このページでは仲野博子衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。仲野博子衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。 私は昨年十一月の総選挙におきまして初当選させていただきまして、今国会が私の初のデビューということで、大変今緊張いたしておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 ただいま石崎先生からも北方領土問題について質疑がございました。先週の委員会におきまして、川口大臣及び茂木国務大臣から所信表明の演説がございました。私からは、北方領土返還運動の原点の地、根室市に住む者の一人として、きょう質問させていただきたい、そのように思うわけでございます。 北方領土問題については、多くの議員の方たちがこれまで質問をされまして、また、先般の予算委員会では、同僚……
○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。 私の選挙区は、北海道の東側、釧路、根室地域ということで、もう皆さんも既に御案内のとおり、農業的には水稲の作付面積がゼロということに象徴されるように、大変厳しい自然条件であります。 本日、私がこの委員会で質問をさせていただく機会を与えていただきまして、地元の農業関係団体の方たちから、ぜひ私たちの声を、あの最近鳥インフルエンザ等でテレビによく出られております亀井農林水産大臣にしっかりと訴えていただきたい、そのように私、言づかってまいってまいりました。何か最近、テレビで見ていますと、大臣もお疲れでしょうかと大変心配をされておりました……
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。 本日、この委員会で私二回目の質問をさせていただきます。 先般、酪農、畜産にかかわって大臣に質問させていただきました。そして、今、ITの進む中で、ほとんどの方がインターネットで衆議院にアクセスしますとこの委員会の状況がよくわかる、そういった意味で、私が質問を終わって、私のメールにも多くの農業者の方たちからさまざまな視点で御意見等をいただきました。そのときに、亀井大臣、本当にこれからの日本の農業のあり方について、多分きょうも私の質問にしっかりとお答えをいただけるのではないか、そういう期待があります。そういった意味で、よろしくお願いをしたいと思います。……
○仲野委員 こんにちは。私がこの委員会で質問に立たせていただいて、この模様をビデオで撮っていただいて、そのビデオを今度は地元に帰って皆さんに見ていただいて、非常に大臣の答弁がハートがあると言われているんですね。そういった意味で、私は、きょうまた真心を込めてぜひとも前向きにお答えいただきたいなと冒頭申し上げて、質問に入らせていただきたいと思います。 今厳しい状況に置かれている地元の漁業者の声を踏まえ、きょうは、三十分という時間でありますけれども、水産問題について質問させていただきたいと思います。 我が国の水産業は、もう御承知のとおり、資源状態の悪化、輸入水産物の増大とこれに伴う自給率の低下と……
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。 島村大臣が就任をされてから、私、初めて質問させていただきます。前任の亀井大臣、大変ハートでお答えをしていただきました。きょうはぜひ島村大臣も負けないで、気持ちで御答弁をいただきたいと思います。 それでは、早速質問に入らせていただきたいと思います。 本日は、厳しい状況に置かれている私の釧路、根室管内の地元の声を踏まえて、水産問題について質問を何点かさせていただきたいと思います。 まず、水産物輸入割り当て制度、IQの堅持について伺っていきたいと思っております。 水産物のIQ制度について、本当に国内において漁業者による資源管理への懸命な努力が続け……
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。 本日は、小池大臣そして町村大臣を前にいたしまして、きょうこうして私が質問させていただくことを、大変光栄であり、そしてまた大きく期待も寄せているところでございます。 そしてまた、先般、今月七日には、北方領土の管内住民大会には逢沢外務副大臣にも遠いところ根室にお越しいただきまして、納沙布岬へ私も御一緒させていただいて、逢沢副大臣の領土を見る目が、大変真剣に見られていたということで、地元の方からも大変好意的に、きょう頑張っていただきたいということを、ぜひ答弁に、私、両大臣から期待をいただきたいな、そのように思っております。 私の出身地である根室市が北……
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。 午前中は、島村大臣にBSEについての質疑が集中されました。私の方からは、畜産物価格等にかかわる課題について質問させていただきたいと思います。 今後の農政推進の指針となる、新たな食料・農業・農村基本計画が、一年二カ月、約三十回の審議会企画部会の議論を経て、この三月九日に食料・農業・農村審議会から農林水産大臣に対して答申が出され、今月中の閣議決定を待っている状態にあるとお聞きしております。 また、現在、同審議会の畜産企画部会でも、今後十年間を見据えた新たな酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針、いわゆる酪農近代化基本方針の策定に向けた議論が……
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。 今、我が国は世界最大の食料輸入国であり、かつ、日々多くの動植物が世界各国と行き来をしているわけであります。今後も、さらに新しい病気が日本に侵入する可能性は高いと言っても過言ではないと思います。今回、国内のコイヘルペスウイルス病、いわゆるKHVの発生を踏まえ、輸入面での水産動物の防疫体制の強化を図るための水産資源保護法改正案と同時に、国内防疫体制を強化するために、持続的養殖生産確保法を改正する法案が本委員会に付託されました。 私の地元は、三つの国立公園を有する恵まれた自然環境にありますが、そのうちの釧路湿原公園の周辺には多くの湖沼が散在しており、内……
