このページでは近藤洋介衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。近藤洋介衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、中小企業関連三法案につきまして我が党民主党から七名の議員がこれから質問に立つ予定でございますが、トップバッターとなる私は、中小企業金融公庫法改正案につきまして、関連しまして、中小企業金融政策そして産業政策についてお伺いしたいと思っております。 政府は景気の回復を盛んに喧伝しているような気がするわけでありますが、その中身を見ますと、大都市型であり、輸出型であり、大企業型であると言えるかなと思っておるわけであります。その意味では、日本の国内の産業が非常に二極化が進んでいる、二極分化がますます進んでいるような気がしてなりません。日本の土台……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。 私は、前回の質問に引き続きまして、中小企業金融公庫法改正案に関連しました中小企業金融、さらには産業金融を取り巻く環境整備について、経済産業省の見解を質していきたいと思っております。 金融の目詰まり感が指摘されているわけですが、これはまさに人間の体でいえば血管障害であるということだと思っております。今回の中小企業金融公庫法改正により、無担保融資を証券化の形にすることで融資の道を広げるということは、一つの治療手段であると考えております。ただ、政府の出されているこの説明資料には、「無担保・第三者保証人なし等の貸出等を促進するため、」と書いているわけですが……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 先ほど本会議が行われたわけでありますが、その場でも、各党の議員の方々がイラクの憂慮すべき事態について言及をされました。私も国会議員の一人として、政府はもちろんでありますが、それぞれの議員も、このたびの事態に対して覚悟が求められているのかなと感じておるところであります。そして、緊張感を持って事に当たらなければならないと感じておるところであります。 本委員会についても、案件は全く異なるわけでありますが、いずれにしろ、そういった時間を過ごしているという緊張感を持って質問をさせていただきたいと思っております。 私は、商品取引所法の改正案について、……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 私は、特許審査の迅速化のための特許法改正について質問いたしますが、透明性と信頼性の確保という観点に立って、特許制度、そしてそれを支える政治と行政の姿勢について御議論させていただきたいと思っております。 まず最初に、これは大臣、突然入ってきたニュースでございますが、先ほど福田官房長官が、年金未納問題の責任をとられて辞意を表明されたという話が伝わってまいりました。通告をさせていただいておりませんが、内閣のかなめである福田官房長官の進退の問題でございますので、同じく閣僚のお一人として、そして、あえて申し上げます、同じようにこのたび年金未納問題で御……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、鉱山保安法の改正に関連しまして、我が国の石炭政策、さらには資源エネルギー政策全般について質問したいと思っております。 今回の鉱山保安法の改正でございますが、昭和三十九年以来の抜本改正ということと伺っております。昭和三十九年といいますと私の生まれる前の話でございますけれども、この間、鉱山を取り巻く環境、さらには石炭をめぐる環境というのは大変大きく変わってきたと思っております。 過去、とりわけ鉱山の中核であった石炭でありますけれども、戦後日本の復興を支える基幹エネルギーとしての光の部分と、同時に、多くの悲惨な事故、さらには三井三池に代……
○近藤(洋)議員 平井委員にお答えいたします。 御指摘のとおり、民主党案では、従来の課徴金を行政制裁金という制度に改めることで、違反行為の事件の重大性、悪質性に応じて制裁金を加算し、一方で、違反事業者の法令遵守や捜査協力に応じて減免するという新しい制度を導入しております。 行政制裁金という考え方を導入したのであれば、法人に対する罰金とある意味極めて類似した性格になるのは当然でありまして、両者を併科するということは、逆に二重処罰の観点から問題になると判断しております。 そこで、罰金、制裁金のどちらかを選択するという道もあるかと思うわけですが、私ども民主党では、罰金額全額を制裁金から控除する……
○近藤(洋)議員 お答えします。 まず、高木先生御指摘の、政府案にある排除措置命令、政府案については強化しているけれども、民主党案にはないではないかという御指摘でございますけれども、政府案は、先生御存じのとおり、排除措置命令を格上げしたのは、審判手続全体を見直す中で罰金刑を引き上げたということでございます。 私ども民主党案は、課徴金を行政制裁金に改めるという、そちらの改正にすべてを注ぎまして、政府案の審判手続はある意味で乱暴な措置である、拙速であると判断をいたしまして、白紙に戻して、もう一度時間をかけて議論をしようという形になっております。したがいまして、排除措置命令違反に対しての罰金強化……
○近藤(洋)議員 計屋委員にお答えいたします。 先生御指摘のとおり、政府案では勧告を命令に変えているということでございまして、審判手続で争っているその間、この命令が有効だというのが政府案でございます。私たちは、これを白紙に戻しました。 どのように評価しているかという問いでございますが、これは大変乱暴な改正手続の変更であり、むしろ改悪ではないかと考えております。課徴金を課すためには、刑事手続にならって、適正手続、いわゆるデュープロセスを確立しなければいけないことが何より大事でございますが、政府案のこの改正は、その処理のスピード、速度のみを重視して、適正手続の要請を犠牲にしたものだと考えており……
○近藤(洋)議員 吉田委員にお答えいたします。 今回の独禁法、なぜ今の時期に、そしてこの二年後何をするのかという御質問でございますけれども、私ども民主党といたしましては、現在の独占禁止法が過去のゆがみをずっと引きずり続けている、しかも、法文としてはあるけれども、午前中から御指摘あったような不当廉売等について実質的な措置を講じられていない、こういう現状にかんがみて、今のゆがんだ構造を根っこから変えようではないかという観点に立ちまして、行政制裁金制度を柱とする改正案をまとめたというところでございます。 なお、二年後につきましては、二年後を待たずに、一年以内に官製談合防止法の全面見直し、さらには……
○近藤(洋)委員 近藤洋介でございます。 大臣所信に対する一般質疑の機会をいただきましたので、私は、産業政策全般につきまして、経済産業省、そして政府の姿勢、施策を伺っていきたいと思っております。 まず最初に、ここ連日報道されておりますライブドアによりますニッポン放送の買収劇、これを材料にしまして、企業の買収に関する制度について伺っていきたいと思っております。 ライブドアによるニッポン放送及びフジテレビグループの買収につきましては、官房長官であるとか、さらには金融庁の長官、また与党の幹部の方も、外資による放送局買収を規制すべきではないか、または時間外取引のありようについていかがかという、こ……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は独占禁止法改正の質疑でございますが、政府案、そして私たち民主党も、それぞれの独禁法改正案を国会に提出しているわけであります。四半世紀ぶりの改正でありますから、さきの臨時国会、そしてこの通常国会でも引き続ききっちりとした議論が行われている、大変正しいことだと思っておるわけであります。法改正でありますから、もちろん法律の内容も大事なことなわけでありますけれども、法制度と同じように重要なのが、その運用を担う公正取引委員会、政府のあり方であろうし、質であろうかと思っております。 言うまでもなく、独禁法の目的は、公正な取引を促し、市場を活用して……
○近藤(洋)議員 中山委員の質問にお答えいたします。 もう熱意は同じなわけでございますが、今回の法案については、相当法制局とも議論いたしました。研究もいたしました。残念ながら時間切れで今回の法案そのものには入っていないわけですが、しかしながら、もう二年後を待たずに、今鋭意研究を進めているところでございます。不当廉売と優越的地位の乱用につきまして行政制裁金の対象とする法制度を大至急つくってまいりたいという不退転の決意を持っているところでございますし、この点については、中小商店街を何とかしたいというこの思いを実現すべく作業を進めていきたい、二年を待たずに作業を進めていきたいと思っているところでご……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。本日、原子力関連二法案に関連しまして、私も我が国の原子力政策全般について質問をしていきたいと思っております。 質疑の中でも同僚議員が強調しておりましたけれども、原子力発電というのは、我が国の発電の三割を占める基幹エネルギーでありますし、その重要性につきましては今後も高まっていく、私もこの点について非常に強く認識をしているところでございます。とりわけ、日本の我が国の原子力発電の歴史を見ますと、大変難しい国際関係の中で、被爆国として原子力の平和利用を進めてきた、さらには原子力発電、さらにはプルトニウムの平和利用の技術集積も重ねてきた、その国際交渉能……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。省エネ法の質疑でございますから、私もクールビズをやらせていただいております。よろしくお願いいたします。 国会は延長国会となったわけですけれども、この国会がなぜ延長されたかといえば、郵政民営化の議論のために延長されたと思っておるわけであります。御案内のとおり、法案は参議院に移りましたけれども、一期生議員の私からすると、大変緊迫感を持ちながら参議院の審議を見守っているわけであります。 しかし、国民の視点に立てば、郵政の民営化よりもはるかに重要で急を要する課題がたくさんございますし、さまざまな問題も表面化していると感じております。郵政の議論というの……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。国会終盤のこの時期に質問の機会をいただいたことに感謝を申し上げたいと思います。 午前中から質疑を聞いておりますと、私、大変失望感を禁じ得ません。経済産業省というのは、私は霞が関の中でもいわゆる一流官庁だという認識を持っておりますし、かつて城山三郎さんの書いた小説で「官僚たちの夏」という本がございました。時には強引とも思える手法で、しかしながら国を思い活動してきた通産官僚たちを描いた小説でありますけれども、あの「官僚たちの夏」に描かれた官僚は、あの答弁を聞いた限り、どうもその気概というのは随分なくなってしまったなと大変悲しい気持ちでいっぱいであり……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 私は通常は経済産業委員会に所属をしておりますが、本日は、重要法案である新会社法の審議で質問の機会をいただいたことを感謝申し上げます。 会社法は企業の組織を定める基本法でございますし、その大改正は、日本の企業、産業構造、そして社会のあり方に大変大きな影響を与えるわけであります。小泉総理が個人的な思い込みで大変力を注いでおります郵政民営化と比べますと、はるかに会社法案の方が重要であり、社会的なインパクトも大きいと感じているところでございます。(発言する者あり)与党の方からも御賛同をいただきまして、ありがとうございます。 企業が国を選ぶ時代とな……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介でございます。 私たち衆議院議員は常在戦場でございまして、私もまだ一期生議員なものですから、毎週金曜日地元に戻って、街頭演説をしたりミニ集会をしたり個別にお話を伺ったりして現場を歩いているわけでございます。私の地元は山形県なのですが、政府は景気回復したとおっしゃっていますけれども、全くそういう状況が見えなくて、非常に厳しい状況が続いているわけでございます。とりわけ、地元に帰るたびに、経済政策の誤りといいますか、九〇年代の初頭から二〇〇〇年代初頭のこの十数年間の経済失政の傷は完治していないなと感ずるわけでございます。 政府の御認識は私と異……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 前国会に引き続き、幸運にも再び経済産業委員会に所属をさせていただきました。また、本日は一般質疑の機会をいただき、感謝をいたします。よろしくお願い申し上げます。 私も、同僚の達増議員に続きまして、経済産業省の関連団体の補助金の使い方、不透明なお金の使い方につきまして、いわゆる裏金問題も含めまして、中心に質問をしていきたいと思うわけでありますが、その本題に入る前に、ちょっと二、三、別件の話を伺っていきたいと思っております。 大臣、現在、WTOの交渉、いわゆるドーハ・ラウンドが一つの大きな節目を迎えていると伺っております。先ほど大臣に伺いました……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。本日は、決算行政監視委員会での質問の機会をいただき、ありがとうございます、感謝をいたします。 一昨日でありますか、新聞報道によりますと、自由民主党の財政研究会ですか、消費税率の引き上げの方向性を明確にした報告書を発表されました。また、政府税調では、定率減税の廃止ということも明確に出されておるやに聞いております。総選挙のマニフェストでは何も触れずに、選挙が終わった直後にこうした考え方が続々と出てくる、非常に奇異な感じがするわけでありますが、世間ではこうした行為を後出しじゃんけん、こう言うわけであります。 有権者に対して果たして誠実な行為だったの……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。質問の機会をいただき、感謝をいたします。 私の座右の銘は信なくんば立たずという言葉なんですが、論語の言葉で、諸先生方御存じのとおり、為政者や国が信用を失ったらその国は成り立たないという言葉でございます。くしくも、自由民主党総裁であられる小泉純一郎さんもこの言葉をよく使われるということでありますけれども、私がこの言葉を最初に聞いたのは、きっかけをつくっていただいたのは三木武夫元首相でございました。三木武夫首相からいただいた色紙に言葉が書いてありまして、自来、大切にとっておるということでございます。与野党を超えて、やはり信なくんば立たずという言葉は政治家と……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、一般質疑の機会をいただきまして、感謝申し上げます。 大臣、中国の方に御出張されて、中国の要人の方々と会談されてきたというニュースを見ております。同じ時期に自民党の幹部の方、政調会長も訪中されたということでございますが、比べるわけではございませんが、大臣だからというわけじゃ決してないと思います、どなたとお会いになったかというのを比べると、随分二階大臣の方が、格が上と言うと言葉は語弊がありますが、いずれにしろ要人とお会いになられている。党内といいますか、国内屈指の親中派であられるんだなというのを改めて認識いたしました。東シナ海の問題を冒……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 きょうは、参考人の皆様方に大変貴重なお話をいただきまして、まずもって感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。 早速ですので質問に入りたいと思うのですが、最初に伊丹先生にお伺いしたいと思います。 伊丹先生は、まさに三十年来、日本の産業を研究してこられたというお話がございましたけれども、私も、かつて先生の御著書を何冊か読ませていただきました。新聞記者時代に経済記者をやっておったものですから、そのころ何冊か読ませていただきました。大変すばらしい著作がございますけれども、とりわけ、個別の産業について分析を伊丹先生がされておりまして、伊……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。質問の機会をいただき、感謝を申し上げます。 本日は、工業再配置促進法、そして民活法、輸入・対内投資促進法の三法案廃止についてまず最初質疑をいたしますが、その前に、本委員会でも指摘をされてまいりました電気用品安全法の運用について、幾つか伺っていきたいと思います。 電気用品安全法は、電気用品の安全性を確保するために中古製品にPSEマークを取るよう義務づけた法律でありますが、この四月一日から、五年間の経過措置を経て制度が本格導入されるということであります。しかしながら、中古電気用品につきまして、とりわけ電気・電子楽器や音響機器などいわゆるビンテージ……
