このページでは牧義夫衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。牧義夫衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○牧委員 本日、初めて質問に立たせていただきました民主党の牧義夫と申します。どうかよろしくお見知りおきいただきまして、今後の御指導をお願い申し上げたいと存じます。 先ほど来、民主党から質問がそれぞれ出ておりますが、薬剤師の方であるとか、あるいは今、家西先生は薬害の問題に長らく取り組んでこられた方でございます。私の後に続くのは精神科のドクターでございますが、私はそういった意味では専門家でもございませんし、また津島大臣のように長らく厚生行政に取り組んで研さんを積まれてきたキャリアを持ち合わせているわけではございませんが、まさに国民的な視点からもう一度我が国のあるべき社会保障体制のあり方等について……
○牧委員 民主党の牧義夫と申します。 初めて質問をさせていただきますので、本来ならば自己紹介もしたいんですけれども、時間の都合で質問に入らせていただきたいと思います。 けさほどの小渕さん同様、私も新人でございまして、初めてでございますので、大臣には大変お疲れのところ恐縮でございますけれども、ごくごく基本的な、大臣の政治家としての教育改革に取り組む姿勢について、その辺を中心にお伺いをしていきたいと存じます。そういった意味で、先般、この席で大臣が教育改革についての所信を述べられました。そのごあいさつに基づいて質問の方をさせていただきたいと存じます。 大臣が述べられた所信に基づき幾つかの質問を……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 新しい内閣になりまして初めて質問に立たせていただきますので、改めまして、大臣、副大臣、御就任おめでとうございます。 小泉改革断行内閣の中で、まさにその目玉でもございます教育改革、この二十一世紀百年の計でございますから、どうか抵抗勢力に対して、恐れず、ひるまず、とらわれることなく、この改革を断行いたしていただきたいとまずはお願いをしながら、そして、現在の公教育を取り巻く容易ならざる状況については、私も、あるいは大臣も副大臣も同じく認識をしているところであろうかと思います。 そんな中で、教育改革も、まさに一刻の猶予もならないという意識は私も同じつもりで……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 本日は、特に科学技術関係の問題を中心にこの会議が開かれたということ、そんな御趣旨だということをお伺いいたしておりますけれども、今通常国会も残るところあとわずかとなってまいりました。その中できょうが恐らく今国会最後の質問の機会になろうかと思いますので、どうしてもその前にお聞きしておかなければいけない問題について、まず先に質問をさせていただきたいと存じます。 と申しますのも、従前よりいろいろ物議を醸してまいりました例の教科書問題でございますけれども、いよいよもう採択が、各地方教育委員会においてその作業が進んでいるわけでございます。この国会が閉じた後でそれ……
○牧委員 おはようございます。ただいま御紹介をいただきました民主党の牧義夫でございます。愛知県で大木大臣の隣の選挙区でございますので、またこれを御縁に、ひとつよろしく御指導のほどをお願い申し上げたいと存じます。 また、大変おくればせになりましたけれども、大臣におかれましては、二度目の環境大臣ということ、御就任を心からお喜びを申し上げたいと存じます。 九七年から九八年にかけて、前回環境庁長官をお務めになられたわけでございますけれども、二十世紀から二十一世紀に、その間、時代は変わっております。また、環境庁も環境省へと衣がえをしているわけでございますけれども、ただ、大臣の、前長官からこれまでに四……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 きょうは参考人の皆様、わざわざお越しいただきまして、また、限られた時間ではございましたけれども、非常に示唆に富む御意見の陳述をしていただきましたことを改めて御礼申し上げたいと思います。 この法案については、先週金曜日、ようやくこの環境委員会におきまして実質的な審議に入ったわけでございます。先週の雰囲気をちょっとお伝え申し上げますと、まだまだなかなか再考の余地もある、そんな法案だなというような雰囲気が、与党の側からも、あるいは野党ももちろんでございますけれども、そんな雰囲気が出ていたということを参考人の皆様方にお伝え申し上げたい。 また、加藤参考人を……
○牧委員 牧義夫でございます。 私は、ただいま議決されました土壌汚染対策法案に対する附帯決議案につき、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び保守党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 土壌汚染対策法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 土壌汚染が人の健康や生態系へ及ぼす影響を考慮し、土壌汚染の未然防止措置についても早急に検討を進めること。 二 土壌汚染に対する住民の不安を解消するため、住民から土壌汚染の……
○牧委員 おはようございます。民主党の牧義夫でございます。 質問に先立ちまして、ただいま木村委員からも、ラムサール条約と地域住民の生活の安全性との兼ね合いについてのお話もございました。私も、木村先生のさらに下流域が地元なものでございますから非常に関心のあるところでございますし、全く同感なわけでございますけれども、先ほどの議論を拝聴いたしておりますと、ともすると下流域のあるいは河口流域の住民との兼ね合いの話に終始していたような感がございますけれども、河川の管理あるいは流域の環境等につきましては、国土交通省さんにも、ぜひとも上流域の保水能力の面等も含めて総合的にこの辺のところはお考えいただきます……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 本日は、参考人の皆様、お忙しい中おいでいただきまして、また貴重な御意見を賜りましたことを心から御礼申し上げたいと思います。貴重な示唆に富む御意見であると同時に、皆様方のそれぞれのお立場もよく理解できるような、そんな内容であったかなと思った次第でございます。 私どもの立場を申し上げれば、リオ・プラス10に向けまして、この京都議定書、いよいよ締結に向けてその批准がなされるということなわけで、それをぜひとも進めていかなければならない、そんな立場でございますけれども、ただ、国際社会の中で、これは約束事でございますから、その約束がしっかりと私どもの国として実行……
○牧委員 おはようございます。民主党の牧義夫でございます。 本日は、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律改正案でございますけれども、そもそも、この大正七年の法律が、現在の今日的な意義と申しますか、生物の多様性を確保するという観点から、この法律そのものがどんな位置づけになるのかというようなところを主に観点にいたしまして、質問をさせていただきたいと思います。 先ほどもお話が出ましたけれども、三月に新生物多様性国家戦略が決定されているわけでございます。それにかかわるいろいろな法律といいますか、野生生物を保護するさまざまな法律がございます。また、そういった生態系を保全するための保護地区の指定です……
○牧委員 おはようございます。教育公務員特例法の改正案について質問をさせていただくわけでございますけれども、まず、本題に入る前に、本委員会の委員の皆様方にも一緒に考えていただきたい私なりの問題意識についてお話をさせていただきたいと思うわけでございまして、それは、今隣でも集中審議が行われております瀋陽の領事館における主権侵害事件についてでございます。 この問題は、外交問題であり、また人権の問題として議論が進められているわけでございますけれども、ここで私なりに教育の観点からこの事件をとらえてみたいと思うわけでございます。これはまさに教育問題だと私は思うわけで、それが、これからの教育の基本にかかわ……
○牧委員 おはようございます。 民主党の牧義夫と申します。よろしくお願いをいたします。 参考人の皆様方には、お忙しい中、お運びをいただきまして、また、貴重な御意見の数々をお聞かせいただきましたことをまずは心から感謝申し上げたいと思います。 非常に幅のある御意見をお聞かせいただいたような感がございますけれども、基本的には、皆様方、本当に自然を愛する、そして自然と共生する私たちの生活を重んじる、そういった価値観においては共通であろうというふうにお聞かせをいただきました。 ただ、この法律が通って、本当にそれがいい形で運用されていくのかどうなのか。むしろ、性善説あるいは性悪説というような、そん……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 きょうは、科学技術、芸術文化の振興及びその土台となる高等教育のあるべき姿について、若干の質問及び問題提起をさせていただきたいと存じます。 ことしは、特にノーベル賞の受賞がダブル受賞、お二人が受賞されるという本当におめでたい年だったわけで、まさに、昨年三月ですか、閣議決定された第二期科学技術基本計画に、今後五十年間で三十人程度のノーベル賞受賞者を出すんだ、そんなようなこともうたっておりますけれども、さい先のいいスタートになったと思うわけでございます。 そんな中で、五十年で三十人という数字が出ておりますけれども、この目標を達成するための具体的な施策とい……
○牧委員 おはようございます。民主党の牧義夫でございます。 まずは前座を務めさせていただきますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。 今回の公健法改正の趣旨は、まず、公害被害者の協会の所在地の移転と、それから自動車重量税からの引き当てを延長する、これだけのお話でありますから、公害健康被害者の、認定の方たちのこれまでの権利を担保する上でも、これは我々みんな基本的には賛成という前提でありますけれども、これからの取り組み、まだまだ未認定の方たちの課題も残っております。そういったことも踏まえながら、我々はやはり未来への責任を果たしていかなければならないわけでありますから、そういった観点から議……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 参考人の皆様方には、お忙しい中、また足元の悪い中、衆議院の方までお運びをいただきましたことを感謝申し上げたいと思います。また、それぞれのお立場で本当に示唆に富むお話をお聞かせいただきましたことを、重ねて感謝を申し上げたいと思うわけであります。 皆様の意見を参考にさせていただいて、公健法の改正自体は先週手続は済んでおるんですけれども、皆様方のお話を踏まえて、また今後の大気汚染による健康被害の未然の防止等に資するような、そんな議論も深めていきたいと思っておりますし、また未認定の方たちの新たな救済のそういった枠組みが何とかできないか、そんなことも模索をして……
○牧委員 おはようございます。民主党の牧義夫でございます。 選挙の応援で風邪を引いてしまいまして、ちょっとお聞き苦しいかもしれませんけれども、御容赦お願いいたしたいと思います。 鮫島委員がこの後質問を本格的にされますけれども、その前座をまずは務めさせていただきたいと思います。 今回の二法、いわゆる特殊法人等整理合理化計画の一環ということで理解はできるんですけれども、私なりの理解では、民間に委託できる、あるいは投げてしまうことができるところは民間に任せる、そういう中で独立行政法人化を進めていくという一定の流れで理解すればいいと思うんですけれども、今回あえて環境事業団を独立行政法人と株式会社……
○牧委員長代理 次に、高橋嘉信君。
○牧委員 私は、ただいま議決されました廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につき、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 政府一丸となって循環型社会の実現を期すため、環境省等関係省庁間の十分な連携を図り、廃棄物・リサイクル関係法の有機的かつ整合的な運……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 大臣には、本会議に引き続きお疲れさまでございますけれども、今しばらく御辛抱のほどをお願い申し上げたいと思います。 所信に対する質問でございますけれども、所信の中にもございましたので、これから始まる法案審議の部分と多少重なるかもしれませんけれども、これは非常に大事な話なものですから、この場でも改めて確認をさせていただきたいことがございます。 さきの本会議でうちの高井委員から質問させていただいた、義務教育の国庫負担制度についてでございます。 これは、前回二十五日の牧野委員からの質問にも大臣お答えになっております。いわゆる三位一体の改革、地方分権の流れ……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 茂木大臣、そして黒川会長にはお初にお目にかかります。本日は、この文部科学委員会にようこそお出ましをいただきましたこと、改めて御礼を申し上げたいと思います。 先ほど来、斉藤委員、そして鳩山由紀夫委員の方から質問がございました。科学者のお二人から高尚な、まさに学術のあり方の本質にかかわる質問がございましたけれども、大物に続いて小物が出てきたと思って、気楽に御答弁をいただきたいと思います。 また、私は決してアカデミックな環境に育った者ではございませんから、余り高尚な議論にはならないかもしれませんけれども、この文部科学委員会、まさにこの国の学術振興のあり方……
○牧委員 おはようございます。 しばらく間があいてしまいましたけれども、私立学校法の審議、質疑の方を始めさせていただきたいと思います。野党の質問のトップバッターでございますから、ごく大ざっぱなところから入らせていただきたいと思います。 そもそも、日本の私学というもの、明治維新以来、連綿とその伝統があるわけであります。そういう中で、この近代日本の礎を築くような、そんな人材を輩出してきたわけでありますけれども、この私立学校法の制度そのものは昭和二十四年の法制定で創設されたものであると改めて認識をしたわけで、それ以前は財団法人によって私学経営がされてきたということもあわせて認識したわけであります……
○牧委員 おはようございます。民主党の牧義夫でございます。 学校教育法の一部を改正する法律案について質疑を行いたいと思いますけれども、大臣が参議院の関係でおくれていらっしゃるということで、まず大臣がいない中で質問できる範囲について質問を進めさせていただきたいと思います。 今回の法改正で、薬剤師になるための要件、修業年限を六カ年とする、これは当然のことだと思います。医療の現場においてそれなりの実績を重ねながら、しっかりと薬学についての知識を身につけて、そして現場で活躍していただきたい、そんな観点からの法改正であると思います。 そもそも、実際、薬剤師の皆さんのお話を聞くと、今回の六カ年に修業……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 今、我が党の城井委員から、この法案が通った暁にどのように運用されるのか、運用上の懸念される点を一つ一つ丁寧に質問させていただきましたので、私からはまた、もう一度原点に返って、初歩的な質問から進めさせていただきたいと思います。 そもそもコミュニティ・スクールについては、我が党でも、やはり地域の教育力を高めていかなければならない、そして地域の裁量により幅を持たせ、教育の地方分権を進めていかなければならないといった観点から、同様の趣旨で政策をつくってまいったところでありますけれども、そもそもこれを法律にしなければならなかった理由について、もう一つ私は腑に落……
