このページでは畑浩治衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。畑浩治衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○畑委員 皆様、おはようございます。民主党・無所属クラブの畑浩治でございます。 国土交通政務三役の皆様におかれましては、新しい国土交通行政の展開に日々御尽力されていることを、深く敬意を表させていただきます。 本日は、公共事業の仮配分の問題をテーマとしまして、これは公共事業のあり方を議論するのにちょうどいい素材だと思いますが、公共事業のあり方について幅広く議論させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 公共事業というものは、本来必要なものであります。ただ、今、公共事業というものは何となくうさん臭いものだと見られることが多くなっておる、このことは不幸だと思っております。なぜこう……
○畑委員 動議を提出いたします。
本案の質疑を終局されることを望みます。
【次の発言】 民主党の畑浩治でございます。
ただいま提出されました牧野聖修委員長の不信任決議案につきまして、民主党、社会民主党を代表しまして、反対の討論を行います。
牧野委員長は、本日まで、野党各会派の意見を尊重してまいりました。そして、二十一日金曜日の採決を行うことを一たんは延期して、本日に至ったものであります。そもそも、金曜日のこういう運営の中において、自民党理事側の詰め寄りに対しまして丁寧に、そして審議を打ち切らずに対応されたことも皆さん御存じのとおりであります。
また、何ら本法案の審議の手続については瑕疵……
○畑委員 民主党の畑浩治でございます。 本日はカメラがたくさん来ております。いろいろな別件のことでしょうが、あくまできょうは土砂災害防止対策法の法案審議ということで、しっかりと審議をさせていただきたいと思います。 まず、奄美の集中豪雨で災害に遭われた方またお亡くなりになられた方に対して、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げる次第でございます。そして、関係機関の復旧復興に向けた御尽力、本当に深く敬意を表します。一刻も早い復旧復興に向けて、さらなる御尽力を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。 さて、土砂災害対策につきましては、事前の予測精度の向上あるいは事前の土砂崩落対策に万全を期す……
○畑委員 おはようございます。岩手二区の畑浩治でございます。 本日は、震災から二カ月がたつ日でございます。この間、大畠大臣を初め国土交通政務三役の皆様、そして国土交通省の職員の皆様には、本当に復旧復興に御尽力を賜っていることを、被災地議員としてこの場をおかりして厚く御礼を申し上げます。 時間も限られておりますので、早速質問に入らせていただきます。 まず、東北地方の高速道路の無料化でございます。 四月二十九日の予算委員会で、同僚の橋本清仁議員の質問を踏まえまして、総理から東北地方の高速無料化について、元気な東日本をつくるため極めて有力な選択肢だという前向きな答弁がなされました。これは極め……
○畑委員 岩手県選出の畑浩治でございます。 今回の震災で被害を受けられた方、そして亡くなられた方に心よりお見舞いとお悔やみを申し上げる次第でございます。 そして、救助活動、復旧復興活動に携わっておられる関係機関の皆様に心より敬意と感謝を申し上げます。ありがとうございます。 今回の震災では、まさに岩手や東北の海沿い、これが津波により壊滅しました。町一つ残っておりません。私の関係者で亡くなられた方、幸い亡くなられませんでしたが、すべてを失って避難所生活をされている方がたくさんおられます。 私自身も、三月十一日、実は地元におりまして、すごい揺れで、急いで逃げた次第でもありますが、その後二週間……
○畑委員 おはようございます。岩手県選出の畑浩治でございます。 改めまして、今回の大震災で亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げます。そして、被害を受けられた方に対して、改めて、心よりお見舞いを申し上げます。 震災が起こりましてから一カ月がたとうとしております。この間、不自由な避難所の生活をされている皆様、本当に頭が下がる思いでおります。また、この一カ月間、多大なる御尽力を賜っております関係機関の皆様にも、この場をおかりしまして、厚く御礼と敬意を表させていただきます。 前回は、国の復旧復興に対する支援につきまして、総論的な議論をさせていただきました。本日は、個別的なテーマについて、やや議……
○畑委員 岩手二区の畑浩治でございます。 大臣各位、そして関係機関の皆様におかれましては、本当に被災地の復興復旧に御尽力を賜っていること、改めてこの場をおかりいたしまして御礼と敬意を表させていただきます。ありがとうございます。 早速質問に入らせていただきます。 今後、原子力を含むエネルギー政策の見直しが避けられない、これは皆さんのコンセンサスだろうと思います。総理の方からも、自然エネルギー、再生可能エネルギーの導入促進について前向きな方針が示されておるところでございます。 そういう中で、今後、再生可能エネルギー導入促進のための支援の拡充、こういう具体的な議論が必要になるんだろうと思いま……
○畑委員 岩手県選出の畑浩治でございます。本日は、被災地の皆様の思いを込めて質問に立たせていただきます。 大臣各位におかれましては、震災以降、岩手においでいただき、被災状況を見ていただきまして、本当にありがとうございました。その際に、でき得ることは何でもやる、そして、とり得るあらゆる手段をとって進めていくという力強いお言葉をいただきました。また、震災以降、被災地復興復旧、そして支援活動、こういうものに取り組んでおられる関係機関の皆様にも深く敬意と感謝を申し上げます。そして、ボランティアあるいは物資支援でたくさんの方に支援をいただきましたことも、改めてこの場をおかりいたしまして御礼を申し上げま……
○畑委員 岩手二区の畑浩治でございます。 復興に当たりましては、生活、そして産業、雇用の基礎でありますまちづくりの復興、こういうことが一番のかなめとなると思います。 私自身、党の復興ビジョンチームのまちづくり、土地利用のグループの主査としまして、防災集団移転促進事業の拡充やら、あるいは住宅系、公益系、業務系を一括して全面買収型で整備する拠点市街地整備事業の創設やら、土地利用再編の一元化、あるいは住宅地、農地がまたがっているところを一括して交換するような制度、こういうことを提言しまして、今、補正予算そして法案等は、こういう方向で準備が進んでいると承知しております。このことに、改めて関係各位に……
○畑委員 岩手二区の畑浩治でございます。 被災地で言われていること、悲鳴というのは、まさに、既存の債務がある、あるがために、やる気があっても新規のお金が借りられない、そういう悲鳴が上がっておりました。もちろんこれまで、新規の融資は、無利子融資も含めて、有意義なものをつくっていただいた、そして既存の債務の返済の猶予等も講じられた。しかし、まさに、既存の債務があることがなかなか足かせになっている、そういう事態だったわけでございます。 既存債務の買い取り等による債務の負担の軽減は、まさに求められていたものでございます。そういうことで、これまで、与野党の間でさまざまな建設的な提案がなされ、そして与……
○畑委員 岩手の畑浩治でございます。 本日は、被災地議員の立場として、主にJRの鉄道の復旧について質疑をさせていただきたいと存じます。 第三セクター三陸鉄道の北リアス線、つまり北の部分ですが、これが、四月一日に大部分が再開、復旧したところであります。この南の部分も含めた残った部分も、あと二年、二十六年四月に再開、復旧の見込みであります。この三陸鉄道の復旧、再開というのは、地域にとって復旧復興の象徴として勇気と元気を与えていると思います。また、復興が進んでいることのあかしでもあると私は思っております。 ただ、JR東日本の復旧がなかなか難しい。例えば岩手県でいうと、JR東日本の大船渡線、山田……
○畑委員 国民の生活が第一の畑浩治でございます。 本日、党を設立して以来、この新党で初めての国土交通委員会の質問の機会でございます。 私は、この国土交通行政の分野は、イデオロギーとかなんとかというんじゃなくて、国民生活の安全と快適を支える基盤をしっかりとやる分野だと思っております。各党各会派の皆様と連携しながら、いい国土をつくるために引き続き頑張らせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 さて、冒頭、九州の豪雨で被災された方に対して心よりお見舞いを申し上げますとともに、亡くなられた方に心よりお悔やみを申し上げる次第でございます。 さて、今回、昨今の事情も考えるにつけ……
○畑委員 国民の生活が第一の畑浩治でございます。 本日は、新党として初めての質問の機会でございまして、私は、今回の政局でこういう新しい党という船出になりましたが、復興に関しては政局の具にされるべきものでもありませんし、そして、これは各党会派一丸になってやるべきものだと思っております。そういう意味で、平野大臣と連携しながら、しっかりと復興に邁進させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 まず、消費税増税関連の法案についてちょっとお聞きしたいんですが、実は私は、消費税の今の段階での増税の議論及び再来年またその次の年の増税ということには慎重であるべきだという思いがあり、……
