このページでは木下厚衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。木下厚衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○木下委員 おはようございます。私は民主党の木下厚でございます。 さて、最初に、在日米軍特別協定について質問させていただきます。 私は、これまでジャーナリストとして日本全国の在日米軍基地を何回も取材し、いろいろな雑誌に原稿を書いてまいりました。そうした中で私がいつも疑問に思ってきたのは、在日米軍基地の施設の豪華さであります。とりわけ沖縄の嘉手納基地は、私も何回も足を運び、米軍人に案内されて諸施設を取材させていただきましたが、まさにそこはリトル・アメリカそのものです。 軍人の家族住宅はもちろん、幼稚園から高等学校までの教育施設、あるいは病院、診療所、消防署、育児所、郵便局、図書館、スーパー……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 橋本大臣には委員会では初の質問をさせていただきますが、私自身、ジャーナリストとしてこれまで橋本大臣には何回もインタビューさせていただきまして、そのたびに非常に歯切れのいい明快なお答えをいただいて、大変読者の人気も高かったものですから、ぜひともひとつよろしくお願いしたいと思います。 まず、今の沖縄問題についてお伺いしたいと思うんですが、私自身、二十一世紀の日本の平和と安定ということを考えた場合、やはり日米関係というのは非常に重要である、そう常日ごろ考えてきたわけでありますが、昨今、アメリカに対する日本人の不信感、これが非常に高くなっている。とりわけ、……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 まず最初に、三月十六日に沖縄駐屯の我が国の航空自衛隊隊員が婦女暴行事件で逮捕された事件は沖縄県民に大変大きなショックを与えました。言うまでもなく、我が国の平和と安全、さらには国防という観点から考えた場合、自衛隊の強化や装備の増強、近代化も大事ですが、それ以上に重要なのは、国民の国防意識の向上と同時に国民の自衛隊や在日米軍に対する信頼の醸成、これが何よりも大事だと思います。しかし、最近は自衛隊や在日米軍に対する信頼が大きく揺らいでいる。というより、むしろ不信感の方が強くなっている。まさに、先ほど言いました航空自衛隊隊員による少女暴行事件は、本当に国防と……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 まず、普天間飛行場の移設問題について質問させていただきます。 もう一度確認しておきたいと思いますが、普天間飛行場の移設は、日米両国が進めている沖縄米軍基地の整理縮小計画の柱であります。住民の安全確保や跡地利用による地元の経済振興などが期待されているほか、米軍基地への県民の理解を深め、日米安保条約の円滑な運営、これが非常に重要でございます。九六年のSACOの最終報告では、一年かけて工法を含めた実施計画を決定、五年から七年以内に代替施設が運用可能になった後に返還する、こう約束されました。本来、この約束どおりであるのならば、最短で来年には普天間飛行場が返……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。
質疑を始める前に、外務省作成の資料を二枚ほど配らせていただくことを委員長、御裁可お願いします。
【次の発言】 それではまず、在外公館に関する給与の問題、今回の改正案についてお伺いしたいと思います。
この在勤手当について、第五条で、衣食住等の経費に充てる、しかも、物価、為替相場及び生活水準を勘案して定めなければならないというふうにあるんです。実を言うと、私、今回の在勤基本手当を見てびっくりしたんですが、恐らく多くの方も、要するに本俸以外にこれだけの金額をもらっている、しかも、もちろん海外でもらっているのは無税でございますので、合わせると相当の金額にな……
○木下委員 おはようございます。民主党の木下厚でございます。田中大臣には、さまざまなあつれきの中で御心労も大変だと思いますが、きょうはきちんと御答弁をお願いしたいと同時に、外交に悪影響が出ないように、ひとつさらなる御努力をお願い申し上げて、質問に移らせていただきます。 まずは、二千一年の国際コーヒー協定についてお伺いします。 コーヒー協定の当初の目的は、世界のコーヒー価格の安定とコーヒー需給の均衡を図ることを目的としたものであり、何らかの経済的な統制が不可欠であったと思います。しかし、八九年に輸出割り当て制度が廃止され、前回の九四年の協定以後は価格安定のための条項を欠いております。今回議題……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。よろしくお願いします。 実は、これまで、田中大臣が外務大臣に御就任されてから約二カ月近くになりますが、さまざまな発言をめぐって国の政治あるいは外交が非常に混乱状態に陥っております。 先ほど来、大臣は、何とか本来の外交業務をやりたいということをおっしゃっていたんですが、これは私どもも願うことでございまして、今、対米問題あるいは朝鮮半島情勢あるいは中国、台湾の問題あるいはインドネシア問題、ロシア問題等、日本を取り巻く外交案件は非常に山積しております。 一刻の猶予も許されない。そういう中で、田中外務大臣の発言をめぐって外務委員会も紛糾する、あるいはいろい……
