このページでは日森文尋衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。日森文尋衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最後の質問で、大変お疲れで恐縮でございますが、簡潔に御答弁いただきたいと存じます。 最初に、規制緩和と生活路線の維持、これについては今田先生から御質問がございましたが、若干重複する部分もあるかもしれませんが、御質問申し上げたいと思います。 地方の交通手段である地方バスの生活不便の問題なんです。 今、地方では、過疎化が進行している、あるいはマイカーが大変大幅に普及をしている、こういう状況の中で、それでなくとも厳しい地方バスというか地方生活路線の経営実態になっているわけなんです。その上で、さきの国会で乗り合いバスの需給調整規制が撤廃をされる、こう……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、前回の質問でも見解をお伺いしたのですが、地方バスの補助制度について改めて御見解を伺いたいと思います。 来年の四月から新しい補助制度がスタートをすることになりました。特に国の広域的、幹線的な路線の補助、これだけではなくて、関連する都道府県や市町村の補助制度もこれにかかわってくるわけでありまして、これを決定していくのにもう余り時間が残されていないということに今なっているかと思うのです。 八月の質問のときにも、十二月ごろまでをめどに一定の方向を出したいという趣旨の発言が確かにあったと思うのですが、実際には事業者の側も自治体の側も、なるべく早く……
○日森委員 私の方も時間が限られておりますので、ハイ・タク労働者に関係する事項だけ質問をさせていただきたいと思います。 最初に、基本的な問題なんですが、ハイ・タク労働者の実態についてお聞きをしたいと思うんです。 昨年の資料によりますと、この十年間で輸送人員が三二・二%減っている。その背景には、二〇〇〇年度の各運輸局の需給動向判断、これによっても、バブルのときの増車がそのまま維持をされているという状況があって、その後恐らくふえているんじゃないかという話もあるんですが、全国で三万一千八百四十四両、今でも過剰状態にあるということが背景にあるようなんです。 こういう中で、ハイ・タク労働者の実態で……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 大臣、大変お疲れのところ恐縮でございますが、社民党、最後でございますので、元気を出して御答弁いただきたいと存じます。 最初に、改めて大臣にお伺いをしたいと思います。 地位協定の二十四条関係と今回の特別協定で約六千六百億円強のお金がかかる。これは国際比較をしてみますと、我が国の負担が突出をしているのが明らかになっています。 九八年のペンタゴン統計ですが、一ドル百三十円九十銭の換算で、米駐留軍受け入れ国の経費負担の総額は、直接間接を合わせますと約九千八百五十七億三千四百万円。このうち我が国の負担総額が五千二百五十三億四千八百万円、全負担総額の約五……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。大臣がいらっしゃいますので、少し大きな話から最初にお伺いをさせていただきたいと思います。 国土交通省、発足をしましたけれども、依然として、旧局といいますか、これまでの建設省、運輸省の局がずっと残されていて、縦割り行政が余り変わっていないんじゃないか、どうもこんな気がしてなりません。 せっかく国土交通省という、統合されて大きな省庁になったんです。ちょっと利権なんかできちゃ困るんですけれども、せっかく大きな省庁になったわけですから、統合のメリットをぜひ発揮していただきたい。そのために、横断的でかつ総合的な行政をぜひ行っていただきたい、そういう視点で扇大……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 大臣がいらっしゃいませんが、私は通告どおり、踏切道改良促進法をお尋ねしたいと思います。 最初なんですが、これは何度も主張されていますが、一千カ所あるボトルネックの踏切を五百カ所ぐらいに減らしたいという十年間のスパンでの計画が一方ではあって、もう一方では、今回改正されるというか延長される法律は一応五年の時限になっている。法律自体は昭和三十六年以来ずっと五年刻みで来たわけですけれども、計画自体は十年のスパンでつくられている。ここは整合性が一体どうなっているのか。十年間のスパンで半分にしましょう、こう言っているにもかかわらず、それを実行するための法が五……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 大変お疲れのところ恐縮でございますが、四人の参考人の方々に御質問させていただきたいと思います。 最初に、鉄道問題なんですが、実は、九一年に信楽鉄道の大事故がございまして、そこの事故の関係者や弁護士さんや従業員の方々も含めて、通称TASKなんですが、鉄道安全推進会議というのがつくられました。実は、きょうもう少し時間があれば、そのTASKの方々もここにお呼びをして、もう十数年にわたって、鉄道安全について海外の視察を行ったり、あるいはその団体から意見を伺ったりして随分精力的に勉強をやられているところなので、ぜひ参考人として意見を聞きたかったんですが、残……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 重複する質問もあるかと思いますが、大変この法案、重要法案だというふうに考えておりますので、質問をさせていただきたいと思います。 先ほど、副大臣、これからも、世界というか国際的な事故調査機関を参考にしながら充実を図りたいという趣旨のお話がございました。もちろんそのとおりなんですが、実は、今回の事故調査委員会、この法律の改正に当たって、諸外国の事故調査機関の調査をどの程度行ったのか、そして、その調査で得た教訓、これが今回の法改正にどのように生かされたのか、具体的に、まず最初に御報告いただきたいと思います。
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 お疲れのところ大変恐縮ですが、三十分ですので、質問させていただきたいと思います。 先ほども御報告ございましたが、あり方懇談会が五回開かれて、そのうち二回、特に業界の方中心だと思うんですが、ヒアリングが行われたという報告がありました。 最初に、ちょっとそのヒアリング、どういう中身であったかという資料を持ち合わせていないものですから、ぜひこの法律の改正に当たって、関係労働者や労働組合あるいは倉庫業界の意見を聴取したのはわかりましたけれども、聴取したその中で、特にそれぞれの各界からの特徴的な意見はどんなものであったのか、具体的にお聞きをしておきたいと……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 農住組合法と緑地保全法について質問いたします。 先ほど山田先生のお話で、本当にこの法律はどの程度効果があるのかというお話がありましたので、なるほどというふうに私も思ったんですが、その辺も含めてちょっと御質問したいと思うんです。 二十年で六十三組合しか、いや、あるいは六十三組合もという評価もあるかもしれませんが、六十三組合しか残念ながら結成をされていないという御報告がありました。先ほども何か御質問があったと思うので、その基本的な原因は一体どこにあるのか、法律上の問題があるのかどうなのか、それらも含めて一つ聞きたい。 私は埼玉なんですが、埼玉は五……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 大変お疲れのところ恐縮ですが、もう少しでございますので、ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。 最初に、桜井先生にお伺いしたいんですが、先ほど先生の御報告の中で、日本の民営化に見習ってかどうかわかりませんが、これを契機というか、それ以後、ヨーロッパ各地でも民営化が行われてきた、しかし、完全民営化が行われたのはイギリスのみであって、例えばドイツ、スウェーデンというのは、いわば部分民営化というか不完全民営化というか、そういう格好になっているんだと。 先ほど、具体的にドイツの例をお示しいただきました。イギリスも、イギリスの会社は百を超えているん……
○日森委員 国鉄分割・民営化から十五年目を迎えました。 当時、大赤字の国鉄を再建するということで分割・民営の案が出されたわけですが、どうも最初から分割・民営ありきという方向で話が進められてきた、今でもそんな気がしてなりません。むしろ国鉄は解体をされたという認識で今でもいるんですが、特に、一昨日の参考人の陳述の中でもございました、日本的公共企業体のあり方についてどれだけ深く突っ込んだ議論がされたのか、そこはむしろ避けて、初めに分割・民営ありきで、そういう格好で議論が進んできたのではないかという思いが今でもしてなりません。 それはともかく、むしろ、分割・民営を契機に、規制緩和であるとか行革であ……
○日森委員 参考人の皆さんには、お疲れのところ、大変恐縮でございます。社民党の日森文尋と申します。 大分質問が出尽くしている感じなので、少し突っ込んだお話になるかもしれませんが、お聞きをしたいと思います。 最初に、倉沢先生なんですが、紛争を解決する機関の問題について、当初、審議会の答申の中では、事故調査やそれから紛争のあっせん、調停、仲裁をできる、そういう機関を政府内に設置するということも検討されたと。しかし、現実的に出てきたものは若干後退をしているような感じもするんですが、その辺の経過について、差し支えなければお聞かせいただきたいと思っております。
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、基本的な問題について何点か質問させていただきたいと思います。 残念ながら、今の山田先生の御意見と私はちょっと違いまして、車の保有者に義務づけられている自賠責保険というのは、台湾と韓国だというふうに先ほどお聞きしましたけれども、諸外国に例を見ないということなんですが、被害者保護という観点からいうと、いわば画期的な世界に誇れる制度ではないかというふうに私どもは評価をしております。 この世界に誇れる自賠責保険なんですが、規制緩和三カ年計画に基づいて政府再保険制度が原則的に廃止をされるということになります。審議会の答申だと思うんですが、その中で……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 参考人の先生方には、大変お疲れのところ恐縮ですが、もうしばらくですので、ぜひ真摯な御意見をいただきたいと思います。 では、座って失礼いたします。 四人の参考人、それぞれ、先ほどもお話ございましたけれども、前段、要するに入り口、上流での住民参加、情報公開ということが非常に重要なんだという共通した御意見をおっしゃいました。先ほどちょっと原科先生も触れましたけれども、旧建設省の建設白書の中でも、事業のおくれというのは、その一つの重要な要因として、計画段階からの住民合意を形成するための仕組みが非常に不十分である、そのために非常に長い時間かかってしまうと……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 土地収用法の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由の説明を申し上げます。 土地収用法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 我が国においては、公共事業の早期段階での情報提供や住民参加が法的に義務づけられてこなかった経緯があります。そのため、住民合意のない事業や、長期を要し必要性を失った事業、また安全性が確認されない事業など、いわゆる公益性が疑問視される事業で、関係住民の間に不利益が予測される場合でも、事業の変更や中止が不可能なまま、事業予定地内の私有財産を共有し、世論の高まりに……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 ややギャラリーがまだ少ないようですが、時間の都合もございますので。 先日、本会議で扇大臣に真摯な答弁をというふうに申し上げたら、国土交通委員長から、大臣は淑女である、紳士ではなくて淑女であるという御指摘を受けましたので、きょうは本音のところでぜひ御答弁をいただきたいと思っています。 先ほど前原先生のお話にも出ましたけれども、最初に、道路特定財源について大臣のお考えをお伺いしたいと思うんです。 特定財源そのものは、十一の税の項目で、国税及び地方税で構成をされておりますが、今年度の予算で、国税でいうと五兆二千六百億円、地方税で一兆七千五百億円、合……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 十九分しか与えられた時間がございませんので、ものつくり大学に関してのみ御質問申し上げたいと思います。 実は、KSD疑惑、なぜか埼玉でございまして、最初に逮捕されました小山孝雄前参議院議員さんは埼玉県川越市というところにお住みでございまして、きょう証人喚問に出席をされました村上正邦前参議院議員さんは埼玉県志木市にお住みでございます。小山さんが逮捕の契機になったアイム・ジャパン、これの研修施設の一部が実は埼玉県越谷市にございまして、きょう質問いたしますものつくり大学が埼玉県行田市ということでございますので、県民の一人として、どうしても、ものつくり大学……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 来年度予算の要求につきまして、とりわけ名誉議員の胸像設置経費というのがございますが、これも国民の理解を得られないという意味から今回に計上すべきではないというふうに考えておりますので、この要求については同意しがたいということを御意見として申し上げたいと思います。
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 時間が少ないので簡潔に質問いたしますので、御答弁も簡潔にお願いしたいと思います。 道路計画合意形成研究会というのが先ごろ提言をお出しになりました。学者の皆さんが協議をして、国土交通省あてに提言をされたんですが、これまで、公共事業、特に道路事業が中心なんですが、どうも入り口のところで、情報の公開が不備であったり、住民参加の制度がない、そういうことがあったので、各地で紛争が起きている、その反省の上に立って、ヨーロッパ並みのPI、パブリックインボルブメント、大臣がよくお触れになるんですが、これの日本版といいますか、これを導入しようということで、この研究……
