このページでは中塚一宏衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。中塚一宏衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○中塚委員 自由党の中塚一宏でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 今我が党の鈴木淑夫議員からお話がありましたとおり、やはり問題は二つということで、まず一つは、やはり再生委員会というものの問題点。独立性を持っているとはいうものの、委員長は国務大臣である。それは、先ほど委員長みずからがそのようにおっしゃっておられたわけでございます。しかも、委員長は与党の一員である。この手の話にいつもつきまとうのが、政府と与党の使い分けということでございまして、これでは、民間企業の再建というときに、政府はこうだけれども与党はこうなんだという話では、恐らく民間の皆さんも企業の再建というのはできない、ほと……
○中塚委員 自由党の中塚一宏と申します。
本日は、厚生行政の大ベテラン、大臣も二度目でいらっしゃいます津島大臣、加えて自由民主党の方では税制調査会の大幹部でもいらっしゃるということですが、津島大臣に高齢者医療、年金、介護等の社会保障の財源の話についてお伺いをしたいと思っております。
まず最初に、大臣、来年度の税制改正要望の話をちょっとさせていただきたいんですが、国民年金の保険料の未納者に対して個人年金保険料の所得控除を認めない案を出されているというふうに聞いておりますけれども、その趣旨を御説明いただけますでしょうか。
【次の発言】 制度の安定のため国民年金の加入をどんどん奨励しなきゃいけな……
○中塚委員 自由党の中塚一宏でございます。 まず初めに、来年から中央省庁が再編をされます。そしてまた、副大臣制度という制度が導入をされるわけでございまして、与党の方は多数政府にお入りになる。政府と与党が名実ともに一体化をしていくということになるわけでございます。こういった制度は我々自由党のかねてよりの主張でありまして、政治主導というのを確立するためには、まことに喜ばしい制度であるというふうに思っております。いずれにせよ、実効性を高めていくという努力なんかはしなければいけませんし、決して形骸化をさせるようなことがあってはいけないわけです。三権分立という言葉があるのですけれども、司法は別といたし……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。
まず、生命保険の保険会社の破綻の話からお伺いをしたいと思うのですが、この夏以降、生命保険会社、幾つか破綻をしておりまして、破綻後の提携先というのが大体外資系の会社ということになっておるようでございます。
ここで相沢委員長にちょっとお伺いをしたいのですけれども、どうして日の丸の会社が提携先として手を挙げないのでしょうか。委員長、どういうふうにお考えですか。
【次の発言】 もちろん法律にのっとってやっているわけですし、市場原理ということもありますから、提携先がどこの国であろうとそれはしようがないのかなと、しようがないというよりはそういうことなのだろうなと……
○中塚委員 私は、自由党を代表して、平成十一年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例に関する法律案に対し、反対の討論をいたします。 本法律案は、平成十二年度補正予算編成に当たって、国債発行額を抑制するため、前年度剰余金を国債整理基金へ繰り入れず、全額を財源とするものであります。本来、今のような低金利のときには、剰余金を将来の償還に充て、長期債にウエートを置いて新発債を発行した方が長期的な金利負担は低下するはずであり、それが国債管理政策の原則であります。 また、新発債の内容は二年債、五年債が中心で、十五年債は変動利付債という極めて変則的なものであります。一度短期債を発行すれば、長期債に乗りか……
○中塚委員 自由党の中塚一宏と申します。 先ほどの海江田委員のお話にもありましたけれども、株価が低空飛行をしておりまして、本日は一万四千五百七円で引けております。きのうよりも百五十一円安くなっているということなんですが、景気、経済、いろいろなインデックスがありますが、やはり株価というのが一般の方にも一番わかりやすいインデックスなのかなというふうに思いますし、また、何よりも先行指標であるというふうに言われておるわけでございます。 ただ、株価対策ということで政府・与党の方でいろいろお考えになっているようですが、株価というのは経済政策の結果であって目的ではないはずなんですね。それこそ、持ち合い解……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 本日は、NPO法に関連して伺いたいと思います。 NPO法というのが施行されましてからしばらくたちまして、来年度の税制改正においては税の優遇措置というのも盛り込まれるようになっております。私自身は、NPO自体は大変結構なことだというふうに思っております。 というのは、今の日本では官がほとんど公を独占しているような状況であるわけですが、公というのは必ずしも官がやる必要はないんじゃないかという意味において、NPOの活用が望まれるところでございます。 また、財政事情なんかを考えましても、どんどんと国の仕事というのはアウトソーシングをしていかなきゃならない……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 予備費の審議ということで、特別会計の経費の増額総調書なんかを見ていますと、特殊法人への出資とかが結構出ておりまして、これは公共事業等予備費が執行されて、それが特会から特殊法人へ出ているのだろうなというふうに思いますが、公共事業等予備費は次の機会ということです。 午前中も特殊法人のお話が出ておりましたし、また、国の予算というのは一体どれぐらいなんだというふうな議論もあったようですが、そういった意味で、私は、改革がやっとスタートをいたしましたけれども、財政投融資の制度について両大臣にお伺いをしたいと思います。 それで、特殊法人に貸し付けられている財投の……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。どうぞよろしくお願いします。 十一年度の公共事業等予備費ということなんですが、まずちょっと申し上げますと、公共事業等予備費というのは、私ども自由党が連立政権におりましたときに私どもの強力なプッシュで実現をしたものでありまして、十年の末に連立政権の合意というのができて、ともに予算を編成するという合意があったわけなんですけれども、予算編成自体は年じゅう通しておやりになっているわけですから、その年末に、当時二年連続マイナス成長であったということもありますし、また小渕総理が、確実にプラス成長と言えるものにしたい、そういうふうな強い意向もありまして、五千億円の公共……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 こうやって大臣と委員会でお目にかかるのは初めてでございまして、おめでとうございますというか、御苦労さまですといいましょうか、ただ、今、国会の中でマジョリティーを占めている与党がつくっている内閣にあって、しかも国民的な人気も圧倒的に高い、そういうふうなところで経済財政関係のお仕事をされるという点で、ある意味ではうらやましいなというふうな思いも持っているわけです。また、小泉内閣が続く限りはずっと大臣でもいらっしゃるということを総理もおっしゃっているようですので、ぜひとも日本のために頑張っていただきたいな、こういうふうに思っております。 それで、きょうは経……
○中塚委員 自由党の中塚です。 きのう、本年の一―三のQEが発表になりまして、マイナス成長になってしまったわけですね。ことしの一―三だから、小泉内閣の直接の責任ではないというふうには思いますけれども、今、足元の景気がそういう状況であるということは事実ですし、そこからまた構造改革ということにチャレンジをされていくということだろうと思うんです。株価も下がっていますし、不良債権だって一―三のマイナスで大分ふえているのではないのかなというふうに私自身は思っているのですね。 では、小泉内閣が成立してから何か実際、具体的にしたかというと、いろいろな会議なんかでお話をされているということはあると思います……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 株価が大変に低迷いたしておりまして、きょうは一万三千五十九円で引けたということです。低迷しているというのは、二〇〇〇年度の前半、企業収益が大変な勢いで回復をしていたということも考えますと、すごい低いレベルだろうなというふうにお思いの方が多いと思いますし、実際与党の中でも、企業収益が改善しているのに株価が低迷しているというのは、やはり需給関係に問題があるのではないかということで、そういった需給関係の株価対策というのをお考えになっている方もいらっしゃるように聞いております。 需給関係自体を改善するということを否定はしないんですけれども、ただ案の中には筋の……
○中塚委員 私は、自由党を代表して、平成十三年度における公債の発行の特例に関する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案に反対をし、法人税法等の一部を改正する法律案に賛成をする討論を行います。 以下、二法案に反対する主な理由を申し述べます。 来年度予算における公債発行額は、十二年度と比較して縮減しているように見えるものの、これは金融システム安定化のための交付国債償還の手当てを行う必要がなくなったためであり、むしろ一般歳出については、中身に変化のないまま膨張し、プライマリーバランスは悪化をいたしております。公債発行は、従来のばらまきの歳出構造を維持するためのものであり、財政健全化の方……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。
午前中からずっと議論を聞かせていただいていたわけですが、日米首脳会談の話からまず伺いたいなと思うのです。
半年以内に云々かんぬんというのは結局のところ一体何なのでしょうか、半年たつと一体何が起こるのでしょうか、宮澤財務大臣に伺いたいのです。
【次の発言】 それで、麻生経済財政担当大臣が不良債権処理も含めて半年間で骨太の結論を出したいというふうに発言したという新聞報道があるのですが、柳澤大臣に伺いますけれども、この半年間で結論を出すということについて、まずもって大臣の御所見というのはいかがなんでしょうか。
○中塚委員 自由党の中塚でございます。おはようございます。 きょうは税理士法の一部改正法案ということで、五十五年の改正のときにいろいろ大変なことがあったというか、我が党の先輩議員も大分そのとき活躍したというふうに聞いております。今回は、いろいろと関係各方面とちゃんとお話をされた上での法案化、また関係方面から私どももいろいろな意見を聞いておりますので、別に、特段異論があるわけではありません。ありませんが、私がちょっと個人的にお尋ねをしたいことが幾つかありますので、その点についてお伺いをしたいというふうに思います。 それは報酬の最高限度額に関する規定ということなんですが、今回の改正で、会則の絶……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 大臣、おはようございます。 まず、緊急経済対策の法案についてちょっと伺いますけれども、二十五日の財務金融委員会の税理士法改正の質疑のときに大臣と税の話をちょっとさせていただいて、質問の終わり間際だったと思うのですけれども、大臣が、直間比率の是正ということに関連をして資産税については諸外国に比べて低いというふうなお話をされて、引き上げの余地があるのではないかというふうな御趣旨の発言をされたと思うのです。 今うちの自由党の鈴木委員からお話がありまして、そのとき大臣は、税率こそ本当は見直さなければいかぬのだというふうに御答弁されていましたよね。そういうと……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。
ずっと塩川大臣に財政の健全化の話をお伺いしてきておりまして、財政の健全化、とても大切なことだとは思っているんですが、財政の健全化へ至る道筋についてちょっといまいち腑に落ちないところがありまして、きょうも引き続きそういうお話について伺わせていただきたいというふうに思っております。
報道によれば、きょう、大臣、閣議後の会見でシーリングについてお触れになったようなんですが、その件をちょっともう一度御披瀝をいただけませんか。
【次の発言】 シェアというのは、要は横向けの話ですよね。予算の配分のことですよね、シェアというのは。
それで、当然マイナスに働いてく……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 財政の健全化のお話をずっとこの委員会でもさせてきていただいておりまして、来年度の国債の発行額を三十兆円以内に抑えていくということの中で、地方に行くお金を一兆円削る、また国のお金で二兆円を削減するというふうなことを財務大臣がおっしゃっておりまして、私もずっとその中身について聞かせていただいてきたわけです。 その中で、特に地方へ行くお金の話を六月の五日に財務金融委員会の方でさせていただきまして、地方財政計画が八十九兆円、約九十兆円ぐらいあるので、一%削って約一兆円、そうすることによって、交付税、国庫支出金、合わせて一兆円を削減したいというふうに塩川財務大……
○中塚委員 おはようございます。自由党の中塚でございます。
本日は、土地再評価法について質問をさせていただきます。
この法案が十年に提出されたときに、一番大きな目的というのが、金融機関の貸し渋りの解消のためであったというふうに覚えておりますが、今回の改正、延長ということで、事業会社の本法利用の動きがあるというふうな御説明を聞かせていただいておりますが、そういった意味で、本法が成立した平成十年のころと、今の平成十三年の経済状況、そしてまた、それを取り巻く環境ということについて、提案者の先生にお考えをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 そういう意味で、貸し出し余力がふえたということ……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 先週水曜、金曜と、塩川財務大臣に新しい内閣の財政運営のあり方ということをずっとお尋ねをしてまいりまして、きょうも、先週お聞きをしたことで明らかになったことに沿って、今後の財政運営のあり方についてお伺いをしたいというふうに考えます。 それで、先週の金曜日に財務大臣にお聞かせをいただきまして、来年、再来年度は国債発行は三十兆円以内に抑制をするのだ、三年目には景気が回復をしているだろうから、そこから税制その他を見直してプライマリーバランスの回復に着手をしていくということでよろしかったですね。 それで、ここで何で財政赤字を削減すると三年目からぽんと景気がよ……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。
