後藤悦治 衆議院議員
23期国会発言一覧

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後藤悦治[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは後藤悦治衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

後藤悦治[衆]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第28号(1947/08/23、23期、民主党)

○後藤悦治君 民主党は、中曽根康弘君を指名いたします。

第1回国会 衆議院本会議 第38号(1947/09/30、23期、民主党)

○後藤悦治君 私は、この機会におきまして、わが民主党が、今回提出されておりまするところの臨時石炭増産國家管理法案に対して、(「國家というのはなかつたぞ」と呼ぶ者あり)抱懷いたしておりますところの基本態度を明らかにいたしますとともに、反対論に対しまして、その論拠に檢討を加えまするとともに、政府の提出いたしておりまする法案につきましても、忌憚なき批判を加えてみたいと存ずるのであります。  ただいま社会党の岡田議員より、若干、反対の議論に対しましては、反駁を試みられたのでございますが、私も大体は同感でございます。(拍手)すなわち、全國民の犠牲と負担の上に立つて、最重点的に注入される貴重なる資金と資材……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第43号(1948/04/27、23期、民主党)

○後藤悦治君 私は、この機会に、全國的に一大センセーシヨンを起しました今回の神戸並びに大阪におきまする朝鮮人騒擾事件に対する政府の所信を伺いたいと思うのであります。  今回は、終戰後初めて進駐軍司令部から非常事態の宣言をされるというような、まことに日鮮兩民族のために悲しむべき事態を惹起したのでございますが、これは私がいまさら申し上げるまでもなく、すでに皆様方は、新聞に渉外局発表が出ておりまするから、あらましは御存じであろうと存じますから、それの重複を避けたいと存じます。ただこの機会に、その実情にいささか言及いたしまして、私が政府の所信を質したい要点の二、三に触れてみたいと思うのであります。  ……

後藤悦治[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

後藤悦治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 議院運営委員会 第2号(1947/07/05、23期、民主党)

○後藤委員 ただいま議長からお諮りになりました点について、自分の考えを申し述べておきます。第一回の自由討議の機会でありますので、國会法に示しておりますように、特に主題を選ぶ場合と選ばない場合と、二つあるのでありますが、昨日政府は経済実相報告書という、從來かつて例を見ないようなものを発表されたのでありますから、今度の自由討議には、この報告書を主題として自由討議を行つてもらいたいと考えるのであります。  それから発言者の数でありますが、一時から四時ないし五時に終るといたしまして、自由討議の本旨から申しますと、活発に大勢の発言者に自由に発言してもろうのが建前でありますが、各政党から多数に出られますと……

第1回国会 議院運営委員会 第3号(1947/07/08、23期、民主党)

○後藤委員 昨日の自由討論の結果を見ますと質問時間が十分、答弁が五分ということは、なるたけ多くの議員各位に発言の機会を與えたいという趣旨から、本委員会でさように決定せられたのでありますが、結果を見ますと、十分論議を盡し得ない憾みがあるのであります。もう少し時間的制約を別途の方法で考えて、各人の所懷が十分に発表できる機会を與えるべきだ。たとえて申しますと、各党派にある程度の持時間を與えて、各党派で何人かに多くの時間を與えて少くやるとか、あるいは時間内においていつぱいやるとか、こういうような方法で、いま少し言い盡させる方法を、昨日の例に鑑みて採用すべきではないか、かように考えるのであります。

第1回国会 議院運営委員会 第8号(1947/07/28、23期、民主党)

○後藤委員 面会所は現在の面会所と併用されるのですか。
【次の発言】 受付なども二つできるのですか。
【次の発言】 議員会館は、必ずしも四百六十いくつなければならぬこともないので、共通に使えるクラブのロビーのようなものをとつて、少し数は減つてもいいのですが、議員一人当りという原則だけにとらわれずに、思い切つた仕事のできる部屋を八十ぐらいにとつてはいけないですか。なんだか安いアパートの一室みたいで、うつとうしくて‥‥
【次の発言】 はつきりしているのですね。
【次の発言】 主義の問題で健全財政を反対するということになると、角をためて牛を殺すことになる。

第1回国会 議院運営委員会 第10号(1947/08/02、23期、民主党)

