このページでは西村真悟衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。西村真悟衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○西村委員 民社党の西村でございます。 自衛隊に関して全般的な御質問を四点ほどさせていただきたいと思います。 ただいま御審議されております、在外邦人の救出を、緊急時における救出を自衛隊が行う、これは当然のことでありまして、むしろ遅きに失したと私は思っております。先ほどからの御答弁にありましたように、数点希望を申し上げておきますと、これは緊急時のことでございまして、現時点で予測不可能な事態の中で行われるものでございますから、余り部隊を羈束せずに部隊の自律性に任せるという領域がやはり目的の遂行にとっては必要だと思っております。その場合に、例えば羽田空港でハイジャック防止装置などをつけている、設……
○西村委員 今福島委員の御質問の内容と若干関連いたしますし、またこの邦人救出についての問題がほぼ出尽くしたであろうと思われるのですが、私の立場として少し疑問点をお伺いしたいと存じます。 まず政府専用機、これは長官も先ほどおっしゃいましたように、これから非常な試行錯誤のもとでいかにすべきかが決定されていくのだろうと思いますが、現時点で政府専用機は二機あるということは、非常に少ないのではないか。政府専用機というものは、これから国際関係が緊密になっていきます場合に、例えば閣僚が即時に外国を訪問する、そのような用途としても非常に必要でございますから、防衛庁として、せめてドイツ並みの、各種合わせて三十……
○西村委員 西村です。長官、御就任おめでとうございます。限られた十五分ですので、また先輩委員が大局的な質問をされた後ですので、私は具体的な二、三点について質問差し上げたいと思います。 まず輸入制限品目についてですけれども、現在日本には、積極的に輸入自由化を進めてまいりましたけれども、輸入制限品目が十二品目残ってございます。米の問題に隠れておりますけれども、この中で私は、魚介類、タラ、ブリ、サバ等、その等の中には、等と申しますのはイワシ、アジ、サンマ、ニシン、つまり我々が子供のときから食卓で食べておった大衆魚が大体すべて含まれておりますのですけれども、これらの魚介類を輸入の制限をしている根拠は……
○西村委員 おはようございます。民社党の西村眞悟でございます。 いただきました三十分の時間の中で、今委員長おっしゃったように、政治資金規正法、政党助成法等について質疑申し上げたいと思うのですが、その前提として、前提問題、一般的な問題について時間を割くことをちょっとお許しいただきたいと思います。 さて、八月二十五日、特別国会で、自民党の河野洋平総裁は、具体的な質問に入る前に国民の皆様に一言おわびを申し上げたいとして、おわびの内容というのは、「これまで自由民主党政権が長く続いた間に、数々の腐敗事件を引き起こし、特にここ数年、スキャンダルによって、内外の課題が山積する時期にたびたび国政の渋滞を招……
○西村委員 民社党、改新の西村眞悟でございます。 きょうは、参考人の先生方、それぞれのお立場で、重い、そして教訓に富んだ、示唆に富んだ御意見をありがとうございます。十分聞かせていただいたというふうな思いでございますが、もう少し聞かせていただきたいなという点を二点お尋ねいたしたいと思います。 さらにまた、法律実務家の中坊先生からは、この法案について評価する、あとは運用の問題であると。運用の問題といいますのは、法律実務家、そして市民に投げ返された問題であるというふうな評価をいただきました。また、権威であられる加藤先生には、PL法には欠陥はないという評価をいただいて、非常に心強く思っている次第で……
○西村委員 民社党の西村でございますが、大臣に一問だけお尋ねしたいと思います。 一昨日街頭に出られて、御苦労さまでございました。今回のこの騒動は、マスコミ報道によって消費者心理が左右されておるという要素が非常に強いので、大臣が街頭に出られてそして試食までされるということは非常に効果があったと思うのでございます。 私は、まだ飽食日本はぼけておるのかな。その上に立って、特にマスコミ報道では、我々は凶作で米がない、そして外国から売ってもらっておる、その日本人よりも先に米を食べていた人の米をまずいというイメージでの報道が目立つ。これは非常にゆゆしきことで、国際的にも失礼である。そのような意味で、そ……
○西村委員 改新(民社党)の西村でございます。 人事院勧告について、今御説明いただいた趣旨及び人事院勧告の制度はよく承知しております。特に、私の大阪・泉州において関西新空港ができますので、有料の橋を利用する公務員についての給与等きめ細かく配慮していただいておることに感謝申し上げます。 この際、一つ二つ、私、質問というわけではないですが、姿勢をお尋ねしたい。 公務員の給与は、今御説明いただいたとおり労働に対する対価でございます。労働基本権の制約を受けている公務員において、給与を改定する唯一の機会でございます。行財政改革等の議論が、ともすれば既に労働を給付した公務員の労働の対価に関して影響を……
○西村委員 私は、自衛隊員の名誉のために、整理して質問を申し上げたい。 自衛隊が出動がおくれたというマスコミ報道がございますけれども、私は、個々の自衛隊員に対しての批判ならこれは不当である、自衛隊は命令があれば動く、命令がなければ動かない、この前提で、出動がおくれたのなら命令を発する内閣、シビリアンコントールのもとでのヘッドクオーターの問題である、この前提でお尋ねをいたします。 一月二十六日の予算委員会の議事録、また今、赤松議員の質問に対して長官は、自衛隊の出動はおくれた、その原因は現地のやむにやまれぬ状況から発する知事の要請のおくれにある、このように申されておりますが、これでよろしゅうご……
○西村委員 西村でございます。 本日は、外務省、外務大臣に、昨年来我が国、国会等でもはやり始めました「不戦」、戦わずという言葉の意味について見解をお伺いしたい、このように思っております。 ただ、出発点として整理申し上げておきたいと思いますが、例えば大江健三郎氏がノーベル賞受賞式で「不戦の誓い」という発言をされておる。このような発言は、個人の自由の領域に属する発言でございまして、ここで話題にするところではございません。私が話題にしておりますのは、国家が表明主体として「不戦」という話を用いた場合に、国際社会でいかなる評価を受け、その評価が国家全体に及ぼされる、この公の観点からこの話を問題にした……
○西村委員 新進党の西村眞悟でございます。 まず、今復興のことがようやく言われるという事態になってまいりました。今回の大震災の復興においては、民生そして経済の大動脈が破壊されておる、つまり企業で申しますならば、電気、ガス、そして鉄道という企業の、ライフラインと申しますか、その復興がいまだ成らずという状態でございます。 大阪ガスでは一千九百億円、関西電力では二千三百億円の損害、これから復興についていかような費用がかかるか、これは一企業の能力を超えた問題になってくるのではないか、このように思うわけでございます。阪神地区経済全体の立て直しにも看過できない影響を与える問題でございますから、この早期……
○西村委員 外務省の方に御足労いただいておりますので、アメリカ軍の空母提供の問題からお尋ねいたします。
日本は島国でして、東京、大阪、名古屋というところの半径五十キロの圏内で人口の四四%を擁しておるという国でございますから、今回の阪神大震災の例でもわかりますように、陸路が遮断されたときには海からの救援の接近が非常に有効
である、このような御認識は持たれておると思うのですが、いかがでございましょうか。国土庁長官、ちょっとお願いいたします。
【次の発言】 今回アメリカが空母インディペンデンスの提供を申し出たということを聞いておりますが、結果的には、政府はそれをお断りになった。この理由は何でしょう……
○西村委員 新進党の西村眞悟でございます。 さきに御提出いたしました質問予定事項がございますけれども、四項目ぐらいに絞らせていただいて、質問させていただいて、外務大臣においては二時から十五分間の質問に絞らせていただきます。 それで、防衛庁長官に二時までの間お聞きするわけですが、どういう趣旨で質問を申し上げるかといいますと、私は一人の議員として国の国防についていろいろなイメージを持っております。私の質問に対しては、事務方の皆さんは、過去の積み重ねがございますのでお答えにくいこともあるかもわかりません。しかし、大臣、政治家として、ある意味では国防の責任者であられて男子の本懐という役目であると私……
○西村委員 西村眞悟です。 私の質問は、外務大臣に対して、国連のいわゆるクマラスワミ報告書に関して始めさせていただきたいと思います。 いわゆる従軍慰安婦に関して、クマラスワミ、どういう人か、女史かわかりませんけれども、この方の報告書がことしに入って国連の人権委員会に提出されまして、私としては、内容を読みましたが、これを盲目的に歓迎する一部日本人の言動に唖然としております。 私の感想はともかく、東京でクマラスワミ女史ほか二名の随員に対して、歴史学者、千葉大の秦郁彦教授が説明したわけですけれども、秦教授によりますと、国連にクマラスワミ報告書が出されてから異議申し立て書を提出されまして、秦教授……
○西村委員 この場には、委員長を含め今質問した北側議員、そして私、堺に住んでおる議員が期せずして三人おるわけでございます。まさか国会の場で、堺の人間が来てくれたら困るということは言われない。これは当たり前のことですが、私の子供を含む堺の学童は、林間学校もそして臨海学校も、楽しみの夏休みの行事すべて中止になりまして、堺の人間が県外の旅館からキャンセルされるという事態が相次いでおる。したがって、厚生大臣が冒頭に御報告された、いたずらに不安を抱かないように努力するということとは正反対の事実がある、社会心理があるということだけは前提として知っておいていただきたい、このように思います。 さて、なぜこの……
○西村委員 私は、北海道古平町の豊浜トンネルの事故に関して確認したいことを防衛庁及び、最後に国土庁長官にお聞きしたいと思います。 この事故は、一定の地点でありますけれども、いまだ未経験の大規模な事故であった、このように思います。私も八日間テレビを見て、これだけ時間がたつのをいら立ったことはありませんでした。共通点が、今話題になっておりました昨年一月十七日の阪神大震災のときと何か映像が重なるような思いがして見ておった。 それは、全体を指揮するその指揮の意思が見えないということが一つありました。映像で見ていましたけれども、家族といいますか、指揮の司令塔に対するその信頼がないのではないか。例によ……
○西村(眞)委員 新進党の西村でございます。 提出されております法案については、御説明を受けまして、新進党は賛成でございますし、余り質問もないわけでございますけれども、先ほどちょっと弁護士報酬とのバランスという質問も横内委員から出ました。私も、この裁判官、検察官の報酬の表を見て、判事補初任から五年ぐらい、検察官もそのとおり、余りにも少ないな、かわいそうだなという感想を持っているのです。 検察官の方を見ますと、検察官をやめたいわゆるやめ検という弁護士さんの評価は余りよろしくない。例えば、今修習は共同でやりますから、同期の弁護士になった者、検察官になった者、おのおの分かれていきまして、検察官の……
○西村(眞)委員 西村眞悟です。 本日の私の質問の主題は、我が国の領土と主権ということに関して質問させていただきたい。 尖閣列島及びその周辺領海において我が国の法秩序がどうなっているのかその維持に関して我が国の対応はということで、二月二十日に法務委員会で質問させていただきましたが、答えは隔靴掻痒という感じでございました。尖閣列島に関しての法秩序の維持に関しては内閣の外政審議室が総合調整をするということを承りましたので、梶山長官にこの件について質問させていただきたいと思います。 冒頭、第一義的な質問でございますけれども、主権国家においては領土と主権を維持する、これが第一義的なことでございま……
○西村(眞)委員 おはようございます。新進党の西村眞悟でございますが、よろしくお願いします。 昨日、総理の御答弁をお聞きいたしまして、本改正案は国家存立の基本にかかわる重要問題である、このような御認識を拝聴いたしました。私ども新進党も、この問題は国家存立の基本にかかわる、こう認識しております。そして、政治がこの問題をそう認識するならば、いろいろな反対意見がある、地元にもある、それはわかるが、決断した以上はぶれずにこの改正案を速やかに通さねばならない、このように思うわけです。 それから、私は少し、みずから考えたことを総理にお聞きしたいわけですが、政権のあり方というものを、総理の御認識をお聞き……
○西村(眞)委員 新進党の西村でございます。きょうは、貴重な御意見ありがとうございます。 私の第一番目の質問は、四名の皆様に、沖縄県民の心といいますか、末次先生には理性というふうにおっしゃっておられました。それが那辺にありゃということの確認をさせていただきたい。 現大田知事は、九〇年に選挙で通られるときの公約は、「反安保、米軍基地即時全面返還」をスローガンに掲げられた。しかし、その全面返還後の沖縄をどうするのかというビジョンを語られた形跡はありません。当選されてから五十日間体調を崩されて、初めての仕事が、国の機関委任事務である軍用用地に係る代理署名であったわけです。反戦地主等反基地運動をし……
○西村(眞)委員 新進党の西村でございます。 このたびの大臣の所信表明に関して、主に治安の維持に関して質問を申し上げたい、このように思うわけです。 今の大臣の所信は、やはり法秩序の維持と治安の確保が我が国国民生活、国民の安全に最大の重大事であるという御認識に立たれておりました。もちろん、それは我が国津々浦々の領域に関してへんぱな部分、殊の部分があってはならないという前提でお話しされたと思うんです。 限られた時間ですから重点的にお聞きしますが、大臣のおっしゃる治安、法秩序の維持というものは、我が国の尖閣列島をも含む我が国の領域津々浦々というふうに確認させていただいてよろしいでしょうか。
○西村(眞)委員 この法案の具体的なことに入る前に、まず、最近国際的に日本の治安に関することで事件が起こりました。ミャンマーの第二書記の自宅に小包が送られて、それが爆発して第二書記の御長女が爆死されたという事件でございますが、これが、ミャンマー政府の発表によりますと、日本から送られた小包である。 ミャンマー政府からは捜査の要請が来ていると思うのですが、私は、相手国が非常に声高に日本から送られた小包であるということを国際的に強調する、強調しないにかかわらず、我が国としては、この問題に対して徹底的な捜査、そして仮に日本から送られたものであるならば、これからいかにその防圧に処するかを国際的にもミャ……
○西村(眞)委員 新進党の西村でございます。 商法改正の議題でありますので、今度の改正案について私が思っている質問を一点させていただきたいと思います。 合併の簡素化の仲なんですが、商法は、やはり自由経済活動の領域にある問題でございまして、私としては、この簡素化の法案の中に、会社の債権者及び株主、この権利が保護される配慮がなされているか否か、その一点をお聞きすればそれで目的を達すると思っておりますので、また、新進党もこの法案について何ら異存はないということで、債権者の保護の配慮、株主保護の配慮、この一点でこの法案においていかに配慮がなされているか、お聞きいたします。
