このページでは北神圭朗衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。北神圭朗衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。新参者でございますので、よろしくお願いいたします。 けさも笠井委員から、憲法とは何ぞや、そういった質問が参考人の方々にございましたが、私は、大別して、一つは、確かに人権を守って国家権力を制限するというルールづくりという部分もあると思うんですが、一方で、やはりその国の国民の歴史とか伝統とかそういったものを踏まえて、どういった国づくりをしていくんだ、そういったいわば理念的な部分も当然あるんだというふうに思います。その後者の部分を踏まえて申し上げたいのは、やはり私は基本的にはこの憲法改正をすべきだと。そして、それは極論すれば、条文、内容に問題が一切なくても……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 本日、本委員会におきまして質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 きょうは、今、三谷委員も話がございましたが、中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律案について質問をさせていただきたいと思います。さっきから審議を聞いていますと、重なる質問もあるかもしれませんが、その辺、さらに踏み込んで答弁をいただければありがたいなというふうに思います。 本法律案は、新産業創造戦略に基づいているというふうに私も伺っております。総論から申し上げますと、私もこの戦略的な産業振興政策というものは極めて大事だというふうに思っております。というの……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 先日も当委員会で質問をさせていただいたわけでございますが、もともと産業政策とかエネルギー政策に関心もありましたが、先輩議員の圧力もこれありまして、当委員会に先週の水曜日から正式メンバーとなりましたので、よろしくお願い申し上げます。 本日は、NEDO及びいわゆる石特ですね、石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきたいと思います。 今回の法案は、京都議定書目標達成計画に基づいて国内での取り組みというものが優先される、最大限努力して、それでもなお排出削減目標に届かなければ、不足する排出削減量につ……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 本日、参考人の先生の皆様、お忙しいところ我が経済産業委員会においでいただきまして、まず感謝申し上げたいと思います。ありがとうございます。 私は、出身が京都でございまして、いわゆる本格的な大きな都市ではないのかもしれませんが、一般的なイメージとしては、まあまあ大きい都市の方に入ることになると思いますが、新幹線で、夕方東京駅から乗って京都駅に戻って、それで町中を車で走りますと、やはりシャッターがおりている地域も多いし、もう店を閉めている地域も非常に多い。そういった意味で、二時間半ぐらいで着くんですが、東京と非常に対照的だな、やはりもっと元気がなければ……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 本法案の採決の前の最後の時間をいただいて、民主党を代表して質問させていただきたいと思います。 本日は、中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律の一部を改正する等の法律案の話でありますが、三法を合わせてまちづくり三法ということでございますので、きょうは、そういった総体としても質問をさせていただきたいというふうに思いますし、これまでも審議を重ねていく中で、ある程度制度的な問題点とか技術的な問題点、そういった話も出ましたので、やや大所高所からお話をできればというふうに思っております。 今回の法案は、これまでの中心市……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 引き続きまして、中小企業等協同組合法等の改正法律案について御質問したいと思います。 まず冒頭に、今回の法案は、制度の部分と運用の部分とあると思いますが、先ほど我が党の佐々木さんも言われたように、協同組合というのは、御存じのように非常に多岐にわたる、非常に大きいところもありますし、小さいところもある。制度上は、千人以上の組合員を抱える部分と千人未満というふうにきちんと分けてありますので、その部分も評価をしたいと思いますし、また、運用の部分でも、特に小さいところは柔軟に対応していただきたいということを冒頭申し上げまして、きょうは、制度の方についていろ……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。本日もよろしくお願い申し上げます。 質問に入る前に、先日、特許庁の視察に行かせていただきまして、大臣、副大臣、政務官、そして特許庁長官を初め関係者の皆さんに御礼を申し上げたいと思います。 非常に勉強になりまして、審査官たちが特殊なコンピューターで審査をしている状況とか、ちょうど欧州と米国と日本側で国際会議を、多分その三つだと思うんですが、三極の会談をしている場面も見させていただきました。 昼飯のときに大変おいしいお弁当が出て、普通は四角い箱なのが丸い箱で、俗に丸弁というふうに言われると思うんですが、これも意匠法上独創性があるのか、豆腐も四角いのを……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 先週の金曜日に引き続きまして、知的財産権の質問をさせていただきたいと思います。 前回は、産業戦略全体の中で知的財産権の戦略というものを考えるべきだ、そのためには審査体制というものを充実していく、さらには、企業分野に応じて審査体制というものを重点配分するとか、あるいはそういった案件について迅速な審査というものを進めていくべきではないかという議論をさせていただきましたが、本日は、まず、そもそも、我が国の特許に関して言えば、その特許の審査の対象となるものが限定され過ぎているのではないかというお話をさせていただきたいと思います。 具体的に、御存じのよう……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 本日、財務金融委員会におきまして質問の機会を与えていただきまして、厚く御礼を申し上げたいと思います。 きょうは、郷里の先輩であられる谷垣先生、そしてまた古巣である大蔵省の諸先輩方を前にして大変やりにくい部分もございますが、遠慮なしにやっていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 今回は、定率減税の廃止の話、そして特別会計の空港整備特別会計について御質問させていただきたいと思います。 定率減税につきましては、財務大臣も、これは短期的な景気対策だからもとに戻すのはいいんじゃないか、余りとやかく言うなということかもしれませんが、実際、こ……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 私はもともと経済産業委員会の方に属していまして、本日、委員長そして理事の皆さんに質問の機会を与えていただいたことに御礼申し上げたいと思います。 また、両参考人のお二方も、お忙しいところ、ありがとうございます。 時間がないのでもう質問に入りたいと思いますが、商品先物について大田参考人の方からお話がございました。確かに今回の法案は、横断的に類似の金融商品を対象としてすき間なく利用者保護を図る、そういった趣旨であるわけでございます。その趣旨自体は非常にいいものだと私も評価をしたいと思いますが、具体論に入ると、まさにこの商品先物というものがこぼれ落ちて……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 本日は、雑誌協会の皆様方に貴重なお話をいただきまして、まずは感謝申し上げたいと思います。 本日は、私、先ほども雑誌といわゆる放送の話が出まして、先週も当委員会で放送協会の皆さんの御意見も聞いたり議論をしたりしたわけでございますが、雑誌と放送の最も大きな違いの一つは、放送の方は放送法という法律によってある程度公正中立性とか政治的な中立性とか、そういったものが担保されているというか、縛りがかかっている。一方、雑誌の方はそういった法律がない。いろいろ内部的な、第三者機関とかそういったものはあるというふうに思いますが、そういったことを踏まえていろいろお話……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 民主党・無所属クラブを代表して、平成十七年度補正予算三案に対し、反対の立場から討論をいたします。 国民の安全と安心の確保は、政治の最も重要な責務であります。しかしながら、本補正予算案は、そうした政治の責任をないがしろにしたものであると言わざるを得ません。まず、災害対策費には、昨年末からの未曾有の雪害への対策費は一切含まれておりません。また、雪害以外の災害対策費にしても、被災者の切実な願いである住宅本体再建への支援が完全に欠落しております。 民主党は、被災者の生活の基盤である住宅本体への再建支援を行う法案をこれまで何度も国会に提出してまいりました……
○北神委員 おはようございます。民主党の北神圭朗でございます。 本日、伊吹文部科学大臣そして塩崎官房長官に、教育基本法についてお尋ねしたいというふうに思います。 伊吹大臣は、同じ京都選出の先輩議員でもありますし役所の先輩でもありますが、多少やりにくい部分もございますが、胸をかりるつもりで質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 きのう、この場で終日議論が行われまして、それを拝聴いたしまして、私も、お互い共通の認識としては、この日本の立て直しの方策の根幹にやはり教育というものがあるというふうに思います。 京都の話になりますが、御存じだと思いますが、かまど金という……
○北神委員 北神でございます。 お三方には、きょうは大変貴重な御意見を伺いまして、ありがとうございました。 まず、教育行政の責任の問題についてお聞きしたいと思います。 今、若宮先生からもお話がありましたが、私たち民主党の案は、今回のいじめの問題や未履修の問題でもありますが、これは宮本先生がおっしゃるように、根本的ないろいろな現場の問題があると思います。ただ、こういう問題が生じたときには、やはりしっかりとその責任の所在というものを明らかにしないといけない。 今度の未履修の問題も、一つの救済策として挙げられてはおりますが、根本的な問題の解決もまだ見られていないし、何よりも、だれが責任をとる……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 本日、午前中に参考人質疑がありまして、私も大変勉強になりましたが、午後、採決の前に、残りわずかの時間、質問をさせていただきたいと思います。 これまでの審議の中で、総論的な論点は大体いろいろ議論されてきましたが、きょう、私は、運用の面の話と、あと運用を実効あらしめるための体制整備の話と、時間があれば、罰則とか実際に企業側が法律を守るインセンティブづくりみたいな話と、四点目に消費者の意識の喚起のお話をしたいというふうに思います。 まず、この前の代表質問でも質問をさせていただきましたが、パロマのガス瞬間湯沸かし器の一酸化炭素事故におきましては、実際、……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 民主党案そして与党案の官製談合防止法について、引き続き、民主党の立場から質問をさせていただきたいと思います。 私、この問題については新参者でございまして、今までの三者とはちょっと、基本的な質問をさせていただきたいというふうに思います。 談合というのは、先ほど話がございましたように、ややもすると、いい談合もあるんじゃないかと。特に玄人的な意見で、談合というのも、世の中、余りきれいな水の中には魚もすまないんだ、そういうのも必要じゃないかというような風土があるように思いますが、それは違う、すべて談合というのは犯罪であるという言葉もありましたし、もう一……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 午前中に引き続き、この教育再生法案について質問したいと思います。 午前中は田嶋委員が予算の話をされましたが、私も、引き続きちょっと予算関係の質問をしたいと思います。こういうふうになれば、何か民主党の文教族の続出という感じがあるかもしれませんが、そんなことはなくて、ちゃんと大所高所から議論をしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 昨年、臨時国会で、教育基本法の方ですね、特別委員会で伊吹大臣ともあるいは官房長官とも議論をさせていただきました。そのときに、去年の七月七日、閣議決定をされた骨太の方針二〇〇六、この制約のも……
○北神委員 北神圭朗でございます。 引き続き、伊吹大臣とか官房長官とはこの前も質問させていただきましたが、再度質問させていただきたいと思います。 前回、質問の最後の方に、地教行法の四十九条、五十条の話をさせていただきました。これも何回もこの委員会で質問の中に出てきて議論をされてきておりますが、もともと、この四十九条、五十条によって文部科学省の教育委員会に対する国の関与が強まったかどうか、この部分がまだはっきりしていない。 今まで大臣の話を聞いていると、そういうふうな印象を教育委員会に持ってもらうのがこの法律の趣旨なんだという話をいただいたり、あるいは、これは明確化なんだ、私との質疑の中で……
○北神委員 私は、民主党を代表して、政府提出の教育再生関連三法案に反対、そして、民主党提出の日本国教育基本法案及び学校教育力の向上三法案について賛成の立場から討論を行います。 教育の重要性を考えると、安倍総理が教育を内閣の最重要課題に掲げたこと、それ自体は大いに評価できることであります。ところが、昨年の教育基本法の改正に引き続き、今回の教育再生関連三法案の中身は、当初の意気込みに比べて、余りにも貧弱で中途半端であると言わざるを得ません。 これに対し、民主党の日本国教育基本法案と学校の教育力を向上させるための三つの法律案は、子供たちにとって高い教育水準を確保するために、中身の充実した体系的な……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 大臣、大分時間も遅くなりましたが、またひとつよろしくお願いしたいと思います。 きょうは、経済成長戦略、二つ目にはエネルギー外交、三つ目には公正取引委員会関係の優越的地位とか不当廉売について御質問したいというふうに思います。何せ八番バッターなので、もう大分論点も出てまいりましたので、重複するところもあるかと思いますが、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 今度、経済成長戦略に基づいて、経済成長戦略大綱関連三法案というのが閣議決定をされたということであります。これは、安倍政権が成長力の強化に努めていく、経済成長というものを一つの大きな政権の柱にし……
○北神委員 私も、経済戦略関連三法案について御質問したいと思います。最後の方になりましたので、重複する論点もあると思いますし、逆に、特に三谷委員とのやりとりで、ちょっと私も新たに浮かんできた疑問とかそういうのもありますので、御質問したいと思います。 まず最初に、私も一般質疑のときに御質問させていただきまして、今回の、経済成長戦略と言いながら、大臣のお言葉で言えば、ちょっとシャビーな内容になってしまっている。これは別に、要は、切りがないんですよ。予算要求をすれば、それは、皆さんの立場からすれば大きい方がいいということになるけれども、いろいろ予算の制約がある。 ただ、私が申し上げたいのは、これ……
○北神委員 民主党の北神でございます。 引き続き、株式会社商工組合中央金庫法案について質問いたしたいと思います。 かなり論点がかぶる部分もございますが、特にこの問題は、この前の内閣委員会との合同審査においても、私も日本政策金融公庫について質問をさせていただいて議論もしましたが、要は、行政改革の視点と、中小企業に向けての政策金融の視点という間に大きな隔たりがあるんじゃないかというふうに思っております。 今回の法案についても、法案及び完全民営化後の商工中金のあり方についても、ここにいる皆さんは多分大体同じ意見だというふうに思うんですが、それが、我々がずっと新聞とかで見ていた行政改革の流れと若……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 お疲れさまでございます。私も、きょうは特定放射性廃棄物の最終処分について質問をしたいというふうに思います。 法案そのものより体制の話、先ほど、近藤委員からも質問、やりとりの中でございましたが、本当にこの体制でやっていけるのかということと、後、外務省の松島政務官にもおいでいただきまして、エネルギー外交についてもちょっと触れたいということであります。 私も、この問題、正直、素人であったのですが、初めてこの法案審査ということで勉強させていただいたわけでございます。近藤委員との議論でいろいろ、本当に今の体制で使用済み燃料の最終処分場というものが確保でき……
