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金子哲夫 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

金子哲夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

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このページでは金子哲夫衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。金子哲夫衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

42期(2000/06/25〜)

第149回国会 災害対策特別委員会 第2号(2000/08/04、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 私は、社会民主党・市民連合の金子哲夫でございます。  私は広島に住んでおりまして、割合と地震の少ない地域に住んでおるものですから、地震の災害というもの、有珠山また三宅島周辺の地震というものが、長い、しかも長時間にわたってその被害が続いているということに心が痛むわけでございます。そういう自然の災害でありますので、私どもの力でなかなかすべてを御することはできませんけれども、できるだけ早く、一日も早くこの災害が終息するように私どもも祈っておるわけでございます。  御承知のように、広島も、昨年の六月二十九日に集中豪雨による大災害が起きまして、その災害に遭われた皆さんの、とりわけ広島の……

第149回国会 労働委員会 第1号(2000/08/04、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫でございます。  私も初めての国会ということで初めての質問になりますけれども、初めてということもありますので、これまでの経過等を余り知らないままに質問する点もあると思いますけれども、労働行政全般にわたっての考え方についてお聞きをしたいと思います。  私はまず最初に、先ほど幾人かの委員の皆さんの質問の中にもありましたけれども、IT革命ということが森総理の所信表明でも強く言われております。世界全体の趨勢の中でIT革命が進んでいく、また、これが非常に重要なことになっていくということは私もわかるわけでありますし、大臣もごあいさつの中でそのことをお話がござ……

第150回国会 災害対策特別委員会 第3号(2000/10/12、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫です。  私も、少し遅くなりましたが、九日に現地に入りまして、関係の自治体の皆さん、そして住民の皆さんから被災状況をお聞きいたしました。その点に触れながら、幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  既に各委員の中で質問がダブっている点については省略しながら、残された問題についてお伺いをしたいと思います。  今回の地震の中で、大きな被害の原因の一つに液状化現象があったと思うわけであります。私が現地に参りましても、その問題で現地も視察しましたけれども、その点についての要望や御意見がたくさん出ております。  一つは、中海の干拓に伴う農地の問題であ……

第150回国会 労働委員会 第1号(2000/11/08、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫です。  幾つかの問題について質問させていただきたいと思います。まず最初に、KSD問題についてお伺いをしたいと思います。  私ども社民党は、去る十月十九日から二十三日まで、KSDホットラインを設けまして、会員の皆さんを中心に電話やファクスによるさまざまな意見や要望をお聞きしたところです。二百三件寄せられております。そして、十一月一日には、KSDを直接訪れまして、調査も進めてまいりました。  時間のこともありますので、私は、午前中の討論も受けながら、特にこの点だけは聞いておきたい点についてきょうはお伺いをしたいと思います。  その一つは、平成十年、……

第150回国会 労働委員会 第2号(2000/11/15、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫です。  幾つかこれまでの審議の中で質問の出た項目もあると思いますけれども、重ねての質問になりますけれども、お許しをいただきながら、この法案にかかわる問題について質問をさせていただきたいと思います。  近年、増加して深刻な社会問題になっております過労死問題は、労働者はもちろんですけれども、その家族の生活にとっても根底から覆すような非常に重要な問題であります。  そういう中で、脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準の見直しや心理的負荷による精神障害等に係る業務上外の判断指針などによって、労働者にとって業務災害としての認定が進むようにということで対策……

第151回国会 環境委員会 第3号(2001/02/27、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫です。  今の原委員の質問ですけれども、いずれにしても、そういう汚染の状況がはっきりして、再利用される際に住民の皆さんの不安というものは必ずあるわけですから、いろいろな法律があるとは思いますけれども、ぜひ住民の声にもっと適切に、親切に対応していただきたいということをまず申し上げておきたいと思います。  それで私は、昨年の十二月十九日に閣議決定をされた瀬戸内海環境保全基本計画にかかわって、瀬戸内海の問題について幾つか御質問したいと思います。  特に、私ども社民党は、瀬戸内海の環境保全の問題で、海砂利採取の問題について、広島、岡山、香川、愛媛、それぞ……

第151回国会 環境委員会 第5号(2001/03/15、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社民党・市民連合の金子哲夫です。  きょう議題になっております法案に先立って大臣の所見をちょっとお伺いしたいのですけれども、法律、またさまざまな制度がつくられていくわけですけれども、どんなにいい法律、制度ができたとしても、それは、執行する側に対しての国民の信頼や期待がなければ有効にその機能を果たさないというふうに私は思っております。  今日の政治的状況を考えてみますと、例えば、三月五日に衆議院において森内閣の不信任決議案が出されて、これは否決をされていわば信任をされた。そして昨日は参議院において問責決議案が提出をされて、これもまた否決をされるということで、いわば信任されたとい……

第151回国会 環境委員会 第10号(2001/05/18、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  京都議定書の問題についても質問をしたいと思っておりましたけれども、午前中からいろいろと意見が出ておりますので、瀬戸内海の環境保全の問題について先に質問させていただきたいと思います。  私にとっては非常に残念なことですけれども、五月の十六日に総合資源エネルギー調査会第一回電源開発分科会が開催をされまして、一昨年の東海村の原子力事故以来初めてと言われる原子力発電所の新規増設計画が基本計画の中に新規組み入れをされるというようなことが決定されたようであります。最終的な決定はこの分科会の答申を受けてということになりますけれども。  そこで、環境問題に……

第151回国会 環境委員会 第11号(2001/05/25、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合を代表しまして、社民党のフロン回収・破壊法にかかわる意見を申し上げたいと思います。  フロンの回収・破壊法をつくるに当たってまず大事にしたいことは、何よりも拡大生産者責任の原則を明確にすべきだというふうに考えております。これからのさまざまなリサイクル法や環境政策に当たって、このことが私は基本的に尊重されなければならないからだと考えております。その点では、私たち社民党としては、本来ならば、フロン回収・破壊にかかわる費用を税金の形で負担するフロン回収・破壊税、目的税を創設していくべきだという考えを持っております。そういう方向性の中で、今回のこの法案がどのような……

第151回国会 環境委員会 第13号(2001/06/08、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  フロン回収・破壊法に対し、社会民主党・市民連合を代表して意見を申し上げたいと思います。  今回の同法は、フロンによるオゾン層の破壊や地球温暖化など地球環境への大きな影響を考えると、どうしても先送りすることのできない緊急な課題として、各党協議の上、委員長発議によって成立させることとなり、私は、そのことについては素直に評価したいと思っております。  しかし、同時に申し上げたいことは、当然のことですけれども、これでフロン問題がすべて解決したということではありません。これからも、フロンによる地球環境への影響を考え、代替フロンの開発や、今回対象となら……

第151回国会 環境委員会 第15号(2001/06/15、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。きょうは、三人の参考人の皆さん、ありがとうございます。  先ほど来話を伺いまして、私も質問したいことの幾つかが質問に出たわけですけれども、やはり総量規制といいますか、全体の車の量を規制していくということが一番大事だと思います。その点でいいますと、先ほどのお話の中でも非常に難しいということでおっしゃっておりますけれども、やはりモータリゼーションの社会の発想そのものを変えないと、これはもうだめではないかというふうに思うわけですね。  例えば広島では今も路面電車が走っておりますけれども、非常に大量の輸送手段として今も毎朝満員電車という状況であ……

第151回国会 環境委員会 第16号(2001/06/22、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  大臣は大変お疲れのようだとお伺いしておりますので、あすからアメリカ、ヨーロッパへお立ちになるようですけれども、ぜひ健康に留意をされて、しっかり成果をおさめていただきたいということをまず冒頭に申し上げておきたいと思います。  京都議定書の発効をめぐって非常に重要な段階を迎えているのは、今各委員の皆さんからおっしゃったとおりでありますけれども、私どももまず最初に、この京都議定書に対するアメリカの対応、率直に言って、アメリカが京都議定書に戻ってくるということは現状では考えられないのではないかという思いを持っております。その上に立って日本が……

第151回国会 厚生労働委員会 第6号(2001/03/23、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫でございます。  時短促進にかかわって、幾つか御質問させていただきたいと思います。  いずれにしても、これからの五年間の時短促進の大きなかぎは、いわゆる有給休暇の取得率の向上、また時間外労働の削減にかなり大きなウエートがあるということは事実だと思います。そして、今までの論議を聞いておりますと、その多くの課題の中に、労使のいわば努力といいますか、労使の話し合いによってできるだけ進めていきたいという思いが強く出ているわけであります。  もちろん、労使によってそういう努力がされるということは当然ですけれども、同時に、私は、やはり現行のさまざまな制度の中……

第151回国会 厚生労働委員会 第7号(2001/03/28、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。雇用対策法の一部改正について、幾つか御質問させていただきたいと思います。  最初に、今の雇用状況について改めてお伺いをしたいと思います。  失業の状況というのは、戦後最悪の水準ということが言われておりまして、間もなく発表されるでありましょう二月の雇用状況についても、失業率も場合によれば五%の大台ということも予想されるような今雇用状況にあるのではないかというふうに思っております。それに加えて、本会議でも我が党から質問しましたけれども、先ほども意見が出ておりますけれども、自殺者の問題をとりましても、その中に中高年者、またリストラなどの経済問題が主要……

第151回国会 厚生労働委員会 第8号(2001/03/30、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。先日に引き続きまして、この問題について質問をさせていただきたいと思います。  先ほど来ありますように、これはお互いがよく認めているところで、今の雇用状況が大変厳しいというのは、何とかしなければならない状況を通り越して大変な状況にあるということは、お互いが認識していると思います。  けさの新聞のニュースを見ましても、大変びっくりするわけですけれども、「希望退職、初日で終了」。ダイエーがきのう一千名の希望退職を募集したら、一週間の予定で募集をしたけれども、たった一日でこの千人の予定募集に達したということが言われております。  対象者は四十歳から五十……

