このページでは大石倫治衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○大石(倫)委員 大体開会の時間を一時から五時までという決め方をとれば、それによつておのずから発言の数も制限を受ける。討論会であるし、初めてのものでもあるから、なるべくこれは十分にやつた方がよかろうと思いますけれども、何しろ正一時から始めて正五時までというと、少しだれます。これはもう経驗上、どなたもわかつておるだろうと思います。そこで正四時間とすると、十六人で、一分のむだもなく、演壇の上り下りの時間も入れてきつちり、十四人とすれば三時間と三十分です。十五人とすれば三時間四十五分、演壇を上つたり下りたりする時間はこの十四人で一分ずつ計つても十四分、これで四時間になる。それは正確に一時から始めて五……
○大石(倫)委員 連合審査会の前に小委員会を開くのですか。
【次の発言】 両君の意見を聽いていると、土井君の意見は報告を受け放しではいけないから報告書に対し相当檢討を加えて、もし不法とか不当とかがあれば、それに対して國会としての処置をすべき意味合いをもつていることをはつきり言われている。もしそういう意味の報告書とするならば、これは決算委員会に属すべきものだと私は思う。決算委員会はすでに支出したもののあとを調査し、それを檢討する役目がある。今までの決算委員会は一年度ごとの決算で、各年的にできないから効力がはなはだ薄い。そのうちに内閣が変つたりしてなんら決算委員会の働きが現はれない。今日常任委員と……
○大石(倫)委員 本案は長い間当委員会で審議檢討をいたして、ここに成案を得たのであります。自由党といたしましては本案に賛成するものでございます。
○大石(倫)委員 これはひとり公聽会の日当ばかりではなく、全体的に考えていかなければならぬと思います。他の役所では俸給、手当は現金で渡しておる。ひとり國会のみがいつも小切手で渡しておる。議員全体の支給に対しても現金化していく必要があるのではないかと思います。もとの議会でありますれば年二回しか手当、歳費を受けることはないから我慢もできますが、今度は毎月々々です。これを一々日本銀行に行つて三十分、一時間待たされるというような煩雜な手数と時間をかけられることは耐え難いと思う。公聽会の関係ばかりでなく、毎月々々これを扱うのですから、それらのことも併せて一つ御考慮を願いたいと思います。
○大石倫治君 本請願の要旨は、北上川の一大支流であり迫川は、本年七月及び九月の豪雨に氾濫し、その被害は近年にその比なく、兩岸堤防全線はほとんど溢水し、堤防決壊し、流域耕地、家屋及び道路橋梁の被害は實に甚大である、ついては迫川流域全體に對する根本治水工事を施行し、右岸決壊堤防の修築を施行し、これら費用は國費をもつて全額負擔せられたいということであります、何とぞよろしくお願いいたします。
○大石(倫)委員 國土局長が見えておりますからお尋ねかたがた希望を申し述べたいと思います。七月二十二日以降の豪雨のために、東北五縣がこうむつた被害の甚大なることはあらためて申すまでもないのであります。私、岩手、宮城兩縣を實地調査いたしましたところが、今囘の水害には特徴がありまして、岩手縣の水害は中央山脈を中心とした豪雨が、やや山津波式の形によつて被害を大ならしめておる。第二囘目の岩手縣におけるものは、降雨水量による北上川の氾濫が中心になつておる。宮城縣は普通の水害の轍を踏んでおりまして、河川の改修が不完全であるというところに被害の大いなる原因をなしております。もちろん岩手といい、宮城縣といい、……
○大石投票管理者 これより會議を開きます。私は年長のゆえをもつて委員長の互選されまするまで委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 小澤君の動議に御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて淺沼稻次郎君は委員長に御當選に相なりました。委員長淺沼稻次郎君に本席を讓ります。
○大石(倫)委員 このたびの東北地方の水害調査として、私ども八名が本委員會より選ばれまして、第一班四名、第二班四名、私どもの班は民主黨の志賀健次郎君、國民協同黨の坪井龜藏君、日本農民黨の北二郎君と不肖の四名であります。 一行は三十日東京を發ちまして、宮城、岩手、青森三縣下の實地調査をいたしたのであります。この一行に對して厚生委員會より委員一名の參加の申込を受けまして、ことごとく同件をいたしたのは、すなわち田中松月君であります。 まず宮城縣の状況を御報告いたしますると、大體範圍は宮城縣の北部に限られておりまして、仙臺を中心とした附近及び南の方には何ら被害はありません。その主なる所は、遠田郡、……
○大石(倫)委員 受理するというのは、その請願と陳情を受理するかせぬかという問題でありますか。