○北神委員 北神圭朗でございます。 川端委員に続いて、同じ交付金の問題について質問したいというふうに思います。 私の地元も向日町競輪場というのがありまして、そこに、この質問があるということでいろいろ現場のお話を聞きに参りました。そこで、従事員の女性のパートの皆さんといろいろ話して、雇用が不安定だとか、そういった話を聞くのかなというふうに思っていましたらば、もちろんそういう話も出ましたし、大臣が先ほどおっしゃったように、やはり競輪場をもっと魅力的なところにしていって、収益事業として発展させなければならない、そういう問題意識も持っておりました。 しかし、私、驚いたのは、やはり彼女たちは、この……
○北神委員 北神でございます。 先ほど大畠委員から役割分担を命じられまして、試験の問題を詳細にせいという話であります。 私も初めてきょう知ったんですが、甘利大臣はこの知財戦略について非常に詳しい、自民党の方でも中心的な役割を担われているということは大変心強いことだというふうに思います。 私も、党の知財の勉強会の大畠会長のもとで事務局長をやっておりまして、ただそれは、大畠先生と同じで剣道をやっているということだけで、おまえ、剣道やっているんだったらいいじゃないか、事務局長やれという程度の話でありまして、そんなに専門でもないんですが、ただ、きょうは、試験の部分について先ほどいろいろな委員さん……
○北神委員 民主党のしんがりを務めさせていただきます北神圭朗でございます。 私は、消費生活用製品安全法の改正について御質問をしたいというふうに思います。この一本に絞りたいと思います。 まず最初は、私、この改正をやるという話を聞いたときにちょっと違和感を感じたのは、一つは、昨年の十一月に改正をしたばかりだと。これは当然パロマの瞬間湯沸かし器の事件をきっかけとしてその改正が行われたわけでありますが、しかし、それは別に瞬間湯沸かし器だけに限ったことではなくて、言ってみれば製品全体の安全の制度というものをつくる、そういうふうに認識をしておったわけでございます。ことしの五月に施行されたんですね。半年……
○北神委員 おはようございます。 きょうは季節柄、きのうもせっかく平成二十年度の税制改正の大綱が出ましたので、先ほど近藤さんからも話がありました事業承継税制について質問したいというふうに思います。主税局の皆さんも来ていただいていると思います。それで、本来はこれから三十分時間をいただくはずなんですが、大臣が十一時二十分に出られないといけないということで、十一時に終わらないといけないという御指示がありましたので、簡潔に答弁をお願いしたいというふうに思います。 まず、今度、きのうの平成二十年度税制改正大綱で事業承継についてほぼ方向性が決まった、正確に言えば来年の要綱で確定をすると思いますが。これ……
○北神委員 おはようございます。 きょうは、特許法の改正について御質問をしたいと思います。とりわけ特許料の料金の引き下げをきっかけとして、今の特許庁の審査体制が大丈夫かということとか、あるいは今回の料金の引き下げは、まさに中小企業対策という側面が強調されていますが、料金引き下げの前にもっとやらないといけないことがあるんじゃないか、さっき高木先生のお話にもありましたが、そういったことについて触れたい。 特に、私もこの問題について、知財についてはもともと全然何も知らない素人だったのですが、当委員会に前に大畠さんという先輩がいまして、単にお互い剣道をやっているということだけで民主党の勉強会に入れ……
○北神委員 おはようございます。 まず、質問の前に、理事会にちょっと資料をおくれて提出しまして、理事会の皆さんに大変御迷惑をかけたことを一言おわび申し上げたいと思います。 それでは、資料に基づいて質問をさせていただきたいと思います。 きょう、引き続き、中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律案について質問をしたいというふうに思います。 今まで、事業承継については、基本的に世襲を優遇するような税制が続いてきた。現行は、自社株については一割減免、それと土地については八割減免という制度だというふうに思います。今回の法案のいいところは、世襲だけじゃなくて親族外の承継も含めて、企業の承継が……
○北神委員 おはようございます。民主党の北神圭朗でございます。 引き続き、農商工連携の、中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律案について御質問をしたいというふうに思います。 たくさん質問を出してしまったので、答弁の方も簡潔にお願いしたいというふうに思います。 大臣、これは、私もなかなか難しい法案やなというふうに思いまして、理屈はよくわかるんです。農業と中小企業と連携して新しい商品を開発して、それを国が支援していくということですが、正直、制度が複雑に見えるのか、今までの法律との関係がなかなかすぐにはわからないということと、そういうことによって、利用者にとって使い勝手……
○北神委員 おはようございます。民主党の北神圭朗でございます。 大臣、毎度おなじみの質問者で、きょうも後藤さんと近藤さんの露払いを務めさせていただきます。大臣側から見ると、四頭か五頭ぐらいしかいない回転木馬がぐるぐる回っているような感じであると思いますが、せっかくの機会でございますので、一時間お時間をいただきましたので、きょうは経済全体の話をさせていただきたいと思います。 サブプライムローンの問題とかで、これから景気が非常に悪化してくるという予想がされております。これはいろいろな意見はあると思いますが、私はかなり悪化してくるというふうに思います。 そういう中で、民主党も自民党さんも、それ……
○北神委員 おはようございます。民主党の北神圭朗でございます。 きょうは、法案というよりは、新エネルギーの代表選手である太陽光発電についてまず御質問したいというふうに思います。 大臣もよく御存じだというふうに思うんですが、この太陽光発電は新エネルギーとして、代替エネルギーとしても非常に効果の大きいものであると同時に、日本の産業も第一次石油ショックからかなり先行的に投資をしてきた結果、世界的にでも産業としても非常に有力な部分である。そういう二面の点において、我が国のエネルギーかつ産業としてもこれから非常に力を入れていかなければならないし、ここで一つ国際的にも勝負ができる分野だというふうに思っ……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。最後になりましたが、よろしくお願い申し上げます。 本題に入る前に、信用保証協会の話をちょっとさせていただきたいと思います。通告はさせていただいておりますが、先週の信用保証協会法の審議のときにやればよかったんですが、私の地元から聞いたお話であります。 中小企業が信用保証協会の制度融資を受けた、二十年間ぐらいの融資である。当然、融資をしてもらった金融機関からも連帯保証というものは代表者がなった、そして信用保証協会の方でも保証したということになっておるんですが、これが途中で何らかの理由で代表者が代がわりをしたりすると、二十年間の長期融資ですから、ずっとオ……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 きょうは、国土交通委員会で質問をさせていただきまして、まず感謝を申し上げたいと思います。 大臣、きょうは、さっきも話が出ましたが、駐車場整備推進機構について伺いたいと思います。 これは今、道路特定財源の問題あるいは暫定税率の問題が大きな争点となっている。そして、我々民主党が一言も何も言わなくても、これはまさに皆さんが、五年前、政権与党がつくって、政府としてつくって通した租税特別措置法に基づいて、法的にはことしの三月末に暫定税率が消えるということですね。 しかし、まだ五十九兆円も道路の計画がある、この整備を実現しないといけない、そういう思いで、……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。きょうは、当委員会初めての質問であります。 官房長官、記者会見がありますので、もう質問しませんので。 きょうは、北朝鮮の、一九九四年のジュネーブの合意された枠組みの中で、日本の国際協力銀行がずっと北朝鮮に融資をしてきた、その問題について質問したいんですが、その前に、先ほど大変有意義な参考人質疑がありまして、ちょっと通告はないんですけれども、非常に大事な質問をしたいと思います。 重村先生が、日本の政府は拉致問題について、一遍も北朝鮮に、拉致の人たちを返してほしいと言ったことはない、こういう発言をされたんですね。これは皆さんにとっては聞き捨てならない……
○北神委員 おはようございます。民主党の北神圭朗でございます。 きょうは、大臣、五十分に参議院本会議があるということで、よろしくお願いしたいと思います。 きょう経済産業委員会があるということで、きのう夕方、質問の準備に取りかかろうと思ったときに、もしかしたら予算委員会が入るという話が入って、もしかしたらなくなるという知らせが入りまして、やはり、やるかどうかわからないのに準備するというのはなかなか大変だな、まさしく選挙のようだなというふうにつくづく思いました。 そういうことで、ちょっときょうは、やはり喫緊の課題である中小零細企業支援対策について皆さんと一緒に議論をしたいんですが、大臣もこの……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 きょうは、中小企業の資金繰りの話と、止血の対策だけではやはり経済の見通しというのは立たないので、中小企業の海外の販路拡大のお話を後半にさせていただきたいと思います。 まず最初に、去年の十一月二十六日の当委員会で質問させていただいたんですが、当時、第一次補正予算は通っていた、第二次は出さないという判断があって、その中で、私の方は、緊急保証の件数はそれなりに推移していたけれども、やはり現場の声として、相当混雑をしているという話を聞きました。場合によっては三日、四日待たされる。これを質問したら、商工会とか商工会議所の方に前さばきをするように指示をしてい……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 きょうは、質疑を含めて、本当にすばらしいお話を各参考人の皆さんにいただきまして、ありがとうございます。いろいろなお聞きしたいことがありますので、答えも簡潔にお願いできればというふうに思います。 最初に草野先生に一つお聞きしたいのは、先ほども、経済、金融がいつ回復するのかわからない。そして、先ほどの資料にもIMFの数字があって、日本が非常に悪い。これはたしか、簡単に、多分、輸出依存の経済が、今後、日本にとって世界の情勢が不利になるからというのをちょっと触れたと思うんですが、それも含めて、いつ回復するかわからないというお話ですけれども、いろいろ百年に……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 きょうは、産業活力再生法案について質問したいと思います。 この法案はすごく多岐にわたっていて、要は、事業再構築をする会社に対して、計画を提出する、その計画の認定をもらったらいろいろな政策的な支援をもらえるという考え方だと思います。その政策的な支援の中に、今までの、登録免許税の話も出ましたし、設備投資の特別償却ですか、そういったいろいろな減免措置がある。 その中で、今回、日本政策投資銀行が事業会社に出資をすることができるという話が出てきました。これについて、私も若干いろいろな疑問がありますので、また明確になっていない部分もありますので、そこをやは……
○北神委員 おはようございます。民主党の北神圭朗でございます。 この前、水曜日の質疑の中で、日本政策投資銀行の一般事業会社に対する出資についての議論をさせていただきました。これは、日本政策金融公庫が損害補てんという形で、場合によっては公的資金が入る、血税が入るということで、大事な問題でございます。 まず一つは、公共性の問題について議論して、これは前回、基本的に、やはり雇用の規模が大きい会社というものがあって、こういうところがそのまま再生せずに破綻したりすると国民経済に非常に大きな影響を及ぼす、こういったところはしっかりと、場合によっては税金を使ってでもちゃんと対応しなければいけない、そうい……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 きょうは、独禁法の改正について質問したいと思いますが、この独禁法というのは、私も個人的にそうですし、民主党も、特に中小企業の立場からいえば、もちろん、余り規制を過度に強化する必要はないと思いますが、やはり事前の規制と事後の規制というものを峻別して、事前の規制を緩和するのであれば、事後の規制をある程度強化しないといけない。そうしなければ、健全な競争というよりは、基本的には強い者勝ちの、非常に乱れた市場になってしまう。この数年の中小企業、特に下請業者というのはそういう目に遭ってきたというふうに思っております。 ですから、そういう意味では、今回、課徴金……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。
近藤先生の話の続きになると思いますが、太陽光発電の固定価格の問題について質問したいと思います。
大臣、先ほど近藤議員からいろいろな話があって、国民の負担が二兆から三兆円ぐらいある話だ、こういうのはやはり法律にもっと明記をすべきじゃないかという話がありました。さらに、それを受けて、今回の法案を修正すべきだ、そういう提案もありましたが、修正をする考えがあるかどうか、お聞きしたいと思います。通告はないんですけれども、今の議論を受けて。
【次の発言】 大臣、太陽光を推進することはいいことですし、固定価格買い取り制度は、これもいろいろな議論があっても、大臣……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 きょうは、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 商品取引所の話を引き続きしたいと思いますが、これは、先ほど何度もお話が出ていますように、非常に取引が少なくなって出来高が少なくなっている、世界の取引所の中でも地位が少しずつ落ちてきているという危機感の中で、いろいろな措置を施すということでございます。 いろいろな措置、細かい話はいいんですが、単純に考えると、ほかの国の様子を見ると、日本は今、四つの取引所に分かれている、これを一つにできるだけ進めていけば、当然そこに、利用者にとっても利便が図れるし、いろいろな意味で相乗効果があって……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 いつも同じメンバーで恐縮でございますけれども、質問させていただきたいと思います。 三谷光男委員の熱情あふるる質疑の後、引き続き頑張っていきたいと思いますが、大臣も、やはりこの件については非常に熱意がある、答弁も非常に力がこもっているというふうに思います。 ただ、国が商店街の活性化のために施策を打つというのは、正直なかなか難しい部分がたくさんある。私も、当然、地域で商店街が活力があって、町の人たちがみんなそこににぎわうことは物すごい大事だというふうに思いますが、今までの中小企業庁というか経済産業省の施策を見ても、やはり試行錯誤を繰り返しているよう……
○北神委員長代理 次に、江田康幸君。
○北神委員 おはようございます。衆議院議員の北神圭朗でございます。 本日は、このような質問の機会を与えていただきまして、感謝を申し上げたいと思います。 まず、今回は北朝鮮の集中審議ということで、北朝鮮が韓国の領土、島に武力攻撃をしたということでございます。この件については、相変わらずのことながら、本当にけしからぬ国だなというふうに思っております。この前の中国の件もそうですが、報復措置とかあるいは武力によっていわば恐喝外交をしている、十九世紀的な発想をいまだに残しているこういう国がいるということは、まことに残念至極でございます。しかしながら、こういう国と対応していかないといけないということで……
○北神委員長代理 次に、吉井英勝君。
○北神委員長代理 次に、佐藤茂樹君。
【次の発言】 次に、吉井英勝君。
