多田勇 衆議院議員
23期国会発言一覧

多田勇[衆]在籍期 : |23期|-24期
多田勇[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは多田勇衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院23期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
多田勇[衆]本会議発言(全期間)
|23期|-24期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院23期)

多田勇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|-24期
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 商業委員会 第21号(1947/12/03、23期、日本自由党)

○多田委員 ただいま井上次官からいろいろお話がございまして、次官の御配慮並びに御意見は、お立場上ごもつともと思うのであります。しかしながら次官が今申されました点を要約いたしますと、最初に法的な関係で法的に責任を明らかにする必要がある。こういうお話でございますが、これはもちろん法的に配給の責任を明確にするということは、申し上げるまでもないことであります。しかしながら實際問題といたしまして、先ほど高橋委員からお話がありましたように、酒の配給にしましても、人工甘味品の配給にしましても、これは業者直接の手を通じて配給しておりますし、さらにパンの配給にしましても營團の委託によつて、業者から配給しておる現……

第1回国会 商業委員会 第22号(1947/12/04、23期、日本自由党)

○多田委員 ただいま紹介議員の質問に対しまして片柳長官からいろいろ御説明がありました。なお岡野委員から詳細にお話がございましたので、私は簡単に二、三の点について御意見を申し上げるとともに、長官の御意向をお伺したい。お話の通り食糧管理法の建前上、主食という建前で配給されるものであれば、これは食糧營團を通じて配給しなければならないという建前をとられることは當然であろうと思うのであります。しかしながらただいま長官が言われましたように、營團に實力がなければ他の業者を使つて配給することが必要であるという御意見もありましたし、現實の問題として先ほどお話がありましたように、酒にしましても人工甘味品にしまして……

第1回国会 図書館運営委員会 第4号(1947/10/03、23期、日本自由党)

○多田委員 ただいま新聞記事の朗讀がございまして、國會圖書館の運營委員會について、いろいろ批判的な記事が報道されたことを承知したのでありますが、私ども考えますところでは、國會圖書館という一つの目的のもとに、衆議院と參議院のそれぞれの委員會が、同じ目的のために別々に委員會を開き、協議をするということは、一面國會圖書館の中に、しかも建設途上にありますだけに、現在のようなへんな空氣をみなぎらせるという一つの原因になつているのじやないかと思いますし、兩院の委員會が、なるべく一緒にいろいろな問題について檢討し、協議するというような委員會の運營方法で行つたらどうかというふうに考えておるのでございますが、委……

第1回国会 図書館運営委員会 第5号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○多田委員 これは今のお話と別なんですが、今文化委員會で著作權についての小委員會をつくつて、新しい著作權法について、いろいろ檢討しているようでありますが、この著作權法については、國會圖書館としても、相當關心をもたなければならぬと同時に、この審議は國會圖書館で擔當すべきだと私どもは考えているのでありますが、文化委員會と、この問題についてどのような連絡をとつておられるか伺いたいと思います。

第1回国会 通信委員会 第6号(1947/08/12、23期、日本自由党)

○多田委員 先ほど政府委員からの御説明によりますと、事業費に赤字を生じたということは、官營であるがために法規の制限を受けているのが相當大きな理由のように承つたのでありますが、具體的にはどのような法規によつてそういう制限を受けたのであるか、大體の點をお聽かせ願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま最も大きな原因は、インフレの不可抗力によるという説明でありますが、先ほど來説明を伺つておると、何かその時その時によつて御答辯があいまいなような感じがするのであります。ただいま林委員から御質問がありました獨立採算制に對する考え方についても、國内的には別段問題がないという説明でありましたが、私どもそれだ……

第1回国会 通信委員会 第16号(1947/10/31、23期、日本自由党)