○牧委員 おはようございます。昨日に続いて質問させていただきます。 今、委員長より地教行法についての審議というお話がございましたけれども、ちょっと、朝、三十分だけお時間をいただいて、せんだってより同僚議員から、数名から質問がなされております例の東北文化学園大学設置に関する問題、架空の寄附についての問題について若干の質問をさせていただきます。 というのも、前回、同僚議員よりの質問、事実関係を一つ一つ確認させていただきました。その間、新聞、テレビ等でも報道がなされてまいったわけですけれども、文部科学省の答弁、聞いておりますと、書類上瑕疵がなかった、したがって、これは後になってわかったことで残念……
○牧委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び関係者は、本法の施行に当たり、次の事項について特段の配慮をすべきである。 一 放射性同位元素等は社会で幅広く使用されていることにかんがみ、放射線業務従事者及び一般公衆の放射線障害防止には万全を期すること。 二 放射線業務従事者及び一般公衆の安全確保を大前提に、関係府省は連携して、実効性が高くかつ効果的な規制の実施に努めること。 三 医療分野における放……
○牧委員 ただいま議題となりました修正案について、提出者を代表して、その主な趣旨及び概要を御説明いたします。 政府原案においては、著作権制度をめぐる内外の情勢の変化に対応し、著作権等の適切な保護に資するため、アジア諸国など物価水準の異なる国において許諾を受けて生産された商業用レコードが我が国に還流してくることを防止する措置を講じることとしているところであります。 しかし、この措置は、立法趣旨と異なり、還流レコード以外の音楽レコードの輸入にまで影響が及ぶ懸念があります。 このため、本修正案においては、多様な輸入レコードが我が国の音楽文化・産業の発展に寄与してきた経緯を踏まえ、消費者保護及び……
○牧委員 おはようございます。民主党の牧義夫でございます。 大臣、副大臣、大変おくればせで恐縮でございますけれども、御就任おめでとうございます。また、大臣におかれましては、担当大臣として初の法案でございますけれども、しょっぱなから大変恐縮でございますが、このままでは私ども民主党、やや賛成しかねるかなということからお話を始めなければなりません。大変残念なんですけれども、ただ、残された六時間、大臣も気合いを入れて御答弁いただければ、あるいはまた私たちも心変わりもするやもしれませんので、ぜひ最後までよろしくお願いをいたしたいと思います。 私ども、決して、この国の原子力政策、これを真っ向から否定す……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 午後一番ということで若干ギャラリーがまだ少ないので、一抹の寂しさを禁じ得ないんですが、ぜひ出席の委員の皆様方には一緒にこの問題についてお考えをいただきたい、そんな質問をさせていただきたいと思うんですけれども、ただ、限られた時間でございますので、きょうはテーマを一つに絞って質疑を進めさせていただこうと思います。 話の内容は、ほかでもない、テネシー明治学院の件についてでございます。 御認識のある委員もいらっしゃるかもしれません。一部報道もされたわけでございますけれども、御存じない方もいらっしゃると思いますので若干経緯を申し上げると、テネシー明治学院とい……
○牧委員 おはようございます。民主党の牧義夫でございます。 イラクの人道復興支援活動についての質問の時間をいただいたんですけれども、ここへ来て、遠くの中東のこともさることながら、近隣諸国における状況も我が国にとって非常に厳しいものがございます。 昨晩もニュース番組を拝見いたしておりました。外務大臣におかれても、特に御苦労さまでございますと言わざるを得ない状況だと思います。きのう私も拝聴しておりまして、外務大臣のおっしゃっていること、ほとんど間違いのないことをおっしゃっているなと実感いたしましたけれども、ただ、我が国が間違いのないことを申し上げても、なかなか理解を得られないというのが現状では……
○牧委員 おはようございます。民主党の牧義夫でございます。 与党の三名の質疑を拝聴いたしておりました。本当に、こういう教育の問題については、与党も野党もなく、真摯に子供たちの未来を考え、そしてまた、将来世代の責任をしっかりと自覚をしながら政務に取り組む皆様方の姿勢というものを感銘を持って拝聴いたしておった次第でございます。 そういったこともあり、また、これまでこの義務教育費の問題については昨年あるいは一昨年も法改正があったわけで、その都度、我が国の義務教育というものはどうあるべきか、国と地方の役割分担についてはどういう姿があるべき姿なのかという真摯な議論が闘わされてきたところでございますか……
○牧委員 おはようございます。一昨日の質疑に引き続きまして、きょうは、総理に御出席をいただきましたので、質問を続行させていただきたいと思うわけでございます。 本来ならば、総理にわざわざお出ましをいただいたわけでありますから、まずは御礼を申し上げなければいけないところなのかもしれません。 顧みますと、戦後、今は文部科学委員会でございますけれども、文教委員会当時から振り返ると、昭和三十一年に鳩山一郎総理が文教委員会にお出ましをいただいて、そして三十三年、岸総理がやはりこの義務教育国庫負担制度のお話で文教委員会に来て答弁をしたという記録がございます。 昭和三十三年というと私が生まれた年でありま……
○牧委員 民主党・無所属クラブを代表し、このたびの国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案につき、反対の立場から討論を行います。 今回の改正案は本法に附則を加え、平成十七年度のみの暫定措置として当該国庫負担額から四千二百五十億円を減額するというもので、その分、税源移譲予定特例交付金という形で地方に別途配分されるということになっておりますが、そもそも義務教育における国と地方の役割分担のあり方、責任のあり方等についての議論を先送りする中で、いわゆる三位一体の改革に掲げる当座の数値目標を達成する目的のみにきゅうきゅうとし、地方団体の意見を尊重したと言いながら……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 ちょっと中途半端な時間でございますけれども、今週末には国会が、衆議院が解散するかもしれない、そんなお話もあり、ひょっとすると委員の皆様方とはきょうが最後のお別れになるかもという思いもあって、あえてお時間をちょうだいした次第でございます。 冗談はさておいて、実は四年前、前の教科書の採択のときにも質問をさせていただいた経緯がございますけれども、残念ながら、また四年後のこの夏に至っても似通ったような質問をせざるを得ないような採択の状況、そんな環境であろうという私なりの認識に基づいて、きょうは、いわゆる歴史教科書の問題について若干の質問をさせていただきたいと……
○牧委員 民主党の牧義夫と申します。 初めて、予算委員会での質問をさせていただくわけでございます。予算の方もいよいよ大詰めということで、予算委員会のメンバーの皆様方には心から御慰労を申し上げたいと思います。 私は、実は文部科学委員会に所属をいたしておりますので、きょう飛び入りで、ここに参加をさせていただきました。最後の最後、ここで発言をお許しいただきましたことを、御無礼をお許しいただきたいと思うわけであります。 三十分、時間をいただきましたので、いわゆる地方分権、三位一体の改革、とりわけ、中でも一番重要な義務教育国庫負担制度、これが一部、四千二百五十億という暫定措置が今回講じられているわ……
○牧委員 牧義夫でございます。 この文科委員会において私も数多く質問の機会をいただいてまいりましたけれども、とりわけ、これまでの数人の大臣にも私なりにいろいろな質問をさせていただきましたけれども、特に中山大臣においては、誠実に、誠意を持って御答弁をいただいてまいったことに改めて感謝を申し上げたいと思います。小泉内閣は、新しい内閣発足もう間近ということでございます。私は、中山大臣は本当に重要な部分で私と認識を共有できる、そういう方だなという実感を抱きながらこれまで質問等をさせていただいてまいりましたけれども、そんな観点から、できれば十一月、新内閣発足で中山大臣が留任していただければいいなという……
○牧委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、森山眞弓君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 六十年ぶりの教育基本法改正ということで、私も身の引き締まる思いでここに立たせていただいております。日本の長い歴史の中で、時あたかもこういうときに私も国会議員を務めさせていただいているということ、本当に光栄に思いますし、また、こういった場面に、委員各位、皆さんと一緒にこのはえある第一委員室に相集って議論ができるということ、これまでになくというか、これまで以上に国民の負託にしっかりこたえなければいけない、それと同時に、やはり将来世代への責任を私たちがしっかり果たしていかなければならないんだ、そういう思いをいたすときに、まさに身の震えるような、そんな事の重大……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 参考人の先生方におかれましては、大変お忙しい中、また急なお呼びかけにもかかわりませず、この特別委員会の歴史的な意義を十分御認識いただいて、きょうはまげて御出席をいただいたものと思います。改めて敬意と感謝をまずは申し上げさせていただく次第でございます。 この委員会においては、政府案と、我が党の対案というよりも、これは全く別の意味合いを持ったものでございますけれども、この二つの法律案について審議がようやく始まったところ、入り口のところであるという御認識をまずはいただきたいと思います。 特に、まずその入り口のところから、根本から違うということを御認識いた……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。おはようございます。 私は、けさ一番に質問に立たれました鳩山邦夫元文部大臣のもとで、二十代の終わりから足かけ十二年間、苦節十二年ですね、青春のすべてをささげて務めさせていただいたものでありますから、先ほどの質問を聞かせていただいて、やはり大筋考え方は一緒だなと思い、また、あわせて、やはり鳩山邦夫元大臣も必ずしもこの政府案にもろ手を挙げて賛成ではないんだなということを改めて感じさせていただく中で、いわば意を強くしながら質問をさせていただきたいと思う次第でございます。 先週、総理出席の七時間の質疑が終わって、ようやくこれから中身の議論が始まったんだなと思う……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 いつものことながら、午後一番の委員会というのはギャラリーが少なくて少々やりづらい点もございますけれども、よろしくお願いいたします。 大臣また委員長、このたびは御就任おめでとうございます。おくればせながら、改めてお喜びを申し上げる次第でございます。 午前中、大臣の御答弁を拝聴しておりまして、なかなかしっかりした御答弁をされる大臣だなと、改めてほっとした次第でございます。と申しますのも、前回、委員会において大臣所信、所信表明というよりも、この所信の朗読といった感がございましたけれども、この文章、私も読ませていただいて、もうちょっと文科省の役人の方も、大……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 大臣並びに委員長、午前中から引き続き御苦労さまでございます。 ここへ立たせていただいて、ちょうど去年の今時分のことを思い出すわけでございまして、衆議院で予算が通過をして、そしていよいよ四千二百五十億円の税源移譲予定特例交付金の扱いについてどうするかという議論が、ちょうど一年前、この委員会でなされたわけでございますけれども、そこに、この間も私申し上げましたけれども、日本国の総理として、実に四十七年ぶりに小泉総理がここにお出ましをくださったわけであります。 そのときの経過を簡単に説明させていただくと、予算委員会の総括質疑の中で、私の質問に対して小泉総理……
○牧委員 おはようございます。民主党の牧義夫と申します。 参考人の先生方におかれましては、それぞれ重要なお仕事を抱える中わざわざお出ましをいただきまして、本当に心から感謝を申し上げたいと思います。また、先ほど来貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。 今、私、鈴木委員の冒頭、大演説を聞かせていただいて、おおむね意見は一緒なんでありますけれども、一つだけ違うところを申し上げれば、この法案はまだ決まったわけではございません。参考人の皆様方の御意見をお聞かせいただく中で、あるいは与党の皆さんもここで大きく心が動くんじゃないかなと期待を込めながら、先生方に質問をさせていた……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 今、池坊委員からも、いろいろな複雑な思いできょうの日を迎えたというお話がございました。私も全く同感でございます。この義務教育費国庫負担法、これについては、この数年にわたって法改正が繰り返され、いよいよ昨年からは給与本体ということで、昨年はその一部が税源移譲予定特例交付金ということで議論がなされました。 その議論の中身というのが本当に中身のある議論だったのかどうなのか、私自身も内心じくじたる思いもあるわけで、初めに税源移譲ありきという中からスタートした話でありますから、もとより、これが本当に中身のある議論になりようがなかったのではないかなという感もござ……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 民主党に与えられた時間、残りの最後の時間を使わせていただいて質問させていただきたいと思います。 まず、ちょっとこれは質問通告にはございませんけれども、先ほど来、いじめの話ですとか、あるいは未履修の話、さまざまな観点から質問がされたわけで、これは必ずしも教育基本法と、関係がないとは言いません、たまたまこの議題で、我が党案がこれについてどうこたえられるか、あるいは政府案が、この基本法を政府案どおり改正したところで、こういった問題の本質の解決に向けて、果たして本当にこたえられるんだろうか、そういったこと、関連する質問のいい材料にはなったとは思いますけれども……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 本日は、お忙しい中、意見陳述者の先生方には、わざわざおいでいただきまして、それぞれ、さまざまな観点から貴重な御意見を賜りましたこと、私からも改めて感謝を申し上げたいと思います。 御承知のように、今衆議院においてこの教育基本法の議論が八十数時間を経過いたしたわけでございます。与党の皆さんは、もうそろそろ、議論は尽くしたということで、一日も早く採決をというお話でございますけれども、私どもは、きょうこうして先生方のお話を聞いて、まだまだいろいろな観点からこれを掘り下げるお話があるんだなと改めて認識をさせていただきました。 そこで、そういった意味も含めて、……
○牧委員 民主党の牧義夫と申します。 先生方におかれましては、先週末に急なお呼びかけをさせていただいて、お忙しい中こうしてお出ましをいただき、そしてまた、それぞれのお立場で貴重な御意見をお聞かせいただいたことにまずは感謝を申し上げたいと思います。 お話を伺って、西田先生、加藤先生はそれぞれ、政府案の基本法改正に向けてというお話、そしてまた岩本先生は、現行法を維持すべきというお立場からお話を伺ったと思います。実は、岩本先生は私ども民主党の推薦で公述をしていただいたわけでございます。私ども民主党も日本国教育基本法案という法案を提出しておりますから、その法案にも岩本先生は多分反対をされるんだろう……