○木下委員 さて、今、中野議員の方からもお話がございましたが、これまでマスコミを通じて田中大臣は、これまでの当委員会における質疑が非常にレベルの低いものであって、自分は外交マターの質疑をしたいんだ、再三そういうことをおっしゃっているんですが、レベルが低いか高いかは、これは先ほど中野委員がおっしゃったように、国民の皆さんが御判断することなんですが、むしろ、レベルの低い話をされているのが、あちこちのマスコミを通じたり街頭演説を通じてレベルの低い話をされているのが田中大臣であるということをきちんと御自覚された方がいいのではなかろうか。 そういう意味でも、まず、土肥委員長の冒頭での質疑の中で、二十一……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。何とぞよろしくお願いしたいと思います。 本来ならば、平成十三年度予算案を含め、政策論争を徹底的にしたいところでございますが、何せ最近大変なスキャンダルが起こっております。KSD事件、これにつきましては、先ほど、KSD疑惑を取りざたされておりました自民党の村上正邦参議院議員が、二十二日午後、十五時十五分に議員辞職願を参院議長に提出したということでございます。そのほかに、外交機密費の問題、あるいはえひめ丸の衝突事故、それから森総理の対応等、国民の怒りが今政府・与党に向けられております。 したがいまして、私自身は外交機密費の問題を取り上げてみたいなと思って……
○木下委員 民主党の木下でございます。
時間がございませんので、今回の同時多発テロ事件について一、二点だけお伺いして、その後、違う質問に移らせていただきます。
今、首藤委員のお話の中でありましたが、今回の事件が本当に一部過激派によるテロなのか、それとも、例えば宗教的な対立あるいはアメリカの中東和平に対する反発なのか、この辺を外務省としてはどのように分析されておられますか。
【次の発言】 もし宗教対立あるいは中東の和平に対する反発ということであれば、我が国の果たす役割はあるはずです。これはもちろん今回のテロに対して断固たる処置を我々も協力するというのはやぶさかでない。しかし、もしそういった宗……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 まず、田中大臣に政治姿勢についてお伺いしたいと思います。 田中大臣、あなたは、大臣に就任された四月二十六日以来、現在まで約六カ月半たちました。その間、当初国民の多くが期待したのは、外務省の不祥事、とりわけ松尾事件の不祥事だったと思うんです。それによって、あなた自身が伏魔殿と称した外務省改革、これに対して多くの国民は期待された。さらに、外交につきましても、本当に思い切った外交をやってくれるのではないかという期待があったと思うんですが、残念ながら、この六カ月半を見ますと、そうした成果よりも、むしろさまざまなあなたの言動、行動、そういったものがほとんど連……
○木下委員 民主党の木下でございます。 今、生方議員の方からも議論がございました。松尾事件以来、外務省のいわば税金を流用した不祥事が相次いでおります。今本当に国内の景気が厳しい中で、民間企業あるいはサラリーマンの皆さん、家庭の主婦の皆さん、大変な苦労をされておられる。そうした中で、外務省の皆さんが国民からの血税を本当に際限なくむだ遣いをしている、この構図に対して国民は怒りを持って外務省を見詰めていると思うのですが、これについて、例の松尾事件以後の一連の外務省の不祥事について、杉浦副大臣、どう見ておられますか。一言御感想をお願いします。
○木下委員 民主党の木下厚でございます。
先般、去る十月二十四日の当委員会におきまして、私自身が三越から入手しました外務省と三越百貨店との取引を示す物品購入リスト、これを提示しまして、不透明な取引があるのではないかということを追及いたしましたが、改めて今回もその点を質問させていただきます。
まず、先般の当委員会においてお渡しした資料が、外務省が三越本店から購入した物品であるという、その確認はしていただきましたでしょうか、杉浦副大臣。
【次の発言】 そうしますと、この三越側の資料と合うものが全部購入されているということで間違いないわけですね。
○木下委員 民主党の木下厚でございます。山井議員の時間を二十分ほどちょうだいしまして、質問させていただきます。 さて、高齢化社会が進展する中で、国民医療費が年間三十兆円を超えるという大変巨額なものになっております。そうした中で、まさに今、医療制度改革、抜本的な改革が必要でありますが、さまざまな抵抗勢力によって医療制度改革が先送りされている。そればかりではなくて、むしろ高齢者あるいは患者といったいわば社会的弱者の皆さんに大きな負担がかかってきている、それが現実ですね。 その一方で、いわば診療報酬の不正受給や、あるいは医療事故なども頻発しております。数年前、医療行政のトップである旧厚生省の岡光……
