このページでは津村啓介衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。津村啓介衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○津村委員 おはようございます。民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。よろしくお願いいたします。 議題でございます平成十四年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例に関する法律案につきまして御質問いたします。 私は、現在の政府、日銀によるマクロ経済政策運営において、いわゆる出口戦略が明確になっていないケースが多く、国民の将来不安の一つの大きな背景をなしていると考えております。言いかえれば、現在の深刻な危機が、どのような条件が満たされたときに克服されるのか、そして、どこに危機克服の出口があるのか。本日は、現在の政府、日銀によるマクロの経済政策運営において随所に見られます、こうしたさまざまな……
○津村委員 民主党の津村啓介と申します。竹中大臣への初めての御質問となります。よろしくお願いします。 本日は、主に、九六年秋に、当時の橋本首相の強いリーダーシップで提唱されました日本版金融ビッグバンの歴史的な意義、そして今日残された課題につきましてお伺いをしたいと思います。 三十分の質問時間をフルに使いまして、生命保険業界のあり方や年金資金の運用等、個別具体的なテーマにも触れながら、大臣の認識を伺いたいと考えておりますが、まずその前に、冒頭、二点ほど、竹中大臣が現在置かれている環境、お立場につきまして御質問をさせてください。 まずは、地方経済の実態に対する大臣の御認識と、その実態把握のた……
○津村議員 谷川委員の御質問にお答えいたします。 まず、冒頭申し上げておきたいわけですけれども、私どもは、現場で監査に当たっております公認会計士の方々や、あるいは過密なスケジュールの中で第一線で働いている金融庁の検査官の方々の実務能力を信頼していないわけではございません。そのことをまず冒頭申し上げたいと思います。 私たちが不信感を隠せないでおりますのは、過去の金融行政を振り返ったときに、随所にかいま見られる、金融庁の恣意的な行政手法となれ合い体質でございます。このことは、実績を見れば明らかかと思います。 例えば、昨年の五月に、過少資本に陥りまして二兆円の公的資金投入が決められたりそな銀行……
○津村委員 おはようございます。民主党・無所属クラブの津村啓介です。 本日の議題であります金融機能強化法案及びその対案であります民主党案につきまして、両案とも、今国会において審議される法案の中でも、国民生活に与える影響が大変大きく、国際金融マーケットにおける評価を通じて日本の国益をも直接左右する重要な法案だと考えております。この財務金融委員会の場でしっかりと時間をかけて議論を深め、民主党の提出する金融再生ファイナルプランが、政府案よりも現状認識と直接的な政策効果、そして国際的な金融マーケットへのメッセージとしても真にすぐれた提案であることを示していきたいと思います。 さて、有意義な議論の前……
○津村議員 お答えいたします。 先ほど、オーバーバンキングというのが、特に中小企業の実態を見るとどういう実態があるかということにつきまして、松原委員の方からお話があったと思います。大切なところで、まさに竹中大臣もおっしゃったようにパーセプションというか、マーケットあるいは国民の皆さん、そして地域金融機関の経営者の方々にきちんとここは趣旨を御理解いただかなければいけない部分ですので、少し言葉を尽くしてお話ししたいと思うんです。 一般的な我が国の金融の現状として、間接金融中心でオーバーバンキングの状態にあるというのは、巷間よく聞かれる議論ではあると思います。しかし、実態を、ここは、金融機関の業……
○津村委員 民主党の津村啓介と申します。 御質問の前に、ちょっと私驚いたことがありましたのでまず申し上げたいんですが、冒頭、大杉さんと河合さんがそれぞれ資料をこうやって紹介していただいた中で、貸し出す金融機関の側と借り入れる側では大分認識が違うんだなということを感じました。 最近の金融機関借り入れについて、困難と答えている企業が工業で六%ポイント改善、商業で五%ポイント改善と大杉さんから御紹介があった一方で、八王子商工会議所は緊急にわざわざアンケートをしていただいたようですけれども、こちらでは「以前より厳しくなった。」という方が四一%、「緩やかになった。」というのは九%しかないわけですよね……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 質問に先立ちまして、少し質問の本旨にずれるんですけれども、本日の御質問、二つの法律案についてやや逐条的に一つ一つ丹念に質問させていただきたいと思っておりまして、事前に質問通告もさせていただきました。そうした中で、極力参考人の方に答えさせたいということを繰り返し言っていただいたんですけれども、副大臣がちょっとほかの委員会の関係で、竹中大臣に負担がかかるというようなお話もありまして、いろいろ考えたんですが、やはり私は、私どもも対案を提出して重要法案を議論していったり、そういった努力もしている中で、大臣、副大臣にお答えいただきたいというふう……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。
本日、この臨時国会におきまして、新任大臣に初めて質問させていただきますので、冒頭、政治姿勢にかかわる四つの質問をさせていただきたいと思います。大野長官、今津副長官、北村、柏村両政務官に御答弁をいただければと思います。
まず、さきの通常国会では、いわゆる年金未納問題が大変大きな議論を呼んだわけでありますけれども、長官、副長官、各政務官の年金納付状況について御教示ください。
【次の発言】 続きまして、郵政の問題について端的に御質問いたします。
今回の内閣改造につきましては、郵政民営化を実現するための内閣というような言い方を小泉さんもされ……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。 それでは、質問を早速始めさせていただきます。 まず、村田防災担当大臣にお伺いしたいと思いますが、八月末に襲来をいたしました台風十六号そして十八号等に関する激甚災害指定が、ようやくこの十一月の五日になって閣議決定されたと伺っております。九十名の死者、そして四人の行方不明者を出した台風二十三号、及び、その後に発生し、関連で亡くなった方を含めて約四十人の方の命を奪った新潟中越地震の激甚災害指定はまだなされておりません。一部には、新潟中越地震を月内に激甚災害指定するとの報道もございますけれども、台風二十三号も含めまして、今後の指定の見通しをお……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。
本日、たくさんの大臣、副大臣に御出席をいただきまして、直前の通告になりましたけれども、御質問させていただきます。
大臣所信をいただきました。そして、今回、内閣改造後初めての質問という形になりますので、政治姿勢に係る御質問をさせていただきたいと思います。
改めまして整理をさせていただきたいと思いますが、さきの通常国会では、年金の未納問題が大変大きな国民的な議論ともなりました。各大臣、副大臣、政務官の皆さんの年金の未納の有無につきましてお尋ねしたいと思います。お答えください。
【次の発言】 それでは続きまして、今回、内閣改造の一つのコン……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。
まず、冒頭でございますが、十月の二十九日、前回の御質問の際に、上田副大臣、御都合がつかなかったものですから、今回、政治姿勢につきまして御質問をさせていただきます。
まず一点目、年金の未納があるかないかでございます。
【次の発言】 続きまして、二つ目の質問ですが、今回の内閣改造の一つの大きなコンセプトと言われております郵政民営化に関しまして、上田副大臣の御見識をお聞かせください。
【次の発言】 さまざまな議論がなされていると思うんですが、上田副大臣としては、どういうスタンスで議論に参加されるんでしょうか。
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。 幾つか御質問させていただくわけですが、まず冒頭、東京金融先物取引所、いわゆるTIFFEのあり方、そして金融庁の指導監督スタンスについて伺いたいと思います。 昨今、世界的な取引所の再編が進みまして、アジアにおける金融先物市場につきましても、こうした取引所再編の波が徐々に波及をしてきております。そうした中で、上海やシンガポール、香港など、他国の金融先物市場との市場間競争というものが激烈になってきているわけですが、日本の国益を考えた場合、この市場間競争、官民を挙げてしっかりと取り組んでいかなければならない課題だと思います。 そうした中で、……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 まず冒頭、大野防衛庁長官に御質問させていただきます。新防衛大綱と中期防が、昨年の十二月十日に閣議決定をされたわけでございますけれども、次の見直し時期につきましての御質問でございます。 まず冒頭、少し私、申し上げたいのは、こうした防衛大綱とかあるいは中期防といった中長期のプランというものは、防衛庁内部あるいは自衛隊の皆さんにとっても、今後の自分たちの組織がどういう方向性を持っているのか、そういった組織としてのアイデンティティーの確認でもあると同時に、国民あるいはこれは予算のこともかかわってくるわけですが、今後どの程度、装備品やさまざま……
○津村委員 民主党の津村啓介と申します。 きょうは、貴重な機会をいただきましてありがとうございます。私も、各参考人の先生にお一つないし二つずつ順に御質問させていただく形をとらせていただこうと思います。 まず、私、本日の議論、全体として大変多岐にわたりますし、ミサイル防衛の現状及び将来の可能性についていろいろと示唆に富むお話を伺えたと思うんですが、しかし、議論の前提として、私の質問の前提として一つ申し上げたいのは、ミサイル防衛というものが、五年後、十年後というお話もありましたが、将来、このような可能性もはらんでいるよ、そういう種類の話と今回のこのミサイル防衛の議論というのは一応分けてお話をさ……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 今国会初めての質問となりますので、ことし一年、国民から見て内容のある、わかりやすい質疑を心がけていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 まず初めですけれども、所得税法等の一部を改正する法律案に関連いたしまして、いわゆる定率減税の見直しについてお伺いをしたいと思います。 私は財政再建論者でございますので、今後、国民が景気回復を十分に実感できるような環境が整えば、こうした、実質的には増税と言っていいと思います、増税措置も今後避けられないということは承知をしているつもりです。しかしながら、国民に対して大変大きな負担を強いる……
○津村委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 所得税法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 財政の持続可能性に対する懸念に対して、中長期的な財政構造健全化の必要性が一層増大していることにかんがみ、今後の経済動向にも留意しつつ、歳出の重点化に努めるとともに、歳入の根幹をなす税制に対する国民の理解と信頼、税負担の公平性を確保する観点から、課税のあり方についての抜本的見直しを行い、持続的経済社会の活性化を実現するための税制の構築に努めること。 ……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 本日はFRC報告に関する質問ということで、まずは足利銀行の受け皿問題について御質問をさせていただきたいと思います。 先ほどもお二人の委員からそれぞれの観点で御質問があったと思いますけれども、足利銀行の受け皿問題に対する関心といいますのは、地元の経済界からの関心が大変高いこともさることながら、一時国有化ということですので、公的資金で経営再建が図られているということを考えますと、現在の足利銀行の経営再建そのものに対して、受け皿選定というプロセスが持つ意味というか効果というものもやはり考えなければいけないと思います。 何を言いたいかとい……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。 きょうは、貴重な時間をいただきありがとうございます。 本日、私は三十五分間の時間をいただいておりますが、私のこれまで一年半の国会議員としての経験の中で、中央銀行の総裁が、欧米では比較的一般的だと思うんですけれども、こうした議会の場で財政と金融の関係についてある程度まとまった時間の証言をなされるということが余り日本では見られないのではないかな、そういう印象を国会審議の場を通じて感じたものですから、きょうは、この衆議院議員、今回の任期がいつ終わるのかわかりませんけれども、財政政策と金融政策の関係につきまして、福井総裁からさまざまな御見識を……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 このところ、日韓関係でいろいろと動きが出ているようでございます。この問題に関連いたしまして町村外務大臣にお伺いいたします。 報道によれば、現在、年に二回行われている日韓シャトル首脳会談の年末の国内開催につきまして、韓国側から、例の靖国問題のことに関連いたしまして、戦没者追悼施設の実現というのをいわば条件的に要求しているという報道がなされております。 その一方で、これは昨日の報道ですが、自民党の山崎拓代議士、そして公明党の神崎代表、民主党の前原代表、鳩山幹事長を含む与野党三党の有志で、無宗教の新たな国立戦没者追悼施設の建設を求める超……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。法務委員会での質問は初めてになります。どうぞよろしくお願いします。 まず最初に、犯罪収益の分配の問題について伺ってまいります。 去る十月六日、法制審議会から、犯人から財産犯等の犯罪収益を剥奪して、これを被害者の財産的被害の回復に充てるための法整備につきまして答申がございました。 現在の組織的犯罪処罰法におきましては、被害者は民事訴訟法上の損害賠償の請求権等がございますけれども、しかし実際には、その権利を行使せずに泣き寝入りをするケースが多いというふうに聞いております。 昨今では、いわゆる振り込め詐欺ややみ金融など、暴力団等の組織的……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 共謀罪に関連する質問に先立ちまして、本日の午前中に判決がございました、いわゆるソロクト訴訟それから楽生院ですか、両療養所に関する訴訟判決につきまして、大臣の見解を伺いたいと思います。 申すまでもなく、今回の訴訟は、いわゆるハンセン病の療養者、とりわけ戦前に日本が統治をしていた韓国、台湾の療養所に強制的に入所されました百四十二人の方を原告とする二つの訴訟ということですけれども、結果として判決は二つに、全く正反対の結果に分かれたようでございます。片や原告側勝訴、片や原告敗訴という結果になったわけです。 実はまだ報道も速報ベースで拝見し……
