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岸本周平 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

岸本周平[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
806位
委員会発言歴代TOP1000(衆)
825位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
621位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
582位

45期委員会出席TOP50
26位
45期委員会出席(幹部)TOP50
30位
46期委員会発言TOP100
69位
46期委員会発言(非役職)TOP100
55位

このページでは岸本周平衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。岸本周平衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

45期(2009/08/30〜)

第174回国会 財務金融委員会 第3号(2010/02/24、45期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平です。  まず、平成二十二年度税制改正大綱に基づいて御質問をいたします。  その前に、私が菅財務大臣に初めてお目にかかったときのことをお話ししたいと思います。もう御記憶ではないかと思いますが。  今、執行停止中の地価税という税制がございます。バブルが盛んで地価が高騰したときの対策として導入された税制であります。私は当時、主税局で課長補佐をしておりました。保有税ということでは既に固定資産税が地方税として存在しておりましたので、当時の大蔵省主税局には、土地保有課税を国税としてとらえる考え方がございませんでしたので、担当課もございませんでした。そのときに、私が急遽土地税制……

第174回国会 内閣委員会 第8号(2010/04/21、45期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平です。  本日は、国家公務員法等の一部を改正する法律案に関しまして御質問させていただきます。  これまでの審議を聞いておりまして、いささか党派的な色が濃かったような気がしております。もちろん、内閣提出の法案があり、野党の皆さんの法案が同時に出ているわけでありますから、当然のことであります。しかしながら、国家公務員制度は国家の根幹をなすものであります。本来、年金制度やその財源となる消費税の問題と同様に、超党派で議論をされるべきものではないかと存じます。実際に、国家公務員制度改革基本法は平成二十年六月に与野党の修正合意で成立しているわけであります。  本日は、その意味で……

第176回国会 内閣委員会 第2号(2010/10/27、45期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 衆議院の岸本周平でございます。  先ほど、同僚の小泉進次郎委員と蓮舫行政刷新担当大臣の間で、事業仕分けをめぐって白熱した議論がございました。  事業仕分けの結果として財源が出てくるという面もありますが、きょうは、もう一つ、先ほど蓮舫大臣も指摘されておりましたが、政府調達という部分から財源をひねり出すことが相当可能であるということについて御質問をさせていただきたいと思います。  私は、昔、経済産業省で情報関連産業の担当課長をしておりました。そのときに、政府がやるIT調達がいかにずさんであるかという現実を見てしまいました。つまり、一万円のものを百万円で買わされているのが政府の実態であり……

第177回国会 災害対策特別委員会 第16号(2011/09/09、45期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  本日は、和歌山県選出の国会議員として質問の機会をいただきましたことを心より感謝申し上げたいと思います。  なお、私の後、県選出の先輩議員であられる二階俊博先生、西博義先生からも和歌山県民を代表しての御質問をいただけると思いますが、若輩の私がまず先鞭を切らせていただきますことをお許し願いたいと存じます。  発災をいたしまして直後に、寺本眞一那智勝浦町長のお嬢様がお亡くなりになり、奥様が行方不明になられたという大きな記事が出まして、寺本町長を知る私どもとしては本当に大変なショックを受けましたが、その中でも陣頭指揮をとり続けておられるお姿に感銘を受けてお……

第177回国会 財務金融委員会 第21号(2011/06/08、45期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     東日本大震災に対処して金融機関等の経営基盤の充実を図るための金融機能の強化のための特別措置に関する法律及び金融機関等の組織再編成の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 東日本大震災で被災した中小企業者及び住宅ローン利用者等における二重債務の問題については、被災者の生活・経営の再建に資するよう、国として、必要な対応について、早急に検討を進めること。  一 協同組織金融機関の特……

第177回国会 財務金融委員会 第35号(2011/08/10、45期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 岸本周平でございます。(発言する者あり)ありがとうございます。  本日は、締めくくり総括の審議の場で質問の機会をいただきまして、委員長初め関係各位にまず感謝を申し上げたいと思います。  その上で、特例公債法案の審議でありますけれども、実は、昨年も私は質問に立たせていただきました。その際は、当時、菅直人財務大臣に質問をさせていただきましたが、それが二月の二十四日でありました。本日は既に八月十日であります。本法の国会審議がおくれてまいりましたことにつきまして、一国会議員として大変遺憾に思っていることをまず申し上げたいと存じます。  衆議院と参議院がねじれている現状におきまして、政府が法……

第177回国会 内閣委員会 第13号(2011/06/08、45期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 特定非営利活動促進法の一部を改正する法律案の起草案につきまして、提案者を代表して、その趣旨及び内容について御説明申し上げます。  まず、本起草案の趣旨について御説明申し上げます。  特定非営利活動促進法、いわゆるNPO法は平成十年に議員立法により成立し、現在、NPO法人の数は四万二千法人を超えるに至っております。  しかし、現行の認定法人はそのうちの約二百法人にすぎず、また、NPO法人の約七割が財政上の課題を抱えるなど、いまだ多くの課題を抱えている現状にあります。  本起草案は、このような現状にかんがみ、NPO法人の活動の健全な発展をより一層促進するため、所要の法整備を行うものであ……

第180回国会 財務金融委員会 第7号(2012/03/08、45期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     租税特別措置法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。   地球温暖化対策のための税の導入に当たっては、現下の厳しい電力需給の状況や長引く円高・デフレによる企業収益の悪化等を踏まえ、産業面に過度な負担とならないよう、その影響を十分見極めるとともに、森林吸収源対策を含めた地球温暖化対策のための諸施策の推進に配慮すること。 以上であります。  何とぞ御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

第180回国会 財務金融委員会 第19号(2012/08/24、45期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 岸本周平でございます。  昨年に引き続き、締めくくり総括質疑の質問に立たせていただきます。委員長初め理事の皆さんの御配慮に感謝を申し上げたいと思います。  まず、この法案は、予算案同様、大変重要な法案であります。本来であるならば、予算案が可決、成立をされる三月末までにこの法案も同時に可決、成立されるべきものであります。昨年のこの委員会での締めくくり総括質疑は八月十日でありました。ことしは八月二十四日であります。もちろん、法案の審議でありますから、これは、私ども委員会を組織する国会議員の責任は大変重大でありますし、私も、与党の理事として責任を痛感しております。  一方で、閣法、政府提……

第180回国会 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号(2012/06/05、45期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。よろしくお願い申し上げます。  本日は、本当に御協力をいただきましてありがとうございました。お話を伺っておりまして、福島の事情もよくわかりましたし、それから、総論としては、私どもが委員会で議論している論点がほとんど出たように思いました。  その中で、例えば、消費税の前にやるべきことがあるんじゃないかと。おっしゃるとおりだろうと思います。それからまた、国債は日本の場合は九五%は国民が持っているんだけれども、先物取引の場合は大体三割から四割が外国人の投資家が商いをされておられて、瀬谷さんがおっしゃるように、もしヘッジファンドと格付機関がぐるになって、市場に……

第180回国会 予算委員会 第15号(2012/02/23、45期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 岸本周平でございます。  本日は、質問の機会をいただきました。中井委員長初め与野党理事の皆様に御礼を申し上げたいと思います。  野田総理、覚えていらっしゃるかどうか、昨年の八月、財務金融委員会の八月の総括質疑、特例公債法案と税制法案の締めくくり総括がございまして、当時財務大臣の野田総理に御質問をさせていただきました。  あのときに、オーストラリア、あるいはカナダ、ニュージーランドなどのように財政再建が成功した国に共通のものがありましたよね。それは、財務大臣を経験した人が総理をやったときには、非常にうまく財政再建が進むという実例がありました。そのことを御指摘して、ぜひ野田総理として財……

第181回国会 経済産業委員会 第1号(2012/11/02、45期、民主党・無所属クラブ・国民新党)【政府役職】

○岸本大臣政務官 このたび政務官を拝命いたしました岸本周平でございます。  枝野大臣をお支えして、経済産業政策の推進に精いっぱい努力をいたす所存でございます。  海江田委員長を初め理事の皆様、委員の皆様の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。  ありがとうございました。(拍手)

第181回国会 経済産業委員会 第2号(2012/11/07、45期、民主党・無所属クラブ・国民新党)【政府役職】

○岸本大臣政務官 それでは、お答えを申し上げます。  今おっしゃっていただきましたように、石炭火力につきましては、発電効率が大体四一から四三%ですけれども、石炭を粉にしましてこれをガス化する、石炭ガスにした上でLNGガスと一緒にコンバインドで燃やしますと、さらに蓄電池、燃料電池の技術も使いますと、効率が五五%ぐらいまで行きます。これは二〇二五年に確立を目指しております。  また、LNG火力につきましても、千七百度程度の高熱で今実験をしておりまして、二〇二〇年ごろまでには五七%が目指せるということでございます。  また、CCSといいまして、CO2を大体千メートルから数千メートルの地下に埋めるとい……

第181回国会 内閣委員会 第1号(2012/11/02、45期、民主党・無所属クラブ・国民新党)【政府役職】

○岸本大臣政務官 内閣府大臣政務官の岸本周平でございます。  国家戦略、経済財政を担当し、前原大臣、白副大臣を補佐してまいりますので、古川委員長を初め、理事の皆様、委員の皆様、よろしくお願い申し上げます。(拍手)

第181回国会 農林水産委員会 第2号(2012/11/08、45期、民主党・無所属クラブ・国民新党)【政府役職】

○岸本大臣政務官 お答え申し上げます。  TPPに関する試算につきましては、今おっしゃいましたように、内閣府としてGTAPモデルを使いました試算がございます。  これで計算いたしますと、これは一般的な、WTO、世界銀行なども使っているものでございますけれども、TPP協定に参加した上で、これは九カ国でありますけれども、物品貿易について一〇〇%自由化した場合には、実質のGDPがトータルで二・七兆円かさ上げが行われるということであります。これは貿易だけでございますので、サービスや投資、非関税分野などの分野も含めれば、さらに追加的な効果があると考えられております。  一方で、今政務三役の皆さんもお答え……


46期(2012/12/16〜)