○畑委員 国民の生活が第一の畑浩治でございます。 本日は、先般の復興特別委員会の視察も踏まえて、また、地元からいろいろ言われていることを含めて質問させていただきたいと思います。 まず、三大臣にお並びいただいて、本当にありがとうございます。復興において、これは政局を超えて私も尽力させていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 さて、一点目はJR東日本の線路の復旧ということでございまして、これはもう地元からかなり言われておりまして、先般、陸前高田、そして南三陸町を回ったときにもかなり言われたところであります。そして、四十万人の署名も集まって、国交省そして復興庁、それぞれの大臣……
○畑委員 民主党の岩手の畑浩治でございます。 本日は、私も与党議員として三十分もいただきまして、本当にありがたく思っております。ありがとうございます。 さて、私、被災地議員の立場から、関係する施策について質問をさせていただきたいと思います。 まず、今問題になっている被災地の瓦れき処理、広域処理ということであります。 岩手県では、東京都、山形県、秋田県、八戸市に受け入れていただいておりましたり、また受け入れを決めていただいているということで、厚く感謝を申し上げる次第でございます。そして、議員そして委員各位におかれても、働きかけをやっていただいていること、被災地の議員として、この場をおかり……
○畑委員 国民の生活が第一の畑浩治でございます。 それでは、早速質問に入らせていただきます。 私、最近、仮設住宅回りをしていますと、被災者の方々から厳しく文句とか要望を言われることが実は少なくなりました。それは、満足しているからじゃないんです。一年半ぐらいかかるこの仮設住宅暮らしの中で、被災者の方は心身ともに疲れ果てていて元気がなくなっている、そういう状況なんです。よく聞くのは、私たちは最低の暮らしですということをよく被災者から言われます。あるいは御老人の方からは、仮設ではなくてついの住みかで死にたい、本当にそういうことを言われます。 こういうことを踏まえて、ちょっと制度趣旨をお聞きした……
○畑委員 国民の生活が第一の畑浩治でございます。 本日は、地域主権改革の一環の出先機関改革について樽床大臣と議論させていただきたいと存じます。 この出先機関改革のやはり一番の肝というか本質は、受け皿をしっかり、どういうのをつくるかということだろうと思います。 そういう中で、六月八日に開催されました第九回の「アクション・プラン」推進委員会で、国の特定地方行政機関の事務等の移譲に関する法律案、これがこれから出されようとしている法案のベースだと思われますが、この法案が示されている。 この場で、実は六月十二日に、当時の前原政調会長が、市町村から慎重な意見がある、私自身、国土交通大臣をやった中で……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 岩手選出でございまして、畜産の盛んな地域でございますので、引き続きまたよろしくお願いいたします。 さて、早速質問に入らせていただきます。配合飼料価格安定制度について、きょうはちょっと議論したいと思っております。 この制度の改革が必要だというのは、私、本当にそのとおり認識しております。これはいろいろ改革しなければいけない、財政負担も含めてあるわけですが、きょうは、個別論になりますが、発動条件のところをちょっと議論させていただきたいと思います。 この制度の発動条件は、御存じのとおり、直近一年の平均価格をとっているということで、これを超えたかどうか、……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。本日は、本当にお疲れさまでございます。 今までの議論で、黒田さんは、大胆な金融緩和ということをおっしゃっておられました。金融緩和の議論をするに当たっては、これまでの金融緩和の効果、評価、これをしっかり議論することが必要なんだろうと思います。 先ほど佐々木議員の話でもちょっとありましたが、日銀がこれまでやった金融緩和がどうだったのか。 二〇〇一年から二〇〇六年まで日銀は量的金融緩和をやったわけですが、データを見れば、これはいろいろなデータで、物価にも投資にも直接影響を与えなかったというか、まあ、変わっていなかったんだというような見解があります。 そ……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 早速質問に入らせていただきます。 今回の法案、若干欠けているところがあるなと思って見ている部分がありまして、その部分をまずお伺いしたいわけであります。 大規模災害からの復興に関する法律案で、これは復興段階の法律案ですけれども、これを見ていると、町づくり、インフラ整備あるいは移転、こういうものに対するいわゆる復興整備事業については規定はされておるわけですけれども、もう一つ足りないと思うのは、産業なり雇用なり、あるいは医療なりの、そういうソフトも含めた部分なんだろうと思います。ここの部分をどうやって復興において規制を緩……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 岩手の議員でございまして、また、大臣及び政務三役の皆様、本当にお疲れさまでございます。 早速、本日、具体的な質問を何点かさせていただきたいと存じます。 住宅の再建、これが今一番重要な課題の一つであるということであります。この住宅の復興の加速のためには、やはりいろいろな手を使わなければならない。一つは、民間主体の活用だろうと思います。民間に、もちろんつくってもらうだけではなくて、用地の提供、用地を探すことも民間にやってもらう。つくって、そしてさらに管理、特に、用地の取得と手当て等、管理の部分をあわせて民間がやるような手法をもっと導入してやっていいん……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 福島の再生ですが、除染をすれば線量が低減して安全な環境をつくれるんだ、そういう前提でみんなに戻ってもらうんだ、帰還してもらうんだ、こういう前提の政策が今原則だろうと思います。 私は、きょうも若干議論がありましたけれども、これで適切なのかなという思いが実は今の段階ではあります。 つまり、そもそも完全な除染というのはあり得ない。そして、線量が国際基準に照らして居住に適するレベルに、現在の全ての地域、帰宅困難地域あるいは居住制限地域も含めて完全にできるのかということも、なかなか本当は厳しいわけだと思います。言ってみれば、壮大なフィクションの上にこの対策……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 実は、今、NHKの朝の連続ドラマで「あまちゃん」というのをやっておりまして、私の地元の久慈が舞台でございます。大変おもしろい展開で、視聴率も大変いいようであります。非常に人も来て、土曜、日曜、祝日は、車の規制をして、公共交通で市の中心部から運搬するというようなことも行われております。 これを見ていると、画面になると大変いいなと思ったんですが、東北あるいは被災地には大変すばらしい資源があるなと改めて私は思いました。この地域資源を活用するというのがやはり、前から私もそういう意識ですが、必要だろうと思います。 この地域資源を活用して、これは、物産でも観……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 本日は、被災され、大変苦しい中で、それぞれの分野で復旧復興に頑張っておられる皆様に遠路はるばるおいでいただいて、本当に心からの思いを訴えていただきまして、ありがとうございました。 私も被災地の岩手の沿岸部出身の議員でありまして、きょうは、その思いが大変共有できるところだと思って伺っておりました。皆様の御意見をしっかり受けとめて、精いっぱい復興に全力を尽くしていくことを私もこの場でお誓い申し上げたいと思います。 その中で、まず総論からお伺いしたいんですが、これは四人の方それぞれにお伺いしたいと思います。それぞれの専門分野というよりも、原発の地域で被……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 まず、今、いろいろな場で申し上げておるんですが、NHKの朝ドラ「あまちゃん」がはやっておりまして、被災地に元気を、そして全国に笑いを与えている、そういう状況でありまして、これを見ていると、ハードの部分もさることながら、やはり地域の文化というか、そういうものを活用した復興の推進が重要だなと、つくづく思っている次第であります。 地域再建のためには地域の誇りが大事で、これについては、祭りとか芸能ということなんだと思います。「あまちゃん」では、地元の久慈市の秋祭り、大変雄大な山車も出てまいりました。やはり文化財を守るとかそういう観点じゃなくて、農林水産業分……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 早速質問に入らせていただきます。 まず、流用についてちょっと取り上げて、お伺いしたいと思います。 復興予算の流用が問題になって、新聞等でも取り上げられて、例えば、震災等緊急雇用対応事業が一千億、被災地とは関係ない事業に流用されたという報道もございました。これは一部だろうと思います。 これで問題だと思うのは、本当に必要なところにお金が使われていないということだと思います。 例えば、これまで、住宅の再建が不十分だ、支援が不十分だという、そのおくれが指摘されてきましたけれども、この一千億がどれぐらいのそういう支援に当たるかというのをちょっと計算して……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 本日、いろいろPFIの事業の実績と評価についてはるる議論がありましたので、通告しておりましたが飛ばして、具体論に入らせていただきます。 