堀江実蔵 衆議院議員
23期国会発言一覧

堀江実蔵[衆]在籍期 : |23期|
堀江実蔵[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは堀江実蔵衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

堀江実蔵[衆]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第23号(1947/08/09、23期、第一議員倶楽部)

○堀江實藏君 食糧供出の問題は重大なる問題であるにかかわらず、見渡すところ出席者が少い。このことは、ただ單に口のみで國を憂え、現下の食糧問題を憂慮すると言いながら、実に不熱心であるということを表明する。われわれとしては、この食糧問題が現下の日本の興亡を左右する、そういう意味において、食糧問題の特に供出問題を重要視しておるにかかわらず、こうした審議では、はなはだけしからぬ、そういうふうに考えておることを表明いたします。  食糧供出の問題につきましては、前の食糧の自由討議の際から、詳しく論議された感があります。本日も提案者は、かなり詳細にわたつていろいろな方法を提出されました。しかしすべてが、政府……

第1回国会 衆議院本会議 第42号(1947/10/07、23期、第一議員倶楽部)

○堀江實藏君 わが國経済再建にとつて、食糧増産並びに供出の促進が重大な要素であることは、この決議案のうたつておる通りであります。今まで各党から、いろいろそれに対する適切な御意見がございました。私はかつて本議場におきまして、食糧の供出が、その供出なる言葉のごとくに、生産費を償わないところの低い價格をもつて、しかも天降り的に割当てられ、一方に強権発動をかざしつつ農村から食糧を奪い取つてきたところの戰時中の食糧政策が、なお現在にも改められていないことを指摘したのでありますが、過日行われました割当会議において、平素納得供出を主張しておるところの農林当局が、それとまるで反対の、天降り的強権割当を実行した……

第1回国会 衆議院本会議 第74号(1947/12/08、23期、第一議員倶楽部)

○堀江實藏君 この法案につきましては、十月二十八日以來数回にわたつていろいろ討議されてきましたが、大体その結果を見ますと、絶対反対が多数であるし、趣旨に賛成であつても大幅な修正をすべきであるという意見が多数であつたように思います。政府はこうした反対の多い法案をなぜ出さなければならないか。それは現内閣の食糧吸い上げ政策がことごとく失敗であつたために、民主性を放棄し、官僚統制を強化して、重い刑罰によつて農民から徹底的に農産物を搾り上げて、自己の失敗を糊塗せんとする意図であることをはつきり知るのであります。(拍手)  農業計画の樹立には、政府の食糧需給計画と、それから下からの民主的にして具体的な生産……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第52号(1948/05/29、23期、第一議員倶楽部)

○堀江實藏君 この法案は、さきの全官公廳労組の爭議解決のときの政府の約束を、政府みずから破つた法案であります。すなわちこの法案は、二千九百二十円べースを一月一日に遡及して支給されるためのものであるが、それが明確に表現されていないし、また全官公廳労組を政府との了解事項以外のことが規定されておるが、その意図するところは何でありましよう。二千九百二十円ベースは、一月―三月の暫定給與であるにかかわらず、それを新物價改訂まで継続せんとするものであるとともに、官僚主義支配をますます強化せんとするものであります。私は、この法案が本來の目的を明示していない点、政府と労組との了解事項以外の件が盛りこまれておる点……

第2回国会 衆議院本会議 第73号(1948/06/29、23期、第一議員倶楽部)

○堀江實藏君 製造たばこの定価の決定又は改定に関する法律案につきまして、簡単にただいま北君から提出になりました修正案に賛成し、原案に反対の意見を申し述べたいと思います。  まず第一に、なぜわれわれが原案に反対するかということであります。これは、タバコが嗜好品でなくして生活必需品の域にはいつておる。しかも委員長の報告にありましたように、政府は配給数量を増やすと言つておりますが、ただそれは現在の五十本を六十本にするにすぎない。すなわち配給量を増しましても、たつた一日に二本であります。タバコをのむ人が、おそらく二本や八本や十本でいいかどうか、それはすでに皆さんのよく御承知の点であります。こうした配給……

第2回国会 衆議院本会議 第74号(1948/06/30、23期、第一議員倶楽部)

○堀江實藏君 われわれは、次の理由によりまして本法律案に絶対反対するものであります。(拍手)  軍事公債問題は、戰爭負担の公平なる分配とインフレ克服のため必要であり、戰時中に累積された擬制資本を徹底的に整理する必要があるところから生れたのでございます。すでに公債以外の擬制資本は、曲りなりにも、戰時補償打切りの措置によつて清算されております。軍事公債のみが特別に保護される理由は毫もないのであります。(拍手)  しかるに本法案を見ますと、この軍事公債清算の本來の責義がまつたく無視されまして、まるで反対に換骨奪胎されまして、当該公債の範囲が、四種の最狭義の軍事公債に限定されているだけでなく、措置その……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 衆議院本会議 第14号(1948/11/17、23期、労働者農民党準備会)