まず最初に、構造改革ということでスタートした小泉政権なんですけれども、五カ月近くたっても構造改革という割には余り何も変わっていなくて、失業率が上がって、株が下がって、景気が悪くなっているというところだけは変わったなというふうに思うのです。塩川財務大臣にお伺いをいたしますが、ちょっとテンポが余りにもゆっくりし過ぎているんじゃないかというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。
【次の発言】 もちろん法律を通したり予算を通したりしなきゃいかぬのでしょうけれども、それだったら、閉会中審査は閉会中審査で結構なことですけれども、八月はほとんど国会も何も開いて……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 まず最初に、質問に先立ちまして、今回のアメリカの同時多発テロによりまして命を落とされた方、また負傷されました方、そしてその御家族に心よりお見舞いを申し上げます。また、行方不明者の一刻も早い発見と、合衆国の一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げる次第でございます。 この委員会の冒頭、委員長が万全を期すということをお話しになりました。その万全を期すということの中に、我が国自体の危機管理体制をしっかりと整えていくということがあるというふうに思います。いわゆる自衛隊の防衛出動に関する法律の整備ということになるわけですが、有事法制について、一刻も早くこれを整備し……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 村田副大臣、どうぞ御自愛ください。 きょうは、住専のお話というか、住専のその後について幾つかお伺いしたいというふうに思っておりまして、きのう質疑通告をしましたら、なかなか資料とかもすぐには取りそろわないような状況だったものですから、ちょっと質問の中でも数字的なこともお伺いをさせていただくことになると思いますけれども、よろしくお願いをいたします。 平成八年に住専処理ということがありまして、当時は座り込みまでした党もあって、本当に聞くも涙、語るも涙の物語なわけですけれども、住専という預金者もいないような、まあノンバンクのようなものに、預金者保護という名……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 きょうは、竹中経済財政担当大臣にお越しをいただいております。構造改革ということで、小泉内閣が発足してもう半年くらい、半年以上たっておるわけですけれども、当時、変わる、変わると言っていた割には一向に何ら変わっていなくて、実は、きょうは石原行政改革担当大臣にもお越しいただこうというふうに考えました。 せめて特殊法人の廃止ぐらい、もうたったかたったか決めてもいいんじゃないかと思って、そのことをお尋ねしようと思いまして、石原行革担当大臣にもお越しをいただこうと思いましたら、何か総理に呼ばれているということで、そちらへ行って実のある案を決めていただけるんならそ……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 きょうは、田中外務大臣にお越しをいただいておりまして、報償費、機密費のこと、そしてまた裏金の問題について御質問させていただきたいというふうに思っております。 時期的に年末に来ておりまして、来年度の予算編成ということが大変大きな課題になってくるわけですし、予算自体は内閣が編成するのはもう当然のことなんですけれども、議会としてかかわっていくという意味において、今までの報償費の使用のされ方、それに基づいて来年の予算にそれがどういうふうに反映をされるのかということを伺っていきたいと思っております。 報償費、機密費の事件がありましてから、本当に各種の提言とい……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 参考人各位におかれましては、土曜日早朝から大変御苦労さまでございます。 土曜日に審議があるというのは、実は異例なことなわけですけれども、私ども自由党としましては、ふだんから有事法制をちゃんと整備するべきだし、また、日本の安全保障という中の延長線上で、国際貢献ということについてもふだんからちゃんと考えなきゃいけないし、また、それを法律にしておかなきゃいけないということを一貫して主張してきたわけです。 残念ながら、そういったことは今日に至るまで全然なされておりませんで、もちろん、今の特措法というのは自衛隊を海外に派遣するための法律ということですから、そ……
○中塚議員 お答えいたします。 国際社会の激しい競争の波の中にあって、資源が乏しく、また人口も過密な我が国にとって必要な条件というのは、やはり世界が平和であること、そして世界のあらゆる国と自由な交流と協力関係を維持することが必要であるというふうに私ども考えておりまして、そのためには、まず日本を守るためには、もちろん日米同盟は欠かすことができません。日本国防衛の第一線は、自衛隊プラス日米安保条約であるというふうに考えております。 それに加えまして、日本の近くまたあるいは遠いところで世界平和を脅かすような状況が起きた場合、湾岸戦争の教訓を生かしつつ、国連の有力メンバーといたしまして日本はどのよ……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 けさ与党三党が提案をされました修正案のことについてまず伺いたいんですが、修正案の提出者の方に御答弁をいただきたいと思います。 政府が提案をした法律に与党の方から修正をかけるということで、調べたわけではありませんが、珍しいなというか、与党から、与党で内閣を構成しているわけですので、何でかなというふうに思うわけですけれども、提案理由で「これまで行われてきた法律案についての審議を踏まえ、」ということが書いてありましたが、国会承認と、あともう一つ武器輸送の件について修正をおかけになる、もうちょっと突っ込んだ理由というか経緯というのを御説明いただけませんでしょ……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 銀行法の審議ということで、どんどんと金融機関が仕事のできる分野が広がったり、あといろいろ新規参入の方なんかが来られて頑張ってもらうということも大変に結構なことなんだろうというふうに思っていますが、そのことと関連して、やはり今一番問題になっている、要は今の問題の方も、今の不良債権の問題ですね、そういったことも大変大事だろうというふうに思っていますので、そのことを中心にお伺いをしていきたいというふうに思います。 柳澤大臣は、間もなく一年ですかね、大臣におなりになって。それで、直接償却、最終処理ということをお話しになられたわけですけれども、現在のところまで……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。
まず、保有機構の質問をする前に、ちょっと今のお話と関連して柳澤大臣に、お役所に長くおられた経験からお伺いするんですけれども、私も以前、役所に勤めている方から小耳に挟んだことがあるんですが、どうして事務次官というのは国会には出ないことになっているんでしょうかね。その辺どうなんでしょうか。慣例なんでしょうか、どうなんでしょうか。大臣、その辺のこと、御事情を御存じでしたら御披瀝いただけますか。
【次の発言】 私も全然詳しくありませんので、国会で決まっているのかどうかもわかりませんが。ただ、今までのお話を聞いていると、やはり森長官がお越しになれば何か大部分の話……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 証券税制改革ということで、中身は減税法案ということなんでしょう。 証券税制の改革の目的ということで、もうずっと言われていることですけれども、間接金融から直接金融ということとか、あと、貯蓄よりも投資を優遇していかなきゃいかぬ、そういうトレンドの中で税制改正をしていくんだというようなことはもうずっとずっと言われてきたことなんですけれども、こうやってまた年度中に制度改正、年度の制度の改正が終わってからこれで二回目なわけですね。一回目が、さきに通常国会で百万円の特別控除というのをつくりまして、今回はまたこういうことで、臨時国会で証券税制の改正をするということ……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 きょうは、破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告ということなんですけれども、柳澤大臣が御就任以来、二度目の御就任以来というんでしょうか、不良債権の処理ということも積極的に御発言なさっているわけですし、やはりこれからのことが一番大切なわけですので、今、五十嵐委員の質問の中でもちょっと最後お触れになったんですが、特別検査のことについて私なりに伺いたいというふうに思います。 検査は今までも、要はやっておられたわけですよね。それこそ、再生法ができたり、あと早期健全化法ができたりして、そのたびごとに厳格に検査をされていたはずだし、しかも、その……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。参考人各位におかれましては、大変御苦労さまでございます。 金融再生法の一部改正ということで、特に山本頭取と室町頭取、お二方を中心にお伺いをしていきたいというふうに思います。 金融再生法を改正して、RCCの役割というものを新たにしていくということになるわけですけれども、その前提として、改革先行プログラムの中に盛り込まれていた特別検査ということがあると思うんですが、この特別検査、もちろん今お二方の銀行二行に検査が入っているのかどうかわかりませんけれども、この特別検査が行われた結果、その結果を受けて債務者区分が変更になって追加引き当て等を行うような事態があり……
○中塚委員 自由党の中塚でございますが、今、二十五分間の質疑を聞いていても、本当にわけがわからなくて、まさに塩川大臣がおっしゃったように、高く買えば二次ロスの発生の懸念があるし、また、安く買えば、なかなかこれもワークしないのだろうということなわけですね。 私も全く同感だと思うのですけれども、そもそも、そういう意味では、この間参考人質疑のときにも参考人の方にお伺いをしたのですが、今、現に民間のサービサーなんかもあって、それなりに仕事をされているわけですね。そこに何でこのRCCが買い取り価格を弾力化してまで参入をする意味というか意義があるのかということなんですが、提案者の方、御答弁をお願いします……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 では、まず補正予算について伺いますけれども、この補正予算なんですが、実際、四月の末に小泉内閣が発足して、まだ具体的な、改革自体が行われていないし、改革の成果というのもあらわれていない。そういった中でどんどん景気が落ち込んできて、雇用対策というふうな名目で追加歳出というのが行われているわけですけれども、しかし、この補正予算、こうやってフレームを見ますと、追加歳出というのはほとんど既定経費の節減等によってもう賄われているわけですよね。 結局、税収が落ち込んでいる、税収減の一兆一千億というのがあるわけですけれども、早い話が、追加歳出をするということを見せか……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 この国会では、今週から参議院の方で審議が始まるんでしょうが、金融再生法の一部改正というののほかにも、株式の買い取り機構というのも法案が審議をされまして、バブルがはじけてもう十年以上たつんでしょうか、そしてまた東京二信組が破綻し、住専と、そういったことから始まったこの不良債権の問題というのも全くもって片がつかないままに、要は、株を買ったり不良債権を買ったりという形で新たに金融機関に資金の贈与というか公的資金の贈与というのが行われようとしておるわけですね。そういった現実について、きょう参考人のお三方にお伺いをしていきたいというふうに思います。 まず、RC……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 年末になりまして、来年度の予算編成、税制改正、また加えて二次補正予算の編成ということも話題になっております。税制改正なんかは党の方で大綱もできたし、予算編成大綱というのもできたようですけれども、拝見しておりまして、また新聞なんかで報道されるような、マスコミ報道なんかを見ましても、本当にもうはちゃめちゃで、本当にこれが構造改革なのかと言わざるを得ないものばかりだというふうに思うわけですけれども、まず二次補正予算について、竹中経済財政担当大臣にお伺いをします。 竹中経済財政担当大臣は、以前、決算行政監視委員会で議論をさせていただいたときに、「裁量的に財政……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 午前中の審議を聞いておりまして、塩川大臣の御発言で、三十兆円の意義ということをお話しになったときに、政治課題だという言葉をおっしゃって、私は、なるほどなというか、確かに得心をいたしまして、私も、まさにそういうことだと思っております。 政策課題という意味での三十兆円の国債発行枠というのは、確かに今、財政赤字をどんどんと出していいような状況ではありませんし、それはもう当然のことではあるとは思うのですけれども、ただ、さはさりながら、補正予算を組むときに、ではどこから財源を持ってくるんだということになりましたときに、結局、整理基金特会にあるNTT株の売却益を……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 きのうも予算委員会で両大臣とはお話、議論をさせていただきました。引き続ききょう財務金融委員会ということになるわけですけれども、塩川財務大臣に所信表明について伺いたいのですが、財政構造改革ということが書いてありますね。 財政構造改革、制度、仕組みを直すというのが構造改革なんだろうと思うのですね。ところが、来年度の予算、十四年度予算というのは、例えば効率化とかあるいは配分ということを書いてあるけれども、要は、一番大きな目玉というのは、この三つ目に書いてある財政の健全化。「構造改革と経済財政の中期展望」を踏まえ、歳出の質の改善や抑制等を推進するとともに……