第183回国会 経済産業委員会 第3号(2013/03/22、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。民主党の岸本周平でございます。  本日は、北朝鮮に対する輸出入禁止措置の延長に係る国会承認について御質問の機会をいただきました。委員長初め理事各位に感謝を申し上げたいと存じます。  まず初めに、実は、当初は野田内閣のもとで、昨年、国会に承認を求めたわけでありますけれども、なかなか通常国会では認めることにならず、解散・総選挙を経て廃案という形になりまして、改めて閣議決定をしていただいた上、安倍内閣において提出されたものだと承知しております。  私、実は、経済産業委員会は今回初めて所属をさせていただきまして、全くの新参者ですので、そういう観点で思いますと、この輸出入……

第183回国会 経済産業委員会 第9号(2013/04/24、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  きょうは、お三方の参考人、御多忙の中、我々のためにお運びをいただきました。まず感謝を申し上げたいと思います。  この問題は、そもそも、競争政策というもののあり方をどう考えるかというところから出てくる問題だろうと思います。自由な経済活動をできるだけ政府が規制しないことが正しいんですけれども、時として、大手のスーパーとそれに対する仕入れ業者、あるいはテレビ局とプロダクションというような形で、どうしても強い者がいわゆる十全なビジネスを妨げるということで、競争政策が行われているわけであります。  私は、経産省でメディアコンテンツ課長をしておりましたときに下……

第183回国会 経済産業委員会 第10号(2013/04/26、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  本日は、質疑に立たせていただきます機会をお与えいただきまして、本当に委員長初め理事各位に感謝を申し上げたいと存じます。  まず最初に、消費税の法案について一言申し上げたいと思います。  社会保障と税の一体改革は、民主党政権のもとで、社会保障の安定財源の確保をまず行う、そして財政健全化を同時に達成していくことを目指して策定した施策であります。  私どもは、国民が将来にわたって安心して暮らしていけるよう、社会保障制度を持続可能なものとしていくために、消費税を社会保障財源化した上で、税率を段階的に一〇%まで引き上げるという決断をいたしました。そして、自民……

第183回国会 経済産業委員会 第15号(2013/05/29、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。民主党の岸本周平でございます。  本日は、小規模企業活性化法案の審議に際しまして質問の機会をいただきました。感謝申し上げたいと思います。  これまで何回か当委員会で質問に立たせていただきましたけれども、実は、経済産業省の政策は、余り与党、野党で差がない、大きく違わない分野だと思っております。  実際、昨年、私も大臣政務官をさせていただいて、例えば、きょうの法案でありますと、中小企業庁の職員の皆さんと一緒に、同じ方向で議論を重ねてきたものですから、本法案についても、なかなか野党的な質問はできませんので、与党的な質問になることをあらかじめお断りした上で、前向きな議論……

第183回国会 経済産業委員会 第19号(2013/06/12、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平です。  このたび、質問の機会を与えていただきましてありがとうございます。そしてまた、この委員会で、電事法の改正について、理事の皆さんを初め与野党の皆さん、真摯な御議論が続きました。そして、修正協議もしていただいて、前向きに進んでまいりましたことに、心から敬意を表したいと存じます。  その上で、安倍内閣の重要閣僚である茂木大臣と、それから官邸の主であられる加藤官房副長官に、一言申し上げておきたいことがございます。  実は、私、予算委員もしておりましたのですが、今年度の予算が通るときに、予算委員長が、予算委員会の場で、二回、丸二日という意味でありますけれども、集中審議……

第183回国会 経済産業委員会 第20号(2013/06/19、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平です。  先週、電気事業法の改正案の審議で、関連する先物取引の御質問をさせていただきました。それで、今、近藤委員からも、かなり大所高所からの観点で、総合取引所の早期の導入の重要性について指摘がありましたので、近藤委員の補足という形で、引き続き総合取引所について、きょうは三十分お時間をいただいておりますので、質疑をしていきたいと思います。  先ほど、近藤委員にまさに総論的なお話をしていただきましたので、少し各論に入らせていただきたいと思います。  その前に、実は、近藤委員の質問に対しても、茂木大臣の前向きな御答弁をいただきました。これは民主党政権からなんですけれども、……

第183回国会 内閣委員会 第6号(2013/04/05、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。民主党の岸本周平でございます。  本日は、四名の参考人の皆様、貴重なお時間を割いて私どものために意見の陳述にお越しいただきました。まず御礼を申し上げたいと存じます。  時間が短いので、他の委員の質問もございますので、IT調達を中心にシステムの問題に絞らせていただきますので、少し参考人の方への質問が偏りますことをあらかじめおわび申し上げたいと思います。  まず最初に、須藤参考人にお聞きをしたいのでありますが、ちょうど私、通産省の情報処理システム開発課長をやっておりましたときに、須藤先生あるいは東京工科大学の清原先生の御指導をいただいて政府CIOをつくったり、あるい……

第183回国会 内閣委員会 第8号(2013/04/24、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。民主党の岸本周平でございます。  本日、内閣委員会におきまして、マイナンバー法案に関する質問の機会をいただきました。本当にありがとうございます。  ちょうど昨年の解散・総選挙の前ですけれども、民主党政権としてマイナンバー法案を提出させていただいておりました。その際に、今の平井委員長それから高木理事と三名で、三党協議の実務責任者として修正の詰めをさせていただきました。ほとんど三党で合意をしていたのでありますけれども、残念ながら、解散・総選挙ということで、あの法案はなくなってしまったわけであります。  一方で、今回、安倍内閣で、基本的にはこの際の三党協議の内容をもと……

第183回国会 予算委員会 第2号(2013/02/07、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平です。  一昨日の代表質問の続きを一問一答の形式でさせていただきたいと存じます。  午前中も前原委員から、金融政策の出口戦略について指摘がありました。これは本当に、私は、本当にアベノミクスは現在までに効果を上げていますので、代表質問でも申し上げたように、評価はいたします。しかし、この出口戦略が非常に難しい。それと、これは後ほどまた谷垣大臣にも聞きたいんですけれども、本当に今、財政規律が守られているのか、これは本当に厳しい局面に来ていると思うんですね。  例えば、日本銀行は現在でも相当国債のファイナンスをしているんですよ、実は。日銀が余り仕事しない、仕事しないという声……

第183回国会 予算委員会 第6号(2013/02/14、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提案の平成二十四年度補正予算三案を撤回のうえ編成替えを求めるの動議に関して、その趣旨を説明いたします。  まず、編成替えを求める理由を申し述べます。  民主党としても、一定規模の補正予算は必要であると考えますが、問題はその中身であります。  安倍内閣の経済対策、これを実行するための補正予算は、旧来型の公共事業の大盤振る舞いであり、その財源を確保するために五兆円を超える国債の追加発行を予定しています。かつての自民党政権下では、バブル崩壊以降、二百兆円を超える公共事業を行ってきましたが、結果として、経済再生にはつながらず……

第183回国会 予算委員会 第14号(2013/03/14、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。民主党の岸本周平でございます。  予算委員会で二回目の質問の機会を頂戴いたしました。本当に、委員長初め理事の皆さん、ありがとうございます。  この前も申し上げましたけれども、日本の財政制度、仕組みも運用も、どうしても財政規律が甘くなるような要素がたくさんあります。高度成長の時代の借金の少ない時代はそれでもよかったのかもしれませんが、千兆の借金を抱えて、国民一人当たり八百万円の負債を負っていただいている中で、財政規律については、これは与野党関係なく、行政も立法府も新たなステージに来ているのではないかと思います。  それは、私自身、大蔵省主計局で予算編成をやってきた……

第183回国会 予算委員会 第22号(2013/04/10、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  本日、質問の機会をいただきました。どうもありがとうございます。  本日は、昨日の私の同僚議員である玉木委員それから後藤委員の補足、フォローアップという意味で、行政改革について、安倍内閣の基本的なスタンスをお伺いしてまいりたいと存じます。  まず、けさの審議、まあ、それまでの審議もそうですけれども、安倍総理を初め閣僚の皆さんが経済政策、アベノミクスについて語られるときは、大変自信満々であられ、かつ精力的に、エネルギッシュに、エナジェティックにお話しになるわけでありますけれども、そのことに比べた場合、これは私の個人的な思いでありますけれども、行政改革あ……

第185回国会 経済産業委員会 第4号(2013/11/08、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  茂木大臣、御無沙汰しております。さきの通常国会以来、再び大臣と議論する機会をいただきまして、感謝申し上げます。  きょうは、時間も短いので、少し提案をさせていただきます。  これは、全く同じ方向を向いた提案であるということを申し上げたいと思いますのは、茂木大臣御自身が本当の意味の改革派であるということを私は確信しております。  思い返しますと、大臣が民間セクターから華々しく政治の世界に出てこられましたときに、私も霞が関におりました。そして、十年以上前ですけれども、経産省でIT担当課長をしておりましたときに、まさに茂木大臣をトップに、例えば平井たくや……

第185回国会 経済産業委員会 第6号(2013/11/13、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。民主党の岸本周平でございます。  先週に引き続いて質問の機会をいただきましたことを御礼申し上げます。先週は時間も短かったので予告編的な質問になりましたけれども、引き続ききょうは、認定制度というような、古いと言うと言い過ぎかもしれませんが、旧来の行政手法について問題提起をさせていただきたいと思います。  認定の仕組み、つまり役所が、官僚がいろいろなことを審査する仕組みでありますけれども、先週は申請する側からの問題点を指摘しましたが、実は受ける役所の側にもマイナス面があるわけであります。  十年以上前に私が経産省の情報処理システム開発課長をやっておりましたときに、当……

第185回国会 経済産業委員会 第8号(2013/11/20、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 ありがとうございます。民主党の岸本周平でございます。  きょうは、一般質疑ということで、茂木大臣の胸をかりまして、産業競争力強化法案が衆議院で可決したわけですけれども、本当に企業の競争力を強くしていくために経済産業政策としてどういう手法がいいんだろうかということについて、これまでの常識的な、オーソドックスな考え方ではなくて、全く新しい次元で、アベノミクスという異次元の政策をとっておられるわけですけれども、異次元という言葉はともかく、新しい次元の政策について問題提起をさせていただきたいと思います。  もともと企業関係は茂木大臣がお詳しいわけでありますので、簡潔にお答えいただきながらと……