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。 農地関連法案にかかわって何点か質問させていただきたいと思います。 今、我が国は、平らな土地が極めて少ない中で、農地面積自体も国土の約一割強でありますが、また、都市部に人口の八割が集中し、一方で、国土面積の七割近くを占める中山間地域に農地と農家の四割が分散をしております。この人口の密集化と過疎化の問題は、高度経済成長期には労働力の移動という形で加速化し、低成長期にある現在も若年人口の都市への流出という形で進んでおります。 私は一九五九年生まれでありますが、そのころと現在の数字を比較して驚いたのでありますが、農業従事者の数で四分の一、農家戸数が半分……
○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。 JAS法改正に関連して質問させていただきたいと思います。 JAS法そのものは、任意制度としてのJAS規格と、義務制度としての品質表示基準制度の二つの制度によって成り立っておりますが、本日は、消費者の関心が高く、国内の生産者からの要望も高い加工食品の原料原産地表示の問題を中心に質問させていただきたいと思います。 初めに、食品、食料という観点から、農政や水産政策との関係についてお聞きします。 国民は安全と安心を、農業者は自信と誇りを得ることができ、生産者と消費者、都市と農村の共生を可能とすることを目的に食料・農業・農村基本計画……
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。 去る七月十四日、北海道の知床が世界自然遺産として登録をされました。地元の一人として、改めて政府及び関係者の皆様のこれまでの御努力に敬意を表したいと思います。 今回、世界自然遺産地域として登録された知床の範囲は、沖合三キロまでの海域を含む約七万一千ヘクタールもの地域であり、国内では初めて漁業海域までも含むものであります。また、知床は、漁業や観光産業、そしてこれらの関連産業が地域を支えており、世界遺産の対象地域が、住民の生活圏、そして生産拠点になっているという点においても大きな特色を持っております。世界自然遺産への登録は非常に誇らしいものであり、地域……
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。 本日は、先ほど来から農業政策について多く質疑があったところでありますけれども、私は、水産政策について、とりわけ昨今における原油価格の高騰について何点かお尋ねしてまいりたいと思っております。 今本当に、原油価格の高騰が国民全体の経済社会活動に大きな影響を与えております。農林水産業も当然この例外ではなく、私の地元の漁業に携わる生産者の方たちからも悲鳴に近い声が寄せられております。 先般の委員会開催に当たって、岩永大臣からお話しされました当面の課題の中で、水産政策にかかわって、燃油高騰のもとでも持続可能な漁業経営を確立するための対策について触れられて……
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。 昨年十一月にロシアのプーチン大統領が来日をされまして、日ロ首脳会談が行われました。しかし、その結果は、多くの国民、とりわけ元島民と地元住民、自治体の期待をそぐ結果となりました。私も、返還運動原点の地出身者として大変残念な気持ちでいっぱいであります。 戦後六十一年は、元島民にとっては、生まれ育ち住んでいた島を強制的に占拠され、命からがら本土に渡ってきてからの長い長い六十一年間でありました。一万七千二百九十一人にも上る当時の元島民の方々は、今や半数以上の方が目の前のふるさとの地を二度と踏むことがかなわず他界をされております。生存されている方々の平均年……
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。 本日は、北方領土問題に関して質問させていただきたいと思います。 先ほど来から質疑があります、八月十六日、北海道根室半島沖の北方四島水域におきまして、根室湾中部漁業協同組合所属のカニかご漁船第三十一吉進丸がロシア国境警備局の警備艇により銃撃、拿捕され、そのうちお一人の方がその銃撃を受けてお亡くなりになりました。亡くなられた盛田光広さんに対しましては心より御冥福を申し上げたい、そのように思っているわけでございます。 私は、たまたまその十六日の当日、根室市に午前中、市内の行事に参加をするため、おりました。九時半にこの事件の第一報を受けて、そして、御家……
○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。 ただいま、同僚の松木委員から、たっぷりと北海道の農業であります酪農問題を取り上げていただきました。私の方からも、重複する部分があるかと思いますけれども、私の選挙区も酪農という基幹産業に支えられている地域でございます。本日は、食料・農業・農村政策審議会畜産部会が行われておりまして、大変厳しい回答になるのではないのかなと思っているわけであります。しかし、私は、政府に対して、政府としての考え方、この日本の農業の将来がどうあるべきか、北海道の農業がどうあるべきかということをしっかりとお答えをいただきたい、そのように思うわけでございます。……
○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。 きょうは、朝八時半からこうして農水委員会が開会をされて、早朝より大変まじめな委員会であるな、そのように改めて私、認識させていただいております。 今、同僚の黄川田委員、篠原委員から、今回の独立行政法人に係る法律の一部改正ということで質疑がございました。 私の地元、北海道の釧路、根室管内には、独立行政法人水産総合研究センターに所属する北海道区水産研究所、通称北水研と厚岸栽培漁業センターがあり、サケ・マス類、スケトウダラなどの北海道を代表する魚種の資源状況の調査研究や、これらの水産資源の持続的な利用を確保するための栽培漁業に関する……
○仲野議員 ただいま荒井委員の、対象農家についての絞り込みを懸念する、対象農家についての御質問にお答えをさせていただきます。 ただいま篠原議員がお答えしたことに尽きるのでありますけれども、これまで農水省は専業的農家を育成する方針をとってまいりましたが、専業農家は一向にふえず、むしろ逆の結果となっております。こうしたことから、農家に着目した政策は実を上げにくいのではないのかと考えられるわけであります。 農村はそういった意味で柔軟な構造を持っておりまして、第二種兼業農家の息子が専業農家だったり、あるいはまた専業農家が兼業農家になったり、その時期に応じて構成が大変異なってきているわけであります。……