第151回国会 厚生労働委員会 第22号(2001/06/15、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  最初に、この法案の質問に入ります前に、厚生労働大臣に一つお尋ねをしたいと思います。  私どもは、六月一日の在外被爆者の大阪地裁判決に対して控訴を断念していただくように思いを強く持っておりましたけれども、本日、残念ながら国は控訴をされたということで、その点について強い怒りといいますか、抗議の気持ちを持っております。  昨日、郭さんが、関西空港を立たれるときに、また私は被爆者でなくなるんだという言葉を残して飛び立たれまして、その意味で、大変無念な思いの中で立たれたというふうに思っております。  そこで、きょうは大臣の御答弁はというふうに……

第151回国会 災害対策特別委員会 第6号(2001/04/12、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫です。私も広島の出身でして、被災当時、地震の発生時には広島におりまして、直接体験をいたした者の一人であります。  不幸にして今度の地震ではお二人の方がとうとい命を失われた、心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。また同時に、多数の皆さんが被災をされたことに対しましても、心からお見舞いを申し上げたいと思います。  そうした中で、幾つかの質問をさせていただきたいと思います。先ほど来、呉市の問題が非常に重要になっておりまして、私もこの問題について少しお話をさせていただきたいと思います。  今のお話の中で、同僚委員から、それぞれの立場から、ほぼ同じよ……

第153回国会 外務委員会 第3号(2001/11/09、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫でございます。  日本・パキスタン投資協定にかかわって、日本の核政策の問題について、幾つかお尋ねをしたいと思います。  まず最初にお尋ねをしますけれども、昨年の五月に行われたNPT再検討会議では、保有核兵器の完全廃絶を達成する明確な約束が決められまして、日本政府も、昨年の国連における決議の前文の中で、このことを、最終文書を成功裏に採択したことを歓迎しと、その重要性を評価されておりますけれども、この評価については今も変わりがないかどうか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 私がこれからお尋ねしたいこともお答えをいただきましたけれども。  今お話……

第153回国会 環境委員会 第4号(2001/12/04、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。幾つかの問題についてお伺いをしたいと思います。  最初に、十一月の二十九日に、先般の通常国会で成立をしましたフロンの回収・破壊法に関して、その費用徴収をめぐって中環審、産構審の合同会議が行われて、マスコミの報道によりますと、フロン券方式でほぼ合意をしたというようなこともマスコミ報道をされておりますし、その会議の中における論議も若干聞いておりますけれども、この点について二、三お伺いをしたいと思います。  私は、このフロンの回収・破壊法の成立の際にも申し上げましたけれども、もちろん、緊急にできるだけ早くフロン回収を始めるということで、法律の……

第153回国会 厚生労働委員会 第9号(2001/11/20、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  雇用対策臨時特例法案にかかわって、幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  最初に、先般の金曜日の本会議でも、私どもの代表が、小泉総理の七百万人求人発言の根拠について質問をしましたけれども、明快な答えが明らかになっておりません。  今日の雇用状況を見たとき、小泉総理の言われるような七百万人の求人があって、それはバブル期に匹敵するような水準などということ、数字だけがひとり歩きしているように思えてなりませんけれども、この七百万人の求人というのは、厚生労働省の職業安定局が作成した職業安定業務統計にもその数字が載っておりますけれども、……

第153回国会 厚生労働委員会 第11号(2001/11/27、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  質問の通告をいたしておりませんけれども、実は、昨日韓国の方から電話が入りまして、先般、私ども韓国を訪問した際お会いをしました被爆者の皆さんからのお電話でありました。大臣が設置をされた在外被爆者の問題に関する検討会も十二月にいよいよ最終時期を迎えておりますけれども、私どもが十月に韓国を訪問した際にも、韓国の被爆者の皆さんの非常に強い要望というものが伝えられましたし、特にこの数年、もう毎年毎年亡くなっていかれる方の数が増大をしているという状況もお話を伺ってまいりましたし、そして、特に郭さんの裁判以降、厚生労働大臣、坂口大臣が非常にこの問……

第154回国会 外務委員会 第19号(2002/06/12、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  きょう、先ほどお話にありました、ブッシュ政権の朝鮮半島の政策の中で、韓国の軍事強化ということがお話に出ましたけれども、ちょうど六・一五の南北の共同宣言が出されてもう間もなく二周年を迎えますけれども、このことについての今の時点での評価をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 全く評価されないということですけれども、少なくとも、両国民の中において人的な交流が進んだことは間違いない。少なくとも、南から北に行く人たちがふえたことは間違いないということが一つ。  それから、何よりも、先ほど軍事力強化の話がありましたけれども、これによって、……

第154回国会 環境委員会 第3号(2002/03/12、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  最後の質問者ということになりますので、これまで出ました問題も少しダブるかもわかりませんけれども、お聞きをしたいと思います。  けさほど、そして午後もそうですけれども、地球温暖化防止にかかわる問題で、米国時間で二月の十四日、日本時間二月十五日だと思いますけれども、米国が発表した気候変動政策について、大臣の先ほどの答弁では、確かに内容は不十分であるという認識をお示しになりましたけれども、そうであれば、あの日に発表された環境省の環境大臣の談話というのは、そういうことがにじみ出るような、第一項の中に評価があると、これはやはりだれが見ても、評価という……

第154回国会 環境委員会 第6号(2002/04/02、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  きょうは、四人の参考人の皆さんには、大変ありがとうございます。  早速質問に移らせていただきますけれども、最初に村岡参考人にお伺いしたいんです。  先ほどの質疑の中にも出てまいりましたけれども、汚染地域の土壌の移動、土の移動ということですけれども、答申の中でもこの点については、リスクがある、起こってくる、やらなければならないということが書かれております。先ほどの話では、搬出制限されているようなこともちょっとお話がありましたけれども、第九条を見てみますと、残念ながら、形質変更についてそこまで明確になっていないと思うんですね。  しかも、そうし……

第154回国会 環境委員会 第7号(2002/04/05、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  基本的なことも含めまして幾つか質問したいと思いますけれども、今回の法律の中では、省令、政令に非常にたくさんの部分がゆだねられているという問題と同時に、実施主体というか、命令を出す主体が都道府県知事ということになっておりますから、都道府県知事の果たす役割が非常に重いというふうになると思うんです。  この土壌汚染にかかわる法律と同じように、水質汚濁防止法も、九六年の際、改正をされておりますけれども、これも、知事がさまざまな改善命令とか浄化命令が出せることになっておりますけれども、水質汚濁防止法、この論議の中にも何度か出てまいりましたけれども、こ……

第154回国会 環境委員会 第9号(2002/04/12、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  自然公園法の一部改正にかかわって、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  今回の法改正で、従来の景観保全ということから、生態系を保全、保護するためにということで、一定の新しい定義が出てまいりましたけれども、全体にこの間、新生物多様性国家戦略であるとか「環(わ)の国」づくりとか、さまざまなところでこの生物の保護ということが言われておりますけれども、個別法ではそれなりにいろいろとこの問題について法改正の中で取り上げられていると思いますけれども、私は、個別法だけでは、全体としてこの生物の、生態系の保全、保護を進めていくということには無理があ……

第154回国会 環境委員会 第12号(2002/05/14、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  参考人の皆さんには、貴重な御意見、ありがとうございました。  最初に桝本参考人にお伺いをしたいと思いますけれども、先ほどの御意見の中でさらりと触れられましたけれども、原子力発電の問題についてお伺いをしたいと思います。  原子力発電、いよいよ原発が耐用年数が来て、廃炉の時代をもう間もなく迎えるという時期になっております。これまでの電力価格の中には、必ずしも廃炉の問題とか最終処分場にかかわる費用の問題が十分考慮されていなかったというふうに思いますけれども、最近、マスコミの報道などで見ますと、電力業界の中で、廃炉の費用が非常に高騰といいま……

第154回国会 環境委員会 第13号(2002/05/17、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  地球温暖化対策について、幾つか御質問させていただきたいと思います。  午前中の審議の中でも、六%という言葉、数字がずっと出てくるわけですけれども、一九九〇年比マイナス六%ということで、その後のさまざまな状況を考えてみますと、現在では九〇年比七%増になっていることを考えますと、実際には一三%の削減を行わなければならないということだと思うんですね。  それで、そういうことが本当はもっと国民に対してもアピールされなければならないと思うんですけれども、大体、その六%という数字だけがどうも前に出て、この委員会、私も今聞きましても六%ということで、あた……

第154回国会 環境委員会 第14号(2002/05/21、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  最後の質問者ということになりますけれども、地球温暖化対策にかかわって幾つか御質問したいと思いますけれども、中心的には、やはりこの計画の中で、ステップ・バイ・ステップということで、見直しをしながら進めていくということで提起をされておりますので、本当にその見直しの作業というか、見直しをどのようにしていくかということは非常に重要だと思いますので、その点にかかわって質問したいと思います。  最初に、先般の委員会で質問を予定しておりましたけれどもできなかった点について、一、二質問させていただきたいと思います。  今度の法案第二十二条の中で、事……

第154回国会 環境委員会 第16号(2002/06/04、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  今藤木委員の質問にありました点、ちょうど同じようなことを考えておりましたので、続けて御質問させていただきたいと思います。  今もお話しになっておりましたけれども、自動車の中に随分たくさんの有害物質が含まれているわけです。例えば鉛、水銀、カドミウムなどそうなんですが、今回対象にならなかったのは、改めてお聞きしたいと思いますが、どういう理由でこれらはこの法案の中では対象にならなかったのかをまず教えていただきたいと思います。
【次の発言】 詳しく御説明いただきまして、ありがとうございます。  私が質問しましたのは、タイヤなどのこともですけ……