○近藤(洋)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構法及び石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、京都メカニズムの適正な活用を通じ、温室効果ガス排出量を着実に削減するとともに、我が国の国際的な貢献を一層確実なものとするため、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構を通じた事業者等からの温室効果ガスの排出削減量……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。 大臣、私、きょう、大変うれしいことが一つありまして、何かといいますと、きょう配付されました「元気なモノ作り中小企業三百社」、これを見ますと、私の地元の山形県、何と七社もエントリーされております。これは、東北各県、数が多ければいいというわけでは全然ないとは思うんですが、図抜けて多い数字でございまして、北の大地北海道と並び七社ということでございます。こういった企業を選んでいただくというのは、その地域にとっても、またその企業にとっても大変元気のつくことですし、また大変うれしい気持ちになったわけであります。 山形県は、大変ものづくりの基盤の地域でもあります……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 ただいまの吉良議員の御指摘は大変重要でありまして、今回の経済連携協定、EPAの原産地証明の発給に関する法律案の審議でありますけれども、この法案、これはメキシコを対象国にしてきたものについて一般化する、この趣旨については私も賛同するわけでございますが、要は、国と国との約束事をそれぞれの国がしっかり守るインフラをつくってもらう、これはもう非常に大事なことであります。 先ほどの吉良議員の指摘した事案のようなことが今後も起きてしまうと、一体何を信じていいのかという問題かと思いますので、厚生労働省といいますか食品安全委員会の問題なのかもしれません、厚……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、中小企業等協同組合法の一部改正案について、そしてさらに、中小企業を取り巻く環境につきまして、政府の考え方を中心に伺っていきたいと思っております。 まず、本法案でございますが、既に同僚議員からさまざまな指摘等がございました。私の方から、ポイントを絞って一点お伺いしたいと思うわけでございます。 本法案は、中小企業の協同組合について、運営の透明性、財務の健全性を求めておるわけです。この趣旨には私も賛同するわけでございます。特に、大規模共済事業については、財務の健全性の基準であるソルベンシーマージン比率を導入することとなりました。 そこ……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤でございます。 本日は、意匠法、特許法等の一部改正案の質疑でございますが、私は、この法案の内容とあわせて、知的財産戦略、主にコンテンツ産業について御質問してまいりたいと思います。 まず、意匠法等の改正案ですが、本日の慎重審議を経て採決の運びでございますけれども、私個人の思い、結論を先に申し上げれば、この改正の趣旨等については、時宜にかなったものであり、賛同したいという思いでございます。その立場に立ちながら、問題は、この法改正を実施する体制といいますか、特許庁の体制がどのようになるか、これが極めて大事だろう、こう認識しておるところでございます……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 早速質問に入りたいと思います。 総理、私は、日本経済あるいは産業、ある意味で世の中全体のことを根っこで支えているのは、活力の源は中小企業、零細企業だと思っているんです。この思いは、恐らく閣僚の方々も、そして党は違いますけれども与党の先生方も、代議士であれば共有できるのではないか、こう思っています。 ところが、この十年間、民間銀行の中小企業への貸し出しは激減してまいりました。 お手元の、委員長のお許しを得て配付させていただいております資料の一をごらんいただければと思うのですが、この棒グラフ、上の方が国内銀行の中小企業向け融資の総額でありま……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。質問の機会をいただきまして、感謝申し上げます。 若干、通告をした質問の順番をちょっと入れかえて質問させていただきたいと思うんですが、同僚の武正委員が今指摘をしました随意契約の件につきまして、冒頭質問させていただきたいと思います。 谷垣財務大臣、先ほどの御答弁でも、今の随意契約の状況については必ずしも適切と言えない部分が多いのではないかということで、政府としても公共調達適正化に向けた取り組みをしているところである、こういう御答弁がございました。六月までにはある程度のものをまとめていきたいという御答弁でございました。 ただ、気になる点が一点ござ……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。 先ほどの同僚の武正議員の質疑を聞いておりまして、やはり随意契約を取り巻く問題、ますます疑念が深まったなという感を禁じ得ません。 昨日の理事会で民主党が資料要求をしてまいりました随意契約に関する資料、与党の理事の先生方そして委員長のお取り計らいもあり、昨日また新たな資料が提出をされました。本委員会の議論を深める上でも大変ありがたいことだなと思っているわけでございますが、委員長のお許しを得て、資料を配付させていただいております。 一枚目の資料でございますが、「各省庁による所管公益法人への随意契約の状況」という資料でございます。 平成十七年度の所管公……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 私は、ふだんは常任委員会の経済産業委員会の方に所属しておるんですが、きょうは特別に差しかえで財務金融委員会で質問の機会をいただきましたことを、委員長を初め理事の皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。 まず最初に、大臣、財政再建の各論に入る前に、基本的な考え方をちょっと最初に伺いたいと思うんです。 二月一日の経済財政諮問会議で、竹中平蔵総務大臣と与謝野財政金融担当大臣らの間で、新聞報道によると、激論が交わされたというふうに聞いております。中身は名目成長率と名目長期金利をめぐってでありますが、この委員会は経済学教室ではありませんから、学術……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、重要広範議案でございます金融商品取引法、いわゆる投資サービス法の質問の機会をいただきまして、委員長初め理事の皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。 具体的な法案の内容に入る前に、大臣、一つお伺いしたいことがございます。それは、本件にもかかわることなんですが、最近の原油高でございます。 最近、原油が御案内のとおり大変急騰しているわけでございまして、きょうの相場の数字は私は把握しておりませんが、先週金曜日で、ニューヨーク市場のWTIで、一バレル当たり七十五ドルを突破したということでございます。史上最高値を更新いたしました。ドバイの……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 まずもって、本日は、三井住友銀行の奥頭取、そして三菱東京UFJ銀行頭取で全銀協会長の畔柳会長、御両名に、お忙しい中、御参考人として来ていただきましたことに、私の方も心から感謝を申し上げたいと思います。また、質問の機会をいただきました委員長初め理事の皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。 さて、私も、今回の三井住友銀行の優越的地位濫用の件について中心にお伺いしていきたいと思うわけでございます。 先ほど来、各議員の御質問にもございましたが、本件は、大手銀行による独禁法違反事件としては半世紀ぶりであります。この件について、私も、また同僚議員……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 私も、古本議員に引き続きまして、日本銀行の福井俊彦総裁の村上ファンドへの拠出金、出資金問題について、我が国の中央銀行の独立性の確保と、そして自己規律ある市場を我が国につくるという観点から質問してまいりたいと思います。 まず冒頭、総裁、私は、かつて新聞記者として、当時は福井総裁は副総裁でございましたが、日本銀行を取材させていただいた経験がございます。その意味では、総裁の実績なり見識を知る一人として、また個人としても御縁をいただいた一人として、きょう、このような質問をしなければいけないこと、非常に残念であります。だからこそ、ぜひ総裁におかれまし……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。前回の委員会に引き続き、国民を代表する一人として、日本銀行の福井俊彦総裁に対して、我が国の信用の源である中央銀行の公正性、透明性を確保する観点から伺ってまいります。
まず、福井総裁、過去、日本銀行の総裁が個人の資産管理をめぐる問題でこのように大きく取り上げられ、国会でも再三総裁が釈明するという事態になったこと、これは、これまで総裁の御記憶の範囲で、あったでしょうか。お答えください。
【次の発言】 少なくとも私は、大手各新聞の一面に、当時松下総裁が連日謝罪をするようなことがあったということは記憶はしておりません。レベルの問題において、歴史上、過去なかった……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 私のふだん所属する常任委員会、ホームグラウンドは経済産業委員会でありますが、本日は、外務委員会で初めて質問の機会をいただきました。委員長そして理事の皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。 早速質問に入りたいと思うわけでありますが、私も冒頭、同僚の山井議員と同様に、政府・自民党の幹部の中から出ております核保有に関する議論の是非論についてお伺いしたいと思います。 麻生大臣のお考え方は山井議員の御答弁で私も聞いておりましたので、繰り返し聞くことはいたしませんが、最初に確認したいのですけれども、甘利明経済産業大臣は、十月二十五日の経済産業委員……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 五年五カ月間続いた小泉政権から安倍政権にかわられまして、甘利大臣の体制になられての最初の一般質疑でございます。私も気合いを入れて質問をしたいと思います。 甘利大臣は、先ほど赤羽先生から商工族というか通だという話がございましたけれども、御経歴を見ますと、通産政務次官、自民党の商工部会長、衆院商工委員長そして大臣と、いわゆる四冠王であられます。自民党の先生を見ても、この四冠王の方というのはどれだけいるのかなと思うわけでありますが、その意味では経済産業分野に大変御造詣の深い先輩議員だと伺っておりますし、私も、経済産業分野を国会議員として一つの大事……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。本日は、お忙しい中、お三方の参考人に来ていただきまして、心より感謝を申し上げたいと思います。 限られた時間ですので、早速質問に移らせていただきたいと思います。 まず冒頭、今回の、本日はパロマ工業の川瀬参考人に来ていただいておりますが、パロマ製品に関連して二十一名の方がお亡くなりになっていること、このことに大変深い衝撃を受けますし、私も、国民の一人として、心から御冥福をお祈りしたい、また被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げたい、御家族に対してもお見舞いを申し上げたい、こう思います。 また、製品に関連して、パロマに限らず、さまざまな製品事故に……
○近藤(洋)議員 私は、提出者を代表して、ただいま議題となりました民主党提出の官製談合等の防止のための刑法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 官製談合は、公共事業などの発注者側が談合に関与する極めて悪質性の高い行為でありますが、近年、地域経済の困難をも反映して、ますます深刻さの度合いを増しております。本年だけでも、防衛施設庁や福島県、和歌山県、宮崎県などで官製談合事件の摘発が相次ぎ、県知事までもが逮捕、起訴されております。また、防衛施設庁の談合事件では、国民の血税を組織的に私し、官僚の天下りを養う構図が明らかになっております。 これらの国民への……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 質問に入る前に、委員長に申し上げたい、聞いていただきたい点がございます。これは最近の当委員会所属議員の規律についてであります。 十一月二十九日の経済産業委員会、与党提出、そして我々民主党も提出いたしましたが、官製談合防止法案の採決におきまして、自民党所属の片山さつき委員、そして佐藤ゆかり委員が、新聞報道によりますと、無断で欠席をし、自民党内で先ごろ処分を受けたと報じられております。 先ほど開かれました理事懇談会の席上で、自民党の理事の方に事の次第の説明を求めましたところ、委員の差しかえ手続等は適正に行われており、委員会運営上は支障はなかっ……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。 本日は、大臣所信に対する質疑の機会をいただき、まことにありがとうございます。 さて、経済産業省という役所は、橋本内閣当時に行われた省庁再編で、通商産業省から名前が経済産業省に変わったわけであります。たかが名前というなかれ、されど名前だと思っておりまして、当時の省庁再編の話を振り返りますと、いわゆるマクロ経済政策の調整機能を果たしていた経済企画庁というのが、これが内閣府に吸収されてしまった、一方で、大蔵省は、当時さまざまなスキャンダルもありました、そういう中で金融行政が分離されて、財金分離された、こういうことだったと思うんですね。 一方で、無傷の旧……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 きょうといいますか、この時期は全国各地で同志が戦っているわけであります。各政党の同志の方々が統一地方選挙を戦っているわけでありますが、国会議員は、それは国政で、国会で審議をするのが本来の仕事でありますから、同志がふるさとで戦っていることを思い浮かべながら、しっかり気合いを込めて議論をしていきたい、こう思っております。 本日は、いわゆる成長戦略三法案について同僚議員に引き続き質問いたします。 最初に、地域資源活用促進法、地域ブランド戦略についてお伺いしていきたいと思うんですが、大臣は先週末、山形県をお訪ねいただいた、山形県の地域ブランド創出……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日の一般質疑では、原子力の安全にかかわる点を中心にお伺いしていきたいと思っております。 私も、原子力発電は我が国の重要なエネルギーであるという認識に立つものであります。しっかり、きっちりと安定的に進めなければいけないという思いは持っておる人間ではありますが、だからこそ、一連の、ここ最近明らかになりました過去のトラブル、またそれをめぐる問題について、きっちりと教訓を学び取って、必要があれば体制を見直す必要があろうかと思っております。 とりわけ、我が国は唯一の被爆国であるわけで、その中で、安全でかつ平和な利用を求められている。国際水準のトッ……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。 いろいろ質疑を聞いておりまして、私も感ずるところがございました。いずれにしろ、電力というのは我が国の社会、産業を支える基幹産業であって、また、戦後、現在の電力体制が発足して以来、各企業を見れば、それぞれの地域においても社会的な責任というのを担ってこられた、また現在も果たされている、こう思っております。また、そこで働いている方々もまじめで勤勉な企業人、社会人であろう、こう認識しております。 そうであるからこそ、今回、総点検で明らかになったトラブル事案の中で、ごく一部とはいうものの、非常に悪質だなと思わざるを得ない隠ぺいが行われていた、法令違反と思われ……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。 私は、商工中金民営化法案を中心に質問をしてまいります。 今回の質疑の中で一つの大きな論点が、商工中金の完全民営化というものが、商工中金がこれまで果たしてきた、そして今後も期待をされている金融機能の強化に本当につながるのかということだろうと思っております。何のための完全民営化なのかという点が一つの論点だろうと思っておるんです。 そのことを考える上で、大臣、歴史に学ぶといいますか、これまで、政府がここ最近行ってきたいわゆる民営化というものについて検証する必要があろうかと思っております。 その点で、非常に一つの示唆に富む例があると私思っておりまして、……
○近藤(洋)委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 映画の盗撮の防止に関する件(案) 政府は、映画文化の振興及び映画産業の健全な発展が将来に向けての我が国文化の振興に不可欠であることにかんがみ、映画の盗撮の防止に関する法律の施行に当たり、次の諸点について留意すべきである。 一 文化的所産である著作物の公正で円滑な利用がみだりに妨げられることのないよう努めること及び利用者の表現の自由の確保とのバランスに配慮することが重要であることにかんがみ、本法の措置はあくまで特例であって私的使用の複製を認め……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 私は、本日、衆議院議員として大変暗く寂しい気持ちで質問に立っております。松岡利勝農林水産大臣が、先日、みずから命を絶たれました。初当選以来一貫して農業政策に取り組まれ、そしてその手腕を我が国のために発揮されるべく農林水産大臣に御就任され、その志半ばで非業の死を選ばれてしまわれました。同じ衆議院議員として、まずもって心より御冥福をお祈り申し上げたいと思います。 また同時に、我が国の閣僚が現職のまま自殺をされた、これは明らかに異常事態であり、一個人、一議員の問題を超えまして、内閣の体制、さらには、大きく言えば国家の問題でもあろうかと思います。こ……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 質疑の機会をいただき、感謝を申し上げます。 世の中にはさまざまな産業があるわけでありますけれども、それぞれの産業はそれぞれ大事な産業だと思いますが、その中で、国が主導的な役割を果たす意味があるといいますか、産業政策が求められる分野の一つに航空宇宙分野というものがあろうかと思います。最先端の技術の結晶でもあり、他の産業への波及効果も非常に大きい、また同時に、開発費が非常に巨額で民間企業にとっては大きなリスクを負う、こういうことであろうかと思います。 アメリカの大統領であったジョン・F・ケネディ大統領が、人類を月に飛ばす、こういう形で宣言をし……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は一般質疑でございますが、私は、公正取引委員会の竹島一彦委員長に対して、競争政策及び談合問題を中心に伺ってまいりたいと思います。 竹島委員長、委員長の再任について政府側から正式な提案があり、さきの衆議院議院運営委員会の理事会において、私も委員長の所信をお伺いしました。 当委員会でも私申し上げましたが、私は、竹島委員長の気骨のあるお人柄、人格、見識には敬意を表している一人でありますし、この五年間の行われてきた職務についても一定の評価をするものであります。竹島委員長におかれましては、映画のタイトルではありませんけれども、「ラストサムライ」……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、国土交通委員会での質問の機会をいただき、委員長を初め理事の皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。 私も、このたびの水門談合事件にかかわる官製談合に代表される公共調達をめぐる問題点、形を変えた公金横領とも言える談合社会を壊すためにどういった政府のあり方があるべきなのかということについて、質問をしてまいりたいと思います。 なお、御答弁者は、大臣そして竹島公正取引委員会委員長のみにお願いしたい、あらかじめ申し上げたいと思います。 まず、冬柴大臣、この質疑でるる指摘を受けていますけれども、このたびの水門談合事件について、国土交通省の……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、特例公債法、そして所得税法、特別会計法の改正案、まさに国家の財政、広く言えば金融にかかわる根幹の法律の質疑に立つ機会をいただき、委員長初め理事の皆様に心より感謝を申し上げたいと思います。 本日の議案でもある特例公債法の改正案は、特例公債の発行を定めるものであり、この法案が認められれば、平成十九年度予算で約二十兆二千億円の公債の発行が認められる、こういうことであります。 この公債は、やはり将来世代への借金であります。減ったとはいえ、大変巨額である。この特例公債には利払い費も含まれるわけでありますけれども、この利払い費の増加に影響を与……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、貴重な質問の機会をいただき、委員長そして理事の皆様に心より感謝申し上げます。 早速質問に入りたいと思います。 まず、日本銀行の福井総裁にお伺いしたいと思うのですが、日本銀行の総裁に求められる資質について最初にお伺いしたいと思います。 福井総裁には、およそ一年前になりますか、六月にもこの半期報告の質問の機会をいただきました。その際には、私としては個人的には不本意ではありましたが、福井総裁個人の資産運用の問題について、これは日本銀行の信用問題にかかわることでありますので質問をさせていただきました。 銀行は信用が第一であり、銀行の中……