このPFI事業は、もう言うまでもなく推進すべきだと私も思います。国民資産が、大変預金超過も多い。国民資産だって千五百兆あるとか言われていますから、一般会計の十五年分ですね。これを使わない手はないと。 かつては財投資金なり税金で行われてきたわけで、財政制約の中で民間資金を使うという意味で、PFIをしっかり推進する、これは本当にいいことだと思います。ただ、この手法が、私、きょうは疑問を持っておるんです。官民ファンドに……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。どうもお疲れさまでございます。 TPPの件、私も何点か、きょう、またお伺いしたいと思っております。 TPPに参加の場合の影響の試算が出されたわけです。これは、農業部門の生産額は三兆円減少するということで、実は別の分野もそうなんですが、時間がなくて、しかもまだ前提がわからない中で、単純化したような試算であるのはやむを得ないと思いますが、単純な生産額の減少ということで、農業も三兆円だと言われております。 これは、先ほど議論がありましたが、即時全品目関税ゼロにしてやっているわけですが、交渉によってはいろいろ違ってくるわけで、試算はその都度する必要があるだ……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 本法案、水産加工資金ですが、貸付実績は堅調で、中小の水産加工業者の設備投資に効果があって、被災地としても積極的に活用されているようでありまして、私はこの延長自体は適切だと思っております。 それで、この法案はさておいて、時間も足りませんので、水産業について御質問をさせていただきたいと思います。 今、林議員から御質問がありましたが、制度金融は補助金であるかどうかというのは別として、制度金融あるいは補助金も含めて、やはりTPPの議論が気にかかります。 これは先ほど議論がありましたが、WTOでは、米国が原則禁止を訴えるということの中で、TPP参加国では……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 早速質問に入らせていただきます。 まず、飲用乳価の関係でございます。 今、酪農経営は、アベノミクスによって円安になって進行していますので、飼料価格が上がっているということがございます。あと、ぬれ子価格が低迷したり、あるいは燃料、電気料金が値上がりして収益を圧迫しているという状況があって、大変なわけでございます。 そこで、地元の酪農家からは、こうした状況の中で、実は飲用乳価が上がらないわけでして、スーパーでは牛乳よりミネラルウオーターの方が高い、つまり、牛乳がミネラルウオーターより安いわけですね。こういうこともあって、これに対する、おかしいという……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 法案については、私の質問したいことが網羅的に質問されましたので、ちょっと別件の、個別論で議論させていただきたいと思います。 きょう議論したいのは、人・農地プランの関係の、農地の集積であります。 農地の集積の推進と経営規模の拡大が当然必要で、喫緊の課題ですが、このために農地流動化の推進をどうやってやっていくか。この人・農地プランでは、中心経営体に農地集積を行うための支援が行われておりますが、これは、利用権設定、賃貸とか農作業委託による場合に対して支援がされているということなわけですね。 これから、いろいろな集積をする場合には、いろいろな考えられる……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 時間の関係もありますので、早速質問に入らせていただきます。 本日は、林業関係について議論をさせていただきたいと思います。 林業については、森林・林業再生プラン以来、いろいろな政策が講じられております。ただ、間伐とか、そういう環境保全というところはわかるんですが、ちょっと足りないなというか、意外に議論になっていなかったなと思うのは、主伐とか再造林の部分も含めて、あるいは国産材の需要拡大の部分でありまして、そこの問題意識を踏まえながらお伺いしたいと思うんです。 地元の林業関係者からは、まさに、主伐について補助がないのはちょっとどうなのかということと……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。
本日は、農林水産業の海外輸出、攻めの農林水産業と今言われておりますが、この観点について、いろいろな業者に、輸出をしようとされている方にいろいろな問題を伺ったこともありますので、そういう実務的な問題を踏まえた御質問をさせていただきたいなと思っております。
それでは、まず質問に入る前段として、海外への農林水産物輸出の現状についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
実は、日本の農林水産物を海外に販売するためには、これは御存じのとおり、もちろんやらなきゃいけないことが、大きく言うと二点あって、一点は、また後ほど議論させていた……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 HACCPについては、るる、きょうは議論がありましたが、やはり聞いてみると、かなり負担がかかるということなわけですね。聞くと、これは工場ごとでやるんじゃなくて、品目ごとでやらなきゃいかぬとか、何品目かやりたいところはそれぐらいコストがかかると。品目ごとで年間百万円ぐらいかかると聞いていますし、当然、書類の作成の手間もかかる。だから、おのずからコンサルなんかも雇ってやっているという話であります。 こういう面倒くさい中で、実は、岩手県なんかだと、県版HACCPというのをつくって、これは正式なHACCPの簡易版なんでしょうね、こういうこともやっている。実……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 先般、佐賀県に委員派遣で行きまして、そこで私が感じたのは、攻めの農林水産業を過度に打ち出すことにちょっと違和感を感じたという感じです。 というのは、唐津うまかもん市場で地産地消の取り組みをやっておられる、そして、蕨野の棚田という、条件の厳しい中で工夫して棚田をつくっておられる、こういうのを見るにつけて、ああ、農林水産業は地域に根差した産業であって、こうやって地域が頑張ってやっているんだなというふうに思って、国土を守っているということも非常に感じたわけでございます。 そういう中で、結局、農業というのは、先ほど大串理事も話がありましたが、地に足をつけ……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。岩手二区でございまして、被災地の議員としてきょうは質問をさせていただきます。 まずもって、三月十一日から二年がたったところであります。改めまして、お亡くなりになられた皆様に心より哀悼の意を表しますとともに、今なお長い仮設住宅暮らしで大変な思いをされている方々、そして被害を受けられた皆様に心よりお見舞いを申し上げる次第でございます。 三月十一日が参りますと、マスコミではこの被災のことの取り上げが大きくなる。ただ一方、ふだんはちょっと少なくなってきたなという思いがあります。つまり、震災の記憶と経験が風化しているのではないか。 もう一つ地元で思うのは、国……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 被災地の復興なくして日本の復興はあり得ません。私は、被災地の農林水産業を守るため、日本を壊すTPPには、交渉参加を阻止すべく、地元の方々の声を一生懸命政府に届け、何とかTPP交渉参加を見送ってほしいと訴えてまいりました。 しかし、安倍総理は、残念ながら、そういう被災地の方々の声に耳を傾けずに、三月十五日に交渉参加を決定してしまいました。残念であります。 昨年十二月の総選挙で、TPP交渉参加阻止を公約に掲げて戦った自民党の議員は、完全に有権者をだましたと言われても仕方ないと思います。残念です。 TPP交渉参加表明は、被災地の東北では、大きな不安を……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 本日は、まず、公共事業の水準について議論をさせていただきたいと存じます。 早速、質問に入らせていただきます。 資料もお配りして、「公共事業関係費の推移」という資料をつけております。公共事業費というのは、二十四年度、当初が四・六兆ですね。そして、この前の補正を入れて七兆。結局、補正の部分は、十五カ月予算と言われていますから、二十五年度に入るというのが適当な考え方だとして、二十五年度、実質約八兆円、まあ十兆近くになるわけです。 結局、この推移を見てみるとわかるのは、でこぼこがあるわけですよね。これまでも、急激に、経済対策ということで公共事業費を積み……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 国土強靱化なり国民生活の強靱化の法案ということで、私は、日本の国土条件を考えますときに、法律をつくるかどうかは別として、しっかり防災、減災対策をやっていくことは当然だと思っております。それなりの公共事業費もかかると思っております。 そういう前提で、やることには賛成でありますが、やる以上は、やはり、いやしくも、この公共事業についてうさん臭さが見られないようにしっかりやらなきゃいけないという論者でございます。しっかりした適正な手続と透明な基準とか、あるいは目的に即してしっかりとそういう体制になっているかどうかということ、こういうことを含めてしっかり詰め……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 防災・減災等に資する国土強靱化基本法案及び同修正案に対して、修正案及び修正を除く原案に賛成の立場から討論いたします。 災害が多発する厳しい国土条件を有する我が国において、防災、減災対策を的確に行うことは当然のことであります。問題は、防災、減災対策の名のもとに、公共事業を不必要に拡大する口実にならないかということにあります。このような誤解を与えるとすれば、必要な公共事業に対する信頼性も失わせてしまい、不幸なことであります。 公共投資は、適正な手続で、国土政策的観点、持続的観点から、望ましい一定の水準で、急激な予算の増減なくして、中長期にわたって行わ……