○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。 本日は、四人の意見陳述者の皆様、大変御多忙の中ありがとうございました。そしてまた貴重な御意見を賜りまして、心からお礼を申し上げたいと思います。 私は、隣の釧根、釧路から参りました。今、北海道そして日本の農業が大変厳しい環境にあるということで、それぞれ四人の皆さんからお話をいただきました。きょうは時間が少ないので、要点を絞らせてお尋ねをさせていただきたいと思います。 まず、北海道農民連盟書記長の白川祥二さんにお伺いしてまいりたいと思います。 白川さんは、ただいま意見陳述の中で、農業が果たす食料の安定供給と多面的機能の二重の役……
○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。 きょうは、漁業全般にかかわっての諸問題について質疑させていただきたいと思います。 冒頭、大臣に一言お願いを申し上げたいのは、それぞれ各委員会の、委員会質疑中にこうしたお水が出されております。大臣、次に私が何を申し上げたいのかわかると思うんですけれども、水でなくて、水よりも安い牛乳を出していただければいいのではないかなと。これはまた、農水委員会の方の予算ではないと言われればそれまでかもしれませんけれども、率先してそこは、多分与党の先生方も同感ではないかと思っておりますので、とりあえず農水委員会から牛乳を置くとまた、それこそ営農さ……
○仲野委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 北方地域旧漁業権者等に対する措置等に関する件(案) 北方地域の漁業権者及び居住者については、さきの大戦の終結に伴い、我が国固有の領土である北方領土から強制的に移住させられ、同地域に復帰することはもとより、その周辺水域で漁業を営むこともできない状況に置かれている特殊な地位に配慮し、昭和三十六年、北方地域旧漁業権者等に対する特別措置に関する法律を制定した。現在、北方領土問題対策協会がこれら北方地域旧漁業……
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。 最初に、麻生外務大臣に、安倍政権における対ロ外交の方針、戦略についてお伺いしてまいりたいと思います。 安倍総理は、対ロ関係について、所信表明演説の中で「ロシアも大事な隣国です。日ロ関係の発展が両国に恩恵をもたらす潜在的な可能性は大きく、そのためにも、領土問題の解決に向け、粘り強く取り組んでまいります。」と触れておられます。しかし、これだけでは安倍政権の北方領土返還に向けた対ロ外交の具体的な戦略が見えてきておりません。 日ロ関係の現状は、八月には、北方領土周辺海域での日本漁船に対するロシア警備艇からの銃撃事件により乗組員が死亡する大変痛ましい事件……
○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。 本日は、このような質問の機会をいただきまして、関係各位の皆様に心から厚く御礼を申し上げたいと思います。 十月八日、九日に発生した、低気圧による漁業被害対策について質問させていただきたいと思います。 まず、質疑に先立ちまして、今回の低気圧による、また、今月七日、佐呂間町で発生した竜巻によってお亡くなりになられた方々、そして、被害を受けられた皆様方に、心から弔意とお見舞いを申し上げたいと存じます。 さて、私の地元の北海道では、ちょうどアキサケの最盛期を迎えていた、そのサケ定置網の半数が被災し、これからというときに操業を断念せざ……
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。 本日は、朝九時から、北海道の道州制特区推進法案にかかわって精力的に質疑が行われておりまして、今、同僚議員からも、さまざまな視点で大臣に質疑をさせていただいているわけでございます。 私も、北海道出身でもありまして、以前は十年間ほど地元で自治体議員をしておりました経験だとか、あるいは自治体の現場の声を踏まえて、何点かこの法案にかかわって質問させていただきたいな、そのように思っております。 お聞きしますところ、大臣は北海道の大学を卒業されておりまして、北海道のさまざまな風土あるいは気候、自然等に触れられて、恐らく北海道はすばらしい土地だなということを……
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。 本日、各委員から、豪州との間のFTAを含むEPAの締結に向けて、先ほど来から議論が進められているわけでございますけれども、この間、大臣も、今国会中、あちこち、御公務なのか外遊されて、さぞかしお疲れのことかと思いますけれども、日本の農業者、農業に従事している方たちが大変不安な気持ちで今過ごしていらっしゃいます。そういったことで、大臣、きょうは本当に、もう日本の農業を徹底して守る、そういった決意でお答えをいただければな、そのように思っているわけでございます。 私は、日豪EPA交渉において関税が撤廃されたら農業が壊滅するという地元北海道の農業者あるいは……
○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。 まず、委員会、質問に入らせていただく前に、国会が正常化していない中で、委員長職権で本委員会を開催までこぎつけた与野党の理事の皆様の努力に対し、心から敬意を表させていただきたいと思います。 が、残念なことでもあります。やはり、国会では議論しなくてはなりません。畜産物価格問題についても同じであります。ここに、私に質問の機会を与えてくださったことにも深く感謝をさせていただきたいと思います。 農林水産委員会はいいのですが、今国会、予算委員会では、例年九十時間ほど審議しているのに対して、何と六十時間強、予算に深くかかわる税の問題を審議……
○仲野委員 民主党の仲野博子です。 独立行政法人に係る改革を推進するための独立行政法人農林水産消費技術センター法及び独立行政法人森林総合研究所法の一部を改正する法律案に関しまして、何点か質問させていただきたいと思います。 私は、昨年、この委員会で、独立行政法人の問題についても、私の地元にある独立行政法人に勤務されている方々の立場に立って質問させていただきましたが、ことしもまた、この改正案につきまして、まだ疑問点や明確にすべき点が何点かございますので、その観点から質問させていただきたいと思います。 この独立行政法人制度は、中央省庁改革の一つとして、政策実施に係る一定の業務を効率的、効果的に……