○北神大臣政務官 自主避難の賠償についてお答えしたいと思いますが、委員御案内のとおり、今現在、原子力損害賠償紛争審査会で議論をしているところでありまして、実は、まだ確たる方針が出ていない。いろいろな意見が出ていまして、十一月の下旬ぐらいに中間指針というものを取りまとめるということになっております。 いずれにせよ、その中間指針がどうであれ、大原則は、この原発の事故と相当な因果関係のあるものについては、東京電力さんがしっかりと賠償するということが我々の理解でありますので、経済産業省としても、しっかりと被災者の皆さんの話を聞きながら、そしてその実態を踏まえながら、その立場に立って賠償に取り組むよう……
○北神大臣政務官 このたび経済産業大臣政務官を拝命いたしました北神圭朗でございます。 柳澤政務官が福島の原発対応に行かれますので、私が矢面に立って頑張っていきますので、お手やわらかによろしくお願い申し上げます。 ありがとうございます。(拍手)
○北神大臣政務官 かつては「セブンティーン」の雑誌の表紙を飾られた青年モデル、山本議員にお答えをしたいというふうに思います。 クール・ジャパンを体現されているということで、今の御質問は、外需獲得のみならず内需の獲得、特に若者の雇用に御関心があるという話ですが、当然これについても伝統工芸品の取り組みとか、あるいは観光誘致、こういったものを通じて、若者にしっかりと新しい雇用と活躍の場を提供していきたいというふうに思っております。 一つだけ事例を申し上げますと、今度東京で、アジアのクリエーティブ拠点とするために、クリエーティブ東京フォーラムというものを十一月の四日にやることになっていまして、そこ……
○北神大臣政務官 おはようございます。 委員おっしゃるとおり、洋上風力というのは、我が国は海に囲まれていますから、そういった意味で地理的条件に合っているということだと思います。 それで、二つありまして、着床式、直接突き刺さるやり方と浮き輪をつけてやる浮体型。後者の方は、どちらかというと海が深いところに適しているということです。 前者の着床式につきましては、もう既に平成二十年度から、千葉県の銚子市沖、それから福岡県の北九州市沖で実証実験をやっております。後者の方は、まさに三次補正予算の中で、福島の復興の象徴として、世界で最先端あるいは一番規模の大きいものに向けて実証実験をやろうということで……
○北神大臣政務官 ありがとうございます。 おっしゃるとおり、今一番厳しいのはやはり地方だと思いますし、円高でも、地方の特に中小企業なんかが非常に困難に直面をしている。今回の法律案も、できるだけそういった地方に波及させないといけないというふうに思っております。 当然、今おっしゃったフランスの企業もそうでしょうけれども、そういう多国籍企業が地方に立地をされれば、雇用にもつながりますし、技術の移転とかあるいは現地の企業との提携によっていろいろな可能性が開けてくる。こういった意味で、地方にもこの法案は非常に重要なものだというふうに思っています。先生がおっしゃった特に三重県なんかは、ワンストップサー……
○北神大臣政務官 委員がおっしゃったように、先般、第三次補正予算の中で企業立地支援五千億円を盛り込んだところで、運用については、今までの立地補助というのは、その年度の中で実際の投資に着手をしなければいけなかった。でも今回は、その辺の条件を緩和しまして、今年度投資決定をし、来年度の間までに着手をすれば認められる、そういう制度に変えました。
【次の発言】 おっしゃるとおり、五千億円のうち一千七百億円を福島に限定して使うということになっていまして、この名前が、がんばろうふくしま産業復興企業立地支援事業ということになっております。
これについては、ほかの地域においては、補助率が大企業については大体三……
○北神大臣政務官 まず、法制度上どうなっているかといいますと、再生可能エネルギーの特別措置法では、電気事業者がむやみに正当な理由なく接続の拒否をできないように、物理的に容量がないとか、そういったことを限定的に列挙しているということでございます。その接続拒否の理由については、自治体であるとかどうかとか関係なしに、非常に差別的にならないような扱いになっているところでございます。 それで、私も詳細はわからないんですが、おっしゃる東北電力が、もともと自治体の枠を設けるという話もあったやに聞いておりますが、今の申し上げた制度の趣旨に鑑みて、自治体という分け方じゃなくて、蓄電池とか、そういった枠組みにし……
○北神大臣政務官 委員の御指摘は非常に重要な御指摘だと思います。やはり原子力施設の安全確保というものは、行政のいろいろな変遷にかかわらず、しっかり確保していかないといけないというふうに思います。 ただ、もう御案内のとおり、規制庁ができるまでは、これは当然、原子力安全・保安院の方で安全確保の責任があるということでございますし、空白が生じないように、我々もそこは、規制庁にそういったノウハウとか情報というものも事前にちゃんと提供していきたいというふうに思っています。 例えば、今おっしゃったサイバーテロの話も、今、情報セキュリティー会議というもので政府全体としても取り組んでいるところで、これも遺漏……
○北神大臣政務官 委員おっしゃるとおり、再生可能エネルギーの大幅な導入拡大のためには、いろいろな規制をやはり緩和していくことが物すごく大事だというふうに思います。 おっしゃるとおり十二日に、工場立地法において、太陽光の発電施設を対象外にするということを決めていただいたところでございます。 もう一つ、電気事業法に基づく工事計画届け出と使用前自主検査とを不要とする範囲、現状では五百キロワット未満になっているんですが、この範囲を拡大して二千キロワット未満にする予定でございます。 こういう規制緩和によって、電気事業法あるいは工場立地法上の届け出を不要にするわけですから、事業者が参入するときに、設……
○北神大臣政務官 委員おっしゃるとおり、例えば核燃料税なんか地方税ですけれども、核燃料の価額とか量に即して税収が決まりますので、稼働していない場合は、通常は税収減になるということでございます。 安全性というのは、これは国としても、当然自治体としても最も大事な話で、これを税収が減るからどうかということで決めるというのはあってはならないと思いますし、多分そんなことはないというふうに思いますが、ただ、この税収減が地方の財政に悪影響を与えるとか、あるいは地域振興施策に悪影響を与える、こういったことは十分考えられます。 こういった原発を受け入れていただいている地域というのは、これも大臣がこれまでも申……
○北神大臣政務官 おっしゃるとおり、この国会で通していただいても自動的に企業が来るわけではないので、積極的に誘致活動をしていかないといけないというふうに思っています。 これまで、ジェトロを通じて、これは大体年間百件ぐらいの実績が平均的にあるんですが、ジェトロが誘致活動に取り組んできた。 また、平成二十二年度の補正予算によって、委託事業として、いわゆる外国の企業で、日本に新規投資をしそうな企業に対して、大体六百社ぐらいリストアップをしまして、そのうち三十社ぐらいに具体的な投資計画の策定の支援などもやってきました。 今後につきましては、引き続き、ジェトロとかあるいは地方公共団体、これは以前、……
○北神大臣政務官 藤田委員おっしゃるとおり、どちらかというと、有名になっているのは大都市におけるスマートコミュニティーの実証事業でありますけれども、当然、地方に行くと全然実情が変わってくるということで、極めて重要な指摘だというふうに思います。 これは余り知られていないかもしれませんが、実は、鳥取市とか水俣市とか、どちらかというと農村地域の実証事業というものも、国内で七カ所ぐらい既にやっております。例えば、鳥取でしたら工場、住宅間のエネルギー融通システムモデル、水俣市だったら農漁村型エネルギー管理システム。具体的に水俣市について言えば、例えばハウス栽培に太陽光を導入するとか、あるいはカキの養殖……
○北神大臣政務官 二つぐらい質問があると思うんですが、一つ、商工会とか商工会議所については、委員おっしゃるとおり、もう既に相談に乗っていただいているところもありますし、そもそも中小企業が会員になっているということから、地域に根差して、非常にいろいろな人脈とかがある。ですから、そういった意味では、認定支援機関と中小企業の間の橋渡しをしていただくことも非常に重要だというふうに思いますし、あるいはその認定支援機関と中小企業の中にも入っていただいて、全体としてネットワークを築いていただいて、そこで中小企業の支援をしていただく、こういうことを我々も求めていきたいというふうに思っています。 金融機関につ……
○北神大臣政務官 委員御指摘のとおり、石油製品は、重油と違って、時間とともに品質とか規格が劣化することもありますし、天気によっても、季節によっても変わっていく。 したがって、品質、規格を維持するために対策をとらないといけないということで、今回の法案においては、国家備蓄の部分を民間の石油会社に委託管理するということで、民間の持っているタンク内の石油製品の在庫と国家備蓄分というものを混合して運用するということになっています。 これによって、当然、国家備蓄の量の部分はちゃんと保障しながら、民間の企業のタンクと一緒ですから、その中で入荷、出荷ということで、新しいものがどんどん入れかわっていくことに……
○北神大臣政務官 委員おっしゃるとおり、太陽光発電の導入を促進するために、この屋根貸し制度というのは極めて有効だというふうに考えています。 マッチングにつきましては、これは現に今、固定価格買い取り制度が先月一日から始動しておりまして、そういった中で、複数の事業者が具体的にこれを検討し始めているやに聞いております。その募集方法とか設置場所、いろいろな形が想定されるものだというふうに思っています。 委員の御指摘もありますが、当面はまだ、固定価格買い取り制度も始まっている中で、こういった実際、具体的な事業者の取り組みというものも動き始めていますので、民間の創意工夫で開拓することを期待しております……
○北神大臣政務官 石油については、イランは今こういう状況ですけれども、石油の埋蔵量が、世界で五割、中東の地域に集中しているわけでありますから、当然、この中東における産油国との関係強化というのは引き続き重要であるというふうに考えております。 ただ、先生のおっしゃる、エネルギー政策全体につきまして、石油については、過度な中東依存というのは避けなければいけないということから、自主開発ももちろん大事ですし、また、供給源の多様化、分散化というものも重要だということでございます。 そういうことから、いわゆる中東ではない、ロシアとかベネズエラとか、そういった国との資源外交を強化していかなければいけないと……
○北神大臣政務官 お答えします。 私の野党時代の質問まで調べていただきまして、ありがとうございます。 政務官になりまして、総合取引所の設立、そして運営に向けて、今、各省協議をして法案をつくっているところでありますけれども、委員おっしゃるとおり、器だけつくって中身が伴わないというのは、これは話になりませんので。 やはり、商品取引所というのは重要な産業のインフラであるというふうに思っています。これは、投資面だけではなくて、委員はもっと私よりも詳しいと思いますが、価格形成のためにも大事ですし、いわゆる価格の指標としても大事でありますし、リスクヘッジとしても大事であります。 したがって、取引所……
○北神大臣政務官 お答えします。
柏崎刈羽原発につきましては、今回の料金の査定は料金の原価が適正かどうかという査定でありまして、再稼働の判断とは別だということが一つ。その再稼働につきましては、当然安全確保が大前提でありまして、今度規制庁、規制委員会が立ち上がりますので、その中で厳正に審査をするというふうに思っております。
以上です。
【次の発言】 なぜ今の時期かということですが、これは当然、我々としては、値上げというのは、さっき松原大臣が話したとおり、非常に厳しい状況の中で本当はしたくないというのが正直なところでありますが、東京電力からことしの五月十一日に申請がありました。
その理由は、……
○北神大臣政務官 お答えします。
結論から言えば、要請したものではございません。
経緯を申し上げますと、數土さんは経営改革の経験がございますので、当時、原子力損害賠償支援機構の運営委員長であった下河辺さんが、今現在東電の会長をやっておられますけれども、その方が内定後、外部の目として要請をされて、それを數土さんが受け入れた、そういう経緯でございます。
【次の発言】 あずかり知らないというか、基本的に、こっちから要請したという事実はないということでございます。
【次の発言】 今申し上げたとおり、政府から要請したものではないということでございます。
○北神大臣政務官 結論から言えば、しっかり協力を要請していきたいというふうに思っています。
これは、閣法で放射性物質汚染対処特別措置法というのがありまして、その第五条に、東電みずから誠意を持って汚染状況の調査とか除染をするように規定されておりますし、政府や地方公共団体の協力にも応じなければいけないと義務づけてありますので、しっかりそれで対応していきたいというふうに思っています。
【次の発言】 仮に、東電の担当者がそう言った事実があるのであれば、それは言語道断の話でありまして、厳しく指導しなければいけないというふうに思っています。
というのは、中間指針というのは、御案内のとおり、賠償すべき損……
○北神大臣政務官 お答えします。 グループ補助の執行状況ですが、平成二十三年度におきましては四回採択決定をいたしております。累計で、百九十八グループに対しまして、国費で千四百六十八億円、国費と県費を合わせまして二千二百二億円の支援を行ってきている。 さらに、本年五月に、皆さんに通していただきました平成二十四年度の予算で五百億円を措置しておりますので、これを活用した第五次公募を各県において実施しておりまして、一部、茨城県がちょっと今手続で時間がかかっておるんですが、合計九十二グループに対して、国費で四百六億円、国費と県費を合わせて六百八億円の支援を行っているところでございます。
○北神大臣政務官 お答えします。 委員御指摘の再生可能エネルギーの特措法の第五条一項についてですが、これは、委員の御懸念とは違いまして、電気事業者は、基本的にはその接続の申請があった場合には受け入れないといけない、ただし例外があるということになっております。ですから、法律の書き方としては、この例外を除けば接続を拒否してはならない、こういうふうになっておりまして、その例外的な事由は何かといいますと、これは、系統に容量がないということが一つとか、あるいは再生可能エネルギーの発電事業者がその接続のための費用を負担しようとしていないとか、こういったことに限って限定的に例外を設けているところでございま……
○北神大臣政務官 お答えしたいと思います。 委員おっしゃるとおり、昨年の九月十一日日曜日に、経済産業省の庁舎を囲む形で行われた反原発のデモの最中に、九条改憲阻止の会という団体によって、おっしゃった敷地の一角にテントが設置をされたわけでございます。 このテントは、委員おっしゃるとおり、国有地でありますし、無許可で設置されたものでありますから、許されるものではありません。現に、これまでも当省職員から速やかに撤去するように強く要請をしてきています。また、これも委員御指摘のとおり、テント内でこんろの使用が認められました。昨年末にはガソリン式の発電機を火元としてぼやが発生するなど、防火管理上も非常に……
○北神委員 大臣、よろしくお願いします。また、役所の皆さんもお久しぶりでございます。私、四年間ちょっと冬の時代が続いてまいりまして、やっと戻ってまいったんですが、その冬の時代の中でぬくもりを与えていただいた方々がいて、その中に中小企業の方もたくさんおられまして、そういった人たちの声を踏まえて、きょうは質問をしていきたいというふうに思っております。 中小企業関係が中心なんですが、ちょっと最初に、冒頭、国交省の方にお願いしたいんですが、地元で今、LRTの導入を考えている方たちがいる。路面電車ですね。これは、昔からそういう構想はあったんですが、特に最近、世界人気観光都市で京都が二年連続一位だったの……
○北神委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」という。)における案件の審査の実施にあたっては、法の目的・趣旨に厳格に従うとともに、当該案件の採択による現在及び将来の我が国国内の資源とエネルギー産業に対する影響や案件当事国の環境・社会面への影響等も検討するなど、多方面から……
○北神委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 割賦販売法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 クレジットカード決済におけるカード発行会社と加盟店契約会社とが役割分担するオフアス取引が広がっている現状において、カード決済を利用した悪質加盟店のトラブルを防止するため、消費者からカード発行会社に寄せられた苦情申出を、カード発行会社から加盟店契約会社に迅速に伝達し、加盟店契約会社において悪質加盟店情報を集約し加盟……