○堀江實藏君 鳥取縣に起こりましたところの倉吉税務署事件及び佐野川事件、愛媛縣に起つた中山小作爭議事件及び松江市に起つた民主團体共闘彈圧事件につきまして、当局に緊急質問をしたいのであります。  長い間農村が、資本家、地主、官僚、軍閥の封建的圧制支配によつて、低いところの社会的経済生活と非文化的生活を強制されておつたことは、皆さんすでに周知の通りであります。敗戰によるポツダム宣言の受諾、新憲法の実施によつて民主主義の一應の方向が打立てられたのでありますが、農村の民主化は、はたしてなつたでありましようか。不当にして過重な農業所得税と大衆課税、生産費を償わないところの低い農産物價格、重たい事前強権割……

第3回国会 衆議院本会議 第25号(1948/11/30、23期、労働者農民党準備会)

○堀江實藏君 ただいま上程されました四つの法案に対しまして、労働者農民党を代表して、委員長報告に反対するものであります。  まず、電氣通信省設置法案及び郵政省設置法案について申し上げますならば、これは逓信省を二分した法案でありまして、ただ機構を複雑にしたにすぎない。郵政省の関係におきましては、前の機構よりも約八倍の大きな機構になつておる。電氣通信省の方は約七倍に高級官僚がふえており、一方、ほんとうに働く人は二分の一くらいになつておるという、官僚温存の機構改惡であるという意味において、この法案に対しましては絶対反対するものであります。  次に、日本國有鉄道法案及び日本專賣公社法案につきましては、……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第4号(1948/12/06、23期、労働者農民党)

○堀江實藏君 ただいま議題になつておりますところの本件につきまして、労働者農民党を代表しまして意見を申し述べたいと思います。  昭和電工を初めとするところの幾多の疑獄事件については、國民は重大な疑惑を持つて詰り、またそれゆえに國会に対するところの不信の空氣さえも現われておるのであります。もしも、本件に対し國会がこの逮捕の要求を拒否したならば、國民の疑惑はますます深くなるということを考えなければならないのであります。政界、財界、官界の腐敗はその極度に達しておるとさえ言われており、日本の民主主義、経済の再建は、こうしたところの腐敗の粛正なくしては断じて期し得られないという意味におきまして、すみやか……

第4回国会 衆議院本会議 第20号(1948/12/22、23期、労働者農民党)

○堀江實藏君 ただいま日程に上つております復興金融金庫法の一部を改正する法律案につきまして、労働者農民党を代表しまして反対の討論をいたしたいと思います。  複輿金庫は、敗戦後こんとんとした日本経済の実情のもとにおいては存在の意義があつたが、現在の事情下においては、まつたくその意義を喪失していると私は考えるのであります。復金の本質は、國家資金をもつて、いわゆる重点産秦に融資して、経済の振興をはかるに目的があるのでありますが、市中銀行が融資しないような企業に対して、國家資金をもつて金融をするということは、まず第一に企業の國営民主化と國家金融の関通かうまく調整されて勧めて可能であつて、現在のような情……

堀江実蔵[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

堀江実蔵[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第36号(1947/11/19、23期、第一議員倶楽部)

○堀江實藏君 山陰線の八橋驛に貨物を取扱つていただきたいという請願の趣旨でありますが、それを簡單に説明いたしたいと思います。八橋驛は昭和十三年旅客驛として開設され、爾來當地方民の恩惠と利益を受くること多く、感謝いたしておるところであります。しかし開設當時も貨物を一緒にやつていただきたいと熱望しておつたのでありますが、勾配の關係等で、まず旅客驛だけが開設されたわけであります。しかるに現在の食糧事情は、本町主要生産である農産物及びその加工業、殊に製粉、製麺事業の振興と、同驛奥地に建設されました縣營の開拓地約百町歩の農産物出荷には、急速に輸送路の開設を要請されております。また當町特産物である二十世紀……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第41号(1947/12/04、23期、第一議員倶楽部)