○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。 法案の質疑に入らせていただく前に、冒頭、大臣の方にお伺いしたいと思います。 統一地方選挙の前半戦も終わりまして、東京もようやく、桜の花も満開、春らんまんというところでありますけれども、気分もすっかり変わったところで、大臣、多くの国民が、さまざまなメディアを通じて、松岡大臣は一次産業、とりわけ農業に対しましては本当に権威者、専門家、エキスパートということで、期待もしているところであります。しかし一方では、このたびのさまざまな光熱費問題等で、どうして国民に対してわかるような説明をしていただけないんだろうか。そういったことで、ぜひこ……
○仲野委員 おはようございます。 まず、上程された法案審議に入る前に、冒頭、一言松岡大臣にお尋ねしたいと思います。 外遊をされて、向こうでさまざまな神経を使いながらお疲れかと思いますけれども、日本から離れて、向こうの方に行かれまして、長い機中で、長旅で、その間に大臣もさまざまな政治活動等をお考えになりながら、やはり今大変深刻になっているWTO、FTAのことでどう相手国に臨むのかという強い決意を持って行かれたのかな、そのように推察されるところでございます。 その中で、お気持ちのどこかに、きょうのこの委員会がこうして開会されるに当たって、この間の一連のさまざまな、大臣に対する、多くの議員から……
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。 本日は、先ほどからお話があります、遅々として進まない北方領土問題に対して、岸田大臣、そしてまた高村大臣、お二方に質問させていただきたいと思います。 まず初めに、岸田大臣にお尋ねをしたいと思います。 北方領土問題の解決に向けて、国民世論を結集し外交交渉を後押しする返還要求運動を着実に推進すると、所信表明で述べられました。 旧島民も、何と平均年齢が七十四歳を超え、また、もう既に他界した方もおられます。この残された時間が少ないという中で、御就任直後の九月五日には、納沙布岬から北方領土を視察され、早々に根室の方にお越しいただきました。ありがとうござい……
○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。 若林農水大臣、お久しぶりでございます。二十五年間農水省にお勤めされて、農林水産行政でいえば本当に専門家でありまして、私の本日の質問に対しても、前向きに、そして力強い御答弁を期待いたしたいと思っております。 先ほど自民党さんの近藤先生の方からも、まずは現場の声を聞くことが大事であるという大変すばらしい御意見がありました。それに対しても、大臣はそのように認識を持っておられるので、私も、実は、きょうこの質問をするに当たって、地元で酪農家の方たち、そしてまた水産の方たちともひざを突き合わせて意見懇談をして、きょうは切実な生の声を訴えさ……
○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。 本日は、私、この質問をするに当たって、地元の酪農家の生産者の方たちあるいは関係者の方たちと、現実、本当に今厳しい状況であるという切実な生の声をいただいてまいりました。 ある農家の女性の方と、奥さんでありますけれども、お話しさせていただいたときに、涙を潤ませてこうおっしゃっておりました。働けども働けども収入につながっていかない、借金だけがどんどん膨らんでいくと。夜になると、夫婦の会話は、どうやったらこの借金を返済できるのかと。もう家族として生活さえ営むことができない。 そういった涙を潤ませて語っていただいた奥さんのあの顔を思い……
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。済みません。よろしくお願いいたします。 今回、水産加工業の改良資金融通臨時措置法の一部を改正する法律案が今国会で上程されまして、それにかかわることで何点か地元の関係業界の方とも意見交換をさせていただきまして、その実態を訴えさせていただきたいと思っております。 御案内のように、水産加工業は、漁獲物の最大の仕向け先であるとともに、漁業地域における基幹産業として、地域経済の重要な柱でもあり、雇用と収入の機会を提供しているわけでございます。その産業構造は、地元で水揚げされた魚介類を原料とした加工品の製造、販売により発展してきたため、地域性が高く、中小零細経……
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。 冒頭、今月一日、北海道東部、釧路、根室を襲った暴風雪被害について、まず質問させていただきたいと思います。 このことによって、国道が、交通機関が麻痺したり、その影響によって、主産業の酪農業において生乳の集荷が低下する事態が発生しました。今酪農業が大変厳しい状況にあって、集荷までに時間が長引くことにより、各農家のタンクにおさまり切らない生乳は廃棄せざるを得ないというダブルパンチをこうして受けたわけであります。現実に集荷ができず、生乳を廃棄した農家が出ている中で、多いところでは一回の集乳分二十万円ほどの被害が出たと聞いております。 こういった集乳の障……
○仲野委員 民主党の仲野博子です。 きょうは、漁業問題について大臣の方に御見解を求めてまいりたいと思います。 まず、海岸における侵食対策について伺いたいと思っております。 我が国の海岸延長は三万五千キロメートルと世界第六位の水準にあり、人口や面積当たりで比較しても世界の上位に位置しております。その沿岸地域を見ますと、災害に対して極めて脆弱な国土構造であり、津波や高波、侵食による被害が全国のあちこちの沿岸地域で頻繁に発生しているという状況にあるわけであります。このようなことから、海岸の保全対策は、漁業振興を推進する上で欠くことのできない重要な課題であると考えるわけであります。 平成十九年……
