本藤恒松 衆議院議員
23期国会発言一覧

本藤恒松[衆]在籍期 : |23期|
本藤恒松[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは本藤恒松衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院23期)

本藤恒松[衆]本会議発言(全期間)
|23期|
第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第77号(1948/07/03、23期、社会革新党)

○本藤恒松君 ただいま議題となつております所得税法の一部を改正する等の法律案、この政府提出案に対しまして、社会革新党といたしましては反対の意を表する次第であります。社会革新党といたしましては、政府原案に対して次のように修正いたしたいのであります。所得秘法「第十二條第一項中「四千八百円」を「一万五千円」に改め」とあるを「三万円」と修正いたします。  この理由を申し上げます。  現在のインフレ下の生活に対しまして、控除額を一万五千円ということならば、全日本國民として、これによつて控除されるような人は、おそらく家のないような國民であるようにわれわれは考えるんであります。結局、この控除ということをつく……


■ページ上部へ

第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第20号(1948/12/22、23期、社会革新党)

○本藤恒松君 ただいま上程になりました復興金融金庫法一部改正案に対しまして、私は、この一千三百五十億円を一千四百五十億円に改めるという政府原案に対しまして、その総額を一千四百億円にするという修正をいたしたいと思うのであります。その理由は、健全財政を確立するために、政府の申されるのでは、その百億円のうち、市中銀行より五十億円募集集ができる、あとの五十億円は日本銀行に引受けてもらうというのであるから、この五十億円は、結局赤字公債と同じくインフレを助長するものであるから、わが党といたしましては、これを五十億円の増額にしたいと思うのであります。  なお私は、復興金融金庫に対しまして、実はこれは日本の基……

本藤恒松[衆]本会議発言(全期間)
|23期|

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院23期)

本藤恒松[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 電気委員会 第4号(1947/08/06、23期、日本社会党)

○本藤委員 私の本日質問したいのは、大藏大臣竝びに商工大臣に特に聽きたいのでありますから、いづれ大臣の見えたときにまたいたしますが、その前に電力開發の問題についてお聽きしたいのであります。むろん日本の再建または文化の發展というものは電力にまたなければならぬものでありますが、電源開發に對しましてはいくつかの問題があります。私が今お尋ねしたいのは、電源開發にはむろん資材、資金が要るのでありますが、これをどうするかという問題が大體の根本であります。現在電力局において考えられていることやら、また日本發送電會社として計畫されているものを察するに、資材が要らなくて電源が多くでき得る、それを目標として電源開……

第1回国会 電気委員会 第5号(1947/08/08、23期、日本社会党)

○本藤委員 私もちよつと、東さんと同じようなことでありますが、中央線の塩尻、長野間は、これは明治の末頃から電化問題が長野縣としては叫ばれて、その當時からたびたび鐵道省に向つて運動されたように聞いておる。また現在も地方民は相當に鐵道省に運動しておるようであります。殊に一昨年だと思いますが、冠着トンネルで汽車が立往生して、窒息して死傷者まで出たという問題があるのであります。鐵道の輸送量という問題も一つは考えなければならないけれども、やはり旅客のサービスということをおつしやる點からみても、ああいう隧道の多い、また長い隧道に對しては即時何とかやつていただきたいということを當局にお願いするのでありますが……

第1回国会 電気委員会 第6号(1947/08/22、23期、日本社会党)

○本藤委員 日本再建には電源開發をしなければならぬことは當然なことでありますが、電源開發をいたすにいたしましても、第一に戰爭前に日本の電源開發をいたした外債の處理の問題をどのように政府が解決なさるか。日本が最も外國に對して信用を得るために、民間團體から外債として借りてあるもの、これを實際どういうようになされるか。それを具體的にお聽きをしてわれわれ納得したいのであります。十八年の處理法によつてやられたときは、一ドルにつき四圓二十五錢とか、英の一ポンドにつき十六圓八十四錢とかいうように政府はやられたようであるが、現在のドルと日本の圓との換算でいくと、非常に隔りもある。またこれに對してどのような支拂……

第1回国会 電気委員会 第7号(1947/08/27、23期、日本社会党)