○北神委員 民進党の北神圭朗でございます。 本島先生、きょうは貴重なお話をありがとうございました。 私も、大学の後輩なんですけれども、前にあがつく法学部でございますので、技術的なことは余りよくわからないんですが、資源の大変希少な我が国としては、この核融合というのはまことに理想的なエネルギーだというふうに思って、皆さんのこれまでの御努力に心から敬意を表したいというふうに思います。 質問なんですが、このITERの事業自体は当然私も賛成でございますけれども、今まで大分おくれてきたというのも、これまた事実であります。それで、その大きな理由は、理論とかいわゆる技術の問題よりも、むしろ、組織のあり方……
○北神委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 原子力損害賠償・廃炉等支援機構法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 原子力損害賠償・廃炉等支援機構(以下「機構」という。)における積立金制度の運営について、機構における廃炉等積立金の額の決定、廃炉等実施認定事業者による積立て、廃炉等積立金の厳格な資金運用や区分経理、取戻し、実際の廃炉等作業に関する使用等の各段階における状況を公開・説明する等、制度運営に関する……
○北神委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 外国為替及び外国貿易法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 世界の安全保障環境が厳しさを増している現状を踏まえ、罰則等の強化を図る本改正が、安全保障貿易管理の厳格な実施について実効を上げ、我が国を含む国際社会の平和及び安全の維持に資するものとなるよう、関係省庁の一層緊密な連携を図るとともに、海外における我が国の政府関係機関や進出企業等との連携強化を図ること。 ……
○北神委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 地域の特性や強みを生かした地域経済牽引事業を促進するとの本法の趣旨に鑑み、地方公共団体が行う基本計画の策定に当たっては、成長が期待される地域の中核事業の特定等に必要な情報提供や助言、専門人材の育成・派遣を行う等、地域の支援機関と連携しつつ、支援体制の一層……
○北神委員 こんにちは。民進党の北神圭朗でございます。 きょうは五十分時間があります。私は大体、附帯決議の朗読とか不規則発言でしか余り知られていないみたいなので、ちょっときょうは真面目な質問をしたいというふうに思っております。吉川筆頭理事に附帯決議担当大臣だというふうに言われましたけれども、もう少しいい地位を欲しいなというふうに思っております。 それで、きょうはまずリニアコライダー、大臣御存じだと思います。私も余り詳しくないんですけれども、一応、素粒子物理学にとっては物すごい大事な技術で、電子と陽電子をほとんど光の速度に近い速度でぶつけ合って、宇宙の起源を解明したり、いろいろな素粒子、新し……
○北神委員 民進党の北神圭朗でございます。 本日は、参考人の皆さんに大変貴重な御意見を伺いまして、ありがとうございました。大変法案審議の上でも参考になると思いますので、御礼を厚く申し上げたいと思います。 それできょうは、特に細川総裁は、二十年前に私もかつて大蔵省にいたときに、官邸で小渕総理の総理秘書官をやっておられまして、私はその下の総理秘書官補という立場だったんですが、きょうは私から質問させてもらいますけれども、どうも上司の前にいますと、逆に発言をいろいろ訂正したり詰められたりするんじゃないかと、戦々恐々としながら質問をしたいというふうに思っております。 まず、きょうは法案がもちろん大……
○北神委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 中小企業の経営の改善発達を促進するための中小企業信用保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 中小企業に対する金融機関の経営支援を促すため、信用保証協会及び金融機関の連携により、保証付き融資及びプロパー融資の適切な組み合わせによるリスク分担を一層推進するとともに、金融機関のリスク分担状況について、モニタリングの実施等により、その実効性の確保に努めること。 ……
○北神委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 審査特例制度の見直しに併せて、事前確認により製造・輸入が認められる化学物質の管理状況及び使用状況について、事後監視の徹底を図るとともに、化学物質の有害性情報の収集に積極的に努めること。 二 審査特例制度の全国数量上限の算出に用いる用途別排出係数については、廃棄段階も考慮に入れるな……
○北神委員 民進党の北神圭朗でございます。 きょうは、附帯決議はなさそうなので、質問の方に専念をしたいというふうに思っております。 まず、大臣、この前の議論、覚えていらっしゃると思いますけれども、委員会で質問したときの経済政策の話で、ちょっとおさらいなんですけれども、お配りしている資料で、私が一番憂えているのは、短期的には、今も景気はよろしいし、結構なことなんですが、これは中長期的に見たら非常に厳しい状況だという話で、昔、財政学で、民主主義は財政赤字につながりやすいというワグナーの法則というのがあるんですけれども、経済政策でいえば、民主主義というのは短期的な経済政策に集中しやすいという、非……
○北神委員 皆さん、こんにちは。民進党の北神圭朗です。 きょうは私、本委員会所属ではないんですけれども、党内でこの法案の担当ということで質問させていただいたことに、委員長を初め理事会の皆さんに御礼を申し上げたいと思います。 それで、今回の法案は、非常に私は野心的な法案だというふうに思っていまして、それはいい意味で、研究開発というのは非常に大事で、今、日本の経済を考えると、もう毎年需要喚起政策ばかりやっていて、成長率がどんどん下がってきている。そういう意味では、こういう研究開発をどんどん推進して潜在成長率を上げるということは非常に重要だというふうに思います。 野心的というのは、今まで研究開……
○北神委員 民進党の北神圭朗でございます。 質疑の前に一言、浜田委員長に申し上げたいと思います。 先ほどの昼の理事会で、委員長が職権で中央公聴会を一方的に、強行的に決めちゃったことは非常に問題だというふうに思っております。この委員会でも、今もありましたけれども、稲田防衛大臣、それから金田法務大臣、それから天下りの問題もまだまだ議論が尽くされておりませんので、しっかり、ここで幕引きをせずに審議を続けていただきたいというふうに思っております。厳重に抗議します。 それで、私も久しぶりに予算委員会に立たせていただきますが、ひとまず、安倍総理、日米首脳会談、お疲れさまでございました。新聞の世論調査……
○北神委員 有志の会の北神圭朗でございます。 とても新人とは言えませんけれども、農林水産委員会は初めてですので、第一次産業の発展のため、農山間地域の発展のため、皆さんと一緒に頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。 また、有志の会は非常に少ない会派であるにもかかわらず、委員長を始め皆さんの御協力で、このように質問をさせていただいていることにも心から感謝を申し上げたいというふうに思います。 私の選挙区は、一部が亀岡市、南丹市、京丹波町という中山間地域でございまして、そこからの生の声を皆さんにお伝えしながら、質問を三点ほどしたいというふうに思っております。 ……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 今日は、立憲民主党さんと日本維新の会の皆さんに大変御配慮いただきまして、時間をいただきまして、ありがとうございます。 まず冒頭、ウクライナに対するロシアの侵略、皆さんとともに強く抗議を申し入れたいと思います。ヨーロッパであろうと台湾海峡であろうと、力によって現状変更することは絶対に許すべきではないというふうに思います。 それでは、質問に入りたいというふうに思いますけれども、大臣、また例の水田活用直接支払い交付金、この問題について取り上げたいと思います。もう既にたくさん議論が出てきましたけれども、そのぐらい全国で皆さんは困惑をしている、農家の皆さんが非……
○北神委員 有志の会の北神圭朗でございます。 私も、土地改良区で今まで議論に出てきました構造的な問題、高齢化あるいは後継者が少なくなっているという議論をしていきたいというふうに思います。 とりわけ、農村地域は農村地域で大変やというふうに思いますけれども、都市部の土地改良区も様々な課題を抱えていて、予算が限られている中、人手もだんだん少なくなっていき、高齢化も進んでいる、こういう中で、日々頭を悩ます機会が多くなっているというのが私の地元の京都市でも言われています。 具体的に、今日は用排水路、農業用用水路の件なんですが、一級河川が流れている、桂川というところがありまして、そこから農業用水路を……
○北神委員 有志の会の北神圭朗でございます。今日もありがとうございます。 今回のみどり法案についてちょっと質問したいんですが、みどり法案、これは、大変野心的な目標を立てて、二〇五〇年までに農薬の使用量を五割ぐらい減らすということになっています。 これは当然、生産現場の農家の人たちとか、あるいは流通の面とか、あるいは消費者の面、いろいろ皆さんも努力、取り組む内容があるというふうに思いますが、私の地元で京丹波町の和知というところがあって、ここで有機栽培をずっとやっている方々がいまして、この方たちは新住民で来られたんですが、一生懸命、農薬を使わずにいろいろ作物を作っている。 ところが、表示、い……
○北神委員 有志の会の北神圭朗でございます。 大臣、今回の法案、我々も基本的に賛成であります。有機農業を振興する法案と、病害虫とかそういうのを厳しく水際で取り締まる法案だというふうに理解しています。 一つの懸念としましては、大変野心的な目標なので、これが本当に実現できるかどうかということで、これはもうみんなで頑張っていくしかないというふうに思っています。 もう一つの大きな懸念は、私も前回質問させてもらいましたが、今回、非常に美しい理念で、SDGsとかいうことで、環境に優しいということで、すばらしいことなんですが、特にEUが、ヨーロッパがこれを率先してやっている。彼らは、彼らのいろいろな気……
○北神委員 有志の会の北神圭朗でございます。 今回の法案は、農地を集約をする、地元でいろいろ話合いをして集約するということであります。これはこれで、私も大事なことだと思います。農政の仕事が究極は農地資源を守るということであるならば、やはり集約をして、担い手が減る中で、できるだけ効率化する、生産性を上げるということだと思います。 ただし、今までの審議で分かりますとおり、なかなかこれは言うはやすしで、地元の事情があったり、今の田村先生の話じゃないですけれども、市の方も本当にもう既に手いっぱいのところに、こういった計画をすることができるのかとか、様々な問題があります。 ですから、一方で、この集……
○北神委員 皆さん、こんにちは。有志の会の北神圭朗です。 参考人の先生方には、長時間、本当にお疲れさまでございます。私が最後なので、もうちょいなので、よろしくお願いいたします。 私も、二時間、六人質問して、もう余り質問することが、全部取られてしまいましたけれども、あえてちょっと質問したいと思うのは、一つは、この人・農地プランです。これはもう既に今、法律で法定化されていますけれども、もう現場でも進められている。 中山間地域の方で、高齢者が、私は京都なんですけれども、京都の和知町というところがありまして、ほとんど、八十歳ぐらいが平均年齢です。そこで日本型直接支払いとかを受けたりして頑張ってい……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 採決の前の、多分、最後の質疑ですけれども、今回の法案は、うまく運用できれば非常に画期的なものだというふうに思います。 いわゆる農地の集約化、集積化ということを長年農林水産省としても取り組んできましたけれども、先ほどの話、なかなか成果を上げられないと。平成二十四年に、人・農地プランということで、地元の関係者が集まって農地をどうするか考えるということをやり、その翌年に、農地バンクというものを各都道府県に設立して、それで農地の貸し借り、まとめる、そういった作業を担ってもらう、受皿として機能するということをやり、そしてさらに、平成三十年に、なかなか、この人・農……
○北神委員 有志の会の北神圭朗でございます。 輸出促進法に関連して、まず、技術的な問題というか、ちょっと細かい話を聞きたいと思います。 まず最初に、先ほども何回も出ていますけれども、重要品目リストというのが二十八あって、これに基づいて、認定団体というものをつくって、その認定団体が皆さんと一緒に連携をして輸出拡大に向けて頑張る、簡単に言えばそういうことだと思うんですが、この二十八品目を、追加することも可能だというふうに先ほどの質疑で聞きました。私、それを質問しようと思ったんですけれども、答えが出てしまったので。 聞きたいのは、誰が決めているんですかね、この認定というのは。先ほど閣僚会議とか……
○北神委員 有志の会の北神圭朗でございます。 本日は、委員長、そして理事会、さらには、とりわけ立憲民主党、日本維新の会の皆さんに、このように質問の時間を譲っていただいたことに感謝申し上げたいと思います。ありがとうございます。 総理、時間が余りございませんので簡潔にお話ししたいと思いますが、本題に入る前に、コロナの影響で、地域の特に中小零細企業、個人商店、商店街、ここが非常に厳しい状況にありまして、去年、後半に大分景気は回復してきたんですけれども、またこのオミクロン株の出現で非常に見通しが不透明になってまいりましたので、迅速かつ柔軟な中小零細企業対応をまずはお願いをしたいというふうに思います……
○北神委員 有志の会の北神圭朗といいます。 大臣、初めまして。よろしくお願いしたいと思います。 私は最初、大臣の報道を、就任の御挨拶とか見たときに、大変力強く思いました。食料安全保障のことを、自給率の話はあると思いますけれども、安全保障について強い思いを持たれたということで、我が意を得たりということなので、一緒に頑張っていきたいというふうに思っています。 それはなかなか、中長期的な課題にならざるを得ないというふうに思います。 ただ、今日質問したいのは、その中長期的な課題もありますけれども、今、足下で、先ほども話がたくさん出てきましたが、肥料の高騰ということで、円安あとはウクライナ戦争、……
○北神委員 私の方からは、先ほどるるお話が出てきた地方競馬場の会計年度任用職員の処遇の話をして、大臣、是非ここは、単に処遇改善を求めているだけじゃなくて、ちょっと制度上、欠陥というか隙間がある部分がありますので、ここは多分、大臣の指導力が非常に必要だと私は思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。 会計年度任用職員というのは、なかなか難しい言葉ですけれども、要は、令和二年度に地方公務員法が改正されて、今まで非常勤あるいは臨時とかパートとかこういった方たちが、例えば競馬場で馬券を売っていた、この人たちが公務員になったわけですね、これで。公務員になったんですけれども、それは、よい面もあり……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 もう最後なので、あと一踏ん張り、よろしくお願いしたいと思います。 私は食料安全保障について質問をしたいというふうに思います。 私の問題意識をまず申し述べますと、非常に不幸なことですけれどもウクライナ戦争とかがあって、私は、国民もかなり、農村とか農業だけじゃなく、一般的にも食料安全保障に対する危機感というものが芽生えているというふうに思います。ですから、こういう中で、私は、やはり食料安全保障というものをできるだけ万全なものにしていくべきだというのが一つ。 もう一つは、この機会に、必要な予算というものを獲得して、獲得するだけじゃなく、やはりこの疲弊して……
○北神委員 有志の会の北神圭朗でございます。 前回、先週に引き続き、非常事態の食料安全保障についてお聞きしたいというふうに思います。 前回、大臣に最後に質問したのは、いろいろ個別の品目、麦とか大豆とかについての自給率が、米はそこそこありますけれども、穀物について低いと。これに対して対策はどうかというときに、大臣からは、大豆とか麦については直接支払い交付金をやっているとか、水田活用交付金をやっているとか、さらには収入保険とかナラシ対策とか、そういうセーフティーネットの方も実施しているという話があって、大臣の言葉で言うと、その結果、結果的に自給率が上がればよい、そういう希望みたいな言葉があった……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。