○木下委員 おはようございます。民主党の木下厚でございます。 さて、北方四島の人道支援に絡みまして、鈴木宗男議員とのかかわりがこれまで再三取りざたされてきましたのですが、実は、去る三月七日と八日、私自身、野党四党の外務省疑惑解明プロジェクトチームの、そのうちの北方四島問題調査団団長として、根室とそれから中標津へ調査に行ってまいりました。 その結果、現地においてさまざまな疑惑がまた取りざたされ、新たな発見もありました。そのうちの一つ、国後島に建設された友好の家、俗にムネオハウスと言われている建設工事に絡みまして、また新たな疑惑が発覚いたしました。 このムネオハウスは、渡辺建設工業それから犬……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 ただいま首藤委員の方から、昨日処分された外務省の職員の問題について質問がございましたが、続けて私も質問させていただきます。 確かに、今首藤議員がおっしゃったように、非常に処分が甘い、これはもう言うまでもない、私も同じ思いでございます。ただ、きのうの川口大臣の記者会見を聞いていて、もう一つしっくりこなかったのは、もし鈴木議員の外務省への関与が今回の処分の背景にあるならば、一人のそういった鈴木議員という政治家にその関与を許した、その外務省の体質なり、あるいはそれを知りながら放置してきた歴代大臣の責任、さらにはその政治家と官僚との関係、これをどうしたらい……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 昨年一月に、いわゆる外交機密費、報償費ですね、この私的流用事件発覚以後、本当に外務省にかかわるさまざまな事件が起こりました。今まさに、鈴木宗男さん、それから東郷さんを含め、大量の処分を出した。この経過を見てみますと、まさに外務省の皆さんが、国家国民よりも、あるいは国益という観点よりも、私利私欲、省益、こういったものにこだわった、その結果がこういった一連の事件の背景にある、これこそまさに外務省の体質である。実は、先ほど来質問に出ておりますが、北方四島をめぐるさまざまな疑惑、あるいは北方四島をめぐる対ロシア交渉、あるいは今お話が出ました北朝鮮の拉致事件、……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 さて、きょうは、私自身は、北朝鮮による日本人拉致疑惑、この問題についてちょっと議論をさせていただきたいと思います。 既にこの問題については、今回の有本恵子さんの問題が明らかになって以後、当委員会並びに各委員会でも質疑がされておりますので、事実関係だけ確認しながら、むしろ対北朝鮮政策、これについて話を進めてまいりたいなと思います。 特にこの拉致問題というのは、もう既に皆さん御承知のように、人権問題であり、あるいは国家主権を侵害する大変重要な問題であると同時に、やはり私も子供を持つ親でございます。自分の子供がこのように拉致されて何十年も行方知れずとい……
○木下委員 おはようございます。民主党の木下厚でございます。 私自身ずっと、北方四島支援事業についていろいろな委員会で追及をしてまいりました。先般、四月十七日の決算行政監視委員会におきまして、北方四島事業にかかわる追加契約について質問をいたしました。 そのとき、これは決算行政監視委員会でお配りした資料なんですが、北方四島事業のうち、色丹島のディーゼル発電それから国後島のディーゼル発電それから択捉島のディーゼル発電、さらに国後島緊急避難所兼宿泊施設、いわゆるムネオハウス、これについて多額な追加契約があったということを追及したんですが、本来ならばそのとき一緒に資料を出してくれれば二回に分けてや……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 けさから、中国・瀋陽の亡命者連行事件について質疑が重ねられておりますので、私自身も、まだ通告していなかったんですが、追加質問ということで一、二点させていただきたいと思うんです。 今回の事件を見ていまして私自身痛切に感じたのは、要するに、外務省を含め、あるいは日本政府もそうです、いわば人権、こういったことに対する配慮が本当にない国だという意識を強くしました。そして、在外公館においてはまさに、邦人の安全あるいは生命を守る、こういった意識に極めて欠けている。 実は私自身、政治家になる前は、二十数年、ジャーナリストとして海外を飛び回っておりました。何か問……
○木下委員 おはようございます。民主党の木下厚でございます。 私自身は、ロシアの支援委員会、この問題についてしつこく質問をさせていただきたいと思います。 先般、支援委員会の財務報告を外務省さんから出していただきました。これは幾つかありますが、その中で財務状況を見ますと、平成五年の支援委員会設立時に約三百四十七億円を拠出し、その後、毎年十億円前後の予算を追加しているわけですが、その内訳を見ますと、実に、平成五年で二百四十一億七千七百万円、平成六年に百八十一億五千万円、平成七年度百五十三億円、このように毎年百億円を超える繰越金が加算され、結局、平成十二年百五十七億六千七百万円、今、これだけの金……
○木下委員 おはようございます。民主党の木下厚でございます。
まず最初に、質問通告はしていないんですが、けさの新聞で、外務省の情報局の前分析官、佐藤優容疑者と、それから支援室の課長補佐の前島陽容疑者、この二人が五日、きょう付ですか、起訴されましたが、改めて、起訴されたことに対して大臣としての御見解をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この休職処分というのは、まあ国家公務員法違反ということらしいんですが、扱いが非常に緩やか、極めて責任のあれだと思うんですね。もっと厳しい内容であるべきだと思うんですが、なぜ休職という形におさまったわけですか。
