このページでは近藤三津枝衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。近藤三津枝衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○近藤(三)委員 自由民主党、近畿ブロック比例の近藤三津枝でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 新人にもかかわりませず、本日、このような機会をいただきまして、本当にありがとうございます。感謝いたしております。 私、これまでジャーナリストとして経済、環境問題をテーマに取材活動を続けておりましたが、その取材現場で壁に突き当たるのが、エネルギー供給、環境保全そして経済成長の三つの関係でございます。同時に達成することが極めて困難と考えられていますが、二十一世紀に暮らす私たちの大きな課題でもあります。ことしの二月、京都議定書が発効しましたが、四月にまた京都議定書目標達成計画も策定されまし……
○近藤(三)委員 近畿ブロックの近藤三津枝でございます。 新人でございますのに、きょうこのような質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。新人でございますので緊張しております。どうぞよろしくお願いいたします。 私、選挙前まではジャーナリストとして経済、環境、エネルギー問題を取材しておりました。そこできょうは、国民生活に密接にかかわります原油価格高騰の影響とその対策について、またエネルギーの安定供給確保と同時に、地球温暖化対策の一環を担う新エネルギー、省エネルギーそしてリサイクルについて、お時間の許します限り質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに原油問題です。 原……
○近藤(三)委員 本日は、通信手段としてだけではなく、カメラ、テレビ、音楽プレーヤー、ゲームそしてお財布など、機能の高度化が目覚ましい携帯電話についてお伺いさせていただきます。 携帯電話本体のリサイクルについてまず一点目、二点目は携帯電話の充電器の再利用について、そして三点目はICタグリーダーつき携帯電話の普及、以上の三点について質問をさせていただきます。 家電リサイクル法の施行によりまして、エアコンにテレビ、冷蔵庫、洗濯機の四家電製品のリサイクル率、いずれも六〇%から八〇%以上と、リサイクルが確実に進んでいることを聞いております。一方、携帯電話のリサイクル率はといいますと、家電リサイクル……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝でございます。 本日は、経済産業委員会で質問をさせていただく機会をちょうだいいたしまして、ありがとうございます。 まず、きょうは、今国会で成立しました中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律に基づく具体的な今後の対応などについて質問させていただきます。 まず、こちらのパネルをごらんいただきます。三月二十九日の経済産業委員会で、こちらのパネルにありますように、物や場所に張りつけられたICタグの情報を読み取ることができるICタグリーダーつき携帯電話を実用化することがユビキタス社会の実現に不可欠であると質問をさせていただきました。 その後、最新……
○近藤(三)委員 自由民主党、新人の近藤三津枝でございます。 本日は、予算委員会で質問させていただく機会をいただき、まことにありがとうございます。何分、新人でございますので、先輩の皆様方の御協力を仰ぎながら一生懸命質問させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。 きょうは、日中の閣僚レベルの交流、人口減少下における将来人口推計、若者の職業的自立の促進に向けた政府の取り組みなど、三点について質問させていただきます。 まず第一点目です。 日中間の経済関係を見ますと、貿易、投資、人的往来が増加しております。経済関係はますます深まるばかりです。一方で、政治関係の冷却化が経済……
○近藤(三)委員 本日は、質問する機会をちょうだいしましてまことにありがとうございます。今回は、中山間地域などにおきます耕作放棄に伴う環境問題などについて質問をさせていただきます。 過去十年で、農業の就業者はおよそ二割減少しました。しかも、その農業就業者に占める六十五歳以上の割合は、およそ六割にまで増加しています。 一方、平成十七年時点の我が国の農地は四百七十万ヘクタール。日本の国土が三千八百万ヘクタールですから、国土の一二%が農地ということになります。このうち八%に当たります三十八万ヘクタールが耕作放棄地で、これは国土の一%。どれぐらいの広さかといいますと、ぴんときませんので、東京都が幾……
