このページでは吉田泉衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。吉田泉衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉でございます。 私は、福島県いわき市というところで市会議員をやりまして、それを経まして、今回初当選をさせていただきました。どうかよろしくお願いいたします。 私は、選挙のときのスローガンは、身近な経済を守る、そういう言葉を選びました。私はいわき市の駅前の商店街で生まれ育った人間なんですが、商店街を初めとしまして、地域の経済の疲弊といいますか落ち込み、すさまじいものがございます。五十年間見てまいりましたけれども、いまだかつてこんなことはありませんでした。 しかしながら、私はやはり、日本各地の、そういう地域の経済こそ日本全体の足腰だと思うんですね。なおかつ人材の……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉でございます。 きょうは、関税三法改正を初めとしまして、何点かお伺いをいたします。どうぞよろしくお願いいたします。 最初に、関税三法改正のうち、暫定措置の期間延長という問題でございます。 現在のところ、四百二十品目について暫定税率が適用されているということでございます。十年前、ガットのウルグアイ・ラウンドが終結しまして、そのときのショックを和らげるということで決められたものが主なものだそうでございます。つまり、ショックを和らげるために輸入割り当て制度を取り入れて、ただし、その分については関税率を下げるという制度でございます。それを毎年毎年延長してまいりまし……
○吉田(泉)委員 皆さん、おはようございます。民主党の吉田泉です。 遠くイラクの地では、きょうもまた三人が拘束中でございます。見通しが立っておりません。三人の早期解放を強く祈りつつ、きょうは、金融機能強化の新法を中心に何点かお伺いいたします。よろしくお願いします。 これまで、公的資金の投入を含めまして、三十七兆円余りのお金が金融機関の資金援助に使われたということであります。これは金融庁の数字でございます。しかしながら、日本の金融システムは、いまだ健全と呼ぶには、それまでには至っていないというのが大方の共通の認識だと思います。そういうことで、十六年度は、さらに六十兆円という枠が新規の枠として……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉でございます。 私は、この秋の臨時国会から環境委員会に所属させていただきました。どうかよろしくお願いいたします。 私は、もう八年前になりますが、地元の市会議員として政治の世界に入ったんですが、そのときの大きなきっかけが、最終処分場の建設、それに伴う水源汚染の心配、そういうことがきっかけになりまして政治の世界に入った人間でございます。 そこで、先日の小池大臣の所信表明の中の二本柱の一つ、循環型社会の構築、これについてきょうはお伺いしたいと思います。 つまり、廃棄物リサイクルの政策ということでありますけれども、今から三年前、政府は、廃棄物減量化の目標量という……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉であります。 平岡委員に続きまして、私の方からも、提案されております関税暫定措置法改正案を中心に質問をいたします。 さて、この改正案は、日本とメキシコの間の経済連携を強化する協定に基づくものでございます。せんだって、民主党の首藤議員が衆議院の本会議においてこの協定の問題を取り上げました。そして、これはあくまで経済連携を強化する協定である、エコノミック・パートナーシップ・アグリーメントである、EPAである、単なる自由貿易協定、フリー・トレード・アグリーメント、FTAではない、しかしながら一般的に大変そこに誤解があるという発言が首藤議員からありました。 確かに……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉といいます。 きょうは、参考人の皆様、御意見をちょうだいしましてありがとうございました。私の方からも何点か質問させていただきます。 最初に斉藤参考人にお願いいたします。 一点目は、銀行業界の実情といいますか、現実というものについてお伺いいたします。 先ほどの國廣参考人の言葉によれば、不祥事ではなくて不正事件が続いていると。UFJ、シティバンク、そして整理回収機構と、ことしも大きい事件が起こりました。私は、事件が続いている背景として、金融ビッグバンによって非常に金融機関同士の競争が厳しくなってきたということが一つあると思います。それからもう一つは、小泉内閣……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。 私の方からも、環境省設置法の一部を改正する法律案等について質問をいたします。 今回の改正によって、地方環境事務所というものが設置されて、人も増員されるということになる予定でありますが、まず最初に、すべてのベースとなる政府全体の行政改革の方針について確認をしておきたいと思います。 昨年の十二月、行政改革の方針ということが閣議決定されました。そして同時に、定員審査結果というのを出されました。そして、それによって、環境省の定員は、地方環境事務所も含めて三十六名増加になるということが認められたわけでございます。 ところが、このベースとなった政府の行政改革……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。 私の方からも、廃棄物の処理及び清掃に関する法律等の一部を改正する法律案に関連しまして質問をいたします。 今回の改正は、三年連続ということであります。大きなきっかけは、例の岐阜県岐阜市椿洞の大きな不法投棄事件でございました。連続して大きな不法投棄事件が起こる。そして、午前中の参考人の御指摘、推測によりますと、恐らく発覚した量の十倍から百倍の未発覚部分があると推定されると四人の参考人の方がお話ししていました。 きょうは、できましたら、その抜本対策まで含めてお伺いしたいと思います。奥田委員とテーマがちょっと重なるところもあるんですが、私の方はより具体的な……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。 私は、ただいま議決されました廃棄物の処理及び清掃に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につき、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 廃棄物の処理及び清掃に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 必要な廃棄物処理施設の確保のため、公共関与による施設整備の促進などを含め、国民の理解を得ながら安心できる施設整備……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉であります。 きょうは、九十分の時間をいただきましたので、じっくりと丁寧な質問をいたしたいと思います。何とぞよろしくお願いいたします。 さて、目下の経済財政の状態を見まして、私は、私なりに三つほど大きな課題があると思っております。 一つは、景気回復が一部に偏っているということであります。そのために、景気回復とは言いながら、その言葉の陰でしかばね累々といいますか、そういう事態が起こっておる。言葉をかえれば、地方が大変疲弊している、そして、国民の中の経済格差が日増しに広がってきている、これが一番最初の課題だと思っております。 それから二つ目の課題は、人口減少……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。私の方からも、国際開発協会、IDAへの加盟に伴う措置に関する法律の改正案に関しまして質問をいたします。よろしくお願いします。 まず最初に、基本となる日本政府のODAの方針についてお伺いしたいと思います。 振り返りますと、二〇〇〇年九月、すなわち、二十世紀から二十一世紀へ変わろうとする直前に、ミレニアム開発目標というものが国連総会で採択されました。一日一ドル、つまり一日百円未満で生活している人たちの数を半分にしよう、そういうことを含めて八つの目標をそこで決めまして、国際社会が一致協力しようということになったわけであります。そして、さらにその目標を達成する……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。私の方からも、今回の銀行法の一部改正案、質問をさせていただきます。 私は、きょう大きく三つほど御質問したいと思っております。一つは、郵便局と今回の改正との関連でございます。それからもう一つは、貸金業との関連であります。そして、時間があれば証券業との関連、大きくこんなふうに質問をしてまいります。 まず最初に、郵便局と今回の改正案との関連であります。 今回の法改正の最大の目玉は、要するに銀行代理店制度を見直す、拡充する、こういうことであります。いろいろな会社、個人が代理店業に参入してくると予想されますが、金融庁の事前の説明、資料によりますと、代理店に入っ……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉でございます。 同僚議員に引き続きまして、私の方もアスベスト対策関連法案、質問をさせていただきます。 先日、私の議員会館の事務室の方に、患者さんの、そして家族の会のメンバーの方に寄っていただきました。報告提言書というのをいただいたわけでございます。短い時間でございましたけれどもお話をしまして、何かその方々の苦悩というのを肌で感じることができました。 いろいろ先ほどからお話が出ていますけれども、昭和四十七年、三十年前ぐらいからこのアスベストというのは危険だと国際的に指摘されていたわけですが、日本も、対応が、国の規制の方がおくれてしまった。そのために、アスベス……