○日森委員 日森でございます。ことしもどうぞよろしくお願い申し上げます。今、佐藤副大臣、いい目で見ていただいたのですが。 恐らく重複した質問になるかもしれませんけれども、御容赦いただきたいと思います。 最初に、不審船事件というふうに言っておきたいと思うのですが、双方が銃撃戦になるという前代未聞の事件に発展をいたしました。そのときに、本来指揮に当たるべき安倍官房副長官が、実は事態が急展開する前に帰宅をしてしまったというような話がありましたし、これは今度の問題に対する政府の対応が非常に不十分だったというふうに言えるのではないかと思っているのです。 と同時に、海上保安庁は直ちに対策本部を設置い……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私も、ただいまの動議に反対する立場で意見を申し上げたいと思います。 一つは、NTT、略称で申し上げますが、この法案に対する対応を含めて、この間の与党の議院運営のあり方について、まず最初に疑問を呈したいと思うのです。 最初に全部決めるべき日程までセットしてしまって、その間にすべてのものを押し込んで決めていこうというやり方は、本来、議院運営委員会は議院の運営について民主的にとり行う、これを具体的な任務にしているというふうに私は思っていますが、これを逸脱するものではないかという気がしてなりません。結果として議院運営委員会の権威をおとしめるものにならな……
○日森委員 私どもも、承認には反対です。 理由は、現場の予算委員会の中で、審議未了といいますか、審議不十分なままの状態が続いているにもかかわらず、与党の御都合で出口を先に決めてしまって、ともかく日程優先ということで、十分な審議をさせないような、そういう流れをつくってはいけないというふうに考えていますので、反対をしたいと思います。
○日森委員 社民党・市民連合の日森文尋でございます。 最初に、本決議案に賛成の立場で意見表明を申し上げたいと思います。 決議案の趣旨は、るる申されているとおり、鈴木議員が政治的道義的責任を自覚し、みずから辞職するよう勧告するものであって、この限りにおいて与党の皆さん方の主張は的外れである、こう言わなければなりません。 二つ目に、鈴木議員をめぐるさまざまな疑惑は、NGO問題にとどまらず、証人喚問以後も新たな疑惑が次々と明らかにされています。疑惑は外務省、国土交通省、防衛庁など多岐にわたっており、その一部については、不十分な調査とはいえ、外務省調査報告やその他の調査で既に事実関係が明確になっ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 小委員長の提案に、諸般の経済事情からかんがみて賛成をいたします。 その上で、幾つか懸念される問題について、ここで表明をさせていただきたいと思います。 一つは、各方面への影響、これが懸念をされております。とりわけ、公務員給与への影響というのが心配をされております。 と申しますのは、平成十三年、昨年の十二月六日に、官房長官が記者会見で、まず国会議員の歳費を削減した上で国家公務員にも協力をお願いしなければならない、こういう発言をされています。大変心配な発言でございまして、特例的な措置ですが、今回の国会議員の歳費削減がこうした発言によって直接国家公務……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私も、鈴木宗男議員の辞職勧告決議案を速やかに本会議で採決することを求める意見を表明したいと思います。 鈴木宗男議員の疑惑をめぐる問題は、公設秘書の逮捕という新たな事態を迎えました。我々は、こうした事態を予測し得たからこそ、三月二十日、鈴木議員の辞職勧告決議案を本会議で採決するよう求めました。しかし、残念ながら、与党の多数によってこれは否決をされました。 その後も、鈴木議員にかかわる疑惑はますます深まっているにもかかわらず、予算委員会での再喚問及び議院証言法違反での告発も否決をされるなど、与党による疑惑隠しがまかり通る異常な事態が続いています。こ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私ども社民党は、会期の延長に反対を表明いたします。 そもそも、あらかじめ決められた土俵を与党の都合によって広げてしまう、これは言語道断の行為と言わなければならないと思っています。 先ほど御意見もございましたけれども、そもそも、一体なぜ、今度の国会で会期内に法案を成立させることができなかったのか、その原因について改めて検証する必要があるというふうに思っているわけです。 一つは、鈴木宗男さんの疑惑に示されるように、政治と金の問題、この問題について徹底的にメスを入れなければならないはずであったのに、総理を初め与党の皆さん方は、これについて十分な取り……
○日森委員 社会民主党・市民連合の日森文尋でございます。 私は、議員鈴木宗男君辞職勧告決議案に賛成の意見を表明したいと思います。 鈴木宗男君は、六月十九日、東京地検特捜部によって、あっせん収賄罪の容疑で逮捕されました。疑惑のデパートとも言われた数々の疑惑について、司直の手によって解明が始まることになりました。鈴木宗男君は、今、刑事責任を追及される立場にあり、もはや議員の地位にとどまることは許されない状況にあると改めて判断いたします。したがって、本院は、鈴木宗男君辞職勧告決議案を可決して、本人に対し、速やかに議員辞職を求めるべきと考えます。 同時に、今国会が政治と金の問題に終始した事実を重……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私どもも、委員会への付託については反対です。 有明海、八代海の再生の問題については、極めて重要な問題であり、さらに時間をかけて資料をもとに具体的な検討を進めていかなければならない課題だと思っています。同時に、そうした不十分なままで委員会に付託をするというのは、極めてバランスを欠いた、議運として感心できないやり方ではないかというふうに思っています。 先ほど児玉先生もおっしゃいましたけれども、今度の国会は政治と金の問題が大きな問題になりました。そういう意味では、この国会の会期中に、野党四党が提出をした政治資金規正法改正案等も真摯に議論をして、この問……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 都市の再生について、最初にお伺いをしたいと思います。 今国会に再開発法の改正と都市再生特別措置法、両法案が提案をされることになっています。具体的な質問についてはその法案審議のときに行っていきたいと思いますが、この都市再生というのがいわば小泉内閣の目玉商品の一つであるという観点に立って、国土交通省の基本的なスタンスというか考え方、その大枠で結構なんですが、それを最初にお聞きしておきたいと思うんです。 午前中の議論で、阿久津議員から都市再生するには分権ということがきちんとなければいけないし、とりわけ情報公開とそれから住民参加、これは徹底しなければい……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 前回は、大変失礼いたしました。委員長からおしかりもいただきまして、きょうは、委員長の御指示をしっかり守って発言をしていきたいと思っています。 最初に、前回も大枠をお聞きしたんですが、それからきょうの午前中、午後の論議を通しても、どうもこの法案で言っている都市再生の理念というのが極めて抽象的であって、イメージを私の頭の中でなかなか結ぶことができない。いや、大臣、それぞれのおっしゃっていることを聞くと大変すばらしいわけですが、しかし、法律にはそういうことは書かれていないわけで、どうもイメージがわかないわけです。 そこで、その第一条で、都市機能の高度……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、大臣にお尋ねをしたいと思います。 小泉総理が民間事業者による都市再生促進を指示して、その諮問を受けたのが社会資本整備審議会の都市計画分科会。この構成を見ると、委員や臨時委員として、それぞれ大手の不動産会社の社長であるとかビルディングの会社の社長が参加をしているんです。この大手企業や企業団体は、自民党に合計で年間約数千万円の政治献金をしている。これはだれでも明らかなことなんですが、今回の法案では、この民間事業者に無利子の融資や買い上げ制度を導入するという、いわば我々から見るとやり過ぎではないかというぐらいの優遇措置が盛り込まれているわけです……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。
最初に、国土交通省設置法改正案について質問をしたいと思います。
大臣の趣旨説明にもございましたように、今回地方運輸局の陸運支局と海運支局が統合されて運輸支局というのが設置をされることになるわけですけれども、このことによって、具体的にどのような行政サービスの向上が図られるのか、どんな効果が生まれるのか、これについて最初にお聞きをしておきたいと思います。
【次の発言】 それと関連して、国土交通省の組織令が改正されるということになります。地方運輸局の部の再編であるとか管轄区域の見直し、これが行われるということですが、その内容についてちょっと最初にお聞き……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 議事進行に協力するために、簡潔に質問させていただきたいと思います。若干重複があるかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。 この改正案の趣旨には賛成ですが、幾つか質問をしたいと思います。 現行法の名称に小型船舶操縦者を別途加えるという改正案になっておりますが、その選択肢として、小型船舶操縦免許、これだけを切り離すこともできたのではないか、こんなふうに思っております。そうすれば、改正案のように随分長い戒名の法律の名前ではなくて、もう少しコンパクトな、スリムな、わかりやすい法律になったんじゃないかという気がしているんです。プレジャーボートの……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 かなり質問の内容が重複をしておりまして恐縮でございますが、今さら変更はできません。このままやらせていただきたいと思います。 この法案の前に、都市再生二法というのを審議させていただきました。そこでも申し上げたんですが、このマンションの建替え円滑化法というのは、ある面では景気対策、景気対策というか内需拡大といいましょうか、そういう側面もあるというふうに思っています。それはそれで私の感想なんですが、実は、この法案が通ると、ちょっと心配していることは、居住者が住み続けたいという意思に反して追い出されてしまうという問題も含んでいるのではないか、そんな心配を……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 大臣、副大臣、それから政務官、特に三沢局長、大変御苦労さまでございます。心中お察し申し上げますが、もうしばらくおつき合いいただきたいと思います。 最初に、これは改めてお聞きをしたいということなんですが、法案の二条で、マンションの定義を「二以上の区分所有者が存する建物で人の居住の用に供する専有部分のあるもの」とされています。 居住部分がなく、店舗だけが入っているビルでも区分所有権では共通の問題がある、こう考えられますが、今回の法案で店舗ビルを対象としなかった理由について改めてお聞かせいただきたいと思います。
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 再確認、再々確認の質問になりますので、ひとつお許しいただきたいと思います。 先ほど二階建てという話が古賀先生からございました。私もその二階建ての二階の方の今議論をしているんですが、その一階部分について、二階部分とどうリンクしていくのかということが大変気になっています。 そこで、その点について御質問をしたいと思うんですが、この法案は、もう皆さんおっしゃっているとおり、建てかえ決議が行われた後の各手続が円滑に進められるように措置をしていこうということになっているわけです。しかし、そうはいっても、そういうことになれば、一階部分である区分所有法とつかず……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、扇大臣にお伺いをしたいんですが、これは基本的な問題で、しかも、今度の法案に対して、恐らくここにいらっしゃる委員さんすべてに近い多くの方々が、なぜかというふうに思っている課題ではないかと思うのです。なぜJR本州三社が所有する新幹線、これだけに本法案を適用しようとしているのかということなんです。 いろいろ御意見がございました。完全民営化になってまだ間もない。完全民営化ならば、その会社の責任で大規模改修は行うべきではないのかという意見もございましたし、それはそれで理屈としてはもう全く正しいというふうに思っているんです。 これまでも同じような質……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 質問も最後の方になりますと重複する質問がたくさん出てくるかと思います。ぜひ嫌がらずにしっかり御答弁いただきたいと思います。さらに、もし時間が足りなかったら、委員長に貸してある分について、きょうは無理でしょうけれども、お返しをいただきたい、そんなふうに思います。これは冗談です。 最初にトラックの関係についてお伺いをしたいんですが、一九九〇年に物流二法が制定をされました。先ほど来の御答弁によりますと、この十年間で新規参入してくる事業者、これは約一万五千社というふうに御答弁がございまして、平均すると一年間に千五百社、二千ぐらい入って五百ぐらいやめていく……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは御三方の参考人、大変御苦労さまでございます。それでは座って質問させていただきます。 最初に、伊藤さんに二点ほどお伺いをしたいことがございます。 一つは、先ほど来から出ていますが、JR貨物の経営実態の関係なんですが、八期連続赤字になった、しかし、昨年度は若干の黒字に転向して、経営状態は徐々に好転をしているのではないかというお話でございました。 しかし、実際に今回、運賃・料金の関係や、それから規制緩和がずっとかかっていくわけです。例えば、国鉄改革の理念でいえば、健全経営がきちんとできた、そういう段階でやろうじゃないかとか、完全民営化、純民……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。
三人の参考人の先生方、大変御苦労さまでございます。