○西村(眞)委員 私に質問のお時間を与えていただきまして、委員長また理事各位に感謝申し上げます。法務大臣も、恐れ入りますが、ちょっと尖閣問題ばかりですのでうんざりされておるかもわかりませんけれども、ちょっとその関係からお尋ねいたします。 本日は、朝刊を見ていたらおもしろかった興味深い記事が並んでおったわけです。まず、読売等を見ますと、今回の尖閣領海に対する香港、台湾の方々の侵入に対して、橋本総理はコメントを聞かれて「申し訳ない。コメントを控えておこう。どんなコメントを出しても刺激が強過ぎる」という発言をされている。中国はといいますと、これがけさの報道ですが、抗議の責任は日本にある、中国の外務……
○西村(眞)委員 新進党の西村眞悟です。 梶山官房長官は記者会見で退席されるとお聞きしておりますので、梶山長官からまずお聞きいたします。 日韓首脳会談が始まる前日、官房長官はこのように発言されたと思います。「今の人はその当時の社会状況というものを教えられていない。昔は公娼制度というものがあった。それが、戦地にもそういうものができて、」云々という発言をされたとお聞きしましたが、このとおりだと思うのですが、官房長官にお聞きしたいのです。 私は、前提として申し上げておきますけれども、官房長官の発言が事実に反するとは全く思っていない。昔は公娼制度があった、官房長官、これは事実でしょうか、事実でな……
○西村(眞)委員 私の質問は、行政改革等々でも関連するのですけれども、この点は大丈夫なのか、つまり、我が国の国家機関は、外国人の日本における諜報活動に対する対処能力は大丈夫なのか。 なぜなら、橋本総理自身が、十月三十日の予算委員会で、自分が交際していた中国人の身元が諜報部員であるかどうか、調べるのか否かの質問に答えて、そんなのわかるか、調べてわかるなら諜報部員、スパイとは言えないだろうと、我が国の国家機関があたかもその点で無能力である、全く対処能力がないのだという発言を行い、それが今や海外のマスコミの注目するところとなっておるから、これはどうしても調べねばならないという問題意識から出発してい……
○西村(眞)委員 西村眞悟です。 今検討している法案を通じて、二点について法務省の御見解を承りたいと思います。 まず、我々が今、この法案も含めてですが、直面しているのは、やみの世界と申しますか、まだ実態が明らかにない状態なんですけれども、そこから市民社会のルール、モラルを守る、そのために、市民社会に脅威を与えるそういう組織、犯罪組織といいますか、やみの組織の実態を究明しなければならない。この法案において、二つだけ、私が立法の今後の検討課題としてはこれがあるのではないかなと思うことをちょっと申し上げます。 つまり、罰金刑のことでございまして、こういう事犯における罰金刑は、利益を目的としてお……
○西村(眞)委員 時間がさらに限られたものになりましたけれども、冒頭に私の質問の観点を申し上げ、それから簡潔に御質問いたします。 まず、私が質問する観点は、政治の目的からくる倫理というものです。 政治の目的というのは、国民を守り、国土を守る、そして国家民族の永続と尊厳を確保するということですから、その観点から政治に倫理が求められるのだろう。政治の日常の営みにおいて、この観点に奉仕しない、この目的に奉仕しないという政治が明らかにあれば、それは政権の存在理由、存在の正統性を失うのだろう、このように思います。 橋本総理大臣に、総理大臣になられてから我が国にこの観点から起こった具体的なことを通じ……
○西村(眞)委員 自由党の西村です。三十五分質問をさせていただきます。 大臣、所信表明を拝読いたしまして、この中で一つだけ気になったことは、北朝鮮に拉致された日本人の救出という問題について、北朝鮮問題に触れられておらないわけですね。 ただ、イラクのことについては触れられておりました。その後で、現下の国際情勢は、御承知のとおり、依然として不透明、不確実、また大量破壊兵器の拡散といった危険が存続すると。これは、私は、遠いイラクの問題ではなくて、近くの朝鮮半島北半分の問題であろうと思うのです。 我が国外交は、ペルーの人質事件では邦人救出に非常な心血を注がれた。あれは表に出た事件ですけれども、そ……
○西村(眞)委員 午前中から御答弁をお聞きしておりましたら、やはりこの改正案は実施の経験から不備な点を改めるという観点から出しておられる。これは現場の隊員の諸君に特に武器使用に関しては非常に不安が多かった。そして、その点を改めながら改正案をつくったのだ。一番の点は武器使用の要件で、隊員個人にその責任をゆだねているということが、非常に隊員の負担も重いしかえってこれは統制を欠いた武器使用になる、その武器使用に統制を与えるのは上官の命令である、こういう経験的なことから出てきた改正案であるとお伺いしてよろしゅうございますでしょうか。
【次の発言】 私のお聞きしたことと同じ御答弁をお返しいただいたと承っ……
○西村(眞)委員 この委員会の冒頭でたびたび、長官、本を読まれましたかということがありまして、中国訪問の報告を前提としたこの質疑で私も二冊本を持ってきておりまして、長官にぜひお読みいただきたいな、このように思っております。 一冊目は、「日本人と中国人、どっちが「馬鹿」か」という本です。孔健という孔子の御子孫が書かれた本だと思います。サブタイトルは「中国人は腹の中で日本人を恐れている!!知ったかぶりの「相互理解」が最も危険だ!!」ということですね。もう一つは、「台湾独立運動私記三十五年の夢」、宗像隆幸さんという方が書かれた。サブタイトルは「「台湾人の台湾」のために闘った日本人の記録」ということ……
○西村(眞)委員 今の倉田委員の質問とも関連するのですが、私、前回、正当業務行為、刑法三十五条という視点から武器使用のことを把握しようとして質問いたしました。どだいこれは休日に休暇をとってうろうろしている人間の武器使用の要件を定めておるのではない、平和維持業務という業務の途上における武器使用の要件でございます。したがって、当然、正当業務行為という視点からこの問題を把握しなければなりません。 どだいこの正当防衛、緊急避難というものは、個人に降りかかった究極の緊急事態に対処するときの要件でございまして、部隊において上官に正当防衛の要件があるから即部下にも要件があるのだ、これは無理でございます。た……
○西村(眞)委員 天皇陛下御訪英の折ですから、まず外務大臣に質問させていただきます。 既に御承知のとおり、あの彼らを許せるかという見出しのもとに犯罪者と天皇陛下の写真を並べて掲載されたインディペンデントという新聞に対して、外務省は抗議をされたということでございます。 世界じゅうで雑誌は自由に発行されておりますし、新聞も発行されております。その中で、原則は勝手に書かす、そして読者の批判にゆだねる、これは言論の原則だと思うのですが、抗議をされたのでお聞きしますが、抗議をされるということは、一定の基準を持っておられるのだろうと思います。まず、基準があるのかないのか、その基準はどういう基準であるか……
○西村(眞)委員 これから三十五分間、外務大臣に、非常時じゃなくて平時における広義の安全保障、また社会防衛という観点から御質問させていただきます。質問というよりも要望が多くなると思いますけれども。 一つは入国管理という観点から、もう一つは情報に対する対処、心理戦に対する対処、こういう観点からの質問でございます。 まず、入国管理につきましては、既に御承知のとおり、例えば北朝鮮に日本人がなぜあれだけ速やかにだれにもわからず拉致されるのかといえば、我が国国内にそれを支援する組織があって、北朝鮮から入る工作員との連携のもとにあれを行うからあのように速やかに拉致されるわけですね。これは質問するという……
○西村(眞)委員 西村でございます。
これから二十分、行政改革における国防というものに絞って、総理に質問させていただきます。
まず、このたびの全面的な行政改革の動きの中で、国防というのを総理がいかに位置づけておられるのか。私は、国防は国家存立にかかわる機能との位置づけであるというふうに承っております。この点は総理はいかに御認識されておりますか。
【次の発言】 総理と私の認識はその点で一致しております。
すなわち、国防というのは、物理的なイメージが強いのですが、結局、社稷を守る、この共同体を子孫に伝えるための社稷を守るということだろうと思います。
さて、それを担当する機能、国家の組織、こ……
○西村(眞)委員 総理、お休みもなく、御苦労さまでございます。 これから、二つの主題で質問させていただきたいと思います。 まず第一の主題は、総理の歴史観ということでございます。そしてもう一つの主題は、民主主義国家において、総理は、議会にまた国民に何を説明しなければならないのか。この二つをこの一時間の私の総理に対する質問の主題とさせていただきます。 それで、なぜこの主題を選んだかと申しますと、我が国は経済が不況でございます。しかし、不況は経済だけではなくて、国民の気概も不況なのだろう。その気概がよって来るところは、やはり自分たちの歩いてきた道、自分たちの物語、これに自信をなくせば、国民の気……
○西村(眞)委員 西村眞悟です。 質問者の雰囲気ががらっと変わって、気分転換になるかならぬかわかりませんが、私の質問の冒頭は、日本・ミャンマー議員連盟の小沢辰男会長もこちらにおられますが、一昨日の我が国政府のミャンマー・ヤンゴン空港工事再開の決定をお聞きいたしまして、敬意を表する次第でございます。 言うまでもなく、日本からの直行便がヤンゴン空港に入って一年以上を経過して、日本の観光客が急増しておる中で、空港の安全性を高めるのは急務でございまして、まだあの空港は加藤隼戦闘隊が使用しておったときとほぼ同じような有視界飛行でおりている飛行場でございます。この人道上の本当の支援でございまして、そこ……
○西村(眞)委員 お疲れのところでございましょうけれども、これから一時間、務めを果たさせていただきます。 まず、質問は二つございまして、関連する国については、北朝鮮と中国という関連した国に関する問題でございます。 まず、北朝鮮の日本人拉致の問題。これは、議連の中山先生もおられますが、党派を超えた日本人の課題でございます。 四月三十日の本会議において、総理は、異例の、北朝鮮最高指導者に対する呼びかけをなさるとともに、問題の解決に向けて最大限の努力を払う決意である、このようにおっしゃったわけでございます。そして、この呼びかけに対して北朝鮮から返されてきた返事は、行方不明者は存在しないというこ……
○西村(眞)委員 西村です。
先ほどの、このミサイル発射が国際法に違反するか否かの議論については、かみ合っておりませんでしたので、角度を変えて御質問します。
まず、我が国上空に侵入して我が領土に落下するかもしれないミサイルを我が国が撃ち落とすことは、国際法上いかなる評価を得るのか、御答弁いただきたい。
【次の発言】 私が、かみ合わないので質問した趣旨は、宇宙であれ我が国の低いところであれ、そこを飛んで我が国に落下する可能性のあるミサイルを、宇宙であれどこであれ、撃ち落とすことが国際法上どういうふうな評価を与えられるのかということでございまして、これはTMDの前提としての評価ですから。いかが……
○西村(眞)委員 私は三十分質問をいたしますが、このまま経過するならば本会議開始に重なっていきますので、余裕を残してやめたいと思いますが、お答えは簡潔にいただきたいと存じます。 今、調達本部の問題がずっと一貫して議論されておりました。私はこの場で、もう一つの重大問題であるミサイル発射に関連する我が国の国防の問題について質問させていただきます。 先ほどから長官は、防衛庁、自衛隊というものは国民の生命身体を守るための崇高な任務を負った組織であるとおっしゃっておられます。防衛庁長官は、就任に当たり栄誉礼を受けられる、それから身の危険を顧みず職務を遂行するという宣誓をされる、閣僚の中で唯一の立場で……
○西村(眞)委員 本件防衛庁職員の給与に関する法律について、一点だけ御質問いたします。 この法律は、一般職の職員の給与に準じて防衛庁自衛官の給与を考えるという体系になっておりますが、私は、この点についての長官の御所見を伺いたい。 つまり、三公社五現業のときに、思い出す発言があるわけですが、国鉄に石田総裁という方がおられまして、たばこを巻いている仕事をしている人間と、乗客の命を預かることを仕事にしている人間の給与が、同じ機関で決定されて、ほぼ同じであるのはおかしい、このように発言したわけですね。私は、それは妥当だと思います。 それで、我が国自衛隊が、長官の発言では、国内では軍隊ではないとお……
○西村(眞)委員 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました平成十年度補正予算案に賛成する討論をいたします。 今日我が国を襲っている未曾有の金融危機は、自民党政府の責任であります。不良債権処理の見通し、政策の中身、そして実行手順すべてにおいて誤った結果が現下の深刻な金融システム不安であり、日本発の世界恐慌さえ現実となりかねない情勢となってきたのでございます。 約一年前から始まったこの金融システム不安は、実体経済の悪化が大きな原因となっております。つまり、自民党政府が、目先の財政帳じり合わせにこだわる余り、平成九年度において、消費税五%への引き上げ、特別減税の打ち切りを初めとする九兆円……
○西村(眞)委員 西村です。 質疑に先立ちまして、質問のお知らせをしておりませんので、私の意見を長官にお伝えしたい、このように思います。 まず、前内閣から行政改革の流れといいますか空気が非常に速くなっておりますが、この機会にこの流れを切断して、取り組み直す必要があると私は思っております。 なぜなら、長官の就任あいさつにもありましたように、国家の独立と存立を確保する重要な任務であるという旨のごあいさつをされましたが、その長官のおられるところが国防省にならない、国防省一つ設置できない行政改革の流れはこの際切断して、新たな観点から取り組み直すべきだと私は思います。 この理由をあと一つぐらい挙……
○西村(眞)委員 私は、自由党を代表して、平成十年度補正予算に賛成する立場から討論をいたします。 この未曾有の経済危機は、日本経済の抱える構造問題が元凶であり、構造改革を断行しなければ本格的な景気回復はあり得ないのであります。この日本経済を民需主導の自律的安定成長軌道に復帰させるためには、旧来の手法にとらわれない発想が必要であり、今ほど政治の役割が期待されているときはありません。その意味において、小渕総理が所信表明演説において述べられているとおり、平成十一年度においてはっきりとプラス成長とするためには、さらなる努力が必要であります。 つまり、加えて今行われなければならない政策は、日本経済が……
○西村(眞)委員 長官、連日、本当に実にお疲れさまでございます。 この法案については、何の異議もございませんので、この機会を利用させていただいて、余り皆さんがお触れにならなかったことの三点を、問題の提起をさせていただいて、質問というより要望をさせていただきたいと思います。 まず第一には、防衛記念章のことなんです。 我が自衛官を含む各国の軍人というものは、ジュネーブ条約でも明らかなように、制服を着用しなければならない、その制服には階級を示す記章をつけねばならないし、また、経歴を記念した記念章をつけておるということです。 我が国の防衛記念章の制式等に関する訓令、防衛庁長官の訓令ですね、これ……