○牧委員 それでは、著作権法の質問に移らせていただきたいと思います。 先ほど、大臣の方から提案理由とその内容の概要の説明がございました。この法案については、この国会が始まって直後に、たしか役所の方からも概略説明を受けておりましたが、私も、今国会は教育基本法の国会であるということで、もう会期末も迫っております、この法案は次に先延ばしかなと正直思っておりましたところ、一昨日、日程が決まった、きょうはもう採決だというお話で、私も慌ててもう一回これを見直して、ちょっとこれは看過できない部分もあるんじゃないかなと思ったものですから、二十分だけ時間をいただいて、大臣のお考え等をはっきりさせておきたいなと……
○牧委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、保利耕輔君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
【次の発言】 引き続いて、民主党のいわゆる学校教育力の向上三法案の一つであります地方教育行政の適正な運営の確保に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要について御説明申し上げます。
今、教育現場では、教育格差の問題、いじめ、不登校、学力低下、子供をめぐる痛ましい事件の続発など、毎日問題が起こっており、こういった問題の解決、改善が求められております。
しか……
○牧委員 おはようございます。 先週金曜日から審議が始まって、初日は総理入り、テレビ入りということでございましたから、元文部大臣含めそうそうたる方々が質問に立ち、そしてまた、それぞれのお考えを御披露いただいた。先輩議員の皆様方のそれなりにいろいろな思いを拝聴させていただいて、私にとっては大変有意義な委員会だったと思っております。 いわゆる従軍慰安婦のお話ですとかあるいは沖縄集団自決のお話まで出てまいりました。そしてまた、英語教育が必要なのかどうなのか、あるいは、その前にもっと国語力を向上させた方がいいんじゃないかとか、いろいろなお話が出ましたけれども、今週からはいよいよ中身の審議ということ……
○牧議員 お答えを申し上げたいと思います。 御承知のように、教育課程の編成というのは、学習指導要領にまず基づいてこれは編成されるわけですね。私どもが申し上げております学校理事会の構成員として、学校長あるいは教員、また教育に関する専門家というものが当然そこに含まれているわけで、そういった意味で、私どもはそういった懸念は余りしていないというのが実際のところです。 保護者だとかこういった人たちが危険だという前提にもちろん立っていないということもございますし、そういった懸念そのものは私どもはないと思わざるを得ないわけで、むしろ、そういった方々のいろいろな創意工夫等も勘案しながら、なるべく現場の声に……
○牧委員 民主党の牧義夫と申します。 きょうは、それぞれの立場から本当に貴重な御意見を賜りましたことを、私からも心からの御礼を申し上げたいと思います。皆様方の御意見をしっかり参考にさせていただいた上で、また今後の審議につなげていきたいと改めて思った次第でございます。 ただ、皆様方それぞれの高い御見識をお示しいただいたのはありがたいんですけれども、冒頭、団長から紹介があったように、今回のこの審議、私ども民主党が提案をしております、前国会からの提案でもございます日本国教育基本法案を初めとする我が党の四法も俎上に一応上っておりますので、その点についてのコメントもぜひいただきたかったなという思いも……
○牧委員 きょうは、こういう機会をお与えいただきまして、それぞれのお立場から有意義な御意見をお聞かせいただきましたことを私からも改めて感謝を申し上げたいと思います。 今御指名をいただきました私は、民主党から参りました。御存じのように、今回、政府提出の法案とともに、私ども民主党が昨年出した日本国教育基本法案、そして、パッケージになっております、それに関連する法案三本、合わせて四本の法案を提出させていただいておりますから、その私どもの案についても御意見を賜れればと思っております。 ただ、時間に制約がございます。せっかく松山まで参上いたしましたから、特に国と地方との役割分担、責任分担の部分につい……
○牧議員 大変いい質問をしていただきまして、ありがとうございます。 今回、先ほど安倍総理の答弁の中でも、いい対案を出してもらって、いいとは言わなかったかもしれませんが、対案を出してもらって、活発な議論になってよかったというお話がございましたけれども、ただ、私ども、今御指摘があったように、この私どもの法案というのは、昨年提出をさせていただいた我が党の日本国教育基本法案、これにのっとって、その中でも重要な柱の一つである国と地方との責任分担、この部分をなす私どもの法案でございますから、対案というつもりでこれを出したというよりも、我が党の日本国教育基本法案の中の一つのパッケージとして今回提出をさせて……
○牧委員 伊吹大臣には、私、一般質疑はたしか初めてであろうと思います。 昨年は教育基本法でいろいろお世話になりまして、改めて感謝を申し上げたいと思います。 一般的な質疑でありますから、きょう、特に細かい通告はいたしておりません。大まかに、教育再生について、それから知財立国を目指してということで、大臣の率直な所見をお聞かせいただきたいと思いましたから、細かいことは申しません。決して意地悪な質問もするつもりもございません。昨年、大臣の堂々たる答弁を聞いておりますから。 下手な大臣であればきちっと通告をするんですけれども、きょうは、そういった意味で、質疑というよりも懇談みたいなつもりでお話がで……
○牧委員 おはようございます。 教育再生特を挟んで、また再びここに立たせていただいて、また大臣とのやりとりをさせていただきたいと思いますけれども、国会の院内、院外ともに、もう会期末も迫ってまいりまして、その後に参議院選も控えて、やや浮き足立った感がございますけれども、ここでは選挙関係なしに内容のある議論をぜひさせていただきたいとまず冒頭申し上げさせていただいて、質問に入ります。 私ども、質問項目を簡単に事前に御提示させていただいておりますけれども、十分に所管する部局でお答えできる内容についてしか私はお聞きをしませんので、あえて簡単に事前通告をさせていただいて、大臣には、私と事務方とのやりと……
○牧委員 おはようございます。 きょうは、経済制裁措置の継続についての承認の案件でございますけれども、限られた時間であるということ、そしてまた、いずれにせよ、私どもこの趣旨には全く賛同するものでございますから、きょうの質問者、大体同じようなことを、大体確認作業をするんだなというような感もございまして、私、ちょっと違った観点から質疑を進めさせていただきたいと思うんです。 ちょっと先ほど来のお話を聞いておりまして、一つは、これまでのこの措置の実効性についてのお答えがございました。ただ、この実効性について、この一年間、入港がこれでゼロになりましたよとか数字を挙げられておりますけれども、数字を挙げ……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 渡海大臣におかれましては、このたびの御就任、心からお喜びを申し上げたいと思います。 かねてより、私もひそかに尊敬をいたしておりました渡海先輩でありますので、もう今さら文部科学政策一つ一つ、どの程度の見識があるのかなというような質問も甚だ失礼かと存じますけれども、先ほど我が党の小宮山委員より、大局的、体系的に質問をなされましたので、私の方からは、思いつくままを羅列させていただいて、それを質問通告させていただいた次第でございますから、限られた時間ですので早速質問をさせていただいて、また、渡海大臣には、思いつくままに、端的にお答えをいただければと思います。……
○牧委員 おはようございます。 きょうは、本題に入る前に、若干別のことも聞かせていただきたいと思います。 昨日、生物多様性基本法案が本会議で全会一致をもって可決をされたわけでございまして、私としても大変喜ばしいことだと思いますし、また、将来に向けて大いなる希望、期待を持つ者の一人でございます。 時あたかも、今、第九回生物多様性条約締約国会議がドイツのボンで開催されておりまして、その中で、日本の企業九社を含む三十四社がビジネスと生物多様性イニシアチブに署名をするということも明らかになっております。まさに、国と地方公共団体、あるいは民間企業、団体等も含めての取り組みが今後いよいよ本格化するこ……
○牧委員 おはようございます。 公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案について、最初、トップバッターですからフルネームで紹介をしましたけれども、質問させていただきたいと思います。 この議案については、とりたてて異議を唱えるものではございませんから、さほど深追いする必要もなかろうと思いました。ただ、せっかく四十五分時間をいただきましたので、今週火曜日、水曜日に、大臣に所信に対する質疑が行われましたけれども、その中で質問が出れば、私もこの話はきょう避けようと思ったんですけれども、本題に入る前に、このことぐらいはちょっと触れておいた方がいいかなと思う点……
○牧委員 おはようございます。 ただいま文科大臣より、文科省の身内の不祥事について深刻な御報告があったわけでありますけれども、それについては、多分、後ほどまた質問もあろうかと思います。 ただ、そうはいいながら、文科省も、所管するところの政策についてはきちっとやっていただかなければいけないし、また、所管する団体等の指導に当たっても毅然たる態度で臨んでいただきたいということを、まず冒頭申し上げさせていただきたいと思います。 せんだって、私、質問に立たせていただいたときに、上海領事館で、日本の教科書が差しとめになっている、その後の経過についてお伺いをしたわけですけれども、ともすると、これは文科……
○牧委員 おはようございます。牧義夫でございます。 ただいま平野博文委員から、四年ぶりということで、九十分にわたる堂々たる質疑が展開をされたわけでございますけれども、私は一週間ぶりでございますから、軽く三十分、素朴な疑問を中心にお聞かせいただきたいと思うわけであります。 今、国の最終的な責務も含めて、この問題の本質的な議論が展開をされたと私は拝聴しておりました。ただ、こういった難しい議論というのは、ともすると、最終的に、一体どんな話だったのかなと、キツネにつままれたような、煙に巻かれたような形で終わってしまうということが割と多いものですから、私は、もう少し原点に返って、そもそも廃棄物の処理……
○牧委員 ただいま議題となりました修正案について、提出者を代表して、その主な趣旨及び概要を御説明いたします。 政府原案においては、学校安全及び学校保健に関し、国及び地方公共団体は、相互に連携を図り、各学校において保健及び安全に係る取り組みが確実かつ効果的に実施されるようにするため、必要な施策を講ずるよう努めなければならないとされており、他方、学校の施設設備や管理運営体制の整備充実等に必要な措置を講ずるのは学校の設置者の責務と規定されております。 しかし、教育分野における地域格差の拡大が懸念されている今、国及び地方公共団体による財政的な裏づけに基づいた総合的かつ計画的な施策の推進が確保されな……
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 大臣とはいつぞやどこかでお会いした覚えもございますけれども、こういう場でお話をさせていただくのは初めてでございます。どうかよろしく四十分ほどおつき合いのほどお願い申し上げたいと思います。 ただ、冒頭、私が前国会で質問させていただいた件について、関連をしてちょっと確認だけさせていただきたいと思います。 経済産業省とは直接、所管という関係ではない話でございましたけれども、前国会で、たしか特商法、割賦販売法の法改正に関連して私が質問に立ったときに、昔から商売というのはいろいろなことを考えるものだ、そういう中で、本当に消費者保護を図るためにはまさに行政当局……
○牧委員 ただいま議題となりました本修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。 第一に、独立行政法人防災科学技術研究所及び独立行政法人海洋研究開発機構の統合については引き続き検討することとし、今回の法案ではこれを行わないこととしております。 第二に、独立行政法人大学評価・学位授与機構及び独立行政法人国立大学財務・経営センターの統合については引き続き検討することとし、今回の法案ではこれを行わないこととしております。 第三に、国語に関する調査研究等の業務の重要性を踏まえ、附則において、国は、独立行政法人国立国語研究所の業務が移管される大学共同利用機関法人人間……
○牧委員 おはようございます。 きょうは原賠法の審議ということでございますけれども、私ども民主党、八十分時間をいただいておりますので、後半、我が党の松本大輔君にきちっと緻密に質問をしていただくこととして、私は、原子力政策一般について、まずは政府のいろいろなお考えをお聞かせいただきたいと思うわけでございます。 一概に原子力政策と一言で言っても、もちろん、原子力の研究開発、この辺のところが最も文科の果たすべき役割の部分なんでしょうが、今回のこの原賠法というのは、原子力施設におけるあってはならない事故に備えてのお話であろうかと思います。 また、いろいろな視点から原子力政策というものをとらえれば……
○牧委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 特定先端大型研究施設の共用の促進に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び関係者は、本法の施行に当たっては、次の事項について特段の配慮をすべきである。 一 特定先端大型研究施設の研究開発については、国が主導する長期的かつ大規模なプロジェクトの推進に支障が生じないよう、優秀な研究者の確保等研究体制の充実及び十分な財政措置等の支援に努めること。 二 特定先端大型研究施設の建設・研究開発については、その意義について広く国民の理解を得るよ……
○牧委員 ただいま議題となりました修正案について、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明いたします。 将来における我が国の経済社会の発展の基盤となる先端的な研究の集中的な推進について、より適切に位置づけるため、改正案の附則第二条の二第一項から、現下の厳しい経済情勢に対処するための臨時の措置とする文言を削除するものであります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○牧委員 おはようございます。民主党の牧義夫と申します。よろしくどうぞお願い申し上げます。 懇談ということでございますので、質疑とはいっても、質問に対して一問一答みたいな、そういうかた苦しい話じゃなくて、私が申し述べたことに対して思うところをぜひお述べいただければありがたいと思います。 まず、大きく分けて、二点お聞かせをいただきたいと思うんです。 官僚、公務員、この公務員に求められるものというのは、やはり、まずはパブリックサーバント、公僕としての役割だと思います。ただ、そうはいいながら、お一人お一人の官僚の皆さんというのは、人間としての人生設計もあり、家族もあり、その自己実現を求めること……
○牧委員 動議を提出いたします。 明十七日の本会議において、内閣提出の中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律案、新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法案の両法律案の趣旨説明を聴取し、これに対する質疑を行うことを望みます。
