このページでは西博義衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。西博義衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○西委員 公明党の西博義でございます。よろしくお願い申し上げます。 私は、先ほど池端委員長が報告されました十月の五日、六日に行われました北海道の異常気象による被害状況調査に派遣をされまして、あの百年に一度と言われる大変な冷害、殊に水稲被害を目の当たりに見て、本当に胸の痛む思いがいたしました。このたびのこの冷害による被害を受けられた全国の皆様方に、心よりまずお見舞いを申し上げたいと思います。 さらには、昨日既に約一兆円以上とも言われる冷害対策が打ち出されました。また、本日御多忙の中御出席いただきました畑農林水産大臣初め関係各位の御努力に対して、心より敬意を申し上げたいと思います。 初めに私……
○西委員 公明党の西博義でございます。よろしくお願いいたします。 時間もございませんので、早速質問に移らせていただきたいと思います。 初めに大臣にお伺いします。 赤絵文部大臣は、労働省の婦人局長、さらにはウルグアイ大使、さらには私立大学の教授などを務められた経歴の持ち主で、とりわけ男女雇用機会均等法の制定をその中核となって果たされ、女性の地位の向上に大変尽力されたと伺っております。 まずその中で、ウルグアイ大使を務められた国際派の大臣ということでございますが、世界から見た日本の教育、また二十一世紀を展望する国際社会の中での日本の教育のあり方等について、御所見がございましたら一言お伺いを……
○西委員 改革の西博義でございます。改革の皆さんのお許しを得て、何点かにわたって質問をさせていただきたいと存じます。 まず初めに、先ほど濱田委員からも若干質問がございましたけれども、この公的年金の一元化についての文部省の見解をお伺いをしたいと思います。 先ほど御説明がございましたように、公的年金については昭和五十九年の閣議決定で、平成七年をめどに一元化を完了する、こういうことが言われております。これに向けて、これまで種々の施策が講じられてきたところでございます。国民共通のこの基礎年金を導入することや、それから各制度における共通給付部分についての費用負担の調整、これを行う被用者年金制度間の調……
○西委員 新進党の西博義でございます。きょうは、お許しを得て若干の質問をさせていただきたいと存じます。 まず初めに、現在、放射性同位元素が幅広い分野で利用されていることは周知の事実でございます。いただきました資料によりますと、平成五年度におきましては、放射性同位元素を装備した主な測定機器等の使用台数は大体一万一千台というふうに載ってございました。このほかにさまざまな機器が使用されていると思いますが、例えば、医療機器として、先ほど臼井議員の方から話がありましたコバルト等のガン治療に使われる機器等、それからRIの遠隔照射の治療装置、それから機械製造業等で使用されている非破壊検査装置等がございます……
○西委員 新進党の西博義です。 初めに、このたびの阪神大震災におきまして、犠牲になられました五千名を超す犠牲者の皆様に心からの哀悼の意を表しますとともに、被災されました多くの皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 私は、この機会に、平成七年度予算の内容の一部につきまして前半質問させていただき、後半阪神大震災の関連の御質問をさせていただきたいと存じます。 大臣のこの所信表明にもございましたように、今年度の予算の編成方針として、教育や学術を未来へ先行投資というふうに位置づけをされております。これはさきの連立内閣の方針でもあったわけですが、現内閣にも引き継がれ、党派を超えて、教育の先行投資性を踏……
○西委員 新進党の西博義でございます。 私は、昨年十二月八日にナトリウム漏えい事故を起こしました「もんじゅ」のことについて、大臣並びに関係の皆さんに若干の質問をさせていただきたいと存じます。 今回の「もんじゅ」の事故についての評価はさまざまでございます。結果的には、午前中の当委員会でも答弁がありましたように、「もんじゅ」の中の温度計のさや管の金属疲労による破断、こういうことにだんだんと落ちついているのではないかというふうに認識をいたしております。 ちなみに、破断した部分は大体このボールペンの先、これが大体八ミリぐらいですから、一センチ、少し太いんですが、大体これくらい、長さは大体同じです……
○西委員 新進党の西博義でございます。大臣、きょうは長時間にわたって大変御苦労さまでございます。 私たち新進党の方でも教育改革推進本部というものを発足させましてかれこれ一年になるわけでございますが、この問特に中学・高校の間の問題を研究をしてまいりました。中高一貫教育をこれから推進させていこうという基本的な考え方のもとに、昨年七月の参議院選挙でもこれを訴えさせていただいたわけでございます。大変な反響がございまして、いかに今、中学校段階での生徒さんまた先生方また家庭が悩んでおられるか、将来の問題を抱えておられるかということを、一般の国民の皆さんの反響を通して逆に知ったという感じがいたしております……
○西委員 新進党の西博義でございます。 ただいま文部大臣から提案がございました公立学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償法の一部改正案について質疑をさせていただきたいと存じます。 まず、その質疑をさせていただく前に、一言申し上げたいことがございます。 この法律が成立した経緯を御説明いただきました。文部省の方から御説明をちょうだいしたのですけれども、昭和二十四年十一月、熊本県で修学旅行があって、その修学旅行に付き添った学校医の先生が、船が転覆したために亡くなった、これを機会に議員立法でこの法律ができたというふうにお伺いをいたしました。 このような経緯を見てみますと、この法律が文部……
○西委員 新進党の西博義でございます。 著作権法の一部改正案につきまして質疑をしたいと思います。 まず、質疑に当たって、私の質疑の趣旨を理解していただくために、今回の著作権法改正の背景になっております著作権の世界における国際的な動向といいますか流れ、これを私なりにお話をしてみたいと思います。 その中で、私、特に、平成六年四月に合意されましたWTOの協定及びその附属書として添付されておりますいわゆるTRIPS協定、これがどんな意味を持っているのかということを考えていくのは大事なことではないかというふうに考えております。 御存じのように、著作権に関する条約というのはベルヌ条約を中心としてで……
○西委員 新進党の西博義でございます。 本日は、「もんじゅ」の事故を中心に御質問をさせていただきたいと存じます。最近「もんじゅ」事故の最終答申が出されました。そのことについて、大臣並びに関係者の皆さんにお尋ねをしたいと存じます。 まず第一点は、高速増殖炉の開発方法は、それまでの原子力開発が日本原子力研究所が主体となって行われてきたわけでございますが、そのときの方法と若干異なってきております。すなわち、具体的には、東芝、日立、富士電機、三菱重工、こういう企業がそれぞれ共同で役割分担を負いながら研究開発を行う、こういう方式になったわけでございます。こうした複数の企業が集まって研究開発する場合の……
○西委員 新進党の西博義でございます。 ナホトカ号による重油流出事故が発生して既に百日が経過をし、現地においても次々と終息宣言がなされているようでございますが、本日、私は、この間の政府の対応を通して、国の危機管理体制並びに油汚染防除体制について、若干の質問をさせていただきたいと思います。 先日、大臣は懇談の折に、委員会のあり方について、政治家と政治家の議論の中で今後の国のあり方を決めていくことが大事である、委員会がそういう意味で活発な議論の場となることを願っている、こういう趣旨のお話がございました。私も全くそのとおりで、大臣の意見に同感でございます。本委員会におきまして、大臣の積極的な御発……
○西委員 新進党の西博義でございます。私は、放送大学学園法の一部を改正する法律案に関連して、何点かの質問をさせていただきます。 今回の法律改正は、放送大学の全国化に向けての通信衛星、いわゆるCSによる放送を平成九年度より開始する、こういうことが目的となっております。 昭和五十九年に関東平野においてテレビとFMラジオによる放送が開始されてから十三年がたちました。当面の最優先課題であった全国化が、法案としては短い法案でございますが、このことによって来年の一月に長年の念願が達成されることになりました。我々も細川政権において、教育の機会に恵まれない各地方の方々にとって、いながらにして高等教育が受け……
○西委員 大臣、先日は本会議場におきまして、同じ今審議の議題となっております大学教員の任期制に関する法案、質問させていただきました。ありがとうございました。きょうは先日の質問に続いて、若干細かいことも含めて、大臣並びに関係の皆さんにお伺いをしてまいりたいと思います。 初めに、少し大枠の話でございますけれども、先日本会議場で質問したことに関してでございますが、あの場で、この法律案によって文部省は任期を定めないという原則を崩したのか、もしそうだとしたらどんな理由で変更したのか、見解を示していただきたい、私はこういう質問をさせていただきました。そうしますと大臣の方からは、定年までの継続任用の例外と……
○西委員 四人の先生方、それぞれ自分自身の経験、また豊富な審議を通じての結論をお申し出いただきまして、本当にありがとうございました。ずっとお聞きをいたしておりまして、賛成、反対、それぞれ双方に本当にもっともな面も十分ございますし、これは本当に審議を尽くしていかなければならないなという感想を持たしていただきました。 私は今議論をずっと聞いておりまして、一つは、やはり学問の自由、大学の自治というところから来る問題を十分確保していく、もっと言いますと、恣意的な運用がなされないような配慮を十分していくということが基本的な問題としてあるのではなかろうか、。こう思います。 その上で、先旧来、議論の中で……
○西委員 学校図書館法の一部改正に当たりまして大変な御尽力をいただいてまいりました参議院の提案者の先生方に、まずもって感謝を申し上げたいと思います。 また、さらには、お忙しいところ大臣にもお越しいただきまして、ありがとうございます。 早速質問に入らせていただきます。 まず初めに、今回のこの学校図書館法の一部改正に当たって、教育における学校図書館の位置づけについて大臣にお聞きをしたいと思います。 二十一世紀を展望した我が国の教育のあり方を審議しております第十五期の中央教育審議会、この一次答申にこういうふうに書かれております。先ほどもちょっと例が挙がりましたが、自分で課題を見つけ、みずから……
○西委員 大臣、就任おめでとうございます。ともにまた次の教育の改革を目指して、私どもも頑張ってまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 私は、きょうは特殊教育について、大臣並びに関係の皆さんに質疑を申し上げたいと思います。 このきっかけは、実は私は和歌山県の広川町というところに生まれてずっと住んでいて、四年前までおったのですけれども、その出身の小さな中学校、広川町立津木中学校というのですけれども、そこの中学校三年生に二人の障害者がおられます。まさお君とまこと君という二人の障害者なのですが、小さなころからずっと私もよく知っております。 その子供たちがことし卒業に当たって、幸い……
○西委員 大臣、大変に御苦労さまでございます。あと二時間でございますので、頑張っていただきたいと思います。自由党の西博義でございます。 先ほどから、ナイフ等を用いた中高生による事件に関して、既にさまざまな議論が出ております。文部大臣は、先ほどの所信の中でも、「学校と家庭、社会がそれぞれの力を結集した心の教育の充実に向け、取り組みの一層の強化を図ってまいりたい」、こう述べられました同時に、後段の方ですが、「家庭教育についてり学習機会の充実や相談体制の整備など家庭教育に対する支援」、それから「青少年の学校外活動の充実」を挙げておられます。 昨日の大臣のアピールにも、大人に関しては、「未来に向か……
○西委員 自由党の西博義でございます。私は、国立学校設置法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、特に高等教育の改革等について、大臣並びに関係の皆さんに御質問申し上げたいと存じます。 今国会、中央省庁等改革基本法案が提出されております。その中で、国立大学の改革が盛り込まれているわけでございます。さらに平成九年十月三十一日、大学審への諮問において、町村文部大臣は、国立、公立、私学の役割分担について検討するように、こういう指示を出されました。特に、組織運営面で各大学の自由度を高めて、そして自律的な運営を行えるようなシステム、また大学の評価システムについて検討するように、こういう指示を出されまし……
○西委員 自由党の西博義でございます。 きょうは、早朝より六人の先生方、本当に熱心な意見発表並びに質疑に対する御答弁をちょうだいいたしておりまして、心から感謝申し上げたいと存じます。 私は、今回のサッカーくじの議論に入る前に、今の教育を取り巻く状況についてちょっと私の考えでいるところをお話を申し上げたいと思っております。 と申しますのは、最近学校が週五日制にだんだんと移行してきております。また、もうすぐ完全週五日制、こういう状況が生まれてまいります。これをどう子供たちは受けていくのか。土曜日だけの問題ではなく、土日の休みの期間をどう教育に活用していくのか、教育というか、子供の育成に活用し……
○西委員 私は、自由党及び自由民主党を代表して、スポーツ振興投票の実施等に関する法律案外二法律案に対し、賛成の立場から討論をいたします。 まず、我が国のスポーツ振興政策及びそのための財源確保策について、長年にわたり慎重かつ真摯な検討を重ね、本法律案を提案された発議者初め衆参両議院のスポーツ議員連盟の方々の御労苦に対して深く敬意を表させていただくものであります。 本法案に対する賛成の第一の理由は、新たなスポーツ振興財源を創設するスポーツ振興投票制度の意義にあります。 スポーツの振興は、心身の健康づくりの推進、さらには世代を超えた健全な交流を促すものであり、高齢化や都市化、核家族化などの社会……
○西委員 学校教育法等の一部改正案について、大臣に御質問申し上げたいと存じます。 この質問に先立って、まず教育改革、それから中高一貫教育制度に対する私の基本的な考え方を大臣に申し述べたいと思います。 先ほども池坊委員と、中学校から高校の進学に関する事柄で大変興味深い議論がございました。全員必ずしも行く必要はないのではないかという考え方と大臣のお答え、非常に興味深く聞いておりましたが、私どもが新進党時代から中高一貫教育の導入を主張してきたその大きな目的としましては、希望者の高校への全員入学を保障するという考え方にありました。 それは、思春期という、心身発達上、大切な時期にもかかわらず、高校……
○西委員 再び文部大臣に御質問申し上げます。 まず初めに、大きな内容で、先ほど安住委員からも若干質疑がありましたけれども、総理大臣からも六大改革ということで、教育改革が大変重要な政府としての方針であるという中で、教育改革の推進方法についてまずお伺いを申し上げたいと思います。 この点につきましては、近年の文部省の教育改革の施策についてはずっと眺めてきたわけですが、何を目的にしてどの程度の姿を描いているのかということがなかなかはっきりあらわれてこないという問題がすべての問題にわたってあると思うのですね。これはもちろん国立大学とか、そういう国が直接管轄する部分においてはかなり文部省自体が方向性を……
○西委員 引き続き御質問申し上げます。公明党・改革クラブの西博義でございます。 長官、御就任おめでとうございます。早速東海村のこの事故で、大変な精力的な御活躍だと思いますが、しっかり頑張っていただきたいということをお願い申し上げます。 私は、今回の事故で、先ほど長官からも、極めて重大な事故である、あってはならない事故である、こういう趣旨のお話がありましたけれども、その中で、まず初めに、ジェー・シー・オーに対して何点か御質問を申し上げたいと思います。 十月の八日に衆議院の科学技術委員会で今回の事故を視察いたしました。先ほど委員長からも御報告がありました。その際に、本日御出席のジェー・シー・……
○西委員 鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律の一部改正案に関連して質問をさせていただきます。 生物の保護パラダイムはこれまでの種の保存から生物多様性へと大きく変換いたしました。平成七年十月、日本においても、生物多様性国家戦略を策定し、生物との共生を目指し、さまざまな施策に取り組んでおります。生物多様性は、遺伝子レベル、種レベル、生物の相互関係の複合体としての生態系レベルで存在しているというように生物を総合的にとらえようという考え方でもあります。 生物に係る問題に対しては、そうした総合的、全体的な視点に立って対処することが求められております。植物、動物、人間の共生、またペット、農薬生物など移入種問題……
○西委員 公明党の西博義でございます。 本日は、ダイオキシン類対策特別措置法に関連しまして、大臣並びに関係の省庁の皆さんに御質問申し上げます。 先日、ダイオキシン類対策特別措置法が成立して、いよいよ本格的にダイオキシン問題に取り組む枠組みがつくられました。この法律の施行に当たっては、関係省庁など関係者の方にはこれから大変な御努力をいただくわけでございますが、私どもも、国会の場での議論を通じてその環境整備に尽力していきたい、こう思っております。 さて、このダイオキシン類対策特別措置法の施行に当たって、その大事なかなめの一つは、まず正しい測定を行える体制をどのように早急に整備するかということ……
○西委員 公明党の西博義でございます。大臣、大変お忙しいところを御苦労さまでございます。 午前中、危機管理に関する質疑がございまして、その方向としては、特に災害の復興ということなどを中心に詳細な質疑がございました。私は、どちらかというと、その手前の初動段階のことについて大臣と若干議論をさせていただきたい、こう思っております。 まず初めに、災害対策から見た中央省庁の再編のことが今話題になっておりますが、この問題について若干議論させていただきます。続いて、阪神大震災それからナホトカ号の重油流出事故などの大きな災害、事故の経験を踏まえて、平成九年の六月に防災基本計画というものが改定されております……
○西委員 公明党の西博義でございます。 私は、まず初めに災害対策一般に関して若干の御質問をさせていただき、次にコンピュータの西暦二〇〇〇年問題について質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、建設省にお願いしたいのですが、本年の一月に、建設省など五省庁が、高齢者や障害者などの災害弱者の関連施設に係る総合的な土砂災害対策を実施するように各都道府県に通達を行ったと聞いております。 これはそもそも、昨年の八月、福島県西郷村の社会福祉施設からまつ荘が土石流により被災し、五人の入所者の方がお亡くなりになった、こういう災害が発生いたしました。このことに対して、建設省を初め関連省庁は、翌月すぐ……
○西委員 公明党の西博義でございます。 持ち時間二十分でございますので、できるだけ早目に御質問を申し上げたいと思います。 梅雨前線の影響による大雨は、広島県を初め全国各地で土砂崩れや浸水など大きな被害をもたらしました。我が党も、被災に遭った広島県佐伯区を視察、調査をし、国土庁長官に、災害対策を速やかに講ずるよう申し入れを行いました。また先日、衆参両院の災害対策特別委員会による現地調査で再び現地を訪れさせていただきました。この二回の現地調査を踏まえて、質問を申し上げたいと思います。 まず初めに、さきの災害対策特別委員会で、私は、高齢者、障害者など災害弱者の関連施設に関して総合的な土砂災害対……
○西委員 文部大臣、お疲れでございます。よろしくお願い申し上げます。公明党の西博義でございます。 私、久しぶりに、一般質疑といいますか、全般的なことについて質問する機会を与えられましたので、文部大臣に御見解をお伺いしたいと思いまして質問させていただきます。 今回質問をさせていただくに当たって、教育の根幹、概念といいますか、そういう問題についてぜひとも議論をしたいなと思ったのですが、私自身、なかなかまとまらなくて、イギリスの思想家であるホワイトヘッド博士の教育に対する考え方、この方は随分古い人で、もう八十年前、大正時代に活躍され、昭和初めにアメリカのハーバードの方に移られて、アメリカにも大変……
○西委員 公明党の西博義でございます。 本日は、日本学術振興会法一部改正案に関連して、まず初めに大臣に、科学技術並びにその研究に関しての全般的なことについて御質問を申し上げたいと思います。 今世紀に入りまして急速な発展を遂げた科学技術は、来世紀にはさらに自然、社会、または経済、さらには人間自身にまで大きな影響を与えるだろう、こう思われます。 戦後、日本の繁栄は、端的に言えば、科学技術の成果である工業製品の生産並びにその輸出等によって大きく成果をおさめた、こう思われるのですが、実は私自身も、議員になるまで二十年間、工業高専の工業化学科の教官として第一線の技術者の育成に当たってまいりました。……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、四人の先生方、お忙しい中、当委員会においでいただきまして、貴重な御意見をちょうだいいたしまして、ありがとうございました。 今回のこの法案の中で、一つの大きな特徴は、運営諮問会議という形で外部に開かれた大学を目指すということが一つの特徴ではないかと思っております。そのことにつきまして、中嶋先生、梶田先生、立川先生のところもおありなのかもしれませんけれども、先ほどのお話の中で、たまたまそういうことにそれぞれ具体的にかかわっていらっしゃるようにお伺いしましたので、初めにそのことについてまずお伺いをしたいと思います。 中嶋先生の方はアドバイザーと……
○西委員 公明党の西博義でございます。よろしくお願い申し上げます。 学校教育法等の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げます。初めに、情報公開のことにつきまして御質問いたします。 昨年の三月十八日のこの文教委員会において、私は、行政改革の一環としての国立大学の独立行政法人化の議論の中でこのように申し上げました。国立大学が独立行政法人ではなくて国立大学として存続しなければならない理由として、私は三つを掲げさせていただきました。一つは、基礎研究、高度研究をやるべき存在としての国立大学。二つ目は、バランスのとれた地域配置の問題。これは国立大学の責務であろう。三つ目が、時代の要請に機敏に……
○西委員長代理 松沢成文君。
【次の発言】 菅原喜重郎君。
○西委員長代理 次回は、来る十九日金曜日午前九時二十分理事会、午前九時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後四時五分散会