○吉田(泉)委員 おはようございます。民主党の吉田泉です。 私の方からも、地球温暖化対策推進法の改正案について質問をさせていただきます。 いよいよ二年後、二〇〇八年から京都議定書の第一約束期間が始まるという段階まで来ました。目標を達成しないと、先ほど馬渡さんの方からもお話ありましたけれども、何か国の信用にかかわるということもあると思います。 それから、罰則があります。超過した分の一・三倍が今度は第二期間に上乗せになる、これも大変重い罰則であります。何とか達成すべきであるというのが多くの国民の多数意見だと言っていいと思います。そこで、達成方法は三つあるわけですが、国内の排出削減、それから森……
○吉田(泉)委員 私は、ただいま議決されました地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につき、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 京都議定書の削減約束を達成するため、京都議定書目標達成計画に掲げられた国内対策を着実に実施し、国内の温室効果ガスの排出の削減に最大限努めること。 二 国内対策に……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。 引き続き、フロン回収・破壊法改正案についてお尋ねをいたします。 小池大臣におかれましては、元気に回復されて何よりでございます。またよろしくお願いします。 先ほど先輩議員からもお話ございましたが、五年前、議員立法でこの法律ができた、大変画期的なことだというふうに思います。別途定められた家電リサイクル、自動車リサイクルと相まって、フロンの回収・破壊につきましては、我が国を世界の先進国に一挙に持ち上げたということだろうというふうに思っております。 きょうは、フロンに関する現状を確認しながら、今回の法改正の意義についてお尋ねしたいと思います。 最初に、……
○吉田(泉)委員 おはようございます。民主党の吉田泉です。 私からも容リ法改正案について御質問をさせていただきます。 十年前にできた容リ法ですが、日本で初めて拡大生産者責任を導入したという意味で大変画期的な法律だったと思います。今回の改正に当たって、最大の論点は、何度も出ておりますけれども、拡大生産者責任をもっと強化するのかどうかということでございましたが、結果的に法案にはそれは明記されなかった、かわって資金拠出制度が導入されたということだと思います。 この新しい拠出制度について、先日の委員会答弁で、これも拡大生産者責任をより具体化した制度であるという答弁がありました。確かに、制度が導入……
○吉田(泉)委員 皆さん、おはようございます。民主党の吉田泉であります。 きょうも、財金委員会、大変長時間のコースですが、慎重審議に努めたいと思いますので、両大臣初め、どうかよろしくお願い申し上げます。 一番最初に、税制改正の問題をお伺いしたいと思います。 きのうから朝日新聞で、「ホリエモンはなぜ生まれたか」という連載が始まりました。きのうの第一回目は、ホリエモンというのは「減税バブルの「あだ花」」だったという表題がつきました。つまり、ここ十年ぐらい、金持ち優遇税制、それから株の取引を優遇する税制、さらにはITを優遇する税制、こういうことが重なってきたわけですが、それが堀江氏のようなIT……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉であります。 私の方からも、国有財産法改正に関しまして御質問をさせていただきます。 最初に、資産売却の問題についてお伺いいたします。 今後十年間で政府の資産規模をGDP比半減するという決定が昨年末閣議でなされたわけであります。そして、その後、行政改革推進法案が出されまして、それによりますと、国の資産、十五年度末ベースで七百兆円ございますが、その中から、外国為替関係の資産、年金の寄託金、それから公共用資産、こういった、資産規模を減らす対象にならないというものを除いた残りが今回の半減資産の対象であると。新聞は、ざっと計算するとこの資産が四百三十兆円だ、十年後の……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。 今回の証券取引法等の改正、大変多岐にわたっておりますが、私の方からは消費者保護の問題を中心に質問をさせていただきます。 ことしの三月、国民生活センターの相談調査部におられる方のレポートが出ました。「金融取引の苦情の傾向と相談処理」というレポートであります。 それによりますと、金融商品全体に関する国民からの相談件数は、四、五年前に比べると二割ぐらい上がっている、増加傾向にあるという指摘があります。先ほどのお話で商品取引については法改正もあって相談件数が減っているという指摘もありましたが、金融商品全体に関して言うと実は苦情がふえているという指摘でござい……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。よろしくお願いします。 私の方からは、産業廃棄物の不法投棄、特に、その後始末の問題についてお伺いをいたします。 平成十年のころがピークでありましたが、豊島、それから青森、岩手の県境、さらには岐阜と、大変大きな不法投棄が発覚をいたしました。法制上もそれなりの対応がとられてきたわけでありますけれども、現実は一体どの程度その後始末がなされたのか、環境の汚染の心配はないのか、そういう問題意識でございます。 最初に、現在の状況についてですが、お手元に一枚資料を配付してもらいました。これはことしの十一月末に出た環境省の資料ですが、日本全国で不法投棄、これは十トン……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。 参考人の皆様、きょうはありがとうございました。私の方からも、今回の貸金業法改正に関する皆さん方のお考えについて何点かお伺いをいたします。 まず最初に、そもそも、この利息をなぜ制限する必要があるのか、利息を制限する是非について、吉野参考人にお伺いしたいと思います。 実は、先週の第一回目の参考人質疑で、貸金業協会連合会の石井参考人の御意見としては、日本は市場経済なんだ、利息を制限したり融資の総量を規制したりということは間違っているんだという趣旨の発言がありました。確かに外国でも、イギリス等では規制をしていないということでありますが、我が日本国においては……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。 私の方からも、今回の貸金業法改正、主要な論点について、もう一歩議論をさせていただきたいと思います。 最初に、金利のすき間についてでございます。何度も取り上げられました。きょうも、前のお二方、この問題を取り上げられました。今さらということでもありますけれども、改めて私の方からもお伺いいたします。 利息制限法で一五、一八、二〇という三区分の上限金利がある、しかし、今回の出資法改正案は二〇%一本、どうしてもそこにすき間が残る、これをどうするかという問題であります。先ほど法務省の方からも御答弁ありましたけれども、せんだっての刑事局長の御答弁を引用しますと、……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉でございます。おはようございます。 私の方からも、温泉法の一部を改正する法律案について何点か御質問をさせていただきます。 技術の発展に伴って、いろいろな温泉が今出てきているということだと思います。昔からある自噴式の温泉に加えて、千メーター以上ある大掘削の温泉とか、それからお湯を繰り返し使う循環式の温泉とか、いろいろなタイプの温泉が出てまいりました。 それに対して、どれがいいとか悪いとか、私は、なかなか一概に言えない、やはりさまざまな需要があるというふうに受けとめておるところでございます。そして、その多様な需要にこたえながら、我が国の古来からある伝統的な温泉……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉であります。 私の方からは、地球の温暖化問題について幾つか基礎的な質問をさせていただきます。例えば、温暖化の原因、それから京都議定書の評価、さらにはポスト京都の考え方というようなことでございます。 まず最初に、地球温暖化もしくは気候変動とも言っておりますが、その原因についてお伺いします。 御存じのように、これは自然起源のものと人為起源のものに分けられております。IPCCの報告書でも、そういう区分で文章が書かれております。 そこで、まず最初に、自然起源の原因というのはどういうものがあるのか、お伺いいたします。