○木下委員 民主党の木下厚でございます。きょうは、受刑者移送条約について二点ほど質問させていただきます。 欧州評議会における本条約の起草に関しては、犯罪の国際化を背景に、犯罪者の更生、社会復帰のためには、判決を下した国において刑の執行を受けるよりも、その母国において執行されることが望ましい、そういう考え方に基づくものと、それともう一つ、言語等の障壁による外国人受刑者への悪影響を避けるという、いわば人道的配慮に基づき行われたと理解しております。 しかし、欧州諸国が受刑者移送制度を導入した背景には、外国人受刑者の増大によるいわゆる過剰拘禁の緩和という一面があり、また、アメリカ、イギリスについて……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。阿南大使には、休暇中のところ、本日は当委員会に御出席をいただきまして、本当にありがとうございます。 さて、私も瀋陽事件について阿南大使にお聞きしたいと思います。 先ほど来さまざまな質問が出ております。私自身、今回の事件を振り返ってみまして、本当に現地総領事館あるいは現地の大使館だけの責任に帰していいものかどうか、その点を常に疑問に思ってきました。 といいますのは、いわゆる日本政府の対中政策、あるいは対中国だけではありません、先ほど話が出ました中東政策あるいはロシア政策も含めて、とりわけ日本政府の対中政策あるいは難民問題あるいは亡命者問題に対して、日……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 今回の小泉首相の訪朝が、拉致問題の全面解決につながるのかどうか、あるいは、武装工作船、ミサイルの開発、配備、輸出あるいは核兵器などの大量破壊兵器の開発問題に終止符を打ち、北東アジアの平和と安定に向けて大きく前進するかどうか。これは、我が国の主権や国民の生命財産を守り、国益を第一と考えながら、北朝鮮に対して日本政府がどこまで毅然とした外交姿勢を貫けるかどうか、この一点にかかっている、私はそう思います。 しかしながら、これまでの日本外交、とりわけ北朝鮮あるいは対中国、対ロシア、この外交を見ていると、我が国の主権や国民の生命財産あるいは国益、そういったも……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 時間が三十分ですので、簡潔に御答弁をお願いしたいと思います。 まず、北方四島に対する我が国の人道支援についてお伺いしたいと思います。この問題は、既にさきの予算委員会あるいは本日の集中審議でも出ておりますので、重複しない範囲内で質問させていただきます。 実は、昨年八月三十日から、三十一日でございますか、三十一日から九月三日まで、ビザなし交流の一員として、北方四島、そのうちの色丹島へ行ってまいりました。約六十五名の旧島民の皆さんの顧問として、国会議員は私と自民党のお一人、二人だけでございました。三日三晩、ロシアの島民の皆さん、それから内地、日本の旧島……
○木下委員 民主党の木下でございます。 さて、先般、実は三月十八日と十九日両日、外務省の疑惑解明プロジェクトチーム、野党四党合同の沖縄調査チームとして沖縄に行ってまいりました。これは外務省関係の調査ということだったんですが、実は、行ってみると、むしろ公共事業にまつわるさまざまな疑惑、それも鈴木宗男議員とそれから地元の下地幹郎議員にまつわるさまざまなうわさ、疑念が出てまいりました。それはそれとして後ほど質問させていただきますが。 まず、沖縄に対しては、昭和四十七年から第一次沖縄振興、それから平成十四年まで三次にわたって沖縄振計がなされ、総額にして、補正予算を入れますと約七兆円を超える巨額な金……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 きょうは、福田官房長官に改めて内閣報償費、官房報償費、これについてお話を伺いたい。 私自身、外務委員会等で、これまでも外交報償費、外務省報償費、それから内閣報償費、さまざま追及してきました。これについて、なかなか明確な答弁が得られない。このたび共産党さんがああいう資料を出された、これについて本物かどうかを問うてみても、恐らく福田官房長官は、出所不明の文書には答える義務がないというお話だろうと思います。これは、かつて古川貞二郎さんのメモについて調査をお願いしたときも同じ答弁でした。要するに、全く調べる気がないということだろうと思うんですね。 ただ、……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 小泉総理には、私自身、かつてジャーナリスト、政治評論家時代、実に十回ほどインタビューをさせていただいて、各種雑誌、週刊誌、月刊誌、させていただきまして、きょう質疑ができるというので、全部インタビュー記事を読み返してまいりました。厚生大臣時代から含めて、実に小気味よい当時の政権批判を舌鋒鋭くやられておられたのが小泉さんであり、私自身、それに引かれて十数回インタビューしたわけであります。 幸い、小泉さん、この雑誌は御存じだろうと思うんですが、小泉さんの後援会の雑誌でございますが、そこの中にまで私のインタビューが八ページにわたって取り入れられておりますが……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。
まず最初に、鈴木宗男議員から寄附金を受けていた、そう報道されております木村太郎防衛政務官並びに水野賢一外務政務官に御出席をいただきまして、次の四点についてお伺いさせていただきます。
まず、鈴木議員からもらった金額、あるいはその経緯、さらに返却の有無、もし返却したとすればなぜ返却したのか。四点目が、その報道された金額以外に、平成十年以後、それ以外の寄附金あるいはパーティー券があったらお知らせいただきたいと思います。
まず、木村防衛政務官からお願いします。
【次の発言】 そうすると、平成十年度以後も全くないということでございますね。
○木下委員 民主党の木下厚でございます。