○近藤(洋)委員 お答えいたします。 委員は、武部議員の秘書をやられて、実務経験がもう十分ある方でありますから御存じかと思いますけれども、御案内のとおり、政治資金は国民の浄財でありますから、公明正大に、疑惑を招くことのないように処理しなければいけないわけであります。 お尋ねの、秘書の方の講演会行事出席のためということでございますが、こちらの方は、政治活動の一環として行われたのであれば、「政治活動費」の中の「組織活動費」、費目は「組織対策費」に当たるのがよいのではないかと。ないしは、場合によっては、研修費、調査研究費というところもあろうかと思いますけれども、基本的には「組織活動費」に分類する……
○近藤(洋)委員 山内委員にお答えいたします。 委員御指摘のとおり、八条の三で確かに運用について規制をしているんですね。私どもの案では、その目的にかかわらず取得してはいけない。すなわち、運用というのは、利殖を目的にして、もうけることを目的にして売ったり買ったりする、こういうことを運用と言うわけでありますが、こういうことをしてはいけないということで制限をしているわけです。これが八条の三であります。 ところが、私たちは、その目的のいかんにかかわらず、株式等、これはゴルフ会員権なども含まれると思うんですけれども、株式なりの有価証券を所有してはいけない、こういうことで制限をしているものです。この心……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 今回、議員立法の地理空間情報活用推進基本法案の質疑をさせていただくわけでありますが、私も、この問題を考えるときに、人間の歴史を考えますと、古今東西、よりよい正確な地図を持つ、こういうことは治世の基本でありました。また、人々の生活や経済行為を行う上でも、その土台になってきたわけであります。 近年、情報通信やコンピューター、そして衛星といった最新の技術を駆使したいわゆる地理空間情報を持って、そして広く国民が活用する体制を整えるということは、先ほどの平井委員からもお話がございましたし、政府また法案提出者の方々からも同じ御認識でございましたが、私も……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。 新しい委員長、人格者であられる東委員長のもと、大臣所信に対する一般質疑の機会をいただき、ありがとうございます。 まずは、甘利大臣、大臣の御再任おめでとうございます。本日の質疑でも指摘をいたしますけれども、私も、先ほど質問された赤羽委員と同様に、日本経済の現状は楽観どころか胸突き八丁の状況にあるんじゃないか、こういうふうに思っております。民主党といたしましては、生活第一の政策が日本再生の道であるという信念のもと、緊張感を持って本委員会に臨みたい、こう思っておりますし、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、本題に入る前に、このほど産業技術総合研究所……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 同僚議員に引き続きまして、消費生活用製品安全法、電気用品安全法の改正案につきまして質問をいたします。質問の機会をいただきまして、感謝を申し上げます。 両法案の改正の方向につきましては、私も基本的に賛同するものであります。しかし、電気用品安全法の改正につきまして、今回の改正の経緯について幾つかの問題点があったのではないかと考えております。 この点につきましては、今後の経済産業行政のあり方、また、これは経産省に限らず、霞が関といいますか、役所で働く方々の評価のあり方も含めて幾つかの問題提起ができるのではないかと思いますので、まずこの点について……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 貴重な一般質疑の機会をいただき、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。 まず大臣、私は、この経済産業委員会の前回の質疑だったと思うんですが、中央官庁の職員の方々の働く意欲を引き出す意味合いからも、いわゆる表彰制度のようなものをつくったらいかがかとか、例えば、よく働いた職員の方に、特に若手の職員ないしは2種、3種の職員の方々を大臣が招いて食事でもされたらどうですかというようなことを御提案申し上げました。野党の私の立場からすると、大変差し出がましいかとは思ったわけでありますけれども、国有財産たる国家公務員の方々の士気といいますか、士気を上げて……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 一般質疑の機会をいただきまして、委員長を初め理事の皆様に感謝を申し上げたいと思います。 早速質問に入りたいと思います。 大臣、きょうの朝日新聞、一面をごらんになったでしょうか。一面トップ記事、「ガソリン値下げ濃厚 暫定税率期限切れへ」という記事を朝日新聞は一面トップで報じております。各紙の新聞も、ここ一両日、暫定税率が期限切れになる、これは非常に濃厚だというのを各紙一斉に報じているわけであります。先ほど御答弁もされましたが、仮定の質問にはお答えできないということは十分承知の上で、あえてこの問題をお伺いしたい、こう思います。 と申しますの……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 同僚議員に引き続き、特許法改正案につきまして、質問をいたします。 本日は、知的財産政策が議論の中心でありますけれども、何のために知的財産を保護するのか、守るのかといえば、その目的は知的財産を適切に守るルールを整えることで、その事業を拡大させて、そしてさらなる研究意欲を高めて、その結果、世の中が発展し、人々の生活が豊かになる、国富がふえる、こういうよい循環をつくるために権利を保護するんだろう、こういうことだろうと思います。 研究開発というのは、当然のことながら自分で、企業でいえば自前で開発をする、その研究力を高めるということ、それを促すこと……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、事業の承継の円滑化にかかわる法案について質問の機会をいただきました。委員長を初め理事の皆様に感謝を申し上げたいと思います。 本題に入る前に、一つ税関連で大事な点、ちょっと質問させていただきたいと思います。 租税特別措置の話であります。この租税特別措置については、いわゆるガソリン税については期限が切れて、現在まさにスタンドの中でガソリンの値段が下がっておるわけでありますが、これは参議院において審議中。また、もう一つの、いわゆるつなぎ法案という形で与野党が合意をした部分、ナフサであるとか自動車取得税の免税等々、この点、七点についてはつ……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 きょうは農商工連携法案の審議でございますが、私、政治家として、個人的な話で恐縮なんですけれども、実は、経済産業政策と農業政策をライフワークにしたい、こんな思いでおるものであります。したがいまして、きょうは短い時間でありますが、そんな思いを込めて質問させていただきたい、こう思います。 まず最初に、きょうはお忙しい中、農林水産副大臣に経済産業委員会にお越しいただいておりますけれども、今我が国には、大体総農家二百九十三万戸あるわけであります。自給的農家を除きますと約二百万戸ということでありますけれども、この生産者の方々が、果たして今、夢と誇りと希……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 一般質疑の機会をいただきまして、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。 すべての政策、意思決定というものに共通していることだと思うんですけれども、調査なくして政策なしであろうかと思うんですね。正確な現状の分析をきちんとして、そして加えて過去の反省に立脚してこそ、正しい政策そして判断ができるんだろう、こう思います。 失われた十年、十数年と言われてきたわけですが、そのきっかけとなったバブル生成から崩壊にかけたいわゆる経済失政の原因は何だというふうに、せんじ詰めて言えば、その最大の要因は、私は当時の政策当局が、例えば銀行の不良債権の実情につい……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、省エネ法の改正案について質問をいたします。質問の機会をいただきまして、委員長、理事の皆様、ありがとうございます。 法案の質疑に入る前に、エネルギー価格、特に最近の、ここ二年来の原油価格の高騰についてお伺いしたいと思います。 委員長のお許しを得て資料を配付させていただいておりますけれども、資料の二枚目をごらんいただければと思います。 WTIの原油先物価格の推移をグラフで示したものでありますが、ごらんいただきますとおり、この約二年間でほぼ倍に先物価格が上昇、まさに急騰しておるわけであります。四月十七日には、一バレル百十七ドルを超える……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 水曜日に引き続き、省エネ法の改正案について質問してまいります。 まず、今回の省エネ法の改正では、やはり規制の見直し、すなわち、規制対象を事業所や工場ではなくて事業者単位に変えるであるとか、建物の省エネの基準について罰則等を加えるとかといった規制の見直しのほかに、新たな省エネ支援の枠組みとして、事業者間での省エネルギーの取り組み、共同省エネルギー事業が法案に盛り込まれているとのことであります。 これは具体的にどんな事業を意味するのか、そしてどんな形で支援をするのか、改めて御答弁をいただけますでしょうか。
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、特定商取引法、割賦販売法の改正案の質疑でありますが、質疑の時間をいただき、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。 大変な大改正でありまして、私も、経産委員会、議席を預かって一貫してこの委員会に所属をさせていただいておるんですが、この法律、法案資料、三点セットを立てて立つ法律というのは珍しいんですね、経済産業省の法律の中では。意外に薄い法律が多いんです。これは大改正の法律であります。先ほど来、内容についても同僚議員から質問がありましたが、文案も大変な思想の転換をされた、分量だけではなくて中身についても大変分厚い改正をされておる、こう……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。本日は、議員立法の宇宙基本法の質疑、発言の機会をいただき、委員長、理事の皆様に感謝をいたします。 既に同僚議員からも御発言がございましたが、宇宙開発そして利用というのは、人類の大きなフロンティアであり、また、私たちの身近な生活にも非常にかかわってきております。我が国にとって、宇宙航空分野、エネルギー・環境分野、そしてライフサイエンス、この三分野というのはとりわけ重要な、平たい言葉で言えば、将来の飯の種にもなる大事な戦略分野だろう、こう思いますし、この分野で宇宙開発利用について国家の重要戦略と位置づけたこの基本法が与野党の合意の上で提出されたとい……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は一般質疑の機会をいただきまして、委員長、そして理事の皆様に感謝を申し上げたいと思います。 我が国の国政は、残念ながら、二代にわたって内閣総理大臣がその政権を投げ出した異常事態に陥ったわけでありますから、本来であれば、衆議院は国民の審判を仰いで、その上で、厳しい環境下にある我が国経済の立て直しについて国会として政策を決定するのが憲政の常道であろうか、こう思います。麻生首相は、残念ながら、こうした憲政の常道を無視されまして、まずは景気だ、こう主張をされております。 そこで、本日は、麻生内閣の重要経済閣僚であられる二階経済産業大臣に、麻生……
○近藤(洋)委員 ただいま議題となりました国家公務員任命につき同意を求めるの件につきまして、意見を申し述べます。 民主党は、一貫して官僚の天下り根絶を訴えてまいりました。再就職等監視委員会は、内閣府に設置することが予定されている新組織でありますが、同委員会が発足しなければ、省庁あっせんによる再就職は直ちにできなくなるはずであります。したがって、民主党としては、いかなる人物であれ、同意することはできないことを重ねて申し上げます。政府は、こうした事態を真摯に受けとめ、天下りバンクである官民人材交流センターを含む制度全体を急ぎ見直すべきであります。 次に、人事院人事官でありますが、現在、公務員制……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 参考人にお伺いしたいと思います。 重松参考人は、伏屋検査官の御後任という形になろうかと思いますが、伏屋検査官、院長は、内閣官房副長官補でありますけれども、要するに、旧大蔵省、財務省御出身であられます。 会計検査院の検査官は、しばしば財務省、大蔵省の大物の官僚OBがつかれてこられましたが、このことは、会計検査院の本来の機能からして、予算を査定する大蔵省のOBが、みずから予算を査定したものに対して検査をするという大変論理矛盾を含んでおりますし、また、官僚中の官僚である財務省の大物OBを検査官として受け入れるということは、内閣からの独立性という……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。 衆議院憲法審査会規程の制定の件につきまして、私は反対の立場から意見表明をさせていただきます。 当委員会の場で、本件につきまして、憲法調査会、憲法議論にかかわってこられた先生方の意見を承ってまいりました。 本日意見表明をされたお二方、また、先日表明された自民党の中山太郎元憲法調査会長を含め、各議員に共通しているのは、国会における憲法を改正する場合の手続に当たって、何よりも重要視すべき点は国会内の広範な合意であるという点であります。 すなわち、改正手続について政党間の対立の争点とする、選挙の争点化とするような事態は厳に避けるという共通認識であります……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、産業活力再生法改正案の質疑を同僚議員に引き続きさせていただきます。 大臣、昨年の秋から、やはり我が国の経済の風景というのはがらっと変わってしまったな、こう思うわけであります。麻生首相は、日本経済、全治三年という言い方でおっしゃられておりますけれども、私も、本当に地元を歩きますと、私の地元は山形県でありますから農業県ではあるんですが、同時に、米沢市は東北でも有数の工業出荷高を誇る製造業の町であります。製造業、前年比、年を越して四割減であるとか五割減、こういった状況。自動車関連に至ってはさらにひどい。先ほど自民党の先生もおっしゃっており……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、不正競争防止法そして外為法の質疑機会をいただきまして、委員長、理事の皆様に心より感謝を申し上げます。 本法案の質疑に入る前に、一点だけちょっとお伺いしたい点がございますので、お答えいただければと思います。 産活法等でも、中小企業政策、また我が国の金融の目詰まりについてどのように対処するのかという議論を重ねてまいりましたが、昨日、日本政策投資銀行について政府・与党が民営化を三年先送りするという方針を固めた、これを受けて、これについて議員立法という形で法案を近く提出する方針を決めたという報道がなされました。 私は、かねてから、いわゆ……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日、独占禁止法の改正案について質疑の機会をいただきまして、委員長初め理事の皆様に感謝を申し上げます。 私、初当選以来、経済産業委員会に所属をさせていただいておるわけでありますが、ことしで議席を預かって六年目となるんですが、前回の独禁法改正の議論、二〇〇四年、平成十六年の国会、そして十七年の国会で独禁法の改正を議論いたしました。 当時は、十六時間二十分の質疑時間、こういうことでありましたが、当時の与党の筆頭理事が河村官房長官であられました。きょうは、官房長官にお忙しい中御出席をいただいておりますけれども、当時与党の理事として議論を一緒にさ……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、参考人の皆様方に大変貴重な御意見を伺いまして、ありがとうございました。早速、質問といいますか、御意見を承りたい、こう思うわけです。 最初に、北原参考人にお伺いしたいのですけれども、家電の流通の実態、お話を承りました。私も、地元は山形県の方なんですけれども、町の電気屋さんが本当に日に日に、年を追うごとに数が減っているなという思いであります。酒屋さん、そして電気屋さん、郵便局も民営化でだんだんなくなりつつあるわけでありますけれども、まさにそういう意味では町を構成しているものがなくなってきている。 その実態について、それでみんないいのか……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、貴重な質問の機会をいただき、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げたいと思います。 このたびの商工中金法の改正、そして産業革新機構にかかわる新しい制度の法改正は、議員立法で提案をされておるわけであります。私は、これは閣法で出すべき筋合いのものであろうという指摘も十分わかるわけですが、議員立法という形で、ある意味で政治の判断で出されたということ自体は、これはこれで一つの考え方だろうと思いますし、与党におかれて判断されたということを多としたいと思うわけであります。 ですから、そうだとすると、この質疑の場では、ぜひ御答弁者におかれましては政……
