このページでは近藤基彦衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。近藤基彦衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤基彦でございます。 本日は、私の選挙区であります柏崎方面でありますけれども、ここには世界最大の原発基地であります柏崎刈羽原子力発電所があります。その中の刈羽村で昨年来問題になっております生涯学習センター、通称ラピカと申しますが、その問題で質問したいと思っておりますけれども、その前に、これは私が議員になる以前の問題とはいえ、私の選挙区で国民の税金のむだ遣いが起き、そして不祥事を起こしたことに対して深くおわびを申し上げるとともに、徹底的に真相を究明して、このようなことが二度と起きないようにしたいと考えております。 この生涯学習センター、ラピカの問題は、委員……
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤でございますが、石井先生に大変早い時間に終わられてしまったので答弁者が間に合わないところでありましたが、副大臣には大変御苦労さまでございます。 本日は、私の選挙区でもあります柏崎刈羽原子力発電所、そこの地元の刈羽村で、実は、五月二十七日、皆さん方御承知のとおり、プルサーマル計画の住民投票が実施をされました。結果は、プルサーマル計画に反対する意見が多数を占めたわけであります。刈羽の村民としては、プルサーマル計画をおおむね理解していたと思いますが、ここに、地元紙、新潟日報といいますが、事前の面接調査では、この計画が安全であると答えた住民が三割弱しかいなかった……
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤基彦でございます。
まず初めに、米国における同時多発テロで犠牲になられた方々、そして負傷なされた方々、そしてその御遺族、御家族にお悔やみとお見舞いをまず申し上げるものであります。
私の持ち時間は大変短いので、基本的なことを中心にお尋ねをいたしたいと思います。
今回の特別措置法案をつくるに当たって、政府としてどういうことを根拠に、あるいは何を基礎としてこの法案を組み立てたのか、まず官房長官にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 私自身も全く同感であります。私自身も、今回の非常に卑劣なテロ行為に対して憤り以外感ずるものではありません。テロリスト並びにそ……
○近藤(基)委員 自由民主党の近藤基彦でございます。 私の選挙区は新潟県第二区で、今大変有名になっている選挙区であります。それは、佐渡島と柏崎を抱えておりまして、拉致の問題で、帰国者三名、五名帰国なされているうち三名いらっしゃるということで、本当は拉致の問題をお聞きしようかなと思ってもみたんですが、もう一つ、私の選挙区で非常に有名な場所があります。それは、世界最大の原子力基地と言われています柏崎刈羽原子力発電所を抱えております。また、西蒲原郡の巻町というところは、日本で初めて住民投票を実施して、原発を拒否した町でも有名であります。 原子力発電に関しては、最近、一連の検査における不祥事が出ま……
○近藤(基)議員 星野先生の大変御貴重な意見、ありがとうございました。 本法案の第十条第一項で、子育てと就業の両立を容易にする雇用環境の整備を図るということを規定しております。ただ、一方で、星野委員御指摘のとおり、昨今の経済のグローバル化で、日本企業が海外に進出し、産業の空洞化とか、あるいは、大変厳しい経済情勢と相まって倒産、失業、あるいは自殺、あるいは就職難という、大変失業率の高いことになっております。かてて加えて、国及び地方の財政が非常に困難な、深刻な状況となっております。 ですから、この法案において、縦割りの行政というものをできるだけ排除して、創業、起業、いわゆる会社をつくったりある……
○近藤(基)議員 お答えいたします。 全く同感であります。「日本の自殺」という先生からいただいたのを若干読ませていただきました。 私自身も、こういう没落の歴史を我が国もこのままいけばたどってしまう可能性があるのではないかと危惧する一人であります。ただ、これが先ほどから問題になっているロボットの心の問題、精神の問題なんだろうと思います。これをやはり人間が改めてもう一度問い直してみる必要が当然あるんだろう。 言っているのは、利己的な欲求、あるいは精神、気概の喪失とか、大衆迎合主義に、こびてはならないとかこびへつらう、そういったこと、あるいは、人間の幸福、不幸は物量の豊富さではないという教訓、……
○近藤(基)委員 自由民主党の近藤基彦であります。どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。 イラク問題の質問の前に、私の選挙区内に、北朝鮮に拉致されて御帰国なされた五名の方の三名がおられます。一人は曽我ひとみさんであり、あとの二人は蓮池御夫妻ということであります。初代拉致議連の会長である石破防衛庁長官、あるいは今一生懸命頑張っていらっしゃる川口外務大臣がいらっしゃるわけで、早期全面解決のために全力を尽くしていただけますようお願いだけ申し上げておきます。 まず初めに、説明にも若干あったんですが、きのうイラク国内でまたテロがあって、百五十名前後の犠牲者があったという報道がありました。お亡……
○近藤(基)委員 自由民主党の近藤基彦でございます。文部科学委員会では大変久しぶりの質問ですので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 まず、私の選挙区でありますが、新潟二区であります。柏崎市と佐渡島、佐渡市を含んだ選挙区であります。と言えばおわかりのとおり、蓮池御夫妻と曽我ひとみさんがいらっしゃる選挙区であります。 今回の小泉総理の訪朝で、五人のお子さん方が御帰国をなされたことは一歩前進であり、私自身は高く評価をするものであります。蓮池御夫妻も素直に喜んでおられて、お二人の子供と今お過ごしなわけでありますが、しかし、子供たちの日本での今後の生活には、いささか不安に思っていることも確か……
○近藤(基)委員 自由民主党の近藤基彦でございます。 まず初めに、今回の新潟県大震災におきましてお亡くなりになりました方々へ心からお悔やみを申し上げますとともに、被災をされた方々にはお見舞いを申し上げたいと思います。 さて、十月二十三日の午後五時五十六分、地震が発生いたしましたけれども、村田防災大臣には、直ちに災害対策本部を設置していただきまして、翌日には県の対策本部並びに被災地を御視察いただき、そして、原田審議官をリーダーに国の対策チームを新潟県庁内に残していただき、その後、林田副大臣あるいは江渡大臣政務官を派遣していただきまして国との連絡をとるなど、大変素早い対応をしていただきまして、……
○近藤(基)委員 自由民主党の近藤基彦です。
谷委員に引き続きまして、新潟県の中越地震を中心に御質問をさせていただきたいと思います。
今回の大震災でお亡くなりになりました方々の御冥福をお祈りするとともに、被災を受けられた方々に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。