○中塚委員 自由党の中塚です。 税法について伺いますが、塩川財務大臣、昨年の九月にこの委員会で議論をしましたときに、私、連結納税制度のことを伺いまして、連結納税制度を仕組むのを、要は企業負担を軽くするということに意味があるわけですので、三十兆円の枠との兼ね合いで本当に大丈夫なんでしょうかという話をしましたが、大臣が、損して得とれという言葉があるというふうにおっしゃっておられまして、私は、ああなるほど、さすが塩川財務大臣だというふうに思ったわけなんです。しかし、出てきましたものを見ますと、やはり三十兆円の弊害というんでしょうか、連結納税ですから、要は大企業が使う税制ということになるわけですけれ……
○中塚委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 関税率の改正に当たっては、我が国の貿易をめぐる諸情勢を踏まえ、国内産業、特に農林水産業及び中小企業に及ぼす影響を十分に配慮しつつ、国民経済的観点に立って国民生活の安定に寄与するよう努めること。 なお、関税の執行に当たっては、適正・公平な課税の確保により一層努めること。 一 高度情報化社会の急速な進展により、経済取引の国際化……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 年度がかわりまして、三月危機だとかなんとかいろいろなことが言われていたわけですけれども、今までは、危機の対応の話と、そうではなくあるべき姿というのが、ごっちゃになって議論されていたところがたくさんあって、そういう意味では、そういうクライシスというものがなくなった分、冷静に議論をすることができるんだろうなというふうにも思うわけです。ただ、では何が変わったかというと、株が上がったというだけのことで、実態的には何にも変わっていないだろうなというふうな基本認識をもとにお伺いをしていきたいというふうに思いますが、その経済の問題に入る前に、まず、ペイオフということ……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 きょうはJT法の一部改正案ということで審議ですが、採決まで行くということで、うちとしては、討論もいたしませんし、あらかじめ申し上げておくと賛成を決めているわけですけれども、ただ、賛成とはいっても、やはり将来の方向性というか、そういったことについてはちゃんとただしておかなきゃいかぬというふうに考えていまして、完全民営化ということ、これについて、やはり私どもとしては、それこそ小泉内閣も、官から民へとか、中央から地方へというふうなことを言っているということなわけですから、そういう意味で、完全民営化というのを目指していくべきだというふうに考えております。 そ……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。
特別検査の結果が発表されまして、今ほども質疑がありましたけれども、まず日本銀行総裁にお伺いいたしますが、二月末とか三月の初め、総裁が、予算委員会とかあるいは財務金融委員会で、公的資本注入論というのをずっとおっしゃっていたわけですね。その資本注入論というのを言っていらっしゃったというのは、当時の状況という意味なんですけれども、それは要は金融システム不安が起こるかもしれないほど不良債権問題が深刻だったということなんでしょうか。
【次の発言】 今、金融庁と連携をしてというふうにおっしゃったわけですけれども、金融庁は検査をし、日銀は考査をするわけですね。ところ……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。
塩川財務大臣、G7、大変に御苦労さまでございました。また、翌日、お昼御飯も食べずに委員会を本当に御苦労さんでございますが、私ちょうどお昼どきに当たりましたものですから少々責任を感じているようなところもありますけれども、そのG7のことからお伺いをしたいというふうに思います。
このG7で経済活性化策の基本方針を六月に打ち出すと表明したということなんですけれども、これについていかがでしょうか。
【次の発言】 ということになりますと、基本方針ということで、その中身自体が、例えば、予算措置を伴うものであるとか、あるいは税制改正を伴うものであるとか、そういったこ……
○中塚委員 冒頭、景気のお話をちょっとさせていただこうというふうに思います。 大底を打ったというふうな意見もそろそろ聞かれるようになってきていて、最近発表されるインデックスなんかを見ても、確かにインデックス自体はよくなっているものもあります。鉱工業生産なんかは大分上昇基調で来ているわけです。そういうことで、また、今度の月例経済報告で、政府がどういうふうな判断をするのかということも非常に注目が集まっているわけなんです。ただ、そういう生産は底打ちということなのかもしれませんが、雇用とか賃金というのは引き続きそんなによくなっているわけではなくて、生産が底打ちしても、時間外労働がふえているんだろうな……
○中塚委員 きょう法人税法の改正案について伺いますが、ちょっと順番を変えまして、まず、法人税法の改正案について、財務大臣と、あと修正案の提出者にお伺いをいたします。 今までのこの委員会の議論の中でも触れてまいりましたが、連結納税制度自体、バブルのころの過剰債務、過剰雇用、過剰設備の除却なんかに非常に役に立つということで積極的に推進するべきであるというふうに考えておりましたし、また分社化等を促して日本経済の構造改革を行うということでも大変重要であるというふうに言ってきたわけです。 ところが、連結付加税というようなものとか、あと、それもさることながら、それ以外に課税ベースも見直すというふうなこ……
○中塚委員 先ほど柳澤金融担当大臣から、ペイオフの全面解禁の問題についての答弁がありましたけれども、できるできないというのはそのときの経済状況なりなんなりによることでしょう。めちゃくちゃになればできないということは、それはもちろんあるんだと思うのです。ただ、経済財政運営やら、あと金融機関の財務内容ということも含めてそういう状況にしないということと、あともう一つは、今のところ、方針でペイオフを全面解禁するということが決まっているわけですから、ではそれに向けて金融機関をどういうふうに今後監督し、また指導していくのかということが大変重要だと私は思っています。 その観点から、地銀の問題と、あと、時間……
○中塚委員 自由党の中塚です。 きょうは、まず初めに、先ほど衆議院の本会議で可決成立いたしました郵政公社法のことについてちょっとお伺いをしようと思います。 両大臣とも御所管でないのは重々承知の上、百も二百も承知の上でお尋ねをするんですが、参議院の審議もあるでしょうから、なかなかめったなことは言えないんだろうというふうにも思いますけれども、ただ、今景気の問題とか経済の問題というものが言われている中にあって、構造改革ということも盛んに言われている中で、何をすることが景気、経済に資するのかというふうに考えたときに、政府がお出しになったのは郵便事業への民間参入ということが中心になっているわけなんで……
○中塚委員 まず、法案に先立って、法案自体、原案自体は金融システム、金融機関の健全性という点から立案されていたということですので、金融システムということも含めて、提案者のお三人さん、皆さん各党の経済なり金融なりの政策の責任者というお立場でもおありでしょうから、お尋ねをしたいのは、来年度からのペイオフの全面解禁ということについて、各党のお考えをお聞かせください。
【次の発言】 この今の法案についてもそうなんですが、午前中からずっと質疑を聞いていても、需給関係の問題等に多くお触れになる。株価のために株価の話をしてもしようがないのと同じで、ペイオフのためになかなかペイオフの話だけしていてもしようがな……
○中塚委員 私は、自由党を代表して、銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場から討論をいたします。 そもそもこの法律そのものは、政府が銀行への株式保有制限を行う際の措置として、市場に売るのではなく、株式買い取り機構を創設して株を買い上げるというものであり、それは市場経済をゆがめるものであると指摘してまいりました。二十一世紀最初の愚策であります。それを今度は、銀行と持ち合い関係にある事業会社の所有する銀行株まで買い上げるものであって、これは、銀行と事業会社双方が持ち合う持ち合い株が市場にさらされることなく、政府保証つきの株式取得機構に預け入れて売り……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 法案の審議に関連をして、瀋陽市の領事館事件のことについて伺いたいと思います。 といいますのも、外務省のこの「総領事館の対応に関する問題点」というのを拝見しましたときに、「意識面の問題点」というところで、「緊急事態への対応に関する意識の希薄さがある。」ということを外務省みずからもそういうふうに指摘をしているわけですね。 先週ですか、官房長官から、武力攻撃事態対処法に言う武力攻撃事態ということについて見解が発表されたわけですけれども、そういった中にも、「ある国が我が国への攻撃のため部隊の充足を高めるべく予備役の招集や軍の要員の禁足、非常呼集を行っている……
○中塚委員 自由党の中塚です。 まず質問に先立ってお話をしますが、やはり現下、日本の最大の課題は、経済の立て直し、景気の回復ということだと思うんですけれども、会期延長がされまして、重要法案が四つあるというふうに政府の方ではお話しになっているわけですが、私は、この四つの法案、全部ピントがずれているというふうに思うし、また、その中でも健康保険法の一部改正案のように、国民負担増をして景気の足を引っ張るような法律まで含まれてしまっている。そして、それに加えてこの防衛庁のリストの問題というものが出てきて、政府・与党が大変に混乱をしているというふうなことがある。 そして、その混乱の原因というのは、私は……
○中塚委員 自由党の中塚です。 本日は、貴重な御意見をどうもありがとうございます。 私は、政府提案が三つあって、それと、私どもも実は安全保障基本法と非常事態対処基本法という法律をつくっておりまして、私自身、我が党案の提案者という立場なんですけれども、この議論をするときに、やはり日本国憲法の議論というものは避けて通れないというふうに思うんですね。日本国憲法の三原則として、私は、国民主権と基本的人権の尊重と、あと国際協調主義、平和主義というものがあるんだろうというふうに考えておりまして、有事であろうがそうでない場合であろうが、これは政府の責務として最大限に尊重をしなきゃいかぬというふうに考えて……
○中塚議員 非常事態においては、内閣総理大臣のもとに権限を集中し、いかなる事態にも迅速的確に執行できる態勢をとらなければいけないというふうに考えておりますが、そういう意味で内閣の執行権を強化するということが必要になるわけですけれども、その行使はあくまでも国権の最高機関たる国会の承認を前提として行わなければいけないと考えております。非常事態自体が限界事例ということになりますが、そういう中でも、日本国憲法の基本原則の一つである国民主権というものはやはり最大限に絶対尊重されなければいけないというふうに考えております。 したがって、第五条第五項におきまして、非常事態の布告が国会によって承認された後で……
○中塚議員 お答えいたします。 私ども自由党が提案しております非常事態基本法において言うところの非常事態というのは、他国からの武力攻撃や大規模テロ、原発事故、エネルギー危機、大規模自然災害など多種多様な形態を想定いたしておりますが、こうした事態が発生したことにより、国民の生命、身体もしくは財産に重大な被害が生じる、そしてまた生じるおそれがある、または、国民生活との関連性が高い物資もしくは国民経済上重要な物資が欠乏し、その結果、国民生活及び国民経済に極めて重大な影響が及ぶおそれが生じ、通常の危機管理体制によっては適切に対処することが困難な事態をいうものというふうにしております。 今お話のあり……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 きょうは、まず最初に、私どもの同僚議員が昨日質問をいたしましたBSE、狂牛病の問題、特にこの感染ルート、感染源ということについて武部農水大臣にお伺いをしたいというふうに思います。 武部大臣、きのう私どもの同僚議員の山田委員が尋ねまして、このEUの報告書を、これも国会として見せろという話だったものが新聞報道が先行して出てきたということで、そのこと自体も大変な問題なわけですけれども、それで武部大臣は全文はよく知らなかったというふうにきのうお答えになっておられます。よく御存じになっていなかったというのはこの報告書のここの部分でいいんですか。「ただし、現在の……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 きょうは、ペイオフの話、それに関連して貸し渋りの問題ということをお伺いいたしますが、まず柳澤金融担当大臣にお伺いをいたします。 昨年の十一月二十八日に、スタンダード・アンド・プアーズが日本の長期国債の格付というのを引き下げたわけですね。そのときの引き下げの原因というのが、概括的には、小泉政権による抜本的な構造改革の進展におくれが出ているということを挙げておる。そして、今後構造改革がゆっくり進展する可能性はあるが、抜本的な措置が講じられる前に日本経済及び日本政府の財政状況がより一層低下すると考えられるというふうに述べているわけです。そして、それまでは二……
○中塚委員 まずは、G7のお話からお伺いをしたいと思います。
先週末からG7、先進七カ国蔵相・中央銀行総裁会議が開催されたわけですけれども、まず、財務大臣が御出席になられましたが、財務大臣の御所管は国際金融ということになるわけですね。国内金融というのは柳澤金融担当大臣の御所管になっているはずなんですけれども、G7に国内金融に関する制度の企画立案を所掌する大臣が出席しない国というのは、恐らく日本ぐらいだろうというふうに思うのですけれども、財務大臣は、これでこの会議に支障はないというふうにお考えですか。
【次の発言】 支障があるかないかということをお尋ねしたわけです。
G7では、それこそ塩川大……
○中塚委員 外務大臣としての決定や方針というのが族議員の介入によって覆ったことがあったということを先ほどおっしゃいましたが、その族議員の介入ということの中に、族議員の中に、鈴木宗男さんを含みますか。
【次の発言】 田中さん、あなたは、外務大臣就任前から、鈴木宗男さんが外務省に対して影響力を行使しているというのは知っていましたか。
【次の発言】 ふだんから、そうしますと、この鈴木宗男さんという方は、人事等、外務省に対して介入をされていたということでよろしいんでしょうか。