○畑委員 生活の党の、岩手の畑浩治でございます。 本日は、限られた時間でありますので、被災地からの、岩手からの要望のうち、用地取得の特例について議論させていただきたいと思います。 復興事業に係る土地取得の特例については、岩手県及び関係市町村からかなりの悲痛な要望が寄せられているところでありまして、先週も、達増岩手県知事から根本大臣のところに試案を持って要望があったということであります。 私、実はきょう持ってまいりました。これは陸前高田の一つの署名でして、八千七百七名。陸前高田の人口は約二万ですから、成人の人のほとんどが署名しているという署名なので、かなり今地元で問題が高まっているところで……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 それでは、まず、国家戦略特区の本質というか、意義から議論させていただきたいと思います。 特区というのは、私、基本的には、構造改革の手段でありますので、規制を緩和して、参入障壁を下げて、そして競争を強化していく、そういう政策だと理解しております。とすると、結局、供給能力をふやしていくという政策であります。成長力のためにということでしょうけれども。 ただ、今デフレ脱却が一番大きな課題となっている。こういう中で、供給能力をふやしていくと、これは需要の部分が追いつかなければ、デフレギャップが大きくなっていく、こういう問題があると思うので、その本質からいっ……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 早速質問に入らせていただきます。 内閣人事局長について議論させていただきたいと存じます。 内閣人事局長を官房副長官にしているということの理由ですが、これは従来、議論の経緯がいろいろあったのは存じております。 さはさりながら、三人官房副長官がおられるわけですが、官房副長官は、大変御多忙で、いろいろな仕事、オール・ジャパンの仕事をされておられます。もちろん、であれば、私が危惧するのは、官房副長官が内閣人事局長となった場合には、忙しいがゆえに、やはり官僚の判断の追認、上がってきたものをなかなか精査しにくいのではないか、これは、どんな優秀な方でやる気が……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 本日は、まず、いわゆる新マルキンについて議論させていただきたいと存じます。 平成二十二年度から行われておりますこの新マルキン、正確には肉用牛肥育経営安定特別対策事業というわけですが、これは基本的には、全国一律で経常収支を算定して、収益性が悪化した場合には補填金が交付されるというシステムであります。 実は、それによって肉専用種が一本になっているというのが今の新マルキンでして、従来は、地域の肥育牛の飼育状況を勘案して、品種区分は可能であった。いわゆる地域特定品種を分けることができたわけです。 岩手県の場合には、日本短角種が従来設定されていたというこ……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 まず、法案について質問させていただきます。 きょうは、かなり出ましたので、かなりダブっていますので、ちょっとニュアンスを変えて聞く部分もあると思いますが、そこはお許しいただきたいと思います。 まず、法案の基本理念であります。 ここは、まさに地域還元、そういうことが話題になって議論になったということで、基本理念として、地域の活力の向上及び持続的発展を図ることを旨とすべきことという規定が基本理念で追加されたということであります。これはこれでいいわけですが、まさに、一般的な訓示規定であれば、これは実は廃案となった法案と何ら変わりはなくて、訓示規定であ……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 本日は、生産調整あるいは日本型直接払いの議論がされておりまして、それを聞くと、私は、今の農家の方々が不安に思っているところがよくわかる思いがしました、曖昧なわけですが。要は、戸別所得補償、経営安定対策というのが思想的にすぐれているのは、生産費という客観的基準を持って、そこをもとにどれぐらい交付するかということが決まる。客観的で、非常に一義的に明確なわけです。 そして、農業を続け、農地を維持するというのは、共同作業に入るのも重要なんですが、やはり、農業が経済的に成り立つように、生業として成り立つような形で払うことで農地が維持できる、そこにかかってくる……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 端的に、まず、TPPの関係をお伺いいたします。 実はこの農水委員会でも、TPPの交渉状況について、余り正面から聞いたような質問が意外になかったと思うんですが、まず、大臣にお伺いしたいんです。 米国は、年内妥結に向けて、大詰めの交渉の加速を図るというのが新聞で書かれております。そして、十月八日のバリの首脳声明では、これも何かすごいものを書かれていまして、TPP交渉参加国の首脳は、TPP交渉が完了に向かっていることを公表できて、喜ばしく思っておられ、かなり進んでいるなというのはうかがえるところであります。 結局、農林水産分野においてどのような議論が……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 本日は、長時間の審議、大変お疲れさまでございます。 最後になりましたので、法案の審議というか議論をさせていただきますが、かなりダブったりしているところもあると思いますので、確認とかも含めて、同じ質問なり、あるいはニュアンスを変えて質問させていただく部分もあるかもしれませんが、御容赦を願いたいと思います。 きょうの中間管理機構の大きな問題というか、危惧された点が、やはり滞留、塩漬けになったり、財政負担がとめどなくふえるんじゃないかとか、そういうところはかなり心配されたんだろうと思います。 今回の中間管理機構は、県の農業公社、農地保有合理化法人に比……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 本日、参考人の皆様には大変貴重な御意見をありがとうございました。 伺っておりますと、農政は改革しなければいけません。ただ、その改革というのは、地に足をつけた、現実的な観点に立った改革でなければいけないんだなというのをつくづく思った次第であります。 そういう中で、重複もありますが、ちょっとお聞きしたいところは、やはり一つは、先ほど来議論がありましたが、農地を集積するといった場合に、これは大きければ大きいほどいいものではないという話がありました。これはもちろん作物によって、あと地域条件によって違うわけですが、日本の国情を考えた場合、二点お伺いしたいの……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 これまでの中間管理機構の法案の議論では、いかに地域の実情を踏まえるか、そういう観点の議論が多いような気がいたします。端的には、人・農地プランとの連携というところでかなり議論がされたろうと思っております。 参考人との質疑がこの前もありましたけれども、例えば、中間管理機構をつくるとしても、借り手の選定基準が法文上は不明確であって、この法案の第八条第三項第五号に、地域の農業の健全な発展を旨として、公平かつ適正に貸し付けの相手方の選定を行うとあるわけで、その選定の際の実質的な判断要素となる事柄はおよそ書かれていないというような指摘もございました。 むしろ……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 本日、まずTPPのことについて二点ほどお伺いしたいと思います。 シンガポールで最近TPPの交渉が行われまして、報道ベースだと、結構アメリカが強硬だということがよく書かれておりますが、日米の事前協議で、アメリカには自動車、日本には農林水産物のセンシティビティー品目があるということであって、結局そこを前提に交渉が進むんだろうと思ったら、意外にアメリカが強硬だったということなんだろうと思います。 自動車については、いろいろ強硬なことを言って、長期、超長期の関税撤廃なり、あるいは、関税撤廃をやった場合にも途中で延ばせるような措置を入れるとか、発射台でアメ……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 まず、本日は、消費税増税の関係から議論をさせていただきたいと存じます。 消費税の増税、十月一日に総理が決断されました。地方の生活者あるいは中小企業、こういう人たちの景気回復がまだの中で、特にデフレ脱却も実はまだの中で増税が決定されたことは、私は大変残念に思っております。 ちょっとフリップを用意させていただきましたが、「見せかけのデフレ脱却」と書いておきました。「GDP成長率三四半期連続でプラス」ということで「政府の景気判断は上向きに修正?」