○西村(眞)委員 おはようございます。 まず冒頭、尖閣諸島周辺海域に、この四月から、新たな事態として、中国海軍の艦艇が姿を見せ始めた、いわば我が国の庭に他国の軍艦が入ってきているという状態でございます。ここが我が国の庭であるということは、我が国が示さねばなりません。 中国は既に領海法を制定して、尖閣諸島は中国の領土であるという国内的宣言をしておりまして、我が国に対しても絶え間なく尖閣諸島は中国固有の領土であるという旨の発信をしております。このたび軍艦を出してまいりました。我が国が、尖閣は我が国の庭である、我が国の領土であるということを対外的にいかに示すかの順番が回ってまいりました。 相手……
○西村(眞)委員 尖閣諸島に安全保障委員会としていつ行くかという時期ですので、やはり尖閣諸島について質問させていただきます。質問というよりも、確認と提案をさせていただきたいと存じます。 まず、外務大臣が午前中の御答弁で、尖閣諸島は我が国の固有の領土であり、実効支配しているとおっしゃいました。主権国家の本質というのは、領土、領海、領空、つまりテリトリーは国家にとって神聖であって、その不可侵性を守り続け、主張し続けるのが主権国家である。これは小さな島といえどもそうでありまして、石垣市から百七十五キロ離れた尖閣諸島についてもそうでございます。このことは、一つ領土の物理的な利益という以上に国家の尊厳……
○西村(眞)委員 西村眞悟でございます。 一昨日の本会議で政府の御答弁をお伺いしておりまして、ほぼ御答弁は尽くされておると私は感じております、すべてに答えられたと。 ただ、この委員会での機会をいただきまして、政府の御答弁を前提にして、私なりに疑問に思っていることをたださせていただきたいと存じます。 さて、一昨日も、また本委員会でも、御答弁の趣旨は、国旗・国歌は我が国は現在も保有しておって、そして、既にこのようにして存在する国旗と国歌を本法律により確認するものである。したがって、ケルン・サミットにおいてもはためいていた日の丸、また演奏されたであろう君が代、また現在も国会議事堂の上にはためい……
○西村(眞)委員 まず第一に、三月二十三日から二十四日にかけての総理大臣と防衛庁長官の地位が、戦後初めての地位に立っておられた。つまり、国防組織の最高指揮官と最高部隊統括者であった。平素の総理府の長とその内局の長の関係ではなかったということでございます。また、その地位に基づいて戦後初めて領域警備の命令を下された防衛庁長官に、まず敬意を表する次第でございます。やはり、事態は相当緊迫しておったので御苦労されたことと思います。 ただ、ここで強調しておきたいのは、自衛隊の任務は、平時における任務と有事における任務がございます。有事は、言うまでもなく侵略の排除でございますが、平時の任務こそ、その侵略を……
○西村(眞)委員 自由党の西村です。よろしくお願いいたします。 十五分でございますので、要点を絞って御質問させていただきます。 冒頭、岡本参考人は、我が国会に、日本を守るためにはすべてやるという議論がないんだ、だから国民の関心が意外に薄いというふうにおっしゃいました。私、そのとおりだと思います。 つまり、戦争と平和という抽象的な議論でありましたら、すべての人が平和がいいに決まっておるわけです。しかし、国民、国家のセキュリティーという問題で考えておりましたら、平和の中の国民が死傷することを許すことはできない。したがって、セキュリティーの問題として本件問題を議論するという姿勢がまだまだ欠けて……
○西村(眞)委員 再度、国際法という観点から御質問をさせていただきます。 と申しますのは、我が自衛隊は、国内では何と言われようと、海外ではレギュラー・アームド・フォーシズであることは確かでございまして、例えば練習艦隊が、我が自衛艦が海賊船を現認すれば、海洋法百条及び百七条によってそれを抑止または拿捕する権能と義務を有しておるわけですね。 こういう観点からなぜ申し上げるかと申しますと、前回も申し上げたように、我が国の防衛、国防議論というものが国際法の観点を余りにも軽視しておって、それによって全体像がわからなくなっておるのではないか、こういう問題意識であるからです。 ちなみに、国際法の観点か……
○西村(眞)委員 自由党の西村眞悟でございます。
まず、諫山公述人に、本件法案は憲法違反である、我々は憲法違反の法律をつくろうとしているという旨、法律家らしく断定されたので、その背後の結論部分二つぐらいお聞きしたいと思います。
まず、公述人は日米安保条約を合憲とお考えなのか違憲とお考えなのか、自衛隊は合憲とお考えなのか違憲とお考えなのか、結論だけお述べいただけますでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございました。それだけお聞きしたら十分でございます。
次に、石川公述人にお聞きいたします。
沖縄戦の体験を踏まえて、殺されても殺してはならないんですという旨おっしゃいました。個人の御信念と……
○西村(眞)委員 周辺事態の定義につきまして新たなる文言が入ったことによって、周辺事態という概念の外延が広がったり縮まったりするのではなくて、その内包の意味がより鮮明になった。
九十時間の審議の中で、ともすれば、日本と全く関係のない紛争にアメリカから引きずり込まれるような法案だという意見もたびたび聞こえたわけですから、概念がより鮮明になった。我が国に対していかなる意味を持つのかということがより鮮明になったと思いますね。
【次の発言】 冒頭言われましたことについて、我々は九十時間質疑を繰り返して、率直な質疑がありますから、当然意見の相違も生まれてくる。ただ、共通の思いとしては、民主党も含めて、……
○西村(眞)委員 第三分科会における審査の経過について御報告申し上げます。 質疑応答の詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項の主なものについて申し上げます。 まず、科学技術庁関係では、科学技術振興策のあり方、原子力施設の警備体制及びテロ対策などであります。 次に、文部省関係では、国立大学等の外国人学校卒業生の受け入れ問題、老朽校舎問題、大阪オリンピック招致対策、私学助成と大学教育改革問題、完全学校週五日制に向けてゆとりある学校教育実現の必要、国立大学附属病院の夜間看護体制充実の必要などであります。 次に、自治省関係では、定住外国人への地方参政権付与問題、市町村合併促進……
○西村(眞)委員 自由党の西村です。 一点、今の出入国管理に関連するのですが、質問というよりもお願いして、予算を獲得していただきたいという観点からの発言でございます。 我が国に今百四十余の開港場がありまして、そこから外国から人が我が国に入ってくるわけですけれども、その日のうちにだれが入ったのか、警察情報とも合わせて一応確定できる開港場は成田空港と関西空港しかございません。そのほかの百四十余の開港場から入ってくる人のデータに関しては大体十日ぐらいかかるだろう。この間に何が起こっているのかといえば、だれが入ったかわからないという事態が起こっております。事実、許永中はいつ入ったのかわからぬけれど……
○西村(眞)委員 それぞれのお立場から貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。これから四問ほどお尋ねしたいと思いますので、お教えいただきますようにお願いいたします。 まず内野先生に、先生が立論の前提として、仮に目的の正当性が肯定されたとしてもということで論を進めておられる。目的の正当性とは、先生からいえば、客観的な不安であれば保護に値し、目的と手段は整合性がとれるであろう、この法案の公共の安全の保護というのは、目的と手段の関係でいかがなものかという前提で、仮に正当性が認められてもという立論になっておられるわけです。私も、先生の言っておられることはわかっておりますが、客観……
○西村(眞)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案に対する附帯決議(案) この法律の施行に当たっては、政府は、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 政府は、この法律の適用に関しては、いやしくも、日本国憲法の保障する国民の自由と権利を不当に制限することのないよう、及び、労働組合その他の団体の正当な活動を阻害することのないよう、厳に留意すること。 二 政府は、無差別大量殺人行為を行った団体が依然として危険な要素を保持している場合には、この法律を適……
○西村(眞)委員 これから、本法案について質問させていただきます。 大正年間にできた和議法は、実務家には余り利用されませんでした。それは、実務家が、この現行和議法をもって再建型処理を図るという実効性を認めがたかったからだと思います。しかるに、本法案は、実務的に実効性のある再建型倒産処理法を目指す画期的な法案でございます。実効性を確保されるためには、利用しやすい手続であること、公平かつ透明な手続であること、迅速かつ機能的な手続であること、この手続をもって迅速簡易な再生が図られるというふうな要素が確保されていなければなりません。 したがって、以下、この法案の中で今私が申し上げたことがいかに具現……
○西村(眞)委員 四時までで終えるように努力いたします。 前回、治安維持は国内だけの問題ではなくて国際化という前提を見て対応しなければならない、その意味で、出入国管理についての、だれが国内に入ったかの情報は速やかに一元的に集計できる体制が必要であるということを申しました。本日も、この情報収集という観点から二点、情報に関して二点ほどお聞きいたします。 我が国が、将来の危機よりも現にある危機で国民が忘れ去っているのは、例えば銀行の副頭取、また支店長が射殺されて杳として犯人がわからない。前回も指摘しましたけれども、送電線鉄塔が倒されて、だれがやったのかわからない。それから、朝日新聞の記者が射殺さ……
○西村(眞)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 民事再生法案に対する附帯決議(案) この法律の施行に伴い、関係者は、次の点につき格段の配慮をされたい。 一 再生債務者の経済的・社会的評価並びに債権者の利益及び従業員の地位・利益が不当に害されないよう、新制度の趣旨・内容について、経済団体、労働団体、司法関係者等に十分周知徹底がなされるよう努めること。 二 迅速かつ機能的な手続とする法の趣旨にかんがみ、再生手続の開始決定があった場合は、再生債権の調査・確定、再生計画案の作成等の一連の手続が速やかにされる……
○西村(眞)議員 大まかに申し上げますと、本特定調停は民事調停の一環でございます。一類型でございます。ただ、経済的に破綻するおそれのある者が、その経済的再生を図るための債務の調整を求めて申し立てるものでございます。それゆえ、簡易、迅速、柔軟であるべきという特色を保ちつつ、多数の関係者の集団的な処理や調停委員会の職権による調査権限の強化など、倒産手続に類した扱いをすることが望ましいという側面がございます。 本法は、そのような考慮に基づいて、経済的に破綻するおそれのある債務者の再生に資するための手続にふさわしい民事調停の特例を定めたものでございます。 具体的には、特定調停については、経済的に破……
○西村(眞)委員 外務大臣に御質問いたします。 先ほどの政務次官のごあいさつでも、朝鮮半島の南北首脳会談のことを画期的だという評価を下しておられるのが外務省だと思います。いかなる意味で画期的かという点については、初めての首脳会談ということでわかるのですが、それ以上のことで余り具体的には議論されていないので、外務大臣にこの点、少々お伺いしたいと存じます。 画期的だという意味については、流動化要素があるということにおいて画期的だと。今まで南北固定した中で、流動的な要素が生まれる。第一、経済の格差が余りにも大きい南北が、一本の国境線で対峙しているということ自体が流動化要素を含んでおるわけですね。……
○西村(眞)委員 今のような問答を聞いておりますと、むらむらと何かが言いたくなる。まあしかし、それは抑えまして、長官、気づいたことが一つあるんです。 私は今まで海上保安庁と自衛隊というのは違うと思っておったけれども、庁という点では同じですな。同格ですな。だからさっきのような問答が出てきても、長官は、順序としては、海保が行って対処し得ないときには防衛庁が出るんだと。これは軍隊だからですよ。対処し得ないというのは、ミサイルを持ってきたものには対処し得ない、だからこちらもそれに対抗できるものが出る、こういう順序になっているんですけれども、名前としては同格ですなと、これがちょっと申し上げたかったこと……
○西村(眞)委員 自由党の西村でございます。 今長官の、自衛隊のあり方について鋭意努力するという御答弁を受けて質問させていただくわけですが、外務大臣に対する御質問が一点だけでございますので、まず外務大臣に対してお願いいたします。 これは、御通告申し上げていたとおり、事実をお聞きするわけですが、先日、ダライ・ラマ・チベットの法王が来日されましたが、そのビザ発給の条件として、滞日中の政治活動禁止がなされた。また、政治活動の内容としては、口頭で、政府要人や国会議員と会談しないこと、違反したら次回以後のビザ発給は拒否するというふうなビザ発給の条件が付されたのは事実でありますかどうか。 それと、そ……
○西村(眞)委員 これから、政務次官とフリートーキングということで一般の質問をさせていただきます。広く言えば人権擁護の領域、また出入国管理の領域にある問題、しかも今まで戦後日本では余り意識されずに、私の観点からいうならば法整備が全く空洞になっている領域について、まず御質問というか、問題意識の共有を確認させていただきたい。 さて、我が国は一九四九年のジュネーブ四条約というものに署名した国家でありまして、この条約の一つに、捕虜の待遇に関する条約というのがございます。これは、軍人また軍隊に属する者というものが降伏また投降してきた場合には、それにふさわしい名誉ある待遇をしなければならないという条約で……
○西村(眞)委員 自由党の西村です。 犯罪被害者学の趨勢及びこの法案の前提たる立法事実は十分承知した上で、そうであるからこそ、以下、要点をまとめて質問させていただきます。 およそ刑事訴訟の発展の歴史は、無辜を罰してはいけないということでございます。それは真実をいかに発見するかということでございました。また同時に、犯罪被害者の応報としての刑罰ではなくて、国家の刑罰権の発動要件としての刑事手続という位置づけをなしているのであります。経験上、被害者の応報感情を自由奔放に刑事訴訟に加えてくるならば、真実発見をおろそかにし、ひいては過酷な応報にならざるを得ないという歴史的なことを我々経験しているから……
○西村(眞)委員 自由党の西村でございます。 素朴な質問になってしまわざるを得ないのですが、私のイメージとしては、刑事訴訟が糾問的訴訟から当事者的訴訟になった。被告人は糾問的では客体であって権利性はなかった。しかし、実体的真実の発見の点から見ても、当事者訴訟にして被告人は訴訟の権利の一つの主体である。 そこで、被害者の問題です。一人の国民として被害を受け、憲法二十五条がある以上、その回復を国が責務を持つということはわかります。ただ、この当事者訴訟の構造の中に、被害者の権利性、権利主体性を入れていくということは、罪体立証の段階、量刑の段階でどのような実体的真実の発見、それから、被告人にとって……
