このページでは幣原喜重郎衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○幣原證人 進歩党から民主党になつたその経過とおつしやるのは、政治上どういう手続であつたかということですか。
【次の発言】 当時の実情は御承知のごとく、その当時の自由党におつた芦田君その他の人たち及び数名の人たちが、そのときは進歩党だつたのでありますが、その進歩党などと一緒になつて一つの党を結成したいということでありました。私どももそれに賛成いたしたのであります。それが遂に民主党という形になつて新党が結成されたのであります。ただそれだけのことであります。
【次の発言】 そういう資金が要つたということは要つたろうと想像いたしますけれども、私は何もそういうことは存じておりません。從つてそのはいつて……
○幣原證人 昭和二十年の十月の日ははつきり覚えませんが九日から十日ごろじやなかつたかと思います。それから職を去りましたのは五月の上旬でありましたが、これも日ははつきり記憶いたしません。
【次の発言】 大体それは正しかろうと思います。私も確か九日か十日に任命されたと思います。それから去つたのは二十二日ごろとおつしやれば、確かそのころであつたと思います。
【次の発言】 兵器処理の問題につきまして私は内閣総理大臣をしておりました間に、閣議でもつて論議されたことは私は記憶いたしません。多分この問題は事務的の問題として処理されたものと思つております。從つて閣議で論議されたことはなかつたろうと思います。も……
○幣原委員 ただいまの御説明によりまして、國民軍と中共軍との対峙しておる双方の情勢は、大分明らかになつたのでありますが、大体におきまして中共軍は各地に進出の勢いを示しております。これと同時に、國民軍ははなはだ不利な地位に立つておるように思えますが、一体その根本の原因はどこにあるのでありましようか。あるいは作戰計画の優劣というような点にあるのか、また政治上あるいは経済上の理由があるのでありましようか。かような点をあまり詳しく論及することは、はなはだ穏やかでないという点もあるだろうと思いますから、もしおさしつかえがあるというお見込みなら、これはまつたく御答弁をいただかなくてもよろしうございますが、……
○幣原委員 私は先刻の外務次官の説明で満足しております。これは常識で判断するべきで、あの新聞でメツセージとして記事を読んでみますと、メツセージというから、何か書いた書類の声明書のようなものをお渡しになつたようにお考えになるのですが、それは間違いで、あれは口頭でお話になつたと書いてあります。二人の友達があつて、よろしく申しておいてくれというのも一つのメツセージで、それを公式の意味を付する必要はないと思います。そうして今の英文の通信の文句を読んでみますと、何もむずかしいことではない、ただメツセージということを、英語そのままに日本に傳えたために、声明書のような書きつけをお渡しになつたと見るから間違つ……
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