このページでは越智隆雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。越智隆雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○越智委員 自民党の越智隆雄でございます。 先日の総選挙で初めて当選をさせていただきました。そしてきょうは、この外務委員会で初めて質問に立たせていただく次第でございます。町村外務大臣初め、どうか皆様、よろしくお願いを申し上げます。 私は、この条約の審議の衆議院におけるトップバッターでございますので、この万国郵便連合に関しまして、まずは基本的なところからお話をさせていただきたいというふうに思います。 この万国郵便連合というのは、郵便物の国際交換制度を確立するために一八七四年に設立されて、我が国も三年後には加盟しているということを聞いております。 その業務規定を定めました万国郵便条約、この……
○越智委員 自由民主党の越智隆雄でございます。 本日は、谷垣財務大臣並びに与謝野金融担当大臣の所信表明に関しまして御質問をさせていただきたいというふうに思います。 この所信の中で、谷垣大臣は、財政構造改革に向けての取り組みを中心に述べられました。また、与謝野大臣は、金融資本市場の構造改革と活性化についてお述べになられたというふうに思います。まさに、財政、金融については多くの重要で喫緊な課題があると認識しておりますけれども、本日は、その中でも、財政、金融全般にかかわる課題といたしまして、財政改革と国債管理についての御質問をさせていただきたいというふうに思います。 さて、具体的な質問に入る前……
○越智委員 おはようございます。自由民主党の越智隆雄でございます。 ただいま福井総裁から半期報告書についての御説明がございましたが、本日は、昨日の量的緩和の解除、これが決定されましたので、この点に絞って、持ち時間をフルに使わせていただいて、福井総裁初め日銀の幹部の皆様の御見解をじっくりとお伺いさせていただきたいというふうに思います。 まず、昨日は、今御説明ありましたけれども、二つの決定がなされた。一つ目は、量的緩和の解除の決定であります。二つ目は、量的緩和解除後の新たな枠組みを設定するということでありました。 この量的緩和政策というのは、二〇〇一年から五年間、デフレスパイラルに陥ることを……
○越智委員 自由民主党の越智隆雄でございます。 まず、きょうは三名の参考人の皆様にお出ましをいただきましたこと、そしてまた、これから質疑をさせていただく機会をいただきましたことを、心から感謝を申し上げます。 また、井澤委員も申し上げておりましたけれども、十九日の日に、東証さんそしてジャスダックさんの視察に伺わせていただきました。私、個人的には大変感慨深い思いがございまして、一九八六年から十三年間、金融の世界におったんですが、最初は実は私は銀行に入ったんですが、途中は証券子会社に行きまして、最後は大手証券にデスクを持っておりました。そういう意味で、時代の変遷といいますか、そういうものを感じな……
○越智委員 自由民主党の越智隆雄でございます。 二月から当委員会に参加をさせていただいておりまして、本日、初めて発言をさせていただきます。 まず、私の個人的な思い、考えでございますが、きょう、岩國先輩のお話を伺いながら意を強くしたところでございまして、やはり憲法というのは国民みずから決める、これが民主主義国家の基本であるというふうに思いますし、憲法の条項あるいは文字を一文字も変えなくても、国民投票に付すことに大きな意味があるというふうに常々思っておりましたので、まさにそのとおりだというふうに思わせていただいた次第でございます。 それで、もう一つは、二月から三月、四月とこの議論に加わらせて……
○越智委員 おはようございます。自由民主党の越智隆雄でございます。 本日は、私にとりましては本国会での初めての質問でございますので、安倍内閣になってからの初めての質問でございます。ということは、当然尾身大臣に対しましても初めてきょう質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。 きょうは初めてでございますので、本日議題となっています日本・フィリピンEPAに関する本法案をめぐって、尾身大臣のEPAに対する基本的なお考えといいますか、そういった我が国のEPA戦略についての御所見を中心に、三十分間時間を使ってお伺いをしてまいりたいというふうに思います。 まず第一問目が、安倍内閣に……
○越智委員 自由民主党の越智隆雄でございます。 本憲法調査特別委員会において質疑の機会を与えていただきましたことに、まずは心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。 本日は、十一月二日、九日に続いて三回目となりますが、日本国憲法の改正手続に関する法案等審査小委員長より、詳細にわたり御報告をいただきました。また、小委員会における議論の内容については、日を置かずに議事録の速報版を各委員に配付いただいているものと承知しております。委員長初め理事の皆様の本委員会運営に関する御配慮に改めて感謝を申し上げる次第でございます。 また、本日の質疑に係る小委員会は十一月の十六日に開催されましたが、当……
○越智委員 おはようございます。自由民主党の越智隆雄でございます。 本日は、質問の時間をちょうだいいたしましてありがとうございます。きょうは二十分の時間でございますので、要領よく質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず最初に、額賀大臣に、財政健全化の取り組みについて、またお考えについて、基本的なところをお伺いしたいというふうに思います。 財政の健全化につきましては、具体的な目標が設定されましたのが昨年の七月の七日、骨太の方針二〇〇六でございますので、きょうが十一月の七日ですから、一年と四カ月がたったということでございます。その間にさまざまな議論が出てきて、また新たな課題も明ら……
○越智委員 自民党の越智隆雄でございます。 本日は、質問の時間をちょうだいいたしまして、ありがとうございます。きょうは四月の二日でございます。年度初めでございますけれども、せっかくの一般質疑の時間でございますので、日ごろから関心を持っている点について、幾つか質問をさせていただきたいと思います。その中でも、特に日ごろから関心を持っていることの一番大きなものが財政の問題でございますけれども、その観点で三問、四問質問をさせていただければと思います。 国の借金をふやしていくことは将来世代へのツケ回しである、どうにかしなければいけない、このことは、ここにいらっしゃる皆様、多分同様に思われていることだ……
○越智委員 おはようございます。自由民主党の越智隆雄でございます。 今御説明のございましたいわゆるFRC報告につきまして、きょうは質問をさせていただきます。 このいわゆるFRC報告も、今回の報告で第十七回を数えることになりますけれども、平成十一年六月の第一回報告からこれまでの間、長銀や日債銀を初め、多くの金融機関の破綻処理について報告がなされてきているというふうに思います。 バブル崩壊後の日本経済の混乱の中で、金融機関の破綻というのは九七年から五年間に集中的に発生をいたしましたけれども、前後を合わせますと百八十に及ぶ金融機関が破綻をして処理されてまいりました。その中で、現在、破綻処理が残……
○越智委員 おはようございます。自民党の越智隆雄でございます。 きょうは、参考人の皆様には貴重な御意見をさまざまな形でさまざまな角度からお話しいただきまして、まことにありがとうございます。 私は、皆さんもおっしゃっていますが、もちろんこの日本国は海上貿易立国でございまして、戦後、よいものをつくって、それを外国に売って、稼いだお金で足りないもの、エネルギーや食料を買うというような国家モデルでこの六十数年やってきたんだというふうに思っております。GDP五百兆円の国でありますけれども、おととしぐらいのピークでは、輸出が八十兆円、輸入が七十兆円でございますから、GDP対比でも本当に大きな金額を輸出……
○越智委員 自由民主党の越智隆雄でございます。 本日は、ことし初めての委員会で、通常国会で当委員会初日でございます。実りある、前向きな議論をこの委員会でしてまいりたいと思っておりますので、どうか委員長を初め皆様にぜひ御指導をよろしくお願い申し上げて、質問に入りたいというふうに思います。 さて、本日は、先ほど御説明のありました予算関連の二法案の審議でございますけれども、百年に一度の危機だということでありますから、百年に一度の対策が必要だというふうに思います。きょうのお話は、財源の話としては、財投特会の金利変動準備金を活用する、そして金融の話としては、銀行等保有株式取得機構を再活用するという趣……
○越智委員 自民党の越智隆雄でございます。 きょうは、私の方から、まず資金決済法の資金移動業務について中心にお話をさせていただいて、あと時間があれば、公認会計士法の関係で何点か与謝野大臣を中心に金融庁の皆さんにお伺いしてまいりたいというふうに思っております。 この資金決済法というのは、いわば新法でありますので、この法律ができることによって世の中がいろいろと変わってくるだろうというふうに思います。 けさ、質問をする朝、日経新聞を見ましたら、一ページのど真ん中に「「携帯で送金」ドコモ参入」という記事が載っておりました。新法を見据えて来年にもというふうに報道がありますけれども、この内容は、個人……
