このページでは小池百合子衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小池百合子衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○小池説明員 このたび総務政務次官を拝命いたしました小池百合子でございます。 北方領土問題の解決、これはまことに国民的重要課題であると認識いたしております。石田長官のもとにおきまして、全力を尽くしてまいりたいと思っております。 委員長そして委員の皆々様の御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
○小池説明員 このたび総務政務次官を拝命いたしました小池百合子でございます。 石田長官のもとにおきまして、全力を尽くしてまいりたいと思います。 委員長そして委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りたいと思います。 これにてごあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○小池説明員 このたび総務政務次官を拝命いたしました小池百合子でございます。 石田長官をしっかりと補佐して、全力を尽くしてまいりたいと思っております。 委員長、そして委員の皆様方、どうぞ御支援、御指導のほどよろしくお願いいたします。ありがとうございます。(拍手)
○小池委員 新進党の小池百合子でございます。関係大臣、そして関係各位に御質問をさせていただきます。 まず、阪神大地震発生から十六日ということでございますが、この十六日間、永田町の十六日間と、そしてあの大変冷たい床であります体育館等の避難所において十六日間を過ごされる方々、これは大変おつらいといいますか疲労が重なり、そしてプライバシーも何もないという過酷な状況に置かれているわけでございます。できるだけ早くこれまでの生活に戻るように、何としてでも私ども全体で努力をして、それを可能にしていければというふうに思っているわけでございます。 きょうは、予算委員会の集中審議で伺いました件等もございますけ……
○小池委員 新進党の小池でございます。阪神・淡路大震災復興の基本方針及び組織に関する法律に関しまして質問をさせていただきます。 きょう二月十七日でございますが、ちょうどあの一月十七日早朝に起こりました大震災発生から一カ月ということでございます。被災地におきましては、本日、亡くなられた方々への黙祷もささげられました。あのときの思いを新たに、そして、復興にかけるそのエネルギーというものは大変なものがございます。しかしながら、現在でも避難所に二十万人を超える方々がまだまだ寒さに震えておられる。時には、これだけたったというのにもかかわらず、食事が届かないというような状況がございます。 また、余震の……
○小池委員 阪神・淡路大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律案につきまして、若干お尋ねさせていただきます。 本日、私、本会議場の方で代表質問に立たせていただきましたけれども、冒頭申し上げましたのは、今回のこういった災害に対する法律、例えば激甚法などを初めとする災害関係の法律をずっと見てまいりますと、これまでの災害の被害に遭った地域ということからさまざまな法律が積み上げられたということもございますけれども、なかなか大都市に対する対応ということがこれまでの従来の法律ではカバーし切れないということをつくづく感じているわけでございます。 また一方で、都市の住民といいますと、いわゆ……
○小池委員 関連して、幾つかフォローアップの御質問をさせていただきたいと思います。 震災からおよそ三カ月がたちましたので、まだまだ復旧、復興がおくれているところもございます。これまで幾つか質問させていただいたことにつきまして、その後どうなっているのか、ぜひともこの場において点検させていただきたいと思います。 まず小里大臣の方に伺いたいのですが、これはもう当初から指摘させていただいていることでございますけれども、非常災害対策本部をまず一月十七日につくられて、そして、これは法的な根拠はありませんけれども、緊急対策本部をつくられている。さらに阪神復興対策本部をつくられ、現地対策本部をつくられ、そ……
○小池委員 質問させていただきます。 今回の緊急車両等改正案でございますが、私も一月十七日現地におりまして、あの渋滞に巻き込まれた一人でございます。 一センチも進まない渋滞というのは、もはや渋滞とも言えないわけで、停止状態ということで、先ほど質問させていただきました二階議員とともに一つのワゴンバスに乗りまして、伊丹から神戸に向かおうとしたわけでございますけれども、とにかく一センチも進まないという状況でございました。とにかく市民の方々の状況を、伊丹もかなりひどい状況ではございましたけれども、神戸に少しでも早く到着しようというはやる気持ちと、そして全く動かない軍と、あのときの本当に焦りと申しま……
○小池委員 質疑に先立ちまして、今回の阪神大震災で亡くなられました五千七十九名の方々の御冥福をお祈りするとともに、御遺族の方々に心からのお悔やみを申し上げたいと思います。 そして、今なお六十名の方が行方不明になっております。先ほどから既に過去完了形で語られがちでございますけれども、この問題、この災害というのはまさにアイ・エヌ・ジー、現在形であるということをぜひ御認識いただきたいと思います。 今回亡くなった方々の中には、私、兵庫県民といたしまして、級友の御家族や、そして子供のころから大変お世話になった方々、多数含まれております。そして、生まれ育った地域が今惨めな姿をさらし、さらには、きのうま……
○小池委員 では、質問させていただきます。 阪神大震災からちょうど四カ月ということでございますが、地元議員といたしましてさまざまな地元の要望もございます。先ほど赤羽議員の方から、急傾斜面に建てられている宅地の問題等も挙げられておりました。せんだっての雨がずっと降り続いているさなかも、住民の皆様方大変心配しておられる状況が続いている。そして、ところどころ警報が鳴ったりもしているというような状況でございますので、決して四カ月たったからこれでいいんだというようなことはお思いにならないで、むしろこれから本当に、まさに復旧、復興がそのさなかであるということを踏まえて、今回の補正予算への取り組みももっと……
○小池委員 災害対策基本法の改正に関しまして幾つか御質問をさせていただきます前に、発生から九カ月がたちまして、神戸の町そして被災地もようやく動き始めた部分、まだ全く動いていない部分というようなまだら状況に陥っているかというふうに思います。 国土庁長官に御就任後、神戸の方を二度御視察に回られたということを伺っておりますので、後ほどその辺の御視察についても伺いたいと思いますが、これまで平成七年本予算の組み替えを新進党は要求させていただきました。また、平成六年の補正がこれまでも行われ、そして七年度の補正ということで、震災に対しての復旧・復興予算というのがこれまで何度がにわたって出されてきたわけでご……
○小池委員 それでは、私は阪神大震災の復旧、復興に関しましての質問をそれぞれさせていただきたいと思います。 せんだって予算委員会の方で、住専国会に絡みましてもこの阪神の復旧・復興問題を取り上げさせていただいたところ、不規則発言として、被災地、被災地とうるさいというような声が後ろから飛んできたのをよく記憶しているわけでございます。自分のところが被災地にならないとそれがおわかりいただけないということでは、私は大変悲しい思いがするわけでございます。 きょうは、私は幾つか具体的な質問をさせていただこうと思っておりますので、ぜひとも具体的にお答えいただきたいと思っております。その具体的と申しますのは……
○小池委員 今回の法案審議に当たりまして、今私どもの同僚であります赤羽議員の方から、生活関連、特に住宅関連の質問をさせていただきました。私の方は、先行きが見えなくて、そして仮設住宅から出られないという人たちのその根本原因でもあります産業復興の方に的を当てて伺わせていただきたいと思っております。 今、同僚議員の赤羽さんがおっしゃいましたように、震災の被災地におきましては、まだまだ震災のショックがいえていない、過去形ではなくてまだ現在進行形であるということを政府・与党の皆さんはよくよく御理解いただきたいと思っております。 ちなみに、あす五月三十一日で震災の発生からちょうど五百日がたつわけでござ……
○小池委員 新進党の小池でございます。 この衆議院商工委員会での質問は実は初めてでございまして、参議院時代から商工にかかわらせていただきましたが、特にこの一年間は災害対策の方で大変忙しゅうございました。ということで、きょう初めての質問でございます。 大臣におかれましては、復興問題特に現時点では特に商工業者の方々、御自宅の解体そして再建という段階から、これもアイ・エヌ・ジー形でございますけれども、今度は自分の店を仮設から本当の店にしていかないといけないというようなことで、実は金利の減免などこれまでも各種お願いしたわけでございますが、どうもそこで時期が切れてしまいまして、現実にその人たちのニー……
○小池委員 新進党の小池百合子でございます。 本日は、被災地兵庫県の声を代弁する立場で被災地の復興問題、そして住専問題について伺わせていただきたいと思います。 昨年の一月十七日、あの忌まわしい阪神大震災が起こった、突然起こったわけでございますが、一年が経過いたしまして、先月の一月十七日、新旧の内閣のメンバーが、皆さんが兵庫県神戸市の方の慰霊祭にもお出かけいただきまして、そして六千三百八名の死者の慰霊も行っていただいたわけでございます。それに相前後して、全国のマスコミも兵庫県に久々に詰めかけて、そして、被災の状況その後ということで、震災から一年という、そのような特集を相次いで組んで放送ができ……
○小池委員 新進党の小池百合子でございます。 きょうは、中東・北アフリカ経済協力開発銀行、この設置に関しましての協定に関してお伺いするわけでございますが、その前に、きょうでペルーの日本大使館の占拠事件発生三ケ月という、そういう日に当たるわけでございますし、また、今晩にも高村外務政務次官が現地へ御出発というふうに伺っております。私も、当然のことながら一日も早い事件の解決を願っている一人でございます。 そこで、お伺いしておきたいのですが、政務次官の御出発に関しまして、これまでいらっしゃらないで、この時期になぜ行くことになったのか、また、なぜ一週間と区切っていらっしゃるのか、この点を明確にお答え……
○小池委員 新進党の小池百合子でございます。きょうは予算委員会とのダブルヘッダーで、大臣も御苦労さまでございます。私は、いつも申し上げておりますように、納税者の観点、そして本日は、ちょうど今回の法案が阪神大震災の復興関連でございますので、兵庫県の議員として御質問させていただきます。また、後ほど時間によりましては、エンゼル税制についても若干御質問させていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 御承知のように、震災復興は、官の部分はどちらかというと進みつつあるわけでございますけれども、まだ民の部分のおくれが目につくところでございます。仮設住宅にお住まいの方々のこれからの……
○小池委員 新進党の小池百合子でございます。 再び大蔵委員会へ出張質問をさせていただいているわけでございますが、きょうは、中東・北アフリカ開発銀行の設置に関するということで外務省にも御足労をおかけいたしております。 マニラのアジア開銀、そしてアビジャンのアフリカ開銀、それぞれ地域開発銀行が地域のニーズに対応してそれなりの役割を果たしているということは認めるところでございます。今回のこの中東・北アフリカ開発銀行というのも一種の都銀に対する地銀という位置づけもできるかと思います。その意味で、中東・北アフリカという、世界の中でも特に冷戦後経済開発、社会的な安定を最も求めている地域が、これまで開発……
○小池委員 新進党の小池百合子でございます。 電気通信事業法改正案などにつきまして御質問をさせていただきます。 また、本日は、NTT、KDDの皆様方、参考人としてお越しいただきまして、ありがとうございます。 最も経営の根幹にかかわる物事を決めるのに、そのたびに国会においでいただくというのはやはり普通の企業としては考えられないことであり、結論から先に申し上げさせていただくならば、国会の議論によって経営そのものの根幹の部分が変わってくるというような形になっていては、それこそメガコンペティションに勝ち抜けないのではないかということで、今後余り国会の方に出ていただかなくてもいいような形をとりたい……
○小池委員 おはようございます。 平成九年度の本予算の審議に当たりまして、できるだけ的確かつ簡潔な御答弁をお願いしたいということから、まず初めに、私の質問に共通いたします視点、観点、立場など幾つかございますので、まずそこを踏まえていただければと思っております。 まず第一点でございますけれども、納税者の立場ということでございます。 四月から、消費税率がアップ、そして特別減税の打ち切り、健康保険の値上げということで、およそ合計九兆円、一世帯当たり平均といたしますと十四万円の出費増ということになりまして、納税者としては大変厳しい春を迎えるということになるわけでございます。一方で、相次ぐ官僚の不……
○小池委員 新進党の小池百合子でございます。 本日、一時間、納税者の観点、そして被災地の出身議員であるということ、さらに日本の経済を含めましての観点から、国家としての危機管理全般につきまして御質問させていただきます。 予定いたしておりました震災復興関連でございますけれども、これはちょっと、私、時間が足りないのではないかと思いますので、この後ダブルヘッダーで、大蔵委員会の方でまとめて伺いたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 さて、最近、テレビの報道をめぐりましてさまざまな動きがございます。例えば、日本テレビが今月の十八、十九日に放映いたしました国松警察庁長官狙撃に関しての本……
○小池委員 私は、新進党を代表し、政府提出の平成九年度一般会計予算案外二案に反対し、新進党及び太陽党提出の動議に賛成する立場から討論を行います。 平成九年度予算に対する国の内外からの要請は、当面する経済を活性化し、かつ、中長期的な視点から経済、財政、社会保障、教育、行政等の分野に関して抜本的構造改革に取り組むための具体的な第一歩を示すことにありました。 にもかかわらず、橋本内閣は、平成九年度予算案において、公共事業については改革のかけらもない従来型を踏襲しただけでなく、平成八年度補正とともに拡大の一方とし、消費税増税、特別減税廃止、医療費の負担増など約十兆円規模の国民負担の増大によって、消……
○小池委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、科学技術委員長に就任いたしました小池百合子でございます。 今日、科学技術の発展は目覚ましいものがございます。デ・ファクト・スタンダードの確保をめぐりまして熾烈な国際競争も繰り広げられているわけでございますが、私は、マハトマ・ガンジーが「人間七つの大罪」で指摘いたしましたように、人間性なき科学に警鐘を鳴らす一方で、我が国の行く末を考えますと、創造性あふれる豊かな社会づくりや国際社会への積極的な貢献のためにも、さらなる科学技術の振興が不可欠と考えているわけでございます。 それだけに、動燃の相次ぐ事故、……
○小池委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
科学技術振興の基本施策に関する事項
原子力の開発利用とその安全確保に関する事項
宇宙開発に関する事項
海洋開発に関する事項
生命科学に関する事項
新エネルギーの研究開発に関する事項
以上の各事項につきまして、本会期中調査をいたしたいと存じます。
つきましては、衆議院規則第九十四条により、議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
しばらくお待ちください。
○小池委員長 これより会議を開きます。
科学技術振興の基本施策に関する件、特に原子力政策を中心に、科学技術創造立国への課題について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として日本学術会議会長・動燃改革検討委員会座長吉川弘之さんの出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 この際、吉川参考人に一言ごあいさつを申し上げます。
本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。本日は、……
○小池委員長 これより会議を開きます。
請願の審査に入ります。
今国会、本委員会に付託されました請願は三種三十四件であります。
請願日程第一から第三四までの各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の趣旨につきましては、請願文書表等によりまして既に御承知のことと存じます。また、先ほどの理事会におきまして慎重に御検討いただきましたので、この際、各請願についての紹介護員からの説明聴取は省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
採決いたします。
……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。 本日は、特許法等の改正案、そして特定大学からの技術移転に関する法律案につきまして御質問をさせていただきます。先ほどから続いておりますので、できるだけ重複を避けて御質問させていただこうと思っているわけでございますが、この両法案に関しましては、これからの新しい日本のシステムづくりということで大変重要な法案だとは思います。 ただ、昨今の目先のことだけに私はとらわれるつもりはございませんけれども、例えば、きょうも円安が進みまして六年ぶりの円安水準、一ドル百三十五円台に入ろうかというような動きとなっておりますし、それから、とにかく三月三十一日の午後三時ま……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。 独禁法、公取法改正について、関連して御質問をさせていただきます。 先ほどもお触れになられた最近の業界等々の大再編、メガコンペティションの時代を目の当たりにいたしまして、今回の独禁法の改正は、まさに遅きに失したという感覚を持っているところでございます。 特に、自動車業界の大きなうねりといいますのは、かつては我が国の自動車産業が世界のもしくはアメリカの産業を買い取るのではないかといった勢いから考えますと、まさに隔世の感があるところでございますし、また、本日報道されております、情報通信などにおきましても、アメリカではSBCとアメリテック、それから、……
○小池委員 自由党の小池でございます。本日は、三人の参考人の皆様、御苦労さまでございます。 先ほどよりの質問、問題意識を共有いたしておりますので、できるだけ重複は避けていきたいと思います。また、時間が短うございますので、できるだけ簡潔にお答え願いますようにお願いいたします。 私は、木を見て森を見ないというようなことにならないためにも、極めて基本的なことをまず岸会長の方に伺わせていただきたいのでございますが、けさほど参考人として前会長の佐伯さんがお見えになりました。そこでも、一言、世間をお騒がせしたと。よくこういうときには使われる言葉でございますが、それじゃ、そもそも前会長は何でおやめになっ……
○小池委員 自由党の小池でございます。(発言する者あり)
【次の発言】 理事会の決定に従いまして、金融関連二法に関して質問をさせていただきます。
まず、昨今の大蔵省の不祥事でございますけれども、やはりこういつた大きな重要な法案、国家予算の半分近い額をめぐりましての重要な法案について審議している最中に、ぼろぼろと不祥事が大蔵省から噴き出てくる、そしてまた、その受け皿となる銀行、金融機関から出てきているというような事態を見まして、本当に嘆かわしいと申しますか、国家の危急存亡のときに一体何なんだという気持ちは、多くの方が持っておられると思います。
それにつけましても、最近といいますか、戦後の日本……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。 大臣の所信に関しまして、きょうは日銀総裁にも御足労をおかけいたしております、幾つか御質問をさせていただきます。 昨日、たまたま今来日中のシップリー・ニュージーランド首相にお目にかかりました。大胆な行政改革を実行して、そして今、国際競争力が急激に上がった国として日本でも大変注目されたところでございます。ただ最近は、オークランドの中心街で停電が起こっていて、行革のやり過ぎじゃないか、規制緩和のやり過ぎではないかというようなことで、また別の意味で世界からの注目を集めているところでございます。そのシップリー首相がおっしゃったのは、その国の問題点が世界中……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。 大変夜遅い時間になりましたが、参考人にも御足労おかけいたしております。きのう、きょうと深夜にわたりましてのこの大蔵委員会、皆さんもお疲れのこととは存じますが、審議を伺っておりますと、たまにはこういう机の上に置いてあるものも見たくなりまして、この大蔵省広報とされている「ファイナンス」二月号、皆さんのお手元にもあるかと思いますが、私もじっくり拝読をさせていただきました。中には非常にわかりやすく、いろいろと大蔵関連の法律、また行政の執行に絡んでのさまざまなことが取り上げられておりまして、参考になるところでございます。 ただ、大変気になりましたのは、ま……