まず初めに、現段階での被災状況、ライフラインを含めて、最新情報がありましたらお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 ピーク時十万を超えた避難者が五千百十六名と、大変な減り方でよかったわけでありますけれども、しかし、まだ五千余りの方々が避難所生活をなさっていらっしゃるということ、そして、恐らくそれ以上の方々がもう当初……
○近藤(基)委員 おはようございます。自由民主党の近藤基彦でございます。 本日より義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案の審議に入るわけでありますけれども、トップバッターとして、中山大臣に基本的なことで幾つかお尋ねをいたしたいと思います。 資源の乏しい我が国において、人的資源というのは我が国が最も大事にしてきたものの一つであります。その人的資源を有益に、有効に活用するためには、教育というものは欠かせないものであります。その中でも、義務教育というものは基礎的学力を身につけるためには不可欠なものだと考えます。 そもそも論になりますが、この義務教育というものに関する中山大臣の御所見をお伺……
○近藤(基)委員 おはようございます。自由民主党の近藤基彦でございます。三十分という限られた時間でございますので、早速質問に入らせていただきたいと思います。
今回の国立大学法人法の改正は、制定後初めての改正であります。その改正の概要と、特にそのねらいについて御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 今も御説明がありましたように、特に、筑波技術大学の設置は、視覚障害者及び聴覚障害者を対象とした唯一の高等教育機関と聞いております。障害者に対する高等教育の機会を保障するためにも、筑波技術大学への支援に力を注ぐべきだと考えますが、大臣の御所見をお伺いしたいと思います。
○近藤(基)委員 自由民主党の近藤基彦でございます。 本委員会での憲法改正国民投票法に関する本格的な議論は先週から始まったばかりではありますけれども、既に主要な論点が出そろいつつあるようにも思われます。 そこで、今後の議論を深めるために、私なりに、私見を交えた議論の交通整理を行ってみたいと思います。 まず最初に、二つの基本的な事項を確認しておきたいと思います。 一つは、一般的なルールとしての憲法改正国民投票法の必要性であります。 前回の御議論の中に、憲法改正の内容とその手続法は不可分なものであるから事前に手続法の内容だけを議論するのは困難ではないかとの御意見がございました。 確かに……
○近藤(基)委員 自由民主党の近藤基彦です。 本委員会での憲法改正国民投票法制に関する議論は、各党の基調発言を終え、本日から自由討議が始まるわけでありますが、私は、その最初の発言者といたしまして、今後の議論をより深めるために、私なりに整理を行ってみたいと思います。 まず最初に、基本的な事項を確認したいと思います。 それは、憲法改正の国民投票と一般的な国民投票との関係です。 両者は、確かに国民投票という点では同じかもしれませんが、その本質は全く異なるものだと思います。一方は、三分の二以上の賛成でほとんどの政党が賛成をして国民に賛否を問うものであり、しかも、その国民投票の結果は法的拘束力を……
○近藤(基)委員 自由民主党の近藤基彦でございます。時間が短いものですから、早速質問に入らせていただきたいと思います。 ただいま中川大臣より、アメリカの報告書の御説明をお伺いいたしました。消費者においては、BSE問題等を背景に輸入食品等の安全性について不安と不信感が大変高まっております。こうした中で、不安が高まる要因には、BSEに係る問題が長期化し、議論の趨勢が国民に大変わかりにくいことも大きいと思います。 今回の一月二十日に発生した問題は、万が一にもあってはならないことが起きたわけでありますけれども、その原因と責任について、改めて政府の御見解をお伺いしたいと思います。
○近藤(基)委員 自由民主党の近藤でございますが、参考人の皆様においては、大変お忙しい中を委員会にお越しをいただいて、貴重な御意見をお述べいただきましたことを感謝申し上げたいと思います。 限られた時間の中でございますので、早速参考人の方に御質問をしたいと思います。 まず無藤参考人と森田参考人にお聞きをしたいんですが、子育ての支援、先ほど在宅子育て支援という言葉も出てきましたけれども、いわゆる〇―二歳、〇歳から二歳の保育に欠けない子供を持つ家庭、そういう方は在宅で子育てをなさっているということになるんですが、大変重要だと私も考えておりますけれども、こういった子供を認定こども園で預かることとす……
○近藤(基)委員 おはようございます。 自由民主党の近藤基彦でございます。 憲法改正手続法案に対する質疑の記念すべきトップバッターとなったわけでありますけれども、本日はテレビを通じて多くの国民の皆さんが見ておいでになられますので、冒頭に若干時間をおかりして、この法律の意義や提出されるまでの経緯について、テレビをごらんの国民の皆さん方のために簡単に御紹介をいたしたいと思います。 今回議題となっております二つの法律案は、両方とも議員立法であります。政府が政府内部で議論をして国会に出してきた法案ではなく、国会議員同士で議論をして、議員みずからが筆をとって立案した法案だということであります。した……
○近藤(基)委員 日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会における審査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、本日、会議を開き、参考人として、ジャーナリスト・真っ当な国民投票のルールを作る会事務局長今井一君、日本弁護士連合会副会長吉岡桂輔君、成蹊大学法学部講師福井康佐君及び日本自治体労働組合総連合副中央執行委員長田中章史君をお呼びし、日本国憲法の改正手続に関する法律案及び日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案、特に国民投票運動規制・罰則について御意見を聴取した後、これらの参考人に加えて、日本弁護士連合会副会長松本……
○近藤(基)委員 それでは、御報告申し上げます。 日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会における審査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、去る七日、会議を開き、参考人として、社団法人日本民間放送連盟報道委員会委員・報道小委員長渡辺興二郎君、社団法人日本民間放送連盟放送基準審議会委員・放送倫理小委員長山田良明君、ジャーナリスト・真っ当な国民投票のルールを作る会事務局長今井一君、日本弁護士連合会副会長吉岡桂輔君及び専修大学文学部助教授山田健太君をお呼びし、日本国憲法の改正手続に関する法律案及び日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国……
○近藤(基)委員 それでは、日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会における審査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、去る十六日、会議を開き、参考人として、慶應義塾大学法学部教授・弁護士小林節君、上智大学大学院法学研究科教授高見勝利君及び大東文化大学法科大学院助教授井口秀作君をお呼びし、日本国憲法の改正手続に関する法律案及び日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案、特に憲法審査会その他国会法改正部分について御意見を聴取した後、懇談を行いました。 会議における参考人の意見陳述の内容を本委員会全体で共有するために、……
