このページでは大出彰衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。大出彰衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 参考人の皆さん、御苦労さまでございます。よろしくお願いをいたします。 NHKの決算をということで、この間、決算書類を中心といたしまして関係の書類を調べ、そして、NHKについても少しですが研究をさせていただきました。また、一般の市民の方にもNHKをどう思っているかということをお伺いしたりいたしました。そんな中で、NHKを考えるいい機会になったなと実は思っているわけでございます。 そうでございますので、まず初めに、質問に当たっての質問の基調というものを述べさせていただきたいと思います。 研究をいたしておりまして、NHKの自主財源であります受信料とい……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 本日は、参考人の皆様、御苦労さまでございます。きょうはNHKの方々だけに質問をする予定でございます。 きょうの質問の内容は、NHKが「ETV2001」、シリーズ「戦争をどう裁くか」という放送をいたしまして、四回の放送を行ったわけです。その放送がなされた前後に、放送の前にはいろいろな意味で抗議があったりとか、放送が終わってからも取材協力関係者から抗議を受けたというような報道がなされておりまして、私は、事件といいますか、問題について、NHKの報道の自由が、あるいは企画担当者の表現の自由、NHKの編集権の独立というのが侵害をされたのではないかという観点と……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。よろしくお願いいたします。 本日、実は、インターネットを普及するためにはセキュリティーの問題が必要であるということで、暗号の質問をしようかと思いました。しかし、その前に、いわゆるECHELONの問題がありますので、その問題を通告いたしましたところ、どうも発言者が決まらないということでありまして、さらには、質問されてみても、事実関係がよくわからないからということでおしまいになってしまうだろう、こういうふうに言われたものですから、そんなばかなことがあるかと思いまして、順番を変えて、質問方針の後に、ECHELONの問題から入りたいと思います。 両法案は、I……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。またよろしくお願いいたします。 まず初めに、先日、五月十一日の十時にハンセン病の国家賠償訴訟熊本地裁判決が出ましたので、それを受けまして最初に質問をさせていただきます。 五月十一日に熊本地裁におきまして、ハンセン病国家賠償訴訟に対する原告全面勝訴の判決がございました。本来ならばこの問題の所管は厚生労働省ということでございますけれども、この判決の中には、旧厚生省の強制隔離政策が憲法上違法であるということで不法行為責任を免れないと判断するとともに、もう一つ重要なことが、一九六五年以降憲法違反のらい予防法をそのまま放置した国会の立法不作為責任も指摘をされて……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。よろしくお願いいたします。 消防法の一部を改正する法律案の、いわゆる危険物の範囲の見直しの方から質問をさせていただきます。 いわゆるヒドロキシルアミン及びヒドロキシルアミン塩類というのを、第五類、自己反応性物質に加えるということでございます。これは、昨年の六月十日に群馬の尾島町で、化学薬品メーカーの日進化工群馬工場の蒸留塔が爆発をして炎上し、蒸留塔は跡形もなく吹き飛び、爆風により広い範囲に飛び散り、七十七世帯の窓ガラスが割れて一部停電や電話が不通になった。死者が四人で負傷者が二十八人という、実はこの事故を受けての改正案だと思うわけなんです。私は、当時……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。よろしくお願いいたします。
質問に入ります前に、一つ確認と要望を行いたいと思います。
私、議員になりましてまだ一年たっておりません。西も東もわからない状態なものですから、質問するに当たって、どうしても調査室の方を利用することになるんです。
そこで、確認なんですが、調査室の方には守秘義務が当然おありになると思うんですが、私が調査依頼をしたものが郵政事業庁にばれているようなことはないでしょうねという確認でございます。大臣にお願いします。
【次の発言】 確認でございます。調査室、我々は頼りでございますので、ぜひ守秘義務は守っていただきたいということを、仮……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 私の方は一年生でございまして、初めて人事院勧告という質問をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 民間の方が下がっているということなんですが、民間も上がり、公務員も上がるということが一番ハッピーではないかと実は思いますが、なかなかそうはいかないようで、本来ならば、コストインフレになるかもしれませんが、個人消費が伸びていないんだからこそ上げたらどうだと。ところが、民間の方は不況で上げる原資がないということなんでしょう。何とか両方とも上がる方向でいっていないということは、本当は政治の指導者の責任なのではないかと実は思っております。 さて、こ……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。おはようございます。 九月の二十五日でしたか、閉会中の審査で、人事院勧告について私は質問をさせていただきまして、完全実施を要求いたしまして、閣議決定により速やかに法案を提出していただきたいと御要請をいたしましたところ、今回給与法案が出ておりますので、もちろん大賛成でございます、そして速やかに採決をし、かくのごとく執行していただきたい、そういう考え方を持っておりまして、きょうは、人事院制度の根幹でもございます公務員制度改革について、それに絞りまして質問をさせていただきたいと思います。 さて、内閣官房の行革推進事務局において、本年三月に公務員制度改革の大……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。よろしくお願いいたします。 きょうは、この間の連休に入る前に、急に質問をしなさいということで、地方自治について初めての質問でございます。 まず、地方自治法の一部を改正する法律案の概要というのをいただきましたので、それには、第二十六次地方制度調査会答申(平成十二年十月)及び地方分権推進委員会意見(平成十二年八月及び同年十一月)を踏まえ、地方分権を推進し、住民自治のさらなる充実を図るという観点から、直接請求の要件緩和や住民監査請求制度、住民訴訟制度等の充実を行うとともに、市町村合併に係る住民投票制度の創設、条例、規則等への委任のあり方の見直し等を行うんだ……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。
質問に入ります前に、きょうは私は半から質問だということでございますが、定足数の問題で十分もおくれているわけでございます。提案を入れれば十五分になるんですかね。
この法案は大変重要な法案であるという認識がないのではないでしょうか、与党の皆さん。こんなので通そうとしているんですか。我々は、この法案は民主主義、住民自治という観点から見たときに問題があるのではないかと考えているから真剣になっているのに、与党の皆さんが来ない。こんなのでは審議ができないじゃないですか。