第154回国会 環境委員会 第17号(2002/06/11、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  先ほども少し論議になっておりましたので、第八十条の適用除外の問題について、少し先にお伺いをしたいと思います。  他の法令、いわゆる水産資源保護法とか漁業法等によって保護されているということが先ほどもお話が出ましたけれども、法律の性格そのものがもともと異なるように思うわけですね。それで、漁業資源の管理、確保ということが本来その二つの法律では大きな目的であって、野生動物の保護ということは、結果として、漁業資源を保護するということの中に派生的に出るように思えてなりません。したがって、そういうことで除外していくということになると、本当の意味……

第154回国会 環境委員会 第18号(2002/06/14、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  きょうは、四人の参考人の皆さんには、御出席をいただき、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。最後の質問者になりますので、質問はできるだけ簡単にしながらお答えをお願いしたいと思います。  羽山参考人に最初にお伺いしたいんですけれども、私は先日の委員会で、トドの捕獲のことで、海底に沈んでいる話をお聞きして、環境省に、今まで調査していないならちゃんと調査をしろということを言ったんです。それはある程度の費用もかかると思いますけれども、そういうことについて、調査の方法等で先生の方で見解とか、こういうことをやればできるんだという……

第154回国会 環境委員会 第19号(2002/07/02、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  前回、お見えをいただいて質問ができませんでしたので、林野庁の方に最初に御質問させていただきたいと思います。  今、鳥獣保護ということで論議をしておりますけれども、森林の整備ということで薬剤散布などが、例えば私は西日本におりまして、松くい虫の駆除ということで空中散布が大分長く続いたわけでありますけれども、大抵、聞けば、動物等にそういう与えるようなものはやっていない、そういう薬剤は使用していないということをお答えになると思うんです。しかし、一定の害虫駆除ということで、生物を駆除するという目的を持って薬剤が使われているわけですけれども、そういった……

第154回国会 環境委員会 第21号(2002/07/16、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  私、きょうは水俣病にかかわる問題について質問をさせていただきたいと思います。  私、広島におりまして、今広島でも、例えば原爆被爆者援護法にかかわって、医療特別手当の支給をめぐって、被爆者の認定というものが行われておりますけれども、これも最近、今まで行われている認定問題について、どうも被爆者の側に立っていないんではないかというようなこともありまして、大量に認定申請をしようということが出ております。今回、水俣病の問題についても、少しそういう観点から、本当に患者の側といいますか、そういう認定申請を行っている人たちの立場に立った行政というも……

第154回国会 厚生労働委員会 第6号(2002/04/05、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。障害者雇用促進法の改正に当たって幾つかの御質問をさせていただきたいと思います。  後の方で質問しようと思いましたけれども、今、小沢委員からの質問の中で教職員の採用の問題について大臣ちょっとお答えになりましたので、言葉じりをとらえるわけではありませんけれども、資格がある人が今何人いるだろうかというお話でございました。  そもそも門戸を閉ざしておれば大学で教育資格をとろうということ自身がないわけでありまして、教育現場に対して門戸をまず開くことをはっきりすれば、それであっても四年たたなければ初めて資格をとることができないという状況で、一日も早くこの除……

第154回国会 厚生労働委員会 第8号(2002/04/12、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  最初に、非常に長期の景気低迷が続いておりまして、きのうの本会議でも三月危機は乗り越えたという話もありますが、今ようやく、いわば年度末の決算期を無事に越えること、迎えることができたということで、日本経済、やっと一息ついたという局面だということが広がっております。しかし、国民の生活全体を見てみますと、雇用問題を含めて極めて深刻な状況で、しかも、雇用情勢は、例えば、雇用保険の給付期間が終わっても新しい雇用先が見つからないために失業者数の中にカウントが上がらないようなところまでいっている状況を考えてみます……

第154回国会 厚生労働委員会 第14号(2002/05/22、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。阿部委員に引き続きまして、幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  私は、先週の五月十四日から十六日にかけて、韓国の原爆被害者協会の代表の皆さん二十二名が訪日をされまして、坂口大臣にも、大変お忙しい中、時間をとっていただいて、お会いをしていただきましたけれども、外務副大臣や衆議院副議長、参議院議長、また各党のそれぞれの代表の皆さんなどにもさまざまな要望活動をされました。そのことにつきまして幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  昨年の十二月に、在外被爆者問題の検討会の一定の結論が出て、大臣の記者会見での発表があり、それを受けて在外……

第154回国会 災害対策特別委員会 第3号(2002/03/13、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  私、原子力災害防災について幾つかお尋ねをしたいというふうに思います。東海村のジェー・シー・オー事故が起きて以降、国としても新しい原子力災害対策特別措置法も施行されて、新しく改定をされて、そしてまた、国の主催による防災訓練なども行われておりますけれども、そうした中での幾つかの問題をお聞きしたいというふうに思います。  最初に、この原子力災害防災について、対策の、特別措置法等の防災法、関係法が強化をされた中に、ジェー・シー・オー事故があったと思うのですけれども、ジェー・シー・オー事故の際の一番初動の、いわば住民対策とかそういった問題につ……

第155回国会 環境委員会 第2号(2002/11/08、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  大臣、就任をされましてから、インタビューにお答えになる形で、水俣病の関西訴訟の問題について、国としては裁判の結果を待つということで、上告の問題はそのままになっておるようでありますけれども、もう一度最初にお伺いしたいんですけれども、長い間の患者の皆さんの苦痛を思ったときに、そしてまた大阪高裁で国が敗訴をしている状況の中で、一日も早く解決をするということで、上告に対する取り下げのお気持ちはないでしょうか、その点まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 非常に残念ですけれども、今、大臣の態度がそういうことでしたら、重ねてお伺いしたいと思います。……

第155回国会 環境委員会 第3号(2002/11/12、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  自然再生推進法の質問のときがいよいよ来たという思いですけれども、通常国会で成立しなければこの法案はだめになるというお話も伺っていたんですが、臨時国会で審議ができるというのは、いささかあの当時何だったんだろうかということを思いつつ、幾つか質問させていただきたいと思います。  私も、自然再生ということ、今残された自然を保存していくということは非常に重要なことだというふうに思うんですけれども、この法案がいろいろマスコミで報道されたりした際に一番言われたことは、自然再生も大事だけれども、今さまざまな公共事業やいろいろなことで破壊をされていく自然とい……

第155回国会 環境委員会 第4号(2002/11/15、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  きょうは、参考人の皆さんには貴重な御意見をありがとうございました。  私は、この法案に実は反対をしておりますので、そんな思いも込めながら質問します。  といいますのは、まず第一に、この法案、実施者がいろいろなところに出てまいりますけれども、どうもその実施者というのが、一体だれが本当に実施者になるのかというのがこの法律の中では明らかでないというふうに思うんですよ。  それで、飯島参考人にお伺いしたいんですけれども、今の時点だと、皆さんも非常に力をつけられたNPO法人ということになられていると思うんですけれども、皆さんが当初そういうこと……

第155回国会 環境委員会 第5号(2002/11/19、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、提案されている自然再生推進法案に反対する立場で討論を行います。  私は、自然を再生すること自体に何ら異議を差し挟むものではありません。むしろ積極的に自然の再生を進めるべきであり、自然を保護するという観点からすべての公共事業を見直すべきだとも考えています。一方で環境に大きな負荷を与える大規模公共事業が進められながら、他方では自然の再生を図ると言っても、何の説得力もありません。  この法案の論議の中では、この法案が、大規模な公共事業をチェックし、自然を再生していくための第一歩だという説明も行われましたが、本当にそうなるのか、疑問なしとはしません……

第155回国会 環境委員会 第6号(2002/12/06、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  きょうは、先般、自然再生推進法が参議院も通過したようで、成立したようでありますけれども、自然再生にかかわる問題で二、三お伺いをしたいと思います。  今、瀬戸内海の環境というのは、残念ながら、戦後のさまざまな開発などによって自然が破壊され、また、海砂利の採取等で海底を含めて自然が破壊されているということは、私も前にこの環境委員会でも指摘したところですけれども、今広島湾の岩国沖で、岩国基地の拡張工事ということで藻場、干潟が大量に消失する、消滅するという状況が出ておりますけれども、そのことについてお伺いをしたいと思います。  先般、七月の十八日に……

第155回国会 厚生労働委員会 第7号(2002/11/15、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。私は、内部告発事件にかかわる労働者の解雇の問題について質問をしたいと思います。  簡単に経緯を申し述べたいと思いますけれども、広島県にあります学校法人古沢学園において、内部告発を行った人が、中国通産局に対して内部告発を行ったわけですけれども、それに端を発して、その御本人が解雇をされる、こういう事案であります。  具体的に申し上げますと、平成十一年、一九九九年の三月二十九日から四月二日にかけて、過去三年分の出勤簿を、学校法人古沢学園広島工学院専門学校府中校において、第二種電気工事士養成施設の授業に関して、通産省の通達違反による出勤簿の改ざんを行っ……

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号(2003/06/26、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  私は、最初に、きのう私どもの同僚の今川議員が質問しました、最後に質問して川口大臣から答弁がありました、劣化ウラン弾のことについて少しお聞きをしたいと思います。  最初にお聞きをしたいんですが、きのうは、答弁では、劣化ウラン弾を使用したかどうかはわからないという御答弁でしたが、きょうも変わらないんでしょうか。
【次の発言】 それはなぜでしょうか。米国に問い合わせることができないということでしょうか。どういう理由でしょうか。
【次の発言】 私は、きのう質問通告する際に、ぜひ米国に問い合わせをしてほしいということを要望しておいたんですけれども、今……