○吉田(泉)委員 皆さん、おはようございます。民主党、吉田泉です。 きょうは、食品リサイクル法の改正案に関連しまして質問をさせていただきます。 私からは、主として、このリサイクル促進の主役といいますか、大きな役割を期待されている多量発生事業者、さらには、それを支える自治体の役割、こういうところを中心にお伺いしたいと思いますが、その前に、総論的なお話を若干させてもらいたいと思います。 御存じのように、この法律の正式な名称は、食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律、こういう名称であります。 そこで、まず食品循環資源という概念にはどういうものが含まれているのか、お伺いいたします。
○吉田(泉)委員 民主党、吉田泉であります。きょうは、質問の機会をいただきまして、感謝申し上げます。 私からも、最終処分法等に関連しまして質問をさせていただきます。朝からの大変長時間の質疑でお疲れのことと思いますが、あと二十分程度ですので、ひとつよろしくお願いいたします。 私の地元は福島県の浜通りというところでして、太平洋岸なんですが、原発は十基を抱える大電源地帯というところでございます。その地元で日ごろ大変心配されている問題からお伺いしたいと思います。それは、使用済みの核燃料の置き場所といいますか、貯蔵の問題であります。 いっときは、かつては、再処理のためにイギリスそしてフランスに使用……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉であります。 一般質問、一時間ほどいただきましたので、国の政策、地域の問題等、何点か質問をいたします。 最初のテーマは、格差と税制ということでございます。 国民の間で所得の格差が拡大しております。いろいろ原因はありますが、根本的には経済のグローバル化だと言われております。つまり、日本人が中国人やインド人と実質的に同じ労働市場で競争せざるを得ない、そういう時代になったせいだという指摘があります。私もそんな気がしているところでございます。 そういう意味で、この格差の問題というのは、世界的な傾向であり大変根深い問題だというふうに思います。それをそれなりに是正し……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。 私の方からも、公認会計士法改正関連法案について質問をさせていただきます。 今までの方の質問と重なるかもしれませんが、まず総論的なことをお伺いして、その上で、今回の改正案に盛り込まれた項目、さらには盛り込まれなかった項目について、何点か取り上げたいと思います。 会計不祥事といいますか不正会計が相次ぎました。大きな社会問題となったのは十年前の山一証券のころからと言われておりますが、最近では足利銀行、カネボウ、そして日興コーディアル、さらにはそれに関係した中央青山監査法人が業務停止命令、後を継いだみすず監査法人も一年足らずで解散と、いまだに会計の業界で混……
○吉田(泉)委員 おはようございます。民主党の吉田泉です。 私の方からも、温泉法改正に関連しまして、質問をさせていただきます。鴨下大臣初め皆様、どうぞよろしくお願いいたします。 ことしの四月、この環境委員会で温泉法改正の審議がありました。私もその質問に立ちました。今から考えますと、そのとき、温泉の採取時にガス爆発の可能性があるということが全く私の頭にはありませんでした。 そうこうしているうちに、六月に渋谷のシエスパで事故が起こって、三人の方が亡くなり、八人の方が重軽傷、こういう事故が起こってしまったわけであります。つくづく、この四月の改正のときに、何らかの対応、対策が法案に盛り込まれてお……
○吉田(泉)委員 私は、ただいま議決されました温泉法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につき、自由民主党・無所属会、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 温泉法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 温泉の掘削及び採取等に伴い発生する可燃性天然ガスによる災害を防止するため、都道府県知事が行う採取等の許可に当たっては、より適正かつ厳格な条件を付与するよう検討するとともに、その違反に対しては厳正に対処する……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。 私の方からも、子供とインターネットの問題、四人の参考人の方に質疑をさせていただきます。 きょう四人の方のお話をお伺いして、ウエブ汚染社会と尾木先生おっしゃいますが、その実態の大事なところを教えていただけたというふうに思います。 私も、先日ですが、友人のコンピューターの専門家にこの問題をちょっとざっくばらんに聞いたことがあるんですが、彼が言うには、やはりインターネットの世界というのは半分は悪の世界だ、これは子供たちをむやみに近づけるわけにはいきませんよというのが彼の話でございました。 アンケートをとると、これは内閣府が十月の二十五日に発表した世論調……
○吉田(泉)委員 民主党、吉田泉です。 私からも公害健康被害の補償等に関する法律の一部改正案について質問をいたします。よろしくお願いします。 この法律は昭和四十八年に制定されたわけですが、それ以来、大気汚染の原因者は工場と自動車の二つであるというふうに考えて、この二つに健康被害に関する費用負担を課してきたわけであります。そのうちの自動車の分について、もう三十年余り、自動車重量税の暫定税率が延長されるたびに、こちらの法律もそれに合わせて延長してきたという経過がございます。 しかしながら、今回は新しい事態を迎えております。すなわち、きょうは三月二十五日、もう年度末まで一週間もありませんが、御……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。 私の方からも、地球温暖化対策推進法改正案に関連してお伺いをいたします。 この四月から京都議定書の約束期間がいよいよ始まりました。六%削減という我々の国際約束を確実に果たしていこう、こういうことで法改正が提案されたと思います。企業、一般の国民の方、地方公共団体などにさらなる削減努力をお願いしよう、こういう法改正だと思います。 まず、今回の改正点に関連して、公表制度について若干お伺いをいたします。 現行法にのっとって、温暖化ガス排出量の算定・公表制度というのが始まりました。去る三月二十八日、初めて公表も行われました。鉄鋼、セメント、化学などの大きな会……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。 私の方からは、きょうは紙を中心としたリサイクルの問題についてお伺いしたいと思います。 まずは、リサイクルの全体の状況から入りたいと思います。 先月、五月二十四日、神戸でG8の環境大臣会合というのがありました。そこでは、気候変動そして生物多様性と並んで、スリーR、つまりリサイクルの問題が取り上げられたわけであります。我が国は、二〇〇〇年に循環型社会形成推進基本法というのをつくった、リサイクル率とか最終処分量などの達成目標を定めて邁進中である、そして過去十五年間で最終処分量を何と七〇%削減することができた、こういう報告がなされたわけであります。 十五……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。 私の方からは、最近、議論が始まりました児童買春、児童ポルノ禁止法、これに関連してお伺いをいたします。 この法律は、制定されたのが平成の十一年、その後、平成十六年に改正をされました。それからもう四年が経過しましたので、いわゆる予定された見直しの時期に来ているという段階であります。 そうしたところ、去る一月三十日、アメリカのシーファー駐日大使が、読売新聞でしたが、この件で投稿をされました。そして、そこで、日本の児童ポルノ法の所有を非合法化する方向で法改正をすべきだと。ここで大使が言っている所有というのはいわゆる単純所持ということだと思いますが、そういう……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。 私の方からも、有害サイトの規制のあり方について三人の参考人の方に質問をさせていただきます。 今、笹木委員の方からもインターネットの光と影という話がございました。私もインターネットの世界の半分は悪の世界だという話を専門家から聞いて、最近実感しているところでございます。そこから青少年をどうやって保護するのか、与野党ともに今、法整備を含めて対策を検討中ですが、そこの論点を中心にお伺いしたいと思います。 最初に、国分参考人にお伺いしたいと思いますが、このフィルタリングをもっと活用しようというのが大方の共通認識だと思います。そして、政府もいろいろな事業者にそ……
