小池百合子衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○小池百合子君 あの忌まわしい阪神・淡路大震災の発生から三十七日がたちました。阪神・淡路大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律案の審議に際し、私は、新進党を代表するとともに、一向に心休まることのない毎日を送り続けます被災地の声を代弁して、五つのポイントにわたって質問させていただきます。 まず、今回の震災は関東大震災以来の大規模都市直下型地震であることへの総理の基本的な御認識を伺います。 愛する家族を失う、またマイホームを失うということは、都市であれ、農村漁村であれ、被災者にとっては同じ悲しみであります。同じ損失であります。しかし、今回の阪神大震災は、死者五千四百余名、全壊……
○小池百合子君 私は、新進党を代表し、土井議長不信任決議案について、次の三点にわたって賛成の討論を行うものです。(拍手) 賛成理由の第一は、我が国国権の最高機関である国会の最高責任者としての議長が、議会制民主主義の根幹を揺るがす暴挙を当たり前のように行ったことであります。 政治は話し合いの場であり、特に歴史的な意義を持つ今回の決議については、国民の意見をよりよく反映させるため与野党が十分に話し合い、内容を詰めるべきであります。その重要な決議を与党の都合から一方的に強行し、また、議会運営に当たって公平かつ公正でなければならない議長の役割と責任を放棄して、重要な意味を持つ今回の決議に歴史的な汚……
○小池百合子君 私は、新進党を代表し、先日大阪で開催されましたAPEC大阪会議に関しまして、総理並びに通産、外務大臣に質問させていただきます。 まず、ただいまAPECに関する御報告を通産、外務各大臣からちょうだいしたわけでございますが、APECの議長を務められ、首脳会議に出席されたはずの村山総理大臣からの御報告がないことに、強い不満を感じるところでございます。国会での総理報告は不要と考えられるということは、つまり国会軽視と指摘せざるを得ないわけであります。 さて、今から五十二年前の同じ月、十一月、東京において大東亜会議が開かれました。アジア各国の首脳が日本の地に集うのはそのとき以来、五十二……
○小池百合子君 私は、自由党を代表し、預金保険法の一部を改正する法律案、金融機能の安定化のための緊急措置に関する法律案の二法について質問いたします。 総理、今日、我が国が直面している経済、金融の危機的状況を称して、最近、日本の第二の敗戦とさえ言われているのを御存じでありましょうか。 「山高ければ谷深し」の定石どおり、バブル崩壊によります住専、不良債権処理の誤りと橋本政権の経済のかじ取りの誤りが重なって、今金融システムが根幹から揺らぎ、日本経済は未曾有の窮地に立たされております。国民は自信を失い、それがまた経済の停滞を招いている。これが現状であります。 原因は余りにも明白であります。政策の……
○小池百合子君 私は、自由党を代表し、大規模小売店舗立地法案等三案について、総理並びに関係大臣に対し質問をいたします。 前回、一月二十日の本会議場での代表質問で、私は総理もお読みになられたという名著「失敗の本質」をもとに橋本政権の経済政策の失敗の本質を指摘させていただいたこと、御記憶のことと存じます。突然、思い出したようにちびちびと発表される減税策、小分けの景気回復策など、後手後手で小出しの政策は兵力の逐次投入。景気は緩やかな回復基調にある、桜が咲くころにはと、実態とかけ離れ誤った情報を流し続けた経済企画庁の報告は大本営発表。省庁の縦割り組織の弊害は今さら指摘するまでもなく、総理と党幹部との……
○小池百合子君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました法案のうち、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律案を除くすべての法案の原案と修正案に賛成し、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律案については、修正案を除く原案に賛成、修正案に反対する立場から討論をいたします。(拍手) 金融再生についての最大の問題、不良債権についての問題は、そもそも住専処理策の誤りに端を発します。小渕総理をして最大最強の大蔵大臣と言わしめたはずの宮澤蔵相は、審議の場で、あれは農協救済だったとあっさりと認められました。当時、政府・自民党は、住専への公的資金の投入こそが世界の金融システムを守ると豪語されて……