○多田委員 特定郵便局の問題につきましては、この委員會と別に、官側と全遞と全特連との間にいろいろ協議が行われているように聞いておりますが、現在のところどの程度に具體的に何容をきめられておるか、現在の經過をお聽かせ願いたい。
【次の発言】 ただいまの説明で大體わかりましたが、この申合せの内容を拜見しますと、特定郵便局の制度を從來の形でなしに、今後豫算が許せば國の經營に移すという建前で進んでおられるように思われるのでありますけれども、今日までの長い歴史の遞信事業の發達に對する特定郵便局のいろいろな功績といつた點から考えまして、特定郵便局の制度を從來の考え方のもとに存置していく考えでございますか、そ……

第1回国会 通信委員会 第18号(1947/11/11、23期、日本自由党)

○多田委員 第一條の法律の目的についてでございますが、郵便の業務をなるべく安い料金で、あまねく、公平に提供するというように規定されております。このなるべく安い料金で行うということと、次の郵便の事業が國の行う事業であるという規定との關連でございますが、これは國が郵便の業務を行うことが最も安い料金で行うことができるというような考え方で、この現定ができたものであるかどうか。その點についてお伺いしたい。
【次の発言】 ただいまの御説明で了承いたしましたが、そういたしますと私どもの考え方からいたしますれば、國で行う事業によつてなるべく安い料金で、しかも公平に公共の福祉を増進するために郵便事業が行われるの……

第1回国会 通信委員会 第19号(1947/11/13、23期、日本自由党)

○多田委員 郵便料金について二、三お伺いいたします。この郵便料金でありますと、現行のものをそのまま採用しておるというだけに止まりまして、文化の面にもう少し御留意願えないものかどうか。申し上げるまでもなく、文化國家として今後の日本を再建していくためには、郵便料金に面についても十分に御留意を願うことが肝要であろうと考えておるわれであります。それで第四種郵便でありますが、印刷物あるいは寫眞、書、書及び圖、こういつたものの料金についても現行通りであります。先ほど梶川委員からお話がありましたが、第五種郵便物の料金百グラムについて十五錢というのと比較いたしますと、非常に差があるように思われるのでありますが……

第1回国会 通信委員会 第20号(1947/11/14、23期、日本自由党)

○多田委員 本年度の追加豫算はただいま豫算總會で審議中でありますが、本委員所管の法案と重大關係をもつものも相當あろうと考えられますので、追加豫算に對する政府の意思の開陳なしには、本委員會付託の法案の審議は、その意義を著しく減殺するものであると考えるのであります。現に昨日の豫算委員會におきまして、和田安本長官は通信、鐡道料金は來年度において引上げたいという意思表示をされておるのでありまして、ただいま審議中の郵便法の審議にあたりましても、われわれは本法案中に重大な要素を含むところの通信料金に關しまして、今日までの説明を聽取いたしますと、現行料金をそのまま踏變しておるという程度に止つております。この……

第1回国会 通信委員会 第22号(1947/11/21、23期、日本自由党)

○多田委員 附則についてお尋ねいたしたいのですが、附則の第一項によりますと、この法律は十二月一日からこれを施行するとなつております。現在審議中で十二月一日からはたして施行ができるかどうか。施行ができるとしても相當むりな期日ではないかと考えられるのであります。少くとも法律を施行するには、その法律の内容を一般國民によく徹底されるために、相當期間を置くべきが至當であろうと考えます。もちろん緊急やむを得ない法律につきましては別でございますが、單に現行法を中心にして改正をするという程度の法律におきましては、いま少し餘裕を置くのが適當ではないかと考えます。その點について参議院ですでに濟んでおることでありま……

第1回国会 通信委員会 第23号(1947/11/25、23期、日本自由党)