○後藤委員 その際に仮決定であるから、合同審査委員会における各委員の発言は自由でありたい。
【次の発言】 昨日の私の方の代議士会で、衆議院の法制部の早急な確立ということについて、各議員から非常に熱心な発言があつた。そこで全体の機構の再編成なり、それに伴う予算を総長の方で早急に立案してほしい。さもなければ、われわれが口頭禪的にいかに発案権があるといつて威張つてみたところで、それに伴う仕事がちつともできない。そういう意味の要望がありましたから、これを運営委員会に対して希望しておきます。  いま一つ、秘書がはいつて議場で摘録をしたという際に、現在傍聽席では衞視の取締りがあつて、メモの摘録が許されぬ。……

第1回国会 議院運営委員会 第14号(1947/08/15、23期、民主党)

○後藤委員 僕は林君と石田君の議論の中に多少食い違いがあると思う。それは出版とか政治犯に関するものを公開するということは、被告を保護する意味での公開です。國事犯、政治犯等に対するものを祕密裡に処断されてはいけないということの、被告を保護する意味の公開原則であつて、今言つているのはいわゆる醇風良俗を害するような、公の秩序を破壞するようなものを祕密で行おう、こういうことの食い違いがお話の中にあるように思う。それは政治上とか出版上とかで祕密裁判によつて処断されてはいけない。出版の自由、言論政治結社の自由を保護する裏付けとなつているもので、これは被告を公開の席で処断されなければならない。祕密に処断され……

第1回国会 議院運営委員会 第15号(1947/08/19、23期、民主党)

○後藤委員 大体何回か檢討を遂げた原案でもありますし、先般も関係方面と打合せをしたことでありますので、趣旨においては了承するのでありますけれども、文章の上において推敲する必要があるのではないか、こう思うのであります。それは第十三條の訴追の猶予に関して申しますならば、「訴追委員会は、情状により訴追の必要がないと認めるときは、罷免の訴追を猶予することができる」この文章でありますが、日本語的に考えて、訴追の必要がないと認めるときは猶予でなくて訴追しないのが当然であります。これは條文作成の技術からいつて少しどうかと思います。むしろこの「情状により」までを生かして、「訴追の必要がないと認めるときは」まで……

第1回国会 議院運営委員会 第16号(1947/08/21、23期、民主党)

○後藤委員 予算委員会は、政府が所管する行政上の予算のわく内のことをやるのであつて、取扱方については私はやはり土井説でありまして、財政金融委員会に御付託になる方が結構と思います。
【次の発言】 参衆両院議員ならばよい。
【次の発言】 この問題は運営委員会がどうこうということでなくて、議長から各委員会に当面の措置として、とりあえず應急の手をお打ちになるのがいいと思います。

第1回国会 議院運営委員会 第17号(1947/08/22、23期、民主党)

○後藤委員 私は本委員会において起草されました裁判官彈劾法婚に対しまして、民主党の立場から賛成意見を述べたいと思います。連合審査委員会においても一應御意見がありましたが、私どもが心しなければならぬことは、やはり日本の三権の分立という建前はどこまでも明らかにしなければならぬという点であります。同時にこの三権がそれぞれ牽制、抑制される方途をもつていなければならぬという点でございます。そのうちの司法権の独立に関しましては、この司法官に対しまする國民の主権のあり方というものは、十年目ごとに行われますところの裁判官の審査法と、この裁判官彈劾法案によつて國民主権の発動を見る、この二つの方途よりないと思われ……

第1回国会 議院運営委員会 第19号(1947/08/27、23期、民主党)

○後藤委員 御説ごもつともであるが、水産委員會として何かほかに特別な理由があるのかもしれない。その理由をはつきりしないで、特別委員會があるのにそのまま即決して認めることもどうかと思う。また委員長からの説明も聽かずに認めないものも早計に過ぎるから、委員長から説明を聽取することにしてはどうか。
【次の発言】 今ここで民主黨あるいは社會黨、自由黨の考え方ははつきりしておりますが、なおこれを兩院協議會へもつていくか、のむかということは取扱い上の大切なことになるのでありますから、農民黨、國協黨竝びに第一議員倶樂部の御意向をこの際あらためて伺つておきたい。