○西村(眞)委員 自由党の西村でございます。 この法案は、実務界また実業界で、時宜を得たものとして待たれている法律でございますので、お手元にある質問順序に従って、基本的なことからお聞きしたいと存じます。 なぜ会社の分割が必要なのかといえば、言うまでもなく、現下の経済情勢、それは国内にとどまらず、メガコンペティションの時代で、しかも電子技術の発達によって、Eメール等々で契約交渉、成立、決済までが国境を越えて発達した情報技術で行われているという前提の情勢下で、国際的な競争力を向上させるために、企業の再編、組織的な再編はもはや待ったなしであるという現下の状況であります。 この共通認識のもとに、……
○西村(眞)委員 自由党の西村です。 昨日、本会議での森総理大臣の御答弁にもかかわらず、政府・与党としては、この法案の本国会中の速やかな成立を断固として実現するという動きにはどうもなっていないようですね。私としては、この法案を見れば、この法案は緊急避難的な感を否めない、しかし緊急避難は真に現在必要である、したがってこの法案も必要であると思っておりますが、本国会での成立が無理であるならば、今この時間の本審議は、その意義は何だといえば、やはり本質論にまで立ち上った、来るべき本当の改正案、真の改正案の準備作業と位置づけられるべきであろうかと思います。 それで、法務大臣、政務次官にお聞きしていきた……
○西村委員長 これより会議を開きます。
一言ごあいさつを申し上げます。
昨日の本会議において、私が懲罰委員長に選任されました。まことに光栄に存じます。
申し上げるまでもなく、当委員会は、議院の規律保持に関し重大な責務を課せられており、その職責の重大さを痛感している次第でございます。
甚だ微力ではございますが、委員各位の御協力と御支援を賜りまして、誠心誠意努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
理事は、議院運営委員会の決定の基準のとおり、その数を五名とし、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませ……
○西村委員長 これより会議を開きます。
理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が四名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、委員長は、理事に
町村 信孝君 茂木 敏充君
赤松 広隆君 日野 市朗君
を指名いたします。
【次の発言】 去る二十日、議長宣告をもって懲罰委員会に付されました議員松浪健四郎君懲罰事犯の件を議題といたします。
議長から、議員松浪健四郎君を懲罰委員会に付し……
○西村委員 西村です。扇大臣、泉副大臣、ごぶさたしております。 これからJRに関して御質問いたしますが、冒頭に、JRという設備は、明治以来、我が国家が我々に残してくれた大きな資産でございます。今や文化財ともいうべきあの東京駅がつくられたときの乗降客は一日何人かといえば、八十人でございます。経済の採算性とかそういうことではなくて、このJRを我々に残すということについては国家の志が感じられるわけです。今審議されているこの民営化にするというのも、やはり民営化が目的ではなくて、安全な公共輸送機関を末永く国民に残し、もって国民の利便と国民経済を支えるという志がなければなりません。 したがって、単なる……
○西村委員 西村です。 今、野田さんが、立法、司法、行政、すべてにわたって元気がないということをおっしゃって、最高裁の問題にかなり時間をとられておりました。それで啓発されて言うわけではありませんが、私は、近年における最高裁の最大の不祥事は、玉ぐし訴訟のときに、判決文を事前に漏らした者が最高裁の中におるということでありました。一定の政治的目的を持った運動体とつながっている者が最高裁の中におる、そういう疑念を著しく私に抱かせた漏えい事件でございました。この問題を克服しているかどうかということが私の関心事であります。 さて、これは質問ではございません。本日の質問は、今進行しておるいろいろな不祥事……
○西村委員 警察力の問題、この警察の力が低下すれば治安が悪化するという連鎖の中にありますから、警察がしっかりしてくれておる組織の体制にあるのかということに重大な関心を払わざるを得ません。
したがって、警察の懲戒事例の増加傾向、犯罪検挙率の低下傾向、この二つは、警察が本当に本来の任務として機能し得る体制にあるのか否かを判断するのに一つの重要なバロメーターだと思いますので、この懲戒事例の増加傾向と検挙率の低下傾向について、今までの推移を概略御説明いただきますようお願いします。
【次の発言】 今までの強盗の件数でも明らかなように、かなり増加しておる中で検挙率が低下しておる。懲戒事例については、奈良……
○西村委員 重複があるかと思いますが、まず最初に、古川判事の証拠隠滅の有無に関して、最高裁の調査とその結論を御報告いただきたいと存じます。
【次の発言】 関連いたしまして、マスコミの報道では、捜査段階において妻園子がパソコンのハードディスクの消去を行ったという具体的な報道がなされ、これが証拠隠滅疑惑に直結しているわけでございますが、この事実については捜査により認定されておりますか。
【次の発言】 次に、関連いたしまして、本件捜査の段階におけるいろいろな具体的な状況が報道され、それは今、最高裁からその事実はないという答弁をいただいております。
さて、この捜査においては、先ほど申しましたように、……
○西村委員 簡潔に御質問いたしますので、お願いいたします。
二十三条に、職務関係者による配慮等の義務が記載されておりますが、この趣旨を御説明いただくとともに、次の二十四条に、国、地方公共団体の教育啓発の項がございますが、具体的に、いかに教育啓発をされるのか、立法者のイメージはどういうものであるかということについて、御答弁いただきたいと存じます。
【次の発言】 ありがとうございました。これで質問を終わります。
○西村委員 自由党の西村でございます。 総論的な部分については大臣に、条文に基づく質問については法務当局に御答弁いただきたいと存じます。 司法サービス、法的サービスが国際化し、グローバルである、それを提供する者はグローバルな場で活動しなきゃならない、これは現世界経済を見れば自明のことでございまして、しかしながら、我が国弁護士は国内のタコつぼに潜っておるような状態でございます。この法律は、このような国内の閉塞状態にある意味では覆いを払って、我が国の弁護士が国際場裏で法的サービスを提供する基盤をつくるものであると高く評価するものでございます。 質問の前提として、世界各国の、主にアメリカ等の法……
○西村委員 民法の三十四条を基本法とする現状の法人体系においては、このたび提出されました中間法人法が成立される必要性は強く認めております。したがって、この法案に賛成しておるわけでございますが、これからちょっと立法論について大臣の御所見を伺いたいと思っております。 問題は、この中間法人法を成立させた上で、我々立法府としては、法人に関する制度を民法三十四条改正を視野に入れた上でいかにしなければならないのかという問題であろうかと思います。 民法三十四条から出発しておりますので、この法律の名称が示しておりますように、中間法人、今の体制では法人化できないものを法人化する。その内容は、先ほどの御答弁の……
○西村委員 自由党の西村です。よろしくお願いします。 我々の今の議論は、民法三十四条、公益法人は一般的禁止である、個別的禁止解除による許可ということはおかしいんではないかという前提から始まっております。特に山野目先生は、これが、人間がいかに社会的活動を友、同志とやっていくかという個人の尊厳から発しているんだということを言われました。 さて、この議論は、必然的に法人を営利と非営利に分けて、非営利の分野で我々は今行っているわけですが、法人というもののあり方がかくのごとき認識であって、それから、その入り口、出発点ではなくて、活動実態に即して第三者が税制の優遇措置等の評価をしようやということになっ……
○西村委員 当法務委員会が連続して基本法に関する審議をしておるわけでございます。前のときは中間法人法、これは民法三十四条の公益法人の設立原則に関することでございました。このたびはまた商法という基本法の改正でございまして、これも定款の絶対的記載事項を変更さすというような内容を含んでおります。 そこで、この質問の入り口で私が奇異に感じていることを申し上げてから、具体的な質問に入りたいんです。 民法という基本法の審議に当たっては、民法三十四条、公益法人は、一般的禁止、個別的禁止解除、つまり、許可制によって設立するというのは、時代の趨勢においてもう改正すべき必要があるのではないかと申し上げたときに……
○西村委員 自由党の西村です。 私は、この商法二百十条の基本的なものに関する改正の審議が緊急経済対策というレッテルのもとでされるのは少々不満でありますけれども、本来、自己株式取得は自由な領域にあると考えております。したがって、ここは法案審議ですから、熊野参考人が自己株式取得は本質に反するという立論のもとに論旨を展開されていることについては、やはり本質に反するということに御質問せずして法案審議は論理的にないと思うので、ここで御質問させていただきます。 その本質というのは何だろうかと、先ほどのお話以降考えてきました。自己株式は、自分が自分に対する権利である、だから自分のものだ、金を渡して購入し……
○西村委員 今、情報公開と文書提出命令の関係については佐々木委員が詳しくされましたので、御質問の通告をさせていただいているところからは外して、今、大臣が答弁された部分から入っていきたいと思います。 今、大臣は、民事訴訟において刑事記録は広範に利用されている、したがって、佐々木委員が修正案として提示されたものに対して、利用状況を勘案しということを申されたわけです。ところが、この文書提出命令は、刑事記録は一般的に民事訴訟において公開禁止だということになっておるわけです。今まで、この大臣の答弁がなければ、いささか民事訴訟の実態とこの文書提出命令の条文の趣旨は矛盾するなということで済んでおりましたけ……
○西村委員 佐藤先生、御足労いただきましてありがとうございます。 実は、御無礼なことなんですが、昨日質問通告をいたしまして、私は、憲法学者であられる先生に憲法のこともと申し上げましたら、当局から、それは審議会会長としての意見は出てこず個人の意見をお述べになるということでありますから、この場ではいかがなものかという御意見をいただきまして、それもそうだなと。 憲法学者としての先生からは後日お教えを受けるとして、本日は、法務大臣また法務当局に御質問させていただいて、御無礼ですが、時間があればその感想を承れれば幸いでございます。 さて、質問に入ってまいりますけれども、司法制度の改革は、結局、法の……
○西村委員 おはようございます。 今のお話の保安処分については、我々も、昭和五十六年に法務省が発表されたことをも踏まえて検討してみたいと思いますので、後日また質問の機会があろうかと思います。 本件、刑法の一部を改正する法律案でございますが、速やかなる成立と、そして法適用による犯罪の防止、鎮圧等を期待しております。したがって、この法案に関してとりたてて質問ということはないのでございますが、私の世代でいえば、同世代の人に失礼なのですが、電磁的記録というのは何かというのがどうもわからない。例えば本件の刑法で電磁的記録というのは、例えばこのノートの、ここにあるバーコードの記録等は電磁的記録というこ……
○西村委員 西村ですが、本日、五十五分間よろしくお願いいたします。 総論的な観点から御質問させていただくべく質問を事前に提出させていただいておりますが、現在も進行中の、米原子力潜水艦との我が国高校生が乗船する船の事故に関して、一言防衛庁長官と官房長官に御質問させていただきます。 この一報を聞きまして、またその後マスコミ報道で私が認識したことは、また我が国に責任の所在が空白である、または責任者が何を考えているかわからないという時間が生まれてしまった、これは梶山先生がおられればすぐわかる言葉なんですが、死節時が生じたなという感じがいたします。 私は、森総理大臣が十八番ホールまでゴルフをされて……
○西村委員 本年も、お国のために気を引き締めて、よろしくお願い申し上げます。 自由党の西村でございますが、私は、本件東シナ海の不審船事例における我が国の対応は、国際法上全く正当であり、周辺諸国から何ら非をあげつらわれるものではないというふうに思っております。その前提で、しかし、国内においては、我が国の特殊な歴史上、議論すべきものが多い、したがって、その点について議論するということでございます。 さて、海上保安庁とは何ぞやということでございますが、本件の事例は国境警備、警戒活動の領域にある事例でございまして、国際法上、分類はむしろ軍事的領域に入っておる。海上保安庁法二十五条は、この法律は、海……
○西村委員 二十分間御質問しますが、実は、今我が国の国民の一番の関心事は治安であろうかと思いますね。午前中は、夫婦別姓がどうかと、世論調査のことお詳しいのはよくわかりました。反対は理解を示していないというお考えもよくわかりましたけれども、法務大臣マターとしては今治安であろう。だから、日本国民の安全をいかに守るかという観点からは、ニューヨークでのテロで日本人が二十数名死んだということが真実なのかどうか、風聞によると二百五十名以上が実は死んでおるのではないか、領事館等々に日本人の身元の照会が絶無なのかあるのか、あるとすればその所在はわかったのか、そして実数何名の日本人が死んでおるのかということにつ……
○西村委員 自由党の西村でございます。 まず第一に、国家制度としての三権分立の原則から見る司法の任務の観点から、事務総長と久保井会長にお尋ねいたします。 言うまでもなく、三権分立における司法というものは、立法、行政とは利害関係なき第三者として離れた地位にありながら、根本規範によって行政及び立法の営為が合致しているのか否かを審査する任務を負っております。 現憲法上も、七十六条から八十一条までは、裁判の独立と裁判官の良心、そして最高裁判所が独自に規則を制定し得るという憲法上の権限を決めたものでございます。 その意味から申しまして、今回の法案は、司法改革の推進計画案の作成及び推進本部の本部長……
○西村委員 質問通知事項の二、三、四に限って簡潔に御質問いたしますので、お答えいただきますように。
まず、司法の目的であり、かつ機能する前提としては、真実の発見という使命がございます。この真実が発見されずに、その上に人権擁護また国民の信頼等のスローガンがいかに掲げられても、それは空虚でございます。この点についての大臣の認識をまずお伺いいたします。
【次の発言】 それは、この法案にうたう社会の変化がいかに激しかろうとも変わらない司法の原点だと思いますし、今大臣のお答えもその線であったと認識させていただいて、次に進みます。
したがって、司法制度のこのたびの改革のスタートは、真実の発見という使命……
