山崎道子 衆議院議員
23期国会発言一覧

山崎道子[衆]在籍期 : |23期|
山崎道子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山崎道子衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

山崎道子[衆]本会議発言(全期間)
|23期|
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第20号(1947/07/31、23期、日本社会党)

○山崎道子君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました感謝決議案に対しまして、心から賛意を表すものでございます。  私はかねがね、アジア同胞救援團体から寄せられまするララ物資に関しまして、心から感謝いたしておりましたものでありますが、先日、厚生委員会が神奈川縣下の諸施設を視察いたしまして、また直接、ララ物資のあまりも清潔にして、厚意のあふれた物資が山積いたしておりますのを見ましたとき、貧しい母子の心を思い、不幸な人の上を思い、乏しき物資の中で不自由なる勉学を進めておる人々が、これら物資の恩惠によりまして、さらに感謝の念を新たにいたし、この御厚意に対しましても、私たちは早く起ち……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第13号(1948/02/02、23期、日本社会党)

○山崎道子君 私は、一昨年七月、生活保護法の審議にあたりまして、不幸なる競争の犠牲者に対し適切なる対策が考慮なされなければ、やがて日本は犯罪國家として、遂に救うことのできないことになるであろうということを指摘いたしまして、当時の政府に対し注意を促したことがあるのでございます。今日の世相は、私の憂慮したことが悲しくも実現したと申しましようか、その手段方法も、常識では判断のつかざる特殊性をさえ露呈してきつつあるのでございます。朝夕送り迎える家族お互いは、その無事な顔を見ては胸をなでおろすという、実に不安な状態に放置されておる実情でございます。かくのごとき状態が今後なお継続するといたしまするならば、……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第13号(1948/12/15、23期、日本社会党)

○山崎道子君 私は、今回京都市並びに島根縣下に起りましたジフテリア予防接種中毒事件に関しまして御質問いたしたいと存じます。  すでにこの問題に関しましては同僚太田典禮氏より、本議場において御質問があつたのでありますが、可憐なる犠牲者及び家族の嘆き、國民一般の不安は申すまでもなく、今や世界の輿論は、日本にワクチン製造の能力なしとさえ不信を買つているのでございます。この問題に関し政府当局のなされた答弁は、まことに誠意のない、不満足なものでありました。從いまして、厚生委員会といたしましては、事の重大であることをもちまして、ただちに愼重協議の結果、過ぐる七日、現地調査のため委員長佐々木盛雄氏、理事野本……

第4回国会 衆議院本会議 第20号(1948/12/22、23期、日本社会党)

○山崎道子君 議長、簡単でございますが……。
【次の発言】 ちよつと大事なところです。
【次の発言】 ただいまの答弁ですが、國家の責任において國立のワクチン製造所をつくる用意があるかどうか、できなければ國家の責任において委託製剤をする意思があるかということを、総理大臣の責任において御答弁をお願いしておきます。  それから、ただいまの御答弁では、政府の全責任であるということを確認するかどうかということについての御答弁があいまいであつたと思います。もう一度お願いいたしたいと思います。

山崎道子[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

山崎道子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 厚生委員会 第7号(1947/08/04、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 私は保健所のことにつきまして、いろいろ御質問したいと存じましたが、すでに前委員からいろいろと御討議がございましたので、ただ保健婦の待遇について申し上げたいと思います。現在この保健婦の待遇が非常に低劣でございます。それから非常に事務が煩雜でございまして、保健婦がほんとうに保健婦としての使命を達成することができなくて、ほとんど役場で事務補助員のような状態に放置されておるというようなところが非常に多いのでございますが、これに對して今後眞に保健婦としての使命を達成せしむべくお考えをいただいておりましようか、私は今後豫防衞生、それから衞生指導というようなことが非常に大切なときに、現状に……

第1回国会 厚生委員会 第8号(1947/08/07、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 ちよつと厚生大臣にお伺いしたいのですが、厚生大臣の指定する疾病の治療でありますが、これについて伺いたいのであります。新潟縣等に地方病でつつが蟲病という病氣がございますが、これに對してはG・H・Qの方では非常に研究を進めておるということでありますが、國内においてはどういうふうになつておるのでございましようか。國家の研究所というようなものがあるのでございましよか。地方で個人的にこれを研究しておるということを聞いておりますが、費用がなくて非常に困つておりますので、これに對して特に豫算を出していただくことはできないものでありましようか。

