このページでは田中源三郎衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○政府委員(田中源三郎君) 大臣に代り、私よりお答えいたします。
【次の発言】(続) ただいまの徳田君の御質問は、鉄道賃金の値上は議会の協賛を経べきものであり、かつ一定の実施期間をおいてこれを施行すべきが当然ではないかという御質問でございます。
【次の発言】(続) 御質問の点はごもつともと存じますが、今回の鉄道運賃の改正の問題は、新物價体制の策定の総合的観点に立ちまして設定せられましたものでありまして、單に鉄道のみこれを切り離してなすこと能わざる事情にあることを、ご了承願いたいと存ずるのであります。(拍手)
○田中源三郎君 私は、民主党を代表いたしまして、政府修正案に賛意を表するものであります。 本年度の予算を見まする場合に、まずその現われたる数字を考えてみまするならば、これは日本の今日の苦悩を表現いたしておる数字だろうと私は考えるのであります。従つてわれわれは今後の國家再建に対してのこの日本の苦悩を静かに考えてみて、しかも実質的にして、かつ現実に即ししましたところの、その、本質をもつところの健全なる予算を組んでいかなければならないと考えるのでございます。(拍手)かような観点からいたしまして、私は、ただいま上程されておりまするところの政府案に対しまして、少しくわが党のもつておりまするところの意見……
○田中源三郎君 ただいま上程になりました重要産業労働争議解決に関する決議案の提案理由を説明いたします。 まず、説明の前に決議案を朗読いたします。 現下頻発せる電産、石炭、海員等の争議に対して、政府の無為無策は徒らにその解決を停頓せしめ、復興途上のわが國産業に重大なる支障を與え、國民生活に不安と脅威とを與えている。 政府は急速に適切なる措置を講じ、争議の終嫁を図るとともに関係労働者の生活安定と生産への意欲発揮とを図るべきである。 右決議する。 吉田内閣が成立いたしますと同時に、國内の労働者は多大の不安にかられたのであります。これは少くとも吉田首相の良心からでないとしても、総理の過……
○田中(源)政府委員 大臣から御答辯を申すはずでございまするが、ただいま參議院に參つておりまするので、私から代つてお答えをいたすことを御了承願いたいと存じます。 今囘の鐵道運賃の改正を、國會の開議中にこれを諮らずして行つたということは、ただいま高瀬委員から御指摘になりました通りに御意見ごもつともだと私どもは了承いたします。しかも鐵道運賃は新しき憲法において、すべてかようなことは國會に諮つて、そうして現行鐵道法の規定の命ずるところによつて一箇月の豫告期間をおいて實施いたすということが明示されております。これは御指摘の通り當然のことと思うのであります。ただ政府が今囘かような處置をとるに至らざるを……
○田中(源)政府委員 ただいま飯田さんの御質疑のうちに、政府としてのトラツク及びバスに對する根本對策をもち合わせているか、かような質疑がございまして、この御質疑に對しまして今陸運監理局の長官からお答えをいたしましたようなわけでありますが、御質疑の御趣旨はごもつともと思つております。御承知のごとくに鐵道の方におきましては、最近の賃金の値上げをいたしましても、まだこの當該年度におきましては九十億以上の非常な赤字を見るというような實態でございますので、目下獨立採算制を營むべく各般にわたつての合理的なる經營面を考究中でございます。不日これを樹立いたして、最も近い機會に樹立いたして、これを閣議に諮り、ま……
○田中(源)政府委員 小笠原委員の第二の質問にお答えいたします……。
【次の発言】 大臣に代りまして私から御説明申し上げます。御承知の通り獨占禁止法に關する法案は、議會にも提案されておるアンチ・トラスト・ローによりまして、企業獨占の禁止の觀念、つまり戰時中に行われた獨占的企業に對する一つの解散命令といつていいことから生じておるのでありまして、本案のごときは、たとえて申しますならば、地區機帆船でも全國三十六地區に機帆船組合があり、その他タンク船の組合にいたしましても、あるいは船主の組合にいたしましても、ほとんど大きな七つの組合等によつて獨占的な企業形態が行われているのであります。從つてこのたび出……
○田中(源)政府委員 前田さん竝びに高橋さんのお尋ねの、民營企業に對する官業の壓迫、あるいわ既得權の侵害の問題、いろいろお説明になりましたが、國鐵といたしましてとつております方針は、いたずらに民營の路線を壓迫いたさなくても、民營の企業が完全に遂行され、それで運輸行政の目的が達せられると認めた場合においては、國家財政も今日のごとき状態でありますし、資材の點から考えましても、すべてを國家がやらなければならぬということはないのであります。その既得權をもつて、自己の業務の遂行を行わないという場合にありまして、監督官廳といたしまして、でき得る限りその既得權遂行に關する注意を與えまして、つまり一般民營企業……