○近藤(三)委員 本日は、三人の先生方、参考人の方々には、大変貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございました。私の持ち時間十五分でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、今回の改正法案のポイント、大きく二点あると思います。 まず一点目は、重点対策地区の指定でございます。自動車NOx・PM法の対策地域内で、長期にわたり二酸化窒素や浮遊粒子状物質の大気環境基準が確保されていない地区などを重点対策地区に指定し、局地的な重点対策を講じていくこと、そして、改正法案で定める新築される特定建物などについての事前届け出制度を設けたことにあると思っております。 二点目でございます。……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 本日は、質問に立つ機会をちょうだいいたしまして、まことにありがとうございます。 経済全体の指標を見ますと堅調な景気の回復が続いていますが、この景気の拡大を生活者、地方経済にも実感できるようにしていくことが今何よりも重要であると考えております。 本格的な景気拡大に向けましては、一方で、人口減少、少子高齢化、成長するアジアの中での共存共栄などといった、これまで我が国が経験したことのない構造的な課題を克服していく必要があります。これに柔軟に対応していくため、安倍内閣は、イノベーションそしてオープン、この二つをキーワードとして改革に邁進されています……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 本日は、消費生活用製品安全法並びに電気用品安全法の一部改正法案について質問させていただきます。 昨年春の中古電気用品の販売をめぐっての混乱は、中古品販売業者に大きな影響を与えるとともに、国民の関心を集めたところです。 現在、高齢化が進む中で、地球環境保全のためにも資源循環型社会を構築することの重要性がますます高まっております。一方で、経年劣化による電気製品などによる重大事故が発生しておりまして、これらに配慮して、製品の安全、安心を確かなものとしてほしいとの国民の声も高まっております。 このような状況の中で、今回の電気用品安全法の一部改正で……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 本日は、地球温暖化対策推進法の改正について質問の機会をいただきましたこと、本当にありがとうございます。 いよいよマイナス六%の削減に向けた第一約束期間に入りました。この達成に向けて、覚悟を持って、国民、企業、行政が一体となって、総力を挙げて取り組まなければならないと考えております。 そうした中、本年三月二十八日には、本日の議題であります地球温暖化対策推進法の第九条に基づき、京都議定書目標達成計画が改定されました。 その中で、二〇〇五年の温室効果ガス排出量が、基準年の一九九〇年レベルに比べ七・七%増加しているとの数値が示されました。マイナス……
○近藤(三)委員 皆様、本日はお忙しい中、参考人としてお越しくださいましてまことにありがとうございます。 今回の特定商取引法と割賦販売法の改正は、悪質業者に厳しい網をかぶせて消費者保護に大きく踏み込むものだというふうに承知しております。本日は、それぞれ専門の先生方から、改正のポイントなどについてじっくりとお話をお伺いさせていただきたいのですが、持ち時間は二十分でございますので、かいつまんでお話を伺わせていただきたいと思います。 先ほどからもお話が出ていますように、最近の消費者被害、高齢者や、断ることがなかなかできない、苦手な消費者をターゲットにした悪質な商法が増加しております。また、被害金……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。
土壌汚染対策法の一部改正について、質問の機会をお与えいただきありがとうございます。
本日は、法改正の趣旨、その内容、そして民主党の御提案について質問させていただくとともに、閣法の法施行後においてこの法律の実効性を上げていくために、私の提案も含め御質問申し上げます。
まず最初に、現行法で定められている土壌汚染対策法の見直しの期限が二〇一三年となっていますが、今回かなり前倒しして法改正に踏み切ったねらい、そして法改正の趣旨について、斉藤環境大臣からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 斉藤大臣から、現行法の施行後の三つの土壌汚染対策の変化と、……