○多田委員 私は日本自由黨を代表いたしまして、本法案に贊成する者であります。本法案は逓信大臣の提案説明でも明らかにされたごとく、新憲法の精神に即することを基本方針とし、また郵便に關する基本法として、その業務運營の源泉となることは申すまでもないことでありまして、提案の趣旨竝びにその努力はこれを認めるものでありまするが、わが國が眞に民主國家、文化國家として再建されなければならないとき、本法案がはたしてよくその重大なる使命を果し得るや否や、いささか疑問なきを得ないのでありまして、その點率直に遺憾の意を表するものであります。すなわち郵便料金の規定は單に現行法をそのまま踏襲しており、現行法における料金體……

第1回国会 通信委員会 第26号(1947/12/02、23期、日本自由党)

○多田委員 ただにまの白井委員の質問に關連いたしましてお伺いしたいと思うのであります。中勞委がこの調停案にも示してあります通り、見方によつては不當に行政に關與せんとするものであり、官聽關係組合の要求としては、多少行き過ぎと考えられないこともないという前提のものに示された調停案であると思いますが、この特定局制度の問題について、中勞委が調停案を出すというその根據は、おそらくここに掲げてあるいろいろな理由によると思うのであります。その根本的な問題は、全逓と逓信省との間に締結されました勞働協約に相當支配されておると思うのであります。勞働協約の第二十六條によりますと、甲は經勞の基本的計畫を立てるについて……


■ページ上部へ

第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 商業委員会 第1号(1948/01/31、23期、日本自由党)

○多田委員 ただいま向井さんからいろいろ御答弁がございましたが、非常にお苦しい御答弁で、これ以上追究するのはお氣の毒だと思いますが、しかし事は非常に重大な関係をもちますので、二、三お伺いしたいと思うのであります。  ただいまの向井さんのお話を通じて考えてみますと、そのときそのときによつて、非常に答弁の内容が変つてきておるのであります。最初は統制を撤廃すべからずというような考え方から御説明があつたのでありますが、その後におきまして、國会の決議があつたかどうかわからなかつたから統制額を決定したのだというようなお話でありまして、その眞の意思がはつきりつかめないのであります。そこで行政府としては、この……

第2回国会 商業委員会 第4号(1948/03/31、23期、民主自由党)

○多田委員 中小企業廳の問題につきまして、一昨日來各委員の方からいろいろ詳細に御質問がありましたので、簡單にお伺いいたしておきますから御答弁願いたいと思います。最初にお伺いいたしたいことは、中小企業廳ができました曉において、商工省内の局課の廃合はどの程度に行われるか、その内容について。その次に商工省内の局課の廃合が行われないとすれば、所管事項について中小企業廳との調整をどのような内容で行われる予定であるか、あるいは他の省の所管事項について中小企業廳に移管するようなものがあるかどうか、この点についてお伺いいたします。
【次の発言】 私のお伺いいたしたいのは、今お答え願いましたような抽象的なことで……

第2回国会 商業委員会 第5号(1948/04/06、23期、民主自由党)

○多田委員 今までの委員会における質疑とダブる点があるかもしれませんが、一應商工大臣の見解をはつきり確かめておきたいと思います。  第一は、商工大臣が、鉱工業委員会の伊藤委員長の質問に対して、商工大臣のできる範囲の行政的措置によつて、中小企業廳に対する資材の資金の運営を、中小企業廳の活動に即應して、強力にやる方途を講ずるということを言われたのでありますけれども、この点につきまして、この前の委員会で商工大臣が申されました点を、行政的措置として強力に推進していただくように、いま一應はつきりした御言明をいただきたい。  第二の点は、商工業者に対する中小企業廳の干渉的な行動は、絶対に行わないということ……

第2回国会 商業委員会 第7号(1948/06/14、23期、民主自由党)

○多田委員 提案者から理由の御説明がありましたので、私どもも非常に今日まで期待しておりました関係上賛成するのでありますが、二、三御質問いたしたいのであります。  自轉車競技の施行團体である自轉車振興会はどういふ形でつくるか、これが提案される法案との関係がどうなつているか、自轉車の競技場設定の場所が都道府縣のほかに特定な市に決定されておりまして、その市がわずかに五大都市だけを指定しておるという点を、いま少し決定する場所をきめずに、設定する場合には監督官廳の認可を受けて決定する形をとるとよいと思います。
【次の発言】 自轉車振興会というものはどういう機構、どういふ内容か、その構想ですか。