○西委員長代理 では、平野君、続行してください。
○西委員長代理 山中あき子君。
【次の発言】 公明党の西博義でございます。
総理大臣に御質問を申し上げます。
私は、現在審議されている原子力災害対策特別措置法案は、これまでの国の災害対策としては一歩進んだものである、こう評価をしております。災害対策の基本的な枠組みを定めております災害対策基本法は、災害への対処は自治体が行う、こういう原則でつくられておりますが、今回の原子力災害対策特別措置法案では、国がより積極的にその役割を果たせるような枠組みとなっております。
一つは、原子力緊急事態宣言を発し、関係自治体の長に避難等の指示ができるということ。二つ目には、オフサイトセンターに現地対策本部を……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは四人の先生方の貴重な御意見を拝聴いたしまして、まことにありがとうございました。時間が短いものですから、早速質問に移らせていただきます。 小島先生からお願いをしたいと思います。 長い間地質の研究をされていた、その貴重な経験をもとにお話しいただいたのですけれども、先ほどからも若干議論になっているのですが、サイトを特定することによって初めて設計というものが確定するということだと思うのですが、このサイトの特定の件で、総合エネルギー調査会の原子力部会の中間報告にも、十一のケースにわたって、それぞれ設定条件に応じた所要の費用というのが出ております。 ……
○西委員 公明党の西博義でございます。 本通常国会から石炭対策特別委員会に所属をさせていただきました。一生懸命勉強して、この重大な時期の石炭対策について、皆さん方とともに、また大臣、政務次官とともに頑張ってまいりたい、こう思っております。 初めに、日本のエネルギー政策上の石炭の位置づけ及び今後の方針について御質問を申し上げます。若干、先ほどの島津委員からの質問と重なると思いますが、よろしくお願いいたします。 我が国の一次エネルギーの総供給量に占める石炭の割合は、炭素換算でいきますと、大臣も先ほどお話ありましたように一六%、こういうふうに言われております。しかしながら、国内炭の占める割合は……
○西委員 公明党の西博義でございます。 初めに、先ほどから何人かの委員の先生方が質問されましたけれども、準備をしておりますので、同様の質問になるかと思いますが、浅所陥没の処理の問題について御質問を申し上げたいと思います。 石炭鉱業の構造調整の完了等に伴う関係法律の整備に関する法律に関してでございます。 石炭政策の完了に関して、石炭対策特別委員会でこれまで多くの議論がなされてまいりました。議論の中で、我が党の同僚議員も、地元の方々の要望を踏まえまして、産炭地域振興や鉱害対策に関して数々の提言、要請をしてきました。その中の幾つかの点について、まず確認を申し上げたいと思います。 その初めに、……
○西委員 公明党の西博義でございます。 国立学校設置法の一部改正案について、関連して御質問を申し上げたいと思います。 まず初めに、大学の評価の中の説明責任のことについて御質問申し上げます。 今、行政機関すべてにわたって説明責任ということが問われておりまして、情報公開が求められておりますが、この大学評価制度もその意味では必要な制度である、このように思っております。しかも、第一義的には大学側がこの大学評価をより活用するということが期待されているわけですが、同時に、先ほどからも議論がありましたように、国民に対する説明という意味でも、これは大変大事な内容になってくるのではないか、こう思います。今……
○西委員 公明党の西博義でございます。きょうは、お三方の先生、大変お忙しいところ早朝から御苦労さまでございます。 先ほどからの御意見また質疑を聞かせていただいて、本当に大学のあり方というか、実態というのが手にとるようにわかり、新鮮な思いがして聞いておりました。 まず初めに中嶋参考人に御質問申し上げたいと思うのですが、私は、この審議が始まります前に、自己点検・評価を幾つか文部省の方に持ってきていただいて、勉強させていただきました。ざっと眺めてみました。先ほどの議論と同じように、ほとんど、特に研究所の自己点検・評価なんというのは、もう全くわからない。英語もついているんですが、何か、何のためにや……
○西委員 公明党の西博義でございます。 著作権法等を改正する法律案に関連して幾つか大臣に御質問を申し上げたいと思います。 現在は、経済を初めとしてさまざまな分野にIT革命、いわゆる情報通信革命が起こっている、こういう状況でございます。この法案も、情報通信技術の発達によって、今まで多くの制約があった障害者への情報のアクセスを容易にする、そういう内容も含まれていると承知をしております。きょうは、IT革命の中での文教分野における情報通信技術の利用を促進するために、大きく分けて三つの点について御質問を申し上げたいと思います。 初めはネット学校の整備を行っていただきたい、二つ目は著作権の学校での利……
○西委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、当文教委員会の委員長に就任いたしました西博義でございます。 今日、教育や学術、文化、スポーツに対する国民の期待と関心は一段と高まっており、その充実振興を図ることが国政上の大きな課題となっております。 このようなときに当たり、本委員会の果たす役割はますます重く、私もその職責の重大さを深く痛感している次第でございます。 練達堪能なる委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に誠心誠意努めてまいりたいと存じます。 何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○西委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
文教行政の基本施策に関する事項
学校教育に関する事項
社会教育に関する事項
体育に関する事項
学術研究及び宗教に関する事項
国際文化交流に関する事項
文化財保護に関する事項
以上の各事項につきまして、本会期中、国政に関する調査を行うため、議長に対し、国政調査承認要求を行うこととし、その手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○西委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として文部省初等中等教育局長御手洗康君、教育助成局長矢野重典君及び厚生省児童家庭局長真野章君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松浪健四郎君。
【次の発言】 岩永峯一君。
【次の発言】 渡辺博道君。
【次の発言】 次に、松沢成文君。
○西委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今国会において、本委員会に付託されました請願は四件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会におきまして慎重に御検討願いましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、今国会中、本委員会に参考送付されました陳情書及び意見書は、教育行政の充実強化に関する陳情書外一件、学校事務職員・栄養職員の人件費半額国庫負担制度の堅持に関する意見書外七十三件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
文教行政の基本施策に関する件
学校教育に関する件
社……
○西委員長 これより会議を開きます。
理事の辞任の件についてお諮りいたします。
理事田中甲君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴うその補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に山元勉君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
文教行政の基本施策に関する事項
学校……
○西委員長 これより会議を開きます。
文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として、内閣官房教育改革国民会議担当室長兼内閣審議官銭谷眞美君、警察庁長官官房総務審議官吉村博人君、外務省アジア局長槙田邦彦君、文部大臣官房総務審議官本間政雄君、初等中等教育局長御手洗康君、教育助成局長矢野重典君、高等教育局私学部長石川明君、体育局長遠藤純一郎君、文化庁次長伊勢呂裕史君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○西委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、著作権等管理事業法案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。大島文部大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る十七日金曜日午前九時二十分理事会、午前九時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前九時三十五分散会
○西委員長 これより会議を開きます。 文教行政の基本施策に関する件、特に教育改革国民会議中間報告について調査を進めます。 本日は、本件調査のため、参考人として、教育改革国民会議座長・芝浦工業大学学長江崎玲於奈君、教育改革国民会議第一分科会主査・お茶の水女子大学名誉教授森隆夫君、教育改革国民会議第二分科会主査・慶應義塾幼稚舎長金子郁容君及び教育改革国民会議第三分科会主査・大学評価・学位授与機構長木村孟君、以上四名の方々に御出席をいただき、御意見を賜ることにいたしております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まこ……
○西委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に都築譲君を指名いたします。
【次の発言】 次に、請願の審査を行います。
今国会において、本委員会に付託されました請願は全部で百十九件であります。
本日の請願日程第一から第一一九までの各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の内容につ……
○西委員 公明党の西博義でございます。 我が国の災害対策の基本的な枠組みは災害対策基本法に定められております。阪神・淡路大震災は、従来の災害対策のあり方についてさまざまな課題をあらわにしたと思います。そうした教訓から、災害対策においては、まず政府の初動体制、続きまして防災の問題、それから災害の復興の問題、この三つの点についてますます重要性が増してきた、こう思うわけでございます。 まず初めに、実習船えひめ丸の事故に関して、つい先日、政府の初動体制が問題となりました。総理大臣も事故報告後もゴルフを続行していたというような点も大きな問題になったわけでございますが、私は、中央省庁再編後に生じた構造……
○西委員長代理 次に、前田雄吉君。
【次の発言】 次に、黄川田徹君。
【次の発言】 次に、塩川鉄也君。
○西委員 公明党の西博義でございます。 昨日は、予算委員会で教育関係の質疑をさせていただきました。たまたまといいますか、大臣には、大変重要なIOCの視察団に対するごあいさつということで大阪におられましたので、主に森総理に直接お聞きをさせていただきました。大臣は大阪からまたわざわざ部屋にまでお電話をいただいて、恐縮でございました。 きょうは、実は、昨日時間があればやりたかった部分が若干残っておりまして、その部分と若干のこと、教育改革の関連のことについて御質問を申し上げたいと思います。 初めに、従来から文部省がずっと唱えておりました教育改革プログラムと、今度新たに出されました新生プランとの整……
○西委員 公明党の西博義でございます。 今回提出されました法律案の審議に入るわけでございますが、その前に、今までの過去五年間の教職員の定数改善計画についての評価について、まずお伺いをしたいと思います。 前回の計画は、第六次義務諸学校定数配置改善計画、それから高等学校については第五次の公立高等学校教職員定数改善計画、この二つに沿って定数の配置が行われてまいりました。この義務諸学校の教員定数の算定根拠は、義務標準法に規定されているわけでございますが、その割合を調べてみますと、多い方から、一番多いのがチームティーチング、特殊諸学校の配置、選択履修の拡大、養護教諭それから通級指導、こういうふうに配……
○西委員 公明党の西博義でございます。 初めに、飛び入学制度について、今回改正がございましたので、そのことについて質問申し上げたいと思います。 今回、大学並びに大学院への飛び入学制度について、対象分野それから対象教育機関の面で大きく規制緩和されることになりました。まず、基本的なことについて確認をしておきたいと思います。 飛び入学制度で高校から大学へ入学した人の学歴、先ほど松沢委員からも御指摘がありましたけれども、高校中退ということになります。このことから生じる心配な点についてお伺いをしたいと思います。 まず、飛び入学した人が途中で大学を中退して他の道を歩み始めようとして、あるいは在学中……
○西委員 公明党の西博義でございます。 本来の教育関連三法案の審議が進んでおりますが、その前に若干、二点ほど奨学金の問題に関して御質問申し上げたいと思います。 去る五月二十一日、参議院の予算委員会で、塩川財務大臣が奨学金制度について答弁をなさっておられます。内容は、「無償のそういう奨学資金が、無償返済の奨学資金が、そういうようなものができたらいいんじゃないかなと思うておりまして、」関西弁でございますね。「小泉内閣の一つの目玉にこれ考えてみたいなと思うたりしております。」と、給与方式の奨学金の創設について答弁されておられます。 私ども、これまで日本育英会の奨学金制度の充実に向けて努力をして……
○西委員 公明党の西博義でございます。相当長時間にわたりまして、午前中の最後でございます。大臣、頑張ってください。 初めに、大阪教育大学附属の池田小学校で起きた事件で亡くなられました八人の子供たちの御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、御家族の皆様に心から謹んでお悔やみを申し上げたいと存じます。また、事件に巻き込まれました皆様方に対して、一日も早く回復されますように祈っております。 このことに関連いたしまして、初めに、学校の安全対策ということでお伺いを申し上げたいと思います。 六月の十一日の政府・与党連絡会議で、我が党の神崎代表は、被害児童、家族、教員らの心のケアについて万全の体制を……
○西委員 公明党の西博義でございます。 中谷学長におかれましては、大変お忙しいところ参考人としておいでをいただきまして、ありがとうございます。 早速、初めに、今回の事件の状況について、学長から、わかる範囲でお答えを願いたいと思います。私ども、質疑時間が若干短いものですから、答弁を手短にできればと思います。 今回の池田小学校の事件に関する文部省の報告資料をちょうだいいたしました。その資料によりますと、今回の事件、六月八日の十時十五分から二十五分の十分間の出来事だというふうにお聞きをしております。その通報を受けた警察が到着したときには、既に副校長ともう一人の先生の間でこの犯人を取り押さえてお……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、総理に教育改革を中心に質問を申し上げたい、こう思います。 その前に、まず初めに、えひめ丸事故における緊急事態への対応について御質問を申し上げたいと思います。 愛媛県立の宇和島水産高校の実習船の事故に関して、政府の対応がこの委員会でも問題となりました。総理におかれましても判断ミスを認められておりますが、政府は常に、こういうことから教訓を得て、国民の安全に関して細心の注意を払う努力を重ねるべきだ、私はこう思います。 さて、今回、事故に対応すべく、私ども公明党もいち早く対策本部を立ち上げまして、その後、文部科学省にも当然災害対策本部は設置され……
○西委員 公明党の西博義でございます。 私は、まず初めに、先ほど村井大臣の方からごあいさつの方で若干触れられました南海地震対策について御質問を申し上げたいと思います。 政府の地震調査委員会は、ことしの九月に、マグニチュード八を超すと想定される東南海地震と南海地震について、今後三十年以内に起きる確率は四、五〇%に達する、こういう評価の結果を発表されました。さらに、東海沖から四国沖にかけて二つの地震が同時に発生するおそれもある、その場合は、マグニチュード八・五の巨大地震になり、大津波や強い揺れによる被害が心配されている、こういうことが言われております。 これを受けて、政府は、これら東南海、南……
○西委員 公明党の西博義でございます。 参考人の皆さん、きょうは大変にお忙しいところをおいでいただきまして、ありがとうございます。 先ほどからお聞きをしておりまして、ガスとともに生きるという話をお伺いしました。実は、先月末に私、桜島に同じく噴煙の問題で視察に行ってまいりまして、桜島も、噴煙とともに生きるという覚悟をしながら、またそのための条件整備をしながら現実に生活されているということを目の当たりに見てまいりました。 その翌週に実は三宅島の視察に参加させていただいただけに、十分また参考にしながら、もちろん、規模とかガスの種類とかいろいろ違いがあることは事実でございますが、火山とともに生き……
○西委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 文化芸術振興基本法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の事項について配慮すべきである。 一 文化芸術の振興に関する施策の策定及び実施に当たっては、必要な財政上の措置等を適切に講ずること。 二 本法は文化芸術のすべての分野を対象とするものであり、例示されている分野のみならず、例示されていない分野についても、本法の対象となるものである。文化芸術の振興に関する施策を講ずるに当たっては、その取扱いに差異を設けることがないようにすること。 三 ……
○西議員 児玉先生にお答え申し上げます。 先ほど具体的な例を挙げて申されましたけれども、現代の子供の読書離れ、私も先生の気持ちと全く同感でございます。ゆゆしき事態だという認識をしております。 先生もデータを挙げられましたが、同じく毎年毎日新聞が行っている調査でございますが、全国学校図書館協議会の協力で行った結果、一カ月に一冊も本を読んだことのない人、こういう問いに対して、小学校で一一%、中学校で四四%、高校生では六七%が一冊も読んだことがない、こういう結果が出ております。小学校では若干の改善が見られているようですが、少し長期的に見ますと、高校、中学生ともに大幅な増加傾向が見られるということ……
○西委員 公明党の西博義でございます。 大臣が参議院の予算委員会に出席ということで、大臣に聞きたい事柄もあったのですが、進めさせていただきたいと思います。 初めに、先ほど牧委員からもかなり詳細に質問があったのですが、アメリカの気候変動政策に対する大臣の見解について御質問申し上げたいと思います。 去る二月の十五日に発表されたアメリカの気候変動政策は、先ほどもお話ありましたように、GDPに対して、温室効果ガスの排出量を十年後、つまり二〇一二年に一八%削減する、こういうことを目標としております。 この目標に対して、環境大臣は、「地球温暖化対策の実効性を確保するためには、今後、米国や途上国を含……
○西委員 午後のトップバッターで始めさせていただきます。公明党の西博義でございます。よろしくお願い申し上げます。
今回初めて、健康被害を防止するという目的で、この土壌汚染対策法案、提出されました。大変重要な法案だというふうに考えております。
既に対策をとられている大気、水の汚染とはまた異なる側面もあわせ持っている法案だというふうに認識をしておりますが、この法案の骨格となっている環境政策に関する基本的な考え方といいますか原則、おありだろうと思うのですが、まず、大臣の方から御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 初めての見方という意味で、私ども、随分この法案、議論してまいりました。その……
○西委員 四人の参考人の皆さん、本当にお忙しいところおいでいただきましてありがとうございました。大変貴重な勉強をさせていただいた思いがいたします。 初めに、大塚参考人にお伺いしたいと思います。 今回のこの土壌汚染対策法案の意義について詳しく御説明いただきました。私、以前、数年前に出版された本だと思うんですが、東京大学の地球惑星物理をなさっている専門の松井先生が、たしか借り物の思想という本をお出しになったと思うんです。つまり、地球は宇宙からの借り物であり、私たちの持っている土地というのは地球からの借り物だというような御趣旨だったかなというふうに思っているんですが、私有地という、今までの大気や……
○西委員 私は、ただいま議決されました自然公園法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につき、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び保守党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 自然公園法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一、新「生物多様性国家戦略」の実効性を確保するため、本法を含めた自然環境保全の法体系の見直しについて検討を行うこと。 二、自然公園内の里地里山の保全及び再生に向けて、……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、四人の先生方、大変お忙しいところ、貴重な御意見を拝聴させていただきまして、まことにありがとうございました。議論はまだ当委員会でも始まったばかりですけれども、大変私も目を開かれた御意見、たくさんちょうだいして感動いたしました。若干そのことにつきまして、補足的に先生方の御意見をちょうだいしたいと思います。 初めに森嶌先生にお伺いしたいと思うんですが、私、常々、京都議定書以降のことにつきましてどうなるのかということについて、自分なりに考えてまいりました。つまり、第二約束期間に入りますと、この条件がさらに厳しくなってくるのではないか、これは桝本参考……