最初に、ざくっとした質問で大変恐縮なんですが、今度の法律案が成立したと仮定をして、マンションの建てかえはかなり進むんでしょうか、うまくいくんでしょうかという感想を、大変恐縮なんですが、お三方にそれぞれお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 穐山さんにお伺いしたいんですが、先ほど来管理組合の役割がこれからますます大きくなるということをずっとおっしゃっておりましたし、それについてなかなか明快な法的根拠もないということについての御不満も当然おありになると思うんです。区分所有法では管理組合という言葉す……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 個別の課題は後ほど論議をする時間がたくさんあるようですから、きょうは、総理初め関係大臣に基本的な問題を改めてお聞きしたいと思っています。 先ほど来、総理からもおっしゃられていますが、現在の特殊法人、確かにたくさん問題を抱えております。 責任体制のあいまいさということも指摘をされています。それから、経営の自律性が欠如している、天下りが常態化、今お話ありました。それから情報開示、これが全く不徹底である。あるいは運営実態、これも非常に不透明さがあって、なかなか外から見えにくいというのがありました。それから、これが持っている宿命と言ってもいいのかもしれ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私も、週二回は扇大臣のお顔を拝見しておりますので、きょうはまた御苦労さまでございます。 最初に、先ほど扇大臣がおっしゃいました、道路特定財源、一般財源化ということよりも、少し枠を広げて使った方がいいだろうと。私も全くそのとおりというふうに思っていまして、再三再四そのお話は国土交通委員会で申し上げているんです。特に環境という意味では、モーダルシフト、数値目標まで決めたわけですから、それをしっかりと確保していく、もう少し公共交通全体を維持発展させるというところで活用していけたらいいのではないかということで、先ほどの発言について、大変感動いたしました、……
○日森委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、ただいま議題となりました独立行政法人国民生活センター法案等特殊法人等改革関連四十六法案につきまして、そのうち八法案に反対の立場で討論を行います。 特殊法人には、責任体制のあいまいさや経営の自律性の欠如、天下りの固定化、情報開示の不徹底、運営実態の不透明さ、組織・業務の自己増殖、むだな公共事業の実施によってつくられた巨額債務による財務の悪化、ファミリー企業など子会社のあり方を初めとするさまざまな問題があることを指摘してまいりました。 これらの問題の背景には、政官業の癒着構造、自民党的支配があると言わざるを得ません。もともと特殊法人は、国家的責任……
○日森委員 社民党・市民連合の日森文尋でございます。 私も、佐田筆頭理事の動議に反対いたします。 これは与野党共通した認識だと思いますが、現下の経済社会情勢というのは国会に対して慎重かつ十分な審議を求めているというふうに思っています。特に、小泉内閣が発足して一年十カ月、約二年になろうとしているわけですから、この間の内閣の政策についての総括や、あるいはその反省点も含めて、国会全体が大いに論議しなければいけない。とりわけ、代表質問という場は、総理が所信表明を出すわけですから、その大きな舞台になるということは明らかだと思うのです。 その意味で考えますと、きょう所信表明があって、しかも、月曜日か……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。
最初に、お二人から感想をお聞きしたいと思うのです。
先ほど筒井委員からもお話がありました。つい先ほどの予算委員会の中で、委員長が、常識では考えられない答弁を法制局はやっているという指摘がありました。確かに、聞いている限り、私もそう思わざるを得ないのですが、こう委員長に言われたことに対して局長並びに次長はどういうふうに受けとめられていらっしゃるか、まずその点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 関連してですが、先ほど、二点について抗議文を対週刊文春にお出しになったということがありました。この抗議文については、局長も次長も確認をされた上でお出しに……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私は、社会民主党・市民連合を代表して、本件についての態度表明を行います。 結論から申し上げます。 社民党・市民連合は、衆議院議員坂井隆憲君に対する逮捕許諾請求について、これを許諾することに賛成であります。 昨日、本委員会において、森山法務大臣及び樋渡法務省刑事局長から、被疑事実、捜査経過、逮捕を必要とする事由について詳細な説明があり、委員各位の質疑も行われました。 その結果を受けて、社民党として、坂井隆憲君の行為及び逮捕の必然性、緊急性等に関して、真摯に検討してまいりました。残念ながら、本来、国会で真情を吐露すべき坂井隆憲君の弁明を聴取する……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私は、社会民主党・市民連合を代表して、議員坂井隆憲君の辞職勧告決議に賛成する意見表明を行います。 去る三月七日、政治資金規正法違反で逮捕された坂井議員は、その後も、議員辞職の意思がないことを繰り返し強調しております。判明しているだけでも一億二千万円もの政治資金を故意に報告せず、その使途も明らかにしない坂井議員の行為は、それだけでも重大犯罪と言うほかありません。みずからの不明を恥じ、道義的政治的責任を自覚するなら、直ちに議員の職を退くことが坂井議員のとるべき態度です。 しかも、報道等によると、その後の捜査当局の調べでは、地元企業からのやみ献金や口……
○日森委員 社民党の日森文尋です。 私は、議員松浪健四郎君に対する議員辞職勧告決議案の本会議上程に賛成する意見表明を行います。 議員松浪健四郎君は、一九九七年から九八年にかけて、当時、暴力団員が会長をしていた土木建設会社に秘書給与二百七十万円を肩がわりさせ、これが政治献金に当たるにもかかわらず、政治資金収支報告書に記載せず、規正法に違反する行為を行ったこと、また、当該暴力団員が指名手配中であるにもかかわらず大阪府警に捜査状況を照会するかのような行為を行ったこと、これら一連の行為は、松浪議員本人が認めるとおり、金の面倒を見てもらった見返りに暴力団関係者に便宜を図ったとされても、弁解の余地のな……
○日森委員 私は、会期延長に反対をいたします。 初めに、総理並びに与党は、一体なぜ、何のために会期を延長しなければならないのか、何よりも国民に対してわかりやすく説明すべきであります。 与党は、野党に対して、二十九本の審議未了の法案が残っているとか、国際貢献が求められているのでイラク新法を成立させなければならないなどと理屈を述べていますが、これが会期延長の理由になるなどとは到底思われません。 綿貫衆議院議長も、イラク復興支援特別措置法案が今なぜ必要なのか、政局とか党利党略とかと見られているのでは困るとおっしゃっているではありませんか。 意味するところは明白です。すなわち、イラク新法には会……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 質問者の名前を見て出なくてもいいのではないかと考えている方がいらっしゃるのではないかと、なかなか出席が少ないので残念なんですが、午後の一番で質問させていただきます。 川辺川ダムの問題なんですが、これは計画以来、もう既に三十五年がたっているわけです。この間、さまざまな新しい事実、これが明らかになりました。そうした事実の一つ一つを見てみると、ダム建設を強行する根拠、これがますます希薄になっている、こう言わざるを得ないと思うんです。 同時に、河川法が改正をされて既に七年を経過いたしましたが、この間、特にこの数年なんですが、河川をめぐる状況というのは大……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 二〇〇一年から二年間で十七回、これは何の数だかおわかりでしょうか。扇大臣が答弁の中でパブリックインボルブメントに触れた回数だそうでございます。私どものスタッフが、決して暇に飽かせて調べたわけではございませんで、パブリックインボルブメントということについて大臣がこれほど重要視をされている、何としても内実あるものとして実現をしたい、そういう思いのあらわれがこの十七回という数になっているんだと思うんです。ちなみに、PIという言葉を入れると十九回だそうです。もっとしゃべっているかもしれませんが、先ほど、PIじゃなくてPHだという話もありましたけれども、いず……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうこれから、三時から大臣、QTがあるそうなので、どうぞ時間が来ましたら、遠慮は要りませんから、きょうは大事なQTだそうでございまして、ぜひそちらの方に遠慮なく出席していただきたいと思います。 ちょっと順序を変えて、そんな事情もありますので、大臣に先にお伺いをしておきたいと思うんです。 今度の、新方式と言っていいと思うんですが、これは、道路関係四公団民営化推進委員会が昨年十二月の最終報告で新規建設に新しい歯どめをかけた、まあ、これは本当に歯どめがかかっているかどうかというのは私は疑問に思っているんですが、これに対する補完措置である。不採算路線……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、最後の、おなかがすいている時間の質問になりましたが、しばらく辛抱いただきたいと思います。 最初に、特殊法人全体がそうなんですが、とりわけ道路公団が経営破綻していく、四十兆円という膨大な負債を抱えていたり、行き詰まりを見せているということの基本的な原因は、実は、政治的な圧力に屈したというか、これに左右されてきたことがこうした結果を生み出したのではないかというふうに私は思っています。 問題は、だから、こういう結果を生み出してしまったことに対する総括、これをしっかりやることが実は一番大事なことであって、原因、それからそれを生み出した温床、こ……
○日森委員 社民党の日森でございます。 先行七法人でこの住宅金融公庫が入っちゃった、非常に残念に思っているんですが、この間、住宅金融公庫が果たしてきた役割というのは非常に大きなものがあると思うんです。その役割は、これまでも大きかったけれども、これからも国民の側のニーズからいうとかなり期待度が大きいし、実際にシェアでいうと三五%、四割近いシェアを抱えていて、それだけ信頼があるというか安心感があるということで、ずっとやってこられたと思うんですね。 これについて、私は率直に申し上げると、なぜ廃止をしなければならないのかということ自体がどうも疑問に思っているんです。 そういう意味で、いろいろなア……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 三人の参考人、大変お疲れのところ恐縮でございますが、もうしばらく御辛抱いただきたいと思います。なるべく重複を避けて質問申し上げたいと思うんです。 最初に、岩沙参考人にお伺いしたいんですが、都市再生、これはもう絶対必要条件だ、現在のこの国の経済社会にとって絶対必要条件だ、そういう大変強い思い入れで、夢も含めて語っていただきました。 随分楽しい部分もあって、なるほどなという部分もたくさんあったんですが、しかし一方で、東京都内の今の都市再生緊急地域だけで見てみますと、ビッグプロジェクトが大変物すごい勢いで進んでいまして、あっという間に百何十メーターの……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 成田空港が民営化されるその第一歩を歩み始めようということになっているわけですが、私、個人的にも大変感慨無量のものがあります。今から三十数年前ですが、実は、芝山や三里塚の農民と一緒に成田空港の建設についての運動にかかわってきた一人として、大変感慨深いものがあります。もちろん、瀬古先生が言われたように過激派では断じてございませんが、そういう意味も含めて質問させていただきたいと思っております。 最初、新聞記事を忘れてしまいましたが、民営化に際して最重要課題の一つと言われているんだと思いますが、現在、二千百八十の暫定滑走路、平行の滑走路ですが、これを二千……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初から最後まで、油濁損害賠償保障法についての質問になります。 今回の改正で損害補償額が五〇%ふえるということでは、一歩も二歩も前進をしたというふうに評価をしていますし、私ども、この法案については賛成をしていきたいと最初に申し上げておきたいと思うんですが、油濁損害賠償保障法の目的であります被害者の保護を図る、こういう観点からいうと、残された課題もまだまだたくさんあるのではないのかという思いがあります。 被害者を保護するためには、油防除資金をどうするかという問題と一緒に、油濁事故が起こることを前提として必要な油防除体制をどう構築していくのか、この……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、密集市街地における防災地区整備促進法について何点かお伺いしたいと思います。 大臣もせきで、私もちょっと風邪が十日ほど治らないで声がセクシーになってしまっていますが、御了承いただきたいと思います。 最初に、本来、住宅政策であるとか都市計画という観点から検討しなければいけないという課題が、都市再生というものが一番中心にあって、加えて、景気対策といいますか、そういう観点から提起をされている、こういうふうに思っているわけです。 この法案は、密集市街地における防災対策でどうやって民間活力を引き出そうとするのか、こういう発想も含まれていると思いま……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、公務員制度改革とイラク問題について御質問したいと思います。 大変お疲れのところ、片山大臣、大変御苦労さまでございます。 この問題については、きょうここにいらっしゃいます自由党の中塚議員さん、それから、恐らくこの予算委員会の場で質問された民主党の島さん、それから私も、昨年の暮れにジュネーブのILOに行ってまいりました。非常に貴重な御教示もいただいたし、勉強もさせていただきました。そういう意味で、改めてということになりますけれども、質問をさせていただきたいと思います。 特に公務員制度改革は、この国の姿やありようを左右するような重要な問題……