第186回国会 外務委員会 第8号(2014/04/02、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。民主党の岸本周平でございます。  本日は、外務委員会におきまして質問の機会をいただきました。委員長初め理事各位にまずは感謝を申し上げたいと思います。  私のきょう質問する立場であります。この両協定に関しましては、あくまでも核不拡散の立場、核の平和利用、そして何より原子力安全の強化を推進するという観点がまず第一でございます。その上で、我々が政権与党時代、ベトナムやヨルダンなどの二国間原子力協定を推進してきたという、政策の継続性の観点ということからも、賛成の立場で質問をさせていただきたいと存じます。  しかしながら、これは私ども民主党が政権時代、原子力発電につきまし……

第186回国会 経済産業委員会 第5号(2014/03/28、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  きょうは、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  私は、きょうは、昨年の秋の臨時国会で、私どもの委員会で審議をさせていただき法律となった、産業競争力強化法のその後の運用状況、実施状況等について確認をさせていただきたいと思います。  従来、私ども立法府として法案の審議をいたしますけれども、法案の審議が終わればそれっきりということが多うございますが、法案が通った後、大事なことは政令に書かれ、省令に書かれ、さらに告示の段階で、例えば民間の方が対応される場合には、最も大事なことが実は告示に書かれているわけであります。  しかし、法案が通……

第186回国会 経済産業委員会 第9号(2014/04/11、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。民主党の岸本周平です。  本日は、四名の参考人の皆様、お忙しい中、当委員会の御審議に御参加をいただきました。まず感謝を申し上げたいと思います。また、山名参考人から折々直接お話を聞く機会もいただいており、参考になっております。きょうも、時間が限られておりますけれども、できれば四名の方にお聞きをしていきたいと思います。  まず最初に、今の國重委員の問題意識、最後に御質問された人材の点から入りたいと思います。まず、山名参考人、大西参考人、諸葛参考人の三名の方にお聞きしたいと思います。  まさに参考人の皆さんも最初からおっしゃっていらっしゃるように、この組織、ある意味、……

第186回国会 経済産業委員会 第10号(2014/04/16、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平です。  今、私ども民主党の枝野元大臣の御質問は、消費者保護の観点からの商品先物ということでありました。これに対して、同じフィールドなんですが、むしろビジネスの面、成長戦略の面からもう一度引き続き商品先物の問題について、短い時間ですけれども御質問させていただきたいと思います。  成長戦略の中で、これは民主党政権のときも今の安倍内閣、自民党政権のときも全く同じでして、総合的な商品先物の市場をつくって、金融・証券とコモディティーのデリバティブについては、アジアでナンバーワンの市場をつくっていこうじゃないかということでやらせていただいているわけであります。  その一方で、……

第186回国会 経済産業委員会 第11号(2014/04/18、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平です。  本日は、特許法等の改正に関して御質問をさせていただきます。  今、枝野委員からもるる指摘がありました。その中でも特許の審査にかかわる人手の問題に触れられていましたが、その点は、何よりこの十年間いろいろな御努力をされてきたと思います。  一方で、特許庁の特殊性と申しますのは、何よりシステムの塊だということであります。迅速な処理あるいは大容量の処理をする中で、人手ももちろん大事ですけれども、効率的なシステムというのがとても重要になってまいります。  一九九〇年に、日本の特許庁が世界で初めて電子出願システムを構築しました。これは先駆けていました。それこそ当時、茂……

第186回国会 経済産業委員会 第12号(2014/04/23、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。おはようございます。  先週の一般質疑に続きまして、商品先物取引市場の活性化について質問をさせていただきたいと思います。  まず、先週、東京商品取引所そのものの経営状態について大臣政務官にお伺いをいたしました。その際、田中大臣政務官からは、二〇〇八年度から、決算が確定していませんが二〇一三年度、昨年度まで六期連続の赤字であるという御説明がありました。主な理由は、一つは取引量が減っているということ、それから、意欲的なシステム開発をなさった、そのための営業費用がふえているという二点を御説明されました。  その上で、では、二〇一四年度、ことしの見込み、あるい……

第186回国会 経済産業委員会 第13号(2014/04/25、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 引き続いて、民主党の岸本周平でございますが、三人目のバッターとして質問をさせていただきます。  私どもは、政権の経験のある中で、第一次、第二次、第三次の電力システム改革については、基本的には考え方は同じくするものであります。前回の第一段階のときも、私どもは賛成に回らせていただいております。  その上で、この電力システム改革は、しかしながら大変難しいものであるということも申し上げておきたいと思います。これはもう発想を根っこから変えるわけであります。  これまでは、電力会社に対して過剰な設備を持たせてまでも絶対停電はしないように、供給力の義務づけといいますか、きちんと供給してくださいね……

第186回国会 経済産業委員会 第15号(2014/05/09、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。  参考人の皆さん、本当に貴重なお時間をいただいて、また貴重な御意見、参考になります。ありがとうございました。  まず、四人の参考人の方々にお伺いしたいと思っております。  まず最初に、私は基本的に電力システム改革には賛成の立場で質問させていただきたいと思いますが、安念参考人もおっしゃいましたように、改革というのは本当に難しいと思いますし、今回、この改革をするリスク、しない機会費用、それは本当にイーブンぐらいのところではないかと思っております。  私も、官僚時代、改革派官僚などと言われて有頂天になって改革してきましたけれども、結果としてなかなかうまくいかないケー……

第186回国会 経済産業委員会 第18号(2014/05/21、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平です。  本日は、質問の機会を与えていただいて、ありがとうございます。  きょうは一般質疑なんですけれども、昨日、小規模企業振興基本法の本会議での質疑がありました。同僚議員の近藤洋介委員からも質問をさせていただいたところでありますので、きょうは、中小企業白書を中心に、関連する、いわば前座として、来週の審議の前取りをさせていただきたいと存じます。  まず、大臣政務官にお伺いをしたいわけであります。  日本経済全体、これは本当に、私ども野党もアベノミクスが成功して景気の好循環をもたらすことは望んでいるわけでありますけれども、例えば私の和歌山一区の地方までは、まだ残念なが……

第186回国会 経済産業委員会 第19号(2014/05/28、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。民主党の岸本周平でございます。  本日は、四人の参考人の先生方、本当にありがとうございます。お忙しい中、貴重な御意見を聞かせていただきましたし、また質疑にもお答えいただきまして、感謝申し上げたいと思います。  早速なんですけれども、まず国吉参考人にお聞きしたいんです。  中小企業憲章について積極的にお取り組みをいただいております。いただいた資料の最後にも、国会決議を目指そうということをおっしゃっていただいております。私は民主党でございますので、民主党政権時代にできた憲章でもありますが、党派は関係なくこの委員会で総意として国会決議を目指すということは確かに私どもは……

第187回国会 経済産業委員会 第4号(2014/10/29、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  本日は、大臣所信に関する質問の機会を与えていただきまして、委員長初め理事の皆さんに感謝を申し上げます。ありがとうございます。  きょうは、大臣とさしで、アベノミクスの評価について議論をさせていただきたいと思います。ぜひ、つまらない役所の答弁書は無視していただいて、エコノミスト宮沢さんとしての御見解を賜れればと思います。  まず、アベノミクスについてでありますけれども、これは成功していただければこんなすばらしいことはないわけでありまして、私も一国民としては、うまくいっていただくことを願いたいと思います。  しかし、やはりオーソドックスな経済学を学んで……

第187回国会 経済産業委員会 第6号(2014/11/05、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  きょうは、参考人の皆さん、本当にお忙しい中、ありがとうございます。時間もあれですので、お一人ずつお聞きすることになると思います。  私自身は、若いころ霞が関におりまして、中小企業予算にもかかわったことがあるんですが、やっていた人間として自戒の思いを込めて申し上げると、中小企業政策というのはほとんど成功していないと思います。ほとんど成功しておりません。特に、助成をするという部分では、残念ながら成功しておりません。規制の部分、ここは非常にワークしていたと思います。特に下請への遅延防止法とか下請いじめに対する規制、これは公取と非常にうまくやられまして、こ……

第187回国会 経済産業委員会 第7号(2014/11/07、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。民主党の岸本周平でございます。  本日も、引き続き質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  きょうは法案審議なんですけれども、たまたま先週、宮沢大臣とアベノミクスについて御議論をさせていただいた日といいますか、ハロウイーンの日に、黒田日銀総裁のハロウイーン・バズーカ砲第二弾というのが打ち出されまして、世の中様変わりをいたしましたので、引き続き、アベノミクス関連の質疑をさせていただきたいと存じます。  ハロウイーン・バズーカ砲は大変なサプライズを持って受けとめられました。戦術的には、旧来の中央銀行のあり方からすれば、非常に上手になさったのだろうと……

第187回国会 財務金融委員会 第4号(2014/10/29、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  本日は、質問の機会をいただきまして、委員長を初め理事の皆さんに感謝申し上げたいと思います。  きょうは、農林水産省から、あべ副大臣においでをいただいております。ありがとうございます。  あべ副大臣とは超党派のNPO議員連盟で一緒に事務局を預かっておりまして、本日、野党的な質問をすることは大変心苦しいのでありますが、お許しをいただいて、質問をさせていただきたいと存じます。  まず、関税の話に入る前に、日豪EPA協定について、あべ副大臣にお伺いをしたいと思います。  その前に、確かにこの協定、本当に政府の関係者の皆さんの御尽力に敬意を表したいと思います……


47期(2014/12/14〜)

第189回国会 厚生労働委員会 第7号(2015/04/07、47期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  きょうは、予算委員会で二度の質疑をさせていただきました続きを、塩崎大臣と議論をさせていただきたいと思います。  GPIFのガバナンス改革について、きょうは大臣の応援弁士のつもりで参っておりますので、答弁書はちょっと横に置いていただいて、塩崎節を炸裂させていただきますようにお願いをしたいと思います。  まず、今、我が党の長妻委員からもいろいろ御質問がありましたし、水野CIOの招致問題についてもありましたけれども、少なくとも、GPIFという国民の財産である年金を運用する機関について、政治的に外部からプレッシャーをかけるとか、あるいは、今のガバナンスの仕……