○西委員 公明党の西博義でございます。 初めに、京都議定書の、ごくごく基本的なことですが、意義についてわかりやすく御答弁をお願い申し上げたいと思います。 御存じのように、京都議定書は、気候変動枠組み条約の目的である「気候系に対して危険な人為的干渉を及ぼすこととならない水準において大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させること」、これを目指しているわけでございます。そのための第一段階として、先進国の温室効果ガスの排出量を最初の目標期間である二〇一〇年前後までに一九九〇年よりも五・二%削減するという法的拘束力がある数値目標が盛り込まれた、そして、その計画の中で日本の目標値が六%というふうに決定さ……
○西委員 公明党の西博義でございます。午前の最後のバッターでございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 本日は、鳥獣保護法改正案に関連して少し幅広く、生物保護政策について大臣を中心に少し御質問を申し上げたいと思います。 まず初めに、先ほどからも随分各委員からお話がありましたけれども、現行法体制のことについて若干お伺いをしたいと思います。 生物に関する法律、たくさんございます。野生生物は、今議論になっております鳥獣保護法、それから人に飼われている動物、これは動物の保護管理に関する法律があります。さらには、海生哺乳類、海にすむ哺乳類ですが、水産資源保護法、それから臘虎膃肭獣猟獲取締法……
○西委員 公明党の西博義でございます。 四人の参考人の皆さん、本当にきょうはお忙しいところおいでいただきまして、心から感謝申し上げます。一つ一つ興味深い貴重な御提言ありがとうございました。順次お聞きをしていきたいと思います。 まず、小金澤参考人にお伺いしたいんですが、一つは、先ほどのお話の中で、特定鳥獣保護管理計画を実行する中で、担当者がくるくるかわってしまうのでふさわしくないんじゃないか、こういうお話がございました。これだけではないんですけれども、今全体、先生が幅広くこの計画にかかわって実行も御担当いただいて、御苦労なさっているんですが、この仕組みの上で、やってみて、この担当者の問題以外……
○西議員 佐藤委員にお答え申し上げます。 国会議員の職務権限について具体的に何と何とがあるか、こういうお尋ねだと思います。 このことに関しましては、国会法、それから議院規則等の法律の規定によって明確に規定をされております。具体的に例を挙げさせていただきますと、各議員における議案を発議する権利、修正案の動議を提出する権利、それから委員会における質疑の権利、さらには演説、討論権、表決権等がございます。 なお、国会議員の職務権限については、刑法の収賄罪等においても同様に問題になっておるわけでございますが、これまで特段、その範囲があいまいであるというようなことで支障があったというふうには承知して……
○西議員 お答え申し上げます。
企業献金が即悪という考え方は、私どももとっておりません。
具体的な、先ほど……(大幡委員「公共事業受注企業からの」と呼ぶ)公共事業受注企業からの献金について、これをどういうふうに判断するかということは、今後の重大な課題として私どももまじめに取り組んでいくこれからの課題だというふうに思っております。
【次の発言】 お答え申し上げます。
もうこの問題については、再三再四質問もあり、また、それに対する答弁もございました。少し角度を変えてお話を申し上げたいと思います。
委員も御存じのように、あっせん利得処罰法というのは、つまり、処罰される人の身分に着目して成立し……
○西議員 「権限に基づく影響力を行使して」ということが要件としてふさわしくない、こういう趣旨の御質問だったかと理解をいたします。 これは、既に、一年半前の議論で相当議論が行われているところでございますが、若干その繰り返しになるかもしれませんけれども、あっせんの方法を、公職にある者が、この法令に基づいて、その有する権限に直接または間接に由来する影響力、これを行使したということに限定をいたしませんと、公職にある者等の身分を有する者が行政府の職員に対して、公務員に対して行うあっせん行為のほとんどが逆に対象になってしまうということになります。そうなりますと、処罰範囲が非常に広がってまいりまして、公職……
○西委員 公明党の西博義でございます。 今回の法律改正は、他校種免許状による専科担任制度を拡充すること、それから、隣接校種免許状の取得を促進させることにより、小中高間の連携を行いやすい環境を整えるとともに、特別免許状の有効期限が撤廃されることとなりまして、多様な人材が教育現場に立つ環境が一層整備される、こういうことで、私としては評価をしております。 これに関して、教員養成、採用や学校のスタッフの多様化、さらに時間があれば免許更新制などについて、順次質問をさせていただきます。 初めに、児童生徒が小学校から中学校、中学校から高校に入学したときに直面するというふうに指摘されております学習面での……
○西委員 公明党の西博義でございます。 久しぶりの一般質疑で、日ごろからお聞きしたいことがたくさんございますので、単発的になるかもしれませんが、順次、大臣を中心にお聞きをしていきたいと思います。 第一点目は、いわゆる学力の低下問題についてお伺いをしたいと思います。 ゆとり教育、総合学習と新しい教育課程のもとで今進んでおりますが、私も、この方向性には期待をしている一人でございます。その上で、現在の重要な教育課題は、ある意味では授業についていけない児童生徒にいかに確かな学力を身につけさせるか、このことが大事な課題だと思います。 先日、東京大学の苅谷教授のグループが行った学力低下問題に関する……
○西委員 公明党の西博義でございます。 私は、約十分の短い時間ですので、二点だけお伺いしたいと思います。一つは業際研や親族の会社が事務所スタッフの給与を肩がわりするようになったいきさつ、それから業際研はどのような背景で生まれてきたのか、どのような背景で設立されてきたのかという二点について、これから参考人に質問をさせていただきたいと思います。 一枚の資料をお配りしておりますが、初めに参考人に事務所のスタッフについてお伺いしたいと思います。 この資料を見ていただきますと、八九年農林水産大臣就任、九二年総務庁長官、このあたりの時代に、公設秘書はもちろん二人いらっしゃいますが、給与を支給されてい……
○西委員 おはようございます。公明党の西博義でございます。 提出者の皆さん方には、大変な御苦労をいただきまして、今回、自然再生法、審議に入ることができました。御苦労に感謝を申し上げたいと思います。 初めに、提出者の皆さんに御質問申し上げます。 日本の環境法の整備は、一九六〇年後半の公害問題から始まっておりまして、近年ようやく、環境の政策の骨格である環境基本法、それから循環型社会形成推進基本法などの制定を見てまいりましたが、まだ環境という意味では十分ではない、私はこのように考えております。その意味で、この自然再生法案は、環境保全にとどまらず、失われた自然を取り戻そうとする積極的な環境施策を……
○西委員 今回、このようにして法制局のあり方並びにそれに関連する大臣並びに国会議員からの依頼についての議論がされるということですので、これを機会に、法制局はいかにあるべきかという議論は積極的になされるべきだと私も思っております。 そこで、参考のために、「衆議院ガイドブック」、平成十二年版ですが、衆議院の事務局から提出されておりますこの本の中に、「第二十四 衆議院法制局」というところがありまして、「組織」があり、その次に「職務内容」がそれぞれ書かれております。 その中で五番目、「法律問題の照会に対する調査回答」という項目が職務内容の一つに入っております。「現行法の解釈を初めとする法律問題に関……
○西委員 公明党の西博義でございます。 私は、議員坂井隆憲君に対する逮捕許諾請求について、党を代表して、ここに、その許諾の可否について意見を述べるものであります。 被疑事実によれば、衆議院議員坂井隆憲君は、既に逮捕されている自身の秘書二名に指示し、平成九年から平成十三年にかけ、政治資金収支報告書に虚偽の記載を行い、約一億二千万円を裏金として処理していたというものであります。 これが事実であるならば、これまで国会で政治資金の透明化、公正化のために築き上げてきたルールをいとも軽々しく踏みにじり、国民に対して背信行為を繰り返してきたことになるのであります。 こうした重大な疑惑について、坂井君……
○西委員 公明党の西博義でございます。 私は、議員坂井隆憲君に対する議員辞職勧告決議案に対して、党を代表して意見を述べさせていただきます。 衆議院議員坂井隆憲君は、自身の秘書二名に指示し、平成九年から平成十三年にかけ、政治資金収支報告書に虚偽の記載を行わせ、約一億二千万円を裏金として処理していた政治資金規正法違反容疑で検察当局よりの逮捕許諾請求を受け、三月七日の衆議院本会議において全会一致でそれが承諾され、同日、逮捕されました。 これまでの捜査では、関係者からの事情聴取等により、悪質な献金強要や裏金処理についての議員本人の直接指示等が明らかになっております。しかし、坂井君は、これまで国会……
○西委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました松浪健四郎君の議員辞職勧告決議案を本会議に上程する動議に反対の立場から意見の表明を行いたいと存じます。 松浪健四郎君は、五月二十一日の政治倫理審査会において、暴力団関係者の会社からの秘書給与の肩がわりや、捜査情報の問い合わせを行ったことを率直に認め、その経緯、事実関係を詳細に説明されました。 弁明では、最初から暴力団関係者と知った上でのつき合いではなく、暴力団関係者と知った後は関係を絶とうと苦悩し、その葛藤などは十分理解できる部分もありますが、資金提供を受けるべきではない人からの資金提供を受け、政治資金収支報告を怠ってきたことは事実……
○西委員 公明党の西博義でございます。 四人の先生方、きょうは、大変重要な御示唆に富む御意見をちょうだいいたしまして大変にありがとうございます。早速ですが、順次御質問をお願いしたいと思います。 初めに、堀部先生にお願いをしたいと思います。 私は、前半、先ほども若干ございましたけれども、特に個人が苦情処理を行うときの観点から初めに御質問を申し上げたいと思います。 初めに民間のことについてお伺いしたいと思うんですが、今回、民間の苦情処理を行う機関として、認定個人情報保護団体という形の組織をそれぞれの事業者がまとまって設けるということになっております。もちろん、事業者また団体ごとに積極的にそ……
○西委員 公明党の西博義でございます。 森先生には、きょうは、大変御多忙のところ、この委員会においでいただきまして、貴重な御意見をちょうだいいたしました。 実は、私も初めてでございまして、この答申をいろいろと勉強させていただいて参加したんですけれども、先生御自身からお伺いして、ようやく若干すっきりしたなという感じがしております。そのことも踏まえまして、若干の御質問をさせていただきたいと思います。 先ほど齋藤委員からもお話がありましたように、私も実は、諸外国の例というのが一つの要件として参考になるんではないか、こういうふうな考えを持っておりました。 もちろん、時代とともに距離感覚も違って……
○西委員 公明党の西博義でございます。よろしくお願い申し上げます。 きょうは、大変お忙しいところおいでいただきまして、貴重な御意見をちょうだいいたしまして、ありがとうございます。 先ほどからの先生のお話を聞いておりまして、私は、先生の御議論といいますのは、東京という現にある首都、これを将来に向かって、国際競争力もにらみながら、どうシェープアップしていくか、理想的な形をつくっていくかということが非常に大きな観点だというふうに認識をさせていただきました。 その中で、しからば、都市といいましても東京だけではなくて、大都市は全国散らばっておりまして、程度の差こそあれ、それぞれ過密に向かって、人口……
○西委員 公明党の西博義でございます。 堺屋先生、本当にきょうは多角的な面から御説明をいただいて、参考人の皆さんから数々お言葉をいただいておりますけれども、本当に感銘を受けさせていただきました。殊に先生の、首都機能移転というのは、ただ地理的な条件で移転するという物理的なものだけではなくて、経済、文化、ありとあらゆる問題で大きく日本のパラダイムが変わっていく、そのきっかけにというお話に、私も深く感銘いたしました。 昔、先生からお伺いしたお話で、大阪万博の話をたしか先生はされたことがおありだと思うんですが、御活躍だったと思うんですが、そのときに、男性が休みの日にカジュアルな服を着るようになった……
○西委員 公明党の西博義でございます。 私は、四月一日、本会議において、国民年金法等の一部を改正する法律案他二法案に対して、趣旨説明並びに質疑を行うよう要望申し上げたいと思います。 申すまでもなく、今国会、年金の問題は大変重要な法案として、与野党ともに取り組もうとしているというふうに私は理解をしております。議運の理事会の現場でも、再三、一日も早く審議入りをするように、与党として申し上げてまいりました。 幸いにして、先週予算も無事成立をし、いよいよ各法案の審議というところで、与野党ほぼ合意に近い形で本日を迎えたわけですが、週末の総理の発言等により、今藤村筆頭の議論がございましたが、それは、……
○西副大臣 厚生労働省からお答えを申し上げたいと存じます。 先ほど、松下先生から、BSEの国内対策、九月九日に食品安全委員会がいわゆる中間とりまとめをしたということは既に御指摘がございました。その上で、BSEの対策につきましては、他の食品安全対策と同様に、科学的合理性を基本として判断すべき問題と考えておりまして、食品安全委員会が科学的見地から取りまとめた報告書を尊重して進めていくということが基本であるというふうに考えております。 厚生労働省といたしましては、このような基本的な考え方に立ちまして、今後、農林水産省と共同して国内対策の見直し案を取りまとめた上で、改めて、両省で食品安全委員会に諮……
○西副大臣 お答え申し上げます。
メキシコのようなBSEの非発生国であっても、万が一BSEが発生した際の混乱を避けるために、我が国が指定している脳、脊髄などの特定危険部位につきましては、輸入を自粛するように業者を指導しているところでございます。
【次の発言】 危険部位の除去はやっていないというふうに承知しております。
【次の発言】 SRMの部位は入っておりません。
【次の発言】 現在、その資料については手持ちがございませんので、後日、またお知らせ申し上げます。
【次の発言】 メキシコ産のお話でございますが、メキシコ産の牛肉を含めて、我が国へ輸入されている牛肉の安全性の確保につきましては、輸入……
○西副大臣 長妻先生御指摘のように、先般、監修料、私どもは精いっぱい調査をさせていただきました。しかし、残念ながら、その後、若干、新聞報道にもございますように、監修料の取り扱いについて、具体的かつ詳細な事実が新聞で発表されました。そのことを受けて、やはりこのことについて、もう一度、我々として正確なことを確認しなければならないというふうに思っておりまして、その意味で、追加的な調査をやらせていただくというふうに考えているところでございます。 既に現在、社会保険庁において事実関係調査に入っているところでございます。できるだけ早く、このことについては皆さん方に公表させていただきたい、こう思っておりま……
○西副大臣 御紹介をいただきました西博義でございます。 このたび厚生労働副大臣を拝命いたしました。 厚生労働行政は、国民一人一人の誕生から就労を経まして高齢期に至るまでの国民生活に密着をした行政でございます。私といたしましては、国民の皆様がよりよい生活を送ることができるよう、国民の視点に立って、さまざまな課題に誠実かつ積極的に取り組んでまいりたいと決意をしているところでございます。 厚生労働委員会の皆様方の御理解と御協力を得ながら、衛藤副大臣、森岡、藤井両大臣政務官とともに全力で尾辻大臣を補佐してまいる所存でございます。 皆様方の御支援、御協力を心よりお願い申し上げまして、ごあいさつに……
○西副大臣 お答え申し上げます。 古屋委員の熱心なお取り組みにまずもって心から敬意を表したいと思います。 既にほとんどの部分、委員から御説明がございましたけれども、我が国では最近、急速なライフスタイルの変化で、年々乳がんの患者数が増加しているということは御存じのとおりでございます。その結果、現在、女性のがんの第一位を占めるという現状になっております。そして、約一万人の女性が乳がんによって亡くなっている、こういう大変重大な結果になっております。そんな意味で、乳がんの対策というのは大変重要なものだというふうにとらえております。 しかしながら、現状を御報告申し上げますと、我が国における乳がん検……
○西副大臣 お答え申し上げます。
衆議院に初当選いたしましたのは十一年三カ月前でございますが、平成五年七月から現在において、年金保険料の未納はございません。
さらに、迂回献金については、ございません。
以上でございます。
【次の発言】 お答え申し上げます。
郵政民営化につきましては、利用者、国民の視点に立った上で推進していくべきだというふうに考えております。
あとの、懇話会のことにつきましては、自民党のことでございますので、私は該当いたしません。
○西副大臣 お答え申し上げます。 ただいまの福島委員の御質問、大変重要なことだというふうに受けとめております。大災害が起こったときに応急の救助をいかに的確に行うかということについては、阪神・淡路の大震災の大きな教訓をもとにして、平成九年にガイドラインを策定いたしております。この中で、避難所については、御指摘のように、公民館それから学校等の公共施設に加えて、これらが不足する場合には、公的宿泊施設、それから旅館、ホテル等の借り上げを行うということで、都道府県に既に通知をしているところです。 今回の新潟県の中越地震には、速やかにこうした取り扱いが行われるように、地震発生の翌日二十四日に、高齢者、……
○西副大臣 お答えを申し上げます。 先ほどから委員が御指摘のように、この表を見ますと、一九九〇年以降の我が国の、これは差し引きですから、多分輸入並びに生産量に関係した問題だと思うんですが、今まで、例えば、特に有害性の高い青石綿、それから茶石綿、この禁止につきましては、一九九五年に我が国としては禁止をしております。EUでは二年早く九三年ということで、それぞれ禁止措置をとっております。また、白石綿につきましても、昨年十月から我が国の製造を原則禁止した、EUでは本年一月に禁止をした、こういうことでございまして、それぞれの禁止をした措置等につきましては、EU等と比べてみましてもほぼ同時期、一年、二年……
○西副大臣 お答え申し上げます。
それぞれの都道府県の労働局局長車、それぞれございますが、一般会計、労災関係、雇用関係、それぞれの三関係の集まりということになっております。
【次の発言】 お答え申し上げます。
労災保険で三十二台、それから雇用保険関係では七台と承知しております。
【次の発言】 それぞれの関連の業務がございまして、それに関連して、車一台の中で労災と雇用と分けるというわけにもいきませんので、それぞれの役割の分担に応じてこういう形になっているというふうに承知しております。
【次の発言】 先生お尋ねのように、まさしくそういうわけにはいきませんので、局長は、それぞれの労災の役割、雇用……
○西副大臣 お答え申し上げます。 委員御承知のように、出産費用の負担の軽減を図るために、現在も医療保険から、医療機関における分娩料の状況を踏まえて、三十万円の出産一時金を支給しているということは御存じのとおりだと思います。ちなみに、三十万円という設定は、今はもう組織が変わっておりますが、旧国立病院の分娩費のほぼ平均値ということで、平成十四年度のデータでございますが、三十万円ということに設定をしております。 医療保険制度そのものの性格からして、疾病それからけが等の保険事故に対して給付をするという基本的な性格がございます。そんな中で、正常な出産自体がこの疾病それから負傷等とは異なるということか……
○西副大臣 お答えいたします。 基本的なことはもう大臣お答えのとおりですが、今回、国保を都道府県にということで初めて導入いたしました。その理由は何かという御趣旨だというふうに理解しております。 実は、平成十五年の三月に閣議決定をしておりまして、その内容といいますのは、「国、都道府県及び市町村の役割を明確にした上で、都道府県と市町村が連携しつつ、保険者の再編・統合を計画的に進め、」という一文がございまして、そのことを基本にして、関係の審議会等でも今議論をしていただいているところです。 一方、おっしゃられるように、次期医療保険制度改革、これはこれからでございますが、その内容につきましても、保……
○西副大臣 お答え申し上げます。 医療提供体制の現状と課題ということで御質問いただきました。 各都道府県が医療を提供する体制を確保するという計画を定めておりますが、おっしゃられますように、昭和六十年から創設されたものでございます。 今までは、これは各都道府県において、一つは病院の病床の整備を図るという意味で医療圏をまず定めまして、そしてどうするかということを議論していただきまして、そして、その医療圏の中で必要とする病床数はどれだけか、こういうことが主な目的、いわば医療のそれぞれの地域の量を重点に、医療供給体制の確保ということで議論をいただきましたが、これにつきましては、ほぼ達成されたとい……
○西副大臣 お答え申し上げます。 介護保険法が施行されましたときにこの五年という初めての措置が行われましたが、このときには、旧来からの措置入所者に対する、経済的な実態等を踏まえまして、政策的な判断の上に五年ということになったものでございます。 今回の見直しに当たっては、先ほども若干答弁がございましたけれども、当該者が入所者のうちの二割をまだ占めていらっしゃる、こういうことの重みを考えまして、これは引き続き経過措置を当初と同様五年ということに決めさせていただいたものでございます。 この経過措置の延長につきましては、当委員会でも議論がございましたように、施行後に入所した者との均衡の上で厳しい……
○西副大臣 お答え申し上げます。 ただいま委員の方から、東急観光を例に出されて、これは委員がおっしゃられますように、東京都の労働委員会にただいま係属中という案件でございますが、御指摘のようなことがございました。 委員からお話がありましたように、そういう事情もございまして、このことに関して私どもからただいまどうこうということは申し上げられませんけれども、御指摘のとおり、最近話題になっております企業買収につきましては、労働者にとってもこれは大変大きな関心事であるし、また、個別具体の問題もあろうかと思います。このような場合であっても、健全な労使関係が維持されていく、また、そのことによって労働者の……
○西副大臣 お答え申し上げます。 委員から具体的な御指摘がありましたように、いろいろな事例が上がってきております。そもそも、介護保険制度が発足しましたときには、さまざまな事業主体に参入をしていただく、民間の方はもちろんですが、そういうことによって利用者の選択それから事業者の競争ということでサービスの質を確保したい、こんな仕組みを導入したわけでございますけれども、施行後の状況を見ますと、架空請求それから無資格者によるサービスの提供、そんなことが、悪質な事例も見られまして、不正請求それから指定の取り消しなどもふえてきているのが現状でございます。例えば、平成十五年度では不正請求それから過誤の請求等……