第2回国会 商業委員会 第8号(1948/06/16、23期、民主自由党)

○多田委員 これについては、書面を出してありますが、この法案の中にある自轉車振興会と、連合会が近く提案審議される事業者團体法と、どんな関係になつているか、この点について。
【次の発言】 ただいまの御説明で多少は適用を受けるということですが、適用を受けることになると競技が廃止されることになると思う。從つてこの法案の中に振興会をつくつた意義が全然なくなつてしまうということになることは、事業者團体法が施行された曉には明瞭過ぎるほど明瞭であるので、この点について、はつきり打合せをしていただき、除外される方法を急速に立てていただきたい。
【次の発言】 この法案を通すのに大きな問題になるので、はつきりして……

第2回国会 商業委員会 第10号(1948/06/24、23期、民主自由党)

○多田委員 二、三貿易廳長官にお伺いいたしたいと思います。最初に日本が輸入懇請をしたものに対してどの程度の援助が得られたか、あるいはそれが認められる見透しがあるかどうかという点についてお飼いしたいと思います。
【次の発言】 現在の生産能力に比例しまして、不自由のない程度の援助を仰ぐことができるというお話でありましたが、輸入懇請はお話のように生産計画に基いて行われておるだろうと思いますけれども、大体生産計画にマツチする程度のものが見込まれるかどうか。あるいは見込まれないとすれば、その生産計画はどのように変更されたかという点を、おわかりになりましたらお願いしたいと思います。

第2回国会 商業委員会 第11号(1948/06/25、23期、民主自由党)

○多田委員 ただいま議題となつております自轉車競技法案につきましては、一部修正の上賛成いたしたいと思います。修正の箇所を申し上げながら、一、二意見を申し上げたいと思います。  本法案では自轉車競技を開催する市が五大都市に限定されておりますので、これは各戰災都市等の財政の状況等も考慮して、この開催市の範囲を拡大することが至当であるというように考えるのであります。それと、いま一つは、地方財政をゆたかにすることが一つの目的でございますので、國庫に納付する金額を、二分の一となつておりますものを三分の一にいたして、國庫の納付金額を減少して地方財政を豊富にいたしたいと考えております。  修正箇所を申し上げ……

第2回国会 商業委員会 第14号(1948/07/01、23期、民主自由党)

○多田委員 私のお伺いしたい点の大部分は林さんから御質問がございましたので、簡單にお伺いいたしまするが、先ほどお話がありました商工会議所はこの法律に適用される。要するにこの法律は、私的独占禁止法に基くところの活動を制限するという意味だろうと思いますが、商工会議所が現在この法律に該当しなければならないというような仕事を行つておるかどうか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 商工会議所がこの法律の禁止事項に該当する事業を行つていないということであれば、商工会議所は第六條の適用除外に入れることが至当であろうと思うのでありますが、それに対する御見解をお伺いいたしたいのと、いま一つは共通の利益を増……

第2回国会 商業委員会 第15号(1948/07/02、23期、民主自由党)

○多田委員 私ほかの參考人の方にお伺いしたいのですが、先ほど大体皆さんの御意見は、この法案には強いて反対ではないという御意見でありましたが、それは事業者團体法が制定されまして、民間におけるこのような仕事ができないという前提のもとに考えておられるようでありますが、この事業者團体法ができた曉において、民間における檢査ができないというような前提がどこから生れてきたか。あるいは政府の方からそういう前提のもとにお話があつたかどうか。これを大柴さんにお伺いいたします。
【次の発言】 それは民間でできないという前提をもたれて考えられていることは、非常に行過ぎな考え方ではないかというように考えられるのです。事……