○越智委員 おはようございます。自由民主党の越智隆雄でございます。 所信を拝聴させていただきました。ありがとうございます。関連して、二点質問をさせていただきたいと思います。 先ほど所信の中で、時代の大きな変化に行政が適切に対応していかなければならないというお話がございました。また一方で、役所の無駄遣いに対して、世論の厳しさがますます増しております。 そんな中で、近年、会計検査院は、時代の要請に応じて、さまざまな取り組みを実施してきたというふうに思います、決算検査報告の早期送付あるいは随時報告、フローからストックへのシフトなど。そして、指摘金額も増大して、昨年度の報告では五千億円超となって……
○越智委員 自由民主党の越智隆雄でございます。 上林候補者におかれましては、本日はありがとうございます。先ほどは所信を伺わせていただいた次第でございます。 早速でございますが、二点、お話を伺いたいと思います。 一点目は、国家公務員に求められる人材像について、どんなお考えなのか、お伺いしてみたいと思います。 時代の大きな変化の中にありまして、先ほども候補者の方から、少子高齢化、そういう中で、高齢者の人材の活用についてどうすればいいか等々のお話もございましたし、加えて、世界にあってはグローバル化が進んでいく、そういう中で、企業も行政も、私たちはみんな、それぞれの立場で時代に適応していこうと……
○越智委員 自由民主党の越智隆雄でございます。 きょうは、電事法の改正案、この審議に当たりまして、参考人の皆様におかれましては、大変お忙しい中御出席を賜りまして、ありがとうございました。 今、四人の参考人の皆様の御意見を伺いながら、きょう午前中は、学識経験者の方を中心に参考人の方に来ていただいて審議をさせていただいたわけでございますけれども、いわばあるべき姿について議論したわけでございますが、午後は、電力供給者、また需要者、現場で電気に直接携わっている皆様の御意見をお伺いすることができたということでございます。 電気事業連合会の八木会長からは幾つか御要望をいただいたというふうに思っており……
○越智委員 自民党の越智隆雄でございます。 きょうは、懸案でございました独禁法改正案の質疑ということで、質問に立たせていただくことになりました。大臣におかれては、ほかの委員会もあって、私の質疑時間に出席できないんじゃないかという話もございましたが。また、杉本委員長にも質問させていただきますので、適宜御答弁いただければと思います。 今回の独禁法の改正は、審判制度の八年ぶりの大改正ということであります。今までもいろいろと御議論がありましたけれども、まず最初に、私なりに独禁法のこれまでの経緯をちょっと振り返ってみたいと思います。 言うまでもなく、十七年の改正は、事前手続、事前審査型から、事後手……
○越智委員 動議を提出いたします。 両案及び修正案に対する質疑は終局されることを望みます。
○越智委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 政府は、国際開発協会を含む国際機関への資金拠出を行うに当たっては、我が国の厳しい財政状況のもと資金拠出することに鑑み、出資のみならず融資による資金拠出を組み合わせるとともに、国際機関の活動並びに我が国の貢献について一層の広報、宣伝、情報公開を行うことにより、日本国民の理解を得るよう努めること。また、融資を通じた援助需……
○越智委員 自民党の越智隆雄でございます。 本日は、今委員長から御報告がございました一昨日の視察の関係と、そして最後に物価連動国債についてちょっと聞きたいことがございまして、麻生大臣と金融庁の皆様にお伺いしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、視察でございますが、今委員長から御報告があったとおりでありますけれども、当委員会では、法案審査とあわせまして、金融経済環境の構造的な変化が激しい中にあって、しっかりと金融に関するフィールドワークをしようということで、理事会で議論してまいりました。特に、民主党の古本理事が深い思いをお持ちでありまして、視察につきましては、より充実し……
○越智大臣政務官 皆様、おはようございます。 このたび公正取引委員会に関する事務を担当することになりました越智隆雄でございます。 赤澤副大臣とともに有村大臣を補佐いたしまして、公正かつ自由な競争環境の整備に努め、我が国経済がより豊かで活力あるものとなるよう、全力で職務を遂行してまいります。 江田委員長を初め理事、委員各位の御指導、御鞭撻を心からよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございます。(拍手)
○越智大臣政務官 皆様、おはようございます。 内閣府大臣政務官を拝命いたしました越智隆雄でございます。金融を担当させていただきます。 赤澤副大臣とともに、麻生大臣を補佐し、全力で職務を遂行してまいる所存でございます。 古川委員長を初め理事、委員の皆様の御指導、御鞭撻を賜りますよう、心からお願いを申し上げます。 ありがとうございます。(拍手)
○越智大臣政務官 おはようございます。 消費者行政を担当いたします内閣府大臣政務官の越智隆雄でございます。 国民一人一人に貢献できる消費者行政を目指し、赤澤副大臣とともに有村大臣を補佐してまいりますので、鴨下委員長を初め理事、委員各位の御指導と御協力を心からお願い申し上げます。 ありがとうございます。(拍手)
○越智大臣政務官 お答えいたします。 古屋議員から、3Dプリンターの開発普及が進んでいく中においての課題、そして消費者庁の取り組みについて御質問いただきました。 3Dプリンターは、議員御指摘のとおり、拳銃製造やスキミング用の機械の製造等に用いられたことがございまして、犯罪等に悪用されることを防ぐことは大変重要だというふうに考えております。 消費者の安全、安心を確保するためにも、違法な使用を防ぐための関係省庁の取り組みが重要でありまして、消費者庁としても、必要に応じて可能な協力を全面的にしてまいりたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
○越智大臣政務官 重徳議員から自主申告制度について御質問いただきまして、この自主申告制度のたてつけについての御質問だというふうに理解をいたしました。 本法案におきまして自主申告制度を設けている趣旨は、事業者がみずから違反行為を発見した場合に、可能な限り早期に、みずから不当表示をやめて、表示を改善するインセンティブを与えるということが趣旨でございます。というような趣旨に鑑みまして、本法案の中では、自主申告が認められる要件として、事業者の故意あるいは過失などの主観的要素は問わないということとしております。 ですので、御指摘のように、仮に事業者が不当表示であるということを認識している場合であって……
○越智大臣政務官 議員から、体制整備について御質問いただきました。 まず、考え方としては、課徴金制度の導入の趣旨は、不当表示規制の抑止力を高めることでありますので、課徴金制度が入ったことで執行力が落ちることがあってはならないというのは当たり前のことであります。 これから措置命令等の法執行についてもさらにしっかりと取り組むとともに、課徴金制度についても万全の体制で執行しなきゃいけないということでありますので、消費者庁としては、体制の整備にしっかり取り組んでいくということであります。 具体的に言いますと、この法案が成立いたしまして一年半以内の施行ということになりますので、平成二十八年度めどと……
○越智大臣政務官 内閣府大臣政務官の越智隆雄でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 女性活躍、行政改革、食品安全、規制改革、少子化対策、男女共同参画等を担当いたしております。 井上委員長を初め理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願い申し上げます。
○越智大臣政務官 鈴木委員から金融機関の目きき能力の点について御質問いただきました。 まず、金融庁の取り組みでございますけれども、金融機関が担保、保証に必要以上に依存することなく、さまざまなライフステージにある企業の事業の内容やあるいは成長の可能性などを適切に評価した上で、それを踏まえた解決策の提案、実行支援に取り組むことが重要であると考えておりまして、この点につきましては、昨年の九月の金融モニタリング方針で、事業性評価という言葉を使っておりますけれども、事業性評価を重視した融資をするということを掲げてございます。 その中で、このために、御指摘のとおり、各金融機関において目きき能力を発揮す……
○越智大臣政務官 御質問ありがとうございます。 私の方からは、今御質問がございました子供の貧困の実態把握に向けてというところで、指標の話がございましたけれども、新たな指標の開発、また地域別に踏み込んだ指標、この部分と、あと、地方自治体との連携支援、この点についてお答えさせていただきたいと思います。 政府としましては、昨年の八月に策定しました子供の貧困対策に関する大綱におきまして、子供の貧困対策を総合的に推進するに当たり、関係施策の実施状況や対策の効果等を検証、評価するための子供の貧困に関する二十五の指標を掲げております。委員御指摘のとおりでございます。その中で、相対的貧困率についても二十五……
