このページでは高市早苗衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。高市早苗衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○高市委員 無所属の高市早苗でございます。 本日は、私に質問時間をお分けいただきました理事の先生方、そして委員の皆様、本当にありがとうございます。 きょうは、主に自衛隊法の改正案について質問をさせていただきたいのですけれども、既にこの委員会でも長時間の議論を経ておりますので、幾つかの重複点はございますけれども、採決も返そうな感じですので、いま一度お尋ねすることをお許しください。 まず、長官にお伺いいたします。 私は、国民の生命と財産を守ることが最も重要な国家の役割だと考え、その仕組みづくりに参加したくて政治家になりました。長官も、国民の生命を守ることを国家の重大な役割とすることに御賛成……
○高市議員 高市早苗でございます。 本日は、無所属であります私に貴重な質問時間をお分けいただきました皆様の寛容なる御配慮に心より感謝申し上げます。ありがとうございます。 本日お尋ねいたします事柄は、これまでの本委員会での長時間にわたる議論を拝聴してもなおまだ納得のいかない部分です。つまり、修正を希望したい箇所なんです。 そこで、総理にお伺いいたします。 政府は、委員会の結論を尊重するとおっしゃってこられました。そして、政府委員答弁などを廃止しても国会中心、委員会中心の流れをつくっていかれるものと私も期待してまいりました。ところが、なぜその修正そのものも委員会で行われないのでしょうか。つ……
○高市委員 北朝鮮問題についてお伺いいたします。
この問題が悪化した場合の我が国の対応ですけれども、基本的に政府は、国連安保理の対応を支持すること、それから憲法の枠内で最大限の措置をとること、この二つを原則にするつもりだと私は理解しておりますけれども、間違いございませんでしょうか。
【次の発言】 しかし、六月十一日に柿澤外務大臣がまず訪韓を行うというのでは、国連中心外交というよりは、むしろ日米韓の独走というイメージが国際社会に定着してしまうのではないかと危惧をいたしております。
もちろん、あらゆるケースを想定した危機管理というものは必要でございますけれども、北朝鮮制裁を前提とした外交姿勢を……
○高市委員長代理 秋葉忠利君。
○高市委員 会派改革(自由党)の高市早苗でございます。よろしくお願いいたします。
本日の私の質問ですけれども、前半は、自由民主党総裁でもあられる河野外務大臣にお願いしたいと思います。
通常国会までは、自衛隊法改正案には自民党議員提出の衆法第一号と内閣提出第十五号が存在しまして、私自身は、内容的に見て自民党提出案の方がより現実に的確に対応できるものだと考えまして、党派を超えて賛意を示しておりました。七月に自民党案が取り下げられたとのこユースに驚き、非常に落胆をいたしました。どうして自民党案が撤回されたのか、簡単に御説明ください。
【次の発言】 内容的にほとんど同じで、ごく一部、それも妥協でき……
○高市委員 高市早苗でございます。改革を代表して質問をさせていただきます。 終戦五十周年を目前にしまして、私たちは歴史の見直しという政治家としての生涯最大のテーマにかかわろうとしているのではないかという緊張に、非常に恐れを感じております。 選挙区で遺族会の方々から、出征して死んでいった夫というのは侵略戦争に行ったんでしょうかという問いかけをされております。また、奈良護国神社の宮司様は、おまえのところは犯罪人を祭っておるのかという嫌がらせの電話に悔し涙を流しておられました。そんなせつない思いをされている方々のために、きょうは侵略戦争について、いつもの答弁よりも具体的な御説明をお願いしたいと思……
○高市委員 新進党の高市早苗でございます。よろしくお願いいたします。 まず冒頭に、本日の朝刊に掲載されました記事に関しまして、大臣にコメントをお願いしたいのです。 現在、軽水炉転換支援の枠組みづくりなんかも進んでおりますし、また北朝鮮から訪朝団招請状が届くなど、我が国と北朝鮮のかかわりは深くなってきておりますけれども、三月十二日の朝鮮中央通信によると、国連特別委員会で北朝鮮の代表が演説をして、「「敵国条項」を削除し日本の罪をぬぐうなら、侵略と犯罪を美化する日本の行為を正当化し、国連憲章を踏みにじることになる」と反対したということになっているのですけれども、北朝鮮によるこの指摘を正しいと思わ……
○高市委員 まず冒頭に、内閣提出一五号の住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案についてお答え願います。
平成二年のことなんですけれども、特別損失に係る前回の法改正においての説明では、その後の補給金は平準化されるのでそれ以上の繰り延べ措置は必要ないとされていたと聞いておりますけれども、今回の法改正が必要になった理由を簡単に教えてください。
【次の発言】 中古マンションについての優遇措置ですけれども、これは平成四年の景気対策の一環として措置されたもので、それゆえに二年間に限定されたのですけれども、今回適用期限を延長する必要性がどこにあるのか、お答え願います。
○高市委員 新進党の高市早苗でございます。よろしくお願いいたします。
まず、防衛庁長官にお伺いをいたします。
世界各国で、自己完結型の組織であります軍隊が災害時に人命救助や復旧作業で活躍されることが常識的だと言われているのですが、日本でも、国防とともに災害対策に対して自衛隊の皆様に国民が期待する面は非常に大きいと思うのです。長官は、自衛隊は地震発生時に人命救助活動に対応できる十分な能力を備えた組織であるとお考えでしょうか。
【次の発言】 今のお答えを伺って安心をいたしました。
震災発生当日、本格的な自衛隊派遣の開始がおくれたことが瓦れきの下で生き埋めになっておられたたくさんの方の救済をお……
○高市委員 新進党の高市早苗でございます。
まず、沿道法の改正についてお伺いをいたします。
沿道法の施行実績といたしまして、これまでに延べ百十一・六キロメートルの沿道整備道路が指定されておりますけれども、沿道整備計画決定は六十五キロとなっております。計画決定されていない地区にはどのような事情があるのか、お教えください。
【次の発言】 午前中の樽床委員への御答弁では、さらに千キロ分ぐらい急がなければいけない地区もあるとのことだったのでお伺いしたいのですが、今回の法改正によりまして、それらの未決定地区の計画決定というのは進む見通しなのでしょうか。
○高市委員 新進党の高市早苗でございます。よろしくお願いいたします。
早速質問に入らせていただきますが、最初に、拠点病院の治療体制について伺います。
患者の皆様からも、早く安心して治療を受けられる拠点病院体制を整えてほしいという声が上がっております。ところが、国から拠点病院として補助金を支給されているにもかかわらず、できればHIV感染患者を受け入れたくないと考えているとしか思えない、そういう医療機関があるとの指摘が患者さんたちからございましたが、大臣はそのような話を聞かれたことがございますでしょうか。
【次の発言】 それでは、具体的な例を挙げさせていただきます。
拠点病院名を公表しないこ……
○高市委員 自由民主党の高市早苗でございます。本日は、どうもありがとうございます。 吉田さんにお伺いしたいんですけれども、確かに、先ほど来話が出ておりますアメリカのGAO、それからCBOもございますね、コングレショナル・バジェット・オフィスで、大統領予算案の経済効果等も分析できるということで、私たち日本の国会議員も納税者の代表ですから、こういった独立した機関には魅力を感じるんですが、私自身の私的意見といたしましては、GAOなんかの新設よりは、やはり調査室の機能強化ということを考えます。 ただ、懸念されますのは、調査室の独立性、行政からの独立性の維持が可能かどうかということと、もう一点は、与……
○高市委員 自由民主党の高市早苗でございます。 今回、私は公共事業をテーマといたしましたので、建設省、運輸省、農水省所管の補助事業について、平成六年度及び七年度の検査報告書を拝読いたしました。補助金が不当と指摘されているケースの代表的な原因は、工事費の過大積算と設計のミス、それから設計と施工が食い違っている、この三点であると感じました。 再発防止のためのシステムづくりというものが何よりも肝心と思いましたので、まずは建設業者さん、それから県の土木事務所の職員の方に、設計から事業完成までの流れについてもいろいろ話を伺いました。建築物や道路や橋が完成するまでには、設計事務所に頼んだ設計が上がった……
○高市委員 高市早苗でございます。 まず、建設大臣に、住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。 昨年の公庫法改正におきましては個人住宅のうち新築住宅を対象とし、今回の改正では既存住宅及び住宅改良を対象といたしておりますけれども、いずれも、規模を重視した融資体系から、良質な住宅をふやすという政策誘導重視の体系への移行という目的が非常に明確で、これはよく理解できるところであります。 省エネ住宅、災害に強い住宅はもちろん、高齢化社会において二世帯住宅、親孝行住宅の普及は、広く国民の求めるところとなっていると思いますし、公的融資に当たっての設計審査や建築に当たっての現場……
○高市委員 高市早苗でございます。 私は、高齢化、少子化、犯罪の低年齢化、こういった問題に悩む今の時代こそ、家族のきずなというのが大切な価値であり、家族や親族の助け合いによって福祉制度を補完したり、家庭の教育を充実したり、こういったことを図るべきだと考えております。したがって、すべての制度や法改正も家族のきずなを応援するものであるべきだと思っておりますので、民主党さんが出されました本案が、家族の一体性と連帯感、こういったものに影響を与え、我が国の家族と社会に取り返しのつかない影響と混乱をもたらすのではないかなというおそれ、これが払拭できない限りは賛同できません。特に、我が国社会の公序良俗とし……
○高市委員 これは京都での事例なのですけれども、長く大学系の公立の病院に勤務されていた勤務医の産婦人科のお医者様なのですけれども、御自身で開業されたのですね。私たち女性の場合は、もう私も該当年齢でございますけれども、子宮がん検診等ございます。この子宮がん検診のときに、女性の患者の方が、そう何度も何度も行きたいところでもないものですから、そのがん検診のついでにいろいろな不安な材料をお医者さんに言いまして、ここを診てほしい、婦人科系のあれを診てほしい、これを診てほしいというような要求をされたわけです。 お医者さんも、そうそう婦人科で診察台に上がるというのは、たびたびというのはみんな大変だろうとい……
○高市委員 おはようございます。自由民主党の高市早苗でございます。 本日は、通産大臣、自治大臣、総務庁長官、それぞれお忙しいところを御臨席ありがとうございます。大変日程が厳しいと聞いておりますので、私の質問が終わりましたらそれぞれ御退席いただいて結構かと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、まず総務庁長官にお伺いをいたします。 今、行革会議がいよいよ大詰めということなんですが、その議論の中で、特に中間報告のときに、白大利権官庁を生み出すことへの危惧から建設省分割案といったようなものが出てきたと聞いております。私は、役所が巨大であること、つまり規模というものが、利権にまつわる……
○高市委員 自由民主党の高市早苗でございます。 一昨日の大蔵省職員逮捕など、このところ相次ぐ官僚の不祥事や、それから全国各地で問題化しております食糧費や空出張の問題、こういった公務員としての本分を忘れた行政の姿勢や税金のむだ遣いへの国民の怒りは、今や頂点に達していると思います。こんな折から、当委員会及び会計検査院の役割は非常に大きく、国民の政治に対する不信、行政に対する不信を払拭できるかどうかは私たちの今後の働きにかかっていると、私は意気込んでおります。 先ほどの本委員会の理事会におきましても、自民党理事から提案がございまして、早速、次回は、総務庁の行政監察の実情に加えまして、大蔵省、警察……
○高市委員 おはようございます。自由民主党の高市早苗でございます。 二月にこの委員会で平成の目安箱を設置いたしましてから、ファクスを二月四日から受け付け、郵便は二月五日から受け付けを開始いたしましたが、本日までに千二百三十四件、納税者の皆様から貴重な御意見をいただいております。これまで、それぞれの委員の他の委員会での質問で反映されたり、また、当委員会でも、特に御要望の多い点、御質問の多い点に関しましてはテーマ別に取り上げたりしまして、委員会審議に反映をしてきたと思います。また、それぞれの方に対してのお返事も、委員長の方からはがき等で、これは委員会で今後検討いたしますとか、これは国会で扱うテー……
○高市委員 おはようございます。高市早苗でございます。 私も、佐藤委員と同じく、まず国民年金未納者問題についてお伺いをしたいと思います。 国民年金は、年金の基礎部分をなすものといたしまして、国民生活設計の屋台骨と位置づけられております。ところが、自営業者などの第一号保険者は、サラリーマンなどの第二号保険者と違って、給与から強制的に保険料を天引きされるような仕組みにはなっていないことから、未納者や未加入者が非常に多い。これが、佐藤委員御指摘のとおり、国民年金の基礎が崩れる要因になるんじゃないかという懸念がございます。 先ほど少し数字も出ましたが、ちなみに、平成八年三月末で未納者が百七十二万……
○高市委員長代理 理事会の検討テーマとさせていただきます。
【次の発言】 次に、西川太一郎君。
○高市委員 おはようございます。自由民主党の高市早苗でございます。
まず、建築確認、検査の民間開放についてお伺いをいたします。
最初に確認しておきたいのは、今回の確認、検査の民間開放というのは、それによって行政職員の削減といった行財政改革を目指すのではなく一行政で十分な実施体制がとれないということを民間で補完することが目的だと理解しておるのですが、それでよろしゅうございますでしょうか。
【次の発言】 建築主事一人当たり年間六百件もの着工件数を抱えるといりた現状ですから、確かに十分な検査体制は今の状況では無理だと思うのです。
現場の建築士事務所サイドからは、単に人数不足だけの問題ではないだ……
○高市政府委員 このたび通商産業政務次官を拝命いたしました高市早苗でございます。 与謝野大臣を補佐し、保坂政務次官と力を合わせ、通商産業行政の着実な遂行に全力を挙げてまいる所存でございます。 委員長初め委員各位の格別の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
○高市政府委員 このたび通商産業政務次官を拝命いたしました高市早苗でございます。よろしくお願いいたします。 与謝野大臣を補佐いたしまして、保坂政務次官と力を合わせ、現行の石炭政策が平成十三年度末までに円滑に完了できるよう、全力を尽くして責務を全うさせていただきとうございます。 委員長を初め委員各位の御指導、御鞭撻、どうかよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
○高市政府委員 大臣間での引き継ぎは行われていると聞いております。
【次の発言】 調査をしたかどうかということで、文章になったものでございますから、当然役所の中で事実関係を調べてはいたと思います。
【次の発言】 私自身はそのような暴言があった事実はないと聞いております。
○高市政府委員 お手元にお配りしております資料「平成十一年度石炭対策関係予算案の概要」に即しまして、石炭並びに石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計石炭勘定を中心に、平成十一年度石炭関係予算案の概要について御説明申し上げます。 まず、石炭構造調整対策でございますが、石炭会社等に対する経営、生産、保安に対する支援等といたしまして総額で八十一億円の予算を計上しております。 次に、産炭地域振興対策でございますが、地方自治体に対する財政支援等といたしまして総額で七十七億円の予算を計上しております。 次に、鉱害対策でございますが、平成十一年度においては、福岡県について、累積鉱害の早期復旧を着……
○高市委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、文部科学委員長に就任いたしました高市早苗でございます。 ごあいさつに先立ち、さきのハワイ・オアフ島沖での愛媛県立宇和島水産高校の実習船えひめ丸とアメリカ原子力潜水艦グリーンビルの衝突事故において、事故に遭われた皆様並びにその御家族、御関係者の皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、皆様の心の痛手が一日も早くいやされることを祈念申し上げます。 また、現在も行方不明となっておられる九名の方々に思いをいたしますとき、心痛にたえません。今はただ、国民の皆様、委員の皆様とともに、望みを捨てずに御生還を祈……
○高市委員長 これより会議を開きます。
文部科学行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、文部科学大臣から所信を聴取いたします。町村文部科学大臣。
【次の発言】 次に、平成十三年度文部科学省関係予算の概要について説明を聴取いたします。大野文部科学副大臣。
【次の発言】 それでは、河村文部科学副大臣。
【次の発言】 大野文部科学副大臣。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
この際、池坊文部科学大臣政務官及び水島文部科学大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。池坊文部科学大臣政務官。
○高市委員長 これより会議を開きます。
文部科学行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官江崎芳雄君、外務省アジア大洋州局長槙田邦彦君、文部科学省生涯学習政策局長近藤信司君、研究振興局長遠藤昭雄君、文化庁次長銭谷眞美君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田野瀬良太郎君。
【次の発言】 渡辺博道君。
○高市委員長 これより会議を開きます。 文部科学行政の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府原子力安全委員会事務局長木阪崇司君、外務省大臣官房文化交流部長横田淳君、北米局長藤崎一郎君、中東アフリカ局長重家俊範君、文部科学省大臣官房長結城章夫君、初等中等教育局長矢野重典君、高等教育局長工藤智規君、科学技術・学術政策局長大熊健司君、研究振興局長遠藤昭雄君、研究開発局長今村努君、スポーツ・青少年局長遠藤純一郎君、厚生労働省職業能力開発局長酒井英幸君、水産庁長官渡辺好明君、海上保安庁警備救難監久保田勝君の出席を求め、説……
○高市委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案及び山元勉君外四名提出、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
両案について順次趣旨の説明を聴取いたします。町村文部科学大臣。
【次の発言】 山元勉君。
【次の発言】 これにて両案の趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
両案審査のため、来る十四日水曜日午前九時から、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、人選等……
○高市委員長 これより会議を開きます。 開会に先立ち、理事をして民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合の所属委員に出席を要請いたしましたが、いまだ出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。 内閣提出、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案及び山元勉君外四名提出、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。 本日は、両案審査のため、参考人として和洋女子大学人文学部長蓮見音彦君に御出席をいただいております。 なお、本日、参考人として出席をお願い……
○高市委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案及び山元勉君外四名提出、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省初等中等教育局長矢野重典君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。葉山峻君。
○高市委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センター法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。町村文部科学大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る二十八日水曜日午後零時五十分理事会、午後一時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時三分散会
○高市委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センター法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省生涯学習政策局長近藤信司君、スポーツ・青少年局長遠藤純一郎君及び文化庁次長銭谷眞美君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。肥田美代子君。
○高市委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴いまして、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に
斉藤斗志二君 及び 高橋 一郎君
を指名いたします。
【次の発言】 文部科学行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、遠山文部科学大臣、青山文部科学副大臣、岸田文部科学副大臣、池坊文部科学大臣政務官及び水島文部科学大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これ……
○高市委員長 これより会議を開きます。 文部科学行政の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として人事院事務総局総務局総括審議官吉藤正道君、人材局長藤原恒夫君、内閣府原子力安全委員会事務局長木阪崇司君、外務省総合外交政策局国際社会協力部長高須幸雄君、アジア大洋州局長槙田邦彦君、文部科学省大臣官房長結城章夫君、大臣官房文教施設部長小田島章君、生涯学習政策局長近藤信司君、初等中等教育局長矢野重典君、高等教育局長工藤智規君、科学技術・学術政策局長大熊健司君、研究振興局長遠藤昭雄君、研究開発局長今村努君、スポーツ・青少年局長遠藤純……
○高市委員長 これより会議を開きます。
この際、遠山文部科学大臣から発言を求められておりますので、これを許します。遠山文部科学大臣。
【次の発言】 ただいま付託になりました内閣提出、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案、学校教育法の一部を改正する法律案及び社会教育法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
順次趣旨の説明を聴取いたします。遠山文部科学大臣。
【次の発言】 これにて各案の趣旨の説明は終わりました。
次回は、明三十日水曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後四時二分散会
○高市委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案、学校教育法の一部を改正する法律案及び社会教育法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省大臣官房長結城章夫君、生涯学習政策局長近藤信司君、初等中等教育局長矢野重典君、高等教育局長工藤智規君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出があります……
○高市委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案、学校教育法の一部を改正する法律案及び社会教育法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省初等中等教育局長矢野重典君、高等教育局長工藤智規君、厚生労働省職業能力開発局長酒井英幸君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。鎌田さゆり君。
○高市委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案、学校教育法の一部を改正する法律案及び社会教育法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省生涯学習政策局長近藤信司君、初等中等教育局長矢野重典君、高等教育局長工藤智規君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。谷本龍哉君。
○高市委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案、学校教育法の一部を改正する法律案及び社会教育法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省生涯学習政策局長近藤信司君、初等中等教育局長矢野重典君、高等教育局長工藤智規君、科学技術・学術政策局長大熊健司君、国際統括官白川哲久君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○高市委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案、学校教育法の一部を改正する法律案及び社会教育法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
各案審査のため、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省生涯学習政策局長近藤信……
○高市委員長 これより会議を開きます。 議事に入るに先立ちまして、この際、一言申し上げます。 去る八日、大阪教育大学教育学部附属池田小学校で起きた児童殺傷事件で八名の幼い命が犠牲になり、限りない可能性に満ちた未来が瞬時にして断ち切られることになりました。また、教諭お二人を含む十五名の方々が傷を負われました。余りにも悲しく残酷な事件であり、御遺族並びに関係者の皆様にはお慰め申し上げる言葉もございません。 本日ここに、委員の皆様とともに、犠牲になられました児童の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと思います。 御起立をお願いいたします。――黙祷。
○高市委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案、学校教育法の一部を改正する法律案及び社会教育法の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省生涯学習政策局長近藤信司君、初等中等教育局長矢野重典君、高等教育局長工藤智規君及びスポーツ・青少年局長遠藤純一郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○高市委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省高等教育局長工藤智規君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。藤村修君。
【次の発言】 肥田美代子君。
【次の発言】 肥田委員にお伺いいたします。
工藤局長に御答弁いただいてよろしいでしょうか。
工藤局長。
○高市委員長 これより会議を開きます。 文部科学行政の基本施策に関する件、特に大阪教育大学教育学部附属池田小学校事件について調査を進めます。 本日は、参考人として大阪教育大学長中谷彪君に御出席いただいております。 中谷参考人におかれましては、大変お忙しいお体でいらっしゃいますのに、本日は国会までお出かけいただき、本当にありがとうございます。 特に、幼い、大切な八名の命を奪います残忍な事件の後、学校といたしましても今一番お忙しい時期でいらっしゃると思います。 このような悲しい、残酷な事件、二度と繰り返されてはならないと思います。 私たち衆議院文部科学委員会委員一同、精いっぱい、今後、……
○高市委員長 これより会議を開きます。
文部科学行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官興直孝君、文部科学省生涯学習政策局長近藤信司君、初等中等教育局長矢野重典君、高等教育局長工藤智規君、科学技術・学術政策局長大熊健司君、研究振興局長遠藤昭雄君、研究開発局長今村努君、厚生労働省医政局長伊藤雅治君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田野瀬……
○高市委員長 これより会議を開きます。
請願の審査を行います。
今国会において、本委員会に付託されました請願は全部で三百九件であります。
本日の請願日程第一から第三〇九までの各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の内容につきましては、請願文書表等により既に御承知のことと存じます。また、理事会におきましても慎重に御検討願いましたので、この際、各請願について紹介議員からの説明聴取は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
これより採決いたします。
……
○高市委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今国会中、本委員会に参考送付されました意見書は、学校事務職員および学校栄養職員の義務教育費国庫負担制度堅持に関する意見書外七件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百五十一回国会、斉藤鉄夫君外二名提出、芸術文化振興基本法案
並びに
文部科学行政の基本施策に関する件
生涯学習に関する件
学校教育に関する件
科学技術及び学術の振興に関する件
科学技術の研究開発に関する件
文化、スポーツ振興及び青少年に関する件
以上の各案件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出を……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事藤村修君から、理事辞任の申し出がございます。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴うその補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に山谷えり子君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
文部科学行政の基本施……
○高市委員長 これより会議を開きます。
文部科学行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として文部科学省大臣官房長結城章夫君、生涯学習政策局長近藤信司君、初等中等教育局長矢野重典君、高等教育局長工藤智規君、高等教育局私学部長石川明君、科学技術・学術政策局長山元孝二君、研究振興局長遠藤昭雄君、研究開発局長今村努君、スポーツ・青少年局長遠藤純一郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○高市委員長 これより会議を開きます。 文部科学行政の基本施策に関する件について調査を進めます。 平成十四年ワールドカップサッカー大会特別措置法の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、かねてより各会派間において御協議願っていたのでございますが、先刻の理事会において協議が調い、お手元に配付いたしましたとおりの起草案を得ました。 本起草案の趣旨及び内容につきまして、委員長から御説明申し上げます。 ワールドカップサッカー大会は、四年に一度、世界各地の予選を勝ち抜いた各国の代表チームが約一カ月間にわたり試合を行いサッカー世界一を決める、国際サッカー連盟主催……
○高市委員長 これより会議を開きます。
斉藤斗志二君外十五名提出、文化芸術振興基本法案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。斉藤斗志二君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として文化庁次長銭谷眞美君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がございますので、順次これを許します。大石尚子君。
○高市委員長 これより会議を開きます。
河村建夫君外七名提出、子どもの読書活動の推進に関する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。河村建夫君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省生涯学習政策局長近藤信司君、初等中等教育局長矢野重典君、スポーツ・青少年局長遠藤純一郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出があります……
○高市委員長 これより会議を開きます。
請願の審査を行います。
今国会において、本委員会に付託されました請願は全部で百五十七件であります。
本日の請願日程第一から第一五七までの各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の内容につきましては、請願文書表等により既に御承知のことと存じます。また、理事会におきましても慎重に御検討願いましたので、この際、各請願について紹介議員からの説明聴取は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
これより採決いたします。……
○高市副大臣 先生方、おはようございます。このたび副大臣に就任いたしました高市早苗でございます。 不良債権処理、加速いたしますと、それに伴うさまざまな問題が出てくると思いますので、委員の先生方の御指導もいただきながら、デフレ対策、我が省で何ができるかということを精いっぱい考えながら頑張ってまいりたいと思います。 それから、私も、委員の先生方と同じように国民の代表であり、また納税者の代表であると思っております。この委員会での御議論を通じまして、先生方の御指摘や御質疑の中で、経済産業省が気がついていない点、それから私自身も気づいていない視点をたくさん与えていただけると思いますので、アンテナを高……
○高市委員 おはようございます。自由民主党の高市早苗でございます。 本年一月まで本委員会の委員長を務めさせていただき、委員の皆様の御質疑や大臣、副大臣の御答弁、ずっと拝聴をいたしておりました。委員の皆様方から非常に的確な御指摘が数々あったわけでございますが、それがその後の文部科学行政にどのように反映されているのか、フォローしていただきたい点を中心に本日は質問をさせていただきます。 まず最初に、昨年の教科書検定及び採択にかかわって起きた多くの異常だとも思える事態、これを文部科学省がどう総括をされ、どう改善をされているか、こういった点からお伺いしたいんです。 昨年の教科書の検定及び採択は、ま……
○高市副大臣 それでは、原油価格の観点からお答えさせていただきたいと思います。 確かに、仮にイラクに対する攻撃がありまして石油の需給が逼迫するようなことになりますと、それによって原油価格は高騰する可能性はあると思いますが、ただ、直ちにそれが起こるかといえば、その可能性は低いと私どもは考えております。これは、世界的な需給体制というものを見ますと、イラクを除くOPECの十カ国だけでもかなりの供給余力があるということと、それから、IEA諸国の石油備蓄の合計がかなり高い水準にあるということで、世界的に直ちに需給が逼迫する可能性は低い。 日本の場合でしたら、石油備蓄の確保とかそれから自主開発、これも……
○高市副大臣 確かに、鈴木先生御指摘のとおり、産業再編という形、この大きな大きな構造転換期の中で、時代おくれになってしまった産業もあるでしょうし、これから競争力を持ち続けていく産業もあるでしょうし、ある意味では、この産業再編の流れというのは現に起きておりますし、これからも続いていくものだと思います。 ただ、今回の不良債権の処理の加速ですが、全くセーフティーネットを張らずにやりますと、確かに、先ほど小沢委員からも御指摘がありましたけれども、売り上げは伸びないのに債務はそのままである、むしろ売り上げが減っているのに債務はそのままである、また資産デフレで資金調達も困難になるということから、かなりの……