第1回国会 議院運営委員会 第21号(1947/08/30、23期、民主党)

○後藤委員 動議はそうであつても、天下にその理由を發表するという山口君の意見に贊成です。

第1回国会 議院運営委員会 第26号(1947/09/23、23期、民主党)

○後藤委員 私もただいまの御意見に同感でありまして、勞働立法は勞働委員會にかけ、財政に關する案件は財政金融委員會に附託するという御意見に贊意を表します。

第1回国会 議院運営委員会 第28号(1947/09/29、23期、民主党)

○後藤委員 發言の順序は從來の例にならうことが正しいと思うが、時間の點は、重大問題であるから先日の交渉會の申合せのように、三大政黨に五十分ずつ與え、小會派の追加要求を承認するという措置をとりたいと思います。
【次の発言】 本會議の定刻は午後一時になつておるが實際一時に開くことはいろいろな事情から無理である。そのため定刻一時と掲げてありながら、定刻に開けないのは不體裁であるから二時にしてはどうかと思うがいかがでしようか。
【次の発言】 原則的に一時となつているのを二時として、例外的な場合は、明日は、一時、もしくは一時半に開きたいというように、その都度協議をすることにしたらどうですか。

第1回国会 議院運営委員会 第37号(1947/10/22、23期、民主党)

○後藤委員 そうすると編修技術によつては效果がどうにでもなるわけですね。
【次の発言】 討論で各黨の時間をある程度まぜ合わせて各黨の意見を公平に織り込めれば民主議會の建前からいつてやることもよいと思います。

第1回国会 国土計画委員会 第17号(1947/10/14、23期、民主党)

○後藤悦治君 別紙請願書に要旨が記してありますので、ごく簡単に申述べたいと思います。請願書にあります通り、武庫川の上流竝びに青野川支流の合流點は非常に急流でありまして、わずかの降雨によりましても毎季出水をいたしておるのでございまして、しかし戰時中この出水に對しましては應急復舊工事を施しており、彌縫策のみでございまして、本年七月にまた厖大出水をみたのでございまして、この機會に根本的改修を、特別の國家の補助によりまして、縣施行工事でもつてしてもらいたいというのが地元の願意でございます。何とぞ當局におかれましても、本願意によるところの措置を至急講ぜられんことを望むとともに、本委員會におきましても、こ……

第1回国会 財政及び金融委員会 第16号(1947/08/28、23期、民主党)

○後藤委員 私も復興金融金庫の構成については、いろいろ意見があるのでございますが、先ほどの議事進行に關する動議が出ておりますように、私どもが承知いたしております範圍では、參議院においても、この分だけ切り離して委員會は承認された由でございまして、必ずしも參議院に同調のみをしようというのではありませんけれども、一應私は本案を委員會において承認いしまして、先刻來の動議の通り審議を繼續する形を殘されたい。こういう意思表示をいたします。
【次の発言】 私は民主黨を代表して本案に贊成意見を申し述べたいと存ずるのであります。敗戰日本の各種産業を再建いたしまするためには、通常の金融機關の、囘收の安全性をもつた……

第1回国会 財政及び金融委員会 第21号(1947/09/25、23期、民主党)

○後藤委員 本件は三つの請願書でございますが、いずれもその趣旨を同じくいたしておりますので、同時に御説明申し上げたいと存じます。  一つは時計類に對する物品税率輕減に關する請願であります。請願者は日本時計工業會理事長服部正次君であります。  一つはミシン及びミシン針に對する物品税率輕減に關する請願であります。請願者は全日本ミシン商工業組合連合會委員長竹谷政次郎君であります。  いま一つの請願は樂器、著音器類に對する物品税率輕減に關する請願であります。請願者は全國樂器業組合連合會長川上嘉市君竝びに蓄音器レコード協會會長武藤與市君であります。  これら三つの請願ともその趣旨といたしまするところは、……

第1回国会 財政及び金融委員会 第51号(1947/12/09、23期、民主党)