○吉田(泉)委員 民主党、吉田泉です。 小渕大臣初め皆さん、よろしくお願いいたします。 私の方からは、最初に、青少年インターネット環境整備法、この間の六月に成立して、六月に公布されました。通称、有害サイト規制法とも呼ばれておりますが、それについてお伺いしたいと思います。 先ほどの大臣所信の中でも、この法律を引用されて、強調されておられました。来年施行の予定が四月一日と聞いておりますが、今、官民、関係機関が鋭意準備に取り組んでいる真っ最中だという時期だと思います。 例えば、その有害性の判断、これについては、民間のEMA、さらにはI―ROI、こういう第三者機関が基準をつくって、それに基づい……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉であります。 私の方からも、土壌汚染対策法の改正案について質問をさせていただきます。 最初に、汚染の未然防止というテーマで何問かお伺いしたいと思います。 午前中、同僚の田名部議員もこの問題、最後の方に触れました。私も、未然防止というのが基本中の基本だと思って取り上げるところでございます。 まず、全体像についてお伺いしたいと思います。 平成十五年に法律が施行されて、もう五年以上たつわけですが、毎年毎年、汚染事例の判明件数がふえております。当初は三百件程度だったんですが、四百件、六百件、そして七百件と、毎年ふえ続けているところでございます。一体、潜在的に日……
○吉田(泉)委員 おはようございます。民主党の吉田泉です。 私の方からは、海岸漂着物の問題について何点かお伺いしたいと思います。 NHKのテレビの番組で「難問解決!ご近所の底力」という番組がありまして、ちょうど一週間前になりますけれども、この海岸漂着物の問題が取り上げられました。山口県長門市、ワカメがとれるこの一キロの海岸線、大変きれいなところなんですけれども、そこに、韓国、中国、台湾そして日本、発泡スチロールとかペットボトル、すさまじい量のごみが押し寄せてきて、一キロの海岸がごみで埋まってしまう、こういう光景が出ておりました。 この問題に長年取り組んできたNPOからのアドバイスがあって……
○吉田(泉)委員 ただいま議題となりました青少年総合対策推進法案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。 政府原案は、青少年の健全な育成について、その基本理念、施策の基本となる事項を定めるほか、青少年が自立した社会生活を営むことができるようにするための支援その他の施策を定めるものでありますが、修正協議の結果、日本国憲法及び児童の権利に関する条約の理念にのっとり、子どもや若者をめぐる環境が悪化し、社会生活を円滑に営む上での困難を有する子どもや若者の問題が深刻な状況にあることを踏まえ、子どもや若者の健やかな育成、子どもや若者が社会生活を円滑に営むこ……
○吉田(泉)議員 おはようございます。 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、民主党・無所属クラブの提出者を代表して、その趣旨及び内容について御説明申し上げます。 まず、本法律案の趣旨について御説明申し上げます。 児童ポルノは、児童に対する性的搾取及び性的虐待であって、その心身に有害な影響を与えるものであり、児童に対する重大かつ深刻な人権侵害であると言えます。しかしながら、従来の法律では、保護すべき子供の権利が必ずしも明確にはなっておりません。 そこで、前回、平成十六年の改正時に、法律の施行状況や児童の権利の擁護に関する国……
○吉田大臣政務官 このたび財務大臣政務官を拝命いたしました吉田泉であります。 尾立政務官ともども、大臣、副大臣を支えて、職務の遂行に全力を傾注してまいるつもりでございます。 石田勝之新委員長を初め、皆様の御指導、御鞭撻を何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○吉田大臣政務官 まず一つ申し上げたいのは、ことしの予算がこれで足りるのかということにつきましては、今村議員おっしゃるように、変動部分と固定部分、全体で現在のところ予算の枠内でおさまるという認識を今も持っているということでございます。 それから、今後については、農林副大臣おっしゃったように、今概算要求を出していただいております。ことしの米の販売価格の低下を受けて、来年度、標準価格を一体どういうふうに設定するか、そこも含めて、全体の制度を農水省、財務省、力を合わせて今再検討しようということになっていますので、この予算編成の過程の中でそれを決定してまいりたい、こういうふうに考えております。
○吉田大臣政務官 予算の組み替え基準のおただしだと思います。 おっしゃるように、来年度の概算要求については、年金、医療等、さらには地方交付税等、これを除いたその他の経費について、前年度予算の九割に要求を絞ってくれ、こういうふうに求めたところでございますが、この目的は、府省を超えた大胆な予算の組み替えをしたい、こういう目的でございます。 しかしながら、各経費ごとに一律に一〇%の削減を求めたわけではなくて、元気な日本復活特別枠と言っておりますが、これを活用すれば、前年度以上の要求及び要望、合計額も行える、こういう仕組みになっております。 現実問題、文科省の概算要求、そして要望においては、この……
○吉田大臣政務官 予算の方は、法律を前提に、つまり貸与制への移行を前提に組まれております。 裁判所の二十二年度予算を申し上げますと、新しく始まります修習資金貸与金として二十七億円、そして従来からの給費制にかかわる分として司法修習生手当六十九億円、これは職員基本給、期末・勤勉手当等が含まれております。さらには、その方々の国家公務員共済組合負担金として七億円、これが二十二年度予算でございます。 また、来年度、二十三年度の予算の概算要求においては、貸与金として八十九億円、手当として二億円、共済組合の負担金として一千八百万円、こういう要求が裁判所から出ております。これを前提に現在予算編成の作業を行……
○吉田大臣政務官 予備費についてのお問い合わせでございます。 御承知のように、予備費というのは、予見しがたい予算の不足に充てるため計上されているわけでございます。 したがって、今般の被害への対応につきましては、まずは各省庁において、いろいろな現行制度、そしていろいろな既定予算を最大限有効かつ適切に活用していただくということが最初でございます。そして、今後、被害の状況それから予算の執行状況等をよく見きわめながら所要額を精査し、そして、既定予算ではどうしても不足だという場合については予備費の使用を検討したいというふうに思います。 いずれにしましても、国民生活の安全、安心を確保するため万全を期……
○吉田(泉)大臣政務官 昨年の十一月の発言の背景を申し上げたいと思います。 先ほどからお話も出ていますけれども、二十三年度、基礎年金の国庫負担を二分の一にする、そのためには臨時財源として二・五兆円必要だったわけですが、十一月、予算編成の真っただ中で、ぎりぎりまでそのめどが立たないという状況がございました。そうした中で、財務省の政務三役で相談をいたしまして、十一月の末ごろですが、私から厚生労働省の政務官に対して二つのことを申し上げました。 一つは、二十三年度以降の基礎年金の国庫負担については、三六・五%、今先生が指摘されたパーセントでございますが、三六・五%とする案も含めて対応を検討する必要……
○吉田(泉)大臣政務官 財務大臣は、信用秩序を維持するという観点、それから国庫を預かっている国庫大臣、そういう立場から主務大臣と法律上されているわけでございます。それに基づいて、例えば、会社の予算の認可とか、さらには支援の決定、出資の決定等に意見陳述をする、そういう法律上の役割になっておりますので、それに努めているところでございます。
○吉田(泉)大臣政務官 今回上乗せされます五分の一については課税されることになります。
【次の発言】 失礼しました。訂正いたします。五分の五について課税の対象となります。
【次の発言】 午前中に副大臣からも答弁があったと思いますが、我々といたしましては、この家畜伝染病への対応で、財政が制約となって蔓延防止対策がおくれるということがあってはいけないと重々承知しております。
したがって、既定予算をもってしてなお不足が避けられないという場合には、予備費の使用を大至急に検討して決定してまいりたい、こういうふうに思っております。
○吉田(泉)大臣政務官 二十四年度予算につきましては、まずは、予算編成の基本理念、それから経費の性格、こういうところに留意しつつ、中期財政フレームと整合的な概算要求枠を設けたい、こういうふうに思っておりますが、その具体的な内容については、今後検討するということでございまして、現時点では決まっておりません。
