このページでは高山智司衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。高山智司衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○高山委員 民主党の高山智司です。 私もこの委員会では初めての質問なんですけれども、実際この出席、先ほどのことからですけれども、委員会の出席状況ですとか、あるいは、例えば昨日質問取りに来られた方にお願いした資料がきのうのうちに来なかったりですとか、あるいは質問取りに来た人が名刺も全然出してくれないとか、私は確かに若いので、ちょっと軽視されている部分はあるとは思いますけれども、本当に民主党のことをそういうふうに軽視されているんだとすれば非常に問題だと思いましたので、委員長に、委員会の運営に関しまして強く改めていただきますように要望いたします。 それでは、早速質問に入りたいと思いますけれども、……
○高山委員 民主党の高山智司です。
きょうは、ちょっと法案審査に入る前に、先日起こりました六本木ヒルズでの幼児が挟まれて亡くなったという痛ましい事件につきまして、これはドアをつくったり、あるいはそういう設備に関しまして経済産業省でいかなる基準があるのかということをまず伺いたいと思います。
ですから、まず、きょうは、六本木ヒルズで問題になりました回転式の自動ドア、ああいうものに関しまして、経済産業省の方で何か基準を今までつくられていたのか、これを伺います。
【次の発言】 今伺いますと、ああいう回転扉のようなものは経済産業省の方ではとりたてて基準がなかった、今まではなかったんだというようなお話……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きょうは、独立行政法人などの三法ということで、とかく最近、独立行政法人ですとか有限責任中間法人とか、何か名前がばたばたばたばた、どんどん変わって、看板のかけかえといいましょうか、そして、その論点のときにいつも問題になるのが、名前がどうだったとかあるいは天下りがどうだとか、こういうことが非常に問題になっているわけですけれども、それよりも、実質的にその法人から出ている補助金が適正に使われているか、あるいはむだ遣いがないかというようなことが最も重要だと思います。 この点に関しまして、とかく今、研究ですとかエコロジー、また環境とか、こういうことでは、そう……
○高山委員 民主党の高山でございます。
きょうは、私、民主党でも今三人目の質問者ということで、結構大きい話は皆さんされましたので、細部に神は宿るといいますか、結構細かいことを聞いていきたいと思います。ですけれども、大臣、細かいことを詰めることがやはりこういう交渉事では大事だと思いますので、その観点からお願いいたします。
まず、今回の日・メキシコの前に、メキシコは、随分いろいろな国とFTA交渉をしているみたいですけれども、大体どのぐらいの国と交渉していますか。これは担当の方で結構ですけれども、FTAをどれぐらい結んでいるか。
【次の発言】 メキシコはFTA大国だということですけれども、メキシ……
○高山議員 お答えいたします。 江田先生には、御配慮いただいた質問、ありがとうございます。 まず、民主党の方で、二十名以上にふやすということと、また半数以上を法曹資格者にする、これは理由は大きく二つあります。 まず、本法案では、従来の課徴金というのを行政制裁金というふうに改め、行政上の制裁としての性格に改めるということを明確にしました。そういうことでありますので、刑事手続に倣って、適正手続をまず確保することが重要だと考えます。もう一つは、審判案件が非常に増大しており、これを迅速に処理することが今求められている。 こういった観点から、適正手続を確立するとともに、審判手続の迅速な処理を推進……
○高山議員 計屋委員にお答えいたします。 政府案のように、調査開始前に違反行為をやめたものについては減免ということですけれども、単に画一的に早期に離脱したことのみで課徴金算定率を軽減することというのはむしろ妥当でなく、そういう何か抜け目ない人だけが評価されるみたいなことでして、むしろ、違反事業者の自主的申告や違反事業者の法令遵守体制の整備など、総合的に評価して軽減を認めることが妥当だというふうに私ども民主党では考えております。 ですから、今回の民主党の法案では、あえて、ただ単に早期に違反行為をやめた場合という規定は盛り込まないとする一方、例えば官製談合に関与した事実を申告した業者ですとか、……
○高山委員 民主党の高山智司です。 今の同僚議員の話も聞いていましても、やはりこの政府案と民主党案を比べてみて、明らかに政府案というのは、カルテルとか談合とか、そういう特定の業界団体があるような商品取引ですとか、そういうことに甘いような気がいたします。民主党案の方では、談合対策ですとかそういうのはばっちりなんですけれども、どうも現行の独禁法というのでは、そういう特定の業界やらカルテル、談合行為をやっているところにちょっと甘いんじゃないかな、そういう印象を持ちまして、その関連で、ちょっと今まで私が疑問に思ったことで、音楽CDの再販売制度について伺いたいと思います。 官房長官はお急ぎだというこ……
○高山議員 吉田議員の御質問にお答えいたします。 今回のこの我々の民主党の法案は、正々堂々と国会というこのオープンな場所で議論しようということで、対案として出させていただいたものであります。 理念といたしましては、経済社会における公正かつ自由な競争の実現に向けて、経済憲法とも言われる独占禁止法の機能を高めていくことが重要である、このような認識に基づきまして三点、課徴金と刑事罰の併用による制度のゆがみの是正、透明で適正な手続の確立、そして官製談合に対します抑止力の強化、このような三点を主眼にいたしまして、対案として出させていただきました。 さらに詳しく説明させていただきますと、まず、課徴金……
○高山委員 民主党の高山智司です。 今回改正されるこの独禁法で公正取引委員会の権限がどんどん強化される部分もありますので、それにつきまして、公正取引委員会の方に、財団法人公正取引協会というのがありますので、その件についてまず伺いたいと思います。 この財団法人公正取引協会といいますのは、虎ノ門にありまして、財団法人なんですけれども、ホームページなんかを見ますと、「入会のご案内」、こうなっておりまして、その中で、独占禁止法の専門調査機関として公正取引委員会の施策について情報提供しておりますなどといろいろ書いてあります。 その中で、会員になってくれれば多くの特典がありますというふうにホームペー……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 中小企業の三法案ということで、朝から非常に長い議論が続きまして、私の先輩議員からもいろいろな質問がありまして、本当に内容的にはいいものだなというふうに思います。 それで、今回のこの法案、もう三十分でも早く成立させた方がいいと思いまして、きょうはちょっと大臣がひょっとするとお越しいただけないかもということでしたが、質問させていただきます。ですから、副大臣には政治家としていろいろ伺いたいことがありますので、先輩としてよろしく胸をかしていただければと思います。 まず、今回のこの三法案、いろいろな地方の経済局、近畿経済局だとか関東経済局、ああいうところ……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きょうは民主党の中で私が最後ですので、ちょっと網羅的にいろいろな質問をしていきたいと思います。あとまた大臣にもたくさん質問をしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 このLLPですけれども、今までずっと経産省が主導となって進めてこられましたベンチャー支援といいますか、起業家が足りないということでどんどんどんどん業を起こさせようということに関しましては、もう出資金も、先ほど聞きましたら二円でもいい、それでしかも内部の自治も自由に決められるということで、これは結構究極の形じゃないか、これは一分でも早く成立させなきゃいけないなと私も……
○高山委員 民主党の高山智司です。
きょうは、地域ブランドということですけれども、地域ブランドというと結構格好いい感じがして、非常にいい法案だなと思うんですけれども、こういうものにも大抵落とし穴があったりするので、そういうところをまた、細かいところも聞いていきたいというふうに思っております。
まず、これは大臣に、一番簡単なところからですけれども、失礼、訂正いたします、一番基本的な、重要な中心部分というところですけれども、この法案が出てきた背景と、この法案で要するに何をやりたいのかというところを簡潔にお願いします。
【次の発言】 今回のこの商標法の改正で、権利性も強化されるというか、権利が付……
○高山委員 民主党の高山智司です。 今回のこの不正競争防止法の改正ということで、今まで、特許ですとか、そういう形できちんとあるものは保護はされていたけれども、これからは、営業秘密であるとかノウハウといったことまで、転職者に対する処罰をもってしてまで保護していこう、こういう法案で、こういう必要性は認めますということですが、ちょっと質疑通告していた順番だけ変えまして、内容はそれほど変わりませんけれども、質問をさせていただきたいと思います。 まず、これは大臣にちょっと伺いたいんですけれども、何というのでしょうか、以前私は経産省のインサイダー疑惑のときにも少し伺いましたけれども、経産省でも、一般企……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。
私は、もともと経済産業委員会でございますので、きょうは余り法律がちがちの話ではなくて、経済産業的な、中小企業の振興、そういうような観点から質問してまいりたいと思います。
まず初めに、これはもう何度も、同僚議員もいろいろ聞かれているかもしれませんが、一応大臣に、今回の会社法の改正で、まず、会社はだれのものなのかということを念頭に置かれたのかを、もう一度確認でお願いします。
【次の発言】 それでは、今度は経済産業副大臣の方に伺いたいんですけれども、経済産業副大臣としては、今回のこの会社法の改正ということももちろん念頭に置きながらですけれども、ふだん経……