第189回国会 農林水産委員会 第6号(2015/04/22、47期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。民主党の岸本周平でございます。  本日は、質問の機会を与えていただきまして、委員長初め理事の皆さんに感謝を申し上げたいと思います。  冒頭、質問する前に、委員長にお願いを申し上げたいんですが、与党の空席が目立っております。野党はほとんど全員出席しております。本来、委員会を成り立たせるのは与党の責務ではないかと存じますが、与党の空席がこんなに目立つというのは、私はまだ三期目でありますけれども、驚天動地でありますので、委員長から御注意をいただくことをお願い申し上げます。
【次の発言】 その上で、きょうは林大臣にちょっと教えていただきたいと思いまして、昨年、バターが品……

第189回国会 農林水産委員会 第8号(2015/05/13、47期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 それでは、引き続き質問をさせていただきます。  きょうは、都市農業について林大臣と議論をさせていただきたいと思っております。  先般、都市農業振興基本法が議員立法で衆参可決をされました。それで、ここの同僚議員の皆様の中にも都市部の選出の方もいらっしゃると思いますので、都市農業振興の重要性は共通の課題として認識をしていただいていると思います。  ただ、これも虚心坦懐に、定義の問題がありますので、都市農業振興基本法の第二条で定義をしておりますので、私は、きょうはその定義に基づいて、少し広目に都市農業をとっていきたいと思います。  第二条では、「「都市農業」とは、市街地及びその周辺の地域……

第189回国会 農林水産委員会 第11号(2015/05/21、47期、民主党・無所属クラブ)

○岸本議員 時間も来ましたので、手短にお答えをさせていただきます。  齋藤委員、私も、最も敬愛する同僚議員の一人から御質問いただいて、大変名誉なことであると存じます。  本当にそう思っています、答えは。  二つだけ申し上げます。  一つは、政府の案も、危機感を共有するという意味では、私は危機感を共有しています。ただし、少し上から目線のパターナリスティックな部分が多いのではないか。  例えば、株式会社。これは、今の日本の制度では誰でも株式会社をつくれます。実際、私のJAわかやま、これはもう平成二十二年に株式会社をつくりまして、農地を借りて事業をしたり、農産物の販売をしたり、やれる農協は、販売もい……

第189回国会 農林水産委員会 第14号(2015/06/04、47期、民主党・無所属クラブ)

○岸本議員 池田先生の御質問にお答えをさせていただきます。  農業の現場に身を置かれている池田委員の御質問、大変感銘を受けました。  今、私たち議論していますけれども、農協といってもいろいろな農協があるんですね。それを何か十把一からげに農協として議論をしていくわけですけれども、そうではない、一つ一つきちんと六次産業化に対応している農協もあれば、まさにみずから改革を行って農業者のために頑張っている農協もある。一方で、何となくこれまでの流れにあぐらをかいていて、組合員のために一生懸命やらない農協もないではない、こういうことだろうと思います。  もう一つは、自主性ですね。  全中が単位農協の自主性を……

第189回国会 農林水産委員会 第15号(2015/06/09、47期、民主党・無所属クラブ)

○岸本議員 武井委員の御質問、ありがとうございます。  私ども政治家は、自分でブログを書きますけれども、ほかの政治家のブログを読むことはないものですから、私も初めて岡田さんのブログを読ませていただきました。ありがとうございます。  感想を先に申し上げますと、この写真がちょっと若過ぎるので、最近の写真を使うようにまず申し上げておきたいと思いますのと、よく書けていると思います。非常に論旨明快ですし、分量もちょうどよいですし、わかりやすい、とてもすばらしいブログだと思います。やはり岡田さんというのは頭がいいんですね。とても頭のいい方の文章だと思いました。  ただ、あくまでも、前提の置き方が違いますと……

第189回国会 農林水産委員会 第19号(2015/06/25、47期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  三十分いただいておりますので、前回の続きをさせていただきたいと思います。  きょうは採決の段取りになっております。与党の同僚議員の諸君の中におかれても、決してこの法案がベストどころかセカンドベストでもないという点について、心の中ではひそかに御賛同いただけるものと思っております。せっかくの審議ですので、議事録にきっちりと残すために審議をしたいと思います。  今回の法案のように、与党推薦の意見陳述人の賛成すら得られず、現場からの反発を得、そして、野党の修正の提案に一顧だに耳を傾けることなく、本日採決をされていくわけでありますけれども、やはり、いかにこの……

第189回国会 農林水産委員会 第20号(2015/08/26、47期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。  本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  きょうは、沖縄でサトウキビをつくっている農家の皆さん、あるいは北海道でてん菜をつくっている農家の皆さんのお気持ちを代弁して質問に立たせていただきたいと存じます。  特に、きょう同席をしていただいている農水委員会の同僚議員の皆様には、与野党を超えて、ぜひ御賛同いただきたいと思うんですが、委員の皆さん、これを御存じでしょうか。保健医療二〇三五提言書というのが出ています。これは厚生労働省がことしの六月に発表した提言書であります。かなり報道にも出ていますけれども、二〇三五年に向けての提言書です。厚生労働省……

第189回国会 予算委員会 第3号(2015/01/30、47期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 岸本周平です。  民主党・無所属クラブを代表して、政府提出、平成二十六年度補正予算三案に反対する立場で討論を行います。  まず、これまで経済環境がよくなっているという御説明がありましたけれども、経済環境がよくなっていれば、経済対策を打つ必要はありません。経済対策を打つこと自体がアベノミクスの失敗を象徴していますし、かつ、これからの景気の向上も見込めるという発言もありましたが、まさに経済学上で言う認知のラグでありまして、認知のラグを前提にした愚かな補正予算の経済対策であると考えます。  トリクルダウンの名のもとに一部の大企業や富裕層が優遇される一方、一般国民の生活は置き去りにされ、実……

第189回国会 予算委員会 第6号(2015/02/19、47期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  きょうは、国民の大切な年金の積立金の運用についてお伺いをしたいと思いますが、その前に、きょうの予算委員会を聞いておりましても、いささか安倍総理の御言動についていかがなものかと思うところがありますので、ひとつ、御自身の政治信条、どういう政治家であられるのかということについて、少し共有したいと思いますので、お話をさせてください。  多分、安倍総理は、御自分のことは保守政治家の一人であろうと考えておられるのではないかと思います。  そこで、保守とは何か、保守政治とは何かという御議論をさせていただきたいんですが、これは定義をしないといけません。今、保守とか……

第189回国会 予算委員会 第16号(2015/03/12、47期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。きょう、時間をいただきました。ありがとうございます。  まず、きょうは、この前の基本的質疑で御質問いたしましたGPIFの運用問題、時間が足りませんでしたので、主としてガバナンス改革について、塩崎厚生労働大臣を応援する立場から質疑をさせていただければと思いますが、その前に、林農水大臣に来ていただいていますので、先に林大臣に質疑をさせていただいて、途中で退席をしていただきたいと存じますので、まず林大臣にお聞きしたいと思います。  農協改革の件であります。農協改革については、これはもう農水委員会でしっかりと議論はさせていただきたいと思いますけれども、きょうは一点だけ、……

第190回国会 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第6号(2016/04/18、47期、民進党・無所属クラブ)

○岸本委員 民進党の岸本周平でございます。  本日は、大変残念であります。これまで私の同僚委員が申し上げてまいりましたとおり、今、政府には災害対策、震災対策に集中していただきたい時期に、大変重要なTPPの審議を強行しなければならない、大変残念であります。  私自身、実は阪神・淡路大震災のときに霞が関におりました。官僚をやっておりました。大蔵省主計局におりました。今、大臣はこうやって座っておられます。政府の説明員の方も座っておられますが、霞が関の役所の中では、一人一人の役人、公務員の皆さんが走り回っていますよ。大変な状況になっています。それぞれのつかさつかさで熊本の地震の対応、各省庁の各部課、各……

第190回国会 財務金融委員会 第18号(2016/05/18、47期、民進党・無所属クラブ)

○岸本議員 古川先生、ありがとうございます。  本当に、私たちの政権のときの懸案がきょうここで質疑をされる、私も感無量でございます。  今の御質問でありますけれども、今、共同提出者の山本代議士からも申し上げたとおりですが、預金者等から請求があれば、仮に休眠預金として移管された後であっても、利子を含めて全額を支払うこととしております。  したがいまして、預金者等の預金を取り上げるわけではありませんので、財産権の侵害には当たらない、このように理解しております。
【次の発言】 古川先生がおっしゃるとおりでして、マイナンバーが付されますと、住所等の名寄せができるわけですので、論理的には少なくなる方向で……

第190回国会 内閣委員会 第7号(2016/03/18、47期、民主・維新・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平です。  きょうは、質問の機会をいただきまして、委員長初め理事の皆さん、ありがとうございます。  そして、何より、加藤大臣、きょうは本当にうれしいです。大蔵省の一年先輩で、公私ともに大変御指導いただきました。深夜遅くまでの御指導もいただきましたし、本当に、こういう立場で加藤大臣に質問できるのは感無量であります。  その上で、きょうは、子ども・子育ての所管大臣として、本質的な御議論をさせていただきたいと思いますし、所管がいろいろありますので、本来加藤大臣の所管ではない案件もありますので、その辺は所見なり御感想なりでも結構だと思いますけれども、むしろそこは、リーダーシッ……

第190回国会 農林水産委員会 第4号(2016/04/21、47期、民進党・無所属クラブ)

○岸本委員 民進党の岸本周平でございます。  冒頭、熊本の地震でお亡くなりになられた方の御冥福をお祈りするとともに、御遺族にお悔やみを申し上げ、被災されている皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。  その上で、きょうは、国際認証の重要性について、三十分という限られた時間の中ですけれども、御議論をさせていただきたいと思います。  実は、TPPの特別委員会でも少し話題になりましたけれども、農産物の輸出、これはとても大事なことだと思います。これはもう民主党政権のときであってもそうでありましたし、今も安倍政権のもとで農産物の輸出を進めておられる。大賛成であります。  ところが、いかにも農産物の輸出が……