○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。 先ほど来HACCPの一部改正法案ということで質疑されているところでありますけれども、まず、地域を挙げたHACCPの取り組みに対する支援について聞いてまいりたいと思っております。 私の地元北海道標津町は、国内有数の秋サケの漁獲高を誇っておりまして、イクラ、すじこ、ホタテなど、水産加工業も大変盛んな地域でございます。この標津町におきましては、標津町地域HACCPと呼ばれる独自の取り組みを進めておりまして、水産加工品の衛生管理の徹底を図るための取り組みとして非常に高い評価をいただいているわけでございます。 具体的には、船を洗浄し、……
○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。北方領土問題について、何点かお尋ねしてまいりたいと思います。 この問題は、戦後六十三年を経ても今でも未解決の問題でありまして、私の地元では、近年のロシアの漁業資源に関する厳格な管理などがありまして、疲弊する地元経済をさらに悪化させている原因ともなっております。そういったことから、本日は北特法を中心に何点か質問をさせていただきたいと思います。 この北特法は、昭和五十七年に、北方領土問題等の解決の促進のための特別措置に関する法律、いわゆる北特法ということで議員立法で制定されました。地域の振興と住民の生活安定のために各種の特別措置が講……
○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。 石破大臣にこの農水委員会で初めて質疑させていただくこと、私、大臣に対して大変期待もしておりますし、また、農水省の職員の皆様方からは、我が大臣はとにかく一生懸命頑張れと毎朝激励をいただいて、職員の士気も大変高まりつつあるということで、私は、そういった意味では、これからの農水省に期待をしてきょうの質問をさせていただきたい。よろしくお願いをいたします。 我が国の酪農は、国民に対する牛乳・乳製品の安定供給の基盤に加えて、地域経済そして社会の維持発展に重要な役割を果たしているわけでございます。しかしながら、近年の配合飼料の価格の上昇によ……
○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。 石破大臣、先般は酪農関係におきまして、これまでの歴代大臣の中で、私は、木で鼻をくくったような答弁でなくて、非常に前向きに意欲ある御答弁をされたということで、地元でも石破大臣に大変期待をしているところでございますので、きょうもまた引き続きよろしくお願い申し上げたいと思います。 まず、海岸における侵食対策についてお伺いしてまいりたいと思います。 昨年四月二十二日の農林水産委員会では、根室管内標津町の危機的な海岸侵食の状況について紹介をした上で、海岸侵食対策への取り組み状況について質問させていただきました。その際、水産庁からは、水……
○仲野委員 民主党の仲野博子でございます。 きょうは朝から、農地法改正案につきまして、多くの議員方から議論されているわけでございます。多少重複する部分もあるかと思いますが、視点を変えて質問させていただきたいな、そのように思っております。 今回提出された農地改正法案のポイントは、大きく二点あると思うんです。その一点は農地の確保を図ること、二点目として有効利用を促進する、この二点かなと理解しているところでございます。 まず、農業生産法人への出資制限の緩和について伺ってまいりたいと思います。 農業生産法人制度は、農業経営を行うために農地を取得できる法人の仕組みとして昭和三十七年に創設をされ、……
○仲野委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、山本公一君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。 本日は、私の地元、根室管内からJA組合長さんが、民主党の農業政策に期待をしながら傍聴に来られております。赤松大臣初め政務三役から、ぜひとも前向きな答弁をよろしくお願いしたいと思います。 まず最初の質問でございますが、我が国の畜産経営は、農業経営費に占める飼料費の割合が高く、トウモロコシの国際価格の上昇等に伴う配合飼料価格の高騰により、大変深刻な影響を今受けているわけでございます。さらに、畜産物の価格動向については、景気低迷等を背景として、牛肉卸売価格や肉用子牛価格、豚肉価格等が低下をしているという実態でございます。 このよう……
○仲野委員 おはようございます。民主党の仲野博子でございます。 質疑に入る前に、冒頭、今月十一日に発生いたしました東北・関東大震災で被害に遭われた皆様方に心よりお見舞いを申し上げるとともに、犠牲になられた方々と御遺族の皆様方に対して深くお悔やみを申し上げる次第でございます。また、救援、救出、原発事故への対応等に当たって全力を挙げていただいている自衛隊、警察、消防、海上保安庁、各自治体、各省庁等の関係各位の大変惜しみない努力に、心から敬意と感謝を申し上げる次第でございます。 さて、被災地でも食料や燃料が不足しており、特に、食料の供給確保については、農林水産省としても、先ほど副大臣からも御答弁……
○仲野委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 それでは、案文を朗読いたします。 東日本大震災に対処するための土地改良法の特例に関する法律案に対する附帯決議(案) 東日本大震災により、農林水産業及び農山漁村は未曾有の大被害を受けている。一日も早い復興のために全力を尽くすことが喫緊の課題である。 よって政府は、本法の施行に当たり、左記事項の実現に努めるべきである。 記 一 被災地域の復旧・復興に当たっては、我が国農林漁業における被災地域の位置付けを明確化した上で、復旧・復興へのマスタープランと工程表を示……
○仲野委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 それでは、案文を朗読いたします。 農林水産省設置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 東日本大震災により、農林水産業及び農山漁村は未曾有の大被害を受けている。一日も早い復興のため全力を傾注するとともに、農林水産業の将来を見据えた政策を推進していくことが重要な課題となっている。 よって政府は、本法の施行に当たり、左記事項の実現に努めるべきである。 記 一 農林水産省本省組織の再編に当たっては、円滑な農林水産行政の推進を確保するため、局の所……