○日森委員 私どもも、郵政特それから憲法特、いずれも設置に反対です。 郵政については、もともと郵政民営化そのものに反対をしてきたという経過があります。国民生活にとって百害あって一利なしだ、理屈は余り申し上げませんが、ということもありました。 したがって、本来議論するとすれば、これまで、例えば公社法もそうですし、あるいは信書法も総務委員会で議論されてきたという経過があって、そこではそういう郵政関係の論議の積み上げがあるわけですから、総務委員会で議論すべきであって、特別委員会で定例日も外して拙速に議論していくようなことは避けるべきだ。 それから、憲法についても、最終報告で憲法調査会の仕事は終……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。きょうはピンチヒッターでこの場に立たせていただきました。 最初に、イラクに派兵されている自衛隊、直ちに撤収すべきであるという私たちの主張を前提に、時間がありませんので、幾つかまとめて御質問申し上げたいと思うんです。 先ほど来意見が出ているように、今、撤収について決断をしなければならない、その時期に来ているというのは全く私も同感なんです。決断と実行の大野長官がいらっしゃるわけですから、ぜひそうしていただきたいと思いますし、しかも、一年間の延長というのは、どうもいよいよ撤収の時期を明確にすべきなのかという思いが込められた延長であったのかなという思いもす……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 国土交通委員会に出戻ってまいりまして、古賀先生や中馬先生もそうですが、懐かしいお顔にお会いできまして、大変光栄に思っております。 午前中の質疑でもあったんですが、最初に、JR福知山線事故に関する航空・鉄道事故調査委員会、この経過報告と建議についてお伺いしたいと思います。 事故調が経過報告をお出しになりました。この経過報告、大変御苦労されてお出しになったことと思うんですが、犠牲者の皆さんやあるいは専門家から見ても、余り評価が高くないというか芳しい評判を聞かないということになっています。 特に、事実関係の特定を中心に調査されて、制限時速七十キロの……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私も、穀田委員に続いて、命の問題で、アスベストの問題を中心に御質問したいと思います。先ほど古賀先生から大分詳しいお話がございました。重複をしない形で御質問したいと思うんです。 アスベスト新法が準備をされる、これについて後で触れたいと思いますが、省庁の壁を超えて、ともかく全閣僚でしっかりと対策を練っていかなければいけないということはもちろんそうですし、それはもう官民挙げて解決をしていかないと、環境省が出した数字でも八万数千人という数字が出ていまして、恐らくそれは氷山の一角であって、どこでどう暴露したかわからない人たちがたくさんいるわけですから、恐ら……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 それぞれ各委員から発言ありましたが、命と財産にかかわる重要な問題です。私からも、きょう出席されたすべての皆さんがきっちりと責任を自覚されて、そして対応されるよう、最初に要望しておきたいと思います。 私、時間が限られていますので、検査機関に限って、参考人、イーホームズさんだけで大変申しわけないんですが、限って質問させていただきたいと思います。 その前に、最初に、十月の二十七日、ヒューザーの小嶋社長からいろいろ御提起というか不規則発言というか、先ほどもございましたが、ありました。その小嶋社長のお話というか発言を聞いてどんな感想を持たれたか、まず最初……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 あと二十分ですので、ぜひ頑張って、私の質問を聞いていただきたいと思います。 時間が大変少ないものですから、大きく二点に絞って質問したいと思うんです。 一つは、再発防止、そのために具体的に何をしなければいけないのかということ、問題提起も含めてなんですが。もう一つは、一番大事な、被害に遭われた住民の皆さん方をどう救済していくかということについて御質問したいと思いますが、その前に、最初に、大臣の所見といいますか、今回の事件についてどのようなお考えを持っていらっしゃるのか、お聞きをしたいと思うんです。 きのう、参考人でいらっしゃいましたある社長は、正……
○日森委員 私も、各党要求があったとおり、証人喚問について委員長に要求をしておきたいと思います。 一人は姉歯建築士、それから総合経営研究所の内河氏、この二人は何としても証人喚問としてこの場に来ていただきたいということですね。それから、平成設計の山口社長につきましても、当面参考人招致になるのかどうかわかりませんが、御配慮いただきたいということを最初に要求しておきたいと思います。 ERIの鈴木参考人にお伺いします。 ホームページを見させていただきました。御社の理念というのは、情報の公開が基本であると。積極的に情報を公開しなければ秘密主義、隠ぺい体質になってしまうんだというふうに、みずからおっ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、具体的な話に入る前に証人にお聞きをしたいと思うんですが、この間、二回、国土交通委員会の参考人招致、新聞報道等によるとさまざまな理由があるようですが、おいでいただけませんでした。きょうは証人として、当然そうなんですが、出席をしていただいたわけなんですが、報道等によると、あなたは、森田さんという設計事務所の社長さんが自殺をされたという報道を見たりして、怖くて外出できない状態なんだという話がございました。もちろん、そのことも含めて、体調が不良だったんだということを理由に参考人招致に二回にわたって出席されなかったということが一つなんです。 それか……
○日森委員 私からも委員長に取り計らいをお願いしたいと思うんですが、先ほどから名前が挙がっております今度の事件に関係する方々について、とりわけヒューザーの小嶋社長、これは証人喚問、それからその他四名いらっしゃいますが、これは参考人招致で、ぜひ国会に呼んでいただきたいということをまず最初にお願いしておきたいと思います。 といいますのは、先ほどの大臣が、捜査中であっても、国土交通省、特定行政庁として真相究明に積極的に取り組んでいくんだという決意を示されました。ひとり国会だけが事態の推移を見守るなどという態度では、それは国民が納得しません。そういう意味も含めて、改めてお願いをしたいと思います。
○日森委員 社民党の日森でございます。 私どもも、議員年金を廃止するということに合意したことについて大いに評価をいたしました。 その際、私どもが主張してきたのは、一日も早く公的年金の一元化を実現する、そして、これに収れんをしていく。暫定的な措置として、経過措置として、これに収れんをしていく。つまり、今国民年金になっていますが、生活の最低保障としての、私どもの言葉で言うと基礎的暮らし年金、そして所得比例年金ということに収れんをしていくという主張をしてまいりました。もちろん、その際、経過措置であっても特権は徹底的に排除をするということを前提として、こういう提案をしてまいりました。 しかし、今……
○日森委員 参考人の先生方、どうもお疲れさまでございます。大変長時間で恐縮ですが、社民党の日森文尋でございます。 最初に、梶田先生に二問、御質問させていただきたいと思うんです。 ちょっと新聞の記事で恐縮なんですが、二月二十五日の毎日新聞、ここで、先生がインタビューか何かにお答えになっている記事の中で、「米国が持ち込んだものであっても、民主的な教育理念は今後とも大事にしていくべき」だということを強調しておられました。私どもも、民主的な教育理念というのは、これはしっかり守っていかなきゃいかぬという思いは十分に持っているつもりなんですが、先生のお考えになっている民主的教育理念、現行の教育基本法の……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、中馬大臣、ヒートアップなしで、冷静にやりとりをしたいと思っていますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 これまでも公共サービスについては、民営化あるいは民託、PFI、指定管理者制度、さまざまなことで民間にゆだねる、そういう措置がとられてまいりました。国立病院が廃止をされる、あるいは公設の老人ホームや保育園が民営化される、こういう動きの中で、利用者や保護者の利便性を損ねて、あるいはそこで働いていた職員の不安が高まっているということも実態として私はあるというふうに思っているんです。 今度の市場化テストという、いわば民間企業にゆだねてい……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 大変時間が限られておりますので、私は、きょうは、地方公務員や国家公務員、それから独法職員、この方々の労働条件について絞って、総理並びに川崎大臣、中馬大臣に御質問をしたいと思います。 その前に、今度の出された行革法案、とりわけ行革推進法案あるいは市場化テストの法案なんですが、これについて一言申し上げておきたいと思うんですが、実は、独法化のときの議論でも私同じことを申し上げました。総理からどういう答弁をいただいたか、大変あいまいな答弁をいただいた覚えがあるんですが、今回の市場化テストあるいは行革推進法案の中でも、政府、自治体の事務事業のあるべき姿、こ……
○日森委員 三月には建築基準法やあるいは関連する法律の改正案が出されるということなので、きょうは少し大きな観点から大臣の御所見を伺いたいと思います。 耐震偽造問題、当初は、民間に確認検査事務を開放したことが是か非かという議論もあったと思うんですが、これが非姉歯物件まで広がってきた、これからもっと広がるかもしれないということを考えると、実はそれだけではなくて、また同時に特定行政庁も見過ごしていたという事実も明らかになった、そうすると、今や確認制度そのものの是非が問われているのではないかというふうに考えているんです。 時間があったら最後にちょっと問題提起だけしたいと思うんですが、最初に、民間に……
○日森委員 五年前に引き続いて、続きの質問をさせていただきたいと思います。 踏切事故は今、減少傾向にあるわけですが、しかし、依然として事故が起きているわけです。これは、直接、例えば列車の側に重大な支障があれば大変な死傷者が出るわけで、私どもとしても、踏切を改良してともかく踏切事故をなくしていくということについては、これは一緒ですが、積極的に進めていきたいと思っているんです。 それで、五年前、こだわっているわけじゃありませんが、第七次の踏切事故防止総合対策、内閣府の所管になっていますが、ここで改めてお聞きしたいんですが、具体的な数値目標を示しました。先ほども御答弁の中に少し示されていましたが……
○日森委員 最初に、事故調について御質問したいと思います。 冒頭、先ほど不規則発言もいろいろございましたが、私どもも、航空・鉄道事故調査委員会については、現在の八条から三条委員会にきっちりと位置づけて、そして、独立性、中立性、公平性、これをしっかりと担保するという立場であることを明確にしておきたいと思うんです。 この前の参考人の質疑のときも、NTSBのお話もたくさん出ました。これ以外に、さまざまな先進国では独立性を持った機関があるわけですが、これらの機関が国際的にお互いに交流して事故防止を図っていくために、さまざま研さんしていこうという意味も含めて、ITSAという協議機関もあって、国際的に……
○日森委員 最初に、大臣にお聞きをしたいと思うんです。 官から民というのは内閣のいわば一つのスローガンであって、小泉さん、一生懸命おっしゃっているわけですが、しかし、独法の非公務員化も含めて、独法の問題についても、本来国が行っていくべき業務が民間に開放されて、例えば耐震強度の偽装問題、これに示されるように国民の生命財産が脅かされる、こういうことがあってはならないというふうに思っているんです。 例えば、今回、特定がとれる。特定独立行政法人以外の独立行政法人と、特定がとれてしまう。建築研究所、今理事長さんがお出ましになりましたけれども、例えばこの建築研究所は、その基本方針の中で「国民の安全性の……
○日森委員 一番最初に大臣にお伺いしたいと思いますが、報道等によると、国土交通省は、この四月から五月にかけて、地下鉄の霞ケ関駅、ここにおいて、鉄道テロ対策として顔認証システムの実証実験を行うということのようです。 これは、実験について大変さまざまな問題があるので中止をすべきであるとかいう申し入れも当然あったと思うんですが、それはそれとして、具体的な実験内容、目的、それから実験に関してだれが責任を負っていくのか、経費はだれが負担するのか、もちろん大臣御存じかもしれません、大臣はこの実験についてきちんと承知をしているのか、この四点について最初にお聞かせいただきたいと思います。
○日森委員 最初に大臣にお聞かせをいただきたいと思うんですが、この十年間、いろいろな施策を打ってきたけれども、残念ながら成果は上がらなかったという結果だったと思うんです。これは重大な問題点が実はあるのではないかというふうに思っているわけです。 九八年、ちょうど十年前の四月二十八日、当時、商工、建設両委員会の連合審査というのが行われました。瓦大臣がそこで、各省庁が連携をして都市の再構築、これをしっかり図っていくんだというふうな発言をされまして、ちょっとおさらいになりますけれども、この段階で都市計画法が改正をされ、また、中心市街地活性化法が成立をしていく。 さらに二年後、二〇〇〇年になりますけ……
○日森委員 お疲れのところ大変恐縮でございます。社民党の日森文尋と申します。四人の先生方、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。 最初に、これは感想で結構なんですが、四人の先生にお聞きをしたいのですが、大店法が立地法に変えられる段階で、商調協がなくなってしまった。もちろんオールマイティーではなかったわけですが、商調協自体が、大型店舗の進出と、それから地元の、特に商店になると思いますが、そこが共存共栄していこうというようなことで、随分協議を重ねてきて、果たしてきた役割は大変大きいと思うんです。これを廃止してしまった、そしてそういう制度がなかなか再び立ち上がってこないということについて、お……
○日森委員 お疲れのところ、大変恐縮でございます。 西松次期社長にお伺いしたいと思います。 中期経営計画が発表されました。二〇〇〇年度には最高益を記録したけれども、それ以降ちょっと厳しくなって、ことしは、燃料価格が上がっちゃったとか、あるいは安全問題で顧客離れがあったということで、大変厳しい決算であると。数字も出ているようですけれども。 その中期計画において、業績が低下した内的要因として、これはずっとおっしゃっていますが、社内コミュニケーションの不足によるグループ一体感の欠如、これを挙げています。それから、安全に関するトラブルとサービス競争力低下による顧客離れを挙げていますね。この二つを……
○日森委員 四人の参考人の皆さん、大変お疲れのところ御苦労さまでございます。 社民党の日森と申します。座って質問させていただきます。 今、参考人の皆さん方の御意見それから質疑を聞いていて一番思ったことは、まだまだ意見の、あるいは考え方の差がかなり開いているということをちょっと痛感させられました。例えば、安全の問題もそうですが、資格の問題がそうですし、対価の問題がそうですし、それから移動制約者の範囲の問題であるとか、さまざまな問題が整理をしなきゃいけないということになっているんだと思います。 そこで、これでいうと運営協議会、そこにそういう問題が丸投げされるというとおかしいですけれども、そこ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 両先生には、お疲れのところ大変恐縮でございますが、もうしばらくよろしくおつき合いいただきたいと思います。 では、座って質問させていただきます。 重複する点もあると思うんですが、住生活基本法と銘打っている以上、住宅及び住生活に関する憲法であるというふうに考えているわけです。 憲法である以上、ちょっと今具体的にお答えになられるかどうか、大変面倒くさい質問になってしまうんですが、上位法であって、この住生活基本法で触れられている例えば良質な住宅の供給であるとか、良好な住環境の整備であるとか、あるいは、高齢者、障害者もそうでしょう、それから低所得者、子……