○西副大臣 お答え申し上げます。 介護保険制度創設時のことについて先生から御指摘がございましたけれども、まず初めに、このサービス基盤をつくるところから始まって、種々議論がございました。しかし、その中で着実にサービス利用もふえておりますし、また、御指摘のように世論調査等においても年々評価が高まってきておりまして、本制度は我が国の高齢期を支える制度として着実に定着している、こういうふうに考えております。 しかし、その一方で、この五年間にやはり課題も出てきておりまして、例えば、介護に要する費用は急速に増大しております。今後、十年、二十年先を見据えましたときに、制度の持続可能性、先ほども御指摘ござ……
○西副大臣 お答え申し上げます。 委員から御指摘のように、介護保険制度が発足しまして五年でございますが、この中における介護支援専門員の方の役割、これは、お一人お一人の心身の状況、それから能力を適切に評価して、そしてさまざまな専門家との、多種多様な職種と連携して、そして本人の自立のために最も適切なサービスのプランをつくっていただき、また評価をしていただいてまいりました。このことについては引き続き大変重要な役割を担っていただかなければならないというふうに考えております。 利用者お一人お一人のニーズに合った適切なサービスをこれからもさらに提供していただくわけですが、ケアマネジメントや介護支援専門……
○西副大臣 お答えいたします。 前半の、どのように地域支援事業をコントロールしていくのかという部分を答えさせていただきまして、後半の部分は、申しわけございませんが局長の方から答えさせていただくということにさせていただきたいと思います。 御存じのように、今回始めます地域支援事業は、介護給付のような個別に給付というふうな仕組みにはなっておりません。そんな意味で、保険者が、いわゆる市町村が主体となってこの事業を運営していく、こういうことになります。 この事業費の規模、または、将来膨張していくんじゃないかという御懸念につきましては、今後、先生も御指摘になられましたように、政令で定める上限を決めて……
○西副大臣 お答え申し上げます。 今回は公募された方をもとに編成したわけですが、その中で、今回やってみて分析の結果、この筋力向上プログラムにつきましては、例えば脳血管疾患の既往症、これがある方については、その他の疾患の既往症がある方に比べて有効性が低くなっているというようなことも新たにわかっております。そういうことを今後有効に、本実施する場合には考えていく大きな手だてになっていく、こういうふうに思いますので、初めからこの人は有利というか、効果があるとかいうことを必ずしもすべて前提にしたわけではないということを御理解いただきたいと思います。
○西副大臣 お答え申し上げます。 認知症の高齢者のグループホームにつきましては、私も現地を訪問いたしましたが、外部の目からはなかなか届きにくい、また閉鎖的になりがちであるサービス形態であるというふうな印象を持ちました。そんな意味で、質の確保、向上がとりわけ大事だという問題意識を持っております。 まず、施設の管理者及び計画を作成する責任者に、この認知症のケアに関する研修を受講することを義務づけしております。また、先ほど御指摘のように、自己評価に加えて、定期的な外部評価も義務づけて、その結果を公表するということを今現在実施しているところでございます。 グループホームの日常の健康管理につきまし……
○西副大臣 お答え申し上げます。 補装具の給付制度における紙おむつのことにつきましては、本来、排尿、排便の生活習慣がまだついていないと思われる三歳まで、これが三歳の要件ということになっておりまして、運動機能に障害が出た方々を対象として、その特別な事情を考慮した上で、補装具の一つとして給付をさせていただいております。 しかしながら、議員御指摘のように、三歳以降に発症した方であっても、まだ排尿、排便の生活習慣が十分ついていない幼少期のうちに運動機能に障害が出た場合、非常に、三歳で切ることの要件が本当に正当なのかどうかという御指摘でございますが、三歳までに運動機能障害が出た人と準じたようなケース……
○西副大臣 お答え申し上げます。 この自立支援法案におきましては、障害者に係る公費負担の医療につきましては、先ほどから委員御指摘のとおり自立支援医療として再編をいたしました。その際に、必要な医療を確保しながらその費用を皆でできるだけ支えていただくという考え方、また、その制度にするために、医療費とそれから所得に応じた御負担をお願いするという基本的な考え方でございます。 そんな中で、低所得の方、それから障害の程度が、先ほどの議論にありますように重度かつ継続的に医療費負担が生じる方、そういう人など、医療費が家計に与える影響の大きい方に対して、例えば住民税非課税世帯の方に対しましては、月額二千五百……
○西副大臣 お答え申し上げます。 委員御指摘のように、今まではなかなか、自立、障害者の皆様が働くということに対して十分施設の側が援助できなかった側面は私はあると思います。具体的な就労に移行するための条件が整っていなかったという感じが、各所拝見しまして、もう少しやはり障害者の働きたいという気持ちに沿った施設が多くならなければ、そういう意味ではもう少し高度にならなければいけないなという気がしておりまして、障害者が地域で自立して働くためには、福祉の施策においてももっともっと充実した支援をしていくということが必要だと思います。 このたび、先生が御指摘いただきましたように、企業等で働く意欲のある障害……
○西副大臣 今、種々委員からお話を伺いました。こういう宿泊施設、大勢の皆さんがいろいろな形態で働かれている、私も何回か泊まりに行かせていただきましたのでよく承知しているつもりでございます。 今回の施設の売却に対して、一義的にはこれは雇い主である委託先法人が責任を持っていただくということで、相談窓口をつくっていただいたり、それから再就職先を開拓していただいたりということはお願いしなければいけないということが前提ではございますけれども、我々としましても、委託先公益法人の従業員の雇用問題につきましては配慮をしていくという前提ですので、これからも協力しながらこの職員の雇用問題には配慮をしていきたいと……
○西副大臣 お答え申し上げます。 この年金福祉施設等の役割につきましては、先生御指摘のように、被保険者、受給者等の健康の保持増進、それから福祉の向上等、また長期にわたって保険料を納めていただく被保険者に対する福祉の還元というようなことを目的として、今まで多くの皆さんに利用をしていただいておりまして、そのことを通じて一定の役割を果たしてきたというふうに認識をしております。 また、各施設の現在置かれている状況に関しましては、これは、その設置されている地域の実情に応じてさまざまな状況があります。そういう意味で、地域から存続の要望が寄せられている施設も少なくないということを考えてみましても、そうい……
○西副大臣 お答え申し上げます。 今までの支援費制度の場合につきましては、費用負担、これは障害者本人だけではなくて一定の扶養義務者にもお願いをしているところでございましたが、今回は、扶養義務者の負担を廃止しまして、本人のみ法律上の負担義務者ということをさせていただきました。さらに、その上できめ細かな低所得者の対策を講じるということをしております。 利用者本人の負担につきましては、世帯単位の所得に応じて負担の限度額を設けるということにしておりますけれども、経済的な面において世帯の構成員がお互いが支え合うという家庭の中での実態がございますことを含めて考えまして、生計を一にする世帯全体で負担能力……
○西副大臣 お答えをいたします。 先ほどからの福島委員の御意見をずっと拝聴いたしまして、政府・与党としての見解をきちっとお述べいただいたというふうに考えております。 先ほどから若干説明がございましたけれども、障害者の福祉サービスにつきましては、平成十五年度から支援費制度という形で施行いたしておりますが、その中で在宅サービスを中心に予想を大幅に上回るサービスの利用が拡大をされた、このことにつきましては、障害者の皆さんにとっては非常によかったのではないかというふうに私は認識をしております。 一方、しかし、先ほど御指摘のように、裁量的経費という側面もございまして、国といたしましては、財源の確保……
○西副大臣 お答え申し上げます。 前半の発達障害が精神障害という部分につきましては、審議の中でお答え申し上げたとおりですので、これは省かせていただく、ただし、発達障害の中にも知的の部分が含まれるとかいうようなことはありますので、それはそれとして検討したいとは思いますが、基本的な考え方はそういうことでございます。 手帳の関係でございますが、現行制度では、身体障害者ということでサービスを受けるときには、身体障害者手帳の取得が要件です。それから、知的障害の場合には、療育手帳の取得は要件にはなっておりません。それから、精神障害者の場合には、これも精神障害者保健福祉手帳の取得は要件とはなっておりませ……
○西副大臣 お答え申し上げます。 委員御指摘のように、きょうは残念ながら参議院の郵政特別委員会に出席のために尾辻大臣はこの場におりませんけれども、私、一生懸命に対応させていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 この石綿、アスベストの問題が非常に大きな問題となってまいりました。このことに対しては、特にそれが原因として起こる中皮腫それから肺がん等は大変重篤な健康被害であるということから、これは我々としても全力で取り組んでいかなければならない課題だというふうに考えております。既にそれぞれの省庁、横断的に本部を立ち上げておりまして、非常に綿密な連携をとりながら今対策に当たっているとこ……
○西副大臣 今先生から自殺に関する種々のお話をいただきました。 御存じのように、今おっしゃられたように、厚生労働科学研究で始めるんですが、まさしく、その中で、特定の、実際の地域を選んで、自殺の予防に資するためにどのような介入をしていったらいいのかということを研究していくというのが一つの大きなテーマでございます。 その中で、御指摘のような種々の原因がきっと上がってくるであろう。飲酒の問題もそうですし、私ども中高年の失業なんかも、テレビなんかで見る限り、そういうことも関連があるというふうに聞いておりますので、そういうさまざまな事例をその研究の中から挙げていっていただこう、こういうふうに思ってお……
○西副大臣 お答え申し上げます。 先ほどから御紹介いただきましたように、対策本部長を大臣から命ぜられて、全省庁、全局長、もちろん部長も局長も集まって毎日熱心な議論が重ねられております。この件につきましても、全局長の議論のもとにこういう方針が打ち立てられました。 ただ、その個々の業種についての詳細につきましては、その場ではどうするという細かな議論はございませんでしたけれども、全員が承知の上で決断をしたことでございます。
○西副大臣 お答え申し上げます。 先生も御存じのように、生活保護制度については、保護率の地域間の格差が大変大きいという現状、指摘がございます。そのほか、生活保護制度及び児童扶養手当制度については、実は、経済的給付に加えまして、今後、厚生労働省としては自立、就労のための支援策をぜひとも充実したい、こういう方向で検討を進めておりまして、その実効性を上げるためにも、ぜひとも、地方自治体の裁量の幅を拡大すると同時にこの一層の役割、責任を負っていただきたい、こういう思いでお願いをいたしました。そんな意味で国庫負担率の見直しということを私どもの方から提案いたしました。 その結果、昨年十一月ですが、三位……
○西副大臣 お答えを申し上げます。 我が国で初めて発生をいたしました変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病の患者さんの英国渡航歴についてのお尋ねでございます。 この御指摘の渡航歴の情報につきましては、まず初めに、患者さんを診断いたしました主治医の先生が必要な情報としてこれを確認いたしております。続きまして、この患者さんがvCJDであるということから、専門家から構成されておりますCJDのサーベイランス委員会においてその情報を聴取しております。その結果を私ども厚生省として報告していただいているものでございまして、この英国渡航の事実につきましては、患者本人のパスポートの記録により確認をしているという……
○西副大臣 お答え申し上げます。 ジャガイモの例で先生からお話がございましたけれども、まず農水省の登録保留基準というのは、これは国内の農薬の販売を認めるかどうかという際の判断基準でございます。これは環境大臣が定める。 他方、食品衛生法で残留基準というのが決められておりますが、これは国産品、輸入品にかかわらず、農薬が残留する食品の流通そのものを規制するという性質で、これは厚生労働大臣が決めることになっております。 農薬取締法の登録保留基準と、それから食品衛生法の残留基準、これは性格が違っております。今回のこの基準を緩和したということは、そのために緩和したというものはないということを考えてお……
○西副大臣 お答え申し上げます。 ただいま古屋委員から五類型について概略お話がございました。何をもって高齢者虐待ととらえるかについてはなかなか難しい課題がございますが、私ども、昨年、家庭内における高齢者虐待に関する調査を行いましたが、その際には、高齢者虐待問題に取り組んできた有識者の皆さん、さらには現場で高齢者の介護に携わってこられた関係者の皆さんに御論議をいただきました結果、先ほど古屋委員からも概略お話がございましたように、一つ目には身体的な虐待、それから二つ目には心理的な虐待、三つ目には性的虐待、さらに、特にこの残りは高齢者虐待に特異な問題だと思いますが、本人の合意なしに財産、金銭等を使……
○西副大臣 お答えを申し上げます。 先ほど社会保障の地方分権化というお話がございましたけれども、まさしくそのとおりだと思っております。 特に医療の今回の改正につきましては、委員おっしゃるとおりの理由でもって都道府県の方にも応分の責任をお願いしたい、こういうところで、三位一体の改革の中で実現をさせていただいたというふうに理解しております。 社会保障の分野は、全体としましては、国と地方の役割分担につきましては、先ほど大臣もおっしゃいましたように、オール・オア・ナッシングという関係ではない。お互いが重層的に連携をしながら行政を遂行していくということが基本だというふうに考えております。 しかし……
○西副大臣 このたび、引き続いて厚生労働副大臣を命ぜられました西博義でございます。 厚生労働行政は、国民の生活に密着した行政でありまして、国民一人一人が心豊かに安心して今後の展望を持つことができる、そういう社会を築いていくために全力をささげたいと思っております。 厚生労働委員会の皆さんの御協力、御理解を得ながら、中野副大臣、西川、藤井両大臣政務官とともに全力で尾辻厚生労働大臣を補佐してまいる所存でございます。 よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○西副大臣 お答え申し上げます。 遠山参議院議員のおっしゃった真意というのは、私、必ずしも理解しているわけでも、またお聞きをしているわけでもないんですが、今のグラフを拝見いたしまして、今回の法案、障害者自立支援法案を通してやはりサービス量拡大をしていって、そして現在水準が低いところ、低い地域を中心にしてその水準を上げていく、いわゆる底上げをしていく、こういうことが大事であろうというふうに思っております。この法案の趣旨である自立、また社会参加、そういうことを進めるために、その地域地域に応じたやり方があるのではないか。 ちょっと拝見しますと、大阪が在宅が多いということは事実なんですが、都市部と……
○西副大臣 本日の議論でも若干この経過については局長等からも御答弁ございましたけれども、この試行事業でございますが、一次判定というのは、現行のいわゆる要介護認定基準の七十九項目を当てはめてコンピューターによって判定したものである、試行事業でございます。それで、第二次判定は、その上に、先ほどもお話ありました二十七項目の行動面、精神面の内容も入れ、それから特記事項もこれに追加し、医師の意見等も用いて、そして判定を行ったものでございます。その結果、一次判定の変更率が五〇%ということで、最終的には該当しないという結果が出たのが四%である、こういう結果が出ております。 これは事実でございまして、このた……
○西副大臣 お答え申し上げます。 委員御指摘のように、地域で暮らす重度の障害をお持ちの方を支えていく、これは大変重要な課題だというふうに考えております。そんな意味で、今回、重度訪問介護それから重度障害者等包括支援、こういう制度をつくって、そして国庫負担基準、それから報酬基準ということを今後検討していくわけですから、サービスの利用実態、それから障害程度区分の試行事業の結果の分析を行いまして、適当な水準になるよう検討していきたいと思っております。 今御指摘のように、一部の自治体で実際に行っていただいているような、軽度の障害者の使わなかったサービスの部分を長時間サービス利用者に、いわゆる流用とい……
○西副大臣 お答えを申し上げます。 前回にも大変詳細にこのことについては委員から御質問をちょうだいいたしました。各自治体における、それぞれ障害別の予算をいかに苦労しながら、重度の皆さんが社会参加をし、また自立に向けて努力するために予算の支出をしていただいているかという実態についても御議論をいただいてまいりました。 今回、御指摘のように、重度訪問介護、また重度障害者等包括支援という形で給付をする、またそれに対して国庫負担基準を設定していくということになるわけでございますが、今のところは月百二十五時間、二十二万円のホームヘルプの国庫負担ということ、現状ですね。それから、その利用実態を見ますと地……
○西副大臣 お答え申し上げます。
厚生労働省におきましては、医療観察法施行後三年の間でおおむね七百二十床の病床を確保するという計画のもと、準備を進めてまいりました。現時点におきましては、指定入院医療機関については三医療機関、九十床が確保できるめどが立っております。これは年度内でございます。
それらのうち、国立精神・神経センター武蔵病院、これは七月十五日に、それから独立行政法人の国立病院機構花巻病院、東北でございますが、十月一日、それぞれ既に指定を行っておりまして、今後さらにその確保に努めているところでございます。
【次の発言】 委員御指摘のように、この整備計画、私どももことしの年頭から、か……
○西委員 公明党の西博義でございます。大臣の所信に関連して、まず、都市と農山漁村の交流、それから林業の活性化、それからBSE等について御質問を申し上げたいと思います。 初めの質問ですが、都市と農山漁村の交流ということにつきまして、農山漁村の大変な過疎化の中にあって、農村が都市部にいる人それから企業などの力をいかに活用して、お互いに満足していただける、そういう環境をつくっていくかということが大きな課題だというふうに考えております。また、農山漁村の担い手につきましても、私どもの地元和歌山の緑の雇用という事業がございますが、都市部から多くの人が来て、そして積極的に生き生きと仕事に打ち込んでいるとい……
○西委員 公明党の西博義でございます。 引き続いて、アメリカ産牛肉の脊柱及び内臓の混入したこの問題について、大臣並びに厚生労働、農水省に御質問申し上げたいと思います。 まず初めに、これも先ほどから議論が若干出ていたんですが、香港での骨つき牛肉の混入の話でございます。これも先ほどからの話のように、既に日本向けのプログラムの認定施設であるということで、同時に、査察も行っていた施設で、もちろんプログラムは香港のプログラムだと思いますし、日本ではないんですが、そういうクラスの処理場からの香港向けの牛肉の中に骨つきの肉がまざっていた。香港では、その骨つきはだめだということでございます。 この件に関……
○西委員 公明党の西博義でございます。 今回の農業担い手に対する経営安定交付金法案等三法案について、御質問を申し上げたいと思います。 初めに、ここに私、今、古いノートを持ってきたんです。実は、これはうちの父親が昔書いた「我が家の農業経営」という古い和紙でとじた本なんですが、一番最後のところに昭和十年二月という記載があります。小山六郎といいますのは、養子ですので、昔は小山と言っておりました。そんな和紙でとじた三百ページほどのものです。十七歳ですので、昔で言う農業実業学校のちょうど卒業年度に書いた、自分のところ、小山家の一年間の農業について調べたもののようです。 随分細かいことが記載されてお……
○西委員 公明党の西博義でございます。 答弁者の皆さん、大変に御苦労さまでございます。あと一時間ですから、よろしくお願い申し上げます。 私は、前回にも、また今の委員会でも地産地消ということが一つの話題になっておりますけれども、この日曜日にファーマーズマーケットに行ってまいりました。その説明を聞きまして非常に感動したものですから、若干そのことをお話し申し上げたいと思うんです。 紀ノ川上流、和歌山市の隣の少し上流のところに、五カ町村が合併をして紀の川市という市ができております。そこの一角、つまり大阪との県境の近くなんですが、そこに、郊外のスーパーマーケットの規模というふうに見ていただければ大……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、四人の皆さん方に大変貴重な御意見をちょうだいいたしました。先進的な御意見もあれば、本当に現実の問題で大変御苦労されているという、私たちにとって本当に参考にさせていただきたい内容でございました。 早速何点か御質問申し上げたいんですが、実は、先ほど末海さんからお話のあった件でございますが、今回の、特に集落営農等の関係で、ぜひともJAだけではなくて行政がお手伝いをしていただくことが肝要ではないかというお話がありました。 たまたま前田町長さんにおいでいただいておりますので、もう既に先進的なお取り組みをされていると思うんですが、そんな中で、行政とし……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、午後、四人の参考人の皆さん方に大変有益なお話をちょうだいいたしました。また、先ほどからお二人の皆さんから御質問もありましたけれども、引き続いて御質問を申し上げたいと思います。 初めに、福西参考人にお願いをしたいと思います。 先ほどの神風委員のお話とも若干関連するんですが、集落を一つにまとめて経営をしていくというこの考え方の中に、できるだけ皆さんがそれぞれの役割を持って、集落として面的にある程度運営をしていくことの重大性ということが一つのキーポイントになっているかなというふうに思います。 これをおまとめになるには大変な御苦労があって、歴史……
○西委員 おはようございます。公明党の西博義でございます。 今現在、アメリカ産の牛肉の輸入手続の再開に向けて作業が進んでおりますが、事前の現地調査、目下行われておりますが、二十三日まで続行される、その後結論が出されていく、このように聞いております。輸入再開に向けて、次の段階に進んだということでございます。その前提として大事なことは、今回のアメリカ産牛肉の脊柱混入事件、この原因について一定の結論が得られた、その上で新しい再開に向けての作業が進んでいる、こういうふうに理解をしておりますが、まず、その結論について、前半若干お尋ねをしたいと思います。 今回のこの日米間の、事件の原因について、結論が……