○高山委員 民主党の高山智司です。 きょうは本当に長い間、会社法の質疑をずっとしてお疲れだと思いますけれども、いろいろ話を伺っておりまして、今回の会社法の改正ということで、本当に会社の組織もかなり融通無碍にできるようになって、それはいい面もあるだろうし、悪い面もあるだろうというふうに思います。 それで、人間とは違いまして会社というのは法人で、ある意味フィクションでございますので、何を一体信頼して取引をすればいいのか、第三者にしてもそうだろうし、お金を貸す人もそうだろうし。そういう意味でいうと、今回の改正の中でも、計算書類といいますか、会社の財務状況がどういうふうになっているのかということを……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 若輩ではありますけれども、このたび法務の理事にさせていただきましたので、どうぞよろしく御指導をいただきながら、質問をさせていただきたいと思います。 まず、これは大臣にちょっと伺いたいのです。 今回の総選挙で、小泉総理、大勝された。これから財政的にもきつくなるこの国で、税金のむだ遣いもやめなきゃいけない、民間にできることは民間に、官から民へ、こういうようなキーワードでいろいろやられたと思うんですけれども、やはりそういう中で、お金の使い方、とりわけ税金が最後どういうふうに使われているかということは極めて重要だと思うんですね。だから、できることなら、……
○高山委員 委員長、質問に入る前に、委員長に当委員会の定足数を確認していただきたいんですけれども、何人なんでしょうか。
【次の発言】 今現在、ここに何人いらっしゃるんでしょうか。
【次の発言】 与党の方は政府部内でいろいろ調整されて委員会に臨まれるでしょうから、委員会の質疑時間やら何やらを軽視されているのはわかりますけれども、このような定足数がそろわない状態では委員会をとめていただきたいと思います。
質問することはできません。委員会をとめていただきたいと思います、定足数がそろわないので。
【次の発言】 民主党の高山智司です。
とにかく、裁判官の給与に関しても、これは非常に大事な話だと思いま……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。
まず、個別の質問に入る前に、大臣にちょっと伺いたいのです。
今回、いわゆる共謀罪と言われる法律、強制執行妨害の法律、ハイテク犯罪、三つ出ているんですけれども、これは何で一本の法律で出てきたんですか。この内容、ばらばらじゃないですか。どうしてこういうのを一本の法律で出してきたのか、ちょっと大臣の方から説明していただけますか、これは閣法なので。
【次の発言】 今の大臣の御説明ですと、一番目のいわゆる共謀罪とハイテク犯罪、これは国際化ということ、あと、条約があるからねということで共通しています、それ以外は刑法の改正だというんですけれども、刑法の改正とい……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きょうは、長沼先生、山下先生、お忙しい中、どうもありがとうございます。 まず、両先生に伺いたいんですけれども、今回のこのサイバー条約に基づいて、日本国内でもこういうインターネット関連の法整備をしなきゃいけないということでございます。 私が理解するところでは、やはりインターネット関連、コンピューターにどんどんプログラムを打ち込んだりいろいろな表現方法をするというのは表現の自由に極めてかかわるものであります。また、例えばインターネットの画面上に何か表示されたり、あるいはウイルスが入ってきたりということで、もちろん経済的被害が甚大になるということもあ……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きょうは私は、サイバー法の関係、ハイテク犯罪の方を中心に伺っていきたいと思います。答弁次第でもし時間が余りましたら、私のテーマでもあります、ちょっと聞きたいこともありますけれども、まずこのハイテク犯罪の方を、しかもきょうは政府参考人もお越しだということなので、細かいところも伺っていきたいと思います。 まず、ウイルスをつくって送りつけるというのが「意図に反する」という文言ではあいまいじゃないかということを私は前の委員会でも指摘させていただきましたけれども、これを改めて伺いたいんです。 条約の六条では割かし限定的な書き方をしているんですけれども、改……
○高山委員 質問の前に、まず、きょうお呼びした答弁者の方がそろっていないので、そろうまで私待ちますので。
【次の発言】 法務大臣がまだお見えになっていませんので、もしお時間がかかるようでしたら、私は質疑に入れませんので、今待っております。
【次の発言】 民主党の高山智司でございます。
それでは、委員長からの温かいお計らいがありましたので、まずは、ちょっと順番が変わりますので、これは政府の方に言っておきます。
まず、上海総領事の自殺問題、予算委員会に引き続き質問させていただきたいと思います。
まず、麻生大臣に伺いますけれども、予算委員会でも大きく取り上げさせていただきましたけれども、それ以……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。
今回は議員立法ということで公職選挙法の一部を改正することになったわけですけれども、今国会ではその前に在外投票制度の方も改正となっておりまして、私も、なかなか倫理選挙のことは随分複雑で、ちょっとごっちゃになっていたものですから、まず一回政府委員の方に整理をさせていただきたいんですけれども、今回の議員立法で出された法案というのは、参議院、衆議院に限らず、市町村の選挙、知事の選挙、そういったものもすべて投票できるということになるのでしょうか。
【次の発言】 今回は、自衛隊の派兵ですとか、そういった本当に実際上の問題が起きていて、これを解決せずそのまま放置……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 杉浦大臣には、本当にこれからたくさん、十本以上の法案がある中で、私たちといたしましても、協力するところは協力してスムーズに審議を進めなきゃいけないなと思ってもおりますし、杉浦先生のいろいろ見識の高い御意見も御拝聴しながらやっていかなければいけないなというふうに思っております。本当に大変なときに大臣に就任されたな、先ほどの御発言もありましたけれども、御自身でコントロールできること以外のことで、行刑施設の情報漏れ、そして法務省を舞台にした官製談合ではないか、こういった疑惑まで今次々と出てくる中、本当に大臣の御見識が問われるなというふうに思っております。……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び最高裁判所は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 適正かつ迅速な裁判等を実現するという国民の期待に応える司法制度改革の実施に向け、人的・物的体制を整備すること。 二 国民の司法に対する期待の高まりに応えるため、研修の充実等により、裁判官及びその他の裁判所職員の資質及び能力の一層の向上を図ること。 以上であります。 何とぞ委……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きょうは、まず、地方更生保護委員会の件に入る前に、今法務省でも情報の流出等、その他、警察署でも私物のパソコンから情報流出が問題となったり、あるいは自衛隊でもそういう情報流出が問題となったりしておりますけれども、この件に関しまして、今、よく新聞等を読んでおったりすると、ウィニーというソフトが使われているということでございますけれども、まずその点に関して伺いたいと思います。 まず、法務省に伺います。 このウィニーというソフトですけれども、情報流出をどんどんしてしまう。あるいは、情報流出でなくても、たしか一年ほど前に問題になったと思うんですけれども、……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。
きょうは、今資料も配らせていただいておりますけれども、登記特別会計の件を引き続き伺いたいと思います。
まず初めに、登記特別会計ということですけれども、なぜこれは特別会計になったのか、その理由を教えてください。これは大臣で結構です。
【次の発言】 そうしますと、今大臣おっしゃいましたように受益と負担の明確化ということでございますけれども、この登記特別会計、単年度で見ても、ことしのでもいいですし去年のでもいいんですけれども、実際、登記手数料収入と全体の登記特別会計と言われるものの歳入と歳出、これはどのように明確に区分経理されているのか、ちょっと御説明……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。
本日は、この入管法の改正案について質問させていただきますけれども、まず、前回の委員会で、局長と副大臣、それと大臣、それぞれ、ちょっと聞いている方としては答弁がばらばらだった部分も感じましたので、またきょう改めてそこを丁寧に説明していただければと思います。
まず、入管当局が生体情報を指紋、顔写真等とるということでございますけれども、その保有期間なんですけれども、一体どのぐらいを考えて、そしてどこに規定があるのかということ、これは大臣から答弁をお願いします。
【次の発言】 今のお話を伺いましても、少しわからない部分がまだあったんです。