第1回国会 厚生委員会 第11号(1947/08/18、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 ただいまの問題に關連してちよつとお伺いしておきたいと存じますが、傷痍者に對しまして、いろいろ今困難な問題に立ち至つておりますことは、私どもともに苦慮しておることでございますが、ここに國立病院の患者さんから陳情書がきて、大臣のお手もとにもお届けしてあるはずでございます。これはいろいろございますが、そのうちで大臣にお考えを伺いたいことは、公務起因たるの決定を促進せられたしという條項の中に、終戰後の死傷病者――戰爭中でなくて、終戰後、自由意思によらず、國家のために作業に從事した人たち、そして待望の復員の名のもとに自由を許容される以前に死傷病した者、すなわち終戰後向うで、重勞働に從事……

第1回国会 厚生委員会 第12号(1947/08/21、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 傷病恩給の點でございますけれども、私不勉強でございまして、覺書というのをよく存じておりませんから、あとでお聽かせ願いたいと思います。それからこれを裁定いたしますときに、厚生年金を基礎にしてやつたというふうに伺つておるのでございますが、それならばこの厚生年金が増額になつたのでございますから、それに從つて増額していただくのが私は無理じやないんぢやないか、よく關係方面へも御理解願えば御處置いただけるんじやないか、こういうふうに素人考えでは考えております。それで向うでおつしやるのも無差別平等に扱えというのが精神でございますから、軍人であろうと普通の勞働者であろうと、手を失い足を失つて……

第1回国会 厚生委員会 第16号(1947/09/22、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 それでは兒童福祉法案の審議にあたりまして司法大臣にちよつとお伺いいたしたいのでございます。この兒童福祉法案は児童全般の福祉を増進するために立案された法律であると私は理解しておるのでございますが、その年齡を十八歳までの者というふうに法案では規定されておりますが、同じ年齡の子供が、一つは厚生省關係のこの兒童福祉法で保護され、またある一部分の者は司法省關係の少年法によつて處分されるというようなことは、母心として私はどうしても納得しがたいのでございます。私はあくまでも子供に悪人はないと信じております。ですからこの兒童福祉法案が出た以上は、一本にして兒童を護つてまいりたいと考えておるの……

第1回国会 厚生委員会 第19号(1947/10/02、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 從來弱きものとして十分保護されなければならないものが、何ら顧みられない形でありましたが、今囘兒童福祉法案というようなものが上程されまして、子供の福祉を増進するというこの法案には、私は滿腔の贊意を表すものでありますが、しかしこの法案を通覧いたしますると、非常に弱い面が考えられまして、兒童福祉法案といいながら、この法律はどうも施設法というような感じがするのでありますが、政府では今轉落しつつある子供、一般の子供を温かく包容して、その福祉を増進していかれるお考えであるのか、轉落した特殊な子供を保護するために立案された法律であるか、この點をお伺いしたいのであります。

第1回国会 厚生委員会 第20号(1947/10/06、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 第二十八條の中に「當該吏員」とありますのを、はつきり兒童委員とかなんとかちやんと書いた方がいいと思いますが、その點はどういうふうにお考えになつておられますか。  それから里親に預けるということがございますが、この里親に從來預けました成績はどういうふうでございましようか。それから里親に委託した兒童の今日までの實績と、それから絶えざる連絡指導をどういうふうになされておるかをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 從來はとかくこの里親制度にいろいろな缺陷があつたことを私は承知いたしておりますので、今後これを制度化しました場合には、十分なる連絡と指導をやるようにはつきりしていかなけれ……

第1回国会 厚生委員会 第22号(1947/10/13、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 きようはさいわい醫務局長がお見えになつておりますので、ちよつとお伺いしたいと思うのでございますが、今國立病院の患者さんが陳情に見えておいでになつております。その人たちの申しますところによりますと、この國立病院の有料問題につきましては、しばしば局長ともまたわれわれ委員會との話合いで、いわゆる親心をもつてということに一應の了承をしたのでございますが、その後具體的な例があつたならば持つてこいというお話で、私どもは患者さんたちをなだめてまいりました。ところが各所からいろいろなことが來ておりますので、今早急のことで詳しいことを申されませんけれども、函館の方からは病院からきびしく言われる……