○西委員 公明党の西博義でございます。
議題となっております国の補助金等整理合理化等に伴う義務教育費国庫負担法一部改正法案に関して質問をさせていただきます。
初めに、国庫負担制度に関連して、大枠のところから質問をさせていただきます。
教職員の配置に関しましては、平成十六年度から総額裁量制に移行いたしております。そのことによって地方の自由度を高める、こういうことだったわけですが、その後、この教職員の構成に関して何か特徴的な動きは見られるのかどうか、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 種々の工夫がなされているようですが、まだ全体的に見て、そう大きな変化はないというふうに私は今のとこ……
○西委員 公明党の西博義でございます。 本日の内容でございますが、独立行政法人に係る改革を推進するための文部科学省関係法律の整備に関する法律案について質問をさせていただきます。 まず初めに、この機会に、文部科学省関係の独立行政法人のこの間の推移等、ずっと拝見いたしましたが、独立行政法人というもののあり方については議論はあると思いますが、それぞれの法人が前向きにこの間受けとめて、また努力をされているということに対しては敬意を表したいと思います。 初めの質問でございますが、ずっと拝見しまして、文部科学省関係の独立行政法人、非常に多様性に富んでいるというふうに思います。一つは、研究機関、たくさ……
○西委員 おはようございます。公明党の西博義でございます。 引き続きまして、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律案について、確認の意味で逐条的に御質問を申し上げます。若干細かいことにも触れさせていただきますが、よろしくお願いをいたしたいと思います。 また、先ほどからのそれぞれの委員の質問とダブるところもございますが、多くの委員がそういうところに問題点といいますか、危惧を抱いている、関心を抱いているということを含めて、あえてお許しを願いたいと思います。 初めにまず、今回の法案の大きな要件、これは幼保一元化、幼稚園と保育所の一元化なんですが、もう一つの要件となっ……
○西委員 公明党の西博義でございます。 アメリカ産牛肉の輸入再開問題につきまして、公明党はこれまで、食の安全、安心という観点から万全を期するように求めてまいりました。そのためには、消費者が安全性を判断できるように、できる限り正しい情報を提供する、このことがまずもって不可欠だ、こういう観点から、きょうは、今までの経過を踏まえまして、事実関係を踏まえて質問をさせていただきたいと思います。時間が十五分ですので、先に進ませていただきます。 まず初めに、日本に牛肉を輸出しようとする場合、この場合には、アメリカの業者は、アメリカの農務省から輸出証明プログラムに適合した施設であるというまず認定が必要でご……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、約五十時間の審議を通常国会でやった上に、臨時国会で具体的な議論が再開をされました。真剣な議論の上に、一日も早く新しい教育基本法が成立することを心から望んでおります。 先ほど大島先生からもお話がありましたが、冒頭、高校の履修漏れの問題について大臣にお聞きをしたいと思います。 約一週間前に発覚をしたこの問題が、日々全国規模で明らかになってまいりました。昨日あたりは文科省として、今も大臣から詳細、数字が上がっておりましたように、具体的な学校の数、生徒さんの数等も上がっておりますが、来年の受験を控えた生徒、保護者にとっては特に衝撃的な問題ではなか……
○西委員 公明党の西博義でございます。 本日は、本当にそれぞれの立場で立派なお仕事を教育関係でなさっている四人の参考人の皆さん方からお話をお伺いしました。それぞれ御尊敬申し上げている皆さん方でございますが、ぜひともまた、今後、引き続き教育に御尽力いただけますようにお願いを申し上げたいと思います。 早速ですが、質問をさせていただきたいと思います。 初めに、池田参考人にお願いをいたします。 このたび、教育再生会議の座長代理ということで御活躍をいただくわけですが、もう既に三つの分科会、それぞれのテーマが決まったというふうに報道され、会議もようやくスタートしたというふうに言われております。教育……
○西委員 公明党の西博義でございます。 本日は、お三方のそれぞれの専門的な立場から、教育基本法について、また教育全般についての有益な御意見をちょうだいいたしましたこと、心より御礼を申し上げます。 早速でございますが、時間が限られておりますので、御質問申し上げます。 初めに、西田参考人にお願いをいたします。 先ほど、教育の現状をお話しいただいた上に、有馬東大総長、文部大臣でもいらっしゃって私もよく存じ上げている方ですが、そのお話を引かれて、教育の基本は家庭であると。 今回、確かに教育基本法の十条に「家庭教育」という一項を設けさせていただきました。その趣旨は、子の教育については第一義的に……
○西委員 公明党の西博義でございます。 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております政府提出、教育基本法案に対して、賛成の立場から討論いたします。 現行の教育基本法が制定された昭和二十二年当時からは時代は大きく変化しています。基本法制定当時は、子供に義務教育を受けさせることが大きな課題でありましたが、今日では、高等学校への進学率は九七%を超え、大学進学者も大変多くなりました。また、基本法制定当時では想定されていなかったような問題、例えば児童虐待、ニート、フリーター問題、不登校、学級崩壊などさまざまな問題が噴出し、さらに、科学技術の進歩や、情報化、少子化、国際化等、我が国の子供を取り……
○西委員 公明党の西博義でございます。 与えられた時間は十分ということで、早速質問に入らせていただきたいと思います。 先日、私ども公明党の教育改革推進本部という組織がございまして、文部科学部会と合同で、いじめの問題や先生方の支援体制について、今鋭意取り組んでいるんですが、教育現場の第一線で奮闘している先生方と意見交換をさせていただきました。また、視察といたしましては、いじめ対策で先駆的な取り組みをされている神奈川県の川崎市人権オンブズパーソンを視察させていただきました。きょうは、その先生方の御意見や、また人権オンブズパーソン等の現場の声をもとにしながら、何点か質問させていただきたいと思いま……
○西委員 公明党の西博義でございます。 質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。大臣には、これからまた非常に重大な局面での農林水産行政に大変な働きをしていただくことになるわけですが、御活躍を心よりお祈りしております。 時間が限られておりますので、早速質問に入らせていただきたいと思います。初めは水産業、特にミナミマグロのことについて御質問申し上げたいと思います。 みなみまぐろ保存委員会の年次会合でミナミマグロの漁獲枠の削減が合意された、こういうふうに聞いております。報道によりますと、昨年の年次会合でオーストラリアから、日本の市場調査に基づいて、漁獲割り当て量を大幅に超えるミ……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、引き続きまして漁業のことについてお伺いをしたいと思います。マグロの漁獲枠のことでございます。 世界的に資源量が減っているマグロ類、この漁獲量を決めるために大西洋まぐろ類保存国際委員会、ICCATの年次会合がクロアチアで行われた、これは新聞報道で見たとおりです。そこでは、地中海を中心とした東大西洋の二〇〇六年の総漁獲枠、これは三万二千トンということでございますが、割り当て量を超える国や地域が続出した、こういうふうに言われております。ICCATは、同水域で実際に一・六倍の約五万トンが捕獲されているというふうに見ているわけです。 地中海沿岸諸国……
○西委員 公明党の西博義でございます。 赤城先生に続きまして、日豪EPAのことについて御質問を申し上げたいと思います。 まず、先日、日本、オーストラリアのEPA、FTAに関連して共同研究の報告書がまとまりました。農業分野に関して、その概要を、時間もありませんので端的に御説明をいただきたいということが一点。 それから、ついでに、タイとの経済連携協定の際に、共同研究報告書の中に、日本とタイとの経済連携協定における農業合意の方向性という添付の文書がついておりました。今回の報告書にそのような内容の文書があるのか、もしあれば、その内容についてもお伺いしたいと思います。
○西委員 公明党の西博義でございます。 安倍内閣の最重要課題、教育の再生に関する特別委員会で教育三法の審議がいよいよ始まりました。私どもも、公明党としても全力で取り組んできただけに、この審議、ぜひとも充実したものにしていきたい、このように思っている次第でございます。 その前に、教育三法提出の契機となりました昨年秋の教育基本法の審議の過程で、いじめの問題、それから未履修の問題がございました。このことについて若干確認をさせていただきたいと思います。 まず初めに、いじめの問題でございますが、これはさまざまなケースがあるというふうに言われております。それぞれのケースについて、まず初期段階といいま……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、三人の陳述人の皆さんに、大変お忙しいところ、貴重な御意見をちょうだいいたしましたこと、まずもって感謝を申し上げたいと思います。 きょうは、先ほど山形市立の第一小学校にお邪魔をいたしました。あそこに青い目の人形がございまして感心したんですが、先ほど知事さんからおっしゃられましたように、教育は国家百年の計である、将来を見据えるということも大変大事なことだが、逆に伝統といいますか過去というものをじっくり見据えた上で、その上に立った百年の計といいますか今の方針を立てていくことが大事だというふうにお話をいただきましたけれども、たまたま、昭和二年でした……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、四人の先生方、大変多忙なところ、こちらまでおいでいただきまして、貴重な御意見をちょうだいいたしました。それぞれの皆さん方に若干の御質問を申し上げたいと思います。 初めに、門川参考人の方からお願いをしたいと思います。 先ほど、みんなが悪口を言えば本当に悪くなる、教育者がとうとばれる社会をつくっていくことが大事だというふうにおっしゃられました。まさしく、教育というのは先生方がするものですから、人間がするという意味ではそのとおりだろうな。家庭においても社会においても結局はどちらが先かということになりますが、尊敬される人物になるということは、当然……
○西委員 公明党の西博義でございます。 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております政府提出の教育関連三法案に対して賛成の立場から、民主党法案に対しては反対の立場から討論を行います。 子供にとって最大の教育環境は教員であります。その意味で、教員の資質をどう向上させるかは、教育政策上非常に大きな課題であります。政府提出の改正法案ではこの課題に対応していることが、賛成の第一の理由であります。現在、学校現場にいる教員には、コンピューターや携帯電話などITへの対応、発達障害や特殊支援教育への対応を初め、いじめ、不登校、学級崩壊等、新たな課題や難しい課題が突きつけられています。教員免許更新の……
○西委員 公明党の西博義でございます。 二十分ですので、早速質問に入らせていただきます。 まず自殺問題ですが、政府は六月の八日に自殺総合対策大綱を閣議決定いたしました。このことによって、自殺を社会全体で防止する、こういう取り組みが動き出したということになります。 一方で、先日の警察庁のまとめでは、昨年一年間で自殺した学生生徒、この人数が出ておりまして、八百八十六人、過去最多であるという記録でございます。小学生が十四人で前年の二倍、中学生が八十一人で二二・七%増、高校生は五人ふえて二百二十人、それぞれにふえているというデータが出ております。 その中で、遺書をもとにした原因、動機の仕分けで……
○西委員 公明党の西博義でございます。 時間も三十分ということで限られていますので、早速質問に入らせていただきたいと思います。 初めに、漁業の政策について質問をさせていただきたいと思います。 報道にもありましたように、一月の二十二日から二十六日の間に、神戸で、五つの地域が集まって、マグロ資源管理機関の合同会議が開かれ、マグロ資源の回復を目指した行動指針が採択されたというふうに言われております。また、二月の十三日には、御存じのように、機能不全に陥っているIWC、国際捕鯨委員会の正常化を求める会合が開かれまして、十五日には反捕鯨国に対話を呼びかける議長報告が採択をされました。いずれも日本にお……
○西委員 公明党の西博義でございます。
まず初めに、最近、神戸港に、アメリカからの貨物の中に牛肉と表示されたソーセージが混入していたという問題について質問をしたいと思います。
まず、原因について、現在までにわかっていることを報告していただきたいと思います。また、肉類加工品の輸出に関する手続上または国内法上どんな違反なのか、どんな違反という疑いがあるのかという事実関係について御報告をお願いいたします。
【次の発言】 日本に肉類の加工品を輸出しているアメリカの会社、何社あるのかということをお伺いしたいと思います。
さらに、問題を起こした会社以外の会社に対して、今回の事態をもとにして政府からど……
○西委員 公明党の西博義でございます。 初めに、大臣に何点かお聞きをさせていただきたいと思います。 先日、公明党にバイオマス推進プロジェクトチームというのがございまして、そのチームで、つくば市の森林総合研究所それから産業技術総合研究所をそれぞれ訪問して、木質バイオマスからバイオエタノールを効率的に生産する、こういう研究施設を視察させていただきました。 バイオマスの利用というのは、エネルギー問題の一環として大変今注目されているんですけれども、消費地に近いところで木質バイオマスが生産される。それから、その成分には硫黄がほとんど含まれていない。だから、有害ガスの発生が少ない。それから、燃やした……
○西委員 公明党の西博義でございます。 渡部先生の情熱的な質問を拝聴させていただきまして、私は、この法案に関しまして、特に、中山間地域では人口の減少、過疎化等が始まっていまして、やむにやまれず、さまざまな取り組みが既に行われております。そんな意味で、今回、この農山漁村の活性化のための定住等及び地域間交流の促進に関する法律案、大変期待を持って見ているところでございます。 きょうの私の質問の観点は、既に各地で行われているその先行的な事例をもとに、その間で困っていること、また、今後解決していかなければいけないことがこの法律でどういうふうになっていくのかということを中心に御質問をさせていただきたい……
○西委員 公明党の西博義でございます。 水産業協同組合法及び中小漁業融資保証法の一部改正案について御質問を申し上げたいと思います。 初めに、今回の水協法の改正案では共済事業の健全化ということが一つの大きな柱となっておりますけれども、この共済事業の健全化とともに、契約者の保護ということの立場に立って質問をさせていただきたいと思います。 さて、最近、生命保険それから損害保険の各社で、大規模な不払いそれから支払い漏れということが社会をにぎわわせております、大きな問題となっております。金融庁では、保険金の支払い状況について、生命保険、損害保険各社に調査を求めているということが報じられております。……
○西委員 公明党の西博義でございます。 質問に入らせていただく前に、一昨日お亡くなりになられました松岡利勝農林水産大臣の御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、御遺族、御親族の皆様に心よりお悔やみを申し上げたいと存じます。 それでは、時間がわずかですので、早速質問に入らせていただきます。 現在の地方競馬は、いわばそれぞれの主催者がミニJRAという感じで運営をしていると言ってもいいんじゃないかと思います。つまり、各主催者が、競馬開催に必要なコース、それから競走馬、厩舎、発売網などをすべて個別に抱えている。競馬は、かかわる人の数も多く、競走資源の維持コストも他の種類の公営競技よりかなり高い……
○西委員 公明党の西博義でございます。 赤城大臣、このたびは、御就任まことにおめでとうございます。ともどもに農政改革また農業の発展のために頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 早速質問に入らせていただきます。 初めに、きのうの大臣の御所見を拝見いたしました。その中で大臣はこうおっしゃっておられます。 「我が国は、世界最大の食料純輸入国として新たな食料戦略を確立していく必要があります。このため、国際的な食料情報を一元的に収集、分析する国内体制を整備するとともに、食料をめぐる諸問題について国民全体で認識を共有するため、国民的な議論を喚起していきます。」こういう……
○西委員 おはようございます。公明党の西博義でございます。 大臣、大変お忙しいところ、きょうは一般質疑をさせていただきまして、本当にありがとうございます。 今回の教育関連三法案の本会議の場で、私は、人間が真に成熟していくためのシステムが機能していないのではないか、こういう問題提起をさせていただきました。まず初めに、このことについて大臣と議論させていただきたいと思います。 大臣も御存じかと思いますが、日高敏隆さんという有名な動物行動学者がいらっしゃいます。たくさんの本を書いていらっしゃる方ですが、最近の本の中で、この方が日ごろの動物行動学を通して教育というものについて言及された本でございま……
○西委員 公明党の西博義でございます。 民主党の提案者並びに政府の方から御答弁をお願いしたいと思います。 まず初めに、農政の方向性について、先ほどから若干議論が出ましたが、そのことについて申し上げたいと思います。 このたび、民主党は、原則として農産物を販売するすべての農家に所得補償を行うということで、戸別所得補償制度の創設ということで提案がありました。しかし、ずっと拝見しておりますと、民主党案は、現状維持ということにこの法律自体は重点があるというふうに思います。そういう意味では、農業の抱える諸問題の先送りとなっていくのではないかという危惧を抱いております。日本の農業の将来をどういうふうに……
○西委員 公明党の西博義でございます。 大臣、このたびは御就任まことにおめでとうございます。御活躍を心よりお祈りいたします。 早速でございますが、質問に移らせていただきます。 初めに、教職員の定数改善についての御質問をさせていただきたいと思います。 先日の財政制度等審議会で、公立小中学校の教職員の定数改善について、児童生徒数の減少に伴い教職員数は実質的に増加しているなど、批判意見が出たという報道がありました。きょうのある新聞でも、「財政審の西室泰三会長は記者会見で「個人的に言えば(文科省の主張は)あっけにとられる。教育が注目されているのを利用した悪乗りだ」」こういう主張までしているとい……
○西委員 お答え申し上げます。 田端委員から、土井宇宙飛行士のお話を通して大変印象深いお話を伺いましたけれども、先ほど萩生田先生の方も、やはり宇宙に対する魅力、興味というのは、これは子供たちに対する教育だけではなくて、本当にすべての日本人が夢を持つという意味では大変すばらしい快挙でありますし、また今後とも活躍をしていただきたい、こういうふうに私は思っております。 さて、先ほどの平和主義の理念ということでございますが、我が国は、第二次世界大戦後、再び戦争の惨禍を繰り返すことのないよう決意をして、平和国家の建設を目指して努力を重ねてまいりました。恒久の平和は日本国民の念願であり、日本国憲法は、……
○西委員 おはようございます。公明党の西博義でございます。 早速質問に入らせていただきたいと思います。 初めに、食の安全の確保についてお伺いをしたいと思います。 二月の十五日、我が党の太田代表が福田総理と会談をいたしました折に、特に中国製冷凍ギョーザの中毒事件を契機にしてでございますけれども、日中両国で食の安全確保等を協議する機関の設置を提言いたしました。 これに関しましては、二〇〇五年四月に中国政府と覚書を交わして、国家質量監督検査検疫総局という組織との間に協議が仕組みとしてはできているというふうにお聞きしているんですけれども、まず、このルートにつきまして、どのような役割を果たしてい……
○西委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 独立行政法人緑資源機構法を廃止する法律案に対する附帯決議(案) 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律第二十八条及び第五十条第一項の検討に当たっては、地球温暖化対策としての森林整備(水源林造成等を含む)、民有林の保全・整備に伴う作業道整備、林産業を中心とした農山村活性化等の重要性にかんがみ、その実施体制については、国自ら一般会計において管理運営を行うこと及びその実施時期を前倒ししないことも含め、山村全体への対応など……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょう私は、後ほど決議にも出てまいります調査捕鯨の妨害活動について若干述べさせていただき、その後、水産について、何点かの問題を御質問申し上げたいと思います。 まず初めに、日本の調査捕鯨活動に対する反捕鯨活動の最近の過激さは度を越している、常軌を逸しているというふうに言わざるを得ません。報道では、オーストラリアのファーガソン資源・エネルギー・観光大臣がシーシェパードへの刑事訴追を検討するというふうに最近表明されております。一方、日本では、海上保安庁それから警視庁公安部は、シーシェパードの立件に向けて証拠収集等に動いているというふうな報道もございますが、……
○西委員 公明党の西博義でございます。若干寂しい気がしますが、続けさせていただきます。 まず初めに、先ほど午前中に可決いたしましたバイオ燃料原材料利用促進法案について、質問の機会がございませんでしたので、若干確認のために質問をさせていただきたいと思います。 公明党は、四月の十一日にバイオマス活用推進基本法案の要綱を発表いたしました。これは党のバイオマス推進プロジェクトチームがまとめたものでありまして、この夏開かれる洞爺湖サミットで大きなテーマとなる地球温暖化対策に有効とされるバイオマスの活用を推進し、持続的に発展できる経済社会を実現しよう、こういう内容でございます。 私どもは、バイオマス……