○津村委員 おはようございます。民主党の津村啓介でございます。 三日前のこの法務委員会での共謀罪に関する議論を引き継ぎまして、幾つかの論点について伺ってまいります。 きょうは、少し時間をいただきまして、共謀罪に限らず、例えば、国際条約を担保する国内法整備の進め方とか、あるいは、先般私がお尋ねした際に、公布から施行まで共謀罪についてはわずか二十日間、その間の周知、広報については特別な予算は特にとられていないというお話がありまして、後ほどその議論をさせていただきますが、これから開かれた法務行政を進めていく上で、そうした世論調査のあり方あるいは広報のあり方、そういったものをどのようにお考えになっ……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。麻生大臣への御質問は今回が初めてになります。どうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、国連改革に関する御質問をさせていただきたいと思います。 実は、昨年、町村前大臣にも同じ質問をさせていただきましたが、その後、国連常任理事国入りという点では、昨年秋、日本の取り組みが多少、残念ながら後退を余儀なくされている、そう認識しておりますが、その後編成されました平成十八年度予算におけるODA予算の対GNI、国民所得比率は、昨年度に比べてふえているのか減っているのか、国連常任理事国入りの取り組みという意味で前進しているのか後退しているのか、御答弁……
○津村委員 おはようございます。民主党の津村啓介と申します。 本日は、米軍再編に係る日米の審議官級協議につきまして主に聞いてまいりたいんですが、大変恐縮なんですけれども、直前の通告になりましたが、三点ほど、韓国紙の報道で、日本の外務省の文書が流出したという報道が昨日ありました件につきまして、事実の確認をさせていただきたいと思います。 報道は事実でしょうか。(発言する者あり)盧武鉉大統領が反日で政権を維持しているという韓国紙の報道です。日本の外務省から文書が流出したという報道がなされていますが……(発言する者あり)そうですね。事前に通告させていただいています。
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 国連腐敗防止条約について伺ってまいるわけですが、まず冒頭、今回、昨年の十二月に発効いたしまして、現在四十七カ国が締結をしているというこの国連腐敗防止条約が、なぜ今この時期に策定されるに至ったのかという国際社会における文脈、背景について一点お伺いしたいのと、それと同時に、翻って、我が国にとってこの条約に参加することのメリットはどのようなものがあるのかということについて伺いたいと思います。 それに関連して一点だけ指摘をさせていただきたいんですが、トランスペアレンシー・インターナショナルという民間の団体ですけ……
○津村委員 おはようございます。民主党の津村啓介と申します。 きょうは一般質疑ということでございますので、まず最初に国連改革の議論、それから、時間の許す限り、ブラジル、EU、そしてペルーとの二国間関係について順次御質問させていただきたいと思います。 まず最初の御質問ですが、私の手元に、これは二日前ですね、平成十八年五月十日、外務省人権人道課さんから速報として出されております人権理事会理事国選挙の投票結果という資料がございます。現地時間九日のニューヨークの国連総会において、人権委員会にかえて設立された人権理事会の初の理事国選挙が実施され、我が国がアジアグループにおいて百五十八票を獲得し、当選……
○津村委員 おはようございます。民主党の津村啓介でございます。 ただいま公明党の谷口さんからもるるお話がありましたように、私も、現在の日本外務省の社会保障協定締結に対する取り組みというのは、少しのんびりし過ぎているのではないかなというふうに考えております。と申しますのも、フランス、カナダ、ドイツ、イギリスといった欧米各国は、既に四十、五十といった相手国と社会保障協定を締結しているわけですけれども、我が国にとってはこれがまだ七カ国目ということでございます。在留邦人の利益、後ほど数字的なことも議論させていただきますけれども、かなり大きなメリットがあるはずのこの社会保障協定、締結を急ぐべきであると……
○津村委員 民主党の津村啓介です。 お時間をいただきましたので、きょうは、我が国日本と大変密接な友好関係あるいは利害関係にあります二国間関係について、幾つか御質問をさせていただきます。まず最初にペルー、そしてEU、時間がありましたらパレスチナの問題についてお話を伺っていきたいというふうに考えております。 まず、ペルーと日本の関係でありますけれども、歴史的に大変深い友好関係にあります日本とペルーですが、いわゆるフジモリ問題、二〇〇〇年の十一月に、フジモリ・ペルー元大統領のモンテシノス顧問が不正事件で、不正発覚をいたしましてから、二〇〇〇年十一月の十六日に、フジモリ元大統領が日本に事実上の亡命……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 ここもと、いわゆる行政改革推進法案が閣議決定されるという中で、行政の公務員の五年間五%ですか、削減という議論があります。そうした中、実は私も、立法府、衆議院の議院運営委員会の改革小委員会というのがございまして、一方では立法機能の強化を図りながら、しかし、より効率的な立法府のあり方というものを今模索しているところでございます。 そうした中、これは司法になるわけですけれども、三権の一翼を担う司法の定員のあり方というものも、やはりそうした効率化、それと同時に、機能はしっかりと維持しなければいけない、そういった中でしっかりと見直し、あるいは……
○津村委員 民主党の津村啓介と申します。 きょうは、御多忙の中、こちらまでお越しいただきまして、本当にありがとうございます。 早速でございますが、質問の方に入らせていただきます。 まず、多賀谷先生にお伺いしたいんですが、現状、既に個人情報保護法制は一定のものが整備されているわけですけれども、今回の入管法改正というのは、個人情報を国が取得するという意味では、従来以上にかなりレベルの高い個人情報を国が扱うということを意味すると思います。そういう意味で、現状の個人情報保護法制がこれで十分なのか。 恐らく、将来的には今まで以上に、後ほどバイオメトリックスのお話も伺いますけれども、個人情報という……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 それでは、私からも入管法改正につきまして御質問させていただきます。 国際的なテロの脅威が近年とみに高まる中、今回のこの入管法改正ということが出てきたわけでございますけれども、しかし、その内容を見てみますと、アメリカとほぼ同様の、逆に言いますと、他国には例を見ない大変厳しい対策ということになると思います。 こうした対策をこの日本が、我が国がとるに至る、とらなければならないと御判断したその背景として、日本が国際テロの標的になる可能性というものをどのように認識されているのか、法務大臣の見解をお尋ねいたします。
○津村委員 ただいま議題となりました出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、民主党・無所属クラブを代表して、提案理由を説明いたします。 今回の政府案の提案理由とされております国民の生命と安全を守るためにテロの発生を未然に防ぐこと、利便性を高めるために出入国手続の簡素化、迅速化を図ること等につきましては、民主党としても全く異論はありません。しかし、その具体的方策として盛り込まれた内容については、個人の自由な生活や民主主義社会の維持発展、外国人との友好、共生という観点に照らして重大な問題を含んでいると言わざるを得ません。 まず、上陸審査時に特別永住者等を除くす……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。
まず、法務大臣、そして警察庁にもお尋ねしたいと思いますが、昨日の当委員会の質疑の中で、杉浦法務大臣から、代用監獄の今後のあり方につきまして、将来的には廃止が望ましいという御答弁がございました。有識者会議での議論でもそうした強い意見が出されていたということでもございますし、また、大臣の大臣就任以前からのお考えもあるのかなというふうに理解しておりますけれども、改めて法務大臣、そして警察庁にこの点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 杉浦大臣に重ねてお尋ねをいたします。
今、御答弁の中に多少私も矛盾があるなと思いました。前段で大……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。
本日は、修正案と政府案、両方を比較するような形で質問をさせていただきたいと思っております。
まず冒頭、何度か既に当法務委員会で議論されております、いわゆる一九八〇年の法制審議会の答申に見られる漸減条項の扱いについてですけれども、この間、杉浦法務大臣からは、いわゆる代用監獄は廃止するのが理想だというような御答弁も繰り返し見られているところでございます。大臣はこの漸減条項について尊重するお立場でしょうか、どういうお考えでしょうか、大臣の見解をお聞きします。
【次の発言】 法文化するかどうかというところまでまだお尋ねしていないわけですけれ……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。 共謀罪の審議をめぐって、今、大変国民的な関心も高まりつつある中で、各界を代表される見識ある参考人の皆様に貴重なお時間を割いて当委員会にお越しいただきまして、本当にありがとうございます。私からの質問を順次、藤本先生からさせていただきたいと思っております。 藤本参考人のお話を伺う中で、世界レベルの標準化という視点を再三強調されたような印象を受けたわけですけれども、もともとの条約では、参加罪と共謀罪、それぞれ選択可能のような形になっていまして、各国の法体系がそれぞれ違っていることについて条約自体が十分配慮した、そういう構成になっているように……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 先日、ある法案で代表質問に立たせていただきまして、長官からるる御答弁をいただいたわけでありますけれども、その場でも述べましたとおり、今の防衛庁にとってまず何よりも大切なのは、失われかけた国民の信頼を取り戻して、しっかりとその組織の気構えといいますか、きちんとした組織なんだぞということを示すことだというふうに思います。 そういった意味で、先週から行われておりますこの委員会審議、とりわけ防衛施設庁の談合事案を中心に御議論を皆さんされているわけですが、与野党を超えて多くの議員の方々から大変重要な指摘がなされているなというふうに聞いておりま……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 私がこの法案については代表質問もさせていただいたんですが、あれが十月の二十七日でしたので、きのうで一カ月、核武装論も含めて、さまざまな日本の安全保障に関する議論がこの間いろいろと議論をされてきました。 代表質問でも申し上げましたとおり、やはり、この法案の持つ重要性といいますか潜在的な意義も考えますと、ここは日本の安全保障政策の大きな曲がり角になり得る大切な局面だと思いますし、そのためにも、多少後ろ向きなことも議論はありましたけれども、前向きな話をどんどんしていかなければならない。そういった意味で、先ほどの石破先生そして遠藤先生からも建設的な御提案……
○津村委員 きょうは、お越しいただきましてありがとうございます。民主党の津村啓介と申します。 国会ですので、どちらかというと日ごろマクロ的に物を見ることになれておりますし、以前、日銀というところでマクロ統計ばかり見ていたものですから、どちらかというと、お話の中で、本田さんの、全体像といいますか、いろいろ社会のあり方そのものを分析される、こういった手法といいますか視点を提供していただいて、私から見ると非常にわかりやすかった、なるほどなと思わせていただきました。 その一方で、あとのお三方、逆に私が日ごろ余り経験していない視点といいますか、国会議員は現場を大切にするといいながらなかなか手ざわり感……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。どうぞよろしくお願いします。 一昨日からですか、チェイニー米国副大統領が来日をされまして、昨夜の報道などを見ていましても、ニュース番組でトップに取り上げられるような、大変注目を集めているわけですけれども、両国政府の高官が、日米同盟はこれまででかつてないベストな状況にあるというようなことをおっしゃる一方で、やはり報道ぶりを見ておりましても、また、いろいろ国会審議などを見ておりましても、果たして本当にそうなのかなと少し気になるような発言等がございます。少し取り上げさせていただきたいと思います。 まず、このチェイニー副大統領の来日の目的、意義……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 まず最初に、本日閣議決定をされました弾道ミサイル等に対する破壊措置に関する緊急対処要領につきまして、御質問を差し上げたいと思います。 これは、今月の二十九日、航空自衛隊の中部航空方面隊第一高射群入間基地にPAC3が初めて配備されることに伴いまして、その運用についてのルールを定めたものということだと思いますけれども、この緊急対処要領におきまして、防衛大臣の命令がまず期限つきとなっているかと思います。 この事案の性質上といいますか、大変緊急性を要するものでもありますので、この期限つきとしていることの理由ということを少し詳しくお聞きした……
○津村委員 民主党の津村啓介と申します。 きょうは、北は北海道、南は沖縄、そして岩国も含めて、この東京から時間距離の大変遠いところからお三方にお越しいただきまして、本当にありがとうございます。 一般的なお話、今も幾つか出ていましたけれども、せっかく来ていただいたということもありますので、それぞれ地域事情は違うでしょうから、少し個別具体的な御質問を中心にさせていただきたいというふうに思います。 まず、伊波宜野湾市長にお伺いいたしますが、冒頭、橋本内閣のもとで十一年前に合意をされましたSACO合意の今日的な評価についてどうごらんになっているか、お聞きします。
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。
私は、昨日の財務金融委員会で同僚の古本代議士が取り上げました市ケ谷駐屯地に隣接する土地の高層マンションの件をまず冒頭お伺いしたいというふうに思います。
防衛省本省が所在する市ケ谷駐屯地でございますけれども、この駐屯地の隣に、角地に三十八階建てのマンションが現在建設中との報道がございますが、大臣はこの事実を承知されていますでしょうか。
【次の発言】 いつもごらんになっているということですけれども、多分かなり前から御存じだったんだと思います。
昨日の財務金融委員会で、当該土地の売却につきまして、飯原政府参考人から、理財局から事前の相談はなかったとさ……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。本日は、貴重な質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 本日は、子供の安全、それからいじめ問題、少年非行といったテーマにつきまして、数字的な傾向、あるいは最近の行政のお取り組みをまずお伺いした後で、市町村合併あるいは地方財政の逼迫といった、地域のコミュニティーといいますか、行政のプレゼンスが地域でどうしても限界がある、縮小せざるを得ないという中で、既存の地域コミュニティー、町内会もその一つでしょうし、あるいは、私の地域では婦人会という言い方をしますが、そういう女性の皆さん、あるいは老人クラブ、スポーツ少年団、さまざまな既存の地……