○高市副大臣 先生がおっしゃったように、地域金融の重要性ということに関しましては大賛成でございます。 ただ、平成十四年六月の実績でございますけれども、中小企業向けの融資で、信金、信組の融資の金額が五十二兆九千億円なんですが、これに対しまして、都市銀行から中小企業向けの融資というものは九十二兆八千億円という金額になっておりまして、地域金融からの貸し付けに比べまして大きく上回っている状況でございます。保証つきの融資に関しましては、都市銀行の融資が八兆三千億円、信金、信組は九兆八千億円、ほぼ同じような規模となっております。 現在の景況を考えてみますと、ここでもし都市銀行に対して信用保証を行わない……
○高市副大臣 先ほど、田中委員からの御質疑に対して平沼大臣が率直な反省の弁を申し上げましたけれども、確かに、今先生から御指摘のあったような、さまざまな問題点が顕在化してからの取り組みという意味では、残念ながら少し遅かったかなという気もいたしております。 つまり、例えばアメリカでは、七〇年代の終わり方から八〇年代にかけて産業競争力が大きく低下してきた。これに対して、八〇年代の半ばぐらいから非常に広範な分野でプロパテント政策が始まって、当時私もアメリカにいましたけれども、コンペティティブネスという言葉が、競争力という言葉が政府のすべての場所にはんらんしていた時代でした。それで、政府、民間、その民……
○高市副大臣 確かに、模倣品、海賊版による被害はとんでもない状況になっておりまして、特許庁の調査でも、模倣品被害の年間被害総額十億円を超える企業が二十二社もあるというデータが出ております。特に、その製造国として一番多いのが中国、それから続いて韓国、台湾の順で、中国に至っては全体の三割以上ということでございます。 それで、被害分野もあらゆる産業分野に及び始めているということで、平井先生おっしゃいましたように、もうあらゆる、例えば通商交渉の場などでこれを申し上げていく必要がありますし、あとは、WTOのTRIPs、これの対中国レビューといったものを活用いたしまして既に我が国から申し上げているところ……
○高市副大臣 現時点におきまして、東京電力の原子力、全部で十七基のうち九基が定期検査や計画外停止で運転を停止いたしております。さらに、この冬場におきましては四基の原子力が定期検査に入る予定となっておりますので、もうこれだけで十三基、東京電力さんに関してとまる可能性があるということです。 鈴木先生が十五基とおっしゃったのは、さらにこれに加えまして二基について、これは気密試験を行うために年度内に停止させることを検討中と東京電力から聞いておりますので、仮に、今申し上げたすべてが停止をし続けた場合には、三月末の時点で十七基中十五基が停止しているということになるわけです。 この冬場の電力需給なんです……
○高市副大臣 先生の御指摘のコストダウン政策ということで、もしも国の政策として該当するものがあるとすれば、それは規制緩和であったかと思います。 これは、平成七年に卸電力入札制度の導入、それから平成十二年には小売の部分自由化の導入ということで、二度の規制緩和を行っておりますから、これによって電気事業の効率化、それから高コスト構造の是正というものが行われております。 しかし、今回の一連の東京電力の不祥事、事件というものは、この規制緩和前、つまり、電気事業法に基づく地域独占と総括原価方式に基づきます料金規制によって確実なコスト回収が図られていた昭和六十一年ごろから既に行われていたものでございます……
○高市副大臣 東京電力の原子力発電所の今停止している数、それから今後停止する予定の数、鈴木先生御指摘のとおりでございます。もしも、原子力がこのまま一基も運転を再開せずにすべての原子力が停止し続けた場合、やはり夏の方が電力需要が大きゅうございますから、大体鈴木先生が計算なさったような形で、安定供給は非常に厳しいものになります。 今後とも安定供給は絶対確保しなければいけないということで、今もう既にとまっている、今までは停止していた火力発電所の運転の再開、それから節電の呼びかけなど、可能な限りの措置を講じておりますけれども、しかし、やはり今停止している原子力発電について運転を再開していくということ……
○高市副大臣 現行法の制定から三年余りで、百八十九件認定実績がございます。うち、経済産業省分は百二十一件でございます。 大半がまだ計画を進めている段階ではございますけれども、経営資源の有効活用といった目的に沿った運用がなされているという点と、それから大半の計画において生産性指標が改善しているといったようなことから考えますと、おおむね成果が上がっている、相当程度の成果が上がっていると考えております。
○高市副大臣 先生おっしゃるとおり、確かにバブルのころの不良債権と今のは変質していると思います。 一九八〇年代の後半に全国銀行ベースでわっと増大した貸出残高ですけれども、これは大体百十兆円ございました。一九九二年から二〇〇一年度まで約十年間で九十兆円不良債権の処理が進んでいるということから考えても、バブル崩壊によるショック、不良債権問題と現在のは変質をしていると思います。 確かに、先生おっしゃったように、当時は土地、不動産に対して銀行がどんどん貸し出しをした。それが地価が下落したことで不良債権となった。今も確かにそれはあります。金融サイドの問題としては、土地という問題は、特に資産デフレが進……
○高市副大臣 このたびの改正案における再生ファンドでございますけれども、中小企業総合事業団の出資制度の対象に、これまでのベンチャーファンドに加えまして中小企業再生ファンドを追加したり、それからまた大企業もベンチャーファンドの投資対象にしたり、また投資事業の追加もいたしました。使いやすくなってきたということでございます。 いわゆる人材や技術などの経営資源を散逸させることなく事業の早期再生を図るという意味では、この企業再生ファンドの果たす役割というのは非常に重要だと考えております。 ハゲタカファンドの御心配でございますが、ハゲタカファンドについて明確な定義というのはないんですけれども、一般的に……
○高市副大臣 会計検査院の指摘に触れられましたが、これは、平成十三年度の決算検査報告において、実績が一件しかないといった部分をお読みになったのかと思います。これは省エネ分野のみの債務保証の実績に限定したものでございますので、この法律の支援対象であります省エネ、リサイクル、フロン分野の債務保証・利子補給措置全体では七十件ございます。 この法律に基づきまして事業者が策定する事業計画の承認件数というのは、これまでで百六十二件ございます。債務保証、利子補給の利用実績は六十九件、それから課税特例の利用実績も八十一件、中小企業信用保険法特例の利用実績が十五件となっておりますので、この法律におきます支援と……
○高市副大臣 認識は先生と同じでございます。 まず途上国の排出量ですけれども、将来は先進国の排出量を超えるでしょうし、それから、日本が物すごく厳しい目標達成のために必死で努力しているときにアメリカや中国は削減義務を負わないということは、やはり国際競争上不公平な立場に立たされているということで、認識は同じでございます。 昨年のCOP8を初めとしましてさまざまな国際協議の場で、とにかく、アメリカや途上国も含めた枠組みづくりの必要性を日本は訴えてきておりますし、アメリカが離脱を表明した直後も、平沼大臣がアメリカの閣僚に親書を送るなど、その後ずっと、引き続き努力はしてきております。 これからも、……
○高市副大臣 この国際特許協力条約、PCTに基づく出願ですけれども、これは世界的にも急増しておりますし、日本でもふえていくだろうと予想しております。 海外での円滑な特許取得を進めるためには、やはり特許庁における体制整備ということが重要であると思います。 現在、このPCT出願に関する国際調査報告、それから国際予備審査報告につきましては、特許協力条約におきましてその作成期限が定められておりますことから、審査官は通常の国内特許出願の審査等の業務に優先してこのPCT出願に着手をしているところでございます。しかしながら、今後、こういった優先的な取り組みに加えて、必要な審査体制の整備には努めてまいるつ……
○高市副大臣 カリフォルニアの混乱でございますけれども、これにつきましては、経済産業省におきまして、平成十三年に現地に調査団を派遣いたしまして検討を行い、これは複合的な要因が絡み合って生じたものと評価をしたところです。 具体的には、先ほど大臣から答弁申し上げました、まずはIT経済化の進展、シリコンバレーを抱える地域でございますので、それを背景としまして電力需要の増大が見られているにもかかわらず、電力制度改革の先行きが必ずしも当時明確でなかったということ、それから、非常に環境規制の厳しいところでございますので、結局、発電所建設のための投資が十分に進んでいなかったということで、まずは構造的に需給……
○高市副大臣 特に地域における雇用ですとか投資、経済への影響を御心配なんだろうと思いますけれども、我が国の電力需要というのは今後とも着実に増加するものと想定されておりますので、これまでどおり、設備投資の効率化というものが今改革によってなされてはおりますけれども、しかし、電源開発に必要な投資というのは引き続き確保されると考えております。 それから、電力会社の経営効率化に伴いまして電力料金が安くなっていく、これは、電力供給というのが経済活動の中で基盤でありますことを踏まえますと、それ自体が日本経済の活性化につながっていくものだと考えております。 ですから、制度改正で競争を進展することが特に地方……
○高市副大臣 確かに、石油や自動車には揮発油税ですとか軽油引取税ですとか自動車重量税等の税金が課されておりまして、負担水準が高過ぎるという声があることもよく承知いたしております。私自身も、自動車のユーザーとして、そのように感じることもございます。 これらの石油及び自動車関係諸税でございますけれども、その多くは特定財源制度に基づいておりますので、特定された公共サービスからの受益と負担との間に密接な関係が認められる場合には、受益に対応した負担を求めることに合理性を有するという受益者負担の考え方によっているものでございます。 ですから、経済産業省といたしましては、現在のこの税率というものを前提に……
○高市副大臣 例えば、公益法人の整理統合状況について申し上げますけれども、今先生おっしゃいましたとおり、平成十三年十月一日現在で八百八十八法人なんですが、平成九年には九百九法人でございました。これがピークだったわけでございます。例えば、平成十三年に九法人、平成十四年には十五法人が解散いたしておりますが、これは、公益法人本来の目的を達成したことによる解散、そしてまた経済社会の高度化ですとか多様化などで事業ニーズが減少したということに伴う解散、それから公益法人同士の統合ということによる整理統合でございます。 ですから、経済産業省といたしましては、毎年事業計画書ですとか事業報告書の提出を義務づけて……
○高市副大臣 御指摘のとおり、知的財産の保護や管理に関して、特に下請中小企業についておくれが見られる、その理由は何かということなんですが、一つは、従来の下請中小企業というのは、生産ですとか、あと技術開発に関する部分について経営資源を投入してしまっていて、販路開拓を初めとする営業部門ですとか、それから、御指摘いただきました知的財産管理を初めとする管理部門に比較的力を割けない状況にあったということだと思います。 それから、今の金型の話も、事例としてありますのは、やはり親事業者と下請の関係があってなかなか強いことが言えないものですから、例えば図面を出せと言われたときに出しちゃった、それが外に流出し……
○高市副大臣 ガイドラインの変更でございますが、必要だと考えております。 現在の経済産業省のガイドラインは、あくまでも、積極的に個人情報の保護に取り組もうとする事業者団体などに対してガイドラインを定める際の指針となる事項を示したもので、いわゆる努力目標というんですか、提案型というか、そういったものでございます。 他方、この法律案の中では、国は、事業者等が講ずべき措置の適切かつ有効な実施を図るための指針を策定するということを法定いたしております。今のガイドラインの中には、特定の機微な個人情報の収集に対する制限ですとか、個人情報の収集に際しての本人同意の取得ですとか、それから、本人からの利用停……
○高市副大臣 この法律案の中では、国が「事業者等が講ずべき措置の適切かつ有効な実施を図るための指針」を策定するということを法定されておりますので、この法案の成立後速やかに、経済産業省としましては、御指摘の、クレジット業界ですとかそれから広告業界、エレクトロニックコマース業界を含めました、経済産業省が所掌する事業全般を対象といたしましてガイドラインを策定いたします。
【次の発言】 根拠法というのはないのでございますが、例えばクレジット業界は金融庁さんと相談の上ということになります。広告業界、エレクトロニックコマース業界に関しましては経済産業省の方でこれまでも所掌いたしておりましたし、このほかにも……
○高市副大臣 この個人情報の保護に関しては、これまでも政府内で、例えば平成九年からですとか平成十一年からですとか、政府内に懇談会や作業部会ができて議論されてまいりました。でも、その中で、個人情報保護法制定のための議論が開始されたことを契機として、一たん平成十一年の七月にこの議論が中断され、そしてまた平成十三年の四月から、経済産業省に関しましては産業構造審議会の方で議論をされております。 そういった経緯がございますので、私は、あくまでも、今後、産業構造審議会が、今回の法律案、現在御審議いただいている法律案の内容を前提とした上で、それで、必要であるか否かも含めて専門家の方々にお知恵をかりながら検……
○高市副大臣 経済産業省のガイドライン、かなり厳しい内容になっております。特定の、それぞれの業界におきまして既に使っていただいているガイドラインを必ずしも全部緩めていただかなきゃいけない必要はございませんが、ただ、今回の法律案との整合性について、数点見直すべき事項がありますので、そこは見直させていただきたいと思っております。
○高市副大臣 新エネルギーの利用等の促進に関する特別措置法、これは、去年からバイオマスを新エネルギーとして位置づけをしまして、バイオマスに係る技術開発ですとか実証実験の予算を計上いたしまして、また、バイオマスエネルギーの利用に取り組む地方公共団体、事業者に対する支援措置も講じてきたところですが、大変重要なものと考えております。
【次の発言】 まずは、RPS法に基づきますバイオマス発電設備の設備認定を円滑に進めるということで、このバイオマス発電のスムーズな導入、拡大に努力をするということです。
そのほかに、地方公共団体でバイオマスエネルギーをつくり出していくということでいろいろプランを立ててい……
○高市委員 自民党の高市早苗でございます。 具体的な論点に関しまして、幾つか申し上げたいと思います。 一つは、憲法改正手続において国民投票を行う有権者の範囲ということですが、私は国政選挙の有権者と一致させるべきだと考えております。過去のこの衆議院憲法調査会の議論では、公民権の停止者ですとか、未成年者にも投票させるべきというような意見があったと承知いたしておりますけれども、これは、すべての法律に影響を及ぼす最高法規だからこそ、国民として十分に責任も、義務も負う主体によって判断されるべきだと考えます。 成人とされる年齢を十八歳に引き下げる云々という議論は、これはまた別個でございます。それは一……
○高市委員 自民党の高市早苗でございます。 本委員会のこれまでの御議論や、それから参考人の御意見を伺っておりまして、その中で、国民投票権者の範囲を低年齢者や公民権停止者まで広げることですとか、それから国民投票運動に外国人や青少年が参加できるようにすることですとか、それから国民投票運動には公職選挙法のように厳しい規制やマスコミ報道規制をかけない努力をするといった形で、どちらかといえば国民投票参加者の範囲を広げる方向性、それからまた規制を緩くしていく、そういった方向性の御意見が有力だったように私は感じております。 ただ、この方向性には私は懸念を感じます。現在、憲法九十六条一項は、国民による憲法……
○高市委員 自民党の高市早苗でございます。よろしくお願いいたします。 実は私は、民主党の前原代表とは二つの共通項がございます。一つは、阪神タイガースのファンだということで、きのうあたりから二人とも笑いがとまらないんです。もう一つは、二十代のころ、伊藤大臣もそうなんですが、松下政経塾で学びました。大学卒業後の五年間、松下幸之助氏のもとでいろいろ薫陶を受けながら過ごさせていただいた、そんな二十代を私も送ったのでございます。 人それぞれ、どういったことを学び取るかというのは違いがあると思うんですが、私自身が松下幸之助さんの教えの中で一番印象に残っているのは、政治は国家経営であるという言葉です。そ……
○高市委員 自民党の高市早苗でございます。 まず、辻元委員の基調発言につきまして、三点ほど先に続けてお伺いしたいと思います。 まず、辻元委員は、そもそも今の憲法を変える必要はない、よって憲法改正国民投票法、この制定の必要性を現段階で感じておられないということで御発言を始めていただきましたけれども、私も社民党は護憲政党ということは承知いたしております。現行憲法と現実の乖離を埋めるために、例えば、では現実と現行の憲法が乖離しちゃっているんだったら憲法の方を変えて現実に近づけるべきだという意見もある一方で、社民党の方では憲法の実効性をきちっと確保する、むしろ憲法を守ることによって現実との乖離を埋……
○高市委員 自民党の高市早苗でございます。 まず、投票率要件ということについて意見を申し上げます。 投票結果の正当性に疑問が残ってしまうといった理由から、過半数の意味につきまして有権者の過半数と解すべきであるという意見をおっしゃる委員もおいでなんですけれども、私は、あくまでも有効投票の過半数にすべきだと考えるものでございます。 例えば、投票結果の正当性ということでいいますと、私たちの衆議院の小選挙区選挙の当選者などにつきましても、投票率が仮に六〇%で四〇%の得票率で当選いたしました議員は、有権者の二四%にしか支持されていない、それでも一選挙区でたった一つの議席を獲得することになる。さらに……
○高市委員 自民党の高市早苗でございます。 個別の論点につきましてはこれまでも発言の機会をいただきましたので、本日はもう少し大きな見地から申し上げたいと思います。 現行憲法の九十六条は、これは憲法改正のための規定でございます。ところが、国民投票手続法、こういったものが備えられていない。この不備というものは、国民みずからが主体的に判断する権利を奪うものでございまして、何といっても国民主権の理念に反する、私はやはりそう思います。憲法の条文を変える変えないにかかわらず、この国民の権利、憲法改正に対して主体的に判断する力を持つという国民の権利は担保されるべきであると思います。 次に、平成十二年か……
○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 本日は、小林先生、伊藤先生、大変御多用の中、国会までお出ましいただきまして、ありがとうございます。 まず、伊藤先生にお伺いをしたいと思います。 今お話を伺いまして、率直なところ、この国民投票法整備の必要性について、今急いでやる必要はないとお考えなのかなというふうに感じました。ずばりどちらなのかわかりにくかったんですけれども。 これまでは国民が憲法改正の必要を感じていなかったから国民投票法をつくる必要がなかっただけだというような御指摘もございました。しかし、先生おっしゃいましたとおり、各種世論調査で既に憲法改正を必要と考える……
○高市委員 おはようございます。自由民主党の高市早苗でございます。 まず冒頭に、ライブドアに関することで、安倍官房長官また与謝野大臣にお伺いをいたします。 昨年の夏、ライブドアの前社長であります堀江容疑者を自民党で公認するもしくは推薦するというようなことが検討されたやに聞いておりますが、その当時、当時幹事長代理であられました安倍さんが強硬に反対されたというふうに聞いております。 当時から、堀江容疑者またはライブドアグループに証券取引法違反容疑といった可能性があるというような情報を持っておられたんでしょうか。官房長官にお願いします。
○高市委員 第七分科会について御報告申し上げます。 本分科会は、経済産業省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。 その主な質疑事項は、新経済成長戦略における地域経済活性化策、我が国の資源開発への取り組み、中心市街地活性化策、商工組合中央金庫民営化問題、対内直接投資の推進、原子力施設における災害対策、ネットワークビジネスの現状、中小企業の人材育成及び再生支援等々であります。 以上、御報告申し上げます。
○高市国務大臣 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣になりました高市早苗でございます。 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 まず、沖縄政策について申し上げます。 昭和四十七年の本土への復帰以来、沖縄の振興開発のための諸施策を積極的に講じてきました。こうした取り組みを通じて、施設整備面を中心に次第に本土との格差が縮小するなど、着実に成果を上げてきたところです。また、観光や情報通信産業の振興等においても、一定の成果を上げております。 しかしながら、今日なお沖縄の社会経済は、県民所得の低さや失業率の高さに示されるように厳しい状況にあり、産……
○高市国務大臣 本日の決議に関し、沖縄及び北方対策担当大臣として一言発言をさせていただきます。 政府におきましては、関係省庁及び関係団体と密接な連携をとりつつ、引き続き、北方地域旧漁業権者等に対する援護措置を着実に実施するとともに、本日の決議の趣旨を十分踏まえ、北方領土問題の解決に向けた取り組みに全力を尽くしてまいる所存でございます。どうかよろしくお願いいたします。
○高市国務大臣 私も、バイオエタノールの自動車用燃料としての実用化というのは、地球環境対策はもちろんのこと、新エネルギーの利用促進という意味とそれから地域の経済を活性化するという観点から非常に重要だと思い、強い関心を寄せております。 ただ、では、直ちに沖縄県でE3化を義務化するということになりますと、先ほど来他省からも答弁がありましたように、技術的な問題、品質の問題ですね、それから、やはりきちっと材料を確保できるかどうか、原料確保の問題、それから生産コストの削減といった課題がございますので、やはり今の実証事業を着実に進めて、きちっと課題を克服した上で検討されるべき問題だと考えております。
○高市国務大臣 ジェンダーという言葉につきましては、第二次男女共同参画基本計画におきまして明確な定義をしております。「社会的性別」(ジェンダー)という表現なんですけれども、読み上げますと、「人間には生まれついての生物学的性別がある。一方、社会通念や慣習の中には、社会によって作り上げられた「男性像」、「女性像」があり、このような男性、女性の別を「社会的性別」(ジェンダー)という。」となっております。
【次の発言】 基本計画に書いております「社会的性別」(ジェンダー)というのは、それ自体によいとか悪いとかいう価値を含むものではなくて、特定の思想を帯びた用語じゃありません。
ただ、よく使い間違えら……
○高市国務大臣 失礼いたします。 私が高校生に、なぜ援助交際をしてはいけないのと聞かれたときに、私がその人に答えるとしたら、性というのはとてもとうといものであり、私たちが御先祖様からずっとずっと受け継いできた命の源でもある大変厳粛な行為であります、これを金銭のやりとりの対象にするような行為というのは本当に人間として恥ずかしいことです、もっともっと自分を大切にして、たった一度の今しかない青春の時を生きてください、このように申し上げると思います。
○高市国務大臣 御配慮いただきまして、ありがとうございます。 私は、今の少子化の現状というもの、それから核家族化、こういったものが家庭教育に及ぼす影響というのは非常に大きいんじゃないかなと思っております。 特に、私たち子供のころは、兄弟、弟や妹の面倒を姉、兄が見たり、それで割と幼児の時期の育ち方、何に注意すればいいか、そんなことを自分で体験したものでございました。また、私の家も両親が共働きでしたが、一緒に住んでいた祖父が、例えば、人に迷惑をかけてはいけないとか、そんなことをしたらおてんとうさまの下を歩けないとか、絶対にうそをついちゃいけないとか、いろいろなことを教えてくれた、そんなふうに思……
○高市国務大臣 おはようございます。このたび、青少年育成を担当する内閣府特命担当大臣を拝命いたしました高市早苗でございます。 青少年問題に関する特別委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 青少年は、我が国社会の未来の担い手であります。 近年、少年による重大な犯罪や子供が殺害される事件の発生、児童虐待等の問題、社会的自立のおくれなど、青少年をめぐる状況は大変厳しくなっております。 他方、スポーツなどの分野で力強く活躍する若者や、災害時などに献身的にボランティア活動に取り組む若者の姿は、我が国社会に希望と活力を与えております。 政府といたしましては、青少年をめぐるこうした状……
○高市国務大臣 ここで申し述べたいことは山のようにありますけれども、御視察に行かれたケースでは、恐らく児童相談所が適切な対応を行い得なかった、そしてまた、適切な実態把握、実際にそちらの家に行ったとしても、親と話して正しい実態把握ができないというケースもあるんじゃないかと思います。それから、一時保護した後に、その後のフォローアップ、この体制というのも今の社会にまだ欠けている、まだまだ強化しなきゃいけない点じゃないかなと思います。 いずれにしましても、今地域で、それぞれの市町村で児童虐待防止ネットワーク、この整備が進んでおります。ただ、まだ七割ということですから、まずこれを一〇〇%にすること、そ……
○高市国務大臣 このたび、科学技術政策、イノベーション、少子化・男女共同参画及び食品安全を担当する内閣府特命担当大臣を拝命いたしました高市早苗でございます。 日本経済に新たな活力をもたらす政策課題や国民の暮らしや生活に直結する政策課題を幅広く担当することとなり、身の引き締まる思いをいたしております。内閣委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 まず、日本社会に新たな活力をもたらし成長に貢献するイノベーションの創造に向け、医薬、工学、情報工学などの分野ごとに、二〇二五年までを視野に入れた、長期の戦略指針「イノベーション25」を、来年五月から六月を目途に策定いたします。 また、こ……
○高市国務大臣 私が閣僚としてお答えさせていただきますが、私は、核保有論につきましては否定をいたします。これは、日本は非核三原則ということを堅持いたしておりますし、実際の法律でも、私に関係するところでは原子力基本法、これによって我が国の原子力活動は平和目的に厳しく限定をされておりますので、NPTの非核兵器国としての義務もございますから、私自身は核保有論にはくみをしたくないと思います。 また、議論の是非についてでございますけれども、私は、政党の中ですとか広く国民の中で自由な議論が行われることは結構かと思います、もちろん国会の場でも。ただ、もしも閣僚である立場の者がこの場で答弁をできるとしたら、……
○高市国務大臣 今、児童虐待といじめの問題、総合的に内閣府で一元化した部署をという御提言をいただきました。 児童相談所ですとか教育委員会ですとか、それぞれ地域で身近な直接関係のあるところで今御対応いただいているんですけれども、国の方には内閣総理大臣を本部長とする青少年推進本部がございまして、また、その各省庁の課長連絡会議も設置しております。 さらには、私自身が今内閣府特命担当大臣ということで、私の権限は、例えば、厚生労働省と警察庁で十分調整していただかなきゃいけないとか、また厚生労働省の取り組みがちょっとまだ足りないんじゃないかとか、地方によって随分、児童虐待防止のネットワークでも設置がま……
○高市国務大臣 先ほどフランスの例を挙げてくださいました。確かにフランスは、今、出生率が非常に高くて、一・九四とヨーロッパ最高でございますが、フランスの少子化対策の特徴は二つあると思うんですね。 一つは、乳幼児期も含めて家族に対する手当が非常に手厚い。約三十種類あると聞いております。それからもう一つは、仕事との両立がしやすい形でございます。これもいろいろな制度がございます。 これらを参考にして、恐らく、前大臣の猪口先生がつくってくださったのが新しい少子化対策だと思います。両方の視点が入っております。特に乳幼児期に手厚い対策と、それから働き方という点が入っておりますので、これを十分に参考にさ……
○高市国務大臣 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命大臣として所信の一端を申し上げます。 まず、沖縄政策について申し上げます。 昭和四十七年の本土復帰以来、沖縄の振興開発のため諸施策を積極的に講じてきた結果、社会資本整備面を中心に、次第に本土との格差が縮小し、また観光や情報通信産業の振興等においても成果を上げております。しかしながら、今日なお沖縄の社会経済は、全国に比べ低い県民所得や高い失業率に示されるように厳しい状況にあります。 本年は、沖縄振興計画の後期五年に入る節目の年に当たります。近く取りまとめられる後期展望も踏まえ、昨年末に就任された仲井眞知事とも連携協力しながら、地元自治体と……
○高市国務大臣 沖縄県そして関係市町村と十分に調整をしながらできるだけ早い時期に開催したいと希望いたしておりますけれども、まだ具体的な日時そして議題については決定いたしておりません。
【次の発言】 宮古、八重山地域の地上デジタル放送でございますが、NHKは二〇〇九年までに順次放送を開始する予定となっておりますけれども、民放についてはまだ検討中といったところで、このほか、沖縄の離島以外でも、放送事業者の自助努力ではとても整備が進まないという地域が全国にたくさんあることから、総務省で助成措置を十九年度予算に計上したといったところです。
この総務省の助成措置でございますが、これは市町村または第三セ……
○高市国務大臣 まず、安次富議員の優しいエールに感謝申し上げます。 本土復帰から三十五周年を迎えまして、やはり沖縄県民の方々の御努力、それから政府や県の取り組みの中で、社会資本整備を中心にかなり進展してきたかなと思います。 それからもう一つは、平成十四年度に開始しました沖縄振興計画に沿いまして、情報通信産業ですとか観光産業に関しましては好調に推移していると思います。 課題ということでございますが、そうはいっても、まだ県民一人当たりの所得、それから失業率の高さ、そういったことは、所得水準も全国最低という形でございますので、まだまだ、豊かな、元気な沖縄ということでは課題はあると思います。 ……
○高市国務大臣 藤村委員御指摘の点と同じ問題意識を私も持ちました。 就任早々に、個人情報保護に対する国民の意識は確かに法施行後高まってきましたし、それぞれ企業でもお取り組みは進んできていると思うんですが、ただ、必要なときに、例えば人の命を守ったり身体財産を守らなきゃいけないときに必要な情報がとれない。火事のときに、高齢者の方ですとか障害者の方の情報が消防団にすら伝わっていない、また、伝えられないと思い込まれているというようなケースも多く耳にしましたので、まず、内閣府内で、国民生活局に対しまして、過剰反応の問題にきっちり取り組むようにという指示をいたしました。 それで、昨年でしたら十八年の二……
○高市国務大臣 現在、政府の方では、昨年六月に決定いたしました「新しい少子化対策について」、これに基づきまして、ことしの四月から執行されております予算の中で、四十項目の提案がございましたから、適宜新しい政策も含めて展開をいたしております。 しかしながら、結婚したいけれどもちゅうちょするとか、子供をすごく欲しいんだけれども、産みたくても産めない、こういうお声があるのも事実だと思います。だからこそ、安倍総理の御指示によりまして、今、「子どもと家族を応援する日本」重点戦略会議というものを立ち上げまして、この中で、結婚したいのにできないとか、それから、出産したいんだけれどもちゅうちょするといった、そ……
○高市国務大臣 青少年育成を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し上げます。 近年、急速な少子化、情報化社会の進展、就業形態の多様化等により、青少年を取り巻く状況は大きく変化しております。 このような状況のもと、いじめによる子供の自殺、児童虐待事件、子供が殺害される事件や少年による重大な事件等が発生しており、子供を非行や犯罪被害から守り、子供の安全、安心を確保することは、政府が最優先に取り組むべき課題であります。 また、フリーターやいわゆるニートと呼ばれる若者も高水準で推移するなど若者の社会的自立のおくれが課題となっておりますが、若者が自立し、職業を持ち、結婚や子育てを積極的……
○高市国務大臣 西本委員がおっしゃったとおり、思いやり、優しさ、親切心、こういった心を持った子供を育てるというのは、いじめを防ぐための対策になると思います。そして、その役割を担うのは家庭であり学校であり、そしてまた地域社会であるということでございます。 その中で、今、高齢者の方々の御経験ですとか、お知恵をおかりしてというお話がございましたけれども、そういった形で高齢者の方々に御参加をいただきながら、子供さんの教育、地域社会で子育てをしていくといった体制をつくることはもちろん重要ですし、それから、今、観光産業という御指摘もありましたが、それぞれの地域の実情に合った形で体験活動を充実するというこ……
○高市国務大臣 基本的には、民法を所管する法務省で検討がなされるものと思っておりますが、しかし、日々、虐待で命を落としたり、傷を負ったり、苦しんでいる子供たちがいて、その権利を擁護しなきゃいけない。そのために親権の議論というのが非常に大きなポイントになってくるというのは、これまで超党派の議員の先生方が一生懸命話し合ってこられた論点であると思いますので、一刻も早く検討に入っていただくという意味では、私の方から法務大臣にもお話をさせていただきたいと思っております。
【次の発言】 まず、子供の教育は、第一義的に親、保護者の責任であると思います。ですから、基本的な生活習慣を身につけさせる、そしてまた自……
○高市国務大臣 井脇委員が御指摘の青少年健全育成基本法案につきましては、これまで立法府で大変熱心に検討されてきた経緯もございますので、基本法案そのものにつきましては、私は立法府での今後の御検討の動向を見守りたいと思います。 ただ、井脇委員が指摘されたように、青少年を取り巻く有害情報、または犯罪にかかわる違法情報、こういったものから青少年を守る、これは非常に大事なことでございます。ですから、政府といたしましては、やはり青少年育成推進本部の枠組みを活用しながら、各省庁にまたがる問題については対応していきたいと思うんですね。 それで、現状でございますけれども、出会い系サイトにかかわる児童買春被害……
○高市国務大臣 科学技術政策、イノベーション、少子化・男女共同参画及び食品安全を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 まず、成長の大きな原動力であるイノベーションの創出については、二〇二五年までを視野に入れた長期の戦略指針「イノベーション25」を、イノベーション25戦略会議の二月の中間報告を踏まえ、五月までに策定し、活力ある社会の実現を目指してまいります。 また、これを支える科学技術の力を強化し、引き続き、科学技術創造立国の実現を目指すため、第三期科学技術基本計画に基づく科学技術の振興を強力に推進します。 原子力政策については、安全の確保を大前提に、原子力委員会が……
○高市国務大臣 「子どもと家族を応援する日本」重点戦略検討会議の方なんですけれども、こちらは、やはり子育て支援、子供を育てている家族、そしてまた子供を持ちたいと思っている多くの人を支援するという意味でのワーク・ライフ・バランスの検討でございます。ですから、どちらかといえば、企業の中で、例えば育児休暇ですとか産休をきちっと権利として取得できるとか、短時間労働、こういったものも検討する、テレワークの充実、こういった観点での御議論が多くなるんじゃないかと思っております。 それから、男女共同参画会議の方では、これは子育て、少子化対策に限らず、非常に幅広く、男性であれ女性であれ、例えば地域の活動ですと……
○高市国務大臣 冒頭に当たりまして、私の体調管理が十分でなかったばかりに、委員長初め与野党理事の皆様、委員の皆様に御迷惑をおかけしました。今回改めて貴重なお時間をいただくことになり、済みません、ありがとうございました。 田端委員の御質問でございますけれども、確かに御指摘のとおり、第二次ベビーブーム世代が三十代である残り五年程度に速やかな対応が必要であるという状況になっております。そして、今般立ち上げました重点戦略の検討会議でございますけれども、最初にお尋ねになりました今後の日程でございますが、六月には基本的な考え方を取りまとめて、本年中には全体像を提示するという段取りでございます。 これは……
○高市国務大臣 民の組織でございます。
【次の発言】 もともとは公益は官が担うものという考え方だったんですけれども、今回は民がその公を担うというための環境整備でございますので、これを行政改革に位置づけられたんだろうと思っております。
【次の発言】 特定非営利活動法人制度につきましては、制度発足後八年間で、法人数が約三万となっております。
それで、社会に着実に定着してきていること、そして、今回の制度改革に際しまして有識者会議も開かれておりますが、その中での指摘でございますけれども、これを抜本的に見直すべきとの社会的要請も乏しいこと、また、公益性を判断する新たな制度というのは規律のしっかりした公……
○高市国務大臣 まず、男女共同参画会議の有識者議員からお答えいたします。 この議員の選任は、男女共同参画社会基本法の第二十五条に基づいて要件が決まっております。男女共同参画社会の形成に関しすぐれた識見を有する者のうちから内閣総理大臣が任命することとされていて、男女のいずれか一方の有識者議員の数は有識者議員総数の十分の四未満であってはならないこととされております。 それから、男女共同参画推進連携会議、いわゆるえがりてネットワークにつきましては、現在の議員は、平成十七年七月に選任された方々、任期二年ということでございますが、男女共同参画大臣が依頼する各界の有識者をもって構成することとされており……