ということでありますけれども、これは実は消費が拡大したというわけではなくて、やはりコストが上がったから。実は……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 復興について、きょうは議論させていただきます。 実は、今国会ももうすぐ閉じようとしておりますけれども、復興について取り上げる議論が少なかったし、少なくなっているような気がいたします。 復興の風化というのを実は私は危惧しております。何も復興が進んでいるから議論が少なくなったわけではなくて、実は現場へ行ってみると、被災地は野っ原のままだし、そして、宅地造成も今始まって、かなりやっておりますけれども、もちろんそれは、完成はまだ先だし、仮設住宅にお住まいの方がほとんどであります。 こういう状況の理由はいろいろありますけれども、一つは、もちろん用地問題で……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 岩手選出の被災地の議員でございまして、本当に皆様の活動には敬意を表させていただきます。そして、四人の参考人の皆様、本当に貴重な意見をどうもありがとうございました。 私自身、単純に申し上げまして、原発というのは、福島第一原発の事故があってなおかつ原発に頼ろうという発想には理解できないものがあります。 そして、原発の本質というのは、人間の管理可能性に非常に乏しいのではないか、事故が起こった場合にスイッチを切ってとめるというわけにはいかぬ、これは根本的にやはり問題を抱えていると思っております。 恐らく、国民の多くの皆様は素朴にそう思っているんじゃない……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 まず、復興庁の役割、意義ということについて、総論的にお伺いというか、議論させていただきたいと存じます。 実は、昨年、ある地域のかさ上げ事業の相談を受けまして、それを復興庁につないで、その見通し等について伺う機会がございました。その際に復興庁が言ったことは、まちづくりは交付金事業ですから、これは、復興交付金を配って、後はもう自治体がやることですから当該自治体に聞いてくださいと言われまして、そして、自治体に聞いても要を得ないので、実は、このまちづくり事業はいろいろな事業が絡まって構成要素がありますので、関連のある事業を担当する役所、これは霞が関の某省で……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 用地の関係について確認をさせていただきたく、きょうは議論させていただきます。 私、二月三日の予算委員会の質疑の際に、野党の案を示しまして、五十戸未満の小規模住宅施設についても収用適格性を付与すること、使用期間の更新も含めて、土地収用法の緊急使用の使用を容認することを主な内容としたわけでございます。そこで大臣と議論させていただきました。 大臣は、きょう階議員との議論もありましたが、岩手県弁護士会の抜本案、これは否定的で、憲法との関係等もあるんでしょう。ただ、私の出した案にも一貫して否定的であったなと思います。私としては、現実的で合理的なんだと自負し……
○畑委員 ただいま議題となりました東日本大震災の被災地における復興整備事業の用地取得の更なる迅速化に関する件につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 趣旨の説明は、案文を朗読してかえさせていただきたいと存じます。 東日本大震災の被災地における復興整備事業の用地取得の更なる迅速化に関する件(案) 政府は、東日本大震災の被災地において、所有者不明、相続未処理、多数共有の土地等円滑に取得が進まない案件が多数存在し、その迅速な確保が喫緊の課題となっていることに鑑み、東日本大震災復興特別区域法の一部を改正する法律の施行に当たっては、以下の点に配慮するものとし、……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 まず冒頭、石原大臣の発言については本日の委員会でも問題となっておりましたが、私は、これまでいろいろな委員会で、復興が風化しているということを申し上げてまいりました。この発言を聞いて、ああ、復興が風化しているんだなと思いました。東京と被災地の感覚が全く違うようになってきているなと。東京にいるからこういう発言をする。 つまり、ああいう発言というのは、被災地に寄り添っているといいながら、やはり被災地に寄り添っていないんですよね。そのことが、被災地の議員として悲しくなりました。そのことをまず申し上げたいと思います。 それで、早速質問に入らせていただきます……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 まず、農政改革について議論をさせていただきたいと思います。 農政改革で、株式会社の農地の保有というか取得、これを言われているのをよく聞きます。これは、要は、入り口の規制を緩めて、新規参入を促進させるいろいろな、多様な主体をふやせという流れの中で出てくるのではないかなと思うんですが、突き詰めると、結局、一般の株式会社に農地取得を認めるということなんだと思います。実際にそう言われています。 実は、よく考えると、農業従事者の要件を課されたような農業生産法人は規制緩和されて、一人以上でしたか、かなり農業従事者も規制緩和されているし、リースであれば入ってこ……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 まず、農政改革の関係で議論させていただきたいと思います。 今回の農政改革、戸別所得補償の米の一万五千円の直接支払交付金を来年度半額にする。これは四年後には廃止するということでございます。これのかわりにというか、あわせて日本型直接払い、多面的機能払いということで、集落などの活動組織に対して支払われる交付金を創設していくということになります。 こういう支援の形態が変わる中で、ただ、個々の農家に交付金という形で渡る部分が当然変わってきますので、それに伴って農業所得も変わってくる。端的には減ってくるわけですね。一万五千円の、やはり単価的に見て、集落に農地……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 本日は、まず、地元の要望とかいろいろ踏まえまして、森林・林業に対する支援策ということで若干お聞きしたいと思います。 林業に対する支援ですが、これは先ほど、鈴木議員の質疑だったと思いますが、木が売れれば、それが産業として成り立つことが一番山を守ることになる、私もそう思っております。そういう中で、現状は、なかなか採算が厳しいために、山が荒れてしまうという部分がある。これに対する政策支援はいろいろやっておりますけれども、実は足りないと思いますのが、主伐に対する支援だと思います。 この議論をすると、以前も質問したことがありますが、主伐は経営活動、個人の利……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 まず、日豪EPA交渉についてお伺いしたいと思います。 日豪EPA交渉、これは最近、新聞にもかなり載っておりまして、今週が山だということもかなり言われているようですが、要は、どういう交渉の方針と状況によってやっているのかということなんです。 新聞報道を見ると、当然といえば当然なんですが、日本側は一定の、影響の少ないような、恐らく牛肉なんでしょうが、この関税を下げるという方針じゃないかと。報道によると、今三九・八%でしたでしょうか、それを約半分の二〇%という議論もあるという声もありまして、折り合うといえば、この関税の率を下げるということは確かに想定さ……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 まず、本日はいろいろ激しく、戸別所得補償あるいは経営安定対策の見直し、この経営二法をなされまして、朝一番の議論は大変激しかったなと思っております。批判について、間違っている部分もあるし、かなりいろいろあるんですが、冷静に議論させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 戸別所得補償制度については、全ての販売農家に交付金を交付する、ここのところで自民党さんの批判があるわけです。これが本会議のときには、総理から、担い手の農地の集積のペースをおくらせる面があったと。しかし、この認識は、私はやはり不正確だと考えております。もちろん、戸別所得……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 早速質問に入らせていただきます。 まず、谷口先生にお伺いしたいと思います。 谷口先生におかれましては、本日、六名共同提案の法案のメリットとか意義を、わかりやすく、体系的に、論理的に御説明いただいて、本当にありがとうございました。実は、私も六名共同提案の一人でございまして、我が意を得たりという思いで聞いている部分もございました。 それで、質問なんですが、この飼料米のところなんです。四ページ目ですね。 飼料米というのは主食用米と体系が全く異なる、だから、そう簡単に転換は難しいんじゃないかという趣旨でおっしゃっておられたと思います。 それで、私も……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 最後なので、私もかなりかぶりましたので、通告の範囲内ですが、ニュアンスを変えたり、あと、更問いっぽくなるかもしれませんが、その点を御了承願いたいと思います。 まず、国会決議との関係で、ちょっとミクロな議論をさせていただきたいと思います。 