まず、法案の前にちょっと質問したいのは、ウクライナ戦争の後に、ロシアは、日本は友達にあらず、非友好国ということで、丸太とかチップとかあるいは単板、これを輸出禁止としています。ところが、日本はしおらしくどんどんロシアからまだ輸入をしているということで、その理由を問いたいと思います。いかがでしょうか。
【次の発言】 私の理解では、ロシアの方が輸出を禁止している、それに合わせて、日本も、じゃ、要らないよと言っていることなんですか。それとも、ロシアは別に何も、私の読んだ資料では、ロシアが、今おっしゃった丸太、チップ、単板、輸出禁止を日本に対してする、友達じゃない……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 まず冒頭に、大臣が今朝方、急に発熱をされたということで、コロナの方は陰性だというふうに伺っておりまして安心をしておりますが、御回復をお祈り申し上げたいと思います。 それから、私の都合で時間をちょっと調整していただきまして、ありがとうございます。 私から質問したいのは三点ございまして、一つは、水田活用の直接支払交付金制度、まだまだ現場では、くすぶっているというか、混乱が続いているという状況であります。 これは私も何回も農林水産省のホームページとかを読ませていただいて、制度を理解しようとするんですが、いろいろなことを、目的を果たそうとしていて、米の奨励……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 質問に入る前に、総理、先週大雪がございましたね。それで、各地、復旧作業で大変困難を極めているところもあります。私の地元の南丹市というところなんかは、ビニールハウスが半壊して農業活動にも影響が出ていますし、それから、水道管が破裂して節水を強いられている地域もある、完全に公共交通が閉ざされて孤立している集落もございますので、是非、実態調査を早急にしていただいて、支援の方をよろしくお願いしたいというふうに思います。もう十分理解いただいていると思いますので。 今日は、外国人、外国資本、これが日本の土地を買いあさっているという問題を取り上げていきたいというふうに……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 ちょっと福島委員がお疲れのようで、私が代打に入ってまいりました。大分頑張っておられるみたいで。 今日は、まず大臣にお伺いしたいのは、賃金とか、物価が非常に上がっている、民間でも官僚でもそうですけれども、医療機関とか介護施設、ここは非常に厳しい状況であります。同じです。 何かうわさによりますと、財務省のちょっと悪い人たちが、賃金の上げ幅を一%程度にする、これは、今、公務員も民間も平均すれば三%ぐらい賃金を上げているのにもかかわらず、一%ぐらい、半分以下にとどめようとしているという動きがあるやに聞いているんですけれども、これはやはりあってはならぬと。薬局……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。
大臣の先日の所信表明の中で、農業政策の使命というものは国民に安定的に食料を供給することだと鮮やかな言葉を残されました。あわせて、食料基盤も持続的で強固なものでなければいけない、それを確保するのが急務だというお話もありました。ところが、食料基盤の一つである農地、この農地が、御案内のとおり外国人、これは法人も個人も含めて、かなり買いあさられているという現状があります。これについて、大臣の現状認識を伺いたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。大臣は、一議員のときも、その言動から、この問題に大変危機感をお持ちだということをよく分かっております。
……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 私は、畜産関係者、地元の方々のちょっと声を聞いてまいりましたので、切々たる声ですので、是非、誠意ある答弁をお願いしたいというふうに思います。 時間がないので、簡潔に答弁をお願いしたいと思います。 まず一つ目が、養豚関係の生産者なんですが、非常に今厳しい状況の中で、いろいろ国の補助金が、頭数、豚の数が増えないと補助金が出ないと。ここの関係者は、要は、人手の問題もありますし、あと、品質管理のためにそんなに増やしたくないという状況の中で、なかなか補助金の使い勝手が悪いということなんですが、これについて答弁をお願いしたいと思います。
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 今日は、福島伸享さんがちょっとお疲れだということで、私は代打で、彼も疲れるらしいんです、それで私が代打で来たんですけれども、住宅政策について、大臣あるいは役所の皆さんの見解を伺いたいというふうに思います。 一部の都市部では、かなり住宅が急激に上昇しています。例えば、私の地元の京都市では、これは去年の数字ですけれども、前年比で一五%、東京二十三区に至っては三九・四%、これは住宅というか、新築マンションの平均価格が上がっている。 これは、資材が高騰しているとか、よくそういう説明がなされるんですけれども、結構一部に集中していて、例えば、同じ首都圏というか、……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 まず、立憲民主党さん始め野党の先生方に時間をたっぷりいただきまして、ありがとうございます。いつも、毎回言うわけにはいかないんですけれども、いつも心の中で感謝しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 坂本大臣、初めて質問することになりますので、よろしくお願いします。 先ほどの審議の中でも、農地を守ると強い決意を表明されておられましたが、農地を守る方策は様々ありますけれども、やはり基本は、農地法の第三条一項の、ちゃんと農業をやるために農地を活用するということにあるというふうに思います。 前回、前任の宮下大臣に質問したんですが、京都市という私の……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 今日は、法案の話をして、特に日本の主食の一つである小麦に特化して質問をしたいというふうに思います。 今回の法案は、先ほどあったように、三十五年前の法律の古い革衣に、格好よく言えば新しい酒を入れて、今まで自由化の被害を受けていた農産加工業者を救済する法律が、ウクライナ戦争をきっかけに、今異常な円安の中で、大豆とか小麦、これらを加工している業者に対して金融支援をするというものだというふうに理解をしています。 今回、今までの実績の質問はあったんですけれども、これによって輸入の小麦から国産の小麦にどのぐらい替わるのか、そして、それによって国産の小麦の生産量が……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 大臣も、あともう少し、十五分だけなので、もう一踏ん張り、よろしくお願いしたいと思います。 まず、私も、食料安全保障、これは今回の基本法の一番の目玉だというふうに思います。その定義が、私が今までの審議を聞いている中で、ちょっと広げ過ぎかなというふうに思います。 食料安全保障というのは、現行の基本法で言うと十九条の不測の事態に対するものであって、これは、輸入の途絶とか、国内の農作物が何らかの大災害とかあるいは汚染されるとか、こういう本当に非常事態に応じたときの食料安全保障。 それから、もちろん、不測のときのために、平時から国内の食料の供給基盤というもの……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 先生方には、本当に現場、それから経済理論的な立場から大変すばらしい御意見を伺いまして、心より感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。 まず、中原書記長にお話を伺いたいんですけれども、北海道御出身で、私、さっき鈴木先生が言った亀岡市とか、京都府、若干、本当の京都人には京都と認められない京都なんですけれども、そこの我々からすれば、北海道というのは一番大規模で、いわゆる経済効率性の高い農業をやっておられる。しかし、今日のお話を聞いていると、恒常的な赤字が続いて、やはり国の戸別所得補償というのが必要だというふうにおっしゃったんです。 何でこれを……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。
野獣の後に美女というわけにはいきませんけれども、より紳士的な質疑をしたいというふうに思います。
まず第一問は、基本法そのものには明記されておりませんけれども、第二十四条第一項に、今回、不測事態に備えて二段階に分けていると。供給量が二割減少したときに警戒体制というものをつくって、そして、さらに、供給量が千九百キロカロリーを下回ったときに、また多分生産転換とか、そういったことに入るということが書かれております。
この千九百キロカロリーの根拠というのは何かをお聞きしたいというふうに思います。
【次の発言】 ということは、千九百キロカロリーというのは、二〇一……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 私は、引き続き食料安全保障についてお尋ねをしたいというふうに思います。 資料を御覧いただきますと、今回、えらい食料安全保障というのが脚光を浴びて、この基本法の改正に詳しく盛り込まれるということですが、以前、令和四年十二月に内閣の方で国家安全保障という文書が出て、閣議決定を十二月十六日にされていますけれども、この中にもう既に食料安全保障というものが書かれております。 余り詳しく言いませんけれども、国家安全保障戦略の中に書かれている食料安全保障という言葉、これは資料に御覧いただきますように、下線を引いていますけれども、有事の際の対応能力等の観点から、食料……
○北神委員 五分しかないので質問しますけれども、この前、食料自給率、これが十七条第二項からちょっと弱まってしまった、目標というものが非常に曖昧になってきたという問題意識の中で、私は、提案しているのは、有事版、有事の際に必要最低限のキロカロリーというものを分母に置いた食料自給率というものを新設して、これを一つの目標にすべきだということを申し上げました。答弁の中では割と前向きな話があったんですが、これはやはり十七条第二項に明記をすべきだというふうに思いますが、大臣、いかがでしょうか。
【次の発言】 えんきょくに、明記したくないという答弁だったと思いますけれども、これは、大臣、物すごく大事で、国の責……
○北神委員 御質問ありがとうございます。 御案内のとおり、食料安全保障で大事なのは、輸入とか備蓄も大事ですけれども、やはり国内の農業の生産ということで、完全ではないかもしれないけれども、それを指し示す指標として食料自給率というのがあった。 これは、今まで、農業法、現行の方にはちゃんと基本計画の必要的事項として規定されておったんですが、これが、今回の改正によってその他の指標の一つ、例示となってしまった、意義が薄れてしまっているのではないか。そういうことで、修正案として、やはり食料自給率というのをはっきりと必要的事項として明記するというのが一つ。 もう一つは、今回、食料安全保障で、不測の事態……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 農林水産省の方で農福連携というものを推進していただいております。私の地元は京都なんですけれども、うちのところも事業所で、これに非常に力を入れている事業所もあります。これは御案内のとおり、障害者の方が農業分野で活動して、それを通じて社会との交流を深めるという大変すばらしい、意義のある取組だというふうに思います。 ただ一方で、いろいろな悩みもあるということで、今日はちょっと現場の声をお届けしたいというふうに思います。 事業所にしてみたら、農福連携ということで農業というのもありますけれども、通常は、公園で清掃活動をするとか、あるいは内職、こういう作業があり……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 大臣とか、皆さん、お米がかなり店頭から消えている、価格も、あるものは価格が相当高騰している。これは、連休前に田村委員が質問されて、大臣もお答えになっていますけれども、私も地元の方で、京都なんですけれども、京都市内の町の中のお米屋さんの方が、やはり、血相を変えて、もう本当に大変だというふうに訴えております。 ところが、この前の大臣の答弁、あるいは農林水産省の職員の話を聞いていますと、ちょっと認識が全然違っていて、そんなに危機感がないように思われます。だから相当、現場とそして役所と、認識に乖離があるというふうに思いますが、私も、何とも言えないんですけれども……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。
今日は、参考人の先生方には大変貴重な御意見をありがとうございました。
まず、渡辺先生、危機管理の専門家ということでお聞きしたいのは、農林水産省の方で、食料安全保障を、今回の法案の改正の前に、令和に入ってから三回ぐらいシミュレーション演習をやっておられると思います。私もそれをちょっと見させていただいて、例えばスイスでやっているのと比較をしたら若干物足りないところを感じたんですが、専門家の目から、こういうことをもう少しやった方がいいというのがあれば教えていただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
例えば、たしか過去の不作の状況を前提に……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 今日は農地法改正について質問したいと思います。 前に三月十三日に私が質問したときに、地元の京都で外国人が農地を、許可を得て、農業をやると言いながら資材置場に結局なった。これは別に外国人に限らず、いわゆる違反転用の問題について質問したら、大体全国でどのぐらい違反転用というのはあるのかと質問したら、九千五百件余りあるということで、これはかなりの数字だというふうに思うんです。 農林水産省としては、なぜこんなに九千五百件以上も違反転用というものがあるのか。特に食料安全保障を考えると、やはり農地資源というのは極めて重要であります。もちろん、農家の現場の声からい……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 大臣、これは一か月前ぐらいから質問しているんですけれども、依然として、地元のお米屋さんの話を聞くと、お米が足りぬ、それから価格も上がっていると。この前、大臣のお答えは、コロナ前に比べるとまだ水準としては価格は低い、ただ、今後の価格とか需給の動向を見極めながら、注視されるという御答弁だったと思うんです。 資料を御覧いただきますと、確かに、めちゃめちゃ上がっているというふうに、数字には出ていません。これは主食用の米の需給動向、それから今後の、三か月後の需給動向の平均ということなんですが、ただ、少しずつ上がってきているということが認められると思います。 次……