【次の発言】 お尋ねは、その一〇%シーリング枠を義務教育国庫負担金、こういった経費にも来年度以降適用すべきかどうかという趣旨……(馳委員「プラス三十五、今後」と呼ぶ)プラス三十五、その二つですね。
二十三年度につきましては、政府の方針として、大胆な予算の組み替えを政権としてやっていこう、こ……
○吉田大臣政務官 引き続き財務大臣政務官を拝命いたしました吉田泉でございます。 三谷大臣政務官とともに、大臣を補佐しつつ、職務の遂行に全力を傾注してまいる所存でございます。 海江田委員長を初め、委員の皆様の御指導、御鞭撻、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○吉田大臣政務官 全国防災事業一・三兆円の根拠についてのおただしだと思います。
端的に申し上げますと、阪神・淡路大震災の直後に講じられたものと少なくとも同程度の予算が必要であろうという考えから、これは阪神・淡路大震災直後でございますが、平成七年度一次補正予算のときの事業費一・三兆円と同程度の五年間の事業費が必要であろう、こういうふうに見込んだところでございます。
【次の発言】 ちょっと思い当たりません。
【次の発言】 津波の日かと思います。
【次の発言】 全国防災事業一・三兆円の中身ということについてだと思いますが、最初の御質問にも関連しますけれども、復興の基本方針において全国防災事業の三要……
○吉田大臣政務官 福島復興局及び茨城事務所を担当いたします復興大臣政務官吉田泉でございます。 関係副大臣とともに大臣を全力で支えて、頑張ってまいります。どうぞ、古賀委員長、そして理事、委員の皆様の御指導を頂戴したいと思います。よろしくお願いします。(拍手)
○吉田(泉)副大臣 復興副大臣を拝命しました吉田泉でございます。 福島を中心とした原子力災害からの復興及び再生に関する事項に加えまして、福島復興局を担当いたします。 平野大臣を支え、被災された多くの方々が復興に希望を持てるよう、全身全霊で取り組んでまいります。 古賀委員長を初め、理事、委員各位の御指導、御鞭撻を何とぞよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。(拍手)
○吉田(泉)副大臣 御指摘の風評被害につきましては、もちろん、その一県のみならず、大変広範囲に影響が及んでおって、その対策は大変重要であると我々も考えております。そして、これを克服するためには、この放射線の状況をまず的確に把握して、それを正確に情報発信、これは国内外とも発信していくということが基本であるというふうに考えております。 今先生御指摘のように、そういう考え方をベースに各省庁で風評被害対策、いろいろ施策を実施しているところでございますが、復興庁としても、当庁のホームページに各省の対策を取りまとめて公表したり、それを各自治体に伝えたり、極力、政府全体の施策をわかりやすく発信しようという……
○吉田大臣政務官 四千百人の要求をいただいたわけですが、結果として、小学校二年生の三十五人以下学級について、法改正による対応は行わないということになりました。
ただし、その実質的な実現のために必要な加配定数、これを九百人増加させて、実質的に小学校二年生三十五人以下学級を実現するということとなりました。
【次の発言】 査定の理由でございますが、一つは財政状況、それから大震災という背景もございました。
具体的には、政府・与党会議、日本再生重点化枠についての、この会議で取りまとめというものが行われましたが、それを御紹介します。
小学校二年生の三十五人以下学級について学力等への政策効果を全国レベ……
○吉田委員 民主党の吉田泉であります。
早速ですが、きょうのテーマである不適正除染の問題について質疑をいたします。
本論に入る前に、石原大臣に一つお聞きしたいと思います。
先ほど答弁にもございましたが、この問題のきっかけは一月四日の朝刊の報道であったこと、御承知のとおりでございます。この一月四日の大臣の所在地をめぐって新聞社との間で、言う言わないというんですか、教える教えないという何か論争になっているようなんですが、大臣、どういうことなんですか。なぜ、その所在地を教えたらどうだというふうにはならないんでしょうか。
【次の発言】 大きな報道があって、大臣に報告を上げないかぬということですか……
○吉田委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの中根一幸君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、松島みどり君が委員長に御当選になりました。
委員長松島みどり君に本席を譲ります。
○吉田委員 おはようございます。民主党の吉田泉です。 引き続いて、地球温暖化対策推進法の改正に関しまして質問をいたします。 ちょうど京都議定書の第一約束期間というのがこの十二月に終わったところでございますので、その期間を総括して、そして現在の対応を確認して、これからの政策のあり方をいろいろな角度から考えてみたいと思います。私もはっきり物申すようにしますけれども、全体的に少し大きな声で御答弁をお願いしたいと思います。 まず、京都議定書の総括であります。 二〇〇五年二月に発効したこの議定書は、言うまでもなく、地球温暖化を防ぐ、そのために世界のCO2の排出量を減らす、日本は九〇年比でマイナス……
○吉田委員 民主党の吉田泉です。 きょうは、福島の原発事故ないし放射能の問題に関連して、質問を幾つかさせていただきます。 まず、今週の月曜日、五月二十七日の新聞記事であります。先ほど中島委員も取り上げられましたけれども、私も大変注目した新聞記事でございました。 改めて引用しますと、国連科学委員会、UNSCEAR、ここの専門家八十五人が、福島の事故について二年間かけて調査をした結果、日本国民全体の被曝量は、甲状腺でチェルノブイリの三十分の一であり、健康に悪影響は確認できず、今後も起こることは予測されない、そういう報告書案をまとめたという記事でありました。 さらに引用すると、チェルノブイリ……
○吉田委員 民主党、吉田泉でございます。 引き続いて、防災及び国土強靱化担当の古屋大臣の所信に関しまして御質問をいたします。 東日本大震災から二年たちました。現在の防災行政の最大の課題は、今回の大震災の教訓と課題を、今後発生が懸念される大規模災害への備えの充実につなげていくことである、これは所信で大臣がおっしゃったことでありますが、多くの国民がそう思っているというふうに私も考えております。 この目的に沿って、この二年間、一方では、従来からの制度にのっとったといいますか、そういう努力がなされてきたと思います。つまり、中央防災会議を中心とした検討、そして法律の改正、こういう動きであります。そ……
○吉田委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 災害対策基本法等の一部を改正する法律案及び大規模災害からの復興に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、東日本大震災の教訓を生かし、本法の施行に当たり、左記事項の実現に万全を期するべきである。 一 今回新設された減災等の基本理念については、国民に広くその意味を周知するとともに、共有化を図ること。 一 災害発生時の初動対応においては、人の生命及び身体の保護を最優先として、人的資源及び資機材を集中的に投入すること。……
○吉田委員 民主党の吉田泉であります。 引き続きまして、大臣所信への質疑をさせていただきます。 まずもって、復興大臣初め皆様、御就任おめでとうございます。大震災の後の復興という、大変な、困難な役割でございますけれども、全力で御奮闘を御期待申し上げます。 特に福島は、原発事故が加わったという意味で、一言で言えば大変複雑な状況だというふうに思っております。きょうは、その福島を中心に何点かお願いしたいと思います。 まず、復興大臣所信の第一の柱、福島復興再生総局についてでございます。 これは、福島に今まであります復興局、環境再生事務所、そして原子力災害の現地対策本部、この三つの組織の上にまた……
○吉田委員 民主党、吉田泉であります。 私からも、今回の福島復興再生特措法の改正案について質問をいたします。 大震災から二年たちまして、福島県民の十一万人の方が、この原発事故のために、避難指示等の区域から避難が続いているという状況でございます。 一方で、もう一年以上にわたってこの避難指示の区域の見直しというのがされてまいりまして、いよいよ大詰めというところまで来たというふうに思います。結果として長期避難にならざるを得ない地域、人々がおおよそ特定されてきたということだと思います。 今我々が取り組まねばならないことは、この方々、長期避難を余儀なくさせられている方々が、今、仮設住宅もしくはみ……
○吉田委員 民主党の吉田泉といいます。 きょうは、参考人の皆様、本当にありがとうございました。大変重い問題提起をいただいたと思います。 私の方からも幾つか御質問させていただきますが、まず、及川参考人にお願いいたします。 御自分で内部被曝をはかられて、四千という数値が出たということですが、お医者さんとして、その原因、食べ物とか呼吸とか、いろいろあると思うんですが、原因をどう考えておられるか。 それから、四千という数値ですけれども、国は、いろいろな基準がございますけれども、八千ベクレルとか一ミリシーベルトとか、そういうところを基準にしていろいろなことに対処してきたと思うんですけれども、この……