○近藤(基)委員 日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会における審査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、去る十一月三十日、会議を開き、日本国憲法の改正手続に関する法律案及び日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案、特に国民投票の対象、投票権者の範囲、投票用紙への賛否の記載方法及び過半数の意義、周知期間並びに国民投票無効訴訟等に係る事項について、テーマごとに分けて自由討議を行いました。 小委員会における議論の内容を本委員会全体で共有するために、その概要を簡潔に申し上げます。 まず、投票用紙への賛否の記載方法……
○近藤(基)委員 自由民主党の近藤基彦でございます。 我が自由民主党と公明党から提案されました憲法改正手続法案、それから民主党から提案されました法案につきまして、これまでこの憲法調査特別委員会やその下に設置されました小委員会において、真摯で実に濃密かつ建設的な議論が党派を超えてなされてまいっているところでございます。 憲法調査会以来の中山太郎委員長の公正中立な議事整理は、きょうの野党の質疑時間を見れば一目瞭然かとは思いますが、その中山委員長のもとで、第百六十三回特別会の冒頭の昨年九月二十二日に設置されて以来、きょうまで一年二カ月余りの間に、既に約八十時間を超える国民投票法制の調査及び法案審……
○近藤(基)委員 日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会における審査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、去る十二日、会議を開き、参考人として、日本放送協会理事石村英二郎君、読売新聞東京本社論説副委員長上村武志君、毎日新聞論説委員近藤憲明君、産経新聞東京本社論説副委員長中静敬一郎君及び日本弁護士連合会副会長吉岡桂輔君をお呼びし、日本国憲法の改正手続に関する法律案及び日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案、特に国民投票運動規制・罰則並びにメディア規制・国民に対する周知広報について御意見を聴取した後、これらの参考……
○近藤(基)委員 おはようございます。自由民主党で農林部会長を拝命しております近藤基彦でございます。 本農林水産委員会の開催に当たりまして、最初の質問者としまして、昨日の農林水産大臣の所信表明について御質問をさせていただきます。 まず初めに、農林水産政策の基本方針について御質問をいたしたいと思います。 農林水産業をめぐっては、従事者の減少や高齢化、グローバル化の進展など、内外にわたり大きな転換期を迎えております。こうした中にあって、先般、安倍総理は、所信表明演説において、農林水産業において新世紀にふさわしい戦略産業としての可能性を追求するとのお考えを示され、また、昨日は松岡大臣より、今後……
○近藤(基)委員 自由民主党の近藤基彦でございます。 一昨年九月から始まった本特別委員会における憲法改正国民投票法制に関する論議も、いよいよ大詰めを迎える感がしております。 諸外国の国民投票法制の調査を踏まえた約五十時間に及ぶ調査を踏まえて、与党案、民主党案がそれぞれ提出されたのが昨年の五月二十六日でありました。その両案についても、先週の中央公聴会、昨日の新潟及び大阪での地方公聴会を含めて、既に約五十時間の法案審査がなされてきました。その間、昨年の十二月十四日には、本委員会において、与党、民主党それぞれの提出者から修正項目に関する意見表明がありました。そして、それを総括する形で、一昨日、ま……
○近藤(基)委員長代理 次に、岡本充功君。
○近藤(基)委員 おはようございます。 自由民主党の近藤基彦でございますが、久しぶりの質問で、ちょっと緊張しております。 まず、WTO交渉についてお尋ねしたいと思っております。 本年初めの交渉再開以来、交渉の発展がはっきりしてきました。四月末には、ファルコナー議長ペーパーが公表され、今後の交渉進展が見込まれているところでございます。 また、EPA交渉についても、四月二十三、二十四日に、日豪EPA交渉がいよいよ始まりました。このEPA交渉に対しては、本委員会においても決議をいたしましたように、政府が一体となって全力で当たっていくことが必要だと感じております。 また、日米あるいは日・EU……
○近藤(基)委員 おはようございます。自由民主党の近藤基彦でございます。 先日の若林農林水産大臣の所信表明について、幾つか御質問させていただきたいと思います。 まず初めに、農林水産行政に取り組む大臣の姿勢について御質問をさせていただきたいと思います。 我が国の農林水産業をめぐる状況は、従事者の減少あるいは高齢化、あるいはグローバル化の進展、耕作放棄地の増加やWTO農業交渉への対応など、内外にさまざまな難問が山積しております。 こうした中で、先般、福田総理は、所信表明演説において、「地方と都会がともに支え合う共生の考え方のもと、」「食料の安定供給は、今も将来も極めて重要なことであり、安全……
○近藤(基)委員 おはようございます。自由民主党の近藤基彦でございます。 私は、自民党農政の政策責任者の一人として、本院における民主党提案の農業者戸別所得補償法案の質疑に当たり、農業をめぐるさまざまな政策課題に対応するため政府・与党が進めている総合的な農政について確認した上で、同僚議員とともに、この法案が抱える問題点を明らかにしていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 まず最初に、食料自給率についてであります。 我が国のカロリーベースの自給率は低下傾向が続き、平成十八年度には四〇%を割り込み、三九%まで低下したところであります。食料自給率の大きな低下の主な原因……
○近藤(基)委員長代理 次に、松原仁君。
○近藤(基)委員 自由民主党の近藤基彦でございます。 ただいま議題となりました決議案につきまして、各会派の提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 趣旨の説明は、案文を朗読してかえさせていただきたいと思います。 平成二十年度畜産物価格等に関する件(案) 配合飼料価格の急激な高騰、WTO農業交渉及びEPA交渉の本格化など、我が国の畜産・酪農経営を取り巻く情勢は、極めて厳しいものがある。 よって政府は、こうした情勢を踏まえ、平成二十年度の畜産物価格及び関連対策の決定に当たり、左記事項の実現に万全を期すべきである。 記 一 飼料や原油価格の高騰等によ……
○近藤(基)委員長代理 次に、神風英男君。
○近藤(基)委員長代理 梶井参考人、時間がありませんので端的に。
【次の発言】 次に、井上義久君。