大臣、お答えください。
【次の発言】 どうも国会の中はかなり世間とのずれがあるようで、マ……
○大出委員 おはようございます。民主党の大出彰でございます。よろしくお願いいたします。 先日、三月の二十六日に本会議場でこの法案についての代表質問をいたしましたので、その辺の再質問的なところからお願いしたいと思います。 まず、有本恵子さんの拉致事件の問題ですが、私は、これは国家の主権を侵害する重大な犯罪である、つまり事件だという認識を持っております。本日は、参考人をお呼びしておりませんので、警察の方等にお聞きはいたしませんけれども、この点について報道等によりますと、福田官房長官と安倍官房副長官との対立があるように、言ってみますと、北朝鮮に対して拉致疑惑を徹底追及するというのと国交正常化の方……
○大出委員 こんにちは。民主党の大出彰でございます。 きょう私は、厚木の、アメリカ軍の海軍飛行場の隣のといいますか、昔は神環保といいまして、今は株式会社エンバイロテックというところから、いわゆるダイオキシンの問題で、大気汚染、そして米軍の方々あるいは軍属の方、家族の方、あるいは米軍に従事している労働者の方、あるいは住民の方々に被害が及んだということがありまして、現在はエンバイロテックというのは撤去されているんですが、それに絡みまして、いわゆる鈴木宗男氏の関与の問題や、あるいは撤去された後もその後の問題等ありますので、きょうはそれを中心に質問をさせていただきます。 政府の方にもお尋ねをするこ……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 きょうは、第三次厚木爆音訴訟の件につきまして、同じ厚木の米軍、海軍飛行場の隣のエンバイロテックというところの公害の問題で前回質問をさせていただきましたが、それとの比較におきまして、厚木訴訟についてお伺いをしたいと思っています。 十月の二十九日の日に、神奈川でございますので、神奈川の国会議員の方々に署名をいただいて、首相官邸に、控訴を断念してくれという要望に原告団の方々と行ったわけでございます。神奈川といいますと、小泉首相も神奈川なので、小泉さんがサインをなされば解決したんでしょうけれども、実はそうではなかったものですから、この問題はどうも、私として……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 早速ですが、どうも午前中に閣議決定をされてしまっていると、基本計画の変更は承認事項でないということ、そしてそれに基づく対応措置が多少変わっても報告だということですから、何か我々は蚊帳の外にといいますか、これで本当に民主統制がきいているんだろうかと思うわけなんです。そこで、どうもシビリアンコントロールというところにおいて不安あるいは疑念を持ったりもしますので、端的に質問をさせていただきたいと思います。 これは、昨年のテロが九月十一日に起こりまして、九月の二十一日の深夜に自衛隊の幹部の方々が、渋谷にある安倍晋三官房副長官の自宅をお訪ねになって、自衛隊の……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 きょうは、いわゆる整備法の十二条関係の中で、行政書士法の一条の二と十九条が改正ということで入っておりますので、そのところからお尋ねをさせていただきたいと思います。 行政書士法の一条の二の方の改正は、いわゆる文書に対して電磁的記録を条文上入れるということで、その他の士業の法と同じなんですが、十九条の方におきましては、一項のただし書きのところで、「定型的かつ容易に行えるものとして総務省令で定める手続について、当該手続に関し相当の経験又は能力を有する者として総務省令で定める者が電磁的記録を作成する場合は、この限りでない。」こういうことが入っておりまして、……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。よろしくお願いいたします。 私、きょうは大量破壊兵器について質問をしようと思っております。 もともと、今度のイラクにおける戦争というのは九・一一からきているわけでございまして、その周辺の質問などを安全保障の中でしたことがございますが、そもそも、戦争の目的というものがだんだんずれてきているというのが今回の特徴なわけです。 九・一一のテロに対する攻撃だということで、アルカイダ、タリバン、ビンラディンと来まして、それが今度は、アルカイダとの関係があるというふれ込みでイラクということに変わってきて、ところが、本当のところはアルカイダとの関係はなくて、国連の……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 戦時中にもかかわらず、参考人の皆さん、御苦労さまでございます。よろしくお願いをいたします。 どうも、イラクの攻撃を見ていますと、査察、経済制裁という中で丸裸にされたところにもってきて、ハイテクの物量攻撃をアメリカ中心にやっているというところを見たときに、余りにもちょっと、えっ、ひきょうではないかなと思われるような状況の中で、さらに、まだかかっているユーフラテス川の橋の落札が行われているというのが現実の話でございますので、そんな意味で、九・一一以降の動きをしっかりと検証しておかないと将来に禍根を残すことになるのではないかな、そんなふうに考えながら、質……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。
参考人の方々、本日は御苦労さまでございます。
イラク攻撃を前にいたしまして怒りに打ち震えておりますが、NHK予算も大変重要でございますので、気を取り直して質問させていただきたいと思います。
まず、受信料についてでございますが、今は契約義務になっておりまして、それを、公平負担のために罰則規定を設けて、支払い義務、すなわち強制化しろという案がございますが、これについて、私は反対でございますが、会長あるいは参考人の方、いかがでしょうか。
【次の発言】 ちょうど二年前ぐらいに、受信料の質問をしたことがございますが、公正で中立でそしてユニバーサルなサービス……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 田原参考人にお聞きいたします。 十二年前の湾岸戦争のときに、いたいけないクウェート脱出少女の映像と、それから原油まみれの水鳥の映像、あれがデマであったということを、いつお知りになって、それがデマだということをどのようなときに報道なさったかをお聞きしたいんですね。 それから、それについて、今回も、パウエルさんがごみ情報をいっぱい出してくるわけですね。その中に炭疽菌というのがありますね。あれは、乾燥炭疽菌を見せるわけですが、実際は、イラクがつくったのは水性の炭疽菌で、三年間しか寿命がなくて、その培養装置も五年で終わりだから、九六年から数えたら無害であ……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 御就任、御苦労さまでございます。 四十分のはずだったんですが三十分でございますので、はしょりながら質問をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 冒頭、うちの党の委員の方から小泉改革の話など出ておりますので、私は神奈川なものですから、地元では、小泉さん就任のときから一番厳しい態度をとっている議員というふうに言われておりまして、なぜかといいますと、私は小泉さんの経済政策はよろしくないと思ったんですね。