○津村委員 民主党の津村啓介と申します。 石破大臣には初めて御質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 副大臣は要求をさせていただいていないと思いますので、お引き取りいただいても結構でございます。 まず最初に、先ほどから少し議論も出ておりましたけれども、海上自衛隊イージス艦の衝突事故の問題を少し触れさせていただいた後、防衛省改革、そして韓国あるいはロシアでの政権交代が、韓国は就任式が行われましたし、ロシアでも間もなく大統領選挙ということでもありますから、我が国の安全保障環境の変化について防衛大臣の認識を伺っていきたいというふうに思っております。 まず、イージス艦の問題で……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。
少し時間が押しているようですので、背景説明的なことは省略をいたしまして、少しテンポよく質問させていただければというふうに思っております。
今御着席いただきました松島副大臣にまずお伺いしますが、先日、四月の二十一日にソマリア沖でタンカーの被弾事件がございました。現在の捜査状況について、概要を御説明ください。
【次の発言】 日本人の乗組員の方が七人いらっしゃるというふうにお聞きしておりますけれども、この方たちが帰国をしてからお話を聞くという今のお話でしたが、いつごろになりそうですか。
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 本日は、神戸からお忙しい中、伊藤周雄本四高速社長にもおいでいただきまして、また、大臣に途中からと伺っていましたが、よろしいですか、大臣そして平井副大臣に、あすで満二十年を迎えます瀬戸大橋の料金引き下げ問題についてお話を伺っていきたいというふうに思っております。 まず最初に、本四道路における最新の交通量について、これは本四高速にお伺いしていきたいと思いますが、まず、一昨年ですか、平成十八年度の実績を振り返ってみますと、二〇〇六年度、平成十八年度は通行量が二年連続ふえまして、その背景として、本四高速さんでは、景気回復や企画割引が奏功したということを新……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 本日は、平成十八年度の予備費支出に関連いたしまして新型インフルエンザ関連の支出についての御質問を用意しておりますけれども、きょうはお忙しい中お二人の参考人の方にお越しいただいておりますので、先に高速道路の関係の質問を幾つかさせていただきまして、その後、厚生労働省さんへの御質問という形で進めさせていただきたいと思います。 まず、本四高速の方がお見えになっていると思うんですが、お伺いしたいと思います。 明石大橋がことしで十周年、そして瀬戸大橋がことしで二十周年ということで、大きな節目の年ということで、今、交通量や料金引き下げの問題など、大変注目をさ……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 一般質疑の時間をいただきまして、ありがとうございます。 本日ですけれども、まず冒頭、北朝鮮のミサイル問題に関連いたしまして、主に国民への迅速な情報提供について、Jアラートの使用を見送った経緯について中心にまずお伺いいたしまして、その後、オバマ大統領の核廃絶演説等につきまして、外務大臣にも御質問していきたいと思います。 あらかじめ申し上げておきますけれども、農水省さんと国交省さんからも答弁者に来ていただいていますが、最後に質問を予定しておりまして、場合によったら、ちょっと間に合わないというか、質問を見送らせていただくかもしれません。お断りしておき……
○津村委員 民主党の津村啓介と申します。 本日は、日本を代表する安全保障の専門家でいらっしゃいます田中先生、森本先生にこのような質問の機会をいただきまして、大変光栄に思っており、また興奮もしております。どうぞよろしくお願いいたします。 最初に田中先生にお伺いしたいと思いますが、先生は、防衛省改革会議のメンバーのお一人として、報告書の策定、提言の取りまとめに当たられたわけですけれども、防衛省改革会議という名称ですから、どうしても防衛省という枠の中での議論が中心になったと思うんですが、やはり、防衛政策を考える上では、官邸であるとか外務省であるとか、組織としてはより広い問題意識というものも、当然……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。
本日は、お忙しい中、遠く神戸から伊藤本四高速社長にお出ましをいただきました。また、本四高速への質問に先立ちまして、まず外務省の方に二問ほどと、そして国土交通省さんにもお話を伺ってまいりたいと思います。
平成十九年度予備費における主要国首脳会談の開催準備に必要な経費について、まず伺っていきたいと思います。
いただきました資料によりますと、平成十九年、つまりサミットを開催する前の年に、百十五億円もの開催準備経費がかかっているようですけれども、この内訳を、橋本副大臣、お願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございます。
実は、国際会議の開催につ……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。本日は、白川日銀総裁、そして鳩山総務大臣、その次に内閣官房長官河村さんに御質問をしていくつもりでおります。 白川総裁にまず御質問を幾つかさせていただきたいと思います。 私は、日本銀行が、これはもう何十年来の課題かと思いますけれども、円という国際通貨をこれからも使い勝手のよいものとして、アジアそして世界の中でより広く使われるような環境を整えていくこと、十数年前の取り組みでは日本版金融ビッグバンというものもありましたが、こういった取り組みが現在どういうことになっているのか。足元、大変な金融危機の中で、そうした十年、二十年の話というのは少し……
○津村大臣政務官 おはようございます。 内閣府大臣政務官の津村啓介でございます。 菅国務大臣、古川副大臣とともに、国家戦略、経済財政、科学技術、IT政策、知的財産戦略を、また、原口国務大臣、大塚副大臣とともに、地域主権推進、地域活性化等を担当いたしております。 田中けいしゅう委員長を初め理事、委員各位の皆様の御指導を何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○津村大臣政務官 御質問、ありがとうございます。 健康関連産業は大変大きな需要が見込まれる産業でございまして、成長戦略の基本方針におきましても、ライフイノベーションという形で、成長牽引産業として位置づけたところでございます。 先ほど菅大臣の方からも、国際健康観光特区につきまして、柚木議員御提案の件につきまして、実現できるように努力をしていきたい、議論をしていきたいというお話がありました。私自身も、成長戦略を担当する政務官として、今、室内での議論はもちろんですが、各省との議論、そして最近では党の方の議論にも参加する機会をいただいておりまして、さまざまな角度から議員の先生方の御議論をいただいて……
○津村大臣政務官 菅原委員の御質問にお答えしたいと思います。 子ども手当は、子育ての経済的な負担を軽減いたしまして、総合的な少子化対策を推進することを目的としております。 私はマクロ経済政策担当の政務官ではありますけれども、GDPの今の御質問にももちろんお答えをいたしますが、委員も御案内のように、子ども手当は、むしろ少子化対策という社会的あるいは歴史的な大変大きな意味を持った政策でありまして、私の仕事としてGDPの効果を試算する中でも、そうしたより広い政策的な含意をしっかりと忘れてはならない、経済効果の議論に矮小化してはならないというふうにみずから戒めながら試算をしております。 御参考ま……
○津村大臣政務官 新成長戦略につきましての御質問、ありがとうございます。 新成長戦略におきまして、「失業率については中期的に三%台への低下を目指す。」という私たちの試算の根拠についてお尋ねだったというふうに理解しておりますが、我が国の雇用情勢は依然として厳しいものの、このところ持ち直しの動きが見られます。御参考までに失業率を申し上げますと、前政権末期の昨年七月に五・六%と史上最悪の数字をつけまして以来、若干の改善をしておりまして、十二月は五・二%、一月は四・九%でございます。 鳩山政権では、雇用、環境、景気、子供そして科学技術を五つのKと呼びまして最重視をしております。これまで、緊急雇用対……
○津村大臣政務官 お答えいたします。
赤松大臣、山田副大臣と大要は同じ認識でございますが、私の言葉で申し上げれば、農業は我が国の地域経済を支える不可欠な産業でございまして、その持続的な発展を図ることが、国家戦略上、大変重要であると認識をいたしております。
このため、六月ごろまでに策定をいたします新成長戦略の基本方針におきましては、二〇二〇年までの目標として食料自給率五〇%を掲げ、戸別所得補償制度の導入や農業の六次産業化の推進などにより農業の成長産業化を図ることとしているところでございます。
【次の発言】 お答えいたします。
農業が地域経済に果たす大変重要な役割を踏まえまして、新成長戦略の……
○津村大臣政務官 平委員の御質問にお答えしたいと思います。 今の円高の背景につきましては、いろいろなエコノミストやアナリストがさまざまな意見を言っておりまして、かなり中長期的なファンダメンタルズにかかわる部分と短期的な部分と双方あるんだと思います。 この一、二カ月の動きについて言えば、私が比較的多く耳にするという意味でいえば、欧州のギリシャを初めとする危機、それから米国の景気の減速懸念といったものが、相対的に世界全体の経済の先行きに対する不確実性というものを高めているという中で、スイス・フランであるとか日本の円であるとか、あるいは相対的にはドルも世界の通貨の中では買われている。ただ、その相……
○津村委員長代理 次に、遠藤乙彦君。
【次の発言】 大変恐縮でございますが、既に遠藤委員の質疑時間は終了しておりますので、簡潔にお答えをいただければと思います。
奥村参考人、お願いいたします。
【次の発言】 次に、吉井英勝君。
【次の発言】 残りの質問は、ぜひ自由討議の方でお願いいたします。
次に、阿部知子君。
○津村委員 小柴先生、きょうはありがとうございます。 先ほど、リニアコライダーのお話がありました。先生はアジアに誘致というお話をされましたけれども、日本でも、岩手県や北九州でリニアコライダーをぜひ誘致しようという議論があるやに聞いております。 リニアコライダーを誘致する意味について、少し深く掘り下げて伺いたいと思います。 少しだけ御紹介をいたしますと、実はこの数カ月、政府の方でもリニアコライダーの誘致につきましては幾つかの議論がございまして、このほどまとまりました第四期の科学技術基本計画におきましても、復興と関連して、岩手県あるいは宮城県あたりの北上山地に三十キロのリニアコライダーを建設……
○津村委員長代理 官房審議官、お答えください。
【次の発言】 次に、福島伸享君。
○津村委員 おはようございます。第七分科会について御報告いたします。 本分科会は、経済産業省所管について審査を行いました。 詳細につきましては会議録に譲ることといたしますが、その主な質疑事項は、再生可能エネルギー導入の必要性、伝統的工芸品産業への支援策、中小企業の海外展開支援体制の強化、政府研究開発投資の増額、国際標準化戦略の推進、低炭素社会構築のための技術開発等々であります。 以上、御報告申し上げます。
○津村委員長代理 次に、小泉進次郎君。
○津村委員 ただいま議題となりました内閣府設置法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。 内閣府設置法等の一部を改正する法律案及び現在環境委員会で御審議されています原子力の安全の確保に関する組織及び制度を改革するための環境省設置法等の一部を改正する法律案では、文部科学省設置法の宇宙開発委員会及び放射線審議会に関する規定をそれぞれ改正することとなっております。 内閣府設置法等の一部を改正する法律案では、原子力の安全の確保に関する組織及び制度を改革するための環境省設置法等の一部を改正する法律案が先に施行されることを前提に、文部科学省設置法の宇宙……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 冒頭、天皇陛下の一日も早い御回復を心よりお祈りいたします。 さて、本日は円高、デフレからの脱却がテーマでございます。きょうは、二月十四日に行われました日本銀行の追加金融緩和、昨年夏以降四次にわたって編成されました補正予算、そして円高対策、こういった政府、日銀のマクロ経済政策の政策効果を検証しながら、デフレ脱却への道筋を議論させていただきたいと思います。 デフレは、OECD等の国際的な定義によれば、一般物価水準の継続的下落と定義をされます。日本では、多年にわたるデフレ環境のもとで、欧州危機が発生し、また、円高、東日本大震災、そしてそれに続く原発問……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 本日は二十分の時間をいただいておりますが、山本大臣、就任から大変、若い科学者の皆さんと車座のトークをされたりとか、毎週行われております大臣有識者会合、これは兼務が多くて御出席がなかなか大変だと思うんですけれども、非常に熱心に出席をされているでありますとか、あるいは、総合科学技術会議の本会議、これはなかなか総理のお時間をとっていただくのが難しいんですけれども、二度三度と開催をされているということで、科学技術コミュニティーの皆さんからの評価も大変高いと伺っております。すばらしいことだと思います。 そういう中で、科学技術の分野は党派を超え……
○津村委員 きょうが恐らく、科技特の実質的な審議は今国会最後の日になるんだと思います。 そこで、委員長と与党の議員の皆さんに一言だけお話ししたいんですけれども、先ほど白石先生は大変重要なことをおっしゃいました。安倍政権は、野党の私が言うのもなんですが、科学技術政策、非常にすばらしいことを幾つかされています。 一つは、総合科学技術会議の本会議を開催されていること。私たちは、反省も込めて申し上げるんですが、大震災もありました、会議をたくさんつくり過ぎたのかもしれませんが、鳩山政権で五回、菅政権で四回、野田政権で四回しか開けませんでした。この三月から六月までの間に、安倍総理のもとで六回、このCS……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 黒田さん、本日は、どうぞよろしくお願いいたします。 最初に、少し大きな質問になりますけれども、中央銀行制度の存在意義、そして、その中で確立されてきた中央銀行の独立性について、まずお話を伺いたいと思います。 日銀は、昨年、創立百三十年を迎えました。世界の中央銀行制度が既に三百年以上の歴史を持つ中で、それぞれの時代背景、国際的な潮流の中でさまざまな場面があったと思います。 そうした中で、二つの世界大戦の前後の世界的なインフレの経験、そして日本では、バブル経済、バブルを生んだプラザ合意前後の長引いた低金利政策、こうした経験も踏まえて、一九九八年の日……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 岩田さんに幾つか御質問をさせていただきます。 まず最初は、日銀法の改正についてでございます。 かねてから岩田参考人は、現行日銀法は大変問題があるということで盛んに改正を主張されてきましたが、今回の人事案提示後も重ねてその御主張をされているように報道されております。 きのうの黒田総裁候補は、いろいろお考えはあるものの、これから中央銀行のトップに立つ者として、その制度自体を否定するようなことは立場上控えたいというお立場でしたけれども、岩田さんにおかれては、日銀法改正はやはり必要だということで、お考えに変わりはございませんか。また、必要であるとすれ……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 本日は、天皇皇后両陛下の御公務の御負担軽減の問題、そして、中長期的な皇族の減少が懸念される中で、政府の対応について、菅官房長官、そして山本宮内庁次長にお出ましいただいております、御質問させていただきます。 まず、昨日、宮内庁にお願いをいたしまして、過去五年間の、天皇皇后両陛下そして宮家、皇族方の御活動、御公務の一覧表をいただきました。 数年前から、両陛下が御高齢になられたことに伴って、御公務の負担軽減については議論がされているわけですけれども、数字で見ますと、いわゆる宮中祭祀は、五年前は年間三十四回、その次の年は二十二回ということでしたけれども……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 私は、二十分、時間をいただいております。番号制度の話をさせていただこうと思います。 今、るる消費税やアベノミクスの話もございました。アベノミクスについては功罪さまざまな議論があるところですが、私自身は、一人の国民として、ぜひこの政策がうまくいって、デフレ脱却というものを早期に実現していただきたい。そしてその上で、予定どおり、消費税、五%から一〇%まで、段階的でございますが引き上げをして、さらに、これは私の私見ですけれども、私は団塊ジュニアの世代に属する者として、これから十年、二十年先にはやはり消費税というのは欧米主要国のいわばグローバルスタンダー……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 本日は、皇室典範の改正問題、そして、合同庁舎八号館のレイアウトの問題も触れさせていただきたい、菅官房長官に御質問させていただきたいと思っておりますが、この後御到着ということですので、質問の順番を入れかえさせていただきまして、まず、安倍政権の経済政策の数値目標、そして、それを正確に把握していくための経済統計、インフラである経済統計の正確性向上について御質問をさせていただきたいと思っております。 まず最初に、甘利大臣にお伺いしたいと思います。 民主党の新成長戦略では、将来の目標として、名目GDPを三%、実質を二%、逆算いたしますと、GDPデフレータ……