【次の発言】 続いてNGOの参加拒否の問題について伺いますが、このNGOの参加拒否の問題ですね、それに鈴木宗男さんが介入をした……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 きょうは、不良債権の処理の話、それに関連して資本注入等について伺います。 小泉内閣の金看板ということで、公債発行三十兆円枠、そして特殊法人改革、不良債権処理という問題があったと思うんですが、ほとんどがもう全部看板倒れで終わってしまっているわけですね。その三十兆円の公債発行枠にしても、隠れ借金をやりくりして数字を整えただけということになっているし、特殊法人だって、特殊法人じゃなくなって独立行政法人になる、縁故採用もできる、なお悪いというふうな話になっておるわけですけれども、この不良債権の話にしても、全然解決のめどというのも立っていないわけです。 そも……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。
きょうは政府のデフレ対応策について伺いますが、まず竹中経済財政担当大臣に伺います。
これはデフレ対応策ですね。デフレ対策ではないわけですね。
【次の発言】 私、すごい大事なことだと思うんですよ。デフレ対策とデフレ対応策というのは、ちょっとやはりニュアンスが違う。マスコミなんかは全部、デフレ対策、デフレ対策と言うし、きょうの集中審議もデフレ対策ということになっているんだけれども、皆さんがお出しになったのはデフレ対応策なわけですね。
ということは、これはつまり、デフレに対して、デフレを解消するという話ではないわけですね。デフレ状況に今日本があるというこ……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。
参考人に伺います。
今あなたは、マスコミ対策として、弘中惇一郎さんという弁護士、お願いされていますね。
【次の発言】 あなたは、ほかにも顧問弁護士というのを何人かお願いされている。その中に、永野義一さんという弁護士さん、いらっしゃいますね。
【次の発言】 あなたの資金管理団体、社会計画研究会から、平成十年二月から月十万円ずつ、年間百二十万円顧問料が支払われています。この永野弁護士を顧問とした経緯をお聞かせください。
【次の発言】 加藤参考人、あなたほど、プリンスと呼ばれ、エリートと呼ばれながら、金のスキャンダルにまみれてきた人というのはいないわけです……
○中塚委員 自由党の中塚です。総理は……(発言する者あり)お手洗い。 まず、きょう、経済、財政、税制、金融の質疑ということですけれども、小泉内閣が発足をして一年たちました。一年たって、当初三つほど大きな公約、柱立てをして掲げられていたというふうに思います。 その三つの柱立て、一つは財政赤字の削減ということだし、また不良債権の処理ということだし、あと特殊法人の整理合理化ということを掲げられていたというふうに思いますが、一年以上たって見てみますと、やはりこれはどれもこれも落第じゃないかというふうに言わざるを得ませんで、そのことについてお伺いをしていきたいというふうに思いますが、トイレ長いですね……
○中塚委員 竹中大臣、経済財政に加えて金融まで御担当になったということで、日本の国民生活をほとんど一手にお引き受けになるようなお立場になられ、いろいろなことができるということで大変わくわくされているだろうというふうに思うんですが、日本経済をかけてギャンブルをするというか、横に胴元の塩川大臣がお座りになっていますけれども、ギャンブルじゃないというふうにおっしゃるかもしれないけれども、ギャンブルに見えてしようがないような部分もあります。そのあたりをちょっとお伺いをしたいというふうに思います。 まず、不良債権の処理ということで、構造改革である、またデフレ対策であるというふうなことをずっと予算委員会……
○中塚委員 まず、財務大臣にお伺いをしたいんですが、旧正田邸のことをお伺いいたします。
品川区東五反田に、皇后陛下の生家、御実家、旧正田英三郎さんのお宅ですか、これが、遺族の方から十七億円に上る相続税の一部として物納されたということで、その物納された財産について、財務省の方でこれを取り壊して、そしてそれを売却するということで伺っていますけれども、その方針というのはお変わりはありませんか。
【次の発言】 この家が、お役所の方としては、解体をした上で土地を売却した方が国にとって有利ということだというふうに聞いていますが、この旧正田邸、昭和八年に建てられた、また、和洋折衷住宅で設計、施工も、そうい……
○中塚委員 本日は、前回の積み残し、金融再生プログラムに関する話と、あと、法案についても伺いたいというふうに思うんです。 まず、ペイオフの問題、竹中大臣に。十三年五月二十八日の予算委員会でペイオフ解禁について、解禁の延期等々に象徴されるような、政府が一たん約束したことを延期するというのは、政府のクレディビリティーというか信頼を損ねるという意味で大変に残念なこと、というふうにおっしゃっているわけですね。 先ほどの質疑の中でも、政策の強化というか、ハードルを高くしたというふうなことをおっしゃっていますけれども、延期そのこと自体は、やはり残念なことということでよろしいですか。
○中塚委員 自由党の中塚です。各位におかれましては、御苦労さまでございます。
まず、再生プログラムについて伺いますが、きょうお越しの四方は、みずからの金融機関に、もちろん健全であるという自信をお持ちだろうというふうに思うんですね。きょう、竹中金融担当大臣は閣議後の会見で、金融機関の健全性に問題はないというふうにお答えになっているようです。
東京三菱の三木社長に伺いますけれども、であるならば、なぜこういう金融再生プログラムというものが発表をされなければいけないのか。発表される、その背景となった事情について、御意見いかがでしょうか。
【次の発言】 健全なら、別にこんなものは必要ないわけですよね……
○中塚委員 民主政治ですから多数決が原則なので、多数党の出した案が通るというのはある意味当然の話だと思いますが、我々の意に染まない案であっても、成立をすれば、竹中大臣は行政の責任者として、それに基づいて着実に行政をやっていかなきゃいかぬということになるわけですね。 ペイオフの二年延期ということと、あと金利がつかなきゃ全額保護するですか、何か銀行にたんす預金せいと言っているような案で、また流動性の預金も保護するというふうなことになっていますけれども、この法律を通した後、お伺いをしたいのは、ペイオフはこれで二回延期をされたことになるわけですね、法案を通して二年延期をした後、再々延期というものはな……
○中塚委員 私は、本日は朝銀の問題からお伺いをしたいというふうに思います。 アーミテージ国務副長官から、北朝鮮を出航した船がイエメン沖で臨検を受けて、その船からスカッドミサイルが見つかったというふうな報告があったということを政府関係者が明らかにしたというふうに言われているわけですね。最終的な輸出先なんかはわからないけれども、アメリカ政府は、アルカイーダとイエメンというのが密接に関係をしている、そしてテロリストを保護している国であるというふうに考えている、そんな話もあるわけで、そういう意味では、我が国もテロと闘うということを小泉総理がたびたび表明しているわけで、この北朝鮮、朝銀問題というのは、……
○中塚委員 自由党の中塚です。
私ども自由党に安全保障の基本原則、自衛権の問題と、あと国際貢献の問題、二つ確立しておりまして、政府は政府なりの考えがあるのかどうかわかりませんけれども、その原理原則に照らして法案の賛否というのも考えていかないかぬわけで、その前提になるお話からお伺いをしたいというふうに思います。
まず、国連決議一四四一なんですけれども、三月から始まりました米英のイラクに対する攻撃なんですが、この国連決議一四四一というのはイラクに対する武力行使の容認決議であったというふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 今の御答弁ですと、一四四一は武力行使を容認する決議であるということなんで……
○中塚委員 私は、自由党を代表して、イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案並びに修正案に対し、反対の立場から討論を行います。 まず、自民党を初めとする政府・与党の強引で独善的な委員会運営に対し、強い抗議の意を表明いたします。 本来であれば、このような重要法案は、十分な時間をかけて、公聴会を開催するなどして幅広く国民等の意見を聞きながら、慎重に審議するべきであります。しかし、政府・与党は、本法案を衆議院で何日までに通過させれば今国会で成立できるかと逆算して、前例のないほどの審議を強行し、本日の採決に持ち込みました。その結果、自由党を初めとする野党が指摘し……
○中塚委員 改革なくして成長なしということですが、政府自体も、名目は別にして、実質ではなかなかプラスにならない、そういうふうな見通しを立てていらっしゃるわけで、景気、経済、もちろん短期の問題と中長期の問題と二通りあるというふうには思いますが、今国会も、来年度の予算案の前に補正予算案が提出をされたというふうなこともあるし、政府としては、また例によって十五カ月予算というふうな観点で予算編成をされているんでしょうから、補正予算並びに当初予算、そして昨年に発表されました金融再生プログラムということも含めて、当面の、来年度の景気、経済に与える影響ということを、きょうはまず初めにお伺いをしたいというふうに……
○中塚委員 まず、公債発行特例法に関連して、財政の話からお伺いをいたしますけれども、三十兆円の国債発行枠ということをずっと設定されてこられて、今年度と昨年度と設定されてきたわけですけれども、今回は三十六兆七千億という公債を発行されることになりました。現実問題、目標自体は放棄されたということだと思うんですが、新たな単年度の目標というのは今後お考えになることはないのかどうか、まず財務大臣にお伺いをいたします。
【次の発言】 それで、財政の健全化自体は非常に重要なことなので、何かそれにかわるような目標を、二〇一〇年代初頭でプライマリーバランスを回復させるというふうなことをおっしゃっておられるわけなん……
○中塚委員 私は、自由党を代表して、平成十五年度公債発行特例法案、所得税法の一部を改正する法律案、民主党提出の修正案の各案に反対の討論を行います。 国債発行三十兆円枠、抜本的税制改革と小泉総理は昨年絶叫していましたが、それから一年たち、出てきたものは、経済運営の失敗による史上最大額の国債発行特例法案と小細工きわまった税制の見直し案でした。これは、小泉総理が言っていることとやっていることの実態とが完全に乖離してしまっている典型であります。 以下、両案に反対する理由を申し上げます。 第一に、小泉内閣の経済財政運営の方向性が不明確であるために、日本の経済社会への財政効果も明確にならないまま、赤……
○中塚委員 自由党の中塚ですが、まず、福井参考人にお伺いをいたしますが、現時点で株も大変に下がっている、八千円前後なわけですけれども、日本の金融システム及び金融機関の健全性に問題はないというお考えでしょうか。
【次の発言】 中長期的な不良債権問題というのはまさにそのとおりだと思うんですが、いわゆる三月危機的な、今、現時点における金融機関の健全性という意味についてはどうですか。
【次の発言】 今御答弁の中でお触れになりました民間金融機関の増資計画についてでありますが、例えば三井住友のように、海外からああいう形で資金を引っ張ってくるという、今回の民間の増資計画についてはどういうふうな御所見をお持ち……
○中塚委員 私は、自由党を代表し、ただいま議題となっております三案に賛成の討論を行います。 近年の流通、消費の急激な変化によって、小売業者においても、これまでにはない大胆な変革を求められております。酒販小売業は、国の税収を確保する立場から社会的に貢献を果たしてまいりましたが、規制緩和とともに、大手メーカーを初めとする流通、販売の多角化などにより、業界のあり方を含め、転換を迫られています。 しかし、一方で、末端小売業者の税収の確保と未成年者への飲酒の抑制という社会的貢献に照らした上で、今後の規制緩和に際し、公正な取引と未成年飲酒の抑制など、社会的モラルをどのように維持していくかということも考……
○中塚委員 自由党の中塚です。 G7からお帰りになった塩川財務大臣に伺いたいんです。 きょうなんか、報道を見ますと、米英軍がイラクの全土を掌握したというふうな記事になっているわけで、今後は復興支援ということが最大の課題になってくるだろうというふうに思うんですが、その復興支援の日本の取り組みについて、国連決議をもって行うのか。復興支援といっても、もちろんいろいろあると思います。PKOとか、そういうふうな枠組みの中でやる部分もあるでしょうし、また、純粋に経済面に限る部分もあると思うんですが、いずれにしても、それはパッケージで実行される可能性が非常に高いわけです。 日本としての復興支援なんです……
○中塚委員 自由党の中塚です。 きょうはまず、国債市場の問題から伺いますけれども、日銀総裁、お越しいただいておりますが、塩川大臣も竹中大臣も、そして日銀総裁も、金融緩和ということを盛んに言っていらっしゃるわけだし、現実問題、そういうふうになっている。それでまた、今度は資産担保証券も日本銀行の方でオペレーションするというふうなことを今計画されているようですけれども、ある意味、国債がじゃぶじゃぶとあふれているということで、言ってみればモラルハザードみたいなのが起きているんじゃないかというふうに思います。 三十年債でも利回りが一%ちょっと、一・一%ぐらいということなんですが、このことは結局、資金……
○中塚委員 提案理由説明にもありましたとおり、間接金融から直接金融へのシフトに向けてということ、個人投資家の証券市場への参加を促進するためのインフラ整備ということが、この法案の提案の目的だろうというふうに思います。そういう意味で、証券市場あるいは資本市場というものの活性化という観点で税等の問題、また、その後に法案の中身について伺いたいというふうに思います。 こういう例えがいいかどうかはわかりませんが、証券市場とかを遊園地みたいなものだと例えれば、まず入園料というか、遊園地というのは入場料を払って、中で乗り物に乗るときまたお金を払うわけですね。そうすると、入場料というのが税で、中で何を買うか、……
○中塚委員 おはようございます。 今、証券仲介業の質問がありましたが、今般改正は、証券市場の透明性、信頼性を向上させて、個人投資家を呼び込んでいこうということが目的だと思うんですが、同様に、協同組織金融機関の書面取り次ぎについてまず伺いたいわけです。 協同組織金融機関といえば、やはり日本じゅうにいっぱいあるわけですね。これが書面取り次ぎができるようになるということは、それだけ利便性が増すことになるんだろうと思う反面、書面取り次ぎですから勧誘は伴わないということでもあるんでしょうけれども、でも、これだけたくさんのものが一遍にばあっとやれるようになったときに、果たしてちゃんとそれが進んでいくか……
○中塚委員 自由党の中塚です。