○吉田委員 民主党の吉田泉であります。 大震災からちょうど二年、改めて、犠牲となられた皆さん方へ哀悼の誠をおささげします。また、この二年間、いろいろな困難を乗り越えて、一歩一歩、きょうまで前進していただいた被災者、そして避難所の皆さんに心から敬意を表するものでございます。 私は、東京電力の福島第一発電所が立地しております福島五区の出身でございます。そういうこともあって、震災の翌日から福島市に駐在をいたしてまいりました。一年半、緊急対策さらには復興、そういう仕事を担当してまいりました。 大変厳しい困難な時期でございましたが、我々以上に大変だったのは、地元の首長さん、さらには職員さん、そして……
○吉田委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 趣旨の説明は、案文を朗読してかえさせていただきたいと存じます。 独立行政法人原子力安全基盤機構の解散に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 独立行政法人原子力安全基盤機構(以下「機構」という。)の職員を原子力規制委員会へ採用する際の具体的な手続について明らかにするとともに、「できる限り一体として原子力規制委員会職員とするよう努める」ことと定めた本法の規定に鑑み、原子力規制委員会への採用を……
○吉田委員 民主党の吉田泉です。 石原大臣初め、COPへの御出張、本当にお疲れさまでございました。 まず、その関連で幾つかお尋ねしたいと思います。 今回のCOPでは、京都議定書の第一約束期間において日本の削減実績の見込みが八・二%である、目標の六%を達成できるということが発表されたわけでございます。 振り返りますと、この約束の達成のために大変な御苦労があったと思います。お金も使いました、知恵も出しました、ネクタイまで外した、こういうことでございました。その結果の八・二%。国際的にも国内的にも高く評価されるべきものだというふうに私は思っております。 一方で、枠組み全体の成果はどうであっ……
○吉田委員 民主党の吉田泉です。 きょうは、経産委員会で質問の機会をいただきました。ありがとうございました。 私からは、ただいま原発事故と必死に闘っている福島県浜通りの課題を二つほど取り上げて、お話をさせていただきたいと思います。 まず一つは、浮体式洋上風力発電実証事業ということでございます。 震災の年の夏でしたけれども、政府は、東日本大震災からの復興の基本方針を作成しました。その中で、福島復興の目玉は二つあると。一つは、医療機器とか、医療産業の集積地にする。もう一つは、再生可能エネルギーの拠点整備をする。そして、この二つのうちの後者の中心的な事業が洋上風力発電ということでございます。……
○吉田議員 御指摘のとおり、民主党の法案の中の基本方針の中で、財源不足という表現をとっております。「国民生活強靱化対策を実施するために必要な財源の不足等を踏まえ、財政規律の維持の観点から、その重点化を図ること。」こうしているわけでございます。 これは、一般論として、あらゆる大規模自然災害から国民の生命を保護して、その生活を守ろうとすると、相当な規模の予算が必要になるという見込みがあるわけでございます。一方、現下の我が国の極めて厳しい財政状況に鑑みた場合に、十分な財源を確保することはなかなか困難であろうと考えられることから、基本方針にこれを盛り込んだということでございます。 御指摘の具体的な……
○吉田議員 御指摘のように、グレーインフラと並んでグリーンインフラというのが極めて重要だという御指摘は重要な考え方だと思っております。今回の大震災でも、江戸時代から育ててきた防潮林が各地で相当な減災効果を発揮したという事実もございました。 民主党案においても、自公案と同じく、自然との共生、環境との調和ということをうたって、コンクリートの防潮堤だけじゃなくて緑の防潮堤を積極的につくっていくべきだ、こう考えているところでございます。
○吉田委員 民主党の吉田泉です。初めて文科委員会で質問をさせていただきます。 文科行政、先ほど予算の話もございましたが、防衛と国土交通と並んで予算規模の特別大きい分野、かつ、国の将来のかかった重要分野だという認識でしっかり対応してまいりたいと思います。よろしくお願いします。 きょうは法案審議ですけれども、その前に一つだけ、私の地元の課題について、大臣の見解、決意をちょっと確認をさせていただきます。 先日、民主党の細野議員が取り上げた問題です。福島県双葉郡における中高一貫校の新設の問題でございます。これはなぜ一貫校が今地元で熱望されているのか、その辺の状況を若干申し上げたいと思います。 ……
○吉田委員 おはようございます。民主党の吉田泉であります。 先日お伺いいたしました環境大臣の所信に関連して、きょうは御質問をさせていただきます。 まず、所信の一番最初に取り上げられた、東日本大震災からの復旧復興、このうちの中間貯蔵施設の整備についてお伺いをいたします。 この施設は、一つとして、福島県内の除染で出てくる土壌や草木など、それから二つとして、福島県内の十万ベクレルを超える廃棄物、この二つを貯蔵しようというものでございます。いずれも焼却できるものは焼却しようということですので、最終的には、焼却灰と焼却できない土壌、この二つを貯蔵する施設になるのであろうというふうに考えております。……
○吉田委員 民主党、吉田泉であります。 私の方からは、福島の原発事故関連で何点かお伺いをしたいと思います。 四月になって新年度がスタートしたところですが、四月の一日には、これは東京電力の社内組織ですけれども、福島第一廃炉推進カンパニーというのが発足をいたしました。最高責任者に就任された増田さんは、一つミスをすれば放射性物質が環境中に漏れるんだ、そういう意識づけを徹底したいという発言をされました。状況のさらなる改善を期待したいと思います。 それから、その翌日、二日には、国連放射線影響科学委員会、やっと最終報告書が出ました。事故によるがん発症率への影響は小さく、明確ながんの増加は予想していな……
○吉田委員 民主党の吉田泉でございます。 きょうは、四人の参考人の方、本当にありがとうございます。 お一人ずつ順番にお聞きしたいと思います。 まず、佐々木会長の方ですが、先ほどの意見開陳の中で、狩猟期の問題がございました。特措法の狩猟というのが今、夏場にも行われておる、しかし、いろいろな問題がある、入山者が多いとか、虫が多いとか、そういうこともあると。 今回の特定計画に基づく捕獲についても、環境省の方は通年捕獲ということを考えているかもしれないんですけれども、佐々木参考人が、いわゆる狩猟期に限ってやった方が効果が上がるんだ、かつ安全なんだということなんだろうと思うんですが、その辺の根拠……
○吉田委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 趣旨の説明は、案文を朗読してかえさせていただきたいと存じます。 鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 認定鳥獣捕獲等事業者には、高度な捕獲技術に基づく効果的な捕獲や、地域の実情に即した地域密着型の捕獲が求められることに鑑み、当該事業者の認定要件については、鳥獣の種類や状況に応じた鳥獣管理に関する知見、安全管理体制、捕獲に携わる者に対する安全……
○吉田委員 民主党の吉田泉です。よろしくお願いします。 きょうは私からも、私立学校法の改正案に関連して質問をいたします。 今回は十年ぶりの改正ということです。今も中野議員から御指摘がありましたが、その背景は、堀越学園の昨年の経営破綻ということでございます。学生を抱えたまま破綻するというのは初めてのことだったそうですが、その際明らかになりましたこの法律の不備を今回改正しよう、こういう趣旨だと理解をしております。 この堀越学園の破綻の背景には学園の財政危機というのがあったわけですが、考えてみますと、単にこれは堀越だけの問題ではなくて、少子化が進んでいる時代においては、相当広範囲の私立学校、特……
○吉田議員 教育に関して地域住民の意向をどう反映させるような法案になっているかというおただしでございます。 まず、地域住民の代表である首長に責任と権限を一元化しているということが一つあると思います。それから、今議論になっておりました学校運営協議会、ここが地域住民の意向を反映という意味では非常に重要な器でありますけれども、今大臣からもお話しございましたが、なかなかこの設置学校が十分に進まないということであります。 ただ、政府案では、学校運営協議会のあり方について現行法のままというようなことになっておりますけれども、我々の民主、維新案では、まず、将来的には全国各地で地域住民の意向が学校運営に反……