○小池百合子君 松浪議員から、処罰対象に私設秘書を加えるか否か、政治家への請託を構成要件とするか否か、報酬の要件として財産上の利益とするかわいろとするか、あっせん行為の対象として国等の契約や行政庁の処分に限定するか制限なしとするか、第三者供与処罰規定を明記するか否か、以上五点、与党案といわゆる野党案の相違について述べられました。 結論として与党案がよりすぐれているとの御指摘をいただき、提出者の一人として非常に心強く思った次第でございます。 これらの的確な御指摘、自問自答に、提出者としてつけ加えることはほとんどございませんが、政治に対する国民の信頼を一層高めるため、刑法のあっせん収賄罪とは別……
○小池百合子君 私は、保守党を代表いたしまして、いわゆるテロ対策特別措置法等三法案に対しまして、賛成の立場で質問をさせていただきます。(拍手) あのアメリカでの想像を絶します卑劣な同時多発テロから、ちょうど一月がたちました。犠牲となられた方々は六千人とも言われ、心から哀悼の意をささげるとともに、行方不明者の御家族の方々にはお見舞いを申し上げたいと存じます。 六千人と申しますと、実は、あの阪神大震災での犠牲者の数にほぼ匹敵いたします。まさか世界一のオフィスビルに飛行機が飛び込む、まさか大地震が起こるなど、だれが予測したでしょうか。人災であれ、天災であれ、まさかに備えることは、事前防止、事後対……
○小池百合子君 私が、本日、最後の代表質問者でございます。 与党三党、自由民主党、公明党及び保守党を代表いたしまして、国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、主務大臣である防衛庁長官に御質問をさせていただきたいと思います。(拍手) 早いものでございます。平成四年、いわゆるPKO法が成立いたしましてから、はや十年目を迎えます。湾岸危機、湾岸戦争を契機といたしまして、国際社会への貢献、とりわけ人的貢献の必要性が国民の間にも強く認識される一方で、自衛隊の海外での活動を大幅に拡大いたしますPKO法は、当時の国論を大きく二分したものでございます。この衆議院の……
○小池百合子君 私は、保守党を代表し、ただいま提案されております武力攻撃事態対処法案等関係三法案に関しまして、総理並びに防衛庁長官に御質問をさせていただきます。(拍手) 総理、きょうは四月二十六日でございますが、二日後の四月二十八日、五十年前の四月二十八日が何の日か、御存じでありましょうか。五十年前の昭和二十七年四月二十八日、アメリカのGHQが我が国から撤退した日であります。独立国日本が再出発した記念すべき日であります。二月十一日の建国の日もさることながら、四月二十八日こそ、日本が独立国としての主体性を回復した記念すべき日ではないでしょうか。五十周年に当たりまして、総理の御所感を伺います。 ……
○小池百合子君 私は、保守党を代表し、さきの総理所信表明演説に対し、質問をいたします。(拍手) 総理、まずは、訪朝御苦労さまでした。 せめてもう十年早かったら、これは、北朝鮮による拉致被害家族の一人で、今回帰国されました地村保志さんのお父さん、地村保さんが、九月十七日の記者会見の場で、ため息とともに漏らされた言葉です。もう十年早ければ。我が国の政治、経済について失われた十年という表現がしばしば使われますが、拉致問題にも失われた十年があったかと思うと、拉致や工作船問題という国家主権の侵害に我が国がいかに鈍感であったか、北朝鮮の言いなりであったか、政治の責任、国家としての責任を痛感するところで……
○国務大臣(小池百合子君) 災害による廃棄物の処理についてのお尋ねがございましたが、まず、被災者の皆々様に私からも心からのお見舞いを申し上げたいと存じます。 災害による廃棄物の処理につきましては、財政上の支援として、市町村が災害のために実施した生活環境の保全上特に必要とされる廃棄物そしてし尿の収集、運搬及び処分に係ります事業に対しまして、二分の一の補助を行っているところでございます。 また、このたびの累次の災害につきましても、被災地が一日も早く通常の生活に戻れますように、この補助制度などの活用によりできる限りの支援を行ってまいりますし、また、阪神大震災を通じてのみずからの経験を踏まえまして……
○国務大臣(小池百合子君) ただいま議題となりました地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 地球温暖化は地球全体の環境に深刻な影響を及ぼし、その対策は人類共通の課題であります。このため、平成六年三月に発効した気候変動に関する国際連合枠組条約に基づき平成九年十二月に採択された、二酸化炭素等の温室効果ガスの削減についての法的拘束力のある約束等を定めた京都議定書が本年二月十六日に発効し、世界の地球温暖化対策は新たな一歩を踏み出しました。 一方、我が国の温室効果ガスの排出量は、平成十四年度には、基準年である平成二年度に比べ七・六%の増加と……