○近藤(洋)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 中小企業者及び中堅事業者等に対する資金供給の円滑化を図るための株式会社商工組合中央金庫法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 経済情勢の急速な悪化に伴う中小企業者や中堅事業者等(以下「中小企業者等」という。)の資金繰りの大幅な悪化に適切に対処するとともに、こうした中小企業者等において経営の安定化や活性化が確保されるよう、長期にわたって資金供給に万全を期することが喫緊の課題とされていることにかんがみ、政府は、本法施行に当たり、次……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 非化石エネルギーの促進に関する法案の質疑の機会をいただきまして、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げたいと思います。 早速質問に入りたいと思います。 最初に大臣にお伺いしたいのですが、今回の法改正の目的というのは、言うまでもなく、地球規模での大きな課題となっている低炭素社会の実現に向けた産業界の体制といいますか、エネルギー供給事業者の体制、環境を整えることにある、これが目的であろうと理解をしております。 この低炭素社会の実現というのは、具体的には温室効果ガスを削減すべしだ、こういった目標があるわけでありますけれども、現在、政府において、二……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 参考人のお三方におかれましては、貴重な御意見を拝聴させていただきました。感謝を申し上げたいと思います。 早速私もお伺いしていきたい、こう思うわけでありますけれども、若干同僚議員の方と重なる部分もございますので、多少通告をしたものとは変更するかもしれませんが、お許しをいただければと思います。 まず最初に、長見参考人と森参考人にそれぞれお伺いしたい、このように思うわけです。 今回の新法、法改正により、太陽光発電について、固定価格で買い取るということが制度として導入をされたわけであります。新制度では電気料金にこれを上乗せすることになっておる、……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、商品取引所法の改正案の質疑の機会をいただきましてありがとうございます。 今回、経済産業省はさまざまな法案、改正案を提出されておりますけれども、今回のこの商品取引所法及び商品投資に係る事業の規制に関する法律の一部を改正する法律案、大改正であります。関係資料を見ても一番分厚くて、厚みがあるから大改正というわけではありませんけれども、条文の量も含めて、また、恐らく中身もさまざまな改正を盛り込んでおる、こう認識しておるところであります。ですから、伺いたいことはてんこ盛りでありますけれども、限られた時間の中で、早速質問に入りたい、このように思……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 経済連携協定に基づく特定原産地証明書の発給等に関する法律の一部を改正する法律案の質疑に立たせていただきまして、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げたいと思います。 限られた時間です。早速質問に入りたいと思います。 今回の法改正の趣旨は、先ほど大臣が趣旨説明されたとおりでありますけれども、ポイントは一点でありまして、すなわち、原産地証明書の発行を、第三者機関に加えて輸出業者、国が認めた事業者にも発行できるようにさせる、こういうことであります。 すなわち自己認証制度であろう、こう思うわけでありますが、それでは、国の認定というのはどのような事業……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、財務金融委員会の質問の機会をいただきまして、委員長初め理事の皆様に感謝を申し上げます。尊敬をいたします与謝野大臣のいらっしゃる財金委員会で久々の質疑でありますので多少緊張しておりますが、答弁者におかれましては、真摯かつ明瞭なる御答弁をひとつよろしくお願い申し上げます。 まず、金融商品取引法、金商法の改正案について質問をしてまいります。 今回の改正案の柱の一つに、先ほど来議論になっております格付会社への公的規制の導入があります。目的は、市場の公正性、透明性の確保、このようにうたわれておりますが、要は、市場参加者に正しい情報を伝えるた……
○近藤大臣政務官 お答えをいたします。 委員御案内のとおり、経済産業省は、平成十二年三月三日、環境アセスメント手続の中で、工事中においても、新たに希少な動植物が確認された場合は、専門家の意見を聞きつつ、これらの種の生息、生育環境に対する影響が最小限となるよう、適切な保全対策等を講ずることを中国電力に対して勧告をしております。そして、環境アセスメントの終了後、発電所計画地点周辺で今お話しのカンムリウミスズメが確認されたため、中国電力が平成二十年五月から専門家の指導を得ながら調査を行った、このことを承知しております。中国電力はこの調査結果を公表しており、当該地域においては巣はないとしつつも、専門……
○近藤大臣政務官 経済産業大臣政務官を仰せつかりました近藤洋介でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 我が国の国益を守り、競争力を高めるため、松下副大臣、増子副大臣並びに高橋大臣政務官とともに直嶋大臣を全力でお支えしてまいります。 東委員長を初め委員各位の皆様方には一層の御指導、御鞭撻をいただければと、何とぞよろしくお願いを申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
○近藤大臣政務官 後藤田委員にお答えいたします。 経済産業省、何もしていないんじゃないか、しっかりしろ、こういう御質問、激励かと思うわけでありますが、この法案に当たっては、大塚副大臣からもお話がございましたとおりでありまして、政府一体でつくってきたわけであります。亀井大臣が直嶋大臣のところに来られまして、一丸となって中小企業対策金融をやろう、こういう会談をした上でこの法案ができた、こういう経緯でもございます。 ただ、なお、中小企業庁においては、年末の資金繰り対策、これは別途発表させていただいておりますし、ここでるる御説明する時間もないかと思いますけれども、とりわけ年末の資金繰り対策について……
○近藤大臣政務官 後藤田先生にお答えをいたします。
対象の話でございますけれども、金融機関との取引というのは千差万別でございますから、固定的に考えずに、借り手の状況に合わせて制度の運用を図ってまいりたい、このように考えております。
先ほど亀井大臣がお答えしたとおりでございまして、実際の制度の運用に当たっては、公的金融機関との関係があるからといって一律的に排除するというものではなくて、その状況に応じて運用を図っていきたい、このように思っております。
【次の発言】 お答えをいたします。
当初より、金融機関と借り手の状況に応じて、取引関係は千差万別でありますから、借り手の立場に立って、まじめに……
○近藤大臣政務官 大変見識のある齋藤委員からの御質問でございますが、今環境大臣が御答弁された内容は、一つの試案として取りまとめられた、またこれはある先生の数字である、こういう御答弁でございました。
この内容について経済産業省として納得しているかという御質問でございましたけれども、環境省から事前にこの数値についてどうであるかというお問い合わせ等は我々は受けておりませんので、この内容について特段コメントする立場にございません。
以上でございます。
【次の発言】 納得とか云々という話ではなくて、一つの数値として承っておるわけでございますけれども、これは経済産業省の中で議論をされて打ち出された数字……
○近藤大臣政務官 山崎先生にお答えいたします。 国内排出量取引制度については、我が国の産業界のこれまでの排出削減に向けた取り組みや省エネ努力の状況、現行の試行的実施の経験を踏まえて、国際競争力の確保や雇用の安定にも十分に配意しながら、我が国の実情に適合した実効性のある制度にすることが極めて大事だろう、こう考えております。 経済産業省としては、早急に検討の場を立ち上げ、基本法案に規定しているとおり、学識経験者、産業界、労働界を初めとした国民各層の御意見を幅広くお聞きしながら、環境と経済の両立が図られるよう検討してまいりたいと思います。 論点等につきましては田島副大臣からも御答弁されましたけ……
○近藤大臣政務官 山崎委員にお答えいたします。 御指摘のとおり、原子力発電所の建設の際には、環境影響評価法に基づいて、事業者が環境影響評価を行うこととなり、その中で温排水の影響についても評価されることになっているわけであります。 経済産業省としては、発電所建設による環境影響への配慮は大変大事だ、このように考えておりますし、これまでも、専門家の意見等を聞きつつ、事業者の環境影響評価を審査し、必要に応じて勧告を行ってきたところでございます。 御指摘の上関原子力発電所についてでありますが、平成十三年に環境影響評価手続が終了しております。その中で、温排水の影響評価については、拡散範囲は放水口近傍……
○近藤大臣政務官 政策の御質問をいただき、ありがとうございます。 革新的な技術開発というのは先生御指摘のとおり極めて重要である、こういうふうに認識しておりますし、グリーンイノベーションの分野に、今般、予算を重点的に配分したところでございます。平成二十二年度予算ではグリーンイノベーションは四五%増、こういうことで、研究開発予算、この分野に注力をしております。 マグネシウム循環による燃料開発も一つの技術かと思っておりますけれども、我々としては、パワー半導体であるとか、新しいデバイス等の環境技術の分野を、新規予算、大幅に増額しまして取り組んでいるところでございます。 いずれにしましても、こうし……
○近藤大臣政務官 松岡委員にお答えをしたいと思います。 御案内のとおり、今回の共同経営者の定義でございますけれども、個人事業主の配偶者の方や後継者の方、別にこれは家族である必要もないわけでありますが、こうした方々のうち、事業に対して、例えばこれは多額の投資をしているだとか、あとは、さまざま事業経営について事業主とともに一緒に重要事項の決定に関与している方、そしてさらには、これが一番多いかと思いますが、連帯保証をして事業主と同様の経営リスクを負っている方々に、共同経営者として加入資格を認めることになるわけであります。 この認定方法ということでありますけれども、共同経営者の連帯保証の状況や、ま……
○近藤大臣政務官 お答えしたいと思います。 先生御指摘のとおり、我々も、もとより国会を軽視することは毛頭ございません。真摯に対応するのは当然の政府としての責任であろう、このように思っています。 ですから、第二十二条に基づく検討の状況については、国会開会中にあっては、適切な機会をとらえて真摯に御説明をしなければならない、このように思っているわけであります。また、国会が開かれない期間も含めて、国民、とりわけ加入者の方々の御意見を伺い、適切に対応する、こういうことでございます。 同時に、大臣が御答弁されたとおり、考え方は法律に明記しているわけでございますので、目的は、加入者の方々に対して適切に……
○近藤大臣政務官 お答えいたします。
最新のデータによりますと、我が国の医療機器の市場規模は約二兆円、そして世界全体の市場規模は約二十六兆円であります。我が国は世界第二位の市場規模でありますけれども、全体が伸びている中で、日本の占める割合というのはじり貧であります。
概略は以上でございます。
【次の発言】 花咲委員も御指摘のとおり、やはり医療機器産業というのは大変高い成長が見込まれる分野でありますし、また、革新的な医療機器が市場に出てくるということは、国民が質の高い医療サービスを受けることができるわけですから、大変社会的にも意味のあることだろう、こう思っております。
こうした中で、経済産……
○近藤大臣政務官 梶山先生にお答えしたいと思います。 もう梶山先生、産業政策に大変お詳しい先生からの御質問で、答弁するのも若干緊張するわけでございますが。 御質問の産業革新機構の案件でございますけれども、御案内のとおり、アルプス電気の新しい、中核の事業の一つである事業について、東北大学と共同で開発した革新的な技術について、これは電気自動車、スマートメーターに搭載される基幹部品の技術について切り出しをして、その部分について産革機構が出資をする、こういうスキームでございます。三月三十一日に第一号案件として発表させていただきました。 この間、この産革機構の設立については、先生にも大変御尽力をい……
○近藤大臣政務官 佐藤先生にお答えいたします。 まず、経済効果でございますが、低利融資の方でありますけれども、初年度、財投貸し付け一千億の低利融資でありますと、初年度二千五百億円程度の設備投資を喚起することを期待しております。また、リースの方でありますが、こちらの方では、中小企業を中心に年間一千五百億円程度の設備投資を後押しするのではないか、こう期待しているところでございます。合わせまして約四千億円の設備投資の効果がある、こういうわけであります。 こちらの四千億円の設備投資の波及効果でございますけれども、一定の仮定のもとで産業連関表を用いますと、一兆円程度の生産誘発効果とあわせて約十万人の……
○近藤大臣政務官 お答えいたします。 大変大事なポイントでございまして、金額が大きくなる分、きちんとした手続もとらなければいけない、こう思うわけでございます。 先生御案内のとおり、JOGMECが政府保証借り入れを行うに当たっては、JOGMECが経済産業大臣あてに政府保証つき借り入れに係る認可申請を行い、経済産業大臣は、独立行政法人評価委員会からの意見聴取及び財務大臣への協議を行った上で認可をする、こういう手続を経ているわけでございます。こうした大臣の認可に当たっては、具体的案件ごとにプロジェクトの重要性、さらにはその借入金の償還可能性、またJOGMECの財務健全性に与える影響等も見きわめて……
○近藤大臣政務官 高邑先生にお答えいたします。 大変現場の実態に根差した、そして問題意識を踏まえた御質問でございますが、全体の戦略なりはどういう形になっているのかという御質問でございます。 まず、基本的な認識でありますけれども、第一義的には、やはり競輪を主催する地方公共団体が、共通の問題意識のもとで一致して改革に取り組んでいただきたい、これが大前提であります。しかしながら、関係団体が一つの目的意識のもとに競輪を振興していくということも極めて重要であろうかと思っております。財団法人JKAなどの関係機関は、地方公共団体の方々とともに、円滑に支援、協力することが極めて重要だ、こう考えております。……
○近藤大臣政務官 お答えいたします。 もう全く委員の御指摘のとおりでありまして、電気自動車は、これはこれで大事、しかしながら、燃料電池自動車も、これは我が国が世界に先駆けて大変技術力を持っている分野でございます。ですから、さまざまな次世代自動車を開発することが極めて大事なんだろう、こういう認識であります。 ただ、問題は、この燃料電池自動車の低コスト化が課題であるわけであります。こちらの方も、お乗りをいただいたということでありますけれども、経済産業省も、一台でしょうか、持っておるわけですが、一台一億円以上する状況であるわけであります。その車両自体の低コスト化、高性能化を行うとともに、御指摘の……
○近藤大臣政務官 大村先生にお答えいたします。 最低賃金の引き上げに当たって中小企業の生産性向上が必要だろうというこの御指摘、その点においては全く認識は同じかな、このように思って聞かせていただきました。 最低賃金を引き上げるためには、まずもって中小企業の賃金支払い能力が高まることが前提でございます。そのためには、売り上げを伸ばすということ、そして生産性を上げてもらうこと、そして、コストを縮減して利益をふやすことが必要なわけであります。 売り上げを伸ばす観点からは、これは資金面での農商工連携やさまざまな販路開拓事業をやっておりますし、今後も強化していきたい、このように考えておりますし、生産……
○近藤大臣政務官 柴山委員の御質問にお答えいたします。 まず、基本的な認識として、自動車産業にとって、安全性を含めて品質の高い自動車をつくるということは大事な生命線であります。そうした中で、今回のリコール問題でありますけれども、そもそも、事の本質といいますのは、米国であれ国内であれ、消費者の方々とメーカーの問題であります。 委員御指摘の、何をもって不当な調査とおっしゃっているのかよくわかりませんが、米国の公聴会において、それぞれ、各出席者の方々が、本件に関するそれぞれの認識に基づいてそれぞれのお立場で御発言をされている、こういうふうに考えております。ですから、この内容について経済産業省ない……
○近藤大臣政務官 藤田先生にお答えいたします。 観光は重要であるということは全く御指摘のとおりでございまして、新成長戦略の中でも戦略分野と位置づけているわけであります。 そこで、縦割りを排除する取り組みいかに、こういう御質問でございますけれども、省内でも、局あって省なし、こういうことがよく言われるわけであります。こういうことではいけないということで、観光について横ぐしを通すような戦略を立てたい、このように考えているところでございます。 具体的には、来年度から組織要求でクリエイティブ産業部というものをつくりたい、こう考えているわけです。この観光というのは、例えば伝統工芸品、さらには、おいし……
○近藤(洋)議員 原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法は、原子力発電施設等の立地をめぐる環境の厳しさを踏まえ、平成十二年に議員立法として制定されたものであり、原子力発電施設等の周辺の地域について、生活環境、産業基盤等の総合的かつ広範的な整備に必要な特別措置を講ずること等により、これらの地域の振興が図られてきたところであります。 この特措法は、平成二十三年三月三十一日限りでその効力を失うこととなっておりますが、原子力発電は、そのエネルギー源の供給の安定性……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 九月まで一年間、経産大臣政務官として政府の中におりましたので、初めて与党として質問に立たせていただきます。 国民の皆様から預かった大切な税金の使い方、補正予算、経済対策の質疑であります。緊張感を持って建設的に政策議論を進めたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 最初に総理に伺います。 総理、この二十年間、日本は全体としていわば緩慢なる衰退を続けてきたと思います。経済の大きさ、すなわち、名目のGDPを見ますと、十五年前の一九九五年と比べ日本は横ばいであります。お隣の中国はこの間八倍となり、ことしGDPで日本を抜き去ります。私たちは……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。質問の機会をいただき、委員長、とりわけ野党の理事の皆様方に心から感謝を申し上げたいと思います。 本委員会におけるこの再生可能エネルギー法案の質疑も十七時間を超えたところでございます。新しい時代を切り開くための大変大切な法案でございます。田中委員長の御差配のもと、参考人質疑、先ほどの連合審査、さらには、会期中ではございましたが、特段の重要性にかんがみて海外での調査も行ってまいりました。 各党が真剣にこの法案に向き合い、野党の方々からは建設的な御提案もいただいているところでございます。もとより、国会は国権の最高機関であり、国の唯一の立法機関であり……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 黄川田委員長と民主党の復興ビジョン検討チームで、黄川田委員長の御地元の陸前高田、さらには大船渡に調査に行かせていただきました。そうした経験、万感の思いを込めて質問に立ちたいと思います。 最初に、枝野官房長官にお伺いしたいと思います。 枝野長官、官房長官の枝野という名前をもじって、いっとき、インターネット上でエダるという言葉がはやりました。寝る間を惜しんで働いて、厳しい上司のもとで必要以上の努力を強いられるという意味だそうであります。まさに、震災以降、激務が続いておられるかと拝察をいたします。 震災から七十三日が過ぎ、エダると言われるまでの……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介です。 本日、質問の機会をいただき、委員長、理事の皆様方に心から感謝を申し上げます。 まず、本題に入る前に、総理、ちょっと明るい話題から伺いたい、こう思います。 ワールドカップの女子サッカーの話でございます。女子サッカーチーム、なでしこジャパン、大変大活躍をしてくれました。小さな体であれだけの結果を出した。結果というよりも、そのプレースタイルに日本じゅうが希望とそして勇気をもらった、そんな感じがいたします。 本日、彼女たちは帰国をし、総理官邸にも訪ねる、こういう話でございますが、まず総理、なでしこジャパンのメンバーにどんな言葉をかけ……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。 早速質問に入りたいと思います。 まず総理、野田政権が発足をして一カ月間が経過したわけであります。所信表明にも示されているように、野田政権の最重要課題は震災からの復興と掲げておるわけであります。特に、この復興の道筋を確かなものにするためには、漁業を初めとする農林水産業、さらには機械や電機などといった製造業の再生、そしてさらには商店街、中小企業の再生といった、産業の復興が進んで初めて地域社会に希望が回復される、こう認識をしております。失われた雇用を回復し、生活の基盤を立て直す上でも、産業なくして復興なしであろうかと思います。 こうした観点から、我々民……