○堀江實藏君 山陰線電化についての請願の説明をいたしたいと思います。現下の緊急を要する輸出産業、の振興と國際親善をめざす觀光事業の發展に資するため、山陰線の急速なる實現方を請願いたします。わが鳥取縣は明媚なる風光と名勝、史蹟、温泉を背景として、種々新しい構想をめぐらしたる理想的なる觀光事業の振興をはかるとともに、豊富なる諸資源の活用による郷土産業の振興と觀光との直結をはかり、積極的に觀光事業の實現化するために努力いたしておりますが、この事業の進展に伴う内外觀光客及び産物の輸送に當る山陰線は、地勢上隧道きわめて多く、山陰線と言えば隧道を思い出すくらい多いのでありまして、その状況は京都、豊岡間二十……

第1回国会 水産委員会 第25号(1947/11/19、23期、第一議員倶楽部)

○堀江實藏君 鳥取縣東伯郡浦安町逢束船溜擴張工事施工の請願の簡單な説明をいたしたいと思います。  この浦安町という所は、大體昔養蚕の盛んなところでありましたが、現在御承知のように養蚕が衰微し、そうしてその養蚕農民が漁業の方に轉業したのが多いのであります。ここの船溜はできておりますが、まだ非常に不完全でありまして、波の高いときには出入が困難であります。船溜の方向が西に向つて出ております。近くに鳥取縣東伯地方の漁港で、赤碕というのがあります。あれは西風には避難できますが、東風に避難のできる港は逢束のほかないわけでありまして、そういう點から附近の漁業者の荒天の際の避難港としても、逢束の地點は非常にい……

第1回国会 電気委員会 第10号(1947/09/27、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 今議題になつております電力危機に關する決議案に對しまして、第一議員倶樂部を代表いたしまして、滿腔の贊意を表するものであります。  電力がいかに平和日本再建のために必要であるか。また日本文化の向上のために必要であるかということは、論議され盡したところでありますし、論をまたないところであります。しかるにかかわらず、現在の事情が非常に危機状態であるということも、また論議盡されたところでありまして、本決議がただ單に決議に終らぬように、大いに政府當局としてもこれが實行に當つていただきたい。先ほどからもいろいろ御要望がありましたように、石炭増産に對する對策と同じようなことにもつていくように努力……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 運輸及び交通委員会 第10号(1948/06/05、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 異議はありませんが、なるべく廣く――廣くと言いましても、利用者を対象にするところの公述が聽きたい。かりに考えれば、石炭業者とか、あるいは木材業者であれば、運賃は上つても構わぬ、公定價格が七割なら七割上るからということで納得すると思いますが、問題はいわゆる一般大衆にあると思いますので、委員長がその公述人を選択されるにあたつては、一般利用階級の團体を対象にしていただきたいということを希望したいのであります。

第2回国会 運輸及び交通委員会 第13号(1948/06/10、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 いろいろ資材を請求してあるわけなのですが、資料がこないと審議上非常に差支えるのです。鉄道の予算の大綱、そういうものがまず必要であるし、それから自分から請求しておりました食糧増産のいろいろな資料についても、まだ頂載しておりませんから、そうしたものを政府においては至急委員会に出していただくように委員長からお取計らい願いたいと思います。それは審議を進める上に非常に大事なことだと思います。

第2回国会 運輸及び交通委員会 第16号(1948/06/15、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 鉄道運賃の値上げについていろいろな質疑が同僚、先輩議員によつてなされて、大体これに関する主要なことは済んだようでありますが、なお根本的なことが残ているとい思いますので大臣にお尋ねしたいと思うのであります。  運賃の値上げの原因は鉄道の赤字にあり、鉄道の赤字はインフレが原因であることは申すまでもないわけでありますが、今度の三倍半値上げの基礎になるものは、基準年度の百五十倍の物價の値上げ、それから石炭の二・六倍、そして賃金は三千七百円基準で編成されておるということはお聽きしたわけでありますけれども、この三千七百円が大きな問題であると考えるのであります。國鉄労組においても奈良大会において……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第20号(1948/06/19、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 運輸大臣にお尋ねしたいのであります。先日ちよつとお尋ねしたのでありますが、國鉄労組におきましては、運賃値上反対である。運賃値上げしなくても、そう大した赤字が出ないという資料を出しております。われわれその資料を見まして、それが正当だというふうに見ているわけであります。現状に運賃をすえおいた場合、何ぼかの赤字が出るように、政府の推算された資料には出ておりますが、その資料は石炭が二・六倍、その他の物件費や何かが、あるいは七割、あるいは十割上つたものとして計算いたしております。物價がこのままにすえおかれた場合において、運賃がすえおきであるならば、はつきりした赤字はどれだけであるかということ……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第25号(1948/06/28、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 鉄道賃金値上げの問題は、同僚議員からいろいろ質疑があつたわけでありますが、まだ私として了解のいかぬ点は、物價の値上げによつてこの運賃を上げなければならぬということはもちろん了解がいくわけでありますけれども、この運賃値上げの基本をなすものが、賃金においては三千七百円ベースをもつて打立てられている。しかしながら三千七百円ベースなるものは、これは今國会の重大問題としていろいろ討議され、質問されております。安本長官や大藏大臣は各種の委員会において、これは堅持できるということを言つておられますが、加藤労働大臣は、これは千八百円ベースよりも、今回の物價の値上げによつて実質的な賃金の低下になるか……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第28号(1948/07/02、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 時間が大分遅くなりましたので、きわめて簡單に私の修正案並びに意見を申し述べます。私の修正案の要旨は、第三條第一号中「一円二十五銭」とあるのを「三十五銭」に、「九十銭」とあるのを「二十五銭」に改める。別表第一、第二及び第三を改める。貨物賃率のみ〇・五倍の値上げとする。つまり旅客運賃は現状すえおきであります。この根拠は、私がここにるる述べる必要もないわけでありまして、國民大衆は、今回の政府の大衆收奪を基礎とするところの厖大な予算に対して反対であり、從つてその根幹をなすところの物價値上げに反対であるという見地に立つものでありまして、物價値上げ反対につきましては、國民の輿論として各地に物價……