○西村委員 局長から実務的、また理論的な御答弁をいただくことを前提にして御質問しますので、大臣、副大臣、私の質問で拘束される必要はないというふうに御承知おきください。 さて、このたびの商法の法改正は、我々学生時代商法を学んだ者から見ると、基本法であって、基本法の改正だと思いますが、実は、グローバル化する国際金融情勢の中で、日本もいよいよ直接金融の領域を商法の世界でも開いていこうとする戦略的な流れの中にあるということを承知しておりますが、個々の問題について、これからお聞きしていきたいと思います。 まず、種類株式制度、この議決権制限株式等の発行をできることになるということでございますが、議決権……
○西村委員 自由党の西村でございます。 被害者の会の会長をされております井手参考人が述べられたことの中に、全体としての今回の刑法改正の中で、刑の免除規定というものがあるゆえをもって交通事故を許容することになる、そしてまた、アフガンの難民のように被害者が見捨てられることになるという御認識を述べられて、ある意味では、ここで審議している我々、また法案を出した法務省にとっては、非常に残念なことであります。 毎年百万件以上近く起こる交通事故の加害者側、運転者側として事故に関与した者についてすべて刑罰を科するということ、それによって果たして被害者が見捨てられないことになるのか。私は、そういうふうな社会……
○西村委員 先ほどのお話を聞いておりましたら、いろいろなこともしゃべりたいように思いますけれども、限られた時間ですからきょうは法案に関してのみ御質問させていただきます。 さて、この裁判官の育児休業の法案なんですけれども、ではその裁判官とは何ぞやということになりますと、これは結局、司法の権威をある意味では究極において支える、これはもう裁判官の識見でしかないわけですね。先ほど、普通の人のような感覚というふうなお話も聞いておりましたけれども、実はこの司法の権威というのは、普通の人を裁く立場にあるわけですから、単に普通の人と同じようにということでは裁判官の最終的な職務は果たせないんだろうと思います。……
○西村委員 自由党の西村です。
本法案に関しては、一歩前進であり、我が党は賛成しております。この時間をいただいて、出入国管理の問題、いかにあるべきかの問題意識の前提としての国内の治安の問題、これに中心を当てて、現状から始まって、政府の認識をお伺いしたい、このように思います。
まず、我が国の治安状況でございますけれども、犯罪発生件数、検挙率、これの推移、増減、傾向ですね、そして外国人犯罪数の推移、増加傾向にあるのか否か、外国人犯罪者の国別集計等について一度御説明いただきます。
【次の発言】 犯罪外国人について述べていただきました。
犯罪の検挙率についてはどうですか。
○西村委員 三十分、朝銀の問題を中心にして御質問いたします。 現在は、複雑な行政事務がある時代でございまして、その一つ一つをとれば、日常的に相当法条を適用して処理すべきという事例の集積に見えますけれども、それらを総合して全体としての流れを見た場合に、非常に反社会的な不都合な結果が全体として招来されている、こういう事例はあり得べき時代だと思います。経済理論で言う合成の誤謬という問題を出すまでもなく、例えば、全く関係のない会社、法人等々がいろいろな手続をしておりますけれども、その中のかすかなつながりを総合して、そのコネクション、ネットワークを把握して考えますと、大きなマネーロンダリングのからくり……
○西村委員 有本さん、先ほど、気持ちを聞かせてほしい、どういう思いで過ごしておるのかと言われました。実は、私も同感なんです。家族の皆さんを初め、娘また息子が行方不明になって、何が起こったのかわからなくて、孤立無援でうろうろして、そして北朝鮮にいる、また拉致されたということがわかって愕然とする。そこで政府を頼る、日本国政府。そして、この国の政治をもって子供たちが助かることを願うわけです。そのときに、何を考えていたのかわからないような壁が皆さんの前に立ちふさがっている。私も、だれに聞いたらわかるのかと先ほどの発言を聞いて思っていましたけれども、これだけは言える。我が国のこの政治、この政府において、……
○西村委員 自由党の西村でございます。 これから、大臣の所信表明をお聞きして、その所信表明に直接的、具体的には触れられなかった部分について、重要と思われる箇所について、若干の項目、質問させていただきます。 まず、法務行政の基本的使命は、法秩序の維持と国民の権利の保全を通して国民生活の安定と向上を図ることであるというふうな根本の原則を申し述べられたのでお伺いいたしますが、平時におけるこの法秩序を維持しながら、それが国民生活の安定につながるというふうな状態の場合もありますけれども、平時の状態が何らかの理由で破れて、非常時にはこの法制度が機能しない、または、平時の法制度を維持しておればこの事態に……
○西村委員 前回に引き続き、我が国治安上重要な問題と思われるJR東労組内の革マル派浸透問題について質問いたします。 松崎明JR東労組顧問は、サンデー毎日誌上で、みずからが革マル派をつくった一人と自認しているところ、このたび、毎日新聞社発行の「鬼の咆哮」というみずからの著書の中で、第八章「愚かな民よ 何が正しいかを知れ」という項目の百三十ページで、今私が問題、質問の主題としている革マル派の浸透について、公安調査庁は、「もはや「無用の長物」として潰れかかっている」、「官僚の側からすれば、整理縮小は困る。ポストがなくなる。だから、裏でいろいろ画策したり、様々なでっち上げ工作をする。例えば「JR東労……
○西村委員 引き続き、御質問いたします。
前回、拉致の問題についての質問に対する御答弁は、これは政府全体として真剣に取り組まねばならない、現在、副大臣を中心としたプロジェクトチームができて、そこに法務副大臣も参加している、適切に対処すべくスタートをしておるという趣旨の御答弁をいただいております。したがって、大まかなところ、政府全体として取り組まねばならないこの拉致日本人の救出問題に関して、具体的に法務省として何を進めようと考えておられるのかということを大臣にまずお聞きしたいと存じます。
【次の発言】 そこで、横内副大臣が参加しておられるので、可能な限りお伺いしたいんですけれども、このプロジェ……
○西村委員 重複を避けまして御質問させていただきますが、北野参考人と児玉参考人に御質問をさせていただきます。
まず、今回の法律をいかに位置づけるかという点に関しての基本的認識を両参考人にお伺いしたいんですが、私は、今回の立法は、現状の法曹人口の偏在という事態に適応したものであるが、あくまで臨時的、例外的措置であって、法曹養成の制度の本質から当然導かれるものではない、このように認識しておりますが、まず、基本的な認識について、北野先生、また児玉先生、いかがでございますか。
【次の発言】 私が臨時的、例外的と申し上げたのは、記録に残すという意味で、御両者がどういうふうにこの改正法を位置づけておられ……
○西村委員 政治家の倫理が昨今厳しく問われております。その観点から、さらに、政治家と法律家、とりわけ法律家のうちで、その政治家の倫理を問う側の法律家である検察に職業倫理がなければすべての社会の信頼関係は崩壊するという観点から、一昨日行われた加藤紘一氏の参考人質疑で一端があらわれました検察と加藤紘一氏の関係について、事実関係をこれから確かめていきたいと存じます。 まず、元検察官であり、加藤紘一氏がさきの参考人質疑で、今は自分の顧問弁護士である、そしてこの顧問弁護士は、自分が中学生、彼が大学生のときから知っておって、なぜ知っておったかといえば、彼は自分の兄と生年が一緒で、大学も同級生で、司法修習……
○西村委員 基本的なことについて、質問予定事項に従って御質問させていただきます。 大臣及び法務当局に御質問させていただきますけれども、まず冒頭、本改正案は商法の機構についての改正でありまして、これが商法の法理論上出てきたというよりも、むしろ国際的な社会経済情勢にかんがみて、かようにしなければ我が国の会社活動が国際的に通用しなくなるというよりも、国際競争に伍していけないという問題意識から生まれてきたと思うんですが、この委員会等設置会社の制度を設けることは、現下の国際的な社会経済状況にかんがみて、具体的な理由、背景というのはどういうことでありましょうか、御答弁いただきたいと思います。
○西村委員 よろしくお願いいたします。 まず、江頭参考人に理論上のことをちょっとお聞きいたしますが、先ほど先生は、本件改正は会社のガバナンス上の選択の幅を広げたとおっしゃいました。しかしながら、委員会等設置会社においては、四委員会、これは指名委員会、報酬委員会、監査委員会、執行役、この四つがセットになって初めて導入可能なんですね。 また、先ほど高橋参考人が御説明いただいた分野なんですが、監査委員会を導入すれば監査役との併存を許さないということも本件の改正でございます。 これは、理論上セットでなければならない、また監査委員会が導入されれば監査役は理論上要らないということなのか。それとも、理……
○西村委員 商法は、本来自由な領域にございますから、要点のみ聞いておこうと思います。 前回、会社の機関という構造問題が改正法の主眼でありますので、この部分についてお聞きしましたが、本日はそれ以外の点についてお聞きしたいと存じます。 まず、大臣の提案理由説明によれば、従来の変態設立事項としての現物出資等の際の検査役の制度、これにかわるものとして弁護士等の専門家による財産の価格の証明制度を拡充する方向に改正するということでございますけれども、この拡充の意味についてお伺いするとともに、次に、なぜこの拡充を行うこととしたのか、この理由について重ねてお伺いいたします。
○西村委員 これは法務当局にお答えいただくのが適当だと思います。 以下、本案についての少々技術的なことをお聞きします。 まず、第二条に関しまして、「情を知って、」という文言が冒頭にございますが、この文言がなくても、条文は故意犯を処罰の対象としているということが明らかになるのでございます。この「情を知って、」の文言なき構成要件の上に「情を知って、」という文言を加えることによって以下の構成要件を何か限定する意味を有するのか、また、限定するとすれば、通常の故意犯の何を限定するのか、また、限定しないとすれば、この「情を知って、」ということを入れたことによって、拡大するのか、どういう機能があるのか、……
○西村委員 審議されている本案を中心にして、周辺事情も含め質問させていただきます。 現在はまだ牧歌的な感じがいたしますけれども、確実に犯罪数は増加しておりますし、凶悪犯罪数が増加しておる、それに対応して検挙率が維持されているかといえば検挙率が維持されていない。こういうふうな、ある意味じゃもうあと一つの段階を超えれば治安の崩壊かと思われるような、例えば新宿の歌舞伎町のあの状況が全東京の範囲に広がるというふうな感じがいたさぬでもないのです。 こういうふうな問題意識を持って、前提として数字をお聞きしたいと思いますが、現在、少年院や刑務所、そこに収容されている人の数、男女別や年齢別、それからそれが……
○西村委員 自由党の西村です。
これから法案について少々と他の問題について、三十分おつき合いいただきますようにお願い申し上げます。
まず、当局から受入移送、送出移送の見込み人数をお聞きしようかなと思っておったんですが、人数が法案の参考資料の中に出ております。出ておりますから、この中で、この条約及びこの法案の恩恵を受けない十四歳以下の少年が外国でどれほど拘留、拘禁されておるかということがわかりましたら、それだけで結構でございますから、冒頭、そのことについてお伺いいたします。
【次の発言】 我が国においては、十四歳以下の少年が外国で拘留されておる場合にも、この法の趣旨を生かして日本の本国の方に……
○西村委員 自由党の西村でございます。 夫婦別姓に関してですが、この場は、やはり法務大臣としての考えを述べる場だ、党内の部会での御意見を述べていただく場ではないのだろうと思いますね。それから、大臣がよく夫婦別姓について、世論調査等の結果を踏まえて、理解が深まってきたと。しかし先ほどの答弁では、説得は困難だろうとおっしゃいましたですね。理解が深まってきたというのは、理解していない人間は、知性があれば当然そうなるのに知性が足らないのでいまだ理解できない、こういう前提で申されているんです。私は、夫婦別姓は日本ではすべきではないという考えを持っておりますが、夫婦別姓を推進するという方の考えは理解して……
○西村委員 本日は全般的なことをお聞きいたしますが、民主党が案を出されておりますので、まず民主党の案について、若干の御答弁をいただきたいと存じます。 民主党の案の趣旨説明、配られた資料ですが、「今回の池田小学校事件の犯人が、過去に軽微な犯罪行為を繰り返していたときに、きちんとした精神鑑定を受けていたならば、その時点で何らかの刑事処分がなされることによって、今回のような重大な犯罪は防ぎ得たでしょう。」というふうな趣旨説明の中の文章がございます。 私もそういうふうな思いを持って、痛恨な思いを持ってあの事件を眺めている者の一人ですけれども、民主党は、本案を提出した以上、現状を放置してはだめなのだ……
○西村委員 御苦労さまでございます。 まず、拉致の問題からお聞きしますが、昨日クアラルンプールでは、北朝鮮側は、拉致問題は終わった、つまり、五名生存、八名死亡ということで結果が出て、謝罪もあって終わったんだという認識を示しました。 実は、この北朝鮮の認識と我が日本の認識が共通していた期間があったと私は判断しております。それは、九月十七日午前十時ごろから翌九月十八日にかけてでございます。この共通の認識が日本側の錯誤に基づくものであるならば、これは我が国外交の脆弱性を示して余りあるものでございまして、どういう脆弱性かといえば、今まで貴族的な優雅なマナーで食事をすることしか知らなかった者が、なら……
○西村委員 まず警察当局にお尋ねして、その後官房長官にお尋ねいたしますので、よろしくお願いします。 警察当局はつとに、JR東労組に過激派である革マルが浸透しているという事実を突きとめられた上、重大な関心を持って注視、また対応をされてきたところでありますが、まことに我々の問題意識も、国民輸送の大動脈、基幹産業であるJR東の中に過激派である革マルが浸透していることは、国政上も治安上も見逃し得ない、見過ごすことができないという問題意識を持っておりました。 このたびマスコミに報道されたところによりますと、概略、JR東労組の幹部らが、組合の指示を拒否した組合員を無理やり退職させたとして、警視庁公安部……
○西村委員 初めに局長から技術的な概略をお答えいただきまして、大臣から、今も議論にありましたけれども、これからのIT社会における犯罪と社会問題に対するあり方というのをお聞きしたいと思います。 古物商ということの名前でありますが、文字どおり古物蒼然、古色蒼然とした店舗で古物を売っているというイメージでこの法律の名前もつくられておるわけですが、最近はインターネットで古物商を営むという場合が多い。名前と最先端のインターネット利用という実態とは合わないわけでございますけれども、この改正について、ホームページを利用して取引する古物商に対して、そのホームページ上に氏名または名称、許可証番号等を表示するこ……