○吉田議員 政治的中立性、継続性、安定性に関するおただしでございます。 学校が一党一派に偏した立場に利用される、あるいは学校の教育活動自体が一党一派に偏してしまうということは、もちろん、教育基本法の趣旨からいって許されることではないということであります。 我々は、首長に教育行政の責任と権限を一元化するということでありますが、逆の面では、首長の暴走ということも抑えないと中立性を保てないということで、先ほどから御説明がありましたが、議会とか教育監査委員会とか、重層的なチェックをするような仕組みにしたということであります。 おただしの教科書等の選定については、特に、現行の研究班を使った慎重な検……
○吉田委員 民主党の吉田泉です。 私からも、地方教育行政法の改正案に関連して質問をいたします。 この法律は、平成に入って既に四回改正がなされました。今回は、大津市のいじめ事件をきっかけとして、さらに抜本的な改正をしよう、こういう趣旨だと思いますが、これは本当に抜本的な改正になるのかどうか、そういう視点から質問をしたいと思います。 まず、責任、権限の所在の一本化の問題です。 現行制度では、教育委員会が教育行政を担う、一方で首長が予算の編成権を持つ、こういう構造になっているわけですよね。首長の方から見ると、予算の権限はあるんですが、教育行政の執行権はないわけですから、学校でどういう問題が起……
○吉田議員 お尋ねの、教育の中立性についてでございますが、今大臣答弁にあったように、教育基本法の十四条二項に基本的な定めがございます。したがって、学校が一党一派に偏した立場に利用される、あるいは学校の教育活動自体が一党一派に偏する、そういうことがあってはいけないというのは当然であるというふうに考えております。 その理由ですが、我々のこの民主主義社会においては、多様な価値観の存在というのが基本的な前提であります。したがって、教育内容に一党一派の政治的な主義主張が持ち込まれたり、また、学校が政治的活動の舞台となるというようなことは、ぜひとも避けなければならないと考えております。
○吉田議員 オープンな議論という問題でございます。 我々野党案は、地方教育行政における責任者が首長ということになりますので、教育委員会のような合議体が執行機関ということではありません。したがって、意思決定のための議論をその段階で公開するということは制度上できないという仕組みではございます。 しかしながら、最終責任者である首長が自分の施策についての説明責任を果たさなければならないというのは当然ございますので、これは積極的に議会ないし住民に情報開示、説明をするということが求められるものと考えております。 そして、御指摘がありました総合的な施策の方針というのを毎年つくるわけですが、これが議会の……
○吉田議員 我々の野党案は、今おっしゃられた大津の事件を踏まえて、関係者の方々の御意見をよく聞いて、地方教育行政における権限と責任の所在を明確にすべきだ、これを最大の眼目に法律案をつくったということであります。つまり、住民による選挙で選ばれた首長が、みずからの責任で民意を酌み取り、地方教育行政を運営していくべきである。これによって、現行の地方教育行政よりもより民意が反映されたものになって、地域の主体性というのもそこにあらわれてくるというふうに考えております。 このように教育に関する権限を首長に一元化するという考え方につきましては、教育行政の中立性を損なうのではないかという御懸念が多々ありまし……
○吉田委員 民主党、吉田泉です。 まずは下村大臣、お誕生日おめでとうございます。人生は六十からが本番という言葉もございますので、ますますの御活躍を御期待申し上げます。 それでは私からも、学校教育法、国立大学法人法の改正案に関連しまして質問をさせていただきます。 今回の法改正の趣旨、先ほど大臣から説明がありましたけれども、大学運営における学長のリーダーシップを確立するんだ、そうやってガバナンス改革を促進する、その関連の措置をとるんだ、こういうことでございます。それは一方では、今度は教授会のあり方の見直しにつながるだろうと一般には思われているわけであります。 せんだって私のところに署名運動……
○吉田委員 おはようございます。民主党、吉田泉です。 私からも、学校図書館法改正案について何点か質問をしたいと思います。 本を読んでそれを理解する、いわゆる読解力というのが全ての学問の基本だということは論をまたないと思います。そのために、小さいうちから読書の習慣を養おう、そのための場所が学校図書館であるというふうに思います。 これまで、昭和二十八年に学校図書館法が制定され、平成九年、同法改正、平成十三年、子どもの読書活動の推進に関する法律の制定、さらには平成十七年、文字・活字文化振興法の制定、こういった、読書に関連する法律の整備充実が超党派の議員立法で進められてきたわけでございます。 ……
○吉田委員 民主党、吉田泉であります。 私からは、まず福島第一原発事故の東電の賠償問題について何点か御質問をいたします。 昨年の十二月末でしたけれども、原子力損害賠償紛争審査会から中間指針第四次追補というものが出されました。そのときの説明では、これで大きな項目については指針が出そろった、今後は必要があれば検討することになるでしょう、こういうお話を伺いました。 一方で、現在全町避難中の双葉郡浪江町、町民の約七割に達する一万五千人が、これは昨年の五月ですけれども、町を代理人として、原子力損害賠償紛争解決センターの裁判外紛争解決手続、いわゆるADRと言われていますが、そこに対して申し立てを行い……
○吉田委員 おはようございます。 お二人の参考人の先生、きょうはお忙しいところありがとうございました。 三年ぐらいかかって、この中間貯蔵施設の建設、地元と国、県も入っていろいろなやりとりがありました。ようやくといいますか、やっとこの法改正の時期を迎えたということで、私も地元の出身の議員として非常に感慨深いものがございます。 先ほど酒井先生もおっしゃいましたけれども、福島復興という歴史的な事業をなし遂げる上で、この中間貯蔵施設というのは必要不可欠の施設だと私も思います。何とかこの施設を使って、中間貯蔵という事業を三十年間いかに無事に、安全にやり遂げるかというところが最大の肝でございますが、……
○吉田委員 おはようございます。民主党、吉田泉であります。 早速質問に入らせていただきます。 先日、中間貯蔵関連のJESCO法改正案が衆議院を通過したところでありますが、まずはそれに関連して質問をいたします。 最初は確認ということですが、福島県内の学校や幼稚園の除染土壌の問題であります。 御存じのように、学校の校庭については、震災直後、各地で大急ぎで除染をしたという状況でした。ところが、それが特措法施行前の行為であったということで、中間貯蔵施設への搬入の対象外になりそうだという報道がございました。随分としゃくし定規ではないのかという、びっくりした声が地元から起こっているという状況でござ……
○吉田(泉)分科員 おはようございます。民主党の吉田泉であります。どうぞよろしくお願いいたします。 三週間になりますか、年金保険料未納の問題等で日々大きく揺れています政界でございますけれども、きょうは、私の方は、地域振興整備公団によるニュータウンづくり、この問題を取り上げたいと思います。官から民へという骨太の方針の本質にもかかわる部分があるというふうに思うからでございます。それから、ちょうど間もなく、七月一日から地域振興整備公団のニュータウン事業部門が都市公団と一緒になって、都市再生機構ということで新たに出発をする、そういうタイミングでもございます。 さて、私、地元は福島県のいわき市という……
○吉田(泉)分科員 民主党の吉田泉でございます。私は福島県いわき市の市会議員を経まして、今回初当選をさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。 私は、市会議員になったのは七年前のことなんですが、それまで政治とは余り縁のない世界におったんですが、政治を志したというきっかけは、水源地における廃棄物の最終処分場の問題でございました。きょうは私、初めての予算委員会の質問なんですが、まずこの問題から入りたいと思います。 十年前ぐらい、私の地元、いわき市に水道水をとっている水源河川がありますが、そこの上流のほとりに、川のすぐそばに、一般廃棄物の最終処分場が建設される、廃棄物焼却灰については……
○吉田(泉)分科員 民主党の吉田泉です。 私の方からは、杉花粉症対策について幾つかお尋ねをいたしますので、よろしくお願いします。 私の地元の先輩で大変元気で丈夫な人がいるんですが、この方が、都会での勤務を終えて、六十五歳で実家に帰ってきました。大変元気な方で、何でもない方だったんですが、六十五歳で実家に戻った途端に重症の花粉症になってしまいました。毎年、注射をしながら、大変憂うつな数カ月を過ごしている。 御存じのように、ことしは去年の猛暑のために特別花粉の飛散量が多そうだ。十倍という新聞もありますし、二十倍、中には百倍という数字も出ております。観測史上最悪の状態になるんじゃないかという報……