第2回国会 財政及び金融委員会 第20号(1948/04/28、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 不正保有物資等特別措置特別会計法が出されたゆえんは、いろいろ説明によつてわかつたわけでありますが、過剩物資というものはいろいろの関係で相当あることはあると思います。不正保有物資なるものは、いろいろ隱退藏物資委員会などにおいても問題になつておりまして、大体こういう法律が出るのは、まだ相当あるというお見透しのもとに御提案になつたと思いますが、大体どのぐらいの額があるというお見込みでありますか、それをお聽きしたいと思います。
【次の発言】 先ほどの質問に対して御答弁をいただいたわけでありますが、いわゆる不正保有物資なるものが今日まで存在するという事実は、実に重大な問題であります。これにつ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第32号(1948/06/03、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 「政府製造たばこ價格表」というのがありまして、財源はこれによつて出ておるわけですが、朝日とかピースとかいうものの大体製造目標を御説明願いたいと思います。

第2回国会 財政及び金融委員会 第35号(1948/06/08、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 農業協同組合又は農業協同組合連合会が市町村農業会、都道府縣農業会又は全國農業会から財産の移轉を受ける場合における課税の特例に関する法律案についてお尋ねいたしたいと思います。現在農業協同組合の設立状況は、どうなつておるかということをお伺いしたいと思います。  次に、この法律によつて有價証券移轉税と地方税との免税になるものがありますが、すでに移轉し終つたものはこの特例が遡及できないことになつております。すでに移轉し終つたものがあるかどうか、それをお伺いしたいのであります。  次に、農業協同組合法が改正になるという話を聞いております。そのためにただいま農業協同組合連合会の設立を中止するよ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第42号(1948/06/18、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 私はいろいろな観点から、從來この委員会で論議された点から見まして、タバコ値上げに絶対に反対する者であります。というのは第一にタバコは贅沢品であるという見解に対して、私は生活必需品に近いものである。ほとんど生活必需品であるということ、從つてタバコの値上げははつきりした大衆課税であるという点、ピースに例をとつて見ましても一箱が五十円でありますが、私は農村に帰つてよく農民から質問されるのであります。一箱五十円のピースと、供出米三升と匹敵する。農民はどうして食つていくんだ。また政府みずからが厖大なやみを誘発するような價格政策をタバコにおいてとつておるということを、いつも質問されまして、私ら……

第2回国会 財政及び金融委員会 第46号(1948/06/24、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 皇室経済法の改正について、八百万円が二千万円になるということは、大きな問題だと思うわけであります。今いろいろ國会でも審議されておりますように、國家の財政が窮乏し、そうして厖大な税がかけられる、いわゆる苛斂誅求の形において税金がかけられておる際において、八百万円が二千万円に大巾に増額されるということは、非常な問題でありますが、何らこれについて資料が出ておりません。また皇族費の問題にしましても、また憲法第八條の承認に関する件にしましても、事が皇室の問題であるにしても、こうした時代におきましては、資料を提出されることが必要であります。その上で質問をいろいろしたいと思うわけであります。