○西委員 委員さん少ないようですけれども、委員長の指名ですので、始めさせていただきたいと思います。 発議者の皆さん、本当に御苦労さまでございます。民主党提出の農業者戸別所得補償法案に関して、これまでの議論を踏まえながら、重複することもあると思いますが、御質問申し上げたいと思います。 まず初めに、農業の将来展望について御質問申し上げます。 昨年の十一月一日の参議院の農水委員会において、我が党の谷合議員が農業構造の望ましいビジョンについて発議者に質問をしております。農業構造といいますのは、一般的に農業生産それから経営の規模、農業経営の形態を指しますが、発議者はこの質問に関して、農業をこのまま……
○西委員 公明党の西博義でございます。 大臣、大変御苦労さまでございます。初めに、穀物の備蓄のあり方についてお伺いをしたいと思います。 先日、政府の食料・農業・農村政策推進本部は、安定的な食料確保策などを盛り込んだ今後の農政の指針、いわゆる二十一世紀新農政二〇〇八をまとめられました。この指針は、推進本部と合同で開催された農林水産省の有識者会議、食料の未来を描く戦略会議の提言をも踏まえてのことだというふうに伺っております。この戦略会議では、世界の食料事情が悪化する中、米など国内農産物の活用による自給率向上や、穀物備蓄の強化などを提言しております。 新農政二〇〇八では、国民への食料需給に関す……
○西委員 公明党の西博義でございます。 今回の事故米の不正流通について質問を申し上げたいと思います。 今回の事故米の不正転売の問題につきましては、まず悪質な犯罪行為を行った事業者は断じて許されない、ここは押さえていく必要があると思います。その上に立って、初めに農水省の責任問題についてお伺いをしたいと思います。 最近、農水省は、BSE問題それから食品偽装等の問題を中心にして、生産者の立場だけではなくて消費者の立場に立つということを、省の方針として大きく方針転換をされて、このことについては私たちはある意味では大変な期待もいたしておりました。 しかし、今回の事件については、国民の食に対する安……
○西委員 公明党の西博義でございます。 先ほど来、教職員定数改善についての、特に教職員の定数について種々お話がありました。今回は、主幹教諭による学校のマネジメント機能を強化するというこの大きな課題をどう実現していくかということで、先ほどからもお話がありましたように、本年は三千六百六十九人の改善、概算要求をいたしましたが、今回、それで一千人増員をするということになりました。 この間の議論については、もう既に何人かの委員から話がありましたので省かせていただきますが、来年度以降の定数改善についての、私ども与党として、もちろんこれは大きな課題だというふうに思っておりますが、行革推進法という一つの枠……
○西委員 おはようございます。公明党の西博義でございます。 きょうは、糸賀参考人、田中参考人、長澤参考人、お三方、大変お忙しいところ、当委員会で御意見をちょうだいいたしましたこと、心より感謝を申し上げたいと思います。 まず初めに、糸賀参考人にお聞きをしたいと思います。 先ほど、社会教育を通じた情報化の進展、これにいかに対応していくかということで何点か御指摘がございました。私も、図書館それから博物館等における情報化、特に電磁的情報をいかに活用していくかということが、これからの一つの大きな課題だというふうに思っております。 おっしゃるように、収集、提供をいかにやっていくかということが重要な……
○西委員 公明党の西博義でございます。 二十分間の質問時間をいただきましたので、早速ですが、質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、学校耐震について一問だけ、大臣にお伺いしたいと思います。 四川省の大地震で学校が崩落し、たくさんの人が、生徒が亡くなったことを一つのきっかけとして、学校耐震が再び重要な課題となってきたように思います。公明党も、また与党としても、そのことについて今一生懸命に努力をしているところですが、渡海文部科学大臣も、補助率の引き上げに向けて指導的な役割を果たしていただいていることにまず敬意を表したいと思っております。 学校の耐震化を進めるには、いろいろな観点が……
○西委員 公明党の西博義でございます。 今回の地震防災対策特別措置法の一部改正案に関連して御質問を申し上げたいと思います。 このたび、地方自治体の財政負担軽減を図り、学校耐震化を促進するという法案をおまとめになられた提案者の皆さんの御努力に、まず心より敬意を表したいと存じます。 実は、私ども公明党も、阪神・淡路大震災の直後、学校耐震、特に当時は避難場所と言われる体育館の耐震というのが話題になりまして、そのことについて独自に補助率のかさ上げ等の法案を新たにつくって、そして国会に提出しようと努力をいたしました。残念ながらいろいろな事情がありまして日の目を見なかったんですが、今回、このようにし……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、予算委員会の貴重な時間をちょうだいいたしました。早速質問に入らせていただきたいと思います。 初めに、中国産の冷凍食品問題について若干の質問をさせていただきます。 この問題は、現在、食料のカロリーベースの自給率四〇%を切るという日本のこの食料事情の中にあって大変重要な課題をはらんでいる、こういうふうに思っておりまして、ぜひとも前向きな対応をお願いしたいと思います。 まず初めに、最近マスコミ等で報道されるこの冷凍食品問題、つまり農薬の混入問題ですが、複数の製造元からの農薬混入が認められる、しかも、農薬の種類も何種類か出てくるようになっており……
○西委員 公明党の西博義でございます。私も二十分の時間を与えていただきまして、早速質問をさせていただきたいと思います。 大臣、先日は大変力強い所信の表明をお伺いしました。特に、その所信の中で、「その場しのぎの対症療法的政策に堕することなく、人気取りに走ることなく、政策を根本から総点検し、過てる点があればそれを正す勇気と、消費者を含めた国民全体に真実を語る誠意を持って職責を果たしたい」、こうおっしゃられました。私は、これからの大臣としての手腕に期待するものでございます。 さて、穀物高騰や農薬、化学薬品の混入事件などを背景として、私たちは、食料安全保障の確立、つまり安全な食料の安定的な供給をい……
○西委員 公明党の西博義でございます。 消費者特、初めての質問ですが、早速始めさせていただきたいと思います。 初めに、私の事務所に寄せられた相談事の事例を少し御紹介して、御所見をお伺いしたいと思います。 最近の相談事の中で、例えば簡易保険、今かんぽ保険ですが、相談がございました。 手術をしたら給付金がもらえるというので保険に入ったのに、請求してみたらこの手術方法では対象にならない、何とかしてもらえないかという相談がございました。契約時にはそのような話は聞いていなかったという話です。支給されない理由は約款で決まっているという説明でございますけれども、その約款は契約した後しか渡されないとい……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、法案の質問に入る前に一点だけ、やみ専従問題についてお聞きをしたいと思います。 昨年の四月一日、調査いたしました農水省の調査の中で、百四十二名の組合幹部について勤務状況に問題があるということですが、まず、その状況をどう認識しているのかというのが一点。 実はその前年の二〇〇七年十一月に、内閣官房に置かれた年金業務・組織再生会議が、社会保険庁に対し、職員の過去の服務規律違反について調査を行うよう依頼してから、やみ専従問題というのが本格化してきたわけですが、今回は、昨年三月中旬、つまり半年ほどたってから人事院あてにメールによる投書があるまで、農林……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、四人の参考人の方々、本当に御多忙のところ、貴重な御意見をちょうだいいたしまして、また先ほどからもお聞きして、新しい新規需要米の方向性といいますか、非常に明るい、また一方では課題も残っているというふうな印象を受けております。 時間が短いですから、すぐに質問に移らせていただきます。 初めに、阿部先生にお聞きをしたいと思います。 先ほど飼料のベストミックス化というお話がございました。大変重要なことだと思いますし、現実に、トウモロコシのあの価格急騰を受けて、まことに先生が日ごろからお考えになっているとおりだなというふうに思いました。 その中で……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、三人の参考人の皆さん、農地法の改正に大変有益な御示唆をちょうだいいたしまして、ありがとうございます。 早速でございますが、質問をさせていただきたいと思います。 私は、和歌山県の中山間地にずっと住んでおりまして、十五年前にこの仕事になるときに初めて和歌山市内に引っ越してきておりますが、いまだにその一軒一軒の状況というのは、おつき合いがありますからよくわかっております。 戦後、農地解放がありまして、たくさんの人が農業に従事をいたしました。もちろん耕作という意味では同じ人たちがやっているというふうなことだろうと思いますが、その後、だんだんと経……
○西委員 公明党の西博義でございます。 私は、農地法の質疑に入る前に、まず大臣に一問だけ質問させていただきたいと思います。 報道によりますと、十八日からG8農業大臣会合が開催され、大臣も御多忙の中、出席されたというふうにお伺いしました。この農業大臣会合は、世界の食料安全保障体制について話し合う本格的な第一回目の会合という大変重要な位置づけである、昨年来の穀物価格の高騰、それから世界的に見れば飢餓の問題、大きな食料問題の課題を抱えての会合だというふうにお伺いをしております。 大変な成果を得られたというふうにお伺いしておりますが、まず冒頭、G8農業大臣会合の状況について、大臣から簡略にお伺い……
○西委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表いたしまして、農地法等の一部を改正する法律案及びその修正案につきまして、賛成の立場から討論を行います。 食料の多くを海外に依存している我が国においては、食料の安定供給を確保するため、国内の食料供給力を強化することが喫緊の課題であります。そのためには、最も基礎的な食料生産基盤であり、また、地域における貴重な資源である農地について、優良な状態でこれを確保し、その最大限の有効利用を図ることが極めて重要であることは、論をまたないものと考えます。 しかしながら、農業従事者の減少、高齢化等が進む中で、我が国の農地については、耕作放棄地の増……
○西委員 公明党の西博義でございます。
初めに、特定農産加工法の対象についてお伺いしたいと思います。
この法律では、特定農産物の対象が限定されている。もともとの法律の制定がそういうことを基準にしているわけでございますが、その経緯はわかった上ではございますが、対象を限定する必要はないのではないかという気持ちを持っております。農林水産物の加工品全般を対象にして、支援策ももっと充実した内容の法律にすべきではないかというふうに思いますが、見解を述べていただきたいと思います。
【次の発言】 農商工連携とかいろいろな形で、加工食品の振興というのは今後大変大事になってくると思いますので、その点、充実した……
○西委員 公明党の西博義でございます。 初めに、新型インフルエンザの対策について、一項目だけ御質問申し上げたいと思います。 最近、特に関西方面を中心に、修学旅行の中止によって多額のキャンセル料を請求されるケースが相次いでいるということを受けまして、新型インフルエンザの影響で旅行を中止した小中学校と高校のキャンセル料については地域活性化・経済危機対策臨時交付金で公費負担をするという方針が文科省の方から示されております。 これにつきましては私学の修学旅行等のキャンセル料も対象になるというふうに理解できると思っておりますが、余りその点について周知されていないのか、私の事務所にも電話がかかってき……
○西委員 公明党の西博義でございます。 原口大臣、御就任おめでとうございます。 私は、初めて総務委員会の所属になりまして、これから地方の時代、地方分権の重要性もかんがみまして、しっかりこの総務委員会で頑張っていこうと決意をしておりますので、どうか理事の皆さん、委員の皆さん、よろしくお願い申し上げたいと思います。 まず、議題に入る前に、この一連の与党の国会運営、それから委員会運営について一言申し上げたいと思います。 先週、中小企業等金融円滑化法案をめぐる強行採決で国会が空転したということがございました。さらに、その混乱に拍車をかけたのが、当委員会の議会ルールを無視した委員会の運営だったと……
○西委員 公明党の西博義でございます。 質問に入る前に、今回の委員会のこの一連の問題について若干御意見を申し上げておきたいと思います。 ちょうど昨日の今ごろ、この総務委員会で閉会中の諸手続をするという委員会立てを行っておりました。その約一時間前に、山岡国対委員長の方から四日間の会期の延長ということが発表になりました。これのために、もちろん委員会はなくなり、しかも、四日間という短い会期で、今議題となっている郵政の株式凍結法案を衆参で可決するという目標に向かって与党の皆さんが走り出したことは、これは紛れもない事実でございます。 事実、きのう午後開催された当委員会の理事懇談会でも、本日、このわ……
○西委員 公明党の西博義でございます。 地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部改正案に関連して質問をさせていただきます。 先ほどできなかったとおっしゃっていた地域活性化・きめ細かな臨時交付金について、まず御質問申し上げていきたいと思います。 第二次補正予算案に盛り込まれている地域支援の、地域活性化・きめ細かな臨時交付金についての質問でございますが、地方のインフラ整備を支援するために、今回、五千億円の臨時交付金が創設されております。基本的なフレームは、昨年五月に旧与党、つまり自公、私どもが経済危機対策として行った地域活性化・経済危機の臨時交付金と同じ内容でございます。 しかしながら、……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、地方財政計画及び地方税法等一部改正案及び地方交付税法等一部改正案、二法案ですが、地方財政計画も含めて三つ、若干の質問をさせていただきたいと思います。 初めに、地方財政計画を歳出面から見たことについて大臣にちょっとお伺いをしたいと思います。 平成二十二年度の地方財政計画を総括的に拝見いたしますと、義務的経費である給与関係費、一般行政経費、それから公債費、これの歳出合計に占める割合が七五・九%から七八・六%に昨年度から考えるとふえております。結果的に、歳出という面から見ますと、いわば財政上の硬直化が進んでいるということになると思います。一方、……
○西委員 公明党の西博義でございます。 二十分の時間を与えていただきました。早速に質問に入らせていただきたいと思います。 まず初めに、昨年の十二月二十三日、「平成二十二年度予算における子ども手当等の取扱いについて」という、先ほどからも出てまいりました四大臣合意のことについて質問をさせていただきます。 その中に、「住民税の扶養控除の廃止及び特定扶養控除の縮減に伴う地方財政の増収分については、最終的には子ども手当の財源として活用することが、国民に負担増をお願いする趣旨に合致する。」こういうふうに述べられております。 この合意でございますが、私が考えるに、どうして総務大臣はこれに合意されたの……
○西委員 公明党の西博義でございます。 橘先生の後は若干やりにくいわけですが、気を取り直してやらせていただきます。 まず初めに、今回の法律の条文の意味について、少し逐条的ですが、質問させていただきます。 現行法の第七条第一項の、市となるべき要件の特例を削除した理由についてまずお伺いをしたいと思います。 この規定が削除されますと、もともとの地方自治法第八条第一項の規定が要件となります。この自治法の規定については、四つの要件があるんですが、どうして中心市街地に全戸数の六割以上なければいけないのかということが一つの疑問でございます。また、商工業などに従事する世帯が全人口の六割以上、こういう要……
○西委員 公明党の西博義でございます。 本日は、NHKの平成二十二年度予算についての審議ということで、初めに会長の方に御質問申し上げたいと思います。 実は、先日、NHKで放送記念日特集「激動のマスメディア テレビ・新聞の未来を徹底生討論!」、こういう番組を拝見いたしました。 ネットの急激な普及によりまして、既存のマスメディアが大変厳しい状況に置かれている、こういうことがひしひしと伝わってくる内容でございました。特にリーマン・ショック後の景気低迷は、広告収入の大幅な減少をもたらして、これがマスメディアの死活問題となっている、こういうことでございます。一方、これも先ほどちょっとお話がありまし……
○西議員 公明党の西博義でございます。 中後委員にお答えを申し上げたいと思います。 先ほどから我々の衆法の考え方に非常に理解をいただいたこと、感謝申し上げたいと思います。 今回、閣法として、不要財産の国庫返納の法律が出てまいりました。このことと事業仕分けということを考えますと、私たちは、どうしてももっと客観的な、公平な独立行政法人仕分けといいますか、その評価の方法というものを考えざるを得ないということでございます。 二年ほど前でしょうか、既に閣法として出しましたが、残念ながら、野党の皆さんの抵抗に遭って成立はしませんでした。現行の各省庁別の独立行政法人評価委員会では必ずしも客観的な評価……
○西議員 稲津委員にお答え申し上げます。 私どもの野党の提出法案では、独立行政法人は、毎事業年度の終了後、業務の実績ほか不要財産の有無を含めた保有する財産の状況についても独立行政法人評価委員会の評価を受けなければいけない、このように規定しております。 この趣旨ですが、独立行政法人は、その財政基盤の大部分が公費によって賄われていることから、効率的な業務運営が強く求められている。もちろん、その保有する財産についても、その業務を実施していく上で必要最小限度にすべきものでございまして、不要財産を保有すべきではないという基本的な考え方に立っております。 したがって、不要財産の有無を含めた保有する財……
○西委員 公明党の西博義でございます。 放送法に関しまして、大臣並びに関係閣僚、またその他の方に御質問申し上げます。 まず初めに、NHK会長を経営委員の一員にするということについてお伺いを申し上げます。 先日の総務委員会で、答弁としてこのようにお話がありました。ここ数年の衆参の総務委員会において、経営委員会とNHK執行部との関係がかなり敵対的というか、いびつな形になっている、修正動議によって押し切るという形では、放送、報道の自由、表現の自由というものまで影響が及ぶのではないか等の御議論があったことを反映したというふうに理由を述べておられます。きょうも若干、そういう関係の御答弁がございまし……
○西委員 公明党の西博義でございます。 ただいま議題となりました修正案につきまして、その提出の趣旨及び内容について御説明申し上げます。 修正の第一は、日本放送協会の経営委員会の構成等に関するものであります。 意思決定機関である経営委員会と、業務執行機関である会長の権限の均衡を失する可能性があるとして構成員から除かれた経緯がありますが、日本放送協会のガバナンスの確立がまだ十分でありません。また、会長に付与される議決権が及ぶ事項について、みずからに関連する事項が含まれており、経営委員会の議決について公正さが確保できるのかどうか疑問が生じます。したがって、経営委員会の構成員に会長を加える改正は……
○西委員 公明党の西博義でございます。 五人の参考人の皆さん方、本当にきょうは、比較的短期間でのお呼びかけで、御都合もそれぞれおありだったと思いますが、お集まりをいただきましたこと、心より感謝を申し上げたいと思います。 二十分ということですので、早速質問をさせていただきます。 初めに、小丸委員長にお伺いをしたいと思います。 経営委員会の委員長として、今、月に二回程度と、大変御熱心な御議論をいただいているようです。私、NHKのホームページから経営委員会のことをちょっと勉強させていただきますと、出席者という欄がございまして、もちろん十二人の経営委員会の皆さん、御熱心に参加をしていただいてい……
○西委員 開会前、昨日夕方から先ほどまでの理事懇、理事会について、私は、到底認められない今回の議事運営だということをまず申し上げたいと思います。 昨日は、いろいろ議論がありましたけれども、最終的には委員長の職権でもって本委員会を立てられました。私たちは、そのことについては全く同意はできておりません。しかし、本日八時五十分からの理事会は、そのことを別にして、私たちは責任を果たすために理事会に臨ませていただきました。 その後、まず修正協議の議論を行いましたけれども、この修正協議も、私ども、それぞれ自民案、公明案に対する説明もし、そして持ち帰っていただいたにもかかわらず、電監審の一項目だけに固執……
○西委員 公明党の西博義でございます。 先日来の当委員会の運営を見ていきますと、まず、放送法の突然の打ち切り、強行採決。続いて、職権による、きのう、きょうの一方的な委員会立て。このことは一たんは取りやめましたけれども、きょうの委員会も、最終的には十分な合意が得られなくて委員長の職権による委員会立てという結果になりました。まことに残念です。十分な、本当に落ちついた議論のできない場にこの総務委員会がなってしまったということは、まことに残念なことでございます。 さらに、今マスコミ等にも報じられているとおり、わずか五時間余りの質疑で終局をして採決に至るという考えられないような委員会の運営が行われる……
○西委員 公明党の西博義でございます。大臣、私が最後ですので、お疲れでしょうけれども、どうぞよろしくお願い申し上げます。 私は和歌山県の出身なんですが、和歌山の農業構造は、生産額でいいますと、六〇%が果樹、これは梅も入れてですが、果樹、残り一五%が野菜、八%が米、あとその他、こういうふうになっておりまして、比較的急峻なところで、果樹が非常に大きなウエートを占めている、そんな条件がございます。 きょうは、初めに果樹のことについて、大臣を中心にお伺いを申し上げたいと思います。 最近の品質管理は大変すぐれておりまして、選果機の中でも光センサーをつけた選果機で糖度をコントロールして、きちっと一定……
○西委員 公明党の西博義でございます。本日最後の質問者になりますが、よろしくお願いいたします。 初めに、戸別所得補償制度についてお伺いをいたします。 先日、私ども公明党の埼玉県本部農業活性化対策本部が戸別所得補償に関するアンケートの結果を公表いたしました。埼玉農業の主軸である花卉、野菜などが戸別所得補償の対象外とされたことに対して、米以外の農作物が対象になっていないのは不公平である、全国一律では不利な条件で米をつくる生産者の努力が報われないなどの声が寄せられております。 戸別所得補償制度を導入する一方で、農業農村整備予算が大きく減額をされました。政策の変更の全体的な予算への影響について、……