○牧委員 ただいま議題となりました人事官任命につき同意を求めるの件につきまして、意見を申し述べます。 今回の候補者については、他の二名の人事官の経歴が民間企業役員や大学教授であることも勘案して、人事院の役割を発揮していく上で必要不可欠な人材として内閣が人選したものでありますが、人事院がその役割を適切に果たしていくためには、三名の人事官のうち、少なくとも一名は、行政に関する豊富な経験と高い見識を有し、公務員に関する人事管理にも詳しい者であることが必要であると考えます。 さきに行われた本委員会における意見聴取並びに質疑も踏まえて申し上げますと、江利川毅氏は、厚生省の出身ではありますが、内閣官房……
○牧委員 動議を提出いたします。 お手元に配付してあります内閣提出の日本郵政株式会社、郵便貯金銀行及び郵便保険会社の株式の処分の停止等に関する法律案外九案件は、本会議において趣旨説明を聴取しないこととし、議長においてそれぞれ所管の委員会に付託されることを望みます。
○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 私は、ただいま提案されました今国会の会期を四日間延長する件について、賛成の立場から意見表明を申し上げます。 今国会が召集されてから、国民生活に直結する多くの重要法案をこれまで審議してまいりました。議員各位の真摯な議論に心から敬意を表するものでございます。 去る十月二十六日に召集されて以来、私どもは、中小企業金融円滑化法案、いわゆる公務員給与三法案、新型インフルエンザ予防接種健康被害救済法案等々、法案審議に全力を尽くしてまいったところであります。しかしながら、いまだ成立に至っていない法案もあり、これらを今国会で成立させることは国会としての責務であり、……
○牧委員長 これより会議を開きます。 開会に先立ち、自由民主党・無所属の会及び公明党所属委員に対し、理事をして御出席を要請いたさせましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、環境委員長に就任いたしました牧義夫でございます。 御承知のとおり、環境問題には、地球温暖化対策、自然共生社会の実現、循環型社会の構築などの課題が山積しており、我々は、その解決に向け真摯に取り組まなければなりません。 また、本年十月には生物多様性条約COP10が名古屋で開催され、我が国は、議長国として大きな役割を担っております。 このような状況のも……
○牧委員 動議を提出いたします。 お手元に配付してあります内閣提出、高度テレビジョン放送施設整備促進臨時措置法の一部を改正する法律案外六案件は、本会議において趣旨説明を聴取しないこととし、議長においてそれぞれ所管の委員会に付託されることを、また、第百七十三回国会、内閣提出、独立行政法人地域医療機能推進機構法案、国際連合安全保障理事会決議第千八百七十四号等を踏まえ我が国が実施する貨物検査等に関する特別措置法案の両法律案は、いずれも本会議において趣旨説明を聴取しないことを望みます。
○牧委員 動議を提出いたします。 お手元に配付してあります内閣提出、予防接種法及び新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法の一部を改正する法律案外七案件は、本会議において趣旨説明を聴取しないこととし、議長においてそれぞれ所管の委員会に付託されることを望みます。
○牧委員 動議を提出いたします。 厚生労働委員長の辞任が本会議において許可されましたならば、引き続きその後任の選挙を行うこととし、この選挙は、その手続を省略して、議長において指名されることを望みます。
○牧委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、私たちの基本的な考え方を申し述べます。 初めに、執拗なまでに国会役員や閣僚の解任決議案、不信任決議案を乱発し、政策論争はそっちのけで、見境のない審議引き延ばし戦術に血道を上げる自由民主党の諸君に対し、強く抗議をするものであります。 衆議院議長横路孝弘君不信任決議案は、去る二月二十五日、谷垣禎一君外四名によって提出され、三百二十六対百十五の圧倒的多数をもって否決されたばかりであります。にもかかわらず、一事不再議の原則を無視して、またしても本決議案を提出することは、議案提出権の濫用にほかなりません。 我々は、今国会において、極めて粘り強く野党の……
○牧委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
お手元に配付してありますとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は三十四件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
第百七十四回国会、内閣提出、参議院送付、環境影響評価法の一部を改正する法律案
第百七十四回国会、野田毅君外四名提出、低炭素社会づくり推進基本法案
及び
第百七十四回国会、江田康幸君提出、気候変動対策推進基本法案
並びに
環境の基本施策に関する件
地球温暖化の防止及び低炭素社会の構築に関する件
循環型社会の形成に……
○牧委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、厚生労働委員長に就任いたしました牧義夫でございます。 本委員会は、年金、医療、介護、福祉、雇用・労働問題など、国民生活に密接に関連した課題を所管しております。 我が国を取り巻く社会経済情勢が急速に変化する中、国民が安心して暮らせる社会を実現するためには、本委員会の果たすべき役割は極めて重大であり、委員長就任に当たり、改めてその責任の重さを痛感いたしております。 ここに委員各位の御指導と御協力をいただき、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍……
○牧委員長 これより会議を開きます。
厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として厚生労働省医政局長大谷泰夫君、健康局長外山千也君、職業安定局派遣・有期労働対策部長生田正之君、社会・援護局障害保健福祉部長木倉敬之君、経済産業省大臣官房総括審議官北川慎介君、大臣官房地域経済産業審議官谷重男君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。柚木道義君。
○牧委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、独立行政法人雇用・能力開発機構法を廃止する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。細川厚生労働大臣。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十一時六分散会
○牧委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、独立行政法人雇用・能力開発機構法を廃止する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省医政局長大谷泰夫君、労働基準局長金子順一君、職業安定局長森山寛君、職業安定局高齢・障害者雇用対策部長中沖剛君、職業能力開発局長小野晃君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。宮崎岳志君。
○牧委員長 これより会議を開きます。
第百七十四回国会、内閣提出、国民年金及び企業年金等による高齢期における所得の確保を支援するための国民年金法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省大臣官房年金管理審議官石井信芳君、労働基準局長金子順一君、保険局長外口崇君、年金局長榮畑潤君、政策統括官香取照幸君、国土交通省自動車交通局長中田徹君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○牧委員長 これより会議を開きます。 参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。 厚生労働関係の基本施策に関する件、特にB型肝炎問題について調査のため、来る二十六日金曜日午前九時、参考人として肝炎対策推進協議会委員天野聰子君、B型肝炎訴訟元原告木村伸一君、小児難病センター医師香坂隆夫君、全国B型肝炎訴訟弁護団・全国連絡会代表、弁護士佐藤哲之君、東京慈恵会医科大学客員教授・中央労災医員戸田剛太郎君、独立行政法人国立国際医療研究センター肝炎・免疫研究センター長溝上雅史君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○牧委員長 これより会議を開きます。 厚生労働関係の基本施策に関する件、特にB型肝炎問題について調査を進めます。 本日は、本件調査のため、参考人として、肝炎対策推進協議会委員天野聰子君、小児難病センター医師香坂隆夫君、全国B型肝炎訴訟弁護団・全国連絡会代表、弁護士佐藤哲之君、東京慈恵会医科大学客員教授・中央労災医員戸田剛太郎君、独立行政法人国立国際医療研究センター肝炎・免疫研究センター長溝上雅史君、以上五名の方々に御出席をいただいております。 なお、本日出席を予定しておりましたB型肝炎訴訟元原告木村伸一君から、体調不良のため出席できないとの申し出がありましたので、御了承願います。 この……
○牧委員長 これより会議を開きます。
請願の審査を行います。
本日公報に掲載いたしました請願日程四百九件を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の趣旨につきましては、既に請願文書表等によって御承知のところでありますし、また、理事会等におきまして慎重に御協議をいただきましたので、この際、各請願についての紹介議員の説明は省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
これより採決いたします。
本日の請願日程中、HTLV―1総合対策に関する請願二十五件は、い……
○牧委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事青木愛君及び石毛えい子君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に
郡 和子君 及び 渡辺 周君
を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りい……
○牧委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、自由民主党・無所属の会、公明党、日本共産党、社会民主党・市民連合及びみんなの党所属委員に対し御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。
再度理事をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事をして再度御出席を要請いたさせましたが、自由民主党・無所属の会、公明党、日本共産党、社会民主党・市民連合及びみんなの党所属委員の御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
こ……
○牧委員長 これより会議を開きます。 会議に先立ち、去る三月二日水曜日の委員会、大臣所信に対する質疑が行われましたが、慌ただしい日程の中で、必ずしも十分な調整が行われない中、与党のみの質疑という形になってしまったこと、委員長の力量不足の点も否めないと思います。皆様方に御迷惑をおかけしたことに謹んでおわびを申し上げ、本日は、皆様方の御協力によって円滑にこの会議が開催されましたことを皆様方に感謝を申し上げて、会議を開催させていただきたいと思います。 厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として文部科学省スポーツ……
○牧委員長 これより会議を開きます。
厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として厚生労働省大臣官房年金管理審議官石井信芳君、医政局長大谷泰夫君、医薬食品局長間杉純君、老健局長宮島俊彦君、年金局長榮畑潤君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。高橋千鶴子さん。
【次の発言】 次に、阿部知子さん。
○牧委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの東北地方太平洋沖地震とそれに伴う大津波により亡くなられた方々とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表します。また、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。
これより、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。
全員御起立願います。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統……
○牧委員長 これより会議を開きます。
城島光力君外六名提出、国民生活等の混乱を回避するための平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
提出者より趣旨の説明を聴取いたします。柚木道義君。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省職業安定局長森山寛君、社会・援護局長清水美智夫君、保険局長外口崇君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○牧委員長 これより会議を開きます。 厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として文部科学省大臣官房審議官尾崎春樹君、厚生労働省大臣官房年金管理審議官石井信芳君、大臣官房審議官金谷裕弘君、医政局長大谷泰夫君、労働基準局長金子順一君、労働基準局労災補償部長尾澤英夫君、職業安定局長森山寛君、社会・援護局長清水美智夫君、社会・援護局障害保健福祉部長木倉敬之君、老健局長宮島俊彦君、年金局長榮畑潤君、国土交通省住宅局長川本正一郎君、気象庁長官羽鳥光彦君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。……
○牧委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省大臣官房審議官森岡雅人君、労働基準局安全衛生部長平野良雄君、社会・援護局長清水美智夫君、年金局長榮畑潤君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田村憲久君。
○牧委員長 これより会議を開きます。 厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、参考人として原子力安全委員会委員代谷誠治君、日本銀行理事雨宮正佳君の出席を求め、意見を聴取し、また、政府参考人として内閣府大臣官房審議官山内健生君、文部科学省大臣官房審議官尾崎春樹君、科学技術・学術政策局次長渡辺格君、厚生労働省医政局長大谷泰夫君、健康局長外山千也君、労働基準局安全衛生部長平野良雄君、職業安定局長森山寛君、職業能力開発局長小野晃君、雇用均等・児童家庭局長高井康行君、経済産業省大臣官房審議官中西宏典君、資源エネルギー庁電力・ガス事……