第2回国会 財政及び金融委員会 第47号(1948/06/25、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 大藏大臣にお尋ねしたいのでありますが、昨日の新聞に物價値上げのことが出ております。物價値上げの問題は税制の改革なり、あるいは本年度の予算と関連するものでありますが、そのうちで運賃に関係する木材であるとか、石炭であるとか、いわゆる第一次價格の発表であります。そのほかの電氣であるとか、ガスであるとか、あるいはその他のものについては、相当な大幅な値上げになつておつたのですが、それは予算や財政改革とどういう関連においてなされたのでありますか、自分らの考えとしては当然予算あるいは税制改革、そうした問題と関連性があるべきものである。それがあつて初めてそうした物價値上げが行われるとすれば、行われ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第48号(1948/06/26、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 所得税法の一部を改正する等の法律案の中に、國税犯則取締法を強化するということが載つているわけでありますが、昭和二十二年の徴税に際して、大衆運動があつたので、あるいはそうした税金の納入等に対し、あるいはそうした税金の交渉に対しての大衆行動を取締られることが目的のように解せられます。しかし、そうした大衆行動の起ること自身が、今の税制が非常に惡い税制であり、いわゆる惡税、苛斂誅求をやる税法である。そのために大衆運動が起るのであつて、これはいたずらに罰則を強化しましても、そうした大衆行動は起り得るし、またそうした罰則を強化することが、決して大衆運動を鎭圧することにならぬわけである。結局根本……

第2回国会 財政及び金融委員会 第49号(1948/06/28、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 所得税法の一部改正の問題については、先日もいろいろお尋ねしたわけでありますが、まだ納得のいかない点があります。特にそれは農業所得に関してでありますが、この改正所得税の勤労所得と農業所得との関連を見ました場合において、相当な開きがある。それでこれは先ほど局長が御答弁になつたように、農業者の所得は高かつた。だから相当の軽減をやつておるとおつしやつたこととこれとは反しておる。このいただいておる資料を見ましても、十万円の場合あるいは五万円の場合のいずれをとつてみましても、農業所得が勤労所得より高いという事実は、一番問題になつておるところの農業者の負担を公正にするということに反しておる。それ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第50号(1948/06/29、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 きわめて簡單にこの法案に絶対反対する理由を申し述べたいと思います。  今賛成意見と反対意見を拜聽したわけでありますが、どちらも私としては当つていない。この法案そのものはすこぶる畸形兒である。社会党は擬制資本であるがゆえに打切るということを、こうした三党政策協定によつてごまかして、そういう案に落着いたということについては、大きな抗議を申し込まざるを得ないのであります。この結果、この十五億円の公債償還期を延期するということは、支拂を保証するということであつて、十五億円の赤字公債を発行したと同じ結果を招來するのであります。また三千九百九十三億の厖大な予算に対して、わずか十五億円くらいのこ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第51号(1948/06/30、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 まず昭和二十三年六月以降の政府職員の俸給等に関する法律案について質問したいのであります。この政府職員に対する給與の前の二千九百二十円ベースの際におきまして、私あの案が、全官公廳と政府の爭議妥結の覺書に違反しているということについて、あの法案が間違いな法案であるということを指摘したわけでありますが、今回の法律の題目につきまして、政府と全官公廳との間の覚書におきましては、二九二〇円ベースは一月より三月までの暫定的な給與であるという覚書があるにかかわらず、今回の法律におきましては六月以降ということになつておりますが、四月、五月をどうするのか、この法案の題目それ自体が覚書に違反しているので……

第2回国会 財政及び金融委員会 第52号(1948/07/01、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 簡易生命保險事業における戰爭危險に因る死亡に基く保險金の支拂による損失の補てんに関する法律案に関する問題でありますが、根本的な問題として簡易保險制度の問題であります。簡易保險について巨額な損失を補填するというこの法律案でありますが、私はこのインフレ下におきまして簡易保險を存続していくことが正しいかどうかということについて大きな疑問をもつておるものでありますし、また戰時中におきましては簡易保險の募集に対して強制的な割当を政府はやつておつた。現在においてもその傾向がある。そのためにこの事務は郵便局でやつておるわけでありますが、逓信事務は非常に繁忙をきわめておつて、通信などが遅延しておる……

第2回国会 財政及び金融委員会 第53号(1948/07/02、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 時間が遅くなつておるので、簡單に修正案の要点を申し上げます。まず所得税法等の改正が政府原案によれば、私がいつか見解を述べたように、資本擁護である。大衆收奪であるということは、政府当局との質疑應答によりまして、ますますはつきりしたのでありまして、私はこれを適当に修正したいということを考えるものであります。まず所得税の基礎控除の点でありますが、これを「一万五千円」の原案を「六万円」にする。つまり月五千円の基礎控除にするという問題であります。この問題につきましては、物價指数からいつても、政府は百十倍の物價の値上げを計画しておりますが、去年にしても大体六十五倍の基準であります。昭和十一年の……