○北神委員 有志の会の北神圭朗でございます。 本日は、ゆっくり、久しぶりに三十分御質問させていただきますけれども、やはり、食料安全保障という喫緊の課題に関連して、肥料の問題について質問をしたいというふうに思っています。 御存じのように、化学肥料というのは、いわゆる粗原料になる鉱物資源というのは、ほとんど中国とかマレーシアとかカナダで、外国に依存している。それから、みどりの食料システムで、農林水産省としても、化学肥料というのはどんどん減らしていく、こういう方針だというふうに思います。 そういう中で着目しているのが、いわゆる下水汚泥資源というものを活用すべきだということなんですが、これは、令……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 大臣、しつこい男だと思われるかもしれませんけれども、お米がやはりまだ不足をしている。いろいろなところから、更に声が上がっています。 今まで農業新聞とかは取り上げていたんですけれども、この前、五月二十二日に日本経済新聞が取り上げていまして、需給が逼迫していると。新潟産のいわゆる有名なコシヒカリなんかでも、今や一俵六十キロ、二万三千百五十円というふうになっています。これは前年に比べると八千円以上値上がりしている。もっと言うと、東日本大震災のあった二〇一一年の九月以来の高値だというふうに、これは日経新聞に書いてあります。 そこにも大臣のお考えが書いてあるん……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 立憲民主党さんにお時間を譲っていただきまして、ありがとうございます。 まず冒頭、我が会派としても、能登半島の地震で亡くなられた方々の御冥福を心よりお祈り申し上げ、被災者の皆様には心よりお見舞いを申し上げたいと思います。 大変な状況だと思いますので、政府に対しましては、早急に復旧を遂げられるよう支援を強く求めたいというふうに思います。 それで、一言、いわゆる裏金問題についても言及せざるを得ないんですが、議論が、派閥の話とか政治資金規正法の改正とか、いろいろ拡散をしておりますけれども、これは、政治資金規正法にはっきりと不記載は罪だと書いてあるんですよ。……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 総理、米国は大事な国ですが、だんだん力も弱り、社会分裂も続いている中、我が国として、より自立した政策を考えていくべきではないでしょうか。 一つは、東南アジアで、この資料の調査によりますと、有識者に聞くと、いざというとき、米国、中国、どっちを取るのかと聞かれたら、五〇・五%が中国と答えているんです。包囲されているのは我が方ではないでしょうか。 もう一つは、韓国です。 トランプさんになれば、米軍の韓国撤退もあり得ます。あわせて、韓国の核武装の容認、これもあり得ます。これは資料にありますとおり、韓国の国民は六割以上核武装に賛成をしています。以前は七割でし……
○北神分科員 民主党の北神圭朗でございます。遅くまで御苦労さまでございます。 きょうは、地元の農業関連の要望事項を中心に、大臣を初め皆さん方に質問をしたいと思います。 まず、お米の検査制度についてお尋ねしたいと思います。 これは、地元のお米の生産農家から切実なる訴えがございましたので取り上げさせていただきたいと思いますが、御案内のとおり、今、現体制のもとで、米の産地とか銘柄とかあるいは産年については、直接市場に出す場合、それをはっきりと表示させたい場合は、国の指定の登録検査機関による検査が不可欠となっている。これは昔、役所、つまり食糧事務所がやっていたというふうに聞いておりますが、最近は……
○北神分科員 民主党の北神圭朗でございます。 本日、この分科会におきまして質問の機会を与えていただきましたことを心から感謝申し上げたいと思います。 きょうは、分科会ということでございまして、北側国土交通大臣及び国土交通省の皆様方に、地元のことでちょっとお尋ねしたいということでございます。 大きく二点ございまして、まず最初に、これは京都府とか、大阪府もたしか共同で要望していると思うんですが、関西副首都構想の推進というものがございます。 これについてはもう重々御承知だと思いますが、我が国においては、皇居を中心に大体三キロメートル範囲内に政府とか政治機能、行政機能、経済、金融機能、こういった……
○北神分科員 民主党の北神圭朗でございます。 本日、三十分間質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。また、私、この分科会の委員でもございますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 きのう財政金融委員会の方で谷垣財務大臣とも議論をさせていただきました。引き続き質問させていただきたいと思いますが、きょうは、予算委員会ということで、国家予算の話をちょっと最初にさせていただきたいと思います。 私も小泉内閣の構造改革というものを見てきて、これを定義するのになかなか難しい部分もあると思いますが、基本的には財政再建だなというふうに思っております。これが成功しているかどうかというの……
○北神分科員 民主党の北神圭朗でございます。 本分科会最後の質問になりますが、大変重要な問題を取り上げたいというふうに思いますので、充実した御審議をお願いしたいと思います。 きょうは、北朝鮮の外交問題について質問させていただきたいと思います。 今、日本の外交、安全保障上の最大の挑戦というのは、これはあくまで私見でございますが、やはり中国だというふうに思っておりますが、当面のより喫緊な課題として、やはり北朝鮮の問題があるというふうに考えております。 ここ数年、平成十四年に小泉総理が訪朝して日朝首脳会談というものを開いてから、基本的に拉致問題というものが焦点を浴びてきたというふうに思います……
○北神分科員 民主党の北神圭朗でございます。 お疲れさまでございます。きょうは、地元の案件について何問か質問をさせていただきたいんですが、まことに申しわけないんですけれども、国土交通大臣初め国土交通省の皆さんにはちょっと待っていただいて、後の方に回していただくということであります。 まず、国税庁と公正取引委員会に御質問をさせていただいて、その後警察庁に御質問させていただいて、そして最後に国土交通省という順番で行きたいと思います。 まず、地元の案件で、今、私の地元でいろいろ問題意識を持たれているのは酒の不当廉売の問題でして、小さな酒屋さんが大きな酒屋さんに非常にいじめられているというのが上……
○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。 きょうは、引き続き、株式会社日本政策金融公庫法案について質問をしたいと思います。 今回の法案は、行政改革的な面、効率を求めたり透明性を求めたり、そういった面もあって、これももちろん大事な論点ですが、所属は経済産業委員会ですので、きょうは基本的に中小企業金融公庫、以下中小公庫と言いますが、その業務の見直しの我が国の中小企業に対する、あるいは零細企業に対する影響について議論をしていきたいというふうに思います。 まず、私の現状認識としては、中小零細企業の中には民間の金融機関からは必ずしも十分な融資を受けることができないところがたくさんある。そういう企……
○北神分科員 おはようございます。民主党の北神圭朗でございます。 引き続き、大串さんの後に審議をさせていただきたいと思います。 私の方は、北朝鮮に対する外交問題についてお聞きしたい。外務省の事務方にも来ていただいていると思います。 ついこの間、六者会合というのが閉幕をしているんですが、その前に、日本としても平成七年ぐらいから北朝鮮に対してはいろいろな支援をしてきた、ある意味では、それが破綻をしたからまた仕切り直しということで、六者会合というものが、二月八日でしたか、開催されたというような経緯だというふうに思っております。きょうは、外交問題もありますし、それと、北朝鮮に対して日本としても国……
○北神分科員 こんにちは、民主党の北神圭朗でございます。 きょうは、私の地元で大変困っている方のお話を取り上げさせていただきたいと思います。これは、今も年金の問題でいろいろ厚生労働省も大変だというふうに思いますが、私が知る限り、初めて私も知った問題でございます。 具体的に言えば、平成六年の年金制度改正のときに、今までだったら月給にのみ年金の保険料を課していた、それが、特別保険料というものを、保険料に特別という冠をつけてボーナスに掛けるということになったわけであります。そのことについてきょうはお尋ねしたいというふうに思います。 まず、今まで月給に掛けていたのが、平成六年にボーナスに広げた、……
○北神分科員 民主党の北神圭朗でございます。よろしくお願いいたします。 私の方はお役に立つ質問かどうかちょっとわかりませんが、まあお役に立つというふうに思います。私の地元の話で、陳情でもあり、かつ、やはりこれは政策議論にもつながる問題だというふうに思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 私の選挙区は京都の方でして、市内と農村地帯とありまして、きょうは農村地帯中心の質問をしたいというふうに思います。 亀岡市というところがありまして、大体十万弱の都市なんですね。その中に山間地域みたいなものも当然たくさんある。そして、きょうは上水道の普及の話をしたいと思うんです。 我々は、私も……
○北神委員 皆さん、御苦労さまでございます。経済産業委員会、衆議院議員の北神圭朗でございます。 円高が進みまして、ちょっとえらいことになってきました。東日本の大震災を受けて、東北の供給基地がずたずたになった。そしてマインドも、全体的に消費が非常に減少していた。一方で、割と早くそれが回復したやさきに、この円高というものが進んでいる。しかも、電力の供給の問題とかそういったものも重なっていて、日本の企業にとっては大変厳しい環境に置かれている状況でございます。 そういう中で、円高の話も今同僚の今井先生から話がありましたが、原因としたら、アメリカの経済が思ったほど力強くないとか、あるいは米国債の格下……
○北神大臣政務官 おはようございます。 私の方からは経済産業省の原子力関係予算の独立行政法人及び公益法人への支出について御説明させていただきます。これが本委員会の主な論点になるだろうということでございます。 まず、全体像について御説明しますと、資源エネルギー庁における原子力関係経費については、平成二十二年度当初予算が一千四百六十億円、平成二十三年度当初予算が一千五百二十九億円であります。このうち、約百億円程度が独立行政法人、公益法人向けに支出をされておりまして、そのほかは民間企業や自治体向けに支出をしております。 今、資源エネルギー庁の話ですが、もう一つ所管になっておりますのが原子力安全……
○北神大臣政務官 委員にお答えします。 先月、米国とTPP参加に向けた協議を行ったところでありまして、今自動車の話がありましたけれども、全体として、米国側から日本に対してどういう要求があるのかというパブリックコメントを行ったので、その意見の紹介がございました。それは一般的に、利害関係者を含めて米国政府がパブリックコメントをしたわけですが、それに基づいて今米国政府が評価、分析をしている、そういう説明が日本に対してありました。 ですから、どういうことを日本に対して要求するかということは、今後米国の方でそういった分析、整理をして決まってくるというふうに思っております。 自動車関係についても、自……
○北神委員 民進党の北神圭朗でございます。 今まで、党内で私は少数派だということを余り皆さんにばれたくなかったので余り発言しなかったんですが、きょうは自由に皆さんが発言されているので、一言だけ発言したいと思います。 天皇については、安藤先生がおっしゃったように、余りとやかく、みだりに発言すべきではないと私も思いますが、これは日本国憲法の話でございますので。 特に私が心配しているのは、やはり継承の問題でございます。男系男子というのは、私も基本的に、できればそれでやるべきだというふうに思っております。これは、合理的理由とかいろいろ言われますけれども、合理性だけでは割り切れないものが世の中にあ……
○北神分科員 皆さん、こんにちは。民進党の北神圭朗でございます。 きょうは、貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます。また、松野大臣、三木政務官にも、お忙しい中来ていただきまして、ありがとうございます。 きょうは、私の地元が京都ということで、千年の都ということで、日本の伝統的な文化というものが非常に蓄積されている地域でありまして、きょうは分科会ということで、美術工芸品、いわゆる文化財の保存とか修理、こういったための予算というものがありますけれども、これについてちょっといろいろ御質問したいというふうに思っております。 まず、私の認識は、戦後特に、余り日本は文化財に対してそんなに重……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 私も、久しぶりに国会に戻ってきて、浦島太郎のようにすっかり風景も変わったなというふうに思いましたが、ここ憲法審査会では相変わらずの風景だなとつくづく思っております。玉手箱を開けたから、原案の、改正案の土台ぐらいはできているかなというふうに思っていたが、そうでもないということが分かりました。 やはり、最高法規の憲法といえども、現実の情勢変化に応じて必要な改正を加えるのは当たり前の話であって、国会議員の当然の責務であるというふうに思っております。 とりわけ、日本国憲法は、その草案が連合国軍総司令部によって作られたことは歴史的事実であります。もちろん、そう……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 まず冒頭に、憲法審査会が定例日に開かれたことは当然のことでありながら、会長、両筆頭幹事、関係者の皆さんの御努力に敬意を表したいと思います。 これまでのように、談論風発も誠に結構ですけれども、いつまでも意見交換ではなく、項目を絞って、憲法改正の成案に向けて具体的な議論に入るべきだというふうに思います。その際、有志の会も新参者ですので、俎上にのせるべき項目を幾つか御提案申し上げたいというふうに思います。 まずは、憲法第九条です。 具体的に、九条の第一項は、国際紛争を解決するための武力行使又は武力による威嚇を禁止するということで、一九二八年の不戦条約に起……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 本日論点となっていますオンライン審議について、有志の会の考え方を申し述べたいと思います。 まず、本来は、国会の審議や議決たるもの、やはり議員や内閣総理大臣を始め国務大臣の物理的出席の下で行われるべきだと思います。憲法、国会法、衆議院規則もこの前提に立っています。実質的にも、国会での議論や質疑は、発言者の表情、手ぶり、身ぶり、あるいは合いの手や品のあるやじなど、他の議員の反応が相まって、より精彩に富む意思疎通、熟議が図られます。 また、憲法第五十七条に規定される国民への公開性の原則が物理的な出席によって担保されるところも、決して軽んじてはならないという……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 高橋先生、只野先生、大変勉強になりました。ありがとうございます。真横に座っていながら、遠隔審議をお許しいただきたいと思います。 一つ目の質問は、高橋先生にお聞きしたいのは、先ほどおっしゃったルールと原理、この法哲学的な話なんですけれども、近代立憲主義を本流としている各国でも、日本の憲法第五十六条と同じような規定がありながら、例えば、ルールと原理を区分した、提唱者でもありますドゥオーキン博士の本場の米国なんかでも、新型コロナ対策として解釈を変更、変更というか拡大をして、議員の出席だけではなく代理出席を認めるとか、あるいは、スペインなんかだったらオンライン……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 本日、総括的な意見を求められている憲法第五十六条第一項の議員の出席について、有志の会としての考え方を申し述べます。 本審査会での各会派、各議員の御意見を拝聴しました。また、参考人お二方の、共に深い思考に裏づけられながらも、それぞれ異なる見解をも併せて吟味しました。その上で、私どもの基本的な結論は変わりません。前々回、比較的詳細な具体案を申し上げましたので、若干繰り返しになりますが、総括的な意見として申し上げます。 まず、憲法第五十六条第一項の「出席」について、やはり、原則は議員が物理的に出席することであるということが今回の一連の調査で再確認できました……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 私は、もう一足先に緊急事態についての全体の論点について前回申し述べましたので、本日、とりわけ議員の任期延長に関する意見を申し述べたいと思います。 これまで発言にあったとおり、議員の任期満了や解散後に大災害などの緊急事態が発生する、あるいは既に発生していたことにより選挙ができなくなった場合、衆参あるいは両院において議員が一部不在になってしまうことです。 確かに、公職選挙法の第五十七条一項に、天災その他避けることのできない事故により、投票所において、投票を行うことができないとき、又は更に投票を行う必要があるときは、更に期日を定めて投票を行わせなければなら……
○北神委員 いつも存在が消えつつある我々に光を当てていただきまして、ありがとうございます。 我々は、緊急事態の緊急政令、権力集中、これについては、いつでも議論する用意ができています。 ただ、今回も前回も議員の任期延長に集中して議論しているのは、奥野委員がおっしゃったように、基本的には、やはり国会をできるだけ緊急事態においても運営をすべきだ、そういう立場で、ただ、それもかなわないことも恐らく危機管理上は想定をしなければいけない。そのときには、この前、高橋先生が参考人質疑でおっしゃったように、そのときは総理大臣が超法規的な行為をするのが常識だということをおっしゃいましたが、まさに立憲主義の観点……