○国務大臣(小池百合子君) ただいま議題となりました石綿による健康被害の救済に関する法律案及び石綿による健康等に係る被害の防止のための大気汚染防止法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 初めに、石綿による健康被害の救済に関する法律案について御説明申し上げます。 石綿による健康被害については、国民の生命や健康に影響を及ぼすものであることから、すき間のない健康被害者の救済、今後の被害を未然に防止するための対応等を適切に実施していくことが必要であります。 このため、平成十七年七月以来、政府部内においてアスベスト問題に関する関係閣僚による会合が開催され、同年十二月……
○国務大臣(小池百合子君) 環境の観点から二点、お尋ねがございました。 まず、まちづくりの持続可能性についてでございます。 店舗そして公共施設などの郊外立地によりまして、地域によっては自動車への依存度が大変増してくる、それによって、CO2、二酸化炭素の排出量の増加があったり、交通渋滞の発生に伴います局地的な大気汚染が発生しているところです。 また、郊外立地の進展がオフィス、店舗の床面積の拡大につながります。それによって、民生部門のエネルギー消費の増大を招いているところであります。 今後、持続可能なまちづくりを進めていくためには、こういった環境負荷を抑制する観点もしっかりと踏まえていく必……
○国務大臣(小池百合子君) ただいまの水俣病公式確認五十年に当たり、悲惨な公害を繰り返さないことを誓約する御決議のとおり、水俣病問題については、貴重な教訓として謙虚に学ぶべき、また、今なお取り組むべき重要な課題であると認識をいたしております。 政府といたしましては、御決議の御趣旨を十分尊重いたしまして、すべての被害者の方々が地域社会の中で安心して暮らしていけるよう、関係地方公共団体と協力しながら取り組みを進めてまいりたいと考えております。 以上です。(拍手)
○国務大臣(小池百合子君) ただいま議題となりました容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 現行法が施行されてから十年が経過し、ペットボトルの回収率が大きく伸びるなど、容器包装廃棄物の分別収集及び分別基準適合物の再商品化は着実に進展し、一般廃棄物のリサイクル率の上昇に資すると同時に、一般廃棄物の最終処分量の減少及び最終処分場の残余年数の改善に資するなど、循環型社会の形成に寄与してまいりました。 こうした成果を踏まえ、今後、国、地方公共団体、事業者、消費者等すべての関係者の協働のもと、容器包装廃棄物のリデュース……
○小池百合子君 自由民主党の小池百合子でございます。 谷垣総裁に続きまして、外交、安全保障を中心に菅総理に対して御質問させていただきますが、先ほどの谷垣総裁への御答弁、逃げ、すりかえ、抱きつきと、一国の宰相とすれば余りにも堂々としていない。大変悲しい思いで受けとめてまいりました。菅総理からは、まじめで真摯な答弁を求めていきたいと存じます。(拍手) さて、私は、現在、自民党の最終、最高意思決定機関であります総務会の長を仰せつかっております。御承知のように、自民党では、法案であれ党則の改正であれ国会対策であれ、すべての意思決定はこの総務会で行われます。時には激論を交わし、激しくぶつかり合い、時……
○小池百合子君 自由民主党の小池百合子でございます。 私は、自由民主党・無所属の会を代表し、ただいま議題となりました政府提出の東日本大震災復興の基本方針及び組織に関する法律案並びに自由民主党提出の東日本大震災復興再生基本法案について質問をいたします。(拍手) 初めに、被災地の皆様方には、改めて心からのお悔やみとお見舞いを申し上げたく存じます。 三月十一日の発災後既に二カ月以上が経過したにもかかわらず、いまだ全体の被害規模の把握すら不十分なまま、対応は後手後手に回っていると言わざるを得ません。今なお、避難所での息の詰まる生活を余儀なくされている被災者の数は十一万人を超えたまま。 加えて、……
○小池百合子君 自由民主党の小池百合子でございます。 私は、自由民主党を代表して、政府施政方針演説に関して御質問をいたします。(拍手) 安倍内閣が発足し、はや二カ月、いえ、まだ二カ月。安倍内閣は、このわずかの間に、経済対策を含む平成二十四年度の大型補正予算を成立させました。これに連動させる形で、平成二十五年度予算を間髪を入れることなく提出。 総選挙の関係で例年とは異なる流れとはいえ、過去に例のないスピードで突き進んでおられます。まさに、安倍内閣の、決める政治の本領発揮であります。 外交面におきましても、先月の御訪米で、まず、日米同盟の強固なきずなが確認され、そのことが世界じゅうへと発信……
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