まず、保有期……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 まず、私は、きのうの午前中からの引き続きの質問に関しまして、質問をさせていただきます。 それは、日本政府が、米国政府でUS―VISITという、指紋を押捺して顔写真を撮るというこの制度が始まったときに、外国人である日本人の指紋を出国したら即時に消去してほしい、こういう要求をしておったと。それに比べて、今回の入管法の審議では、法務大臣、副大臣からもたびたび答弁がありますように、外国人の方の指紋を採取して、出国した後には、即時消去するのではなくて、最大で七十年、八十年といった長期にわたり保有すると。これは全然矛盾している政策のように感じましたので、きの……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きょうは、参考人の先生方、お忙しいところ、法務委員会参考人としてお越しいただきまして、ありがとうございます。 まず、私の方から一つ、先ほど安冨先生の方からは伺いましたけれども、参考人の方それぞれに伺いたいのは、未決拘禁者の地位というんでしょうか、無罪推定がある、こういったことを踏まえて、今回この法案で未決拘禁者の地位というようなことの規定がありましたけれども、本来これはどういうふうに考えるべきだということと、今法案において未決の地位というのはこのように考えるということを、それぞれのお立場で御説明いただければと思います。 それでは、鴨下先生からお……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きのう、おかげさまで、政務官にも同行いただきまして、東京拘置所、また、四谷のいわゆる代用監獄でしょうか、警察署内の拘置所、こういったものも見学をさせていただきました。そういった中で、いわゆる代用監獄問題、警察の捜査の近くに留置をしておくと自白強要のおそれがあるんじゃないか、けしからぬじゃないかと、もうずっと、百年来言われてきたわけでございますけれども、実際、きのう見学させていただきますと、警察の方も、また刑務官の方も、随分きちっと丁寧にお仕事をされているなという印象は持ちました。 しかし、やはり、いわゆる塀の外から、代用監獄内ではずっとこういう自……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 いよいよ、この刑事施設法案も、未決の方、終盤という感じなんですけれども、最後の最後で重大な法案の欠陥を見つけたので、条件つきでいろいろ採決のお約束などをしておいてよかったなと今思っているところでございます。 まず、きょうびっくりしたんですけれども、これはそちらからいただいた白表紙のものなんですけれども、これを見てみますと、まず条文のつくり方なんですけれども、必ず括弧して「(実地監査)」だとか、「(被留置者の分離)」と書いて十七条とか、こういうふうに今なっていますね、法律というのは。みんなそうだと思うんです。ところが、この新旧の方でいうと十二ページ……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 本日は、大臣に登記特別会計に関しましての見解をまず伺いたいんですけれども、私はちょっとびっくりしたんですけれども、この間テレビを見ておりましたら、その番組の中で、大臣は、まあ、私も登記特別会計は当初から要らぬと思っていたというふうに国会で発言しているのだけれども、法務省の公式見解では、その大臣の国会答弁は個人的な見解であって、法務省の公式見解では登記特別会計は要るものだというような話があったんです。 私もこれは結構何度も質問していますので、大臣も御記憶していらっしゃると思うんですけれども、まずこの登記特別会計に関して、私は前任者であります南野大臣……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨説明をさせていただきます。 ただいま議題となりました修正案につきまして、提出者を代表いたしまして、その提案の趣旨及び内容を御説明いたします。 本法律案は、国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約及びサイバー犯罪に関する条約の締結に伴い必要となる罰則の整備等を行おうとするものであります。 しかしながら、殊に、本法律案に規定されている組織的な犯罪の共謀の罪あるいは証人等買収の罪については、国際的な組織犯罪を防止するという条約の目的を超えた……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 今井先生、木村先生、きょうは、本当にお忙しい中、ありがとうございます。 まず伺いたいのは、今、同僚議員からも聞かれましたけれども、まず余剰金の問題ですけれども、今回の五菱会の事件では、五十一億円がスイス当局にマネーロンダリングということで没収された、それで、そのうちの一部を日本に返してもいいよと言っているという話でございますけれども、本来、これは全部被害者のお金なんじゃないのかなという気もしているんです。 これはまず木村先生の方に伺いたいんですけれども、今回のこの事件で、そもそも五十一億円ぐらいで被害は足りているものなんですか。それとも、もっと……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。
まず、この法の通則につきまして、なぜ今回こういう改正になったのか、この運びの背景を教えてください。これは政府参考人の方でも結構です。
【次の発言】 今、改正の背景は伺ったんですけれども、もう少し具体的に、実際どういう不都合があったのでここを改正したんだという部分をお話しいただきたいんですけれども、何かこれは今のままでは不都合があったのでしょうか。
【次の発言】 では、今の不法行為のところなんですけれども、製造物責任のところでこれは何か変更があったんでしょうか、今までのままなんでしょうか。そこをお願いいたします。
○高山委員 民主党の高山です。 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 法の適用に関する通則法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 国際化の進展に伴い、国際私法の重要性がますます高くなっていることにかんがみ、社会の変化、諸外国の立法動向等へ的確に対応するなど、利用者のニーズに適合した規律が確保されるよう、不断の見直しを行うこと。特に、不法行為の準拠法に関する規律については、本法の運用状況を注視しつつ、報道の自由の確保にも留意した上、国際的調和及び……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。
本日は、一昨年にありました上海総領事館の自殺の問題について、まず総理に伺いたいと思っております。
この事件、中国側の卑劣な諜報戦によって我が国の館員が自殺にまで追い込まれたという非常に痛ましい事件でもあり、本当に重大問題だというふうに私も思っておりますけれども、まず総理、この件を初めて知ったのはいつですか。
【次の発言】 この件に関しまして報道がなされたのは、去年の十二月の二十七日の週刊誌が初めてなんですけれども、同じ質問を安倍官房長官にも、これは、いつこの事件をまず知りましたか。
【次の発言】 この件に関しまして、総理、官房長官は新聞報道あるい……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。
前回に引き続き、上海総領事のあの痛ましい自殺に関しましての質問をさせていただきたいと思います。
まず、外務省、大臣に伺いたいんですけれども、この事件、前回からもお話が出ていますように、中国側の卑劣な手段によって自殺に追い込まれてしまった、そして、国益を守るために最後はそういう死に方を選ばれたということで、まさに殉職とも言える話だと思うんです。
これは大臣に伺いたいんですけれども、この館員のその後の扱いなんですけれども、これは殉職というような意識でよろしいんでしょうか。大臣に伺います。
【次の発言】 大臣はいかがですか。
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 前回に引き続き、上海総領事の館員の自殺の問題、これは非常に重大な問題で、しかも論点もたくさんあるので、三回目でございますけれども、質問をまた続けさせていただきたいと思います。 まず、これは外務省の方に、ちょっと前回聞き忘れというか確認なんですけれども、この事件の監察担当官が外務省内で査察へ行かれたのが平成十六年の五月十六日から二十日まで、その後、通信の専門官が行ったのが十六年の五月十三日から六月三日にかけてである、そして、六月になってから警察庁の方に事案の概要だけ報告したというお話でしたけれども、それでとりあえず間違いなかったかどうか、確認だけさ……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 今の小川議員の、同僚議員の質問に引き続きまして、この談合問題、政府の無駄遣いといったことを質問してまいりたいと思いますけれども、谷垣大臣にもちょっと伺うこともありますので、少しそこで聞いていてくれればと思います。 今、予算の無駄遣いがどうだったかというような話がありましたけれども、私たち民主党は、この政府の無駄遣い、とにかく増税の前にまず無駄遣いをなくさなければいけないということで、どれだけ無駄遣いがされているか。しかも、今回の談合の問題に象徴されますように、どうやら政府の無駄遣いというのは、政府の人間そのものが天下りをして、そして談合を主導して……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 防衛庁の省昇格問題ですか、こういう大事なことを前にして、閣議請求権がないだとか、海外に行ったらエージェンシーでへんてこだとか、本当にそう思いますよ。そういうのは、久間長官、やはりきっちりけじめをつけて、気持ちよく私もいきたいと思うんですけれども、本当に今の答弁を聞いていましても、ちょっと、まだ何かOBをかばっているというんですか、それもいい意味ならいいんですけれども、この組織ぐるみの談合というのも、やはりOBを食べさせなきゃいけないということで、下の者が頑張って配分表をつくったりやっていたわけですよね。 これはやはり裏金問題とかと同じで、先ほど長……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。
引き続き法務委員会を担当させていただくことになりました。今度、大臣も本当に法務畑の長い方なので、また勉強させていただければと思っております。
では、まずこれは大臣に伺いたいんですけれども、今回、信託法改正ということで法案提出に至った背景について伺いたいと思います。
【次の発言】 今大臣のお話ですと、信託に関して経済界からの資産流動化等の要請もあり、また、福祉目的の信託での社会的ニーズもあるというお話をいただきましたけれども、それでは分けて、経済界からの要請といいますか、資産の流動化の方についてまず伺いたいと思います。
これは法務委員会ではござい……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きょうは、金曜日に決めて火曜日の突然の参考人ということで、能見先生、小野先生、橋上先生、そして新井先生、本当にありがとうございます。 まず、先ほどからお話を伺っていますと、今回の、疑義があるといいますか、自己信託であるとか目的信託に関しても社会的ニーズが非常にある、ただ、これが単なる箱というかビークルとして使われている面が多いんじゃないか、だから、そこをしっかりしていこうというようなお話は四方とも共通であったと思うんですね。 それで、後ほど、自己信託と目的信託、それぞれ先生方に、立法事実と、他の制度で代替できないものなのか、ちょっとその辺に関し……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。