○日森委員 先ほどの大臣の答弁にもございましたが、日本に入港するコンテナ船の荷物の扱い量が、韓国の釜山であるとか台湾の高雄であるとかシンガポール、香港、シンセンもそうですが、そこに比べて非常に伸びが減少しているというお話がございました。それは我々も大変心配しているところなんですが、その原因ということで、港湾の経費がよそよりも三割方高いんじゃないか、あるいは、水先料金をもっと下げろという声や、タグボート、これを安くしろという話が出ているんだと思うんです。 つまり、今度の法案、国際競争力の確保のためということですが、そのためにはコストの削減要求というのが今回の改正案の背景にあるというふうに考えて……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 大変お疲れのところ恐縮ですが、私からも質問させていただきたいと思います。座らせていただきます。 最初に久保先生に御質問させていただきたいと思うんですが、今回の構造計算偽装問題というのは、大臣認定のプログラム、これを悪用して行われてきたということで、先ほど三点挙げられましたけれども、これを偽装できないように改善しようということであったと思うんです。 問題は、八年間にわたって、百七プログラムがあるそうなんです、百六ですか、百六か七、プログラムがあるんですが、この八年間に、このプログラムについて検証したり、これは悪用されないのかとか、きちっと点検をし……
○日森委員 もう一度質問の機会があるようですから、きょうは再確認などを含めて、参考人中心に質問していきたいと思います。 最初に、報道によると、これは被害者救済の問題について幾つかお尋ねしたいんですが、建てかえが正式に決まったのは、国、自治体主導の提案に任せず、住民の独自案で建てかえを決めたというのが一棟であって、除却命令が出ているにもかかわらず建てかえが遅々として進んでいないということがあると思うんです。これはもうこの間の議論に出ていましたが、建てかえについては合意形成というのが大変重要なんですが、一つは、一番大きな問題は、ローンを新たに組まなきゃいかぬということが大きなネックになっていて、……
○日森委員 藤田社長が逮捕されて、イーホームズ社は今月末で廃業するということになりました。逮捕理由等々についてはここで触れませんけれども、国土交通省は先日の委員会の答弁で、このイーホームズの指定に関しては適正に審査をしたというふうにお答えをしておりますが、しかし、どうもいろいろ仄聞するところによると、ずさんな審査だったのではないかということと同時に、基本的には、営利を目的とする民間企業に公的事務をゆだねる、そこに潜む危険性について、国土交通省自身の認識が非常に甘かったのではないかというふうに言わざるを得ないと思うんです。 そこで、イーホームズ社が廃業するに伴って、イーホームズが持っていた設計……
○日森委員 今回の改正で、有害液体物質等を積載して航行する船舶の所有者、これは排出油等の防除のために必要な資材を備えつけ、機械器具を配備するとともに、排出油等の防除に関し必要な知識を有する要員を確保しなければならないということになりました。 そこで、最初にお聞きしたいのは、この必要な知識を有する要員というのをこれまでどのように養成されてきたのか、あるいは今後養成をされていくのか。それから、これは法律上施行日までに確保しなければならないというふうにされているようですが、それはきっちりと実現できるのかどうか、最初にお聞きしたいと思います。
○日森委員 お疲れのところ、大変恐縮でございます。社民党の日森文尋と申します。 最初に、STSについてお伺いをしたいと思うんですが、先ほど、秋山先生は最初の提起の中でこれに触れられました。たしか前回の法案ができたときの附帯決議でもSTSを導入しようということが触れられていましたし、例えば障害者基本計画などでもこれについて触れられている。 残念ながら、今回の法改正でもここが明確にならなかったということがあるんですが、具体的に、このSTSの概念であるとか役割であるとか、これを促進していくためにどんな方法があるのか、ここら辺がはっきりしていないものですから、ぜひ秋山先生と川内先生にお聞きをしたい……
○日森委員 もう既に質問があったかもしれませんが、シンドラーのエレベーターということについて最初にお伺いしたいと思います。 もちろん、原因の究明というのはこれからの課題になると思いますが、死亡事故が起きて以来、シンドラー社のエレベーター、これのふぐあいが次々と明るみに出ている、報道されているということだと思うんです。新聞等によると、これまでは、こういう事故の情報について、国交省にはこれを収集するチャンネルがなかったということなんですが、しかし、もう一方の報道によると、国交省では、建築物やエレベーター等で発生した事故、トラブルのデータベース化を進めているということがありました。 最初に、この……
○日森委員 きょうは、雪害についてお伺いをしたいと思います。 実は、一月の末なんですが、私ども社民党も、新潟県の小千谷、十日町、津南を調査団として視察してまいりました。そのときに、行政、それから非常に被害に遭われている住民の方々から、特に中山間部にお住みの方々なんですが、いろいろな御意見を伺ってきました。 これは、それぞれ出ていることですから、政府側も御存じのことだと思いますが、行政側が共通して心配していたのは、今回、雪害の被害地域が非常に広域にわたっている、だから特別交付税の枠が相当広がらないと、私のところには十分な雪害からの復興のお金が回ってこないのではないかという心配もありましたし、……
○日森委員 まず、犠牲になられた方々の御冥福をお祈りすると同時に、被災された方々にお見舞いを申し上げたいと思います。 最初に要望を申し上げたいと思います。 実は、私ども社民党の各県の組織が鹿児島それから長野の被災地を視察調査いたしました。各県知事さん、三十項目を超える要望を出しているんですが、その中で特にぜひここで要望として申し上げたいことがございますので、お聞きいただきたいと思います。 鹿児島でいうと、先ほど来お話がございました川内川それから米ノ津川の流域にある自治体、ここになるべく早く、先ほど御答弁ありましたけれども、激甚災害指定をぜひ行っていただきたいということと、同時に、両河川の……
○日森委員 北朝鮮のミサイル発射問題、これは、もうるる言われているように、ミサイル発射のモラトリアムを決めた二〇〇二年の日朝平壌宣言、これに明確に違反をするというふうに思いますし、先ほど来議論がありましたように、種々の国際法にも違反する行為であります。極めて遺憾であり、私どもも強く抗議をし、糾弾をしたいという立場でおります。 同時に、この解決は、これも議論がございました、六カ国協議の枠組みをしっかり守って、とにかく日米はしっかりときずながあるということですから、むしろ韓国、中国、ロシア、こことしっかり連携をして解決の道を探っていくというのが基本的な方向だろうというふうに私どもは考えています。……
○日森委員 社民党の日森でございます。 きょうは、格差の問題について、格差そのものではなくて、二極化が急激に進行した結果、一体何が起きているのか、そのことについて政府として具体的な対応は何かあるのかということについて、お伺いをしたいと思うんです。 最初に大臣にお聞きしたいと思うんですが、貧困化ということが言われています。下流だとかさまざまな言葉で言われていますが、これはもうさまざまな統計でも明らかになっています。 日銀が事務局を務めている金融広報中央委員会の家計の金融資産に関する世論調査、これは昨年度の調査になりますが、これによりますと、貯蓄を持っていないと回答した世帯が、単身だと四一・……
○日森委員 社民党の日森でございます。 余り大きな声ではなくて御質問させていただきたいと思いますが、一体この内閣はどうなっているのだという思いが、少数派の人はいらっしゃるかもしれませんが、多くの国民がそう思い始めているのではないかという心配があります。 もちろん、大臣の発言もそうですが、先ほどまでそこにいらっしゃった下村官房副長官、当時の河野官房長官の談話について疑義を呈するというようなことがありましたし、これは自民党の党内ですが、中川政調会長も危ない発言をして、これがとりわけ国際社会から大変心配の目で見られているという状況があるわけです。 これは何度も質問されていることですが、私はきょ……
○日森委員 基本的な問題について、最初に改めて、確認の意味も含めてお伺いしたいと思います。 シンガポール、メキシコ、マレーシア等々とEPAあるいはFTAを締結してきまして、さらにタイ、チリとは既に大筋合意されたということになっているようです。今後は、ASEAN全体やインドネシア、韓国とこの交渉を進めていこうという流れになると思うんです。 これと関係の深いWTOの関係なんですが、これがなかなかうまく進んでいなくて、非常に困難な状態にあるということも一方では事実だと思うんです。WTO機能をいわば補強する形で、この地域間協定とか、あるいは二国間、多国間の協定があるというふうに一般的に言われている……
○日森委員 社民党の日森でございます。
私どもも、ミサイル発射、それからそれに引き続く、一方的ですが、核実験を実施したという北朝鮮の態度、これは国際社会の平和と安定に対する挑戦であり、断じて許しがたい行為であるということを前提に質問させていただきたいと思います。
最初に、原則的な問題なんですが、万景峰号の入港禁止措置、この措置と、それから海洋法条約の中で無害通航権というのが保障されている、この整合性は一体どういうふうにとられてきたのかということについて最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 次に、ミサイルの発射が実際にあったわけですが、額賀防衛庁長官が九月の十五日ですか、記者会見で記……
○日森委員 私も、この間の偽装請負の問題等について、重複を避けて質問させていただきます。 言語道断、大臣は遺憾だというふうにおっしゃいましたが、これはもう許しがたい行為が法令を守らなきゃいけない役所にあったということですから、遺憾だけではとても済みません。そのことをぜひ確認しておいていただきたいと思うんです。 一つは、建設弘済会の関係については、あり方検討委員会というのがありまして、そこが「建設弘済会への業務委託のあり方について」というのを取りまとめたようです。その中で民間出向者の見直し等が言われていて、これはこれで一定評価をしたいと思いますが、こういうことを出さざるを得なかった弘済会への……
○日森委員 お疲れのところ恐縮でございます。社民党の日森文尋と申します。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 仙田先生が、「グローカルな二十一世紀建築家像をめざして」という本の中で、今度の姉歯問題について、日本の建築家を法的に規定しているのは建築士法である、この劣化現象の最たるものが二〇〇五年の事件であったというふうにおっしゃっていました。まさにそのとおりだというふうに私は思うんですが、そこで、仙田先生にはぜひ、今の建築士法がいかに劣化をしているのかというところを具体的にお示しいただきたいと思うんです。 今回も、資格法としての位置づけしかずっとされてこなかったという建築士法。これは、先生方……
○日森委員 国土交通省が大変御努力をされているJRの三島と貨物会社の経営状況について、何遍も質問しているんですが、今大変重要な時期に来ていますので、また今回も改めて質問させていただきたいと思います。 分割・民営化当時でも大変危惧されたことは、それぞれの会社が担当するエリア、そこのエリアの経済的あるいは地理的、社会的条件の違いというのが分割後の地域会社の経営にどの程度影響を与えるかということが大変心配を当初からされていました。 それが、当然政府の方もそういう認識に立って、当初から赤字経営が予想されていた三島会社に対しては、経営安定基金を設定して運用益で赤字を補てんしていくという対策を立ててき……
○日森委員 最初に大臣に政治献金について、これは倫理上の問題ということになりますので、お伺いをしたいと思います。 最近、特に政治と金をめぐる不祥事ということが全国で起きていまして、防衛施設庁の談合問題、あるいは福島、今度は和歌山ですか、知事が逮捕される、こんな問題が起きています。政治と金という問題で言えば、安倍内閣の発足直後に、農水大臣が政治資金収支報告書の記載漏れがあったなどという、事件と言っていいかわかりませんが、ありました。依然として、何度も何度も強調されてきたにもかかわらず国民の政治不信を助長するような出来事が続いている、こう言わざるを得ないわけです。 こうした状況について、大臣自……
○日森委員 ピンチヒッターで参りました日森でございます。大臣にはよろしく御答弁いただきたいと思います。 基本的なことで、重複があるかもしれませんが、お聞きをしたいと思います。 いじめについては、私どももプロジェクトチームをつくって、調査をしたり、現地に行ったり、さまざまなことをこれからやって、その上で一定の方向性を打ち出して文科省なりにきちんと言おうということなので、きょうは未履修問題で質問させていただきたいと思います。 学校数で一〇%、生徒数で七・二%、驚くべき実態が明らかになったということだと思うんです。文科省は十一月二日に通達を出して、この内容は時間がありませんから触れませんが、通……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、主にミサイル防衛システム、MDについて、防衛大臣と外務大臣にお尋ねをしたいと思います。 三月二十三日の閣議で、いわゆる緊急対処要領というのが決定をされました。そして、三月二十九日には、私も埼玉なんですが、航空自衛隊の入間基地にPAC3が配備をされるということになっています。地元では、本州で初めてといいますか、PAC3が配備をされるということで、大変不安もあるし、反対だという声も大変強くあるわけです。 そこで、最初にお聞きをしたいと思うんですが、航空自衛隊の入間基地にPAC3を配備するという基本的な理由は一体何かということが一点と、それ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。
大変お疲れのところ恐縮ですが、時間もありませんので、端的に質問させていただきたいと思います。
最初に、新崎先生にお伺いしたいんですが、先生は論文の中で、米軍再編は明らかに地域及び世界における安全保障環境を悪化させているというふうに断定されて、私もまさにそういうことがあるのかなという思いがあるんですが、その辺のことについて少し具体的に教えていただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
江畑先生にお伺いしたいんですが、先生も論文の中で、米軍再編イコール在日米軍縮小ととらえていると、大きな失望を抱くようになるかもしれない、こうおっ……