○牧委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律案及び雇用保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官小田克起君、厚生労働省職業安定局長森山寛君、職業安定局派遣・有期労働対策部長生田正之君、職業能力開発局長小野晃君、雇用均等・児童家庭局長高井康行君、中小企業庁次長豊永厚志君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○牧委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律案及び雇用保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 両案審査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官長谷川彰一君、消防庁国民保護・防災部長佐々木克樹君、厚生労働省医政局長大谷泰夫君、職業安定局長森山寛君、職業安定局派遣・有期労働対策部長生田正之君、職業能力開発局長小野晃君、社会・援護局長清水美智夫君、保険局長外口崇君、農林水産省大臣官房技術総括審議官小栗邦夫君、総合食料局次長中村英男君、資源エネ……
○牧委員長 これより会議を開きます。 厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、去る五月六日、東日本大震災被災地の医療施設等の実情調査のため、宮城県に委員派遣を行いましたので、派遣委員を代表いたしまして、私から調査の概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、民主党・無所属クラブの郡和子君、中根康浩君、藤田一枝君、柚木道義君、渡辺周君、自由民主党・無所属の会の加藤勝信君、田村憲久君、公明党の古屋範子君、日本共産党の高橋千鶴子君、社会民主党・市民連合の服部良一君、みんなの党の柿澤未途君、そして私、牧義夫の十二名であります。 報告に先立ちまして、このたびの災害によりお亡……
○牧委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省研究振興局長倉持隆雄君、厚生労働省医政局長大谷泰夫君、社会・援護局長清水美智夫君、老健局長宮島俊彦君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。斉藤進君。
○牧委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、東京大学名誉教授・社会保障審議会会長・社会保障審議会介護給付費分科会分科会長大森彌君、財団法人日本訪問看護振興財団常務理事佐藤美穂子君、一般社団法人日本介護支援専門員協会会長木村隆次君、東京介護福祉労働組合書記長田原聖子君、立教大学コミュニティ福祉学部福祉学科教授服部万里子君、以上五名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず本委員会に御……
○牧委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁長官官房審議官神山憲一君、厚生労働省医薬食品局食品安全部長梅田勝君、労働基準局安全衛生部長平野良雄君、老健局長宮島俊彦君、保険局長外口崇君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松本純君。
○牧委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省雇用均等・児童家庭局長高井康行君、社会・援護局長清水美智夫君、老健局長宮島俊彦君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。樋口俊一君。
【次の発言】 次に、田中美絵子さん。
○牧委員長 これより会議を開きます。 厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣参事官松尾剛彦君、内閣府食品安全委員会事務局長栗本まさ子君、文部科学省大臣官房政策評価審議官田中敏君、厚生労働省大臣官房技術総括審議官矢島鉄也君、医政局長大谷泰夫君、健康局長外山千也君、医薬食品局長間杉純君、医薬食品局食品安全部長梅田勝君、労働基準局安全衛生部長平野良雄君、職業安定局派遣・有期労働対策部長生田正之君、職業安定局高齢・障害者雇用対策部長中沖剛君、職業能力開発局長小野晃君、雇用均等・児童家庭局長高井康行君……
○牧委員長 これより会議を開きます。
厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
本日は、理事会での協議に基づき、特に、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法の一部を改正する法律案を起草することを念頭に調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田村憲久君。
【次の発言】 次に、坂口力君。
【次の発言】 次に、高橋千鶴子さん。
【次の発言】 次に、阿部知子さん。
【次の発言】 次に、柿澤未途君。
【次の発言】 次に、大西健介君。
【次の発言】 この際、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます……
○牧委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
第百七十三回国会、馳浩君外四名提出、障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律案につきまして、提出者全員より撤回の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律案起草の件について議事を進めます。
本件につきましては、先般来各会派間において御協議をいただき、今般、意見の一致を見ましたので、委員長において……
○牧委員長 これより会議を開きます。
第百七十四回国会、内閣提出、参議院送付、予防接種法及び新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省スポーツ・青少年局スポーツ・青少年総括官有松育子君、厚生労働省健康局長外山千也君、医薬食品局長間杉純君、労働基準局安全衛生部長平野良雄君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○牧委員長 これより会議を開きます。 第百七十四回国会、内閣提出、参議院送付、予防接種法及び新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として消防庁次長株丹達也君、文部科学省スポーツ・青少年局スポーツ・青少年総括官有松育子君、厚生労働省医政局長大谷泰夫君、職業安定局長森山寛君、老健局長宮島俊彦君、年金局長榮畑潤君、国土交通省水管理・国土保全局下水道部長松井正樹君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○牧委員長 これより会議を開きます。
参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
厚生労働関係の基本施策に関する件、特に放射線の健康への影響について調査のため、来る二十七日水曜日午前九時、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
東日本大震災被災地における雇用・失業対策等の実情調査のため、来る八月一日月曜日、福島県に委員を派遣いたしたいと存じます。
つき……
○牧委員長 これより会議を開きます。 厚生労働関係の基本施策に関する件、特に放射線の健康への影響について調査を進めます。 本日は、本件調査のため、参考人として、独立行政法人放射線医学総合研究所理事、薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会放射性物質対策部会委員明石真言君、日本学術会議副会長・東京大学名誉教授唐木英明君、長崎大学名誉教授長瀧重信君、名古屋大学名誉教授沢田昭二君、東京大学先端科学技術研究センター教授・東京大学アイソトープ総合センター長児玉龍彦君、京都大学原子炉実験所助教今中哲二君、以上六名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 ……
○牧委員長 これより会議を開きます。
参議院提出、歯科口腔保健の推進に関する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。参議院厚生労働委員長津田弥太郎君。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 本案につきましては、質疑、討論ともに申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
参議院提出、歯科口腔保健の推進に関する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
お諮りいたします。
ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成につきまして……
○牧委員長 これより会議を開きます。 厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、去る八月一日、東日本大震災被災地における雇用・失業対策等の実情調査のため、福島県に委員派遣を行いましたので、派遣委員を代表いたしまして、私から調査の概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、民主党・無所属クラブの郡和子君、中根康浩君、藤田一枝君、柚木道義君、渡辺周君、自由民主党・無所属の会の加藤勝信君、田村憲久君、公明党の古屋範子君、日本共産党の高橋千鶴子君、みんなの党の柿澤未途君、そして私、牧義夫の十一名であります。 初めに、改めて、このたびの災害によりお亡くなりになられた方々の御冥……
○牧委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、平成二十三年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。細川厚生労働大臣。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省雇用均等・児童家庭局長高井康行君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田村憲久君。
○牧委員長 これより会議を開きます。
請願の審査を行います。
本日公報に掲載いたしました請願日程千百十六件を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の趣旨につきましては、既に請願文書表等によって御承知のところでありますし、また、理事会等におきまして慎重に御協議をいただきましたので、この際、各請願についての紹介議員の説明は省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
これより採決いたします。
本日の請願日程中
難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患の総合対策……
○牧副大臣 御紹介いただきました、このたび厚生労働副大臣を拝命いたしました牧義夫でございます。 前国会までは委員長席から皆様方の議論を拝聴いたしておりましたが、これからは委員の皆様方の御指導をいただく立場になりましたので、どうかよろしくお願い申し上げたいと思います。 私は、主に、労働、雇用、社会援護の分野を担当させていただきます。 当面の課題といたしましては、先ほど大臣のお話にもありましたように、まずは東日本の被災地の皆様方の生活の再建とそして安定だと思います。そのためにも、復興需要を着実に長期的な安定雇用に結びつけていくことがまずは肝要であろうと思います。 また、急激な円高を起因とす……
○牧副大臣 形式的、手続的には入っておりません。
【次の発言】 介護基盤を充実させていくということが、ひいてはまた雇用の基盤もつくっていくという事例を今御紹介いただいたと思います。雇用の観点から、基金の積み増し等ももちろん行っていかなければならないと思っております。
被災された方の生活の再建のために、地域で雇用の場を確保するということは重要な課題と考えております。先ほど御指摘をいただいた事業を含めて、雇用創出基金事業を活用した、仮設住宅等での見守りや生活相談、地域の安全パトロールなどの事業によって、被災三県を含む全国で、既に二万五千七百九十一名が雇用されております。
また、これから三次補正……
○牧副大臣 今の御指摘の向きがいま一つよく私なりに理解できませんが、障害者自立支援法のもとで、障害の区分にかかわらず、でき得る限り地域で皆さんと一緒に生活をしていただくという方向性のもとで、知的障害、精神障害の方々についても同じ扱いをする中で、その障害程度区分の客観的な見方についてのお話だと思います。 でき得る限りの努力をする中で、一律、ただ客観的にコンピューターで処理をする第一段階の審査を経て、よりきめ細やかな医師等の判断のもとで二段階目の判断を行うところで、一段階目と二段階目のずれが知的障害の方にはややあるということの質問の向きだと多分思いますけれども、そこら辺については、よりきめ細やか……
○牧副大臣 被災地における雇用の受け皿をしっかりつくっていかなければいけないという認識のもとで、その時点時点での対応があろうかと思います。とりわけ発災直後、当時の細川厚生労働大臣の判断もあり、派遣先も含めて雇用の受け皿をしっかり掘り起こしていかなければいけないという判断から、当時、派遣元の関係団体等にもお願いをした経緯もございます。その結果を、私、報告も受けております。 この三県で派遣就業を開始した派遣労働者数というのが十月三十一日までの間に一万五百四十七人、日雇い派遣も含めて、派遣という雇用形態によって被災地の労働者の雇用が確保されたという社団法人日本人材派遣協会からの御報告を受けておりま……
○牧副大臣 ただいまお話がありましたように、今回、百二十日の延長給付を行ってきたところでありますけれども、御指摘のように、今月半ばから順次それが切れてくる方もいらっしゃる。私どもとしては、復興の需要をいかに今後の長期的な安定的な雇用に結びつけるかということがまずは一義的に考えるべきことだと思ってまいりました。 そんな中で、さはさりながら、今おっしゃったような大変厳しい状況の中で、必ずしも雇用の受け皿がまだ完全にできているというわけではないというのも御指摘のとおりであります。 したがって、第三次補正においても、さらに産業政策と一体となった、さらなる長期雇用に結びつくような雇用の受け皿をより多……
○牧副大臣 お答え申し上げます。
十一月二十八日時点でありますけれども、応急仮設住宅四万七千九十四戸に十一万五千百七十三人が入居、民間賃貸住宅六万三千七百四十六戸に十七万一千五百十一人が入居、公務員住宅、公営住宅等の公的住宅五千百九十六戸に一万四千九百三十五人が入居されているとの報告を受けております。
【次の発言】 仙台市に限ったお話でありますけれども、建設された応急仮設住宅が千四百七十九戸、三千二十八人が入居をいたしております。十一月二十八日現在ですね、先ほどと同じ。それから、民間賃貸住宅八千百四十七戸に二万四百四十二人が入居、公務員住宅、公営住宅等の公的住宅五百二戸、千百八十五人が入居さ……
○牧副大臣 厚生労働副大臣の牧でございます。 辻副大臣、津田、藤田両政務官とともに小宮山大臣を支え、池田委員長初め委員の皆様の御理解と御協力を得ながら厚生労働行政の推進に邁進していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 お手元の資料に基づいて、平成二十四年度厚生労働省関係予算案の概要について説明いたします。 まず、平成二十四年度厚生労働省所管一般会計の予算規模は、総額は二十六兆六千八百七十三億円、対前年度二兆二千七百六十五億円、七・九%の減少となっていますが、このほか、基礎年金国庫負担割合二分の一の財源として、税制抜本改革により確保される財源を充てて償還される交付国債に……