まず、公認会計士法の質問に先立って、けさ発表になりました一―三のQEの件、伺いたいというふうに思います。
年度で、実質でプラスということで、二年ぶりということですね。ただ、デフレーターは過去最大ということで、デフレの厳しさをあらわしているということだと思うんですが、まずそこのところはいかがでしょうか。
【次の発言】 今踊り場のところにあるというふうなお話がありましたし、あと、景気が横ばいだという政府の見方を裏づけるということだったわけですけれども、一―三だけだと実質でゼロですよね。しかも、四四半期連続で前期は下回ってきていると思うんですが、そういう意味では、……
○中塚委員 自由党の中塚です。参考人各位におかれましては、大変御苦労さまでございます。 今の金融審議会での議論の件について伺いたいんですが、議決ではなく了解であるにしても、一度、今国会で、三月の半ばごろに保険業法の改正案というのは提出をされているわけですね。今またこの予定利率を引き下げるという法律が提出をされるということになるわけです。 堀内参考人にお伺いをいたしますけれども、この間に、一度見送った予定利率引き下げということについて、経済金融環境等何か変化があったということで今回この改正案を提案するということになったんでしょうか。
○中塚委員 まず、資料を要求したわけですね。資料を要求して、きょう質疑に立つということになっているわけですが、きのうの夕方になってもできない。けさ理事会に来たら、せめて理事会には配ってあるのかと思ったら、理事会にも配っていない。大臣が御発言になるということで、それはそれで構わないんだけれども、普通理事会ぐらいにはちゃんと配っておくものですよ。どんな委員会だって、資料を要求したらそういうふうにしているはずなんですから。それを今ここで読み上げるというのは、これは今読み上げるまで、私が理事会で、ではちょっとよこしてくれというふうな話をしたら、コピーしに行きますと、そういうことですよ。 委員長、金融……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 参考人各位には、大変御苦労さまでございます。 この法律、提案の理由というか目的が、超低金利が継続する中で、逆ざや問題を解決し、保険契約者の保護を図るための制度としてということが書いてあって、一体何を目的としているか、ちょっといまいち私にはよくわからない部分があるんです。 そういう意味で、四方に順にお伺いをしたいんですけれども、同じ質問を四方に伺いますが、契約者の保護ということ、契約者の保護というのは一体何なんだろうか。 というのは、そもそも生命保険というのに、契約者の保護をする必要があるのかどうか。 例えば、セーフティーネット、特例措置の議論を……
○中塚委員 株式買い取り機構なんですけれども、平成十三年でしたか、森内閣の緊急経済対策の中に株価対策としてこの機構が入っていまして、そういう意味では株価対策なんでしょうという話を、十三年の十月か十一月のこの委員会だったと思うんですが、聞かせてもらったことがあります。そうしたら、いや、株価対策ではありません、構造改革関連で銀行の保有株制限というのがかかるものだから、それを買っていくんですというふうな議論があったわけですね。 私はそのときに、持ち合い解消というんだったら、事業法人の持っているものも買わなきゃだめなんじゃないですかと言いましたら、当時、柳澤担当大臣は、いや、その必要はないというふう……
○中塚委員 自由党の中塚です。 参考人各位におかれましては、大変御苦労さまでございます。 私ども自由党は、今回この委員会に、安全保障基本法と非常事態対処基本法という二つの法律を提出させていただいております。先ほど来、参考人各位の御意見陳述の中でもありましたが、我が国憲法が、自衛権の問題であるとか、また、非常事態、緊急事態ということについての明文規定を欠いているというふうなことがあります。 私どもは、日本国憲法の三大基本原則というものがあるというふうに考えていまして、一つは国民主権、そして二つ目に基本的人権の尊重、三つ目に国際協調主義(平和主義)ということだと思うんですが、この三つの原則と……
○中塚委員 私は、自由党を代表して、安全保障会議設置法の一部を改正する法律案、武力攻撃事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律案、自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案及びこれらに対する修正案に対し、賛成の立場から討論を行います。 国民の生命、財産、自由、人権、文化を守り、国民生活の安定と向上を図ることは、国家の最大の責務であります。日本国の危機はすなわち国民の危機であり、武力攻撃、テロ、自然災害等の非常事態が起こり、国家の存亡にかかわる事態が生じたときには、政府はすべてに優先して国民の生命財産等を守らなければなりません。 これに対……
○中塚委員 自由党の中塚です。 補正予算案の審議ですけれども、けさから聞いていまして、小泉総理は、政策転換をしたわけではないと、したのではないかと聞かれて否定をされているわけなんですが、私は、政策転換じゃなくて政策破綻だと思うんですね。 補正予算を提出しなければいけなくなった理由というのは、それは景気が悪くなって税収が落ち込んだということが一番大きな原因にほかなりません。税収が落ち込まなければ、補正予算を提出されることはなかったはずです、国債を発行しないというのが総理の方針なわけですから。 デフレといいますけれども、供給過剰と需要不足と二つですね。そういう需要不足ということについて言えば……
○中塚委員 きょうは基礎年金の国庫負担率の引き上げの話から伺いますが、今の現行法で、国庫負担率を三分の一から二分の一へ引き上げるということが決まっていて、また安定財源を見つけるということも決まっておりまして、その切った手形がそろそろ落ちる時期が近づいているわけなんですけれども。
そういう意味で、坂口大臣にまず伺いますが、最近、何かちょっとずつとかいうふうな御発言をされているように伺っておりますが、一体そのちょっとずつというのはどういうことなのか、お話しいただけますか。
【次の発言】 附則の選択肢は、安定財源を見つけて三分の一から二分の一に引き上げるということが書いてあるので、ちょっとずつとい……
○中塚委員 まず、総理に伺います。
総理は、昨年、内閣改造の際に、不良債権問題を解決するんだというふうにおっしゃっていたわけなんですが、ことしの自民党大会では、デフレを克服するというふうな言い方に変わってきているわけなんですが、経済運営のプライオリティーということについて、そのとおりでよろしいんでしょうか。
【次の発言】 今いろいろおっしゃいましたが、その中で、不良債権処理ということなんですけれども、不良債権処理というのはデフレ克服に役立つというふうにお考えですか。
【次の発言】 不良債権処理というのがデフレ対策として成り立つという考え方には、恐らく、金融面での供給をよくするということが一つ……
○中塚委員 日本銀行の総裁の次の人事が決まりましたが、関連して幾つか伺いたいというふうに思います。 まず人事、総裁ですけれども、金融政策に忠実な方がおなりになられた。また副総裁には、余り金融政策がおわかりになっていないと言われている元財務次官がおなりになっている。もう一人の副総裁は、デフレ克服あるいは円安政策重視というふうなことをおやりになるだろうと言われる方がおなりになるというふうに言われておりますけれども、またその一方で、日本銀行と財務省のいわゆるたすきがけ人事の復活じゃないかというふうな指摘もあるわけで、言ってみればアンシャンレジーム、そういうふうな指摘もありますが、財務大臣はいかがお……
○中塚委員 私は、自由党を代表して、野党四会派提出の平成十五年度予算案につき編成替えを求めるの動議に賛成、政府提出の予算案三案に反対の討論を行います。 冒頭、申し上げます。 大島農水大臣の秘書を隠れみのにした不正献金疑惑や、大臣としての答弁を衆議院法制局に依頼し、作成させたのではないかということに対する説明責任。そして、刑務官が行った暴行に対する森山法務大臣の対応。 大臣自身の説明責任と資質という基本的問題。そして、そうした大臣による予算編成で組み立てられたこの国の形。これらの説明責任が求められているにもかかわらず、それが誠実かつ十分に行われず、最終的には委員長職権で予算案の採決日程が設……
○中塚委員 本日は構造改革の集中ということで、午前中よりずっと議論を聞いておりました。私どもは改革は進んでいないというふうに言いますし、また総理は、いや、進んでいるんだというふうにおっしゃる。あるいは、その進まない理由ということについてお話をされているというふうに伺います。
ただし、景気、経済ということについては、もう私は待ったなしの状況にあるんだろうというふうに考えておりますが、まず冒頭、これは総理自身のお考えですが、景気、経済の御認識についてお伺いをしたいというふうに思います。
【次の発言】 景気、経済の認識ということを伺ったんですが、総理からお答えがあったのは財政の改革、特に歳出面での……
○中塚委員 民主党の中塚でございます。 参考人お二人におかれましては、大変に御苦労さまでございます。 まず、日向野前頭取にお伺いをしたいというふうに思います。関連をして上野さんにもお伺いをいたしますので、ちょっと聞いておいていただきたいんです。 足利銀行は、過去二回公的資金の注入を受けておるということですね。それは、経営の再建が可能であるという判断に基づいて公的資金注入というものを受けていたはずなんです。金融庁は、それについて検査も行える立場でありますし、また、業務改善命令も出せる、経営健全化計画も出させることができるという立場にあったわけなんです。そして、監査法人は、先ほどのお話では平……
○中塚委員 民主党の中塚でございます。 この外為法の一部改正案がようやく審議に供されることになった、大変に多くの皆さんの御賛同を得て提出をされ、また審議されるということで、本当に喜ばしいことだというふうに思っています。私も、昨年の通常国会でありましたけれども、同僚であるあの西村真悟議員なんかと独自案をつくったことがありまして、我が国を取り巻く国際情勢、特に北東アジアの状況等をかんがみたときにぜひとも必要な措置であるというふうに以前よりずっと考えておったわけなんです。 ただ、今も申し上げましたとおり、本当は一刻も早い成立をということをかねてより主張いたしておりました。今回、三党の共同提案とい……
○中塚委員 まず、景気、経済のお話からお伺いをしたいというふうに思います。 政府はずっと、着実に回復をしているということを繰り返してこられているわけなんですけれども、さきに発表されました十―十二のQEを見ますと、実質で一・七、年率で七という、バブル崩壊後以来の大変高い伸びになっているということなわけです。ただ、私どもが選挙区を歩けば、景気回復なんというようなことを言ったらぶん殴られるぐらい、やはり、景気、景況感という意味では全然整っていないということなわけなんです。 まず、竹中大臣にお伺いをしますけれども、今回のQEの発表を受けても基調判断はお変えにはならなかったですね。そのお変えにならな……
○中塚委員 まず、周知期間がそれだけ短いということになりますと、ひょっとしたら、与党の議員さんでもこの改正について御存じない方がいらっしゃるかもしれないということなわけです。当然ながら、税理士の先生方、また公認会計士の先生方からも大変に多くの御要望というのが寄せられているということだというふうに思います。やはり、十分な周知期間を置くということが何よりも重要であります。 遡及適用ということですが、納税義務者の不利益に変更する遡及立法は許されない、これは租税法の規定の原則であります。国民は、その時点で法規に従って課税が行われることを信頼しておりまして、各種の取引というものを行っているわけですから……
○中塚委員 五十嵐委員に引き続きまして、民主党の中塚一宏でございます。 参考人各位におかれましては、まことに御苦労さまでございます。 きょうは、前半はネットワークセキュリティーの問題をお伺いし、後半については、中小企業に対する融資、貸し渋り、貸しはがしの実態についてお伺いをしたいというふうに思います。 最近、情報通信会社、また通信販売の会社等々で顧客名簿が流出をするというふうな事態が相次いでおりまして、高度情報化社会ならではというか、ネットワークの安全性、セキュリティーというものが大変注目をされているわけなんですけれども、特に金融機関ということになりますと、マネー自体は実は情報であるとい……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 きょうは、FRC報告に対する質疑ということで、まず冒頭に、竹中金融担当大臣に金融行政について伺います。 今日に至るまで、例えば平成七年、八年、東京二信組とか住専とか、いろいろ日本の不良債権問題というものがあって、これまでいろいろな法律をつくり、そして使った公的資金、贈与したりあるいは買い取ったり、預金者保護に使ったものもありますし、加えて、資本増強、資本注入というふうに使ったものもある、それら全部ひっくるめますと、合計で四十兆円以上にもなるほどの額が使われているということなんですけれども、いまだに不良債権の問題、解決というふうにはいかないでしょう……
○中塚議員 お答えをいたします。 確かに、中小企業金融の実態というのは、村井先生の御指摘のとおり、大変厳しいものがありまして、金融庁の検査を口実に貸し渋ったり貸しはがしたりというふうなことがもう本当に大変多く行われております。中には、キャッシュフローはちゃんと回っていても、債権の担保が下がってしまったということだけをもってして、返せとかあるいは借りかえに応じないというふうなことで、中小企業の資金繰りが行き詰まって倒産をするというふうなことが今相次いでしまっているわけなんですね。私どもの同僚であります吉田治議員が質問をいたしましたのは、現状の、今の金融庁の検査がそういう中小企業の倒産の引き金に……
○中塚議員 まず、リレーションシップバンキングということなんですが、そもそも信金、信組というのは地域金融機関、協同組織金融機関ですから、もう初めからリレーションシップバンキングなわけですね、そういう言葉をかりて言えば。 ところが、近年、景気もよくないというふうなこともありますし、いま一つはやはり金融庁の検査ということがありまして、本来資本とみなすべきもの、金融機関から持ち込んで融資をしたというふうなものもあるでしょうし、あるいは借り手と貸し手の間で多年にわたってもうずっとそういう貸し借りの関係ができているというふうなものまでを、担保が割れたから返せとかいうふうなことになって、今、貸しはがし、……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 参考人各位におかれましては、大変に御苦労さまでございます。 金融機能強化法案の審議に際しまして、参考人としてお運びをいただいているわけでありますけれども、私ども民主党は、政府・与党とは考え方が違いますので、この法案についての賛否ということになると反対ということになるわけでありますけれども。 そこで、本日お越しをいただいている皆さんに、冒頭の意見陳述で三木さんがおっしゃっておられました、意義がある、この法案については意義があるというふうにおっしゃっておられましたけれども、意義があるということは成立をさせるべきだというお立場なんでしょうけれども、意……