第190回国会 農林水産委員会 第5号(2016/04/26、47期、民進党・無所属クラブ)

○岸本委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して趣旨の説明にかえさせていただきます。     森林法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   森林は、国土の保全、水源涵養、生物多様性の保全、地球温暖化防止、木材の物質的生産等、多面的・公益的な機能を有している。しかし、我が国の林業は、木材価格の低迷、森林所有者の世代交代、山村地域の過疎化等により、依然として厳しい状況から、林業の成長産業化を実現するため、適切な森林施業を通じて、国産材の安定供給体制の構築・森林資源の再造成の確保・森林の公益的機能の維持増進を図……

第190回国会 農林水産委員会 第6号(2016/05/10、47期、民進党・無所属クラブ)

○岸本委員 民進党の岸本周平です。  質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。  あした、漁業共済の関連の法案の審議に入りますので、きょう、あしたと、政策の話ではなくて、水産庁の皆さんの現場のお話について、少し大臣と議論をさせていただきたいと思います。  何より、私どもの国日本は、世界第六位の排他的な経済水域を持っております。大変大きな面積であります。しかも、日本周辺の、日本列島がある太平洋北西地域の海域といいますか、北西の海域は世界の三大漁場の一つと言われております。  この中で、実は、水産庁の職員の皆さんが現場で大変な御苦労をされております。水産庁本庁がございますけれども、全国六……

第190回国会 農林水産委員会 第7号(2016/05/11、47期、民進党・無所属クラブ)

○岸本委員 民進党の岸本周平でございます。  昨日に引き続き、水産庁の行政について大臣と議論をさせていただきたいと思います。  きょうは調査船のお話をさせていただきたいと思います。  漁業のもとになるのは何といっても魚の資源であります。しかし、これは皆さん御承知のとおり、今、佐々木先生の御議論もありましたが、本当に年によって大きく変化をしていきます。もちろん一年一年ではないんですけれども、十年単位で見ますと大きく変化してまいります。  例えば、マイワシを一つとりましても、一九八〇年代には毎年の漁獲高が二百万トンを超える、三百万トンの年もあれば四百万トンの年もある。二〇〇〇年代になるとこれがわず……

第192回国会 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号(2016/10/17、47期、民進党・無所属クラブ)

○岸本委員 民進党の岸本周平でございます。  質問の機会をお与えいただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。  きょうは、同僚議員から、TPPの協定に入る前に、いろいろな問題点の指摘をさせていただきました。私は、それに加えて、TPP協定そのものではないのですけれども、TPP協定を補完するという形で、それぞれの国が二国間の書簡を交換しております。サイドレターともいいますけれども、その書簡も実は大変重要なものであろうと思っておりますが、きょうは、保険等の非関税措置について日本とアメリカの間で結ばれた書簡について御質問させていただきたいと思っております。  テレビを見ていらっしゃる方は、そうは……

第193回国会 農林水産委員会 第2号(2017/02/15、47期、民進党・無所属クラブ)

○岸本委員 民進党の岸本周平でございます。  きょうは、質問の機会をいただいて、ありがとうございます。  きょうは、午前中から所信質疑ということで、各委員から活発な御議論がありました。私は、午前中の小泉委員の国際認証の件について、JGAPそれからグローバルGAP、その辺の質問で補足をしたいと思います。  私も、昨年の四月、この委員会で国際認証の重要性を質問させていただきまして、小泉委員と全く同じ考え方を持っております。そういう意味では、齋藤副大臣も国際認証をお進めになる立場だと聞いておりますので、超党派で国際認証を日本の農業に導入していく、その立場で応援演説をさせていただきたいと思います。(発……

第193回国会 農林水産委員会 第4号(2017/03/23、47期、民進党・無所属クラブ)

○岸本委員 ただいま議題となりました農業機械化促進法を廃止する等の法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。  政府原案は、高性能農業機械について国及び都道府県が主導して開発、導入を進める制度と、近年、安全性の検査を除き実績がない農業機械の型式検査を廃止するとともに、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構が農業機械に関する試験研究や安全性の検査等の業務を引き続き実施できるよう措置する内容となっており、その基本的方向性は賛成いたします。  ただし、政府原案においては、研究機構が実施する検査の業務に関して、本来想定される農機具についての検査以……

第193回国会 農林水産委員会 第7号(2017/04/06、47期、民進党・無所属クラブ)

○岸本委員 民進党の岸本周平でございます。  きょうは、丸田参考人、鈴木参考人、小松参考人、そして山下参考人、本当にお忙しい中、ありがとうございます。  きょうは、聞かせていただいておりまして、本当に重層的な、四人の参考人の方のそれぞれの御発言が深く絡み合って、大変参考になっております。そのことをまず感謝申し上げたいと思います。  それで、この農水委員会で去年から農協改革の議論をずっとしているんですけれども、なかなか意見がかみ合わないわけです。与野党でかみ合わないんですけれども、与党の中でも大議論をされているわけですから、なかなかかみ合わないんです。  私はたくさん要因があると思うんですけれど……

第193回国会 農林水産委員会 第12号(2017/05/17、47期、民進党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。民進党の岸本周平でございます。  きょうは十五分間ですけれども、質問をさせていただきたいと思います。  きょう、この後、岡本委員からも質問をさせていただくわけですが、東北農政局の職員OBらによる談合の疑いのある事案が発生をしております。農林水産省の内部でも調査委員会を立ち上げていただいて、しっかりとガバナンスをきかせた調査をしていただいているというふうに伺っております。  一方で、文部科学省の方では現役の官僚が絡んで天下りの問題も取り沙汰をされておりまして、ある意味、いっときは霞が関の皆さんも襟を正されて、天下りであるとか、あるいは談合であるとか、そういうことの……

第193回国会 農林水産委員会 第14号(2017/05/23、47期、民進党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。民進党の岸本周平でございます。  きょうは、四人の参考人の皆さん、本当に、貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます。  意見の陳述あるいは今までの質疑でも、いろいろと本当に参考になることを勉強させていただきました。  ちょっと広い観点からお聞きをしていきたいんですけれども、実は私自身、若いころ役人をやっておりましたときに、新自由主義経済を信奉しておりまして、小泉内閣、竹中大臣のもとで新自由主義を実行しておったわけであります。規制改革をして、競争を導入して、効率を優先していくということで世の中はよくなるんだろうということを信じてやってまいりました。いろい……

第193回国会 農林水産委員会 第18号(2017/06/06、47期、民進党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。民進党の岸本周平でございます。  きょうは、四人の参考人の皆さんにおいでをいただきまして、意見陳述を聞かせていただきました。本当に参考になる御意見をいただいて、ありがとうございました。この後、明日行われるこの法案の審議においても、参考人の皆さんのお話を参考にして、それこそ参考にして、しっかりと質疑をさせていただきたいと思っております。  それで、基本的には、四人の方々がお話しされたことについてはかなり合理的なお話であったかと思います。山下先生は、例によって幅広い観点から大所高所の議論をしていただいておりますけれども、大変参考になっております。  それで、少し技術……


48期(2017/10/22〜)

第195回国会 農林水産委員会 第3号(2017/11/30、48期、希望の党・無所属クラブ)

○岸本委員 希望の党の岸本周平でございます。  きょうは、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。敬愛する齋藤大臣に伝統ある農水委員会で質問する機会をいただいて、本当に感無量であります。  きょうは、私は、動物と植物の検疫の体制について、今現場が大変な状況であるということを踏まえまして質問をさせていただきたいと思って参りました。  これは同僚の委員の皆さんも認識を共有していただいていると思うんですけれども、検疫の現場が大変なのは二つ理由があると思います。  一つは、何といっても輸出拡大ですよね。農林水産省挙げて輸出拡大を一生懸命されている。  輸出、出すときの検疫、これは動物も植物も……

第196回国会 財務金融委員会 第2号(2018/02/16、48期、希望の党・無所属クラブ)

○岸本委員 希望の党の岸本周平です。  きょうは、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  今、各委員がいろいろとアベノミクスの問題点を指摘していました。まさに青山委員が申し上げましたように、アベノミクスを含め、安倍内閣の政策というのは常に道半ばということでありますので、我々はこれを永遠の道半ば政策と呼んでいるわけでありますけれども。  どういうことかといいますと、ある意味、政権を担う内閣としては、お上手といえばお上手なんですね、やり方が。ばんとアドバルーンを打ち上げられる。アドバルーンを打ち上げられるんだけれども、なかなかそれは実現できない。うまくいかない。うまくいかないと……

第196回国会 財務金融委員会 第3号(2018/02/21、48期、希望の党・無所属クラブ)

○岸本委員 希望の党の岸本周平でございます。  本日、所得税法等の改正法案の審議で質問に立たせていただきます。ありがとうございます。  きょう午前中から、八時半からという、大変早い時間から充実した審議が行われていると思います。いろいろな論点が出てきたと思いますけれども、私は、この三十分をいただきまして、いわゆる租税特別措置について質問をさせていただきたいと思います。  今も同僚議員からありましたけれども、例えば所得拡大促進税制についてきょうは取り上げてみたいと思いますけれども。  実は、租税特別措置、これは法人税の関係の租税特別措置をきょうはやらせていただきたいと思いますが、租税特別措置という……

第196回国会 財務金融委員会 第5号(2018/02/28、48期、希望の党・無所属クラブ)

○岸本委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     所得税法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 高水準で推移する申告件数及び滞納税額、経済取引の国際化・広域化・高度情報化による調査・徴収事務等の複雑・困難化に加え、税制改正、社会保障・税一体改革への対応などによる事務量の増大に鑑み、適正かつ公平な課税及び徴収の実現を図り、国の財政基盤である税の歳入を確保するため、国税職員の定員確保、職務の困難性・特殊性を適正に評価した給与水準の確保など処遇の改……

第196回国会 財務金融委員会 第6号(2018/03/02、48期、希望の党・無所属クラブ)