○牧副大臣 仕事のための命ではなくて、命のための仕事、本当に身につまされる思いでございますし、過労死の問題に真剣に取り組んでこられた長尾委員には心から敬意を表しますし、また、過労死というのはあってはならないものだという、国としての重い責務というものを改めて感じているところであります。
【次の発言】 御承知のように、先ほどの作文にも出てまいりますけれども、労働基準法がございます。そしてまた、労働安全衛生法、この主に二つの法律によって指導監督をしてきているところでありますけれども、改めて過労死という問題がクローズアップされる中で、平成十八年でしたか、局長通達で、過重労働による健康障害防止のための総……
○牧副大臣 今回の給付の延長については、先ほど来お話ありますように、リーマン・ショック後の最悪の状況からは脱したという認識はあるものの、依然として失業率四・六%と高どまりの状態にあるということで、その延長という判断をさせていただきました。 なぜ三年じゃなくて二年なのかというお話でありますけれども、リーマン・ショック後の例えば五・四%ですとか、有効求人倍率も最悪の状況というほどではないということが一つありますが、ただ、だからといって、決して楽観できる状況ではなくて、欧州のデフォルト懸念、あるいはタイの洪水による影響、あるいは円高、高どまりしている状況の中で、まだまだ楽観できない状況であるという……
○牧副大臣 お答え申し上げます。 まず、第一点目についてでありますけれども、昨年の年末、十二月三十一日現在の数で申し上げると、入居戸数でいうと五千六十八戸、人数で一万五千百九十二名の方が雇用促進住宅に現在避難をしておられるということであります。 二点目の御質問でありますけれども、災害救助法の適用で雇用促進住宅を使っていただければ、プレハブの仮設住宅同様の扱いになるというふうに御認識をいただければいいと思います。都道府県が実施主体でありますから、都道府県がこれを実施していただいて、借り上げるという形をとっていただければ、国庫において、災害救助法の適用という形になりますので、いわゆる応急仮設住……
○牧副大臣 大変、被災地における雇用情勢というものがまだまだ厳しいものがあるという認識は、委員と共有するものであります。 ただ、延長給付というもの、これはやはりよほど慎重に考えなければいけない話でありまして、本来、仕事をして、そこから給料をいただいて、それで生活するというのが本来的な人間の姿だと思いますので、ただいたずらに延長延長という形が果たして望ましいのかどうなのかというところは、慎重に見きわめなければいけないと思います。 今後の復興段階でそれぞれの希望を実現させるためにも、働くことで収入を得られるようにするということがまず肝要だと思っておりますから、これまでも、「日本はひとつ」しごと……
○牧委員 新しい会派が誕生いたしまして、国民の生活が第一という名称でございます。きょう現在、衆議院で三十七名の会派でございますけれども、今後、徐々に院内でも数がふえていくものだと思います。 その新しい会派の最初の質問ということでございます。いきなり戦闘モードでやるのかどうなのかという悩みもありますが、この会派の中でも一番温厚な私が質疑に立ちましたので、まずは礼儀正しく質問をさせていただきたいと思いますが、ただ、この間のいろいろな流れの中で私自身もさまざま思うところがございますので、場合によっては、この間まで仲間であった先輩の先生方に失礼な言葉もあろうかと思いますけれども、何とぞ御理解と御容赦……
○牧委員 維新の党の牧義夫と申します。 この法案については初めて質問させていただきますし、もとより私は余り外交、安全保障は得意分野ではございませんけれども、ただ、我々維新の党は、全員野球でバッターに立つという方針でございますので、きょう厚労委員会で派遣法の審議もやっておりますけれども、そちらを抜けてこちらへ参りました。こちらもまた自衛官の海外派遣ということで、くしくも派遣と派遣で今、国会が大荒れという状況でございますし、残念ながら野党第一党の出席が得られない中での質疑ということで、本来、私は、ちょっとこういう状況は余り好ましくないなとは思っております。 ただ、私どもは、この法案が成立をした……
○牧委員 維新の党の牧義夫でございます。 きょうは、格差の問題について静かに議論したいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 格差という言葉が政治のシーンに取り上げられるようになって数年たちますけれども、とりわけ最近、殊さら格差問題としてクローズアップされているわけであります。間違いなく格差が拡大しつつあり、社会問題化しつつある、このトレンドは、私は厳然たる事実だと思います。 だからこそ、せんだっての衆議院の予算委員会においても、格差問題を中心に集中審議も行われたわけでございまして、きょうは、改めてこの委員会で、大臣の認識と、今後の改善策というか方向性について確認をいたした……
○牧委員 この法案については、さきに本会議で質問させていただいて、二度目の質問になりますけれども、よろしくお願いをいたしたいと思います。 本会議での私の質問の中でも、これはしょせん保険者間の調整だけのびほう策じゃないかというように申し上げました。 今回、この中身を見ると、やはりびほう策だなと思うんです。健保連全体の負担増が千五百億、組合中の六五%が負担増になる。協会けんぽの支払いが二千四百億円軽減されるけれども、その分、協会けんぽへの国庫補助を削って、千七百億円を国保に回す。健保連は、健保による国庫負担の肩がわりだと反発している。政府は残る七百億円を健保に還元するが、財政難の組合支援のみと……
○牧委員 午前中の質疑に引き続いて質問させていただきたいと思いますが、午前中、最後は山井さんでございました。なぜか私の質問の前は山井さんということが多いんですけれども、静ひつな環境のもとで議論を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 いよいよ、この労働者派遣法、委員会における審議が始まったわけであります。この法案は、私は、情緒的に、あるいはイデオロギー的な、ましてや政治的な駆け引きに扱うべきものではないというふうに思っております。でき得る限り、就労の現場に思いをいたす中で、法律そのものというよりも、むしろ法律の抜け道を悪用されないこと、あるいは、そのことによっ……
○牧委員 さきに提出されました労働者の職務に応じた待遇の確保等のための施策の推進に関する法律案、いわゆる同一労働同一賃金法について、提出者の皆さんに質問をさせていただきたいと思います。 これまで派遣法の議論の中で、短時間労働ですとかあるいは有期雇用等々、さまざまな労働法制のお話も引き合いに出されてまいりました。しかしながら、この日本の労働法制からぽっかり抜けた大きな穴、これが同一労働同一賃金の考え方じゃないかなと思います。日本の常識は世界の非常識ということなのかなと思うんです。 これは特に派遣労働者に限った問題ではありませんけれども、本法律案を政府の派遣法改正案と同時に審議することになりま……
○牧委員 維新の党、牧義夫でございます。 法案の質疑に入る前に、一言、委員長にも申し上げておきたいと思うんですけれども、言うまでもなく、今、年金の制度の運用をめぐって、全国民的な不安が本当に高まっているところでございます。 そういう中で、もちろん、派遣労働者の雇用の安定化に向けての充実した審議も大切なことではございますけれども、しかしながら、先日来のいろいろな議論を聞いておりますと、年金機構も、この流出した対象というのは百二十五万件に限るかどうかもわからないような曖昧な返答でありますし、年金加入者六千八百万人の皆さんがこの制度の内容について非常に不安を抱いている状況が今も続いているわけで、……
○牧委員 牧義夫でございます。 きょうは社会福祉法の一部改正についての質問を行いたいと思っておりますが、その前に、質問通告にはございませんけれども、先ほどちょっと山井議員の方から年金のお話があって、私なりに、それを聞いていて、このまま看過できないなという問題意識を持ったものですから、ちょっと時間をおかりいたしまして、理事長はもう既にお帰りになっておりますけれども、監督官庁である厚労省のトップである大臣としての思いを、この問題を根本的に解決しようという基本的な姿勢が果たしてどうなのかという疑問を抱かざるを得ないものですから、その辺のところをお聞かせいただきたいと思います。 二千四百四十九名の……
○牧委員 牧義夫でございます。 既に維新の党同僚議員が二名もう質問をしておりますけれども、私は、特に今回の法改正の一番の、地域医療連携推進法人制度について質問をさせていただきたいと思います。 地域医療あるいは地域包括ケア、こういった言葉がこの永田町で飛び交うようになって久しくなると思いますけれども、ちょっと原点に返って、地域というのは一体どういうものをイメージすればいいのか、きちっと共通認識のもとで議論をしたいと思いますので、その辺のイメージから教えていただきたいと思います。 私も、今、東京にいるときは文京区に住んでおります。前の仕事の関係というか、昔仕えた代議士が、当時、文京区が選挙区……
○牧委員 きょうは、一般質疑の時間をいただきました。遺骨収集のお話も、もう既にたくさん出ております。 私は、今国会、これが多分最後の質問になろうかと思いますので、ちょっとどうしても聞いておきたいことを聞かせていただきたいと思いますが、それに先立って、先ほど来お話が出ておりますが、ここ数日間における北関東、東北地方を襲った激甚災害と申しますか豪雨災害に遭われた皆様方に本当に心からのお見舞いを申し上げると同時に、また、災害救助、厚労省が所管をするわけでございますので、警察、消防、自衛隊等々としっかり連携をとって取り組んでいただきたいということを申し上げさせていただきたいと思います。 私どもの維……
○牧委員 維新の党の牧義夫と申します。 提出会派の一員でございますから、この法案についてあえてけちをつけるつもりはございませんし、皆様方の御労苦に心から敬意と感謝を申し上げる次第であります。 ただ、今回のこの法案の提出の意義について、先ほど来お話がございますけれども、その一つとしては、若い人たちの投票率が極めて低いという現実は、これはもう誰も否めない事実であり、特に昨今ひどいものがあろうかと思います。 これが、今回の法改正で、若い人たちに政治に関心を持ってもらうための一つのきっかけになるのかならないのか、そういう期待も、多少は、私は、ないとは言えませんけれども、余り期待できないな、一方で……
○牧委員 おはようございます。 先ほど柚木委員からも大阪桐蔭のお話が出ましたが、私も質問するつもりでおりましたけれども、一定のお話をいただきましたので、あえてこれ以上突っ込んだお話はしたくないんですが、ただ、この桐蔭の場合は、父兄からの教材費ですとか、あるいは模擬試験の受験料ですとか、また最近の報道だと、父兄会の会費の一部も簿外で処理をして裏金をつくってきた、こういうお話がありましたけれども、いわば学校内のお話で、だからこそ教職員の労働組合が、そんなお金があったらもっとこっちによこせよというような類いの話だと思うんですね。 それで、要するに、業務上横領という形で大阪地検への告発ということに……
○牧委員 おはようございます。 この法案の質問に入る前に、先週水曜日に私がさせていただいた質問について、若干整理をさせていただきたいと思います。 私が申し上げたのは、日大の理事長でありJOCの副会長である人物について、海外からのメディアがこういう発信をしていますよということについて指摘をさせていただきました。 これは、あくまでもこういう報道があるということを私が申し上げたのであって、またさらに、その質問があったということについて、その後、御報告を申し上げておきたいと思うんですけれども、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストがこのことを報道いたしました。それから、これは国内ですけれども、……
○牧委員 おはようございます。 いよいよ昨日から衆議院で労働者派遣法の審議も始まりましたけれども、正規雇用、非正規雇用の問題については厚労委員会で議論するとして、きょうは非正規教員の任用状況について主に議論を進めていきたいと思っております。 その前に、きのうの新聞報道にもありましたけれども、財務省が十一日に財政制度等審議会で示した財政再建案で、現在の公立小中の教職員六十九万三千五百人を二四年度までに四万二千人削減をする、都合七百八十億円を圧縮できるというようなことを示しております。その上で、まだ教育水準もしっかりと維持できるという判断をされているというふうに報道されておりました。 財務省……
○牧委員 きょうは学校教育法の改正ということで、よほど大きな法改正かと思って期待をしておりましたが、果たして、そもそも法改正の必要があるのかないのかというぐらいの、そもそものお話から入らざるを得ないなと思います。特段反対する理由もございませんし、もちろん賛成はさせていただきますけれども、ただ、この法改正の意味というか意義というか、なかなかちょっとわかりづらいところもありますので、そもそものところから確認をさせていただきたいと思うんです。 先ほど来お話があるように、現行法でも設置者の裁量で千百三十校がもう取り組んでいるということであります。その取り組みの状況についても、当委員会で、来週、お台場……
○牧委員 参考人の皆様方には、お忙しい中お運びをいただきまして、ありがとうございます。また、お話をお伺いさせていただきました。賛成の立場あるいは反対の立場から、それぞれ示唆に富む発言をいただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。 まず質問をさせていただきたいと思うんですけれども、今回の法改正、学校経営そのものの話と学習指導あるいは生活指導上の問題とに、ある意味、少し切り分けて考える必要もあろうかと思います。 先ほど、天笠先生のお話で、発達と接続の部分について、成長、発達と制度とのすり合わせというお話がございました。今回の法改正というのは、その前提になる、これまでの六・三、九年間の義務……
○牧委員 午前中に引き続き、放射線医学総合研究所法の改正案について質問したいと思います。 午前中の質疑の中にもお話が出てまいりましたけれども、これまでの放医研の活動、一つは、先ほど話にあったように、放射線の医学的利用に関する研究開発、特に重粒子線のがん治療というのが、先進医療として実績がもう既に高い評価を得ているということでございました。もう一つは、放射線による人体への障害、予防、診断及び治療に関する研究開発が、これまでのもう一つの大きな柱だったと思います。 この役割を、特にあの三・一一後の福島においてどのように発揮をしてきたのか。福島のことですので、その地元の福島県の取り組み、あるいは県……
○牧委員 維新の党の牧義夫でございます。 山井議員の後でございますから、少し静かに質問させていただきたいと思うんですけれども、今回は広範にわたる質問をさせていただきますが、基本的には、安倍内閣の国民に対する責任のとり方について、これを基調にお話をさせていただきたいと思います。 まず、何といっても、安全保障をめぐる法整備についてでございます。 我が国の安全保障をめぐる議論の舞台というのはもう既に参議院に移っておりますが、そもそもこの安保法制、私、平安特でも申し述べましたけれども、十八年ぶりに改定された日米防衛協力の指針、いわゆるガイドラインの中身、これが、従前の周辺事態法等では対処できない……
○牧委員 おはようございます。よろしくお願いいたします。 まず冒頭、選挙の話じゃなくて恐縮なんですけれども、せっかく高市大臣がおいでになっておりますので、ここだけはちょっと聞いておきたいなということを質問させていただきたいと思います。 せんだっての靖国の秋の例大祭に大臣も出席をされ、それが報道をされております。この、なぜ参拝したのかということをまずお聞きしたいんですけれども、このお気持ちというのは、大臣としてというよりも、一人の政治家として、一個人としていろいろな思いがあるのは当然のことだと思います。 さきの大戦で祖国のために犠牲になられた方に対する尊崇の念ですとか、あるいは、一般市民も……