○越智大臣政務官 内閣府大臣政務官を引き続き拝命いたしました越智隆雄でございます。金融を担当させていただきます。 赤澤副大臣とともに、麻生大臣を支え、全力で職務を遂行してまいります。 古川委員長初め理事、委員の皆様に御指導、御鞭撻賜りますよう心からお願いを申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。(拍手)
○越智大臣政務官 鷲尾委員から、NISAについて御質問がございました。 まず、NISAにつきましての認識でございますけれども、導入から一年の昨年末の時点で、口座数が八百万件を上回ってまいりまして、買い付け金額が約三兆円に達しております。そういった意味で、多くの国民の皆様から強い関心を集めているというふうに認識をしております。 また一方で、今御指摘がございましたが、日本証券業協会の調査によりますと、主要証券会社十社に開設されたNISA口座のうち、一年間で買い付けがあった口座数は約四五%ということでございます。 このNISA口座を利用する、実際にどのように投資を行うかについては、株式市場の動……
○越智大臣政務官 今、高井委員からフィンテックについて御質問をいただきました。 今御説明いただいたとおり、ファイナンスとテクノロジーのかけ合わせの造語でございまして、このフィンテックという言葉、本当に最近、金融庁の中でもここ一年ぐらい、議論に上るようになってきた単語だというふうに思います。 このフィンテックは、金融ビジネスの構造に大きな変革をもたらす可能性があるというふうに我々も認識しておりまして、一つには、欧米等では金融機関とフィンテックベンチャーの連携、協働などの動きが活発化をしております。もう一つには、銀行間のネットワークを初め、決済インフラの高度化等に向けた取り組みが強化されている……
○越智大臣政務官 木内委員から利益相反につきまして御質問をいただいたところでございます。 まず、地銀を初めとします銀行の関与する事業再生等のファンドにおきましては、一般的に適正な投資判断を行うための委員会を設置して、投融資先の資金使途等を含めた投資計画等を精査、確認して案件の選定を行っているというふうに承知しているところでございまして、実態、今こういう状況が終わるんじゃないかというふうに思っております。 この当該の委員会について申し上げますと、例えば外部専門家、弁護士や公認会計士を委員に加える、また加えまして、委員全員の賛成によって決議を行うというようなことを決められておることがございまし……
○越智大臣政務官 内閣府大臣政務官の越智隆雄でございます。 女性活躍、行政改革、規制改革、少子化対策、男女共同参画等を担当しております。 井上委員長を初め理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願い申し上げます。
○越智大臣政務官 お答えいたします。 今議員御指摘のとおり、今回の個人情報の流出に関しまして、さまざまな、いわば二次被害ということが起こる可能性が指摘されているわけでございます。 金融庁としては、例えば、不正に個人情報を取得した者が、年金受給口座を変更して年金の不正受給を企てたり、あるいは、同機構の職員等をかたって、年金番号等の変更には手数料がかかるという形で、そういう話を持ちかける等の新たな振り込め詐欺が発生するといったようなことは考えられるというふうに思っております。 そういう中で、金融庁としては、今委員御指摘のとおり、金融機関にしっかりと対処をしてもらわなきゃいけないということで、……
○越智大臣政務官 若狭委員から、これから社会情勢、経済情勢も含めて、さまざま変化する中で、そういう中での内閣府、内閣官房のあり方についてどう考えていくのかという御趣旨の御質問だというふうに思っております。 私どもも、総理あるいは内閣を支えていくということは、社会情勢の変化に応じてさまざま状況が変わってくるというふうに思っていまして、どんな状況においてもリーダーシップが発揮できるように対処していかなきゃいけないというふうに思っております。 今回の見直しはそういう意味では第一歩でございまして、先ほどお話があったとおり、内閣官房で五事務を内閣府に移管、一元化して、内閣府については九事務を各省等へ……
○越智委員 自民党の越智隆雄でございます。 きょうは、会期末近くでございますけれども、質問させていただく時間をいただきまして、ありがとうございます。 この一月から私自身ちょっと気になっていることがございましたので、それをこの機会に質問させていただきたいと思います。政府参考人の皆様に幾つか事実確認の質問をさせていただいて、最後にできれば大臣から御所見を賜れればというふうに思っているところでございます。 何をお伺いしたいかと申しますと、財政状況と格付と金利の関係、それと、金融環境と申しますか調達環境、特に民間セクターの調達、これがどういう形で影響し合っているかということについて確認をしたいと……
○越智委員 おはようございます。自民党の越智隆雄でございます。 まず、当初予定しておりました質問に先立ちまして、昨日の北朝鮮によりますミサイル発射に関してお伺いをさせていただきたいというふうに思います。 昨日七日、日本時間の午前九時三十一分ごろに、北朝鮮が人工衛星と称する事実上の長距離弾道ミサイルを発射いたしました。一月六日の核実験に続く暴挙でありまして、国連安保理決議に違反するもので、地域や国際社会に対する重大な挑発行為でありまして、厳重に抗議、非難すべきものであります。加えまして、二度とこのようなことが起こらないよう、我が国としてもしっかり対応すべきものだというふうに思います。 この……
○越智副大臣 お答えをいたします。 まず、国土強靱化は、持続的な経済成長のほか、地方創生や、誰もが活躍できる一億総活躍社会、女性が輝く社会の実現に寄与するものだというふうに考えております。 その上で、十一月二十九日に閣議決定されました平成二十九年度の予算編成の基本方針におきましては、戦後最大の名目GDP六百兆円に向けては、国土強靱化も含め、あらゆる政策を総動員することにより、デフレ脱却を確実なものにすること、そして、平成二十九年度予算編成に向けては、各地の災害からの復興や防災対応の強化についても着実に進めることなどが示されております。 また、現在実施しております経済対策においても国土強靱……
○越智副大臣 内閣府副大臣を拝命いたしました越智隆雄でございます。金融を担当させていただきます。 武村政務官とともに、麻生大臣を支え、全力で職務を遂行してまいる所存でございます。 御法川委員長を初め、理事、委員各位の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○越智副大臣 高井委員からオープンAPIのことについて御質問いただきました。 まず、このオープンAPIについての認識としましては、フィンテックが進展する中で、日本においても、金融機関とIT企業等の連携、共同、オープンイノベーションを推進していくことが重要な課題だというふうに考えている。 その上で、こうした観点から、金融審議会決済高度化ワーキング・グループにおきましてアクションプランを去年の十二月に取りまとめまして、その中でオープンAPIについて、関係者が参加する検討会を設置して、本年度中に取りまとめを行うということにしております。 その流れで、全銀協におきまして検討会が先月の二十一日に設……
○越智副大臣 山田委員から、政府補助の必要性について御質問いただきました。 生命保険契約者保護機構の資金援助の財源は、まず第一に、限度額四千億円の、生命保険会社による事前積み立て、そしてまた第二に、限度額四千六百億円の、保護機構による政府保証つきの借り入れが充てられることになっております。それでも足りない場合に、一定の要件のもとで政府補助ができることとされているところであります。 このように、考え方としましては、資金援助の財源は業界による負担が原則だ、政府補助の規定は、業界の負担のみでは対応できないような不測の事態への対応を講じる観点から設けられているものだということであります。 金融庁……
○越智副大臣 吉川委員から御質問をいただきました。 二〇一二年から、三党合意に基づいて法律ができて、二〇一五年十月に本来一〇%の税率になるという予定が、それが二〇一九年十月になって、七年もかかるじゃないかという中で、その五千億円の話も出てきているということについての御質問だと思います。 まず一つ目は、消費税を社会保障の財源とする考え方ですけれども、税収が景気に左右されにくい安定した税である、それとともに、特定の世代に負担が集中しなくて、高齢者を含めて国民全体で広く負担する消費税が高齢化社会における社会保障を支える財源にふさわしいとまず考えているというところでございます。 また、社会保障と……