第2回国会 財政及び金融委員会 第54号(1948/07/03、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 昭和二十三年六月以降の政府職員の俸給等に関する法律案について質問したいと思います。この三千七百九十一円の支拂いについては、局長の御見解と加藤労働大臣の御見解は同じように認めたのであります。加藤労働大臣はこの法案が通過しても押しつけるものではない。またこのベースを維持する自信はないという御答が弁あつたのであります。しかし大藏大臣は実質賃金を増加するように努める、今これを変更するような意思はもつていないというような御答弁があつたわけであります。これは政府部内の意見の食い違いでありまして、これをせんさくする必要を今のところ認めないのでありますが、二千九百二十円ベースの際に國鉄だけそれを認……

第2回国会 財政及び金融委員会 第56号(1948/07/05、23期、第一議員倶楽部)

○堀江實藏君 今回政府提案の農業事業税は、すでにきわめて過重なる所得税に苦しむ果樹栽培農家に致命的打撃を與え、將來の貿易農業として重要視せらるる果樹産業の発展を阻害することはなはだしく、かかる惡税の設定は、日本農業將來の進路を誤らしむるものと考え、ここに日本果実協会の決議に基き、同法案が國会において否決せらるるよう、特別の御配慮を煩わしたいという請願でございます。どうぞ御採択をお願いいたします。
【次の発言】 私ただいま民主自由党の塚田委員、社会党の河井委員、社会革新党の本藤委員からお述べになりましたいろいろの希望條件なり要望に対して、全面的に同意を表するものでありまして、ただこの復金問題につ……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 議院運営委員会 第28号(1948/11/29、23期、労働者農民党準備会)

○堀江委員 内閣もそうでなければならぬ。

第3回国会 議院運営委員会 第29号(1948/11/30、23期、労働者農民党準備会)

○堀江委員 事務総長にお伺いしておきたい。先ほど委員会において専賣公社法の審議にあたつて、採決しましたときに、修正案が社会党から出されたわけです。それが否決になりました。それから今度は原案に対して採決がとられた。それがまた否決になりまして、否決になつたという宣告を委員長がやつたわけです。ところが、これはどうもおかしいというようなことで、再議をやつて、やり直したということですが、これは法的に大きな間違いであるという見解をもつて、抗議を申し込んだわけです。一事を再議することはいけないのですが、その点はどうですか。
【次の発言】 そうしますと、さつき私が申しました修正案も原案も否決になつた。そうして……

第3回国会 大蔵委員会 第5号(1948/11/20、23期、労働者農民党準備会)

○堀江委員 まずこの食糧の輸入税を免除する法律の一部を改正する法律案について質疑を申し上げたいと思うのですが、この輸入食糧というものは、アメリカの陸軍省の占領地救済費から支出されておるということを聞いており、從つてその代金の支拂いは現実にはなされていない。それは貿易基金特別会計によつてなされておるということを聞いておるわけでありますが、それがどういう経緯になつておるかという問題と、それから聞くところによると、貿易基金特別会計のこの食糧の賣却代金はなくなつてしまつておるというような話を聞いておるわけですが、まずそれについての御答弁を願いたい。

第3回国会 大蔵委員会 第7号(1948/11/24、23期、労働者農民党準備会)

○堀江委員 今早稻田委員の質問で保有高はわかりました。現在二・八五七トンあるというわけでありますが、五億円を借入れてそれを償還するというのは、金を賣却してその償却に充てるというのでありますが、またこの保有高の二・八五七トンというのは、ずつと將來賣却せずに持ち続けて行かれるのか。また保有高が増加する傾向にあるものであるか。第三点は一般会計からの繰入金というものは、償還するということになつておりますが、償還する場合にはその保有がなくならないと償還ができぬものであるか。あるいは別の項目でそれを支出されるのであるか。その三点をお伺いしたい。
【次の発言】 これは字句の違いであるか、何か意味があるかもし……

第3回国会 大蔵委員会 第9号(1948/11/26、23期、労働者農民党準備会)

○堀江委員 單一為替レートの問題については、同僚議員からの午前中の御質問に対して御答弁があつたのでありますが、これは大体いつごろ單一為替レートを設定されるような見込みになるかどうかという問題、それから次に貿易関係についてはいろいろ複雜なことがあるように聞いております。また單一為替レートがきまつていないために、先ほど貿易長官から答弁がありましたように、三百ドルに決定したならば、四割は倒産するような情勢にあるというようなお話でありましたが、重要品目につきまして内地からの買上げ價格、それが貿易に賣渡されるところの交換率といいますか、為替がないわけですから、どの品物はどういうぐあいな比率で大体貿易がな……