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号(2003/07/01、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  時間がありませんので、端的に質問をさせていただきたいと思います。  最初に、社民党の調査団の参考人にお伺いしたいと思います。  きょうも論議になってまいりましたけれども、今NGOの人たちがもう既にたくさん活動されております。私が聞くところでも、また調査の中でも言われておるように、もし自衛隊が派遣をされる事態になるとNGOの活動にも大きな支障が出るのではないかということが指摘をされておりますけれども、その点について、行動をともにされたNGOの人から直接お聞きでしたら、その点をまずお伺いしたいと思います。

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号(2003/07/02、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  まず、私は最初に、原口委員も指摘された劣化ウラン弾の問題について、少しだけ指摘をしておきたいと思います。  この問題は、先般、徳島の病院のお医者さんが現地へ医療の現状視察ということで出かけられまして、この二十七日に帰国をされて、二十八日だったと思いますけれども記者会見をされて、その記事が掲載をされておりますし、私の手元にその報告が載っております。  専門家のお医者さんが行かれての調査結果ですから、そのことについて、例えば小児がんのバスラの病院の調査などが行われて、例えばバスラの病院では、一九九〇年と比較して二〇〇二年には小児悪性腫瘍者数が約……

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第8号(2003/07/03、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  私は、まず、この法案、既に審議がかなりの時間費やされておりますけれども、残念ながらこの審議の中では、我々が質問したこと、また我々が疑問に感じたことに、政府側、提案者側が明確にその疑問に答えていただくことができなかった。依然として疑問点、問題点は残ったままであるし、さらに深まっているということをまず指摘しておきたいと思います。  それで、最初に、この法案の目的の一つにうたわれております国連決議の関係について、改めて確認という意味でお聞きをしたいと思います。  国連決議六七八、六八七、そして一四四一号を、武力行使、イラクへの攻撃の正当性というこ……

第156回国会 厚生労働委員会 第2号(2003/02/26、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  大臣の昨日の所信表明を聞きまして、私は、援護行政については、せっかく昨年の十二月十八日に在外被爆者問題に英断を下されたわけですから、重要な課題として所信表明へ出てまいると思っておりましたけれども、この中には在外被爆者については一言たりとも触れられていないということで、ちょっと残念でありますけれども、その点について、三月一日から政令それから施行規則等々が改正をされるという、もう間近ですので、これまでもほかの委員会で質問しておることもありますので、あと何点か絞ってお聞きをしたいと思います。  まず最初に、被爆者手帳の有効性についてですけれども、……

第156回国会 厚生労働委員会 第4号(2003/03/19、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  まず最初に、年金の物価スライド問題について、ちょっとお伺いをしたいと思います。  この間、二〇〇〇年度、二〇〇一年度、二〇〇二年度もいずれも、消費者物価指数は対前年度比でそれぞれ〇・三、〇・七、〇・七のマイナスであったわけですけれども、その間政府は、厳しい現下の社会経済状況にかんがみて、物価スライド凍結法案を提出しているということでこれまで対処されたと思います。  このたび、今度は対応しようということですけれども、まず最初にお伺いしたいんですけれども、これまで三年間、大変厳しい経済状況ということを言われたわけですけれども、一体、その根拠にな……

第156回国会 厚生労働委員会 第6号(2003/04/01、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  特に、駐留軍関係離職者等臨時措置法の関係について、幾つか御質問したいと思います。  第八十四回国会でこの法案が審議されたときに、附帯決議の中で次のような一項があります。「沖縄県の厳しい雇用情勢に対応するため、離職者の雇用機会を確保するための対策の効果的な実施を図ること。」ということで、今日の状況は、まさにこれと同じような状況が沖縄の状況だというふうに思いますので、そういう観点から少しお伺いしたいと思いますけれども、駐留軍離職者は、全体として、沖縄にかかわる者は大体どれぐらいいらっしゃるんでしょうか。

第156回国会 厚生労働委員会 第7号(2003/04/02、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  まず最初に、雇用保険法の改正案の質問に入る前に、大臣にお伺いをしたいんですけれども、二月に予算委員会やこの厚生労働委員会でも、在外被爆者の問題を幾つか質問しまして、二つの案件について、健康管理手当の再申請の問題と葬祭料の問題について検討をいただくということになっておりましたけれども、一カ月半余りたちましたけれども、その検討の状況とか、もう検討結果が出ておればその点について、まずお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 この問題だけで質問することが難しいですけれども、基本的には、健康管理手当については、今三年、五年の期間がありますけれ……

第156回国会 厚生労働委員会 第9号(2003/04/15、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  先日も質問したことを含めて、もう少し答弁をいただきたい点がありますので、質問したいと思います。  最初に、改めてもう一回確認をしたいんですけれども、今回の雇用保険法の改正が、本来の雇用保険法にうたわれている目的とのかかわりにおいて、基本的に私はその目的を変質させるものではないかというふうな思いを、改めてこのことを問いたいと思うんです。  雇用保険法第一条は、「雇用保険は、労働者が失業した場合及び労働者について雇用の継続が困難となる事由が生じた場合に必要な給付を行うほか、労働者が自ら職業に関する教育訓練を受けた場合に必要な給付を行うことにより……

第156回国会 厚生労働委員会 第12号(2003/05/07、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  食品衛生法と食中毒の関係について少しお伺いをしたいと思います。  食品衛生法が適用される場合の原因についてですけれども、例えば病因物質、細菌とかウイルスとかの問題と、そしてその原因になっている食品とが想定されるわけですけれども、食品衛生法が適用される場合の原因とは一体何を基本的には考えておられるか、ちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 基本的に、食品衛生法を適用する場合の原因としてはどちらが重点的なんですか。
【次の発言】 ここの問題をしつこくやるわけじゃないですけれども、基本的には、この食品衛生法というのは、食品という言葉がつい……

第156回国会 厚生労働委員会 第15号(2003/05/16、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  派遣法の法案審議に入る前に、この委員会の状況で質疑をすることは難しいんではないかと思いますけれども、委員会は成立しているでしょうか。委員会は成立していますか。
【次の発言】 きょうは、成立していないと思うので、私は質疑を打ち切ってもいいんですけれども、ただ、参考人の方をお呼びしておりますので、せっかくお見えになっている方、忙しい中お見えになっておりますから、質疑を続行したいと思います。  委員の皆さんお忙しいということはよくわかりますけれども、重要な法案だ、急いでやろうということをおっしゃっていることもあるわけですから、その点については、最……

第156回国会 厚生労働委員会 第16号(2003/05/21、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。先週に引き続きまして、労働者派遣法の問題について質問したいと思います。  今回の改正の中で、常用雇用への道を広げたということが言われておりますけれども、我々が条文を読むときに、きょうも先ほども質問が出ましたけれども、法の第四十条の四及び五が追加をされましたが、先ほどちょっと論議を聞いていて、鴨下副大臣の答弁をちょっとお聞きしていて、確認をしておきたいことが一つあります。  四十条の五のことなんですけれども、反復更新のことをおっしゃいました。これは、会社側が正規雇用の意思がないときに、反復更新すればできるよというような答弁であったように聞こえてな……

第156回国会 厚生労働委員会 第17号(2003/05/23、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  労働基準法が今回、重要な部分で改正になりますので、幾つか質問をしたいと思います。  まず、労働基準法の考え方についてもう一度お伺いしたいんですけれども、先ほど来論議になっておりますけれども、労働基準法というのは、そもそも労働者を保護する、しかも最低の労働条件を定める、そしてそのためには使用者の行為を規制して必要な義務を定めるということで、そういう性格を持って基本的には法律、条文がつくられているというふうに思うんですけれども、その点についてはどうでしょうか。
【次の発言】 いや、つまり大事なところなので、民法との関係もあるのでお伺いしておりま……

第156回国会 厚生労働委員会 第19号(2003/05/30、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  解雇ルールの問題、十八条の二の問題については、私はもう先般に質問しましたし、それから、私が主張していた内容を盛り込んで民主党の修正案が出ておりますので、私は、ぜひ、労働基準法の根本的な性格を変えるような中身を持つ今回の改正の提出ではなく、民主党が示しているような修正の中身に変えるべきだ、そして、変えないようであればあの十八条の二を削除すべきだということを改めて申し上げておいて、きょうは有期雇用の問題について質問させていただきたいと思います。  今回の法案の論議になっております有期雇用、対象になる有期雇用の労働者というのは、一体、今全国で大体……

第156回国会 厚生労働委員会 第20号(2003/06/03、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。きょうは、五人の参考人の皆さん、ありがとうございました。  高須参考人にお伺いしたいと思いますけれども、有期雇用の問題で契約満了時にさまざまなトラブルが発生するということ、事例も挙げていただいておりますけれども、具体的に、主なこういうことがいつも問題になるんだというようなことがもしあれば、何点かお示しをいただきたいと思います。
【次の発言】 そのことと重ねてお伺いしたいんですけれども、つまり、何回かの更新が行われている、それで、数回の更新があったにもかかわらずそういう雇いどめによるトラブルが発生するということはあるんでしょうか。

第156回国会 厚生労働委員会 第21号(2003/06/04、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  この労基法の質問の最後になると思いますけれども、これまでの論議を聞きながら、やはり解けない幾つかの疑問について御質問したいと思います。  三十日の日に閣議で、国民生活白書というのが決定をされた。ことしの国民生活白書は、「デフレと生活―若年フリーターの現在」というのを提出されたと聞いております。その中で、非常に若年のフリーターがふえたということが記載をされておりますが、同時に、この委員会でも、派遣労働、そして今回の有期雇用の期間延長の問題などを通じて指摘をされてきた、つまり、日本の基幹産業における労働構成のありようというものが問題になってきた……