○西議員 御質問ありがとうございます。やっと答弁の時間がやってまいりました。 第一点は、政府案との違いは何かということでございますが、今回私どもが提出いたしました法律案では、広く木材利用を推進するために、官民を問わず、ここが大事、一つのポイントです、建築物、木製品、エネルギー等のさまざまな用途の木材利用の推進、これを対象にしております。そして、民間における木材利用の推進に係る取り組みについても支援の規定を設けている、これが私どもの法律案でございます。 一方、政府案では、法律の対象を公共建築物等における建築材料として、木材の利用を限定しているということが大きな相違点だと思います。 ただ、き……
○西議員 公明党の西でございます。石田委員から、木材の自給率のことについてお話がありました。 確かに、自給力という考え方よりも、一般的に自給率という考え方でそれぞれの推移がわかりますし、その原因もそこから、例えば外材の輸入がどうだから自給率がどうなった、こういう非常にわかりやすい指標として今まで用いられてきております。戦後、三十年代は八〇%を誇ったこの自給率も、いっときは一八%まで落ち、今は二四%まで逆に戻ってきている、その一つ一つにそれぞれ意味があるということは、これは委員の御指摘のとおりだというふうに思います。 そういう意味で、我々の法律は、この自給率の一層の向上を目指して、国産材を初……
○西委員 公明党の西博義でございます。 まず初めに、前国会の終盤のことについて一言申し上げたいと思います。 与党は、郵政改革法案を成立させるために、横暴な国会運営を行って国会を大きく混乱させたという、私たちは苦い経験をいたしました。政府・与党には、再びそのようなことがないように国会に臨まれるよう強く申し上げたいと思います。 さて、参議院選挙の結果を踏まえると、先ほど石田委員からも話がありましたように、郵政改革を進めようとする与党側が負けて、郵政改革は民意を得ていないということが明白になった、私もそのように思っております。 その上に立って、それでも郵政改革を進めようというふうに思われるの……
○西委員 公明党の西博義でございます。 片山大臣並びに関係の副大臣、大臣政務官の皆さん、御就任おめでとうございます。頑張っていただきたいと思います。 私も、初めに大野先生がおっしゃられましたけれども、前通常国会の最終盤、本当に慎重審議をすべきはずであったこの委員会がああいう形で終わったことに対して、大変不満に思っております。 幸か不幸か、今委員長さんが交代しておられまして、委員長にも申し上げたかったんですが、本来の総務委員会のあり方に立ち返って、やはり慎重かつ中立公正な議論をぜひとも委員長にはしていただきたいと思いますし、与党の皆さん方の、特に理事会構成メンバーの皆さんのお気持ちも、そう……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、私のほかの委員会の質問の都合で順序を快く入れかえていただきました。委員長初め理事の皆さんに感謝を申し上げたいと思います。 初めに、大臣に、今回の地方交付税における国の関与について御質問を申し上げたいと思います。 先ほども議論がありましたように、地方交付税は地方の固有の財源である、こういうことでございます。片山大臣もこの認識に立って、地方交付税については、使い道について国が決めてはいけない、こういう基本的な考えをお持ちであるということは再三おっしゃっておられるわけでございます。そういう意味でひもつきという問題を指摘された、いわば地方が自由に……
○西委員 公明党の西博義でございます。 ついに放送法の終局の日がやってまいりました。通常国会以来ずっと協議を続けてきて、与野党の修正が調って、円満に質疑、採決、こういうときが本当に最後の最後の瞬間にやってきたということに感慨深いものがございます。特に、与野党の両筆頭におかれては、小異を乗り越えて大同につかれた双方の決断に私は敬意を表したいと思います。 それでは、質問に入らせていただきます。きょうは個別の問題がたくさんございますが、お許しをいただきたいと思います。 初めに、辺地共聴、それから難視対策についてお伺いをしたいと思います。 今回の地デジの辺地共聴、難視対策については、一度、私、……
○西委員 西でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 初めに、民主党の農業政策について、ちょっと大きなテーマでございますが、お伺いをしたいと思います。 民主党のマニフェストを拝見しますと、私の感じるところは、戸別所得補償制度と、それから今回提出されております六次産業化、この二つが農業政策のいわば二本柱、こういうふうに私には思えます。 六次産業化という用語に関しては、法案上「農林漁業及び関連事業の総合化」、若干先ほども副大臣から御答弁がございましたけれども、さまざまな言い方ができるだろうという話はありましたけれども、こういう用語も使われておりまして、六次産業化が農林漁業及び関連事業の……
○西委員 公明党の西博義でございます。 私は、公明党を代表して、津波対策推進法案の可決に当たり、一言申し上げます。 東日本大震災においてお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 このたびの法案成立に御尽力をいただいた自民党、公明党の提案者の皆様並びに、修正合意に努力された当委員会の委員長並びに委員の皆様に、まずもって心より敬意を表します。 このたびの法案で、十一月五日を津波防災の日と定めていただきました。この日は、百五十七年前の一八五四年、安政南海地震の津波に際して、私のふるさと和歌山県広川町で起きた故事に由来する日です……
○西委員 公明党の西博義でございます。 初めに、緊急に、このようにして災害対策特別委員会を開催していただきました委員長初め理事の皆さんに心から感謝を申し上げたいと思います。 ふるさとが生んだ偉大な詩人佐藤春夫が、「空青し山青し海青し」、このように詠んだ紀伊山脈、紀伊半島、豊かな自然があるわけですが、今回、台風十二号で本当に大きなつめ跡を残し、また大変な被害を受けることになりました。 初めに、このたびの台風十二号によりとうとい命を亡くされました方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。 時間が限られておりますので、早速質問に入らせ……
○西委員 公明党の西博義でございます。 公害防止事業に係る国の財政特措法一部改正案について質問をさせていただきます。 初めに環境省の方にお尋ねしたいと思います。 公害防止計画のことについてお伺いをさせていただきます。 公害防止計画は、昭和四十五年以来、これまで五十二地域について策定をされておりまして、それが、計画の終了それから地域の統合等によって、今現在は三十地域、二十四都府県で策定されているというふうに聞いております。前回、公害財特法の適用期限が延長された平成十三年度以降に、環境基準の達成状況の改善によって、四つの地域が全体として策定地域から外れた、それ以外の地域についても百四十市区……
○西委員 公明党の西博義でございます。 本日、地方交付税法等の一部改正案の質疑に入る前に、一言申し上げたいと存じます。 東北地方太平洋沖大震災でお亡くなりになられた方々、また御遺族に心からお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われました方々に心からのお見舞いを申し上げたいと存じます。 まず初めに、私は、今回の東北関東大震災に関して、早急に対応していただきたいことを三点だけ申し上げたいと思います。一つは早急な避難者対策の推進、もう一つが相談窓口の設置、さらに三つ目に復興基金の創設、この三つについてお尋ねを申し上げたいと思います。 まず初めに、避難者対策でございます。 被災者の救出や救……
○西委員 公明党の西博義でございます。 初めに、東日本大震災におきましてお亡くなりになりました皆さん方に心よりお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆さんには心からのお見舞いを申し上げたいと思います。 特に、最近は、原子力発電所による災害も深刻さを増し、また新たな避難、それから電力の問題、農業を初め各方面にいわば二次災害とでもいうべき課題ができておりますし、ますますこの復興また震災対策に御尽力をいただきたいと思います。 初めに、我が党の山口代表は国会議員の歳費三割カットを提案いたしまして、きのう、民主、自民、公明の三党の幹事長会談において、半年間、一人三百万円の歳費を削減し、それを復興……
○西委員 公明党の西博義でございます。 このたびの東日本大震災に対して、大勢の皆さんがお亡くなりになり、また大勢の皆さんが被災をされました。お悔やみ申し上げますとともに、心よりお見舞いを申し上げたいと存じます。 大変お忙しい中、野田釜石市長さん初め大勢の皆さん、このようにして当委員会においでをいただき、私どもの質問にお答えをいただくこと、心より感謝を申し上げたいと存じます。 初めに、泉田知事にお伺いをしたいと思います。 知事自身が、今回の知事会の災害対策特別委員会の委員長として大変御活躍、今までの新潟県下における災害というものを契機として、その知見を存分に発揮していただいているというこ……
○西委員 公明党の西博義でございます。 まず、先日、総務委員会が開会されまして参考人質疑をやらせていただきました。それぞれ、知事さん、市長さんそれから学識経験者、大変有意義な質疑が行われたというふうに思っております。 その質疑の中で、私は残念ながら質問し損ねたんですが、新潟大学から来ていただきました井ノ口参考人から、被災者台帳を用いた生活再建支援システムの重要性についてお話がありました。大変示唆に富んだお話でございまして、感心したのです。 一方、先日、総務省は、東日本大震災で各地に避難をされている住民の皆さん方の所在を把握するために、避難者情報を集めて県や市町村にデータを提供する、こうい……
○西委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案及び国と地方の協議の場に関する法律案に対する附帯決議(案) 地域住民が自らの判断と責任において地域の諸課題に取り組むことができる社会の実現のため、政府は、本法施行に当たり、次の事項についてその実現に努めるべきである。 一 地方の自主・自立に向けて、基礎自治体への権限移譲、国の出先機関の見直し、義務付け・枠付けの見直し、地方税財源の充実確保等の諸課題について、国と……
○西委員 地方税法の一部を改正する法律案について御質問申し上げたいと思います。 まず初めに、これから地方を復興していくについて、生活を再建するためには、まず企業が事業を再開して、そして生き生きとその地方で活躍していただける、このために支援をしていくということが一刻も早くしなければいけないことの一つだと思います。今は、被災した企業に税負担を求めるというよりも、税負担を軽減することによってそれを助けていく、これが必要だというふうに思います。自治体にとっては税収がもちろん減少いたしますが、それは一時的であって、企業が復活したときにはまた後々税収も上がってくる、こういうことが考えられます。 今回の……
○西委員 公明党の西博義でございます。
私、他の委員会の質問もございまして、特に自民党の谷先生には順番を変更していただきまして、感謝申し上げたいと思います。
では、早速質問に入らせていただきます。
初めに、今回の特別交付税の配分について、大臣にお伺いをさせていただきます。
今回、特交総額が千二百億円の増額というふうに先ほどお話がございました。その配分基準を示していただきたい。また、その中で従来と異なる配分基準があれば、それについてもお示しをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございます。
各地の事情がそれぞれございますので、今回は一律にはいかな……
○西委員 公明党の西博義でございます。 先日、委員長を中心に、災害の派遣で岩手県下を回らせていただきました。その派遣の中で、被災地のそれぞれの取り組み、それから寄せられた御要望等を中心に、大臣初め関係の皆さんに御質問申し上げたいと思います。 初めに、義援金の支給状況についてお伺いをしたいと思います。 罹災証明書の交付や義援金の支給などの行政手続におくれが生じているようで、住民への生活再建の支援策がなかなか現場には届いていないということがはっきりいたしました。 五月十三日現在、日本赤十字社、中央共同募金会等で受け付けた義援金は二千百二十八億円というふうになっております。日本赤十字社等から……
○西委員 公明党の西博義でございます。 あらかじめ御提示申し上げました通告と若干順序が変わることになりましたので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 初めに、電波法の一部改正案の内容についてお伺いをしたいと思います。 今回の改正で、特定基地局の開設計画の認定の有効期間が五年から十年というふうに長くなっております。その理由をお伺いいたします。そして、なぜ特定基地局の開設計画だけが十年になったのかということもあわせてお伺いをしたいと思います。 また、別表第六、これは無線局の区分と金額との関係をあらわしたものですが、ここに規定されている特定地域から、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉……
○西委員 公明党の西博義でございます。 二十分間という限られた時間ですので、早速始めさせていただきます。 初めに、社会保障と税の一体改革についてお伺いをしたいと思います。 政府が進める社会保障と税の一体改革について、片山総務大臣が「「社会保障改革案」に対する意見」というものをお述べになられました。このことを初め、つい先日も国と地方の協議の場が開かれましたが、地方からもかなり厳しい御意見が出されたというふうに報道で伺いました。 これを受けて与謝野経済財政担当大臣は、財務、総務、厚生労働省で修文を検討している、こんな考えを示した。これも私、間接的にですが、そういう話をお聞きしました。つまり……
○西委員 公明党の西博義でございます。 平成十九年度、二十年度のNHK決算について質問をさせていただきます。 初めに、予算総則の適用状況の中にNHK予算の流用についてという項目がございますが、このことについて質問させていただきます。 NHK予算総則では、執行上やむを得ない場合に限り、予算の流用が認められている、こういうふうに理解をしております。 資料を拝見しますと、平成十九年、二十年度のNHK決算の説明資料に、予算の流用に関する報告がございます。例えば、平成十九年度では、調査研究費や財務費など四項目の増額に対して、国内放送費を減額してこれに充てたというふうになっております。平成二十年度……
○西委員 公明党の西博義でございます。 与えられた時間は二十分ということで、早速質問に入らせていただきます。 まず初めに、事務処理の特例法案の、適用の対象範囲ついてのお伺いです。 今回の政府提出法案では原子力災害に限定しておりまして、さらに、政府が警戒区域等を設定した区域の避難だけが対象ということになっております。そういう意味では、津波などにより同じく避難を余儀なくされている場合は対象となっておりません。 現実は、七月二十日現在でわかっているだけでも、宮城県で一万一千百二十八人、岩手県で二千三十一人、二県だけでも一万三千人が依然として県外に避難をされております。茨城県、千葉県など他の被……
○西委員 公明党の西博義でございます。 十五分という限られた時間ですので、早速質問に入りたいと思います。 まず、今回、地域主権戦略大綱それから第二次一括法案などで見直されたのが五百四十二条項というふうに言われております。このうち、地方分権改革推進委員会の第三次勧告で示されたのが五百三十条項、残りの十二条項が新たに追加されたというふうに言われております。その中で、地方債の発行とか国等への寄附の条項の二条項以外ではどんな内容があるかといいますと、道路や橋などに関する料金の徴収が三条項、交通結節機能の高度化に係るものが二条項、介護の基準に関するものが四条項、知的障害児施設に係るものが一条項、こん……
○西委員 公明党の西博義でございます。 二十分の時間をちょうだいいたしました。早速質問に入らせていただきたいと思いますが、その前に、このたびの東日本大震災においてお亡くなりになりました大勢の皆さんに対して心からお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆さん方に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。 では初めに、閣法から始めていきたいと思います。 初めの質問は、今回、路網等の設置のために必要な他人の土地に使用権を設定する、このことにつきまして、この使用権にかかわる使用料、それから、路網整備のために伐採した木材の補償という形のものが発生する場合に、土地所有者が不明の場合には、この使用料それ……
○西委員 公明党の西博義でございます。 東日本大震災に対処するための土地改良法の特例に関する法律案を中心に質問させていただきたいと思います。 私は、和歌山県の広川町の出身でございます。この広川町というところは、戦前戦後約十年間小学校の教科書に掲載されていました「稲むらの火」という話の主人公浜口儀兵衛の地元でございます。 きょうも教科書をお持ちしましたけれども、実は、この四月から教科書が改訂されまして、今まで全くなかったんですが、さまざまな科目で、この浜口儀兵衛、「稲むらの火」の物語が採用されておりまして、国語、社会、理科、道徳、そういう科目の中で小学生が学んでいる内容でございます。 き……
○西委員 公明党の西博義でございます。 初めに、大臣に御質問申し上げます。 平成二十一年、一昨年十月に平成二十二年度組織・定員要求というものがまとめられております。これらの内容を踏まえて、農林水産省設置法一部改正案及び地域センターの承認案件が出されましたが、第百七十四国会で一たん廃案となりました。このときの方針は、技術・環境政策部を設置して、農林水産技術会議は廃止する、こういう御方針でございました。農林水産技術会議については廃止ということの結論に至るまでにどのような議論や総括がなされたのか、その経緯については明らかではありません。 さらに、昨年十二月に農林水産技術会議のあり方の見直しの概……
○西委員 公明党の西博義でございます。 与えられた時間は二十分ということで、早速質問に入らせていただきます。 原発事故の直後に、これまで葉物野菜、水道水で放射性物質が検出され、そして、出荷制限、飲用の自粛、さまざまな措置が行われてまいりました。しばらくたって、その後、静岡の茶葉などでも放射性物質が検出される、こんなことがございました。 一方、畜産関係では、農林水産省から、三月十九日、「原子力発電所事故を踏まえた家畜の飼養管理について」という通知が出されております。大気中の放射線量が通常よりも高いレベルで検出された地域においては、放射性物質がかかった飼料などを与えないよう、ここでは注意をさ……
○西委員 公明党の西博義でございます。 四人の先生方、貴重な御意見をちょうだいいたしまして、心から感謝を申し上げます。 まず初めに、四人の先生方それぞれに同じ質問にお答えいただきたいと思うんですが、菅総理は、六月にTPPに関して参加をするかどうかの決断をする、こういうふうにおっしゃっているんですが、きょうはさまざまなお立場から意見表明をいただきました。一たん、皆さん方に菅総理になっていただいて、いよいよ六月が来ました、そのときに、この判断を迫られたときに、最も重要な基準、物事の価値判断の基準というのは、皆さん方にとってそれぞれ何なのかということをまず初めにお伺いをしたいと思います。
○西委員 公明党の西博義でございます。 私は、きょうは主に環太平洋戦略的経済連携協定、いわゆるTPPの問題について御質問を申し上げたいと思います。 質問に入る前に、昨日、ニュージーランド南部で発生した地震、富山外国語専門学校の学生さん初め、現地の多数の方々が被災をされました。まず、被災された方々やニュージーランド政府に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。 特に若い学生さんが多いということですが、国際的な人の交流の中で、今、日本の若者の海外への留学が少なくなっているということが言われておりますが、そんな中で志を抱いて語学研修に参加された方がこのような形で被災される、何とも申し上げようの……
○西委員 公明党の西博義でございます。 私は、人事院勧告、中でも特に経過措置についてお伺いをしてまいりたい。その後に、人勧全体のことにもかかわることですが、お伺いをしてまいりたいと思います。 先ほどからのお話で、人勧の一つの大きな肝は〇・二三%の減額、もう一つの柱は経過措置、こういう二つであるという話が出てまいりました。 そもそも経過措置につきましては、平成十七年の人勧で給与構造の改善が行われ、その際に経過措置というのが講じられた、ここから始まっております。この経過措置について、人事院は、現給保障である、こういう説明をしておりましたけれども、これは何を根拠にして現給保障という考え方を導入……
○西委員 公明党の西博義でございます。 私は、公明党のTPPに関するプロジェクトチームの座長として、今回のこの時期における政府のTPPへの参加についてさまざまな議論を党内でしてまいりました。その中で、私どもの考え方をまず初めに述べさせていただきたいと思います。 まず、公明党は、日本がアジア太平洋地域内の二国間EPA、FTAを初めアジア太平洋地域における二十一世紀型の貿易・投資の自由化、円滑化に向けて主導的に取り組むべきである、こういう立場でございます。最終的には、APEC二十一カ国が参加するアジア太平洋自由貿易圏、いわゆるFTAAPの構築を目指して引き続き努力をすべきである、これが基本的な……
○西委員 公明党の西博義でございます。 総理、おはようございます。 総理、今、社会を見ますと、実態とかけ離れて、しかもそれが大きな影響を与えている、こういう問題が私は二つあると思うんです。 まず一つ目は、円の為替レートですね。 現在の水準、これは日本の実体経済とは大きくかけ離れている、このことが日本の経済に大変悪い影響を及ぼしている、これが一つだと思っております。 もう一つ、これは国会の姿でございます。 国民の意思を正しく反映しているかどうかという観点から見ると、私は、現在の選挙制度は大きな問題がある、このように考えております。つまり、小選挙区制度を中心とした今の制度では、御存じの……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、長時間にわたって貴重なお話を拝聴させていただいて、心より感謝を申し上げます。しばらくの間、質問をさせていただきたいと思います。 私は順番にお伺いしていきたいと思うんですが、まず、白河市長の鈴木和夫さんにお伺いをしたいと思います。 先ほどの冒頭の話をお聞きいたしまして、私どもの考え方と非常に近いなという思いがしました。つまり、税を上げるについて、やはりもっとさまざまな観点があるんじゃないか、もちろん無駄のこともあり、税も、所得税を初め資産課税も含めて、さまざまな税のあり方があるんじゃないかというようなお話があったと思います。 今やはり、高……