○越智副大臣 内閣府副大臣の越智隆雄でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 経済再生、社会保障・税一体改革、経済財政政策を担当いたしております。 石原大臣を支え、力を尽くしてまいりたいと考えております。 秋元委員長を初め理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○越智副大臣 金融庁担当の副大臣としてお答えをさせていただきます。 まず、高井委員におかれましては、従前からフィンテックに対して推進の立場で御努力いただいて、その中できょう質問をいただいたということに感謝を申し上げたいと思います。 その中で、仮想通貨の消費税、これをどう扱うのかということであります。 まず、この仮想通貨の消費税を考えるときには、仮想通貨の基盤になりますブロックチェーン技術、こういった活用の推進の中でそういう取引が進んでいく、その一つのハードルとして税制というものもあるんじゃないか、そういう問題意識だと推察いたします。 その中で、フィンテックというのは、委員重々御承知のと……
○越智副大臣 先日、三月の十五日の日にチリでTPPの閣僚会合が開かれました。これはTPP米国離脱表明後初の閣僚会合でございましたが、ここには、石原大臣のかわりに、代理としまして私の方で出席をさせていただきました。 この場で日本として主張したことは、まずは、TPPが持つ戦略的、経済的意義は変わりがないということ、そしてもう一つが、今後のTPPの進め方については各国が緊密に意思疎通をしていくことが重要であるということ、そして、我が国としては、あらゆる選択肢を排除せずに、各国と議論する中で何がベストか主導的に考えていきたいという旨、発言をしたところでございます。 その上で、この会議の中では、結果……
○越智副大臣 今回のTPP閣僚会議の成果ということでございますが、各国の立場が違う中で、石原大臣が、バイ会談や少数国会合におきましてさまざまな議論をしています。意思統一に尽力した結果、TPP閣僚会合においては、十一カ国の結束が重要であるとともに、モメンタムを維持する必要があることで一致したわけでございまして、そして、その上で閣僚声明を発出に至ったということでございます。 閣僚声明の中では、今委員からも御指摘ございましたが、出席した各国がTPPの戦略的、経済的意義を再確認しまして、TPPの早期発効を追求すること、そして、そのために、米国の参加を促進する方策も含めた今後の選択肢の検討を政府高官に……
○越智副大臣 議員御指摘のとおり、日本の家計金融資産の過半は現預金であります。これをバランスのとれたポートフォリオに移行させて、家計の安定的な資産形成を促していくということは重大な課題でございます。 平成二十六年からNISAは始まったわけでございますが、議員御指摘のとおり、今、一千万口座を超えたということで、着実に普及は進んでいるということであります。ただ、委員御指摘のとおり、一度も買い付けが行われていない口座が半分以上あるということであります。 アンケートをとってみますと、なぜ使われないかという中で、まとまった資金がないからという答えがかなり多いというのも事実でありまして、投資に踏み出せ……
○越智副大臣 まず、政府としましては、二〇二〇年度のプライマリーバランス黒字化と債務残高対GDP比の着実な引き下げという財政健全化目標の実現に向けまして、取り組んでいるところでございます。 そして、中長期試算でございますけれども、これらの目標に向けた改革の進捗状況を点検するということを目的としておりまして、この目的に沿った範囲で試算をお示ししているということでございます。 そして、先ほどの御議論の件でございますけれども、二〇二六年度以降の試算ということでございますが、この機械的な試算につきましては、先日、二月十四日の予算委員会で大臣からお答えさせていただいたとおりでございますけれども、現在……
○越智副大臣 国際金融センターとしての東京の地位についてはさまざまな見方があるというふうに考えております。 新華社通信、ダウ・ジョーンズ国際金融センター開発指数というのがありまして、二〇一四年、これは三位であります。一方で、グローバル金融センター指数、二〇一七年三月でありますけれども、これは半年ごとですけれども、五位となっております。こちらの五位の方では、シンガポール、香港の後塵を拝しているということでございまして、いずれにしましても、金融センター間の競争は激化しているというふうに思います。 委員御指摘のとおり、東京の地位ということでございますけれども、なかなか向上しないという指摘がありま……
○越智副大臣 委員から御指摘をいただいたとおり、三月に、金融モニタリング有識者会議の報告書が出ました。 この提言の中では、御指摘のとおりでございますけれども、金融行政の目的の達成のためには、金融システムの安定だけじゃなくて、経済成長という言葉を使われていましたけれども、経済成長に資する金融仲介機能の発揮、この二つの両立が必要だということが述べられておりまして、その実現のためには、従来のような最低基準の充足状況の確認だけじゃなくて、将来的に最低基準に抵触する蓋然性がどうか、それに応じた対応をしなきゃいけないという新しいアプローチ、また、金融機関が金融サービスのより高い水準を目指した努力を行うよ……
○越智副大臣 今、地方に住む方の自動車保険料、これが高いという実感はあるのかというお話でございましたけれども、前に、地方にというか、若い方の保険料はどうかということを調べたことがございます。
例えば、千ccクラスのエントリーカーで二十の方が初めて保険を契約したときには、いろいろと会社によっても異なりますけれども、一般の補償内容で月額大体三万円ぐらいということを調べたことがございまして、そういう意味では、その金額だということは認識しているところでございます。
【次の発言】 先ほど三万円と申し上げましたが、年間にしますと四十万近くということでございますので、それなりの金額だなというふうには思って……
○越智副大臣 まず、本法案の考え方でございますけれども、我が国においては銀行のネットワークが比較的高度に発達しているという現状認識がございまして、そのネットワークをしっかり生かして、フィンテック企業がそのアイデアを実際の金融サービスにつなげていけるようにオープンAPIを推進する、そのための環境整備を図るということでございます。 このこと自体、銀行にとってもプラス、メリットが大きいと考えていて、フィンテック企業との連携、協働を進めることによって、創意工夫を生かして、ITの進展等の環境変化に積極的な対応を図ることが可能になるというふうに考えています。 こういった法案の趣旨に鑑みれば、できる限り……
○越智副大臣 まず、この試算について、今回出させていただいたわけでございますが、若干御説明をさせていただきたいというふうに思います。 中長期試算は、安倍内閣におきましては、十年程度を推計期間として、これまで年に二回推計値を出させていただいてまいりました。その中で、前原委員からリクエスト、御指摘をいただいて、内閣府の方で、それに加えて、今出させていただいた四ページ目の資料、二年分ですね、追加的に資料をつくらせていただきました。 この試算につきましては、従来、十年程度ということでモデルを組んでいたものですから、この試算につきましてはあくまで機械的試算ということでつくらせていただいているわけでご……
○越智副大臣 お答えいたします。 まず、昨年の一月に閣議決定いたしました平成二十八年度の政府経済見通しでは、平成二十八年度の実質成長率を一・七%程度、名目成長率を三・一%と見込んでおりました。一方で、ことしの一月二十日に閣議決定いたしました平成二十九年度政府経済見通しでは、平成二十八年度の実質成長率の実績見込みを一・三%程度、名目成長率を一・五%程度と見込んでおります。そこにギャップがあるわけでございます。 その見通しを修正した理由としては幾つかございまして、今委員から御指摘のありました、平成二十八年度の前半に新興国など海外経済で弱さが見られたということ、二つ目には、個人消費や設備投資が所……
○越智副大臣 本年一月の中長期試算の経済再生ケースにおきましては、前回の試算から、国の基礎的財政収支は一・八兆円程度、また地方の基礎的財政収支は一兆円程度悪化をいたしまして、国と地方を合わせた基礎的財政収支は二・八兆円程度悪化する結果となったところでございます。 これにつきましては、二〇二〇年度の国と地方のプライマリーバランスが悪化したわけでありますけれども、その背景として、足元において、新興国の減速など世界経済の不確実性が増す中で、円高や株価下落が生じ、企業収益や配当、キャピタルゲインといった所得が減少したことなどから税収が伸び悩んだということがあるというふうに考えております。
○越智副大臣 高井委員御指摘のとおり、フィンテック普及の重要な鍵として、このオープンAPI、銀行APIの公開というのはとても重要だというふうに思っております。 今、開発費用の話がございましたけれども、基本的には、オープンAPIの導入費用については、ITベンダーと金融機関そしてフィンテック企業との間の契約などによって決定されるものだと。また、APIの仕様によっても異なるものであることから、さまざまなケースが想定される。安いものもあれば、高いものもあるというふうに考えています。 ただ一方で、オープンAPIの導入費用については、オープンイノベーションを着実に進めていく観点を踏まえて、金融機関やフ……