というのは、フリードマンの新古典派で、サプライサイドの経済政策なんですね。これをとると冷酷なんですね、非常に。冷酷になってしまうから、これはよくな……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 早速質問させていただきます。 まずは、労働基本権についてお話を伺いたいと思います。 ILOの勧告が出されて、労働基本権の問題をどうするのか、その点をきっちりと議論した上でないと、まず労働基本権をどうするか、そしてその中身を議論していくべきだと基本的に考えているわけです。 私も憲法調査会の基本的人権小委員会の小委員長でございますので、その際にも申し上げたわけですが、ILOからのメッセージとして、労働基本権を回復しなさい、前提は、政労使がしっかり話し合うということが前提の上で回復しなさいというメッセージが日本政府にも伝えられているわけです。 ここ……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。よろしくお願いいたします。 私は、今の松崎さんの後で、消防職員の団結権付与の問題と、この間、政労間で公務員制度改革の一環としていろいろ協議が行われてきて、協議機関をつくるというような話が出てまいりましたので、その協議機関、この二つを中心にお伺いをしたいと思っております。 まず、消防職員に団結権を付与せよ、こういう質問でございますが、消防職員の団結権につきましては、昨年の十一月、ILOの結社の自由委員会におきまして、消防職員及び監獄において勤務する職員へのみずから選択する団体を設立する権利の付与について、すべての関係者と十分、率直かつ有意義な協議を速や……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 きょうは、シャルマさん、大変ありがとうございます。そして、UNMISETにも感謝を申し上げます。 私たちも、東ティモールの復興支援に積極的に努力をすべきだと考えております。 そこで、できたばかりの国ですので、不安定な要因は取り除いておいた方がよいわけですが、一つは不安定な要因と、それからもう一つは近い過去の真実の追求といいますか、この二点が問題だと思っていますので、二つ質問をいたします。 一つはオーストラリアとの関係ですが、ティモール海条約とサンライズユニット化協定が締結されているようなんですが、どうも石油をめぐってオーストラリアと紛争になるの……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 きょうは、法案の関係もございますが、防衛の予算について中心に質問をさせていただきたいと思っております。あした参議院で予算が通るという話でございますが、辛うじて一日前ということで。 実は、この予算に、いわゆるBMDを導入するということになったものですから、どうもいろいろな、今回の法案もそうですが、しわ寄せが来たといいますか、方針が大転換をしたものですからしわ寄せが来たような、そんな思いもありまして、この予算について、特にミサイルディフェンスの、BMDの監視網について、時間がなくなるといけませんので、変則的ではございますが、その辺からお話を伺いたいと思……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 金田参考人にお聞きをいたします。 一つ目は、北朝鮮の不審船のときに、中国の港を利用しているんではないかという話がございまして、中国側はこれを否定したんですが、その辺はどのように考えているかというのが一つ。 そして、銃撃の末、沈没をして、海上保安庁が証拠保全をやっておったわけですが、あのときに、周りにほかの船はいますかとお聞きをしたら、いるというんですね、ほかの船が。どこの船と、中国の漁船なのかわかりませんが、そういうときに、中国側は潜水艦みたいなものを出すようなものなのかどうかということが一つですね。 それからもう一つは、三つ目、これで終わりで……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 森本参考人にお話を伺います。 先ほど、脅威ベースと能力ベースというお話がありまして、防衛力のあり方ではなくて防衛のあり方だ、防衛ということをおっしゃったわけなのですが、これはミサイルディフェンス、MDを考えたときに、脅威ベースというのは、こういう脅威があったらこういう能力のある武器をということでやってきたのですよね。ところが、能力ベースの方でいきますと、今はこの能力しかないんだけれどもこれだということになってしまうのではないか。 そうすると、どうもMDに関して、アメリカの中でも余り役に立たないんじゃないかとか言われておりまして、私は、ちょっとそれ……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。よろしくお願いいたします。 三位一体の、神々しい名前であるということでございますが、三位一体の改革、実は、地方分権一括法がありましたけれども、地方分権推進委員会の勧告に基づいて一括法で実施をした改革が第一次の改革、今回の国、地方の税財政改革というのが第二次の改革であろう、こういうふうに思っておるわけです。 そこで、多くの方に聞かれていることだと思いますが、三位一体改革を行って、どのような国の形にするのか、しようとしているのか、そして、そうすると世の中がどう変わるのかというのが一番知りたいところだと思うんですが、その点について御見解をお願いします。
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 きょうは、我が党の理事の方からヤフーをやってと言われておりますので、ヤフーをやろうと思っております。 今お二人の方が御質問なさっている中で、いろいろ出てきているわけですが、冒頭ですので、ヤフー以外にも情報流出の事件が数多くある中で、特に今回のヤフーBBのものは最終的に約四百五十一万人の個人情報が流出しているという事件でございますので、これは情報社会の中での象徴的な出来事だろうというふうに思いますし、電脳社会に対する国民の信頼を極めて損なう深刻な事態だろうと思っておりますが、一般論として、このような多発する流出事件について大臣はどのようにお考えか、最……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 きょうは、最初に、「のど自慢」だとかあるいはNHKの民謡番組、そういったものの質問をしようかと思います。 私のところは神奈川県横浜市でございます。横浜駅があったり、港町、港があったり、あるいはランドマークがあるという、現代的な部分がある地域でございます。しかし一方で、大変下町の要素を持ったところがございまして、私の住んでいるところでは、落語家の歌丸さんが住んでおられたりとか、三吉演芸場とか、大衆演芸をやる浜の玉三郎とかいうのがおられたり、そういうところなのでございます。 大変演芸の方が盛んであるということで、民謡も大分盛んなんですね。その民謡の愛……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。順々に質問をさせていただきます。 まず初めに、消防法関係の質問でございます。 住宅用の火災警報器等の設置の義務づけということでございます。この点について、先ほどから、一番バッターの方からもお話がありましたけれども、住宅火災による死傷者数が、一九八六年以来十七年ぶりに増加に転ずるおそれがあるということでございます。とりわけ高齢者における、六十五歳以上ですが、死者発生率が、ほかの年齢層に比べて五倍以上であるということでございます。そうなってきますと、高齢者のみの世帯あるいは独居老人がふえているという状況の中では、大変心配なところでございます。 そこで、……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 有事関連七法案プラス三条約の質問をさせていただきます。一番最初ですので、初歩的なところからお話をお願いしたいと思います。 一つは、防衛のことを考えたときには、基本的に、一体何からこの国を守るのかということがあるわけなんですが、どうも質問をしますと、仮想敵国の話をすると、大概のところ、そういうのはありませんという答えがずっと返ってきているのが現状でございまして、そんなのでよろしいのだろうかと実は思っているところでございます。 基本的に、この法案あるいは条約の対象としてどこの国を脅威と考えているのかとか、あるいはどこと戦う可能性があるのかとか、いわゆ……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。