○西委員 公明党の西博義でございます。 昨日の新聞には、生活保護受給者数が二百六万人、過去最多という記事が出ました。先日来のさまざまな議論、また、公述人の皆さんとの議論の中でも、やはり無年金、低年金の皆さん、それから低所得者の皆さん、こういう人たちに対してどういう手当てができるのかということがかなり大きなウエートを占めてきたように思います。大きく分けて、その観点に従ってきょうはお伺いをしたいと思います。 まず初めに、無年金、低年金対策についてですが、現行の社会保障制度、これはさまざまな課題があると私は認識しております。一つは、マクロ的に見たときに、ふえ続ける社会保障経費をどう賄っていくのか……
○西委員 おはようございます。 ただいま議題となりました両修正案につきまして、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、子ども・子育て支援法案に対する修正案の趣旨について申し上げます。 修正の趣旨は、第一に、教育・保育施設の定義を置き、認定こども園、幼稚園及び保育所をいうものとすること。 第二に、市町村が、資産または収入の状況につき、官公署に対し必要な文書の閲覧を求めること等ができる者を、小学校就学前子供、子供の保護者または扶養義務者に限定すること。 第三に、市町村は、支給認定に係る小学校就学前子供が、市町村長が確認する教……
○西議員 今回の三党合意、最終的には、あらかじめ三党間で合意するという結論を得ました。つまり、民主党は民主党のお考えがありますし、自民党は自民党のお考えがございます。私どもも公明党の考えがあります。その三党の考え方を持ち寄って、この国民会議に付託する前に私ども三党で協議した上で、国民会議の方で御議論をいただく、こういう結論に達した次第でございます。
【次の発言】 マニフェストというのは、それぞれの政党の主張でございます。今回、例えば後期高齢者医療制度の撤廃という法律を今国会中にお出しになるというふうに政府はおっしゃっておりましたけれども、このことも含めて三党合意にかかる、こういうことが正確な表……
○西議員 古屋議員にお答えいたします。 その前に、三党協議、社会保障分野、年金、子育て、さまざまな分野において、公明党のスタッフの一人として御協力いただきましたことに御礼を申し上げたいと思います。 さて、今回の年金の分野で大きく議論になった一つに、今御指摘の低所得者に対する加算制度、これがございます。 さまざまな議論がありましたけれども、協議の結果、保険料の納付に基づかない給付を社会保険方式のもとで行う、このことについては不適切だという御意見がございました。そんなさまざまな意見がありまして、最終的には、年金制度の枠外で行う福祉的な給付、ちょっとややこしいですけれども、こういう仕切りで今回……
○西委員 おはようございます。公明党の西博義でございます。 今回、民主、自民、公明三党で提出されました、今審議をしております法案によって、人事院勧告の実施、つまり俸給表それから経過措置の廃止でございますが、さらに、先ほど議論もありました自衛官等への特段の配慮等が盛り込まれて、年度内に結論を出すめどが立ったということは、辛うじて一カ月を残して今回このような環境が整ったということは、国会の意思がこの時期に来て示されるということで、大変重要なことであり、関係者の精力的な努力に感謝を申し上げたいと私は思います。 さて、今回の国家公務員給与の削減の政府案については、政府が人事院の勧告を無視したこと、……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは七十分という長時間をいただきました。若干細かい点もあり、また重複する部分もあるわけでございますが、それはそれなりに、各党各委員重要だと思われているという意味で、少し重複する部分もお世話になりますが、よろしく御答弁をお願いいたします。 私は、今回の地方税法それから地方交付税法のそれぞれ一部改正法案、やはりそれぞれの時代に、またそれぞれの政府・与党に、さまざまな意味を持たせて、交付税さらに地方税、組まれているわけでございますので、その趣旨について、少し細かい部分が続くと思いますが一つ一つ質問をしていきたい、このように思っております。 初めに、附……
○西委員 公明党の西博義でございます。 早速質問に入りたいと思います。 まず初めに、先日来議論をしておりました、平成二十三年度の特別交付税のことについてお伺いしたいと思います。 今年度は、東日本大震災のほかにも、私の地元もそうですが、台風十二号、それから冬場に入りまして豪雪など、大きな災害に見舞われた一年でございました。例年以上に緊急の財政需要が増加し、多くの自治体で財源の不足が生じているというふうに見られておりますけれども、特別交付税に関する財政需要の状況がどうなっているのか、過去三年の実績について示していただきたい。 また、自治体の要望に十分応えるためには、特別交付税が足りない事態……
○西委員 公明党の西博義でございます。
初めに、質問に入る前に、昨日、三笠宮寛仁親王殿下が御逝去されました。殿下は、障害者の福祉を初めとした社会福祉、さらにはスポーツの振興等、大変御活躍で、国民の皆さんにも大変親しまれた殿下でございました。心より御冥福を申し上げたいと思います。
早速質問に入らせていただきます。
まず初めに、適用状況についてお伺いしたいと思います。
合併特例債の適用の対象となっている自治体の数、それからそれを実際に発行している自治体の数、これについて、それぞれお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 ほぼ全ての自治体において合併特例債が使われている、こういうことだとい……
○西委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 消防法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の事項について十分配慮すべきである。 一 統括防火管理者等の選任及びその防火管理業務等の遂行が円滑に行われるよう助言・指導等に努めるとともに、統括防火管理者等が選任された場合においても、消防機関による各管理権原者及び防火管理者等に対する行政指導が適切に行われるようにすること。 二 東日本大震災における大規模建築物等の防災管理に係る教訓を踏……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、本題に入る前に、二問、地デジのことについての確認をさせていただきたいと思います。被災地も含めて、地デジへの完全移行がなされました。しかし、若干残された課題もあると思いまして、その確認をお願いしたいと思っております。 一つは、今までラジオでテレビの音声を聞いていた、こういう視覚障害者への対策でございます。もう一つは、衛星放送等で地デジの番組を受信している暫定的な対策が講じられておりますが、いわゆる難視聴地域への対策の状況でございます。 まず、視覚障害者対策について、情報通信研究機構の助成金を活用して今まで開発を進めていただきました、地デジ放……
○西委員 公明党の西博義でございます。 昨年の九月、台風十二号が和歌山県など我々の地元に襲来をして、大変な被害をもたらしました。農水省ももちろん大変な努力をしていただき、復旧復興に向けて今一生懸命に、地元としては頑張っているところでございます。さまざまな措置について、農水省の皆さん、また地元の県等とも議論をさせていただきましたが、その間に気がついたことを若干議論させていただきたいと思います。 そのきっかけとして、仁坂和歌山県知事が県庁のホームページで「県庁 仕事百景」というコーナーを設けて書いておりまして、非常に詳細な実情を訴えております。このことを引用させていただいて始めさせていただきた……
○西委員 公明党の西博義でございます。 初めに、長年にわたる懸案でありました郵政改革に関する議論が提案者を初め関係者の皆さんの御尽力で自民、民主、公明三党の合意に至ったこと、深く敬意を表したいと存じます。 時間が限られておりますので、質問に入ります。 今回の郵政民営化の見直しは、次の三つの視点がポイントだというふうに思っております。一つ目は郵政三事業を引き続き一体的に行えるようにすること、それから二つ目は地域における金融機関を存続させること、三つ目は民間との公平な競争条件を確保する、こういうことだと考えております。これらの視点を踏まえて、以下、順次質問をさせていただきます。 まず初めに……
○西委員 公明党の西博義でございます。 私も、この最終の総務委員会、十分な議論ができないままのばたばた劇になってしまったことを大変残念に感じております。今後、まだまだ、さまざまな課題があると思いますので、このことについては政府また国会でも引き続き十分な議論を続けていただきたいことを、まず要請させていただきます。 時間がありませんので、早速何点か御質問申し上げます。 まず、退職金の民間準拠のあり方について。 これは総務省の方で御答弁いただきたいと思うんですが、退職金については、二十三年度、民間企業の退職給付調査によりますと、約四百万の官民較差が生じている、こういうふうなことが明らかにされ……
○西分科員 新進党の西博義でございます。本日、私は、新国土軸の問題を中心に、その関連を含めて御質問を申し上げたいと思います。 実は、あの阪神大震災、一月十七日早朝起こりましたけれども、その翌日の深夜、十八日の深夜でございますが、私、阪神地方の救援のために和歌山市内を車で走っておりました。和歌山市内に和歌山港という港があるわけでございますが、その近辺を走っておりますと、たくさんのトラックが延々と道に連なっておったわけでございます。 それで、十九日の朝、地元紙、これは朝日新聞の和歌山版でございますが、こういう記事になっておりました。「フェリーは大混雑続く 神戸の道寸断で」、こういうタイトルで、……
○西分科員 新進党の西博義でございます。 大臣、長時間にわたって御苦労さまでございます。私、たった今、日経新聞を見ておりました。夕刊でございますが、そこに、大臣がきょう午前中に日経連の根本会長とお会いをして、ふだんは多分就職問題でいろいろお願いに上がるのだと思うのですが、残業だとか単身赴任を減らして、できるだけ休暇を多くして家庭の対話を多くしてほしいという要望をされた、こういう記事が出ておりました。私も、全く時宜を得た大臣の要望ではないかなというふうに心から思っております。ありがとうございました。 実は、私きょうは、高等学校の中途退学の問題について御質問させていただく予定にしておりますもの……
○西分科員 新進党の西博義でございます。 初めに、大臣の方に、総合交通体系の全般について若干御質問をさせていただきます。その後に、大臣の御答弁をもとにして個別の問題を少し関係当局の方にお願いをしたいと存じます。 私は和歌山県の選出でございまして、大臣も御存じのように、紀伊半島というのは大変大きな半島ゆえ、不便さもまたひとしおのところでございます。そういう意味で、地元で知事、市長、いろいろな人にお話を伺っても、和歌山県の最大の政治課題はやはり半島性の脱却だな、こういうところにいつも落ちつくわけでございます。そんな意味で、この交通政策、特にこれから将来にわたっての青写真と申しますか、そういうこ……
○西小委員 西でございます。 初めに、この議論を始める前提として一つ質問を申し上げたいと思います。 労働省の資料の二ページでございます。真ん中に「安定機関取扱い」、ちょっと色のついたところがありますが、その右側二つですね。「大学側申合せ」と「企業側倫理憲章」、これは平成九年度の両者が出ておりますが、就職内定の十月一日は双方とも固定化されていますが、上のところが、求人の受理とか会社説明会、このところが憲章には全くあらわれないままで今スタートしていると思うんですが、この双方の解釈について、まず議論の前提としてお伺いしておきたいと思います。
○西分科員 新進党の西博義でございます。 本日は、最近マスコミ等でも大変問題になっております産業廃棄物の処理問題について、大臣並びに関係者の皆さんに御質問を申し上げたいと思います。 戦後、我が国は急速な経済発展を遂げてまいりましたが、その中で、大量生産また大量消費という社会様式が定着したように思われます。もとより資源のない我が国は、原料を輸入することによって、それを加工し、製品を製造して、またそれを輸出する、こういう中で経済大国と言われるまでになってきたわけでございますが、その過程において必然的に生じてくるこの産業廃棄物の処理の問題、これは国土の環境を保全するという観点からしても大変重要で……
○西委員 公明党の西博義でございます。 初めに、民主党の皆さん、大変御苦労なされて対案を提出されました。先ほど来、そのことに関して聞きながら、大変な御苦労に対して敬意を申し上げたいと思います。残念ながら、時間の都合もありまして、きょうは私は内閣提出の法案についてのみ両省庁からお伺いをするということを御理解願いたいと思います。 戦後の日本の急速な経済発展の要因は、各分野における日本の工業の発展にあるということはほぼ間違いない事実だろうと思いますが、その中で急速に発展を遂げた化学工業は、新しい物質だとか素材を提供してまいりました。今では私たちの、ここでもそうですけれども、身の回りの品々といいま……
○西分科員 公明党の西博義でございます。よろしくお願いいたします。 本日は、これは数年前から大変重要な政策課題となっております理科教育の振興、これはもう文部大臣、もっとも今までも大臣になる以前からお取り組みされた内容だと思うのですが、それともう一つは、パソコンのできる教員の養成、このことについて文部省並びに科技庁に御質問申し上げたいと思います。 まず初めに、理科教育の振興の一環として、科学学習センターの整備事業、こういう事業がございまして、これは市町村単位の一定の地域、これに科学学習センターを設置して、児童生徒の体験的学習活動を促進し、理科教育の振興を図ろう、こういう事業でございます。平成……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、四人の先生方に大変貴重な御意見、御提言をいただきまして、ありがとうございます。順番にお伺いをしてまいりたいと思いますが、初めに、能澤先生にお伺いをいたしたいと思います。 先ほどのお話の中で、スリーマイル島の事故以来、種々いろいろな防災に関する討議、検討を行ってきて、ことし四月には「原子力防災対策の実効性向上を目指して」という形にまで仕上げてこられていたということをお伺いいたしました。しかし、残念ながら、国民の皆さんに至るまでなかなかそのこと自身は理解を得られていなかったんではないか、議論の中でいろいろ検討はされていたんでしょうけれども。そん……
○西小委員 与えられたこの比較表のそれぞれの案の範囲では、まず、原案というのは、視察もさせていただいて、確かに厳しい面があるであろう、こういう認識です。 そうすれば、F1、F2どちらかということで党内でも議論いたしましたが、可能であれば、つまり、これで官邸にとって許容範囲であれば、F1という形がいいのではないか。可能であればということですが、そういうこと。 それから、議員室そのものについては、大体の輪郭は百平米ということで出ていますけれども、そのほかの附帯の設備がどうなるのかということも若干関心がある。現状ないしはそれ以上ということも大まかにはお聞きをいたしましたので、F1ということでよか……
○西小委員 先ほど高木先生が前段おっしゃられた感想は、私も同感でございます。 加えて、この議論を続けていくに当たって思うのですけれども、だんだんと資料が出てきて、官邸が何を言っているか、それに対してどういう見解でという、ヘリコプターの件も出てきましたけれども、余りにも我々に提示される情報がお粗末過ぎる。口頭でこの話が出てきたのか。我々は人がいいものですから、一生懸命に考えて、見学までしましたけれども、本当に、きちっとした理由があらかじめ提示されて、こういう地図までつけてということがそもそもあってしかるべきだったのではないかというふうな感想を今ここに至って持ちました。 本来は、やはり官邸のし……
○西分科員 公明党の西博義でございます。
河村大臣、長時間大変に御苦労さまでございます。初めに、小学校における英語教育についてお伺いをしたいと思います。
大臣も積極的にこの推進を図っておられると聞いておりますが、我が党の神崎代表の本会議質問に対しても、大臣から、小学校における英語教育の導入について前向きな御答弁がございました。そのことを踏まえまして、既にいろいろな御計画があるかと思うんですが、この導入について、初めに、いつごろから具体化をしていこうとされるのか、このスケジュールについて御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 今御答弁がございましたように、過半数の学校が何らかの形で既……
○西副大臣 お答えを申し上げます。 先ほど来、局長の方から若干申し上げましたが、我が厚生労働省といたしましては、まず、プライマリーケアを担当する医師によるアトピー性皮膚炎の診療の質の確保を図るということが重要だというふうに考えておりまして、皮膚科のみならず、小児科にいらっしゃる方もいるし、また内科の方にいらっしゃる方もいる、こういうことで、このことに焦点を当てまして、研究班を設置して、そして指針をガイドラインという形でまとめていただいたということでございます。 一方、より高い専門性を要求する診療分野、つまり皮膚科の皆さんについては、専門家としての科学的な知見に基づく治療がなされるべき、こう……
○西副大臣 チャイルドシートのことについてでございます。 個人的なことですが、うちの家内は小さいときから子供を、ゼロ歳のときから隣に乗せておりまして、そのときはチャイルドシートがなかったものですから、ついついブレーキを踏むと手が出る。いまだにブレーキを踏むと助手席に手が出る、こういう習慣がございます。そんな意味で、やはりチャイルドシートをきちっと着用するということは大変大事なことだというふうに思っております。 子供の死因の第一位は事故、特に一歳から九歳までの若い、小さな子供、大切にしていかなければいけない子供の死因の第一位が事故ということで、必ずしもチャイルドシートに起因するものではないん……
○西副大臣 障害者施策の中でもとりわけおくれているという精神障害者の問題についてお取り上げをいただいて、感謝をいたします。 お尋ねの配置基準の件ですが、一般的には、精神障害者の多くが、御指摘のように積極的には医療を必要としない、お薬を中心とした慢性患者である、こういうふうな理由で、一般病床と比較して緩やかな標準数というふうになっているということでございます。 平成十二年に第四次の医療法の改正が行われまして、そのときに、精神病床におけるお医者さんの数の標準が決められました。大学の附属病院、それからもう一つは、内科、外科、産婦人科、眼科等の百床以上の病床を有する大規模な病院の中に精神病床がある……
○西副大臣 今担当局長から既にお答え申し上げましたけれども、先生御指摘のように、乳がんは女性のがんのかかる率の中では最高という、これからのがん撲滅の政策の中では大変重要な施策だというふうに思っておりまして、この対策を徹底的にとっていくことが、特に女性に特有のがんの撲滅のために不可欠な問題だ、こういうふうに思っております。 種々のことについては、今二百五十台新たに整備するとかいう話は先ほど先生から御指摘がありましたけれども、今後とも乳がん対策を強力に推進すべきであるという先生からの力強いお言葉がございましたが、そのことを十分体しまして、これから、先ほど局長から話がありましたように、欧米並みの受……
○西委員 公明党の西博義でございます。 本日は、四人の公述人の皆さんにそれぞれお話をいただいて、大変勉強になりました。それぞれお一人お一人に御質問を申し上げたいと思います。 初めに、お砂糖のことについて久野公述人からお話がございました。先ほど、神奈川県の例として、砂糖は優秀な備蓄品である、こういうお話。確かに、砂糖は腐らないという意味でも、それは備蓄の意味も大変あるんだろうなと新しい目を開かされたんですが。 それはそれとして、国家的見地から一定の備蓄をする、これは必ずしも災害という側面だけではなくて、ほかの面、米等との見合いもあって、一般的な面もあると思うんですが、そういうことの考え方、……
○西委員 公明党の西博義でございます。 本日は、五人の公述人の皆さん方の御意見をちょうだいいたしました。閣法、いわゆる政府提出法案に対して賛成の御意見、また反対の御意見ございましたけれども、いずれも私どもにとっては大変参考になる、勉強させていただく内容の御意見でございました。 順次御質問を申し上げたいと思いますが、初めに松下公述人にお願いをいたします。 長年、青少年の育成の現場に携わってこられて、今回、独立行政法人の理事長ということで、青少年の育成の中核を本当に担っていただくことになったわけでございます。先ほどのお話で、青少年の社会的な自立をこれからぜひ目指していきたい、こういうお話でご……
○西委員 公明党の西博義でございます。 本日は、連合審査で質問の機会を与えていただいて、ありがとうございます。 私に与えられた時間が十五分ということになっておりますので、早速質問に参ります。 まず初めに、幹部職員の人事一元管理のことについてお伺いをしたいと思います。 省益を超えた国民本位の行政の実現をする、また適材適所の人材を登用する、こういう目的でもって、今回、一元管理という方法が考えられたというふうに考えておりますが、この目的を達するためには、人事を行うときに任命権者が多くの候補者の中から選べるという状況、これが大事なことだというふうに思います。 ところが、現在、省庁ごとに人事の……
○西委員 公明党の西博義でございます。 私も、いわゆる野党案、対案の提案者の一人でございますので、残念ながら野党案に対する質問はできないということで、政府の関係者の皆さんに御質問を申し上げたいと思います。 先ほどから、ほとんどの質問者が自給率の問題に触れられました。今回の法案に自給率を入れるべきだという御意見、また自給率というものを重視した御意見が多かったわけですが、私も最初にそのことについて触れさせていただきたいと思います。 木材の利用のうちの約四〇%が建築に使われる、建築材になっている、その建築に使われるものの約一〇%が公共の建築に使われる、こんなことをお聞きしました。つまり、四〇%……
○西委員 公明党の西博義でございます。 きょうは、五人の先生方、公述人の皆さん、本当にお忙しいところ、貴重な御提言をいただきまして、心より感謝を申し上げます。 早速お伺いをしていきたいと思います。初めに、高橋先生にお伺いをしたいと思います。 先ほどから、今回のこの一体改革の中で、先生は三点おっしゃられました。社会保障の面、財政健全化の面、それから最後に成長戦略、この三つをミックスさせて総合的に解決する必要があるという論旨であったと思います。 実は私も、この特別委員会が始まりまして、少なくとも、社会保障と税の一体改革ということであれば、今は年金それから子育てが中心になっておりますけれども……
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