○岸本委員 希望の党の岸本周平でございます。  私からも、三名の参考人の皆さんには、貴重なお時間を賜りましたこと、改めて御礼を申し上げたいと思います。  その上で、まず山内参考人に御所見をお伺いしたいと思うんですけれども、この間、次世代の観光立国の実現に向けた観光財源のあり方検討会での御議論、あるいは、この委員会での審議における観光庁の皆さんの御議論を聞いておりますと、率直に申し上げまして、税制に対する総合的な御審議をいただいていないのではないかという感想を持たせていただきました。  あるいは、航空券にオンチケットで課税するということになりますと、これまで、例えば国際連帯税というような議論がご……

第198回国会 決算行政監視委員会 第2号(2019/05/13、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  きょうは、済みません、根本厚生労働大臣、お忙しいところお越しをいただきまして。きょうは、行政監視という立場から、先般問題となりました統計不正の問題について、あくまでも再発防止という観点から議論をさせていただきたいと思います。  この問題は、予算委員会あるいは厚生労働委員会で累次の御議論がありましたので、屋上屋を架すようなことをするつもりは全くありませんので、簡潔に、再発防止ということは原因の究明ということで、何でそういうことになったのかというコンセンサスを得た上で再発の防止をし……

第201回国会 財務金融委員会 第5号(2020/02/25、48期、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  本日は、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  今、確定申告が始まっております。同僚の議員の先生方も御地元でそうだと思うんですけれども、税理士会の皆さんが無料で確定申告の相談会をやっておられます。あるいは、納税協会と協力されて、JAなんか、農協なんかにも出張されて、確定申告の相談を受けておられます。歴史と伝統とはいえ、先生方も大変繁忙期の中にもかかわらず、ボランティア的に活動されることに対して敬意を表すとともに、感謝を申し上げたいと思います。  私も毎年、応援はできないんですけれども、役に立ちませんが、激励に申告会場を回らせていただ……

第201回国会 財務金融委員会 第16号(2020/05/19、48期、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  本日、質問の機会を与えていただきましたことをお礼を申し上げたいと思います。  これまでも、同僚議員の皆さんから、コロナ対策で個別の御質問がありました。これまでの金融危機というのは、金融システムが破綻をして、その結果として実体経済が傷む、そのための対策をしていく。まさにリーマン・ショックのときはそうでありましたし、その前、幾つかの金融危機があったわけでありますけれども。  今回は非常に特殊な例でありまして、人や物の移動が完全にストップしてしまった、そういう状況の中で、特に消費の需要が抑えられ、結果として実体経済が傷む中で、ひょっとすると、後で御質……

第203回国会 東日本大震災復興特別委員会 第3号(2020/12/01、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  本日は、質問の機会を与えていただいてありがとうございます。  午前中の審議でありますけれども、私も、玄葉委員、小熊委員、そして先ほどの高橋委員と同様に、ALPS処理水の問題について、短時間ですけれども、御質問をさせていただきたいと思います。  きょうの午前中の審議だけでもいろいろな論点が出ましたし、また、この委員会でも、五月にもこういう議論、あるいは二月でしたか、続けられておりますので、江島副大臣はある意味相当な専門家に今なっておられると思います。当事者でいらっしゃいます。  それで、今のような議論、それから、これまで小委員会の報告書とかいろい……

第203回国会 内閣委員会 第2号(2020/11/11、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  きょうは、二つのジャンルで御質問をしたいと思います。  一つは、介護の関係で少し中長期的なことについて、世代間を超えた社会保障の御担当をされている西村大臣、それから、デジタル庁について平井大臣にお聞きをしたいと思います。  まず、今、介護、医療の現場、いわゆるエッセンシャルワーカーと言われる方々は本当に御苦労をされています。  一方で、GoToトラベル、GoToイート、これもある程度必要なことだと思いますけれども、GoToトラベルは、結局、旅行に行けるゆとりのある方が、しかも、高い高いホ……

第204回国会 東日本大震災復興特別委員会 第3号(2021/03/09、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  本日は、質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。  まず、トリチウムの処理水のことについて質問をしていきたいと思います。  午前中も小熊委員から関連の御質問がありました。小熊委員からは、処理の仕方について政府が決定するタイミングについての御質問があって、政府からの御答弁もございました。  ちょうど、この委員会、昨年の十二月にありまして、私もその際に福島原発のトリチウムの処理水の問題についてお聞きをいたしましたが、あれから三か月たちました。政府の中で、三か月というのは大変長い時間だと思います、その中で、十二月の審議でもそうでしたけれども、……

第204回国会 内閣委員会 第1号(2021/01/29、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  今日は、舘田先生、橋本先生、参考人の御出席、ありがとうございます。お二人とも大学人ということでございますので、まず、お二人にお聞きしたいことがございます。  今、医療の逼迫の問題あるいは医療崩壊の問題等が、いろいろな理由が言われていますけれども、例えば、公的等病院あるいは公立病院は比較的受け入れているんだけれども、民間病院はなかなか引き受けていないよね、引き受けられないよねというような意見があります。  これは少し乱暴な意見でして、民間病院は二百床以下の病院が八割ですから、とてもとても無理です。それから、民間病院でも、四百ベッド以上のところは、……

第204回国会 内閣委員会 第2号(2021/02/01、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党・無所属クラブの岸本周平です。  会派を代表して、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律案につきまして、修正案及び修正部分を除く原案に対しまして、反対の立場で討論をいたします。  本修正案につきましては、与野党合意で一定程度前進したものとして評価できる点もありますが、以下に掲げる理由から、法案には反対であります。  まず、特措法改正案の最大の課題は、時短要請等を受けた飲食店等が事業規模や従業員数に応じた十分な支援を受けられるかでありましたが、結局、法律に明確な規定は設けられず、附帯決議でも大臣答弁でも、事業規模等に応じた十分な支援は何ら担保されませんでし……

第204回国会 内閣委員会 第6号(2021/03/05、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  質問の機会を与えていただいて、ありがとうございます。  質問に入ります前に、委員長及び与党の理事の皆さんに一言申し上げたいと思います。  この法律審議、三時間でありますけれども、冒頭とそして採決前のこの時間には定足数は十二分に満たされておりますけれども、この三時間、私の観察しておりました時間で、与党の、理事も含めた委員の離席が目に余るものがございました。私が野党筆頭理事であれば、三、四人の野党の委員を退席させるだけで定足数は満たない瞬間が何度かございました。与党の皆さんは、この法案を通すおつもりがあるのか。本気度が全く感じられない、弛緩した審議……

第204回国会 内閣委員会 第7号(2021/03/10、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  本日は、西村国務大臣に、経済財政担当として御質問をさせていただきたいと思います。  その前に、この間、コロナ対策で、日頃の御活動につきまして心から敬意を表しますとともに、御慰労を申し上げたいと思います。どうか、お体にお気をつけて、しっかりと国民のために働いていただきますことを祈念申し上げます。  それでは、早速なんですけれども、プライマリーバランスの目標の話をさせていただきたいと思います。  毎年一月になりますと、政府は、中長期の経済財政試算を発表されます。年に二回されるわけですけれども、一月に発表されました経済財政試算によれば、プライマリーバランスの……

第204回国会 内閣委員会 第9号(2021/03/17、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  今日は、質問の機会を与えていただいて、ありがとうございます。  平井大臣とは、思い返しますと、マイナンバー法、あるいは政府CIO設置のための内閣法の改正などの修正協議を御一緒にさせていただきました。党を代表して、実務責任者として。公明党は高木代議士でしたけれども。それから、その後も、幾つかの議員立法、これも議員連盟で一緒にやってまいりました。今回、デジタル庁設置を含む数本の改正あるいは新しい法律の審議をさせていただきます。感慨深いものがございます。どうかよろしくお願いしたいと思います。  それで、今日は、最初の私の質問なので、総論の御質問をさせていただ……

第204回国会 内閣委員会 第10号(2021/03/18、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  今日は、参考人の皆さん、御多忙のところ、ありがとうございます。  早速ですけれども、まず松尾参考人にお伺いしたいと思います。  行政の部門ですね、私たち、エストニアと比べるまでもなく、東アジアの中でも大変遅れております。実は、二十年前に、私、通産省で情報処理システム開発課長をやっておりました。電子政府のはしりの頃であります。二十年前は、恐らく、韓国、台湾と比べてもそんなに差はなかったと認識しておりますが、この二十年の間に、もうとても届かないぐらい、韓国と台湾には先行されてしまいました。民間部門でも、もちろん、GAFAのような企業をつくれなかった……

第204回国会 内閣委員会 第12号(2021/03/24、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  質問の機会を与えていただいてありがとうございます。  今日は十分しかありませんので、アナログ原則の撤廃のお話を平井大臣とさせていただければと思います。  コロナで、例えばオンライン診療がかなり進みました。現場でも大変威力を発揮しております。このオンライン医療ですとかオンラインの服薬指導というのは、何年も前から議論が行われてきていて、少しずつ前進はしておりますけれども、平井大臣とお話をしていたほども進んでいないわけで、平井大臣も非常に積極的に推進をされてこられましたが、なかなかこれが大きな壁にぶつかっています。  それで、今もコロナで効果を発揮している中……

第204回国会 内閣委員会 第13号(2021/03/31、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  今日も質問の機会をお与えいただきまして、ありがとうございます。  今日は、もう大詰めに入っておりますので、平井大臣とは、預金口座とマイナンバーのひもづけの問題について議論をさせていただきたいと思います。  発端は、昨年の一人十万円の給付。これが、本当は低所得でお困りになっている人のところへ限って多めに給付するというのが筋ではないかという議論があった一方で、いや、それでは間に合わない、確定したり手間がかかるから、もう今は大変だ、その中で、ともかく所得制限をせずに一律十万円配ることによって本当に困っている方がスピーディーに救済を受けられるということで、これ……