第156回国会 厚生労働委員会 第24号(2003/06/13、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  公益法人に係る改革の推進のための法律の整備に関する法律案について、幾つか御質問させていただきたいと思います。  今回の法案は、指定制から登録制へということの大きな変更があるようでありますけれども、どうもその中を見ておりますと、本当にそういう登録制に変更することで信頼性が確保できるだろうか、もしくはそういうことで進めない方がいいのではないかというような心配をされるものがあるわけであります。  確かに、登録制に当たって、それぞれ法案を見てまいりますと、基準というものを明確にしながらということになっておりますけれども、まず、その信頼性の確……

第156回国会 厚生労働委員会 第25号(2003/07/16、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  きょうは、最後の質問になりますけれども、五十八回目の八月六日がもう間もなくやってまいりますので、被爆者問題について幾つかお尋ねをしたいと思います。  昨年来、日本被団協が中心になって、今、原爆認定申請が急増しているというふうに聞いておりますけれども、さらには、ことしに入りましてから、各地で認定却下をめぐって裁判も今起こっているという状況にあります。  ここで私は、被爆者認定問題について、まず最初にお伺いをしたいと思います。  まずお尋ねしたいのは、援護法の第十条で、医療給付にかかわって、「厚生労働大臣は、原子爆弾の傷害作用に起因して負傷し、……

第156回国会 予算委員会 第10号(2003/02/13、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  私は、在外被爆者の問題について、坂口厚生労働大臣にお尋ねをしたいと思います。  この問題についてはもう何度か大臣とはやりとりをしておりますので、そういうことを踏まえながら御質問をさせていただきたいと思いますけれども、昨年の十二月十八日に在外被爆者訴訟の大阪高裁判決に対して政府は上告を断念するということで、事実上、在外被爆者の援護法の適用に道を開いたということになったわけでありますけれども、その後、その経過を見ておりますと、残念ですけれども必ずしも十分な対応ということになっておりませんので、その点について質問をしたいと思います。  最初に、こ……

第156回国会 予算委員会 第11号(2003/02/14、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  雇用問題に関して質問したいわけですけれども、その前に、昨日質問をしました在外被爆者問題について、少し大臣に改めてお伺いしたいと思います。大臣、本音のところでぜひ、もう大臣の率直なお気持ちをお聞かせいただきたいという思いで質問させていただきます。  各種手当の申請、再申請の場合については今後検討していくということですけれども、最初のときにはぜひ一遍来てほしいということですけれども、大臣、ここはちょっと確認しておきたいんですが、被爆者健康手帳の申請のことでしょうか、それとも各種手当の場合にも一度は日本に来なさいということでしょうか。どちらのこと……

第156回国会 予算委員会 第19号(2003/02/26、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  私は、雇用にかかわる問題について質問をさせていただきたいと思います。  最初に、先般もサービス残業の問題を取り上げたんですけれども、社会経済生産性本部が、サービス残業がなくなれば百六十八万人の雇用が新たに生まれるというふうに言っておりますけれども、政府は、こういうサービス残業を根絶するとどれぐらいの雇用に相当すると、新たにできると言いますと、そう言うとまたいろいろ答弁がありますから、大体どれぐらいの雇用に相当すると考えておられるでしょうか。
【次の発言】 ぜひ質問に答えてもらいたいと思うんですけれども、つまり、例えば民間団体では、サービス残……

第156回国会 予算委員会 第26号(2003/07/18、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  私は、まず最初に、先ほど鴻池大臣の発言を聞きまして唖然としました。野党の理事の皆さんの指摘があり、委員長からも指摘をされて、取り消しということでありましたけれども、実は、昨日、青少年特別委員会で私どもの保坂委員がこの問題に対して質問をし、二度と同様の発言はなさいませんかという質問に対して、鴻池大臣は、それは各所で申し上げておりますように、以後、こういった発言については十分気をつけて、この手の発言はいたさない、このように申し上げて、決意をいたしておるところです、このように昨日の委員会で答弁をされております。そのきのうのきょう、あのような発言を……

第157回国会 厚生労働委員会 第2号(2003/10/03、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  この委員会でも何度も質問してまいりました在外被爆者問題について、残された十分の間ですけれども、質問させていただきたいと思います。  坂口厚生労働大臣が八月の六日、八月九日、広島、長崎で被爆者の皆さんとお会いになりまして、そして、これからもさらに在外被爆者の支援事業をやらなきゃいけないというようなことを記者会見でも表明されておりまして、私も非常に関心を持っておりました。今回副大臣になられた谷畑副大臣とも一緒に、この問題は議員懇のメンバーとして取り組んでまいりました。  そこで、大臣にお伺いをしたいんですけれども、概算要求で厚生労働省が、この在……

第157回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号(2003/10/01、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  最初に、イラクの問題も大量破壊兵器にかかわる問題ですけれども、中国の遺棄毒ガス弾にかかわる問題で、少し官房長官や外務大臣のお考えをお伺いしたいと思います。  御承知のように、一昨日、九月の二十九日に東京地方裁判所で、旧日本軍の毒ガス兵器及び砲弾による事故被害について、原告の請求をほとんど全面的に認める判決が言い渡されたということで、控訴を二週間の控訴期限の中で政府は判断されることになると思いますけれども、その点について二、三お伺いしたいと思いますけれども、今お考えになっているこの検討状況はどのような状況でしょうか。

第157回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号(2003/10/03、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  私は、今の論議を聞いて、大変びっくりしております。私は、小泉総理が時々論理のすりかえをされますけれども、今の論議、まさにすりかえの論議だと思います。そもそも、今のイラクの状況をだれがつくったのかということが問題になっているわけです。  いいですか。アメリカの違法な戦争が開始をされたということで、そもそも、本来の問題の根本は、三月二十日のイラクとアメリカ軍の軍事行動が開始をされたことに端を発しているわけです。既に、その根拠とされていた、国連決議の問題が言われておりますけれども、しかし、アメリカがイラク攻撃の最大の根拠としたのは、大量破壊兵器の……


各種会議発言一覧

42期(2000/06/25〜)

第149回国会 憲法調査会 第1号(2000/08/03、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫でございます。  私は、この憲法調査会、これからの進め方も含めてでありますけれども、先ほど山崎委員の御発言もありましたけれども、この憲法調査会においては、何よりも、憲法が生まれてきた背景なり、そしてその憲法の理念、またそれが私ども国民生活にとってどれだけの影響、また政治がどういう役割を果たしてきたか、このことをしっかりと受けとめることが大事だというふうに考えております。既に有識者の皆さんの参考人招致をされて御意見をお伺いになっておると聞いておりますけれども、私は、その意味では、国民の声というものを、さまざまな階層の人たちの声を聞く場というものをこ……

第151回国会 憲法調査会 第1号(2001/02/08、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党の金子でございます。  先生のお話、私にとっては、科学技術とかそういう点については不勉強な点もありましたので、非常に関心を持って聞かせていただきました。  先ほどの塩川先生の質問のつながりで一つだけお聞きをしたいと思います。  きょうはお話の中ではそんなに詳しくお話しになりませんでしたけれども、この事前にいただきましたレジュメの中で、今の平和主義といいますか、憲法九条との関連で再軍備の問題等を先生取り上げていらっしゃいますけれども、特にその中で私が非常に興味を持ちますのは、日本が「軍備をするか否かは、相手次第で、切り離して軍備の可否を論ずることはできない」、それから……

第151回国会 憲法調査会 第4号(2001/03/22、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫です。  先生のお話を伺いまして、そして事前に二冊ほど本のコピーをいただきましたので、そういうことの中から幾つか御質問させていただきたいと思います。私は、両方の本で触れられておりますけれども、広島ということについて少しお話を伺いたいと思っております。私自身が広島の出身ということもありまして、お伺いしたいと思います。  その中で強調されておりますのは、唯一の被爆国ということが強調されて、その中からの発展としていわば非武装中立が出ているということも、それでいいのかというちょっと半問い的な感じでお書きだと思います。それと同時に、もう一カ所別のところで、……

第151回国会 憲法調査会 第5号(2001/04/26、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党の金子哲夫でございます。  最初に手島さんにお伺いをしたいのですけれども、お話の中で、平和主義・民主主義、基本的人権の尊重など高く評価をされて、また、戦争放棄という現行の理想に加えて、大量殺傷兵器の廃絶を訴えることも重要だということをおっしゃっておりまして、私はその点については非常に同感なんですけれども、そこから自衛のための組織というところにいくのが私にはちょっと理解できないわけです。  その点をおきましても、お伺いしたいのは、日本国憲法が成立した時点で、手島さん自身はどのような考えをお持ちだったか、お聞かせをいただきたいと思います。

第151回国会 憲法調査会 第7号(2001/06/14、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫です。  私は、まず最初に、憲法調査会のあり方について意見を申し上げたいと思います。  私が言うまでもなく、憲法調査会の設置趣旨は、日本国憲法について広範かつ総合的に調査を行うこととなっております。私たち社民党は、これまでもこの趣旨に沿い、憲法調査会がやるべき任務は、日本国憲法が今国民の中にどのように定着し、またその理念を実現させるための努力がどのようにされ、どう実現しているのか、そして憲法と現実が乖離しているのであればそれはなぜかということを積極的に調査すべきであるということを主張してきました。  しかし、憲法調査会の今日までの活動は、必ずしも……

第151回国会 予算委員会第五分科会 第1号(2001/03/01、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)分科員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  きょうは、一九五四年の三月一日にビキニで被災をされて四十七年目、いわば広島、長崎から、日本における三番目の被爆の日であります。ちょうどこの日に被爆者問題について質問させていただくことも、何かの縁だというふうに思っております。私は、広島で原水禁運動を長くやっておりまして、そういう観点から、被爆者問題について幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  御承知のように、一九九四年に国会で、原爆被爆者の援護等に関する法律、いわゆる被爆者援護法が制定をされました。労働大臣も、当時、国会議員としてこの援護法の制定には賛成の立場であったとい……

