このページでは橘直治衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○橘委員 第十三號の城端、西赤尾間の國營トラツク運輸開始の請願でありますが、ここは城端線鐵道敷設の豫定にはなつておりますが、現在未だ敷設を見ておりません。城端から岐阜縣境の五箇山西赤尾方面に至ります間はバスの通行もいたしておりますし、現在民間の運輸會社の貨物自動車も通つておりますが、この區間において木材、薪炭類の産出が非常に多いのでありまして、民間自動車の運轉囘數をもつてしては、とうていこれらの貴重な物資の搬出が困難な現状であります。この省營トラツク運轉開始の件に關しまして過般から地元民が一致團結いたしまして決議文をつくりまして、また運輸省においては現地におかれまして相當この案件の實現に關しま……
○橘直治君 庄川及び小矢部川改修工事施行促進に關しまする請願について、あらましの趣旨を御説明いたしたいと思います。御承知のごとく富山縣におきましては黒部川、常願寺川、神通川、庄川、小矢部川、いわゆる五大河川がありまして、地勢のしからしむる點からいたしまして、各河川ともいずれもきわめて急流でありまして、年々大きな災害をこうむつておるような實状であります。私はこの五大河川のうち、殊に小矢部川竝びに庄川の二河川について、特に急速なる改修工事の促進方について、お願いを申し上げたいと存ずる次第であります。 まず小矢部川から御説明を申し上げますると、小矢部川は御承知のごとく、その下流におきまして、日本海……
○橘直治君 富山縣伏木港は、日本海沿岸一の良港で、北陸地方ばかりでなく、東海方面への石炭荷揚場港として活況を呈しているのであり、民間貿易再開を見た現在その使命は重大なりと存じます。しかるに本港は小矢部川の河口にあたり、年々多數の土砂が流下して港内に堆積する關係上、これが浚渫費として毎年數百萬圓を要しますので、その半額まで國庫補助を増額されたいというのがその趣旨であります。政府の何分なるご援助を得たく存する次第です。
○橘委員 川崎君の炭鑛國管案に關連しての勞働問題の質問に關連して、私も一言承つてみたいと思つております。と申しまするのは、石炭業を勞調法の公益事業にお加えになる御意思があるかどうか、この問題です。
○橘委員 先刻木下政務次官の御説明の中に、ちよつと誤りがあるように私は聽いておつたのであります。新潟海運管理部は裏日本全般の海運行政をやつていくという御説明でありましたが、これは全然事実に相違をいたしておるのであります。私は裏日本にこれまでやはり海運局を設置してほしいという意見でおつたのでありますが、このたび新潟海運局が昇格するということは、非常に結構なことだと存じております。新潟海運局の管轄は今私の聞き及んでおりまする点からいたしますと、新潟縣と長野縣というふうに相なつているようであります。この際当局におかれまして、裏日本に重点という意味で――重点と申しまするよりも、比較的在來裏日本を軽視し……
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