○牧委員 提出者を代表いたしまして、本起草案の趣旨及び内容について御説明申し上げます。 現行の公職選挙法においては、洋上投票が認められているのは船員のみであるため、船員ではない水産高校等の実習生については、洋上投票を行うことができません。このことにより、実習航海中に行われる国政選挙において、実習生が投票できないケースも出ております。 このような状況を踏まえ、本案では、実習を行うため航海する学生、生徒その他の者であって船員手帳に準ずる文書の交付を受けているものについては、船員と同様に、洋上投票の対象とすることとしております。 なお、本案は、公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政……
○牧委員 おはようございます。質問の時間をお与えいただいて、ありがとうございます。 また、両大臣におかれましては、御就任おめでとうございます。 とりわけ、松野大臣におかれては、先国会では議運の理事としてお互い対峙をしてまいりましたが、物理的な距離が少しありますけれども、こうしてまた向き合って仕事をさせていただくことになりましたことを、この上ない喜びに感じております。どうか頑張っていただきたいと思います。 さて、時間もございませんので、質問に入らせていただきたいと思います。 まず、オリンピックの方から入らせていただきたいと思うんですけれども、復興五輪というふうに銘打たれておりますよね。安……
○牧委員 おはようございます。 松野大臣には二度目の質問をさせていただきます。きょう、三十分という時間をいただいておりますが、質問の数がちょっと多いかもしれませんので、できるだけ簡潔に、端的にお答えいただければと思います。私も余計なことは申し上げないつもりでおりますので、よろしくお願いいたします。 前回の続きから入りたいんですけれども、大学が所有する知財の活用の方法について、ちょっと前回尻切れトンボだったものですから、この辺からもう一度入り直したいと思います。 昨今、いろいろなニュースを耳にするんですけれども、例えば、これは朝日新聞だったかな、全国八十六の国立大学の四十歳未満の若手教員の……
○牧委員 提出者を代表いたしまして、本起草案の趣旨及び内容について御説明申し上げます。 まず、本起草案の趣旨について御説明申し上げます。 地方議会議員の選挙においては、現行法上、選挙運動用のビラの頒布が認められておりません。 本起草案は、都道府県または市の議会の議員の選挙において、候補者の政策等を有権者が知る機会を拡充するため、地方公共団体の長の選挙と同様に、選挙運動用のビラの頒布を認めようとするものであります。 次に、本起草案の内容について御説明申し上げます。 第一に、都道府県または市の議会の議員の選挙において、選挙運動用のビラを頒布することができることとし、その枚数については、都……
○牧委員 おはようございます。 早速質問させていただきたいと思うんですけれども、ちょっと喉を痛めておりまして、お聞き苦しいところがあるかもしれませんけれども、お許しをいただきたいと思います。 大臣におかれては、待ち受けていた難問というか、天下りの問題、そしてまた森友学園の問題、初入閣の大臣を出迎えていた、本当に重大な問題があるわけでございますけれども、まずは心から御慰労申し上げて、この問題に真正面から取り組んでいただいて、しっかり乗り切っていただけますようにお願い申し上げたいと思います。 したがって、きょうの質問も、本来、所信に対する質問でありますから、文部科学行政全般についてお聞きする……
○牧委員 おはようございます。きょうは、義務教育諸学校の体制の充実、教職員定数改善の法案について質問させていただきたいと思います。 水曜日に引き続いて、まだちょっと声も本調子じゃありませんが、よろしくお願いいたしたいと思います。 私どもの卒業した高校の同窓会が昨年あったんですけれども、そこで何十年ぶりかに会った、同級生だった女の子から声をかけられました。かつては女の子だったんですけれども、今は小学校の校長先生になっております。牧君、ちょっと聞いてよ、本当に忙しいんだ、生徒と向き合う時間がない、何とかしてほしいという、そんなお話だったんですね。 とにかく、研修、会議、校内外の行事、部活動だ……
○牧委員 民進党の牧義夫でございます。 ややアウエーな感がありますけれども、午前中に引き続いて、天下りの問題について質問をさせていただきたいと思います。 我が党のお二人と比べたら、やや優しい質問になるのかなというふうに思っておりますけれども、優しいというよりも、ちょっと違った観点から、私なりの質問をさせていただきたいと思っております。 せんだって、三月八日にも質問をさせていただきましたが、もう一回、私、その質問の議事録を読み返して、少し腹立たしく思う部分も改めて散見されたので、そのことについて申し上げたいと思います。 この問題の本質はどこにあるのか、これは人の見方によって、あるいは立場……
○牧委員 きょうは御苦労さまでございます。 立花参考人におかれては、経団連等の経験も踏まえて、人事官としてこれまで四年間、しっかりと取り組んでこられたということ、問題意識をしっかりお持ちであることは、今、お話を通じて認識をさせていただきました。 ただ、いろいろ取り組むべき問題点、取り組むべき課題についての問題意識を持っている、これにはしっかり取り組んでいかなきゃいけないというお気持ちはよくわかるんですが、もう一歩ちょっと踏み込んで、どういう個人的なお考え、御認識を持っているのかというところにまで、もう少し踏み込んでおっしゃっていただければなと思いましたので、三点、ポイントを絞ってお聞きをさ……
○牧委員 同じく、上がり法案の採決に反対の趣旨を申し述べたいと思います。 不当廉売の疑いのある国有地払下げに係る決裁文書が国会における政府答弁とのつじつま合わせを図るために改ざんされた事件によって、国会の国政調査権そのものが根底から否定されたと言っても過言ではないと思います。 なぜこのような事態に至ったか、その原因と経緯を究明することは今後の国会審議の大前提であり、事の重大性については与野党共有してきたと理解をいたしております。 だからこそ、各党の努力によって本日の本会議開催に至ったものと理解をし、関係各位の努力は多としたいと思います。 しかしながら、国会が極めて不正常な中、まさにどさ……
○牧委員 重複いたしますが、私どもとしても、ギャンブル依存症対策についての重要性は、その認識は共有するものでありますが、内閣委員会のこれからの日程、今まさに重要広範議案であるTPPが議論の途上にあります。そういう中で、あえて、なぜ強権を発動してまで付託をしなければならないのか、その必然性については非常に大いなる疑問を抱いております。 以上です。
○牧委員 国民民主党の牧義夫でございます。 柴山大臣におかれましては、このたびの御就任、おめでとうございます。心からお喜びを申し上げたいと思います。 その上で、質問を早速させていただきたいと思います。 柴山大臣は名門武蔵高校を御卒業というふうに聞いておりますが、ネットの記事でちらっと見たんですけれども、旧制の時代の武蔵というのは、戦時中でも天皇陛下の御真影をお祭りする奉安殿も学校の中に設置しなくて、陸軍の担当者が来て校長先生と一悶着あった、その反骨精神の学校だというようなふうにネットの記事で読みました。そこの卒業生であられる大臣が十月二日の就任会見で早速教育勅語について言及をされておりま……
○牧委員 ただいま議題となりました原子力損害の賠償に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、国民民主党・無所属クラブを代表し、その提案理由及びその主な内容の概要について御説明いたします。 平成二十三年の原子力損害賠償支援機構法の附則及び附帯決議では、原賠法の改正等の抜本的な見直しを講ずるものとしておりました。しかしながら、本法律案では、原賠法の抜本的な見直しとはほど遠い内容となっております。 そこで、東京電力福島原発事故による甚大な被害を踏まえ、被害者への迅速かつ公正な賠償の実施、被害者への賠償に係る国民負担の最小化、原子力事業者の予見可能性の確保、そして、国が最後まで……
○牧委員 これより会議を開きます。
委員長が選任されるまで、年長者として私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの御法川信英君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、高市早苗君が委員長に御当選になりました。
委員長高市早苗君に本席を譲ります。
○牧委員 国民民主党の牧義夫と申します。 参考人のお三方におかれましては、本当に御多忙中、お出かけをいただきまして、貴重な御意見を賜りましたことに、私からも感謝を申し上げたいと思います。 私は大学では哲学を専攻しておりましたので、産業界からは一番必要とされない人間なのかもしれませんけれども、将来世代のために質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 冒頭、馳委員からも、高等教育無償化に向けて一歩、二歩前進かな、そういうお話がありましたけれども、私の率直な感想からすれば、まだ一歩にも至らないんじゃないかな、半歩というか、やっと入り口のところに入ったのかなとい……
○牧委員 国民民主党の牧義夫でございます。 一昨日の参考人質疑に引き続いて、きょうは、大臣を中心に、この法案についての質疑をさせていただきたいと思います。 今回、修学支援とそれから学校教育法等の束ねということで、両法案一緒に審議をしているわけですけれども、まず、先ほど来、高等教育無償化に向けてのお話なのか、あるいは少子化対策なのかという議論もありました。今回、この立法の目的としては、高等教育の修学支援というのは少子化対策であるということでありますから、ごくごく平たく言うと、結婚した夫婦が、これから子供をたくさんつくって家庭を築いていきたいけれども、高等教育にはお金がかかるし、そこはぐっと絞……
○牧委員 おはようございます。 法案の質疑に入る前に、ちょっと新聞記事で見た内容について、若干、先に質問させていただきたいと思います。 きのうの新聞なんですけれども、私大研究ブランディング事業について。 これは、当初、最長五年間の継続支援をするという計画だったはずですけれども、それを途中で打ち切るということを決めたという。これは三月に決まったらしいんですけれども、きのうの新聞で初めて気がついて、大変驚いた次第でございます。 これは簡単に打ち切れるような話なのかどうなのか、この制度そのものの趣旨を、まず簡単に説明していただきたいと思います。
○牧委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び関係者は、本法の施行に当たっては、次の事項について特段の配慮をすべきである。 一 本法による法科大学院教育の充実や法学部等との連携等の措置を通じた法曹養成機能の向上、法曹志願者の増加等に係る効果について、適切な時期に十分な分析及び検証を行うこと。 二 一の分析及び検証の結果を踏まえ、必要に応じて、法科大学院、司法試験予備試験、司法試験及び司法修習の在……
○牧委員 国民民主党の牧義夫でございます。 お聞き苦しいかもしれませんけれども、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 まず、文部科学行政についての一般質疑でございますけれども、冒頭、昨日の東京新聞朝刊一面に載っておりましたが、白須賀政務官が、昨年十月の就任からことし三月末までに、在京当番として都心で待機しなければならなかった延べ二十日のうち少なくとも十三日は、選挙区など、一時間圏内から離れていたという報道がございました。 白須賀政務官は、原子力研究施設などを所管する科学技術担当だというふうに聞いております。大規模災害や原発事故などに対応する立場だと思うんですけれども、万が一のとき、ど……
○牧委員 このたびの議長の発言について、それを原因としてここまで議会の進展が遅くなったことについては、大変遺憾に思います。 我々としては、これは看過できないお話であったためにここまで来たということを御理解いただきたいというふうに思います。 主権者である国民を代表する国権の最高機関の長として、この国会が単に行政の下請機関になってはいけないという見識は、大島議長は本当に持っておられる立派な方だと思っておりましたけれども、今回の、特定の法案を、自分も手伝ってもいいからこれを今国会中に合意を見出してほしいという発言は、そののりを越えたものであると言わざるを得ない、看過できない問題であります。 以……
○牧委員 立国社の牧義夫と申します。 大臣には初めて質問させていただきますので、改めて御就任おめでとうございます。 多分、大臣はもうお忘れになっていると思うんですけれども、私、大臣と最初にお会いしたのは多分三十年近く前じゃないかな。当時、私、鳩山邦夫代議士の秘書をしておりまして、大臣は八王子の市議会議員にもうなられていたか、なる前か、新進気鋭の市会議員でございました。当時、まさかこういう形で対面するとは夢にも思いませんでした。そういった感慨の中できょうは質問させていただきたいと思います。 まず、就任から、英語の民間試験導入をめぐって、大変荒波の中、大臣は船出をされたという感がありますけれ……
○牧委員 私は、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラムを代表して、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場から討論を行います。 教員の勤務時間の長時間化が深刻となる中、教員が子供と向き合う時間を確保し、子供たちに対するきめ細やかな教育を学校の中で実現するため、学校における働き方改革を推進することが重要であることは十分理解していることを冒頭申し上げます。 しかしながら、公立学校の教員について一年単位の変形労働時間制を導入することを地方公共団体の判断により可能とし、また、文部科学大臣が教員の業務量の適切な管理等に関する指針を策定及……
○牧委員 先週に引き続いて質問させていただきますが、あらかじめお断り申し上げておきたいのは、質問通告で一番目に通告させていただいた課題については、時間があったら後でさせていただくということで、二問目から入らせていただきたいと思います。 今の質疑を聞いておりまして、何か十月三十一日にも聞いた覚えのあるような、課題の解消に向けて努力するという、その翌日、大臣が突如として英語の民間試験導入に関する抜本的見直しについてというコメントをされたことを思い出しましたので、ひょっとすると、あすの朝ぐらいにまた見直しというような会見があるんじゃないかと大いに期待をしながら、質問をさせていただきたいと思います。……
○牧委員 牧義夫でございます。 時間の関係で、まず三問続けて質問させていただきます。 まず、四月七日にこの緊急事態宣言が発出をされました。これは、中身としては、自粛要請が主な部分で、強制的な部分というよりも、むしろ要請という、いわば国民に対するメッセージだったと思います。今回、これは一部解除でございますけれども、累次にわたって解除されておりますが、解除も一つのメッセージであるというふうに思います。 緊急事態宣言解除、この漢字八文字をやはり国民の皆さんが正しく認識をして共有しなければいけないと思うんですけれども、それをわかりやすく、今回どういうメッセージを送ったんだということ。レッドゾーン……
○牧委員 立国社の牧義夫でございます。 もうお昼どきになって、ちょっとおなかもすきましたが、頑張ってあと一時間、よろしくお願いをいたしたいと思います。 先ほど菊田委員の方からも、全国一斉臨時休校について、その影響によるさまざまな混乱についてのお話がございましたけれども、私も、ちょっと別の観点から、このことについてまずは議論をしたいというふうに思います。 二月の二十七日に、総理から唐突に要請がございました。このことについては、前回の委員会で大臣からも、これは一つのメッセージだというようなお話もございましたけれども、この二十七日の要請を受けて、翌二十八日には事務次官通知、これは全国の知事、指……