○越智副大臣 東京国際金融センター推進の観点から、金融面において東京は魅力あるビジネスの場として認知されまして、世界じゅうから、人材、情報、資金の集まる拠点として発展していくことは重要だというふうに考えているところであります。 そういう中で、日本再興戦略二〇一六にも記載してあるとおり、まず金融庁において、フィンテックを含む海外の金融事業者が本邦に拠点を開設する動きを促進すべく、金融法令上の登録手続等に関する相談窓口を開設する準備を進めております。 一方で、加えまして、東京都におきましても、金融法令以外の手続に関する相談窓口を開設する予定であることから、どちらの窓口に相談があった場合でも、一……
○越智副大臣 医療分野の研究開発に関しましては、平成二十七年四月にAMEDを設立いたしまして、関係省庁、三省庁でばらばらに支援していた国の研究を集約した上で、基礎から実用化まで切れ目のない研究支援を一体的に実施しているところでございます。 御指摘の希少疾患、難病に関する研究開発につきましては、疾患領域対応型統合プロジェクトの一つに位置づけた上で、難病の病態解明や画期的な診断法、革新的な医薬品や希少疾患治療薬等の開発などに積極的に取り組んでいるところでございます。 委員からも御指摘がございましたけれども、世界に先駆けて超高齢社会を迎える我が国にあっては、健康長寿社会の形成に向けて、世界最先端……
○越智副大臣 匿名加工医療情報につきましては、行政機関、学術研究機関及び製薬企業を初めとする民間事業者において利活用されることを想定しております。 具体的には、例えば、治療の評価等に関する大量の診療データを用いた大規模な研究の実施、また、糖尿病と歯周病のように異なる医療機関や診療領域の情報を統合した治療成績の評価、また、AIも活用して画像データを分析し、医師の診断から治療までを包括的に支援する最先端の診療支援ソフトの開発などが可能になると考えております。 加えまして、医薬品等の副作用の発生頻度の把握や異なる医薬品の使用結果の比較を通じて、医薬品等の使用におけるさらなる安全性の向上が期待され……
○越智副大臣 まず、トランプ大統領には、これまでさまざまな機会に、去年の十一月の大統領就任の前の会談ですとかあるいは電話会談等々におきまして、TPPの経済的また戦略的な意義について総理から説明をしてきたわけでございます。 米国がすぐさまTPPに対する立場を変えるということではないわけでありますけれども、我が国がTPPを推進する意図について、十分に理解を得たというふうに考えています。 その結果、先日の首脳会談の議論の中では、日米が主導してアジア太平洋地域に自由で公正な経済圏をつくる必要性について意見を一致するということができた、そしてその上で、日米主導で、自由で公正な市場を世界に広げていくと……
○越智副大臣 未来投資会議のメンバーにつきまして御質問がございました。 この構成員につきましては、内閣総理大臣が、成長戦略や構造改革に関してすぐれた見識を有する方の中から選定されたものでございます。 具体的な議事の運営に当たりましては、議長である総理大臣が必要と認めるときには関係者の出席を求めることができるとしておりまして、これまでも、農業分野におきまして、現場のニーズを熟知する方をお招きして議論してきたことがございます。 また、未来投資会議のもとに、分野別に集中的な調査審議を行う構造改革徹底推進会合がございまして、この中に四つ、分科会といいますか会合がございますが、そのうちの一つ、ロー……
○越智副大臣 予算の参考資料としてお手元にお配りしてあります「平成二十九年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」について御説明いたします。 これは、去る一月二十日に閣議決定したものです。 政府は、引き続き、経済再生なくして財政健全化なしを基本とし、名目GDP六百兆円経済の実現と二〇二〇年度の財政健全化目標の達成の双方を目指してまいります。 平成二十九年度の我が国経済は、未来への投資を実現する経済対策など各種政策の推進等により、雇用・所得環境が引き続き改善し、経済の好循環が進展する中で、民需を中心とした景気回復が見込まれます。この結果、我が国の実質成長率は一・五%程度、名目成長率は二・……
○越智副大臣 内閣府からお答えいたします。
幼児教育の無償化につきましては、二〇二〇年度までに、三歳から五歳までの全ての子供たちの幼稚園、保育園の費用を無償化する、ゼロ歳から二歳児についても、所得の低い世帯について無償化するとの方針のもとで、現在、具体的な検討が進められているところでございます。
この点につきましては、現在、与党においても議論が行われていると承知しておりまして、政府としては、与党の提言をいただいた上で、十二月上旬に新しい政策パッケージにまとめていきたいというふうに考えております。
【次の発言】 内閣府からお答えいたします。
どんな貧しい家庭に育っても、意欲さえあれば、専修……
○越智副大臣 引き続き内閣府副大臣を拝命いたしました越智隆雄でございます。金融を担当させていただきます。 村井政務官とともに、麻生大臣を支え、全力で職務を遂行してまいる所存でございます。 小里委員長を初め理事、委員の皆様の御指導、御鞭撻を賜りますように、よろしくお願いを申し上げます。
○越智副大臣 内閣府副大臣の越智隆雄でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 経済再生、社会保障・税一体改革、人づくり革命、経済財政政策を担当いたしております。 茂木大臣を支え、力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、山際委員長初め理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願い申し上げます。
○越智副大臣 AMEDについての御質問でございました。 まず、我が国とアメリカとでは、医療研究が行われてきた歴史的過程が異なるというふうに考えております。 アメリカのNIHは、もともと研究室として設置されまして、その後、傘下の研究所等をふやしてきたのに対しまして、我が国の場合は、NIHのような中核組織はそもそも存在せず、大学や研究所等に対して基礎研究から実用化まで切れ目なく支援する体制の構築が課題である、そういう問題意識の中でAMEDが発足したわけでございます。 我が国では、研究管理の実務を担う中核組織としてのAMEDが設立されて、AMEDは自前の研究所を持たずに、これまでにすぐれた実績……
○越智副大臣 金融庁からお答えいたします。 キャッシュレス化は、利用者の利便性向上や企業の生産性向上などにつながるものでございます。日本再興戦略二〇一四で、キャッシュレス決済推進の趣旨が書き込まれまして、昨年の未来投資戦略二〇一七においては、十年でキャッシュレス決済比率を倍増、四割程度とする目標を掲げて、政府全体として取り組んでいると承知しております。 そういう中で、金融庁におきましては、一つには、環境整備のための法改正を行ってまいりました。具体的には、銀行法を二年連続で改正しまして、銀行等によるフィンテック企業への出資を容易とする、また、銀行等におけるオープンAPIの推進により、銀行等と……
○越智副大臣 人口減少などを背景にしまして、地域における経営環境が厳しさを増す中、監督局長からも答弁したとおり、地域金融機関においては経営統合などの取組が見られるところでございます。 こうした中で、議員御指摘の、地域経済と地域金融のあり方、このことについて、金融庁としては、まず、ビジネスモデルの変革や経営統合などによりまして、地域金融機関の経営の健全性が将来にわたって維持されることが大切だというふうに考えております。そして、こうした金融機関によって地域の企業や住民に適切な金融サービスが提供されることを通じて、顧客の利便性や企業価値の向上、さらには地域経済の活性化が図られることが重要だというふ……
○越智副大臣 そのとおりでございます。
【次の発言】 お答えいたします。
一月の二十三日に提出をいたしました中長期試算、この中長期試算というのは、経済財政諮問会議の審議のために、参考として内閣府が作成して提出するものでございます。
この試算は、経済、財政、社会保障を一体的にモデル化した内閣府の計量モデルを基礎としております。したがいまして、成長率、物価及び金利などはモデルから試算されるものでありまして、あらかじめ設定したものではございません。
そういう意味で、試算の内容につきましては、種々の不確実性を伴うため相当な幅を持って理解される必要がある、そういったものでございます。
○越智副大臣 お答えいたします。 まず、この経過措置でございますけれども、平成十七年保険業法改正前の根拠法のない共済が、引受保険金額の上限について、本則に円滑に移行するための激変緩和措置として設けられたものでございます。この制度趣旨に照らせば、可能な限り早期に本則に収束させるということが適当であるというふうに考えております。 ただ、しかしながら、本則を超過する保険金額で引き受けられた保険契約が相当数存在するという中におきまして、平成二十四年保険業法改正において、経過措置は五年間延長されたところでございます。 今回について申し上げますと、本則を超過する保険金額で引き受けられた保険契約が、前……