○津村委員 おはようございます。民主党の津村啓介と申します。 本日は、道路交通法の改正案ということで、主に、参議院で余り議論になりませんでしたラウンドアバウトについて後ほどお伺いしたいと思っておりますし、四十五分間のお時間をいただいておりますので、その議論に先立ちまして、昨年、私もこの内閣委員会の与党筆頭をさせていただいておりましたが、当時成立いたしました不正アクセス防止法、暴対法、そして死因究明法、この三つがその後どのように運用されているのかというところをフォローアップさせていただきたいというふうに思っております。 そういった趣旨で、昨日の三時ごろですか、いわゆる質問通告をさせていただき……
○津村委員 民主党の津村啓介と申します。大臣、どうぞよろしくお願いいたします。 この国家戦略特区法案、アベノミクスの柱とされているものですけれども、条文の修正を含めまして後ほどるる御提案等ございますが、日本経済再生のために必ず成功させていただきたいと思います。 ここまでの審議で取り上げられている論点と多少重複するところもございますが、大事なポイントに絞って確認をさせていただきたいというふうに思っております。 まず、国家戦略特区と総合特区の違いといいますか、ここが何度も議論になっているんですけれども、やはり、調べれば調べるほど、私は違いがわからなくなってまいります。大臣のお答えを聞くたびに……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 本日は、四人の見識ある参考人の皆様にこうした質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。 公務員制度改革、もうこの十数年、何度も話題になってきたテーマでございますけれども、この公務員制度改革が、どういう出発点から議論が起こってきたか、この歴史的な立ち位置というものをまず確認させていただきたいと思います。 私の見るところでは、平成九年、一九九七年の、当時、第二次橋本内閣における行政改革会議の議論がその骨子であったかと思います。当時は、政治改革も同時に議論されていたわけでありますし、大変、橋本総理、改革意欲にあふれた方で、バブルの崩壊……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 本日は、原子力委員会の同意人事、皇族の減少の問題、そして内閣府のあり方、GDP統計、主にこの四つのテーマについて御質問をさせていただきます。 まず、原子力委員会の同意人事でございますが、先般の衆議院本会議におきまして、三人の新しい委員の皆さんの同意人事採決がございました。私たち民主党は、新たに提示されました岡さん、阿部さん、中西さん、このお一人お一人の大変すぐれた識見、お人柄、そういったことを議論もいたしましたけれども、その議論以前のところで、今回のこの同意人事の提出のあり方に瑕疵があるのではないか、そうした手続の面でこれは賛成できないということ……
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 まず冒頭、統計委員会の重要性、そして現在の運用状況について、西村副大臣に御質問するところから始めさせていただきます。 甘利大臣の体制になって一年余りでございますが、この間、何度も、GDP統計、そして統計委員会の議論をこの場でもさせていただいてまいりました。 と申しますのは、財政制約が大変厳しい中で、これからアベノミクスをぜひ成果を上げていただかなければいけない。その中で、GDPで経済成長を図っていくと同時に、やはり、少子高齢化対策とか、分配の面でもさまざまな工夫と成果を上げていかなければいけない。しっかりと政策の効果を検証していく……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 山本大臣に、総合科学技術会議の今回の司令塔機能強化についてお伺いをいたします。 八問、九問ほど質問通告をさせていただいておりますが、あらかじめ申し上げますと、最初に、多分、問い三になっていると思いますが、所掌の話を少しさせていただいた上で、体制について見ていきたいと思います。 今回、新しい法律案によって、総合科学技術会議の仕事が三点、四点ふえている形になっておりますが、私が知る限り、今回、文科省から移されるとなっている仕事のうち、二点、科学技術基本計画の策定及び推進に関すること、それからもう一つ、科学技術に関する関係行政機関の経費の見積もりの方……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 本日は、健康・医療戦略推進法案等、二法案の関連質疑ということでお時間をいただき、大変ありがとうございます。 最初に、加藤副長官に御質問させていただきます。 今回の健康・医療戦略推進本部、これまでも、総合科学技術会議との関係性といいますか、重複といいますか、そういうところをきちんと整理すべきだという議論がこの委員会でも何度となくされているわけでありますけれども、少しロジスティクスの面から整理をさせていただきたいと思っております。 今、この準備室というか、法案成立前の事務局というのは永田町の合同庁舎にあると理解しておりますけれども、一方で、今、内……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 甘利大臣、連日大変御苦労さまでございます。 私の質問時間二十五分、五分ほど多分近藤さんの方にお譲りしていると思いますけれども、何問か御質問させていただく中で、西村副大臣そして小泉政務官、大変この機構法案にお詳しいお二人もいらっしゃっていますので、大臣には一問か二問に絞って質問させていただこうというふうに思っております。 冒頭、一点、まず、この機構の位置づけみたいな大きな話ですので、ここは大臣にお伺いさせていただきたいんですけれども、公的企業再生の先行事例として、産業再生機構が以前、二〇〇〇年代初頭にございました。これは、当時の不良債権問題が大変……
○津村委員 おはようございます。民主党の津村啓介でございます。 本日は、原子力委員会についての議論ということですけれども、今国会では内閣府設置法の改正もございまして、総合科学技術会議を総合科学技術・イノベーション会議ということで改組が行われまして、たしか五月の十九でしたでしょうか、先週の月曜日から新体制発足ということでございます。また、それに続きまして今回は原子力委員会ということで、内閣府、合同庁舎四号館ですか、七階の体制が大きく変わるということだと思います。先般、CSTP、総合科学技術・イノベーション会議のところでも申し上げましたが、名前を変えたり、あるいは体制を変えても、それが本当に目的……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 江渡大臣に何点か御質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 本日は、沖縄の米軍の負担軽減等、幾つか質問通告をさせていただいておりますが、冒頭、それに先立ちまして、本日の朝、安全保障委員会の理事会で大臣が提出されました二通の仮領収証の件について質問させていただきたいと思います。 本件、実は大変複雑な様相を呈しておりまして、安全保障委員会の皆さん全員が予算委員会での議論を全てごらんになっているとは限りませんので、まず、全体像、問題の所在を確認させていただきたいと思います。 こちらのボードは、十月六日の予算委員会で、我が党の階猛議……
○津村委員 おはようございます。民主党の津村啓介と申します。きょうはよろしくお願いいたします。 本日は、日本の北極政策について、各府省にるる質問をしていきたいと思っております。 冒頭、端的に申し上げますと、私はある危機感を持っております。それは、地球温暖化によりまして、近年、海氷が北極海において急速に減少しているわけでございますけれども、商業船の運航や、エネルギー資源、水産資源などの開発、あるいは海上兵力を含む日本の安全保障環境が大変大きく変化をしている中で、我が日本政府が、各府省の縦割りによって、北極圏域の沿岸国、主なところで五カ国あります、アメリカ、ロシア、カナダ、ノルウェー、デンマー……
○津村委員 お疲れさまです。民主党の津村啓介と申します。 政治と金の問題が大変注目をされている今国会におきまして、早い時期にこうして倫理選挙特別委員会で貴重な質疑の機会をいただきまして、感謝申し上げます。 大臣、本日は、政治家の総支部、政党総支部、それから後援会、そして政治家個人の間の資金の出入りについて、るる問題になっている事案、そうでない事案もあるわけですけれども、大臣の御経験に照らしていただきながら、そのルールの確認をさせていただければというふうに思っております。 高市大臣は、御自身の後援会あるいは政党総支部、そういったところに御自身から寄附をされること、あるいは総支部や後援会から……
○津村委員 お疲れさまです。民主党の津村啓介でございます。 本日は、長期契約法に関しましてるる質問させていただきますが、冒頭、先日、三月二十五日に就役いたしました護衛艦「いずも」、大変注目を集めておりますので、少しだけその件に触れて、本題に入っていきたいというふうに思っております。 今回の「いずも」は、機能としてはヘリコプターを搭載する空母という機能を持っているわけですけれども、自衛隊での区分では航空母艦という区分がないということで、護衛艦として分類されているというふうに伺っております。 若干、事実上の空母のようなものが空母ではなくて護衛艦だというふうに我が国として説明しているので、その……
○津村委員 おはようございます。民主党の津村啓介でございます。 きょうは沖縄問題を中心とした一般質疑ということでありますけれども、まず冒頭、先般の長期契約法に関する中谷大臣と私の質疑の中で、数字に若干不正確なところがあったと考えておりまして、確認をさせていただきたいというふうに思います。 P1の長期契約の話で、長期契約によるその縮減額が一体どの程度かということの数字を随分詰めさせていただいたんですけれども、大臣は御答弁の中で、「今回の要求した額で合計四百三億円の縮減を目指しておりまして、」というふうに発言をされております。ただ、これは概算要求ベースの数字であって、予算案では四百十七億円にな……
○津村委員 副長官が来られるまで、ちょっととめていただいていいですか。副長官が来られないので。ちょっととめていただけませんか。
【次の発言】 民主党の津村啓介でございます。
きょうは、お忙しいときに世耕副長官にも来ていただいておりますので、冒頭の質問とさせていただきまして、その後退席いただければと思っております。
先ほど、衆議院の本会議で山谷さんの答弁を聞いて大変ショックを受けたんですけれども、昨日、ドローンが官邸に落下をした、その後、山谷国家公安委員長は、著書の出版記念パーティーですか、そういったことに一時間、二時間、時間を費やされて、なかなか執務室に戻られなかったということが明らかにな……
○津村委員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、防衛省設置法等の一部を改正する法律案の政府原案に反対し、民主党提出修正案に対する賛成の討論を行います。 本政府原案は、防衛省改革の一環として、統合運用機能の強化のための諸施策や、防衛装備品の調達、研究開発、国際協力をより効率的に行えるよう、装備庁を防衛省の外局として新設等を行う改正案です。これらの改革の方向性については民主党としても一定の理解をいたします。 しかし、本法案に盛り込まれている、日本における文民統制の仕組みの一部として構築された、防衛大臣による自衛隊に対する指示等を行う際の内局の補佐権限の根拠となる規定を変容させる改正については、……
○津村委員 おはようございます。民主党の津村啓介でございます。 ようやく、この科学技術・イノベーション特別委員会が大臣所信の質疑というところまでやってまいりました。 この委員会は、二〇一一年の初頭に設立をされた委員会でございまして、比較的歴史の浅い委員会でございますが、その後、解散・総選挙が二回ございました。当委員会のメンバーの中には、この科学技術特別委員会が、どういった経緯で、どういった趣旨で設立されたかを必ずしも当時の記憶として御存じでない方が大勢いらっしゃると思いますので、冒頭、確認をさせていただきたいというふうに思います。 大臣は、この科学技術・イノベーション特別委員会の設立の経……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 松本理事長、本日は、貴重なお時間をお割きいただきまして国会までお運びいただきまして、ありがとうございます。 理研は、古く一九一七年の創立ということでございますので、再来年には百周年を迎えるということでございます。最近では、昨年の出来事もありましたので、先ほどから、不祥事の防止であるとか信頼の回復という言葉も出ておりましたけれども、長い理研の歴史、そして日本の科学技術の世界における位置づけということを考えましたら、今回の科学力展開プランの意味合いというものを、もう少し大きな、地理的あるいは歴史的なスコープで議論もさせていただきたいというふうにまずは……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 山谷大臣に幾つか御質問をさせていただきたいと思います。 今回議題になっております風営法、風俗営業という名前からもわかりますように、これは時代によって、社会のありよう、人間の営みのありようというのは変わっていくものでございますので、その時々に、時代の大きな流れ、社会、文化、経済の大きな流れをしっかりと、政府としても、あるいは立法府としても捉まえて、必要な改正、よりその時代に合ったものに時々変えていくのかなと。 そういう意味では、先ほど寺田さんの質問にもありましたけれども、今回、この改正はあくまでも二〇一五年の改正でありまして、また今後も、日本社会……
