このページでは渋谷雄太郎衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○澁谷委員 先ほど委員長から御報告のありましたように、委員會は本日は一日休むことに、昨日の理事會では決定しておる。それは議案を愼重に審議しなければならぬ。しかも議案な渡されてからまだ一日の餘裕もない。少くともこういう重大問題でありますから、自由黨としては十日ないし一週間の猶豫を與えてくれという提案があつたのでありますが、理事の方がいろいろ御相談の結果、一日は休んで、それから日曜が間にはいりますから、二日間休んで審議にかかることに、理事會では決定しております。ところが本日は不幸にして休む日にあたらなくなつてしまつた。そうしますと、月曜日はどうしても一日休むことは當然すぎるほど當然なことに理事會で……
○澁谷委員 ただいまの説はごもつともだと思いますが、この問題は非常に重大な問題でありますから、その問題の判明するまでの間は、委員會を休會されてはどうですか。あまりにこの委員會を侮辱するような氣がいたしまして、はなはだけしからぬと思います。
○澁谷委員 まず委員長にお願いしたいと思うのですが、先ほど有田さんからお願いしたのですが、あとの人が質問があるからということでもつて、順序のまわつてくるまで延ばせということであつた。私から代理でお願いするのでありますが、先ほど労働者側からのお話で、この國管案の反対に対しまして、鉱山において石炭一トン当り円の金を拠出して、そうしてそれを運動費に使つておる。その金額は相当大きな高に上る、何千万円でなく、もつともつと大きな金額に上るというようなことであります。これは委員といたしましてまことに重大な問題だと思う。しかも本國会といたしましても容易ならぬ問題だと思います。それでありますから、まずもつて私た……
○澁谷委員 私はごく簡單に商工大臣にお尋ねしたいと思います。この要綱にも政府の考えとして発表されておりますように、中小企業を維持育成しなければならぬことはよくわかつておりますが、現在の状態で中小企業をある程度まで整備しなければならぬという問題も、相当に重要問題の一つに考えられておると思う。中小企業の維持育成という問題と、企業整備の問題とに対する現内閣の根本方針をはつきりと明確に御答弁願いたい、これだけです。
【次の発言】 それでは重ねてお尋ねいたしますが、基礎産業あるいは重要産業以外のものに対しては、企業整備を断行する意思もあるといふうに承知してよろしいか。
○澁谷委員 私は政府から最初にお出しになつたものを修正されておりますので、相当に今まで不平不満に思つておつたところ、あるいは非常にこの法案に対しまして修正を希望しておつたものが、ある一部分が除去された、こういうふうに考えるわけなのであります。きようは肝腎の商工省からどなたもお見えになつていないようですが、一番大きな問題は、日本の商工行政に対しまして、政府がいかなる方針で進むかということが、これがかなり大きな重点になつてくると思うのであります。昨年からいろいろな法案が出ておりますが、これがややともすると各企業者が、実際に政府もしくは從來ありましたような團体と、協力していかなければ仕事ができ得ない……
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