それでは、信託法案の質問をさせていただきますけれども、まず、自己執行義務の緩和について伺いたいんです。今回の改正案で自己執行義務が緩和ということですけれども、それはどういう場合に緩和できるのか、まず教えてください。
【次の発言】 では、まず、信託行為に第三者に委託できるということですけれども、いわゆる丸投げは可能なんでしょうか。丸投げ、完全に再委託するということは可能なんですか。
【次の発言】 今の量的な限界はないという答弁の意味がわからないので、もう一度答弁してください。
【次の発言】 だって、パーセントでそんな、九八%は信託を再委託しますとか八……
○高山委員 今、早川委員の方からかなり広範な疑問点をいただきまして、これを説明するためにも、しっかりまだ審議時間をとらなきゃいけないのかなというふうに思ってしまいました。 簡潔に答えますと、委員は、業法による規制でそういう細かいことをやっていけばいいのではないかというようなお考えだと思うんですけれども、信託法とは何かというような原点に立ち返ってみると、他人に自分の財産を預けていくという中で、受益者あるいは委託者の権利がないがしろにされてはいけないんじゃないかということが私たちの基本にありまして、受益者の承認ですとかあるいは通知ですとか、こういったことを産業界からの要請がいろいろあるからといっ……
○高山委員 ただいま議題となりました信託法案に対する修正案について、提出者を代表して、その主な趣旨を御説明いたします。 政府原案においては、公益信託以外の受益者の定めのない信託は、当分の間、政令で定める法人以外の者を受託者としてすることはできないものとされておりますが、本修正案は、委員会審査において示された事項を踏まえまして、これを修正するものであります。 すなわち、公益信託以外の受益者の定めのない信託は、公益信託に係る見直しの状況その他の事情を踏まえて検討され、その結果に基づいて別に法律で定められる日までの間、当該信託に関する信託事務を適正に処理するに足りる財産的基礎及び人的構成を有する……
○高山委員 衆議院の高山でございます。皆さん、お待たせして申しわけございませんでした。
それで、午前に引き続き、まずはタウンミーティングに関してですけれども、先ほど、内閣府で調査委員会ですか、何かそういうのが今開かれているというようなことがあるそうですけれども、まずそのメンバーをちょっと教えてください。
【次の発言】 あと、先ほど法務省関連の、つまり、司法制度改革のときにタウンミーティングが何回か行われていますねという質問を社民の保坂議員からもさせていただいたと思うんですけれども、その際に、これも内閣府にまず伺いますけれども、やはり内閣府のタウンミーティング室というのは、基本的には場所を押さ……
○高山委員 民主党の高山智司です。 きょうは、タウンミーティングのやらせ問題に入ります前に、まず、悪徳商法について伺いたいと思います。 今、表向きは合法の商売でありながら悪徳商法、例えば、おじいさん、おばあさん相手に、初め、十円でお米を配るから並んでくださいとかいってばっと人を集めておいて、それで何日かそういう、えさと言うとあれですけれども、無料のものを上げておいて、後になると高い毛布を買わせるだとかあるいは健康食品のすごい高いのを買わせるとか、そういうような催眠商法的なものというんでしょうか、こういう事例がいろいろあると思うんです。 きょう私が伺いたいのは、まず、そういう見るからに怪し……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 今回、政治資金規正法の改正という運びになったわけですけれども、これは今まで何度も答弁者の方からも御議論いただいております。一つは我が方の小沢代表の不動産の問題、また、昨年末から始まりました安倍内閣の閣僚の事務所費問題というのがきっかけとなっての政治資金規正法の改正ということは、皆さんもう御承知のとおりだと思うんですけれども、今回、我々民主党の方は、まず小沢代表がみずから政治資金規正法上に求められていること以上の情報公開をして、国民の皆様にこういう内容であるということを公開しました。その結果、それは不適切じゃないか、いや、適切だ、いいじゃないか、いろ……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 私は、本籍は法務委員会なんですけれども、今回、登記特別会計といいましょうか、登記事務の市場化テストということで、連合審査を申し入れておったんですけれども、なかなか与党理事にお認めいただけなかったようで、残念だなと思いながら、きょうは出張って質問させていただきます。 まず、この市場化テストの目的といいますか、これは、やはり民間の活力を入れてコストダウンを図っていこうということだと思うんです。 まず、法務の方に伺いたいんですけれども、これは登記特別会計ということで、手数料を取って、その利用者負担でやっていくという形で、今までの本当に官が全部やってい……
○高山委員 衆議院の民主党の高山智司でございます。 農水委員会では初めて質問させていただきますけれども、今回は大臣所信に対する一般質疑ということで、私も大臣所信を聞かせていただきまして、食の安全に対する大臣の深い造詣ですとか、鳥インフルエンザ対策などなど緊急事態に対しても適切に対応していこうという心構え、そしてまた、FTAとかEPAですか、これに対して毅然と、国益を重視した、一体となった活動をされているということで、本当に敬意を表しているところなんです。 この中に、美しい国づくりに向けての美しい森林(もり)づくり、これがあったので、これもちょっと聞きたいなと思っていたところ、何か屋上屋じゃ……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。
きょうは、農水委員会で、独立行政法人の問題に関連して、まず大臣に伺いたいんですけれども、また最近、自民党の偉い人が、役所に忠誠を尽くす官僚というのはもう想定外だ、総理の言うことをちゃんとやってくれ、これは公務員の天下りのことだと思うんですけれども、これに関連して大臣にまず伺いたいんですけれども、農林水産省のいわゆる事務方から、この天下りの件に関して、大臣に何か報告がありましたか。
【次の発言】 大臣、いわゆる天下りというか再就職の問題について、絶対天下りは許されない、それこそ独立行政法人だとか、あるいはその他団体に食いぶちをただ見つけるだけの無駄な……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きょうは、この農山漁村の活性化のための定住及び地域間交流の促進に関して質問させていただきたいなというふうに思っているんですけれども、昨日、我が党の黄川田議員からも、本会議で、松岡大臣、いろいろな事務所費等々の問題に関してきちんと説明責任を果たしてください、その説明責任を果たした上でなければ、我々としては、こういう大切な問題に関しても大臣になかなか質問することができないというような質問をさせていただいたわけなんです。 その後、松岡大臣の方も、いろいろな新聞の報道なんかもまた出てきたり、それを受けてなのかどうかわかりませんけれども、安倍総理の方からも……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 少し早目に川内先生のお時間をいただいて、済みません。 大臣にまず伺いたいんですけれども、最近、農水省絡みで綱紀粛正を図らなければいけないといいますか、談合問題もそうですし、また大臣御自身の問題もそうかもしれませんし、また先ほども、新聞報道もありましたけれども、海外派遣の植物防疫官というんでしょうか、これの過剰接待の問題というのがありましたけれども、まずちょっとこの点に関して伺います。 防疫官の過剰接待問題、これは要するに検査する人が検査される側から過剰接待を受けていたということで、国益を揺るがしかねない大問題だなと思うんですけれども、この点、大……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 ただいまも同僚というか先輩の山田先生からも緑資源をしっかり頼むよということを言われましたので、まず冒頭、この緑資源機構の談合問題ですか、これについて伺います。 きょうは林野庁長官もお越しだと思うんですけれども、まずちょっと事実確認的なことから先に伺いたいんです。 私、前回の質問のときにも、緑資源機構またその先に捜査が入っているというこの段階で、取り調べを受けている方がそのまま放置されているので、証拠隠滅のおそれがあるんじゃないですかというような話をさせていただいたと思うんです。この中で、また、これはちょっと報道に出ているんですけれども、理事の方……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きょうは赤城新大臣に質問ということで、若い新大臣ということで、私もエールを送ろうという気持ちは今でもありますけれども、ちょっと大臣の今の答弁は余りにも不誠実だな、国民に対してまた説明責任を果たしていないじゃないかというふうに言わざるを得ないなと思いました。この政治資金に関して、秘書がやっているから知らないんだというような答弁、これではもう二十年も三十年も前の自民党の古い政治家と全く同じじゃないかというふうに私は思いましたけれども、大臣に改めて確認させてください。 今、政治資金に関しては自分は見ないようにしているというようなお話がありましたけれども……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 重量級の質問者の後ですけれども、元気よくやりたいと思います。法務省も、副大臣が結構元気よくやっていただいているので、力強く思っております。 まず、所信の質問に入ります前に、きのうから結構ニュースを見ておりますと、閣僚の忠誠心みたいな話が随分出ているので、それにつきまして大臣の見解を伺いたいと思うんです。 法律上、憲法の忠誠義務とかいろいろありますけれども、きのうから言われていることは、そういうことではなくて、どうも与党の中からも、忠誠心がないのはいかぬじゃないかとかいろいろ言われているようでして、私もテレビや新聞を見ておりましたら、長勢大臣がお……
○高山委員 民主党の高山智司です。 委員長に改めて申し上げますけれども、とにかく、それほど、一日、二日を争うほど急ぐともどうも思えないような法案を審議するに当たり、理事会も職権で強引に立ててくる、また委員会もこのように強引にやってくるというような事態は厳に慎んでいただきたい。せっかく今まで、法務委員会、与野党の理事、非常に円満な話し合いで去年も行ってきたにもかかわらず、なぜかことしに入ってから急に、与党の理事の方、また委員長が職権でこうやって委員会を立ててくるというような強硬な姿勢がどうも目立つので、ぜひとも円満に審議していただきたいということを委員長にまず強く申し入れます。