○津村委員 おはようございます。民主党の津村啓介でございます。 本日は、皇族の方々の数が減少しているという問題、そして、時間の許す限り、GDP統計の整備についてお聞きしたいと思っております。 皇室の減少の問題でありますけれども、現在の皇室典範は、女性の宮家の方々が御成婚された場合、皇籍を離脱されるということになっておりまして、その結果、男性の皇族の方が、悠仁親王を除けば最近なかなかお生まれになっていませんので、皇族の人数自体は減少傾向にあると思います。 まず、冒頭、山本宮内庁次長に事実関係を確認させていただきたいと思います。昭和天皇の御即位以降の皇族の人数の推移について、概略を御説明いた……
○津村委員 おはようございます。民主党の津村啓介でございます。 本日は、お忙しい中、三人の大臣、副大臣、政務官にお越しいただきました。ありがとうございます。 きょうは、内閣府のあり方につきまして、るる御質問をさせていただきたいと思います。 まず、前提として、私の問題意識といいますか現状認識について少し敷衍させていただきますと、私は、今回の内閣府スリム化の前段にある内閣府というものをつくった二〇〇一年の省庁再編、橋本行革というのは、橋本元総理の大変強いリーダーシップのもと、二十世紀から二十一世紀に時代が大きく変わる中で、日本の官僚機構のあり方、そして政と官のあり方について、これは大きく大な……
○津村委員 おはようございます。民主党の津村啓介でございます。 本日は、三十分、一般質疑の時間をいただいております。GDP統計の整備に的を絞りまして、るる質問させていただきたいというふうに思います。 委員の皆さんのお手元に七枚の資料をお配りしておりますので、よろしければごらんいただければと思います。 GDP統計、これは、言うまでもありませんけれども、日本の数ある経済指標の中で、また国際的な経済指標としても最も注目される指標の一つでございまして、経済政策の運営における重要な判断材料となっているところでございます。 皆さんも御記憶に新しいと思いますが、昨年の十一月、十二月の解散・総選挙では……
○津村委員 日本の科学技術政策について質問いたします。 四十分の時間をいただいておりますので、少し幅広に聞かせていただきたいと思いますが、冒頭、この科学技術・イノベーション委員会は、歴史的にと言うと少し大げさですけれども、やや特殊な経緯で設立をされた委員会ですので、この委員会の位置づけにつきまして、委員の皆さんと共有をさせていただきたいというふうに思います。 この科学技術・イノベーション委員会は比較的歴史の浅い委員会でして、平成二十三年の一月、二〇一一年の一月に、第百七十七国会におきまして設立をされました。当時は民主党政権だったわけです。二〇〇一年の省庁再編後に文部科学省に旧科学技術庁が半……
○津村委員 日本は鉄道先進国でございます。日本の人口密度はアメリカの約十倍、また世界的にも大変人口密度の高いヨーロッパのさらに二倍の水準でございます。明治以来、先人たちが、ある時期は富国強兵、そしてある時期は平和な経済大国の建設に向けて、さまざまな知恵を凝らす中で、鉄道というのは大変大きな役割を果たして、ある時期には鉄道省という役所まであった。佐藤栄作元総理はその鉄道省の御出身でもございます。そういった、世界史的にもまた日本の歴史の中でも大変大きな役割を持ってきた、新幹線を初めとする日本の鉄道でありますけれども、その歴史的な役割は大変大きく変貌しております。 お配りした資料をごらんいただきた……
○津村委員 日本の物流政策について質問します。 物流の高コスト体質は、これまで、日本経済のウイークポイントの一つとして広く認識をされてきたところでございます。 そうした中で、平成十三年に発足をいたしました国土交通省は、その四年後、平成十七年に、今回議論となっております物流効率化法を制定、施行いたしました。 そして、それに続きまして、平成二十三年には、それまで鉄道局や自動車局などいわゆる原局に分散しておりました物流政策の立案の機能を総合政策局の物流政策課に統合しまして、いわゆる横串を刺すという形で物流政策に力こぶを入れてきた。 そうした中で、平成二十五年には物流審議官というポストを大臣官……
○津村委員 日本の物流政策について質問します。 冒頭、このたびの熊本、大分での地震におきまして被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。 質問に入ります。 物流の高コスト体質は日本経済において大変大きなウイークポイントとなってまいりました。今回の物効法の改正は、十年前に施行されました法律の認定対象を拡大することでトラックドライバーの皆さんの不足を解消して、またモーダルシフトの加速を促す大変重要な法案であるというふうに考えております。 その上で、本日の質疑では三つの切り口で質問してまいりたいと思います。 一つは、過去十年のこの法律の成果を定量的に確認していくということ。二つ目は、今回……
○津村委員 日本の港湾政策について質問します。 先ほども言及がございましたが、三月三十日、明日の日本を支える構想会議におきまして、政府は、クルーズ旅客五百万人という大変高い目標を掲げられました。私は、三つの課題といいますか観点があると思います。 一つは、昨年、百十一万六千人のクルーズ客だったものを、あと四年間で五百万人にふやしていく。その中で、実は、外国船社のものを中心にということになっておりまして、ラグジュアリーを中心とする日本船社につきましては、船の数がボトルネックになって、これ以上余り伸びないだろうという予測になっているようでございます。やはり日本の船社のクルーズについてもしっかりと……
○津村委員 日本の住宅市場について議論をします。 建設、不動産業界は、日本経済を量的、ボリュームの面で支えると同時に、国民生活の質、クオリティーの向上に直結をする大変重要な業界でございます。 資料を配付させていただきました。1番をごらんいただきたいというふうに思います。 我が国のGDPと住宅投資の推移ということでございますが、青い棒グラフがGDP、そのうちの赤い棒グラフの部分が住宅投資の推移でございます。 GDPは、この六十年間で十二倍に拡大をいたしました。黒い折れ線グラフはGDPに占める住宅投資の割合でございます。ピークで九・八%。私が二十数年前に日本銀行に入行いたしまして、当時の調……
○津村委員 日本の海運政策について質問します。 日本は、領海とEEZを合わせた海洋面積で世界第六位を占める海洋大国でございます。先人たちの苦労を経まして、世界の海運業に占めるシェアもトップクラスの海運大国として発展をしてきました。 しかしながら、省庁間の縦割りであったり、あるいは港湾行政を地方自治体に委ねていることなど、権限がさまざまに分散している結果、釜山や上海のように、中国、韓国などのアジア各国が港湾の大型化を進めて、インフラ整備を進めて、そして貨物取扱量で日本の主要港湾を過去二十年ほど次々と抜いていった。今、日本の国際港湾は非常に危機的な状況に立たされている、このことは、与野党の皆さ……
○津村委員 リニア中央新幹線について質問いたします。 日本は科学技術大国でございます。今月三日に発表されましたノーベル生理学・医学賞は、東京工業大学の大隅良典先生が、オートファジーの仕組みの解明に寄与したという御功績で受賞されましたし、また、二十一世紀になってからの日本人のノーベル賞受賞者は、科学にかかわる三つの賞について全部で十七人、これはアメリカの五十六人に次いで世界第二位でございます。三位がイギリスの十五人、四位がドイツの八人、五位がイスラエルの六人ということで、アジアでは、十九人の受賞者のうち十七人が日本人、二人が中国人ということでございます。 こうした科学技術の発展は、私たち今に……
○津村委員 バス、トラック、タクシーなどの交通産業に深くかかわります道路運送法改正について質問をいたします。 まず初めに、二〇一六年一月十五日に起きました軽井沢スキーバス事故でお亡くなりになった若い皆さん、乗務員の方々、そして御遺族の方へ謹んで哀悼の誠をささげます。 早速、改正案の概要、とりわけこの実効性について検証していきたいと思いますが、今回の改正案は四つの大きな柱から成り立っております。一つは事業許可の更新制の導入、二つ目は不適格者の安易な再参入、処分逃れの阻止、三点目が監査機能の補完、自主的改善の促進、四点目が罰則の強化でございます。 一つ一つ見ていきたいと思いますが、まず、事業……
○津村委員 日本の天気予報につきまして、精度向上を図る観点から、気象庁を所管する石井国土交通大臣に質問をいたします。 天気予報は、観測、解析、予測、応用、予報の五つのステップを経て作成されております。 精度を大きく左右する要因といたしましては、一次資料である観測データの精度、解析、予測に使うスーパーコンピューターの演算能力、そして最終段階として、予報官による主観的な判断、この三つの要素が大きく挙げられると思います。この流れを示しましたのが、皆様のお手元に配っております資料一でございます。 おめくりいただきまして、資料二は、スーパーコンピューターがはじき出しました数値予報、これは気象庁でよ……
○津村委員 ことし一年間で石井大臣に約十回近い質問をさせていただきました。恐らく本日が年内最後の質問になると思いますので、これまでるる質問させていただいてきたことが本当に御答弁どおりになっているのかということをフォローアップさせていただきたいというふうに思います。 一点目は、リニア中央新幹線の夜間運行についてでございます。 皆様にお配りいたしました資料一をごらんいただきますと、現在、新幹線が午前六時から夜の十二時までの運行時間になっている経緯につきましては、一つは、保安検査に時間を要するということ、そしてもう一つは、主に都市部における騒音に配慮したものだというふうに理解しております。 と……
○津村委員 民進党の津村啓介と申します。手短に二つ伺いたいと思います。 今、日本は、大きなビッグサイエンスのプロジェクトとして国際リニアコライダーの誘致ということを議論しているわけですけれども、私もその誘致のメンバーの一人としてワシントンにこのゴールデンウイークに行ってきたんですが、ITERのマネジメントについては、厳しい評価も含めて、いろいろな注意事項を聞いてまいりました。 先生は、ITER誘致についてはフランスと日本はある意味でライバル関係にあったわけですけれども、そのフランスに日本から行かれて、今後、日本がリニアコライダーのようなビッグサイエンスを誘致するに当たって工夫すべきことであ……
○津村委員 日本の北極政策、特に北極海航路について質問いたします。 本日は、大臣所信に対する質疑でございます。大臣は、所信におきまして、北極政策の重要性には特に言及されませんでした。そのことについて冒頭伺いたいと思います。 大臣が御答弁を考えられる間に、皆さんに少し御紹介をしたいと思います。恐縮ですけれども、この図表をごらんいただきたいと思います。これは私は日本の国策として大変重要だと思っておりまして、これを、ぜひ与野党の議員の皆さんに認識を共有していただきたいという趣旨で質問させていただきたいと思います。 この図表の一にお示ししておりますように、今、地球温暖化が進む中で、北極海の海氷が……
○津村委員 日本の海事政策について質問をいたします。 具体的には三点お尋ねしていきたいと思っておりますが、大きく一つ目は、海運、造船を含めた海事政策の成果指標、KPIの妥当性について、二つ目は、トン数標準税制の背景にある哲学、そして三つ目は、先ほど本村議員からもさまざま御指摘ありましたが、日本の船員政策、船員の確保についてでございます。順に伺ってまいります。 まず、お配りいたしました図表の一枚目に「安倍政権の海事政策における成果指標(KPI)」、キー・パフォーマンス・インディケーターですけれども、これを挙げさせていただきました。 この黄色い枠の中をごらんいただきますと、先ほどから議論ござ……
○津村委員 民進党の津村啓介と申します。 きょうは、参考人の皆さん、大変ショートノーティスなお声がけの中で御都合をつけていただきまして、こうした場にいろいろな資料も含め御用意いただきまして、心から感謝を申し上げたいと思います。 傍聴の方もいらっしゃいますし、国土交通委員会がまだ短い方もいらっしゃると思うんですが、こうした参考人質疑というのは、一年に一回あるかないか、前回は昨年秋のリニア中央新幹線の際に行いましたけれども、その前をさかのぼりますと、三年前の都市再生法、浅見先生にはそのときにもお越しいただいているわけですが、議員立法も含めると一年間に十本程度の法律をここで審議するわけですけれど……
○津村委員 日本の自動車政策について質問をいたします。 一つ目は、燃費不正問題の関連損失についてでございます。資料を用意いたしましたので、ごらんいただけると幸いでございます。 こちらは、三菱自動車がことしの一月三十一日に、今期の損失の見通しとして発表したものでございます。ごらんいただきますと、中ほどが通期の見通しということになりますけれども、営業利益への損失は四百億円、また、それとは別に、特別損失として約千六百億円の赤字を計上しているわけであります。 三菱自動車単体で約二千億円の損失を見込んでいるということでございますが、当然、川上、川下に、下請メーカーでありますとか流通関係の会社、そし……
○津村委員 日本の通訳案内及び旅行業について議論をいたします。 通訳案内士は、戦後日本の観光振興におきまして、大変重要な資格として機能してまいりました。しかしながら、グラフを幾つか用意させていただきましたけれども、ここ数年の訪日外国人観光客の方の急増に伴いまして、その業容を大きく変化させているわけでございます。 今回、業務独占を廃止いたしまして、大きく門戸を広げるということが御提案になっているわけですけれども、ここ数年の通訳案内士試験の合格者あるいはその合格率を見てまいりますと、訪日外国人旅行者の急増について政府が必ずしも十分予見することができていなかった、あるいは、東日本大震災等で一時的……
○津村委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 趣旨の説明は、案文を朗読してかえさせていただきたいと存じます。 住宅宿泊事業法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点に留意し、その運用について遺漏なきを期すべきである。 一 これまで、いわゆる民泊については、その実態が十分把握されてこなかったことから、本法施行後、住宅宿泊事業者の家主居住型・家主不在型それぞれについて、住宅提供者・宿泊日数等の実態把握を行うこと。また、住宅宿泊管理業者及び住宅宿泊仲介業者に対する適正な規制が課せるよう宿……
○津村委員 国土交通行政における政治家と官僚の役割分担についてお伺いしたいと思います。 先般、当委員会の質疑におきまして、参議院の質疑に出席されていた大臣の空席を埋めるべき副大臣が席をあけられまして、政務官は御出席でしたけれども、いわゆる天皇の認証官である副大臣以上の方がこの委員会にいらっしゃらないという事態が生じておりました。厳重に抗議をさせていただいた次第でございます。 また、それと前後いたしまして、政務三役に一切質問通告をせずに、政府参考人のみに質問通告をされるという委員の方もいらっしゃいました。 皆さんのお手元に、A4の一枚の紙を、表裏のものをお配りしております。これをごらんいた……
○津村委員 希望の党の津村啓介です。 私たち希望の党の玉木雄一郎代表は、二十日の代表質問におきまして、寛容な改革保守を掲げる未来先取り政党として、外交、安保、経済など幅広い政策分野で、希望ある日本の未来像を提示いたしました。私は、その中でアベノミクスの現状と未来像に焦点を当てまして、具体的な提案を行っていきたいと思います。 また、時間が許せば、次世代の皇室の問題、皇位の安定的継承の問題と、若い世代の政治参加のボトルネックとなっております十九歳選挙権の問題も取り上げていきたいと思います。この十九歳選挙権につきましては、こちらにいらっしゃいます同僚の小熊慎司代議士が調査されたものでございます。……