きょうは、内閣官房に来ていただいておりますので、TPPにおける定義ということになりますが、除外、再協議というのはどういうものなのかというのを確認したいと思います。 資料をお配りしております。資料はいろいろあるんですが、内閣官房の二つを抜粋してみたところ、何回も同じことが載っているんです。除外というものは、特定の……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 早速質問に入らせていただきます。 まず、今回、農地の多面的機能の発揮、これがメーンになるということで日本型直接支払いがつくられるわけですが、この事業の効果の検証をどうやって行うかということをお伺いしたいと思います。 というのは、戸別所得補償みたいな収益とコストの間の差額を埋めるものについては、その検証は客観的で容易だと思いますし、そもそも農地の集積ということで見るのであれば、集落営農の推移とか、農業所得の推移とか、農地規模の拡大の推移等のわかりやすい指標で検証ができる。 しかし、農地の多面的機能というのは、いろいろな効果があって、公益機能なわけ……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 早速質問に入らせていただきます。 先般の参考人質疑のときに、東京農大の谷口教授が、この新たな助成金体系について、必ずしも魅力的だとは言えないとおっしゃっておられました。その趣旨は、ハードルが高いということのようですけれども、要は、面積払いから数量払いの方向は正しい、当然だと思います、インセンティブが湧くような形で。ただ、実際に、飼料米でも実質的な単価切り下げなんだと言っていましたが、それはそれとして、単価は別として、今回の委員会の議論でもありましたけれども、頑張ってつくればつくるほど平均が上がってしまって、十万五千円もらえるのはなかなか厳しくなるん……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 本日は、まず、大所高所の議論をやらせていただきたいと思います。 例えば、国土政策の観点も含めて、人口減少時代における農地のあり方ということでございまして、今、国土形成計画法ですか、これは国交省の所管だと思いますが、新たな国土のグランドデザインという議論も研究会で始まっているようです。このテーマというのが、人口減少時代における国土のあり方、人口減少していくから、結局、そこをしっかり結ぶような基盤整備が必要だという話もちらっとあったんですが、その本質はそういうところではなくて、いかに人口減少時代の国土の利用、あり方を考えていくかという根本哲学の問題が出……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 まず、やはりTPPの関係をお伺いしたいわけですが、TPPの日米交渉と国会決議の関係、これは長らく、何回も本日も議論がありましたけれども、お伺いしたいと思います。 TPPで、この重要五項目を守るということがどういう意味を持つというか、何をやればこの重要五項目を守ったと言えるのかということは、かなり曖昧で、かなり疑問があって、不安があるところであります。なぜかというと、日豪EPAでは、牛肉について関税を引き下げていますし、豚肉でも低関税輸入枠を設定したということもありました。 こういうのを見たときに、除外あるいは再協議とありますが、これは、関税引き下……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 この法律の地理的表示保護制度についての保護のあり方というか、ここについてお伺いしたいと思います。 この地理的表示保護制度は、商標法による地域団体商標制度であれば、これは知的財産権という権利であって、訴訟の客体になるような権利だと思います。それと比べて、きょうたびたび議論がありましたが、排他性のないような権利というか、言ってみれば、今回の地理的表示保護制度は、知的財産ではあっても知的財産権ではないのだなと思います。これは単独では訴訟の対象にはならない。結局、行政当局による取り締まりでその実効性を担保するという整理であります。 これで十分な保護が図ら……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 TPPについて、最近報道されていることを含めて、きょうは、総論的に確認するという趣旨の質問をしたいと思います。新聞に載っておりますので、大体そのベースレベルはお答えいただくことを期待しての質問でございます。 まず、交渉方針について、あるいは交渉における共通認識ということでお伺いしたいわけであります。 交渉方針等についてはどのようにしていくか。つまり、関税撤廃は行わない、これはもう共通認識なんだろうと思います。ただ、関税撤廃は行わないけれども、関税の引き下げについては、セーフガードを発動、あるいは輸入枠の設定、あるいは関税引き下げの期間、そういうこ……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 まず、農協改革の関連でお伺いしたいと思います。 日本型直接支払いのときの議論で、生産調整の件で、生産調整を実質的に廃止して、行政が割り振るやり方をやめて、生産者団体がきめ細かい情報をもらうことによって自主的に判断できるようなシステムをつくるということでありました。その場合に、農協改革との関係がどうなるのかなというのが、きょうお伺いしたいことであります。 規制改革会議が、農協改革、農政改革の意見として、全国農業協同組合中央会の指導権を廃止するということで、全農を、これは株式会社にするのか、あるいはシンクタンクにするのか、いずれにしても、今の農協的な……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 早速議論に入らせていただきます。 特定農産加工物の前提として、自由化によって、加工前提の素材の農林水産物そのものもかなり影響を受けて厳しくなっているというのは当然のことでありますけれども、ちょっと短角牛を例にとって伺わせていただきます。 資料をお配りさせていただいております。この日本短角種、これは日米合意が六十三年にあって、その後、平成三年から平成十二年にかけて関税が七〇%から三八・五%になった。今回のTPPの議論の先取りをしているようなことがあったわけです。 これでどうなったかということを見てみると、まず、繁殖雌牛の飼養戸数、頭数がやはり激減……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 まず、法案について御質問させていただきます。 ウナギについての、希少生物の関係で、この法律が委員長提案で出されるというのが想定されておりますが、議員立法の中の関係で、規制措置が想定されている。これをしっかりやっていくことによって、資源管理をしっかりやるということであります。 日本は、これはこれで当然しっかりやって、リスト入りもしっかり防ぐことも含めて対応しなければいけませんが、日本が幾らちゃんとやったとしても、やはり周辺のアジアの国、韓国、中国、台湾、ここを含めて、この部分の流通の規制の必要性が大きいわけですから、これらの国も日本が想定しているの……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 まず、まきストーブの振興について議論させていただきたいと思います。 林業振興とかバイオマス、あるいは森林の有効活用のためには、当然のことながら、まきストーブの振興を図ったらいいなと思っております。 木材利用ポイントは、実は北米や北欧のまきストーブは、しっかりして、頑丈でインテリアにもいいし、そういうものに対してはついているんだけれども、実態として、日本のまきストーブにはほとんどついていないんだという話を聞いたことがあります。 これは、まさに国産のまきストーブに対して木材利用ポイントをどんとつけて使えるようにして、まきストーブの活用を推進すること……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 本日は、被災地の議員の立場をメーンとして質疑をさせていただきたいと存じます。 まず、総理は施政方針演説で、「公共の精神や豊かな人間性を培うため、道徳を特別の教科として位置づける」とおっしゃいました。また、自民党の憲法改正草案では、「国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、」とか、あるいは、「家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する。」「家族は、互いに助け合わなければならない。」といった、愛国心や道徳に係る徳目的な規定があるわけであります。 総理、まずお伺いしたいんですが、このようなことを国が仰々しくというか、国が主導で言わなきゃいけないという……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 安倍内閣の十五カ月予算というベースでちょっと比較して議論させていただきたいと存じます。 前回のベース、これは二十四年度補正と二十五年度当初、今回の補正と次年度予算、この比較で見てみると、当然のことながら、昨年の補正予算はかなり積んでいますので、来年の、次回の歳出は一兆四千六百六十五億円の純減になる。足してみて、今回のベースでやるとですね。 平成二十六年度当初予算はかなりふえているという話で、これはこれで財政規律の方から議論になっておりますが、ただ、十五カ月ベースで見ると、公共事業費は約七千億減少、これは社会資本整備特会が廃止になって、その部分を勘……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 早速質問に入らせていただきます。 