○越智副大臣 お答えいたします。 安倍内閣では、経済再生なくして財政健全化なしとの基本方針のもとでアベノミクスを進めるとともに、一方で、歳出歳入両面から改革を行うことによって財政健全化に大きな道筋をつけよう、そして、つけてきたということでございます。 具体的には、国と地方を合わせた税収は二十四兆円増加をいたしまして、また、新規国債発行額は、六年連続で、合計で十一兆円減少しております。二〇一五年度のPB赤字半減目標も達成をしたというところでございます。 委員御指摘の歳出改革についてでありますが、これも極めて重要だというふうに考えています。政府としましては、骨太二〇一五で定めました経済・財政……
○越智副大臣 これまでのTPPの交渉、そして現在に至るまでの経緯ということでございますが、委員御指摘いただいたとおり、二〇一二年衆議院選挙における自民党の公約は、TPPに関しては、聖域なき関税撤廃を前提とする限り、TPP交渉の参加に反対するというものでございました。 この自民党の公約を踏まえまして、安倍政権の発足後間もない二〇一三年二月、日米首脳会談で、TPPにおいては、一方的に全ての関税を撤廃することをあらかじめ約束することは求められないことを安倍総理とオバマ大統領が直接確認した上で交渉参加を決断し、二〇一三年七月から、委員御指摘のとおり、日本政府としましてTPP12の交渉に参加をしたわけ……
○越智副大臣 私から御答弁させていただきます。 まず、五月一日に、茂木大臣がソムキット副首相らとTPP11協定の現状について情報提供また議論を行ったということでございます。 そういう中で、TPP11は、二十一世紀型の自由で公正な新たな共通ルールをアジア太平洋につくり上げて、そして、人口五億人、GDP十兆ドル、貿易総額五兆ドルという巨大な一つの経済圏をつくり出していくものである、そして、新たな加盟については、TPPのハイスタンダードでバランスのとれた二十一世紀型の新たな共通ルールを共有していくということで、意義は大きいという認識でございます。 その上で、今の御質問でございますけれども、現時……
○越智副大臣 予算の参考資料としてお手元にお配りしてあります「平成三十年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」について御説明いたします。 これは、去る一月二十二日に閣議決定したものです。 政府は、引き続き、経済再生なくして財政健全化なしを基本とし、少子高齢化という最大の壁に立ち向かうため、生産性革命と人づくり革命を車の両輪として取り組んでまいります。 平成三十年度の我が国の経済は、新しい経済政策パッケージなどの政策効果も相まって、雇用・所得環境の改善が続き、消費や設備投資など民需を中心とした景気回復が見込まれます。 この結果、実質成長率は一・八%程度になると見込まれ、昨年七月にお示……
○越智委員 自由民主党の越智隆雄でございます。 本日は、今金融庁から説明がございました報告書について質問をさせていただきます。 まず、この報告書が扱っております高齢化と金融というテーマは世界的なテーマだと思っておりまして、昨日も、報道を見ておりましたらば、ダボス会議、世界経済フォーラムでもきのう付で老後資金についての報告書が出たという話がございましたし、また、G20の枠組みでも議論されていて、G20の財務トラックにおきましても、高齢化の課題、政策対応、こういうことが先日議論されたと聞いております。 ただ、一方で、この報告書については、表現ぶりや言い方などが不適切じゃないかなどと多くの指摘……
○越智委員 自由民主党の越智隆雄でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 本日は、先週の河井克行大臣の所信的挨拶について質問をさせていただきたいと思います。 この所信的挨拶でありますけれども、法務委員会ではかなり丁寧なんだな、かなり長いんだなと思いました。私も今まではほかの委員会に所属していたものですから、大分文化が違うなと思いましたが、大臣のお考えをじっくり伺えたことは、これから委員会質疑に臨むに当たって、本当によかったというふうに思いました。 所信的挨拶を委員会でお伺いして、その後繰り返し読んでみて感じたことは、随所に大臣の思い、考えが語られていた、盛り込まれていたということ……
○越智委員 まず、本修正案の内容につきましては、株主提案権の濫用的な行使を制限するための措置に関する改正規定のうち、不当な目的等による制限規定を削除するものでございます。 具体的には、委員も御指摘のとおりだと思いますけれども、三百四条の、株主総会における議案の提案、そしてまた三百五条における、議案の要領を株主に通知することの請求に関する各規定を削るものでございます。 趣旨でありますけれども、本会議及び法務委員会における質疑を通じて、これらの各規定につきましてさまざまな議論が行われました。その中で、民法における権利の濫用の一般法理との関係を整理すべきだという御指摘、また、当該株主提案が権利の……
○越智委員長代理 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
改めて質問を。
【次の発言】 速記をとめてください。
○越智委員長 これより会議を開きます。 この際、一言御挨拶を申し上げます。 このたび、財務金融委員長の職を担うことになりました越智隆雄でございます。 現在、我が国は、少子高齢化の進行、また、働き方の多様化、経済のデジタル化など、大きな構造変化に直面しております。また、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大に対して、適時適切な対応が求められております。 このような状況のもと、時代に即した税制のあり方、財政の持続可能性の維持、金融システムの安定性の確保など、当委員会で議論すべき課題は山積しており、その役割はまことに重大であります。 委員長といたしましては、公正かつ丁寧な委員会運営に努めて……
○越智委員長 これより会議を開きます。 財政及び金融に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 両件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁黒田東彦君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として内閣官房内閣人事局人事政策統括官山下哲夫君、内閣府子ども・子育て本部審議官藤原朋子君、金融庁総合政策局長中島淳一君、企画市場局長古澤知之君、監督局長栗田照久君、総務省大臣官房審議官川窪俊広君、財務省大臣官房長茶谷栄治君、大臣官房総括審議官新川浩嗣君、主税局長住澤整君、理財局長大鹿行宏君、国税庁次長鑓水洋君、中小企業庁経営支援部長村上敬亮君の出席を求め、説明を聴……
○越智委員長 これより会議を開きます。
金融に関する件について調査を進めます。
去る六月十九日、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条の規定に基づき、国会に提出されました破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告につきまして、概要の説明を求めます。金融担当大臣麻生太郎君。
【次の発言】 これにて概要の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房総合政策推進室長三上明輝君、金融庁総合政策局長中島淳一君、企画市場局長古澤知之君、総務省大臣官房……
○越智委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告いたします。 本会期中、当委員会に付託されました請願は四種四十一件であります。各請願の取扱いにつきましては、理事会において慎重に検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしましたとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書は、赤木俊夫氏の自死に関し、有識者により構成される第三者委員会を立ち上げ公正中立な調査を求めることに関する陳情書外三件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、「国の「持続化給付金」等や地方自治体の「給付金・支援金」等に対して課税……
○越智委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
財政に関する事項
税制に関する事項
関税に関する事項
外国為替に関する事項
国有財産に関する事項
たばこ事業及び塩事業に関する事項
印刷事業に関する事項
造幣事業に関する事項
金融に関する事項
証券取引に関する事項
以上の各事項につきまして、今会期中国政に関する調査を行うため、議長に対し、国政調査承認要求を行うこととし、その手続については、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○越智委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
財務大臣兼金融担当大臣の所信を聴取いたします。財務大臣兼金融担当大臣麻生太郎君。
【次の発言】 以上で大臣の所信聴取は終わりました。