○近藤(基)委員 自民党の近藤基彦でございます。 私が最後の質疑となりますので、これまでの質疑を総括して、本法案に対する問題意識を改めて明確にしたいと思っております。 ここ数年来、民主党が、我が国の農業、農村の現状を熱心に勉強され、みずからの見解をまとめて、政策として世に問う努力をなされているということは、今後の食料、農業、農村のあり方について国民的な関心を高めることにもつながっておりまして、我が党としても深く敬意を表するところでございます。 国民の理解のもとで必要な予算をしっかり確保し、我が国の農業、農村を守り発展させていかなければならないと考えている点では、民主党も我々自民党も同じで……
○近藤(基)委員長代理 次に、大串博志君。
○近藤副大臣 引き続き農林水産副大臣を拝命いたしました近藤基彦でございます。 石破大臣を補佐し、石田副大臣、江藤、野村両政務官とともに、農林水産業のさらなる発展のために全力を尽くして取り組んでまいる所存でございますので、委員長、理事、委員の皆様方、どうぞ御支援よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤基彦でございます。 私どもの会派は、でき上がりましてからまだ一月足らずでありますので、まだ十分に憲法論議を尽くしているとは言いがたい、これから一生懸命頑張っていきたいと思っております。 私自身も戦後生まれでありますので、もう既に現行憲法ができ上がった中で平和に暮らしてきたというのが事実であります。ただ、憲法制定過程において、前国会でかなり議論を尽くされて、事務局からも私ども御説明をいただきましたけれども、制定過程を問題にして、いわゆる押しつけその他で憲法を改正すべき、あるいはかたくなに改正を否定する、そういう立場で物を考えないように、そして我々自身、五……
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤でございます。 田中先生には、大変長時間、ありがとうございます。そして、ほぼ私どもと考え方が一致をいたしておりますので、二、三の質問にとどめさせてもらいます。 一番最初に、先生の、冷戦の終結を迎えて、現段階でアメリカの優越化が続いていると。今後の話なんですが、日本を含めて、アメリカの優越化が一極化に集中をしていくのか、それとも、イデオロギー的な対立の冷戦をまた迎えるということはないだろうと思いますが、ある意味で何かまた対立軸をつくって、東西になるのか、二極、三極化を今後していくのか、この点をちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤でございます。よろしくお願いいたします。 私自身は戦後生まれでありますので、もう憲法も制定をされてから生まれた人間でありますので、なかなか憲法自身も学校で習うというようなものではありませんでしたので、実は、本格的に一章ずつ目を通したのはこの憲法調査会に入ってからということになります。 精神的な部分で、前文に書かれている大変高邁な、いわば理想的な、先生の言葉でユートピア的な前文かなという気もいたしますし、また、日本の憲法であるにもかかわらず、世界観的な平和主義を掲げて、あらゆる人種を愛せよという文言やに見受けられるわけでありますが、先生自身も、文章の力を……
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤でございます。市村先生には大変長時間御苦労さまでございます。もう少しでありますので、よろしくおつき合いをお願いしたいと思います。
まず初めに、地政学的に見てということで、五ページの地図でありますが、これはブレジンスキーの「世界はこう動く」の中からの地図ということでありますが、これは、現段階での大中華圏と反中国日米同盟と考えてよろしいのでしょうか。
【次の発言】 そうなってくる可能性があるということなのでしょう。
日米同盟の中で、この地図でいいますと、先生が言うように、海洋諸国、島嶼半島ということになるのだろうと思いますが、いわゆる大陸国家であるシナ、中……
○近藤(基)委員 佐々木先生、大変お疲れさまでございます。私で最後でございますので、もう少しおつき合いをしていただきたいと思いますが、21世紀クラブの近藤基彦でございます。 私も、今の日森先生と同じように四カ月前に当選させていただいたんです。私ども21世紀クラブは、無所属で当選をしてきて、会派を衆議院の中で組ませていただいておるのです。私自身は、平成八年の小選挙区の導入のときに立候補をして、そのときも無所属だったんですが、残念ながら当選できなくて、今回当選させていただいたんです。その間に、私ども無所属で戦っていましたので、私どものような保守的な田舎の選挙区でも、無党派層というのがかなりふえて……
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤でございます。 石原知事には大変御苦労さまでございます。21世紀クラブというのは、黎明の会以来の衆議院の院内会派であります。 私自身が二十九年生まれでありますので、戦後、もう物心ついたときには現行憲法が俎上にのっているというか、ありきという時代を過ごして、しかも戦後のどたばたというのは余り経験をしておりませんで、非常に物の豊富な時代を安穏と平和に暮らしてきたという人間の一人であります。しかも、六月の選挙で初めて当選をさせていただいて、まだ六カ月のほやほやでありますし、憲法調査会にそれから入れていただいて、憲法に対して前国会で制定過程を参考人を呼んで論議……
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤基彦と申します。先生には大変お疲れのところ御苦労さまでございますが、もう少しおつき合いをしていただきたいと思います。 先生は、一番最初に、科学の制度化としては西欧からひどくおくれたわけではないと。現実に東京大学で理学部という学部を持ったということでありますが、当時世界的にもまだ数年しか、ここでは一、二年程度のおくれで理学部を持ったということですが、当時理学部を持っていた、あるいは持たなければならなかった背景といいますか、どうしてそんなに早くに理学部が発足できたのか。そして、そのときに主に盛んに研究がなされた課題といいますか、今はあらゆる研究がなされていま……
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤でございます。大変長時間、先生ありがとうございます。私が最後の質問者でございますので、もうしばらくおつき合いいただきたいと思います。 憲法調査会にはもしかするとそぐわないかもしれませんが、先生は「もんじゅ」の解決にお働きになり、なおかつ今原子力産業会議の会長さんということで、私の選挙区が世界一の原子力基地を持っておる柏崎市を含んでいる選挙区なものですから、あえてお聞きをいたしますが、現行ですと一万数千トンという年間のウラニウムが、高速増殖炉ができれば百数十トンになるという話。今その中間で、プルサーマルというエネルギーの問題が若干脚光を浴びているのですが、……
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤でございます。 私で最後でありますので、もうしばらくおつき合いをしていただきたいと思いますが、大変有意義な貴重なお話をありがとうございました。 当初から、いろいろな方の質問の中にも、アメリカがこの分野では独占するのではないかと。その中で大変先生の御研究が異彩を放っていることは承知をしておるのですが、まず、そもそもアメリカが独占的にゲノムの分野でここまで発達してこられた背景、国家としての戦略があったのか、あるいは民間ベースだったのか、あるいはそれがかみ合っているのか、よくわかりませんが、おわかりになりましたら、ちょっとお教えをいただきたいと思うのです。