○近藤(洋)委員 ただいま議題となりました株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。 まず、本修正案の趣旨について申し上げます。 参議院を通過した法案は、いわゆる二重ローンに苦しむ被災した事業者を救済するための機構について定めるものですが、既に各県において二重ローン問題に対処するための産業復興機構の設立も進められていることから、機構は、産業復興機構と相互補完しながら業務を執行していく必要があります。また、機構の運営に伴う国民負担や機構の持続可能性にも配慮する必要があります。 これらの観点から、より実効……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 総理、国会も会期末を迎えまして、連日の国会質疑、御登壇、御苦労さまであります。 先進国の首脳の中で、これほど国会なり議会に登場しなければいけない首脳というのもないんじゃないか、私はこう思うわけであります。この点においては、我が国は、議会人としてよいことであろうと思いますけれども、ある意味、総理がきちんと公務をこなす上では国会の拘束がややきついのかなという思いもしないでもありません。 ただ、他方、こうやって総理がさまざまな議会の意見に対して真摯にお答えをいただいているというこの姿は、テレビ等を通じて国民の多くの方々の共感を得られるのではない……
○近藤(洋)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 福島復興再生特別措置法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、左記事項の実現に万全を期すべきである。 一 福島の復興及び再生に関する各種計画の策定に際しては、福島県が中心となって策定するとされているが、地域の実情に応じた細やかな施策を進める観点から、市町村等の意見も十分に反映すること。 二 原子力発電所事故による災害という特殊な事情に鑑み、福島県とともに、県内外への避難者が将来の展望を描けるよう……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。 質問の機会をいただき、委員長初め与野党の理事の皆様に感謝申し上げます。 本日は、日本再生に向けた道筋、経済政策を中心に議論をしてまいりたいと思います。 早速質問に入ります。 総理、政権交代のあの夏から間もなく三年であります。残念ながら、現在の民主党に対して有権者の方々から厳しい声が寄せられております。この声は真摯に受けとめなければなりません。同時に、経済の状況を示す数値、この三年間の数値の推移を冷静に見ますと、着実に成果が上がっているのも事実であります。 資料、パネルを用意したので、ごらんをいただければと思います。 第一に、雇用情勢でありま……
○近藤副大臣 このたび経済産業副大臣を拝命いたしました近藤洋介でございます。
経済産業行政は、全て重要な政策課題ばかりでございます。海江田委員長を初めとする委員の先生方に御指導、御鞭撻いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
誠心誠意職責を果たしてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 杉本議員にお答えいたします。
杉本議員におかれましては、経済政策も大変精通をされておられます。ぜひ、新たな立場でまた御指導いただければ、このように思っております。
大変大事な御指摘をいただきました。御指摘のとおり、我が国が調達するレアアースの大半は中国に依存を……
○近藤副大臣 国内立地推進事業費補助金につきましては、大震災を契機に産業の空洞化が加速するのではないかという強い危機感のもと、サプライチェーンの維持強化を通じて被災地の復興を進める観点から措置されたものであります。この点を含め、本事業についての説明責任を果たすべく努めてまいりましたが、今般の決議の趣旨を踏まえ、被災地への波及効果の定量的分析を初め、本事業が被災地の復興に資するものであることについて、しっかりと説明させていただく考えであります。 中小企業組合等共同施設等災害復旧事業につきましては、これまで、被災各県におけるニーズ等を踏まえて、累次の補正予算等により二千三億円を措置し、累計で三百……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。 貴重な機会をいただきまして、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。 限られた時間ですので、早速伺いたいと思います。 まず、独占禁止法をつかさどる公正取引委員会の役割が極めて重要なことは論をまたないわけでありますが、この公正取引委員会のあり方について、我々は、審判制度の廃止といった大きな制度改正をこれまで閣法としても提案をしてまいりましたし、議論を重ねてまいりました。この点について候補者の所見を。 私は、公正な取引委員会を運営するためにも、権力の集中はよくない、権力の独占をするのはよくない、こういう観点からも、この審判制度の分離は必要だろう、信……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 これまで、三年数カ月間、政権を預からせていただきました。この間、私自身も、経産政務官、そして、きょう当委員会のメンバーでもあります枝野議員、枝野大臣のもとで副大臣をさせていただきました。その意味においては、経済産業行政にかかわってまいりましたが、今回は攻守ところをかえて、久方ぶりに野党として建設的な議論をこれから進めてまいりたいと思いますので、茂木大臣初め三役、政府の皆様におかれましても、ぜひ誠実な御答弁をどうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、まず、先ほどからもお話になっておりますが、成長戦略についてお伺いしたいと思います。 三本の矢と……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する等の法律案、こちらの法律案は、前政権下で、枝野経産大臣のもとで検討し、国会に提出し、残念ながらさきの国会では廃案になった、こういうことでございますけれども、新政権におかれても、その内容を受けとめて提出された。我々は、日切れ扱いということで、若干そこの部分だけが変わっておりますけれども、基本的な内容は同じ法案を提出された、こういうことであります。よいものはよいということで受けとめて提出された新政権の度量に、まずは敬意を表したいと思います。 この内容について、我々民主党としては、問題があるとい……
○近藤(洋)委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、日本維新の会、公明党及びみんなの党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 修正の要旨は、エネルギー等の使用の合理化及び資源の有効な利用に関する事業活動の促進に関する臨時措置法、いわゆる省エネ・リサイクル支援法の廃止について、その施行期日を「平成二十五年三月三十一日」から「公布の日」に改めるとともに、所要の規定の整理を行うものでございます。 何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 きょうは、稲田大臣、茂木大臣初め関係の政府の皆様、御出席をいただきましてありがとうございます。消費税の価格転嫁法案の法案質疑に野党のトップバッターとして入らせていただきたい、こう思います。 私は、この消費税転嫁法案の質疑に対して、先日、久方ぶりに本会議で代表質問をさせていただきました。六年ぶりぐらいに本会議の壇上に立たせていただいたので若干緊張いたしましたが、大変多くの御声援をいただきまして感激したところでございます。 消費税をなぜ引き上げる必要があるのかということについては、もう論をまたないわけでありまして、子育て、年金、介護、医療といっ……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 本日は、大和田参考人、岡本参考人、清水参考人、大変お忙しい中、当委員会に来ていただき、また貴重な御意見をいただいたことに、まずもって感謝を申し上げたいと思います。 とりわけ清水会長におかれましては、ある意味で日本の政治における消費税導入にかかわる生き証人と申しましょうか、さまざまな局面で御活躍されてきた件、また、そうしたさまざまなことも踏まえながら、特に、昨年の民主党政権下におかれて自民党さん、公明党さんとの三党合意ができたこと、流通業というお立場で、本来ならば税を引き上げるということに対しては極めて消極的な立場であらなければいけない部分もお……
○近藤(洋)委員 おはようございます。 民主党の近藤洋介でございます。 限られた時間でございますので、早速質問に入りたいと思います。 まず、委員長のお許しを得て、資料を配付させていただいております。三枚つづりの資料ですが、ごらんいただければと思います。 その一枚目のペーパーでございます。 昨日の経済産業委員会の理事懇談会において、政府から、本法案の八条の解釈、すなわち本法案で禁止されることになる消費税還元セールに関して、「消費税の転嫁を阻害する表示に関する考え方」といった資料が、消費者庁、公取、総務省、財務省、経産省連名で示されました。 この資料、ペーパーについては、新聞、テレビ等……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 質問の機会をいただき、感謝申し上げます。 総理には、経済財政政策の基本的な考え方また運営方針を、せっかくの機会ですからお伺いしたいと思います。 早速質問に入りたいと思います。 委員長のお許しを得て、資料を配付させていただいております。一ページ目をごらんいただければと思うんです。 まず、最近の長期金利の上昇についてお伺いをしたいと思います。 このグラフは、十年物国債の新発債の金利、これは長期金利の指標となるものでありますけれども、この金利の推移のグラフであります。御案内のとおり、四月四日から急上昇しているわけでありますが、特にここのとこ……
○近藤(洋)委員 おはようございます。 民主党の近藤洋介であります。 質問の機会をいただき、委員長初め皆様に感謝を申し上げます。 早速、質問に入りたいと思います。 まず最初に、茂木大臣にお伺いしたいと思います。 委員長のお許しを得て資料を配付しておりますが、一枚目をごらんいただければと思います。 まず最初に、大臣が五月十七日金曜日、先週の金曜日の朝にされた閣議後の記者会見の内容についてお伺いをしたいと思います。 この一枚目のペーパーは、経産省が出された閣議後記者会見の議事録でございますが、大臣は、記者から政府が提出しているいわゆる電力システム改革法案の見通しについて質問され、この……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 本日は、株式会社海外需要開拓支援機構法案の審議であります。 このいわゆるクール・ジャパン戦略は、我々民主党政権時代も、成長戦略の一つの柱になる、こういう思いで、さまざまな施策に取り組んでまいりました。自民党政権下になって、新しい機構をつくるというさらに踏み込んだ構想が打ち出されたこと、クール・ジャパンを広げる意味では、私は、大きな推進力になるだろう、こう期待をしておりますし、これからまた質疑を経るわけでありますけれども、基本的には、この法案の方向に対して、あえて申します、大賛成でございます。 その上で、きょうは、この方向は大賛成とした上で、……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 質問の機会をいただき、委員長、ほかの皆さんに感謝いたします。 本日は、大変重要な法案である電気事業法の改正案、いわゆる電力システム改革法案の質疑であります。 電力の鬼と言われた松永安左エ門翁が、現在の電力体制を、当時、戦後の荒廃の中で築いたのが一九五一年、以来六十年ぶりの大改革の第一歩となる大変大きな法案であります。 代表質問の際にも、私、申し上げましたけれども、電力システムはインフラの中のインフラであります。東日本大震災、福島原発の事故による大変大きな危機を経験して、我が国は、より柔軟でより強い電力システム、エネルギーシステムの再構築が……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 四人の参考人の皆様には大変貴重な御意見をいただきました。特に、中小企業の立場を代表してということで、清水参考人から、料金の抑制と安定供給が目的ですということを強くおっしゃっていただきました。 このシステム改革を我々も民主党政権下で検討に着手したわけでありますけれども、その際、私は副大臣でありまして、今思い出したわけですけれども、当時の資源エネルギー庁の次長に、さて、発送電分離をしたときに電気料金の抑制にどうかかわるんだ、どうプラスがあるんだ、答えてほしいということを聞きました。これについては、当時の次長は、これは明確な電気料金の抑制につなが……
○近藤(洋)委員 ただいま議題となりました電気事業法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 本修正案は、電気事業に係る制度の抜本的な改革に係る措置について定める附則第十一条に所要の修正を行おうとするものであり、その内容は次のとおりです。 第一に、政府が段階的に電気事業に係る制度の抜本的な改革を行うこと等の目的として、電気の安定供給の確保、電気の小売に係る料金の最大限の抑制並びに電気の使用者の選択の機会の拡大及び電気事業における事業機会の拡大を実現することを明記することとしております。 第二に、……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 今国会も、いよいよ終盤というか、もう本当にいよいよ最終局面、こういうことでございますが、当委員会においては、これまで、閣法、与野党間で、政府に対してさまざまな質疑をさせていただきました。提案もさせていただきました。政府においては、その提案を受けとめていただいて、閣法の修正も含めて審議を進めてこられたこと、委員長を初め、感謝申し上げたい、こう思います。 その上で、きょうは一般質疑でありますが、きょうは成長戦略を中心にお伺いをしていきたい、こう思っております。 日本の成長戦略の中でも、人、物、金を呼び込むという考え方、これは我々も、政権時代、……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 黒川元委員長初めそれぞれの先生方に心からまず敬意を表したい、こう思います。国政に議席を預かる者として、この提言を重く受けとめ、先ほど蜂須賀元委員から貴重なお話がございましたけれども、被災をされている方々、皆様方は当然でありますけれども、日本の未来のために、この提言を生かし、国会として責任を果たしていかなければいかぬとまず冒頭申し上げたい、こう思います。 塩崎先生の方からも貴重なお話がございましたけれども、若干かぶりますが、大事な点なのであわせてお伺いしたいと思っています。 まず、黒川委員長にお伺いしたいと思います。 憲政史上初の、国会のも……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介であります。 きょうは電気事業法の一部を改正する法律案の質疑であります。この大改革の大きな一歩を示すこの法案は、前国会で、自民党さん、公明党さん、そして我々民主党としても、修正を提案し、それを与党に受けとめていただきながら衆議院において成立を見、参議院の方でも本当に直前まで成立に向けた努力を進めたわけでありますけれども、さまざまな国会事情の中において残念ながら廃案になってしまった、こういうことでありますが、今回、臨時国会で再提出をされました。 政府におかれては議会の場で修正をされた内容を踏まえて再提出されたということについて、まずもって……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介です。 本日は、第三の矢、成長戦略の実現の目玉の法案、産業競争力強化法の質疑であります。 この法案は、本日、本会議で議論される国家戦略特区法案と並んでといいましょうか、経済再生に向けての一つの大きなアベノミクスを代表するもの、こういうふうに伺っております。 ざっと中身を拝見すると、それなりにフルパッケージで、それなりにと言うと、つくった大臣には大変恐縮でございますけれども、フルパッケージで形を整えられているなという印象は受けます。きょう本会議で質問させていただきます国家戦略特区法に比べれば、相当完成度は高いなという気がするわけでござい……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介であります。 質問の機会をいただき、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。 産業競争力強化法、本法案の質疑も大詰めを迎えてまいりました。規制緩和、税制、そしてベンチャー投資への支援策等々を通じて産業の新陳代謝を促して産業競争力を高める、こういった本法案の方向性は、我々民主党としても正しい、こう認識をしております。 我々民主党も、そうした方向感に立って、今般、修正案を提案させていただいております。この法案がよりよく機能するための提案であり、現在、各党、自民党、公明党さん等々と真摯な協議を進めていると伺っております。幾つか大事な修正点も……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 本日は、独占禁止法改正案についての質疑であります。 実は、同時刻、内閣委員会でも重要広範の特区法案というのをやっておりまして、私はそちらの筆頭理事を務めておるんですが、この独禁法改正も極めて大事な法改正だと認識しております。ですから、志願してこちらに出稼ぎに参りました。 審判制度の廃止を柱とする本法案の改正は、大臣御案内のとおり、四年越しの懸案でありました。懸案というか、方向は、そもそも民主党政権時代に閣法として提出させていただき、その後、継続審議、そして廃案となり、また、政権がかわった前々回の国会では現在の与党である自民党、公明党さんの中……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介です。 質問の機会をいただき、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。 本案、いわゆるNSC法案の審議も佳境に入ってまいりました。国家の危機管理体制を強化するということは非常に重要であります。官邸に必要な情報を整理して酌み上げて、そして首相の判断を仰ぐ会議体、さらには事務局を整える、本案の骨格の方向性は正しいと私も考えておりますし、我が党としても、政権時代にそうした方向性を出したわけであります。 今般、修正案を提案させていただきましたのも、その会議体、体制がよりよく機能するために、こういう見地に立って修正案を提出したものであります。