第2回国会 商業委員会 第16号(1948/07/03、23期、民主自由党)

○多田委員 各派代表者として次の希望意見を附して本法律案に賛成する。  希望意見の第一点は、この法律が強制檢査を行うものではないから、政府は抽出檢査を完全に実施して、本法案の主旨に副うこと、第二点は、檢査機構は、民間機構を充分活用することである。

第2回国会 商業委員会 第17号(1948/07/04、23期、民主自由党)

○多田委員 この前の答弁が残つております。
【次の発言】 大体了承いたしましたので、最後に一つお伺いいたしたいのですが、事業者としての共通の利益を増進するということが、どの程度の範囲のものを指すか。できれば具体的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、会社を組織した場合に、事業者がある程度はいつておつた場合であつても、その会社の性格が事業者の共通の利益を目的にしていないという形に見られる会社については、この法律が適用されないかどうか。
【次の発言】 私のお伺いいたしたいのは、もちろんこの法律の脱法行為として、第三者がはいつているというふうなものについては別でありますけれど……

第2回国会 図書館運営委員会 第9号(1948/03/27、23期、民主自由党)

○多田委員 今、三浦さんのお話の中に、法制局法案をつくるべく進行中であるというようなお話がございましたが、現在法制局法案をつくるべく進行中であるかどうか、もう一度お伺いしたいと思います。
【次の発言】 國立國会図書館法をつくる際に、この図書館は議員の立法のために資するあらゆる調査資料を集め、そして議員の立法の事務的処理までするという建前のもとに、國立國会図書館法が新しくできたものとわれわれは了承しておるのであります。しかもアメリカの使節團の話としまして、アメリカにおいては法制部はあるけれども、日本においては國立國会図書館がすべての議員の立法についての補助をするという建前のもとに、図書館をつくり……

第2回国会 図書館運営委員会 第11号(1948/06/07、23期、民主自由党)

○多田委員 図書館の今日までの経過について二、三館長にお伺いいたしたいと思います。実は開館式の際において、図書館の内部に何かポスターが書かれておつたというようなことが、どうも図書館の内部に不統一を思わせるような感じを與えておるのであります。これは結局するところ副館長の任命の問題がその原因をなしているのではないかというように、いろいろ言われておりますので、この際副館長の任命の経過について、館長から御説明いただきたいと思います。副館長の任命につきましては、國会図書館法を制定いたします当時からいろいろ問題がありまして、本会議におきましても圓谷委員から、副館長の任命については図書館長の任命の間に何か交……

第2回国会 通信委員会 第3号(1948/02/02、23期、日本自由党)

○多田委員 ただいま政府委員から御説明のありました郵便料金の値上げについては、いろいろお聽きしたいこともあるのでありますが、大臣が出席されてからこの問題について討議していただきたいと思います。それで一應この案件につきましては後廻しにいたしまして、他の議案について御審議くださいますようお願いいたします。
【次の発言】 値上げの問題について二、三お伺いいたしたいと思います。ただいま成田さんからいろいろ御質問がありましたし、大臣からも御答弁がありましたが、一番問題になる点は、〇・八箇月分の手当を出すために、その財源をして通信料金の値上げをするという考え方が、一般國民に相当徹底しておりますので、こうい……

第2回国会 通信委員会 第7号(1948/02/09、23期、日本自由党)

○多田委員 土橋さんにお尋ねしますが、全逓新聞の使命はどういうものですか。
【次の発言】 そうしますと全逓新聞の使命は、全逓の機関紙として全逓の活動方針、その他活動の状況を組合員に報道するということが使命であるように思いますが、ただいま問題になりました國会議員の買收の問題を特別に全逓新聞に取上げて、特にこの問題だけを切り離して一つの標題をつけて報道されたということは、先ほど來各証人の方々の御意見がまちまちであるのでありますけれども、要するにこの問題を通じて特定局の幹部が國会議員を買收したのであるということを信じ、そうしてそれを一般の組合員に徹底させるという意図のもとに報道されたものであるかどう……