○近藤(三)委員 本日は、非化石エネルギーの利用を促進するための法案について質問の機会をいただき、ありがとうございます。 まず、我が国のエネルギー、どの程度自給しているか考えてみたいと思います。 日本の食料自給率はおよそ四〇%ですが、エネルギーの自給率はその十分の一の四%にすぎません。原子力エネルギーを含めましてもおよそ一九%と、先進国の中で際立って低い状態にあります。原子力を含めた率を国際比較してみますと、イギリスが八一%、アメリカが七一%、フランスが五〇%、ドイツが三九%ですから、我が国の一九%はいかに低いかがわかります。 長年にわたり、いろいろエネルギー対策を実施してきました。しか……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 まずもって、きのうの財務金融委員会の強行採決という暴挙について申し上げたいと思います。十分な論議もなく、強引な国会運営に対し強く抗議をさせていただきます。 極めて短い会期日程の中で、自由民主党は、鳩山総理の言われる大いに議論しようとの姿勢を真摯に受けとめております。国会議論を深めようとするさなかでの民主党政権の暴挙に、私は大変驚いております。そして、きのう、財務金融委員長の解任決議案に対する民主党議員の本会議での討論で、民主党の強硬で身勝手な議院運営を棚上げして、真の政策議論をすべきであるというコメントを申し述べられました。このコメントの意味……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 本日は、先日の小沢環境大臣の所信表明演説に関して、とりわけ地球温暖化対策について質問をさせていただきます。 申すまでもなく、我が国は、世界最高水準のエネルギー効率を誇っています。そうした中、九〇年比二五%削減という世界的に突出した極めて高い目標を日本は掲げようとしています。これを達成するためには、新たに膨大な国民負担が伴う。 地球環境産業技術研究機構、RITEの試算によりますと、鳩山政権が国際的に標榜している二五%削減の中期目標を達成するためには、温室効果ガス一トンを削減するのに必要な費用、いわゆる限界削減費用、実に四百七十六ドル、日本円に……
○近藤(三)委員 自由民主党衆議院議員の近藤三津枝です。 先般、三月二十三日、環境大臣所信演説に対する質問に立たせていただきました。そして私、それに先立つ三月十九日に、地球温暖化対策基本法案に関する質問主意書を提出させていただいております。質問主意書の答弁書が三月三十日に内閣から送付されてまいりました。 本日は、先般の三月二十三日、環境大臣への質問に対して不明な点などをさらに明らかにさせていただきたいと思います。 また、質問主意書に対する答弁書は閣議にもかかっておりますので、地球温暖化対策基本法案の所管大臣は小沢環境大臣であられますので、当然ごらんいただき、答弁の判断をされていることと思……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 廃棄物問題を考えますときに、廃棄物そのものの排出を抑制するということが大変大切なことだと思っております。排出の抑制を徹底し、どうしても発生してしまった廃棄物はきちんと現場で分別し、処理までの間の保管を確実にして、収集、運搬をし、中間処理などを通じて再生利用可能なものをリサイクルしていく。そして、残ったもの、残渣などは、生活など環境に影響のないように適切に最終処分することが重要であることは論をまちません。 この発生抑制、分別、保管、収集、運搬、再生、最終処分、一連の行為が関係者の連携の中で適切に行われる、このために廃棄物処理法は逐次改正を重ねて……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 まず初めに、私は、地球温暖化対策に関する基本法案が衆議院本会議で趣旨説明されました四月二十日以降から、本件につきまして環境委員会などの一般質疑で質問を重ねてきました。環境委員会では、昨年十一月二十日、ことしになりましてからは、三月二十三日、四月二日、そして四月二十七日の経済産業委員会との連合審査で、そして、経済産業委員会でも四月二十一日に低炭素投資促進法案の審議の中で、本法律案に対する経済産業省の考えをただしてきました。また、政府提案の基本法案につきまして、二回質問主意書を提出しました。このように、政権が交代してから、合わせますと七回にもわたり……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 本日審議される法案、エネルギー環境適合製品の開発及び製造を行う事業の促進に関する法律案を、以下、低炭素投資促進法案と呼ばせていただきます。 この法案は、低炭素型製品の開発、製造を行う者への低利かつ長期の資金供給を行うとともに、中小企業がリース方式で低炭素型の設備を導入しやすいように、新たに公的な保険制度などを設けることを目的にしていると理解しています。しかし、この法案につきましては、経済効果などについて幾つかの問題点があると考えております。 この法案に関しましては、近々審査に入る予定の地球温暖化対策に関する基本法案との兼ね合いがあるので、ま……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 自民党は、現在の厳しい円高、株安の状況という危機的な経済状況を踏まえまして、閉会中審査を強く求めてきましたけれども、与野党間の協議の中で本日のこの閉会中審査が開催されますこと、適切な国会運営と考えております。 