○高市国務大臣 この国際比較報告書でございますけれども、これによりますと、国民一人当たりGDP一万ドル以上のOECD二十四カ国で見ると、まず、出生率と女性の労働力率の関係は、時系列的に変化しておりますけれども、二〇〇〇年の時点では、女性の労働力率が高い国の方が出生率が高いという傾向が見られました。それから、女性労働力率を上昇させながら出生率も回復している国では、男性を含めた働き方の見直しや保育所整備等の両立支援などが進んでいるとの特徴が見られました。 また、翌年の国内分析報告書でも同様の傾向で、女性の有業率が高い都道府県の方が出生率が高い傾向、そしてまた、働き方の見直しや地域における子育て支……
○高市国務大臣 一九六〇年には五六・八%、一九六五年には五三・六%でございます。
あえて申し上げますけれども、前回の委員会で、女性が外に出て働けば少子化がとまるといったような答弁は私はいたしておりません。前回、小宮山委員の御質問にお答えしたんですが、出生率と女性の労働力率の関係は時系列的に変化しておりますけれども、二〇〇〇年の時点では、女性の労働力率が高い国の方が出生率が高いという傾向が見られました、そうお答えいたしております。
【次の発言】 まず申し上げますが、その時点だけを見て傾向をとらえるのはおかしいとおっしゃいますけれども、毎年毎年、その年の傾向、それも諸外国と比較した傾向ということ……
○高市国務大臣 政府の銃器対策推進本部でございますが、おっしゃるとおり、塩崎官房長官が本部長、そして溝手国家公安委員長と私が副本部長ということでございますが、この銃器対策推進本部は平成七年に設置されまして、それ以降ずっと、銃器対策推進要綱、これも平成七年に決定された要綱の中にあるそれぞれの政策の柱ごとに、毎年、銃器対策推進計画を策定しております。 先生がおっしゃった四月二十五日の会議では、平成十八年度の計画に基づく行動の効果をきちっと報告していただき、そして新たな推進計画を策定したわけなんでございますが、その中で私の役割というのは、事務的な調整ということになるかと思います。当然、本部のトップ……
○高市国務大臣 銃器対策の推進本部では、大体年度初めの時期に開きます。ここで何をやるかといったら、前年度の進捗状況、それも各省庁すべての取り組みの進捗状況の報告を受けて、そして新しい年度の計画をつくるというのが目的でございますので、私は、この推進本部自体は、よほど新たな何か追加をするとか年度途中で新たな取り組みをする場合以外は、一度でいいと思います。それでずっと毎年毎年一年分の計画を立てて、かなり各省庁間の連携、合同訓練ですとか合同捜査ですとか情報の共有も進んでおりますし、そしてまた、それをきちっとフォローアップしておりますので、それでいいと思うんです。 ただ、昨今の状況を受けまして、この推……
○高市国務大臣 前の内閣で、小泉内閣で猪口大臣がリーダーシップをとられて、すべての閣僚がメンバーになって、新しい少子化対策、すばらしい四十項目にも及ぶ施策をつくっていただきました。 平成十九年度の予算案の編成に当たりましては、一つでもこれを早く動かそうということで、先ほど来お話が出ておりますような、放課後子どもプランも全小学校区で実施するんだということですとか、それから、先ほど猪口委員がおっしゃいました乳幼児加算の創設もそうでございます。それから、こんにちは赤ちゃん事業、これも、今までの日本にはなかった事業が予算化されて始まる見通しでございますし、それから育児休業給付、これも給付率を上げると……
○高市国務大臣 私の手元にあるのは、これはウエブニュースですね、山陰中央新報でのインタビューでございます。「少子化問題でも、生産性が高い東京が、子どもの生産性は一番低い。」とおっしゃった部分、この資料はちょうだいしているんですが、ただ、私自身は、菅議員の発言をその場で聞いていたわけでもございませんし、また、本人の真意を伺ってもおりませんので、あくまでも、菅議員の発言云々というよりは、一般論として申し上げますと、出産ということを生産性という言葉で表現するのは適切ではないと私は考えます。 やはり出産というのは、生命の誕生というのは非常に厳粛なものです。もう皆さんでイメージを一緒にしていただくしか……
○高市国務大臣 尾身大臣の御長女が出席されていた会議の件でございますけれども、いずれも内閣府及び運営委員会、機構になってから運営委員会がその同席を認めたということでございます。 それで、一つ一つの会議についてちょっと具体的に申し上げます。 通訳の必要があったかないかということなんですけれども、十五年六月の会議は、同時通訳は入っているんですけれども、聞いていただけますか、ウイスパリングという形で委員同士が話すような場合に必要だったと。それから、十五年一月も同時通訳は入っているんですけれども、これも、レセプションそれから会議の合間のウイスパリングを御長女がされていたということです。 あとの会……
○高市国務大臣 これは、概算要求を一回したものを取り下げようと決めた場所なんですけれども、実は私自身もその場におりました。 なぜかといいますと、私は九月の二十六日に大臣に就任をいたしました。十月、十一月と、主に十月ですけれども、八月の概算要求の内容も細かく見ながら、私なりにいろいろわからないところとか疑問、事業の意義、そういったものを職員と話をしておりました。十月だったか十一月だったか、ちょっと日までは覚えていないんですけれども、今局長が答弁申し上げたような内容が理由のすべてでございます。 まず、概算要求の表を見ていますと、このNPOがやっているSTSフォーラムというのが一つぽこっとついて……
○高市国務大臣 この発注者は、独立行政法人の沖縄科学技術研究基盤整備機構でございます。 内閣府とこの機構の関係ですけれども、やはり独立行政法人制度というのは、国から法人への事前関与を極力排除する、ただ、事後のチェックは行うということでございます。ですから、この発注時には内閣府としてかかわれない、発注作業にかかわれるという状態じゃなかったんですけれども、やはり納税者を代表する国会議員の皆様の前で、もしもその税金の使い道が不十分であったり、それから、事後にチェックした結果、おかしい、例えば法令に適応していないというような点があったら、ここはしっかりと物を言っていくというのは、これはまた内閣府の仕……
○高市国務大臣 きのうの時点までで、私自身も局長も認識をしていたのは、先方からの説明を受けて認識をしていたのは、設計がおくれたことで分割発注が必要だという説明だったんですけれども、委員の御指摘で、初めて内閣府内になかった資料も含めて取り寄せました。
その結果、予算の制約から分割発注したという新しい事実が浮かび上がりましたので、結果的には前回の答弁は間違いであったということになります。これは深くおわびを申し上げます。
【次の発言】 まず、御説明申し上げますけれども、今の原口委員の御指摘を受けまして、まず、私といたしましては、機構の事務局を沖縄から呼びまして、もう一度しっかりと確認をさせていただ……
○高市国務大臣 まず、機構がこの工事に関してさまざまな意思決定をしていく中で、政治家からの働きかけは全くなかったのかどうかということは、金曜日の聞き取り、約三時間行いました聞き取りのときに、私自身から機構に確認をいたしました。これは、誓ってもないということでございました。 また、内閣府の職員にも、これはもう昨年就任直後の話でございますが、もしも政治家から何か行政の執行をねじ曲げるような働きかけがあった場合には速やかに大臣に報告すること、大臣は報告を受けて、その政治家に対して、行政の公正な執行を担保するために話をつけますから、私が責任をとりますから言ってくださいということを伝えておりました。こ……
○高市国務大臣 課長に確認をいたしました。そうすると、内閣府側から松岡事務所に電話をかけたということはなかったということで、課長の方から記者に対しまして訂正をしているとのことでございました。
【次の発言】 済みません、何月何日の記者会見でしょうか。(馬淵委員「一月五日」と呼ぶ)一月五日、私の話は、松岡事務所の秘書と名乗る人からと申し上げておりますね。お名前……(馬淵委員「わかりませんか」と呼ぶ)ごめんなさい。
【次の発言】 済みません。池田さんという人だと、私の控えで、そうでございました。
【次の発言】 今お読み上げいただいた、最初の「(参)」というのは参議院議員の参を示します。ですから、松岡……
○高市委員 おはようございます。自由民主党の高市早苗でございます。 それではまず、上川大臣にお伺いをしたいと思います。 上川大臣には、少子化対策そして男女共同参画施策について特に強い関心を持って精力的にお取り組みと伺っております。まず、心から敬意を表したいと思います。 私の方から上川大臣に引き継がせていただきました施策ですが、私の在任期間中に既に報告書等の形で仕上げておりますキャリア教育等推進プラン、食育推進国民運動の重点事項、女性の再チャレンジ支援プラン改定版、それから、内閣改造時にまだ作業継続中でございました子どもと家族を応援する日本重点戦略の策定、有害情報から子どもを守るための検討……
○高市委員長代理 次に、佐々木隆博君。
○高市委員 自由民主党の高市早苗でございます。 昨年の四月二十四日に、安倍内閣が、パッケージとしての公務員制度改革を行うために法整備をするということで閣議決定をいたしました。福田内閣になりましても、引き続き渡辺大臣が大変な御苦労をされて、ついに法律案の形にされました。粘り強い御努力にまずは心から敬意を表します。お疲れさまでございました。 それから、本委員会での熱心な御議論を受けまして修正案をおまとめいただきました与野党の提案者にも感謝を申し上げます。お疲れさまでございました。 議院内閣制の我が国では、選挙で国民の負託を受けた主権者の代表である国会議員が、最も重いと言われます首班指名の一票……
○高市委員 自民党の高市早苗でございます。
質疑の時間をちょうだいいたしまして、同僚委員の皆様に感謝申し上げます。また、今村副大臣には、御多用の中お出ましいただきまして、本当にありがとうございます。
ちょっと冒頭につかぬことを伺いますけれども、副大臣が私からの質疑通告内容を知ったのはいつでしょうか。また、副大臣の方から、私の質問に対して、自分は答弁したくないとか、部長に答弁させるようにといった指示を出されましたでしょうか。
【次の発言】 きのうは、午後の理事懇で本日の委員会開会が合意されましたことと、私の質問が決まりましたことで、その後質問を考えまして、通告をしたのはきのうの午後七時前後だ……
○高市副大臣 おはようございます。 経済産業副大臣を拝命いたしました高市早苗でございます。 経済産業省で副大臣という立場で仕事をするのはこれで三度目になりますが、これまでに比べまして最も厳しい経済情勢の中にあると承知をいたしております。 吉川副大臣、そして松村大臣政務官、谷合大臣政務官ともども力を合わせて二階大臣を支え、今回は特に、中小企業などに対します資金繰り支援、それから農商工連携など地域の活力を引き出します政策の推進、そしてまた、WTO、EPA、資源外交などの課題に力いっぱい取り組んでまいりたいと思っております。 東委員長を初め経済産業委員会の先生方の御指導を心からお願い申し上げ……
○高市副大臣 ありがとうございます。 太陽光発電につきましては、これも、普及を進めるために来年度税制でも要求をいたしております。ローンを組んだ場合、ローンを組まない場合、いろいろございますけれども、両方で普及が進むようにといった姿を目指していきたいと思っております。 それから、今国会で成立しました補正予算の中で住宅用太陽光発電に係る補助事業を盛り込みましたので、しっかりと市場拡大をしていきたい、安全を前提に進めていきたいと思っております。 それから、次世代自動車ですけれども、来年度はいよいよ電気自動車とプラグインハイブリッド車の市場投入が予定されております。これも、近藤委員が指摘された内……
○高市副大臣 木挽委員が御指摘のとおり、本当に商店街というのは、商品ですとかサービスを提供するだけではなくて、地域のコミュニティーの中核となっていると思います。本当に、お仕事も遅くまである中でも、お祭りですとかいろいろなイベントを一生懸命皆さん御準備いただいているのは、木挽委員の選挙区でも一緒だと思いますね。 それで現在は、とにかく、木挽委員初めあきんど議連の皆様からもさまざまな御提言をいただいておりますので、商店街振興、ここを強力に応援しようということで、その方向性、まさに今検討中でございます。これは来年度の予算要求でも大幅に拡充をいたしておりますし、税制に関しましても、土地譲渡の方で税制……
○高市副大臣 中野前副大臣には、イラクと日本の未来志向の関係構築に向けて大変大きな御貢献をいただいたことに敬意を表しております。 その後のことなんですが、ことしの一月に、安倍元総理が麻生総理の特使としてイラクを訪問して、経済、ビジネス関係の強化を通じた新しい関係構築を目指す日・イラク・パートナーシップに署名いたしました。 ことしの三月一日に、日本を代表する民間企業十二社、それから経済産業省、外務省から成るイラク経済ミッションがイラクを訪問しまして、マリキ首相を初めとするイラクの政府首脳と直接かつ率直な意見交換を行いました。 経済産業省といたしましては、経済、ビジネス関係の強化を通じて、日……
○高市副大臣 平成十一年度に本法が施行されましてからことしの四月一日までに、全省庁で合計四百九十二の計画を認定して、企業の組織再編や新規事業への取り組みを積極的に支援してまいりました。 こうした実績を通じまして、事業者の生産性を向上させ、我が国の産業活力の再生に一定の成果を上げてきたと考えております。 今回の法改正によりまして、資源価格の乱高下といいました構造変化に対応した中長期的な成長を実現するといった視点、それから、世界的な金融危機に対応して経済、雇用を下支えするという視点、こういった考え方から、既存の計画の見直し、それから新たな計画、支援措置の追加などによりまして、これまで以上に強力……
○高市副大臣 赤羽先生おっしゃるとおり、非常に厳しい経済状況でございますので、具体的に民間出資についての見通しがしっかりと立っているというわけではございません。 ただ、産業革新機構及びこの機構が出資する投資事業組合などに民間出資を呼び込むということは、機構が規律のある投資を行うためにも大変重要でございます。 ですから、機構が分野別の投資事業組合に出資することなどによって関心のある分野ごとに民間が投資しやすい仕組みとすること、それから実績のある民間人材を活用することで民間が信頼して投資しやすい組織とするということ、それから民間資金にとっても魅力的な成長分野で案件組成を行うことで民間の投資意欲……
○高市副大臣 今委員から資料をお示しいただきましたが、世界における商品取引所の出来高、過去五年間で四倍に増加している一方で、我が国のそれは同じ期間で三分の一となっております。 主な原因は何かというお尋ねですけれども、一つは、取引所の魅力が欠如している、それから、商品取引業者の信頼性が欠如している、それから、それに起因して商品取引に対する不安感が存在しているということで、結局、事業者などプロの商品先物取引への参加というものが十分に進んでいないということにあると考えています。 ですから、委託者の保護というのはやはり商品市場の健全な発展の前提であると思いますので、むしろ品ぞろえを拡大していく、ま……
○高市副大臣 今の原油価格の上昇でございますけれども、足元の石油需要は依然として低水準でございます。在庫水準も高い状態でございますから、ファンダメンタルズから乖離していると考えております。今、近藤委員おっしゃいましたとおり、金融市場からの資金の流入というものの影響が既に生じていると考えております。
これからの市場動向を見通すというのは非常に難しいのですけれども、市場は引き続き不安定な状況でございますので、今後も注視をしてまいる予定でございます。
【次の発言】 国境を越えた相場の操縦行為の存在でございますが、これは問題でございます。
商品市場の透明性向上というものは喫緊の国際的な課題で、やは……
○高市副大臣 今言っていただいたのは、高木委員のお地元の東京都の例でございました。ここで大変成果が上がっているということも、私どもは大変うれしく思っております。 私の地元の天理市の本通りの商店街でも、天理大学の学生と連携して、さまざまなイベントも手がけ、またショップも出しましたし、また、町の方々がサテライト講義をそこで聞けるというような取り組みも成功しております。 こういった若い方々の知恵を商店街に取り込むというのは、商店街も新鮮な目でまちづくりができるというメリットもありますし、また、みずから企画に携わった若い方々がお客さんとして商店街に足を運んでくださるというメリットもあります。また、……
○高市副大臣 五月二十六日に試験機関を韓国内の四機関とするといった告示が出されて以来、事務的に韓国側に申し入れを行ってまいりました。が、一昨日のことなんですけれども、二階大臣が記者会見で、これが実質的な貿易障壁となり得るといったことで懸念を表明されまして、何と、きのう、韓国政府が記者会見をして、運用面での見直しを発表いたしました。 この規制については、本年十二月末まで経過期間として行政処分などについては猶予するということと、それから、韓国国外から輸入される電池、ここが日本にとって大事なんですけれども、韓国政府が能力を認めた試験機関が発給する試験成績書を活用できることとするといった運用面での見……
○高市副大臣 まず信用保証協会を通じました緊急保証でございますけれども、十月三十一日からの制度開始でございますが、先週末の一月九日金曜日までで十八万一千件、金額にいたしまして、規模にいたしまして四兆千五百二十五億千六百万円となっております。また、日本政策金融公庫のセーフティーネット貸し付けでございますが、これは十月一日から昨年末までのデータで約五万件、五千六百四十八億円の実績となっております。さらにこれを拡充していくということで私ども考えておりますので、第二次補正予算早期成立への御協力をお願いしたいと思っております。 そしてまた、先生が先ほど、これでは十分じゃないじゃないか、中小企業の実感、……
○高市副大臣 失礼いたします。 むしろ具体的に名前を挙げていただいた方がいいかと思うんですけれども、経済産業省では、二つの団体がございます。いずれも、従来の公益法人から移行した場合、一定期間、計画的に公益事業を行う義務があります。 名前を申し上げてもいいでしょうか。(市村委員「はい。お願いします」と呼ぶ)二例挙げられたと思うんですが、後者の方は、一般社団法人日本鍛圧機械工業会であると承知しています。これは鍛圧機械工業の関連企業の業界団体で、鍛圧機械の安全性に関する調査、規格・基準の作成などを主な事業としておりまして、三月から一般社団法人に移行しました。ただ、この事業の性格は変わらないという……
○高市副大臣 失礼いたします。 昨年の十月末にスタートいたしました緊急保証でございますけれども、きのうまでに約九兆七千億円に上る御利用をいただいております。これは、日本政策金融公庫や商工中金によるセーフティーネット貸し付けと合わせますと、十一兆円を超える利用となっております。 先生が相談を受けられたようなケース、それぞれ国会議員の皆様方、相談を受けられていると思うんですけれども、信用保証協会に対しましては、今回、赤字だとか債務超過だとかいった形式的な指標だけではなくて、中小・小規模企業の実態をよく見て判断することが重要である、そういった点については繰り返し周知徹底をいたしております。 た……
○高市委員 自民党の高市早苗でございます。 外務委員会で質問の時間をちょうだいいたしまして、同僚議員の皆様にまずは感謝を申し上げます。ありがとうございます。 二月九日の衆議院予算委員会で、外国人参政権の問題について議論を進めさせていただきました。そのときに岡田外務大臣とは議論をするチャンスがなかったので、きょう冒頭に少し、短くこの問題についてお話をしたいと思います。 岡田外務大臣は外国人参政権には賛成の立場でいらっしゃることを承知いたしております。議員連盟の会長でもいらっしゃいましたし、それからまた、民主党の結党時の基本理念、基本政策をおつくりになるとき関与をされていたということ、岡田外……
○高市委員 自由民主党の高市早苗でございます。 まず、貴重な質疑時間をお与えいただきました同僚委員の皆様に感謝を申し上げます。 冒頭に、このたびの口蹄疫の発生によりまして、まさにあすの生活も見えない、そして人生設計が根底から覆ってしまうような悲惨な状況に追い込まれておられます宮崎県の畜産関係者の皆様に、心からお見舞いを申し上げたいと思います。とともに、無為に命を落とすことになりました多くの家畜の死に対して哀悼の意を表したいと思います。そしてまた、現地で、昼夜を分かたずこの状況の終息に向けて汗を流してくださっている多くの関係者の皆様に感謝を申し上げたいと思います。 さて、きょうは、官房副長……
○高市委員 自民党の高市早苗でございます。 まずは、閣僚の皆様、長時間お疲れさまでございます。そしてまた、この予算委員会で質問のチャンスをいただきました同僚議員の皆様にも感謝を申し上げます。 きょうは、私は、外国人参政権の問題について総理とじっくり議論したいなと思っていたのですけれども、これまで、総理のお母様からの資金提供に関して、この予算委員会で質疑をされました我が党の所属議員から、どうしても総理の御答弁に納得がいかないという声が上がっておりますので、冒頭に数点確認をさせていただきます。 これまでの予算委員会で、我が党の委員の質疑に対します総理の御答弁ですが、「検察の方が、すべての資料……
○高市委員 自由民主党の高市早苗でございます。よろしくお願いいたします。 先週末、土曜日、日曜日、選挙区奈良県に戻りました。どこへ行っても政治の話で持ち切り。尖閣のビデオ流出の話、それからTPP、これも、余りよくも調べないうちに、情報不足のままぶち上げて本当に大丈夫なんだろうか、そういう話、それからもう一つは、朝鮮学校への高等学校無償化、この適用について怒っていらっしゃる方も随分おられました。 TPPにつきましては、この後、我が党の赤澤委員が質問されますので、そのほかの話について幾つか質問をいたします。 まず、朝鮮学校を高等学校無償化の対象とするということで、先週の金曜日に文部科学大臣が……
○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 きょうは、貴重な質問時間をちょうだいいたしまして、同僚委員の皆様に感謝を申し上げます。 去年の五月にこの委員会で質問をさせていただいたんですけれども、そのときは口蹄疫が大変な状況でございました。ちょうど私が質問させていただきました日に、経済産業省でも、口蹄疫で関連業界は大変お困りの状況でございましたので、中小企業金融をしっかりとやりますということで対策をスタートしていただきましたことを思い出しております。 現在、鳥インフルエンザが非常に深刻で、近畿地方でも多くの県で鳥インフルエンザが発生しております。私の地元奈良県でも、二月……
○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 本日は、貴重な質疑時間をちょうだいいたしまして、同僚議員の皆様に感謝を申し上げます。 さて、きょうは、大切な日本国の資源について議論を進めさせていただきたいと思います。 私自身は、昨年の春から、日本の水源林が外国資本によって買収されているといったことに問題意識を持ちまして、議員立法作業に取り組んでまいりました。水源林の場合、恐らく外資の買収目的というのは、木そのもの、それからもう一つは水資源だろうな、こんなふうに考えましたので、昨年秋の臨時国会に、森林法の改正案と地下水利用規制法案の二本を提出いたしました。 森林法の方では……
○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 きょう、貴重な質問時間をいただきました同僚委員の皆様に、まずは感謝を申し上げます。 それでは、再生可能エネルギーに関する質疑に入ります前に、菅内閣の短期的なエネルギー政策、特に供給対策の方針について確認をさせていただきます。 といいますのは、やはりここ数カ月、菅総理大臣の発言を聞いておりますと、もう国民の皆様も何が本当なのかよくわからなくなっている、こんな思いを持つわけでございます。 特に、五月に浜岡原発を停止されて、それも、科学技術的な根拠、なぜ浜岡だけをとめるのかという根拠について明確な説明がなかった。 でも、その後……
○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 まず冒頭に、この貴重な質問の機会を私に与えていただきましたすべての同僚議員の皆様に感謝を申し上げます。 また、昨日で大震災また福島原発事故発生から四カ月ということで、特に委員長におかれましては、御家族を亡くされ、大変つらい思いをされました。委員長を初め、多くの被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げ、お亡くなりになった方の御冥福を皆様とともにお祈りしたいと思います。 さて、ここ一、二週間、閣内不一致という言葉がこれほど飛び交い、私たち国会議員もだれの言葉を信じていいのかさっぱりわからず、混乱をいたしました。 日本国憲法第六十……
○高市議員 森林法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主な内容を御説明申し上げます。 我が国の国土の三分の二を占める森林は、国土の保全、水源の涵養、生物多様性の保全、地球温暖化の防止等の公益的機能を有しております。戦後を中心に造林された杉、ヒノキ、カラマツ等の人工林が資源として量的に充実しつつあり、利用可能な段階を迎えているなど、豊富な資源量を誇っております。 しかしながら、木材価格の低迷等による林業の採算性の低下、転居や相続等による所有者不明森林の存在などから、施業の集約化や路網整備等を通じた適切な管理が行われておらず、森林の有する公益的機能の発揮が危ぶまれる状況にあり……
○高市議員 どうもありがとうございます。届け出義務の意義をお認めいただいたということ、大変うれしく思います。 特に、登記簿などは、もうとっくに亡くなってしまった明治時代の方のお名前のまま放置されていたり、そしてまた固定資産関係の帳簿につきましても、なかなか林業の関係、森林行政に活用しにくい。特に、個人情報保護条例を定めておられるような場合にはそうなります。所有者が不明確であるという状況をきっちりと改善していこう、こういった趣旨で届け出制を設けました。 ただ、今委員が御指摘いただきましたように、私どもの法律案で届け出の対象としておりますのは「森林所有者等」となっておりまして、本当にこの所有権……
○高市議員 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、自由民主党・無所属の会及び公明党の提出者を代表して、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。 まず、本法律案の趣旨について御説明申し上げます。 児童ポルノの所持、提供等の行為は、描写された児童の心身や生活に有害な影響を与え続けるのみならず、このような行為が社会に広がることにより児童を性欲の対象としてとらえる風潮を助長し、児童が被害者となる犯罪を誘発する可能性も指摘されています。 したがって、児童ポルノについては、法律の施行状況や国際的動向を踏まえつつ、厳しく規制していかなければ……
○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 貴重な質問時間をちょうだいいたしました同僚議員の皆様に、まず感謝を申し上げます。 野田総理とは、松下政経塾の草創期に御一緒いたしまして、在塾期間も一時重なっておりましたので、御就任のときには大変うれしく、誇らしく存じました。また、ちょうど入塾試験から卒塾するまで松下幸之助塾主に直接御指導いただけた大変幸運な世代でもございますことから、結構、国家経営理念ですとか政治姿勢ですとか、そういった基本的な価値観に共通点が多いんじゃないかな、政党は違いますけれども、頑張ってほしいな、そういう思いで活動を拝見しておりました。 ところが、最……
○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 貴重な質問時間を賜りました同僚議員の皆様に、まずはお礼を申し上げます。 本日は主に、定期検査済みの原子力プラントの再起動を判断する基準について、枝野大臣にお伺いをしたいと思います。 この再起動につきましては、私が二月九日に提出いたしました質問主意書に対する答弁書によりますと、まず第一に、事業者が安全評価を行い、これを経済産業省原子力安全・保安院が確認し、さらにその確認の妥当性を内閣府原子力安全委員会が確認をした上で、内閣総理大臣、内閣官房長官、経済産業大臣、原発事故担当大臣のいわゆる四大臣が、住民の理解や国民の信頼が得られて……
○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 本日、自民党はレディースデーということで、四名の女性議員が質問をさせていただきます。私も含めて地味目のキャラが多いかなというラインナップになっているかという印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、それぞれに党の政調やまた所属の委員会で地道に仕事をしている実務家ぞろいでございますので、かめばかむほど味が出る塩昆布四人組ということで、最後までよろしくおつき合いをいただきたいと思います。 さて、来る三月十一日なんですけれども、東日本大震災から一年ということで、追悼式が政府主催で東京の国立劇場で開催されると伺っております。 ……
○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 本日は、主に資源戦略について、枝野大臣と松本文部科学副大臣にお伺いをしたいと思うんですけれども、ただ、大学の質の問題また研究費の充実というのも、産業競争力を考えますと大変重要な問題でございますので、冒頭に松本副大臣にお伺いをいたします。 去る十一月二日に田中眞紀子文部科学大臣が、大学設置・学校法人審議会の答申を覆して、来春に開学予定だった三校の設置を不認可として発表されました。三大学には具体的な欠格事由がないということで審議会の答申をクリアされたんだと思いますし、文部科学省の指導に従って、年月をかけて準備を進めてこられました。……
○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 本日は、貴重な質疑時間を賜りました。同僚議員の皆様に心から感謝を申し上げます。 本日の質疑でございますけれども、一部、自民党の政権公約二〇一二、そしてまたJ―ファイル二〇一二の記述を引用させていただきます。 この小さい方の政権公約二〇一二は、昨年十二月十六日投票でございました総選挙におきまして、自民党本部から中央選挙管理委員会、つまり総務大臣に届け出をいたしました。これは正式な選挙公約でございます。そして、このJ―ファイル二〇一二、かなりボリュームのあるもので、中長期的な政策も含まれておりますが、我が党の総合政策集という位置……
○高市委員 皆様、おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 本日、貴重な質問時間を賜りました委員長を初め理事の皆様、そして同僚議員の先生方に心から感謝を申し上げます。 さて、安倍総理におかれましては、この週末、大変過密な日程の中、ロシアに出張され、昨夜帰国されたばかりだと存じます。時差もあって、大変お疲れのことだと思います。 今回は、中国の習近平国家主席がかなり早目にソチ入りをされまして、六日木曜日には中ロ首脳会談が行われました。ですから、私も、可能なことであれば安倍総理ももっと早くロシアに行かれて、この貴重な外交の機会を存分に生かしていただきたいなと願っておりました。 しか……
○高市国務大臣 おはようございます。総務大臣を拝命いたしました高市早苗でございます。 当委員会の御審議に先立ち、一言御挨拶申し上げます。 選挙が民主政治の基盤をなすものであることを考えますとき、選挙制度や政治資金制度を所管する総務省の大臣として、その責任の重大さを痛感いたしております。 今後とも、公正かつ明るい選挙の実現に向けて、副大臣、大臣政務官、職員とともに全力で取り組んでまいりますので、山本委員長を初め、理事、委員の皆様方の御指導を心からお願い申し上げます。(拍手)
○高市国務大臣 公職選挙法では、お金のかからない選挙を実現するということとともに、候補者間の選挙運動の機会均等を図る手段ということで選挙公営制度を採用いたしております。
この公職の候補者のホームページというのは、インターネット選挙運動に関しては主要な手段でございます。しかしながら、その作成について、これを選挙公営制度の対象とするかどうかということについては、やはり、選挙運動にかかわることでもあり、各党各会派において十分に御議論いただく必要があると考えております。
【次の発言】 お二人の大臣も、これからそれぞれの省でおやりになりたい政策があったことと存じます。しかしながら、国政の遅滞は許されな……
○高市国務大臣 おはようございます。 地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、全国多数の地方公共団体の議会の議員または長の任期が平成二十七年三月から五月までの間に満了することとなる実情に鑑み、国民の地方選挙に対する関心を高めるとともに、これらの選挙の円滑かつ効率的な執行を図るため、選挙の期日を統一するとともに、これに伴う公職選挙法等の特例を定めようとするものであります。 次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、平成二十七年三月から五月までの間に任期が満了す……
○高市国務大臣 去る九月三日に総務大臣を拝命しました高市早苗でございます。 総務委員会の御審議に先立ち、御挨拶を申し上げます。 このたびの台風、先般の広島での大規模な土砂災害や御嶽山の噴火など、ことしは自然災害が多発し、全国各地で甚大な被害が発生しました。私自身、先月、広島市を訪問し、殉職された消防職員を初めお亡くなりになった方々の御冥福を祈り、災害対応に従事してくださった消防職員、消防団員に御礼を申し上げたところですが、改めて、多くの自然災害による犠牲者に哀悼の意を表し、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。 私は、行政の安定性と信頼性を重視しています。そのためには、政策の予見可能性……
○高市国務大臣 今、坂本委員からは、私たち政務三役への就任のお祝いの言葉と、それからまた、所信的発言についての御評価、感想も賜り、ありがとうございました。 まず、日本の立地競争力を高める観点から、やはり国、地方を通ずる法人課税を成長志向型に変革していくというのは非常に重要な課題でございます。その中で、法人事業税の外形標準課税のあり方、これは重要な検討課題の一つでございます。 外形標準課税の拡充は所得割の税率引き下げとあわせて行う、そういうことになり、こうした改革でしっかりと、黒字を出す企業には減税メリットが及び、日本企業の稼ぐ力を後押ししていく、そういう取り組みになると考えております。 ……
○高市国務大臣 実質的に同水準をと申し上げましたけれども、まず、実質的にというのは、社会保障などによります増加分も加味して同水準をということでございます。 地方が安定的に財政運営を行って、それから地方創生に積極的に取り組むためには、やはり地方が自由に使える一般財源というのはしっかり確保することが必要だ、これは私もそう考えております。 ただ、地方財政における巨額の財源不足というのは恒常化いたしておりますから、地方財政の健全な運営のためには、やはり歳入においてふやしていく努力、そして歳出においてめり張りをつけていく努力、これは続けていかなければなりません。 ですから、これは昨年ですけれども、……
○高市国務大臣 現在、石破大臣のリーダーシップのもとで、各省で重複するような、同じような目的を持った事業を見直していこうとか、それからまた政策効果を最大化するための取り組みということで、連携しながらやっております。
交付税に関しましては、やはり、これは地域の実情を踏まえて、地方が地方の創意と責任で取り組んでいただけるように、できるだけ自由に、自主的に、主体性を持って使っていただけるようにということで、しっかりと充実をしてまいりたいと考えております。
【次の発言】 やはり、過疎地域はそのまま放置して、ある一定の地域に人が集まればいい、そういう考え方は持ちません。特に、この日本の国土において、山……
○高市国務大臣 まずは、新藤前大臣御指摘のとおり、地方の創生、これは地方の自主性、創意、それぞれの地域の実情に応じたアイデアと責任のもとでなされるべきものだと思います。 今回、地方創生に係る財源をしっかりと確保する、安定的に確保するということで、地方財政計画の歳出にしっかりと計上するということと、それから地方交付税の充実、これに向けて検討を進めております。 それで、私が就任する三日前、八月の末に、新藤大臣御自身が、来年度予算に向けた概算要求の中で地方交付税の法定率引き上げ、これを事項要求していかれたことも承知をいたしております。 国も地方も財政が大変厳しい中で、困難もあるかと思いますけれ……
○高市国務大臣 委員がお尋ねの件でございますけれども、まず、畝傍高校は、奈良県の南の方に属する、どっちかといえば田舎でございます。 そんな中で育ってまいりましたけれども、ふるさと納税は、私も、やはり、地方が独自に財源を確保できること、それからまた、納税者の方も、自分のふるさとであったり、ふるさと以外にも認められておりますので、応援したい地域に対して税金を払える、つまり寄附ができる、そういったメリットのある制度だと思います。最近ちょっと過熱していますけれども、特産品などを通じて、ふるさとのことも知っていただける。 ただ、六月の二十四日の閣議決定されました骨太の方針で、ふるさと納税拡充の方向性……
○高市国務大臣 私は、憲法第六十六条の精神にのっとりまして、閣僚は一致して国会に対して責任を負うものだと思っております。
この場は、私の個人的な思想、見解を述べる場ではないと考えております。
【次の発言】 まず、河野談話につきましては、官房長官談話でございます。これは、菅官房長官がこれから引き継がれるか、またそうでないか、官房長官の御決定に私は閣僚として従わせていただきます。