○日森委員 おはようございます。社民党の日森です。 きょうは、発言時間割りを御配慮いただきまして、最初に御礼を申し上げておきたいと思います。 今回の改正案について、これは閣法の方ですが、大変看過できない問題点が幾つかあるというふうに思っています。きょうは、既に取り上げた課題でもあるんですが、中でも最も問題だと思われる外国人の雇用状況報告制度、これについて中心的に質問をさせていただきたいと思います。 日弁連だとか外国人の人権擁護団体、あるいは雇用を監視するような団体も、どうもこれは大きな問題があるということで反対の意思を表明しているということは、御存じのとおりだと思います。 比較をしてみ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私どもも、このイラク特措法については、大義なき戦争に加担をするなという立場で反対をしてまいりましたし、今でも活動している航空自衛隊についても直ちに撤収をすべきであるという立場からお聞きをしたいと思います。 最初に、外務大臣なんですが、イラクが内戦状態にあるかどうかは国際法上の定義がないから明確に言えないという話だったんですが、アメリカのマスコミ等もどうも内戦ということで統一をしているし、これはもう、ある意味では国際社会共通な見方になっているんじゃないかと思うんですよ。 そこで改めて、外務省の文書だと基本的に厳しい治安情勢が継続しているということ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私からも、最初に、今回の地震でお亡くなりになりました女性の方の御冥福をお祈り申し上げたいと思いますし、同時に、負傷された皆さん、被災された皆さんに心からお見舞いを申し上げたいと思います。 私どもも、直後に社民党の石川県連合が現地の調査に入りまして、被災者の声、行政の声などを聞かせていただきました。これらを前提に政府の見解をお聞きしたいと思います。 最初に、これは質問だったんですが、それぞれ各委員さんから質問が出されましたので、激甚災害指定、これを、総理もかなり積極的な姿勢を示されておりますし、それから、この間、手続も随分迅速化されたという報告も……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、今回の法改正は、民主党の提出者がおっしゃっているように、これだけ広がってしまった政治不信をどう払拭していくのかということに最大の眼目があるというふうに思っています。 その意味では、今の議員も触れられましたけれども、佐田行革担当大臣、不正経理問題で、今お聞きしたら修正も行われていないということですね。それから、亡くなられた松岡前農水大臣の光熱水費の問題、さらには伊吹文科大臣の四千万円という事務所費、この問題が実際に解明されないということになるんだと思います。 どの問題についても、真相が全くわからないままやみに葬られていくということで大変残……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。
恐縮ですが、私も教科書検定の問題でお尋ねをしたいと思います。
最初に、去年までは修正意見がつかなかった、〇六年になって修正意見がついた、それは審議会の答申なんだというお話、先ほど伺いましたが、その具体的な理由について改めてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 それは先ほどもお聞きをいたしましたが、最近の著書であるとか、書籍であるとか、あるいは学説と言っているんですよ。去年まではよしとしていたものがことしになって修正意見がつくということになって、それは、新たな学説だとかあるいは著書があったという判断に立っているからこういう変化があったとい……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、厚生労働大臣に、特に非正規雇用の問題を中心にお話を伺いたいと思っています。 イザナギ景気を超えて、六十カ月超えたんですかね、景気が上昇傾向にあるという話があって、二〇〇一年と比較しても株主配当が二・八倍、役員の報酬、賞与などは二倍になったという統計があるようですが、しかし一方で、勤労者の賃金というのは、これはもう大臣御存じのとおり、なかなか厳しい状況にあるということで、今や、マスコミもそうなんですが、世間を挙げて、賃上げが実はこの景気を支えていくのではないか、支えるためには賃上げが必要だぞという声が実は一般的になっているんじゃないかと思……
○日森委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、国会同意人事のあり方について一言申し上げます。 国会同意人事は、本来、国の重要政策を扱う、あるいは性格上特に中立公平が要請される、また公益性が非常に高いといったことなどを理由に、国会の同意を得るものと定められております。 しかし、従来の国会同意人事の審査は形式的なものにとどまっており、形骸化が目立ち、ほとんど実質的なチェック機能を果たし得ていない現状にあります。 今回、会計検査官候補者の意見陳述の実施や、事前に与党、野党の順で政府案を示す方法を改め、新設する衆参両院の与野党議運委理事らで構成する会議に提示するといった新たな試みが行われまし……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 再建支援法をめぐって内閣府も検討委員会を設置されて、中間報告をまとめました。それからまた、民主党も与党もそれぞれ改正案をまとめて提出をした。大変問題になっていた、使い勝手の悪い現行法がその改正に向けて大きく動き出した。そういう意味で私たちも全面的に評価をしたいと思います。その意味で、先月七日でしたでしょうか、泉大臣に私どもも支援法改正についての申し入れというのを行わせていただきました。 これはもう皆さん共通しておっしゃっていることですが、大変ハードルの高かった住宅本体の再建への支援ということが盛り込まれる等々、特に民主党案、与党案ともに共通点があ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 与党のチームで支援法の改正に向けた成案をつくっていただいたことには、最初に感謝を申し上げたいと思います。お互い切磋琢磨していいものをつくっていこうということにこれからなるんだと思います。 そこで、最初に、これはちょっと質問項目に入っていないんですが、決意だけちょっと聞きたいんですがね。それぞれ、内閣府の検討委員会も、両論併記のところもありますけれども、いわゆる中間報告を出されて、それから民主党案も出て、そして与党案も出された。これは、私はきのうもそう申し上げたんですが、ともかく被災者の立場に立って、本当に生活再建に実効性ある法律にしていかなきゃい……
○日森委員 私は、被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案について、賛成の立場から一言発言をさせていただきます。 最初に、本案をまとめるに当たって、被災者の願いを真摯に受けとめ、法案成文化に御尽力をいただいた委員各位に対して、心から敬意を表したいと思います。 このたびの被災者生活再建支援法の一部改正に当たり、被災者の長年にわたる運動の成果として、住宅本体の建設、購入にも支援が行われるようになった点や、支援金を受け取る際の被災世帯の世帯主の年齢及び収入に関する要件が廃止されたことを心から歓迎いたします。 大きな懸案であり、最後まで議論されていた改正案の遡及適用についても配慮がなされており……
○日森委員 先ほどの佐々木先生の話とちょっと重複するかもしれないんですが、今後、いわゆるファイアウオール、この規制緩和が進んでいくということが予想されているんですが、そうすると、新たな金融のコングロマリットでの利益相反という問題だとか、あるいは銀行の優越的な地位による不当な商品であるとかサービスが販売されるとか、あるいは銀行部門以外の損失を銀行が補てんするということで預金保険基金がなくなってしまう、あるいはそのグループ内で複雑な業務がどんどんふえてコストが増加したり、したがって行政監督が非常に難しくなるとか、さまざまな問題が予想されているんですが、先ほど先生がおっしゃったような形で解決をしてい……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 柏崎刈羽原発が受けた地震の揺れについて御質問したいと思います。 昨年七月の中越沖地震、これは、原発が想定以上の大きな揺れを受けた、そのことによって、原発の地震対策を大きく見直すことの契機になったんじゃないかというふうに思っています。 今後の地震対策や原発の耐震設計を考える上で、中越沖地震によって刈羽原発が実際に受けた揺れと設計との違い、これをはっきりさせることは大変重要な課題だというふうに思っているわけです。 そこで、まずお伺いしたいんですが、今後の耐震設計上大きな意味を持つと言われている中越沖地震時の刈羽原発の解放基盤面での最大加速度、これ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私は、最初に地震について質問させていただきたいと思います。 ことし七月に、岩手県中部地震がありました。揺れの方ですが、最大震度が六強ということでした。最近で見ると、この六強を記録した地震というのは、岩手・宮城内陸、新潟中越沖それから能登半島沖等々があるわけですが、これらの地震では、いずれも、全壊したとかあるいは半壊したとかいう被害が残念ながら出てしまいました。幸いにして、岩手・宮城の中部地震では全半壊の住宅は出ていないということになっているわけです。 気象庁の震度階級関連解説表というちょっと長い戒名の表があるそうなんですが、これでいうと、震度六……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、ちょっと大きな話になりますが、現場で頑張っている教師の教育実践というのは何を目的にして行われているのかということについてお聞きをしたいのと同時に、現在教師が置かれている現場の状況、環境、これは教育実践が目指している崇高な目的を実現するのに十分な環境条件になっているのかということについて、ちょっとお聞きをしたいと思っているんです。 私は、教育基本法が新しくなって、若干疑問を持っているんですが、しかし、基本的には、教師の教育実践の基本的な目的というのは、子供たちの成長と人格形成、学力の問題、さまざまな問題がありますが、これに直接現場の教師が責……
○日森委員 社民党の日森でございます。 実は、ちょうど一年前になりますけれども、教科書検定の問題について、当時の伊吹文科大臣に質問いたしました。一年たって、大分状況の変化があったということも含めて、改めて、沖縄の集団自決に関する記述についてお聞きをしたいと思っています。 検定意見を変えたということの理由の一つとして、旧日本軍の戦隊長らが、大江健三郎氏それから岩波書店に対して起こした訴訟があった、これも一つの要因としてあるということが、当時私はそういうふうに受けとめたんですが、明らかになったと思っていますが、改めて、その辺、確認をしておきたいと思います。
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 重複を避けて質問したかったんですが、既に通告をした分がほとんど重複をしていますので、やや角度を変えて御質問をさせていただきたいと思います。 最初に、発生者責任ということが、平野さんもおっしゃられたし、それから御答弁の中でも大変出てまいりました。この発生者責任の原則というのは、処理処分過程でどこまでが包括をされたものなのか。もうちょっと具体的に、二千四百事業者がいるけれども、そこからお金を出せば機構に処分をゆだねることができるし、そうすると、その後は機構が一切責任を負うということになるのかということが一点なんです。 先ほどの御答弁をいろいろ聞いて……
○日森委員 大臣、また最初からお金の話で恐縮なんですが、今回の改正問題で、教育委員会、公民館、図書館、博物館の役割というのが改めて重視をされて、これまで以上の課題あるいは役割がこれらのところに課せられるということになると思うんです。それはそれで大変重要なことだと思いますし、評価をしたいと思います。 現在の状態を見ても、例えば公民館の学級、講座、これもふえていますし、公共図書館の貸出書籍数、貸出者数、これも増加をしている。これは、実際現場で働いている人たちが必死で頑張って、努力をして、その成果だというふうに私は思っています。 しかし一方で、この間の社会教育関係予算、これの推移を見ていると、大……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、三人の先生方、本当に貴重な意見をありがとうございました。私で最後でございますので、簡潔に先生方に御質問をさせていただきたいと思います。 最初に、糸賀先生に御質問します。 先ほど、なるほどというお話を聞きました。図書館の中で、書籍が一割、資料が二割、人材がどう活用されて、これはどういう仕事をしているのかということが実は七割なんだというお話をお聞きしまして、司書の役割がいかに重要かということを改めて認識させていただきました。残念ながら、であるにもかかわらず、司書が配置をされていないとかいう図書館がたくさんある。図書館自体も、先進七カ国で比……
○日森委員 先月九日のこの委員会で、新学習指導要領のパブコメがありまして、公示後、その内容について本質的な部分が改正されていたということについて見解をお尋ねいたしました。その答弁の中で、「寄せられた意見につきましては、新しい教育基本法や中央教育審議会答申を踏まえ、文部科学大臣の責任において個々に判断した結果、必要な修正を行ったものでございます。」というふうに金森さんがお答えいただきました。 しかし、教育基本法あるいは中教審答申、それぞれいろいろな意見があるわけで、特に新しい教育基本法については、賛否両論、大変な議論もありました。これはもう事実としてそういうことがあったわけです。 そうすると……
○日森委員 社民党の日森でございます。 ちょっと、行革関係は先ほど御答弁いただいてほぼ理解できたんですが、第三条第二項で、研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進は、行革の基本方針との整合性を配慮して行わなければならないというふうに書いてございました。基本方針というのは何を指すのか、ちょっと不明なんですが、行政改革の重要方針であるとか、あるいは行革推進法で言われているところだというふうに思います。 そうすると、この整合性を考えていくと、当然、一律人員削減とかいうことが出てくるわけで、整合性に配慮をしていくと、実は、これだけしっかりと研究開発を充実して……
○日森委員 社民党の日森でございます。 文科省は今後五年間で危険性の高い校舎を耐震化させるというふうに計画を立てていらっしゃいます。 人と防災未来センターというところの全国調査によりますと、回答した八百七十自治体のうち一九%で学校耐震化補強のめどが立っていないということが言われているようです。その原因としては財源不足、九三%の自治体がお金がないからめどが立たないんだ、こうおっしゃっているようです。私の地元の埼玉でも全国平均以下でございまして、その意味では、この改正案が成立をすること、非常に大きな期待が寄せられていると思います。 先ほど来、さまざまな御質問がありますが、この改正によって、向……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、総理に二つ御質問をしたいと思います。 今回、予算委員会の中で、道路特定財源をめぐって、これほど真摯で白熱した議論が行われたということは最近は例がないんじゃないかと思っています。 審議はまだ半ばですけれども、これまでの議論を通じて、世論を見てもわかりますけれども、五十九兆円を十年間で道路に使い切ります、いや、違うとおっしゃるかもしれないけれども、その政府・与党の方針は、国民の理解を得られたと思っているんでしょうか。それが一点。 もう一点は、これは、中期計画策定の要旨でも触れられておりますし、それから、昨年十二月の政府・与党合意の道路特定……