きょうは、去る七月四日処分が発表されました、中国瀋陽の日本総領事館の亡命連行事件についてでございますが、事件発生から処分まで約二カ月近くかかっているわけですが、なぜこれほど処分の発表がおくれたのか、その辺を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今大臣の方から、きちんと総括をして、その上で処分という話がございましたが、では、総括をしたその中身について、報告書なりをきちんと出されていますか。本当に総括されているんですか。
【次の発言】 私が言っているのは、問題点じゃなくて、事実関係についてきちんと報告書を出しているのかどうか。問題点は私も見ていま……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 大臣には、早朝より御苦労さまでございます。 きょうは、せんだっても質問させていただいたんですが、政治と金の問題、とりわけ公共事業にまつわる政治家の、今口ききビジネスなんという言葉がマスコミなどで使われておるんですが、こういった公共事業に対して口ききによってビジネスが成り立つという、まさに異常な社会になってきている。これは大変驚くべきことであると同時に、まず政治不信の元凶がここにある。 今、小泉さんは盛んに構造改革ということを発言されております。しかし、構造改革の根本というのは、まさにこういった政治と金、もっと言えば、政官業、この癒着構造の根絶こそ……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 きょうは、帝京大学医学部の入学寄附金疑惑について質問をさせていただきます。 この問題につきましては、私自身、去る二月十五日の予算委員会、それから四月八日の決算行政監視委員会分科会、ここで遠山文部科学大臣に質問をさせていただきました。そのとき、遠山大臣は、この問題は大変問題である、深刻であるということで、私は、大学側に対して調査をするように強く要請をいたしました。これに対して、大臣は調査を約束されました。 しかし、そうした中で、今回新たに、帝京大学の冲永荘一総長の奥さんが理事長をやっておられる財団法人帝京育英財団が国税当局の税務調査を受け、二〇〇一……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 先ほど来、今回の現地調査の結果の質疑を拝見していました。実に、私もこれまで、二月十五日の予算委員会、一時間四十五分やりました。それ以後、五回にわたって質問してきました。しかし、何ら私の行ってきた質問あるいは文科省の答弁が生かされていない。この七カ月間、一体我々は何をやってきたんだろう、そんなじくじたる思いがいたします。 先ほど、今回の現地調査のねらい、それについて質問がありました。私は、ねらいは経理がどうのこうのじゃないんです。公正であるべき入学試験が寄附金の多寡によって選抜が決められている、そうした不公平さに対して、帝京大学の学生さんあるいはOB……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 まず総論から、教育問題についてお伺いしたいんですが、大臣、よろしゅうございますか。 今、教育の荒廃あるいは学力の低下が叫ばれて久しいわけですが、改善されるどころか、ますます悪化の方向にあるのではないか、私はそんな危惧をしております。 これといった資源のない我が国にあっては、まさに人的資源の確保、つまり人材育成こそが、二十一世紀の日本が世界をリードし、あわせて国内を経済的にも社会的にも活性化させ、あるいは発展させる重要なポイントになるのではないか、そんな思いがいたします。 そういう意味では、森前政権が教育改革を政策の大きな柱にした、続いて小泉政権……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 きょうは、行政監視の観点から、文部科学省の天下り法人が教科書検定制度の根幹を揺るがす、そういうような不正行為をしているのではないかとの疑惑について、遠山大臣並びに関係当局にお伺いします。 御承知のように、小中学校の教科書並びにその教科書に準拠して作成される地図やドリルなどの図書教材の出版、販売に関しては、検定制度のもと、客観的で公正な編集あるいは採択が行われるよう、厳しい法的な規制があります。 しかし、実際は、文部科学省の幾つかの天下り法人が教科書を出版する会社や図書教材を出版する会社を操り、検定制度をゆがめて、利権温存を図っている実態をまず指摘……
○木下委員 民主党の木下でございます。 総理ほか閣僚の皆さん、どうも御苦労さまでございます。 今、同僚の松崎委員から日朝問題のお話がございましたので、まず最初に、私も引き続いて二、三点、この問題を質問させていただきます。 先ほど松崎委員の方から、日朝交渉が膠着状態に陥っているというお話がございました。実は私は、九月十七日に総理が北朝鮮を訪問したとき、本当にあのタイミングでよかったのかどうかという疑問を外務委員会等で指摘しましたが、これは後ほど歴史的に評価されるだろうと思いますが、今の日朝交渉のおくれによって、新たな苦しみを生んでいる。 これは私もあのとき指摘をしたんですが、今回、拉致被……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 今議題になっております在勤手当の一部改正案、これについて質問をさせていただきます。 さて、先ほど来、イラク問題について激しい議論がございました。日本がアメリカのイラク攻撃に対して支持をする、この背景には、恐らく外務省の甘い見通しがあったんだろう。