どうも厚生労働委員会が紛糾しているようでございますので、時間内に質問が終えられるかどうかわからないところでございますが、よろしくお願いいたします。
最初に、国際人道法、そして、それに基づいて、それに違反した場合の処罰法案というのがございますので、それから御質問をさせていただきます。
一つは、追加議定書を日本が批准してこなかったということなわけでして、常々、なぜ批准をしないのかなと思ってきておりますので、その理由についてまずお伺いをいたします。
【次の発言】 諸外国のということもおっしゃっておるのですが、アメリカが批准をしていなかったからかなという……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 香田さんがイラクに捕まっておりまして、自衛隊は引き揚げた方がいいだろう、そう思っておりまして、日本国民でございまして、生命でございますので、若者がとらわれている、日本国民を拉致するような国を助けてやる必要はないんですよ、本当は。そうでしょう。だから、十一月一日で切れるわけですから、とっとと帰しましょうということをまず冒頭申し上げたいと思います。 それから、質問に参ります。 九・一一でございますけれども、これはもともと、あの事件が起きてから、アルカイダのしわざだ、ビンラディンだ、こういうことだったんですね。ところが、証明できていないんだと思うんです……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。
自民党さんの数が少し少ないのではないかと思いますが、いかがなものでしょうか。(発言する者あり)
【次の発言】 民主党の大出彰でございます。御苦労さまでございます。よろしくお願いいたします。
冒頭、質問に先立ちまして一言申し上げます。
このたびの台風二十三号の被害によって六十八人の方々が亡くなられ、今なお二十人の方々の行方がわからないままであります。亡くなられました方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、行方不明の方々の一刻も早い救出を強く願っております。
政府におかれましても、被害に遭われた方々や地域に対し、激甚災害の指定を初め、災害救助法……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 今、同僚の小泉議員がロンドンのテロにつきまして申し述べましたように、同じく、被害に遭われた方に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。 そして、今の小泉議員と私は、党の中で、テロ対策といいますか、テロを未然に防ぐにはどうするかというようなプロジェクトを実は組んでおりまして、余り議員の人たちが多く来るプロジェクトではございませんけれども、多くの省庁の方をお呼びいたしましていろいろなことを聞いたわけです。特に一番重要なのはテロリストが入ってこないようにするということ等ありますので、いろいろな方にお聞きをしました。 たまたまそのときは、羽田飛行場に暴漢……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。よろしくお願いいたします。 きょうは定率減税のお話をしたいんですが、まず最初に、消防庁にお聞きをいたします。 実は、地元でございまして、横浜市南区というところで火災が起きまして、残念ながら一人お亡くなりになっておられるわけでございまして、御冥福をお祈りいたしますが、システムがどうも誤作動をしたということで、現場に行くのがおくれたんですね。それで、これはどうなっているんだということがございますので、ひとつその原因と、そして私たちは、ITから始まって、さまざまな方々の命や財産を守るという立場で、こういうことがあっては困りますので、別に責めるわけではござい……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。受信料を払っております。
深夜十二時半を過ぎておりますので、とっとと質問をいたしますので、簡潔にお答えをいただきたいと思います。時間がかかるようでありましたら、速記をとめていただきますので、各理事の皆さん、そして委員長、よろしくお願いいたします。
冒頭、先ほどから出ておりますが、退職した職員の方の話なんですが、NHKには懲戒免職になった職員の退職金に関する規定というのはございますか。
【次の発言】 ないという話をお伺いしたものですから今話しましたが、あると言うなら結構でございます。
それで、先ほどから実は、午前中の審議でございますけれども、理事の方……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。よろしくお願いします。
今、智奈美議員の方から法案の中身についてひどいという話が出ておりましたが、私は、冒頭、この間出されました、政府により六月の八日に出されました「中央省庁等改革基本法第三十三条第一項第六号について」という見解について御質問いたします。
この見解は、最初に、一の下のところに、行革担当大臣の小里さんが出てくるわけですね。このときの郵政大臣は、下に出ております自見庄三郎さんでございます。では、このときの総理大臣はどなただったのですか、官房長官。
【次の発言】 六月八日の文書では、下の方に、「自見郵政大臣の発言」というふうに書いてあって、……
○大出委員 こんにちは。民主党の大出彰でございます。きょうは、お三人の方、大変ありがとうございます。 私は、民営化には反対でございまして、まだ国会の方で、特別委員会で一回しか質問しておりませんで、中央省庁等改革基本法三十三条一項六号、初めの部分を質問しただけで、そろそろ採決されそうになっているということで大変憤っておるわけでございます。 私、この民営化というのは、ばかなことをやっているなと実は思っております。こんなことをやっている暇があったら、世界の物流革命に対応して高速道路を即無料にすればいいんだというふうにまず思っていたりするんですね。 そんな観点の中で、民営化を凍結して、そして高速……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 私の方も、やっと質問をこの前一回やったと思いましたら、もう後ろの出口とかいう話が出てきまして、そんなことはあってはいけないということで、しっかり質問したいと思っております。 この間、中央省庁等の改革基本法三十三条一項六号を質問いたしまして、入り口の質問をしていたわけですね。あのときに、一つは、私たちは、与党の理事の方々を含めて、今までの歴代の郵政大臣の皆さんをお呼びしてくれと、参考人という名前かどうかわかりませんが、そういう要求をずっとしてきているんですが、とうとう実現をしないで来てしまっているわけですね。ですから、まだ続くことを前提に再度要求をお……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。きょうはありがとうございます。二十分間質問させていただきます。 先ほどお話を伺いまして、何となく政治学の講義を受けているような気持ちでございました。その中で、余り政治学の中で国家というものを論じていないというお話があったんですが、いや、そうではないんではないかと実は思いまして、モダンポリティックスの中でも、国家論、先生が定義なさっているような暴力というところ、物理的強制装置というような名前で権力論の中で論じていると思っております。 それからもう一つ、応報から教育刑へという刑事政策の話をなさいましたが、これも、私は菊田幸一さんという教育刑論の刑事政策の……