第1回国会 厚生委員会 第24号(1947/10/23、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 ただいま野本さんの御質問に大臣の御答辯がありましたが、そうした事實は各所にございますので、非常に遺憾に思つております。私もいろいろ調査いたしておりまして、それからあれが何百圓以内ということになつておりますので、それを口實にいたしまして、國庫によつてこれを當てる程度にいたしまして、いろいろな手加減をして地元負擔を逃れておる、それから今度値上りになりましたのでまたよけい負擔になるというようなことで、いろいろ遺憾な點がたくさんございます。この生活保護法の適用につきましては、來議會においては、委員長とも昨日も御相談したのでございますけれども、生活保護法の改正もしてもらわなければならぬ……

第1回国会 厚生委員会 第28号(1947/11/06、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 時間がないので、はなはだ殘念でございますが、ごく簡單に私はお伺いいたします。國立病院の問題がしばしば取上げられておられるのでございますが、この際最も國立病院こそ、施設その他において完備していただかなければならないと思つておりますときに、現在あまりにも待遇が悪いこと、施設も惠まれない等々にも起因いたすでございましようし、その上にまたいわゆる該當者の問題も起つてまいりまして、各地の國立病院にお醫者さんが不足いたしております。現在水戸とかあるいは高崎の病院におきましては、醫院長がいないというような國立病院があるのでございますが、醫院長がいないということは、すべての病院の機關が不能の……

第1回国会 厚生委員会 第29号(1947/11/10、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 ちよつとこれに附隨してお伺いしたいのでございます。當局は非常に生活保護法の實施には頭を使つておいでになるにもかかわらず、末端においては思うようにいつていない。これはしばしば耳にして私もやかましく言つておることでございますが、これについていまひとつお伺いしたいことは、地元負擔金一割のことで、葛西さんの氣持はよくわかつておるのでございますか、このごろでは地元に何かと出費が多い。地方自治體の財政が困難であるというような立場から、非常に扶助額が上つてまいりましたので、一割負擔が苦しいというようなことで一割を差引いて全額渡したことにして、その地元負擔金の一割は差引いて渡しておるというよ……

第1回国会 厚生委員会 第30号(1947/11/13、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 十一月十日の新聞に、「暗い少年を救え、指導者不足の大きな惱み、積極的な政府の援助が必要」というような見出しで扱われております記事が載つておりますが、その中に全日本少年保護事業協會では司法省、厚生省、大藏省などに民間少年保護施設に對する待遇改善を要求して起ち上つたという記事が載つておるのでございます。司法省關係の保護事業では、一人に對しまして一日三圓の補助金である。これを二十圓から三十圓に増額してもらう運動を起したということが書かれておるのでございます。一方厚生省の教護院では生活貧困な少年に對しましては、一日十七圓の扶助を受けておるのであります。罪の子なるがゆえに冷遇されるわけ……

第1回国会 厚生委員会 第34号(1947/11/27、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 この際お伺いいたしたいと存じますことは、主といたしまして住宅の問題でございますが……。 この住宅の問題と申しましても、いつも住宅問題は戰災復興院であるというようなことで逃げられておるのでございますが、私がお伺いしたいのは、保護施設に關してのお考えを承りたいのでございます。  今日新聞紙上でごらんになりましても十分御承知いただけると思いますけれども、家のないためにどんなに一般の人々が困つておるか、殊に困窮者の生活はみじめで保護施設の不足、その運營が間違つているじやないかと思うような點について、どうしても了承できない點が多くあるのでありますが、厚生省といたしましては、この厚生施設……

第1回国会 厚生委員会 第37号(1947/12/05、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 本請願の要旨は、國立療養所の入所規定の改正による入所費の有料問題は、收入が全然なく、しかも長期の療養生活をする入院患者に對しまして大きな打撃と動搖を與えております。患者の大多數はその日にも療養生活をやめようとしており、また事實退院をしておる者も出ておるのでございます。もし、そうなれば社會全般に結核の蔓延というおそろしいこととなるのございまして、ついては從來のように入院費をぜひ國家で補償されたいというのが請願の趣意でございます。殊に厚生省當局におかれましては、豫防の方もたいへんやかましく言つております今日、こういうことで結核が蔓延をするということを御考慮願いまして、どうぞ御採用……