○田中(源)政府委員 今の長官の説明はちよつと足りないような點があると思いますので、それを敷衍いたしまして御參考に供したいと思います。なるほど佐々木さんの御質疑のように、造船監督の一元化という點から、漁船に對する船舶建造の一元化というような理論は、水産側の方から見れば言い得られる一つの立論だ、こうおつしやるのはもつともであります。しかしこれば漁船だけに限られた專門の造船所で、しかもそのトン數が一トンの漁船から一萬數千トンに至るまでの一貫した造船をそこでやつておるならよろしい。しかし從來日本の漁船の經過竝びに發展の状況を見ますると、木船から始まつて漸次鐵船に及んできたわけであります。そこにまた御……
○田中(源)政府委員 ただいまより日本國沿岸に置き去られは船舶の措置に關する法律案の提案理由について御説明申し上げます。 終戰後、朝鮮その他日本水域外から日本に到着したものと推定される船舶で、現在なお所有者の知れないままに置き去りになつているものが多數あります。これらの船舶のうち、不法入國や密貿易等犯罪に供されたことの明らかなるものは、連合軍指令に基くポツダム勅令、すなわち不法入國については勅令第三百十一號、密貿易については、勅令第二百七十七號があります。これによりましてそれぞれ處分されているのでありますが、これらの勅令の公布以前、殊に終戰直後、混亂のうちに日本に到着したものが百五十隻程度あ……
○田中(源)政府委員 本日は大臣がやむなき事項で出張しておりますので、代りまして今議題に供せられております鐵道營業法の一部を政正する法律案の提案理由竝びに道路運送法の提案理由を御説明申し上げたいと存じます。 まず最初に鐵道營業法の一部を改政する法律案を今囘の國會に提出します理由について申上げます。七月の鐵道運賃の改正は、新物價體系の一環として石炭、米、肥料等の重要物資と同時に決定實施する必要がありました。從つて鐵道營業法第三條の規定により公告する暇がなかつたので、昭和二十年勅令第五百四十二號、ポツダム宣言受諾に伴い發する命令に關する件に基く政令を制定して、この法律の適用を排除する措置をとつた……
○田中(源)政府委員 過般來當委員會におきまして、私より、あるいは鐵道總局長官かにもしばしば申し上げております通り、現行法規の存置する限りにおきましては、鐵道會議なるこの諮問機關を廢するわけにはいかない。これは國會におきます法規の改廢に基いて行わるべきものでありますから、今後における鐵道會議のあり方及び運用は、一にかかつて國會におけるところの議決に基くものと私どもは考えておるのであります。ただ現行におきましては、この法律の改廢せられざる限り、やはり一定の諮問機關として何等かの方法によつて存置することは必要であろうかと心得えております。しかし自動車の問題に關しましては、本法が國會において御承認を……
○田中(源)政府委員 お尋ねの第一點でございまするが、これは御承知の通りに各縣に自動車部というものがございます。これでもつて一應現行の營業者竝びに許可路線を有するものの運行状況を詳細に調査いたしまして、至急に報告をせしめたい。右ような處置をとつてみたいと考えております。その上で營業者に營業いたすように警告を發し、またいたさざる場合におきましては、その許可路線に對する整理をいたして差支えない。かように考えておるようなわけであります。この點御了承を願いたいと思います。
【次の発言】 まことに高橋君の御説はごもつともであります。現在では御承知の通りに、種々の條件において制約されておりまして、それがた……
○田中(源)政府委員 從來の鐵道會議のあり方及びその機能についての御質問でありますが、御承知の通り現行法規のもとに鐵道會議を設置することが認められておりまして、これによつて定められたる鐵道會議員は、日本の交通運輸上における、陸上におきまするすべての面におきまして、政府の諮問をいたします上において、それぞれの堪能なる經驗と知能をもつておられる、いわゆるエキスパートのお集まりと解釋してもいいわけであります。これらの方々が個々に眞摯なる意見を述べられまして、その會議によつて提出され、まとめられました意見は、現在までにおきまして、日本の交通運輸の發達の上に相當貢獻されているものと存ずるのであります。な……
○田中(源)政府委員 先ほどから原委員の質疑に對して政府委員からお答えしたのでありますが、ただいまの御希望の點でありますけれども、資材竝びに輸送の面を考えてみまする場合には、まず第一に資材の面は今日非常に制約されておるのでありまして、日本の今後における自動車運送の上に、一定資材の確保をしていかなければならぬ。これについては今後の自動車は對するあり方はどういうふうにあるべきかをきめまして、それに對して資材の適正化をはかり、確保をやつていかなければならぬ。しかも確保いたしまするとともに、資材が公正適正に輸送とマツチしているかどうかということを見ていかなければならぬのであります。現在の日本の經濟と日……