○小池委員 私は、自由党を代表し、法人税法等の一部を改正する法律案並びに租税特別措置法等の一部を改正する法律案に反対する立場から討論をする前に、今回の日銀総裁、副総裁の任命手続における大きな瑕疵について強く抗議をいたします。我が国が法治国家である限り、法律は厳正に解釈されるべきものと考えます。 さて、両法律案に反対する最大の理由は、ともに、我が国が現在そして将来必要とする抜本的構造改革とはほど遠く、これまでも橋本政権がとってきた小手先で小出しの対応にすぎないからであります。 法人税改正では、減収額は初年度八千百九十億円、課税ベースの拡大により実質三千二百六十億円の減税でしかありません。 ……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。あと二人でございますので、よろしくお願いいたします。 昨日来の世界のトップニュースは、シティコープとそしてトラベラーズ・グループとの超大型合併でございました一まさに大競争、メガコンペティション時代を象徴するかのような出来事でございました。一方、我が国を考えますと、きょうこの大蔵委員会でも朝方から九大銀行の頭取がずらっと並びまして、接待問題そして今回の公的資金の問題等々の質問をそれぞれさせていただいた。つまり、まだまだマイナスの議論ばかりせざるを得ない状況でございまして、一方で、このF1レースのような目まぐるしいスピードで動いている世界の動き、日本は……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。 大蔵、日銀の今回の不祥事の調査及び処分について発表されるということで、委員といたしまして、昨日、議員会館でずっと待っておりました。どんなにたくさんの書類が運び込まれるものやらということで机をあけて待っていたのですけれども、運び込まれましたというか、持ってこられたのは封筒それぞれ一枚ずつでございまして、べらの紙、たったこれだけでございました。 最近、政策の問題でツーレート・ツーリトルというふうに言われますが、まさに今回の発表もそのツーレート・ツーリトルと全く同じではないか。そしてまた、ここから思いますには、あれも隠そうこれも隠そう、そういう思いば……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。 きょうは締めくくりということで、少々幅広く、また、できるだけ枠組みについて御質問をさせていただきたいと思います。 まず、きょうは日銀の山口副総裁にもお越しいただいておりますので、早速、日銀の金融政策について再び伺いたいと思います。 副総裁も、前回の私の質問については若干御記憶があると思いますけれども、最近はデフレの瀬戸際ではないかという表現を私使わせていただいた、それに対して、いや、まだそこまでは至っていないというようなお答えをちょうだいいたしたのを記憶しております。そしてまた、こうなりますと金融政策はもう余り幅がないのではないか、しかし、そ……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。 さて、我が国の景気、依然冷え込んだままでございます。昨日、八月の卸売物価、前月比〇・一%のマイナスということで、さらに一層デフレの様相を高めているところでございます。また一方で、民間のシンクタンクも、主要企業のこれからの見通しということで五年ぶりに二けたの減益ということを発表いたしております。また、堺屋経企庁長官も、昨日は、景気判断を「はなはだ厳しい」から「極めて厳しい」と、私は国語審議会のメンバーではございませんので、どっちが最上級でどっちが比較級なのかよくわかりませんが、とにかく厳しいということを強調しておられました。 また、金利の動きを見……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。 本日は、またお忙しいところを佐々波委員長にもお越しいただいております。前回、おとといでございますけれども、ことしの三月に行われた都銀二十一行に対します二兆円規模の資本注入の際の審査委員会の審査につきまして、改めてもう一度伺わせていただきたいと思っております。 まず、最大の問題は、審査の過程、そして内容、結果におきまして、これまでの御答弁を振り返ってみますと、非常にいわゆるクレジビリティーというものが欠如していると言わざるを得ないと思います。そんなことで、委員長の方から、前回はその審査の過程がどういうものであったかということを細かく御説明があった……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。 与謝野新大臣にとりましては、実質的な初めての商工委員会の御答弁だと思います。先ほどから今回の法案についての御質問、各委員から出ております。共通の部分もございますので、まずは大くくりのところから少々大臣に御質問をさせていただきたいと思います。 まず、今回の法案もそうなのですが、米国で動きが始まって、それがいつの間にか国際的なルールに広がっていくということ、今回の法案もその一例ではないかと思います。だからだめだということではございませんで、やはり公正な、そして透明な取引というのが世界の市場に求められているということは事実だと思います。 そこで、昨……
○小池議員 ただいま鈴木委員の方からの御指摘の趣旨については全く同感でございますし、また、ある意味でこの議員立法の生みの親でもある鈴木委員がこの点について逡巡なさるというお気持ちはよくわかるところでございます。また、我が自由党といたしましても、常に官は民の補完的な形であるということを常々訴えてきたわけでございまして、今回のこの措置と申しますのがそれと裏腹ということになっていくことは、まさにそのとおりだと思います。 しかしながら、現在の日本経済が直面しておりますこの危機的な状況に一刻も早く対処していかねばならない。一方で、民の金融機関につきましては、早期健全化措置におきましてこれからの金融再編……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。 質問者も残すところ、私を含めましてあと三人ということでございますので、日銀の皆様方も、また委員の皆様方もよろしくお願いを申し上げます。 本日のこの国会報告は、言うまでもなく日銀法の五十四条による初めての国会報告ということでございます。冒頭にもございましたけれども、株式会社日本銀行とすれば、本日のこの国会報告というのは株主総会に当たるということで、私も株主の一人として御質問をさせていただこうと思います。総会屋云々という話も先ほどございました。私も小池と申しますが、ポイントのみをしっかり伺わせていただきたいと思っております。 まず、これはあらゆる……
○小池委員 自由党を代表いたしまして、小池が質問をさせていただきます。 今、同僚が持ってきてくれましたのが、こちらがこの二法案でございますが、国民の皆様にとりましては、この分量をまず見ていただきたいと思うわけでございます。合わせて二法案、地方分権そして中央省庁再編ということで、これで約七千ページありますかね、広辞苑三冊分は優にあると思います。 そしてまた、非常に重要な法案であります。かといって、これをまた五年、十年かけて審議していては、まさに世界の十周おくれぐらいになってしまいますので、実のある審議を続けていきたいと思っております。 ということで、今回のこの二法案でございますけれども、ま……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。 自由党を代表いたしまして、本案、国際協力銀行に関しての質問をさせていただきます。 まず、ただいま前田議員の方からも幾つかございましたけれども、私も新進党時代から、特殊法人につきましては、一たん全廃をした上で、機能そして有効性を考えて、本当に機能する形に持っていくべきではないかということを主張してまいりました。その意味で、今回のこの二つの特殊法人の問題でございますが、もう少し考えることができたのではないか、また、一たんゼロにしてもう一度やり直すといったような大胆な改革の方が本当は今の日本に必要なスピードではないかというふうに感じているところが、本……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。今次の特許法の改正に関しまして、幾つか御質問させていただきたいと思います。 まず、メガコンペティションがますますグローバル化、そして加速する中にありまして、今回の特許法の改正、これにつきましては、資力に乏しい法人を対象にして、特許料の減免、そしてただいまの審査期間の短縮など、こういった措置が行われていることは適切な方向であるというふうに思っております。 しかしながら、まだまだ世界のスピードとそして我が国のスピード、ある部分は大変突出して加速している部分もございますけれども、全体で考えますと、我が国の今の経済状況が示すがごとく、次なる飯の種、そして……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。
早速、本案そのもののテーマに入る前に、きょうの新聞の朝刊は大変にぎやかでございまして、長銀の元頭取の逮捕に始まりまして、それからユーゴの空爆停止。それで、何よりもこれは私もびっくりしたんですけれども、この一―三月期の実質GDPが一・九%、年率にすれば何と八%に届かんばかりの勢いでございまして、マーケットも大変びっくりして、逆にニューヨークの株の方は下がったりとか、いろいろと驚きを持ってとらえられているところでございます。
一言、本論に入る前に、きのう大臣は驚かれませんでしたか。
【次の発言】 その場合、大臣も入るのか、どういうふうに専門家をとら……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。 本日は、お暑い中、五人の参考人の皆様方におかれましては、御足労をおかけし、また貴重な御意見をお聞きかせいただきまして、本当にありがとうございます。 考えてみますれば、八月目前でございますが、大体この時期というのは国会はふだんはやっておりませんで、去年からそうでございますが、このように夏の盛りに国会が開会されてこういった問題を取り扱っているということ自体が、現在の我が国が置かれている状況を象徴しているのではないかと思っております。また、先ほどどなたか参考人がおっしゃいましたけれども、こういった事態において、何年もかけて議論していては間に合わない。……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。 夜も九時が近くなってまいりましたけれども、本日、これまでも懸案でございましたこの定員削減の法案に対しまして審議を行っていただくということに関しまして、関係各位の御努力にまず心から敬意を表したいと思っております。 この定数削減の問題に入ります前に、まず、先ほど御提案がございました永住外国人に対します選挙権の付与に関する法律案、せっかく冬柴さんがお残りでございますので、ぜひともお伺いをしておきたいと思っております。 冬柴議員とは、私、同じ兵庫県でございまして、隣り合わせということから、非常に地域性など私もわかっているつもりでございます。関西地域に……
○小池委員 おはようございます。自由党を代表いたしまして、平成十一年度特例公債について、早期の成立を目指すとともに、何点か御質問をさせていただきます。 さて、今回のこの特例公債の発行額というのは、まさに歴史に残る額でございます。二十一兆七千百億円、十年度の十六兆九千五百億円をはるかに超えまして、過去最大でございます。バブル崩壊、その後の景気の悪化と申しますか、底ばい状態が続いている中で、思い切った特例公債を発行せなければならないという現下の状況でございますが、もちろん、当然のことながら、これは異常な事態であるということを言わざるを得ません。 そもそも特例公債の位置づけというものも、本来なら……
○小池委員 私は、自由民主党、自由党を代表して、ただいま議題となっております内閣提出の公債発行特例法案を初めとする四法案に賛成し、民主党提出の修正案及び共産党提出の修正案に反対する討論を行います。 昨年の自民、自由両党の党首合意に基づき、両党が協力して平成十一年度税制改正作業を行いました。十二月に入ってからの税制改正への参加ではありましたが、我が党の主張も数多く取り入れられた税制改正案であります。 以下、政府提出の四法案に賛成する主な理由を申し上げます。 大胆な住宅減税、設備投資促進税制の時限的創設が盛り込まれており、景気回復を加速するものであります。加えて、自由党のかねてよりの主張であ……
○小池委員 ただいま議題となりました金融業者の貸付業務のための社債の発行等に関する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表いたしましてその趣旨を御説明申し上げます。 案文はお手元に配付いたしてありますので、朗読は省略させていただき、その要旨を申し上げます。 第一に、原案では、登録、監督の主体が内閣総理大臣となっておりますが、これを金融再生委員会に改めることとし、これに伴う所要の修正を行うこととしております。 第二に、原案では、施行期日が平成十年十二月一日となっておりますが、既にその日が経過いたしておりますので、これを公布の日から起算して一月を超えない範囲内において政令で定める日とし……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。 金融に関しまして御質問をさせていただきます。質問は数多いわけではございますが、その中で私はあえて朝銀問題について質問をさせていただきたいと思っております。チョウギンはチョウギンでも長期信用銀行ではございません。いわゆる北朝鮮系の朝銀問題でございます。 御承知のように、北朝鮮に関しては、テポドンであるとか新型ミサイルの発射準備が整ったなどという報道が相次いでおるところでございまして、多くの国民はこの件について大変不安を抱いているところでございます。 一方で、KEDOの開発に対しましては、資金供与問題など、国会を通過したわけでございますが、私ども……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。 産業活力再生特別措置法に関しましての税制上の措置について、幾つか伺いたいと思います。 まず、今回の法案でございますけれども、私は、思い出したこととして、昭和二十年代ごろにテレビがばっと世の中に出てきたときに電気紙芝居というふうにあざ笑った映画産業が、その後、各企業によってたどった道は違いますが、衰退となった。そして、そのテレビが、例えばネットワークの代表格と言われておりますアメリカのNBCという大変大きなテレビ局がございますが、これが今度は、AOLというつい数年前にできたアメリカのベンチャー会社、ヤフーに対抗するようなAOL、アメリカン・オンラ……
○小池委員 自由党の小池百合子でございます。金融、景気問題を中心に伺わせていただきます。 その前に、先ほども出ておりましたけれども、総理、ヨルダンへのトンボ返り、大変御苦労さまでございました。 ヨルダン国王、フセイン国王という大変卓越した指導力を振るわれました方がお亡くなりになったというのは、大変私も残念に思うところでございます。 ヨルダンと申しますと、人口がわずか四百五十万人、そのうちの六〇%が非ヨルダン人でございます。パレスチナ人であり、難民でございます。日本に例えて申しますと、一億二千五百万人の日本の国民、人口の中に六割、つまり七千五百万人が非日本人である、そしてその多くが難民であ……
○小池政務次官 山本委員の御質問にお答えしたいと思いますが、その前に、初当選以来、日本新党、そして新進党と、ずっと年金、介護、社会保障問題に真剣に取り組んでこられました山本委員の御労苦にまず敬意を表したいと思います。 このいわゆる政府案が最終かどうかということでございますが、自由党の考え方をここで私が代表する立場には本来はないわけでございまして、むしろそれに対しての景気の影響はどうかとか、そういったことを本来政務次官としてはお答えするべき立場だというふうに思っております。 しかしながら、昨今の動きということで、ここで自由党の考え方を整理して申し上げたいと思いますが、高齢化の社会を迎えるに当……
○小池政務次官 このたび経済企画総括政務次官を拝命いたしました小池でございます。 当面の重要課題につきましては、先ほど堺屋長官の方からございました。すなわち、まず景気を本格的な回復軌道に乗せること、そして二十一世紀に向けました新たな発展基盤を確立して経済の新生を実現するというものでございます。これらの重責を、大臣をしっかりと補佐し、そして果たしてまいりますよう積極的に取り組んでまいりたいと思っております。 中山委員長を初めとしまして委員の皆様方の御指導そして御協力をよろしくお願いいたします。(拍手)
○小池政務次官 今御指摘ございましたように、最初の選挙で日本新党のポスターとして政治家総取っかえという緑のポスターを張ったことを今覚えております。それは、政治に携わる人間が襟を正して政治に当たっていかなければ国民の信頼が得られないという意味を含めてのポスターでございました。そしてまた、その思いは今も変わっておりません。 藤波議員の件につきましては、先ほど来、大臣そして長官がお話しになっておられますとおり、法律の問題とする点と、そして政治家個人で判断する点、その二つがあると思います。私も同じ議会人といたしまして、藤波議員が地元の意見などもしっかりお聞きになった上で御判断なさるべきというふうに考……
○小池政務次官 印象といたしましては、まず、もう五年がたったんだなというように思います。また、五年たったのでありますから、一度決めたことには従っていくというのは、これは政治の信頼性を確保する意味でも重要なことというふうに考えております。 一方、企業・団体献金の廃止ということになりますと、逆に言えば、個人献金をどういうふうにして育てていくのか、そして、その文化をどのようにして醸成していくのかということが極めて重要なこととなってくるわけでございます。実際には、名前が公表されるといったようなことに対してちゅうちょされる方がおられたり、まだまだ政治に対しての献金という風土が育ち切れていないと思います……
○小池政務次官 このたび経済企画総括政務次官を拝命いたしました小池百合子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
消費者を取り巻く環境は、規制緩和等の経済構造改革によりまして多様化、複雑化いたしております。消費者の利益の擁護、増進を図るための諸施策への取り組みに努力してまいりたいと考えております。
委員長を初めまして、また委員各位の皆様方におかれましては、よろしく御指導、御協力のほどお願い申し上げます。
ありがとうございました。(拍手)
【次の発言】 規制緩和の問題でございますが、戦前そして戦後のいわゆる統制的な流れからいたしますと、現在は本当に大変わり、さま変わりということかと存……
○小池政務次官 通告がなかったということをここで居直ってもしようがないわけでございまして、お答えをさせていただきます。
ただいま中小企業向けの事業用資金、中小公庫からは減っているという御指摘ございましたけれども、データによりますと、九八年三月末が七兆一千億でございます。その後七兆二千億、七兆四千億と、これは半期ごと、六カ月ごとでございますが、九九年六月が最新の数字だと思いますが、七兆四千六百億ということで、今御指摘ありました、減っているのではないかということではなくて、むしろ増加をしているということを申し上げておきます。
【次の発言】 自由党の御意見番であられまして、かつ経済学博士にこうやっ……
○小池政務次官 お答え申し上げます。 ただいまの副総裁に対する御質問と基本的には同じことであろうというふうに思います。 いわゆる低金利政策でございますが、平成三年に公定歩合の引き下げを行って以来、これまで最長を記録しているわけでございますし、また、ゼロ金利政策につきましても、ことしの二月からそれが引き続き行われている。それによって、では一般の家計の収支はどうなのかということで、先ほど副総裁の方からもお話ございました。 私どもも、現時点では、平成九年までの数字しか持っておりませんが、しかしながら、諸般の傾向を考えますと、御承知のように、いわゆる利子所得の推移でございますけれども、マイナスが……
○小池政務次官 委員が先ほどおっしゃいましたとおり、現在、都内で開かれております当庁主催の国際会議に堺屋長官が出席しております。ということで、委員会の御理解を得まして、総括政務次官であります私よりお答えをさせていただきます。 本日午前八時五十分に、今回の四半期別国民所得統計速報、いわゆるQEでございますが、七―九月期の実質国内総生産、GDPの季節調整済み前期比を発表させていただきました。マイナス一・〇%と、三四半期ぶりにマイナスとなっております。これは、本年一―三月期がプラス一・五、そして四―六月がプラス一・〇というふうにGDPが高い伸びとなっていたこともございまして、この七―九月期、前期に……
○小池政務次官 ただいまの御質問で、月例経済報告、ここ数カ月間、緩やかな改善が続いているということで続けているが、実際はどうなのかという御質問でございました。 おっしゃるように、全体といたしましては、景気は緩やかな改善が続いているという判断をこのところ続けているところでございますが、実際には民間需要の回復力が弱く、厳しい状況をなお脱していない。また、年末には需要がやや低迷したというような事情もございました。しかしながら、各種の政策効果も出ておりますし、また、アジア経済の回復などの影響もございます。そういったことで、企業行動にも前向きな動きが見られているところでございます。 民需と公需と分け……
○小池政務次官 では、流れ弾に当たりましたので、最後にお答え申し上げたいと思います。 二十世紀から二十一世紀に変わるというこの大きな潮目、境にあって、やはりパラダイムの変革を、日本の制度、そして仕組みそのものを変えていかなければならないというのが今回の法案の趣旨でもあろうかと思っております。一言で言えば、自己実現が可能な社会をどうやってつくっていくのか、それをベースにした仕組みづくりを今後とも行っていかなければならないというふうに思っております。
○小池政務次官 御承知のように、平成六年にPL法、製造物責任法ができております。これによりまして、消費者の安全を守るという民事ルールとして整備がされております。今回、消費者の取引ということでこの消費者契約法を御審議いただいているわけでございますので、安全と取引、製造物責任法と消費者契約法、この二つで車の両輪をなすものというふうに考えております。
【次の発言】 まとめまして、私の方からお答えをさせていただきます。
法案成立後でございますけれども、まず業界への周知徹底、それをどのようにして行っていくのか。大体、法案ができますと、一般的にコンメンタールという逐条解説書を作成することになっております……
○小池政務次官 まず最初の御質問でございますが、基準財政需要額の算定されております主な費目につきましては、前回お伝えいたしたとおり、都道府県におきましては、消費者教育推進事業費、消費者啓発事業費、商品テスト事業費、苦情処理体制整備事業費等が算入されているところでございます。そして、市町村におきましては、消費者苦情相談員報酬、商品テスト機器等購入費等の名目によりまして算入をされておるところでございます。 しかしながら、それぞれの自治体、まさにこういった消費者という身近な存在に対して、よりきめの細かい対応ができるのが県であり、そしてさらに細かい対応が可能となるのがそれぞれの市町村ということでござ……
○小池政務次官 今もはつらつとしていると思っておりますが……。 政務次官であれ、また、そうやって御質問をいただく立場であれ、それぞれの立場の責任をしょって、そしてまたそれを実行するというもう一つの責任を負っているわけでございますから、座るいすが変わったからといってころころ変わるというのは、私はおかしいというふうに思っております。よって、私はこれまで不明朗な答えをしたことはないというふうに自負いたしておりますし、また、大畠さんも、では政務次官のときはどういうふうな御答弁をなさったのか、改めて検討させていただきたいというふうに思っております。 今、国会報告をするかしないかということでございます……