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤と申します。最後の質問者でありますので、いましばらくおつき合いをしていただきたいと思うのです。
まず初めに、インパクのことをちょっとお聞きしたいのです。これはインターネット上の博覧会みたいな企画で、私自身は、IT革命を実現する上で、魅力のあるコンテンツを一堂に集めて、そのことでネットの利用を促進したり社会経済活動の活性化を図ろうという考えは大変評価できると思うのですが、孫先生はどうお考えでしょうか。
【次の発言】 大変滑り出しがよかったように聞いていますけれども、その後アクセス数も下落の一方ということで、これは、一つは、今孫先生言ったように、オープンにな……
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤でございますが、私で最後でございますので、もうしばらくおつき合いをしていただければと思います。 小池先生と若干重なるかもしれませんが、私もちょっと危機管理に対してお聞きをしたいと思っておりましたので、危機といっても、非常に多岐に、多面的にわたると思っております。戦争も一つの危機でありましょうし、あるいは阪神大震災のような自然災害、あるいはオウム真理教のような国内での問題、あるいは先日のハワイ沖での不幸な事故も、ある意味では危機管理の部類に属するのだろうと思いますが、そういった目に見える事象的なものではなくて、私自身は、政治的な危機管理といいますか、こうい……
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤でございます。 私は、この憲法調査会に入れていただいたのがこの前の総選挙後であります。まだ一年生議員であります。そのときに、まだ憲法をそれほど勉強していない時期に、私自身のつたない意見を述べさせていただいたのは、この日本国憲法というのは、理念的には大変立派にできている、ただ、基本法で、国の礎でありますから、非常に難しいというのは確かだろうと思います。難しくて、権威があって、もしかするといいのかもしれませんが、別な意味で、もう少し平易な言葉で、解釈を入れずに読みやすい、サブ的なものがあってもいいのではないかという話をして、実は、原文を、これは英文になってい……
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤でございます。 木村先生、大変長時間、貴重な意見をありがとうございました。最後の質問者でございますので、あと十五分我慢をしていただきたいと思います。 高齢化社会から超高齢化社会へということで、高齢化社会の問題、大変大きな問題があります。逆に言えば、我が国が長寿の国になってきているということは大変望ましい、喜ばしいことだろう。逆に、少子というのは大変悲しいことではありますが、何か、高齢化がよくないことだという発想以前に、大変いい国になってきているのかなという思いも実は半面あるわけです。 そういう観点からすると、先ほど先生が冒頭に定年制のことをおっしゃい……
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤基彦でございます。 私は、この調査会に、委員に入れていただきましてからちょうど一年になります。その間、幹事会にも参加をさせていただいており、中山会長、鹿野会長代理、葉梨筆頭を初めとする皆様方の大変公平で公正な会の運営を心より感謝を申し上げるものでありますし、また、今後とも同様の会の運営に期待を申し上げておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 さて、私どもの21世紀クラブというのは大変人数の少ない会派ではありますが、憲法の話になるとやはりそれぞれの思いがあるようであり、改憲から護憲まで、それぞれの考え方を持っていらっしゃる先生方がいらっし……
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤と申します。 長時間、大沼先生には本当に貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございます。最後の質問者ですので、もうしばらくおつき合いをいただきたいと思いますが、いつも最後の質問者でありますので、大体議論が出尽くしてしまうのがちょっと私の悩みの種で、ちょっと別な視点からお伺いをさせていただきたいと思います。 先生は東京大学の教授ということで、若い人間の教育に当たられているということでありますが、この夏、憲法調査会で私も海外派遣議員の一員として調査に参加をさせていただいて、モスクワからイスラエルまで訪問をさせていただいて、そのときに私自身が一つ……
○近藤(基)委員 21世紀クラブの近藤基彦でございます。私が最後の質問者でありますので、もうしばらく御辛抱いただいて、長時間、大変貴重な御意見ありがとうございました。 私もイスラエルに八月に行かせていただいた一人であります。イスラエルへ行く前に、首相公選制についていろいろなレクを受けさせていただいて現地へ赴いたわけなんですが、私の何も勉強しないときに理解していた形としては、どうも首相公選制を廃止した背景が、政治的な意味合い、いわゆる政治権力的な意味合いで廃止をしたのかなという誤った理解を実はして現地へ赴いたわけなんです。そのときに、先ほど先生がおっしゃったようなことで首相公選制を廃止したとい……
○近藤(基)小委員 自由民主党の近藤でございます。
一番私自身が先生のお話を聞きたかったのが、一番最後の5の市民社会。先ほど大出先生の方からも若干質問がありましたけれども、憲法に、国家と個人というのは書きやすいというか書ける部分だろうと思うのですが、市場、ボランティアあるいは民間セクターという部分を憲法に明文化する、「役割分担が憲法上明記されることになり、」と書いてありますけれども、この辺の市民社会という部分をもう少し説明していただけるとありがたいのですけれども。
【次の発言】 ありがとうございました。
ちょっと人権とは離れてしまうかもしれませんが、現行憲法が制定される経過も私ども調査会で……
○近藤(基)小委員 自民党の近藤でございます。 最後の質問になりますので、もうしばらく我慢していただきたいというよりも、最後の質問者であるだけに、前の質問の方々にほとんど私がお聞きしたいことを聞かれてしまったという部分と、余りにも先生の御回答が歯切れがよ過ぎて十五分も早く進んでおりますので、歯切れがよ過ぎて聞くことが非常に難しいという部分があります。 私、この憲法調査会に入れていただいて一年半になります。それなりに勉強してきたと思っておるんですが、今回のテーマ、十条の、いわゆる国民の要件という、外国人を規定しているというよりも日本人を規定しているという部分。十条だけ読むと、「日本国民たる要……
○近藤(基)小委員 自民党の近藤でございますが、草野局長には大変御苦労さまでございます。 最初に、基本的なことからちょっとお伺いをしたいんですが、連合の六回定期大会で、憲法論議を否定するものではないと一九九九年に見解を出されて、その後、憲法に対して検討あるいは勉強会を行っておるというお話でありましたが、憲法には第九章、九十六条で改正の規定をしておりますが、国会の不作為と言われるように、それに伴う法律ができておりません。今その法律をつくろうと努力をしているところでありますが、一部の人の意見では、それを法律にすると即改正論議に、あるいはすぐ改正されるんではないかと。私は別に、改正するしないという……