○津村委員 津村啓介でございます。 本日は、間もなく満二十年を迎えます新日銀法、この二十年間を振り返りながら、足元の異次元緩和、そしてこれからの道行きについて御質問させていただこうと思います。 まず冒頭、二十年前の新日銀法施行というのは、直前にさまざまな不幸な出来事もありましたけれども、もう少し幅広に見ると、日本の金融が自由化が進んで、まさに当時は大蔵省で、そちらのサイドにいらっしゃったと思いますが、成熟した日本経済がこれから世界と更にグローバルにつながっていく上で、日本版金融ビッグバンと呼ばれるような大きな改革の文脈で日本銀行のあり方が再定義された、そんなふうに理解をしておりますけれども……
○津村委員 津村啓介と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 幾つか伺いたいと思いますけれども、先ほど古賀さんから、副総裁お二人ということでどういう役割をという御質問があったと思いますけれども、立ち位置の部分で、学者としての知見をということを触れていらっしゃいましたが、政策の中身のことで伺いたいんです。 黒田さん、そしてもう一人の副総裁候補でいらっしゃる雨宮さんは、お二人とも、今も日銀でお勤めですから、そういう意味では継続的なことをされると思うんですけれども、若田部さんが今回新しく入ることで、金融政策決定会合の議論というのはどういうところで新しい議論が喚起されていくんでしょうか。
○津村委員 日本の海運、造船業を応援し、また、観光立国を実現していくために、本日は、クルーズのさらなる振興に向けた幾つかの具体的な提案を行っていきたいというふうに思っております。 それに先立ちまして、昨日の熊本における飛行機の部品落下につきまして、二〇二〇年を目途に今後羽田の新ルートの実現を目指している中で、厳正かつ詳細な調査を強く求めたいと思います。 それでは質問に入ります。 まず、シップリサイクル条約に関連してでございますが、環境意識が高まる中で、近年、シップリサイクル条約、そして二〇二〇年にはSOx規制の強化ということもスケジュールに入ってきていると思いますが、日本の海運、造船事業……
○津村委員 岡山県選出の津村啓介です。 本日は、アベノミクスの弊害と限界を指摘させていただき、今後の政策の見直しについて具体的な提言をしたいと思います。また、時間が許せば、皇室の問題、特に、悠仁様お一人のお血筋で天皇制を存続、維持していくことのリスクの問題を含む皇位の安定的継承の問題について質問をいたします。 まず最初に、アベノミクスと皇室の問題に先立ちまして、先週、我が党の大西健介議員が取り上げたジャパンライフ社の問題について、関係大臣に幾つか確認をさせていただきます。 先週の議論をお聞きになっていらっしゃらない方もいらっしゃいますので、簡単に復習をさせていただきますが、ジャパンライフ……
○津村委員 津村啓介でございます。 まず冒頭、昨日、佐賀県での自衛隊ヘリ墜落事故で亡くなられた自衛隊員の方、けがをされたお子さん、そして被害に遭われた関係者の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。 それでは、質問に入ります。 本日も、昨日に引き続きまして、皇室をめぐる諸問題、そして日本銀行の金融政策の見直しについて伺わせていただきます。 まず、総理、女性宮家の議論ですけれども、総理はこの議論になると必ず同じ答弁をされるんですね。きょうもそうだと思うので、まず私から読み上げさせていただきます。 方策についてはいろいろな考え方、意見がありますが、国民のコンセンサスを得るためには、十分な分……
○津村委員 津村啓介でございます。 きょうは、四人の意見陳述人の皆さん、お時間をありがとうございます。そしてまた、他の同僚議員の皆さん、岡山にようこそお越しいただきまして、ありがとうございました。 平成三十年度の予算を今審議しておりまして、大変重要な局面を迎えている中で、平成二十九年度に起きたさまざまな社会問題にしっかり光を当てていこう、それがこの地方公聴会の意味で、地方公聴会、平成二十年から始まっているものです。ともすれば、北海道、沖縄、福島といった、ある種特殊な事情を抱えた地域、あるいは非常に過疎の進んだ地域というのがこれまで会場として選ばれてきた経緯があるんですけれども、今回、この岡……
○津村委員 希望の党の津村啓介です。 総理とは、前回、二月の五日、六日の二日間にわたりまして、アベノミクス、異次元緩和の弊害と、そして、皇族の減少が始まっています、女性宮家の創設の問題など、多岐にわたって議論させていただきました。 本日は働き方改革の集中審議でございますので、先ほどから、二月の初めから問題となっております厚労省のデータ問題、ここに多くの時間を割きまして、時間が許せば、地方の雇用の問題にも触れてまいりたいと思っております。 本日は、浜松の源馬謙太郎さんにパネルの御協力をいただきながら、データの問題について一つ一つ詳細に扱っていきたいと思います。 働き方改革には、残業規制や……
○津村委員 工藤政務官の政治資金問題について、冒頭伺わせていただきます。
先月、政務官の政治資金につきまして、それぞれ独立した三つの報道がなされたと承知をしておりますが、大臣、この報道については御存じでしょうか。
【次の発言】 御所感を伺いたいと思います。
【次の発言】 それでは、工藤政務官御本人に伺わせていただきます。
まず一つ目ですけれども、会費制の集会を開かれた、五年間で五回ですかね、何度も開かれているんですけれども、その収支を政治資金収支報告書に記載しなかったという報道でございますが、事実関係を御自身のお言葉で説明してください。
○津村委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 趣旨の説明は、案文を朗読してかえさせていただきたいと存じます。 海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点に留意し、その運用について遺漏なきを期すべきである。 一 海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域の指定に当たっては、先行利用者である漁業者の有する漁業権や船舶運航事業者の有する航路通航権等の重要な権利の調整について万全の措置をとるとともに、生物多様性への影響の回……
○津村委員 国民民主党の津村啓介でございます。 本起草案の趣旨及び内容につきまして、提出者を代表して御説明申し上げます。 我が国の国民生活及び経済活動を支えるトラック運送事業においては、一部に長時間労働を前提に事業を行う等法令を遵守しない事業者が存在し、事業の健全な発達を図るための規制の適正化が求められています。 一方、トラック運転の業務について、平成三十六年度から時間外労働の限度時間の設定がされること等を踏まえ、運転者の不足により重要な社会インフラである物流が滞ってしまうことのないよう、緊急に運転者の労働条件を改善する必要があります。 本起草案は、このような現状に鑑み、貨物自動車運送……
○津村委員 日本のクルーズ市場拡大に向けて、何点か政策提案をいたします。 私は、時代おくれの規制による供給サイドのボトルネックが日本のクルーズ市場の需要掘り起こしを阻害していると考えております。新たな時代のニーズに即した、そしてエビデンスに基づいた現実的な規制緩和によって、日本のクルーズ市場を拡大し日本経済の新たな起爆剤にしたい、そんな思いで、以下、質問をさせていただきます。 一口にクルーズ市場と言いましてもいろいろなカテゴリーがあるわけですけれども、以下、三つのカテゴリーについて、順次御質問していきます。 一つ目は、日本船社による日本人向けのクルーズ、二つ目は、外国船社による日本人向け……
○津村委員 尊厳死、安楽死の法制化、終身刑の導入、そして外国人労働者問題、本日は、以上三つのテーマについて質問いたします。
大臣、まず冒頭伺いますが、尊厳死と安楽死、前者を消極的安楽死、後者を積極的安楽死という言い方もございますけれども、この二つはどう違いますでしょうか。事前の質問通告二問目の肝の部分ですので、ちょっと縮めた質問にしておりますけれども、短くお答えください。
【次の発言】 簡潔な御答弁、ありがとうございます。
安楽死、尊厳死をめぐりましては、このほかにも、自殺幇助の問題、あるいは医療現場で行われている緩和的鎮静、セデーションのテーマなど、幾つかございますけれども、本日は、焦点……
○津村委員 外国人労働者政策につきまして、幾つか政策の提案をいたします。また、時間がございましたら、尊厳死、安楽死の問題、さらには新天皇即位に際しての恩赦につきまして触れさせていただきたいというふうに思っております。 最初の御提案は、在留外国人統計の活用についてです。 委員の皆さんにも、三枚物の図表をお配りしているので、よろしければごらんいただきたいと思いますが、今、毎月勤労統計の不正問題をきっかけにいたしまして、政府の統計の信頼性に疑義が生じております。また、統計行政のあり方について、効率性、あるいは重点化、そして、より政策決定に資する統計のあり方ということで、さまざまな議論が喚起されて……
○津村委員 本日は、国土交通省における副大臣と政務官の役割と職務権限について伺っていきたいというふうに思います。もし時間があれば、その後、北極政策。今、日本の北極政策は、中国、ロシアに比べて、私は大きくおくれをとっていると思います。そこの挽回策について議論させていただきます。 まず、国交省の政務三役の職務権限でございますけれども、国土交通省のホームページにされている組織図を書き改めていただきたいというふうに思います。 委員の皆様にぜひごらんいただきたいんですけれども、配付させていただきました資料の一ページ目と二ページ目を見比べていただければというふうに思います。一枚目が国土交通省の組織図、……
○津村委員 奄美、小笠原政策について伺います。 まず、本日議題となっております奄美、小笠原の振興開発特措法の位置づけでございます。 冒頭申し上げておきたいと思いますが、私は、この両特措法につきましては、現在五年置きに延長を繰り返している状態ですけれども、これを恒久法として法的な安定性を高めた上で、短期的な社会経済環境の変化についてはより柔軟に、五年以内であっても見直していくべきだということをお訴えしたいと思います。現に、五年間で延長していることの弊害が生まれているということも、この後指摘させていただきたいというふうに思います。 そもそも、奄美と小笠原の特措法を他の離島振興と別扱いしている……
○津村委員 国民民主党の津村啓介でございます。
冒頭、石井大臣から、塚田副大臣の辞任理由につきまして、事実と異なる発言をされたからという御説明がありましたが、それでよろしかったですか。
【次の発言】 塚田さんの発言には三つの部分があると思うんです。一つは、大家さんが吉田幹事長と一緒に副大臣室に来た、下北道路の件ですという事実の指摘。二つ目は、吉田幹事長が私の顔を見てというやりとりの後、総理とか副総理がそんなこと言えません、そんなこと実際ないんですよ、森友とか、いろいろ言われていますけれども、でも私はそんたくしますという部分。最後に、私はそんたくします、この事業を再スタートするには、一旦国で調……
○津村委員 アイヌ政策について伺います。 本日審議になっております法案の名前は、アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律案となっているわけですけれども、法文を逐条的に見ていく中で、アイヌ文化についての定義は第二条でなされているんですけれども、アイヌについての定義は特になされていないように思います。 一体アイヌとはどなたのことを指しているのか、そして、何人いらっしゃるのか、誰のための法律なのかというところが少し法文上は判然としないところがあります。 これは、特定の方々に対して、ある意味、支援といいますか、まさに誇りが尊重される社会を実現するための施策を推進す……
○津村委員 国民民主党の津村啓介でございます。 大臣、冒頭、この数日間の理事会でのやりとりを踏まえまして、一つ御質問をさせていただきたいと思います。 委員の皆さんは何のことかわからないと思いますので少し御説明をいたしますが、初鹿さんから先ほどお配りになられました、この「下関北九州道路の経緯」という一枚紙がございます。 これは、三日前の集中審議で、下関北九州道路について、国交省がどういう経緯と把握しているのか、きちんと資料を出してほしいという委員からの要望に対して、水曜日の委員会散会後の理事会におきましてこれが出てきたという経緯でした。 これにつきまして、当時、当時といいますか、おととい……
○津村委員 日本の自動運転技術政策について伺わせていただきます。 先ほどから多くの委員が言及をされていますが、大津での事故、また池袋での事故を見ましても、高齢者の方々の運転が大変多くの痛ましい事故を生んでいる現実がございます。 自動運転について、お配りした資料を見ていただきますと、資料一番、自動運転の意義として、これは自動運転戦略本部を持つ国土交通省の資料なんですけれども、死亡事故の発生件数の大部分が運転者の違反に起因する、いわばヒューマンエラーだということを書いて、現在三千五百三十二人の死者が自動運転技術の発達によって激減するのではないかということを一番大きなお題目として標榜しているとい……
○津村委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 趣旨の説明は、案文を朗読してかえさせていただきたいと存じます。 建設業法及び公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点に留意し、その運用について遺漏なきを期すべきである。 一 令和六年度から適用される建設業における時間外労働の上限規制を視野に、長時間労働の是正や週休二日の確保が図られるような工期に関する基準を策定するとともに、この基準を踏まえ、国及び地方公共団体において、……
○津村委員 日本の航空政策について伺います。 お配りした資料の一ページをごらんいただきますと、米軍基地負担に関する提言と題しました、もともとは二ページのペーパーを御紹介しています。 これは、去年の七月に全国知事会が初めて採択をいたしました米軍基地負担に関する提言というものですけれども、この右側のアラビア数字2番、「日米地位協定を抜本的に見直し、航空法や環境法令などの国内法を原則として米軍にも適用させることや、事件・事故時の自治体職員の迅速かつ円滑な立入の保障などを明記すること」と書かれております。 これは主権国家として大変重たい提言といいますか、こうしたことを提言しなければいけないこと自……
○津村委員 六月七日の衆議院国土交通委員会は、外務副大臣答弁の混乱によりまして、内閣提出法案の採決予定日としては異例の流会、散会となりました。 本日朝の理事会で、外務省総括審議官より不手際を深くおわびするとの謝罪のお言葉をいただきましたので、この場で御報告いたします。 この間の経緯につきましては、委員の皆さん、本日配付いたしました当事務所の作成の配付資料一ページ目に、この間の経緯として皆さんにお配りしておりますので、御確認いただければというふうに思います。 外務省に改めて御質問いたします。 日米地位協定に基づく航空交通管制合意が約三十年にわたって公開をされず、二〇〇〇年代になって突如と……
○津村委員 最高裁判所大法廷は、平成三十年十月十七日に、東京高等裁判所判事である岡口基一さんを戒告処分とする決定を下しました。
最高裁事務局に伺います。
この処分はどういう理由で行われ、また、どういう効力を持つのでしょうか。
【次の発言】 個別の事案のことはこの後触れますけれども、戒告処分より重い処分は最高裁の中ではないというふうに認識をしております。違ったら正してください。