○田中(源)政府委員 ごもつともな御質疑だと思います。賠償の對象は立法上から申しますと、事業主である當該大臣と、それからその事故の發生原因にもよりますけれども、大體地方長官、道路法によりますと兩方を相手として損害賠償の對象となし得るわけであります。今お説のようにこの道路委員會の員數は別としまして、あらゆる道路管理者である府縣知事、また當該道路を改修すべきところの一般の財政を扱つておる自治體の首脳である知事というものに對しては、各般にわたる諮問なり協議は、當然その委員會が直接いたすべき筋合のものでありまして、自然運用の面においては、お説の通りに行われることが當然でありますから、さよう御了承願つて……
○田中(源)政府委員 先ほど郷野政府委員からお答えいたしたのでありますが。今成重委員の御質問の趣旨の通りに、實際と事務的な手續という點ではまことにちぐはぐな――一見こういうようなことは事務的の處置ができるのじやないかということもごもつともでありますが。總合的において代燃車は代燃車たる一つの籍を有しておるのであります。そういう場合には市役所等においても、珠に北九州等においては皆大きな市役所でありますから、新たに自動車を一つ増加していただいて、その増加されたものをガソリンで初めから使用するならば、初めからその籍がそれによつてあることについての手續を認めていくことはやりよいのであります。そういうふう……
○田中(源)政府委員 管理につきましての佐伯委員のお説に對しましてお答えをいたします。行政と監督との二元的立場にあります運輸省におきましては、お説のごとき御意見の出ることはもつともだと考えます。將來運輸行政の面におきましては、しばしば當委員會において大臣もお答え申しております通り、現業と監督面とを分離いたし、できるだけ行政の簡素化をはかり、しかもそれが敏速かつ圓滑に行政面の運用できるように考慮いたしてみたいと考えておるのでありまして、目下政府におきましての行政調査會におきましても調査中でありますし、また運輸省におきましてもこの面につきまして考えておるようなわけであります。根本といたしましては右……
○田中(源)政府委員 委員會の構成竝びに性格につきましては、過般來政府委員よりたびたび質疑にお答えしまして、もはや御了承のことと存ずるのであります。運輸省においては企業の合理性という面から、監督行政と運輸行政を二つにわけたいという心持をもつて今鋭意研究いたしております。從つてこれは當省所管の運輸行政全般にわたる機構の上において、監督行政と現業とを區分していきたいと考えておるのであります。從つてこの監督行政を現業から區分いたしました場合において、中央と地方との二元的な縦のつながりをもつスタツフにおいて運營をしていきたい。その地域は大體本法において規定いたしておりまする地域をもつていたしていきたい……
○田中(源)政府委員 佐伯君にお答えをいたします。御質問の趣旨は、事業の民主化につきましてはごもつともな點はありますが、先般私がお答えいたしましたときに、佐伯委員が御不在でありましたので、重ねて右様の御質疑が出たのではなかろうかと思うのであります。 まず第一にこの委員會の構成でありますが、將來委員會が役割をもつていきますことについて、これから私が申し上げる點を重點としてお考えを願えば、自然御判斷がいくだろうと思います。現在の機構上から申しますと、運輸省内におきましては、鐵道というものは現業一本でやつておる。また監理局の方面は、申すまでもなく自動車部と、私鐵、軌道、索道、小運送面の監督をいたし……
○田中(源)政府委員 お答えいたします。なるほど小笠原さんのおつしやる通りに、實際問題としてのいろいろな面についての御意見ごもつともと思いますが、まず第一に地方鐵道局長は全然關係はございません。そこで出先機關としては、今局の中にありまする陸運部というものを局から分離いたしますから、現在の出先機關が決して殖えるわけではありません。人も殖えるわけではありません。ただ局長の權限の中にありましたものをわけるのでありますから、機構の面については、新たに増置する、また人間が殖えるという第一の御懸念はまずないものと思います。 それから運營の面におきましては、地方の各縣に自動車事務所がございます。その上に今……
○田中(源)政府委員 黒澤尻、花巻く間の村崎野信號所を一般驛に昇格の請願でございますが、これは九十一議會で衆議院の採擇になりまして、政府におきましても調査いたしましたが、請願趣旨の御要望になつておりまするのは、信號所を現在の位置から北方約一キロ半に移轉の上で一般驛に昇格せよということであります。その當該地點は研究の結果勾配が千分の十でございまして、一般驛を設置いたしますにはまことに都合の惡い場所でございます。それに現在の信號所からは專用線が分岐しておりますので、それとの關係も調節する必要あり、相當困難な問題が殘されるのではないかと存じますが、一應本請願はさらに十分に檢討いたしまして、調査研究い……