いわば、フランスあるいはドイツあるいはロシア、中国を含めて、現地大使館がどういう情報を集めていたか、本当にきちんとした情報を集めていたかどうか、これに対して、国民の間からも外務省は何をやっているんだという批判が出ているのは御承知のとおりだと思います。 さらにもう一つ、外務省をめぐりましては、一昨年来、相次……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 きょうは、ちょっと角度を変えて、五月一日にイラク戦争が、ブッシュ大統領によって終結宣言というものが出されましたものですから、大きな総括はまた後ほどあると思うんですが、終結までに至る今回のイラク戦争について中間的なまとめをちょっと議論させていただきたいなと思います。 今回のイラクの戦争の問題について最大の問題というのは、先ほど同僚の伊藤委員からも出ました、国連、これがどのような役割を果たしたのか、あるいは、今日本には、国連が新しい武力容認決議をすれば戦争を容認してもいいとか、国連が反対するからだめだとか、何でもかんでも、要するに国連にすべての権限をゆ……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 本日は、非常に重要な、環境とそれから人間の健康に関する国際協力条約でございます。時間も少し余裕がありますので、この問題について詳細に、じっくり審議させていただきたいなと思います。ちょっと私の性格に合わない地味な問題ですが、大事な条約ですので、真剣にひとつ議論させていただきたいと思います。 まず最初に、船舶防汚方法規制条約、これについて質問させていただきます。 これまでの外務省の説明によれば、従来、世界的に使用されてきた船底塗料に含まれる有機すず化合物が海洋生物に悪影響を与えていることがわかり、このことが国際的に懸念されるようになったため、国際海事……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。
きょうもまた、北朝鮮問題について議論をさせていただきたいと思うんですが、本題に入る前に、ちょっと大臣と副大臣にお伺いしたいんですが、極めてプライベートなことですので、お答えいただけなければそれで結構でございますが、大臣はお子さんはいらっしゃいますか。
【次の発言】 茂木副大臣、いかがでございますか。
【次の発言】 実は、私も今中学三年の男の子を抱えています。
といいますのは、実は、横田めぐみさんが拉致されたのがちょうど十三歳でございます。それから実に二十四年間、北朝鮮に不法に拉致をされていた、そしてそのほか十三人の北朝鮮が認めている拉致の被害者の皆……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 本日は、音楽と芸術という、私の顔からちょっと想像できないようなテーマでございますが、ひとつ議論させていただきたいなと思います。 既に御承知のように、バブルのピークを前後に、いわゆる地方の活性化あるいは景気対策ということで、それぞれ全国の地方自治体で、文化会館とかあるいは市民ホール、音楽ホール、あるいは文化センター、あるいは芸術会館といったものが全国あちこちにできたわけですね。これはいわゆる箱物という形でできたわけですが、その中の目玉あるいは象徴として、パイプオルガン、数千万円から、高いものでは四億円を超えるというものまで入ってきています。 このパ……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 きょうは、道路公団の問題につきまして質問させていただきます。 構造改革なくして景気回復なし、これは小泉さんの一枚看板でございますが、その構造改革の最大の眼目というのが道路公団の改革であろうと思います。ところが、残念ながら、今日までなかなか改革の先行きが見えてこない。実は、その中に、今週のある雑誌に「藤井道路公団総裁の評判 厚かましき「守旧」体質」というような、私もジャーナリスト出身ですが、余り趣味のいいタイトルではないと思うんですが、道路公団の天皇ということまで書かれ、しかも、先般の予算委員会におきまして、同僚議員がある会合での議事録を公表させてい……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 きょうは、去る七月二日に当委員会で質問させていただきました道路公団の問題について、改めて伺わせていただきたいと思います。 まず、資料を今お配りしていますが、資料を見ていただきたいんですが、実は、道路公団における高速道路の通行料金別納制度、これについて改めて確認しながら、総理に回答いただきたいなと思います。 実は、この割引制度で、平成九年から二〇〇一年の五年間だけで、一兆七百八十九億円、これが減収になっている、割引されているという実態を先般報告いたしました。 私自身は、割引制度というのは、中小企業の互助のため、これは必要だろうと思います。しかし、……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 まあ、あきれたね。今までの答弁を聞いていて、本当に、戦後我が国の防衛政策を変更しようという大変大きなその転換点にありながら、もう答弁が詭弁とごまかしと、そしてうろたえたこの答弁、これで本当に自衛隊の皆さんが現地へ行って人道復興をする、これはもう自衛隊の皆さんに大変申しわけない、そんな思いがいたします。 今の答弁を聞いていますと、先般お亡くなりになった奥参事官それから井ノ上三等書記官、この政府のずさんなこうした自衛隊派遣、その手足となって動いた彼らがまさに政府の犠牲になった、そう言わざるを得ない。大変悲しい思いで私は聞いていました。 