第1回国会 厚生委員会 第38号(1947/12/06、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 ただいま提案になりました理容師法案についてお伺いをいたします。  私はまず第一にこの理容師法という法案の名稱を、この際理髪師、美容師法と改正していただきたいと思います。その理由といたしましては、理容師法ということは、理髪を主にしたように考えられまして、この中に美容がはいつているということの理解の苦しむのでございます。しかも法律の中には理髪と美容の點がはつきり區別して書かれてはありますけれども、業態が多樣に相なつておりますことは、非常に不便を感ずるものでございまして、この際ぜひとも理髪、美容師法と改正をお願いいたしたいと思います。第一理髪と美容とは、完全に別箇の業態と見て、取締……

第1回国会 財政及び金融委員会 第50号(1947/12/08、23期、日本社会党)

○山崎道子君 終戰後のわが國の情勢は、戰災者、引揚者、遺家族、傷病者その他生活の保護を要するものを激増せしめ、生活保護の適用を受ける者だけでも本年七月末現在において二百六十五萬餘人にのぼり、戰災孤兒、浮浪兒、不良青少年等、近き將來において、制定公布せらるべき兒童福祉法の對象となるべき者もまた數十萬を算し、これらはいずれも社會事業の對象として、早急に救濟援助をしなければならない状態にあるのであります。しかして國は生活保護法の施行その他全力を傾けて、これらの救濟援助に努力されてはいるが、國の行う救濟にはおのずから限度があり、私設社會事業團體の急速な充實こそは、現下瞬時もゆるがせにすべからざる緊要な……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 厚生委員会 第3号(1948/05/26、23期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 ただいまより會議を開きます。  新たに委員長に選任いたされましたので、この機會に御挨拶を申し上げたいと存じます。私は小野前委員長の後を受けまして、このたび本委員會の委員長に選任いたされるの光榮を得た次第でございますが、言うまでももなく本委員會は國民生活の實態に觸れて、重要なる施策を決定する機能をもつておる、いわば民生安定に關するもつとも大切な委員會であると存ずるのでございます。つきましては皆さま方の御努力と御援助、御指導によりまして、この大任を果したいと存ずる次第でございますれば、何分の御指導をお願い申し上げる次第でございます。(拍手)  お諮りいたします。理事の大瀧亀代司君が委……

第2回国会 厚生委員会 第7号(1948/06/10、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 ちよつと松谷さんのただいまの御質問に補足してお伺いいたしたいと思います。私はただいまの次長の御答弁は不満でございますが、厚生省では、かねてからコロニー設立の用意ありというふうに聞かされまして、私非常に喜んでいたわれでありまして、その後の経過を伺いたいと思います。  それからいま一つ、個別的に各國立病院に、そういう協議会のようなものをおもちになるということだけでは、私は事足りないと思います。國立病院の運営委員会というようなものをかもちになつていただいて、國立病院全体に対しての根本的な考え方を推進していただかなければ國立病院の問題は解決いたしません。看護婦の現状はいかでがございま……

第2回国会 厚生委員会 第13号(1948/06/22、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 この民生委員法に対しましては、すでに各委員から十分愼重審議せられたのでございます。それにつきましてわが社会党といたしましては、この際質疑の内容が、主として民生委員に対し非常に監督的な非難の声の方が多かつたように思うのでございます。これに対しましては、一部にそうした不正なことをする当を得ざる民生委員のあるのは事実でございますけれども、民生委員の本質的なものを十二分に心得て、涙ぐましい努力をしておられまする多くの民生委員のあることを、この際われわれはよく考えなければならないと存じます。この意味におきまして、民生委員の仕事がいかに困難であり、いかに重大であるということを考えまして、……

第2回国会 厚生委員会 第14号(1948/06/24、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 私はいろいろお伺いしたいことがございましたが、福田委員が大体申し上げましたので、その補足的にお伺いしてみたいと存じます。  看護婦の待遇は非常によくなつているというお話でございましたが、國立病所等におきましては、特に看讓婦の待遇が惡いために、看讓婦は不足を來して、そのために入院患者を制限しなければならないという実情と私は聞いておるのでございますが、これについて責任ある御答弁を伺いたい。確信をどの程度おもちになつているかということを伺いたい。
【次の発言】 ただいまの政府委員からの御説明は、事実であるならば、私は非常に安心でございますが、漏れ承るところによりますと、なかなかそこ……