第153回国会 憲法調査会 第1号(2001/10/11、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  今回の派遣委員の一人として幾つかの感想を述べさせていただきたいと思います。会長の報告や、今一緒に参加をしました皆さんとダブる点もあるかもわかりませんけれども、私自身の感想でありますので、お話をさせていただきたいと思います。  第一には、私は、今回の海外調査の中の大きな目的の一つに首相公選制の問題があったというふうに思っております。皆さんの発言とダブらない方向で考えたいと思いますけれども、先ほどもありましたように、選挙制度の違いもありますので、必ずしも同一的にこの問題を考えることはできないと思いますが、直接選挙によってリーダーシップを発揮する……

第153回国会 憲法調査会 第2号(2001/10/25、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫でございます。  まず最初に、国連の本来のあり方といいますか、国連が目指しているもの、そして私は、それは日本国憲法とつながるものであるというふうに考えておりますけれども、先生の少し古い論文ですけれども、九八年十二月「国際問題」にお書きになった論文をちょっと読ませていただきました。国連は、国際連盟を含めて、この近代の戦争がとりわけ一般民衆を含めて多くの被害を与える戦争の惨禍というものの中で、戦争行為あるいは武力による威嚇、武力の行使を進める方向をできるだけ抑止していく、なくしていくということを、現実的にどこまで進んだかは別にしましても、少なくとも大……

第153回国会 憲法調査会 第3号(2001/11/08、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫でございます。  幾つか御質問をさせていただきたいと思いますが、用意したものの中でもう既に出たものもございますので、それを除いて質問したいと思います。  最初に、先生の話の中で、総理とその他の大臣との関係についてお話しになりました。総理の力が十分に発揮できているかという問題もあると思うんですけれども、お話の中にもあったように、実は私は、今、憲法調査会として、日本の憲法の中では明確に首相、総理の位置づけというのはあるのではないか。  そして、大臣との関係についても、第六十六条では「その首長たる内閣総理大臣及びその他の」ということで、明確に内閣総理大……

第153回国会 憲法調査会 第4号(2001/11/29、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫です。  憲法裁判所にかかわるいろいろなお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。  最初に、私の聞き方が悪いのかもわかりませんのでお聞きをしたいと思いますけれども、憲法裁判所をつくっていく方向性、また、現在の憲法の中でやろうとしたらどういうことになるのかというお話を伺ったわけですけれども、現行の憲法の中で、違憲審査というものが、そもそもの今の最高裁判所のシステムの中で、なぜこれだけ、最初に先生、停滞しているということをおっしゃっておりましたけれども、その理由とか経過についてちょっとお話をお聞かせいただければと思います。

第153回国会 憲法調査会 第5号(2001/12/06、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫です。私は、憲法をめぐる現状と本調査会の今後の進め方について、十分間で意見を述べます。  まず最初に私が申し上げたいことは、自明のことですけれども、法治国家日本にあって、憲法は最高法規であり、そうあるべきだということであります。しかし、今臨時国会における国会の審議の状況を見てみますと、そのことが本当に守られ、尊重されているのかと疑わざるを得ません。  九月十一日に米国で発生した同時多発テロ以降、とりわけテロ関連三法案の国会提出以降の国会審議の中身、審議の進め方を見ますと、憲法はないがしろにされ、そして国会自身が守るべき、国家における民主主義そのも……

第154回国会 決算行政監視委員会第三分科会 第3号(2002/07/22、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)分科員 社会民主党・市民連合の金子でございます。きょうは、パート労働者の問題について幾つかお尋ねをしたいと思います。  その前に、質問事項を出しておりませんけれども、また五十七回目の八月六日を迎えます。大臣にはまた広島、長崎に出席、記念式典に出席をしていただくということ、また、小泉総理も昨年に引き続いて御出席というふうに報道ではお聞きをしております。また一方で、非常に残念なことですけれども、従来、総理また厚生労働大臣、厚生大臣が広島、長崎にお見えになった際に、被爆者の代表から聞く会ということで開催をしていただいて、直接被爆者の代表から御意見を伺うという場があったわけですけれども、こ……

第154回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第1号(2002/04/08、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)分科員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  被爆者問題を中心にして、幾つかお尋ねをしたいというふうに思います。  昨年一年間、在外被爆者問題については、坂口大臣も、これまで国としてなかなか在外被爆者問題を政治的な課題として取り上げる機会が少ない中で、検討会の設置などを積極的に取り組んでいただいたというふうに思うんです。しかし、残念ながら、その検討結果を受けて発表された厚生労働大臣の見解、また、今進められようとしております、六月一日からというふうに伺っておりますけれども、実施されようとしております在外被爆者への援護措置というものが、残念なことですけれども、多くの在外の被爆者の……

第154回国会 憲法調査会 第3号(2002/04/25、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  さきの沖縄での地方公聴会を受けて、幾つかの御意見を申し上げたいと思います。  さきの大戦において日本国内で唯一住民を巻き込んだ地上戦が行われた沖縄での地方公聴会に参加をしまして、改めて憲法に明記された平和主義について思いを新たにいたしております。  とりわけ、人類最初の核兵器が投下され一瞬にして十数万のとうとい命が失われた広島、そして二十数万の命が失われた沖縄戦、いずれの地でも多くの一般市民の命が犠牲となったことを銘記しなければならないと思います。そして、その犠牲と反省の中に憲法の前文と第九条があることを、公述人の多くが指摘されたよ……

第154回国会 憲法調査会 第5号(2002/07/25、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子であります。  この百五十四通常国会の最後の憲法調査会になると思いますので、この通常国会の憲法調査会のまとめ的な意味で、私なりに二つの点について意見を述べたいと思います。  第一は、地方公聴会についてであります。  今国会中に二度の地方公聴会が実施されましたけれども、この地方公聴会での意見陳述人の発言をどのように本調査会論議に反映していくかという問題であります。  沖縄、北海道の二会場で開催されましたが、いずれの会場でも、多くの陳述人から憲法九条についての発言が行われたことは周知のとおりであります。その意見は、憲法前文、九条にうたわれた平和主義を高く……

第154回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第1号(2002/02/14、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党の金子哲夫です。  幾つかお聞きをしたいこともありましたけれども、ちょっとダブっておりますので。  基本的人権ということについては、憲法の九十七条に、これまでの歴史の過程の中で生まれてきて、そしてまた、これは国民に対して永久の権利として信託されたものであるということが規定をされております。私は、基本的人権というのは、政府というある一定の権力機関の統治政治に対して個人の自由を保障していくということを基本的に、憲法の一番根本の中に基本的人権として何条にもわたって保障されているということは、そういうことだというふうに思うのですね。  ですから、先生のお話で、弱者の保護と……

第154回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第2号(2002/03/14、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  いろいろお話をお伺いして、外国人の人権にかかわる問題は、政治の場で解決すべき点、それから解決できる権利というものが非常に幅広いということが、先生の先ほどのお話では、憲法上の問題というよりも、そういう法律によって、国の政治のありようによって、幾らでも、いわば憲法の枠内、日本国籍を持つ人々が保障された権利ということの上に立つと思いますけれども、それが可能だ、参政権の問題はとりあえずおきましても、ということだと思うのですけれども。  ただ、その際、先生もマクリーン判決のお話をされまして、それで、結局のところ、在留資格制度というものが、お……

第154回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号(2002/07/04、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  きょうは、草野事務局長にはさまざまな立場からのお話をいただきまして、ありがとうございました。  先ほど昭和四十九年のスト権ストのお話が出まして、また、先ほど来論議を聞いておりますと、どうもストライキを体験したのはこの中で私だけかもわからないという思いを、当時私は電電公社におりまして、全電通の組合員としてスト権ストにも参加をしましたし、その前、さまざまなストライキと処分の繰り返し、また、処分の回復闘争をやるというような状況の中で、三十年たっておりますけれども、公務員における争議権とかそういった問題がある意味では全く前進をしていない。……

第154回国会 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第2号(2002/03/28、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  きょうのお話は、私にとっては新しい話なものですから、幾つか疑問な点についてお伺いをしたいと思います。  最初に、シンガポールの問題、きょう事務局からいただいた資料の中にも、シンガポールとの新しい協定の中で、意義として、関税の問題で貿易の自由化ということもありますけれども、こういうことが進んでいけば、人の移動とか人の交流とかがふえてくるというふうに思うんです。日本の場合に、日本に居住する人たち、外国人もふえてくるということに向かっていくんじゃないかというふうに思うんですけれども、その辺で、全然角度が違うんですけれども、いわば日本の国……

第154回国会 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第4号(2002/06/06、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 お話をお伺いしまして、異常な国家という発言がございましたけれども、私は、最初に申し上げたいと思いますけれども、憲法調査会の場所ということもありますし、もともと憲法があり、その憲法ができたときにも、この国家は名誉ある地位を占めると。いわば特殊の、今の世界の状況から見れば、ある意味では特別の憲法を定めるということを決意したと思うんですね。  そうして見ますと、その憲法からいえば今の方が異常だということは、当時、逆に言えば、憲法そのものは、世界の各国から見ると、ある意味の異常さを持っていたということはあったと思うんですけれども、それを、その理想に近づけることよりも、世界の常識の中……

第154回国会 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第5号(2002/07/11、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子です。きょうは、ありがとうございました。  先ほどの委員からもお話がありました基本権憲章のことについてお伺いをしたいと思います。  そもそも、今のお話にもありましたように、政治的な宣言的な意味と、法的な効力、拘束力といいますか、そういったものを持っていないということでありますけれども、いわば十五の国のそれぞれの憲法的な伝統とか、基本的な権利や人権の内容、それぞれに保障の仕方も異なっていると思うんです。そういう中にあって、基本権憲章ということ、ずっとEU全体に流れているかもわかりませんけれども、まとめていくということになれば、いろいろと困難なこともあ……

