このページでは佃良一衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○佃良一君 ただいま議題となりました貿易組合法を廃止する法律案につきまして、商業委員会の審議の経過並びに結果について御報告申し上げたいと存ずるのであります。 本貿易組合法は、昭和十二年八月法律第七十四号として、從來の輸出組合法に代り制定されたものでありますが、その立法の趣旨は、貿易業者の組合結成を促して、輸出、輸入両部門にわたる組織化の実現を企画せるものでありまして、協同組合的機能よりも、むしろ貿易統制の機能を強化しようとする戰時的色彩の濃厚なるものでありましたことは、皆樣御承知の通りであります。 しかるに、終戰後における社会機構全般の民主化は、必然的に経済機構の民主化を要請し、それに呼應……
○佃良一君 本請願の要旨を申し上げますれば、三宮驛西側より税關前に至る街路は現状のままとし別に三宮驛と神戸港とを結ぶ道路を新設されたいというのでありまして、すなわち現在税關前に至る道路の幅員は三十三メートルであります既に兩側に商店街を形成しているので、歩行道路として國際的觀光客を主目的とした特色ある商店街に發達せしめるために、現状のままにして復興計畫から除外すべきであります。この計畫は幅員五十メートルに擴張する案でいたずらに失費を多くして現在ある商店街を抹殺する、本市の特性を無視した案であります。つまり、神戸市の表玄關としての大道路は、この道路と生田川との中間――現在進駐軍の幕營地として焼跡の……
○佃委員長代理 ただいまから会議を開きます。 わが国経済再建にとりまして、旱天の慈雨とも称すべき民間貿易再開許可を来る十五日に控えまして、貿易に関する事項を所管いたしまする本委員会の使命はますます重大となつてまいりました。つきましてはこの際お諮りいたします。参議院規則第九十四条によりまして、国政調査承認を要求いたし、本委員会の活動を一層活発ならしめたいと存じます。要求書を朗読いたします。 国政調査承認要求書 一、調査する事項 貿易及び商業に関する事項 二、調査の目的 貿易及び中小企業振興方策の樹立、決議案起草 三、調査の方法 輸出産業施設実地調査、小委員会の設置、関係方面よ意見聴……
○佃委員 待望久しかつた貿易が再開せられまして、私ども心から喜ばしく存じておる次第であります。しかも政府御当局の特別の御努力の結果、クレジツト五億ドルの設定をみましたことも、われわれ国民として衷心感激を覚えておる次第であります。クレジツト問題について考えてみますと、私どもうわさに聞いておるところによると、トルコと、ギリシヤのクレジツトを設定するときに、アメリカの議会……。
【次の発言】 しかるに、アメリカが今回わが日本に対しまして、五億ドルになんなんとするこの厖大なるクレジツトの設定をいたしてくれたということは、私、政府当局のほんとうの御努力の賜でありまして、衷心より感激を覚えるとともに、アメ……
○佃委員長代理 ただいまから会議を開きます。
本案についての質疑は前回にて終了いたしましたので、貿易組合法を廃止する法律案を議題として討論にはいります。笹口晃君。
【次の発言】 山本猛夫君。
【次の発言】 以上で討論は終結いたしました。これより採決いたします。原案に賛成の諸君は起立を願いたいと思います。
【次の発言】 起立総員、よつて本案は原案の通り可決決定いたしました。
【次の発言】 次に笹口晃君より提出せられました各派共同一致の附帯決議について採決いたします。本附帯決議に賛成の諸君の起立をお願いいたします。
【次の発言】 起立総員、よつて本附帯決議は決定いたしました。
この際政府より発……
○佃委員長代理 これより会議を開きます。
本日は百貨店法を廃止する法律案を議題といたします。本案はすでに質疑は終了いたしておりまするので討論にはいるのでありますが、これを省略するに御異議ありませんか。
【次の発言】 では討論は省略いたしまして直ちに採決をいたします。原案に賛成の諸君は御起立を願います。
【次の発言】 起立総員、よつて本案は原案通りに可決いたしました。
【次の発言】 次に各派協同提案による附帯決議案を議題といたします。
附帯決議
政府は次の國會家おいて百貨店營業取締りに関し適當なる法的措置を講ずべし。
を採決いたします。本附帯決議に賛成の諸君は御起立を願います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。