甘利大臣、訪米してのフロマン通商代表との事前協議、大変お疲れさまでございました。先ほど別の委員から大体の質問があったので、同じような質問ですが、若干ニュアンスを変えてお伺いしたいと思います。 これは、衆参の農林水産委員会の決議を踏まえて交渉するということは大前提だということの中で、アメリカと日本は越えがたい溝がある、だからこそ、その溝を埋める努力をするために行かれたということであると思います。結局、これは、米国と日本の埋められない溝、米国は、具体的にというか、具体的じゃなくてもいいんですが、何を求めて、どこに溝が……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 皆様、本当に長時間大変お疲れさまでございます。 早速質問に入らせていただきます。 本日、公共事業、公共投資が地域を支えていること、そして公共事業の見通しを持って予算措置を進めてほしいというお話が出ました。 そこで、まず、伊藤知事と川畑建設業協会会長に、公共投資についてはどう見通しを持ってやっていくかという御意見を伺いたいわけです。 これまで公共投資が年々減らされてきて、そして、この災害ということもあって、ここ最近ごんと積まれて、ただ、この積まれた額がこのまま行くとは思えないということもまたあるんだろうと思います。 実は、公共事業、来年度予算……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。
甘利大臣におかれましては、シンガポールでの交渉、大変お疲れさまでございました。本当にその尽力に敬意を表させていただきます。
それで、この会合では、大筋合意を目指したものの、決着が先送りされ、合意に至らなかったと聞きます。アメリカ側の強硬姿勢、農産物の重要品目を含む関税撤廃の要求というのがかなり厳しかったというのは報道で知るところでありますけれども、なぜ大筋合意に至らなかったんでしょうか。まず、お伺いします。
【次の発言】 七、八割まとまって、残った部分がまさにセンシティビティーでかなり重要な部分だということになって、ここが難しいわけです。
結局、……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 まずもって、本日、予算採決を行おうとすることについて、断固抗議をいたします。 今回の予算案は、まさに、四月からの消費税増税を目前にして、一般会計において過去最大規模の予算であります。私は、本来であれば、もっと充実したというか、さらなる審議が必要であると考えておりました。そのことを申し上げておきたいと思います。 それでは、早速質疑に入らせていただきます。 TPPについて、きのう質問し切れない分もありましたので、引き続き議論させていただきたいと存じます。 日本の情報公開のあり方、これはきのう多々議論が出ました。確かに、ホームページ等を見てみて、マ……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 まず、法改正の必要性についてという、そもそもの質問をさせていただきたいと思います。 と申しますのは、私は東日本大震災の被災地の議員なんですが、東日本大震災があった後もやはりこういう議論があったと記憶していまして、そのときには、いろいろ議論はあったんですが、結局、運用で対応するということになりました。 その後、実は、こういう大震災の教訓を踏まえて、災害対策基本法の抜本改正もあったわけです。本来、そういうところで一緒にやればいいかなという思いもあったんですが、そこでも行われなかった。 その後の事情が、種々災害が起きたことは存じていますし、そういうの……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。
早速、質問に入らせていただきます。
まず、この法案のタイトルなんです。
つまり、今、地方創生が課題と言われながら、本法案はそのための法案だと。しかし、そのタイトルが、まち・ひと・しごと創生法という名称になっております。きょう若干お答えもありましたが。ちなみに、本委員会は地方創生特別委員会です。
そういう意味で、地方ということをしっかりやるのが、タイトルがこの三つに分解したということはなぜなのかも含めて、ちょっとそこをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 実は、これは町も村も含むということですが、従来、通常の用語で町というと、人の集積ですよね、……
○畑議員 村岡議員の質問にお答えいたします。 地方行政というのは、これは一番理想は、住民に身近なところの自治体がやれれば一番いい。それができない場合に、まさに上の広域自治体ということになると思います。そういう補完性の原則が私は大事だと思っておりますが、もちろん、小さい基礎自治体で完結しないことが今のグローバルな世の中の常でありまして、例えばインフラ整備一つとっても、当然、今の県の枠では難しいし、また産業政策一つとっても、これは一つの県なり基礎自治体では難しい部分があろうかと思います。 そういう意味で、広域行政の一環として道州制を検討することは当然あり得べきだし、道州制というのは私は否定する……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 最近、資材とか労務費等が値上がりしているわけでして、その弊害が大きくなったような気がいたします。特に、土木もさることながら、建築関係、ここで問題が大きくなっているような気がします。 例えば大槌町だと、被災地の小中学校が、これは今、四小学校、一中学校を合わせて仮設設置されておりますが、これを小中一貫校として再建することとして移転先が決定されております。これは二十六年三月都市計画決定と。 校舎は、実は九月に建築工事発注予定だったわけですが、そして、うまくいけば平成二十八年度開校予定だったんですが、二回入札不調になったんだそうです。こういう建築関係の入……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 本日は、甘利大臣と、TPPと経済政策について議論させていただきたいと存じます。 甘利大臣におかれては、TPPの大変な、タフな交渉だと思います、アメリカ側を中心として。かなりぎりぎりのところを尽力されている御苦労は、大変敬意を表させていただきますし、本当に大変だと思いますので、よろしくお願いしますということを申し上げて、議論に入りたいわけです。 まず、九月の二十二ですか、日米の協議をフロマン代表とされたということ。そして、新聞によると、それを踏まえて、踏まえてもないですが、そのときの状況もなかなか大変な状況だったようですが、日米実務者協議も何かきの……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 早速、質問に入らせていただきます。 まず、年功序列の給与体系というものを、将来、中長期でどうあるべきというふうに考えているか伺いたいと思います。 今回、給与カーブのフラット化、世代間の給与配分の見直しということを行って、そこは現行の制度を前提に配慮した形でやっているなとは思います。 ただ、これから、抜本的に考えるとすれば、民間企業が年功序列の賃金体系を廃止して能力給に転換しているという中で、公務員の給与体系も現行の俸給表に基づいて級別というのがいいのかどうかというのを考えなければいけないだろうと思います。 これは、いかにフラット化していっても……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 まず、特定秘密の関係、今回、運用基準が出た関係を踏まえて質問させていただきたいと思います。 この特定秘密の指定の要件、これは判断基準は三つあるわけですが、実は、この要件というのがなかなか具体化されていないという思いを持っております。つまり、本来、この要件を定めるためには、判断の合理化、客観化のための方策が基準案で相当程度基準化されていなければいけないんだろうと思います。例えば、何々をしてはいかぬよという話をしても、そこの構成要件がなきゃいかぬ。 そういう中で、まず、これは端的に言うと、別表該当性の中で、非公知性、特段の秘匿の必要性ということですか……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 法案の前に、ちょっと総論的な質問というか議論をさせていただきたいと思います。 国家公務員、特に霞が関の公務員の勤務体制というか勤務のやり方ということについてでありまして、私も経験があるんですが、問題意識を持っています。というのは、霞が関の役人というのが、長時間残業、長時間労働でやっているのは大変ですが、かなり非効率なところがあるんじゃないかなと思っております。 というのは、例えば、まず、質問の関係の作業。これは政治家も悪いんですけれども、通告が遅くなってしまう。ただ、遅いのも、政治家もかなり会議が重なって遅くなってしまうことがあって、恐縮だと思っ……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 本日最後のバッターになりまして、かなりかぶる質問もあろうかと思いますが、確認という意味も込めて、改めてお聞かせいただく部分も多々ございますので、よろしくお願いいたします。 まず、犯罪による収益の移転防止に関する法律の一部を改正する法律案ということで、今回、九条の改正で、外国所在為替取引業者との契約締結の際の確認義務に関する規定が整備されたということになります。いわゆるコルレス契約ですね。ここの契約の締結に際して確認義務の規定の整備がされた。 