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きょうは、大臣のみならず副大臣、政務官にも満遍なく、司法行政、法務行政について伺っていきたいと思うんですけれども、まず水野副大臣に伺います。 不法滞在者対策、外国人の問題、もともと先生の選挙区には国際空港もあり、いろいろと外国人あるいは入管の問題には関心が深いところだと思うんです。まず、観光立国政策の目的達成のために、大臣の所信の中にもあったんですけれども、今、入管行政は効率化、迅速化ということでいろいろやられていると思うんですけれども、去年もバイオメトリックス関係の制度が変わりましたけれども、今どういう進捗状況になっているか、その取り組みについ……
○高山委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 戸籍法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 戸籍の制度が我が国の社会において重要な役割を果たしていることにかんがみ、本法による戸籍の制度の整備について周知徹底を図ること。 二 第三者が戸籍の謄抄本を交付請求する場合において、正当な理由がある者の請求が拒まれ、又は正当な理由がない者の請求が認められることのないよう、全国統一的かつ適切な運用に努めること。 三 弁護士、行政書士等……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きょうは、大串議員、また平岡議員、石関議員がいろいろ伺っていましたように、今本当に少年法改正の必要性があるのかというような根本の基本的な問題を、法務省からいただきました、今副大臣がごらんになっているこの資料、こういうのをベースに、大臣、副大臣、政務官に満遍なく伺っていこうと思うんですけれども、まず、先ほどから法務大臣に同僚議員から随分御質問させていただいたんですが、副大臣と政務官にも同じ質問をさせていただこうと思うんです。 実際、これの後ろについているデータを見ても、すごく少年犯罪がふえているのかな、また、凶悪なものがというような説明もあったけれ……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 先ほど、同僚議員の河村議員から質問がありました鹿児島県警の話、同じく同僚の大串議員からもありましたけれども、少年事案に関して調査ということで、これから警察がどんどん今まで以上に事案の真相解明ということで調査をされると思うんですけれども、その際、やはり熱心な余りつい行き過ぎがあるのではないかという懸念がもうずっとあるわけです。この鹿児島の選挙違反の事件も、初めから何か人を陥れようとか、無実の人をわざわざ違法な捜査でいじめてやろうとか、そういうつもりは毛頭なかったと思うんですけれども、やはり熱心な余りつい行き過ぎたことがあったんだろうと思うんですね。こ……
○高山委員 民主党の高山智司です。 きょうは、ちょっと残念な委員会運営だなというふうに思っております。本当に何か問答無用というか、議論をせずしてどんどん物事を、しかも予告もなく進めていくというような。 それで、我々民主党は、先週の金曜日に少年法に対してちょっと問題点があるんじゃないかということで、既に我々の修正案を提出させていただいておりました。その後、与党側からも、確かに政府案のままでは問題点が多いだろうということで、非常に建設的な提案もありまして、我々の民主党案を見ていただいて、了とできるところは了としてもらう、ここはちょっとまだ早いだろうというようなところはというようなことで与野党協……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 この更生保護法ですけれども、保護司の方の意見や、いろいろ伺っていても、改正の必要性はあるし、しっかり議論しなきゃいけないなというふうに思っておりまして、内容的にはそれほど反対すべきことでもないなと。ただ、問題点が多いので、これは質疑によって明らかにしなければいけないことはあるけれども、徹底してこの法案を全部否定するんだというほどのものではないなと思うんです。 どうも与党の理事の方の運営が余りにも強硬過ぎて、またこれは委員長も含むのですけれども、こういう大事な法案を、急に、趣旨説明をしてきた日にどんどん質問も進めて、この二日間ぐらいでやってしまう。……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 今回の刑法改正、特に飲酒、ひき逃げの厳罰化ということで、当然もっと前にやっておいてしかるべきことが随分おくれてしまったなというような印象を私は持っております。 去年ですか、私の自宅は今埼玉の浦和なんですけれども、そのすぐ近くの川口市で起きた、幼稚園の園児の列に車が突っ込んでしまった、二十一人もの被害者が出ているというような事件、またそれ以前にも、九州の方で飲酒運転で幼い子供たちが亡くなったという話があります。 まず、厳罰化というのは必要だなと私は思うんですけれども、本当にそういうことだけでいいんだろうか。例えば道路状況、うちの近所なんかでも本当……
○高山委員 民主党の高山智司です。 では、今のDVDのことについて、まず伺いたいと思うんです。これは私が後で質問しようと思ったこととも関係あるんですけれども、まず、長勢大臣に伺いたいんです。 連日開廷ということもあり、DVDで録画したものを裁判員のときに使うというような話ですけれども、なぜそういう記録媒体というかDVDの導入をするんでしょうか。 今まで裁判所では、速記の方がばあっと早く書いて、その文書をもとに、こういう議論がなされていたのかとやっていたわけですけれども、今度はそれをビデオで見てやるんだということになってくるわけですよね。それは、確かに真実性は担保されるかもしれませんけれど……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 犯罪被害者の権利保護を図るために訴訟参加ができるという法案の審議、我々民主党もきょうから始めるわけなんですけれども、そもそも犯罪被害者に対する政府の配慮、対策というよりは、自分が何の過失もないのに犯罪被害に遭ってしまった人たちにどういう配慮をやはり政府としてしていくべきなのかということを、我が党でいえば細川律夫議員などを中心に、犯罪被害者、そしてその家族に対して、民主党は早くから基本法案を提出するなど、積極的にかかわってきた経緯があります。 これは〇五年に策定された犯罪被害者等基本計画を踏まえて、今回のこの法案が出てきたわけでございますけれども、……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きょうは、大事な犯罪被害者の方のお気持ちを考えて慎重に審議をしなきゃいけないし、前回、きのうですか、参考人質疑をさせていただきまして、本当に気持ちの入ったというだけでなくて、我々が机上の空論で話していることが、実際にはこういうお気持ちで皆さんいるんだなということが改めてわかったわけでございます。 それで、我々としても、この委員会の中で、裁判員が入ったときに、では、実際バーの中に入ったら被害者の人たちはどういう感じで質問していくのであるとか、あるいは、実際に今被害者の意見陳述の制度というのは、裁判所の中で、どういう待合室になっていて、どういうふうに……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 犯罪被害者の方々の訴訟参加というんでしょうか、今まで犯罪被害者の方、あらゆる刑事手続の中で、やはり疎外感を味わってきて、本当に自分たちの気持ちが理解されないという中で、徐々にそういう声を上げていくことで世間の注目を集め、また、マスコミにも報道され、それがまたどんどん世間の注目も集めるということで、国会も動かして、法改正に今つながってきたわけでございます。 訴訟参加するからといってすべての問題がもちろん解決するわけではございませんし、まだまだ犯罪被害者の方、これは自分は何の落ち度もないという人が一番多いわけですから、どういう配慮を政府としてやってい……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 今回はDV法の改正ですけれども、平成十六年の改正の際に、三年後を目途に見直すということで今回の改正になったんだと思うんですが、法案改正まではマスコミも注目するし、また国会の我々も非常に関心を持つんですけれども、のど元過ぎればというわけではないんですけれども、法案が通ってしまうと、実際には、法案には結構いいことが書いてあるし、それこそ先ほどから我が党の西村議員が質問させていただきましたけれども、会議室でいろいろ議論をして、そして通達なんかはちゃんと出すんだけれども、実際の現場の警察官の方が、いや、それは家庭内のことだからとか、例えばそんなようなことが……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きょうは和やかな感じで進めたいと思っているんですけれども、まず、安倍内閣の忠誠心というので、最近新聞やニュースなんかで見ていまして、何か自民党の偉い人の方からそんなような発言があったんですけれども、これは単なる自民党内の綱引き的なものじゃなくて、国民にとっても、もし忠誠心のない閣僚がいるとなると大問題ですから、これは大変なことだなと思いまして、私も結構憂慮していたんです。 きょうは総理はお越しいただけないので、官房長官に伺いたいんですけれども、この点に関しまして、ぐっと閣内を引き締めたりとか、あるいは、そんなことはないんだというふうに党に申し入れ……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 本日は、予算委員会の政治と金、集中ということで、ずっと我々野党が与党側に求めてきたことがついに実現をいたしまして、国民の皆さんが、相次ぐ政治資金の問題、また談合の問題、一番聞いてみたいと思うところを正面から伺っていきたいと思いますので、総理、きょうはどうぞよろしくお願いします。 まず、談合問題ですね。お手元に資料をお配りしていると思うんですけれども、きょうも新聞に出ておりましたけれども、林野庁、一説には農林水産省の本庁まで絡んでいるのではないかとも言われております。