○近藤(基)小委員 自民党の近藤でございます。 先生にまず、大変貴重な御意見を、大変短い時間でありましたので、先生の最後の方でお述べになれない部分がまだ多少あったやにお伺いしましたけれども。 私自身は、ついこの前の日本のテロ対策特別措置法をつくった特別委員会に所属をしておりまして、あのときの印象では、国際法上どうのという以前に、国際的な世論に動かされた部分がかなり、今から考えるとあるのかなと。日本人の気持ちとして、どちらかというと勧善懲悪的な部分があって、悪人がいればそれをたたきつぶさなきゃいけないみたいな部分で。 先生は学者さんでいらっしゃいますから、その点、冷静にあの当時のことをごら……
○近藤(基)小委員長代理 これより会議を開きます。 小委員長の指名により、私が小委員長の職務を行います。 国際社会における日本のあり方に関する件について調査を進めます。 本日、参考人として株式会社三井物産戦略研究所所長寺島実郎君に御出席をいただいております。 この際、参考人の方に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。 次に、議事の順序につきまして申し上げます。 最初に参考人の方から御意見を四十分以内でお述べいただき、そ……
○近藤(基)小委員 自由民主党の近藤基彦でございます。 田久保先生には大変有意義な御意見をというよりも、反論する余地がないものですから質問するのが非常に難しい、全面的に賛成をしておりますので。 私自身、今、武力攻撃事態対策特別委員会の委員をさせていただいて、委員をやった途端にメールに非常に反対意見が多い。代表的なのは、戦争をする法律をつくるのかというのが代表的に来るのです。 まず第一には、私自身、有事法を制定するに当たって、日本国民としてだれも戦争したいと思っている人はいないだろう。それともう一つは、とりあえず近未来的に日本が攻撃にさらされるという事態が、二年、三年で起こるとはちょっと考……
○近藤(基)小委員 自由民主党の近藤基彦でございます。
中村参考人には、大変私が勉強不足なものですから、本当はもう少しお時間をいただいて意見をお聞きしたいと思うんですが、限られた時間でありますので、いろいろな条約を批准してきて今のEU法的なものが総体的にでき上がってきつつあるという深化の過程の中で、現実、加盟国が自分の国の憲法をそのEU法に合わせて改定したという具体的な部分はあるんでしょうか。
【次の発言】 第二の柱の方は、きょう、多分時間がなくて余り突っ込んだお話がなかったように思うんですが、いわゆる安全保障という問題で、これはEU法の中でどういう規定になっていて、各国、集団自衛権を当然持……
○近藤(基)小委員 自由民主党の近藤基彦でございます。
今ほどの井上先生の質問とちょっと重なってくる部分があるかもしれませんので、もし似たような質問だとしたら御勘弁いただきたいと思うんですが、先生が一番最初に、憲法二十六条をレジュメで示していただきましたが、二十六条の二項の方なんですが、「その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。」と。
先生がお考えになっている、ここで言う義務教育の中の普通教育というのは、どういう教育のことを指しているとお考えですか、この憲法は。
【次の発言】 私自身は、結局、先生が最後の資料の八でお示しになった、三十歳の自分は人並みの生活をしているかと。要は、社……
○近藤(基)小委員 自由民主党の近藤でございます。 岩間参考人には、ドイツの基本法、特に安全保障に関してお話をいただきまして、大変ありがとうございました。 最初に、参考人の方から、憲法学者ではないという話でありました。今、日本国憲法の改正手続を論議されているんですが、ドイツの基本法は五十回あるいは五十一回改正されてきたということです。日本の憲法にも改正条項があるんですが、ドイツの基本法、さっと読んだだけなんですけれども、七十九条に「基本法の変更」というのが出ていますが、日本の憲法では、一応、発議というものが設けられて、憲法を改正するときの提案者、あるいはその提案に対する、例えば議員数とか、……
○近藤(基)委員 島委員と、世襲問題、女帝に関しては同意見であります。 第二条で、皇位は世襲のものである、それ以外は皇室典範で決めるという話でありますので、現段階で、愛子内親王がお生まれになったことは大変喜ばしいことではありますが、男系に限るという話で、現皇室典範上いくと、このままの形では、もう既に現実的には二代後にはなかなか難しい話になってくるのかなと。 私は、天皇制をずっと続けていただきたいと思っている一人であります。ですから、そういう意味では、憲法論議というよりも皇室論議という話に恐らくなるんだろうと思いますし、森岡委員の危惧されている皇室内での確執、これはやはり法律上きちんと定めを……
○近藤(基)小委員長代理 次に、首藤信彦君。
【次の発言】 イラクの問題に関しては、森本参考人は、もう既にテレビその他で我々重々よく承知をいたしておりますので、イラクの問題もちょっと聞きたいんですが、最初に五十嵐参考人に、お話の中では憲法そのものとのかかわりというものを余り、短い時間でしたから、なかなかお話しできなかったんだろうと思いますが。国家緊急権、森本参考人はもう明確に憲法の中にも示すべきだと参考文例まで今お話しをいただいたんですが、五十嵐参考人の方はその辺はどうお考えになり、そして、今入っていないわけですが、憲法改正をして入れるにしても随分時間のかかることで、その間にもし緊急事態が起こ……
○近藤(基)小委員長代理 次に、赤松正雄君。
【次の発言】 自由民主党の近藤基彦でございます。
ここのところちょっと話題になっているんですが、意図がわからずにミサイルが飛んできて日本に落ちた場合、石破防衛庁長官は当初、災害派遣でしか自衛隊が出ていけないということをおっしゃっているんですが、この辺、軍事の専門家として小川参考人はどういう御意見をお持ちでしょうか。
【次の発言】 私は、解釈改憲ではもうかなり限界に来ているんではないのかなと。テロ特措法にも参加をしましたし、武力事態対処法、今特別委員になっているんですが、ガイドラインとか周辺事態法とか、その都度解釈の積み重ね、内閣法制局が頭を絞って……
○近藤(基)小委員 初めての試みのチャンピオン大会でありますが、それのトップバッターで質問するというのは大変やりにくいなと。参考人に質問だと、もう一生会わないかもしれないような参考人には気軽に御質問ができるような感じがするんですが、同じところでしょっちゅう顔を合わせている方に御質問をするというのは大変心苦しい話であります。 まず初めに、野田先生に、二十分という大変短いお時間だったので、どうも最後の締めくくりというか、何かしり切れトンボみたいな形になったような気がお聞きしてしたものですから、先生のお話の最後の締めくくりで不足の点、もしありましたら、一言お話をしていただければと思います。