そこで、今まで……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 先ほど来、外務大臣あるいは防衛庁長官から国益というお話が盛んに出ています。これは、国益という問題については、これまでも随分議論されてきました。私は、違った角度からちょっとこの問題を議論してみたいと思うんですが、我が国の外交、安全保障、あるいは経済、金融、あらゆる分野で国益を守っていく、そのためには、やはり外務省の情報収集あるいは分析、あるいは危機管理能力というものが極めて重要になってくると思うんですが、今回の米英軍によるイラク攻撃だけではなく、北朝鮮問題、あるいは中国問題、ロシア問題、すべて、どうも外務省のやっていることは、十分に情報収集、分析、ある……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 きょうは、内閣官房報償費、通称機密費の私的流用疑惑について質問させていただきたいと思いますが、その前に、一つだけ総理にちょっと質問させていただきます。 けさの各紙朝刊に、首相の日々ということで、昨日の日程が報じられております。それを見ますと、昨日の夜の七時五分、東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテル内のフランス料理店トリアノンにおいて、衆議院予算委員会の笹川委員長、大野自民党筆頭理事と三人で食事をしているという報道がありましたが、この本予算は、まさに平成十六年の大事な幕あけです。その前日にこういうような食事をしていることは、非常に誤解を生みやすい。その……
○木下委員 民主党の木下厚でございます。 最初に、先般質疑をさせていただきました中川秀直国対委員長、前官房長官の官房報償費私的流用事件、これについて質問しようと思ったんですが、福田官房長官が定例記者会見のため、今の時間帯は出席できないということですので、後に回させていただいて、最初に、北朝鮮による日本人拉致問題、それと六カ国協議についてお話を伺いたいと思います。 去る二月十一日から十四日にかけて、外務省の田中外務審議官と薮中アジア大洋州局長による、いわゆる日朝ハイレベル協議が行われたわけでございますが、これは、情報が流れたとき、日本に帰国された五人の拉致被害者の皆さん、これで何とか解決の糸……
○木下主査代理 次に、三井辨雄君。
【次の発言】 これにて三井辨雄君の質疑は終了いたしました。
次に、牧義夫君。
【次の発言】 これにて牧義夫君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、石井郁子君。
【次の発言】 これにて石井郁子君の質疑は終了いたしました。
以上をもちまして皇室費についての質疑は終了いたしました。
次回は、明九日午前九時から本分科会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後六時十九分散会
○木下主査代理 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院円谷第五局長。
【次の発言】 ただいまの会計検査院の指摘に基づき講じた措置について説明を聴取いたします。片山総務大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 以上をもちまして郵政省所管についての説明は終わりました。
○木下主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより内閣府所管中内閣本府及び沖縄振興開発金融公庫について審査を行います。
質疑の申し出がありますので、これを許します。山村健君。
【次の発言】 これにて山村健君の質疑は終了いたしました。
以上をもちまして内閣府所管中内閣本府及び沖縄振興開発金融公庫についての質疑は終了いたしました。
次回は、明二十三日午前九時三十分から本分科会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後六時三十一分散会
○木下分科員 おはようございます。民主党の木下でございます。 扇大臣には、きょう、あすと大変な日程でございますが、ひとついろいろよろしくお願いしたいと思います。 まず、私自身、道路公団の問題について質問をさせていただきます。 小泉構造改革の大きな柱、これは特殊法人改革であり、その中でも日本道路公団を含む道路四公団の改革、これが最大の柱であろうと思います。民営化につきましてはもうさまざま議論されておりますので、これについてはまた別の機会に質問させていただきますが、昨年十二月に小泉首相が、新たな発注工事について国費三千億円カットするという発表がございまして、それを受けて道路公団が、新たに発注……
○木下分科員 民主党の木下厚でございます。 私自身、去る二月十五日の予算委員会におきまして、当時大きな話題になりました板橋区にあります帝京大学医学部あるいは経済学部入学に関する不正疑惑について、約一時間四十分にわたっていろいろ議論をさせていただきました。その中で、まだまだ疑惑が十分晴れていない部分がありますので、改めて本日、質疑をさせていただきたいと思います。 その二月十五日の予算委員会において、文部大臣の方から、大学独自に調査委員会を設けて独自調査をするという御答弁がありましたけれども、その調査結果についてどのような結果が出ているか、教えていただきたいと思います。
○木下分科員 民主党の木下厚でございます。