第2回国会 厚生委員会 第15号(1948/06/25、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 昭和二十五年六月一日までに二年間ございますが、そのまで学校一本にいたすのは危險であると思います。二年間で養成施設ぜ完備するのもむずかしいしまた一般家庭の経済の面も考えまして、二年間で学校一本にしてしまうよりも、少くとも五年間は二本建にいたしたいと思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 先ず第一に看護婦の労働については、労働基準法の特例があるのですが、これを口実として酷使する所があるのでございますが、これに対してどういう処置をとられて居りますか。  第二の点は看護婦の寄宿舎が非常に粗末なのですが、これの監督はどうなつい居りますか。

第2回国会 厚生委員会 第16号(1948/06/26、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 私は保健婦助産婦看護婦法案について、先日の質問のときに落しましたことをちよつと補足さしていただきたいと思います。医師、歯科医師の試驗委員の中には、お医者さんが皆はいつておるのでございますが、この國家試驗の委員の中には保健婦、助産婦、看護婦がはいるようになつているのでしようか、その点ちよつとお伺いしておきます。
【次の発言】 次に國家公務員共済組合法についてお伺いいたしたいと思います。第二條の「國立学校に属する職員」とありますのを、國立学校並びに公立学校に属する職員というふうに改むべきであると思いますが、それについては政府はどうお考えでありますか。

第2回国会 厚生委員会 第17号(1948/06/27、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 第二條に政令の定める手数料を納めて都道府縣知事の許可を受けなければならないとなつておりますが、現在も手数料をとつておるのでございましようか。それから今後予定せられておる手数料はどの程度でありますか。
【次の発言】 第三條の「浴場業を営む者は、公衆浴場について、換氣、採光、照明、保温及び清潔その他入浴者の衞生に必要な措置を講じなければならない」という條文があります。これはぜひ守らなければならないことでありますが、実際においてこのごろの浴場は非常に非衞生的なものがあります。今度の性病予防法の参考資料を見ても、浴場で性病に感染したという統計が非常に多く出ておりますが、それについてど……

第2回国会 厚生委員会 第18号(1948/06/28、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 この法案におきまして、第四條の「指定委員会」とあるのを「指定協議会」と修正していただきたいと思います。原案第二十一條以下を削除し、新たに第二十一條といたしまして次の條文を挿入すること、「学校教育法第四十七條に規定する者は、第二條及び第三條の規定にかかわらず、昭和二十八年六月三十日までは、都道府縣知事が行う理髪師又は美容師の試驗に合格したときは免許を受けて理容師となることができる。前項の試驗は從前の例により行うものとする。」ここにこの條文を挿入いたしましたのは、今日完備した理容師の学校というものは、全國にあまりたくさんありませんから、その少い学校を卒業した者でなくては資格が得ら……

第2回国会 厚生委員会 第20号(1948/06/30、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 これはどれから入つてもよろしいですか。
【次の発言】 私は國民健康保險法の一部改正法律案に対しまして簡單に御質問いたしたいと存じます。いろいろと御伺いしたい点はあるのでございますが、時間の関係が許されないことを非常に遺憾に存じます。まず法案の中でちよつと伺つておきたいことは、いろいろと進歩的になつてきていることは私非常に結構と思いますが、とかくこれが官僚的に、ただ形式に流れないよう、この点國民健康保險審査会であるとか、あるいは社会保險診療報酬算定協議会というようなものを、眞に民主町に運営されることを心から希望しておる者でございます。これからこの國民健康保險法を施行してまいりま……

第2回国会 厚生委員会 第21号(1948/07/02、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 続けて質問しなけば熱が乗つてこないのでありますけれども、ちよつと局長の都合もあるそうでありますから、社会局長にお伺いしたい点を最初に申し上げてみたいと思います。性病予防法案が出しまして、いろいろとここに法案を拜見しておるのでございますが、これが施行されまして、私の聞くところによりますと、現在いわゆる街娼でございますが、これが取締られて、そうして檢査を受けて病院へはいり、そうしてその病院から退院してからはいる他の厚生施設、特殊施設と申しましようか、これがその後どういうふうな状態にあるか、その成績はどういうふうであるか、なおまた今後こういう法律で規定されますについてそれに対処する……