村山談話につきましては、既にこれは閣議決定されたものでございます。過去に閣議決定をされたものでございます。政権として引き継ぐということを伺っておりますので、内閣という機関の一員といたしまして、その方針に従います。
○高市国務大臣 失礼いたします。 公営企業の民営化についてでございますけれども、今、公営企業の経営は全体としておおむね健全な状況だとも言われますけれども、それでも、人口減少ですとかさまざまな状況の変化もございますので、これはもう不断の見直しを検討していかなきゃなりません。 総務省におきましてことしの八月に「公営企業の経営に当たっての留意事項について」というものを発出いたしまして、事業の意義ですとか採算性を踏まえて廃止、民営化の必要性について検討していただくということを地方に対しまして要請をいたしております。ただ、強制はできません。地方自治法に基づく技術的な助言でございます。 このときに、……
○高市国務大臣 外形標準課税、平成十五年度改正で導入されましたけれども、これはやはり応益性、それから広く薄く負担をしていただくということで、委員がおっしゃったとおり、今は資本金一億円超の企業、該当するのは全法人の一%未満でございます。これをこれから、さらに広く薄くということで、拡充の方向というものが示されておりますけれども、六月の政府税調の取りまとめにおきましても、それから六月の与党税調の取りまとめにおきましても、やはり地方経済を支える中小企業また創業企業に対して配慮をするということになっております。 賃金に関しましては、これは賃金が上がったとしても税制について影響が出ない、今でもそういう形……
○高市国務大臣 まず、先ほどから委員がおっしゃっているさまざまなことがございます。あたかも、政府・与党の方から、放送現場に対して圧力をかけているといった前提に立っての御質問でございますけれども、例えば安全保障法制、これに対する世論調査の結果、きのう一部発表されているのを私も見ました。非常に、今、世論調査が政府・与党にとっては厳しい結果になっている。これはやはり、私は報道が自由に国民にさまざまなことをお伝えしている、決して政権寄りの報道じゃないことの一つの証左だと思って見ておりました。 また、そんたくをしているんじゃないかというお話もございましたけれども、私は、放送人、ジャーナリストにはしっか……
○高市国務大臣 年金業務監視委員会ですけれども、これは平成二十二年に、当時の原口総務大臣のリーダーシップのもとで、年金行政に対する信頼の早期回復のために、特例かつ異例の取り組みの一環として総務省に設置されたと承知しております。 これも当時総務省組織令に定めたとおり、平成二十六年三月末の設置期限の到来をもって活動を終了しました。 そして、この設置期限到来後、速やかに年金業務を担当する厚生労働省に第三者性のある委員会を設けて、それまでの監視の取り組みの成果も踏まえながら、同省が組織本来の機能を生かして適切に年金業務を管理する体制となりました。 今般の事案につきまして、既に日本年金機構、厚生労……
○高市国務大臣 引き続き総務大臣を拝命いたしました高市早苗でございます。
今後とも、公正かつ明るい選挙の実現に向けまして、副大臣、大臣政務官、職員とともに全力で働いてまいりますので、山本委員長、理事、委員の皆様方の御指導をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 この機会に、第四十七回衆議院議員総選挙及び第二十三回最高裁判所裁判官国民審査の結果の概要について御報告申し上げます。
平成二十六年十二月十四日に執行されました第四十七回衆議院議員総選挙は、同年十一月二十一日に衆議院が解散されたことによる総選挙で、選挙すべき議員の数は、平成二十四年の公職選挙法改正により小選挙区で五人減とな……
○高市国務大臣 本法律案の提出に当たられました議員各位の御努力に、深く敬意を表するものであります。 公職選挙法等の一部を改正する法律案につきましては、政府としては特に異議はございません。
○高市国務大臣 引き続き総務大臣を拝命いたしました高市早苗でございます。
副大臣、また大臣政務官とともに全力を尽くして働いてまいりますので、委員の先生方の格段の御指導をよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございます。(拍手)
【次の発言】 地方交付税法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
東日本大震災に係る復興事業等の実施状況等により、震災復興特別交付税に要する額を変更する必要があります。このため、平成二十四年度の当初予算及び補正予算で地方交付税の総額に加算し、平成二十五年度に繰り越した震災復興特別交付税のうち、同年度の決算において不用……
○高市国務大臣 総務委員会の御審議に先立ち、所信を申し述べます。 昨年九月に総務大臣に就任して以来、地方経済の好循環を確立するローカルアベノミクスの実行を掲げ、多くの課題に取り組んでまいりました。 安倍内閣によるこの二年間のアベノミクスによって、我が国には経済の好循環が生まれつつあります。他方で、まだまだ地方では厳しい、成長の果実を味わえていないという切実なお声も伺っているところです。ローカルアベノミクスの取り組みをさらに加速して、各地域で雇用と所得が拡大し、家計で景気回復を実感していただけるようにしたいと考えています。 また、私は、国家の究極の使命は国民の生命と財産を守り抜くことである……
○高市国務大臣 まず、このNHK会長の資格六要件も、会長を経営委員会が選ばれるとき、複数の候補者の中から選ばれていったと伺っておりますけれども、その前年から議論を重ねられ、どういった方が会長にふさわしいかということで定められたものと承知をいたしております。これに照らし合わせながら、複数の候補者の中から、籾井会長が最適任ということで、全員一致で選出されたものと聞いております。 会長の罷免等につきましては、御指摘の放送法第五十五条第一項の規定によって経営委員会の権限とされておりますから、個別具体の判断についてはやはり経営委員会に委ねられているものと認識しております。政府として意見を述べることは差……
○高市国務大臣 平成二十七年度の地方財政につきまして、歳入面では、地方交付税の法定率分の増及び地方税収の増が見込まれたこと、それから歳出面では、国の取り組みと歩調を合わせまして歳出抑制を図ったことなどによりまして折半対象財源不足が二・四兆円減少ということで、臨時財政対策債の発行額を一・一兆円の減と、大幅に抑制することができました。 地方財政の健全な運営のためには、本来的には、臨時財政対策債のような特例債に頼らない、そういう財務体質を確立することが重要であります。 具体的には、今後、やはりアベノミクスの成果を全国各地に行き渡らせて地方税収の増を図るということが一つ、そして、めり張りをつけて歳……
○高市国務大臣 投票率が非常に低かったことについては、残念に存じます。
その原因についてはさまざまな要因が考えられると思うんですけれども、しかし、今総務省では、より投票しやすい環境をつくっていくために、研究会を設置し、今月末には中間報告が出てまいりますので、これに沿って、特に期日前投票をもっとしやすくする改革を行っていきたいと考えております。
【次の発言】 幾つか御指摘がありました。
最初の期日前投票に関して、特に投票所の入場券が非常に着くのが遅かったというお話でございますが、市町村の選挙管理委員会は、特別の事情がない限り、選挙の期日の公示の日以後できるだけ速やかに投票所入場券を交付するよ……
○高市国務大臣 安倍内閣としては、国と地方のプライマリーバランスを二〇二〇年度までに黒字化するという財政健全化目標は堅持した上で、経済再生と財政健全化の両立を実現すべく、ことしの夏までにその達成に向けた具体的な計画を策定するということにしております。 ですから、どのような項目をどのように盛り込んでいくかというのは、今後の検討課題だと承知をしております。 ただ、地方財政は、近年、巨額の財源不足を抱えており、借入金の残高は二百兆円程度で高どまりしていますから、地方財政の健全化に向けては、やはり歳入歳出両面における最大限の努力は必要だと思っています。 歳入面においては、とにかく経済対策、成長戦……
○高市国務大臣 高度テレビジョン放送施設整備促進臨時措置法を廃止する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 この法律案は、高度テレビジョン放送施設整備促進臨時措置法附則第二条に規定する同法の廃止期限の到来に伴い、同法を廃止するものであります。 なお、この法律は、平成二十七年三月三十一日から施行することとしております。 以上が、この法律案の提案理由及び概要であります。 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御賛同あらんことをお願いいたします。
○高市国務大臣 七十三条は、やはりNHKは受信料の負担によってその業務が支えられておりますから、業務の遂行以外の目的に支出してはならないということでございます。 御指名いただきましたので、ちょっと先ほどからのやりとりを私も伺っておりまして、まず、NHK及び籾井会長におかれましては、受信料によって運営される公共放送の社会的責任の重さということに鑑みて、やはり国民・視聴者から疑念を持たれることのないように、今回の監査委員会の調査報告、あと経営委員会の見解も踏まえて、再発防止にしっかりと対応していただくということが必要でございます。 そしてまた、先ほどの「クローズアップ現代」の話もございました。……
○高市国務大臣 委員がおっしゃいますように、NHKの監査委員会は、平成十九年の放送法改正によって、NHKのガバナンス強化のための措置の一環として設立されました。 この監査委員会ですけれども、放送法第四十三条の規定に基づいて、NHKの役員の職務の執行を監査するとされておりまして、放送法第四十四条、これは、監査委員会の選定する監査委員に対して、いつでも、役職員の職務の執行に関する事項の報告を求め、協会の業務及び財産の状況を調査するという権限を与えておりますので、今回の調査は、これらの権限に基づいて実施されたと承知をしています。 ただ、やはり放送法というのは放送事業者の自主自律を基本にしておりま……
○高市国務大臣 幾つか御指摘がございました。 会長のこれまでの御発言に関する指摘につきましては、放送法は放送事業者の自主自律を基本としておりますから、放送機関のトップが行った個別の発言について、総務省としてコメントすることはございません。 ただ、会長は、御自分の個人的な見解を放送に反映させることはないという旨、国会で何度も答弁をしておられると承知をいたしております。 また、「クローズアップ現代」に関するお話もございましたけれども、現在、NHKにおいて調査中ということですから、これはしっかりと調査をしていただき、国民・視聴者の皆様に対する説明責任を果たしていただくということが重要でございま……
○高市国務大臣 確かに、地方法人課税の偏在是正でございますが、大西議員お地元の東京都など財政力の高い団体とそれ以外の団体の間で御意見が対立する状況にあることは承知をいたしております。 平成二十六年度の与党税制大綱、先ほど大西議員お触れいただきましたけれども、消費税率一〇%段階における地方法人課税の偏在是正につきましては、「法人住民税法人税割の地方交付税原資化をさらに進める。」ということ、そして、「地方法人特別税・譲与税を廃止するとともに現行制度の意義や効果を踏まえて他の偏在是正措置を講ずるなど、関係する制度について幅広く検討を行う。」とされました。 今回、平成二十七年度与党税制改正大綱にお……
○高市国務大臣 今御審議いただいております法案に際しましては、情報通信審議会におきまして、二〇二〇年代に向けて我が国の世界最高水準のICT基盤をさらに普及発展させるために、まずは公正競争を徹底するということに加えて、新事業、新サービスの創出などのイノベーションを促進すること、利用者便益の最大化を目指すことなど、幅広い観点から御議論をいただきました。 今回の法改正を通じまして、世界最先端の光ファイバーやモバイルの基盤の利用をまず促進すること、それから、多様なサービスを生み出す環境を整備するということによって、委員がおっしゃった、消費者にとってより便利な環境もできますし、世界にも誇れる新たなサー……
○高市国務大臣 NTT東西の光回線の卸売サービスによる影響ということにもかかわりがございますけれども、NTT東西が市場支配力を有しておりますから、提供形態によりましては、ケーブルテレビ事業者や電力系事業者との競争に影響を与えるおそれがございます。 それで、総務省としましては、本年の二月にガイドラインを策定して、その中で、卸を受ける移動通信事業者などが、原価を著しく下回るような競争阻害的な料金設定や過度のキャッシュバックなどの行為によって、ケーブルテレビ事業者や電力系事業者の設備の保持が経営上困難となるおそれを生じさせることは、現行の電気通信事業法の業務改善命令の対象となり得るということを明記……
○高市国務大臣 特定失踪者問題調査会が行っております北朝鮮向けの短波放送「しおかぜ」に関して、本年の三月二十九日から開始しました出力三百キロワットによる放送について、国内のリスナーから調査会に対して、中国の短波放送局との混信が発生している旨報告があったということで、調査会より総務省に対して、四月二日に周波数変更の可能性について御相談があったと聞いております。 総務省としては、従来から「しおかぜ」が放送を行っている夜間百キロワットの運用に加えて、調査会の求めに応じた国際調整を経て、深夜三百キロワットの運用を確保してきました。 現在の「しおかぜ」の周波数であります五千九百八十五キロヘルツは、中……
○高市国務大臣 今、瀬戸委員がおっしゃってくださいましたとおり、ミャンマーとの間では、先方政府が民主化に伴って取り組んでおられる郵便改革を、日本のすぐれた郵便のノウハウを活用して支援するという取り組みをしております。 平成二十六年度には、総務省の調査事業の一環として、現地に専門家を派遣して、一年間にわたる郵便技術協力を実施しまして、主要三都市における郵便品質の向上が達成されました。例えば、速達書留郵便の送達日数、平均二、三日だったのが平均一・一日に改善、また、郵便の送達率ですけれども、八七・八%から九九・三%まで改善しました。 郵便分野における海外展開、ミャンマーだけじゃないんですけれども……
○高市国務大臣 地方版総合戦略でございますが、まち・ひと・しごと創生法に基づいて、各都道府県及び市町村が各地域の実情に応じて策定する地方創生に関する施策についての基本的な計画であり、本年度は、地方公共団体が地方版総合戦略の策定、実施に取り組むこととなっております。 総務省では、地方公共団体が自主性、主体性を最大限発揮して地方創生に取り組み、地域の実情に応じたきめ細やかな施策を可能にする観点から、地方財政計画の歳出にまち・ひと・しごと創生事業費を計上し、地方交付税において、人口減少対策や地域経済活性化等に取り組むための財政需要を算定するということにしております。 総務省は、それぞれの団体が自……
○高市国務大臣 先月、日本郵政グループが発表された中期経営計画でございますが、昨年二月に発表した中期経営計画について、日本郵政グループ三社の株式上場スキームですとか経営環境の変化などを踏まえて、見直しを行われたものと承知しています。 ユニバーサルサービスの責務を遂行すること、上場を見据えてグループの企業価値を向上させることなどを中期的なグループ経営方針とした上で、さらなる収益性の追求などの課題を克服するための計画であると理解しています。 私も、日本郵政グループによるユニバーサルサービスの安定的な提供、郵便局のみまもりサービスなどの公益性、地域性を発揮した取り組み、企業価値向上の必要性を常々……
○高市国務大臣 高木委員が今の公会計制度の有用性についてもお話をしてくださいましたが、やはりこれからの地方公会計というのは、これまでのように財務書類を単につくって見せるというだけじゃなくて、活用をしていくということが重要だと考えております。 例えば、地方公会計を予算編成時に適時かつ積極的に活用すること、それによって地方公共団体の限られた財源を賢く使うという委員御指摘のとおりの取り組みによって、財政のマネジメント強化をするということが大切です。 活用に当たりましては、他団体との比較可能性を確保するということも重要でありますので、統一的な基準による財務書類を原則として平成二十九年度までの三年間……
○高市国務大臣 公職選挙法第百九十九条の二の第一項でございますが、公職の候補者等は、当該選挙区内にある者に対し、いかなる名義をもってするを問わず、寄附をしてはならないと規定しております。 この当該選挙区内にある者とは、当該選挙区内にある全てのものを意味し、自然人や法人のほか、国や地方公共団体も含まれるところでございます。したがって、議員が歳費を受領しそれを国庫に納付するというのであれば、それは国に対する寄附であり、公職選挙法に禁止されているところでございます。
○高市国務大臣 昨年十二月の総選挙に当たりまして、複数の政党、与野党から、選挙報道の公平、中立を求める文書が放送事業者に送付されたという報道がございました。この点ですけれども、先ほど総理から放送法一条及び四条についてお話がございまして、今委員から第三条についても言及があったところであります。 まず、第四条につきましては、総理がお話をしましたが、放送事業者というのは非常に大きな社会的影響力を持ちます。一つは、やはり不特定多数に対して同時に安価に情報提供を行えるという物理的な特性、もう一つは、総理が言及されたように、有限希少の国民的資源である電波の一定の帯域を排他的かつ独占的に占有している、よっ……
○高市国務大臣 国勢調査は五年ごとに行われておりまして、大正九年以来、今回で二十回目になります。 それで、今回は項目をつけ加えまして、特に、五年前居住地に関する事項というものを追加しました。と申しますのは、前回の、五年前の国勢調査の翌年に東日本大震災が起きておりますので、東日本大震災発生後の人口移動の状況を把握することとしております。 それから、この人口というのが普通交付税の算定基礎となっているんですけれども、ただ、やはり交付税というのは、全国どこにいても一定の行政サービスを受けられる、そのために必要な財源を確保することを保障するもの、そういう性質がございますので、しっかりと必要な財源を確……
○高市国務大臣 放送法に係ることでございますので、お答えをいたします。(階委員「指名していません」と呼ぶ)委員長から指名をいただきました。 現在の経営委員でございますけれども、民主党政権時代に選ばれた方も含めてで構成をされておりますし、総理が任命をされる前には国会の承認を得てという手続になっております。きちっと手続を踏んだ上で、経営委員の方々、お仕事をしていただいております。 これまでの会長の言動についてということでございますけれども、経営委員は、経営委員会の議事録というものは公開されております。過去の言動につきましても、それぞれ、数回にわたりまして経営委員会で注意を行うなどの対応もいたし……
○高市国務大臣 はい。 取り崩し型の復興基金ですが、これは、単年度の予算の枠に縛られずに、地域の実情に応じて弾力的にきめ細やかに対処できる資金でございます。 平成二十三年度の特別交付税で被災九県に対して総額千九百六十億円を措置したんですが、現段階で残高が四百六十三億八千九百万円ございます。また、翌年度、平成二十四年度、今度は六県に対して千四十七億円、これは震災復興特別交付税で復興基金を追加ということで措置をしているんですが、これも五百二十八億九千百万円残高がございます。 そういうことで、非常にこれまで法律の枠外にあるような、例えばふすまの取りかえとか、畳の取りかえとか、瓦の取りかえとか、……
○高市国務大臣 報道による与党幹部と言われましても、それが誰なのか、全く想像もつきませんし、調査のしようもございません。
基本的に、NHKは予算をつくり、それを総務大臣に提出し、また、総務大臣はそれに意見を付して国会に提出し、そして御承認をいただく、こういうたてつけになっております。
本当に多くの皆様に、先ほどから全会一致という話も出ておりますけれども、しっかり御承認いただけるように、NHKには努力をしていただきたいと思っております。
【次の発言】 松木委員の御好意によりまして一言申し上げる機会をいただきまして、ありがとうございます。
一昨日の他党の委員の方からの御質問の中で、少し西川前……
○高市国務大臣 今委員が、香川県や福井県の先進的な取り組みをお示しいただきました。大変すばらしいことだと存じます。やはり地方創生ということを考えますと、地域課題の解決に資する人材ですとか、あと地方経済を支える産業を担う人材、この確保が不可欠でございます。 このため、総務省と文部科学省で連携をいたしまして、地方公共団体と地元の産業界が協力をして、将来の地域産業の担い手となる学生の奨学金返還を支援するための基金を造成する取り組みを支援することとしました。 この取り組みの対象といたしましては、地域に就職、定着をし、かつ、地域の中核企業を担うリーダー的な人材、これを想定しております。 具体的には……
○高市国務大臣 近年、委員が御指摘のとおり、本当に高齢者の屋根からの雪おろしによる痛ましい犠牲がふえております。 例えば、ことしの冬で見ますと、雪害による死者が五十八名のうち、屋根の雪おろし等によって亡くなった方が四十六名、そのうち六十五歳以上の方が三十五名ということで非常に割合が高いんです。 去年の十二月に、何とかこれは改善できぬやろうかということを考えました。既に各自治体で除排雪に関しまして支援措置があるのは承知しておりましたけれども、多分自治体によっていろいろな事情があると思いました。お金が足りないということなのか、それとも人手が足りないということなのか、さまざまな事情があると思いま……
○高市国務大臣 もう、今委員が御指摘になった、読み上げられた条文のとおりでございます。
つまり、知りながら寄附を受けることが要件であり、知らなければ、そもそも違法の問題を生じることはございません。
【次の発言】 寄附を受ける側にとりましては、その寄附を行う側の会社その他の法人の一つ一つについて、この寄附制限の対象となる補助金の交付決定を受けているかどうかですとか、冒頭読み上げられました第一項にかかるんですけれども、交付決定を受けた日から一年間と、何月何日に交付決定を受けた等につきまして、なかなかこれを知り得る環境にない、事実関係を知ることが困難であるということから、制限違反の寄附であることを……
○高市国務大臣 そもそも経営委員は、両院の、国会の御承認を得て、その上で内閣総理大臣が任命されるものでございます。任期が来たときに、例えばもう一期再任していただくか否かということ、そういうことに余りこだわらず、その時点において最適だと思われる方を考えて国会に御提示をするという形になっておりますので、上村前委員が特に今回再任をされなかったということについて、特段の事情があるものではございません。特に、これから経営計画についても新たな一歩が踏み出される、そういう時期でございますから、そういう中で最適だと思われる方を選ばせていただいたという形だと承知をいたしております。
○高市国務大臣 地方団体間で一般財源の額の格差が拡大しているという要因につきましては、稲津委員御指摘のように、交付税の基準財政需要額の算定において人口に関係する測定単位を多く用いているということから、人口が増加している都市部の団体の基準財政需要額が増加する傾向にあるということ。さらには、近年の景気回復に伴いまして、都市部の団体の方が地方税収の伸び率が大きいということなどが考えられます。 それからまた、加えて申し上げましたら、基準財政需要額に関して、法令等によって支出が義務づけられている経費、主に社会保障関係経費なんですが、これが大幅な増加傾向にございまして、やはり社会保障は人を対象としており……
○高市国務大臣 寄附が行われる前に十分な時間的余裕を持って、補助金を受けている法人や、あと、補助金を所管する各省から御相談が総務省に対してありました場合には、補助金の関係府省にも問い合わせた上で、この規正法第二十二条の三第一項の適用に係る総務省としての考え方をお示ししております。(長妻委員「今回の件、二十一社」と呼ぶ)
今回の件は、相談を受けておりませんのでわかりません。
【次の発言】 先ほど答弁申し上げたのは、寄附が行われる前に一定の期間を置いてということです。
今、恐らく長妻委員がおっしゃったのは、既に寄附が行われた後のものについてだと思います。
仮に、寄附がこの法律に違反したような……
○高市国務大臣 年金業務の監視に特化した組織は、現在総務省にはございません。
【次の発言】 年金業務監視委員会は、平成二十二年四月に、民主党政権時代、当時の原口総務大臣のもとで設置されました。このとき、総務省組織令を改正しまして、平成二十六年三月三十一日までという時限を付して設置されております。
この設置期限を民主党政権のもとで設定されたその事情については、年金記録問題について、平成二十二年度及び二十三年度の二年間に集中的に予算、人員を投入して取り組み、二十五年度までの間に多角的に取り組むという当時の政府方針があったものと承知しておりますので、この年金業務監視委員会が廃止されたのは、総理の御……
○高市国務大臣 NHKにおかれましては、国民・視聴者が負担する受信料によって支えられている公共放送として、番組の充実ですとか、経営の合理化、効率化に向けた不断の努力を行っていただくというのは当然のことでございます。 そうした観点から、平成二十七年度のNHK予算に付した総務大臣意見では、コスト意識を持って業務の合理化、効率化や、給与等の適正化に努めること、先ほどお話がありました新放送センターにつきましても、受信料により整備されることから、国民・視聴者の十分な理解のもとで計画を進めることが重要であり、整備計画の具体的内容を逐次かつ速やかに明らかにすることを私から要請しました。 NHKにおかれて……
○高市国務大臣 まず、表現の自由というのは、日本国憲法第二十一条で保障された基本的人権の一つでございます。また、放送法の第一条の目的規定においても「放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、放送による表現の自由を確保すること。」とされておりますので、これを尊重するのは当然のことだと思っております。 しかしながら、放送事業者は、放送法第四条に定める番組準則を遵守するということも求められています。つまり、「公安及び善良な風俗を害しないこと。」「政治的に公平であること。」「報道は事実をまげないですること。」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること……
○高市国務大臣 お尋ねの経費の予備費の計上額でございますが、まず選挙執行に関する地方公共団体委託費が約五百六十三億円、選挙放送委託費が約一億八千万円、開票速報地方公共団体委託費が約二億六千万円でございます。
【次の発言】 まず、人件費の内訳ということですが、投票所経費約百四十七億円、期日前投票所経費約二十三億円、開票所経費約三十億円、事務費約百四十六億円ということですが、これは委託費の主な内訳ということでございます。
それから、休日出勤になったような場合なんですけれども、平成二十六年衆議院議員総選挙におきまして、即日開票に伴うその日の夜の超過勤務手当としては約二十七・五億円ということになりま……
○高市国務大臣 総務大臣の高市早苗でございます。
公正かつ明るい選挙の実現に向けて、副大臣、大臣政務官、職員ともども全力で取り組んでまいりますので、山本公一委員長、理事の皆様、委員の先生方の御指導を賜りますように、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 衆議院選挙制度に関する調査会につきましては、平成二十六年六月十九日の衆議院議院運営委員会の決定において、各会派は調査会の答申を尊重するものとされております。
御指摘の私の発言につきましては、総理も同様に尊重される旨を述べておられるということを申し上げました。
いずれにしましても、アダムズ方式の導入を含めて、衆議院の選挙制度改革……
○高市国務大臣 今回の公職選挙法の改正では、期日前投票所の投票時間の拡大ですとか共通投票所の設置など、投票環境の向上に向けた方策を盛り込んでおりますけれども、これらの方策の実施に当たりましては、何といっても選挙の公正が確保されているということが大前提でございます。 投票所や期日前投票所の設置場所につきましては、公職選挙法施行令第三十二条によりまして、投票の秘密や選挙の公正を確保するために必要な場所及び設備を有し、投票所の秩序を適切に保持することができることが必要であるとされております。 総務省では、投票所及び期日前投票所の設置について、こうした場所や設備の要件等を満たすということを前提とし……
○高市国務大臣 総務大臣の高市早苗でございます。
副大臣、大臣政務官とともに全力で働いてまいりますので、遠山委員長、理事、委員の先生方、皆様方の格別の御指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 地方交付税法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
東日本大震災に係る復興事業等の実施状況等により、震災復興特別交付税に要する額を変更する必要があります。このため、平成二十五年度の当初予算及び補正予算で地方交付税の総額に加算し、平成二十六年度に繰り越した震災復興特別交付税のうち、同年度の決算において不用となった金額について、……
○高市国務大臣 総務委員会の御審議に先立ち、所信を申し述べます。 一昨年九月に総務大臣に就任して以来、地方経済の好循環を確立するローカルアベノミクスの実行を掲げ、地域経済の再生と財政健全化の両立、社会全体のICT化の推進、誰もが意欲を持って参画できる社会の実現、安心、安全な社会の構築などの重要課題に取り組んでまいりました。 今後とも、総務省の総力を結集して取り組みを加速し、誰もがもう一歩前へ踏み出すことができる一億総活躍社会をつくり上げるという強い決意のもと、去る二月四日に署名したTPP協定の早期発効を目指すとともに、同協定を経済再生、地方創生にも結びつけるべく、できることは全て行うという……
○高市国務大臣 地方団体がみずからの発想と創意工夫によって地方創生などの重要課題にしっかりと取り組みつつ、安定的に財政運営を行っていくためには、地方が自由に使える財源をしっかり確保することが重要だと考えております。 二十八年度の地方財政対策におきましては、地方団体が自主性、主体性を最大限発揮して地方創生に取り組んでいただけますように、まち・ひと・しごと創生事業費について前年度同額の一兆円を計上するとともに、地方の一般財源総額についても前年度を〇・一兆円上回る六十一・七兆円を確保いたしました。 また、委員が御指摘いただきましたとおり、地方税が増収となる中で、地方交付税総額について昨年度とほぼ……
○高市国務大臣 平成二十八年度の地方税収でございますが、約三十九・六兆円と見込んでおりまして、平成十九年度、二十年度に次ぐ過去三番目の水準でございます。御指摘いただきましたとおり、特別会計分を含めた国の税収の約六十一・二兆円と合計すると、初めて百兆円を超えると見込まれます。 これは、アベノミクスの成果が徐々に地方に波及してきていることがあらわれていると思いますので、これからもローカルアベノミクスをしっかりと地方税収の増加につなげていきたいと思います。 国と地方はその財政制度や経費構造が異なるということに留意する必要があるんですが、平成七年度決算と直近の平成二十六年度決算を比較しました場合、……
○高市国務大臣 このマイナンバー制度の利活用範囲の拡大については、日本再興戦略においても明記されています。 しかしながら、NHKによる活用につきましては、まずはNHKにおいて検討を進めていただいて、その状況を聞かせていただきたいと思っております。 総務省では、私が主宰する懇談会で、国民の皆様が具体的なメリットを実感できるマイナンバーカードの使い方の可能性を示すとともに、その実現に向けた具体方策について検討を行っています。 また、受信料でございますけれども、これはやはり、NHKが放送法第十五条に規定された公共放送の社会的使命を果たすために必要な財源を広く国民・視聴者の皆様に御負担いただく、……
○高市国務大臣 平成二十七年度の補正予算における国税の増収に伴い生ずる地方交付税の増収分は、今おっしゃっていただいたとおり一兆三千百十三億円でございますが、これらについては、平成二十八年度においても地方の巨額の財源不足が生じることが見込まれたということから、平成二十七年度における普通交付税の調整減額分四百六十九億円を追加交付した上で、残余の額一兆二千六百四十四億円について、平成二十八年度に繰り越して、交付税総額の確保及び臨時財政対策債の抑制に活用するということにいたしました。 具体的には、今回の繰り越し措置によりまして、平成二十八年度の折半対象財源不足が繰越相当額の一・二六兆円縮減し、これに……
○高市国務大臣 私からは、衆議院の附帯決議九項について答弁申し上げます。 臨時、非常勤職員の七割以上が女性でございます。これは、保育士、看護師などの職種において女性の占める割合が高いといったことが影響していると理解をいたしております。 町長でいらっしゃった先生は十分御承知のとおりのことですが、地方公共団体の臨時、非常勤職員の任用、勤務条件につきましては、各地方公共団体が法令に基づいて、任命権者として、責任を持って適切に対応していただくものでございます。 総務省からは、地方公務員法等の制度の趣旨、職務の内容に応じた臨時、非常勤職員の任用、勤務条件の確保に関して、平成二十六年七月にまず通知を……
○高市国務大臣 まず、平成二十六年三月に二つの不祥事が連続して発覚したことを受けて、委員が御指摘のとおり、NHKが関連団体ガバナンス調査委員会を設けて、八月に調査報告書を取りまとめました。 にもかかわらず、その後も、昨年六月のNHKアイテックの空出張の件、昨年七月のNHKインターナショナルの危険ドラッグの件、そして昨年十二月のNHKアイテックの架空発注の件と、不祥事が後を絶ちません。 NHKの職員についても、アナウンサー職の職員が危険ドラッグを所持、製造していて逮捕されたこと、また、NHKさいたま放送局の記者三人によるタクシーチケットの不正使用と、公共放送としてのまず信頼を失わせるものであ……
○高市国務大臣 高市大臣の電波停止発言と、繰り返し、一部新聞等で報道されましたが、まず、私が電波をとめると言ったことは一度もございません。また、政権批判をする番組に対して大臣としてコメントをしたこともございません。 きっかけとなった私の発言ですが、二月八日に衆議院の予算委員会で、民主党の奥野議員から、「放送法の百七十四条の業務停止や電波法七十六条についてはこうした四条の違反については使わないということで、今、もう一度明確に御発言いただきたいんですが。」という御質問をいただきましたので、「どんなに放送事業者が極端なことをしても、」「公共の電波を使って、全く改善されない、繰り返されるという場合に……
○高市国務大臣 渡辺委員がおっしゃるいわゆる停波というのは、電波法第七十六条に規定している無線局の運用停止命令と理解しますが、これは、特定地上基幹放送事業者が電波法や放送法またはこれらの法律に基づく命令や処分に違反した場合、三カ月以内で無線局の運用停止を命じることができるものとするものです。 その際、弁明の機会の付与などの行政手続法に基づく手続が求められます。 この運用停止命令に対しては、放送事業者は異議申し立てを行うことが可能であり、その場合、総務大臣は電波監理審議会に付議しなければなりません。付議された事案について、電波監理審議会は異議申立人の意見陳述などを実施して審理した上で議決を行……
○高市国務大臣 固定資産台帳の整備と複式簿記の導入を前提としました統一的な基準による地方公会計の整備によって、保有する施設や土地の情報など、これまでわからなかった自治体のストック情報が見える化することになります。 この地方財政の見える化は、住民の皆様や議会などに対する説明責任をより適切に果たして自治体のガバナンスの向上を図るという観点から、大変重要でございます。各自治体がこうしたストック情報を住民の皆様にわかりやすく公表していかれるということを期待しています。 総務省としましても、自治体に対しまして、事務連絡や説明会などを通じて、財政情報のわかりやすい開示を求めてまいりました。今後とも、こ……
○高市国務大臣 IoTの時代におきましては、これまではインターネットに接続されることを想定していなかったさまざまなものがインターネットに接続されて、そこで収集されたデータの利活用によって、新たなサービスの創出ですとか展開、それから国民生活の利便性の向上につながるということが期待されています。 具体的には、自動車ですとかドローン、また、衣類、身体計測器、家電などの身の回りのもの、それから、道路、橋、街灯などの都市施設、農地また家庭に設置されるセンサー、こういったものの接続を想定しています。 ですから、例えば、肌着にセンサーを組み込んで、心拍数や消費カロリーなどの情報をクラウド上に蓄積しまして……
○高市国務大臣 行政機関等の保有する個人情報の適正かつ効果的な活用による新たな産業の創出並びに活力ある経済社会及び豊かな国民生活の実現に資するための関係法律の整備に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、個人情報の適正かつ効果的な活用が新たな産業の創出並びに活力ある経済社会及び豊かな国民生活の実現に資するものであることを踏まえ、個人の権利利益の保護並びに行政機関及び独立行政法人等の事務事業の適正かつ円滑な運営に支障がない範囲内において、行政機関等の保有する個人情報を加工して作成する非識別加工情報を事業の用に供しようとする者に提供するための仕組……
○高市国務大臣 今、菅家委員から熊本の地震にも言及がございました。 総務省でも、先週十四日木曜日、前震が発生したのが二十一時二十六分でございましたが、その七分後の二十一時三十三分に総務省非常災害対策本部を立ち上げまして、職員ともども、週末も含めて、不眠不休で取り組んでいるところでございます。一人でも多くの方々の救出と、そして避難所での生活支援に力を尽くしてまいります。 さて、今御質問いただきました件ですが、今回の改正は、行政機関等が保有する個人情報を効果的に利活用することによって、新たな産業の創出などに資するための仕組みを立案しているところでございますが、やはりこれを運用するに当たりまして……