さきの通常国会の十回の強行採決に象徴されるような強引な国会運営を政府・与党は改めていただきまして、国民本位の真摯な議論が国会でなされますように改めて要望いたします。 さて、今回の急激な円高は、対応すべきときに時期を逸することなくきちんとした対応を行ってこなかった、この間の政府の対応に問題があると考えております。急激な円高に対する政策が……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 松本環境大臣、大臣御就任おめでとうございます。経済と環境が両立し世界の模範となる環境行政の展開に向けて手腕を発揮していただくことを望んでおります。 時間が限られておりますので、早速、環境影響評価法の改正案について質問をさせていただきます。 環境省から提出された資料によりますと、宮城県の仙台市高速鉄道東西線建設事業は環境影響評価に要した期間四年十一カ月、鹿児島県の川内原子力発電所三号機増設計画は四年七カ月かかっています。事業に取りかかる前の環境影響評価に五年近くかかっているということになるわけです。場合によりましては、建設に要する時間よりも環……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 大畠経済産業大臣、海江田内閣府特命担当大臣、大臣御就任おめでとうございます。国内外ともに大変厳しい経済状況にあります。日本の産業、地域の経済、雇用の今後を左右する経済産業行政のかじ取り、そして公正な競争下での自由な経済活動のためにしっかりと対応していただきたいと思います。 さて、私、議員になりましてから、一貫して経済産業委員会の委員を務めております。きょうは、さきの両大臣の就任あいさつに対して質問をさせていただきます。 本年三月十日の経済産業委員会では、この同じ委員会室で、前大臣の直嶋経済産業大臣のあいさつが行われました。そのときの地球温暖……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 大震災後、初めて環境委員会の質問に立たせていただきます。 東日本大震災によりまして、志半ばでお亡くなりになりました皆様方の御冥福を謹んでお祈りいたします。そして、今なお避難所での不自由な生活を余儀なくされている皆様方、心からお見舞いを申し上げます。 今月、五月十一日に当環境委員会では、宮城県石巻市など、東日本大震災の被災地の瓦れきなどの災害廃棄物の処理の現場を視察させていただきました。現地の自治体、そして懸命に復旧に向けて取り組んでいる住民の皆様方、企業の方々から、地域の実情をお聞かせいただきました。いつも私は思います。切り取られた映像では……
○近藤(三)委員 まず初めに、志半ばで震災によってお亡くなりになりました多くの皆様の御冥福をお祈り申し上げます。そして、地震の直接的な被害、その後発生しました福島原子力第一発電所の危機などによって、避難生活を余儀なくされている皆様に心よりお見舞い申し上げます。 きょうは、四月十三日です。あれから三十三日がたちました。今までおよそ八百時間の時が刻まれました。 冒頭、一言申し上げます。 この間、衆議院経済産業委員会の審議は、わずか一回。それも、震災後約四週間たった、先週四月六日に初めて三時間十九分審議されただけです。きょうの経済産業委員会での審議時間を合わせても、わずか五時間です。私は自由民……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 先週五月十九日に、政府はGDPについて次のような発表をしています。ことしの一月から三月の四半期のGDPは、年率で三・七%も減少しました。東日本大震災の発生が三月十一日ですから、第一・四半期のわずか二十日間の経済動向が大きくGDPに影響したということ、つまり、押し下げてしまったということです。そして、大震災後に発生した福島第一原子力発電所事故に対する数々の菅政権の判断ミスが、被災地、国民生活に悪影響をもたらし、経済の悪化に拍車をかけた、その結果と言えると思います。 私たちは、この負の連鎖を早く断ち切らなければなりません。世論調査でも、菅総理のリ……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 先般、七月十四日の本会議で、再生可能エネルギー電気調達特措法案などについて、自由民主党を代表し、質問をさせていただきました。本会議では片道での答弁でしたので、本日は往復での議論を深めさせていただきたいと思います。 先般の衆議院の本会議でも、海江田大臣の出処進退につきまして、私の質問につきまして海江田大臣は、本法案を初めとして、経済産業大臣として今解決していかなければならない問題については、真摯に、そして全力を傾注していくというふうに答弁をされました。海江田大臣には、この政治姿勢で本日も真摯な御答弁をよろしくお願い申し上げます。 海江田大臣は……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 まず、質疑に入る前に、ニュージーランド地震について一言申し上げておきたいことがございます。 国際緊急援助隊は既にクライストチャーチに到着しています。到着後、休む間もなく、直ちに活動を開始されておると聞いております。一人でも多くの命を救い出してほしい、またその活躍を期待いたしておるところです。大いなる成果を我々も待ち望んでいるところなんですが、ただ、一つ申し上げたいことがあります。 地震は、日本時間の二月二十二日火曜日午前八時五十一分に発生しました。政府専用機で国際緊急援助隊チームが成田を出発したのは、翌日、二十三日の午後二時三分でした。二十……