○北神委員 有志の会の北神圭朗でございます。 私の方は、任期延長の話、かなり詳細な提案をしておりますので、先ほどからも若干意見がありますように、早く具体的な議論の土台をつくっていただいて、具体的に審議していきたいなというふうに要請したいと思います。 せっかく法制局長さんの説明がありましたので、できれば一問一答方式でちょっと質問をしていきたいなというふうに思っています。 議員の任期延長というのは、どんな緊急事態でも国会の立法機能、行政監視機能を守るという話で、そして、人権制限それから権力集中というのはまた一つ次元がちょっと違う問題で、さらに立法機能が物理的に、現実的に機能させられないといっ……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 本日は、緊急事態条項の全体像について、我々の考え方をまとめてみました。 これまでは、緊急事態に対応するために、我が国としては、参議院の緊急集会の規定により、国会の機能を維持し、緊急事態の宣言、そして権限集中などについては法律で対応してきたところであります。 問題は、この対応で十分かどうかであります。 まず、緊急集会につきましては、先ほども発言がありましたが、緊急事態において国会機能を維持する制度としては不十分だと考えます。衆議院の解散中、かつ二か月程度の極めて限定された場合にしか機能しない。また、憲法が、両議院をもって初めて国会が構成されることを規……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 本日は、国民投票運動における広告放送について、基本的な考え方を申し述べたいと思います。 結論から申し上げますと、これは、公平性の原則を踏まえますと、憲法改正項目に対する賛否両論が、報道機関において可能な限り同じ扱いを受ける必要があると考えます。 とりわけインターネットの領域では、新聞やテレビよりも、二点について注意が必要です。一つは、SNSなどの媒体により政党の広告などが引用されて、個人や団体から様々な意見等が、根拠あるなしにかかわりなく広範に拡散していくことを想定しなければいけません。二つ目は、国内外からのサイバー攻撃にさらされる危険性が常にあると……
○北神委員 有志の会の北神圭朗といいます。 今日は、永原参考人、そして堀木参考人には、大変明快な御説明をいただきまして、現場に基づくお話を聞かせていただきまして、心から感謝を申し上げたいと思います。 また、画期的というか、国民投票法の百五条に置いてある、投票日の二週間前までは広告は出すけれどもその後は禁止するということを、私の聞いているのが確かであれば、それをひっくり返すような主張をされたというふうに思いますので、これについて伺いたいと思います。 要は、インターネットがだんだん影響力を増してきて、様々な偽情報というものが氾濫をしていく、そういう中で、むしろ、自主規制とか、そしてある程度の……
○北神委員 有志の会、北神圭朗です。 まず、前回の参考人質疑の内容からして、一部疑義のあった広告量の自主規制について、民放連が可能な限り対応するとの方針が明らかになったと捉えています。少なくとも、インターネットで予想される広告などに比べて、民放連がそれなりに実効力のある自主規制を実施する用意ができていることを確認いたしました。 逆に、インターネットに対して取るべき方針について、私自身、意を強くしました。すなわち、これは前々回申し上げましたが、やはり、政党関係の広告などを大量に流すことにより、言論市場で悪貨が良貨を駆逐しないように努めることが、最も言論の自由を圧迫せずに、公平性、公正性を確保……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 これまでの審査会は、それなりに順調に議論を進めてきたというふうに思います。しかし一方で、オンライン国会以外の課題については、まだ具体的な意見の取りまとめに至っていません。異なる意見がある中で、もちろん丁寧な議論は不可欠でありますが、決めるべきことは決めていかなければ、我々の責務を果たしたとは言えないというふうに思います。 まず、これまでの積み残しがあります。これらのうち、可能なものから具体的な案に落とし込むべきだと思います。 一つは、緊急事態条項について、参考人の意見聴取や事務局の説明も含め、相当議論を深めてまいりました。例えば、緊急事態の成立要件に……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 安全保障という議題ですが、本日は、憲法第九条についての今後の議論の仕方について、私なりの整理をしたいというふうに思います。 前回、憲法第九条について新藤筆頭幹事から、自衛隊明記という自民党の案に触れて、今回も言われましたが、これまでの必要最小限度の実力という解釈は変わらない、しかし、我が国が安全保障の環境変化に対応できるようにするためには、何をもって必要最小限度の防衛体制なのかは議論の余地がある、ただし、このことは、憲法の議論ではなく、防衛三文書と防衛予算で別々に議論すべき事柄だという旨、発言がありました。 これは、現在の第九条の解釈を変えなくとも、……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 今回は地方自治がお題目なので、憲法第八章に関する問題意識と我が会派の具体的な論点を申し述べたいと思います。 まず、憲法上の地方自治の規定につきましては、今までも言われたように、条文が第九十二条から第九十五条まで四条分しかなく、抽象的な内容ばかりです。 例えば、国の統治機構の国会、これは二十四条分あります。内閣十一条分、司法七条分の規定、また、国の財政の規定、これは九条分あります、に比べても条文が少なく、具体性が希薄です。このため、国が法律で規定する余地が大きく、国から独立した自治という趣旨からして問題ありと言わざるを得ません。 具体的には、まず、第……
○北神委員 有志の会の北神といいます。 吉田参考人、楊井参考人、本日は非常に勉強になりました。ありがとうございます。また、皆さんのやっている取組はこれからも更に重要になってくると思いますので、心から敬意を表したいというふうに思います。 やはり、日本の国は、日本語の非関税障壁もあるし、新聞、テレビを、読んでいる方がまだ四割ぐらいいて、アメリカだったら一%ぐらいしかいないのに、そういう遅れているところで助かっているところもあるというふうに思います。ただ、これがどんどん、スマホとかが普及、読むようになると、ますますそういう偽情報というものを整理する仕事が大事になってくると思います。 その点で、……
○北神委員 どうもありがとうございます。 公述人の先生方には、今日は本当に貴重なお時間をありがとうございます。大変勉強になりました。 まず、コロナの間の経済対策、それから中長期的な経済政策、金融政策も含めて、これをちょっと、この流れに沿って質問したいと思います。 まず大槻先生、コロナの間で、今までの経済対策はそれなりに効果があった、むしろ個人が豊かになったという皮肉な現象にもなっていると。 今、オミクロンがまたぶり返して、蔓延をしていて、この中で、私は京都なんですけれども、信用保証機構とか、この辺の話を聞いていると、これまで倒産件数も減らして、非常にうまくいった、しかしながら、また厳し……
○北神分科員 有志の会の北神圭朗でございます。 斉藤鉄夫大臣、御無沙汰しておりまして。私ごとですけれども、私が浪人時代に、名古屋駅で私が寂しく冬風に打たれているときに大臣から激励をいただいたこと、今でも記憶に残っております。ありがとうございます。 今日は、ちょっと私の地元の件でいろいろお願いをしたいというのが正直なところでございます。 私の選挙区は京都四区というところで、京都市内の右京、西京、西の方ですね、嵐山とか桂離宮とかがあるところで、そこから北に上がると老ノ坂というところを越えて亀岡市、それから南丹市、京丹波町、こういうところで、この辺は、亀岡以北は本当に農村地域で、町中もあるけれ……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 前通常国会での憲法審査会を振り返ってみたいと思います。 私も久しぶりに一員として加わりましたが、過去の一時期と違いまして、オンライン会議から緊急事態条項、国民投票法、憲法第九条、地方自治など、多くの議論について議論を重ねることができたと評価したいと思います。 憲法という言葉の政治学的な意味は、共同体が統治されるためによって立つ基本原則であります。民主主義において、行政、立法、司法という国家組織が国民に対してどのような強制力を持つのか、その行動範囲を決めるものです。 この基本原則を時代の要請に沿って変えるべきかどうか、これを真摯に議論することは、決し……
○北神委員 本日は、緊急事態条項について、現時点で表明できる具体案、その他の論点についての考え方を申し述べたいと思います。 これまでの議論を聞いている限り、衆議院議員の任期延長については、早急に条文案を取りまとめられるのではないかと思います。また、そうすべきです。対象を衆議院議員に限るのは、参議院議員は半数改選であるため、議院が機能不全に陥る想定をする必要がないため、対象外としています。 まず、緊急事態の範囲については、おおむね皆さんと一緒でありまして、大規模な自然災害、感染症の大規模な蔓延、内乱等による社会秩序の混乱、その他これらに相当する事態を類型とすることに異論は少ないというふうに思……
○北神委員 本日は、議員の任期延長について、これまでの審査会の議論を踏まえて、一つは合意できそうなもの、二つ目は調整すれば合意できそうなもの、三つ目にまだ議論の足りないものに分けて検討をしてみたいというふうに思います。既に岩谷委員さんからされましたけれども、最後に発言する者の悲しい宿命ということで、お許しをいただきたいと思います。 最初に、合意できそうな論点はかなり多いというふうに思います。 まず、対象とする緊急事態の範囲については、若干文言の違いはあるものの、実質ほぼ一致していると思います。玉木委員の限定列挙に加えて、相当するとか、維新の案だったら、匹敵するとか、そんな感じでいいと思いま……
○北神委員 私の方から、今法制局から説明のあった資料に沿って、有志の会の考えを申し述べたいと思います。 まず、参議院の緊急集会につきましては、これはあくまで国会の二院制の例外であり、暫定的な措置だと捉えています。緊急事態という、国民の生命財産に関わり、権利の制限が求められかねない状況の中で、一院だけで長期間にわたり立法府としての機能を果たすことは、憲法が予定するところではないというふうに思います。より本質的にも、緊急集会で緊急事態に対応することは難しいと言わざるを得ません。 緊急集会に関連する国会法第九十九条第一項を参照しますと、「内閣が参議院の緊急集会を求めるには、内閣総理大臣から、集会……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 昨年末の臨時国会では、緊急事態条項について四回も審議を重ね、法制局からも論点整理までもなされました。とりわけ、議員の任期延長については議論が煮詰まってきているというふうに思います。今後は、それぞれ条文案を持ち寄って、具体案を取りまとめる方向で審議を進めていただきたいと、まず、会長を始め皆さんに要請をしたいと思います。 これは、緊急事態の際、いかに国権の最高機関である国会の機能を維持するかという話です。この理念についてはどなたにも異論はないと推察をします。ただ、一部では、これは参議院の緊急集会で十分対応できるといった御意見が根強いので、このことについて詳……
○北神委員 緊急事態条項については、今、様々な論点の議論がありましたけれども、日本維新の会、そして国民民主党さんと、今月中に成案を、共同案をまとめるべく今鋭意やっていますので、今日は、せっかく赤嶺委員からも話があったので、憲法第九条についてお話をしたいというふうに思います。 岸田政権の防衛力強化に対して、案の定、違憲だという批判が出ています。昔ほどではないと思いますが、相変わらず、安保政策が変わるたびに憲法論議が繰り返される。ほかの国では見られないこの現象は、なぜか。その根本の理由は、自国の防衛に自ら責任を持たなければいけない独立国家にとって、憲法第九条第二項の統制力に相当無理があるからだと……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 前回、新藤筆頭幹事から、緊急事態条項について我々に対しても質問がありましたので、まず、それにお答えをしたいというふうに思います。 まず、任期の延長について。選挙困難の認定に関して、どの程度広範な地域で、どの程度の期間を選挙困難と想定するのかという問いについては、これはなかなか細かく具体的に定めることは難しいというふうに思いますので、本来の趣旨である総選挙の一体性、この一体性を害されるほどの広範な地域で長期にわたり選挙が困難という文言で、私どもは十分ではないかというふうに思っています。 次に、選挙困難事態における国会承認の議決要件は過半数とするのか三分……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 ここ数回にわたり、立憲民主党さんから国民投票法に関連する多くの発言がありました。本日は、有料広告の制限、資金規制、それからインターネット規制の三点について、私たちの意見を表明したいというふうに思います。 まず、有料広告の制限についてです。 この問題の本質は、報道の自由や表現の自由などの要請がありながら、他方では国民の判断形成にも関わる公平公正性の原則の要請があります。こうした中で、私はやはり、法的規制には頼らずに、報道機関やインターネットプラットフォーマーなどの自主的取組を重視する方向が適当だと考えます。 実際、先ほどもお話があったとおり、民放連は……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 私からも冒頭、中山太郎先生が天寿を全うされたというふうに思います。私も一年生のときに、憲法問題調査会だったと思いますが、私の発言の後に温かく激励をいただいたことを思い返しております。 それから、次元はちょっと異なりますけれども、小西洋之参議院議員の発言に対しても、皆さんと同様、抗議を表したい。そして、小西洋之先生らしい発言だと思います。ただ、私が唯一驚いているのは、憲法学者だったというふうにおっしゃっているので、これも併せて会長に確認をいただければというふうに思います。 こういう小西先生の発言の背景にも、やはり緊急事態条項、我々が議論している緊急事態……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 既にありましたように、日本維新の会、国民民主党との間で、まずは議員任期延長に関する共同案を取りまとめました。検討課題も残っていますが、これを機に、本審査会でも条文化への審議が加速することを期待します。 もう詳細な説明がありましたので、私からは、残された論点、二点について触れたいと思います。 まず一つ目は、実体的要件において、四つの類型に加えまして、資料にもありますが、その他これらに匹敵する事態が加えられています。 これについて、拡大解釈の余地が生じるのではないかという疑念があるかもしれません。こうした解釈の余地を設けたのは、我々の現時点の知恵では網……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 先週、参議院の緊急集会の射程、機能、権限に関して優先的に議論すべきだという提案がありました。これについては、私の考えでは、もうかなり議論が積み重ねられているというふうに思っています。直近では、先ほど玉木委員からもありましたし、私も発言しましたし、浜地委員からもありました。 その結論、まあ結論まで行くのか分かりませんが、大体収れんしているのは、緊急集会というのは、選挙ができる状況を前提とした平時の制度であって、長期にわたり選挙が実施できないような緊急事態を想定していないということです。しかも、憲法は両議院をもって初めて国会が構成されることを規定しています……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 今日も憲法九条の話をせざるを得ないというふうに思いますが、私も、今、玉木委員の話にあった問題意識を一部共有をしています。 ただ、二つだけ、ちょっと私の考えを申し上げたいと思いますけれども、一つ、チャットGPTというのは余り当てにする必要はないと思います。北神圭朗と書き込んだら推理小説家とか、英語で書いたらプロ野球選手になっているそうでありますので。 あともう一つは、今、真面目な話、自衛権の範囲について。自民党さんとかは今の解釈でいく、新三要件でいくと。玉木委員は、それについて、本当にそれでいいのか、範囲の設定というものも、法律とか、あるいは場合によっ……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 先週、自衛隊の権限の制約の在り方についてお話ししました。