○中塚委員 おはようございます。民主党の中塚一宏でございます。 本日は、年金の問題、特に国家公務員の皆さんの年金の問題。今まで五年に一遍、財政再計算というのをやってまいりました。ところが、今回は、確かに五年に一遍の改正ではありますが、これから先、保険料を次々ステップアップさせていこうという法律案、その横並びでの改正ということになるわけであります。 公務員の皆さんも我が国は大変たくさんいらっしゃる。国、地方を合わせますと本当に公務員の数は多いわけで、これはこれでもう本当に大変重要な課題だというふうに思っております。今回審議を開始するに当たりまして、資料の要求をいたしました。迅速に対応いただい……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 本日は、冒頭にまずパレスチナ問題をお伺いした後、国民保護法制の中でも、特に経済とか金融とか財政に関連をする部分についてお伺いをしたいというふうに思います。 まず、川口外務大臣にお伺いをいたしますけれども、パレスチナ問題についてであります。 ことしの三月の二十二日に、イスラエル軍がヘリコプターでイスラム原理主義組織のハマス創始者のヤシン師をミサイル攻撃をして殺害いたしました。ハマスはイスラエルの存在を認めないという立場をとって敵対をしてきたわけであります。 続いて、四月十七日には、今度はパレスチナ自治区ガザで、同じくハマスのランティシ氏をミサイ……
○中塚委員 民主党の中塚でございます。 本日は日本銀行の総裁にもお越しをいただいておりますので、まず、日本銀行の総裁からお伺いをしたいというふうに思います。 今、ゼロ金利政策、金融緩和政策をずっとおとりになっている。それの功罪はいろいろあるわけなんですけれども、景気がこういう状況だからということでこの政策をおとりになっているわけなんですが、ただ、政府の方は、景気がよくなっているというふうなこともたびたびメンションをしている。そういった中で、このゼロ金利政策を解除する場合、出口政策についてきょうはお伺いをしたいというふうに思います。 その政策の一環として日本銀行の当座預金にお金を積み上げて……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 きょうは、谷垣大臣にお越しをいただいておりますけれども、大臣、何かお昼に御予定がおありだということで、まず冒頭、大臣からお伺いをさせていただきたいというふうに思います。 まず、ダイエーの問題でございます。 大臣は、産業再生担当大臣、初代でいらっしゃったわけですね。まさに民間の英知を結集した組織だというふうにお述べになったこともあるわけなんで、そういった意味では機構ができるのに立ち会ったということでもあると思いますが、今、この委員会で原口委員も私も取り上げてまいりましたこのダイエーの問題について、今も主務大臣のお一人でございますし、また、かつて担……
○中塚委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 金融先物取引法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 外国為替証拠金取引の規制にあたっては、同取引の特徴やこれまでの被害の実態にかんがみ、適合性原則の遵守や不招請勧誘の禁止等の行為規制の実効性の確保に努めるとともに、金融サービス法等の機能別・横断的な考え方に立った投資家保護法制の整備について引き続き検討すること。 一 投資家保護法制の整備に向けた検討に併せて、金融・資本市場における健全な取引を確……
○中塚委員 貸金業の規制等に関する法律の一部を改正する法律案の起草案につきまして、提案者を代表して、提案の趣旨及び概要を御説明申し上げます。 本起草案は、近年、貸金業を営む者により、債務者等の公的給付を貸し付けの契約に基づく債権の弁済に充てるため、当該公的給付が払い込まれる預金または貯金の口座に係る預金通帳等を保管する等の行為が行われ、多数の公的給付の受給権者が生活に困窮している状況にかんがみ、このような行為についての処罰規定を整備すること等により、公的給付の受給権の保護等を図るため、次の措置を講ずるものであります。 第一に、広告、勧誘に当たって禁止される行為を追加し、貸金業者は、公的な年……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 斉藤参考人におかれましては、お忙しいところを、また、新聞紙上でもたくさんの案件が産業再生機構にはあるというふうに伺っておりますが、そんな中お越しをいただいたことに心より厚く感謝を申し上げたいというふうに思います。 先般来この委員会で取り上げてまいりましたダイエーの問題でありますけれども、きょうはその件に関して斉藤社長にお伺いをいたします。 ダイエーという個別企業の処理にかかわる話ではありますが、ただ、問題はそういうところにあるのではありません。そうではなくて、そのダイエーの処理に当たって不当な介入とか圧力があったというふうに示された文章がある、……
○中塚委員 民主党の中塚です。 時間が限られておりますので、まずは景気の問題、きょうは日本銀行総裁にお越しをいただいておりますので、まずは総裁に景気の認識のことをお伺いしたいと思います。 小泉内閣が発足をしたときに、株価は一万四千円、今は一万一千円ちょぼちょぼ。自分で悪くしておいて、そこそこ数字が戻ってきたから景気が回復したと、本当によく言うなと私は思います。 そんな中で、政府は、今景気は堅調に回復をしているという判断をされているようですが、総裁は、十三日の記者会見で、日本経済単体も、巡航速度に向かって成長速度を若干調整しながら、しかし、逆に言えば、持続的な回復の軌道に近づいていく標準シ……
○中塚委員 まず、ローン利子控除のお話にお答えする前に、定率減税の廃止と基礎年金の国庫負担率引き上げの財源について、ちょっとお話をしたいと思うんです。 年金法の附則に、国庫負担率を三分の一から二分の一に引き上げる、それには安定財源を見つけてということが書いてあるわけなんですけれども、当時私それをつくった中におりましたが、この安定財源というのはあくまで消費税ということを念頭に置いておったわけでありまして、定率減税の廃止、縮減等々、年金の国庫負担率の引き上げということについてどういう因果関係があるのか、余りにも唐突な話だなというふうに考えております。 先ほど平岡委員からお答えを申したとおり、こ……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 本日は、まず、偽造キャッシュカードの問題をお伺いしたい。 この委員会でもたびたび取り上げましたし、また予算委員会でも取り上げました。私、この問題は党において検討もしておりまして、私ども独自の案をつくりましたので、間もなく皆さんにお示しをできるようになります。請う御期待というところですが。 この問題をずっとやってきて、初め、本当に、預金をなくされた方が被害者にならないということから始まって、いろいろ御対応いただいていることは承知しています。金融庁からもいろいろ説明をいただいておりますが、最近、銀行も何か補償に応じるなんということを言い出していると……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 いよいよペイオフが解禁になるわけなんですけれども、たびたび延期をされてまいりました。間もなくこれが解禁になる。そのペイオフの解禁ということに合わせて不良債権の処理ということも、前の金融担当大臣である竹中さん、そしてまた伊藤担当大臣のもとでもお進めになってきたということだと思います。確かに、大手行の不良債権比率というものは、ほぼ目標どおり達成をされたということだと思いますけれども、私はきょうはこの不良債権の問題、そしてペイオフに関連して、大きく二つのことをお伺いしたいというふうに思うわけです。 大手行の不良債権処理の目標は達成できたということですが……
○中塚委員 民主党の中塚一宏です。 保険業法の一部改正案について伺います。 保険業法の一部改正案、これは、無認可共済の問題と、あともう一つはセーフティーネットが二つの柱になっている。両方とも契約者保護ということをうたっているということでありますけれども、民主党の考え方でもあるし私の考え方でもあるんですが、契約者を保護するということと悪徳業者を排除するということは違うと私は思うんですね。特に無認可共済の話なんかはいろいろと被害の実態があって、けさも国民生活センターの方からお話を伺ったんですが、確かに悪徳業者がいるのは事実だと思います。でも、その悪徳業者を排除することと契約者を保護するというこ……
○中塚委員 民主党の中塚一宏です。 西川会長、本日は御苦労さまでございます。 この偽造キャッシュカード問題ですが、先ほど会長からお話もございましたが、昨年の三月三十一日に私がこの委員会で取り上げまして、本当にこんなに哀れな話はない、お金をとられた人、こんな気の毒な話はないと思ったわけですね。それ以来、行政でも対応された部分もある。今回は全銀協としても御対応になる部分があるということで、その対応についてまずはお話をお聞かせいただきたい。 私どもは、実はもう議員立法で法案をつくりまして、国会に提出をいたしております。きょうは委員会の配付資料ということでお配りをしておりますので会長のお手元にも……
○中塚委員 民主党の中塚一宏です。 本日の証券取引法の一部改正案、まず、幻の課徴金制度の問題と、それから公開買い付けに対する新たな規制の問題と、そしてまた上場会社の親会社に対する情報開示の義務づけ、そういうポイントがあるんですが、いろいろと今までの質疑を聞いておりましても、また金融庁からの説明を聞いておりましても、要は話題になったところだけをちょっと変えたというだけのことにすぎないわけで、今ほど岩國委員の質疑においてもたびたび指摘のあったとおりなんですが、そういう意味で投資家の保護あるいは権利の擁護という視点に立てば、果たしてこんな程度のことでいいのかということだと思います。そのあたりを、今……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 参考人各位におかれましては、本日はまことに御苦労さまでございます。 私は、まずはディスクロージャーの問題をお伺いし、その後は、時間があれば、TOBあるいは我が国の資本市場の公平性、透明性ということについてお伺いをしたいと思うわけなんです。 まずは藤沼参考人にお伺いをしたいと思います。 昨年のことになりますが、足利銀行の問題がございまして、この委員会でも参考人の質疑をさせていただきました。その際に、金融庁の検査と監査法人の監査の違いというのが問題になったことがございます。では、その違いが今日に至っていかに埋まったのか、加えて、公認会計士の皆さん……
○中塚議員 ただいま議題となりました無権限預貯金等取引からの預金者等の保護等に関する法律案につきまして、提案理由及び内容の概要を、提案者を代表して御説明いたします。 近年、偽造・盗難カードや盗難通帳による預貯金の不正引き出し事件が急増をしております。このまま事態を放置すれば、預貯金の安全性、ひいては金融システムの安全性は大きく揺らぎ、国民生活は深刻な問題に直面をいたします。 しかしながら、一方の当事者である金融機関は、そのような問題意識を抱くこともなく、まるで他人事のように手をこまねいてまいりました。それどころか、被害者に対して真摯な対応をすることもなく、盗まれた方が悪いと言わんばかりの冷……
○中塚委員 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、民主党提案の無権限預貯金等取引からの預金者等の保護等に関する法律案に賛成し、与党提案の偽造カード等及び盗難カード等を用いて行われる不正な機械式預貯金払戻し等からの預貯金者の保護等に関する法律案に反対する立場で討論を行います。 近年、偽造・盗難カードや盗難通帳による預貯金の不正引き出し事件が急増をしております。このまま事態を放置すれば、預貯金の安全性、ひいては金融システムの安全性は大きく揺らぎ、国民生活は深刻な問題に直面いたします。 こうした認識のもと、民主党は、三月二十五日、ただいま議題となりました無権限預貯金等取引からの預金者等の……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 参考人におかれましては、本日は大変に御苦労さまでございます。 先々週、この委員会で与党案と民主党案が採決になりました。私どもはことしの三月二十五日に案をつくって提出をし、与党の方はおくれてお出しになってきた。両参考人の冒頭の意見陳述の中にもありましたとおり、やはり私は窓口での取引が含まれないというのは極めて大きな問題があるというふうに考えて、そこを何とか取り入れて修正できないかという話もしたんですが、なかなかそれも難しいということでしたから、与党案には反対をし、民主党案に賛成をするということで、参議院で本日この案についてまた審議が行われるというふ……
○中塚委員 民主党の中塚一宏です。 本日は会社法の審議ですが、私は、合併、買収、その他企業再編の問題、特に、それらについて投資家の保護ということからお伺いをしていきたいと思っております。 どんどんと持ち合い解消というのが言われておりますし、持ち合い解消自体も進んでいるわけですし、また、金融ビッグバンというのが言われて久しいわけですが、フリー、フェア、グローバルということで我が国もその歩みを進めてきたということになるんですけれども、今回の会社法でもそのあたりについて大きな改正がなされるということになっております。 ただ、会社法は、きょうある人に聞いたら、これは基本法みたいなものだというお話……
○中塚委員 民主党の中塚一宏です。
まずは官房長官に、会期延長をして初めての委員会なものですからお伺いしたいんですが、国会が会期制をとっている趣旨について、政府としてどういうふうにお考えになっているのかをまずお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 お答えは御容赦をいただきたいということですけれども、皆さんは与党の一員なわけですね。
私は、まず初めに申し上げなきゃいかぬと思っているのは、今の広報の随意契約の問題もしかりですし、こうやって与党の中でもいろいろな意見がいっぱい出ているわけですね。あらかじめ百五十日ということで会期が設定をされ決まっているのなら、ちゃんと審議が十分にできるよう……
○中塚委員 民主党の中塚一宏です。