○吉田(泉)分科員 民主党の吉田泉です。よろしくお願いします。 私は、地元が福島県のいわき市というところなんですが、まだまだ涼しいものですから、今週もネクタイ姿でやってまいりました。ひとつ御了解いただきたいと思います。 私の方からは、職業訓練施設におけるコンピューター関連のリースの契約について何点かお伺いしたいと思います。 昭和六十三年から平成の三年にかけて、全国各地十五カ所にコンピューターカレッジというのができました。正式には情報処理技能者の養成施設ということであります。十五で始まって、今現在は十三になっているようですけれども、まず最初に、このコンピューターカレッジの全体の仕組みについ……
○吉田(泉)分科員 民主党の吉田泉です。 私の方からは、いわゆる冠婚葬祭互助会に関連しまして質問をさせていただきます。長時間でお疲れのこととは思いますが、よろしくお願いします。 冠婚葬祭互助会が割賦販売法の前払い式特定取引業者ということになって、既に三十年以上たったわけでございます。 互助会は、会員になった方から掛金、つまり前受け金を預かるということですが、今やその残高が毎年毎年ふえてまいりまして、二兆円を超えるということになりました。いわゆる少産多死の時代の成長産業ということでもあろうか、そのあらわれでもあるというふうにも思います。 しかしながら、時には経営が破綻するというようなこと……
○吉田(泉)分科員 民主党の吉田泉でございます。大変長時間でお疲れとは思いますが、よろしくお願いいたします。 私のきょうのテーマは、港湾における沖待ち問題ということであります。船が港に入ってきて荷物をおろそうとしますけれども、港が込んでいる、そのため沖で数日間待たなければならない、これを専門用語で、船込みによる沖待ち、こう言うそうでございます。 私の地元は福島県なんです。今直前に質問に立った渡部議員は会津といって内陸部ですが、私は、浜通りといって太平洋岸に面しているところが地元でございます。そこに、重要港湾ですが、小名浜港という港があります。きょうのお昼ごろ、そこに電話をして、そこに県の港……
○吉田(泉)分科員 民主党、吉田泉であります。 私の方からは、学校における常勤講師、この問題について質問をさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 今多くの若い先生方が、正規の教員ではなくて、臨時教員、正式には臨時的任用教員と言われていますが、そういう立場で教壇に立っております。そして、この臨時教員には常勤講師と非常勤講師と二つあるわけですが、きょうは主として常勤講師の問題について取り上げたいと思います。 この常勤講師と言われる方は、契約期間は実質一年間であります。そして、それを数年間繰り返す。数年たって正規の教員になれる人もおりますが、十年以上にわたって臨時教員のまま常勤講……
○吉田(泉)委員 民主党の吉田泉です。 私からも、化審法改正案について質問をさせていただきます。五番目になりましたので、若干ダブるところも出てくるかと思いますが、一応通告に従って質問をいたします。 まず最初に、今回の改正に当たっての立法事実といいますか背景について何点かお伺いしたいと思います。 役所のペーパーによりますと、今回の立法事実の第一に挙げられているのは、国民の化学物質に対する関心の増大である、こういう表現がございました。 化審法は、一九七三年、カネミ油症事件を契機に制定されたわけでございますが、四十年近くたって、今でも、この事件に遭われた方々の二世、三世の世代にも被害が続いて……
○吉田(泉)分科員 民主党の吉田泉です。 きょうは、花粉の発生源対策ということで何点かお伺いしますので、よろしくお願いします。 ことしも今がちょうど杉花粉のピークということですが、ことしは大分症状の重い人が多いというような新聞報道もなされているところでございます。 もう三十年ぐらい、この花粉症が社会的な問題として注目されているわけですけれども、せんだって、もう二年前、三年前になりますが、林野庁は、二年間の調査期間を経て、二十年度から杉花粉に関する花粉発生源対策プロジェクトというものを立ち上げたところであります。 そこで、最初に、なぜこのプロジェクトを立ち上げたのか、その背景をお伺いしま……
○吉田(泉)分科員 民主党の吉田泉です。きょうは大変長い時間の審議になりましたが、私が最後の質問者でありますので、よろしくお願いいたします。 きょうは、地球温暖化について、その現状さらには原因の考え方等を中心にお伺いしたいと思います。 御存じのように、昨年から京都議定書の約束期間というのが始まりました。また、ポスト京都について、中期的、長期的にどういう目標にするか、そろそろ我が国も態度を決めるというときも近づいている。さらには、今審議中の予算で、地球環境保全経費ということで六千八百億円ほど計上されている。大変大きな額がこの問題に使われているということもありまして、今、政治的に非常にしゅんの……
○吉田主査 これより決算行政監視委員会第一分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査を務めることになりました吉田泉でございます。よろしくお願いいたします。 本分科会は、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府(本府、警察庁、金融庁)、外務省、環境省所管、沖縄振興開発金融公庫及び独立行政法人国際協力機構有償資金協力部門並びに他の分科会所管以外の国の会計についての審査を行うことになっております。 なお、各省庁の審査に当たっては、その冒頭に決算概要説明、会計検査院の検査概要説明及び会計検査院の指摘に基づき講じた措置についての説明を聴取することといたします。 平成二十年度決算外二件中、……
○吉田主査 これより決算行政監視委員会第一分科会を開会いたします。
平成二十年度決算外二件中、本日は、裁判所所管、外務省所管、独立行政法人国際協力機構有償資金協力部門、内閣府所管中内閣本府、沖縄振興開発金融公庫、内閣府所管中金融庁、内閣所管について審査を行います。
これより裁判所所管について審査を行います。
まず、概要説明を聴取いたします。山崎最高裁判所事務総長。
【次の発言】 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院鵜飼第一局長。
【次の発言】 以上をもちまして裁判所所管についての説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますの……
○吉田主査 これより決算行政監視委員会第一分科会を開会いたします。
平成二十年度決算外二件中、本日は、内閣所管について審査を行います。
引き続き内閣所管について審査を行います。
質疑の申し出がありますので、これを許します。赤澤亮正君。
【次の発言】 赤澤君、時間が……
【次の発言】 これにて赤澤亮正君の質疑は終了いたしました。
以上をもちまして内閣所管についての質疑は終了いたしました。
これにて本分科会の審査はすべて終了いたしました。
この際、一言ごあいさつ申し上げます。
分科員各位の御協力を得まして、本分科会の議事を終了することができました。ここに厚く御礼申し上げます。
これ……
○吉田大臣政務官 財務大臣政務官吉田泉でございます。 私から、きょうのテーマでございます公務員宿舎建設等に必要な経費等の概要について御説明を申し上げます。 お手元に、毎年度の予算額等を、行政事業レビューシート、三セットになっていると思いますが、そこにお届けしてございますが、私の方からは、それと別にお配りした説明資料、横紙ですが、これに基づいて、これまでの議論、さらには、藤田財務副大臣が座長を務めます国家公務員宿舎の削減のあり方についての検討会における検討状況等について御説明をしたいと思います。 一ページ目を見ていただきます。 ここに今までの経緯が書いてございます。政権交代前ですが、平成……
○吉田分科員 民主党の吉田泉であります。きょうは、原子力規制委員会の所管事項につきまして質問をさせていただきます。 まずもって田中委員長、御就任以来、連日の激務が続いていると思いますが、多くの方の健康や財産が規制委員会の双肩にかかっておるわけでございますので、引き続きの御奮闘をどうぞよろしくお願いいたします。 本題に入る前に、先ほど関係議員からも御質問あったようですが、四月五日に発覚しました東京電力福島第一発電所の汚染水漏れ事故について、簡単に二つほど確認をさせていただきます。 委員長も、四月十三日に現地を視察されて、私、新聞で拝見しましたが、あれだけの貯水槽をビニールシートでつくるとい……
○吉田分科員 民主党の吉田泉でございます。 きょうは、福島復興の諸課題ということで、復興大臣を中心に御質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 先週末の二月二十二日でしたが、福島県浜通りを走る常磐自動車道広野―富岡間の再開通式というのが開催されまして、大臣、そして副大臣、たくさんの方においでをいただきました。 この区間は、三・一一の地震で路面が大きく損傷した、そしてなおかつ、去年までは警戒区域という指定で、人が入れなかったところでございます。そういう中で、除染をしながら復旧工事を続けて、三年近くかかりましたけれども、とうとう完成をいたしました。多くの県民が、やっとここまで来た……
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