○近藤(三)委員 自由民主党衆議院議員の近藤三津枝です。 枝野経済産業大臣は、国難とも言える、内外ともに大変厳しい時期に大臣に就任されました。日本国、そして日本国民のために、経済産業政策のかじ取りをどうぞよろしくお願い申し上げます。 本日は、先般の大臣の所信的あいさつに対して質問の機会をいただき、ありがとうございます。 早速質問に移らせていただきます。 まず、環太平洋戦略的経済連携協定、TPPについて質問いたします。 TPPにつきましては、十一月十二、十三両日のAPECの首脳会談での野田総理の対応が注目をされています。一方、TPP交渉中の九カ国は、二十四の作業部会で二十一の分野につい……
○近藤(三)委員 自由民主党衆議院議員の近藤三津枝です。 私、議員になって直後、平成十八年三月の衆議院の経済産業委員会で携帯電話の問題を取り上げました。そのとき、論点は大きく三つでした。 第一、携帯電話の充電器、ACアダプターが、当時は携帯電話ごとに違っていたんです。つまり、携帯電話本体とアダプターの接続部分が携帯電話の種類ごとに違っていました。このため、携帯電話を買いかえるたびにアダプターも買いかえなければならない。アダプターを廃棄しなければならなかったわけです。 今でこそ、旅行先で宿泊施設などでアダプターを借りて充電できますけれども、当時は、機種ごとにアダプターが違ったわけですから、……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 去る六月二十九日に、関係閣僚から成る第十一回のエネルギー・環境会議が開催されました。その中で、原子力発電について、〇、一五、二〇から二五シナリオの三つのエネルギー・環境に関する選択肢が示されました。 早速、この三つの選択肢について日本商工会議所が意見書を出すなど、経団連を初め経済団体からは、三つのシナリオがいずれも実現可能性に乏しい案だという意見が出されました。 三つのシナリオはどれも、二〇三〇年までに現在の発電量を一割もカット、これを前提にしています。そして、現在わずか一%の太陽光発電などの自然エネルギーを、水力発電を含めて三〇%にまで引……
○近藤(三)委員 自由民主党の衆議院議員近藤三津枝です。 本日は、災害時石油備蓄法案について、自民党を代表して質問をさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 三月十一日、春の遠い東北です、暖をとるための灯油が被災地に届かず、被災者の方々は大変な御苦労をされました。そして、被災地のサービスステーションにガソリンや灯油、石油の給油を求める長蛇の車列の映像が、私たちの脳裏にこびりついています。 現行の石油備蓄法は、一九七三年十月の第四次中東戦争の勃発による第一次オイルショック、そして一九七八年のイラン政変を契機とした第二次オイルショックの二度の経験をもとに、海外からの供給が不足した場合……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 昨年の三月十一日、東日本大震災からもうすぐ一年となります。多くのとうとい命を失いました。改めて御冥福をお祈り申し上げます。また、今なお不自由な避難生活をされている多くの被災者の方がおられます。謹んでお見舞いを申し上げます。 私たちは、大震災、そして引き続く福島第一原子力発電所事故で多くの教訓を得ました。この教訓を今の世代のために、そして次の世代のために生かさなければなりません。 教訓の一つが、本日取り上げます緊急事態における国家の意思決定の問題です。 東日本大震災は、まさに四月の統一地方選挙を控えた時期に発生しました。そこで、国会では、次……
○近藤(三)分科員 近畿ブロック比例の近藤三津枝でございます。 きょうは、質問をさせていただきます機会を与えていただきまして、まことにありがとうございます。 本日は、国土交通省所管について、ビジット・ジャパン・キャンペーンを中心とした観光政策及び近畿圏を中心とした国土形成計画の二点について質問をさせていただきます。 まず第一点目、観光政策についてお伺いさせていただきます。 観光の語源、これはもうよく言われていることかと思うんですが、中国の古典をひもときますと、国の光を見ることだそうです。一国を治める為政者が、みずからの領地を旅して人々の暮らしぶりを見聞することによってよい政治が行われて……