○小池政務次官 ただいま、景気の認識、そして今回の初めて行われました景気ウオッチャーの調査結果と乖離があるのではないかということを御質問いただきました。ちなみに、数字で申しますと、一月の結果は、三カ月前と比較した景気の現状に対する判断は四五・三ということで、真ん中の五〇を切った、そういう結果が出たわけでございます。また、二、三カ月先の景気の先行きに対しては、五一・一という数字が出ております。 今回初めて景気ウオッチャーの調査をさせていただいた、これは御承知のように、もっと肌で景気の判断ができるように、景気の実感を伴ったものを迅速に調べようということで、この意気込みについてはぜひとも御評価いた……
○小池政務次官 私の方からは、予算の参考資料として、お手元にお配りいたしてあります平成十二年度の経済見通しと経済運営の基本的態度について御説明を申し上げます。 これは、去る一月二十八日に閣議決定いたしたものであります。 まず、これまでの経済運営について申し上げます。 我が国経済は、平成十年秋ごろには、金融システムに対する信頼の低下や雇用不安などを背景として、いわば不況の環とも呼ぶべき厳しい経済状況の中にありました。こうした状況から脱却するため、政府は、平成十年十一月に緊急経済対策を決定するなど、財政、税制、金融、法制のあらゆる分野の施策を総動員して、金融危機、経済不況の克服に取り組んでま……
○小池委員 そごう問題に関係いたしまして、私、小池の方から何点か御質問をさせていただきます。 午前中から、共通した問題点がかなり浮かび上がっております。その意味で、重なっている部分は省かせていただくと同時に、改めて確認しておきたいこと、これについては、重複いたしますがお答えを願いたいと存じます。 今回のそごう問題でございますが、まず二つの切り口があると考えております。法と理にかなっているのかどうか、そしてまたこれは、客商売であるこのそごうという、小売業というその特殊性もあるかと思いますけれども、やはり世論、そして感情問題、この二つの点から考えていかなければならないかと存じます。 まず、そ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 ついせんだってまで経済企画庁の総括政務次官を務めさせていただきました。よって、政策決定会合には何度か出席をさせていただき、その現場の雰囲気、委員の皆様方の御論議などを直接聞かせていただいたわけでございます。本日のこの「通貨及び金融の調節に関する報告書」を拝見いたしておりましても、私の名前もしっかり載せていただいておるところでございます。 さて、私の持ち時間も同じく二十分でございます。幾つか端的に伺わせていただきたいと存じますが、やはり、昨日、世界の市場も注目されました日銀の政策決定会合、つまりゼロ金利政策の解除ということが一番大きなテーマになっ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 厚生委員会のメンバーになったのは初めてでございます。まさに厚生行政、本当に幅が広うございます。年金、介護、そして医療、大変御苦労なことだと思いますが、これまで経済を担当いたしてまいりました身といたしましても、やはり将来への不安というものが個人消費を抑えているということを大変実感いたしておるところでございますので、ぜひともこの委員会で、大所高所、そしてまた国民の側に立って、かつ国家の運営という、その両方をバランスよく進めていかれますようにお願いを申し上げたいと存じます。 さて、最近は雪印の問題で食品の安全に対しての不安というものが出てまいりました……
○小池委員 保守党の小池でございます。 参考人の皆様方、本日御多忙のところありがとうございます。私で最後でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 今回の雪印集団食中毒事故で被害に遭われた皆様方にまずお見舞いを申し上げたいと存じます。また、いろいろとこの一連の報道を見ておりまして、雪印側の対応を拝見させていただいて、これほどのトップ企業、大企業がこういう対応しかとれないのかというのは、本当に大企業病とはこういうものだという悪例を残されたようにも思うわけで、大変私も残念に思うところでございます。 きょうは、まず最初に、山本参考人の方に伺わせていただきたいと存じます。 HACCPでご……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 まず、ヤコブ病の感染によりまして命を落とされた方々、御遺族、そして今危険と不安にさらされている方々に対しまして、心からのお見舞いを申し上げたいと存じます。 今、厚生大臣の方からこの問題についての総括的な御所見を伺いました。最後の部分に、予見が可能だったのか否かということについては不可能であったというふうなお話がございました。 しかし、厚生省という国民の健康と命の安全を守る側が、ただ予見は不可能だったということで済ませてしまうならば、一体何のための厚生省なのか。また、今回の問題でも、いろいろな科学者、それぞれの分野の方々がそれぞれ研究なさってい……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 本日は、幾つかのテーマがございますけれども、総選挙を終えたばかりということで、幾つかの点をまず点検をし、総括をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 今回初めて導入されました幾つかのシステムがございました。まず一つは、洋上投票ができるということが一点。そしてまた、在外選挙ということが初めて行われたわけでございます。 まず、在外選挙でございますけれども、海外に住んでいる邦人が投票ができる、投票する権利がそもそもある、それを実際に、比例区のみでございましたけれども、今回初めて実施されたわけでございます。 せんだって、……
○小池委員 保守党の小池でございます。 与えられた時間は十分。五人の大臣にお越しいただいているので、お一人たった二分という計算になりますが、簡潔にお答えをいただきたいと思います。 まず、金融問題でございます。参考人の方々もこの後いらっしゃるんですが、私は、むしろ今問われているのは金融行政の一貫性ではないかというふうに思いますので、金融再生委員長であられます相沢委員長の方にお聞きをさせていただきます。 ついせんだってまで与党の金融プロジェクトチームの座長をお務めいただいて、その仲間でやらせていただいていたわけでございます。せんだっても、この与党のプロジェクトチームの方で、日債銀の譲渡に関し……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 本日、一般質疑ということで御質問させていただきたいわけでございます。 まず、今国会、健康保険法の改正、医療法の改正、さらには確定拠出年金についてということで、大変重要な法案がメジロ押しでございます。本日厚生委員会が開かれまして、野党とのお約束どおりまず一般質疑から入りましょうということで、これまでの前提と申しましょうか、それを一つ一つ踏まえてきょうここに委員会を開かせていただいているわけでございます。残念ながら野党の方は、参議院に引っ張られて今衆議院の方が全くストップしているということでございまして、残念至極でございますし、また、こういった国民……
○小池委員 保守党の小池でございます。
本日、ついに健康保健法、医療法改正についての審議に入りましたこと、遅まきながら必要なことだというふうに感じております。
何よりもこれらの法案は重要であり、かつ、前国会からの先延ばしというか先送りされたものでございます。ということで、まず、このおくれ、どこからのおくれと計算するかによって違ってまいりますけれども、大臣の方から、これまでのこの重要な法案のおくれがどのような経済的、社会的な影響を及ぼしているのか、そのあたりの御見解をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今、数字で財政的な影響をお挙げになりました。立法府の人間といたしまして、こういった国民……
○小池委員 たびたび質問させていただきます。保守党の小池でございます。 前回、積み残した部分、そしてまた聞きそびれた部分などを追加で御質問させていただきたいと存じます。 ちょっと順番が変わるのでございますが、今回の医療法の改正のところで、さまざまな問題点があるわけでございますが、一つ大きな進歩、前進というふうにとらえさせていただいているわけでございます。 また一方で、昨日も発表されましたばかりでございますが、事業規模総額十一兆円ということで、日本新生のための新発展政策ということが決まったわけでございます。今の景気の現状、そして、今後二十一世紀において日本の社会資本として必要なものが網羅さ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 四名の参考人の皆様方、御苦労さまでございます。私が最後でございますので、あとしばらくおつき合いを願いたいと存じます。 全く違う話でございますけれども、アメリカの大統領選、もう間近になりました。これまでの赤字の財政から転じまして、今はそれが黒字に転じて、その余剰分を何に使うか。社会保障を強化するのか、それとも減税に回すのか、大変うらやましい議論が繰り広げられているわけでございます。 ポイントは、やはり経済の回復、景気の回復がアメリカの好循環をもたらしているのだな、であるならば、まず現在の日本の景気の回復、これは目先のことのみならず、やはりこのこ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 今回の医療保険法等の一部を改正する法律案、医療法等の一部を改正する法律案、ともに、この厚生委員会にとりましては大変メジャーな法律案がそろったわけでございます。これは前国会からの先送りの問題であるということで、今国会においては、これまで参考人質疑を加えれば二十時間をはるかに超える時間、審議を重ねてきたわけでございます。ということで、この法律の施行を急ぐ必要もあろうかと思います。 最初に、私御質問させていただいた折に、この法律の改正が先延ばしになっていることで月額二百二十億円の負担がどんどん積み重なっている。将来の何兆円ともいう大きな大きな額を占め……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。御質問させていただきます。 久しぶりに災害対策特別委員会での質問というわけでございます。あと十五分でございます。皆さん、よろしくお願いいたします。 まず、今回の鳥取県西部地震で被災された皆様方に、心からお見舞いを申し上げます。不幸中の幸いと申しましょうか、お亡くなりになる方がおられなかったというのは、これはまさに幸いだったというふうに思っておりますが、被災者の方々は、私も阪神大震災の経験者でございますが、やはり今は、余震とそれから将来の不安ということを抱えておられると存じます。これまでも幾つか明快な御答弁もいただいておりますが、被災者の方々に希望……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 今回の公職選挙法改正について何点か伺わせていただきたいと存じます。 つい先ほど衆議院の本会議が終わりまして、IT基本法案についての代表質問が終わったところでございます。今回の改正の一番大きな目玉といたしまして、非拘束名簿式導入ということでございますが、その前に、やはりこのIT革命、また、新生日本をうたっている森政権といたしますれば、きのう細田委員の方からも御質問ございました、ネットの導入といいましょうか、選挙運動にインターネットの活用をするには、今回は実は最大のチャンスだったのではないか。党内でこの法案の審議をさせていただいたときも、私もかなり……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 今回、与野党双方でいわゆるあっせん利得罪という法案が出ているわけでございますが、もちろん突然降ってわいたように出た法案ではございません。若干、故事来歴になりますけれども、私の知る範囲で、これまでのこの法案に行き着くまでの過程、この中にいろいろな意見、そして考え方が凝縮されたのが今回の与野党案だというふうに思いますので、これを少し明確にしておきたいと思います。 私はもともと自由党の方でございますが、平成十年の六月八日に衆議院の方に、国会議員等の入札干渉等の処罰等に関する法律案というのを出させていただいたわけでございます。そしてまた、その前、新進党……
○小池議員 これまでも数多くのスキャンダル等々ございました。しかし、それはすべてケースがいろいろな場合にまたがっているわけでございます。
そこで、法律の適用ということについて申し上げますと、事実関係が非常に複雑に入り組んでいるということで、ではどんな場合に、そのような場合でも本法案の罪が成立するか否かというのは、やはりここは具体的な証拠関係に基づく事実認定の問題ということで、ただし、処罰されるべき事案は処罰されるというふうに考えております。
【次の発言】 私は、ただいまそちらの質問にきっちりとお答えさせていただいて、これ以上の答弁はないと考えております。
○小池議員 今御指摘ございましたとおり、私ども議員は、国民そして住民の負託を受けて、そしてその利益にかなうもの、その政治の実現をするわけでございまして、これがまさに民主政治の根本であるというふうに考えております。そして、その負託を受けた我々議員が罰せられる、公民権の停止、立候補の制限などとまさに議員の政治生命を実質的に失われるという法案の策定に当たりましては、ルール、構成要件の明確性が、特に罪刑法定主義にのっとった構成要件の明確性が求められることは言うまでもないわけでございます。 そこで、与党案よりも厳しいものをつくらないといけないとか、とにかく国民へのアピールの姿勢を優先するという態度でこ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。今度は質問者となってお伺いをさせていただきたいと存じます。 せんだっての参考人質疑のときでございますが、これまでこの質疑の中で、審議の中で、一切というかほとんど触れられていなかったことがございます。そこを参考人が指摘されたわけでございますが、与党案でいうならば第四条の利益供与罪、そして野党案ですと第三条の贈賄というところでございます。 そもそも、あっせんということは、まず頼まれて、請託を受けなければならないというのが基本的な部分としての違いがあるわけでございますが、では頼んでくる方はどうなのか。そもそものところが、これはむしろ文化論になるわけでご……
○小池委員 小池百合子でございます。 本日は、参考人の皆様方、大変お忙しいところをお出ましいただきまして、本当にありがとうございます。 御質問に入らせていただく前に、政治倫理の確立ということでこの特別委員会を設けているわけでございますが、せんだっての国会におきまして、我が党の、そしてまた今回の法案の提案者でございます議員が水をかけるという言語道断の行動に出ましたことを、各党、各議員の皆様方に大変不愉快な思いをさせたことを心からおわびを申し上げたいと思います。 さて、今回の法案でございますが、各党がほぼ、ほぼといいますか、一言一句変わらぬ文言でもって提案をさせていただいているところでござい……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 先ほど改めて見させていただきました破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告、一千ページをはるかに超えるこの分厚い厚さが、我が国が抱える金融問題の重さを語っているかと思います。 そこで、私はきょうは幾つかお伺いしたいこともあったのですけれども、この中のわずか数行、もしくはわずか数ページにしか書かれておりませんけれども、そのうちの信用組合の問題、特にいわゆる民族系と言われます朝銀の問題について、改めて伺わせていただきたいと思います。 御承知のように、九七年の五月、朝銀大阪が破綻いたしました。そして、一年後には、周りの五つの府県の同……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 二十一世紀を目前にいたしました最後の大蔵委員会という前ぶれでございました。物理的にそうだと思います。いろいろな点で、世紀の境目ということで幾つかのポイントを整理させていただきたい、かように思うわけでございます。 このところ、世界のいわゆる経済大国の二国が政治的に大変不安定な状況にあったかと存じます。すなわち、それはアメリカの大統領選、なかなか勝者が決まらない、今も決まったか決まらないかよくわからないような状況でございますけれども。とともに、日本の政局も、かなり激動するのかと思われたようでございますが、今のところとまっているようでございます。それ……
○小池委員 保守党の小池でございます。 この一月、大々的な省庁再編が行われました。その際に環境庁が環境省に格上げになったということでございますが、残念ながら今回防衛庁はそのままという形でございます。中には、消防庁と防衛庁は同じではないかと言う方もおられまして、これでは本当の意味の機能が果たせないということで、防衛省への昇格ということをしっかり進めてまいらねばならぬというふうに思っております。 また、有事法制につきましても、これも延々、議論にもならなかったというか、そこまで至らなかったということは、まさに国家の防衛を議論する以前の話であったというふうに思うわけでございます。 防衛庁長官には……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 まず最初に、防衛庁長官に伺いたいと思いますが、私ども保守党、前回の国会でも、防衛庁の防衛省昇格ということで法案を出させていただきました。残念ながら、途中で不幸なことがございまして、一人提出者が欠けてしまって要件を満たさなくなった。細かいことは申しません。 ということで、また再度、今度は参議院の方で挑戦をさせていただくということでございます。参議院の方は、提出者、全体で十一名が必要ということでございますので、今何とかかき集めているところなのでございますが、本来は、集団的自衛権の問題など、これほど正面にぼんと持ってきておられる小泉内閣であるならば、……
○小池委員 中村喜四郎議員の議員辞職勧告決議案に関しまして、保守党としての意見を申し述べます。 保守党は、本決議案に反対であります。 第一の理由は、議員を辞職するか否かは、政治倫理の観点を含めまして、あくまでも本人が判断すべき問題であるということであります。 国民の代表として選ばれた国会議員の身分は、憲法そして公職選挙法によりまして、手厚く保障されております。そして、任期の満了、辞職、被選資格の喪失、懲罰による除名などを除きまして、身分を失うことはありません。このように憲法上身分を保障された議員について立法府が辞職を促すような行為は、あくまでも慎重に取り扱うべきであります。 我々は、平……
○小池委員 保守党の小池でございます。 早速ではございますが、引き続きKSD関連の質問をさせていただきたいと思いますが、その前に、坂口大臣も、先ほどもございましたように、医師としての御経験を踏まえてこれまでも厚生大臣として御活躍をいただいたところに、今回は、省庁再編ということで、厚生労働大臣ということに御就任をされたわけでございます。その矢先にこのKSD問題に直面されて大変御苦労なさっているということを改めて、頑張ってくださいと言うしかないわけでございます。 しかし、これはもう、この問題は、非常に伝統的なと申しましょうか、日本の抱えている構造的なと申した方がいいかもしれませんが、まさに政官……
○小池委員 保守党の小池でございます。今回の、再就職を促進するための雇用対策法改正、幾つかお聞きをさせていただきたいと思います。 今回、雇用政策の改正ということで、改めてこれまでの変遷を読ませていただいたわけでございますが、まさに戦前そして戦後からの日本の社会の縮図であり、また、その政策の裏側から人間の息遣いが聞こえてくるような、そういったものであるというふうに思います。 また、これまでの日本の、いわゆる高度成長に向けての神話というものがございました。土地神話しかり、そして安全神話しかり、もう一つが終身雇用によりますある意味での安心神話があったのではないかというふうに思うわけでございます。……
○小池委員 おはようございます。 確定給付企業年金法につきまして御質問をさせていただきます。 私は、この企業年金ということに大変興味を持って、これまでもさまざまな勉強もさせていただいてまいりました。このたび、この確定給付企業年金、そしてこの後で確定拠出企業年金ということで、結果的に国会運営の立場から個々に審議が行われることになったわけでございますが、本来は、給付と拠出は非常に密接に関係があり、お互いに補完し合うものでございますので、本当は質問者といたしましてもまとめて御質問をさせていただきたかったというのが正直なところでございます。 いずれにいたしましても、米国の場合ですと、ERISA法……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 本日は、参考人の皆様方、大変ありがとうございます。私が最後の質問者でございますので、よろしくおつき合いのほどお願いを申し上げたいと存じます。 まず最初に、皆様方が御指摘になられました点でございますけれども、最近の日本経済の情勢、そしてまた、これから進んでまいります例えば緊急経済対策などを考えましても、雇用ということが大変大きなポイントになってくるわけでございます。特に、不良債権の処理ということをいたしますと、昨日も竹中大臣の方も、数十万人の失業者が出てくるであろうということも数字を挙げて、明確ではないですが、漠たる数字を挙げておっしゃっておられ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 今回のハンセン病の問題につきましての最終的な政治決断、立法府の人間といたしましても改めて政治の力を思い知らされる、そんなすばらしい大英断であったと思います。坂口厚生大臣そして小泉総理を含めまして、心から敬意を表したいと思っております。 さて、今回の問題は、原告団の方がこの間テレビに出ておられて、そのときに一言おっしゃったことが今回のハンセン病の問題の深さということを知らしめてくれたなと思います。それは、いろいろな疾病がございますけれども、大体家族の応援団ができるものだけれども、私どもには家族はだれもついてくれなかったという一言でございました。そ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 参考人の皆様方、御多忙のところ、本日はありがとうございます。 私は、基本的にこの確定拠出年金、賛成でございます。今の日本経済、いろいろな問題点を抱えておりますが、また緊急経済対策にもかかわっている人間といたしまして、今の日本経済の問題点、以前から私は、これは日本経済エコノミー症候群であるというふうに申し上げております。じっと座っている間に血瘤がたまって、そしてそれがどんどん血圧を下げてデフレになる、そしてお金のめぐりがよくならないで、そしてどんどんと経済力が低下していくという現象であり、また個人個人として見れば、いつリストラされるのかわからない……