○大出分科員 民主党・無所属クラブの大出彰でございます。本日は、大臣、そして副大臣、政務官、さらに参考人の方、御苦労さまでございます。よろしくお願いいたします。 私の住んでいるところは神奈川県でございまして、神奈川県には基地がございますので、どうしても基地問題という、神奈川県の中に住んでおられる市民の皆さんの生活の安全の、非常に地味なところもございますが、そういった不安になる問題をできる限り解決するか前進させるか、そういった意味合いのことがありますので、冒頭、実は、きょうの予算委員会等で、ワシントンの地震があったようでお見舞い申し上げますが、ワシントン・ポストのリチャード・コーエンさんの、い……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。五分間の発言でございます。 二十一世紀の日本のあるべき姿について、特に憲法についての考えを述べさせていただきます。 二十一世紀の日本の憲法を考えたとき、私はやはり一番重要な権利は、自由、自由権だと考えます。しかし、自由だけだと、よく言われますように、王制をしいた国で王様だけが自由を認められていれば、たとえ国民が不自由でも自由主義国家となってしまいます。したがって、民主主義、すなわち主権者が国民でなければいけないと考えます。国家意思の最終的決定権が国民になければいけないということです。この自由主義と民主主義はセットで守り、発展させなければなりません。 ……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。五分ということで。 私は、基本的人権の保障に関する調査小委員会におりましたが、今回、憲法との関係で、いわゆる有事法制といいますか、武力攻撃事態法が出てきて、それと憲法を比べながら、大変憲法にとっては考えさせられる材料だなと思いながら、片や憲法破壊というのはどういうのをいうのかなと考えたりいたしたわけなんです。 私個人は、有事法制、いわゆる武力攻撃事態法制については、今の九条がある憲法のもとでは、本来は接ぎ木ができないような法案を出してきたことになるんではないかと実は思っています。 それと同時に、それ以上に、武力攻撃事態、抽象的でプログラムみたいなも……
○大出小委員 民主党の大出彰でございます。よろしくお願いします。 お聞きをいたしまして、現実の憲法状態というものを指摘なさっていただいたと思っております。いろいろ考えまして、憲法解釈のグローバリズム化といいますか、それを参考人は実践なさっているのかなとちょっと思いました。 それと同時に、経済的自由権の積極的規制のところでは、一つは冷戦構造があって、日本の国内で五五年体制があって、それが憲法運用に投影されているのかな、そんなふうに思いながら、それは言ってみれば霞が関的なことだったのか、そんな形のような感想を持ったわけです。そのことは、実は日本の憲法の状態の中で、個人主義、つまりインディビジュ……
○大出小委員 民主党の大出彰でございます。 私は国籍についてお伺いをしようかなと思っていまして、実は、二重国籍を求めている方々がおられまして、配偶者の方が外国人という方々ですね。イスト・請願の会という方々が、イストというのは、何々を推し進めようという意味なんでしょうね、皆さん外国人を伴侶に持っておられて、子供さんが生まれたり当然するわけですが、大変不都合なことがいっぱい起こったりするんですね。何とか二重国籍を持った方が本人たちも便利ですし、それから、当然、宇多田ヒカルさんなんかも持っているでしょうね。それとかペルーの元大統領のフジモリさんなんかも二重国籍ですし、日産のカルロス・ゴーンさんなん……
○大出小委員 民主党の大出彰でございます。 御講義ありがとうございます。お聞きをしていて、国民の国家からの自由というのが大切であるということが、改めて認識をいたしましたと同時に、私もいささか権利のインフレ化に加担をしていたかなというような思いでお聞きをいたしました。 そこで、外延と内包ということで、先生も新しい人権の話をしているわけなんですが、私は、もともと憲法ができたときに、新しい権利ができてしまうんではないかというのを予想していたんではないかと実は思っていたんですが、今後も先生は、新しい人権としてこれは憲法上の権利になっているんだとかいうことはないんでしょうか。今後も新しい人権というの……
○大出小委員 民主党の大出彰でございます。事務局長、御苦労さまでございます。 私は最初に、公務員制度の問題で、実は十一月六日の総務委員会で、大綱の前に質問をしたんです。そのときに、相手方は行政改革推進事務局長の西村正紀さんです。実は、職員団体とも話してほしいと思ったものですから、まず最初にその点についての質問をしたところ、十一月の六日の段階で、西村さんは「また職員団体とも誠実に話し合いを行ってきておるところでございます。」こうおっしゃったんですね、当時。それで、「これからも各省庁また職員団体を初め幅広く関係者と意見交換を行いまして、十二月の大綱策定に向けて努力をしていきたいと考えております。……
○大出委員 基本的人権の保障に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、十一月二十八日に会議を開き、参考人として東京大学大学院教育学研究科教授苅谷剛彦君をお呼びし、教育をめぐる階層差の拡大と基本的人権について御意見を聴取いたしました。 会議における参考人の意見陳述の詳細については小委員会の会議録を参照いただくこととし、その概要を簡潔に申し上げますと、 まず、憲法や教育基本法に定められた、能力に応じて教育を受ける権利の保障の意味を検討する際には、能力の内容だけでなく、どの時点での能力を問題にするのかを明確にした上、教育現場の実態を踏まえた議……
○大出小委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 先般、小委員長に選任されました大出彰でございます。 小委員の皆様の御協力をいただきまして、公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いをいたします。 基本的人権の保障に関する件について調査を進めます。 本日は、参考人として東京大学大学院教育学研究科教授苅谷剛彦君に御出席をいただいております。 この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 このイラクの問題でございますが、攻撃をする理由がないのではないかなと実は考えておりまして、それはいろいろな情報が多分伝わっていないせいもあるんだろうと思いますが、この種の問題というのはいつもマスコミで知るということになるわけですが、一番初めから疑問に思うのは、なぜ国連決議一四四一が出るのかというのがまずわからないんですね。 クウェートを侵攻したときには侵略行為があったから国連決議が出たということはわかるんですが、今回に至ってはどうも侵略行為というのはないわけですね。いろいろな理由がついていて、前回、十年前の査察違反の理由をつけながら言ってきているん……