○後藤委員 本法のねらいといたしますところは、從來財閥の行使してまいりました封建的な人的支配關係を排除せんとするにあることは間違いないのであります。しかし他面、本法實施の結果が經濟界に、いたずらなる影響を與えるときには、非常に憂慮にたえざる點があるのでございまして、その運用については、あくまでもその目的に合致する限度に限られまして、不必要な範圍に及ぼされざることを、特に當局において愼重を期していただきたいと思うのであります。その趣旨からいたしまして、次の點について政府當局に御質問いたしたいのであります。  第二條第二項の財閥會社の指定について、イ及びロのすなわち外形標準にかかわりませず、從來實……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第34号(1947/11/14、23期、民主党)

○後藤悦治君 重要な委員會がある由でありますから、要點だけごく簡單に申し述べます。本請願の趣旨は阪神間に介在いたしまする武庫郡に對しまする行政措置が、六大都市と差があるのでございますが、特に阪神間の特殊性を尊重していただきまして、行政上六大都市並みにしていただきたいというのが願意でありまして、そのうち農林省に関しまする部分だけを申し述べますと、たとえば縁故米におきましてもこれを認められていない。あるいは鮮魚介、青果物等の消費特定地域も同一の條件におかれておらない。こういう状態でございますために、非常に生活上困つておる。これを六大都市並みに繰上げてもらいたい、こういうのが願意でありまして、特に現……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 議院運営委員会 第11号(1948/02/04、23期、民主党)

○後藤委員 趣旨はよくわかるが、字句をいま少しわかりやすくして、説明を聽かないで、読んだだけでわかるようにしてもらいたいものです。
【次の発言】 委員長の御説明の通りで結構でしよう。
【次の発言】 大体妥当な要望だと思います。しかしやはりハウス・メンバーが多数で政治をやつていく場合には、必ずしも少数團体のようなわけには行きがたい事情があつて、やむを得ない場合も生ずることと思いますが、なるべくそういうようなことを参酌して運営をする、こういうふうにして聽き置きでいいではないかと思います。
【次の発言】 聽き置きでいい。なるべくその線に沿うような程度で、聽き置きでいいと思う。

第2回国会 議院運営委員会 第16号(1948/03/16、23期、民主党)

○後藤委員 その話は予算委員会の理事会で私ども一應聽いているけれども、今官房長官が説明されました通り、すでに中労委の裁定を政府が呑んで、一月の給與審議会の結果をまつて一月から支給すると、政府的には前内閣ですでに決定してしまつて、事務的の支拂いという時に來ておるので、これだけは今の労働攻勢の形からいつても、二十日に支給できるように御協力願いたいと思う。あとのものは私はごもつともだと思うのです。

第2回国会 議院運営委員会 第17号(1948/03/20、23期、民主党)

○後藤委員 全部御破算にした観点から考えればいいわけです。

第2回国会 議院運営委員会 第23号(1948/04/01、23期、民主党)

○後藤委員 本案は從來も慣例的に行われて來たのでありまして、新たに明文化された法立案として提示されただけでありまして、いまさら討論の余地はないと思います。從つて私から討論省略の動議を提出いたします。

第2回国会 財政及び金融委員会 第1号(1947/12/11、23期、民主党)

○後藤委員 私は民主党を代表いたしまして、本案に賛成するものでございますが、一言この機会に賛成の理由について申し述べておきたいのであります。少くとも本法案が提出をされますということは、すでに千八百円ベースが、いわゆる和田長官の説明にありました十一月黒字説は完全に覆えされた。こういうことを実証しておるものでございます。すなわちここに千八百円ベースを基準といたしまするところの新物價体系、これに基きまする片山内閣の経済諸政策、これは現実に政府それ自体がこの法案を提出することによつて、それの行きづまりと言いますか、負担と言いますか、それを認めておる証左でないか、こう言われても、私はしかたがないと思うの……

第2回国会 財政及び金融委員会 第7号(1948/02/05、23期、民主党)

○後藤委員 この機会にお伺いしておきたいのでありますが、最近のタバコ値上げ以來、職域配給がはたして從來通り行われておるかどうかという点でありますが、その数量なり、現に職域配給、つまり労務者配給等でありますが、これらの実情について、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今まで各生産事業場等の勤労者用に出しておられたのでありますが……。
【次の発言】 私最近阪神間方面の工場の團体関係の懇談会に出たのでありますが、おそらく昨年の秋ころからは、鉄その他の傾斜生産方面にもない。はたして勤労者に対する職域特配は行われておるのかどうかというような質問を受けたことがありますが、その際にも、たとえば供出用の……