○近藤(基)小委員 大変貴重な意見をありがとうございました。 きのう、東京国際フォーラムで拉致の御帰国なされた方々と国民大集会というのがありまして、大変な人数の方がお集まりをいただきまして、私もそれに参加をさせていただいたんです。これは、日本と、現在拉致をされているのではないかと言われている国というのは韓国、韓国の家族会の代表の方もきのうは参加をなされて、非常な盛り上がりではあったんですが、その中で、日本以外というよりは外務省以外が、拉致はテロだと国際社会では認めているんだ、けれども外務省はそこを、首を斜めに曲げて、なかなかはっきり物を言わないというような御批判もあったんです。 ちょっとこ……
○近藤(基)小委員 自由民主党の近藤基彦でございます。 本日は、自衛隊の海外派遣をめぐる憲法的諸問題、すなわち、現行憲法が制定されて以降、最大の論争を生じさせてきた憲法九条をテーマに意見を述べさせていただくとともに、若干の提案をさせていただきたいと思います。 最初に、九条を議論する際の前提となります、我が国をめぐる現状についての認識を述べさせていただきたいと思います。 現行憲法が制定されてから五十有余年の月日が経過し、その間、我が国をめぐる国内外の環境は大きく変化してきております。 まず、国内に目を向けますと、我が国は高度経済成長を経て、世界第二位と称される経済大国となりましたし、また……
○近藤(基)小委員 自由民主党の近藤基彦でございます。 いろいろな党の方々が今ちょうど一巡をされて、自由民主党に戻ってきたわけでありますが、ほっとしているのは、天皇制を否定するところが一つもなかったということで、その議論としてはもう既に終わっているのかなと。国民の総意に基づくという、できたてのころは、総意とは何だ、だれもうんと言った人はいないじゃないかというような乱暴な議論もあって、ちょっと国民投票でもしてみろなんという、冗談で言っている人もいるぐらいだったんですが、もう既にその議論というのはほとんどないんだろうという感想であります。 今、山谷先生の方からも話がありましたが、共同通信の大変……
○近藤(基)小委員長代理 次に、斉藤鉄夫君。
【次の発言】 次に、藤島正之君。
【次の発言】 次に、山口富男君。
【次の発言】 次に、北川れん子君。
【次の発言】 次に、井上喜一君。
【次の発言】 自由民主党の近藤でございます。私で最後でございますので、大変長時間ありがとうございました。もうしばらくおつき合いをいただきたいと思うんです。
きょうは国事行為についてということではあったんですけれども、継承問題で若干、お触れになった先生もいらっしゃいますので、私も少しだけ。
天皇とお生まれになってというよりは、皇位継承としてお生まれになった男系男子の皇長子という話になりますかね。一般教育だけでは……
○近藤(基)小委員 自由民主党の近藤でございます。きょうは、参考人には大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 まず初めに、憲法九十六条を中心にということできょう参考人にお話をいただいたわけですが、憲法九十六条、改正手続が規定されているわけでありますが、現実的にはこの九十六条で改正ができない。いわゆる、付随する法的な部分が全く整備をされていないという現状であります。 憲法制定後、半世紀以上たった現在に至るまで、改正手続上の法律が整備されてこなかったことは国会の不作為だという意見が大勢を占めておるんですが、これが単純に、この手続を整備するとすぐ、すわ改憲だという思いの方もい……
○近藤(基)委員 安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会における調査の経過及び概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、二月五日に会議を開き、委員中谷元君及び松本剛明君から、自衛隊のイラク派遣並びに集団的安全保障及び集団的自衛権を中心とした憲法第九条に関する基調発言を聴取いたしました。 会議における両委員の基調発言の詳細については小委員会の会議録を御参照していただくこととし、その概要を簡潔に申し上げますと、 中谷委員からは、 戦後大きな機能を果たしてきた九条が国際情勢の変化により現実と乖離したことから憲法の軽視と形骸化が生じていること、また、九条のもとで海外派遣された自衛隊の……
○近藤(基)委員 安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会における調査の経過及び概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、三月四日に会議を開き、参考人として、駐日欧州委員会代表部ベルンハルド・ツェプター大使をお呼びし、国家統合・国際機関への加入及びそれに伴う国家主権の移譲、特に、EU憲法とEU加盟国の憲法、「EU軍」について御意見を聴取いたしました。 会議における参考人の意見陳述の詳細については小委員会の会議録を御参照していただくこととし、その概要を簡潔に申し上げますと、 ツェプター参考人からは、欧州統合が欧州諸国間の戦争を二度と起こさないという教訓のもとで進められ、欧州に平和や……
○近藤(基)委員 安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会における調査の経過及び概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、三月二十五日に会議を開き、参考人として、岩手県立大学総合政策学部教授小針司君及び防衛大学校助教授松浦一夫君をお呼びし、非常事態と憲法について、国民保護法制を含めて御意見を聴取いたしました。 会議における両参考人の意見陳述の詳細については小委員会の会議録を御参照いただくこととし、その概要を簡潔に申し上げますと、 小針参考人からは、 非常事態への対処に関して現行憲法は極めて謙抑的であるとの見解が述べられた後、非常事態に対処する権限と憲法の関係は、第一に、憲法典の……
○近藤(基)委員 安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会における調査の経過及び概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、四月二十二日に会議を開き、参考人として、青山学院大学国際政治経済学部教授菊池努君をお呼びし、地域安全保障について、憲法の視点からのFTA問題を含めて御意見を聴取いたしました。 会議における参考人の意見陳述の詳細については小委員会の会議録を御参照いただくこととし、その概要を簡潔に申し上げますと、 参考人からは、 アジア太平洋の地域安全保障を考えるに当たっては、国際社会との協力、協調関係の重視や軍事力だけではなく、経済活動等総合的な取り組みのほか、テロ等の新しい……
○近藤小委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 先般、小委員長に選任されました近藤基彦でございます。 小委員の皆様の御協力をいただきまして、公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 安全保障及び国際協力等に関する件、特に憲法第九条について調査を進めます。 本日の議事の進め方について申し上げます。 まず、中谷元君及び松本剛明君から、憲法第九条、特に自衛隊のイラク派遣並びに集団的安全保障及び集団的自衛権について、基調となる御意見を順次二十分以内で述べていただきます。 次に、各会派一名ずつ大会派順に十分以内で基……