ぜ……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介です。 質問の機会をいただき、委員長初め皆様に感謝を申し上げます。 私ごとで恐縮ですが、私、ことしの十一月九日で、議席を預かって丸十年となります。(拍手)ありがとうございます。同期の仲間もおるかと思うんですが、いろいろ波風あって随分減ってしまいましたが、この十年、これまで常任委員会で、私は主に経済産業委員会にずっと所属をしておりました。 私の地元の山形県は米沢市の郷土の大先輩で我妻栄先生という民法の大家の先生がおるんですが、この民法の我妻先生の言葉で、深い井戸を掘れ、こういう言葉がありまして、井戸をずっと一つの分野掘ると水脈にぶつかる……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介でございます。 重要広範である国家戦略特区法案、きょうから委員会での質疑、こういうことでありますが、本会議で代表質問に立たせていただきました。与党の先生からも大変御声援をいただきまして、不規則発言は国会の花である、こういうふうに私も教わってまいりましたから、よく本会議では私も不規則発言をする方でございますから、それだけ御声援をいただくということはありがたいことだな、こう思いながら登壇させていただきました。 ちょっと、きょうは、冒頭、その本会議の席で総理にきちっとお答えをいただけなかった点について、まず最初、お伺いをしたいかな、こう思って……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介であります。 きょうは、それぞれの参考人の先生方から大変貴重な御意見を聞かせていただきまして、本当にありがとうございました。 参考人の御意見を伺って、まず最初に、特区の話というよりも経済政策全体のあり方の話をちょっと伺えればな、こう思いまして、最初に山口参考人とそして八代参考人にお伺いしたいな、こう思っております。 今回の特区法は、総理のお言葉をかりると、世界で一番ビジネスのしやすい国をつくりたい、こういうふうに総理はおっしゃっているんですね。安倍政権は何となくそういう路線で物事をおっしゃっているな、こういう気がするんです。これ自体は……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 いわゆるアベノミクスの目玉とされた本法案、国家戦略特区法案の質疑も、最終局面を迎えております。 これまでの質疑の中、また、与野党間の修正協議を通じて、この法案の一定の必要性については、我々民主党も問題意識を共有したところであります。 その認識に立った上で、きょうは、総理御出席のもとでありますので、現在進行中のいわゆるアベノミクスに関する懸念材料を我々の立場から指摘をさせていただき、また、総理に提言をしたい、こう思っております。 国家戦略特区による世界で一番ビジネスのしやすい国、これはこれで結構なことだと思います。しかし、同時に懸念をされて……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介であります。 本日は、国家公務員法の改正案の質疑、野党、これから始まります。そもそも国家公務員制度の改革は、翻ってみますと、橋本行革に端を発して、もともとその前からも公務員制度の議論というのはございましたけれども、いわゆる橋本内閣において本格的に議論がスタートした、省庁再編の議論と相まってスタートした、こう認識しております。 当時、私は議員ではなく、霞が関を取材する新聞記者でありましたけれども、公務員制度が大変揺れておりまして、私は経済産業省の担当でありましたが、そのときは、まさに時の大臣が局長を更迭されまして、次官候補を更迭されて、蜂……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介であります。 私、議席を預かってことしで十一年目になるんですが、外務委員会は初めての質疑となります。ふだんは、現在、内閣委員会の理事をさせていただいて、あと、専ら経済産業委員会等々で質疑をさせていただいておるんですけれども、格式ある、伝統ある外務委員会で、多少緊張をしております。どうぞよろしくお願いします。質問の機会をいただき、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。 外務大臣に伺う機会はなかなかないので、きょうのマルチの条約の質疑に入る前に、ちょっと一点お伺いをしたいと思います。 現在、日本の外交上も極めて重要な交渉、TPP交渉が山……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。質問の機会をいただき、委員長、理事の皆様に感謝申し上げます。 今回の国会法の改正の議論というのは、国権の最高機関たる国会が、また我が国の唯一の立法機関である国会が、引き続きその役割を果たせるかどうか、国民の負託に応えられるかどうか、議論の行方によっては大きく左右される極めて大事な案件だ、こう認識をしております。 そこで、まず民主党提出者にお伺いをしたいと思うんですが、我々民主党は、今回、日本維新の会、結いの党の皆様と共同で国会法百四条の二を新設する改正案を提出しております。 まず、この改正案の意義、提出の理由について改めてお伺いをいたします。
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 きょうは、経産委員会の所信に対する質疑、枝野前大臣の後のバッターでございます。今国会初めての質疑でございますから、気持ちを込めて質問いたしたいと思います。 早速質問に入りたいと思います。 まず、大臣にお伺いしたいと思います。 先日、政府が発表いたしましたいわゆるQE、二〇一三年の十月―十二月期のGDPの速報値が発表されました。最初に、全体の経済をどういうふうにごらんになっているかというのを経済の重要閣僚たる茂木大臣にお伺いしたいと思うわけでありますけれども、速報値では年率換算で実質一・〇%成長、こういうことでありました。この数値をどう見……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介です。 本日は、中心市街地活性化法の改正案につきまして質問の機会をいただきました。委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。 まず、茂木経産大臣にお伺いをいたします。 委員長のお許しを得て資料を配付させていただいておりますが、資料の一ページ目をごらんいただければと思うわけであります。この資料は日経新聞の一月三十一日付の記事の抜粋でありますけれども、総務省が発表した住民基本台帳調査によると、東京圏への人口集中が加速しているということが明らかになっております。 この記事をごらんいただければと思いますが、二〇一三年の一年間で、東京、千葉、埼……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。 きょうは、電力システム改革法案の第二弾の質疑であります。どうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、大臣にお伺いしたいと思うんです。 電力システム改革は、その原点は何かということだろうと思うんですが、我々民主党政権の時代にこれは検討をし、自民党政権で第一弾の法案が提出をされ、そして第二弾、現在に至っているわけでありますけれども、そのスタートラインは、基本的には私は三・一一の東日本大震災だったんだろうと思うんですね。 この東日本大震災を受けて、やはり日本のエネルギーというものをもう一度見詰め直すということに至ったんだろうと私は考えますし、そうい……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 限られた時間でございますので、早速質問に入りたいと思います。 私は、きょうは主に労働基本権の部分について、電力システム改革にかかわる労働基本権について議論をさせてもらいたい、こう思います。 委員長のお許しを得て資料を配付させていただいておりますけれども、これは前回の、第一弾の電気事業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議、衆議院、参議院ともに同じ文案で附帯決議を衆参両経産委員会で決めさせていただきました。 この附帯決議というのは、前回の国会の審議の中で、与野党で法案の修正協議をさせていただいて、その修正協議の中で附帯決議も含めて、相当議……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 早速質問に入りたいと思います。 委員長のお許しを得て資料を配付させていただいておりますので、その資料を見ながら質問していきたいと思うのです。 先ほど同僚の田嶋委員から、我が国の電力の状況、まさに国際的な連系線がございませんから、田嶋委員のお言葉をかりれば今は電力鎖国状態でありますが、その電力の国内の需給見通しについて、けさ方、関係閣僚会議でその需給見通しと対策が公表をされました。 まず最初に、総理に御認識を伺いたいと思います。 最初の表を見ていただければおわかりのとおり、この夏の需給は大変厳しい状況であります。原発の稼働がゼロとなる初め……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介です。 質問の機会をいただきまして、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。 きょうは、小規模企業の振興基本法、大事な法律の質疑であります。関連法の質疑であります。 まず最初に、これは、同僚議員からも既にこの委員会の質疑で話題といいましょうか、取り上げられている話をちょっとさせていただきたいなと思うんです。 中小企業白書、ことしの白書を私も読ませていただきまして、最初いただいたときは、この白書、何か枕になるぐらいで、えらい太いなと。九百十ページ、資料も含めると大変大著の白書で、最初いただいたときはしばらく積ん読にしておったんですが、……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 今国会、内閣委員会最初の質疑、大臣所信に対する質疑であります。どうぞよろしくお願いいたします。 早速、貴重な時間でありますし、質問に入りたい、こう思います。 まず、菅官房長官にお伺いをいたします。 官房長官、内閣総理大臣補佐官についてお伺いしたいんですが、内閣法二十条では、「内閣総理大臣補佐官は、内閣の重要政策に関し、内閣総理大臣に進言し、及び内閣総理大臣の命を受けて、内閣総理大臣に意見を具申する。」と規定されております。これは非常に重要な役割でありますが、官房長官は、内閣総理大臣いわゆる首相補佐官は広い意味で内閣の一員であると認識をさ……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介であります。 本日は、甘利大臣の所信に対する質疑であります。 TPP、環太平洋パートナーシップ協定の締結に向けた閣僚会合が、去る二月の二十二日から二十五日、シンガポールで行われました。甘利大臣、大変御苦労さまでございました。残念ながら、全体の大筋合意というところまでは至らなかった、得られなかったと伺っておりますけれども、しかし、我が国は、全ての参加国各国と二国間の交渉を精力的に行い、実質的な協議を進めたと伺っております。また、各分野別にも相当の進展が得られたとも伺っております。 内閣委員会からはといいましょうか、自民党の西川筆頭理事も……
○近藤(洋)委員 先生にお答えをいたします。 先生御案内のとおり、与野党協議においては、法案を提出されている維新の会、そしてみんなの党さんも含めて、また生活の党さんにも適宜情報を共有しつつ、改革を果たさなければいけないという共通認識を持ちながら、与野党間の協議を重ねてまいったわけであります。 民主党としては、定年延長に係る措置については法案の修正、基本法に記載された自律的労使関係の措置や国家戦略スタッフの創設など、残された課題については附帯決議で対応するなど、改革の骨格やその方向性について大筋で合意したことから、自民、公明の三党で合意するとともに、修正案を提出したものであります。 わかり……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介であります。 後藤議員の大変気合いの入った緊迫感のある質疑でありました。私も気合いを入れてまいりたい、こう思います。 内閣の重要事項に関する件を内閣委員会で聞くことができますので、ある意味では、この内閣委員会は、私も昨年から初めて筆頭理事をさせられておりますけれども、一種、ミニ予算委員会のようなものなんだな、こう思いながら、きちっきちっと質疑を重ねなければいけないな、こう思っているわけであります。 きょうは、その重要事項に関する中で、最初にお伺いしたいのは、いわゆる武器輸出三原則の見直しについて、これは内閣官房長官が主にさばかれている……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介であります。 本日は、予算関連法案である内閣府設置法の一部改正案の審議であります。その趣旨は、総合科学技術会議の体制を強化し、テーマを絞って予算を配分する権限を与えることによって、いわゆる司令塔機能を強化するという内容であります。 鉱物資源など天然資源の大半を輸入に頼る我が国にとって、国を富まし、国富をふやし、国民生活を豊かにする源、源泉は日本人の知恵、技術力であることは論をまたないわけであります。 新興国が台頭する中で、特に我が国としては、市場をつくり出す技術革新、いわゆるイノベーションを起こす力が重要であります。もちろん、民間が主……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介であります。 きょうは、参考人の先生方、本当に貴重なお話、ありがとうございました。やはり、物事を本質的にわかられている方々というのは、難しい話をわかりやすく御説明いただけるんだなということをきょう改めて感じ入った次第であります。 我々、政治の仕事というのはいろいろな仕事があるわけでありますけれども、やはり、我が国において、科学技術立国をつくっていく、英知を結集して、そして、多少大げさなことを言えば、人類に貢献をしていく環境をつくるというのが大きな政治の役割だ、こう思っているわけであります。 きょうの御参考人として来ていただいた皆様方は……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介であります。 本法案も、委員長の御指導のもと、質疑を深めてまいりました。きょうが、残すところ総括的な質疑で、政府においてきちんと答弁がなされたという前提でございますけれども、総括的な質疑、こうなっているわけであります。 そこで、まず官房長官にお伺いしたいと思うのですが、健康・医療の戦略というのは、広い意味で社会保障政策であろうか、こう思うわけであります。その社会保障の政策の立案に当たって、これまで、我々といいましょうか国会の中では、税と社会保障の一体改革、こういう言い方をしてきたわけであります。 税については、御案内のとおり、四月から……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介であります。 本日は一般質疑であります。どうぞよろしくお願いいたします。 安倍内閣は大変高い支持率を維持されておりますが、恐らく、この支持率を維持している背景というか要因は株価にあるんだろう、一つの要因だと私は思っているんですね。やはり株価が、率直に言って、民主党政権時代よりは総じて高い水準にある。株価というのは国民の期待値ですから、これが高い、したがって、政権に対する期待もまだ高い、こういうことなんだろうと冷静に思うわけであります。 その株価が今乱高下を続けておるわけでありますが、株価がなぜ乱高下しているのかといえば、本当の意味でい……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介です。 本日は、地域経済活性化支援機構法の審議が主でありますが、あわせて、甘利大臣、このしばらく、けさ方まで、TPP交渉のど真ん中で大変御苦労されておられました。この間、委員会の質疑、我々委員会としても、甘利大臣にはできる限り交渉に専念していただきたいということで、一般質疑等で配慮させていただきました。 そういったこともこれあり、大変お疲れの中ではあろうかと思いますが、甘利大臣の所管する、所掌する分野についても質疑をさせていただくことになろうかと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず、甘利大臣、環太平洋経済連携協定、T……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介であります。 きょうは一般質疑であります。甘利経済財政担当大臣と、あと森国務大臣に質疑をしたい、こう思いますので、よろしくお願いいたします。 まず、委員長のお許しを得て資料を配付させていただいておりますので、それを見ながら質問をしていきたい、こう思うんです。 一枚目をごらんいただければと思うんですけれども、連休中、幾つか報道されておるのですが、大変注目すべき記事が出ておりました。日本経済新聞が五月四日付の一面で、こういう記事を報じておるんですね。「政府が初の目標 少子化に対応」「人口五十年後に一億人維持」、こういう見出しで記事を報じて……
○近藤(洋)委員 ただいま議題となりました両修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、独立行政法人通則法の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨について申し上げます。 主務大臣は、独立行政法人の長または監事を任命しようとするときは、必要に応じ、公募の活用に努めなければならないものとすることとし、公募によらない場合であっても、透明性を確保しつつ、候補者の推薦の求めその他の適任と認める者を任命するために必要な措置を講ずるよう努めなければならないものとすることとしております。 次に、独立行政法人通則法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介であります。 内閣委員会はいろいろな多岐にわたる法案を今国会も審議をしてまいりましたが、閣法はこの原子力委員会設置法改正案で最後となります。内閣委員会としては最後の法案でありますが、私は、極めて大事な法律が最後に来たな、こういう認識であります。 と申しますのも、先ほど関委員からの御質疑の中にもありましたが、大臣、この法案というのは、私はやはり、三・一一、福島の原発災害を受けて、日本が原子力政策に対してどう立ち向かうかといいましょうか、この三・一一の教訓をどう生かしていくかという一つの形になるからだろう、こう思うからであります。その意味で……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介であります。 近年、急激に増加をしているサイバー攻撃に対応するための基本法案、サイバーセキュリティ基本法案が議員提案の形で、内閣委員会でこうやって議論をされ、そして、採決を経て、委員会提案をされる見通しになりつつあることに、私も作業にかかわった一人として大変うれしく思います。 また、民主党としても、本法案に対して自公側から御提案があり、これに対して、条文の修正並びに新たな提案、相当な提案をさせていただきました。短い期間ではございましたけれども、こうした提案について、ほとんどというか全て受けとめ、そして、共同してつくり上げてきていただいた……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 本日から、特定複合観光施設区域整備法案、議員提出によるこの法案の質疑が当委員会で始まりました。もとより国会は議論する場でございますし、議員立法をきちっと議論するというのは大事な役割だ、こう思っております。 ただ、あえて申し上げると、国会終盤の中で、参議院を見通すと、国会の日程等を考えると、なかなか成立がといいましょうか、十分な質疑時間がとれない中で、あえてこういう形を設定させていただいた。こういう形、異例の措置をあえてとらせていただきました。 振り返りますと、議員立法をこういう形で前に進めるということは、我々民主党が与党のとき、自民党さんは……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。 本日は、小渕大臣、私、非常に複雑な気持ちで質疑に立ちます。 小渕優子経済産業大臣の誕生、正直、私も、党派の違いはあれど、大変期待した一人でありました。新しい世代のリーダーが誕生した、なるべき人がなった、こう思いました。 実際、経済産業省の職員にいろいろ話を伺うと、役所からの評判も非常にこれは現実よいものがあります。財務官僚から高い評価を受けていたということは仄聞しておりましたが、経産省の中からも非常に高い評価を現時点でも受けております。私の信頼するある職員は、こう打ち明けております。前のときの省内の雰囲気は、季節に例えると寒風吹きすさぶ一月の状況……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介です。