第204回国会 内閣委員会 第14号(2021/04/02、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 おはようございます。国民民主党の岸本周平です。  衆議院では、デジタル関連法案についての質疑、最後の十分となりますので、大臣、どうかよろしくお願いいたします。  昨日は、総理にも入っていただいた質疑の中で、私ども国民民主党が提案をしておりました修正案、マイナンバーと全ての国民の預金口座をひもづける修正案について、いろいろな議論をさせていただきました。それはそれとして、今日は、政府の、任意で登録をするというたてつけの中で、一つ御質問をしたいことがあります。  それは、あくまでもこの法律案では預金者の付番の申出は任意であります。預貯金者がマイナンバーを付番した口座ができるわけですけれど……

第204回国会 内閣委員会 第16号(2021/04/08、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  今日は、四人の参考人の先生方、お時間をいただいて本当にありがとうございます。  まず最初に、阿部参考人にお聞きをしたいと思います。生活保護に絞ってお聞きしたいんですけれども。  結局、私たち政治家は、地元でミニ集会というのをやって、五人、十人の方々とお話をするのが選挙運動なんです。その中で一番出るのが、生活保護に対する不満なんです。それは、もらっていない方が来られているので、ずるしてもらっている人に対する御意見が、ミニ集会で絶対、必ず一件か二件は出るんですね。そこで、私たち日本人が持っている自己責任という言葉、自己責任というのが、どうもそういう……

第204回国会 内閣委員会 第19号(2021/04/16、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  今日は差別解消法ということで、私も、日頃活動しております中で、例えば、和歌山県共同作業所連絡会、わされんという方々です、あるいは和歌山盲ろう者友の会、さらには障害者雇用をやっているNPOの皆さんと相談しながら、少し具体的な質問をしたいと思って用意してまいりましたが、その前に二点だけ、喫緊の課題でありますワクチン接種について、今日は山本厚生労働副大臣においでいただいていますので、簡潔にお聞きをしていきたいと思います。  まず、鳴り物入りでスタートいたしましたワクチン接種円滑化システム、V―SYSなんですけれども、あろうことか、四月五日から何と十日間、十四……

第204回国会 内閣委員会 第21号(2021/04/23、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  今日は、河野大臣に直接質問する機会をいただきまして、ありがとうございます。  まず大臣に、哲学的というか、大きな考え方をお聞きしたいと思うんです。  定年の引上げは私も賛成でありますが、そもそも定年制というのはおかしい制度でありまして、御存じのとおり、アメリカでは、途中まで定年制はありましたけれども、憲法違反だ、年齢による差別ということで、定年というのは違憲だという判決が出、その後、定年制はありません。そういう国がたくさんあります。そもそも定年制は要らないと思いますけれども、少なくとも定年引上げをやっていくことは賛成です。  民間労働法制では、雇用保険……

第204回国会 内閣委員会 第23号(2021/05/12、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  質問の機会を与えていただいて、ありがとうございます。  これまで、与党、野党、質疑がありました。それで、二〇〇〇年にこの法律ができて、それ以降、相談件数を見ますと、急激に増えてきて、近年は二万件を超えた状態でずっと推移してきております。二〇一三年以降はずっと二万件を超えているわけであります。  ストーカー行為というものは、悲惨な事件も生んでいるわけですけれども、じゃ、これは四十年前になかったのか。大臣、お若い頃は余り聞きませんでしたよね。私も若い頃はストーカー行為なんて知らない。だけれども、つきまとったり追いかけたりした人はいたはずですし、それ……

第204回国会 内閣委員会 第26号(2021/05/21、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  今日は質問をさせていただきます。ありがとうございます。  今までの議論を聞いておりまして、いろいろ考えることがありました。行政にとって恐らく一番大事なことは、行政目的に資するためにどれだけ現実を把握するかということだろうと思います。  そういう意味では、日本政府のみならず、どの国も統計というのが一番大事なんですね。行政にとって、最初は統計からスタートする。残念ながら、我が国も、本当に、明治以来、統計では抜群の実績を誇っていた国だったんですが、あるとき、安倍政権のときに、結構統計部門がぼろぼろだったということが判明しました。これは予算と定員の問題……

第204回国会 内閣委員会 第28号(2021/05/28、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 ただいま議題となりました重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案に対する修正案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国を取り巻く安全保障環境の変化を踏まえると、重要施設周辺や国境離島等の区域内にある土地等について、その機能を阻害する行為の用に供されることを防止することの重要性は言うまでもなく、政府原案の方向性には賛成をいたします。  しかし、政府原案は、注視区域内の土地等の利用規制や特別注視区域内での土地等の取引に関する事前届出など、過度な私権制限にわたるおそれのある仕組みを含むものであることから、立法の段階で国民の予見可……

第204回国会 内閣委員会 第30号(2021/06/04、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  質問の機会をいただいて、ありがとうございます。  今日の審議が行われる中で、かなり論点は整理されたと思います。  それで、まずは所持を許可制にするということで、今後、法律が施行された後、クロスボウの所持を取り締まるという体制ができていくわけでありますから、これは一つの進展であるし、私どもは支持をしたいと思っております。  さらに、その際の問題なんですけれども、所持する方を、警察庁の方が都道府県の公安委員会を使って監督するというか、コントロールしていく。一方で、これは購入をする、あるいは譲渡しを受けるといういろいろな商行為が入ってくるわけですから……

第204回国会 予算委員会 第10号(2021/02/15、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  本日は、質問の機会を与えていただきまして、本当にありがとうございます。  午前中からの質疑もありましたけれども、今、コロナに対して国民の命と暮らしを守るためには、これは本当に難しい局面だと思います。誰が政権を運営していても難しい。その中で、問題は、国民の命と暮らしを守るために、できることは今やっていくと、午前中、総理もおっしゃいました。今はある程度財政もできる限り出していって国民の命と暮らしを守るんだ、これは私も大賛成であります。  一方で、しかしながら、今回の累次の補正予算の中でも、コロナ対策と冠がつけば、実は、余り賢くない支出、賢い支出はワイズスペ……


49期(2021/10/31〜)

第208回国会 財務金融委員会 第2号(2022/02/04、49期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  本日は、質問の機会を与えていただいて、ありがとうございます。  今日は、政策の効果の検証について幾つか質問をしたいと思って参りました。  一つは、二〇二〇年に実施いたしました特別定額給付金ですね、国民一人当たり十万円の給付をした、これが緊急避難的にやむを得ないものであったかどうかという議論はありますけれども、この政策効果について議論をしたいと思っております。  その意味で、今朝一番に、同僚議員の中西健治先生から大変すばらしい質疑があったと思います。それは、午前中参加していただいた同僚議員の皆さんは御記憶だと思いますけれども、補正予算で出した法人税収の見……

第208回国会 財務金融委員会 第3号(2022/02/09、49期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  早速質問に入らせていただきます。  今日は賃上げ税制について私も質問したいと存じますが、まず最初に、これは租税特別措置であります。租税特別措置、今回の所得税法等の一部改正法案は租税特別措置の改正が多うございます。つまり、抜本的な大きな改革がないということの裏腹でもあるんですけれども。  じゃ、そもそも租税特別措置というのはあった方がいいのか、なかった方がいいのか。税制はいろいろな基本原則がありますけれども、簡素というのがやはり大きな眼目であります。簡素という観点からすれば、租税特別措置はない方がいいわけであります。租税特別措置というのはたくさん数があり……

第208回国会 財務金融委員会 第4号(2022/02/15、49期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  藤巻委員が五分短くしましたけれども、その分、私の分が五分増えるわけではありませんので、早速質問に入りたいと思います。  前回、賃上げ税制について議論しておりまして、少し残りましたので、引き続き賃上げ税制について議論をしていきたいと思います。  前回申し上げたのは、昨年度、前年度は、政策効果についてどのような判断をされたのかは分かりませんけれども、賃上げ税制そのものは大企業向けについて縮減をされているという事実を指摘させていただきました。  今日申し上げたいのは、この賃上げ税制の適用要件の基準なんですけれども、これは私は給与総額であるというふうに……

第208回国会 財務金融委員会 第5号(2022/02/16、49期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 本日は、昨日に引き続きまして、インボイスの関係の質問をさせていただきたいと思います。  といいますのも、本当に、インボイスの導入については、私どもは実務の観点からも反対をずっとしてきたわけですけれども、しかし、時間が経過をし、もう目の前にインボイスの導入ということになろうということになっています。そうなりますと、本当に今、現場の方でいろいろな意味で動揺も広がってきております。  昨日も申し上げましたけれども、課税事業者でない、売上げが一千万円以下の方々で今課税事業者を選択されていない方々からしますと、これは課税事業者にならないとインボイスは発行できませんから、当然、従来の取引の中か……

第208回国会 財務金融委員会 第6号(2022/02/21、49期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  本日は、締めくくり総括質疑の機会を与えていただいて、ありがとうございます。  この間、財務金融委員会では、十分な、充実した審議が行われてきたと思います。特に、拝聴していて、野田委員や中川委員のような大先輩の非常に格調の高い質問、大変参考になりました。そして、かなりの時間、審議をした中で、分かってきたことがあります。これはこの法案の目玉である賃上げ税制のことでありますけれども。  やはり、審議が進むにつれて、適用対象の問題から、どうも持続的な引上げ効果は望み薄ではないか、あるいは業種間の適用のアンバランスもありそうだ、あるいは全企業の六割を超える赤字企業……

第208回国会 財務金融委員会 第8号(2022/03/08、49期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  本日も質問の機会を与えていただいてありがとうございます。  まず、財務省の出先機関というのがあります。三つ大きな出先機関があります。いわゆる財務局、財務事務所。これは割と行政的な仕事であります。その次は、国税局、税務署。これも、今確定申告の時期ですけれども、主には行政的な仕事ですけれども、これが調査になったり査察、さらには、一番大変なのが徴収なんです、徴収部門。だんだんだんだん、物理的なリスクもありますし、結構危険にさらされることもある業務になっています。三つ目が、今日議題になっていますけれども、税関の皆さん。これはもう限りなく警察権の執行に近……