次回は、来る十六日火曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時七分散会
○越智委員長 これより会議を開きます。 財政及び金融に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 両件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁黒田東彦君、企画局長清水誠一君、独立行政法人国際協力機構理事山中晋一君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として内閣官房内閣審議官伊吹英明君、外務省大臣官房審議官高杉優弘君、財務省主計局次長宇波弘貴君、主税局長住澤整君、理財局長大鹿行宏君、国税庁次長鑓水洋君、文部科学省大臣官房審議官塩崎正晴君、スポーツ庁審議官豊岡宏規君、厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官佐原康之君、中小企業庁次長奈須野太君、株式会……
○越智委員長 これより会議を開きます。
先刻付託になりました内閣提出、財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。財務大臣麻生太郎君。
【次の発言】 麻生大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、来る二十二日月曜日午後一時、参考人としてSMBC日興証券株式会社金融経済調査部部長金融財政アナリスト末澤豪謙君、明治大学商学部教授水野勝之君、群馬大学名誉教授山田博文君の出席を求め、意見を聴取いたし……
○越智委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、SMBC日興証券株式会社金融経済調査部部長金融財政アナリスト末澤豪謙君、明治大学商学部教授水野勝之君、群馬大学名誉教授山田博文君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じま……
○越智委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、参考人として日本銀行総裁黒田東彦君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として総務省自治税務局長稲岡伸哉君、財務省大臣官房長茶谷栄治君、主計局次長角田隆君、主税局長住澤整君、理財局長大鹿行宏君、国税庁次長鑓水洋君、厚生労働省大臣官房年金管理審議官日原知己君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○越智委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、所得税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、参考人として日本銀行総裁黒田東彦君、企画局長清水誠一君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として内閣府大臣官房審議官茨木秀行君、総務省大臣官房審議官川窪俊広君、財務省大臣官房長茶谷栄治君、大臣官房総括審議官新川浩嗣君、主計局次長角田隆君、主計局次長宇波弘貴君、主税局長住澤整君、理財局長大鹿行宏君、国税庁次長鑓水洋君、厚生労働省大臣官房審議官小林洋子君、経済産業省大臣官房審議官福永哲郎君、中小企業庁次長奈須野太君、事業環……
○越智委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、所得税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官梶尾雅宏君、財務省主税局長住澤整君、厚生労働省大臣官房審議官間隆一郎君、大臣官房審議官宮崎敦文君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより内閣総理大臣出席の下質疑を行います。
質疑の申出がありますので、順次これを許します。末松義規君。
○越智委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、関税定率法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。財務大臣麻生太郎君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁黒田東彦君、理事吉岡伸泰君、理事内田眞一君、金融機構局長正木一博君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として金融庁総合政策局長中島淳一君、監督局長栗田照久君、財務省大臣官房総括審議官新川浩嗣君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じま……
○越智委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、関税定率法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官長谷川秀司君、金融庁監督局長栗田照久君、財務省大臣官房長茶谷栄治君、主計局次長角田隆君、主税局長住澤整君、関税局長田島淳志君、理財局長大鹿行宏君、国税庁次長鑓水洋君、防衛省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官深澤雅貴君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○越智委員長 これより会議を開きます。
この際、麻生財務大臣兼金融担当大臣から発言を求められておりますので、これを許します。麻生大臣。
【次の発言】 財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁黒田東彦君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長田辺治君、金融庁企画市場局長古澤知之君、監督局長栗田照久君、財務省主計局次長角田隆君、主税局長住澤整君、国際局長神田眞人君、国税庁次長鑓水洋君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○越智委員長 これより会議を開きます。
金融に関する件について調査を進めます。
去る令和二年十二月十一日、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条の規定に基づき、国会に提出されました破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告につきまして、概要の説明を求めます。金融担当大臣麻生太郎君。
【次の発言】 これにて概要の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁黒田東彦君、独立行政法人国際協力機構理事山中晋一君、理事横山正君、株式会社海外交通・都市開発……
○越智委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、新型コロナウイルス感染症等の影響による社会経済情勢の変化に対応して金融の機能の強化及び安定の確保を図るための銀行法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、参考人として日本銀行総裁黒田東彦君、企画局長清水誠一君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として金融庁総合政策局長中島淳一君、企画市場局長古澤知之君、監督局長栗田照久君、総務省総合通信基盤局電気通信事業部長今川拓郎君、財務省主税局長住澤整君、経済産業省大臣官房審議官岩永正嗣君、特許庁審査業務部長西垣淳子君の出席を求……
○越智委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告いたします。 本会期中、当委員会に付託されました請願は十五種百十一件であります。各請願の取扱いにつきましては、理事会におきまして慎重に検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしましたとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書は、コロナ禍支援として消費税を五%に引き下げることに関する陳情書一件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、永久劣後ローン融資制度の創設を求める意見書外十四件であります。
○越智委員 自由民主党の越智隆雄でございます。 まずは、岸田総理始め閣僚の皆様、新型コロナ対応を始めとした国政の諸課題に対しまして、日々心を砕き、またお取組をされていることに心から敬意を表したいと思います。また、今日この場で、予算委員会で質疑をさせていただく機会をいただきましたことに、関係者の皆様に心から感謝を申し上げます。 今日のこの予算委員会は、岸田政権の基本姿勢をテーマとした集中審議、岸田総理を中心にお話を伺ってまいりたいというふうに思います。 ただ、一番初めは、外務大臣、ウクライナ情勢に関して質問をさせていただきたいと思います。 ウクライナ情勢の緊迫化を踏まえて、急遽、一昨日の……