○仲野委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 それでは、案文を朗読いたします。 農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 東日本大震災により我が国の農林水産業は過去に例のない甚大な被害を受けた。一日も早い復興に向け全力を尽くすべきである。こうした中、今後の復興を図るには、農漁協系統の金融機能の維持・強化を図るとともに、農業者、漁業者の経営再開・再建への的確な支援を全力で行うことが喫緊の課題である。 よって政府は、本法の施行に……
○仲野委員 おはようございます。 私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました平成二十三年度補正予算三案に賛成の立場から討論を行いたいと思います。 まず、今回の東日本大震災において被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。また、自衛隊、消防、警察、海上保安庁、自治体、企業、NPOなどの方々の御活動、さらには世界じゅうの方々からの心温まる御支援に心より感謝を申し上げたいと思います。 我が国は、史上最大の大地震と大津波、そしてそれに伴う原発事故により、国難というべき状況に直面しております。この間、多くの議員も被災地に行かれ、ふるさとを失った被災者の声をお聞きになられたと……
○仲野大臣政務官 おはようございます。 このたび政務官を拝命いたしました仲野博子でございます。 鹿野大臣、筒井副大臣、岩本副大臣、森本政務官、政府一丸となって、今、国難を乗り越えるべく一生懸命頑張ってまいる決意でございます。 委員長を初め委員各位の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
○仲野大臣政務官 ただいまの金子委員の質問にお答えさせていただきます。 このたびの原発の事故に伴い、生産水域の情報に対する消費者の関心が非常に高まっているということを踏まえまして、東日本の太平洋側で安全、安心な水産物を供給するということでは、生産水域の区画及び水域名を明確化した原産地表示をしっかりと奨励することが大事だということで、我々といたしましても、そのことをしっかり徹底、通知をいたしております。 したがいまして、もう既に一部の大手小売店で本通知内容に沿った表示を検討中との情報も得ておりますし、今後とも、関係団体へのさらなる要請等により、生産水域の表示の周知啓発に徹底的に努めてまいる所……
○仲野大臣政務官 ただいま吉泉委員からの御質問にお答えいたします。 まず、農林水産省といたしましては、山林の除染に当たっては、環境省を中心に関係省庁ががっちりと連携して、政府全体で取り組んでいくこととなっておりますし、また、森林の除染に関する知見の提供や福島除染推進チームへの職員の派遣など、その取り組みに当省といたしましても協力してきているところであります。 十一月十一日に閣議決定された放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針をしっかりと踏まえて、当省が有している知見、情報が生かされるよう、これからも、人材面を含め、積極的に協力していく所存でありますので、御理解をいただきたいと思います。
○仲野大臣政務官 石田委員の御質問にお答えしてまいりたいと思います。 沖縄では作付面積が畑作面積の約半分を占めているこのサトウキビについてでありますが、沖縄県全体の地域経済を支える重要な基幹作物となっているところでございます。したがいまして、沖縄県における農業施策においてはサトウキビの生産振興が重要な課題となっており、糖価調整制度に基づく交付金により、農業者及び製糖事業者の経営を今国として支援しているところでございます。 このような施策によって農業者及び関連事業者が安心してサトウキビ生産等に取り組んでいただくことにより、県土の保全、地域社会の維持なども含めて、より一層の地域経済社会の発展が……
○仲野大臣政務官 お答えいたします。 御案内のように、沖縄県におけるサトウキビについては、地域経済を支える重要な基幹作物となっておりまして、今、糖価調整制度に基づく交付金により、農業者及び製糖事業者の経営を支援しているところでございます。 今委員御指摘のように、仮にこの砂糖の関税が撤廃され、かつ何ら追加対策を講じない場合、国産砂糖の全量が外国産に置きかわるとともに、この原料であるてん菜、サトウキビなどの甘味資源作物は全滅するという、極めて厳しい状況になるものと考えているところでございます。 このTPP交渉への参加について、関係国との協議を進めて情報収集に努め、十分な国民的議論を経た上で結……
○仲野大臣政務官 おはようございます。 ただいまの石田委員の質問にお答えしたいと思います。 沖縄県において、農業の振興を図っていくためには、この農業農村整備事業は大変重要であるということを十分認識しております。 このため、沖縄県において、畑地の区画整理や農業水利施設の整備等に取り組んできているところでありまして、これらに必要な予算も含め、平成二十四年度の農業農村整備事業予算は、全国で、対前年度同額の二千百二十九億円、関連事業と復興枠予算を含めれば、対前年度比一一二%の二千六百九十一億円を確保しているところでございます。 これらの予算を最大限活用し、地域の要望や政策上の課題に応えながら、……
○仲野大臣政務官 高邑委員の御質問にお答えしたいと思います。 先般、三月五日の予算分科会におきましても同様の御指摘をいただきまして、私の方から、少し時間をいただきながら研究させていただきたいということで、その後、事務方と膝を交えながら、どうやっていったらいいのだろうかという議論をさせていただいたところであります。 その結果、まず、警戒区域内の家畜については、科学技術研究のために生かして活用していくべきという先生の御意見等もあり、これまでも大学等の公的な研究機関から、地域住民の同意を得た上で、人員や資金調達等含め実行可能性のある具体的研究計画が提示されれば、ここは当省といたしましても積極的に……
○仲野大臣政務官 緒方委員の質問にお答えさせていただきたいと思います。 まず、お尋ねの件なんですけれども、EPA交渉の前から、既に、同じような品目であっても、用途などによってセンシティビティーが異なる場合、タリフラインを分けて、異なる関税率を設定しておりまして、また、EPA交渉においても、これと同様に、それぞれのタリフラインごとに、センシティビティーを勘案して自由化等の水準を今設定いたしているところでございます。 また、EPA交渉におきましても、先方の関心品目が特定できる場合には、可能であれば新たなタリフラインの設定を行い、そのラインのみ関税撤廃等を実施しております。 いずれにいたしまし……