○西村委員 どうも、よろしくお願いします。 午前中の大臣の御答弁、非常に好感が持てまして、率直におっしゃっておられる。私、これからある意味では書生論を大臣とさせていただきたい。 見えにくい特区構想であります、どれだけの経済効果なのか、きちっとは今答えられないのが恐縮であるけれども、一挙にやれない以上は徐々にやるんだ、特区で風穴をあけ、成功例を飛び火させていくんだと。これはよくわかっております。その上で、私は、根本に返りまして、この法案の前提の議論をいたしたいなと思うわけですね。 と申しますのは、本法案のいろいろな特区ができていくという前提での日本国のあり方を見るときに、ある意味では合成の……
○西村委員 西村でございます。 特区の問題、特別区の問題は、つまり規制を我々はどうするのかという問題でありまして、もちろん規制を担当するのは、先ほどの質問でも、極めて細かいことも含めて答弁を担当しておるのは行政機関であったという点から、行政機関の問題であります。 さて、その行政機関の実態とは何かということを端的に示す事例が二つありまして、それを挙げて冒頭質問させていただきますが、この行政機関が、やることはやらずに、やらなくてもいいことで頑張っていれば、規制を緩和するとか緩和しないとかいう議論以前に、我が国は少々いびつな国になるわけであります。 さて、李登輝前台湾総統が日本に入国するか入国……
○西村委員 自由党の西村でございます。よろしくお願いいたします。 本日の各参考人の御意見の中で一番印象に残ったのが、宮内参考人の、総理が言っても事務が動かない、福祉、農業は一歩動いた、医療、教育はゼロ回答であった、遅々として進んでいるという言葉でございましたけれども、これはある意味では異常性を示しておるのでありまして、革命前のアンシャンレジームを表現されたと言ってもいいわけでございます。 経営者の観点から、このような組織にあって、このような組織にお伺いを立てておれば会社はつぶれるということをお考えになれば、今回のこの法案の出来るプロセスは、相談すべきでない相手に相談して回答を得た上で作成し……
○西村委員 自由党の西村でございます。 質問の順番をちょっと変えて、六番の方に申しておった質問から始めます。 先ほどの大畠議員も冒頭に大臣の熱意を評価しておられまして、私も評価しております。しかしながら、方向がゾーンから外れておれば、熱意を持ってバットを振っても大いなるファウルになるわけであります。私ども、やはり大臣に熱意を持ってホームランゾーンに打ち込んでいただきたい、その立場から質問させていただきます。 まず、我々が熱意を持って決断する以上、ホームランゾーンにボールをぶち込むべきだという思いで出した法案がございまして、第百五十三回国会に民間の事業活動の規制の廃止等に関する法律案という……
○西村委員 自由党の西村でございます。 先ほどから、財政、金融に話題が、当然ながら、世上、集中するわけでございますが、それを前提にして、私の観点から総理にお答えいただきたいと存じます。 税を納める国民がなければ国家の財政が成り立つはずがない、これは自明のことでありまして、税を納める国民がなければ規制緩和も経済活性化もないわけでございます。したがって、伝統をたっとんで教育を正して盛んにすれば、国家、郷里を愛するよき納税者が育つ、国家、郷里を愛するよき納税者が多く育てば、将来の国家財政は安泰となる。この論に総理は御賛同いただけるかどうか、お答えをお願いします。
○西村委員 自由党の西村です。概観的、概略的な質問をいたします。 高度情報通信社会というものの進展が本審議法案の背景にあるということでございますから、情報というものを扱う立法上の全体構想は何かといえば、情報には、個人の情報があります。今、個人の情報をやっておる。それから、国家の情報がございますね。それで、国家の情報をいかに保護するかという視点が抜けたまま、個人の情報の保護を今やっているということは押さえられると思います。 それから、情報の管理という観点からは、これは情報の公開というものがある。そして、情報の保持、保護という二つの管理がある。それにいかに整合性をとるかというこの議論も、個人情……
○西村委員 あらかじめ申し上げた質問事項に従って質問いたしますが、十二時からの十五分については男女共同参画社会関連の質問といたします。 では、お願いいたしますが、私は、旧正田邸解体問題に関しては強い問題意識を持っておりますので、これについて再度質問いたします。 この旧正田邸は国有財産である、相続税の物納を受けた国有財産である、これは公知の事実であって、この前提で行政は解体を決定して、実際に解体工事を開始したわけでありますが、現に私がここでこの国有財産の管理に関して質問をしているので明らかなように、これは官房長官、政治の問題である。国会で審議してもいい問題であり、むしろ審議すべき問題の中に入……
○西村委員 自由党の西村です。 大臣の担当で、今の法案とは違う分野のことについてから質問を始めたいと思いますが、まず、北朝鮮の日本人拉致について、アメリカの、これはアーミテージそれからモリアティ、国防、国務両省の幹部ですからアメリカ政府の見解と言ってもいいんですが、これは明確にテロであると言っているわけですね。核の問題と同等に処理しなければならないテロであると。 さて、我が国の川口外務大臣は、テロの定義はない、したがってテロであると言いにくい、法的に詰めていくと難しいと言って、テロであるかどうかの言明は避けておるわけですな。 しかし、そもそもテロかテロでないかという問題は、定義があって言……
○西村委員 自由党の西村でございます。 基本的なことから御質問いたしますが、私は、この基本法案に大いに不満がございます。なぜなら、国の責務は定めておりますが、それがいかによって立つ、いかなる原因によって国の責務が発生するのかという根本の問題をあやふやにしているからであります。 すなわち、我が国においては国の責務は、国民が安全に生活することができるという基本的権利が存在するので国の責務が生ずるわけでございます。封建時代の民のように、お上の恩寵のもとに安全に生活させてもらえる臣民ではなくて、国民が基本的に安全に生活できる権利を有しているので国の責務が生ずるわけであります。我が国においては常にこ……
○西村委員 この安全基本法を前提にして、文字どおり基本法でありますから、これを土台にして、いかに食品の安全を構想し、それを具現化していくか、この観点から三問ぐらいを御質問したいと思います。 我々は、食がなければ生きられないわけでありますから、安全な食をいかに確保するかということは、我が国家生き残りの戦略どころか、人類生き残りの戦略であります。したがって、この基本法制定の機会に、生物化学知識そして技術を結集した、食の安全を研究する研究機関というものが今各所にあるでしょうが、それを総合して設立するというふうな発想があってもいいんではないかなと思いますね。 これは、自然食品ということが付加価値が……
○西村委員 今の質問が、最後には大臣のリーダーシップに期待して終わっておりますので、私自身は、一方的な意見の表明を、大臣の中に残ることを期待して、冒頭始めます。これは質問ではありません。 今の我が国の政治の救いがたい無能さをあらわしているのは、今の時間のこの国会の状況です。第一委員室では個人情報保護法をやっている。したがって、私もこの質問時間を短縮して向こうに行くわけですが、質問する気にもなれない。 なぜなら、国家が個人情報を保護する、そして向こうはセクション同士やっておるんですから、官僚さんはいい起案をしておるわけでしょう。しかし、国家の持つ情報を、個人情報を含めてすべてこっそり盗まれた……
○西村委員 今のお話のついで、続きなんですが、犯罪情勢は悪化の一途をたどっておる。それは、犯罪率の増加、犯罪件数の増加、外国人犯罪の急増、それと検挙率の低落という要因を総合すれば、悪化の一途をたどっておるということですね。 それで、局長にお聞きしたいんですが、日本における犯罪者集団、暴力団、極左過激派、革マルは武器アジトが警察に摘発されておりますが、また、オウム真理教がどういう武器を保有しようとしておったのか、生物化学兵器を含む武器を保有しようとしておったのか、これは明らかになったことでありますが。現在、我が国の犯罪者、つまり一般国民でない、かたぎの国民以外の者はどの程度の武器を保有しておる……
○西村委員 法案審査に入る前に、大臣は防災対策の大臣でございますからちょっとお聞きしたいと存じます。 と申しますのは、我が国では、ミサイルが我が国に落ちればこれは災害対策で対処するんだと言った閣僚もおられるわけですね。この瞬間、我が国の災害対策と国防というのはどういう関係になっているんだと。私は、ミサイルが我が国に落ちる前から防衛出動だと思っておったのでびっくりしたわけですね。国家が対処できるのか、どこを鴻池大臣は担当されておるのかわからなくなってくると。 それと同時に、もう一つ問題がある。予告された災害というのが近づきつつある。今、東京電力の原子炉は一つしか動いておりません。この夏、猛暑……
○西村委員 大臣がおろうがおるまいがの質問になりまして、変則的な委員会になりますが、委員長にお許しをいただいて、しかし、答弁される方はそれぞれ実務の中枢の方々でございますから、実りある答弁を期待して質問させていただきます。 さて、日本人拉致問題のとらえ方でございますが、昨年十月十五日に我が国に五名の方が帰国されました。この五名の方をいかに我々が見るか。一つの視点としては、二十数年異国で生活し、突然日本に帰って生活し、そして生計を支えねばならない、こういう観点はもちろんございますが、もう一つ、この行方不明、拉致被害者の特異な点は、彼、彼女が謀略の中にあるという観点から支援をしなければならないと……
○西村委員 自由党の西村です。 自由党は、この法案の提出者にはなっておりません。根本的な問題で法に対する姿勢が少し他党と違うのかなと思うからでございます。やはり法万能主義といいますか、基本法をつくればそのとおりになるんだと。しかし、現実は、決して法をつくれば法のとおりになるわけではありません。 阿藤参考人が言われたように、子供は労働力であった、家業を継ぐ者であった、家名を継ぐ者であった江戸時代の農耕社会、これが全然違ってきておるのが人口構成の変化にあらわれているとするならば、基本法をつくったからこれが改まるわけではない。それは、例えば現在の社会状況でも多くの人が子育てが負担だと思っておるな……
○西村委員 大臣がおられますので、まず冒頭に大臣から。 本法案提出者が協議して、修正の文言を入れられた。その文言は、法案前文における「結婚や出産は個人の決定に基づくもの」ということでございます。 この法案は成立するでしょうが、成立すれば、内閣府の所掌の中にあるということでございます。したがって、ここで大臣にお聞きしておかねばならないのは、「出産は個人の決定に基づく」ということでありますが、妊娠するか妊娠しないかは個人の自由にゆだねられている、これはいいんですが、妊娠した女性がその胎児を出産するか出産しないか、これも個人の自由な決定の中に置かれることなのかどうか、これについて大臣はどのように……
○西村委員 自由党の西村ですが、基本的なことをお聞きいたします。
この前文に言う、少子化が人口構造にひずみを生じさせて、国民生活に深刻かつ多大な影響をもたらす、我らは、紛れもなく、有史以来の未曾有の事態に直面しているというこのくだりですね、これは、具体的にどういう事態が未曾有の事態なんだろうかということについて、いま一度説明していただけますか。
【次の発言】 今先生御説明なさったことは、社会の不可逆的変化、収入がふえる、高学歴化する、男女がともに働き始める、この不可逆的変化だと思うんですね、これが「未曾有の事態」というふうな法案の言葉になっている事態を現出している。そして、今の御説明の範囲か……
○西村委員 自由党の西村です。 御苦労さまでございました。二つほど、質問というよりも会話をしたいと思います。 今の御質問とも関連するんですが、なぜ四月二十九日が我が国においては祝日として今も残っておるのか。国民は、今もこの祝日、四月二十九日が祝日であることに何ら疑問を抱いていないということ。これはなぜかといえば、昭和天皇崩御の後、この四月二十九日という昭和天皇の誕生日を祝日として国民に定着したこの日を、なおも祝日として残したいという国民の、我々の願いがあった。これ以外に根拠はないわけですな、これ以外に。四月二十九日が祝日である、現在もあるというのは、これ以外に根拠はないわけです。 そこで……
○西村委員 よろしくお願いします。
まず、拉致問題から御質問いたしますが、総理大臣は、拉致問題の解決なくして日朝国交正常化なし、つまり、拉致問題は、国同士の国交を樹立するか否かに関して重大な影響を与える問題である、こういうふうに述べられたわけであります。ということは、拉致問題こそ、我が国家の主権を侵害し、日本国民の人権をじゅうりんする重大なテロ行為であった、こういう認識で政府は立たれておるのかどうか、官房長官にお伺いします。
【次の発言】 北朝鮮による日本人拉致は、国家の主権を侵害し、日本国民の人権をじゅうりんする重大なテロ行為である、この認識でよろしいでしょうか。
○西村委員 十五分ですので、端的にお伺いします。 旧正田邸に関してのことであります。 旧正田邸は国有財産であり、私がこの国会で現に質問していることから明らかなように、その管理、処分は政治の領域にかかわるものであります。しかるに、この国有財産に関して、何ら管理及び処分をする権限のない宮内庁においては、皇后陛下がこの解体を望まれているということを殊さら公表し、国会議員に告げ回り、果ては保存運動をしている責任者に架電して、皇后陛下が迷惑されておる、皇后様のお言葉です、運動をやめなさい、皇后様のお気持ちがわからないのですか等々を申し向け、保存運動をやめさせてこの建物を解体しようとしておったわけであ……
○西村(真)委員 「ラストサムライ」という映画、今質問にありました。非常にいい映画です。見ましたか。見ていなかったら、ぜひ見てください。 今の御議論を聞いておって、ちょっとひっかかるところは、江戸時代にあった、おだてともっこには乗りたかねえという江戸っ子のあの短歌、ちょっと思い出しました。というのは、私から見て、余り、国連の人が褒めるからといって有頂天になっては危ないなと思うからですね。おだてともっこには乗りたかねえ。 さて、法案の審議の時間ですが、法案を支える根本の防衛思想、つまり、現在日本の国内の状況に対する認識、これについて素朴な議論をしたい、このように思っております。 と申します……
○西村(真)委員 民主党の西村です。 平松先生に、先ほど、尖閣方面に軍が出てくれば簡単だと言われましたけれども、ゲリラ戦から発達した中国軍というのは、便衣兵というものがあって、軍人であると思えば服を脱いで平服になる、平服だと思うていたら軍服を着る、こういうことですから、我々日本は、歴史的にその便衣兵的戦法の相手になって知り尽くしているわけですから、平服を着ておってもかの行動は軍事行動と断定するという前提で、海洋調査船及びのこのこ上がってくる民間人と見られる人たちを軍事行動として明確に対処すれば、かの行動はとまるのではないか。それを例えば、こちらが海洋調査船を軍事行動と断定して、海上自衛隊が臨……