第2回国会 厚生委員会 第23号(1948/07/04、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 私、いま一つ申し上げておきたいことは、生活協同組合の問題につきましては、今國会においてどれだけ苦心いたしたことでございますか。しかし國会に上程できるということを私達は信じておりましたにもかかわらず、諸般の事情から不可能になつたのですが、しかし今國会におきましても御承知のように議会が終りに近ついて法案が殺到して生活協同組合法が今日出るか明日出るか、もし出たときは全力をあげて集中しなければならぬから、私たちは法律審議を不十分なのをむりにがまんしてほかの議案の通過をはかつたのでございます。そうして今日大衆が燃えるような熱情を持ち懇願にまで変つているこの協同組合法が萬一通過不可能とい……

第2回国会 厚生委員会 第24号(1948/07/05、23期、日本社会党)

○山崎委員 日本農民党も賛成であります。(拍手)

第2回国会 司法委員会 第48号(1948/07/02、23期、日本社会党)

○山崎道子君 國民の母の立場からお尋ねしてみたい。前國会で兒童福祉法ができたのですが、これは画期的な法律として世界中より絶讚を受けて居ります。それにもかかわらず同じ性格をもつかかる法が議論の中心になることは、遺憾であると思う。法務廳、厚生省の間に打合せがございましたか。あらゆる権威が集まつている兒童福祉委員会と了解があつたのですか。それとも法務廳が一方的になされたのですか。
【次の発言】 打合せがあつたかどうかそのことをお伺いしたい。
【次の発言】 子供は神のごときもので、温かい愛の手でやりたい。若芽のごときものを嚴しい法でやるのは不賛成です。世間の見る眼、父兄の精神町影響も考え、兒童福祉でや……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 厚生委員会 第1号(1948/11/09、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 理事はその数を三名とし、委員長において御指名あらんことを望みます。

第3回国会 厚生委員会 第2号(1948/11/16、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 私は簡單にお伺いしておきたいと思います。第五十二條の二「厚生大臣は、都道府縣の麻藥統制主事の中から、合計二百五十名を限り、麻藥取締員を指名する。」というのがございますが、現在麻藥統制主事というのは、幾人ぐらいあるのでございますか、それはどういう人がそれに当つておるのでございますか、それを伺つておきたいと思います。
【次の発言】 それでこの第五十二條では、「二百五十名を限り」としてあり、そして「第五十三條中「麻藥統制主事」を「麻藥取締員」に改める。」こうなつておるのでございますが、そうするとこの二百五十名を限り、麻藥取締員にする、それで今度は統制主事を麻藥取締員に改めるというこ……

第3回国会 厚生委員会 第4号(1948/11/24、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 私は厚生大臣に御質問いたしたいと思います。私はこのごろとかく厚生省がたいへんな問題ばかり指摘されておるように思うのでございます。まず第一に先日起りました京都におけるヂフテリアの予防接種の問題、それから輸血による黴毒の感染の問題、山形縣における不良藥品の問題、あるいはただいまも御質問のございました傷痍軍人の募金の問題等々が、毎日のように新聞をにぎわしておりますことを遺憾に思うものでございます。これにつきまして、私は厚生大臣としての責任ある御答弁が伺いたいのでございます。  まず第一に藥品の問題に関しましては、事人命に関するものであるという立場から、私はあらゆる機会を通じまして、……

第3回国会 厚生委員会 第5号(1948/11/27、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 私は先日大臣に御質問申し上げたのでありますが、まことに要領を得ませんので、責任の地位にあられる局長から、私は納得の行くまでひとつお伺いいたしたいと考えるものでございます。  まず第一にお伺いいたしたいことは、先日から新聞をにぎわしておりますところの、輸血によつて性病を感染された事件でございますが、その後いろいろ調査してみますと、何としても、私はこのままでは放置するわけに行かない重大なものをそこに見出したのでございます。先ず第一にお伺いしておきたいことは、過失と申しましようか、今回のような問題に対しまとては、一体どこが責任を負われるべき筋合いであろうか、この点から明確にしていた……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 議院運営委員会 第16号(1948/12/18、23期、日本社会党)