○大出委員 テロと非常事態の問題ですが、対処という場合に、まず、やはり根本的な部分を抜きにして考えてはだめだと思うんですね。テロの原因の中に貧困や差別や抑圧というのがやはりあるということと同時に、アメリカのユニラテラリズムということも原因は当然しているわけでございまして、そういうのをやはり考えていくべきなのではないかと思うんですね。そして、アメリカと同盟国であるならば、アメリカが酔っぱらっているんだとすれば、おい、余り酔っぱらって先走るんじゃないというふうになだめるのがやはり同盟国の友人としての務めであろうと思うわけなんです。 そして、テロのことで申し上げれば、ある程度というかかなりの部分が……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 我が党の考え方は、先ほど前原議員から述べていただいたように、はっきりと大変立派な議論であったと思っておりますが、つけ加えるような形でお話をしたいと思います。 憲法調査会でございます。憲法の九条があり、そして国際法があるわけですが、それに基づいてやるならば当然平和解決という方向に行かなければならないわけですが、残念ながらといいますか、小泉さんは全然そうではない方向にかじを切っているというところが、憲法調査会であるからこそ指摘をしなきゃいけないのではないかと思うんですね。 そして、もう一つ思い出していただきたいのは、平成十二年の五月三十日、二〇〇〇年……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 州の話なんですが、ちょっと一つ例を出してお話をしたいと思うんですが、州になっても実態を踏まえた部分で見ないとなかなかうまくいかないのではないかなと思ったりしているものですから。 実は、アメリカの大統領選挙のときの例をとってみたときに、ブッシュさんとゴアさんが戦ったわけですね。最終的に三百五十七票の差だったのですね。ところが、全国ではゴアさんの方が五十四万票、実は多かったんですね。 ところが、何で負けたかというと、フロリダだったですね。フロリダで負けたことになったものですから、結果的に、それで票の数え直しということを裁判所に訴えたわけだけれども、ど……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 憲法記念日を迎えるに当たってということで、この間、福岡の公聴会等も出席をさせていただきながら、その後にイラク攻撃などがあって、どうも今、日本は平和主義の国といいますか平和憲法を持っている国というのがなかなか胸を張って言えないような状況になっているのではないかと実は思っております。 イラク問題でもそうですが、アメリカ、イギリスの攻撃について日本が支持をしてしまったときに、私は即、あれ、九条には国際紛争解決手段として武力の威嚇または武力の行使は永久に放棄すると書いてあるのに、日本がやっているわけじゃないかもしれないけれども、なぜそういう態度をとるんだろ……
○大出委員 基本的人権の保障に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、五月十五日に会議を開き、参考人として、中央大学法学部教授堀部政男君をお呼びし、情報公開法制及び個人情報保護法制を含む、知る権利・アクセス権及びプライバシー権について御意見を聴取いたしました。 会議における参考人の意見陳述の詳細については小委員会の会議録を参照いただくこととし、その概要を簡潔に申し上げますと、 堀部参考人からは、 まず、日本における知る権利・情報公開論議の経緯は、以下のように五つの時期に分けられるとの説明がなされました。 具体的には、1.知る権利が、……
○大出委員 基本的人権の保障に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、六月五日に会議を開き、参考人として、千葉大学法経学部助教授小林正弥君をお呼びし、基本的人権と公共の福祉、特に国家、共同体、家族、個人の関係の再構築の視点から御意見を聴取いたしました。 会議における参考人の意見陳述の詳細については小委員会の会議録を御参照いただくこととし、その概要を簡潔に申し上げますと、 小林参考人からは、 まず、従来国家と個人の二元論を主張してきたリベラリズムが自由主義思想を極端に急進化させたために、貧富の格差、市場の失敗、モラルの衰退、人間関係の希……
○大出委員 基本的人権の保障に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、七月十日に会議を開き、参考人として、北海道大学長中村睦男君及び東京学芸大学教育学部助教授小塩隆士君をお呼びし、社会保障と憲法について御意見を聴取いたしました。 会議における参考人の意見陳述の詳細については小委員会の会議録を参照いただくこととし、その概要を簡潔に申し上げますと、 中村参考人からは、 まず、二十五条一項の生存権規定は、GHQの草案にはなく、衆議院の審議段階で設けられた日本側の創意であること、及び国民の意識の中に定着してきたと言えるのではないかとの見解が示……
○大出小委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 先般、小委員長に選任されました大出彰でございます。 小委員の皆様の御協力をいただきまして、公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 基本的人権の保障に関する件、特に教育を受ける権利について調査を進めます。 本日は、参考人として慶應義塾学事顧問、日本私立学校振興・共済事業団理事長鳥居泰彦君及び早稲田大学教授岡村遼司君に御出席をいただいております。 この際、両参考人に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありが……
○大出小委員長 これより会議を開きます。 基本的人権の保障に関する件、特に労働基本権について調査を進めます。 本日は、参考人として東京大学教授菅野和夫君及び内閣府情報公開審査会委員・元労働省女性局長藤井龍子君に御出席をいただいております。 この際、両参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人のそれぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。 本日の議事の順序について申し上げます。 労働基本権について、まず、菅野参考人には公務員制度改革の視点から、藤井参考人……
○大出小委員長 これより会議を開きます。 基本的人権の保障に関する件、特に知る権利・アクセス権とプライバシー権について調査を進めます。 本日は、参考人として中央大学法学部教授堀部政男君に御出席をいただいております。 この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。 本日の議事の順序について申し上げます。 まず、堀部参考人から知る権利・アクセス権とプライバシー権について、情報公開法制、個人情報保護法制を含め御意見を四……