○西村委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担わせていただくことになりました西村真悟でございます。 我が国は、その自然的条件から、地震、台風、豪雨、火山噴火等の災害を受けやすい国土であります。 とりわけ今年は、たび重なる台風の上陸や浅間山の噴火により、甚大な被害をもたらしております。 このような中、国民の生命財産を守るために本委員会の果たす役割はまことに重要なものでございます。 委員各位の御支援と御協力を賜りまして、公正かつ円滑なる委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○西村委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの平成十六年台風第二十二号及び第二十三号並びに平成十六年新潟県中越地震により、多数の方々がお亡くなりになりました。心から哀悼の意を表します。また、現在行方不明となっている方々が一刻も早く救出されますようお祈り申し上げますとともに、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
これより、お亡くなりになられた方々に対し、謹んで黙祷をささげたいと思います。
全員御起立をお願いいたします。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
○西村委員長 これより会議を開きます。
この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
平成十六年台風第二十三号による被害状況等調査のため、兵庫県に委員を派遣することとし、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、派遣委員の人選、派遣期間等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前……
○西村委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 この際、去る十月二十九日、平成十六年台風第二十三号による被害状況等調査のため、兵庫県に、また、去る十一月一日、平成十六年新潟県中越地震による被害状況等調査のため、新潟県に、それぞれ委員派遣を行いましたので、派遣委員を代表いたしまして、私から調査の概要について御報告申し上げます。 初めに、兵庫県への派遣についてでありますが、派遣委員は、自由民主党の佐藤剛男君、斉藤斗志二君、福井照君、民主党・無所属クラブの小平忠正君、小林憲司君、松原仁君、公明党の石田祝稔君、日本共産党の高橋千鶴子君、そして私、西村真悟の九名……
○西村委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官柴田高博君、総務省自治財政局長瀧野欣彌君、総務省総合通信基盤局電気通信事業部長江嵜正邦君、財務省主計局次長勝栄二郎君、厚生労働省大臣官房審議官岡島敦子君、厚生労働省大臣官房審議官新島良夫君、厚生労働省医政局長岩尾總一郎君、厚生労働省健康局長田中慶司君、厚生労働省社会・援護局長小島比登志君、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、農林水産省農村振興局長川村秀三郎君、林野庁長官前田直登君、水産庁長官田原文夫君、国土交通……
○西村委員長 これより会議を開きます。
仙谷由人君外五名提出、被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。福井照君。
【次の発言】 次に、津川祥吾君。
【次の発言】 次に、塩川鉄也君。
【次の発言】 次回は、明三日金曜日午前十一時理事会、午前十一時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十四分散会
○西村委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、当委員会に参考のため送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、地震防災対策強化地域に対する国の財政上の支援に関する陳情書外五十一件外六件、豪雨災害対策に関する意見書外六十九件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件につきましてお諮りいたします。
まず、仙谷由人君外五名提出、被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をするに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立少数。よって、本案は、議長に対し、閉会中審査の申し出をしな……
○西村(真)委員 まず冒頭、先日、奈良で幼い女の子が殺害されて、その写真が犯人から母親のもとに届くという極めて残酷な事件がありました。政府の御努力はわかりますが、次から次と向こうが提供するものを、お骨であれ写真であれ持ち帰ってきて、これが現在、家族に残酷な心理的影響を、負担を、また圧迫を与えているという事実は何を意味しておるのかということについて、これから質問させていただきます。 冒頭、本質的な部分についてお聞きいたしますが、北朝鮮に対する政府の姿勢の原則は、小泉総理大臣が拉致問題の解決なくして国交正常化なし、国交の樹立はないというドクトリンを発表されておりますが、政府の姿勢はこのとおり現在……
○西村委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙により、引き続き委員長の重責を担うことになりました西村真悟でございます。 昨年、我が国においては、たび重なる台風の上陸や新潟県中越地震の発生などにより、多くのとうとい人命や財産が奪われ、その傷跡はいまだ深く残っております。 さらに、国外におきましても、昨年末のスマトラ沖大地震とそれにより発生した津波によって、我が国を含む世界じゅうの多くの方々が深刻な被害を受けました。 また、本年は、我が国に甚大な被害をもたらした阪神・淡路大震災から十年になるとともに、三宅島への帰島が実現される年となります。 こうした状況のも……
○西村委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
平成十七年度における災害対策の施策について、防災担当大臣から発言を求められておりますので、これを許します。村田防災担当大臣。
【次の発言】 引き続き、平成十七年度における防災関係予算の概要につきまして、政府から説明を聴取いたします。林田内閣府副大臣。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時七分散会
○西村委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官柴田高博君、総務省大臣官房審議官岡本保君、消防庁次長東尾正君、厚生労働省社会・援護局長小島比登志君、水産庁漁港漁場整備部長田中潤兒君、中小企業庁事業環境部長鈴木正徳君、国土交通省都市・地域整備局下水道部長谷戸善彦君、国土交通省河川局長清治真人君、国土交通省道路局長谷口博昭君、国土交通省住宅局長山本繁太郎君及び気象庁長官長坂昂一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○西村委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、先般来理事会等で御協議を願っておりましたが、協議が調いましたので、お手元に配付いたしましたとおり委員長において起草案を作成いたしました。 本起草案の趣旨及び主な内容につきまして、委員長から御説明申し上げます。 地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律は、昭和五十五年五月に災害対策特別委員会提出によ……
○西村委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
この際、福岡県西方沖を震源とする地震について、政府から説明を聴取いたします。村田防災担当大臣。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
福岡県西方沖を震源とする地震による被害状況等調査のため、福岡県に委員を派遣することとし、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、派遣委員の人選、派遣期間等につきましては、委員長に御一任……
○西村委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 本日は、特に福岡県西方沖を震源とする地震による被害状況等について調査を進めます。 この際、去る三月三十日、福岡県西方沖を震源とする地震による被害状況等調査のため、福岡県に委員派遣を行いましたので、派遣委員を代表いたしまして、私から調査の概要について御報告申し上げます。 派遣委員は、自由民主党の佐藤剛男君、斉藤斗志二君、福井照君、三ッ林隆志君、民主党・無所属クラブの小平忠正君、小林憲司君、松原仁君、公明党の石田祝稔君、日本共産党の石井郁子君、そして私、西村真悟の十名であります。 また、自由民主党の原田義……
○西村委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 本日は、特に三宅島噴火災害の復旧状況等について調査を進めます。 この際、去る四月十八日に実施いたしました三宅島噴火災害の復旧状況等調査につきまして、その概要を私から御報告申し上げます。 当日の視察委員は、自由民主党の佐藤剛男君、福井照君、三ッ林隆志君、竹本直一君、民主党・無所属クラブの小林憲司君、松原仁君、泉房穂君、公明党の白保台一君、日本共産党の高橋千鶴子君、そして私、西村真悟の十名であります。 御承知のとおり、三宅島火山活動に伴う有害な二酸化硫黄を含む火山ガスの放出により、島民の方々は、四年以上の……
○西村委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官堀内文隆君、内閣府政策統括官榊正剛君、警察庁警備局長瀬川勝久君、総務省総合通信基盤局電気通信事業部長江嵜正邦君、消防庁長官林省吾君、財務省大臣官房参事官林信光君、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、中小企業庁事業環境部長鈴木正徳君、国土交通省都市・地域整備局長柴田高博君、国土交通省河川局長清治真人君、国土交通省道路局長谷口博昭君、国土交通省住宅局長山本繁太郎君、国土交通省鉄道局長梅田春実君及び気象庁長官長坂昂……
○西村(真)委員 先ほど来の質問と関連いたしますけれども、この際、平成九年の時点で政府は拉致被害者を七件十名と公表しておるのでありますから、それ以来、警察が北朝鮮による拉致容疑事案として公表するに至る基準は何かということについてお伺いしておきたいと思います。 拉致容疑事実とは、刑法二百二十四条ないし二百二十六条の未成年者拐取から国外移送拐取などに至る犯罪の容疑事実のこととしてお聞きしておきます。今質問いたしました、当局にお聞きしますが、警察が北朝鮮による拉致容疑事案として公表する基準、認定する基準は何なのかということについて、改めてここでお伺いいたします。
○西村(真)委員 西村でございます。 時間もこういう時間ですし、私の予定質問と重複する質問もございましたので、重複で質問はいたしません。 その上で感想を申し上げますと、六カ国協議に関する報告を拝聴して、日本の外務大臣の北朝鮮認識は非常に楽観的だなというふうな感じがいたしました。それは、北朝鮮は、すべての核兵器及び既存の核計画の検証可能な廃棄を初めて約束しました、これで朝鮮半島の非核化を実現する上で重要な基礎となるものでありますと。 当然、北朝鮮は初めて約束しました。一九八五年、北朝鮮はNPT条約に加盟する。一九九二年、北朝鮮は朝鮮半島非核化宣言をする。その後、大騒ぎをして、一九九四年、米……
○西村委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました西村眞悟でございます。 現下の国際情勢は依然として不透明、不確実な状況にあり、我が国も国際社会と協力して、テロ行為によってもたらされる脅威を除去するため、テロリズム根絶のための努力を行わねばなりません。 また、海賊事案に対しましては、海賊行為に適切かつ効果的に対処し、海上輸送の安全確保を図ることは、我が国と国際社会の平和と繁栄にとって極めて重要であります。本委員会に課せられた使命はまことに重大であります。 委員長として、微力ではありますが、委員各位の御指導、御協力を……
○西村委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴いまして、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に
土屋 品子君 及び 冨岡 勉君
を指名いたします。
【次の発言】 閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○西村委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙により、引き続き委員長の重責を担うことになりました西村眞悟でございます。
委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの橋本岳君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、委員長は、理事に
岩屋 毅君 鈴木 馨祐君
橋本 岳君 松本 洋平君
望月 義……
○西村委員長 これより会議を開きます。
この際、太田国土交通大臣、小野寺防衛大臣及び岸田外務大臣から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。太田国土交通大臣。
【次の発言】 次に、小野寺防衛大臣。
【次の発言】 次に、岸田外務大臣。
【次の発言】 次に、海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する件について調査を進めます。
この際、在アルジェリア邦人に対するテロ事件に関して政府から発言を求められておりますので、これを許します。岸田外務大臣。
【次の発言】 これにて発言は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、こ……
○西村委員長 これより会議を開きます。 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官能化正樹君、警察庁警備局長高橋清孝君、外務省大臣官房参事官相星孝一君、外務省北米局長伊原純一君、外務省領事局長上村司君、国土交通省海事局長森雅人君、海上保安庁長官北村隆志君、原子力規制庁審議官山本哲也君及び防衛省大臣官房審議官吉田正一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○西村(眞)委員 西村眞悟です。安倍総理、よろしくお願いします。 私の質問は、自民党総裁たる安倍総理の腹にすとんと落ちる言い方をすれば、日本を取り戻す、その具体的に何をしなければならないか、今できることを問うていくわけであります。 その意味で、これは質問ではありませんが、第一に申し上げるのは、総理大臣が靖国神社に参拝できない国に、日本を取り戻すことはできません。 日本を取り戻すというスローガンを掲げて選挙を戦い、靖国神社についに参拝しなければ、これは羊頭狗肉、結果において国民をだましたことになります。 アーリントン墓地に参拝できて、我が国の、祖国のために命をささげた方の霊が祭られている……