○牧委員 立国社、国民民主党の牧義夫でございます。 きょうは、質問の時間をいただき、ありがとうございます。また、私の日程の都合で、与党の時間の枠の中に割り込ませていただいたこと、理事の皆様方に、御配慮に感謝を申し上げたいというふうに思います。 この委員会もしばらく間があいていたものですから、やや旧聞に属する部分からちょっと話題に入りたいというふうに思うんですけれども、三月の二十四日に来春から採用される中学校教科書の検定結果が公表されました。これを受けての新聞報道を見て、ちょっと驚いた点が幾つかあったものですから、確認をさせていただきたいというふうに思います。 これは、教科書会社の社名はあ……
○牧委員 立憲民主党の牧義夫でございます。 今回の特措法改正については、その法案の中身そのものについてはあえて質問するほどの内容でもないと思いますが、せっかくこうして質疑の時間をいただきましたので、来年の開催に向けて、多くの国民の皆さんがいろいろまだまだ不安を抱えているところだと思います、そういった国民の目線に立って素朴な疑問をぶつけてみたいというふうに思っております。多少厳しい意見もあるかもしれませんけれども、これも、私も来年、完全な形で開催をしてもらいたいものだという者の一人としての質問でありますので、御了解をいただければというふうに思います。 IOCの会長もお見えになって、本当に力強……
○牧委員 立憲民主党の牧義夫でございます。 今回のこのJST法案の審議に入る前に、三次補正でオリパラ関連の予算も盛り込まれておりますので、前回、臨時国会でも私はオリパラ関連で質問させていただきましたが、先にちょっと、懸念される東京大会、本当にできるのかどうなのか。 いろんな情報が錯綜をしております。有力な海外のメディアからも、東京大会中止じゃないかというような報道もなされて、慌てて政府が取り消すというようなこともございました。また、昨今、IOCが、オリンピック選手を優先的にワクチンを投与するというような話をしたところ、WHOは、ワクチンのオリンピック選手優先というのを否定するというような報……
○牧委員 おはようございます。 ちょっと参議院との絡みもあって、先にオリパラの東京大会開催に向けての動向についてから始めさせていただきたいというふうに思います。 組織委員会の前会長の辞任、そして橋本前大臣が組織委員長就任ということで、丸川大臣が御就任をされたということでございますので、改めていろいろとお聞きをしたいというふうに思います。 この間、ボランティアの人やらあるいは聖火ランナーの皆さんが、相次ぐ辞退者が出るというようなこともあり、また、ワクチン接種がどうもはかばかしくいっていないというようなこともあって、国民の間からは、まだまだ、開催が本当にできるんだろうかという疑心暗鬼の声もか……
○牧委員 国立大学法人法の改正案について質問をさせていただきたいというふうに思います。 昨日、大学の現場の方から、様々な立場で三人の参考人の方から有意義なお話を聞かせていただきました。また、先ほど、菊田委員そして笠委員からも改正のポイントについて質問がありましたので、私からは特に大臣のお考えを中心にお聞きをさせていただきたいというふうに思いますので、高等教育局長も参考人登録されておりますけれども、主に大臣にお答えをいただけますようにお願いをしたいというふうに思います。 そもそも、大学というのは、教育と研究の場であるというふうに思います。教育を通じて優秀な人材を社会に輩出する、また研究を通じ……
○牧委員 岡本委員にお答えを申し上げます。 馳先生、浮島先生を中心に検討が進められてきた、それと並行して、立憲民主党も、子ども・子育てPTで、大西座長そしてまた岡本事務局長の下で検討が進められてきたことは承知をいたしております。 御指摘のとおりだと思います。子供に対するわいせつ行為があってはならないということは、これは教員に限られた問題じゃなくて、子供と接する全ての職業に従事する者についての問題であるというふうに思います。 中でも保育士、乳幼児の生活における保育所の位置づけというのは、これは児童生徒の生活における学校の位置づけと同様に、お子さんたちが日常生活の大きな部分をそこで過ごすわけ……
○牧委員 立憲民主党の牧義夫と申します。 末松大臣に初めて質問をさせていただくわけでございますので、本来であれば、大臣所信に対して大局的、網羅的な質問をすべきところではございますけれども、文科行政に関わる案件でちょっと看過できない問題が幾つかございましたので、今日はそのことについて質問をさせていただきたいというふうに思います。 まずは、福島第一原発、ALPS処理水の問題についてでございますけれども、ちょっとこれは皆様方にはお配りしておりませんが、文科省が出しております放射線副読本、これは小学生用と中高生用の副読本が編さんをされて、学校に配付をされているというものでございますけれども、この副……
○牧委員 立憲民主党の牧義夫でございます。 今回のこの法改正については、先週、参考人の方々からも御意見を賜りました。いよいよこれから質疑に入るわけですけれども、我が党からは私を含めて四名が予定しておりますので、今日は基本的な、今後の進め方等々、その考え方についてお伺いをしたいというふうに思います。 この今回の法改正、教員の身分だとか、あるいは働き方に関わる法改正なわけですけれども、考えてみますと、教員の身分、処遇、働き方や学校現場の環境に関わる法律というのは、教育基本法あるいは学校教育法はもちろん、地方教育行政法ですとか、あるいは今回の教育公務員特例法、教育職員免許法、ほか給特法ですとか地……
○牧委員 ただいま議題となりました教育公務員特例法及び教育職員免許法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、立憲民主党・無所属を代表し、その趣旨を御説明いたします。 本法律案においては、教員免許更新制の廃止のみならず、新たな研修制度に関する規定の整備を内容とする教育公務員特例法の改正も行うこととしております。 教員免許更新制は、第一次安倍内閣の教育再生会議の第一次報告においては、不適格教員への対応を目的とするものでしたが、その後の中央教育審議会の答申では、質の高い優れた教員を確保するために教員免許更新制の導入が必要であるとされました。平成十九年の教員免許更新制の導入時における国会……
○牧委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読して説明に代えさせていただきます。 在外教育施設における教育の振興に関する件(案) 我が国の国際的諸活動の進展に伴い、多くの日本人が海外で勤務しており、家族を帯同する者も少なくない。このような海外で暮らす日本人の子供たちの教育を受ける機会の確保を図る上で、日本人学校、補習授業校等の在外教育施設は重要な役割を果たしており、令和三年四月時点で、三万四千人を超える義務教育段階の児童生徒が学んでいる。 在外教育施設の在り方は時代とともに大きく変容し、昨今では、在籍する児童……
○牧委員 おはようございます。時間が余りないので、早速質問させていただきます。 まず、せんだっての委員会で自民党の船田先生から質問がございました神宮外苑の再開発について、ちょっとお聞きをしたいというふうに思います。 この件については、私も以前、この委員会で質問させていただきました。当時、末松大臣のときでございますけれども、末松大臣からは、今後も注視していくというお話をいただいただけで、言葉を換えれば、ずっと黙って見ているというような回答しかなかったんですけれども、この間の船田先生の質問に対しては、さすがに与党の重鎮からの質問だったものですから、もう少し前向きな回答が合田次長からあったように……
○牧委員 おはようございます。立憲民主党の牧義夫でございます。 よろしくどうぞお願い申し上げます。 せんだって、大臣からの所信を拝聴いたしました。また、令和五年度予算についての説明も受けたわけでございます。今国会、子供予算倍増という鳴り物入りで始まった国会でありますから、この文教行政においてもさぞ目新しいものがあるかなと期待をいたしておりましたが、残念ながら、何ら代わり映えのしないものであったということは申し上げなければならないというふうに思います。 先ほど、教員定数の話も出ました。小学校四年まで三十五人学級ということで、多少の、その分については増員もあろうかと思いますけれども、少子化も……
○牧委員 おはようございます。牧義夫でございます。 今日は、私立高校の就学支援のことと、それから学校給食のことについて、大臣に質問したいと思います。 特に、今回、いろいろ事実関係の確認というよりも、むしろ、実態を踏まえて、大臣がこの現状をどういうふうに変えていきたいと思っておられるのか、あるいは変えなくてもいいと思っておられるのか、その辺の認識をただしたいというふうに思いますので、御自身の考えで、御自身の言葉でお答えいただければ幸いでございます。 まず、高等学校の学費の公私間格差と自治体間格差について確認をしたいと思うんですけれども、まず、取りあえず事務的に、今、高校の進学率というのは何……
○牧委員 おはようございます。 質問通告のとおりに入る前に、ちょっと一言申し上げさせていただきたいというふうに思います。 先週の私の質問でも、学校給食について触れさせていただきました。給食の無償化について、我が党は維新さんと一緒に法案を提出させていただいております。また、自民党も三月の終わり頃に政府に提言をされて、政府としても、これは少子化対策のたたき台の一つとして給食無償化というのを盛り込んだわけですよね。 珍しく与野党同じような方向性で考え方を持っているなということで、大変うれしく思うんですけれども、だからこそ、きちっと国民の負託に応えるためには、これは多分、恐らく全部、全会一致で決……
○牧委員 質問を早速させていただきますが、今日は、日本学術会議の在り方等について、中心に質問させていただきます。 日本学術会議といえば、内閣府、内閣委員会の所管なわけでございますけれども、ただ、この学術会議の発出する提言等々、文科行政に関わる部分も多分にございますので、そういった意味で、この委員会で質問をさせていただきます。 まず、記憶に新しいのは、二〇二〇年の任命拒否の問題がございました。 そもそも、この日本学術会議、科学者による公選制から学術団体を基盤とする推薦制に法改正を一九八三年にされました。このときに、首相による任命は形式的行為というふうに国会で答弁をされております。つまりは、……
○牧委員 立憲民主党の牧義夫でございます。 今日は、この国大法の法案の審議に入る前に、ちょっと神宮外苑の再開発について質問をさせていただきたいというふうに思います。 この再開発については、前にも私、ここの委員会で取り上げさせていただきましたが、その後、日本イコモス等からもヘリテージアラートも発出され、また、外苑再開発ノー、緑を守る都議会議員連盟というのも四十人で発足をいたしました。坂本龍一さんが小池都知事宛てに書簡を送ったこと等も有名でございますけれども。また、先日新聞で見たんですけれども、元学術会議の会長が、都民不在の手続批判ということで新聞にも意見を寄せられております。 まず大臣の認……
○牧委員 おはようございます。 ちょっと時間の都合で質問通告の順序が多少変わったりするかもしれませんけれども、あらかじめ御了解いただきたいと思います。 まず、今日は大臣所信に対する質疑ということですから、本当に、教育行政全般についてしっかりお話を伺いたかったんですけれども、その前にまず、どうしても避けて通れないお話がありますので、そこから入らせていただきたいというふうに思います。 大臣の不信任案は否決をされましたけれども、だからといって、多くの国民の皆さんがまだ疑念を抱いている、説明責任を十分に果たしているとは言えない状況だということは私は否めない事実だと思いますし、だからこそ、所信の前……
○牧委員 立憲民主党の牧義夫でございます。 三年ほど前に質問させていただいた全日本私立幼稚園連合会の使途不明金の問題について、改めてお伺いをしたいと思います。 当時は、内部からの告発もあり、まだ前会長やら前事務局長が逮捕される前でございました。したがって、いろいろ機微に触れる問題等々もあり、なかなかお答えづらい部分も前回の質問ではあったかもしれませんけれども、しかしながら、基本的な質問に対して、本当に納得のいく、腑に落ちる御回答というものがほとんどなかったものですから、もう一度きちっと改めて今日はお伺いしたいというふうに思います。 そしてまた、この事件に関して、文科省の取ってきた態度、こ……
○牧分科員 民主党の牧義夫と申します。どうかよろしくお見知りおきをお願いいたします。 きょうは、平成十二年度補正で組まれました情報通信技術講習推進特例交付金についてお尋ねを申し上げたいと思います。 ちょっと舌をかみそうなんで、以降、IT講習というふうに略させていただきたいと思いますけれども、これを補正予算で、もともとが、IT戦略上、補正というのも私なりにちょっと変だなという気もいたします。これがしっかりとこの国のIT戦略の中に組み込まれた事業であれば、まさに本予算で組まれるべきものであったと思うんでございますけれども、ここで補正予算のあり方についてとやかく言っても始まりませんので、この点に……
○牧委員 公述人の皆様、おはようございます。 きょうは、お忙しい中、こちらまでお運びをいただきまして、貴重な御意見をまずお聞かせいただいたことに感謝を申し上げたいと思います。 皆様方のこの貴重な意見をもとに、それをしっかりと踏まえて、これからの国会の審議を私たちもしっかりしていきたいなと改めて決意を固めたところでございますけれども、十分な審議時間がこれから先いただけるかどうかは、また与党の皆様方の御判断もありますので、それがかなわないときはぜひ御理解をいただいて、御容赦をいただきたいと思うわけでございます。私どもは、皆様方の貴重な意見を踏まえて、しっかり議論をこれからもしていきたいという立……
○牧委員 民主党の牧義夫と申します。 本日は、公述人の皆様方におかれては、本当にお忙しい中、お出ましをいただいて、それぞれの立場から有意義な御意見をお聞かせいただいたことに私からも感謝を申し上げ、また、皆様方の御意見をしっかりと踏まえて今後の議論を進めていきたいとお誓いを申し上げたいと思います。 先ほど自民党の議員の質問の冒頭で、日本の国というのはいろいろな考え方を自由に述べられるいい国だなという発言がございましたけれども、私は、別の観点から見ていたんです。与党推薦の枠でおいでいただいた公述人のお二人と、お話を伺っていて、恐らく国家観ですとか歴史観ですとか、そういった部分については私どもほ……
○牧副大臣 ありがとうございます。 私どもも山崎委員と認識は全く同じでございますし、先ほど来お話に出ておりますように、精神疾患、全国で三百二十三万人ですか、四大疾病を上回るという、いわば国民病とも言える病であるという現状に鑑みて、基本的な施策というものは当然必要になってくると思います。 医療計画に記載すべき疾病に精神疾患も追加をされておりますし、引き続いて国家的に取り組んでいかなければならない課題であるという認識は、しっかりさせていただいております。 今お話にありました提言というのは、市町村の精神保健機能体制の充実や国家戦略としての総合的な精神疾患対策の必要性から、こころの健康基本法を制……
○牧委員 立憲民主党の牧義夫でございます。 今国会で初めて憲法審査会に参加をさせていただきました。本来であれば、これまでの議論を踏まえて、そこからスタートすべきところだと思うんですけれども、これまでの議論というのは、そもそもかみ合っていません。改憲をせかす皆さんのお話を聞いていると、内容はともかく、改憲そのものが自己目的化しているようにしか聞こえてきません。 以下の理由で、私も、改憲の必要性、立法事実に疑問を持つ者の一人であります。 まず、緊急時における立法府の機能の維持についてでありますけれども、二〇二二年に行われたネット投票に関するアンケートで、各党が実現に賛成と答えており、反対表明……
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