○大出小委員長 これより会議を開きます。 基本的人権の保障に関する件、特に基本的人権と公共の福祉について調査を進めます。 本日は、参考人として千葉大学法経学部助教授小林正弥君に御出席をいただいております。 この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。 本日の議事の順序について申し上げます。 まず、小林参考人から基本的人権と公共の福祉について、国家、共同体、家族、個人の関係の再構築の視点から御意見を四十分以内でお……
○大出小委員長 これより会議を開きます。 基本的人権の保障に関する件、特に社会保障と憲法について調査を進めます。 本日は、参考人として北海道大学長中村睦男君及び東京学芸大学教育学部助教授小塩隆士君に御出席をいただいております。 この際、両参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人のそれぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。 本日の議事の順序について申し上げます。 まず、中村参考人、小塩参考人の順序で、社会保障と憲法について、お一人三十分以内で御意見を……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 私は、基本的人権の調査小委員会の小委員長ということで、委員会の交通整理をさせていただいてまいりました。御協力をいただきました皆様には感謝を申し上げます。 それで、委員長でしたので、余り発言の機会は多くなかったんですけれども、やっていまして、委員長をやると何となく憲法の番人的な感覚になるんですね、これが。 基本的人権のところを見ていて、どうも条文に書いてあることが本当にそのとおり人権として守られるといいますか、普遍化されているか、あるいは皆さんにとっていいようになっているのかというと、必ずしも書いてあることが実行されていない。金子委員がよく前に、運……
○大出委員 動議を提出いたします。
会長の互選は、投票によらないで、中山太郎君を会長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
幹事の員数は九名とし、会長において指名されることを望みます。
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 先ほど仙谷議員の方から、法の支配の観点からイラクの派兵は憲法違反であるということ、と同時に、国際法違反であり、安保違反であるという、まさに私もそのとおりだと思っておりまして、大変法律家としての歴史的な発言であろうと思っております。私も常々、今の日本の状態は無法状態であると実は言っておりまして、私は常々立憲主義ということをよく言うんですが、立憲主義の政治をやっていないではないかということを申し上げているんですね。 そして、この間のイラク問題をずっと見てきて、安全保障委員会なんかでも質問したりしているわけですが、テロ、九・一一から始まって、イラクがテロ……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 核の問題、安保の問題、テロの問題を話されているわけですが、現実を見据えてといいますか、今とっている措置だとか、政府の側等もさまざまなものを見て論じていないのではないかと思うことがよくあります。 というのは、防衛庁の新しい社屋ができたときに行ったんですね。そして、質問していいと言うから質問しました。核攻撃を受けたら、これは守れますかと言ったら、守れませんとおっしゃるんですよね。本当ならば、まずはそういう、受けたら守るようなことにしなきゃいけないだろうし、向いている方向が違うんですね。北欧だとかヨーロッパなどは、核問題が起こったときにはシェルターを一生……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 小針参考人、松浦参考人の御意見を伺いまして、それで、私は、今、小委員長の方から報告がありました、読み上げられたところの、同じことを申し上げるんですが、小針参考人の物の考え方といいますか、視点といいますか視座といいますか、この辺、四つぐらいあるわけですが、この視座からやはり今の提出されております国民保護法制等を見ていくべきなのではないか、そういうふうに思っております。 一つには、非常事態に対する権限と現憲法の関係ということについて、小針参考人は日本は第四の類型だと。つまりは、憲法典上に非常事態対処規定を欠くにもかかわらず非常事態に対処する必要がある場……
○大出委員 最初の発言者担当の民主党の大出彰でございます。 この齊藤参考人のお話というのは、法律の条約適合性というのが中心でございましたので、その話でございます。 私は、常日ごろ、裁判所は法律の憲法適合性審査と同様に、どうしてもっと法律の条約適合性審査をやらないのだろうかと思っていましたので、その観点から齊藤参考人に質問しました。 まず私は、私が国際法学者に会ったとき、裁判所は法律の条約適合性審査をやらない傾向があるのはなぜでしょうかと問い、それに対して、我々国際法学者は憲法をよく勉強するけれども、憲法学者は国際法を勉強しないことが裁判にも影響していると答えられた話を出して尋ねました。 ……
○大出小委員 民主党の大出彰でございます。 総論的な話はずっとやられてきていますので、国民保護法制の各論的な話をちょっと先に聞かせていただきます。 この国民保護法制は、いわゆる武力攻撃事態等の対処法が前提になっていますので、一体いつから保護されるのかということを考えたときに、対処法の問題点をそのまま引きずっているようなところがあると思うのですね。 例えば規模、どのレベルの武力使用があったら武力攻撃になるのかとか、あるいは地理的範囲でどのラインを越えたときに武力攻撃事態なのか、これもよくわからないところがございまして、意思の方も、武力攻撃なのか威嚇なのか、相手方の意思をどうやって判定するの……
○大出小委員 民主党の大出彰でございます。 途中、事態特で一時間質問しておりましたので、抜けまして申しわけございません。ですが、参考人のお話も聞きましたので。 実は、参考人のお話を聞きながら、軍事も一つの解決法だというのですが、それは肯定するわけですが、でも、ニュアンスとしては軍事じゃない方がいいですねというのがまず私にはありまして、やはり外交を重視した解決の仕方が今ほど重要なんだなとつくづく思っているんですね。 それで、参考人の中で、どうもアメリカ問題といいますか、アジアについても、アメリカの政治経済の手法というものがやはりどうも単独主義で、ちょっと逆にほかの国からすると違和感を感じる……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 きょうは、公述人の皆さん、大変ありがとうございます。 最初に井ノ川参考人の方から質問させていただきたいと思いますが、二院制の大変悩ましい問題のところを意見としてあらわしていただきまして、私も興味があるものですから、まず最初に、時間がなくならないうちにと思いまして、質問をさせていただきます。 それと同時に、年の功と申しますか、私たちよりも大先輩である井ノ川さんが、衆議院の方はなかなか参議院の問題、二院制の問題を言いにくいんだ、こう書かれておりますが、そういうところは確かにございまして、しかし、逆に参議院の場合には、この問題を扱うと一院論にされちゃう……
○大出小委員 民主党の大出彰でございます。よろしくお願いいたします。 最初に、君主に主権があるのか、あるいは国民に主権があるのかという意味で、主権の概念というのは大変重要だと私は思っておりまして、特に日本国憲法の場合には主権がどこにあるのか。 定義はいろいろございます、概念もございまして、いわゆる統治権であるという解釈、あるいは最高独立性、あるいは国家意思の最終決定権という意味合いがあると思いますが、憲法改正あるいは今の状況の中で、主権概念は要らないのだとおっしゃる方々がおられるんですね。その理由が、ジャン・ボーダンみたいな形の絶対主義を正当化するために主権論争が行われてきたのであって、今……
