生活を営むことができるよう、生活機能の維持改善を図り、重度化を防止するとともに、介護者の負担軽減を図る役割を担っております。 こうしたことを踏まえ、福祉用具貸与・販売事業者においては、これは常勤換算法で二名以上の配置が義務づけられているわけでありますけれども、福祉用具の機能や使用方法など具体的なサービスの内容を利用者に説明し、適切かつ効果的な利用を支援する福祉用具専門相談員の配置が義務づけられていて、重要な役割を果たしていると考えます。 福祉用具の利用者に対して質の高いサ……
○大口委員 公明党の大口でございます。 国民投票法改正、七項目の改正案は、二〇一八年六月、第百九十六回国会に提出され、七月五日、趣旨説明を聴取されたわけでございます。二年半近く経過をしているわけでありますが、本日、ようやく質疑に入ることができました。 会長、両筆頭、与野党幹事等、関係者の皆様に敬意を表しますとともに、御努力に感謝申し上げる次第でございます。 今回の七項目の改正案は、投票環境や投票人の利便性の向上を図るため、公職選挙法並びの措置を講じようとするものであり、内容的には各会派ともに全く異論がないものであります。選挙であれ国民投票であれ、このような民主主義の基盤にかかわる事項につ……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 まず、いわゆる七項目案は、平成二十八年に改正された公職選挙法で既に施行されている投票環境の整備を行おうとするものでございます。先ほど、国民投票と選挙における投票は違う、こういう御指摘があったわけでありますが、この国民投票と選挙の投票は、今回、七項目で投票の機会を拡大する、あるいは投票者の利便性の向上という点では、これはいずれも必要である、こういうふうに考えます。そういう点で、この七項目案は速やかに採決し、各会派から論点が提起されているCM規制等の問題について議論を深めるべきであると考えております。この点を御指摘しておきたいと思います。 また、CM……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 この通常国会でやっと憲法審査会が開会される、会長、会長代理、また幹事の皆様の御尽力に敬意と感謝を申し上げる次第でございます。 昨年二回行われた本審査会での質疑、また、今、新藤筆頭からも整理をいただきました。この公選法並びの措置を講ずるいわゆる七項目案については十分に質疑を尽くされているのではないか、そうであるなら速やかに採決を行うべきではないかと考えるところでございます。 その上で、次の議論のステージとして、例えば、CM規制の在り方やインターネットを用いた国民投票運動への対処などが、既に本審査会でも取り上げられているところであります。これらの議……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 本法案、七項目の国民投票法改正案について、三年近く前、平成三十年七月五日、趣旨説明が円満に聴取され、本日で五回目の法案審議となりました。 平成二十八年の公選法改正の際には、七項目を含む計四本の法案について、衆議院で計三回の質疑が行われ、円満に採決まで至り、全会一致して七項目の賛同が得られたことを承知しております。また、この五回にわたる質疑の内容も、七項目に関する事項は出尽くされております。また、その全てに対し、提出者から丁寧かつ明快な答弁がなされたものと認識しております。 この経緯に照らしても、国民投票法の七項目については、その質疑時間は十分に……
○大口分科員 公明党の大口善徳でございます。 本年は、東日本大震災から十年という大きな節目を迎えています。三・一一も間もなくでございます。改めて、この震災の犠牲となられた全ての方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された全ての皆様にお見舞い申し上げます。 震災後も、平成二十八年の熊本地震、鳥取県中部地震、平成三十年の大阪府北部地震、北海道胆振東部地震など、大規模な地震が相次ぎ、先日も、福島県、宮城県で震度六強を観測する福島県沖を震源地とする地震が発生しました。大臣も現場に行かれました。私も行かせていただきました。 また、豪雨、台風も多く、近年では、平成二十六年八月豪雨、広島、平成二……
○大口分科員 公明党の大口善徳でございます。 今日は、御質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 まず最初に、昨年七月一日からの大雨で、七月三日、静岡県熱海市において盛土が崩壊し土石流が発生、お亡くなりになった方が二十六名、いまだ行方不明の方が一名、多くの住家被害など、甚大な人的、物的被害となりました。あれから七か月が経過いたしました。改めて、犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された全ての皆様に心よりお見舞い申し上げます。 土石流災害からの復旧に当たっては、緊急的な砂防工事を迅速かつ効率的に進め、被災地の復旧復興を加速するため、国交省の中部整備局において……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 憲法審査会に今回また入らせていただきましたので、しっかり議論をさせていただきたいと思います。 一つは、やはり国民投票につきましては、今回の海外における視察の知見というのは非常に大事だなということを実感したわけでございます。 今、それこそ、国あるいは国民の間における分断化が進んでいて、それが民主主義あるいは議会に対して影響を及ぼしている。コンセンサスを形成できないような状況になっている国も結構あるわけでございます。 そういう点で、憲法の改正の議論におきましては、やはり国会において、できるだけ多くの会派のコンセンサスを得るよう努力することが極めて……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 ようやく実質審議が始まりました。本日は、議員任期延長を始めとする緊急事態における国会機能の維持について発言をさせていただきたいと思います。 昨年十二月七日の憲法審査会では、中谷筆頭幹事から、緊急事態における国会機能の維持の憲法改正について、具体的な条文の起草作業のステージに入るという御提案がございました。そして、本日、起草委員会を設けたい、こういう御発言もあったところでございます。 また、我が党におきましても、北側幹事始め委員から、これまでの議論も踏まえた条文案のたたき台を作成し、そのような具体的な案を基に審査会で議論を更に積み重ねていくことが……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 本日は、選挙困難事態における国会機能の維持と国民投票広報協議会における広報の在り方について発言をいたします。 まず、選挙困難事態における国会機能の維持のための憲法改正についてです。 これまでの議論を聞いていますと、例えば、選挙困難事態の具体的な内容、特に広範性要件について、各委員それぞれの問題意識に基づいて活発な議論がなされているように思います。その上で、更にかみ合った議論を展開できるよう、具体的な条文案のイメージを示した要綱案を討議資料としてこの審査会の場に提示していただくことを提案いたします。要綱案を共通の土台とすることにより、建設的な議論……
○大口委員 公明党の大口善徳でございます。 広報協議会等については、五月十六日に私は発言をさせていただいています。 本日は、選挙困難事態における国会機能維持に関して、一、本審査会の我々の議論は参議院の緊急集会を軽視するものでないこと、二、全国民の代表の要請は選挙の一体性の原則とリンクしていること、三、選挙困難事態において繰延べ投票では対応できないことの三点について、発言をいたします。 まず第一に、我々が議論している選挙期日、議員任期の特例の憲法改正について、参議院議員の緊急集会を軽視しているとの誤解が一部にあるようです。そこで、そのようなものでないことを具体的に申し上げます。 前提とし……
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