第2回国会 通信委員会 第8号(1948/04/06、23期、民主自由党)

○多田委員 長谷川さんの質問に関連してお伺いいたしますか、終戰前に疎開された場所については、倉庫が燒けてもおわかりのことと思うのであります。そういう疎開物資を回收する場合に、疎開先の倉庫について、一々嚴重に調査されただろうと思うのであります。そういう調査が完全の行われておれば、そのような隱匿物資という形のものはなかつただろうと思うのであります。一般民間の隱匿物資については、相当大きく取上げて嚴重にやつておるのでありますが、世間で一番疑惑をもつて注目されておるのは、官廳のもつておる物資であろうと思うのであります。たまたま逓信省の物資が問題になつたのでありますけれども、終戰当時疎開した物資の取扱い……

第2回国会 通信委員会 第10号(1948/05/18、23期、民主自由党)

○多田委員 ただいまの御説明の値上り單價の関係による算出調書のうち、自動式が六〇%、共電式が二五%、磁石式が一五%というように架設の比率がなつておりますが、この架設の比率はどういうものを根拠にしてこういうものを出したのでありますか。最近六箇月の架設の状況を見ると、この比率と大分相違があるように思われますが、これは現在加入申込みがあるものを一應基礎にしておられるのか、あるいは戰災電話の復旧を基準としておられるのか、あるいは現在の電話局の増設の能力を基本にしておられるのか、どういう点からこういつた比率が出されたか、その点を御説明願いたい。

第2回国会 通信委員会 第13号(1948/06/01、23期、民主自由党)

○多田委員 ただいまの請願に関連しまして、二、三お伺いしたいと思います。特定郵便局の問題につきましては、第一回の國会において、これは存置することが適当であるということで、われわれ委員会はまとまつたのでありますが、最近において特定郵便局の局長が退職をしたとかその他の場合において、局舎の回收をすることにきまつているというような問題が起つているやに聞いております。これは予算の面から見ても、逓信事業の運営の面から見ても、非常に大きな問題になる可能性があると思いまして、われわれとしては非常に憂慮している点でございます。それらの問題が起りました根本的な理由は、特定郵便局の制度が、これを創設した当時の趣旨か……

第2回国会 通信委員会 第15号(1948/06/11、23期、民主自由党)

○多田委員 ただいま審議されております郵便法等の一部を改正する法律案の内容について、われわれ非常に不思議に思う点がありますので、さいわい法制局から見えられておりますから、この点についてお伺いしたいと思います。第一の点は、第三條に「郵便為替法(昭和二十三年法律第 号)」というように、空欄になつております。さらに第四條には「郵便振替貯金法(昭和二十三年法律第 号)」というように空欄になつております。この二つの法律はまだ施行になつておりませんし、この法案自体が、未だ衆議院においては予備審査に当委員会に付託されている法案であつて、正式な法案として審議の過程に入つていないのであります。參議院におきまして……

第2回国会 通信委員会 第16号(1948/06/18、23期、民主自由党)

○多田委員 ただいまの件は、全逓の大会に出席して、全逓側のいろいろな意向を聞くことは、非常にいいと思うのであります。その趣旨については賛成をいたしますけれども、現在國会の状況が多数の議案の審議を控えて、相当多忙になつておると思います。しかも重大なる時期に達しておると思われますので、この際委員会から委員を派遣するということは、時期的に國会としてはおもしろくないではないかというように考えられますので、次の機会に讓つていただくようにお願いいたします。
【次の発言】 ただいまの法案に関連いたしまして、予算の点について一、二お伺いいたしたいと思います。預金部及び保險繰入れによる経費でございますが、これは……

第2回国会 通信委員会 第20号(1948/06/25、23期、民主自由党)