第154回国会 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第1号(2002/02/14、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党の金子です。  幾つか、ちょっと違う角度かもわかりませんけれども、私は二〇〇〇年の六月の選挙で初当選したのですけれども、それまで国会の外におりまして、特に九〇年代、連立の時代になって、いわば連立の組みかえが選挙を経ずに起こるということは、国民の目から見ると、素直に考えて、どうも理解ができない。  それで、先生のおっしゃっております議院内閣制の基本的なことからいえば、選挙で政策を明示して選ばれた議員によって、その結果によって内閣が構成されていくとしますと、途中で明らかに転換するような内閣の異動というのは、先生がおっしゃっている議院内閣制の問題からいうと問題があるよう……

第154回国会 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第3号(2002/04/11、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子です。  二、三御質問したいと思いますけれども、一つは、同日選挙の問題についてお伺いしたいと思います。  これまで二度の同日選挙が行われておりますけれども、先ほど来お話がありますように、私は、二つの意味でちょっと問題があるんではないかという思いを持っております。  一つは、民意の反映ということで選挙は非常に重要だということでありますけれども、その点でいいますと、同日で衆参が行うということになりますと、二つの院の性格からいっても、当然同じような意思が表明をされるということに結果としてなるという意味で、非常に問題があるんではないか。  特に、最近の選挙……

第154回国会 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第4号(2002/05/23、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  幾つか、お話の中でお伺いをしたい点がございますので、質問させていただきたいと思います。  参考人は、憲法は市民の政治参加のプロセスを保障するものという考え方に立たれて、裁判所の役割というものも、司法審査というのは市民の政治参加のプロセスに不可欠なものを中心に行うべきだということで、逆に言いますと、基本的人権をめぐる憲法訴訟にあっても、問題とされるような基本的人権が市民の政治参加のプロセスに不可欠な権利である場合には積極的にやるべきで、そうでないような場合には、国会の判断を尊重して緩やかな審査をすることが妥当だというようなお考えのよ……

第154回国会 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第5号(2002/07/04、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  今のお話と関連して、私もちょっとお伺いしたいと思うんです。  今先生は、昭和十年から実質上、明治憲法は停止したというか、崩壊したということをおっしゃいましたけれども、それに至る過程にあって、明治憲法そのものに本質的な問題はなかったのか、そういうことを発生させる本質的な問題はなかったのか。例えば統帥権の問題ですとか、形式的な議会制度とか、そういった面がなかったのか。その原因はどのようにお考えか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そのことと関連してお伺いをしたいんです。  先ほど先生は、明治憲法にもリベラル的なところがあって、そ……

第154回国会 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第3号(2002/05/09、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。きょうは、貴重なお話をありがとうございました。  地方分権の推進のためには、財政の面からの、地方自治体における自主財政といいますか、そういったものがなければなかなか進まないというお話をお伺いしたのですけれども、今、少しお伺いしたいのは合併の問題なんです。  この合併の問題も、地方分権の推進といいますか、地方自治体の力をつけるということで進んでいると思いますけれども、進め方ですね。一応、自主的な合併を推進する、自主的に進んでいくということで本来あるわけですけれども、しかし、一九九七年の合併特例法の改正や二〇〇〇年十二月の改正などを見ても……

第154回国会 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第4号(2002/06/06、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  きょうは、私も生まれは島根県でございますので、隣の県、いわば過疎県の出身で、今は広島におりますけれども身近な思いでお話をお伺いしました。  合併の問題についてもですけれども、私は、過疎の問題ということが、広島県においても、今は国の中でも、いわば過疎と言われる地域が、人口比でいえばもちろん少ないわけですけれども、面積的には圧倒的だと思います。  私も、先ほどお話がありましたように、一昨年の鳥取県西部地震のとき、二度ほど鳥取県西部地域を回らせていただいたんです。そのときに私は、西伯町の町長とお話ししたときに、今住宅の問題、知事はああい……

第154回国会 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第5号(2002/07/11、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。きょうは、貴重な御意見をありがとうございます。  先ほどもちょっと出ておりましたけれども、地方自治の本旨ということが憲法の中にも書かれております。そのことはいろいろ考えなければならないことだと思いますが、国と地方との関係で、さっきの質問の中でもお話がありましたけれども、地方分権が進んでいくということと同時に、地方が中央に対して意見を言うということですね。例えば住民に直接かかわるようなさまざまな法律の策定とか、そういったことも出てくる場合があると思いますけれども、そういったことに対して、必ずしも今、地方から中央に対してどのような意見が反……

第155回国会 憲法調査会 第2号(2002/11/01、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合を代表して、憲法調査会中間報告書案に対して、次のとおり意見を述べたいと思います。  御承知のように、これまでの調査会は、憲法の制定経緯、戦後の主な違憲審査、さらに二十一世紀の日本のあるべき姿に関する調査が行われました。残念ながら、私たちがかねてから要望してまいりました、憲法の持つ理念、原則が現実の政治の中でどのように生かされ、実践されているのか、また守られてきたのか、そして、憲法と現実の政治との乖離はなかったのか、また、あるとしたらその原因は何かという、最初に調査会が取り上げるべき課題がいまだ調査されておりません。そのような重要な調査活動すら行われていない……

第155回国会 憲法調査会 第3号(2002/11/07、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  今、第三回目の本憲法調査会の海外調査の御報告をいただきましたけれども、私も昨年の調査団に一緒に参加をさせていただきまして、きょうの報告を聞きまして、大変特徴的だったなという思いが一つだけしております。  といいますのは、これまでいわばそれぞれの国の憲法状況について調査をし、そしてまた私どももいろいろ質問して知識を豊富にしたということがあると思いますけれども、今度の調査団の中で、会長の報告にもありますように、また、配付されております参考資料の報告にもありますように、中国、韓国から、我が国の憲法、特に九条について言及されたということは、今までの……

第155回国会 憲法調査会 第4号(2002/12/12、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  私は、これまでの論議を含めながら、憲法調査会の今後の調査活動に関しながら、意見を述べたいと思います。  私は、これまでも憲法調査会の中で、本調査会は、憲法の理念がどのように国民の中に定着し、生かされているのか、また憲法と現実の乖離があるとしたら、なぜ乖離が起こったのかを調査すべきであるということを述べてまいりましたけれども、その活動を今後も強めるべきだと考えております。  一、二、その点に関して指摘をしたいと思います。  本調査会でも、憲法でうたわれている基本的人権の尊重は重要な課題であると指摘をされており、共通の認識になっていると思います……

第155回国会 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第1号(2002/11/14、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  ドイツの歴史を中心にしてお話しいただきまして、ありがとうございました。  国際的な軍事紛争の問題が起こるときに、イラクの問題もそうですけれども、国連とのかかわりということが非常にいろいろなところで論争、論議になるわけです。  そのことで、ちょっと前なんですけれども、コソボの問題、九九年の三月二十四日にNATOがコソボに空爆を開始したわけです。当時の状況は、まだ国連はコソボに対しての軍事行動に対して決議も何も行っていなかったという状況の中で、NATOはNATOなりの理由、先ほどもちょっとお話がありましたように、人道的な問題とかがあり……

第155回国会 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第1号(2002/11/14、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子です。  先ほどお話が出たことでちょっとお伺いしたいんですけれども、二大政党制の問題がいろいろ論議をされておりまして、小選挙区制の問題と、先生、今三つの極にという話もありましたけれども、小選挙区制をやっても、二大政党には日本はならないのではないかというお話……(高田参考人「そこまではわかりません」と呼ぶ)でもないですか。その辺のこと、どの辺までお考えでしょうか。
【次の発言】 先ほどもちょっと質問に出たこととダブるようですけれども、少し違う角度でお聞きしたいんです。  党議拘束の問題が出まして、先生は、そういうのは最大の課題だけにというお話がありま……

第155回国会 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第1号(2002/11/28、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。貴重な御意見をありがとうございました。  ダブらない点から先にお伺いしたいと思います。きょう、一つの例として教育委員会制度のことをお話しになりましたけれども、教育の中立性が、今のような首長の皆さんが指名をされて議会がということで、本当に機能するだろうかというお話がちょっと出てまいりました。例えば、教育委員会制度をより中立性を保つために準公選制のようなものをやったらどうかという意見が一部にあるわけですけれども、その点についてお考えがありましたらお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 それではもう一つ、お話の中で、今、合併を含めて……

第156回国会 憲法調査会 第1号(2003/01/30、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  憲法から見た今日の国際情勢について意見を述べたいと思います。  最初に、イラク問題について申し上げたいと思います。  今、我が国がとるべき態度は、米国が主張する武力による問題解決には反対し、日本国憲法の精神に沿って国際社会に働きかけることであります。既に米国による軍事攻撃を想定して、その場合、我が国は米国の行動を支持すべきであるとする発言が一部に行われていることは極めて問題だと言えます。  そもそも憲法は、前文において、「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信……

第156回国会 憲法調査会 第2号(2003/02/27、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 私は、この憲法調査会でも、会長自身からも何度も確認されておりますように、主権在民主義という憲法の極めて基本的な意味というものは失われていないし、また、これは今後にあっても最も大切にされなければならないということが言われております。そういう意味で、この天皇制の第一章第一条にはまさに、主権の存する国民の総意に基づいてこのことが規定をされているということ、天皇象徴制も含めてあるということになっていますから、まず私は、大事なことはやはり、主権在民主義ということについて、主権が国民にあるということを改めて確認しながら、その中の天皇の位置づけというものを、この第一章にうたわれているような……