○小池委員 ただいま議題となりました確定拠出年金法案に対する修正案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党及び保守党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 修正の要旨は、原案において「平成十三年三月一日」となっている施行期日を、「平成十三年十月一日」に改めるとともに、その他所要の規定の整理を行うものであります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 今回の熊本におきます判決、これを踏まえまして、厚生大臣そして小泉総理の大変な御英断で、そして本日こうやって立法の上審議をしているわけでございますが、私も政策責任者会議のメンバーといたしましてこの立法にかかわらせていただきました。 こういった法律に前文をつけるというのは極めて異例ではございますけれども、法律用語となりますと、どうしても無機質になってしまうということで、この前文のところで、私どもの思い、これは国会の思いと言って結構だと思いますけれども、このところに我々の、国会の不作為を問われた私どもの思いをここに書かせていただいたということでござい……
○小池委員 おはようございます。保守党の小池百合子でございます。 本日は、参考人の皆様、お忙しいところ御出席を賜りまして、貴重な意見を伺うことができました。ありがとうございます。 また、委員会のこういった場で手話の方が入るのは二年ぶりだということでございますし、またきょうは、こうやってパソコンで文字を起こす方式を取り入れたというのは、委員会で始まって以来のことだそうでございます。その意味でも、今回のこの法案はいろいろな大きな意味があるということを象徴しているのではないかと思いますし、また、私も、地元の障害者の方々から、この欠格事由の適正化ということはかなり強く言われておりました。ここまでよ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 自賠責の大きなシステムの変更ということで、私、質問をさせていただくところでございます。 以前、この政治の世界に入る前に、私、大蔵省の方の自賠責の委員会の委員を務めておりまして、何度か出席もして、途中で政治の世界に入ってしまったので、やめたという経緯がございます。ほぼ十年近く前の話でございますけれども、その間に再保険の廃止という大きなテーマに入れかわっていたということに、私はある意味で大変な驚きも感じたところでございます。 今回の大きなテーマとして、再保険の廃止、これは規制改革、規制緩和の点から出てきたわけでございまして、それによる大きなシステ……
○小池議員 御指摘のとおり、今回の商法の改正、すなわち金庫株の解禁でございますが、証券取引法の改正で具体的に三点ございます。 まず一つには、自己株式の売買の際の相場操縦のおそれがあるということから、自己株式の取得または処分の際に一定の要件を遵守すべき旨を定める規定の新設がございます。これは、アメリカのセーフ・ハーバー・ルールなどを参考にいたしまして、検討の上、内閣府令として規定をするという方向になっております。 二番目が、自己株式の取得または処分にかかわります決定をインサイダー取引の重要事実として規定をする。この部分は、これまで自己株式の売買ということはなかったわけですから、重要事実として……
○小池議員 私は同感でございます。企業であれ役所であれ、人、物、金、情報という中にあって、百人規模のこの委員会というのは、本当にアメリカと比べれば大変小さいものだというふうに思います。そしてまた、人材の内容ということも重要になってくるわけでございまして、また、これは役所同士で毎年すり合わせをして、一人プラスしたりした分はこっちでマイナス一だとか、何か細かい話をやっているので、これは政治力ではないかなというふうに思っております。ですから、今のお話、急に五百人はなかなか難しいと思いますけれども、そのお気持ちは十分酌み取りたいと思います。
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 まずは、与党の一員といたしまして、一日も早い予算の成立を推し進めてまいりたいということをお伝えしておきたいと思います。 その上で、何点か伺いたいことがございます。 まず、ハワイ沖での実習船えひめ丸とアメリカの原潜グリーンビルの衝突沈没事故に関連いたしまして、先週の金曜日に、私ども保守党といたしまして決議をいたしたところでございます。 これに関連いたしまして、政府からの御答弁をちょうだいいたしたいと思いますが、その前に、その決議について少しお伝えをしておきたいと思います。 わが国の宇和島水産高校の漁業実習船とアメリカ原子力潜水艦との衝突事……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 国会閉会中、総理をお迎えしての予算委員会の開催というのは、何と三十五年ぶりのことと伺っております。それだけ異例なことであると同時に、世界もさまざまな今危機に瀕している、面しているという、そういった感覚で、危機管理について何点かお伺いさせていただきたいと思っております。 まず、今回のアメリカで起こりました同時多発テロ事件、とうとい人命を奪います極めて卑劣かつ許しがたい暴挙であるということをまず表明したいと思いますし、また、犠牲者の方々に哀悼の意を表したいと思います。もちろん行方不明者、邦人の方も含めてでございますけれども、発見に最大の努力を払って……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 安全保障委員会の場ではありますけれども、若干金融関係のことについてお伺いをしたいと思います。 先日も香港に参りまして、国際会議がございました。そこで各国の方々がおっしゃっていたのは、日本の今回の防衛努力プラス、何よりも日本の経済が、金融が安定することこそが世界への今回のテロに関連してのさまざまな問題の解決に大変大きく寄与するというラブコールを聞いてまいりました。その意味で、今回テロ対策の特措法、例の不審船関係の海上保安庁の法律の改正、これもまさにいろいろな意味で総合的に安全保障にかかわる問題でございますので、大変重要であったというふうに思います……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。十分間でございますので、どうぞ内容の豊富で、なおかつ短い御答弁をお願いいたします。 まず、今回のPKO法の改正でございます。地雷の除去でございますが、遺棄兵器として処理が法的には可能となったと受け取っております。また、湾岸戦争の際には日本が掃海艇を出したということはだれにも記憶があるわけで、公海上、海というのと陸というのが違うだけでございまして、まさに地雷除去という形はその後の復興にもつながる大変重要な仕事であるというふうに考えているわけでございます。 長官はこの地雷除去の活動について若干消極的と私は承っているんですけれども、実際いかがなんですか……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 まず、金融庁長官の方にお伺いをしたいと思います。 本日も大々的に報道されておりますが、アメリカのエネルギーベンチャーというのでしょうか、エンロンが事実上の破綻をするということで、今後の世界金融全体への影響なども心配されているところでございます。 せんだってのマイカルにいたしましても、今回のエンロンにいたしましても、社債ということで、かなり多くの方々がこれにつぎ込んでおられるという実態がある。そしてまた、このエンロン債というのも組み込んでいるMMFも元本割れがさらに激しくなってきているという状況でございまして、この問題は、今後のさらに大きなこと……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 早速伺わせていただきたいのは、昨日アメリカの国防総省で発表されました対テロ支援貢献リスト二十六カ国の中に、全く、日本のJの字は全くなかった。今、私も入手いたしましたけれども、オーストラリア、バハレーン、ベルギー、カナダ、チェコ、デンマーク、エジプト、フィンランド。 それで、一人、何月何日に事務所に来ましたとか、フリゲート艦一隻送りましたとかいう話で、全く、湾岸戦争の百三十億ドルのお金でトラウマを生じたといって、今度は大変な後方支援を、この国会も大変な努力をして送った。そして実際に今、アラビア海にいる人たち、自衛隊の方々も苦労して、そして燃料の補……
○小池委員 保守党、小池百合子でございます。よろしくお願いいたします。 まず、中東問題でございます。 三月三十一日夜でしたか、シャロン・イスラエルの首相が、イスラエルは現在戦争状態にあるということを宣言し、また、アラファト議長は我々の敵であるということを、エネミーという言葉を明確に使ったところでございます。そして、その言葉どおりに、ラマッラという議長府の置かれているその地に戦車等々を繰り出しまして、現実にアラファト議長を監禁状態に置いているという状況でございます。連日報道がされ、そして電気も水も食料もない、その状態に置かれているのが現在のアラファト議長でございます。 外務大臣、きょうも勝……
○小池委員 小池でございます。各担当のお役所の方からもたくさんお越しいただいております。御足労ありがとうございます。 まず、世界のトップニュースはやはり中東でございますので、中東について何点か伺わせていただきたいと思います。 外務大臣がもうお帰りになってしまったので、杉浦副大臣、この間、パウエル国務長官による調停、大変はらはらどきどきしながら見守っておりました。しかしながら、今回の訪問におきましては、目立った停戦、幾つかのイスラエル軍の撤退ということがありますけれども、しかし、アラファトさんのあのラマッラというのが、あそこから撤退するという兆しもないし、ましてや監禁状態も解かれていない。そ……
○小池議員 まず冒頭、本日の参考人意見聴取がこのような形で実現いたしましたこと、また、私の発言の機会をお与えいただきましたことに関しまして、委員長そして委員の皆様方に深く感謝したいと思います。ありがとうございます。 さて、きょうの参考人の皆様方からいろいろと御意見を聴取させていただいているわけでございますが、私は基本的に、北朝鮮という国が現実に日本から近い距離にあって、そしてその国が、いわゆる組織でも企業でも国でも何でもそうなんですが、四元素、人、物、金、情報、この四つすべてにわたって、日本との関係において不正常な状況にあるということを認識いたしております。 冒頭に挙げました人でございます……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 現在、我が国の経済、財政、雇用状況が極めて厳しい中で、まず隗より始めよということから、今回の歳費削減案が出てまいったわけでございます。数多くの議論を重ねた上、今回、案ができたわけでございますけれども、保守党といたしまして賛成をいたしたいと思います。 しかしながら、我が国国会を取り巻く環境、そして今後の機能的な予算等々の問題は、構造的なものもこれあり、この案を端緒として、今後とも引き続き国会改革が進められることを期待いたすところでございますし、また、結局のところ、この削減ということを日本の経済にとっていかにプラス効果に持っていくかは、まさに運用面……
○小池委員 衆議院議員鈴木宗男君の議員辞職勧告決議案に対しまして、去る三月二十日、保守党としての意見を既に表明させていただいておりますが、さきの時点と同様に、鈴木宗男君の議員辞職勧告決議案に反対をいたします。 理由の第一は、正当な選挙で選ばれた議員がその職を辞するか否か、これについては、みずからの行為の結果に基づいて、議員本人がその責任において判断すべきでありまして、多数の力により決すべきではないという基本認識を持っているからであります。 議員辞職勧告決議案は、法的拘束力はありませんが、院議で決めた以上は、政治的、社会的あるいは事実上の圧力が相当強く、対象となった議員もこれを簡単に無視する……
○小池委員 鈴木宗男君の逮捕許諾請求に対し、保守党の態度を表明いたします。 保守党は、鈴木宗男君の逮捕許諾請求を容認いたします。 憲法第五十条は、国会議員の不逮捕特権を定めております。これは、三権分立の精神に基づき、行政権及び司法権の乱用による不当な逮捕から国会議員の地位を守り、国民の代表である国会議員の自由な活動を保障するためであります。我々は、立法府に対する行政あるいは司法の恣意的、裁量的介入には、国会議員の名誉にかけても断固としてこれを排除しなければなりません。 一方、不逮捕特権は、議員個人がいかなる行為を行っても逮捕されないという文字どおりの特権を認めるものではありません。議員個……
○小池委員 衆議院議員鈴木宗男君の議員辞職勧告決議案に関し、保守党の意見を表明いたします。 保守党は、鈴木宗男君の議員辞職勧告決議案に賛成いたします。 保守党は、これまで鈴木議員の辞職勧告決議案に反対してまいりました。それは、正当な選挙で選ばれた国民の代表である議員がその職を辞するか否かは、本来、議員本人がその責任において判断すべきものであること、憲法等で保障されているように、国民の代表である議員の身分は極めて重く、軽々に扱うべきものではないこと、これまで、うわさとしてはあったが、鈴木議員本人は法的に罪に問われてはいなかったことなどの理由によります。保守党のこの考えは、基本的に今でも変わっ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 申すまでもなく我が国は少資源国であり、そして、二十一世紀の大きな世界的なテーマとして環境問題が控え、さらには、現在の大変不安定な中東情勢を考えてみましても、このところの中東への依存度というのはさらに高くなっている等々で、総合的に考えまして、この新エネというのは我が国はもっと国策として取り組んでいくべきではないか、それも総合的に取り組んでいくべきではないかと思っている一人でございます。 さらに、この新エネの中に組み込まれております、定義の中にも入っております燃料電池というのは、今後の大変な国際競争の中にあって、さらに自動車と関連いたしますと、やは……
○小池議員 基本的に相対的なものでございますから、アジア等々の部分が減ったということに、それに逆の形で八七%、これは過去最高の比率ではないかと思います。これはやはり、石油の安定供給であるとか相手方との信頼感とか、あとは市場価格の問題といった、ある種、経済原理に基づいた結果かというふうに思っております。
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 世の中、変わるときには変わるものでして、私は兵庫県の選出議員でございますが、せんだって、兵庫県知事が上海にいらっしゃいまして、中国の企業の企業誘致に、神戸にいらっしゃい、兵庫県にいらっしゃいということで、県知事がかの地にいらっしゃった。私は、最初は、新聞を読んだときに、これは間違いじゃないかと思ったのでございますけれども、神戸そして尼崎等々の兵庫県の事情を考えますと、物づくりの現場が空洞化をし、そしてもはや戻ってこないということで、新規のお客様として中国企業を呼ぼうじゃないか、本当に時代は変わってきているのだなと感……
○小池議員 今お尋ねの件でございますが、提案理由にありましたように、銀行等保有株式取得機構について、株式保有制限の導入に伴う銀行等による株式処分がまず円滑に進められるということが一点。そして、金融システムの安定性を確保するためということで、セーフティーネットとして設立をさせていただいたものであります。また、今回の事情変更云々ということでございますけれども、その意味で合理性は十分あると考えております。 ただ、前回のときでございますけれども、その際には、株式保有制限に伴います直接的な影響としての銀行による株式処分のみが着目をされていたわけでございます。これに対しまして、今回、我々、与党三党でござ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。原案を踏まえまして、そしてまた修正案の提出者として何点か押さえておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。最後の十分でございます。 まず、公社化でございますが、そもそもの目的、これは行革会議の最終報告を見ましても、公社化の目的は、企業的な組織、業務運営の実現にあるとしているわけでございます。やはり、これによってサービスの効率化、そしてまたユニバーサルサービスはもちろんのこと、これから国営の特殊法人の公社というふうにおっしゃいましたけれども、やはり国民とすれば、郵便局が、公社化することによって何らかサービスがよくなるとか、かつての国鉄からJR……
○小池委員 最後のバッターでございます小池でございます。バッターになったり、投げたり打ったり忙しいのでございますが、どうぞよろしくお願いいたします。 きのうも総務委員会の方で、提出者であり質疑者でもございましたけれども、信書とは何かということなどで、中には禅問答的なやりとりもあったかとは思うのですが、法律をつくっているわけですからいろいろと決めていかなければならないということで、それもこの審議の場においては必要なことだと感じております。 ただ、やはり私は、改革というのは目の前のことだけでなくて、中長期的なことをにらんでこそ政治家としての先を見通す能力であり、またそれが責任であるというふうに……
○小池委員 保守党の小池でございます。最後の質問をさせていただきますので、極力重複を避けてまいりたいと考えております。 まず、今回、一九四八年の勧告史上初のベースダウンということで、特に基本給、俸給表の引き下げ改定というのがやはり一番大きなテーマではなかろうかと考えております。 そこで、いきなり憲法問題になるわけでございます。新聞などにも報道されておりますように、裁判官に対してこの人勧をそのまま当てはめていった場合には、憲法の文言では、減額してはならない、減額することができないということが憲法の第七十九条、そして八十条にうたわれているわけでございますけれども、今回のこの措置で明らかな減額に……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。一時間、お時間ちょうだいいたしました。 冷戦が終わりまして、そして世界がいろいろな再編成ということをこの十数年間遂げてきたわけでございますが、昨日はロシアがNATOに準加盟ということ、そしてまた、言うまでもなく九・一一のテロ、新しい事態がいろいろと起こってきているわけでございます。もちろん、インド、パキスタンの問題、中東の問題、本当に世界を取り巻きます情勢というのはいまだに不安定な情勢が続いているということでございます。 ここで、いわゆる有事法制、今からさかのぼりますこと四半世紀、昭和五十二年、当時の福田総理の了承のもとで防衛庁において始められた……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 私は、広い意味での安全保障、国の安全保障についてまずお伺いをしていきたいと思っておりますけれども、手短にお答えをお願い申し上げます。 まず、不審船の問題でございますけれども、この引き揚げ、これについては、これまで何度かお答えの中で、気象条件等が整えばというような、そういうニュアンスであったかと思っております。とともに、外交努力も必要かと思いますけれども、そういったことが整えば政治的な意思としてこれを引き揚げるということ、この意思をお持ちなのかどうか、確認をさせていただきます。総理、お願いします。
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 本日、一時間ちょうだいいたしております。最近はイベントが、ブッシュ大統領の訪日、そして夜はオリンピック観戦と、大変忙しい毎日でございますが、それぞれの大臣の皆様方には、どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。 ちょうどオリンピックを毎晩やっているもので、国民的にも、眠い目をこすりながら日本の選手に対してエールを送っているわけでございますが、どうも残念ながら、今回のソルトレークについては、銀と銅ですか、それぞれ一つずつということで、前回の長野のようにはなかなかいかないなというふうな、ちょっと残念なところがございます。 また、例のショートト……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 まず、ロシア問題の方からちょっと伺わせていただきたいと思うのでございますけれども、ムネオハウス、そしてイスラエルでの会議等々で非常に不透明な会計ということが問題となっております支援委員会でございますけれども、この支援委員会は、当時はソ連だったんでしょうか、ロシアですね、ロシアとの間での協定に基づいた外務省の関連団体である国際機関であるということから会計検査院も入らない、大変不透明であるということが問題になってきて、ある種の温床となってきて注目されているわけでございますけれども、この委員会はこれからもう廃止しようという動きがあると聞いておりますけれ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 まず、新聞に毎日、小泉日誌とかいろいろな形で総理官邸での動向がよく報道されているのですが、十月三十日の午後四時五分、「首相会議室へ。田中均外務省アジア大洋州局長、溝口善兵衛財務省国際局長、西藤久三農水省総合食料局長ら。」ということで、約一時間にわたって会議室で総理と会議をしておられると。ASEANの打ち合わせだとは伺っているのですが、何かメンツがそろい過ぎているのではないかというふうに思うわけでございますが、北朝鮮への経済協力、食糧支援などについても話し合われたのでありましょうか。局長、よろしく。