警察法的なポジティブリストとなっていて、とりわけ憲法解釈と法律によって自衛権を制約していることが特色だということを申し上げました。先ほど三木委員から、憲法解釈をそのまま九条に明文化するとポジティブリスト化するとおっしゃいましたけれども、もっと言うと、そもそも我が国はポジティブリスト的になっているということを前回申し上げました。これは、通常の定義とは異なりますけれども、我が国の文民統制の範囲が、憲法解釈と法律による規制をも含めていると表現することもできるというふうに思います。 そこで、今回は、文民統……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 どうしても皆さんの発言のリサイクルになってしまいますけれども、参議院の緊急集会について意見を述べたいと思います。 まず、私の理解を申し上げますと、緊急集会は、選挙ができる状態を前提とするという意味での平時の制度です。確かに、憲法制定の経緯の中で緊急時のための制度として設けられていますが、問題は、どう考えても長期にわたり選挙が実施できないような事態を想定していないというところにあります。 こうしたことから、日本維新の会、国民民主党との三会派による共同提案では、選挙ができる場合の緊急対応は緊急集会で対応する、しかし、選挙が長期にわたり実施できず、国会が開……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 両先生に厚く御礼を申し上げたいというふうに思います。 まず、大石先生のレジュメには、原則に対する例外については法解釈上限定的にすべきだという話がありました。その点について、大石先生の、任期満了時に類推適用するということについて、これは限定的かどうか、そこについて伺いたいと思います。 それで、長谷部先生には、任期満了時もそうですけれども、さらに、五十四条について、七十日間を超えて緊急時に対応できるような、そういう平時じゃない緊急時における対応における解釈ということをおっしゃっていますが、我々も法律を勉強したときに学んだのは、大石先生がおっしゃった、例外……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 本日は、私も、国民投票法のネット規制について意見を述べたいというふうに思います。 これは、階幹事がおっしゃったようなフェイクニュースとかアテンションエコノミーとかマイクロターゲットだけじゃなく、やはり我が国の選挙、国民投票だけじゃなくあらゆる選挙について、外国からのよからぬ意図を持った偽情報の問題に備える必要があるというふうに思います。 これを言うと、北神もとうとう陰謀論者になったと皆さん思われるかもしれませんが、いわゆるサイバー攻撃の最たるものが偽情報によって国民を分断するというのは、ロシアが一番得意なんですけれども、世界的な常識になっていますし、……
○北神委員 私の方は、緊急集会を七十日以上延長できるかという論点に絞って意見を申し上げます。 結論から申し上げますと、大石参考人の発言、すなわち、参議院の緊急集会が両院同時活動の原則に対する例外を成すものであることを考えますと、その存続期間は、憲法上、やはり最大で七十日という制約に服すると考えるのが合理的であろうとの意見に賛同します。 他方、これに対して、長谷部参考人の反対論は、次の二点に分解できます。 一つは、緊急事態の恒久化を防ぐために平常時と非常時とは明確に区分されるべきであり、後者の場合には七十日を超えることも許される。 二つ目には、なぜ許されるかといえば、五十四条一項は単なる……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 本日、私からも、国民投票法について発言をしたいと思います。 まず、前提として、国民投票法改正附則四条の検討条項について、私なりの整理をしたいと思います。 立法意思については、これは当事者間でも何か意見が異なっているようなので、ひとまず触れません。むしろ、法的にこの条文を見ますと、まず一つは、「施行後三年を目途」とあるので、きっちり三年を期限と考える必要はない。二つ目は、「必要な法制上の措置その他の措置を講ずるものとする。」とありますので、当然、検討の結果、必要なものがなければ、措置も要らない。また、「法制上の措置その他の措置」と法制上の措置があくまで……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 先ほどの法制局長の説明のとおり、議員任期の延長制度については、賛成の会派の間では細かい違いが残っているだけで、いつでも条文化の作業に入れるというふうに思います。他方、反対の会派においては、まだまだ不信感が示されています。この不信感とは一体何か。 まず一つは、実際に選挙困難事態の長期化の確率は低く、過去にもそのような事例はなく、今後も事前に想定し難い、これは中川幹事の発言なんですが、こういう考えです。 これについては、非常時を想定外の事態として備えを行わないことこそ問題だというふうに思います。発言が何度もありましたけれども、東日本大震災のときには選挙を……
○北神分科員 有志の会の北神圭朗です。 今日は、三点、大きく御質問したいというふうに思います。 一つは、郵便局の現場の実態の問題。もう一つは、地方公共団体の情報システムについて、今、総務省とかデジタル庁を中心に、標準化、共有化のシステム移行のことで頑張っておられる。この点について、地元の南丹市というところが非常に不安を持っているということです。三点目が、京丹波町というところで、いわゆる合併特例債の期限について、ちょっと要望みたいなことがございます。 松本大臣にいつも御指導いただいてお世話になっておりますが、最初は、ちょっと日本郵政株式会社の皆さんに郵便局の話をしたいというふうに思います。……
○北神分科員 有志の会の北神圭朗といいます。 今日は、大臣、それから中野政務官、貴重なお時間、ありがとうございます。 ちょっと地元の話を四点ほどさせていただきたいんですが、まず、本当は質問の通告のときに申し上げた方がよかったんですけれども、結構細かい話もありますので、政府の方で先に答弁していただけるんだったら、それで結構だと思います。後で、政務官あるいは大臣から、その決意を述べていただければ一番ありがたいというふうに思います。こだわりませんけれども、どっちの方式でも結構だと思います。 まず、中野内閣府大臣政務官にちょっとお尋ねしたいと思います。 まず、私の選挙区、京都四区というところな……
○北神委員 私からも、今回の調査団に参加させていただいたこと、皆さんに心より感謝を申し上げたいと思います。 私からは、フランスとアイルランドにおけるコロナ対策に関する緊急事態対応の在り方に絞って、御報告申し上げます。 両国のコロナ対策に共通しているのは、法律のみによって国民の権利制限をしていることです。それぞれの憲法には、資料もお配りしておりますけれども、立派な緊急事態条項がありますが、コロナという事態が条文上の要件を満たさないため、これを適用できず、もっと言えば、この条項に根拠を求めずに、あくまで法律で私権を制限しています。 私の問題意識は二つありました。 一つは、コロナという事態が……
○北神委員 私からは、欧州派遣で得た知識も踏まえ、議員の任期延長と偽情報対策の二点に絞って発言します。 まず、議員の任期延長についてです。 フランスでは、国会議員の任期は憲法ではなく、法律で規定されています。また、緊急時には、憲法上、一定期間、大統領を中心に権力が運用できる諸制度が用意されています。一言で言えば、大統領制の下で有事には巨大な行政権で対応できるようになっています。そういう意味では、議会の役割がおのずと異なり、我が国の議院内閣制とは同列に論じることができないと考えます。 次に、アイルランドは、憲法第十六条五節に、下院は、その最初の会合の日から七年以上の期間にわたって継続しては……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 国民投票法は、古い法律で、今から十六年前の二〇〇七年五月に公布されています。十六年前といいますと、フェイスブックがこれまで学生に限定していたサービスを一般にも開放した時期です。また、ユーチューブがそのサービスを本格的に開始した時期でもあります。初代のiPhoneが発売されたのも、この年です。つまり、いわゆるテック企業の黎明期に当たります。以降、この分野で激しく情勢が変化していることは言うまでもありません。 私がこれまで何度も訴えてきたSNS等を利用した偽情報の流布や選挙介入も、この後に盛んになっていくので、国民投票法には当然想定されていません。同様に、……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 まず、議員の任期延長については、一昨年前から議論が重ねられ、今年の通常国会の時点で、少なくとも五会派の間ではほぼ共通の認識が得られています。有志の会としては、維新の会、国民民主党とともに、既に条文案も提案しています。このように、議論自体はかなり煮詰まっているように思います。 こうした中、昨日、岸田総理が、四項目の改正案を踏まえ、党派を超えて連携できる項目に絞り込むよう指示をしたと発言されています。四項目と言いますけれども、現時点で党派を超えて連携できる項目は、やはり議員任期の延長が筆頭に来るというふうに思います。また、同じ報道で、これは岸田総理の言葉で……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 私は、議員として四期目に入るんですけれども、一期目の頃から憲法審査会に所属をしてまいりました。 前回、寂しい浪人時代を経て、国政に戻って辺りを見回すと、顔ぶれや議論の風景もすっかり変わったなと、浦島太郎のような気持ちでありました。憲法審査会もさぞかし、改正案くらいできていて、自分にもついていけるかなと不安を抱えておりましたが、顔ぶれは変われども、相変わらず議論ばかり、いや、開催にすら至らないこともあり、これぞ憲法審査会と妙に懐かしさを感じた記憶があります。 あれから二年四か月もたちました。非常時において国会の機能をいかに守るのかという議論を中心に、自……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 先週の本審査会では、私から、緊急事態における議員の任期延長について、多数の会派との間で議論が煮詰まりつつある中、反対をされている立憲民主党さんからもそれなりにお考えを取り入れている旨発言をしました。こうしたことを受けて、いよいよ起草委員会を立ち上げて具体的な条文案の作成に入るべきだと申し上げました。ほかの会派よりも同様の意見が表明されたと受け止めております。 また、公明党の北側幹事より、一つは、衆議院議員の任期満了時に総選挙が行われる場合においても、国に緊急の必要があるときは、内閣は参議院の緊急集会を求めることができると憲法に明記すること。二つ目には、……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 先週も多くの問題提起がございましたので、幾つかについて、有志の考えを申し上げたいと思います。 まず、立憲民主党の本庄幹事さんより、国会機能維持について、肝腎の立法事実について、認識が共有されているとは思えませんとの発言がありました。また、東日本大震災では、直後の首長、地方議員選挙が数か月延期されたものの、それは東北地方の被災三県内に限られた措置でしたとの例も挙げられました。 この点については、公明党の北側幹事より何度か説明されていますが、私から繰り返しますと、一つは、東日本大震災のときは選挙が最大七か月延期されました。このとき延期されたのはたまたま自……
○北神委員 お懐かしゅうございます。約一か月ぶりでございます。この間、本審査会での議論を一人寂しく会館のテレビで眺めていました。体調不良の少年が教室の窓から校庭で遊ぶ仲間たちを眺める、そんな気持ちで眺めておりました。再び参加できることを心から感謝を申し上げたいと思います。 正直、もう今頃は起草委員会も立ち上がり、国会機能の維持の条文をめぐる議論が進んでいるかなと期待をしておりました。残念ながら、そんな状況には至っておりません。早急に起草委員会を立ち上げ具体的な条文を作成することを今回も要請したいというふうに思います。このままでは、今国会も意見交換の場で終わってしまいます。 実際、しゃべる順……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 今日は、偽情報対策あるいは問題について、青柳さんと河西さんから大変いい話を聞かせていただきました。 それで、これは玉木先生に怒られますけれども、私も前から何度も同じ話をずっとしてきたんですが、昨年十一月に、現行の国民投票法は十七年前に公表されていて、その後のインターネットにおける偽情報の氾濫については全く想定していないと指摘しております。当然、国民投票広報協議会の事務にも偽情報対策というのは含まれていません。 本日は、一部の委員と共有する問題意識の中、最近の諸外国の偽情報をめぐる情勢と、我が国の民間ファクトチェック団体の実情についてお話をしたいと思い……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 先週の本審査会において、今日はいらっしゃらないと思いますけれども、井上委員より我が会派に対して、国会機能の維持における裁判所の関与の在り方について御質問がありました。 有志の会として独自に主張してきた案では、これは今玉木委員からありましたけれども、国民民主党も基本的に同じだというふうに捉えていますが、まず、内閣が選挙困難事態の認定をした上で、これを議会が三分の二以上の議決で承認すれば国会機能の維持が発動するというものです。加えて、議員自らのお手盛りとならないように、いずれかの議院の総議員の四分の一以上の申立てがあれば、最高裁判所により、本当に議員任期延……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 冒頭、中谷幹事が御提案された論点整理については、おおむね我々三会派の提案と共通していますので、基本的に賛意を示したいというふうに思います。 反対派からは、参議院の緊急集会が七十日を超えて平時と同じような活動ができ、こうした特例は要らないとの御意見がございます。 しかし、一つは、憲法五十四条一項を素直に読むと、解散による衆議院の不在期間が最長七十日であることは明白であること、二つ目には、緊急集会は同条二項の両院同時活動の原則の例外であるということ、三つ目には、七十日を超えるとした場合に、今、玉木委員からもありましたが、どこまでが限度か、合理的な基準がご……
○北神委員 有志の会の北神圭朗です。 今日の法案は、物すごく大きな社会的影響、経済的影響を、恐らく我々が思っている以上に、将来にかなりの影響を及ぼす重大な法案だというふうに思います。 一つは、はっきりと法案の条文から、労働需給の調整の、調整弁として使わないという条文が削除されて、歴々とした外国人労働者として認めると。 それから、先ほど話があったとおり、三年たったら、育成就労から特定技能一号、それから、さらにまた、五年後には第二号、十年たつと永住権の対象にもなっていくと。そういう意味では、私も、これは事実上の移民政策をかなり明確にしたんだと、もう既に始まっていましたけれども。 私の立場を……
○北神分科員 有志の会の北神圭朗です。大臣、よろしくお願いします。 まず質問に入る前に、昨年、厚生労働委員会で、私、一回代打で質問させていただいて、そのときに、病院の勤務医とか歯科医師の給料、この公定価格のことで、あの当時、悪の権化である財務省がなかなか要求を認めないということを言っていたんですが、大臣に私も要請して、十分でないかもしれないけれども、それなりに前進したことに厚く御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。 質問に入りますが、ちょっと順番、一番最後の質問を最初にして、ちょっと毛色が違う質問なので。要望でございます。 これは、いわゆる葬祭業、葬儀屋さん、この業界が、我……
○北神分科員 有志の会の北神圭朗です。 大臣、大蔵省の先輩であられますので、胸をかりて質問をしたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 まず、資料を御覧いただきますと、先ほどの質疑でも最後に経済産業省の方からありましたけれども、今、人手不足という現状の中で、どんどん外国人を積極的に入れるという話があります。しかし、私はちょっと少数派かもしれませんけれども、それももちろん大事なことです、背に腹は代えられない。しかし、やはり、異文化を持っている外国人を国内に入れるということは、ただ経済的な話だけに限っては後々取り返しのつかないことになる。諸外国でも、最近の情勢ではそういう……
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