○越智委員 自由民主党の越智隆雄でございます。 補正予算に関連しまして、新しい資本主義の考え方、そして、財政から見たときの補正予算の在り方などについて議論をさせていただきたいと思います。 岸田総理、総理は、新しい資本主義という構想を掲げられました。そして、第四の資本主義をつくるともおっしゃいました。歴史を二百年遡って、自由放任主義、福祉国家、新自由主義に次ぐ資本主義だとおっしゃいました。九月のニューヨークの演説では、明治維新、戦後経済発展に次ぐ大きな変化を成し遂げる決意を述べられました。 今、この国が必要としていることは、長期ビジョン、それを長期政権で実行することだと私は思っています。多……
○越智分科員 自由民主党の越智隆雄でございます。 本日は、初めてこの予算委員会の分科会に参加をさせていただくわけですが、独特な雰囲気でございますけれども、三十分間じっくりと、谷垣大臣初め皆様と財政改革について御議論をさせていただければというふうに思います。 谷垣大臣は財政改革に最も熱心なリーダーのお一人だというふうに思っておりまして、先週の財務金融委員会でも、大臣初め皆様と御議論をさせていただきました。きょうもまたその続きという形で御議論させていただければというふうに思うんですが、先日は、プライマリーバランスの黒字化と国債管理ということについてお伺いをいたしました。 一つ目のプライマリー……
○越智分科員 自由民主党の越智隆雄でございます。 きょうは、甘利経済産業大臣初め経産省の皆様に質問をする機会をいただきまして、ありがとうございます。 安倍政権が発足しましてから五カ月がたったところでございますけれども、今この時期、小泉構造改革、小泉政策の継承と、そして安倍新政権、安倍政策の展開、この二つを一遍にやっていくという大切な時期だというふうに私は思っております。小泉内閣は改革なくして成長なしということでスタートいたしましたけれども、この安倍内閣は成長なくして日本の未来なしということで、成長戦略が中心になってきたというふうに認識をしております。 そんな中で、甘利大臣は、小泉政権では……
○越智分科員 おはようございます。自由民主党の越智隆雄でございます。 きょうは、鳩山法務大臣に初めて質問をさせていただく機会をいただきまして、ありがとうございます。 きょうは、オウム真理教に関して質問をさせていただきたいというふうに思います。 オウム真理教を規制しております観察処分の更新、そしてまた団体規制法の見直しが来年に控えておりまして、この機会を利用させていただいて、法務大臣並びに公安調査庁の長官に御意見をお伺いしたいというふうに思います。 オウム真理教は、今でも活発に活動をしておりまして、全国に広く施設を持っておりますが、その後継団体でありますアーレフ及びひかりの輪の双方の本部……
○越智分科員 自民党の越智隆雄でございます。 きょうは、少子化対策についてお伺いしたいと思いまして、小渕大臣に御足労いただきました。どうぞよろしくお願いをいたします。 まず初めに、小渕大臣にはお二人目のお子さんができたという話をお伺いいたしました。まず冒頭に、お祝いを申し上げたいと思います。おめでとうございます。 また、お一人目はたしかおととしの九月にお生まれになったということで、まさに今子育て真っただ中で、かつ、これから御出産ということでありますから、そういう中で、少子化対策に取り組まれているということは、我々国民にとっても、議員にとっても、大変頼もしい限りでございますので、本当に一生……
○越智主査代理 次に、伊東信久君。
【次の発言】 これにて伊東信久君の質疑は終了いたしました。
午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 これにて近藤洋介君の質疑は終了いたしました。
次に、大西健介君。
【次の発言】 これにて大西健介君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、井坂信彦君。
【次の発言】 これにて井坂信彦君の質疑は終了いたしました。
次に、三谷英弘君。
【次の発言】 申し合わせの時間が既に経過しておりますので、簡潔に御答弁をお願いします。
【次の発言】 これにて三谷英弘君の質疑は終了いたしました。
次に、穀田恵……
○越智大臣政務官 内閣府大臣政務官、公文書管理を担当しております越智隆雄でございます。 それでは、これから「国立公文書館の機能・施設の在り方に関する提言」につきまして、概要を御説明させていただきます。 お手元に、大きな紙で要旨をお配りさせていただいております。 この提言を行った調査検討会議は、内閣府の公文書管理担当大臣のもとで昨年度から開催されている有識者会議であり、本年三月に取りまとめを行ったものでございます。 まず、1の「趣旨・背景」でございますが、昨年五月及び六月に世界に誇る国民本位の新たな国立公文書館の建設を実現する議員連盟から、総理、衆参両院議長及び最高裁判所長官に対して要請……
○越智大臣政務官 最初に、国立公文書館のあり方の検討に関する過去の経緯とあわせて、老川参考人及び加藤参考人について御紹介をさせていただきます。 公文書管理につきましては、平成十五年に当時福田官房長官のもとに開催されました有識者会議を初めとしまして、数次の検討の経緯がございます。 平成二十一年に全会派一致の修正により成立した公文書管理法の制定によりまして、公文書管理の制度的な面については体系が整ったところでございますが、国立公文書館の施設のあり方に関する議論については継続的な課題となっております。 このため、昨年五月から、国立公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会議を開催しており……
○越智副大臣 ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきましては、会計検査院の検査の結果を踏まえ、内閣府経済社会総合研究所において、システム開発における高度な知見を持つ技術者を職員として採用するなど、所要の措置を講じたところであります。 今後も、再発防止及び事業の適正な執行に万全を期してまいる所存でございます。
○越智副大臣 平成二十六年度における金融庁歳出決算の概要を御説明申し上げます。 歳出予算現額二百三十一億円余に対して、支出済み歳出額は二百十七億円余、翌年度繰越額は一億円余であり、不用額は十二億円余であります。 以上をもちまして、平成二十六年度金融庁歳出決算の概要説明を終わります。 次に、平成二十七年度における金融庁歳出決算の概要を御説明申し上げます。 歳出予算現額二百五十八億円余に対して、支出済み歳出額は二百十九億円余、翌年度繰越額は二十四億円余であり、不用額は十三億円余であります。 以上をもちまして、平成二十七年度金融庁歳出決算の概要説明を終わります。 よろしく御審議くださいま……
○越智副大臣 まず、貸金業者の総量規制につきましてですけれども、委員御存じのとおりだと思いますけれども、多重債務問題が深刻化していたあの状況の中で、平成十八年の貸金業法の改正において導入されたということであります。 総量規制の対象は、当時、貸金業者に係る多重債務問題が発生したことと、あと、一方で銀行等の金融機関については、健全性や業務の適切性の確保等の要請により、より厳しい監督に服していたために、過剰貸し付けの抑止を含めた利用者保護についても確保されているというふうに認識していた、このもとで貸金業者のみとされたという背景がございます。 ただし、一方で、銀行等の金融機関に対しても、改正貸金業……
○越智委員 自由民主党の越智隆雄でございます。 本日は、九条について、私の考えを述べたいと思います。 国民を守ることは、本来、国家最大の使命であります。にもかかわらず、現行憲法にはその発想が明確ではなく、国家の最重要責務に関する規定ともいうべき国防規定が存在はいたしません。これは、日本国憲法が、占領下という主権が著しく制限された状態で制定されたものであり、武装解除によりその能力を保持していない状態では国防規定を定めようがなかったということなのかもしれません。 当時、国際社会は、発足して間もない国連による国際平和維持の仕組みに大きな期待を寄せておりました。前文が掲げる、平和を愛する諸国民の……
○越智委員 自由民主党の越智隆雄でございます。 熊谷公述人、清水公述人、そして末冨公述人、小畑公述人、今日は、お忙しい中、お時間を使っていただいてここに来ていただいて、お話しいただいて、これから意見交換させていただける、本当にありがたいというふうに思っております。 戦後八十年がたとうとしておりますけれども、前半戦はよくやったなと思うんですけれども、この三十年、なかなか苦しい時期が続いています。失われた三十年とも言われますけれども、私は、十年ごとに挑戦しては挫折してという思いでやっておりまして、最初の九〇年代は統治システム改革をやったわけでありますけれども、二〇〇〇年代に入って小泉構造改革、……
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