○田中(源)政府委員 ただいま議題に供せられました船員法戰時特例を廢止する法律案竝びに造船事業法の廢止に關する法律案の提案理由を申し述べます。 まず第一に船員法戰時特例を廢止する法律案の説明を申し上げます。船員法戰時特例は、昭和十八年三月二十八日に公布されました許可認可等臨時措置法に基く委任命令でありまして、舊船員法下における船員の雇入契約の更新または變更の場合、管海官廳の公認を受けること及び公認を受ける場合船員を出頭することの點を免除して勅令であります。 戰時中におきましては、かかる窓口事務の簡易化によりまして、船舶の速發を企圖したものであり、また終戰後は輻輳せる歸還輸送等のため、やむを……
○田中(源)政府委員 お答えを申し上げます。來議會に提出豫定をいたしております造船事業法廢止後におきまする新しき法律案の構想につきまして申し上げたいと思いますが、對外的を關係もございまするので、詳細に構想を申し上げることはお許しを願いたいと思いますけれども、大體その差支えのない部分のみを申し上げて、特に御了承を願いたいと思うのであります。御承知のごとくに造船所につきましては目下十九造船所は賠償對象になつておりまするし、また戰時中におきまして多數の造船所ができております。今後の日本といたしましては、日本が目下懇諸をいたしております一定のトン數を造船するということのみならず、かつ今後外國よりの注文……
○田中(源)政府委員 ただいま日程に上つております日程第一〇舊播丹鐵道拂下に關する請願竝びに日程第二一舊豐川鐵道及び鳳來寺鐵道拂下の請願、竝びにこのほかにも鶴見臨港鐵道、南武青梅線及び舊南海鐵道等の他の拂下請願等も出ておるようなわけでありまして、この請願に對する政府の考えを申し上げまして、御了承願いたいと思うのであります。參議院の當委員會におきましても、すでに各拂下請願路線に對する意見を申し上げたのであります。なるほど請願の要旨には、戰時中強制買收をいたしたのであるからしてこれを民間に拂下げしろ、こういうふうに請願の要旨に記載されておるのでありますけれども、單に戰時中における戰時目的のために強……
○田中(源)政府委員 本請願の要旨にお答えいたします。請願の御趣旨はごもつともでございまするが、何分にも現在の全國の車輛竝びに車輛の生産状況から見まして、ただちにとつてもつて請願の要旨におこたえするということも事實上困難な面があるのであります。しかしながら現在の自家用自動車を一定の總合的な運營を行わしめる點については、請願の要旨にお述べの通りに考慮いたして差支えないと考えております。なお來議會に通運事業法を提案いたしました後におきまして、これらの諸問題を全面的に解決いたしていきたいと政府は考えておる次第であります。
【次の発言】 重ねての御質問でございまして、質問の御趣旨はごもつともと存じます……
○田中(源)政府委員 お答えいたします。先ほど海運總局長官よりお答えいたしましたことについて、今日の日本の經濟においては罰金刑の増額はこの程度が妥當であるということについての御質問ですが、それは要するに今内海委員のお述べになりましたことは、現在の國民生活の限度において刑罰の量は異なるべきだというふうに解釋いたすのであります。量刑の問題と國民生活の問題とは、あるいは御説のごとく關連を有しておる點もございますが、おのずから法の建前がございまして、單に國民經濟の面をもつてのみ刑の量定をいたすというわけのものではないのであります。從つて今の面から考えてみまする場合には、千八百圓ベースを政府は堅持してお……
○田中(源)政府委員 配炭公團ができたならば、輸送面においてさらに増強すべき筋合ではないかと思うのに、かえつて減炭をしている、こういうような意味の御質疑と承つたのでありますが、石炭の輸送につきましては、要請量に對して百パーセントの配車をいたしているようなわけであります。さらに冬期に對しましては、陸上輸送を海上轉移にいたしますとともに、その轉移に要するところの港灣施設、及び港灣荷役増強を強化すべきところの方針を立てまして、九州地方におきます冬期に對する部面には、ことさらに留意いたしまして、今日の状況におきましては、前月十七萬五千トンほど海上轉移の増加をいたしているようなわけであります。すなわち十……
○田中源三郎君 本請願の要旨は美嚢郡、播磨郡の両郡にわたります加古川支流の美嚢川の改修に關するものであります。本加古川の上流はすでに政府においてその改修が行なわれ、また加古川の支流の東條川は、降雨時氾濫をいたしますために、政府において目下東條ダムを建設願つているような状態であります。この川は東北から加古川本流にはいります東條川と小さな山の背を隔ててありますところの支流で、この支流の灌漑いたしますところの田畑は約四千五百町歩でございます。これは播川平野の一翼でございまして、酒米の産地として從來から非常に宣傳されているところの農地をもつているわけであります。なおこの中心の三木町は全國屈指の金物の産……
○田中(源)政府委員 先ほど委員長から御注意を賜りましたが、實は非常にこの間から多忙を極めておりまして、政府委員の出席が遲れましたことはまことに申し譯ない次第であります。なお請願事項は相當重要な事項であると思いましたので、私が出てまいりまして直接に當局の意向を率直に申し上げることが、委員各位の御了承を得る上において非常にいいかと存じますので、遲れましたことをお詫び申し上げまするが、さような意味で少しとりこんだ政務をいたしておりましたので、悪しからず御了承を願います。向後はできるだけ注意をいたしまして、かくのごときことのないようにいたしたいと思います。 ただいまの下津港に對する開港指定の問題で……