それよりも重い裁判官に対する処分としては、裁判官訴追委員会の訴追と裁判官弾劾制度によって弾劾されるケースとの間が、例えば、通常の公務員であれば停職とか減給ですとかいろいろな処分の態様があるわけですけれども、戒告とこ……
○津村委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うこととなりました津村啓介でございます。 本委員会は、平成二十三年一月二十四日の議院運営委員会理事会において、熟議の国会を目指すため、従来の委員会審査の慣例や政局の動きにとらわれず、アドバイザリーボード等の設置を含め、有識者、専門家の意見を積極的に聴取できるような形態を考えるとの高い志と、特別な位置づけのもとに設置されたものであります。 今日、世界の科学技術の発展には大変目覚ましいものがあり、我が国が、今世紀入り後、自然科学分野において、米国に次ぐ十七人のノーベル賞受賞者を輩出してきた……
○津村委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの令和元年台風第十九号及び十月二十五日からの低気圧による大雨等による被害でお亡くなりになられた方々とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表します。
また、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
これより、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。
全員の御起立をお願い申し上げます。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 この際、竹本国務大臣、平内閣府副大臣及び今井内閣府大臣政務官から、それぞれ発言を求め……
○津村委員長 これより会議を開きます。 科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する件について調査を進めます。 この際、科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する実情調査のため、去る二十五日、十四名の委員が参加し、旭化成株式会社本社を訪問、本年ノーベル化学賞を受賞されました吉野彰博士と懇談いたしましたので、参加委員を代表いたしまして、その概要を御報告申し上げます。 懇談では、まず、吉野博士から、ノーベル化学賞受賞者三名の貢献内容、基礎研究及び若手研究者の環境整備の重要性、リチウムイオン電池の開発がノーベル化学賞を受賞した理由について説明を聴取した後、産業界における研究の支援……
○津村委員長 これより会議を開きます。
科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房健康・医療戦略室次長渡邉その子さんの出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 この際、政府から発言を求められておりますので、これを許します。内閣官房健康・医療戦略室次長渡邉その子さん。
【次の発言】 ただいま政府から説明を聴取いたしましたが、政府の説明は、報道されている山中先生の発言内容との関……
○津村委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うこととなりました津村啓介でございます。
委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でございます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの簗和生さんの動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
石川 昭政さん 小渕 優子さん
大岡 敏孝さん 関 芳弘さん
簗 和生さん 青柳陽……
○津村委員長 これより会議を開きます。
科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する件について調査を進めます。
竹本国務大臣から所信を聴取いたします。竹本国務大臣。
【次の発言】 以上で大臣の所信表明は終わりました。
次に、令和二年度科学技術関係予算の概要について説明を聴取いたします。平内閣府副大臣。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 この際、iPS細胞ストック事業予算等に関する理事会協議の経過につきまして、委員長から御報告申し上げます。
本件は、令和元年十一月二十七日の本委員会の早稲田夕季委員の質疑の際に、内閣官房健康・医療戦略室の答弁内容が、山中伸弥教授……
○津村委員長 これより会議を開きます。 科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、参考人として国立研究開発法人日本医療研究開発機構理事長三島良直さんの出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として内閣官房内閣審議官三角育生さん、内閣官房内閣審議官二宮清治さん、内閣官房内閣審議官齋藤晴加さん、内閣官房内閣審議官渡辺その子さん、内閣府政策統括官松尾泰樹さん、内閣府宇宙開発戦略推進事務局長松尾剛彦さん、総務省国際戦略局長巻口英司さん、外務省大臣官房参事官齋田伸一さん、文部科学省大臣官房審議官矢野和……
○津村委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、科学技術基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官二宮清治さん、内閣府大臣官房審議官十時憲司さん、内閣府大臣官房審議官柿田恭良さん、内閣府大臣官房審議官佐藤文一さん、内閣府政策統括官松尾泰樹さん、金融庁総合政策局審議官伊藤豊さん、法務省大臣官房審議官竹内努さん、文部科学省大臣官房審議官梶原将さん、文部科学省大臣官房審議官増子宏さん、厚生労働省大臣官房審議官吉永和生さん、経済産業省大臣官房商務・サービス審議官藤木俊光さん、経済産業省貿易経済協力局貿……
○津村委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣の目的、派遣委員、派遣期間、派遣地等所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか……
○津村委員 コロナ対策の柱である持続化給付金について伺いたいというふうに思います。 五月一日から申請が始まりまして、ちょうど一カ月がたちました。五月末にお金を支払わなきゃいけない方々も大勢いらっしゃって、それまでに間に合うかと思ったら間に合わなかった、早くしてほしい、そんな声も聞かれるところでございます。 そうした中で、今回、報道等もございますが、持続化給付金の業務をサービスデザイン協議会というところが七百六十九億円で受託をされ、これが七百四十九億円、電通に再委託をされているということであります。 この差額の二十億円というのは一体何に使われているんでしょうか、経産省に伺います。
○津村委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うこととなりました津村啓介でございます。
委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でございます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの簗和生さんの動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
石川 昭政さん 小渕 優子さん
大岡 敏孝さん 関 芳弘さん
簗 和生さん 青柳陽……
○津村委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣の目的、派遣委員、派遣期間、派遣地等所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか……
○津村委員 尊厳死、安楽死、予防接種法、そして生殖補助医療について質問をいたします。 また、時間が許せば、裁判官訴追委員会についても少し皆さんに御紹介させていただきたいと思います。 と申しますのも、田村大臣は大臣就任の前、約三年間にわたって裁判官訴追委員長をお務めになりまして、私もその間、約二年御一緒させていただきまして、三権分立をしっかり機能させていくために大切な組織ですけれども、必ずしも立法府の中で役割が十分に認識を共有されていないという面もございます。時間が許せばお願いいたします。 尊厳死の問題についてでございますが、日本は先進国で唯一、いわゆる生前の遺言状とも言われるリビングウイ……
○津村委員 新型コロナによる少子化の加速、尊厳死、臓器移植、この三つのテーマについて質問をさせていただきます。 先週十一日水曜日に、おめくりいただきまして二ページの、来年の出生数八十万人割れもという記事に出ておりますが、厚労省が、四月から七月の妊娠届出件数が一〇%程度減っているということを先月の二十一日に公表されまして、こうした記事になっております。 七月の数字を十月ということでは少し遅いのではないかということで、先週の質問通告を月曜日にさせていただきましたけれども、その翌日に、早速、母子保健課の方から各都道府県に通知を発出していただいて調査をするということで、本日が締切りになっていると伺……
○津村委員 日本の科学技術政策の最大の弱点は、立法府と行政府における関心の薄さと担当部局の貧弱さにあります。 大きな背景として、政治家が科学技術に関心が薄いこと、また、科学者がいわゆる科学コミュニケーションと呼ばれます政治、社会とのコミュニケーションに必ずしも熱心でないことがあると思いますけれども、日本の国益を考えるべき私たち政治家は、せめて科学技術政策の推進体制を整えていくことが仕事であり、役割だと思います。 平成期の日本は、科学技術政策にとって大変冬の時代だったと思います。九五年の科学技術基本法制定の後、今、六期の基本計画が策定されている、これは一定の成果を上げていると思いますが、問題……
○津村委員 田嶋要委員長が、先ほど、本日、半導体をテーマに選んだ趣旨を詳しく述べてくださいました。 その延長線上で、お三方に一問だけ手短に聞きたいと思います。 今日、この平成の三十年間、半導体産業がいかに苦難の歴史を歩んできたかというお話をそれぞれの角度から伺ったわけですけれども、実は、私たちの政治家の側から見ますと、日本の科学技術政策の枠組みというものも、この三十年間、大変紆余曲折がございまして、省庁再編で科学技術庁がなくなってから、総合科学技術会議、途中からイノベーションがついてCSTI。原山先生が大変、ヘッドとして、トップとして御苦労いただいたわけですけれども。 先生方が大変御努力……
○津村委員 米軍ヘリコプターの低空飛行訓練の問題について伺わせていただきます。 今年の二月二十四日以降、新聞紙上で米軍ヘリコプターが再三再四にわたって東京都心を低空飛行している旨の記事が掲載をされています。 三月二日の衆議院予算委員会における共産党宮本徹委員の質疑に対しまして、政府は、菅総理が「事実関係をしっかり確認した上で、その上でしっかり対応させます。」「ルールに基づいて飛行するのが当然のことでありますから、そこは事実関係に基づいてしっかり対応させます。」と御答弁になっておられます。 そこで、茂木外務大臣に伺わせていただきますけれども、都心上空の米軍ヘリによる低空飛行につきまして、米……
○津村委員 コロナ禍下で大変御苦労されていらっしゃいます医療従事者の皆さんの待遇につきまして、中長期、短期、二つの視点から御質問させていただきます。また、時間が許せば、HPVワクチンやコロナ対策の一時支援金についても質問を重ねたいと思っています。 まず、医師の働き方改革に関連いたしまして、過重労働の一つの背景とも言われてまいりました医師法十九条一項の医師の応招義務の対象範囲につきまして、令和元年十二月に厚労省から重要な通知が発せられていると思います。どういった効果を期待したもので、その後一年余りたって、どういった効果が見られているのか、大臣に伺いたいと思います。
○津村委員 国会改革、コロナ対策一時支援金、健康保険法改正について質問いたします。 皆さんに資料をお配りしておりますけれども、一枚目を御覧いただきますと、こちらは、衆議院事務局が、少し手作業していただきまして、この審議のためにお作りいただいた資料でございます。今国会における厚生労働委員会の開催日に対して、理事懇でいつ開催が決定されたのかという一覧表でございます。 昨今、霞が関の働き方改革という観点から、質問通告時間の早期化ということに我々も取り組んでいるわけですけれども、一枚おめくりいただきますと、先般、四月七日に自民党の国光さんが政府参考人とやり取りされた会議録なんですけれども、国対の申……
○津村委員 霞が関の働き方改革、質問通告二日前ルール、健康保険法改正、そして、コロナ対策の支援金について、それぞれ質問をいたします。 まず、霞が関の働き方改革、質問通告二日前ルールについてでございますが、今国会では、この質問通告の早期化が大変大きなテーマとしてクローズアップされておりまして、今週だけでも、全国紙に複数取り上げられているような状況でございます。 当委員会でも、四月七日の国光あやの議員の質問を一つの皮切りといたしまして、先週も、私、質問をさせていただきました。 まず、前提として共有させていただきたいのは、配付資料の一枚目にございますように、平成十一年九月十七日に、政府委員制度……
○津村委員 尊厳死法制化に関する倉本聰さんのメッセージ、健康保険法の実務的課題、そして、新型コロナ対策の経済的側面について質問をいたします。 まず、尊厳死の法制化に関連してですけれども、先月、名作ドラマ「北の国から」の主演、黒板五郎役を演じられた田中邦衛さんが御逝去されました。シリーズが再放送されるなどいたしましたけれども、その作家、倉本聰さんが、「そしてコージは死んだ」と題する、御自身の二十四歳年下の御友人が末期がんで倉本さんの目の前で亡くなられたときの様子をつづられた五ページのメッセージを日本尊厳死協会に寄せられ、この五ページのメッセージが、今、日本尊厳死協会のホームページに三日前から掲……
○津村委員 B型肝炎ウイルス特措法改正案について質問いたします。 特措法の制定から十年、最大四十五万人と見込まれる対象者のうち、昨年末の時点で約八万人台の提訴数ということで、この大きなギャップを何とか解消していかなければならないという中で、来年の一月にはこの特措法の期限が切れる、それではまずいということで、これを延長しようというのが今回の改正案の趣旨だと理解しております。 問題の核心は、ウイルスの検査がなかなか進んでいないということ、そしてもう一つは、弁護士費用が高額になっていることなど、幾つかの要因が背景だと考えておりますが、本日は、三つの観点からこの五年間の厚労省さんの取組をファクトチ……
○津村委員 日本の労働保険、社会保険につきまして、時代の変化、時代の要請に合わせて制度をアップデートする観点から問題点を指摘させていただきます。 最初に、本日、育児休業、介護休業が議論になっているわけですけれども、平成十九年、育児休業制度の改正に当たって、当時、私たちの同僚の山井議員が国会の柳沢大臣との議論でこういう指摘をされております。「育児休業期間に関しては算定基礎期間に算入されないというふうに今回新たに制度を創設しようとされているわけであります。育児休業をとった期間に関しては雇用保険の加入期間から外すということなんですね。大臣、このことは非常に重大な問題だと私は思うんです。」 これに……