本日は、修正案についてお伺いをいたします。
修正案の提案者、おかけになっておりますが、まず、昨日も、山崎筆頭理事だったと思いますが、国民の懸念を払拭するための修正案だというふうにおっしゃっていたわけなんでありますけれども、この修正案によって一体何が変わるのかということですね。結局、今まで竹中さんの答弁では心もとない、これでは自民党の反対派も納得せぬ、だから修正案を提出するんだ、そういうことでよろしいんでしょうか。
【次の発言】 重ねて、では柳澤先生に、久しぶりに柳澤先生と議論ができて大変にうれしく思っておりますけれども、お伺いいたしますが、では、これで自……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 本日は、まず景気の話をお伺いしたいと思います。 総理初め政府は、景気が回復しているということを盛んに言われる。でも、ちまたで景気が回復しているなんて言われると、本当にもうぶっ飛ばされそうな感じですね。総理も今うんうんとうなずいていらっしゃるわけなんですけれども。 では、何で景気の回復というのが実感できないのか。 皆さんは、消費が伸びている、あるいは設備投資が伸びているということを景気の回復の根拠にされているわけなんですけれども、どうして市井の人が景気が回復していることを実感できないのかということをお話ししたいと思います。 もう一つは、皆さん……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 本日は、きょうの本会議で趣旨説明と質疑のありました定率減税のお話から財務大臣に伺わせていただこうと。実は、私はその定率減税の制度発足の際の経緯なんかもちょっと知っているものですから、そのときの経緯も含めましていろいろとお伺いをしたいというふうに考えております。 定率減税自体は平成十一年からやっておるということなんですけれども、その定率減税を実施した背景に自自連立というのがあって、その自自連立の合意の中に「いま直ちに実行する政策」というのがありまして、そこで「国民の暮らしを守るために(税制改革)」というのがあり、「所得税、住民税等の減税規模は十兆円……
○中塚委員 どうもおはようございます。民主党の中塚一宏です。 お祝いを申し上げなきゃいかぬのですが、時間も時間ですので、早速質問に入らせていただきますが、まず財務大臣にお伺いをいたします。 為替の問題についてなんでありますが、ここ何年かは、ずっと外需依存経済というか輸出依存の日本の経済というものが続いてきたわけでありまして、昨年来、リーマン・ショック等があって、海外の景気が落ち込むとそれに引きずられるように日本の景気も落ち込んでしまう。やはりこれじゃいかぬということで内需主導経済を目指す、そのこと自体は大変に結構なことだ、間違っていない、そう思うのでありますが、なかなか一朝一夕に内需主導型……
○中塚委員 きのうの質疑を聞いておりまして、ちょっと一つだけ確認をしたいところがあるんですが、本法案にあわせて創設される条件変更対応保証の対象者についてなんでありますけれども、もう一度大塚副大臣の方から御答弁いただけますか。
【次の発言】 ありがとうございました。
○中塚委員長代理 次に、石井啓一君。
○中塚副大臣 このたび内閣府副大臣を拝命いたしました中塚一宏でございます。 原子力委員会の事務を担当する副大臣として、細野大臣を補佐し、力を尽くしてまいりたいと考えております。 松宮委員長を初め、理事、委員各位の御指導と御協力を心よりよろしくお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○中塚副大臣 川内委員にお答えをいたします。 今お話がございましたとおり、私、内閣府で原子力委員会を担当していると同時に、行政刷新も担当をいたしております。 それで、まず、行政刷新についてのお話からさせていただきたいのでありますが、先般、十月二十日に総理官邸におきまして行政刷新会議を開催いたしました。行政刷新会議は、十一月下旬に提言型政策仕分けということを実施するということを決めさせていただいております。 今、まだ仕分けの対象というのは現時点では決まってはおらないわけですけれども、関係省庁からヒアリング等を踏まえて、また行政刷新会議での議論も踏まえて決めていきたい、そう考えています。 ……
○中塚副大臣 内閣府副大臣を拝命いたしました中塚一宏でございます。自見大臣のもとで、金融を担当させていただきます。 海江田委員長、理事、委員各位の先生方の御指導のもと、職責を全うしてまいりたい、そう考えております。どうぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
○中塚副大臣 医療保険もそうですが、民間の保険会社が販売する保険ということについてですけれども、診療費の自己負担分や差額ベッド料等を保障する保険商品で、公的医療保険を補完し、一定の保険契約等のニーズと利便にかなうものであるというものについて、保険契約の内容が保険契約者等の保護に欠けるおそれがないか、保険料や責任準備金の算出方法が保険数理に基づき合理的かつ妥当なものとなっているかなどの観点から、商品の適正性について審査、認可を行っております。
【次の発言】 保険会社は、顧客の知識、経験、財産の状況及び取引を行う目的を踏まえた重要な事項の顧客への説明、その他の健全かつ適切な業務の運営を確保するため……
○中塚副大臣 青少年育成を担当いたします内閣府副大臣の中塚一宏でございます。 子どもや若者の成長を応援し、一人一人を包摂する社会を実現することは、社会全体で取り組むべき重要な課題であります。私も、蓮舫大臣を支え、青少年育成施策を総合的に推進してまいります。 稲津委員長を初め、理事、委員各位の御理解と御協力を心よりお願い申し上げます。(拍手)
○中塚副大臣 お答えをいたします。 本日、ガイドライン運営委員会が最新の数字を発表いたしましたので、あわせて御報告を申し上げたいと思います。 ガイドライン運営委員会によりますと、十一月十一日時点で、相談件数は約千五百件となっているということでありまして、このうちの約九百五十件が個別の相談である。そのうち、さらに申し出に向けて専門家の弁護士を紹介した案件が百九十三件ございまして、申し出に向けて準備を進めているところ、現在、四十三件が申し出に至っているというふうに報告を受けております。 この四十三件という数につきましては、例えば今、その申請をされる方、相談をされる被災者の方の中に、地域の復興……
○中塚副大臣 内閣府副大臣の中塚一宏でございます。 行政刷新、「新しい公共」、少子化対策、男女共同参画、原子力安全等の施策を担当いたします。 関係大臣を支え、力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、荒井委員長を初め、理事、委員各位の御指導と御協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○中塚副大臣 先生から数々のお尋ねをいただきました。先ほど来御質問になられておりますオリンパスや大王製紙に関するこういった問題については、本当に内外の投資家から、我が国の市場の公正性、透明性に対して疑念を持たれているということであって、極めて憂慮すべきことだと金融庁としても考えておるところであります。異例のことではあるんですが、先月の十一日になりますが、私どもの自見金融担当大臣の英語のステートメントもホームページ等に掲載をさせていただいたということでございます。 さて、たくさんお尋ねをいただきました。例えば、情報公開を充実させるための会計の開示基準の中身の見直しでありますとか、上場廃止基準の……
○中塚副大臣 内閣府副大臣の中塚一宏でございます。 自見大臣のもとで郵政改革を担当させていただきます。 赤松委員長、理事、委員各位の先生方の御指導をいただきながら、自見大臣をしっかりとお支えをして、職責を全うしてまいる所存でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
○中塚副大臣 一月二十日の独立行政法人の制度及び組織の見直しの基本方針でありますが、独立行政法人制度もできて十年ほどたちました。いろいろな事務事業をやっている法人を一律の制度にはめ込んでいたというところを、やっている仕事の中身、事務事業の特性に着目したガバナンスを構築するというのが今般の改革の目玉でございます。 この中でも、特に研究開発型ですけれども、党の皆さんからもいろいろな御意見をいただきました。例えば、他の法人とは違って、中期目標期間を最大七年間設定することができるですとか、あるいは総合科学技術会議の関与をいただくことですとか、あとは、研究開発に関する審議会の委員を任命していただくわけ……
○中塚副大臣 お答えいたします。 天下りの根絶は、私ども、政権にとって最大の課題でありますし、政権交代後、真っ先に取り組んでまいりました。 政権交代直後ですけれども、各府省によるあっせんの天下り、これは全面的に禁止をいたしましたし、今お話のありました独立行政法人の役員公募の実施でございますが、数字を挙げて申し上げれば、平成二十年の十月一日時点では、独立行政法人の役員のうち三割以上が、三三・五%ですけれども、公務員のOBであった。それが、二十三年の十月一日時点においては八・七%、一割を切るというところにまで落とすことができました。 独法だけではございません。あと、特殊会社の役員人事の公平性……
○中塚副大臣 現在の審議会の委員は、平成十一年に閣議決定されました審議会等の整理合理化に関する基本的計画の審議会の運営に関する指針に沿って任命されておりまして、その指針は、例えば「一方の利害を代表する委員の定数が総委員の定数の半ばを超えないものとする。」とか、いろいろな基準があるわけであります。 具体的な委員の任命につきましては、個別の判断は、これは最終的には各省の政務三役のもとで行われている、そういうふうに承知をいたしておりますが、御提案についてはしっかりと受けとめさせていただきたい、そう思います。
○中塚副大臣 小宮山委員にお答えをいたします。 先生が御指摘の都市再生機構のあり方につきましては、本年の一月二十日に閣議決定をされました独立行政法人の制度及び組織の見直しの基本方針を受けまして設置されました都市再生機構の在り方に関する調査会、中間的な整理といたしまして、三月二十八日に基本的な方向性を取りまとめたところでございます。 そこで、この中で、先生が今お話しになられた実態把握、これに何よりも重きを置いてございます。具体的には、政策的な対応が必要な分野、それと、企業的な経営手法により収益改善が期待できる分野を区別しようと。機構はいろいろな業務を行っておるわけなのでありますけれども、機構……
○中塚副大臣 今先生御下問の調査会でありますが、これは二十四年一月二十日の閣議決定を受けて開催いたしまして、おととい第十三回目を開催したところであります。その際、調査会が設置をされまして、昨年度末に基本的な方針を出し、二十四年夏ごろまでに結論を得る、そういうことにさせていただいております。
【次の発言】 この委員会でもたびたび御指摘をいただいておりますが、今、それこそ居住の安定でありますとか住宅セーフティーネットということは最重要優先事項として、ただ、都市再生機構自身が多額の債務を抱えている、そういった問題もございます。機構自体の資産評価、あるいは第三者による資産評価の結果を、議論を重ねておる……
○中塚副大臣 先ほど大臣から御答弁を申し上げましたとおり、フォローアップは的確に行っていかなければならない、そういうふうに思っております。
今委員御指摘のような経済に与える影響ということにつきましては、本日、申しわけありません、ちょっと用意をしておらないわけでありますけれども、今後のフォローアップの中において、また経済的な面についても調べていきたい、そう考えております。
【次の発言】 先ほど局長からも答弁を申し上げたところでありますけれども、闇金融というのがそもそも違法な営業活動であるということでございまして、その実態を把握する、包括的に統計をとるということについては、なかなか困難が伴うわけ……
○中塚副大臣 今般、このようなことが起こったということについては、本当に遺憾に思っております。 先ほど来、監督検査についてのお話もございました。こういったことが二度と起こらないようにするためにどうするかということなのでありますけれども、それこそ、監督のあり方、そして検査のあり方、さらには体制の問題、また、それこそ年金基金側の問題、いろいろな課題があるだろう、そう思っております。 いずれにいたしましても、今、証券取引等監視委員会は検査を継続中でございます。また、監督当局といたしましても、二十九日の水曜日に、全ての投資一任業者に対して報告徴求命令を発出したところでございます。 いずれにいたし……
○中塚副大臣 この法律が施行されましたのが平成二十一年の十二月の四日でございます。その法の施行日から昨年の九月の三十日までの貸し付け条件の変更等を集計した数字がございますが、それによりますと、金融機関は、中小企業に対しまして約二百二十九万件の条件変更を行っておりまして、申し込みに占める実行の割合という意味では、九割を超える水準になっております。 今先生からお話のございました倒産件数ということなんでありますが、倒産件数、いろいろなデータがございますけれども、法施行後は、おおむね対前年比でマイナスで推移をしておるといったような状況であります。 今回、この法律の延長を判断する際に、昨年私は各地方……
○中塚副大臣 今回、五年間の延長をお願いしておるわけなのでありますけれども、前回の改正、平成二十年ですけれども、リーマン・ショックがございまして、その際に、国際的な金融資本市場の混乱等に対応すると。その当時、経済の安定には三年程度必要だというふうに考えられておったところでございます。当時の麻生総理大臣の所信表明演説の中に「日本経済は全治三年」という言葉があったということで、三年間の延長ということでありました。 今般、昨今の金融経済情勢につきましては、まだまだリーマン・ショックの影響もございます。それから東日本大震災の影響もございます。それから、やはり欧州の債務危機等に端を発しまして、世界的に……
○中塚副大臣 一月から調査、検査に入りまして、三月の二十三日のところでまず一区切りをつけまして、もちろん、まだ調査と検査は継続中であります。そこまでのところでわかった範囲の中で、いろいろと対策を打たなければならぬなというポイントも出てきている、そういうふうに思っております。 今お話がございました、監査報告書を基金がちゃんと見られるようにということなんでありますが、今御指摘になられた報告書の開示義務あるいは記載内容の充実というようなことにつきましては、これは本当に重要な観点、論点だ、そういうふうに思っております。 では、そういった制度で、この問題点を議論していく際になんですけれども、今度は、……