○近藤(三)分科員 前回の通常国会でも、この第八分科会で質疑に立たせていただきました。その際に、国土交通大臣からは、国土形成計画の全国計画を定め、これを基本とし、地域の特性を生かした広域地方計画を策定していきたい、特に、近畿ブロックにつきましては、歴史的にもつながりの深い、発展する東アジア経済圏をどう近畿圏の地域づくりに生かしていくかを大切にして、広域地方計画を策定していく必要があるという大変力強い御答弁をちょうだいいたしました。 本日は、これらの施策がさらに具体的にどのように推進されているのか、私からの提案も含めて、質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、国土形成計画、特に広域……
○近藤(三)分科員 自由民主党の近藤三津枝です。 本日の第八分科会では道路特定財源などに関する質問が多いと思いますが、本件につきましては、同僚議員がそれぞれの地域の実情などを踏まえて質問されると思いますので、私からはそれ以外の国土交通省所管事項を中心に質問をさせていただきたいと思います。 なお、道路につきまして、私の思いますところを、まず冒頭に、簡潔に述べさせていただきたいと思います。 第一に、世界に比類のない少子高齢化、人口減少社会に向かっている日本におきまして、厳しい地形条件によらず、四季を通じて安全に、安心に、安定的に国民の交通手段をいかに確保していくのか。第二に、アジアの急成長の……
○近藤(三)分科員 自由民主党の近藤三津枝でございます。 私は、平成十八年三月の経済産業委員会の一般質問で、携帯電話のリサイクル率が当時およそ二〇%と極めて低いことを指摘させていただきました。そして、都市鉱山と言われますレアメタルなど貴重な資源を含む携帯電話の回収率そしてリサイクル率の向上に向けた取り組みをお願いいたしました。 そうした中、先般、経済産業省では携帯電話の完全回収をするための施策を打ち出すという報道を目にいたしました。新聞記事で出ておりました。私は大変心躍ったわけでございますが、このようなことを踏まえまして、本日は、第一次補正予算、第二次補正予算、そして来年度予算を念頭に置き……
○近藤(三)分科員 近畿ブロック、自由民主党の近藤三津枝でございます。 国民生活そして経済活動にいたしましても、海洋を含む日本の国土を舞台として、さまざまな営みがなされております。その舞台でありますインフラ、社会基盤がしっかりしていなければ、経済活動も環境政策もうまくまいりません。私は、日ごろは経済産業委員会そして環境委員会などで議員活動をしておりますが、このようなことから、政策別の予算を審議する予算委員会分科会では、この第八分科会で四回継続して質問をさせていただいております。今回もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、私が選出されております近畿ブロックの重要課題であります東南海・南海地……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 本日は連合審査でありますので、政府が提出しました基本法案につきまして、環境省と経済産業省がそれぞれどのような考え方を持っておられるのか、この点を中心に質問をさせていただきます。昨日、およそ二十問の質問項目を事前に提示しております。六十分と限られた貴重な連合審査であり、私も端的に質問させていただきます。 四月二十日、衆議院本会議で、法案趣旨説明とこれに対する質疑が行われました。その際、小沢環境大臣は次のように答弁されています。 先ほど、ある政党の方の趣旨説明の中で、政府案の二五%削減を推進すれば、当たり前のこととして我が国の経済成長が失われる……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 本日は、先ほど御説明いただきました中山太郎先生、そして衆議院法制局からは橘部長に貴重な御説明、御報告をいただきまして、ありがとうございました。 本日、初めての憲法審査会で発言の機会をお与えいただきまして、ありがとうございます。 我が党の中谷委員からも発言がありました非常事態宣言について、私からも一言申し述べさせていただきます。 三月十一日の東北地方太平洋沖地震、そして原子力発電所事故におきまして、被災地では、既に予定されていました地方公共団体の議会の議員そして首長の選挙を行うことができない状態になりました。このため、東日本大震災に伴う地方……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。お時間をいただきまして、ありがとうございます。 私、憲法改正の、国民投票権を十八歳以上とするということにつきまして、日本の人口構成の変化の面から意見を申し述べさせていただきたいと思います。 最新の二〇一〇年の国勢調査によりますと、二十歳以上の人口、すなわちこれはほとんど有権者数になるんですけれども、その人口が一億三百六十七万人です。このうち二十歳から二十九歳、二十代の若者が千三百四十六万人。先ほど申し上げましたように、全有権者数一億三百六十七万人のうち二十代の若者の数が千三百四十六万人ということは、割合としては若者の数は一三%ということになりま……