○多田委員 私は日本の置かれている立場、あるいは日本の教育制度、あるいは現在の逓信事業の現実からいつて、どのような形のもとに逓信職員を訓練する構想をもつことが、最も適当であるかという具体的な御意見をお伺いいたしたかつたのでございます。もちろん前に組合側の案を拝見しておりますけれども、その案は單に政府案の逓信職員訓練法をこのように修正してほしいという意見でございまして、その内容は実際に具体的な問題をとらえておりませんので、どのような構想のもとに、この毎信職員の訓練をすることが実情に即するかという、その具体的な構想をお聽かせいただきたいと考えるのでございます。


■ページ上部へ

第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 商工委員会 第6号(1948/11/29、23期、民主自由党)

○多田委員 二、三お聞したいのですが、支所あるいは出張所を設置した場合に、どの程度の人員を見込まれておりますか。
【次の発言】 出張檢査のために非常な経費がかかるというような点で支所あるいは出張所を設置するそうでありますが、大体現在の見通しでは、出張檢査の場合の経費と、支所あるいは出張所を置いた場合の経費との間に、どの程度の節約ができるかという見通しがおありでありましたら、それをお聞かせ願います。
【次の発言】 輸出整品の檢査については抜取り檢査でありますので、それといは一つ非常に檢査の対象になる範囲が廣い関係上、支所なりあるいは出張所なりのそれぞれの部面に專門的な職員を必要とするだろうと思う……


多田勇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|-24期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院23期)

多田勇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|-24期
第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 商業委員会鉱工業委員会連合審査会 第3号(1948/06/23、23期、民主自由党)

○多田委員 ただいま政府委員から事業者團体法案提案理由の御説明があつたのでありますが、この法案を作成した理由としましては、事業者團体の新しいあり方を示す要がある。從つてその意味において新しい事業者團体の活動の範囲を明示し、將來の活動方法を明らかにさせるようにしたいというような考え方から、独占禁止法の基本原則である取引一般における自由にして公正なる競爭擁護の県前から、正当な活動範囲を規定して、そうして競爭を拘束するような特定行為を禁遏することが目的でこの法案を提案されたように御説明があつたのであります。しかしながら現在のわが國の経済の段階において、はたしてこのような事業者團体法の制定が、経済の実……

第2回国会 通信委員会公聴会 第1号(1948/06/14、23期、民主自由党)

○多田委員 土橋さんにお伺いしたいのですが、午前中土橋さんの御意見の中に、終戰処理費のために使うところの経費のうち、わずかその一割程度しか一般会計の終戰処理費から特別会計に繰入れられていないというようなお話がございました。これは政府側の御意見によりますと、終戰処理費のために使う経費は全部一般会計の終戰処理費の中から、あるいは料金として、あるいは物件費の調達費として、あるいは檢閲その他の派遣人員関係の費用その他として繰入れられておるというような御説明でございましたけれども、土橋さんのお話によりますと、一割程度しか一般会計の終戰処理費から來ていない。そういうことになるとこの間には相当大きな隔りがあ……

第2回国会 通信委員会財政及び金融委員会連合審査会 第1号(1948/06/09、23期、民主自由党)

○多田委員 議事進行について……。ただいま質疑が続けられておりますが、先べと逓信大臣からの提案理由の説明によりますと、この法案は現在の歪められた姿を改める必要があるので、近く改訂せられる給與水準、物價水準を考慮して提案せられたというように言われておりますし、この法案の骨子をなすものは通信事業の收支のバランスからきておるというように考えられますので、一應質疑を継続する前に、通信事業特別会計、この法案に関係のある予算の説明と、近く改訂せられると予想させる給與水準あるいは物價水準について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの予算に関連しまして、二、三お伺いしたいのですが、この予算……



多田勇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|-24期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

多田勇[衆]在籍期 : |23期|-24期
多田勇[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 23期在籍の他の議員はこちら→23期衆議院議員(五十音順) 23期衆議院議員(選挙区順) 23期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。