第2回国会 財政及び金融委員会 第9号(1948/03/19、23期、民主党)

○後藤委員 私は本案に大体賛成でありますが、本案を承認するに際しまして、二、三本案並びに本案に関連いたしまする税体系について、いささか所管大臣の御意見を承りたいのであります。  本案によりますと、給與審議会の答申に基いて、政府は二千九百二十円ベースをのむということを声明されまして、本案の上程と相成つたのでありまするが、新芦田内閣の方針といたしまして、能率給の採用を政策協定においてもうたつておられるのでありますが、私は必ずしも本二千九百二十円べースが、勤労者の生活権確保の上に万全の措置とは断じがたいと思うのであります。今日の國民生活の窮迫化は、必ずしもこの新賃金べースによつて救済し得るとは言いが……

第2回国会 財政及び金融委員会 第16号(1948/04/02、23期、民主党)

○後藤委員 私は遅刻をいたしましたから、すでにお話が出たかもわからないと思うのでありますけれども、大体今行われました質疑者と同意見なのでありまして、この際特に事務当局に申し上げておきたいと思うのであります。一体から申しまして、タバコの値上げはすでに本委員会において私どもが承認をしたのであるから、今さらこれの不評に対してとかく言うことは、本委員会において決定をしておきながら文句をつけておるような形になるのでありまするけれども、その実施の状態を見ておりますると、そうならざるを得ないのであります。少くとも計数的に今日までの状態を明らかにされなかつたという点については、これは事務当局の御説明を聽かねば……

第2回国会 財政及び金融委員会 第30号(1948/05/28、23期、民主党)

○後藤(悦)委員 本案に対しまして質疑を打切られることには異議ございません。同時にこの際討論を省略されまして、ただちに採決にはいられんことを望みます。右動議を提出いたします。

第2回国会 財政及び金融委員会 第44号(1948/06/22、23期、民主党)

○後藤委員 私少し遅れて参りましたので、御意見の全貌については、うかがい知ることができなかつたのでありますが、結論的に今要約されました点で、大体の御趣旨のほどはうかがえると思うのであります。日銀側の意見といたしましても、軍公の利拂いが金融業界から見て適切でないという結論に達せられたということは、私といたしましてもしごく同感なのであります。なおそれに関連いたしまして、利拂いに相当する額を日銀が融資するかどうかについて、ただちにそれの身代り的な融資を行う意思はない、全般の金繰じりからにらみ合わせて行うのが適当である、この御見解もそれで結構であると私は考えております。ただここで一應御見解を伺つておき……

第2回国会 財政及び金融委員会 第45号(1948/06/23、23期、民主党)

○後藤委員 この機会に大藏大臣に所見を伺いたいのであります。税制改革と取引高税の創設と、この二点について伺いたいのであります。
【次の発言】 税制改革と取引高税に関して、総論的に大藏大臣と安本長官にこの機会に伺いたいと思うのであります。取引税は新聞等で御承知の通り、與党、野党をあげて全部が惡税であると断定を下しておりまして、まさに撤回の運命に逢着せんとしておるのであります。私はこの取引高税を惡税と断定する者の一人でございます。何となればただいま細川委員からの御質疑に対する御答弁の中にありましたごとく、わが國の経済の金額面における大部分の比例がやみで動いておるということは、賃金ベースの構成内容等……

第2回国会 財政及び金融委員会 第52号(1948/07/01、23期、民主党)

○後藤委員 総合行政企画をやられる安本当局に、この機会に二、三伺つてみたいと思います。今日の國が行いまする施策につきましては、賃金ベース並びに物價、國家財政、課税、一連の有機性をもつておることは周知の事実でありまするが、この中の物價の面から見ました御見解を安本当局に伺つてみたいと思うのであります。昨年の千八百円ベースの設定が、すなわち賃金と物價の惡循環をそこで打切ろうという一つの試みであつたのであります。しかるにこれは当時の和田安本長官の言明でありましたところの十一月黒字説がふつ飛びまして、遂に二・八箇月分の補給金を出さなければならぬということになつて、政府の施策は一應失敗したのであります。再……