さて、私はたびたび、帝京大学のさまざまな疑惑についてこれまで追及してまいりましたが、去る七月十五日、ようやく大学の特別調査委員会の調査結果が出ましたが、改めてこの調査結果をどう判断されているのか、大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私も、この中身を見まして実は愕然としたわけでございます。
私自身がこれまで委員会等でも追及してきましたけれども、今回の学内の特別調査委員のメンバーを見ますと、これは私も再三指摘してきましたけれども、あくまでも学内のメンバーだけなんですね。いわば、身内のメンバーで構成されたものに期待しても無理だと私は言ってきま……
○木下主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
主査が所用のため、その指名により、私が主査の職務を行います。
昨日に引き続き内閣所管について審査を行います。
質疑の申し出がありますので、これを許します。山井和則君。
【次の発言】 これにて山井和則君の質疑は終了いたしました。
以上をもちまして内閣所管についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 昨日に引き続き内閣府所管中内閣本府及び沖縄振興開発金融公庫について審査を行います。
質疑の申し出がありますので、これを許します。東門美津子君。
【次の発言】 これにて東門美津子君の質疑は終了いたしました。
以上をもちまして内閣府所管中内……
○木下分科員 どうも座長、長時間御苦労さまでございます。 きょうは、日本を取り巻く安全保障、イラク問題あるいは北朝鮮問題等を含めまして、大変厳しい状況になっています。ここで、改めてこの機会に、いわゆる日本にある在日米軍基地、これをもう一度見直し、あるいは意義等について、やはり十分議論していかなきゃいけない、そう思います。 そこで、実は、私の地元、埼玉県所沢市でございますが、そこに米軍所沢通信基地というものがございます。その問題について質問させていただきますが、その前段として、今、我が国に在日米軍基地、全面あるいは一部返還を含めて、日米両国で合意しているものについて、どのぐらいの面積、地域、……
○木下分科員 おはようございます。 実は、昨年十一月二十七日の衆議院の決算行政監視委員会で質問させていただきましたが、検定用の申請本、通称白表紙本の組織的な大量流出、この疑惑について、改めて質問させていただきます。 まず、小中学校の教科書並びにその教科書に準拠して作成される地図やドリルなどの図書教材の出版、販売に関しては、検定制度のもと、客観的で公正な採択が行われるよう、厳しい法的な規制があります。そのため、文部科学省は、教科書検定制度の観点から、各教科書出版会社や関係機関に、白表紙本は検定の申請以外の目的で使用することのないよう通達やあるいは通知を出しているほか、献本も禁ずるなどの指導を……
○木下委員 統治機構のあり方に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、二月十九日に会議を開き、参考人として、立命館大学法学部教授市川正人君をお呼びし、司法制度、特に、国民の司法参加、利用しやすい司法制度等の司法制度改革について御意見を聴取しました。 会議における参考人の意見陳述の詳細については小委員会の会議録を参照いただくこととし、その概要を簡単に申し上げますと、 市川正人君からは、まず、司法権の意義、具体的事件・争訟性の要件の意義について説明がなされた後、裁判を受ける権利は、裁判へのアクセスの実質的保障を含む、適正な手続による裁判を受……
○木下委員 統治機構のあり方に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、三月十一日に会議を開き、参考人として、東海大学政治経済学部教授宇都宮深志君をお呼びし、人権擁護委員会その他の準司法機関・オンブズマン制度について御意見を聴取しました。 会議における参考人の意見陳述の詳細については小委員会の会議録を参照いただくこととし、その概要を簡潔に申し上げますと、 宇都宮深志君からは、まず、世界のオンブズマン制度の発展、議会型オンブズマンが多いこと、法律による導入の可能性、一九五〇年代以降に普及した理由について説明がなされました。また、日本における……
○木下小委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 先般、小委員長に選任されました木下厚でございます。 小委員の皆様の御協力をいただきまして、公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 統治機構のあり方に関する件、特に司法制度について調査を進めます。 本日は、参考人として立命館大学法学部教授市川正人君に御出席をいただいております。 この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき……
○木下小委員長 これより会議を開きます。 統治機構のあり方に関する件、特に、人権擁護委員会その他の準司法機関・オンブズマン制度について調査を進めます。 本日は、参考人として東海大学政治経済学部教授宇都宮深志君に御出席をいただいております。 この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。 本日の議事の順序について申し上げます。 まず、宇都宮参考人から人権擁護委員会その他の準司法機関・オンブズマン制度について御意見を……
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