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 本日は、お三方、お忙しいところ御出席いただきまして、ありがとうございます。また、日本のとるべき選択、方向性についての御指摘、私は、一つ一つそのとおりだということで、御意見を共有したいということをまず申し上げておきたいと思います。 その上で、最近の中東情勢を客観的に見てまいりますと、非常にいろいろなまだら模様があるなと思っております。 例えば、トルコで総選挙が行われまして、かつてのリファイ党、福祉党の流れをくむ宗教色の強い政党が単独で第一党、与党になったということ、これはすなわち、湾岸戦争当時の実際のアクションにおいて非常に大きな貢献をしたトル……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 まず、きょうから日朝交渉が始まりますので、北朝鮮とお金の問題で二、三押さえさせていただきたいと思っております。よろしいでしょうか。 最近、この日朝関係、大変注目もされているわけですが、私は、以前から、朝銀の問題を通じまして間接的に既に対北朝鮮に対しての経済支援は始まっているということを主張させていただいているわけでございます。そしてまた、昨今の国内におけるこの北朝鮮関連の動きからも、いろいろな新たな、何というんでしょうか、情報等々も出回るようになっております。 そこで、大変心配と申しましょうか、これまでもうわさされていたようなことに対しての裏……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 金融財政委員会には不似合いかもしれませんけれども、昨今の、十月後半、もしくは竹中大臣が金融を御担当になるようになりましてから、非常にいろいろなことが一気に噴き出てきまして、ある意味で社会学的にいっても非常におもしろい状況が起こっているのではないか、その点でも大変興味を持っております。 また、日本の意思決定システムがどういう形になっているのかということに対して、これは私は、マイナスの世界への発信になってしまったということが大変問題であると考えるわけでございますけれども、いろいろな意思決定の過程が、例のプロジェクトチームの密室性、これは私わからない……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 参考人各位におかれましては、まことに御苦労さまでございます。 本来であるならば、国会のこのような場に銀行の皆様方をお呼びして、ああだこうだというのは私はやりたくない方でございます。自由な裁量を持って自由に活動していただくということでございますけれども、しかしながら、今そういう状況にはないというのが基本的な認識でありまして、また、今銀行の各位が置かれている立場というのは、我が国経済、金融、その一番大きなポイントを握っておられるということに対して、大変危機感を私自身抱いていると同時に、それを共有していただきたいと思っております。 また、その点で申……
○小池委員 おはようございます。 本日、三条約の審議ということでございますが、国際的にも重要な条約だと思いますので、速やかに承認がされますように、この審議を順調に進めさせていただきたいと思っております。 今回、船舶防汚方法規制条約というのもございますけれども、海洋の環境、生物に関する環境、そういったことを守るという意味において重要ととらえておりますが、それにも関連すると思いますが、海洋の環境汚染の防止、そしてまた世界の平和安寧を守るということは極めて重要なことであります。 昨年の十二月ですけれども、北朝鮮船籍のチルソン号が茨城県の日立港で座礁いたしました。これによって重油が流出いたしまし……
○小池委員 おはようございます。幾つか質問させていただきたいと思います。 エビアン・サミットが終わりました。初めて拉致問題が明記されたという点、それから、北朝鮮とともにイランが非常にクローズアップされている点などなど、目を引くところが幾つかあるわけですけれども、経済に関しては、世界的な成長の強化ということで、主なダウンサイドリスクは後退して、回復の条件は整っているという議長総括があるわけでございますが、残念ながら、日本経済、いまだにデフレの目覚ましい解消には至っていないということでございます。 そういった中で、きょうは、日本経済の縁の下の力持ちであるはずの中小零細企業の下請を取り巻きます環……
○小池国務大臣 昨年、環境大臣及び地球環境問題担当大臣を拝命いたしました小池百合子でございます。第百五十九回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。 私は、大臣就任以来、環境問題のさまざまな現場に足を運び、また環境問題に取り組まれているさまざまな方々との意見交換を続けてまいりました。中でも、昨年十二月にイタリアのミラノで開催されました気候変動枠組み条約第九回締約国会議、COP9の閣僚会合、中国の北京で開催された第五回日中韓三カ国環境大臣会合で、各国の閣僚の方々と非常に有益な意見交換を行うことができたと……
○小池国務大臣 地球温暖化に対する委員がお持ちの危機感、これをより多くの方々と共有していけるように頑張らせていただきたいと思っております。 今直接の御質問でありましたロシアへの働きかけ、私が実際にお会いして、また私自身から直接働きかけをしたのは、昨年十二月のCOP9、ミラノにおいてのCOP9にロシアの政府代表団として参加されましたベドリツキー水理気象環境モニタリング庁長官であります。その際、私の方から、京都議定書は温室効果ガス削減に関する世界で唯一のシステムなんだということを強調するとともに、共同実施プロジェクトがロシア経済の発展を強化しますよということで、その点を強調してロシアへの働きかけ……
○小池国務大臣 ただいま議題となりました廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 我が国においては、硫酸ピッチの不適正な保管といった悪質な廃棄物の不適正処理が依然として後を絶たず、また、廃棄物の処理施設における甚大な事故が発生するなど、廃棄物をめぐる問題の解決は、なお喫緊の課題となっております。こうした課題に的確に対処するため、この法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案の主な内容について御説明申し上げます。 第一に、産業廃棄物の不適正処理の事案に対処するため緊急の必要があると認めるときは、環境大臣は……
○小池国務大臣 先だって、アメリカのNASAが火星の探査をしていて、そこで水の足跡があったということで、大変、科学ファン、宇宙ファンにとってはとてもビッグなニュースだったと思います。 それほど水というのは生命の起源に欠かせないものであるという認識を持っておりますし、また今、イラクにおいて自衛隊が水の確保ということで協力をしている。あの地域も油ばかりが取り上げられますけれども、ほとんどの紛争はむしろ水によって起こっているということも、いかに地球において水の問題というのが大きいかということを物語っているんだと思います。 また、特に先生のお地元の滋賀県の琵琶湖には私も関西の人間として大変お世話に……
○小池国務大臣 ただいま御決議がございました附帯決議につきましては、その内容、趣旨を十分踏まえまして、努力をしてまいる所存でございます。
【次の発言】 冒頭に、環境をどのように守っていくかの大切さを委員の方からお話がございました。これまでの大量生産、大量廃棄、大量消費という流れから、スリーRに変えていくという循環型社会に変えていく、その中で、このように不法投棄という犯罪を防止して、そして産業廃棄物についてもこのスリーRがうまく回っていくということ、これは大変重要なことだと思いますし、その担い手が、どういう形で優良、そしてこれはよくないというふうな形で知らしめていくかというのは、今御質問にありま……
○小池国務大臣 以前からこの問題にかかわっておられる委員の方からの御質問ということで、そもそも論から改めて入らせていただきたいのでございますが、まず、この法案は、我が国が、廃棄物の海洋投入処分の規制を強化するロンドン条約の改正議定書、いわゆる九六年議定書の締結ということで、この議定書に対応して海洋投入処分の許可制度を創設することなどが内容となっているわけでございます。 この九六年議定書というのは、二十六カ国が批准することによって発効をし、また、現時点では十九カ国が批准をしているということでございまして、あと七カ国。ただ、もうことしもしくは来年中にも発効する見通しとなっております。 今、海の……
○小池国務大臣 また女性大臣ということでございますが、二十一世紀は環境の世紀と言われると同時に、女性の世紀でもあろうかと思います。それは、逆説的に、これまでが男性の世紀が長く続いたということかなと思ったりもいたしますが、男性であれ女性であれ、しっかり仕事をするのが大臣の役目だと思っておりますので、よろしく御支援のほど、お願いを申し上げたいと思います。 その環境の世紀でございますけれども、キャッチフレーズでわかりやすいのも必要でありますし、と同時に、余り言葉ばかり出てきても困るなというふうに思いますが、私は、ひとつ環境革命という気持ちでこの環境行政に当たっていきたいと考えております。 イラク……
○小池国務大臣 小泉総理の所信表明の中に、まさに低公害車に対しての総理の熱意ということがあらわれていたかと思います。 また、今御指摘ございましたように、大都市における大気汚染というのはまだまだ厳しい状況にある、そういう認識のもとで、国民の健康を守るために早急な改善が必要である、そういうベースの認識を持っております。 そのためにも、まず、ディーゼル自動車については平成十七年に世界で最も厳しい排ガス規制を実施する、それから、大都市地域においての特別な対策として、自動車NOx・PM法に基づいての排ガス性能のよい車への代替を促進すること、そして三番目に、低公害車の普及促進というような形で、いろいろ……
○小池国務大臣 ただいま議題となりました環境情報の提供の促進等による特定事業者等の環境に配慮した事業活動の促進に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主な内容を御説明申し上げます。 今日の環境問題に的確に対応し、環境と経済が好循環する持続可能な社会を構築していくためには、事業者の自主的、積極的な環境配慮の取り組みが極めて重要となっております。こうした中、我が国では、環境報告書の作成や環境マネジメントシステムの構築等、さまざまな手段を通じて、みずから進んで環境配慮を事業活動に組み込む事業者が増加しつつあります。 さまざまな環境配慮の手段の中でも、環境報告書は、事業者が、社会に対してみず……
○小池国務大臣 おっしゃいますように、環境と経済の統合は今まさに大きな流れとなっていると思います。そしてまた、今回御審議いただいております法案でございますけれども、我が国の事業者というのは、大変環境にも熱心に取り組んでいる企業数、大変ふえてきております。 具体的にISOの14001の認証取得件数を見ましても、今や世界一、これは断トツでございます。最新で申し上げますと一万四千八百五十四件ということで、第二位が今中国になっていまして約五千件ということで、これはよく調べないとわかりませんが、五千件も日本企業が大分かかわっているところがあるんじゃないかということでいうと、この14001ということでい……
○小池国務大臣 ただいま議題となりました特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主な内容を御説明申し上げます。 海外から我が国に導入される外来生物には、我が国の在来生物と性質が異なることにより、我が国の生態系、人の生命もしくは身体または農林水産業に係る深刻な被害や、そのおそれを生じさせているものがあり、これらの生物による被害を防止することは、国民生活の安定向上に資すると考えます。 この法律案は、これらの生物を特定外来生物として指定し、特定外来生物の飼養、栽培、輸入その他の取り扱いを原則禁止するほか、国等による特定外来生物の防除等の措置を講じよ……
○小池国務大臣 鳥獣保護法の適用を外すことについてのお尋ねでございますけれども、地方公共団体やNGOが行う防除でございますが、まず、鳥獣保護法の適用の除外を受けられるのは、国が公示をする防除の内容に沿ったものとして確認もしくはその認定を受けた場合ということにいたしております。 違法な捕獲、そして間違えてとってしまうということが起こらないように、基本方針また政省令におきまして、防除の方法がいわゆる在来の鳥獣とかこれまでの我が国の生態系の保護に重大な支障を及ぼさないものであるということをまず確認する、そしてまたそれを認定するということといたしておりまして、それらを要件として定めるといたしておりま……
○小池国務大臣 地球温暖化問題、また気候の変動に対して大変危機感を持っていただいている石田委員がこの場で地球環境問題を取り上げていただいていることに、まずは心から敬意を表したいと思います。 その温暖化の現状は一体どうなっているのかという御質問でございますけれども、気候変動に関する政府間パネル、IPCCというところがまとめました第三次評価報告書から御紹介させていただきますが、地球の平均気温は、二十世紀中に約〇・六度上昇をいたしております。そして、海面の水位が十センチから二十センチ上昇しているということで、地球温暖化とその影響は、我々の意識がどこにあるかは別として、現実的な問題として迫ってきてい……
○小池国務大臣 ただいま御質問の寒川町の関係でございますけれども、昭和四十九年に寒川町が実施した調査に立ち会った、当時の寒川町の職員の証言がございます。そこの中で、ごうの中に入って確認したけれども何も中にはなかったという記憶があるという報告がございます。これがまず一つございますけれども、そこから、御指摘のことにつきましては私どもは環境調査等を行う必要性は低いということで、今回も、十一月二十八日の調査結果報告の中で、A、B、C、DのDにランクづけさせていただきました。 ただ、引き続き情報収集など適切に対応してまいりたいと思っておりますので、その毒ガス情報センターの方に、またいろいろな情報がござ……
○小池国務大臣 お答えいたします。 今の地球温暖化対策推進大綱におきまして、民生部門、そこのエネルギー起源CO2の削減目標を定めておりますけれども、基準年である九〇年の総排出量との比較をいたしますと、六%のうちの約〇・四%相当ということになります。 ただし、これは民生部門という大ぐくりな話でございまして、御質問の住宅ということに限定して申し上げるならば、ちょっとほかの数字になるかもしれませんけれども、住宅・建築物の省エネルギー性能の向上によってCO2が削減されるその量を三千五百六十万トンというふうに目標を設定しておりまして、民生部門の約四割程度を占める、こういう目標で進めてまいりたいと考え……
○小池国務大臣 環境庁から環境省に一部上場させていただいた際に、放射性物質によります環境汚染の監視も環境省の所管となったわけでございます。 文部科学省との共管事務となっているわけでございますけれども、私ども、一般環境中の環境放射線等のモニタリングなど監視をいたしているところでございます。もちろん、このモニタリングは、私ども環境省、そして文部科学省、そして電力事業者、地元自治体など、お互いにこれを補完し合う形で進めさせていただいているところでございます。 環境省でございますけれども、離島そして遠隔地等の全国十二カ所で行わせていただいておりまして、あえて申し上げるならば、文部科学省の方は県庁所……
○小池国務大臣 皆様、おはようございます。 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣の小池百合子でございます。沖縄及び北方問題という国政上重要な課題を担当する大臣に就任し、身の引き締まる思いをいたしております。 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 私は、就任後直ちに沖縄を訪問し、先般の米軍ヘリの墜落事故現場を視察いたしました。事故現場の生々しい傷跡を間近に見て、一歩間違えれば大惨事につながりかねない大変遺憾な事故であることを改めて実感いたしました。また、各界の方々のお話も伺い、沖縄の振興と基地負担の軽減の必要性を再認識いたしました。 沖……
○小池国務大臣 七日、おとといでございますけれども、北海道の根室管内を訪問いたしまして、実際にこの目で北方領土を見てまいりました。お天気もおかげさまでよくて、ヘリコプター上空からもはっきりと見えましたし、また、納沙布岬の方から非常に近いところに水晶島そして貝殻島があるということで、距離感がつかめた、このように思います。特に、貝殻島などは少し傾いた灯台があるのみということで、これはやはり地図だけで見ておりますとよくわかりませんけれども、三次元というか、非常に距離感、実感というものを私自身に植えつけるいい機会になったと思っております。 それから後に、元島民の方々との意見交換をさせていただきました……
○小池国務大臣 おはようございます。 ごあいさつを申し上げる前に、このたびの台風、地震などの災害の発生によりまして被害を受けられました皆様方に、私からも心よりお見舞いを申し上げたいと存じます。私といたしましても、廃棄物の処理を初めとする被災地の復興に全力で取り組んでまいりたいと存じます。 さて、去る九月二十七日に環境大臣及び地球環境問題担当大臣を再び拝命をいたしました。引き続きよろしくお願いをいたします。第百六十一回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ちまして、環境行政に対する私の考えを申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。 昨年の大臣就任から一年余りがたちま……
○小池国務大臣 明確な御議論をいただきまして、まことにありがとうございます。 先ほど来出ておりますさまざまな省エネ、代エネの機器の導入ということ、私もいろいろとこれまでの検証を行いまして、これは地域との、例えば学校単位のコミュニティーで、そこをまず単位として、もっと取り入れやすくするためにはどうしたらいいだろうかというようなことを考えております。それは、今、三位一体で地域の方との補助率の問題などもまさにクローズアップされているわけでありまして、そこで使い勝手のいいものや、本当は欲しいけれども使い勝手が悪いとか、いろいろなことをやはり御指摘のように検証する必要はあろうかと思います。 ですから……
○小池国務大臣 過日は先生にも御出席いただきまして、ちょうど最高裁の判決が出されたその日でございます、原告団の皆様方に私も直接お会いをいたしまして、声明といいましょうか談話という形で、私の、また国の考え方も申し述べさせていただいたところでございます。 改めまして、今回の最高裁の判決についてでございますけれども、国及び熊本県においては、昭和三十五年の一月以降水俣病の被害の拡大を防止できなかったということについて、チッソと連帯をして賠償責任があるということが判示された、このように受けとめております。 この判決につきまして、私は、まず何よりも厳粛に受けとめるということ、そしてまた、水俣病を発生さ……
○小池国務大臣 改めまして、今回の判決、極めて厳しい判決であり、厳粛に受けとめてまいりたいと考えております。 今回の最高裁の判決でございますけれども、高裁判決で、五十二年判断条件は、公害健康被害補償法、いわゆる公健法の水俣病認定要件として、これとは別個の判断準拠を示しまして、メチル水銀中毒症としての損害を容認したということが踏襲されている、このように理解いたしております。 したがいまして、今回の判決で公健法の認定基準としての五十二年判断条件が否定されたものではなく、この判断条件を見直す必要がある、このようには考えておりません。 しかし一方で、せんだって金曜日、この判決が出されました後、原……
○小池国務大臣 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣の小池百合子でございます。 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、所信の一端を申し上げます。 まず、沖縄政策について申し上げます。 沖縄の振興に関しては、昭和四十七年の本土への復帰以来、沖縄の振興開発のための諸施策を積極的に講じてまいりました。こうした取り組みを通じて、施設整備面を中心に次第に本土との格差が縮小するなど、着実に成果を上げてきたところです。 しかしながら、今日なお沖縄の社会経済は、県民所得の低さや失業率の高さに示されるように厳しい状況にあり、産業の振興や雇用の創出など、自立型経済の構築に向けた一層の取……
○小池国務大臣 北方領土隣接地域振興等基金ということについての御質問でございました。 確かに今、超低金利の時代でございます。近年の低金利によりまして基金の運用益は減少しているということでございますし、また、今御指摘ありましたように、基金の増額要望があることは承知をいたしております。さはさりながら、財政状況が厳しい中であることは予算委員のメンバーでもある委員はよく御承知のことでございまして、なかなかこの基金の増資というのは、そう簡単ではない、難しい話ではないかなと思っております。 内閣府といたしましては、基金を管理運用しております北海道と連絡を密にいたしまして、今後とも、基金の安全でかつ効率……
○小池国務大臣 初めに、独立行政法人沖縄科学技術研究基盤整備機構法案につきまして御説明を申し上げます。 沖縄振興については、自立型経済の構築等を目指し、沖縄振興特別措置法及び沖縄振興計画に基づき事業を推進しているところであります。この沖縄振興計画では、二十一世紀の沖縄の振興のみならず世界の科学技術の発展にも貢献することを目指し、世界に開かれた、我が国の大学のあり方のモデルとなるような、世界最高水準の自然科学系の大学院大学を核として、科学技術の集積を図ることとされております。この大学院大学のあり方について、ノーベル賞受賞者を中心とした国内外の著名な科学者により検討が行われてきましたが、このたび……
○小池国務大臣 今御質問にありましたけれども、沖縄科学技術大学院大学の設立構想というのは、二十一世紀の沖縄の振興のみならず世界の科学技術の発展にも貢献するということを目的といたしております。この目的につきましては、尾身元大臣が当初から述べられているとおりでございまして、大学院大学が世界最高水準、ベスト・イン・ザ・ワールドのものとなって初めて達成される、このように私も考えているところでございます。 そしてまた、この構想でございますが、ノーベル賞の受賞者を中心として国内外の著名な科学者の先生方に、ボード・オブ・ガバナーズなど指導的な立場で御参画いただいているところでございます。我が国の大学のあり……
○小池国務大臣 環境大臣及び地球環境問題担当の小池百合子でございます。第百六十二回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。 最近、世界の各地で洪水、干ばつ、熱波などの異常気象が発生しています。特に昨年は、日本でも、夏の記録的な猛暑に加えて、数多くの強大な台風が上陸し、多くの人命を奪うなど激甚な被害をもたらしました。このような中で、国民のだれもが、気候の変動や異変を直接肌で感じ取り、関心を高めているのではないかと思います。 これを環境問題との関連で見ると、地球温暖化が進行することによって、異常気象が頻……