第208回国会 財務金融委員会 第9号(2022/03/09、49期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  本日も質問の機会をいただいて、ありがとうございます。  今日、休憩の前、野田元総理の大変格調の高い、大きな視点からの御質問がありました。また、江田委員からも同様に、ウクライナ問題についての大所高所の御議論がありましたので、私も、そのお二人の先輩の議論と重ならないように、同じウクライナ問題なんですけれども、焦点を絞って質問をさせていただければと思います。  まず、今回の経済制裁、あるいは、今日は財務金融委員会だとしまして主として金融の制裁について御質問したいと思うんですけれども、これは断固として、今日の質疑の中でもありましたように、私どもは、断固として、……

第208回国会 財務金融委員会 第10号(2022/03/11、49期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。本日も、質問の機会をいただいて、ありがとうございます。  今、審議の間でいろいろありましたけれども、IDAを含む世銀グループによる開発援助、かなり効果を上げてきたと思います。いろんな課題はありますけれども、これまでいろんな効果を上げてきました。特に、アジアの地域は開発援助の優等生なわけでありますけれども、もちろんマルチの開発援助に加えて、特にアジアの場合は、日本政府のバイラテラルの援助、戦後賠償から始まるわけですけれども、非常に効果があって、かなり卒業をする国が増えてまいりまして、今やIDAのドナー国になっているわけであります。  また、その中でも……

第208回国会 財務金融委員会 第11号(2022/03/23、49期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  本日も質問の機会をいただきまして、ありがとうございました。  今、三十五分間の、赤木委員の精緻で網羅的な御質問、大変ありがとうございます。今の赤木委員の質問の上に成り立って、私の質問をさせていただきたいと思います。本当によく整理されていたと思いますよ。よかったです。  私が今日、赤木委員につけ加えたいのは、生命保険料控除制度の効能について、効果についてつけ加えて質問したいと思うんですが、その前に、赤木委員の最初の御質問にもありましたけれども、生命保険の加入率がどうかということなんですけれども。  十年ぐらいを取りますと、確かに横ばいで八割ぐらい。二人以……

第208回国会 財務金融委員会 第12号(2022/03/25、49期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  今日も質問の機会を与えていただいて、ありがとうございます。  今日は、財務大臣に、新しい資本主義ということについて御見解を伺っていきたいと思っております。  岸田内閣が発足されまして、新しい資本主義ということを掲げておられます。よく中身はまだ分からないということでありますし、新しい資本主義とおっしゃるということは古い資本主義というのがあるという前提なんでしょうけれども、資本主義の定義も定かでありませんので、よく分かりません。  もし、新自由主義的な傾向を強く帯びている株主資本主義のようなものが古い資本主義だ、こうお考えなのかもしれませんけれども、そんな……

第208回国会 財務金融委員会 第13号(2022/04/05、49期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  今日は、元上司の黒田総裁に質問をする機会を与えていただきまして、大変感慨深いものがあります。  ちょうど二十年以上前になりますけれども、アジア通貨危機の後、新宮沢構想、それからチェンマイ・イニシアティブに至る過程で、国際局長、財務官としてお仕えをいたしました。  今、こうして日銀総裁として大変権威のあるお立場ですけれども、当時は本当に気さくな上司であられて、我々、普通は財務官とか局長とかと呼ぶことがあるんですけれども、割と省内でも黒田さんとかいう感じで、物すごく議論のしやすい上司でした。  タメ口は利きませんけれども、とても活発な議論ができまし……

第208回国会 財務金融委員会 第14号(2022/04/08、49期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。よろしくお願いいたします。  これまでの審議を聞いておりまして、少し、私、違和感を持ちましたのは、役所の方の答弁が特に、政府委員の答弁が特にそうだったんですけれども、大手は立派で能力が高い、大手の監査法人はちゃんとしている、だけれども、準大手とか中小の監査法人は、どうも、能力ももう一つだし、駄目なんじゃないかというようなことで今度の制度改正が行われるというような印象を持ちました。  この後議論しますけれども、いろいろなデータを見ると、そういう部分がなきにしもあらずだとは思います。しかし、十五年間法律改正がなくて、大きな法律改正が今回行われます。もちろん、監……

第208回国会 財務金融委員会 第16号(2022/04/13、49期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。  今日も質疑の機会を与えていただいて、ありがとうございます。  これまで、鷲尾委員や江田委員の質疑の中でもありましたけれども、経済制裁、これは西側諸国が一致団結して、より効果のあるものを引き続き強化していかなければならないものと存じます。その意味で、今回の法案には私どもも賛成の立場で臨ませていただいております。  その上で、これまでの審議では、この法案に対する質疑はかなり進んだと思いますので、少し私は観点を変えまして、返り血を浴びてでも経済制裁をしていかなければならないという状況の中で、当面、私どもが今対応しなきゃいけないのは、資源価格の上昇や食……

第208回国会 財務金融委員会 第19号(2022/05/17、49期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平でございます。質問の機会をいただいて、ありがとうございます。  これまでもるる御質問がありましたけれども、例えば、企業物価指数が、直近、二桁、一〇%を超えるという大変な上昇を示している、あるいは、輸入物価指数も四〇%を超える直近の上昇ということですので、今日は、資源価格上昇に対してこの物価問題をトータルでどう考えるのかという観点で、経済産業副大臣に今日はおいでをいただきましたので、議論をしてまいりたいと思います。  それで、実は、ロシアがウクライナに侵攻いたしました二月ですけれども、その後三月に入りまして、IEA、国際エネルギー機関がレポートを出しています。これ……

第208回国会 財務金融委員会 第20号(2022/06/08、49期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 岸本周平でございます。  本日は、一般質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  今日は、昨日閣議決定をされました骨太の方針について、まずもって御質問したいと思います。  今年の骨太の方針では、昨年までは明記されました、いわゆる二〇二五年度にプライマリーバランスを確保するという財政再建目標堅持の記述が消えております。ただ、政府としては目標そのものは変えていないんだという御説明でありまして。  その閣議決定の文書を読ませていただきますと、「財政健全化の「旗」を下ろさず、これまでの財政健全化目標に取り組む。経済あっての財政であり、現行の目標年度により、状況に応じたマクロ……

第208回国会 東日本大震災復興特別委員会 第3号(2022/03/16、49期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  本日は、質問の機会をお与えいただきまして、ありがとうございます。  今、私の同僚議員である福島委員から、現場の声を代弁する、本当に熱い御質疑がありました。  私も実は、この復興特に参加をさせていただいて以来、ALPS処理水の問題をずっと質問させていただいておりました。  そんな中で、実際のいろいろなスケジュールが、できるだけ現場の声を聞いてくれという私だけではなくて復興特の大勢の委員からの声もあって、かなりスケジュールも、当初の大変タイトなスケジュールから、やはりできるだけ現場の声を聞こうということで後ろ倒しになって今日に至っているということであります……

第208回国会 予算委員会 第6号(2022/01/31、49期、国民民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 国民民主党の岸本周平です。  本日は、質問の機会を与えていただいて、ありがとうございます。  まず最初に、先ほどの質問に出ていましたけれども、トリガー条項についてお伺いをしたいと思います。  トリガー条項といいましても、テレビで拝見されている方にはぴんとこないかもしれません。ガソリン税というのがあります。これは揮発油税、地方揮発油税のことですけれども、トータルでリッター当たり五十三・八円、大変高い税金がかかっております。(発言する者あり)ありがとうございます。  そして、これは本体が二十八・七円で、暫定税率、経緯は時間がないので省略しますが、二十五・一円かかっています。  トリガー……


各種会議発言一覧

45期(2009/08/30〜)

第174回国会 内閣委員会総務委員会連合審査会 第1号(2010/04/21、45期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  午前中の内閣委員会に続いてダブルヘッダーで御質問をさせていただきます。連合審査の会場では、私の地元ゆかりの先輩議員がいらっしゃいまして、地元で御指導をいただいております。いささか緊張しておりますが、精いっぱい質問をさせていただきたいと存じます。  公務員改革が必要とされますのは、日本社会の急速な構造変化に対して公務員制度が完全に機能不全を起こしているからであります。このことは、与野党ともに共通の認識であると存じます。ですから、平成二十年の六月に国家公務員制度改革基本法が与野党一致で修正されて議決をされているわけであります。  私は、十年前には通産省……


46期(2012/12/16〜)

第183回国会 予算委員会公聴会 第1号(2013/04/11、46期、民主党・無所属クラブ)

○岸本委員 民主党の岸本周平でございます。  きょうは、四人の公述人の皆様にお忙しい中お越しいただきましたこと、感謝申し上げますとともに、前段の御説明、大変興味深く聞かせていただきました。  それで、私は野党なんですけれども、アベノミクスのリスクはリスクとして指摘させていただきながら、しかし、一国会議員としてはぜひ成功してほしいと毎日祈るような気持ちで、実際お祈りもしております。  一応、日銀は、既に黒田新体制でスタートダッシュを切られております。そうすると、次は、政府の側がそのバトンを受けてきちんとした対応をしなければいけないということだと思います。  それで、今、これだけ巨額の国債あるいは……


47期(2014/12/14〜)

第192回国会 憲法審査会 第3号(2016/11/24、47期、民進党・無所属クラブ)

○岸本委員 会長、ありがとうございます。  簡単に、奥野委員の前段の発言の補足も踏まえて発言したいと思います。  いわゆる立憲主義は為政者の権力を縛るものであるという基本的な認識は当審査会で共有されていると思いますけれども、近代立憲主義にはもう一つの意味があるということも御理解いただいているとおりであります。  それは、必ず相対立する世界観あるいは歴史観、そういう考え方がある場合に、それを国は国民に押しつけない、こういうことも近代立憲主義の一つの大変重要な要素であります。国際的には、これもウエストファリア条約で確立された考え方でありまして、ともかく、相対立する概念がある、考え方がある、それはお……

第193回国会 憲法審査会 第8号(2017/06/08、47期、民進党・無所属クラブ)

○岸本委員 民進党の岸本周平です。  私は、昨年八月八日の天皇陛下の次のお言葉を国民全体への問いかけとして重く受けとめました。  このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ、これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました。   国民の理解を得られることを、切に願っています。  天皇陛下は、象徴天皇のあり方として、積極的に国民の声に耳を傾け、思いに寄り添うことが必要であると考えられ、その信念に基づき、みずからのお務めを行ってこ……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

岸本周平[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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