○大出小委員 民主党の大出彰でございます。
きょうは御苦労さまでございます。よろしくお願いいたします。
初めに半直接制という言葉が出てまいりますが、ここの制度は半直接制だと言えるには、一個でも直接民主主義の規定があればいいのか、その辺の要件といいますか、そこを教えてください。
【次の発言】 なかなか、一個でもの一個の中身が直接制を強くあらわしているといいますか、そういった場合ならば、確かに、一個でもということなのかと。確かに、先生おっしゃったように、分類の問題であるだけだということかもしれませんけれども。
次に、プレビシットというのとレファレンダムという、どうなったら、これはプレビシット……
○大出小委員 民主党の大出彰でございます。 最初は、先生のお話の中にもありますが、法律に対する条約の優位を理由として国内裁判所が法律の適用を排除するということについて、憲法上に明文の根拠規定がなく、先例ないし理論にも頼るべきものがない場合、国内裁判所に法律の条約適合性審査を期待することには限界があるだろう、このようにおっしゃっておられるわけですね。 このところで、最近、国際法の方の学者さんにお会いしましてお話をしたんですね。どうも裁判所は条約を適用しない傾向にあるという話をしましたんですね、国際人権規約の話だったんですが。そうしたところ、その先生は何とおっしゃるかというと、我々国際法学者は……
○大出分科員 民主党の大出彰でございます。よろしくお願いいたします。 きょうは、質問通告もしておきましたが、いわゆる国士舘大学の留学生寮建設の不可解なところといいますか、正式には住所が神奈川県横浜市青葉区鉄町千七百六十番地の加藤建硝跡地、ここに、簡単に申し上げますと、留学生寮を建てる建設業者がおりまして、留学生の寮が建ち上がったときには国士舘の側が一括借り上げてくれるんだということを言って地域住民にも説明をし、さらには、横浜市の建築確認がおりるときにもそういう説明で実はおりているんですね。 ところが、どうも経過を見てまいりますと、必ずしもそうではなくて、学校関係者の一部が、横浜市に対しても……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 今、山花さんからお話があったように、確かに憲法上のものがいいのかということはありまして、確かに新しい憲法ができるとき、例えばEU憲法なんかにもオンブズマン制度が入っていますね。そういう意味では、機能するならばその方がいいんだろうと思っておりますが、もともとは、原点にやはり返ってみるべきではないかと思うんですね。 というのは、三権分立を考え出してつくったのは、要するに抑制と均衡することによって政府をチェックしていこうと考えたわけですね。その中で、その真っただ中に我々もいるわけなんですが、どうも全体的に、オンブズマンというのが出てくるのは、中央も地方も……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 前にもこの国民投票制度を憲法調査会で取り上げたことがございました。そのときに中曽根議員が、大勲位でございますがおられまして、今は引退なさっておりますが、この問題で昔中曽根さんが内閣総理大臣を国民投票でということをおっしゃったことがありまして、そのころ私は学生でございまして、反対をいたしました。 というのは、そのときに私が感じたのは、あ、これはプレビシットだと思ったわけですね。プレビシット、民主制だと思ったわけなんですが、その後、今ここにいるわけですが、勉強を重ねながら、アメリカの議会制度を見ていますと、上院、下院になっていて、下院が二年の任期という……
○大出委員 民主党・無所属クラブの大出彰でございます。 一つは、政党というのは、ウォルター・バジョットでしたか、国民と国政とのかけ橋であるということで、大変重要なものだという思いもあり、政党というのを憲法に位置づけた方がいいのではないかなと常々思ってまいりました。 ところが、先ほど土井議員の方から、政党を位置づけることには反対であるということでありまして、ああ、そういうふうに考えているのかなと思いまして、多分土井さんの場合には政党の自由というものをかなり重視してお考えなんだと思いまして、それをお聞きしながら、憲法で政党を規定すると、逆に先生おっしゃったようなことが起こるかもしれないし、規定……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 きょうは、天皇制ということで、天皇制をめぐる問題について、一部でございますが発言をいたします。 初めに、「第一章 天皇」についてでございます。 日本国憲法は、「第一章 天皇」と書いてあります。そして第一条は、「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」と規定し、その主体は天皇であって、主権者である国民は「主権の存する日本国民」という表現で間接的に書かれております。しかし、主権概念が必要であり、また、国民が主権者であるならば、ここは、「第一章 国民」、第一条の出だしは「日本国民」であるべき……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 国民の権利義務ということで考えた場合に、権利、つまりは人権をいかに守るかということでありますし、それは、いわゆる自由をいかに守るかという観点で考えたときに、まずやはり、憲法成り立ちの歴史等を考えていかなければいけないだろうと思っております。 それは、いわゆる第二次世界大戦の話ですけれども、神勅天皇制を支柱といたしまして、外に向かっては侵略戦争を行い、内においては人権弾圧を行ったと国際的に評価されるような事態が起こっていたのを受けて、日本国憲法は九条で戦争を放棄し、そして人権規定を厚く規定し、特に、信教の自由の中では政教分離ということを解釈で導いてい……
○大出委員 民主党の大出彰でございます。 先ほどから、先輩議員あるいは同僚議員からあいまいであるという話が出ておりまして、確かにそうなんですが、ただ、解釈の余地があるというふうにも思っておりまして、その余地があることが学者の方々の学説を立てるところのもうけ話になるわけですが、そういったことも含めまして、今の場合でも許容範囲の中にあるのではないかなと実は思っておりまして、そして、現実に、今の解釈をしながら余り不都合はないのではないかというようなことも実は思っております。しかし、明確にしろということで、直すということがやぶさかでないというのは、その思いもあります。 そこで、八十九条のことが言わ……
○大出委員 民主党・無所属クラブの大出彰でございます。 総務委員会とかけ持ちだったものですから、ばたばたして申しわけございません。それと同時に、総務委員会で、理事会の合意を無視して趣旨説明を強行するということがあったものですから今不正常な状態になっておりますが、今後、定率減税等、地方においても大増税の問題を審議しなきゃならないときなのに、非常に不快に思いながら今ここへ上がってきたところでございます。 と言いながら、前文でございますが。 私は、この前文というのは、字句を変えたりとかいうこと自体は大した問題じゃないと思うんですが、要はやはり、ここに書いてあることが憲法制定者の決意でございまし……
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