○津村委員 産業雇用安定助成金について伺いたいと思います。 先般、国土交通委員会で、我が党の森屋議員に対して、産業雇用安定助成金の実績について、制度創設から三か月半の五月二十一日時点で、三千五百九十五人の労働者について計画提出があったと御答弁がございました。予算上想定している対象人員は約三万七千人ということで、一割にも満たない状況でございますし、また、雇用調整助成金の方は、これは休業した方のスキームですけれども、三百五十万人程度、三兆六千億、七千億といった規模で、既にコロナ特例としての実績がございます。そう考えますと、その〇・一%にも満たない、〇・一%前後ということで、まだまだこれは制度の活……
○津村委員 危険踏切、そして米軍ヘリ低空飛行、この二つの問題について質問いたします。 私、踏切道改良促進法案は致命的な欠陥を抱えた法律だと思っております。 第一条の目的規定を御覧ください。「この法律は、踏切道の改良を促進することにより、交通事故の防止及び交通の円滑化に寄与することを目的とする。」目的規定には二つの目的が書かれておりまして、交通事故の防止は命を守るということ、交通の円滑化は経済効率を考慮するということだと思います。 この二つを、共にバランスを持って考えていくというのは、現在の新型コロナ対策も同じでありまして、命も経済も大事、しかし命が第一であって、共に経済も考える、こういう……
○津村分科員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。 まず冒頭、宮内庁の方に、先般の記者会見における皇太子殿下の御発言に関連いたしまして、幾つか御質問をいたします。 まず一つ目ですけれども、皇太子殿下はデンマーク、ポルトガル、スペインの三カ国に現在御訪問をされております。これに先立つ五月十日の記者会見で、雅子妃殿下の近況についてお触れになりまして、この十年、自分を一生懸命、皇室の環境に適応させようと思いつつ努力してきましたが、私が見るところ、そのことで疲れ切っているように見えますと御発言をされました。また、続くくだりで、雅子妃殿下のキャリアや人格を否定するような動きがあったことも事実と……
○津村小委員 長時間お疲れさまでございます。民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。 憲法調査会小委員会における質問は本日初めてになりますが、私は、大学時代に碓井先生の同僚に当たられる増井先生の租税法のゼミに所属しておりまして、シャウプ税制の戦後日本の税制に与えた影響その他を勉強したことがあります。また、八年間勤めました日本銀行におきましては、日銀法改正の議論を職員の一人として間近に見ておりました。その時々の思いや、あるいは経験をもとに、以下幾つかの点を、主として碓井先生になりますけれども、御質問していきたいと思います。 最初の質問は、ちょっと大きな話になりますが、憲法の寿命あるいは耐用……
○津村分科員 民主党の津村啓介と申します。本日は、地域コミュニティーにおける人材育成を基調テーマとして質問をいたします。よろしくお願いいたします。 冒頭、私の問題意識を簡単に御紹介いたしまして、その後の御答弁の参考にしていただきたいと思いますが、私は、日本の未来像、将来ビジョンを描くに当たりまして、地域における人と人とのつながり、いわゆる地域コミュニティーの役割が必ずしも現在十分な評価を受けていない、むしろ過小評価されているのではないか、そう考えております。 間もなく、二年後、二〇〇六年をピークといたしまして日本の人口の減少が始まるという推計もございます。そうした現代にありまして、日本経済……
○津村分科員 民主党の津村啓介でございます。本日は、貴重な質問のお時間をいただきまして、まことにありがとうございます。 まず冒頭、外務省に日韓シャトル首脳会談についてお尋ねをした後、後段の部分で総務省消防庁に対しまして、民間防衛の観点から防災行政無線の整備促進、そして最後に村田防災担当大臣に、災害時における行政とボランティアの連携についてお尋ねをしていきたい、そのように考えております。 まず、日韓シャトル首脳会談の件でございます。 今、申すまでもなく、竹島の日条例制定をめぐるあの一連の議論から、ここ数カ月の間、日韓関係、一時は大変緊張する場面もございました。そうした中で、これからの大切な……
○津村分科員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 本日、お時間をいただきましたので、PL法の改正の問題について御質問させていただきたいと思います。 やや付言をいたしますと、昨年の六月ですか、消費者基本法が制定されまして、目下、消費者基本計画を策定中ということでございます。今年度中ですので、三月、来月中には閣議決定されるというふうに伺っております。消費者問題の歴史的な変革期に当たるわけで、こうした機会に国会議員としてこの議論に参画できることを大変光栄に思っております。 もっとも、振り返ってみれば、このように消費者保護が重要な課題として浮上してくる背景には、やはり数多くの不幸な出来……
○津村分科員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。
本日は、防災関係について何点か伺っていきます。問い数が多いので、少し矢継ぎ早に伺う形になりますが、お許しください。
まず、大臣にお伺いします。
激甚災害指定につきまして、従来から二カ月程度期間がかかるということが言われておりましたけれども、中越地震のときにはたしか一カ月と四日ほど、大変短くなりました。また、最近、台風関係でも一カ月強というケースがふえてきているように感じているんですけれども、昨今、災害指定に要する期間が早まってきている、この背景はいかがですか。
【次の発言】 消防団に対する国の支援について伺いたいと思います。
……
○津村分科員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 きょうは、瀬戸大橋の通行料金引き下げ問題につきまして、北側国土交通大臣、そして、参考人としておいでいただいております本四高速の堀切社長に御質問をしてまいります。 まず、瀬戸大橋の利用台数ですけれども、平成九年の一万六千百二十六台をピークにいたしまして、その後、伸び悩みが続いているということであります。しかしながら、昨年の十月、十一月、そしてことしの春と、二度にわたって行われました、与島という瀬戸大橋の真ん中にある島ですけれども、こちらへの往復割引が、本四高速の皆さんの御努力もありまして、大変な成果を上げて、通行料金を半額にしたら通……
○津村分科員 民主党の津村啓介でございます。 本日は、決算行政監視に関する分科会という形で、地方自治体の政策要望など、地域の生活に密着した具体的な課題を取り上げやすい機会をいただいたことに、まずもって感謝申し上げます。 私からは四点の課題について御質問いたします。第一に、瀬戸大橋を初めとする本四架橋の料金問題。第二に、ノリ養殖に関連して、岡山県苫田ダムの緊急放流措置の効果と今後の継続について。第三に、児島湾干拓の評価とユスリカの大量発生の対策。最後に、北京オリンピック開催と関連して、岡山空港の路線充実について。以上四点でございます。 それでは、早速伺ってまいります。 本日は、本四高速の……
○津村分科員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。本日、三十分間お時間をいただきまして、昨今の国会改革、立法府の改革について質問をしてまいります。 いつごろからでしょうか、十数年前から、国会の改革ということがさまざまな面で議論されてきました。もちろん、国の財政が厳しい折ですから、機能的でかつ効率的な組織をつくるということが一つの重要なポイント。そしてもう一つは、やはり行政府とある面では対峙する、緊張感のある国会審議という意味でも、立法補佐機能の強化ということもまた忘れてはならない重要なポイントだと認識しております。 そうした中で、昨年、機運が高まりまして、与野党を通じまして、議院運……
○津村分科員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。 本日は、四日前に通告をさせていただきました質問予定項目の順に沿いまして、まず、宮内庁の風岡次長に、二月の羽毛田宮内庁長官の記者会見における発言について若干の質問と、その後、衆議院事務総長駒崎さんに、昨年、一昨年から続けてお伺いしておりますが、国会改革の現状について引き続き御質問させていただきたいというふうに思っております。 まず、宮内庁さんにお尋ねします。 二月十三日の記者会見における羽毛田長官の御発言に関連してでございますが、二月十三日の長官会見で羽毛田長官から、皇太子殿下の御所への参内の回数について異例の御発言がございまして、……
○津村分科員 民主党の津村啓介でございます。 質問通告どおり河村長官に御質問したいところなんですが、その前に、私、今の岡本委員の質問と重なるところもあるものですから、宮内庁の方に確認をさせていただきたいんです。 今回、先ほど岡本委員は直接は触れられませんでしたが、昨年の秋に天皇陛下の御不例ということがありました。体調を崩されたということだと思いますが、その際に羽毛田宮内庁長官が、十二月の十一日だと思いますけれども、記者会見の中で、天皇陛下には、将来にわたる皇統の問題を初め、皇室にかかわるもろもろの問題を御憂慮の御様子を拝してまいりましたと述べられて、さらに直截に、皇統の問題については決して……
○津村大臣政務官 瑞慶覧委員の御質問にお答えいたします。 那覇市が作成いたしました地域再生計画につきましては、当初、平成二十年度からの着工を予定していたものでございます。 一方で、土地周辺の住民を初めとする方々が、日照、風害、電波障害、交通渋滞などによる生活環境の著しい劣化によりまして日常生活が脅かされることを危惧するとして、現在に至るまで反対運動を展開されてきております。 こうした中で、平成二十一年十月十九日に工事に着工したわけでありますけれども、民主党沖縄県連の政策調査会が昨年十二月二十八日付で地域再生計画の問題点と題する提言ペーパーをまとめまして、一つ、地域住民との調和の不備、二つ……
○津村委員 民主党の津村啓介と申します。 本日は、この公聴会という貴重な機会に、また各界各分野の専門家の先生方に直接質問をさせていただく機会をいただきまして、皆様に感謝申し上げます。 それでは、十五分という短い時間ですので、早速質問に入ります。 まず、犬飼先生にお伺いさせていただきたいと思いますけれども、その前に、若干私の質問の趣旨を申し上げますと、私は、実は前職日本銀行の職員でありまして、九〇年代から二〇〇〇年代の初頭にかけて、まさに日本の国家戦略として、金融というのは非常に重要な分野ではないか、当時は、日本版金融ビッグバンというものが言われた時期でもありました。 地球は二十四時間で……
○津村主査 これより予算委員会第七分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりましたので、よろしくお願いいたします。
本分科会は、経済産業省所管について審査を行うことになっております。
平成二十三年度一般会計予算、平成二十三年度特別会計予算及び平成二十三年度政府関係機関予算中経済産業省所管について審査を進めます。
政府から説明を聴取いたします。海江田経済産業大臣。
【次の発言】 以上をもちまして経済産業省所管についての説明は終わりました。
【次の発言】 この際、質疑に入るに先立ちまして、分科員各位にお願いを申し上げます。
質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御……
○津村小委員 先ほど遠山さんも触れていらっしゃったんですけれども、今回のボタンのかけ違いは、本来、二十四年度の本予算で要求するべきものを、たまたま同じ時期に編成された三次補正の方が何となく甘く見えて、そっちの方で安易に、やすきに流れた外務省のまさにモラルといいますか、その姿勢に問題があるのであって、青少年交流自体を否定する議論ではなかったんだというふうに思います。 そういう意味で、今後、JENESYSプロジェクト、二十五年度要求でどういう形になっているのか正確にわかりませんけれども、ぜひ、先ほどの皆さんの御議論も踏まえて、国別の内訳とか、あるいは日本側の派遣者の内訳であるとか、透明性を高めて……
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。 このたび、長年課題となっておりました独法改革、独立行政法人改革の通則法の審議、いよいよ佳境を迎えているということでございまして、稲田大臣そして事務局の皆さんの御努力に敬意を表したいと思います。 各論に入る前に、独立行政法人はどういう経緯でこれまで制度が導入されてきたかと申しますと、九七年に最終報告があって、二〇〇一年から導入をされたいわゆる橋本行革、この中央省庁の再編の大きな文脈の中で独立行政法人についても整理が行われて、今の制度が導入されたということでございます。 今私たちは、ここでは独法の話をしているわけですけれども、一方では内閣府、内閣官……
○津村分科員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 新藤先生、よろしくお願いいたします。 最初に、国家戦略特区の議論をさせていただきたいと思います。 大臣とは、臨時国会で、特区法案の審議の際にもいろいろと建設的な議論をさせていただけたと思っておりますが、いよいよ、昨日、国家戦略特別区域基本方針が閣議決定をされまして、これからこの実行を加速させていくという段階かと思います。 一月七日の第一回諮問会議で、安倍総理が、三月中に地域を指定する、菅長官は、昨年秋の段階で、三つから五つ程度を全国で指定するということもおっしゃっておりました。 また、一月十六日の非公開のワーキンググループの……
○津村委員 女性天皇について発言いたします。民進党の津村啓介でございます。 象徴天皇制をめぐる本質的かつ喫緊の課題として、私たち国会議員は、二つの大きな問題に急いで答えを出さなければなりません。 一つは、皇族の減少と御高齢化に伴う公務の御負担のあり方の問題、もう一つは、男性皇族の極端な減少を直視した皇位の安定的継承の確保の問題であります。 先ほど我が党の岸本委員より、民進党の皇位継承に関する基本的な考え方として、二点言及がありました。一つは、女性皇族が御結婚後も皇族の身分を保持し、当該女性皇族を当主とする宮家の創設が可能となるよう皇室典範を改正すべきという提案、もう一つは、皇位継承資格に……
○津村分科員 国民民主党の津村啓介でございます。 本日は、皇位の安定的継承に関しまして男系女子の皇位継承、また、日本尊厳死協会の公益法人不認定、裁判官の訴追、以上三点について順次御質問させていただきます。 まず、皇位の安定的継承についてでありますけれども、今、日本の皇室は、その安定的な継承について大きなリスクを負っている状態だと思います。識者の中には天皇制存続の危機だという表現をされる方もいらっしゃるほど、厳しい状況にあります。私たち国会議員は、今の現状にもっと大きな危機感を持って、しっかりと議論するべきだと私は思っております。 私は、女性宮家の創設、そして、男系に限定いたしますけれども……
○津村分科員 皇位の安定的継承の問題について伺います。 二〇一九年五月に施行された皇室典範特例法では、その附帯決議に、本法施行後速やかに、皇族方の御事情等を踏まえ、安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等について、全体として整合性が取れるよう検討を行い、その結果を速やかに国会に報告することと定めております。 また、菅総理は、昨年十一月の衆議院予算委員会におきまして、まずは、立皇嗣の礼をつつがなく終えることに全力で取り組んでいますので、終わりましたら速やかに対応していきたいと答弁をされています。 立皇嗣の礼は、昨年、令和二年十一月八日に執り行われまして、本日で百十日目となり……
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