○高市国務大臣 まず、この「与良政談」、毎日新聞でございますね。これは、きのう私も拝読をいたしました。 誤りがございます。「一つの番組だけを取り上げて停止命令を出す可能性がある事例として」と書いてありますけれども、一つの番組だけを取り上げて停止命令を出すということについて、その可能性も含めて、私はこれまでの国会審議で答弁をしておりません。 例えば電波法第七十六条ですとか放送法百七十四条、前者は無線局の運用停止命令、そして後者は業務停止命令ということになりますが、それらを適用する場合にどれだけ厳格な要件があり、そしてまた非常に極端なケース、何度も何度もそれが繰り返され、放送事業者の自主自律に……
○高市国務大臣 四月二十四日に開催されました地震非常災害対策本部の会議において、総理から、平成二十八年度補正予算編成の指示がございました。 具体的な補正予算の内容としましては、熊本地震に関して、住居の確保や生活再建支援金の支給など被災者支援に要する経費に対応するほか、熊本地震復旧等予備費を創設しまして、今後、被災者の方々の事業再建、道路、施設などのインフラ復旧や災害廃棄物の処理などを迅速に進めていくための十二分の備えを整えると承知をしています。 総務省としましては、先ほど委員がおっしゃっていただいたとおり、六月に定例交付すべき普通交付税の一部、四百二十一億円を繰り上げして、四月二十二日に交……
○高市国務大臣 総務省としましては、今おっしゃっていただきましたように、被災自治体における当面のさまざまな対応に係る資金繰りを円滑にするために、六月に定例交付する普通交付税の一部を繰り上げて、四月二十二日及び五月十六日に熊本県及び二十二市町村に交付をしました。 さらに、四月二十六日に激甚災害の指定を行いまして、今後の公共施設等の復旧を行う際の国庫補助率のかさ上げなどが行われます。 それに加えまして、財政面での支援として、先般成立した補正予算などによりまして、政府として当面の復旧対策に万全を期します。 今後、個別具体的な被害状況や必要となる復旧事業等の内容を詳細に把握、精査した上で、各自治……
○高市国務大臣 マイナンバー制度の実施に関する事務を担当する国務大臣として、所信の一端を申し述べます。 マイナンバー制度につきましては、本年一月からマイナンバーの利用とマイナンバーカードの交付が開始されました。詐欺対策を含めたマイナンバー制度のわかりやすい広報などに取り組み、制度の定着と安定的な運用に努めてまいります。また、来年より開始される情報提供ネットワークシステムなどの運用に向けて、その設計、開発や体制整備を着実に進めてまいります。 西村委員長を初め理事、委員の皆様方の御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
○高市国務大臣 既におっしゃっていただきましたとおり、固定資産台帳の機能、これを平成二十七年十月に提供を開始しました。また、財務書類作成機能、二十七年十二月に提供を開始しました。活用機能ですが、二十八年三月末ごろまでに提供予定でございます。 とにかく、自治体がばらばらに別個のシステムで対応していましたシステムの改修ですとかふだんの運用コスト、大変負担が大きくなりますので、現在、複数の地方公共団体が共通でシステムを外部のデータセンターにおいて運用管理する、ネットワークを通じて利用するという自治体クラウド、これをしっかりと進めております。これによって、コストの削減もできますし、業務も効率化できる……
○高市国務大臣 臨財債も地方債である以上、地方債残高には含まれるものでございます。ただ、後年、償還のときにやはり国の方からしっかりと措置をいたします。
ただ、臨財債に余り頼り過ぎるというのは健全な姿ではないですから、しっかりと力強い財政体質をつくっていただきたいと考えます。
【次の発言】 確かに、地方分権というものを力強く進めていこうと思うと、地方の独自財源、ここに重きを置いた方がいいという考え方もございます。
ただ、消費税に関しましては、地方税分を除きまして全額社会保障に使うことになっています。全部を地方税化してしまった場合に、地方の社会保障の負担というのは非常に重くなって、そしてまた、……
○高市国務大臣 あくまでも一般論で申し上げますけれども、政治資金規正法上、政治団体の会計責任者は、毎年十二月三十一日現在で、当該政治団体に係るその年における収入、支出等を記載した収支報告書を都道府県の選挙管理委員会または総務大臣に提出しなければならないとされております。 政治団体が寄附を受けた場合の収支報告書への記載については、寄附の総額を記載するとともに、同一の者からの寄附で、その金額の合計額が年間五万円を超えるものについては、寄附をした者の氏名、住所、職業、当該寄附の金額及び年月日の明細書を記載することとされています。 先ほど委員が御指摘のとおりでございます。
○高市国務大臣 政権交代が行われた四半期の直前である二〇一二年七―九月期から二〇一五年七―九月期までの三年間ということでございます。
正規雇用者は二万人増加し、非正規雇用者は百四十二万人増加しております。
【次の発言】 二月十六日に公表予定の詳細集計、この結果の数値に関することは、市場への影響も与える可能性もございますので、見込みであってもコメントを述べることはできません。
【次の発言】 私も御党と血で血を洗う選挙を戦ってまいりましたので、ちょっと関西圏の自民党議員は御党にきついかもしれません。
地方自治法について御指摘がございましたけれども、特に重要な公の施設の廃止等を行う場合に、住民の……
○高市国務大臣 大学構内に期日前投票所を設置する取り組みにつきましては、若者の投票環境を向上させるというものでありまして、選挙権年齢の十八歳以上への引き下げが行われました中で、非常に有意義な取り組みだと思います。 今委員が御指摘くださいましたように、前回、統一地方選挙で複数の大学の構内に期日前投票所が設置されました。その設置とあわせて、学生の投票事務への起用ですとか、それから学生自身による啓発活動なども行われまして、これは大変意義深かったと思います。 総務省といたしましては、選挙権年齢十八歳以上への引き下げ、この公職選挙法改正の公布の後に、昨年七月に通知を発出しまして、各選挙管理委員会に対……
○高市国務大臣 けさ、急に、私を呼んでくださるという通告をいただきましたので。 きのうの議事録ですけれども、まず、私が、業務改善命令であったり電波法に基づく放送の電波の停止であったり、過去のことについてそういうことはなされておりません、基本的にはやはり放送事業者が自律的にしっかりと放送法を守っていただく、そういうことが基本にあると考えておりますと申し上げております。 奥野委員は、その次に、ここで明確に否定していただきたいんですけれども、この放送法の百七十四条の業務停止や電波法七十六条についてはこうした四条の違反については使えないということで今もう一度明確に御発言いただきたいんですと、私に求……
○高市国務大臣 甘利大臣についてお答えいたします。
平成二十五年分のパーティー収入総額は六千百六十万円、うち特定パーティー開催回数は三回。平成二十六年分のパーティー収入総額は八千四百十万円、うち特定パーティー開催回数は三回でございます。
【次の発言】 まず、麻生財務大臣でございましたね。二十五年分及び二十六年分のパーティー収入の総額は一億千十三万八千円、あわせて特定パーティー開催回数は二回でございます。
それから、岸田外務大臣でございますが、二年分のパーティー収入の合計は一億五千三百四十八万円、うち特定パーティー回数は合計七回でございます。
安倍総理につきましては、二年分のパーティー収入……
○高市国務大臣 今、後藤田委員が御指摘いただきましたとおり、放送法第十七条に、NHKは、主たる事務所を東京都に置くということにされていますので、今、渋谷に置かれております。 放送センターを含みますNHKのさまざまな施設ですとか放送設備、この設置場所については、総務省が決めるというものではなくて、NHKがその経営判断により決められるものです。手続としましては、放送法第二十九条第一項の手続によりまして、重要な不動産の取得及び処分に関する基本事項は経営委員会の議決事項とされていますので、設置場所については経営委員会の議決を得ることになります。 しかし、総務省としましては、放送センターの建てかえと……
○高市国務大臣 統一見解について、具体的な事例を挙げてお話しになりました。 そのときに、番組全体を見て判断するという基本は変わらないということも統一見解で出させていただいたんですけれども、実際にそれが極端な事例に当たるのかどうかというのは、やはり番組を見て判断されるべきことだろうと思っております。 先般、統一見解を出させていただいたのは、去年の委員会で、私に対して、さらにわかりやすい説明を求める質問がありましたから、所管する総務大臣として、真摯に、よりわかりやすく、具体的にということでお答えをさせていただいたものでございます。 統一見解にありますように、全体を見るとしても、一つ一つの番組……
○高市国務大臣 私から電波法について積極的に申し上げたことはございません。 なぜ電波法の議論になったかといいますと、委員も御承知のとおり、二月八日に御党の奥野委員からこういう質問がありました。放送法の百七十四条の業務停止や電波法七十六条についてはこうした四条の、これは放送法です、四条の違反について使わないということで今もう一度明確に御発言いただきたいんですがという御質問をいただきました。 御承知のとおり、放送法は、平成二十二年、民主党政権のときに……(発言する者あり)つくられました。そして、この業務停止命令、放送のソフト事業者に対して適用されますけれども、これも民主党政権のときに入れられた……
○高市国務大臣 政府統一見解で示させていただいたことにつきましては、既に昨年の五月に参議院の総務委員会で私が政府の考え方として答弁をいたしております。特に個別具体的な番組が念頭にあったわけではございません。 そのときには、委員から、一つ一つの番組についてということについて御質問がありましたので、むしろ、放送事業者の皆様に自律的に放送をして編集していただくという中で、萎縮を招くことなく、よりわかりやすくという意味で整理を当時させていただきました。昨年その見解を申し上げたときには、全く御党からも御批判もなく、しっかりと納得をしていただいたと理解いたしておりました。 特に、過去に、一つだけの番組……
○高市国務大臣 ちょっと電波法の適用について、一部事実関係を申し上げさせていただきます。 電波法七十六条は、これは昭和二十五年に電波法が制定されて以来、無線局の運用停止命令というものが定められております。ただ、対象について、ケーブルテレビは入りません。テレビ、ラジオ、コミュニティーFM、ハードとソフトの事業者が一致している事業者ということで、対象となり得る事業者数は四百八十六社ということです。 あわせて、一体的に対象を分けて運用しているものとして、放送法の百七十四条、放送業務の停止命令というものがございます。もうこれは御承知のとおり、平成二十二年十二月、民主党菅内閣のもとで新たに設置された……
○高市国務大臣 五月二日に、益城町、そして委員のお地元の南阿蘇村、熊本市を訪問いたしました折にも、市町村長、そしてまた知事にも、必要な人員の確保について、引き続きしっかりと支援をするのでおっしゃってくださいということを申し上げました。 被災自治体に対しましては、昨日現在で千三百九十名の地方職員が派遣され、災害対応を行っております。このうち、罹災証明事務に係る応援職員としては、五百八十八名の職員が派遣されています。本日は、これが計千四百二十二名、罹災証明については六百十一名ということで、派遣人数がふえる見込みになっております。 この職員の派遣に当たりましては、熊本市については指定都市市長会が……
○高市国務大臣 おはようございます。総務大臣の高市早苗でございます。
副大臣、大臣政務官、職員ともども精いっぱい働いてまいりますので、竹本委員長初め理事、委員の先生方の御指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 この機会に、第二十四回参議院議員通常選挙の結果の概要について御報告申し上げます。
平成二十八年七月十日に執行されました第二十四回参議院議員通常選挙は、同年七月二十五日の参議院議員任期満了によるもので、選挙権年齢の満十八歳以上への引き下げ、四県二合区を含めたいわゆる十増十減による選挙区間人口格差の是正、選挙人名簿の登録制度の見直しや共通投票所制度の創設な……
○高市国務大臣 十月二十六日に国勢調査の確定値が公表されまして、衆議院選挙制度改革関連法に定められた日本国民の人口が確定しました。定数が一減少する六県や、改定対象と見込まれる選挙区が明らかになりました。 衆議院議員選挙区画定審議会による勧告は、改正法施行の日から一年、つまり来年の五月二十七日までの間に行うものとされております。審議会においては、今回、日本国民の人口が確定したことなどを踏まえて、適切に区割りの改定作業が進められていくものと考えています。 なお、今後についてでございますが、審議会が決定すべきことでございます。しかしながら、これまでの例から見ますと、関係都道府県からの知事意見照会……
○高市国務大臣 総務大臣の高市早苗でございます。
副大臣、政務官、そして総務省職員ともども精いっぱい働いてまいりますので、委員長初め理事、委員の先生方の格段の御指導をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
平成二十八年熊本地震による災害に係る復興基金の創設のための特別の財政需要に対応するため、五百十億円を一般会計から交付税及び譲与税配付金特別会計に繰り入れて平成二十八年度分の地方交付税の総額に加算し、その全額を特別交付税とする特例を講じることとしております。……
○高市国務大臣 おはようございます。 総務委員会の御審議に先立ち、御挨拶を申し上げます。 総務大臣に就任して以来、二年余りの間、多くの重要課題に取り組んでまいりました。 総務省は、幅広い行政分野を所管しており、その業務はいずれも国民の皆様の生活に密接に関連をしています。国民の皆様によりよい変化を実感していただけるよう、総務省の施策を総動員してまいります。 以下、当面の課題と政策の方向性について、一端を申し述べます。 本年四月、震度七を二回続けて観測した熊本地震により、甚大な被害が発生しました。大雨被害も各地で発生し、特に、八月以降の台風第十号などでは、北海道、岩手県を初め多くの地域で……
○高市国務大臣 夕張市の職員給与につきましては、これまでも、市からの御要望を踏まえながら、改善には同意をしてきております。平成十九年の段階では本給で三〇%削減ということでございましたが、二十七年度一五%削減までは改善してきたところでございます。ただ、なかなかやはり人材確保という点で厳しいということは、地元でいらっしゃる稲津委員のおっしゃるとおりでございます。 この厳しい状況の中で市職員の皆様が本当に頑張ってこられたということにつきましては、私としましても敬意を抱いております。一定程度の処遇改善を行っていく方向で考えていきたいと存じます。 ただ、他方で、限られた財源の中で計画を見直していく上……
○高市国務大臣 消費税率引き上げ時期の延期に伴いまして、予定されていた引き上げ分の消費税収などの歳入は得られなくなりますけれども、地方団体が地域に必要な行政サービスを確実に提供しながら安定的な財政運営を行っていけるように、年末の地方財政対策において、地方交付税を初めとした地方の一般財源総額をしっかりと確保できるように、精いっぱい取り組んでまいります。
【次の発言】 今、田所委員おっしゃっていただいたとおり、子育てや介護など、社会保障の多くは地方自治体を通じて国民に提供されております。その役割が極めて大きいということから、所要の財源を確保することは重要だと考えています。
総務省としましては、こ……
○高市国務大臣 消費税率一〇%の引き上げにつきましては、安倍総理大臣が先般答弁されていたとおり、世界経済がさまざまなリスクに直面し、内需が腰折れしかねない状況の中で、あらゆる政策を総動員し、経済再生、デフレ脱却に向けた取り組みに万全を期すべきであることから、その引き上げを二年半延期することとし、今回の法案の提案理由についても、私からその趣旨を説明したところでございます。 引き続き、世界経済の見通しは不透明で、減速リスクが懸念される中、消費税率一〇%への引き上げに向けて、地域に働く場と雇用を生み出し、地域住民の皆様に景気回復を実感していただけますように、先般成立した第二次補正予算や今後の予算編……
○高市国務大臣 今局長から答弁しましたとおり、ことしの四月のG7情報通信大臣会合では、日本からAIの研究開発に関する八原則を提唱して、参加各国から国際的な議論を進めることについて賛同を得ることができました。 その後ですが、六月に行われたOECDデジタル経済に関する閣僚級会合においても、このG7情報通信大臣会合の成果を御紹介しながら、AIネットワーク化に関する国際的な議論の必要性を提唱しました。 さらに、日本主導で国際的な議論を進めるために、AIネットワーク化検討会議を発展的に改組しまして、先月、AIネットワーク社会推進会議を立ち上げました。この会議で、AI開発原則の内容を具体化したAI開発……
○高市国務大臣 政府は、ことしの八月に未来への投資を実現する経済対策を取りまとめましたが、この中で、「一億総活躍社会を切り開く鍵は、多様な働き方を可能とする社会への変革であり、最大のチャレンジは、働き方改革である。」としております。 また、私自身も、各人の努力や能力が正当に評価されて、活躍の機会が与えられる機会均等の社会の実現が重要だと考えております。このためには、男女を問わず、個々のライフステージに応じて実力を存分に発揮できる環境、仕組みを整えることが必要でございます。 地方公共団体では、女性職員を初めとした全ての職員が活躍できる環境を整備するために、車の両輪として働き方改革を一体的に進……
○高市国務大臣 マイナンバー制度を一元的に担当する国務大臣として、御挨拶を申し上げます。 マイナンバー制度は、昨年十月の法施行から一年が経過しました。マイナンバー制度の一層の普及と定着に努めるとともに、マイナンバーカード等の利活用を推進してまいります。また、来年夏に予定されている情報提供ネットワークシステムやマイナポータルの本格運用に向けて、必要な準備を進めてまいります。 秋元委員長を初め理事、委員の先生方の御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
○高市国務大臣 委員おっしゃっていただいたとおり、やはり成長と分配の好循環というのをしっかり全国津々浦々まで波及させていくということを考えますと、地方団体が核となって、地方経済の好循環の拡大に向けた取り組みというのをしっかり推進することが大切です。 総務省でも、やはり今のライフステージに合わせて、自分のおうちですとか、それから地域の中で働ける場所、それも多様な働き方ができる場所をふやしていこうということで、ふるさとテレワークですとか、またローカル一万プロジェクトなどに取り組んでまいりました。地方も今、大変興味を持って熱心にお取り組みを始めていただいております。 年末の地方財政対策におきまし……
○高市国務大臣 既に総理も答弁されましたけれども、被選挙権年齢の引き下げにつきましては、政治家としての職務の内容ですとか選挙権年齢とのバランスも考えながら、しかしながら前向きに検討をされるべき事項かなと考えております。 そして、十八歳選挙権、選挙権年齢の引き下げにつきましても議員立法で提出をしていただきましたことから、やはり民主主義の土台に係ることです、各党各会派で活発な御議論を期待申し上げます。
○高市国務大臣 ただいま御決議のありました軽自動車税の経年車重課の税負担見直しの検討につきましては、御決議の趣旨及びグリーン化機能の強化という制度趣旨を踏まえ、地方財政にも配慮しつつ、対処してまいります。
○高市国務大臣 四月十九日に衆議院議員選挙区画定審議会から、衆議院小選挙区選出議員の選挙区の改定案について勧告を受けました。 この勧告についてでございますが、昨年五月に成立した衆議院選挙制度改革関連法を踏まえ、審議会において、今後五年間を通じて選挙区間の人口格差を二倍未満とするなど、最善と考えられる改定案を工夫して取りまとめていただいたものと承知しています。 委員の御指摘にもございましたが、特に東京都など是正が必要な選挙区が林立している場合にありましては、自治体の区域を二つの選挙区に分割する必要が生じるなど、大変厳しい区割りになったと聞いています。 今後、政府としては、衆議院選挙制度改革……
○高市国務大臣 選挙人名簿の登録につきましては、当該市町村の区域内に住所を有する年齢満十八年以上の日本国民で、その者に係る登録市町村等の住民票が作成された日から引き続き三カ月以上登録市町村等の住民基本台帳に記録されている者等について行うこととされております。公職選挙法第二十一条でございます。 当該市町村の区域内に住所を有するということは、選挙人名簿への登録の基準日において当該市町村の区域内に現実に住所を有するという意味であると解されております。 一般的には、住民基本台帳に記録されていたとしても、現実に住所を有していない者を当該市町村の選挙人名簿に登録することはできないのですが、個別の事案に……
○高市国務大臣 衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律の規定に基づき、衆議院議員選挙区画定審議会が行った衆議院小選挙区選出議員の選挙区の改定案についての勧告を受けて、衆議院小選挙区選出議員の選挙区の改定を行うとともに、同法の規定に基づき、衆議院比例代表選出議員の各選挙区において選挙すべき議員の数を改めるなどの措置を講じようとするものであります。 次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げま……
○高市国務大臣 地方の小選挙区の定数が削減されることを懸念する意見があるということについては、承知をいたしております。 総務省としては、やはり地方創生を進めて地方への人の流れをつくり出していくという取り組みも非常に重要だと考えております。 しかしながら、今回御審議を賜っております法律案でございますが、議員立法によって平成二十八年五月に成立した衆議院選挙制度改革関連法においては、衆議院議員の定数削減や一票の格差を是正することが規定されており、この法律に基づいて作成し、御審議をお願いしているというものでございます。 各都道府県への小選挙区の定数配分の方法も含めまして、衆議院の選挙制度のあり方……
○高市国務大臣 地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 今回の補正予算により平成二十八年度分の地方交付税が五千四百三十六億五千四百万円減少することとなりますが、地方財政の状況等に鑑み、当初予算に計上された地方交付税の総額を確保するため、同額を一般会計から交付税特別会計に繰り入れて平成二十八年度分の地方交付税の総額に加算することとしております。 また、この加算額のうち二千七百十八億二千七百万円に相当する額について、平成二十九年度から平成三十三年度までの各年度における地方交付税の総額から五百四十三億六千五百四十万……
○高市国務大臣 総務委員会の御審議に先立ち、所信を申し述べます。 総務大臣に就任以来二年五カ月の間、国民の皆様の生活に密接にかかわる幅広い総務行政に精いっぱい取り組んでまいりました。 本年は、アベノミクスの諸施策をより一層推進し、日本の未来を開く取り組みを加速する大切な年となります。 国民の皆様に、暮らしが豊かになってきた、地域社会に活気が出てきたと変化を実感していただける年になるよう、総務省の政策資源を総動員してまいります。 以下、特に力を入れて取り組みたい政策の方向性について、一端を申し述べます。 昨年は、四月の熊本地震や、八月の台風第十号などによる河川氾濫被害を初め、大規模な災……
○高市国務大臣 今、小林委員がおっしゃった生産性の向上、そして働き方改革の切り札であるテレワークの推進ということを考えましても、国、地方を通じた電子行政の推進というのは大変重要だと思っております。 電子化によりまして、印刷コストの削減だけではなくて、配付、受領の手間、それから保管スペースを省くことができます。検索、閲覧が容易となるということで、国民の皆様の利便性向上にもつながりますし、また、テレワークもしやすいといったメリットがございます。 政府におきましては、e―Govや各省ホームページによるさまざまな情報提供、申請手続のオンライン化に加えて、先般、政府税調もペーパーレス化するなど、IC……
○高市国務大臣 今、さまざま明確な御指摘をいただきました。 宗清委員が最初におっしゃっていただいたとおり、返礼品送付そのものはふるさと納税制度には組み込まれておりませんし、また、総務省から、平成二十八年四月の通知で、ふるさと納税制度の趣旨に反するような返礼品を送付しないよう地方団体に要請するとともに、個別団体の返礼品の見直しについて、担当部局が都道府県とも連携をしながら働きかけを続けております。 しかしながら、過度な返礼品競争については問題があるということを認識しておりますので、今後、宗清委員の御指摘も参考にさせていただきながら、個別団体への働きかけを強化するということとともに、有識者や地……
○高市国務大臣 鈴木委員におかれましては、特に東日本大震災発災時の総務副大臣として、当時、どれだけ長い期間、ほとんど睡眠もとることができずに壮絶にお仕事をされたかということを想像しております。私どもも、熊本地震発災直後、幹部ともども、ほとんど眠る暇もない状況でございました。 心から当時の御活躍にも敬意を表しつつ、たび重なる災害ということで、特に公共施設の老朽化、耐震化の必要性を誰よりも重く見ていらっしゃる、そういうお立場での御質問だと思います。 特に、公共施設がこれから大量に更新時期を迎えるという中で、各地方公共団体が計画的に施設管理を行うということで、維持管理、更新などに係る財政負担の軽……
○高市国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○高市国務大臣 地域運営組織の形成には、地方公共団体の果たす役割が大変重要だと考えております。そこで、先進事例の紹介ですとか、地域運営組織の形成のためのワークショップの開催、持続的運営のための人材確保、育成などに関する具体策の調査研究結果の周知を地方公共団体に対して実施をしております。 さらに、地域運営組織の形成、運営を支援するための地方財政措置を講じることによりまして、地域運営組織と地方公共団体の連携を促進しています。 引き続き、しっかりとこの大切な地域運営組織の普及、もっともっと全国に広がっていくように努力を続けてまいります。
○高市国務大臣 本法律案の提出に際しての議員の先生方の御努力と御熱意に対して、深く敬意を表します。 政府といたしましては、過疎地域の現状に鑑み、本法律案に異存はございません。 成立しました暁には、その御趣旨を踏まえて適正な運用に努め、過疎地域の自立促進を図るため、なお一層の努力をしてまいる所存でございます。
○高市国務大臣 日本放送協会の平成二十九年度の収支予算、事業計画及び資金計画につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第七十条第二項の規定に基づき、総務大臣の意見を付して国会に提出するものであります。 まず、収支予算について、その概要を御説明申し上げます。 一般勘定事業収支につきましては、事業収入が七千百十八億円、事業支出が七千二十億円となっております。 一般勘定資本収支につきましては、資本収入、資本支出がともに八百九十八億円となっております。 次に、事業計画につきましては、国民・視聴者の信頼と多様な要望に応える質の高……
○高市国務大臣 受信料の額につきましては、放送法第七十条第四項の規定によりまして、国会が収支予算を承認することによって定めることとされておりますから、まずはNHKが算定するものでございます。 NHKでは、受信料の額の算定に当たりまして、今、奥野委員おっしゃいましたとおり、総括原価方式、つまり事業運営に必要な総収入が総経費に見合うよう設計する方式を用いておられます。 受信料の額は経営の重要事項でございますから、経営委員会の議決事項になっております。 余れば返すのかということなんですが、今回は、執行部からは値下げの提案があったと聞いております。経営委員会において、単年度ではなく中長期的な視点……
○高市国務大臣 ゆうちょ銀行が、平成二十四年九月三日にあった新規業務の認可申請については取り下げた上で、改めて新規業務の認可申請が去る三月三十一日にございました。内容については、今、稲津委員が言ってくださったとおりでございます。 ゆうちょ銀行は、現下の金融環境や変化の激しさというものを踏まえて、さらなる企業価値向上のために何を優先すべきかということを検討されて、新たに認可申請をされたと思っております。 総務省としては、郵政民営化法にのっとり、既に郵政民営化委員会に対しまして、この申請について意見を求める手続をとったところでございます。同委員会の意見も踏まえながら、速やかに審査を進めてまいり……
○高市国務大臣 まさにIoT時代の到来に向けて、電波というのは社会基盤を支える上で不可欠なものでございます。特に、使い勝手のよい周波数帯を中心に、必要な電波利用環境の確保というのは喫緊の課題になってきております。 こういう状況に対応するために、電波利用料を活用しながら、電波の有効利用を進める技術の研究開発ですとか導入を加速するための技術試験、それから周波数の再編や共用の促進、携帯電話エリアや無線公衆LANの拡充、また大切な不法電波等の監視実施といった施策に取り組んでおります。委員会でも多くの御要望をいただきました、電波遮蔽エリア対策も進めてきております。 今後、二〇二〇年に向けましては、電……
○高市国務大臣 今回、返礼品に限定した初めての通知の発出ということなんでございますけれども、既に地方自治体と事業者の間に契約関係があるといった特別な事情もあるかと思いますので、個別の団体の事情も丁寧にお伺いをしながら対応を進めてまいります。
【次の発言】 御指摘は、特定秘密保護法、内閣官房所管の法律と、公文書管理法、内閣府所管の法律との関係についてということで、問題意識をおっしゃったんだと思っております。
総務省の所管ではございませんが、特定秘密が記録された行政文書についても公文書管理法が適用されて、廃棄については、先ほど来御答弁がありますように、内閣総理大臣への協議が必要であり、内閣総理大……
○高市国務大臣 菅家委員には、国民の皆様の貴重なお声をお届けいただき、ありがとうございます。 マイナンバーカードに搭載されている電子証明書の有効期限でございますが、成り済まし防止のために、暗号技術などの進展を定期的に見きわめながらシステムの運営を行う必要があることから、五年としたものでございまして、ここは御理解を賜りたいと思います。 しかしながら、私としましても、マイナンバーカードに搭載されている電子証明書というのは、情報化社会の公的インフラとしての役割を担っておりますので、全国どこでも廉価に発行を受けることができることが必須だと認識しております。より便利になるように、改善にチャレンジして……
○高市国務大臣 昨日、選挙区画定審議会から勧告をいただきました。 この審議会においては、昨年五月二十七日に衆議院選挙制度改革関連法が公布、施行されて以来、精力的に審議をされまして、この法律を踏まえて、選挙区間の人口格差を二倍未満とするということなど、最善と考えられる改定案を取りまとめて勧告されたと承知をいたします。まずは審議会の先生方の御尽力に敬意を表します。 今後でございますが、政府としては、違憲状態とされている選挙区間の格差を早期に是正するために、衆議院選挙制度改革関連法の規定に従いまして、勧告に基づき、速やかに必要な法制上の措置を講じてまいりたいと思います。 特に、違憲状態とされて……
○高市国務大臣 今般の制度改正によって必要となる財源につきましては、今後、各地方公共団体の取り組みについてしっかりと調査をする必要がありますけれども、地方財政措置についてはしっかりと前向きに検討させていただきます。
【次の発言】 会計年度任用職員につきましては、期末手当の支給の対象となります。
そして、独自の一般職非常勤職員制度を設けた場合には、これは会計年度任用職員ではないため、この改正法案に基づいた期末手当の支給の対象とはならないということになります。
今回の制度改正により必要となる地方財政措置については、地方公共団体の実態も踏まえつつ、しっかりと検討をしてまいります。
一方で、会計……
○高市国務大臣 森林環境税につきましては、平成二十九年度与党税制改正大綱において、市町村が主体となって実施する森林整備等に必要な財源に充てるため、具体的な仕組み等について総合的に検討し、平成三十年度税制改正において結論を得ることとされています。 やはり森林所有者の特定困難ですとか境界の不明、担い手不足といった長年積み重ねられてきた根本的な課題がありますから、その対策は急務だと考えております。 大綱におきましては、市町村の役割を明確にしつつ、必要な森林関連法令の見直しを行うこととされておりますので、現在、林野庁において、市町村が実施する森林整備等について、施策の具体化が進められています。 ……
○高市国務大臣 地方公共団体の監査制度は、公正で合理的、効率的な地方行政を確保するために大変重要なものでございます。 監査委員による監査の制度と、外部監査人による監査の制度がございます。 監査委員は、長と並ぶ執行機関であり、地方公共団体の行政全般に関する監視とチェックを地方公共団体の内部で行う機関としての役割を担っています。例えば、地方公共団体の財務に関する事務の執行、地方公共団体の経営に係る事業の管理を監査するほか、必要があると認めるときは、地方公共団体の事務の執行について監査をいたします。 他方で、外部監査人による監査の制度というのは、公務員の地位を有さない、一定の資格などを有する外……
○高市国務大臣 三月七日の答弁で、「窓口業務を行う地方独立行政法人の設立を強制するものではございません。それぞれ市町村において選択をすることができることとなるものでございます。」こう私は答弁をいたしております。この点は、法律案の御審議が始まってからも同じでございます。 また、今、余剰人員が出た場合はどうするんだというお話もございました。特に、今、各地方公共団体において、防災ですとか児童相談所、また福祉事務所など、大変人員へのニーズが大きいところもございます。また、窓口サービスといいましても、むしろ適切な部署に住民の方をおつなぎしたり住民と直接相談をするような業務について、またそれぞれ地方公共……
○高市国務大臣 議会が団体意思を多様な民意を集約しながら決定していくということのためには、住民の皆様の中から、多種多様な方々から議員が選出されて議会を構成するということが重要だと考えております。 これまでも総務省では、柔軟な議会運営を可能にするということで、通年会期制を創設するなどの環境の整備に努めてまいりました。それぞれの議会におかれましても、幅広い層の住民の皆様に議会への関心を持っていただくということのために、女性模擬議会の開催ですとか、若い方々と議員をつなげる取り組みなどを進めていただいております。 今委員から御指摘がありました議員報酬のあり方でございますが、報酬という一定の役務の対……
○高市国務大臣 子育てに関する手続だけではなくて、今、輿水委員がおっしゃっていただきましたように、介護など高齢者福祉などに関する手続ですとか、また死亡に伴う相続手続などにつきましても手続のオンライン化を実現するということで、住民の皆様の利便性向上や行政の効率化を図っていくことができると思っております。 その中で、マイナンバー制度を官民のオンラインサービスの基盤として活用するということが重要だと考えております。今後、マイナポータルを活用した介護や相続に関する手続のワンストップサービスの提供につきましても、関係府省とともに積極的に推進をしてまいります。
○高市国務大臣 マイナンバー制度を一元的に担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 マイナンバー制度については、制度の一層の普及と定着に努めるとともに、マイナンバーカード等の利活用を推進してまいります。また、本年夏ごろに予定される情報提供ネットワークシステム、マイナポータルの本格運用に向けて、必要な準備を行います。 秋元委員長を初め理事、委員の先生方の御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
○高市国務大臣 まずは、大変苦しく、つらい思いをされている被災者の皆様にお見舞いを申し上げます。 そして、今回、大変大規模な火災でありましたけれども、一人も犠牲者や重傷者が出なかったということは、多くの消防職員、団員初め、多くの方々が避難誘導、懸命の消火活動に当たっていただいた結果と考えております。本当に、最大級の敬意を表し、感謝を申し上げます。 その中で、先ほど来委員がお示しいただいたパネルにもございましたが、大変な強風下での消火活動、それからまた今回の火災のように木造建築物が密集した地域における今後の消防のあり方ということについては、十分しっかりと検討して、改善をしていかなければいけな……
○高市国務大臣 去年の春に牧島委員には総務省に来ていただいて、去年の年末だったと思うんですが、お地元の開成町の議会の先生方にも御視察をいただきました。 テレワークというのは、ライフステージごとの生活スタイルに応じて柔軟な働き方ができる、まさに働き方改革の切り札だと私は確信をいたしております。その中でも、やはり情報通信と行政管理を所管しております総務省というのは、この霞が関の、ICTを活用した働き方改革のまずトップランナーであるべきだという強い思いを持っております。 現在、総務省では、全職員、テレワーク勤務の対象にしています。また、急に朝、お子さんが熱を出されるというようなこともありますので……