○本藤委員 外債のことでちよつと伺います。向うから二日までにぜひ囘答願いたいということで、電力問題に對する意見書または調査表が來ているのであります。こういう點から見まして、二十箇所の發電所が賠償で指定されておりますが、こういう外債關係が殘つているのであるから、これが片づくまでは一切賠償で取上げることは中止してもらいたいということを政府竝びに商工大臣からマツカーサー司令部に御要望願いたいと思います。

第1回国会 文教委員会 第6号(1947/08/20、23期、日本社会党)

○本藤恒松君 ちよつとお尋ねしますが、長野縣の須坂の問題ですが、長野縣には縣立外中等學校というのがたくさんありまして、縣立外中等學校を今度の新制高等學校に進めたいという希望を、大分もつておるのでありますが、これらの縣立外中等學校は、どういうようにすれば今度の高等學校になれるか。またどういうようにこれを處理されるか、その意見を承りたいことと、それから現在の縣立の中等學校が、かりに須坂でいうならば女學校もある、中學校もある、農學校もある、こういうのを今度いたすときには、商科というような、あるいは工科というような學校に、一つ一つの専門に進む希望があればいくのであるか、またこれをどういうようにお考えに……


■ページ上部へ

第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 議院運営委員会 第17号(1948/03/20、23期、社会革新党)

○本藤恒松君 社会革新党は財政金融。
【次の発言】 社会革新ですが、農林が五のうち三十す。それから水産を一もらえるところを二十す。どうせ全体にいつて三もらわなければならぬから、そうすることができません。
【次の発言】 これは割当の数字だけは點つていてももらえるのでしよう。三なら三に対しての意見があるかないかであつて……。
【次の発言】 あとから三もらえるうちの一つをそれにとるか。水産を今もらいたいというけれども、とれないという話がありましたが、水産の方はもらえませんか。
【次の発言】 水産を一つこちらへもらえませんか。
【次の発言】 要りません。

第2回国会 議院運営委員会 第30号(1948/04/22、23期、社会革新党)

○本藤恒松君 常任委員の数は……

第2回国会 財政及び金融委員会 第23号(1948/05/06、23期、社会革新党)

○本藤委員 新生の値下げの理由として局長の御説明によると、やみタバコ撲滅ということがありましたが、一体やみタバコというものはどういうような方面から出て、どういう品であるか。專賣局の製造所からそういうものが出るのか。貯藏倉庫から出るのか。または生産者の品物が何か加工されて出るのであるか。または國外からはいつてくるのであるか。なお專賣局でタバコがどこかへ行くというような新聞記事や何かを、ちよつと見た記憶を呼起すのですが、一体今までどのくらいものが外に横流れをしていたというか、紛失したというか、出ておるのか。こういうようなやみタバコのもとを、ある程度までお聽かせ願いたい。

第2回国会 財政及び金融委員会 第48号(1948/06/26、23期、社会革新党)

○本藤委員 所得税法の改正に対して、所得税の徴收に対する税務官吏への、大藏省当局の監督についての意見も聽きたいのであります。これは本年の自主申告の税金が納まつて後に更正決定がきたのであります。これは同僚議員からもいろいろな御意見も出ておつただろうと思いまするが、私も特にそれを承つておきたいのであります。この更正決定の金額に対しましても、各税務署のとられた態度は実に腰だめである。ただうわさであるとか、一般のいろいろな惡評なり、また正しい一つの批評であるならばいいけれども、非常に小さい町や村におきましては、いろいろな立場における人の批評は立つのであるが、これをもつてただちに税務署でその所得税を腰だ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第50号(1948/06/29、23期、社会革新党)

○本藤委員 ただいま提案になつておる軍事公債の利子支拂の特例に関する法律案に対しまして、社会革新党を代表いたしまして、反対の意を表する次第であります。  この一年間延期ということは、実にこの一年がいかなるふうに変轉するかという不安の念を國民は抱いているので、將來経済上また思想上、いろいろな関係におきまして、われわれとしてはいかぬと思うのであります。もしこれを打切らなければならぬという意見が國民のうちにあつたならば、終戰後ただちに元本を打切つて明瞭にいたすべきであるが、その当時から今日までこれを打切らず何もしないで、今になつてわずか一年間ということでもつてやる。一年後いかになるか意見はいろいろあ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第51号(1948/06/30、23期、社会革新党)