これを見て私が思ったのは、当たり前のことではないかなと思いました。取引をするのであれば、こういうことは当然……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 早速質問に入らせていただきます。 まず、マネタリーベースとマネーストックの関係でありまして、これは十月三十日の予算委員会でも議論させていただきましたが、本日は、金融緩和がいいかどうかという政策的な是非の議論をするつもりはありませんで、あのときも質問しましたが、ちょっと事実を確認しておきたい趣旨でございます。 資料をお渡しいたしましたけれども、これを見ると、異次元の緩和になって、結局マネタリーベースは思い切りふやしていますが、マネーストックがそこまではふえていないということが見てとれます。 従来も金融緩和をやりましたが、二〇〇一年、二〇〇六年、こ……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 本日は、大変貴重な御意見ありがとうございました。大変参考になったというか、本当にありがたくお伺いさせていただいた次第であります。 それで、きょうの話を踏まえて何点かお伺いをしたいんですが、まず、矢島参考人と内藤参考人にお伺いしたいんです。 指導的立場の女性の占める割合を高めるという法律の構成、たてつけの中で、ただ、そういうことを単純にやるのはなかなか問題で、なぜ女性が管理職を目指さないのかというところの分析も必要だというお話がございました。 私も、思うところ、働き方の見直しが必要で、実は、私の問題意識は、今の政府案、派遣労働の話も、常用派遣に置……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 質問に入らせていただきます。 今、米価の下落、概算金の下落が大きな課題となっておりまして、地域に対して不安を及ぼしている。これをどうやって支援して、救っていくかということが大きな課題なわけであります。これはナラシでやっていくということはもちろんあって、これはこれでしっかりやるべきなんですが、もう一つの観点があるだろうなと思っておりました。 つまり、農家の方々と集会をやったときに、経営の負担の軽減をしてほしいと。経営の負担というのはいろいろあると思うんです。例えば機械を買って耕作するとか、あるいは飼料が高いとか、いろいろあるんですが、農業機械のリー……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 まず、TPPについて若干議論をさせていただきたいと思います。 TPPの閣僚交渉も行われるということで、あしたからですか、甘利大臣もシドニーの方に行かれるということになっているようであります。申すまでもなく、西川大臣は、自民党のTPP対策特別委員長として大変難しい交渉の知恵出しというか、影のフィクサーと言ってはなんですが、かなり実際の段取りをされてきたことに対して深く敬意を表する次第でございます。 それで、TPPに対する認識ということなんですが、大臣は所信で、衆参の農林水産委決議が守られたとの評価をいただけるよう、政府一体となって全力を尽くしてまい……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 早速質問に入らせていただきます。 本日、新聞記事のコピーの資料をお配りしております。これは、実は今、沖縄県知事選挙が行われておりますけれども、この沖縄知事選挙は、十六日投票で、そうすると、たしか三十日告示だったんだろうと思うんですが、その五日前、二十六日に、仲井真氏の応援で西川農水大臣が沖縄入りをしたと。 その中で、「沖縄の漁業振興を図るための新たな基金を創設する考えを示した。仲井真氏を支援する水産業関係者らの大会でのあいさつで表明した。」ということでございまして、「漁民の所得増大に向け新たな基金を積んで、いつでも取り崩しができるお金を約束したい……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 早速、質問に入らせていただきます。 まず議論したいのは、四月の消費税増税後の景気の落ち込みは想定内なのかどうかということであります。 申すまでもなく、内閣府発表の四半期の数値を見れば、八月十三日は、速報値ですが、これは実質マイナス一・七、年率でマイナス六・八と。それで、九月八日、修正値で、実質成長率がマイナス一・八、これは年率換算でマイナス七・一%ということになっております。 この数値というのはどういう数値かというと、めちゃくちゃ悪いわけですよね。なぜならば、東日本大震災があった二〇一一年一月から三月期の数値はマイナス六・九%。千年に一回の大災……
○畑分科員 おはようございます。昨日は、遅くまで大変お疲れさまでございました。私も分科員としてここに来させていただきまして、きょうも朝から本当にお疲れさまでございます。 改めて、畑浩治でございます。私、一年生議員でございまして、本日、生まれて初めて国会議員として国会で質問させていただきます。そういう意味では、大変緊張しております。 また、前原大臣、辻元副大臣、長安政務官におかれましては、私も国土交通委員会におりまして、大変お世話になっている次第でございます。本日、いささかちょっと緊張しておりますけれども、地域の思いを質問に込めさせていただきます。よろしく御答弁のほどお願い申し上げます。 ……
○畑委員 国民の生活が第一の畑浩治でございます。ありがとうございます。 国会というのは、私は、熟議の国会で、徹底議論をして、そうやって決めるということが当たり前のことだと思いますが、そういうことが今しにくい体制になっていると思っております。 それで、二院制あるいは両院の役割分担というのはあります。これは憲法の改正、できれば大前提であると思います。基本的には、二院制を維持しながらその役割分担だと思いますし、再議決要件の緩和ということは大変いいことだと思いますが、今までの議論で欠けているのは、いきなり再議決に行くのではなくて、両院の間の意見調整、そういうことについてしっかりやるという観点がちょ……
○畑分科員 衆議院の岩手二区の畑浩治でございます。 平野復興大臣には、復興に向けてのリーダーシップを発揮していただいていることに深く敬意を表させていただきます。また、津川政務官には、岩手担当の政務官として、本当に細かいところから日常お世話になっております。この場をおかりしまして御礼を申し上げる次第でございます。ありがとうございます。 さて、復興交付金についてまずお伺いしたいと思います。 復興交付金、三月二日に公共団体への配分通知がなされたわけでございます。これは申請に至る過程でいろいろぎりぎりやられたということを、地方から私も聞いております。大臣のお考えは大体、記者会見なり、先ほどの復興……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 憲法第八章の地方自治につきまして、党内で検討中のものではありますが、現時点での考え方を申し上げたいと思います。 まず、地方自治の本旨の内容の明確化についてでありますけれども、地方自治は、きょうの御説明にあったように、現行憲法はわずか四条しか規定を置いていない。地方自治の憲法上の保障の根幹をなす地方自治の本旨の内容も、条文上は明らかでありません。したがいまして、地方自治の本旨に関しては、その内実をなす住民自治の原則、団体自治の原則について、憲法に明記をすべきだと考えております。 そして次に、国と地方の権限のあり方について、役割分担についてであります……
○畑分科員 生活の党の畑浩治でございます。 本日は、これまで国交省の政務三役の皆様には大変お疲れさまでございます。 国土をつくる仕事は本当に大事な仕事でございまして、本日、私は、実は鉄道について、中心に議論させていただきたいと存じております。 と申しますのは、復興に当たって、これはいろいろな観点があるんですけれども、交通プロジェクト、これが実は目に見えて地域を引っ張って、地域を勇気づけるものであると思っております。そういう中で、道路につきましては、三陸沿岸道路も順調にやっていただいて、そして、これは遅い、遅いと言われる復興プロジェクトの中で実は順調に進んでいる、地域に勇気を与えていると思……
○畑委員 生活の党の畑浩治でございます。 長時間、四人の公述人の皆様、お疲れさまでございます。早速質問させていただきます。 日本経済の六割が個人消費だということがありまして、最近、GDP速報値が出たんですが、これは余り伸びていない。私、家庭や生活者が安心してお金を使えるようにならなければ経済が本格的には回復しない、そういうことで、個人消費が回復しなければいけないんだろうなと思っております。 個人消費を回復するためには、よく言われる議論は賃上げですが、この賃上げの方法もいろいろ議論があって、本委員会でも、例えば、賃上げを強制はできないわけで、中小企業支援をして賃上げができる環境をつくるべき……
○畑分科員 岩手の衆議院議員の畑浩治でございます。よろしくお願いいたします。 まず、やはり復興の観点から何点かお聞きしたいんです。 かなりローカルな話で恐縮ですが、私の地元、岩手県の沿岸の北部、この前の被災地の一つであって、普代村というところがございます。そこに神楽がございまして、鵜鳥神楽といいますけれども、これの国重要無形文化財指定の見込みについてお伺いしたいと思って、本日来させていただきました。 実は、復興は、物をつくるとか町をつくるとか、こういうことも重要なのでありますけれども、やはり、地域の文化を復興に生かす、心の復興といいますか、地域の誇りを取り戻させる、こういうことを生かしな……
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