○小池国務大臣 京都議定書、おっしゃいますように、これまでの長い長いさまざまな交渉などを経まして、二月十六日にいよいよ発効ということでございます。 おっしゃいましたように、これまでかかわってこられました多くの皆さん方の力がここでようやく実って、これから花開かせようということでございますけれども、しかしながら、御指摘のように、二〇〇三年度における我が国の温室効果ガスの排出量が、京都議定書の基準年の九〇年と比べますと八%上回っている。そして、目標はマイナス六%であるということで、一四%という開きがあるわけでございます。議定書の約束の達成というのは容易ではありませんけれども、決して達成できない目標……
○小池国務大臣 ただいま議題となりました環境省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 今日、我が国においては、廃棄物の不法投棄対策、地球温暖化対策、外来生物対策等、国として軸足を地域に置いた環境施策の展開が求められております。これに対応し、地域の実情に応じた機動的かつきめ細かな施策を実施するため、現行の自然保護事務所と地方環境対策調査官事務所という二系統の地方組織を統合し、法律に規定する環境大臣の権限等を委任できる地方支分部局として、環境省に地方環境事務所を設置しようとするものであります。 以下、この法律案の主な内容について御説明申し上……
○小池国務大臣 産業廃棄物の不法投棄、読んで字のごとしでありまして、法律に違反するということだけでなくて、将来にわたって周辺環境に対して悪影響を与えるということで、またそれに対しての費用がかかるということで、断じて許してはならないという思いでございます。そのためにも、廃掃法の改正を重ね、また規制の強化をしてまいりました。 それから、先ほど部長からお話しさせていただきましたように、昨年の六月には不法投棄撲滅アクションプランということで、五年以内に早期対応で五千トンを超える大規模事案をゼロとするということを当面の目標としての対策を進めているところでございます。 一番肝要なのは未然防止、そして拡……
○小池国務大臣 御指摘のように、電子マニフェスト、これまで運用開始以来七年ということになるわけでございますけれども、着実に増加はいたしております。しかし、その利用件数は、マニフェスト全体の二%強というレベルでございます。マニフェスト全体というのは、約四千五百万件ということで、大変大きい数字、そもそもが大きいということでございます。 早くこの義務づけをというお話でございましたけれども、今この二%の段階におきましてすべての業者に電子マニフェストを義務づけるというのは、中小零細企業にとりましても、電子化のコストの負担が大きいといったような事情もございます。よって、まだ少し早いのかな、時期尚早という……
○小池国務大臣 ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重し、努力する所存でございます。
【次の発言】 先ほどは環境全体ということの御質問であったかと思います。
環境全体で言うならば、七〇年代、さまざまな公害問題を経験してきた、その裏側には高度成長という経済優先の時代があったということだと思います。また七〇年代は、同時に、二度のオイルショックを経験した、そういった公害問題でどうするのかというと、ともに省エネ対策をどうするのかということが非常に危機感を日本じゅうで共有した時期であったと思います。
それが結果的にも、環境産業、環境技術というのを着実に伸ばしていって……
○小池国務大臣 ただいま議題となりました地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 地球温暖化は、地球全体の環境に深刻な影響を及ぼし、その対策は人類共通の課題であります。このため、平成六年三月に発効した気候変動に関する国際連合枠組条約に基づき平成九年十二月に採択された、二酸化炭素等の温室効果ガスの削減についての法的拘束力のある約束等を定めた京都議定書が、本年二月十六日に発効し、世界の地球温暖化対策は新たな一歩を踏み出しました。 一方、我が国の温室効果ガスの排出量は、平成十四年度には基準年である平成二年度に比べ七・六……
○小池国務大臣 御指摘のとおり、この京都メカニズムというのは、補足性の原則を踏まえつつも、京都メカニズムの活用ということは重要な観点でございます。 京都議定書の約束の達成に向けましては、まずは国内対策を基本として最大限努力する、これは言うまでもないと思いますけれども、一方で、この不足する差分となるであろう基準年の総排出量比の一・六%分ということが注目されるわけでございます。排出削減事業の発掘であるとか実施に対する支援といったような従来の取り組みに加えまして、削減量を政府が円滑に取得するための仕組みの導入が必要である、このように考えております。 今御指摘ありましたように、CDM理事会の方も、……
○小池国務大臣 委員におかれましては、今回の計画をつくる際にも、その前から、抑制か削減かということで非常に御議論をいただいて、そしてまた削減という言葉を盛り込むということにも大変御尽力いただきました。 まず、事業者や国民の参加を得て地球温暖化対策を進めるわけですけれども、国、地方公共団体が率先して取り組むということが重要でありまして、そこで削減という言葉になるわけでございます。 実行計画ですが、間もなく現行の計画を引き継ぐ新たな計画を策定することといたしております。これは政府の事務事業に関しての温室効果ガス排出の削減についてでございます。なかなか難しいというお話、きょうのやりとりの中でもあ……
○小池国務大臣 御質問の件ですが、今回、おっしゃるように、事業者に対して算定・報告・公表制度を取り入れるということでございます。それは、今回の京都議定書の目標達成計画にも位置づけられたところでございます。 これを導入することによって、まず第一に、公的な部門を含めた排出者みずからがまず排出量を算定いたします。それをすることによって、国民の各層にわたっての自主的な温暖化対策への取り組みの基盤づくりが進められると考えております。 それから、第二に、排出量情報を公表などするわけでございますけれども、これによって国民、事業者全般の自主的な取り組みを促進する、そのインセンティブ、機運を高めることになる……
○小池国務大臣 ただいま議題となりました特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 大気環境の状況につきましては、大都市地域を中心として依然として厳しい状況にあります。このため、自動車排出ガスに対して累次の規制の強化を行い、工場等の固定発生源に対しても、かねてより総量規制を含め厳しい規制を行ってきました。これらの施策に加えて、新たに揮発性有機化合物の排出抑制を行うこととするなど、対策の強化を行ってきたところです。 他方で、公道を走行しない特殊自動車、いわゆるオフロード特殊自動車につきましては、大気汚染防止法及び道路運送車両法……
○小池国務大臣 残念ながら、まだ黒姫の方には伺ったことはございません。ぜひ一度行ってみたいと思っております。また、そういったところでこそ、真の環境ということを見詰め直す、そういう、頭を切りかえると申しましょうか、頭にオゾンを入れ込む、そういう必要もあるんだと思います。 せんだって、野鳥のつどい、毎年開かれておりまして、五十九回目ということで、宮崎県の高千穂というところに行ってまいりました。本当に山が折り重なるような、また、神話の地でありまして、鳥のさえずりで目が覚めたのは、とても心地よい一日のスタートでありました。改めて、私もそうやって木々に囲まれたところに身を置きますと、森林をどうやって守……
○小池国務大臣 国会のお許しを得て出席させていただきましたOECD持続可能な開発円卓会合を初めエネルギー・環境閣僚円卓会合、フォーチュン・グローバルフォーラムの結果について御報告させていただきます。 まず、エネルギー・環境閣僚円卓会合について御報告申し上げます。 本会合は、三月十五日から十六日までイギリスのロンドンにおいて開催されました。G8と新興経済国の環境担当閣僚及びエネルギー担当閣僚が一堂に会し、先進国、途上国の枠を超えて、低炭素社会の実現に向けて議論する画期的な試みであり、来月にイギリスのグレンイーグルズで開催されるG8サミットへの重要な貢献を果たすものであります。 会合において……
○小池国務大臣 最初の御質問でございます。 これまで、環境管理局で大気関係、そして水環境部の方で水関係を、それぞれ区分けして取り扱ってまいりましたけれども、今日、大気そして水など、環境媒体とでもいうんでしょうか、全体を見渡して汚染の未然防止を図るということは必要である、それに加えて、本日御審議いただいております湖沼法の改正とも関連いたしまして、湖沼そして閉鎖性海域などでの有機汚濁の一層の削減を図る、さらには、御記憶のように、世界水フォーラムで国際的に関心が高まっている水環境に関しての議論へより積極的に参画をしていくということで、水環境についてさらなる取り組みの強化が必要である。そういったこと……
○小池国務大臣 ただいま御決議にありました地球温暖化対策の推進につきましては、京都議定書の六%削減約束を確実に達成し、加えて、地球規模でのさらなる長期的、継続的な排出削減を目指すため、本年四月二十八日に閣議決定した京都議定書目標達成計画に盛り込まれた対策、施策の実行に全力で取り組んでまいる所存であります。
○小池国務大臣 我が国の自然を守っていく、生態系、大変複雑なものがございますけれども、やはり国の意思として、こういった外来生物をこれからどのように扱っていくのか、それのメッセージを伝えていくという必要があるというふうに思った次第でございます。 これからも審議会の方でしっかりと御審議を続けていただきたいと思っております。
○小池国務大臣 私は、いわゆるもち代、氷代、受け取ったことはございません。
○小池国務大臣 御指摘、まことにありがとうございます。焼却場にしろ処分場にしろ、結局それを担っている人という点も重要かと思います。 そういうことで、施設もそうですし、それを担っておられる方々、それに対して、優良なところには励ます意味で、そしてまた近隣の住民の皆さんにも安心を与える意味で、評価システムをつくってということで、三つほどその基準をつくっております。施設がどうか、情報公開をどれぐらい進めているか、それから環境保全への取り組み、ISOの取得、そしてまた法律的にきちっと守っているかというようなことで、三つほどの基準をつくりまして、そして、優良なところにはしっかりと頑張ってくださいという意……
○小池国務大臣 具体例ということでございますので、まず、ことしの愛・地球博におきまして、環境省として、環境問題、環境配慮に関しての普及啓発を行うような、そういった出展をさせていただいたり、環境の日がございます、そこでのイベント、エコツアーなどの事業を中で行う。 と同時に、やはり家庭の中での環境ということを、これは予算委員会ですので、予算の面でも申し上げますと、例えば我が家の環境大臣事業、私、環境大臣一人ですけれども、これから日本全国に十万人ぐらいの環境大臣になっていただこうと思うような形で進めてまいりたいですし、また、学校などのエコ改修・環境教育モデル事業なども進めてまいりたい。そういった予……
○小池国務大臣 環境省としての対応でございますけれども、ことしの一月には、この春の花粉の飛散量の予測値を掲載いたしました花粉症保健指導マニュアルを公表させていただきました。 そして、今御指摘いただきました「はなこさん」ですけれども、花の粉と書いて「はなこ」と呼んでいるわけなんですけれども、ことしの一月十七日から、この「はなこさん」なる愛称で親しまれていただきますインターネットを通じた情報提供を開始いたしておりまして、もう初日から多数のアクセスをいただいているところであります。 それから、今御指摘ありましたけれども、まだまだ地域的な、全国カバーしているわけではございませんで、まずは関東、関西……
○小池国務大臣 環境省といたしまして、所管の業界に対してこういったメールを出す、そもそも相手がございませんで、私どもが最大の応援団としているのは国民の皆さんであります。あす、京都議定書が発効するということでございますし、それは議定書の発効というゴールではありますけれども、これからまさに地球温暖化対策のスタートになるわけでございます。産業界のみならず、国民の皆様方の協力なくしてはこの対策はできないもの、このように思っております。 今回のこの経済産業省のことにつきましては承知をしておりませんけれども、私どもはそういった気持ちでこれからも地球温暖化対策、国民の皆様方とともにしっかりと歩んでまいりた……
○小池国務大臣 今御指摘ございましたように、きょう二月十六日、日本時間では午後二時になりますけれども、いよいよ京都議定書が発効という運びになったわけでございます。これは一つの、発効という点ではゴールではございますけれども、これからこの京都議定書によって日本に課せられました役割を担って、そしてそれを果たしていくスタートの日でもあろうかと考えているわけでございます。 この京都議定書における約束は、御承知のとおり、第一約束期間中に六%我が国は削減をするということでございますけれども、環境省の速報値で、二〇〇三年度におけます我が国の温室効果ガスの排出量は、基準年であります九〇年度に比べまして八%上回……
○小池国務大臣 オオクチバスの生息が確認されましてから在来魚の生息は確認できなくなったという例は、既に各地で報告があるところでございます。また、魚類学会の方からも、オオクチバスの分布拡大について長年指摘をされてきたところであります。 これまで、環境省の方の会合におきまして、釣り関係者も入ったオオクチバス小グループ会合というのが開かれてまいりましたけれども、オオクチバスが生態系に被害を及ぼし得ることは否定できない、このような結論を出しておられます。 また、オオクチバスにつきましては、世界自然保護連盟、IUCNでございますが、こちらで整理いたしました侵略的外来種の代表例ともされておりまして、生……
○小池国務大臣 おっしゃるように、環境教育というのは一番これからの、京都議定書発効後もさることながら、全体の日本の意識そのものも変えていくという意味で大変重要な柱であるというふうに思っております。実際に、これは大人もそうですし、子供さんもそうである。特に環境教育、これから学校の場で進めていこうということで、議員立法で法律もつくっていただきました。そして、みずから進んで環境保全に取り組む人を育てるということ、これは大変重要なことであると思っております。 環境省の方では、小中学生の地域における環境学習を支援するこどもエコクラブ事業などをもう実施……(発言する者あり)エコ、環境クラブ、クラブもだめ……
○小池国務大臣 御指摘ありましたように、二〇〇〇年の都道府県別の平均寿命で、沖縄県の男性が、五年前の前回の調査時から、四位から二十六位へと転落してしまった。確かに、二六ショックということで、大変重く受けとめられていることは事実でございます。 沖縄の人口ピラミッドを見てみますと、男性の高齢者の方々、やはり戦争の影響もあるのか、そのあたりかなり薄くなっているということも事実なんですが、最近、この調査の結果の原因としてさまざま言われておりますけれども、中年世代の方々を中心として、都市化が進む中で、食生活などのこれまでの生活習慣の影響が出ているのではないかというような分析もあるようでございます。現在……
○小池国務大臣 京都議定書の目標達成ということにおきましては、例えば業務部門、オフィスビル、これには自治体も含みますし、霞が関も入るということでございます。 環境省として、隗より始めよということで、CO2の排出量の少ない燃料電池の導入をことしの夏から始めようということにいたしております。また、総理官邸の方でも燃料電池そして風力発電などを取り入れるということで、まずはそれをモデルケースとしてもやっていきたい。 ただ、霞が関全体ということに関しましては、これから、グリーン購入というものがございますけれども、発電に伴う温室効果ガスの排出量が少ないといったような要素を加味した電力の購入方式、こうい……
○小池国務大臣 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣の小池百合子でございます。 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 まず、沖縄政策について申し上げます。 沖縄の振興に関しては、昭和四十七年の本土への復帰以来、沖縄の振興開発のための諸施策を積極的に講じてまいりました。こうした取り組みを通じて、施設整備面を中心に次第に本土との格差が縮小するなど、着実に成果を上げてきたところであります。また、観光や情報通信産業の振興においても、一定の成果を上げております。 しかしながら、今日なお沖縄の社会経済は、県民所得の低さや失業率の高さに示されるよう……
○小池国務大臣 今御指摘がございましたように、昨日、政府・与党の合意におきまして、沖縄振興開発金融公庫、現在の沖縄振興計画が最終年次が平成二十三年ということで、公庫としてそれまでは存続し、それ以降については統合の方向性が示されたものでございます。 沖縄振興策と一体となって、自己完結的機能を残すとされているわけですが、金融公庫は沖縄県において地域特性に、そもそも地元ということで大変精通しております。また、融資や制度設計などの経営判断を即座に行うことができる、結果としてきめの細かい機動的な対応を行ってこられました。 そういったことで、自己完結機能というのは、こういう形で、地域に密着した形で金融……
○小池国務大臣 去る九月二十一日に環境大臣及び地球環境問題担当大臣を再び拝命いたしました小池百合子でございます。第百六十三回国会におけます衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の考えを申し述べ、ごあいさつとさせていただきたいと存じます。 ことしの夏も、昨年に引き続き、世界の各地で洪水、干ばつ、熱波などの異常気象が発生いたしました。特にアメリカのハリケーン・カトリーナや、我が国に上陸した台風十四号など、強大な台風により多くの人命が奪われ、激甚な被害をもたらしました。これらの自然災害が地球温暖化を原因とするものかどうかは科学的に実証されてはおりませんが、今後、地球温暖化が進行すれば……
○小池国務大臣 このアスベスト問題、今も御質問の中に、国民の皆様方が、このアスベスト問題に対して、ある意味大変身近であるということがために、漠然とした不安を大いに抱いていらっしゃる。その不安の原因ということを一つ一つ分析もし、わかりやすく広報活動にも努めて、その対処方法についてもお伝えするように努力していきたいと思いますけれども、まず、安全、安心を確保するためには、関係省庁との連携というのが必要であるということで、いち早く関係省庁連絡会合というのを持つべきということを私も提唱させていただきました。既に何度か会合を重ねて、これまでのいろいろな、弊害でもありました関係省庁との縦割りということを乗り……
○小池国務大臣 お答えする前に、近藤委員におかれましては、あまたある委員会の中で、意志を持ってこの環境委員会に取り組んでいただきますことを心から感謝申し上げたいし、また、同じ中学、高校卒業の後輩としても頑張っていただきたい。二人、同じセーラー服を着て、とてもかわいかったのをよく覚えております。 御質問でございますけれども、御指摘のとおり、二〇〇三年度の温室効果ガスの排出量というのは、九〇年と比べますと、八・三%増でございます。速報値で二〇〇四年度分が出ておりますが、こちらの方は、若干減ってはおりますものの七・四%。いずれにいたしましても、京都議定書のマイナス六%の達成というのは容易ではない、……
○小池国務大臣 今御質問の中にもありましたように、新法、これにつきましてはできるだけスピーディーに、そして的確な中身にしてまいりたいと考えているところでございます。 そして、今政務官の方からも御紹介ありましたけれども、中皮腫の認定基準について今後検討会を設置する、これは厚労省と環境省と合同でつくってまいります。そしてまた、中皮腫と石綿の関連ですね、これについてはいろいろな説がございます。遺伝子とかウイルスとかありますけれども、それこそ専門の皆様方に御検討いただいて、基本的には、しっかりとした、中皮腫の方々についてはすき間のない形での救済策をとっていくようにしてまいりたいと思います。 検討会……
○小池国務大臣 ただいま御指摘ございましたように、昨日関係省庁の閣僚会合を開き、そして速やかに新法成立の検討を進めていくということで打ち合わせをしたところでございます。 御指摘ありましたように、スピード感を持って、かつシームレス、継ぎ目のない対応をしていこうということでございまして、幾つかその中でも、被害の実態把握であるとか被害者の認定に係る医学的な検討、そして一体どれぐらい費用がかかるのかなど、総合的に考えていかなければなりません。 いずれにいたしましても、被害者の方々の状況などにかんがみまして、スピード感を持って当たってまいりたいと考えております。
○小池国務大臣 御質問の中で御指摘もございましたように、建築物から除去されました吹きつけアスベストですけれども、廃棄物処理法に基づいて、特別管理産業廃棄物といたしまして、通常の廃棄物よりもより厳しい収集、運搬そして処分などの基準に従って処理が行われているところでございます。集める際のこん包に注意せよ、飛散を防止せよ、そして処分におきます溶解処理、そしてまた耐水性材料での二重こん包などの基準を定めているところでございます。 この措置を徹底していかなければ意味がございませんので、去る七月二十八日の段階で、都道府県に対して、こういったアスベスト廃棄物の排出事業者そして処理業者に対しての立入検査を強……
○小池国務大臣 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣の小池百合子でございます。 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、所信の一端を申し上げます。 まず、沖縄政策について申し上げます。 沖縄の振興に関しては、昭和四十七年の本土への復帰以来、沖縄の振興開発のための諸施策を積極的に講じてきました。こうした取り組みを通じて、施設整備面を中心に次第に本土との格差が縮小するなど、着実に成果を上げてきたところであります。また、観光や情報通信産業の振興等においても、一定の成果を上げております。 しかしながら、今日なお沖縄の社会経済は、県民所得の低さや失業率の高さに示されるように厳し……
○小池国務大臣 沖縄の負担軽減ということは、これは当然進めていくべきものということ、これにほかなりません。そしてまた、今回、昨年の十月の2プラス2の共同文書で、先ほどから出ております数字、七千名であるとか八千名であるとか、そのあたりの数字が出てきて、まだフィックスそのものではないとは思うんですけれども、いずれにしましても、これだけ多くの兵隊そしてその家族が動くということはこれまでにもなかったことでありますし、稲嶺県知事の方もこの点については評価されているところであると思っております。 これにつきましては、今、日米間で大変協議が重ねられているところでございます。若干日程に変化があるようではござ……