○高市国務大臣 しかし、公的に配付される資料ですから、誤りだけ正させてください。 もしかしたら部門会議で説明した職員の言い方が悪かったのかもしれませんが、総務省では、離職後に営利企業等に就職をするということで届け出があった場合には、本人の職務内容と再就職先の業務に利害関係がないか、秘書課を通じて本人に事実確認をしっかり行っております。これは、改正国家公務員法が施行された平成二十年十二月三十一日以降、全て行っているということです。 また、離職後二年間に営利企業等に再就職した元職員から届け出があった際も、再就職日までの期間が一カ月以内と短期間である場合には、秘書課から在職中に再就職の約束をして……
○高市国務大臣 NHKの受信料額の引き下げということにつきましては、NHKにおける予算の編成過程の中で、平成二十八年十一月八日に執行部が経営委員会に、平成二十九年度から受信料額を引き下げる提案を行われました。十一月二十二日の経営委員会において、平成二十九年度からの引き下げは行わず、平成三十年度からの次期経営計画の策定の中で、事業計画や収支見通しとあわせて議論することとされたというふうに伺っております。 平成二十九年度のNHK予算につきましては、総務省として、内容をちゃんと精査して適切な総務大臣意見を付した上で国会に今後提出させていただきます。当然、受信料も、国会で予算の承認について御議論いた……
○高市国務大臣 現在、東京MXからは、総務省に対しまして、取材やまた放送での取り扱いに問題がなかったのか社内で検証中であるということで、自発的に御報告をいただきました。 総務省としましては、個別の番組に係る問題については、まずは放送事業者における自主的、自律的な取り組みによって適切な対応が行われるということが重要だと考えております。 なお、当該番組につきましては、二月十日にBPOの放送倫理検証委員会が審議入りを決定していると聞いておりましたので、こういった、まずは自主的な取り組みについても見守っていただき、改めてMXテレビから御報告をいただけるものと思っております。
○高市委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、一言御挨拶を申し上げます。
このたび、皆様方の御推挙をいただきまして、議院運営委員長に選任され、その重責を担うことになりました。まことに光栄に存じます。
今後、議長、副議長の特段の御指導を賜り、そして各会派の先生方の御協力によりまして、議院運営委員長の職責を果たしてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
簡単ではございますが、御挨拶といたします。(拍手)
【次の発言】 この際、古屋前委員長から発言を求められております。古屋圭司君。
【次の発言】 次に、御法川信英君から発言を求められております。御法川信英君。
○高市委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
本日、モンゴメリ・サンチェス・エクアドル共和国国会議員団一行が本会議を傍聴されます。
開会宣告の後、議長から紹介がありますので、その際は、議員各位は、御起立の上、拍手をもってお迎えいただきたいと存じます。
【次の発言】 次に、国務大臣の演説に対する質疑についてでありますが、本日の本会議においては、まず立憲民主党・市民クラブの枝野幸男君、次に自由民主党の稲田朋美君、次いで国民民主党・無所属クラブの玉木雄一郎君の順序で行います。
なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。
○高市委員長 これより会議を開きます。
本日の本会議における国務大臣の演説に対する質疑は、まず公明党の斉藤鉄夫君、次に無所属の会の野田佳彦君、次に日本共産党の志位和夫君、次いで日本維新の会の馬場伸幸君の順序で行い、本日をもって国務大臣の演説に対する質疑を終了することになっております。
なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会いたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議及び委員会は、追って公報をもってお知らせいたします。
本日は、これにて散会いたします。
午後零時四分散会
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、本日予算委員会の審査を終了した平成三十年度一般会計補正予算(第1号)及び平成三十年度特別会計補正予算(特第1号)について、委員長から緊急上程の申出があります。
両案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後五時五十分予鈴、午後六時から開会いたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議及び委員会は、追って公報をもってお知らせいたします。
本日は、これにて散会いたします。
午後五時三十一分散会
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本法律案の趣旨説明は、山下法務大臣が行います。
本法律案の趣旨説明に対し、自由民主党の田所嘉徳君、立憲民主党・市民クラブの山尾志桜里君、国民民主党・無所属クラブの階猛君、公明党の浜地雅一君、無所属の会の黒岩宇洋君、日本共産党の藤野保史君、日本維新の会の串……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、検査官任命につき同意を求めるの件についてでありますが、去る九日の理事会において、西村内閣官房副長官から、内閣として、検査官に会計検査院事務総長岡村肇君を任命いたしたい旨の内示がありました。
つきましては、理事会の申合せに基づき、検査官の候補者から、所信を聴取することといたしたいと存じます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本日、参考人として検査官候補者岡村肇君の出席を求め、所信を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、裁判官弾劾裁判所裁判員辞職の件についてでありますが、裁判官弾劾裁判所裁判員である海江田万里君から辞職願が提出されております。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、各種委員等の選挙の件についてでありますが、裁判官弾劾裁判所裁判員辞職の件が本会議において許可されましたならば、引き続き同裁判員の選挙と、お手元の印刷物にあります各種委員等の選挙を行うことに御異議ありませんか。
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、決議案の取扱いに関する件についてでありますが、去る十六日、立憲民主党・市民クラブの辻元清美君外一名から、法務委員長葉梨康弘君解任決議案が提出されました。
本決議案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本決議案の趣旨弁明は、提出者の逢坂誠二君が行います。
討論につきましては、自由民主党の石原宏高君、日本維新の会の足立康史君から、それぞれ反対、立憲民主党・市民クラブの松田功君、国民民主党・無所属クラブの源馬謙太郎君、無所属の会の黒岩宇洋君、日本共……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、新議員紹介の件についてでありますが、本日、九州選挙区において繰上げ補充により、宮崎政久君が当選されました。
慣例によりまして、本日の本会議において議長から同君を紹介されることになります。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、来る二十七日火曜日午後一時から開会することといたします。
また、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたしま……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、決議案の取扱いに関する件についてでありますが、本日、辻元清美君外六名から、立憲民主党・市民クラブ、国民民主党・無所属クラブ、無所属の会、日本共産党、社会民主党・市民連合、自由党の六会派共同提案による法務大臣山下貴司君不信任決議案が提出されました。
本決議案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本決議案の趣旨弁明は、提出者の山井和則君が行います。
討論につきましては、自由民主党の藤原崇君、日本維新の会の杉本和巳君から、それぞれ反対、立憲民主党・……
○高市委員長 これより会議を開きます。 まず、本日の議事日程第一に対し、立憲民主党・市民クラブの亀井亜紀子君、国民民主党・無所属クラブの近藤和也君、公明党の稲津久君、無所属の会の金子恵美君、日本共産党の田村貴昭君、日本維新の会の森夏枝君から、また、日程第二に対し、立憲民主党・市民クラブの石川香織君、国民民主党・無所属クラブの小熊慎司君から、また、日程第二及び第三に対し、日本共産党の宮本徹君、日本維新の会の杉本和巳君から、それぞれ討論の通告があります。 討論時間は、亀井亜紀子君、石川香織君、近藤和也君、小熊慎司君、稲津久君はおのおの十分以内、金子恵美君、田村貴昭君、宮本徹君、森夏枝君、杉本和……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、本日国土交通委員会から提出された建築士法の一部を改正する法律案、貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律案の両法律案について、委員長から緊急上程の申出があります。
両法律案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は……
○高市委員長 これより会議を開きます。
趣旨説明を聴取する議案の件について御協議願います。
菅原一秀君。
【次の発言】 それでは、菅原一秀君の動議に賛成の諸君の挙手を求めます。
【次の発言】 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午後四時三十一分散会
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の議事日程第二に対し、立憲民主党・市民クラブの初鹿明博君、国民民主党・無所属クラブの稲富修二君、無所属の会のもとむら賢太郎君、日本共産党の高橋千鶴子君、日本維新の会の串田誠一君から、それぞれ討論の通告があります。
討論時間は、初鹿明博君、稲富修二君はおのおの十分以内、もとむら賢太郎君、高橋千鶴子君、串田誠一君はおのおの三分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事について、事務総長の説明を求めます。
○高市委員長 これより会議を開きます。
本日の本会議は、議長において次回の本会議を明八日午前一時から開会することを宣告し、直ちに散会することに賛成の諸君の挙手を求めます。
【次の発言】 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後十一時四十五分予鈴、午後十一時五十五分から開会いたします。
なお、明八日午前零時十分理事会、午前零時三十分から委員会を開会いたします。
本日は、これにて散会いたします。
午後十一時四十五分散会
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、本日厚生労働委員会の審査を終了した参議院提出の移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案、健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法案の両法律案について、委員長から緊急上程の申出があります。
両法律案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日、難病・長期慢性疾病・小児慢性特定疾病対策の総合的な推進に関する請願外一請願が、厚生労働委員会及び沖縄及び北方問題に関す……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、庶務小委員長から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。菅原一秀君。
【次の発言】 この際、発言を求められておりますので、これを許します。塩川鉄也君。
【次の発言】 それでは、平成三十一年度本院歳出予算要求の件につきましては、小委員長の報告のとおり決定するに賛成の諸君の挙手を求めます。
【次の発言】 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、図書館運営小委員長から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。手塚仁雄君。
【次の発言】 それでは、平成三十一年度国立国会図書館歳出予算要求の件につき……
○高市委員長 これより会議を開きます。
第百九十八回国会は本日召集されました。
これより、お手元に配付いたしてあります協議事項について、順次御協議願うことにいたします。
まず、議席の件についてでありますが、各党から申出のありましたとおり、議長において仮議席を定めました。本日の本会議において議長が仮議席のとおり議席を定める旨宣告いたしますので、御了承願います。
【次の発言】 次に、特別委員会設置の件についてでありますが、委員おのおの四十人よりなる災害対策特別委員会、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会、委員おのおの二十五人よりなる沖縄及び北方問題に関する特別委員会、北朝鮮によ……
○高市委員長 これより会議を開きます。
国務大臣の演説に対する質疑についてでありますが、本日の本会議においては、まず立憲民主党・無所属フォーラムの枝野幸男君、次に自由民主党の二階俊博君、次いで国民民主党・無所属クラブの玉木雄一郎君の順序で行います。
なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明三十一日木曜日午後二時から開会することといたします。
また、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたします。
……
○高市委員長 これより会議を開きます。
本日の本会議における国務大臣の演説に対する質疑は、まず公明党の斉藤鉄夫君、次に日本共産党の志位和夫君、次に日本維新の会の馬場伸幸君、次いで社会保障を立て直す国民会議の野田佳彦君の順序で行い、本日をもって国務大臣の演説に対する質疑を終了することになっております。
なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。
【次の発言】 次に、議員園田博之君及び議員北川知克君逝去の件についてでありますが、昨年十一月十一日、九州選挙区選出議員園田博之君が、また、昨年十二月二十六日、大阪府第十二区選出議員北川知克君が逝去されました。
ここに謹んで哀悼の意……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、新議員紹介の件についてでありますが、本日、近畿選挙区において繰上げ補充により、馬淵澄夫君が、東海選挙区において繰上げ補充により、青山周平君が、当選されました。
慣例によりまして、本日の本会議において議長から両君を紹介されることになります。
【次の発言】 次に、本日予算委員会の審査を終了した平成三十年度一般会計補正予算(第2号)及び平成三十年度特別会計補正予算(特第2号)について、委員長から緊急上程の申出があります。
両案は、本日の本会議において緊急上程するに賛成の諸君の挙手を求めます。
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の所得税法等の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本法律案の趣旨説明は、麻生財務大臣が行います。
本法律案の趣旨説明に対し、立憲民主党・無所属フォーラムの高木錬太郎君、国民民主党・無所属クラブの緑川貴士君、公明党の竹内譲君、日本共産党の宮本徹君、日本維新の会の杉本和巳君、社会保障を立て直す国民会議の重徳和彦君から、それぞれ質疑の通告……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、国家公務員等任命につき同意を求めるの件についてでありますが、総合科学技術・イノベーション会議議員、預金保険機構理事長、同理事及び同監事、電波監理審議会委員、労働保険審査会委員、中央社会保険医療協議会公益委員、社会保険審査会委員、中央労働委員会公益委員、運輸審議会委員、運輸安全委員会委員長及び同委員に、お手元の印刷物にあります諸君を任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
○高市委員長 これより会議を開きます。 天皇陛下御即位三十年に当たり賀詞奉呈の件についてでありますが、天皇陛下におかせられましては、本年、御即位三十年をお迎えになりましたことは、全国民とともに私どもの心からお喜び申し上げるところであります。 つきましては、本院は、感謝と慶祝の意を表するため、特に院議をもって、天皇陛下に対し、賀詞を奉呈することにいたしたいと存じます。 この際、事務総長から案文を朗読願います。 賀 詞(案) 天皇陛下におかせられましては 本年 御即位三十年をお迎えになりましたことに 心よりお祝いを申し上げます 常に国民に寄り添い その安寧を祈り続けておいでになっ……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、議員辞職の件についてでありますが、去る二月二十七日、議員田畑毅君から辞表が提出されました。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、元議員逝去につき弔詞贈呈報告の件についてでありますが、去る一月九日、永年在職議員として表彰された元議員青山丘君が逝去されました。
ここに謹んで哀悼の意を表します。
弔詞につきましては、お手元の印刷物のとおりの特別弔詞を、理事各位の御了承を得まして、去る二月十九日、議長から贈呈していただきましたので……
○高市委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
天皇陛下御即位三十年に当たり感謝と慶祝の意を表するため、去る二月二十六日の本会議において議決いたしました賀詞は、去る四日、議長が、皇居において、天皇陛下に謹んで奉呈されました。
なお、本件は、本日の本会議において、議長から奉呈の報告がありますので、御了承願います。
【次の発言】 次に、議員辞職の件についてでありますが、去る二日、議員もとむら賢太郎君から辞表が提出されました。
本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の議事日程第二に対し、立憲民主党・無所属フォーラムの青柳陽一郎君、国民民主党・無所属クラブの斉木武志君、日本共産党の宮本徹君、日本維新の会の串田誠一君、社会保障を立て直す国民会議の重徳和彦君から、それぞれ討論の通告があります。
討論時間は、青柳陽一郎君、斉木武志君はおのおの十分以内、宮本徹君、串田誠一君、重徳和彦君はおのおの三分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の子ども・子育て支援法の一部を改……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、新議員紹介の件についてでありますが、昨十三日、東海選挙区において繰上げ補充により、吉川赳君が当選されました。
慣例によりまして、本日の本会議において議長から同君を紹介されることになります。
【次の発言】 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の大学等における修学の支援に関する法律案、学校教育法等の一部を改正する法律案の両法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、両法律案の趣旨説明は、……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、新議員紹介の件についてでありますが、去る十四日、南関東選挙区において繰上げ補充により、谷田川元君が当選されました。
慣例によりまして、本日の本会議において議長から同君を紹介されることになります。
【次の発言】 次に、本日、パーニー・ヤートートゥ・ラオス人民民主共和国国民議会議長一行が本会議を傍聴されます。
本日の本会議において、議長から紹介がありますので、その際は、議員各位は、御起立の上、拍手をもってお迎えいただきたいと存じます。
【次の発言】 次に、中央選挙管理会委員及び同予備委員指名の件についてでありますが、同委員及び同予備委員に、お手元……
○高市委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
本日、イシムバエヴァ,グルミラ団長を始めカザフスタン共和国国会議員団一行が本会議を傍聴されます。
開会宣告の後、議長から紹介がありますので、その際は、議員各位は、御起立の上、拍手をもってお迎えいただきたいと存じます。
【次の発言】 次に、国家公務員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、会計検査院情報公開・個人情報保護審査会委員、衆議院議員選挙区画定審議会委員、公益認定等委員会委員、公正取引委員会委員、公認会計士・監査審査会会長及び同委員、行政不服審査会委員、情報公開・個人情報保護審査会委員、中央更生保護審査会委……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、情報監視審査会平成三十年年次報告書についての発言についてでありますが、情報監視審査会会長から、去る三月二十六日議長に提出された情報監視審査会平成三十年年次報告書について、本会議において発言を行いたいとの申出があります。
本発言は、本日の本会議において行うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の議事日程第二に対し、自由民主党の長坂康正君、立憲民主党・無所属フォーラムの阿部知子君、公明党の岡本三成君、日本共産党の塩川鉄也君、日本維新の会の浦野靖人君から、それぞれ討論の通告があります。
討論時間は、長坂康正君、阿部知子君、岡本三成君はおのおの十分以内、塩川鉄也君、浦野靖人君はおのおの五分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律の一部を改正する……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の議事日程第三及び第四の両案に対し、立憲民主党・無所属フォーラムの菊田真紀子君、公明党の鰐淵洋子君、日本共産党の畑野君枝君、日本維新の会の杉本和巳君から、それぞれ討論の通告があります。
討論時間は、菊田真紀子君、鰐淵洋子君はおのおの十分以内、畑野君枝君、杉本和巳君はおのおの三分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の電波法の一部を改正する法律案、電気通信事業法の一部を改正する法律案の両法律案は、本……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律案、西村智奈美君外五名提出の業務等における性的加害言動の禁止等に関する法律案、岡本充功君外五名提出の雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律の一部を改正する法律案、西村智奈美君外五名提出の労働安全衛生法の一部を改正する法律案の各法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
な……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の中小企業の事業活動の継続に資するための中小企業等経営強化法等の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本法律案の趣旨説明は、世耕経済産業大臣が行います。
本法律案の趣旨説明に対し、立憲民主党・無所属フォーラムの宮川伸君、国民民主党・無所属クラブの斉木武志君、公明党の太田昌孝君、日本維新の会の串田誠一君から、それぞれ質疑の通告があります……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、新議員紹介の件についてでありますが、去る二十一日、大阪府第十二区において行われました補欠選挙の結果、藤田文武君が当選されました。また、去る十七日、近畿選挙区において繰上げ補充により、清水忠史君が当選されました。
慣例によりまして、本日の本会議において議長から両君を紹介されることになります。
【次の発言】 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行うことに御異議ありませんか。
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、新議員紹介の件についてでありますが、去る二十一日、沖縄県第三区において行われました補欠選挙の結果、屋良朝博君が当選されました。
慣例によりまして、本日の本会議において議長から同君を紹介されることになります。
【次の発言】 次に、本日の議事日程第一ないし第三の各案に対し、立憲民主党・無所属フォーラムの山本和嘉子君、国民民主党・無所属クラブの小宮山泰子君、社会保障を立て直す国民会議の重徳和彦君から、また、日程第一ないし第四の各案に対し、公明党の高木美智代君、日本共産党の高橋千鶴子君から、それぞれ討論の通告があります。
討論時間は、山本和嘉子君、小……
○高市委員長 これより会議を開きます。
天皇陛下におかせられましては、去る一日、御即位になりました。
私どもの心からお喜び申し上げるところであります。
つきましては、賀詞奉呈の件についてでありますが、本院は、慶祝の意を表するため、賀詞を奉呈することとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 なお、賀詞は、本日の本会議において、特に起草委員会を設けてこれを起草することとし、理事会の協議によりまして、その委員数は二十五名とし、自由民主党十五名、立憲民主党・無所属フォーラム三名、国民民主党・無所属クラブ三名、公明党一名、……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等の一部を改正する法律案、岡本充功君外十名提出の児童虐待を防止し、児童の権利利益の擁護を図るための児童福祉法等の一部を改正する法律案の両法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行うことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、内閣提出の法律案の趣旨説明は、根本厚生労働大臣が行い、岡本充功君外十名提出の法律案の趣旨説明は、提出者の岡本充功君が行います。
内……
○高市委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
天皇陛下御即位に当たり慶祝の意を表するため、去る九日の本会議において議決いたしました賀詞は、去る十四日、議長が、皇居において、天皇陛下に謹んで奉呈されました。
なお、本件は、本日の本会議において、議長から奉呈の報告がありますので、御了承願います。
【次の発言】 次に、岩屋防衛大臣から、「平成三十一年度以降に係る防衛計画の大綱」及び「中期防衛力整備計画(平成三十一年度?平成三十五年度)」に関する報告について発言の通告が参っております。
本発言及びこれに対する質疑は、本日の本会議において行うことに御異議ありませんか。
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の議事日程第一に対し、立憲民主党・無所属フォーラムの神谷裕君、日本共産党の田村貴昭君から、それぞれ討論の通告があります。
討論時間は、神谷裕君は十分以内、田村貴昭君は三分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議は、追って公報をもってお知らせいたします。
なお、来る二十三日……
○高市委員長 これより会議を開きます。 まず、検査官任命につき同意を求めるの件についてでありますが、去る十五日の理事会において、西村内閣官房副長官から、内閣として、検査官に独立行政法人大学改革支援・学位授与機構研究開発部特任教授田中弥生君を任命いたしたい旨の内示がありました。 つきましては、理事会の申合せに基づき、検査官の候補者から、所信を聴取することといたしたいと存じます。 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。 本日、参考人として検査官候補者田中弥生君の出席を求め、所信を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、本日の議事日程第七に対し、自由民主党の山田美樹君、立憲民主党・無所属フォーラムの尾辻かな子君、国民民主党・無所属クラブの源馬謙太郎君、公明党の鰐淵洋子君、日本共産党の高橋千鶴子君、日本維新の会の藤田文武君から、それぞれ討論の通告があります。
討論時間は、山田美樹君、尾辻かな子君、源馬謙太郎君、鰐淵洋子君はおのおの十分以内、高橋千鶴子君、藤田文武君はおのおの五分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、元議員逝去につき弔詞贈呈報告の件についてでありますが、去る四月十九日、永年在職議員として表彰された元議員保岡興治君が逝去されました。
ここに謹んで哀悼の意を表します。
弔詞につきましては、お手元の印刷物のとおりの特別弔詞を、理事各位の御了承を得まして、本日、議長から贈呈していただきましたので、御了承願います。
【次の発言】 また、同君に対する弔詞は、本日の本会議において、議長から贈呈の報告があり、弔詞を朗読されることになります。
その際、議員の方は御起立願うことになっております。
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、菅原一秀君外十三名提出の議員丸山穂高君糾弾決議案を議題とし、提出者から趣旨の説明を聴取いたします。菅原一秀君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 本決議案につきましては、質疑及び討論の申出がありませんので、直ちに採決いたします。
議員丸山穂高君糾弾決議案について採決いたします。
本決議案に賛成の諸君の挙手を求めます。
【次の発言】 挙手総員。よって、本決議案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
お諮りいたします。
本決議案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、国会議員の政策担当秘書資格試験等実施規程の一部改正の件についてでありますが、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、国会議員の政策担当秘書資格試験等実施規程の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案のとおり決定すべきものと議長に答申するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。
○高市委員長 これより会議を開きます。
参議院提出、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
発議者より趣旨の説明を聴取いたします。参議院議員岡田直樹君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申出がありますので、順次これを許します。手塚仁雄君。
【次の発言】 次に、塩川鉄也君。
【次の発言】 次に、遠藤敬君。
【次の発言】 次に、広田一君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入ります。
討論の申出がありますので、順次これを許します……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、元議員逝去につき弔詞贈呈報告の件についてでありますが、去る四月四日、永年在職議員として表彰された元議員相沢英之君が逝去されました。
ここに謹んで哀悼の意を表します。
弔詞につきましては、お手元の印刷物のとおりの特別弔詞を、理事各位の御了承を得まして、本日、議長から贈呈していただきましたので、御了承願います。
【次の発言】 また、同君に対する弔詞は、本日の本会議において、議長から贈呈の報告があり、弔詞を朗読されることになります。
その際、議員の方は御起立願うことになっております。
【次の発言】 次に、本日の議事日程第一に対し、立憲民主党・無所……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、決議案の取扱いに関する件についてでありますが、昨二十日、辻元清美君外五名から、立憲民主党・無所属フォーラム、国民民主党・無所属クラブ、日本共産党、社会保障を立て直す国民会議、社会民主党・市民連合の五会派共同提案による財務大臣・金融担当大臣麻生太郎君不信任決議案が提出されました。
本決議案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本決議案の趣旨弁明は、提出者の川内博史君が行います。
討論につきましては、自由民主党の土井亨君、日本維新の会の串田誠一君……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、決議案の取扱いに関する件についてでありますが、本日、辻元清美君外五名から、立憲民主党・無所属フォーラム、国民民主党・無所属クラブ、日本共産党、社会保障を立て直す国民会議、社会民主党・市民連合の五会派共同提案による安倍内閣不信任決議案が提出されました。
本決議案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本決議案の趣旨弁明は、提出者の枝野幸男君が行います。
討論につきましては、自由民主党の萩生田光一君、公明党の佐藤英道君、日本維新の会の足立康史君から……
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、決議案の取扱いに関する件についてでありますが、昨二十五日、川崎二郎君外九名から、自由民主党、立憲民主党・無所属フォーラム、国民民主党・無所属クラブ、公明党、日本共産党、日本維新の会、社会保障を立て直す国民会議、社会民主党・市民連合、希望の党、未来日本の十会派共同提案による国際労働機関(ILO)創設百周年に当たり、ILOに対する我が国の一層の貢献に関する決議案が提出されました。
本決議案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本決議案の趣旨弁明は、……
○高市委員長 ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長を務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
これより、賀詞の案文について御協議を願うことといたします。
案文を配付させていただきます。
これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を閉じます。
この際、ただいま御協議いただきました賀詞案文を事務総長から朗読させていただきます。
賀詞(案)
天皇陛下におかせられましては この度 風薫るよき日に 御即位になりましたことは まことに慶賀に堪えないところであります
天皇皇后両陛下のいよいよの御清祥と 令和の御代の末永き弥栄をお祈り申し上げます
こ……
○高市委員長 これより会議を開きます。
第百九十九回臨時国会は本日召集されました。
これより、お手元に配付いたしてあります協議事項について、順次御協議願うことにいたします。
まず、議席の件についてでありますが、各党から申出のありましたとおり、議長において仮議席を定めました。本日の本会議において議長が仮議席のとおり議席を定める旨宣告いたしますので、御了承願います。
【次の発言】 次に、新議員紹介の件についてでありますが、去る七月十一日、中国選挙区において繰上げ補充により、畦元将吾君が当選されました。
慣例によりまして、本日の本会議において議長から同君を紹介されることになります。
○高市委員長 これより会議を開きます。
まず、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百九十八回国会、辻元清美君外五名提出の
行政監視院法案
及び
国会法の一部を改正する法律案
並びに
国会法等改正に関する件
議長よりの諮問事項
その他議院運営委員会の所管に属する事項
以上の各案件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 次に、各委員会及び憲法審査会からの閉会中審査申出の件についてでありますが、国家基本政策委員会及び懲罰委員会を除く内……
○高市前議院運営委員長 一言御挨拶を申し上げます。 昨年十月に議院運営委員長に選任されて以来、議長、副議長の格別の御指導はもとより、各会派の理事、委員の先生方の大変な御協力によりまして、職責を果たしてまいることができました。心から感謝をいたしております。この場をおかりして、厚く御礼申し上げます。 大島議長、赤松副議長、そして高木毅新委員長始め理事、委員の先生方のますますの御活躍をお祈り申し上げまして、御礼の御挨拶といたします。本当にありがとうございました。(拍手)