第2回国会 司法委員会 第47号(1948/07/01、23期、民主党)

○後藤悦治君 本請願の趣旨を私から申し述べまして、政府の御所信を併せて伺いたいと思うのであります。  本請願の趣旨は、御承知のように、尼崎市は今日二十数万の人口を有しておりまして、全國の都市の順位においても、十番ないし十一番と称せられている状態なのであります。しかるに尼崎市には裁判所がないのであります。檢事局の拘置所もないのでありまして、もつぱら旧い慣習によりまして、昔郡役所があつた時代からの傳統をもちもして、伊丹市に裁判所並びに檢事局があるのであります。しかるに尼崎市は、大阪府と兵庫縣の境界に位置いたしております立地條件と、都市の性格が工場労働都市であります関係から、非常に犯罪が多いのであり……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 文部委員会 第4号(1948/11/18、23期、民主党)

○後藤委員 私はこ。法案は將來の理想としては賛成であります。しかし現状に即して調整の必要があるのではなかろうかと考えます。すなわち審議会と評議員会との関係は、先ほど一松委員の申されだように、また高津委員や久保委員の御意見でもわかりますように、調整の必要があると思う。


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 予算委員会 第8号(1948/12/10、23期、民主党)

○後藤委員 私は日本の農政問題若干について農相の意見をこの機会に伺いたいと思うのであります。  まず最初に伺いたいのは、わが國の経済が漸次再建されて参りまして、貿易が再開されるあかつきにおきましては、少くとも日本の経済力をもつて、食糧の輸入を自力をもつて行い得る段階に、一日もすみやかに到達することをわれわれは念願せざるを得ないのであります。かようなことを私どもは一日もすみやかに念願するとともに、日本の農家の現在の生産規模からのいわゆる生産價値、農産物價格の問題であります。この問題に対して將來農相はいかなる見解をお持ちになつておるか。まず第一点として承りたい。

第4回国会 予算委員会 第9号(1948/12/11、23期、民主党)

○後藤委員 私は吉田総理にお伺いをいたしたいのでありますが、これは一部本会議でも行われた質問で、重複するようでありまするけれども、総理の答弁がきわめて抽象的でございましたから、重ねてこの機会の冐頭にまず伺いたいのであります。  吉田総理は本会議におきまして、解散に対する見解を披瀝されたのでありまするけれども、これは現在の吉田内閣が少数党内閣であるから信を國民に問うための選挙である、かように申し述べられておるのであります。私はこれは一つの暴論であると考えておるのであります。いやしくも單独内閣を決意されました限りは、民自党が当初この國会内において、衆議院において、少数党であることはおのずからわかつ……


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各種会議発言一覧(衆議院23期)

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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 財政及び金融委員会公聴会 第1号(1947/11/19、23期、民主党)

○後藤委員 この機會に委員長に議事進行上希望しておきたいのでありますが、われわれこの公聽會をもちますことは、もつぱら今國會に提出されております所得税法の一部を改正する等の法律案竝びに非戰災者特別税法案についての一般の意見を聞きたいためであります。ところがややもいたしますると、論理が飛躍してただいま伺つておりますると、電燈が消えなければこの案を鵜呑みにしたらよいというようなことですが、私どもは少くともかような見地で公述人の意見を求めておるのではございません。現在の國家財政とにらみ合わせて、いかなる税體系を確立するがよろしいか、これらについて具體的な公述人の意見を聞きたいのであります。この趣旨に副……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 治安及び地方制度委員会財政及び金融委員会連合審査会 第1号(1948/07/01、23期、民主党)

○後藤委員 私はこの機会に電気、ガスの消費税と入場税に関しまして、野溝國務大臣の御所見を伺いたいと思うのであります。今回設定されておりますところの電氣、ガス消費税の中で、二十一品目に対しては税を課さないということになつておるのでありますが、この点について私の考え方は、この課税をしない範困を撤廃して、全部に課税をされたい、こういう考え方であります。その理由といたしまするところは、私が伺つておりますところにおいては、地方財政委員会においては二十一業態に関しても課するという意見であつた由であります。しかるに商工省その他の反対意見の結果、これを課さないということに内定をみた由でありますけれども、これは……



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データ更新日:2023/02/05

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