大臣、まず、法案の審議に入る前に、ちょっと一つお伺いしたいことがあるんです。ちょっとお聞きしにくい話ではあるんですが、三日、大臣は鹿児島県、九州電力の川内原発に視察をされておりますね。その際に、職員の皆さんへの訓示の折に、川内原発の名称を誤ってカワウチ原発というふうに訓示されたという報道がありますが、これは事実ですか。
【次の発言】 大臣も面目ない話であるという御答弁でありましたけれども、数日前に川内村、福島県に行かれて、若干混同したのかもしれない、こういう話でございました。余り言葉尻を私もつかまえたくはございませんが、やはりこれ……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。よろしくお願いをいたします。 石破国務大臣、閣僚として初めて質問させていただく機会だ、こう思っていますが、石破大臣はいろいろな書を出版されておって、安全保障関係の本も多いんですけれども、私は、石破先生の本を全部読んでいるわけではないのですが、この「真・政治力」という本は非常にいい本だな、こう思っております。済みません、御著者を前にあれなんですけれども。ある先輩ジャーナリストから、おまえ、これ、いい本だから読めよと言われまして、それで読みまして、非常に読みやすい。特に野党に転落した我が民主党にしてみると大変勉強になるから読め、こういうことだったので読ませ……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。 早速質問に入りたい、こう思います。 我が国の地方再生にとって、三・一一の東日本大震災からの復興は、全国全体の地域の再生にとっても非常に大きい意味を持つ、こう認識をしております。 そこで、宮沢経済産業大臣にお伺いします。 委員長のお許しを得て、資料を配付させていただいておりますが、大臣は、この一ページ目でありますけれども、経済産業委員会の所信的挨拶で、「福島の復興と福島第一原発の廃炉・汚染水対策は、経済産業省が担うべき最も重い課題」と述べています。 なぜ最も重い課題、最重要課題なのか、その理由を簡潔にお答えください。
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 今国会も、前国会に引き続き内閣委員会の理事を務めさせていただくことになりましたので、どうぞよろしくお願いをいたします。 短い臨時国会の会期でありますけれども、充実した質疑を通じて国民の皆さんの負託に応えたい、このように思いますので、閣僚の皆様方におかれましても、しっかりとした御答弁をぜひよろしくお願いしたい、こう思います。 きょうは、所信に対する質疑であります。 まずは、新閣僚となられた松島国務大臣に対してさまざまお伺いをしていきたい、こう思います。 松島大臣、大臣は、政治家になられる前は、朝日新聞の記者として御活躍をされておりました。……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 後藤祐一議員から、特定秘密保護法の運用基準に関連して、また、公益通報者保護法にも関連して重要な指摘がございましたので、私、重なっておる部分はちょっと割愛をしたいと思います。 その上で、改めて、菅官房長官は多分聞かれていなかったと思うので、もう一度上川大臣にお伺いしたいんですけれども、有村国務大臣は公益通報者保護法の基本的な枠組みについて御存じないということが明らかになりました。これは、この公益通報者保護法をきちっとつくられてきた上川大臣からすると、こういったものに対して不安を感じられるんじゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 今、官……
○近藤(洋)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明いたします。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び人事院は、本法施行に当たり、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 女性の社会進出と活躍を促進するとともに、少子化対策を推進するため、育児に責任を有する国家公務員の処遇の改善について検討すること。 二 今回の改正に当たり、常勤職員との給与格差の拡大を抑制するため、非……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 本日は一般質疑の場であります。菅官房長官、そして甘利国務大臣に質問をしてまいりたいと思うのですが、まず冒頭、ちょっと質疑の前に一言申し上げたいと思うんです。 実は、この内閣委員会、特にここ数年は、統治機構を扱う委員会でありますから、政府において内閣委員会所管の法案が大変提出をされております。したがって、非常にタイトな委員会といいましょうか、大変仕事をする委員会となっておるわけでありますが、国会日程が限られている中で、我々野党もできる限り、もちろん議員立法も含めて審議をしていきたい、こういうことであるわけであります。 ただ、これは議会の中の話……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介であります。 きょうは今国会の大臣所信に対する質疑の機会を、貴重な時間をいただきまして、委員長、理事の皆様に心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。 まず、本論に入る前に、大臣にちょっとお伺いしたいことがございます。 それは、今国会、残念ながらと言うべきだと思うんですが、昨年の臨時国会に続いて、いわゆる政治とお金をめぐる問題について、安倍内閣の閣僚が辞任を引き続きされたということであります。昨年は、当委員会でも議論をいたしましたが小渕優子前経産大臣、そして松島法務大臣が辞任をされている。それで、今国会では西川農林水産大臣も辞任……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 本日は、電気事業法改正案またガス事業法改正案等のエネルギーの大改革の関連法案の質疑の機会をいただきまして、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。 私は、主に電力改革についてお伺いをしたいと思います。 まず冒頭、大臣、午前中の質疑でもお答えになられておりましたので一部割愛したいと思うのですが、ただ、ぜひ指摘をしたいというのは、ベストミックスといいましょうか、エネルギー基本計画に基づいた政府のあるべき電源構成の姿についてであります。本来ならば、やはりこれは電力システム改革さらにはガスの改革も含めた総合的なエネルギーの改革を示す本法案と非常に関……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 本日は、電気事業法及びエネルギーの抜本改革に係る法案の質疑であります。機会をいただきまして、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。 午前中の質疑でも同僚の議員が大変大事な点を幾つか指摘しておりますが、私も若干重なる点があろうかと思いますけれども、大事な点でございますので、お許しをいただき、大臣また事務方にも御答弁いただければ、こう思います。 まず最初に、せんだって経済産業省の総合エネルギー調査会の小委員会で示された長期エネルギー需給見通しについてお伺いをしたいと思います。いわゆるベストミックスであります。 この議論でありますけれども、き……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。 早速質問に入りたいと思います。 委員長のお許しを得て資料を配付させていただいておりますが、一枚目をごらんいただければと思います。 まず、大臣にお伺いしたいと思います。 各新聞やテレビの世論調査で、原子力発電所の再稼働の問いに対しては、なかなか再稼働に対しての国民の理解は広がっていないというのが現状だと思います。 こちらの資料は、五月十一日の読売新聞。安倍内閣は安全性を確認した原子力発電所の運転を再開する方針です、この方針に賛成ですか、反対ですか。読売ですが、賛成三十五、反対五十五。朝日新聞、五月十九日、今停止している原子力発電所の運転を再開す……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。よろしくお願いいたします。 エネルギーの話が続いたので、ちょっと質問の順番を入れかえて、私もエネルギー関連の質問を最初にお伺いしたい、こう思います。 委員長のお許しを得て資料を配付させていただいておりますが、最後のページをごらんいただければと思います。 電気事業法が過日参議院においても成立をして、大改革がいよいよ、大きな法律が成立をした、こういうことでありますけれども、私の地元の山形県において、電力の自由化、電気事業法の改正をにらんで、一つの動きが起きております。 山形県では、県内の再生可能エネルギーの電力を発電事業者から調達して、県内外の……
○近藤(洋)委員 おはようございます。衆議院議員の近藤洋介です。 本日、私は、六月三十日にまとめられました経済財政運営と改革の基本方針、いわゆる骨太方針と、また、三十日に決定されました日本再興戦略、いわゆる成長戦略についてお伺いをしていきたいと思います。 これは、経産省といいましょうか政府がまとめられた成長戦略、実態的には経済産業省が相当深くかかわってつくられた戦略だ、こう認識しております。私も民主党政権下で成長戦略を、当時は政務官でありましたけれどもかかわってまいりまして、経産省の職員の方々と一緒につくった記憶がございます。 そういう意味もあるので、大変優秀な官僚の皆さんと一緒につくら……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 きょうは、一般質疑の機会をいただきまして、委員長、理事の皆様に感謝申し上げます。 林大臣、どうぞよろしくお願い申し上げます。国会は議論の場でございますし、その流れの中で多少厳し目のことを申し上げる場面もあろうかと思いますけれども、これはともに国をよくしたいという思いの中からの話でありますので、ぜひ受けとめていただいて、また誠実にお答えいただければ、このように思います。 きょうは最初の質疑でございますので、私も税の問題を取り上げたいと思うんです。 税は政治、政治は税でございます。自動車関係諸税については、同僚の中根議員が大変意味のある御提言……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。 極めて重要な法案についての質疑の機会をいただきまして、委員長、理事の皆様に感謝申し上げます。 ただ、本法案の質疑に入る前に、この法案も個人情報の保護、そして、いわゆるビッグデータ時代を迎えて、政府の情報管理の体制について整える法案でありますが、政府の情報公開のあり方、姿勢について、極めて重要な発言が政府高官、具体的には西村内閣府担当副大臣から先般ございました。この御発言について、まず、ただしてまいりたい、このように思います。 具体的には、TPP、環太平洋パートナーシップ協定の交渉の合意文書、いわゆるテキスト、交渉中の文書の国会議員に対する情報開示……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介です。 一般質疑の機会をいただきまして、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。 早速質問に入りたいと思います。 きょうは、TPP交渉に関連して、甘利担当大臣、菅官房長官、そして西村副大臣にお伺いをしていきたい、こう思います。 まず、甘利大臣にお伺いをいたします。 TPP交渉は、本当に、マラソン交渉といいましょうか、大変長い期間この交渉が続いているわけであります。報道によると、安倍首相の訪米もあり、交渉も、訪米の際には大きく前進した、こういうふうに報じられましたし、日米の差はかなり接近した、大詰めを迎えている、こういう報道もござい……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 本日は、いわゆる漏れた年金問題についての集中討議であります。 これまでの質疑で、本件の背景といいましょうか起きた要因が幾つか明らかになってまいりましたけれども、いずれにしましても、現時点で判明しているだけでも百二十五万件に及ぶ大量な個人情報が流出してしまったという、前代未聞の事案であります。 また、その事件の対処をめぐっても、年金機構、さらには厚生労働省の対応についても、維新の初鹿議員、そして我が民主党の阿部議員の質疑でも明らかなように、またこれまでの民主党の調査によっても、大変お粗末な実態、大きな問題が明らかになっております。 まず、菅……
○近藤(洋)委員 民進党の近藤洋介であります。 私も、九州・熊本での大震災で被災をされている皆様方に心からまずもってお見舞いを申し上げたいと思います。 先ほどの自民党の武部委員に指摘をされるまでもなく、TPP、環太平洋パートナーシップ協定、この構想に最初に取り組んだのは民主党であります。人口減少を迎えた我が国で、いかに働く場所を守り、国民生活を豊かにするのか、アジア太平洋の活力をどう取り込んでいくのか、その土俵がTPPになるかもしれない、こう考えたわけであります。そして同時に、隣の国、中国という存在、この中国を公正なルールを守る仲間に引き込みたい、そういう思いもございました。 当時、確か……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介です。 本日は、林大臣の所信に対する質疑ということでございますが、貴重な機会をいただいたことに、まず高木委員長を初めとする理事の皆様に感謝を申し上げたいと思います。 通常国会最初の質疑でございますので、きょうは、大臣に基本的なことを中心にお伺いをしてまいりたいと思いますので、どうぞ明瞭な御答弁をいただきたい、このように思います。 まず最初に、エネルギー政策についてお伺いしたいと思うのです。 三・一一の東日本大震災、そして東京電力福島第一原発の過酷事故から間もなく丸五年がたとうとしております。三月十一日の十四時四十六分ですか、あの大地……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民進党の近藤洋介であります。 きょうは、一般質疑の時間をいただきまして、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。 早速でありますが、質問に入りたいと思います。 委員長のお許しを得て資料を配付させていただいておりますが、その一ページ目をごらんいただければと思うのであります。 最初は、原子力発電所、エネルギーにかかわる質問をしたいと思うんですが、読売新聞の三月十日付の一面記事を添付させていただいておりますけれども、新聞各紙朝刊は、ことし三月九日の大津地方裁判所の仮処分決定を大きく報じました。内容は、大津地裁で、関西電力の高浜原子力発電所三号機、四号機に……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民進党の近藤洋介であります。 先ほど富田先生と高木副大臣、また林大臣の質疑を聞いておって、私も全く同感でございます。やはり最終処分の議論というのは、いずれにしろ、国民の広い理解というのが不可欠であります。と同時に、先ほどの御答弁にもございましたように、原子力発電所の稼働、再稼働の立場を超えて、少なくとも過去の使用済み燃料というのがある以上、それはやはり国家の責任として逃げるわけにはいきませんし、責任を持った対応が必要であるということ。 加えて申し上げると、この議論の中で、我々国会というか議会も、役所任せにせずに、よい意味でしっかりかかわっていくというこ……
○近藤(洋)委員 民進党の近藤洋介です。 私の地元の山形県では、農家の方々は稲刈りの作業が大体終わりまして、きょうあたりは出荷の作業を作業小屋でやりながら、また、中小企業の方々は事務所でこの放送をラジオで聞かれている方も多いと思います。 入り口の総括的な質疑だと我々は認識しておりますので、きょうは基本的なことを、総理に誠心誠意議論を臨みたいと思いますので、簡潔な御答弁をぜひお願いしたい、このように思います。 まず、総理にお伺いをいたします。 昨日投開票がございました新潟の県知事選挙であります。与党自民党が推された候補が敗れられて、米山隆一氏が勝利をおさめられました。 我が民進党の蓮舫……
○近藤(洋)委員 民進党の近藤洋介です。 早速質問に入ります。 まず最初に、安倍内閣総理大臣に伺います。 先週の週末、土曜日だと思うのですが、共同通信が、特だねだと思われるのですが、あるニュースを配信しております。私の地元の山形新聞でも、土曜日付の一面の頭記事で大きく報じられました。内容は、北方領土に関連しての記事なのですが、日本政府が、返還後の北方領土に関して、日米安全保障条約の適用の対象外とする案を検討したと関係筋が明らかにしたという特報でございました。 安全保障条約は、御案内のとおり、日本の施政権の及ぶ地域での米国軍の活動を認めておるわけでありますが、米軍の活動を警戒するロシア政……
○近藤(洋)委員 民進党の近藤洋介です。 本日は一般質疑の機会をいただきまして、委員長、そして理事の皆様に感謝を申し上げます。 早速質問に入ります。 世耕大臣、日経ビジネス、二月二十七日号、資料を配付させていただいておりますけれども、特集、お読みになられましたでしょうか。経済産業省が特集をされております。 これは日経ビジネス本体でありますが、表紙の方は皆様方にも配付をさせていただいております。白黒でどうも済みません、恐縮なのですが、実物はカラーでございます。このカラーのものを見ますと、大臣らしき人物が国会議事堂を支えていらっしゃる挿絵での表紙でございますが、題して、「すべる経産省 舞台……