第3回国会 大蔵委員会 第10号(1948/11/27、23期、労働者農民党準備会)

○堀江委員 この前いただきました輸出入品円ドル換算率の資料におきましては、輸入品加重平均レートが百三十、それから輸出品加重平均レートが三百三十となつておりますが、これはわれわれ國民としては相当な損失となるのではないでしようか。
【次の発言】 今の御答弁ははつきり了解できない。結局輸出の方の換算率にすれば、その間日本國内の食糧品價格よりも高くなる。だからこれを低くして置かなければならないというように解したわけでありますが、そうすると非常に大きな疑問の起つて來る点は、現在の輸入は輸出に関係がある原料資料などが主である。それから大きなものでは食糧が主であることはもちろんでありますが、そこに非常に大き……

第3回国会 大蔵委員会 第11号(1948/11/28、23期、労働者農民党準備会)

○堀江委員 この專賣公社法案は、今まで私欠席してこれまでの質疑を知らなかつたのでありますが、マツカーサー書簡によつてこれが出されたものであると拜承いたします。しかし少くとも政府が專賣公社法を出されるというのは、從來の專賣局なり、あるいは鉄道なり、そうしたものの運営が非常に官僚的な運営であり、非能率的な運営であつたということはお認めになつていると思いますが、こうした機会において、專賣事業はもつと民主化した運営をやらなければならない、能率的な運営をやらなければならないということを、われわれは日ごろから考えておつたのであります。先ほど大藏大臣は、この案は最も時宜に適したよい案だということを、さつきの……

第3回国会 大蔵委員会 第12号(1948/11/29、23期、労働者農民党準備会)

○堀江委員 先ほども質問がありましたように、生産者價格と消費者價格との差額が一石に対した千六本円くらいあるわけであります。どういうわけでその差額を千六百円もつけなければならぬか、その具体的な内訳を御説明願いたいのであります。
【次の発言】 貿易資金特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、私は労働者農民党を代表いたしまして、反対の意思を表明いたしたいと思うのであります。  先日來政府委員から説明を承つたのでありますが、現在の貿易が日本の犠牲において輸出がされている。いわゆる日本のダンピングのような形になつている。貿易の振興が日本の経済再建にとつて最も重大なことは異論のないところであります。……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 議院運営委員会 第3号(1948/12/03、23期、労働者農民党準備会)

○堀江委員 先ほどの説明の中に、構成の変更の問題について御答弁がありましたが、その当事者の院内における地位の重要性ということは、総裁であつたとか、あるいは何の委員会に属している方であつたとかいうような意味なんですか。
【次の発言】 総裁の場合は……。

第4回国会 議院運営委員会 第4号(1948/12/04、23期、労働者農民党)

○堀江委員 労働者農民党を代表しまして、きわめて簡單に見解を発表いたします。  本件につきましては、わが党としては許諾を與うるべしということに結論が統一いたしました。その理由についてはただいまの許諾に賛成するといういろいろな理由と重複いたしますので、私は結論だけ申し上げます。  昭和電工事件を初めとするところの各種疑獄事件については國民は非常に大きな関心を持つており、このために國会すらも非常な不信を買つていることは皆さんもすでに御承知の通りでありまして、この事件がいかになり行くかということは、さらに最大の関心をもつて見守つているのであります。政界、財界、官界の粛正なくして、日本の民主主義政治の……

第4回国会 議院運営委員会 第13号(1948/12/15、23期、労働者農民党)

○堀江委員 岡田春夫君の賃金問題に関する緊急質問を、ぜひ早くやつてもらいたい。

第4回国会 議院運営委員会 第15号(1948/12/17、23期、労働者農民党)

○堀江委員 岡田君の出しておる炭鉱、電氣事業等の重要産業の賃金問題は、実に重大問題でありまして、これは前から問題になり、その必要性を力説しておつたにかかわらず、これがあとになつてしまつて、非常に遺憾に考えております。これは冒頭にやつていただきたい。

第4回国会 議院運営委員会 第18号(1948/12/20、23期、労働者農民党)

○堀江委員 われわれの党としても、成重君から話がありましたように、修正して出すべきものでない。これは新しく提案すべきものであるという見解を持つておる。從つてこうした新しい事態ができますれば、われわれの意見は党の決定によつて表明しなければならないということになりますので、先ほどの意見のように休憩をお願いしたいと思います。
【次の発言】 私の方は相談しましたところ、あくまでも原則は原則として行くべきである。修正案として出すべきでなく、原案を撤回して新しく出すのがほんとうだという結論になりましたから、御報告申し上げます。