○高市国務大臣 総務大臣を拝命いたしました高市早苗でございます。 総務委員会の御審議に先立ち、御挨拶を申し上げます。 まず、今般の台風第十九号や台風第十五号、台風第十七号などの自然災害により、甚大な被害が発生しました。お亡くなりになった方々に哀悼の意を表し、また、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。 このたび、二年一カ月ぶりに、再び大臣として総務行政に携わることになりました。 幅広い政策資源を有する総務省の施策を有機的に組み合わせ、国民の皆様にとって必要な取組を一つ一つ着実に進め、結果を出すという決意のもと、日々緊張感を持って全力で職務に取り組みます。 私は、国の究極の使命……
○高市国務大臣 二〇二〇年に向けた社会全体のICT化の推進につきましては、五年前の総務大臣就任時の安倍総理からの指示書を踏まえまして、有識者による懇談会において議論してまいりました。 この懇談会では、二〇二〇年までに実現を図るべき施策を整理したアクションプランを策定するということで、今委員が御指摘になったとおりのことでございますが、目標を明確化いたしました。 5Gにつきましては、ラグビーワールドカップにおいてプレサービスを開始して、来春の商用サービスの開始の準備が進んできております。 テレワークにつきましては、ことしの夏、テレワーク・デイズ二〇一九に二千八百八十七団体、六十八万人に御参加……
○高市国務大臣 郵政民営化の評価に関しましては、郵政民営化委員会が郵政民営化法に基づきまして、郵政民営化の進捗に関する総合的な検証として三年ごとに取りまとめを行っております。 直近では、昨年の十二月に意見書が取りまとまっております。 この意見書においては、具体的には、不動産事業の展開や他の金融機関との連携などを評価した上で、人口減少などによる事業環境の変化に対して日本郵政グループが取り組むべき課題として、収益源の多様化、新たな成長分野の構築、郵便局ネットワークの一層の活用などの指摘が行われています。 政府としましては、こうした郵政民営化委員会における検証結果を踏まえて、引き続き郵政民営化……
○高市国務大臣 マイナンバー制度を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。 デジタル社会にとっては不可欠な基盤となるマイナンバー制度については、情報提供ネットワークシステムを用いた情報連携の円滑な運用と拡充を図るとともに、引き続き関係府省と連携して、マイナンバーカードを含めた制度の普及促進やマイナポータルを活用した各種手続のワンストップ化などに取り組んでまいります。 松本委員長を始め理事、委員各位の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○高市国務大臣 公立病院の統廃合の内容によりましてさまざまなケースが考えられ、一概には申し上げられませんけれども、債務が残ってしまう場合には、地方自治体の一般会計ですとか、あと施設の移管先の法人が債務を承継することとなります。 病床が削減された場合の交付税措置につきましては削減後の病床数を反映することとなるんですけれども、激変緩和を図るための特例措置を現在講じております。 とにかく、今回の地域医療構想の実現には、地域の実情を十分に踏まえた議論が行われるということが重要だと考えておりますので、十月四日に設置したばかりなんですが、地域医療確保に関する国と地方の協議の場、ここにおきまして、しっか……
○高市国務大臣 この給付金でございますが、市区町村に対する十分の十の国庫補助事業でございます。国の補正予算案が成立し、これを受けて各市区町村の補正予算にも計上していただくことが必要でございます。
この地方公共団体における予算につきましては、急を要する場合は臨時議会を開催していただく、あるいは長が専決処分を行うことも可能でございますが、これはあくまでもそれぞれの判断でございます。
今、総務省といたしましては、できるだけ簡便な手続で迅速に給付の実務に当たっていただけるよう準備を進めております。
【次の発言】 これは、私どもができますのは、とにかく補正予算案をお認めいただきまして、そしてまた、地……
○高市国務大臣 総務大臣の高市早苗でございます。
公正かつ明るい選挙の実現に向けて、副大臣、大臣政務官、そして職員とともに力を尽くしてまいりますので、山本委員長を始め理事、委員の先生方の御指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 この機会に、第二十五回参議院議員通常選挙の結果の概要について御報告申し上げます。
令和元年七月二十一日に執行されました第二十五回参議院議員通常選挙は、同年七月二十八日の参議院議員任期満了によるもので、議員定数の変更や比例代表選挙へのいわゆる特定枠制度の導入、選挙区選挙の政見放送への持込みビデオ方式の導入など、公職選挙法の改正が行われて……
○高市国務大臣 やはり、民主主義の成熟ということを考えますと、それぞれの方が国や社会の出来事、また問題を自分のこととして捉え、考え、行動していく、そういう主権者がふえていくということが重要でございます。そういう意味では、主権者教育の重要性という思いは今も変わっておりません。
【次の発言】 選挙の投票率というのは、天候ですとかその時々の争点など、さまざまな要因によって決まってくるものでございますから、その現場の主権者教育の熱意云々が原因だったかどうかというのは大変判断が難しいところではございます。
しかし、投票率を向上させていくためには、主権者教育の息の長い取組というのが必要でございます。
……
○高市国務大臣 地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 今回の補正予算により令和元年度分の地方交付税が減少することとなりますが、地方財政の状況に鑑み、当初予算に計上された地方交付税の総額を確保するため、減少額と同額を一般会計から交付税特別会計に繰り入れて令和元年度分の地方交付税の総額に加算することとしております。 また、この加算額に相当する額について、令和三年度から令和十二年度までの各年度における地方交付税の総額から減額することとしております。 さらに、令和元年度に発生した災害等に対応するため、同年度分の地……
○高市国務大臣 総務委員会の御審議に先立ち、所信を申し述べます。 まず、昨年末には、前事務次官の不適切な行為により、多くの皆様に御心配をおかけしました。行政は常に中立公正でなければなりません。今後、公務に対する信頼を取り戻すべく、総務省一丸となって、全力で職務に取り組みます。 ことしに入って、私は、総務大臣に再任後、初めての海外出張として、ベトナム社会主義共和国を訪問しました。 5Gにおけるサイバーセキュリティー確保の重要性や、電子政府の推進、人材育成の重要性などについて両国で意見が一致し、情報通信と郵便の分野で覚書を結ぶとともに、消防や行政相談、統計の分野においても引き続き協力していく……
○高市国務大臣 幾つかございますが、具体的に漏えいした情報は、日本郵政グループ役員の方々の責任のとり方に関する関係者間のやりとり、そして関係者しか知り得ない私の日程、そして日本郵政株式会社及び日本郵便株式会社に対する行政処分の内容の方向性でございます。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 漏えいした大臣日程の詳細について、全て申し上げるということは難しいのですが、昨年十二月十三日以降の、関係者しか知り得ない大臣日程が漏えいされておりました。
ただ、今もう吉川委員からお話がございましたので申し上げますが、次官級など幹部に対しては、私の細かな日程も含めて、当時は配付されておりま……
○高市国務大臣 前任のときにも申し上げていたことですが、私は、住民の皆様が安全な環境で暮らすことができ、質の高い教育や必要な福祉サービスを受けることができて、働く場所がある、そんな地方を全国各地につくっていく必要があると考えております。 これまで政府を挙げて地方創生に取り組んでまいりましたが、先ほど大西委員が指摘されたとおり、まだ東京への流入が続いているということで、さらなる取組が求められております。まさに、きょう大西委員から御指摘いただいた、サテライトオフィスの普及拡大、それから住環境の向上というのは、いずれも地方創生のために大切なことだと考えております。 総務省では、地方への新しい人の……
○高市国務大臣 今、さまざま御指摘をいただきました。恐らく議員は、平成十九年十月、ふるさと納税研究会の報告書などのときに随分議論があった点について今おっしゃっていただいたことだと思います。 やはり、ふるさとというのは全ての方にとって存在するんですが、あのときも、出生地、出生した場所なのか、養育地なのかといったようなことを納税の条件として厳密に証明することが容易ではないとか、納税者がどこをふるさとと考えるか、その意思を尊重することが重要なんじゃないかと、かなり広い観点を認めるという意見となりましたし、また、税の分割という形で考えると、また理論的、制度的な問題点があるんじゃないかということで、特……
○高市国務大臣 今、太田委員からお話がありました長野県のケースのように、県がリーダーシップをとって、小規模な町村が連携していろんなサービスが展開できるようにしておられるケースも多々あると承知をいたしております。
現在、地方制度調査会において、将来の人口減少、少子高齢化社会を見通して、必要な地方行政体制のあり方について調査審議が進められているところでございます。この調査会における議論も踏まえまして、今御指摘のようなケースも含めて対応できるように、前向きに適切に検討を進めてまいります。
【次の発言】 二月十三日の新型コロナウイルス感染症対策本部において決定しました緊急対応策のうち、一部事業につき……
○高市国務大臣 まず、一般財源総額につきましては、地方財政計画の歳出に、地方団体が地域社会の維持、再生に向けた幅広い施策に自主的、主体的に取り組むため、新たに地域社会再生事業費を計上するとともに、会計年度任用職員制度施行に伴う経費の増や、まち・ひと・しごと創生事業費などを適切に計上し、前年度を〇・七兆円上回る六十三・四兆円、水準超経費を除く交付団体ベースでは前年度を一・一兆円上回る六十一・八兆円を確保することができました。 その中でも、地方交付税総額につきましては、前年度を〇・四兆円上回る十六・六兆円を確保し、臨時財政対策債を前年度から〇・一兆円抑制しております。 また、防災・減災対策の推……
○高市国務大臣 毎日新聞の報道がございまして、すぐ事務方に、NHKの経営委員会事務局に確認をさせました。 当該経営委員会は、非公開を前提にした自由な意見交換の場を設けたことや、今後の番組の具体的な制作手法などを指示した事実はないという回答でございました。 また、上田会長を始め、この場でも、役員の方々、執行部の方々が答弁をされているんですが、今日に至るまで一貫して、放送の自主自律が損なわれた事実はないという答弁をいただいていると承知をしております。 ただ、今までの経営委員長の御答弁を伺っていても、私自身がまだ十分に理解していない、理解できない面もございますので、やはり、国民・視聴者の皆様の……
○高市国務大臣 放送法第六十五条第一項の規定に基づき、総務大臣は、NHKに対して、邦人の生命、身体及び財産の保護に係る事項など放送事項を指定して、毎年度国際放送の実施を要請しております。 新型コロナウイルス感染症については、政府の二月の基本方針におきまして、感染が拡大している国に滞在する邦人や、外国政府、外国人旅行者などへの適切な情報提供の実施が挙げられておりました。公共放送であるNHKにおかれましても、国際放送を通じて、世界に向けて最新の情報を発信していただく必要があると考え、昨日、新型コロナウイルス感染症に関する最新の状況に特に留意することを盛り込むこととして、会長に対して手交をさせてい……
○高市国務大臣 農林水産技師を配置している市町村の比率は、非合併市町村において減少した一方で、合併市町村では増加しております。
合併市町村における農林水産技師の職員数自体は減少しておりますが、合併しなければ単独では専門性を有する農林水産技師を確保し配置することができなかった市町村においても配置することが可能となっているものでございます。このことによって、農林水産行政などの行政サービスの提供体制の確保に資することとなっていると存じます。
【次の発言】 合併市町村における職員の減少率でございますが、これは、平成十一年度から平成三十年度にかけて、農林水産部門では四〇・二%、総務部門の約四倍の減少率……
○高市国務大臣 受信料制度につきましては、昭和二十五年の放送法制定以来、協会の標準放送を受信することのできる受信設備を設置した者に対して受信契約を義務づけるという基本的な考えは一貫して維持していますから、非常に長い歴史があるということが一点。 それからもう一つは、受信料の徴収方法については、私もさまざまな方法が考えられると思いますけれども、例えば税方式を採用するという議論を始めてみた場合、財政的基盤を国庫に置くことによって、政府の関与が強まって、高度な自主性、中立性が確保されないのではないかといったような指摘がこれまでもなされてきたと承知しています。 ですから、これまでは、何か、受信料制度……
○高市国務大臣 地方制度調査会では、今自治行政局長から答弁させていただきましたように、必要な地方行政体制のあり方について、現在精力的に御議論をいただいております。 私は、我が国最大の危機であります人口減少に直面する中で、いつも申し上げていることではございますが、住民の皆様が安全な環境で暮らすことができて、質の高い教育や必要な福祉サービスを受けることができて、働く場所がある、そんな地方を全国各地につくっていく必要があると考えております。 そのためにも、地方公共団体が自主性、主体性を発揮しながら、持続可能な形で行政サービスを提供し続けるための地方行政体制の実現に向けて、総務省としても支援をして……
○高市国務大臣 減免ということになりますと、これは対象が法律で定められておりますので法改正が必要となりますが、猶予の対象というのは法律事項ではございませんので、状況を見据えてしっかりと検討させていただきます。
【次の発言】 基本的に、日本国憲法で居住の自由などは保障されております。しかしながら、このような状況でございますので、国民の皆様におかれましては、正確な情報に基づいて冷静に行動いただくことをお願い申し上げますし、また、総務省としましては、引き続き都道府県と密接に連携しながら、適切な対応をとってまいります。
【次の発言】 今、緑川委員がおっしゃっていただいた緊急経済対策ですが、実はまだ閣議……
○高市国務大臣 電気通信事業法及び日本電信電話株式会社等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 電話の役務のあまねく日本全国における適切、公平かつ安定的な提供の確保及び電気通信役務の利用者の利益の保護等を図るため、東日本電信電話株式会社及び西日本電信電話株式会社による他の電気通信事業者の電気通信設備を用いた電話の役務の提供を可能とするための措置を講ずるとともに、外国法人等が電気通信事業を営む場合の規定の整備等を行う必要があります。 次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、東日本電信電話株式会社及び西日本……
○高市国務大臣 地方税法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 新型コロナウイルス感染症及びその蔓延防止のための措置が納税者等に及ぼす影響の緩和を図る観点から、地方税に関し、所要の施策を講ずるため、本法律案を提出した次第です。 以下、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、固定資産税及び都市計画税の改正です。厳しい経営環境にある中小事業者等に対して、令和三年度分に限り、償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税及び都市計画税の負担を二分の一又はゼロとすることとしております。 第二に、徴収の猶予に関する改正です。新型コロナウ……
○高市国務大臣 今、金子委員が御紹介いただきましたように、郵政民営化委員会は、郵政民営化法に基づいて、平成十九年の民営化以降、三年ごとに、郵政民営化の進捗に関する総合的な検証を行い、内閣総理大臣に対して意見を述べることとなっております。直近では、平成三十年十二月に意見書が取りまとめられました。 この意見書においては、平成二十七年に行った株式上場、不動産事業の展開、他の金融機関との連携といった状況について評価をした上で、人口減を始めとする環境変化に対する日本郵政グループの課題として、収益源の多様化、新たな成長分野の構築、郵便局ネットワークの一層の活用などを指摘しています。 特に、郵便局ネット……
○高市国務大臣 本法案をお認めいただきましたならば、総務大臣が定める基本方針におきまして、聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関連する技術開発の推進に関する方針を示し、自動音声翻訳技術の活用など、関係者による未来を見据えた技術開発についても積極的に促してまいります。 また、電話以外にも、放送やインターネットなど国民生活に密着した情報通信サービスは数多く存在しておりますので、AIやスマートフォンなどの技術革新を最大限生かしてバリアフリー化を進めていくことが極めて重要だと考えております。 総務省は、これまでも、音声認識技術を活用した放送番組への自動字幕付与に関する実証、また、障害者の利便の増……
○高市国務大臣 マイナンバー制度を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 デジタル社会にとって不可欠な基盤となるマイナンバー制度については、情報提供ネットワークシステムを用いた情報連携の円滑な運用と拡充を図るとともに、引き続き関係府省と連携して、マイナンバーカードを含めた制度の普及、利活用の促進やマイナポータルを活用した各種手続のワンストップ化などに取り組んでまいります。 松本委員長を始め理事、委員各位の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○高市国務大臣 今回の給付金については辞退となっておりますので、このマイナポータルを使っての申請はしておりません。(中谷(一)委員「私、補足でちょっと言わせていただきたいんですけれども、給付金の申請……」と呼ぶ)
【次の発言】 ございません。
【次の発言】 委員が配付された資料、役所の方から提供したものをもとにおつくりいただいたと思いますが、必ずしも約八四%の方が途中で申請を諦めたということではございません。申請者連絡先の入力画面というのは、申請するボタンをクリックして、動作環境確認画面が表示された後にすぐに表示される画面ですので、試しにこの画面にアクセスされたという方もいらっしゃると思います……
○高市国務大臣 御高齢の方や障害をお持ちの方も含めて、全ての方がICTの恩恵を享受できる社会づくりというのが極めて重要だと考えております。 総務省では、昨年度、まさに國重委員が大臣政務官として主宰をしていただきましたデジタル活用共生社会実現会議を、厚生労働省とともに開催をしました。この中で、御高齢の方などが身近にICTを学ぶことができるようにするデジタル活用支援員のモデル構築ですとか、障害をお持ちの方が参加した機器の開発などを進めるべきだという御提言をいただきました。 そこで、現在国会に提出中の来年度予算案に、デジタル活用支援員の検討や障害当事者参加型技術開発の推進につきまして、所要の経費……
○高市国務大臣 公職選挙法を所管しておりますので。
公職選挙法の買収罪につきましては、財産上の利益の供与などが、特定の選挙に関して、特定の者の当選を得、また得させる目的などをもって行われるということを要件としております。
桜を見る会は、各界において功績、功労のあった方々などを幅広く招待し、日ごろの御労苦を慰労するとともに親しく懇談するという国の行事でございますので、一般論としては、当選を得る目的などを持つとは言えないと考えられると存じます。
【次の発言】 例えば、買収罪における供応接待ということにつきましても、これがもし犯罪とされるには、投票を得るための報酬又は謝礼の趣旨をもってなされるこ……
○高市国務大臣 はい。 業務に対する正当な報酬と認められる限りは、同一の者が同一の日に複数の候補者から別々に使用され、それぞれから、上限額の範囲内、具体的には車上等運動員であれば一日当たり一万五千円以内で報酬を受けることも可能でございます。
○高市国務大臣 緊急防災・減災事業債は、緊急に実施する必要性が高くて、即効性のある防災、減災のための地方単独事業を対象といたしておりますが、その事業期間は、今のところ、令和二年度までとなっております。しかし、石田委員おっしゃったとおり、今、地方団体から、この事業期間を延長してほしいという御要望を頂戴しております。 そこで、まずは、来年度に実施予定の事業を地方団体が安心して実施できるように、令和二年度末までに着工した事業については、令和三年度以降も現在と同様の地方財政措置を講ずることといたしました。 それから、令和三年度以降の取扱いにつきましては、事業の実施状況ですとか地方団体の御意見も伺っ……
○高市国務大臣 交付税の算定上、この地方税収につきましては、各地方団体における標準的な税収の一定割合を基準財政収入額に算入して交付税額を算出しております。この基準財政収入額に算定されない残りの二五%の部分の割合は、一般的に留保財源率とされています。 これは、さまざまな規模、自然、経済条件などを有する個別の地方団体の標準的な行政経費を全額算定することは技術的に困難であるということから、地方税収入の一定割合を交付税算定の計算外に置くことが妥当であるということ、それから、仮に地方税収を一〇〇%算入するということになりますと、個々の地方団体の努力によって地域経済を活性化し税収を増加させても、その増収……
○高市国務大臣 郵政民営化は、公正かつ自由な競争を促進し、多様で良質なサービスの提供を通じた国民の利便向上などを基本理念の一つとしておりますので、今委員から御指摘がありましたように、より良質なサービスの提供に努めていかなきゃいけないというのも一つだと思います。 他方で、郵政事業は国民生活に必要不可欠でございますので、その安定的な提供の確保のために必要な規律を課しております。 総務省としましては、現行制度のもとで日本郵政グループが適切にまず業務を行っていただくということを期待いたしております。 またさらに、新しいサービスというものについて御提案がありましたときには、しっかりと受けとめさせて……
○高市国務大臣 地方自治体は消費税を払い過ぎるという話ですか。一般会計が負担している消費税という意味でよろしいですか。(福田(昭)委員「そういうことです」と呼ぶ) 地方公共団体の一般会計の歳出におきましては、例えば生活保護費や他会計への繰り出し金など、実際の支出の際に消費税に充てられた額というものがわからない歳出がございます。ですから、これを、仮に実際に支出した消費税額を算出しようとしましたら、それぞれが課税対象となる支出かどうか仕訳した上で積算する必要がございます。これは相当な業務量になりますので、国の対応の動向ですとか、地方公共団体の理解を得ることができるかどうか、慎重に検討をする必要が……
○高市国務大臣 今、各地方公共団体が公立病院改革プランというものを策定した上で改革に取り組んでおりますけれども、とにかく、これは持続可能な医療提供体制を構築するということが目的でございます。 総務省としましては、最後のとりでとしての公立病院の役割を踏まえまして必要な地方交付税措置を講じておりますが、来年度からは、過疎地など経営条件の厳しい地域における中核的な公立病院に対する特別交付税措置を創設することといたしました。また、医師確保対策につきましては、従前よりさまざまな措置は講じておりますが、今年度から、地域の拠点病院からの医師派遣を促進するための特別交付税措置を講じるなどの対策の充実を図って……
○高市国務大臣 衆議院小選挙区選出議員の静岡県第四区補欠選挙は、公職選挙法第三十三条の二第二項の規定により、四月二十六日に行われることになっております。
この補欠選挙の期日を特例的に延期する規定は、公職選挙法上、規定されておりません。仮に当該選挙の選挙期日を延期しようとする場合には、当該選挙に法的根拠を与える立法措置が必要となります。
【次の発言】 選挙は民主主義、国民主権の基礎をなすものでございますので、選挙運動を含む政治活動の自由は最大限尊重されるべきものだと考えられます。
選挙の管理執行機関あるいは政府が法の規定に基づかず選挙運動において何らかの制約を候補者や政党に課すことについては……
○高市国務大臣 この特別定額給付金につきましては、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行うというこの給付金の趣旨に鑑み、早い地方団体においては五月中のできるだけ早い時期を目標に給付を開始していただくこととなるよう、準備をお願いいたしております。 例えば、マイナンバーカードをお持ちの方についてはオンライン申請によって、マイナンバーカードによる電子署名を行った上で国が整備する受け付けシステムに口座番号などを入力することで速やかに申請できるよう、準備を進めております。 また、マイナンバーカードをお持ちでない方については郵送による申請を行っていただくことになりますが、その際、市区町村において……
○高市国務大臣 NHKの受信料につきましては、特に旅館、ホテルを始め、テレビをたくさん持っておられるような事業者など、大変な御負担になっておりますことから、三月三十日に、私からNHK会長に、対面の上、お願いを申し上げました。この減免についてお願いをしたところ、即日、その日の夕方に前向きな検討のお返事をいただき、昨日、NHKの経営委員会を経て、これは放送法上、NHKの場合は、総務大臣の認可を受けた場合以外は受信料の徴収をしないということができないようになっておりますので、私に対して認可申請がございました。これをゴールデンウイークの間に電波監理審議会にかけ、速やかに認可の手続を進めます。 多くの……
○高市国務大臣 まず、この場をおかりして申し上げとうございますが、四月三十日に補正予算が成立してから一カ月余りという状況で、既に給付を開始してくださった団体は、全国千七百四十一市区町村のうち、千七百四十市区町村でございますし、また、給付済みの世帯数も、六月五日までの数字で二八%となっております。平成二十年度の定額給付金に比べると、もう格段に速いスピードで給付が行われており、多くの市区町村の職員の皆様にまずは感謝を申し上げます。 坂本委員からお尋ねのございましたマイナンバーカードの普及、交付ということでございますが、ことしの九月からマイナポイントによる消費活性化策や、令和三年三月から健康保険証……
○高市委員 おはようございます。自由民主党政務調査会長の高市早苗でございます。 冒頭に、米国を襲った竜巻により大変な被害を受けられた皆様にお見舞いを申し上げ、また貴い命を亡くされた方々に哀悼の誠をささげさせていただきます。 いよいよ今日から令和三年度補正予算の実質的な審議が始まります。国民の皆様に一日も早く安心をお届けするために、この予算委員会では、与党も野党も建設的な議論を行い、速やかに補正予算を成立させることが求められていると考えます。 今回の補正予算案を自民党の政調会で審査するに当たりましては、第一に、感染症や自然災害、国防上の脅威などから国民の皆様の命を守り抜くこと、第二に、コロ……
○高市委員 おはようございます。自由民主党政調会長の高市早苗でございます。 今日から令和四年度予算案の審議が始まります。 私は、国の究極の使命は、国民の皆様の生命と財産を守り抜くこと、領土、領海、領空、資源を守り抜くこと、そして国家の主権と名誉を守り抜くことだと考えております。これらの使命を果たす観点から、岸田内閣の基本的な姿勢と政策について順次伺います。 感染症対策につきましては、重症者の数とお亡くなりになる方の数を極小化するということを最優先に、ワクチンや治療薬の十分な確保、治療薬の早期投与を可能にするシステムづくりなど、的確な措置を迅速に講じていただくことを強くお願い申し上げ、我が……
○高市国務大臣 おはようございます。 科学技術政策、宇宙政策、知的財産戦略を担当する内閣府特命担当大臣として、御挨拶申し上げます。 科学技術・イノベーションは、経済成長の原動力を生み出すものであるとともに、気候変動、感染症や自然災害などの脅威に対し、国民の皆様の安全、安心を確保する観点だけでなく、先端技術をめぐる国家間の覇権争いが激化する中で、その重要性が高まっています。第六期科学技術・イノベーション基本計画に基づき、政府の研究開発投資約三十兆円、官民の総額約百二十兆円を目指すとともに、ソサエティー五・〇の実現に取り組みます。 特に、十兆円規模の大学ファンドの運用を進め、若手研究者支援、……
○高市国務大臣 十兆円ファンドは、我が国のトップ研究大学が自律的、継続的に知的価値を創出し、その知的価値を社会の成長につなげていく好循環サイクルを構築することで、大学の持続的成長や我が国全体のイノベーション創出につなげていくための施策です。そういった意味では、今、平委員がおっしゃった、対象大学の選定について必要な要件ですとか、数校に絞り込む、こういった考え方には大いに賛同いたしております。 この施策の検討に当たっては、科学技術・イノベーション政策における重要性に鑑み、施策の基本的な設計はCSTIにおいて検討を行い、それに基づいて、大学行政を所管する文部科学省で具体化を図ったものでございます。……
○高市国務大臣 おはようございます。 経済安全保障担当大臣、また、健康・医療戦略などを担当する内閣府特命担当大臣として、御挨拶を申し上げます。 安全保障の裾野が外交、防衛だけではなく、経済分野にも拡大する中、国民の皆様の安全を経済面から確保することは喫緊の課題です。 まずは、五月に成立した経済安全保障推進法において定められた制度の円滑かつ実効的な実施に向けてしっかりと取り組んでまいります。 九月には、この法律に基づく、基本方針並びに先行施行しているサプライチェーン強靱化及び官民技術協力の二つの施策の各基本指針を閣議決定いたしました。今後は、サプライチェーン強靱化については、特定重要物資……
○高市国務大臣 今委員おっしゃっていただいたとおり、基本方針には、「指定しないことがある。」という表現でございます。周囲に人口集中地区が形成されている施設等についても、法の要件や基本方針の内容に照らして評価を進めてまいります。
だから、指定される場合もあるということでございます。
【次の発言】 九月十六日に閣議決定されました基本方針においても示しておりますが、重要土地等調査法に基づく土地等利用状況調査は、内閣府において一元的に実施するということにいたしております。
現地調査につきまして、防衛省などの重要施設などを所管する関係行政機関に関して、例えば現地の地理案内ですとか移動手段の提供などの……
○高市国務大臣 まずは、小林委員が前経済安全保障担当大臣として国会で熱心に丁寧に答弁を続けられ、与野党を超えて多くの議員の皆様の御理解を得て経済安全保障推進法が成立し、今年五月に公布されたということ、心から敬意を表し、感謝を申し上げます。 その上で、現行法では対応できないセキュリティークリアランスについてですが、国会での附帯決議でもしっかりと書いていただきましたので、今、様々な方の御意見を伺っております。特に、具体的にどのような場合にセキュリティークリアランスが求められるのかということの情報収集や検証も行っています。 そして、今、小林委員がおっしゃったような御意見もいただいております。例え……
○高市国務大臣 日本の技術的な優越性を確保するためにも、この技術流出対策というのは非常に重要でございます。 薗浦委員がおっしゃいました米国の国家産業セキュリティープログラム、NISPというのは、政府と契約関係にある民間企業などに秘密情報を提供する際の情報保全に関して、大統領令によって定められています。また、秘密指定されていないものの、一般市民の方々への情報公開が原則的に制限されるCUIについても、大統領令について、別途の管理基準がアメリカ政府部内で設けられております。 このアメリカの制度なども参考にしながら、企業からのニーズも踏まえながら、官民全体を視野に入れて、技術流出防止に向けて望まし……
○高市国務大臣 まず、AMEDを通じて研究者に継続的に支援を行ってきた結果、様々な成果は出てきております。例えば、iPS細胞に関する被引用数が多い学術誌に掲載された論文数や特許協力条約に基づく国際特許出願のうち、iPS細胞に関するものについては、どちらも米国に次いで世界二位でございます。 先ほど臨床研究にもお触れいただきました。iPS細胞から作製した心筋や角膜上皮を人に移植する臨床研究が行われておりまして、実用化に向けた成果は着実に出てきております。特に、四人の患者さんに対して角膜上皮を移植する世界初の臨床研究は完了をいたしております。術後一年の経過を見ても有害事象が認められず、安全性を示す……
○高市国務大臣 経済安全保障担当大臣、また、経済安全保障、科学技術政策、宇宙政策、知的財産戦略を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 我が国は、戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面しています。我が国の安全保障を確保するため、外交力、防衛力に加えて、経済力や技術力がますます重要となったことから、昨年十二月、経済安全保障の促進を盛り込んだ新たな国家安全保障戦略が閣議決定されました。今後は、新たな国家安全保障戦略を踏まえ、経済安全保障政策を進めるための体制を強化し、同盟国、同志国等との連携を図りつつ、民間と協調し、政府一体となって必要な取組を行ってまいります。 まずは、……
○高市国務大臣 セキュリティークリアランスにつきましては、昨年末に閣議決定した国家安全保障戦略においても、「主要国の情報保全の在り方や産業界等のニーズも踏まえ、セキュリティ・クリアランスを含む我が国の情報保全の強化に向けた検討を進める。」と記されました。重要な課題だと認識しております。 先進諸国では、一定の経済に関する事項を含む重要情報を取り扱う者にセキュリティークリアランスを付与する制度がございます。日本では同様の制度となっていないこともあり、海外における政府調達や民間企業間の取引においても、日本企業が不利な状況に直面するケースもございます。例えば、日本企業の従業員にセキュリティークリアラ……
○高市国務大臣 おおむね委員と同じ問題意識だと思っております。 チャットGPTにつきましては、一定の誤り情報が含まれるなどの課題はまだありますけれども、あたかも人間のような対話ができるということのほかに、言葉による指示でプログラミングなどの作業支援も可能となります。チャットGPTのようなAIというのは、業務の効率化、それから生産性の向上、そのほか、十分なスキルを持たない方でもデジタルツールを使いこなせるようになるというようなことなど、様々な可能性に結びつくと認識しています。 今後は、チャットGPTのようなAIが社会の様々な領域で使用されると言われておりまして、その影響は非常に大きい、そして……
○高市国務大臣 今、大変示唆に富んだ御質問を賜りました。 まず、AIと倫理といった問題につきましては、七年前のG7情報大臣会合で日本から世界に初めて発信したということで、それがどんどんG20などに共有されていっている。ここのスタートは誇りに思っております。 ただ、御指摘のように、例えばチャットGPTのような生成系AIと言われるものでございますけれども、これはいい面だけじゃなくて、様々な課題も指摘されています。 ただ、AIには多様な活用方策というのが想定されますので、これまでAIになじみがなかった方なども、例えばプログラミングで活用できたり、仕事や日常に大きな影響を与えるものでもございます……
○高市国務大臣 今回の改正によりまして、新たに仮名加工医療情報を活用できます。これによって、例えばリアルワールドデータを薬事承認審査に活用できるようになりましたら、これは承認審査に必要なデータを製薬企業が迅速かつ効率的に収集することができますから、新薬開発や既存薬の新たな効能への適用拡大の迅速化が期待できると考えています。 また、研究開発への利活用に堪え得る匿名加工が難しいCT検査などの画像情報につきましても、仮名加工医療情報としてであれば提供が可能となるということが見込まれますので、画像診断支援AIなどの開発への貢献が期待できます。 もう時間が来ているんでしょうか。(石原(宏)委員「そう……
○高市国務大臣 私は、チャットGPT、使用してはおりません。
【次の発言】 生成AIの利用につきましては、人々がより多くの情報を効率的に利用できる、また、様々なデジタルツールをより簡便に使いこなせるようになるといった点で大きな可能性はあると考えております。ですから、科学技術政策を担当するという立場からは、現時点において直ちに使用を禁止にするなどの規制を行うつもりはございません。
しかしながら、この生成AIにつきましては、一定の懸念は指摘されております。経済安全保障を担当する立場からは、使い方によっては技術情報の流出などの可能性がございますので、そのリスク低減に向けた対策も検討していく必要はあ……
○高市国務大臣 まず、三月にH3ロケット試験機一号機の打ち上げが失敗に終わったことは、非常に残念に思っております。 宇宙政策担当大臣としては、JAXAや文部科学省と連携して、まだ原因を究明しているところでございますので、その上でしっかりと対策を講じてまいります。 そして、このH3ロケットというのは、我が国の宇宙活動の自立性確保と国際競争力強化のためには重要な基幹ロケットでございますので、これから、打ち上げの成功、それから我が国のロケット打ち上げ能力の抜本的強化に取り組んでまいりたいと思っております。 また、先日、四月二十六日、我が国のスタートアップ企業であるispace社が、民間企業とし……