○本藤委員 酒税のことでちよつとお伺いしたいのですが、一級清酒の六百円を九百円、並びに二級酒を五百四十円を七百五十円にという高値に改訂されるのでありますが、こういう高い値段で自由に賣られるといつても、結局大衆はこれを飲むだけの経済力がないのでありますから、これに伴うところの弊害としては、どぶろくが多くなる。それからそれに準じてやみ米相場がだんだん暴騰してくる。最近地方でも米のやみ相場の高い原因は、どぶろくにあると言つておるのであります。ある一つの面では燒酎をたくさん蒸溜するために、高い米を買つて、地方でアルコールをつくつて賣つておるというような傾向があるのであります。私はこういうような行き方で……

第2回国会 財政及び金融委員会 第53号(1948/07/02、23期、社会革新党)

○本藤委員 所得税に対しまして、政府原案に対しましては反対いたすのでありまして、社会革新党といたしましては修正案を出したいと思うのであります。  その修正は、所得税の「第十二條第一項中「四千八百円」を「一万五千円」に改め、」とあるのを「三万円」と修正いたしたいのであります。その理由といたしましては、今日のインフレのこういう経済伏態のときの一般國民の生活は、最低の生活者であつても一年に五万円、六万円の生活費はかかつておるのであります。これらはほとんど國民の最低生活費でありまして、こういうその日その日を送つておる最低生活者に対してもしこれを月五千円の收入があるとして一年六万円となる。政府案の一万五……

第2回国会 財政及び金融委員会 第56号(1948/07/05、23期、社会革新党)

○本藤委員 復金の融資増額に対してちよつとお尋ねしたいのであります。むろん石炭であるとか肥料であるとかいうような、重要な一つの國策の線に沿つた産業に融資をやられておるのでありますが、必ずしも日本再建のこの重要産業だけでいけるのではなくして、かりに石炭で言うならば、やはり亞炭の増産も必要なのであり、ただいまも塚田さんの言われるように、かりに肥料の増産をやると同時に、農村においてあらゆる農作物の増産であるとか、それに必要ないろいろの面をやはり重要視していかなかつたならば、日本の再建なり、日本のほんとうの、いわゆる増産というものはできないのでありますから、われわれといたしましては、今後この復金の融通……

第2回国会 電気委員会 第1号(1948/01/31、23期、全農派有志議員クラブ)

○本藤委員 調査ということでちよつと申し上げます。やはり調査してみたいという点は民間から発電許可の申請が、商工省にどのくらい日本全國から出ておるか、なおまたこれにどういうふうに取扱いをされておるか。これに対する方針によつては、各農村においても農村電化として最近の電力情勢からいつて小発電所を起そうという希望が、相当所によつては多くなつてきておるのであります。今まで申請されておつて、なおこれに対しもし國民に指導するにいいというような点は、やはりこれも委員として調査して、そうして許可をなるべくならば早くさせるとか、それを具体的にどうするかということを、今後研究してみたいと思いますが、現在のところどう……


■ページ上部へ

第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 大蔵委員会 第5号(1948/11/20、23期、社会革新党)

○本藤委員 私が聞くことは、多分皆さんお知りになつておることかもしれませんが、私だけちよつと聞きたいと思うのです。食糧輸入を願つて、現在の國民は辛うじて生活が安定できておるのですが、今度十一月から二合七勺になるということに聞いております。二合七勺になつて、主として米と大小麦だけで行けるならいいけれども、主食としてばれいしよやかんしよが入るのでは、われわれ國民としては困るのでありまして、ちよつとわれわれのふに落ちない点があるので聞きたいのです。農村は、日本全國の人口の八千万中半分の四千万ぐらいは農村人口じやないかと思う。かりに六百万戸とすれば三千五百万人ぐらいになるかもしれないが、大体昨年の供出……

第3回国会 大蔵委員会 第9号(1948/11/26、23期、社会革新党)