○日森委員 社民党の日森でございます。
消防庁がことしの九月の十八日に、防災拠点となる公共施設等の耐震化推進状況調査結果というのを公表いたしました。この結果によりますと、平成十九年度末の耐震率は六二・五%ということになっているんですが、まず、この六二・五%という結果についての評価をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 積極的に努力をしていただきたいということですが、特に、学校の耐震化については、五カ年計画というのが策定をされて、それが一年間前倒しをされて四年へ短縮されたということを聞いています。防災拠点となる公共施設の耐震化促進についても、これは今おっしゃったとおり大変重要な事業だと思いま……
○日森委員 社民党の日森でございます。 恐縮ですが、引き続き学力テストの問題で御質問をしたいと思います。重複がありますので、そこは全部省いて質問させていただきたいと思います。 学力テストの目的だとかいうことについては、大臣から明快な御答弁がありました。その上、この学力テストについては、全国一律、悉皆でやるということ以外に、県レベルであるとかあるいは市レベルなどで独自に行われているという話も聞いているわけです。 一つは、この実施状況などについて文科省は把握をしているのかということ。それから、こうした独自に行われている学力テストで得られたデータというか結果、結論みたいなものと全国学力テストの……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょう、ちょっと風邪を引いておりまして、お聞き苦しいところもあるかもしれませんが、豚、鳥、そのいずれをかけ合わせたものでもございませんので、ぜひ御心配なさらないでいただきたいと思います。(発言する者あり)ありがとうございます。やはり同郷は大変うれしいと思います。 カザフスタンとブルネイ、いずれも石油や天然ガス、これらが豊富な資源国というふうに言われております。租税条約というのはお互いの投資の促進を目的にする条約だ、こう理解をしております。したがって、カザフスタンとブルネイ、この条約を結ぶに当たっては、エネルギー資源開発への日本からの投資を促進する……
○日森委員 私も、最初に、与野党合意のないまま、中山太郎先生を参考人としてこの場にお呼びをしてお話を聞くということが強行されたことに、厳しく抗議をしたいと思います。 私どもは、憲法調査会それから国民投票の関係についても一貫して反対してまいりました。今、なぜ憲法改正なのかということが明確にならないまま、前のめりで憲法改正の具体的な審議をする憲法審査会を設置していくということにも当然反対をしてまいりました。 と申しますのは、この間の議論を見ていて、憲法改正の焦点が、現憲法のいわば肝といいますか、基幹であるところの平和主義、これを否定する方向や、あるいは基本的な人権を制約するということで改正論議……
○日森議員 質問通告はございませんでしたが、お答えをしたいと思います。 監査体制の強化というのは全くおっしゃるとおりで、若干人数もふえているようですけれども、さらに権限とかあるいはチェック体制をもっとしっかりしていかなきゃいかぬというふうに思います。 とりわけ、タクシー労働者の労働条件の問題というのは極めて重要な問題で、私ども、これ以上労働条件の悪化が続いていくことになれば、タクシー産業自体が崩壊しかねないというぐらいの危機感を持っているわけです。そういう意味では、ここを全面的に改善するための措置というのが当然必要になるというふうに考えているわけです。 参考人の意見の中でも議論がありまし……
○日森委員 消費者庁の設置ということについて、これは、総合的、統一的な消費者行政を担保するために貴重な一歩を踏み出したというふうに評価をしております。しかし、消費者庁という名前を冠した役所を設置するだけでは、これを担保したことにならないというふうに思うんですね。 そういう意味では、民主党案についても私ども一定の理解はしています。それは、ある意味では、与党案には入っていますが、消費者政策委員会の機能強化をするということも一つの考え方としてあっていいのではないかというふうに私たちは思っているわけです。 そこで、消費者庁が横並びで、各省庁に物が言えない役所であっては全く意味がないわけでありまして……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、郷原先生にちょっとお伺いをしたいと思います。 「消費者庁法案の問題点」の中で、先ほどちょっと枝野さんもお触れになったんですが、三番目の「安全確保における「重大事故の消費者への情報提供」の位置づけ」をめぐって、「製品起因の判断と原因究明をどこが責任を持って行うか」ということが提起をされていまして、私もなるほどというふうに思いました。 後の方で運輸安全委員会の話が出てきまして、たしか、航空、鉄道事故、それから今度は海も入ったんですかね、その分野では、ここが、運輸安全委員会が専門的に調査をし、原因究明をする。これは犯罪を摘発するわけではなくて……
○日森委員 社民党の日森でございます。 農林水産省の消費・安全局、ここに基本理念があるそうなんですが、理念の中で、第一に「消費者の視点を大切にして、国民の健康を守ることが何よりも重要であるという考え方の下で、「食」の安全と安定供給を確保し、消費者が「食」に対する信頼感を持てるような政策を実施します。」というふうに書かれておりまして、三つの基本理念があるようですが、いずれも消費者庁に直接かかわるものになっていると思います。 ここは府省における数少ない消費者政策専任セクションと言っても過言ではないようなところで、これは経産省とここぐらいにしかないんじゃないか、専門的に消費者問題の。そういう意味……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 どうも紀藤先生、しばらくぶりでございます。 きょうは、お二人とも、大変お疲れのところ恐縮でございます。 最初に松本先生にお伺いをしたいのですが、先生のレジュメといいますかメモの中で、消費者行政には四つのタイプがあるんだということをおっしゃった上で、現在の消費者行政の一元化に関しては規制行政と支援行政が中心である、そういう意味では協働行政と救済行政が非常に弱いのではないかという御指摘だと思います。 救済の方は後でまた改めてお伺いしたいと思うんですが、協働行政としての側面を充実するというのは大変重要だというふうに私も思っております。例えば、政策委……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、参考人のお二方の先生、大変御苦労さまでございます。 最初に、下谷内参考人にお伺いをしたいと思います。 だまされていることに気がつかない島の話をされて、善良な方が多いということなんでしょうけれども、本当に全国に相談窓口があればもっとちゃんと対応できるのではないか、こういうふうにおっしゃっていました。 そして一方で、これは先生がお書きになった論文です、読んだのは二〇〇三年の話だったものですから。年を追うごとに、消費生活センターなどに相談窓口があるぞということについては大変認知度は高まってきたけれども、一方では、その認知度の高まりに比例し……
○日森委員 社民党の日森でございます。 最初に、公安委員長にお聞きをしたいと思いますが、警察庁は悪質商法の摘発だけではなくて、悪質な商法にひっかからないように啓発活動を行ったり、あるいは消費者からさまざま相談に応じている。その窓口としては、警察本部や、各署の悪質商法担当係というのがあるそうなんですが、ここの係や、あるいは警察安全相談窓口というところで消費者からの相談を受けているというふうに聞いております。 警察は摘発が中心なんでしょうけれども、こういう相談をおやりになっているわけですが、窓口の方の育成とかいうのはどのようにされているのか。それから、警察に持ってこられる相談内容、その傾向はど……
○日森委員 消費者庁を設置するに当たって、法務省との関係では、出資法、出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律、これだけが共管事項になったというふうになっているわけです。取り締まりに関する法律なんですが、これだけを共管にしたということの意味、意義、それぞれ御意見はあると思いますが、まず最初に、野田大臣からお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 法務大臣の側から見て、これを共管にしたということの意義について。
【次の発言】 関連して、これはさまざまなところで触れられているんですが、消費者行政推進会議が、今後消費者庁の関与について検討すべき例として、総合法律支援法とか利息制限法と……
○日森委員 最初に中村参考人にお聞きをしたいと思うんですが、先ほど来、情報の問題について幾つか質問がございました。私も、情報の一元化とこれをどう公表するかというのは大変こだわっておりまして、先ほど消費者庁の肝だというふうにおっしゃっておりましたが、まさに同感です。そういう意味では、情報の一元化というのをどう実現していくかというのは大変大きな課題だと思います。 ちょっとお聞きしたいのは、この委員会でも大分議論になったんですが、パロマの湯沸かし器の事故について、日弁連が三月六日にシンポジウムを行いました。その資料は拝見をさせていただいたんですけれども、役所の方もいろいろ反省点を挙げているようなん……
○日森委員 社民党の日森でございます。 総務大臣に基本的なことをお伺いしたいと思うんですが、先ほど、消費生活相談員についてイメージがわかないというお話でした。地方の消費者行政そのものについてなかなかまだイメージが持ち切れていないのではないかと思いますが、いずれにしましても、この間この委員会の中でも、各委員の発言の中で、地方の消費者行政が惨たんたる状況になっているというお話がたくさん出されました。基金や地方支援事業などで、あるいは交付金で何とかしましょうとかいう話で、それなりに立て直そうという意思は十分感じられるんですが、しかし、いかにせん、これだけでは極めて不十分だというふうに思っているわけ……
○日森委員 二〇〇六年に貸金業法が改正をされて、ことしの十二月までで第五次の施行が実施されるということになっているわけです。
これは報道なのでちょっと確認の意味なんですが、信用収縮が非常に激しくなっているということを配慮してだと思いますが、資金繰りが大変厳しいということで、借り入れ規制を来春以降に先延ばしするということがございました。期限は来年六月だからそれまでに施行するということになれば問題はないということなのかもしれませんが、こういう措置をとられようとした金融庁の意図についてだけ、ちょっと教えていただきたいと思います。
【次の発言】 消費者金融が、過酷な金利とともに、大変問題になっている……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 大変長時間な集中的な審議が行われまして、修正協議で本法案に関して与野党の合意が得られたことを私は心の底から歓迎したいというふうに思っております。 これは委員各位がそれぞれ御努力された、ルビコン川を渡り、清水の舞台から飛びおりたというお話が双方からございましたが、そういう努力もあったんですが、一方では、消費者行政の一元化をずっと求め続けてきた消費者団体の皆さんやあるいは日弁連の皆さん、それから何よりも、消費者行政を一番末端といいますか最前線で支えてくださってきた相談員の皆さんなど、そうした皆さん方の努力の結果だ、成果だというふうに思っているわけです……
○日森委員 社民党の日森でございます。 きょうは、子供の学力と子供の家庭環境あるいは家庭の経済状況について、中心にお伺いをしたいと思います。 先ほど小宮山委員の方からPISA調査の話が出ました。このOECDの学力到達度調査、これは三回、二〇〇〇年、三年、六年と行われていますが、数学的リテラシー、科学的リテラシー、読解力、いずれも低下をしているということが小宮山委員からも御紹介がありました。 この結果を受けて、当然学習指導要領の見直しということになっているんだと思いますが、文科省は、数学について、知識・技能を実際の場面で活用する力に課題がある、それから、科学への興味・関心が低い、読解力の向……
○日森委員 今回の法改正によって、独法の統廃合、移管あるいは廃止、国立高専の高度化再編、これらが予定をされるということになりますが、それぞれ大変心配なのは、職員の数がどういうふうに変化をしていくのか。統廃合によって業務量にも当然変化が生じるわけですが、これに応じて職員数も変化をするということであって、とりわけ仕事が厳しくなるとかいうことが想定を、当然されないということなんでしょうけれども、ちょっとその辺について、最初に教えていただきたいと思います。
【次の発言】 ぜひ、雇用問題が生じないように最大限の努力をしていただきたいと思います。
国立高専機構法が一部改正されて、四県において国立高専が二……
○日森委員 社民党の日森でございます。 きょうは、御配慮をいただきまして、質問時間を変更させていただきました。委員長並びに各位に心から御礼を申し上げたいと思います。 また、大臣、先日は甲子園ですばらしい投球を拝見させていただきました。高校球児の励ましになったというふうに思います。届かないかと思ったんですが、大丈夫でした。 文科省は、平成十八年に教員勤務実態調査というのを行って、教員が非常に忙し過ぎる、その多忙化の実態が明らかになりました。 一方、国民教育文化総合研究所というのがあるんですが、ことしの二月に教職員労働国際比較研究委員会報告書というのを公表いたしました。 この調査結果によ……
○日森委員 ジェー・シー・オーの臨界事故は、原発の安全神話を打ち壊してしまった、こう言えるのではないかと思います。そういう意味では、絶対安全なんというのはこの世の中にないぞという思いを強くしたんです。
このジェー・シー・オーの臨界事故で、被害の申し出数が八千件、被害総額が百五十億円に上ったというふうに聞いております。なかなかこの補償が進まないという状況の中で、行政による支援の一つとして原子力損害調査研究会というのが設置をされたというふうに聞いておりますが、この研究会が果たした具体的な役割についてまず教えていただきたいと思います。
【次の発言】 その原子力損害調査研究会の活動を踏まえてというこ……
○日森委員 やや重複することもあるかもしれませんが、通告をしてありますので、質問させていただきたいと思います。 平成十八年の四月五日の文部科学委員会、研究交流促進法及び特定放射光施設の共用の促進に関する法律の一部を改正する法律案、これは附帯決議がつけられました。その中で、「本法に基づいて研究交流を促進するに当たっては、日本国憲法の理念である平和国家の立場を踏まえ、進んで全世界の科学技術の発展と国際平和に資するよう努めること。」と政府関係者に求めているわけです。 それらを踏まえて最初にお尋ねをしたいと思いますが、施設を利用するための条件、これは何か具体的なものがあるのか。 同時に、どのよう……