○仲野大臣政務官 先生の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。 農林水産省といたしましては、今御質問のありました米については、特別な主食であり、商品先物取引法に基づく米の試験上場が昨年八月八日から開始され、まだ半年が経過したばかりであります。引き続きその動向、推移をしっかりと見きわめていく必要があることから、当面、金融商品取引所で取り扱うことはなじまないと考えているところであります。 なお、米以外の具体的な内容については、先ほど先生、「コメ等」ということをおっしゃっておりましたが、今後、関係者の意見等を踏まえつつ、引き続き三省庁で密接に連携し、さらに検討を進めていきたい、そのように……
○仲野大臣政務官 お答えいたします。 五月六日にひょうなどによる甚大な被害を受けたということで、農林水産省では、このひょうにより被災した農業者に対して支援策をさせていただくということで、五月二十二日に発表いたしました。 その内容といたしましては、ガラスの破片等が散乱した農地については、一カ所当たり四十万以上の費用を要する場合には、災害復旧事業の対象として、表土の入れかえ等にかかる経費を助成しているところでありますし、また、農業者には、収穫後に表土を入れかえすることを望んでいることから、地元そしてまた何よりも生産者の意向を十分に踏まえつつ、災害復旧を進めてまいる考えでございます。 そして、……
○仲野大臣政務官 梶原委員の御指摘にお答えさせていただきたいと思います。 今先生から言われました今日の農業をめぐる状況を見ますと、高齢化の進行、あるいは担い手不足、耕作放棄地の増加など、五年後、十年後の展望が描けない集落、地域が存在しているというところで、我々といたしましては、この人と農地のプランは、人と農地の問題を解決する未来の設計図ということでこの事業を手がけさせていただきました。 こういった地域、集落の人と農地の問題をセットで解決していくことが極めて重要であり、平成二十四年度から、集落、地域の関係者が話し合いを行って、今後の中心となる経営体はどこか、そこへどうやって農地を集めるかとい……
○仲野大臣政務官 ただいまの田名部委員の質問にお答えさせていただきます。 田名部委員も政務官のときにオークスに行かれて、最高の景色を拝見することによってわくわくとしてきたというお話を聞かせていただいて、実は私も去年の十月、ジャパンカップに行かせていただいて、ちょうど秋晴れの本当にすばらしい景色と観衆を目の当たりにしたら、あれは聞くだけではなくて、やはり一度足を運んでいただいて、その興奮のるつぼをしっかり味わわなきゃならないのかな、そういう認識をさせていただいたところでございます。 そして、新しいファンの取り込みもぜひ必要ではないかという御指摘に、まさにそのとおりだと思っております。そういっ……
○仲野大臣政務官 おはようございます。 ただいまの高橋委員の御質問にお答えしてまいりたいと思います。 高橋議員におかれましては、水産のワーキングチーム座長ということで、日ごろより高い見識でもって水産政策に非常に御貢献いただいていること、まずもって、我々といたしましても心から敬意を表させていただきたいと思います。 ただいまナマコについてのお話がありましたように、私ごとでありますけれども、青森県の陸奥湾に面している横浜町というところが横浜ナマコということで非常に有名な地域でありまして、中国料理等に食材として使われている非常に貴重な魚種でございます。そういったことを踏まえまして、今回は、漁業共……
○仲野大臣政務官 道休委員の御質問にお答えしたいと思います。 今、女性のプランナーでありますけれども、昨年度は、全国で二百二十二名のうち女性が三十二人となっており、まだまだ少ないのでありますが、またボランタリープランナー、現在、全国で五百五十名のうち百四十八名が女性となっているところでございます。 この六次産業の推進に当たっては、やはり女性の感性、視点が非常に大事だと思っております。このことは重要ということで、当省といたしましても、女性の皆様にその能力を発揮していただきながら、新商品開発、あるいは施設整備を推進する事業のうち一割程度を女性起業家枠として設定し、六次産業化にチャレンジする女性……
○仲野大臣政務官 今般、非常にこの価格について、円高の傾向あるいはまた輸入材との競合による影響が考えられるところでありまして、当省といたしましては、何とかこの需要拡大にしっかりと努めてまいりたい、そのように思っております。
引き続き、情報の収集に努め、価格や在庫量の動向等を注視してまいりたいと思っております。
【次の発言】 御指摘の、森林管理・環境保全直接支払い制度等においてさまざまな取り組みを行っている中で、その価格動向は、平成二十二年度では中期的な平均価格は大きく変わっていないところもありますが、全体的に木材の価格は大きく変わっておらず、その要因等をしっかりと注視してまいたいと思っており……
○仲野大臣政務官 おはようございます。 野田委員にお答えする前に、冒頭、このたびの九州地方北部を襲った集中豪雨でお亡くなりになられた方々には心よりのお悔やみと、そしてまた、被災された皆様方には心からのお見舞いを申し上げたいと思います。 ただいま御質問のありましたことについて、順次お答えさせていただきたいと思います。 今回の大雨により漁船が流された場合だとかは、漁船保険により保険金が支払われることとなりますが、できる限り早期に支払いがなされるよう引き続き指導していく考えでありますと同時に、今回被災したノリ養殖業者が経営体質の強化を目指し協業化して再建を図ろうとする場合には、強い水産業づくり……
○仲野大臣政務官 おはようございます。 それでは、お答えさせていただきます。 農林漁業成長産業化ファンドは、輸出マーケットの拡大、新規市場の創出と相まって、六次産業の市場規模拡大を実現する大きな手段と考えているところでございます。 二十四年度予算で措置されている二百億円を機構が出資するとすれば、末端の合弁事業体で八百億円の資本が形成され、これを核に工場等の資産を形成すれば、総資産で四千億円、その売り上げは事業が順調に展開していけば数年後に六千億円と試算をされているところでございます。 仮に機構が着実に成果を上げ、二千億円規模の出資を行ったとすると、六兆円規模の市場創出効果が見込まれ、こ……