【次の発言】 ただいま提案理由を聴きました、政府の御所見を承りましたが、政府における第九條第三項の關係は、農家が薪炭を生産する、言いかえれば、農閑期において農業のほかに薪炭を副業的に生産する意味の條項のように聴きとれたのでありますが、もしそういうことでありますれば、これはただいまの條項でははなはだ廣汎な意味をもつておるのでありまして、たとえば薪炭の專業とする者の生産者もこれに當然含まれておらねばならぬということになるのであります。これが森林行政の上から、あるいは治水、治山、砂防、その他の上から心配さ……
○大石委員 司法大臣は政府を代表して総理大臣が出席しても、自分が出席しても同じであるということを前提として、いろいろ質問應答をなされておるのであります。だんだん司法大臣のお答え、説明いろいろ意見を承りますとどうも非常に不十分、不徹底でありまして、とうていわれわれはこの要求に対して可否の判断を下す資料をもちかねるのであります。この問題はあらためて申すまでもなく、各位御承知の通り、國会の建前におきましては、重大なる問題でありますし、今度初めて起つた要求でありまして、これは將來の先例にもなるのでありますから、われわれ議員としては、ほんとうに違算のない、誤りのない判断をして、総理大臣に回答をしなければ……
○大石(倫)委員 前議会の実績に見ても、今期の議会の今日までの関係から見ても、大体議員の頭には、二月中にはそう緊急重要な議案は提案できない。二月一ぱい休んで、三月から馬力をかけていきたいという氣分が満ち満ちておるように思います。從つて前期議会の実績に徴して、議案があまり重要でもない、緊急でもないというようなものが、一、二件ぐらいぶら下つて、そうして二十一の委員会もそれにひきずられ、本会議もひきずられて、ぐずぐずしておるというようなことは、まつたく実質上審議権の上に影響がはなはだしいと思うのであります。今期議会におきましても、同様なことは好ましくないのでありますから、やはり今林君の言うごとくに、……
○大石(倫)委員 特別委員会を設けるというのが、提案者の趣旨でしよう。
【次の発言】 ところが今特別委員会を設けなくても、現在の常任委員会あるいはその他の委員会の方にこれを移して、こういうものを扱わせるような会員会を探したらどうか、こういうのでしよう。
【次の発言】 この提案の趣旨があまりゆがめられると、この目的を達成する上に、十分なる機能の発揮ができなくなるのではないかと思う。というのは、どこの委員会に属しても、司法委員会でも、両院法規委員会でも、こういう問題を積極的にやれるものは、議院運営委員会を除いてはないから、こういうものは特別委員会を設けて重要な扱い方をしていくというやり方が、かえつ……
○大石(倫)委員 政局を一日も早く收拾して國政運用を円滑ならしめなければならぬということで、内閣首班の指名は、一刻も早くやるべきものだという考え方は、はつきりしております。ただここにその期日をいかにするか、せつかく各党幹事長会談を数回開いて、何ら要領を得ず、まとまりがつかなかつたというのは、意見の対立があつたからである。いわゆる委員長の言われた、意見がわかれておつたと思う。それで今この委員会において指名の投票日をきめるにあたつては、議長として斡旋奔走せられた考え方を無視していくということは、どうかと思うのです。議長はこういう問題になるべく全会一致円満裏にイニシアテイヴを握つておる人をきめて、内……
○大石委員 これより会議を開きます。私が年長者でありますから、委員長が互選せらるるまで委員長の職務を行います。
これより委員長の互選をいたします。
【次の発言】 大島君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて山崎岩男君が委員長に御当選になりました。
なお委員長の御出席がありませんから、引続き私が代つて理事の選挙を行いたいと思います。
【次の発言】 大島君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは理事の指名をいたします。
海野 三朗君 大島 義晴君
小笠原八十美君 古島 義英君
大澤嘉平治君 田島 房邦君
……
○大石(倫)委員 これは文字の誤りだろうと思いますが、第十六條の第二項の「衆議院議員たる裁判員及びその豫備員については、第四條第二項及び第三項の規定を準備する」とありますが、「第四條」でなく「第五條」の誤りかと思います。その他こういう誤りがありましたら修正していただきたい。
○大石(倫)委員 委員長と林君との押し問答を聽いておると、林君の言分ももつともだし、委員長の考え方もある。要するに法制部、調査部というものが両方にあるということは不経済だというのが林君の結論のようであります。もちろん私が心配しているのは、この國立図書館に要する経費が非常に厖大なものでなければならない。その厖大なものを今の日本において負担することは容易でない。これを至急にやろうとするならば、あるいは予算編成の上にも、インフレの助長の上にも影響があるのじやないか。それで人数を殖やすとか、徐々にやつていくとか言いますが、これも緩和ができることになれば別であるが、それだけまた効果を生ずる時期が遅くなつ……
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