○日森委員 私どもの福島党首が、昨年の六月の三日に「外国人学校等に関する質問主意書」というのを出しました。その中で、外国人学校の実態を把握するために調査をすべきではないかというふうに聞いておりますが、これに対して政府は、「外国人児童生徒に係る施策を行う上で必要が生じた場合には、その都度、日本語指導が必要な外国人児童生徒数や一部の地方公共団体における学齢相当の外国人の就学状況等について調査を行うなど、学校基本調査以外の方法による外国人児童生徒等の実態把握にも努めているところである。」と答弁して、一定のデータもあるようです。 しかし、現在、外国人学校が必要としている支援策は、もはやその個別的対策……
○日森委員 社民党の日森でございます。 最初に、ちょっと基本的なことをお聞きしておきたいと思うんですが、今回の法改正では、デジタルコンテンツの流通促進あるいはその有効活用と同時に、違法な著作物の流通抑止という二つの側面を持った改正が行われるということになるんだと思います。 著作権の保護と流通促進というのは、ある意味、相反する側面があるんじゃないか、こう思っているわけです。インターネットの利用拡大の経済効果、これははかり知れないものがあるというふうに私も考えておりますが、その効果を手に入れるために、仮に著作権の保護がおろそかになるとかいうことがあったら、これは文化財産を生み出す知的創造力の弱……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、各委員から質問が出されておりますけれども、日本経団連の産業技術委員会、ここが出した世界最先端研究支援強化プログラム、この創設を経団連は求めてきたわけですが、先ほど来ずっと主張されているように、今回の文科省がお出しになられたこの法律といいますか、三千億円の金を使う基金の中身は、どうもこの経団連の主張されていることを丸のみをしている、こう言わざるを得ないと思っているわけです。先ほど来、説明を聞いてもどうも釈然としない、一体どこに文科省の独自性があるのか、なかなか理解しがたいということになっているというふうに思います。 しかも、これは緊急の経済……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 民主党のいわゆる高校無償化法案、大変御努力されておつくりになったということについて敬意を表したいと思いますし、積極的に評価をしていきたいということを最初に申し上げておきたいと思います。 幾つか似通った質問もあると思いますが、懲りずにぜひお答えいただきたいと思います。 最初に、先ほど来出ていますが、現在の高校進学率が通信教育を含めると九八%ぐらいになっている。これはもう法案が言っているとおり、ほぼ義務教育に準ずる進学率というふうに言えるんだと思います。これだけ多くの子供たちが高校に進学をし、保護者も、高校に進学することで、現在の日本社会で働き、生……
○日森委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、本法案に対する反対討論を行います。 第一に、〇九年度補正予算は、この間の〇九年度本予算を含め三度にわたる予算編成、経済対策に対する真剣な総括もなく、また、個人消費の拡大による成長戦略を確立することもなく編成されています。本法案も、財界の要望を機械的に受け入れた場当たり的なものと言えます。 第二に、さらに先端研究助成基金には総額二千七百億円もの巨額な税金が投入されるにもかかわらず、具体的にはどのような基準で支援する研究テーマを選定するのか、また、事後においてどのような評価が下されるのかもはっきりしません。その上、どのように国民生活向上に貢献す……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、国立大学法人について、大臣初め文科省の御意見をお聞きしたいと思います。 国立大学法人法案等が成立をした際に、衆議院では十項目の附帯決議が委員会、本会議でつけられました。その第六項目めで、「運営費交付金等の算定に当たっては、公正かつ透明性のある基準に従って行うとともに、法人化前の公費投入額を十分に確保し、必要な運営費交付金等を措置するよう努めること。」というふうにされているわけです。 しかし、法人化以降、国立大学を運営するための基本的な資金、基盤的な資金なんですが、その運営費交付金は、いろいろあるんですが、一兆二千四百十五億円から一兆一……
○日森委員 社民党の日森でございます。 雇用問題を中心に質問させていただきたいと思います。 総理が、欧米に比べて大したことはない、こうおっしゃった話、何度も出されました。金融や自動車を中心に、つぶれないから大丈夫なんだというようなことをおっしゃったわけですが、これはとんでもない勘違い、見込み違いだ、こう言わなければいけないんですが、同時に、国民の暮らしにとっては極めて重大な影響を及ぼしている、さらにこれは深刻化するんだという認識をぜひ持っていただきたいと思っております。 きのう、与謝野大臣、テレビで、成長率についての議論がおありになったようですね。ほとんどシンクタンクなどがマイナス成長と……
○日森委員 佐々木先生、大変お疲れのところ恐縮でございますが、社民党の日森でございます。質問を幾つか用意したのですが、それぞれ質問された方もいらっしゃいますので……。 政治改革について研究されていまして、全部は読めなかったのですが、膨大なドキュメンタリーを国会図書館からお借りいたしまして、目を通させていただいたのですが、私は議員になってまだ四カ月でございますけれども、今の国会のあり方に大変びっくりしているわけです。先ほど共産党さんの方もお触れになりましたけれども、議会制民主主義というのが一体どうなっているのかという疑問を大変持ちました。 先ほど先生がずっと主張されていました政治主導の問題な……
○日森委員 先生お疲れのところ申しわけございません。社民党の日森文尋と申します。 最初に、今山口委員からもお話が出ましたけれども、ナショナルアイデンティティーの問題についてお聞きをしたいと思うんです。 確かに、その国の文化、それを大切にしていくということは恐らく二十一世紀でも重要な課題になっているんだと思うんです。先生もそういうふうにおっしゃいました。しかし同時に、先生が強調されたように、歴史を正しく把握をするという立場も当然重要なことであって、先生もそうおっしゃっておられました。 そこで、ナショナルアイデンティティー、いわば一定の統一性をつくっていこうというときに、教育の問題が大変重要……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 先生、きょうはお疲れのところ、大変恐縮でございます。 私も、十五年間自治体の議員をやっておりまして、トラバーユをして国会に来たのですが、きょうの先生のお話の中で、地方自治というのは民主主義の学校、もうこれを卒業して、民主主義の原動力だということを強調されまして、まさにそのとおりだというふうに大変勇気づけられました。 民主主義の原動力になるために、地方自治体を強化していかなければいけない、それは憲法が求めるところだというお話だったのですが、その中身の問題として、財政自主権、これをきっちり強化していこう、いわば歳入自治を確立しようというお話だったと……
○日森分科員 社民党の日森文尋でございます。 私は、大きく二点について御質問申し上げたいと思います。 最初に、国道の百二十二号線の、これは延伸になるんでしょうか延長になるんでしょうか、ちょっと役所の中でどういう言葉を使うかわかりませんが、これに関することについて質問申し上げたいと思います。 質問の前に、ちょっと地図をお配りいたしました。社民党、時間もないのもあるんですが、まず金がないので、見にくいところがあると思うんですが、コピーで申しわけございません。 ここでマーカーで印をつけてございます、ダイダイ色というかミカン色の。ここがこれから百二十二号線の延長される区間でございます。その先の……
○日森分科員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、大きく二点について国土交通省にお伺いをいたしたいと思います。 一つは、地下鉄七号線の延伸関係についてお伺いをしたいと思います。これは昨年の予算委員会の分科会でもお尋ねをしたのですが、大変重要な路線であるし、国土交通省としても積極的な御支援をいただきたいという意味も込めて、お伺いをしたいと思っています。 幸か不幸か、この地下鉄七号線が通過をするところは、先ごろ成立をしました五増五減案で私の選挙区と別のところになってしまいました。非常に残念なんですが、しかし、そうはいっても埼玉県民の重要な足ですから、ぜひ十分な配慮をいただきたい、そう思……
○日森小委員 社民党の日森文尋でございます。 大変お疲れのところ恐縮ですが、幾つかお尋ねをしていきたいと思います。 ちょっと重複を避けてお尋ねをしたいんですが、一つは、理念的な話になるんですが、分権の時代にふさわしい自治体のあり方といいますか、例えば欧米の自治体ではかなり権限もきちんと持っていますけれども、基本的には、情報公開、住民と情報を共有する、それから住民参加ということがいわば当然のように、かつては違ったんでしょうけれども、最近になって当然のように行われてきていて、これが本当に地方自治をきちんと確立していく大きなキーワードになっているというふうに思っているんです。 例えば、町づくり……
○日森委員 私どもも今意見を集約中でございまして、ちょっと時間的なずれがあって申しわけないんですが、きょう十七時から両院議員総会を開いて、この問題で開くわけではないんですが、そこまでに意見を持ってきていただきたいというふうにしています。 やはり、何度か提起をして党内でいただいた意見は、高木筆頭がおっしゃったとおり、首都機能移転との整合性はどうなんだという大きな問題がありまして、今、特別委員会でも、その再編成をどうするかとか、いろいろ議論がされているようなんですが、どうも余り先が見えるような状況になっていないということもあって、そのことが一つ大きな意見としてはありました。 それから、前から私……
○日森委員 私どもも、一応代議士会等を通じて一定の結論は持っておるのですが、しかし、高木筆頭以下言われたように、クリアしなきゃならない問題がある。 これは前から言っていますけれども、国会等移転の問題との整合性、これはあくまでも中途半端にしてはならない課題だと思っていますし、特に、十二年から二年間たって、経済情勢がますます悪化をしている問題、しかも千三百億円という膨大なお金を使って建設をするということ、それからPFIについては慎重にということをずっと言ってまいりましたけれども、それらも含めて、少し調査活動みたいなものをさらに続けるべきではないのかというふうに思います。
○日森委員 今の質問に関連すると思うんですが、確認の意味も含めてお伺いしたいと思います。 今回の改正のいわば目玉と言っていいと思うんですが、選択と集中ということが盛り込まれました。 分権の時代であるんですが、実は今の御答弁を聞いていると、制度はつくったけれども市町村の方でそれを使いこなせなかった、いわば市町村の方に問題があるような、そう聞こえるような御答弁がありました。そう言っているわけじゃないんでしょうが。それはともかく、分権の時代、本当に市町村が主体的に自分たちの町の実態、実情に合わせて計画をつくってそしてまちづくりを進める、もちろん中心市街地の活性化も進めていくということが時代にふさ……
○日森委員 四人の公述人の皆さん、大変御苦労さまでございます。社民党の日森文尋と申します。 最初に、吉野先生にお伺いしたいと思うんです。 スウェーデンの例をお出しになって、ナショナルミニマムの定義をしっかりしよう、そのことが大事だという御指摘がありました。御承知のとおり、先ほど小川先生の話にも出ましたが、スウェーデン、高福祉・高負担という国になっていますが、しかし、国際競争力はたしか日本より上だと思うんですね、国際比較で。それで、ナショナルミニマムの定義を明確にして、そして、先生の御提起で、それを超える部分は、PPPそれからレベニュー債券、こういうものでやっていこうと。 つまり、こういう……
○日森分科員 社民党の日森文尋でございます。 前回に引き続いて、消費者金融の問題について政府のお考えをお伺いしたいと思います。 御案内のとおり、一月十三日に画期的な最高裁の判決が出されました。ちょっと触れておきますと、弁済受領時の交付書面の記載方法について、貸金業規制法施行規則では、契約年月日にかえて契約番号、これで結構だと認めているのは、法の委任の範囲を超えた違法な規定であるというふうに述べて、これは無効だということを明確にいたしました。 これを受けて金融庁は、一つは、貸金業施行規則の十五条の二項を削除しようということが一点。もう一つは、加えて、利息制限法の上限金利を超える利息について……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、大変長時間、お疲れさまでございますが、もうしばらくでございますので、ぜひよろしくお話をいただきたいと思います。 最初に、ちょっと小さな話になるんですが、今度の法律改正で、教育課程の問題をめぐって、現行法でいうと、教科に関する事項は文部科学大臣が決めていくんだということになっているんですが、改正法は、教育課程に関する事項は文部科学大臣というふうに、「課程」が入っているんですね。 これは、解釈をめぐってさまざま論議があるんですが、基本的には、大枠については文科大臣が決めるけれども、しかし、細々したカリキュラムについては学校に編成権があるん……
○日森分科員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、先日といいますか二月十八日に大阪の吹田でスキー客を乗せたツアーバスが重大事故を起こしたということに関連して、幾つかお聞きをしたいと思っています。 これは、添乗員の方が亡くなって、二十数名ですか、けがをされたという大変重大な事故があったわけです。最初に、亡くなった方の御冥福をお祈りしたいと思いますし、おけがをなされた方々の一日も早い回復をお祈りしたいと思います。 この事故なんですが、この十年間の統計を見ると、バスによる事故というのは一千件増大しているという統計があるようです。こう考えてくると、どうもこの事故は、その背景には、この間政府……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 先に中林先生にお伺いしたいと思うんですが、〇九年度、来年度の予算について、一定、めり張りがある、あるが、しかし、もう少し踏み込み不足の点もあるのではないかというお話をされました。これをちょっと具体的に、どこにどう踏み込んだらもう少しめり張りがきくのかということをお聞きしたいんです。 それと、それに関連して、先ほど先生もおっしゃいましたけれども、GDP、年率換算で一二・七%、与謝野大臣は戦後最大の危機だというふうにおっしゃっておりました。先日は蚊が刺したようなと言ったような気がしたんですが、戦後最大の危機だというふうにおっしゃっておりました。輸出が……
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