第4回国会 議院運営委員会 第19号(1948/12/21、23期、労働者農民党)

○堀江委員 わが労働者農民党としましては、從來の議会運営において正当の手続を履まずに、簡素な道をとつて來たことが、かえつて議事を遅延させた。この問題についてみても、もしも新事態が発生しているという場合においても、先ほどからいろいろ意見がありましたように、國会の権威を保つためには、委員会にもう一ぺん付議してやり直す、その賛成不賛成は別問題として、手続として正しい手続をとつて行くのがほんとうだという見解を表明しておきます。

第4回国会 議院運営委員会 第20号(1948/12/22、23期、労働者農民党)

○堀江委員 農産物價格の適正化の問題は、社会党の矢後君のと合うのだが、生鮮食料品の問題はかち合わないので、今日でなくても、明日でも機会があつたらやらしてもらいたい。

第4回国会 議院運営委員会 第21号(1948/12/23、23期、労働者農民党)

○堀江委員 労農党は野老誠君であります。

第4回国会 大蔵委員会 第1号(1948/12/03、23期、労働者農民党準備会)

○堀江委員 今密造あるいは酒のいろいろな問題について質疑應答があつたのでありますが、先ほどから本藤さんなり川野さんがおつしやつたように、現在の状態では密造は取締れないだろうということをわれわれも感じております。その対策として今の特價酒の値段が先ほど問題になつておりましたが、物品税をかけると千何ぼの酒というのは、現在の政府の收入状態がどうなつておりますか。だんだんインフレになつて酒の賣れ行きが惡いではないか。予定の國家收入があげられぬではないかということを想像しておるものであります。私は密造の問題はくろうとでありませんが、何かの條件によつていろいろ失敗があるそうであります。せつかく密造しておつて……

第4回国会 大蔵委員会 第12号(1948/12/20、23期、労働者農民党)

○堀江委員 ちよつと復金の理事長の方に一点だけお伺いいたしたいのでありますが、復金の貸出し方法は一年とか半年とか期限があつて、その期限が來たら返済するのではなくて、証書だけ先へ書きかえるというのが多いということを聞いております。しかしそれにしても事業の実体などからして、回收不能のものが相当あるのではないかと想像されるのですが、復金当局としてどのくらいの金額が回收不可能であるか、その見込みがわかればお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 われわれが一番聞きたいのは、今一番大きな問題になつております昭電の問題にしましても、二十何億、三十億に近い金が貸してある。しかもその金の中からああした事件……

第4回国会 大蔵委員会 第14号(1948/12/22、23期、労働者農民党)

○堀江委員 この法案を予算委員会よりも先に本委員会で議決することは、もし予算委員会において予算に変更があつた場合、当然その金額が変更になるので、そういう場合の取扱いはどういうぐあいにされるのであるか。当局の御見解を伺いたい。
【次の発言】 そういうぐあいでありましたら、予算委員会は非常に大きな紛糾を経て、一時から開会されるそうでありますから、予算委員会は諸般の情勢から予算をいずれかに決定すると思います。そうすればそのあとでまた変更するというよりも、予算委員会が済んでから正しい法案を議決した方が、いいじやないかと思いますので、これはしばらく延期すべきだと思つております。


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各種会議発言一覧(衆議院23期)

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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 財政及び金融委員会公聴会 第2号(1948/06/16、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 法人に対する課税率と個人に対する課税率とが非常に違う、という御説明があつたわけでありますが、われわれの地方においては百万円に充たない、もつと下の所得者が、農民ではないわけでありますが、商人が合名会社とか合資会社に変える。そうした場合に非常に所得税が減額になるのであります。そういう点はどういう率で――かりに二十万円くらいの所得者が法人、つまり合資会社なり合名会社なりになつた場合に、個人と違うわけですが、その率をお聽きしたい。
【次の発言】 それに対して、どうしてそうなつたかという、あなた方の立場としての御感想は……。
【次の発言】 これは今内藤さんから御質問があつたわけでありますが、……

第2回国会 財政及び金融委員会公聴会 第3号(1948/06/17、23期、第一議員倶楽部)

○堀江委員 久保山さんにちよつとお伺いします。先ほどの回轉の問題について、ぼくの了解しておる点と違うようでありまして、あなたは四回ないし五回の回轉とおつしやつたわけでありすし、昨日の商工会議所の方は十二、三回になるとおつしやつた。その根拠は、あなたは出版してから先の回轉をおつしやつておるのであり、商工会議所の方は製紙からずつと続けての回轉数をおつしやつておるので、そういう違いができるのではないかと私は了解しでおるのですが、その点についての御見解はどうでしようか。



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データ更新日:2023/02/05

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