お手元の「天下り・談合・政治献金」という資料を見ていただきたいんですけれども、まさ……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きょうは、後半からは額賀大臣にお越しいただけるということで、後半に額賀大臣に質問をさせていただきます。 まず、前半なんですけれども、前半は、原油と道路特定財源のことをちょっと質問させていただこうと思うんです。 今非常に原油価格が上がって、ガソリンなんかが今どんどん上がってきている。灯油の価格も非常に上がってきていて、各地からいろいろな悲鳴が上がっているということで、今我々民主党でもいろいろ対策をまとめておりますけれども、政府の方で、たしか昨日か、関係閣僚会議が開かれたと思うんですけれども、これで随分いろいろな対策が出てきていて、こういうことをや……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 本日は、国土交通大臣、また総務大臣、お見えでして、きょう朝、午前中に、地方分権で、国道であるとかあるいは一級河川、こういったものを地方の管理に移していこうというようなお話もされたようですので、その件についても伺っていきたいと思っております。 ただ、質疑通告をした順番をちょっと入れかえまして、防衛庁が一問しかないものですから、まずそこだけ先にやらせていただきまして、その後お話をさせていただきたいと思います。 防衛大臣にまず伺いたいと思うんですけれども、最近の防衛庁ですね……(発言する者あり)失礼いたしました、防衛省。ちょっと江戸弁で済みません。防……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 先日、私たち民主党の視察団で、五月の十五日に関東地方整備局に視察に参りました。この目的は、今、地方整備局というのは、非常に予算の額も大きいし人的規模も大きい、全地方整備局で二万一千人の職員を抱え、八兆円の予算を使っているという巨大なお金を使うところでもありますので、私たち民主党といたしましても、この道路の無駄といいますか、いろいろな無駄があると思うんですね。本当に、マッサージチェアを買っているだとか、そういうような無駄ですとか、それだけではなくて、例えば、本来は県や市で行った方がコストダウンできると思われるが、国でやってしまっているために二重行政に……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 まず、きょう、先ほどの山本議員もちょっと聞いていたので、ちょっと順番を入れかえるだけにしますけれども、北朝鮮への制裁について伺います。 特に金融の制裁について伺いたいと思うんですけれども、金融制裁で、私が財務省の方に聞きましたら、十五法人一個人を指定して、その口座をというような話を聞いたんですけれども、実際、それ以外の日本から北朝鮮に対する送金だとか、あるいは何か北朝鮮の政府関係と思わしいような、そういう口座へのお金の出入りというのは、金融庁としてはどういうふうに今処理をしているのか、あるいは金融機関に対して指示を出しているのか、金融庁、お願いし……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 まず、先ほど、同僚議員の質問の中で大臣が答弁をし直した部分がありまして、そこをちょっともう一回、改めて伺いたいんです。 先ほど、松木議員から、与党からも声が高い、二次補正を早く出せというような話がありましたけれども、その財源についてのお尋ねをしました。その中で、赤字国債を出すか出さないかという話について、財務大臣の方から追加の訂正の答弁で、景気対策については財源を出さないというようなお話があったんですけれども、二次補正全体についての財源についてちょっと伺いたいんです。 これは、来年の年初に出すことを予定している二次補正の財源としては赤字国債もあ……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きょうは法務委員会ということで、今度国籍法の改正が、もうこの後趣旨説明もあるようで緒についたということなんですけれども、この国籍法の改正、もう御案内の方も多いと思うのですけれども、そもそもは先般最高裁判例が出まして、またその原告の方も、無国籍のお子さんを抱えているお母さん方というのは、実はフィリピンから来られている女性が非常に多いということで、その遠因といいますか原因というのは何だったんだろうなということで私もいろいろ調べましたら、もう二十年ぐらい前でしょうか、じゃぱゆきさんというようなことで、フィリピンから日本に出稼ぎに来る女性が非常に多いという……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 この拉致特別委員会も、正直言いまして、今国会、九月の二十四日から始まりまして、やっとですよ、官房長官。我々もずっと開催を、早くやれ、早くやれと。六カ国協議もあるし再調査委員会を設置する問題もある、だから九月以降、これは国民的な関心事であり、しかも早くやらないと向こうに出し抜かれちゃうというような状況であったにもかかわらず、やっときょう開くことになったということで、本当にもうちょっと早く拉致特別委員会を開くことはできなかったのかなという思いはありますが、これは国会の問題ですので質問はいたしませんけれども。 ちょっと、どうも最近、小泉政権のときに随分……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きょうは、資金決済に関する法律案ということで、今インターネット等を通じて、電子マネーだとかポイントだとかいろいろな形での金銭的なやりとり、また価値のやりとりが非常にふえておりますので、それについて、非常に細かい話になりますけれども、確認の意味で聞いていきたいと思います。 その前に、これは我々国会議員に非常にかかわることですけれども、寄附や献金、あれは、それぞれインターネットで見てみると、みんな結局銀行振り込みであったりあるいは現金のやりとりみたいになっていて、なかなか今の時代にそぐわないのではないかなということで、私は、インターネットを通じてのク……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 何かこの時間帯に質問すると野党みたいな感じになっちゃうんですけれども、与党の質疑で、かつ、実は今閉中審査ということでございますけれども、閉会中にもこの財務金融委員会、自民党の竹本筆頭を初め田中元委員長ともども、海江田委員長を団長といたしまして、今、ギリシャ危機ということが非常によく言われておりました。そのギリシャ危機で、ギリシャの国の信用が失われて、財政破綻になってしまった。日本もそういうふうになるんじゃないかというようなことで、この半年間、いろいろなところでギリシャのようにならないようにというような例でよく使われてきたということで、今回の財務金融……
○高山大臣政務官 環境大臣政務官を拝命しました高山智司です。 細野大臣を助け、環境行政に全力で取り組んでまいります。生方委員長を初めとして、委員の皆様の御指導、御鞭撻、どうぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
○高山大臣政務官 空本委員から今御質問をいただいた、まずパブリックコメントの件ですけれども、委員おっしゃるようにこれは非常に大事なことですので、一カ月とか長い期間をとってということも考えましたけれども、他方、一刻も早く基準を決めて除染をどんどん進めてほしい、こういう要請もございまして、今回は十日間ということで終わらせていただきます。実際、今度また省令ですとか政令ですとかつくるときにももちろんパブリックコメントをさせていただきますし、またそのときに御意見をちょうだいできればというふうに思っております。 また、今御質問いただきました基準づくりの件ですけれども、基本的には、ICRPの勧告に従った基……
○高山大臣政務官 今、橋本議員から御質問いただきまして、八月のときも、なかなか顕在化していないというか、気づかれにくかった仮置き場での火災の問題、橋本議員が足でいろいろ現地を見ていただいて御報告いただきまして、本当にありがとうございました。 ただ、もちろんそれまでにも、五月の段階から、仮置き場に対して、火災発生防止に対して留意事項をまとめたものは各自治体には通知させていただいておったんですけれども、残念ながら、八月、九月にも数件の火災が起きてしまったということは事実でございます。 我々といたしましても、各県に常駐している環境省の職員、また技術者、こういった支援チームが巡回して支援を今まで続……
○高山大臣政務官 武部議員から御質問いただきました。環境省の政務官です。 今の御質問ですけれども、実際、鳥獣による農業被害や人身被害が全国で非常に深刻になっているということは委員御指摘のとおりでございます。 これに対しまして、環境省としては、有害鳥獣の捕獲の強化を通じた鳥獣の適切な保護管理が重要と考えておりまして、捕獲に関する規制の合理化や、取り組みの充実に向けた予算の要求を今実施しているところでございます。 具体的には、鳥獣保護法に基づく基本的な指針を改正し、本年九月から、地域ぐるみでの捕獲を推進するということで、もちろん狩猟免許を持っている方が中心なんですけれども、狩猟免許を持たない……
○高山大臣政務官 吉野委員にお答えいたします。
先生御指摘のとおりでございまして、早い段階でボランティアなど、あるいは自腹でもって民間事業者に頼んで除染をしたところは、今現在、下がっているところはたくさんございます。
そういったところは補助対象にならないのかというようなまず御指摘に関しましては、ことしの一月より以前にそのような民間業者やあるいはボランティアで除染をしていただいたところも、さかのぼってまず補助の対象にさせていただくということで、通知を二月に発出させていただいたところでございます。
【次の発言】 今後におきまして新たに除染計画をつくっていく場合には、当然、除染をする前に線量をは……
○高山大臣政務官 世界遺産の中でも自然遺産を保全管理する立場の環境省からも答弁をさせていただきます。 世界遺産は、世界に一つしかない、かけがえのない人類共有の財産であります。そして、このことを念頭に登録や保全管理を進める必要がございまして、現在、世界遺産条約関係省庁連絡会議の枠組みのもとで、各省が連携して、これは縦割りにならないように、登録等の対応を今しております。 そして、自然遺産に関しましては、生物多様性基本法に基づきまして、平成二十二年に閣議決定されました生物多様性国家戦略がございます。 この中におきまして、生物多様性保全の観点から、人類全体にとって重要な世界の遺産を登録し、遺産と……