○仲野分科員 民主党の仲野博子でございます。 本日は、麻生大臣をこのように近い距離で目の前にし、今、大変緊張しているところでございます。お聞きしますと、麻生大臣は大変親切に御答弁をいただいているということでありますので、私のこれからの質問に対しても多分親切な答弁をいただけると期待をして、何点か質問させていただきたいと思います。 本日は、市町村の合併問題にかかわって何点か質問させていただきたいのでありますけれども、今、国が地方分権の受け皿として進めている市町村合併が、将来にわたる地域のあり方や住民生活に大きな影響を及ぼす最重要課題であるだけに、だれに強制されることなく、関係市町村の自主的な判……
○仲野分科員 こんにちは。民主党の仲野博子でございます。 麻生大臣とは約一年ぶりにお会いをさせていただいて、きょうまたこうして質問をさせていただくことに、大変光栄でありますと同時に、期待もいたしております。 きょうは、地方分権、市町村合併問題について何点か質問させていただきたいと思います。 まず初めに、昨年十一月十七日に、東京都の千代田区にあります日本武道館で地方分権推進総決起大会が開催されました。御来賓として麻生大臣も出席をされました。なぜか、麻生大臣が登場したときには会場一万人の方たちから拍手があったんですけれども、総理の代理で来られました山崎内閣官房副長官、相当会場やじが飛んだ。 ……
○仲野分科員 民主党の仲野博子でございます。 大臣とは本日で二回目、こうしてお会いさせていただきますけれども、きょうは、北海道地域における観光振興策及び地方空港の活性化、そしてまた、JR北海道で開発いたしましたデュアルモードビークルの考え方についてお尋ねしてまいりたいと思います。 まず冒頭、大臣は観光政策を大変熱心に取り組んでおられますが、来月初頭に、我が地元北海道の阿寒において、日本、中国、韓国の三カ国観光担当大臣会合が開催されることとなっております。地元挙げて大臣のお越しを大変歓迎いたしておりますので、お気をつけていらしていただきたい、そのように思います。六月一日からクールビズというこ……
○仲野分科員 こんにちは。民主党の仲野博子でございます。 本日は、国土交通省、そして、北側国土交通大臣とはこうして初めてお目にかかれて、光栄に存ずる次第でございます。先ほど来、質疑を聞いておりまして、大変前向きな答弁をされていたということで、私の質問に対しても誠意ある答弁をいただきたい、そのように思うわけでございます。 去る二月十七日、中央防災会議が開催をされまして、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に係る防災対策推進地域の指定や地震対策大綱などについて、決定、承認をされました。今、皆様方のお手元に資料を配付させていただきましたけれども、緑のところがその地域指定でございます。皆さん、見てくだ……
○仲野分科員 民主党の仲野博子でございます。 本日初めて、若林環境大臣を初め関係各位の皆さんに貴重なお時間をとっていただきまして、きょう、この所管では、質問する者は私一人だとお聞きしておりますけれども、何とぞよろしくお願いしたいと思います。 ラムサール条約に対する環境省の認識と取り組みについてお尋ねしてまいりたいと思います。 安倍総理は、通常国会、所信表明の演説の冒頭にも、美しい国というお言葉をよくおっしゃられておりました。本当に、日本の四季折々の持っている風光明媚な環境だとか、私は、どのようにこれからそういったところに手を差し伸べていただけるのかということで物すごく期待をしているわけで……
○仲野分科員 民主党の仲野博子でございます。 私、初めて柳澤大臣に質問を、きょうは誠意ある御答弁を期待したいと思っております。 今回、この分科会で取り上げさせていただきます問題は、既に予算委員会等で何度も与野党の議員の皆さんからなされていると思いますけれども、今、国民生活にとって非常に深刻で緊急の課題となっております医師不足の問題について、何点か質問をさせていただきたいと思っております。 当初、この医師不足の問題は、小児科、産科が中心となって取り上げられてまいりました。安心して子供を生み育てられる社会の実現、少子化対策の観点からも、厚生労働省や関係省庁がさまざまな取り組みを実施してきたこ……
○仲野分科員 民主党の仲野博子でございます。おはようございます。
本日は、地方の活性化や観光政策の観点から、地方空港のあり方に関して、航空行政について質問させていただきたいと思います。
まず初めに、昨年の六月二十一日に交通政策審議会から、今後の空港及び航空保安施設の整備及び運営に関する方策についてが答申をされているわけでございます。
今後の一般空港の整備などはどのように進められていくのかどうなのか、鈴木航空局長にお尋ねをさせていただきたいと思います。
【次の発言】 今お答えいただきましたけれども、大変内容の濃い答申がなされているわけでございます。私は、諮問した以上、このように答申をされた……
○仲野分科員 民主党の仲野博子でございます。 金子副大臣、お久しぶりでございます。 ちょうど昨年の今月二十一日に、この決算行政監視委員会で地方空港のあり方について質問させていただきました。昨年のこの分科会で質問させていただき、ちょうど一年がたちまして、当時の局長からは、地方空港の国内線の配分、あるいはまた、今地方空港の路線がどんどん廃止をされている中で地方路線を守っていくということは大変重要な課題である、そこで懇談会を立ち上げて十分議論したいとのことでしたが、その懇談会の今日までの進捗状況について、まずお尋ねをしてまいりたいと思います。
○仲野大臣政務官 ただいま先生の方から、内水面漁業について政府としてどのようにお考えをしているのかという御質問だと思います。 私のところも、選挙区、釧路管内、内水面漁業を営んでおりまして、昨今、非常に先細りをしてきておりまして、従事されている漁業者の方たちから、この先どうなるのだろうかという、本当に先生のおっしゃったとおりの懸念されている意見等も私自身もいただいているところでございます。 そこで、この内水面漁業というのは、そもそも、自然環境を保全することがまず第一番でございます。遊漁などによる都市との交流の場の提供等、さまざまな役割を果たしているということも十分私自身も認識をいたしておりま……
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