○田中(源)政府委員 お答えいたします。第一の陸上治安に關する命令系統でございますが、御承知の通りに、終戦前におきましては、すべての治安維持というものは内務省の警察力によつて行われていたのであります。自然陸上運送におきますところの鐵道等におきましては、これらの鐵道の治安その他のものは内務省の警察力に依存してまいつたのであります。また陸上運送と申しましても、自動車あるいは荷馬車等の軽車両、すなわち小運送面におきましても、從來監督の權限、命令系統は内務省におおむね所属いたしておりまして、われわれ運輸省の所管におきましては、行政面におけるところの權限等があつたと申して差支えないのであります。 かよ……
○田中(源)政府委員 これに關連いたしましてお答えいたしておきたいことは、船舶造船に關しまして、今後漁船におきまする船舶建造において、だんだん資金及び材料の面において窮屈になつてまいります。その點に備えて現在とつておりまする船舶公團等におきましても、百トン以上の船の建造に要する金融等につきましても何らか考慮いたしていきたい。現在の船舶公團は大型船のみの建造修理をやつておりまするけれども、百トン以上の面におきましてはやはりそれによつてやつていきたい。御承知のごとくすべての輸送をやりまする船、魚の輸送船等のごときも、やはりそのわく内にはいつておるようなわけでありまして、先般も二千トン近くの船の建造……
○田中(源)政府委員 觀光に關する一般的な施策に關しましては、私の方の省といたしましては、鐵道総局の長官なり、業務局長なり、觀光課長から、それぞれ施策の面につきましてのことを申し上げたことと存じます。また足らざるところは本日これより説明いたすことであろうと思います。 觀光と言いますものは、日本が國際的に解放されてこそ、初めて國際的なる人の集まりを見るわけであります。近く講和条約を豫想いたし、日本が解放されるということを前提として、その準備態勢を整えていくという面から、私ども考えておるのであります。觀光というものは、いわゆる國際的でなければならぬということを根本といたして、しかもヨーロツパにお……
○田中(源)政府委員 お答えいたします。中村さんの御質疑の通りに、鐵道といたしましては、資材その他の不足のために非常に國民に御迷惑をかけておりますることは恐縮いたしておる次第であります。しかしながらでき得るだけ資材の面におきましても、目下經濟安定本部竝びに各關係方面と折衝いたしまして、現状を維持していくに足るだけの資材を確保いたしまして、これを整備いたしたいと心得まして、目下著々その手を打つておるようなわけであります。一部分は相當に改善されつつある面もありまするが、何分ただいま申しましたように、十分手が屆きかねているような現状でございますので、でき得るだけ御希望に副うように努めております。車輛……
○田中源三郎君 堀川君が差支えがありますので、代つて本請願に對する趣旨を説明申し上げます。 國有鐵道の一部路線の拂下げに關する請願であります。政府は戰時中に二十數社の鐵道路線を買收いたしたのであります。その後全部これらの買收の代金は登録公債で支拂われております。のみならずそれらの多くの會社は、今日清算事務を終了いたしておりまして、まだ清算事務の終了しておらぬ會社が、おそらく五つないし六つ殘つておると思います。しかし登録公債は各社とももつております。從つて公債の移動ということは困難でもございますし、その後におきまするところの全國の買上げの鐵道に對しては、國家自體の經濟状態からして、十分な手入れ……
○田中(源)政府委員 列車の内部におきましての治安の問題に対しましては、いわゆる終戰当時は非常に列車の秩序が紊れておりまして。のみならず運轉キロ数もまことに縮小されておりましたので、自然に旅客が殺到してまいりまして、各列車とも満員の状況になりました。その場合におきまして一部の人たちが、あるいは窓から乗り、あるいは非常に多数の乗客の中には、むりやりに殺到いたしまして、結局旅客の荷物を整理いたすと称して、その間に旅客の荷物が紛失いたすとか、あるいは暴行傷害等も起つてまいつたのであります。 これらのことにつきましては、帰するところは列車の回数を増加し、営業キロ数を増しまして、とれによつて旅客の緩和……
○田中源三郎君 当委員会におきまして、特に委員長のお許しを得まして水産増殖に関する意見を具陳いたしまして、当委員会において私の以下申し上げます問題につきまして、國家のために特に御考慮をお願いいたし、その実施されんことを望むのでございます。 私の申し上げる問題は、内水面増産に関する問題でございまして、わが國の内水面は各位御了承に通りに、非常にこれが進展をみたのでございますが、戰時中より漸次すべての資材、生産設備等の不足からいたしまして、現今まことに憂慮すべき事態に到達いたしておるのであります。申すまでもなく、わが國の食糧問題は、少くとも今後の一九五三年度の一口増殖を考慮いたしまする場合において……