○近藤(洋)委員 民進党の近藤洋介です。 若干開始時間がおくれましたが、貴重な時間ですので早速質問に入りたい、こう思います。 今回の原賠機構法の改正、私は非常に大事な法改正だと思っておるんです。やはり東電福島第一原子力発電所の廃炉というのは、国家にとって日本国という国が試されている大変極めて重要な課題であるし、乗り越えなければいけない。困難であれ、何としても乗り越えなければいけない課題だろう、こう思うわけであります。この安全かつ着実な廃炉は、日本にとって大きな責任であり、また、今を生きる我々の世代の責任において前に進めなければいけない大事業であります。 その上でこの法の改正案が議論されて……
○近藤(洋)委員 民進党の衆議院議員、近藤洋介でございます。 本日は、参考人の皆様におかれましては、貴重なお時間そして貴重な意見陳述、本当にありがとうございます。心から御礼を申し上げたいと思います。 福島の震災から丸六年が経過をいたしまして、とりわけ、電気事業者の皆様そして働く労働組合の皆様におかれては、電力の安定供給という電力事業の本旨にのっとって事業を進められていること、また、震災からの復興に向けて努力をされていることに、心からまずもって敬意を表したい、このように思います。 この間、我々もかかわってきたわけでありますけれども、電力システム改革という大変大きな改革が進められたわけであり……
○近藤(洋)委員 民進党の近藤洋介です。
早速質問に入ります。まず最初に世耕大臣に伺います。
安倍政権が策定した現行のエネルギー基本計画では、原子力は重要なベースロード電源とこう位置づけられています。これまで、我が国の原子力事業、すなわち、燃料の調達から原子力発電、そして、再処理を含めたバックエンドなど一連の原子力の事業は、政府が推進し、民間事業が運営する、いわゆる国策民営と呼ばれてきました。現時点でも安倍政権はこの方針に変わりはございませんか。
【次の発言】 電力関係者はこのやり方を称して、いわゆる国策民営方式、こういうふうに広く意識をし、この言葉を使っているということをあえて委員会の場……
○近藤(洋)委員 民進党の近藤洋介です。 本日は、外国為替及び外国貿易法の一部を改正する法律案の改正案の質疑であります。 技術輸出を初めとする輸出規制の見直し等でありますけれども、思い出しますのは、外為法といいますと、一九八七年の東芝機械によるソ連への工作機械の不正輸出、いわゆる東芝ココム事件であります。この事件は、当時、私もまだ学生から社会人になったばかりだったんですが、あれはまさに日米貿易摩擦の象徴のような事件ともなってしまいました。この事件をきっかけに外為法も改正をされたわけであります。 あれから三十年たったわけであります。日本をめぐる環境も大きく変わったわけでありますが、歴史の皮……
○近藤(洋)委員 民進党の近藤洋介です。 本日は、企業立地促進等に関する法案の改正案でございますけれども、まず冒頭、重要経済閣僚として、我が国の経済の状況に関する認識を世耕大臣にお伺いしたい、こう思います。 連休前の四月二十七日に、日本銀行は金融政策会合で景気判断を、「緩やかな拡大に転じつつある。」と上方修正をいたしました。委員長のお許しを得て資料を配付させていただいておりますが、この配付資料の一枚目に、朝日新聞の記事でありますけれども、そのときの記事を転載させていただいております。 この記事にもございますように、拡大の表現を盛り込んだのは、リーマン・ショック前の二〇〇八年三月以来、約九……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民進党の近藤洋介であります。 きょうは、参議院の質疑の関係で、ちょっとイレギュラーでありますけれども、民進党の方からトップバッターに立たせていただきます。御配慮いただきました委員長また与党理事の皆様におかれましては感謝を申し上げたい、このように思います。 まずもって、きょうは中小企業の信用保険にかかわる法案の改正案の質疑であります。 経済、産業社会にとってやはり金融は血液でありますから、この血液がきちんと回ることというのは非常に大事なことであります。ここが一部に偏ってしまうとか、また、回らないとなると、もう産業、経済自体が全体が死んでしまう、こういう……
○近藤(洋)委員 民進党の近藤洋介です。 午前中に引き続き本日は一般質疑でございますけれども、この後に、北朝鮮への制裁に対する採決が予定されております。いわゆる飛翔体といいましょうか、ミサイルの発射など、国際社会で容認されない行為を繰り返す北朝鮮に断固抗議するとともに、このような状況にある以上は、北朝鮮に対して引き続き厳しい措置が必要であるということをまずもって表明したい、このように思います。 その厳しい措置が必要であるという前提に立ちながらでありますが、ミサイルは目に見える脅威であります。ただ、同時に、午前中、敬愛する同僚議員である北神圭朗議員からも指摘がございましたが、見えない脅威に対……
○近藤(洋)委員 民進党の近藤洋介です。 本日は、質問の機会をいただきまして、委員長を初め梶山そして小宮山両筆頭理事に心から感謝を申し上げます。 早速質問に入りたいと思うんですが、本日は、私は人工衛星を活用した防災、災害対策と豪雪対策についてお伺いをしたい、こう思います。 委員長のお許しを得て資料を配付させていただいておりますので、その資料をごらんいただきながら、ぜひ、大臣、御答弁いただきたい、こう思うわけであります。 準天頂衛星、いわゆる日本版GPS、こう言われているものなんですが、この準天頂衛星が先日、見事無事に打ち上げに成功をいたしました。配付資料二枚目に準天頂衛星のスケジュール……
○近藤(洋)委員 民進党の近藤洋介です。 財務金融委員会、久しぶりに質問の機会をいただきました。委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。 私は、きょうの一般質疑、東芝の問題に絞って、麻生金融担当大臣及び関係部署に伺っていきたい、このように思います。 けさの朝刊各紙、一面トップ記事は、やはり東芝のこの問題一色であります。私も東芝という会社に思い入れがありまして、私の地元山形県は、それほど今は東芝の工場はないのですけれども、それでも、かつては東芝の城下町だったという市が、長井市というところでありますが、ございます。個人的な話で恐縮ですが、私の妹も、かつては東芝の半導体の技術者でございました。……
○近藤(洋)分科員 民主党の近藤洋介であります。 本日は、地域再生への取り組みを中心に、金子担当大臣及び内閣府の見解をたださせていただきまして、議論をさせていただきたいと思っております。 私は、昨年の十一月に初当選をして議席を預かったわけでありますが、まだ半年強というところでありますけれども、毎週末、金帰火来で地元と東京を往復しております。 大臣も、お忙しいでしょうからなかなか地元に足を運ぶ機会はないかもしれませんが、よく各地区をお回りになられていると思うんですが、私も、地元の山形県へ帰りますと、あの板谷峠というのを新幹線で通って帰るわけですけれども、板谷峠を越えますと、もう風景ががらっ……
○近藤(洋)分科員 民主党の近藤洋介でございます。 きょうの分科会では、我が党の同僚議員も初め、先ほどは自民党の江藤議員も含めて、多くの新人議員が初質問のような形で挑戦をしているわけでございますけれども、私も、昨年の十一月に新しく議席を預かりました新人でございます。 まず、食料、農業の分野というのは、国にとって根っこの部分、根幹の部分でもありますし、特に食料は命の源でもあります。私自身、国政を志すに当たって、農業分野というのを自分の政治家としてのライフワークに掲げていきたい、そんな思いを持って国政の議席を預かっているわけでありますが、きょうが初質問になるわけですけれども、農業分野で質問に立……
○近藤(洋)分科員 民主党の近藤洋介でございます。 農林水産行政に関する質問の機会をいただきましたことに感謝をしたいと思います。本日は、農、林、水、それぞれあるわけでございますが、私は林野行政を中心にお話を伺っていきたいと思っております。 先ほどの坂本議員も山国ということでございましたけれども、私の選挙区も、名は体をあらわすではございませんが、山形県でございますから、山の形をしている県ですから、当然山国でございます。選挙区も、海がなく、やはり美しい山林、森林、田園に囲まれている地域でございますが、そういう中で、林野行政、大変大きな転機を迎えている部分もあるかなと思っているわけでございますけ……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 今回の会社法、大改正ということでございまして、この連合審査、質問の機会をいただきますことを大変光栄に思っております。 今回の会社法では、企業というものの根本の考え方をもう一度一から見直しながら法案を作成したと聞いておりますが、私は、企業のあり方を考える上で、午前中の質疑でも議論になっておりますが、企業統治、コーポレートガバナンスについて、この論点に絞ってお考えを伺っていきたいと思っております。 まず最初に、これは若干午前中とも重複して恐縮なんですが、大事な点なので改めて確認をしておきたいと思っております。今回の企業統治の論点の中で、会社は……
○近藤(洋)分科員 民主党の近藤洋介でございます。 私は、内閣府の所管しております地域再生、地域の再生、そして地域の産業の再生について質問をしていきたいと思っております。 まず最初に、政府の骨太方針二〇〇四にも、第二章の部分のところで書かれていると思うんですが、地域再生には民間の資金をしっかり活用しよう、民間の知恵とお金を活用しようということが、骨太方針にしっかり、政府の方針にうたわれているわけであります。 その中で、特に、最近非常に伸びが著しいのは、プライベート・ファイナンス・イニシアチブ、民間資金を活用した社会資本の整備、いわゆるPFI、これについて伺っていきたいと思っているわけです……
○近藤(洋)分科員 民主党の近藤洋介でございます。 農業政策は国の基本の政策であると私は認識しております。私は、ふだん常任委員会では現在経済産業委員会に所属をしておりますが、農業政策は、私政治家にとりましてもライフワークにしたいと思っているところでございます。 本日は、昨年の予算委員会の分科会に引き続きまして、希望いたしまして、農業政策を質問したいということでこの機会をいただきました。折しも、新たな食料・農業・農村基本計画を政府が策定中ということでございますので、基本的な問題につきまして、広範な計画でございますけれども、ポイントを絞って政府の考え方をただしていきたいと思っておるところでござ……
○近藤(洋)分科員 民主党の近藤洋介でございます。質問の機会をいただき、ありがとうございます。 私は、総務省所管の中でも、とりわけ郵政事業のあり方、さらにはそのトップの適格性について質問してまいりたいと思います。 御案内のとおり、先週の六月二日に、三井住友銀行は、金融庁に対して、同行が平成十四年度から十六年度にかけての間、中小企業に対する押しつけ販売を組織的に行ったということで独占禁止法違反として摘発をされ、そのことを受けて金融庁から業務停止命令を受けたことに関して、業務改善計画を提出いたしました。その中で、金融庁に対して、責任の所在の明確化ということで、現役の経営陣、そして当時の経営陣に……
○近藤(洋)分科員 民主党の近藤洋介でございます。本日は、予算の分科会で質問の機会をいただきましたことに心から感謝を申し上げます。 私、ふだんは経済産業委員会におりますが、中川大臣には半年ぶりぐらいに質問をさせていただきたいと思います。農業政策は、私も議席を預かって以来、委員会は農林委員会には所属しておりませんが、私個人的には、農業政策は私にとっての一つのライフワーク、政治家としてのライフワークだと思って、今後も引き続きしっかりと見ていきたい、そして提言をしていきたいと思っている大事な分野でございます。そんな思い入れも込めまして、きょうは質問に立たせていただきたいと思います。 まず最初に、……
○近藤(洋)分科員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、決算行政監視委員会の分科会で農業政策に関する質問の機会をいただきまして、感謝申し上げたいと思います。 限られた時間ですので、早速質問に入りたいと思うわけでありますが、まず最初に、いわゆるFTA、自由貿易協定、EPA、経済連携協定につきましてお伺いをしていきたいと思います。 新聞報道でも出ておりますが、日豪のEPA交渉がいよいよ始まった、こういうことであります。日豪の関係を考えますと、私は、基本的には日豪関係というのは非常に重要だと思っておりますし、確かにエネルギーの大半を豪州から輸入している。かつ、資源獲得競争が大変激しくなる中……
○近藤(洋)分科員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、予算委員会の分科会で農業政策、林業政策につきまして質問の機会をいただき、まことにありがとうございます。私も、現在は経済産業委員会の方に所属をしておりますが、農業政策をライフワークにしたいなと思う議員の一人として、本日機会をいただいたことを心より感謝を申し上げたいと思います。 まず大臣、安倍内閣が発足をいたしまして、国会が百六十五、百六十六というわけでありますけれども、総理大臣の施政方針演説を我々も二度聞いたわけでございます。その中で、安倍総理の施政方針演説を聞いていて一つ気になることがございます。それは、農業、林業、水産業、いわゆ……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。 本日は、化審法の連合審査会で質疑の時間をいただき、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。これから、民主党の同僚議員、私も含めて質疑に立つわけでありますが、経済産業委員会に所属をする議員の質問は私一人だけですので、民主党、経済産業委員会を代表してというとちょっと言い過ぎでありますが、短い時間でありますが、気合いを込めて質問させていただきたい、こう思います。 早速質問に入ります。 本法案は、先ほど来お話しになっておりますように、二〇〇二年の環境サミットの合意、すなわち、すべての化学物質による人の健康や環境への影響を最小化するとの合意を受けた……
○近藤大臣政務官 齋藤先生にお答えをいたします。 この問題は大変大事な問題だと経済産業省としても受けとめておるわけであります。現在、経済産業省においては、地球温暖化対策のあり方について、エネルギー基本計画の見直しの議論を総合資源エネルギー調査会において進めております。またあわせて、成長戦略の観点も踏まえつつ検討しているところであります。 エネルギー基本計画と、環境相の中長期ロードマップの試案、そして成長戦略とは相互に関連をしておるわけであります。これを政府全体として最終的に整合性のとれた形で取りまとめることが肝要だろう、このように考えています。したがいまして、政府全体としては、成長戦略の議……
○近藤大臣政務官 菅川委員にお答えをいたします。 御指摘いただいた、エネルギー関連で検討するようにというふうになっておりますのは、国家備蓄石油等管理委託費及び電源立地地域対策交付金の二つでございます。また、備蓄につきましては二点ございまして、備蓄日数の縮減を検討する、二つ目は、タンクの点検期間の緩和を検討するという評決結果でございました。 そこで、備蓄日数のあり方でございますが、先月、総合エネルギー調査会の分科会を開催し、仕分け結果について明確に御説明をした上で御審議をいただいたところであります。 結論的に申し上げますと、現状を維持すべきとの考え方が示されました。 と申しますのも、先生……
○近藤大臣政務官 柴橋委員にお答えしたいと思います。 岐阜、御地元の岐阜市で大変積極的な取り組みをされているということは、経済産業省としても十分承知をしているところであります。 それで、御質問の内容でありますけれども、この次世代エネルギー・社会システム実証事業に指定されるとどんなメリットがあるのか、こういうことでございますが、さまざまな予算が、例えば地域エネルギーマネジメントシステム開発事業で十一億円であるとか、蓄電池複合化、システム化、技術化開発四十三億円であるとか、さまざまな技術開発なりに予算をお願いしているところでございますけれども、こちらに指定をされますと、予算成立後でありますけれ……
○近藤大臣政務官 斉藤先生にお答えをいたします。 先生の御発言のとおり、浜松というのはまさにものづくりのメッカであられますし、自動車、輸送機器を中心に大変な立派な企業がある地域でございます。そうした思いを受けての御質問かと思います。 御案内のとおり、平成二十一年度より、低炭素社会の実現を目指しつつ自動車需要の喚起も図る観点から、環境性能にすぐれた自動車に対する自動車重量税、取得税の時限的な減免措置を講じているところでございます。 本措置においては、登録車及び軽自動車ともに、燃費基準の達成度合いに応じて、免税、そして七五%、五〇%の軽減を行っているわけでありますけれども、この中で免税対象は……
○近藤副大臣 着席のまま失礼をいたします。 経済産業省の国内立地推進事業費補助金及び中小企業組合等共同施設等災害復旧事業、いわゆるグループ補助金について御説明申し上げます。 まず、国内立地推進事業費補助金について御説明申し上げます。 大震災を契機に、円高や電力不安等により生産拠点を日本から海外に移転する産業空洞化が加速するとともに、雇用喪失の懸念が非常に強くなったわけであります。この状況は現在も続いております。 そのため、国内空洞化を回避し、国内における雇用を維持していく観点から、平成二十三年度第三次補正予算において、サプライチェーンに不可欠な部品及び素材分野並びに雇用を支える成長分野……
○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介であります。 本日は、健康・医療戦略推進法案及び関連法案について、内閣委員会、厚生労働委員会の連合審査であります。どうぞよろしくお願いいたします。 戦後、我々は、世界で最も長生きする、長生きができる国を築いたわけであります。これはこれで大変すばらしいことであります。これからは、健康で長生きができる社会をつくる、これが課題なわけであります。人口構成が変わり、かつ、財政の制約、制約というよりも壁と言った方がいいかと思いますが、この壁が立ちはだかる中で、これをどう実現するか。 我が国は国民皆保険という世界に誇る制度を持っておるわけであります……
○近藤(洋)分科員 民主党の近藤洋介であります。 質問の機会をいただき、感謝申し上げます。 菅元総理の質問を後ろで拝聴しておりまして、私は、民主党政権下、鳩山内閣と第一次菅内閣で経済産業大臣政務官を務めてまいりました。元総理が質問するというのは、過去がどうだかわかりませんが、分科会で立たれるというのは余り例のないことかと思うわけであります。ただ、やはり政治家として、御自身の経験を踏まえて、危機感を持ちながら質問に立たれる姿、挑戦する姿というのは一つの勉強になったなと思って、後ろ姿を見ておりました。 実は、現在のエネルギー基本計画は、今度変わるわけですが、我々民主党政権下でつくらせていただ……
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介であります。 本日は、文部科学委員会そして内閣委員会の連合審査の質疑の機会をいただきまして、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。 本日は二〇二〇年のオリンピック・パラリンピック競技大会の特措法の質疑であります。 二〇二〇年の本大会の開催は、まさに国としては大変歓迎すべきことであります。しかし同時に、あの感激の誘致からしばらくたって、一方で、この大会開催自体が東京への一極集中というものを加速させてしまうのではないかといった懸念が地方から出ているのもまた事実であります。 安倍内閣総理大臣は、誘致の際に、福島第一原発の事故について、完全にコントロールされ……
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