○山崎道子君 お忙しいところをたいへん御迷惑だと存じますので、ごく簡單に私たちの意のあるところをお聞き取り願いまして、ぜひ御賛同を得たいと思うものでございます。  私たちはなるほど院議をもつてこうしたことを決定するのは、國会議員の恥であることは、よく存じておるのでございます。けれどもこの問題を出さなければならなくなつたことの原因は、石炭國管問題のときに、國民の前にああいう醜をさらしました、当時の國民的輿論を思い出していただきたいと思います。そのときにも私たちはやはりこうした同じ決議案を出したのでございます。当時の運営委員会では、今回に限り許してもらいたい。院議をもつて決定することは恥であるから……

第4回国会 厚生委員会 第1号(1948/12/04、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 理事の補欠選挙に関しましては、選挙の手続を省略して、委員長において指名あらんことを望みます。

第4回国会 厚生委員会 第2号(1948/12/11、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 すでに委員長から、また野本委員からいろいろと御報告がございましたので、私は簡單に御質問してみたいと思います。  私は今回の事件を國難だと痛感いたしております。地元に行つてみまして、特にその感を深くいたしたのでありますが、前々國会において予防接種法を通過せしめた私たちも、心から責任を感じておるものでございます。あの法案が審議されるとき、ことに榊原委員からは、これがほんとうにやれるのか、自信があるのかと念を押した御質問があつたように私は記憶しておるのでございますが、はたせるかな今回のような重大事件を惹起し、聞くところによれば、すでに外國においてさえ、日本ではワクチンをつくる能力が……

第4回国会 厚生委員会 第3号(1948/12/13、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 私は遅刻いたしましたので、すでに御質問があつたかと思いますけれども、このごろ新聞紙上で非常にララの物資の横流しと不正が取上げられておるのでございますが、これに対して私はララの精神を考えますとき、こういう事態がありますことはまことに申訳ないことだと強く感じておるのでございますが、どういうふうになつてああいう不正が起るのか、そうしてそれに対して社会局ではどういう態度をとつておいでになるかということを、一口だけお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 京都のジフテリア問題で、特に乳幼兒ばかりなのですが、それに対してララの物資をいただくというわけには参らないのですか。

第4回国会 厚生委員会 第4号(1948/12/22、23期、日本社会党)

○山崎(道)委員 私は予算委員会と掛持ちになつているために中座いたしましたので、あるいは重複するかと存じますが、予防接種の問題はまことに重要なことでございまして、しばしば本委員会でも問題になり、本会議でも私質問しているのでございます。これに対しまして、当局は誠意をもつてやつているという言葉を聞くのでございますが、私はどうも誠意が欠けているように思うのでございます。その一つの例といたしまして、私本会議で質問いたしました際に、吉田総理が出ておられなかつた。私はこの点非常に不満でございまして、再質問の場合に、これとこれとこれという問題をあげて吉田総理の御答弁を要求し、これに対しては林厚生大臣が確約し……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 厚生委員会治安及び地方制度委員会連合審査会 第1号(1948/06/29、23期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 ただいまより厚生委員会、治安及び地方制度委員会連合審査会を開会いたします。  連合察査会は議案を所管する委員会の委員長が、連合審査会の委員長になる建前になつておりますから、私が委員長を勤めさせていただきます。それでは興行場法案、公衆浴場法案、旅館業法案を議題といたしまして審査にはいります。質疑はこれを許します。松浦委員。
【次の発言】 ほかに御質疑の方はございませんか、――別に質疑の方もないようでありますから、本連合審査会はこれをもつて散会いたします。     午前九時四十五分散会

第2回国会 厚生委員会水産委員会連合審査会 第1号(1948/06/28、23期、日本社会党)【議会役職】

○山崎委員長 ただいまより厚生委員会、水産委員会の連合審査会を開きます。  連合審査会は議案を所管する委員会の委員長が審査会の委員長となる建前になつておりますので、不肖ながら私が委員長をつとめさしていただきたいと存じます。  それでは船員保險法の一部を改正する法律案を議題として審査に入ります。質疑はこれを許します。
【次の発言】 それでは本日はこれをもつて散会いたします。     午前十一時十五分散会



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データ更新日:2023/02/05

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