○小池国務大臣 私は、かねてから申し上げておりますように、沖縄担当大臣といたしまして、地元沖縄の声を政府の中に届けて、そしてまた、それに対して沖縄との調整などに臨むという役割でございますが、今の御質問の件につきましても、事実、北部十二市町村からは、これまでどおり北部振興事業を平成二十一年度まで継続してほしい、そういった要望が実際ございます。 そして、その意味でも、五月三十日に閣議決定された文面がございますけれども、その閣議決定の際に私はお許しを得まして発言させていただきまして、地元沖縄の意見を踏まえ、北部振興事業などの振興策については、今年度の予算執行、十九年度概算要求など、適切に対応してま……
○小池国務大臣 本日、移設協議会開催をすることができました。 この協議会は、政府、沖縄県そして関係地方公共団体との間で、普天間の飛行場代替施設の具体的な建設計画であるとか安全・環境対策そして地域振興について協議するということが目的でございます。したがって、個別の施策に関係する各省庁の閣僚、これを構成員としたものでございます。しかし、地元沖縄県そして名護市の方から、御質問のような御要望を受けておりました。現実に本日の協議会の運営につきましては、内閣官房との連携のもとに対応するということといたしまして、司会進行といたしましても副長官にお務めをいただきスムーズに進んだもの、このように理解しておりま……
○小池国務大臣 ただいま議題となりました石綿による健康被害の救済に関する法律案及び石綿による健康等に係る被害の防止のための大気汚染防止法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 初めに、石綿による健康被害の救済に関する法律案について御説明申し上げます。 石綿による健康被害については、国民の生命や健康に影響を及ぼすものであることから、すき間のない健康被害者の救済、今後の被害を未然に防止するための対応等を適切に実施していくことが必要であります。 このため、平成十七年七月以来、政府部内においてアスベスト問題に関する関係閣僚による会合が開催され、同……
○小池国務大臣 今回のこのアスベスト法案、救済法と、そしてまた、今後の被害が発生しないということから、それを防ぐための廃棄物等の法律の改正ということの二本セットになっているわけでございますけれども、今委員まさに御指摘になりました、これまで労災によって救済されない、そしてその対象にならない方々、その方々に対して、一日も早く救済できるようなスキームをこのたび御提出させていただいているわけでございます。 そしてまた、振り返ってみますれば、関係省庁間の連携が必ずしもよくとれていたとは言えない、まさにここは政治主導という形で、関係閣僚会合を即開いて、そして、それぞれの省庁のなすべきこと、またやってきた……
○小池国務大臣 環境大臣及び地球環境問題担当大臣の小池でございます。第百六十四回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。 初めに、石綿対策について申し上げます。石綿による健康被害の救済に関する法律及び石綿による健康等に係る被害の防止のための大気汚染防止法等の一部を改正する法律につきましては、本委員会での御審議を経て、去る二月三日に成立させていただきました。この間の委員各位の格別の御指導に対し心から御礼申し上げます。今後は、これらの法律の一刻も早い施行に向け、全力を挙げてまいります。 私たちは今、地球……
○小池国務大臣 御質問の会議でございますけれども、昨年の二月十六日、京都議定書が発効いたしました。それ以来初めての会議ということで、極めて重要な、かつ歴史的な会議でありました。 中身でありますけれども、京都議定書の実施ルールでありますマラケシュ合意などが採択されまして、議定書を運用する基盤、インフラが整ったということ、それからもう一つ、ここも重要でございますけれども、すべての国が参加する、そして長期的な行動に関しての対話の開始が合意されたというところが一番大きなポイントでございます。 今回合意されました対話の場などを活用いたしまして、京都議定書を批准しておりませんアメリカ、オーストラリアな……
○小池国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人国立環境研究所法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 独立行政法人国立環境研究所は、我が国の環境政策の企画立案や各種環境基準の設定に当たって必要となる科学的基盤を提供するなど、重要な役割を担っております。 独立行政法人制度については、現在、効率的な運営を確保する観点から、役職員の身分の非公務員化が進められております。国立環境研究所においても、民間を含めた内外の研究機関との研究、人事交流のより一層の促進等を通じて、研究所の改革を推進する観点から、役職員が国家公務員の身分を有する特定独立行政法……
○小池国務大臣 環境と経済の好循環を進めるという意味でも、産官学の連携、また、今御指摘のように中小企業との連携ということも大変効果的ではないか、このように思います。競争的研究資金などを活用しまして、環境省としても、これまでも中小企業を含めました産官学連携の推進を図ってきたところでございますし、また、これまでの成果も数多くございます。 そういった意味で、競争的な研究資金を一層拡充していく、そして、今回御議論いただいております国環研の職員の非公務員化ということ、これも契機といたしまして、環境分野におけます我が国の中核的な研究機関として、研究所における民間企業との共同研究により一層弾みをつけていき……
○小池国務大臣 地球温暖化問題というのは、二度Cであるとか、それから先ほどから出ておりますGHGガスのppmの問題であるとか、なかなか科学的な部分をしっかり伝えようというのは難しい部分もございます。 ゆでガエルの理論というのがあって、それは、ずっとぬるま湯につかっているゆでガエルが、だんだんと温度が上昇していってもぴんとこない、だけれども、突然熱いところにぽちゃっと入れられたらぴょんと跳び上がるというようなことで、七〇年代のあの石油ショックというのはそれに匹敵したところではないかなと思います。それが日本の物づくりをして大変な省エネの技術の革新につながった、イノベーションにつながった、それが今……
○小池国務大臣 御指摘のように、今回の法改正でございますけれども、京都メカニズムのシステムを動かすための法律改正でございます。そしてまた、それを補完的な意味に置くべきであって、より必要なことは国内でしっかりとこの温暖化対策を進めるべきであるという御説もそのとおりだ、このように思う次第でございます。 また、地球温暖化対策の推進でございますが、先ほどのグリーンランドなどの氷山がばたんと倒れるシーンなどはよくテレビなどでも報道はされますけれども、何かまだ人ごとのように思ってしまうという傾向があるわけでございます。 昨年、クールビズを皮切りにいたしまして、地球温暖化対策ということを一人一人のことで……
○小池国務大臣 ただいま委員長のお許しをいただきましたので、一言ごあいさつさせていただきます。 去る三月二十九日の夜、突如高熱を発し、病院にて診察を受けましたところ、急性肺炎と診断されたため、入院加療をいたしておりました。その後、順調に回復をいたしまして、四月十四日に退院、そして十七日から公務に復帰することができたわけでございます。 この間、大変皆様方には御心配をおかけし、また、長くお休みをさせていただきましたことをまことに申しわけなく思っております。 特に、本委員会におきましては、地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案の御審議をお願いしていたところでありまして、委員長初……
○小池国務大臣 このフロン類の排出削減でありますけれども、オゾン層の保護という観点、それに加えて地球温暖化の防止の観点からも、両方の面で大変重要であるわけでございます。 今回、フロン回収・破壊法の改正案を御審議いただいているわけですけれども、業務用冷凍空調機器に冷媒として使用されているフロン類の回収率の向上を図る、そしてフロン類の一層の排出削減を目指すということでありますけれども、これは、先ほど地球温暖化の防止の観点と申し上げましたけれども、京都議定書の目標達成計画にも関連してくるわけでありまして、ぜひとも、この法律の早期成立、そしてその円滑な施行、両面から必要だということを感じているところ……
○小池国務大臣 まずは、お励ましありがとうございます。 そして、並木委員が京都会議の方にも御出席になったということでございますが、このCOPの会議は、何やら徹夜がもう当たり前のようになってしまっているようでございまして、昨年末のモントリオールでのCOP11、COP/moP1でございますけれども、こちらの方も、結果としてほぼ徹夜状態が続きまして、そのまま一睡もせずに帰りの飛行機に飛び乗ったというようなことを今思い出したところでございます。 御質問ございましたように、地球温暖化防止の実効性を上げるためには、さらに大幅な温室効果ガスの排出削減が、これは必要でございます。そのためにも、京都議定書第……
○小池国務大臣 環境省が入っているビルの下にドトールコーヒーがあるんですけれども、そこでコーヒーを注文するときがありまして、そこはハンバーガーは売っていないんですけれども、そこには私がいつも使っているマグカップを秘書の方が持って、それに入れてもらうというような形でやっております。ハンバーガーについては、このところ余りいただいておりません。
【次の発言】 いわゆるスリーR、リデュース、リユース、リサイクル、いつもこの順番をどういうふうに持ってくるか、極めて重要でございます。
リデュースは、循環型社会形成推進基本法がございますが、この基本原則に基づきまして、最も優先されるべき取り組みであることは……
○小池国務大臣 水野委員におかれましては、久々の環境委での御質問ありがとうございます。
おっしゃるとおり、容器包装リサイクル協会はデータを把握しているわけですね。そして、それぞれの事業者によっては、公表してもいいよというか、うちはただ乗りしていませんよと言いたい事業者もあるかと思うんですね。そういったことで、公表をする意向がある事業者については、日本容器包装リサイクル協会でこれを取りまとめて公表を行うということを検討していきたいというふうに思っております。先生の御指摘、受けとめていきたいと思っております。
【次の発言】 昨年の八月までは分別をしておりました。というのは、選挙区が当時兵庫県でご……
○小池国務大臣 ただいま議題となりました鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 近年、シカやイノシシなどの鳥獣が地域的に増加し、農林水産業や生態系に深刻な被害を与えており、他方、これらの鳥獣の捕獲の担い手である狩猟者数の減少が進んでおります。 一方、鳥獣の生息環境の悪化などにより、渡り鳥の飛来数が減少している事例や、地域的に鳥獣の個体数が減少している事例があります。 また、国内で違法捕獲された鳥獣を輸入した鳥獣と偽って飼養している例が見られ、輸入された鳥獣の適切な管理が求められています。 このような状……
○小池国務大臣 そもそも違法なわなの使用というのは野生鳥獣の保護にも重大な支障を及ぼすわけでございますし、また、人そしてペットにも危害を与えるということで極めて遺憾なことになる。そのためにも、環境省として厳しく取り締まりを進めるように、都道府県が鳥獣保護員を決めますので、それによる巡視の徹底なども国の方から、さらに、また警察とも連携した上で行ってまいりたいと考えております。 また、今回の法改正によりまして、住宅地の周辺などで危険なわなの設置を禁止する区域を指定することであるとか、それから、都道府県の職員などによります違法なわなの撤去が促進されるように、すべてのわなに設置者の名前を書いて責任を……
○小池国務大臣 免許が必要だという、そのことが明記されていないということではないかと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 鳴き合わせ会と聞きますと、確かにとても優雅な響きがございますし、実際、室町時代からはある種の高貴な遊びとして、それから江戸時代になりますと、庶民を含めて、ウグイスなどを中心に鳴き合わせ会が行われていたそうでございます。
この鳴き合わせ会そのものに参加すること自体は、鳥獣法に基づいて、所定の手続を経て、そして、その種類としてメジロなどを用いる限りは違法とは当然言えないわけでございますが、ただ、この新聞記事にありますように、このケース、この文も読ませていただきますと、……
○小池国務大臣 石綿問題に係る総合対策の主な進捗状況について御報告させていただきます。 昨年六月以降、石綿問題の広がりと深刻さへの国民の関心が高まる中、政府においては、七月以来、関係閣僚による会合において石綿問題への対応を検討し、昨年十二月、アスベスト問題に係る総合対策を取りまとめました。 この総合対策を踏まえ、本年一月に、石綿による健康被害の救済に関する法律案及び石綿による健康等に係る被害の防止のための大気汚染防止法等の一部を改正する法律案を国会に提出し、二月三日に成立させていただいたところでございます。 石綿健康被害救済法については、迅速な救済の実施に向け、全国的な受け付け体制を整え……
○小池国務大臣 今回、環境省、最も小さな役所ではございますけれども、随契の比率が最も高いということ、入院中ではございましたけれども、そのニュースに改めて接したところでございます。 その中で、一つ一つ精査を私なりにもやってみたわけでございますけれども、やはり極めて専門性が高いということは事実、そういう部分の調査研究ということを発注することも事実でございますが、一方で、これまでそうしてきたんだからというような安易な形での随意契約がないかどうか、これから官房長のもとにプロジェクトチームをつくりまして、そしてこれからの契約の透明性、効率性という観点から見直しをしていきたい、こういう気持ちでこれから取……
○小池国務大臣 今回の補正でございますけれども、まず、救済制度の施行当初、闘病中の被害者からの医療費、療養手当の申請、それから遺族からの特別遺族弔慰金の申請が集中することが予想されるわけでございまして、まず今回の補正でそういったことについての裏打ちをさせていただきたいと思っております。 そして、事業者から、この今回の制度は、事業者、そして国、さらに地方公共団体が全体で基金をつくって費用負担を行っていこうというものでございますけれども、事業者からの費用徴収が平成十九年度から開始される予定となっております。そして、今申し上げましたような中身の施行ですね、当初必要となる資金をまず基金に確保すること……
○小池国務大臣 失礼いたしました。 このたびの法案につきまして、中皮腫、肺がんを対象としている理由の方をお答えすることによって先生の御質問にお答えできることが可能かと思いますが、かつて、広範な分野で大量に石綿を使用してきたことが原因でも……。ごめんなさい。 中皮腫の患者数は徐々に増加してきておりまして、今後しばらくは増加するものと予想されておりますけれども、このような中皮腫など……。ごめんなさい、ちょっと待ってください。失礼いたしました。 中皮腫と肺がん以外のことでございますけれども、これにつきましては、専門家の先生方でただいま御議論いただいているところでございます。石綿肺、びまん性胸膜……
○小池国務大臣 これまでの過去の経緯などを整理したわけでございますけれども、ちなみに、環境庁、環境省の前身である旧環境庁でございますが、昭和四十六年の発足でございます。これまでの流れを振り返ってみますと、国際労働機関、ILOでございますけれども、それからWHO、各専門家会合におきまして石綿のがん原性が指摘された時期というのが、その昭和四十六年環境庁発足直後でございますけれども、昭和四十七年でございます。その四十七年当時から石綿の健康影響に関する情報の収集を進めていたということでございます。
【次の発言】 旧環境庁におきまして、先ほど昭和四十七年という時点をお示しいたしましたけれども、その後、昭……
○小池国務大臣 沓掛大臣のお答えと全く同じでございます。
○小池国務大臣 このたびの御慶事によりまして、改めてコウノトリが注目されているところでございます。また、豊岡市は、長年にわたりまして、古くから、昭和三十年から、コウノトリの保護活動を組織化されて、これまで取り組んでこられました。また、地元の自治体、市民団体を中心として、その活動に際しても心から敬意を表したいと存じます。 また、こういった地元におけます関係者の協力関係が確立されていたということで、今御指摘ありましたように、自然再生推進法に基づいての自然再生協議会などをつくったらどうかという御提案だと思うんですけれども、ある意味でもう確立されている部分があるので、どういうふうにうまく今後支援がで……
○小池国務大臣 石綿による被害に遭われた皆様方を一日も早く救済をということで、このたび、石綿に関しての被害救済の法律、補正予算とともに成立を見たところでございます。貴党におかれましても、参議院の方で御賛成をいただいたということで、これからは一刻も早く救済の運用を始めてまいりたい、このように考えている次第でございます。 その上で御質問に当たりましてのお答えでございますけれども、アスベスト禍、この法案について、御審議の最中にも何度か同様の御質問を受けたところでございます。その際に、いつも申し上げてきたことでございますけれども、幾つかの特殊な背景があると。 それは、石綿を原因とする中皮腫、肺がん……
○小池国務大臣 最初の予算委員会の御質問におきまして地球温暖化問題を取り上げていただいていることに、まず感謝を申し上げたいと思います。 御質問にお答えいたしますと、気候変動問題などを専門とします科学者によって取りまとめられたIPCCの第三次評価報告書というのがあることは御存じだと思いますけれども、ここでは、地球の平均気温が、二十世紀中に約〇・六度上昇し、また今世紀中に最大で五・八度上昇するという予測がされております。こうした地球温暖化の影響で、例えば、北極の海氷が、氷が減ってきている、それから、ヒマラヤの氷河が解けているといったような報告がされておりますし、また、生態系に対しましても、動植物……
○小池委員 おはようございます。小池でございます。きょうは久しぶりの質問でございますので、よろしくお願いいたします。 まずは、総理、スイスへの御出張、弾丸ツアー、御苦労さまでございました。まさに、日本の総理というのは、気力、体力、知力、この三つがそろっていなければならないわけでございますし、ますますこれからも御活躍を期待いたすと同時に、くれぐれも御自愛をいただきたい、このように思います。 といいながら、きょうの質問は、できるだけこの国のかじ取りについての考え方について伺いたく思いますので、特に総理からお答えいただくということでお願いを申し上げたく存じます。 まず、今回のスイス御出張もそう……
○小池委員 おはようございます。小池百合子でございます。 総裁選の最中にはいろいろと鍛えていただきまして、まことにありがとうございます。麻生総理におかれましては、経営者感覚、国際感覚を生かして、今次の国際金融の混乱、そしてまた国民生活を守る、そして何よりも、本日審議させていただきます国際的なテロに対しての対処、これについてしっかりとリーダーシップをとっていただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 さて、補給支援特措法の審議に入るわけでございますが、これは大変重要な法律であるということから、昨年のこの時期は衆参合わせまして何と百時間近い審議を行ったわけでございます。ところが、ことしは一……
○小池委員 小池でございます。 ただいまの中谷議員からの数々の重要な御質問に加えまして、できるだけ重複しない形で関係の方々に質問させていただきます。 私の場合は、特に、そもそもなぜ海賊がソマリアで出没するようになったのか、その根本問題なども伺ってまいりたいと思います。 その前に、中谷議員も再三指摘されておられましたように、我が国は海洋国家であり、そして貿易立国であります。シーレーンの安全の確保というのは、我が国にとりましても文字どおりの死活問題であり、生命線であるということが言えると思います。このたびの海賊対処の法律をしっかり整えるということは、この我が国の生命線を確保し、そしてまた公の……
○小池委員 小池百合子でございます。 先ほど、衆議院本会議場にて、麻生政権に対します不信任案、これに対します採決が行われました。そして、粛々と麻生政権が信任をされ、そして、我々、政治の責任を預かる議員として、国家の一番基本である安全保障政策、その一端であります貨物検査特措法案について審議を行うところでございますが、野党席は空席となっております。生活が第一と言いながら、結局、政局が第一であるということをこの空席が証明しているのではないでしょうか。 ましてや、安全保障政策がいまだに一枚岩であるということは聞いておりません。この特措法の審議をめぐりまして、党内で一致した意見が見られない、そのため……
○小池委員 おはようございます。衆議院議員小池百合子でございます。 まず、麻生総理、御就任以来既に百日がたったということで、きょうは多分百三日あたりになるのではないかと思いますが、いわゆるハネムーン期間が過ぎたということが言えると思います。これからがまさに勝負でございますし、揺らぐことなく現下のこの危機的な状況に大胆に立ち向かっていただきたい、このようにまずはエールを送らせていただきたく存じます。 ただいま石原議員からいろいろ、経済、今回の第二次補正予算について、各分野のお話がございました。私は、今回の危機、金融危機、経済危機、これがまさに世界的なものであるという観点から、国際的な切り口か……
○小池委員 小池でございます。 本日、沖縄北方対策委員会にて質問の機会をちょうだいいたしました。簡潔にお答えをいただければ、このように思います。 まず、昨今の報道、流れを見ておりまして、私は本当に情けない、その一言でございます。 例えば、沖縄の普天間の移設先をめぐりまして、あたかも旅行先もしくは不動産を探すかのような報道が毎日出て、その名前が挙がったところでは反対集会が行われ、疑心暗鬼が生まれている。そして、国外だ、いや、最低でも県外だとおっしゃっていた鳩山総理でありますけれども、最近では辺野古、そして環境に優しいかどうかわかりませんけれども、くい打ち方式でなどということで、最低でも県外……
○小池委員 おはようございます。 自民党、小池百合子でございます。 ことしは、ちょうど日米安全保障条約改定から五十年という節目の年でございます。その皮切りにおけるこの予算委員会で、外交、安全保障に関しての質問をさせていただく機会をちょうだいいたしました。まことにありがとうございます。 五十年前、ちょうど米ソの冷戦構造の真っただ中にあったわけでございまして、また、日本の当時の風景と申しますと、多分、「ALWAYS 三丁目の夕日」、あの時代だったのかもしれません。 ここで、鳩山政権の皆様方、閣僚の座におられる方々、五十年前というと、前原大臣はまだ生まれていなかったですね。原口大臣も生まれて……