○田中源三郎君 ただいま上程されました本請願の趣旨につきまして御説明申し上げ、各位の御賛問を得て、速やかにわが國の蛋白給源の拡大に資せられんことをお願い申し上げる次第であります。 申すまでもなく政府はさきにわが國の國民に対しまして、総合栄養量の引上げを計画いたしまして、近くは主食を通じて二合七勺ないし二合八勺の配給基準の引上げを考慮いたしておられるのであります。しかしながらわが國の今日の食糧を考えてみますのに、今後の日本の人口問題と、限られたる領土内において生産せられまするところの主要の食糧すなわち米麦、芋類等によつて、わが國の食糧を充していくということは不可能な実態にあるということを考えて……
○田中(源)政府委員 今回の賃金の値上げにおきましては、私鉄に対しましては、個々の会社の経理面を観察いたしまして、従つて会社企業の合理的なる経営面に到達いたすような意味において、私鉄の賃金の値上げは認められると考えているのであります。私鉄はおのずから営業キロ数も異なつておりますし、國鉄のように一貫したる営業方針に基いているものではありません。ただいま申しましたように、その企業の合理的に、今御指摘になりましたように建設面等も含まれるのであります。單に企業面のみでなく、その意味から考察いたしまして、私鉄の個々の会社の経理内容を検討いたしまして、その上において賃金の値上げを、適当に必要な面まで認めて……
○田中(源)政府委員 お答えいたします。政府の方針といたしまして、傾斜生産の重点産業に対して價格差補給金を出しているようなわけであります。鉄道はその重点産業としての價格差補給金を受けないという根拠によりまして、ただいま申しましたような鉄道の石炭代金を支拂つている。一に御質疑の重点はそこにあるということをお答え申します。
【次の発言】 海運におきましては、運営会一部所属船舶の分に対する價格差補給金はございまするが、その他の点につきましては價格差補給金はないのでございます。
○田中(源)委員 これは二十三年度の豫算と、非常な關係がある問題でございます。政府の歳入面におきまする專賣益金というものは、非常に高額に見られておる。そこで一體專賣益金中の鹽の問題は別といたしまして、タバコの益金をどのくらいにお見積りになつておられるのか、これについて葉タバコの増産計畫をどのくらいにして、葉タバコの收納貫數をみておるか、これに對してそれぞれの品目については異なります、たとえばピースをいくらつくる、あるいはきんしをいくらつくる、ハツピイをいくらつくる、大體これによつてどのくらいの前年度との差益金、いわゆる見込み増收があるか、こういう内譯を、政府委員からでもお答え願いたい。それにつ……
○田中(源)委員 私の方で大体資料があればやれぬことはないのですけれども、まだ精細な説明を聽いておらぬのでわかりませんが、総体の予算のうち、生産の面に使われていく歳出金額がどのくらいであるか。それから終局的にそれが消費される予算がどのくらいであるか。こういうふうに内訳を説明してもらいたいと思います。たとえば終戰処理費でも、事業面に残るものは純計に見て、これは生産消費の面のプラスの面に入れていつていいとか、私の方では数字の上においてはつきりしたことがわからないと、これではやりにくいのでございますから、政府の方で資料をつくつて委員会の方に提出していただきたい。
○田中(源)委員 この製造に要する葉タバコの大体の收穫見込量を説明しててください。
○田中(源)委員 農林大臣に大藏省所管の專賣益金と関連いたしましたことについてお伺いいたしたい。わが國の食糧問題につきまして、日夜農林当局の御苦心のほども察しております。今回の事前供出割当について、農家はできるだけの協力をして、わが國の食糧問題について鋭意國家に奉仕いたしたいと考えている。ところがこの予算を通覽してみますと、歳入の面におきまして、專賣益金は約二五%近く占めておるのであります。專賣益金中殊にタバコ益金がその主要なる部分であることは、農林大臣も御承知のことであろうと存じます。そこで本年度のタバコの生産目標は約五百五十一億二千万本だということを專賣当局は発表されておりまするが、このう……
○田中(源)委員 私がお尋ねいたそうと思つておりました点につきまして、稻村君から御質問がありましてので、できるだけ予算審議の進行上重複を避けと御質問をいたしたいと思います。私の今質問いたしますことは、一部は安定本部長官の責任事項としてお答えを願いたいと思いますが、その安定本部長官に御質問いたします中にも、運輸、逓信その他行政一般に関連しておる問題もございますので、左樣お含みおきを願いたいと思います。 私はこの予算を拜見して感じましたことは、今日この三千九百九十三億という歳出面の予算を決定されました。これを大ざつぱに見てみますと、大体租税收入と專賣益金とで歳入は賄なわれており、歳出は人件費と終……