○近藤小委員長 これより会議を開きます。 安全保障及び国際協力等に関する件、特に、国家統合・国際機関への加入及びそれに伴う国家主権の移譲について調査を進めます。 本日は、参考人として駐日欧州委員会代表部大使ベルンハルド・ツェプター君に御出席をいただいております。 この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。 本日の議事の順序について申し上げます。 まず、ツェプター参考人から国家統合・国際機関への加入及びそれに伴……
○近藤小委員長 これより会議を開きます。 安全保障及び国際協力等に関する件、特に、非常事態と憲法について調査を進めます。 本日は、参考人として岩手県立大学総合政策学部教授小針司君及び防衛大学校助教授松浦一夫君に御出席をいただいております。 この際、両参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。 本日の議事の順序について申し上げます。 まず、小針参考人、松浦参考人の順序で、非常事態と憲法について、国民保護法制につ……
○近藤小委員長 これより会議を開きます。 安全保障及び国際協力等に関する件、特に地域安全保障について調査を進めます。 本日は、参考人として青山学院大学国際政治経済学部教授菊池努君に御出席をいただいております。 この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。 本日の議事の順序について申し上げます。 まず、菊池参考人から地域安全保障について、憲法の視点からのFTA問題も含め、四十分以内で御意見をお述べいただき、その後……
○近藤(基)委員 自由民主党の近藤基彦でございます。 ただいま三党の代表者からの論点整理の御説明を受けて、若干の感想及び意見を申し述べたいと存じますが、時間が限られておりますので、論点を絞って申し述べたいと思います。 まず、何といっても最初に指摘しなければならないのは、憲法九条についてであります。 近年、国際情勢は緊迫度を増しており、二〇〇一年の九・一一同時多発テロの発生や、その後のアフガンやイラクにおける現状などを見ますとき、国際的なテロリズムとの非対称的な戦争の中に世界がいや応なく巻き込まれているという感じがいたします。我が国周辺におきましても、北朝鮮による拉致問題、ミサイル発射問題……
○近藤(基)委員 自由民主党の近藤基彦でございます。 私は、この調査会に参加をさせていただいて、調査会が立って五年近くになる、初当選以来、約四年少し、ずっと調査会に所属をさせていただいてきておりました。ちょっと書生っぽい議論になるかもしれませんが、当初からちょっと疑問に思っていることが一つあります。それは、現行憲法が制定過程において、押しつけだ、いろいろな話がありますが、果たして、これを制定するときに日本の国民が承認しているんだろうか。 もう六十年近くたっていますから、その間に文句は出てこなかった、だからいいんだという御議論もあるかもしれませんし、大日本帝国憲法の改憲だということならば、大……
○近藤(基)委員 自由民主党の近藤基彦でございます。 本調査会が設置されて早くも五年が経過しました。その間、憲法調査会は精力的に調査を行い、いずれの委員も、我が国の今後のあり方を見据えつつ、憲法のありよう、そして、憲法のあるべき姿について真摯に調査を重ねてきたところであります。 私自身は、平成十二年六月の初当選以来、一貫して本調査会の委員として調査に参画させていただいており、また、安全保障及び国際協力等に関する小委員会の小委員長も務めさせていただきました。この間、本日のテーマである安全保障、国際協力、非常事態については、特に大きな関心を持ちながら討議の詳細を間近に見てきました。本日は、そう……
○近藤小委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 先般、小委員長に選任されました近藤基彦でございます。 小委員の皆様の御協力をいただきまして、公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 第百六十四回国会、保岡興治君外五名提出、日本国憲法の改正手続に関する法律案及び第百六十四回国会、枝野幸男君外三名提出、日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案の両案を一括して議題とし、本日は、特に国民投票運動規制・罰則に係る事項について審査を行います。 本日は、両案審査のため、参考人……
○近藤小委員長 これより会議を開きます。 第百六十四回国会、保岡興治君外五名提出、日本国憲法の改正手続に関する法律案及び第百六十四回国会、枝野幸男君外三名提出、日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案の両案を一括して議題とし、本日は、特にメディア規制・国民に対する周知広報に係る事項について審査を行います。 本日は、両案審査のため、参考人として社団法人日本民間放送連盟報道委員会委員・報道小委員長渡辺興二郎君、社団法人日本民間放送連盟放送基準審議会委員・放送倫理小委員長山田良明君、ジャーナリスト・真っ当な国民投票のルールを作る会事務局長今井一君、……
○近藤小委員長 これより会議を開きます。 第百六十四回国会、保岡興治君外五名提出、日本国憲法の改正手続に関する法律案及び第百六十四回国会、枝野幸男君外三名提出、日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案の両案を一括して議題とし、特に憲法審査会その他国会法改正部分に係る事項について審査を行います。 本日は、両案審査のため、参考人として慶應義塾大学法学部教授・弁護士小林節君、上智大学大学院法学研究科教授高見勝利君及び大東文化大学法科大学院助教授井口秀作君に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、……
○近藤小委員長 これより会議を開きます。 第百六十四回国会、保岡興治君外五名提出、日本国憲法の改正手続に関する法律案及び第百六十四回国会、枝野幸男君外三名提出、日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案の両案を一括して議題とし、特に国民投票の対象、投票権者の範囲、投票用紙への賛否の記載方法及び過半数の意義、周知期間並びに国民投票無効訴訟等に係る事項について審査を行います。 議事について申し上げます。 本日は、先ほど申し上げた審査に付する事項について、項目ごとにおおむね三十分を目安として、まず、与党案提出者、民主党案提出者の順に簡潔に御発言をい……
○近藤小委員長 これより会議を開きます。 第百六十四回国会、保岡興治君外五名提出、日本国憲法の改正手続に関する法律案及び第百六十四回国会、枝野幸男君外三名提出、日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案の両案を一括して議題とし、特に国民投票運動規制・罰則並びにメディア規制・国民に対する周知広報に係る事項について審査を行います。 本日は、両案審査のため、参考人として日本放送協会理事石村英二郎君、読売新聞東京本社論説副委員長上村武志君、毎日新聞論説委員近藤憲明君、産経新聞東京本社論説副委員長中静敬一郎君、日本弁護士連合会副会長吉岡桂輔君及び日本弁護……
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