○近藤(三)委員 一言意見を申し述べさせていただきます。 質問通告はいたしておりませんが、私の意見に対しまして、人事院、そして総務省、衆議院法制局の橘部長からもコメントをいただけるようでしたらお願いいたします。 本日議題の国民投票法附則十一条には、二つの宿題があるというふうに私は考えております。第一は、憲法改正の国民投票におきましては、政治的中立が求められる公務員でも自由に運動できる部分と、公務員の政治的中立の観点から規制する部分を切り分けるべきであるという考え方です。第二、そのために必要な法制上の措置を講じるべきであるというふうに私は理解しております。 この宿題に対しまして、本日のこれ……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 法務省にお尋ねいたします。 諸外国のデータを調べてみますと、成年年齢のデータがある百八十七の国と地域のうち、成年年齢を十八歳以下としている国の数は百四十一カ国と、全体の八〇%近くを占めています。つまり、成年年齢が十八歳以下がグローバルスタンダードになっているということが言えると思います。 諸外国の多くは、一九六〇年代から七〇年代にかけて、選挙年齢を引き下げるのと同時に、我が国でいいますと、民法上、私法上の成年年齢もあわせて引き下げました。なぜ日本はこの点で国際的におくれをとったのか、法務省の見解をお伺いします。 また、前回までの本憲法審査……
○近藤(三)委員 発言の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 国民投票法は、憲法改正に限定した法律です。本日議題の国民投票法附則第十二条は、憲法改正問題についての諮問的国民投票として、次の二点について速やかに検討するように定められています。 その第一が、憲法改正を要する問題についての国民投票です。これは、憲法改正についての予備的な民意の動向を探るための国民投票であるというふうに言われています。 私が伺いたいのは二点目について。衆議院法制局の橘部長に伺わせていただきます。 お伺いしたい二点目の国民投票は、憲法改正の対象となり得る問題に関する国民投票について。この憲法改正の対……
○近藤(三)委員 大畠会長、発言の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 天皇陛下は、私たち日本国民にとって、国家の姿として、国民統合のあらわれとして、尊崇する、仰ぎ見る御存在と私は考えております。 天皇陛下は、日本国の元首として大変多彩な御活動をなされておられます。しかし、日本国憲法では天皇陛下は象徴と定められ、大日本帝国憲法のように元首とは定められていません。私は、憲法解釈によるのではなく、憲法改正し、天皇陛下を我が国の元首とすべきであると考えております。憲法にきちんと定めることにより、国際的にも天皇陛下が日本国の元首であることがより一層明らかになると考えます。 そこで、……
○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。 国民の権利義務について、党を代表して、お手元の論点表をもとに、自民党の日本国憲法改正草案を紹介する形で意見表明させていただきます。 まず、公共の福祉についてです。 現行憲法にあります公共の福祉とは具体的にどのようなことを指すのか、わかりにくい文言です。公共の福祉とは、次のようなことを意味するものと考えます。個人と個人が権利を互いが主張し合うばかりでは折り合いがつかない、そこでこれを調整する働き、機能が公共の福祉と言えるのではないでしょうか。 しかし、憲法によって保障される基本的人権については、個人と個人の権利を調整するというだけではなく、……
○近藤(三)分科員 自由民主党の近藤三津枝です。 本日は、野田内閣のナンバーツー、岡田副総理に御出席をいただいております。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 先般、二月二十八日の予算委員会で、東日本大震災を教訓として、日本国憲法に緊急事態条項を盛り込むべきであるという論点で質問をさせていただきました。まず、この点をもう少し深掘りさせていただきたいと存じます。 東日本大震災は、まさに四月の統一地方選挙を迎えた時期に発生いたしました。そこで、国会では次のような法律を成立させました。東日本大震災に伴う地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律、非常に長い名前……
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