○本藤委員 第一に、表のうちに第四條に、「政府は、貿易資金の運用に関する事務を日本銀行に取り扱わせることができる。」こういうことになつていますが、これは何か日本銀行以外の銀行とかにも政府で取扱いをさせておるのですか。あるいはまた日本銀行一手でやつておるのか。これもちよつと聞きたい。  それから準貿易物資の賣拂い金額とありますが、準貿易物資というのはどういうものであるか、これもちよつと聞きたいのです。  それから大体貿易に対しては、これから國民として最も関心を持つて進まなければならぬことでありますが、貿易資金の問題で貿易の振興がはたしてできるかできぬかということが大きな問題になつて参りますが、大……

第3回国会 大蔵委員会 第11号(1948/11/28、23期、社会革新党)

○本藤委員 貿易のことでひとつ参考にお聞きしたいのですが、本年の八月十五日から民間貿易が自由になりまして、大体九、十、十一月の間に、日本から、米國はもちろんですが、どういう國に出ておるか。その行先をお聞きしたいと思います。民間貿易としてどういう種別で多くの注文が日本に來ておるか。また額もどのくらい程度に上りつつあるか。こういうようなことを大体でいいですか、こまかいことはひとつ書面であとで知らせていただきたいのですが、それを一應お聞きしたい。  次にお聞きしたいのは、かりに日本の現在の品物が、まだ日本でもそれほども技術というか、発明というか、資材の関係で優秀なものができるか、できぬかわからない今……


■ページ上部へ

第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 大蔵委員会 第1号(1948/12/03、23期、社会革新党)

○本藤委員 三十日の委員会で大藏委員会に付託された請願――会期中に付託された件がそのとき六十二件あつたのでありますが、こういうものを最終日のわずかな時間で全部審査して、どれを採択するか、どれをはねるかということは実に不親切なやり方で、まことによくないので、私このときにちようど本会議を終えて帰つてしまつてつい出席しなかつたのでありますが、やはり今後たとえ五件か六件ぐらいずつ請願が出て來ても、われわれ委員のところで、会期の一番おしまいじやなくて会期の途中でもまた初めでも、一應会期内にこれを審査して、愼重にひとつやつていただきたい。こういうことを特にお願いしておく次第であります。

第4回国会 大蔵委員会 第3号(1948/12/08、23期、社会革新党)

○本藤委員 紹介者の大石ヨシエさんの代りに皆さんに御紹介いたします。請願の問題の土地は京都府與謝郡朝妻村の新井崎という場所でありまして、これは昭和九年新井崎の砲台、それから一つは新井崎防備衞所になつて軍の敷地になつておつたのでありまして、土地の面積は砲台の方は三千四百七十六坪、防備衞所の方は七百十三坪で、計四千百八十九坪であります。現在はコンクリートやいろいろの荒地になつておりますが、元々の美田であり、よい田圃であつたのであります。戰爭中に買上げに應じたのであるが、その部落は非常に耕地の狹いところで、農村として困つているから、食糧増産の上これの拂下げを受けて開墾をして、元のような土地にしたいと……

第4回国会 大蔵委員会 第4号(1948/12/09、23期、社会革新党)

○本藤委員 復金の融資の問題でお尋ねいたします。復金という制度がなければ、日本の基本的産業は復活しないということはわれわれは了解いたします。しかしこれはまだわれわれも政府にはつきり聞きませんが、これは國民もよく復金の金をいじつている、またはいじりたいというような氣持の――要するに事業家には復金の金を借りれば、ほとんどもらつたものだというような考えで復金の金を借りようとしている人たちも、往々にあるようにわれわれは思うのであります。一体復金の金は、設備資金であろうが、運轉資金であろうが、大体これは國でやらなければならぬというのであるか。何でも重点的な基本的なそういう一つの産業であれば、おそらく借り……

第4回国会 大蔵委員会 第5号(1948/12/10、23期、社会革新党)

○本藤委員 昨日もちよつと質問をいたし始めたのでありますが、いろいろな点からいろいろな方面のことをひとつだんだんにお聞きしたいと思います。どうも復金の金というものを借りる一般の側の連中の頭が、借りればほとんどもらつたようなものだというような考えで、これが日本の大きな國策というか、産業というか、増産の問題に影響するのであつて、その点も明確にひとつ方法を立ててもらいたいということを昨日も申し上げましたが、これも今後復金の重大な問題だと私は思うのでありますから、重ねてひとつそういうことを言いたいのであります。とにかく地方においても復金の金を借りるために、約二割から三割の金を運動費として使つているとい……