○高山大臣政務官 横山先生、ありがとうございます。 先生おっしゃるとおり、日本ほど徹底したリサイクルをやり、それを資源にして財産としてまた再利用しているという国はなかなか珍しいんです。こういった技術ですけれども、途上国における廃棄物の適正処理の確保ですとか、あるいは国際的な循環型社会をリードしていくということが日本には求められているわけなんです。 廃棄物処理やリサイクルにおいて先進的な技術を有しておりますこの日本の、静脈産業という言い方をしておりますけれども、これの海外展開を促進するために、環境省では平成二十三年から、日系静脈メジャーの育成・海外展開促進事業というのを実施しております。 ……
○高山大臣政務官 江田委員にお答えいたします。 重ね重ねのことですけれども、不法投棄の責任はまず原因者にあるということはもう間違いない話でございます。都道府県は、責任者に対しても措置命令を出すということができます。 平成九年の廃棄物処理法の改正によりまして、都道府県による原状回復の手続のまず簡素化を行った結果、都道府県知事等が迅速に行政代執行を行うことが可能となりました。その結果、原因者に対する費用求償を迅速に行うことが平成九年以降は可能になっていたということでございます。 さらに、不法投棄の原因者につきましては廃棄物処理法に基づき厳罰に処するべきと考えておりまして、廃棄物処理法が制定さ……
○高山大臣政務官 高市委員にお答えいたします。 予算に関しましては、二十四年度はまだ審議中ではございますけれども、仮にこれが成立させていただいたらということで大臣の方からもお答えさせていただいたもので、それは四千五百十三億円ということだと思います。 そして、来年といいますか、その後の二十五年度分ということでございますけれども、これも二千三百八億円分の国庫債務負担行為ということで今お願いをしているということで、こちらはまだ確保されているというわけではございません。 ただ、総額、今一兆一千億円を超える額が確保されているということで答弁をさせていただいたということでございます。
○高山大臣政務官 永岡委員の御質問にお答えいたします。
まず、現在の環境省の補助の制度の仕組みからいたしますと、解体そのものというのは今回の災害廃棄物の補助の対象にはなっておりません。解体をしていただいた後の収集、運搬、処分、こういったもの、あるいは、現場で解体をした家屋そのもの、これが廃棄物になれば、そこからは補助の対象になるということにはなっております。
ですので、今の、まだ解体をしていない家屋に関しては、今回はまだ補助の対象にはなっていないということではございます。
【次の発言】 失礼いたしました。
今の永岡委員の御指摘、大変ごもっともだと思うんですけれども、今回、東日本大震災のと……
○高山大臣政務官 小里委員にお答えいたします。 委員御指摘のとおり、今回の東日本大震災に関しましては、瓦れきの処理、本来は、これはそもそも自治事務でございましたけれども、その自治体だけではなかなか難しいということがございまして、国が前面に立って広域処理を今までも進めてまいりました。 また、その受け入れ側の自治体からも、市や県からではなくて、今回、瓦れきの安全性についてのいろいろな心配もありましたので、国が前面に立って説明しろということがございました。 この点では、地方環境事務所やまた環境省の本省が中心となって、各県に赴いて説明をしてきたということがございますので、広域連合が、これはまたど……
○高山大臣政務官 江田委員にお答えいたします。 環境省といたしましては、今般の豪雨による災害廃棄物の発生、処理の状況、また廃棄物処理施設の被災状況の把握に努めまして、予算執行に支障のないように、被災自治体の支援に今万全を期しているところでございます。 なお、災害廃棄物の処理事業や廃棄物処理施設の復旧事業については、被災自治体において、写真など、処理の復旧前の状況がわかる資料をとっておいていただければ、環境省によります現地調査を待たずに実施することが可能でありますので、速やかに実施していただけますよう、今、被災自治体と連携をとっているところでございます。 また、加えまして、先ほどの有明海の……
○高山大臣政務官 齋藤委員からの御質問、ありがとうございます。 この点でございますけれども、委員御承知のとおり、これは昨年まで、この飛び散ってしまいました放射能がどういう処分をされるか、あるいは誰の責任か、これは法律上、全くこれだけ原子力を利用していながら今まで決めていなかったというのが現実でした。 これは議員立法で、昨年の八月二十六日に特措法という形で制定をしていただきました。その際に、今回のこの事故を起こしました一番の責任であります東京電力が一義的には責任を負う、そしてさらに、原子力行政を推進してきたという立場から国が責任を負うということを法律上も明記をさせていただいております。
○高山大臣政務官 湯原委員にお答えいたします。 今回の震災瓦れきの広域処理に関しましては、先生御地元の鳥取においても前向きに御検討いただけているということで、非常に感謝しております。 その上で、実際、その最終処分地に関して非常に多くの自治体の方からもお問い合わせをいただいております。それは、手伝いたいんだけれども、焼却炉はあるが最終処分地が別の県であるとか、こういったケースが非常に実際多いのが実情です。 ただ、今回、我々、この震災瓦れきの処理をあと二年以内に全部完了させたいと。今、仮置き場までは九六%搬入が終わっておりますけれども、実際、最終処分そのものはまだ八・五%にとどまっています。……
○高山大臣政務官 谷議員の御質問にお答えします。
まず、きのう総理がテレビ番組の中で申し上げたもの以外に、今の段階で、まず放射線の心配が非常にあるということですので、その放射線量をはかっていただく費用ですとかあるいは運搬の費用、もろもろ、いずれにいたしましても、受け入れ自治体に追加的な費用が生じないようにするということは当初からやっていたものでございます。
しかし、それに加えて、受け入れを表明していただいた自治体に対してさらにプラスのことをやろうというのが、きのうの総理の発言の内容でございます。
【次の発言】 御党から二月の二十八日付で各地方組織に対して広域処理の呼びかけをしていただいたこ……
○高山大臣政務官 斎藤委員から御質問の除染の効果でございますけれども、委員御案内のように、この除染の効果というのが、ではどれぐらい出るのかということで、これは地形によりましても、また除染の方法によりましても、いろいろな組み合わせが、今、試行錯誤している段階でもございます。 そういった中で、広範囲ということでしたけれども、実際、広範囲で除染をした場合には、その場所の線量のほかに、ほかから飛んでくる放射線の影響というのも考慮する必要がございます。こういったことも考慮いたしまして、広範囲の除染につきましても、現在モデル事業で検証はしているところでございます。 今、まとまってお示しできる段階にはま……
○高山大臣政務官 秋葉委員にお答えいたします。 委員御指摘のとおり、今瓦れきの処理に当たりましては、まずその再利用も考えなければいけないということは、もう当初から我々申し上げております。そしてまた、その際、今各被災自治体におきまして、それぞれ災害廃棄物の処理また再利用の方法をお考えいただきまして、それぞれに応じて分別して処理を進めていただいております。 また、今先生御指摘の、植樹ですとかそういった方法、盛り土材として再利用するとか、こういったことで利用されている自治体も既にございます。 そして、我々環境省といたしましても、今回、六月に、埋めていただく際には不燃物中心ですけれども、可燃物の……
○高山大臣政務官 田嶋委員に御回答いたします。 恐らくこれは、八月一日の前の日の七月三十一日に、森林除染につきましてどういう方針でやっていくかということを、環境回復検討会という、外部の先生方を集めての検討会をやりました。 森林除染に関しましては、まだ結論が出ているわけでもありません。ただ、その回復検討会での意見の中の一つとして、森林全体の除染を行う必要性は乏しいのではないかという意見が出てみたり、また逆に、今は、森林の除染に関しましては、住居から二十メーターということでガイドラインでお示しさせていただいておりますが、かなり福島県からも御要望がありまして、住居からだけではなくて、キャンプ場や……
○高山大臣政務官 畑委員には、本当に御地元で、今岩手県では、広域処理の前に、まず自身のところで仮設焼却炉を建てていただいたり、非常に瓦れきの処理に取り組んでいただいておりまして、本当に頭の下がる思いでございます。 まず、今委員から御質問のありました件でございますが、東日本大震災に係る災害廃棄物の処理に関しましては、この特措法の六条におきまして、国が、受け入れ自治体に対して、広域的な協力の要請等の必要な措置を講ずることができるというふうにされております。 こうした立法趣旨を踏まえまして、環境省では、各自治体に積極的に協力を求めているほか、自治体間のマッチングや説明会への専門家の派遣など、また……
○高山大臣政務官 谷委員にお答えいたします。
今回、除染に関しましては、昨年の八月に議員立法でつくっていただきました特措法に基づきまして去年の十一月十一日に基本方針が出ておりまして、この基本方針に基づいて今除染は進められております。
この中では、まず人の健康の保護の観点から必要である地域を優先的に除染するということにしておりまして、森林につきましては、住居等の近隣における除染を最優先に行うものとしております。具体的には、住居等近隣から二十メーターの森林の除染を行うようにということで、現在計画を進めております。
【次の発言】 今、谷委員の御指摘は、二十メーター以上のところをどうするかというこ……
○高山大臣政務官 黒岩委員にお答えいたします。 このように迅速に、三月二十五日の段階でこの指針をつけていただきまして、これは実際、被災地から、本当にどういうふうに処分したらいいんだというような問い合わせが非常に多数来ておりましたので、まず、本当に助かりました。 その結果として、実際住民が生活している場所の近くの災害廃棄物については、昨年の八月末までに仮置き場に全て搬入が終わりました、これは福島県を除くですけれども。また、現段階におきまして、岩手県、宮城県、福島県の三県の沿岸部における災害廃棄物の発生推定量のうち、今後家屋の解体等により生ずるものを除けば、九六%が仮置き場に撤去されているとい……
○高山大臣政務官 引き続き環境大臣政務官を務めることになりました高山智司でございます。 園田副大臣とともに、除染、災害廃棄物処理といった震災復興を担当いたします。 横光委員長、また、田島理事、田中理事を初めといたします委員各位の皆様、これからも御指導よろしくお願いをいたします。(拍手)