○西村委員 西村眞悟です。 大臣、まず冒頭にお伝えしておきたいと思うのですが、本日午前中に公聴会がございまして、充実した、そして積極的な公聴会でございました。特に加藤一郎先生には、本法案には欠陥がないというふうな冒頭の御意見をいただき、また、実務家であられる中坊公平先生には、みずからが担当され苦労された森永砒素ミルク中毒事件の体験を踏まえて、あの当時にこの製造物責任法があればあのような悲惨な長期化はなかったと思うと心が痛む、その意味で最後の締めくくりとして、この法案が提出された以上はどうしても通していただきたいというふうな御意見をいただいております。これをまずお伝えしておきまして、質問に入ら……
○西村分科員 私は、九段の遺族祈念館、それから大阪の国連障害者十年記念施設、この二点についてお伺いいたします。 まず九段の仮称・戦没者祈念館のことでございますけれども、これは十数年前に遺族会が要望して、国が建設という形になって平成七年に完成予定でありましたけれども、第一、名称がどうなるのか、デザイン、これは同じようなデザインがあるということでいろいろ行き詰まっておる。それからもう一つ、その中に旧軍関係、敷地は近衛師団ゆかりの地でございますし、その碑、銅像等をどうするのか、それから戦争史観、歴史観については、御存じのとおり我が国は極東軍事裁判という判決がありまして、これは勝った国が負けた国を裁……
○西村(眞)委員 自由党の西村です。よろしくお願いいたします。 三人の先生方のお話を聞いておりまして、ああ日本の社会の病状がほぼ明らかになってきたな、このように思いました。現在という時代のよさは、何がいいのか、チャンスなのかといえば、右肩上がりのときには見えなかった病気が見えてきている。これは、病気が見えるということは対策が明らかになるということですから、非常に歴史的な意義が今現在はある、このように思うわけです。 対策も具体的に収れんされてきておるのではないか。単に景気の問題、経済の問題一つ限っても、具体的に収れんされてきている。ただ、プロセスにおける時差、時間差で国会では議論があるし、ま……
○西村(眞)分科員 御質問を聞いておりましたけれども、政府もいろいろな立場からの質問があって大変だなと思って聞いておりました。まず、私は、宮内庁の方に、天皇陛下の海外御訪問に関して主に質問をさせていただきたいと思います。 その前提に申し上げますが、例えば橋本内閣総理大臣は国会が指名しただけでは総理大臣にならない、天皇陛下の任命によって総理大臣になる。また、我々もここに勝手に集まって国会になるわけではなくて、天皇陛下の召集においてなる。天皇陛下、皇位という地位はそのような地位であるというならば、我々は、国会におる議員は、その皇位の、恐れ多い言葉ですけれども、取り扱いについてもっと真剣に関心を払……
○西村(眞)分科員 早速でございます。二つの柱で質問させていただきます。 第一は、知的所有権が、現在の社会生活上、先進工業国では非常に保護すべきものとして把握されてきていることは御承知のとおりでございますが、私はここで、知的所有権の保護の風潮そして保護の必要性の中で、そこに国家が関与をする場合、つまり補助金という形で国家が関与する場合にいかにすればいいのかという観点から、法務省の御見解を伺っておきたい。つまり、私自身が個別具体的に相談を受けたケースを前提にして伺うわけです。 そのケースは、Aという会社がスーパージフライスという一つの精米機械を販売しております。しかし、Bという会社から、その……
○西村(眞)委員 自由党の西村でございます。 冒頭、佐々公述人が、我が国の国防議論は抽象的、神学的なものから具体的になったと評価されておりますが、したがって御報告しなければなりません。それは国民の意識だけであって、この国会はまだ抽象的、神学的でございます。 その意味で、この法案には、部下の命に責任を負う指揮官の意見またその軍事常識が、反映されるどころか封印されたままでございまして、その意味で、私は、松島公述人がその観点から意見を述べられ、記録に残ることを高く評価する、このように思うんです。 広くは不測の事態に対処する危機管理法の一環としての法であるにもかかわらず、部隊の安全が害される不測……
○西村(眞)委員 自由党の西村でございます。 十分間ですので、本当に大まかなことを御質問させていただきます。 先生方三人からは、財政、金融について御専門的な立場からお話をいただきました。また、行天先生からは、国家戦略にも触れられたお話をいただきました。 まず第一にお聞きしたいことは、国民と国のかかわり合いという観点から、私が常日ごろ疑問に思っていることが一点ございます。国民は国といかにかかわるのか。今、地方分権それから規制緩和が言われております。この根本の哲学は、やはり国民を信ずるということなのだと思うのですね。その国民を信ずるという一点で、私は、税制について具体的なことを、先生方の御意……
○西村主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めさせていただくことになりました西村でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
本分科会は、総理府所管中科学技術庁、文部省及び自治省所管について審査を行うことになっております。
なお、各省庁の所管事項の説明は、各省庁の審査の冒頭に聴取いたします。
平成十一年度一般会計予算、平成十一年度特別会計予算及び平成十一年度政府関係機関予算中総理府所管科学技術庁について、政府から説明を聴取いたします。有馬科学技術庁長官。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま有馬科学技術庁長官から申し出がありました……
○西村主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。
平成十一年度一般会計予算、平成十一年度特別会計予算及び平成十一年度政府関係機関予算中文部省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大畠章宏君。
【次の発言】 これにて大畠章宏君の質疑は終了いたしました。
次に、中島武敏君。
【次の発言】 残念ですが、時間が。
【次の発言】 これにて藤田幸久君の質疑は終了いたしました。
以上をもちまして文部省所管についての質疑は終了し、これにて本分科会の審査はすべて終了いたしました。
分科員各位の御協力により、スムーズに議事が進められ、終了……
○西村(眞)小委員 自由党の西村です。 期せずして、ほぼ各党の立場をお聞きした上での発言の機会になりますので、私の持論を申し上げるよりも、我々が具体的な、提出された少年法改正案を審議している以上、その各党の御議論の中から、少年法改正と関連づけてちょっとコメントさせていただきたい。 各党は、現改正案に対してまだ足らざるところを御指摘されたり、また、改正案とは直接関係はないけれども、少年の凶悪犯罪のよって来る教育的な欠陥等々、社会的な病理等を指摘されました。しかし、私から見るならば、現改正案は、その意味では一番のポイントを突いたものである。 今、各党が御意見を言われた中で一番欠けておるのは、……
○西村(眞)小委員 私も意見は言い尽くしておるんですが、今北村先生が言われたことに、これは悪循環が起こっているのではないか。少年事件の審判構造が、和やかに、証拠能力の原則も起訴状一本主義もなく審判されるのに、捜査段階における熱意というものが、やはり一般の刑事訴訟に提出する捜査資料、証拠書類を作成するのと大分熱が違うだろう。これは現実にそうだ。自分たちがつくった一件書類がどのように評価され、どうなされるのか、捜査機関にとってはさっぱりわからないわけですね。これは一種の悪循環ではないかと思います。 それで私は、最高裁家庭局長がお見えですので、ちょっと現場の声をこの際お聞きしたいと思います。 起……
○西村分科員 正反対の立場からの質問で、政府も大変ですね。 教科書からいきます。衛藤副大臣が来られています。時間を割いていただいて、ありがとうございます。 歴史教科書の問題について、中国政府から、特定の教科書の検定不合格、そして出版停止を求められてきております。中国政府の声明は、要旨はこのとおりでございます。 中国政府と人民は、日本国内で最近教科書に絡みあらわれている動向を極めて注視しているものである。指摘すべきは、日本の右翼団体が周到な用意のもとに、皇国史観を高く宣伝し、侵略の歴史を否定、美化する目的で歴史教科書をつくり上げていることである。仮に修正を経たとしても、反動的ででたらめな本……
○西村分科員 官房長官、よろしくお願いします。 拉致日本人のことに絞って質問させていただきます。 質問中、ここに原本がございます朝鮮商工新聞と題する書面を御閲覧の上、質問させていただきたいと思いますので、配付方、よろしくお許しいただきますようお願い申し上げます。 三月に小泉総理が、北朝鮮に拉致された日本人の御家族に会われてから、テレビカメラの前で、拉致された日本人の問題解決なくして日朝国交正常化なしというふうな発言をされました。私はそれをテレビで見ておりまして、小泉ドクトリンと名づけさせていただいた次第でございます。 この小泉総理の見解は政府の見解だと認識いたしますが、そのとおりでござ……
○西村分科員 到着がおくれまして、申しわけありません。 本日、この機会をいただきまして、防衛産業について長官と議論をいたしたいと存ずるわけでございます。 と申しますのは、調達実施本部の不祥事以来、少々萎縮して、国においても防衛産業の本質、重要性を国民に周知しない中で、いささか憂慮すべき傾向が生まれてきているのではないかというふうに考えるからでございます。 さて、事実の確認、前提の確認からしたいと思いますけれども、自衛隊は有事に出動するわけでございまして、それは内閣総理大臣及び防衛庁長官の命令によって出動するわけですが、武器を携行せず裸で出動させるということはあり得ないわけでございます。自……
○西村委員 自由党の西村でございます。 御質問いたしますが、まず第一に、我々が今審議しているこの法案の実効性は、一にかかって精神医療の充実というものが我が社会基盤としてあるのかどうかということにかかっております。したがって、先ほども少々この点に触れた質疑がございましたけれども、この観点から厚生労働の方に御答弁をいただきたいと存じます。 まず、この法案を提出された以上、今全国で予定している指定入院医療機関は何カ所であり全国総ベッド数はいかほどであるか、また指定通院医療機関は何カ所を予定しておられるのかということについて御答弁をいただきたいと思います。
○西村分科員 西村でございます。
日朝関係について質問させていただきます。
まず第一に、昨年九月十七日にピョンヤンで締結されたいわゆる日朝平壌宣言、この効力について押さえていきたいと存じます。
この平壌における両首脳の署名した文書は、国際法上いかなる文書であるのか、我が国を法的に拘束するのか、これについてまず確認させていただきたいと思います。
【次の発言】 両署名者の意思の表明にすぎず法的効力はない、例えが大げさで恐縮ですが、ヤルタ密約と同じようなものだ、このように解釈してよろしいですね。答弁をお伺いしておきます。
【次の発言】 てこにしてと、それから、北朝鮮側が守る内容が多く含まれてい……
○西村分科員 遅くまで御苦労さまでございました。こんな遅くなるとは思いませんでしたが、締めくくりで有意義な話し合いをしたいと存じます。 アメリカ・ブッシュ大統領が空母の上でイラク戦闘終結の宣言をしたときの結びは、私は諸君の最高指揮官であることを誇りに思うということであります。これらを聞いておりましたら、やはり国家には名誉の体系というものがあるんだろうと。そして、我が国の栄典の制度は我が国という国家の現状における名誉の体系を示しているんだと。 そこで、今栄典の制度を改めていく動きがある中で、長官にお聞きするわけですが、そもそも栄典というものは軍人に対する名誉の授与から発達した歴史を持ちますけ……
○西村分科員 これから三十分、実り多いかどうかはわかりませんが、我々政治家としては、制度の中で生きつつも、その制度に対する点検を怠らず、そして、その制度も改革が必要ならば改革の議論をする、これが我々の任務でありますから、省設置、防衛省、国防省設置のこと、レッテルのことだけが議論されて、その中身の自衛隊法、防衛庁設置法についての点検の議論が余りないと思われますので、文民統制下で一番重要なことである補佐の体制、これについて少々御質問したいと思います。 私は、文民統制というものの原点は人民の武装権だと思っております。人民は、我々、現憲法でも、家族と祖国を守る基本的権利を有している。そのための手段で……
○西村分科員 お願いします。 塩川大臣、私は、今の小泉内閣の閣僚の中で一番安定感があるお方だと思っております。それは、コモンセンスがおありだ。それで私は、一番、地元でも、塩川大臣が本当にいいことを言ったんだ、日本経済活性は閣僚が、財政に責任を持つ閣僚がこういう戦略的発想を持つことだと言って、いわゆる座談会でも盛んに申したのは、大臣が一ドル百五十円から百六十円程度が適正だとの認識を示されたことです。国民が今苦しんでおる、国民は、不当なハンディの中の経済、世界経済の中に組み込まれて苦しんでおるんだ、為政者としては、そのハンディを正す、レートを正さねば、国民の汗と努力が雲散霧消するんだ、これが政府……
○西村(真)分科員 これから、私が知り合いの方から公の問題として親しく教えていただいたことに関して質問をさせていただきます。これは具体的な事例を挙げて御説明いただいたことなので、この具体的な事例について、大体納税の義務ということに関しての質問になります。よろしくお願いします。 それから、公正取引委員会の皆さんに来ていただいておると思いますが、他にも委員会での御答弁があると聞いておりますので、私の質問の御答弁をいただいたら、すぐ退席していただきますようにお願い申し上げます。 登場者は、輸入業者、荷主という立場の当事者と、その輸入業者、荷主の依頼に基づいて通関業を営む通関業者、この立場の人たち……
○西村(眞)分科員 加藤官房副長官、これから、私がそのそばで育ちました、今でもそのそばに住んでいるんですが、大阪府堺市にある仁徳天皇陵の陵域内に、宮内庁が、幅五メートルほどですか、長さ二十メートルほどの事務所、倉庫、ガレージつき建物をつくる、つくっておるんですが、これに関する私の意見を申し上げ、御答弁をいただきたいと思います。 質問主意書は二回にわたって出しまして、その都度答弁書をいただいておりますから、宮内庁の答弁の内容は、あほらしいほどわかっております。副長官もそのレクチャーを受けられたので、それはわかっておる。しかし、宮内庁の意見が一〇〇%ならば選挙された議員は要らぬのであって、我々は……
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