○中塚副大臣 お尋ねの、中小企業の経営支援のための政策パッケージでありますが、ファシリティーとしては三つを考えておりまして、企業再生支援機構、中小企業再生支援協議会、それから独立行政法人中小企業基盤整備機構と考えております。 まず、企業再生支援機構ですけれども、二十四年度の予算におきまして一兆六千九百九十億円、これは政府保証つきの借入枠が措置をされております。また、二十四年の六月の時点でありますが、百五十八名の役職員が在籍をいたしております。 次に、中小企業再生支援協議会ですけれども、これは二十四年度の予算において三十九億円が措置をされております。二十四年の四月時点で、全国に二百三十八名の……
○中塚副大臣 現行金商法による課徴金制度というのは、経済的利得相当額を基準といたしております。ですので、今先生から御紹介のあった事例なんかでもそうなんですが、他人の計算で売買が行われたようなインサイダー事案については、その手数料相当額が課徴金となるということでございます。 今般の一連の事案に鑑みまして、課徴金が低過ぎるのではないかといったような御指摘があるのはもう私どもも十分承知をいたしておりまして、七月四日に金融審議会に諮問をいたしました。先般でありますけれども、きのうなんですが、金融審議会インサイダー取引規制に関するワーキング・グループの第一回目が開催をされまして、そのワーキング・グルー……
○中塚副大臣 先生御指摘の一元化ということですけれども、金融庁の一定の監督権限の行使ということについてでありますが、金融庁が一元的に監督を行うということが大前提であります。それに加えまして、先ほど大臣も御答弁をされておられましたが、商品の生産、流通に対する悪影響の発生の防止を図るという点から、商品所管大臣との間で事前協議や同意、措置要求等の規定があるということでありますが、これら全て、行政内部のことでありまして、そういう意味で、総合的な取引所でありますとか、あるいはその取引所で取引を行う業者の側からすれば、監督権限を行使する主体というのは金融庁に一元化をされているということでございます。
○中塚副大臣 今先生から御指摘いただきました、貴金属等の買い取り業者による自宅への強引な訪問買い取りということでありますが、昨年の三月七日ですけれども、行政刷新会議の規制仕分けの中で取り上げられました。 そのときの議論ですけれども、ポイントは三つございました。まず第一に、被害実態を早急に把握する、消費者への啓発活動等、現行制度上可能な措置を講じるべきということがまず第一点であります。第二点目は、法的措置については特定商取引に関する法律の改正を軸に検討するべきであるということが二つ目。三つ目には、具体的には、同法に訪問買い取りの類型を加えるべし、クーリングオフ規定の導入について検討するべし、そ……
○中塚副大臣 先ほど大臣のお話の中にございました東日本大震災事業者再生支援機構を担当いたします復興副大臣の中塚一宏でございます。 平野大臣を支えまして、被災された多くの皆様が復興に希望を持てるよう、活力ある日本の再生に向けまして全身全霊で取り組んでまいりますので、古賀委員長を初め、理事、委員各位の御理解と御協力を何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○中塚副大臣 まず、一般論で申し上げますと、金融機関の担保評価というものは、これは路線価のみを用いるものではないということでございます。 金融検査マニュアルは、担保評価において、現況に基づく評価が原則ということにいたしております。御指摘の調整率というのは、震災発災直後の土地の価格を算定するということのためのものであるということでありますが、仮に相続税路線価を担保評価に用いるという場合でも、調整率を一律に用いることにはならないということを、金融検査マニュアルの想定問答集といいますか、FAQにおいて明らかにいたしております。 いずれにしても、中小企業、大企業を問わずですが、資金繰りにつきまして……
○中塚副大臣 先ほど先生からお話ありました、いろいろな経緯の延長線上にこういう公務員制度改革があるという意味においても、やはり適材適所の人事配置を柔軟に行うということのために人事管理機能を強化しなきゃならぬということでありますが、二十一年法案は特例降任、二十二年の法案では特別降任ということになっていますけれども、基本的な考え方は全て同じだと思います。 ただ、今までの考え方は、職制上の段階を前提に降任という形で弾力化をしたということなのでありますが、本法案では、事務次官級、局長級、部長級を同一の職制上の段階に属する、そういうふうにみなしていることから、降任という形ではなく、転任により行うことが……
○中塚副大臣 御指摘のとおり、貯金銀行、保険会社は、ユニバーサルサービス義務を負っている日本郵便と窓口契約をしなければならぬということになっております。 ユニバーサルサービスの義務を負っているということが一概にデメリットになるかどうかというのは、これはちょっと言えない。恐らく経営の方針によっていろいろ変わってくるんだろう、そういうふうに思っております。 いずれにしても、過去、国営、そして公社になり、民営化ということでありますが、他の金融機関には見られない規制がまだございます。これも、株式売却等の進行度合いによって順次経営の自由度が増していくということになっておりますので、そういったことにつ……
○中塚副大臣 民主党の行政改革調査会の御指摘を踏まえまして、全法人について調査を行いまして、一月に結果を取りまとめました。 平成二十二年度、延べ千五百五法人でありますが、約二億七千万円の会費の支出があった、そういう結果になっております。
○中塚国務大臣 このたび金融担当大臣を拝命いたしました中塚一宏でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 本日は、現下の金融行政について、一言申し上げます。 まず、我が国金融システムをめぐる状況について申し上げます。 我が国の金融システムは、総体として健全であり、安定をいたしております。 このところ、欧州問題等を背景に、世界的な景気の減速が懸念されておりますが、こうした内外の経済、市場の動向や、それが我が国の金融システムに与える影響については、引き続き、高い関心を持って注視をいたしてまいります。 また、グローバルな金融システムを強化する観点から、引き続き、国際的な議論に積極的……
○中塚国務大臣 先ほど財務大臣から、G20の様子の御報告がございました。ヨーロッパにおいては財政金融の問題等々あり、国際決済銀行の統計なんかを見ますと、ヨーロッパの金融機関はアジア向けのエクスポージャーをどんどんと引き揚げているといったようなことが見てとれます。 そんな中にあって、我が国の金融機関は、欧州周辺国向けの貸し付けというのはさほどの額ではありません。そういった意味において総体的に健全である、こういうふうに申し上げているわけであります。 しかし、ヨーロッパを初めとする国際金融資本市場の動静というものは、どこからどういうふうに、どう影響してくるやわかりませんので、引き続き、高い関心を……
○中塚国務大臣 「新しい公共」、少子化対策、男女共同参画を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し述べます。 新しい公共については、これまで大幅な寄附税制の拡充や改正特定非営利活動促進法に基づく新認定制度の創設などを実現してまいりました。 今後は、総理主宰の「新しい公共」推進会議における議論を踏まえつつ、こうした制度の普及、定着を図り、寄附文化を醸成するとともに、現場で取り組まれている方々とも連携し、新しい公共の担い手が自立して活動を継続できるよう取り組んでまいります。 これらの取り組みにより、全ての人に居場所と出番が確保され、さまざまな主体が公に参画する社会の実現を図ってまい……
○中塚国務大臣 日ごろ、障害者施策に御理解と御協力を賜りまして本当にありがとうございます。 今先生がお話しになられました意見でありますけれども、私、おとといの障害者政策委員会にも出席をさせていただきました。この意見、全二十五回、延べ百時間という大変に多くの時間を費やしておつくりをいただいた、そういうふうに伺っております。 その意見の中でも、特に総則の中で、完全参加と平等でありますとか、それから共生社会の実現ということをうたっていただいている、さらには、多様性や差異の尊重ということが社会全体に活力をもたらすものである、そういうふうにも記載をされておりまして、非常に前向きに、すばらしいものにな……
○中塚国務大臣 我が国の自殺者数は、平成十年から二十三年まで十四年連続をして三万人を超えるという、非常に深刻な事態が続いてまいりました。一方で、平成二十一年、二十二年、二十三年と、自殺者数は減少をしております。 ことしも、十月末の時点の速報値でありますが、二万三千五百四十五人ということで、対前年比で二千七百五十三人の減ということになっています。依然として高どまりはしているわけでありますが、何とかことしは三万人の大台を切っていきたい、そういうふうに思っております。 この背景には、いろいろな施策を展開いたしてまいりました。例えば、国、都道府県、市町村にいろいろな窓口がございます、相談窓口がござ……
○中塚分科員 自由党の中塚でございます。 本日は、総務省所管ということで、大変多岐にわたる事項を所管されておられまして、本当に大変なお仕事なんだろうなと思いますし、また私も勉強させていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。 株価が大変下がっておりまして、きょうも本当に続落して引けております。二〇〇〇年度の上半期なんかすごく企業収益が改善をしていたことを考えますと、本来は株価がもっと上がってもいいんじゃないのという意見もあるのですが、やはり日本経済あるいは日本財政の持っている潜在的なリスクといいますか、例えば、それが不良債権問題であったり、あるいは国と地方の長期債務残高……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。 公述人各位、大変御苦労さまでございます。 小野公述人にお伺いをいたします。 大変簡潔に歯切れよく先ほど意見を陳述いただきまして、もう尽きているというふうに思いますけれども、一応、今話題になっている課題について御意見をいただきたいというふうに思います。 二月十三日にデフレ対策というものの指示があって、本日、経済財政諮問会議においてそれが発表されるということになっておるようですけれども、その中に不良債権処理というのが入っているんですね。不良債権処理自体がデフレ圧力を伴うものであって、デフレ対策として不良債権処理があること自体もう異常だというふうに私ど……
○中塚委員 自由党の中塚でございます。
公述人各位におかれましては、大変御苦労さまでございます。
侘美公述人にお伺いをしたいんですが、先ほど、お話の中で、やはり実体経済の問題ということを強調されておりました。ところが、予算委員会では、とある大臣が、物価は貨幣的な現象だというお話を盛んにされているんですけれども、貨幣数量説について、この貨幣数量説の限界といいますか、そういったことについて、もう一度御説明をいただけますか。
【次の発言】 私はけさから財務金融委員会とかけ持ちをいたしておりますが、その某大臣が先ほどもフリードマンの話をいたしておりました。御報告をしておきたいと思いますけれども。
……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 お四方の参考人の皆さんには、大変に御苦労さまでございます。 多岐にわたる課題でございますけれども、私は、まず山田公述人にお伺いをしたいと思います。 「希望格差社会」という本と、あと「パラサイト・シングルの時代」という本と、大変興味深く、あっという間に読ませていただきました。といいますのも、私、今三十九歳なんですが、妹がいわゆるパラサイトシングルでございまして、フリーターではないんですけれども、要は親と同居をしているわけですね。だんだん宿主の方が弱ってきておりまして、私も本当に、先生の言われる十年、二十年後ということについて、自分のこととしても大……
○中塚副大臣 まず、本則税率化につきましては、今お話がございましたとおり、景気動向ということを勘案するということでございます。 その本則税率に合わせて導入を予定されております日本版のISAなんですけれども、確かに、今先生が御指摘になられたようなお声があるということについては承知をいたしております。 景気動向にもよりますが、二十六年一月からこれを導入するということでございますので、私ども金融庁といたしましては、先ほど税のところでも公正、透明ということがございました、市場についてもやはり公正、透明と。もう一つは、投資家の保護ということもありますが、さらには投資家の利便性の向上ということも、これ……
○中塚副大臣 二つお尋ねがあったと思うんですけれども、まず、今般このような事態が起こってしまったことは、本当に遺憾に思っておるところでございます。 今後どのような対策をとり、また制度を考えているのかというお尋ねがございました。 今、厚生労働大臣からもお話ございました、調査されているということでありますけれども、私ども金融庁といたしましても、まずは、この二月二十四日金曜日付で、AIJ投資顧問に対しましては業務停止命令を発出いたしました。即日、全ての投資一任業者、二百六十五社ございます、一斉調査を実施するということを表明いたしまして、二十九日付で報告徴求命令を発出したということでございます。 ……
○中塚副大臣 今般の独立行政法人の制度、組織見直しの基本方針策定に当たりましては、吉田委員にも党の行政改革調査会の方で大変に御指導いただきまして、本当にありがとうございました。 私どもは、研究開発型ということで新しく法人を位置づけるわけなんでありますが、ぜひ本当に頑張っていただきたい、そう思っておるんです。ただ、ガバナンスは、やはりいろいろな類型があって、それぞれに適したものがいいであろうというふうに考えておりまして、その意味で、先ほどお話のあったようなことについても御示唆をいただき、閣議決定案文に盛り込んだということでございます。 それで、今、法案化作業を行っております。内閣府の中にも科……
○中塚副大臣 今先生から御指摘ありましたとおりに、一月二十日の閣議決定で、百二あります独立行政法人全てについて制度と組織を見直すということを決定いたしました。その中で、都市再生機構、URにつきましては、有識者から成る検討の場を設置するということになったわけであります。 それで、住宅セーフティーネット、特に住宅確保要配慮者につきまして、都市再生機構が一定の役割を担っておるということについてはもう重々承知をいたしております。政策目的について、それがいいとか悪いとかいうことではなく、その政策目的が効率的に行われるかどうかというところが、私どもとしては一番の主眼を置いている点でございます。特殊会社と……
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