第156回国会 憲法調査会 第4号(2003/03/20、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 今お話しになっている問題、このイラクの問題に関して、私は、これからの国際秩序がどうあるべきかという極めて重要な分岐点に立っていると思っております。つまり、国連憲章や国連決議また憲法を中心とする法の支配のもとにこの国際社会をつくっていくのか、先ほどどなたかの発言にもありました、力による支配を認めていくのかという、極めて重要な時点に立っているというふうに思います。  少なくとも、今やろうとしているイラクへの軍事行動というのは、国連憲章や国連決議、先ほど来話がありますように、これらに基づくものとは到底言いがたい状況にあると言わなければならないと思います。もし仮にこれが許されるとすれ……

第156回国会 憲法調査会 第5号(2003/03/27、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 私は、合併の論議が進んでおりますけれども、二つの視点から問題を考えるべきだというふうに思っております。  一つは、やはり合併ということで広域化をしますけれども、私が住んでおります広島県のある町長がおっしゃいましたけれども、合併をすれば、当然、広域化することによって住民への福祉、行政のさまざまな直接的なかかわりというのが遠くなる、それを受ける場合に何が重要かといえば、やはり地域コミュニティーというものがどれぐらい確立しているのかということが重要だという話が出てまいりました。地域のコミュニティーが、広域になった場合に支えていく大きな役割になると。その点でいいますと、それらの町づく……

第156回国会 憲法調査会 第6号(2003/04/17、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  私は、今、イラク問題なども非常に重要な案件になっておりますけれども、テロとのかかわりの中においてどう考えるかということを申し上げたいと思います。  先ほど来お話がありますように、憲法の前文の中に、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」というのが憲法の中に明確にうたわれておりますけれども、テロに対する対策ということについては、今、武力を中心にしてその問題を解決しようということが強調をされておりますけれども、決してこのことによってテロを世界から撲滅することはできないのではないか。基本的……

第156回国会 憲法調査会 第7号(2003/05/29、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 私は、社会民主党・市民連合の金子哲夫です。  国際協力と国連という観点で意見を述べさせていただきたいと思います。  さきの小委員会で、佐藤参考人は、国連はまだまだ未完成な組織だということが指摘をされ、さらに、日本の国内で国連について抱かれているイメージと国連の実態は大変違うということを強調されました。確かに、ある意味ではそのとおりだと言えます。安全保障理事会常任理事国の拒否権の問題など、改革を進めなければならない課題は多くあるのは周知の事実です。  しかし、佐藤参考人も指摘されたように、大切なことは、国連の今果たしている役割であります。国連が憲章でうたう精神と我が国憲法とがど……

第156回国会 憲法調査会 第8号(2003/06/12、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子です。  私は安全保障問題を中心に意見を述べます。  米英両軍によるイラク攻撃は一体何だったのでしょうか。イラクが保有しているとされた大量破壊兵器がその目的であったはずです。そもそもこの攻撃は国連を無視した違法なものでありました。そして、既にバグダッド陥落から約二カ月がたちますが、米英両軍はいまだイラクが大量破壊兵器を保有した証拠を示すことができていません。このことは、両国が攻撃前に戦争を正当化するために主張していたイラク攻撃の根拠そのものまでもが偽りであったことになり、国際社会に対する欺瞞と言わざるを得ません。そうであれば、この米英両国のイラク攻撃……

第156回国会 憲法調査会 第9号(2003/07/24、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫です。  今国会の最後の調査会に当たり意見を述べたいと思います。  私は、まず最初に、今参議院で審議をされておりますいわゆるイラク特措法について意見を申し上げたいと思います。  イラク特措法では、安保理決議六七八号、六八七号及び一千四百四十一号並びに関連する決議に基づき国連加盟国によりイラクに対して行われた武力行使並びにこれに引き続く事態をイラク特別事態と定義し、米英両国のイラクへの武力攻撃を合法化しようとしていますが、これは大きな誤りであります。  これまでも指摘してきましたけれども、これらいずれの決議も米英両国によるイラクへの武力攻撃を正当化……

第156回国会 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第1号(2003/02/06、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子です。  きょうはお二人のお話ありがとうございました。  非常に今日的な問題で森本参考人にお考えをお伺いしたいんですけれども、国連でパウエル長官の発表がイラク問題にかかわってありまして、あの発表ではイラクへの米軍の軍事行動の根拠とはなり得ないというのが、今や世界的にはかなり大きな世論になっていると思いますけれども、端的にそのことに簡単にお答えいただきたいということ。  それから今、米国によるイラクへの軍事行動が必ず展開されるだろうというその見方も大変強いわけですけれども、その点において、少なくとも国連の新たな決議が必要だという意見と、いや、疑いがあ……

第156回国会 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第4号(2003/05/08、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子です。  きょうは、お二人の参考人の皆さん、ありがとうございました。  時間が限られておりますので、最初に菅波参考人にお伺いをしたいと思います。  私は、命のとうとさ、命の問題に対しておっしゃっていることに私も共鳴しております。きょうの話の中で、日本政府への期待ということ、医療和平の三条件の中で三つ目におっしゃっておりますけれども、今、アフガニスタンの状況の中で日本政府に期待をされていることといえば、どういうことになるでしょうか。
【次の発言】 次に、佐藤参考人にお伺いしたいんです。  日本は国連加盟国の中でも、私はいろいろな意味で特殊な問題がある……

第156回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第2号(2003/03/13、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子です。  お二人の参考人には、御意見ありがとうございました。  最初に菅野参考人にお伺いしたいんですけれども、私は、公務員の労働基本権は、基本的に憲法で保障された労働三権をまず与えるべきだ、その上に立って、さまざまな条件の中で制約が必要なものは制約をしていくという考え方に立つべきだと。例えば、消防署の職員が団結権すら認められていないような今の現状というのは、もう全く問題の外と言っていいような現状だと思うんです。国際社会の、特に先進国の中にあって、そのような状況はないと思うんです。  そして、そのことをまず申し上げながら、今回の公務員制度改革大綱の中……

第156回国会 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第1号(2003/02/13、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子です。きょうは、増田参考人の貴重な御意見、ありがとうございました。  憲法の中に地方自治が、四条でありますけれども、明確に位置づけられていることについての意味ということも含めてお話しになりましたけれども、その点については、これから、地方分権ということが盛んに言われている時代にあって、地方自治というものの重要性というのがより増しているのではないかというふうに思っております。  きょうお聞きをしたいのは町村合併にかかわる問題なんです。  知事は、最初の時間随分長く、今三県での広域連携への取り組みということで、さまざまな例をお話しいただきまして、随分とい……

第156回国会 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第3号(2003/05/15、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子でございます。  お二人のお話を聞いておりますと、現行の裁判制度も、そしてまた、もし仮に憲法裁判所があっても、どうも私の聞きようが悪いのかもわかりませんけれども、政治的な部門、政治にかかわる問題については、これは政治が判断するべきことで裁判所が判断すべきでないというようなことにお聞きをしたわけです。  最初に、津野参考人にお伺いしたいんです。  しかし、この憲法調査会でも何度かそういう発言が委員の中から出てまいりましたけれども、内閣法制局の判断で憲法すべてが決定をしていくことがいいのかというような意見も時には出たことがあるように思います。そうしてま……

第156回国会 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第4号(2003/06/05、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子です。きょうはありがとうございます。  窪田参考人にまずお伺いしたいと思います。  きょういただいた資料の終わりのところで「政策評価は監視の道具ではなく、舵取りすなわち方針決定・意思決定の補助ツールとして実施中の政策の現状の分析とそれに基づく政策改善のための提言に用いられるときこそ真価を発揮する。」ということをお書きになって、その点は非常にそうだと思いますけれども、同時に、国民が求めているのは、ある種のやはり具体的な政策、実行されている政策に対して評価を求めているという面もあると思うんですね。  それはきょうのお話でも、会計検査院にもできない仕事と……

第156回国会 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第5号(2003/07/10、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)小委員 社会民主党・市民連合の金子です。  お二人の先生には、ありがとうございました。お二人にお答えをいただきたいということで質問させていただきます。  最近、参議院のある長老の先生が、来年の選挙には出馬をしないというふうにおっしゃった。これは、年齢の問題というよりも、むしろ今の国会のありようについて非常に疑問を持っていると。その一番最たるものは、いわば首相の諮問機関としての審議会やさまざまな委員会が設置をされますけれども、それにすべてのことがゆだねられて、何かあたかもそこで政策が決定されていくような形態というものが今進んでいるということを指摘されて、本来の国会もしくは国会議員とし……

第156回国会 予算委員会第六分科会 第1号(2003/02/27、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)分科員 社会民主党・市民連合の金子ですけれども、私は、昨年の十二月に島根県澄田知事が最終的に決断をされた中海・宍道湖淡水化問題について質問したいと思います。  一九六三年にスタートして、実に四十年間、八百十五億円の巨額の国費をつぎ込んで、全くむだとも言えるこの事業が進んだわけです。そう言いますと、いや、当初はというお話が出ると思いますけれども、その点について、まず最初に、大臣の今のお気持ちなりお考えをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 この工事、干拓事業、淡水化事業というのは、幾つか節目があったと思うんです。八〇年代に入りまして宍道湖の漁業などにも被害が出始めまして、こ……

第157回国会 憲法調査会 第1号(2003/10/02、42期、社会民主党・市民連合)

○金子(哲)委員 社会民主党・市民連合の金子哲夫であります。  私は、特にことしのこの調査会で多く論議になってまいりましたイラクの問題について、少しお話をさせていただきたいと思います。  といいますのは、最近の世論調査を見てみますと、イラクへの自衛隊派遣に反対だという意見が非常に多数を占めているというのが、今世論の調査で出ております。先ほど来の意見の中にも、イラクへ危ないから派遣をしないという、それはもちろん国民感情としてそういうものもあるかもわかりませんけれども、しかし、同時に、私は、今国民の中にそういう意見が広がっているのは、実はあのイラク戦争とは一体何であったかということが問われているか……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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