第4回国会 大蔵委員会 第6号(1948/12/11、23期、社会革新党)

○本藤委員 中小企業の融資問題は、いろいろの面から声が相当大きくなつているのでありまして、今の日本のこういう経済の変動期には、中小商工業者が物價改訂によつて非常に資金困難であるから、当然復金の方面で心配いただかないと、とうてい乘りきれないという情勢があるのですから、これは当然採択して後に、政府は研究に進んでいただきたいということを申し上げます。
【次の発言】 ただいま上程の清凉飲料税の引下げの請願でありますが、これは果実がちようど統制解除になりましたが、果物の統制があつたり、また菓子やアイスクリームやキヤンデーがあまりに品がないために賣つておらないときは、税金が高くても、清凉飲料にしてもまた果……

第4回国会 大蔵委員会 第7号(1948/12/12、23期、社会革新党)

○本藤委員 ちよつと復金のことでお尋ねしますが、第一に、今度の百億の増資に対して、どういうような割合で政府はこの百億をまかなわれるか。全部政府の出資であるか。また日本銀行からであるか。金融機関から出るのか。これもちよつと承りたいと思います。それから委員会、監事会というもので、委員会は五千万以上というようなことをわれわれはちよつと聞いておるのですが、この委員会は要するに何か定期によつて運用されるのであるか。またどういうようにやられるのであるか。この内容をほしいし、私は委員会における出席議事録というようなものをほしいと言つて、資料を要求してあるように思うのです。それがまだ來ないが、それを一應知つて……

第4回国会 大蔵委員会 第10号(1948/12/18、23期、社会革新党)

○本藤委員 昨日そういう話をわれわれは承つたのですが、今まで見えていたものがこの問題が起きてどこかへ雲隠れするということは、ちよつとおかしい話で、これは民自党の関係議員なり委員長の方に、本人の行先なりその経過については、多少話があるのだとわれわれは推測するのですが、これはいま少し明確に何とか話ができませんか。そんなような調子だと明日だつて、あさつてだつて連絡がとれぬと思いますが、委員長は何か腹の中にあると思いますから、ある程度のことをはつきりおつしやつていただきたいと思います。
【次の発言】 これはひとつ早く明確にしてください。
【次の発言】 ちよつと砂糖のことについて、大体日本として將來どう……

第4回国会 大蔵委員会 第12号(1948/12/20、23期、社会革新党)

○本藤委員 第四國会の提出資料ですが、これは十二月の調査表を見ると、政府の支出が計二百五十億となつております。片方の日銀の引受け総額が三百二十五億五千八百六十五万。それから市中が四百六十五億四千百三十五万、こういうふうになつておりますが、これでは約一千億のちよつと上あるのですが、どんなような状況になつておるのですか。この日銀と市中との政府支出の度は現在どうなつておるか。この表ではちよつとわからないのですが。
【次の発言】 それはちよつとおかしい。それは復金だけでなく、勧銀、北海道拓殖、興銀などはすぐわかるのではないですか。
【次の発言】 とにかくできるだけやつていただきたい。

第4回国会 大蔵委員会 第14号(1948/12/22、23期、社会革新党)

○本藤委員 大体私は大藏大臣に質問いたしたいと思つておつたのでありますが、大藏大臣が見えられないから、どうか政府委員の方々は大藏大臣と思つて聞いておいて、政府として処置をとつていただきたい。大体私は以前にも申し上げましたが、復金の回收の問題が一番問題になるのでありまして、私ばかりでなく、ほかの委員からもよく言われましたが、とかく復金の金は仮拂いのような感がする。こういうようなところから、これをどういうように今後解決されて、國民の頭、事業家の頭を直して行くか。要するにこれから來る政界の腐敗、墮落、または財界の腐敗、墮落――今の内閣は官界、政界、財界の淨化ということを一枚看板として、行政に当つてお……


本藤恒松[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院23期)

 期間中、各種会議での発言なし。

本藤恒松[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

本藤恒松[衆]在籍期 : |23期|
本藤恒松[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 23期在籍の他の議員はこちら→23期衆議院議員(五十音順) 23期衆議院議員(選挙区順) 23期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。