○田中(源)委員 私の質問につきましては、委員長を通じて速記をひとつおやめを願いたいと思います。なおこれは総理からお答えを願いたいと思いますので、私の申しまする重要な点並びに総理のお答えは、お答えいかんによつては、新聞公表もお差し控えを願いたいということを、委員長にお願い申し上げておきます。
【次の発言】 次に、私は予算編成の総合的見地についてお伺いいたしたいと思います。それは、今の問題は別といたしまして、わが國のいわゆる官業運営の面についての考え方であります。これは現実に即した企業面の動き方と、これを動かす人の考え方によつて、非常な相違が生じてくるのではないか。つまり現実企業の運営方法と、そ……
○田中(源)委員 第一分科会の審議の経過並びに結果について、簡単に御報告申し上げます。 本分科会に審査を付託せられました予算は、皇室費及び國会、裁判所、会計檢査院、総理府及び法務府所管並びに他の分科会の所管以外の事項及び大藏省所管でありまして、昨日午前より午後にわたり、なお本日の午前十一時まで愼重審議いたしたのであります。まずおのおのの所管事項につきまして、当該政府委員から説明を求め、質疑にはいつた次第であります。今質疑應答のおもなるものを御報告申し上げたいと思います。 まず第一に、日本の統計調査はきわめて不完全であり、國会の審議及び政策の立案上困難を來しているが、現状はどうなつているかと……
○田中(源)委員 大体政府はいつごろ追加予算をお出しになるのか、それを委員長の方からはつきりとした日時をきめていただきたい。それは議事の進行上に非常な重大な関係があるのでお伺いするのであります。
【次の発言】 大藏大臣の御苦心のほども了承します。関係当局の折衝に相当の日時を要するということも了承いたしますが、ほぼどの辺の見込みということを――別にそれをもつてわれわれはこだわるわけではないので、議事の審議の関係もございますから、虚心坦懷に、ほぼこのころにやるのだということを聞きたい。その時期がくずれたからといつて別にこれを追究しようというのではない。できるだけすみやかなことを願つているのでありま……
○田中(源)委員 この予算に伴う給與法案は政府はいつお出しになるか。その点、委員長より政府に明確なる提出時期をこの際お確かめ願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの大藏大臣の答弁は、急いでつくつておるから、でき次第に提出するということでありますが、政府からは短期間のうちにこの審議を終了していただきたいという要望が当委員会に提出されておる。從つてこれに関連する重大なる給與法案は、この予算と並行して提出すべき責任が政府にあるべきはずだと考えております。どうかいつお出しになるか、会期はわずかであります。政府から求められておる時日は非常に短かい。いつお出しになるかということを明確にここにお答え願……
○田中(源)委員 昨日の私のお尋ねに対して、ただいま政府の態度を御表明になりまして、一應その筋の了解を得る期間だけここに見ていただきたいというお答えであると了承していいと思います。しからば大体きよう中にも御了解が得られれば提出する、こういうのでありまするか。そのお答えの通りに受取つてよろしゆうございますか、一應ここで念を押しておきます。
【次の発言】 本委員会は協定に基き、非常な短かい期間で審議してくれという御要望であるのであります。もちろんそれは私どももそうありたいと努力をいたして來ておるのでありまするが、当初の運営委員会において、政府がこれらを審議する上において、十分なる処置を講じてこそ、……
○田中(源)委員 議事進行について――先ほど総理と川島さんの質疑應答において重大なる論議がかわされた。從つて総理がおられなければ政府を代表する閣僚から御答弁願えればよろしい。私はその閣僚の答弁を総理の答弁と信じておきますから、あらかじめまず答弁に対する念を先に押しておきます。今川島君と総理の間に解散と予算の審議権の問題につきまして重大なる御論議がかわされた。この予算案については、過去四党の協定において、二週間以内にこれをやつてくれ、國会に提出されたところの起草点、その後において適当なる政府と野党との間に協定がついたときに不信任案を出すという協定書がちやんとここにあります。その結果から見まして―……
○田中(源)委員 きようはもう五時ですし、私もかぜを引いておりますから、あすお願いしたいと思います。それに竹谷君の大藏大臣に対する質疑がまだ済んでいない。それから長野君の質疑も済んでいない。
○田中(源)委員 商工大臣にお伺いいたしますが、かつて第一次吉田内閣当時において、時の大藏大臣石橋君が藏相に就任する前に、わが國の今後の生産増強と並びにインフレを阻止するためには、何といたしてもフル・エンプロイメントで行かなければならぬということを言われた。当時そのことはおそらく当席におられる同僚の苫米地君も御了承しておられることと思う。ところが終戰当時はわが國のストツクもある程度ありましたろうが、これを食いつぶしてしまつて、その後日本の現在において、いわゆる生産第一主義が民主党の政策にも掲げられておりますが、はたしてどういうふうにこの生産第一主義を持つて行かれるのであるか、これに対して商工大……