○高市国務大臣 まず、委員の問題意識はよく分かりますし、私自身も、平成二十三年から安全保障土地法というものを作りたくて議員立法に取り組んできた歴史もございます。自民党も長年取り組んできて、最後の最後にでき上がって、閣法として出てきたのがこの重要土地等調査法です。 最初は、やはり外資による土地の買収というものについて一定の規制をかけようといたしましたが、突き当たったのは、委員が先ほどおっしゃった、いわゆるGATSでございます。これはWTOのサービス貿易一般協定で、これに関して、日本は土地取引を留保せずに入っておりますから、内国民待遇義務が規定されておりまして、土地取得に関して内外差別的な立法を……
○高市国務大臣 近年、科学技術、イノベーションが国家間の覇権争いの中核を占めつつございます。先端的な重要技術の研究開発ですとか、その成果の活用というのは、我が国の国民生活や経済活動、さらには安全保障にとっても非常に重要でございます。 このため、経済安全保障推進法に基づきまして、重要技術の研究開発等を強力に支援するため、常に変化する技術動向などに関する調査研究を進めることといたしております。こうした調査研究というのは、知見の蓄積ですとか内外機関とのネットワークの構築、人材の養成確保を図るためにも、中長期的な視点から継続的に行うべきものだと認識をいたしております。 この一端を担うことが期待され……
○高市国務大臣 性的指向ですとか、また性自認に関して、偏見があるというようなことはあってはならないと思っております。ですから、私は、理解増進そのものについては賛成でございます。 ただし、おととしの総裁選挙に出馬をいたしましたときに、原案についてはまだ慎重な議論が必要だという意味で反対の意を表明しましたのは、当時、LGBTの当事者の方からお話を伺いました。そのときに、企業の努力といったところで、これがこのままで通ってしまったら、自分たちがかえって企業に採用されにくくなるのではないか、こういった懸念のお声もありましたので、当時、まだ自民党で結論は出ておりませんでしたし、現在も自民党で結論を得てい……
○高市国務大臣 はい。
情報保護、またデータ保全、こういった分野については、国家安全保障戦略、閣議決定されたので、しっかりと体制を整えてまいります。また、セキュリティークリアランスに関しましても、できるだけ速やかに検討作業を進めることといたしております。
【次の発言】 私が所管する宇宙関係になりますけれども、宇宙空間を活用した情報収集能力の強化も進めてまいりますし、偽情報に関しました体制整備、新たな体制整備を通じて、しっかりと我が国の安全保障のための取組を進めるということは非常に重要だと考えております。
○高市国務大臣 経済安全保障担当大臣、また、経済安全保障、科学技術政策、宇宙政策、クールジャパン戦略、知的財産戦略を担当する内閣府特命担当大臣として、御挨拶を申し上げます。 経済安全保障分野については、安全保障の裾野が経済分野にも拡大する中、国家及び国民の安全を経済面から確保することは喫緊の課題です。 まずは、経済安全保障推進法の着実な実施に向け、特定重要物資について民間事業者に対する支援などを通じて安定供給確保を図るほか、引き続き先端重要技術の研究開発支援を進めてまいります。基幹インフラ役務の安定提供確保や特許出願の非公開の制度についても、関係者と緊密に連携し、運用開始に向けた準備を進め……
○高市国務大臣 我が国が宇宙活動を自立的に行う上で、他国に依存することのない宇宙輸送システムを確保するということは極めて重要でございます。 今冨樫委員がおっしゃっていただいたとおり、H3ロケット、イプシロンSロケット、我が国にとっては基幹ロケットとして開発を進めてきたものでございますが、残念ながら、打ち上げの失敗、試験中の爆発事故などに直面いたしましたが、それぞれ必要な対策を講じた上で、次の打ち上げに向けた準備を進めてまいります。 また、我が国全体で打ち上げ能力を強化する、即応性と機動性の向上を図るということのため、ロケットの開発を行うスタートアップ企業への支援も開始しています。また、射場……
○高市国務大臣 まさに、当初の原子力基本法、その目的で、今委員がおっしゃっていただいたように、それから幾度も改正はされておりますけれども、今回の改正案におきましても、目的として、原子力の研究、開発及び利用を推進することによって、将来におけるエネルギー資源を確保し、並びに学術の進歩、産業の振興及び地球温暖化の防止を図り、もって人類社会の福祉と国民生活の水準向上とに寄与することを目的といたしております。
【次の発言】 基本法と呼ばれるものでございましても、中小企業基本法ですとか環境基本法ですとか、他の多くの基本法でも、国が講ずべき個々の施策が規定されているということはございます。
今回なんですが……
○高市国務大臣 AIが非常に便利なものである一方で、相当なリスク、特に、テロに使われる、また、サイバー攻撃のツールの作成ですとかディープフェイク、こういった問題があるということで、ただ、日本政府も手をこまねいているわけではなく、委員がおっしゃっていただいたとおり、広島サミットでは、岸田総理のリーダーシップの下、これから国際的なルールを作る、特に開発者向けの国際的な指針、行動規範を策定して、G7の議長国として、安心で安全な信頼できるAIの普及に向けて議論を主導しております。 また、AIに関係している大臣が多いので、私から全てお話はできませんが、例えば私の関係でしたら、今、経済安全保障推進法に基……
○高市国務大臣 経済安全保障担当大臣、また、経済安全保障、科学技術政策、宇宙政策、クールジャパン戦略、知的財産戦略を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 経済安全保障分野については、安全保障の裾野が経済分野にも拡大する中、国家及び国民の皆様の安全を経済面から確保することは喫緊の課題です。 まず、経済安全保障分野におけるセキュリティークリアランス制度については、昨年二月から有識者会議において御議論をいただき、それを踏まえ、政府保有の経済安全保障上の重要情報を保護、活用するための新法案を検討しております。 また、昨年の名古屋港におけるシステム障害事案を踏まえ、国民生活……
○高市国務大臣 重要土地等調査法でございますけれども、重要施設などに対する機能阻害行為を防止するということを目的としております。 ですから、そのため、勧告そして命令もできますし、また、機能阻害行為を防止する観点から、国が適切な管理を行う必要があると認められる場合には、国が土地、建物を買い取ることなどの措置も講じられるようにしております。さらになんですけれども、例えば、所有権が移転される、それを事前届出しなかったとか、それから、命令に従わなかったというような場合には、懲役刑も含めた刑事罰も定めております。ですから、全体として制度の実効性は担保されていると思います。 今、外国資本についてのお尋……
○高市国務大臣 我が国の貿易でございますけれども、これは港湾を通じた海上輸送によって九九・五%が成り立っているということです。港湾サービスというのは、国民生活や経済活動を支える重要な役割を果たしております。 今委員がおっしゃっていただいた昨年七月のサイバー攻撃なんですけれども、名古屋港のコンテナターミナルにおいて、三日間システム障害が発生した。これによって、約二万本のコンテナが搬入、搬出できないという状況が生じました。これを受けまして、検討を指示いたしました。 国土交通省とともに、港湾に関する事業を基幹インフラ制度の対象とすべきかどうかという検討を行った結果、今般、港湾の物流機能の安定的な……
○高市国務大臣 重要経済安保情報の保護及び活用に関する法律案及び経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 まず、重要経済安保情報の保護及び活用に関する法律案について御説明申し上げます。 この法律案は、国際情勢の複雑化、社会経済構造の変化等に伴い、経済活動に関し行われる国家及び国民の安全を害する行為を未然に防止する重要性が増大している中で、重要経済基盤に関する情報であって我が国の安全保障を確保するために特に秘匿することが必要であるものについて、これを適確に保護する体制を確立した上で収集し……
○高市国務大臣 本法案の第九条一項一号では、国会において重要経済安保情報を利用し、又は知る者の範囲を制限すること、国会における審査、調査以外の業務にその情報が利用されないようにすることその他の国会において定める措置を講じと規定しております。 国会における情報保護措置の内容は国会でお定めいただくこととしておりまして、後藤委員御指摘のような国会職員法や国会法を改正するかを含めて国会において御議論いただくことになります。 法案上は、先ほど申し上げた内容を担保する国会において定める措置等が講じられていれば、九条一項に基づいて重要経済安保情報を国会に提供することになります。
○高市国務大臣 適性評価は、十二条二項各号に掲げる事項の調査結果に基づいて実施されるものですから、外国人を一律に排除する規定とはしておりません。他方、適性評価は、重要経済安保情報を漏らすおそれがないことについて行う調査でございます。
先ほど渡辺委員が指摘された中国の国家情報法の規定もよく承知をいたしております。
適性評価の対象者が外国籍の者であるという事実は、同項一号の重要経済基盤毀損活動との関係に関わる事項として、考慮要素の一つとしては考えられます。しかし、最終的には調査結果に基づく総合評価によって判断されることとなります。
【次の発言】 出入国管理庁、これも照会できる対象機関でございま……
○高市国務大臣 まず、内閣官房におきましては、本法案の検討過程におきまして、特定秘密及び極秘についてはトップシークレット及びシークレット相当とし、秘についてはコンフィデンシャル相当と整理して、政府部内の秘密文書の保有状況を把握するために、各省と意見交換を行ってまいりました。 そうした意見交換の中で、内閣官房と経済産業省の間では、経済産業省が令和四年に保有する秘の文書は六十四件である一方、極秘の文書はゼロ件であり、その実績に基づき、今後を見通した場合、経済産業省において、重要経済基盤保護情報であってトップシークレット及びシークレットに相当するものは直ちに想定されない、この認識を共有いたしました……
○高市国務大臣 昨今のAIをめぐる技術革新は、生産性の向上や労働力不足の解消など様々なメリットをもたらす一方で、偽情報の拡散や著作権の問題、また犯罪の巧妙化など様々なリスクも存在しております。 今、山崎委員おっしゃっていただいたAI戦略会議でございますが、これが設置されて、昨年五月に、御承知のとおり、AIに関する暫定的な論点整理を取りまとめました。これに沿って、各省庁において、AIのリスクへの対応、利用促進、開発力強化に取り組んでいるところでございます。 内閣府としましては、この論点整理を踏まえながら、安全、安心で信頼できるAIの実現に向けて、急速に進行している生成AIのリスクを軽減しなが……
○高市国務大臣 今、鈴木委員がおっしゃっていただいたとおり、過去五年を見ましても、輸入相手国は一位はずっと中国でございます。 中国に限らず、やはり供給国の方から見たら、各国とも、もしも、自然災害ですとか感染症ですとか、今おっしゃったような経済的な危機が起きたときに、自国民の物資の確保を優先するのであろうと考えられます。実際に、世界各国で、中国に依存している、物資によって違いますが、そういう国も非常に多く、やはり他国依存に伴う供給リスクの高まりというのは物すごく顕在化してきていると思います。 それで、日本としては、経済安全保障推進法に基づきまして、国民の生存ですとか国民生活、経済活動、これに……
○高市分科員 新進党の高市早苗でございます。よろしくお願いいたします。
最初に、同和対策事業について何点か伺いたいのですが、昭和四十四年の同和対策事業特別措置法制定以来、同和問題というのは、その解決は国の責務であり、また国民的課題と言っても過言ではないと思います。しかし、二十五年以上経過いたしました現在、法の趣旨に照らしてみて、まだ積み残しとなっている課題が数多くあると思うのですが、同和問題解決に対する菅大臣の御決意を伺いたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
今大臣がおっしゃった地対財特法なのですけれども、失効まで残すところあと九カ月ほどとなっております。私の地元でも、法……
○高市分科員 自由民主党の高市早苗でございます。 前田代議士に続いて奈良県民なんでございますけれども、恐縮ですが、前半は地元奈良県の継続事業も含めて河川事業についてお伺いしたいと思います。 先般、河川法改正を審議いたしましたけれども、河川事業推進によって国民の生命と財産を守るという国家の責務を着実に果たすと同時に、環境への配慮も行っていく、これが今後の建設行政の課題だと考えているわけでございます。 奈良県の大和川流域には、県人口の九割、それから資産の八割が集中しておりますが、河川事業のおくれがたびたびの浸水被害と慢性的な水質悪化を招いております。 昭和五十七年八月に、奈良盆地を中心に一……
○高市主査代理 これにて生方幸夫君の質疑は終了いたしました。 次に、川内博史君。
○高市委員 自由民主党の高市早苗でございます。 私は、アメリカの心ではなくて日本の心を持った、私たちの時代の私たちの憲法を書き上げるのだという強い決意と夢を持って本調査会に参加させていただきましたので、その前提で申し上げます。 まず、新憲法起草であるとかまた憲法改正といった作業をなしていくならば、まずは目指すべき国家像ということを議論することが前提であると思います。さらに、そのために、国家はどうあるべきか、また国民はどうあるべきか、国家、国民、それぞれの責務を明確に打ち出していくべきだと考えております。 例えば、私の意見ですけれども、国家はどうあるべきか。私は、国家は国民の生命と財産を守……
○高市委員 ありがとうございます。自由民主党の高市早苗でございます。 そもそも、昨年あたりまでは憲法を議論すること自体の正当性を議論しなくてはなりませんでした。憲法論議そのものの是非を論ずることに長年多大なエネルギーを費やしてきましたことを私は残念に思っております。ところが、この憲法調査会の席では改憲を前提にした議論も堂々と行えますし、実際、私も前回改憲を期待した意見を申し上げました。これは大変な前進であると喜んでおります。 しかしながら、現在もまだ国会の中に改憲を前提にした議論そのものが違憲であるといったような御意見もあるようでございますし、また、閣僚が憲法改正の必要を述べることが憲法遵……
○高市委員 自由民主党の高市早苗でございます。冒頭に発言をお許しいただき、ありがとうございます。 二月二十四日以降、十名の参考人の皆様より日本国憲法制定経緯について御意見を聴取し、質疑を行いました。これにより、会派を超えて共有できる認識が明らかになるとともに、一方で、見解が対立する点も見えてまいったことが大きな成果であったと考えております。 会派を超えて共有できた認識だと私が考えますことは、第一に、憲法と現実の乖離が存在するということでございます。前文、安全保障、地方自治、私学助成、政教分離、公共の福祉、知る権利、元首規定などについての乖離事例が各委員から指摘されました。 しかしながら、……
○高市委員 きょうは、小田先生、お出ましありがとうございました。自由民主党の高市早苗でございます。 きょうは二十一世紀の日本のあるべき姿というテーマでお話を伺いまして、小田先生が考えておられるあるべき姿は、良心的軍事拒否国家という一つのキーワード、そして平和主義、これを追求する国ということだと受け取りました。そして、このお話の中で、先生のお言葉をそのままかりますと、国家的規模において平和主義を実践している国家というようなことで、ドイツの例、これは良心的な兵役拒否を法制化した国として御紹介いただきましたし、それからギリシャ、これはNATOの一員でありながらコソボ空爆を拒否した国として例を挙げて……
○高市委員 自由民主党の高市早苗でございます。 櫻井さん、本日は、大変お忙しいお体ですのに、ありがとうございました。今のお話の中で、日本の情報力、情報発信力の話、大変強く印象に残りました。 櫻井さんは、これまでサピオで長く憲法について連載をしてこられまして、私もすべて拝読をいたしました。その中で、非常に早い時期から、憲法論というのは国のあり方論であると指摘をされて、現在まさにこの調査会も国のあり方を論じているわけでございます。 論文の中で櫻井さんも書いておられましたが、私も、選挙のたびに、候補者アンケートで、できたら憲法について問うてほしいと願っておりましたし、また、何度か新聞社の方にも……
○高市委員 自由民主党の高市早苗でございます。 沖縄公聴会での意見陳述者の皆様方御本人がここにおいででございませんので、お一人お一人の意見陳述に対してのコメントは避けたいと思うんですけれども、ただ、お二人の方は私に非常に近く、四人の方は全然違う考えをお持ちだな、概略版だけ読んでそのように感じました。 昨今は、米ソ冷戦が終わったのに軍備は不要であるとか、一体どこの国が日本を攻めてくるのかとか、今は有事法制など議論するような時期ではないとか、こういった御意見が国会の中でも聞かれておりますが、私は、国際政治の原則、国際政治を見る場合の原則は、やはりネバー・セイ・ネバーであると思います。絶対に起こ……
○高市委員 政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、これまでに計五回の会議を開き、それぞれの回につき、参考人をお呼びいたしました。 まず、二月十四日の第一回の会議では、東京大学教授高橋和之君から、議院内閣制のあり方について、また、三月十四日の第二回の会議では、北海道大学大学院法学研究科教授山口二郎君から、統治機構を再検討する視点について、また、四月十一日の第三回の会議では、京都大学教授大石眞君から、両院制と選挙制度のあり方について、また、五月二十三日の第四回の会議では、大阪大学大学院法学研究科教授松井茂記君から、司……
○高市小委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 先般、小委員長に選任されました高市早苗でございます。よろしくお願いいたします。 当小委員会は、政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会ということで、例えば国会と内閣のあり方ですとか、そしてまた選挙制度と政党、また司法制度など、非常に大きなテーマに取り組んでいく小委員会となりそうでございます。 精いっぱい、充実した議論を重ねていけますように心を込めて私も頑張ってまいりますので、委員の先生方の御協力、また御指導方、どうかよろしくお願いをいたします。 政治の基本機構のあり方に関する件について調査を進めます。……
○高市小委員長 これより会議を開きます。 政治の基本機構のあり方に関する件について調査を進めます。 本日、参考人として北海道大学大学院法学研究科教授山口二郎先生に御出席をいただいております。 この際、山口参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、大変お忙しくていらっしゃいましたのに、遠路お出ましいただきまして、本当にありがとうございます。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきまして、調査の参考にいたしたいと思います。 次に、議事の順序について申し上げます。 最初に参考人の方から御意見を四十分以内でお述べいただき、その後、小委員からの質疑にお答え願いたいと存じます。……
○高市小委員長 これより会議を開きます。 政治の基本機構のあり方に関する件について調査を進めます。 本小委員会では、二月、三月は、国会と内閣の関係について議論を進めてまいりました。今回、四月は、政党及び選挙制度等について議論を進めたいと思います。そして、来月、五月、今国会最終回になりますが、司法制度について議論を進めたいと思いますので、委員の先生方におかれましては、御研究、御準備のほどよろしくお願いいたします。 本日は、参考人として京都大学教授大石眞先生に御出席をいただいております。 この際、大石先生に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、大変お忙しいお体でございますのに、遠く京都……
○高市小委員長 これより会議を開きます。 政治の基本機構のあり方に関する件について調査を進めます。 本日、参考人として大阪大学大学院法学研究科教授松井茂記先生に御出席をいただいております。 この際、参考人の方に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、大変お忙しい中、遠路お出ましいただきまして、まことにありがとうございます。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきまして、私たち調査の参考にいたしたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 次に、議事の順序について申し上げます。 最初に参考人の方から御意見を四十分以内でお述べいただき、その後、小委員からの質疑にお答え願いた……
○高市小委員長 これより会議を開きます。 政治の基本機構のあり方に関する件について調査を進めます。 本日は、参考人として高崎経済大学助教授八木秀次先生に御出席をいただいております。 この際、八木参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、大変御多用中にもかかわりませずお出ましをいただき、本当にありがとうございます。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきまして、私ども調査の参考にいたしたいと存じます。よろしくお願いいたします。 次に、議事の順序につきまして申し上げます。 最初に参考人の方から御意見を四十分以内でお述べいただき、その後、小委員からの質疑にお答え願いたいと……
○高市副大臣 小林先生おっしゃいましたとおり、このリオ宣言の第十五原則、予防的取り組み方法の考え方は、国際的に環境政策における非常に重要なものとして位置づけられていると承知をいたしております。 日本におきましても、環境基本計画におきまして環境保全政策の指針の一つとして位置づけられておりますし、具体的な各般の施策についても取り入れられているんですが、例えば、今御審議いただいております化審法におきましても、この考え方は取り入れられております。 具体的には、新規化学物質について製造などをしようとする者は、あらかじめ届け出ることを義務づけられており、事前の審査を経て、指定化学物質または規制対象物質……
○高市副大臣 二月二十七日に平沼大臣の方からそのような答弁を申し上げております。 従来から、経済産業省と環境省と国土交通省は、このNOx・PM法の施行に関連しまして共同で税制改正要望をするなど、連携をとりながら施策を講じてきたところなんですが、この御指摘の後づけ装置の課題につきましても、ことしの三月から四月にかけまして、三省共同で自動車NOx・PM法と関連する自動車環境対策に関する共通のホームページを立ち上げまして、関連の事業者に対しまして、国土交通省で実施されている後づけ装置への普及支援ですとか、それから中小企業に対する金融措置、こういった各種の支援措置ですとか相談の窓口につきまして、きめ……
○高市副大臣 中小企業の場合は、どうしても企業の資産とあと個人の資産が混然としている場合も多うございますし、それからまた、担保に資する十分な資産を企業として持っていないというようなケースもありますので、どうしても、お金を借りるときに経営者の個人保証が求められるということはある程度避けがたい状況になっております。そしてまた、これはアメリカなどにおいても一般的なんですけれども。 しかしながら、私自身も政治家として非常に多く個人保証による悲惨な事例を聞いております。企業が倒産したことによって個人保証していた経営者が身ぐるみはがされて、まさに二十一万円という自由財産の範囲、もう生存にもかかわるような……
○高市副大臣 大畠先生おっしゃいますとおりに、やはりこれは産学官が連携しつつ戦略的に取り組むべき問題でありますし、それから、燃料電池の重要性については、冒頭に先生おっしゃっていただいたとおり認識をいたしております。 経済産業省でいたしておりますことですが、一九九九年に産学官から構成されます燃料電池実用化戦略研究会を設置いたしまして、これは二〇〇〇年から二〇二〇年までの間、それぞれの段階に応じて、燃料電池の普及、実用化に向けたシナリオとその実現のための課題解決の方向性ですとか、それから技術開発の戦略、こういったものの策定をしているところです。 この中で、共通の基盤技術ですとかそれからリスクの……
○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 本日は、公述人の先生方におかれましては、御多用の中お出ましいただきまして、すばらしい御見解をお聞かせいただき、本当にありがとうございました。 冒頭に、小さな政府と官の役割ということで、田中先生に伺いたいと思います。 自民党は、昨年の総選挙で小さな政府の実現を公約いたしました。民間でできることは民間で、地方でできることは地方でということで、官が民の邪魔をしない、それから、官が使うお金を減らすこと、これを目標にいたしました。そして、自民党総裁の小泉総理は、今国会で審議される法制度改正ですとか、それから十八年度の予算、税制、こうい……
○高市主査 これより予算委員会第七分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりましたので、よろしくお願いいたします。
本分科会は、経済産業省所管について審査を行うことになっております。
平成十八年度一般会計予算、平成十八年度特別会計予算及び平成十八年度政府関係機関予算中経済産業省所管について審査を進めます。
政府から説明を聴取いたします。二階経済産業大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま二階経済産業大臣から申し出がありました経済産業省の平成十八年度予算及び財政投融資計画の詳細な説明につきましては、これを省略して、本日の会議録に掲載いたしたいと存じ……
○高市主査 これより予算委員会第七分科会を開会いたします。
平成十八年度一般会計予算、平成十八年度特別会計予算及び平成十八年度政府関係機関予算中経済産業省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。黄川田徹君。
【次の発言】 片山政務官、簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 これにて黄川田徹君の質疑は終了いたしました。
次に、佐藤茂樹君。
【次の発言】 西野副大臣、簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 これにて佐藤茂樹君の質疑は終了いたしました。
次に、糸川正晃君。
【次の発言】 これにて糸川正晃君の質疑は終了いたしました。
この……
○高市国務大臣 教科書の検定制度、これは文部科学省の所管でございますので、私の方から、制度のあり方そのものですとか学者の方々による検定の結果、そしてまた教科書の書きぶり等について私の所感を申し上げる立場にはございません。ただ、沖縄県の知事初め県民の皆様から、大変残念だ、これでは困るというお声が上がっていることも、私も沖縄タイムスや琉球新報等地元紙も読んでおりますので、皆様の御発言も承知をいたしております。 私自身は、集団自決も含めて沖縄戦の記録ビデオ等、何度も見た経験がございます。それはもう筆舌に尽くしがたい悲惨な光景でございました。今は沖縄の振興を推進する立場でございます。それは、そういっ……
○高市副大臣 安井委員とは、私もあきんど議員連盟のメンバーの一人で、さまざま御指導いただいてまいりましたし、また、現在、補正予算にしましても来年度の予算にしましても、安井委員の御指摘というものがさまざま反映されていると思います。使い勝手のいいものにすべく、私たちも頑張ってまいります。 商店街が地域の安全、安心に資する空間であってほしいということは、住民からの御要望の中でも非常に大きな部分だと思います。第二次補正予算の中では、AED、それから防犯カメラ、防犯灯の設置などに対する支援措置が盛り込まれているわけなんですけれども、この支援事業というのは、任意団体であっても、またNPO法人などであって……
○高市分科員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 分科会での質疑時間をちょうだいいたしまして、本当にありがとうございます。 北澤防衛大臣とは、先月、衆議院予算委員会で外国人参政権の問題につきまして短く議論をさせていただきました。本日は、自衛隊法に係る事項と、それから普天間飛行場移設問題を中心に議論をさせていただきたいと思います。 まず、自衛隊法第百条の五でございますけれども、「防衛大臣は、国の機関から依頼があつた場合には、自衛隊の任務遂行に支障を生じない限度において、航空機による国賓、内閣総理大臣その他政令で定める者の輸送を行うことができる。 自衛隊は、国賓等の輸送の用に……
○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 既に各委員会で御指摘も多くあったかと思いますけれども、今回の震災被害、それからまた原発事故対応のために、菅内閣は非常に多くの会議を立ち上げました。それによって、国民にとりましても、また国会議員にとりましても、なかなか組織図が見えにくい、そういう状況になっております。 私の手元に「東日本大震災災害対応に係る政府体制図」という図があるんですけれども、会議ですとか会合ですとかグループといった名称の組織の数が、大小合わせて二十八個に上ります。 官房長官に伺いたいんですが、この政府体制図という資料には機密性二と書かれてございます。この……
○高市国務大臣 平成二十七年度における総務省所管予算案につきまして、概要を御説明申し上げます。 本予算案につきましては、平成二十六年度補正予算等とあわせ、経済再生と財政健全化の両立を実現する予算であるという政府方針のもと、総務省として、国民の生命財産を守り抜く、ローカルアベノミクスの実行、絶え間ないイノベーションの創出、日本のすぐれた技術を世界に発信、国民とともに改革をなし遂げていくことに積極的に取り組むための予算として編成したものであります。 これらの取り組みの実現に向け、活力ある地域づくりや、ICT成長戦略の推進、さらには、国民の命を守る消防防災行政の推進などについて重点的に推進すると……
○高市国務大臣 平成二十八年度における総務省所管予算案につきまして、概要を御説明申し上げます。 本予算案につきましては、現下の重要課題に的確に対応しつつ、経済再生と財政健全化の両立を実現する予算であるという政府方針のもと、総務省として、国民の生命、生活を守る、地方創生のための地方税財政制度の充実、地方からの日本再生、世界最先端のICT大国へ、暮らしやすく働きやすい社会の実現、未来を開く行政基盤の確立に特に力を入れて取り組むために編成したものであります。 一般会計の予算額は、十五兆九千九百十四億円であります。 以下、事項等の説明につきましては、委員各位のお許しを得まして、これを省略させてい……
○高市国務大臣 平成二十四年度及び平成二十五年度総務省所管の決算について、その概要を御説明申し上げます。 最初に、平成二十四年度総務省所管の決算について御説明申し上げます。 まず、一般会計歳入歳出決算について申し上げます。 総務省主管一般会計の歳入につきましては、歳入予算額一千五十六億一千百四十八万円余に対し、収納済み歳入額は一千三百四十七億五千七百三十万円余であり、差し引き二百九十一億四千五百八十二万円余の増加となっております。 次に、総務省所管一般会計の歳出につきましては、歳出予算現額十八兆四百十二億五千五百六十二万円余に対し、支出済み歳出額は十七兆八千六百八億三千七百三十一万円余……
○高市国務大臣 平成二十六年度及び平成二十七年度総務省所管の決算について、その概要を御説明申し上げます。 最初に、平成二十六年度総務省所管の決算について御説明申し上げます。 まず、一般会計歳入歳出決算について申し上げます。 総務省主管一般会計の歳入につきましては、歳入予算額七百四十二億九十五万円余に対し、収納済み歳入額は七百三十三億三千六百十七万円余であり、差し引き八億六千四百七十七万円余の減少となっております。 次に、総務省所管一般会計の歳出につきましては、歳出予算現額十八兆三千六百四十一億九千四百九十三万円余に対し、支出済み歳出額は十八兆二百七十六億四千七百二万円余、翌年度繰越額は……
○高市国務大臣 おはようございます。 平成二十九年度における総務省所管予算案につきまして、概要を御説明申し上げます。 本予算案につきましては、現下の重要課題に的確に対応しつつ、経済再生と財政健全化の両立を実現する予算であるという政府方針のもと、総務省として、国民の生命、生活を守る、地方税財政制度の充実、地方創生と新たなチャレンジによる経済再生、国民生活の向上に直結するICT分野の取り組み、暮らしやすく働きやすい社会の実現、未来を開く行政基盤の確立に特に力を入れて取り組むために編成したものであります。 一般会計の予算額は、十六兆千七百七十二億円であります。 以下、事項等の説明につきまして……
○高市国務大臣 ふるさと納税制度創設時においては、地方から都会に転出した者がみずからを育んだ地域の教育や福祉のコストに対して還元する仕組みがあってよい、みずからとかかわりの深い地域を応援したいとの納税者の気持ちも大切にすべきなどといった意見が検討の出発点だったと伺っています。
ふるさと納税制度は、このような御意見を踏まえて、ふるさとや応援したい地方団体のさまざまな取り組みを応援する気持ちを形にする仕組みとして、平成二十年度に創設されました。
【次の発言】 ふるさと納税制度そのものについては、先ほど申し上げましたような創設の出発点となった思いに沿ったものだと思っております。
地方団体からは、……
○高市国務大臣 平成二十八年度及び平成二十九年度総務省所管の決算について、その概要を御説明申し上げます。 最初に、平成二十八年度総務省所管の決算について御説明申し上げます。 まず、一般会計歳入歳出決算について申し上げます。 総務省主管一般会計の歳入につきましては、歳入予算額八百億四百二十八万円余に対し、収納済み歳入額は八百五十七億五千百九十万円余であり、差引き五十七億四千七百六十一万円余の増加となっております。 次に、総務省所管一般会計の歳出につきましては、歳出予算現額十六兆千六百三十三億七千三百十五万円余に対し、支出済み歳出額は十六兆八百十一億八百四十三万円余、翌年度繰越額は五百六億……
○高市国務大臣 令和二年度における総務省所管予算案につきまして、概要を御説明申し上げます。 本予算案につきましては、令和元年度補正予算とあわせ、経済再生と財政健全化の両立を図るとともに、総合経済対策の着実な実行により、経済の持続的な成長を実現していくという政府方針のもと、総務省として、地域の活性化と東京一極集中の是正、ソサエティー五・〇時代の地域社会の実現、安定的な地方行財政基盤の確保、防災・減災、復旧復興、持続可能な社会基盤の確保に特に力を入れて取り組むために編成したものです。 一般会計の予算額は、十六兆七千六百九十二億円です。 以下、事項などの説明につきましては、委員各位のお許しを得……
○高市国務大臣 おはようございます。 令和四年六月七日に国会に提出いたしました特定秘密の指定及びその解除並びに適性評価の実施の状況に関する報告について御説明申し上げます。 第一に、報告の趣旨ですが、毎年、特定秘密の指定等の状況を政府が取りまとめ、それに有識者の意見を付して国会に報告するとともに、公表するものです。 第二に、対象期間ですが、令和三年一月一日から同年十二月三十一日までとなっております。 第三に、特定秘密保護制度における書面・押印等の見直しについては、特定秘密保護制度について、書面により行うこととされている手続及び署名・押印を求めている手続について見直しを行い、特定秘密保護法……
○高市国務大臣 ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきましては、会計検査院の検査の結果を踏まえ、内閣府におきまして、既に委託費を返還させるなど、所要の措置を講じたところでございます。
今後、適正な会計処理に努めてまいります。
【次の発言】 今、住吉委員から御指摘ありましたとおりでございます。
近年、論文数などの実数は大きく低下していないのですが、中国やアメリカなどの論文数の著しい増加に伴って、我が国の研究水準の相対的な立ち位置というのが低下しております。また、博士号取得者につきましても減少傾向にあるということで、我が国の研究力が低迷している状況と認識をいたしております。
政府……
○高市国務大臣 令和五年六月十六日に国会に提出いたしました特定秘密の指定及びその解除並びに適性評価の実施の状況に関する報告について、お手元の概要に沿って御説明申し上げます。 この報告は、毎年、特定秘密の指定等の状況を政府が取りまとめ、有識者の意見を付して国会に報告するものです。 対象期間は、令和四年一月一日から同年十二月三十一日までとなっております。 特定秘密保護法における行政機関及び特定秘密の指定権限を有する行政機関は、3及び4のとおり、対象期間末時点でそれぞれ二十八機関及び二十機関となっております。 対象期間中における特定秘密の指定及びその解除並びに適性評価の実施の状況等については……
○高市国務大臣 今山下委員御指摘くださったとおり、行政機関が重要経済安保情報を指定するのは施行日以降でございます。ですから、民間事業者に指定の効果が及ぶのは、指定後に契約に基づき重要経済安保情報として提供を受けた適合事業者でございますので、施行前の段階で行政機関から事業者に共有された情報には指定の効果は及びません。 ですから、施行前に重要経済安保情報の三つの要件を満たすこととなるような機微な情報を共有する際には、事業者に共有することが可能なレベルまで情報の内容を簡素化するなど加工を行うことが多いと考えられます。その上で、情報の保護を求める場合には、秘密保持契約の締結が必要になります。 法案……
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