○小池委員 自由民主党、小池百合子でございます。 本日、平成二十三年度補正予算の審議、私、自由民主党総務会長の小池百合子を皮切りといたしまして、この後、分野別、担当別に審議をさせていただきます。 まず、冒頭でございますが、やはりこれを伺わなければなりません。 サッカーの神様は、なでしこジャパンにほほ笑んでくれた。あのすばらしいチームワーク、そしてあきらめない心、監督の見事な采配、心からおめでとうと申し上げたいと思います。日本国民にとりまして、また特に被災地の皆さんにとりまして、元気を分けてくれてありがとう、このように心から申し上げたいと存じます。 総理、総理には残念ながら、西岡参議院議……
○小池委員 おはようございます。小池でございます。 本日は、二十三年度の四次補正予算案について質疑をするところでございますが、まず最初に、昨日のこの予算委員会の場で議論となりました、宜野湾市の市長選挙に関して、防衛省が地域の沖縄防衛局長の名のもとに、もしくはその関係でメールを送って、市長選に介入をしたのではないかという問題について、本日朝の予算委員会の理事会におきまして防衛省からその報告を受けたところでございます。 メールについては実在が確認をされたということなどなどございますが、そもそも、この件につきまして田中防衛大臣は御存じでありましたでしょうか、これらの指示を与えていたことに対して。
○小池委員 おはようございます。自民党、小池百合子でございます。 来週には東日本の大震災から一年という節目を迎えます。改めまして、被災地の皆様方に心からのお見舞いを申し上げます。また、一日も早い復興がなし遂げられますように、ここは党派を超えまして、真摯な取り組みを続けていくということを申し上げておきたいと思います。 さて、本日、予算委員会、締めくくり総括を迎えました。先ほど来話がございましたように、予算審議を通じてさまざまな問題点も浮き彫りとなっているわけでございまして、この時間を活用させていただき、幾つか整理をさせていただこうと思います。 ちなみに、審議時間でございますけれども、この締……
○小池委員 衆議院の小池百合子でございます。 先ほどの谷垣総裁の質問に対しての御答弁に関して、さらに伺わせていただきたいと思います。 一言で申し上げまして、冗談じゃないですよ。今もここに、滝大臣、松下大臣、おられます。郵政選挙のときはどういう処分を受けたのか、一番よく御存じの方。今回の処分とは一体何なんですか。これほどの反対議員を出して、そしてまた棄権者を出して、五十七人が反対、そして、欠席を合わせますと民主党議員の四分の一が造反をしたわけであります。 この緩い処分は一体何なんですか。私たち、三党合意というのは、好きこのんで増税をやりましょうと言っているのではない。自民党もそう、公明党だ……
○小池委員 小池でございます。 お許しを得まして、質問の機会を頂戴いたしました。ありがとうございます。 冒頭、やはりこれから始めなければなりません。 流行語大賞の候補に、近いうち解散がノミネートされたというふうに聞いております。 ちなみに、〇三年にマニフェストという言葉が流行語になったり、〇九年には政権交代が流行語大賞になった。マニフェストとか政権交代が流行なのかというとどうかと思いますけれども。 ちなみに、最近は、お父さんが子供に宿題やったのかと聞くと、いや、近いうちにやるからといって答えるそうでございます。子供の教育にもよくない、このように思っておりますので、近いうち解散、私は、……
○小池(百)委員 おはようございます。自民党の小池百合子でございます。 岸田外務大臣、小野寺防衛大臣、そして世耕副長官、よろしくお願いを申し上げます。 昨日は、朝霞で自衛隊の観閲式が行われました。その場で、安倍総理は、最善の安全保障政策を絶えず追求していかなければならない、そして、その司令塔が国家安全保障会議だ、このように述べられました。戦略的に取り組むための見取り図が国家安全保障戦略だとして、厳しい現実を踏まえれば、これ以上立ちどまっている余裕はないと決意を示されたものと受けとめております。 さて、このNSCの成立につきまして、国会での真剣な審議を経て、一刻も早く本法案が成立して、真に……
○小池委員 小池でございます。 冒頭、過激派組織ISによって非業の死を遂げられました湯川遥菜さん、後藤健二さん、心から御冥福をお祈り申し上げます。 また、このお二人の死を無駄にしないため、また、激変する国際情勢、安全保障環境において我が国そして国民を守るために、あるべきテロ対策、外交政策、安全保障政策、これらを中心に伺わせていただきます。よろしくお願いいたします。 人質として拘束されている間にも、いろいろな分析が朝から晩までテレビを通じて行われました。カイロでの総理の発言、二億ドル、これに触れたのがよくなかったのではないだろうかとか、英語の訳し方がおかしいといったような、そんな議論が行わ……
○小池委員 新進党の小池百合子でございます。 本日は、三名の公述人の皆様方、御多忙のところ、また遠方より御足労おかけいたしまして、本当にありがとうございます。 私は、まず、政治のプライオリティーといたしまして、国民の生命、安全、財産を守るということ、これをまず原則とし、そして、平成九年度の総予算の審議でございますので、当然のことながら、タックスペイヤー、納税者の観点から幾つか御質問させていただきたいと思っております。 まず、岡崎公述人にお伺いしたいと思いますが、先ほど日米同盟、そしてアメリカ側のさまざまなシミュレーションについて御説明をいただいたところでございます。そして、岡崎さんはかね……
○小池主査代理 ただいまの資料要求につきまして、政府の方、いかがでございましょうか。
【次の発言】 これにて富田茂之さんの質疑は終了いたしました。
次に、達増拓也さん。
【次の発言】 それでは、ただいまの資料要求につきまして、郵政大臣。
【次の発言】 これにて達増桁也さんの質疑は終了いたしました。
以上をもちまして郵政省所管についての質疑は終了いたしました。
午後一時三十分から当分科会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午前十一時五十八分休憩
○小池政務次官 今お話がございましたように、今回の鉄道の要請についてけったことで日サの協力関係が悪くなるのではないかという御心配だと思います。確かに、今回の問題は、日本にとっても大きいですし、またサウジアラビアの一部としても大変重要な問題ではあったかと思います。 ただ、私は、裏返して申し上げれば、日本とサウジアラビアの関係というのがこういった油の関係だけででして、本来は、これまでの歴史的なつながりのある欧米各国は、単に石油だけでなく、さまざまなチャネルで、さまざまな点で交流を結び、かつ一方で決裂をしという、それが重なっているんです。ですから、今回の日本とサウジアラビアの関係は、言ってみれば、……
○小池委員 石原都知事、本日はありがとうございます。 いろいろと御示唆いただきました。結論から申し上げれば、一たん現行の憲法を停止する、廃止する、その上で新しいものをつくっていく、私はその方が、逆に、今のしがらみとか既得権とか、今のものをどのようにどの部分をてにをはを変えるというような議論では、本来もう間に合わないのではないかというふうに思っておりますので、基本的に賛同するところでございます。 きょうは、冒頭に、ナセルとかサダムとか私にとっては大変近しい名前が出てまいりました。私も十九歳のときにあの中東の地に行きまして、大変な驚きでございました、いろいろな面で。やはり国家というものを一人一……
○小池委員 小池でございます。 本日は、長い時間御協力いただきまして、まことにありがとうございます。また、示唆に富んだ御意見、本当にありがたく感じているところでございます。 本日、幾つかの点についてお話がございました。まず、アイデンティティーという言葉についてもお伺いをしたいと思います。 この言葉は、先生の御著書の中でも常に片仮名で表現もされております。それから、このアイデンティティーという言葉、あいまいという表現が先ほどどなたかの委員からもございましたけれども、要は、どうも日本語の概念にばちっと決まる言葉がないんじゃないか。 それに類するものとして、最近よく使われておりますアカウンタ……
○小池委員 小池でございます。最後の質問者でございます。よろしくお願いいたします。 本日は、科学技術の歴史ということから、いろいろな点で御示唆をいただきましたことに心から感謝を申し上げたいと存じます。理学部、工学部そして神学部、いろいろ大学の学部の置き方がその後どのように変化をもたらすかといった、これまでに私が抱いてこなかった観点からの御示唆でございました。非常に興味深く伺ったわけでございます。 これは、来年の一月六日から、決定されていることではございますが、我が国では省庁の再編が行われるわけでございます。そして、文部省と科学技術庁が一緒になって文部科学省という形になるわけでございますが、……
○小池委員 本日は、大変御示唆に富んだ御意見を拝聴することができまして、うれしく思っております。 私の方から二、三質問をさせていただきたいのですが、もちろん先生は理系として、そしてまたさまざまな発明と申しますか研究を重ねてこられて、大変高名な方でいらっしゃいますが、その中で、先ほど宮沢賢治の詩についてお触れになったことは、大変私は印象深く思いました。 私は、例えば大学の入試制度の流れから、どうも日本の場合、文系と理系と余りにもはっきり分け過ぎる。例えば理系の中でも医学などということについては、まさに生命倫理であったり、人間の心とは何ぞやといったような部分が非常に大切である。また、最近は医療……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 この国会の中には、議員によってつくられる議員連盟、星の数ほどあるのですが、私は、一番最初に入った議員連盟は人口議員連盟でございました。食料、エネルギー、そしてまたそれに関連しての環境と、先ほどもお話出ておりましたけれども、そういうまさにグローバルな見方をした上で、我が国にとっての国益、そして一番重要な個々の幸せをどうやって確保していくのか、社会の豊かさをどう維持していくのか、そういう観点でいろいろな政策づくりをしていきたいとずっと考えておりました。 先週、私は、エジプトのカイロの方に行ってまいりまして、そして、以前住んでいたところでございますが……
○小池委員 お許しを得まして本日三番目の質疑者を務めさせていただきます。保守党の小池百合子でございます。 参考人におかれましては、本日は幾つもの切り口で示唆に富んだ御意見をお聞かせいただきましたことに、心から御礼を申し上げたいと思います。 その中で共通して感じられましたのは、どうも技術革新、特に世の中の情報を取り巻く産業、その改革のスピード、いわゆるドッグイヤーと言われております。それと、現実の日本の姿、そしてなおかつ、全くこれまで変更のなかったこの憲法、動くことのなかった憲法ということで、スピード感の違いからくるある種のいら立ちを私はきょう感じ取らせていただいたわけでございます。 その……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。本日は、国家学についてお話を伺うことができまして、大変うれしく思っております。 そもそも、国家学というのが、名前も変わって、中身も変わって、政治学、そして国家学的なことを論じておられる方はわずか二十人ぐらいだというお話が冒頭にあったかと存じます。なぜ、その国家学なるものが、日本の学問として、またそれを研究する分野として、ある意味で希薄になってしまったのか、きょうのお話の中にそのヒントはたくさんあったかと思います。 平和主義といいますか、平和ということと国家というのが、何か日本の場合はマスコミ的にも相入れないといいましょうか、そういった空気がある、……
○小池委員 本日は、皆様方、ありがとうございます。 かつては、憲法を国会で論じるということは、予算委員会の場でわずか論じてもすぐにストップをしてしまうということで、ある種タブー視されていた時代が長く続いたと思います。その意味では、こうやって地方にも出かけ、公聴会を開き、憲法をそれぞれの視点から語り合うというのは、これまでになかった新しいフェーズに入ってきたのではないかと私自身は大変うれしく思っております。 そういった中で、幾つかお伺いもしたいところでございます。 これまでの議論では、例えば、憲法を擁護する義務があるのだから、それに対して改正云々を言うのはおかしいといった御意見などもござい……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 本日は、衆議院の憲法調査会に、意見陳述者の皆様方、大変な御協力いただきましたこと、心から御礼を申し上げたいと思います。 その中で、本日、この神戸で調査会が開かれるというのは大変意義深いことでございますし、また陳述者の方々、やはり大震災のことから憲法と関連をしてお話をいただいたと思っております。 特に、その中におきまして、兵庫県医師会の橋本会長から極めて具体的な御提言もいただきました。後に、行政を担当しておられる四名の方々に、この件について改めて伺いたいと思っておりますが、橋本会長の御提言の中には、例えばドイツにおける基本法第三十五条、これにつ……
○小池委員 賛成。
○小池小委員 保守党の小池百合子でございます。本日は、どうもありがとうございます。 地方分権、地方主権、これは私も長年大変重要なテーマであるということで研究等も続けているわけでございます。その心は、地方分権を行うことによって中央と地方の仕事の分担をより明確にしていく、そしてそれぞれの分野での責任を明確にしていくということにつながるからであります。 中央政府とすれば、金融、安保、外交、こういった点をつかさどり、そしてまた住民により近い分野である福祉、教育といった分野については、より近いそれぞれの地方の行政の方に分権をするということをやっていかない限り、いつまでもピラミッド型に上から下へという……
○小池委員 私どもはほぼ考えがまとまりました。 基本的にF1でよろしいのではないか。その背景は、私どもは、首都機能の移転は必要性がないというのがベースでありますから、現実的なところで進めていくのが必要だろうということに根差しています。 ただ、今後また、官邸から、こういう点が問題だからとか、そんなことがないようにしていただきたい。それと、あと、単純計算して、二棟になる場合のコスト高というのが当たり前のように語られて、百億とどんと出ておりますけれども、いろいろな工夫をすることによって経費を削減していく、そういうマインドを常に持っていただきたい。この二つの条件つきであります。 以上です。
○小池委員 前回も既に結論的なことを申し上げたわけで、F1案というのが、いろいろな条件の中で現実的であろうというふうに考えております。 ただ、百億多くかかるというのを、単に機械的にあれもこれもということではじき出すような安易な形ではなく、コスト削減、かつ強固で効率的という条件を出したいと思っております。 以上です。
○小池国務大臣 環境省の平成十四年度歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、平成十四年度の当初予算額は二千六百四十三億五千六百二十八万円余でありましたが、これに予算補正追加額百七十二億二千百五十三万円余、予算補正修正減少額二十七億一千六十万円余、予算移しかえ増加額百八十六億一千七十四万円余、予算移しかえ減少額三十億九千四百二十八万円余、前年度からの繰越額四百十八億二千六十四万円余を増減いたしますと、平成十四年度歳出予算現額は三千三百六十二億四百三十二万円余となります。この予算現額に対し、支出済み歳出額二千七百二十二億九千九百六十七万円余、翌年度への繰越額四百四十九億三千七……
○小池国務大臣 平成十六年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について、その概要を御説明申し上げます。 まず、予算の基礎となっております環境政策の基本的な考え方について御説明申し上げます。 私は、環境大臣就任以来、気候変動枠組み条約第九回締約国会議、COP9の閣僚会合や世界遺産の新規登録に推薦した知床の視察など、国内外において、環境政策に関するさまざまな現場に足を運び、また環境問題に取り組まれている事業者、有識者、NGO関係者など各方面の方々との意見交換を続けてまいりました。 こうした中で、私は、環境問題の持つ難しさ、さらには奥深さを日々感じているところであります。環境問題は、人類全……
○小池国務大臣 平成十五年度環境省所管の歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、環境省主管一般会計の歳入につきましては、歳入予算額十億一千五百七十万円余に対し、収納済み歳入額は十一億五千十万円余、これを歳入予算額と比較しますと、一億三千四百四十万円余の増加となっております。 次に、環境省所管一般会計の歳出につきましては、当初予算額二千六百二十二億七千七百二十万円余でありましたが、これに予算補正追加額十二億八千三百十八万円余、予算補正修正減少額二十一億九百三十一万円余、予算移しかえ増加額百九億六千六百十六万円余、予算移しかえ減少額二十六億五千四百四十二万円余、前年度か……
○小池国務大臣 御指摘のように、京都議定書の目標達成計画のパブリックコメントの募集期間、三月三十日から四月十三日までの十五日間行わせていただきました。これは推進本部事務局が内閣官房でございまして、こちらの方で募集を行うということでございました。そして、大変熱心な計画案に対してのコメントを多数ちょうだいしたわけであります。 期間については、規制を導入もしくはそれを変えるというときは、例えばオオクチバスなんかもそうなんですが、より長くなるわけでございますが、今回のこの計画案が規制には該当しないという点、それから、各関係の審議会でその都度意見募集を行っておりまして、それをまとめて、答申を踏まえて作……
○小池国務大臣 大変沖縄は出生率が高いということで、元気な県の一つだというふうに認識をいたしておりますけれども、一方で、こういった待機児童が他の他府県と比べて非常に多いというのを、認識を新たにしたところでございます。保育所の待機児童、そしてまた認可外保育施設の問題については、先生の前の御質問なども含めて、まさにその必要性を感じるところでございますし、また早期の解決が望まれるものだと思います。 沖縄県では、認可外保育施設の認可化を中心として、今、待機児童の解消に向けて着実な取り組みを進めておられるところでございます。昨年、坂口大臣、茂木大臣の御答弁にありますように、内閣府としても引き続きこの問……
○小池国務大臣 平成十七年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について、その概要を御説明申し上げます。 まず、予算の基礎となっております環境政策の基本的な考え方について御説明申し上げます。 最近、世界の各地で洪水、干ばつ、熱波などの異常気象が発生し、昨年は、日本でも、夏の記録的な猛暑に加えて、数多くの強大な台風が上陸し、多くの人命を奪うなど激甚な被害をもたらしました。このような中で、国民のだれもが、気候の変動や異変を直接肌で感じ取り、関心を高めているのではないかと思います。 これを環境問題との関連で見ると、地球温暖化が進行することによって、異常気象が頻発し、その規模も大きくなることが……
○小池国務大臣 平成十六年度環境省主管一般会計歳入決算並びに環境省所管の一般会計歳出決算及び特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計の歳入決算について申し上げます。 歳入予算額は十三億五千八百二万円余、これに対しまして、収納済み歳入額は十五億九千五百十九万円余、歳入予算額と収納済み歳入額との差は二億三千七百十六万円余の増加となっております。 次に、一般会計歳出決算について申し上げます。 当初予算額は二千八百三十七億一千四百四万円余でありましたが、これに予算補正追加額七百七十三億二千百八十二万円余、予算補正修正減少額二十四億四千四百二十五万円余、予……
○小池国務大臣 ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきましては、会計検査院の検査の結果を踏まえ、沖縄総合事務局において改善措置を講じたところであります。
今後、道路整備事業を所管する国土交通省の指揮監督のもと、沖縄総合事務局において一層適正な会計処理に努めてまいる所存でございます。
【次の発言】 御質問にもあったかと思いますけれども、産業廃棄物は、実際の加茂町の事例をとりましても三重県内の業者からのものでございます。よって、広域的に移動することが多いというのがまず大きな問題かと思います。そのために、適正処理を確保するために都道府県、政令市間の連携が重要であるということは言うまでも……
○小池国務大臣 ありがとうございます。 平成十八年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について、その概要を御説明申し上げます。 まず予算の基礎となっております環境政策の基本的な考え方について御説明申し上げます。 私たちは、今、地球から絶え間ない警告を受けています。世界各地で熱波、洪水、干ばつ等の異常気象が発生し、我が国でも強大な台風による被害が発生しました。この冬の豪雪被害をもたらしている寒波も、東南アジアの上昇気流の活発化と、北極周辺の気圧変動などの要素が複雑に関係していると言われています。 これらの自然災害と地球温暖化との関係を個別に実証することはできませんが、今後、地球温暖化……
○小池国務大臣 ロハスでございますが、昨年、クールビズで流行語大賞をちょうだいしたんですが、そのうちのまた別の候補としてロハスがもう既に挙がっておりました。 女性を中心に広がっているということでございますが、そもそもロハスの考え方というのは、アメリカ、特に西海岸だと思いますけれども、ここで生まれた概念として、環境に関心が高いということだけでなくて、ちゃんとその行動も伴うというような意味で広がっていると聞いております。また、民間の調査によりますと、日本人の約三割がロハス層に当たるという結果が出ているようでございまして、単に女性だけでなくて、男性にもこの考え方は広がっている。 そういった背景を……
○小池分科員 おはようございます。 バンクーバーのオリンピックがあり、そしてハイチの地震に加えまして今度はチリの大地震ということで、まさに海外における波高しといったような状況でございます。 けさの日経朝刊を読んでおりまして、現在の日米関係に対してどう思うかということで、不安と答えた方が六七%に上っております。一方で、うまくいっているというのがわずか二%という状況でありまして、この世論調査を見る限り、日本国民の不安ということについては日米関係に対して大きな不安を抱いている、その証左だ、このように思っております。 その中身はさまざまだと思いますが、最大のものは、やはり普天間の飛行場の移設問題……
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