○田中(源)委員 事前割当につきまして、いろいろこういうものを始めますときには、すべき完全な手段というものは盡されないだろうとは思いますが、たとえば今日本政府の收入から見ますならば、專賣收入が約一千億万円あつて、その九〇%まではタバコの收入で占めている。これも國民嗜好の上から申しますと、在來種をだんだんと黄種に轉換をして行かなければなりません。最近においては各專賣局をまわつて調べてみますと――芦田内閣当時、ピースを値上げして六十円で賣るということに私は絶対反対した。しかし政府收入の観点からやむなくあれを六十円にしましたが、それは賣れない。政府は何とおつしやるかしれませんが、大藏大臣がいかにおつ……
○田中(源)委員 この機会に簡單に要点だけを総理に伺つておきたいと思います。 まず第一に総理は過日この委員会におきまして、わが國経済の今日できております五箇年計画を一應再檢討を加うる必要がある。目下これが檢討中であるということをお答えになりましたが、今日経済九原則の発表を見ましたる際におきまして、いかなる程度までこの檢討がなされてあるか、この点をお伺いいたしておきたいと思うのであります。 次に輸出貿易の必要上、わが國の船舶の建造並びに復活をいたして行かなければなりませんが、建造面におきましては、申すまでもなくこれに伴う資材が必要であります。この面について一体自営船舶におけるところの貿易促進……
○田中(源)委員 ちよつと議事進行について――ただいまの委員長が御朗読になりました予算中に、歳出の第十一項について、政府用資金、政府事業再建費等に関するものはいわゆる総予算の面に計上されておりますが、私は先般來投資予算と消費予算の内訳を、本年度予算に対する資料の提出方を求めておつたのでありますが、まだ出ておらぬのであります。私から見ますと、政府出資金、政府事業再建費等は、純然たる消費予算に合流されるべきものでないと考えておるのでありまして、その点につきましては、これらなどはもう少し純正に見ますると、疑義のある問題でありますから公述人におかれましても、その点、お含みの上御意見を承れば、私は非常に……
○田中(源)委員 先ほど青木君がちよつとお尋ねになりましたが、あなたのおつしやつた安定貨幣制度を、來年上半期ごろまでに徐々にその形態を整えていく、なるほど私の非常に共鳴する点はあるのですが、実は日本の今の生産状況で、消費、生産の両面の資材の欠乏している日本の現状で、われわれが好んでいる最後の安定通貨制度をとるというところにいくかどうか。今の工業水準と、消費生産両面の資材の状況とにおいて、これをむりにやるとすれば、結局英國がアメリカから第一次に借りた三十七億五千万ドルを食いつぶして、今また借りなければ貿易の収支の均衡が保つていけない実情にある。英図自体がその状態にある。日本がもしこれをやつたなら……
○田中(源)委員 私はごく簡単に希望と一、二の点を伺つてみたい。当分科に提出されました予算を短時間において審議するということは不可能であります。従つてそれぞれの予算関係の当局は、目下国家財政の窮迫せる事態でございますから、努めて国家の財政の面についても、御留意を願つて、適正なる支出を特にこの際に強くお願いをいたしておきたい。これは私の希望であります。しかしながら、民間の実業界におきまする給料と比較いたしますと、日本の官庁の職員というものは、非常に待遇が悪い。従つて今日の情勢から申しますと、インフレの高進時期における官庁職員の生活というものは、はなはだ困難であろうと私ども想像いたしております。し……
○田中副主査 会議を開きます。
質疑にはいります。庄司一郎君。
【次の発言】 よろしゆうございますか。――鈴木君。
【次の発言】 これにて本分科の大体の質疑は終了したと思うのであります。よつて当分科の採決討論は留保いたしまして、これは総会において決定するとして当分科の終了をいたしたいと考えるのであります。お諮りいたします。
【次の発言】 別に御異議の声を聽きません。よつて右様決定いたしました。これにて散会いたします。
午前十一時二十六分散会
○田中(源)委員 加藤さん、これはあなたにお願いするのですが、今の御意見よくわかりました。それでなしに人事委員会の六千三百七円のベースと、現在の政府がここに提出しておる五千三百三十円というベースの、あなた個人的でよろしい、執行委員長という立場でなくて、個人的で結構ですから、この二つの率直なるあなたの批判をここでしてもらいたい。私はそれをひとつあなたにお願いしたいと思います。
【次の発言】 さつきあなたがおつしやつた三百円減るという給與の問題……。二百円ともう一つ百円と、結局五千三百円が五千円になるという説明が出ておりましたが、その点だけもう一ぺん説明して下さい。
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