○高山大臣政務官 吉野先生、御指摘いただきました、吉野先生に御用意いただきましたため池、こちらの件でございますけれども、まず、我々が今どういうことを取り組んでいるかということを、もう先生御存じだと思いますけれども、こういう川でありますとかため池、こういったところも、昨年の九月から定期的にまずモニタリングをしております。そして、先生御案内のように、非常に水で放射線そのものは遮蔽できるということがございます。 今先生お話しありました、十万ベクレル以上をどこに持っていくんだというようなお話もございましたけれども、我々、福島県におきましては、除染をした場合に大量の土砂ですとか廃棄物が出てくる、そして……
○高山大臣政務官 内閣府大臣政務官の高山智司です。 長浜大臣のもと、原発事故収束、そして再発防止の担当をさせていただきます。 古川委員長を初め、委員の皆様、理事の皆様、御指導いただければと思います。よろしくお願いいたします。(拍手)
○高山分科員 民主党の高山智司です。 きょうは、まず、公務員制度改革について伺いたいと思います。 といいますのも、私は、福田官房長官の後輩でもありまして、東京学芸大学附属の小中を出まして、その後、紆余曲折を経て、サラリーマンも経験して、その後、政策秘書試験というのがありまして、その試験に受かってこの業界に入ってきたという経歴があります。それも、私は国に何かコネがあるわけでもなく、知り合いがいたわけでもなかったんですけれども、こういう試験があったがためにこういう業界に入ってこれてよかったなというふうに思っておりますので、その観点から、現在の公務員制度について伺います。 実際、今日本は、国民……
○高山分科員 民主党の高山智司です。 きょうは、大学の役割ということで、私自身、一浪して東京の私大を出まして、その後、普通の企業に勤めて、働きながら専門学校にいろいろ行っていたという一般的な日本人だという立場から質問をさせていただきます。 まず、日本の大学の役割としては、私としては、研究機関としての役割と教育機関としての役割、大きく分けて二つあると思います。その中で、特に、日本ではやはり教育機関としての役割というところにほとんどの国民の人がかかわると思いますので、そちらを重視してきょうは伺いたいと思います。 まず、教育機関としての学校の役割としては、私は、学生の方の自分の職業の準備のため……
○高山分科員 民主党の高山智司です。 私はさいたま市の選出なんですけれども、きょうは、まず、決算ということで、お金の使い方、あとは国有財産の使い方がどうなっているのかということで伺いたいと思います。 といいますのも、私の地元のさいたま市には、関東整備局だとか国土交通省の機関の一部、そういう国の機関がどんどん今新しい庁舎に移転してきているところでございます。また、行政改革や省庁再編というのがいろいろありまして、さぞかし霞が関の周辺は空室が目立つように、今どんどん行政がスリム化しているのかと思いきや、どうもそうでもないらしいということで、まず伺いたいのは、文部省の建物が、今パンフレットがありま……
○高山分科員 民主党の高山智司でございます。きょうは、国会のことに関しまして質問をさせていただきます。 まず初めに、二月の頭に、この衆議院事務局の電気施設課の課長が逮捕、こういうような報道がありましたけれども、この件についてまず事務総長の方に伺いたいと思います。 これは、事件の報道がなされまして、それで逮捕者が出まして、その後、事務総長の方でどういう規則に基づいてどういう処分をまずなさったのかという点が一点。もう一つは、事務総長の方で、その後、それを受けて、本当に事実だったのか、どういう悪いことがあったのか、こういう内部調査をされましたか。
○高山分科員 民主党の高山智司でございます。 本日は、国会関係、また皇室関係、あと最高裁の関係といったところを質問させていただきたいと思います。 まず初めに皇室関係から。 秋篠宮妃殿下の御懐妊報道というのがありまして、この衆議院の予算委員会でちょうど予算審議をしておりましたら、民主党にもメモが入り、総理にもメモが入りということで、ああ喜ばしい話だなと、御慶事ということで私も喜んでおりましたけれども、一つ、これはちょっと、ただ喜んでもいられないなという問題が隠されていると思いました。 それは、宮内庁の方からも、宮内庁長官の記者会見ですとか皇室医務主管の記者会見にもありますように、そもそも……
○高山分科員 民主党の高山智司でございます。 きょうは、文科省の決算委員会ということで、やはりお金の問題で、無駄遣いやら何やら、決算ですからそういうことはいけないだろうと思うんですけれども、まず最初に、サミットの開催地が洞爺湖に決まったということがあるんですけれども、これに関して、これは初めから北海道ありきじゃなかったのか。ほかのいろいろな地域、開催準備やら何やらさせられて、随分気を持たされて、結局、北海道に決まってしまった、おかしいじゃないかという声がよく聞こえてくるんです。こういうのは、首都機能移転のときもそうでしたけれども、誘致合戦みたいな無駄な部分があるなと私は感じているんです。 ……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。 きょうは、電子債権の取引の問題の前に、先ほど早川委員からも質問がありましたけれども、朝鮮総連本部の取引に関して、まず法務大臣に伺いたいんです。 これは、公安調査庁の元長官が監視の対象であったところのものを買っているということで、まず一つ伺いたいのは、公安調査庁の内部的に、この長官の方が、部長だったり現場にいた時代や何から、そういうのもさかのぼって、不適切な行動がなかったのか、あるいは、今内部的にどういう調査をしているのか。また、していないのだとすれば、これは今後必ずしてもらわなきゃいけないことだと思うんですけれども、今の進捗状況をまず教えてくださ……
○高山委員 民主党の高山智司でございます。
溝手委員長に、今の平岡委員の質問を私も伺っていまして、警察の立入調査とか、その件についてもなんですけれども、溝手委員長自身は、疑わしい取引を確実に根絶していくためには、もちろん令状主義の原則は守った上だとは思うんですけれども、本当に、令状がなくてもどんどん警察がいろいろな業者のところに立ち入って調査をしていく、こういう書類を出してください、こういうことをやっていくべきなんだ、こういうふうに考えていらっしゃいますか。ちょっと、まずそこを教えてください。
【次の発言】 それでは、どうして、この勧告にもないのに、わざわざ日本で立入検査をするようにつくった……
○高山分科員 民主党の高山智司でございます。 分科会もちょうど私で最後のようでして、本当に、杉浦先生も、また両理事もお疲れさまでございます。予算委員会そのものは来週にならないと終わらないものですから、まだまだ長く続くなと思うので、ちょっと中で質問します。 先ほど、前の方の質問にもありましたけれども、大臣、今、起業塾であるとか、もっと若者にどんどん起業させていこうとかというようなお話もありました。そもそも、随分ここのところ、本当に十年というか五年ぐらいで、自己責任だ、自己責任でどんどん稼ぐようにやってくれとか、あるいは、金融のいわゆる株式投資なんかも全部自己責任でなんという話になっていますけ……
○高山分科員 民主党の高山智司でございます。 きょう、私は、政治活動及び選挙活動のことについていろいろと細かく聞いていきたいと思うんです。 今御報告いただきましたように、やはり選挙はすごくお金がかかる。そして、公営選挙といっても、やはり結局は国民の税金を使ってやっているわけですので、なるべく安く合理的な方法でやることがよかろうということを私も思っていますし、当然、大臣もそのようにお考えだと思うんです。 まず、きょう、質問に入る前に大臣にちょっと伺いたいんです。 政治活動というのと選挙活動というのと二種類あって、それぞれいろいろ規制があると思うんですけれども、政治活動というのは、やはり主……
○高山分科員 民主党の高山智司でございます。 きょうは、まず、大臣にせっかくお越しいただいて、ちょっといろいろ準備も時間がかかるようですから伺いたいんですけれども、これまたきょうの朝の新聞にもどおんと出ていたんですけれども、中川元財務大臣の飲酒の問題なんです。 浜田大臣は中川大臣とかなり親しいと聞いておりますけれども、実際、ふだんから、飲まれたりするとどういうような影響を持つような人というふうに友人として把握されていたか。また、同じ内閣の閣僚として、このたびのイタリアでの記者会見の様子ですとか、そしてその後の辞任に至る経緯ですとか、どのように今お感じになっているか。まずお考えを述べてくださ……
○高山分科員 民主党の高山智司でございます。 ちょっといろいろと大勢さん呼んでいるので、準備が整う前に、中川大臣の辞任の問題について率直なところを伺いたいんです。 今いらっしゃる政治家の方にということで、まず二階大臣、そして高市副大臣に、飲酒でああいう記者会見をやってしまって、そしてまたやめるまでの経緯、こういうのを同じ内閣の閣僚としてごらんになっていて、またかなり仲もいいと聞いておりますので、実際一緒に飲食をしたときの様子ですとか中川大臣の今までの経緯、どのようにお感じになっているか、経産大臣の二階先生、そして高市先生の順番でお答えください。
○高山大臣政務官 小山議員から御質問いただきましたように、こちらの瓦れき処理。まず、ごみ問題というのは自治事務でありますので、当該自治体で処分をしていくというのがもう大原則ではございます。しかし、今回のこの地震のみならず、その後の津波によります被害が到底予想もできないような膨大な量、二千万トンを超える瓦れきを今発生させてしまいました。 そして、その瓦れきの処理でございますけれども、被災県におきましても、岩手県、宮城県では、今二十五基の仮設焼却炉の整備が進められております。このうち、既に四基の仮設焼却炉が稼働しておりまして、二十四時間体制で今瓦れきの処理、そして焼却を行っているところでございま……
○高山大臣政務官 石山議員から今御質問いただきましたけれども、稲わらの件でも、宮城県も含めて今大変御迷惑をかけていると思っておりますけれども、まず、放射性物質に汚染されました稲わらにつきましては、今、放射性物質の特措法に基づきまして、一キロ当たり八千ベクレルを超えるものについては、指定廃棄物として環境大臣が指定を行い、国の責任において処理を行うことというふうになっております。 実際に、各県ごとの稲わら発生量、既存施設の処理能力、また活用可能性などなど状況が異なることから、今後、各県における処理方針の具体化に向けて、今、個別の検討や調整を行っております。 もちろん、これまでも環境省、農林水産……
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